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Tohazugatali Medical Review

5085とはずがたり:2018/09/12(水) 23:22:10

2018年09月11日 18時19分 JST | 更新 2018年09月11日 18時20分 JST
反ワクチン派の政党が政権をとったイタリアで今、起きていること
ワクチン予防接種の義務化が廃止され、はしか患者が急増している
https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/11/anti-vaxxers_a_23523492/
Nick Robins-Early
ISABELLA CARAPELLA/HUFFPOST

ヨーロッパではこのところ、はしかが流行している。世界保健機関(WHO)によると、2018年の上半期、ヨーロッパの53カ国で、はしか感染者数が4万1000人以上にのぼり少なくとも37人が死亡した。

急増するはしかの対策を迫られたイタリア政府は2017年5月、6歳までの子どもが保育園や小学校に就学する条件として、10種類のワクチンの予防接種を義務付け、子どもが予防接種を受けていない場合は保護者に罰金を課すことを決めた。

しかし、イタリアのポピュリズム政党「五つ星運動」は、ワクチン接種に懐疑的な主張を繰り返してきた。ワクチン接種が自閉症などの原因になるという根拠のない噂を反映したものだ。五つ星運動創設者のベッペ・グリッロ氏はかつて、「HIVはデマだ」とも主張している。五つ星運動と連立を組む右派政党「同盟」もワクチン接種の義務化に反対している。

五つ星運動は3月のイタリア総選挙で、ワクチン接種の義務化に反対する公約を掲げて勝利し、2018年8月、ワクチン接種に関する政令を廃止する法案が可決された。

新たな法律により、イタリアはワクチン懐疑派にとって絶好の舞台となった。そのイタリアでは今、すでに数千人のはしか患者数がおり、政府は、はしか対策に手を焼いている。

ヨーロッパ全体でも、過去10年で最悪の感染者数を記録した。専門家は、反ワクチン政策をとればこうした事態になることは避けられず、結果は目に見えていたと語る。

「ワクチン接種率が下がったらどうなるのか、今のヨーロッパを見ればよく分かる」。欧州委員会の保健衛生・食の安全総局長ヴィテニス・アンドリュカイティス氏はそう語る。

はしかウイルスは多くの場合子どもの間で広がる非常に感染力の強いウイルスで、肺炎や脳炎といった重い疾患につながることもある。WHOは2012年、ヨーロッパで2015年までに、はしかを撲滅する目標を掲げたが、事態は逆行している。

国民のワクチン接種率がわずかに低下しても、大きな影響をもたらす可能性がある。はしかゼロを達成するためには、各国で95%以上のワクチン接種率を維持する必要がある。したがって、ワクチン接種をする子供が減れば減るほど、はしかに感染する子供の数は増える。

「ヨーロッパやアメリカで公衆衛生の成果が無に帰してしまっている。極めて困難な状況を自ら招いている」と、アメリカのベイラー医科大学・国立熱帯医学校長ピーター・ホッテズ氏は語った。

五つ星運動と同盟は、ワクチンを制限するのではなく、保護者が自ら判断できるように予防接種の義務化を廃止するのだと主張している。五つ星運動の現代表ルイジ・ディマイオ氏もここ最近、ワクチン懐疑論を主張するトーンを弱めている。


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