研究チームは、ルネサンス期の巨匠レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)が描いた「モナリザ」のモデルとして椅子に腰掛けている謎の女性が伊フィレンツェ(Florentine)生まれのリザ・ゲラルディーニ(Lisa Gherardini)であると確信している。しかし、数年前に発掘された複数の遺骨の調査からは、この女性に適合する可能性のある大腿(だいたい)部などの骨の一部が見つかっているのみ。また骨がゲラルディーニのものであるかどうかを検証するためのDNAも得られていないという。
1479年生まれのゲラルディーニは、裕福な絹商人フランチェスコ・デルジョコンド(Francesco del Giocondo)の妻だった。現在、仏パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)に展示されている「モナリザ」は、デルジョコンドが1503年にダビンチに依頼した妻の肖像画であると考えられている。
ゲラルディーニは夫の死後、フィレンツェにあった聖ウルスラ女子修道院(Convent of Saint Ursula)で晩年を過ごした後、同修道院で亡くなり、1542年に埋葬された可能性が高い。この修道院では娘2人も修道女として暮らしていた。
伊ボローニャ大学(University of Bologna)のジョルジョ・グルピオーニ(Giorgio Gruppioni)教授(人類学)によると、調査チームは2011年、ゲラルディーニの遺骨発見を目的に、修道院に埋葬されていた人骨の発掘調査を開始。このなかで12体分の人骨を発見したという。
バルセロナ現代美術館のバルトメウ・マリ館長は、イネス・ドゥジャックの出展作が卑猥であるという理由で、翌日に開幕を控えていたグループ展の開催中止を決定した。EFE ESTILO-Youtube
2015年3月17日、バルセロナ現代美術館(MACBA)のバルトメウ・マリ館長が、翌日に開幕を控えていたグループ展『La bestia y el soberano (獣と主権者) 』の開催中止を決定した。イネス・ドゥジャックの出展作「Not Dressed for Conquering(征服には似合わない装い)」が卑猥であるという理由である。
同作は、ナチス親衛隊のヘルメットを敷き詰めた上で、前スペイン国王のフアン・カルロス1世、ボリビアの女性活動家ドミティラ・チュンガラ、それに1匹の犬が全裸・後背位で折り重なって性交する様を描いた彫刻。MACBAのチーフキュレーター、バレンティン・ロマは「ドゥジャックは、植民地主義のダイナミクスに踏み込む研究史に明るい、よく知られたアーティスト」であり、「アートは何世紀にもわたって典型的な権力を風刺し、戯画的に描いてきた。彼女の作品がやっているのはそういうことだ」(2015年3月18日付エル・パイス。ロベルタ・ボスコ「El rechazo de una escultura en el Macba desata pol?mica y protestas」)と説明している。付け加えれば、『獣と主権者』展はシュトゥットガルトの美術館ヴュルテンベルク・クンストフェラインとMACBAの共催であり、展覧会名は、寓話などに登場する動物の形象から権力について論ずる、哲学者ジャック・デリダの同名の講義録に由来する。
ブームと言っても過言ではないこの現象だが、そのシーンの中でも「King Of Kings」や「UMB」「ENTER」などと並ぶ屈指の規模を誇るバトルが「戦極MC Battle」。
そして現在は「戦極」の開催の他、バトルでの全国ツアーの開催、「ダンジョン」において般若の通訳(?)を務める山下新治 a.k.a ACEやMOL53、田中光などバトルでも活躍するラッパーのマネージメントなど、バトルを取り巻く環境を整備しているのが、「戦極」を主宰しているMC正社員である。
年間で400試合近くのバトルを見るという、日本でも屈指のバトル・アーカイバーでもある彼に、バトルの魅力を語り下ろして貰うこの企画の一回目は、まずはバトル解説に入る前に、彼の来歴について話して貰う事にしよう。
元々、日本語ラップ・リスナーで、ラップもやってたんですけど、あまりクラブに足繁く通うよりも、基本的には音源を追いかけるタイプで。そんな中で「UMB2006」の予選DVD(「ULTIMATE MC BATTLE 2006 JAPAN TOURS ARCHIVE」)を買ったら、そこにはサイプレス上野とかダースレイダーさん、アルファのTSUBOIさんとか当時から有名な人も出たんですけど、PUNPEEさんとかDOTAMAさんみたいな、当時はまだ無名な、しかも見た目もいわゆる普通っぽい人も出てて、まずそこに驚いたんですよね。