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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

1747名無しさん:2012/08/17(金) 11:13:46
>>1746
私が大学生だった頃、内科のどの本にもエイズは出ていなかった。
しかし、血液内科の授業でエイズについて講義があった。
主任教授(当時)は「このエーアイディーエスはですね云々」と。

「エーアイディーエス」とはカッコいい言い方だと学生たち、皆、思ったものでした。

17481747:2012/08/19(日) 21:40:59
以前は、ocn東京から投稿していた者です。

レスつけようにも専門家が私しかいないので、とうに放り出しました^^; とはさんすみません。

なにせ私が見ても理解不能な記事が多いですから。

記事を書いてるのは勿論記者たちですから、一般の人たちは勿論のこと専門家でも「その分野の門外漢」には理解しにくい記事だらけになるんですよね^^;

1749名無しさん:2012/08/19(日) 21:58:46
(続き)

このスレの昔の記事のどれだか忘れましたが・・・医学部医学科で医学生たちが
心電図について学ぶのは基礎(基礎医学)の生理学教室

・・・・といった点から説明を始めないと・・・一般の人たちが「“何も”理解できない」記事を見つけて、うんざりして、放り出してしまいました(弁明^^;)

医者が読んでも理解できない記事があることに関しては、記者の書き方・記者の医学に関する知識不足が原因にあると思います。

研究成果を発表した研究者(医師&医者以外の研究者)が一から書けば、
少しは理解できそうな記事になりそうですが、彼らにそんな暇は全くありませんから、
仕方がないことなのかな、と。

その点、テレビで流れるニュースは基礎・基本からある程度は説明している感じがします。

1750名無しさん:2012/08/22(水) 14:03:35
秋田県、2025年めど医師400人増へ

 秋田県内の医師不足や、医師の偏在の改善計画を話し合う県地域医療対策協議会が20日、秋田市内のホテルで開かれ、事務局の県が計画の中間報告を行った。

 県は2025年頃をめどに医師を約400人増やす目標を掲げており、その実現に向けて、若手研修医のキャリア形成支援などを行う方針を示した。

 協議会は病院長や医師、県職員など20人で構成。昨年12月から計3回、改善計画の策定に向けて協議してきた。

 県は中間報告で、県内八つの二次医療圏ごとに算出した診療科別の必要医師数に基づき、25年頃までに医師を計399人増やし、地域や診療科による医師の偏在を解消するとした。二次医療圏は、入院を含めた一般的な医療サービスを提供する医療法の単位のこと。

 実現に向けた具体的な方策として、秋田大学出身の若手研修医らが、同大付属病院と各二次医療圏の中核病院等を行き来して研さんを積む「地域循環型キャリア形成システム」を構築し、研修医が専門的な技術の習得と地域医療の現場でのスキルアップが両立できるよう支援するとした。このほか、他県出身の研修医を県内に定着させるための取り組みや、増加している女性医師を支援するため、短時間勤務の促進、院内保育所の開設などを進める方針を示した。

 委員からは、「計画で示された必要医師数はあくまで最低限の数で、十分とはいえない」「女性医師の7割は男性医師と結婚する。男性医師も育児に協力できるよう周囲の配慮が必要」などの意見が出た。

 協議会は今後、中間報告の内容を検討し、11月に最終案をまとめる。

(2012年8月21日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=63556

1751名無しさん:2012/08/22(水) 14:05:44
県地域医療対策協:医師不足・偏在、改善計画案提示 /秋田
毎日新聞 2012年08月22日 地方版

 県地域医療対策協議会(会長=小山田雍・県医師会長)は20日、秋田市で会合を開き、不足している医師数を24〜25年ごろに充足させるとともに、地域間や診療科ごとの偏りの是正を目指す「医師不足・偏在改善計画案」を提示した。同会は11月に最終報告をまとめる予定。

 協議会は県内病院の医師ら計20人で構成。計画案では11年現在、県内では368人の医師が不足していると指摘。今後重点的に取り組む項目として、医学生の志望に応じた研修スケジュールを作り、大学と地域病院の間を行き来しながら学んでもらう仕組み作りや、女性医師への支援などが盛り込まれている。秋田大医学部の今年の女子学生の割合は約4割に上るという。【坂本太郎】

http://mainichi.jp/area/akita/news/20120822ddlk05040155000c.html

1752名無しさん:2012/08/22(水) 14:07:16
「高齢化が進み複雑に」
2012年08月21日

 県内の医師不足・偏在の改善計画を話し合う「地域医療対策協議会」(会長、小山田雍県医師会長)が20日、秋田市内であった。県がまとめた中間報告を委員の公立病院長らに公表。医師数の推計値から10年後に医師不足が解消されるという報告に対し、出席者から「秋田は高齢化が進んでおり、求められる医療も複雑になる。数が増えるだけでは医師不足の解決にならない」などの指摘が出た。

 報告では、県内の必要医師数の推計値は2015年から減り、22年に2249人になる。一方で「供給医師数」は増え、22年に2226人となるため、「ほぼ充足する」と予想される。

 しかし、医師が増えても地域や診療科で偏在する可能性が高いため、県は診療科ごとの「理想」の医師数を算出。大館・鹿角、秋田周辺、横手医療圏など八つの二次医療圏ごとの目標数も設定し、「これらの計画医師数を着実に達成したい」としている。出席した秋田大医学部教授らからは「高齢化で治療する病気も変わってくる。今と異なる診療科が必要になる」などの意見が出た。

http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001208210001

1753名無しさん:2012/08/22(水) 14:08:50
家庭医育成へ 学生らに研修
2012年08月20日

講師(左)からひざの触診方法の指導を受ける参加者たち=名張市百合が丘西一番町

 三重大学の家庭医育成研修「三重家庭医療・総合診療エクスターンシップ2012」が18日、名張市立病院で始まり、医学部生や初期研修医ら全国から19人が参加した。研修は県の総合医(家庭医)・専門医育成等事業としては初の試み。

 同大大学院家庭医療学の竹村洋典教授によると、家庭医療や総合診療に関心のある医学部生らを対象に、同大が同院など地域の4医療機関と協力して進める「家庭医療後期研修プログラム」などを紹介。これらの機関を研修先に選んでもらう目的という。

 人口10万人当たりの医師数(2010年末現在)で、県(190・1人)は全国37位。中でも伊賀地域(113・8人)は県内6地域で最も少なく、医師不足が深刻という。
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001208200006

1754名無しさん:2012/08/22(水) 14:11:24
複数病院で専門医研修29人参加、本格スタート…静岡

 静岡県内の複数病院が手を組み、小児科や皮膚科など専門医の資格を取得するための研修プログラムを本格的にスタートさせた。

 今年度は前年度比5倍超の29人が参加する。県地域医療課は「専門医研修の選択肢を増やし、医師確保につなげたい」としている。

 医師国家試験に合格すると、医師は2年間の臨床研修を経る必要があり、その後に専門医研修を受けることができる。

 医師は、一定規模以上の病院か、大学の系列病院など、一か所で専門医研修を受けることが一般的。今回の「専門医研修ネットワークプログラム」では、小児科、泌尿器科、麻酔科などの53プログラム(7月末現在)があり、プログラムごとに指定されている複数の病院で診察や治療の経験を積んでもらう。

 参加する医師にとっては、より多くの症例を学べ、県内の病院には一定期間、若手医師を確保できるというメリットがある。

 県地域医療課の壁下敏弘課長は「大学医局の壁を越えて研修プログラムを提供する試み。色々な地域や病院で研修できるメリットを伝えたい」と話している。

 県内の人口10万人あたりの医師数は、2010年時点で182・8人と全国平均(219人)を大きく下回っている。都道府県別の順位も全国で40番目と下位にある。県内の中でも賀茂(120・7人)や中東遠地区(123・4人)では、医師不足が深刻だ。

 また、県内から医学部に進学する高校・浪人生のうち、県内唯一の医学部を持つ浜松医科大(浜松市東区)に入学するのは半数以下の50〜70人。残りは県外に進学して医師を目指しているため、同課は「魅力的な研修プログラムを作り、県内にUターンやIターンする医師を増やしたい」としている。

(2012年8月20日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=63464

1755名無しさん:2012/08/22(水) 14:13:03
地域医療に目向けて 愛媛大生招きセミナー
2012年08月21日(火)

 愛媛大医学部医学科、看護学科の1〜4年生を招いたセミナーが20日、愛南町御荘平城の御荘文化センターであり、参加した学生51人が同町の事例を基に今後の地域医療の在り方を考えた。

 同町では、救急医療を担う県立南宇和病院(同町城辺甲)の常勤医が8人(定員22人)と医師不足が深刻化。セミナーで学生に現状を伝え、地域医療に目を向けるきっかけにしてもらおうと医学部と町が初めて開催した。

 南宇和病院の中村光士郎院長が、常勤医が2002年の23人をピークに減少し救急機能が低下していると報告。「自前で総合医を育てるため、地域医療の修練ができる教育体制を考えていく」と話した。また、愛媛大医学部付属病院医療福祉支援センターの櫃本真聿センター長は「一足早く高齢化が進む愛南町は最先端の地域医療を学べる地になり得る。20〜30代で愛南に来て、しっかり勉強すれば全国どこに行っても通用する医師になれる」と呼び掛けた。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120821/news20120821490.html

1757名無しさん:2012/08/22(水) 14:16:55
さいたま日赤へ県立病院の小児科医派遣へ 県内初 小児科医不足問題、危機的状況に「特例措置」
2012.8.17 21:37

 さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)の小児科で常勤医師全員が退職の意向を示していた問題で、埼玉県は17日、同院に県立小児医療センター(同市岩槻区)から医師を派遣する方針を明らかにした。県内の県立病院から民間病院に医師が派遣されるのは初めて。

 さいたま赤十字病院は、小児科の常勤医4人全員が8月末で退職。母子ともに重大な障害を負う恐れがある「ハイリスク妊婦」の受け入れが不可能となる見通しだった。これを受け、県は同病院と一体整備を計画中の県立小児医療センター未熟児・新生児科の医師を派遣。今月20日から今年度末までの平日午前11時〜午後5時15分、7人を輪番で診療にあたらせる考えだ。

 ただ、さいたま赤十字病院の人員不足は解消されず小児科の外来診察と入院を中止。重篤な救急患者に限って受け入れる。一方、医師を派遣する県立小児医療センター側も病床使用率が9割超の厳しい状況だ。

 県は派遣について「政策的に重要と判断した。あくまで特例措置」と説明。将来的な周産期医療の拠点として整備する両病院の連携強化を図る狙いもあるとしているが、常勤医確保のめどは立っていないのが現状だ。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120817/stm12081722370006-n1.htm

1758名無しさん:2012/08/22(水) 14:18:57
さいたま日赤に小児科医を派遣 県、きょうから
2012年8月20日

 県は、県立小児医療センター(さいたま市岩槻区)の常勤医を二十日から、さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)に派遣することを決めた。さいたま赤十字病院の小児科常勤医の四人全員が今月末で退職することが決まり、母子の危険性が高い「ハイリスク妊婦」の受け入れを同病院で続けるためには、派遣が必要と判断した。

 派遣は平日の日中に限定。小児医療センター未熟児・新生児科の常勤医七人を交代で各日に一人派遣する。

 ハイリスク妊婦に対応できる「周産期母子医療センター」の県内指定病院は、さいたま赤十字病院を含めて十カ所ある。だが、同病院では常勤医全員が退職を表明したため受け入れが中止される可能性が高まっていた。 (杉本慶一)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120820/CK2012082002000142.html

1759名無しさん:2012/08/22(水) 14:22:23
未来の医師確保 高校生に「授業」 静岡・藤枝市

超音波検査の模擬体験をする高校生たち=藤枝市駿河台4丁目の藤枝市立総合病院

 医師や看護師の不足に悩む病院が多い中、将来の人材確保を目的に、医学部や看護学部への進学を目指す高校生を対象とした施設見学や受験相談などの「課外授業」を17日、静岡県藤枝市立総合病院(毛利博院長)が初めて開いた。青田買いならぬ、医大などへの入学もしていない高校生の「種籾(たねもみ)買い」ともいえる試みだ。

 「課外授業」には、同市内に住むか、市内の学校に通う高校生54人が参加した。同市出身で里帰りしていた医学生と看護学生による受験相談や、病院食の試食、検査器具を使っての模擬診察、若手研修医との座談会、元浜松医大准教授で面接官の経験もある白石義人・副院長による模擬面接など内容は盛りだくさん。超音波検査の模擬体験では検査技師の指導の下、画面に映し出された拍動する心臓や大腸内部の便の様子に見入っていた。

 「課外授業」を受けた藤枝明誠高3年の永井悠太君は「医者になりたいという思いが強くなった」、藤枝東高3年の山田久修君は「実際の手術などを見学して、医師不足の解決に自分が役立ちたいと思った」と話した。

http://www.asahi.com/edu/news/chiiki/TKY201208180147.html

1760名無しさん:2012/08/22(水) 14:27:00
自治体病院常勤医 241人不足…青森

 青森県内の市町村などが運営する全自治体病院の常勤勤務医数が各病院が必要とする医師数の合計よりも241人不足し、充足率が68・3%にとどまっていることが県国民健康保険団体連合会(県国保連)のまとめでわかった。

 県などは医師確保に努めているが、事態の改善に決め手を欠くのが現状だ。

 県国保連によると、県内には25の自治体病院があり、運営上必要とされる医師数は760人だが、常勤医師は519人だった(5月1日現在)。前年度の充足率は66・1%でこの5年間はほぼ横ばいの状態だという。

 病院別では、つがる西北五広域連合鰺ヶ沢病院が42・9%で充足率が最低。国保三戸中央病院(43・8%)、つがる西北五広域連合かなぎ病院(50%)が続いた。必要な医師数を確保しているのは国保外ヶ浜中央病院、六戸町国保病院だけだった。

 診療科別では、眼科(37・5%)、麻酔科(38・5%)、放射線科(42・9%)が特に少なかった。専門的でなり手が少ないためとみられる。激務とされる産婦人科(63・2%)や小児科(66・7%)も低水準で、100%以上の診療科は一つもなかった。

 そもそも本県の医師の絶対数が少ないことが充足率の低さの背景にある。厚生労働省が調査した人口10万人当たりの本県の医師数は182・4人(10年末現在)。全国平均219人を大きく下回り、全国42位だ。

 県などは弘前大医学部の入学金を免除するなど医師確保を目指しているが、思うような効果が出ていない。県国保連によると、〈1〉へき地での勤務が敬遠される〈2〉県内出身の医学部生が少ない〈3〉専門分野が細分化し都市部の病院に勤務する志向が強い――などが背景にあるという。

 医師不足の結果、救急医療の受け入れが困難になるほか、医師不足が原因で医師1人当たりの勤務が過酷になり、病院に定着しにくくなる「負の連鎖」が起きるなど事態は深刻だ。

 県国保連の寺田義秋・常務理事は「医師不足は本県が短命県であることにもつながる。地域でできることには限界があり、へき地に医師を誘導するなど国による対策が必要だ」と訴えている。

(2012年7月30日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=62480

1761名無しさん:2012/08/22(水) 15:30:36
【石川】研修医受け入れ広がる 大阪からも本年度6人 医師不足解消は遠く
2012年8月8日

能登北部地域医療研究所

 開所から二年を迎えた穴水町の公立穴水総合病院内の能登北部地域医療研究所へ研修に訪れる医師が増えている。これまで二つの大学病院から初期臨床研修医を受け入れていたが、六月には大阪市立総合医療センターから新たに医師を受け入れた。研究所が掲げる「地域医療を学ぶ若い医師が集う場を創(つく)る」という目標に近づきつつある。(宮畑譲)

 「都会の病院と違い、希望する医療行為をじっくり学べた」。七月の一カ月間、研究所が作成したお年寄りの訪問診療や救急外来などの研修プログラムをこなした大阪市立総合医療センターの札場恵医師(26)が振り返る。

 研究所はこれまで、金沢医科大(内灘町)と東大付属病院の研修医を受け入れてきた。センターからは本年度、六人の医師が訪れる予定で、穴水総合病院で学ぶ地域医療の研修に興味を示す大学病院、医療機関が広がったといえる。

 ただ、初期臨床研修医は医師としては半人前で、戦力となる後期研修医を受け入れ、同病院の医師不足を補うという最終目標には至っていない。二〇一四年まで県からの補助を受ける研究所は、残りの二年で後期研修医の受け入れを目指す。

 少子高齢化の波は、いずれ地方から都市部へも波及することが見込まれ、高齢者を中心に診療する地域医療の研修の必要性は今後、ますます大きくなる。所長の中橋毅医師は研究所の可能性について「地域医療や高齢者の医療に必要な知識が穴水で専門的に学べるというメリットが知られるようになれば、後期研修医が訪れるようになるはず」と話している。

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120808/CK2012080802000200.html

1762名無しさん:2012/08/25(土) 09:18:52
麻酔科医師の確保は難しく、偏在化傾向も - メドピア調査
OFFICE-SANGA  [2012/08/20]

メドピアはこのほど、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」において、全国のMedPeer会員医師を対象に実施した「麻酔科医師の確保状況」に関する調査結果を発表した。調査期間は6月8日〜14日で、有効サンプル数は2,637。

「勤務施設での麻酔科医の確保状況について、最も近い選択肢はどれですか?」と尋ねたところ、「常勤医がいるので、確保に苦労していない(35%)」という回答が最多。「大学病院なので」「東京近辺では麻酔科医は飽和状態で、フリー麻酔科医の居場所は減少。が、実態は偏在化が激しいよう」などのコメントが挙げられた。

「常勤医がいるが、足りないのでアルバイト医師がいる」は21%。「緊急は自家麻酔」「先行きの見えない状況」「なんとか調整している」「麻酔科医の少なさが手術数に影響している」といったコメントが見られた。

「常勤医がいないので、すべてアルバイト医師」は13%。「大学病院や他院の医師にその都度依頼している」という声が多く、常勤医の確保が難しくなっているようだ。

「その他」と回答した25%については、「常勤医がいるが、不足している」「本格的に麻酔医が必要な手術は、他の施設に依頼している」などのコメントを見られ、やはり厳しい状況がうかがえる。

http://news.mynavi.jp/news/2012/08/20/064/

1763名無しさん:2012/08/25(土) 09:51:44
>>1762
コメント

麻酔科(麻酔科学)は外科(外科学)から派生して出来た診療科(講座)。
古い外科医は麻酔も出来たというのに・・・
「専門家」、「専門家」、「専門家」・・・・で全く情けないことだ>外科医

1764名無しさん:2012/08/25(土) 10:27:40
>>651
>どの程度儲けているのか?

衆院小選挙区にたとえると「農村部」の開業医は、まず儲からない。跡継ぎがいても後を継がないで都市部の公立病院の勤務医(=公務員)や私立病院の勤務医になるくらいですから。

儲けていたのは昔は産婦人科(と医師ではないけど開業歯科医師)。今は全く儲からない。

大都市部の精神科医(心療内科医、神経科医、精神神経科医、神経精神科医)は儲かっていそうです(完全予約制で急患も受け入れず)。某元代議士(ヒント:栃木)なんかは東京の、それも一等地で「ハートクリニック(要するに精神科)を開業しています。

「農村部」の医師不足は深刻。開業医の高齢化(<全国的な傾向)で地域医療が崩壊・・・しそうな地域ばかり。例えば眼科を例にとると、ひとつの眼科から次に近い眼科がクルマで2時間近くもかかります。そのひとつが引退で閉院となれば、より過疎化。

とはさんの好きなTPP参加で「農村部」の医療は確実に崩壊です。。。。

1765名無しさん:2012/08/25(土) 10:56:52
書いたついでに、よく勘違いされる「神経内科」と「神経科(精神科)」。
神経内科は神経の器質的疾患を取り扱うもので、神経科とは全く異なる。

脳神経外科の内科バージョンが神経内科と考えれば、神経内科と神経科との違いが分かりやすいと思います。(神経内科のほうが脳外よりも歴史は古いですが例えとして)

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正確に歴史を辿ると「精神科」と「心療内科」も、かつては別物。
「心の病が原因で内科の病気に罹患している患者さんを治そう」としたのが「心療内科」の始まりで「心療内科」は「『内科』の一分野」でした。
精神科医が100人いたら、心療内科医は一人いるか、いないか程度の比率。

歳月は流れ、街を歩いていたときに知り合いの精神科医のクリニックの看板に「心療内科」も加わっているのを見て「先生、看板に『心療内科』は、ズルいんじゃないですか?」と聞いたら、「それがね。精神科医でも心療内科を標榜できるようになったんだよ」と。今ではすっかり「精神科」≒「心療内科」。

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精神科のレベルで国内ベスト5には入る東京医科歯科大学付属病院(東医歯大、通称:医科歯科)。
ここでは、かつては「神経科」としていたのですが「神経科」と「神経内科」の外来を勘違いする外来患者が多かったためか、今では「精神科」となっているようです。
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医学の歴史を更に辿る。医学が未発展だった時代の診療科は僅か3つ(3科)。
「内科」、「外科」、「精神科」の3つのみ。

ここで凄いと感じることは、精神科は古くから内科とは別個に扱われていたということ。

1766名無しさん:2012/08/25(土) 14:03:01
内科VS精神科

変なタイトルですが意味を説明すると、

①風邪の患者が近所の精神科で処方箋を出してもらう
②不眠の患者が近所の内科で処方箋を出してもらう

ということがあり、「内科(開業医)VS精神科(開業医)」と商売敵になることがよくあります。

その点、総合病院はあまり問題なし。不眠の患者が内科を受診しようものなら「精神科へ」と患者にハッキリ言う。(その総合病院に精神科がない場合は、そのまま内科で治療しようとするかも?)

1767名無しさん:2012/08/25(土) 14:18:25
これは保守スレに投下すべき話だろうなー。


ある総合病院の医師は言う「小泉・竹中路線で、このままでは日本の医療は大変なことになると僕らは思ってね」⇒2009総選挙白衣の反乱へ

民主党政権誕生

日本医師会の会長選挙で自民寄りの医師が当選

新自由主義を推し進める野田内閣・・・・

票は大方自民へ(予想)

武見太郎を覚えている方々は医師会は政治力を持っていると思うかもしれませんが、それはもう昔の話。
政治力だけなら、看護師>>>>>医師(人数の圧倒的な違い&進む開業医の高齢化)

1768名無しさん:2012/08/25(土) 14:21:44
>>1767訂正

×これは保守スレに投下すべき話だろうなー。

○これは自公スレに投下すべき話だろうなー。

1769名無しさん:2012/08/25(土) 18:20:30
衆院小選挙区のように
「大都市部」、「都市部」、「中間部」、「農村部」と分類して
大都市部、例えば東京は病院が乱立しているから患者の側に病院を選ぶ権利が充分ある。対極の農村部では病院を選ぶ権利は皆無に等しい。

農村部の内科を見ると「おやっ」と思うことがある。

この患者さんは毎回、点滴のみで終わり、この患者さんは問診、BP(血圧)、触診、聴診で終わり、と患者さんが常連だらけのためか、診療がどんどん進む。
大都市部と違って患者さんと医師や看護師との雑談が多い。

公立病院(総合病院)の内科は外来が多く待合室は田舎らしく社交場と化している。小さな医院の内科は閑散としていることがよくあるが、これで、どうやって稼いでいるのか・・・・?と思ったりします。

1770名無しさん:2012/08/25(土) 19:48:39
スレチですが、ここに投稿

渡辺喜美は栃木の医療事情を知っていて、しかも兄妹は医師。
それでいてTPP賛成・・・=みんなの党は支持者の多い大都市部偏重なんだな。。。

1771名無しさん:2012/08/26(日) 12:49:45
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001208250004
医師流出止まらず
2012年08月25日

 ●県中地域で深刻化

 原発事故の影響による県内の医師数減少に歯止めがかかっていない。2024人いた病院の常勤医は8月現在で79人減少し、特に県中地域では医師の流出が深刻化している。救急医療への影響も懸念され、県外に流出した医師やその家族に対する安心確保策が急務となっている。

 県内の医療関係者が参加して23日に開かれた県地域医療対策協議会で、県が明らかにした。県の調査によると、8月1日時点で県内の病院に勤務する常勤医数は1945人で、原発事故前の2024人から79人減った。原発事故前と比較した減少数は、昨年8月時点が46人の減少、昨年12月時点が71人の減少と拡大。今年4月は64人減と改善の兆しが見えたが、8月にはさらに15人が減少した。

 地域別にみると、減少数が最も多いのは相双地区の46人だが、大半が避難区域で休止中の病院に勤務していた双葉郡の医師。相馬やいわきの医師数はほぼ震災前まで回復したという。一方、県中地域では31人の減少と医師不足が深刻化している。この日の協議会では「診療科によっては今にも崩壊しそうな病院がある」などの訴えが相次いだ。

 県は昨年度、被災した医療関係者を雇用する病院への人件費補助などに3億1千万円を支出。県内病院への就職に結びつけるドクターバンク事業で4人が就業するなど対策に懸命だが、震災前の水準に届いていない。県病院協会の前原和平会長は「医師の家族の安心につながる対策や、復興への意欲を持つ医学生の育成に取り組むことが重要」と話した。

1772名無しさん:2012/08/26(日) 12:54:35
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120824/860961
お産可能な医療機関、6年で2割減 県内
(8月25日 朝刊)

 お産ができる県内の病院と診療所は4月現在41カ所で、50カ所だった2006年4月から9カ所減ったことが県保健福祉部のまとめで分かった。6年間で約2割の減少。ベテラン産科医の退職や、大学病院から各病院への産科医派遣が困難になっているためだ。同部は「周産期医療を取り巻く環境は厳しい状況にある」として、産科医の確保に努める考え。

 県のまとめによると、集計を始めた06年から12年にかけて、お産ができる病院は14カ所から10カ所、診療所(19床以下)は36カ所から31カ所に減少した。

 県内では上都賀総合病院(鹿沼市)が今年4月から、小山市民病院が11年4月から産科を休止し、お産の扱いを取りやめた。下都賀医療圏(小山、栃木、下野市など)では、一般の産科では対応できないハイリスクの妊婦らを受け入れる「地域周産期医療機関」がない状態が続いている。

 佐山雅昭県産婦人科医会長は「危ういバランスの上で本県の周産期医療が支えられている」と指摘。産科医確保に向けて「診療科ごとの医師の偏在や、大都市圏に集中する医師の偏在を解消するための対策が必要だ」と訴える。

1773名無しさん:2012/08/26(日) 13:07:05
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196025-storytopic-11.html
先島の県立病院 即座に危機的状況解消を2012年8月24日

 先島の県立八重山、宮古両病院が運営面で危機に瀕している。

 八重山病院では施設の老朽化が激しく、7月に生理検査室の給湯管が破裂、室内に熱湯があふれ検査室が一時使用不能となった。3月には病室天井のコンクリートが劣化して金具が脱落、照明器具が傾いたため患者1人を避難させていた。宮古病院では、派遣元の病院の人員不足や体調不良によって内科医が不足、23日から内科外来への新規患者の診療を休止する。

 いずれも人の命に関わる由々しき問題だ。県は患者の命を守る視点で、即刻対応すべきだ。

 八重山病院は築32年。老朽化はこれまでも指摘されており、八重山の医療を守る郡民の会などが早期の新築などを求めてきた。同会は既に、石垣市や県八重山事務所には同病院の新築を、八重山市町会には病院新築検討委員会の早期設置を要請している。

 郡民の会は要請の中で、給排水や電源供給設備などのインフラがいつ破綻してもおかしくない状況であること、夏場でも冷房機器が十分に稼働できず患者が早期退院を求めるなど厳しい療養環境にあること、などを訴えた。にもかかわらず、機能不全に陥ってしまったことで、県の病院事業は危機感の欠如、マネジメントの甘さを批判されても仕方がない。

 県の川上好久総務部長は、6月に両病院を視察し「病院は安心・安全のインフラだ」と語り、整備の必要性は感じているようだが、対応が鈍すぎないか。

 けがや病状の悪化などの被害は報告されていないが、以前から老朽化が指摘され影響が出ていたことは確かだ。県は予算を捻出して速やかに改善に着手すべきだ。

 一方、宮古病院では外来患者の多い内科で新患外来が休止となった。住民は大きな不安を覚えているだろう。安谷屋正明院長は「内科医個々の業務量が増え、入院患者の診療で精いっぱい。新規の外来患者は開業医などを受診してほしい」と訴える。ここでも、現場と県の病院事業局が連携を密にして外来に穴が開く事態をなんとか回避できなかったのか、素朴な疑問が湧く。

 両県立病院は先島住民の「安心・安全」を支える拠点だ。地域によって住民が受けられる医療に差があってはならない。県は他の懸案に優先して、両病院の危機的状況の解消に取り組んでもらいたい。

1774名無しさん:2012/08/26(日) 13:37:14
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005328946.shtml
「平穏死」に反響 尼崎の医師の著書ベストセラー 

 兵庫県尼崎市の医師、長尾和宏さん(54)が、在宅死を勧める「『平穏死』10の条件」を執筆し、話題を呼んでいる。28年の医師人生の中で、千人以上をみとってきた長尾さん。多くの高齢者が病院での延命治療の末、亡くなる現実に一石を投じ、阪神間の書店などでベストセラーとなっている。長尾さんは「自分の最期は自分で決める」ことの大切さを力説している。(霍見真一郎)

 長尾さんは、勤務医歴11年、開業医歴17年の内科医で、同市昭和通7で「長尾クリニック」を開業している。現在会員が12万5千人いるという「日本尊厳死協会」の副理事長も務めている。

 勤務医時代には、約500人の患者を見送った。病院では、食事を自分でできなくなった患者の腹に穴を開けて流動食を入れるなど、さまざまな延命治療を施す。「多くの医師は、どうしても死を“敗北”ととらえる傾向がある」。患者の意思と違っても延命治療を中止できない実態に、疑問を抱くようになった。

 同クリニックでは在宅医療を推奨しており、長尾さんは「すでに勤務医時代を上回る最期を患者の自宅でみとってきたが、すべてが平穏な死だった」とする。終末期は、治療による苦痛などが延命効果を上回ると感じ、「延命治療を受けない選択肢もある」と説く。

 本は5章立て。表題の「10の条件」に加え、具体的なみとり体験を記し、在宅みとりに関するよくある質問に答えている。長尾さんは「一般の人だけでなく、医師にも読んでほしい」と話している。

 四六判224ページ。1400円。ブックマン社TEL03・3237・7777

(2012/08/25 15:58)

1775名無しさん:2012/08/27(月) 12:35:03
過疎地の医師不足、深刻な問題 愛南町、愛媛大生ら招きセミナー
2012.8.27 02:03

 地方における医療の現状や生活環境について将来の医療を担う若者に目を向けてもらおうと、愛媛大医学部の学生らを招いたセミナーが愛媛県愛南町で開かれた。

 同町で唯一の救急医療施設である県立南宇和病院は、医師の定員を22人としているものの、常勤医は8人にまで減少。医師不足が地域にとって深刻な問題となっている。

 御荘文化センターで行われた「愛南町の医療を考える」と題したセミナーには、医学部の学生ら約70人が参加。清水雅文町長が地域医療の現状などを説明し、南宇和病院の中村光士郎院長は「過疎地は総合医を育てる修練の場だ」と強調した。

 福島第2原発の非常勤産業医を務める同大大学院の谷川武教授(公衆衛生学)は「まず愛南町を知ってもらい、過疎地の医師不足解消へつなげたい」と呼びかけた。

 同大では医学科の卒業生約90人の半数ほどが同大付属病院など県内の病院で研修している。セミナーに参加した医学部医学科の4年生、三島修治さん(22)は「医療技術を向上させて、地域の医療に貢献したい」と話していた。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120827/ehm12082702030000-n1.htm

1776名無しさん:2012/08/27(月) 19:40:48
内科医に聞く。人間ドックで何をする?  [2012/08/18]
http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/08/post_2102.html

1777名無しさん:2012/08/27(月) 22:14:55
TPP参加に反対と賛成の団体一覧表

 先週25日、政府はTPPについて、46の団体の意見を取りまとめて発表した。要約した表を下に示した。
 これによると、TPP参加に賛成する団体は、経団連や経済同友会や日本自動車工業会など14の団体にすぎない。全体の中での割合は、わずか30%である。残りの70%の団体は、絶対反対や強い懸念を表している。全中や日本医師会や連合や日生協などである。
 これをみれば分かるように、TPPの賛否は工業と農業とで分かれていて、両者の意見が対立している、とみるのは事実に反している。そうではない。経団連や自動車工業会は、企業経営者の団体である。つまり、経営者と経営者以外の大多数の国民との対立なのである。そのことは、経団連傘下の企業で働く労働者の組合や消費者の組合が、強い懸念を表していることからも分かる。
 いったい、首相は経営者の意見を採るのか、それとも大多数の国民の意見を採るのか。
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron120528-16986.php

1778名無しさん:2012/08/28(火) 12:08:18
福島から避難の内科医 宇都宮で開業
(8月28日 朝刊)

 東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県浪江町から宇都宮市内に避難している医師玉井紀男さん(43)が今夏、同市末広2丁目に内科・消化器内科を専門にする「ファミリークリニックたまい」を開業した。内科医の父親康裕さん(69)が浪江町で営む診療所で地域医療に携わってきた玉井さん。福島に残してきた患者への思いに揺れつつ、「栃木でも地域に根ざした医療を」と新たな決意で再スタートを切った。

 東京都内や県内の病院に勤務していた玉井さんは2006年から、約30年前に康裕さんが開設した浪江町の「玉井医院」で働き始めた。医療過疎地で、診療科の内科以外や時間外も対応。「病気を診るというより、患者の家族背景や人生までみていた」と振り返る。

 東日本大震災翌日の11年3月12日早朝。着の身着のまま避難所に入り、報道で原発事故を知った。脳性まひで足が不自由な当時中学1年の双子の長男、次男は、それぞれ車いすを使っている。「ここに長くはいられない」と痛感した。

 避難所で患者の高齢女性から「先生がいるならここでも安心」と声をかけられた。患者を置いていくことになる−。葛藤し、悩んだ。が、「子どもは何より守りたい」。同3月中旬、やはり医師の妻三千子さん(44)の実家がある宇都宮市へ避難した。

 義父が経営する同市末広2丁目の診療所を手伝いながら、週に数回は福島県内の避難所や仮設住宅を訪ね患者の診察を続けた。義父から後を継ぐことを勧められたが、何とか福島で診察を続けられればと思っていた。

 ところが今年1月、義父が急死。義父の患者を思い診療所の継承を決断、6月下旬に改装し「ファミリークリニックたまい」を始めた。康裕さんも週に1回、新診療所の手伝いに来る。浪江町から本県に避難している患者らも、開業を知り訪れているという。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120827/862757

1779名無しさん:2012/08/28(火) 17:40:00
医師不足解消に、高校生向けセミナーを

 長野手術時のガウンや手袋を身に着け、オペ室の管理について教わる生徒たち=安曇野市の安曇野赤十字病院

 職場体験や大学のオープンキャンパスなど、進路を考える機会が増える夏休み。長野県内では「医療」にテーマを絞り、生徒が病院で様々な体験をするセミナーも実施されている。医師不足の解消につながれば、と医学部進学者のすそ野を広げる試みだ。(佐藤美千代)

■信州大と病院連携現場体験

 「呼吸ができなくなった時、こうして気管に管を入れます。入った?」「うーん、わかりません」「胃に入ってしまいましたね」

 生徒たちは模型の口の奥をのぞき込み、恐る恐る管を差し込んだり、空気を送って首尾を確かめたり。

 長野県安曇野市の安曇野赤十字病院で先月31日にあった、「高校生医療現場体験セミナー」。病院の役割を丸一日かけて学ぶプログラムに、医師やほかの医療職を志す高校生44人が参加した。

 医療の技術訓練に使われる「シミュレーター」で内視鏡の操作や採血に挑戦し、院内のリハビリ室、オペ室、放射線室など各部門を見学。それぞれの担当職員に説明を受けながら、その職種を選んだ理由や仕事への思いも聞いた。

 生徒たちの大半は、見るのも触れるのも、初めてのことばかり。想像を上回る内容だった、と松本県ケ丘高3年の高橋佳暉さん。「医療の中で、実際に就く職種は一つ。それぞれを知ったうえで将来を考えられるのはいいと思いました」

 医師志望の松本深志高2年、岡沢優志さんは、おなかの中の赤ちゃんの顔も鮮明に見える、医療機器の性能に驚いた。「学校の授業と違い、直接、医療に関わることが学べたのは貴重。医者の仕事が具体的にイメージできました」

 このセミナーは、信州大学医学部の「地域医療推進学講座」が、県医師確保対策室の委託をうけ、一昨年から開いている。6回目にあたる今回、安曇野赤十字をはじめ県内各地区の4病院が会場になった。

 同講座は県内の医師不足や、地域、診療科による偏りの解決策を探ろうと、3年前、県の寄付講座としてスタート。医学部生や研修医に対し、地域医療への理解を深めてもらう勉強会や実習を行っている。

 それと同様、「将来、県内で働く医師を増やすこと」を目的に、高校生向けのセミナーも企画した。進路を考える段階で現場を知ることで、医学部進学への興味や意欲を高めてもらおうとの発想だ。

 予備校の校舎長や医師が講演する「医学部進学セミナー」や、各高校を講座の医師が訪ね、医学部の教育内容などを紹介する説明会も開いている。

■医学部志望者増へ 地道な努力続ける

 県医師確保対策室の調査によると、県内の高校から大学の医学部医学科に進学した数は、2003年の59人から徐々に増え、今年は130人近く。10年間で倍増した。

 従来から医学部志望者が多い松本深志高校では今年、浪人生も含め44人。医療現場体験セミナーには毎回、生徒十数人が参加。「生徒の希望を実現する、よい手助けになっています」と、進路指導主事の小沢健二教諭はいう。

 信大地域医療推進学講座の中沢勇一准教授は、セミナーや説明会の効果は未知数、としながら、「信大に限らず医学を志す生徒が増えるよう、地道な努力を続けたい」と話す。

 医学部の入学定員そのものも増えている。国は一時期、全国の定員を約7600人まで抑制していたが、医師不足が深刻化した長野や東北地方の大学を皮切りに、2008年度から拡大。今年度は約9千人まで増員している。

 同時に、景気低迷を背景に、受験生の間では、医師をはじめ「資格」につながる学部・学科を選ぶ傾向が強まっているという。

 「医学部は枠が広がった分だけ志願者も増え、私立は以前より難易度が高くなっています」と、長野予備学校(長野市)。

 私大医学部も高額な学費を奨学金制度などで減免する例が増え、金銭面のハードルが低下。医師になった後の勤務を条件に、自治体や病院が貸し出す修学資金制度も、医学部志望を後押ししているという。

 医療がドラマの主題になったり、先端の研究がニュースで取り上げられたりと、若者の関心を呼ぶきっかけは多様、と長野予備学校の小林裕之・北信本部長。「過疎地の医師になろうという人を増やすには、小中学生ごろから地域医療の実態に触れさせるのも一案ではないでしょうか」

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201208150299.html

1780名無しさん:2012/08/28(火) 19:28:42
http://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2012/08/2012082801001973.html
警視庁、重大事件に医師派遣へ
[2012年08月28日 16:35]

 警視庁と日本医科大病院(東京都文京区)は28日、人質を取った立てこもり事件などの現場に医師をあらかじめ派遣し、負傷者の応急処置に当たる「事件現場医療派遣チーム」(IMAT)の運用協定を結んだ。こうした取り組みは全国の警察で初めて。9月1日から運用を始める。

 警視庁によると、バス、船舶などの乗っ取りや凶器を使った人質立てこもり、突発的な重要事件で被害者や容疑者、警察官らが負傷する可能性のある場合、警視庁が日本医大病院高度救命救急センターに出動を要請する。

 センターは医師1人、看護師2人を1チームとして現場に派遣する。

1781チバQ:2012/08/29(水) 22:00:05
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001208290005
基幹病院 調整が難航
2012年08月29日

 三条、燕、加茂市など県央地域に救命救急センターを備え、がんなどの高度医療もできる「基幹病院」をつくる構想が難航している。重篤な患者や負傷者の命を救える態勢を、との声は強いが、場所をめぐる自治体間の綱引きが続き、他の病院のベッド数や診療科目など調整課題は多い。


     ◇


 県は、県内を七つの「医療圏」にわけて、急病を手当てする救急病院(2次救急)、重症患者に対応する基幹病院(3次救急)を整備する計画をまとめているが、3市に田上町と弥彦村を加えた県央と、魚沼の二つの医療圏には、まだ基幹病院がない。


 県医務薬事課によると、県央の人口10万人当たりの医師数は133・9人(2010年)で、県内では魚沼の次に少ない。08年の調べでは、救急搬送では19%が域外の病院に向かう。特に小児科では、この割合が34%に上っている。


 新潟市民病院や長岡赤十字病院といった基幹病院に行くには、救急車でも40〜50分かかることもある。このため、県央の市町村は08年ごろから基幹病院をつくる話し合いを始めた。だが、建設場所をめぐり、加茂市が「県立加茂病院の移転・新築に合わせて併設を」と主張。他の4市町村が「JR燕三条駅近く」を求め、合意できなかった。


 09年度から県が間に入り、建設場所を棚上げして調整した結果、今年2月、500床規模の基幹病院をつくり、他の病院との役割分担を再構築することで一致した。


 この地域の総合病院のうち、県は三条総合、燕労災、県立吉田、県立加茂の4病院を再編する考えだ。三条総合か、燕労災のいずれかを基幹病院とし、ベッド数を増やして、高度な医療機器を導入する一方、他の3病院のベッド数や診療科目は減らす方向で検討している。


 北島智子副知事らは6月、三条総合、燕労災の両病院側と面会し、基幹病院の運営を引き受けてくれるか、打診を行った。三条総合病院を経営する県厚生農業協同組合連合会(県厚生連)、燕労災病院の経営母体・労働者健康福祉機構(本部・川崎市)とも「どんな病院をつくりたいのかを聴いた。検討の前の段階」と慎重だが、この動きに対して、県立加茂病院の基幹病院化を求める加茂市は反発を見せている。


 基幹病院がいつできるか、時期ははっきりしない。栗山三衛・県医務薬事課長は「地元病院が縮小されても、基幹病院との連携で、今より良い医療が受けられることを納得してもらうことが大事。期限を切るべきではない」と話している。(三木一哉)

1782チバQ:2012/08/29(水) 22:04:04
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2897745/9424855?ctm_campaign=txt_topics
米FDA、抗HIV薬「Stribild」を認可 1日1回の服用で効果
2012年08月28日 12:03 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月28日 AFP】米食品医薬品局(US Food and Drug Administration、FDA)は27日、1日1回の服用で効果がある抗HIV薬の新薬「Stribild」を承認したと発表した。

 Stribildはカリフォルニア(California)州に本社を置くギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)が開発した薬剤で、すでに承認されている抗HIV薬2種と新薬2種を調合したもの。

 1400人以上が参加した治験で二重盲検試験を2度実施したところ、Stribildは既存のHIV治療薬2種を組み合わせた時と同等かそれ以上の効果があることが分かったという。また、48週の試験期間後10人中9人でウイルス値が検出不能なレベルまで低下した。

「継続した研究と医薬品開発の結果、HIV感染者の治療は複数の薬剤を使う方法から1種の薬剤を使うものに進化した」と、FDA医薬品評価研究センター(Center for Drug Evaluation and Research、CDER)のエドワード・コックス(Edward Cox)抗菌製品室長は語る。「数種の薬剤を組み合わせたStribildのような新薬は、HIV治療の簡略化に役立つ」

 ギリアド・サイエンシズは、オーストラリア、カナダ、EUでもStribildの承認を申請する計画だという。(c)AFP/Naomi Seck


http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2012/08/81023.php
訂正:JTの新規抗HIV薬、鳥居薬が日本で独占販売へ
2012年08月28日(火)17時06分
[東京 28日 ロイター] JT<2914.T>は28日、2012年度中に日本で製造販売承認申請を予定している抗HIV薬(インテグラーゼ阻害剤)「JTK―303」を含む配合錠について、承認取得後に、鳥居薬品<4551.T>が独占販売する契約を締結したと発表した。鳥居薬はJTに契約一時金として27億円を支払う。

鳥居薬はすでにJTの抗HIV薬として「ツルバダ配合錠」、「エムトリバカプセル」(訂正)、「ビリアード錠」などを販売している。

JTは同日、「JTK―303」の導出先である米国ギリアド・サイエンシズ社が同配合錠について米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表している。

*抗HIV薬の名称を訂正します。

1783名無しさん:2012/08/30(木) 12:24:17
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=64078
医師不足診療分担も…鳥取市立病院

鳥取市立病院(鳥取市的場)の循環器内科の休止状態が1年以上続いている。

 市立病院はこれまで、岡山大学から医師の派遣を受けてきたが、同大学が医師の引き上げ方針を打ち出したため、昨年4月から休止を余儀なくされた。鳥取大学からの支援を求めるなどして再開にこぎ着けようとしてきたが、交渉は進まず、好転の兆しは見えていない。2000年から始まった新人医師の臨床研修制度の影響も受け、各地の医師不足が深刻化するなか、鳥取などの地方の地域医療をどう守るか、課題は大きい。

 医師引き上げ方針が明らかになったのは、昨年3月。それまで岡山大から2人の派遣があり、心疾患などを抱える約500人の入院・通院患者を診療してきたが、岡山県北部にある同大学関連病院の医師を充足させるとの方針変更で、市立病院への派遣が打ち切られた。市立病院では小児科が08年9月から2年間、鳥取大からの医師引き上げの影響で休止となり、粘り強い交渉の末、何とか派遣再開にこぎ着けたところだっただけに、循環器内科の休止の衝撃は大きかった。

 「何とか常勤の医師派遣をお願いできませんか」。今年2月、鳥取大との意見交換会で鳥取市立病院の坂本雄司事務局長は、能勢隆之学長に直訴した。しかし、能勢学長は「市立病院の循環器内科は岡山大から派遣を受けてきた経緯がある。すぐに鳥取大から派遣するのは難しい」と難色を示した。鳥取大の関連病院は県内だけでなく、島根県や兵庫県北部など88か所に上る。同大学広報は「自分たちの診療圏を守る必要があるため、派遣する医師の余裕はない」と説明する。

 循環器内科医は心疾患の患者だけを担当するのではなく、様々な病気の手術前に、心臓が手術に耐えられるかなどを診断するなど、重要な役割を担い、どの病院でも欠かすことができない専門医だ。

 昨年7月から鳥取大から週1回半日だけ、非常勤医師の派遣が実現し、何とか急場をしのいでいるというが、市立病院の担当者は「患者の容体の急変などを考えると、常勤医師がどうしてもほしい」と訴える。

 厚生労働省が10年に行ったアンケートによると、県内では合計で約170人の医師が不足しているという。県は06年度に、医学部卒業後に県内の病院に勤務すれば返済を免除する奨学金制度を創設。他の奨学金制度も活用して、20年までに約100人の医師を養成するとしている。

 一方で、診療科の休止なども相次いでいる。県済生会境港総合病院(境港市)は07年4月に産科診療を休止。4月には岡山大学病院三朝医療センター(三朝町)の入院患者の受け入れが打ち切られた。臨床研修制度で、大学の医局の医師が減り、地方病院への派遣人数が減少しており、県内で唯一、医学部を持つ鳥取大も02年に322人いた医師が今では308人になった。

 高齢社会を迎え、医療サービスを受ける人口が増えるなか、医師不足の解消は自治体にとって緊急性の高い課題でもある。

 筑波大学の前野哲博教授(地域医療教育学)は「少ない医師を取り合うこと自体の発想を変えなければ解決しない。医師の数は決まっており、全ての病院の診療科を維持することには無理がある。人材確保以外にも打つ手はあり、病院ごとに専門分野を分散させるなど、様々な角度から打開策を検討することが必要」と指摘する。(伊藤晋一郎)

 臨床研修制度 2004年度に、医師が将来専門とする分野にかかわらず、基本的な診療能力を身につけるため、大学卒業間もない医師は2年間以上、内科や小児科など7診療科で臨床経験をすることを必修化した。研修先を自由に選べるため、都市部の有力病院を選ぶ新人医師が増え、地方で医師不足が深刻になった。

(2012年8月30日 読売新聞)

1784名無しさん:2012/08/30(木) 12:52:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120828-OYT8T01673.htm
埼玉病院への小児科医派遣、県が慶大に要請

 志木市立市民病院の小児入院患者の受け入れ休止を受け、県は、同病院と共に小児2次救急医療圏の朝霞地区(志木、新座、朝霞、和光市)の拠点を担う国立病院機構埼玉病院(和光市)への小児科医派遣について、慶大医学部に要請していることを28日明らかにした。

 志木市立市民病院は非常勤医師の退職に伴い、8月から小児入院患者の受け入れを休止。インフルエンザが流行する冬などに、埼玉病院に入院患者が集中し、小児科医の負担が増すことが懸念され、埼玉病院と県が、医師を派遣できる機関を探していた。

 派遣を受けるにあたっては、埼玉病院に特定のテーマを研究する寄付講座を設置する。講座に必要な費用、年3000万円のうち、県が半分、残り半分を4市が負担する。4市は近く議会に補正予算案を上程する。現在、埼玉病院の小児科医は常勤が8人、非常勤が9人の態勢だ。派遣する医師の数は調整中という。

 新座市の須田健治市長は28日、「小児救急医療の整備は、待ったなしだ。埼玉病院が新たな対応をしてくれることで、安心している」と話した。

(2012年8月29日 読売新聞)

1785名無しさん:2012/08/30(木) 19:28:21
TPP反対で決議 超党派国会議員約190人2012.8.30 19:18

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対する超党派の国会議員約190人が30日、東京・永田町の憲政記念館で集会を開き、野田佳彦首相に対し、来月上旬のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や中旬の国連総会で交渉参加表明を行わないよう求める決議を採択した。

 集会には、みんなの党を除く民主、自民、公明、国民の生活が第一、社民、共産などの主要政党が軒並み参加した。民主党の山田正彦元農林水産相はあいさつで、「政府がかなり着実に交渉参加に向けた準備をしている。どんなことがあっても交渉参加を断固阻止したい」と述べた。

 集会の後、山田氏ら国会議員有志約30人は首相官邸を訪れ、藤村修官房長官に交渉への参加表明反対を申し入れた。藤村氏は29日の記者会見でAPEC首脳会議での表明を見送る方針を明らかにしていた。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120830/mca1208301919011-n1.htm

1786名無しさん:2012/08/31(金) 15:34:59
三木市民病院脳神経外科 入院・救急受け入れ再開 

 三木市民病院(兵庫県三木市加佐)の脳神経外科の入院や救急の患者受け入れが、10月から4年ぶりに再開されることになった。医師不足のため、現在は非常勤医による外来診療のみとなっており、神戸大脳神経外科助教の三宅茂医師(44)を脳神経外科部長として招く。9、10月には外科、耳鼻咽喉科の医師も増員となり、来年10月の三木、小野統合病院の開業を見据え、診療態勢がさらに充実する。(斉藤正志)

 脳神経外科は、かつて三木市民病院の“強み”とされていた分野で、2005年まで3人の常勤医が在籍した。しかし退職が相次ぎ、08年10月には常勤医がいなくなり、入院や救急の受け入れを休止。病院経営が悪化する要因の一つになった。

 三宅医師は、公立豊岡病院や神戸大医学部付属病院などで勤務経験がある。10月1日付で着任し、1人態勢となるため、入院診療や昼間の救急受け入れが中心になる。手術は当面、緊急性の高い患者のみとなるが、看護師教育や医療機器の整備をした後、来年1月から手術数を増やす。来年4月にはさらに専門医1人が就任予定という。

 また9月1日付で、神戸大食道胃腸外科准教授の黒田大介医師(54)が副院長兼外科部長に、神戸赤十字病院耳鼻咽喉科部長の山本一宏医師(45)が耳鼻咽喉科部長に就任。外科と耳鼻咽喉科にはさらに1人ずつ医師が着任し、10月には常勤医が計44人となる。

 薮本吉秀市長は「脳神経外科の入院・救急の再開は悲願だった。病院経営への影響も大きい。ようやく実現することになり、感無量だ」と話した。

(2012/08/31 09:15)
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0005342281.shtml

1787名無しさん:2012/09/01(土) 11:40:51
甲府病院・過剰被曝発覚から1年
2012年09月01日


被害者の会は街頭での署名活動も始めた=8月16日、富士河口湖町船津

   ■不安・不信残る被害者 信頼回復努める病院

 市立甲府病院での過剰被曝(ひばく)が発覚して1日で1年。診療放射線技師らが医師法違反容疑で書類送検されたが、甲府地検の刑事処分の判断はまだ出ていない。患者や家族の不安は消えず、甲府市や病院への不信も残る。一方、信頼が失墜した病院は安全管理態勢の立て直しに努めている。

   ◇真相究明、署名活動続く

 「できるだけ忘れるようにしているけど、ときどき思い出して、不安な気持ちになる」

 4歳の長女が過剰被曝した30代の女性は、1年経っても忘れることはできない。女性はこの間、子どもへの影響について病院外の医師4人に相談。どの医師からも「子どもの将来への影響はない」と言われた。だが、「専門的なことはわからないので、本当に大丈夫なのか。不安な気持ちは残る」と漏らす。今後も長女に過剰被曝の事実を伝えるつもりはないという。

 患者の有志とその家族でつくる被害者の会は真相究明ための第三者委員会の設置を求め、友人、知人からの署名に加え、8月からは街頭での署名活動を始めている。市が第三者委員会を設けたが、それとは別組織の設置を求める。

 0歳の長男が過剰被曝した女性は「1年経ち、市や病院と冷静に議論できるようにな
った。でも、真摯(しんし)に向き合ってくれているとは思えない。市の設置した第三者は、本当に第三者なのか疑問。まったく病院と関係のない人に、真相を究明してもらいたい」。

 これまでに9千人を超える署名が集まった。署名簿は9月、市長と市議会に提出する予定だ。

 一方、病院側は7月に2回目となる患者説明会を開き、医療安全態勢への取り組みについて報告。患者らへの無料の年2回の健康診断や心の相談も続ける。だが、被害者の会が求めている真相究明のための第三者委については「検察の捜査の行方を見守っている段階」として、設置のめどはたっていない。

   ◇検査 指さしチェック

 「111(メガベクレル)、74……」。8月28日朝、市立甲府病院のRI(核医学)検査室で、診療放射線技師がメーカーから届いたばかりの薬剤ラベルを「指さし」でチェックしていた。薬剤師が立ち会い、薬剤の種類や放射線量を帳簿に記入してゆく。

 病院は、過剰被曝の発覚後、検査に関わる手順やルールを「RI検査マニュアル」にまとめた。患者に薬剤を打つ前に、技師が改めて薬剤の放射線量を計測。正しい数値かどうか医師か看護師が確認し、投与量をカルテに記録、記録簿に投与した医師の名前を記入することなどを定めた。さらに診療放射線技師が薬剤の投与量を変えられる「ジェネレーター」をやめ、検査ごとに決まった量だけが届く「シリンジ製剤」に限定し、事故が起こりにくい態勢を整えた。

 「本来、どれも当たり前のことなんです」。今春、放射線部の立て直しのため山梨大医学部付属病院から移ってきた佐野芳知(よしとも)技師長(61)はそう指摘する。この5カ月、その「当たり前のこと」を技師に覚え直してもらうよう、「他の病院より厳格なルールを適用して指導してきた」という。

 病院は、問題の遠因になっていた人員不足の解消にも取り組んだ。本来、投与量をチェックする立場にあった放射線診断医は、問題発覚当時1人だけ。その医師も「時間が足りず、現場任せにしてしまった」と認めていたため、今春、放射線診断医を1人増員した。

 小沢克良院長は「問題があった検査以外にも、職員に心のゆるみがあった。1年間、職員の意識改革に努め、成果は出てきたように思う。失った信頼はひとつひとつの努力で回復していくしかない」と話す。(板垣麻衣子、真海喬生)

 市立甲府病院での過剰被曝 放射性物質を使って腎臓の機能を調べる検査で、1999〜2011年に少なくとも子ども84人が、日本核医学会の定める基準の2倍以上の放射性テクネチウムを投与されていた。県警は、医師が決めるべき放射性物質の投与量を診療放射線技師が独断で決めていたとして、医師法違反(無資格医業)の疑いで捜査。今年3月に自殺した診療放射線技師長補佐の男性(当時54)と、40代の診療放射線技師の男性を5月に同法違反容疑で甲府地検に書類送検し、地検が捜査をしている。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001209010002

1788名無しさん:2012/09/01(土) 14:40:15
医師確保へ研修・就労支援 滋賀医大に「県キャリアセンター」

 滋賀県は31日、滋賀医科大(大津市)と連携し、若手医師向けの臨床研修プログラムの開発や女性医師の継続就労を支援する「県医師キャリアサポートセンター」を滋賀医大病院に開設した。厚生労働省が昨年度から始めた「地域医療支援センター運営事業」の一環で、医師にとって魅力的な研修を提供し、医師確保につなげる。

■県内基幹病院と連携  出産後の女医復帰プログラムも

 同センターは、医師不足の状況を調査し、県内の基幹病院に臨床研修医を増やすための対策を検討する。具体的には県内の基幹病院と連携し、専門的な知識や技術を学べる研修内容を考案するほか、近年増加している女性医師を対象に就労相談に乗り、出産後の復帰プログラムなどを提供する。センター長には県健康福祉部の苗村光廣理事が就任し、滋賀医大は専任医師を置いた。県や滋賀医大、県病院協会、県医師会の担当者で構成する運営委員会も立ち上げる。

 県によると、県内59病院(20床以上)の常勤医は今年6月末現在約1600人で、人口10万人当たりの医師数は約200人と近畿で最も少ない。過去10年で約200人増えたが、湖東、湖北、湖西は逆に減少するなど地域偏在も目立つ。滋賀医大の卒業生の3割が他府県の病院に勤務するほか、県内の病院で研修を受けた医師が県外に流出するケースも少なくなく、同センターの運営で県内病院への定着率を高める。

 滋賀医大病院で開設式があり、嘉田由紀子知事と馬場忠雄学長が看板を設置した。嘉田知事は「未来に対して種を埋め、育てる仕組み。医師のキャリアアップの支援を通じて地域偏在などを解消したい」と述べた。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120901000018

1789名無しさん:2012/09/02(日) 22:29:16
市立秋田総合病院、小児救急スタート 平日は24時間体制

 市立秋田総合病院(秋田市川元松丘町)の小児科に1日、救急部門が開設され、平日24時間の診察体制がスタートした。平日24時間体制の小児科救急外来の開設は、県内で初めて。

 小児科医の常駐により、救急救命や入院への移行、重症患者の他病院への搬送などがスムーズになることが期待される。土日・祝日も午前9時半〜午後10時半、小児科医が診察する。

 常駐するのは小児科医1人と看護師2人。ただし、祝日翌日と月曜日の午前0時〜8時半は、一般の救急外来で対応する。救急部門は同病院のほか、市内の開業医と秋田大医学部付属病院の医師計35人が輪番で担当。症状が重い患者を優先して診察する「トリアージ」を採用している。

(2012/09/02 13:53 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20120902g

1790名無しさん:2012/09/02(日) 22:32:15
『統合失調症の回復とはどういうことか』 「本気」の医師の日常2012年9月2日

『統合失調症の回復とはどういうことか』横田泉著 日本評論社・2000円

 私は今から4年半前、60歳で外科から精神科に転向した。研修医として就職した先が著者・横田医師の勤務するオリブ山病院であったが、1カ月もしないうちに驚くべき光景に遭遇した。
 診察室から男の罵声が聞こえる。開けっ放しのドアからのぞき見すると、背を壁にもたれて座った中年の男が、両足を左右に投げ出している。男の前に白衣姿の著者が正座し、「お願いします」と頭を下げ、なにやら懇願している。まるでヤクザに脅されているように見えた。怒鳴っていた男(患者)の方があきらめたのか「(薬を)飲めばいいんだろう!飲めば!」と悪態をつく。瞬間、著者は「ありがとうございます」と一言発し、「それではこちらの椅子にどうぞ」と患者用椅子を指示した。10秒後には元の医師と患者の立ち位置に戻っていた。カルチャーショックであった。
 著者は30年も統合失調症を中心に精神科をやってきた。“患者に寄り添って聴く”患者の何気ない言葉や態度での発信(表現)が何を意味するか、その原点はどこかを探る、精神科医が常に保つべき姿勢を声高でなくつづる。「(患者の)怒りの標的になりつつもこれに“報復しないこと”や、不信・拒絶が続いても患者と向き合い関係を修復しようとする治療者の意欲を維持することが必要とされる」。内科や外科の医師と違う精神科医の根本的な資質である。私はまだ獲得できてない。
 彼は言う「統合失調症の症状は、外科手術のように切り取って治すべき悪いものだけではない。時には症状の中に、その人の深い思いや切実さ、理想、希望などが読み取れる」。具体的な症例で提示してくれてもいる。昼食もほとんど毎日患者と共に取り、歓談でひと時を過ごす。
 患者は“医師の本気度を見透かす鋭い観察者”であるので、短い時間でも“本気度が試される”。一般の人には“外科医物語”と比べ理解しにくいかもしれない。しかし精神科医師および関連施設で働く人にはぜひ読んでほしい一冊である。
 (仲里尚実・精神科医師)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よこた・みつる 1957年兵庫県生まれ。光愛病院、済生会泉尾病院を経て現在、那覇市のオリブ山病院副院長。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196426-storytopic-6.html

1791名無しさん:2012/09/02(日) 22:34:49
平日24時間小児救急を開始

 秋田市立秋田総合病院(秋田市川元松丘町)は1日、県内初となる平日24時間態勢の小児救急外来を開設した。平日は24時間、土日祝日は午前9時半から午後10時半まで小児科医が常駐し、入院などが必要な「2次救急」まで対応する。

 市内ではこれまで、市立夜間休日応急診療所(同市千秋久保田町)が午後7時半〜同10時半に開業していたが、勤務する医師は小児科医に限らず、軽症の患者が対象の「1次救急」にのみ対応していた。このため、小児患者でも市内4総合病院の一般救急外来を利用するケースが多かったという。

 開設した小児救急外来は、市内の開業医、大学病院の小児科医ら計35人の協力を仰いで、交代制で小児科医1人と看護師2人が診察にあたる。土日祝日の午後10時半〜翌午前9時半は、一般の救急外来で各科の当直医師が対応し、必要に応じて小児科医を呼び出す態勢をとる。

 市立夜間休日応急診療所は小児救急外来の開設に伴い、8月31日で廃止された。

(2012年9月2日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120901-OYT8T00955.htm

1792名無しさん:2012/09/10(月) 12:36:24
http://www.asahi.com/national/update/0909/TKY201209080607.html
北杜夫さんは窒息死? 医師の説明不適切、解剖行われず

北杜夫さん(右)と娘の斎藤由香さん=2008年、東京都世田谷区

 昨年10月に84歳で亡くなった作家の北杜夫(本名・斎藤宗吉)さんは、死亡診断書で死因を「腸閉塞(へいそく)」とされたが、吐いたものを気道に詰まらせた窒息死だった可能性があることがわかった。当時、医師が不適切な説明をしたため病理解剖は行われず、入院先の病院は死因を確定できなかったことなどについて遺族に謝罪した。

 北さんは昨年10月23日午後、脱力感と吐き気を訴え、救急車で東京都目黒区の独立行政法人国立病院機構・東京医療センター(松本純夫院長、780床)に運ばれた。その際は普通に会話ができ、救急外来の医師は「緊急性はない」と話したため、家族は午後8時ごろ病院を出た。ところが翌朝に容体が急変、午前6時過ぎ、死亡が確認された。

 長女の斎藤由香さん(50)によると、死亡を確認した30歳代の内科の男性当直医は「死因は腸閉塞による敗血症性ショック」と説明。病理解剖に応じるかどうかの意思を確認する際、「解剖すると(すぐには)自宅に帰れなくなる。(体を)ガッと開けるので見栄えのこともある」などと言ったという。

1793名無しさん:2012/09/10(月) 19:19:17
医師不足解消狙い定員増へ

 文部科学省は10日、医師不足や地域による偏在を解消するため、1校当たり125人が上限の医学部の入学定員を一部の大学に限り、来年度から増やす方針を固めた。

 対象は東北地方などで定員が120〜125人の国公私大で、増加人員は全体で数十人程度。10月末ごろまでに対象校や人数を決める。今春、国公私大79校で8991人だった医学部定員は、増員によって今後、9千人以上になる見込み。

 65歳以上が日本の人口に占める高齢化率は2060年に約40%に達し、医療ニーズが広がる見通しだが、東北地方を中心に医学部定員が上限に達し、医師確保策を望む声が高まっていた。

共同ニュース2012年9月10日
http://www.niigata-nippo.co.jp/world/main/2012091001001523.html

1794名無しさん:2012/09/10(月) 19:35:03
医師なりすまし男が健診 板橋区が相談窓口

 板橋区の高島平中央総合病院で行われた区民健康診断で、実在する医師になりすました男が問診などをしていた問題で、区は10日から区内5か所に相談窓口を開設することを決めた。

 同病院での受診者数が多数に上ることなどから、区としても区民の相談を受けるなどの対応をする必要があると判断した。区内5か所の健康福祉センターすべてに相談窓口を設置、区の保健師が直接相談に応じる。10日以降の平日午前8時半〜午後5時に受け付ける。

 また、区は区内の全医療機関に対し、注意喚起の文書を配布することを決めた。医師や看護師など医療従事者を派遣会社の紹介で雇う場合、医師免許の実物を確かめるなどして、確認を徹底するよう求める考えだ。

 この問題は、同病院が2010、11年度に区の委託で実施した区民健康診断で、実在する医師になりすました男が問診などを担当したもので、健診は区民2363人が受けた。同病院は男の関与した健診を点検し、これまでに治療歴の書類への記入漏れなどで111人の健診結果を訂正し、受診者に伝えたが、「命に関わるような見落としはない」としている。

 男は、10年5月に医療人材派遣会社の紹介で非常勤医師として採用された。週に1、2日、健診で胸部レントゲン診断や問診を担当し、44回の勤務で計312万円を受け取ったという。

 同病院などによると、今年6月、外部からの指摘をきっかけに厚生労働省に照会するなどした結果、医師免許に記載通りの医師は存在しなかった。実在する眼科医の名前が記載されていたが、医籍番号が異なっていた。男は調査開始直後、連絡が取れなくなったという。

(2012年9月9日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20120909-OYT8T00103.htm

1795チバQ:2012/09/11(火) 23:06:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000079-mai-soci
<甲状腺がん>検査で子ども1人確認 原発事故と関係否定
毎日新聞 9月11日(火)20時33分配信

 福島県の子どもの甲状腺検査で初めて1人が甲状腺がんと診断されたことが11日、県民健康管理調査の検討委員会(座長=山下俊一・福島県立医大副学長)で報告された。同大で担当の鈴木真一教授は「チェルノブイリ事故後の発症増加は最短で4年」などとして、福島第1原発事故との因果関係を否定した。

 昨年度受診した原発周辺13市町村の3万8114人のうち、一定以上の大きさのしこりが見つかった2次検査対象者186人の中の1人。性別や年齢は公表していない。細胞検査でがんと分かった。甲状腺検査は同管理調査の一環で、事故時18歳以下だった約36万人全員が対象。これまでに約8万人が終えた。

 検討委では、40歳以上の特に男性で、肥満や肝機能異常のある人の割合が震災前より増えたことも報告された。避難生活のストレスなどが原因と考えられるという。【乾達、泉谷由梨子】

1796チバQ:2012/09/11(火) 23:08:12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201209110206.html
'12/9/11
18歳以下1人が甲状腺がん 福島健康調査で8万人分析

 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会(座長・山下俊一やました・しゅんいち福島県立医大副学長)が11日開かれ、事故発生当時18歳以下を対象とした甲状腺検査について、1人が甲状腺がんと報告された。

 甲状腺検査の対象は約36万人で、これまで結果が判明したのは約8万人。

 調査主体の福島県立医大の鈴木真一すずき・しんいち教授は検討委で「チェルノブイリ原発事故でも甲状腺がんが見つかったのは最短4年。福島では広島、長崎のような外部被ばくや、チェルノブイリのような内部被ばくも起きていない」と述べ、放射線の影響を否定した。

 鈴木教授は終了後、記者会見。小児甲状腺がんは100万人に1人〜2人の頻度といわれていたが、自覚症状が出てから診察する場合がほとんどで、今回のように全ての子どもを対象とした検査の前例がないため「比較できない」と述べた。

 年齢や性別、外部被ばく線量などについては「たった1人しかいないので、個人のプライバシーに関わる」として、一切明らかにしなかった。

 山下副学長は「いろいろなデータが出てきた。検診から次の医療行為に移っていく。プライバシーの配慮に努める」と話した。

 これまでの調査で425人が、5・1ミリ以上の結節(しこり)や、20・1ミリ以上の袋状の嚢胞のうほうが見つかり「2次検査が必要」とされた。60人が2次検査を受け、うち38人の結果が判明。この中の1人ががんと判断された。

1797名無しさん:2012/09/16(日) 13:52:54
「脳波判断 小児医少ない」
2012年09月12日

臓器移植 連絡会議で課題指摘

 脳死からの臓器移植に関わる県内の病院、警察、消防などが意見交換する連絡会議が11日、富山市内であった。国内初となった6歳未満の男児の脳死判定に携わった富山大病院の小児科医は、脳波測定のストレスや負担に触れ、「準備しておかないといざというとき対応できない」と述べた。

 県移植推進財団の主催で、10回目。約70人が参加した。

 富山大病院の宮一志医師は、脳波が失われていることを確認する際、電磁波の影響を避けるため、脳波計から呼吸器を遠ざける▽電極コードをアルミホイルで包む▽蛍光灯を消す――などの工夫を紹介。「それでも揺らぎはあり、平坦(へい・たん)と言っていいのか、法的脳死の判断には精神的ストレスが大きい」と振り返った。また、「成人と小児で測定に技術的な差はない」としつつ、「県内に脳波の判断をできる小児科医は少ない」と指摘した。

 拘束時間なども負担に挙げ、「ほぼ1週間、ほかの業務ができなかった。主治医のチームは、さらにかかりっきりだった。負担は大きいと覚悟しないといけない」と話した。

 富山大病院の事例では、男児への虐待の有無を確かめる際、児童相談所への問い合わせに時間がかかったことが課題になった。富山児童相談所の担当者は「情報提供の決まったルールはない」として、県個人情報保護条例を踏まえて対応するとした。(三島庸孝)
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001209120001

1798名無しさん:2012/09/16(日) 17:26:49
年重ねても 患者いる限り
2012年09月16日

ユーモアを交え飄々と診察する河合常雄さん=日光市石屋町

 日光市石屋町で医院を開く河合常雄さん(87)は現役の外科・内科医だ。「私はね、マリリン・モンロー(1926〜1962)と同世代」と患者をユーモアのけむに巻きながら飄々(ひょうひょう)と治療を続ける。「医療は、患者のいやがることは極力避けるのが基本。痛みは少なく、傷痕は小さく。その一念で町医者を続けてきた」と60年余に渡って医療に携わった人生を振り返る。17日は敬老の日。

 祖父は鯖江(さばえ)藩(福井県)の士族。そのいとこは御殿医だった。父も医者となって上京し、医師募集の求めに応じて日光に移り、大正初期に医院を開業する。

 跡を継ぐはずだった次兄がパラオで戦死。1949(昭和24)年に医者となった河合さんが、慶応大医局から日光に戻り、父の跡を継いだのは60年のことだ。

 父とともに、前身も合わせて日光高校(現日光明峰高)の校医を83年間担った。日光での休日診療の先駆けともなった。救急指定は2009年に外れるまで、47年間に及んだ。「休みはほぼなかったですね」と淡々と話す。

 実は、記者は患者のひとり。今夏、親指の根本を切ってしまい、突然駆け込んだ。高齢の医師を前にいぶかる記者に、河合さんはこう言い放った。「大学を出たばかりのインターンが縫うより、ベテランの私の方がうまい」。さっと2針縫い上げ、見立て通り2週間で完治した。

 いま医院は、日曜・祭日を除き午前中だけの診察。「年を重ねて満身創痍(そうい)だが、患者さんがいる限りやめられない。地域医療は、おもいやりで成り立ってきた」と話す。訪れる患者は高齢の方が多く「長年診ていただいてるので、ここが安心」と口々に語る。治療を終えた患者が「お先に失礼」と言い残して去る医院には、信頼の空気が流れている。(服部肇)

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001209160003

1799荷主研究者:2012/09/22(土) 18:34:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120901t15020.htm
2012年09月01日土曜日 河北新報
パーキンソン病に抗うつ剤が効果 東北大・長谷川助教ら発見

 東北大大学院医学系研究科の長谷川隆文助教(神経内科学)らの研究グループは、抗うつ剤の一種「セルトラリン」が、パーキンソン病と、同病に似た疾患の進行を抑えることを発見した。

 手足の震えや筋肉のこわばりが起きるパーキンソン病は、脳内の神経系細胞に、毒性を持つ異常なタンパク質がたまることで起きる。異常なタンパク質は神経細胞を死滅させ、隣接する細胞に広がって症状が広がる。

 研究グループは「ダイナミン」と呼ばれるタンパク質に注目した。神経細胞が、異常なタンパク質を取り込む際に働く性質を持っている。

 培養した神経細胞でダイナミンの活動を阻害すると、神経細胞が毒性タンパク質を取り込みにくくなることを確認した。

 抗うつ剤「セルトラリン」はダイナミンの働きを強く抑える作用がある。神経細胞に投与したところ、異常タンパク質の取り込みを抑制できた。

 パーキンソン病のほかに、これまで治療法がないとされてきた「多系統萎縮症」も発症のメカニズムが似ているため、新たな治療法につながる可能性があるという。

 長谷川助教は「早期に病気を発見し、セルトラリンの服用を始めることで、症状進行を抑えられる」と話している。

1800名無しさん:2012/09/24(月) 11:59:22
来月からの休止濃厚に 西条・中川診療所
2012年09月24日(月)

【写真】徒歩や電動車いすのお年寄りが多数通う西条市立中川診療所=22日午前、同市丹原町来見

 医師不足で休止が検討されていた西条市西部の地域医療拠点・市立中川診療所(同市丹原町来見)。市は常勤医確保に努めてきたが、23日までにめどが立たず、10月1日の休止が濃厚だ。市は約160人の患者が別の病院に通うための具体的な支援策を明示しておらず、車に乗れない高齢の患者らは「気軽に通院できなくなる」と悲鳴を上げている。

 診療所は1975年、旧丹原町が横山闡(あきら)医師(74)に運営を委託し設立。近隣に医療機関がないため山間地の住民らが頼り、昨年度は延べ約1800人が受診した。だが昨年、横山病院(同市小松町新屋敷)の医師減少で横山医師が診療所の常勤管理者を務められなくなり、県西条保健所が医療法に触れる恐れを指摘した。市は市内外の医師に打診し後任探しに努めたが、承諾には至っていないという。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120924/news20120924879.html

1801チバQ:2012/09/25(火) 22:44:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20120924-OYT8T01437.htm
峡南北部 2病院連携に前進



24日開かれた「地域医療を守る特別委員会」(富士川町役場で)  峡南北部地域の病院連携を巡り、富士川町の医療体制を検討している同町議会の「地域医療を守る特別委員会」が24日開かれ、同町の社会保険鰍沢病院と市川三郷町立病院との医療連携について、来月に結論を出すことを確認した。県が示した2病院の医療連携案の大枠に賛成し、国の補助金を使って鰍沢病院を買い取る結論を出すとみられる。

 県は2病院の経営について、富士川、市川三郷両町が一部事務組合か地方独立行政法人を設置する「経営統合案」と、指定管理者が経営を行う「共同管理案」を提示している。24日の委員会では、志村学・富士川町長が「県の案を大枠で受け入れ、今後の議論につなげるべきだ」と意見を述べ、「経営統合案」か「共同管理案」に限定せずに、県の提案を受け入れる案を示した。

 一方で一部の委員は、県の案が一つに絞られていない点を指摘し、「経営形態を決めてから議論を進めるべきだ」と慎重な意見を述べた。

 同委員会は結論を10月第1週までに決定し、10月15日に開かれる両町長や3病院院長らによる「北部地域医療連携部会」で、医療連携の最終決定に備える方針。市川三郷町の特別委員会も近日中の開催が予定されている。

(2012年9月25日 読売新聞)

1802名無しさん:2012/09/28(金) 04:32:35
保険医取り消しの東京医大 5年の処分を1か月にして! 2012年9月26日 20:00
http://www.tax-hoken.com/news_ajMLlaSYgO.html

1803チバQ:2012/09/30(日) 21:38:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120930-00000541-san-soci
双葉病院が責任否定、原発避難で50人死亡 調査結果公表
産経新聞 9月30日(日)20時4分配信

患者ら50人が死亡した双葉病院の説明会に向かう遺族や家族=福島県いわき市(写真:産経新聞)

 東京電力福島第1原発事故の避難中に患者ら50人が死亡した双葉病院(福島県大熊町、鈴木市郎院長)が30日、独自に避難経過を調べた調査結果を遺族らに公表した。同病院は政府の事故調査委員会と同様に病院側の責任を否定し、県、国、自衛隊や町の連絡不足を指摘。原子力損害賠償法に基づいて遺族が東電に請求する支援をしていく考えを示した。

 会見した担当弁護士は「国や県、自衛隊などの大きなシステムの問題で、個別の病院には限界がある」とし、県が当初、「院長らが患者を置いて逃げた」と発表した点には、「県から虚報だとする謝罪があった」とした。避難指示が出た昨年3月12日、双葉病院と系列の介護施設「ドーヴィル双葉」には患者ら約440人がいたが、満足な設備のないまま避難が続き、50人が死亡した。

1804チバQ:2012/09/30(日) 21:39:23
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20111222_01.htm
証言/福島・双葉病院の真相/「置き去り」誤解広まる
 福島県大熊町の双葉病院は福島第1原発事故直後、「患者を置き去りにした病院」と批判を受けた。自衛隊による救出時、病院に医師や看護師がおらず、患者だけが残されていたからだ。病院関係者は本当に患者を見捨てたのか。関係者の証言を基に真相を探ると、伝わっている話と違う事実が浮かび上がってくる。(勅使河原奨治、橋本俊)

<暗転>
 東日本震災当日の3月11日夜、双葉病院は暗闇に包まれていた。午後に起きた大地震で停電。非常用電源も夕方すぎに使えなくなった。看護師らは懐中電灯の明かりを頼りに、患者のたんを注射器で吸引したり、点滴を交換したりした。
 病院は第1原発から南西4.5キロに位置する。精神科と内科が診療対象で、寝たきりの重症患者を含む337人が入院していた。
 12日、夜明けとともに事態は暗転した。町の防災広報が原発の危機を知らせ、役場前からバスで避難することを呼び掛けていた。
 午後2時ごろ、症状の軽い患者209人が第1陣として町の手配したバス5台に乗り込み、病院を出発した。
 院内には楽観ムードが漂っていた。すぐに次のバスが来ると信じていたからだ。残留組を除く第1陣の病院関係者は水や非常食、薬、おむつを車に積み込み、バスの後を追った。

<報告>
 杉山健志医師(49)もその一人だ。「院長も乗ってくださいと声を掛けたが、『最後まで見届ける』と言われた。すぐに合流できると思い、気に留めなかった」
 しかし、この日、後続のバスは来なかった。
 大熊町は12日午後3時すぎに役場を撤退し、県に避難完了を報告した。渡辺利綱町長は「双葉病院も避難を終えたと思っていた」と振り返る。
 病院には重症患者ら128人と鈴木市郎院長(77)ら医師2人、事務員2人が残された。
 午後8時ごろ、警察と自衛隊が双葉病院を訪れた。「頼みの綱にいなくなられては困る」と鈴木院長は必死に警察官の服をつかんだが、「救出は明日になる」と告げられた。

<限界>
 翌13日、救助は来なかった。十分な食料や水、医療器具がなく、患者は極限状態に追い込まれた。残った職員4人は夜を徹して看病したが、それも限界を迎えた。
 14日午前5時すぎ、鈴木院長が仮眠から目を覚まして院内を巡回すると、患者3人が死亡していた。
 「名前と死因を書いた紙を患者のポケットに入れることしかできなかった」

1805チバQ:2012/09/30(日) 21:39:37
◎無援、極限の苦闘/混乱・不備、悲劇に拍車

 第1陣の患者と共に、いわき市に避難した双葉病院(福島県大熊町)の杉山健志医師(49)は3月14日夜、第2陣の患者34人を乗せて、いわき光洋高に到着した自衛隊のバスを迎えた。
 車内に入り込むなり、顔をしかめた。「死臭が漂っていた」。車内で3人が亡くなっていた。生き残った患者も意識がもうろうとし、座席の下に転げ落ちたり、失禁したりする人もいた。
 光洋高では炊き出しのおにぎりが用意されたが、杉山医師は支給を断った。「脱水症状を起こして衰弱している。食べさせたら窒息死する」
 光洋高に到着後、第2陣の患者のうち、さらに7人が死亡した。その後も患者全体の中で28人が転院先の病院などで亡くなった。

<到着に10時間>
 第2陣のバスは14日午前10時半ごろ、双葉病院の患者のほか、隣接する系列の介護老人保健施設の入所者らを乗せて病院を出発した。
 いわき市は双葉病院から直線で南に30キロ足らずで普段なら車で1時間程度で着く。バスは出発後、北上して南相馬市の相双保健所を経由し、福島市から東北道、常磐道を通っていわき市に入った。移動距離は200キロに及び、到着まで10時間近くかかった。
 相双保健所の江尻一夫主査(60)は道案内のため、南相馬市でバスに乗り込んだ。「患者は誰も動ける状態でなく、うめき声のような小さな声を上げていた」と振り返る。
 第2陣のバスは鈴木市郎院長(77)が乗車対象患者を運びだそうとしているさなかに出発した。
 「また置いていかれたと思った」。患者91人と鈴木院長ら病院関係者4人が取り残された。
 第2陣の救助に携わった県警双葉署の新田晃正副署長(当時)は自衛隊から「搬送後に戻る」と言われた。だが、直後の14日午前11時1分、福島第1原発3号機が水素爆発。バスは戻って来なかった。
 14日午後10時すぎ、新田副署長が双葉病院に飛び込んだ。「原発が危険な状態だ。いったん避難して救助を待とう」。残留を望む鈴木院長を説得して3人の病院関係者と共にパトカーに乗せ、患者を残して病院を後にした。
 パトカーは原発から約20キロ先の川内村の県道のトンネルに着き、自衛隊の救助隊と合流するのを待った。だが、郡山市を出発した救助隊は県道の北側の国道を通り、院長らと合流することはなかった。

<情報独り歩き>
 救助隊は15日午前9時40分、双葉病院に到着した。病院関係者の姿はなく、患者だけがいた。既に死亡していた1人を除く90人を助け出した。
 県災害対策本部は17日、双葉病院での出来事を発表した。「自衛隊到着時、病院に関係者は誰もおらず、重篤患者だけが残された」「第2陣の搬送に関係者が付き添わなかった」。背景が分からないまま、断片情報が独り歩きした。
 県警幹部は「極限状態の中で病院関係者は必死に対応した。院長らは『逃げた』『置き去りにした』と非難されたが、本気で逃げるなら、もっと遠くに行くはずだ」と擁護する。
 原発事故の想定、対応の不備が、双葉病院の悲劇に重くのしかかった。


2011年12月22日木曜日

1806名無しさん:2012/10/01(月) 13:07:40
診療所とネット連携 刈谷豊田総合病院…愛知
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=65695

 刈谷豊田総合病院(刈谷市)は、衣浦定住自立圏の刈谷、知立、高浜市と東浦町の3市1町の診療所などによる地域医療ネットワークを構築し、1日から運用を始める。

 同病院と各診療所とを順次インターネットで結び、スムーズな診療に役立てる。

 定住自立圏は、地方都市が、広域で公共施設や交通機関などの都市機能を整備し、住民の定住化を図る国(総務省)の施策。衣浦定住自立圏は3市1町が、昨年3月に協定を結んでいる。

 刈谷豊田総合病院は、入院ベッド数635床、外来患者1日2139人(昨年度)で、患者の約4分の3が同圏内の住民。ネットワークは、急性期の治療にかかわる同病院と、地域の「かかりつけ医」である診療所が連携して質の高い医療を目指そうと、医師会を交えて発足させた。

 同病院と圏内の診療所など110施設をインターネットで結び、同病院での診察や検査のオンライン予約ができるほか、患者の同意を得たうえで同病院の電子カルテの診療記録や検査、画像データなどを診療所の医師が利用できる。

 これまでのように書類やCD―Rでやり取りするのに比べて、時間や保管スペースが大幅に省略できる。開発費用は約7000万円。

 試験運用をした大杉医院(刈谷市)の大杉順一院長は「患者の症状や治療内容が即座に分かり、診療に役立つだろう」と話した。

(2012年10月1日 読売新聞)

1807名無しさん:2012/10/03(水) 16:29:09
腎臓取り違えで略式起訴 手術執刀医ら2人、正常な左の腎臓摘出
2012.10.3 12:07

 栃木県小山市の小山市民病院で2010年2月、左右の腎臓を手術で取り違えて摘出したとして、小山区検は3日までに、業務上過失傷害罪で執刀医を務めた同県下野市の男性医師(50)と補助した下野市の男性医師(42)を略式起訴した。9月28日付。

 起訴状によると、10年2月10日、右腎臓がんで入院していた当時69歳の男性患者の手術で、腎臓が撮影されたエックス線フィルム写真の裏表を逆に見たことで、誤って正常な左の腎臓を摘出したとしている。

 病院によると、約3時間半後に体内に戻したが、機能しなかったため同月18日に再度摘出した。

 病院は男性に賠償金4200万円を支払うことで和解。男性は別の病院で右腎臓のがんの治療を続けている。小山市民病院は「大変申し訳なく深くおわびする。再発防止に努めたい」としている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121003/crm12100312080010-n1.htm

1808名無しさん:2012/10/04(木) 09:06:09
情報通信で健康サポート・・・岩見沢の無医地区

 情報通信技術(ICT)を活用して地域住民の日々の活動量を把握し、健康作りにつなげる取り組みが年内にも岩見沢市北村地区で始まる。同地区は現在、医師不在の無医地区で、医療体制が十分でない地域への健康サポートの手段として注目を集めそうだ。

 北村地区は高齢化率が約30%と高く、2008年3月に診療所が閉鎖されて以降は医療機関がない状態が続いている。市は医師確保に向けた努力を進めているが、医師不足を背景に確保が難しいのが実情だ。

 そのため、市は今年度から北村支所にテレビ会議システムを備えた健康相談コーナーを設置し、電話相談などの健康サポート事業を始めた。さらに支援を推し進めようと、北大大学院保健科学研究院などと協力し、総務省の研究開発費を活用して新事業に取り組む。新事業には健康機器メーカーやドラッグストアなども参加する。

 具体的には、健康機器メーカーが開発した日々のエネルギー消費量などのデータを蓄積できる小さな活動量計が住民30〜50人に配布される。蓄積したデータを基に、保健師が運動を促すなど生活サポートや健康相談に応じる。

 来年度には高機能の家庭用ゲーム機を試験配布して、ゲーム機と自宅のテレビを通じて簡単にデータをやり取りしたり、保健師らからテレビ会議でアドバイスを受けられるようにしたりする。独り暮らしの高齢者の安否確認にもつなげたい考えだ。

 岩見沢市は「高齢化が進んだ豪雪地域だけに、在宅で自分の体の状況をチェックできるシステムの構築が必要だ」としている。

(2012年10月4日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20121003-OYT8T01721.htm

1809名無しさん:2012/10/05(金) 17:49:15
2012年10月5日15時35分
熊本大、研究医養成へ 「柴三郎プログラム」 目指すは北里柴三郎!

 熊本大が基礎研究医の養成に力を入れる。高校生に医学研究を体験させたり、大学で大学院の単位取得を可能にしたりして、大学院での研究者を増やすのが狙いだ。破傷風菌の純粋培養法を確立したことなどで知られる小国町出身の北里柴三郎のような人材を育てようと、「柴三郎プログラム」と名付けた。

 熊大医学部などによると、大学卒業後に医療機関での臨床研修(2年以上)が2004年から義務化されたが、研修後に大学院に進んで研究を続ける人は全国的に減少しているという。

 このプログラムの実施にあたり、熊大医学部は同学部に入学実績のある県内の高校に呼びかけ、8月に説明会を開いたところ46人が参加した。高校生はネズミの手術やIPS細胞にふれるなどの体験をし、このうち8人が放課後や週末に大学で研究を続けているという。同大は「研究の機会や設備の提供で研究心を植え付けたい」という。

 同プログラムでは、医学部で大学院の単位を取得する飛び級を可能にしたり、選考の上、大学院の入学料と2年間の授業料計130万円を免除したりする。こうした環境作りで高校、大学、大学院で研究を継続しやすくし、研究医の育成につなげるという。

 医学部の入試では14年から面接も導入し、人物面も評価対象にする方針だ。医学部の富沢一仁教授は「北里柴三郎博士のように人類に恩恵を与え、世界で活躍する研究医師の育成を目指したい」と話す。

 問い合わせは事務局(096・373・5051)。
http://www.asahi.com/edu/news/SEB201210050016.html

1810名無しさん:2012/10/06(土) 12:56:56
DNA一致なら殺人容疑で警察医を再逮捕。4人惨殺立証へ
05/10/2012

警察医のスパット容疑者が所有するペチャブリ県の果樹園で使用人を少なくとも4人惨殺したとされる事件で、警察の担当者はこのほど、「これまでに果樹園で見つかった白骨化遺体の身元がDNA鑑定で明らかになりしだい、容疑者を殺人容疑で再逮捕する」と述べた。

果樹園で地中から見つかった白骨化遺体は3体。そのうち1体は、関係者の証言から、ミャンマー人の男性とみられているが、DNA鑑定のために親族がミャンマーからタイに来ている。この鑑定で被害者が特定できれば、殺人容疑で逮捕できるという。

なお、警察はタイ人の使用人夫婦も容疑者に殺害されたとみているが、先のDNA鑑定では、白骨化遺体のいずれにも合致しなかった。このため、再度の鑑定が現在行われている。

http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=702

1811とはずがたり:2012/10/08(月) 22:28:01

ジョン・ガードンは何した人?

山中・京大教授にノーベル賞…iPS細胞作製
2012年10月8日(月)20:38
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20121008-567-OYT1T00570.html
(読売新聞)

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製した京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)と英国のジョン・ガードン博士(79)に贈ると発表した。

 体の細胞を人為的な操作で受精卵のような発生初期の状態に戻すことができることを実証し、再生医療や難病の研究に新たな可能性を開いた点が高く評価された。山中教授は、マウスのiPS細胞作製を報告した2006年8月の論文発表からわずか6年での受賞となった。

 日本のノーベル賞受賞者は、10年の根岸英一・米パデュー大学特別教授、鈴木章・北海道大学名誉教授(化学賞)に続いて19人目。生理学・医学賞は1987年の利根川進博士以来、25年ぶり2人目。

 授賞式は同賞の創設者アルフレッド・ノーベルの命日にあたる12月10日、ストックホルムで開かれる。賞金の800万クローナ(約9500万円)は2人の受賞者で分ける。

 ◆山中伸弥(やまなか・しんや)=1962年9月4日生まれ。大阪府出身。神戸大医学部卒。大阪市立大助手、奈良先端科学技術大学院大助教授、教授を経て、2004年10月から京都大教授。10年4月から同大iPS細胞研究所長。07年から米グラッドストーン研究所上席研究員も務める。

1812とはずがたり:2012/10/08(月) 22:29:14
なるほど。そういう人か。

山中氏にノーベル賞=iPS細胞開発―医学・生理学賞、日本人25年ぶり
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-121008X846.html
2012年10月8日(月)21:46

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル医学・生理学賞を、体のあらゆる細胞に変わる能力を持つ万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を世界で初めて開発した山中伸弥京都大教授(50)と、約50年前に万能細胞の実現可能性を初めて実験で示した英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士(79)に授与すると発表した。

 皮膚などの細胞に3〜4種類の遺伝子を導入して「初期化」したiPS細胞は、さまざまな種類の細胞に変化することができ、ほぼ無限に増殖する。難病患者からiPS細胞を作れば原因解明や新薬開発に役立つほか、将来は脊髄損傷患者にiPS細胞から作った神経細胞を移植して再び歩けるようにするなど、再生医療の実現が期待されている。

 日本人のノーベル賞受賞は、10年の鈴木章北海道大名誉教授(82)と根岸英一米パデュー大特別教授(77)の化学賞以来。米国籍の南部陽一郎米シカゴ大名誉教授(91)を含め、計19人となった。医学・生理学賞は、利根川進米マサチューセッツ工科大教授(73)が1987年に受賞して以来、25年ぶり2人目。 

[時事通信社]

1813とはずがたり:2012/10/08(月) 22:30:32

「本当の貢献、これから」=山中さん、笑顔で会見―京大
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-121008X868.html
2012年10月8日(月)21:23

 iPS細胞の開発でノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大教授山中伸弥さん(50)は午後8時から京大で記者会見し、「iPS細胞は新しい技術。仕事は終わっておらず、本当の医学への貢献をこれから実現させなければいけない」と笑顔で決意を語った。

 iPS細胞を使った新薬の開発や治療は実用化に至っていない。山中さんは「まだ受賞はないと思っていた」と振り返り、「これからの発展への期待の意味が大きいと思う。速やかに現場に戻り、研究に取り組みたい」と意気込んだ。

 また国の研究費支援に感謝し、「私は無名の研究者だった。国の支援がなければ受賞できなかった。日本という国が受賞した」と話した。

 ノーベル財団からの受賞決定の知らせは、大阪市内の自宅で受けた。「洗濯機が音を立てており、直そうと思って座り込んでいた時に携帯電話が鳴った。受賞がピンと来ず、ぼうぜんとした」と笑った。

 山中さんは午後7時20分すぎ、タクシーで京大キャンパスに到着。記者団から「おめでとうございます」と声を掛けられると軽く黙礼し、やや緊張した面持ちで会見場に向かった。 

[時事通信社]

1814名無しさん:2012/10/08(月) 22:37:15
「また京大か」と嘆く鉄門をはじめとする東京大学

1815名無しさん:2012/10/08(月) 22:42:03
>>1811
>ジョン・ガードンは何した人?

私が調べれば分かるけど、私的に興味なし

1816名無しさん:2012/10/08(月) 22:46:03
ジョン・B・ガードン (John Bertrand Gurdon, 1933 – ) - イギリスの生物学者。ケンブリッジ大教授。2012年に山中伸弥と共にノーベル生理学・医学賞を受賞。

1817とはずがたり:2012/10/08(月) 22:58:02
東大はノーベル賞輩出している(特に文学と平和は独壇場)けど阪大が未だで焦ってるみたいな話しは聞きました。

>>1812のなるほどは>>1812の↓に対してのものです,
>約50年前に万能細胞の実現可能性を初めて実験で示した英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士(79)

1818チバQ:2012/10/09(火) 23:18:17
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121009-OYT1T01125.htm
救急車出動せず大学生死亡…市側は争う姿勢

119番通報をしたにもかかわらず救急車を出動させず、山形大2年の大久保祐映(ゆうは)さん(当時19歳)が死亡したとして、大久保さんの母親が山形市に約1000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、山形地裁(石垣陽介裁判長)であった。市側は請求棄却を求める答弁書を提出し、「業務は適正だった」と争う姿勢を示した。救急車を出動させなかった市消防本部の判断の是非が争点となる見通しだ。

 大久保さんは埼玉県の実家を離れて市内で一人暮らしをしており、訴状などによると昨年10月31日、自宅で吐き気などを感じ、119番した。しかし、消防職員は「タクシーとかで(医療機関に)行きますか」などと応対し、救急車を出動させなかった。大久保さんは11月9日、自宅で遺体で見つかった。病死の疑いがあり、原告側は「救急車を出動させなかった判断は誤り」と主張している。

 一方、市側は答弁書で、嘔吐(おうと)したかや自分で歩けるかなど6項目からなる「受理票」を用いて、総合的に出動を判断するシステムになっていると主張。その上で、通報時の大久保さんについては「弱々しい声ではなく、生命に危険が迫っている可能性は認識できなかった」などと反論した。

(2012年10月9日19時36分 読売新聞)

1819名無しさん:2012/10/11(木) 14:38:19
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121010/crm12101011580005-n1.htm
腎臓取り違えの医師に罰金 栃木
2012.10.10 11:58
 栃木県小山市の小山簡裁は10日までに、小山市民病院で2010年2月、手術で左右の腎臓を取り違えて摘出したとして、業務上過失傷害罪で略式起訴された執刀医だった男性医師(50)=同県下野市=と執刀補助の男性医師(42)=下野市=に、それぞれ罰金100万円と同30万円の略式命令を出した。2日付。

 小山区検は、罰金が納付されたかどうか明らかにしていない。

1820とはずがたり:2012/10/12(金) 12:33:00
どうなってんのかね?!

朝日新聞デジタル
2012年10月12日11時27分
「初のiPS臨床応用」 読売新聞報道、大学は関与否定
http://www.asahi.com/science/update/1012/TKY201210120122.html?tr=pc

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った臨床応用を、米ハーバード大の日本人研究者らが世界で初めて行ったと、読売新聞が11日付朝刊で報じた。ハーバード大学や関連病院の4施設は11日夜、この人物とは現在、関係はなく、「彼に関係するいかなる研究も承認していない」とする声明を発表した。

 読売新聞の11日付朝刊1面によると、東京大学客員研究員の森口尚史・米ハーバード大客員講師らが今年2月、iPS細胞から心筋細胞を作って、重症の心不全患者6人に移植する世界初の臨床応用を行ったとしていた。この臨床応用は、ハーバード大の倫理委員会から「暫定承認」を得たもので、米国の国際会議で発表するほか、英科学誌ネイチャー・プロトコルズ電子版で近く論文発表するとしていた。

 これに対し、ハーバード大は11日の声明で「森口氏は1999年から2000年まで(1カ月間)は研究員だったが、それ以降、関係していない。大学や病院の倫理委員会は、彼に関係するいかなる臨床研究も承認していない」と説明した。大学の関連病院のマサチューセッツ総合病院の広報担当者も朝日新聞の取材に「ニューヨークの国際会議で報告したとされる彼の研究は当病院でなされたものではない。彼の仕事について話せることは何もない」と話した。

 また、森口氏がこの臨床応用を発表するとしていた国際会議の会場に、森口氏は研究成果のポスターを掲示していたが、国際会議を主催する「ニューヨーク幹細胞財団」の広報担当者は11日、「ポスターは取り外した。森口氏はここにはいない」と朝日新聞の取材に語った。

 理由について同財団は「森口氏のポスター掲示にハーバード大学から合理的な疑義が寄せられたため」としている。広報担当者によると、ウェブで参加登録をした研究者は誰でも、ポスターを示して研究成果を説明することができるといい、審査などはないという。

 森口氏は11日、朝日新聞の取材に応じ「マサチューセッツ総合病院で、iPS細胞を使った臨床応用に世界で初めて成功したのは事実」としながら、心筋細胞の移植はだれが行ったのかなど、具体的な説明は一切しなかった。

 また、森口氏が「論文を投稿する」と説明したネイチャー・プロトコルズの編集部は「該当する論文は受理されていない」としている。

■読売新聞、事実を確認中

 読売新聞は12日付朝刊1面(一部地域)で「iPS移植 発表中止」の見出しで、森口氏が発表する予定だった学会会場に現れなかったことや、ハーバード大が森口氏と協力関係にないと表明したことを報じた。

 読売新聞広報部は朝日新聞の取材に対し、関係者に事実関係を確認中としている。

 11日に「iPS細胞を使った移植手術を実施」などとする記事を配信した共同通信は「森口氏の学会でのポスター発表について本人に取材したうえで出稿した。国内研究者から疑義が出ていることや検証が必要であることなどをあわせて報道している」(総務局)と取材にコメントした。

1821名無しさん:2012/10/12(金) 15:31:33
>森口氏は(中略)医師の免許は持っていないという。

'12/10/12
iPSの臨床応用を否定 「治療実施」の病院

 体を構成するさまざまな細胞になる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った初の臨床応用をしたとの森口尚史もりぐち・ひさし氏の説明に対し、米マサチューセッツ総合病院とハーバード大は11日深夜、「森口氏に関連した治験が承認されたことはない。現在、両機関とも森口氏と関係はない」との声明を発表、正規の手続きを経た臨床応用が行われたことを否定した。

 森口氏はハーバード大客員講師を名乗り、総合病院で臨床応用を実施したとしていた。

 森口氏は同日までにロックフェラー大で開かれているトランスレーショナル幹細胞学会で治療の内容をポスターで発表した。だが、学会は「内容に疑義がある」として、ポスターを撤去した。12日は森口氏本人がポスターの前で、参加者らに治療内容を説明する機会も設けられていたが、予定の時間を過ぎても会場に姿を現さなかった。

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった山中伸弥やまなか・しんや京都大教授のiPS細胞をめぐり混乱する異例の事態となった。

 森口氏は共同通信の取材に、心筋細胞をつくり患者に移植したとし、「大学の倫理委員会を通すなど、きちんと手続きを経て研究を進めている。iPS細胞を作る手法が山中教授と違うと言われるが、私は私のやり方でやっていて、移植後も問題は生じていない」と説明していた。

 学会を主催する「ニューヨーク幹細胞財団」は声明で、研究について必要な承認を得るのは発表者の責任であり、財団は発表に疑問が生じた場合は(ポスターを)撤去する権利があると、撤去理由を説明した。

 森口氏は東京大病院特任研究員。東京医科歯科大で看護学を学び卒業、医師の免許は持っていないという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201210120086.html

1822とはずがたり:2012/10/12(金) 18:08:59

森口尚史
MORIGUCHI, Hisashi
http://kaken.nii.ac.jp/d/r/10334351.ja.html
http://www.ip.rcast.u-tokyo.ac.jp/member/moriguchi/moriguchi_01.htm

http://blog.livedoor.jp/nyussoku/archives/52057874.html
東大先端科学技術研究センター グーグルに残っていた1日前のキャッシュの魚拓
http://www.peeep.us/e8427805
現在
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/people/staff-moriguchi_hisashi.html

1823名無しさん:2012/10/12(金) 18:16:13
>>1822のリンク先より

>東京医科歯科大学大学院医学系研究科卒業後、

医科歯科(東京医科歯科大学、東医歯大)と言うより、日本国内の全大学の医学部の大学院には医学科卒(医師)でなくても入れるので、なんともコメントし難い経歴

1824名無しさん:2012/10/12(金) 18:22:26
医者の世界の経歴は「○○大学医学部医学科卒」から始まるもの。
その「○○大学医学部医学科卒」が、どのURLにも出ていないという不思議。

1825名無しさん:2012/10/12(金) 18:25:45
2012年10月12日18時2分
読売新聞のiPS報道、東京医科歯科大が否定

 東京医科歯科大は12日記者会見を開き、日本人研究者が同大と、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ってC型肝炎の新しい治療法を開発したとする読売新聞の2010年の報道について、「同大で研究実験を行った事実はない」と発表した。

 この研究者は、東京大病院の森口尚史特任研究員。11日付読売新聞は森口氏が、iPS細胞を重い心臓病の患者に移植する治療に成功したと報じたが、森口氏が客員講師を務めていると自称する米ハーバード大などは11日、「彼に関するいかなる研究も承認していない」との声明を発表している。

http://www.asahi.com/science/update/1012/TKY201210120336.html

1826名無しさん:2012/10/12(金) 18:27:47
iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(1)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012010.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(2)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012022.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(3)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012023.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(4)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012024.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(5)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012025.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(6)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012026.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(7)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012027.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(8)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012028.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(9)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012029.html

1827名無しさん:2012/10/12(金) 18:32:12
マスコミは「どこの医学部医学科を卒業しましたか?」と聞けばいいのに。
氏が「云々大学院修了」と答えてきたら、「大学院の以前の経歴をお聞かせください」とでも言えばいい。

1828名無しさん:2012/10/12(金) 19:07:14
>>1826
しどろもどろなインタビュー

Q「手術をしたってことは間違いないですか?」
A「それはそうなんですけど」

1829名無しさん:2012/10/12(金) 19:09:39
>>1826
Q「どういった資格をもったうえで手術をされたのか?」
A「(沈黙)」

1830名無しさん:2012/10/12(金) 19:13:53
>>1826続き

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(10)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012030.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(11)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012031.html

1831名無しさん:2012/10/12(金) 19:32:30
>>1826

Q 「Physician Assistant の資格をお持ちなんですよね」 「おっしゃってましたよね」
  「どちらの州発行ですか」 「それだけでも教えていただけませんか」


A「………………………(沈黙)………………………………」

1832名無しさん:2012/10/12(金) 19:41:59
“iPS細胞疑義”別の研究でも
10月12日 17時53分

日本人研究者が、iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を世界で初めて実施したとする発表について、アメリカの国際学会が信ぴょう性に疑いがあるとしている問題で、東京医科歯科大学は、12日午後5時から記者会見を開きました。
この中でこの研究者が、おととし大学のグループと共に、iPS細胞を使ってC型肝炎の治療薬の効果的な組み合わせを見つけたと報道されたことについて、大学ではこうした実験や研究を行った事実はないと発表しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121012/k10015704031000.html

1833名無しさん:2012/10/12(金) 19:58:00
記事の研究「事実ない」=iPS細胞で東京医科歯科大

 iPS細胞の心筋移植問題で、東京医科歯科大学は12日、日本人研究者森口尚史氏がiPS細胞を使って、C型肝炎の薬の効果的な組み合わせを発見したとする2010年5月の読売新聞の報道について、同大で研究を行った事実はないと発表した。(2012/10/12-18:11)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2012101200746

1834名無しさん:2012/10/12(金) 20:09:10
http://www.youtube.com/watch?v=hGMXE3AEt48 TBS News-i チャンネル

せめてそのときにアメリカにいた証拠としてパスポートの入国記録を見せてもらえないかと報道陣が再三聞いてみましたが森口研究員はこれを拒んでいます。

1835名無しさん:2012/10/12(金) 20:18:34
>>1830続き

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(12)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012032.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(13)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012033.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(14)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012034.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(15)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012035.html

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(16)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012036.html

1836名無しさん:2012/10/12(金) 20:38:32
森口氏“医師免許はない”と説明変更
10月12日 18時7分
iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を世界で初めて実施したと発表した日本人研究員、森口尚史氏は、当初、NHKの取材に、「自分は医師で、アメリカの医師の資格も持っている」と説明していました。
しかし、11日夜に改めて確認したところ、説明を変更し、「医師免許はないが看護師の免許は持っている」などと話しました。

アメリカのハーバード大学などによりますと、森口氏は、1999年から翌年にかけての一時期、ハーバード大学の関連病院、マサチューセッツ総合病院に在籍していました。
また、東京大学によりますと、森口氏は、平成14年から21年にかけて先端科学技術センターの特任助教授や特任教授、そして平成22年からは付属病院の特任研究員として在籍しています。
一方、森口氏は当初、NHKの取材に対し、「東京大学の特任教授で、ハーバード大学の客員研究員も兼任している」と述べていました。
さらに、「自分は医師で、アメリカの医師の資格も持っている」としたうえで、実際に「マサチューセッツ総合病院で重い心臓病の34歳の男性患者にiPS細胞から作った心筋細胞を『私が』心臓に注射して移植を行った」と説明していました。
しかし、日本時間の11日夜遅く、改めて確認したところ、説明を変更し、「医師免許はないが、看護師の免許は持っている。アメリカでは、医師の指示の下で医療行為を行う助手の資格はあり、実際に細胞を移植する注射を行った」と話していました。
.取材に“なぜ大学や病院は否定するのか”
森口氏は現地時間の11日、滞在先のニューヨークのホテルでNHKの取材に応じました。
森口氏は、アメリカの国際学会から研究内容について疑義が示されたことについて、「なぜハーバード大学や手術を行った病院が、臨床研究の申請を受け付けていないと否定しているのか、全く分からない。移植に関するデータなど証拠はすべて日本にあるため、今は移植の実施を証明することはできないが、落ち着いた段階で一緒に研究を続けてきたアメリカの研究者とも連絡を取り、説明をできるようにしたい」と述べました。
そのうえで森口氏は「iPS細胞から変化させた細胞をヒトに移植したことは間違いない」と述べ、実際にiPS細胞を使った治療を実施したと改めて主張しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121012/k10015705051000.html

1837とはずがたり:2012/10/12(金) 20:56:46
何処迄がホントでどこからが嘘なんですかねぇ?!
確定的に嘘で塗り固めたっぽいですが,企業からカネとって東大の特任教授になれたとかの経歴は本当でしょうし(科研費のデータベースだし)

1838名無しさん:2012/10/12(金) 20:56:49
“移植実施”報道の2社が見解
10月12日 20時16分

日本人研究者が、iPS細胞を使ったヒトへの細胞移植を世界で初めて実施したとする発表にアメリカの国際学会が疑義を示している問題で、移植が実施されたと報じた読売新聞と共同通信は、記事などで今回の問題についての見解を明らかにしました。

このうち読売新聞は、12日の夕刊で、「報道した内容に間違いがあれば正さなければならない」として、取材経過を詳しく見直すとともに事実関係の調査を行い、結果を公表するとしています。

この中で取材経過については、記者が事前に森口尚史氏から論文の草稿や移植手術の動画とされる資料などの提供を受け、数時間に及ぶ直接取材を行ったうえで記事にしたと説明しています。

また、共同通信は、事実無根の可能性が高いと判断したとして検証記事を配信することにしています。

共同通信の吉田文和編集局長は「研究データの点検など裏付け取材を十分尽くさず、誤った情報を読者にお伝えしたことをおわびします。今回の取材を検証し、今後は正確な報道に努めます」という談話を発表しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121012/k10015709441000.html

1839名無しさん:2012/10/12(金) 21:04:01
ニュースのポイント

>>1836
>森口氏“医師免許はない”と説明変更

>森口尚史氏は、当初、NHKの取材に、「自分は医師で、アメリカの医師の資格も持っている」と説明していました。しかし、11日夜に改めて確認したところ、説明を変更し、「医師免許はないが看護師の免許は持っている」などと話しました。

1840名無しさん:2012/10/12(金) 21:19:08
>>1835続き

iPS細胞を患者に注入と主張の森口氏を直撃(16)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012036.html

1841名無しさん:2012/10/12(金) 21:23:27
共同通信がおわび=iPS臨床「裏付け不十分」

 iPS細胞の心筋移植問題で、米国で森口尚史氏が初の臨床応用を実施したとする記事を配信した共同通信社は12日、「誤った情報を読者にお伝えしたことをおわびします」とする吉田文和編集局長のコメントを発表した。

 コメントは「研究データ点検など裏付け取材を十分尽くさず、臨床研究が行われたとの誤った情報を読者にお伝えしたことをおわびします。今回の取材を検証し、今後は正確な報道に努めます」などとしている。

 同社は11日、「内容の検証が不可欠」と指摘した上で、森口氏の「成果」を報道。配信記事は複数の地方紙に掲載された。(2012/10/12-20:18)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2012101200914

1842名無しさん:2012/10/12(金) 21:55:12
【iPS細胞移植】
東京医科歯科大、平成22年の読売新聞報道を否定
2012.10.12 20:47

iPS細胞の心筋移植問題で険しい表情で会見する東京医科歯科大学の佐藤千史教授(左)=12日午後、東京都文京区の東京医科歯科大(矢島康弘撮影)

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の臨床応用問題で、東京医科歯科大学は12日記者会見し、森口尚史氏と同大がiPS細胞を使ってC型肝炎の治療法を見つけたとする読売新聞の平成22年の記事について、「このような実験及び研究が行われた事実はない」と発表した。

 この記事は、同年5月1日付朝刊(大阪版)の「iPS活用 初の創薬」という記事。ヒトのiPS細胞などを使って、C型肝炎を治療する効果的で副作用も少ない薬の組み合わせを見つけ出すことに、森口氏と同大が成功したと伝えた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121012/crm12101220480030-n1.htm

1843名無しさん:2012/10/12(金) 22:09:59
●1995年に東京医科歯科大修了 (看護学。 修士?)
  ↓

●大学出たばかりなのに、 1996年に 医療経済研究機構 「調査部長」
    (厚生労働省の天下りが指摘されてる団体)
  ↓

●1999年 東京大学先端研で 客員教授
  なぜか 「第一製薬」 の寄付による研究に従事
  ↓

● 2007年、東大で博士号。
    しかし、博士論文の審査責任者(主査)がなぜか 論文の共同執筆者 w



こんなの、まったく、ありえない。

なんかバックがあるよ、この人。 たぶん、官僚と企業の利権がらみ。
親が官僚とか製薬会社とかそんなだと思う。

1844名無しさん:2012/10/12(金) 22:18:42
(国立大学・旧二期校)東京医科歯科大学(通称:医科歯科)は医学部医学科だけは東大理Ⅲに匹敵する難関校なのに、たった一人の看護師(“非”医学科卒)が評判を落としてしまった。

1845名無しさん:2012/10/12(金) 22:53:56
「人への臨床研究」は事実無根 / 米大学がiPS移植主張を否定

 【ニューヨーク共同】米ハーバード大や関連病院は11日、「同大学に在籍し、大学などの審査を受けた上で人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋にして移植した」とする森口尚史氏の主張を全面的に否定し、世界初とされたiPS細胞の人への臨床研究は事実無根だったことが分かった。

 倫理委員会による承認や、詳細な手順書作りが必要な最先端医療を、大学が審査、承認せずに在籍もしていない研究者が実施するのはほとんど不可能。治療行為も実施していない可能性が濃厚となった。

 森口氏は、これまでの共同通信の取材に対し「iPS細胞を心筋細胞に成長させて移植する治療を6人の患者に実施した」などと説明。

2012年10月12日 20時31分
http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2309504.article.html

1846名無しさん:2012/10/12(金) 23:00:47
某自称研究者に関する纏め
>>1820-1845


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