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商業・流通

173荷主研究者:2007/11/25(日) 02:48:27

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070914/20070914_018.shtml
2007年09月14日16時35分 西日本新聞
高級感売りの福岡市天神・ファッションビル 開業1年 ヴィオロ苦戦
「敷居高い」の声 集客、予想下回る 「人通り増えた」と評価も

開業2年目を迎える「ヴィオロ」。集客力アップが課題だ
 福岡市・天神のファッションビル「VIORO(ヴィオロ)」が、15日で開業1年を迎える。25‐30代の女性を主要ターゲットに、最先端ファッションのショップを集め、1等地に鳴り物入りでデビュー。しかし、1年目の売上高は目標とした80億円に届かず、入店客数も予想を2‐3割下回る約260万人と苦戦が続く。認知度不足や、高級イメージが背景にあるようだが、巻き返しを図るため、新たな集客作戦も展開している。 (経済部・前田淳)

 「何回か来てるけど、買い物はしない。おしゃれだけど、ちょっと高い」。ヴィオロから出てきた北九州市小倉南区の女性会社員(24)は、そう言って別の店に向かった。

 同ビルを開発した東京建物(東京)の福居賢悟九州支店長は「感度の高いショップを集めたが、残念ながら値段と敷居が高いと思われている」と悔やむ。

 地場流通関係者は「ヴィオロの感覚は30代、価格は40代」と辛口だ。市場調査会社ジーコム(福岡市)の神崎依子マネジャーも「そもそも福岡には、ヴィオロのターゲットになる、所得の高い若年女性層が少ない」と分析する。

 知名度が低いのも悩みの種。東京建物は6月、天神を歩く25‐30代の女性2000人に調査を実施。ヴィオロを「知らない」「知っているが行ったことがない」と答えた人が計45%に達した。

 認知度アップや「高級」イメージの払拭(ふっしょく)のため、同社は5月から広報紙「ヴィオロマガジン」を3回発行。店頭のほか、駅や街頭で配る。店内にはショーケースを置き、比較的値ごろな商品を展示し始めた。15日には、人気モデルのマリエさんをゲストに迎え、トークショーを開くなど、集客てこ入れに躍起だ。

 ただ、ヴィオロと「きらめき通り」を挟んで向かい合う岩田屋とソラリアプラザからは「回遊性が増し、人通りが増えた」とヴィオロ効果を歓迎する声も上がっている。

 天神地区では15日、天神コアが「109メンズ」(東京)の人気ショップをオープンさせ、若年層特化を強めるほか、11月には生活雑貨のロフト(東京)も開業予定。天神の商業施設の多様性が増す中で、ヴィオロはどう個性を磨くのか。真価を問われる秋を迎えた。

=2007/09/14付 西日本新聞夕刊=


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