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商業・流通

1とはずがたり:2006/04/26(水) 23:23:08
スーパー,コンビニ,百貨店,中心商店街の衰退と活性化策など

リンク
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/commerce.html

79とはずがたり:2006/12/09(土) 13:05:15
町が寂れてゆくのは仕方がないことだ。寂れたくないなら自分らで発展できる方向性を考えなければならない。神岡もコンパクトシティの方向で行こうとしているようだが理解してるって事かな?カネ呉れ呉れと地方は乞食に堕すでない。

神岡の中心街で商店閉店相次ぐ
大型店、後継者不足が影響 
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20061209/lcl_____gif_____004.shtml

 町村合併から二年十カ月を経過した飛騨市神岡町。その中心街で最近、商店の閉店が相次いでいる。神岡商工会議所によると、昨年度と本年度の二年間で、廃業などにより脱会したのは三十四事業所に上る。商議所は「これほど廃業が相次いだケースは過去にない」と危機感を募らせている。(島崎諭生)

 昨年から今年にかけて、町中心街の西里通りなどで閉店が相次いだ。酒販店、旅館、呉服店、書店、文具店、食堂など、業種は広範囲にわたる。商議所からは昨年十五事業所、今年は十九事業所が脱会。昭和三十年代に会員数は八百事業所を超えていたが、今は五百事業所を割り込んだ。

 同町の十二月一日現在の人口は一万六百八十五人。一昨年二月の合併時より四百四十三人減った。六十五歳以上の人口割合を示す高齢化率は、34・48%に達する。

 鉱山町として栄えたが、二〇〇一年に神岡鉱業が鉱石の採掘を中止。合併で旧町役場は振興事務所となり、職員数がほぼ半減した。旧神岡署も統合され、第三セクター神岡鉄道は廃線に。高山公共職業安定所の神岡分室も、来春の廃止が決まった。商議所の大前一寿専務理事は「住民が精神的にしょんぼりしている」と話す。

 廃業の主な理由は、大型店への消費者の流出と、後継者不足。大前専務は「車で高山や富山に買い物に行くようになった。町が好調なころに店を継いだ経営者が一斉に高齢化し、後継者がいないため、廃業が相次いでいる」と指摘。神岡町商店連合会の山本正明会長は「(合併に伴い)いろんな施設が古川に集中し、売り上げも伸びない状況を見ると、店舗が改装時期に来ていても、新たな投資にちゅうちょがある」と分析する。

 こうした中、商議所は今年から、市街地商店街再生プランの策定を開始。商店主らが活性化策を話し合い、来年から実施を目指す。また、市は昨年から十五カ年計画で店舗や住宅の修景に補助金を出す「街並み環境整備事業」に取り組み、街並みの魅力創出を目指す。

 商議所は、狭い範囲に病院や商店街が集中する特徴的な地形を生かし、高齢者が住みやすいコンパクトな町づくりに活路を探っている。牛丸忠久会頭は「嘆いたり、大きなものを望んでも仕方がない。ここにしかない物を把握し、身の丈に合った町づくりをしていくことが大切」と話している。

80とはずがたり:2006/12/19(火) 15:40:43
12/18-12:44--岡山市中心部のスーパー競争激化/相次ぎ進出3店 客単価上昇が課題
http://www.okanichi.co.jp/20061218124429.html

 岡山県内でもスーパーマーケットといえば、大型駐車場を備えた郊外型が主流だが、この1年間で岡山市の中心部市街地にスーパー3店が相次ぎオープンした。背景にはマンションの建設ラッシュによる都心回帰がある。ただ各店とも、郊外型店舗に比べ客単価の低さが共通の悩みで、固定客獲得に向けた取り組みを強めており今後、競争は厳しくなりそうだ。  JR岡山駅構内では初のスーパーとして10月、ユアーズ(広島県海田町)の「岡山店」がオープンした。店舗面積は約900平方メートルで、年間10億円の売り上げを見込む。  開店以来、順調に推移するが「特に朝夕の通勤客が多く、入り口前に設置する総菜コーナーの単品買いが目立ち、客単価が下がっている」。時間帯による品目の入れ替え、コーナー拡充で対応するほか、少量目商品の充実で購入点数、客単価アップを図る。  広島駅構内の店舗と比べ観光客の来店率が高く、岡山産の果物の売れ行きが良いという。バイヤーが選ぶ高付加価値商品も、12月から増量。特に豆腐など和食系冷蔵商品を強化した。「日中の主婦層の取り込みが課題」とし、年内には会員カードシステムを導入し、固定客の拡大を図る。  駅前の商業施設「ドレミの街」地下1階の「ハピーズ岡山駅前店」(同市駅前町1丁目)は3月、ダイエーなどの撤退で地域住民の要望を受けるなどして開業した。  店舗面積は1376平方メートル。県内五つの郊外店は同2千平方メートル前後の規模だが、売り上げは比較しても同格、客数は同店が上回っているという。  開店当初、客単価の低さに苦戦。商品の入れ替えなどで単価は緩やかに上昇し、売上額も比例しつつある。総菜は時間帯を問わず売上構成比が高く、土日は周辺の買い物ついでに寄る郊外からの来店客も多い。  郊外店との大きな違いとして、運営する天満屋ストア(同市岡町)は「折込広告を入れても特売商品は意外と売れない」ことを挙げる。「固定客をつかみ客数、客単価をいかに上げるかが今後の課題」と話す。  わたなべ生鮮館(同市泉田)が運営する「柳川いちば」(同市中山下1丁目)は昨年11月、中央会館1階(旧トポス跡)にオープンした。  店舗面積は約510平方メートルと、郊外型の既存7店(店舗面積1千〜1500平方メートル)に比べ小ぶりだが、折込広告を入れないなど、効率重視の営業で売り上げを確保。郊外店に比べ客単価は半分ほどだが、客数では健闘している。  同11月のダイエー閉店以降は、売り上げが右肩上がり。後継テナントのハピーズ出店で一時的に落ち込んだが、現在は前年同期比3〜5%増の売り上げで好調という。  郊外店に比べサラリーマンやOLの需要も大きく、メニュー変更を定期的に行い、特に総菜には気を使う。「周辺部のマンション建設が続いており、さらなる顧客取り込みが可能」と意気込む。  岡山駅西口そばに1982年から営業を続ける「ふじうら西口店」(同市奉還町2丁目、店舗面積約495平方メートル)。同社(同市奉還町4丁目)は、高齢者が多いことから購入点数が減るため、郊外店に比べ客単価も下がるというが、駅前立地を理由に商品構成は変えていない。  昨年は全店で生鮮品の充実を図って客数、客単価とも上昇し、売り上げは前年比5%増。今年は若干足踏み感があるが「良質な商品を適正価格で販売し続けることで固定客からの信頼を得たい」と話し、引き続き地域密着にこだわる。

82荷主研究者:2006/12/31(日) 10:55:10

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060926t12013.htm
2006年09月25日月曜日 河北新報
仙台・藤崎 ヴィトンの単独店計画 来年3月開業

 藤崎は25日までに、本館の南側に隣接する旧森天祐堂跡地(仙台市青葉区一番町3丁目)に、フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の単独店を建設することを決めた。店は3階で1、2階、中2階が売り場の路面型店となる。2007年3月に開業する計画だ。

 新店舗の敷地面積は346平方メートルで、所有者から土地を賃借する。本館1階にある現在のルイ・ヴィトン売り場を、移転。売り場面積は420平方メートルで、現在より約3割広くなる。ハンドバッグを中心に靴や宝飾品の品ぞろえを充実させるほか、得意客用のVIPルームも開設し、売上高の1割増を目指す。

 外観は、ルイ・ヴィトンのデザインの特徴である市松模様を施したガラスの外壁で覆う。夜は外壁をライトアップして、建物自体のデザインも楽しんでもらうという。総工費は8億円。

 森天祐堂跡地は、仙台市地下鉄東西線の「一番町駅」(仮称)の出入り口として利用することも検討されている。このため新店舗は2012年までの5年間の限定開設になるが、藤崎は十分、利益を上げられると判断した。

 藤崎は1984年に東北初のルイ・ヴィトンの売り場を開設。ブランドの中で一番の売り上げを続けている。同社は「品ぞろえを一層充実させるとともに、ゆったりとした買い物環境を整える。店舗内でパーティーを開くなど顧客をもてなしたい」と話している。

 藤崎はまた、本館東側で8月末まで運営した物産店「北海道どさんこプラザ」の跡に、衣料品の「ブルックスブラザーズ」の新店を10月13日に開設する。

 本館にあった同ブランドの紳士、婦人服を移すとともに、子供服も加える。売り場面積は270平方メートル。年3億円の売り上げを目標に掲げている。

85荷主研究者:2006/12/31(日) 16:46:51

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20061014200001&cid=main
2006年10月14日 07:35 熊本日日新聞
売上高 開業1年目は240億円 ダイヤモンドシティ・クレア

 大手スーパーイオンの子会社で大型ショッピングセンター(SC)開発のダイヤモンドシティ(東京都渋谷区)は十三日、ダイヤモンドシティ・クレア(上益城郡嘉島町)の一年目の売上高が二百四十億円に達したことを明らかにした。目標額の二百五十億円には届かなかった。

 同社は「想定した範囲内。競争が激しい中で健闘した数字だ」としている。レジ客数は目標の千二百万人を達成した。

 来店者数は約千三百万人。五割が熊本市南部からの客で、次いで地元の上益城郡を中心に集客したとしている。客の九割超が車を使っていた。

 幼児を持つ二十五〜三十五歳の女性をターゲットにした婦人衣料が好調だった。「一年の経験をもとに、テナントを熊本に受け入れられる店に入れ替えながら、常に新鮮さを提供していきたい」としており、開業二年目の売上高目標は一年目の二百四十億円を上回ることとしている。

 クレアは二〇〇五年十月十日オープン。店舗面積は五万二千平方メートルで、県内最大の郊外型SC。ジャスコを核店舗に約百六十の専門店やシネマコンプレックス(複合映画館)が入居している。(松本敦)

86荷主研究者:2006/12/31(日) 16:53:18

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20061019002.htm
2006年10月19日 北國新聞
駅前テナント「満員御礼」 ポルテ金沢、店舗埋まる 新幹線、フォーラス効果が波及

 金沢駅周辺でテナントの進出が加速している。北陸新幹線開業や来月の「金沢フォーラス」オープンを見据え、駅前を出店先に選ぶ動きが活発化した。ポルテ金沢では開業以来初めて商業フロアの空きスペースがほぼ消えた。駅周辺ではオフィスビルの入居率も高まっており、オフィス人口の増大との相乗効果で商業集積はさらに進みそうだ。

 ポルテ金沢は、一九九四年のオープン当初から三階のテナント入居が進まず、九九年の大和(金沢市)撤退後は二階千三百五十七平方メートルが空きスペースとなるなど、苦戦を強いられてきた。

 テナントの出店が活発になり始めたのは、金沢駅東口の工事が終わった昨春から。この二年で十店が新たにオープン、空き店舗は地下一階の一店舗分のみとなった。

 進出したのは、フィギュアスケートの荒川静香さん愛用のピアスを扱う「ラザールダイヤモンド」、欧米で人気のジュエリー店「レジーア」など北陸初出店の二店をはじめ、エステ、女性向け資格取得教室など二十代から三十代の女性を対象とした店が多い。ポルテ金沢では「フォーラスのオープンで回遊性が高まる」(業務部)としている。

 不動産コンサルティングのシービー・リチャードエリス(東京)金沢営業所の調べでは、「駅周辺」のオフィスの空室率は低くなる傾向にあり二〇〇六年三月期は12・0%と、「南町」の25・5%、「武蔵ケ辻」の23・7%を下回った。ポルテ金沢では、五年ほど前まではオフィスフロアの入居率は八割程度だったのに対し、現在は95%になった。ヴィサージュもオフィスはほぼ満室という。

 シービー・リチャードエリスは「今は地域のランドマークのビルへの入居希望が多いが、周辺ビルに波及していく可能性がある」と指摘。関係者の間ではオフィス人口の増加が飲食店の出店を促すとの見方も出ている。

87荷主研究者:2006/12/31(日) 17:19:29

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20061102001.htm
2006年11月2日 北國新聞
金沢駅東口にフォーラス開業 中心部に21年ぶり大型店進出

 イオン(千葉市)が運営する北陸最大級のファッションビル「金沢フォーラス」が二日、JR金沢駅東口にオープンした。金沢市中心部に新たな大型商業施設が進出するのは、一九八五(昭和六十)年の香林坊109以来、二十一年ぶり。交通結節点という立地を生かし、隣県も含めた広域集客を狙っており、北陸の流通業界を大きく変える可能性がある。

 金沢フォーラスは八階建てで、売り場面積は約四万六千平方メートル。ファッションブティックを中心に、飲食店、娯楽、映画施設など百八十九のテナントが入居し、このうち、約百三十店が北陸初登場となる。

 十代後半から団塊ジュニア世代を主要な客層とし、商圏人口は北陸三県の九十万人と想定している。営業時間は午前十時から午後九時まで。金沢市中心部で、物販フロアを九時まで営業する商業施設は珍しい。

 駐車場は立体駐車場のほか、周辺駐車場と契約し、計三千台分を確保。オープンに合わせ、JR西日本は二日から五日まで北陸線の普通列車の車両を増やし、計四十二本で通常の三両編成を六両編成にして運行する。

 初日は午前九時半から開業セレモニーが行われ、イオンの岡田元也社長、飲食店を出した元横綱の花田勝氏らがテープカットした。午前十時の開店と同時に、多くの女性客らでにぎわった。

88荷主研究者:2006/12/31(日) 17:20:20

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20061104002.htm
2006年11月4日 北國新聞
「フォーラス旋風」富山にも 金沢行きバス増車 JR「満員」 総曲輪は「客足変わらず」

 イオン(千葉市)のファッションビル「金沢フォーラス」がJR金沢駅東口に開業して最初の休日となった三日、富山と金沢を結ぶ高速バスが急きょ増車されるなど、北陸初登場のブランドなどを目当てに、富山県内から多くの買い物客が金沢に向かった。富山市の中心商店街は「現時点で影響はない」としているものの、「フォーラス旋風」で県内での年末商戦が激化するのではないかと見方も強まっている。

 富山地方鉄道(富山市)と北鉄金沢中央バス(金沢市)は連休中の三日間、高速バス金沢線で富山駅前を午前九時、十時、十一時に出発するバスの台数を、普段の五十三人乗り一台から、二台に増やした。それでも、三日には同九時発の便で乗車希望者が定員を超え、乗り切れないという事態も発生。同十時発の便を急きょ一台増やし、三台運行した。

 富山駅前のバス乗り場では、普段は富山市内で洋服を買うという会社員女性(21)が「北陸初登場のブランドを見てみたい」と笑顔でバスに乗り込んだ。金沢は買い物で時々訪れる程度という会社員女性(26)からは「フォーラスに良い店があったら、何度でも金沢に通う」という声も。富山地方鉄道は「やはり若い年代が多かった」(富山自動車営業所)という。

 JRを利用して金沢を目指した買い物客も多かったようだ。普通列車の多くは五日まで、通常の二倍の六両編成で運行中だが、JR金沢駅の駅員は「富山方面から到着する普通列車は、午前中を中心に満席だった。フォーラス開業の影響だろう」と話した。

 富山市の中心商店街は三日、「客足はこれまでの休日と変わらなかった」(総曲輪通り商盛会)としながらも、関係者の中には、金沢フォーラス開業の影響が「年末から初売り、来春の冬物バーゲンまで続く可能性もある」と懸念する向きもある。

 四、五日は、中心商店街や大和富山店などが、周辺八駐車場を無料開放する「第七回街なか感謝デー」を実施する。商盛会の松井健資理事長は「総曲輪にはフォーラスにないブランドを扱う店もある。個店の魅力をアピールする取り組みを進めたい」と力を込めた。

89荷主研究者:2007/01/01(月) 23:58:03

http://www.job-nippo.com/news/details.php?t=&k=1404
2006年12月2日 新潟日報
新潟市通行量、伊勢丹前1位

 新潟市商店街連盟(渡部茂夫理事長)は、10月に実施した2006年の同市内の商店街歩行者通行量調査結果をまとめた。歩行者数は計17万6451人で前年比1・5%増加した。トップは今年も新潟伊勢丹前。前年に3位だった旧ダイエー新潟店前は同店撤退が響き7位に転落。一方で、減少傾向だった古町とJR新潟駅周辺は一昨年並みに戻った。

 調査は10月21日午前10時から午後7時まで、24商店街の31地点で実施。中学生以上の歩行者数(自転車含む)を集計した。

 最も通行量が多かった新潟伊勢丹前は前年比4・6%減の1万8748人。2位は万代シテイ第2駐車場前の1万8182人で同5・4%減少した。昨年は1万5076人で3位だった旧ダイエー新潟店前は、同36・1%減の9623人に落ち込んだ。

 今年3位だったのは国際トータルファッション専門学校前の1万5812人(同7・4%増)。昨年の4位から順位を1つ上げた。これに大和新潟店前の1万3183人(7・9%増)、東急イン前の1万2536人(1・0%増)と続いた。

 エリア別では、万代シテイはダイエー撤退が響き13・7%の大幅減。これに対し、古町周辺は12・2%増、新潟駅周辺は3・2%増。いずれも減少傾向が続いていたが、歯止めが掛かった格好となった。

 全体では31地点のうち、11地点が前年を下回った。最も増加率が高かったのは学校町2番町郵便局前の114・9%増。最も下落率が高かった沼垂四つ角前の同60・5%減。同連盟は「学校町は国道116号のミニバイパスが完成して通行の流れが変わった。沼垂四つ角前の極端な減少は、スーパーが今年3月に閉店したことが原因として考えられる」としている。

90荷主研究者:2007/01/02(火) 11:35:17

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/12/20061210t33004.htm
2006年12月09日土曜日 河北新報
中心街活性化期待担い船出 「MOSS」オープン 盛岡

オープンしたMOSS。左手前が駐車場ビル
多くの市民が詰めかける中、オープニングセレモニーが行われた

 昨年11月に閉店した旧ダイエー盛岡店の後継商業ビル「MOSS」が9日、盛岡市大通2丁目にオープンした。シネマコンプレックス(複合型映画館)や大規模書店が入居する複合店舗。郊外大型店の出店が相次ぐ中、MOSSが中心部空洞化の歯止めになるかどうか、注目されている。

 MOSSは「盛岡大通ショッピング&スクリーン」の頭文字。岩手自動車販売と中央住宅産業(ともに盛岡市)が旧ダイエー盛岡店跡地に新築した。地上6階(延べ床約1万平方メートル)。約270台の駐車場と205台分の駐輪場を設けた。

 1階はベルセンター(岩手県矢巾町)の食品スーパー「ベルプラスワン」。2階はいずれもスポーツ関連の石井スポーツ(東京)、ニューフレンド(仙台市)、TRIX(盛岡市)が出店した。

 3、4階は70万冊を扱うジュンク堂(神戸市)、5階はフォーラム運営委員会(山形市)のシネマコンプレックス。4階の一部には約6店舗の飲食店が来年3月上旬にオープンする予定。

 9日は午前10時の開店前に大勢の市民が列をつくった。オープニングセレモニーで岩手自販の山田一夫社長は「人が集まる場所になり、盛岡の活性化につながればうれしい」とあいさつした。

 盛岡では9月にイオンショッピングセンター(SC)としては市内2店舗目となるイオン盛岡南SC、今月8日には食品スーパーユニバースを核店舗とするSC「サンサ」が郊外にオープンし、大型店の競争が激化している。

91荷主研究者:2007/01/02(火) 11:59:59
>>87-88

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20061204/ftu_____thk_____003.shtml
2006.12.04 中日新聞
出足は極めて好調 金沢のフォーラス開業1カ月

 イオンのファッションビル「金沢フォーラス」が、金沢市のJR金沢駅前東口に開業して2日で満1カ月たった。“黒船”にも例えられた売り場面積約4万6千平方メートルという大規模商業施設の進出。新たな軸になりつつある駅前を中心に人の流れを変えつつあるが、金沢市内をはじめ、商圏内とされる隣県の流通業関係者の受け止め方は、今のところ「おおむね想定内」のようだ。

 オープン景気を差し引いても、フォーラスの出足は極めて好調。来客数、売り上げは公表していないが、「どちらも予想以上で推移している」(フォーラス関係者)。イオングループの他店と比べて、来店者の購買率はかなり高いという。富山を中心に、他県からの集客も想定通りで、土日は約3割ほどを占めるとみられる。

 若者向け衣料とともに好調をけん引しているのは、飲食店、スイーツ系で30代以上の層が目立つ。廣瀬清剛館長は「半年ぐらいたたないと全体の傾向は予想がつかない」と慎重な姿勢だが、「目標とする年間来館800万人は十分に達成可能」と手応えを示す。

 程度の差はあれ、フォーラス開業の影響は想定の範囲内というのが大半で、関係者は「年末年始の商戦後が勝負」と口をそろえる。オープン効果が落ち着くまでじっくり様子を見定める構えのようだ。

 「(ターゲット層がかぶるだけに)うちへの影響が一番大きいのでは…」と漏らすのは、竪町商店街振興組合の東川庄一理事長。駅前と結ぶ独自の無料シャトルバス運行、片町・香林坊など他の中心商店街と共同運行の無料タクシーの効果もあって「土日祝日の人出は前年より微減」程度だが「予想通り平日の落ち込みが大きい」という。ただ11月下旬から客足が戻りつつあるといい、「各店舗の意識は引き締まっている」と話す。

 大和香林坊店、めいてつ・エムザの両店はともに、女性の衣料は数字を落としたものの、店舗全体では前年より売り上げを伸ばした。消費の回復感もあるようで、いずれの担当者も「食品やギフトと百貨店らしさを出せば、十分太刀打ちが出来る」と言葉をそろえる。

 フォーラスと同じイオン系列の金沢サティでは、特招会を前倒しにした効果もあって前年並みの売り上げを確保。客数は割り込んだが買い上げ単価が上がっており、藤田一夫店長は「覚悟していたほどの影響は受けなかった」。

 アル・プラザ金沢店はヤング層の専門店を中心に若干売り上げを落としたものの、平林義行支配人は「フォーラスの客層は絞り込まれているので影響は限定的」と話す。

 富山−金沢間を1日8往復している富山地方鉄道(富山市)の高速バスは、11月1日から20日までの乗客が前年と比べて3割増えた。53人乗りの1台では足りず、同時刻にもう1台追加することもしばしば。「さらに増えた場合には、どうするか対応を考えないといけない」とうれしい悲鳴を上げる。

 こうした状況に、「都市間競争としては富山にとってマイナス」と話すのは、富山市中心部にある「総曲輪通り」の松井健資・商盛会理事長。売り上げへの直接的な影響はまだ量りかねているものの、「金沢へ出掛けて買い物をする行動のいっそうの習慣化が怖い」と危機感を募らせる。

 一方、北陸最大のショッピングセンター・イオン高岡(高岡市)は「客足は普段通り。テナントも売り上げはむしろ増えている」。高岡駅前などでセレクトショップ5店を経営する松田英昭社長(40)は「新たな展開を続ければ客は来てくれる」と強気だ。

94とはずがたり:2007/02/11(日) 02:29:57

高松市が大型店出店を規制 準工業地域11月から
2007/02/08 09:37
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20070208000096

 高松市都市計画マスタープラン策定委員会(委員長・土井健司香川大工学部教授)の第二回会合が七日、高松市役所であった。高松市は郊外での無秩序な土地利用を抑制するため、高松市内全域の準工業地域を延べ床面積が一万平方メートルを超す大規模集客施設の立地を制限する特別用途地区に指定する方針を示した。十一月の改正都市計画法などの全面施行に合わせた規制スタートを目指す。

 特別用途地区指定による大型店の郊外進出の規制は、高松市が策定を進める中心市街地活性化基本計画の認定条件となっている。

 準工業地域は、旧市内の臨海部や国道11号沿線などのほか、牟礼、香川、国分寺各町の幹線道路沿いなどに分布。総面積は一一三三・七ヘクタールに上る。特別用途地区に指定されれば、延べ床面積が一万平方メートルを超える店舗、飲食店、遊技場などの新規出店は原則できなくなる。

 高松市はコンパクトなまちづくりに向けて都市機能を集約するため、「準工業地域で特別用途地区制度を活用し、大規模集客施設の立地制限を図る」ことを、プランの土地利用方針に盛り込む考えを明らかにした。

 今後、パブリックコメントを求めた上で方針を確定。特別用途地区の指定を都市計画決定した後、十一月の改正法施行までに関係条例を整える。

 また、この日の会合では、都市計画区域を十地区に分けてまちづくりの方針を定めるプランの「地域別構想」のうち、山田、牟礼、香川、香南、国分寺の五地区の構想案を提示。各地区とも、支所や鉄道駅などを拠点に、幹線道に沿った軸を設定、宅地や農地、商業地などのゾーニングも行い、めりはりあるまちの形成を目指す。

95とはずがたり:2007/02/11(日) 02:31:37

能代市長は態度表明せず イオン出店、市が影響予測報告
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070210g

 能代市議会の全員協議会が9日開かれ、東能代地区に出店が計画されているイオン新能代ショッピングセンター(仮称)に関し市側は、出店した場合の既存商店への影響などをシミュレーションした結果を報告した。議員からは、斉藤滋宣市長に出店の是非の判断を問う声もあったが、斉藤市長は「いろいろ指摘されたことを精査した上で、スケジュールも考慮して判断したい」と述べるにとどまった。

 シミュレーションによると、新能代SCの売り上げは170億円。出店による既存商店の販売額への影響を5?10%減と見込んだ場合、既存の商業従事者は175?350人減となる。市の税収は、イオン関係の市民税、固定資産税などが1億600万円に対し、既存店への影響による減少分は500万?800万円となり、差し引き9800万?1億100万円の増と推計される。

 この日の協議会は、前日の臨時市議会で、各団体や市民への説明会を開くことを求めた反対派の市民団体の陳情が採択されたことを受け、急きょ開催された。イオンは昨年11月末、新SC出店予定地の農業振興地域除外を市に申し出ている。

(2007/02/10 11:29 更新)

96片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/14(水) 15:39:29
斉藤能代市長、イオン進出にゴーサイン
2007年02月14日
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000702140001

大手スーパー「イオン」の能代市郊外への進出計画について、斉藤滋宣市長は13日、記者会見を開き、進出予定地にかかる農業振興地域の指定解除の手続きを進める方針を示した。進出には市による指定解除が必要で、実質的にイオンの出店を容認した形だ。解除期限の11月末に向けて、イオンと具体的な協議に入るという。


容認した理由について斉藤市長は▽市民意識調査の結果、出店容認が多数だった▽市による出店の影響予測で、雇用創出や税収増加などの経済波及効果が見込める▽これまでの説明会で十分説明をしたなどの点を挙げた。「せっかくできたインフラ(能代東インター)を今後も活用したい。今まで来なかった人や、外に流れていた人たちを集めることができるのではないか」とも述べた。


一方で、中心市街地の活性化については、「大型店の出店にかかわらず、取り組まなければいけない」とした。市の予測では、イオンの出店で既存商業者は5〜10%の売り上げ減になるとの結果が出ている。「税の増収分を活性化に使うことも検討する」とした。


進出の賛否については、中心市街地の商業関係者らでつくる「能代まちづくり市民会議」が、市による出店影響の説明会開催を求めて市議会に陳情を提出、8日に採択されていた。9日には市議会全員協議会が開かれた。斉藤市長は「市民の代表である議員に説明した。できる限り説明はしてきた」としている。


また、全員協議会で「影響予測の数値の根拠があいまいだ」などと指摘されたことについては、「出典を明らかにしており、精度は高いと思っている」とした。


JR能代駅前の畠町商店街の武田吉太郎理事長は、「ストップをかけてくれるのではと、一縷(いち・る)の望みはあったが」と表情を曇らせた。同市民会議の佐藤浩嗣代表幹事は「主張が理解されず残念。今後の対応を協議したい」と話した。


出店予定地の東能代地区自治会連合会の藤田秀夫会長は「若者は買い物というと大館や弘前に流れてしまう。若者を呼び込むことが、能代全体の活性化につながると思う」と述べた。

100荷主研究者:2007/03/23(金) 00:27:23

http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070129200014&cid=main
2007年1月29日 21:07 熊本日日新聞
熊本市中心部に商業ビル 来年3月開業へ

ゼファーが熊本コーヨーから取得した商業ビル建設予定地の立体駐車場=熊本市

 不動産開発会社のゼファー(東京都中央区)は二十九日、熊本市上通に十階建ての商業ビルを建設する計画を明らかにした。四月に着工予定で、二〇〇八年三月の開業を目指す。

 同社によると、予定地は上通アーケード西側の四百八十九平方メートル。立体駐車場を運営していた熊本コーヨー(熊本市)から取得した。三月から同駐車場を解体する。

 計画では、商業ビルは鉄骨十階建て、延べ床面積二千八百八十平方メートル。低層階に衣料や雑貨などの販売店、中層階に理容などサービス、上層階には飲食などのテナントを誘致する。総事業費は明らかにしていない。

 同社は首都圏や関西を中心にマンションや商業複合施設などの建設を手掛け、〇六年三月期の売上高は九百五十七億七百万円。

 同ビル用地の隣接地でも、別のデベロッパーによる開発計画が浮上している。(原大祐)

101荷主研究者:2007/03/23(金) 00:31:08

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20070131&j=0024&k=200701312611
2007/01/31 10:29 北海道新聞
旭川西武7年ぶり改装 イオン対策 目玉は1階「コーチ」

 【旭川】旭川市中心部の買物公園で営業する百貨店の旭川西武(藤嶋幸男店長)は三十日、七年ぶりに売り場を改装することを明らかにした。イオン旭川西ショッピングセンターの開店による売上高減少に、歯止めをかけるのが狙い。十数億円を投資し、二○○九年までの三年間で段階的に工事を進める。第一弾で三月中旬までにA館一階にバッグの高級ブランド「コーチ」などを入れ、エントランス部分を一新する。

 旭川西武の改装は雑貨専門店ロフトをオープンさせた二○○○年以来。同店は○六年の売上高が前年比5・4%減の百五億千五百万円だった。イオンが開店した○四年から、買物公園からの購買客流出の影響を受け、三年連続で減収となっている。また隣接する丸井今井旭川店も昨年五月に改装しており、本格的なてこ入れを迫られていた。

 旭川西武の改装工事は春と秋に分けて三年間で最大六回行う予定。今月下旬に着手した第一期工事では、店の「顔」に当たるA館一階のエントランス部分を改修。コーチのほか、婦人雑貨の「トプカピ」、婦人服の「エフデ」などが入店する。工費は約三億五千万円。

 藤嶋店長は「特に三十代から四十代の女性客を意識した改装。百貨店らしさの原点に返り、質の高い品ぞろえとサービスを提供することで、失った客を呼び戻したい」と話し、改装効果で○七年の売り上げは五%増の百十億円を見込む。

 西武百貨店は、札幌西武も今年三月をめどに十年ぶりの大改装を行うことがすでに明らかになっている。同社とそごうの持ち株会社、ミレニアムリテイリング(東京)が昨年、セブン&アイ・ホールディングス(同)に傘下入りし、資金的な余力が出てきたことも相次ぐ投資の背景にあるとみられる。

102片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/02(月) 09:55:14
イオングループ 県南部で競争激化 ちば
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20070402/CK2007040202005380.html

 県南部で大型商業施設の動きが活発化している。特に目立つのがイオングループの存在感。木更津市築地地区でイオンが来春大型ショッピングセンター(SC)を開業する予定で、これに対抗するように富津市の「イオン富津SC」が全館をリニューアル。館山市ではジャスコ館山店が移転拡張し「ロックシティ館山SC」に生まれ変わる。今後グループ内の競争が激化しそうで、既存店は警戒感を強めている。 (岡村淳司)

 木更津市築地地区の大型SCにはイオン本体が参画。富津SCはイオングループでデベロッパー事業に取り組むイオンモール(本社・千葉市美浜区)、館山SCは同じくデベロッパーのロック開発(本社・東京都千代田区)が運営する。同じイオングループでも経営主体が違うのが特徴だ。

 イオン(本社・千葉市美浜区)のコーポレートコミュニケーション部は木更津市の大型SCと既存店との競合について「グループ内で調整しながら進めているので問題はない」としている。しかし立地を考えれば商圏が重なるのは明らかだ。

 県南最大の富津SCは三月十七日に全館リニューアルオープンした。これに伴いイオン本体が直営するジャスコの売り場が縮小、無印良品やユニクロなどの人気店が新たに加わった。開店十四年目を迎え、客のニーズに合わせたり、施設の老朽化を改善したりするのが狙いという。しかしその背景には、木更津市の大型SCへの警戒感がうかがえる。

 「イオンはグループ内での競争がある会社。それが発展を支えてきた」。イオンモールの三浦政次・経営企画部長は説明する。木更津市の大型SCは、富津SCの規模を大幅に上回る見込みだ。三浦部長は「正直なところ危機感はある」と胸の内を明かしつつ、「規模ばかりを追わず、地域性を考慮した品ぞろえで集客を図る」と力を込める。同SCの伊藤眞ゼネラルマネジャーも地元の行事や市政に協力してきた実績を強調。「こちらには十三年間地域に親しまれてきた歴史がある」と鼻息が荒い。

 館山SCはジャスコ館山店を移転拡張する形で初夏にオープンする。商業施設面積は従来の二・二倍になり、富津SCとの競合が激しくなりそうだ。ロック開発の広報担当者は「各社それぞれの戦略で経営しており、同じグループでも当然競争が生まれる。新たな施設でより広範囲から集客したい」と意気込む。

 木更津市内ではジャスコ木更津店を中核とする「木更津グリーンシティSC」があるほか、金田地区で外資系企業が参画する大型商業施設の開発計画が浮上している。県南部の大型商業施設は“戦国時代”を迎えつつあり、今後の展開が注目される。

103荷主研究者:2007/04/15(日) 23:30:11

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/02/20070209t12015.htm
2007年02月08日木曜日 河北新報
仙台・泉にアウトレット 海外ブランド80―90店 来年開設

 アウトレットモール運営のチェルシージャパン(東京)が、仙台市泉区の泉パークタウン内に東北最大規模のアウトレットモールの開設を計画していることが8日、分かった。衣料品や雑貨など海外ブランド直営の80―90店をそろえる計画で、2008年の開業を目指す。計画地は泉区寺岡で、泉パークタウンを開発した三菱地所が「商業施設ゾーン」の予定地として所有する。チェルシージャパンによると、ゾーン全体の敷地面積は8万2000平方メートルで、三菱地所は複数の商業施設を整備する考えという。

 チェルシージャパンの計画では、モールの総店舗面積は1万6500平方メートル。ブランド直営店を平屋などの独立した建物で配置し、米国風の街並みを形成する。東北自動車道の泉インターチェンジが近く、宮城県だけでなく岩手や山形、福島各県などから広域的な集客を図る。
 同社の吉村俊秀社長は「仙台は交通アクセスが良く、自然も豊か。高級アウトレットの立地条件を満たしている」と説明。開発の手法などについては今後、三菱地所と協議するという。

 計画地は都市計画法の近隣商業地域で、工業地域など郊外への大型集客施設立地を規制する改正都市計画法(11月施行)の規制対象外になる。三菱地所は「パークタウンには以前から商業施設を計画しており、チェルシーは候補の一つ。前向きに検討しているが、詳細は未定」としている。

 チェルシージャパンは、米チェルシーグループと三菱地所、双日の合弁会社で、静岡県や大阪府、栃木県など国内5カ所でモールを運営。06年3月期のテナント売上高は計1000億円を超す。
 仙台市では02年、青葉区錦ケ丘に「仙台ヒルサイドアウトレット」が開業。
 宮城県と仙台市が取り組む「仙台港背後地センター地区事業」では、数社がアウトレットモールを核にした計画を提案した。宮城県村田町もモールの誘致計画を打ち出している。

104片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 21:00:48
イオン高松ショッピングセンター:オープン 開店前に2000人並ぶ /香川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagawa/news/20070427ddlk37020237000c.html

 ◇県内初の本格モール

 流通大手イオン(本社・千葉市)の「イオン高松ショッピングセンター(SC)」が26日、高松市香西本町にグランドオープンした。本格的なモール型SCとしては県内初。

 同店は「ジャスコ高松店」と150の専門店で構成。飲食店などを含め延べ6万1000平方メートルの商業施設と約3000台収容の駐車場を持つ。混雑緩和のため19日からカード会員や近隣住民らを対象にソフトオープンしていたが、この日が本格的な開店となる。

 地元の「宇佐神社」に伝わる獅子舞の演舞や約50人によるテープカットなどのセレモニーに続いて、午前9時に開店。待ち構えた約2000人の買い物客が店内になだれ込んだ。同市香西南町の主婦、山下純さん(28)は「ソフトオープンの時にも来ていたので今回が2回目。大きいのでとても回りきれない。近くの店にない子供服が売っているのが便利です」と話していた。

 また、同日行われた会見で、同社の岡田元也社長は「高松は四国の中核都市。他店との競合は大きなテーマではなく、高松の発展を見据えての出店。日々変化するお客様のニーズに対応していきたい」と決意を述べた。【松倉佑輔】

毎日新聞 2007年4月27日

105荷主研究者:2007/04/30(月) 20:37:45
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/02/20070224t12017.htm
2007年02月23日金曜日 河北新報
激しさ一層、仙台家電競争 ヤマダ電機都心型店舗開店

開店セールに多くの客が詰め掛けた「LABI仙台」=23日午前10時30分

 家電量販店最大手のヤマダ電機(群馬県前橋市)が23日、JR仙台駅前の仙台TRビル(旧十字屋仙台店ビル)に都心型の新店舗「LABI(ラビ)仙台」を開店した。売り場面積が約7200平方メートルという東北最大級の店舗の登場で、全国でも激戦区とされる仙台の家電販売競争は激しさを増す。仙台駅東口の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」をはじめとするライバル各店が同日、一斉にセールを始め、熱い戦いを早速繰り広げた。

 郊外型の大型店に特化して業界首位に躍り出たヤマダ電機は、成長余地を求めて2006年、都心出店に乗り出した。LABI仙台は、大阪に続く都心型の2号店。午前10時の開店前には、仙台駅前のペデストリアンデッキ(高架歩道)に長蛇の列ができた。

 田村尚基店長は「郊外店は売り上げが土日に集中するが、駅前立地は平日も売り上げを確保できる」と自信を見せた。

 仙台駅を挟んで立地するヨドバシカメラマルチメディア仙台は23日、開業10周年のセールを開始。記念福袋などを目当てに、こちらも早朝から人が並んだ。

 店内は売り場案内の改善を終え、既に臨戦態勢。24日からは長時間の買い物ができるよう駐車場の料金体系も変更する。同店は「ヤマダの出方を見極め、さらに対抗策を打つ」と意気込む。

 仙台郊外では地元のデンコードーとヤマダ電機が4店ずつを構え、価格競争を続けている。ヤマダ幹部は「LABIが情報発信基地になり、郊外店との相乗効果が期待できる。さらに出店を加速して東北のシェアを拡大する」と戦略を示す。

 デンコードーは、ギガスケーズデンキ(水戸市)と4月に事業統合し、子会社になることで全体の事業規模を拡大する道を選んだ。23日から3日間、カード会員対象の招待会を開き、顧客の囲い込みを図る。

 同社は「駅前と郊外の客のすみ分けはできており、直接的な影響はない。郊外型店の特徴を磨く。東北のシェア1位は譲らない」と、郊外型特化路線を続ける構えだ。

106荷主研究者:2007/04/30(月) 20:42:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/02/20070228t12045.htm
2007年02月28日水曜日 河北新報
東北最大級体感 「エアリ」開店に2000人が列 名取

◆想像超える広さ◆開業したダイヤモンドシティ・エアリ。広い店内は早速、買い物客でにぎわった=28日午前11時20分

 イオングループのデベロッパー、ダイヤモンドシティ(東京)が、宮城県名取市増田に建設した商業施設「ダイヤモンドシティ・エアリ」が28日、正式オープンした。延べ床面積11万7000平方メートルで、東北最大級のショッピングセンターの魅力を体感しようと早速、大勢の客が詰めかけた。

 午前9時の開店に、早朝から約2000人が列をつくった。名取交響吹奏楽団の演奏に続き、名取市の佐々木一十郎市長やダイヤモンドシティの鯛洋三社長らがテープカット。従業員らが入り口に並び、笑顔で客を迎え入れた。

 エアリは地上3階で、三越名取店とジャスコ新名取店を核店舗に、東北初お目見えの41店を含む170の専門店が入る。家族4人で来店した仙台市太白区のサービス業男性(37)は「子どものおもちゃを買いに来たが、予想以上に広くて驚いた。店内をじっくりと回って楽しみたい」と話した。

 エアリは、仙台空港アクセス線(3月18日開業)「杜せきのした駅」の南側で、敷地面積は15万8000平方メートル。約3900台分の駐車場を備えた。年間の目標売上高は330億円。周辺の交通渋滞対策として、当面はJR東北線の名取、館腰両駅から無料シャトルバスを運行する。

107荷主研究者:2007/04/30(月) 20:42:55

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/02/20070228t62017.htm
2007年02月27日火曜日 河北新報
丸井郡山店、来年2月撤退 郊外型店増え商環境悪化

 中堅百貨店の丸井(東京)が東北で唯一営業する郡山店(福島県郡山市)を2008年2月をめどに閉店することが27日、分かった。1975年の開店以来、JR郡山駅前の顔として親しまれてきただけに地元経済界は衝撃を受けており、閉店後のテナントビルの行方に関心が集まっている。

 郡山店は売り場面積約8800平方メートル。若者向けの人気ブランドを集めたファッションビルとして、ピーク時の91年2月期には約89億円の売上高を計上したが、06年3月期は約70億円に減少していた。

 丸井は大都市圏の駅前を中心に積極出店して成長したが、近年は既存店舗の改廃と新店の大規模化を進めている。売り場面積平均が約2万平方メートルに達する現在、郡山店は最小で、経営戦略にそぐわなくなっていた。

 丸井広報室は「顧客の期待に応える品ぞろえが難しくなった。出店から30年以上経過し、郊外型のショッピングセンターが増えるなど駅前の商業環境も変化し、経営継続が厳しくなった」と説明している。

 郡山店の従業員のうち正社員約100人は他店舗に移し、パート社員約20人は解雇する。建物は賃貸で、所有する地権者5者が後継テナントを探すとみられる。

 郡山駅西口周辺は、丸井のほか、西友系のアティ、JR東日本系のエスパル、三越系のうすい百貨店、郡山市の第三セクターが運営するモルティなどファッションビルや百貨店が集まる中心商店街。市はコンパクトシティーを目指す新たな中心市街地活性化基本計画を策定中だけに、街づくりの観点からも後継テナントが注目される。

 原正夫郡山市長は「大変驚いている。中心市街地活性化のけん引役だっただけに残念だ」とコメント。大高善兵衛郡山商工会議所会頭は「今後の街づくりに影響がある。中心市街地活性化の構想を再構築しなければならない」と話した。

108荷主研究者:2007/04/30(月) 21:40:43

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20070306&j=0024&k=200703060399
2007/03/06 08:15 北海道新聞
19ブランド新規導入 丸井今井大通別館、14日開業

 丸井今井(札幌)は五日、新たに設ける札幌本店大通別館(札幌市中央区大通西一)の概要を発表した。本店の東隣にあるファッションビル「札幌マルサ」を全面改装したもので、「ファッションと美と健康」をテーマに、カジュアル衣料の「バナナ・リパブリック」「アニエスb(ベー)」などの有名店を導入。十四日にオープンする。

 大通別館の売り場面積は八千百平方メートルで、十九ブランドを新規導入する。地下二階から二階まではメンズ、レディース、雑貨の複合売り場とし、地下二階は道内初登場の「バナナ・リパブリック」が全面展開。地下一階に「アニエスb」「マーガレットハウエル」などが入る。

 女性ファッション売り場となる三−四階は「トラサルディ」「icB」などが出店。五階は、スポーツジムに通う女性が増えているのに合わせ、ファッション性の高い女性向けのフィットネスウェアに特化。元ビートルズのポール・マッカートニーの娘でデザイナーのステラ・マッカートニーが手掛ける「アディダス・バイ・ステラ・マッカートニー」など十五ブランドで構成する。

 六−八階のエステサロンやレストランは従来と変わらない。また一−二階の人気高級ブランド「ルイ・ヴィトン」は時期をずらして改装する。

 総費用は約八億円。初年度売上高は八十億円を見込んでいる。

 大通別館のオープンで丸井今井札幌本店は四館体制となり、総売り場面積は五万二千平方メートルに拡大。大丸札幌店の四万五千平方メートルを上回り道内最大の百貨店となる。

109荷主研究者:2007/04/30(月) 22:06:42

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200703130060.html
'07/3/13 中国新聞
「福山ロッツ」にロフト進出

 集客力の高さで定評のある生活雑貨専門店を展開するロフト(東京)が5月中旬、福山市西町の大型商業施設「福山ロッツ」に出店することが12日、分かった。中国地方のロフト出店は、岡山、広島、米子に続き4店目となる。福山ロッツは、6階を改装し、南半分の約1500平方メートルを「福山ロフト」の売り場に充てる。福山市を中心に尾道、笠岡、府中、井原市の約76万人を商圏人口に見込むという。

110片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/04(金) 10:03:14
イオン駅前出店打診申し入れに前向き/七戸(2007/05/03)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/03/new0705031403.htm

 スーパー大手のイオン(本社・千葉市)が、青森県七戸町に東北新幹線七戸駅(仮称)駅舎前への出店を打診している問題で、一万五千平方メートルの施設面積、五百四十九台分の駐車場スペースで出店を希望していることが二日分かった。町は今月中にも地権者に説明し、同意を得られれば仮換地を見直す意向で、出店申し入れに対して前向きな姿勢を見せている。
  同日開かれた町議会議員全員協議会で、町が出店概要と今後の方針を明らかにした。
 説明によると、出店を希望しているのは駅舎南側の国道4号に隣接する一帯。店舗形態は「スーパーセンター」で、目と鼻の先にある道の駅しちのへなどと相乗効果を図り、地場産品を取り扱いたい―としている。
 建物面積に対し、立地法上で必要な駐車場台数は八百四十九台で、不足分の三百台は駅舎周辺に確保するという。
 出店の申し入れで、町は駅周辺の仮換地の見直しを迫られているため、今月中にも約六十人の地権者の意向を確認する。町は、必要な土地が確保でき、イオン側から正式な出店申し入れがあれば、駅周辺整備事業見直し経費の負担を、イオン側に求めることを明らかにした。
 また、町がイオンの出店希望地に予定していた五百二十一台分の駐車場スペースは、イオン施設とは別に駅舎周辺に設ける方針。
 全員協では町議から「イオンに振り回されていないか」「本当に出店するのか」などと厳しい意見が出た一方、「民間の力はフルに活用すべきだ」との意見もあった。
 町は一定の方向性が出た段階で、臨時議会を開いてあらためて説明する。

111とはずがたり:2007/05/08(火) 20:24:17

ダイエー、マルエツ株式16・5%を売却へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070508i107.htm

 大手スーパーのダイエーは8日、保有する食品スーパーのマルエツ株式16・5%すべてを8月末までに売却する方針を固めた。


 売却額は130億円程度に上るとみられ、ダイエーは売却益を有利子負債の削減に充てる。両社は1981年以来26年間続いてきた資本関係を解消する。

 マルエツは首都圏に食品スーパー約190店舗を展開し、地域密着型の戦略で成長を図っている。売却先は今後調整するが、マルエツの筆頭株主である丸紅や第2位株主のイオンに一部を売却する可能性がある。

 ダイエーグループの有利子負債は、オーエムシーカード分を除き2月末時点で2191億円に上る。経営再建に向け、8月末までに1500億円以下に削減することを目指している。

 ダイエーは3月にマルエツ株20%をイオンに165億円で売却したほか、今月末にも、子会社のクレジットカード大手、オーエムシーカード株の約30%分を1000億円程度で売却する見込みだ。さらに残りのマルエツ株もすべて手放せば、ダイエーの有利子負債残高は1000億円近くまで減る可能性がある。

 ダイエーは、1981年に系列スーパーのサンコーが旧マルエツと合併して以来、マルエツ株を保有してきた。

 マルエツではこのところ「ダイエー離れ」を進めており、2006年には、ダイエーを通した商品仕入れを独自の仕入れに切り替えたほか、12年ぶりにダイエー出身者でなく生え抜きの社長が就任。さらに今年5月からダイエーグループのシンボルだった「D」のマークを順次、新マークに切り替えることを決めた。

 ダイエーは3月にイオンとの資本・業務提携を発表。今後、イオンを含む、3社間で業務面の連携を図る可能性もある。
(2007年5月8日14時34分 読売新聞)

112とはずがたり:2007/05/11(金) 01:40:58

「H2O」、阪急・阪神百貨店の統合社名発表
http://www.asahi.com/business/update/0511/OSK200705100102.html
2007年05月11日01時30分

 10月に経営統合する阪急百貨店と阪神百貨店は10日、両社の持ち株会社を「エイチ・ツー・オーリテイリング」にすると発表した。水を意味し、アルファベット表記だと「H2O」。阪急・阪神の二つの「H」に「O」を付け加え「地域社会になくてはならない存在でありたい思いを『水』に置き換えて表現した」(椙岡(すぎおか)俊一・阪急百貨店会長)という。

 両社は10月1日付で統合する。百貨店業界の持ち株会社は、大丸、松坂屋の「J.フロントリテイリング」や西武百貨店、そごうの「ミレニアムリテイリング」などカタカナ表記ばやり。阪急阪神も、屋号へのこだわりより、清らかなイメージを選択した。「O」は大阪の頭文字にもつながるという。各店舗の名は現状のまま残す。

 エイチ社の会長兼最高経営責任者(CEO)には椙岡会長が就任。社長には阪急百貨店の若林純専務が就く。経営統合に伴って会社分割した事業会社としての阪急百貨店には現職の新田信昭社長、一方の阪神百貨店は西川秀郎社長がとどまる。

113片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/13(日) 10:40:13
準商業中心都市が3増 県が消費者購買動向調査
商業圏域の分散進む 郊外への大型店出店で 千葉日報
http://www.chibanippo.co.jp/news/seikei/kiji.php?id=seikei07051309491001

 県は12日までに、2006年度の消費者購買動向調査の結果をまとめた。最も買い物客を呼び込む商業中心都市は、01年度の前回調査では8市だったが、船橋市など3市が転落して5市に。中位の準商業中心都市は6市から9市に増加した。八千代市や印西市など地方都市に大型店の出店が相次ぎ、商業都市が分散する傾向が鮮明になった。

 同調査は、一九六八年度から三−五年おきに、県民がどこで買い物をするか実態を把握するために行っており、今回で十回目。県内の子育て世代約二万人にアンケートを行い約一万三千人から回答を得た。

 県では、衣料品における地元住民の購買率や、買い物客を呼び込む市町村数に応じて、商業中心都市、準商業中心都市、単独商圏都市と分類している。

 前回調査で商業中心都市だった館山市や東金市は、周辺市町村が合併し、準商業中心都市に転落。船橋市も隣接する市川市内に大型店が出店し、地元の購買率が下がり「中心」から「準中心」へ格下げとなった。

 一方で、大型店の出店が相次いだ八千代市や印西市、幹線道路沿いの中規模店が増えた匝瑳市でも買い物客が増え、準商業中心都市に昇格した。

 これに降格した三市を加え六市が新たに加わったものの、他市町村の買い物客が減った松戸市が「単独」へ降格。合併の影響により野田市や香取市(旧佐原市)も転落し、準商業中心都市は九市となった。

 香取市は合併した旧町村で成田市への流出が多く、単独商圏都市にもなれなかった。

 東京都への流出は減少傾向で、10%以上の流出は浦安市のみ。衣料品の購買動向は大型専門店が約10ポイントアップの41・9%で、中小スーパーを圧倒。大型店の活況を裏付けた。

 利用者の多い大型商業施設は船橋市のららぽーと船橋SC(46・8%)、そごう千葉店(39・1%)、イオン成田SC(36・2%)。

114片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 15:08:35
イオンばかり探してるわけじゃないんだけど。多いのかな。

イオン出店に商工会議所結論出さず
2007年05月30日 朝日福井
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000705300002

 総合スーパー大手のイオン(本社・千葉市)の鯖江市への出店計画について、鯖江商工会議所(鯖江市本町3丁目)の野村一栄会頭は29日会見し、同会議所として出店の是非の結論は出さず、「鯖江市に判断をゆだねたい」と述べた。この報告書を受け取った牧野百男市長は「地元の総意を踏まえ、街づくりの最終責任者として判断したい」としている。


 同会議所によると、イオンは国道8号沿いの同市鳥羽町の約13万平方メートルに大型集客施設の出店を計画。同会議所は大学教員らでつくる「商業まちづくり推進委員会」を設置するなどして対応を検討。同委員会は3月に出店反対を同会議所に答申した。


 一方で、同会議所が4月に会議所役員や議員ら101人に実施したアンケートでは出店賛成は5割、反対は約3割、「どちらとも言えない」が2割だったという。


 野村会頭は大型店の出店規制を進める県や周辺自治体の理解が得られない見通しが強いことを指摘。「数の論理で賛成、反対は決められない」と、会議所としての結論を出さない理由を説明した。

115片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 10:24:11
イズミの巨艦店舗 起工/不服審査請求のただ中/山陰最大規模、年商200億円目指す/出雲市 島根日日
http://www.shimanenichinichi.co.jp/top.php

総合スーパーのイズミ(本社・広島)が出店する山陰最大規模の大型店「ゆめタウン出雲」の起工式が八日、県立中央病院北側の出雲市大塚町で開かれた。同店の出店をめぐっては、地元商店街への打撃や環境悪化への懸念を持つ商業者や近隣住民が不服審査請求を提出し、島根県開発審査会での審査が継続中。他を圧倒する巨艦店の参入による、県外大手資本と地元小売業の生き残りをかけた競争激化、業界再編の加速は必至だ。年間来店客数一千万人、年商二百億円を目指すゆめタウン出雲は、来夏の竣工を見込む。
     ◇
 ゆめタウン出雲は、敷地面積約十万六千平方mに、鉄骨造四階建の本館と鉄骨造三階建別館・シネマ棟を整備。店舗面積は三万三千五百平方m(直営部分一万一千平方m)。県内における出店は六店舗目。
 本館は、食料品、衣料品、住居関連用品などを販売する、テナントとのミックス型店舗。シネマ棟には山陰最大のシネマコンプレックス(複合映画館)を設け、十スクリーン・千八百席を整備し、話題作・最新作を上映する。
 専門店は百三十店舗を予定し、この約三割に地元テナントを見込む。
 駐車場は、屋内、屋上、屋外に計三千百台分を完備。営業時間は午前九時から午後十一時まで(予定)、年中無休(同)。
 国道9号バイパスからも近く、東は松江、西は大田からの来店を見込み、広域商圏人口は約四十万人と設定。従業員数は千百人程度を予定し、このうち千人程度の地元採用を予定している。
 出店予定地であった起工式には、イズミや出雲市、市議会、JAいずも関係者、周辺住民代表者、地権者ら約八十人が参列。イズミの山西泰明社長らが鍬入の儀を行い、工事の安全を祈った。
 参列者を前にした山西社長は、「この地域にないものを提案することで生活を豊かにし、地域のポテンシャルを発展させ、地域活性化を応援していきたい。切磋琢磨することでまち自体が良くなることを理解いただきたい」とあいさつ。来賓出席した西尾理弘出雲市長は、「映像芸術と商品文化による新しい出雲の創造を市として応援していきたい。地元密着型の既存の中心市街地との共存共栄の道を実現したい」と祝辞を述べた。

■危機感募らす地元商業者

 出雲市における既存の主要大型店(デパートパラオ、ジャスコ出雲店、ラピタ本店)を合わせた店舗面積に匹敵する出店に対し、地元の商業者らは「中心市街地の崩壊・空洞化を招く」などと危機感を強め、県の開発許可と中国四国農政局の農地転用許可の処分取り消しを求める不服審査請求を、千六十九人の名を連ねて提出。これを受けた島根県開発審査会での審査が七日から始まっている。
 不服審査請求の審査請求人の一人、出雲市中心商店街の石橋正吉会長は、イズミの起工式に対し、「着々と計画が進むことに大きな危機感を募らせている。不服審査請求に対する県や国の回答を待った上で、その後の対応を判断していきたい。あくまで出店には反対し、現段階ではイズミと条件闘争をしていく考えはない」と話す。
 起工式に出席していたイズミ予定地周辺住民対策会の石飛智啓代表は、「イズミ出店の陰に周辺住民の犠牲があることを理解し、渋滞や環境への十分な配慮をお願いしたい」と注文する。

■既存商店街との共存への模索

 起工式後に記者会見を開いた山西社長は、不服審査請求の提出に対し、「(出店について)理解いただけるよう活動を進めていきたい。緊急車輌の問題(渋滞が発生し、中央病院への緊急車輌の妨げになるとの指摘)については、できることを最大限進めていく」と説明。「中心市街地の商業者と手を組み、この地域の活性化を一緒にやっていきたい。バスで商店街と結んで循環することでビジネスチャンスも生まれてくる。出雲らしいイベントを商店街と一緒にやっていきたい」と述べ、既存の中心商店街との共存を目指す姿勢を強調した。
 商業統計調査によると、出雲市における売り場面積は、一九九九年の十三万一千四百四十六平方mから、○四年の十四万七千八百四十平方mと、一万六千四百平方mあまり増加している一方、販売額は、九九年の九百八十九億円から○四年の九百八十一億円へ、八億円減少している。当地域における店舗面積はすでに飽和状態ではないかとの指摘もある中、共存を目指す道程は険しいものとなる。

116片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 18:05:26
ポスフール:名寄新規出店計画 市が“阻止”条例案 議会、21日にも採決 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070619ddlk01020381000c.html

 ◇会社側「頓挫なら損害賠償も」

 道内最大手の総合スーパー「ポスフール」(本社・札幌市白石区)の新規出店計画をめぐり、名寄市が揺れている。市は「中心市街地の衰退が加速する」として、出店を事実上阻止する内容の条例案を市議会第2回定例会に提案。これに対し、同社は「計画が頓挫した場合は損害賠償を求める」と市に通告し、双方の対立が深まっている。市議会は現在、賛否が拮抗(きっこう)している状態。定例会は審議を尽くすため、当初15日までだった会期を延長し最終日の21日、可否の採決を下す。【渡部宏人】

 ■巨大店舗

 名寄市郊外の徳田地区。ポスフールが新規出店を計画しているのは、6万5000平方メートルの広大な用地(農地)だ。隣接地にはホームセンターや食品スーパーなどのショッピングセンターがあり、市内外から買い物客が次々に車で訪れている。

 市などによると、新店舗は延べ床面積2万9000平方メートル。現在の市内の全商業施設の面積(計4万5000平方メートル)の半分以上に及ぶ巨大店舗だ。今年8〜9月に着工し、オープンは08年4月ごろの予定。上川北部、南宗谷、留萌北部などを商圏に、年間2億円の利益を見込んでいる。

 同社は05年2月、地権者4人と売買契約を締結。国土法に関する届け出などを経て昨年12月、島多慶志(たけし)市長らに「着工の運びになった」と伝えた。その際、市側からは特に異論はなかったという。これを受け、同社は農地転用許可と建築確認の申請書を国と道にそれぞれ提出した。

 ◇商店街の衰退懸念

 市中心部は道内各地方都市と同様、商店街の衰退が著しい。このため、市商店街連合会と名寄商工会議所は計画に対し、「このままでは商店街が壊滅する」と反発。これを受け、島市長は今年1月、既に別の大型店が立地していることなどを理由に、計画に反対する意向を表明、条例作りに乗り出した。市は「少子高齢化の時代に、これだけの巨大な施設が必要なのか」と疑問を示す。

 条例案は大型店の新規出店について「まちづくりに大きな影響を及ぼす」と指摘。建設予定地を含む周辺一帯について工業用地を念頭に「特別用途地区」に指定するとともに、延べ床面積1万平方メートル超の大型商業施設を規制するなど、二重の網を掛ける内容となっている。

 これに対し同社は、200人を超える従業員の地元採用や地場産品の仕入れ、同社の道内各店舗での販売など経済波及効果を強調。さらに、弁護士を通じて5月末、「市は(出店に)積極的だった」「計画が不当に頓挫した場合は損害賠償請求訴訟を起こす」との内容証明郵便を送付した。

 また、地権者も「既に売買契約したのに、市から説明がないまま契約が無効にされようとしている。財産権への侵害だ」と反発を強めている。

 ■施行前の着工も

 条例案を審議した12日の市議会調査特別委員会では「(同社の)進出の動きは3年前から分かっていた。市長の対応に甘さがあった」「市は地権者の意見を聞こうとせず、条例制定を急いでいる」と市側を批判する声が相次いだ。

 しかし、答弁に立った今尚文副市長は「工業地区として整備を進める」と述べ、あくまで出店阻止の構えを崩していない。特別委は20日、同社の植村忠規社長を参考人として招き、意見を聴く予定だ。

 市によると、条例案は可決されるとただちに公布され、1カ月後から施行される。一方で、施行前の着工には法的に問題はないことから、出店に反対する市民の間からは、「前倒しで着工に踏み切るのでは」との声も上がっている。

 同社の千葉順一開発部長は「地権者との契約に当たっては、市から『計画地を使う予定はない』と説明があった。それを今になって『中止しろ』と言うのは問題だ」と指摘。条例施行前の着工についても否定していない。

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 ◇ポスフール

 78年、北海道ニチイとして創業し96年、マイカル北海道に社名変更。00年2月、東証第1部に上場。01年8月にマイカルの連結対象から離れ02年1月、ポスフールに社名変更した。07年4月、イオンに第三者割当増資を行って子会社となり、8月から「イオン北海道」に社名変更する。札幌、旭川、岩見沢、小樽、釧路、室蘭など全道各地に19店舗を展開。07年2月期の売上高は1127億円。

毎日新聞 2007年6月19日

117片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 11:09:06
名寄市議会:1票差で“阻止”条例案を可決 ポスフール「施行前着工」 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/archive/news/2007/06/22/20070622ddlk01010437000c.html

 総合スーパー「ポスフール」が名寄市郊外の徳田地区に新規出店を計画している問題で、市議会は第2回定例会最終日の21日、出店を事実上阻止する内容の「市特別用途地区建築条例案」を賛成13、反対12の賛成多数で可決した。これに対し同社は条例施行日(7月21日)に先立ち着工する方針。島多慶志(たけし)市長は「多数の消費者にサービスを提供する大型店としてモラルを問いたい」と不満を表明した。

 討論では、各会派の議員が「中心商店街の300店舗が壊滅的打撃を受ける。コンパクトなまちづくりが求められる」「市は市民に説明をせず、強行に条例を通そうとした」などと賛成、反対の立場で意見を述べた。無記名による採決の結果、1票差で可決した。

 島市長は閉会後、報道陣に対し「候補地が中心部にあり、(床面積が)1万平方メートル以下なら反対しなかった。郊外型の大型店と、市街地の商店街の2極化は問題があると考えた」と条例化に至った背景を説明した。

 一方、同社の千葉順一開発部長は、道への建築確認申請が25日にも許可される見通しで、早ければ今月中にも用地造成工事に着手する意向を明らかにした。

 新店舗は延べ床面積2万9000平方メートルと、現在の市内の全商業面積(約4万5000平方メートル)の半分以上に及ぶ。計画を巡っては、市民の間にも賛否があり、採決の結果はそれを反映した格好だ。計画に反対してきた名寄商工会議所の木賀(きが)義晴会頭は「生活者としての豊かさと、買い物の豊かさのどちらを選ぶのか、市民に問いたい」と語った。【渡部宏人】

 ◇施策転換繰り返す国−−事業者、自治体に混乱も

 大型商業施設の出店を阻止する名寄市の条例は、衰退の著しい中心市街地の活性化を目指し、大型商業施設の郊外進出に規制をかけようとする最近の国の施策に合致したものだ。ただ、都市計画を巡る国の方針はこの10年余りで方向転換を繰り返しており、事業者や自治体に混乱を与えた感は否めない。

 国は規制緩和の一環として00年、大型店の出店を規制してきた大店法を廃止。代わりに市街地の環境整備を定めた「中心市街地活性化法」、大型店の出店に際し周辺環境への配慮を求めた「大店立地法」、市町村が独自に用途を定められるようにした「都市計画法」のいわゆる「まちづくり3法」を制定した。

 しかし、都市計画法は規制が緩やかすぎて機能せず、全国各地でスーパーやホームセンターなど大型店が郊外に進出し、中心部の商店街や百貨店が寂れた。道内でも、今年10月に閉店するきたみ東急百貨店(北見市)はその象徴と言える。

 事態を危惧(きぐ)した国は、大型店の進出を規制し中心市街地を保護するため、05年ごろから3法の改正に乗り出した。このうち、中心市街地の活性化につながる出店やイベントを開いた民間企業への補助金交付などを定めた改正中心市街地活性化法は昨年8月から施行された。

 大型商業施設の郊外出店を規制する改正都市計画法は、今年11月から施行される。名寄市は施行を待っていては間に合わないため独自の条例制定に踏み切ったものの、今回のケースでは実効性に欠けるため、課題を残した。

 経済産業省中心市街地活性化室は「まちづくり3法を制定した当初は、人口が増えるという前提だったが、少子高齢化が進む中、地方自治体は10年後、20年後を見据えたコンパクトなまちづくりを進めてほしい」と話す。【木村光則】

毎日新聞 2007年6月22日

118とはずがたり:2007/06/23(土) 11:33:49
こういうのは市民が自ら買い物行動で決めれば良いと思う。税収も増えるかもしれないし。即日施工ではなく着工をする期日的余裕を与えてる時点で店の印象をちょっとでも悪くして中心商店街の側面援護しようってだけだなぁ。

119やおよろず:2007/06/29(金) 16:26:01
高島屋が11億円申告漏れ 大阪国税局
http://www.asahi.com/national/update/0628/OSK200706270122.html

 大手百貨店の「高島屋」(大阪市)が大阪国税局の税務調査を受け、約11億円の申告漏れを指摘されていたことが27日、わかった。海外の子会社に支出した経費が、課税対象となる「寄付金」にあたると認定されたとみられる。国税局は過少申告加算税を含め、約3億円を追徴課税(更正処分)した。

 関係者によると、高島屋は米国にある子会社に約11億円を支出し、これを経費として計上していた。しかし、国税局は「実質的には子会社への資金援助で、寄付金にあたる」と認定したとみられる。

 高島屋は、06年2月期までの2年間にも約16億円の申告漏れがあり、重加算税を含めて約5億5000万円の追徴課税を受けている。中国・台湾の地元企業と合弁で設立した子会社を清算して約2億円の損金を計上したが、子会社に預金残高があることが判明し、悪質な所得隠しと認定された。

 民間信用調査会社によると、高島屋は1831年創業。今年2月期の連結売上高は1兆円余りにのぼり、業界トップの業績をあげている。

 高島屋の広報担当者は「現段階ではコメントできない」としている。

120やおよろず:2007/07/02(月) 20:23:23
三越株・高島屋株が安い、3─5月期業績低迷を嫌気
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200707020025.html

[東京 2日 ロイター] 2日の株式市場で、三越株<2779.T>と高島屋株<8233.T>が安い。6月29日に発表した2008年2月期第1・四半期業績が減収減益となったことを嫌気している。

 三越の3─5月期連結売上高は前年比5.3%減の1853億1300万円、連結営業利益は同61.7%減の11億2200万円となった。宝飾品や美術品が堅調だったが、ファッション関連商品が低迷した。また日本橋本店地下のリニューアル工事による影響もあった。

 高島屋3─5月期連結営業利益は前年同期比11.7%減の82億2100万円になった。利益率の高い衣料品の売上高が落ちる一方、新宿店のリニューアル工事の影響が出た。

121とはずがたり:2007/07/14(土) 23:06:38
合従連衡が相次いでもはや何処が何処と組んでるのかさっぱり判らなくなってしまった。
ビックカメラやヨドバシがターミナルへの旗艦店出店で勝ってるような気がしたが規模ではヤマダ電機が優ってたんか。

ヤマダ電機、池袋駅前に出店 ヨドバシ、ビックと対決
http://www.asahi.com/business/update/0713/TKY200707120478.html
2007年07月13日02時30分

 郊外を中心に家電量販店を展開してきた業界最大手のヤマダ電機が、ついに東京のターミナル駅前に進出する。13日に東京・池袋駅前に出店するのに続き、渋谷、新宿とヨドバシカメラやビックカメラの「旗艦店」のすぐそばに進出する計画だ。「郊外型」「駅前型」という業界の壁を突き崩すヤマダの動きは、業界地図をさらに大きく塗り替えそうだ。

 JR池袋駅東口。「ビックカメラ池袋本店」のわずか2軒隣に、ヤマダの「LABI池袋店」はオープンする。売り場面積は約3500平方メートルとやや小ぶりだが、開店初日の13日は「26型液晶テレビ6万9800円」など目玉商品をそろえる。

 12日に記者会見した山田昇社長は「(ヤマダは)家電量販でシェア20%強あるが、都内は6%くらい。池袋は(シェアを上げる)突破口になる」と自信を示した。

 ヤマダが大都市の駅前に出店するのは大阪・なんば、仙台に続き3店目。「向こう3年、年間3店舗」(山田社長)を目標に、来夏には渋谷などへ出店。ヨドバシやさくらやの発祥地、新宿への出店も計画中だ。

 迎え撃つビックは「相乗効果で客数が増えると期待している」(松浦竜生・池袋本店店長)としつつ、必死の対抗策を練る。池袋の5店舗を6月までに全面リニューアル。ポイント還元率の大幅アップセールも実施している。

 これまで業界はヤマダ、コジマ、ケーズデンキなどの「郊外型」と、ビック、ヨドバシなどのカメラ店から出発した「駅前型」というすみ分けがあった。商売のノウハウも違っていた。

 しかし、ヤマダの売上高(07年3月期で1兆4436億円)は2位エディオンの約2倍に達し、小売業界全体でもセブン&アイ・ホールディングスやイオンに次ぐ規模になった。全都道府県への出店を達成し、さらに成長しようと、都心の駅前に出てきた。

 「1強」ヤマダに対抗しようと業界再編が進む。エディオンは中堅の石丸電気や北陸地盤のサンキューを傘下に収め、一時はビックとの統合も検討した。業界4位のケーズデンキを展開するケーズホールディングスは東北のデンコードーを4月に完全子会社化した。

 ヤマダの駅前進出の成否はこれからだが、「ビック、ヨドバシにはノウハウがある一方、価格のたたき合いではやはりヤマダに分がある。一定のシェアは奪われる」(首都圏の家電量販店幹部)との見方が有力だ。

 ただ、業界首位はこの十数年で、ベスト電器、コジマ、ヤマダと入れ替わり、栄枯盛衰は激しい。「決して(ヤマダの)一人勝ちにはならない」(ケーズの加藤修一社長)と、追い上げを狙う企業も多い。

122とはずがたり:2007/07/14(土) 23:10:49

セブン―イレブン、店舗数世界一の32711店
http://www.asahi.com/business/update/0711/TKY200707110508.html
2007年07月11日23時34分

 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは11日、世界17カ国・地域で展開するセブン―イレブンが、店舗数で世界最大の小売り・外食チェーンになったと発表した。昨年までトップだったマクドナルドを抜いた。

 3月末時点で世界一になったことが1カ月ほど前にわかったが、セブン―イレブンにちなんで「誕生日」としている7月11日まで、公表を控えていた。6月末の店舗数は3万2711店で、「末尾が偶然『711』にそろった」(広報)。

 3月末時点の店舗数は、3万2208店。この1年間でアジアを中心に、2000店以上増やした。マクドナルドは、前年比270店増の3万1677店(日本マクドナルド調べ)だった。

123やおよろず:2007/07/25(水) 01:58:25

大丸の「松菱」跡出店で合意 浜松
2007/07/24




大丸出店で合意した松菱跡=浜松市中区鍛冶町








 浜松市中心部の百貨店「松菱」跡(同市中区鍛冶町)への出店について交渉を進めている大手百貨店「大丸」(大阪市)と浜松市、開発業者の「アサヒコーポレーション」(同市、竹内良社長)の三者が24日、出店に関する主な条件について基本合意に達した。
 2001年11月の突然の松菱破産、閉店から約5年8カ月を経て、松菱跡再生問題は大きく前進する局面を迎えた。
 出店時期は2010年11月で、大丸側の希望で旧松菱の本館や新館などを取り壊し、新たに1つの建物を建てる計画。店舗規模は大丸側が希望していた県内最大級の売り場面積3万平方メートル以上が確保される見込み。
 大丸は24日の役員会で最終的な決断を下し、これを受けて浜松市と「アサヒコーポレーション」の三者が出店の基本合意に達した。

124とはずがたり:2007/07/25(水) 17:02:39

三越と伊勢丹が資本提携交渉 経営統合も視野
http://www.asahi.com/business/update/0725/TKY200707250119.html
2007年07月25日10時57分

 百貨店業界4位の三越と同5位の伊勢丹が、経営統合を視野に資本提携交渉を始めたことが25日、明らかになった。百貨店の売上高が縮小傾向にある中、三越の強いブランド力と伊勢丹の業界トップの収益力の双方を武器に生き残りを図る。持ち株会社方式などでの経営統合が実現すれば業界首位となる。

 三越と伊勢丹は、統合比率や役員の派遣など、経営統合に向けて前向きに協議している模様だ。三越は全国にあり、首都圏が地盤の伊勢丹とは店舗の重複が比較的少ない。ファッションを売りに若い世代の支持が高い伊勢丹と、富裕層に強い三越の統合は補完性が高いとの判断もある。仕入れや物流の共通化によるコスト削減のほか、店舗運営や商品開発ノウハウの共有化などで統合効果も期待できる。

 百貨店業界では03年に西武百貨店とそごうが経営統合し、ミレニアムリテイリングが誕生。今年9月には、大丸と松坂屋ホールディングスの統合で「J.フロントリテイリング」、10月には阪急百貨店と阪神百貨店の統合で「エイチ・ツー・オーリテイリング」が誕生するなど、再編の動きが加速してきた。

 三越と伊勢丹の連結売上高の合計は1兆5859億円。統合が実現すれば、業界首位の高島屋(1兆494億円)や、Jフロントの1兆1737億円を上回る。

 全国の百貨店の既存店売上高は、専門店や大型ショッピングセンター、通信販売との競争激化などの影響で、06年まで10年続けて減少している。

 三越はバブル崩壊の後遺症が長引き業績が低迷。05年に大阪、横浜店など主力店を閉店するなどリストラを進めたが回復の足取りは重い。07年2月期は減収減益で、連結売上高で大丸に抜かれて4位になった。

 巻き返し策として、今後6年間で総額1800億円を投じて主力店の改装などに取り組むが、株価は業界他社に比べて割安。時価総額に比べ不動産価値が高く、買収される危険性も指摘され、単独での生き残りを断念したとみられる。

 一方、伊勢丹は3月に東急百貨店と業務提携を結ぶなど勢力拡大に積極的だ。さらに効率化しながら成長を維持するために経営統合の検討に乗り出したとみられる。

125荷主研究者:2007/08/04(土) 02:31:46
>>106
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/03/20070322t13029.htm
2007年03月21日水曜日 河北新報
渋滞対策バッチリ? 名取「エアリ」開業3週間

エアリの駐車場はいっぱいだが、周辺道路で渋滞はほとんど起きていない

 宮城県名取市の仙台空港アクセス線杜せきのした駅前に大型商業施設「ダイヤモンドシティ(DC)・エアリ」が開業して3週間が過ぎた。当初、懸念された国道4号仙台バイパスなど周辺道路の深刻な渋滞はほとんど発生せず、車の流れは比較的スムーズだ。DCは「ハード、ソフト両面で綿密な対策を施し、回避することができた」と自信を示している。

 エアリには2月28日の正式開業以来、平日で3万―3万5000人、車約1万台が来店している。最初の日曜日となった3月4日は9万人が訪れたが、目立った渋滞は起きなかった。岩沼署にも20日現在、渋滞に関する苦情は寄せられていない。

 DCが用意した駐車場は臨時分も含めて約5000台。駐車台数の多さに加え、店舗建物を取り囲むように一周約1.5キロの敷地内周回道路を設けたことで、駐車待ちの車が公道にあふれ出さない仕組みになっている。

 周回道路の外側の長方形の敷地は四辺がすべて公道に面し、それぞれ2カ所ずつ計8カ所の出入り口を設けるなど、ハード整備に力を入れた。

 ソフト面では、もともと交通量が多い国道4号仙台バイパスに集中しないことを最大の狙いとして、広域的な交通誘導を展開。4号と平行して南北方向に走る仙台岩沼線、仙台館腰線、塩釜亘理線の3本の県道に振り分けるため、柴田町や亘理町など広い範囲に誘導看板を設置した。新設された愛島バイパスと市道の活用も促している。

 誘導員は最大で計150人を動員した。このうち50人はエアリから半径5キロ範囲の主要交差点に配置し、無線や携帯電話で渋滞状況をリアルタイムに把握。エアリ内の本部から指示を出し、案内方向をその都度変更している。

 DCの浅対亨・東日本開発部担当部長は「渋滞する店だというイメージが広がり、客足が遠のくと困る。渋滞対策は地元住民の不安以上に切実にとらえている」と強調する。

 仙台空港アクセス線が開業した18日以降は、鉄道利用客が増えたとみられ、1日当たり計約1500台が減った。名取、館腰両駅からの無料送迎バスは現在も運行している。

 ただ、エアリ南側の市道はもともと農道だったため、農繁期には農耕車も走行する。地元町内会などは農繁期入りを前に、側道の整備や誘導員の配置を名取市に求めている。

126荷主研究者:2007/08/04(土) 02:32:16

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070322301.htm
2007年3月22日02時42分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎金沢都心専門店 「主役」奪還へ攻勢 香林坊109に新店 パティオが来月開業

 春商戦で、金沢都心のファッション専門店が攻勢を掛けている。二十一日に香林坊109で二つの新ショップがオープンし、竪町では建て替え中の金沢パティオが来月中に開業。香林坊では近く、高級ブランドの路面店が二店オープンする。金沢フォーラス開業で活気づく駅周辺から、都心部が若者ファッション商戦の「主役」を奪い返す勢いをみせている。

 香林坊109は、今月上旬に「スライ」「リップサービス」「エルチャンス」「サマンサベガ」の四ブランドを導入したのに続き、二十一日にG階でセレクトショップ「デラクロア」、下着などインナーウエアの「エメフィール」を開業させた。

 このうち、デラクロアのターゲット層は二十五―三十歳の女性で、これまで109が狙ってきた年齢層より少し高め。「従来のマルキュー系を卒業した大人の女性層を開拓したい。今後の出店戦略にも影響するテナント」と位置づけている。

 金沢市竪町で、来月中に開業する金沢パティオの核テナントは、一、二階に入るスペイン発祥の欧州アパレル「ZARA(ザラ)」。二十代以上の幅広い層を対象としている。

 このほか、新たに、全国約六十店でオリジナルブランドなどを展開するショップ「ウィゴー」が四階に入る見通しとなった。二階にはNTTドコモ北陸初の店舗併設型ショールーム「ドコモ・タテマチ・クレモ」も開設される。

 テナント数は三十前後となる見通しで、金沢パティオは「全国レベルの知名度があるテナントを誘致している。従来の若者に限らず、幅広い顧客をタテマチに呼び込みたい」と強調する。

 香林坊の複合ビルで三月二十八日に開業を予定するのはイタリアの皮革製品ブランド「トッズ」。四月六日にオープン予定のエンポリオ・アルマーニなど、都心部ではブランド集積が進み、県外を含めた広域集客に拍車が掛かっている。

 年間百五十万人の来館者を見込む金沢パティオと、香林坊109が、従来の若者層だけでなく、一段上の「大人」の層を呼び込む店舗展開を進めたことで、都心の商業関係者の間では「全体の集客力が増し、顧客層に厚みが出てくる」と期待感が広がっている。

127荷主研究者:2007/08/04(土) 02:46:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/03/20070328t13047.htm
2007年03月28日水曜日 河北新報
仙台港背後地事業者 三井不動産とカインズ 09年にモール

センター地区への進出が決まり、村井知事(左)から決定通知書を受け取る三井不動産の永田専務=宮城県庁

 宮城県と仙台市は28日、仙台港背後地センター地区(仙台市宮城野区)の公有地に、三井不動産(東京)のアウトレットモールとカインズ(群馬県高崎市)のホームセンターを誘致すると発表した。

 予定地はセンター地区のうち、県と県企業局、仙台市が所有する16.3ヘクタール。三井不動産は160店舗が入るアウトレットモール「仙台ポートビレッジ」(仮称)を2009年春に開業。カインズはホームセンターを08年冬に開店する。売り場面積は両社を合わせて約4万4000平方メートル。

 公有地は売却せず、20年契約で貸し付ける。三井不動産などの提示額は月額3600万円で、20年間で86億円。県などがこれまで投じた土地取得費は約167億円で、県は「貸し付け後に売れば、元は取れる」としている。

 村井嘉浩知事は県庁で、三井不動産の永田和一専務に事業予定者の決定通知書を手渡した。村井知事は記者会見で「長年の懸案だった公有地利用策が決まり大変うれしい。事業者と連携し、にぎわい創出と地域貢献を進める」と述べた。

 同席した梅原克彦仙台市長は「中心市街地への影響がゼロとは言わないが、アウトレットモールやホームセンターは中心市街地への立地が難しい」と述べ、ポートビレッジと中心商店街の役割分担を強調した。

[仙台港背後地センター地区]仙台港背後地土地区画整理事業(愛称・みなと仙台ゆめタウン)の中心にある公有地。公共施設を整備する計画だったが、財政難で民間利用に方針転換。今年1月に事業者を公募し、双日商業開発、イオンモール、大和ハウス工業、三井不動産の4グループが提案を寄せた。

128荷主研究者:2007/08/04(土) 02:47:22
>>127
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/03/20070329t12039.htm
2007年03月28日水曜日 河北新報
地域貢献策に課題 仙台港背後地に大型商業施設

仙台港背後地の事業者決定について記者会見する村井知事(右から2人目)ら

 仙台港背後地(みなと仙台ゆめタウン)に進出が決まった三井不動産(東京)のアウトレットモールは、年間来場者450万人、年商160億―180億円を目指す大型商業施設だ。

 三井不動産は横浜市や神戸市など6カ所にモールを持ち、アウトレットモールの事業規模は国内有数。豊富な実績を背景に、提案競争を制した。

 提案に参加したのは双日商業開発、イオンモール、大和ハウス工業。宮城県と県企業局、仙台市は地権者として全体計画や経営管理、地域貢献などを点数化。土地貸借料を加味し、順位を付けた。

 三井の得点は3者ともトップ。センター地区東側の仙台港国際ビジネスサポートセンター「アクセル」や、みやぎ産業交流センター「夢メッセみやぎ」との間に、高架歩道を独自に整備するなど連携策が評価された。

 三井によると、公有地でのアウトレットモール展開は横浜市などで例がある。ただ、地域貢献の評価が一部で低く課題も残った。県は福祉施設や防災拠点、公共空間の整備などについての調整を三井側と進める。

 県は、区画整理事業の借金返済に充てる保留地の処分(売却)促進に弾みがつくことを期待する。06年11月末現在の保留地(26.2ヘクタール、未発売分含む)処分率は18.5%。発売済み分に限っても50%に届かない。

 県都市計画課は「センター地区への進出決定で、企業の動きも活発になるのでは」と指摘した。

◎知事「中心商店街に配慮」

 仙台港背後地センター地区(仙台市宮城野区)に、三井不動産(東京)のアウトレットモールなどの進出が28日決まった。開業は2009年で、売り上げ目標は百貨店並み。村井嘉浩知事は記者会見で「中心商店街と郊外型店舗の共存共栄が理想」と、既存商店街への配慮を強調した。

 商店街との競合回避について村井知事は「客層が違う。流行を求める人は中心街、流行が過ぎても安いブランド品が欲しい人はモールに行く」と述べた。

 県と仙台市は公募条件として大型総合スーパーや百貨店を排除し、中心商店街に配慮。一方、公有地16.3ヘクタールの一括利用が前提だったため選択肢が狭まり、応募4件のうち3件がアウトレットモールだった。

 市中心部商店街の男性店主(62)は「行政主導で郊外へ大規模商業施設を誘導した。官による民業圧迫につながり、商店街に配慮したとは思えない」と批判した。

 市内ではアウトレットモール運営のチェルシージャパン(東京)が、08年に泉区に出店する計画。三井の進出で、大手同士の対決が濃厚だ。
 三井不動産の永田和一専務は「十分なマーケティングをしている」と自信満々。チェルシージャパンも「戦略に影響することはない」と受けて立つ構えだ。

129荷主研究者:2007/08/04(土) 03:13:56
>>126

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070407303.htm
2007年4月7日03時37分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎金沢パティオに欧州アパレル「ZARA」が先行開業 竪町に大人の客呼び込む

 金沢市竪町で建て替えをしていたファッションビル「金沢パティオ」で六日、スペイン発祥の欧州アパレル「ZARA(ザラ)」の金沢店=写真=が先行開業した。二十代以上の「大人」の客を狙ったブランドとなり、北陸随一の若者のまちに新しい客層を呼び込んだ。

 ZARA金沢店はパティオの一、二階に入る核テナント。国内二十八店舗目で、北陸初登場となる。通常の営業時間は午前十時から午後八時までで、パティオがグランドオープンする二十日までは午前十一時の開業となる。

 ザラ・ジャパン(東京)は金沢出店について「北陸新幹線の開業で商圏はさらに拡大する。今後も一等地での出店戦略を進める」とした。

 金沢市香林坊の複合ビルでは「エンポリオ・アルマーニ」が開業した。既に開業している「ポール・スミス」、「トッズ」と合わせ、同ビルの路面店三店が出そろった。北陸の流通では、金沢一極集中の傾向が強まっており、都心部の吸引力がさらに強まりそうだ。

130荷主研究者:2007/08/06(月) 01:09:28

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=1619
新潟日報 2007年5月10日
出足好調―ラブラ開業2カ月

 新潟市中央区万代の旧ダイエー新潟店跡に、複合型商業施設「ラブラ万代」が開業して約2カ月。生活雑貨店や衣料品店など、本県初出店の人気テナントを集め、大型連休中も「当初計画を上回る」(ラブラ万代オペレーションセンター)売り上げを達成した。一方、同地区や古町地区の既存商業施設は、天候不順の影響などもあり、来店数や販売額が低迷。施設の改装や催事の強化で差別化を図り、顧客の囲い込みに懸命だ。

 同センターによると、来店者数が最も多かったのは、3月2日のオープンからの3日間で、計約18万人が訪れた。売り上げは、当初計画に対し、3月は40%、4月は2%のプラスとなった。また、4月末からの大型連休中も帰省客や県外客を呼び込み、計画を15%上回る売り上げを達成した。

 同センターの後藤政彦マネージャーは「ロフトなどの生活雑貨が好調。オープン時に比べ、来店者数は落ち着いてきたが、年間の売り上げ目標の100億円はクリアできそう」との見通しを示す。

 同施設の土地・建物を所有する万代開発(新潟市)は「福島や山形といった隣接県のほか、中越・上越まで集客範囲が広がった」と指摘。「ダイエー閉店後の空白期間に比べれば、地区全体としての集客力は高まった」と評価する。

 一方、市内百貨店で売り上げトップの新潟伊勢丹は大型連休中、催事を強化するなどして前年並みの来店者数と売り上げは確保したが、3月、4月と2カ月連続で前年割れが続いた。

 同店営業統括部は「飲食部門や化粧品、ブティックといった百貨店独自の商品は好調だったが、女性用のTシャツ類などカジュアル衣料が影響を受けた」と分析する。

 同地区のファッション専門館「新潟アルタ」は4月末には売り場を増床し、「ラブラにはない独自の品ぞろえを強化」(同館)し、シェア拡大を狙う。

 販売低迷が続く古町地区では、大和新潟店は連休中、催事効果などで前年並みの売り上げを確保したが、三越新潟店は、人気のイタリア展の集客効果が、店全体の買い回り増加につながらず、前年比マイナスとなった。

 今年は、ラブラ万代に次いで、4月にアピタ長岡店(長岡市)がオープン。11月には新潟市(亀田)に県内最大規模のイオン(千葉市)のショッピングモールと、大型商業施設の開業が続く。

 ラブラ万代は「イオンの開業は脅威」と警戒、市内の別の商業関係者からは「新施設ができる度に一時的に客がどっと流れるので、市場の変化がつかみにくい」と嘆く声が上がっている。

131荷主研究者:2007/08/06(月) 01:11:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/05/20070519t12013.htm
2007年05月18日金曜日 河北新報
仙台駅にエスパルⅡ 来夏開業 衣料中心に十数店舗

JR仙台駅北側の新幹線高架下2階に建設される新商業施設「S―PALⅡ」(仮称)のイメージ

 JR東日本仙台支社は18日、仙台市青葉区のJR仙台駅に、新商業施設「S―PAL(エスパル)Ⅱ」(仮称)を建設すると発表した。開業は2008年夏。30代の女性層を主な対象としたファッションゾーンを展開し、新たなにぎわい空間をつくり出す。

 新施設は、仙台駅北側の2階部分に建設する。床面積は約2830平方メートル。事業費は約22億円。

 衣料品店を中心に十数店舗を入居させる予定で現在、交渉を進めている。テナントの年間売上額は、30億円程度を見込んでいる。JR東日本の関連会社「仙台ターミナルビル」が運営する。

 JR東日本は1978年、仙台駅南側にエスパルを開業。主に20代を対象に店舗展開を進めてきた。新施設では、30代のOLらを客層の中心に据えた店づくりを行う。5月上旬から事前工事を始めており、近く本体工事に着手する。

 仙台駅周辺には、ファッションビルのパルコも08年に開業する。同駅の利用者は一日約23万人あり、仙台支社は「エスパルの利用客にそのまま新施設に来てもらいたい。仙台駅を単なる鉄道駅から、人々が集う場へと機能を高めていきたい」と話した。

132荷主研究者:2007/08/06(月) 01:28:36

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070526t12043.htm
2007年05月26日土曜日 河北新報
市中心部集客に期待 イオン塩釜SCオープン

塩釜SCの開業を祝って関係者がテープカットした

 スーパー大手のイオンは、宮城県塩釜市がJR本塩釜駅東側で進める土地区画整理事業「海辺の賑(にぎわい)わい地区」に、イオンタウン塩釜ショッピングセンター(SC)を25日開業した。市は、買い物客の市外への流出が著しい中心市街地の活性化に期待を込めている。

 塩釜SCは24時間営業の食品スーパー、マックスバリュ塩釜店を核店舗に、衣料、飲食、娯楽などの45の専門店が入った。建物は2階建てで、総商業面積は約1万1500平方メートル。開店前に約500人が行列をつくり、店内は終日にぎわった。

 本格開業に先立ち、22日から近隣住民を対象に先行開業し、3日間で約10万人の買い物客が訪れた。塩釜SCは「目標を大幅に上回る出足だ。年間300万人強の集客を目指したい」と勢いづいている。

 海辺の賑わい地区の事業費は45億6000万円で、2011年完成を目指す。塩釜SCが立地した「賑わい商業ゾーン」のほか「賑わい住居ゾーン」「駅前商業複合ゾーン」も整備する予定。

133荷主研究者:2007/08/06(月) 01:29:14

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070526303.htm
2007年5月26日03時10分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎にぎわい創出へ新拠点 金沢駅西口ビル、26日開業

 金沢ターミナル開発(金沢市)が開発していたJR金沢駅西口ビル、愛称「くつろぎ館」は二十六日、開業する。隣接する金沢百番街で不足していた飲食テナントを中心に食品スーパーも備える。北陸新幹線の開業を見据え、開発が続く駅周辺の集客力が一段と強まりそうだ。

 くつろぎ館は八階建てで、一―四階が商業フロア、五―八階がJR系列のビジネスホテルとなる。敷地面積三千七百平方メートル、延床面積一万二千平方メートル。飲食業を中心としたテナント数は二十四で、ドラッグストア業界最大手、マツモトキヨシ(千葉県松戸市)も石川県内一号店を構える。

 一階はイタリアンやスイーツのカフェ、ベーカリー、二階には東京ストアー(金沢市)を核に、「100ban(番)マート」=写真=や、洋総菜、鮮魚、精肉の三つの専門店が展開される。三階にはラーメン店、居酒屋などが配置される。

 二十五日、金沢駅で行われたしゅん工式で、JR西日本金沢支社の細野文雄支社長は「駅周辺に新たなにぎわいを生み、多くの人に親しまれる金沢駅になる」とあいさつ。金沢ターミナル開発の太田渾社長は「駅空間が通勤、通学、地域の人の生活拠点となり、集客力がますます高まる」と期待を寄せた。

 金沢駅屋上の駐車場も完成した。四百十五台分の駐車スペースを備え、年中無休で二十四時間営業する。金沢駅百番街で二千円以上の買い物をすれば一時間、二万円以上で二時間半の駐車無料サービスを実施する。

 ビジネスホテルは六月二十七日から営業する。

134とはずがたり:2007/08/14(火) 22:39:27

西友、6期連続の当期赤字へ ウォルマート効果みえず
http://www.asahi.com/business/update/0814/TKY200708140367.html
2007年08月14日20時43分

 米ウォルマート・ストアーズ傘下の大手スーパー、西友は14日、07年12月期連結業績予想を下方修正し、6期連続の当期赤字となる見通しを発表した。小売業世界最大手のウォルマート傘下での経営再建は6年目。世界中から商品を調達できるウォルマート流の改革の成果は依然現れず、「日本撤退」の憶測も出ているが、ウォルマート出身のエドワード・カレジェッスキー最高経営責任者(CEO)は記者会見で「ありえない」と語った。

 12月期の当期損益予想を、2月時点の8億円の黒字から59億円の赤字に修正。売上高も2月時点より3%減の9630億円、本業のもうけを示す営業利益も同56.6%減の46億円とした。同CEOは「改革に時間がかかり過ぎている。黒字化の責任は私にあるが、私の仕事は戦略を最後までやり遂げることだ」と「続投宣言」した。

 この日発表した6月中間売上高は前年同期比1.4%減の4615億円、営業赤字は前年同期の13億円から22億円に拡大。天候不順で利益率の高い衣料品が苦戦した影響が大きく、中間営業赤字は3期連続。当期赤字も減損損失を計上した前年同期より大幅に改善したが69億円だった。

 今後は、成果につながっていない米国流「毎日安売り」路線から脱し、地場野菜を増やすなどサービス内容の充実や24時間店舗の拡大に力を入れる方針。コスト削減もさらに進める考えだが、今年下半期に前年以上の売上高を確保し、業績回復への明るい展望を得られるかどうかは不透明だ。

135荷主研究者:2007/08/27(月) 01:14:03

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070626t53013.htm
2007年06月25日月曜日 河北新報
大型店撤退 長引く後遺症 酒田・鶴岡 駅前再生

酒田市が取得して整備するジャスコ跡地。奥はJR酒田駅

 10年間も遊休地で、市勢停滞の象徴となっていたJR酒田駅前のジャスコ跡地について、山形県酒田市は土地を取得し整備に乗り出す。しかし、現時点で駅前活用に妙案はないのが実情。2年前のジャスコ撤退のあおりで、隣接する商業ビルを7月末で閉じる鶴岡市も同様の悩みを抱えている。期待していた新幹線開業の夢が断たれ、乗降客も年々減少。庄内の駅前はもはや一等地とは呼べず、再生のデザインを描くのは容易ではない。(酒田支局・梅木勝)

<頓挫した計画>
 酒田駅を背に立つと、正面左に鉄板で囲まれた広大な空き地がある。広さ約2000坪(6600平方メートル)。かつて、売り場面積当たりの売り上げが東北一だったというジャスコが撤退したのは1997年8月のことだった。店舗はその後廃虚のごとく野ざらしとなり、解体されたのはつい4年前。駅前商店街は寂れ、10万都市の玄関口とは思えない光景が広がっている。

 この間、開発主体として土地建物を取得したのが地元不動産業者らが設立した酒田駅前ビル。酒田信用金庫と二人三脚で高層ビル建設を目指したが、店舗を解体し更地にしただけで計画は頓挫してしまった。

 追い風にしたかった山形新幹線の延伸計画は、旗振り役だった前知事の落選後はすっかり影を潜め昨年3月、負債約15億円を抱え破産した。酒田信金自らも巨額の不良債権を抱える羽目となり、来年3月、鶴岡信用金庫に吸収合併される。

 酒田市の阿部寿一市長は「駅舎も老朽化し、駅前は更新期といえる。機能や在り方を含め、年度内に活用策をまとめる」とし、バスプールなどを集めた平面的な広場として暫定利用していく方針だが、広大な敷地を持て余しそうだ。
三セクを清算

 同じく2005年3月に駅前ジャスコが撤退した鶴岡市。酒田の2の舞いを避けようと、市は店舗解体と更地化を即座に求め、所有者のイオンから1年後に取得する素早い対応を見せた。

 現在、跡地(約3500平方メートル)の一角に地権者が新店舗を構え、残りを緑地公園とするめどは立ったが、ジャスコ撤退が引き金となり、隣接する商業ビルを7月末で閉鎖、テナント約20店を退去させる。債務超過の第三セクターのビル管理会社清算を進めながら、ビルの再利用法を探っている。

 鶴岡市建設部は「駅前の核として、東北で初めてジャスコを誘致した30年前とは時代が変わった。勤め人らの駅の利用が減り、郊外店も台頭し、駅は物流拠点ではなくなった。駅前の在り方を再検討し、街づくりにつなげたい」と述べるが、具体的な青写真が定まっているわけではない。

<公的関与望む>
 両市とも郊外の大型ショッピングセンターに押され、駅前をはじめ、中心部の空洞化に歯止めがかからない。酒田では駅近くのダイエーも05年8月に閉店。市内の住宅会社が落札し、更地化した跡地(約1万2700平方メートル)には大手パチンコ店建設が進んでいる。

 地元の不動産業者は「地方の駅前は集客力が薄れ、民間主導の大型開発など望める時代でない。パチンコ店でもくればまだましな方で、空洞化を食い止める行政の施策に期待するしかない」と、公的関与に望みをつないでいる。

136荷主研究者:2007/08/27(月) 01:17:21

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070701301.htm
2007年7月1日05時39分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎金沢ブック戦争、新段階に 「陣取り」一服、次は「個性」で

 金沢市の石川県庁近くに三十日、蔵書数と店舗面積で北陸最大規模を誇る書店がオープンした。金沢では近年、大型書店が次々と進出し、この巨艦店の開業によって、大型店同士の「陣取り合戦」も一服ついたとの見方もある。既存店は専門書の品ぞろえや店内イベントなど独自性で対抗し、激戦地金沢のブック戦争は「個性化」で集客を競い合う段階に入った。

 延べ床面積約四千二百平方メートルに、蔵書約八十万冊を備える明文堂書店(富山市)の「金沢県庁前本店」(愛称・金沢ビーンズ)。清水満社長が「日本最大級」と表現するように、豆型のユニークな店舗には、天井まで届くような高い棚に本がぎっしりと並ぶ。

 「あそこに行けば、ほしい本が絶対にある」。清水社長が同店の最大の特徴と位置づけるのは本のボリューム感。店の雰囲気づくりにもこだわり、本好きの子供を増やすため、じゅうたんを敷いたスペースでは寝転んで絵本を選べるようにした。併設の「タリーズコーヒー金沢ビーンズ店」では、ひきたてのコーヒーを味わいながら本を読めるようにした。

 県庁周辺でビーンズと競合する文苑堂書店(高岡市)の金沢示野本店。同店は、専門書の品ぞろえを充実させることで、新たな巨艦店を迎え撃つ。常時約二十五万冊の専門書を並べ、今後はテーマを設定した専門書フェアも開催していく。辻井直樹店長は「本当の本好きが満足できる店を目指す」と話す。

 季節ごとのイベントに力を入れ、家族連れの集客を呼び込むのは、勝木書店(福井市)の「カボス大桑店」。同店は六月一日にいまじん(愛知県豊山町)から経営を引き継いでおり、イベントが得意ないまじんの手法をさらに発展させる。輪投げ、金魚すくいなど縁日のような行事を実施し、「何か楽しいことがあるという期待感を持たせたい」(関口健二店長)とする。

 中心市街地の店舗も知恵を絞る。平日夕方の客の四割強が十―二十代の女性という中田図書販売(富山市)の「BOOKSなかだ金沢本店」。香林坊109の地下に立地していることもあり、休日も女性客が多い。同店は美容、健康など若い女性をターゲットにした雑誌や本を目立つ場所に置き、他店との違いを出す。

 県外資本の進出攻勢にさらされる地場資本だが、老舗のうつのみや(金沢市)は七月三日から直営全店で、ポイントカードを導入する。外商や配送サービスで書籍などを購入した客もポイントが加算されるのが特徴で、同社は「きめ細やかなサービスで対抗する」(裏谷重成専務)としている。

 「オーバーストア状態」(関係者)と言われて久しい金沢の書店業界。地場の「王様の本」が閉店するなど淘汰(とうた)の波は確実に押し寄せており、各店が「個性」を前面に打ち出す戦略で顧客を囲い込む競争はさらに激しくなりそうだ。

137やおよろず:2007/08/28(火) 00:11:45
レビュー  〜P19 業界再編の開始  

伊勢丹・三越の統合

 誇り高き「三越」が、単独では生きられないと判断した。
 三越でさえ業界再編に巻き込まれるということは、今後の業界再編の様態は、様々なものが予想される。
 
1兆円クラブ

 大手百貨店は、大手4から5グループだけが生き残るであろう。
 高島屋とJフロント(大丸・松坂屋)は1兆円を突破している。
 将来的に大手として生き残る規模の目安は、売上1兆円である。
 単独でクリアできるのは、ミレニアム(西武・そごう)・三越・伊勢丹あたりまでだ。
 伊勢丹は、資本関係を伴わない提携を東急百貨店と結んでおり、両者の合算では1兆円を突破している。
 したがって、5社が一兆円クラブに入りえる。
 この5社の中で、問題は三越である。
 なぜなら、三越は単独での1兆円突破にはやや距離があるからだ。
 三越が単独で行くのか、他者と統合するのかが早くから注目されていた。
 
 百貨店は、衣料品に特化するという確固な方向性を持った丸井を除き、売上規模と利益率とが比例関係にあるのが通常である。
 そのため、従来から、百貨店には「共同仕入れ機構」という緩やかな連携があった。
 売上規模の小さい地方百貨店は、いずれかの機構に属している。
 この機構を母胎とした、地方百貨店の統合が進展するものと思われる。

138やおよろず@百貨店地図が塗り変わる日:2007/08/28(火) 00:13:02
P19〜P26

三越の相手が伊勢丹になった理由

 三越は、収益回復が著しい大手にあって、売上・利益ともにマイナスが続き、「一人負け」の状態であった。
 伊勢丹は、業界屈指の高い利益率を誇る。
 三越は、重要顧客やOB、社内に歴史と格を重んじる、統合に反対する勢力が多数存在している。
 伊勢丹は、百貨店の格としては、三越とほぼ同格かやや劣る程度である。
 相手にとって、不満は少ないところである。

 三越と伊勢丹の統合は、持株会社方式になる。
 資本を伴わない提携は効果が薄いし、三越も伊勢丹もブランド力がある。
 三越は業績の低迷で株価が悪化している。
 しかも、償却済みの優良不動産を多数抱え、莫大な含み益(推定1500億)を抱えている。
 投資ファンドの格好の標的であり、支配権の取得に要するコストを積み増ししなければならない。  
 伊勢丹は業績がよく、合併によって、株式を買い占めるために必要な資金量は増大する。

大丸と三越

 三越の統合先として伊勢丹が表面化する前に本命とされていたのは、大丸であった。
 また、大丸の統合先として松坂屋が決定する前に本命とされていたのは、三越であった。
 東の「三越」西の「大丸」で同格であり、また、共同仕入れなどの業務提携も結んでいたからだ。
 大丸は、百貨店業界の再編の急先鋒であり、松坂屋と同時並行で、三越とも交渉も進めていた。
 また、松坂屋と大丸の統合は持株会社方式であり、三越との更なる統合にも支障はないのだ。

高島屋と三越
 
 三越と高島屋も、かつて業務提携を結んでいた時期がある。
 しかし、日本橋で旗艦店同士が競合しているという事情もあり、成果を挙げることなく解消された。
 将来にわたって、三越と高島屋の統合はないだろう。

イオンと三越

 イオングループは三越を欲している。
 イオンは、あらゆる小売の業界を手がけ、日本最大の売上を誇っている。
 そのイオンは百貨店分野を欠いている。
 確かに、マイカルを傘下に収めてはいるが、マイカルは生活百貨店であり、ハイエンドの需要にこたえることはできない。
 イオンのライバルであるイトーヨーカ堂(7&鄯)は、西武・そごうを傘下に収めている。
 したがって、イオンは格の面で劣勢である。
 そこで、西武・そごうの格を遥かに凌ぐ、三越をグループに引き入れたいのである。
 しかしながら、三越の統合相手がイオンであったならば、交渉は難航したであろう。

伊勢丹・三越の統合の適格性

 皇室御用達の百貨店は、三越・大丸・高島屋・伊勢丹・松坂屋・そごうであり、この点で、伊勢丹と三越は同格である。

 三越は、伊勢丹の経営管理システムを欲している。
 伊勢丹は、地域性を発揮し、各店舗の業績を伸ばすというノウハウに長けている。
 三越は、本店への依存度が高く、地方店の運営は芳しくない。

 伊勢丹は、東京近郊に6店舗、関連会社として静岡・新潟・京都・小倉に展開している。
 これだけでは、全国を網羅しているとはいえず、販売機会を逃しているといえる。
 伊勢丹は、福岡・岩田屋、名古屋・名鉄百貨店、東京・東急百貨店、札幌・丸井今井と共同買入れ機構を通じて業務提携し、人材投入により伊勢丹方式を移植している。
 また、阪急百貨店との業務提携を行っている。
 ここに、三越との統合が加われば、百貨店業界で「一人勝ち」することができる。

 今後、伊勢丹・三越連合へ対抗する動きが出てくるものと思われる。

139やおよろず@百貨店地図が塗り変わる日:2007/08/28(火) 00:18:01
主要百貨店売り上げ (億円)

10494 高島屋
 9665 ミレニアム
 8370 大丸
 8041 三越
 7817 伊勢丹
 5521 丸井
 3960 阪急百貨店
 3366 松坂屋
 3246 近鉄百貨店
 2710 東急百貨店
 1820 東武百貨店
 1108 阪神百貨店('06)
 1058 岩田屋('05)
 1003 京王百貨店

140やおよろず@百貨店地図が塗り変わる日:2007/08/28(火) 01:07:03
百貨店・店舗別売り上げ (億円)

2784 三越本店(日本橋)
2570 伊勢丹本店(新宿)

1723 西武池袋本店(池袋)
1706 阪急百貨店梅田本店(キタ)
1626 日本橋高島屋(日本橋)
1599 横浜高島屋(横浜)

1425 大阪高島屋(ミナミ)
1400 松坂屋名古屋本店(名古屋)
1353 近鉄百貨店阿倍野本店(天王寺)
1344 東武百貨店本店(渋谷)
1295 東武百貨店池袋本店(池袋)
1137 小田急百貨店新宿店(新宿)
1132 そごう横浜店(横浜)
1109 阪神百貨店本店(キタ)
1034 京都高島屋(京都)
1008 大丸神戸店(神戸)

 987 京王百貨店新宿店(新宿)
 945 岩田屋本店(福岡)
 934 名古屋栄三越(名古屋)
 870 大丸心斎橋店(ミナミ)
 839 大丸京都店(京都)
 779 新宿高島屋(新宿)
 715 そごう千葉店(千葉)
 709 名鉄百貨店本店(名古屋)
 670 松屋本店(銀座)
 634 井筒屋本店(福岡)
 586 松坂屋上野店(上野)
 584 山形屋鹿児島店(鹿児島)
 564 そごう神戸店(神戸)
 564 丸井今井本店(札幌)
 563 京阪百貨店守口店(守口)
 528 伊勢丹浦和店(浦和)
 524 大丸東京店(丸の内)
 524 大丸梅田店(キタ)
 507 そごう広島店(広島)
 497 藤崎(仙台)
 494 シブヤ西武(渋谷)
 481 大丸札幌店(札幌)
 477 そごう心斎橋店(ミナミ)
 451 東急百貨店(横浜・青葉)
 449 福岡三越(福岡)
 477 小田急百貨店町田店(町田)
 445 伊予鉄高島屋(松山)
 427 ロビンソン百貨店春日部店(春日部)
 420 JR京都伊勢丹(京都)
 418 トキハ本店(大分)
 415 札幌三越(札幌)
 412 柏高島屋(柏)
 391 遠鉄百貨店(浜松)
 380 丸栄本店(名古屋)
 376 東武百貨店宇都宮店(宇都宮)
 362 仙台三越(仙台)
 338 近鉄百貨店奈良店(奈良)
 332 近鉄百貨店上本町店(ミナミ)
 353 東急百貨店たまプラーザ店(横浜・青葉)
 323 大和香林坊店(金沢)
 290 伊勢丹松戸店(松戸)
 277 川徳本店(盛岡)
 260 高松三越(高松)
 255 プランタン銀座(銀座)
 245 池袋三越(池袋)
 233 松山三越(松山)
 213 所沢西武(所沢)
 208 井筒屋黒崎店(北九州)
 207 川西阪急(川西)
 199 新宿三越アルコット(新宿)
 172 有楽町西武(有楽町)
 170 小倉伊勢丹(北九州)
 167 うすい百貨店(郡山)
 160 佐世保玉屋本店(佐世保)
 159 さくらの百貨店(仙台)
 152 リウボウ本店(那覇)
 119 佐賀玉屋本店(佐賀)
 110 鹿児島三越(鹿児島)
  95 横浜松坂屋(横浜)
  64 松坂屋銀座店(銀座)
  61 博多大丸(福岡)

141やおよろず@百貨店地図が塗り変わる日:2007/08/28(火) 02:15:26
P28〜P52 大丸・松坂屋統合

 大丸・松坂屋統合は、老舗名門同士の合併ということで、業界全体に大きな衝撃を与えた。

 大丸・松坂屋は、統合によって、業界第一位の座を手にした。
 これにより、商品に対する顧客の信頼度が向上し、業界における支配力が格段に高まることになる。
 
 大丸・松坂屋の統合は、地域補完が完全である。
 大丸は全国に出店していながら、中部地区に店舗がない。
 また、松坂屋は、出店が中部地区に偏っている。
 東京で重複する部分もあるが、東京の場合は競合よりも、相乗効果の方が大きい。
 
 大丸は、売り上げ・営業利益・営業利益率ともに松坂屋を大きく上回っている。
 松坂屋銀座店は、償却済みの超優良不動産である。
 この銀座店だけでも、大丸にとってグループに取り込むメリットは大きいものである。

 大丸は規模拡大と効率化を目的に、松坂屋は大丸の効率的経営の導入を目的に、経営統合に踏み切った。
 相乗効果を発揮するには、両者の人的交流による融合の進展が必要である。

 大丸は、奥田会長の下、業界再編・経営統合に積極的な姿勢をとっていた。
 松坂屋のほか、統合の相手として、東武・近鉄・三越などが取りざたされた。

 大丸は、奥田会長の下、人海戦術から効率人員配置へと方向転換を遂げていた。
 つまり、売り場を「コンサルティング」「対面販売」「ポイントサポート」「セルフ」に分類し、それに応じた人員配置をなすことにより効率化を図ったのである。
 札幌店では、当初から人員の効率的配置を前提として店作りをした。
 松坂屋の赤字店舗も、この大丸の経営管理方式の導入により、黒字に転換できるものと期待されている。

 大丸・松坂屋の統合のきっかけは、阪急・阪神の統合にある。
 大丸梅田店は、阪急・阪神の旗艦店が近接している。
 そして三越の梅田再進出、近鉄・そごう・高島屋の大増床という2011年問題への対応が迫られたのである。
 
 大丸の奥田会長は、「都市型の百貨店は100万以下の都市では成立しない」という見解を示していた。
 大丸は直営で10店舗の経営を行っているが、そのうち8店舗が関西に集中している。
 そして、別会社組織で大丸が運営しているのは、福岡・長崎・下関・鳥取・宇治・高知であり、100万都市なのは博多のみである。  
 東京店は立地条件はよいものの、規模が小さい。
 また、中部地方は手付かずの状態であった。
 このような事情から、大丸も松坂屋との統合が必要であったのである。

 利益率の向上に即効性があるのは、多くの店舗と広い売り場を確保することである。
 販売機会の高上により、取引先はメリットを得ることになる。
 したがって、増床・広範な店舗展開で、百貨店が有利に取引ができるようになる。
 それで、百貨店は、店舗展開や増床を競っているのである。
 
 松坂屋は、利益のほとんどが名古屋本店による、本店依存度の高い体質をもっている。
 静岡店が黒字のほかは、軒並み赤字店舗ばかりなのである。
 本店依存度が高いということは、改革への動機が弱く、地方店の改革は成功しなかった。
 この打開には、外部の力を必要としていた。

 また、創業1611年の最老舗のだけあり、その人間関係は複雑なものとなっていた。
 とりわけ、80年代末の17代目伊藤洋太郎と鈴木正雄との戦いは、松坂屋を大混乱に陥れた。
 また、公家体質の百貨店の中でも公家体質が濃く、秀和・村上といったところに買占めを許してしまっていた。
 
 さらに、JR名古屋駅の駅ビルには、当初、松坂屋が進出する予定であった。
 しかしながら、消費不況の深刻化から投資判断が慎重になり、94年に撤退を決定した。
 そして、その名古屋駅には高島屋が入ることとなった。
 この高島屋は初年度に600億円を売り上げ、その後も成長し、06年には957億円を売り上げるまでになった。
 近接する松坂屋本店が、松坂屋全体の利益を稼ぎだしている企業構造からは、大きな脅威である。
 
 また、競合ひしめく銀座での再開発に成功するためには大丸のノウハウが必要である。
 新たな旗艦店としての期待をかける銀座店での失敗は許されないのである。

142やおよろず:2007/08/29(水) 04:01:04
P54〜P61  大阪2011年問題

 2011年、大阪・梅田に三越が再進出する。
 また、既存各社が大規模な増床に動き、2011年には、売り場面積が1.5倍になる。
 大阪は、オーバーストアの状態を迎えることになる。

 【梅田】
 梅田には、大丸・阪急・阪神の旗艦店が集中している。
 そして三越が進出する。
 三越の進出場所は、JRの再開発案件である梅田駅北口であり、好立地である。 

 そして、各社がそれぞれ増床を図っている。
 長方形の形状だった大丸は、正方形に近い形の売り場になり、大丸得意の売り場マニュアルが導入しやすくなる。
 阪急は4割という大幅増床により、松坂屋本店に匹敵する現在水準で日本最大規模の店舗になる。
 しかしながら、近鉄が阪急以上の売り場拡大計画を実行するため、日本一にはならない。
 地域二番店の阪神が、この阪急と統合する。
 有力ブランドは、地域1番店・2番店を優先する。
 この圧迫が、大丸を松坂屋との統合に走らせた。
 また、阪神もビルの立替により増床を図る計画を持っている。

 大丸・三越・阪急・阪神で12万5千㎡もの売り場が新たに誕生する。
 これは、大型百貨店2つ分に相当する。
 しかし、梅田エリアは、競争激化の危機感よりも相乗効果による集客力向上への期待感の方が大きい。
 各店舗が特徴ある街づくりをすることにより、梅田地区から客が流出しないことになる。

 【心斎橋・難波】
 梅田エリアの大規模開発への危機感を、ミナミの関係者は強く抱いている。
 ミナミには、心斎橋そごう、大丸心斎橋店、難波の高島屋大阪店がある。
 
 このうち、大規模開発計画を持っているのは、高島屋だけである。
 「なんばパークス」は南海電鉄と高島屋が共同で再開発したものであり、07年4月に前面オープンした。
 高島屋大阪店との相乗効果を狙ったものである。
 そごうは、00年の破綻の際に、一旦閉店していた。
 しかしながら、大消費地の大阪に店舗がなければ再建計画が成り立たないとして、05年に再開業した。
 
 ミナミは、梅田に比べ、ターミナルの乗降客は少ない。
 また、個別の百貨店の集客力は劣る。
 しかし、地元の商店や専門店が発達している。
 そのため、専門店・モール・スーパー・一般商店など多様な小売業種を集積し、その中核施設として百貨店があるという「町ぐるみ」での集客で、梅田に対抗しようとしている。

 【天王寺】
 天王寺は、梅田・ミナミに対して厳しい状況に置かれている。
 天王寺駅前には、近鉄百貨店阿倍野本店がある。
 奈良・生駒から近鉄線を利用する客は、天王寺ではなく、難波で降りる。
 そして、難波または、心斎橋・梅田へと流出する。
 大阪北部は梅田が吸収し、東南部は天王寺を通らない。
 梅田・難波・心斎橋の動きは、天王寺を激しく圧迫する。

 これに向け、近鉄阿倍野本店は、2011年に向け日本一の11万㎡を目指し大増床する。
 このエリアは、近鉄百貨店しかなく、他の地域のような相乗効果を期待することはできない。
 「日本一」は、有力ブランドを吸引する力になり、それにより他のエリアの百貨店との差別化を図ろうというのである。
 大阪の東の玄関口としての地位を確立することを期待している。

 梅田にしろ、ミナミにしろ、同じ売り場が別々の百貨店に誕生するというのでは、相乗効果は見込めない。
 天王寺の近鉄は1.5倍の床面積になるが、それを埋めるだけの魅力あるテナントを入れることができるかどうか。
 当面、大阪から目が離せない。

143やおよろず@百貨店地図が塗り変わる日:2007/08/29(水) 04:36:43
P61〜P74

 大阪における最大勢力は、阪急・阪神の統合勢力である。
 この統合は地域1番店と2番店の統合であり、3位の大丸への影響は大きい。
 大丸の売り上げは、単純計算で、統合勢力の4分の1になる。
 阪急1706億・阪神1109億円に対して、大丸は647億円の売り上げしかない。
 また、進出予定の三越の売り上げ予想は、500億円である。

 実質的には、阪急による阪神の吸収合併である。
 売り上げ・店舗体制に加え、資本関係でも阪急が優位である。
 妥協点を探りつつ相乗効果を出さなければならない大丸・松坂屋に比べて、統合成果を早期に出すことが可能になる。
 この阪神・阪急は、2014年に、現在の2割増し3500億円という目標を掲げている。
 両店の増床効果を加味すれば、4000億円を視野に入れているはずである。

 阪急は阪神株を高値で買い取ったために、有利子負債が2500億円も増加した。
 阪急の有利子負債残高は、1兆2300億円であり、利払いは年間で300億から400億と推定される。
 この金利負担は、純利益に匹敵するものである。
 これは、統合による相乗効果で解消するしかない。
 阪急と阪神とは、鉄道事業において競合性が薄く、コストカット効果は限定的である。

 阪急電鉄と阪急百貨店の資本関係は薄い。
 電鉄主導の阪神との統合に阪急百貨店の不満は大きい。
 独立自尊の阪急百貨店に、この不満がくすぶれば、阪神との融和が順調にはいかなくなる。

 互いの特色を生かしてすみわけを進めることで、統合による最善効果があらわれる。
 大阪の百貨店戦争の中で、この統合は大きなアドバンテージになる。
 阪急は、ファッション分野に強く、靴・宝飾品の売り上げは全国1位であり、利益率は3.7%と高い。

 阪神百貨店は、食品の売上率が38%と高い。
 通常、百貨店の売り上げは、食品3・衣料品4・その他3の割合である。
 また、阪神タイガースグッズは、強力な求心力となりうる。
 しかし、逆に言えば、阪神は衣料品に弱く、売り上げ構成割合は3割に満たない。
 したがって、売上高営業利益率は2.5%と低い。
 食品は、スーパーなどの小売店が競合相手であり、高い利益率を計上しづらい。
 
 面積あたり売上高は、阪急本店が伊勢丹本店に次ぐ全国1位なのに対して、阪神本店は阪急本店の7割程度にとどまる。  
 阪神は、食料品分野の強みを生かしたまま、阪急との統合により衣料品を強化したい考えである。
 阪急は、衣料品の高級化を進め、高級百貨店としてのイメージの強化を図る。
 この棲み分けが可能であれば、梅田地区で勝ちを収めることができる。

 阪急と阪神は企業イメージが全く違う。
 このイメージの相違を払拭するのは、不可能に近い。
 40代以上は百貨店のイメージが染み付いており、20代は関連性が薄く、30代はその中間にある。
 これは、消費の中心が百貨店だった時期を知る世代と、専門店やスーパーが台頭してきた時期の世代との違いであろう。

 資本的な統合はできても、店舗の持つイメージの統合は不可能で、そのため、統合効果は限定的になる。
 規模の拡大・財務体質の強化・経営の効率化はもたらされるものの、長期的な問題ははらんだままである。

144とはずがたり:2007/08/29(水) 10:23:33
伊勢丹+三越,大丸+松坂屋,イトーヨーカドー+西武+そごうと再編真っ盛りで面白いですねぇ〜。
ちょいと前の(現在でも続いている可能性あるが)家電量販店再編も大再編だったけどちゃんとウオッチが追いついて行けなかって残念。。

>>143
> 阪急は阪神株を高値で買い取ったために、有利子負債が2500億円も増加した。
> 阪急の有利子負債残高は、1兆2300億円であり、利払いは年間で300億から400億と推定される。
> この金利負担は、純利益に匹敵するものである。
> これは、統合による相乗効果で解消するしかない。
> 阪急と阪神とは、鉄道事業において競合性が薄く、コストカット効果は限定的である。
阪神側は到底承伏できるものではないでしょうし,近鉄にその体力は残ってないでしょうけど,阪神の内鉄道事業だけ西大阪線を通じて相互乗り入れする近鉄にうっぱらえばだいぶ違うであろう。
要は阪急は阪神の持つ西梅田が欲しかっただけであるし。
中之島新線の阪神方面への延伸が課題となる京阪が買って京阪神電鉄とするのも面白いと思う。中之島新線の梃子入れになる。将来的には山陽姫路⇔出町柳の特急の運行も視野にはいるしw

>>142
近鉄は自社百貨店の本拠地を天王寺(阿部野橋)と定めたようである。
天王寺は阪和線沿線・関西本線沿線から集客できるが自社線からの集客は南大阪線沿線のみ。ちょいと弱いのではないか?と心配。

145名無しさん:2007/08/29(水) 21:22:36
>>140
銀座三越がないけどなんでだろ・・・

146とはずがたり:2007/08/30(木) 23:27:51
おし,中川女のお膝元で漫然と自民党を支持する零細商業者を潰滅させようヽ(´ー`)/

東広島にイオンSCを開業
'07/8/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200708300021.html

 イオングループのマックスバリュ西日本は9月6日、東広島市高屋町にイオン高屋ショッピングセンター(SC)を開業する。食品スーパーのマックスバリュを核店舗に、計21店が10月上旬にかけて順次オープンする。SCは住宅団地の東広島ニュータウン入り口に建設。6日には、マックスバリュ高屋店をはじめ、飲食店など計7店がオープン。書店やベビー服、ドラッグストア、ホームセンターなども順次開店する。

148とはずがたり:2007/09/20(木) 16:17:00
この辺は渡辺喜美の地盤だが地元商店街を破壊してゼンセン同盟に力を付けて貰わないとねw

イオン那須塩原SC 来年7月開店
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&amp;d=20070920&amp;n=6

 那須塩原市上中野に大手総合スーパー「イオン」(千葉市)が計画している「イオン那須塩原ショッピングセンター」(仮称)の地元向け概要説明会が十九日、黒磯商工会で開かれた。同社は同ショッピングセンターについて、来年七月末にオープンを目指していることを明らかにした。

 計画によると、同ショッピングセンターは敷地面積(開発面積)九万七百平方メートル、店舗面積は一万八千平方メートル。駐車場は約千百台分を確保する。ただ現在、同社は大規模小売店舗立地法などの申請準備を進めている段階のため、規模は確定していないという。

 業態は、さくら市や真岡市などと同じ「スーパーセンター」で、平屋建てのワンフロアに食品スーパーや衣料、日用品店などのほか、約三十の専門店が出店し、二十四時間営業の予定。年間売り上げ目標は約四十億円。

 十一月中に着工、来年七月のオープンを目指している。同社が那須町に出店している「マックスバリュ那須店」は商圏が近いが、営業は継続するという。

 同市内では、東那須産業団地にリゾート型アウトレットモール「那須ガーデンアウトレット」(仮称)が来年七月のオープンを予定しているなど、大型店の出店計画が相次いでいる。

 この日の説明会は、同商工会の要請で開かれ、同市内や県北地区の商工業者ら約百二十人が出席。同商工会の渡辺克久会長は「地元からは建設反対や規模縮小を求める声もあるが、現在の法律ではやむを得ない面もある。できるからには地域と一体となり活性化につながる形となるようお願いしたい」と話していた。

149やおよろず:2007/09/21(金) 05:04:09
>>148
とっくに破壊されているでしょう

150とはずがたり:2007/09/22(土) 10:50:58
>>149
どの程度破壊されてるのか今度の総選挙が楽しみであります。

それにしても地方都市の中心市街地・中心商店街の疲弊は見てて気の毒なぐらい。どこも深刻な様子。
其れで居て中心地と云うことで結構高い地価を払っていたりするから気の毒。
でも商売人の大将も中心市街地で儲けていた過去の栄光を捨てられずに何時までも名家気分で威張ってる人も居るみたいだし,その辺の意識改革が必要かも。自分の生活も商売の形態も変えずに大資本のせいで客が来なくなると怒っている印象がする。(悪いのはw)店を選んでいる客なのに。

合併ってのはダイヤモンドシティを吸収合併したことを指すのかな?

イオンモール、合併後初のSCを羽生に出店へ
建設が急ピッチで進むSC
http://www.nissenmedia.com/today/index.php?no=13703

 イオンモールは11月2日、埼玉県羽生市に合併後初となるショッピングセンター(SC)の「イオンモール羽生」を開業する。同SCは敷地面積23万2806平方㍍で、商業施設面積はイオングループでも最大規模の8万8208平方㍍の地上3階建て。
 核店舗を「ジャスコ羽生店」とし、準核店舗には9つのスクリーンがあるシネマコンプレックスの「ワーナー・マイカル・シネマズ」や家電専門店の「上信電機」などの大型専門店が出店。約285㍍のモールには、埼玉県内初出店の57店舗や、イオンモール初出店の35店舗を含む204店舗の専門店を集積した。
 商圏は半径20キロで60万人を想定しており、年間の来場者数を1500万人程度と見込んでいる。
(9/21 14:25)

151とはずがたり:2007/09/22(土) 23:02:58
ヤマダ電機:提携目指しベスト株買い増しへ ビックに対抗
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070923k0000m020067000c.html

 家電量販店最大手のヤマダ電機は22日、同7位のベスト電器との提携を目指し、同社株の保有比率を現在の6%超から20%程度に高める方針を明らかにした。ベストは20日、同5位のビックカメラとの資本・業務提携を発表したが、ヤマダは大株主の立場で方針変更を迫る考えで、ベストをめぐるヤマダとビックの争奪戦に発展する可能性が出てきた。

 ヤマダはベストの株価動向を見ながら市場で買い増すが、市場に流通している株は多くないといい、20%の取得が当面のめどになる。20%まで買い増せば、保有株ベースで9.33%を取得する予定のビックを抜き、ベストの筆頭株主になる。

 ベストとの提携についてヤマダは4年前から提案していたが、ベストは「独立独歩で行く」と回答し、実現しなかった。しかし、ベストがビックとの提携を発表したことから、再度協議入りを働きかけることにした。

 ヤマダはベストとの提携で商品の調達コスト削減のほか、物流網の効率化なども図りたい意向。ベストは九州地方のシェアが高く、海外展開もしているため「補完関係にある」としている。ヤマダはベスト株を買い進め、9月14日現在で6.47%を保有しているが、これまでは「純投資が目的」と説明していた。

 ベストは「ビックカメラとの提携が企業価値向上につながる」と、ヤマダとの提携の可能性を否定。「議決権ベースで20%以上の株式買い付けに対しては買収防衛策を導入しており、ヤマダ側に買収の意図があれば(防衛策の)手続きをとる」と話している。【宮島寛、桐山友一】

毎日新聞 2007年9月22日 20時34分 (最終更新時間 9月22日 21時00分)

152やおよろず:2007/09/23(日) 00:26:44
>>150
悪徳公務員=自治労=民主党レベルの話では?

153とはずがたり:2007/09/23(日) 12:35:11
>>152
なるほど。確かに似たようなレベルの話しかもしれませんね。。

154やおよろず:2007/09/25(火) 06:38:09
ビックカメラがベスト電器と提携、ヤマダ電機に対抗か
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070920i114.htm

 家電量販店5位のビックカメラは20日、7位のベスト電器と資本・業務提携を結び、ベスト電器の発行済み株式の9・33%を取得し、筆頭株主になると発表した。

 ベストが10月5日に実施する56億円の第三者割当増資を引き受ける。都心部の駅前に大型店を構えるビックと、九州では業界トップのベストは店舗が補完関係にあることから、相乗効果が見込めると判断した。両社の売上高合計は、2位のエディオンを上回る。

 ベスト電器を巡っては、業界首位のヤマダ電機がベスト電器との合意がないまま、株式を6・47%まで買い集め、第2位の株主に浮上している。このため、業界内では、ヤマダへの対抗策との見方も出ている。

 両社は今後、業務提携推進委員会を発足させ、オリジナル商品の共同開発や、商品の修理センターの相互利用などの業務提携について検討する。ベストの深沢政和専務は「今回の提携とヤマダの株式取得とは関係がない」と述べた。

 一方、ビックは今年2月に業界2位のエディオンと資本・業務提携を結び、3%の株式を相互に持ち合い、商品の共同開発や役員の相互派遣などを進めている。ただ、当初は視野に入れていた経営統合については白紙に戻っている。

(2007年9月20日23時44分 読売新聞)

155とはずがたり:2007/09/25(火) 23:08:00
>>154

ヤマダ電機:提携目指しベスト株買い増しへ ビックに対抗
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070923k0000m020067000c.html

 家電量販店最大手のヤマダ電機は22日、同7位のベスト電器との提携を目指し、同社株の保有比率を現在の6%超から20%程度に高める方針を明らかにした。ベストは20日、同5位のビックカメラとの資本・業務提携を発表したが、ヤマダは大株主の立場で方針変更を迫る考えで、ベストをめぐるヤマダとビックの争奪戦に発展する可能性が出てきた。

 ヤマダはベストの株価動向を見ながら市場で買い増すが、市場に流通している株は多くないといい、20%の取得が当面のめどになる。20%まで買い増せば、保有株ベースで9.33%を取得する予定のビックを抜き、ベストの筆頭株主になる。

 ベストとの提携についてヤマダは4年前から提案していたが、ベストは「独立独歩で行く」と回答し、実現しなかった。しかし、ベストがビックとの提携を発表したことから、再度協議入りを働きかけることにした。

 ヤマダはベストとの提携で商品の調達コスト削減のほか、物流網の効率化なども図りたい意向。ベストは九州地方のシェアが高く、海外展開もしているため「補完関係にある」としている。ヤマダはベスト株を買い進め、9月14日現在で6.47%を保有しているが、これまでは「純投資が目的」と説明していた。

 ベストは「ビックカメラとの提携が企業価値向上につながる」と、ヤマダとの提携の可能性を否定。「議決権ベースで20%以上の株式買い付けに対しては買収防衛策を導入しており、ヤマダ側に買収の意図があれば(防衛策の)手続きをとる」と話している。【宮島寛、桐山友一】

毎日新聞 2007年9月22日 20時34分 (最終更新時間 9月22日 21時00分)

156やおよろず:2007/09/26(水) 06:51:26
ヤマダ電機、キムラヤセレクトを買収
2007年09月25日
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/070925/12588.html

 ヤマダ電機は25日、キムラヤセレクトの株式を取得し、子会社化すると発表した。9月26日付けで発行済み株式の94.25%にあたる7万3,433株を取得する。

 ヤマダ電機では、新橋エリアを中心に東京圏駅前で店舗展開するキムラヤセレクトとのメリットを活かし、グループとしてのトータルサービスソリューションの実現を図るとしている。当面は、キムラヤセレクトの会社名・役員・従業員等に変更はないとし、キムラヤセレクトの豊富な品揃えを活かしつつ家電部門を強化していく方針。

157やおよろず:2007/09/30(日) 12:20:06
ベスト電器株:ストップ高水準
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kinyu/news/20070925dde007020059000c.html

 家電量販店最大手のヤマダ電機がベスト電器の株式を買い増す方針を明らかにしたことを受け、25日の東京株式市場でベスト電器株に買い注文が殺到し、ストップ高水準である前週末終値比100円高の819円まで気配値を切り上げて、午前の取引を終えた。ヤマダ電機株も一時、同390円高の1万470円まで上昇した。【坂井隆之】

毎日新聞 2007年9月25日 東京夕刊

158荷主研究者:2007/10/15(月) 02:49:38

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070822301.htm
2007年8月22日03時09分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎残り7年、「すみ分け」か「息切れ」か 金沢駅周辺、中心部 新幹線開業前のホテル戦争

 金沢駅周辺や金沢市中心部でホテル戦争が激しさを増している。全国チェーンのビジネスホテルの開業や、新たな建設計画も浮上し、既存の都市型ホテルは改装で宿泊客確保に臨む構えだ。各ホテルが当て込む北陸新幹線の金沢開業は七年後。既存業者はプランや設備で“すみ分け”に頭をひねる一方、「すでに淘汰(とうた)の時代に入った」と新幹線開業前の“息切れ”を懸念する声も出始めている。

 「当分は厳しい状況が続くかもしれない」。

 金沢エクセルホテル東急の担当者は相次ぐビジネスホテルの出店に焦りを隠さない。エクセルホテルの近くでは、十月十日の開業を控える「東横イン金沢香林坊新館」の建設が進む。

 東横インではオープンから一カ月間、ネット予約限定でシングル一泊三千九百五十円の特価プランを打ち出しており、「業態や客層が異なるとはいえ、気が抜けない状態」(エクセルホテル担当者)という。

 能登半島地震以降、エクセルホテルの稼働率は平均70%と、前年同期比で約10%落ち込んでいる。東横インの開業は、さらなる逆風となりかねない。同ホテルは宿泊客の確保に向け、今秋にも就航が見込まれる小松―台湾の定期便化を前に、現地旅行代理店への営業活動の回数を増やすなど、強みである台湾人観光客の誘客強化で、巻き返しを図る。

 都心部以上に激戦なのは、金沢駅周辺である。一昨年から、県外資本によるビジネスホテル五軒が次々と開業した。駅周辺だけで一挙に千二百室以上が増えたことになる。

 その一つが今年六月に駅西口に開業したばかりのビジネスホテル「ヴィアイン金沢」。運営するジェイアール西日本デイリーサービスネット(大阪市)は、金沢は北陸新幹線の開通により、北陸の経済・産業の玄関口として今後ますます事業所などが集積し、出張需要も高まるとみている。

 ただ、開業までまだ七年あるにもかかわらず、膨張した客室数に「すでに供給過剰」(ビジネスホテル関係者)という声が漏れているのも事実だ。

 戦々恐々かと思われる都市型ホテルだが、関係者の多くは、ビジネスホテルの建設ラッシュは、業態などの違いから影響は小さいと努めて冷静に構えている。

 かえって、駅周辺にホテルが増えれば、相乗効果となって駅周辺の集客力が増すとの見方もあるようだ。

 ホテル日航金沢の担当者は「決して歓迎するわけではないが、駅周辺のホテルの需要喚起につながればいい」と余裕を見せる。同ホテルの総収入のうち、宿泊が占めるのは四分の一程度。ビジネスホテルにはできない大規模な会議や式典などで利用者が増えれば、売り上げに大きな影響は出ないとの考えだ。

 また、同ホテルでも北陸新幹線開業を前に、来年三月から順次、全客室や婚礼会場の改修に乗り出す。客室は金箔(きんぱく)や漆の黒色をイメージした壁紙、インテリアなど、金沢らしい落ち着いた色合いで室内を統一する。今年度中には施設内のどこでも携帯電話がつながるようにアンテナ設置を進め、全室でインターネット環境を整えるなど、ビジネス客への対応にも抜かりはない。

 金沢全日空ホテルの担当者も「客自身がホテルを使い分けているので、直接的な影響はない」と冷静だ。同ホテルは十一月から「ANAクラウンプラザホテル金沢」と名称を変更。海外では圧倒的な知名度を誇る「クラウンプラザホテルズ&リゾーツ」のブランド力を生かし、近年増加している欧米人客やワンランク上の高級志向の旅行客を囲い込み、ビジネスホテルとの違いを強調する。

 ただ、「すみ分け」に自信を示す駅前の都市型ホテルにしても、来春には金沢最大の宴会場を備えたホテルイン金沢の新装開業を控え、うかうかできない。武蔵町では〇九年一月オープンを予定し、三井不動産(東京)が、ビジネス、旅行者双方を狙った新型ホテル計画を明らかにしている。新幹線開業を見越し、大手不動産や外資系も金沢進出を虎視たんたんと狙っているとのうわさも絶えない。

 ホテル業界関係者の中では、似た業態のホテル同士がつぶし合い、防御態勢のままならない老舗や中小規模のビジネスホテルが今後、苦境に立たされるとの見方は根強い。実際、大型ビジネスホテルの出店攻勢のあおりを受け、昨年だけでも二軒のビジネスホテルが廃業に追い込まれている。

 「2014年」までに金沢のホテル業界は「すみ分け」が進み、共存共栄体制をつくるのか、それとも激しい顧客争奪戦で、淘汰の波が襲うのか。新幹線開業までに金沢の「ホテル地図」が大きく塗り変わる可能性もなくはない。

159荷主研究者:2007/10/15(月) 02:55:21

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20070817/20070817_002.shtml
2007年08月17日01時03分 西日本新聞
山形屋増床計画 区画整理事業を認可 鹿児島市 「通路協定」に調印

 鹿児島市は16日、増床計画を進める同市の山形屋(岩元修士社長)が申請していた土地区画整理事業の施行を認可。同日、森博幸市長が岩元社長に施行認可通知書を手渡した。両者は同日、増床計画に伴う土地交換で、山形屋の所有となる市道部分の管理協定に調印した。

 森市長は「ぜひこの事業を成功させ、鹿児島の発展に協力を」と話し、岩元社長は「中心商店街活性化のさきがけとなるよう、天文館の核としての店づくりを進めたい」と述べた。

 同事業の施行地区面積は約1.2ヘクタール。山形屋2号館や、現在事務所や荷さばき場などが入る同3号館を増床、増築。全体の売り場面積を現行の約3万平方メートルから約5万平方メートルにする。2号館と3号館は、3階以上と地階で一体化。約500平方メートルのイベント広場も整備。同市で相次ぐ、郊外型大型店進出に対抗、天文館地区の活性化に役立てる核店舗を目指す。九州新幹線鹿児島ルートが全線開業する2011年春の全面オープン予定。

 両館に挟まれる市道(97メートル)は同社所有となるが、管理協定により市民が24時間、通行できる通路となる。

=2007/08/17付 西日本新聞朝刊=

160荷主研究者:2007/10/15(月) 03:02:04

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2007/08/20070830t12022.htm
2007年08月30日木曜日 河北新報
仙台・141ビル、三越に賃貸へ 売上高減少で方針

三越仙台店(左側)に売り場を一括賃貸することを決めた141=仙台市青葉区一番町4丁目

 仙台市青葉区でファッションビル141(地上6階、地下2階)を営む一・四・一(仙台市、小関忠夫社長)は地下2階―地上4階の6フロアと6階の一部を、隣の三越仙台店に一括して賃貸する方針を固めた。入居中のテナント86店に立ち退きを求め、2008年6月までに三越と賃貸借契約を結ぶ。三越仙台店は売り場面積が東北の百貨店で最大となる。5―6階の市施設のエル・パーク仙台はそのまま運営される。

 141は再開発ビルの成功例として知られているが、売上高が減少し、単独経営が難しいと判断した。三越は伊勢丹と08年4月に経営統合することが決まり、新売り場に伊勢丹が出店する可能性もある。

 賃貸されるフロアの延べ床面積は計1万6000平方メートル。三越仙台店は総売り場面積が3万5400平方メートルとなり、東北でトップの藤崎の3万500平方メートルを抜く。

 賃料は明らかにされていないが、現在、一・四・一が各テナントから得ている賃料の総計を下回る見通し。

 テナントの86店は婦人服、貴金属、飲食店など。一・四・一は今月、賃貸借契約解除の意思を文書で通知し、個別交渉を始めた。テナント側が受け入れるかどうかは現時点では分からないという。

 141は1991年には売上高が145億1900万円に上ったが、消費低迷と競争激化で、販売が伸び悩み、06年にはピーク時の6割の89億5900万円に落ち込んだ。

 一・四・一は「設立趣旨の『街づくりへの貢献』を保つには、単独経営より三越に賃貸した方がいいと判断した」としている。

 三越仙台店の三須尚紀店長は「賃貸借契約を結んでいない段階なのでコメントできない。一・四・一とは今後も連携を強める」と話した。

[141]所在地は青葉区一番町4丁目。1987年、再開発ビルとしてオープンした。敷地面積4450平方メートル。もともとは商店や旅館、ガソリンスタンド、住宅が混在して建ち、地権者と借地権者、出資者の仙台市、三井不動産の計25者が組合を設立して建設した。市は5階全部と6階の一部を区分所有し、エル・パーク仙台のほか、市消費生活センターを運営している。1階の路面店6店も区分所有し、残りを一・四・一が一括して借り上げ、ショッピングセンターとして営んでいる。

161荷主研究者:2007/10/15(月) 03:02:37
>>160

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2007/08/20070830t12015.htm
2007年08月30日木曜日 河北新報
百貨店大競争幕開け 141賃貸、相次ぐ参入に危機感

141(左)と三越仙台店をつなぐ連絡通路。三越への一括賃貸で、両者の結び付きは強まる=仙台市青葉区一番町4丁目

 仙台市のファッションビル141が店舗フロアを、隣の三越仙台店に一括賃貸することが明らかになった。再開発ビルの「優等生」と言われた同ビルも、消費低迷の長期化と競争激化に耐えかね、単独経営の旗を降ろす。賃貸フロアには、三越との統合が決まった伊勢丹が出店するともささやかれ、「さらなる大競争の幕開け」(流通関係者)を予感させる。

 141は仙台では再開発ビルの先例。地権者のつくる組合から権利床をまとめて借り上げ、テナントに再賃貸する運営が当たり、再開発ビルのモデルケースとして注目を集めた。運営主体の一・四・一はテナントからの賃料収入だけでなく、販売促進や広告などの営業も手掛け、単独経営の道を歩んだ。

 しかし、仙台地区の百貨店売上高は1996年の1445億をピークに減少傾向が続き、2006年には1020億円に下落。歩調を合わせるように141の売上高も落ち込み、単独経営からの撤退に追い込まれた。

 流通関係者は「集客力を誇るテナントの誘致も順調でなかったのではないか。将来の展望が見いだせず、一括賃貸に踏み切ったのだろう」とみる。

 三越仙台店は141の地権者の一人で、これまでも141の地下1階の食品売り場を賃借するなど、関係が深い。「賃貸先としては優良な相手」(関係者)と言われる。

 統合のパートナーの伊勢丹は若者層に強く、141も若者を主なターゲットにしている。イメージが似通い、伊勢丹進出説の根拠の一つになっている。

 仙台市のコンサルタントの1人は「伊勢丹が出店すれば、年配層に強い三越と若者に受ける伊勢丹の統合効果が日本で最初に出る可能性が高い」と話す。仙台市では08年、JR仙台駅前に仙台駅ビル「エスパルⅡ」、パルコが相次いで開業し、中心部での大型商業施設の競争が激しさを増す。

 売り上げ低迷が続く中での競争激化に、地元百貨店の藤崎は「本格的な大競争時代が到来する。パイを奪い合えば、淘汰(とうた)される所も出てくる」と危機感を募らせる。

162とはずがたり:2007/10/24(水) 19:50:19
どうしても巧く経営が行かないから100%子会社化か?無理矢理ウォルマート手法を押しつけて組織がガタガタになってる印象だが。。高い買い物になりそうな気がするのだが。

西友へのTOB開始
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20071023mh09.htm

 米ウォルマート・ストアーズは23日、傘下の大手スーパー、西友に対する株式公開買い付け(TOB)を開始した。TOB期間は12月4日までの30営業日。西友株を100%取得し、完全子会社とすることを目指す。買い付け価格は1株140円で、西友株の過去3か月の終値の平均に34・6%を上乗せした。
(2007年10月23日 読売新聞)

164荷主研究者:2007/11/05(月) 23:32:27

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=1758
新潟日報 2007年9月4日
ビックカメラが新潟駅南進出へ

 ビックカメラ(東京)は3日、JR東日本がJR新潟駅南口に新たに建設する「新潟駅南口ビル(仮称)」のキーテナントとして出店すると、発表した。ビックカメラは本県を含め、日本海側初進出で、オープンは2009年2月を予定している。
 同ビルは同駅とプラーカ1の間に建設予定。地上八階建てで、延べ床面積は約3万9000平方メートル。1−3階が延べ床面積約1万5000平方メートルの商業施設で、4−8階と屋上が約800台分の駐車場となる。今年11月に着工する。
 ビックカメラは、同ビルの1、2階のすべてと、3階の大半の合計約1万600平方メートルを店舗として活用、駅東側連絡通路と直結する。「売り場の構成は今後詰める」(同社広報・IR部)としている。
 また、出店にあたり従業員の地元雇用も計画しているが、人数などは決まっていない。
 同部は「新潟市の将来性、成長性を見込んで出店を決めた。店舗は、当社としても大きい部類に入ると思う」としている。
 同社は客の利便性を考慮して、都市部の駅前の出店を原則としている。本県でも同駅内に店舗を構えるヨドバシカメラと集客合戦が予想されるが、「一緒に新潟を盛り上げていきたい」と話している。

165とはずがたり:2007/11/08(木) 17:05:33
ベスト電器株の4割取得も ヤマダ社長が意向表明
http://kumanichi.com/news/kyodo/index.cfm?id=20071101000395&amp;cid=economy

 家電量販店最大手ヤマダ電機の山田昇社長は1日、同業のベスト電器の株式を友好的な買収で40%以上取得したいとの意向を明らかにした。ビックカメラと提携したベストに対して、ヤマダと手を結ぶよう、長期的に働き掛けていく考え。

 山田社長は「40%取得をベストに打診した。取得の対価である約250億円が入れば、ベストの業績は飛躍する」と話した。

 ビックがベスト株の9%あまりを取得しているため、山田社長は「ビックの賛同も得ることが前提だ」と指摘した。敵対的な手法は取らないとしている。

 家電業界では、40%以上の資本関係がある会社は家電メーカーに対する共同仕入れ者とみなされ、価格交渉力が増すルールがあるという。

 ヤマダはベスト株の7%あまりを既に保有。ベストは、ヤマダよりビックを選ぶ形で9月に提携を結んだ。

166とはずがたり:2007/11/09(金) 20:44:07
伊勢丹、群抜く利益率…“重荷”三越の再生カギ…中間決算
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200711090009a.nwc
FujiSankei Business i. 2007/11/9  TrackBack( 0 )

百貨店4強の利益率

三越伊勢丹HD 2.4(4)
__三越  0.9⑥
__伊勢丹 3.8①
J・フロントリテイリング 2.9(1)
__大丸  3.4②
__松坂屋HD 1.7⑤
高島屋 3.2③(1)
ミレニアムリテイリング 2.6④(3)
__そごう
__西武百貨店

 大手百貨店の伊勢丹が8日発表した2007年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比0・4%増の3703億円、本業のもうけを示す営業利益は7・6%増の143億円といずれも過去最高だった。売上高に対する営業利益率は3・8%と大手百貨店ではトップに立ち、改めて“独り勝ち”の強さをみせつけた。

 もっとも、来春に経営統合する利益率0・9%の三越と単純合算すると2・4%に低下。売上高1兆円クラブの4強のなかで最下位に転落する。早期に統合効果を実現し、三越の収益力を回復させることが最大の課題であることも改めて浮き彫りになった。

 昨年売却したバーニーズジャパンの業績が反映されなくなるなどの減収要因があったが、伊勢丹単体は4期連続の増収増益となり、業績を押し上げた。また、中国やシンガポールなどの海外店舗も約65億円の増収となり、他社が天候不順やショッピングセンター(SC)など他業態との競争に苦しむなか、営業力の強さを発揮した。

 伊勢丹の好業績を支えているのが、ファッション商品の調達力と提案力だ。統合相手の三越の石塚邦雄社長は「われわれが遅れているというのではなく、伊勢丹がどの百貨店より進んでいる」とうらやむ。

 商品別売上高でみると、婦人服は季節要因で他の百貨店同様に前年割れとなったが、バッグや靴などの雑貨が12・7%増、紳士服も5・3%増と前年をクリアした。

 ブランドのしきりを取り払って独自で商品展開する新宿本店のバッグ・靴売り場は、改装から1年以上過ぎても、人気が途切れないという。また、都内百貨店の紳士服売り上げの約3割を占めるメンズ館も好調を持続している。

 ただ、課題もある。営業赤字が続く小倉伊勢丹(福岡県北九州市)やSCとの競合で売上高2%減と苦戦する松戸店(千葉県松戸市)など地方店ではブランド力を発揮できていない。橋本幹雄副社長も「(小倉伊勢丹が)来期から黒字になるかといわれると難しい」と認める。

 業界には「伊勢丹でも地方店再生のノウハウはない」との声も出ており、全国規模で店舗展開する三越との統合に影を落とすことになりそうだ。

 橋本副社長は統合準備について、「順調に推移している」と話したが、三越が重荷となる懸念をぬぐえないのが実情だ。

167とはずがたり:2007/11/11(日) 16:06:03
地方経済は久留米レベルでも落ち込んでいてなかなかに深刻なようにも思えるし,福岡中心部と郊外に便利で安くて気持ちよくショッピングが出来る環境が整って当然の帰結の様な気もする。

実際中心市街地の商店としての資産価値は大してないのであるから引き下げるのも当然であるし,一方で先祖から継承した大事な店などと云ってるようでは未来はないな。

「休日」が「平日」下回る 通行量逆転 空き店舗率悪化 久留米市中心市街地商店街
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20071111/20071111_011.shtml

 久留米市中心市街地の空き店舗率が悪化し続けている。9、10月の同市などの調査では、過去10年間でワーストの23.2%に増加。1998年と比べると、空き店舗率は約3倍になった。シャッターが閉まっていく事情や対策の動きを追った。 (久留米総局・坂田恵紀)

 「潮目が変わった」と関係者が声をそろえる数字がある。

 久留米商工会議所が毎年7月下旬、平日(金曜)と休日(日曜)に実施している市中心商店街の通行量調査(8時間)の数字だ。昨年初めて休日の通行量が平日を下回った。

 商店街は通常、「売り上げの7割は休日」とされ、買い物客が多い休日がにぎわう。通行量の逆転は「買い物客が減っているということ」(同会議所指導課)の表れだ。

 昨年の調査結果が出て以降、チェーン店の複数店舗が撤退した。閉店した衣料品店の開発責任者は理由を「通行量が逆転し、商店街として機能していないと判断した」と話していたという。

   ■    ■

 しかし、シャッターを再び開けて空き店舗を解消するための行政支援について、久留米市は直接の公金投入に慎重だ。

 市は空き店舗に入居する場合の補助(条件付き)や周辺でのイベント開催を行ってはいるが「民業への公金を使った支援としては、これ以上難しい」(市商工労働部)と話す。市議会内もほぼ同様の理由で「商店街関連への公金投入は市民の理解を得られにくい」との声が根強い。

 その批判をかわすため、市側は空き店舗オーナーらにイベントへの参加、賃貸料の値下げ、空き店舗の短期賃貸など活性化に取り組む姿勢を見せるように促してきた。だが「ほとんどのオーナーらの反応は鈍い」(別の市幹部)。「固定資産税を下げるのが先だ」と主張する声もあるという。

 空き店舗オーナーの1人は各種街づくり団体の活動に顔を出しているが「協力と言われても、祖先からもらった大事な店舗。しっかりした保証もないのに短期や安い家賃では貸せない」と本音を漏らす。

   ■    ■

 再びシャッターが開く街にする方策は残されているとの声もある。

 全国各地で商店街活性化策に携わる中村智彦・神戸国際大教授(地域経済論)は、商店の撤退→マンション建設(家族向け)→定住人口の増加→商店の増加(復活)‐との流れを説く。「立地条件からも久留米市の商店街周辺でマンション建設が進む可能性は高い」とみる。同市も都心部居住人口の増加を商店街活性化策の柱の1つに置く。

 ただ、中村教授は「いろいろ支援をやったとしても、商店街の主役たる商店主たちの自覚と行動力がないと無理」とも言い切る。

 現在の公金投入も含めた商店街支援策が「根本的な解決にはならない」(毛利彰助・同市中心市街地活性化推進担当次長)と分かっていながらも続けるのは「都心部の力が付くまで現状を何とかつなぎ留める必要がある」ためだ。

 ただ、その期間がどのくらい要するのかは不明。「公金投入を続けるなら、商店街の在り方そのものを論議すべきではないか」との意見も議会や商議所、市側から聞かれるが、「様子をみよう」と先送りする声にかき消されているのが現状だ。

=2007/11/11付 西日本新聞朝刊=
2007年11月11日00時40分

168とはずがたり:2007/11/15(木) 15:31:14
>>9>>51>>66>>71>>163
>>89>>124>>130>>137-144>>160-161>>166
早くもリンク切れしてるからキャッシュですけど。

伊勢丹と三越、競合店舗を一体運営−統合に向け新潟で実験
http://72.14.235.104/search?q=cache:J0xE-pwFwr0J:www.nikkan.co.jp/news/nkx0420071113036ceai.html

 伊勢丹は08年4月に経営統合する三越の店舗と競合している地区の対策として、新潟で両社の店舗を一体的に運営する実験を始める方針だ。両社の店舗は現在、東京・新宿、札幌、福岡、新潟で競合している。
 伊勢丹によれば、新潟は両社とも100%子会社が運営している。そのため両子会社がそれぞれ運営している現体制を改め、店舗運営を事実上、一元化するとしている。新潟市内にある両社の店舗は信濃川を挟んで2キロメートル程度の至近距離。イベントの共同企画や物流をはじめとする後方業務を一体化する方針。
 1、2年程度かけてノウハウを蓄積し、札幌や福岡でも同じ運営形態を導入するとしている。ただ、東京・新宿については、伊勢丹が進める同地区の再開発計画の中で三越新宿店の位置づけを考えていきたいという。
(更新日 2007年11月13日)

171とはずがたり:2007/11/19(月) 16:41:25
>>170

CFSの統合計画 イオン「白紙撤回を」
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071117-OYT8T00071.htm

 イオンは16日、筆頭株主として出資するドラッグストア大手CFSコーポレーション(静岡県三島市)の調剤薬局最大手アインファーマシーズ(札幌市)との統合計画に反対し、CFSの企業価値を高めるための経営計画案を発表した。

 アインとの統合を撤回し、イオングループのドラッグストアと食品スーパーの2社と業務提携するのが柱で、イオングループで共同仕入れや出店・改装を進め、収益力強化に取り組むことを提案した。

 記者会見したイオンの豊島正明専務は「統合しても相乗効果は得られず、白紙に戻してもらいたい」と述べた。ドラッグストアと食品スーパーを運営するCFSと、病院前に調剤薬局を構えるアインは事業構造が異なり、経営統合の利点がないと説明している。これに対し、CFSは「提案内容を真摯(しんし)に検討したい」(経営企画室)と話している。

 CFSとアインは6日、持ち株会社を設立して経営統合する契約を結び、1月下旬にそれぞれの臨時株主総会で承認を受ける予定となっている。イオンにとっては、CFSをグループ内にとどめることで、今後も成長を見込めるドラッグストア事業を拡大させ、事業基盤の強化を図る狙いもあると見られる。
(2007年11月17日 読売新聞)

172とはずがたり:2007/11/22(木) 13:19:17

頑張れイオン。

大型SC郊外立地で(山梨)県が抑制の方針
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000711220004
2007年11月22日

 県は、郊外への大型ショッピングセンター(SC)の出店計画が相次いでいることから、出店について県による事前の審査を強化する指針「大規模集客施設の立地に関する方針」を策定した。21日、発表した。今月30日から施行する。

 指針では、床面積1万平方メートル以上のSCや飲食店など「大規模集客施設」に対して、都市計画法や大店立地法などに基づく法定の届け出をする、その3カ月前までに、別途、県側に計画内容を届け出ることを求める。

 県は、周辺市町村や地域住民にその計画を示して意見を求め、必要があれば規模の縮小など計画の変更を事業者側に求める。

 また、床面積1万平方メートル以上で店舗面積が5千平方メートル以上のSCに対しては、商工団体への加入や、地元業者のテナントへの入居、災害時の避難場所提供など、地域貢献の活動を求める。指針なので、いずれも違反した場合の罰則は設けていない。

 大型SCの出店をめぐっては、昭和町の常永地区で計画中のイオン系の大型SCの売り場面積をめぐり、削減を求める県が町や地権者、事業者側と交渉を続けている。横内正明知事は21日の定例会見で「昭和町のSCを狙い撃ちしたものではない」としたうえで、「(県の意見を反映させるため)もっと早い段階で計画をオープンにしてもらいたかった、との反省を踏まえた」と述べた。

173荷主研究者:2007/11/25(日) 02:48:27

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070914/20070914_018.shtml
2007年09月14日16時35分 西日本新聞
高級感売りの福岡市天神・ファッションビル 開業1年 ヴィオロ苦戦
「敷居高い」の声 集客、予想下回る 「人通り増えた」と評価も

開業2年目を迎える「ヴィオロ」。集客力アップが課題だ
 福岡市・天神のファッションビル「VIORO(ヴィオロ)」が、15日で開業1年を迎える。25‐30代の女性を主要ターゲットに、最先端ファッションのショップを集め、1等地に鳴り物入りでデビュー。しかし、1年目の売上高は目標とした80億円に届かず、入店客数も予想を2‐3割下回る約260万人と苦戦が続く。認知度不足や、高級イメージが背景にあるようだが、巻き返しを図るため、新たな集客作戦も展開している。 (経済部・前田淳)

 「何回か来てるけど、買い物はしない。おしゃれだけど、ちょっと高い」。ヴィオロから出てきた北九州市小倉南区の女性会社員(24)は、そう言って別の店に向かった。

 同ビルを開発した東京建物(東京)の福居賢悟九州支店長は「感度の高いショップを集めたが、残念ながら値段と敷居が高いと思われている」と悔やむ。

 地場流通関係者は「ヴィオロの感覚は30代、価格は40代」と辛口だ。市場調査会社ジーコム(福岡市)の神崎依子マネジャーも「そもそも福岡には、ヴィオロのターゲットになる、所得の高い若年女性層が少ない」と分析する。

 知名度が低いのも悩みの種。東京建物は6月、天神を歩く25‐30代の女性2000人に調査を実施。ヴィオロを「知らない」「知っているが行ったことがない」と答えた人が計45%に達した。

 認知度アップや「高級」イメージの払拭(ふっしょく)のため、同社は5月から広報紙「ヴィオロマガジン」を3回発行。店頭のほか、駅や街頭で配る。店内にはショーケースを置き、比較的値ごろな商品を展示し始めた。15日には、人気モデルのマリエさんをゲストに迎え、トークショーを開くなど、集客てこ入れに躍起だ。

 ただ、ヴィオロと「きらめき通り」を挟んで向かい合う岩田屋とソラリアプラザからは「回遊性が増し、人通りが増えた」とヴィオロ効果を歓迎する声も上がっている。

 天神地区では15日、天神コアが「109メンズ」(東京)の人気ショップをオープンさせ、若年層特化を強めるほか、11月には生活雑貨のロフト(東京)も開業予定。天神の商業施設の多様性が増す中で、ヴィオロはどう個性を磨くのか。真価を問われる秋を迎えた。

=2007/09/14付 西日本新聞夕刊=

174荷主研究者:2007/11/25(日) 02:48:59

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070906/20070906_014.shtml
2007年09月06日01時01分 西日本新聞
9500平方メートル増床へ 粕屋町のダイヤモンドシティ・ルクル 天神・博多の流通戦争にらみ
 九州最大級の郊外型ショッピングセンター「ダイヤモンドシティ・ルクル」(粕屋町酒殿)が店舗面積を9500平方メートル増床、駐車場を約700台増やす工事を始めた。増床では、従来のファッションや食料品といった売り場だけでなく、趣味やカルチャー教室の入店も計画。背景には2011年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開通に伴う天神・博多地区の「流通戦争」をにらんだ戦略がある。 (地域報道センター・池田泰博)

■商圏は県外まで拡大

 9月最初の土曜となった1日。ダイヤモンドシティ・ルクルの店内は多くの買い物客でにぎわっていた。ベビーカーを引く家族連れ、妊婦も少なくない。福岡市博多区から1歳の子どもと一緒に来た主婦(38)は「子ども向けの品ぞろえが多いし、広々しているのでよく来ます」と話した。

 2004年の開業当初から、主なターゲットを子ども連れの30代ファミリー層にした。店内には子供服や靴、アクセサリーなどの店舗が充実。通路の床には、カーペットを敷き詰めた。子どもが転んだとき、けがをしないための配慮だ。

 少子化で、子ども関連商品の消費は減っているとされる。その逆をいく戦略は、ファミリー層のニーズをつかみ、商圏は山口や佐賀まで拡大している。

■年間400億円を目標に

 同店はイオン系のデベロッパー、イオンモール(千葉市)が運営。敷地面積は約22万平方メートル、店舗面積は7万4000平方メートルで総合スーパーのジャスコなどを核テナントに、玩具販売大手の「トイザらス」や複合映画館「ワーナー・マイカル・シネマズ」など約200の専門店・ブランド店が入っている。

 年間売り上げは、04年の初年度290億円だったが、06年度は340億円まで伸びた。同年度の入店客数は1490万人。同店では「個人消費が伸び悩む中、健闘している。増床でさらに400億円を目指す」と強気の姿勢だ。

■客層の中心を若者に

 増床計画の特徴は、従来路線とは異なる。企画案では、「高感度ファッション」「新ライフスタイル」「趣味&カルチャー」「ペットショップ」などの狙いが目を引く。

 いずれ客層の中心は、天神やキャナルシティで買い物をしている目の肥えた若者になると定め、「一定以上の高級感を備えたイメージづくり」が不可欠という判断だ。

 さらに九州新幹線の全線開通をにらんで、博多駅の再開発、百貨店の再編、キャナルシティ博多の増床計画など天神・博多エリアで流通業界の大きな変動が予想される。

 イオンモール福岡ルクルの村上博保ゼネラルマネジャーは「競争の激化は必至。時代を先取りし、天神とも博多とも違うイメージ、ブランドを確立しないと生き残れない」と語る。

 天神から直線で約7.5キロ。増床完成は来年6月の予定だ。

=2007/09/06付 西日本新聞朝刊=

175荷主研究者:2007/11/25(日) 02:52:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2007/09/20070915t12013.htm
2007年09月15日土曜日 河北新報
伊勢丹系共同仕入れ継続 藤崎「三越とは協力必要」

リニューアルオープンした藤崎大町館

 藤崎は、伊勢丹が主幹事を務める商品共同仕入れグループの全日本デパートメントストアーズ開発機構(ADO)の一員にとどまり、取引を続ける方針であることが、14日までに分かった。三越仙台店を経営する三越が2008年4月に伊勢丹と経営統合することが決まり、競合関係にある藤崎が伊勢丹系のグループに参加し続けるのかどうか注目されていた。

 藤崎は、連携を維持する方が利点があると判断した。阿部雅通取締役本店統括が「ADOで商品を安く仕入れられ、流通情報も共有できる。伊勢丹、藤崎ともにメリットがあり、今後も関係を続ける」と述べた。

 三越仙台店に関しては「仙台市中心街に人を集めるためには競争と協力が必要で、両者がプラスになるようにしたい」と語った。

 藤崎はADOを通じて紳士、婦人服や寝具、インテリア、食品などを仕入れている。関連商品の06年3月―07年2月の売上額は計約17億8800万円で、総売り上げの3.6%を占める。

 ADOは1973年、伊勢丹を中心に設立。藤崎など全国の百貨店32社66店が加盟し、商品の共同仕入れや共同開発をしている。06年度の取扱高は811億円。

◎藤崎・大町館が新装開店 高級感で集客狙う

 藤崎は、仙台市青葉区の本店に隣接する大町館を全面改装し14日、リニューアルオープンさせた。道路に面した店舗に海外ブランド店を集めて高級感を打ち出し、東北全域からの集客アップを狙う。

 1階と地下1階合わせ、775平方メートルを改装した。1階は東北初出店の服飾ブランド「ディオール」と老舗皮革ブランド「トッズ」など4店で構成。地下1階は「アニエスベー」で統一し、紳士・婦人服、バッグを扱う。

 改装費は他店舗の移転費も含めて約7億円。6月から工事していた。年間16億円の売り上げを目指す。

 宮城野区の会社員女性(59)は「フロア全体に高級感が出ている。宮城県外からも人が集まり商店街がにぎやかになればいい」と話した。

176荷主研究者:2007/11/25(日) 03:01:46

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070925301.htm
2007年9月25日03時32分更新 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎4日で33万人、地元が9割 富山の「フェリオ祭り」を検証

 富山市最大の繁華街・総曲輪に二十一日オープンした「総曲輪フェリオ」では連日、「お祭り騒ぎ」のようなにぎわいが続いている。開業から四日で「三十三万人」(推計値)を集めた「フェリオ祭り」は、富山商圏にどんな変化をもたらしたか。金沢商圏は動いたのか。

 「入場制限が四日も続くなんて、かつてなかった」。富山大和の広報担当者が目を丸くする。オープンから四日間、飲食店には長い行列ができ、地下の食品売り場は「押し合いへし合い」の状態だった。

 総曲輪フェリオに入る大和・専門店によると、来店者は、初日が八万人、二日目が七万人、三日目が十万人、四日目が八万人。入場カウンターがなく、「あくまで推計値」だが、四日間で計三十三万人という数字に、富山大和は「まずは御の字」(販売促進部)と胸をなで下ろす。

 ちなみに、昨年十一月に開業した金沢フォーラスは、オープン初日が五万人で、三日間で十五万人足らず。“偵察”に訪れた業界関係者からは「確かにすごい人出だが、フォーラスの倍近いと言われると、どうかな」との声も漏れる。

 一方、大和の集計によると、オープン初日の金曜日の売り上げは、二億一千万円。旧富山店の金曜に比べ、四倍以上という。来店者の八万人から単純計算すると、客単価は約二千六百円と、郊外のショッピングセンター並みとなる。

 富山大和は「まずは見てみよう、というお客さまが多かったのではないか」(販売促進部)と分析する。「開業当初の来店はご祝儀みたいなもの。売り上げにつながる得意客は混雑が落ち着いてから来るのが一般的」との見方もある。

 鳴り物入りでオープンした総曲輪フェリオは、どこまで広域集客できたのか。

 二十四日午後二時、富山大和がフェリオに隣接する立体駐車場で調べたところ、「金沢」「石川」ナンバーが6%、「飛騨」が2%、「長野」「松本」が各1%未満だった。つまり、九割以上が富山の地元客というわけだ。

 富山市郊外と中心部を結ぶパークアンドライドの駐車場は富山ナンバーがほとんど。市内の路面電車やコミュニティーバスは、二十四日まで無料化された影響で「ほぼ満員」という。地元集客では、上々の滑り出しだった。

 これまで週末には行列ができていた富山駅前にある金沢行きの高速バス乗り場も「列がほとんどなかった」(富山地方鉄道)。ただ、金沢から富山に向かう高速バスの乗客数は普段通りで、金沢からストローするには至らなかったようだ。

 相乗効果をみると、フェリオに近い総曲輪通り商店街では「飲食店はどこもいっぱいだった」というが、一方で「小売店はさほどでもなかった」とする靴店関係者もいる。

 富山市郊外の大型ショッピングセンター「ファボーレ」、富山駅前のファッションビル「マリエとやま」は、四日間とも駐車台数や来店客数は普段通りだったという。

 当初は買い物客がフェリオに集中し、客足が減ることが懸念されたが、マリエとやまの飲食店街は「逆に、普段は見られない年配の女性客が子供連れで来店していた」とし、中心部との相乗効果に期待を寄せている。

 総じてみると、「フェリオ祭り」は、地元集客で予想以上だったが、隣県集客はまだまだといったところか。「一度見たい」というご祝儀期間が過ぎ、「祭りのあと」も地元客をつなぎ止められるかどうかが、富山商圏の行く末を左右しそうだ。

177荷主研究者:2007/11/25(日) 03:18:52

http://www.sanyo.oni.co.jp/l/news/2007/10/01/2007100111020333018.html
2007年10月01日掲載 山陽新聞
大型書店“秋の陣” 岡山市内で競争激化

さんすて岡山・北館に出店した三省堂書店。幅広い客層を想定した品ぞろえで集客を図る

 岡山市内で大型書店の競争が激しさを増している。発端はJR岡山駅商業施設「サンステーションテラス岡山・北館(さんすて岡山・北館)」(8月23日開業)への三省堂書店(東京)の出店。昨秋以降の同駅リニューアルに伴う各種テナントの充実で駅の魅力が増す中、周辺の他書店には、駅への客足集中に対する警戒感と、相乗効果による売り上げ増への期待が交錯する。

 「スーパー、衣料品、生活雑貨など『さんすて岡山』の店構えは多彩。当初の予想に反して、通勤通学客以外に家族連れの来店が多い。品ぞろえの見直しを図り、売り上げアップを狙います」

 首都圏をメーンに展開する三省堂書店。中四国第一号店となった岡山駅店の奥野純司店長は、利用客数1日10万人以上のターミナル駅での集客に手応えを口にする。

 書籍数約20万冊。話題の単行本や新書、雑誌のほか、通勤通学客をターゲットにビジネスや政治などの専門書も並べる。特典付きポイントカードの入会者数は開業当日だけで約600人と、三省堂書店全店舗での新記録を達成。「順調な滑り出し」(奥野店長)という。

 昨秋と今夏にリニューアルしたJR岡山駅東口1、2階の商業ゾーンにはスイーツや若者向け衣料品、生活雑貨などの“駅ナカ型店舗”計65店が出店。駅前地区に今秋、家電量販大手・ビックカメラの進出も予定されており、一帯の商業集積は着々と進んでいる。

 こうした動きに他の書店は神経をとがらせる。

 岡山シンフォニービル(岡山市表町)に店舗を構える丸善(東京)の加藤芳樹店長は「人の流れが岡山駅に集中するのではないか」と懸念。三省堂書店を超える50万冊以上の品ぞろえと老舗の強みで対抗する。

 三省堂書店の開業前日、岡山市泉田に新規開店したフタバ図書(広島市)も警戒を強める。郊外型の同店はファミリー層を客層に想定。書籍約60万冊をそろえたほか、CDやDVDのレンタルなども手掛け、他店との差別化を図っており、「駅前への家電量販店進出で駅一帯の魅力が高まれば、こちらの客が流出しかねない」と気を引き締める。

 逆にチャンスと見るのは岡山駅地下など計3店を持つ、本の森セルバ(岡山市)。駅一帯の集客力を武器に売り上げ増を図る構えで、他の大型店にない古書の販売などで集客に努める。

 服飾店や飲食店が多く入居するNTTクレド岡山ビル(同市中山下)で営業する紀伊国屋書店(東京)も「岡山駅への人出が増えれば、クレドビル周辺を回遊する客も多くなるはず」と相乗効果に期待を寄せる。

 読書の秋を迎え、書店競争は“秋の陣”の様相だ。

178とはずがたり:2007/12/11(火) 10:10:48
国内で初めて。シネコン閉館へ
http://www.varietyjapan.com/news/business/u3eqp3000001r90a.html
12月11日9時5分配信 VARIETY

 国内で初めてとなる、シネコン(シネマ・コンプレックス、複合映画館)の閉館が明らかになった。大阪府岸和田市内で営業を続けてきたワーナーマイカル東岸和田が、来年の2月3日をもって閉館することが決まったもの。国内最初のシネコンが1993年4月にオープン(ワーナーマイカル海老名(神奈川県))してから、実に14年。ついに、閉館の第1号館が登場することになった。

 ワーナーマイカル東岸和田は、オープンが93年10月。ワーナーマイカルが、93年の海老名に続いて同年に開場したもので、国内のシネコンとしてはもっとも古い部類に入る。閉館の理由には、“設備の老朽化”が挙げられているが、それとともに劇場収入の低下が背景にある。

 もともと同シネコンは、近隣にユナイテッド・シネマ岸和田がオープンした時点で、それまでその地区で独占状態だった収入のシェアをかなり下げた。その後、ここ数年で、近隣にTOHOシネマズ泉北、ワーナーマイカルりんくう泉南、MOVIX堺などができ、それぞれがしのぎを削り合う状態が続いていた。

 そして来年春、新しいシネコンであるTOHOシネマズ鳳が、大阪府堺市にオープンする運びで、この地域のシネコンは完全に飽和状態。ますます激烈になる競争のなかで、閉館を余儀なくされることになった。

 シネコンは、国内の映画館の形を大きく変え、集客アップに貢献してきたのは確かなのだが、数の増加に伴い、最近は完全な過当競争になり、古いシネコンほど経営が厳しい状態が続いていた。一方で、映画界全体の映画人口があまり増えず、新しいシネコンでさえ、当初目標を下回るところも出てきた。こうした現状を見れば、閉館は何ら不思議ではない。

 国内の映画館数は、昨年が3062スクリーン。今年はさらに増えて3200スクリーン前後になる見込みで、このうちシネコンは76%近くを占めることになるという。「まだまだ今後、シネコンの閉館は出てくるのではないか。ショッピングセンターと連動しているために、閉めたくても閉められない事情もあるが、背に腹は変えられないところまできているシネコンも多いはず」と、外資系シネコン興行会社の幹部は、嘆息混じりに語る。

厳しい冬の時代、シネコン閉館に現実味?
2007/12/05
http://www.varietyjapan.com/news/business/u3eqp3000001r90a.html

 日本の映画館に一大革命を起こしたシネコン(シネマ・コンプレックス、複合映画館)に、新たな事態が起きようとしている。関西地域にあるシネコンが、2008年2月をもって閉館の方向にあるということが、関西の興行関係者の間で、まことしやかに伝えられている。もし閉館されれば、国内初の事態となる。関係者の話を総合すると、その関西のシネコンは、建物はもっとも古い部類に入るという。

 そもそも国内のシネコンは、1994年にできた神奈川県海老名のワーナーマイカル海老名が最初。ここから、シネコンは大きく発展していくことになり、映画館の数はシネコンの増加によって、すでに3000スクリーンを突破。今年は推定で3200スクリーンを超え、シネコンの比率は全体の76%にまで及ぶに至った。

 しかし、同一地域にいくつかのシネコンができるにつれ、厳しい時代を迎え始める。都市で言えば、福岡、川崎、新潟、金沢など、数え上げればきりがないほどの地域に、数多くのシネコンがうごめく。都心近郊や大阪近郊でも、場所によっては同じことで、まさにシネコン・ウォーズの様相を呈していた。

 「どこも、苦しくなっている。シネコンが増えても、全体の映画人口が大きくならないのだから、当然でしょう。閉めたいシネコンも、相当あるはずだ」と、あるシネコン会社の番組編成担当者は言う。シネコン冬の時代の到来か。閉館第1号が、いよいよ現実味を帯びてきた。


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