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高経大がわかるプログ・サイトPart2

1凡人:2017/07/08(土) 07:06:57 ID:vq4jwV7U0
60周年を迎えた高経大。その歴史は凄まじく湾曲している。凡人は高経大の在り方や伝統に大きな疑問を投げかける一人である。その疑問は主に民主主義に関してである。世界の大学、殊に著名大学を見渡せば学問の最高学府と民主主義の間には正の相関関係がある。それは教養が多少ある者なら理解されるし、否定できない。たとえば日本の例を取ると京都大学が「自由・民主主義・リーダーシップ」のスーチー女史を招き、名誉博士号を授与(2016/11)の記事が記憶に新しい。ところがそうなっていないのが高崎経済大学と言える。ではどうなっているのか?次の120周年を輝かしいものにするのか、それとも今のままの地方の滑り止め大学に留まるのか。大学発展をどう実現可能にしたら良いかがその底辺をなす。高経大の姿をなんら隠さず、直視するのがこのスレの役割となろう。

前スレ
高経大がわかるプログ・サイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/3750/1303996264/

2凡人:2017/07/08(土) 07:56:23 ID:vq4jwV7U0
「圧殺の森」とは要するに?

昭和四十四年六月六日(金曜日)
国会 法務委員会の委員(東大出身)の発言

「高崎経済大学は、もちろん高崎市の市立の大学だ。市立の大学はそうあまりないようでありますけれども、なかなかいい成績をあげているところもあるが、この高崎経済大学は、いままで問題が多かったように聞いております。かつて新聞に二、三年前にも出ましたけれども、市立大学というような関係から、市長はじめ市のいろいろな有力者等からいろいろ頼まれて、裏口入学等の問題がたくさん出た。そして大学の設置基準にも非常に違反をしておる。定員は一学年二百人、四学年で八百人ぐらいが設置基準だそうでありますが、それが三倍にも四倍にもふくれて、たくさん入学を許しておる。いわゆる裏口入学というものが非常に多かったので、学生の純真な正義感を呼び起こして、これが当初の高崎経済大学の紛争のもとになったということは御承知のことと思うのでありますけれども、その当時の紛争は、結局学生の大量処分、あるいは刑事問題としての起訴、裁判というようなことで、退学になりあるいはそのほかの処分を受けた人が相当おったようであります。しかもまた、大学の教授会でもいろいろ問題になり、結局教授の人たちも、そのうち八人くらいはとうとう大学を去る、こういう結果になって、教育の府、研究の府としての大学に最もふさわしくないあり方をしてきた大学だという印象を私は持っておったのでありますが、それがそういう形で一応終息をした。いわゆる大学紛争としてはおそらくいまの大学紛争のはしりであり、しかもいまの一般的な大学紛争とちょっと変わった、市長をはじめ学長等の方針でむしろ逆にゆがめられたような学校経営であったというようなことから紛争が巻き起こって、それが弾圧をされて、それで一応解決したという形になったものだそうであります」

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/061/0080/06106060080019c.html

3凡人:2017/07/08(土) 08:28:01 ID:vq4jwV7U0
「圧殺の森」-過去の高経大学生たちの勲章
----演劇や文学や映画へのススメ。

「圧殺の森」にある学生たちがとった行動はまったく正当性があることが分かる。それは高経大生の過去の勲章と凡人は誇りに思う。そして唯一他の大学に自慢できる高経大のレガシー。「人間の証明」という言葉が一時むかし流行ったが、凡人は圧殺の森は「学生の証明」だと言いたい。それもそうだろう。どんな良識や教養のある大学レベルの学生や教員が自分らの大学学長と暴力団組長の馴れ合いや公然と不正入学が行なわれている現実を目の前にして、目を瞑っていられるというのか。暴力団追放運動とも共通できる昨今の問題でもある。

演劇や文学や映画にすれば面白いなと凡人は思う。

それを取り巻いていた環境はまったく善や正義を愛し、強き者の悪を挫く日本の映画界の好んでつかうテーマに一致している。また民主主義の大切さやそれを守ることをテーマに描けばハリウッド映画業界だって関心をもつであろう。そうした激動の時代に生きた高経大生。フィクション化した主人公をつくり、運動に参加した主人公が持ったであろう退学処分という脅迫や苦しみ。それを耐えた生き様や愛や人生や郷里の親たちの反応などを織り込んで、現在にいきる若者たちにも共感する物語り。白けた世代と対照させた場面、ミュージックビデオを思わせる音楽のビートと場面の融合、また美しい情景やデモ風景や警察との小競り合いの紛争場面と光景は様々。素晴らしい一大巨編になるだろう。

4凡人:2017/07/14(金) 10:09:47 ID:vq4jwV7U0
日本教育学会をはじめ、教育学に関係のある17の学会が6月16日、「政府の教育勅語答弁に関する声明」を発表した。・・・・声明文の中では、「教育勅語は、戦前・戦中に君主たる天皇が『臣民』に対して国体史観に基づく道徳を押し付け、天皇と国家のために命を投げ出すことを命じた文書」であるとし、「歴史的資料として批判的にしか使用できないものであり、普遍的価値を含むものとして肯定的に扱う余地はまったくありません」などとしている。

その声明文になんら異議をもたない凡人。民主主義が理解できないか、時代が読めない高崎経済大学にあってはどうか。その大学経営や運営をコントロールしている「思想選別」された理事・教員たちが持っている教育に関しての考えが、この記事から読み取れて面白い。当たらずと雖も遠からずである。

今の民主主義憲法下では国民は権利と義務を持ち、それはコインの両サイドのようなもの。教育勅語あるいは道徳論を持ち出すが、その中味は天皇と国家権力に有利に働く偏向した価値観であり、国民の真の幸福追求を体現したものではない。そのコアは民主主義と真っ向から対抗する価値観である。ところが今の日本は戦前の社会ではない。民主主義憲法を持つ今。そうした社会では教育勅語あるいは道徳論は場違い。まったく普遍的ではないのである。外国生まれの人口が日本の都市部を中心に増え、住民人口にしめる割合が高まっている。群馬県も然り。自治体はその人口を維持するためにも、外国人の移住を歓迎している。現在は少数ということで外国人の要求は満たされていないが、近い将来無視できないものになるであろう。そういう将来の動向、住民全員参加を可能にする民主主義の存在の意義はこれからますます大きくなると言わざるを得ないだろう。
*****
【解答乱麻】
「教育勅語」は教育に悪影響のみを与え、肯定的に扱う余地のまったくないものか
2017.7.12 08:30 日本漢字能力検定協会代表理事会長・高坂節三、

今も教育勅語を教育理念の柱と考え、大切にしている国民は多い。

 日本教育学会をはじめ、教育学に関係のある17の学会が6月16日、「政府の教育勅語答弁に関する声明」を発表した。

 先の国会で政府が、「教育勅語には普遍的な価値が含まれており、日本国憲法及び教育基本法等に反しないかぎり教材として使用できる」とした答弁に対するものである。

 これに対して、声明文の中では、「教育勅語は、戦前・戦中に君主たる天皇が『臣民』に対して国体史観に基づく道徳を押し付け、天皇と国家のために命を投げ出すことを命じた文書」であるとし、「歴史的資料として批判的にしか使用できないものであり、普遍的価値を含むものとして肯定的に扱う余地はまったくありません」などとしている。

 本当に教育勅語は、明治維新以後の教育に悪影響のみを与え、肯定的に扱う余地のまったくないものであろうか。

 明治の日本は独立を守るため、富国強兵政策のもと、伝統文化を守りつつ、西洋の技術や制度を積極的に取り入れ、急速な経済発展や識字率向上など教育改革を果たした。

5凡人:2017/07/14(金) 10:13:19 ID:vq4jwV7U0
 経営学者、ピーター・ドラッカーは、その著『マネジメント』の中で「日本はかつてきわめて貧しく、農業を主とした国で厳格な階級と身分に縛られていたが明治維新から30年後、近代国家となり、…同時に、日本は、字の読めない人が事実上、一人もいない最初の国になったのである」と、明治時代の日本を評価している。

 明治天皇は地方巡幸などで積極的に学校訪問をされた。「教育に対する天皇の好みは保守的であった。…しかし同時に天皇は、伝統的な学問だけでは近代世界に不十分であることに気づいていた」(ドナルド・キーン『明治天皇』)のである。

 そして「本邦固有の道徳を涵養(かんよう)する」(同上)とされたご意向に沿って作成されたのが「教育勅語」である。

 起草にあたった一人、当時の法制局長官、井上毅は、その徳目が日本に特殊なものでなく、広く諸外国に通用する普遍的なものであるかどうかを確かめるために、『武士道』を編んだ新渡戸稲造の友人で、ルーズベルト大統領とも親しかった金子堅太郎に調査を求めた。

 金子は「教育勅語」の徳目がわが国固有の倫理の教えに基づきながら、世界に通用する普遍的なものであることを確認し、その成立の経緯を「世界に輝く教育勅語」というかたちで発表したのである(『金子堅太郎著作集第二集』)。

 われわれは、こうした「教育勅語」の形成された労苦や尽力を頭から無視してよいものであろうか。

 近代日本の歴史を切り開いてきた先人に対する畏敬の念を欠いてはならないと思う。

 もちろん、ピーター・ドラッカーも「明治の人にとっては日本の独立を守るという手段にすぎなかった軍事力が目的そのものにされてしまって、ついに日本に破局をもたらし、明治の世代が成し遂げた偉業をほとんど破壊してしまった」とも言っている。

 日本に「破局」をもたらした手段として「教育勅語」が悪用されたことを認めるに吝(やぶさ)かではないが、「国民を排外主義的・軍国主義的愛国心に使われた」として、明治の先達が苦労して、その徳目が世界に通じる普遍的なものにしようとした心意気とその内容(現時点からみれば、そのすべてが正しかったと言わないが)への評価までを無視するのが、「教育学を研究する者として、また大学等で教壇に立つもの」の真意、総意とは思いたくない。
                   ◇
【プロフィル】高坂節三

 こうさか・せつぞう 経済同友会幹事、東京都教育委員など歴任。平成23年春から漢検理事長で現在、代表理事会長。兄は政治学者の故高坂正堯(まさたか)氏。
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6凡人:2017/07/15(土) 09:32:12 ID:vq4jwV7U0
高崎経済大学:私立公立を問わず新生大学にどんどん追い越される創立60年の公立大学。

高経大は群馬の富岡製糸と言って良い。時代のニーズに応えられない無用の長物と化している。就職予備校として、今になっ同窓生に働きかけて就職に力を入れている遅い大学だが、4年制大学の本来の役目、研究機関として上手く機能していないのではないかと疑う。経済学部でも新しくできた地域政策学部でも民主主義がキチンと把握出来ていないと、はっきり言って将来が読めないだろう。例えば地域政策を取っても、地方活性化でも、地域民の全員参加が鍵を握る。文殊の知恵である。それを実現させるのが何を隠そう民主主義の精神に他ならないからである。第一、思想選別していれば優秀な教員が集まらないし、かりに教員として就任しても長く続くわけがない。2流3流の教員の集まりがどんなに大きく叫んでも、発言力にかなり限りがある。世界発信なんて言葉をよく聞くが、高経大が研究機関として世界発信なんて笑い種もいいとこである。今の高経大は世界で比べると短大レベルもいいところだからである。

似て非なるものは都留文科大学だろう。同じ公立の文化系大学で、同じ中期試験をもち、同じくらいの規模で、同じ頃生まれた都留文科大学。その大学には直属応援団の代わりに、チアリーダーがいる。都留文科大学執行委員会という自治会がある。学生大会があり、そこで執行委員長の選挙がある。高経大とははっきり言って違う。それをみても都留文科大学の大学運営や教員の学生に対する姿勢がうかがわれる。学生たちを大人として扱い、民主主義社会の一員として期待する姿勢を凡人はそこにみる。

高経大は学長が暴力団と関係したり、理不尽な「圧殺の森」の最悪の歴史を持つ。これは学生が悪いのではなくて、大学側が悪いのである。それは凡人の言葉ではなく、日本国の政策担当者が発言している事実である。思想選別された理事・教員たちによる大学経営は今も続いていると確信する。民主主義という言葉がブラックホールのように其処から出てこない。世界の名だたる大学であれば民主主義という言葉が耳にたんこぶができるほど会話によく出てくることからの凡人の印象である。またたとえば公立大学法人化され、最初の理事長に選ばれ、いまもその役職にある高木賢氏の選択。その経歴や大日本蚕糸会代表理事会頭という肩書から、どんな人物か頷ける。ご自分でお調べあれ。大学経営や教育にたいしてなんの経験を持たないど素人が突然理事長に抜擢される。誰が決めるのかさえはっきりしない恐ろしさ。またいまどき流行らない応援団というナチのSSを大学の直属としている点。応援団のイメージはどんなに理屈を捏ねようと暴力団のイメージと重なるし、思想も行動も近い。なぜ大学が応援団に力を入れているかその動機が怪しい。大学側が事あるごとに、学生をハンドピック。応援団団員が高経大の全学生の代表を務めるという具合だ。学生自治会・新聞会なし、学生大会もなし、よって何か事が起ると、ある学生は学生事務局に出向き怒鳴りちらすか、インターネットで匿名で気を晴らすという具合、とても原始的な大学の校風が見られて面白い。まるで高校以下である。それが高経大の学生運営であり、伝統である。
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7凡人:2017/07/15(土) 09:34:50 ID:vq4jwV7U0
こうした民主主義の都留文科と思想選別の高経大との違いはそればかりではない。いま何処の大学もグローバル化に力を注いでいるが、海外の大学との提携先やその規模を知れば、その大学の力の入れようや大学の格がはっきりわかる。世界への発言力だって読み取れる。都留文科大学のオフィシャルサイトを見よ。学生交換協定や学術交換協定を結んでいる大学が高崎経済大学と比べ物にならないほど多い。量ばかりではない。提携先に注目して欲しい。凡人の目を引いたのはUCLA、UCバークレーのカリフォルニア大学。アメリカでは一流大学で誉れ高い。また短期語学研修をとっても高経大より選択枝が多く、そこにハワイ大学という名が連ねる。日本人ならワクワクモノだろう。一方の高崎経済大学の相手先はなんとも言いようがない。都留文科大学の優れた面がそうしたグローバル化面でも見られるのである。それをとっただけでも高経大とは雲泥の差を感じる。そのことは何を意味するのか。凡人は推測する。いかに都留文科大学の教員が海外に精通し、高経大の教員が疎いか。多分高経大の教員は英語嫌いの集団と分析する。英語劣等感と狭小な思想偏向。それは正の相関関係があるように思う。高経大を例として、そういうテーマでの論文が生まれてもおかしくないのである。まあそこに付け加えると、他の大学との体裁や、あるいは市長の思惑で「国際学科」なるものをつくっても、グローバルに考える地盤がないので、なかなか目的に適った結果が得られないであろうと凡人は予想する。そのために雇ったたくさんの教授たちも日本人がほとんどで、はっきり言って、どんな英語の授業か疑問がある。また海外で学んだ日本教員であるが、しかも優秀なら尚更、民主主義のない高経大に留まるとはまったく考えられない。

国公立大学・進学のすすめと題した朝日新聞社メディアビジネス局が企画した掲載大学一覧のなかに都留文科大学の名前がある。「急速に進むグローバル化への対応、高大接続改革など、日本の大学が大きく変わろうとしている。大学入試制度改革をはじめとして、大学への関心がますます高まる中、国立大学改革プランや地方創生推進事業など、国公立大学に求められるものは大きい。国公立大学が持つ魅力や今後求められる使命、そして各大学が進もうとしている方向性について特集する。」という長い副題だ。そこに連ねる他の大学を列記すると宇都宮大学、大阪教育大学、九州大学、京都大学、熊本大学、首都大学東京、信州大学、筑波大学、東京海洋大学、東京工業大学、東京大学、東北大学、新潟大学、横浜国立大学、横浜市立大学。どれも日本を代表する錚々たる大学ばかりでみな大きな自治体にある。小さな町の山間にある都留文科大学がそこに名を連ねること自体にいささか驚く。ところで都留文科大学とは「鶴鷹祭」と名のつくスポーツ競技をする間柄の高崎経済大学はどうか。高崎市は市長の活躍で、今注目の有力自治体である。残念ながら高崎経済大学はココでは見当たらない。凡人は次のような質問をしたい。高崎経済大学のような大学経営や学生管理をいる大学がこの中にあるか?そう考えると日本の国公立大学では高崎経済大学がいかに大学教育界では異端であり、場違いな存在かがわかるというものであろう。私立公立を問わず後釜の新生大学にどんどん追い越される高崎経済大学の見えない姿がそこにある。

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都留文大 新学部定員330人
山梨日日新聞-Jun 29, 2017

文部科学省は29日、都留文科大文学部の初等教育学科と社会学科を改編し、教養学部を来年4月に新設する届け出を受理したと発表した。教養学部の ...
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8凡人:2017/07/17(月) 09:41:28 ID:vq4jwV7U0
宇都宮大学の名が前の記事に出ていたので、そこの学生自治会を調べてみた。するとこんな記事を見つけた。この記事をアメリカの中学生や高校生が見たら嘲笑するだろう。彼らのほうがキチンと民主主義を捉えているからだ。

「大学構内で政治活動することは、官庁舎や公営交通施設での政治活動と同じく禁止されていますので行いませんし、大学にはそれを許可する権限がありません」。なんじゃこれは?ここでいう政治活動の定義が分からない。政治を議論することだって広く言えば活動。凡人が前にもいったが、政治は人間の生活そのもので切り離すことはできない。当然広い意味での政治活動を意味するのだが。大学構内でそうした知的活動ができないのでは、そこを大学と呼ぶ価値があるのか。抗議集会やデモといったのも政治活動。日本の政治家がやる街頭宣伝はどうか?駅前で街頭宣伝をやっているのをよくテレビや新聞で見る。それはどれも施設の外だと言われれば、そうかもしれない。だがマイクロフォンでの大きな声は、建物の内部にもよく聞こえて、施設内外もあったものではない。笑。

この文章を読んで、政治活動を保障している現行の日本国憲法を理解しているのかな、いやそうした憲法が存在することさえ知らないのではないかと疑う。言論・思想・表現の自由。集会の自由。そうした自由は大学生なら理解していて当然と思うのだが。そして、もし民主主義を愛する学生なら当然、自身だけではなく、他人の自由も尊敬し、保護の対象としなければならない筈である。

日本は高校、よくて大学レベル。アメリカは大学院かPHDレベルが公共での日常。この文章から日本の大学レベルが分かって面白い。正しくないこと、理解されていないこと、無知さがいたるところにある。前にも言ったように、日本で生まれ育った大学教員でさえ、民主主義を理解している者がどれくらいいるのか大きな疑問をもつ凡人である。日本には、かなり少数だろうと予測する。頭で分かったつもりでも、それに関する立派な論文を仕上げても、実際に民主主義が働いている国を訪れ、肌で体験しないとなかなか理解まで到達しない。頭と現実には超えられない乖離があるからだ。長くなるので、別の機会を見つけて詳細する。

またよく、日本だと高校と大学は違うとか、そう大学の先生たちが真顔で新入学生を前に、オリエンテーションしている姿はアメリカではない。アメリカでは、大学は幼稚園・小学生・中・高校の延長だからだ。知の追及による知的学習活動は基本的に同じである。ただ上に進むほどより高度な頭脳の働きを要するという点が違い。日本は違う。日本の高校までの学習は暗記中心。権威や規律を教え、ルールを守ることの「躾け」に多くの時間がさかれる。よって教員の無知さが暴かれる議論は日本では避けられ、知の追求を目的のアメリカでは学生どうし、学生と教員との議論が活発に行なわれる。教員の質や知識の深さがそこで問われる。大学進学のために塾や参考書にどっぷりつかる日本の学生の姿。深い知識ではなく、上っ面だけの知識。著名大学の名前をブランドにプライドだけ高い大学生たち。民主主義がテーマの小論文や入試問題には模範解答があるので、それを暗記するだけで合格点ははじき出せる学生たちだが、目出度く大学生になった今でも、まったく民主主義が分かっていないという笑えない事実がここにハッキリ表れているのである。
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http://rentweb24.web.fc2.com/12465265/index.html
5/2/2016更新

宇都宮大学学生自治会
学生自治会の自己紹介

当学生自治会は、宇都宮大学の学生からなる学生自治会で、「宇都宮大学学生自治会」といいます。

宇都宮大学の学生による信任投票で過半数以上の信任を得ることが出来ました。

現在の主たる活動員は3人です。

佐賀大学学生自治会が始めた「手弁当学生自治会」の考えをさらにもっともっと発展させ実践しています。
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9凡人:2017/07/17(月) 09:46:54 ID:vq4jwV7U0
「手弁当学生自治会」とは、会費を徴収せず、学生自治会活動で各学生が使用する物は、各学生で持参することを規約に定めた学生自治会です。

当学生自治会は、絶対に会費を徴収しませんので、会費の詐取を目論むニセ学生自治会に注意してください。

大学構内で会費を徴収する行為は、大学が認めていませんし、そもそも、大学にはそれを認める権限がありません。

また、大学構内で政治活動することは、官庁舎や公営交通施設での政治活動と同じく禁止されていますので行いませんし、大学にはそれを許可する権限がありません。

国立大学の施設を政治活動に提供するというサービスは、国立大学の業務として不正行為であるとされているからです。

政治活動は無償で誰でも自由に出入りできる道路や公園で行うべきものであって、国立大学構内でするのは反則行為です。

大学構内で会費を集めていたり、政治活動を行っている学生自治会は、ニセ学生自治会です。

会費を頼らず有志が手弁当で活動する学生自治会は、学生自治会本来の姿であり、学生として誇れる活動であると考えています。

学生自治会は、大学構内いたるところで集まって活動しています。


反社会的勢力追放活動

会費の詐取や学生に寄生することを目論む暴力団等反社会的勢力の侵略に警戒しています。

指名手配ポスターにある「○○派」なども、元締めは暴力団等反社会的勢力と言われており、末端の工作員が見かけを変えているに過ぎません。

それら「○○派」は、暴力団の支配する地下社会での犯罪行為で生活の糧を得ていると言われており、ニセ学生自治会などによる工作活動を仕掛けてくるのは、そのためと言われています。

反社会的勢力は、偽左翼、偽右翼、偽平和団体、偽反核団体などの形で学生の前に現れ、学生を誘い易い市民運動スローガンを掲げて勧誘し、犯罪の共犯にしてしまうようです。

反社会的勢力の勧誘にかかると、その団体自身によって、暴力活動員として宣伝されることで、生活資金に困るように仕向けられ、闇金融や風俗業に囲い込まれる危険性があります。

反社会的勢力のニセ学生自治会は、サークルが主体で実施している活動に、勝手に主催者と名乗り出て看板を出し、無断で写真を撮り、一般の学生をニセ学生自治会の支援者として勝手に宣伝するという被害もあるようです。

反社会的勢力の活動を実力で妨害すると、悪徳弁護士が現れて、個人が提訴され、傷口が広がる結果になるようで、プロの犯罪組織に対抗するのは容易ではないようです。

講義室等を使用していても、反社会的勢力のニセ学生自治会は、本物のフリをして大学から使用許可を不正に得て、目的外使用することがあるらしいので注意が必要です。

活動の内容が反社会的勢力によるものと思われる怪しい活動には、近寄らないようにしましょう。


サークル活動と学生自治会の分離の推進

反社会的勢力の拡大に対抗するため、全国にある学生自治会の申し合わせにより、サークル活動と学生自治会活動を分離し、「学生自治会」と称する活動をサークル活動に一切近づけないことに、全力を尽くすことになりました。

これまで反社会的勢力に対抗する努力をしてきましたが、目立った活動をすると、反社会的勢力による生活困窮工作(バイト先に迷惑がかかる等)の危険があるため、有効な活動を打てずにいました。

サークルを主体とした活動に、「学生自治会」と称する勢力が近づくのを防止する活動に専念することが、学生自治会の活動として、反社会的勢力に対抗するのに最も効果的という判断となりました。


社会運動標榜ゴロ行為の禁止

学生の自主対応として、全国にある学生自治会の申し合わせにより、「社会運動標榜ゴロ行為」を行った学生を、学生自治会の会員資格について、無期限資格停止処分としました。

「社会運動標榜ゴロ行為」は、脅迫罪、恐喝未遂罪、威力業務妨害罪、偽計業務妨害罪などに該当する犯罪行為であって、学生自治会を構成する会員の行為として許されないことです。

「社会運動標榜ゴロ行為」を行った学生は、処分が解除されるまで、学生自治会会員としての正当な権利行使ができなくなりましたが、処分をうけた学生の一部は、また新たに「学生自治会」と称する「ニセ学生自治会」を結成する動きを見せていますので注意しましょう。
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10凡人:2017/07/18(火) 20:43:11 ID:vq4jwV7U0
■大学は民主主義の要塞であり矛先である。

共産主義や社会主義国の大学がどうなっているのかまったくわからないが、日本が属する自由主義国、自由社会であれば「民主主義」は共通語であろう。世界各国言葉は違っても、その内容を容易に議論できる。例えば「男女平等」について、世界どこでも議論のねたとなる。議会制民主主義が機能できるのも、地盤となる民主的な思考が地盤にあるからである。最高学府の大学の役割とは何か?真理の追求?学問的にはそうなるが、大学が民主主義の要塞として位置づけされる。教育の面で広く国民を啓蒙し、意識を高める矛先になっている。それがあるから民主主義が存続するのである。

■アメリカの場合。

アメリカは民主主義を標榜する。共産主義の信奉者を入国拒否する国である。一党独裁や私有権を否定するドグマの信者は暴力団員や犯罪者と同様の扱いである。アメリカで不正があれば裁判に持ち込む。最高裁で合憲か違憲が決まる。民主主義はアメリカの草の根で守られているのだが、その主力は市民団体とその理解者。そうした団体に弁護士などが多くかかわっている。アメリカにはたくさんの弁護士がいるが、民主主義と社会正義のために身銭をきって戦う活動家も大勢いる。そうした弁護士はプロボノといって、無料で相談や裁判での公判でも原告側に立って助けてくれる。

■高崎経済大学の民主化が、「痴呆化」から大学を救うこと。

大学教育界で学問的にも相手にされるようになるためにも、高経大の最高学府としての権威や信頼を取りもどすためにも必要だろう。前にも言ったが「政治」は人間特有のモノ。二人あつまれば、そこに政治が生まれる。つまりノンポリはまったく正常な学生を指していない。民主主義の議論は抽象的な議論。大学で学ぶ知識や概念や歴史観や世界観が要求される。そういうレベルでの議論が活発になることは、大学の知的活性化をもたらすことになるだろう。そのレベルでの議論ができて、それこそ「知の拠点」となることができると信じる。「あすなろ」や企業とのコラボやイベントにテントを張った出店等がニュースによくでるが、それはそれで悪いものではないのだが。それらがいかに成功したとしても、それは大学レベルではない。就職有利や社会勉強といったところで、高校や短大や専門学校の学生が市からの補助金や暇があれば、できないことではない。

■高経大経営陣の不正を正すにはどうするか、裁判で戦うのが一番。

高崎経済大学の経営の民主化は、その同窓会への運営の民主化をも含むものである。それによってはじめて、全員参加が事実上可能になる。それは学費を払う学生の権利であり、同窓会費をはらう同窓生の権利である。高経大の民主化は高経大の発展には欠かせないものとして位置づける。そう考えれば、ノンポリの学生でも関心は起るであろう。また中にはノンポリではなくて意識の高く、強い関心をもった在校生や卒業生だっているはずだ。また大学関係者ではなくても、公立大学法人として、憲法や教育基本法に抵触する行為を黙って見逃せない法律関係者や学会や市民団体が、また一般市民や国民もザラにいることだろう。まずは学生や卒業生有志が弁護士会に相談すべきであろう。「圧殺の森」のエピソードに、他大学からのカンパがあったとかなかったとか。カンパなんて今は古い言い方なのかもしれないが、ネットで寄付ファンドを立ち上げるのも面白い。

11凡人:2017/07/20(木) 00:40:30 ID:vq4jwV7U0
空き家について考える
/5 高崎経大生が寺子屋 /群馬
毎日新聞2017年7月11日 地方版

「0号館寺子屋」で大学生に勉強を教わる小学生=高崎市下小塙町の「0号館」で

Pic=農家改修「0号館」で児童に無料学習指導

 空き家を活用した高崎市の地域サロン「0(ゼロ)号館」で12日午後4時から、高崎経済大の学生が小学生に無料で学習指導などをする「0号館寺子屋」が開かれる。

 「地域住民と学生の交流のきっかけづくりに」と、地元の北部公民館(岡田節男館長)が学生たちに働き掛けての共同開催で6月28日に続き2回目。

 0号館は、高崎経済大の正門前の道路向かい側にあった古い養蚕農家を改修し、「学生と社会の境界線」として、学生が運営している。メンバー代表の長井佳歩さん(地域政策学部3年)は「地域の人たちに0号館の存在を知ってもらう第一歩として、小学生に来てもらえる企画を考えた」と話す。

 前回の寺子屋に参加した市立北部小学校4年、根岸泰誠さんは「わかりやすく勉強を教えてもらった。お兄さんたちとおしゃべりもできて楽しかった」と話している。問い合わせは、北部公民館(027・343・8042)。【増田勝彦】

12凡人:2017/07/26(水) 12:39:37 ID:vq4jwV7U0
高崎経済大学の「圧殺の森」はまだ終焉していない。
-これが高経大の正史-

■高経大応援団は思想集団であり、よって純粋な大学応援をする(*1)チアリーダーとは異なる。

日本の高校野球が好きで春夏とネットで試合をよく見ているが、よくそこに応援団やチアリーダーの姿が放映される。その高校生の姿はすがすがしいものだ。応援団というと学ランがイメージに浮かぶが、最近の応援では学ランの姿はあまり見掛けないようである。応援団と言えば高崎経済大学(高経大)の応援団があるが、最高学府としての学問や真理の追究よりも(*2)応援団に熱心な高経大の大学経営陣の頭の中身が気になるところ。高校野球の応援団のイメージが重なりあって、高経大がまるで高校みたいな大学と思えて仕方がない。公立大学では異端の右翼大学であるので、他の国公立と同じレベルで語っていいものか考えてしまう。それは凡人だけか?ところで(*3)高崎経済大学直属応援団はそうした高校野球の応援団と名前こそ同じであるが、生まれた背景が違う。組織図でみる限り、大学学長を筆頭に複数の大学経営陣が顧問として関わり、その資金は学生から集める学費の中からくるものであろう。もし過激派の中核派を思想的集団というならば、それと同じく高経大の応援団も思想的集団に他ならない。ユーチューブでのビデオで戦前の大学応援団の雰囲気が味わえる。高経大は戦後生まれだから、戦後の応援団。ところが高経大直属応援団は大日本帝国陸軍の高崎連隊を演舞や(*4)唄で讃え、それを自慢して止まない。また(*5)全日本学生応援団連盟に所属する他大学応援団とともに、高経大直属の応援団の名で、明治神宮に参拝している事実(団員たちの記事や新聞記事)から、戦前の大学応援団を模範にしていることは明白である。大学の目的(高崎経済大学学則第1条)にある
「真理と平和を希求する人間の育成」とあるが、大日本帝国陸軍の歩兵連隊への賛美とは真っ向から衝突しないのか。足利工大に新たに応援団が出来たのも、高経大の尽力のお蔭であることも記事で読んだ。ではその集団の思想の中味を明確にすると、どんなに否定しようとも(暴力団)右翼であることに間違いない。だから高経大の嘘偽りがない歴史である「圧殺の森」で、体育系部員と共に大学側の手先となって、学生運動を妨害したのも容易に理解できるというものである。

■「圧殺の森」と応援団

「圧殺の森」とは何であったのか?昭和四十四年六月六日(金曜日)、法務委員会の委員(東大出身)の国会での(*6)発言から読み取れる。その主旨は学生運動のそもそものキッカケは大学側の不正入試が大きな原因であること。大学側の悪行を明確にしている。「圧殺の森」の主役である学生たちの行動は純粋の母校愛と正義感から生まれた行動。当時としてはだれも理解できる行動。それを圧殺しようとした応援団や体育系運動部員。それらの行動様式を暴力団右翼と呼んでも、当たらずとも遠からずである。また当時の高崎市長が保守で、高経大学長が右翼思想の持ち主。学長が暴力団松葉会の幹部と腐れ縁の仲であること(ニュース記事)からも、そうした大学経営陣の伝統的体質が伺われる。大学側は「圧殺の森」で学生を大量処分し、反省どころかそれを存続させ、強化が図られて直属応援団なるものが生まれた。それを指して暴力団右翼と呼んでもまったく差し支えがないのではなかろうか。

■海外留学生と「圧殺の森」と応援団。

高経大の海外留学生は圧倒的に中国人や東南アジアからの学生が多い。もし「圧殺の森」の事件を中国人として理解しようとするのならば、規模は小さいが「天安門事件」のような学生の民主化運動と捉えても良いのではと思う。応援団は大日本帝国陸軍の歩兵連隊を崇めている。高崎連隊とはどんな軍隊かご存知かな。海外派遣と隣国侵攻した軍隊。フィリピンやその他での原住民の虐殺は戦後裁判になっているので、その詳細を知ることができる。高崎連隊に殺害された親戚が海外留学生の中にいてもおかしくない。そうした歴史を知ったとき、応援団がそうした高崎連隊を祭りあげている事実をどう思うのか。凡人は知りたいものだ。高経大は防衛大学校ではない。再び言うが大学という教育機関である。しかも中国や東南アジアから海外留学生を大量に受け入れている。そんなことが、なにも疑問の余地無く、大学生活の中で繰り返していることに何も感じないのか。日本の民主化に反し、当然平和を願う憲法や教育基本法に違反していることは言うまでも無い。
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13凡人:2017/07/26(水) 12:45:34 ID:vq4jwV7U0
■高経大の民主化は高崎の民主化に波及し、さらには群馬県政が未来を見据えた善政に変わる。

高経大を愛する者、高崎を愛する者、群馬を愛する者、民主主義を愛する者、暴力団を嫌悪する者よ集まれ。暴力団が暗躍する群馬。自民党王国の群馬にあって、「民主化」の地盤を足元から固めることがイメージアップにつながり、県民全員参加の意気が高まり、群馬を様々な面で救うと凡人はみている。それは都民の移住を促して、高崎が大都市になるための条件である。暴力団追放の今の時勢にも合致している。凡人は群馬県政を批判して長い。過去の書きものが残っているので参照して欲しい。その批判は同様に高崎経済大学の運営のあり方にも向けられる。大学経営や体制の民主化は高崎経済大学の発展や「滑り止め大学」からの脱却にとって欠かせないモノ。群馬県民や高崎市民が憲法の大切さ、民主主義の大切さを意識し、愛し、擁護し、広め、それによって有権者の政治意識が高まる。そうなれば投票率だって自ずから上がるものだ。県政に対する監視や要求もぐんと増え、政治家も責任逃れが出来なくなる。一部の既得権者ではなくて、広く県民に潤う、未来が明るくなる県政に変わることだろう。高崎経済大学の「圧殺の森」はまだ終焉していない。同じ戦争の過ちを繰り返さないためにも、平和を希求する地球人として、海外留学生と協働して、高経大の「圧殺の森」を終焉させることが今目の前にある我々の求められる暴力追放や世界平和運動であるような気がしてならない。民主的勢力とつながり、民主主義を根本から問い直し、裁判を起こすことが実効があると確信する。

(*1) (公社)日本チアリーディング協会・・・・・翼下に大学・高等学校・中学校・社会人クラブ・ジュニア・スポーツクラブチームなど約420団体(平成24年度)。国内外での選手権大会が毎年開催される。 
(*2)応援団に熱心な高経大・・・・唯一の吹奏楽部があるが、その公式名はなんと高崎経済大学直属応援団附属吹奏楽部。他の国公立大学の中に探すと、神戸大にも応援団付属の吹奏楽部が見つかる。だが他に大所帯の神戸大学交響楽団があり、そちらのほうが大学の顔になるのだろう。両大学の経営陣の目指すものの次元が違うように思う。
(*3)高崎経済大学直属応援団・・・・「圧殺の森」の上映から一年後の昭和43年 (1968年)に応援団は体育会から独立し大学直属団体になる。
(*4)唄で讃え・・・・高崎歩兵第十五連隊歌
(*5)全日本学生応援団連盟・・・・日本最大の応援団連盟と謳っているが、実は関東を中心とした東日本でも一部の地域の大学応援団に過ぎず、加盟大学は約34。東大をはじめとした日本屈指の大学は無し。特記すべきは公立大学法人の高経大を除く加盟大学のすべては私学であり、またその応援団は学生団体所属であって、大学直属ではない点であろう。いかに高崎経済大学が血迷っているかが理解されよう。こうした時代錯誤の組織はどんずまり状態で、同じ応援でも「健全な人材の養成をはかり、国際親善交流を通じて、世界平和に貢献することを使命」に持つチアリーディングの組織と比べればそのことが一目瞭然である。
(*6)http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/061/0080/06106060080019c.html 参照。
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14凡人:2017/07/28(金) 09:27:35 ID:vq4jwV7U0
スポーツ、特に長い歴史のある高校野球は伝統の世界。それを撥ね退け、「“はい”と“いいえ”しか言えない昔の伝統無くす」。そうした野球教育が全国から全国制覇を目指す球児を集めてくる。そして名門校や伝統校と力負けしない甲子園での活躍となって表れ、高校野球ファンの人気を集めている。その一方で最高学府としての高崎経済大学。学問は民主的地盤によって発展する。それが常識であるが、その常識を撥ね退けて、応援団を大学の象徴として置き、伝統に固執する立場を貫く。学生自治会を潰し、学生の意見など持たせないようにしている国公私立の中でも数少ない大学。全国から集まる学生の多くはすべり止め。一極主義東京に地理的に近いということと公立ということがが大いに幸い。それ以外の何者でもない。だから両方とも「全国区」と呼ぶが、学生のやる気や質が大きく違う。60周年を迎えた高崎経済大学だが、その北関東における大学のブランド力は地方の後進の私立大学に抜かされている(日経記事参照)というお粗末さ。その大学経営陣は土素人故に、まったく無頓着である。高崎市と関東圏という立地からして、恵まれた環境にある高崎経済大学ではあるが、発展がままならない残念な公立大学法人である。このスポーツと学問の世界の違いはあるが、面白い対照をなすと凡人は人知れずひとり微笑む。
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“はい”と“いいえ”しか言えない昔の伝統無くす 健大高崎監督「コミュニケーション能力を鍛える」
7/25(火) 16:56配信夕刊フジ

機動破壊だけではない。青柳監督は日本一になれるチームづくりを進めている(写真:夕刊フジ)

 【古内義明の日本体育会紀行】健大高崎高校野球部 青柳博文監督(3)

 足攻に特化した「機動破壊」で高校野球に新風を吹き込む、健大高崎の青柳博文監督(45)に聞く最終回。悲願の全国制覇を成し遂げるために、必要なものとは。

 --部員数111人の大所帯ですが、練習での工夫は
 「練習試合の度にA、B、Cに分けたチームを入れ替え、1週間は同じチームで練習します。また、学校生活や私生活の態度も含めて、野球以外でダメな場合も入れ替えます」

 --頻繁に入れ替えがあると、コーチとの情報共有が重要になる
 「試合後に、選手の良い点や悪い点をすぐに報告してもらってから入れ替えをします」

 --監督が推し進める「考える野球」はどう浸透させていますか
 「高校野球は監督の指示で細かくプレーするような選手が多いですが、自分で責任を持つ、大学生のような野球ができればいいと思っています」

 --そこを追求するために行っている具体策は
 「自分である程度決断と状況判断ができて、チーム内で自由に言い合える環境作りです。そのためには会話が大切で、コミュニケーション能力を鍛えることを意識しています。自分の考えをはっきり言うことです。何を聞かれても『はい』と『いいえ』しか言えないような、昔の伝統は無くさないと、選手が自由に自分の意見を述べることはできません」

 --学年間の壁も取り払っている
 「誰が先輩かわからないくらいです(笑)。伝統的な『さん』付けこそありますが、何年生がこれをやるとかはない。自分のことは自分でやるのが健大の基本です」

 --富士登山にたとえると、現状の健大の野球は何合目か
 「“機動破壊”が前面に出ているうちは、まだまだ攻撃力が足りない証拠。健大高崎から“機動破壊”が消えない限り、全国制覇は無理だと思っています」

 --全国大会制覇に必要なものは
 「甲子園に出場させてもらって毎回感じることは攻撃力です。甲子園は日程的に終盤になると疲労でかなり投手力が弱くなります。だから後半戦は打ち合いになることが多い。水準以上の投手力に加えて、それ以上に攻撃力が重要であり、当然機動力も入ってきます。つまり、攻撃力の充実なくして全国制覇はないと考えています」

 ■青柳博文(あおやぎ・ひろふみ) 1972年6月1日生まれ。群馬県出身。前橋商から東北福祉大。卒業後、会社員を経て2002年から健大高崎監督に就任。就任15年で春夏通算6回の甲子園出場。「機動破壊」を旗印に掲げて積極的に次の塁を狙う姿勢を貫き、全国制覇を狙っている。

 ※注:青柳監督の「柳」は木へんに却の去がタです。

15凡人:2017/07/28(金) 12:56:12 ID:vq4jwV7U0
【県北地方の絹産業】地域振興に役立てたい(7月24日) 
2017年7月28日 (金)福島民報/あぶくま抄・論説

 絹で栄えた国内産地の関係者が参加した「シルクロード・ネットワーク・ふくしまフォーラム」は、県北地方が有数の絹織物産地だったことを再認識する場となった。今月上旬、福島市で開かれた。地域の歴史遺産でもある絹産業に対する住民の関心を高め、地域振興に結び付く新たな活動創出に期待したい。

 県北地方には江戸時代から、優れた技術を持つ養蚕農家があった。中期以降は地域別に分業化が進み、蚕種生産は現在の伊達市伏黒、繭から真綿を作るのは伊達市保原、織物を担うのは川俣町だった。明治時代になると絹産業は飛躍的に発展したものの、その後は安価な外国製品や化学繊維の影響を受けるなどして衰退した。しかし現在、絹を巡る施設や文化が十分に活用されているとは思えない。

 福島市は民家園に移築した築100年超の農家で蚕を飼い、市民団体が機織り技術などを伝承している。川俣町の道の駅川俣にある「からりこ館」では、誰でも手織りや染色を体験できる。伊達市霊山町には天蚕[てんさん]の繭から生糸を取る活動をする団体もある。施設をPRし、各団体の活動が広く知られれば、今まで以上に住民の関心を引くだろう。

 伊達市では2008(平成20)年、約2500点の養蚕関係用具が国有形民俗文化財に登録されたが、市は国重要有形民俗文化財の指定を目指して再調査している。資料を追加収集した結果、収蔵点数は5000点を超えたという。他市町村でも、養蚕農家や織物工場などに貴重な資料が眠っている可能性は高く、新たな発掘が求められる。文化庁の「日本遺産」にはこれまで全国で54件が認定された。複数の自治体にまたがるのは本県の「会津の三十三観音めぐり」(会津地方17市町村)、「未来を拓[ひら]いた『一本の水路』」(郡山市、猪苗代町)など36件。県北地方全体で絹産業の日本遺産登録を目指すのも地域活性化の手段になるのではないか。

 県外先進地の参考例を挙げる。群馬県桐生市は、のこぎり型屋根が特徴の絹織物工場の景観を保存するため補助金を交付している。外観はそのまま商店などに再生され、にぎわいを取り戻した。富岡製糸場が世界遺産となった群馬県では、NPOが埼玉県の産業遺産などを加えた見学ツアーを催し、好評を得ている。

 フォーラムで基調講演した佐滝剛弘高崎経済大特命教授は大同団結を強調した。行政や民間、住民も巻き込んで広域的に連携すれば絹にちなんだ地域振興に向けての大きな力になる。(川原田秀樹)

16凡人:2017/07/29(土) 08:30:22 ID:vq4jwV7U0
凡人が期待する発展の軌跡。

1.高崎経済大学の発展(秋田教養大学を見習う)=大学経営や学生組織の民主化→国際化→経済・経営・地政専攻の外国人教員の多量採用→理系学部の創設→高経ブランドの確立。

2.高崎市都市化発展=政治思想教育民主化教育→頭脳都市化国際化→交流人口増加→国内外資本の雇用創出→移住定住人口増加→高崎ブランド→群馬イメージアップ


コメント
2.高崎市は頭脳都市化国際化→交流人口の段階。富岡市長が英語教育に力を入れていることや交流人口を増やす施設の建設が着実に進行している現状。
1.高経大はまず最初のステップである「大学経営や学生組織の民主化」で大きく躓いている現状。民主化によって初めて全員参加が可能となり、教授・教員や学生や全卒業生の一致団結が生まれる。そのことを右翼経営陣はまったく読めず時代錯誤甚だしく、残念な公立大学である。日経新聞記事によると地元北関東の国公立大学のなかで高経大のブランド力は最低、北関東にある後進の地方私学にも抜かされる始末。

17凡人:2017/08/01(火) 20:03:22 ID:vq4jwV7U0
群馬)あすから県吹奏楽コン、約120チームが出場
丹野宗丈 2017年8月1日03時00分 朝日

写真・図版=県大会に向け、練習する部員たち=20日、高崎市上並榎町

 第59回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が、前橋市のベイシア文化ホールで2日に開幕する。小学校から職場・一般の部まで計約120の学校や団体が、西関東吹奏楽コンクールへの出場をかけ、練習の成果を披露する。県内では大学の部に出場する唯一のチーム、高崎経済大学直属応援団付属吹奏楽部の取り組みを紹介する。

 高崎市上並榎町にある同大体育館内の練習室。エアコンのない部屋は人や楽器で埋め尽くされ、扇風機を回しても暑い。

 「一つひとつの音に集中して」「スピード感も大事に」。約60人の部員は、タオルで汗を拭ったり、うちわをあおいだりしながら、練習に打ち込む。

 吹奏楽部は応援団の一部として活動をともにするが、活動のメインは大会や地域での演奏だ。5年連続で県代表として西関東大会に出場している。今大会、人数不足で上武大が出場しないため、昨年に続き、大学の部では1チームの出場となった。

 それでも、県代表に選ばれない可能性もあり、手を抜いた演奏はできない。県内に競い合う大学がいない状況で、部長補佐の橋本理那さん(3年=ホルン)は「モチベーションを保つのが難しい」と語る。

 4年生は就職活動などでほぼ引退しており、実質的に部長の仕事は橋本さんが務めている。部員は学業やアルバイトなどがあり、練習時間がなかなか取れない。楽器も古く、県内の高校や大学から無償で借りている楽器もある。十分な環境とは言えないが、橋本さんは「大学生になっても吹奏楽を続けられるのはありがたい」と前を向く。

 大会の自由曲は、マッキー作曲の交響曲「ワインダーク・シー」を選んだ。橋本さんによると、拍子が次々と変わる難曲で、演奏がバラバラになりやすい。今大会は「一つのハーモニーを作り出すこと」に重点を置いているという。指揮長補佐として音作りの中心を担う尾花美月さん(3年=トランペット)は、音合わせの基礎練習で音のズレなどに気づくたびに部員に伝え、音の一体感を高めた。

 西関東大会では、埼玉の文教大が5年続けて金賞を受賞し、全国大会の切符を手にしている。一方の高崎経済大は銀や銅。橋本さんは「文教大はレベルが違いすぎる。でも、まずは西関東に出て、演奏で少しでも文教大に近づきたい」と話す。(丹野宗丈)

18凡人:2017/08/04(金) 10:09:49 ID:smbj8KAw0
凡人の独り言。

他人に自慢できる伝統や歴史は一つ一つ築き上げるもの。やらせや美化はまったく通用しない。馬鹿な人間は騙せても、真理を追求し、学問を愛する真の大学人の目は騙せない。

砂上にどんな立派な城を構えても、そんなものは年とともに崩れ行く。嘘を積み重ねても、誰も信じない。嘘の伝統は伝統にあらず。

大学の歴史や伝統を他人にひけらかすには、人類が共鳴する正しいことを一つ一つ積み重ねることからはじめなければならない。

「圧殺の森」という間違いを正すことからはじめないと、高経大の歴史はいくら時を経ても、悪の大学の名は消えないし、それがその大学の悪い意味の伝統、自慢できる伝統に決してならない。

それが多くの著名大学の伝統や歴史と言うもので、それ以外の何ものでもない。

19凡人:2017/08/04(金) 11:39:38 ID:smbj8KAw0
歴史や伝統を誇ることの愚かさよ。ただ年月が長いだけでは自慢にもならない。伝統がまったく無くても、日々正しいことをやっていれば頂点に達する。そしてその高校は明るい未来が待っている。それが歴史であり、科学であり、正しい道理と言うものである。その教訓を生かす為に、高経大についていうと、「国際学科」とか「地域科学研究所」とか、いくら名前を気取っても、正しい道理が分からない教員たちならば、豆腐の角に頭をぶつけて早く死んでください、と言いたい。笑
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 第99回全国高校野球選手権群馬大会を振り返って

群馬県高校野球、決勝戦はいつも私学対決:前橋育英と健大高崎。ベスト4:私学が4強を占めるのは大会史上初となる。今後、この傾向は強まるだろう。

前橋育英
明和県央: 明和県央は創部以来初、
農大二: 東農大二は4年ぶりの
健大高崎

4校全て私立校。公立校は全滅

20凡人:2017/08/16(水) 05:21:10 ID:wzsumdGA0
高崎で11月18、19日に「熱血!高校生販売甲子園」
2017.7.23 07:07 Sankei

 高崎えびす講を盛り上げる「熱血!高校生販売甲子園」が11月18、19日の両日、高崎市連雀町大手前通りで繰り広げられる。

 このイベントは「豊かな地域を創るために世代を超えた交流と次世代を担う若者の育成」を目的に始められたもので、今年が節目の10回目。8回目からは初めて県外の高校が参加するなど年々盛んとなっている。今年は30校・30チームが参加を予定している。

 参加チームは実行委員会から貸与された6万円を資金として、マーケティングを意識した商品を開発。仕入れや販売価格の決定、販売方法などを創意工夫して販売活動を行う。実行委員会は参加チームへのサポートにも力を入れる。

 審査は、大学教授や地域商店街の人などからなる審査員が売り上げ、利益、接客、コンセプト(独自性や地域性など)を評価。さらに一般来場者投票を加味して優勝を決める。

 昨年は272万8480円の総売り上げを記録、桐生第一が優勝を果たした。

21凡人:2017/08/21(月) 22:07:43 ID:wzsumdGA0
地域政策や経済・経営学科を持つ高崎経済大学がリードしなければならないテーマであるが、なにせ民主主義という概念がよく分からずに、右翼思想の過去継承に力を入れたり、思想選別された教員の集まりである高崎経済大学には現代の日本の都市が発展するための、その直面している課題を到底説くことは無理に等しい。民主的な大学であれば学院卒が溢れている昨今の就職難では、優秀な教員を集めることはそれほと難しいことではない。地元の高校教諭がよく郷里・郷土研究している記事は地方新聞によく現われる。そのようなレベルの「高崎市の特色」なんていう大学教員の研究なんかあまり興味が沸かない。大学と高校とはまったく違うという高経大の教員が毎年する学生へのガイダンスは、高経大の教員たち自身へのガイダンスになってもおかしくないのである。高崎経済大学は良くて短大レベル。大学レベルの課題を世界発信や世に問うことはままならず、高校のような応援団を大学直属に持ち、「高校販売甲子園」とか「高大コラボ」とか高校や専門学校レベルに全力を投入しているところに、悲しくはなっても凡人はまったく驚かないのである。高崎経済大学が地元はもとより全国から優秀な教員や学生が集まる、全員参加型の民主的な大学であったならば、過去の60年間には高崎市をリードし、高崎市を進化させ、その都市化にどんなに貢献していたことだろうと推測が出来、まったく残念きわまりない。
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経営者が意見交換 高崎でイノベーションフォーラム
2017年8月1日(火) AM 06:00

 今年で5年目を迎える起業家発掘プロジェクト、群馬イノベーションアワード(GIA)(上毛新聞社、田中仁財団共催)の意義を考えるシンポジウム「群馬イノベーションフォーラムin高崎」が31日、高崎市のエテルナ高崎で開かれた。プロジェクトを率いるジンズCEO(最高経営責任者)の田中仁氏と、活動を支援している市内の経営者3人が登壇、起業が地域にもたらす価値について意見交換した。

 パネリストは全国から注目されているGIAの意義や、若い起業家と関わる中で学んだ点を紹介。「起業支援を通じて群馬を活性化できる。ぜひ仲間になってほしい」と呼び掛けた。

 県内企業の経営者ら約100人が来場し、シンポ後はパネリストとの交流会も開かれた。

 シンポは近年、協賛社が増加している高崎市で、GIAの輪をさらに広げようと初めて開催した。

 GIA2017は7月10日から9月30日までエントリーを受け付けている。1、2次審査を経て、12月2日のファイナルステージで大賞を決める。

 【お知らせ】上毛新聞8月1日付では特集面で、このイノベーションフォーラムの意見交換の模様を掲載しています。

22凡人:2017/08/22(火) 20:46:32 ID:wzsumdGA0
民主主義を地盤にする国ではこういった運動や事件が歴史的にも、政治的に、社会的にも非常に高く評価される。初等・中等・高等教育のどの教科書に載ってもおかしくない。そして処刑された指導者は偉人や英雄として後世語り継がれる。それを記念する行事が地元政治家をも参列して毎年行なわれるという具合だ。高崎市では第2次世界大戦で散って逝った大日本帝国陸軍の歩兵連隊・高崎12連隊を英雄扱いにして褒め称え、「高崎五万石騒動」のような命を捨てて弱いものイジメをする権力と戦った農民への思い入れはまったく感じられない。だが民主主義を愛する一人として、それは大きな間違いだと言いたい。高崎市を母体にする高崎経済大学だが、民主主義を守る筈の最高学府としての大学を名乗りながら、歴史からまったく学ばない、あるいは知性を大きく疑われる大学の動きには大きく失望する。「愛国心/郷土愛」には上手い言葉が浮かばないが「教育的」とそうでないものとの境がある。他国を侵略した「盲目」の愛国心を振りかざす者は靖国神社に祀られても、世界や日本から正しく評価される「英雄」には決してなれない。なぜなら、それが日本史上記録に残る一般市民の多量死と犠牲につながり、日本国を破滅の一歩手前まで運んだ歴史的事実を見れば明らかである。今のドイツを見よ。当時日本と同盟を組んで戦ったナチスドイツ。敗戦によりドイツは長い間東西に分裂した苦悩の歴史を持つ。そのドイツはいまや分裂から統合され、民主主義の国に生まれ変わった。その過程において、特筆すべきはドイツは毅然と過去ナチスドイツとの断絶を徹底した。過去を今だに引きずっている日本とは戦後に取った方向がまったく違うのである。
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五万石騒動かるた
高崎の研究会、小中学校などに寄贈 /群馬
毎日新聞2017年8月22日 地方版

 廃藩置県前の1869(明治2)年に高崎藩の農民が年貢軽減を求めた「高崎五万石騒動」の顕彰活動をする「高崎五万石騒動研究会」(星野進乎(のぶお)会長)が、騒動を描いた「高崎五万石騒動かるた」を市内の小、中、特別支援学校84校と市教委に2セットずつ、計170セットを寄贈した。

 かるたは、騒動の歴史を知ってもらい、後世に語り継がれるようにと、同会が2010年に作成した。市役所で開かれた寄贈式には、会メンバーの女屋定俊さんと吉井一仁さんが出席して飯野真幸教育長にかるたを手渡した。女屋さんは「若い人たちに高崎の歴史を引き継いでいくのも私たちの使命だと思っている。学校でかるたを活用できるよう会としても頑張りたい」と述べた。

 飯野教育長は「五万石騒動については中学の副読本に詳しく紹介されており、かるたによって立体的に興味を示してもらえる。小学生も入門的なよい教材になる」と語った。

 研究会によると、五万石騒動は高崎藩城付領(五万石)の農民約4000人が、周辺地域に比べて重い年貢の軽減を求めて整然と城下に向かい要求書を提出した。藩は指導者計3人を処刑したが、農民は屈せずに運動を続け、廃藩置県後の1871年に減税が認められた。【増田勝彦】

23凡人:2017/08/22(火) 22:28:57 ID:wzsumdGA0
茨城県東海村長選、無投票で現職の山田氏再選
2017/8/22 18:07 日経

 任期満了に伴う茨城県東海村長選は22日告示され、唯一立候補を届け出た無所属で現職の山田修氏(56)が無投票で2選を果たした。同村にある日本原子力発電の東海第2原子力発電所の再稼働を巡る問題などが2期目の重要課題となる。

 東海第2原発は2011年の東日本大震災以降、稼働を停止しており、来年で運転開始から40年となる。その1年前となる今年11月には運転延長に向けた申請期限を迎える。

 山田氏は同原発の再稼働について、現時点では「判断できる状況にはない」と従来の中立姿勢を保持。原子力規制委員会による同原発への安全審査や、周辺自治体の広域避難計画の策定が終わっていないことなどを理由に挙げている。こうした東海第2原発の再稼働の是非や、住民の安全確保に向けた取り組みなどが同村の今後の課題となる。

 山田氏は同村の元副村長で、前村長の村上達也氏から後継指名されて13年9月の同村長選に立候補。東海第2原発の再稼働の是非が主な争点となった選挙戦で、元同県北茨城市議の福田明氏を破って初当選した。1期目は商工業の振興や廃線となった路線バスの復活など公共交通機関の確保に注力した。

24凡人:2017/08/23(水) 00:07:15 ID:wzsumdGA0
アメリカの大学を代表する屈指のカリフォルニア州立大学、バークレー校。アメリカの公立大学の中ではUCLAを超えるトップランキング校である。世界が注目する大学の学長ともなれば、必ず憲法とかフリースピーチとか民主主義のコアを把握した人物でないとままならない。そういうことが一流のマスコミ紙のインタビューでの会話の中心になることに注目して欲しいものだ。今の民間会社ですら社会的責任が問われるように、高等教育機関の大学にあってもその民主主義の擁護者としての社会的責任は逃れられない。そんな例がココにある。民主主義に対して「見ざる聞かざる言わざる」の高崎山の三猿を代表する高経大は「大学としての存在」価値すらままならないといって良いのである。
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California Today: Berkeley’s New Chancellor and a ‘Free Speech Year’
AUG. 22, 2017 CALIFORNIA TODAY The New York Times. 

Photo=Carol Christ, the U.C. Berkeley chancellor, is taking over at a time of intense debate over free speech principles. Credit Jim Wilson/The New York Times

Good morning.

(Want to get California Today by email? Here’s the sign-up.)

A swirl of problems awaited U.C. Berkeley’s new chancellor, Carol Christ, as she assumed the top job at California’s flagship public university this summer.

The campus is contending with a student housing shortage, a budget crunch and the fallout from a series of sexual harassment scandals.

Then there is the issue that’s been attracting national attention: Whether conservative speakers have become unwelcome at Berkeley, a university regarded as a birthplace of the free speech movement.

In an interview, Dr. Christ, 73, indicated that she would confront that question head-on.

She announced a “free speech year” to include, among other events, a series of debates titled “Point Counterpoint” that would feature speakers with sharply divergent views.

“What we’re trying to do is really give the community as many different kinds of opportunities to think carefully about free speech,” she said.
Continue reading the main story

Berkeley has been shadowed by doubts over its commitment to freedom of expression since February, when a planned speech on campus by the far right provocateur Milo Yiannopoulos was canceled in the wake of violent protests.

In the months that followed, more debates flared over invited speakers ― including the conservative writers Ann Coulter and Ben Shapiro.

Dr. Christ, a scholar of Victorian literature and former president of Smith College, took over for the former Berkeley chancellor, Nicholas B. Dirks, in July.

She said she was looking carefully at how to improve the security around contested events on campus, a concern amplified this month by the deadly protests in Charlottesville, Va.

Asked if Mr. Yiannopoulos ― who has railed against Muslims, immigrants and transgender people ― was welcome at Berkeley, Dr. Christ cited the Constitution.

“Lots of speech that I would find abhorrent, noxious, hateful, bigoted is protected,” she said.

Whether Berkeley can guarantee that right without anyone getting hurt may be tested soon.

Mr. Yiannopoulos has said he will hold a four-day “free speech” event in September on Berkeley’s Sproul Plaza.

This time, he vowed in a Facebook post, he will “bring an army if I have to.”

25凡人:2017/08/23(水) 22:16:30 ID:wzsumdGA0
「ジェトロの事務所がないのは全国で数県だけ」。高経大関係者から母体であり高崎市に貢献できる大学を目指すという言葉をよく耳にする。経済・経営学部を持ち、今年に60周年を迎えたということだが、「国際化」や「都市化」に向かっている高崎市への高経大の知的貢献度やリーダーシップはいかにや。その成果や存在価値が多きく問われるものである。
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ジェトロ群馬事務所に大きな期待
(2017年08月23日高崎新聞)

■富岡市長に聞く■

日本企業の海外展開や外国企業の日本進出を支援する「独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO=ジェトロ)」の群馬県事務所が高崎市に開設されることが決まった。高崎にジェトロ事務所が開設される意味や展望について富岡賢治高崎市長に聞いた。

◆市長のプレゼンで開設地が選定に
群馬県によるジェトロ誘致活動が進められる中で、有識者による検討委員会が設置され、高崎市、前橋市、太田市が候補地となった。最終選考は、各市の市長のプレゼンテーションで行われ、富岡市長は「原会頭と高崎商工会議所の後押しが大変に心強かった」と謝意を述べた。「ここまで真剣なプレゼンは20年ぶりだった」とほっと胸を撫でおろしている。

富岡市長は、検討委員会でジェトロ群馬事務所が成果を上げるためのビジョンを提案し、そのために高崎に事務所を開設する必要性を説明した。

◆新幹線のメリット生かし
●事務所は高崎の一等地

ジェトロの都道府県事務所は、ジェトロ本部から派遣されるスタッフは1〜2人で、自治体や産業団体、金融機関などから派遣されるスタッフで構成されている。各県の実情に応じた活動を行っており、取り組む事業も各事務所で異なっている。

富岡市長は、3年前に設置されたジェトロ茨城県事務所を例に、青果の輸出量が年間2トンから179トンに伸びたことなどを示し、「茨城県では、海外からバイヤーを積極的に招いたことで効果が上がった。群馬県でも、海外バイヤーとの商談が重要だ」と考えている。

そのため、富岡市長は事務所の候補場所として高崎西口の一等地、高崎駅ビルモントレーの群馬銀行高崎駅出張所跡を選び、調整を進めている。事務所面積は約560㎡で会議やセミナー、常設展示コーナーも設置できる。事務所賃借料は高崎市が負担する。

「県内の事業者が集まる場所にするなら、高崎、前橋、太田の3市のどれを選んでも大同小異。新幹線による東京からのアクセスは高崎市が抜きん出ているので、ジェトロの事務所でも新幹線のメリットを最大限に発揮していきたい」と考え、駅ビル内に決めたそうだ。分秒刻みで世界を駆け巡る国際バイヤーは、時間が勝負。在来線への乗り換えや、タクシーでの移動が発生すると、群馬は不便というイメージが立ち敬遠される。東京から1時間、新幹線を降りたらすぐに事務所という利便性を生かしていく。

◆「ただあるだけ」では無意味
茨城県事務所のように着実に成果を上げている事務所もある一方、ジェトロの都道府県事務所の設置効果は差があるようで、「国の出先事務所が、ただ高崎にあるだけになってしまうのは避けたい」と富岡市長は危惧もしている。

富岡市長は、まずジェトロ群馬県事務所の場所を高崎駅西口の一等地に決め、海外バイヤーが訪れやすい立地環境を確保した。また、東京を訪問している各国の経済人等にも高崎に来てもらうことも可能であり、その気になれば、多様な経済交流が新たに生まれるものと、夢がふくらむ。

その夢を実現するためには、費用がかかり、富岡市長は「高崎市は費用負担する覚悟を固めている。必要なら職員も出向させる」と意気込みを見せている。

◆1億円の予算で多彩に事業展開
高崎市は、事務所賃借料は負担するほか、運営費として1億円の予算化を考えている。ジェトロ事務所の分担金についても、自治体や産業団体の均等割りのような負担金は求めるべきではないと富岡市長は考えている。

富岡市長のプレゼンに盛り込まれている事業としては、県内各地域や業界による海外フェア、海外商談会、情報交換会の開催、参加など年間に4回から6回程度実施。来日する海外のビジネスリーダー、政府関係者、視察団体を海外から直接、あるいは来日に合わせて招へいし、商談会、情報交換会を年間10回以上実施。ジェトロの県事務所または本部から派遣職員による県内巡回相談などとなっており、海外フェアの実施回数も含めて示されている。
1-2

26凡人:2017/08/23(水) 22:17:55 ID:wzsumdGA0
◆群馬県経済の起爆剤
●来年春の開設を目指す
ジェトロ群馬県事務所については、今後、ジェトロと群馬県によって進められていくことになっており、富岡市長のプレゼン内容が、事業計画の中に盛り込まれるかについては、はっきりしていない。高崎市に設置されるメリットを最大限生かせるように、官民のはたらきかけが必要だ。

「高崎は民業で成長してきたまち。ジェトロのような支援機関は高崎にふさわしいと感じている。誘致するからには、群馬県全体のビジネスに貢献したい」と富岡市長は話している。

ジェトロの事務所がないのは全国で数県だけで、ジェトロの無い県は、ジェトロの支援を日常的に意識することが少なかった。ジェトロ群馬県事務所は、単なる事務処理の出先機関ではなく、県内産業の国際化、県内中小企業の国際ビジネスの展開拠点となるものだ。海外の経済情報、ビジネストレンドを知る機会も増え、中小企業のビジネス感度が高まると期待される。

富岡市長は「県内事業者のための新しい国際化の窓口。自前で稼げる道を拡大し、群馬県経済の起爆剤の一つにしていくことができる」と話し、積極姿勢を示している。

『商工たかさき』平成29年8月号
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27凡人:2017/08/27(日) 06:51:31 ID:wzsumdGA0
これが高崎経済大学理事長の横顔である。業績を裏付ける統計の数値がここにまったく示されていないのは偶然ではない。国や自治体からの補助金にどっぷり浸かっている日本の製糸産業の現状を数値で明かせば、業績もあったものではないからだ。そんな人物が高崎経済大学の初代理事長になり、今も在任している。大学経営手腕があるのか大きな疑問が凡人は当初から持っていた。弁護士であるのだから、学生の権利を全面的に認めてもよいのだが、右翼思想に深く傾倒しているのであろう。思想選考する高崎経済大学ならではのことだ。新しい4年制の大学が私立や公立大学に集中して増えている日本の大学事情。高崎経済大学は60周年を迎えたといえども、日本の大学間競争に勝っているとは到底思えない。何もしなくても、私立大型難易入試と公立大(安い学費)と東京に近いことが売りで、昔や今も表面上はそれで体裁がとれる。だが深く考察すれば、他の有力大学と面と向かって競争していないか、できない大学であることがわかる。高経大の今も将来も、富岡製糸場のように「過去のもの」化して見える昨今の凡人である。笑。
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《この人》国産絹の灯 絶やさず 碓氷製糸 高木賢さん
2017年6月12日(月) AM 11:00 上毛新聞

 「58年の伝統をベースに、柔軟で機動的な経営で維持、発展させていきたい」

 農業協同組合から株式会社に組織変更した群馬県の碓氷製糸(安中市松井田町新堀)の社長に先月、就任した。国内の器械製糸工場が碓氷製糸を含め2カ所だけとなった今、純国産の絹製品を守る使命に燃えている。

 「品質の頂点を目指し、定評を得るのが最優先」と言い切る。海外と価格競争をするのではなく、最高規格「6A」の生糸生産で差別化を図っていく考えだ。「いい物は売れる」。就任早々、京都の生糸問屋から、着物メーカーとタイアップした新企画を提案したいとの打診があったという。

 安価な輸入生糸の増加で繭・生糸生産量が急減し始めた1984年に農林水産省蚕糸課長、96年に農産園芸局長となり、厳しい現実を目の当たりにした。

 そうした中で、2005年から10年間は大日本蚕糸会会頭として蚕糸業振興に尽力。14年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録され、国産シルクの需要が増えたのを好機に、養蚕の新規担い手育成や繭の増産支援を強化した。同会と県の支援策が奏功し、1983年度から減少し続けた県内繭生産量は2年前に増加に転じた。

 株式会社には県や安中、富岡両市も出資する。期待を背に、絹製品の開発など多角的な経営に取り組んでいく。「養蚕農家にたくさんの繭を出荷してもらいたい。海外も視野に絹製品のブランド化を進めたい」

 たかぎ・まさる 1943年、高崎市生まれ。東京大法学部卒。農林水産省で蚕糸課長、農産園芸局長を歴任。元食糧庁長官。千葉県松戸市。

28凡人:2017/08/27(日) 10:07:58 ID:wzsumdGA0
訂正:私立大型難易入試(?)→私立大型推薦・少数科目入試

29凡人:2017/08/27(日) 10:19:32 ID:wzsumdGA0
第2回「少数入試科目の弊害」
京都大学 経済研究所長 西村和雄 氏
掲載日:2010年3月11日 印刷

「基礎学力低下防ぐために」

10年前『分数ができない大学生』という本が社会に大きな衝撃を与えた。編著者でその後も基礎学力低下が招く深刻な影響に警鐘を鳴らし続けてきた西村和雄氏(現・京都大学経済研究所長)が、小学生の学力向上、モラル向上活動にも取り組んでいる。高校生、大学生への対応では手遅れと考えたのだろうか。1月に「京都からの提言 これからの社会のために-子どもを導く切り札」というシンポジウムを東京で開催した氏に現状と取り組みを聴いた。

- しかし、どうしてこうも学力低下を招くような動きがそろって起きたのでしょうか。

個性化といううたい文句があったのです。創造性、多様性が重要だ、という。

- これはなかなか反対しにくい主張ですね。

そうなんです。ただ、言葉の使い方を間違えていると思いますね。行政から大学の入学試験の実施にかかわる教員まで、例えば、面接を行うとか論文入試にするというのがペーパーテストよりもいいというように皆、言われていたのです。ペーパーテストは真の学力を測らない、あるいは受験は害だ、受験は本当の学力を測っていないというようなことが言われ、面接とか論文入試、あるいは自己推薦とか推薦入試が奨励されました。行政も、それを盛んに奨励というか、指導していたわけです。旧態依然としたペーパーテストはやめろ、と。

しかし、面接というのは面接官の主観に依存しますし、論文入試にしても本当の研究論文を書くわけじゃなく作文ですから、採点員の主観にすごく左右されるものです。

一方、顕著な学力低下が現場で進行していたのです。小学校から大学院生まで学力が低下しているのに、こうした現実に起きていることは一向に報道されなかったのです。官庁の発表だけが記事になっていたことが原因かと思いますが、結果として、今まで述べてきた大学入試の少数科目化、あるいは面接、推薦入試、ゆとり教育などについては、すべてが成功しているというような報道ばかりだったと思います。

報道されないので、何らかの形で真実を伝えなきゃいけない。しかし、いくら文章に書いても没にされるか、だれも読まないかです。ばかなことをいっているといわれるわけです。第二次大戦のとき、新聞報道では連戦連勝と毎日報道されているのに「それはうそだ。勝っているわけがない」と言っても、だれも信じないようなものです。

日本数学会のワーキンググループとして、数学に関する大学生の学力の現状を調査する委員会がつくられました。われわれも含めいろんな分野から参加しました。ただ、調べても報道されないのです。理数系の学会が共同声明を出してマスコミに訴えようとしたのですが、これも報道されません。

そこで考えたわけです。「分数ができない大学生」という本は1999年に出版されましたが、その前の年に大学生の数学力を調査して発表しました。私立大学文系の1年生、入学したばかりの学生に数学の試験をやってもらったのです。一流私立大学の学生でも小学校の分数ができない、という調査結果でした。文系ですから、数学が入学試験の必須科目ではありません。数学を捨てた相当数の学生が入っており、小学校レベルの計算もできない学生が相当いることが分かりました。それがきっかけです。

どうして私立大学の文系でそういうことをやったかです。仮に「理系の大学院生が微分ができない」というような調査結果を発表したとしても、微分ができない人たちは何とも思わないですよね。家庭の主婦も何とも思わないでしょうし、文系出身の新聞記者も何とも思わないでしょう。文系の大学生が分数ができないことよりも、理系の大学生が微分ができないことよりも、理系の大学院生が微分ができないことの方がよほど深刻なんです。だけど、一般の人にはことの深刻さは分かりません。

一流大学の私立文系の学生が小学校の算数ができない。これだったらだれでも事態の深刻さに気づくと思ったのです。それで、経済学の研究グループのいろいろな大学の方たちに協力してもらって、大学1年生に対する4月の1回目の経済学授業で簡単なテストをしてもらったのです。
1-2

30凡人:2017/08/27(日) 10:22:23 ID:wzsumdGA0
- 国立大学でやらなかったのは何か理由があるのですか。

まず、こうしたことをやること自体難しかったからです。ただ、1998年の私立大学の調査結果が1年後に新聞で報道されたこともあり、1999年に国立の最難関大学文系でやり、翌2000年に国立最難関大学の理系で実施しました。しかし、理系でやっても驚くほどできないのです。

教育政策がめちゃくちゃだと思い、国民に現状を知らせるために「分数ができない大学生」を出したのです。出版すること自体も難しかったですね。ほとんどの出版社は、時流と逆行するような本は出したくない、と。

- 先生の著書の中に面白いエピソードが書いてありましたね。記者が先生に取材したいと言ったときデスクがなかなか許可しなかった、という。あれはテレビ局でしたか。

新聞社です。おそらくそのデスク自身が本に出てくる最難関私立大学文系の出身か、あるいはご子息がその大学の学生だったのではないかと思います。これが日本全体の大きな問題だと考える人もいますが、自分や自分の子供のことを言われていると思う人が半数以上だと思います。感情的に反発する人は多いです。大きな問題だと感じているかどうかは分からないのですが、とにかく認めたくないのです。最難関私大(出身)の片方の人はライバル大学の名を挙げて向こうはなぜ出さないのか、となります。本の中にはどちらの大学名も出していないのですが、自分のことを言われたように取るわけです。

最初の報道も社会部の記者ではなく科学や文化担当の記者です。社会部の記者はなかなか報道してくれませんでした。徐々に新聞の報道も変わっていったのですが、今でも変わっていない新聞社もあります。すべての新聞社の報道でゆとり教育を批判するような記事が出るまでには、本の出版から2年くらいかかりました。

- 先ほど理系の現状もひどいということを言われましたが、ポスドク問題などが論じられるシンポジウムでも企業側から「基礎学力が低いから博士課程修了者はとらない」といった発言は聞いたことがありません。

実際に今、理系出身の技術者、大学院を出て博士号をとっているような技術者に基礎学力がないということは、日本の一流製造企業で大変な問題になっているんです。既に2000年ぐらいから、日本の大学の大学院生は雇わない、中国の大学院生しか雇っていないという企業がありました。しかし、シンポジウムなどでは言えないでしょう。だから日本の大学院生は雇わないという企業名も出せません。

大学院生の学力低下の理由については後で述べますが、とにかく何が真っ先に止められそうかと言えば、大学の少数科目入試です。大学生の顕著な学力低下はいろいろな要因がありますが、入試科目数を減らしているのは大学自身です。地方大学などは、ペーパーテストをやめる方向で進んでいますが、これは大変危険です。

もちろんペーパーテストの科目数を減らすにしても、英語、数学、国語はちゃんとやるというのならいいのです。英語と数学のどちらか1科目の入試で、しかも、その学科の名前が総合○○学科ではものすごく矛盾しています。しかし、それがあたかも良いことかのように言われ、学科の名前はどんどん変わってきました。伝統ある工学部の学科が、まるで古いようにいわれて、非常に基礎的で重要な科に学生が集まらなくなっています。

とにかく、そういう傾向や少数科目入試はストップさせないといけないし、やろうと思えば大学で、それはできるはずです。

(注) 『分数ができない大学生』(1999年、東洋経済新報社)。西村 氏と岡部恒治・埼玉大学経済学部教授、戸瀬信之・慶應義塾大学経済学部教授の3人が編者となり、執筆者の中には当時の日本数学会理事長や前理事長も含まれている。1)7/8-4/5= (2)1/6÷7/5= (3)8/9-1/5-2/3= (4)3×{5+(4-1)×2}-5×(6-4÷2)= (5)2÷0.25= ―の5問に対し私立最難関大学経済学部の1年生のうちすべて正解だった学生は78.3%(受験で数学を選択していない学生)、88.3%(受験で数学を選択した学生)にとどまった、という調査結果などが話題になった。

西村和雄 氏
(にしむら かずお)
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31凡人:2017/08/27(日) 10:23:35 ID:wzsumdGA0
西村和雄 (にしむら かずお) 氏のプロフィール

札幌市立旭丘高校卒、1970年東京大学農学部卒、72年東京大学農学部大学院修士課程修了、76年ロチェスター大学大学院経済学研究科博士課程修了、ダルハウジー大学経済学部助教授、78年東京都立大学経済学部助教授。ニューヨーク州立大学経済学部客員助教授、南カリフォルニア大学経済学部客員准教授なども経て87年京都大学経済研究所 教授、2006年から現職。国際教育学会会長、日本経済学教育協会会長も。2000-2001年日本経済学会会長。NPO日本経済学協会会長、NPO Sustainable Fellowship International理事長、NPO これからの教育を考える会理事 。『学力低下と新指導要領』(岩波書店)『「本当の生きる力」を与える教育とは』(日本経済新聞社)、『ゆとりを奪った「ゆとり教育」』(日本経済新聞社)『学力低下が国を滅ぼす』(日本経済新聞社)『子どもの学力を回復する』(共著、数研出版)『学ぼう!算数』(共著、数研出版)など著書多数。

32凡人:2017/09/03(日) 06:05:13 ID:wzsumdGA0
よく高経大生はこうだと否定的に言う高経大の教員の話を見たり読んだりする。

自由な校風を愛する学生から嫌われ(学生自治会がつくれないように操作している高経大にあって、「自由な校風」と書かれた大学紹介のパンフレットを見たときには仰天した凡人であった。)、そういう暗い歴史を作り、その時にいなくても民主主義が分からず、その歴史やイメージを肯定して是正することもせず、そういう学生を全国から集める入試をやり、事無し主義を決め込む教員たちには高経大生を批判する資格があるのか?凡人とすれば「ない」と断言する。

33凡人:2017/09/03(日) 07:19:36 ID:wzsumdGA0
入学する学生たちに民主主義を学ばさせ、理解させ、大切にする市民を育ることを大学のモットーにしている大学が日本を含め、自由を愛する国なら、大多数を占めると予想する。機能する議会制民主主義に大学が一役買っているのである。自治意識がまったくなく、憲法の意味や大切さが分からず、民主主義のエッセンスを学ばないで、長い物に巻かれることが人生の賢さと信じて卒業する高経大生たち。そんな男女に憲法を軽視し、充分な議論を経ずに、政府行政の都合のよい法案が次々と法律化される安倍内閣の危険性が果たして分かるのだろうかとふと思う。全国から集まる学生たちに、そういうことを理解したり、どういう行動の選択があるかを学ばせる方が、発展途上の中核都市でしかない「高崎市の町の特性」を教えることよりもずっと大切であると確信する。1位や2位を争う自治体なら兎も角も、発展途上で将来いくらでも変わることが予想できる高崎市であるからである。自治を学んだ卒業生たちが軍国主義に安易に突き進む政府やその後押しをする右翼主義の力強い反対勢力になり得るだろうし、それにより日本の国や国民の将来の平和のためにとってとても重要なことだろうと思う。そうした自治精神を持つ人材養成が専門や専攻する学問以上に重みを持つ。それが最高学府たる大学の存在価値や役割だと凡人は信じる。

34凡人:2017/09/08(金) 05:20:50 ID:wzsumdGA0
英国の雑誌だけあって、英国の大学が1位2位とは。ちょっと気になる。3位米カリフォルニア工科大はパサデナにあり、ノーベル賞受賞教授の数がすごい。凡人もキャンパスを歩いたことがある比較的小さな大学である。日本一の東大も、日本から足を1歩そとに出るとトップ間では競争できない只のパッとしない大学である。高経大は?大学内に学生自治がない、思想選考している高経大は入学した学生を大人として取り扱っておらず、まるで高校であり、自治意識が高く民主的な大学に到っていない。最高学府の大学と呼んで良いものかどうか。其処の教員ができることは、まあ良くて地方の短大レベルや就職予備校と言った具合だ。笑。
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東大、過去最低の46位に…世界大学ランキング
2017年09月06日 19時11分Yomiuri

 【ロンドン=角谷志保美】英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は5日、今年の世界大学ランキングを発表した。

 日本最上位の東京大学は昨年より7位下がり、過去最低の46位となった。アジア地域でも、昨年の4位から6位に下がった。

 同誌は東大の地位低下について「大学および研究面での収入の減少」を主な要因に挙げ、過去1年間で「学生と職員の比率や研究の生産性」などが低下したと指摘した。日本で他に上位200に入ったのは京都大学(74位)だけだった。世界では、1位英オックスフォード大、2位英ケンブリッジ大、3位米カリフォルニア工科大の順となった。ランキングは、教育環境や研究論文の量と質、国際性などを基に決めている。

35凡人:2017/09/08(金) 06:55:08 ID:wzsumdGA0
2点の訂正:
1.カリフォルニア大学ロサンゼルス校/UCLAと東京大学は同じレベルと先に書いたが大間違いであった。この英国の世界大学ランキングによると、UCLAは15位で東京大学はずっと下の46位であった。最近UCLAの薬学部にかよっているという背の高い美人の女子学生と話をした。卒業後に彼女はUSCへ進学する予定と言っていた。将来病院の薬剤師になることを考えているという。そんなこんだで、よくUCLAの学生と話す機会がある。この場所を借りて、UCLAにお詫びをしたい。
2.またカリフォルニア大学バークレー校はカリフォルニア大学ロサンゼルス校/UCLAより上と書いたが、去年とランキングがまったく入れ替わってしまった。バークレー校の順位の大きな後退が原因である。

36凡人:2017/09/09(土) 02:37:44 ID:wzsumdGA0
高崎経済大学(高経大)という名の高校。深い意味を探求する場所が最高学府たる大学の筈。なぜ凡人は高経大を高校と呼ぶのか。高経大の実態を教えてくれるのがこれ。そのゼミ生たち―ここではTCUE投票ファクトリー―から投票の大切さの背後にある民主主義や人権や権利意識に対しての深い意見を聞いたためしがない。またもしそういう基本的な民主主義の意識があれば、当然現行の高経大の存在そのもの。その大学や学生組織に反民主主義の要素や矛盾を見出すのが当然であろう。たとえば学生の全体としての意見を反映させる公式な場所がない。学生一人一人の投票権が否定されている。その場を提供する学生自治会が無いということは異常であるということにまったく気付いていない。それは選択ではありえないのである。そういう地に着いた民主的考えを学生や教官から聞いたためしがない。つまり、ここの学生は―学生は気付いているとは思えないが―自治体からすれば重宝な足であり、ソルジャーとして自治体の季節的労働力不足を只同様で補うことができる派遣アルバイトだろうし、ゼミ学生自身にとってはゼミ活動の一環として卒業単位がもらえたり(?)、地元群テレや新聞の地方版に記事になることから時間つぶしによい経験だろうし、高経大の経営陣からすれば民主的大学づくりにまったく関心のない教官の投票に関する「似非民主的活動」の言いつけをよく守る「従順」な学生たちであり、大学の名が地方版のニュースになるのだから満々足。でもふと考える。大学というところはそういうところなのか。入学した学生から入学金や授業料やその他の色々な名目で高い学費を納めさせている。教員の数を抑えた大学経営は学生の納めた納入金でなんとか自給できる。そればかりか入学した学生たちの他に使いようがある。地域政策という名で自治体の便宜や宣伝活動にかつぎ出せる。学生の多くが親からの送金やアルバイトでアパートを借り学生生活を始めるので、生活費等で学生が落す金額は自治体にとって大きなプラスの経済的効果を呼ぶ。官学の連携はスムーズですべて万々歳。ノーワンダー。次の高経大を目指せとばかりに、全国津々浦々の自治体が地域活性の目玉に地方公立大学建設を考えている訳だし、現実に地方公立大学がどんどん生まれている。高経大がどんどん埋もれている背景がそこにある。60周年を迎えたと自慢する高経大だが、その60周年に価値があるのか。というのはその歴史の中味が悪すぎる。その悪名高き歴史を引きずってこのまま行くのか、それとも反省し、過去と決別して新しい大学を築くのか。それができるのも其処にいる教員たちが高校レベルから脱皮する以外にはできないだろうと凡人は強く感じる。
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【11月2日】高崎経済大学文化祭(第59回三扇祭)での選挙啓発活動の実施について(群馬県選挙管理委員会)
群馬県オフィシャルサイト

群馬県選挙管理委員会では、若年層の投票率向上の取組の一環として、大学の文化祭において、参加・体験型の選挙啓発活動を実施します。なお、この企画は高崎経済大学増田ゼミナール・TCUE投票ファクトリーと群馬県選挙管理委員会の共同企画です。

【参考】TCUE投票ファクトリー平成25年の第23回参院選を機に、若者による地域の投票率向上を目指して立ち上げられた高崎経済大学増田ゼミナール所属の学生を中心とした組織

1 日時・場所
日時:平成28年11月5日(土)10時から16時まで 
場所:高崎経済大学 第59回三扇祭会場内 
※模擬投票実施場所は、2号館 221教室。
※取材は、13時から14時までの間でお願いします。(上記、実施場所において、来場者による模擬投票の様子を取材していただけます。取材の時間帯には、会場に明るい選挙のイメージキャラクターである「選挙のめいすいくん」の着ぐるみも登場します。)

2 事業内容
(1)模擬投票
文化祭の来場者などを対象に模擬投票を実施します。これまでとは内容を一新し、「高崎経済大学前駅建設の是非」を問う架空の住民投票を実施します。
ポイント1:投票を身近に感じてもらうため、本物の投票箱、投票記載台を使用します。
ポイント2:実際の住民投票に近づけるべく、高崎経済大学前駅建設のメリットとデメリットをまとめた投票公報を会場に掲示します。
ポイント3:模擬投票に参加してくださった方に、「選挙のめいすいくん」のオリジナルグッズなどをプレゼントします。

(2)その他事業
模擬投票会場では、啓発DVDの放映や選挙や政治に関する資材の展示なども行います。
会場及び屋外において、「選挙のめいすいくん」の着ぐるみが登場し、来場者に対して選挙啓発活動を行います。
大学文化祭の公式パンフレットに啓発広告を掲載します。

3 従事者
(1)高崎経済大学地域政策学部 増田ゼミナール生
(2)群馬県選挙管理委員会 書記

37凡人:2017/09/09(土) 06:13:22 ID:wzsumdGA0
川原湯に再び活気を 山木館、丸木屋 老舗旅館に後継者
2017年8月11日(金) AM 06:00 上毛

 八ツ場ダム建設に伴い代替地に移転した群馬県の川原湯温泉(長野原町)の老舗旅館に後継者が相次いで誕生した。350年の伝統がある山木館の樋田勇人さん(22)と創業約80年の丸木屋の樋田泰彦さん(30)。2人は「川原湯の魅力を多くの人に知ってもらえるようにPRして活気ある温泉地にしたい」と話している。

 高崎経済大を今春卒業した勇人さんは、15代目当主として旅館を継ぐため養子となり山木館に入った。山木館は祖母の実家で、幼い頃から親戚で集まった思い出のある場所。高校生の時には「後継ぎにならないか」と樋田洋二社長に誘われていたという。気軽に受け止めていたが、アルバイトで手伝うようになると旅館の業務や経営に興味が出てきて、大学3年の時に継ぐことを決めた。

 旅館に入って4カ月たち業務や生活に慣れてきた。ほかの旅館経営者と川原湯温泉の将来について意見を交わすようになったといい、「引き継いだものを大事にしたい。歴史や自然など魅力を前面に出し、他の旅館と協力して活気ある温泉地にしたい」と言葉に力を込める。

 泰彦さんは昨年9月、実家の丸木屋に戻った。大学を卒業してから伊香保の大規模旅館で勤務し、知識を深め経験を積んだ。6室だけの丸木屋はアットホームな雰囲気が売り。「お客さんと距離が近く、親しんでもらえる」と伊香保とは異なるやりがいを感じている。

 2人は跡見学園女子大が提示する川原湯温泉の活性化策や、今後建設される地域振興施設について議論する協議会のメンバーに選ばれており、「ダムに興味を持って来てくれる人を取り込むなど集客に力を入れたい」と意気込んでいる。

38凡人:2017/09/12(火) 10:34:12 ID:wzsumdGA0
「東京から見れば、北関東など、まともな人種が住む場所とは思われていません」笑。高崎を母体として、高崎に貢献するはずの高崎経済大学の存在感もまったくゼロ。そこの学生が不足気味な労働力を自治体や民間にアルバイターの労働者として提供したり、他県出身者が多く、消費者として落すお金も高崎経済に貢献しているが、果たして学問としての貢献度はどうか。そこに大きな疑問が残る。知の拠点としての大学の役割、高崎をリードする役割は皆無に等しいと言えないか。「圧殺の森」で民主的な大学ではないことは全国に知れ渡っていることもあり、将来大学の教壇にたって教授を目指す者や大学受験生からもブラックリストされていることだろう。当の大学経営者も教授会の教員らも、歴史的に振り返ってみてもまったく反省すらおぼつかない。大学経営陣や教員たちは思想選別。優秀な教授がいるはずもないし、いても長く続くはずも無い。まったく将来もいまと同じ街道を歩むのみ。もしも仮に高崎経済大学が民主化し、全国から集まる優秀な教員や学生の溜まり場的大学となって学問的にも自治体をリードできていたとすれば、最近になってやっと発展の軌道に乗りつつある高崎市はすでに大学設立から60年のうちには、東京もあなどれない立派な都市となっていただろうと推測する。
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高崎市は、なぜダメなのか?そしてその改善策 --- 長井 利尚
2016年08月17日 06:00
http://agora-web.jp/archives/2020890.html

高崎市に生まれ育った私は、政財界などの大物を多数輩出している、群馬県立高崎高校を卒業後、都心(千代田区)の大学に4年間、高崎から新幹線通学しました。そのため、どちらか一方にどっぷり浸かることなく、客観的な視点を持つことができたのは大きな収穫でした。

高崎から見れば、東京は「花の都 大東京」かもしれませんが、東京にも弱点は多数あります。東京から見れば、高崎など、存在感は無いも同然。漫画「頭文字D」に出てくる岩城清次の言葉を借りれば、「(高崎なんて)アウト オブ 眼中」です。

人口減少が激化する群馬県内で、高崎市は、県庁所在地の前橋市など相手にならないくらいのNo.1です。しかし、所詮「どんぐりの背比べ」なのです。東京から見れば、北関東など、まともな人種が住む場所とは思われていません。このような「不都合な真実」を直視する必要があります。

高崎高校の卒業生名簿を見ると、約8割のOBが高崎を捨てて、県外(主に東京)に職を得ています。群馬県内に残っているOBの勤務先は、地方自治体が圧倒的に多く、次に地方金融機関が多いようです(どちらも、「地方自治体消滅」「FinTech」などでお先真っ暗な職場です。なぜ、そのようなところに職を得るのか、私には全く理解不能です)。

今では、世界遺産に指定された富岡製糸場を目当てにした外国人観光客を、高崎駅新幹線ホームでよく見ます。彼らは、東京から新幹線で高崎まで来て、高崎駅の外には出ず、上信電鉄に乗り換えて上州富岡駅に行きます。お金持ちが多い外国人観光客が、高崎駅まで来ているのに、高崎市にはお金をほとんど落としてくれない。この事実を冷静に受け止め、改善策を講じる必要があります。

外国人観光客がよく使うガイドブックは、「Lonely Planet」です。私は、Amazonで買って熟読していますが、高崎市民の皆さんは、この本を読まれていますか?

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからずや」と言います。「Lonely Planet」における高崎の紹介ページを見ると、正直なところ「これでは、外国人観光客が高崎市に行きたいという気持ちにはならないだろう」と私は強く感じます。高崎市でサービス業に従事している方なら特に、改善すべき点は多々あると思います。

まずは、中学英語を復習して、外国人観光客の道案内くらいできるようにしましょう。これなら、お金はまったくかかりません。外国人観光客に親切にすれば、それは口コミで伝わります。SNSの力は侮れません。「アラブの春」を起こしたのもSNSなら、高崎市の賑わいと発展をもたらすのもSNSなのです。

お金持ちの外国人観光客がたくさん高崎市に観光に来て、名物の「焼きまんじゅう」を美味しそうに食べながら、店主と英語で会話する。そんな明るい未来を実現することは、十分可能です。高崎市民の努力次第です。

補助金、地方交付税、様々な規制等は、いつまでも続くわけではありません。もうすぐなくなります。自分の力で明るく元気に稼いでいきましょう!

39凡人:2017/09/12(火) 15:00:05 ID:wzsumdGA0
「圧殺の森」のブラック大学との横の連携を願いたい大学は果たしてあるのか?笑。愛媛大学の学生自治会をネットで探ったら、こんな記事が目に止まった。それは学生代表者会議。学生自らが大学運営に参加。平成19年6月、学生代表者会議が発足しました。学生代表者会議とは、学生が入学から卒業・修了まで、安心して充実した大学生活を送ることができるよう、学習環境の改善およびキャンパスライフの向上に関する事項を、学生自らが協議し、大学運営に対し積極的に参加する役割を担うものです。学長をはじめ、大学執行部は随時、学生代表者と会見し、学生の意見や要望を聴取し、それらの具体化を推進していきます。学生代表者は各学部の学生代表者、体育系全学サークル代表者、文科系全学サークル代表者、スチューデント・キャンパス・ボランティア代表者、障がい学生支援ボランティア代表者、外国人留学生代表者、それぞれ各1人と、学長が必要と認めた学生で組織。毎年12人の代表者が選ばれ、要望事項を取りまとめています。(転載)
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JR四国、四国の国立大学4校と連携 学生視点で地域活性化策
観光資源発掘、人材育成めざす
2017/9/12 7:01 日本経済新聞 電子版

 JR四国と四国4国立大学は11日、地域活性化に向け観光振興や人材育成で連携する協力協定を結んだ。学生らが若者の視点を生かし地域資源を見直して付加価値ある旅行商品を提案。JR四国が売り出し、検証しながら次の商品に反映していく。地域の担い手となる若者を育てるとともに、商品企画を通じた産業再生など持続可能な地域振興の仕組みを目指す。

 4大学は徳島大、香川大、愛媛大、高知大。各大学では地方創生を学ぶ講義…

41凡人:2017/09/15(金) 12:38:25 ID:wzsumdGA0
「圧殺の森」は高校レベルで頻繁に起ると考えて良いだろう。誰が悪いのか。何が正義なのか。大学レベルでは其処に焦点が行くものだ。高経大と違うところは「学校は女子生徒らに謝罪」したのに対して、高経大は当時、そうした正義を不問にし、謝罪するどころか全学生の権利を認めない処置をとり現在に至っている。高経大にあっては民主主義もあったものではない。それが60周年をへた高経大の歴史の中味だということに誰が気付くのか。
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判定抗議の女子生徒30人、教諭が正座させる
2017年09月15日 10時20分 Yomiuri

 福島県南会津町の県立田島高校で今月6日、50歳代の男性教諭が体育の授業中に2年生の女子生徒約30人を体育館の床に最長約15分間にわたり正座させ、学校側が生徒と保護者に謝罪していた。

 学校への取材で14日、分かった。

 学校によると、授業で「キックベースボール」をしていたところ、審判をしていた教諭の判定に一部生徒が抗議し騒然となった。教諭は生徒全員を集め、理由を告げずに床に正座させた。授業後、生徒が他の教諭に訴えた。

 男性教諭は7日、湯田重哉校長に「指導のつもりだった」と説明。学校は女子生徒らに「不適切だった」と謝罪した。11日に臨時保護者会を開いて経緯を説明し、12日に県教委に報告した。

42凡人:2017/09/15(金) 13:31:23 ID:wzsumdGA0
人間の社会では間違いは起るものだ。

では民主主義を標榜する国アメリカではどうするか。

アメリカも歴史上、政治上数々の過ちを犯している国家で、決してユートピアの社会ではない。歴史は決して消えないが、そこでは歴史を正すことがしばしば行なわれる。つまり誤りを認め謝罪するということだ。その良い例として第2次世界大戦中、当時のルーズベルト大統領が取った国内政策を大分後になって国家として間違いだと公式に認めて関係者に謝罪したことだ。どういうことかというと、大日本帝国海軍のハワイ奇襲攻撃により、アメリカは即座に日本と開戦したが、アメリカに住む日系アメリカ人に対し、直ちに一週間以内に現住所/住まいの退去(家屋や田畑の所有権の無条件放棄を意味)と同時に、アメリカの僻地にある強制収容所への入所を大統領の名で命じたことだ。

戦争中のゴタゴタであったと言えども、その命令は国民の人権をまったく踏みにじる不当なものであった。アメリカが戦勝し、戦後世界に平和をもたらしても、「冷たい戦争」になっても、ベトナム戦争を経ても、その不正義がアメリカ国内で議論され、決して消えることが無かった。

およそ半世紀後、歴代大統領のフォード、ジミーカーター、リーガン、ブッシュ等がその不当な差別行為を公式に認め、国を代表して、アメリカ日系人に対して謝罪するという結末になった。ただ謝罪だけではない。1988年に リーガンがその生存する被害者や子孫に対して一律の弁償金2万ドル支払いを命じ、またそういう過ちを繰り返さないためにも「日系アメリカ人や日本人に対する強制収容についての教育をアメリカ国内の学校で行うために、総額12億5千万ドルの教育基金」が設立も含まれた。

民主主義国家としての国の面目を保つためにも、過去の歴史上の誤りを公式/正式に謝罪することがどんなに重要かを教えてくれるものである。

43凡人:2017/09/16(土) 08:59:39 ID:wzsumdGA0
高崎経済大学もこうして生まれたと思うと悲しくなる。単なる想像だが、大学創設するにあたって、培った学問や教養レベルが非常に高い頭脳の持ち主たちが関わったとは、今の現状からみてまったく思えない。そのパッションは主に、前橋市への対抗心。その人物の多くが当時の市長を含み、戦後玉砕した高崎連隊への思いこみが厚い人物たちであったであろう。今の応援団への思い入れを考えた場合説明がつく。多分民主主義なんていうものはアメリカのプロパガンダだとして否定するような考えの人物だとも思われる。高経大の50年史なる本が存在するが、右翼的教授による美化は否定しようがなく真実を語っているのか疑わしいので読む気にもならない。こうして点と点をつなぐことによってのみ-資料が存在するのであれば別であるが-、高経大の真相や全体像に近づけるのではないかと思う。
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前橋を「ピザの街」に 高崎パスタに続け、11月に初イベント
2017/9/16 7:01 日本経済新聞 電子版

 前橋を「ピザの街」として売り出そうと、ピザを出す市内の料理店が味を競うイベントが11月に初めて開かれる。小麦の産地でうどんなどの粉食文化が根付いているうえ、市内に有名ピザ窯メーカーが拠点を構えていることなどを踏まえ、ピザを新たな名物に育てる。「パスタの街」として知られる高崎に対抗し、地域活性化を目指す。

 新たなイベント「キングオブピザ」は11月11日、前橋市中心市街地の中央イベント広場で開く。地…

44凡人:2017/09/20(水) 22:04:56 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大学という名の(商業)高等学校。高校レベルを絵に描いたような高経大。ここで登場する高校であり、それに高大連携事業であり、高校販売甲子園の活動、その他部活、NPO団体をあわせると色々発見する。民主主義というのは崇高な教えであって、大学ではよく討論されるのが一般的。というのは学問をつかさどる大学の発展は民主主義なしでは考えられないからだ。学問の自由は大学の中立性を要求する。ところが、この大学の特徴はそういうことには目をくれず、高校生相手に色々な催し物をやることだ。現行の憲法も分からないで、それでよいとする教員たちなのだろうが、よく考えて欲しいものだ。例えば司法制度をみると、地方裁判所、高等裁判所、最高裁判所の区分が存在するが、その取り扱う裁判の範疇が違う。最高裁は他の裁判所と違って、もっと崇高な民主主義のコアを揺るがす問題を扱うのではなかったか。教育分野でも同じようなことが言えないか。中学、高校、大学とは違う。特に日本の高校と最高学府の大学とは大きく違う。自治意識のない大学生が高校生相手に何を教えるのか。高校生相手だから日本の将来というような深い思考はいらないのかも知れない。将来の日本の民主主義が危ぶまれるのも満更杞憂でもない。
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『定例リーダー公開祭』
2017年9月ツイッター

今年は國學院大學全學応援団も参加します!

加えて高校応援コンクールも同時開催し、出場校である東京農業大学第二高等学校応援団と本郷学園応援委員会のリーダー模範演技も見ることが出来ます!

10月7日に高崎市文化会館大ホールにて開きますので、どうぞ皆様宜しく御願い致します!
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《08.高崎経済大学応援団》 『名物・高崎歩兵第十五連隊』 十五連隊の意気を余す処無く表現した渾身のリーダーです。
https://www.youtube.com/watch?v=Ovd5NaepxXw

2012年11月18日中央大学多摩キャンパス9号館(クレセントホール)で行われた全日本学生応援団連盟 第62回記念祭(連盟祭)第1幕の公立大学法人高崎経済大学 名物「高崎歩兵第十五連隊」。
https://www.youtube.com/watch?v=32O2ZTARbO0

45凡人:2017/09/20(水) 22:23:52 ID:R.OzoZ.k0
暗黒の歴史60年を経ても、高崎経済大学(高経大)直属応援団は今だ健在である。圧殺の森は遠い昔の話と耳をふさぐ学生がいたら嘲笑ものだ。昔も今も何にも変っていない。歴史を正すことをせず、むしろ伝統として自慢にしている感がある。反民主的な高経大は昔も今も変らない。公立大学として最高法規である現行憲法を根底から侮辱している大学、その意味するものをまったく理解しようとしない、あるいはできないその学生たち。大学生として何の疑問に思わない人間が存在することに凡人は嘆くのである。

高経大直属応援団の象徴するものは反民主化、反国際化である。それは紛れもないイデオロギー団体である。このことに異論がある者がいようか。戦前からある大学応援団の歴史をみても-ユーチューブビデオを見よ-、また何度も言っているが、高経大直属応援団が大日本帝国陸軍の高崎連隊への賛歌を団員自ら作り上げ、公に自慢し公開演舞するYoutubeでのビデオを観ても、それは明白な事実である。中国を主に、東南アジアからくる外国人留学生が多い高経大にあって、その高経大直属応援団が入学をウェルカムするとはなんとも頭が矛盾しているとは思わないか。それは留学生の信頼を裏切ってはいないだろうか。直属応援団のイデオロギーは高経大が今必要な国際化とまったく相反するものであると言えよう。それがアメリカやヨーロッパからの留学生たちに対しても同じことが言える。たとえばドイツのナチスに賛同する団体が大学を代表するなんてことがありえるのかという疑問となる。そのイデオロギー団体が、大学学長の直下にある。それを具体的に組織図で目でみることができる。思想の自由が本来保証されるべき大学にあって、高経大はすでにそれに反していると言えるだろう。教員や学生や卒業生の思想や信教や表現の自由を奪い、その大学愛としてのユニティ(団結)をまったく阻害するものである。つまり大学(University)のVersityとしての機能は停止し、よって大学の発展を根底から阻害する。60年間の歴史はそれを物語っている。

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『圧殺の森』-高崎経済大学

かつて新聞に二、三年前にも出ましたけれども、市立大学というような関係から、市長はじめ市のいろいろな有力者等からいろいろ頼まれて、裏口入学等の問題がたくさん出た。そして大学の設置基準にも非常に違反をしておる。定員は一学年二百人、四学年で八百人ぐらいが設置基準だそうでありますが、それが三倍にも四倍にもふくれて、たくさん入学を許しておる。いわゆる裏口入学というものが非常に多かったので、学生の純真な正義感を呼び起こして、これが当初の高崎経済大学の紛争のもとになったということは御承知のことと思うのでありますけれども、その当時の紛争は、結局学生の大量処分、あるいは刑事問題としての起訴、裁判というようなことで、退学になりあるいはそのほかの処分を受けた人が相当おったようであります。しかもまた、大学の教授会でもいろいろ問題になり、結局教授の人たちも、そのうち八人くらいはとうとう大学を去る、こういう結果になって、教育の府、研究の府としての大学に最もふさわしくないあり方をしてきた大学だという印象を私は持っておったのでありますが、それがそういう形で一応終息をした。いわゆる大学紛争としてはおそらくいまの大学紛争のはしりであり、しかもいまの一般的な大学紛争とちょっと変わった、市長をはじめ学長等の方針でむしろ逆にゆがめられたような学校経営であったというようなことから紛争が巻き起こって、それが弾圧をされて、それで一応解決したという形になったものだそうでありますが、今回の新聞の報道にも明らかなように、学生たちがまたこの問題を非常に重視して、第二の新しい大学紛争の目になりつつある。こういうふうに聞いておるわけであります。三潴学長は、かって私たちも東大で教わりました三潴さんという教授がおりましたけれども、おそらくその御子息さんではなかろうかと思うのでありますが、非常に右翼的な考えの持ち主である。西暦という年号を使わずに、あえて紀元という年号を使う。あるいは日本帝国憲法はいまだに生きておるのだ、こういうようなことを学生たちに話をするといったような式の、まことにどうもおそれ入った学長であるようでありますが、これが結局市当局の意向を受けて、いろいろそうした方向での教育をしておるようであります。
(ソース: http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/061/0080/06106060080019c.html
『圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録』 [DVD]小川紳介 (監督)
Forest of Oppression - A Record of The Struggle at Takasaki City University of Economics(1967), Dir.Shinsuke Ogawa,
Must-see Movie for everybody who doesn't know the history of this college(TCUE), especially foreign students including exchange students
1-2

46凡人:2017/09/20(水) 22:27:17 ID:R.OzoZ.k0
高経大直属応援団史(ソース: オフィシャルサイトより抜粋)
◎昭和36年4月、高崎市上並榎町(現在地)に新校舎が完成し、高崎城跡(旧第十五連隊兵舎)より移転する。・・・三潴信吾学生部長(後の第5代学長)の御理解を得て、応援団結成の機運が高まる。そして、発足の経緯から公立大学では例の無い「全学応援団」として創団される事になった。

◎昭和42年、大学紛争の混乱により既に学生自治会は解体して居り、当団は新たな体育会の結成に加わり、一時的に体育会に所属する。しかし、当団は精神団体であり且つ、行動団体でもあるという文武両面を有する特殊な性格を持つ団体として、その独立性を訴え、当時の三年次生(第8期目=第7代)を中心に体育会文化会の各部に団独立の理解を求める為の説得を展開する。

◎昭和43年、体育会の支持を得て独立し、文化系・体育系に属さない第三の独立団体として大学直属の位置に昇格する。これに伴い、三潴信吾学長に名誉顧問(現在は最高顧問の名称)の御就任を戴く。
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凡人のコメント
学生自治会は解体?(大学当局とその手足になった動いた応援団の存在。学生運動と絡めて潰したのであって、学生たち自らが放棄したのではない。大学側が応援団やその他の一部を除いた全学生の権利を奪ったことに他ならない)。
精神団体???(右翼団体は左翼と同様のイデオロギー団体である)。 
文武両面を有する特殊な性格を持つ団体???? (右翼暴力団と同じで、喧嘩に強いとは聞くが、頭がいいという話は聞いたことがない。歴史的にみて、正義の側にあった学生運動を潰そうと躍起な応援団であったことからも分かるように、民主主義を脅かす団体には間違いない)。
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47凡人:2017/09/21(木) 00:45:10 ID:R.OzoZ.k0
「学生中心主義」。「教職員全員が参加するスタッフ会議によって、教職員一人ひとりが経営に参画します」。「若手ベテラン関係なく登用」。記事を読む限り、この大学はかなり民主的な大学経営に努めているなという印象を受ける。大学オフィシャルサイトも「総合学園であることから、中学生から大学生までの共同寮生活の中で、規則正しく勉学に励むことができます。寮内では自治会(学生会)も運営されており、交友を深め充実した大学生活を送ることができます」。とあるから学生自治会も存在する。高経大と比較した場合、具体的に言えることは高経大には学生自治会が無いの違いだが、もっと深く調べれば違いがはっきりするだろう。ただ、高経大の歴代の学長の過去を簡単に振り返ると、国会の法務委員会で取り上げられているように暴力団幹部と付き合いのある極端な右翼思想の持ち主(故三潴信吾氏)だったり、道連れ心中した元学長や7期14年間も学長として選ばれた石井學氏(明治大出身)と常識を逸していると思うのは凡人だけか。これは推測の域をでないが民主的とはどうも言いがたいモノがある。大学の意志決定システムに事情の詳しい方の御教示を願いたいものだ。ただここで凡人の言いたいことは民主主義が大学を発展させるということである。60年も経ている高崎経済大学ではあるがその発展が覚束ない理由や私立公立を問わず、後発の大学にいとも簡単に後塵を拝している事実の理由がわかると言うものである。
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Fランク寸前大学が全国5位大学に成長した理由〜共愛学園前橋国際大学・学長インタビュー
2017/9/11(月) 6:00
石渡嶺司 | 大学ジャーナリスト

写真=共愛学園前橋国際大学・ラーニングコモンズで相談する学生(著者撮影)

◆知名度が低くても全国5位、4大事業に全選出のすごい大学
大学の学長が評価する大学と言えば、有名校が上位に来る。そうお考えの方が多いはず。実際、『大学ランキング』(朝日新聞出版)の2018年版の「学長からの評価〜教育面で注目」ランキングでは2位に国際教養大学、3位国際基督教大学、4位東京工業大学、と有名どころが並びます。1位の金沢工業大学は知名度こそ2〜4位の3校より落ちますが、それでも鳥人間コンテスト・NHKロボットコンテストなどの常連校でもあり、知っている人は多いはず。では、5位の共愛学園前橋国際大学は、と言えば上位4校ほどの知名度がありません。もっと言えば、6位・立教大学、7位・立命館アジア太平洋大学、8位・近畿大学などに比べても知名度はないでしょう。無理もありません。全学生合わせても1000人ちょっとの小規模校です。

 この小規模校は学長ランキングで全国5位になっているだけではありません。スーパーグローバル大学等事業(GGJ)、地(知)の拠点整備事業(COC)、大学教育再生加速プロジェクト(AP)、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)という文部科学省の大学支援施策4本すべてに採択されています。有名校から無名校までどれかに選定されている大学は延べで205校あります。このうち、4本すべてに採択されているのは共愛学園前橋国際大学以外には千葉大学しかありません。ここまで評価される共愛学園前橋国際大学は現在では地元の群馬県・高校教員から強く支持される大学です。ですが、同校は1999年に開学、その後、数年間は低迷。Fランク寸前とまで言われるほど追い込まれていた大学でした。

写真=共愛学園前橋国際大学の図書館。小規模校ゆえ小さいがいつも利用学生でにぎわう。(著者撮影)

◆2年目に定員割れで「共愛には行くな」
共愛学園前橋国際大学は1999年に開学しました。前身の共愛学園女子短期大学国際教養科からの改組転換で、国際社会学部のみの単科大学です。国内初の国際社会学部、という触れ込みで開学し、初年度こそ入学定員を上回りましたが、2年目から定員割れとなります。2000年代の進路指導について、群馬県のある高校教員はこう述懐します。「国際社会学部と言われても何ができるかよくわからないし、小規模。偏差値もボーダーフリーでないにしても限りなく近い。ちょっと生徒には薦められない、と思っていた。今でいうところのFランク大学、いや、一応、偏差値が付いていたから、Fランク寸前大学か」
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48凡人:2017/09/21(木) 00:48:11 ID:R.OzoZ.k0
◆背景が似ている大学は卒業生を出さずに廃校
 ここまで評価が低かった大学は、廃校になってもおかしくありません。開学時期が共愛学園前橋国際大学と1年違いの2000年に開学した広島安芸女子大学は開学時期以外にも類似点が多数ありました。前身は女子短大、開学ないし開学2年目から定員割れ(広島安芸女子大学は定員195人に対して入学者は1年目32人、2年目38人)、地方かつ単科大学というところも同じです。

この広島安芸女子大学は開学3年目に共学化、立志舘大学と改称します。これで開学3年目の入学者は107人と上向きますが、それでも定員割れ。教職員のリストラ、理事長の横領疑惑などで迷走し、2003年、卒業生を出さないまま廃校が決まりました。

 共愛学園前橋国際大学も広島安芸女子大学/立志舘大学と同じコースをたどっていてもおかしくはありません。大森昭生学長は、1999年の開学時、国際社会学科の専任講師でした。

「日本初の国際社会学部として自信がありました。ところが全国どころか群馬からも来てくれません。進学相談会のブースで通り過ぎて行った高校生を呼び止めて聞くと、『英語が勉強したい』。それならうちでしょ、と言うと『共愛って国際ナントカですよね』と言われました。あのときのショックは忘れられません」

では、共愛学園前橋国際大学は、なぜ、Fランク寸前・定員割れから復活することができたのでしょうか。そこには、逆転の秘策があったのです。

◆逆転の秘策1〜学部名を変えずにコース制で対応
ダメ私大:看板の付け替えでさらに泥沼化
共愛前橋:コース制で分かりやすく

ダメな大学ほど、大学名・学部名の変更で対応しようとします。大学名は女子大や工学系大学が総合大学化を目指す場合、有効なケースもあります。実際、過去には文京学院大学(←文京女子大学)、武蔵野大学(←武蔵野女子大学)などの成功例もあります。学部名も同様に、受験生を増やすことに成功した大学もあります。が、大半は低迷したままです。

教育内容や教員が大きく変わらないまま看板の付け替えでしかないこと、それから、さらに意味不明な学部名にしてしまう大学が多い、この2点により失敗する大学が大半なのです。

その点、共愛学園前橋国際大学はどうしたでしょうか。この長い大学名も、不評だった学部名・学科名(国際社会学科)も変更しませんでした。

では、どうしたか。コース制を2002年度から導入したのです。英語、情報・経営、心理・人間文化(当時は地域・人間文化)、国際(当時は国際協力・環境)の4コース。のちに児童教育コースも設置し現在に至っています。各コースとも実質的には学科も同然であり、しかも受験生にとっては何が勉強できるのか、目指す進路はどこにあるのかがはっきりします。

「いくら国際社会学部という看板に自信を持っていても、高校生は理解してくれません。そこでコース制を導入し、何を勉強できる大学なのか、明確にする必要がありました」(大森学長)

◆逆転の秘策2〜実用英検2級で学費を「値引き」
ダメ私大:学費を極端に上げる(下げる)
共愛前橋:資格取得者を優遇

コース制と合わせて2002年度から導入されたのが資格取得者に対する優遇制度、資格特待生制度です。推薦・一般入試合格者のうち、実用英語検定2級、情報処理技術者試験、日商簿記2級の取得者に対して授業料全額を免除。これは年度毎に学業成績に関する審査を行うことになってはいたが、基本的に特待生期間は4年間の継続として運用された。※『大学マネジメント』2014年5月号「共愛学園前橋国際大学の学生募集戦略」(著者は須田洋一・共愛学園理事長)

この資格特待生制度の効果は大きなものがありました。優秀な学生が志望するようになったからです。コース制度の導入と相まって、出願者・入学者とも2002年度は大きく回復。2004年度には入学定員を減らした(250人→200人)こともありますが、定員割れから脱却。以降、現在まで定員割れには陥っていません。

この実用英検2級で学費を実質無料とする方策はカンフル剤として有効であり、実際に、神戸海星女子学院大学(兵庫県)、梅光学院大学(山口県)、北陸大学(石川県)などが同様の方策を導入、成果が出ています。
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49凡人:2017/09/21(木) 00:55:14 ID:R.OzoZ.k0
一方、このカンフル剤について、「資金がある大学だからこそできた話。うちの大学は資金がないから無理」とする大学関係者も多数います。この点について、大森学長はこう振り返ります。「本学園は無借金経営を旨としてきており、この資格特待生制度のために借金をしたわけでも、留保資金が潤沢だったわけでもありません」 つまり、現在の定員割れ大学の多くと同じ状況にあったと言えるでしょう。

「資格特待生制度を導入できたのは、定員割れをしていたからこそ、考え方を逆転させたからだと思います。特待生が入学しなければ支出はゼロですが、収入もゼロです。しかし、特待生が入学すると学費は免除ですが、入学金・施設設備費はいただいていましたから収入はプラスになります」

大森学長はビジネスホテルになぞらえて、こうも話してくれました。「ホテルの部屋は深夜になると半額になったりしますよね?何もしないで空き部屋になるよりは、半額でもいいから入れた方が収入になるはず。それと同じです」

この資格特待生制度、実用英検2級で学費無料とするなんて、との批判も結構あります。この批判、心なしか、難関大関係者・出身者に多い気がします。

確かに、実用英検2級は高校卒業程度のレベルです。しかし、それを満たす高校生の割合はそう多くありません。2016年、文部科学省の「平成27年度英語力調査」(調査は2015年)によると、準2級〜2級程度以上の学力をもつ高校3年生の割合は「読むこと:32.0%」「聞くこと:26.5%」「書くこと:17.9%」「話すこと:11.0%」と、目標値の50%には達していません。

難関大出身者・関係者からすれば取得していて当たり前の実用英検2級でも平均的には、かなり高いレベル、と言えます。そうした、優秀な高校生を学生として迎え入れるのは、有効な方策と言えます。

ただし、資格なら何でもよかったわけではない、と大森学長は振り返ります。「一時、漢字検定についても資格特待生制度に加えることを検討しました。しかし、本学のカリキュラムで伸ばしてあげられるか、学内で議論となり、結局、見送りとなりました。単に学費が安いから、というだけでなく、優秀な学生をさらに伸ばしてあげることによって、『力が付いた』と思ってもらえるかどうか。教員採用試験なり金融業界なり航空業界なり、希望の進路につなげることができなければ、無意味です。資格特待生制度も効果を生みませんし、ブランド構築もできません」(大森学長)なお、この資格特待生制度は導入後10年たった2012年度から、適用年度を4年間から1年間のみ、となりました。

写真=講義で活発に議論する学生。(著者撮影)

◆逆転の秘策3〜推薦入試における評定平均の維持
ダメ私大:評定平均を引き下げ、悪循環に
共愛前橋:一時の不興を買っても引き下げない

受験生が集まらなければ、入試を易化する、これが大学業界の鉄則となっています。一般入試だと、国語であれば漢文を外し、次に古文を外していきます。科目選択も、文系であれば英語・国語・選択科目の3科目から2科目、あるいは1科目、または、得意科目の得点を優遇する入試制度を導入していきます。そして、推薦入試では、高校の成績の評定平均を下げていきます。しまいには、評定平均は一切問わない、とする推薦入試を導入する大学も。

この推薦入試の評定平均引き下げは高校側も求めるところです。特に中堅以下の高校からすれば、大学進学者を増やしたいとの意向がある一方、評定平均の低い生徒をどうにかしたい、とも考えます。推薦入試の評定平均引き下げは高校側のニーズに合っているとも言えます。ただし、当然ですが、こうした入試の易化は、それだけ学生の質の低下を意味します。

あえて易化させ、質の低い学生でも徹底してフォローすることによって、成長させる、という戦略もなくはありません。しかし、ダメな定員割れ私大ほど、確たる戦略がある訳ではありません。対症療法的に入試を易化する一方でフォロー策はほぼなし。その結果、大学教職員はフォローで教育そのものが後手に回り、結果として教育の質そのものも低下してしまいます。教育の質が低下すれば、受験生はさらに減少。それを見た大学経営陣がさらに入試を易化…、と悪循環が止まりません。
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50凡人:2017/09/21(木) 00:56:35 ID:R.OzoZ.k0
その点、共愛学園前橋国際大学は思い切った手に出ました。推薦入試での評定平均を下げなかったのです。「評定平均の引き下げを期待していた高校教員の方から相当怒られました。『何を考えているんだ』くらい、言われたことも一度や二度ではありません」 「定員割れだった時期には、まだ自分たちの教育力はさほど高くないことを自覚していました。ただ、誰でも引き受けてしまうと適当に単位を出すことにもつながります。それだと社会から信頼されなくなり、誰も受験してくれなくなります。それなら、自分たちが教育できる人たちに来てもらおう、と学内で話し合いました。」

結果として、推薦入試の評定平均は引き下げることなく、現在に至っています。この評定平均の維持、言うだけなら簡単です。が、実際には高校側からの圧力などもあり、引き下げる大学が大半を占めます。そうした大学が多い中、教育の質を維持するという目的から評定平均を引き下げなかったことは称賛に値します。

◆逆転の秘策4〜教職員の団結は給与抑制策まで
ダメ私大:学内がまとまらずに内紛にまで発展
共愛前橋:団結し、給与抑制策までまとめる

各大学とも、現状を良しとせず、前進させようとする教職員は必ずいます。大学によっては学長や理事長など経営陣が大学改革を強く考えていることもあります。それがうまく行かないのは、大学の規模に関係なく、学内がまとまらないからです。大学によっては一部の教職員(または学長など経営陣)と、反発する教職員・経営陣との間で内紛状態にすらなることもあります。その点、共愛学園前橋国際大学は違いました。教職員は全員が経営者、との意識のもとで動いています。これも言うだけなら簡単ですし、似たようなスローガンを掲げるところもあります。

共愛学園前橋国際大学は教職員全員が参加するスタッフ会議によって、教職員一人ひとりが経営に参画します。第一回は開学直前の1998年度末に開催され、そのときの議題は「学生センターの机のレイアウト」でした。「なぜ、レイアウトまで付き合わなければならないのか、とする先生もいましたが、学生が訪問する大学の中枢たる学生センターをどうするかは重要事項です。あえてこの議題にすることで教職一体をイメージしやすい、ある意味では『しかけ』でもありました」(大森学長)開学後3年間は毎月。以降は定例としては年2回、スタッフ会議を開催。重要事項を話し合っているそうです。

このスタッフ会議によって決定した事項の一つが人件費抑制規程です。 「定員割れだった時期に決まりました。評定平均の維持が評価されず入学者がさらに減るようであれば、その分だけ収入も減ります。その分は自腹を切ろう、というのが人件費抑制規程で帰属収入の55%を人件費が超えるようであれば一律給与をカットする、というものです」(大森学長) ただし、この規程は適用されることなく現在に至っています。

◆逆転の秘策5〜学内が必要と思える人材を登用
ダメ私大:無理な人事策で内紛も
共愛前橋:若手ベテラン関係なく登用

必要な人材を登用する。これも言うだけなら簡単です。が、実際には、内閣の閣僚、政党要職などを見てもそう簡単なものではありません。実際に、最近では民進党の山尾議員の幹事長登用が失敗に終わり、イメージを大きく引き下げてしまいました。大学においても同様です。過去には、無理に評論家やスポーツ指導者などを要職に起用し、大きくもめた大学もあります。その点、共愛学園前橋国際大学は若手起用が中心です。

現在の大森学長は2003年、学部長となります。候補となった時点では34歳、ポストは教授ではなく、専任講師でした。学部長就任と同時に助教授(現・准教授)に昇格しますが、それでも准教授を学部長とするのは異例のことです。なお、現在の学部長は村山賢哉准教授ですが、やはり、大森学長と同じく30代で選出されています。

写真=村山学部長。事情を知らない人は若さに驚く。(著者撮影)

大森学長の就任時は48歳。学長としては相当、若いと言えるでしょう。ただ、これは若ければいい、というわけではない、と大森学長は話します。「前々学長は当時の理事長でしたが、年配でした。大学の理念を熱心に説いてくれる方で、学内みんなが必要と感じたからこそ就任をお願いしました。私についても学長候補者選考委員会は相当悩んだようです。私自身も、私よりはきちんと学内を治める人の方がいい、と感じていました」
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51凡人:2017/09/21(木) 00:59:30 ID:R.OzoZ.k0
なお、学長候補者選考委員会は、委員の半数以上が教職員から選ばれます。この委員会の候補者決定に対して教職員全員の信任投票があり、理事会に上程されて最終的に任命するのは理事長です。

「教職員が人選をする、ということは自分たちの大学の現状や課題を分析し、それに対応する人選をする、ということです。実際、私が候補となったときは学長を補佐する体制をきちんと組むことが付帯条件となりました。このような選出方法ですと、学内に学長を選んだ責任感が醸成されます。同時に、学長は学内に力強い応援団を持つことも意味します」(大森学長)

◆受験生が増加、群馬のトップ私大に
共愛学園前橋国際大学の努力は徐々に評価されていきます。当初は「共愛は受けるな」との姿勢だった、地元・群馬の教員も変化していきました。「共愛でもいい」に変わり、「共愛はいい」に、そして、「共愛を受けろ」にまで変わりました。

現在では、地元の国公立大学(群馬大学、群馬県立女子大学、高崎経済大学)との併願が約3割を占めます。

グラフ=共愛学園前橋国際大学の志願者変遷データ(大学提供)
※定員は2018年から255人に増員予定。

現在の状況を地元の高校教員はこう評します。「現在は、大学の教育が信頼できる。生徒には、『国公立と合わせて受けなさい』と指導している。ただまあ、難易度が上がった分だけ、落ちる確率も高くなった。現状では落ちた場合のフォローの方が大変だ」

◆偏差値も上がり、文科4冠王かつ学長評価で全国5位
共愛学園前橋国際大学のモットーは、「学生中心主義」「地域との共生」「ちょっと大変だけど実力がつく大学」です。その評価は地元・群馬県内にとどまりません。冒頭でもご紹介した通り、『大学ランキング』(朝日新聞出版)の2018年版の「学長からの評価〜教育面で注目」ランキングでは全国5位。そして、スーパーグローバル大学等事業(GGJ)、地(知)の拠点整備事業(COC)、大学教育再生加速プロジェクト(AP)、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)という文部科学省の大学支援施策4本すべてに採択されています。

偏差値も、表のようにFランク寸前だった状態から10ポイント以上、上がっています。
グラフ=進研模試の偏差値データ(大学提供)

※共愛学園前橋国際大学が把握しているデータで2000年、2004年は不明

◆グローバルでも、地域が重要
グローバル関連の事業の採択を受けると、大半の大学では、海外大学との連携に動きます。共愛学園前橋国際大学は地元・群馬の企業であるサンデン、あるいは伊勢崎市、群馬県などとの連携に動きました。サンデンは車のエアコン・コンプレッサーで世界トップシェアを誇る企業です。

「本学の学生は平均すれば80〜90%が地元・群馬県出身。そして、70〜80%が群馬県内に就職していきます。世界を飛び回るビジネスマンとか、最先端の研究者育成という意味ではグローバルではないかもしれません。しかし、群馬県内にはサンデンのようにグローバル企業が多数あります。働く場所は群馬県内だったとしても、グローバルを意識しなければなりません。小中高の教員はどうか、と言えば群馬県は外国人労働者の多い県です。子弟も外国人が多く、やはりグローバルを意識する必要があります。これは自治体職員も同様でしょう。民間企業であれ、教員・公務員であれ、地元に就職するにしても、グローバル人材が必要です。むしろ、地方都市にこそ、グローバル人材が必要でしょう」(大森学長)

地域(ローカル)に根付くグローバル人材をグローカル人材とも呼びます。共愛学園前橋国際大学は、このグローカル人材を育成する大学であり、その点で高く評価を受けています。「文部科学省にはグローバル人材育成推進事業を説明する際、『本学は羽ばたかないグローバル人材を育成します』と言いました」(大森学長)

◆地元だけか、地元以外もか、がジレンマ
それでは、共愛学園前橋国際大学は群馬県内だけの大学か。実はこの点が現在の同大のジレンマです。群馬県内の公立高校からの評価は高いですし、結果として群馬県内出身者が入学者の80〜90%を占めています。

「定員割れ状態でないにしても、本学のような小規模校では、入試広報に割けるリソースは限られています。それもあって、群馬県外での学外会場入試や高校訪問などは縮小しています」(大森学長)

ただし、それでは群馬県外の出身者が居心地悪い大学か、と言えばそうではありません。「東北、新潟、長野には数は少ないですが、高校訪問はさせていただいています。地方会場受験も大規模校に比べると数は少ないのですが、本学にとっての割合は大きいので、完全にやめる、というところまでは行っていません」(大森学長)
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52凡人:2017/09/21(木) 01:00:37 ID:R.OzoZ.k0
ジレンマもあるが、やりがいもある、と大森学長は話します。「拠点大学として選任していただいたCOC+だと、地方創生が事業の目的ですから、地元に就職させることが課題です。ですから、地元前橋市と一体となり、地元企業と協働しての実践的な人材育成プログラムや4か月間にわたる市役所や企業でのインターンシップなどを展開し、地域人材を育成しています。しかし、学生一人一人の未来は地方創生のためにあるのではなくて、彼ら彼女ら一人一人のためにあります。夢をもって東京に働きに行きたい。例えば航空業界に行きたいとか、旅行業界に行きたいとか。そういう学生は地方創生に逆行するから応援しないということはありえないことです。そういった学生たちの夢もしっかりと応援していくことが本学の使命です。若者の未来は若者のものであって、大人の事情のものではないということもぶれてはいけません。ジレンマでもあり、難しいところですが、それを両立させていくことこそが大人の成すことです」

◆新たな教育プログラム実施に高校も期待大
共愛学園前橋国際大学は2017年8月、「KYOAI GLOCAL HONORS」という新しい教育プログラムについての説明会を実施しました。入試はセンター試験で数学を含む4科目に口頭試問を含む面接。1年次に海外研修があり(費用は大学負担)、2年次後半からはビジネス力育成プログラム(タイでの海外研修を実施予定)か公務員養成プログラムを選択。通常講義の他、プログラムに参加学生のための特別ゼミなども用意されています。

担当するのは、村山学部長(准教授)と西舘崇・専任講師。西舘講師は外務省研究調査員、日本国際フォーラム主任研究員を経て2016年から現職。

「めざす人材像は、共愛・共生の精神を持った次世代のグローカルリーダーです。それも世界の視点から地域を見ることができる人材です」(大森学長)

説明会では、お盆時期にもかかわらず、群馬県内外の高校、それもトップクラス校の関係者を含めて約20人が参加。終了後には質問が飛び交うなど、注目の高さがうかがえました。

◆「ちょっと大変だけど、実力のつく大学です」
定員割れの状態から文科4冠・全国5位にまで躍進した現状を大森学長は次のように振り返ります。「教職一体のガバナンス体制が良かったのではないでしょうか。伝統的な大学の在り方を根底から変えようとする動きですから、様々な議論が生じましたが、定員割れの現状を鑑みれば先に進むしかなかったのかなと思います。資格特待生制度というカンフル剤、長期的な持続可能性を担保する文化づくり、そこから生まれる教学改革の三位一体によって、定員回復へのシナリオが描けたのではないでしょうか」

私が同大を見学したとき、講義・ゼミでも講義外でも熱心に勉強し、あるいは議論する学生が小さなキャンパスにあふれていました。かつて定員割れ状態にあった大学とは信じられないほどの活況ぶりです。

「本学はモットー通り、勉強が大変です。ちょっと大変ですが、その分だけ実力がつく大学です」(大森学長)

写真=就職支援センターで相談する学生。同大に対して地元企業・金融機関からの評価は高い。(著者撮影)

(石渡嶺司)

◎本文の訂正
2017年9月11日・7時33分
「受験生が増加、群馬のトップ私大に」の中で「高道祖大学」とあるのは「高崎経済大学」の誤りでしたので訂正します。

◎本文の訂正
2017年9月14日・9時49分
Yahoo!ニュース 個人編集部より、写真・図表の出典等についての指摘を受けましたので、一部変更・修正しました。

石渡嶺司 大学ジャーナリスト
1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。 編集プロダクションなどを経て2003年から現職。 扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 採用担当・就職情報会社・就職課の勤務経験、自身の就活経験ゼロながら就活関連の本・記事を書き続けて13年となるから人生わからない。 主な著書に『キレイゴトぬきの就活論』(新潮新書)『女子学生はなぜ就活に騙されるのか』(朝日新書)『教員採用のカラクリ』(中公ラクレ、共著)など。 主な連載は「ホンネの就活ツッコミ論」(日経カレッジカフェ)「石渡嶺司の反就活学」(毎日新聞大阪本社)「キャリアの流儀」(北海道新聞社)など。
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53凡人:2017/09/21(木) 03:03:02 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大学の60年という長い年月により、高崎山のボス猿になれても、敏感でなければならない世界や経済社会の動きに鈍く、外国の大学とは競争にならないのでココでは含めないとしても、少なくとも他の日本の有力大学が何をもって業績としているかまったく知れていないように伺える。木を見て森を見ずという諺にピッタリ当てはまる情況にいると思うのである。高校生ばかり構っているのではなくて、他の有力大学生たちや、特に海外にいる大学生たちとの交流を通じて大学のレベルを一気に引き上げることのほうが、国際社会の波に乗れる卒業生を生み出すためにも重要ではないかと思うのである。

54凡人:2017/09/22(金) 09:03:25 ID:R.OzoZ.k0
高経大60周年でお祝いしているところ水を差すようで恐縮だが、本当にその60周年はお目出度いものであろうか。だいいち、その歴史が語るものはとてもじゃないが御目出度くない、芳しくない。ある意味、とても信じがたいといって良いのである。「圧殺の森」は決して昔に解決した問題ではなくて、今も存続する。ココにある事件も、そのほんの氷山の一角に過ぎないのである。「同大では必修科目に「日本語論文指導」を追加した。これは、ホームルームのような存在」。小・中・高校にあるホームルームがあるなんてとても微笑ましく映るが、凡人の目にはそれが大学側が学生(生徒?)をコントロールする構図にみえる。つまり、20歳前後の大学生は大人として扱われていないことが分かる。小中高にある生徒会(学生自治会)でもつくって学生の意思を反映させて、同じことが起らないように大学の改善するのが道理だと思うのだが、それに一切言及しない、させないところが誠に狡猾。盲目のマスコミはまったくその点には触れていない。だが凡人には大きな問題として映る。質問されて、原因に対する学生たちの答えがなんとも支離滅裂で面白い。まるで高校生である。笑
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“負の連鎖”今夏で5人目…高崎経済大で自殺者連発
ZAKZAK 2008/10/10より

建物の形状や配置に誘発要因?

 群馬県の小さな公立大学が揺れている。昨年8月、准教授の強圧的指導で2年の女子学生=当時(20)=が入水自殺するなど、わずか2年の間に、4人の学生が自殺した高崎経済大(高崎市)で、今夏にも3年の男子学生が自殺し、5人目となった。原因不明の“負の連鎖”に関係者は首をかしげるが、現役学生の間からは、地方の小規模な大学が抱える悲しい叫びや意外な理由が聞こえてきた。

 経済学部3年の男子学生は、夕刊フジの取材に次のように語る。

 「小規模な大学(筆者注;高崎経大は2学部編成)だからみんな仲良しだけど、逆にちょっとでも浮いてしまうと、居場所がなくなってしまう“村社会”のような面もある。大半の学生が1人暮らしの県外出身者で、周辺に遊ぶところは皆無。学生生活に寂しさを感じ、むなしくなってしまったのなら、気持ちは理解できなくもない」

 昨年相次いだ学生の自殺を受け、同大では必修科目に「日本語論文指導」を追加した。これは、ホームルームのような存在で、教授を中心にクラス単位で絆を強める場として位置づけられているが、それでも防止できなかった。

 経済学部3年の女子学生は「彼の死は、学内でもごく一部しか知らされていない。ウチの大学は、偏差値は決して低くないのに、県外の世間一般の扱いは無名大学と一緒。のんびりした学生が多いだけに、就職活動を機に将来に希望をなくしちゃう3年生は多いのかもしれない」と答えた。

烏川沿いの高崎経済大学キャンパス

 裏手に田畑が広がるキャンパスは、経済、地域開発の2学部で学生数約4000人。今年度の入試偏差値は経済54、地域開発55(メディアエクスプレス)と、難易度は決して低くない。県内出身者は3割にも満たず、多くは周辺のアパートに下宿。通学は自転車が主で、狭い敷地に立ち並ぶ校舎前には、処狭しと自転車があふれている。

 同大の学生が利用するネットの掲示板には、自殺を誘発する要因として、この学内環境を挙げる声もあった。

 「建物の形状や配置に非人間的な自殺を誘引する要因があるんじゃないか? その昔、ブラジルの新しく作られた首都ブラジリアでは自殺者が相次いだ。左右対称の非人間的な都市構造が原因だとされ、各国の都市設計者に悪例として知られている。何かこれらの例と共通する因子があるんだよ」(ネットから抜粋)

 自殺率NO.1の秋田県で自殺防止のNPO「蜘蛛の糸」を設立、建築物と自殺の因果関係に詳しい佐藤久男一級建築士も「自殺の直接の原因ではないが、誘発要因として、狭い敷地の大きな建物の圧迫感や人口密度の高さがあげられる。一時ブームになった、巨大団地の飛び降り自殺もその一例」と話すが、真相は不明だ。

 高崎経済大は「担当者が不在。追って連絡する」としたが、最終的に回答は得られなかった。

55凡人:2017/09/22(金) 09:11:53 ID:R.OzoZ.k0
この記事の作者のプロフィールは不明。多分高経大生ではないだろう。「記事中に指摘されているようなことは当てはまらない」に凡人も強く同意する。
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http://tomzakki.blog117.fc2.com/blog-entry-650.html

高崎経済大学は割と近い大学なので、このニュースには驚いた。新聞の地域版にもこのようなニュースの記憶はなかったし、自殺者が短期間に5人も出るなんて。

同大学は地元の学生が多いと思うが、地方の人が入るには結構難しいとされている。

しかし、記事中に指摘されているようなことは当てはまらない気もする。

周りに遊ぶところがないというが、確かに大学周囲は普通の住宅地であるものの、少し足を伸ばせば、高崎の街があり、一通りの娯楽はできる。車があればドライブで行くところは沢山ある。

従って環境的には勉学には最適ともいえるところだ。

学校の知名度云々というが、同校の就職先は大企業も結構多いはずで、企業の就職担当も同校のレベルなどはよく知っているはずであり、就職困難などということもないと思う。

自殺者多発の原因は、他にある可能性も高いだろうから、自殺予防のため、メンタル面を含め、学生を指導してやって欲しいものだ。

56凡人:2017/09/22(金) 09:26:31 ID:R.OzoZ.k0
<高崎経済大>准教授を懲戒免職 ゼミ女子学生の自殺で
2007年4月10日0時40分配信 毎日新聞

 高崎経済大学(群馬県高崎市)は9日、指導方法に問題があり、ゼミ生の経済学部2年の女子学生(当時20歳)を自殺に追い込んだとして、同学部の男性准教授(38)を懲戒免職処分とした。学生の自殺を理由に教員が懲戒免職処分を受けるのは異例という。また、管理責任者の木暮至学長を減給10%(2カ月)、石井伸男経済学部長を同(1カ月)とした。

 大学によると、准教授は昨年6月、ゼミ生に夏季の宿題として高度な課題を課し、女子学生は一部を提出していなかった。准教授は12月、未提出の3人に「提出しなければ留年」などとメールを送信。期限の1月15日夕、未提出の2人のうち女子学生だけに催促のメールを送った。女子学生は「留年すると分かっています。人生もやめます」と返信。同夜、同県みどり市の渡良瀬川に投身自殺した。

 大学の調査委員会はゼミ生や他の教員からの事情聴取で、宿題が2年生としては難解で留年通告が女子学生を自殺に追いやったと結論付けた。また、准教授は他の学生に度を越したセクハラ発言などの暴言があったという。准教授は「間違ったことはしていない」と反論しているという。【伊澤拓也】

57凡人:2017/09/22(金) 09:27:34 ID:R.OzoZ.k0
「留年通告」ゼミ生自殺、高崎経済大准教授を懲戒免職
2007年4月10日0時9分配信 読売新聞

 群馬県高崎市の市立高崎経済大学の女子学生(20)が1月に自殺し、大学は9日、ゼミで教えていた経済学部の男性准教授(38)が「理不尽で教育的配慮を欠いた留年通告をした」などとして同日付で懲戒免職処分にした。

 大学によると、女子学生はゼミに2006年9月から参加するはずだったが、自主的に早めて6月ごろから参加。准教授は8月にゼミ学生に課題を出し、12月に提出していない女子学生ら3人に、「1月15日までに課題を出さないと即留年」というメールを送った。自殺当日となった同15日には、未提出の2人のうち女子学生だけに催促のメールを送っていた。

 課題は、アダム・スミスの重商主義批判の論点を説明させるなど10の設問から五つを選んでリポートするのと、新聞社説10本の要約とそれについてのコメントをまとめるという内容。大学側は「大学院生並みの厳しい課題。ある課題がこなせなかったというだけで即留年というのもおかしい」としている。また、准教授は、他の学生に対しても人格を否定するような暴言やセクハラ発言などがあったという。

58凡人:2017/09/22(金) 09:29:34 ID:R.OzoZ.k0
学生自殺「指導に問題」=ゼミ担当准教授を免職-高崎経済大学
2007年4月10日12時1分配信 時事通信

 群馬県高崎市の市立高崎経済大学(木暮至学長)経済学部2年の女子学生=当時(20)=が自殺したのは強圧的な指導に要因があったとして、同大がゼミ指導担当の男性准教授(38)を懲戒免職処分にしていたことが10日、分かった。

 同大によると、女子学生は昨年6月ごろからゼミに参加。准教授はゼミに参加している学生に新聞社説を要約するなどの課題を出し、提出期限を今年1月15日に設定。提出できない場合は「即留年」と女子学生にメールなどで通告していた。

 女子学生は1月15日までに提出できず、准教授に「留年すると分かっています。人生もやめます」とメールを送信し、同日夜、同県みどり市の橋から渡良瀬川に身を投げて自殺した。

 同大は1月末、調査委員会を設置。准教授やゼミ学生らから事情を聴くなどし、「准教授の指導過程に大きな要因があった」と結論付けた。准教授は「調査結果は納得できない。間違ったことはしていない」と反論しているという。

「教育的配慮欠けた」=学生自殺、准教授免職で学長-高崎経済大
2007年4月10日19時0分配信 時事通信

 群馬県高崎市の市立高崎経済大学で、女子学生=当時(20)=が自殺したのは指導に問題があったとして、経済学部の男性准教授(38)が懲戒免職となった問題で、木暮至学長と石井伸男経済学部長が10日、同大学で記者会見し「女子学生に対し教育的配慮に欠ける留年勧告があった」と免職理由を説明した。

59凡人:2017/09/22(金) 10:03:45 ID:R.OzoZ.k0
「宿題提出しなければ留年」で女子学生が自殺 通告の大学教授を免職
2007年 04月 10日産経

群馬県の高崎市立高崎経済大は9日、宿題をめぐる強圧的指導で、経済学部2年生だった女子学生=当時(20)=を自殺に追いやったとして、同学部の男性准教授(38)を9日付で懲戒免職処分にした、と発表した。

 同大によると、准教授は2006年度後期、2年生のゼミナール「基礎演習」を担当。昨年7月ごろ、受講した3人の学生に 日本経済新聞の社説の要約や経済学の演習問題計5題を宿題として課した。

 准教授は女子学生に対し「提出が遅れれば、留年させる」とメールで通告したことがあったという。

 提出期限の今年1月15日になっても女子学生は宿題のすべてを提出することができず、同日午後7時45分ごろ、群馬県みどり市の渡良瀬川に入水自殺した。自殺直前、准教授にメールで「留年することは分かっています。人生もやめます」と伝えていた。

 准教授や同級生らから事情を聴いていた同大調査委員会は「自殺の一要因に准教授の留年通告がある」と断定。「宿題を提出しなければ留年というのは強圧的で教育としてまともなものとは言えない。女子学生の両親に対する謝罪もなく、教師としての適格性に問題がある」としている。

 准教授は「間違ったことはしていない。自分のほかにも、自殺の要因があるのではないか」と述べているという。

60凡人:2017/09/22(金) 10:05:36 ID:R.OzoZ.k0
http://www.tanteifile.com/diary/2007/04/11_01/
サイト運営者:渡邉文男/総合探偵社ガル・エージェンシー本社 代表取締役
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学生を自殺に追い込んだ大学教員
更新日 2007/04/11

学生を自殺に追い込んで懲戒免職処分になった、高崎大学経済学部の准教授。

この人物は今回の事件だけでなく、過去にも数々の不祥事を繰り返しているのは御存知でしょうか。

新聞各紙の報道では匿名になっていましたが、この人物は「中路敬」准教授。4月9日の読売新聞によると、中路准教授は昨年末、ゼミの学生に課題として出したレポートに関して、「1月15日までに課題を出さないと即留年」との警告メールを出しました。期日になっても未提出の学生に対し、更に催促メールを出したところ、当該の学生が自殺。大学が経緯を調べると、指導方法に様々な不適切な点があったとか。

読売新聞の記述は以下。

「このほか、自殺当日の対応が不適切、ゼミ指導が強圧的で、他の学生に対しても人格を否定するような暴言、セクハラ発言があったなどとしている。同大の石井伸男経済学部長は、「学生は、自主参加なのに大学院生並みの厳しい課題だった。また、ある課題がこなせなかったというだけで即留年というのもおかしい」と話した」

中路准教授は、学内でも評判がよくないようですが、その一つが彼の前歴についてです。自身のHPには、過去の職歴が掲載されていません。その理由は、前任校の茨城大学でも問題を起こして懲戒免職になっているからであり、共同通信が配信した記事から引用します。

「茨城大(宮田武雄学長)は30日、教授会をサボってスポーツジムに通ったり、不適切な指導で学生を退学に追い込んだりしたとして、男性助教授(35)を停職3カ月の懲戒処分とした。大学によると、助教授は昨年4-7月、勤務時間中に水戸市のスポーツジムに計20回通うなど職務専念義務に違反。一昨年9月には、大学院生の休学希望を指導教官として認めず「能力がない」などと撤回させ、退学に追い込むなどした」

中路准教授のHPには、文献の引用方法の説明として、かなりふざけたことも書いてあります。

「この問題に対して中野(2001,p.100)は、「なにゆうとんねん」と述べた。 ・「いっちょ、しめたろか」(矢野(2004)p.777)という主張は、Yanase(2005,p.x)にも受け継がれている。 ・“Tsutenkaku is the tallest tower in Japan.”(Arai(2003)pp.39-40)というように使えます」

このような悪ふざけの傾向は前任校の頃からあったようで、自身のHPに「Econ Trek Parallel World ボケたおしましょう」と題した掲示板まで設置していました。「創設者」というHNで登場し、次々にテーマを出題。一例として、以下のようなものがありました。「3,2,1,発射!!・・・何を? 【下ネタ禁止】」

また、高崎経済大学では同僚たちと冗談半分に「ちょいワルおやじ」を気取っていたようです。上記の文献引用の説明にも出てくる、上司であり親交の深い矢野修一教授の「研究室だより」の2005年12月23日に、「N路氏」と仮名で登場。同僚とのクリスマス会について、矢野教授は次のように記しています。

「ある時は、「まち金風」経済学史家。ある時は、クラシック&ジャズ系ラッパ吹き。またある時は、玄人はだしのバーテンダー。今回は、多才なN路氏の、バーテンダーとしての腕を拝見すべく開催されたクリスマス会でもあります」

今回の件に関して少なくとも言えるのは、どうして高崎経済大学はここまで事態を放置していたのかということ、なぜこのような問題のある教員を雇用したのかということです。茨城大学時代のHPに「ゼミ報告の際に答えられなかったこと・わからなかったことは、各自の自己責任で調べ「ダメだし報告」として休業中にゼミを開催する」とありましたが、中路准教授は自分自身にダメ出しすることは最後までできなかったということでしょうか。

山木
1-2

61凡人:2017/09/22(金) 10:08:16 ID:R.OzoZ.k0
ちょいワルおやじのクリスマス(矢野修一教授「研究室だより転載)
2005年12月23日(金)

 昨日は、「ちょいワルおやじ」のクリスマス会でした。集まった面々は、A氏、H氏、N野氏、N路氏、そして私の5人。まさに(!?)高崎経済大学経済学部経済学科「ちょいワルおやじ」たち。私以外はまだ30代なので、おやじ扱いは気の毒で、「模範的好青年」のクリスマス会だったのかもしれませんが、まあいいでしょう。集まった場所は、市内某所にあるN路氏宅。N路氏、H氏、N野氏、私は、まあご近所。A氏はこれだけのために、わざわざ埼玉から駆けつけてくれました。
 ある時は、「まち金風」経済学史家。ある時は、クラシック&ジャズ系ラッパ吹き。またある時は、玄人はだしのバーテンダー。今回は、多才なN路氏の、バーテンダーとしての腕を拝見すべく開催されたクリスマス会でもあります。ダイキリ、ギムレット、サイドカー、その他、オリジナルを含め、私の知らないカクテル各種。どれもおいしくいただきました。白と黒で統一した「いでたち」でシェーカーを振る様は、まさにプロ。カクテルのレパートリーは500種を越す(私のカラオケの持ち歌を軽く越えています!)そうですから、この先、何があっても食っていけるでしょう。本当においしいカクテルでした。
 午後7時開始の会は深夜1時におよび(A氏は電車の都合で10時頃ご帰宅)、いろいろな話に花が咲きました。遅い時間まで私たちにお部屋とカクテルを提供していただいたN路氏にはまさに感謝。楽しいひとときをありがとうございました。また、といってはご迷惑かもしれませんが、また次の機会があれば、楽しいでしょうね。そのときは、地域政策学部「ちょいワルおやじ」代表T氏を呼びましょう。「ちょいワル」どころか「ちょいロク」(ろくでなし)の会になりそうですけどね。
 「ちょいワルおやじ」が胸ときめかす女性抜きの会でしたが、今日は『LEON』系言葉でまとめてみました。
http://www.tanteifile.com/diary/2007/04/11_01/image/01.gif 2005・12・23
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2-2

62凡人:2017/09/22(金) 10:15:21 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大元准教授、懲戒処分不当で申し立てへ
2007年 04月 14日朝日

高崎経済大学(木暮至学長、群馬県高崎市)は、経済学部の2年生の女子学生(20)を自殺に追い込んだとして、指導教官だった男性准教授(38)を9日付で懲戒免職処分にした。

これに対し、元准教授は13日、弁護士と協議し、懲戒処分は不当だとして大学設置者である高崎市の公平委員会に不服申し立てをすることを決めた。

同大事務局などによると、元准教授は過度の課題を学生に与え、できなければ留年させるという指導をしたという。同大は、教育的配慮を欠いた指導が自殺の直接的要因と判断した。

一方、元准教授は「結果として重荷になったのだろうと責任は感じ、遺族にも謝罪した。

ただ、ほかにも個人的な悩みがあったかもしれないし、私の言動だけが彼女を追いつめたとは思えない」と主張している。

63凡人:2017/09/22(金) 10:38:19 ID:R.OzoZ.k0
この2chの無名投稿がよいポイントを衝いている。女子学生へのセクハラ警告としても役に立つだろう。
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630 :名無しさん@七周年:2007/04/10(火)

この事件、大学の事情に疎い一般の人には
ニュースそのまま読んだだけでは殆ど意味が分からないというか
この准教授の方がむしろ被害者のように思えるだろうね。

ゼミを担当する教員によっては「カンニング防止」や「個別対応」を理由に
学生毎にレベルや量が違う課題を出すことがあり、それは
一般に、自主性が重んじられる大学教育の中では教員の裁量範囲とされている。

しかし、中には課題の裁量権が大きいのを悪用して
目をつけた女子学生には、絶対に仕上がらないようなムリな課題を出し、
提出しても出来が悪いと受け取らない、
出来ないとさらに提出期限を切りあげたりして
電話やメールで圧迫営業そのままの手口で追いつめる。

そして精神的に疲労した揚げ句、追い込まれた女子学生を
面談や電話で暗に誘導して巧みに関係を迫るなど
悪質なセクハラやパワハラを行う教員も残念ながら実在する。

今回のケースではどうだったのかは分からないが
大学側の処分の重さや、「課題未提出」で留年を通告されてた3名が
いずれも女子学生だったことを考え合わせると、
過去にも課題をめぐって問題行動があったと見るのが
むしろ自然ではないだろうか?

64凡人:2017/09/22(金) 10:42:07 ID:R.OzoZ.k0
ゼミの女子学生自殺、高崎経済大准教授の処分を軽減
2008-06-25読売

 携帯メールで留年を通告されたゼミの女子学生が自殺したとして懲戒免職処分となった群馬県高崎市立の高崎経済大の男性准教授(39)からの不服申し立てを受け、市の公平委員会は、「メールだけを自殺の原因と認めることはできない」として処分を停職6か月に修正する裁決をした。

 25日、准教授と大学に裁決書が届き、准教授は復職した。

 同委員会の審理で、准教授は「裁量の範囲の指導だった」と主張していた。同日に記者会見した准教授は「研究現場に戻れるのは喜ばしい」と述べた。また同大は「裁決を真摯(しんし)に受け止めたい」とした。

65凡人:2017/09/22(金) 10:43:17 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大:学生自殺で学長辞任へ
2007年5月10日毎日新聞

 高崎経済大(群馬県高崎市)の木暮至学長は9日、同大で起きた女子学生の自殺問題など一連の不祥事を理由に7月末までに辞任すると発表した。会見で木暮学長は「世間をお騒がせして申し訳なかった」と謝罪した。

 同大では昨年から今年にかけ、学業不振などを理由に4人の学生が自殺している。このうち、今年1月に女子学生が自殺した問題では、ゼミの指導方法に問題があった
として、准教授が懲戒免職処分となった。

66凡人:2017/09/22(金) 10:47:46 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大の学長が7月辞任へ 一連の不祥事の責任とる
2007年05月09日  朝日

群馬県高崎市立の高崎経済大の木暮至学長(64)は9日、学内最高決定機関の評議会で、7月末をめどに辞任する考えを表明した。自ら担当する2、3年生のゼミの授業回数が大幅に不足しているのに単位を認定したことが4月初めに分かり、学内から批判が出ていた。

木暮学長は「学長の仕事が忙しく、授業と両立できなかった」とし、教職員や学生に大変迷惑をかけたと謝罪した。辞任する7月末までに、同大で昨年秋から相次いでいた学生の自殺問題に取り組み、学生環境の改善の総仕上げをしたいとしている。同大では4月、女子学生の自殺にかかわりがあるとして、准教授を懲戒免職にしていた。

67凡人:2017/09/22(金) 11:03:58 ID:R.OzoZ.k0
「圧殺の森」は健在である。民主的解決よりも処分や処罰、揉み消しを常套手段とする歴史を覗かせる。
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相次ぐ不祥事 高経大「かん口令」 窓口一本化漏洩者は処罰も
読売新聞 日付???

不祥事が相次いだ高崎市立高崎経済大学が木暮至学長名で、教職員に対し、今後、教授会などでの内部情報が漏洩(ろうえい)した場合には調査委員会を設置、漏洩者に対し処罰も辞さないなどとする文書を配布していたことが4日、わかった。学内からは、「問題を起こした人が悪いのであって、もともと問題がなければ不利益な情報もないはず」などと困惑の声が上がっている。

同大では今年に入り、女子学生の自殺問題や、木暮学長のゼミ回数不足などの問題が新聞報道などで表面化、5月には、木暮学長が混乱の責任を取って辞意を表明した。

文書は、6月28日付で出された。「内部情報がマスコミ等に漏らされ、大学や特定の人が大きな不利益をこうむるスキャンダラスなことが続いています」としたうえで、防止のため、今後は外部への情報窓口は当面、学生部長に一本化するとし、漏洩が起きた時は処罰することも示唆している。

68凡人:2017/09/22(金) 11:05:01 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大の女子学生自殺:公平委「免職は重過ぎる」 不適切指導は認定/群馬
毎日新聞(2008年6月26日)地方版

◇高経大准教授、停職に修正
高崎市立高崎経済大学の女子学生自殺をめぐり懲戒免職になった准教授(39)の
不服申し立てを審理していた高崎市等公平委員会は、処分を停職6月に修正する
裁決書を25日、関係者に送付した。

裁決では、准教授が課した宿題は学生の能力を超えるもので、留年という言葉で提出を
求めるのはアカデミック・ハラスメントに当たり、指導に不適切または配慮に欠ける
ところがあったと認定。しかし、免職は重きに失すると結論づけた。

准教授が学生に送信した「宿題を提出しなければ留年」などの内容のメールについては、
自殺の直接の誘因かどうか判断を示さなかった。

裁決書を受け取った准教授は「大学に戻れることを率直に喜びたい。公平委員会の
指摘・判断に関しては真摯(しんし)に受け止めるべき点は受け止めたい」と語った。

同大学は吉田俊幸学長らが記者会見。「大学では指導教員の権限が極めて強く、
このような事件を二度と起こしてはならないという思いから(教壇に立たないような)
処分を決めた。事件後、数々の改革を実施しており、准教授にも加わってもらい、
よい方向に持っていきたい」と語った。

一方、女子学生の父親(50)は「准教授の教え方は全員が研究者にならないといけない
というような感じを持った。それを強迫観念に感じていたと思う。これを一つの
区切りにしたい」と話した。【増田勝彦】

70凡人:2017/09/22(金) 11:08:52 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大の学生自殺 2年間で5人目 対策強化の大学に衝撃【群馬】
東京新聞(2008年10月7日)

約二年前からの半年間で四人の学生が相次いで自殺した高崎市立高崎経済大で、今年八月末にも学生が自殺したことが明らかになった。同大では、学生の心のケアに
力を入れてきただけに、教職員らは衝撃を受けている。 (菅原洋)

同大によると、学生は学外で亡くなった。原因は分かっていないが、学業以外の理由が推測されている。性別や年齢などは明らかにしていない。

同大では二〇〇六年八月から十一月までに男子学生三人が自殺。〇七年一月に亡くなった女子学生をめぐっては、ゼミを担当していた准教授が懲戒免職となったが、
その後、停職処分に変更された経緯もある。

自殺が続いた事態を受け、同大は教職員らによる学生環境検討委員会を〇六年末からほぼ毎月開催し、自殺防止対策を協議。〇七年からは教員十人や保健師二人が学生相談のために毎日交代で学内に待機し、カウンセラー二人も週二回ほど来訪。学業以外でも幅広い利用を呼び掛け、電子メールでも相談を受けている。

こうした相談体制を大学のホームページや掲示板などで周知してきたが、今回自殺した学生は相談を受けた記録がないという。

今回の自殺も既に同検討委に報告し、対策などを話し合った。

同大事務局は「残念で仕方がない。現在の取り組みを着実に進めるしかない」と話している。

71凡人:2017/09/22(金) 11:16:00 ID:R.OzoZ.k0
出題と募集要項にミス 高崎経済大 03年度以降で計8回
東京新聞(2008年11月28日)

高崎市立高崎経済大は二十七日、二十四日に実施した来年度経済学部推薦入学A試験の選択科目・小論文の出題と、十月上旬に全国に配布した来年度地域政策学部推薦入学2の学生募集要項の出題科目名にそれぞれミスがあったと発表した。同大では昨年、三件のミスが発覚。入試ミスは二〇〇三年度以降で計八回となり、内部管理体制が厳しく問われそうだ。

小論文は百五人が受験。新聞の社説を読んで論述する出題文中、「需要予測の精度を高め」を「制度」と誤記した。ただ、文意に影響はないと判断し、採点は変更しない。試験の際に監督の教員がミスに気付き、出題を担当した別の教員は「単純な変換ミス」と説明しているという。

同大は複数の教員で相互確認を重ねてきたが、矢野修一・経済学部長は「またミスの報告で心苦しい。対策の検討委員会を近く発足させる。出題文の読み合わせを始めたい」と話している。

一方、募集要項では大学入試センター試験の「数学1・数学A」という出題科目を「数学2・数学A」と誤記。ただ「数学2・数学A」という科目は実在せず、志願者が別の科目を誤って勉強する可能性は低いという。

同大は募集要項を一部ずつ配った千百六の高校に二十五日、訂正文を送付。同大が委託した企業から取り寄せた志願者三十人にも訂正文を送る予定。ミスは志願者からの指摘で判明。印刷業者のミスを職員が二回の校閲で見落とした。
(菅原洋)

72凡人:2017/09/22(金) 11:29:21 ID:R.OzoZ.k0
「圧殺の森」。討論や議論とうで世論を形成していくものだが、それができない大学。ただの高校レベルを髣髴するような浅はかな教授たち。民主主義が機能しない大学。凡人が高崎経済大学という名の高校としたのもまったく理に適っていると言えるだろう。
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学長選で教員に投票強要か 高崎経済大
共同通信(2009年1月18日)

群馬県の高崎市立高崎経済大の2005年の学長選をめぐり、教室で講義中だった男性教員が現経済学部長の男性教授から呼び出され特定候補への投票を強要されたのはパワーハラスメントに当たるとの訴えが別の教員から出ていることが18日、分かった。

同大は臨時のハラスメント防止対策委員会を設置したが、訴え出た教員らは約半年間にわたり調査を放置したままだと反発している。

関係者などによると、05年12月の学長選には石井学、戸所隆、木暮至の3氏が立候補。経済学部長は当時、経済学部経済学科長で投票前、ゼミナールで約10人に教えていた男性教員を教室の外に呼び出し「木暮氏を学長にしたら大学は駄目になる」などと話し戸所氏への投票を強要したとされる。学長選は木暮氏が石井氏らを破り、学長に就任した。

男性教員はその後、依願退職。「上司という権限を利用した強圧的な態度だったので許し難い」と話している。

共同通信の取材に対し経済学部長は「どうしてそんなことを知っているのか。ハラスメントはプライバシーを考慮して調査するもので、わたしからどうこう言うものではない」としている。

73凡人:2017/09/22(金) 11:43:04 ID:R.OzoZ.k0
「圧殺の森」のイメージを払拭するほどの大学改革がこれほど必要とされているのが今の高崎経済大学であるとは思わないか?
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「EEC」を「ECC」
毎日新聞(2009年2月26日)

高崎経済大学(吉田俊幸学長)は25日、同日実施した09年度入試の前期日程試験でミスがあったと発表した。

同大学によると、公民(政治・経済)の「EEC」の日本語訳(欧州経済共同体)を答えさせる問題で、会場で結成年を補足するために板書した際、地域政策学部の1教室で「ECC」と誤記した。同教室では教授と専任講師が監督に当たっていたが気づかなかったといい、試験終了後に受験生の指摘でミスがわかった。

同学部の受験生のみ該当問題を採点対象からはずし、同科目受験生に不利にならないようにするとしている。

同大学では昨年11月にも、経済学部の推薦入試で小論文の問題文に誤りがあるなど、03年度以降で8回目のミス。07、08年度入試でも計3件のミスが判明し、2件で計4人を追加合格にしている。

同大学は昨年11月のミス発覚時に、学内で入試に関するミス防止対策委員会を発足させ、ミスの原因を体系化、共有化して再発防止に努めていく、と説明していた。今回のミスについて「試験問題の作成だけでなく、試験の実施においても緊張感を持って臨み、再発防止に努める」と釈明している。

74凡人:2017/09/22(金) 22:32:17 ID:R.OzoZ.k0
引責辞任したのに「功績」 前学長に名誉教授称号
2008/8/20 共同通信

群馬県の高崎市立高崎経済大が、学生の相次ぐ自殺や自身の不正な単位認定
などの責任を取るとして学長を辞任した木暮至前学長(66)に名誉教授の称号
授与を決めたことが20日、分かった。

同大によると長期にわたり大学に非常に貢献したことが木暮氏への授与理由。
同大では06年から07年にかけ学生4人が自殺。また木暮氏自身の不正な単位
認定も発覚。一連の不祥事の責任を取り07年5月に学長を辞任した。

75凡人:2017/09/22(金) 22:33:29 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大:木暮前学長を名誉教授に 来月授与式 /群馬
2008年8月22日11時1毎日新聞

高崎経済大学(吉田俊幸学長)が、昨年7月に辞任した木暮至前学長に名誉教授の称号授与を決めたことがわかった。9月に授与式を行うという。同大では、昨年1月に自殺した女子学生の指導に関し准教授が懲戒処分を受け、監督責任として木暮前学長も減給となったほか、前学長自身が06年度に担当したゼミの開講回数が不足していたのに単位を認定したと指摘され、「学内外を混乱させた責任をとる」との理由で辞任した。

76凡人:2017/09/22(金) 23:42:09 ID:R.OzoZ.k0
「大学改革を進めたい」。その大学改革とは?学生こそ大きな迷惑をしているのに、学生の声をはじめ、世間の声がまったく表立って聞こえない沈黙大学。とても不気味だ。ところがネットの2chではそれとまったく対照的な光景。私立大学はともかくも、高崎市民の税金が使われている公立の大学とは思えない不思議な大学。全国からみれば高崎という何処にあるかわからない地方の大。それほどこの大学には世間は期待していないことが分かる瞬間でもある。
****
高経大学長に吉田氏
2007年7月26日上毛

 木暮至学長の辞任に伴う、高崎経済大(高崎市上並榎町)の学長選が二十五
日行われ、地域政策学部教授で地域政策学科長の吉田俊幸氏(59)が経済学部
教授で評議員の中村忠氏(64)を抑え新学長に選出された。地域政策学部から
の選出は初めて。来月一日付で就任する。任期は四年間。

 専任教員(教授、准教授、講師)と事務局長の計九十五人のうち九十一人が
投票した。吉田氏が五十三票、中村氏が二十九票をそれぞれ獲得し、九票が無
効票だった。

 同日の記者会見で吉田氏は「先頭に立って全学一体となった大学改革を進め
たい」と抱負を述べ、大学改革委員会や学長室の新設、副学長の制度化などの
構想を示した。

 吉田氏は東京都出身。東京大大学院農学系研究科博士課程修了。財団法人農
政調査委員会を経て、一九九六年から高崎経済大に勤務。地域政策学部長、大
学院地域政策研究科長を歴任した。東京都在住。

 学長選は、木暮学長が学生の相次ぐ自殺や自身の単位不正認定問題の責任を
取って辞任表明したのを受けて行われた。

77凡人:2017/09/23(土) 00:27:38 ID:R.OzoZ.k0
「ファシズムの初期症候」。これは矢野修一教授の「研究室だより」にあるものであるが、無断で拝借している。http://www.himekuri.net/d38/yanooffice/ 「圧殺の森」で有名な高崎経済大学が、いかに学生を沈黙させるファシズム大学であることか。そのファシズムという言葉を果たして使っていいかの判断基準がこのリストにある。それによると高崎経済大学はまさしくファシズム大学である。その教職員や在学生や留学生や聴講生や卒業生や同窓生や大学関係者や大学受験生や高校の進学担当教諭たちが気付くか気付かないかは別として。凡人のコメント付きである。高崎経済大学は憲法を守らない安倍政権をまともに批判できる大学なのか。そこからでる政治批判をまともに受け取ってよいのか。そう凡人はいつも疑問に思う。

政治学者のローレンス・W・ブリット(Lawrence W. Britt)の手になる「ファシズムの初期症候」(EARLY WARNING SIGNS OF FASCISM)
1. 頑強・頑迷なナショナリズム(Powerful and Continuing Nationalism):過去の右翼学長と暴力団とのつながり、今の応援団との関係をみても、頑強なナショナリズムは否定しようがない。日の丸を振ったり、国歌斉唱を何の疑問もなくやる人間のみ愛国心があると信じている低次元のナショナリズムでもある。
2. 人権軽視(Disdain for the Recognition of Human Rights):学生自治会、高校にあたる生徒会さえ作れない体制。学生の基本的人権無視もいいところ。高経大の学生の意見が反映する場がネットにある2chであるという現実。その馬鹿さ加減。笑
3. 国内統合に向けた敵国ないしスケープゴートづくり(Identification of Enemies/Scapegoats as a Unifying Cause):過去の大学にいた中核派であり、安倍内閣であり、いまのトランプ政権。
6. マスメディアのコントロール(Controlled Mass Media):緘口令、揉み消し、削除、無視を決め込む。
7. 国家安全保障への執念(Obsession with National Security):応援団、体育会が監視している。凡人がかつてビラを配っていたら、スポーツ部の幹部に胸倉を掴まれた思い出がある。なるほど大学がスポーツを奨励する訳だ。凡人はかつて中体連の市大会で優勝した経験があるバリバリのスポーツマンであった。笑
8. 宗教と政治の癒着(Religion and Government are Intertwined):大学経営側が応援団を取り入れ・癒着し、それをもって全学生の代表とみなし、大学の政治・政策を容易にしている。それが大学の学生管理である。応援団の理念そのものが戦前のものであり、精神主義(宗教)を体現。なぜならば明治神宮とか大日本帝国陸軍の崇拝に尽く現われる。
9. 企業権力の擁護(Corporate Power is Protected):地元土建屋とのつながりは自明。凡人は大学学園祭、三扇祭委員や文サ協のトップ役員をした者として言うが、いまだに図書館前に作られるステージが凡人の時とまったく同じ。それはある業者の賜物であるが、しかし何十年もたち改善すべきものが今もって同じ、醜いステージというのは信じられない。他の大学のステージと比べよ。そして「タダほど怖いものは無い」という諺を肝に銘ずる必要がある。60周年の持つ意味は何なのか?大学は昔も今もまったく変らない。長い間、「圧殺の森」のどん底路線を継承しているだけという意味しか凡人は感じない。
11. 学問・芸術の軽視(Disdain for Intellectuals and the Arts) その半面、スポーツを重視する傾向。学問を高めるために優秀な学生や教授を取り入れるのが大学の任務であろう。ところが大学の歴史や思想傾倒から、意識の高い学生や教授が入学することは限られる。滑り止め大学として、学問や芸術の水準が高くなることは困難。
12. 犯罪厳罰化への執念(Obsession with Crime and Punishment):学生への取り締まり。許可制、退学、停学、除籍処分。
13. 身びいきの蔓延と腐敗(Rampant Cronyism and Corruption):思想選別の教員、理事長選び、学長たちの不祥事と名誉教授の称号授与を参照。またその後学長になった吉田俊幸氏が1期で止めている。数年前、何故だか気になって調べていたら、使い込みが発覚という記事に遭遇した。その記事をココに掲載したかったが、古くてその記事をネットで再び見つけることが出来なかった。
14. 不正選挙(Fraudulent Elections):こんな環境で大学に公正な選挙を求める方がおかしくないか?

78凡人:2017/09/23(土) 04:55:10 ID:R.OzoZ.k0
そこでクイズです。

問題1.株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区)による「大学ブランド・イメージ調査 (2016-2017)」(最新のもの)が発表された。【北関東編】大学ブランド力ランキング(ビジネスパーソンからの回答)TOP5の中に含まれない大学はどこか答えなさい。
1.筑波大学、2.茨城大学、3.宇都宮大学、4.群馬大学、5.白鴎大学、6.高崎経済大学。

問1-2.上記の大学で学生自治会の存在しない大学を挙げよ。

問題2.下記の全日本学生応援団連盟に加盟している応援団が主であるが、その中で大学直属を名乗っている応援団が一つある。それはどこの大学か答えよ。
1.中央大學應援團、2.公立大学法人高崎経済大学応援団、3.上智大学応援団、4.城西大學全學應援團、5.専修大學全學應援團、6.その他の私立・国公立大学の応援団。

問2-2.上記の大学で学生自治会の存在しない大学を挙げよ。

問題3.朝日新聞が「国公立大学が創る未来」と題して特集記事を組んでいるが、掲載大学に含まれない大学を挙げよ。
1.都留文科大学、2.首都大学東京、3.横浜市立大学、4.高崎経済大学、5.信州大学、6.東京海洋大学。

問3-2.上記の大学で学生自治会の存在しない大学を挙げよ。

問題4.『大学ランキング』(朝日新聞出版)の2018年版の「学長からの評価〜教育面で注目」ランキングのトップ20(いやトップ30)にも含まれない大学を挙げよ。
1.国際教養大学、2.共愛学園前橋国際大学、3.金沢工業大学、4.立命館アジア太平洋大学、5.立教大学、6.近畿大学、7.高崎経済大学。

問4-2.上記の大学で学生自治会の存在しない大学を挙げよ。

問題5.将来、発展する自治体の大きな足かせになると思われる大学はどれか推測せよ。この問題への正解はないが、各自の頭の中にあるだろう。
1.札幌市―北海道大学、2.仙台市―東北大学、3.横浜市―横浜国立大学/横浜市立大学、4.高崎市―高崎経済大学、5.東京都―東京大学、6.大阪市―大阪大学/大阪市立大学。

問5-2.上記の大学で学生自治会の存在しない大学を挙げよ。

問題6.記述式です。では日本や外国を含めて、公認/非公認を含めて学生自治会(それに準ずる組織)の存在しない大学(それに準ずる機関)があるとすれば何処か知識のある者のみ、推測も交えて論述せよ。凡人にはこの問題に答えるだけの調査時間や気力がない。

尚、ここでいう学生自治会とは大学や学部で学ぶ学生全体をカバーし、公平な投票で学生の代表を決める機関や組織を指します。高校生活をしたものなら誰でも知っているように、生徒会長や役員を学生投票できめる高校の生徒会に当たります。あくまでも学生の意志を反映する機関であって、もし学生に大学側と学生生活上、トラブルや問題が生じた際に、同じ学生という立場で問題解決の役割を担い、もし必要ならば大学の経営陣側とのミーティングを設けて、学生代表として出席するものです。





--解答です。
すべてに高崎経済大学と答えた人をクイズの正解者とし、その中のお二人様をハワイにご招待。と言いたいところだが、残念なことにスポンサーの都合でご褒美無しになりました。群馬名物、焼き饅頭の自棄食いでもどうぞ。

>>朝日新聞出版「[週刊朝日進学MOOK]大学ランキング2017年版」 http://www.kanazawa-it.ac.jp/about_kit/ranking.html<<
こうした外部評価に対して、はたして高経大が60周年を祝うだけの材料が存在するのか問うがいい。時が過ぎたことだけを祝っているとしか言いようがない。

79凡人:2017/09/23(土) 05:01:30 ID:R.OzoZ.k0
訂正―
>>朝日新聞出版「[週刊朝日進学MOOK]大学ランキング2017年版」のリンク先
http://www.kanazawa-it.ac.jp/about_kit/ranking.html

80凡人:2017/09/23(土) 05:14:24 ID:R.OzoZ.k0
凡人の高崎のビジョンはこうだ。◇政治/思想/教育の民主化▶国際化/ファッション化/都市高度化▶商業/産業集積化▶雇用増加▶交流人口増加▶好感度イメージ定着▶都会人本格移住開始▶高崎ブランド定着▶定住人口増加▶群馬イメージアップ

大学教育界の恥部を曝け出す高崎経済大学。今のままでは高崎市の都市高度化を推進するどころか、今後の10年20年先その大きな障害となるであろうことが推測できる凡人である。

81凡人:2017/09/26(火) 08:14:55 ID:R.OzoZ.k0
高崎経済大学(高経大)は高校レベルと凡人はいっている。ところが、この太田市のぐんま国際アカデミー(GKA)高等部が高経大の代わりをやってくれているので心配いらない。GKAには生徒会があるとネットで知る。やはり、そのことをとっただけでも高経大よりは教育の質がマシだろう、大笑。
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授業で作った短編、世界で評価 米映画祭上位4作…マイアミで上映 群馬
2017.9.26 07:10 産経

 ■太田のGKA高等部「Break The Wall」

 太田市のぐんま国際アカデミー(GKA)高等部の生徒4人が授業で制作した短編ドキュメンタリー映画が、この夏、米マイアミ市での国際映画祭「インディー・ワイズ映画大会」で上映され、高い評価を得た。映画祭に参加し国際理解を深めて帰国した制作者の生徒3人が25日、太田市の清水聖義市長を訪ね、夏の貴重な体験を報告した。

 映画は大泉町のブラジル人コミュニティーを題材にした「Break The Wall(壁を壊せ)」(10分)。文化の違いを乗り越えた共生の物語でサンバが交流を促す様子が描かれる。2年生の栗田理恵子さん、高橋灯(あかり)さん、ホッグ・知優(ちひろ)・ジェーンさん、オカハン・リシャさんの4人が特別科目で制作した。

 作品は、6月のカリビアン国際映画祭(バハマ)ドキュメンタリー映画部門で上位4作に入り、マイアミの映画大会の招待作品として残り、マイアミで上映、高い評価を得たという。

 マイアミの映画大会は主に短編を対象とする国際映画祭で、今年は8月24日から27日に開催、約30カ国からの約200本が上映された。

 4人のうちオカハンさんを除く3人が渡米、各種ワークショップやフォトセッションなどに臨んだ。

 市長に報告した高橋さんは「制作してサンバの力に気づかされた。言葉に関係なく楽しく踊っている姿を見て一緒に何かを共有することで大泉町は成り立っていると感じ、映画で伝えることができた」と話した。

 GKAは外国語教育特区構想に基づく私立の小中高一貫校。平成17年春の初等部以降、中等部、高等部と順次開校し、ほとんどの授業を英語で行う。特別授業はグローバル理解教育を目的としたドキュメンタリー映画制作授業で、企画から取材・撮影・編集を行う。

 理事長でもある清水市長は「GKAはガリ勉の学校ではなく、広い分野に目を向けている。社会や世界に出ていく子供たちに期待している」と話した。

82凡人:2017/09/26(火) 12:35:47 ID:R.OzoZ.k0
グローバル人材の育成を強化し、国際競争力を高めるために、千葉大は海外大学との交流にとても力をいれていることが分かる記事である。千葉大学のシンクタンクとしての役割を自覚し、日本や世界をリードするヴィジョンが伺われて将来が頼もしくなる。一方の高崎経済大学(高経大)はどうか?教育学部がある訳でもないのに、やたらと高校やそれ以下と交流する機会がある。それはネットでみる限り、たとえば応援団が応援のしかたを教えたり、ゼミであり、部活であり、NPOその他の活動でみられる。高経大の大学経営陣や教職員の目指すものは、千葉大とはまったく違うことは分かるが、いったい何か?高校は高経大教員も含めて、レベル的に言って同じだから交流し易いのだろうって?いや違うだろ。第一、高校には生徒会があるから、そういうものがない高経大よりはよっぽど上だろうと言える。笑
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千葉大、タイにキャンパス 学部生の留学拠点に
2017/9/26 7:00 日経

 千葉大学はタイのバンコクにサテライトキャンパスを開いた。大学間交流協定校の国立マヒドン大学内に設け、東南アジアの研究機関との共同研究の拠点とする。主に千葉大の学部生の留学拠点としても活用。グローバル人材の育成を強化し、国際競争力を高める。

 マヒドン大がこのほど新設した校舎のうち約200平方メートルを借用し、数人が学べるゼミ用の教室などを設けた。日本とタイの両方から教員を出し、日本文化や東南アジア諸国の経済情勢に関する授業を実施。千葉大と現地の学生の双方が学べる仕組みとする。

 千葉大とマヒドン大が共同で授業プログラムを立案し、2018年度から本格的に受け入れを始める。当初は主に千葉大の学部生の短期留学先として活用する。タイには日系企業が多く進出しているため、現地の日系企業から講師を招く授業も想定する。

 千葉大の園芸学部が現地で亜熱帯の植生などを研究する拠点の設置も検討。マヒドン大の理学部や東南アジアの研究機関との交流を広げ、国際共同研究機関に育てる。

 千葉大の海外キャンパスの設置は独ベルリンや米カリフォルニアに続き3拠点目。千葉大は23年度に入学定員の半分となる1200人に留学してもらう目標を掲げ、グローバル人材の育成に力を入れている。

83凡人:2017/09/27(水) 06:59:40 ID:R.OzoZ.k0
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/061/0080/06106060080019c.html
第061回国会 法務委員会 第19号
昭和四十四年六月六日(金曜日)議事録

     ――――◇―――――
○高橋委員長 これより会議を開きます。
 法務行政に関する件、検察行政に関する件及び人権擁護に関する件について、調査を進めます。
 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。しかし、慣例による理事会の申し合わせで、各質問者の持ち時間は三十分ですから、御了承ください。
 それでは畑和君。
○畑委員 私は、本日は質問通告に出してありますとおり、高崎経済大学の学長の三潴さんという方が、高崎の暴力団松葉会の幹部と、たまたま少なくともことしの正月の新年会の席に招待されてその新年会に出席をしたということが、新聞に報道されております。これは、私にとりましてもまことに驚きだったのであります。いやしくも大学の学長ともあろう人が、いま非常に批判の焦点であります暴力団、しかもその松葉会の幹部が催した新年会に出席をすること自体がはなはだ不謹慎であるということで、まさか大学の学長がこうした会合に出るとは夢にも思ってなかった。新聞の報道でまさに知ったわけでありますけれども、われわれとしても、また一般の国民としても、非常に驚いたことだったろうと思う。そこで、若干その問題につきまして、その端緒となりました関係で、警察当局、それからさらにこの大学を指導、助言等をいたしております、また設置基準に従ってこれを許しております文部省関係のほうにお聞きをいたしたいと思う。
 新聞の報ずるところによりますと、この事件が明るみに出たのは、松葉会の幹部を検挙して調べてみたところが、その取り調べの中で、はしなくも、新年会の宴席に三潴学長が出席をしたということが、少なくとも明らかになった。それで一般に知られるようになったわけでありますけれども、まず最初に、警察のほうで松葉会の幹部を調べた結果、そういうことになったと報ぜられている点が事実かどうか、その点をひとつ警察庁の刑事局長ですか、お聞きいたしたい、かように思います。
○内海政府委員 お答えを申し上げます。実は三潴学長と高橋一郎という人との関係につきましては、特段の犯罪関係等があるわけではございませんで、警察のほうも、特にその二人がどういう関係にあるかということについて特別に調べたというふうなことはございませんが、御質問でございますので、一応この高橋一郎という、これは松友会、これはもと松葉会といっておりましたけれども、これの群馬県の支部長で、一応不動産業ということになっておりますが、この男を強制執行の免脱及び詐欺ということで、本年の三月群馬県の高崎警察署で逮捕して取り調べておるわけですが、その間、いまも御質問のございましたように、高橋一郎が、三潴学長との関係といいますか、知り合ったことについて若干しゃべっておるのですが、それによりますと、四十一年の春ごろに、彼が支部長をしております松友会の本部で三潴先生のことを聞いて、非常な理論家であると聞いたので、ぜひお会いしたいということで学校に会いに行った。特に先生に会いたいと思ったのは、自分の下におるやくざな人間たちを更生させるためにどういうふうな教育方法をとったらいいかというふうなことを聞きたいと思ったのだということ、それから先生の家に伺ったことはない、大学のほうへは何べんか伺ったというふうなことを言っております。そうして新年宴会には、そういうふうなことでいろいろ教えていただいたので、そういうことについての感謝の気持ちからお招きしたのだ、こういうふうなことを言っております。私ども、実はお二人、三潴学長と高橋一郎なる人物との関係というものは、その程度承知しておるわけでございます。
○畑委員 いまの警察庁当局の御答弁によると、自分の子分の人たちの更生のために、どういうふうにして更生させるかというようなことで御高見を拝聴に行ったというような供述になっているようでありますが、暴力団の親分が、実際はいま警察庁の側で言われたような罪名で検挙をされ、起訴された、その御本人が、幾ら子分たちの更生のためといっても、ちょっとどうもロジックが合わないわけであります。これは別に警察庁を責めるわけではないけれども、新聞の報ずるところによると、新年会で、安保のときはよろしく頼む、こういうことをあいさつで言ったというのだけれども、こういうことまでは、警察庁の詐欺事件のお調べの際には調書に出ておらないかどうか。その点をひとつ聞きたい。
○内海政府委員 お答え申し上げます。私ども調書をよくは調べておりませんけれども、特に安保の問題にことさら触れていろいろ話があったというふうなことは、出てないようでございます。
1-4

84凡人:2017/09/27(水) 07:02:51 ID:R.OzoZ.k0
○畑委員 警察関係は忙しいようだから、ぼくに関する限りはこれでよろしい。
 そこで、あとはひとつ文部省当局にお聞きしたいのです。新聞のいろいろ報ずるところによると、またさらに私が新聞外でも二、三の人から聞いたところによりますと、高崎経済大学は、もちろん高崎市の市立の大学だ。市立の大学はそうあまりないようでありますけれども、なかなかいい成績をあげているところもあるが、この高崎経済大学は、いままで問題が多かったように聞いております。かつて新聞に二、三年前にも出ましたけれども、市立大学というような関係から、市長はじめ市のいろいろな有力者等からいろいろ頼まれて、裏口入学等の問題がたくさん出た。そして大学の設置基準にも非常に違反をしておる。定員は一学年二百人、四学年で八百人ぐらいが設置基準だそうでありますが、それが三倍にも四倍にもふくれて、たくさん入学を許しておる。いわゆる裏口入学というものが非常に多かったので、学生の純真な正義感を呼び起こして、これが当初の高崎経済大学の紛争のもとになったということは御承知のことと思うのでありますけれども、その当時の紛争は、結局学生の大量処分、あるいは刑事問題としての起訴、裁判というようなことで、退学になりあるいはそのほかの処分を受けた人が相当おったようであります。しかもまた、大学の教授会でもいろいろ問題になり、結局教授の人たちも、そのうち八人くらいはとうとう大学を去る、こういう結果になって、教育の府、研究の府としての大学に最もふさわしくないあり方をしてきた大学だという印象を私は持っておったのでありますが、それがそういう形で一応終息をした。いわゆる大学紛争としてはおそらくいまの大学紛争のはしりであり、しかもいまの一般的な大学紛争とちょっと変わった、市長をはじめ学長等の方針でむしろ逆にゆがめられたような学校経営であったというようなことから紛争が巻き起こって、それが弾圧をされて、それで一応解決したという形になったものだそうでありますが、今回の新聞の報道にも明らかなように、学生たちがまたこの問題を非常に重視して、第二の新しい大学紛争の目になりつつある。こういうふうに聞いておるわけであります。三潴学長は、かって私たちも東大で教わりました三潴さんという教授がおりましたけれども、おそらくその御子息さんではなかろうかと思うのでありますが、非常に右翼的な考えの持ち主である。西暦という年号を使わずに、あえて紀元という年号を使う。あるいは日本帝国憲法はいまだに生きておるのだ、こういうようなことを学生たちに話をするといったような式の、まことにどうもおそれ入った学長であるようでありますが、これが結局市当局の意向を受けて、いろいろそうした方向での教育をしておるようであります。それが高じて、はしなくも新聞ですっぱ抜かれるようなことがあって、世間の注目を引いたということになっておるようであります。
 ところで、文部省当局といたしましては、かつて紛争があったわけでありますけれども、その当時どういうことで指導、助言し、一応問題が解決するようになったか、この設置基準はどういうふうになっておるのか、こういう点について、まず最初にお聞きいたしたいと思います。
○村山(松)政府委員 高崎経済大学は、御指摘のように高崎市の設立にかかるいわゆる公立大学でございます。設置認可は昭和三十二年でございまして、その後三十九年に学科を増設いたしまして、現在経済学部経済学科、経営学科の二学科を有する入学定員二百名の大学でございます。御指摘の先年の紛争と申しますのは、一つは縁故者の入学をさせたという問題、二つには著しく入学定員をこえて入学を許可して、教育が十分行なわれないという不満、その二点を中心として起こったわけでありますが、種々話し合いの結果、いずれも自粛をする、学生はとにかく勉学にいそしむということで、一応の解決を見たわけでございます。
 現在の状況は、入学定員二百名に対しまして、かなり上回って入学許可をいたしております。現在入学定員二百名でございますので、四年間の定員は八百名になりますが、それに対する学生の現在員は二千五百六名、約三倍の在籍となっております。それから教員数は、教授十四名、助教授十三名、講師四名、計三十一名でございます。大学設置基準の適用関係は入学定員で行ないますので、入学定員二百名に対する設置基準といたしましては、教官三十二名ということになりますので、一名不足、こういう状況でございます。
 今回の問題もございまして、高崎経済大学に実情を問い合わしておりますが、ほぼ新聞に出たような事実があったようでございます。
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85凡人:2017/09/27(水) 07:05:02 ID:R.OzoZ.k0
○畑委員 いまのお答えによっても明らかでありますけれども、そうした事件があって、文部省からの指導もあって、それでようやくにしていま言った設置基準を、しかも八百人のところが二千六百人もいまでもいる、こういう形で設置基準に非常に反している。定員二百名で計算した場合に、専任教師が合計で三十二名おるべきところが三十一名、こういうことで、その定員から計算した教師でも大体一ぱい一ぱいというところで、現在はその三倍も生徒がいるということだから、教師も三分の一しかいないということになると思うのです。こういう環境では、十分な教育も研究もできないと思うのです。設置基準というものがあるのでありますから、一番最初よりもだいぶ緩和――五倍も六倍もあったものがようやく三倍ぐらいになってきたということで、徐々に定員に比べての実際の入学許可の人数も一時よりは減ってはきているけれども、まだまだ三倍も採っている、こういうことになるわけです。こういうことでは、とうてい十分な教育はできないと思うのでありますが、しかもいろいろ新聞の報ずるところによりますると、むしろ私立大学よりも学費が高い、かかりが高い、こういうような話でございます。公立の学校としての本来のあるべき姿とえらい差があると思うのでありまして、これは市当局の方針等からも出ておると思うのです。話によりますと、市長も四選の市長であって、なかなかがんこおやじで、独裁者的な人だそうであります。二瀦学長やあるいは暴力団等もほめておるような、そんな市長だそうでありますけれども、これは非常に問題が多いと思うのです。このままで見過ごしたら、学生がかわいそうだと思うのです。そういう点で、文部省としては、今度の事件も起きたし、そこでいろいろ聞いてみると、大体新聞に報ずるとおりだというふうな御答弁がございましたが、先ほど警察側に聞いた結果は、結局はわからなかったが、新年会に出席をした学長に対して、安保のときはよろしくと言ったというようなことが、言ったか言わないかという点で、新聞でも食い違いが――本人は否定しておるようでありますが、どうもこういう学長では、そういうことでお互いに話をしないとは保証ができない。そういう点で、文部省のほうとして、今後この問題をどうするつもりでおるか、方針などを承りたい。著しく指導、助言をしても聞き入れないという場合には、当然それに対する処置があってしかるべきだと思うのでありますが、その点をひとつ文部省当局では今後どう処置するつもりかという点についてお尋ねをいたしたい。
○村山(松)政府委員 文部省といたしましては、公立大学に相対します関係は、所轄庁といたしまして、基準に適合した教育が行なわれるかどうかにつきまして、必要な指導、助言を行なうわけでございます。その意味におきまして、高崎経済大学の場合には、学生数につきましても一ころよりは減っておるとはいえ、現在でもなお入学定員よりふえておるのが実情でございます。そこで基準を比べますと、教員数につきましては定員一ぱい一ぱいでありますけれども、施設面から見ますると、あの学校は先年新築をいたしまして、基準に対しまして二倍以上の校舎面積を持っております。そこで、将来の問題としては、学生数とそれから学生の定員と校舎と教員数とバランスをとればよろしいわけでございまして、その方角で指導、助言をしてまいりたい、かように思います。
 それから学長の言動等につきましては、これは先ほど照会したところほぼ新聞に出ておったような事実と申し上げましたのは、おっしゃったことの中身まで確認したわけではございませんので、いわば正月にプライベートに会合に出たところ、暴力団関係の者もおった、そこに出ておったことは事実のようだ、こういうことを確かめ得たわけでございます。言動その他を含めまして学長の服務関係は、これは設置者でありますところの高崎市において処置すべき問題でございますので、学長としての逸脱があれば、市当局において善処せられることを期待しておるわけであります。
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86凡人:2017/09/27(水) 07:06:05 ID:R.OzoZ.k0
○畑委員 いま大学も増築を急いでおって、それが完成すると、それだけ建物が倍にもなる。そこで今度は教師をふやすというようなことでやれば、大体設置基準に合うようになるであろう、そういうふうに指導しておる、こういうことであります。しかし、それをやはり急いでやらせなければならぬと思う。そのほかにやはり問題があるのは、教師等について思想選別等を非常にやっておるようであります。学長自身がそういった思想の持ち主であるし、また市長自身がそういった性格の人でもありまするので、やはりそのお気に入りの人でなければだめだというようなことで、いろいろ思想選別等もする。したがって、いい教師が、骨のある教師がだんだん去ってしまう、こういうような傾向だということで、私一部の人にも聞いたのでありますが、将来が非常に心配される、こういうようなことであります。教授会の自治そのものが、一般の大学ではいまいろいろ問題になっております。ところが、この大学では、教授会の自治そのものがあまりないようだ。と同時に、学生たちの自治活動というものが非常に圧殺をされておる。そして何かちょっとあると、すぐ処分の対象になる。一々すべてのことが届け出制でなくて、許可制だ。いろいろ事前検閲の規定があるようでありまして、大学そのものが非常に古い。いまどきちょっとないような形の大学のようでありまして、この点がひとつ大いに心配をされるところであります。そういう点につきましても、直接文部省としてはそういう点までは――いろいろ指導、助言ということになると、また支配介入阻止ということも出てくるでありましょうけれども、そういった問題も、こういう学長のもとにおいてはどうしてもそういうふうになりがちであります。そうすると、結局ゲバ棒にも発展しかねない、無理解な学長あるいは幹部だと、そういったことになるおそれがあるわけでありまして、この点、ひとつどういうふうに指導、助言をするのか、できるのか、その辺を最後にお聞きしたい。
○村山(松)政府委員 大学の教育内容面、あるいは教育内容に関する指導方針等に関しましても、これはまさに大学が自主的に判断して行なうべき中核的な事項であります。もっとも、外面的なワクといたしましては、やはり大学設置基準で大学で最小限度授業すべき科目、単位、それから卒業要件としてどれだけのものを履修すべきかという諸要領、こういうものは定めております。したがいまして、そういう外面的条件を満たすかどうかにつきましては、文部省といたしまして、もし違反しておれば是正すべく指導、助言をいたします。しかし、そのワク内における教育の指導方針等につきましては、大学が自主的に行なうたてまえでございまして、文部省としては明らかに外面的な基準に反しない限りは、これの是正を求めるような意味合いの指導、助言はむずかしゅうございます。ただ、学生の自治活動にいたしましても、あるいは教育の運営面につきましても、いろいろな会議あるいは研究集会、そういう機会もございますので、そういう一般的な機会を通じまして、国が逸脱のないように指導してまいりたい、かように思います。
○畑委員 支配介入にならない範囲でひとつ指導、助言を強めていただきたいと思います。この学長は、実はいまの新年会での料亭での問題がありましたが、そのほかにも、どうも私の調査によりますると、高橋一郎という暴力団松葉会の支部長が自分の女に経営させておる「田舎」という料亭があるそうでありますが、その「田舎」という料亭も学長が私的の会合にときどき使っておる事実がある、こういうような話も聞いております。事実でなければよろしいのでありますけれども、そういうことを私どものほうで聞いておりますので、そうなると、どうもこの一回の新年会の出席だけではなさそうだ。相当腐れ縁がありそうだ。しかも大学の学長がそういうことでは、私はけしからぬことと思う。いま暴力団狩りを一生懸命法務当局あるいは警察当局等でやっておるさなかでありますが、私、この点非常にショックであったのであります。
 そこで、最後に法務大臣にお尋ねいたします。そういった暴力団関係等についての一般司法行政、司法関係をつかさどっておられる法務大臣は、この問題についてどういう感懐を持っておられるか、最後にお聞きして、私の質問を終わりたいと思います。
○西郷国務大臣 まことに遺憾しごくに存じます。
    ―――――――――――――
4-5

87凡人:2017/09/27(水) 07:07:42 ID:R.OzoZ.k0
第061回国会 法務委員会 第19号
昭和四十四年六月六日(金曜日)
    午前十一時十三分開議
 出席委員
   委員長 高橋 英吉君
   理事 大村 襄治君 理事 進藤 一馬君
   理事 田中伊三次君 理事 永田 亮一君
   理事 濱野 清吾君 理事 中谷 鉄也君
   理事 畑   和君
      大竹 太郎君    鍛冶 良作君
      千葉 三郎君    藤枝 泉介君
      松野 幸泰君    村上  勇君
      猪俣 浩三君    加藤 万吉君
      黒田 寿男君    田中 武夫君
      山内  広君    岡沢 完治君
      山田 太郎君    松本 善明君
 出席国務大臣
        法 務 大 臣 西郷吉之助君
 出席政府委員
        総理府総務副長
        官       鯨岡 兵輔君
        総理府特別地域
        連絡局参事官  加藤 泰守君
        警察庁刑事局長 内海  倫君
        防衛庁防衛局長 宍戸 基男君
        防衛庁人事教育
        局長      麻生  茂君
        法務政務次官  小澤 太郎君
        法務大臣官房長 辻 辰三郎君
        法務省民事局長 新谷 正夫君
        法務省刑事局長 川井 英良君
        法務省矯正局長 勝尾 鐐三君
        法務省人権擁護
        局長      上田 明信君
        法務省入国管理
        局長      中川  進君
        文部大臣官房会
        計課長     安養寺重夫君
        文部省大学学術
        局長      村山 松雄君
 委員外の出席者
        警察庁警備局参
        事官      後藤 信義君
        外務省アメリカ
        局安全保障課長 松原  進君
        大蔵省理財局国
        有財産第一課長 上国料 巽君
        厚生省公衆衛生
        局防疫課長   後藤 伍郎君
        運輸省鉄道監督
        局国有鉄道部業
        務課長     大久保一男君
        運輸省鉄道監督
        局民営鉄道部監
        理課長     横田不二夫君
        会計検査院事務
        総局第二局長  石川 達郎君
        専  門  員 福山 忠義君
    ―――――――――――――
5-5

89凡人:2017/09/27(水) 07:22:21 ID:R.OzoZ.k0
高経大の学生部長時代に今の高経大応援団の元を築き、高崎経済大学学長となった時に、国会法務委員会で暴力団の幹部との交流が問題にされる。「非常に右翼的な考えの持ち主である。西暦という年号を使わずに、あえて紀元という年号を使う。あるいは日本帝国憲法はいまだに生きておるのだ」。そんな高崎経済大学学長の三潴信吾氏とはどんな人物か?面白い記事をネットで見つけたので紹介する。

三潴信吾「日本憲法論要論」(洋販社,1986年)。
****
この本が旧字で書かれていること、何より本を開いて一番最初の序文を書いているのはなんと「岸信介」というあたりを紹介すれば、普通の人でもわかってもらえるだろうと思う。巻末には「天照大神の天孫降臨の神勅」だの「教育勅語」だのが資料として掲載されている(そのくせ日本国憲法は掲載せず)。Karu356(2015/6/5) https://plus.google.com/108678441385523871015/posts/Smic2KZAy7X
***
三潴信吾氏は、『現行占領憲法』は「憲法」ではないとされ、「有効ならしむべき何等の筋合も無い」と断じているのである。そして、「一日も速やかにわが国家伝統に立脚した憲法を回復しなければならない」と論じてゐる。即ちこの文章は、『現行占領憲法』無効、『大日本帝国憲法』回復を論じているのである。四宮 正貴 2015年4月19日 http://shinomiya-m.txt-nifty.com/diary/2015/04/post-0254.html

90凡人:2017/09/27(水) 07:59:50 ID:R.OzoZ.k0
「圧殺の森」は起るべきして起った高崎経済大学(高経大)の事件。三潴信吾氏の憲法理論は現在の反民主主義勢力の中心である右翼暴力団の政治活動を支える理論的根拠を提供するものであることが見て取れる。高経大にあっては「圧殺の森」は現在進行形であることは、その超右翼の教授が作った応援団が今も健在であり、しかも高経大の直属となっている点や学生自治会が存在しないことからも明らかである。高経大の歴史をしってりる大学受験生は敬遠し、ノンポリの学生が全国から集まるようになった公立大学の高経大。偏狭な右翼思想に傾倒した教職員の集まりである大学側はその学生をコントロールするために、応援団の団員をしばしば全学生の代表にさせ、またナチSSの役割を体育会と共に学内で担わせていることは特筆されてよいであろう。学生はそれを意識しようがしないが・・・、でもノンポリに何がわかるのかといいたい、笑。

91凡人:2017/09/27(水) 08:07:12 ID:R.OzoZ.k0
元高経大准教授の八木秀次・麗澤大学教授とはどんな学者なのか?高経大に選ばれて、教壇に立てる教員像が分かって面白い。凡人は彼の新聞や雑誌での発言がかなり事実を湾曲して、持論の正当性を述べている箇所に何度も出会い、危惧していた一人である。当時高経大応援団の顧問にも名を連ねていたことは承知している。
*****
http://lite-ra.com/2015/06/post-1163.html
保守系学者までが違憲と…「安保法制が合憲」だという憲法学者は3人しかいなかった?
2015.06.05 (水井多賀子)

 安保法制は憲法違反だ──。昨日4日に開かれた衆議院憲法審査会に招致された3人の憲法学者全員が、現在、国会で審議中の安保法制を「違憲」であるとし、安倍政権に牽制をかけた。

 しかも、招致されたひとりである長谷部恭男・早稲田大学法学学術院教授は自民党と公明党、次世代の党が推薦した憲法学者。しかし、長谷部氏は集団的自衛権の行使容認を「従来の政府見解の基本的枠組みでは説明がつかず、法的安定性を大きく揺るがす」「外国軍隊の武力行使と一体化する恐れが極めて強い」と、安保法制の危険性をはっきりと指摘。憲法の専門家である学者たちにとって安保法制は現行憲法を無視したナンセンスなものであることが白日のもとにさらされた格好だ。

 だが、こうした事実を断固として拒絶したのは、もちろんこの方、菅義偉官房長官である。同日4日に行われた会見で菅官房長官は「法的安定性や論理的整合性は確保されている。まったく違憲との指摘はあたらない」「憲法前文、憲法第13条の趣旨を踏まえれば、自国の平和を維持し、その存立をまっとうするために必要な自衛措置を禁じられていない」と、国会に招致した憲法学者たちの見識を批判しはじめたのだ。……いや、誰もあなたの憲法解釈など訊いていないし、第一、彼は司法試験でも受かったことがあるのだろうか。

 しかも驚くことに、菅官房長官はこうも言い切ったのだ。

「まったく違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」

 じゃあ、その憲法学者を呼んだらよかったじゃん!とツッコミたいところだが、しかし待て。ほんとうにそんな人物が、たくさんこの世に存在するのだろうか。

 そもそも今回の参考人選定では、自民党は長谷部氏ではなく、党とのつながりもあり憲法学の権威と称される佐藤幸治・京都大学名誉教授を呼ぶ予定だったという。しかし、その佐藤氏も、安保法制について「丁寧な審議を通じて事柄の内容と問題点を国民に明らかにしないままに突き進むとすれば、日本の議会制・立憲主義の将来にどのような結果をもたらすか大変心配している」(朝日新聞/6月1日付)と発言している。自民党は、佐藤氏の招致断念の理由を“調整がつかなかった”と説明しているが、じつのところ、佐藤氏のこうしたスタンスを知って、改憲派の長谷部氏に鞍替えしたのではないのか。

 “自分たちの味方だ”と思い込んでいた佐藤氏や長谷部氏といった保守系憲法学者からもことごとく安保法制にNOを叩きつけられる。──これが安倍政権の置かれた現状なのだが、しかし、菅官房長官は「違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」と言った。では、その著名な憲法学者とやらは誰なのだろう。

 安保法制は憲法違反だ──。昨日4日に開かれた衆議院憲法審査会に招致された3人の憲法学者全員が、現在、国会で審議中の安保法制を「違憲」であるとし、安倍政権に牽制をかけた。

 しかも、招致されたひとりである長谷部恭男・早稲田大学法学学術院教授は自民党と公明党、次世代の党が推薦した憲法学者。しかし、長谷部氏は集団的自衛権の行使容認を「従来の政府見解の基本的枠組みでは説明がつかず、法的安定性を大きく揺るがす」「外国軍隊の武力行使と一体化する恐れが極めて強い」と、安保法制の危険性をはっきりと指摘。憲法の専門家である学者たちにとって安保法制は現行憲法を無視したナンセンスなものであることが白日のもとにさらされた格好だ。
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93凡人:2017/09/27(水) 08:32:59 ID:R.OzoZ.k0
 だが、こうした事実を断固として拒絶したのは、もちろんこの方、菅義偉官房長官である。同日4日に行われた会見で菅官房長官は「法的安定性や論理的整合性は確保されている。まったく違憲との指摘はあたらない」「憲法前文、憲法第13条の趣旨を踏まえれば、自国の平和を維持し、その存立をまっとうするために必要な自衛措置を禁じられていない」と、国会に招致した憲法学者たちの見識を批判しはじめたのだ。……いや、誰もあなたの憲法解釈など訊いていないし、第一、彼は司法試験でも受かったことがあるのだろうか。

 しかも驚くことに、菅官房長官はこうも言い切ったのだ。

「まったく違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」

 じゃあ、その憲法学者を呼んだらよかったじゃん!とツッコミたいところだが、しかし待て。ほんとうにそんな人物が、たくさんこの世に存在するのだろうか。

 そもそも今回の参考人選定では、自民党は長谷部氏ではなく、党とのつながりもあり憲法学の権威と称される佐藤幸治・京都大学名誉教授を呼ぶ予定だったという。しかし、その佐藤氏も、安保法制について「丁寧な審議を通じて事柄の内容と問題点を国民に明らかにしないままに突き進むとすれば、日本の議会制・立憲主義の将来にどのような結果をもたらすか大変心配している」(朝日新聞/6月1日付)と発言している。自民党は、佐藤氏の招致断念の理由を“調整がつかなかった”と説明しているが、じつのところ、佐藤氏のこうしたスタンスを知って、改憲派の長谷部氏に鞍替えしたのではないのか。

 “自分たちの味方だ”と思い込んでいた佐藤氏や長谷部氏といった保守系憲法学者からもことごとく安保法制にNOを叩きつけられる。──これが安倍政権の置かれた現状なのだが、しかし、菅官房長官は「違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」と言った。では、その著名な憲法学者とやらは誰なのだろう。

 だが、いくら考えても調べても、思いつくのはせいぜい3名しかいない。それは、西修・駒澤大学名誉教授と、百地章・日本大学教授、そして八木秀次・麗澤大学教授だけだ。参考人として国会に呼ばれた憲法学者のひとりである小林節・慶應義塾大学名誉教授も、昨日の審議会後に「日本の憲法学者は何百人もいるが、(違憲ではないと言うのは)2、3人。(違憲とみるのが)学説上の常識であり、歴史的常識だ」(朝日新聞より)と語ったというが、きっと小林氏の頭のなかにもこの3名の顔が浮かんだはずだ。

 しかも、この3名は揃いも揃ってかなりのトンデモ発言を連発している面々なのである。

 まず、西氏と百地氏は、2013年に産経新聞が発表した憲法改正草案「国民の憲法」の起草委員でもあるのだが、この中身が凄まじい。「日本は立憲君主国と国柄を明記」にはじまり、「天皇は元首で国の永続性の象徴」「国の安全、独立を守る軍を保持」「家族の尊重規定を新設」「国民は国を守る義務を負う」などなど、自民党の改正草案以上の戦前回帰ぶりなのだ。この改正案からは西氏と百地氏のイデオロギーがありありとわかるが、実際、西氏は今年3月に開催された講演会でも「平和主義は日本だけのものではなく、非常事態に国民の権利を一部制限して対処することも当たり前になった」と発言。百地氏も「例えば国家そのものが存亡の危機にある場合、国益、国民全体の利益を守るためには、一時的に人権が制限される場合がありうる」(TBS『サンデーモーニング』/13年6月)と述べるなど、国家のために国民の人権も立憲主義も停止する悪名高い“緊急事態条項論”をもちだす始末。彼らの頭には“基本的人権”も“立憲主義”もない様子だ。
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94凡人:2017/09/27(水) 08:34:16 ID:R.OzoZ.k0
 さらに、八木氏については、既報の通り、「正論」(産経新聞社)14年5月号で天皇の護憲発言を取り上げ、「両陛下は安倍内閣や自民党の憲法に関する見解を誤解されている」「両陛下のご発言が、安倍内閣が進めようとしている憲法改正への懸念の表明のように国民に受け止められかねない」と、安倍首相の擁護のためなら天皇をも批判する、保守ならぬ“安倍主義者”というべき論を展開。また、拉致問題解決のための集会後のデモで「全ての朝鮮人を東京湾にたたき込め」というシュプレヒコールが上がったことについても、「外国勢力の関与も疑われる」(「正論」15年1月号)とヘイト丸出しの記述を行っている。

 ──これがまともな憲法学者の態度なのか?と大いに疑問が湧いてくるが、一応、この3名のなかで唯一、憲法学の権威のひとりとされている西氏にしても専門は比較憲法学で、憲法の運用や条文解釈などの専門家ではない。また、西氏は安倍首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」で有識者委員を務めていることから今回の審議会に招致することはできなかったのだろう。一方、百地氏、八木氏にいたっては、「正論」や産経新聞では御用達なので保守界隈では著名なのかもしれないが、憲法学者としての知名度は低く、憲法学者というよりも政治イデオロギーを前面に押し出したタカ派論客、たんなる戦前回帰&ヘイト容認のネトウヨと同レベルの人物でしかない。結局のところ、安保法制を「合憲」と言うのはこの程度のメンツしかおらず、まともに憲法を専門にする学者ならば、とても合憲などとは言えないシロモノなのだ。

 よくもまあこんな散々たる状況で「著名な憲法学者もたくさんいる」と言ったものだが、この菅官房長官の強気な態度と同様、安倍政権は学者たちの投げかけなどは無視して安保法制を強行することは明白だ。

 ただ、今回の審議会における憲法学者3名が違憲としたように、このまま安保法制が国会を通過するようなことがあれば、違憲訴訟が起こるのは間違いないだろう。そこに一縷の望みをかける人もいるかもしれないが、残念ながら、司法はそう期待できるものではない。というのも、もし数多くの権威ある憲法学者が安保法制は違憲だと主張しても、さらには安保法制がどう転んでも「合憲」とは判断できないものだとしても、権力になびいた最高裁は「統治行為論」をもち出して司法審査の対象外として逃げ切ることが予想されるからだ。

 安倍首相はきっとそれを百も承知で、国会ですべての決着がつくと高を括っている。知の力でもこの暴走を止められないとなると、今後、日本はどうなってしまうのだろうか。
(水井多賀子)
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95凡人:2017/09/29(金) 07:24:32 ID:R.OzoZ.k0
三潴信吾氏の『現行占領憲法』についての凡人のコメント。

大日本帝国憲法の存続なんて連合軍の占領後になっても考えも及ばないことである。ところが、この超右翼の教授、三潴信吾氏は「現行の平和憲法」の無効性を訴え、大日本帝国憲法の存続を唱え続けている。なんという浅はかな教授であろうか。なんという民主主義の敵であろか。平和や自由を望む日本国民に対してのまったくの裏切り者行為である。日本の大学教育界でどのくらいの人がその理論に共鳴するのか。多分何百の憲法学者が日本にいて、しかも保守派と呼ばれる憲法学者だってそんな理論を相手にしないだろう。ただ暴力団右翼と高経大の教職員しか、まともにしない。こういう教授こそ、日本の危険思想として、マルクス革命思想と同じように裁かれてしかるべき人物であろう。幸運なことに、戦後日本は長い平和が訪れて、彼の著作物は超保守派や暴力団右翼を除いて、まったく過去に葬られている。残念なことに高崎経済大学、自体も同じ運命を背負っている。不幸なことに三潴信吾氏は学長であり、ドンであり、親分として、応援団を作りだし、当時の右翼市長と結託して高崎経済大学を長くコントロールしていた。それと相まって大量不正入試を行なった過去の結果がいまのシワ寄せとなってあらわれているのか。不祥事の嵐である。大学の方向性やレベルが大いに問われられている。ドンによって思想選別された子分の教職員がいまの高経大の幹部役員となり、大学の将来をきめていると考えると背筋に悪寒が走る。
*****
戦前は日本政府と軍部の癒着によって、日本国はいままで忠義と勇気を中心とした武士道を核とする教育をもって国民を洗脳し、富国強兵を国策として掲げ、隣国への侵略戦争を正当化していた。太平洋戦争(大東亜戦争、whatever you say)に戦勝した連合国側の占領軍がその隣国が脅威を受けないで、共生する形の新しい日本の建設というチャレンジに挑み、日本に対して取った民主化政策とはいかなものであったか。いかに日本を民主主義を基調とする国家として生まれ変わらせるか。もしもあなたがマッカーサーの立場だったらどうするか。戦争を生み、拡大させていった大日本帝国憲法。日本国を崩壊寸前まで追いやった大日本帝国憲法。また日本国民の基本的人権を剥ぎ取り、戦争反対者に対しての拷問・虐殺が法律の名で許された、そうした権力側に都合よくつくられた大日本帝国憲法。戦略戦争遂行の役割を大いに担った大日本帝国憲法。占領軍はそんな憲法をそのまま存続させて、占領が終ったからといって、日本からさっさと引きあげると思うのか。そんなことがあるなんて、とんでもない話である。元高経大学長の故三潴信吾氏は現行憲法を「占領憲法」と位置付け、テクニカルな次元で大日本帝国憲法が今だ存続していると言い張っている。こんな馬鹿な話があるか。というのも日本は連合国側に無条件降伏をしている。それによって日本国の最高法規である大日本帝国憲法が凍結され、破棄されるのは時間の問題であると火を見るよりも明らかだ。だから存続なんて、考えも及ばないことである。占領軍は日本の民主化を推し進めた。それにあたって、誰の目にも大日本帝国憲法は日本の将来の憲法としては不適切であり、日本民主化政策にまったく、そぐわない最高法規であることは自明である。よってその代替となる新しい憲法を草案することが行なわれるのは誠に理に適っている。それは占領軍にとっての早急で、また最大の役割でもあったとみる。日本は戦後直後の混乱はあるものの、もし仮に占領軍が当時の日本の全国民に問い、どちらの憲法を取るかという国民投票をおこなったとしたらどうであったであろうか。日本国民は非常に高い確率で、大日本法帝国憲ではなくて、現行の「占領憲法」に過半数以上が投票したであろうことが簡単に予想される。凡人は専門家ではないが、常識的に考えても大日本法帝国憲法は破棄されてしかるべきものであると考える。

「知の力でもこの暴走を止められないとなると、今後、日本はどうなってしまうのだろうか」。(水井多賀子) 非常に怖いことである。また同じことが高崎経済大学にも言えるだろう。知が物を言うはずの大学にあって、知の力でもこの暴走を止められないとなると、今後、この大学はどうなってしまうのだろうかと。創立60周年と騒いでいるが、何がお目出度いのか皆目わからない凡人である。

96凡人:2017/09/29(金) 07:38:08 ID:R.OzoZ.k0
訂正=戦略戦争遂行の役割→侵略戦争遂行の役割、大日本法帝国憲→大日本法帝国憲法

97凡人:2017/09/29(金) 08:58:33 ID:R.OzoZ.k0
訂正=大日本法帝国憲、大日本法帝国憲法→大日本帝国憲法

98凡人:2017/09/29(金) 11:11:59 ID:R.OzoZ.k0
◆同志・有志に告ぐ◆

凡人は近い将来、高崎経済大学の海外提携先大学のすべての大学長(総長)宛に、民主主義に対してどのような立場を取られておられるのかをうかがう英文の文書を送りたいと考えております。高崎経済大学の過去と現在の真実の歴史を世界に暴露し、最高学府としての大学の存在価値を大学教育の分野で活躍されている学長クラスの人物に問うことが目的です。その過程で民主主義を愛する側であるならば、(凡人はすべての大学がそうであると確信しています)、現行の憲法を無視し、反民主的立場を貫いている高経大のあり方を大いに問題とし、この大学との相互提携はそちらの大学の名誉や評判にも大きな傷になるということを理解させたいと思います。この高経大の民主化改革は既に何度も述べていますが、大学の発展にとって必要不可欠であり、国際学科を設けるずっと依然に成し遂げていなければならなかったと確信します。現在、国際化する日本の大学教育にありまして、重要な要件になっております。凡人はそれをいつも痛感する者の一人であります。この凡人に賛同する方がいるかも知れません。著名を集めることに協力して下さる方がいれば、有り難いと存じます。それが実現すれば、手紙(Eメール)に添える所存でおります。仮にその署名が集まらなくても、真実と論理と良識がこちらの味方であって、それで充分戦えると信じております。民主主義は生きています。アメリカにいると、それを強く感じます。それをみなと触れ合い、共有したいと存じます。民主主義はけっして冗談ではないことを証明することも含まれています。高経大の在学生や卒業生、および教職員の正義と勇気を少なからず、信じるものであります。そしてそれを、断固ある行動に移して欲しいと思います。それは学生運動をしろと言っているのではありません。正しい知識で武装し、それをキチンと言葉で表明し、理解を求めることを意味します。ガンジーやキング牧師の思想に多くの英知を読み取ります。「圧殺の森」を繰り返さないためにも、その正義への実現のためにも、そこで涙を流した同窓生たちの努力や犠牲を無駄にしないためにも。こうした行動が凡人が唯一できるビジョンに基づいた正しい愛校心だと信じております。

99凡人:2017/09/29(金) 14:20:11 ID:R.OzoZ.k0
<ひと物語>「渡良瀬」を和菓子に 全国技術コンで県内初グランプリ・関根雅史さん【埼玉】
2017年9月25日東京中日

<せきね・まさし> 加須市出身。県立不動岡高校、高崎経済大(群馬県)卒業。東京製菓学校(東京都)に通った後、茨城県内の和菓子店で修業。今年7月3日にあった全国菓子研究団体連合会技術コンテストの工芸菓子部門で最高賞のグランプリを受賞。問い合わせは「御菓子司せきね」(火曜定休)=電0280(62)0002=へ。

写真=「渡良瀬川や渡良瀬遊水地は原風景」と話す関根雅史さん=加須市で

 風になびくカワラナデシコ、岩にたたずむ一翼のカワセミ…。夏の情景を表現した工芸菓子の作品「滴翠(てきすい)」。加須市柳生の和菓子店「御菓子司せきね」の店内に飾られており、来客に涼を運ぶ。

 創作したのは店の和菓子職人、関根雅史さん(31)。全国の和菓子職人が参加した「第8回全国菓子研究団体連合会技術コンテスト」の工芸菓子部門で、色彩の鮮やかさや細部に至る表現力が評価され、県内初のグランプリに輝いた。「全国規模のコンテストで賞を頂いたことは光栄、うれしいです」と語る。

 三人兄弟の次男。小学校時代は図工が得意で「手先を動かすことが好きだった」。大学在学中、祖父の代から続く店を継ぐ決意をした。

 二〇〇九年、大学卒業後に東京都内の製菓専門学校に通った。そこで出合ったのが工芸菓子だ。菓子の材料を使って花鳥風月を表現する細工物で、その精巧な作りに衝撃を受けた。

 一四年から家業に従事し仕事の後に工芸菓子作りに励んだ。この年、他の職人の技術に触れ、視野を広げようと、全国菓子研究団体連合会が主催する技術コンテストに初めて挑戦した。

 お盆の上に情景を表現する「盆景菓子」部門に出品し、結果は初挑戦にもかかわらず、準グランプリだった。「色も含めて人の目を引く力がなかった。うれしい半面、次こそは『グランプリを』と思った」

 以後、切磋琢磨(せっさたくま)して迎えた今回のコンテスト。大津市で七月に開催され、和菓子職人百六十人が「日本の四季の移ろい」をテーマに技術を競った。

 グランプリ受賞作の滴翠は構想一カ月、制作に一カ月ほどかけた。素材は主に白あんや砂糖、米粉、食紅を使用。色合いは前回の反省点を踏まえ、実際のカワセミやナデシコのくすんだ色を「見て楽しめるように」と鮮やかな色にした。

グランプリを受賞した「滴翠」=加須市で
写真

 イメージした情景は近所にある渡良瀬川や渡良瀬遊水地だ。これらの水辺の風景は幼少期から慣れ親しんでおり、「自分しかできない表現」で今回の作品を作り上げた。

 和菓子の個人店の経営環境は、大手のスーパーやコンビニ店に押され、全国的に厳しいという。そんな中、地域に根差した店、地域の特徴を生かした商品を目指す。

 「特産コシヒカリの米粉など地元の食材を使っている。(グランプリ受賞は)地元に技術を持ったお菓子屋さんがあることを知ってもらういい機会になった。個人店にしか出せないお菓子を出していきたい」 (中西公一)

100凡人:2017/10/03(火) 03:27:44 ID:R.OzoZ.k0
プレゼンと審査会でPR
全国の学生が提案する渥美半島観光ビジネスコン
2017/09/19 TONICHI NEWS.

 渥美半島の観光資源を生かしたビジネスアイデアを全国の学生が提案する「渥美半島観光ビジネスコンテスト」(渥美商工会観光部会主催)のプレゼンテーションと審査会が18日、田原市古田町の渥美商工会館で開かれた。
観光などの発展につなげる

 高崎経済大学生で、栃木県小山市出身の荒井仁奈さん(20)と、岐阜市出身の塚本朱音さん(20)は、地域が一帯となってつくる「商店街」を核として「渥美の産業発展のための3つの提案」を発表した。

 示されたアイデアは、海の側にある空き家の有効活用や、貝や野菜などの直売所がある商店街の創出、海や山など「インスタ映え」する「自然資源と調和した統一感のある景観づくり」▽来年設置される予定の福江高校観光ビジネスコースの生徒が商店街などにインターンシップで訪れることができるような「福江高校の教育改革」▽商店街に温泉施設を併設する「温泉の有効活用」―など。国内外で観光地として成功したまちの写真などを示しながら説明した。

 2人は8月から、市内の旅館で行われている3週間のインターンシップや視察会に参加。「海のないところで育ったので、海があるだけで感動する。大アサリやメロンがおいしい。海と山、温泉があり、インスタ映えするような統一感のある外観の商店街があれば」と話した。

 応募総数は56点。9月末にはこの中から最優秀賞を選ぶ。同会では今後、寄せられた意見を精査しながら、10月をめどに検討委員会を立ち上げ、福江や伊良湖における観光ビジネスの実現につなげたい考えだ。


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