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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3251チバQ:2013/10/20(日) 21:23:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20131017-OYT8T01153.htm
新宮市長選 課題を探る<上>

.活性化〜人呼び込むきっかけを



人通りがめっきり減り空き店舗も目立つ仲之町商店街。人の流れを呼び込む施策が期待される(新宮市で)  好天に恵まれた3連休最終日の14日、新宮市新宮の世界遺産・熊野速玉大社の駐車場には、他府県ナンバーの乗用車や観光バスが続々と入ってきた。平均的な滞在時間はおよそ30分。1泊2日の日程で大阪市から訪れたツアーバス運転手(59)は「30年来、新宮で立ち寄るのはここだけ。他に目新しい名所もないしね」と話すと、足早に宿泊先の那智勝浦町へバスを走らせた。

 昨年、新宮市を訪れた観光客は約103万人。東日本大震災や紀伊水害で落ち込んだ2011年の約95万人から持ち直したとはいえ、08年は122万人を超えており、ここ数年、減少傾向にある。県外からの観光客は熊野速玉大社に熊野本宮大社、熊野那智大社を合わせた三山巡りを楽しむのが主流で、新宮城跡や国の天然記念物「浮島の森」などの市内の観光スポットにはなじみが薄いという。短時間の滞在では、地元経済への波及効果もあまり期待できないのが実情だ。



 市の人口も落ち込みが目立つ。今年9月現在約3万1400人で、1985年から約9000人減少(旧熊野川町も含む)。若者が市外に流出する一方、高齢化率は30%を超えている。

 中心市街地に位置し、長さ約380メートルのアーケードに、約90店舗が軒を連ねる仲之町商店街。市を代表する商店街だが、営業を続けている店は3分の2ほどに減った。人通りは少なく、「貸店舗」の貼り紙もあちこちに見受けられる。「1970年頃までは、平日でもごった返した。人の動きで、電車の出発や到着がわかった」とある女性店主は懐かしむ。

 商店街にかつてのにぎわいを少しでも取り戻そうと、市は今年度、空き店舗対策として実施している新規出店者への家賃補助の期間を1年から2年に延長し、改装費補助も設けたが、新たな申し込みはないという。



 厳しい状況の中、にぎわいを創り出す拠点になると期待が寄せられているのが、文化ホールや図書館の機能をもつ「文化複合施設」の建設計画だ。施設を中心に交流人口を増やすとともに、周辺の歴史・文化資源を散策する「まちなか観光ルート」をPRすることで、観光客を市街地に呼び込むのが狙いだ。市は来年度にも基本設計に入り、16年度に着工したいとしている。

 商店主らは客離れを食い止めようと、手作りイベントにも取り組んできた。その都度、集客には成功したというが、効果は一過性の域を超えられないでいる。同商店街振興組合の西孝理事長(49)は「商店街だけを目当てに、客が足を運ぶことは今後も考えにくい。日常的に利用できる施設なら人も動く。まずは、人の流れを生むきっかけがほしい」と訴える。活性化に向けてハード、ソフト両面でどのような方策を打ち出すか。知恵が求められている。



 新宮市長選は20日告示される。厳しい財政状況の中で活性化策や防災対策などの課題にどう取り組むのか。市政の課題を探った。

(2013年10月18日 読売新聞)


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