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芸術・美術・音楽

573名無しさん:2015/10/18(日) 15:56:44
>>572

 ■自主規制の問題?

 芸術作品がわいせつ物にあたるかどうかはこれまでもたびたび問題になっている。

 名古屋市東区の愛知県美術館では昨年8月に開かれた企画展で、男性ヌードを撮影することで知られる写真家の作品50点を展示していた。美術館側は「一部作品が不快な印象を与える可能性もある」という注意書きを掲示した上、カーテンで仕切るなどの配慮をしたが、愛知県警から作品のうち局部が映っている12点の撤去を指示された。

 これに対し、美術館側は写真に布をかけたり、紙を張ったりするなどして直接見えないようにする対策を提案し、県警側も納得したという。

 また、昨年7月には、自分の女性器と同じ形をしたものを3Dプリンターで複製できる立体データを他人に提供したとして、わいせつ電磁的記録頒布の罪などでペンネーム「ろくでなし子」の漫画家、五十嵐恵被告(43)が逮捕、起訴された。五十嵐被告は「私の作品はわいせつではない」と起訴内容を否認しており、東京地裁で現在公判が進められている。

 春画に対する評価というのは時代とともに変わってきた。浮世絵全盛期の江戸時代には「風紀を乱す」として幕府の規制を受けた。以後、研究目的でも修正が必要とされるなど自主規制が続いてきたが、平成3年に学習研究社が無修正の画集を刊行して以降、事実上の“解禁”となった経緯がある。

 甲南大学法科大学院の園田寿教授(刑法)は「時代によって、あるいは解釈によってわいせつの観念は変わる。必要以上に表現の自由が制限されないよう当局側の判断について、事後的にでも検証し続けることが求められる」と話した。


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