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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3237チバQ:2013/10/14(月) 20:11:09
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20131008290600001.html
神戸市長選【数字で見る神戸市政】

(5)356人/外郭団体に再就職の市OB

神戸市や外郭団体が約300億円をかけて建設した市立フルーツ・フラワーパーク=今年6月、神戸市北区、本社ヘリから、諫山卓弥撮影



 「市が継続して財政負担をするほど観光面で公共性があるか疑問が残る」

 昨年11月、学識者らでつくる神戸市の第三者委員会が、ある外郭団体への公費支出に苦言を呈した。

 市立観光施設「フルーツ・フラワーパーク」(北区)の運営を市から請け負う「株式会社神戸ワイン」。その名の通り、神戸牛やワインの販売促進などを目的につくられた市の外郭団体だ。歴代社長には市長や助役、市職員OBらが就任してきた。

 同社は1993年の開園時から園内のホテルやレストランを所有し、運営していたが、集客低迷で経営が悪化。これらの施設を79億円で市に買い取ってもらい、2006年からパーク全体の管理運営を請け負う。だがその後も収益は伸びず、市が毎年払う指定管理料3億数千万円で収入不足を補っているのが実態だ。

 指摘を受けた市は来年度中に同社を清算する方針だが、市の貸付金30億円は回収不能に。出資金13億円も戻る見込みはないという。いずれも市民の税金だ。

 神戸市は高度経済成長期以降、企業的な発想でニュータウン開発や人工島造成を進め、その事業展開は「株式会社神戸市」と呼ばれた。市はその過程で、「行政と民間の中間的立場で公益的な事業を進める」ためとして、外郭団体を次々設立。90年代に64団体まで増えた。

 「役所が直営しにくい分野で市の出向職員が腕を振るい、役所にないスピード感で市民ニーズに応えてきた」。市幹部はその役割を強調するが、近年目立つのは、その乱立ぶりや赤字体質、巨額の税金投入といった負の側面だ。11年度、市が外郭団体に支出した補助金や委託料の総額は約200億円にのぼる。

 さらに「天下り」の問題もある。昨年7月時点で、外郭団体の役職員を務める市OBの数は356人。うち45人は理事長、社長、常務といった常勤役員という。ある市議は「かつて都市経営の最前線で活躍した外郭団体は、いつの間にか市職員の再就職の場になってしまった」と指摘する。

 市もここ数年、外郭団体を統廃合。35団体まで減らした。市OBの役員の年間報酬も上限基準を設定して各団体に通知しているというが、実際の役員報酬額は「個人情報」との理由で非公開のままだ。今年度も新たに28人の退職幹部が外郭団体に再就職している。(宮武努)


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