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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

4987とはずがたり:2017/12/17(日) 10:21:00
心因性で明らかにワクチンのせいじゃあないやん。母親も自分のせいなのにそれを受け容れられずにワクチンのせいにしてるやんけ。

言わせて!yomiDr.
2016年11月8日
ニュース・解説
【子宮頸がんワクチン特集】打った後の体調不良に苦しんだ立場から 10代後半の女性とその母親
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161108-OYTET50045/

 ワクチン(ガーダシル)を最初に打ったのは、中学2年生の終わり頃です。自治体の助成期間がそろそろ終わる頃で、転校してきたばかりの私は、友達がみんな受けているのを知り、焦って近所のクリニックに行きました。

 全部で3回接種しなくてはならないので、中学3年の6月に2回目を打ちました。その2日後に、打ったところに直径3センチほどのしこりができて、痛くてたまらなくなりました。クリニックに行くと、医師からは「よくあることだよ」と言われました。その後、痛みは治まり、3回目は打たずに、しばらくは打ったことも忘れて過ごしていました。

 地元の公立高校に進学し、1年生の5月頃、だるさや眠気がひどくなり、「学校に行きたくない」という気持ちが強くなりました。心身がつらくて仕方ないのです。心療内科を受診すると、「注意欠陥・多動性障害(ADHD)の傾向があります」と言われ、抗不安薬やADHDの薬を処方されました。抗不安薬は眠気が悪化し、ADHDの薬では目が見えにくくなったので、いずれも自分の判断で飲むのをやめてしまいました。2学期に近づくと、また体調が悪くなったので、別の心療内科にかかったら、「ADHDではないよ」と言われました。薬はやめ、カウンセリングで治療していたら、いつの間にか良くなりました。

 1年生の11月頃、両手の薬指の根元が腫れました。小児科で血液検査を受けましたが、異常はなく、間もなく腫れも引きました。その直後の元旦、今度は急に首が痛くなりました。数ミリ動かしただけで激痛が走り、体を動かすことができません。レントゲンで異常はなく、そのうち、両足の薬指も腫れ出しました。その頃から、友達から「急に性格が変わった」とも言われ、突然、不機嫌になってしゃべらなくなったりしていたようです。不整脈もあり、心電図検査もしましたが、異常はありませんでした。次々と体調が悪くなるので、私の体はどうしてしまったのだろうかと、不安でたまらなくなりました。

 心配した母がインターネットでいろいろ調べて、子宮 頸けい がんワクチンを接種した女の子が同様の症状を訴えているのに気づき、被害者の会に連絡しました。「子宮頸がんワクチンの副反応ですよ」と言ってもらい、原因が見つかってホッとしました。学校にも事情を話して、体育の授業は見学でも単位を取れるようにしてもらい、試験を保健室や自宅で受けるのを許してもらいました。友達は、私が体に力が入らなくなって倒れたり、校内で迷子になったりすると、保健室に付き添ってくれました。

 ワクチンを打ったクリニックに行き、診断書を書いてもらおうとしましたが、医師はあまり話も聞かずに「それが原因とは思えない」と書いてくれず、とても腹が立ちました。

 そのうち、腰も痛くなってきて、整形外科にも通うようになりました。コルセットをつけて通学するようになりました。2年生になる直前の春休み、紹介してもらった神戸市内の接骨院に行きました。ワクチン接種後に体を悪くした人たちがたくさん通っていると評判のところでした。

 そこで、先生にこれまでの経緯や症状を話すと、じっくり話に耳を傾けてくれました。こんなに話を聞いてくれた先生は初めてです。触診もして、先生は「たぶんワクチンの副反応かもしれないね。治るから心配しなくていいよ」と言ってくれました。

 私はとてもホッとして、うれしくなりました。今まで「治る」と言ってくれる人はいなかったのに、この先生は治ると断言してくれたのです。それに、一般の病院ではワクチンの副反応であることを否定されていましたが、この先生は初診でワクチンとの関連を完全に否定はしませんでした。それまでずっと、「治らなかったらどうしよう。みんな大学受験をする学校で、これから受験勉強が大変になってくるのに、自分だけ取り残されたらどうしよう」と不安でたまらなかったので、先生の言葉で本当に安心しましたし、希望がわいてきた気がしました。半日ぐらいかけて施術をしてもらい、帰りはすたすた歩けるようになっていました。

4988とはずがたり:2017/12/17(日) 10:21:34
>>4987-4988
 それから3週間に1回ぐらいの頻度で7〜8回施術を受けました。味覚障害も出ていたので、先生の勧めるサプリメントを買って飲み、食事療法も続けました。

 接骨院に通い始めて3か月で首の痛みはなくなり、そのうち腰の痛みもなくなりました。腰の痛みについては、受験期に入ると男の子も痛いと言っていたので、勉強のし過ぎで痛くなったのかもしれないと思うようになりました。休日には自習室に朝9時から夜9時までこもって勉強していたので、そのせいかもしれないと今は思っています。

 3年生の夏前にはすっかり回復して、先生には「もう来なくていいよ」と言ってもらえました。その後、現役で大学にも合格しました。

 私に起きた体調不良は、ワクチンのせいだと思っています。受けなければ良かった、無料じゃなかったら受けなかったのに、とも思います。

 接骨院の先生からは、「注射の痛みや不安への心身反応がきっかけになって表れた心因性の症状だ」と説明されました。私は今、この説明に納得しています。ワクチンの成分が影響しているのか、どういう仕組みで痛みが出てくるのかはよくわかりませんが、私の場合、注射が引き金になって心の問題が体の症状になって表れてきたということには思い当たる節があります。転校してから勉強に追いついていくのも大変な思いをしましたし。

【女性の母親】

 薬液の成分なのか、注射の刺激によるものなのかはわかりませんが、子宮頸がんワクチンが、長女の症状を引き起こすきっかけになったと思っています。受けさせなければ良かったとも思っています。他人が受けるのを止めようとは思いませんが、次女には受けさせるつもりはありません。長女を治してくれた接骨院の先生からは「娘さんの症状は心因性です」と説明を受けて、納得しています。「心因性」と言われると、「気のせいってこと?」ととらえてしまう人もいますが、つらいと胃に穴が開いたり、円形脱毛症になったりするのと同じことではないでしょうか?

 娘は子宮頸がんワクチンという注射がきっかけで症状が表れたのだと理解しています。きっと、心因性や自律神経性の症状を誘発しやすいワクチンなのでしょう。中には、ワクチンの成分が直接、体に悪さをした被害者もいるかもしれませんが、その人たちに対してもしっかり治療法が研究されてほしいと思います。

 長女は父親の転勤で転校を繰り返し、勉強についていくのに大変な思いをしました。ワクチンを打ったのも、転校したばかりで成績が下がった頃でした。両親の不仲もあり、ワクチンを打つ直前は、離婚の話も出ていて不安もあったのでしょう。加えて、私は障害がある次女の世話で手いっぱいでしたし、長女にはずいぶん我慢させてきました。やりくりが大変で、進学は公立校だけと告げていたこともプレッシャーになったのかもしれません。

4989とはずがたり:2017/12/21(木) 22:20:54
開業医減らして勤務医増やせよなあ。

当直の医師、法律上は「ほとんど働いてはいけない」ことに?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171221-00010001-yomidr-soci
12/21(木) 12:12配信 読売新聞(ヨミドクター)
読売新聞東京本社編集委員 田村良彦

 「病院の当直医」という言葉に、どんなイメージをお持ちですか?
 「救急車の到着に備え、一晩中診察室で待機」
 「入院患者の容体が急変すると、直ちに駆けつける」

 ――なかなか睡眠など取れずに診療に追われる医師の姿を想像する人が多いのではないでしょうか。

 研修医の過労自殺が相次いで明るみに出て、長時間労働の是正が医師にも求められています。その際、しばしば問題になるのが、一般的に使われる病院の「当直」(いわゆる泊まり勤務)の実際と、法律上の規定とのズレです。

似て非なる…病院の「当直」と労基法の「宿直」
 私たちの働き方を定めている法律は、労働基準法(労基法)です。労基法の中には、「当直」という言葉はありません。夜の泊まり勤務は「宿直」、日曜日などの休日勤務は「日直」と言われます。

 医師も労働者であり、労基法の適用を受ける――との考え方は、裁判の判例などを通じて定着しつつあります。

 1日8時間、週40時間という法定労働時間や、時間外労働(残業)時間の制限などの規定のほかに、労基法は残業時間に含まれない勤務として、「宿直」と「日直」を認めています。

 この「宿直」や「日直」は、ほとんど働かずに過ごすのが条件です。労働基準監督署が認めた場合に限り、宿直は週1回、日直は月1回を上限に許可されます。

 「当直」の医師が、日中と同じくらい忙しく働いていたら、労基法上は「時間外労働」ですので、その分の割増賃金も生じますし、残業時間の制限にも関わります。

 日常的に、寝る暇もなく診療にあたっているのなら、それは「宿直」ではありません。労基署が、こういうケースで病院側に未払い賃金の支払いを命じるニュースは、よく目になさっていると思います。

起こされる可能性の少ない「寝当直」や、2日続けの「連直」も…
 医療法は、病院の管理者が入院患者の急変などに対応できるよう「宿直」をおくよう、義務づけていますが、その働き方については規定していません。でも、実態は、一般に言う当直です。このように「宿直」という言葉の意味が、労基法と医療法で異なるというのが、話をややこしくしている一因でもあります。

4990とはずがたり:2017/12/21(木) 22:21:10
>>4989
 さて、宿直は、病院の種類や規模に関係なく義務づけられていますが、現場の忙しさはピンきりです。その実態を裏返した形で教えてくれるのが、業界用語の「 寝当直(ねとうちょく)」です。

 寝当直は、急患を受けない慢性期の病院などの、夜中に起こされる可能性の少ない病院での宿直を指す言葉です。本来の「当直」はぐっすり寝てなんかいられない、ということになりますね。

 常勤医の少ない小規模病院の多くは、「当直」にアルバイトの医師を雇うとされます。かつて、バイトの研修医による当直が安全面から問題になったことがありました。これは、2004年に初期研修の義務化に伴い、研修期間中に十分な収入を保証することと引き換えに禁止されました。

 最後は、「 連直(れんちょく)」という言葉です。「2日続けての当直」を意味します。

 「大学病院の給料だけでは足りないから」と、バイト先の病院で土日をぶっ通しで泊まる医師の話を聞き、月曜日の手術は大丈夫なのか、と心配になったことがあります。

「医師の偏在」問題とも直結
 「当直」の実態は、労基法上の「宿直」と必ずしも一致しない。かといって、それを実態に合わせて労働時間とみなせば、賃金の支払いも増える。新たに医師を雇う必要があるが、財政的にも医師不足の面からも、増やすに増やせない……。地方の病院からはこういったジレンマを嘆く声が聞こえてきます。

 24時間対応の救命救急センターには、日勤、夜勤の交代勤務を導入しているところもあります。しかし、診療態勢を維持するには、これまでよりも多くの医師が必要です。

 医師の働き方改革は、地域や診療科によって医師の数に格差がある「偏在」の問題と切り離して考えることはできないのです。

田村 良彦(たむら・よしひこ)
 1986年、早稲田大学政治経済学部卒、同年読売新聞東京本社入社。97年から編集局医療情報室(現・医療部)で医療報道に従事し連載「医療ルネサンス」「病院の実力」などを担当。2017年4月から編集委員。共著に「数字でみるニッポンの医療」(読売新聞医療情報部編、講談社現代新書)など。

4991とはずがたり:2017/12/22(金) 22:28:56
インフルエンザ流行 東京都内で「注意報レベル」超える ハザードラボ 2017年12月21日 18時41分 (2017年12月22日 22時05分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20171221/Hazardlab_23191.html

東京都内のインフルエンザ流行マップ(東京都)

[拡大写真]


 東京都は21日、都内のインフルエンザ患者報告数が「注意報レベル」を超えて、流行が広がっていると発表した。



 今月11日から17日までの1週間で、都内419カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり9人を超えた。



 さらに、都内に31カ所ある保健所のうち、10カ所の管内では、定点医療機関の患者報告数が10人を超えており、この管内の人口が東京都全体の4割を占めることから、都の福祉保健局は流行が「注意報」レベルを超えたと発表した。



 都内では今シーズンに入ってから、小学校や保育所、社会福祉施設などで発生したインフルエンザの集団感染例は累計440施設で報告されている。

4992とはずがたり:2018/01/07(日) 16:45:33

<人工呼吸器の児童>通常学級で学ぶ 宇都宮、学校側が配慮
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180105k0000m040145000c
09:00毎日新聞

 筋力が低下して呼吸や歩行が困難になる難病「先天性ミオパチー」の影響で人工呼吸器を手放せない宇都宮市内の小学生が、周囲の支えで通常学級に通っている。同市立宮の原小2年、府川理央さん(8)。人工呼吸器を使う児童が通常学級に通うことは現状、ほぼ認められていないが、「うちに通いたい子を断る理由はない」という学校側の配慮で、たくさんの友達と一緒に学び、成長している。

 ◇支え合い、クラスの一員

 昨年12月8日、同小2年1組であったコミュニケーションを学ぶ会話の授業。最近できるようになったことを聞かれた理央さんは「サッカー」と答えた。「ボールを蹴る距離が伸びた」と身ぶりを交えて説明。授業の終わりには手を挙げ、「言葉と巡り合える大切さが分かりました」と感想を発表した。

 理央さんは病気の影響で筋力が弱く、4歳で気管を切開した。1年時は、日中は人工呼吸器はいらなかったが、昨年、長期入院し、人工呼吸器が24時間必要になった。

 このまま通い続けるのは難しいと考えた両親は、入院中の理央さんに特別支援学校への通学を勧めた。だが、母亜希さん(44)が病院から帰った後、理央さんは「宮の原小に帰りたい」と看護師に泣いて訴えたという。

 理央さんの願いを知った両親から相談を受けた学校は、可能な支援について話し合った。来客用トイレの開放や、障害や難病で首や腰の不安定な子供が乗る「バギー」と呼ばれる車椅子に乗ったままでも使いやすい高さのある机を用意するなど環境を整えた。市教委も「自力歩行もできるし学力にも問題はない」と判断し、看護師資格を持つ支援員を配置して通常学級での学習を支えることになった。

 理央さんは昨年9月から再び元のクラスに通うようになった。これまでと変わらず、休み時間は友達と遊び、黒板掃除や日直もこなす。担任の林京子教諭は「できることや見た目は全く同じではないが、クラスの一員という意識は誰よりも強い」と話す。

 クラスメートは給食の配膳を手伝ったり、重いものを持ったりしてくれる。理央さんは「宮の原小学校は来るだけで楽しいところ。優しい友達がたくさんいるから」と目を輝かせた。【高橋隆輔】

 ◇全体の1%、全国で17人

 文部科学省が2016年に全国の公立小中学校と特別支援学校(幼稚部?高等部)を対象に行った調査では、人工呼吸器を使用する児童・生徒は計1388人。うち小中学校の通常学級に通う子はわずか17人で全体の約1.2%だ。

 人工呼吸器装着者の会「バクバクの会?人工呼吸器とともに生きる」(大阪府)によると、通常学級への通学を希望する児童・生徒は少なくないが、「前例がない」と断られたり、教委とやり取りを続ける中で諦めてしまったりするケースが多い。通常学級に通う選択肢を思いつかない保護者もいるという。同会事務局の平本美代子さんは「本人を見ずに呼吸器ばかり見られることが少なくない。呼吸器はつえやめがねと同じ」と理解を求める。

 【ことば】先天性ミオパチー

 筋組織の形態の異常で筋力が低下する国指定難病。国内の患者数は1000?3000人(推定)。呼吸不全やたんを出しにくいなどの症状が表れ、人工呼吸器が必要になることもある。症状の進行は遅いとされるが、根本的な治療法は見つかっていない。

4993とはずがたり:2018/01/08(月) 10:41:21
2015年10月1日
ニュース・解説
「見つかりにくい」大腸がん特集…こんな症状には注意
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20151001-OYTEW52646/

4994とはずがたり:2018/01/16(火) 17:11:14

心療眼科医・若倉雅登のひとりごと
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170524-OYTET50018/?from=yhd
2017年5月25日

 国立感染症研究所は今年3月26日までの梅毒の感染者が1000人を超え、平成11年以降、最速で増加していると発表しました。

 梅毒については、ヨミドクターのコラム 「知って安心!今村先生の感染症塾」 で解説されていますから、全体像はそちらを参照してください。

 では、なぜ眼科医が性感染症である梅毒を話題にするのでしょうか。

 目へのとばっちり、つまり、視神経炎やぶどう膜炎の原因になるからです。

 通常の性行動で、いきなり目に感染することはまずありません。ですが、初期感染(第1期)の症状が消えてから1〜3か月後あたりの第2期や、さらに長い時間を経てじわりと広がる第3期以降に発症することがあるのです。

 過去40余年の眼科診療の中で、教科書にあるような激しい梅毒性ぶどう膜炎の症例はまだ見たことはありません。ただ、原因不明の難治な 虹彩毛様体炎こうさいもうようたいえん (前部ぶどう膜炎)の原因が、結局梅毒性だった例は何度か経験しました。

 一方、ここ10年の間に、私どもの神経眼科外来で発見した梅毒性視神経炎は5例を超えています。それまでの30年間に2、3例しか経験しませんでしたから、頻度が上昇していることは体験的にも確かです。

 大半は両眼の視力が著しく低下し、眼底検査では視神経乳頭が白く萎縮してしまった状態、つまり失明に近い状態で見つかります。

 しかし、医者が視神経の様子を見て、梅毒が原因だと即座にわかるわけではありません。視神経萎縮になる原因はたくさんあるからです。

 患者さんも、もちろん原因が梅毒だとは、夢にも思っていません。

 実は、私にはこの件で苦い経験があります。

 原因不明の両眼視神経炎で受診した50歳代の男性。画像検査や、血液検査でも原因はつかめませんでした。視力はどんどん低下し、次第に視神経は白く萎縮しました。1年近く経過したころ、その患者さんが風俗店に出入りしていたことが、ひょんな会話の中で出てきました。そこで、「ひょっとして」と思い至って、梅毒の血液検査をしてみますと、当たりでした。

 抗菌剤を使った駆梅療法を継続的に長期に行い、ステロイド療法も試しましたが、結局重度の視覚障害者になってしまいました。

 彼は「なぜもっと早く見つけて治療してくれなかったのか」と、私を責めました。「自分の性行動を棚に上げて…」という思いもないではありませんでしたが、医師としては反省しなくてはいけません。

 この反省から、視神経炎の原因検査のための血液検査に必ず梅毒検査を加えました。ところが、今度は診療保険点数の審査機関のほうから、過剰検査ではないかと疑問が寄せられました。事情を説明し、今では視神経炎の原因検査として、当たり前の項目になりました。(若倉雅登 井上眼科病院名誉院長)

4995とはずがたり:2018/01/16(火) 19:45:30
小児歯科医院で虫歯治療後、2歳女児死亡
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180115-00000048-jnn-soci
1/15(月) 20:20配信

TBS News i

Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.

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 去年7月、福岡県内の小児歯科医院で虫歯を治療した2歳の女の子が低酸素脳症に陥り、2日後に死亡していたことが関係者への取材でわかりました。

 死亡したのは当時2歳だった山口叶愛ちゃんです。叶愛ちゃんは去年7月、福岡県内の小児歯科医院で局所麻酔を使用した虫歯の治療を受けた後、唇が紫色になり、目の焦点が合わない状態になりました。

 関係者によりますと、異変を訴える両親に対し、男性院長は「よくあることだ」と説明して、何の医療措置もとらず、およそ45分後に両親が自力で叶愛ちゃんを近くの病院に運んだということです。叶愛ちゃんはその後、大学病院に救急搬送されましたが、低酸素脳症に陥り、2日後に亡くなりました。

 大学病院から通報を受けた警察は、業務上過失致死の疑いがあるとみて捜査しています。小児歯科医院の院長は「必要な措置はとったと考えている」とコメントしています。(15日18:55)

4996とはずがたり:2018/01/24(水) 18:52:08

軽々しく口に出すべきではない。辞職を撤回した時のダメージが倍増するぞ。

山中所長、辞職の可能性に言及 助教の論文不正問題
1/22(月) 20:11配信 テレ朝 news
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180122-00000049-ann-soci
All Nippon NewsNetwork(ANN)

 山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所で、論文のデータに捏造(ねつぞう)や改ざんがあったことが分かりました。

 不正があった論文は、「血液脳関門」と呼ばれる機能と同じような特徴を持つ脳内の細胞をiPS細胞から作製する手順について、京大のiPS細胞研究所の助教が発表したものです。京大によりますと、調査の結果、論文の根幹となるグラフなどに捏造や改ざんが認められたということです。京大は今後、関係者の処分を行うとしていて、山中所長も会見で自身の辞職の可能性について言及しています。

4997とはずがたり:2018/01/24(水) 19:38:38
山中所長「一夜で信頼失われた」 iPS論文不正を謝罪
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E6%89%80%E9%95%B7%E3%80%8C%E4%B8%80%E5%A4%9C%E3%81%A7%E4%BF%A1%E9%A0%BC%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%8D-%EF%BD%89%EF%BD%90%EF%BD%93%E8%AB%96%E6%96%87%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E3%82%92%E8%AC%9D%E7%BD%AA/ar-AAv5ZLB
朝日新聞デジタル
2018/01/24 17:30

 京都大iPS細胞研究所(CiRA〈サイラ〉)に所属する特定拠点助教の論文で捏造(ねつぞう)や改ざんが明らかになった問題で、山中伸弥所長は24日、京都市内で開かれた講演で「一夜にして信頼が失われた。本当に申し訳ございません」と改めて謝罪した。

 京大は山中所長を含め関係者を処分する方針を明らかにしている。講演では自らの進退について「所長の職務をしっかり果たしたい」と語り、不正が起きた経緯の検証や再発防止策などに注力する考えを示した。

 不正認定された研究の研究費は310万円、うち約230万円は一般からを含むCiRAへの寄付金だった。山中所長はマラソン大会に出場した際などに研究への支援と、寄付集めに取り組んでいる。講演では「研究活動に寄付は必須だが、今回のことと寄付活動を続けることを皆さんにどう納得してもらえるのか考え、最良の方法を探したい」と述べた。

 問題の論文は、ヒトのiPS細胞から脳の血管内皮細胞をつくり「血液脳関門」と同じ働きが確認できたとする内容だが、京大の調査委員会により、計17カ所で捏造、改ざんが認定された。(西川迅)

4998荷主研究者:2018/01/28(日) 10:46:45

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00457733
2018/1/15 05:00 日刊工業新聞
血液透析治療、「電解水」で死亡リスク減 東北大が解明

 東北大学大学院医学系研究科の中山昌明特任教授らは、水の電気分解で生成される「電解水」を用いた新しい血液透析治療システムが、患者の死亡数と心血管病の発症リスクを下げることを明らかにした。透析合併症による就業率向上や、生活の質(QOL)の低下の改善につながる。成果は英電子版科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

 国内の透析患者は30万人を超え、国の医療費を増大させている。また患者の年間死亡率は約10%と悪く、心血管合併症が主な死因となっている。

 東北大と日本トリムは、電解水が合併症を引き起こす酸化ストレスを抑えることを利用する新しい血液透析システムを開発。国内の医療機関7施設で、電解水の透析群161例、通常の透析群148例を5年間観察し、効果を調査した。

 その結果、透析自体の臨床的効果・安全性は両群間に差はなかったが、電解水の透析群では、透析後の高血圧が改善し、1日当たりの降圧薬の投与量の減量の効果があった。さらに電解水の透析群では通常透析群に比較して、うっ血性心不全や虚血性心疾患といったイベントの発生が41%低く、電解水を使った血液透析は、慢性透析患者の心血管病の抑制と、患者の予後改善効果の可能性を示した。

(2018/1/15 05:00)

4999とはずがたり:2018/01/31(水) 13:58:43
遺伝性だと治らないんじゃ無いの??

バングラデシュの「樹木男」、手術で除去したイボが再発
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180130-00000039-jij_afp-int
1/30(火) 21:31配信 AFP=時事

【AFP=時事】手や足に木の皮のような巨大なイボが生じたために「ツリーマン(樹木男)」と呼ばれたバングラデシュ人の男性、アブル・バジャンダル(Abul Bajandar)さん(27)の手足から、数十回の手術によって除去したイボが再び生じ出していることが分かった。

 この病気は「疣贅(ゆうぜい)状表皮発育異常症」と呼ばれる非常に珍しい遺伝性の皮膚病。

 首都ダッカにある病院の医師たちは昨年、バジャンダルさんの病気の治療成功を宣言しようとしていたが、完治していない可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News

5000とはずがたり:2018/02/04(日) 20:19:17
猛威を振るうインフルエンザ 医師1000人が選んだ「最も効果のある対策」とは?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180128-00010002-huffpost-soci
1/28(日) 17:37配信 ハフポスト日本版

インフルエンザが猛威を振るっている。厚労省の1月26日の発表によると、推計患者数は全国で約283万人。今の調査方法となった1999年以降で過去最多だ。複数の型のウイルスが同時流行し、患者数が多くなっているもようだ。(渡辺一樹・ハフポスト日本版)

こうなってくると、ぜひ予防に力を入れたいが...どんな対策が「最も効果アリ」なのだろうか?

医師専用コミュニティサイト「MedPeer」が、医師を対象に実施したアンケート結果(有効回答数:医師1007人)を公表。医師が「最も効果があると思う対策」は次の通りだった。

1位「手洗いをする」
・触れたものから口の粘膜にウイルスが移行する頻度が一番高いと思うから。(50代、アレルギー科)
・病院でも感染予防の第一は手洗い。(30代、一般内科)
・手指についたウイルスが、特に鼻をさわることで上咽頭、鼻腔粘膜から感染することがわかっているので。うがいは効果なし。マスクは、鼻や口を触る頻度が減るから次いで効果があります。(40代、一般内科)
・接触感染のほうが飛沫感染より頻度が高い。(30代、一般内科)

2位「人混みに行かない」
・感染力が強いので感染しないようにするのが一番。毎年ワクチン打ったのにかかったという人がたくさんいる。(30代、一般内科)
・感染の機会が多ければ多いほど感染の可能性が上がるので、出歩かないのが一番だと思います。(40代、整形外科・スポーツ医学)
・通勤電車や職場、人込みなどで、他人から感染することが圧倒的に多いと思うから。(40代、神経内科)

3位「睡眠・休養をとる」
・ウイルスに対抗するにはまずは体力。(50代、麻酔科)
・免疫力の維持とアップには睡眠と休息です。(50代、アレルギー科)
・インフルエンザに限らず、自分がウイルス感染するときは、しっかり休めていない時だから。(50代、一般内科)
・免疫力が低い人から罹患するから。(50代、皮膚科)

4位「予防注射(ワクチン)をうつ」
・罹患する確率が減ることと、罹患しても重症化する確率が低くて済む。(40代、リハビリテーション科)
・ワクチンの効果は医学的に立証されているからです。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・確実に免疫を高めることができるから。(50代、アレルギー科)

5位「加湿をする」
・加湿しているとウイルスが活発にならないため。(50代、一般内科)
・粘膜の乾燥はバリア機能を下げるから。(30代、耳鼻咽喉科)
・飛沫感染を防ぐ。(50代、一般内科)

なお、「インフルエンザの疑いがある場合、病院へ行く前に最初にやるべきことは?」という質問の答えは次の通りだった。

1位「マスク」
2位「安静・休養」
3位「隔離」
4位「病院に電話して受診の相談」
5位「水分補給」

渡辺一樹

5001とはずがたり:2018/02/09(金) 15:31:54
『「ガン食事療法本」が「がん患者」を殺す』記事に対するプレジデント社の抗議への回答
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/01300804/?all=1
国内週刊新潮 2018年1月30日掲載

5002とはずがたり:2018/03/04(日) 20:36:31

<大日本住友製薬>iPS細胞を量産 初の商業用製造施設
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180304k0000m020151000c.html
07:00毎日新聞

 大日本住友製薬は、大阪府吹田市にiPS細胞(人工多能性幹細胞)の量産施設を新設した。目の難病やパーキンソン病などでiPS細胞を用いた治療薬の研究を京都大や理化学研究所などと共同で進めており、治療薬の供給体制を整えた。今月からテスト稼働し、まずは治験薬の供給を目指す。

 主に健康な人から採取した細胞から作った「他家」と呼ばれるiPS細胞を培養し、治療する目的に合わせた細胞に変え、患部に移植する治療薬を作る。同社は、他家iPS細胞を用いた再生・細胞医薬品専用の商業用製造施設としては世界初としている。

 同社の研究所の敷地内にあり、2階建て延べ床面積約2900平方メートル。ほこりや雑菌を除いたクリーンルームに細胞の自動培養装置や作業設備を設けた。異なる目的の細胞を培養できるように、作業ゾーンを三つに分けた。

 iPS細胞の培養から治療薬の完成まで数カ月かかるが、同社は量産化に向けて期間の短縮を図る一方、1回の稼働で数百人分の治療薬が作れる方法を確立させる。「パーキンソン病」「加齢黄斑変性」など4疾患で研究を進め、一部疾患の治療薬は2022年度の発売を目指す。

 同社は30年の再生・細胞医薬分野の売上高目標を2000億円とする。多田正世社長は「医薬品の世界で一番手は圧倒的に有利。世界初の画期的な治療薬を供給したい」と話した。【久野洋】

5003とはずがたり:2018/03/04(日) 20:37:40

<大日本住友製薬>iPS細胞を量産 初の商業用製造施設
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180304k0000m020151000c.html
07:00毎日新聞

 大日本住友製薬は、大阪府吹田市にiPS細胞(人工多能性幹細胞)の量産施設を新設した。目の難病やパーキンソン病などでiPS細胞を用いた治療薬の研究を京都大や理化学研究所などと共同で進めており、治療薬の供給体制を整えた。今月からテスト稼働し、まずは治験薬の供給を目指す。

 主に健康な人から採取した細胞から作った「他家」と呼ばれるiPS細胞を培養し、治療する目的に合わせた細胞に変え、患部に移植する治療薬を作る。同社は、他家iPS細胞を用いた再生・細胞医薬品専用の商業用製造施設としては世界初としている。

 同社の研究所の敷地内にあり、2階建て延べ床面積約2900平方メートル。ほこりや雑菌を除いたクリーンルームに細胞の自動培養装置や作業設備を設けた。異なる目的の細胞を培養できるように、作業ゾーンを三つに分けた。

 iPS細胞の培養から治療薬の完成まで数カ月かかるが、同社は量産化に向けて期間の短縮を図る一方、1回の稼働で数百人分の治療薬が作れる方法を確立させる。「パーキンソン病」「加齢黄斑変性」など4疾患で研究を進め、一部疾患の治療薬は2022年度の発売を目指す。

 同社は30年の再生・細胞医薬分野の売上高目標を2000億円とする。多田正世社長は「医薬品の世界で一番手は圧倒的に有利。世界初の画期的な治療薬を供給したい」と話した。【久野洋】

5004とはずがたり:2018/03/04(日) 22:10:34
名医が教える 危ない“かかりつけ医”を見分ける薬の目安
http://news.livedoor.com/article/detail/14384992/
2018年3月4日 16時0分 NEWSポストセブン

 これまでの医療記事で「医者の見分け方」といえば、大病院や手術の執刀医のことばかり。最初に私たち患者を診る“かかりつけ医”についての情報は少なく、他と比較することも難しい。

 かかりつけ医の良し悪しを見分けるためには、薬の処方箋から分かることも多い。患者が薬の処方を希望すれば、すぐに出してくれる医師が、「患者思いのいい先生」と思ったら大間違いだ。新潟大学名誉教授の岡田正彦医師が言う。

「多剤併用の危険性が叫ばれるのに、“薬を減らしてみましょう”と提案する医師はほとんどいませんが、本来は薬を減らす努力をする医師こそ、薬の副作用のリスクを熟知し、患者の視点で治療を進めようとしていることが多い」

 では、危ないかかりつけ医を見分ける薬の“目安”はどの程度なのか。浅草クリニック副院長の内山伸医師がアドバイスする。

「1回に出す薬が5種類以上だったら気をつけたほうがいいでしょう。薬をやたらと処方したがる医師は、自分の治療に自信がないともいえます」

 薬の種類が増えるのは、患者の体全体を把握することができず、部分、部分の症状に応じて薬を処方しているだけのこともある。とくに高齢者の場合、多くの薬を飲んでいると副作用でふらついて、転倒するなどのリスクも高まる。

◆初診時に血圧が高いと高血圧の薬を出す

 現在、日本に4300万人もいるという高血圧患者だが、薬の服用には一定のハードルが設けられている。前出・岡田医師が言う。

「高血圧の“根本治療”は生活習慣の改善で、患者がこれまでどんな生活を送ってきたかを聞き取り、食事や運動面などで具体的な指導をするのが治療の第一歩。ガイドラインでも、3か月間生活指導して、それでも検査値が下がらない場合に初めて降圧剤などの薬を出すよう定めています」

 高齢者の場合、降圧剤を飲むと血圧が下がりすぎ、脳梗塞を発症するリスクが高まったり、認知症を進行させるなどのリスクがあることが分かっている。

◆「お大事に」だけで終わる

 診察や薬を出した後の“説明”も、かかりつけ医選びの判断材料になる。にしだわたる糖尿病内科院長・西田亙医師はこう語る。

「たとえば糖尿病だったら薬を出した後に、『服用後、冷や汗や動悸、強い空腹感などを覚えたら教えてくださいね』などと、副作用で起こる症状を具体的に伝え、事前に薬の副作用に配慮してくれるのがいい医師です。『お大事に』だけで済ませる医師は、患者の命を預かっているという意識が低い。

 糖尿病治療で広く処方されているアマリールやオイグルコンといった薬は、血糖値を下げる効果は大きい反面、低血糖を引き起こす副作用もある。低血糖はひどくなると昏睡状態に陥り、放置すると最悪、不整脈を起こして死に至るケースもあります」

『かかりつけ医は選ぶ時代』(北國新聞社刊)の著者で金沢市・ティーズ内科クリニック院長の土山智也医師が言う。

「共通するポイントは『その医師が患者の視点に立っているかどうか』です。患者さんは、“この医師は信頼できない”と思ったら、かかりつけ医を変えること。まずは風邪などの症状が出た時に診察を受けてみて、判断材料にしてみるのもいいでしょう」

 名医たちが教えてくれたポイントをもとに、最良のかかりつけ医を探そう。

※週刊ポスト2018年3月9日号

5007とはずがたり:2018/03/14(水) 19:07:47
>ジェット式ドライヤーは、ペーパータオルに比べて27倍も多く、空気中にウイルスを飛散させたという実証データがあります。
な,なんと。。

トイレの「ハンドドライヤー」を使ってはいけない
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180311-00162378-diamond-bus_all
3/11(日) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン

トイレの「ハンドドライヤー」を使ってはいけない
水分をふき飛ばすが、ウイルスをバラ撒く

 人は誰でも風邪をひく。しかし、いつもピンピンしている人がいる。彼らには「早期発見・即対処」という共通点がある。風邪をひきそうになっても悪化させないから、周囲から「風邪をひいているように見えない」のだ。では、彼らはいつ、何をしているのか?

 本記事では、現役の内科医、救急救命医、薬剤師などの知見と医療統計データ、150近くの最新の医学研究論文や文献を総動員し、「医学的に正しい風邪対策」を紹介する裴英洙氏の話題の新刊『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33』から、内容の一部を特別公開する。(構成:今野良介)

● 「タオルの選び方」で 風邪の感染リスクはこんなに違う

 クライアント先、よく利用する駅、商業ビルやホテル、空港、コンビニ……。私は、よく行く範囲内に、「どのようなトイレがあるか?」を把握しています。「そのトイレにどんなタオルがあるのか?」を知っておくためです。

 トイレに設置されたタオルは、通常、次の3タイプに分かれます。

 (1)備え付けの布タオル
(2)ジェット式の送風タオル
(3)使い捨てペーパータオル

 実は、手洗いをした後に「どのタイプのタオルを使用するか」で、風邪予防の効果は大きく左右されます。

 (1)備え付けの布タオル
個人経営の飲食店などでは、備え付けの布タオルがかかっている場合があります。いつ洗ったか、誰が使ったかわからないタオルは、ウイルス残存リスクが高いです。

 また、濡れている場合は、ウイルスの生存期間が延びている可能性もあります。私は、備え付けのタオルは絶対に使用しません。

 最近はあまり見かけなくなりましたが、引っ張って使う「巻き取り式」のタオルもあります。これも、巻き取り部分の中で、ウイルスが増殖している可能性が否定できません。

 あなたがポケットに入れて持参しているハンカチも、外気に触れやすくなりますし、一度使って濡れたハンカチをポケットに戻すとウイルスが増殖する可能性もありますから、おすすめできません。とくに、他人とのハンカチの貸し借りは避けましょう。

5008とはずがたり:2018/03/14(水) 19:08:22
>>5007

 (2)ジェット式の送風タオル
ファミリーレストランや商業ビルなどのトイレには、手を入れると風が出て乾燥させるしくみの温風ドライヤーが普及しています。また、強い風で一気に手に残った水分を吹き飛ばす「ジェット式ドライヤー」も、多くの場所で見られるようになりました。

 ジェット式ドライヤーは、ペーパータオルに比べて27倍も多く、空気中にウイルスを飛散させたという実証データがあります。

 また、アメリカの応用微生物学会の研究で、ジェット式ドライヤーから同じ距離に設置したプレートに付着したウイルスの数を、比較検証した実験があります。その結果、ジェット式ドライヤーは、一般的な温風ドライヤーの60倍、ペーパータオルの実に1300倍も多くウイルスが付着していたのです。

 つまり、ジェット式ドライヤーがあるトイレは、風邪ウイルスがトイレの空間中にまんべんなくばら撒かれている可能性があると言えます。

● 使い捨てペーパータオルが圧倒的に清潔

 これらのことから、私は(3)の使い捨てペーパータオルを好んで使っています。

 実際、トイレで手洗いしたあとは、ドライヤーよりペーパータオルによる乾燥が推奨されることが、乾燥時間、乾燥度、微生物の除去、汚染予防の観点から、多くの研究で示されています。

 また、公共トイレなどで、手洗いしたあと手を拭かずにトイレを出る人を見かけます。濡れたままの手にはウイルスが残っており、乾燥した手に比べて100〜1000倍のウイルスを運ぶ可能性があると言われています。

 そのウイルスは、ペーパータオルで乾燥させることで減少できるのです。これらのことから、ペーパータオルが常設されたトイレを把握しておくと、不要なリスクを抱えずに済むと言えるでしょう。

 『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?』では、このほか、医学的な根拠に基づいた、日常生活の中で風邪リスクを激減させる具体策を詳しく紹介しています。

 仕事を休めないビジネスパーソンはもちろん、結婚式や旅行など重要なイベントを控えた方、受験生やその家族、妊娠中の方など、絶対に風邪をひけない時期に、ぜひ本書の内容を実践し、肉眼で見えない風邪ウイルスと戦う正しい方法を身につけてください。

追記:本記事のタイトルは、2018/3/11公開時点で、特定の商品に関する内容であるという誤解を招くおそれがあったため、一部修正いたしました。(2018/3/13)

裴英洙

5009とはずがたり:2018/03/14(水) 22:22:06
マスクはしないし風邪も引かないぞ♪

2018.2.27
マスクをしても風邪をひく人は「このミス」を犯している
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180314-00054830-gendaibiz-pol
裴英洙:医師・医学博士・MBA/ハイズ株式会社代表取締役社長

人は誰でも風邪をひく。しかし、いつもピンピンしている人がいる。彼らには「早期発見・即対処」という共通点がある。風邪をひきそうになっても悪化させないから、周囲から「風邪をひいているように見えない」のだ。では、彼らはいつ、何をしているのか?

本記事では、現役の内科医、救急救命医、薬剤師などの知見と医療統計データ、150近くの最新の医学研究論文や文献を総動員し、「医学的に正しい風邪対策」を紹介する裴英洙氏の新刊『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33』から、内容の一部を特別公開する。(構成:今野良介)

市販の使い捨てマスクは
「1日」で全部使い切る
冬になると、予防や周囲への配慮のために、マスクを着用する人が激増します。
しかし、マスクの正しい着用法を知っている人は、案外少ないようです。

マスク使用に関して、厳守すべき3つのポイントがあります。

(1)ワイヤー型のマスクで鼻と頬の隙間をなくす
(2)人混みを通ったら、こまめに捨てる
(3)マスクの表面を絶対に触らない

マスクの機能は、フィット感が生命線です。サイズや形状が合っていなかったり、顔とマスクの間に隙間があると、フィルターを通さずに病原菌が入ってくるため、ウイルスを遮断できなくなります。

街中で、鼻を出したままマスクを着用している人を見かけますが、論外です。ワイヤー型のマスクで鼻や頬との隙間を埋め、必ず顔に密着させてください。

薬局やコンビニエンスストアで、5〜7枚くらい入った使い捨てマスクを買って使用する場合、 1セットを1日で使い切るくらいの頻度で、マスクを交換してください。

密室で会議をしたあと。風邪をひいている人と話したあと。満員電車に乗って、目的地にたどり着いたあと。人込みやウイルスの集まりやすい場所を通過するたびに、取り替えてください。 もったいないと思うかもしれませんが、風邪をひく損失を考えれば安いものです。(以下略)

5010とはずがたり:2018/03/20(火) 16:30:17
興味深い。医者も薬剤師の云う事をきけよなあ。

脱・薬漬け 「投薬せず」が病院収入に
読売新聞調査研究本部主任研究員 田中秀一
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180315-OYT8T50007.html
2018年03月16日 05時20分無断転載禁止

 風邪をひいて医師にかかると、抗生物質が処方されるケースが少なくない。だが実際は、風邪のほとんどに抗生物質が効かない事実をご存じだろうか? このため、政府は4月に行う診療報酬改定で、異例とも言える新たな取り組みをスタートさせる。長年にわたって問題視されてきた「薬漬け」とも言われる無用な投薬は減らせるのだろうか。

「使いすぎ」が大問題の抗生物質

 抗生物質は、細菌を殺す効果があり、感染症の治療に広く使われている。青カビから作られたペニシリンに始まり、現在は化学合成された薬が多数あり、「抗菌薬」とも呼ばれる。

 普段の診療現場で抗生物質は、風邪にも多用されている。医院などを受診した際、「風邪ですね。抗生物質を出しておきましょう」と言われた経験のある人も多いに違いない。だが、風邪の約9割は、細菌とは異なるウイルスの感染が原因なので、抗生物質が効かない。風邪が治るどころか、下痢、嘔吐おうとなどの副作用に悩まされる恐れもある。

 医師たちもこうした事実は知っている。それでも抗生物質を出すのは、風邪をこじらせて肺炎などになる二次感染を「念のために」防ごうという考え方からだ。ただ最近では、抗生物質に二次感染の予防効果がないことも、様々な研究で明らかになっている。

 いや、風邪の治療や肺炎の予防に効果がないどころか、抗生物質の不適切な使用はより大きな問題をはらんでいる。

 抗生物質の使いすぎが問題なのは、薬が効かない薬剤耐性菌が増えるからだ。耐性菌はふだん健康な人には悪さをしないが、病気で入院中など体力や免疫力が落ちた人にとっては脅威となる。治療は困難で、耐性菌の院内感染で患者が死亡するケースは後を絶たない。米国では年間約2万3000人、英国でも同約5000人が耐性菌によって死亡しているとされ、日本でも同様に多数の人が命を落としているとみられている。このまま対策をとらないと、2050年に世界で1000万人が耐性菌によって死亡する――との推計もある。16年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)でも、この問題が取り上げられた。

 こうした事態を前に日本の厚生労働省も、抗生物質の使用量を20年までに3分の1減らす目標を掲げている。このこと自体が、抗生物質の不適切な使用が横行していることの表れとも言えるだろう。

「異例の報酬加算」で使用を抑制
 抗生物質の使いすぎを是正するため、厚労省は昨年、抗生物質の使用指針(抗微生物薬適正使用の手引き)を作り、「風邪(感冒)には抗生物質を使わない」と明示した。そして、この方針を推し進めるために厚労省は、4月の診療報酬改定を活用することを決めた。

 診療報酬とは、診察や検査、手術、投薬などの医療行為に対し、政府が定める公定価格を指す。医療機関が保険で診療を行った際に受け取る収入で、2年ごとに改定される。医療行為の種類ごとに細かく点数化して値段を設定しており、政府の狙う方向に医療機関を誘導する効果がある。今年4月の改定は、在宅医療や訪問介護の充実などが柱になっている。

 では、診療報酬の改定をテコに、どうやって抗生物質の使用を抑制するのだろうか?

 具体的には、急性上気道感染症(風邪)や下痢で受診した子どもに対し、診察の結果、抗生物質を使う必要性が認められず、使用しない場合に、抗生物質を使う必要がないことを説明すれば、「小児抗菌薬適正使用支援加算」として、800円が医療機関に支払われる制度を新設する。

 医師が「抗生物質は不要」と説明した上で処方しなかった場合、医療機関への報酬を加算する――。診療報酬は、投薬や検査などを実施した場合に支払われるのが通常で、今回のように投薬を「しなかった」場合に支払われるのは極めて異例だ。

 抗生物質が多用されるのは、患者や親が医師に薬の処方をリクエストする場合が少なくない、という事情もある。医師の側からは「抗生物質が必要ないことを説明するには手間がかかる。外来には多数の患者が待っており、時間の余裕もない。それより薬を出した方が簡単」という声も聞かれる。今回の診療報酬改定は、そうした<説明の手間の対価>と言える。

診療報酬800円の3割は患者の自己負担
 薬を出せば、それだけ医療機関の収入になることも、薬の過剰使用につながっている。今回の診療報酬改定は、これに一定の歯止めをかける効果が期待できる。

 もっとも、薬が必要ない場合にそう説明するのは当然のことであり、実践している医師は多い。報酬をつけなければ、必要な説明もできないというのでは、「医は算術」の現状の裏返しではないだろうか。

5011とはずがたり:2018/03/20(火) 16:30:58

 しかも、800円の診療報酬のうち、3割は患者の自己負担(義務教育就学前の小児は2割負担)となる。最近では小児医療を無料化する自治体も増えているが、その財源は税金であり、最終的には住民の負担になる。効果がないうえ副作用の恐れがある薬を処方されて薬剤費を払わされるよりは、はるかに良いとはいえ、患者にとって割り切れない思いも残る。

 診療報酬の加算などなくとも、薬が不要であることを説明し、処方しないのがプロである医師本来の姿のはずだ。新制度の力を借りなければならない現状は、そうしたプロ意識の欠如のツケを患者が負わされる形だとも言えるだろう。

薬剤師の力借り、「多剤処方」にブレーキ
 今回の診療報酬改定で、投薬の適正化を促そうとしているのは抗生物質だけではない。多種類の薬を飲んでいる場合に、薬を減らすことを狙った仕組みも新設される。

 高血圧、糖尿病など複数の病気にかかり、多くの種類の薬を飲んでいる高齢者は少なくない。こうした多剤併用は、薬剤費がかさむばかりでなく、副作用の危険を増やす。実際、薬の副作用で意識障害に陥ったり、ふらついて転倒、骨折して寝たきりになったりする高齢者もいる。服用する薬を減らして元気になった――というケースはよく見られる。

 6種類以上の飲んでいると副作用が増加する、というデータがあるほか、服薬が5種類以上で転倒しやすくなる、との報告もある。

 厚労省によると、高齢者の4割強が5種類以上の薬を処方されており、7種類以上の処方も25%に上る。多くの高齢者が副作用の危険にさらされていることは、数字の上でもうかがえる。厚労省はこうした事態を重視し、専門家による検討会を設けて、薬を減らすよう促す医師向けの指針案を2月に作成した。

 日本老年医学会も、高齢者に有害な副作用が出やすい「特に慎重な投与を要する薬」のリストを作成し、注意を呼びかけている。

 それでも、多剤処方はなかなか改まらない。患者が複数の診療科や医療機関を受診し、それぞれの担当医が他の診療科や医療機関の処方内容を知らずに薬を出す。こうした受診と処方が積み重なって薬の種類が増えていく、といった事情もある。

 そこで、4月の診療報酬改定では、処方の情報が集まる薬剤師の力を借りて、多剤処方を改善することになった。具体的には、6種類以上の内服薬が処方されている場合、薬剤師が医師に薬を減らすことを提案し、調剤する薬が2種類以上減った場合に、月に1回、1250円が報酬として支払われる。

 薬剤師から処方に注文をつけられるのを嫌う医師もおり、薬剤師が医師に薬を減らすよう提案するのは必ずしも容易ではなく、今回の改定にどれくらい実効性があるかは見通せない。それでも薬剤師には、単に医師が処方した薬を調剤するのではなく、多剤併用の弊害に目を光らせる役割が求められよう。

5012とはずがたり:2018/03/20(火) 16:31:05
>>5010-5012
過剰なCT検査にも批判の声
 使いすぎが問題なのは薬だけではない。過剰な検査も、医療が抱える課題の一つだ。

 CT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)といった高度の画像診断装置が、日本は世界で最も普及している。1年間で約3000万件、小児に限っても55万件のCT検査が行われている。

 子どもが頭を打った際などに救急外来に駆け込むと、CT検査が行われることが多い。米国では小児科学会が、子どもの意識レベルなどをもとに、CT検査が必要かどうかを判定する基準を設けているが、日本にはそうしたルールはない。また、現場で医師が必要ないと感じても、親の求めに応じて検査する場合が少なくないとみられる。

 「CTを撮ってほしいという親に、『必要ない』と説明するのは手間がかかる。必要ないと思っても、検査した方が簡単」と話す医師もいる。風邪に抗生物質が多用されるのと事情はそっくりだ。

 だが、エックス線を照射するCTには、放射線被曝ひばくによる発がんリスクがあることに注意しなくてはならない。日本のがん発症者のうち、3%はCTなど放射線検査が原因だとする研究もある。特に子どもの場合は、放射線による発がんリスクが成人より高いと言われ、検査の実施にはより一層の慎重さが求められる。

 「過剰な検査を減らすには、風邪に抗生物質を使わない場合と同様に、CT検査も実施しなかった場合に診療報酬の加算を設けてはどうか」と話す専門医もいる。

 このまま安易な検査が行われ続けるなら、そうした対処法もやむを得ないかもしれない。しかし、お金で誘導しない限り、適正な投薬や検査ができないというのでは、プロとして情けない。医療現場の医師たちが、不要な投薬や検査はしないという基本に立ち返ることを願いたい。

田中 秀一( たなか・ひでかず )
 読売新聞調査研究本部主任研究員。専門分野は医療、社会保障。医療情報部(現医療部)長、社会保障部長、論説委員、編集局デスクを経て現職。長期連載「医療ルネサンス」を18年担当し、現代医療の光と陰に目を凝らしてきた。「納得の医療」「格差の是正」を考えながら取材を重ねている。

5013とはずがたり:2018/03/20(火) 21:27:16
>>5010
そうそうこれ貼るの忘れてた。このツイートでこのニュースに気付いた。
この方,俺が昭恵をいじめるなってツイートに反論したら横から逆ギレしてきた独善的な御仁だけどお医者さんみたいだ。
仕事が忙しくて苛立ってるのなら同情するけどただのクソウヨで安倍ピンチに苛立ってるなら残念だ。

東京ディズニースカ医
?https://twitter.com/narkotyka/status/975972780939165696
@narkotyka
フォローする @narkotykaをフォローします
その他 東京ディズニースカ医さんがSave ABx Japanをリツイートしました
大概その内容で説明してるからうちは収入増えるな。でも薬薬の一点張りで薬は要らんと15分説明しても食い下がるような奴は薬投げてでも追い返すしかないんだよ。

5014とはずがたり:2018/03/23(金) 21:22:59
群馬大病院、診療報酬を返還へ
不正請求で13億円
https://this.kiji.is/349866622943347809
2018/3/23 19:44

 群馬大は23日、同大病院で2015年3月までの5年間に不正、不当な診療報酬請求が延べ約74万件、計13億4500万円分あり、自主返還すると発表した。腹腔鏡手術を受けた患者が相次いで死亡した問題で厚生労働省などの監査を受け、指摘された事項を再点検していた。

 大学によると、保険適用外の腹腔鏡手術を保険適用の手術としたり、カルテに記載がない診療行為を請求したりしていた。担当者は、病院の態勢や指導に不備があったと認め、「再発防止を徹底する」としている。

 厚労省などは15〜17年に監査を実施し、不正請求などがあったと指摘し、再点検を求めていた。

5015とはずがたり:2018/03/24(土) 09:30:31
花粉を水に変えるマスク、その効果は医学論文で明らかに・・・なってないよ!!
2018年03月15日
https://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=24654

■宣伝しまくりの花粉を水に変えるマスクは疑問符多数
花粉症にお悩みの方が注目しているマスクがあります。派手に宣伝をしているので花粉症じゃない人も目にしたのでは?

このマスクの効果を実証したエビデンスとしていつか持ち出される可能性がある医学系論文が存在します
この論文ですが、実はツッコミどころ満載であり、この論文を基にして

「医学的研究で効果が実証された花粉を水に変えるマスク!!」風のアフィリエイト広告が氾濫する前に先制攻撃
をしておきますね。

■花粉を水に変えるマスク・・・その仕組みを化学式で考えてみると無理
花粉症の原因は皆さんご存知のように植物の花粉ですよね。特に問題となっているのはスギの花粉です。花粉とういうのは、植物が次世代を生み出すためのタネであるわけで、植物の遺伝子が含まれています。遺伝子があるということは核酸が当然含まれています。その核酸には窒素が必ず含まれています。

この花粉を水に変えるマスクの説明として 花粉+マスク→水 という化学反応となっているはずなんですけど・・・

花粉に含まれている窒素はどこに行っちゃったのでしょうか
的な素朴な疑問が当然湧き出てきます。花粉にはそのほか多数の分子も当然含まれていますので、まあキャッチコピーに文句をつけるのも大人がないとは思いますけどね。

そこでこの花粉を水に変えるマスクの理論背景となっていると考えられる医学系論文を参考にして、本当にこの花粉症を水に変えるマスクは花粉症を水に変えて、花粉症対策として優れた効果があるのかを検証してみますね。
■花粉症を水に変える理論・・・これかなり変です!!
花粉症対策の医学論文は多数あります。その中で今回題材とした花粉症を水に変えるマスクに関する医学系論文を見つけました。それは「アレルギー性鼻炎及び花粉症に対するハイドロ銀チタンシート(HATS)の臨床的有用性の検討」http://jssm.umin.jp/report/no34-1/34-1-06.pdfという論文で社会医学研究というあまり見慣れない学術誌に掲載されています。

ハイドロ銀チタンは商品名なのか、新発見の物質なのか明確ではありませんが丸に囲まれたRマークが記載されています。酸化チタン(二酸化チタンとも呼ぶ)は光触媒効果があることは多数の研究で明らかになっていて、医療的な用途としては殺菌などが考案されていることは事実です。

酸化チタンが色々な効果を発揮するためには、ある波長の光が必要なんですが、このハイドロ銀チタンシート(Rを丸で囲ったマーク付き)は通常の二酸化チタンに銀をくっ付けることで一般の光でも効果が出るらしいのです(このあたりの検証は化学の専門家さん、お願いします)。まあ、二酸化チタンでも酸化チタンでもハイドロチタン+銀でもいいのですけど


前掲論文より

このマスクの効果は論文によると

・目的は新開発した酸化チタンに銀を加えた光触媒物質シートが花粉症に有効であるかを検証

・花粉症患者さん12名が参加

・通常のマスク使用→HATSを含まないコヨリを鼻に詰める→HATSを含むコヨリを鼻に詰める(HATSは酸化チタン+銀+ハイドロキシアパタイトで構成された複合光触媒物質シートの事)。

・上記の3つの条件で花粉症の症状である、くしゃみ・鼻水・鼻づまりに関する効果を評価

・HATSを含むコヨリを使用すると12人中11人で花粉症の症状軽減効果があった

ってことになります。この研究がダブルブラインドで行われていることは明記されていませんので、臨床研究として高評価を受ける可能性はかなり低くなりますね。

5016とはずがたり:2018/03/24(土) 10:58:07
EARLの医学ツイート
?https://twitter.com/EARL_Med_Tw/status/977035707213430785
@EARL_Med_Tw

p値の閾値を0.05から0.005に下げる提案(JAMA 2018, Mar22)
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2676503?utm_source=silverchair&utm_medium=email&utm_campaign=article_alert-jama&utm_content=olf&utm_term=032218

生物学的研究の96%は0.05を用いているが、既にゲノミクスの領域では有意性閾値は0.00000005が用いられており、0.05という常識は崩れつつあるとのこと

なお、仮にp値の有意性閾値を0.05から0.005に変更した場合どれくらいの影響があるかというと、過去の生物学的論文の1/3が有意性を失うとのことです。


March 22, 2018
The Proposal to Lower P Value Thresholds to .005
John P. A. Ioannidis, MD, DSc1
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2676503?utm_source=silverchair&utm_medium=email&utm_campaign=article_alert-jama&utm_content=olf&utm_term=032218

5017とはずがたり:2018/03/27(火) 10:45:07

京大患者死亡、濃度千倍の調剤ミス 検証結果公表
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180326-00000027-kyt-soci
3/26(月) 19:23配信 京都新聞

 京都大医学部付属病院に外来通院していた女性患者が、自宅での点滴用のセレン注射薬が高濃度となって死亡した問題で、同病院は26日、セレン注射薬を患者に渡すまでの過程で通常の千倍の濃度に調剤するミスが発生したとの検証結果を明らかにした。死因はセレン中毒だった。稲垣暢也院長は「亡くなった患者さんのご冥福をお祈りする。再発防止策に取り組む」とのコメントを出した。
 女性は昨年9月、同病院で処方されたセレン注射薬を混ぜた輸液を自宅で点滴したが容体が悪化。翌朝に同病院を受診し亡くなった。女性の血中のセレン濃度は基準値の20倍を超えていた。院内に残っていた注射薬の濃度は、処方箋通りに作った場合の千倍だった。
 同病院によると、昨年5月16日に薬剤師が院内の保管庫からセレン試薬瓶を取り出し、無菌室で水と混ぜて注射薬を作った。計量する時に単位を間違えた可能性があるが、調剤した薬剤師2人は調査に「いつも通りにやった。間違うはずがない」と話している。このうち1人はセレン試薬瓶を約1カ月後に廃棄。「試薬が古いと考えた」と説明したという。
 同病院は「昨年5月以降の保管状況で、ミスが発生した場所や時期は特定できなかった」としている。薬剤師が現在も同病院に勤務しているかは明らかにしなかった。再発防止策として、調剤時の手順書を改訂したり計測方法を改めたりしたという。

5018とはずがたり:2018/04/07(土) 19:34:08
ちゃんと調べてるのか誰か詳しい人の突っ込みを待ちたい。

<医療>「炭水化物が命を縮める」 衝撃論文の中身とは
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00000017-mai-soci
4/7(土) 10:00配信 毎日新聞

 「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」という内容の論文が2017年、英医学誌ランセットに掲載されました。主に炭水化物の摂取率を下げる「糖質制限食」については、さまざまな意見があります。糖質制限食の体系を確立したパイオニアで、糖質制限食推進派の江部康二・高雄病院理事長は「日ごろの主張がとうとう証明された」と話します。江部理事長が論文の内容を解説します。【毎日新聞医療プレミア】

 ◇5大陸18カ国の13万5000人を調査

 ランセットの論文は、カナダ・マクマスター大学のMahshid Dehghan博士らが報告したものです。5大陸18カ国で全死亡と心血管疾患に対し食事がどのように影響するのかを検証した研究の結果です。

 2003年1月1日時点で登録した35〜70歳の13万5335人を、13年3月31日まで7.4年間(中央値)追跡調査しました。これまでの研究データのほとんどが、高所得で栄養過剰傾向にある欧米のものでした。しかし、この研究は低所得、中所得、高所得の18カ国を網羅しており、その点でも信頼性の高い研究だといえます。

 ◇健康常識をくつがえす結果

 論文の内容は以下の4点に要約できます。

1)炭水化物摂取量の多さは、全死亡リスクの上昇と関連している

2)総脂質も各種脂質も摂取量の多さが全死亡リスクの低下と関連している

3)総脂質、各種脂質の摂取量は、心血管疾患、心筋梗塞(こうそく)、心血管疾患死と関連していない

4)(乳製品や動物性食品に多く含まれる)飽和脂肪酸の摂取量は脳卒中の発症リスクと逆相関している

 端的に言えば、「炭水化物の摂取量が多いほど死亡リスクが高まり、脂質の摂取が多いほど死亡率が低下する」という内容です。つまり、「脂質をなるべく減らしましょう」という日本の従来の健康常識を真っ向から覆す研究報告です。

 炭水化物は「糖質+食物繊維」です。食物繊維は体内に吸収されず、血糖値の上昇を緩やかにするのを助けたり、腸内細菌の餌になったりするものです。一方で、糖質は体内に吸収され、血糖値を直接上昇させたり、老化や生活習慣病の原因となる糖化に関わったりします。ですから、死亡リスクの上昇には糖質が関係していると考えていいでしょう。

 ◇総死亡率が示す炭水化物の影響

 論文では、炭水化物と脂質それぞれについて、摂取比率によって五つのグループに分け、全死亡率を比較しています。

 炭水化物については、摂取比率が高いほど総死亡率が上昇しています。摂取比率が最も低い1群(46.4%)は総死亡率が4.1%で、最も高い5群(77.2%)は総死亡率が7.2%ですから、5群は1群よりも総死亡率が1.76倍も高くなっています。

 脂質については逆で、摂取比率が高いほど総死亡率が減少しています。摂取比率が最も少ない1群(10.6%)の総死亡率は6.7%。最も高い5群(35.3%)の総死亡率は4.1%です。5群の総死亡率は1群の0.61倍しかありません。

 ◇人類最強の食事療法?

 ところで、私が実践している「スーパー糖質制限食」は、糖質摂取比率12%です。この研究で炭水化物の摂取比率が最も少ない1群の糖質摂取比率は、白米で換算すると46%ぐらいです。スーパー糖質制限食は1群よりもさらに糖質摂取比率が低いということです。

 さらに、脂質については、スーパー糖質制限食の摂取比率は56%ですから、この研究で最も摂取比率の高い5群よりも高くなります。実際に研究で確かめられているわけではありませんが、「スーパー糖質制限食は人類最強の食事療法」との仮説が成り立ちます。

 「今回の結果を踏まえ、世界的な食事ガイドラインを再検討すべきである」と著者はこの論文で提言しています。私も同感です。

5019とはずがたり:2018/04/13(金) 08:00:17
医師会の圧力の下,開業医が不当に優遇されてる診療報酬体系とかそういうのに問題ありそう。地域の中核病院とかがまともに経営出来る様な,開業医が非常勤としてもっと働きたくなる位の,仕組みを考えて欲しい。

医師不足
偏在解消見えず 都市部でも深刻化
http://mainichi.jp/articles/20180413/k00/00m/040/113000c
毎日新聞2018年4月12日 22時40分(最終更新 4月13日 01時22分)

 医師不足が2028年まで続くとする推計を厚生労働省がまとめたが、都市と地方との間で起こる医師偏在に解消のめどは立っていない。労働時間を制限する「働き方改革」で都市部でも医師不足が深刻化していて、医療現場から推計に疑問の声が上がる。

 「医療体制は地域の存亡に直結する」。人口当たりの医師数がワースト2位の茨城県のある議員は危機感を募らせる。

 同県南東部の鹿行(ろっこう)地域は人口10万人当たりの医師数(16年)が95.7人で、全国平均251.7人(同)の4割以下。域内にある鹿島労災病院は災害拠点病院にも指定される地域医療の要だが、10年前に40人いた常勤医は12人まで減少。夜間は当直医の専門外だと救急患者を受け入れられないことも。来年4月には近隣の病院と統合する予定だ。県担当者は「医学部定員は地域の実情に合わせて見直すべきだ」と話す。

 人口当たりの医師数は「西高東低」と呼ばれ、医学部の多い西日本で多く、東日本は東京都を除き軒並み平均を下回る。ワースト1位は埼玉県、2位が茨城県で、東京への医師流出などが原因とみられる。医学部の入学定員に、卒後一定期間の地元勤務を義務付ける「地域枠」を設けるなど、国も医師の偏在対策に努めているが、解消できていない。

 医師偏在は診療科間でも進む。この20年間で、麻酔科や放射線科の医師は6〜8割程度増えたが、激務の外科医や産婦人科医は横ばい状態だ。

 聖路加国際病院(東京都)は16年6月に労働基準監督署の指導を受け、1カ月の残業時間を45時間に抑えるよう取り組んでいる。医師数を増やす必要があるが、激務の救急や産婦人科などは募集しても集まらないという。

 働き方改革も医師不足に拍車をかける。同病院は、夜勤や当直の医師数を減らし、土曜の外来診療は救急だけにした。時間外は患者家族に病状説明を断るなど、「患者へのサービスを絞らざるをえない」(同病院)。治療体制を維持したまま残業時間をゼロにするには、今の1.5倍は医師が必要という。今回の推計について、福井次矢院長はこう語った。「患者への影響を第一に考えておらず、非現実的だ」【酒井雅浩、熊谷豪】

28〜33年ごろ医師余剰に
厚労省の将来推計
https://this.kiji.is/357151452457665633
2018/4/12 22:11
c一般社団法人共同通信社

 厚生労働省は12日、医学部の定員が現状のままならば、遅くとも2033年ごろには必要とされる医師約36万人を確保でき、その後は余るとした将来推計を明らかにした。医師の需要をこれより低く見積もった場合は、28年ごろに医師不足が解消され、余剰に転じると試算。同日開かれた有識者検討会で提示した。

 検討会は、20〜21年度の定員は現状をおおむね維持する方針を了承したが、今後は定員減も視野に入れた議論が進みそうだ。

 地域によっては医師が不足している問題を受け、政府は08年に定員増を決定。医師は増え続けているが、地域や診療科間での偏りは解消されていない。

5020とはずがたり:2018/04/18(水) 17:10:57

病棟一部休止でも赤字100億円、市立病院苦境
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180417-OYT1T50012.html
2018年04月17日 09時20分

 市立札幌病院(札幌市中央区)が、患者数の伸び悩みや診療報酬の改定などで経営が悪化し、2017年度決算の累積赤字が100億円の大台に達する見通しだ。

 市立病院は経営改善策を盛り込んだ次期中期経営計画(19〜24年度)を策定するため、17日に病院経営者らによる専門家検討会を開く。病院経営に詳しい医師は、抜本的な改革が必要としている。

 ◆病棟休止

 市立病院8階の東病棟(44床)は、今年1月から病室や廊下の電気が消され、人けがない。このエリアから患者や看護師らを別の病棟に集約、配置したためだ。空洞のような8階東病棟は一見、施設の無駄に見えるが、運営効率化の一環だという。

 市立病院はこの頃、診療科ごとに定めていた病床の枠を取り払い、全病床を一元管理する方法に見直した。特定の診療科に入院患者が集中して病床が埋まると、ほかの診療科で空いている病床があっても入院できない無駄があったからだ。宇都宮顕佳・市病院局経営管理部長は「非効率な方法は今後も改めたい」と語った。

 ◆27億円借り入れても

 市立病院は14年度から3期連続で経常収支の赤字が続き、貯金に当たる内部留保金は16年度に使い果たした。17年度は市の一般会計から27億円を借り入れたが、それでも約11億1000万円の赤字が見込まれ、累積赤字は約104億円になる見通しだ。

 赤字の要因の一つに新規入院患者の低迷がある。13年8月に地元の診療所などと連携する地域医療支援病院に指定され、14年9月から初診時に紹介状を持参しないと追加料金を徴収する制度を導入した。国が病院と診療所の役割分担を進める施策の一環だが、同年度の病床利用率は前年度比4・7ポイント減の65・9%となり、初めて70%を下回った。

 15年度は年度途中に798床から51床(6・4%)を削減して747床にしたことで、16年度の病床利用率は70・3%に回復した。それでも現行の中期経営計画で定めた目標を1・4ポイント下回る。

 16年10月には紹介状がない場合の追加料金が2160円から5000円に引き上げられ、収益環境がさらに厳しくなった。これを受け、17年度からガーゼや包帯などの医療用品や薬品の共同購入による費用削減策を始めたほか、夜間の2次救急の受け入れを拡大して新規の入院患者を増やす取り組みにも力を入れている。

 国は市立病院のような急性期病院に在院日数を短縮させる施策を打ち出し、平均日数が増えると診療報酬が下がる制度を取り入れている。市立病院の16年度の平均在院日数は10・7日で、計画(11・5日)より短縮できたが、短縮分を補うだけの入院患者が確保できずに収益減を拡大させた。

 宇都宮部長は「在院日数は短縮させる方向で進める。そのため患者を増やす試みが重要で、地域の診療所との連携を強めたい」と話している。

 17日からの専門家検討会には、市内の医師や学者ら委員4人のほか、アドバイザーとして道医師会の理事や民間病院経営者が参加する。10月に報告書をまとめ、年度内に策定する次期中期経営計画に反映させる。

2018年04月17日 09時20分

5021とはずがたり:2018/04/24(火) 22:15:09
不妊治療死、担当医「治療に夢中になっていた」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180423-OYT1T50095.html
2018年04月23日 21時42分

 セントマザー産婦人科医院(北九州市八幡西区)で2016年、不妊症の検査・治療を受けた福岡県内の女性が死亡した医療事故で、県警は23日、担当医(37)(東京都墨田区)や院長(68)(八幡西区)ら男性医師3人を業務上過失致死容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。

 発表によると、担当医は16年11月16日、同県宗像市の会社員女性(当時37歳)の卵管の通りをよくするため、複数回にわたり子宮内に大量の空気を注入し、その一部が血管内に流入したことにより、同年12月1日、肺塞栓そくせん症を起こしたことによる多臓器不全で死亡させた疑い。院長は担当医に治療の危険性を教えず、別の医師(37)(八幡西区)は治療に立ち会ったが止めなかった疑い。県警は担当医について、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけた。

 女性は治療の途中で心肺停止状態となり、北九州市内の別の病院に搬送されたが助からなかった。担当医は事故後、派遣元の大学に戻った。

 3人は当初、右側の卵管の詰まり具合を調べるため、生理食塩水を流す「通水検査」を実施した。院長は「問題がなかった」として検査の終了を指示したが、担当医は、空気を注入して通過性を高める「通気治療」を行うことで、より改善が見込めると判断。同医院では通常30〜40ccの空気を送り込んでいたが、担当医が注入を繰り返し、計数百ccに達した。県警は、この際に子宮内の血管に空気が流入したとみており、担当医の措置に重大な過失があると判断した。

 県警の調べに、担当医は「通気治療の危険性は認識していたが、治療に夢中になっていた」と容疑を認めている。院長と別の医師は容疑の一部を否認しているという。

 書類送検を受け、同医院は「残念な結果となったことは大変遺憾で、事態を重く受け止め、ご遺族にはおわびした。捜査中のため、内容に対する回答は差し控える」とのコメントを出した。

 同医院は1990年開業。世界で初めて、人間の未熟な円形精子細胞を体外で培養し、成熟精子に育てることに成功するなど不妊治療に積極的に取り組み、全国から患者が訪れている。

2018年04月23日 21時42分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

5022とはずがたり:2018/04/25(水) 10:00:22
子供の頃一回罹る奴じゃあなかったっけ?寝てりゃあその内治るんちゃうの?!もっと深刻??感染力強そうだが。。

はしか感染、愛知で拡大…沖縄帰りの男性からか
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180425-OYT1T50020.html
2018年04月25日 08時56分

 発熱や発疹を伴う麻疹(はしか)の感染が拡大している。

 名古屋市と愛知県は24日、新たに同市内の中学生の姉妹と同県東郷町の女児(1)への感染が判明したと発表した。ともに、感染がわかった沖縄帰りの10歳代の男性から広がっているとして、感染が疑われる場合は事前に医療機関に連絡した上で、公共交通機関は利用せず受診するよう呼びかけている。

 姉妹は9日、同市昭和区の名古屋第二赤十字病院を受診し、23日にはしかと判明した。10歳代の男性は9日に同病院を受診し、11日にはしかと診断されていた。21日には同病院に勤める30歳代の女性職員の感染も判明。市の検査で、男性と職員のウイルスの遺伝子型が一致した。男性は10日に東郷町の医療機関でも受診、女児は同日、同じ医療機関で診察を受けており、空気感染したとみられる。

(ここまで351文字 / 残り182文字)
2018年04月25日 08時56分

5023とはずがたり:2018/04/25(水) 10:04:11
合併症になる可能性が高く,稀だけど脳炎になると怖いのか。。
予防接種してるよなあと思ったけど,効果10年なのか。ウイルスにずっと曝露しないことも多そうだが,もし嫌なら大人も接種した方がええのん??

麻疹
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%96%B9

麻疹ウイルス
麻疹(ましん、英: measles, rubeola、別名・痲疹)とは、ウイルス感染症の一種で、麻疹ウイルスによる急性熱性発疹性疾患[1]。日本では「麻しん」として感染症法に基づく五類感染症に指定して届出の対象としている(「疹」の字が常用漢字でないため「麻しん」として定められている)。和語でははしか(漢字表記は同じく「麻疹」の字を当てる)と呼び、一般にはこちらの方が知られている。

麻疹は麻疹ウイルス[注 1]によるものであり、その感染力はきわめて強く、その感染経路は空気感染をはじめとして飛沫感染・接触感染と多彩である。(空気感染もするので、たとえ患者に触れなくても、たとえ飛沫を浴びなくても、ただ患者がいる部屋の空気を吸うだけでも感染しうる。)

麻疹に関してワクチン接種は効果のある予防法であり、世界では予防接種の実施により麻疹による死亡を2000-2013年の間に75%減少させた。世界児童のおよそ85%は接種を受けている。患者に接触してから3日以内であれば麻しんワクチンの接種により発病を予防できる可能性があり、 患者に接触してから6日以内であればガンマグロブリンの注射により発病を予防できる可能性がある[2]。

発病(発症)してからの治療法はなく、対症療法が行われる[3]。

世界の患者数は年間20万人ほどであり[1]、主にアジア・アフリカの途上国である[3]。流行株の変異によって、ワクチンで獲得した抗体での抑制効果が低くなることが懸念されている。また、ワクチンによる獲得免疫の有効期間は約10年とされるが、ブースター効果による追加免疫が得られず、抗体価の低下(減衰)により再感染することもある。

合併症

麻疹にかかったナイジェリアの児童。現在、麻疹の流行はアフリカ大陸で多く発生している。
発症者の約30%が合併症を併発し[10]、約40%が入院を必要としている[11]。発熱時に不適切に解熱剤などを投与した場合、細菌による二次感染の危険性が高まる。また、合併症は以下のように区分される。

脳・神経系の合併症
亜急性硬化性全脳炎(subacute sclerosing panencephalitis、略称:SSPE)
この病気は麻疹に感染後7?10年してから知能障害や運動障害が発症し、ゆっくりと進行する予後不良の脳炎である。麻疹に罹患した人の数万人に一人が発症するといわれている。
ウイルス性脳炎
麻疹患者の内、1000人に1人くらいの割合で発症。熱発の程度と脳炎の発症率に相関はない。発症すると1/6が死亡、1/3に神経系の障害が残るとされる。

咽頭?気道系の合併症
・麻疹ウイルスによるもの(中耳炎、ウイルス性肺炎(間質性肺炎)、細気管支炎、仮性クループ)
・細菌の二次感染によるもの(中耳炎、細菌性肺炎、気管支炎、結核の悪化)

その他
・ワクチン未接種の女性が妊娠中に麻疹にかかると子宮収縮による流産を起こすことがある。妊娠初期での感染では31%が流産し、妊娠中期以降でも9%が流産または死産、24%は早産との報告がある。
・細菌性腸炎 - 赤痢菌やサルモネラ菌などの細菌の二次感染によって発症する腸炎。主な症状は激しい下痢と腹痛で、下痢は粘血便となることもある。
・口内炎
・カンジダ症
・播種性血管内凝固症候群 (DIC) - 非常にまれではあるが重篤な疾患。本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる。出血傾向(紫斑、止血不良など)と臓器虚血が主症状。脳内出血・消化管出血・多臓器不全がみられると非常に危険。

5024とはずがたり:2018/04/25(水) 17:18:13
本気で心配だ。

「武田は本気だ」市場動揺 身の丈超える渾身の巨額買収
https://www.asahi.com/articles/ASL4T4GV6L4TULFA01B.html?iref=com_alist_8_01
2018年4月25日15時00分

 国内製薬最大手の武田薬品工業がめざしているアイルランドの製薬大手、シャイアーの買収が、実現に向けて大きく動き出した。武田の提案は約460億ポンド(約7兆円)でシャイアーの全株式を取得するという内容。国内企業による過去最大の買収構想に対し、財務悪化を懸念する投資家の動揺が続いている。

武田薬品、シャイアー買収大筋合意 7兆円で全株取得か
 製薬企業の収益源となる新薬の開発は近年、開発期間の長期化に伴って投資負担が重くなっており、業界ではM&A(企業合併・買収)によって高収益が見込める新薬を取り込もうとする動きが広がっている。

 創業230年を超す老舗の武田…

5025とはずがたり:2018/05/09(水) 10:30:30
【社説】
高齢者と服薬 引き算で副作用減らせ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018050902000162.html
2018年5月9日


 高齢者は多くの薬を併用することが多い。厚生労働省は副作用などのトラブルを防ぐため医薬品の適正使用について指針案を示した。薬はなるべく減らすことも治療のうちと考えるべきだろう。

 高齢になるといくつもの疾患を抱えがちだ。あちらこちらの医療機関を受診し降圧剤や睡眠薬など多種類の薬を処方される。

 厚労省によると七十五歳以上の四割が一カ月で五種類以上、25%が七種類以上を一カ所の薬局で受け取っている。十一種類以上の人もいるとのデータもある。

 だが、高齢者の服薬には注意が必要だ。加齢で薬を分解する体の働きが低下している。同じ量でも若い人より効きすぎてしまう。

 無視できないのは副作用だ。ふらつき・転倒、記憶障害、抑うつなど深刻なトラブルが出やすくなる。食欲低下や便秘、排尿障害なども起こり、高齢者を悩ませることになる。副作用を抑えようと別の薬を処方される悪循環もある。

 トラブルの発生は六種類以上で増加するデータがある一方、三種類程度でも発生するケースもあり処方された薬の中身や組み合わせに注意が求められる。

 厚労省は、指針案を初めてつくった。医師や薬剤師ら向けで、特徴的な副作用の症状や原因薬を示し、医療従事者が連携して服薬状況の把握や処方の見直しを促している。その上で使用中止できないか、より安全性の高い代替薬を使えないかなどを判断し、減薬や変更後の患者の慎重な経過観察も求めている。

 医薬品は医療の柱のひとつだ。これまで症状が改善しなければ種類や量が増え、長期処方に傾きがちだった。多剤による影響を考慮したり、減薬する発想はあまりなかったのではないか。

 今後、多くの高齢患者が薬を利用することになる。減薬も症状の改善や生活の質(QOL)向上に役立つと「引き算」の発想に換える時機に来ている。

 飲み忘れなどの残薬は年間五百億円分になるとの推計もある。医療費の節約のためにも服薬の管理は重要になる。

 そのためには、地域のかかりつけの医師や薬剤師の役割は増すが、医療関係者同士の連携はまだ手薄だ。患者の服薬情報の共有を含めチームで患者を支える態勢づくりを急ぐべきだ。

 患者は勝手な服薬中止は避けたいが、「薬が多い」と感じたり体調に不調を感じたら医師や薬剤師に聞いてみることも心掛けたい。

5026とはずがたり:2018/05/10(木) 14:02:02
検査目的の献血を避ける為に本人に告知しないのではなかったのか?

献血後に呼び出され… 新婚でまさかの宣告
https://www.asahi.com/articles/ASL260CP5L25UBQU00L.html?iref=recob
鍛治信太郎2018年2月6日06時00分

抗HIV薬を見せる男性の右手。毎朝、1錠のんでいるという=1月、東京都内

患者を生きる・HIV陽性(1)
 東京都内の分譲マンションに住む男性(47)は、会社員の妻(45)、小学生の息子とごく普通に暮らす会社員だ。だが、たった一つ、妻以外には打ち明けていない秘密がある。

 2004年1月、それ以前の勤務先で同僚だった妻と結婚した。その4月、会社の近くに毎年来る献血車で献血した。献血は学生時代から何度かしており、以前も同じ場所でした覚えがある。

 数日後の夜、帰宅すると日本赤十字社から手紙が来ていた。「お伝えしたい重大なことがあるので連絡をいただきたい」という内容だった。「献血ぐらいで何事だろう」とドキドキした。

 翌日、昼休みに電話すると、担当者にこう言われた。「今回、ご協力いただいた献血で検査をしたところ、お知らせしなければならないことがあります。お手数ですが、お越しください」。「内容は何ですか?」とかなりしつこく食い下がったが、電話では話せないという。

 約1週間後、半日休を取り、都…

5027とはずがたり:2018/05/13(日) 14:54:51
>ムンプス難聴は,これまでめったに起こらない(数万〜20万に一人)と思われていました。しかし、最近の調査により、おたふくかぜにかかった人のおよそ1,000人に1人が難聴になることがわかってきました。
http://www.oikawa-iin.jp/mumps.html

>おたふくかぜによる無菌性髄膜炎の頻度は1〜10%と比較的頻度が高いものの予後は良好な合併症であり, 脳炎の合併を除くと, おたふくかぜは生命予後が良好な感染症である。しかしながら脳炎の合併率は0.02〜0.3%, 脳炎例の致命率は1.4%であり,
>入院加療が必要なおたふくかぜワクチンの副反応として, 無菌性髄膜炎が起こり得る。無菌性髄膜炎の発生頻度は概ね接種されたワクチン株によって決まり, 添付文書によると, 星野株ワクチンでは2,300人に1人程度, 鳥居株ワクチンでは1,600人に1人程度発生する3,4)。一方, 中山らの報告によると星野株ワクチンでは10,000人に1人, 丸山らの報告によると鳥居株ワクチンでは12,000人に1人, 無菌性髄膜炎が発生する1,5,6)。その重症度は自然感染例とワクチン接種例で変わらず, 一般に予後はどちらも良好である。また重篤な副反応として, 脳炎・脳症, 感音性難聴, 血小板減少性紫斑病, 精巣炎, 膵炎等が起こることもあるが, 頻度は0.1%未満である。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2349-iasr/related-articles/related-articles-440/6832-440r11.html

無菌性髄膜炎の予後は良いようだから1000人に一人のおたふく風邪性難聴と0.1%未満のワクチンによる脳炎・脳症, 感音性難聴, 血小板減少性紫斑病, 精巣炎, 膵炎等の比較である。打つべきな気がする。

<一側性難聴>「半分、青い。」に 医師ら「もっと知って」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180512-00000019-mai-soci
5/12(土) 10:40配信 毎日新聞

 片側の耳が聞こえない「一側性(いっそくせい)難聴」は外見では分からず、片耳は聞こえるため不自由さが理解されにくい。4月に始まったNHK連続テレビ小説「半分、青い。」は、この難聴のヒロインの半生を描く。同じ境遇の当事者や医師らは「多くの人に一側性難聴について知ってほしい」と期待している。

 ヒロインの楡野鈴愛(にれのすずめ)は小学3年の時、おたふく風邪が原因で左耳の聴力を失う。診察後、医師が両親に告げた。「音の遠近感覚や方向は分からなくなります」

 一側性難聴は、片側の音が聞こえにくいだけではない。人は左右の耳で聞くことによって音の方向を判別するため、それができなくなる。歩いている時に車の音を察知しにくかったり、たくさんの友人とおしゃべりをしている場面で誰が話しているか聞き取りにくかったりと、日常生活でも不便がある。

 ドラマで、医師が「遠くから呼ぶときは気を付けて。どこから呼ばれているか分かりません」などと丁寧に説明すると、ネット上で「心が温かくなった」「たくさんの人に理解してもらえますように」などの声が上がった。いずれも「私も片方の耳が聞こえない」という人たちだ。

 日本耳鼻咽喉(いんこう)科学会によると、一側性難聴は1000人に1〜2人の比較的高い頻度で発見されるが、有効な治療法は見つかっていない。障害者手帳の交付対象ではなく、小児難聴に詳しい早島クリニック耳鼻咽喉科皮膚科(岡山県)の福島邦博院長は「状況によって聞こえにくくなるので、障害か障害でないか捉え方は人によって違う。周りの理解と援助があれば困らず過ごせる」と説明する。

 就学前検診で左耳が聞こえないと分かったという京都光華女子大講師の高井小織さん(57)は「明るく生きるヒロインに魅力を感じる。自分を重ね、ドキドキしながら見ている」と話す。

 脚本を書いた北川悦吏子さんも約3年前に左耳が聞こえなくなった。ドラマでは、遠くから声を掛けられたヒロインがまず聞こえる側を振り向いた後、声の主を探してクルクル回るなど実態を多く描写している。

 日常生活であまり不便を感じないという高井さんも、中学時代にはバスケットボール部で仲間のおしゃべりの輪に入りにくく、「疎外感を感じた」と言う。大学卒業後に中学の教諭になってからは、生徒の話を聞き逃して「無視した」と思われないよう、自分から症状を伝え、「発言する時は手を挙げて」などと頼んでいたという。

 高井さんは子どものころ、母に連れられて何カ所も病院を回ったことを覚えている。ドラマを見て「子どもの左耳が聞こえないと分かった時の母の心情はどんなだったか」と考えさせられたという。先天性の聴覚異常などを調べる新生児スクリーニングの普及で一側性難聴の発見が増えており、高井さんは「思い悩む親はいると思う。親にもサポートが必要だ」と話している。【根本毅】

5028とはずがたり:2018/05/14(月) 15:46:21
いや,2年も経ってから不適切って気付くこのジャーナルがダメなんじゃね?

https://twitter.com/
chocolatte
@chocolatta727
6 時間6 時間前
わざわざ血液脳関門を開かせるために百日咳の毒素を入れた、ってことは、「HPVワクチン単独では血液脳関門を突破できない」と証明しているようなものですね。ワクチンが脳内に入れないのであれば、中枢神経系の不調はワクチンのせいじゃない、という証明になってるのでは(笑)

HPVワクチンの論文撤回 英科学誌「不適切な方法」
https://www.asahi.com/articles/ASL5D7J3ZL5DULBJ00D.html
2018年5月13日19時47分

 英科学誌サイエンティフィック・リポーツは11日、子宮頸(けい)がんの原因ウイルスの感染を防ぐ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン」に関する、東京医科大などのチームの論文を撤回した。

 論文は2016年11月に掲載された。HPVワクチン接種後に脳や神経に異常が起きるかを解明するため、ワクチンと百日ぜき毒素を注射したマウスと対照群を比較する試験を実施。脳の異常などを確認したとする結果をまとめた。

 試験では、脳に入る物質を選別する血液脳関門を薬物が通りやすくするため、百日ぜき毒素を使用。ワクチンは0・1ミリリットルを5回の計0・5ミリリットルを注射した。これは人に接種する3回のうちの1回分の量にあたる。

 同誌は撤回の理由を「HPVワクチンだけで起こる神経系の損傷を明らかにするため、多量のHPVワクチンと百日ぜき毒素を使うのは不適切な方法」とする。これに対し論文の責任著者、東京医科大の中島利博教授は「撤回は一方的」とコメント。撤回された理由について中島さんは「ワクチンの投与量は薬の安全性の試験の基準に基づいている。百日ぜき毒素も血液脳関門を一過性で開くために使っているだけ。残念だ」と話している。

5029とはずがたり:2018/05/20(日) 11:10:32

子宮頸がん抑える化合物開発
京大、新たな予防薬候補に
https://this.kiji.is/370037224526152801
2018/5/18 11:35
c一般社団法人共同通信社

 子宮頸がんの発症を抑える抗ウイルス性の化合物を開発したと、京都大の萩原正敏教授(化学生物学)らのチームが18日、発表した。

 子宮頸がんは、原因となるウイルス感染を防ぐワクチンの接種による健康被害の訴えも出ており、萩原教授は「子宮頸がんの新たな予防薬候補となり得る」としている。成果は米医学誌電子版に掲載された。

 チームは京大病院で2018年度中に、子宮頸がんの前段階にある患者を対象に、安全性や有効性を検証する治験を始めるという。

5030とはずがたり:2018/05/21(月) 07:55:14
https://gigazine.net/news/20141125-golden-blood/
黄金の血

5031とはずがたり:2018/05/21(月) 07:56:42
http://news.livedoor.com/article/detail/14720188/
「Rh式血液型不適合妊娠」

5032とはずがたり:2018/05/30(水) 20:09:41
シリーズ:その他
5カ国の被害者団体、HPVワクチンの推奨中止求め宣言
https://www.asahi.com/articles/ASL4W3T52L4WUBQU004.html?iref=pc_rellink
2018年4月27日14時00分

 子宮頸(けい)がんの原因ウイルスの感染を防ぐ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン」をめぐり、薬害問題に取り組む「薬害オンブズパースン会議」は26日、日本とアイルランド、イギリス、コロンビア、スペインの5カ国の被害者団体でつくった共同宣言を発表した。

子宮頸がん 接種めぐる議論なお
 宣言は、ワクチンを受けた人々の健康状態の長期追跡調査を中立的な第三者が実施する▽重篤な副作用を回避する安全なシステムが確立されるまで接種推奨を中止する――などを求めている。この日会見を開いた、会議の水口真寿美事務局長は「多様な副反応は海外でも共通してみられる。健康被害が起きているのは日本だけではないと知ってほしい」と訴えた。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/

5033とはずがたり:2018/05/30(水) 20:35:18
若年性認知症になった人々の共通点――毎日同じような仕事の人は要注意
https://www.excite.co.jp/News/column_g/20180319/Spa_20180319_01455779.html
SPA! 2018年3月19日 08時52分

「あの人の名前、なんだっけ?」「昨日の晩ご飯、何を食べたっけ?」「実家の郵便番号っていくつだっけ?」……。30〜40代にもなると急激に進む記憶力の低下。「あれ」「それ」といった指示語で会話する頻度が増えるたびに、「もしかしてボケが始まっているかも」と不安になる読者も多いことだろう。

 菅原脳神経外科クリニックの医師、菅原道仁氏は次のように説明する。

「64歳以下で発症する認知症を『若年性認知症』と呼びます。認知症というと高齢者のイメージがありますが、64歳以下でも認知症になるケースが意外と多くあり、近年、若年性痴呆症(若年性認知症)が増加傾向にあります。また、認知症と診断されるには5つの診断基準がありますが、早期に適切な治療を行えるよう、すべてを満たさなくても『軽度認知障害』、いわば“認知症予備軍”と診断するケースも増えています」

◆認知症患者に共通する悪い生活習慣や性格とは?

 若年性認知症になった人には、行動などの点で共通点があるだろうか。若くして認知症と診断された人の家族や関係者ら188人に、「日常生活」「食事・飲酒」「仕事」についてのアンケートを実施し、若年性認知症になりやすい共通点を探った。「あてはまる」「ややあてはまる」との回答がもっとも多かったのは、「仕事にストレスを感じていた」で、188人中140人(74.5%)だった。また、「仕事への責任感が強かった、頑張り屋だった」も72.8%と高いのが特徴。「認知症は、さまざまな原因で起こると言われています。近年、企業で長時間労働を強いられることが増え、睡眠不足が慢性化した結果、無気力のうつ状態になり、認知機能が低下することがあります。また、仕事のストレスからお酒を飲みすぎたり、食生活の乱れからビタミンB群の摂取が足りないと認知症にもなりやすくなります。現代は、若年性認知症のリスクが高い時代ともいえます」(ブレインケアクリニックの医師、今野裕之氏)

 また、「みんなに意見を合わせるタイプだった」も57.4%と、半数以上の人が回答。自分の意見は主張せず、人に合わせるストレスがたまりやすいタイプだったことが想像できる。

◆生活習慣病の予防が認知症予防にも繋がる

 続いて、顕著な傾向が表れたのが、「運動不足だった」(72.9%)、「夜更かしして、カップ麺などの夜食を食べることが多かった」(62.8%)といった不健全な生活習慣や、「味の濃い料理が好きだった」(72.8%)、「野菜をあまり食べていなかった」(68.7%)、「ジュース、アイスなどの甘い物が好きだった」(62.2%)、「好き嫌いが多かった」(61.2%)といった偏った食生活だ。

「若年性認知症でもっとも多い原因となる基礎疾患は、脳血管性認知症。これは脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など脳の血管の病気が原因で認知症が起こっているものです。つまり、若年性認知症の約4割を占める脳血管性認知症は、いわゆる『生活習慣病』が根本原因となっています」(菅原氏)

 では、脳血管性認知症のリスクを小さくするためには、どうすればいいのか?

「週1回まとめて運動するよりも、帰宅時には1駅前で降りて歩いて帰ったり、エスカレーターを使わず階段を上ったりと、30分くらいの短時間でいいので毎日体を動かしましょう。ほかにも、しっかり7時間程度の睡眠をとる。塩分や糖分を控え、バランスのいい食事を心がける。こういった規則正しく健全な生活習慣や食生活に改善することが重要です」(同)

 特に食事については、認知症の発症を抑える「保護因子」と呼ばれるものがわかっている。

「サバやサンマ、イワシなどの青魚に含まれているEPA、DHAや亜麻仁油、シソ油など『オメガ8系』と呼ばれる油は動脈硬化を予防し認知症を防ぐ効果があります。また、ビタミンC、Eは抗酸化物質と呼ばれ、脳血管のサビを防いでくれます。ビタミンCは柿、オレンジ、キウイ、グレープフルーツなど、ビタミンEはニラ、カボチャ、ほうれん草などに多く含まれています。カレーに入っているクルクミンや、コーヒーや緑茶でカフェインを取るのも効果的だといわれています」(同)

 糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を防ぐことが、結果的に認知症を予防することにも繋がるのだ。

5034とはずがたり:2018/05/30(水) 20:35:30
>>5033
 そして、脳にとってよくない習慣が「刺激の少なさ」だという。

「脳は基本的に“サボり魔”ですから、ラクをしようとする。毎日同じような仕事、一人でいる時間が多い、仕事が早めに終わったら早く帰ってくるといった無刺激な生活を送っていると、脳の認知機能が衰え、認知症になりやすくなります。いつも歩いている道ではなく、ルートを変えると運動にもなるし、新たな発見があり脳の刺激にもなります」(同)

 そして、「やはり」という結果になったのが、飲酒だ。「毎日のように晩酌する」「体調が悪いときでも飲む」「休日には朝や昼から飲む」という人は要注意だ。

 こうした生活習慣を続けると、病状は悪化の一途をたどる。「脳の認知機能が衰えていくと、自発性が失われていき、うつ状態のようになったり、寝たきりになり衰弱していきます」(同)

 認知症は明確な原因がわかっているものばかりではなく、治癒しないものも多い。だからこそ発症者に見られた共通点に気をつけ、発症予防と進行抑制に力を入れることが重要だ。

《認知症発症者に多い生活習慣》

・仕事にストレスを感じていた  74.5%

・毎日同じような仕事だった   73.4%

・運動不足だった        72.9%

・味の濃い料理が好きだった   72.3%

・仕事への責任感が強かった、頑張り屋だった 72.3%

・一人でいる時間が多かった   70.2%

・野菜をあまり食べていなかった 68.7%

・世の中の出来事・流行に無関心だった 62.8%

・夜更かしして、カップ麺などの夜食を食べることが多かった 62.8%

・ジュース、アイスなどの甘い物が好きだった 62.2%

・好き嫌いが多かった      61.2%

・毎日のように晩酌していた   60.6%

・朝食は取らないことが多かった 60.6%

・食べるのが早い        60.6%

・みんなに意見を合わせるタイプだった 57.4%

・仕事が早めに終わったら、早く帰ってくることが多かった 55.9%

・体調が悪いときでも飲んでいた 47.9%

・休日には朝や昼から飲むことが多かった 43.6%

撮影/佃 大平 アンケート/エコンテ

― 30代から始まる[若年性痴呆症になる人]のヤバい兆候 ―

5035とはずがたり:2018/05/30(水) 23:29:02
前から言われてたこんだしあんま新味

落語・漫才鑑賞、免疫に好影響
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180530-OYO1T50014.html?from=oycont_top_txt
2018年05月30日このエントリーをはてなブックマークに追加

 落語や漫才などをがん患者に見てもらったところ、免疫力を高めるたんぱく質を作る能力が向上したと、大阪国際がんセンター(大阪市)が29日、発表した。吉本興業(同)などと行った「笑い」に関する実証研究でわかったという。

5036とはずがたり:2018/05/30(水) 23:29:29
途中で書き込んでしまった

新味無いけど



5037とはずがたり:2018/06/01(金) 14:58:36
HIV感染したゲイの実話「薬の種類多すぎるだろ...」
https://www.huffingtonpost.jp/letibee-life/hiv-medicine_b_8035126.html
2015年08月25日 14時54分 JST | 更新 2016年08月24日 18時12分

5038とはずがたり:2018/06/09(土) 10:08:44
事故で軽傷と診断の男性 翌日に死亡 秋田 横手
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011469851_20180608.html
06月08日 23:05NHKニュース&スポーツ

秋田県横手市で、車どうしの衝突事故で病院に搬送された71歳の男性が、軽いけがと診断されて帰宅した翌日に、腹を強く打ったことが原因の腹膜炎で死亡していたことがわかり、警察は事故との関係を調べています。

警察によりますと、今月5日の午前、秋田県横手市増田町の交差点で、71歳の男性が運転する軽トラックと軽乗用車が出会い頭に衝突しました。

男性は救急車で市内の平鹿総合病院に搬送され軽いけがと診断されて自宅に帰りましたが、翌日の午前に近くに住む姉が訪ねたところ、死亡しているのが見つかったということです。

警察が8日、遺体を詳しく調べたところ、死因は腹を強く打ったことが原因の内臓破裂による腹膜炎だとわかったということです。警察は死因と事故との関係について調べています。

平鹿総合病院はNHKの取材に対し、「警察から連絡があったことは把握しているが、細かい内容はわからない。今はなにも答えられない」とコメントしています。

5039とはずがたり:2018/06/09(土) 10:10:05

千葉大病院 CT検査見落とし2人死亡、ミスはなぜ起きた?
─8日23時30分─
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3391680.html

 X線を使って身体の断面を見るCT検査。今やがんの診察には欠かせない技術ですが、あってはならない間違いが発覚しました。千葉大学医学部の附属病院で、複数の患者に対して検査結果の見落としなどがあり、このうち2人が死亡したことがわかりました。専門家は、千葉大学だけの問題ではないと警鐘を鳴らしています。

 「誠に申し訳ございませんでした」(千葉大学医学部附属病院の会見)

 千葉大学医学部の附属病院でCT検査の見落としなどにより、2人に適切な治療が行われず、死亡した疑いがあることがわかりました。亡くなったのは、腎がんだった60代の女性と肺がんだった70代の男性です。病院によりますと、死亡した2人のケースを含め、2013年以降、30代から80代のあわせて9人に対し、見落としなどがあったということです。

 なぜ、このような事態が起きたのでしょうか。千葉大学病院では、診療医が必要と判断した場合、検査担当者にCT検査を依頼。放射線診断専門医が画像を診断し、診断報告書を診療医に提出します。診療医は、この報告書とCT画像をもとに診断をします。ところが、9人中5人のケースで、この診断報告書を診療医が十分確認していなかったのです。

 「(CT検査の)画像診断報告書を提出しているにもかかわらず、診療科の医師が(自身の)専門領域のみに注目して診断し、(がんなど)付随する所見の確認が不足していた。画像診断報告書を重要視していなかった意識の問題」(千葉大学医学部附属病院 山本修一病院長)

 腎がんで死亡した女性は、2013年、腸の疾患でCT検査を受けた際、腸ではなく「腎がんの疑い」と診断されました。ところが、この画像診断報告書が見落とされ、去年10月、腎がんの進行が認められ、その2か月後に死亡しました。

 「その時点で治療を行っていれば、その後の経過に大きな違いがあった。結果的に命を救えなかったので、因果関係があったと言われればそのとおり」(千葉大学医学部附属病院 市川智彦副病院長)

 病院の評価などを行う第三者機関によりますと、過去6年間で同様の確認不足が全国で49件あったということです。

 「(専門の)そこだけ見るのではなく、(CT検査で)写したところ全部見てもらい判断してもらわないと」(千葉大病院に通院している人)

5040とはずがたり:2018/06/09(土) 10:10:28
>>5039-5040
 2人の患者が命を失うなどした今回の問題。原因は医師の確認不足だけではありませんでした。

 「CT等の画像検査の依頼数と比較して、画像診断にかかる体制が不十分だった」(千葉大学医学部附属病院 山本修一病院長)

 画像診断を行う専門医の数が不足していたというのです。その影響で、画像診断の報告書作成が遅れたり、報告書そのものが作成されなかったりするケースも起きていました。

 千葉大学病院で行われるCT検査は、年間およそ4万件。これに対し、画像診断を行う専門医はわずか10人しかいないといいます。この体制について、専門医が集まる医師会の理事長は・・・

 「千葉大学のような大きな大学病院では、必ずしも常勤5人、非常勤5人の態勢は十分とはいえない。(全国で)放射線診断専門医は5600人ぐらい。2.1倍、1万3000人程度は少なくとも必要という調査報告がある。現状感覚では2倍ではなく3倍4倍いてくれると、よりよい医療提供できる。一般病院では(診断医)1人で頑張っている病院もたくさんある。大きな問題」(日本放射線科専門医会・医会 井田正博理事長)

 専門医の不足をどう解消すればいいのでしょうか。

 「左肺上葉には直径1センチの結節が認められます」(イリモトメディカル 煎本正博代表)

 CT画像の報告書を作る画像診断の専門医。といってもここは病院ではありません。都内のビルの1室にある画像診断専門の施設です。専門医がいないおよそ30の医療機関から依頼を受け、年間2万件の報告書を作っています。

 「この部分に異常がある。これは見落とす人間はあまりいない。こっちになると周りの淡い血管が似ているので、見落とす可能性がある。これを我々(専門医)が見落とさないようにチェックする」(イリモトメディカル 煎本正博代表)

 緊急時には30分以内にCT画像の報告書を送るなど、柔軟な対応ができることも強みだといいます。

 「本来であれば、病院に勤めている放射線専門医が診療医の所へ行って患者について会話するのは大切。CT検査数が増え、レポートを作るのに忙殺されるようになってくると、診療医と会話することが希薄になっているんじゃないか」(イリモトメディカル 煎本正博代表)

 CT検査の見落としなどを起こした千葉大学病院。今後、専門医を増やすなどして、再発防止に取り組むとしています。

 「今後、職員一丸となって再発防止に努め、信頼回復に向けて努めていきたい」(千葉大学医学部附属病院の会見)

5041とはずがたり:2018/06/15(金) 20:36:00
塩野義、新抗うつ薬で販売権 日本、台湾、韓国で
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1806140090.html
06月14日 19:59産経新聞

 塩野義製薬は14日、米製薬ベンチャーが開発中の抗うつ薬について日本と台湾、韓国での販売権を取得したことを発表した。契約金は約100億円。同社は平成30年度の予算で約200億円の投資を行う方針を示しており、その一環となる。

 塩野義が販売権を取得したのは米ベンチャー「セージ・セラピューティクス」の新既の抗うつ薬で、米国で治験(臨床試験)が進められている。塩野義は今後、国内の治験を速やかに開始したい考え。

 新薬は投与からの効き目が早く出ると期待される。従来の薬は投与から効果が現れるまで2?4週間かかっているが、米国での治験では新薬を服用した翌朝から効き目があった患者もいたという。米食品医薬品局(FDA)からは「ブレークスルー・セラピー(画期的治療薬)」に指定され、審査時間短縮のための支援などを受けている。

5042とはずがたり:2018/06/21(木) 17:30:45
最近多忙。疲れててよく眠くなる。俺の自律神経は未だ機能してるようだ。。

眠気の正体は脳内タンパク
筑波大チームが発表
https://this.kiji.is/379677066112648289
12日、文科省で記者会見する筑波大の柳沢正史教授

 脳内にある80種類のタンパク質の働きが活性化すると眠くなり、眠りにつくと働きが収まるのをマウスの実験で発見したと、筑波大の柳沢正史教授(神経科学)のチームが13日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。「スニップス」と名付けたこの一群のタンパク質は眠気の“正体”とみられ、睡眠そのものに深く関わっているらしい。

 柳沢教授らは、タンパク質が睡眠を促して神経を休息させ、機能の回復につなげているとみている。「睡眠の質の向上や、不眠など睡眠障害の治療法の開発につながる可能性がある」という。

5043とはずがたり:2018/06/22(金) 14:27:04

<大阪震度6弱>最先端の電子顕微鏡が損傷 大阪大
https://excite.co.jp/News/society_g/20180622/Mainichi_20180622k0000m040179000c.html?_p=all
毎日新聞社 2018年6月22日 01時09分

 ◇茨木にある「超高圧電子顕微鏡センター」 復旧に1年以上

 18日の地震で強い揺れに襲われた大阪大超高圧電子顕微鏡センター(大阪府茨木市)では、1台約23億円する電子顕微鏡2台が損傷し、復旧に1年以上かかる見通しだ。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の心臓病治療を目指す阪大の研究も遅れが心配されるなど、世界トップクラスの研究が停滞する懸念が出ている。

 同センターには、世界最高電圧で厚い試料でも観察できる「300万ボルト超高圧電子顕微鏡」(高さ17メートル)と、原子一つ一つの動きを1秒間に1600回撮影できる「物質・生命科学超高圧電子顕微鏡」(同12メートル)の2台がある。物質や生物の微細構造から放射線で物質が傷つく様子までナノメートル(ナノは10億分の1)サイズで観察できる。

 今回の地震では高電圧を発生させる部品が脱落し、精密さが要求される電子加速器が大きくゆがむなど、2台とも致命的な被害を受けた。保田英洋センター長(材料物性工学)は「壊滅状態だ。メーカーや町工場と相談して修理を試みるが、完全復旧には1年以上かかる」と肩を落とす。

 一方、同府吹田市の阪大病院は20日夕まで、4階にある施設を立ち入り禁止にした。有害物質を扱う部屋もあり、余震で内部に人が閉じ込められる事態を避けるためだった。

 この施設では澤芳樹教授(心臓血管外科)らが、心臓の筋肉細胞をシート状にして重症心臓病患者に移植する臨床研究用のiPS細胞を培養していた。地震で必要な栄養管理が中断し、培養をやり直すことに。年度内を目指す世界初の移植は遅れる可能性がある。

 同市の関西大千里山キャンパスでも、4階建て実験棟で最上階の天井裏を通る給水配管が破断し、実験室が水浸しになった。漏電を防ぐため、完全に乾くまで一部の部屋を使用禁止にしている。【渡辺諒、鳥井真平、阿部周一】

5044とはずがたり:2018/06/23(土) 10:15:51
一部に暴力的な患者が居て医師が恐怖を感じるのも事実だろうな。

「精神科医に拳銃持たせて」医師がコラムで 患者団体が抗議
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180623/k10011491881000.html
2018年6月23日 4時51分

全国の精神科病院で作る日本精神科病院協会の会長が、ホームページなどのコラムに「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」という医師の発言を紹介し、患者団体が抗議していたことがわかりました。協会は「今後は適切な表現に努めたい」としています。

抗議を受けたのは全国およそ1200の精神科病院が加盟する日本精神科病院協会の山崎學会長が先月、協会のホームページや機関誌に掲載したコラムです。

この中で山崎会長は、自身が理事長を務める群馬県の病院で、医師が朝礼で話した内容が興味深かったとして紹介しています。

医師は、アメリカの病院では警備担当者が拳銃を持っている場合が多いことを説明したうえで、「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」と発言したということです。

これについて精神疾患の患者団体の全国「精神病」者集団は、コラムを見て「通院が怖くなった」という患者が出ているなどとして、21日、コラムの削除を求める抗議文を協会に送りました。

協会は、ホームページのリニューアルに伴ってすでにコラムの掲載をやめていると説明し、「不快な思いをした方がいたということで、今後は適切な表現に努めたい」とコメントしています。

5045とはずがたり:2018/06/23(土) 11:38:51
参考人のがん患者にやじ 自民 穴見衆院議員が謝罪
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1058022702/1988
2018年6月21日 19時02分

がん患者にやじ 自民 穴見議員 がん財団理事を辞任
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/k10011491371000.html?utm_int=all_side_ranking-access_004
2018年6月22日 17時15分

自民党の穴見陽一衆議院議員は、先週の衆議院厚生労働委員会で参考人として出席したがん患者の男性が意見を述べている際、「いい加減にしろ」と発言し、批判を受けたことを踏まえ、22日、大分がん研究振興財団の理事の辞任届を提出しました。

自民党の穴見陽一議員は、今月15日、受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正案を審議していた衆議院厚生労働委員会で、参考人として出席した肺がん患者の男性が意見を述べている際、「いい加減にしろ」と発言し、がん患者などから批判を受けました。

こうした中、がん治療に関する研究を支援する、大分がん研究振興財団(大分県由布市)は、理事を務める穴見氏が辞任届を提出したと発表しました。

財団は、来週にも評議員会を開いて、辞任届を受理することにしています。

穴見氏の発言について、大分がん研究振興財団の植山茂宏理事長は「参考人をはじめ、全国のがん患者や家族の方々に大変不快な気持ちを抱かせましたことを心よりお詫び申し上げます」というコメントを発表しています。

5046とはずがたり:2018/06/23(土) 13:01:25
>>5044
こんな奴だった。

「精神科医に拳銃を持たせてくれ」で批判殺到のトンデモ精神科医は“アベ友”だった! 安倍首相とゴルフや会食、叙勲も
http://lite-ra.com/2018/06/post-4083.html
2018.06.22

 全国の精神科病院でつくる公益社団法人「日本精神科病院協会」(日精協)の機関紙に、「(患者への対応のため)精神科医にも拳銃を持たせてくれ」との発言が掲載されていたことが発覚し、大きな問題になっている。

 これは、同協会会長の山崎學氏が、機関紙「日本精神科病院協会雑誌」5月号の巻頭言で、部下の医師の話を「興味深かった」と紹介したもの。部下の医師は「欧米の患者はテロ実行犯と同等に扱われるようになってきている」としたうえで、「僕の意見は『精神科医にも拳銃を持たせてくれ』ということです」と語ったという。

 発言は精神病患者への差別と偏見を助長するものだ。それを業界団体トップが業界紙で堂々と紹介するとは、批判が殺到して当然としか言いようがない。

 実は、山崎会長は以前も同機関紙の巻頭言で差別的文章を掲載していた。2016年5月号で、山崎会長が「アジアでのこと」と題し、やはり理事長・院長を務める病院の医師の話が「興味深かった」として引用したものだ。〈インターネットで韓国、中国、インドのメンタルヘルス事情を調べてみました〉というのだが、そのなかで〈朝鮮民族にはDSM-Ⅳ認定の「火病」(ファビョン)という、怒りを抑えることができなくなって暴れまわるという精神病があり、この疾患に年間12万人(人口の0.3%)が罹患すると言われています〉などとした上で、最終的に〈僕の結論は、日本に生まれてよかったな、ということでありました〉などと結んでいた。

 確かに「火病」については、韓国メディアでも度々とりあげられるが、さすがに「怒りを抑えることができなくなって暴れまわる」というのは聞いたことがない。実際、DSM-Ⅳではその症状として、不眠症や疲労、パニック、憂鬱感、不安などがあげられている。つまり、怒りなどの強い感情を抑圧した結果生じるストレス性障害の一種と見られているのだ。「怒りをおさえることができなくなって暴れまわる」というのは、むしろ、2000年代後半から主にネット右翼が韓国人や朝鮮人を誹謗中傷するときに使うネットスラングとしての「火病」のイメージだろう。

 これだけでも、この日本精神科病院協会という公益社団法人と、その会長である山崎氏は大丈夫なのだろうか?と疑問に思うが、まだある。

 たとえば2015年9月号の巻頭言では、山崎会長は「日本人洗脳計画」と題し、極右界隈の定番であるWGIP史観を開陳。一応説明しておくと、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)とはGHQによる主要な占領政策のひとつで、「戦争による罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」とされている。このときのGHQの“洗脳工作”が戦後70年経ったいまでも生き続けていて、“反日左翼勢力”の形成につながっている、という考えがWGIP史観だ。山崎氏はこのWGIP史観を述べたうえで、当時の安保法制関連法案について、こんなことを書いている。

〈左翼は安保法案を戦争法案と位置付け、軍靴の響き、徴兵制復活と陳腐な表現で騒ぎ立てる。マスコミは、安倍内閣の支持率は危険域に達したと煽りたてる。歴代の意気地のなかった総理大臣が手をつけられなかった集団的自衛権に踏み込む解釈をして、支持率が下がるのは当たり前のことである。戦後70年談話で書かれたように、孫子の代まで戦争責任を押しつけ謝り続けたいのか。〉

5047とはずがたり:2018/06/23(土) 13:01:48
>>5046
 まるで、安倍晋三が大好きで「左翼」が大嫌いなネトウヨみたいな言い草だが、それも当然かもしれない。実は、山崎会長は、安倍首相の熱烈な応援団の一人で、会食やゴルフをする“アベ友”だからだ。

トンデモ差別発言連発の精神科医は、安倍首相のお友だち!会食やゴルフに、叙勲も!
 たとえば、首相動静にも度々登場する「晋精会」なる精神科医らでつくる首相の後援会があるのだが、この晋精会は事実上、山崎氏が会長をつとめる日精協によるものだといわれている。晋精会は毎年のように安倍首相との懇親会を開いている。

 そもそも、日精協はこれまで、傘下の政治団体「日本精神科病院協会政治連盟」を通じ、自民党議員を中心に多額の政治献金を行なってきた。2003年には、過去5年で総額約1億5000万円もの大金が動いていたことが週刊誌沙汰となり、政治問題となっている。安倍首相も日精協政治連盟から献金を受けた政治家のひとりだ。

 山崎氏が日精協の会長に就いたのは2010年だが、00年から理事や副会長を歴任してきた。政治的な関係は現在も続いており、たとえば昨年公表された2016年分の政治資金収支報告書を見ても、日精協政治連盟は自民党の支部や、安倍首相の出身派閥である清和会の政治資金パーティなどへ寄付をしている。

 山崎会長と安倍首相が個人的に親しい仲なのも明らかだ。首相動静によると、2016年7月22日、夏季休暇中の安倍首相は別荘のある山梨県で午前中に加計孝太郎・加計学園理事長らとゴルフを楽しんだあと、夜には河口湖の中華料理店で山崎会長と会食。ちなみに、山崎氏のFacebookのトップには、この食事の際に撮影された安倍首相とのツーショット写真が使われているのだが、単に並んで写っているのではなく、両者ががっちりと肩を組み合って満面の笑みを浮かべている。その翌日、安倍首相は山崎会長らとゴルフコースを回った。

 なお、山崎会長はこの年の叙勲で、旭日重光章を受章している。同年9月1日には、東京・丸の内のホテルで催された叙勲のお祝いの会に安倍首相が駆けつけ、挨拶をした。叙勲は、各省庁の大臣からの推薦を受け、内閣府が審査を行ったうえで閣議にかけられて決められる。月刊誌「リベラルタイム」2016年11月号の記事「『旭日重光章を受章した』山崎学氏」はこのように記している。

〈二〇一六年春の叙勲の受賞者を選んだのは安倍晋三その人。五月十日、宮中において、安倍総理から伝達され、授賞式でも安倍総理の手からわたされた。
 これは安倍総理が山崎氏を高く評価している証しであると見ることができるのではないだろうか。〉

 逆に言えば、安倍首相は山崎会長のことをよく知ったうえで、叙勲するほど高く評価しているのだ。そう考えてもやはり、今回の「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」の問題は、安倍政権の本質とまったく無関係ではないだろう。

 医師や医療関係者がヘイト思想とも言うべき差別的発言をしているということ自体、由々しき問題だが、その思想は安倍政権と確かに共鳴しているように思えてならない。事実、安倍首相の周囲を見渡してみると、弱者やマイノリティを排除するような思想の持ち主たちが支えている。今回の一件はなにも特殊なことではなく、安倍首相の周りに当たり前のように蔓延っている。そういうことではないだろうか。

(編集部)

5048とはずがたり:2018/06/23(土) 17:48:19

停電想定での自家発電機検査、5年以上実施せず 国循
https://asahi.com/articles/ASL6Q6HXWL6QPLBJ008.html?ref=goonews
鍛治信太郎2018年6月22日23時33分

 大阪府北部を震源とした今回の地震で被害を受けた国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は、1年1回と定めている停電時の非常用自家発電機の保安検査を5年以上していなかったと22日、発表した。厚生労働省からの問い合わせで調べてわかったという。同センターは18日の地震による停電で非常用の自家発電機に切り替わったが、不具合で電力の供給が一時不安定になった。

 電気事業法による同センターの規則で通常時の点検は1カ月に1回、商用電源を止めた停電状態の検査は1年に1回と定めている。通常の点検は定め通りだったが、停電を想定した検査は少なくとも5年以上やっていないことがわかったという。19日に通常状態の点検をし、自家発電機が正常に動くことは確かめられたという。

 厚労省はこれを受けて22日、都道府県に対し、非常用電源を持つ全ての病院について、法律に基づく保安検査の実施状況を確認するよう求める通知を出した。(鍛治信太郎)

5049名無しさん:2018/06/25(月) 07:41:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180623/k10011492491000.html

日本医師会会長 横倉氏が4選
2018年6月23日 13時24分

日本医師会の会長選挙が23日に行われ、現職の横倉義武氏が4選を果たしました。
日本医師会は23日、東京・文京区で代議員会を開き、任期満了に伴う会長選挙を行いました。

会長選挙には現職の横倉義武氏(73)と奈良県医師会の前会長の塩見俊次氏(68)の2人が立候補し、欠席した1人を除く、367人の代議員による投票が行われました。

その結果、横倉氏が328票、塩見氏が19票、白票が19票、無効票が1票で、横倉氏の4選が決まりました。

横倉氏は73歳。福岡県内の病院の理事長で、6年前から3期連続で会長を務め、現在は日本人として3人目となる世界医師会の会長も務めています。

横倉氏は医療機関に支払われる診療報酬が改定される際に、医師の人件費や技術料の引き上げを推進したほか、住み慣れた地域や自宅で医療や介護を受けられるようにする「地域包括ケアシステム」の構築などに取り組んでいます。
横倉氏「医療体制高度化などに役割果たしたい」
4選を果たした横倉氏は記者会見で、「日本の医療は大きな変革期を迎えており、医師の働き方改革や超高齢社会への対応、急速に進展するゲノム医療など課題が山積している。これまで培ってきた経験をもとに、医療体制の高度化や社会保障の安定に役割を果たしていきたい」と述べました。

5050とはずがたり:2018/06/29(金) 01:03:10
悪臭で飛行機を降ろされた男性、体組織が壊死する感染症だった
‘Smelly Airline Passenger’ Dies of Tissue Necrosis
https://newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10496.php
2018年6月28日(木)18時30分
デービッド・ブレナン

<他の乗客が吐いたり気絶したりするほどの臭いで飛行機は緊急着陸。人々は不潔だと思ったが、男性は恐ろしい病魔に侵されていた>

5月に国際線の機内で体から強烈な異臭を放ち、緊急着陸を余儀なくさせた男性乗客が、壊死性感染症が原因で6月25日に死亡した。オランダ紙テレグラフが報じた。

この不運な乗客はロシアのロックギタリスト、アンドレイ・スチリン(58)だと判明。彼は5月29日、スペイン領カナリア諸島でオランダの格安航空会社トランサヴィアのアムステルダム行きに搭乗。耐えがたい悪臭を放ち、周りの乗客が嘔吐したり失神する事態になったため、ポルトガルのファロ空港で緊急着陸。待機していた救急車に運ばれた。

この飛行機に乗っていた乗客の一人はオランダのテレグラフ紙に、緊急着陸に至るまでの機内の混乱ぶりを語った。「彼が通路に足を踏み入れたとたん、乗客は叫び始めた。皆、バッグをのぞきこんで鼻をふさぐためのハンカチを必死で探した」

乗務員は香水をふりまいたり、スチリンをトイレに座らせてドアを閉めたりしたが、何の役にも立たなかったという。

「よくある感染症」と医者に言われ
乗客たちは「何週間も体を洗っていない人のような臭いだった」と感じたというが、悪臭の原因は彼が不潔だったせいではなく、皮膚や筋肉などの体組織が細菌に感染し、組織が壊死して腐敗臭を放つ病気だった。ポルトガルで降ろされた後、彼はフェイスブックに自嘲気味の投稿をした。「この悲劇的かつ漫画チックな一連の騒ぎではっきりしたのは、俺が感染症だったということ。それも、人を凄まじく臭くする病気だった」

スチリンは病院に搬送されたが、病状が悪化し昏睡状態になった。感染症を食い止めるための手術を繰り返したが、6月25日に死亡した。

妻のリディアは治療中、夫のフェイスブックを通じて友人に逐一状況を知らせた。スチリンは搭乗前、滞在していたスペイン領カナリア諸島のリゾート地、グランカナリア島で医師の診察を受けたが、「ビーチでよくなる普通の感染症」と診断され、抗生物質を渡されて終わったという。ロシアの保険会社には治療費の支払いを拒否され、フェイスブックで友人に医療費の援助を呼びかけるしかなかったという。

トランサヴィア航空は本誌に宛てた回答で、スチリンの遺族に哀悼の意を表した。同じ便に乗り合わせた乗客と乗務員に「感染のリスクはない」と念を押した上で、緊急着陸までに起こったことは、「患者とその家族はもちろん、他の乗客や乗務員にとっても非常に不快な出来事だった」と述べた。

スチリンは一流のギタリストで、彼のバンドC-Majorは1980年代の旧ソ連でロックンロールを広めた草分け的組織、モスクワ・ロック・ラボラトリーの創設メンバーだった。最近はジャーナリズムや音響エンジニアの分野で活動するほか、劇場音楽の作詞も手掛けていた。

(翻訳:河原里香)

5051荷主研究者:2018/07/01(日) 23:43:50

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00478088?isReadConfirmed=true
2018/6/20 05:00 日刊工業新聞
東北大病院、アルツハイマー治験開始 超音波でアミロイドβ蓄積抑制

5例の患者で安全性を評価(東北大提供)

 東北大学病院の下川宏明教授、同大加齢医学研究所の荒井啓行教授らは、アルツハイマー型認知症患者を対象とした治験を開始した。患者の頭部に低出力超音波を当て、疾患の原因たんぱく質「アミロイドβ」(Aβ)が脳の神経細胞に蓄積するのを抑制する。5例の患者で安全性を評価した後、対照群を含む40例に実施して有効性を評価する。患者の体に負担が少ない非侵襲的な治療法として期待される。2023年頃の実用化を目指す。

 研究チームは、血管内皮で一酸化窒素を合成する酵素(eNOS)に着目。一酸化窒素には、脳血流の改善や脳の神経細胞にAβが蓄積するのを抑制する作用がある。マウスを使った実験では、頭部に超音波を当てるとeNOSが増加してAβ生成酵素や遺伝子の発現が低下し、Aβの蓄積が抑制された。さらに認知機能を調べる実験では治療を行ったマウスの成績が良くなるなどの効果があった。

 治験の計画では、患者のこめかみ部分から超音波を20分間、5分おきに3回当てる。これを3カ月に一回、週3回、隔日で行い、18カ月後に評価する。

 下川教授は「装置と電気があれば治療が可能だ。医療費の削減にもつながる」と意気込みを話した。

(2018/6/20 05:00)

5052とはずがたり:2018/07/04(水) 11:39:24
関ジャニ∞安田が脳腫瘍の一種「髄膜腫」摘出 予防は困難で視力や聴力に影響も
https://news.goo.ne.jp/article/dot/life/dot-2018070300068.html
07月03日 18:18AERA dot.

 人気アイドルグループ「関ジャニ∞(エイト)」の安田章大(33)さんが脳腫瘍の一つである「髄膜腫(ずいまくしゅ)」を患い、昨年2月に摘出手術を受けていたことを所属するジャニーズ事務所が2日、公式サイトで発表した。腫瘍は良性で、摘出手術は成功。その後の経過は良好という。

 事務所の発表によると、安田さんは今年4月9日に立ちくらみが原因で転倒し、背中と腰に全治3カ月の骨折を負った。同月15日には、渋谷すばるさん「脱退」会見が開かれたが、メンバーのうち安田さんだけが欠席していた。事務所は、この骨折が原因だったと明かしている。

 現在、安田さんは完治するまでには至っていないが、体調は「順調に快方に向かっている」という。7月15日からスタートする全国ツアーも出演する予定だ。

 あまり聞き慣れない「髄膜腫」だが、実は150もの種類がある脳腫瘍の一種だ。発生する部位によって、頭痛や吐き気、視野障害や聴力低下などのさまざまな症状が表れる。いったいどんな病気なのか。ここでは、週刊朝日ムック『脳・心臓のいい病院』から髄膜腫について解説する。

*  *  *
 脳腫瘍とは頭蓋骨の内側に発生する腫瘍全般のことで、種類は約150にも及びます。脳腫瘍はどの年代でも起こり、年間1万人に1人程度が発症し、加齢とともに増える傾向があります。

 脳腫瘍には、最初からその場所に生じた「原発性脳腫瘍」と、体内の他の部位のがんが転移してできた「転移性脳腫瘍」があります。

 原発性脳腫瘍は脳の内側から発生する腫瘍と、脳の外側から発生する腫瘍とに分けられます。どちらも悪性度(グレードI?IV)で表され、グレードの数字が大きいほど悪性度は高くなります。ただし、なぜできるのか原因が明らかでなく、予防は困難です。

 大阪市立大学病院脳神経外科教授の大畑建治医師は、次のように語ります。「脳の内側にできる脳腫瘍は悪性度の高いものが多く、手術でも取りにくい。その代表例が原発性脳腫瘍の約4分の1を占める神経膠腫(しんけいこうしゅ/グリオーマ)です。一方、脳の外側にできるものは悪性度が低く、手術で取りやすい。これには髄膜腫、下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)などがあります」

5053とはずがたり:2018/07/04(水) 11:39:39
>>5052
■腫瘍が大きくなると視野障害や聴力低下

 脳腫瘍の症状は腫瘍のできた場所や大きさによって千差万別ですが、腫瘍がある程度大きくなると頭蓋内圧が高くなり、頭痛や吐き気が起こります。また、腫瘍の周囲の脳機能が圧迫されるため、視野障害や聴力低下、麻痺、けいれん、言語障害などの症状が表れます。

 病院では問診やCT、MRI、MRAなどの画像検査で、脳腫瘍と診断します。近年は脳ドックの普及により、自覚症状がなくても、脳腫瘍が発見されるケースが増えてきました。

 脳腫瘍と診断されても悪性度が低く、症状がない場合は、定期的な経過観察を続けます。腫瘍が増大したり、症状が表れたりした場合は手術を検討します。

 一方、すでに何らかの症状があれば早めに手術を行います。とくに、悪性度が高く進行も速い神経膠腫は、速やかに手術して取り除く必要があります。手術後に放射線治療、化学療法などを行います。

 脳腫瘍の治療法はその種類、場所、悪性度などにより異なります。実績のある病院で、十分な経験と技量を持つ医師の治療を受ける必要があります。専門の医師のいる病院では、手術を安全に実施するための手術支援装置も整っていることが多いのです。

■髄膜腫 開頭手術による切除

 原発性脳腫瘍の中でもっとも多い髄膜腫は、脳の外側にあるくも膜の細胞からでき、腫瘍が硬膜に癒着して徐々に広がっていきます。頭蓋内のどの部分にもできますが、前頭部や側頭部に多く起こります。頭蓋骨の下半分にあたる頭蓋底にできる場合もあります。

 治療は開頭手術による切除です。腫瘍が脳の血管や神経を巻き込んでいたり、脳に癒着していたり、頭蓋底にできていたりすると、手術は難しくなります。合併症を起こさないためにも、経験豊富な専門医による適切な手術が望まれます。

 手術を安全に進める支援装置として、MRI画像と連動して術者が手術中に触れている位置がわかる「ニューロナビゲーションシステム」があります。また、手術中に神経機能を傷めていないかを確認する「術中モニタリング」も重要です。電気信号によって運動機能を確認するMEP(運動誘発電位)や感覚機能を確認するSEP(体性感覚誘発電位)といった方法が広く実施されています。

 髄膜腫の中には悪性度の高いものもあり、手術後の病理診断によって放射線治療を追加する場合があります。また、悪性度が低くても再発の可能性があるため、手術後も長期間の経過観察が欠かせません。

(文・須藤智香)

※週刊朝日ムック「脳・心臓のいい病院」から抜粋

5054とはずがたり:2018/07/04(水) 22:03:29
東京医科大、倍率16倍超の狭き門 学生「腹立たしい」
https://asahi.com/articles/ASL74677RL74UTIL03N.html
2018年7月4日21時06分

 息子の医大合格の見返りに、国の事業で有利な取り計らいをしたとして、文部科学省科学技術・学術政策前局長の佐野太容疑者(58)らが4日、受託収賄容疑で逮捕された。

文科省局長を受託収賄容疑で逮捕 見返りは我が子の合格
東京医科大「深くおわびを申し上げます」 コメント全文
 逮捕の発表を受け、東京都新宿区の住宅街にある東京医科大には大勢の報道関係者が詰めかけた。

 キャンパスの入り口では大学職員2人が「東京地検による捜査を受けていることは事実であり、厳粛に受け止めております」「近々、記者会見を行う予定です」などというコメントを配った。しかし、質問には答えず、「ここでは何も分かりません」と繰り返した。午後7時20分ごろには職員が「今日は会見はありません」と明らかにした。

 同大は1916年に設立された医学系大学で、医学科と看護学科がある。大学によると、2018年度の医学科の一般入試は3535人が受験し、214人が合格。倍率は16・5倍だった。文科省によると、医学科を持つ私立大学は全国に31あり、予備校関係者は「東京医科大の難易度は上位に次ぐレベル。国立の難関大の工学部に合格する以上の学力が必要で、『狭き門』だ」と話す。

 逮捕を受け、同大4年の男子学生(21)は「あり得ないことだ。3浪や4浪して入る人もいて、頑張っている人がほとんどなのに、腹立たしい。事実関係を明らかにしてほしい」と話した。

5055チバQ:2018/07/10(火) 19:20:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00000568-san-bus_all
日本医師会の役員選で「推薦なし」副会長当選の“波乱” 「ポスト横倉」社会保障改革に影響も
7/10(火) 15:34配信 産経新聞
日本医師会の役員選で「推薦なし」副会長当選の“波乱” 「ポスト横倉」社会保障改革に影響も
日本医師会の役員選を終え、松原謙二氏(左端)ら副会長3人と握手する横倉義武会長(右から2人目)=6月23日、東京・本駒込の日本医師会館(桑原雄尚撮影)
 「1位当選者・今村聡君(66)=東京都医師会=270票▽2位当選者・中川俊男君(67)=北海道医師会=264票▽3位当選者・松原謙二君(61)=大阪府医師会=214票▽松本純一君(66)=三重県医師会=は174票…」

 6月23日に東京・本駒込の日本医師会館で行われた日本医師会(日医)の役員選挙(任期2年)で、一番の注目は横倉義武会長(73)=福岡県医師会=が4選を決めた会長選ではなく、定数3に現職3人と新人1人の計4人が立候補した副会長選の行方だった。結果は横倉氏の推薦を得た新人で常任理事の松本氏が、推薦を得られなかった副会長の松原氏に敗退。開票結果が会場で読み上げられると、予想外の展開に記者席からはどよめきも起こった。

 日医の役員選は、全国の都道県医師会の代議員約370人が副会長や常任理事などポストごとに定数の人数まで候補者を選んで投票する仕組み。伝統的に会長候補が副会長以下の役員候補全員を推薦する「キャビネット制」が採用されており、通常は会長に当選した候補が示した推薦リスト通りに役員も選ばれる。今回も昨年10月から世界医師会長を務め、“一強”とも評される横倉氏が推薦した役員候補全員が当選するとみられていた。

 日医関係者によると、松原氏は今年2月の新専門医制度に関するシンポジウムで問題発言をしたことなどから横倉氏の不興を買い、副会長候補から外された。

 同シンポジウムで松原氏は1970年代に新設された医科大学を、戦時中の医師不足を補うためにつくられた臨時医学専門学校(医専)になぞらえて「質が低い」という趣旨の発言をしたため、各地の医師から反発する声が上がったという。

 松原氏はそれでも副会長選への立候補を強行し、代議員を多数抱える出身母体の大阪府医師会のほか、愛知県医師会などの支援も受けて再選を果たしたという。

 横倉氏の選挙対策本部長を務めた松田峻一良・福岡県医師会長(70)が、6月3日に東京都内で開かれた選対事務所開きで「もしキャビネット(候補者リスト)の1人でも欠けたら『横倉義武、陰りが見えた』と受け取られ、医療政策をやっていく上で非常に困難になってくる」と指摘していたが、その懸念が現実となった格好だ。

 横倉氏は役員選後の記者会見で「松原先生としこりはない。また新しいスタートを切る」と説明したものの、4期目の2年間は、日医内の横倉執行部への批判的な声に、より配慮せざるを得なくなることが予想される。

 横倉氏が今回4選を果たせたのは、診療報酬のプラス改定などを勝ち取りながら、一方で日医にとって不利な制度改革も必要ならば受け入れるといった絶妙のバランス感覚が日医内外で評価されている点が大きい。安倍晋三首相との関係も良好で、社会保障費の抑制を強硬に主張する財務省でさえ横倉氏に一目置いている。それは「頭がよくてカネも持っているタフネゴシエーター」(厚生労働省幹部OB)ぞろいの医師たちのとりまとめ役を横倉氏に期待しているからだ。

 その横倉氏も高齢で、2年後の次期会長選には出馬しないとみられており、神通力に陰りが出てきたと取られてもおかしくない。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者入りする平成34年以降、社会保障費は急増する見通しで、制度改革も待ったなしだが、横倉氏のパワーダウンで日医が単なる“抵抗勢力”に成り下がることになれば改革の遅れは必至となる。

 今後は「ポスト横倉」も焦点になってくる。横倉氏は自身の後継者について、役員選後の記者会見で、今回当選を果たした3人の副会長を候補として挙げたほか、「全国の都道府県医師会長の中にも日医をリードできる方たちがたくさんいる」と強調した。

 「ポスト横倉」の行方は日本の社会保障改革の行方も左右しそうだ。(経済本部 桑原雄尚)

5056とはずがたり:2018/07/11(水) 14:55:33
2018/7/8
過当競争の歯科業界、倒産ラッシュは「これからが本番」…さらに毎年2千人の歯科医が誕生
文=長井雄一朗/ライター
http://biz-journal.jp/2018/07/post_23973.html

 今や飽和状態となった歯科医院の倒産が急増している。東京商工リサーチの調査によると、2017年度の歯科医院の倒産は20件で前年度からほぼ2倍(前年度比81.8%増)と大幅に増加し、2年連続で前年度を上回った。

 現在、コンビニエンスストアは約5万5000店舗だが、歯科医院はそれを上回る6万8791カ所が乱立しており、明らかな過当競争になっている。その上、最近は歯科衛生士の人件費高騰に加えて、患者数の減少も経営に打撃を与えている。

 一見少ないようにも感じるが、20件台は1994年度(20件)以来23年ぶりだ。東京商工リサーチ情報本部情報部課長の平岩久明氏は、「歯科医院の倒産はこれからが本番。小規模を中心に、経営はかなり厳しい状況になっている」と指摘する。

 負債ベースで見ると、総額は11億500万円(前年度比36.2%増)で5年ぶりに前年度を上回った。そのうち1億円未満が18件(構成比90.0%)と大半を占めており、小規模倒産が多いことがわかる。平岩氏に、歯科医院業界の実情を聞いた。

歯科医院が10年で1000近く増えたワケ

 街中を歩いてみると、歯科医院は明らかに多い。これには、いくつかの理由がある。まず、歯科医師国家試験の合格者は17年で1983名、ピーク時の10年には2408名となっており、毎年約2000名の歯科医が誕生している計算になる。

「歯科医の多くは定年のない個人事業主とみられています。引退は年齢ではなく体力的な事情によるものが多く、そのため歯科医は年々増えていると思われます」(平岩氏)

 厚生労働省が18年3月に公表した「医療施設動態調査(2018年1月末概数)」によると、歯科医院はこの10年で951カ所も増えている(08年1月末の時点では6万7840カ所)。

「内科医や外科医の場合、必ずしも開業医にならずに大学病院や関連病院で仕事をするケースもあります。しかし、歯科医は大学病院などでの枠が少ないのでしょう。そうすると勤務医という選択肢もありますが、もともと個人事業主が多い歯科医院はあまり勤務医を必要としないのです」(同)

 そこで、歯科医は必然的に独立開業の道を選び、コンビニの数を超えるほど増えてしまったというわけだ。しかも、歯科医院は比較的容易に開業できるという事情がある。医療機器などはリースで初期投資を抑えることができ、いわば参入障壁が低いのだ。

 また、歯科医院専門の経営コンサルタントの存在もある。コンサルから自由診療のインプラントやホワイトニング、美容歯科などのノウハウや宣伝手法のレクチャーを受け、利益率の高い施術を患者に勧めるケースもある。そのため、不透明な歯科医院の料金については不満や不信の声もあった。

 ただ、最近は歯磨き指導や虫歯を防ぐ予防処置に力を入れる歯科医院も増えており、健全性や透明性をアピールしている。各医院は、生き残りをかけて「虫歯治療よりも予防処置に力を入れています」などと特色を打ち出しているのだ。

 ちなみに、親が歯科医の場合は、子どもも同様に歯科医を目指すケースが多いという。そして、参入障壁が低いとはいえ、開業時は親からの金銭的援助がないと資金集めに苦労するようだ。

「開業当初は、親からの援助を運転資金に充てるケースも多いです」(同)

5057とはずがたり:2018/07/11(水) 14:55:52
>>5056-5057
 歯科医院は利便性の高い駅前に開業するのがトレンドになっており、それも競争激化を招く要因となっている。それでも患者が増えれば問題はないが、日本の人口は2017年10月時点で1億2670万人(前年比0.18%減)と徐々にではあるが着実に減っている。また、テナント代や設備投資に加え、詰め物金属などの歯材や人件費などのコスト上昇も経営を圧迫する要因だ。
「詰め物金属を使った治療は保険診療なので、患者ひとり当たりの利益は決まっています。しかし、金属資材が高騰しているため、負担がじわじわと重くなっているのです」(同)

 今回の調査期間外の18年4、5月にも3件の倒産が発生しており、今後も倒産件数は「小規模医院を中心に増加していく可能性が高い」(同)という。

増えすぎた歯科医院、今後も倒産が増加か

 歯科医院の問題は、倒産だけでなく休廃業・解散も高止まりしている点だ。東京商工リサーチによると、歯科医院の休廃業・解散は15年の65件に対して、16年には168件(前年比158.4%増)、17年には144件(同14.2%減)となっている。

「1999年から2009年までは、毎年10件以下でした。それが10年から急激に増え、ここ2年は100件を超えているのです」(同)

 休廃業・解散は、歯科医の高齢化や後継者不足によって発生するケースが多い。世代交代が進んでいる半面、新規の歯科医院の経営も厳しい状況に置かれている。倒産の具体例について、平岩氏はこう説明する。

「人件費などのコスト上昇に加え、来院者の減少などの複合的な要因による倒産が多いです。一方で、最近は集客を見込んで駅前などに新規開業が集中したため、少ないパイの奪い合いで倒産に至っています。歯科衛生士などスタッフの確保も課題です。歯科医院はギリギリの人員で回しているケースが多く、代わりがいない状況になっています」(同)

 東京商工リサーチの調査によると、「人手不足」倒産は「後継者難」型が中心だが、2017年度は「求人難」型が前年度から2割増となっている。人手不足によるコスト上昇に襲われるのは、「3K」といわれる業界だけではないのだ。

 平岩氏は「人件費なども含めたトータルコストをいかにコントロールするかが歯科医院の課題」と指摘する一方で、地域医療の大切さも説く。

「今は首都圏の駅周辺に歯科医院が乱立していますが、当然ながら地方でも歯科医院は必要ですし、地域医療の充実は大切な課題です」(同)

 さらなる高齢化に向けて、「今後は歯科医も地域と連携し、訪問医療が増えていくでしょう」と平岩氏は予測する。その訪問医療でいかに患者を獲得するかが、歯科医院の生存戦略といえるのかもしれない。

 歯科医院業界の見通しについて、平岩氏は「プレーヤーが多いため、競争は依然として激しい。休廃業・解散や倒産も含めて、市場から退場する歯科医院は増加する」とみる。

 増えすぎた歯科医院の淘汰は、まさに待ったなしの状況のようだ。
(文=長井雄一朗/ライター)

5058とはずがたり:2018/07/11(水) 14:57:20
2016.06.20
連載
目からウロコの歯の話
歯列矯正は超危険!全身に深刻な副作用のおそれ…食事や口の開閉が困難になる例も
http://biz-journal.jp/2016/06/post_15538.html
文=林晋哉/歯科医師

 歯にワイヤーを装着して歯並びを変える歯列矯正に副作用があることは、まだよく知られていません。

 筆者は、1998年に拙著『いい歯医者、悪い歯医者 - 噛み合わせが狂えば、命も危ない -』(クレスト社)の中で、歯列矯正による副作用の実例を報告しました。その後、読売新聞などで記事に取り上げられたこともあり、筆者の医院には歯列矯正の治療途中、治療後を問わず、さまざまな症状に苦しむ患者さんが訪れています。そのような方々が開業以来20年以上途切れたことはありません。

 歯列矯正の副作用は、歯や顎の痛み、歯が噛み合わない、口が開かない、どこで噛んでいいかわからないといった口の不具合にとどまらず、頭痛、首や肩のこり、強い倦怠感、吐き気、不眠など多岐にわたり、不登校、仕事を辞めざるを得ないという深刻な状態に陥る場合も少なくありません。

 残念ながら、こうした歯列矯正の負の側面があることはなかなか広まりません。

 そもそも、歯科における歯列矯正とは、「咬合(噛み合わせ)を整えるための治療法である」と成書には記載されているのですが、いつの間にか見た目をキレイに揃える歯並び矯正になってしまっています。歯列矯正専門医は歯の移動には長けていますが、噛み合わせについて正しい知識を持っている者はほとんどいないのが実情で、歯列矯正の副作用で苦しむ患者を生み出す大きな要因となっています。

 歯科業界は、歯科医過剰で過当競争となっていますが、矯正専門医は過当競争に加えて少子化の影響で子供の矯正患者が減っていることから、「いくつになっても歯並びを変えることは可能です」といった宣伝文句で成人にもターゲットを広げています。30歳を過ぎた男性お笑いタレントが、ワイヤーを装着している姿も見られるようになりました。そんなご時世とあって、成人の歯列矯正は増えています。そしてその分、副作用で苦しむ人も確実に増えることが予想され、筆者は暗澹たる思いです。

歯並びと噛み合わせは別物
 一般的に、歯並びを整えると噛み合わせも良くなると思われがちですが、決してそんなことはありません。歯並びの形態に関係なく、各人固有の噛み合わせは20歳頃に完成します。つまり、20年の長い年月をかけて骨格や筋肉系、神経系など全身のシステムと連携しながら共に完成するのです。たとえ見た目の歯並びが乱れていたとしても、その歯並びに調和した顎の動きで咀嚼する複雑なシステムが出来上がっているのです。そのため、噛み合わせが急変すれば、影響は全身に波及します。

 歯列矯正で歯が移動すればするほど、上下の歯の噛み合わせも変化します。2年以上の治療期間は長いように思えても、20年以上かけて出来上がったかみ合わせのシステムに比べれば短期間です。歯列矯正による噛み合わせの急変に歯や体がついていけず、さまざまな症状が全身に現れ苦しむことになるのです。歯列矯正と全身症状の関連については、拙著『歯科医は今日も、やりたい放題』(三五館)を参照してください。

 歯を移動させながら正しいかみ合わせを維持することは、まず不可能です。実際、歯はキレイに並んでも上下の歯がかみ合わず、食事ができなくなる例は多数あります。これでは、本末転倒です。

 歯列矯正は、歯をキレイに揃えるスペースを確保するために健康な歯を抜くことも多く、このことも歯列矯正の負の側面です。

 歯列矯正をしたすべての人に深刻な副作用が出るわけではないのですが、副作用の出現の有無が事前に判断できないことと、副作用が現れた場合の補償がないことが歯列矯正の最大の欠点です。

 高額な矯正費用と引き換えに不健康を手に入れるという悲劇が、実際に多数起きているのです。歯列矯正後の副作用に苦しんだ人たちは、異口同音にこう言います。

「こんなことになると知っていたら、歯列矯正などしなかった」

 歯並びを変えることには、大きなリスクが潜んでいるのです。
(文=林晋哉/歯科医師)

●林 晋哉(歯科医師)
1962年東京生まれ、88年日本大学歯学部卒業、勤務医を経て94年林歯科を開業(歯科医療研究センターを併設)、2014年千代田区平河町に診療所を移転。「自分が受けたい歯科治療」を追求し実践しています。著書は『いい歯医者 悪い歯医者』(講談社+α文庫)、『子どもの歯並びと噛み合わせはこうして育てる』(祥伝社)、『歯医者の言いなりになるな! 正しい歯科治療とインプラントの危険性』(新書判) 、『歯科医は今日も、やりたい放題』(三五館)など多数。
林歯科HP:http://www.exajp.com/hayashi/

5059荷主研究者:2018/07/12(木) 22:32:13

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180626_13020.html
2018年06月26日火曜日 河北新報
<東北大>日本人3500人のゲノム解読し公開 遺伝性疾患究明に活用へ

東北大がインターネット上に公開した遺伝子情報のデータベース

 東北大などは25日、健康な人約3500人分のゲノム(全遺伝情報)を解読し、日本人の標準的な遺伝的体質を示すデータを研究用に公開した、と発表した。2013年から解読を続け、データを増やして順次公開してきたが、今回新たに、遺伝性疾患と関わりがあるX染色体とミトコンドリアの情報を追加。より多くの病気の原因究明に役立ててもらう。

 ゲノムは1人に約30億対ある塩基の配列からなり、個人間で約千対に1カ所の変異が出る。この変異が特定の病気へのかかりやすさなどの個人差として現れる。今回のデータには3552人から計約5116万個の変異を収録している。

 X染色体には血友病や筋ジストロフィー症など、ミトコンドリアにはミトコンドリア病と総称される病気の原因遺伝子があるとされる。研究者はインターネット上に公開された今回のデータと、患者のゲノムを比較し、病気の原因を特定できるようになる。

 ゲノム解読は先進的な医療の開発などを東日本大震災からの復興につなげる「東北メディカル・メガバンク計画」の一環。東北大と岩手医科大が主に岩手、宮城の成人から血液の提供を受けて実施中。8千人分までデータを拡張する計画だ。

 東北大の木下賢吾教授(情報科学)は「これほど大規模な日本人のゲノム解析は初めてで、今後多くの病気に対応できるだろう」と話した。

5060とはずがたり:2018/07/15(日) 18:34:52
製薬大手 相次ぐ早期退職募集 新薬特許切れなどで経営悪化
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/business/nhknews-10011533301_20180714
07月14日 14:35NHKニュース&スポーツ

製薬大手で、早期退職の募集が相次いでいます。開発した新薬の特許切れなどによって経営環境が悪化しているためで、各社は事業の立て直しを迫られています。

このうち、業界2位の「アステラス製薬」は、収益力の改善に向けて国内の事業を再編するのに伴い、本社を含むグループ内の社員を対象に、今年度中に早期退職を募集します。

退職金の割り増しなど、新たな制度を導入し、合わせて600人の削減を計画しているということです。

また「大正製薬」も、勤続10年以上で年齢が40歳以上の社員を対象に、7月から、あらかじめ人数を決めない形で早期退職の募集を始めました。早期退職の募集は、大正元年の創業以来、初めてだということです。

背景には、開発した新薬の特許切れや、国の医療費の抑制に向けた薬価の引き下げなどによって、製薬各社の経営環境が悪化していることがあります。

このため各社は、人員の削減などにより、まずは費用の引き下げを図ることにしていますが、抜本的な事業の立て直しには、収益の拡大につながる新しい薬を開発できるかが課題となります。

5061とはずがたり:2018/07/15(日) 20:12:26
くさっとるな

【文科省汚職】東京医大、裏口入学毎年10人 東京地検特捜部がリスト入手
05:04産経新聞
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1807150002

 文部科学省の私立大学支援事業をめぐる汚職事件で、前科学技術・学術政策局長の佐野太(ふとし)容疑者(58)=受託収賄(じゅたくしゅうわい)容疑で逮捕=の息子を不正に合格させたとされる東京医科大学(東京都新宿区)が、数年前まで毎年10人前後の受験生を不正に合格させていた疑いがあることが14日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は不正合格者のリストを入手しており、裏口入学の常態化が事件の背景にあるとみて調べている。

 特捜部の発表などによると、東京医科大の臼井正彦前理事長(77)は、文科省の「私立大学研究ブランディング事業」の選定で佐野容疑者に便宜を図ってもらうよう依頼。見返りとして、鈴木衛前学長(69)とともに、今年2月の入試で、佐野容疑者の息子の点数を加算して不正に合格させるよう担当職員らに指示した疑いがある。

 大学関係者によると、同大の入試では、数年前まで政治家や中央省庁の幹部の子供らが受験した際、面接や小論文などが課される2次試験後に点数が足りなければ加算し、合格できるようにしていたという。

 こうした不正な操作は学長をトップとする入試委員会で行われていたといい、「理事長案件」として、臼井前理事長の意向が強く反映されたケースもあった。

 産経新聞の取材に対し、東京医科大の担当者は「入試関係はまさに捜査の核心部分であり、捜査に支障が生じる恐れがあるので過去のことを含めて答えられない」としている。

5062とはずがたり:2018/07/15(日) 21:50:32
1
サニーデイ・サービスのドラマー丸山晴茂さん死去 5月に食道静脈瘤破裂で47歳
https://excite.co.jp/News/music/20180715/Oricon_2115621.html
オリコン 2018年7月15日 13時21分

食道静脈瘤 消化器症状 病気のガイド
病気のガイド
https://ssl.kotobuki-pharm.co.jp/guide/guide03-03
食道静脈瘤
1.食道静脈瘤とは
食道の粘膜を流れる静脈が瘤(こぶ)のようにふくらんで曲がりくねってでこぼこになった状態をいいます。胃にもできることがあり、その場合は胃静脈瘤といいます。

2.原因
食道静脈瘤の原因の大部分は肝硬変ですが、アルコール性肝炎や特発性門脈圧亢進症、日本住血吸虫症などが原因となることもあります。肝硬変に伴い、肝臓に血液を送り込む門脈という血管の圧が高まると門脈圧亢進症という状態になります。すると静脈血の流れる方向が逆になり、食道の静脈に大量の血液が流れ込むために、血管が太くうねった状態となり、これを食道静脈瘤といいます。

5063とはずがたり:2018/07/21(土) 20:41:09

高須克弥院長が「裏口入学」発言を訂正「母校に迷惑はかけられん」「勝手口入学です」
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/20180719-134-OHT1T50091
07月19日 20:05スポーツ報知

 高須クリニックの高須克弥院長(73)が19日、自身のツイッターを更新し「僕も裏口入学だよ」と発信したが、その後「あれば裏口ではありませんでした。勝手口です」と訂正ツイートを行った。

 高須院長は東京医科大の裏口入学問題について報じたニュース記事をツイッターに貼り付けた上で、「僕も裏口入学だよ」などとツイートした。

 しかしその後、当初のツイートを削除した上で「いま昭和大学学長とお話。事実関係問い合わせのメディアが複数きて迷惑かけているらしい。『そんなわけですから、高須先生は自分は裏口入学ではありませんと言ってください』母校に迷惑はかけられん。わかりました。かっちゃんのは勝手口入学です。言葉尻訂正なう」と発信した。

 また高須院長は「内緒の話しだが、昭和大学に入学する被災者の学生には高須奨学金が支給される。かっちゃんが勝手にやっていることだ。勝手口支援だよ。裏口って言うなよ」(原文ママ)ともツイートしていた。

 高須院長は69年、昭和大医学部を卒業、医師免許取得。73年、同大学医学部整形外科大学院を修了、医学博士号取得。76年、名古屋市に高須クリニックを開設した。

5064とはずがたり:2018/07/24(火) 22:09:09
<猛暑>熱中症、救急搬送「屋内」最多 死者最高の65人
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180725k0000m040022000c.html
18:13毎日新聞

 ◇消防庁、16?22日 65歳以上が全体の46.5%

 総務省消防庁は24日、熱中症の症状で16?22日の1週間に救急搬送された人数と死者数が、集計を始めた2008年以降で最多となったと発表した。搬送者数の速報値は全国で2万2647人で、うち65人が死亡した。発生場所別でみると、庭などを含む「住居」からの搬送が最多の9462人で41.8%を占めた。不特定多数が出入りする「屋内」からの搬送は2095人(9.3%)で、屋内外を分けない「教育機関」からの2011人(8.9%)と合わせると、相当数が屋内からの救急搬送者だとみられる。

 4月30日から7月15日までの搬送者では「住居」が35%、「屋内」が8.1%で、7月16日以降はその割合が増加。猛烈な暑さで屋内でも熱中症が発生しやすくなっているのがうかがえる。消防庁はクーラー使用や、屋内での水分補給にも注意するよう呼びかける。

 16?22日の搬送者数は昨年同時期の7196人の約3倍、7月9?15日の9956人の2倍以上に急増。今年4月30日から2カ月半の2万1166人を、16日以降の1週間分だけで上回る規模となっている。

 16日以降の搬送者のうち、年齢は65歳以上が1万525人と全体の46.5%。18?65歳未満が36.1%の8169人。7?18歳未満が16.2%の3665人。7歳未満の乳幼児は1.3%の288人だった。

 都道府県別の最多は東京都の1979人。西日本豪雨の被災地は広島576人、岡山573人、愛媛247人と、昨年同時期の2?4倍弱になった。死者は愛知、三重各7人、埼玉6人などとなっている。

 野田聖子総務相は記者会見で「猛暑が続く見通しで健康管理に十分注意してほしい」と呼びかけた。【浜中慎哉】

5065とはずがたり:2018/07/25(水) 01:30:56
<文科省汚職>「ブランド力落とした」2人起訴の東京医科大
https://excite.co.jp/News/society_g/20180724/Mainichi_20180725k0000m040113000c.html
毎日新聞社 2018年7月24日 21時30分

 文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件で、東京医科大の臼井正彦前理事長(77)と鈴木衛前学長(69)の2人が贈賄罪で24日、在宅起訴された。トップ2人の刑事責任が問われることとなった東京医科大。「裏口入学リスト」とみられる内部資料の存在も浮かぶなど教育機関としての公正性が疑問視される事態を招いた。高校生向けの進学説明会を延期するなど、創立100年以上の名門大学の混乱が続いている。

 臼井前理事長は眼科医。1966年に東京医科大を卒業し、87年に同大教授に就任。2003?05年に東京医科大病院長、08年から同大学長。13年から理事長を務めた。

 同大のある元教授は、臼井前理事長が学長になった際のエピソードとして「東京医科大は同窓会の力が強かったので、教授会の存在感を示すための『改革の旗手』として臼井さんを送り込んだ。そうした意味では学内で期待された人材だった」と話す。

 一方、別の大学関係者は「下が提案しても、『これでいく』とはねつけるワンマンタイプ」と評する。今年に入って臼井前理事長の意向で、これまで2期6年だった理事長の任期に関する定款は3期9年に延長されたという。

 鈴木前学長は耳鼻咽喉(いんこう)科医。74年に同大を卒業し、広島大学医学部助教授(当時)などを経て、97年に東京医科大教授に就任。14年から学長を務めていた。周囲からは「真面目」「忠実で、上から言われたことにノーとは言えない」といった評が漏れる。

 臼井前理事長は特捜部に対し、事件の動機について「(文科省の助成対象となることで)大学のブランド力を上げたかった」と説明しているとされる。ある同大幹部は「ブランド力を上げるつもりでしたことが、皮肉にも大学のブランド力を落としている。前理事長らはまず学内に謝罪し、うみを出し切って大学を再生させなければ」と話した。

 文科省への批判も漏れる。同大OBは「もちろん不正は許されないが、悪いのは文科省側だ。私学に対する生殺与奪の権限を持っている監督官庁の官僚から『息子を頼む』と言われて、現実的に断れるのか。パワハラのようなものだ」

 同大は20日、ホームページで今月28日と8月25日に開催予定だった高校生向けの医学部医学科進学説明会の延期を発表した。24日には起訴を受け「ご迷惑、ご心配をおかけしております皆様に改めて深くおわび申し上げます」と陳謝するコメントを掲載。現在進められている内部調査について「まとまり次第、公判に影響のない範囲で公表させていただく」としている。【酒井祥宏、福島祥】

5066とはずがたり:2018/07/27(金) 20:31:49
菅辺りが前川絡みで文科省潰そうとしてるのかと思ったがまとめて野党も潰そうというもくろみか!?

5259 名前:チバQ[] 投稿日:2018/07/27(金) 17:46:35
議員数からして、このスレに該当する可能性が高いので ここに
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000012-ykf-soci
東京医大の裏口入学「黒幕」は野党議員2人か 「政治家の疑惑」大好きな左派メディアが無関心なワケ
7/27(金) 16:56配信 夕刊フジ
東京医大の裏口入学「黒幕」は野党議員2人か 「政治家の疑惑」大好きな左派メディアが無関心なワケ
汚職事件で、前局長の佐野被告が起訴され激震する文科省
 【有本香の以毒制毒】

 「文科省前局長の息子の裏口入学が賄賂とされた、東京医科大学の汚職事件には国会議員が絡んでいる。それも2人。別々の野党に所属している」

 先週後半、文科省の私立大学支援事業をめぐる汚職事件に関し、このような情報が私の元へもたらされた。

5067とはずがたり:2018/07/31(火) 21:24:49
がん発見がうっかり見過ごされる現場の実態 主治医に「大丈夫」と言われても油断できない
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/nation/toyokeizai-230150.html?page=1
07月22日 06:30東洋経済オンライン

最近、胃腸の調子が悪い。あるいは、検診で精密検査を受けろと言われた。いろいろな理由で胃や大腸の内視鏡検査を受けた方も少なくないと思うが、後日、検査結果を聞きに、外来を必ず受診しているだろうか。

実は、主治医の「病理診断結果の確認漏れ」により、病気が放置されることが問題となっている。公益財団法人日本医療機能評価機構からも、医療機関宛てに注意喚起がなされている。

主治医が内視鏡検査を行い、病理診断報告書も出ていたが、患者が来院しなかったため、カルテが一度も開かれないまま時間が過ぎ、別の医師が2年前の病理診断報告書で「悪性」の所見が出ていたことに気づいた、というような事例が報告されている。

チェック体制が整った病院であれば対応できる
がん治療の遅れは、命にかかわる。病理診断報告書の確認忘れはゆゆしき事態である。いったいどういうケースでそのようなことが起こりうるのであろうか。

筆者のもとには普段、患者のガラススライド標本が届く。それを見て「最終診断」を下すのが病理医の仕事なわけだが、稀に、内視鏡検査を行った主治医が、がんをまったく疑っていないケースに出くわす。

あるとき、胸焼けを主訴とする40歳男性の標本が届いた。ガラススライドの上に載っている数ミリ大のサンプルを見ると、少し赤みの強い粘膜の部分から「生検」と記載されている。「生検」とは、患部の一部を切り取って顕微鏡などで調べる検査を指し、内視鏡検査では病変が確認された場合に行われる。

これらを確認したうえで、筆者が顕微鏡を用いてサンプルの組織を詳細に観察すると、がんであることがわかった。だが、主治医の見立てでは「胃炎」となっていた。

このようなケースは、筆者の勤める病院では、主治医に直接、電話で連絡することにしている。主治医の見立てとは別に、がんと病理診断された場合には、患者に早急に電話連絡するといった対応も取られている。

内視鏡検査が終わった後に、主治医が患者に「うん、大丈夫そうですよ」などと言ってしまっているケースも想定され、安心した患者が病理診断の結果を聞きに来ないという可能性もある。

ただ、その場合も、チェック体制をきちんと整えている病院であれば、定期的に病理診断を主治医が確認する検討会などが開催されている。

患者側も「確認漏れ」に気をつけよう
しかし、スタッフが不足している医療機関では、そういったチェック体制が十分に機能していない可能性がある。また、病理医が不在で、病理診断を検査センターに外注している病院では、病理医からの注意喚起の連絡もないのがほとんどである。

5068とはずがたり:2018/07/31(火) 21:25:04
>>5067

このように、思いがけない悪性の診断というのは、どうしても医療の現場では起こりうる。もちろん、前述したように、確認漏れがないように連絡や確認の体制を整備し、医療スタッフ同士がしっかりとした連携を取る必要があることは言うまでもない。

しかし、そういった体制が100%機能しないことも不幸にして起こりうる。

いくら検査の技術が進歩しても、病気が早期であればあるほど発見が難しい。仮に今後、AI(人工知能)が診断をサポートするようなことになっても、想定外の事態を100%なくすことは不可能であろう。

よって、治療を受ける患者側も、常にこの想定外の事態は頭の片隅に置いておくことは必要であろう。せっかく早期で見つかった病気を確認漏れで進行させてしまうのは、なんとしても避けなければならない。

面倒でも後日あらためて外来受診を
病気の最終診断は、病理診断である。

画像診断は、病気の細胞そのものを観察しているわけではないので、最終診断とはならない。内視鏡による観察も病気を「肉眼」で観察しているけれども、ミクロのレベルで細胞を確認しているわけではないので、最終診断とはならない。

病気の細胞を直接、顕微鏡を使ってミクロレベルで観察して診断を下す病理診断のみが、最終診断となるのである。このことを知っておくことはとても大切である。

精密検査を受けた際は、病気の部分を直接採取する病理検査が行われたのかどうか、主治医に確認することをお勧めする。

また、その病理検査の結果も、必ず再度受診して確認することが大切である。

病理診断結果が出るまでには、最低1週間はかかる。採取された細胞をガラススライドで観察できるようにするには、さまざまな加工が必要であるからである。

病理検査室がない病院では、検査を外注しているため、診断結果が出るまでにさらに時間がかかる場合も多い。検査当日の「大丈夫そうですよ」という主治医の言葉に安心せずに、多少面倒でも後日、外来を受診し、病理診断結果を必ず確認するべきである。

著者:小倉 加奈子

5069とはずがたり:2018/08/05(日) 10:57:21
20年程前,友人が卒業後,医学部へ入り直したが,その時も社会人は合格しない医学部とかあるようだったし昔から行われてたし今でも何処でもやってるんちゃうか。
って事は女子ってだけで落とすのも此処其処でやられてるんちゃうか?今も。
東京医大のお取り潰しはやむを得ない(早稲田への身売りを個人的には推奨)と思うが(多分経営陣の交代でお茶濁しだとも思うが)この際徹底的に膿を出し切るべきだ。

女子だけでなく、3浪の男子も抑制…東京医大
08:31読売新聞
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180805-567-OYT1T50003.html

 東京医科大(東京)が医学部医学科の一般入試で女子受験生の合格者数を抑制していた問題で、同大による内部調査の詳細が判明した。今年の一般入試では、受験者側に知らせないまま、減点などで女子だけでなく3浪以上の男子の合格者数も抑える一方、5人前後の特定の受験生には加点していた。一連の得点操作は、臼井正彦前理事長(77)の指示で行われていた。

 同大は週内にも調査結果を公表する見通し。文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件で、臼井前理事長を贈賄罪で起訴した東京地検特捜部も、一連の操作を把握しているとみられる。

 同大医学科の今年の一般入試は、マークシート方式の1次試験(計400点満点)後、2次に進んだ受験者が小論文(100点満点)と面接を受け、1次の得点と合算して合否が決まった。

5070とはずがたり:2018/08/05(日) 20:54:35
西川史子「医大の合格者操作は当たり前のこと」
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-180805-0428.html
12:35日刊スポーツ

 医師でタレントの西川史子(47)が、東京医科大(東京都新宿区)が医学部医学科の一般入試で女子受験者の得点を一律に減点していたとみられる問題について、「当たり前のこと」との見解を示した。

 女性が不利になるような得点の操作には、女性は結婚や出産を機に医師をやめるケースが多いため、女子合格者を全体の3割前後に抑え、系列病院の医師不足を回避する目的があったとされている。5日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」に出演した西川は、医師の立場からの見解を求められると「当たり前です、これは」と切り出した。

 西川は「東京医大に限らないです。全部(の医大)がそうです。だって、(点数の)上から採っていったら、女性ばっかりになっちゃうんですよ」と入試の点数だけで見ると上位の大半を女性が占めると指摘。そのうえで「そうすると、世の中が眼科医と皮膚科医だらけになっちゃうんです。例えば股関節脱臼のケースなどで人の重たい部位を背負えるかといったら、女性では無理なんですよ。だから女性の外科医は少ない。やっぱり外科医になってくれるような男手が必要なんです。だから、男性と女性の比率等はちゃんと考えていないといけないんですよ。男性ができることと女性ができることは違うから、それは仕方ない」と、医療現場を知る立場からコメントした。

 とはいえ、東京医大のやり方を肯定しているわけではなく、西川も「初めから(合格者の割合を)『男性何割、女性何割』と明示すべき」との持論を示した。

5071とはずがたり:2018/08/06(月) 23:39:53

一部私大医学部「女子と浪人に厳しいのは常識」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180805-00050007-yom-soci
8/5(日) 8:50配信 読売新聞

 「試験は公正に行われていると信じていた。浪人生が差別されているのなら、不公平で残念だ」。医学部進学を目指し、都内の予備校に通う千代田区の男性(20)は、今回新たに発覚した東京医科大による得点操作についてそう嘆く。今年2浪目で東京医科大の受験も検討しているが、「試験が不公平なら考えてしまう」と話した。

 今年3浪目で国立大医学部を目指す江戸川区の男性(21)は「一部の私立大医学部が女子と浪人生に厳しいことは、予備校生や講師の間では半ば常識のように語られている。もし差別があっても驚きはなく、その中で戦っていくしかない」と冷静に受け止めた。

 一方、大手予備校のベテラン講師は「小論文も学力試験と同様に客観的に評価されるべきで、点数が裏で操作されているとすれば深刻な問題だ」と指摘。「女子や浪人回数の多い受験生に不利なことを告げずに受験させ、受験料を徴収していたのであれば、到底納得できない。このような裏のルールが存在すれば、高校や予備校の受験指導も成り立たなくなる」と憤った。

5072とはずがたり:2018/08/06(月) 23:40:51
開業医の跡取り息子と高学力の女子、どちらが社会にとって重要か? --- 荘司 雅彦
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180805-00010003-agora-soci
8/5(日) 17:40配信 アゴラ

東京医科大学が入学試験で女子受験生の得点を一律に減点していた問題で、大学で入試業務に携わっていた元幹部が次のように語ったと報じられた。

「どこの医大でもやっている。不正という認識はなかった」

「体力的にきつく、女性は外科医にならないし、へき地医療に行きたがらない。入試を普通にやると女性が多くなってしまう。単なる性差別の問題ではなく、日本の医学の将来に関わる問題だ」

「外科医にならない」「へき地医療に行きたがらない」「日本の医学界の将来に関わる問題だ」という認識に対し、私は大きな違和感を覚えた。

とある調査によると、親が医師である医学部生の割合は約3割だそうだ。
国公立大学よりも私立大学の方が遙かに比率が高い。

要するに、開業医の多くが、数千万円もの学費を支払って子供を私立の医学部に入学させており、その割合は3割をはるかに超えているということだ。

医院の跡取りとなれば、遅かれ早かれ病院勤務を辞めて親の経営する医院に戻ることになる。
勤務医として働く期間の短い跡取り医学生のほうが、普通の女子学生よりも「外科医にならない」だろうし「へき地医療に行かない」し「日本の医学界の将来」にとって大きな問題だと私は思う。

外科医を増やし、へき地医療に従事する勤務医を増やすという大義名分があるのなら、開業医の子供の受験生の点数を減点するのがスジだ。

もちろん、開業医の子供とて、医師の資格を取得した途端に親が経営する医院に勤務することはないだろう。
しかし、(何年間かの勤務医経験を経れば)いずれは勤務医を辞めてしまう人がほとんどだ。

親が開業医だと多額の寄付が期待できて大学経営に資するというのなら、「公共機関である大学」として国から助成金を受けるのを放棄すべきだ。

親の後を継ぐために勤務医を辞める同僚には優しい態度で接しておきながら、一般女性に対しては「しょせん女は外科医にもならないし、へき地にも行かない」と頭ごなしに差別する意識が私には理解できない。
医学界では、今日の社会通念とかけ離れた「常識」がまかり通っているのかもしれない。

おそらく医学部だけでなく、大学の他の学部でも多かれ少なかれ社会通念とかけ離れた「常識」がまかり通っているのだろう。「私の学説を忠実に承継するのなら後継者にしてやる」と公言していた法学部の元教授がいたと聞いている。

「学問の自由」を縦にとって大学を私物化し、社会通念とかけ離れた「常識」に縛られている(教授をはじめとする)大学関係者には、一刻も早く退場していただきたい。


編集部より:このブログは弁護士、荘司雅彦氏のブログ「荘司雅彦の最終弁論」2018年8月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は荘司氏のブログ(http://ameblo.jp/masahiko-shoji/)をご覧ください。

荘司 雅彦

5073とはずがたり:2018/08/08(水) 18:09:45
この記事の引用ツイートする際に東京医大と日本医大を間違えてしまったw

女性の心臓発作、男性医師担当で死亡率増 米研究
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/life/afpbb-3185182.html
11:47AFPBB News

【AFP=時事】米病院の緊急治療室に心臓発作で搬送される女性患者の死亡率は、女性医師よりも男性医師が担当した場合の方が高いと注意喚起する研究論文が6日、発表された。

 研究は、1991?2010年に米フロリダ州の救急外来に搬送された、急性心筋梗塞患者50万人以上のデータに基づくものだ。急性心筋梗塞は、心臓発作とも呼ばれている。

 米ハーバード大学などの研究チームは今回、患者と担当医師の性別が一致しているかどうかによって、生存率に「明らかな」違いがみられることに気づいた。

 米科学誌「米科学アカデミー紀要」に掲載された論文によると、女性患者を女性医師が治療した場合に、その生存率に「有意なプラス効果がある」という。

 心臓発作の緊急治療のために搬送される患者の死亡率は、12%近くに上る。しかし、女性医師が女性患者を担当したケースでは、「この基準値との比較で、その死亡率が5.4%低かった」と論文は指摘している。調査データではまた、「男子医師が治療した女性患者の生存率が、女性医師が治療した男性患者に比べて1.52%低かった」ことも明らかになった。

 心臓発作での死亡率については、男性よりも女性の方が高いことが、過去の研究では示されていた。

 では、その理由は何なのだろうか。一部の専門家らは、女性の症状が男性の症状と異なることや、女性の方が受診を遅らせる傾向にあるといったことがその理由として考えられるとしていた。

 今回の研究は、心臓発作の死亡率に男女差が存在する理由に関する最新の説明を提供するもので、論文には「大半の医師が男性であり、男性医師は女性患者を治療する上で難しさを感じているようだ」と記された。

 研究ではさらに、男性医師が在職中に治療に当たる女性患者の数が増えるほど、その医師が担当する女性患者の死亡率が減少することも明らかになっている。

 だが、これは「ジレンマ」に他ならない。なぜなら医師が自身の失敗から学べるようにするためには、一定数の女性が犠牲にならなければならないことを意味するからだ。「死亡率の低下は、初期に治療する女性患者を犠牲にして実現する可能性がある」

 問題の一つは、医師の大半が男性であるため、女性医師を女性患者の治療に当たらせるのが単に不可能となっているケースが多いことだ。

 そのため研究チームは、「男性医師が実際の診療を通じて学ぶことによる犠牲を考えると、女性医師の割合を増やすことの方がより効率的である可能性がある」とし、解決策は単に救急科の女性医師数を増やすことなのかもしれないと論じている。【翻訳編集】AFPBB News

5074とはずがたり:2018/08/09(木) 19:58:55

「定額制使いたい放題」女医は過労死寸前
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180808-00025877-president-soci
8/8(水) 9:15配信 プレジデントオンライン

東京医科大学の不正入試問題で「女子受験者を一律減点」という報道があった。この報道以前から「医学部入試で女子は男子より不利」と指摘していたフリーランス麻酔科の筒井冨美氏は、「この問題を『女性の働き方』に矮小化してはいけない」という。筒井氏によれば、「女性減点」の背景には、大学病院のマンパワー不足という問題がある。問題の真相をリポートする――。

【図表】医師国試と司法試験合格率および医師国試合格者の女性比率

■医大が「女性減点入試」に至る裏事情

 東京医科大学の不正入試に関して続報があった。読売新聞が8月2日付朝刊で「女子受験者を一律減点 東京医大、恣意的操作」というスクープを放ったのだ。

 さらに同紙は8月5日付朝刊で、「東京医大 得点操作 『何度も浪人 入学後伸びぬ』 医師試験 低い合格率」という見出しで、女子受験生だけでなく、3浪以上の男子受験生の合格者数も恣意的に抑えられていたことを報じている。

 一連の報道に私は特に驚きを感じなかった。このような操作を行っている医大は東京医大の他にも存在すると確信しているからだ。そのことは以前の記事(「医学部入試"女子は男子より不利"の裏常識」)にも書いた。

 有識者は「女性差別だ」「男性より女性医師のほうが優秀だ」「出産後も働きやすい体制を作らない病院が悪い」などとコメントしている。だが、東京医大としても、好んで不正入試に手を染めたわけではないだろう。やむを得ない理由があったはずだ。今回は、この「女性減点入試」に至る裏事情について解説していきたい。

 【「女性減点入試」の根拠】

 私が「女性減点入試は公然の秘密」と考えているのは、医師国家試験の合格率に明確な男女差があるからだ。男女の合格率を比較すると、1990年代から一貫して女性が2ポイントから5ポイントほど高い(表参照)。これは日本の医大生は、男子より女子の学力が高いことを意味している。

 一方、医大生の女性比率は、2005年頃から現在に至るまで31〜34%で横ばいのままだ。男子より学力の高い女子の医学部生が増えないのはなぜか。私は2004年に開始された「新研修医制度」の影響で、日本中の大学病院が医師不足に苦しんだ結果ではないかと考えている。全国の大学病院が「これ以上、女性の卒業生が増えては困る」と考えて、女性排除に動いたのだ。背景には、日本の医大入試の特殊事情が影響している。順を追って解説しよう。

 【医大入試は就職試験? 】

 日本では医大を卒業した若手医師は、出身医大の附属病院に就職することが多い。いわゆる「医局」に入るのだ。医学部の附属病院を経営するには、そうした若手医師の存在が欠かせない。東京大学のような名門医大ならば全国から研修医を集めることが可能だが、東京医大のような中堅私立医大では自校出身者をマンパワーとして確保する必要がある。つまり日本の医大入試には附属病院の就職試験のような意味があり、法科大学院のような純粋なライセンススクールの入試とは、異なっているのだ。

 【女性が医大で敬遠されるワケ】

 日本の大企業が総合職採用で、男性を優遇し、女性を敬遠する面があるように、病院においても女医は敬遠されがちである。

 その理由のひとつは、産休・育休・時短によって勤務シフトのマネジメントが煩雑になることだ。女医が産休・育休を取得しても、患者数や手術件数を減らすことは難しい。よって、誰かがその女性の業務を代行しなくてはならない。

5075とはずがたり:2018/08/09(木) 19:59:06

 日系の大企業と同様に、周囲の男性医師や独身女医がカバーすることになるが、その結果、男性医師や独身女医が過労死寸前まで追いつめられることも珍しくはない。

 近年では、女医の産・育休、時短の権利も認められるようになり、出産後に復職する女医も増えているが、産前と同じレベルで働けるほど保育環境は整っていない。

 また、女性医師は眼科・皮膚科のような「マイナー科」と総称される、比較的仕事が楽な専門科を選ぶことが多い。大学病院のような総合病院では、重症・手術・救急のようなハードな分野で働く人材が必須だが、女性医師はこういう分野を避けがちなので、外科のような不人気な多忙科が、さらに激務になるという負のスパイラルに陥ってしまうのだ。

 【ゆるふわ女医の脅威】

 最近では、「ゆるふわ女医」と呼ばれる残念なタイプの女医も目立つようになった。医師免許をゲットしたあとは、スキルを磨くよりも医師夫ゲットに励み、「医師・医師婚」に持ち込み、産休・育休を取得する。

 出産後に復職しても「当直いたしません」「手術いたしません」「地方勤務はいたしません」「重症患者や5時以降は診ません」「土日の呼び出しは一切応じません」「文句をいうのはマタハラです」と主張する。決して多数派ではないが、そうして都会のタワーマンションや高級住宅街のセレブ生活を目指す女医は実在する。

 メディアは「医師夫を持つ優雅なママ女医」を「勝ち組キラキラ女性」として取り上げる傾向がある。一方、その陰で「当直月10回の独身女医」などは無視されてしまう。極端な話、独身女医は過労死でもしない限りメディアには登場しない。そんな非情な「女女格差」が存在する。

 こうした事実を知れば、一部の女性研修医が、研修よりも「院内婚活」に励むことになるのは仕方がない。また女医の扱いに困った大学病院の関係者は、「女医は面倒くさいから入試の段階で減らしてしまえ」と考えるようになる。

 今回の東京医大の不正入試問題の関連報道には「(医師の)女3人で男性1人分」という報道もあったが、こういう現状を考えると暴論とは言えないのかもしれない。

 【女子高生に医大が大人気の理由】

 一方、女医を目指す女子高生は増加の一途である。元子役で慶應義塾中等部に進学した女優の芦田愛菜さんも「病理医になりたい」と、何度もインタビューに答えている。「ドクターX 外科医・大門未知子」など女医を主人公にしたドラマが目立つことも背景にあるかもしれない。

 また「日本型エリートコースは、女性には厳しい」というイメージも影響しているだろう。2015年に東京大学を卒業して、大手広告代理店・電通に入社するも、1年目に過労自殺へ追い込まれた女性のケースは象徴的だ。外務省・総合商社・外資金融も辞めたら「タダの人」だが、医師はライセンスがあるため復職も容易である。

 医療界も依然として男社会だが、日本社会の中では比較的マシという判断は間違いではない。医師は「週1回パート勤務」でも医師と名乗れるので、開き直ってしまえば世間体も良く、女性であれば出産後も効率よく稼げる。

 ゆえに、女医の時短勤務を整備すると女性受験生が殺到して、カバーしてくれるはずの男性をはじき出してしまう可能性が高まる。こうしたジレンマが「医大合格者の女性率を制限する」という動きにつながっている。

5076とはずがたり:2018/08/09(木) 19:59:38
>>5074-5076
 【新研修医制度を廃止すれば解決するのか】

 医大教員としての経験から言うと、男性が「大器晩成」ならば、女性は「中器速成」だと感じている。18歳の時点では女性のほうが早熟で目的意識もはっきりしており、器が固まる(ある意味、限界に達する)のも女性のほうが速いような気がする。ゆえに、女性のキャリア形成は「就職から妊娠までの黄金期はハードに働いてスキルを磨き、出産前に1人立ちできるよう育てる」というのが鉄則だと考えている。

 2004年に厚生労働省が創設した新研修医療制度は、いわば「医大卒業後2年間は数カ月ずついろんな科を担当させ、お客様扱いでユルく研修する」といった内容で、これにより専門科のトレーニング開始が遅れるようになった。制度が変わっても、高齢出産の医学的なリスクは変わらない。35歳までに出産を終えたいならば、この2年間のモラトリアムが、女医のキャリア形成にとって痛いのだ。

 仮に自身の出産を優先する女医の場合、専門家として鍛えてもらえる時間が少なくなるため、結果的に「一生、使い物にならない医者のままで終わる」というリスクが高まるからである。

 また、新研修医療制度で、卒業後2年間は「お客様扱い」することになったので、大学病院としては若手医師を病院経営のマンパワーとして使いづらくなってしまった。この結果、医師不足が深刻化し、「女性減点入試」の契機になったのではないかと推察している。8月6日の調査委員会による記者会見でも、得点調整について「2006年頃からの可能性」を指摘している。

 「女性減点入試」を解決する方法としては、新研修医制度を廃止することもひとつの手だろう。新制度で失われた2学年分のマンパワーをどうすれば復活できるか、を考える必要がある。

 【2018年開始の新専門医制度でさらなる医師不足】

 しかし、厚労省はこの制度を止めるどころか、日本専門医機構という第三者機関を増設することで、2018年度から「新専門医制度(卒業後3〜5年目を対象)」を追加している。

 一期生では「22%が東京に集中」「内科・外科が激減」「小児科562人中、東京130人、佐賀・徳島ゼロ」と、若手医師が多忙科や地方を避ける動きに拍車がかかったように見える。

 だが専門医機構は「東京に医師が集中する傾向は見られない」と公言しており、中止する気はないようだ。このままでは水面下での女性排除は、今後もさまざまに形を変えて、より巧妙な形で残ってしまうのではないだろうか。

 【結語】

 今回の東京医大の事件は、単純な「女性差別はけしからん」で終わらせず、医者の働き方改革や医師養成制度の見直しにつなげて考えるべきだろう。私がフリーランスになったのも、従来の「定額制使いたい放題」のようなシステムでは、子育てどころか過労死しかねないと思ったからである。

 女医の産・育休、時短を周囲の無償労働で補う現状は、長い目でみると女性を排除する方向に働く。男女ともに少ないストレスで働けるようにするためには、働きに応じた報酬システムや、フェアな競争環境を整えることが必要だ。それこそが真に有効な女性活躍につながると確信している。

フリーランス麻酔科医、医学博士 筒井 冨美 写真=iStock.com

5077とはずがたり:2018/08/24(金) 15:11:36
高血圧薬論文、科学誌が撤回=データ改ざん事件―名古屋大
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180824/Jiji_20180824X204.html
時事通信社 2018年8月24日 12時00分


 製薬大手ノバルティスファーマの高血圧治療薬「ディオバン」の論文データ改ざん事件で、ディオバンが他の治療薬より有効とする名古屋大の研究論文について、掲載した米科学誌が撤回していたことが24日、名大への取材で分かった。名大の調査報告を受け、8日付で削除された。

 ディオバンの臨床研究は名大や京都府立医大など5大学で行われ、各大学が脳卒中や狭心症に効果が高いとする論文を発表。後にノ社社員の不適切な関与が判明し、名大を除く4大学の論文は既に撤回されていた。

5078とはずがたり:2018/08/28(火) 20:29:00
入院患者4人が死亡、熱中症か…エアコン故障?
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180828-OYT1T50051.html?from=y10
2018年08月28日 13時24分

 岐阜県警岐阜中署は28日、岐阜市一番町の「Y&M藤掛第一病院」で、83〜85歳の入院患者4人が死亡したと発表した。同署に関係者から27日夜、「病院で4人が亡くなった。熱中症の疑いがある」との電話があったことから判明したという。


 発表によると、3階と4階の病室に入院していた男性2人と女性2人が、26日午後8時40分から27日午前11時37分までの間に死亡。関係者からは「3、4階のエアコンが故障していた」との情報が寄せられたといい、同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて死亡との因果関係を調べる。

 気象庁によると、岐阜市の26日の最高気温は36・2度、27日は36・8度だった。

 同病院の事務職員は読売新聞の取材に、「病院の対応に問題があったとは考えていないが、警察が捜査中で詳細については答えられない」と話した。

 病院のホームページによると、同病院は高齢者医療を専門としており、ベッド数は119床。

2018年08月28日 13時24分

5079とはずがたり:2018/08/28(火) 20:33:01
医師勧誘で違法賞与、大分・国東
市立病院で不適切な公金支出
https://this.kiji.is/407129189134959713
2018/8/28 20:05
c一般社団法人共同通信社

 大分県国東市などは28日までに、同市立国東市民病院で条例の定めがないのに医師の勧誘に携わる臨時職員に違法に賞与を支払うなど、少なくとも数百万円の不適切な公金支出があったと発表した。医師同士の意見交換会の2次会費なども公費で賄っていたという。

 地方の医師不足が深刻化する中、現場で必要な医師を確保しようと判断したとみられる。適切な待遇の在り方も含め、議論を呼びそうだ。

 市などによると、医師の市民病院への勧誘などを担っていた臨時職員の60代男性は2015年4月に採用され、条例に定めのない年96万円の賞与を受け取っていたという。

5080とはずがたり:2018/09/02(日) 00:34:32
漫然とやってる開業医優遇やめて廃業誘導せよ。皆勤務医させな負担が集中して過労死すんで

医師の残業月100時間超 神戸の病院に是正勧告
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2018090101002205.html
09月01日 22:50共同通信

 神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)が、労使協定に基づく時間外労働の上限(月80時間)を超えて医師を働かせたとして、神戸東労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが1日、分かった。過労死ラインの月100時間を超える医師も数十人おり、病院側は外来業務の負担軽減などを検討している。

 同病院は患者の受け入れ体制が優れているなどとして、4年連続で厚生労働省から全国の救命救急センターでトップの評価を受けている。

 同病院によると、昨年1月の1カ月間で、常勤の医師約200人のうち、労使協定の上限を超える時間外労働をした医師は69人。

5082とはずがたり:2018/09/04(火) 20:04:07
超強力な多剤耐性菌、世界の病院でまん延 豪研究
12:43AFPBB News
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3188333.html

超強力な多剤耐性菌、世界の病院でまん延 豪研究

オーストラリア・メルボルンの研究施設で、多剤耐性菌の表皮ブドウ球菌を調べる研究者(2018年9月4日撮影)。(c)William WEST / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】あらゆる種類の既存の抗生物質に耐性を持ち、「重症」感染症や死を引き起こす恐れのあるスーパーバグ(超微生物)が世界各地の病棟を通じて検出されないまま広がっていると警告する研究論文が3日、英科学誌ネイチャー・マイクロバイオロジーに発表された。

 豪メルボルン大学の研究チームは、世界10か国で採取したサンプルから多剤耐性菌の変異株を3種発見した。この中には、現在市販されているどの薬剤を使用しても確実に抑えることが不可能な欧州の変異株が含まれている。

 メルボルン大の公衆衛生研究所微生物診断部門を統括するベン・ホーデン氏は、AFPの取材に「オーストラリアで採取したサンプルを手始めに全世界に調査を拡大した結果、この多剤耐性菌が世界中の多くの国々の多くの医療機関に存在することが明らかになった」と語り、「この耐性菌は、すでにまん延しているようだ」と指摘した。

 表皮ブドウ球菌として知られるこの細菌は、これより有名で病原性の高いメチシリン耐性黄色ブドウ球菌の近縁種とされる。

 人の皮膚に常在する表皮ブドウ球菌は、カテーテルや人工関節などの人工物を使用した高齢者や患者に感染症を引き起こすケースが最も多い。

「命に関わる恐れもあるが、それは通常すでに重症となっている入院患者の場合だ。根絶は困難を極める可能性があり、感染症は重症となる恐れがある」と、ホーデン氏は説明した。

 ホーデン氏のチームは、世界各地の78の病院から集めた表皮ブドウ球菌サンプル数百件を調査した。

 その結果、表皮ブドウ球菌の一部の菌株のDNAに生じたわずかな変化が、最も広く用いられている抗生物質のうちの2種への耐性をもたらしていることを発見した。この2種の抗生物質は、院内感染症を治療するために並行して投与されることが多い。

 最も強力な抗生物質の多くは非常に高価で毒性もあるため、耐性を回避するために複数の薬剤を同時に投与する治療行為は有効ではない可能性があると、研究チームは指摘している。

■「最大の脅威」

 スーパーバグが急速に広まっている理由としては、患者が最も重症で作用の強い薬が日常的に処方される集中治療室で、抗生物質が特に大量に投与されているせいだと考えられると、研究チームは述べている。

 今回の論文は、感染がどのように広がるかや、病院側がどの細菌を標的に選ぶかなどに関する理解を向上させる必要があることを示していると、ホーデン氏は指摘した。

「抗生物質をますます多く投与することが、細菌の薬剤耐性の増大を助長していることを、今回の論文は浮き彫りにしている」と、ホーデン氏は述べた。

「病院内環境に存在するすべての細菌に関して、菌株の耐性強化が人為的に促進されており、抗生物質に対する耐性が全世界の入院治療にとって最大の脅威の一つとなっていることに疑いの余地はない」 【翻訳編集】AFPBB News

5083とはずがたり:2018/09/09(日) 00:38:50
原因不明の不妊症、内膜炎が影響か 治療後に妊娠率向上
https://www.asahi.com/articles/ASL983586L98ULBJ001.html?iref=com_rnavi_arank_nr01
大岩ゆり2018年9月8日17時48分

 子宮の内側の粘膜に炎症が続く慢性子宮内膜炎(内膜炎)の女性について、抗菌薬での治療によって妊娠率が向上することが、東京大などの調査で分かった。内膜炎の女性の妊娠率や出産率は、内膜炎が無い女性より大幅に低いことも判明した。原因不明の不妊の一部には内膜炎が影響している可能性があり、治療の可能性が開けてきた。

 東京大学医学部付属病院の着床外来を2006年6月〜08年7月に受診した女性128人のうち80人(約63%)に内膜炎があったが、抗菌薬を2週間のむ治療で9割は治った。よくなった後の状況が把握できている49人中29人(59%)が妊娠した。これは同病院の着床外来の患者で、内膜炎の無い女性の妊娠率44%より高かった。同様の結果は、国内外の他の病院からも報告されている。

 同外来の患者は、他の不妊クリニックで問題のありかが判明しなかった女性が多いという。東大の広田泰講師(女性診療科・産科)は「内膜炎は自覚症状がほとんどなく、原因不明の不妊症の多くは内膜炎が原因の可能性がある」と指摘する。不妊原因が不明の場合、専門外来での内膜炎の検査を薦めている。

 内膜炎と不妊をめぐっては、滋…

残り:383文字/全文:860文字

5084とはずがたり:2018/09/10(月) 22:29:51
やってたわー(涙)歯医者も否定する「ハミガキあるある」
https://matome.naver.jp/odai/2147851168498207201
ずっと間違ったやり方で歯磨きしてたかも…?まずは「あるある」をチェック! 更新日: 2018年07月31日

5085とはずがたり:2018/09/12(水) 23:22:10

2018年09月11日 18時19分 JST | 更新 2018年09月11日 18時20分 JST
反ワクチン派の政党が政権をとったイタリアで今、起きていること
ワクチン予防接種の義務化が廃止され、はしか患者が急増している
https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/11/anti-vaxxers_a_23523492/
Nick Robins-Early
ISABELLA CARAPELLA/HUFFPOST

ヨーロッパではこのところ、はしかが流行している。世界保健機関(WHO)によると、2018年の上半期、ヨーロッパの53カ国で、はしか感染者数が4万1000人以上にのぼり少なくとも37人が死亡した。

急増するはしかの対策を迫られたイタリア政府は2017年5月、6歳までの子どもが保育園や小学校に就学する条件として、10種類のワクチンの予防接種を義務付け、子どもが予防接種を受けていない場合は保護者に罰金を課すことを決めた。

しかし、イタリアのポピュリズム政党「五つ星運動」は、ワクチン接種に懐疑的な主張を繰り返してきた。ワクチン接種が自閉症などの原因になるという根拠のない噂を反映したものだ。五つ星運動創設者のベッペ・グリッロ氏はかつて、「HIVはデマだ」とも主張している。五つ星運動と連立を組む右派政党「同盟」もワクチン接種の義務化に反対している。

五つ星運動は3月のイタリア総選挙で、ワクチン接種の義務化に反対する公約を掲げて勝利し、2018年8月、ワクチン接種に関する政令を廃止する法案が可決された。

新たな法律により、イタリアはワクチン懐疑派にとって絶好の舞台となった。そのイタリアでは今、すでに数千人のはしか患者数がおり、政府は、はしか対策に手を焼いている。

ヨーロッパ全体でも、過去10年で最悪の感染者数を記録した。専門家は、反ワクチン政策をとればこうした事態になることは避けられず、結果は目に見えていたと語る。

「ワクチン接種率が下がったらどうなるのか、今のヨーロッパを見ればよく分かる」。欧州委員会の保健衛生・食の安全総局長ヴィテニス・アンドリュカイティス氏はそう語る。

はしかウイルスは多くの場合子どもの間で広がる非常に感染力の強いウイルスで、肺炎や脳炎といった重い疾患につながることもある。WHOは2012年、ヨーロッパで2015年までに、はしかを撲滅する目標を掲げたが、事態は逆行している。

国民のワクチン接種率がわずかに低下しても、大きな影響をもたらす可能性がある。はしかゼロを達成するためには、各国で95%以上のワクチン接種率を維持する必要がある。したがって、ワクチン接種をする子供が減れば減るほど、はしかに感染する子供の数は増える。

「ヨーロッパやアメリカで公衆衛生の成果が無に帰してしまっている。極めて困難な状況を自ら招いている」と、アメリカのベイラー医科大学・国立熱帯医学校長ピーター・ホッテズ氏は語った。

五つ星運動と同盟は、ワクチンを制限するのではなく、保護者が自ら判断できるように予防接種の義務化を廃止するのだと主張している。五つ星運動の現代表ルイジ・ディマイオ氏もここ最近、ワクチン懐疑論を主張するトーンを弱めている。

5086とはずがたり:2018/09/12(水) 23:22:25
>>5085

しかし、連立政権の他の幹部らは、はるかに過激な主張を繰り広げている。五つ星運動首脳の1人、パオラ・タバーナ議員は8月、子供たちが集まって互いにはしかを感染させ、免疫を高めようとする「はしかパーティー」という危険な催しを支持した。同盟のマッテオ・サルヴィー二党首は6月、強制的なワクチン接種は「無意味で、危険な場合が多い」と語った。総選挙の候補者や幹部の中には、ワクチンは自閉症を引き起こすもので、国家によるワクチン接種の義務化を「無制限の大量虐殺だ」とする、誤った主張をした者までいた。

こうした政治家の発言は、陰謀論を唱える反ワクチン運動グループと足並みをそろえている。「彼らは、何の意味もない嘘を言います。医療の自由、ワクチン接種の選択といった理屈を並び立てるのです」と、ホッテズ氏は述べた。「反ワクチングループは、子どもたちから基本的な権利を奪っているのです」

五つ星運動と同盟は政権について3カ月あまりで、少数ではあるが声の大きい反ワクチングループの目標を前進させた。

イタリアは、はしか対策をうまく軌道に乗せていたかに見えた。前政権がワクチンの接種を義務化する政令を出した時、感染症の専門家やイタリアの医師は支持したが、ヨーロッパの反ワクチングループから激しく反対された。

「数だけでいえば非常に小規模のグループなのですが、とにかく声が大きく、あまりにも攻撃的なのです」と、イタリア国立衛生研究所長のウォルター・リチャルディ氏は語る。

反ワクチン運動家らは、イタリア議会の外で国会議員を攻撃した。ローマで抗議集会を開き、130の家族からなる団体がイタリア大統領に対し、ワクチン接種を避けるためにオーストリアへの亡命を求める書簡を送った。予防接種の義務化を推進したベアトリーチェ・ロレンツィン前保健相が自身の著書の宣伝をしたイベントでは、反ワクチンの活動家が「ロレンツィンが子どもたちを殺している」と大声で非難した。

ワクチン有害説を唱える活動家や医師からなる反ワクチン運動の国際組織は、イタリアをレジスタンス運動の象徴として利用している。反ワクチンのサイトでは、イタリアの反ワクチン政策を賞賛する投稿であふれた。同盟や五つ星運動は、この混乱を利用し、ワクチン接種義務化は政府の過剰な介入だと非難した。

「政令は優れたもので有効だった。それなのに、連立政権がワクチンについて、非科学的な主張をしたのだ」と、リチャルディ氏は批判した。

五つ星運動と同盟にとって、はしかの流行を食い止めるよりも国民の反エスタブリッシュメント(既存勢力)の感情に訴える方が重要なのだと、専門家は分析する。

「彼らは反ワクチン派、そしてワクチン接種を義務付ける政令を個人の自由の侵害と考える層からの票が欲しかったのです」。感染症の医師で、ワクチンに対するフェイクニュースを検証するイタリアのNPO「IoVaccino」のステファノ・ゾーナ氏はそう語る。

「彼らが反ワクチン運動を拡大させている」と、ゾーナ氏は語った。

アメリカでもここ数年、はしかがたびたび大流行している。その一部は反ワクチン運動の影響で、地域のワクチン接種率が低下したことと関連していた。アメリカの政治家の中にも、イタリアの政治家と同じくワクチン懐疑論を煽る人間がいる。トランプ大統領は2015年の共和党大統領候補討論会でワクチンの安全性について疑問を投げかけ、長年反ワクチンの陰謀論を拡散している。

ハフポストUS版より翻訳、編集しました。


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