したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3207チバQ:2013/10/06(日) 22:43:53


〝創業者〟の宿命


 橋下にはまだ大阪府と大阪市の都構想がある。しかし、反対派の自民や民主はもとより、頼みの公明とも微妙な距離がある。堺市長選の敗北により、道のりは険しさが増し、住民投票の前段階である設計図作り、市議会の議決で頓挫する恐れも現実味を帯び始めた。

 橋下が都構想への熱を失ったわけではない。「住民投票までは行きます」。投開票から一夜明けた30日、記者団に改めて宣言し、4年後を見据えた堺市への再チャレンジにも言及した。

 党の役職辞任を否定し、先頭に立ち続ける覚悟を示した橋下。だがそれは「橋下頼み」にならざるを得ない党を背負った者の宿命でもある。維新の地方議員はこう漏らす。「橋下代表がいなくなるような事態になったら、本当に維新は終わる」

3208チバQ:2013/10/06(日) 22:44:22
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131001/waf13100106020002-n1.htm
【解剖 維新の会・堺ショック】
(下)永田町騒然 当の橋下氏は「スタイル変えぬ」
2013.10.1 06:02 (1/3ページ)[解剖・維新の会]

堺市長選から一夜明け、大阪市役所で記者団の取材に応じる日本維新の会の橋下徹共同代表 =9月30日午前(志儀駒貴撮影)

(上)橋下氏ついに練り歩きも「見飽きたわ!」…から続く


 堺市長選で日本維新の会共同代表の橋下徹が感じたであろう「変異」は、数字にも表れた。産経新聞が行った出口調査では「支持政党なし」と答えた人のうち7割近くが相手方の現職、竹山修(おさ)身(み)に投票していた。これまで維新を支えてきた無党派層に、そっぽを向かれたことを物語る。

 「維新も今や既成政党になった。今の完全無党派は安倍さん支持ですよ」

 大阪維新が産声を上げて3年半。橋下らが声高に変革の必要性を訴える路線は、政治停滞に鬱屈する無党派層に直線的に響いてきた。しかし、国民が安倍晋三政権の針路に「明るさ」を感じ、衆院選、参院選で自民に大勝をもたらした今、国政で一定議席を確保した維新とて、無党派層には「一野党」にすぎない。

 変革より安定を求める流れは、堺市長選の構図にもぴたりと当てはまった。維新は堺市民に「大阪都構想への参画」という変化を求め、相手方は、変化に対する危機意識をアピールした。「堺がなくなる」というフレーズは、効果的に有権者へ届いた。

 橋下は、正面から選挙と向き合いながら、あらがえぬ壁を感じとっていた。「ふわっとした民意がつかめなくなった」。選挙戦終盤の25日、維新議員らとの打ち合わせの際に、疲れ切った表情でつぶやいた。


揺れる永田町

 

 地元・大阪での維新完敗は、永田町でも関心の的となった。維新は国政の場で、民主やみんなの党の一部勢力と結集する形での野党再編を模索しているが、構想に否定的な勢力は、攻勢の機会だと手ぐすねを引く。維新の若手衆院議員は「維新が主導権を握った再編は難しくなった」とほぞをかんだ。

 一方、比較的良好だった安倍や官房長官の菅義偉(すが・よしひで)ら官邸サイドと橋下らとの関係にも微妙な影を落とす。

 自民は今回、安倍らの配慮から竹山の支援レベルを「支持」にとどめたが、竹山優勢がはっきりした最終盤、堺に入った党総務会長の野田聖子は「推薦に格上げされたと思ってもらってもいい」と言い放った。党三役の言葉は、維新をめぐる官邸サイドと党側の意識の違いを映し出していた。

 橋下の求心力低下は、出身母体の違いから「東西対立」を抱える維新の党内事情にも大きく影響する。

 「(国政への影響など)全くない。一地方都市のことで何で関係がある」。30日、共同代表の石原慎太郎は記者団に強調し、橋下を擁護した。「負けを覚悟でやらないといけないことがある。人生はそういうもんだ」。党内に向けたメッセージのように響いた。

3209チバQ:2013/10/06(日) 22:44:41
「スタイル変えぬ」


 橋下維新への勝利は、大阪の選挙で苦杯をなめ続けてきた自民の大阪府連関係者の悲願だった。「橋下氏のカリスマ性が否定された」。府連会長の衆院議員、竹本直一は、当選にわく竹山事務所で晴れ晴れとした表情で語った。

 橋下にとって、大阪都構想実現のため協力が不可欠な公明にも変化がある。府本部幹部は「やっぱりつぶれないのは自民。自公の関係は大切にしないと」と語り、都構想について「夢のまた夢だ」と笑った。

 ただ、橋下が持つ強力な磁力に対し、根強い警戒感があるのも事実だ。同じ府本部幹部が、表情を引き締め直して語った。「橋下氏が賞味期限をのばすチャンスはまだある。一度負けたからといって、手のひらを返すわけにはいかない」

 「堺ショック」を経て、なお都構想の実現に向かおうとする橋下。だが、常に戦いを仕掛け、突き破っていく政治手法はハレーションを呼び、党内外に火種や禍根を残してきた。敗北を喫した今、その傷は刃(やいば)のように自らに向いてくる。

 それでも、橋下は30日、周囲の視線を振り払うようにこう語った。「政治手法は変えない。僕のスタイルだし、変えたところで反発は出る。どうせ出るなら、今のスタイルを貫き通しますよ」

(敬称略)






 花房壮、梶原紀尚、高久清史、中井美樹、西岡瑞穂、高瀬真由子、江森梓、藤井沙織が担当しました。

3210チバQ:2013/10/06(日) 22:51:45
http://mainichi.jp/area/news/20131001ddn002010023000c.html
「グレーター大阪」構想:維新の目算つまずき 堺市長選敗北、周辺自治体に安堵感
毎日新聞 2013年10月01日 大阪朝刊

 堺市長選で公認候補が現職の竹山修身氏に敗れ、大阪府内の首長選で連戦連勝だった大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)の快進撃が止まった。大阪府と大阪、堺両市を再編する「大阪都構想」は、将来的に周辺10市と兵庫県尼崎市も加えた「グレーター大阪」を目指していたが、堺市でつまずき目算が狂い始めた。(5面に「維新激震」)

 「豊中市などの中核市は自立しており残すべきだ。地域の歴史や誇りが特別区になって続くか分からない」。大阪府豊中市の浅利敬一郎市長は30日、毎日新聞の取材にグレーター大阪への反対を表明し、堺市長選の結果を「維新に痛手だろう」と語った。同府八尾市の田中誠太市長も「大阪市以外での維新の影響力は弱くなる。周辺を巻き込んだ政策も止まる」と話す。大阪市と隣接する両市は将来構想の対象だったが、安堵(あんど)の声が広がった。

 都構想は、大阪府市の二重行政の解消とともに、広域行政で成長戦略を打ち出すことも目的だ。維新の浅田均政調会長(大阪府議会議長)は8月12日、維新の会合で「大阪市域だけでは経済圏として狭すぎる。堺市長選で勝たないと、グレーター大阪につなげられない」と訴えていた。

 しかし、周辺首長には「膨張主義」(井戸敏三・兵庫県知事)と警戒感が強い。4月の兵庫県伊丹・宝塚両市長選でも、維新幹部が阪神地区や神戸市を特別区にする将来構想を披露したところ、「都構想から兵庫を守ろう」と地元の反発を受けて維新候補が大敗した。中川智子・宝塚市長は竹山氏の応援に駆け付け、「宝塚は市民の良識でまちを守った。堺もふるさとを守るか、大阪にブレンドされるかの選択だ」と訴えた。中川氏は30日、「とてもうれしい」と結果を歓迎し、井戸氏も記者会見で「堺市民の願いが今回の結論に結びついた」と評価した。

 一方、大阪府泉佐野市の千代松大耕市長は「大阪全体の発展のために、大阪府市の税収が周辺自治体に回るメリットがある。今回の結果にかかわらず、都構想が少しでも進むよう期待する」と理解を示した。維新もグレーター大阪の旗をあくまで掲げ続ける構えだ。浅田氏は「市長選だけでは影響はない。必要なのは議会の議決だ」と、2015年4月の統一地方選で各議会の多数派を目指す考えを示す。橋下氏も30日、大阪市役所で記者団にこう語った。「最終的に堺市のみならず大阪市周辺部を含めてワン大阪を形作っていく。これは時間がかかりますよ」【山田泰正、森本宗明、田辺佑介、山口朋辰、近藤諭】

 ◇二重行政解消政策、引き続き支持表明−−関西同友会代表幹事
 大阪の自治体を再編する「大阪都構想」への参加が争点となり、構想を掲げる大阪維新の会の公認候補が敗れた堺市長選(29日投開票)について、関西経済同友会の加藤貞男代表幹事(日本生命保険副会長)は30日の記者会見で「大阪都構想のすべてが否定されたわけではない」と述べ、大阪府・市の二重行政解消に向けた政策を引き続き支持する考えを示した。【久田宏】

3211チバQ:2013/10/06(日) 22:53:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131002ddlk28010326000c.html
矢田市政の宿題:2013年神戸市長選/5 震災「復興」の影/上 /兵庫
毎日新聞 2013年10月02日 地方版

 ◇迫る借り上げ住宅の期限
 「友達もできて、やっと落ち着いてきたのに……」

 神戸市兵庫区の「借り上げ復興住宅」に一人で暮らす川添良子さん(75)は、市役所から届いた転居手続きの案内を手に、ため息をついた。市が都市再生機構(UR)と契約した部屋の入居期限が、3年後の2016年に迫っているからだ。

 1995年の阪神大震災で、長田区の自宅アパートは全焼。「もうあかんわ」。がれきを前に思わず座り込んだ。一緒に住んでいた娘や孫を連れ、避難所と仮設住宅での暮らしは3年を超えた。落ち着いた生活を取り戻したのは、被災者のために市がURなどから借り上げた復興住宅への入居が決まってから。毎朝の散歩と、公園での友人とのおしゃべりが日課になった。

 転居先の希望を尋ねる案内などが市から届くたび、入居の継続を要望している。お金もないし、この年になってから新たな生活を始める気力もない。それでも、西区に暮らす子どもらには迷惑をかけたくない。不安にさいなまれ、7月には「うつ病」と診断された。

 市は▽入居期限の期限到来時に85歳以上▽要介護度が3以上▽重度の障害者−−がいる世帯については、入居の継続を認める方針を明らかにしているが、川添さんは条件に当てはまらない。入居の継続に条件を設けた理由を、市住宅整備課は「家主の要望や、市の財政問題など複合的なものだ」と明かす。

 「友達もみんな近所の人。死ぬまでここにいたい」。川添さんが訴える。震災の爪痕は18年後の被災者のみならず、市の財政にも深刻な影を落とす。【岡奈津希、渡辺暢】

==============

 ◆ビフォーアフター12年

 ◇借り上げ復興住宅の入居世帯数 3721世帯→2724世帯
 2001年度末の3721世帯が最多。阪神大震災から18年が過ぎた今年8月末現在でも、2724世帯が入居している。家賃の一定の割合は自治体が負担。20年契約で借り上げていることから、入居期限が迫っている。

〔神戸版〕

3212チバQ:2013/10/06(日) 22:54:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131003ddlk28010351000c.html
矢田市政の宿題:2013年神戸市長選/6止 震災「復興」の影/下 /兵庫
毎日新聞 2013年10月03日 地方版

 ◇「財政破綻」危機脱出の先
 1995年の阪神大震災で甚大な被害を受けた神戸市。復旧・復興への道のりは、市財政の“破綻”と常に隣り合わせの危険を伴った。95年度決算をみると、復旧・復興予算が膨らんだ結果、一般会計ベースで1159億円の「赤字」となり、市の借金にあたる「市債残高」は1兆4475億円と、前年度(8800億円)の1・6倍まで急増した。

 このため、市は徹底的な行財政改革を断行。3000人規模での職員削減▽市有地の売却▽公共施設の管理運営を民間に委ねる「指定管理者制度」の積極的な導入−−などを押し進め、震災から16年後の2011年度決算で、震災後初めて単年度での黒字を確保。市債残高は、ピーク時の1兆7994億円(97年度)から1兆159億円と4割超、減らすことに成功した。

 とはいえ、市の“体力”に相当の無理を強いたことは否めない。貯金にあたる「財政調整基金」は財源を確保するため再三、取り崩され、296億円(90年度)あった残高は、わずか1・4%の4億円(11年度)にまで落ち込んだ。市民1人当たりで282円と、指定都市平均の7500円を大幅に下回る。12年度決算ではある程度積み増される見込みだが、「十分な数字とは言い難い」(財務課)状況だ。

 “破綻”寸前の財政状況は、市民生活にも影を落とす。70歳以上の市民に発行する「敬老パス」は08年に有料化。子どもの医療費の無料化は、他都市で主流となりつつある「中学3年生まで」の水準を満たせずにいる。

 01年にスタートした矢田市政は、財政再建の「壁」がのしかかる3期12年だった。壁の「影」を抜け出し、その先が見え始めてきた今、どのようなミナト神戸が描かれるのだろうか−−。【渡辺暢】=おわり

==============

 ◆ビフォーアフター12年

 ◇神戸市の実質公債費比率 24.0%→12.1%
自治体財政の健全度をはかる指標「実質公債費比率」は、2005年度で24.0%と14政令市(当時)で最大だったが、11年度は半分近い12.1%まで減少。早期健全化基準(25%)を超えると「財政健全化計画」を定める必要が生じる。

〔神戸版〕

3214チバQ:2013/10/07(月) 22:38:45
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW1310072900005.html
神戸市長選/週末 各陣営に応援続々[PR]

 神戸市長選が13日の告示まで1週間を切った。告示前最後の週末となった5〜6日には、立候補予定者の陣営に応援弁士が続々と入り、選挙選への機運を盛り上げた。


 自公民から推薦を受ける元副市長の久元喜造氏(59)のもとには6日夕、自民党の麻生太郎副総理兼財務相が駆けつけた。中央区のそごう神戸店前でマイクを握った麻生氏は、株価の上昇などを例にアベノミクスの有効性を強調。久元氏について「自民党が責任を持って推す」と訴えた。久元氏は「安倍政権としっかりパイプをつくっていく」と応え、街宣車の上で固い握手を交わした。

 共産党が推す政治団体共同代表の貫名ユウナ氏(61)も6日、中央区の大丸神戸店前で街頭演説。参院大阪選挙区選出の共産党参院議員辰巳孝太郎氏が応援に立ち「開発優先、市民不在の市政を終わらせられるのは貫名さんだけ」と訴えた。

 市議の森下裕子(やす・こ)氏(48)を支援する「女性の市長をつくる会」は6日、中央区で決起集会を開いた。大学院時代の恩師で元東京都副知事の青山●(●は「やすし」。にんべんに、上から「八」「月」)・明治大大学院教授ら支援者を前に、森下氏は「市民の選択肢を増やすためにも、私自身が大きなチャレンジを決意した」と支援を呼びかけた。

 コンサルティング会社社長の樫野孝人氏(50)が5日に開いた集会には、湯崎英彦・広島県知事が駆けつけた。樫野氏が県の広報総括監として、観光キャンペーン「おしい!広島県」を成功させたことを紹介し、「今の首長に必要なのは、少ないお金でいかに世の中に変化を起こすかという経営だ」と支持を呼びかけた。


※特集「神戸市長選」にも掲載しています。

3215チバQ:2013/10/07(月) 23:17:39
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006399865.shtml
2013/10/6 22:44


神戸市長選 大物議員ら続々来援

応援演説をする麻生太郎副総理=6日午後、神戸市中央区(撮影・三浦拓也)  神戸市長選(13日告示、27日投開票)は告示まで1週間を切った。立候補を表明している4人の元には政党幹部や話題の議員、親交のある政治家らが続々と来援。人脈を駆使した応援合戦が熱を帯びている。

 元神戸市副市長の久元喜造氏(59)=自民、民主、公明推薦=は6日、三宮と元町で街頭に立ち、副総理兼財務相の麻生太郎氏が応援に駆けつけた。麻生氏は、東京五輪招致などで勢いに乗る政権の実績をアピールし「自信と責任を持って推薦する」と力説。久元氏も「安倍内閣の成長戦略を神戸に生かす取り組みが必要」と自民との連携を印象づけた。7日は谷垣禎一法務相が来援する。

 政治団体「市民にあたたかい神戸をつくる会」共同代表の貫名ユウナ氏(61)=共産推薦、新社会支持=の元には、7月の参院選大阪選挙区で15年ぶりに共産の議席を奪還した辰巳孝太郎氏が来援。

 6日に元町で演説した辰巳氏は「神戸から消費増税中止、原発ゼロの声を」と政権との対決姿勢を強調。貫名氏は「市民不在の市政を続けるか、市民の手に取り戻すかが問われている」と訴えた。

 会社役員の樫野孝人氏(50)は前回市長選で惜敗した後、非常勤特別職「広報総括監」を務めた広島県から湯崎英彦知事を招いた。

 5日に神戸市中央区で開いた集会で、湯崎知事は「着実に成果を出し、職員に信頼されていた。自治体トップに求められる組織の経営力を持っている」と仕事ぶりを評価。樫野氏は「閉鎖的な役所の扉を開き、新しいステージを迎えよう」と気勢を上げた。

 同市議の森下やす子氏(48)が6日に同市中央区で開いた決起集会では、元東京都副知事の青山佾氏が演説。森下氏が9月まで通った明治大公共政策大学院で教授を務める青山氏は「公務員と政治家に求められる資質は異なる」とし、助役出身の市長が64年続く体制からの転換を訴えた。森下氏も「市議として違和感を覚えた。今回が神戸にとって最後のチャンス」と述べた。

3216チバQ:2013/10/07(月) 23:53:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20131004-OYT8T01278.htm
維新が長浜市長選擁立 県内首長選初動向に注目

 来年2月16日告示、23日投開票の長浜市長選で、元埼玉県杉戸町議の石井幸子氏(50)が、日本維新の会の公認候補として出馬する意向を4日、表明した。県内の首長選で同党が公認候補を擁立するのは初めて。昨年末の衆院選では滋賀4区で立った維新の候補が比例近畿ブロックで復活当選し、県内でも一定の存在感を示した維新。しかし、参院選や堺市長選では凋落(ちょうらく)傾向が明らかになっており、湖国で巻き返しが図れるか、注目される。長浜市長選には現職の藤井勇治市長(63)も無所属で立候補する意向を表明している。(角川哲朗)

 石井氏は埼玉県出身。駒沢大卒業後、学習塾経営や専門学校講師を経て2007年8月、同県杉戸町議選に立候補し初当選した。11年には日本創新党から出馬し再選を果たしたが、2期目途中で維新政治塾1期生として、日本維新の会に合流。

 長浜市長選への出馬を視野に入れ、今年6月に同町議を辞職し、同市に移り住み、現在は同党長浜支部幹事長を務めている。

 これまで長浜市とは何のゆかりもなかった石井氏。立候補の動機について、「行政、公務員改革など維新の会の施策に賛同しており、何のしがらみもない一地方から政治を変えていきたい」と語り、「関東には同志は少なかったが、維新市議団もある長浜市に運命を感じた」と述べた。

 市長選で訴える施策として、能力のある若手を積極的に登用する公務員改革や、補助金・給付金の見直しによる行財政改革などを挙げた。



 日本維新の会が県内の首長選に初進出してくることに、市政関係者からは様々な声が聞かれた。市長に比較的近い立場の保守系の市議の一人は「出馬を否定するものではないが、これまでずっと市外に住んできた人が、いきなり市の課題を議論できるだろうか」と“落下傘”候補に疑問を呈す。

 また、共産党の市議も「誰が市長であれ、議会では是々非々で議論するのは変わらない。ただ、どうして長浜市で立候補するのかを市民に明確に説明する必要があるのでは」と素っ気ない。

 再選に向け、先月中旬に立候補表明した藤井市長は「首長は一党一派に偏しない方がいい。維新だからどうこうというのではなく、人物、政策重視で議論したい」と話した。

(2013年10月5日 読売新聞)

3217チバQ:2013/10/08(火) 20:44:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/feature/kobe1380638857862_02/news/20131001-OYT8T01500.htm
助役市長64年 神戸の系譜

12年前と重なる状況 最後は「成功体験」優先

神戸市の市街地が一望できる30階建ての市役所。15階にある市長室の主が12年ぶりに交代する(神戸市中央区で)  「秋の神戸市長選に立候補する決意を固めました」

 6月7日午後3時、神戸市中央区のホテルで開かれた記者会見。前日に副市長を辞任した久元喜造(ひさもときぞう)(59)は、晴れ晴れとした表情でそう宣言した。市長の矢田立郎(73)が3月に引退を表明し、各方面から出馬要請を受けた経過を明らかにし、「迷いましたが、色々考えた結果」と熟慮の末の決断を強調した。

 会見場は、約100人の報道陣や支援者らで熱気に包まれた。壁には笑顔の久元のポスターが何枚も貼られ、ひな壇には、キャッチフレーズの「上昇気流」の文字入りパネルが準備されていた。このほか日本酒や地元産野菜、トルコキキョウなど神戸の名産品約20点が並び、久元が会見中に紹介、「神戸への愛着の深さ」もアピールした。



 昨年9月下旬、神戸大橋を望む神戸市役所27階の一室。矢田が民主党市議団団長の前島浩一(66)に切り出した。「副市長には久元さんを起用したい」。空席だった3人目の副市長ポストに、総務省自治行政局長だった久元を登用する考えを与党会派に伝えた。10月の市議会で同意を得るための根回しだった。

 矢田はこれまで「3人目の副市長は民間人の女性を」と公言。その言葉を踏まえて、前島は「次の市長と考えとるんじゃないやろな」とけん制した。矢田は「そんなつもりはありません。きっと副市長として神戸の力になってくれるはず」と断言した。

 久元は11月1日、副市長に就任した。記者会見で報道陣から「次期市長選候補ではないか」と質問されたが、「考えたこともない」ときっぱり否定した。しかし、周囲は久元が矢田の後継者との見方を崩さなかった。それは12年前、矢田が初めて市長選に出馬した状況と重なって見えたからだった。

 保健福祉局長を最後に市を退職し、市社会福祉協議会専務理事を務めていた矢田に2001年4月、助役の白羽の矢が立った。同年7月、市長だった笹山幸俊(かずとし)が引退を表明。矢田には経済団体や福祉団体などから出馬を求める声が相次ぎ、それに後押しされる形で翌8月、立候補を決めた。



 久元の副市長就任から4か月余りたった今年3月上旬。機は熟した。矢田は「久元さんを後継者として考えている」と一部市議らに話し始めた。各議員の了承を得て、3月議会最終日、3期目の今期限りでの引退を表明した。ただ、記者会見では、後継者指名はせず、「私の時と同様、周りから『ぜひ出てほしい』という声が出てくるのではないか」と答えるにとどめた。

 その言葉通り5月になると、市内の経済、福祉団体などから、久元への立候補要請が相次いだ。「突然のことで驚いている。少し考えたい」と困惑した様子を見せたが、立候補表明までそんなに時間は要しなかった。副市長在籍は218日間。一方、要請団体は1000を超えた。

 「12年前と同じ筋書きだ」。局長経験がある60歳代の元市幹部は「今の時代、副市長経験者でなく、民間から擁立した方が選挙では有利だったかもしれない」と話した。良くも悪くも「市長=助役出身者」という市の伝統を断ち切ることをためらったのではないか、と矢田の真意を推し量った。最後は「過去の成功体験」が優先された。(敬称略)

(2013年10月2日 読売新聞)

3218チバQ:2013/10/08(火) 20:45:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/feature/kobe1380638857862_02/news/20131002-OYT8T01528.htm
助役市長64年 神戸の系譜
「山、海へ行く」開発象徴 2代目宮崎が路線加速



「株式会社神戸市」が絶頂期を迎えて開催された「ポートピア’81」(1981年3月撮影)  「山、海へ行く」

 神戸港沖に造成された人工島・ポートアイランドを始めとする神戸市の都市開発を表現した合言葉だ。六甲山を削ってニュータウンを開発し、生じた土砂を総延長13キロのベルトコンベヤーを使って海上に埋め立て地を造る。この手法は、全国から大きな注目を集めた。

 まさに「株式会社神戸市」の開発行政の真骨頂。市の〈成功体験〉の礎を築いたのは、初の助役市長となった原口忠次郎。それを継承したのは、宮崎辰雄だった。

 内務省出身の原口はアイデアマンとして知られた。1949年に市長になり、本州と四国をつなぐ世界最長のつり橋・明石海峡大橋(全長3911メートル)や833ヘクタールのポートアイランドなどを提唱した。

 助役として原口を支えた宮崎が69年、市長に就任すると、市の開発はさらに加速した。

 林崎松江海岸では夏場、ピークの時間帯には全長約800メートルの海岸に500人を超えるバーベキュー客が集まる。なかには、ゴミを持ち帰らずに投棄する利用者もおり、近くの住民からは「煙や臭いに迷惑している」との苦情も寄せられていた。神戸市の須磨海水浴場など近隣の海岸で近年、バーベキュー全面禁止などの規制が増えたことで、市外からの利用者も増えているとみられる。

 管理者は国でこれまで市が禁止することができなかったが、市は「海岸の利用者が安全に使用し、近隣住民への迷惑行為を防ぐため」と位置付け、海浜の保全について定めた「海浜の利用並びに海浜利便施設の設置及び管理に関する条例」を改正し、新たにバーベキュー規制を盛り込むことにした。

 林崎松江海岸の約3分の2をバーベキュー禁止区域に指定。禁止区域で市はバーベキューの中止を求めることができるとする。一方、住宅地から離れている東西の2か所を利用可能区域と定める。

 市海岸課は「条例改正が、ルールを守って他人に迷惑をかけないマナー向上につながれば」としている。

 パブリックコメントの募集は31日まで。改正案の概要は同課や各市民サービスセンターで閲覧できるほか、市ホームページでも見られる。詳しくは同課(078・918・5042)。



 当時、自治体が土地開発で利益を出すことは一部法律で禁じられていた。国は土地を売却する際、開発前の土地の値段より高く売ることについて難色を示した。だが、宮崎は「地価が変動しているのに前の値段で売るなんて。一部の者だけが得をする、そんな宝くじみたいなことは許されない」と国の方針に逆らい、実勢地価に近い金額で土地を売却した。国が何度もやめるように言ってきたが、突っぱねた。また、市役所が〈生え抜き〉であることに誇りを持ち、国からの職員出向も拒み続けた。

 「戦後の神戸市の象徴。私たちとは見えているものが違った。スケールの大きさと行動力のある市長だった」。当時、企画調整局参事だった元副市長の梶本日出夫(71)は宮崎を高く評価する。

 戦後の復興事業を担当し、助役も長年勤めた宮崎は市役所の誰よりも市政や神戸の街に精通していた。どこの通りにどんな店があるか。どこの道路がまだ整備できていないか。「職員が気がつくよりも先に市長が知っていた」。必要とあれば、係長にも直接電話し、意見を求めた。

 都市経営の側面ばかりが注目される宮崎だが、考え方の根底にあったのは「市民サービスをいかに高めるか」ということ。開発で得た利益は全て財政調整基金などに積み立てた。宮崎が市長に就任する前年の68年度は76億円だったのが、右肩上がりで伸び続けた。20年後の88年度は約50倍の3745億円まで膨れ上がった。宮崎は潤沢な資金を使い、市内の下水道整備や総合福祉施設「しあわせの村」の建設などに取り組んだ。

 著書「私の履歴書」(日経事業出版社)には、こう記されている。「都市経営の目標は『最小の市民負担で最大の市民福祉』にある。公共デベロッパーなどは『最小の経費で最大の効果』をあげるための方策である」



 完成したばかりのポートアイランドで81年3月20日から、都市博覧会「ポートピア’81」が開催された。将来の科学技術や外国文化などを紹介する様々なパビリオンが設置され、180日間の期間中、全国から1610万人が来場した。テープカットで真ん中に立った宮崎は誇らしげな表情を浮かべていた。「株式会社神戸市」が最も輝かしい時代を迎えた瞬間だった。(敬称略)

(2013年10月3日 読売新聞)

3219チバQ:2013/10/08(火) 20:45:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/feature/kobe1380638857862_02/news/20131003-OYT8T01357.htm
助役市長64年 神戸の系譜 一
震災後も空港建設推進  住民反対運動押し切り


テープカットをして祝う神戸市の関係者ら。大きな期待が寄せられる中で神戸空港は開港した(2006年2月撮影、神戸市中央区で) 神戸市の象徴だった「開発行政」は1990年代になるとその雲行きが怪しくなる。大きな要因はバブル経済の崩壊による不況。そして、95年1月の阪神大震災だ。

 そんな不景気の頃、「神戸で一番熱かった夏」と呼ばれた年がある。神戸空港建設の是非を問おうと、市民団体が住民投票条例制定を市に求めるために取り組んだ署名運動が大きな盛り上がりを見せた98年を指す。

 「神戸最大の市民運動だった」。県震災復興研究センター事務局長で、署名活動を取り仕切った市民団体「神戸空港・住民投票の会」(解散)のメンバーだった出口俊一(65)はあの異様な熱気を鮮明に覚えている。「震災で街が壊滅し、市財政も悪化した。そんな中で神戸空港の建設を進めるという市のやり方に黙っていられなかった」



 98年8月から、「大事なことは市民で決めよう」を合言葉に署名運動が始まった。瞬く間に市内全域に浸透。駅前や集会所など至る所で繰り広げられた。9月20日までの1か月間で35万3525人分が集まった。市内の全有権者数の3割にも達する署名の束を手に、同会は市長の笹山幸俊(かずとし)に条例制定を迫った。

 その年の11月、条例案を審議する臨時市議会が開かれた。本会議の議案説明で笹山は「構想段階ならともかく、空港推進を決定している今では、条例制定の必要はない」と述べた。空港建設推進派が多数を占めた市議会は条例案を否決。住民運動の大きなうねりは泡のように消えた。出口は「あれだけ頑張ったのに何も変わらなかったという無力感だけが残った」とため息混じりに振り返った。



 「株式会社神戸市」の最大の事業は、3140億円を投じた神戸空港の建設。始まりは、69〜89年に市長を務めた宮崎辰雄の時代に遡る。

 当初、神戸空港は「関西国際空港」になる可能性が高かった。運輸省(現・国土交通省)が神戸港沖を有力地と考えていたからだ。宮崎も当然、前向きに検討していた。だが、騒音などの公害を懸念する声が広がると、73年3月の市議会で一転、空港建設反対を表明した。

 しかし、それから9年後の82年3月。開発行政で成功を収めた宮崎は態度を翻し、再び神戸港沖の空港建設を声高に主張した。結局、関空は大阪府・泉州沖に決まったが、六甲山を削って海上に造成した人工島・ポートアイランドに代表される神戸の「成功体験」を知る宮崎は計画を中止することなく、推し進めた。

 笹山と近かった元保健福祉局長の桜井誠一(63)は「神戸空港は宮崎さんの悲願。笹山さんも当然、造るべきだという考えだった。どれだけ住民運動が盛り上がっても変わらなかった」と打ち明ける。出口は「笹山さんは自分が仕えた『上司』を否定することができなかっただけだ」と話した。

 条例案否決から1年後の99年。ポートアイランド南側に神戸空港の建設が始まった。広さ272ヘクタールで甲子園球場の約70個分に相当。7年の歳月を重ね、2006年に開港した。だが、発着枠や運用時間で規制をかけられ、利用客数は開港前の需要予測を下回り続ける。空港事業に使った借金にあたる市債は、12年度末で1224億円も残っている。(敬称略)

(2013年10月4日 読売新聞)

3220チバQ:2013/10/08(火) 20:46:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/feature/kobe1380638857862_02/news/20131004-OYT8T01576.htm
助役市長64年 神戸の系譜
財政再建、市民に負担 12年で市債6000億円減



運営していた市の外郭団体が破綻し、民間企業に事業譲渡された「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」。負債は市民負担へと跳ね返る(神戸市垂水区で)


 〈漂流する神戸〉

 阪神大震災から5年が過ぎた2000年1月、ある経済誌の表紙にこんな見出しが躍った。復興が進まない街の状況や、「株式会社神戸市」的な大型開発にしがみつく姿勢など、震災後の市の窮状を紹介した15ページにわたる特集だった。中でも「『財政再建団体』転落の危機」とタイトルがついた記事は市関係者だけでなく、市民にも大きな衝撃を与えた。

 市財政は震災で一気に悪化した。借金にあたる市債残高は1994年度に8800億円だったが、震災が起きた95年度は1兆4000億円に急増。98〜2003年度は1兆8000億円を超え続けた。「民間企業であれば、いつ倒産してもおかしくない」(市幹部)状況が続いた。

 市が危機に直面していた頃、3期目の笹山幸俊(かずとし)の引退がうわさされ、水面下で後継者争いが始まった。元々、後継者とされていたのは、助役の山下彰啓(あきひろ)。しかし、山下は2000年8月に59歳でがんのため、急死。翌01年の市長選を前に、様々な名前が浮かんでは消え、笹山続投の話も浮上した。最終的に選ばれたのは、山下の後釜として同年4月から助役を務めていた矢田立郎(73)だった。

 ◇

 「消去法で矢田に決まっただけだ」。議長経験がある元市議はそう明かす。開発行政への批判が高まる中、「福祉畑の経験が長い矢田であれば、変革をアピールできる」という利点もあった。

 新人5人の争いとなった同年の市長選。「開発から福祉へ」をキャッチフレーズに矢田は20万票余りを集め、初当選を果たした。矢田は「乾いたぞうきんを絞り続ける」ような行財政改革に突き進んだ。

 95年度に2万人以上いた職員を、新規採用を抑えて2013年度は1万5000人まで削減。外郭団体は35団体とほぼ半減させた。思い入れのある福祉分野にも切り込み、70歳以上の高齢者がバスや地下鉄などを無料で利用できる「敬老優待乗車制度」を08年10月から有料化した。

 市民や議会から大きな反発を受けたが、矢田は「制度を存続させるためには仕方ない」と断行。自ら街頭に立ってビラを配り、市民に理解を求めた。3期12年で約6000億円の市債を減らすなど、一定の成果を上げた。

 ◇

 財政が厳しくても、笹山から引き継いだ神戸空港は約2300億円の市債を発行して予定通り06年に開港させた。土地信託事業として、第3セクター「神戸マリンホテルズ」(解散)が運営していたシーサイドホテル舞子ビラ神戸(垂水区)を民間企業に譲渡する際、101億円の負債を市が引き受け、多額の市民負担が生じた。

 新社会党市議の粟原富夫(59)は「矢田さんは市役所を建て直したかもしれないが、市民生活を良くしたとは思えない」と批判する。



 「新しいステージに向かう神戸を、大きな夢を持った人に任せたい」。今年3月、自らの役割に区切りがついたとして、引退を表明した矢田。記者会見で、任期中に一番苦しかったことに質問が及んだ。一瞬の沈黙の後、「総力をかけてやった行革だ」。そうかみしめるように答えた。

(敬称略)

(2013年10月5日 読売新聞)

3221チバQ:2013/10/08(火) 20:46:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/feature/kobe1380638857862_02/news/20131005-OYT8T01225.htm
助役市長64年 神戸の系譜
「オール与党」議会が支え 役人出身の是非も問う



154万人が住む神戸市。次の4年間の市政を託す選挙が間もなく始まる(神戸市中央区で)  64年の長きにわたり、「助役市長」が続いた要因は何か。その一つとして挙げられるのが市議会の存在だ。

 「ミスター神戸市」と呼ばれた宮崎辰雄が3選を果たした1977年の市長選。自民、社会、公明、民社、共産の5党が主に推薦した。81、85両年の市長選でもこの流れは続き、市議会は「オール与党」とまで言われた。

 宮崎が引退し、笹山幸俊(かずとし)と宮岡寿雄の「助役対決」となった89年の市長選。自民が分裂するも、社会、民社、共産、社民連の4党が笹山を推薦し、初当選を後押しした。93年には市議会に議席のない日本新党や新党さきがけなども笹山を推薦し、全国でも異例の9党相乗りが実現した。阪神大震災後の97年の選挙で共産が抜けたが、自民、民主、公明各党の相乗りは続き、助役市長体制を支えた。



 2009年10月の前回選。民主党幹事長(当時)の小沢一郎が「相乗り禁止」を打ち出し、3選を目指す矢田立郎(73)にも推薦を出す代わりに、相乗りとの「決別」を迫った。自民、公明両党は自主投票を余儀なくされ、相乗り体制が初めて崩れた。盤石だった組織選挙が思わぬほころびを見せた。

 10月25日の投開票日。午後8時頃、無名の新人樫野孝人(50)の「優勢」を伝えるテレビの一報が流れた。

 中央区の矢田の事務所にどよめきが起こった。「負けるんと違うか」。この約1か月前に行われた堺市長選では、自民、民主、公明、社民各党が事実上、相乗りした現職が、新人に敗れるという波乱があったばかり。徹底的な相乗り批判を展開し、立役者となったのが当時の大阪府知事・橋下徹(44)だった。

 後援会幹部らは矢田が待つ東灘区の自宅に走った。「危ないかもしれん」。そう告げられた矢田は「そうか」と一言だけ発し、悠然としていた。「覚悟ができていたのか、それとも負けるわけがないと思っていたのか。真意はわからないが、矢田さんがどっしりと構えていたので、私らも腹を据えた」とある後援会幹部は振り返る。



 午後11時前、矢田の当選確実が伝えられた。事務所で花束を手に、矢田は家族や大勢の支援者らと万歳を繰り返した。7852票差の接戦だった。3期目も自民、民主、公明の与党会派体制は続いたが、民主単独推薦のしこりは根深く、「次の市長選は職員出身者では勝てない」との声も上がるようになった。

 福祉畑が長い矢田だが、1985年に市で開催された「ユニバーシアード神戸大会」の組織委員会神戸事務所で資金課長を務めた経歴を持つ。同大会は「ポートピア’81」に次ぐ神戸の大イベントで、当時としては史上最多となる106の国と地域から4000人以上の選手らが参加した。華やかなりし頃の神戸の「成功体験」を知る矢田は昨年11月、総務省自治行政局長だった久元喜造(ひさもときぞう)(59)を副市長に据え、その後、自身の後継者に指名。「助役・副市長―市長」のレールを残した。

 元神戸市職員の高寄昇三・甲南大名誉教授(地方財政論)は「市政に詳しい助役市長によって継続性や安定性のある市政運営が行われてきたのは事実」とした上で、「ただし、近年は閉鎖的な組織という目で見られるようになっていた。今回の市長選では、『役人市長』の是非は争点の一つだが、本来は公務員出身か民間出身かという経歴だけではなく、各候補者の能力や政策を見て市民が神戸をどんな街にしたいかを考えて投票すべきだ」としている。

 役人市長の可能性は残ったが、〈生え抜き市長〉の歴史は矢田を最後に幕を閉じる。新しい時代を迎える神戸のかじ取り役を選ぶ市長選(13日告示、27日投開票)の火ぶたが、間もなく切られる。(敬称略)=おわり

(この連載は藤基泰寛、畑中俊が担当しました)

(2013年10月6日 読売新聞)

3222チバQ:2013/10/10(木) 01:36:30
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000002579.shtml
大阪市議会 議長職めぐり 維新VS3会派





 10日の本会議を前に、大阪市議会議長で「維新の会」の美延議長の不信任決議を巡り、各党の駆け引きが激しさを増しています。

 美延議長は続投の意向で、公明、自民、民主系の3会派の対応が注目されています。

 議長辞職か続投かの返答のリミットとなっていた午前の「維新の会」、議員団総会、注目の美延議長は役所に姿を見せませんでした。

 そのころ当の美延議員は・・・

 「問題を起こしたことは真摯に反省して、議長職を全うしたい」(大阪市議会・維新 美延映夫議長) 

 改めて議長職に意欲を示しました。

 これに対し公明党は・・・

 「(議会の)空転はしたくないと思ってますから。審議拒否もしたくない・・・」(公明党 待場康生幹事長)

 そもそもこの問題は今年8月、美延議員の議長就任パーティーで市立高校の吹奏楽部が演奏したというもので、公明、自民、民主系の3会派が教育の政治的中立性を侵害する恐れがあるとして先月26日、不信任決議をしました。

 しかし法的拘束力がないことから、美延議員は議長を続けるとしたため、他の会派は審議拒否も辞さないと徹底抗戦の姿勢をみせていました。

 結局、3会派は美延議長に説明を求め、夕方、会談が終わりました。

 10日は副議長が議長を務め、通常通り本会議が行われる予定です。 (10/09 18:38)

3223チバQ:2013/10/10(木) 20:03:45
http://mainichi.jp/select/news/20131010k0000e010158000c.html
大阪市議会:不信任の美延議長、「欠席」去就は先送り
毎日新聞 2013年10月10日 08時08分

 大阪市議会から不信任決議を受けた大阪維新の会の美延映夫(みのべてるお)議長は9日、不信任決議案を提案して可決した市議会3会派に、混乱を招いたことを謝罪し、10日の本会議を欠席すると伝えた。続投に意欲を示していた議長職については「熟慮したい」と明言を避けた。

 美延氏は9日、公明、自民、民主系3会派の幹部と会談。その後報道陣に対し、欠席について「本会議を停滞させるわけにはいかない」と説明し、進退に関しては、23日の本会議までに結論を出すと述べた。

 3会派は、美延氏が議長を辞職しない場合には審議を拒否する構えだったが、「議会空転は避けるべきだ」として欠席を了承。10日の本会議は高山仁副議長(公明)が代役を務め、3会派とも出席する。【村上尊一、茶谷亮】

3224チバQ:2013/10/12(土) 09:09:51
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131012/nar13101202240001-n1.htm
天理市長選あす告示 三つどもえの争いか 奈良
2013.10.12 02:25
 任期満了に伴う天理市長選は13日、告示される。これまでに、元外務省職員の並河健氏(34)、元県議の藤本昭広氏(67)、柳本商工連盟会長の沢田昌久氏(57)=自民推薦=の新人3人が立候補を表明。自民の天理支部顧問を務める現職、南佳策氏(76)は引退表明後、並河氏を後継指名したが、自民は沢田氏を推薦し“保守分裂”に。民主を離党した藤本氏も参戦し、三つどもえの争いとなりそうだ。

 「クリーンな南市政を継承したい」。昨年12月の衆院選奈良2区で、日本維新の会の公認候補として立候補し敗れた並河氏は、今年6月、いち早く立候補を表明した。

 並河氏を後継指名した南氏は自民党員だが、その自民は7月、沢田氏を擁立した。擁立の理由について、自民関係者は「自民党にしかできないことをしたい」と話す。

 平成9年から自民党員の南氏は、17年の市長選では自民の推薦を受けて再選。同年から自民の天理支部顧問も務めている。

 しかし21年の前回市長選では、南氏と民主推薦の候補、保守系市議の候補がいずれも自民に推薦を依頼せず、自民は推薦を見送っていた。南氏は今回、自民の天理支部顧問のまま並河氏を後継指名するなど、自民との関係は複雑だ。

 一方の自民は13日、沢田氏の街頭演説会に党本部から石破茂幹事長を招く予定で、党を挙げての選挙戦を展開する構えだ。

 党政調会長の高市早苗衆院議員(奈良2区)の選挙区にあたり、今年7月の奈良市長選では自民推薦の候補が無所属の現職に敗れたこともあり、自民関係者は「絶対に負けられない」と語気を強める。

 一方、天理市職員を経て県議を5期務めた藤本氏は今回、民主を離党し、無所属で立候補する。

 保守分裂の状況について、陣営関係者は「組織だった動きはせず、市民党として県議5期の実績などをアピールする」と冷静に受け止める。

 藤本氏は13年の市長選にも立候補し、南氏と直接対決して約300票差で敗れた。今回、南氏の後継者と対決することについて、藤本氏は「市長の後継者は市民が決めること」と批判。「自分にとっては最後の市長選になる。地元に恩返しがしたい」と話す。

                   ◇ 

 市長選の立候補届け出は13日午前8時半〜午後5時、市役所で受け付ける。投票は20日午前7時〜午後8時、市内31カ所の投票所で。9時10分から市立丹波市小学校体育館で即日開票される。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は5万2810人。

3225チバQ:2013/10/12(土) 09:13:26
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131012/hyg13101202150002-n1.htm
神戸市長選2013 「助役市長」是非問う あす告示 新人4氏立候補へ
2013.10.12 02:16
 任期満了に伴う神戸市長選が13日、告示される。3期12年市政を担った矢田立郎市長が勇退し、新人4人が立候補を表明。すでに激しい前哨戦を繰り広げている。神戸市長は4代64年間にわたり助役(副市長)経験者が務めてきた。民間出身者や女性も、これまでいない。4人は副市長経験者、民間出身者、女性などさまざまなタイプがそろった。誰が当選しても12年ぶりに市のトップが交代する選挙で、今後の神戸市の方向を左右する戦いとなりそうだ。

 立候補を表明しているのはいずれも無所属で前副市長の久元喜造氏(59)=自民、民主、公明推薦=、共産党県委員の貫名ユウナ氏(61)=共産推薦=、コンサルティング会社社長の樫野孝人氏(50)、元神戸市議の森下裕子氏(48)。

 昨年11月、副市長に就任した総務省出身の久元氏は、約7カ月後に市長選に立候補を表明、矢田市長から「後継指名」を受けた。自民、民主、公明が推薦し、井戸敏三県知事も支援を表明。「神戸を安定した成長軌道に乗せていくことが私の使命」と強調する。

 貫名氏は共産が推薦し、新社会が支持。現市政を批判の中心に据える。神戸市の「神戸医療産業都市」構想の中止や、神戸空港の是非を問う住民投票の実施、阪神大震災の借り上げ復興住宅の希望者全員入居の継続などを掲げ、現市政の批判層をターゲットに絞る。

 前回選に立候補し、現職に肉薄した樫野氏は「官僚政治から都市経営への転換を」と主張。市営地下鉄の民営化など“改革”を前面に押し出す。維新やみんなの党との関わりが注目されたが、「あくまで市民党」を強調、政党推薦は受けず選挙戦に突入する構えだ。

 自民党市議だった森下氏は、党に推薦を求めたが得られず離党。「役人から市長へのエスカレーターの構図が、神戸市政が変わらない体質の要因」と主張し、市庁舎の一部民間開放や待機児童ゼロを訴え、市初の女性市長誕生を目指す。11日付で市議を辞職した。

                   ◇

 ■神戸市長選の主な立候補予定者

 久元喜造 59 前副市長     無新 【自】【民】【公】
 貫名ユウナ 61 共産党県委員   無新 【共】
 樫野孝人 50 コンサル会社社長 無新
 森下裕子 48 元市議      無新

3226チバQ:2013/10/13(日) 09:53:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131012-00000064-mai-soci

<四條畷市議会>議長が議員辞職…市職員にセクハラ行為

毎日新聞 10月12日(土)20時29分配信



 大阪府四條畷市議会は12日、市の女性職員にセクハラ行為をしたとして、岡山毅(つよし)議長(68)が同日付で議員辞職したと発表した。

 記者会見した島弘一(こういち)副議長や市によると、岡山氏は職場での悩みを聞く名目で職員を誘い、今月4日夜に大阪市内の飲食店で2人で食事をした。その際、職員の体を触り、帰りのタクシー車内でキスを迫ったりしたという。

 職員は市の相談窓口に申告。11日に市から報告を受けた島副議長が岡山氏に確認すると、大筋で事実関係を認めたため、各会派と協議して議員辞職を促した。

 岡山氏は2003年に初当選し2期目。今年5月から議長。定数16の市議会は岡山氏の辞職で欠員が3となり、補欠選挙が行われる。岡山氏は「職員の心を著しく傷付け、非常に申し訳ない。市民の皆様にも心よりおわび申し上げる」とコメントした。【五十嵐和大】

3227旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/13(日) 18:05:38
自分のお仲間の公務員は政治的発言をしても別にいいらしいです。

大阪・淀川区長、ツイッターで自公民会派を批判
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131013-OYT1T00305.htm?from=ylist
 大阪市議会で美延みのべ映夫てるお議長(大阪維新の会)の不信任が決議された問題を巡り、同市の榊正文・淀川区長(46)が自身のツイッターで、不信任に賛成した自民、公明、民主系の3会派を「市民不在の政争」と批判した。
 3会派側は「政治的中立性を守るべき公務員として考えられない発言」などと反発し、市議会で問題化する可能性もある。
 榊区長の書き込みでは、3会派に「堂々と区長対区選出議員と、討論会をしようではないか」と求めた。3会派がセクハラ行為で懲戒処分を受けた公募区長らへの厳格な対処を求めた決議にも触れ、同区選出の公明、自民市議に「説明責任を果たすべきだ」とした。
 これに対し、同区選出の杉田忠裕市議(公明)は「公務員の自覚が足りない」と批判。北野妙子市議(自民)も「議長の問題は維新に説明責任がある。党で対応を話し合う」と語った。
 市は、公務員の信用失墜行為や政治的発言に当たるか調査する方針だが、橋下徹市長は12日、東京都内で記者団に「公募区長の新しい感覚で、議論に参加させてくれという話。これくらいあってもよい」と述べ、榊区長を擁護している。
 榊区長は昨年8月、ツイッターでの自身への批判的書き込みに「アホか」「暇人」と応じ、橋下市長から厳重注意を受けている。
(2013年10月13日12時40分 読売新聞)

3228チバQ:2013/10/14(月) 12:39:26
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006417368.shtml

2013/10/13 18:55


たつの市長選告示 新人4人が立候補





印刷




 任期満了に伴うたつの市長選は13日告示され、いずれも無所属の新人、同市連合自治会長の徳永耕造氏(65)、同市前総務部長の山本実氏(61)、政治団体代表の田中優太氏(31)、前県会議員の栗原一氏(63)=自民推薦=の4人が立候補した。投開票は20日。

 普通交付税の減額が控える合併10年の節目を前に、行財政改革の進め方や地域振興策の実行力などが争点。

 徳永氏は「自治会のみなさんと同じ、住民目線で行政運営に取り組みたい」と主張。山本氏は「厳しい時期を迎える市の課題を熟知する自分が市長に適任だ」とアピールした。

 田中氏は「一市民として新しいたつのをつくるため、粉骨砕身の思いで頑張る」と強調。栗原氏は「保護者が安心できる教育環境をつくり、声なき声に耳を傾ける市政を」と訴えた。(松本茂祥)

3229チバQ:2013/10/14(月) 12:40:13
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20131013-OYT1T00245.htm
神戸市長選告示、無所属新人5人の争い確定

Tweet


携帯に送る
ヘルプ
.

 神戸市長選は13日、告示され、同日午後5時に立候補の届け出が締め切られた。いずれも無所属で、前市議の森下裕子やすこ氏(48)、政治団体共同代表の貫名ぬきなユウナ氏(61)=共産推薦=、前副市長の久元喜造ひさもときぞう氏(59)=自民、民主、公明推薦=、経営コンサルティング会社社長の樫野孝人たかひと氏(50)、建築業の久本信也氏(58)の新人5人による争いが確定した。



 3期務めた矢田立郎たつお市長が今期限りでの引退を表明し、12年ぶりに新市長が誕生する。同市は矢田市長を含む4代64年にわたって助役(現・副市長)出身者が市長を務めてきた経緯から、「市OB」か「民間」が大きな焦点になりそうだ。27日に投開票される。

(2013年10月13日17時37分 読売新聞)

3230チバQ:2013/10/14(月) 12:47:03
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131014/nar13101402050000-n1.htm
天理市長選告示 新人3氏の争いに 奈良
2013.10.14 02:05
 任期満了に伴う天理市長選が13日、告示された。いずれも無所属新人で、元県議の藤本昭広氏(67)▽元外務省職員の並河健氏(34)▽柳本商工連盟会長の沢田昌久氏(57)=自民推薦−の3人が立候補し、三つどもえの争いになった。

                   ◇

 民主を離党して今回、無所属で立候補した藤本氏は午前9時すぎ、前栽町の天理教日本橋詰所前の駐車場で出陣式。支援を受ける市議や後援会関係者らが応援に駆けつけ、次々と激励の言葉をかけた。

 並河氏は9時半すぎ、JR・近鉄天理駅前の天理教西1駐車場で出陣式を開催。並河氏を後継指名している南佳策市長は「(南市政以前の)12年前の天理市に戻さないで」と現市政の継承を訴えかけた。

 沢田氏は午後2時半すぎ、JR・近鉄天理駅前広場で出陣式。推薦を受ける自民の党本部から、石破茂幹事長や高市早苗衆院議員らを招いた。石破幹事長は「全力で支える」と語気を強めた。

 各候補は出陣式を終えると選挙カーに乗って市内をくまなく回り、有権者に支持を呼びかけた。

 投票は20日午前7時〜午後8時、市内31カ所で。9時10分から市立丹波市小学校体育館で即日開票される。12日現在の選挙人名簿登録者数は5万2808人。

3231チバQ:2013/10/14(月) 13:03:31
http://mainichi.jp/select/news/20131014k0000m010086000c.html

神戸市長選告示:存在感薄れる民主 自公と同候補推薦

毎日新聞 2013年10月13日 22時44分


 13日告示された神戸市長選は、与野党3党が同じ候補を推薦する相乗りの構図となった。背景にあるのは民主の退潮だ。前回は矢田立郎市長を単独推薦したが、昨年12月の衆院選で政権から転落し、「相乗り禁止」を維持する余力を失った。更に9月の堺市長選で敗北した日本維新の会は、独自候補擁立も推薦も見送る不戦敗に追い込まれ、兵庫県内でも存在感が薄れつつあることが浮き彫りになっている。

 主な候補4人は、市中心部で第一声を上げた。森下裕子氏は「今の神戸市は既得権益を守るために必死」と現市政を批判。貫名ユウナ氏は「福祉を大切にし、子育てしやすい神戸に切り替えよう」と刷新を訴えた。久元喜造氏は「財政再建しながら福祉を確実に向上させた矢田市政の前進が重要だ」と述べ、樫野孝人氏は「乱開発はやめ、緑と文化あふれる、市民の憩いの場となる街を作りたい」と主張した。

 維新は衆院選比例代表で県内最多の約74万票を獲得し、7月の参院選兵庫選挙区では大阪以外の選挙区で唯一、議席を得た。この勢いに乗ろうと、県内のみんな所属議員は樫野氏支援で維新との連携を模索してきた。その動きは参院選で選挙協力を解消した後も続いたが、維新が市長選の自主投票を決め、連携の目は消えた。

 維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)は「職を失ってまで出るような人はなかなかいない」と説明。県総支部関係者は「何が何でも関与するのは現実的ではない。今回は自主投票が一番いい結果」と強がる。

 樫野氏は前回市長選で自主投票になった自民、公明支持層の受け皿になり、矢田市長に約8000票差まで迫った。陣営は今回も政党色を出さずに戦う方針で、国政選挙で維新に流れた無党派層の取り込みを狙う。

 一方、政権を取った直後で前回、矢田氏に「相乗り禁止」をのませた民主は今回、自民、公明の推薦決定を待って久元氏の推薦を決めた。党市議団幹部は「民主単独での推薦という雰囲気になるのは何としても避けたかった。今の民主は自民に『おんぶに抱っこ』しかない」と明かす。

 前回に続いて独自候補を支援する共産関係者は、維新について「他の市長選の結果で対応を変えるのは有権者をバカにしている」と話す。【渡辺暢、山口朋辰】

 立候補者は次の通り。(届け出順)

森下 裕子(もりした・やすこ)48[元]市議 無新

貫名(ぬきな)ユウナ61  共産党県委員 無新=[共]

久元 喜造(ひさもと・きぞう)59[元]副市長 無新=[自][民][公]

樫野 孝人(かしの・たかひと)50会社社長   無新

久本 信也(ひさもと・しんや)58工務店社長  無新

3232旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/14(月) 17:51:10
みんなの党も不祥事が多いなぁ。

酒気帯び運転容疑、みんなの党の市議を逮捕 兵庫・川西
http://www.asahi.com/national/update/1014/TKY201310140092.html?ref=com_top6
 飲酒運転で追突事故を起こしたとして、兵庫県警は14日、同県川西市議の松田敬幸(たかゆき)容疑者(47)=同市大和東2丁目=を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
 川西署によると、松田容疑者は14日午前10時10分ごろ、同市東畦野2丁目の国道173号で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転した疑いがある。信号待ちをしていた乗用車に追突。乗用車の男性の通報で署員が駆けつけたところ、松田容疑者が酒臭く、呼気1リットル中から0・45ミリグラムのアルコール分が検出されたという。
 松田容疑者は2010年の市議選にみんなの党から立候補して初当選した。

3233チバQ:2013/10/14(月) 20:09:18
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20131003290600001.html
神戸市長選【数字で見る神戸市政】

(1)68万円/市民1人あたりの市債残高





 政策を実現するにはお金が必要。神戸市の台所事情は今、どうなっているのか。

 グラフは神戸市の財政状況の推移だ。1995年の阪神大震災後、復興のための借金で市の財政は悪化。一般会計の借金(市債残高)は97年にピークの約1兆8千億円まで膨らんだ。

 2001年に就任した矢田立郎市長は、行財政改革で震災当時約2万2千人いた職員を約7千人減らした。借金は約7千億円減らし、市民1人当たりに換算すると約68万円(12年度決算見込み)になる。

 この結果、11年度決算では、収入に占める借金返済額の割合を示す「実質公債費比率」が12・1%と、20政令指定市の平均レベルまで下がった。この比率が18%を超えると、借金(地方債の発行)をするのに国の許可が必要になる。

 だが、安心はできない。

 財政のやり繰りのために使う市の貯金「財政調整基金」は、11年度末時点で4億2638万円と、市民1人当たり約280円。政令指定市の中で下から3番目と、心もとない状況だ。

 また、市が独立採算を前提に運営する、地下鉄や水道、介護保険などの事業の会計(企業会計と特別会計)では、借金が12年度末で総額1兆1811億円(見込み)もある。

 中でも、六甲山系を削ってポートアイランド2期や神戸空港の人工島などを造成する事業のための企業会計「新都市整備事業会計」では、09年度から本格的に借金の返済(企業債の償還)が始まった。しかし、造成地が見込み通り売れないため、返済期限が来た借金の約半分を、再度借り換えて返済を先延ばししている状況だ。返済のために1132億円を預金として積み立ててあるが、借金の総額は2394億円(12年度見込み)あり、このまま土地の売却が進まなければ底をつく可能性もある。(水戸部六美)

    ◇

 13日告示の神戸市長選を前に、市政で注目の数字を取り上げ、現状を報告する。

3234チバQ:2013/10/14(月) 20:09:39
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20131004290600001.html
神戸市長選【数字で見る神戸市政】

(2)240万人/神戸空港の旅客数





 神戸空港に3日、沖縄の花が描かれた新造機がお目見えした。ソラシドエア(スカイネットアジア航空、本社宮崎市)が6月に開設した神戸―那覇線。搭乗客には、沖縄から運んだ花で作った首飾りが贈られた。

 同社の関西乗り入れは神戸空港が初。担当者は「混雑する大阪(伊丹)空港よりいい」と言う。12月にはスカイマークの神戸―米子線も就航し、定期路線が1日8路線28便と最多水準になる。

 しかし、神戸市の香川賢次・空港事業室長の顔色はさえない。神戸空港は国に1日の発着枠を30便までに制限されている。「臨時便を考慮するとこれで限界。これでは航空会社が自由なネットワークを作れない」

 2006年の開港から7年。神戸空港の旅客数は伸び悩んでいる。12年度の旅客数は約240万7千人と、前年度より約16万人減り、開港前の需要予測403万人(10年度)の約6割だ。

 大型機が期待したほど就航せず、思うように着陸料が稼げない。小型機を多頻度で就航させて需要を掘り起こそうにも、隣接する伊丹・関西空港との関係で発着枠や運用時間に制約がある。加えて10年には経営破綻(は・たん)した日本航空が撤退。昨年は関空に就航した格安航空会社「ピーチ・アビエーション」に客が流れた。

 空港の収支は09年度から実質赤字が続く。今年度も、25億8千万円の収入見込みに対して、空港施設を建設した時の借金返済(今年度18億6千万円)や諸経費を払うと、7億8千万円の赤字になる見込みだ。

 当初は空港の積立金を取り崩して赤字を埋めたが、11年度で底をついた。そのため、同年度から「新都市整備事業会計」という、空港会計とは別の会計の収益から借り入れて赤字を埋めている。借り入れは今年度までで計約15億円になる。

 赤字脱却には増便あるのみだが、神戸空港で離着陸できるのは午前7時〜午後10時。香川室長は「日帰り出張が多い羽田線や、週末バカンスを楽しむ沖縄線などで早朝・深夜便の需要は高い」とにらむが、運用時間の拡大には伊丹・関西空港との協議が必要だ。(三嶋伸一)

3235チバQ:2013/10/14(月) 20:10:13
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20131005290600002.html
神戸市長選【数字で見る神戸市政】

(3)256社/医療産業都市進出企業

ポートアイランド2期島に広がる神戸医療産業都市(手前)。奥は神戸市中心部=2月、神戸市中央区、本社ヘリから



 「神戸の誇りであり、シンボル。若者に夢を与える。ぜひ大きな足跡を残してほしい」

 神戸市沖の人工島ポートアイランド。9月に開かれたスーパーコンピューター「京(けい)」の本格稼働1年を記念するシンポジウムで、矢田立郎市長は力を込めた。

 京があるのは、ポーアイの南半分、第2期地区(390ヘクタール)。市が企業や研究所の誘致を進める「神戸医療産業都市構想」の代表施設だ。

 構想は1998年、阪神大震災の復興施策の柱として持ち上がった。神戸経済の中心だった鉄鋼や造船などの重厚長大型産業が行き詰まり、震災後は工場転出も相次いだ。構想には、売却が進まないポーアイ2期の土地を活用しつつ、産業構造の転換を図る「一石二鳥」の狙いがあった。

 99年、国内トップの研究者が集まる国の研究施設、理化学研究所の「発生・再生科学総合研究センター(CDB)」の設置が決まり、2001年、構想が国の「都市再生プロジェクト」に選ばれた。

 市は、理研など中核になる企業や研究所には土地を無償か低額で貸し、固定資産税や不動産取得税も軽減。関連予算として、今年度は前年の倍近い59億円を盛り込んだ。国も公的施設の整備費などを出してきた。累計投資額は、国が1302億円、市は495億円にのぼる。

 これまで256社が進出、約5700人が働く。半数が研究開発分野の企業で、バイオ系の産業集積地としては国内最大に成長した。市が推計した経済効果は、10年度で1041億円。5年前の2・5倍だ。

 ただ、ベンチャーと中小企業が8割弱を占め、大きな税収が見込める大企業の立地は少ない。国際的な競争力をもたせるには、医療分野に特化した、より多くの集積が必要だ。矢田市長も「500社の進出が必要」とする。

 医療技術の実用化、産業化には、時間もお金もかかる。CDBでは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を世界で初めて治療に使う研究が進むが、再生医療が一大産業に育つかは未知数。息の長い支援が欠かせない。三木孝・市医療産業都市推進本部長は「経済効果や雇用の創出といった復興事業としての役割は最低限、果たせた。これからはiPS細胞など国際的に優位な技術を生かし、永続的な発展をめざしたい」と話す。(下司佳代子)

3236チバQ:2013/10/14(月) 20:10:36
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20131007290600001.html
神戸市長選【数字で見る神戸市政】

(4)890億円/地下鉄海岸線の累積赤字

乗客が伸び悩む神戸市営地下鉄海岸線=神戸市中央区



 神戸市内を走る2本の市営地下鉄のうち、三宮の中心市街地から、兵庫区の和田岬を経てJR新長田駅に至る7・9キロを結ぶ「海岸線」。2001年7月の開業以来、赤字体質から抜け出せない。

 1日の平均乗客数は、開業前の予測、13万人の3分の1にも満たない約4万3千人(昨年度)。累積赤字は毎年約60億円のペースで膨らみ続け、今年3月末で約890億円に達している。市交通局の担当者は「黒字化の見通しを立てられる状態ではない」と頭を抱える。なぜ、こんなことになったのか。

 海岸線が建設された事情は、通常の地下鉄とかなり違う。それは、「インナーシティー問題」と呼ばれた市街地空洞化対策の一環だった。

 神戸市では、郊外の山を削ってニュータウンを開発する一方で、兵庫区や長田区の旧市街地からは若年層が流出。人口減や高齢化が進んだ。「普通、交通機関をつくる場合は『企業や人口が上昇状態にあるから必要』となるが、海岸線はその逆。人口も勤め先も減る、それを元に戻したいというのが大きな理由です」。00年、当時の笹山幸俊市長が市議会でした答弁が、約2350億円を投じて建設された海岸線の性格を端的に表している。

 市は1993年、海岸線開通による沿線の発展を見込んで、1日の乗客数を13万8千人と予測。阪神大震災後の00年には「開業時8万5千人、5年目で13万人」と下方修正したが、現実ははるかに厳しかった。

 初年度の乗客数はわずか約3万4千人。10年以上が過ぎた今も4万人台で頭打ちが続く。市は不振の理由として、沿線人口の伸び悩みやJRとの競合などを挙げるが、元々の予測が甘すぎたとしか言いようがない。

 1977年3月開業の西神・山手線は、経費節減などに努めた結果、開業28年目の03年度にようやく単年度での黒字化を達成した。ただ、これまでの累積赤字は今年3月末時点で約341億円ある。市は「海岸線沿線で集客施設や企業の誘致を進め、乗客を増やしたい」とするが、苦戦は続きそうだ。(宮武努)


(2013年10月6日(日)掲載)

3237チバQ:2013/10/14(月) 20:11:09
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20131008290600001.html
神戸市長選【数字で見る神戸市政】

(5)356人/外郭団体に再就職の市OB

神戸市や外郭団体が約300億円をかけて建設した市立フルーツ・フラワーパーク=今年6月、神戸市北区、本社ヘリから、諫山卓弥撮影



 「市が継続して財政負担をするほど観光面で公共性があるか疑問が残る」

 昨年11月、学識者らでつくる神戸市の第三者委員会が、ある外郭団体への公費支出に苦言を呈した。

 市立観光施設「フルーツ・フラワーパーク」(北区)の運営を市から請け負う「株式会社神戸ワイン」。その名の通り、神戸牛やワインの販売促進などを目的につくられた市の外郭団体だ。歴代社長には市長や助役、市職員OBらが就任してきた。

 同社は1993年の開園時から園内のホテルやレストランを所有し、運営していたが、集客低迷で経営が悪化。これらの施設を79億円で市に買い取ってもらい、2006年からパーク全体の管理運営を請け負う。だがその後も収益は伸びず、市が毎年払う指定管理料3億数千万円で収入不足を補っているのが実態だ。

 指摘を受けた市は来年度中に同社を清算する方針だが、市の貸付金30億円は回収不能に。出資金13億円も戻る見込みはないという。いずれも市民の税金だ。

 神戸市は高度経済成長期以降、企業的な発想でニュータウン開発や人工島造成を進め、その事業展開は「株式会社神戸市」と呼ばれた。市はその過程で、「行政と民間の中間的立場で公益的な事業を進める」ためとして、外郭団体を次々設立。90年代に64団体まで増えた。

 「役所が直営しにくい分野で市の出向職員が腕を振るい、役所にないスピード感で市民ニーズに応えてきた」。市幹部はその役割を強調するが、近年目立つのは、その乱立ぶりや赤字体質、巨額の税金投入といった負の側面だ。11年度、市が外郭団体に支出した補助金や委託料の総額は約200億円にのぼる。

 さらに「天下り」の問題もある。昨年7月時点で、外郭団体の役職員を務める市OBの数は356人。うち45人は理事長、社長、常務といった常勤役員という。ある市議は「かつて都市経営の最前線で活躍した外郭団体は、いつの間にか市職員の再就職の場になってしまった」と指摘する。

 市もここ数年、外郭団体を統廃合。35団体まで減らした。市OBの役員の年間報酬も上限基準を設定して各団体に通知しているというが、実際の役員報酬額は「個人情報」との理由で非公開のままだ。今年度も新たに28人の退職幹部が外郭団体に再就職している。(宮武努)

3238チバQ:2013/10/14(月) 20:12:26
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20131009290600001.html
神戸市長選【数字で見る神戸市政】

(6)20億円/「中3まで医療費無料」


 子育てに避けて通れない出費が医療費だ。今回の神戸市長選では、立候補を正式に表明している4人全員が、市の医療費助成制度の拡充を訴えている。なぜか――。

 神戸市は、子どもが通院したときの医療費の自己負担が、2歳まで無料▽3歳〜小学3年は月2回まで1日最大800円▽小学4年〜中学3年は医療費の2割となっている。入院費は中3まで無料だ。ただし、0歳児を除いて所得制限があり、夫が妻と2人の子どもを扶養している家庭の場合、夫の収入が860万円未満でなければ無料にはならない。

 西宮市でも0歳を除いて所得制限はあるものの、中3まで入通院とも無料。一方、明石市は所得に関係なく中3まで無料だ。神戸市と同じ政令指定市では、名古屋市、さいたま市が所得に関係なく中3まで無料としている。

 国の医療保険制度では、就学前の子どもの医療費は入通院とも自己負担が2割。それ以上は各市町村が独自の住民サービスとして助成している。住んでいる自治体によって、出費に大きな格差が出てくるのだ。

 こうした格差は、もっぱら自治体の財政力に左右される。神戸市は企業も多く、比較的豊かなはずだが、まだまだ手厚いとはいえない水準だ。

 名古屋市は河村たかし市長が市長選の公約にしたことで、中3までの医療費無料が実現した。名古屋市の担当者は「『子育てするなら名古屋』というキャッチフレーズも掲げており、(医療費の自己負担ゼロは)優先順位の高い施策として予算の枠内でやりくりした」と話す。財政事情だけでなく、子育て支援を市の重点施策として掲げるかどうかも大きいようだ。

 今回の神戸市長選でも、立候補予定者4人が「中3までの医療費無料」を訴えている。しかし、財源をどう確保するか、いつまでに実現するか、所得の高い人には一定の負担を求めるのかなど、具体像はまだ語られていない。

 神戸市の場合、所得に関係なく中3まで医療費を無料にするには、新たに約20億円かかるという。市財務課は「財政的には厳しいが、やるとなったら予算の優先順位などを考え直し、対応していく」としている。(水戸部六美)=おわり



 ■主な政令指定市と県内自治体の子どもの医療費無料の範囲

 <中学3年まで>【通院】名古屋市、さいたま市、明石市、西宮市※

         【入院】さいたま市、名古屋市、神戸市※、横浜市※、明石市、姫路市※、西宮市※、芦屋市※、宝塚市※

 <小学6年まで>【通院】─

         【入院】福岡市 

 <小学3年まで>【通院】宝塚市※

         【入院】─

 <小学1年まで>【通院】横浜市※

         【入院】─

 <就学前まで> 【通院】福岡市 

         【入院】仙台市※、広島市※

 <2歳まで>  【通院】神戸市※、仙台市※、姫路市、芦屋市※

         【入院】─

<無料化対象はないが一定の助成あり>

         【通院】札幌市、京都市、大阪市、広島市 

         【通院】札幌市、京都市、大阪市 

 ※は所得制限あり

3239チバQ:2013/10/14(月) 20:13:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131009ddlk28010380000c.html
政界地図の筆先は:2013年神戸市長選/1 自民 /兵庫
毎日新聞 2013年10月09日 地方版

 ◇勢いの陰に不安定要因
 「神戸をしくじるわけには絶対いかない」

 今月3日、東京・永田町の自民党本部幹事長室で、石破茂幹事長は末松信介県連会長に念を押した。7月の参院選の圧勝で、3年近く大型国政選挙の“洗礼”を要しない「免罪符」を得た自民にとって、政令市長選での「取りこぼし」は政権の不安定要因にもつながりかねないからだ。

 「市政与党」の最右翼を担う自民だが、2009年の前回市長選は矢田立郎市長が民主単独推薦に方向転換したあおりを受け、自主投票の「煮え湯」を飲まされた。一方、今回は「矢田後継」の久元喜造氏(59)を早々と推薦。これに民主、公明両党が相乗りする「従来の構図」(自民党関係者)が復活した。

 とはいえ、自民の支援態勢は必ずしも「一枚岩」とは言えない。

 党所属市議だった森下裕子氏(48)=7月に離党=が久元氏より前に立候補を表明し、党の方針が決まらないうちに党要職とのポスターを独自に作成。それでも、森下氏への処分を巡り、自民党系の市議会2会派で意見が分かれる混乱ぶりを露呈した。一部の市議が樫野孝人氏(50)への支援を表明するなど火種はくすぶる。

 7月の参院選比例代表で自民は神戸市内で最多得票の18万票余りを集めるなど、市内の「政界地図」は自民“色”が濃さを増している。ただ「目立つ仕事はしても、汗をかかないような議員がいるのも事実。(誰かが面倒を見てくれる)『護送船団方式』のようだ」(ある市議)という実情も透けて見える。

 勢いを増す自民の波に、不安定さをはらむ内情が波紋を広げるのか。街中に貼られた自民のポスターには、久元氏と安倍晋三首相が笑みをたたえる。

   ◇    ◇

 2度の国政選挙と知事選で、県内の政界地図は大きく塗り変わりつつある。その「筆先」が神戸市長選で何を描くのか−−。【渡辺暢、山口朋辰】

==============

 ◇神戸市長選で予想される立候補者の主な顔ぶれ
樫野孝人  50 会社社長 無新

貫名ユウナ 61 共産党県委員 無新=[共]

久元喜造  59 [前]副市長 無新=[自][民][公]

森下裕子  48 市議 無新

〔神戸版〕

.

3240チバQ:2013/10/14(月) 20:15:26


http://senkyo.mainichi.jp/news/20131010ddlk28010408000c.html
政界地図の筆先は:2013年神戸市長選/2 民主・公明 /兵庫
毎日新聞 2013年10月10日 地方版

 ◇党の「存在感」対照的に
 「党としての推薦決定は、自民党よりも先にならないようにしてほしい」。今年6月、神戸市内の会議室。神戸市長選への対応を巡り、久元喜造氏(59)への推薦が決まった会議の場で、民主党市議団幹部は並み居る県連幹部に再三、強調した。

 前回2009年の神戸市長選は、直前に政権交代を果たした民主が3選を目指した矢田立郎市長に、各党相乗りから単独推薦へと方針を転換するよう「踏み絵」を踏ませた。再び野党で迎える今回は自民・公明両党との相乗りへと時勢は移ろい、「自・公の反発を受けた前回の轍(てつ)は踏まないよう、少しでも『民主単独』の雰囲気になるのは避けたかった」(党市議団幹部)という気遣いが漂う。

 党所属の県議が樫野孝人氏(50)の支援に回って除籍されるなどクシの歯が欠けるように、党勢の衰退ぶりは隠しきれない。「今の民主に市長選をリードする勢いはない。自民におんぶに抱っこするしかない」。ある市議は自嘲気味に笑った。

  ◇    ◇

 「久元さんには、ぜひとも神戸でがんばってもらいたい」

 今月3日、神戸市内で開かれた久元氏支援のシンポジウム。パネリストを務めた公明党の山本香苗参院議員が約500人を前に強調した。7月の参院選比例代表に名を連ねた全ての候補者の中で、最多となる約99万7000票を集めた山本氏の登壇は「勝てる自信がなければ推薦しない」(県本部関係者)という公明の“本気度”を表していた。

 前回市長選での自主投票から、久元氏推薦に舵を切った公明。参院選で公明が獲得した比例票は、神戸市内だけで10万票近くに達する。【渡辺暢】

==============

 ◇神戸市長選で予想される立候補者の主な顔ぶれ
樫野孝人 50 会社社長 無新

貫名ユウナ 61 共産党県委員 無新=[共]

久元喜造 59 [元]副市長 無新=[自][民][公]

森下裕子 48 市議 無新

〔神戸版〕

.

3241チバQ:2013/10/14(月) 20:16:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131011ddlk28010282000c.html
政界地図の筆先は:2013年神戸市長選/3止 第三極と共産 /兵庫
毎日新聞 2013年10月11日 地方版

 ◇党勢模索、それぞれの道
 堺市長選での日本維新の会「完敗」から約1週間が過ぎた今月7日、神戸・元町にある維新県総支部の一室。新原秀人代表ら約10人が顔をそろえた。テーマは、松井一郎幹事長が「自主投票」を明言した神戸市長選を巡る対応。みんなの党との相乗りも有力な選択肢だった、樫野孝人氏(50)への支援が俎上(そじょう)に上った。

 「樫野君にしたら、維新の名前が(推薦などで)出るのは、むしろ『ありがた迷惑』だろう」

 新原氏の言葉に、出席者は一様にうなずいた。7月の参院選兵庫選挙区で初の議席を獲得し、「超重要案件」(県総支部関係者)と言わしめた神戸市長選からの「撤退」宣言だった。

 ただ、維新の自主投票は「渡りに船」(樫野陣営関係者)という側面も捨てきれない。前回2009年の市長選にも立候補した樫野氏は、民主党の単独推薦を選んだ矢田立郎市長に反発する自民、公明両党の支持層の「受け皿」にも、事実上なっていたからだ。

 維新の「決断」と反比例するように、みんなの存在感が増している。今月9日、急きょ記者会見を開いたみんな神戸市議団は、議員全員での樫野氏支援を表明。樫野陣営の「要望」を受け、渡辺喜美代表が樫野氏の応援に入る方針を明らかにした。

 7月の参院選比例代表で維新とみんなが神戸市内で集めた票(計約17万9000票)は、最多得票の自民(約18万1000票)に迫る。維新とみんなの微妙なバランスは何をもたらすのか。渦中の樫野氏は記者団に強調した。「一番嫌なのは、無党派なのに『党のヒモがついている』と誤解されることだ」

   ◇    ◇

 「一番、市民目線なのは貫名さんだ」。9月17日、神戸市内の貫名ユウナ氏(61)の事務所開きで、新社会党県本部の粟原富夫委員長が声を枯らした。前回市長選で樫野氏支援に回った新社会と独自候補を立てた共産の「護憲派の結集」(貫名陣営関係者)こそ、7月の参院選で「政界地図」を塗り替えた共産の「試金石」となる。【渡辺暢、山口朋辰】=おわり

==============

 ◇神戸市長選で予想される立候補者の主な顔ぶれ
樫野孝人 50 会社社長 無新

貫名ユウナ 61 共産党県委員 無新=[共]

久元喜造 59 [元]副市長 無新=[自][民][公]

森下裕子 48 市議 無新

〔神戸版〕

3242チバQ:2013/10/14(月) 20:17:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131010ddlk30010380000c.html
新宮市の課題:市長選を前に/上 人口減少 /和歌山
毎日新聞 2013年10月10日 地方版

 ◇問われる施策の実効性 雇用など取り組み
 任期満了に伴い20日に告示される新宮市長選。既に現職の田岡実千年氏(52)▽市議、大西強氏(69)=新人▽元市議、上田勝之氏(48)=新人=のいずれも無所属の3人が立候補を表明し、陣営などによる前哨戦が展開されている。市長選を前に、熊野地域の中心として歴史を刻んできた新宮市の課題を取材した。【藤原弘】

 「市総合計画」(計画期間2008〜17年度)を掲げて市政を進める新宮市。1番の目標は「人口減少の抑制」で、目標数は、17年度末人口「3万1000人」だ。現在の新宮市は05年に旧新宮市と旧熊野川町が合併して誕生した。現在の新宮市域の人口は1985年以降、5年ごとの国勢調査の度に毎回減っており、10年は3万1498人。05年と比べて約2300人減った。

 新宮市の人口減の特徴は、10〜19歳の世代の5年後の市外流出傾向が高いことだ。同一年代生まれの集団に着目する統計学の方法を国勢調査の5歳階級別統計表に当てはめると、05年調査の「10〜14歳」「15〜19歳」の各階級の人数はそれぞれ、10年調査の「15〜19歳」「20〜24歳」になると大幅に減少する。これは、5年間の市外への人口流出数が流入数を大幅に上回ったためと推測できる。

 その他の世代では、05年調査時点の「20〜24歳」「25〜29歳」は10年調査になると増加に転じる一方、30歳以降59歳までの各世代は再び減少傾向が出ている。

 「新宮では、家業を継ぐために帰ってくる人が多いですよ」(自営業の40代男性)といった声はよく聞かれる。市商工観光課は「市外の大学などを卒業後に市内で就職する人や、大都市圏で会社勤めなどを数年経験してから帰郷する人が、相当数いる」とみている。

 市は人口定着のための対策を実施している。雇用対策としては、市と那智勝浦町、新宮商工会議所、南紀くろしお商工会などでつくる実行委員会が毎年8月15日、市内で「ふるさとUターンフェア企業説明会」を開催。市商工観光課によると、昨年度の参加企業は両市町の金融や観光関係など26社で求人数は88人。これに対して、訪問者は79人、採用内定者は6人だった。企業説明会以外にも、市は企業誘致などにも取り組んでいる。

 人口は、市総合計画で「まちの活力を表す指標そのもの」と意義付けられている。17年度末、人口は何人になるのか。市のさまざまな施策の実効性が問われることになる。

3243チバQ:2013/10/14(月) 20:18:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131011ddlk30010449000c.html
新宮市の課題:市長選を前に/中 「文化複合施設」建設計画 /和歌山
毎日新聞 2013年10月11日 地方版

 ◇自然や歴史、どう伝える 揺れる「熊野学センター」
 かつては熊野信仰の中心地の一つとして栄え、多くの著名人を輩出してきた新宮市。その歴史や文化を生かした都市像を実現するための「文化複合施設」建設計画が揺れている。

 文化複合施設は基本計画によると、市民会館と旧丹鶴小学校などの敷地約1万2000平方メートルに建ち、文化ホール▽図書館▽博物館機能を持つ「熊野学センター」−−で構成される。来年度の完成を目指し、11年度の市一般会計当初予算には設計関係の予算が計上された。しかし、同年9月、市内各地が紀伊半島豪雨で被災、復旧・復興を優先することになり、予算は凍結。昨年度と今年度は計上されていない。

 市の試算では、文化複合施設は建設費などで総額53億3000万円。市長選の焦点に浮上しつつあるのが、熊野学センターの扱いだ。

 3人の立候補予定者のうち、現職の田岡実千年氏(52)は、「維持コストなどの面から専門的な博物館を造るのは難しいと思うが、情報発信などは必要だ」との考えだ。これに対し、新人で市議の大西強氏(69)は「博物館機能以外を造る。約30億円規模の事業にする」と主張。新人で元市議の上田勝之氏(48)は「ホールと図書館を整備する。博物館機能はいらないが、展示コーナーは検討する」としている。

 博物館構想の歴史は長い。市は1982年に熊野記念館資料収集調査委員会を組織。2004年には、その流れをくむ「熊野学研究委員会」が発足し、資料収集や研究、市民向け催しなどを続けている。

 市は11年3月、学識経験者や文化団体などの関係者らで構成した「基本計画策定委員会」(17人)から、文化複合施設の基本計画の答申を受けた。委員の1人だった合唱団長の筒井三輝朗(みきお)さん(68)は「他にはないもので新宮を輝かせることができるのは博物館だ。この地方が元気で輝き続けるものとして文化複合施設を位置付けた」と話す。

 市長選は、熊野地域の自然や歴史文化の価値をどう伝え、広めていくのかを考える機会でもある。【藤原弘】

.

3244チバQ:2013/10/14(月) 20:19:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131012ddlk30010547000c.html
新宮市の課題:市長選を前に/下 地震防災 /和歌山
毎日新聞 2013年10月12日 地方版

 ◇市民の「命」に直結 多岐にわたるさまざまな対策
 南海トラフ巨大地震についての内閣府の被害想定(昨年8月公表)で、新宮市は震度7、最大津波高が14メートルとされた。今年3月には県が、県内沿岸市町の詳細な津波浸水想定を公表した。地震への防災・減災対策は市民の命に直結するだけに、選挙後に市長が真っ先に取り組まなければならない課題でもある。現状の主な対策をまとめた。

 ■大浜緑地整備事業

 防潮堤の陸側の「第2次防御ライン」として、市は、同市王子町の国有林の600メートル区間に盛り土する「大浜緑地整備事業」を始めた。国土交通省の河川激甚災害対策特別緊急事業で掘削される熊野川河口の砂利を使う計画だ。ただ、今年度の一般会計当初予算に1800万円を計上したが、国や県の補助が今後得られるかは決まっていない。

 ■津波避難対策

 県の津波浸水想定を受け、市防災対策課は市内の津波ハザードマップを作成中で、年内完成を目指す。現在はマンションなど20カ所を一時避難施設としており、さらに9カ所を指定する方針。避難路は指定していない。市は市民に「逃げるルートを複数考えてほしい」と説明している。沿岸部48カ所の電柱に昨年度、避難場所への方向、距離を示す表示52枚を巻き付けた。

 ■耐震性強化

 市内1万3000〜1万4000戸のうち約半分は、旧建築基準法で建築されているとされる。国などの補助の「木造住宅無料耐震診断」を受けたのは04〜12年度で計512戸、自己負担のある「木造住宅耐震改修補助」を受けたのは06〜12年度で14戸にすぎない。市は04年度、独自策の「無料家具転倒防止器具取付」を始めた。

 ■食糧備蓄

 市はアルファ米とソフトパンの2種類を備蓄している。4万食の備蓄を目標に毎年8000食ずつ入れ替える。2011年9月の紀伊半島豪雨災害で使用したため、現在の備蓄量は約2万9000食。大地震では国道42号が寸断され、救援物資の到着に日数がかかることも予想される。市は市民に「1週間分以上の備蓄」を呼び掛けている。

    ◇

 さまざまな課題が山積する新宮市。市政のかじ取りを誰に託すのか、投票は27日だ。【藤原弘】

.

3245チバQ:2013/10/14(月) 20:21:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131012ddlk30010547000c.html
新宮市の課題:市長選を前に/下 地震防災 /和歌山
毎日新聞 2013年10月12日 地方版

 ◇市民の「命」に直結 多岐にわたるさまざまな対策
 南海トラフ巨大地震についての内閣府の被害想定(昨年8月公表)で、新宮市は震度7、最大津波高が14メートルとされた。今年3月には県が、県内沿岸市町の詳細な津波浸水想定を公表した。地震への防災・減災対策は市民の命に直結するだけに、選挙後に市長が真っ先に取り組まなければならない課題でもある。現状の主な対策をまとめた。

 ■大浜緑地整備事業

 防潮堤の陸側の「第2次防御ライン」として、市は、同市王子町の国有林の600メートル区間に盛り土する「大浜緑地整備事業」を始めた。国土交通省の河川激甚災害対策特別緊急事業で掘削される熊野川河口の砂利を使う計画だ。ただ、今年度の一般会計当初予算に1800万円を計上したが、国や県の補助が今後得られるかは決まっていない。

 ■津波避難対策

 県の津波浸水想定を受け、市防災対策課は市内の津波ハザードマップを作成中で、年内完成を目指す。現在はマンションなど20カ所を一時避難施設としており、さらに9カ所を指定する方針。避難路は指定していない。市は市民に「逃げるルートを複数考えてほしい」と説明している。沿岸部48カ所の電柱に昨年度、避難場所への方向、距離を示す表示52枚を巻き付けた。

 ■耐震性強化

 市内1万3000〜1万4000戸のうち約半分は、旧建築基準法で建築されているとされる。国などの補助の「木造住宅無料耐震診断」を受けたのは04〜12年度で計512戸、自己負担のある「木造住宅耐震改修補助」を受けたのは06〜12年度で14戸にすぎない。市は04年度、独自策の「無料家具転倒防止器具取付」を始めた。

 ■食糧備蓄

 市はアルファ米とソフトパンの2種類を備蓄している。4万食の備蓄を目標に毎年8000食ずつ入れ替える。2011年9月の紀伊半島豪雨災害で使用したため、現在の備蓄量は約2万9000食。大地震では国道42号が寸断され、救援物資の到着に日数がかかることも予想される。市は市民に「1週間分以上の備蓄」を呼び掛けている。

    ◇

 さまざまな課題が山積する新宮市。市政のかじ取りを誰に託すのか、投票は27日だ。【藤原弘】

3246チバQ:2013/10/15(火) 20:42:18
http://www.asahi.com/politics/update/1014/OSK201310130153.html
2013年10月15日1時3分
自民一強、維新は影薄く 政党応援に明暗 神戸市長選[PR]

 13日に告示された神戸市長選は、3期務めた現職の引退で12年ぶりに新顔同士の戦いとなった。自民党は安倍政権の高い支持率を背景に党幹部を続々投入。選挙戦でも「一強」ぶりが際だつ。一方、日本維新の会は、直前の堺市長選の敗北もあって存在感がない。

 「政権として全身全霊で支えていく」。13日、神戸市中央区の大丸神戸店前。自民、民主、公明3党が推薦する元副市長の久元喜造氏への応援演説で、自民の石破茂幹事長が力説した。

 自民は、告示前には麻生太郎副総理兼財務相や谷垣禎一前自民党総裁が神戸入りし、14日には菅義偉官房長官が駆けつけるという「市長選では異例の力の入れよう」(党幹部)だ。

 一方、民主党は海江田万里代表が告示前、久元氏を招いた県連など主催の大会に出席したものの、「支持者の票をまとめることにまず徹する」(前島浩一神戸市議団長)と控えめだ。県連幹部は「まだ国政選挙の大敗を引きずっている。足を引っ張ってはいけない」と自嘲気味に語る。

 維新も7月の参院選兵庫選挙区で議席を獲得した時とは一転、影が薄い。一時は地下鉄民営化など大胆な市政改革案を掲げるコンサルティング会社社長の樫野孝人氏との連携を模索したが、9月の堺市長選で大敗すると自主投票を決めた。樫野氏の陣営関係者も「維新の色がつけば『大阪が神戸に攻め込んでくる』とネガティブキャンペーンを張られる」と懸念し、自主投票はむしろ好都合と受け止めている。

3247チバQ:2013/10/16(水) 23:19:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131016ddlk29010440000c.html
選挙:斑鳩町長選 無投票で小城氏8選 支持者とバンザイ /奈良
毎日新聞 2013年10月16日 地方版

 任期満了に伴う斑鳩町長選は15日告示され、無所属現職の小城利重氏(64)だけが立候補の届け出をし、無投票で連続8回目の当選を決めた。8選は県内の現職市町村長では最多選。小城氏の無投票当選は3期目の1993年、4期目の97年以来16年ぶり3回目。

 小城氏は無投票当選が決まると、JR法隆寺駅近くの事務所で支持者らとバンザイ。「福祉を後退させず、守り続けてきた。『斑鳩』は全国に知られる大きな地名。風光明媚(めいび)な街を後世に引き継ぐ取り組みを進めたい。安心・安全な街づくりも一層進めていきたい」と抱負を語った。【熊谷仁志】

==============

 ◇斑鳩町長選
小城利重(こじょう・とししげ) 64 無現(8)

 斑鳩ユネスコ協会長[歴]衆院議員秘書▽町議▽大阪商大

3248チバQ:2013/10/18(金) 21:28:07
http://www.nara-np.co.jp/20131018102215.html
三つどもえ 接戦展開 - 天理市長選
2013年10月18日 奈良新聞

 任期満了に伴う天理市長選挙は20日の投票日に向け終盤戦を迎えたが、元県議の藤本昭広(67)、元外務省職員の並河健(34)、元市商工会役員の沢田昌久(57)―の無所属3新人による競り合いが続いている。3候補がそれぞれ違った強みを持つが、一方で決定打を欠く面もあり、接戦のまま最後までもつれ込みそうだ。

 藤本候補は、県議として5期17年にわたり積み上げてきた経験が強み。民主党公認だった平成23年の県議選で8649票を獲得しており、女性や子育て世代など一定の基礎票がある。ただ候補者の中で最も高齢なこともあり、票の伸び悩みが懸念される。

 並河候補は、南佳策市長(76)の後継者として、4年前の選挙で南氏を支えた天理教本部の一部や後援会が支援。市の中心部などで支持を広げている。クリーンなイメージを持つ南市長の市政継承の重要性をどこまで印象付けられるかがカギとなりそう。

 沢田候補は、他候補よりスタートが遅れたが、推薦する自民党が強力にバックアップ。地元の柳本や朝和地区など、9小学校区のうち5校区の推薦を受け、市の外周部を中心に支持を固める。19日午後2時には近鉄天理駅前で新藤義孝・総務大臣が街頭演説を行い、地固めと浮動票の掘り起こしを図る。

 4年前の市長選は現職に対し、これと対立する岩田国夫県議や保守系市議らが擁立した候補、さらに民主推薦候補による三つどもえの選挙となり、今回と似た構図で争われた。

 顔触れや背景が変わった面もあるが、元民主党県議の藤本候補、現職の後継指名を受けた並河候補、そして反南市長の保守系市議9人がつく沢田候補と、前回同様の戦いが展開されている。そうした中、自主投票を決めた公明党の票の行方も勝敗に大きく影響しそうだ。

 投票率は前回は55・43%、その前は52・30%と50%台で推移。今回も55%前後の投票率との見方が多く、3万票弱の票を巡る争奪戦となりそうだ。

3249チバQ:2013/10/20(日) 17:19:25
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006434289.shtml
2013/10/20 17:09


西脇市長選、2人に争いに 市議選は無投票当選 
 任期満了に伴う西脇市長選と市議選が20日、告示された。市長選には、ともに無所属で、前市会議長の新人池田勝雄氏(58)と織物機械商社社長の新人片山象三氏(52)=自民推薦=が立候補。前回は無投票で、8年ぶりの選挙戦が始まった。

 少子高齢化が進む中、地場産業の振興や、水害対策などが同市の課題で、選挙戦では、地域活性化に向けた取り組みが問われる。

 池田氏は「雇用を創出し、日本一の健康なまちをつくる」、片山氏は「民間力で経済、教育、住みやすさを復活する」と訴えている。投開票は27日。

 定数が18から16に減った市議選には、現職10、新人6の計16人が立候補し、2005年の合併以来、初の無投票となった。

(伊藤大介)

3250チバQ:2013/10/20(日) 17:32:02
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006432711.shtml
2013/10/20 09:02


神戸市長選情勢 久元氏、市内全域で優位
 27日投開票の神戸市長選を前に神戸新聞社は18、19日、電話世論調査を実施した。候補者の新人5人のうち、元神戸市副市長の久元喜造(ひさもときぞう)氏(59)=自民、民主、公明推薦=が市内全域でリードし、会社社長の樫野孝人(かしのたかひと)氏(50)が激しく追い上げる。続いて政治団体共同代表の貫名(ぬきな)ユウナ氏(61)=共産推薦、新社会支持=と元同市議の森下やす子氏(48)が競り合っている。全体の5割が態度を決めておらず、情勢が変化する可能性もある。

 久元氏は推薦を受けた市政与党各党の約4〜7割を固め、無党派層の一部にも食い込む。矢田市政を評価する層も久元氏を支持する傾向で、矢田立郎市長から後継指名された効果が出ている。

 4年前に続く再挑戦の樫野氏は市東部や地元の須磨区で善戦。所属議員らが支援するみんなの党の支持層や無党派層に浸透を見せる。ただ、前回選で樫野氏に投票した層の一部が貫名氏、森下氏にも流れており、固め切れていない。

 貫名氏は、推薦を受ける共産の支持層を手堅くまとめる。兵庫、長田区で勢いが見られ、昨年末の衆院選兵庫2区(兵庫、長田、北区)に立候補したことも影響しているとみられる。

 政党からの推薦や支援がなく「市民派」を掲げて戦う森下氏は、みんなの党や日本維新の会の支持層の一部に浸透を見せるが、無党派層からの支持が伸び悩んでいる。地盤の垂水区でも苦戦している。

 建設業の久本信也(ひさもとしんや)氏(58)は伸びていない。(黒田勝俊)


〈世論調査の方法〉

 神戸市の有権者を対象に18、19両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1527件、うち1013人から回答を得た。


〈神戸市長選立候補者〉

森下やす子 48 元神戸市議  無新
貫名ユウナ 61 政治団体代表 無新=共推薦=
久元喜造 59 元神戸副市長 無新=自、民、公推薦=
樫野孝人 50 会社社長   無新
久本信也 58 建設業    無新

(届け出順)

3251チバQ:2013/10/20(日) 21:23:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20131017-OYT8T01153.htm
新宮市長選 課題を探る<上>

.活性化〜人呼び込むきっかけを



人通りがめっきり減り空き店舗も目立つ仲之町商店街。人の流れを呼び込む施策が期待される(新宮市で)  好天に恵まれた3連休最終日の14日、新宮市新宮の世界遺産・熊野速玉大社の駐車場には、他府県ナンバーの乗用車や観光バスが続々と入ってきた。平均的な滞在時間はおよそ30分。1泊2日の日程で大阪市から訪れたツアーバス運転手(59)は「30年来、新宮で立ち寄るのはここだけ。他に目新しい名所もないしね」と話すと、足早に宿泊先の那智勝浦町へバスを走らせた。

 昨年、新宮市を訪れた観光客は約103万人。東日本大震災や紀伊水害で落ち込んだ2011年の約95万人から持ち直したとはいえ、08年は122万人を超えており、ここ数年、減少傾向にある。県外からの観光客は熊野速玉大社に熊野本宮大社、熊野那智大社を合わせた三山巡りを楽しむのが主流で、新宮城跡や国の天然記念物「浮島の森」などの市内の観光スポットにはなじみが薄いという。短時間の滞在では、地元経済への波及効果もあまり期待できないのが実情だ。



 市の人口も落ち込みが目立つ。今年9月現在約3万1400人で、1985年から約9000人減少(旧熊野川町も含む)。若者が市外に流出する一方、高齢化率は30%を超えている。

 中心市街地に位置し、長さ約380メートルのアーケードに、約90店舗が軒を連ねる仲之町商店街。市を代表する商店街だが、営業を続けている店は3分の2ほどに減った。人通りは少なく、「貸店舗」の貼り紙もあちこちに見受けられる。「1970年頃までは、平日でもごった返した。人の動きで、電車の出発や到着がわかった」とある女性店主は懐かしむ。

 商店街にかつてのにぎわいを少しでも取り戻そうと、市は今年度、空き店舗対策として実施している新規出店者への家賃補助の期間を1年から2年に延長し、改装費補助も設けたが、新たな申し込みはないという。



 厳しい状況の中、にぎわいを創り出す拠点になると期待が寄せられているのが、文化ホールや図書館の機能をもつ「文化複合施設」の建設計画だ。施設を中心に交流人口を増やすとともに、周辺の歴史・文化資源を散策する「まちなか観光ルート」をPRすることで、観光客を市街地に呼び込むのが狙いだ。市は来年度にも基本設計に入り、16年度に着工したいとしている。

 商店主らは客離れを食い止めようと、手作りイベントにも取り組んできた。その都度、集客には成功したというが、効果は一過性の域を超えられないでいる。同商店街振興組合の西孝理事長(49)は「商店街だけを目当てに、客が足を運ぶことは今後も考えにくい。日常的に利用できる施設なら人も動く。まずは、人の流れを生むきっかけがほしい」と訴える。活性化に向けてハード、ソフト両面でどのような方策を打ち出すか。知恵が求められている。



 新宮市長選は20日告示される。厳しい財政状況の中で活性化策や防災対策などの課題にどう取り組むのか。市政の課題を探った。

(2013年10月18日 読売新聞)

3252チバQ:2013/10/20(日) 21:24:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20131018-OYT8T01302.htm?from=popin
新宮市長選 課題を探る<下>

水害・津波対策〜逃げ場確保、行政の責務



河川監視カメラがとらえた映像を映すモニター。市は災害に備えて情報収集に力を入れる(新宮市熊野川行政局で) 一昨年秋の紀伊水害で死者13人、行方不明者1人を出した新宮市。中でも、約300棟が損壊や浸水し、6人が犠牲になるなど被害の大きかった熊野川町地域では、9月末の人口は1495人で、水害直前の1661人(2011年8月)に比べ1割減少した。

 町内で被災した男性は「10年もたてば、数人しか住まない集落も出てくる。寂しいね」と、地域の衰退を嘆いた。

 家屋が損壊するなどした被災者を対象に、市が半年ごとに行っているヒアリング調査では、9月末時点で93%が「自宅再建のメドが立った」と回答。復興に向けた歩みを感じさせる一方、「元の家に戻りたいが資金がない」「雨が降ると不安」などと訴える声も聞かれる。

 9月の台風18号の際、市は河川の増水で危険度が増したとして、熊野川町など273世帯575人に避難指示を発令した。被害は出なかったものの、避難所に来たのは市全体で187人、同町地域でも108人にとどまった。

 水害で熊野川町日足の自宅が半壊し、近くの借家で暮らす女性(59)は「川の水位をずっと気にしていたが、思ったほど上昇しなかった。これなら避難しなくても大丈夫と判断した」と振り返りながら、「避難所が遠くなったしね」と付け加えた。

 市は今年度、熊野川町内に避難所を兼ねた集会所2か所の新築と増築をしている。一方、市内全域で昨年10月、浸水の恐れのある31施設について避難所の指定を外した。市熊野川行政局の伊藤順司局長は「不便を感じる住民もいると思うが、最悪の事態も想定して、早めの避難を今後も呼びかけていく」と話す。

 市では避難に欠かせない情報の収集と住民への早期の伝達に力を入れる。今年度から導入した河川監視カメラは、当初の3台に加え、9月補正予算でも4台を追加。旧市内でも聞き取りにくい地域がある防災行政無線については、約80あるスピーカーの設置場所を、来年度までに効果的な配置に替える予定だ。さらに、同町内に配備している戸別受信機のデジタル化を決めた。



 南海トラフ巨大地震などへの対策も急務だ。県が発表した被害想定では、新宮市には最大14メートルの津波が押し寄せ、平均浸水深は3・2メートルとされた。20か所ある一時避難施設は今後、8か所増やす計画を進めているが、「データ上、逃げるのが困難な地区も多い」として今後、熊野川河口などの「空白区」には津波避難タワーなどの建設も進めたいとしている。

 昨年は、市が行う防災に関する出前講座の申し込みが50件以上あった。東日本大震災や紀伊水害を経て、市民の危機意識は確実に高まっている。担当者は「町歩きや訓練を進める中で、安全な避難手段も見えてくる」と自主的な活動に期待しながら、「市民が逃げられる場所を確保するのが行政の役割」とも話した。

 被害を最小限に抑えるためにも、市の取り組みの重要性は増している。(大場久仁彦が担当しました)

(2013年10月19日 読売新聞)

3253旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/21(月) 01:09:15
天理市長に並河氏(奈良)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013102000196
 元外務省職員の並河健氏(34)=無所属・新=が、元県議の藤本昭広氏(67)=無所属・新=、元建設会社社長の沢田昌久氏(57)=無所属・新/自民推薦=を破り初当選。(20日投開票)(2013/10/20-22:45)

3254チバQ:2013/10/21(月) 21:16:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20131020-OYT8T01081.htm
天理市長に並河さん…3新人の激戦制す



初当選を決め、支持者らと万歳する並河さん(中央)(20日午後10時43分、天理市の事務所で)  天理市長選は20日投開票され、無所属の新人で元外務省職員の並河健さん(34)が、ともに無所属の新人で前県議の藤本昭広さん(67)と、元建設会社社長の沢田昌久(よしひさ)さん(57)(自民推薦)を接戦のすえ破り、初当選を果たした。

 投票率は55・61%(前回55・43%)だった。当日有権者数は5万2158人(男2万5124人、女2万7034人)。

 並河さんの同市川原城町の事務所は初当選の知らせが入ると、集まった支持者の歓声と拍手に包まれた。並河さんは「しっかりと市民との対話を続けたことで、勝利できた。南佳策市長の市政を礎に、天理のまちの魅力を生かした活性化を何としてでも果たしていく」とあいさつ。支持者らと万歳を繰り返した。

 財政再建や産業振興などが争点となったが、並河さんが34歳という若さと外務省職員としての行政経験を強く打ち出し、激戦を制した。

 並河さんは、大阪府箕面市出身。東京大卒。外務省職員、広告会社社員を経て、昨年12月の衆院選では奈良2区に日本維新の会から出馬し、落選した。

<解説>少数与党 問われる手腕

 12年ぶりとなる新市長に市民は並河さんを選んだ。出馬表明は3候補の中で最も早い今年6月。昨年の衆院選に出馬したことで、市民の間に名前は浸透しており、子育て世代の身近さと政策通をアピールする戦略が無党派層の市民にも支持されたといえる。

 全面的な支援を表明した南佳策市長が演説会では何度もマイクを握り、「公正な市政を続けるための後継者だ」と太鼓判を押した。南市長の後援会組織を中心にした自民党の一部や天理教教会本部の実力者たちによる応援も、支持の拡大に効果を発揮。「天理市生まれではない」との他陣営の批判をはね返すことに成功した。

 一方で、市議会の多数派が他候補を応援したことで、少数与党の議会運営は決して簡単ではなさそうだ。異なる利害を辛抱強く調整した上で、市民にとって有益な市政運営に取り組むという、政策論争とは別次元の現実の政治ができるかが、並河さんに問われてくるだろう。(守川雄一郎)

(2013年10月21日 読売新聞)

3255チバQ:2013/10/21(月) 21:38:03
元県議 藤本昭広氏(67)     民主系
元外務省職員 並河健氏(34)   市長後継 維新から衆院選出馬落選 →市長選当選
柳本商工連盟会長沢田昌久氏(57) 自民推薦

http://www.nara-np.co.jp/20131021101558.html
天理市長に並河氏 - 「継承」掲げ初当選
2013年10月21日 奈良新聞


初当選を果たし、支持者らとともにバンザイする並河氏=20日午後10時45分ごろ、天理市川原城町の選挙事務所
 任期満了に伴う天理市長選挙は20日、投開票が行われ、無所属新人で元外務省職員の並河健氏(34)が、元県議の藤本昭広氏(67)、元市商工会役員の沢田昌久氏(57)=自民党推薦=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は5万2158人(男2万5124人、女2万7034人)。投票率は55・61%で、前回の55・43%を0・18ポイント上回った。

 3期12年間、市政運営を担ってきた南佳策市長(76)は今期限りでの引退を表明。これを受けて新人3人による三つどもえの戦いが繰り広げられ、南市政の継承・発展を掲げた並河氏が激戦を制した。子育て支援や福祉の充実を掲げた藤本氏、自民党推薦を受け、市の財政再建を訴えた沢田氏は一歩及ばなかった…

3256チバQ:2013/10/21(月) 21:41:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131021ddlk28010302000c.html
選挙:たつの市長選 栗原氏が初当選 「身を粉に元気なまちを」 /兵庫
毎日新聞 2013年10月21日 地方版

 任期満了に伴うたつの市長選は20日投票、即日開票された。無所属新人4人の争いとなる中、前県議の栗原一氏(63)=自民推薦=が、元市総務部長の山本実氏(61)▽市連合自治会長の徳永耕造氏(65)▽政治団体代表の田中優太氏(31)を破って初当選を決めた。当日有権者数は6万4365人(男3万588人、女3万3777人)。投票率は54・74%(前回44・61%)だった。

 栗原氏は▽住みやすい安全・安心の町づくり▽小中一貫教育、幼保一体化の教育改革▽再生可能エネルギーの導入−−などを選挙戦を通じて訴え、市民に受け入れられた。

 龍野町富永の事務所には開票前から大勢の支援者たちが待機。「当選確実」の知らせが届くと、満面笑みの栗原氏が姿を見せ、支援者らと何度も喜びの「万歳」を繰り返した。栗原氏は「市民の期待と同時に責務を感じる。身を粉にして、たつの市の元気づくりに取り組みたい」と語った。【小泉邦夫】

==============

 ◆開票結果

 ◇たつの市=選管最終発表
当 15760 栗原一  63 無新

  10634 山本実  61 無新

   7656 徳永耕造 65 無新

    790 田中優太 31 無新

==============

 ◇喜びの当選者
栗原一(くりはら・はじめ) 63 無新(1)

 [元]県議[歴]衆院議員秘書▽県議会総務委員長・決算特別委員長▽県監査委員▽県立大大学院=[自]

〔播磨・姫路版〕

3257チバQ:2013/10/21(月) 21:42:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131021/hyg13102102110000-n1.htm
たつの市長選 栗原氏初当選 4人立候補の激戦制す 兵庫
2013.10.21 02:11
 任期満了に伴うたつの市長選は20日投票が行われ、即日開票の結果、いずれも無所属新人で、元県議の栗原一氏(63)=自民推薦=が、市連合自治会長の徳永耕造氏(65)、元市防災監の山本実氏(61)、元一般社団法人理事の田中優太氏(31)ら3人を破り、初当選を果たした。投票率は54・74%(前回44・61%)。

 同市龍野町富永の栗原氏の選挙事務所には大勢の支援者らが集まり、当選の一報が伝わると「やったぞ」と歓声がわき起こった。拍手に包まれ姿を見せた栗原氏は支援者らとバンザイ三唱。「まちににぎわいを取り戻せるように頑張りたい」などと決意を述べた。

 今回の市長選は、旧龍野市時代から通算15年間にわたり市政運営を担い、今期限りで引退する現職の西田正則氏の後の市トップの座を争い、舌戦が繰り広げられた。栗原氏は県議時代の実績などをアピールし、支援者だけでなく無党派層にも支持を広げた。他の3人もそれぞれ政策を訴えたが、及ばなかった。

                   ◇

 ◇たつの市長選

 開票終了

 当  15760 栗原  一 無新 【自】

    10634 山本  実 無新

     7656 徳永 耕造 無新

      790 田中 優太 無新

                   ◇

 栗原(くりはら) 一(はじめ) 63 〔1〕

 元県議(衆院議員秘書)県立大院

3258チバQ:2013/10/21(月) 22:06:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131021ddlk30010232000c.html
選挙:新宮市長選/新宮市議補選 市長選告示、現新3氏の対決 活性化など焦点 /和歌山
毎日新聞 2013年10月21日 地方版

 任期満了に伴う新宮市長選は20日告示され、現職の田岡実千年氏(52)▽新人で元市議の上田勝之氏(48)▽新人で元市議の大西強氏(69)−−のいずれも無所属の3人が立候補を届け出た。地域活性化策や市の大型事業の進め方などを焦点に、選挙戦に突入した。【藤原弘、山本芳博、岸本桂司】

 ◆立候補者の第一声(届け出順)

 ◇道半ば4年で成果を−−田岡実千年氏(52)=無現
 田岡候補は同市緑ケ丘1の選挙事務所前で出陣式。田辺市の真砂充敏市長が「災害、観光の問題に手を取り合っていきたい」とあいさつし、仁坂吉伸知事のメッセージが読み上げられた。田岡候補は「市政は市民のためにありとの信念のもと、取り組んできたが、行政改革、防災、まちの活性化などが道半ば」と述べ、「これから4年間で成果を出す。このまちで生まれ、育って良かったと皆さんが実感できるよう頑張ります」と訴えた。

 ◇防災整備し優しい街−−上田勝之氏(48)=無新
 上田候補は同市徐福1の選挙事務所前で、第一声を上げた。市議や串本町議らが応援に駆け付ける中、海や川など熊野の自然をイメージした青色のベストを着て、「財政が厳しく、大きな公共事業や市役所建て替え、文化複合施設は身の丈に合った施設に見直すべきだ」と主張。「防災無線が家の中で聞こえるよう防災ラジオを各家庭に配備し、シャッター通りの寂しい現状から再生させ、子育てに優しい街をつくる」と支持を訴えた。

 ◇豊富な人脈と政治力−−大西強氏(69)=無新
 大西候補は同市横町1の選挙事務所前で第一声。市の財政状況について、「このまま行けば、わずか4年くらいで危険水域に入ってしまう。無駄を省き、今計画されている大型事業を見直し、身の丈に合った計画を実行しなければいけない」と主張した。また、国や県の公共事業を市内で実施するよう働きかけることを約束し、「そのためには政治力がいる。これまでに培ってきた人脈と政治力は誰にも負けない」とアピールした。

 ◇市議補選に2人
 同市議補選(改選数1)も告示され、元衆院議員秘書、浜田雅美氏(47)▽会社役員、汐崎まこと氏(58)−−のいずれも無所属新人の2人が立候補を届け出た。

 投票は27日午前7時〜午後7時(一部繰り上げ)、市内33カ所で行われ、同市王子町3の市立総合体育館で午後8時15分から開票される。19日現在の選挙人名簿登録者数は、2万6092人(男1万1802人、女1万4290人)。

==============

田岡実千年(たおか・みちとし) 52 無現(1)

 県市長会副会長[歴]写真店経営▽小・中学校育友会長▽新宮青年会議所理事長▽大阪芸大

上田勝之(うえだ・かつゆき) 48 無新

 保険代理業▽町内会副会長[歴]清掃会社員▽生命保険会社員▽市議・市議長▽陵雲高

大西強(おおにし・つよし) 69 無新

 [元]タクシー会社社長[歴]県警察官▽近畿大校友会新宮支部長▽市議・市議長▽近畿大

==============

 ◆市議補選立候補者

 ◇新宮市(改選数1−2)
浜田雅美 47 無新 [元]衆院議員秘書[歴]銀行員 

汐崎まこと 58 無新 パソコン教室経営[歴]新宮RC会長

.

3259チバQ:2013/10/21(月) 22:16:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131021ddlk28010308000c.html
選挙:西脇市長選/西脇市議選 市長選、2新人の一騎打ち 8年ぶり選挙戦 市議選は無投票に /兵庫
毎日新聞 2013年10月21日 地方版

 任期満了に伴う西脇市長・市議選が20日、告示された。市長選には前市議の池田勝雄氏(58)、織物機械商社社長の片山象三氏(52)=自民推薦=の無所属新人2人が立候補、一騎打ちとなった。市議選(定数16)は現職10、新人6の計16人が無投票当選した。

 市長選は2005年合併に伴う初代市長を2期務めた現職の來住(きし)壽一市長(69)が体調不良を理由に引退を表明し、選挙戦は合併時以来8年ぶり。旧市から3代続いた市職員出身以外の市長が誕生することになり、若者流出や税収減に歯止めをかける振興策が主な争点となる。市議選は定数が2減となり、無投票は合併後初。

 市長選の投票は27日午前7時〜午後8時、33投票所であり、同9時から市総合市民センター体育館で即日開票される。期日前投票は21〜26日、市役所1階で。19日現在の選挙人名簿登録者数は3万4918人(男1万6546人、女1万8372人)。【姜弘修、幸長由子】

 ◆西脇市長選 候補者の第一声(届け出順)

 ◇再生へしがらみか未来か−−池田勝雄候補(58)=無新
 池田氏は午前9時から野村町の選挙事務所で出陣式。集まった支持者を前に、雇用の創出▽日本一の健康なまちづくり▽定住・交流人口の増加▽改革の強力な推進という4点の公約を掲げ「西脇を必ず再生してみせる」と第一声を上げた。さらに「今度の選挙は古いしがらみにしがみつくのか、未来をつくるのかの選択だ」と強調。「私は西脇市民と一緒に新しい西脇市をつくりたい。政策と実績、人物、全てにおいて我々が勝っているということ、新しい市をつくるのは我々だということを選挙で証明したい」と訴えた。

 ◇次世代と共に誇れる市に−−片山象三候補(52)=無新
 片山氏は午前9時から、和田町の選挙事務所で出陣式。小雨の中集まった支持者を前に「立候補の表明以来、民間力で経済の復活、教育の復活、住みやすさの復活を訴えてきた。皆さんには工場や商店街にたくさんの人があふれ、活気があった頃の思い出が残っていると思う。今回は次の世代の子供たちや孫たちと一緒に誇りを持って住める西脇市にするための選挙。そのためには民間力、今までにない発想で新しい西脇市に変えていきたい」と訴え、「私の力だけではできない。どうか協力と支援を」と呼びかけた。

==============

 ◇西脇市長選立候補者
池田勝雄(いけだ・かつお)58 無新

 [元]市議▽学習塾経営[歴]信用金庫職員▽機関紙記者▽黒田庄町議▽市議長▽横浜国大

片山象三(かたやま・しょうぞう) 52 無新

 織物機械商社社長▽町内会長[歴]繊維機械会社員▽西脇青年会議所理事長▽同志社大=[自]

==============

 ◆無投票当選者(届け出順)

 ◇西脇市(定数16)
寺北建樹 64 共現(3) 党市委員長[歴]地区区長会長

高橋博久 65 無現(3) 接骨院長▽自民党支部幹事長

古西祐子 51 無新(1) 旅行会社社長[歴]観光バス会社員

坂部武美 61 無新(1) [元]市生涯学習課長[歴]地球科学館長

浅田康子 64 無新(1) 写真館経営[歴]商議所女性会長

村岡栄紀 51 無新(1) 経営コンサルタント[歴]PTA会長

村井公平 71 無現(3) まちづくり団体会長[歴]農協職員

林晴信 46 無現(3) [元]市監査委員[歴]消防団地区部長

岩崎貞典 65 無現(2) 電機工事業[歴]市PTA連合会長

岡崎義樹 51 公現(2) 党副支部長[歴]輸入販売会社員

高瀬洋 57 無新(1) 森林インストラクター[歴]会社員

中川正則 61 無現(3) [元]NPO理事[歴]町文化協会長

村井正信 64 無現(2) まちづくり委員[歴]職員組合委員長

宮崎春貴 61 無現(2) 撚糸業▽消防団副団長[歴]保護司

東野敏弘 58 無新(1) 介護職員[歴]黒田庄町長▽県議

松本和幸 60 無現(2) 農業[歴]農協職員▽飲食店経営

==============

 ◇市議選名鑑の見方
 名前▽年齢▽党派▽現職、元職、新人の別▽丸囲み数字は当選回数▽職業・肩書▽[歴]以下は主な経歴

〔播磨・姫路版〕

.

3260旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/22(火) 19:45:37
セクハラ更迭の大阪市校長、市教委「不適格」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000631-yom-soci
 大阪市立小の民間出身校長が保護者らへのセクハラ行為で更迭された問題で、市教委は「復職に向けた研修を受けたものの、校長には不適格」として、この校長を現場復帰させない方向で検討していることがわかった。
 最終的な復職の可否は、市教育委員らが22日に本人に面接した結果を踏まえ、月内にも決まる見通し。
 問題の校長は、介護関連会社役員から今春、公募で採用され、港区の小学校に赴任していた吉田敬(たかし)氏(59)。児童の母親に対し、「僕と会えなかったらさみしい?」と不適切なメールを送ったり、親睦会で尻を触ったりしたことなどが判明し、9月上旬、減給10分の1(6か月)の懲戒処分を受け、校長を更迭された。その後、市教育センター付となり、どういう行為がセクハラに当たるのか、保護者との接し方はどうあるべきかについて研修を受けていた。
 市教委は処分発表時、吉田氏について、研修後は復職を目指す方針としていた。しかし、改めて適性などを慎重に見極めた結果、「反省しているものの、校長に戻せるだけの改善は見られない」(市教委幹部)として現場復帰は困難と判断、研修も打ち切る考えという。
 ただ、市教育委員らは「直接話を聞いてから最終判断したい」としており、22日に吉田氏に面接した結果をもとに、結論を出す。

3261旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/22(火) 19:48:00
セクハラ公募区長 「反省文」提出後、市民に逆ギレした一部始終
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131017-00000549-san-pol
 部下へのセクシャルハラスメントを悔いたばかりの区長が、市民らの抗議にキレた。大阪市の公募で昨年8月に民間から登用された森伸人・東成区長(54)が四面楚歌(そか)に陥っている。部下の女性職員にセクハラをしたとして減給処分を受け、セクハラやパワーハラスメント的な言動に関する“反省文”を市に提出したが、求心力の回復にはいたらず、地元選出の市議も不快感を表明。
 とうとう市民らから抗議を受ける事態にまで発展したが、報道陣などの衆人環視の中で森区長は感情を高ぶらせながら声を張り上げた。「24区のトップを走っております!」。森区長は“独走態勢”に入ったもようだが、なにを独走しているのか。
 ■「区長、何を言っている!」飛ぶ怒号、うつむく職員たち
 10月7日夜、東成区役所1階にある市民向けのイベントスペース。このスペースの運営を区と共同で行ってきた委員会の市民数人が森区長をにらみ、その様子を報道陣が注視していた。
 発端は8月に開かれた会議での森区長の発言。この委員会について「懇親会のような活動」「解散させた」などと発言したが、実際には委員会は解散していなかった。発言を知った委員会の市民が抗議し、区側が陳謝の場として会談をセッティングした。
 「不適切な発言だったが、誤解があった」。陳謝しながらも弁明しようとする森区長の姿勢に市民側は反発。「議会に区長の辞任を求める陳情書を出したい」と突き放すと、森区長は唐突に「東成の成果について説明させていただきたい」と宣言した。
 「区長、なにを言っている!」。市民側から怒号が飛ぶ中、森区長は興奮した口調で「職員が汗をかいてやってくれている」「24区のトップを走っております」「職員や私がやってきた成果でございます」と一気にまくしたてた。
 「今さらそんなこと言っても遅いねん。それなら、処分されなさんな」。市民側から激しい突っ込みが入った。壁際に並んでいた区の職員たちはうつむき押し黙ったまま。その様子を聞いた別の職員はため息をもらしながら語った。
 「区長が『逆ギレ』しただけと受け止められただろう。もう少し聞く耳をもってほしかった」
 ■好きな人は「マザー・テレサ」
 趣味はDVDの映画鑑賞、マイブームはメタボ解消−。森区長を紹介する区役所のホームページには、笑みを浮かべる顔写真とともに、プロフィルが記されている。出版販売会社勤務などを経て、民間研究所の代表から公募で区長に選ばれた。
 「好きな人」として、病気の人や貧しい人の救済に生涯をささげ、ノーベル平和賞を受賞した「マザー・テレサ」の名を挙げる。
 こうしたプロフィルから浮かぶ穏やかな人物像と、公務員としての立ち振る舞いとの間には大きな落差がある。森区長は部下の女性職員の体を触ったり、「今から昼下がりの情事に(行く)」と大声で言ったなどとして、9月13日に減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けた。
 さらに11日後に森区長が市幹部に出した「区政運営、区役所の組織マネジメントの改善について」という題の文書が物議を醸した。
 「多くの職員の前で職員を叱り、手帳で机をたたき、総務課長から注意を受けた」
 「職員の士気の低下を指摘されていたが、回復に努めてこなかった」
 「独断的な組織編制、人事異動を画策」
 文書には自らの問題点が記され、反省の言葉が並んだ。改善策の1つとして「パワーハラスメントに関する図書を読むとともに、研修を受講する」とも書かれていた。
 関係者によると、区長の言動に耐えきれなくなった職員たちが市幹部に通報。市幹部が調査に乗り出したことがきっかけとなり、“反省文”の作成が行われたとされる。
 ■「区長のもとで人心が全部離れた」
 9月20日。公募区長や公募校長の不祥事が相次いでいることを受け、市議会の公明、自民、民主系の3会派が厳格な処分などを橋下徹市長に求めた。報道陣に公開されていた場だったが、東成区選出議員は厳しい表情で森区長について訴えた。
 「区長のもとで人心が全部離れていて、立て直し不可能な状況。あの状態で区民、区役所の職員のモチベーションが下がっていますから」
 橋下市長は数時間後に開かれた市議会委員会で森区長の辞職を求める市議に対して「もう一度、僕のマネジメントにチャンスを与えてほしい」と理解を求め、出席した森区長も「信頼回復に努めながら、区民や市民のために全力を注ぐ」と強調した。森区長が区役所で市民たちの抗議にキレたのは、その17日後だった。

3262チバQ:2013/10/22(火) 20:31:16
http://mainichi.jp/area/nara/news/20131022ddlk29010461000c.html
選挙:天理市長選 自民県連幹事長、推薦候補連敗で手続き見直し意欲 /奈良
毎日新聞 2013年10月22日 地方版

 天理市長選で自民党推薦候補が大敗した結果を受けて、同党県連の奥山博康幹事長は21日の取材に対し、推薦決定の手続きを定める規約などの見直しに意欲を示した。同党推薦候補は、保守分裂となった奈良市長選(7月21日)でも敗北しており、2連敗となった。

 奥山幹事長は天理市長選の結果について「保守分裂で自民党支持層の3〜4割は(推薦候補に)こなかった」と分析。首長選では市町村支部や選挙区支部が推薦を決め、県連は報告を受けるにとどまるため、「党一丸となるため、県連も意見を言える仕組みを話し合いたい」と述べた。【釣田祐喜】

3263チバQ:2013/10/22(火) 20:39:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131022ddlk29010453000c.html
選挙:天理市長選 並河氏が初当選 石破氏来援も「自民」敗戦 再挑戦の藤本氏が次点 /奈良
毎日新聞 2013年10月22日 地方版

 元外務省職員の並河健氏(34)が、前県議の藤本昭広氏(67)と元市商工会専務理事の沢田昌久氏(57)=自民推薦=を破り、初当選した20日の天理市長選。3人の大接戦が予想されたが、意外ともいえる差が付いた。天理市は1988年、92年、2001年に3度も不祥事で市長が辞任。若さや外務省での行政経験に加え、しがらみのないクリーンな政治を望む市民の期待を反映した結果となった。【熊谷仁志、釣田祐喜、芝村侑美】

 選挙戦は具体的な政策論争に乏しく、12年ぶりの新リーダーを決める選挙としては盛り上がりを欠いた。投票率は前回(55・43%)とほぼ同じ55・61%。並河氏への投票は全有権者の約21%だった。

 注目されたのは、並河氏と自民との戦い。昨年12月の衆院選奈良2区で、並河氏(日本維新の会公認)と争った高市早苗政調会長の陣営が意地をかけてぶつかった。

 「生駒の山を越え、大阪から(維新の)強い風が吹いてくる」。高市氏は衆院選で並河氏を最も警戒。陣営は「(後顧の憂いを絶つため)比例での復活を許さない」と最後まで引き締めた。

 並河氏は「奈良府民」が多い生駒に事務所を置いたが、選挙戦で集会を唯一開いたのは天理市。投票前日、近鉄生駒駅前で雨中の最後の訴えには天理市議が付き添った。

 並河氏は次点で落選。直後、維新を離れ天理で活動を始める。南佳策市長(76)が6月議会で引退を正式表明後に出馬表明。南市長も応援を約束し、告示直前には「私の後継者」と踏み込んだ。天理教会本部の大勢が支援した。

 並河氏は20日夜、「一つ一つの積み重ねが、こんなに多くの人と喜びを分かち合えることにつながった」と語った。だが、選挙での訴えは抽象的な理念に終始し、数値などで政策を具体的に示すことは、ほぼなかった。

 一方、沢田氏を推薦した自民。安倍晋三首相の顔写真を大きく載せたチラシを大量に配り、「自民党と共に天理市の財源を守る」と訴えた。石破茂幹事長も来援した。沢田氏は落選が決まると「私の不徳の致すところ」と頭を下げ、陣営関係者の一人は「自民の追い風で勝てるかと思ったが……」と語った。

 しかし、並河氏も沢田氏も保守で、党内には「並河氏でいい」という声は少なくなかった。党推薦候補としては7月の奈良市長選に次ぐ連敗。奥山博康県連幹事長は「一枚岩でなかった」と話した。

3264旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/23(水) 20:06:08
資金パーティーで高校吹奏楽部演奏、議長辞任へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131023-OYT1T00924.htm?from=main8
 大阪市議会の美延映夫みのべてるお議長(大阪維新の会)が政治資金パーティーで市立高校の吹奏楽部員らに演奏させ、市議会が議長不信任を決議した問題があり、美延氏は23日、開会中の定例市議会会期末(12月13日)で議長を辞任する意向を各会派に伝え、了承された。
 美延氏は当初、続投の意向だったが、不信任決議に賛成した公明、自民、民主系の3会派が強く反発し、辞任に追い込まれた格好だ。
 問題のパーティーは美延氏の後援会が8月末に開催し、市立高吹奏楽部員らが国歌など2曲を演奏した。これに対し、市議会で過半数を占める3会派が「教育の政治的中立性に反する」と問題視し、9月に議長不信任が決議された。
 決議に法的拘束力はなく、美延氏は続投の意向を表明したが、3会派は審議拒否の構えも見せて反発。今議会の会期末まで美延氏が本会議の出席を自粛することを条件とした続投案も一時浮上したが、3会派の理解が得られなかった。
 美延氏は辞任の理由について、「不信任決議は重く受け止めなければいけない。正常な議会運営のためにも自分が身を引くべきだと考えた」と話している。
 美延氏は今月24日の市議会本会議で会期末での議長辞職願を提出する。
(2013年10月23日19時35分 読売新聞)

3265チバQ:2013/10/25(金) 23:01:05

http://sankei.jp.msn.com/region/news/131025/osk13102502210000-n1.htm
山田氏出馬取りやめ 岸和田市長選 大阪
2013.10.25 02:21
 11月17日に告示、同24日に投開票される岸和田市長選で、無所属で立候補する意向を表明していた新人で市議の山田幸夫氏(65)が24日、出馬を取りやめると発表した。

 同市長選には山田氏と同じ自民党籍のある市議の信貴芳則氏(52)が無所属での立候補を表明しており、山田氏は「2人の共倒れを懸念した自民党府連が推薦を出さないことを決めたため、見通しが非常に厳しくなった」と出馬とりやめの理由を説明。出馬に伴う市議の辞職は撤回し、今後も活動を続けるという。

 同市長選には信貴氏のほか、新人で衆院議員秘書の原田栄夫氏(64)が無所属での出馬を表明している。

3266チバQ:2013/10/26(土) 14:33:07
http://mainichi.jp/select/news/20131024k0000m010117000c.html

大阪市議長辞職:維新、3会派と対立 公明との距離広がる

毎日新聞 2013年10月23日 23時11分(最終更新 10月23日 23時16分)


 ◇12月辞職で各会派合意

 大阪市議会から不信任決議を受けた美延映夫(みのべ・てるお)・市議会議長(大阪維新の会)の去就を巡り、3会派と維新との対立は我慢比べの様相を呈した末、最終的には双方が妥協した。しかし、橋下市長の議会運営のカギを握る公明が、自民、民主系と足並みをそろえ続け、維新との距離の広がりを印象づけた。

 従軍慰安婦に関する橋下市長の発言を巡って5月に市長問責決議案が提出された際、公明はいったん賛同しながら、方針を翻した。維新幹事長の松井一郎大阪府知事が、市長の出直し選挙に言及したためだった。

 今回も維新は「辞める必要はない。維新らしさを取り戻す」(府議)と強気だった。しかし公明は「足並みを乱すわけにはいかない」(市議)と結束を重視。事態が足踏みし、「維新対3会派」の対立構図も結果的に長期化した。

 3会派からは23日、「共産も含めた4会派で調整しながら議会運営をしていきたい」との声さえ上がった。一方、維新内には「美延氏は不信任決議(9月26日)前に辞めようとしていた。堺市長選への影響を懸念して先送りしたのが判断ミスだった」(市議)との声も漏れている。【山下貴史】

3267チバQ:2013/10/27(日) 23:47:07
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131027/waf13102723150017-n1.htm
【神戸市長選】
接戦制し、新市長に久元氏…手堅く票固め、4新人振り切る
2013.10.27 23:13

当選した久元喜造氏=27日午後、神戸市中央区(甘利慈撮影)
 任期満了に伴う神戸市長選は27日投開票され、無所属新人で前副市長の久元喜造氏(59)=自民、民主、公明推薦=が、元市議の森下裕子氏(48)、共産党県委員の貫名ユウナ氏(61)=共産推薦、コンサルタント会社社長の樫野孝人氏(50)、建築業の久本信也氏(58)のいずれも無所属の4新人を振り切り、初当選を果たした。投票率は36・55%だった

 久元氏は引退を表明した現職の矢田立郎市長(73)の後継候補。与野党3党が相乗りで推薦したほか、約2600団体の支援を受けて手堅く票を固め、市政改革を訴えた他候補を退けた。

 同市では4代64年間にわたり助役(現副市長)経験者が市長を務めており、今後も「市OB」の市長が続く。樫野氏はこうした市政を批判し「変革」を訴えたが及ばなかった。

3268チバQ:2013/10/27(日) 23:48:02
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131027/waf13102723350018-n1.htm
【神戸市長選】
「副市長経験者継承」の系譜守る…久元氏辛勝、批判票への重い課題も
2013.10.27 23:32 (1/2ページ)

当選した久元喜造氏=27日午後、神戸市中央区(甘利慈撮影)
 新人同士の戦いとなった27日投開票の神戸市長選は、現職の矢田立郎市長(73)から後継指名を受けた前副市長の久元喜造氏(59)が、政党推薦を受けなかった樫野孝人氏(50)らとの激戦を制して初当選した。自民、民主、公明の推薦を受けた久元氏は選挙戦で「安定」を強く訴え、同市で昭和24年から続く「助役・副市長経験身者の市政継承」という系譜を守ったが、「変革」を掲げた樫野に僅差まで迫られる苦戦を強いられた。

 27日深夜、神戸市中央区の選挙事務所。集まった大勢の支持者から「おめでとう」と祝福を受けた久元氏は「私を支えてくださったたくさんのみなさんのおかげ。神戸のために燃焼していきたい」と語った。表情に喜びと安堵が交錯した。

 久元氏は総務省局長から昨年11月に副市長に転身。今年6月に市長選への立候補を表明し、副市長を退任した。神戸市では4代64年間にわたり「ナンバー2」経験者が市長を務めており、久元氏が3月に引退を表明した矢田氏から後継指名を受けたことは「伝統」に沿ったシナリオだった。

 4年前の前回、3選を目指した矢田氏は自民、公明の推薦を得られず、樫野氏に約8千票差まで迫られた。久元氏は今回、両党の推薦も受け「万全の態勢」を築いたと目された。

 特に、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」や東京五輪招致の成功で波に乗る自民の支援は大きく、麻生太郎副総理兼財務相や石破茂幹事長、菅義偉官房長官ら政府・自民党の大物が続々と来援。久元氏は「安倍政権との太いパイプで、神戸を安定した成長軌道に乗せる」と強くアピールしてきた。

 これに対し、リベンジを目指した樫野氏は、長く続く助役・副市長の継承体制を「役人支配だ」と批判し、変革を掲げた選挙戦を展開。前回以上の無党派層などへの食い込みを狙い、その訴えが一定浸透した。

 辛くも逃げ切った久元氏だが、市民の中には厳しい視線もある。樫野氏らに流れた現体制への批判票と、いかに向き合うのか。市政への責任とともに、重い課題を背負った。

3269チバQ:2013/10/27(日) 23:55:17
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131024/waf13102407010001-n1.htm
【関西の議論】
取材拒否3週間以上の異様、広告掲載拒否の「決定過程」開示求める維新…現場の「朝日」記者は“板挟み”
2013.10.24 07:00 (1/4ページ)[west政治]

産経新聞が掲載した大阪維新の会の政党広告。同様の広告を読売、毎日両紙も堺市長選の投開票日直前に掲載した。この広告の掲載拒否をめぐって朝日新聞との間で「取材拒否」を含む騒動になっている
 大阪維新の会の朝日新聞社に対する取材拒否が3週間以上に及んでいる。9月29日に投開票が行われた堺市長選の直前に、維新が申し込んだ政党広告の掲載を朝日新聞社が拒否したことが発端だが、維新代表の橋下徹大阪市長が問題視しているのは「橋下嫌いの幹部が強引にキャンセルした」という内部告発。維新は掲載拒否に至った経緯を文書で提出するよう求めるが、朝日側は内部告発の内容を否定し、文書での回答も拒否。長引く“冷戦”は一体いつまで続くのか…。

(高瀬真由子)



「組織と組織の問題だ」


 「現場の記者としては、1日も早く通常の取材を再開してもらいたい」

 10月3日、大阪市役所での橋下氏の登庁囲み取材で、朝日新聞記者が橋下氏に訴えた。しかし橋下氏は首を縦に振らず、「取材には答えたい。でも社としてきちんとした対応をしてもらっていない。これは組織と組織の問題だ」と、語気を強めた。

 事の発端は朝日側が維新からの広告掲載依頼をキャンセルしたことだ。

 問題となったのは、「大阪都の設計図を一緒に創りませんか」と大阪都構想への参加を呼びかける維新の政党広告。都構想の是非が最大の争点となった堺市長選の投開票日を目前に控え、維新は27〜29日の3日間、他の全国紙と同様、朝日側に広告の掲載を申し込んでいた。

 維新関係者によると、3日間連続で朝日新聞に掲載する予定で話は進み、実際に27日には掲載された。しかし、その日の夜、広告代理店の社員が血相を変えて維新公認候補の堺市内の選挙事務所に飛び込んできた。

 「申し訳ございません! 明日から2日間の広告掲載ができなくなりました」

 「急にどうしてですか?」と理由を尋ねる維新担当者に、代理店サイドは「本社から『選挙広告になる恐れがある』と言われまして…」と繰り返し、ひたすら頭を下げ続けた。過去にも選挙期間中に政党広告の掲載を朝日側に依頼していた維新担当者は「今までと何がどう違うのか」と詰め寄ったが、代理店担当者は答えず、ただ困惑の表情を浮かべるだけだったという。


ドタキャンにブチ切れ


 「審査も通って、広告の内容も修正をかけてOKが出たのに、直前にキャンセル。読売も毎日も産経も掲載したのに朝日新聞はアンフェアすぎる!」

 投開票日の29日夜、堺市長選での維新公認候補の敗北を受けた記者会見で、橋下氏は怒りをぶちまけた。会見場から朝日記者を閉め出し、こう言い放った。

 「朝日新聞が説明責任を果たすまでは、(取材に)応じるわけにはいかない」

 思わぬ維新からの反発に朝日側は翌30日、自社の広告担当者ら7〜8人を維新公認候補の選挙事務所に派遣。広告掲載を見合わせた理由について「堺市長選の最大の争点に焦点を当てた広告を複数回掲載することは、投票を読者に呼びかける『選挙広告』となる恐れがある」と約1時間半にわたって説明を繰り返した。

 納得できない維新側は、過去の同様の政党広告について拒否したケースがあったかどうかを尋ねたが、朝日側からは明快な回答は得られなかったという。維新側は橋下氏と幹事長の松井一郎大阪府知事ら幹部に報告するため、掲載拒否の経緯を時系列で記した文書を求めたが朝日側は拒否した。「ご意見は承りますので…」と、その場をおさめようとする朝日側の対応に、維新側の不満は爆発。取材拒否は撤回されるどころか、さらに延長される結果となった。

3270チバQ:2013/10/27(日) 23:56:03

現場不在の“空中戦”


 新聞広告の掲載にあたっては、新聞各社は日本新聞協会の新聞広告倫理綱領などに沿って「広告掲載基準」を設け、掲載の可否を判断しており、選挙期間中は公職選挙法の規定も考慮して判断される。

 同法は選挙戦の立候補者が掲載する新聞広告について、大きさや回数を厳密に定めているものの、政党や政治団体の広告については定めがない。このため、過去の国政選挙などでは、投開票日直前でも政党広告が掲載されるケースは珍しくない。

 産経新聞も堺市長選の投開票日直前に維新側からの依頼を受け、広告掲載基準と公職選挙法の規定にのっとって9月27、28両日に同様の広告を掲載。読売、毎日両紙も投開票日直前に掲載した。

 朝日側も産経と同様、自社の広告掲載基準と同法の規定に沿って今回の広告の掲載の可否を判断したとみられる。同社の基準によると、政治活動に関する広告について「候補者や政党などへの投票、または不投票を呼びかけるなど、選挙運動にわたる表示はできない」としているが、掲載回数や時期などについては規定がない。

 10月17日、橋下氏は「一度、裁量的に判断すると取り返しがつかなくなる。よく簡単に踏み込んだなと不思議で仕方ない」と皮肉り、「(掲載拒否は)表現の自由に対する重大な侵害行為。朝日新聞に表現の自由を語る資格はない」と痛烈に批判した。

 さらに橋下氏は、9月29日の会見で「朝日新聞記者から内部告発があった」と暴露。「橋下嫌いの幹部が強引にキャンセルしたと聞いた」とまくしたてた。

 この発言の真偽について朝日新聞社広報部は「そうした事実は一切ありません」と真っ向から否定するが、維新側は「告発は信憑性(しんぴょうせい)がある」と譲らない。

 維新はどの段階で誰が判断したのか経緯を文書で明らかにするよう求めているが、朝日側は拒み続けている。振り上げたこぶしを下ろせない橋下氏ら維新側と、かたくなな姿勢を崩さない朝日側。最も迷惑を被っているのは両者に挟まれた現場の記者だ。

 現在まで橋下、松井両氏はともに首長としての取材は受けているが、代表、幹事長としての取材には応じていない。朝日記者は原則として会見場から退出させられることはなく、他社の記者とのやりとりを聞くことはできるが質問はできないため、今後さらに長期化すれば取材活動に支障が出る可能性もある。

 「会社」と「政党」、組織と組織との間で繰り広げられる現場不在の“空中戦”。膠着(こうちゃく)状態のまま解決の糸口が見えない現状に業を煮やしたある朝日記者は、ため息とともにこう漏らした。

 「広告掲載という観点では、維新は『お客さま』。まずは維新が求める文書の提出も考えなければいけないでしょうね」

3271チバQ:2013/10/28(月) 21:40:15
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=262383
「幸せ感じるまちに」 再選の田岡さん 新宮市長選


 27日に投開票があった和歌山県の新宮市長選で現職の田岡実千年さんが大差で再選を果たした。新宮市緑ケ丘1丁目の事務所は「やったー」「当選だ」と支持者らの喜びの歓声で沸き上がった。

 午後9時45分ごろ、事務所に当選確実の情報が入った。まもなく田岡さんが事務所に現れ、支持者らと抱き合ったり、握手したりして喜んだ。

 舞台に上がった田岡さんは「新宮市のために1期目だけでなく2期目も頑張れという熱い声援をしっかり受け取った。防災対策、医療の充実、地域経済の活性化を図っていきたい。教育、福祉をしっかり充実していかなければならない。(対抗の)2人の票も真摯(しんし)に受け止め、素晴らしいまち、市民が心から幸せを感じられるまちにつくりあげていく。2期目も誠実に本気で一生懸命頑張る」と抱負を語った。

 陣営幹部の音頭で妻のさゆりさん(51)や支持者らと一緒に万歳を繰り返した。長女の里野さん(23)から花束を受け取り、満面の笑みを浮かべた。

 県内の市町村長も祝福に駆け付けた。和歌山市の大橋建一市長は「田岡さんの人柄や実績が評価を受けたと思う。新宮市の発展のためにますます頑張ってもらいたい。それも市民の支えがあってこそだ」と市民に協力を呼び掛けた。




【花束を高々と上げて当選を喜ぶ田岡実千年氏(27日、和歌山県新宮市で)】

3272チバQ:2013/10/28(月) 21:47:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131028ddlk28010219000c.html
選択:13年・神戸市長選 久元さん、笑顔 行政経験アピール奏功 /兵庫
毎日新聞 2013年10月28日 地方版

 ミナト神戸のかじ取りは地方自治のプロに−−。27日投開票された神戸市長選は、無所属で新人の前副市長、久元喜造さん(59)=自民、民主、公明推薦=が、会社社長の樫野孝人さん(50)ら新人4人を破り、初当選を果たした。投票率は36・55%(前回31・51%)。当日有権者数は123万6761人(男57万7481人、女65万9280人)。選挙戦は、12年ぶりに新人同士の争いとなった。同市で助役(副市長)出身の市長が64年にわたって続く中、矢田立郎市長から後継指名を受けた久元さんは「市役所代表」などと他陣営から批判された。知名度不足もあったが、自民など推薦3党の手厚い支援を受け、約5700票差で接戦を制した。【神戸市長選取材班】

 神戸市中央区の久元喜造さんの事務所では、当選確実の報が流れると、集まった支持者らから大きな歓声や拍手がわき上がり、大接戦を制した熱気に包まれた。久元さんが姿を現すと次々と握手を交わし、万歳を繰り返した。

 総務省(旧自治省)の官僚を長く務めた久元さんは昨年11月、同市副市長となった。約7カ月後の出馬表明で、知名度不足が心配された。推薦を受けた3党などが支え、石破茂自民党幹事長や海江田万里民主党代表ら、推薦3党の幹部らが続々と神戸入りして後押しした。

 久元さんは「生まれ育った神戸のために恩返しするチャンスを与えてくれたことは最大の喜び。市民の知恵や意見を集め、神戸を元気にしていく、未来をつくっていく。神戸のために燃焼し尽くしたい」と抱負を語り、大きな拍手を受けた。

 ◇経験生かせず−−貫名さん
 神戸市中央区の貫名ユウナさんの事務所では、支持者が集まる中落選の報が届いた。貫名さんは中学校給食の自校調理や「ブラック企業」対策など生活者の暮らしに力点を置き、現市政からの転換を訴えた。市民運動の経験を生かし、有権者との対話を重視した選挙戦を展開したが、支持を広げきれなかった。

 ◇機動力及ばず−−森下さん
 神戸市中央区の森下裕子さんの事務所では、敗戦の一報が流れた。森下さんは駅立ちのほか、地域のラジオ体操などへも積極的に参加して親しみやすさをアピールし、「神戸初の女性市長」を訴えた。告示後も、天候や通行人の数などに合わせて演説場所を決定するなど機動力で勝負したが、及ばなかった。

 ◇樫野さん、無念
 神戸市中央区の樫野孝人さんの事務所では、大接戦の末に敗戦が決まると支持者からため息が漏れた。

 前回の神戸市長選で現職に約7800差と迫った樫野さんは、広島県の広報統括責任者を務めるなど行政での経験も積み、雪辱を期した。自民や民主を離れた市議や県議、所属議員らが支援するみんなの党の渡辺喜美代表も街頭演説に立った。「役所の代表か、市民の代表か」などと対立軸を打ち出して支持を訴えたが、現職市長の後継で3党相乗りの候補者の壁は厚かった。

 樫野さんは「本当にいい選挙、悔いのない選挙ができた」と話した。

 ◇投票率36.55% 前回選上回る
 神戸市長選の投票率は36・55%と前回2009年の31・51%を上回った。3期12年務めた矢田立郎市長の引退に伴い、12年ぶりの新人同士の選挙戦となったため、有権者の関心を呼んだとみられる。

 市長選の投票率は01、05、09年と過去3回続けて30%台で推移していた。三宮の再開発や神戸空港の活性化策、「借り上げ復興住宅」への対応などで争点が明確になったことも、投票率を押し上げる要因として働いたようだ。

3273チバQ:2013/10/28(月) 21:48:15
==============

 ■視点

 ◇一つ一つ丁寧な説明を
 ミナト神戸の新たなリーダーは、久元喜造さんに決まった。12年ぶりの新人同士の争いにもかかわらず、市民の関心を引き寄せる政策上の明確な争点は、最後まで浮かび上がらなかった。それは投票率にも表れた。「大阪都構想」を最大の争点に先月行われた、同じ政令市の堺市長選(50・69%)に大きく水をあけられた。

 今回の選挙で問われたのは、神戸市の将来像だ。1995年の阪神大震災で危機的状況に陥った市財政は2011年度以降、単年度黒字を確保している。ピーク時に1兆7994億円(97年)あった市債残高は、昨年度までに約7500億円を減らした。

 財政再建に一定のめどがついた今、激しさを増す都市間競争の中でどう神戸の魅力を高め、住みやすい街にしていくのか。有権者は候補者の訴えにその可能性を求めたが、果たして見つけられたとは言い難い。

 前回の市長選で矢田市長に肉薄した樫野孝人さんが突きつけた「助役(副市長)出身の市長が続いていいのか」という主張は、閉塞感を感じている有権者の関心を引き付けた。これが、前回市長選に続く大接戦の要因となり、久元さんが得た投票は、有権者全体からみるとかなり少ない割合にとどまる。

 この結果は「神戸市を『新たなステージ』へ」をスローガンに三宮周辺地区の再開発を推進する公約なども、まだ有権者の多数から必ずしも信任を得られていない格好になる。新リーダーには、公約で掲げた政策の一つ一つを丁寧に説明し、市民と向き合いながら進めることが求められる。【渡辺暢】

3274チバQ:2013/10/28(月) 21:49:01
==============

 ■有権者の声

 新市長には、さまざまな課題で待ったなしの対応が迫られる。有権者に新市長に望むことを聞いた。

 ◆震災

 ◇兵庫区、無職、吉山隆生さん(62)
 阪神大震災で西宮市の自宅が全壊し、借り上げ復興住宅に住んでいるが、退去を迫られている。多くの人が避難所や仮設住宅を転々としつらい思いをしてきたのに、次はここも追い出される。心細い思いをしている被災者の立場に立って復興を進めてほしい。

 ◆交通

 ◇北区、会社員、安野真緒さん(24)
 自宅から勤務先までは、バスと電車を乗り継いで片道800円近くかかる。郊外から市中心部までの公共交通がもっと安く利用できるようにしてほしい。市バスの交通網ももっと充実させてくれることを願う。

 ◆経済活性

 ◇灘区、酒販売業、小山喜三さん(77)
 私が店を構える商店街では、約2割が空き店舗だ。不景気で、生活に必要最低限なものしか買わない人が多く、消費税引き上げでますます物が売れなくなるのではないかと心配。にぎやかな商店街は、地域を明るくする。ぜひ活性化に力を入れてほしい。

 ◆子育て

 ◇北区、主婦、小嶋美由紀さん(32)
 働いている人だけではなく、複数の子どもを育てている人たちの負担も軽減できるよう、保育所の待機児童をゼロにしてほしい。今仕事をしている人が優先され、これから働こうとする人が後回しになりがち。安心して働ける環境、子育てしやすい社会になるように期待している。

==============

 ◇開票結果=選管最終発表
当 161889 久元喜造 59 無新

  156214 樫野孝人 50 無新

   53393 森下裕子 48 無新

   46692 貫名ユウナ 61 無新

   26548 久本信也 58 無新

==============

久元喜造(ひさもと・きぞう) 59 無 新(1)

. [元]副市長[歴]青森県企画課長・地方課長▽京都府地方課長・財政課長▽札幌市財政局長▽自治省福利課長▽国土庁地方振興局総務課長▽総務省財務調査課長・企画課長・行政課長・選挙部長・自治行政局長▽東大=[自][民][公]

==============

 ■久元新市長の主な公約■

・商店街の空き店舗対策の推進

・神戸空港の発着枠の拡大実現

・三宮周辺地区の再整備推進

・早期の「待機児童ゼロ」の実現

・区長の権限の強化

〔神戸版〕

3275チバQ:2013/10/28(月) 21:55:26
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20131028-OYT1T00265.htm
「伝統」守った市長選、石破氏支援は国政選以上



支持者と当選を喜ぶ久元さん(中央)(27日午後11時3分、神戸市中央区で)=枡田直也撮影


 新人5人が立候補し、27日に投開票された神戸市長選は、総務官僚出身で前副市長の久元喜造さん(59)(無所属=自民、民主、公明推薦)が初当選した。

 助役(現副市長)の出身者が市長に就く同市の「伝統」は守られたが、約5600票差の大接戦だった。

 午後11時頃、神戸市中央区の事務所に到着した久元さんは、支持者にもみくちゃにされながら、花束などを受け取った。開口一番、「とにかくぎりぎりで勝てた。何か夢を見ているようだった」と振り返った。

 同市生まれの久元さんは、東大を出て官僚になると東京、札幌などで生活。昨年9月に総務省局長を辞め、同年11月、副市長に就任。灘高を出て以来、久しぶりに故郷へ戻ってきた。今年6月に市長選に名乗りを上げたが、知名度不足や選挙への取り組みの遅さが懸念されていた。

 しかし、今回は8年ぶりに3党の相乗りが復活した。告示直前には麻生副総理らが来援し、13日の告示日には、神戸・元町で、自民党の石破幹事長が演説に立ち、「政権として全身全霊で支える」と約束。「力の入れようは国政選以上」と同党の市議も驚いた。

 主要政党の推薦を受け盤石の態勢で臨んだが、読売新聞が27日に実施した出口調査では、久元さんは自民、民主支持層の約3割を経営コンサルティング会社社長樫野孝人さん(50)(無所属)に奪われ、前回選で矢田立郎市長に投票した有権者の約5割しか取り込めなかった。「伝統」への批判や、副市長の在任期間が短く浸透しきれなかったことなどから、苦戦を強いられた。

 前回選も善戦した樫野さんは「役所の代表を選ぶのか、市民の代表を選ぶのか」と端的な争点を掲げ、無党派層の5割近く、日本維新の会支持層の約6割の支持を得るなどした。

(2013年10月28日10時23分 読売新聞)

3276チバQ:2013/10/28(月) 21:56:08
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006452293.shtml
2013/10/27 23:25


神戸市長選 接戦制し久元氏が初当選


接戦を制し、万歳で初当選を喜ぶ久元喜造氏=27日夜、神戸市中央区三宮町1(撮影・峰大二郎)  無所属の新人5人の争いとなった神戸市長選は27日投開票され、総務官僚出身で元同市副市長の久元喜造氏(59)=自民、民主、公明推薦=が接戦の末、初当選した。久元氏は、今期限りで退任する現職矢田立郎市長(73)が後継指名し、市政与党3党が組織戦を展開したが、前回も立候補した会社社長、樫野孝人氏(50)が激しく追い上げ、予想外の苦戦を強いられた。

 12年ぶりの新人対決となった今回の市長選。矢田市長まで職員生え抜きの市長が3代44年続いた体制が途絶え、新しいリーダー像や神戸の将来像、赤字の神戸空港や地下鉄の改善策などが争点となった。投票率は36・55%で前回を5・04ポイント上回った。

 久元氏は国とのパイプを生かした都心整備や、豊富な行政経験に基づいた市役所改革などを主張。高い支持率を保つ安倍政権の追い風を受け、閣僚や党幹部の来援も相次いだが、大量得票には結びつかなかった。

 一方、前回惜敗の樫野氏は、4年前からの市民ボランティアや連携するみんなの党の衆院議員、市議らが支援。「役所の代表を選ぶのか、市民の代表を選ぶのか」と助役(副市長)出身市長が64年続く体制の変革を訴えたが一歩及ばなかった。

 元神戸市議の森下やす子氏(48)は「しがらみのない政治」を、政治団体共同代表の貫名ユウナ氏(61)=共産推薦、新社会支持=は「開発行政からの転換」を掲げたが、支持を広げられなかった。

 建設業の久本信也氏(58)は目立った活動をせず伸びなかった。

(黒田勝俊)


 【ひさもと・きぞう】1954年、神戸市兵庫区生まれ。灘高、東大法学部を卒業後、旧自治省(現総務省)に入省。選挙部長、自治行政局長を歴任し、出向で京都府や札幌市などの自治体でも勤務した。昨年11月から7カ月間、神戸市副市長を務めた。同市灘区楠丘町4在住。59歳。

3277チバQ:2013/10/29(火) 17:37:47
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131029/hyg13102902070001-n1.htm
【神戸市長選2013】
低い得票率 問われる手腕
2013.10.29 02:07
 ■久元氏 全9区のうち5区苦戦

 新人5氏が争った神戸市長選は、無所属の前副市長の久元喜造氏(59)が16万1889票を獲得し、初当選を決めた。圧倒的な支援態勢に支えられて挑んだ久元氏だったが、コンサルタント会社社長、樫野孝人氏(50)に5675票差まで追い上げられ、得票状況も市内全9区のうち5区で樫野氏を下回るなど苦戦を強いられた。

 開票結果によると、市全体の得票率は久元氏が36・4%、樫野氏が35・1%で、いずれも市内全9区で得票率3割以上を獲得した。区別では東灘、灘、中央、須磨、垂水の5区で樫野氏が久元氏を上回った。だが久元氏は、地元の兵庫区や大票田の西、北区で大きくリードを広げ、勝敗を分けた。

 久元氏は選挙戦で、国とのパイプを生かした都心再整備や神戸空港の活性化などを主張。しかし、事実上の一騎打ちとなった両氏に政策面で大きな差異はなく、市OBなのか民間出身者から選ばれるかが焦点となった。

 現職の矢田立郎市長が民主単独推薦で臨んだ前回選とは一転し、久元氏は自民、民主、公明の3党の推薦を受けて、約2600の支援団体に支えられた。政府の閣僚や自民の大物議員も応援に駆けつけ、盤石な態勢のはずだった。

 それにもかかわらず、樫野氏に激しく追い上げられたのは、長年にわたり助役・副市長出身者が市長に就くという閉鎖的な市政運営に抵抗感を示し、変化を求めた有権者が少なくなかったといえる。

 当選後のあいさつで、「たくさんの市民の意見や智恵を集めて神戸に返したい」と語った久元氏。他候補を支持した有権者の民意、36・55%と決して高くはない投票率も含め、市民が望む施策や市政への批判をどう受け止めて向き合い、市政運営を展開していくのか。その手腕が問われている。(有年由貴子)

3278チバQ:2013/10/31(木) 00:05:24
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20131030ddlk28010278000c.html
選択:13年・神戸市長選 出口調査、分析 久元氏、矢田氏の票を固め切れず 樫野氏、前回の得票を手堅く集め /兵庫
毎日新聞 2013年10月30日 地方版

 毎日新聞は27日の神戸市長選で投票した有権者を対象に、出口調査を実施した。前回2009年の市長選で矢田立郎市長と樫野孝人氏に投票した人に、今回の投票先を尋ねたところ、矢田氏の後継指名を受けて初当選した久元喜造氏が、矢田氏の票を固め切れていなかったことが分かった。一方、前回市長選に続いて今回も惜敗した樫野氏は、前回集めた票を今回も手堅くまとめており、約5700票差まで迫る要因となったようだ。

 前回は矢田氏に投票した人の投票先をみると、久元氏を選んだ人は58%と半分程度にとどまる一方、20%が樫野氏に乗り換えていた。対照的に、前回樫野氏に投票した人のうち80%は、今回も樫野氏を選択。久元氏に流れたのは6%だった。

 また、矢田氏の票のうち、10%は森下裕子氏を選んでいた。自民党所属市議だった森下氏は、同党が久元氏を推薦したことで離党し、立候補に踏み切ったことから「分裂」の余波が垣間見える。

 政党支持別にみても、久元氏は推薦を受けた自民で55%、民主も52%を固めるにとどまり、樫野氏(自民26%、民主22%)と森下氏(同9%、同15%)に流れており、両党の相乗りは十分に機能しなかったようだ。

 投票で重視した政策は、「地域経済の活性化」が34%と最も高く▽「福祉・医療政策」28%▽「行財政改革」20%▽「子育て・教育対策」10%▽「神戸空港の将来像」3%−−などとなった。「地域経済」と「福祉」を重視する人は久元氏、「行革」は樫野氏に投票した人が最も多く、久元氏に暮らしをよくすることへの期待が高くなっている。【石川貴教】

 ◇神戸市長選出口調査の方法
 市内20カ所の投票所を無作為で抽出し、投票を終えた有権者に回答してもらった。回答者数は計931人。

〔神戸版〕

3279チバQ:2013/10/31(木) 00:21:47
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131030/nar13103002310003-n1.htm
県議2人が会派変更 奈良
2013.10.30 02:31
 県議会事務局は29日、乾浩之県議が会派をなら元気クラブから自民党改革に、山本進章県議が奈良維新の会からなら元気クラブに、それぞれ変更したと発表した。

 新たな会派構成は、自民12▽自民改革8▽民主7▽共産5▽なら元気クラブ4▽公明3▽奈良維新2▽無所属1。

3280チバQ:2013/10/31(木) 22:22:33
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006454519.shtml
2013/10/29 11:31


【神戸市長選 継承と転換の間で】(上)薄氷の勝利

接戦を制し、矢田市長(右)からのバトンを引き継ぐ久元氏(左)=神戸市役所(撮影・三浦拓也)  投開票から一夜明けた28日午前。久元喜造(59)が神戸市役所に姿を見せた。

 向かったのは、15階応接室。庁内生え抜きの市長である矢田立郎(73)と総務官僚出身の久元が握手を交わした。後継者に無事バトンを渡すことができた安堵感からか、終始にこやかな矢田とは対照的に、久元の表情には緊張感が漂っていた。

 久元は副市長を務めたとはいえ、わずか7カ月間。半世紀近くも庁内出身市長に仕えてきた市職員にとって、久元が“異分子”であることに違いはない。その空気を感じ取ったのかもしれない。

 「市役所の仕事は前近代的」「女性幹部が少なすぎて恥ずかしい」

 久元は選挙中、市役所改革の必要性を主張した。選挙戦後半、民間出身の樫野孝人(50)が激しく追い上げているのを察知すると、市役所への批判も鋭さを増した。

 「これからを考えると、不安が大きい」。市の幹部はこう漏らした。

    ■

 「今回はうちの選挙」

 民主、公明とともに久元を支えた自民の市議らはそう言ってはばからず、連日、久元を連れ支援者の元を行脚した。

 告示日前後には副総理麻生太郎や官房長官菅義偉、法相谷垣禎一ら大物も投入。高い支持率を維持する安倍政権への追い風を背景に久元市政誕生後も影響力を行使したい、との思惑をのぞかせた。

 触発されるように、当初は引き気味だった民主市議は街頭に立ち、地盤の引き締めを強化。樫野との接戦が伝えられると、矢田が助けを求めたのは公明の支持母体・創価学会の旧知の幹部だった。

 結果は5600票差の勝利だったが「3党の枠組みが崩れれば、結果がどうなったかは明らかだ」とベテラン市議。薄氷の勝利で、かえって存在感が増すと言いたげだ。

 矢田市政後半、市議会の力が膨張。矢田がこだわる副市長人事を水面下で撤回させたこともあった。矢田3選が7900票差だったことが、力関係に影響したとみられている。今回はさらに縮まり、久元と樫野との差は紙一重だった。

 当選後、インタビューに答えた久元は何度も「財政当局と意見をすりあわせて」「市役所の皆さんのやり方もある」と前置きし、庁内への配慮を見せた。

    □

 矢田市政継承を掲げる久元。一方、選挙で市政転換を求める声が強いことも明確になった。継承と転換の間で難しいかじ取りを迫られる。=敬称略=

(黒田勝俊)

3281チバQ:2013/10/31(木) 22:23:10
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006457326.shtml
2013/10/30 11:33


【神戸市長選 継承と転換の間で】(下)首長“外交”

選挙中、久元氏(右)の手を掲げ連携を強調する井戸知事=神戸市中央区(撮影・峰大二郎)  27日夜、当選確実の報に沸く久元喜造(59)の事務所に、堺市長竹山修身(63)の姿があった。

 竹山と日本維新の会系候補との一騎打ちになった9月の堺市長選で、兵庫県知事井戸敏三(68)と神戸市長矢田立郎(73)は現地入りし、竹山を支援。国政、地方を問わず選挙のたびに“兵庫進出”をうかがう維新に対し、竹山の再選という形で攻勢に転じた。

 敗北の衝撃から維新は神戸市長選を静観したが、竹山は恩返しとばかりに矢田の後継である久元を支援。出陣式でマイクを握った。

 今、全国を見渡しても関西ほど火種を抱える地域はないだろう。維新率いる「大阪府・市」と「兵庫・神戸」は大阪都構想や大阪(伊丹)、神戸両空港をめぐって対立し、その最前線ともいえる。

 一時は神戸参戦の構えを見せた大阪府知事松井一郎(49)が28日、意外な言葉を口にした。「世界と競争できるインフラ整備のため協力したい」。新市長となる久元に歩み寄る姿勢を見せたのだ。

 久元も呼応するように当選インタビューでこう強調した。

 「五輪招致で東京一極集中が進む中、大阪と神戸の連携は大局的に見て大切な課題だ」

     ■

 久元の当選で、全国政令市の中で唯一続いてきた「庁内生え抜き市長」の系譜は途絶える。だが、それは同時に、全国でも極めて特異な状態が生まれることを意味する。

 井戸と久元は総務省(旧自治省)出身。県知事と政令市長がともに元官僚という組み合わせは珍しい。唯一、広島が同様だが、旧通産官僚だった湯崎英彦・広島県知事(48)には企業経営の経験もあることを考えると、その特異性は際立っている。

 久元をあと一歩まで追い詰めた樫野孝人(50)が「トップを官僚の天下りポストにしていいのか」と訴えた背景には、このことがあった。

 兵庫県と神戸市は、井戸と矢田の時代に協調路線を築いた。選挙中、応援演説に立った井戸は「久元君」と呼んではその都度「久元さん」と訂正し、後輩への親しみをにじませた。だが、蜜月ともいわれた県と市の関係について周囲の見方は楽観ばかりではない。

 総務省で自治行政局長まで務め、政権中枢ともパイプを持つ久元。「意見が割れた際にどう折り合いをつけるか」。県幹部が有事を危惧する。

 “外交”は変わるのか。矢田は県と張り合うことを避けてきたが、久元の政治スタイルが見えてくるのはこれからだ。

=敬称略=

(黒田勝俊)

3282旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/31(木) 22:33:21
結局こうなった,と。

セクハラ更迭、大阪の市立小公募校長が依願退職
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131031-OYT1T01006.htm?from=ylist
 大阪市教委は31日、公募制度で採用されて市立小学校に校長として赴任、保護者に対するセクハラ行為で更迭された吉田敬氏(59)が同日付で依願退職したと発表した。
 児童の母親に不適切なメールを送るなどして9月に減給6か月の懲戒処分となり、その後、市教委から退職勧奨を受けていた。
 同市立学校の民間人校長は今春、11人が誕生したが、退職者は2人目。
(2013年10月31日21時17分 読売新聞)

3283チバQ:2013/11/10(日) 07:58:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131109ddlk30010524000c.html

選挙:紀の川市長選/紀の川市議選 あす告示 貴志川線存続/就農者減/膨らむ借金…合併から8年、課題多く /和歌山

毎日新聞 2013年11月09日 地方版


 ◇住民団体「もっと真剣に考えて」

 10日に市長選・市議選が告示される紀の川市。2005年に5町が合併して誕生してから丸8年が経過する中、公共交通機関の存続、農業の後継者不足、市財政など課題は依然として多い。【岸本桂司】

 貴志駅(紀の川市貴志川町)と和歌山駅を結ぶ鉄道、貴志川線。03年に南海電鉄が事業撤退を表明後、岡山電気軌道(岡山市)が設立した「和歌山電鉄」が06年、紀の川、和歌山両市から運営補助を受ける契約で引き継いだ。契約では、補助額上限は10年間で計8億2000万円。紀の川市の負担分は35%だ。

 最終補助年度は15年度。県によると、乗客数は05年度約192万人。06年度には約211万人に回復したが、08年度以降はほぼ横ばい。同社は「乗客があと30万人増えないと運行部門で黒字にならない」と明かす。

 紀の川市政策調整課の長谷川和洋課長は「住民の足の確保や地域活性化など、貴志川線は重要。今後の支援も前向きに検討している」とする一方で「市内にはJRも走っており、どうして和歌山電鉄だけという話にもなりかねない」と悩む。

 利用促進に取り組む住民団体「貴志川線の未来を“つくる”会」の浜口晃夫代表(72)も「いつまで支援があるか分からない。住民はもっと真剣に将来を考えないといけない」と強調する。

 一方、紀の川市の基幹産業、農業では後継者不足が深刻になりつつある。国勢調査によると、市内の第1次産業従事者の割合は10年は18・8%。00年比で2・2ポイント減少した。市農業振興課によると、市内の新規就農者は昨年は17人だったが、今年はいまだ0人。

 財政も厳しさを増す。市は合併特例債を活用して、学校耐震化など建設事業で12年度末までに約180億円を執行した。合併特例債は、返済額の70%が国から交付税措置されるものの、残りの30%は自主財源で返済しなければならない。借金返済に充てる経費を示す公債費は12年度約41億円。16年度には約51億円に膨らむ見通しだ。

     ◇

 市長選と市議選(定数22)の立候補受け付けは10日午前8時半〜午後5時、同市西大井の市役所本庁舎5階大会議室で。市長選には、3選を目指す現職の中村慎司氏(71)=自民、公明推薦=のみが出馬表明している。

 投票は17日午前7時〜午後7時(一部で午後6時)。午後8時から同市東大井の市立打田中学校体育館で即日開票される。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は5万4925人(男2万5653人、女2万9272人)。

3284チバQ:2013/11/10(日) 15:57:39
http://kyoto-np.co.jp/top/article/20131109000067
尾崎・民医連会長出馬へ 京都府知事選印刷用画面を開く

 任期満了に伴い来年春に実施される京都府知事選に、京都民主医療機関連合会(京都民医連)会長で小児科医の尾崎望氏(59)が、9日までに立候補する意向を固めた。近く正式表明するとみられる。

 知事選への立候補表明は尾崎氏が初めてとなり、共産党や労働団体などでつくる「民主府政の会」を軸に幅広い支援組織の結集を目指す。

 小児科医としての経験を踏まえ、知事選では医療と介護の充実や低所得者層への支援強化、格差解消に向けた地域循環型の経済確立などを訴える。

 現職の山田啓二知事が4期目への態度を明らかにしていない中、過去の知事選で知事与党系候補に対抗する候補を擁立してきた「民主府政の会」は、支援組織に加わる方向で調整している。

 尾崎氏は神戸市出身で京都大医学部卒。京都民医連中央病院勤務などを経て、現在、かどの三条こども診療所(京都市右京区)の所長を務める。京都民医連会長には2007年10月に就任した。右京区在住。

【 2013年11月09日 16時00分 】

3285名無しさん:2013/11/14(木) 23:08:17
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201311/0006492948.shtml
2013/11/13 07:00


西宮市長選 今村岳司市議が立候補へ
 任期満了に伴い来年4月20日に投開票される西宮市長選に、同市議の今村岳司(たけし)氏(40)が無所属で立候補する意向を固めたことが12日、関係者への取材で分かった。11月下旬にも正式表明する見込み。

 今村氏は西宮市出身。会社員を経て、1999年4月の同市議選で初当選し、現在4期目。

 神戸新聞社の取材に対し、「政策に合理性を欠き、公務員労働組合とのなれ合いで、改革できていない」と市政を批判。アサヒビール工場跡地(約3・8ヘクタール)に市が進める市立中央病院の移転案については「中堅病院は供給過剰。より高度な医療を提供するため、県立西宮病院と機能統合すべき」とし、白紙撤回を求めている。

 今年3月に政治団体を設立。一部市議や支援者には立候補の意向を伝えており、「市民の意見を聞き、合理性と必然性のある政策を展開したい」としている。現時点で特定の政党からの応援は受けていない。

 同市長選で、1期目の河野昌弘市長はまだ態度を明らかにしておらず、他の立候補表明者もいない。

3286チバQ:2013/11/16(土) 21:39:50
http://wbs.co.jp/news/2013/11/16/33042.html

大橋建一・和歌山市長が次期市長選に不出馬を表明

2013年11月16日 19時06分 ニュース, 政治











Share on FriendFeed

Share on LinkedIn






和歌山市の大橋建一市長は、きょう午後、和歌山市で開かれた後援会の集会で、来年夏に予定されている市長選挙に出馬しない考えを表明しました。

きょうの集会は、来年夏の市長選挙に向けて後援会の女性を対象に、結束を固めようと行われたものでしたが、集会の中で、大橋市長は、これまでに市長として取り組んできた実績を総括した上で、次の選挙に出馬しない考えを明らかにしました。

集会の後、大橋市長は、和歌山放送のインタビューに対し、「不出馬は間違いない。この11年間で、できなかったこともあるが、財政の健全化など、やるべきことはほぼできた。次は4期目になり、私も70歳代になる。そこまで長くやるべきではないと思うし、これまで選挙を支えてくれた人が亡くなったりして選挙をするには、なかなか難しいこともあり、総合的に判断して出馬しない決断をした」と不出馬の理由を語りました。

また、きょう後援会の集会で表明したことについて、大橋市長は、「来月の定例市議会が始まる前に、はっきり申し上げた方がいいのではないかと思ってきょう表明した。後援会の皆さんには、ほんとに申し訳ないと思ったが、これまで一生懸命、私を支えてくれた方に最初にお伝えして、これまでの御礼を申し上げるのが筋だと思った」と説明し、このタイミングで表明したことについて「ほかに特別な理由はない」と強調しました。

そして、大橋市長は、「今後は、公務時間外に、応援していただいた皆さんに、御礼を言うとともに来年8月までの任期中、引き続き支えてもらえるようお願いして回りたい」と話しました。

一方、集会に参加した後援会のメンバーは、「来年の選挙での必勝を誓うものと思って参加したので、びっくりした。年明けには、決起集会も控えていたのに」と話していました。

3287チバQ:2013/11/16(土) 21:43:01
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131116ddlk27010352000c.html

選挙:岸和田市長選 あす告示 /大阪

毎日新聞 2013年11月16日 地方版


 任期満了に伴う岸和田市長選は17日告示される。投開票は24日。市議の信貴芳則氏(52)=自民、民主推薦=と元衆院議員秘書の原田栄夫氏(64)のいずれも無所属新人2人が立候補する見通し。2期目の現職、野口聖氏(71)は、高齢を理由に引退を表明している。

 大きな争点はなく、両氏とも岸和田市の山手の丘陵地区の開発促進や産業振興による雇用拡大、教育環境の充実などを訴えている。

 立候補の届け出は午前8時半から市役所で。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は15万9977人(男7万5632人、女8万4345人)。【山田泰正】

3288チバQ:2013/11/16(土) 21:43:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131116ddlk27010352000c.html

選挙:岸和田市長選 あす告示 /大阪

毎日新聞 2013年11月16日 地方版


 任期満了に伴う岸和田市長選は17日告示される。投開票は24日。市議の信貴芳則氏(52)=自民、民主推薦=と元衆院議員秘書の原田栄夫氏(64)のいずれも無所属新人2人が立候補する見通し。2期目の現職、野口聖氏(71)は、高齢を理由に引退を表明している。

 大きな争点はなく、両氏とも岸和田市の山手の丘陵地区の開発促進や産業振興による雇用拡大、教育環境の充実などを訴えている。

 立候補の届け出は午前8時半から市役所で。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は15万9977人(男7万5632人、女8万4345人)。【山田泰正】

3289チバQ:2013/11/16(土) 22:07:53
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131115/waf13111522570031-n1.htm
「特別区不要という議論はすでに終わっている」発言に都構想反対会派が協議“ボイコット” 波乱の法定協
2013.11.15 22:55 (1/2ページ)[大阪都構想]
 大阪市を特別区に分割し府と再編する大阪都構想の制度設計を話し合う「特別区設置協議会」(法定協)の9回目の会合が15日、大阪府庁で開かれた。法定協会長で都構想を推進する大阪維新の会政調会長の浅田均府議が「都構想の是非は協議の対象外」と発言すると、反対派の自民、民主系、共産各会派の府市議らが反発し、その後の会合で発言しない“ボイコット”状態となった。

 会合前半は都構想の効果額などを示した制度設計案について各会派が意見を述べる予定だったが、自民、民主系、共産の府市議らが「特別区は不要だ」などと都構想を批判。入り口論に終始したため、浅田会長が「(法定協は)特別区設置のために協定書をまとめる場。『特別区は不要』という議論はすでに終わっている」と不快感を示した。

 この発言に反対派はさらに反発。会合後半の1時間半の間、全く発言せず、維新と公明の間だけで議論が交わされた。

 自民府議は発言しなかった理由を「都構想は必要ないというのがわれわれの主張。中身について言うことがない」と説明した。

 終了後、大阪維新代表の橋下徹大阪市長は記者団に「法定協は民主主義の手続きを踏んでつくった。反対でも議論に参加してもらいたい」と述べた。

 一方、公明府議は、公明が提案していた1区当たり20万人規模とする案について「コストがかかる」などとして取り下げることを明らかにした。

3290チバQ:2013/11/17(日) 19:56:06
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20131117-OYT1T00217.htm
急な話・残念…県都市長、突然不出馬表明に驚き

Tweet


携帯に送る
ヘルプ
.

 和歌山市の大橋建一市長(67)が任期満了に伴う来年夏の同市長選に出馬しないことを明らかにした16日、各党や市役所内部からは突然の表明に驚きの声が上がった。



 今後、市長選を巡る動きが活発化するとみられ、各党も対応を急ぐことになりそうだ。

 大橋市長はこの日、市内で開かれた女性支援者の集会であいさつし、不出馬の意向を示した。読売新聞の取材に対し、「財政再建や中心市街地の再生、2年後の国体に向けた基盤整備など、懸案にめどを立てられた。これからは、若い人に託したい」と答えた。

 市幹部の一人は「突然のことで驚いている。財政再建などで功績を上げ、4期目で最終的な市政の充実を図ると思っていただけに残念」と話した。

 各党も様々な反応を見せた。自民党県連の吉井和視幹事長は「できれば年内にも、次期選挙で推薦する人材を決めたい。国土強靱化など防災面を中心とした党の政策に理解があり、県全体の課題を一緒にまとめて発信できるリーダーが望ましい」とコメント。

 民主党県連の浦口高典幹事長は「急な話で驚いた。真意ははっきりしないが、市長が決断したのなら、重く受け止めるしかない。党としては今後、市長選に向けて、対応を協議しなければ」と話した。

 公明党県本部の角田秀樹代表は「正式に意向を確認してから対応を考える」とした上で、市長選について、「景気回復など社会情勢が変化しており、市政に新たな視点も求められる。人物本位で選びたい」と述べた。

 大橋市長は、後継指名をしない意向。同市長選にはこれまで、正式な立候補表明はないが、同市議や元県議らの出馬が取りざたされており、今後、政党の動きも加速するとみられる。

 大橋市長は2002年8月、前市長が辞職したことに伴う市長選で、自民などの推薦に加え共産からも支援を取り付けて初当選。10年に3選を果たした。

(2013年11月17日19時15分 読売新聞)

3291チバQ:2013/11/18(月) 08:54:07
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131118/osk13111802020001-n1.htm
岸和田市長選告示 新人2氏、一騎打ち 大阪
2013.11.18 02:02
 任期満了に伴う岸和田市長選は17日告示され、元市議の信貴芳則氏(52)=自民、民主推薦=と元衆院議員秘書の原田栄夫氏(64)の無所属新人2人が立候補した。新人同士の戦いは8年ぶり。大きな争点はないものの、財政健全化や人口減少対策などをめぐって両氏の舌戦が始まった。

 信貴氏は同市港緑町の浪切神社前で第一声。「子育てしやすい街作りを進め、若者を岸和田に呼び込む」と強調し、支持を求めた。その後は選挙カーに乗り込み、各地で積極的に街頭演説を行った。

 原田氏は同市小松里町の選挙事務所前で出陣式を行い、「民間の発想を市政に反映させ、岸和田を元気にしていきたい」と訴えた。その後は南海岸和田駅前で街頭演説を行うなど、精力的に市内を回った。

 投開票は24日。期日前投票は18〜23日に市職員会館と山直市民センターで行われる。16日現在の有権者数は16万39人。

3292チバQ:2013/11/18(月) 22:37:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131118ddlk27010198000c.html

選挙:岸和田市長選 告示 市長選に2新人 自民系、維新系一騎打ち /大阪

毎日新聞 2013年11月18日 地方版


 任期満了に伴う岸和田市長選は17日告示され、元市議の信貴芳則氏(52)=自民、民主推薦=と遠藤敬衆院議員(大阪18区、日本維新の会)の元公設秘書、原田栄夫氏(64)のいずれも無所属の新人2人が立候補した。投開票は24日。

 現職の野口聖氏(71)は今期限りの引退を表明。後継指名はせず、自民系と維新系の新人同士の一騎打ちとなった。大きな争点はなく、信貴氏、原田氏とも人口減少傾向の続く市の活性化を主張。丘陵地区の開発促進や産業振興による雇用増など定住人口の増加を公約に挙げている。

 16日現在の選挙人名簿登録者数は16万39人(男7万5662人、女8万4377人)。【山田泰正、高瀬浩平】

 ◆立候補者の第一声(届け出順)

 ◇岸和田の自治を守る−−信貴芳則氏(52)=無新

 信貴氏は午前10時から同市港緑町の浪切ホール前で出陣式を開いた。自民府連会長の竹本直一衆院議員は「相手は衣の下に隠しているが、維新の候補者。堺市長選で勝って次で負けではいけない。自民党として責任をもって、連勝しなくてはいけない」と訴えた。

 信貴氏は「この10年間、人口が減り、残念ながら転出が目立つ。魅力がなくなってきたのではないかと感じる。3世代が支え合うまちづくりをしたい。子育てしやすいまちづくりを大きなテーマに選挙を戦う」と決意を述べた。「岸和田の自治を守る。岸和田のことは岸和田で決める。国とのパイプを使い、市民と丁寧な議論を重ね、泉州、大阪、関西のリーダーを目指す」と支持を求めた。

 ◇各市と広域行政連携−−原田栄夫氏(64)=無新

 原田氏は午前9時から、同市小松里町の事務所で出陣式の後、南海岸和田駅前ロータリーで第一声を上げた。遠藤衆院議員や永野孝男府議(岸和田市選出、大阪維新の会)、地元の保守系市議4人が応援に駆けつけた。遠藤氏は「政党間の戦いではなく、岸和田の将来の安定のためのリーダーを決める戦いだ」と強調した。

 原田氏は「秘書の仕事を通じ、岸和田各地のいろいろなお話をいただいた。それをぜひ、市政に反映させたい。岸和田を元気にしたい」と立候補の理由を説明。「岸和田が元気になれば、泉州が元気になる。各市と手を結び広域行政の連携を取る。最後の最後まで『ほっとかれへん、岸和田』を訴えて頑張る」と支持を呼びかけた。

==============

信貴芳則(しぎ・よしのり) 52 無新

 [元]市議▽学校法人理事[歴]調理製菓専門学校職員・校長▽保護司▽市議長▽同志社大=[自][民]

原田栄夫(はらだ・ひでお) 64 無新

 [元]衆院議員秘書[歴]呉服・子供服販売業▽商店街振興組合理事長▽府議秘書▽麗澤大

3293チバQ:2013/11/19(火) 22:02:06
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20131119ddlk30010492000c.html
大橋・和歌山市長:今期で退任 出馬への動き加速 市議と元県議、既に意志固める /和歌山
毎日新聞 2013年11月19日 地方版

 和歌山市の大橋建一市長(67)が来年8月の任期満了に伴う市長選に立候補せず退任する意向を表明したことを受け、和歌山市議(66)と元県議(52)の2人が毎日新聞の取材に対して、立候補の意志を固めていることを明かした。また、自民と維新の政党関係者も「独自候補者の擁立を目指す」と話した。市長選に向けた各方面の動きが一気に加速しそうだ。【岡村崇、中村好見】

 和歌山市議は今年1月以降、ミニ集会などを開いて、市長選出馬に向けて準備を進めてきた。取材に対して「大橋市長の市政運営に対する多くの批判を聞き『打倒大橋』を掲げてきた。突然の不出馬表明は驚いた。政党の代理戦争になってしまうのを懸念しているが、和歌山の閉塞(へいそく)感を変えたい」と話した。12月定例市議会で市議を辞職する予定で、近く記者会見で正式に出馬表明するという。

 元県議も今年6月ごろから出馬に向け、支援者を回るなど市長選への準備を進めている。取材に対して、「市長選では、『4選出馬はいかん』と『反大橋』を主張するつもりだった」とし、「まだ立候補を表明している人がおらず、周囲の状況が分からない。今後、顔ぶれや政策、争点を見極めた上で出馬を表明したい」と話した。

 大橋市長は16日、和歌山市伝法橋南ノ丁の市民会館で開かれた支援者集会で、3期で退任する意志を表明。「後継者はいない」と述べている。

 ◇意欲、戸惑い…各党の反応
 自民党県連幹事長の吉井和視県議は「遅くとも来年1月中には推薦する人を決めたい」と時期を示し、「意欲を示す人は何人かおり、現在水面下で調整を続けている。国土強靱(きょうじん)化の政策に理解があり、近い将来発生が予想される大災害や、和歌山市だけでなく県全体の課題に向き合える人が望ましい」とした。

 日本維新の会県支部の山下大輔幹事長は「これから本格的な人口減少が進む中で、地域をきちんとマネジメントできる人を独自候補として擁立したい。これまでの政治行政の枠組みだけでなく、経済界を含めて広く人を探している。今後の和歌山市の将来を占う上で重要な選挙になる」と述べた。

 また、公明党県本部代表の角田秀樹県議は「まずは人物本位で選び、党の政策に歩み寄れる人かどうかを判断したい。2015年の国体は和歌山の活性化にとって大きなチャンス。県都の首長は情報発信力がある人がよい」と話した。

 一方、民主党県連幹事長の浦口高典県議は「大橋市長が出馬する前提でいたので、これから党としてどう対応するのか協議していく」と戸惑いながらも、「地方行政のトップにはどういう人がふさわしいのか、という視点で判断しなければならない。これからさらに人口減少、高齢化が進んでいく中で、市民の目線に立った行政や、コンパクトで魅力ある街作りができる人を応援したい」と述べた。

 共産党県委員会の竹内良平委員長は「地方自治体は住民の暮らしや安全を守るというのが第一の使命。市民の暮らしがおびやかされている中、将来に希望を託せる人を応援したい」と話した。

 ◇大橋市長、記者会見「後継は市民が判断」
 大橋市長は18日、市役所で記者会見した。退任理由として「多選はよくない」などとし、「財政の立て直しについては、かなり問題解決できた」と述べた。

 一方で、「都市計画道路など全ての課題を解消したとは言えない。(残りの任期で)できる限り懸案事項を解決していきたい」と話した。また、「後継指名というおこがましいことは考えていない。それなりの見識があり、和歌山市のためになりたいという人を市民が判断すること」との考えを示した。

3294チバQ:2013/11/21(木) 19:41:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131121ddlk30010471000c.html
選挙:和歌山市長選 県部長・尾花正啓氏、出馬へ 自民が擁立の方向 /和歌山
毎日新聞 2013年11月21日 地方版

 次期和歌山市長選に、県の県土整備部長の尾花正啓氏(60)が出馬の意向を固めた。自民党県連は尾花氏を擁立する方向で検討を進めており、来年夏に予定されている市長選に向けて、政党も本格的に動き出した。

 関係者によると、尾花氏は20日、県連幹部に会い、出馬する意向を直接伝えたという。県連は、公明党県本部や支持団体などに説明した上で、今週中にも推薦決定に向けた協議を始めたい意向だ。

 市長選には、和歌山市議(66)と元県議(52)も立候補の準備を進めている。

 市長選を巡っては、大橋建一市長が今月16日、「多選はよくない」などとして、来年8月の任期満了に伴う市長選に出馬せず退任する意向を示した。【中村好見、岡村崇】

.

3295チバQ:2013/11/21(木) 22:34:34
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20131120ddlk28010373000c.html
選択:きょう久元・新神戸市長就任 残る「役所一家」の影響力 独自色どこまで発揮 /兵庫
毎日新聞 2013年11月20日 地方版

 先月の神戸市長選で初当選した久元喜造氏(59)が20日、第16代の新市長に就任する。総務省を退職後、昨年11月の副市長就任から約1年で担うミナト神戸の「かじ取り役」。64年にわたり助役(副市長)出身者を市長に送り出した“身内意識”の強い「市役所一家」と、市長選で久元氏を推薦した自民、民主、公明3党が影響力を持つ市議会が待ち受ける中、久元氏はどこまで独自色を発揮できるか−−。【石川貴教】

 「机の上で空疎な作文を書くのではなく、市役所の職員は地域に足を運んでほしい」

 当選から一夜明けた10月28日、久元氏は毎日新聞のインタビューで意欲を語った。矢田立郎市長(19日退任)から後継指名を受けたが、選挙期間中も「市役所の古い体質を変える」などと批判もはばからなかった。

 形の上では、助役出身市長の「慣習」を引き継いだが、副市長を務めた期間は約7カ月。市役所「生え抜き」の歴代市長に比べ「温度差がある」(市関係者)のも事実だ。「株式会社神戸市」と言われた市役所は中央省庁から「自らの仕事に誇りを持つ一方、排他的」と評されることも。中央省庁からの出向受け入れは、阪神大震災(1995年)以降に本格化したが、ある省庁関係者は「『よそ者は何もするな』という空気があった」と明かす。

 市政運営で「車の両輪」と例えられる市議会は、久元氏を早速、けん制する。「最後にモノを言ったのは組織の力。このことを忘れてもらっては困る」。約5700票差の僅差で制した久元氏に、自民のベテラン市議はこう言い切る。ただ、この結果は3党の「組織力」が十分機能しなかったことも意味した。「議員一人一人が汗をかかない」(自民県連幹部)「(3党が)お互い遠慮し音頭を取れない」(同市連幹部)−−。緩みが接戦を生んだからだ。

 選挙戦で久元氏を“応援”した市役所と市議会与党。久元新市政にどんな影響力を及ぼすのか。元政府高官はこう評した。「久元ほど地方自治の専門家はおらず、官僚時代は国会議員と渡り合った。しがらみに“久元色”が薄れる心配はない」

〔神戸版〕

3296チバQ:2013/11/21(木) 23:31:07
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131121/waf13112121290023-n1.htm
大阪維新の会からの寄付金を未記載 吹田市長の政治団体
2013.11.21 21:23
 大阪府吹田市の井上哲也市長(56)は21日、政治団体「井上哲也後援会」が平成22年に地域政党「大阪維新の会」から受領した寄付金約100万円を、政治資金収支報告書に記載していなかったと発表した。井上市長は理由を明らかにしていないが、「大阪府選管に訂正の手続きを行った」と説明している。

 維新の収支報告書には、22年5月26日に5万円、同10月12日に94万5千円を寄付金として後援会に支出したと記載。だが、後援会の収支報告書には現金の受領を示す記載がなかった。  寄付が行われた当時、井上市長は大阪府議で維新の会計責任者を務めていたが、市長在任中の24年10月に国の補助金を活用した太陽光パネル設置をめぐり、市が井上市長の後援企業に随意契約で工事を発注するなどした問題が発覚。維新を離党している。

 井上市長をめぐっては10月、かつて代表を務めていた政党支部「自民党大阪府吹田市第1支部」(解散)が22年に別の政党支部への100万円の架空支出を計上していたことが判明。市民団体が政治資金規正法違反罪などで井上市長と第1支部の当時の会計責任者を大阪地検特捜部に刑事告発している。

3297チバQ:2013/11/23(土) 09:57:40
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131123/waf13112300010000-n1.htm
またも橋下氏苦境に! 大阪府・市立大統合で市長提案の議案が市議会で否決

2013.11.22 23:58 (1/2ページ)


 大阪市立大と大阪府立大の統合を目指している橋下徹市長が統合に先立ち、市立大の理事長と学長の兼務をなくすために提出していた関連議案が22日、市議会委員会で否決された。29日の本会議でも否決される見通し。橋下市長は出鼻をくじかれた格好だ。

 市立大と府立大は理事長が学長を兼務。議案では市立大の理事長と学長の兼務をなくし、理事長は学校経営に、学長は学問にそれぞれ役割を分担。府市では兼務を解消させた上で両大学の理事長を同一人物にし、平成28年の大学統合を目指している。

 委員会では「兼務でも実績は出ている」「統合ありきの変更で時期尚早」と反対意見が噴出。大阪維新の会を除く公明、自民、民主系、共産の4会派の反対で否決された。

 橋下市長は否決後、「(統合のスケジュールに)影響がでないよう頑張る」と述べたが、市長答弁を求めたのが共産だけだったことに触れ「市議会の審議のやり方はちょっと特殊だ」と不満を漏らした。

3298名無しさん:2013/11/23(土) 10:19:40
http://www.asahi.com/articles/TKY201311180620.html?ref=com_top_pickup
橋下市長支持低下49% 大阪都構想、反対が上回る 府民世論調査

朝日新聞社と朝日放送(ABC)は16、17両日、大阪府民を対象に共同で電話による世論調査を実施した。大阪市の橋下徹市長の支持率は、
2月の前回調査の61%から49%に低下、不支持率は25%から31%に上がった。実現をめざす「大阪都構想」については初めて反対が賛成を上回った。

3299チバQ:2013/11/24(日) 00:40:01
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2013/11/20131121_30890.html


遠藤市議出馬へ、尾花氏も前向き 和歌山市長選


13年11月21日 18時30分[政治・経済]


 
 

 大橋建一和歌山市長の4選不出馬表明を受けて、来夏に予定される次期市長選への動きが活発化している。20日には、市議の遠藤富士雄氏(66)が立候補の意志を固め、来週にも出馬表明することが分かった。自民党は県の県土整備部長、尾花正啓氏(60)の擁立に動いており、同党関係者は、尾花氏は前向きな意向であるとしている。

 遠藤氏は大東文化大経済学部卒。平成7年の市議選で初当選、議長などを歴任し、現在5期目。市議会最大会派「絆クラブ」に所属。

 大橋市長の不出馬表明前から、支援者には集会などで立候補の意欲を伝えており、福祉や教育の質向上、観光拠点整備などを掲げている。12月に市議を辞職するとしている。

 尾花氏は東大工学部卒。昭和55年に県庁採用。道路政策課長、道路局長などを歴任し、平成24年4月から県土整備部長を務めている。

 自民党県連幹部は、尾花氏に立候補を打診していることを認めており、同氏からは前向きな意向を聞いているという。今後、党の推薦に向けた手続きを進めるとしている。

 次期市長選に向けてはこの他、元県議(52)が立候補の準備を進めているとみられ、現職県議らの出馬も取りざたされている。

3300チバQ:2013/11/26(火) 00:37:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131125ddn002010051000c.html
選挙:大阪・岸和田市長選 堺に続き維新系落選 信貴氏が初当選
毎日新聞 2013年11月25日 大阪朝刊

 任期満了に伴う大阪府岸和田市長選は24日投開票され、前岸和田市議の信貴(しぎ)芳則氏(52)=自民、民主推薦=が、元衆院議員秘書の原田栄夫(ひでお)氏(64)を破り、無所属新人同士の争いを制して初当選した。投票率は34・69%(前回45・27%)。

 信貴氏は、原田氏が日本維新の会の遠藤敬衆院議員(大阪18区)の秘書だったことを念頭に、「岸和田のことは岸和田で決める」と訴えた。共産党系市民団体や大阪維新の会公認候補を破った竹山修身・堺市長からも支援を受け、幅広い組織の支持を固めた。原田氏は、遠藤氏ら維新議員の支援を受けたが、知名度不足が響いた。

 無所属新人同士の一騎打ちで、維新系の原田氏が、自民や民主などが相乗りした信貴氏に敗れたことで、維新は公認候補が敗れた9月の堺市長選に続き、お膝元の大阪の首長選で連敗となった。橋下徹代表(大阪市長)が一度も応援に入らず、政党色を薄める戦略で臨んだが奏功せず、「維新包囲網」に再び屈した。

 「自治体選挙に積極的に関わると『維新が乗り込んできた』と誤解を受ける。各地域の議員がしっかりやるという原点に戻る」。維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)は21日、大阪市内の維新全体会議で語った。府内の選挙で維新は、橋下氏の発信力と、地方議員の数と活動力の相乗効果で連勝してきたが、戦略の見直しを余儀なくされている。

 地元の遠藤衆院議員は17日の告示日、「政党間の戦いではない」と訴え、政党対決色を薄めようとした。しかし原田氏の劣勢に地元の維新府議が19日、今井豊府議団幹事長に支援を要請。今井氏が府議団に、各自2日間は応援に入るよう「自主的支援」を指示した。発信力に陰りが見える橋下氏は参院選での苦戦後、「地方議員の力が全て」と発破を掛けていたが、足元の組織力も揺らいでいる。落選を受け、原田氏は「維新を前面に出しても結果は同じだったと思う」と肩を落とした。

 一方、信貴氏は自民、民主両党が推薦して共産党が自主的に支援し、堺市長選と同様に包囲網を構成。自民府連関係者は「『維新に勝った』とアピールしていく」と勢いづく。自主投票の公明党関係者は「維新なら誰でも勝てる状態ではなくなった」と、維新の力を見極めている。【山田泰正、熊谷豪、深尾昭寛】

 確定得票数次の通り。

当 32465 信貴芳則<1> 無新=[自][民]

  21785 原田栄夫 無新

3301チバQ:2013/11/26(火) 00:43:49

http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000003067.shtml
■維新元秘書敗れる 岸和田市長選で自・民推薦候補当選
 任期満了に伴う大阪府岸和田市長選挙が行われ、自民・民主が推薦する新人の信貴芳則さんが初当選しました。

 岸和田市長選で初当選したのは無所属で自民・民主が推薦する信貴芳則さん(52)です。

 選挙は元岸和田市議の信貴さんと、日本維新の会の衆議院議員秘書をしていた無所属の原田栄夫さん(64)の新人同士の一騎打ちで、人口減少が続く岸和田市の活性化などを訴えた信貴さんが、1万票以上の差をつけて当選を果たしました。

「岸和田らしさを出して、歴史と伝統あるこの町を次の世代に悔いのない形で、バトンタッチしていきたいと思う」(信貴芳則さん)

 敗れた原田さんはあえて維新の会の推薦を受けず、無所属で選挙に挑みましたが力およびませんでした。 (11/25 07:37)

3302チバQ:2013/11/26(火) 19:19:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131126ddn002010060000c.html
選挙:和歌山市長選 市議が立候補へ
毎日新聞 2013年11月26日 大阪朝刊

 来夏に予定されている和歌山市長選で、同市議の遠藤富士雄氏(66)が25日、市役所で記者会見し、無所属で出馬すると表明した。遠藤氏は1995年の市議選で初当選、現在5期目。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E7%94%B0%E7%9C%9F%E8%BC%94
浜田真輔出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内、 検索 浜田真輔(はまだしんすけ、1961年 - )は、日本の政治家、政治活動家。元和歌山県議。20世紀末の和歌山市長選、参院選和歌山県選挙区でいずれも次点になるなど、20世紀末から21世紀初頭の和歌山県政界において国会議員にも匹敵するほどの一定の影響力を持った。

来歴[編集]和歌山県生まれ。日本大学出身。10代のころから政治を好み、日大2年のとき、中西啓介の秘書になる。その後、若手の和歌山県議になり政治の道へ。1995年、旅田卓宗の後釜を争う和歌山市長選挙に新進党、公明党の推薦を得て立候補。自民党推薦の尾崎吉弘に対抗する勢力として有力候補として扱われた。しかし、自民の組織力に阻まれ惜しくも次点で惜敗した。自由党和歌山県連副幹事長だった1998年、参院選に和歌山県選挙区から無所属(自由党、民主党、改革クラブ推薦)で立候補。世耕弘成に対抗する有力候補として扱われ、次点に入った。2000年、和歌山県議会議員補欠選挙で当選。2003年、現職として臨んだ和歌山県議会議員選挙(和歌山市選挙区)で、保守新党公認で立候補したものの、浦口高典らに押し出される形で惜しくも次点で落選した。政党は新進党、自由党、保守党、保守新党に順次所属した。保守党和歌山県支部総連合会総務会長などを務めた[1]。二階俊博、中西啓介、鶴保庸介に近かった。


 大橋建一市長が今期限りでの退任を表明。市長選には和歌山県県土整備部長の尾花正啓(まさひろ)氏(60)と元県議の浜田真輔氏(52)が出馬の準備を進めている。

3303チバQ:2013/11/26(火) 19:21:30
1998年(平成10年)11月8日執行)
当日有権者数:人  投票率:46.61%(前回比:)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率
当 世耕弘成 35 自由民主党 新 197,388票 50.1%
浜田真輔 37 無所属 新 123,297票 31.3%
原矢寸久 47 日本共産党 新 73,092票 18.6%

3304チバQ:2013/11/26(火) 19:25:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131125ddlk27010188000c.html
選挙:岸和田市長選 信貴さん、喜びの初当選 「人口減、食い止める」 /大阪
毎日新聞 2013年11月25日 地方版

 任期満了に伴う岸和田市長選は24日投開票され、無所属新人の前市議、信貴芳則氏(52)=自民、民主推薦=が、元衆院議員秘書の原田栄夫氏(64)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は15万8627人(男7万4897人、女8万3730人)、投票率は34・69%(前回45・27%)だった。

 「当選確実」の一報を受け、同市筋海町の事務所に現れた信貴氏は、支持者に囲まれ、万歳で喜びを分かち合った。「泉州のリーダー役の自治体として岸和田をさらに発展させる。若年層の定住促進や子育て支援に力を入れ、人口減を食い止める」と抱負を語った。

 現職の野口聖氏(72)が今期限りでの引退を表明し、新人2人の争いとなった。信貴氏は2003年の市議選で初当選し、市議を3期10年務めた。推薦を受けた自民、民主、連合大阪のほか、共産岸和田市委員会が母体の市民団体「岸和田民主市政の会」などの支援も受け、幅広い支持を集めた。

 原田氏は遠藤敬・衆院議員(大阪18区、日本維新の会)の秘書を務めた経験から、「民間の発想を取り入れ、市民に役立つ市役所を作り上げる」と強調。無所属で選挙戦に臨んだが、支持を広げられなかった。【山田泰正、高瀬浩平】

==============

 ◆開票結果

 ◇岸和田市長選=選管最終発表
当 32465 信貴芳則 52 無新

  21785 原田栄夫 64 無新

==============

信貴芳則(しぎ・よしのり) 52 無新(1)

 [元]市議▽学校法人理事[歴]調理製菓専門学校職員・校長▽保護司▽市議長▽同志社大=[自][民]

3305チバQ:2013/11/26(火) 19:53:57
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131126/wky13112602340000-n1.htm
来夏の和歌山市長選 新人3氏はや浮上 遠藤市議、立候補表明
2013.11.26 02:34
 来年夏に予定されている和歌山市長選について、同市議の遠藤富士雄氏(66)が25日、記者会見を開き、立候補することを表明した。市長選には、県土整備部長の尾花正啓氏(60)、元県議の浜田真輔氏(52)も出馬の意向を示しており、大橋建一市長(67)の突然の不出馬表明を受け、早くも新人3人が浮上し激戦の様相をみせている。

 遠藤氏は記者会見で、大橋市政について「目新しい事業がなかった」としたうえで、教育政策の充実などを強調し、「教育レベルをアップさせるため、市独自の教育ができるよう後押しする必要がある」と述べた。

 さらに、「市議5期の実績をもとに、市のことを熟知した者が市政を担うという思いでやっていきたい」とし、「人脈をフルに生かして和歌山市に英知を呼び込みたい」と抱負を述べた。

 市長選は無所属で挑むとし、市議については年内に辞職する意向という。遠藤氏は平成7年の市議選で初当選し、現在5期目。議長などを歴任した。

 一方、尾花氏は産経新聞の取材に対し、「(市長選に関しては)前向きに考えている。部長を辞職してから自民党県連に推薦をお願いすることになると思う」と語り、今週中に部長を辞職する意向を明らかにした。

 尾花氏については、自民党県連関係者が今月に市長選への立候補を打診。同県連は12月初めに役員会を開いて対応を協議し、手続きを進めていくという。

 尾花氏は旧美里町(現・紀美野町)出身で、県の道路政策課長や道路局長などを歴任し、24年4月から現職。

 浜田氏も取材に対して出馬の意向を示し、「和歌山市は力を出し切れていない。もう一度40万人都市として復活させ、人を和歌山市に呼び込む“誘和”を目指して努力していきたい」と抱負を語った。今のところ無所属で立候補する意向といい、12月上旬ごろに正式に表明する予定としている。

 浜田氏は和歌山市出身。故・中西啓介衆院議員の秘書を務め、県議を通算2期務めた。

3306チバQ:2013/11/26(火) 19:57:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131126-00000191-yom-soci
入れ墨なぜ浴場に入れない…市議、ペンで顔突く
読売新聞 11月26日(火)9時10分配信

 奈良県警橿原署は26日、ホテルで副支配人に軽傷を負わせたとして傷害容疑で逮捕状を取っていた同県御所市議の小松久展(ひさのぶ)容疑者(61)を逮捕した。

 発表によると、小松容疑者は21日午後6時5分頃、同県橿原市内のホテルの1階フロントで、副支配人の男性(49)に、体に入れ墨をしているとして大浴場の利用を断られたことに立腹。「議員なのになぜ入れない」などとどなって、近くにあったボールペンで副支配人の顔を突き、左の目尻を切る軽傷を負わせた疑い。

 小松容疑者は26日午前、同署に弁護士と一緒に出頭。容疑を認めているという。小松容疑者は1994年に初当選。5期目で、議長などを歴任した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板