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群馬県民スレPart2
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群馬の現状と将来分析。本音で語る。雇われ学者やマスコミや政治家やその他のお決まりの美辞麗句が空っ風にこだまするなか、その空しさや時間の無駄に嫌気がさしている者のスレである。
前スレ「群馬県民スレ」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/3750/1093944383/
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過去の実績から言っても、観光資源としての価値が低い古い安普請の建造物。それも一箇所にあるのではない。広い全域にポツンと点在する。将来の観光客、移住者を呼び込める筈がない。他に沢山やることが有るなか、何を確信して政策にするのか?お金を上からねだるための方策なのか。群馬の盲目的ナンセンスさ。内村鑑三の言葉を出さなくても、そのリーダーたちの県民気質が露呈されていて面白い。
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「絹の国」売り出せ 24市町村が遺産保存や再現
2014年1月1日(水) AM 07:00 上毛新聞
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録を見据え、県内24市町村が地元の絹関連遺産の再整備や活用に着手したり、構想していることが上毛新聞社の調査で分かった。「道の駅に養蚕家屋を再現」(玉村)、「地元絹遺産と製糸場を巡るツアーを企画・販売」(中之条)など、遺産群の構成資産を抱える4市町以外も独自のアイデアを練っている。「絹の国群馬」を売り出そうとする機運が全県的に高まっている。
県が登録を進める「ぐんま絹遺産」(現在78件)を活用する意向があるのは、登録のある22市町村のうち14市町村。沼田は薄根の大クワ周辺の木道整備を検討し、安中は碓氷峠鉄道施設などのボランティアガイドを養成する。南牧は民俗資料館の改修を予定し、甘楽はれんが造り倉庫での蚕の飼育展示など絹関連の展示を充実させたい考えだ。
登録外の関連遺産についても12市町村が活用を検討する。高崎は「旧新町の屑糸紡績所」の文化財指定、甘楽は「小幡城下町」の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)への選定を目指して取り組みを強化。片品は「穴観音」「蚕稲荷神社」などをぐんま絹遺産に登録したい考え。
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伝統を伝家の宝刀とし、今の世代ばかりか、次世代の子供たちをも犠牲にすることになんの疑問をもたない。その市の役人たちの姿勢。人口が激減し、将来のない地方によくみられる傲慢な政策がとても面白い。
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<扉を開く 富岡製糸場と絹遺産群> 地域の宝 次世代に伝承 【群馬】
2014年1月1日 東京中日
養蚕、製糸の技術革新で、日本の産業近代化に夜明けをもたらした「富岡製糸場と絹産業遺産群」。六月に、カタール・ドーハで開かれる国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会での世界文化遺産登録を目指す。世界に誇る絹産業遺産は、その歴史に「未来」をつむぐ新たな一ページを開くことができるか。
(大沢令、美細津仁志)
「多くの人が高山社に蚕の飼い方を教わったのはなぜだろう」
藤岡市藤岡の市立藤岡第一小学校(藤本晴信校長)で、昨年十一月に行われた四年生の社会科の授業。手作りのグラフや地図を示しながら、平岩賢(さとし)教諭(31)は問い掛けた。
「蚕の育て方に失敗が少なかったから」「藤岡は養蚕業が盛んだったから行きやすかったのでは」。子どもたちの活発な声が教室に響いた。
地元の高山社は、自然の通風と温度管理を調和させた蚕の飼育法「清温育」を全国に広めた。この日の授業は「清温育」を学んだ農家が全国に増え、高山社が発展した理由を考えさせた。平岩教諭は「世界遺産を目指す身近な文化財を教えるだけでなく、子どもたちの関心を高めて誇りを持たせたい」と話す。
「蚕の飼育法を広め、みんなを豊かにしようとした高山社の教育にも世界遺産の価値があるんですよ」。高山社跡を見学に訪れた同校の四年生に、ボランティアで解説を務める「高山社を考える会」副会長辺見芳英さん(72)は語りかけた。 夏休みの課題で高山社を取り上げた桜井優羽(ゆう)さん(10)は「世界遺産になってほしい。何を聞かれても答えられるように勉強したい」と声を弾ませた。
藤岡市教委は昨年四月から、小中学生が絹産業や高山社を系統的に学ぶ「高山社学」を始めた。小三の理科で蚕の飼育も体験する。
富岡製糸場がある富岡市も来年度、小中学校で始める「ふるさと学習」で製糸場見学などを計画している。
次代を担う子どもたちに、郷土のかけがえのない「宝」をどう伝えるのか。教育現場で模索が始まっている。
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それほど政府が絶賛するのだったら、なぜ日本政府が買い取り、国立の何らかの記念館にしないのか?技術革新・近代化を牽引したというのなら富岡市は資本も労働も集積し、日本の先端的自治体として、現在日本の屈指の産業工業の中心地になってよいものに。ところが現在の富岡市のみすぼらしさは、近代化とは大きくずれている。むしろ近代化という物差しでは大きく後退している。またなぜ絹産業遺跡群が、こうも広域に点在するのか。その絹製造過程の経済性や利点は何なのか説明して欲しいものだ。美辞麗句のなかに隠れる嘘や誇張。学者の肩書きを持った人物たちが少なからず遺産登録を推進しているが、学問的な正確さで議論するはずの学者は見当たらないのは何故か不思議である。
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「世界遺産」へ正念場 技術革新、近代化けん引 【群馬】
2014年1月1日 東京中日
世界遺産の登録を目指す富岡製糸場=富岡市で
「いかにも日本らしいエコロジカルなサイクルの中で、世界に通用する生糸という輸出産業を支えていたことが大変面白い」。昨年七月、富岡市の富岡製糸場などを視察した文化庁の青柳正規長官は感慨を込めた。
県内では、古くから養蚕が盛んだった。そこに芽吹いたのが「富岡製糸場と絹産業遺産群」だ。養蚕と製糸の技術革新で高品質の生糸の大量生産が可能になり、日本の産業発展に新たな扉を開いた。
核となる富岡製糸場は明治政府が一八七二年に設立した官営製糸場だ。主要施設が創業当時のまま、ほぼ完全に残されている。近代日本の黎明(れいめい)期を象徴する産業遺産だ。
岩の隙間から吹き出す冷風を利用した蚕種貯蔵施設で、多数回の養蚕を可能にした「荒船風穴」(下仁田町)や、通風を重視した蚕の飼育法を完成させた「田島弥平旧宅」(伊勢崎市)、養蚕教育機関「高山社」跡とともに「人類共有の財産」として認められるか。
最大の関門はユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)が五月ごろに行う勧告。世界遺産の登録にふさわしいと勧告されれば、国内十四件目の世界文化遺産登録がほぼ確実だ。
県は国際的な認知度を高めようと、産業遺産の国内外の若手研究者を招いたシンポジウムを三月に開くなど機運を盛り上げる。
◆登録に向けた歩み
2003年8月 県が富岡製糸場を世界遺産にする研究プロジェクト開始を発表
06年11月 県と市町村が「富岡製糸場と絹産業遺産群」提案書を文化庁に提出
07年1月 文化庁が国内候補に選定(世界遺産暫定一覧表に追加記載)
13年1月 政府がユネスコへの推薦書提出を正式決定
9月 イコモスが現地調査
14年5月ごろ イコモスが勧告
6月 ユネスコ世界遺産委員会が登録の可否を決定
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高崎駅近くにある大きな土地。それが眠ってもう10年もの期間が経とうとしている。群馬の将来に、どれだけマイナスなことか。その愚策が半端ではないので笑ってしまう。
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高崎競馬場跡地計画で知事「全県的な推進体制を」
2014年1月1日(水) AM 07:00
大沢正明知事は2014年の年頭に当たり、県政の最重要課題や今後の展望について、上毛新聞社のインタビューに応じた。県議会で賛否が分かれる高崎競馬場跡地のコンベンション施設計画は、「オール群馬で取り組む姿勢ができたら、群馬は飛躍する」と述べ、党派や業界の垣根を越えて全県的な推進体制の構築を目指す考えを明らかにした。6月に世界文化遺産登録への可否が決まる「富岡製糸場と絹産業遺産群」をめぐっては、「必ず良い結果が出ると確信している」と自信を示した。
280億円の整備費用を投じ、17年度の利用開始を目指すコンベンション施設計画は107万人を見込む年間利用者や採算性を疑問視する声が上がっている。
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地域活性化として、なにも新しい試みではない。他地域や外国での成功例がいくつもみつかる。方向性としては将来への希望が持てると言っておこう。
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未来へ遺す(3) 夢膨らむ「赤」 あきづかワイン倶楽部【群馬】
2014年1月5日東京中日
できたての赤ワイン「あきづかの夢」を手にする(左)から斎藤豊さん、松井庄次郎さん、斎藤均さん=沼田市秋塚町で
沼田市の中山間地に広がる秋塚地区。沼田でも有数のブドウ産地で九つの観光農園が軒を並べる。「若者に魅力のある農業」を模索し、一九九二年に「秋塚ぶどう組合」が設立された当時、十九戸の小さな集落で九戸がブドウ栽培を始めた。栽培面積はいまは約四ヘクタールに及ぶ。
「新たな特産品として地元のワインをつくろう」。ブドウ栽培が軌道に乗る中で、ブドウ園主ら五人の仲間たちが二〇〇八年に立ち上げたのが、「あきづかワイン倶楽部(くらぶ)」だ。
メンバーは、山梨県笛吹市にあるブドウ栽培の研究所が開発した赤ワイン用の品種「富士の夢」を使ったワインづくりに挑戦。日本の野山に自生するヤマブドウとメルロー種を交配した品種で、最初は約七十アールを植え付けた。日本の風土に適し、病害にも強く、安定した生産が可能な品種とされる。
倶楽部は収穫したブドウを笛吹市内のワイナリーに醸造を委託し、「あきづかの夢」のブランド名で一〇年から製造・販売を始め、少しずつ知名度も上がってきている。一三年の収穫量は約三トンで、出来上がったばかりの約三千本の赤ワインを十二月十六日に持ち帰った。
「将来、自前のワイナリーを持ち、地元で生産したい。栽培面積も拡大して若手後継者を育て、秋塚のブドウ栽培を後世に伝えたい」。倶楽部の会長でブドウ園主の斎藤均さん(57)の夢は広がる。
メンバーの一人でブドウ園主の斎藤豊さん(48)も「ワイナリーと、ステーキやパスタなどを提供するおしゃれなレストランができれば、観光客や見学者も訪れるし、会のメンバーも増える」と期待する。当初からブドウ栽培の中心的なリーダーである松井庄次郎さん(69)は「濃厚でしっかりしたワイン。秋塚の限定品で、赤ワイン好きの人にはたまらない名酒。長年の夢がかなった」と胸を張る。
五年目を迎えた秋塚のワインづくりは本格的な生産に向け、順調に動きだしている。
(山岸隆)
<あきづかの夢> 国産ブドウ「富士の夢」を100%使用。1本の内容量は720ミリリットルで、希望小売価格は1本2500円、ケース販売は1ケース12本入りで2万4000円。沼田市内の飲食店5軒ほどでメニューとして扱っている。インターネット販売も。問い合わせは、「ゆたかぶどう園」=電090(4759)2248、「松井農産」=電0278(24)5916、「三ツ星ぶどう園」=電0278(24)5905=へ。
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高校は進学予備校、大学は就職予備校。どちらにしても目指すは高級取りの公務員か難関資格者か大企業サラリーマン。起業家精神は学歴主義信仰とは相反する。これが凡人の持論である。
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未来へ遺す(4) 「築地銀だこ」展開のホットランド【群馬】
2014年1月6日東京中日
12月29日で閉店した「ホット横丁石巻」=宮城県石巻市で
「大家さんのご厚意か、建物の外観は昔のまま残っています」
桐生市巴町の桐生郵便局東側にある小さな白い木造平屋。一九九〇〜九九年、「ホットランドやきそば」の店名で焼きそばとおにぎりを売っていた。
「商売の原点」。そう語るのが、人気たこ焼き店「築地銀だこ」を展開する「ホットランド」の佐瀬守男社長(51)だ。あこがれは、日本マクドナルドを創業した故藤田田氏だった。いつか「和のマクドナルド」をつくろうと、店長として朝から深夜まで働いた。
「若くて人の心を読む余裕もなかった」。手伝いの母和子さん(74)と意見が衝突するたび、「おまえと同じ人間はいない」と諭された。人の数だけ考え方がある。一代で全国チェーンを築いた佐瀬社長を支える金言だ。
築地市場で扱うような新鮮素材で、いつか銀座に店を持ちたい。「築地銀だこ」の名前にこんな思いを込めた。軽食の中でも季節を問わずに売れるたこ焼きに絞り、九七年三月、みどり市のアピタ笠懸店でスタート。外はパリッと、中はトロっとの食感が受け、国内外約四百店舗を数えるまでに成長した。
群馬発祥のたこ焼きは、二〇一一年の東日本大震災で被災した宮城県石巻市で喜ばれた。発生から約一カ月後に社員四十人とたこ焼きの炊き出しをした。同七月に市内でトレーラーを使った復興飲食店街「ホット横丁石巻」を開き、同十二月に桐生市の本社を石巻へ。約百人の雇用を生み納税でも一役買った。
復興支援の「千日プロジェクト」は昨年十二月末、本社の東京移転と横丁の閉店で幕を閉じた。桐生に横丁のトレーラーを戻し、災害時の出動に備える予定だ。イベントで活用し、桐生の観光振興にも役立てるという。
「さらに石巻のお役に立てるよう努力したい」と佐瀬社長。宮城大の協力を受け、石巻でたこ焼きの具材であるマダコの養殖実験を進めている。世界で養殖の成功例はない。水揚げ量の減少と価格上昇が続くマダコを自前で供給できれば、新たな産業も生まれ、より復興も進む―。
近畿大のマグロ養殖でさえ、成功まで三十年以上かかった。「何十年かかってもやり続ける覚悟です」。佐瀬社長の決意は固い。 (美細津仁志)
<佐瀬 守男(させ・もりお)氏> 1962年、桐生市生まれ。桐生南高、東京YMCA国際ホテル専門学校卒業。新商品開発が得意で「クロワッサンたい焼」は最近の自信作。趣味は群馬でのゴルフ。
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株式会社ホットランド代表取締役。
佐瀬守男(させ もりお)
1962年、群馬県桐生市生まれ。東京YMCA 国際ホテル専門学校卒業。焼きそばとおむすびの専門店「ホットランド」を創業し、1997年からたこ焼専門店「築地銀だこ」を全国に出店。海外進出も果たす。近年、たこ焼とお酒が楽しめる立ち飲みスタイルの「築地銀だこハイボール酒場」や、若者向けに手頃な価格で斬新なメニューを取り揃えた「THE GINDACO」も展開。2003年、第14回ニュービジネス大賞アントレプレナー大賞部門優秀賞を受賞。
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「今年は大きく羽ばたく」
(2014年1月7日 読売新聞)
集まった職員らを前に新年のあいさつをする大沢知事(6日、県庁昭和庁舎で)
仕事始めの6日、県内の官庁や企業が新年の業務をスタートさせた。県庁や県警では、「アクリフーズ」群馬工場(大泉町)で製造された冷凍食品の農薬混入問題の早期解決に向けて、両トップが職員を激励した。
県庁の「新年職員互礼会」では、大沢知事が職員約300人を前にあいさつ。農薬混入問題に携わっている職員をねぎらった後、「(工場が)1日も早く操業(を再開)できるように期待している」と語った。
また、2014年度に八ッ場ダム(長野原町)の本体工事着工や、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録の審議が予定されていることに触れ、「群馬はこれから大きく羽ばたける要因を持っている。しっかり取り組んでいかなければいけない」と語った。
県警本部では、相浦勇二本部長が訓示し、「県民の期待と信頼に応える力強い警察であるためにどうあるべきか、この問題意識を常に持ちながら業務に励んでほしい」と呼びかけた。
前橋市の山本龍市長は職員約100人を前にあいさつ。さらなる住民サービス向上に尽くすよう求め、「行政は、隠れたところで一人一人の暮らしをつつがないようにするものだ」と説いた。
高崎市の富岡賢治市長は、「高崎市ができることは何でもやる。『国や県の規制(のせい)でできない』なんてウソだ。志を持ち、汗をかき、嫌な仕事こそ早くやるよう心がけてほしい」と訴えた。
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人口残存率 南牧村20・7%で最低 全国の過疎18町村調査
2014年1月7日(火) AM 11:00
上野、神流、南牧の3町村を含む全国の過疎18町村の1985年の0〜14歳人口と、2010年の25〜39歳人口の割合を比較し人口の「残存率」として算出したところ、南牧村が20・7%で最低だったことが県などの調査で分かった。県は調査結果を今後の過疎対策に生かす。
将来推計でも特に高齢化が見込まれる神流、南牧の過疎対策の方向性を探ろうと、人口規模や降雪量、耕地面積などが似通った両町村と上野村、県外の15町村を抽出して比較した。
南牧村以外の残存率は神流町が23・1%で18町村のうち16位、上野村は55・9%で4位と高水準だった。残存率は就職でUターン、Iターンする人を取り込めると高くなる傾向にある。
調査は、県が高崎経済大の西野寿章教授と共同で実施した。
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市政はギャンブルではない。市の現状を作り出しているのは歴代の地元政治家や有力者、役人や教育家をはじめとした指導者。つまり100パーセント人災である。それなのに誰も責任を追求しないし取らない。その責任を担うトップ指導者のトンチンカンな頭のなかが読み取れて面白い。
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世界遺産の登録は千載一遇チャンス 富岡製糸場で市長 【群馬】
2014年1月7日 東京中日
六月に富岡製糸場の世界文化遺産登録を目指す富岡市は六日、市役所で新年互礼会を開き、岡野光利市長は「念願の世界文化遺産に登録されれば、本市にとって千載一遇のチャンス。観光の街づくりの整備を重点的に行う」と述べた。関係者約百二十人が出席した。 (大沢令)
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平成25年度 群馬県優良企業表彰受賞企業
1 群馬県優良企業表彰とは
県では、平成23年6月、中小企業振興の理念を示す「群馬県中小企業憲章」を制定しました。この憲章の中で「未来を担う世代が中小企業に誇りと夢を持てるよう、その重要さを伝える」旨を定めました。この憲章を踏まえ、平成24年度から県内で活動する優れた中小企業等を表彰する「群馬県優良企業表彰」を実施しています。
2 受賞企業
ものづくり部門(大賞1社、優秀賞9社):50音順 区分 企業名 所在地 事業概要 企業の特徴、注目点
大賞 石関プレシジョン(株) 高崎市 金属プレス加工業 •絞りやせん断技術の最適化により、エッチングに代替する超精密高速プレス加工技術の開発 •大学との共同研究や学生の受入れなど、地域の人材育成に協力
優秀賞
(株)太田治工 邑楽町 金属製品製造業 •一気通貫の生産工程により、ショーケース等を短期間に商品化する開発力を有し、顧客要求に即した製品設計により販売量増加
蔵前産業(株) 前橋市 機械金属加工業 •高精度加工への特化を特徴とする機械加工事業(医療機器等) •金型技術と絞り紙容器の加工技術を合わせ、布を使った容器の製造技術を確立し、デザインから製造販売までの請負
農業生産法人グリンリーフ(株) 昭和村 農業、食品製造業(有機こんにゃく) •有機こんにゃく、しらたきは、業界で圧倒的なシェア •こんにゃくパスタを中心にEU向け輸出
斉藤プレス工業(株) 高崎市 金属プレス加工業 •自社開発の自動ろう付け機により、低価格の自動車部品を量産 •金属特有のスプリングバック等の製造上の課題を、自社のノウハウで解消し、提案部品を実現
(株)シミズプレス 高崎市 金属プレス加工業 •せん断面100%のプレス技術と国内で唯一取り組んでいるパイプのスウェージング加工による独創性
(株)タカノ 太田市 金型部品製造業 •固形潤滑剤の成形技術開発に取り組みオイルスティック(埋込式固形潤滑剤)を開発。さらに既存自社製品への複合による独自製品の創出と販路開拓への取組
永井酒造(株) 川場村 酒類製造業 •日本酒の瓶内二次発酵技術の確立による発泡性日本酒「“MIZUBASHO PURE”」の開発(発泡性日本酒は製品、製法特許を取得)
(株)中島自動車電装 伊勢崎市 環境機器製造業 •地球環境、安全性確保を目的とするニッチ分野でのニーズ先取りの新製品開発とアフターケア重視の事業展開による安定的な販路拡大
八木工業(株) 高崎市 輸送用機械器具製造業 •熱間冷間複合鍛造による外形異形品の旋削加工レス技術の確立 •鍛造から熱処理・機械加工までの一貫生産技術
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商業・サービス部門(大賞1社、優秀賞9社):50音順 区分 企業名 所在地 事業概要 企業の特徴、注目点
大 賞 (株)ヨコオデイリーフーズ 甘楽町 蒟蒻加工品製造販売業 •「こんにゃくレシピの公表」、「こんにゃくレシピのコンテスト」等、こんにゃく製品の需要拡大のため各種の取組
優秀賞 (株)アドバンティク レヒュース 前橋市 産業廃棄物収集運搬業 •優良産廃処理業者の認定、産廃エキスパートの認定等、同業他社の模範となる各種の取組を行っている。
寿運輸倉庫(株) 伊勢崎市 運送、倉庫業 •サードパーティーロジスティクスの概念が日本に紹介される以前(昭和50年代)から、顧客の物流業務全てを代行する事業を展開
(株)小林機械 館林市 機械卸売業 •工作機械を自社の有する熟練の技術等を使って、新品同様の状態にまで整備して販売
(株)新鮮便 桐生市 運輸、倉庫業 •3温度帯(冷凍、冷蔵、常温)の保管庫、物流センター、車両を駆使し、顧客のニーズに合わせた最適な物流サービスを提供
根岸物産(株) 藤岡市 麺類製造販売業 •B級グルメ「キムトマ焼きうどん」を地元の異業種店舗オーナーと共同で発案。直営店及び加盟店の売り上げ増とともに、はとバスのプランにも組み込まれ、観光客の誘致及び地元の活性化に貢献
(株)ハンプティーダンプティー 前橋市 生活雑貨、服飾雑貨販売業 •「おしゃれな元気ママ」をメーンターゲットに雑貨だけでなく、衣食住の全てにわたるライフスタイルを提案
フナダ特殊鋼(株) 伊勢崎市 特殊鋼卸売業 •24時間フルタイム稼働の自動立体切断システムなどを導入し、設備面の強化による量産化、品質の安定化、納期短縮等を可能としている。
(株)まるおか 高崎市 各種食料品小売業 •全国からこだわりの商品を仕入れ、オンリーワンの店作り
山梅造園土木(株) 太田市 造園工事業 •樹木生産から企画設計、工事施工、メンテナンスまでワンストップで対応。指定管理者事業や太陽光事業等にも力を入れ、地球環境貢献企業を目指し、環境分野全般に貢献
3 表彰式
日時:平成26年1月29日(水)(※注)
(※注)「一日中小企業庁“in”ぐんま」で表彰式を実施
場所:高崎ビューホテル
お問い合わせ産業経済部産業政策課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
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草津が温泉100選1位
(2014年1月9日 読売新聞)
にっぽんの温泉100選で1位となった草津温泉の「湯畑」=Picture
全国の旅行業者が選ぶ「第27回にっぽんの温泉100選」(観光経済新聞社主催)で、草津温泉(草津町)が11年連続で1位に輝き、過去最多を記録した。24日に表彰式が東京都内で開かれる。
温泉100選は昨年6月中旬から旅行業や航空、鉄道会社の社員らに投票はがきを送り、泉質や温泉街の雰囲気、接客の印象などの観点から観光客に薦めたい温泉を記入してもらった。
その結果、草津温泉は最も多い985票を集め、2001年度まで10年連続1位だった古牧(青森県)の記録を抜いた。2位は由布院(大分県)、3位は登別(北海道)だった。
草津温泉は毎分約3万2000リットルと日本一の自然湧出量を誇り、強酸性の泉質で知られる。近年は温泉街の中心部にあるシンボル「湯畑」周辺の再整備を進め、昨年4月には、新たなランドマークとなる木造の日帰り入浴施設「御座之湯」をオープンさせた。
草津温泉の人気の理由について、観光経済新聞社は「泉質の良さに加え、地域一体になって観光面でPRしている姿勢が感じられる」と分析。草津町の黒岩信忠町長は「非常に光栄。湯畑周辺の再整備もプラス要素になっていると思う」と語った。
県内の温泉では、伊香保(渋川市)が17位、万座(嬬恋村)が30位、四万(中之条町)が35位、水上(みなかみ町)が56位だった。
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中心部移転で税優遇 政府、地方の人口減に対応
2014/1/9 2:00 日本経済新聞
政府は町の中心部に人や都市機能を集める「コンパクトシティー」づくりを促す支援策を固めた。中心部への移転を決めた企業や土地を提供する地権者の税負担を軽くし、市町村が持つ土地を有効に活用する仕組みも整える。人口が減っても地方都市で人が暮らしやすくなる効果を狙う。2014年度に実施する。
政府は人口減がさらに進めば、小規模な都市で医療や教育、買い物などの機能を保てなくなると懸念している。建設や投資の余…
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自虐ネタでもなんでもない。陸の孤島。アメリカの国がよく話題になるが、チベットがなかなか話しに出てこないのも同じ理由である。どんなに「ぐんまちゃん」や「ぐんまちゃん家」に県税をつぎ込んでも、日本国民が「知る興味」がないのだから経済的効果はそれほどないと予想できる。群馬が自民党大国を誇るのも、所詮教育を受け先見のある者が県内に留まらないで、県外の大都市に籍を移してしまうためである。例えば群馬が自慢する新島襄をとっても、生まれ育ちの東京から親元群馬に戻るなり短期間で、実家を売り払い、さっさと群馬を引き払っている。これが群馬の実態を如実に物語っているとは思わないか。群馬の人口減の要因が群馬の中にあり、東京のような大都会の人口増加に一役買っているとも言えるであろう。
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グンマー、秘境を超え魔境に?−ご当地ノベル「世界最後の魔境」に群馬県が協力
2014年01月09日 高崎前橋経済新聞
「世界最後の魔境 群馬県から来た少女」(PHP研究所刊)629円(税別)
ネット上で「秘境グンマー」として知られる群馬を「魔境レベル」に引き上げるライトノベル「世界最後の魔境 群馬県から来た少女」(PHP研究所刊)が1月17日、発売される。
秘境やグンマーで検索すると「秘境群馬県の画像」のまとめサイトが出る。まとめサイトでは秘境と呼ぶにふさわしい県庁舎の画像や民家などが紹介されている。
群馬のこうした奇妙な扱われ方に興味を示したのが日下一郎さんだ。日下さんは群馬を秘境から魔境にレベルアップ。魔境の美少女「コヨトル」が転校先で「世界中を群馬にしちゃえ!」と世界支配計画を開始したことによる騒動を描いている。
「編集作業中に何度も何度も大爆笑した」(同ノベル編集部員)という魔境グンマー度合いのチェックに群馬県が協力。関係者は一様に「秘境・魔境度合いをアピールするライトノベルに仕上がった」と胸を張るとともに「怒らないで」腰を折る。
2011年2月には大澤正明群馬県知事が、自民党のネット番組で「未開の地グンマー」を肯定したことを発端に論争が巻き起こった。自虐ネタを世界そして群馬県民とグンマーがどう捉えるのか、新年早々爆弾を投じることになるか。
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ホンの一部しか興味がない、死に行く養蚕ではなくて、大多数が、特に若者層が興味のある車に関連する製造やレジャー産業を主因として町おこしをするのが正当である。「群馬の車王国」を負ではなくて、誇りになるような政策を確立するのである。大学、その他のシンクタンクは県はじめ市町村の指導者に、正しい方向性を照らし出す頭脳の役目。その正しさをサポートするのである。ところが現実は逆で、県や市町村の決められた意向にただ協力するだけ。ただの手足に成り下がっている。大学等、波風を立てず、給料さえもらえていれば、それでいいのだろう。なんとも情けない構図。これが官学連携の中味。頭脳無しでは、群馬の未来が、いつまで立っても東京の大都市に張り付いた金魚の糞でしかないことが確信できる。
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スバル国内生産2000万台 群馬
(2014年1月10日 読売新聞)
スバル車の国内生産2000万台達成を祝い、くす玉が割られた(太田市で)
富士重工業が製造するスバル車の国内生産台数が9日、累計2000万台を達成し、太田市庄屋町の群馬製作所矢島工場で記念式典が開かれた。
同社のスバル車生産は1958年、当時の伊勢崎製作所(伊勢崎市)で「スバル360」の製造を開始したことに始まり、92年に1000万台、2003年に1500万台を達成し、56年間で2000万台に達した。
記念式典では同社の吉永泰之社長が「スバルのものづくりを更に進化させる努力を、今日からまた始めていきたい」と述べた。その後、この日に製造された「フォレスター」がお披露目され、くす玉が割られて2000万台達成を祝った。
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スバル車生産2千万台突破 富士重工が記念式典
2014年1月9日(木) PM 12:44 上毛新聞
富士重工業は9日、「スバル」ブランド車の国内生産2千万台突破を記念して群馬県太田市にある群馬製作所矢島工場で式典を開いた。
富士重工は1958年発売の軽自動車「スバル360」で自動車生産をスタート。92年5月に1千万台、2003年9月に1500万台を達成した。2千万台には別ブランドで他メーカーに供給した台数は含まれていない。
富士重工の国内工場の年間生産能力は現在、矢島工場と、同じ太田市内にある同製作所本工場の2カ所を合わせて60万2千台。主力車「レガシィ」などを造っている。ほかに米インディアナ州に年産17万台の工場がある。
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群馬)蚕育て理解深める「高山社学」 藤岡の全小学校
2014年1月10日03時00分朝日新聞
蚕の発育状況を確認する児童たち=藤岡市立美久里西小学校
今年6月の世界文化遺産への登録をめざす「富岡製糸場と絹産業遺産群」。その構成資産の一つである高山社跡がある藤岡市では、2013年度から、市内の全小学校で蚕を育てる取り組みが始まった。
市教育委員会は、小学3年生を対象に、蚕の卵を各校に配った。児童たちは、理科の授業で昆虫観察として蚕の一生を学んでいる。
この取り組みは、13年度から市教委が始めた「高山社学」の一環だ。4年生は実際に高山社跡を訪れ、理解を深めている。
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「スバル」国内生産2000万台突破 小粒でもこつこつ56年【群馬】
2014年1月11日 東京中日新聞社
記念式典であいさつする富士重工業の吉永泰之社長=太田市で
富士重工業は、自社ブランドの「スバル」車の国内生産が二千万台を突破したと発表した。金融危機や円高による経営悪化、軽自動車の生産中止など曲折を乗り越え、五十六年かけてたどり着いた。規模の拡大は求めず、小粒でも高収益の個性派メーカーとして存在感を発揮している。
太田市にある群馬製作所矢島工場で九日開いた記念式典で、吉永泰之社長は「従業員一人一人がこつこつ積み上げてきた努力のたまものだ」と述べた。
富士重工は軽自動車「スバル360」で一九五八年に自動車に参入。国内生産は九二年五月に一千万台、二〇〇三年九月に千五百万台に到達した。低重心の水平対向エンジンと独自の四輪駆動技術が支持を集めている。
円高修正の追い風もあって一四年三月期は売上高二兆三千億円、純利益千七百八十億円と、いずれも過去最高を見込む。一二年度の販売台数はトヨタ自動車の一割にも満たない約七十二万四千台で国内主要八社では最下位だが、利幅の大きいスポーツタイプ多目的車(SUV)などが売れており、国内ダントツの高収益体質を確立している。
過去には逆風もあり、金融危機で〇九年三月期は六百九十九億円の赤字に転落。円高で輸出も打撃を受けた。トヨタからの出資を拡大してスポーツ車などの共同開発に取り組むとともに、一二年二月には軽自動車生産から撤退。事業の絞り込みとブランド価値の維持に努めた。
国内の年間生産能力は、矢島工場と同じ太田市にある同製作所本工場の二カ所で計六十万二千台。米国にも年産十七万台の工場がある。好調な販売に生産が追いつかない状況が続くが、関係者が「ちょこっと能増」と呼ぶ小幅の能力増強で対応し「身の丈にあった経営」(吉永社長)に徹している。
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2万632人 成人の誓い 少子化反映 最少を更新 【群馬】
2014年1月13日 東京中日
「前橋はたくさんの出会いの場を与えてくれた」と話す山口さん=前橋市で
13日の「成人の日」を前に12日、県内31市町村で成人式が行われ、出席した新成人たちが大人としての門出を祝った。県内の新成人は前年より318人少ない2万632人で2年連続の減少。少子化の影響で1994年の3万4192人をピークに減少傾向が続き、記録が残る89年以降の最少記録を昨年に続き更新した。 (伊藤弘喜、樋口聡)
前橋市では、グリーンドーム前橋で式があり、市内の新成人三千二百九十六人のうち、二千四百八十人が晴れ着姿で式に臨んだ。
式典で、新成人を代表して第六中学校出身の山口真代さん(20)が「はたちのメッセージ」を発表。子どものころからの夢だったバスガイドになったことを報告し、「たくさんの出会いの場を与えてくれた大好きな前橋に感謝したい」と自らの成長を語った。
六百五十人が成人となる安中市では、市文化センターで式があり、振り袖姿や真新しいスーツに身を包んだ五百四十二人が出席した。式で岡田義弘市長は「(同志社大学創始者の)新島襄のように広い視野を持ち、失敗を恐れず人生を切り開いてほしい」と述べた。
新成人を代表し、安藤弘喜さんと伊藤えりかさん、佐藤名華(めいか)さんの三人が成長への感謝や大人としての責任について意見発表。安藤さんは「大人になることは、人のために生きられること。研究者になる夢をかなえ、恩返しできる大人になりたい」と話した。
草津町や上野村など一部町村では、昨年夏に式を済ませたり、今年の夏に行ったりするところもある。小学生が式の受付を行う吉岡町など趣向を凝らす自治体もある。
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群馬)県勢2位、過去最高 全国女子駅伝
2014年1月13日03時00分朝日
2位でゴールする群馬アンカーの西原加純選手=伊藤進之介撮影
一時はトップを走り、最後も先頭の京都を脅かす力走だった。第32回全国都道府県対抗女子駅伝(9区間42・195キロ)が12日、京都市で開かれ、群馬は過去最高の2位(2時間15分39秒)を飾った。
1区の竹地志帆(ヤマダ電機)がトップと15秒差の11位の力走を見せ、2区小林由佳(常磐高)が8人抜きで3位まで順位を押し上げた。
3区樺沢和佳奈(富士見中)が快走し、トップに浮上。4区森唯我(ヤマダ電機)が首位を守った。5〜8区で順位を3位まで下げたが、その後も粘り強い走りを見せ、トップと31秒差の3位でアンカー西原加純(ヤマダ電機)にたすきをつないだ。
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過去最高88万台販売 富士重の14年度計画
2014年1月16日(木) AM 11:00 Jomo
富士重工業(東京都新宿区、吉永泰之社長)は15日、2014年の自動車販売台数について、前年比6%増の88万台とする計画を発表した。販売増に合わせて国内外で供給体制を強化し、生産台数も7%増の86万5000台と見込む。新型車を投入する国内をはじめ、全ての主要市場で販売増を計画。販売・生産とも3年連続で過去最高を目指す。
販売については、5月に新型ステーションワゴン車「レヴォーグ」を投入する国内で、2%増の18万5000台を計画。4月に消費税増税が控えるものの、影響は軽微で、販売台数はほぼ横ばいと見込む。このうち登録車は2%増の12万9000台とした。
米国では、新型「WRX」の導入などを背景に8%増の46万台を計画、6年連続で過去最高を予想する。沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題の影響で、販売が低迷していた中国でも16%増の6万5000台と過去最高を見込む。
生産については、夏までに本工場の生産能力を1割増の20万台に引き上げることから、国内は5%増の67万4000台を計画。米国でも夏には生産能力が3万台増の20万台となるため、13%増の19万1000台とした。
13年の販売台数は17%増の83万台、生産台数は7%増の80万9000台で、ともに過去最高だった。
また、4日から先行予約を受け付けているレヴォーグについて、10日間で2700台を受注したことも明らかにした。
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自動車産業の明るい材料があるものの、活力のもとにならない、カビの生えた政策を目玉にしている群馬では将来は従来と同じように非常に暗いですな。
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県税収入が大幅増 14年度見通し 歳入は前年並み
2014年1月16日(木) AM 11:00
大沢正明知事は15日、県庁で自民党県議団に2014年度当初予算案の編成方針を説明し、県税収入は13年度の1965億円を大幅に上回るとの見通しを示した。自動車産業を中心に企業の業績が好調なことや、消費税率引き上げの影響が背景。
一方、国は地方交付税や臨時財政対策債を縮小する方針を示しており、本県分も大幅に減額される見通し。県は主な歳入となる県税、地方消費税清算金、地方交付税、臨時財政対策債、経済危機対策関連基金繰入金の五つの収入合計額が、13年度の4560億円とほぼ変わらない水準になると推計した。
編成方針で、大沢知事は世界文化遺産登録を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」の資産の保全管理、活用のほか、がん治療技術総合特区を活用した医療産業の振興、特別支援学校の整備などを主要施策に挙げ、「遺産群を核とした観光振興をオール群馬で推進する」と述べた。
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『J1昇格』?説得力まったく無し。それよりJ2に残れるか心配した方がよい現実的。
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ザスパ「『J1昇格』共通意識で」
(2014年1月16日 読売新聞)
今季の方針について話す秋葉監督
サッカー・J2のザスパクサツ群馬は15日、前橋市岩神町のグリーンドーム前橋で、「スタートミーティング」を開き、2014年シーズンを始動させた。
ミーティングで秋葉忠宏監督は約50人の選手やスタッフを前に、「今年はJ2の残留争いをするつもりはない。『J1昇格』という共通意識を持って戦おう」と呼びかけ、22チーム中20位に終わった昨季からの巻き返しを誓った。主将は、FW平繁龍一選手が引き続き務めることも決まった。
主力選手が大幅に抜けた昨季に比べ、今季は得点力がある平繁選手など多くの実力者が残留。秋葉体制も2年目を迎える。
平繁選手は「選手、スタッフ、チーム一丸となって頑張りたい」と話していた。
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群馬)尾瀬の入山者5.9%増 環境省
2014年1月17日03時00分 朝日新聞
環境省関東地方環境事務所は16日、尾瀬国立公園の2013年の入山者は約34万4200人で前年比5・9%増えたと発表した。
同事務所によると、尾瀬ケ原に入る鳩待口(鳩待峠)からの入山者が約20万8千人と全体の60・4%を占めた。次いで福島県側の沼山口(大江湿原)の約6万5千人で約19%だった。
月別ではミズバショウが見頃の6月が約9万人と最多で、ニッコウキスゲが見頃の7月、夏休み時期の8月が続いた。曜日別では土日が46・6%を占めた。
記録がある1989年以降では96年の約64万7千人が入山者数のピークで、東日本大震災が起きた2011年が約28万1300人と最も少なかった。
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「春」よ来い 19日までセンター試験
2014年1月19日(日) AM 07:00 Jomo
本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験が18日、県内16会場を含む全国の693会場で始まった。初日は地理歴史・公民、国語、外国語が行われ、前橋市の群馬大荒牧キャンパスでは受験者が緊張した面持ちで試験に挑んだ=写真。19日は、理科と数学が行われる。
県内会場の志願者は昨年より442人少ない9033人。受験者が最も多かったのは外国語(筆記)で、志願者の94・7%にあたる8558人が臨んだ。目立ったトラブルはなかった。 合否判定にセンター試験を利用するのは群馬、高崎経済、前橋工科、県立女子、県立県民健康科学の国公立5大と9私立大、5短大となっている。
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都道府県駅伝 男子最高3位
(2014年1月20日 読売新聞)
3位でゴールする群馬のアンカー阿久津選手(19日、広島市中区で)=近藤誠撮影
全国都道府県対抗男子駅伝が19日、広島市平和記念公園発着(7区間48キロ)で行われ、県代表が2時間19分56秒で、過去最高となる3位となった。優勝した長野と36秒差、2位・埼玉とはわずか1秒差だった。
2区では、12位でタスキを受けた西山和弥選手(伊勢崎一中)が区間1位の快走。5区の清水歓太選手(中央中等教育学校)も区間3位でつなぎ、常に先頭集団をリードした。アンカーの阿久津圭司選手(SUBARU)は、ゴールの瞬間まで2位・埼玉と激しく競り合った。
県勢は、今月12日に行われた同女子駅伝(京都)でも、県代表が過去最高の2位に輝いている。
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過去最大の県人口自然減 昨年 群馬
2014.1.21 02:18
昨年の県人口は前年比8098人減の198万4334人で、増減率は0・41%減と9年連続で減少となったことが20日、県がまとめた移動人口調査(10月1日現在)で分かった。
人口減では、出生から死亡を差し引いた自然増減の減少が加速。9年連続のマイナスとなったほか、8098人のうち自然減少は6316人と過去最大となった。世帯数は前年比5580世帯増となっているが、1世帯当たり人口は過去最低の2・57人に。1人暮らし世帯が増加したことを示している。
市町村別人口では、高崎市37万1372人▽前橋市33万6402人▽太田市21万8505人−が多い順。逆に、最少が上野村1287人、次いで神流町2099人、南牧村2147人などとなっている。
人口増減率では吉岡町1・01%増をトップに太田市、伊勢崎市、千代田町で増加したが、残る31市町村では減少した。減少率では南牧村の4・28%減が最も高かった。
1平方キロメートル当たりの人口密度をみると、市部が583・1人、郡部が85・7人。市町村別で密度が最も高いのは大泉町の2216・1人、最も低いのは上野村の7・1人で約312倍の開きが生じている。
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県の人口 自然減 過去20年で最大 【群馬】
2014年1月22日chunichi
県がまとめた昨年十月現在の県内の移動人口調査結果で、出生数から死亡数を差し引いた自然増減率が前年同期比マイナス0・32%の六千三百十六人となり、減少幅、自然減数ともに過去二十年で最大となったことが分かった。死亡数が二万一千五百七十五人と過去二十年で最大だったのが要因で、高齢化が進展している。
自然減は九年連続。転入数から転出数を差し引いた社会増減はマイナス0・09%の千七百八十二人で、十二年連続で社会減が続いている。
県の人口は百九十八万四千三百三十四人。自然減と社会減を合わせた全体の増減率はマイナス0・41%の八千九十八人で九年連続。ピークの二〇〇四年から約五万人減った。
市町村別の前年同期比増減率では、最も増加したのは吉岡町で1・01%、次いで太田市0・48%、伊勢崎市0・30%と続いた。
最も減少が大きかったのは南牧村で4・28%減。前橋市は0・33%減、高崎市は0・07%減だった。 (菅原洋)
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学部改編、再受験無料… 志願者確保へ大学知恵比べ
2014年1月23日(木) AM 07:00 Jomo
本格的な大学入試シーズンを迎える中、県内の各大学が志願者確保に知恵を絞っている。少子化に加え、大学の増加で、全国では昨春4割の私立大で定員割れするなど競争は厳しさを増している。志願者の減少による収入源は大学運営にも大きく影響するため大学側の危機感は強く、高校へのPR策だけでなく、学部改編や受験生の経済的負担減など対応に懸命だ。
野球や駅伝などの運動部が全国で活躍する上武大は今春、ビジネス情報学部と経営情報学部を改編し、スポーツ健康マネジメント学科と国際ビジネス学科から成るビジネス情報学部を立ち上げる。
前橋工科大は、本年度から県内の公立・私立高校全校への訪問を開始。県内からの入学者が全体の3割程度にとどまるため、大学の魅力を知ってもらう広報活動を地元で強化する。2012年度入試で志願者数が前年から約2割減った高崎経済大は、同年度から茨城や栃木、新潟など隣接県の高校を訪問していて、「学費の安さや、交通の要衝である高崎市の立地をPRする」(同大)との戦略だ。
学生の経済的負担を軽減した入試改革が効果を発揮している大学も。00年度から数年定員割れが続いた前橋国際大は、入試で不合格だった志願者が違う入試形式で再出願する場合の受験料を無料にしている。
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県行革大綱で意見公募 ぐんまちゃんが解説
2014年1月22日(水) AM 11:00
県は新年度から3年間の行革指針となる行政改革大綱(仮称)の意見公募を始めた。意見公募制度の活用が低調なことを受け、今回県はホームページ(HP)や県庁などで配布する資料に、マスコットキャラクター「ぐんまちゃん」が登場するインタビュー形式の解説文を掲載したり、HPを通じた意見提出方法を簡略化するなど工夫している。
意見公募制度をめぐっては、昨年末の県情報公開審議会で、本年度実施された12回のうち8回で意見が寄せられなかったことが報告され、県民への周知が課題となっている。
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昨年の県内労働組合員 1829人増 群馬
2014.1.23 03:18 Sankei
平成25年の県内の労働組合の概要は、前年比で組合数が4増の787組合で、組合員数は1829人増の14万4827人となったことが県がまとめた労働組合基礎調査結果で分かった。組合所属の労働者の割合(組織率)は前年比0・1ポイント増の16・6%で増加は14年ぶり。
産業別では、組合数と組合員数ともに「製造業」が最多で、264組合・6万8902人。次いで組合数では「運輸業、郵便業」が118組合、組合員数は「公務」が1万5353人。増減では組合数、組合員数とも「卸売業、小売業」の増加が最多で4組合増、1223人増。
上部組織加盟状況では「連合群馬」が417組合・10万504人、「県労会議」が73組合・6261人だった。
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県政もそうだが、日本のリーダーはスローガンや体裁に頭や時間を使う。ところが一向に前のやり方を変えようとしない。それを踏襲して、魔法使いのように違った結果、この場合良い結果を期待する。それを疑わない県民も、国民もまた不思議である。
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ザスパ今季スローガンは「ひとつになって」
2014年1月25日(土) AM 11:00
J2ザスパクサツ群馬の新体制発表会が24日、前橋市のグリーンドーム前橋で開かれた。スポンサーや報道関係者のほか、今回からサポーターが初めて出席。今季のユニホームとクラブスローガン「ひとつになって」を発表し、秋葉忠宏監督が「みんなで一つになって群馬を盛り上げたい」と述べ、悲願のJ1昇格を目指して戦う決意を示した。
発表会では、植木繁晴代表取締役ゼネラルマネジャー(GM)が「ベースとなる選手が残ってくれたので、精神的支柱となれるベテラン選手と次につながる若い選手を補強した」と今季のチーム編成を説明。続いて秋葉監督がスローガンを発表し、「J2にオートマチックにいられる時代じゃないし、チームもクラブもサポーターも、すべてが一つになって戦っていかないと、という思いを込めた」と意図を説明した。
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これも前述のスローガンと関連して考えたい。おもてなしとか、他県とも差別化できない概念を最もらしく前面に出し、観光の振興になると思うことの浅はかさ。観光の中味無しには、ギミックだけでは県の観光は延びることは不可能であろう。
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群馬よいとこ観光振興条例案 おもてなし前面に
2014年1月25日(土) AM 11:00 jomo
県議会が議員提案で制定を目指す観光振興条例の素案が24日、観光振興特別委員会に提示された。名称は複数候補の中から「群馬よいとこ観光振興条例」となる見通しで、前文に「温泉県」や「野菜王国」「最上級すき焼きの素材がすべてそろう」など親しみが湧く言葉を盛り込んだ。「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録審議が迫る中、県民に親しまれる条例とすることで、県民一丸となった観光振興を進めたい考え。
同日から観光振興特別委員会で具体的な条文審議を開始し、2月定例会での制定を目指す。
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高経大を含む県内国公立大学に取って置きの良いニュース。
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県内国公立大進学者に学費 サンヨー食品が財団設立 群馬
2014年1月29日(水) AM 07:00 jomo
即席麺大手のサンヨー食品(東京)は、創業60周年を記念して「サンヨー食品奨学財団」(前橋市朝倉町、井田純一郎代表理事)を設立した。県内5国公立大に在籍し、経済的な理由で修学が難しい学生に、学費を支援する。
今春入学する新入生の中から大学を通じて奨学生を選抜。1人当たり年20万円を、4年間給付する予定。返済義務はない。初年度は大学生5〜10人程度を検討している。
同社は1953年に同市で創業。現在は朝倉町に本社工場や関連企業がある。「本県で生まれ育った会社として、地元に貢献したい」と説明している。
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4回目だという。役所仕事ののろさは注目に値する。
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こんにゃく 留学生対象に試食会
(2014年1月29日 読売新聞)
しらたきを使った料理を試食する留学生たち(28日、県庁で)
県の特産品であるこんにゃくの海外需要を探ろうと、県は28日、県庁で外国人留学生を対象にした試食会を開いた。
県内の生産団体などでつくる「こんにゃく海外戦略研究会」との共催で、今年で4回目。前橋市の日本語学校「NIPPON語学院」に通っている中国やネパール、ベトナムなどからの留学生100人が参加した。
試食会では、「しらたき和風パスタ」や「タピオカ風こんにゃく桑茶」など5種類の料理が振る舞われ、留学生たちは「不思議な形だね」などと感想を言い合い、アンケートに答えた。
インドネシアのミラヘニさん(20)は「こんにゃくを初めて見た時はおいしくなさそうだったけど、今日のメニューはとてもおいしくて驚いた」と笑顔を見せていた。
県蚕糸園芸課によると、県内のコンニャクイモ生産量は全国の9割を占めているが、国内消費量は停滞傾向にある。このため、県と同研究会は、海外販路の拡大を目指しており、試食会で得た各料理の評価をもとに、新製品の開発などを支援していく考えだ。
同課の大井圭一課長補佐は「県内の生産者が環太平洋経済連携協定(TPP)の競争にさらされる前に、海外の販路を拡大しておきたい」と語った。
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目玉政策の貧弱さや将来に立ったビジョン無き群馬県政。その県政のまずさは数値にキチンと表れていると言えるのだろう。
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県債残高 過去最高の1兆1800億円 新年度予算案 社会保障、公共事業費が押し上げ【群馬】
2014年2月5日chunich
県は四日、二〇一四年度の一般会計当初予算案を発表し、年度末の県債残高が過去最高の一兆一千八百億円に達する見通しとなった。県民一人当たりの借金は約六十万円。県債残高は八年連続で膨らみ続ける見込みで、財政健全化への取り組みが急務だ。 (菅原洋)
県債残高の内訳は、後に地方交付税として充当される「臨時財政対策債」が四千八百億円で、他の通常債は六千九百億円。一般会計の総額は六千八百十五億円(前年度当初比2・3%増)と二年連続で増加した。
歳入のうち、県債は単年度発行額が九百九十八億円(同5・8%減)。このうち通常債は三百九十九億円(同7・8%増)と、過去五年間で最高となる。高速道路につながる国道など道路網の整備費二百七十七億円など公共事業が発行額を押し上げる。
他の歳入では、県税収入が二千百二十六億円(同8・2%増)。好調な自動車産業など法人の事業税・県民税が前年度当初比三割以上増えた。
一方、歳出では、人件費が二千二百六十三億円(同1・1%減)。公債費は県債の増加に伴い、千三十七億円(同3・5%増)となる。高齢化の進展により、社会保障関係費は過去最高の八百五十五億円(同2・3%増)。公共事業費は八百三十七億円(同3・7%増)となる。
◆縮減へ具体的な道筋を
二〇一四年度末に過去最高となる見通しの県債残高について、県と人口規模が同じ栃木県と比較してみたい。
栃木県の一三年度一般会計当初予算案の総額は約七千六百億円。同年度の本県を一千億円上回った。しかし、栃木県の一二年度県債残高は約一兆八百億円にとどまる。同年度の本県は約一兆一千四百億円で、財政規模が栃木県より小さいのに借金は五百五十億円以上も上回った。
しかも、栃木県は五年ごとに見直す行政プランで、県債残高の推計値を一六年度まで提示。一五年度末の県債残高を七千六百億円以下に縮減する数値目標を掲げている。本県は県債残高の縮減に向けた数値目標はない。
本県を含む各地の地方債では、「臨時財政対策債(臨財債)」が増加。臨財債は国が財源不足のために地方交付税を支給できず、後年に充当する。
大沢正明知事は臨財債について「使えるものは使いたい。通常債は減らしている」と説明。しかし、臨財債の増加は国の深刻な財政難を一層悪化させ、国民の膨大な借金につながる恐れが強い。臨財債の借金は県でも、国でも、結局は国民負担になる点では同じだ。
県政は今後、高崎市の高崎競馬場跡地で概算事業費が二百八十億円の集客施設を計画するなど、財政の悪化要因が控えている。県は早急に、県債残高の縮減に向けて具体的な道筋を提示するべきだ。 (菅原洋)
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26年度県当初予算案 大沢県政で最大規模 税収大幅増後押し 群馬
2014.2.5 02:08 SANKEI
■「積極型」6815億8700万円
県は4日、一般会計6815億8700万円となる平成26年度当初予算案を発表した。前年度当初比2・3%増の「積極型」で、大沢正明知事が予算編成した20年度以降で最大規模となった。自動車関連産業を中心とした大企業の好況を背景に、県税収入が大きく増加したことが要因。大沢知事は今回の予算を「景気回復・成長予算」と名付け、「景気回復の動きを県内すみずみまで行き渡らせる」と強調した。予算案は17日開会予定の県議会2月定例会に提出される。
◆歳入
県税収入は8・2%増の2126億円を見込んだ。2千億円を超えるのは、21年度以来5年ぶり。特に、企業が収める法人事業税と法人住民税の「法人2税」が31・7%増の575億円と大きく伸びた。
借金にあたる県債は5・8%減の998億円。これは、後年度に国から地方交付税として“支給”される臨時財政対策債(臨財債)の減少幅が大きいためで、通常債に限っては7・8%増加した。県財政課は通常債の伸びについて「引き続き公共事業を安定的に行うため」としている。
◆歳出
人件費は退職手当の減額などで1・1%減の2263億円。一方、社会保障関係費は少子高齢化の影響を受け、2・3%増の855億円と過去最高額を更新した。
公共事業費は3・7%増の837億円。県内の交通網を発展させる「7つの交通軸」の整備に277億円をつぎ込んだ。過去の借金返済に充てる公債費は、臨財債の償還費が増えているため、3・5%増の1037億円となった。
◆県債残高
県債残高は年々増加しており、26年度末には1兆1800億円(25年度末比133億円増)で過去最大を更新する見通し。ただ県債のうち、国が返済を肩代わりする臨財債を除けば、実質的な県債残高は26年度末で6905億円で、5年連続の減少となることが見込まれている。
◆組織改正
スポーツ振興課内に「スポーツプロジェクト推進室」を新設する。東京五輪・パラリンピックのキャンプ地誘致や、27年11月に県内でフルマラソン大会を開催することを目指す。フルマラソン準備費用として615万円を計上した。
また、建設業の若手技術者の確保を目指し、建設企画課に「建設業対策室」を新設する。
◆世界遺産登録
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録審議を6月に控え、登録推進費を1億3309万円計上。構成4資産の総合管理体制や施設整備計画に2474万円、登録決定時の祝賀行事や記念イベントに780万円を盛り込んだ。全国に構成資産の魅力をPRするための普及広報費には1353万円を計上した。
◆ぐんま緑の県民税
26年度から導入される森林環境税「ぐんま緑の県民税」の基金を活用した事業には6億2244万円。公道や林道から離れた場所にある「条件不利地」の森林整備などを進める。同税の税額は、個人が年間700円、法人が県民税均等割の税額の7%相当額となっている。
◆八ツ場ダム
新年度に本体工事が着工する八ツ場ダム(長野原町)関連事業には75億3775万円を充てた。このうち、地元住民の生活再建に向けた取り組みには52億8585万円を計上。大沢知事は「県としても(地元を)しっかり応援するというメッセージを出すためにも重点事業として取り組んでいかなければならない」と大規模配分の理由を説明した。
◆エネルギー
昨年始動した再生エネルギー整備事業「電源群馬プロジェクト」の一環として、県有施設への太陽光発電設備の設置を推進。富岡合同庁舎や県民健康科学大(前橋市)などにおける設置費用として7450万円を計上した。また風力発電導入の可能性を検討するため、新規事業として県内3カ所で小型風力発電風況調査を実施する(120万円)。
◆生活・文化
性犯罪被害者らの心身の負担を軽減するため、「性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター」の新設に向けた準備を進める。医師や弁護士らによる調整会議、医療関係者ら広報啓発などに60万円計上した。
また、大沢知事が肝煎りで進めている東国文化周知事業に724万円を充てた。
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誰に責任があるのか?少子化・高齢化の言い分けは聞き飽きた。自治体のエンディングノートもお早めにと皮肉りたい。
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エンディングノート作成
2014年2月6日(木) AM 07:00
高齢化率が57%を超える群馬県南牧村の社会福祉協議会(藤田昇会長)は、お年寄りが最期を迎える前に医療措置に関する意思や訃報を知らせるべき相手などを書いておく「エンディングノート」を作成した。65歳以上で一人暮らしの村民220人に今月中に無償配布する。同種の取り組みは県内初という。社協は家族の混乱や不安をなくせると考えている。
ノートは全20ページ。基本的な個人情報に加えて所属サークルや思い出の場所、所有財産・保険・ローンなどを記入できる。延命治療や臓器提供の意思も分かりやすく選択式で尋ねている。
単身高齢者は村外に住む子どもらと日ごろ連絡を取っていても、終末期にまつわる考えを詳しく伝えていないケースが多いという。藤田会長は「今は不要だと思っても、自身の最期を冷静に考え、家族と話し合うきっかけにしてほしい」と導入目的を説明する。
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輸出型企業や株持ち主には大いに利益をもたらした円安も、ガソリンその他の値上げと相まって、公共料金の値上げ大合戦。一般庶民の懐にどれだけ大きな打撃になるのか心配されるところ。
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私鉄3社運賃値上げ 平均2.8%
2014年2月8日(土) AM 07:00 jomo
消費税率の引き上げに伴い、群馬県内に本社を置く私鉄3社が4月1日から、一斉に運賃を引き上げることが7日分かった。上昇率は平均で2・8%前後。上毛電鉄とわたらせ渓谷鉄道は1997年の消費税増税以来17年ぶり、上信電鉄も16年ぶりの引き上げとなる。
初乗り運賃は上信が170円から180円に、わ鉄が180円から190円に変更。上毛は170円を据え置く。最長区間の料金は上信(高崎―下仁田駅)とわ鉄(桐生―間藤駅)がともに1080円から1110円、上毛(中央前橋―西桐生駅)が660円を670円とする。このほか、利用する駅間の距離によって上昇率は異なるが、各社とも平均が国の規定(2・857%)を上回らないよう設定している。
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懐かしいレコード1600枚が一堂に 桐生明治館 市内の故収集家寄贈【群馬】
2014年2月8日 chunichi
由紀さおりさんなどのレコードジャケットが並ぶ館内=桐生市で
昔懐かしいレコード(EP)約千六百枚が桐生市相生町の国重要文化財「桐生明治館」で展示され、来館者の目を楽しませている。
骨董(こっとう)収集家だった市内の故河原井源次氏が明治館に寄贈したレコード計約一万枚のうちの一部。明治館が倉庫に眠るお宝を生かそうと、昨年十月二十八日から並べている。
今回は青春時代にレコードに親しんだ四十〜六十代がターゲット。各時代を彩った人気歌手や女性アイドルの作品が多い中、入り口近くには市出身の歌手、由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」を配置している。一九六四年の東京五輪の開会式や競技の様子を伝えるNHKの音源もある。三月末まで。月曜休館。 (美細津仁志)
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同じ事を歴史的に何度も繰り返して、なにか新しい結果(経営再建)を期待する姿はトップに縋りつく高齢リーダーたちの考案なのだろう。痛々しい。
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上信電鉄を観光鉄道に 沿線5市町村 11億7000万円支援
2014年2月8日(土) AM 11:00 JOMO
上信電鉄は、世界文化遺産登録が期待される富岡製糸場、国名勝「楽山園」、下仁田ジオパークといった沿線の観光地と連携して観光鉄道化に向けた取り組みを推進する。
7日に富岡市役所で開かれた沿線市町村連絡協議会(会長・岡野光利富岡市長)の臨時総会で示した経営再建4カ年計画で明らかにした。製糸場への臨時列車や電気機関車「デキ」などイベント列車運行のほか、オリジナルグッズ販売を強化する。沿線5市町村は計画を承認し、新年度から4年間で総額約11億7千万円の公的支援を決めた。
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コレがすべて。政令指定都市を持つ他の県の政策と比較するが良い。将来も何もない。税金をフンダンに使い、全国に誇る群馬県政の目玉とは呆れて物も言えない。
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縄文土器から工女の口紅 富岡 発掘成果150点公開
2014年2月9日(日) AM 07:00
「富岡市内出土品展」が16日まで、群馬県の同市立美術博物館で開かれ、縄文時代から平安時代の遺跡と市教委が旧官営富岡製糸場で実施した発掘調査の成果を公開している。動物の顔をかたどった「獣面把手(じゅうめんとって)」の土器をはじめ、製糸場で使われた繰糸器(そうしき)の一部で、繭を煮るための陶器製鍋などを見ることができる。
獣面把手の土器は、大牛中原(おおうしなかはら)遺跡(同市妙義町大牛)から出土。約5000年前の縄文時代前期のもので、深鉢形の土器の口縁部に動物を模した取っ手が2カ所確認できる。
市教委担当者は「イノシシの獣面把手はよく知られているが、今回は目や鼻、牙の造形が丁寧に作られているもののモチーフが何か分からない。非常に珍しい発見」と話す。
関連行事として9日、つるかご、まが玉作り体験コーナーを同館に開設。市教委担当者による遺跡説明会が9、16日午後2時から開かれる。
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行政ファイル:野生獣から基準超のセシウム /群馬
2014年2月9日(日)毎日新聞
県は7日、県内4市で昨年10月〜今年1月に採取した野生獣4体から、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る放射性セシウムを検出したと発表した。県によると、安中▽沼田▽桐生−−3市のイノシシは同180ベクレル、前橋市のニホンジカは同170ベクレルだった。
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熱の湯 大正風洋館に 草津温泉
(2014年2月8日 読売新聞)
新しい「熱の湯」の完成イメージ図(草津町提供)=pic
草津町は、草津温泉の人気観光施設「熱の湯」を建て替えるため、事業費約3億円を新年度予算案に計上する方針を固めた。新しい施設は大正時代の和洋折衷の洋館をイメージした外観が特徴で、収容人員も約1割増やす。町は来年春の完成を目指している。
予算案は3月の町議会定例会に提案する。予算が成立すれば今年秋に着工し、施設を解体した後、同じ場所に新築する。
熱の湯は、毎分約4000リットルの湯がこんこんと湧き出す草津温泉のシンボル「湯畑」(面積約1232平方メートル)前にある。かすりの着物姿の女性たちが長板で湯をかき回す伝統の「湯もみと踊りショー」の会場として人気があり、年間十数万人が訪れている。
ただ、現在の施設は築40年以上で老朽化が著しく、耐震面にも不安があることから、黒岩信忠町長が主導して、全面的に建て替える計画を進めていた。
町企画創造課によると、新しい熱の湯は現在と同じ木造2階建て。面積も約357平方メートルとほぼ変わらないが、収容人員は約350人から約380人に約1割増やす。観光案内スペースを設け、床暖房も導入する。
外壁は木製で、色鮮やかなステンドグラスを入れる。建て替えに併せて周辺の街灯をガス灯に変更し、大正時代の雰囲気を演出する。
現在の施設内の壁に掲げている、ちばてつやさんや赤塚不二夫さんら漫画家14人が描いた名物のイラストパネル(縦2メートル、横4メートル)も新しい施設に引き継ぐ。
熱の湯の建て替えは、町が2011年度から進めている湯畑周辺の再整備の一環。町は昨年4月、日帰り入浴施設「御座之湯(ござのゆ)」を開業した。今は御座之湯近くの駐車場を、イベントもできる「湯路(とうじ)広場」に改修する工事をしており、今年5月に完成させる予定。
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群馬)前橋、16年ぶり33センチ積雪 県内34人けが
2014年2月10日03時00分 Asahi
8日からの大雪で、前橋地方気象台は9日未明に前橋で16年ぶりに積雪33センチを観測した。9日も県内では雪のための転倒や交通事故が相次ぎ、朝日新聞の集計では少なくとも6人が負傷した。8日からの累計は34人となった。交通機関の乱れも残った。
高崎市等広域消防局によると、9日は管内で70歳男性が雪下ろしではしごを下りる際に転落してけがをした。JR東日本高崎支社などによると、9日は高崎線や両毛線の計45本が運休、区間運休した。東武伊勢崎線でも特急りょうもう号5本が運休、区間運休した。
前橋の積雪の過去最高は1945年2月の37センチ。
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県平野部 13年ぶり大雪警報 転んでけが、交通乱れる【群馬】
2014年2月9日chunichi
8日未明から降り積もった雪で、太田市中心街を流れる八瀬川さくら通りは水墨画の世界に変わった=太田市で
関東全域で大雪となった八日、県内各地も雪の影響で交通が乱れ、転んでけがをする人もあった。前橋地方気象台は同日、県内ほぼ全域に大雪警報を発令。路面凍結や倒木、なだれへの注意を呼び掛けた。県平野部に大雪警報が出るのは二〇〇一年以来十三年ぶり。
気象台によると、積雪は午後四時現在、前橋市で一八センチ、みなかみ町幸知で八七センチ、同町藤原で一二六センチ、草津町で六八センチ。
前橋市消防局によると、午前九時四十分ごろ、市内の路上を歩いていた男性(67)が転んで重傷。県危機管理室によると、桐生市内で除雪作業中の男性(69)が転んで軽いけが。
JR東日本高崎支社によると、高崎や上越、吾妻、両毛各線で一部列車が遅れた。
東日本高速道路関東支社によると、上信越道藤岡ジャンクション(JCT)−松井田妙義インターチェンジ(IC)や松井田妙義IC−佐久IC、関越道月夜野IC−練馬IC、北関東道高崎JCT−太田桐生ICの各上下線で通行止めなどの交通規制が行われた。 (伊藤弘喜)
◆各地で雪かき
JR高崎駅西口の商店街ではあちこちで雪かきをする人の姿があった。駅前でたばこ店を営む岡部元宣(もとのり)さん(42)夫婦は臨時休業して店の前の歩道に積もった雪をスコップでかいていた。「お客さんやお年寄りが通るので歩きにくくてはいけないから。今回の雪はとても重い」と息を弾ませた。
高崎市内の予備校では、東洋大の文学、経営学部など計八学部の入試があった。大学によると雪の影響で遅れた受験生はないという。九日も入試があり、「朝、試験の開始を遅らせる必要があるようならホームページでお知らせする」とした。
JR前橋駅前のタクシー乗り場に付ける運転手は「朝から客が多く、一時は客待ちをする時間がないほどだった」。道路が滑りやすくなっており「気をつけないと」と話した。
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県内観光客8%増…12月
(2014年2月13日 読売新聞)
昨年12月に県内の主な観光地や温泉を訪れた人は152万2920人(速報値)で、前年同期よりも8%増えたことが県の調査でわかった。県は、天候に恵まれたことに加え、観光地も広報活動を充実させたことが理由と分析している。
県観光物産課によると、県が取り組んでいる「ググっとぐんま観光キャンペーン」(昨年10〜12月)の効果を検証するため、主な観光地30地点の利用者と9温泉地の宿泊客、11イベントの来場者の数を集計し、前年同期の実績と比べた。その結果、イベントの来場者は3%減の19万5808人だったが、観光地の利用者は13%増の94万6556人、温泉地の宿泊客も4%増の38万556人と伸ばした。
観光地で最も伸び率が高かったのは、道の駅川場田園プラザ(川場村)で、2・9倍増の7万6601人が訪れた。同課はテレビ番組で取り上げられた効果が大きいとみている。富岡製糸場(富岡市)は12%増の1万4208人だった。
温泉地で最も伸びたのは、老神(おいがみ)温泉(沼田市)で18%増の8225人。同課は、昨年11月に国道120号線椎坂トンネル(同)が開通し、移動時間が短縮されたことが影響したとみている。草津温泉は7%増の15万951人、伊香保温泉は2%増の10万2247人だった。
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鶴生田川 真珠できた…館林
(2014年2月13日 読売新聞)
鶴生田川で育てたイケチョウガイから真珠を取り出す作業(館林市提供)=写真
館林市は12日、市内を流れる鶴生田川で実験していた二枚貝の「イケチョウガイ」による真珠養殖に成功したと発表した。
鶴生田川は水質悪化が進んでおり、「アオコ」が発生する城沼に流れ込む。市は、真珠を水質改善に関心を持ってもらうための“シンボル”と位置づけ、将来的にはイケチョウガイのオーナー制度の導入も検討する。
市地球環境課によると、水質改善に効果があるとされるイケチョウガイに着目し、2009年度に茨城県・霞ヶ浦産の160個を購入。河川の4か所で貝の生育に取り組んだ。
鶴生田川で育てたイケチョウガイから取れた真珠。様々な形のものがある(館林市で)=写真
翌10年度には約9割の生存が確認され、このうち80個に真珠の核になる球体を挿入。11年度にサンプル調査を行い、真珠が出来上がるとされる3年間の経過を待った。その結果、昨年12月12、13日に80個を引き揚げて調べたところ、66個から真珠と見られる105粒を確認した。中には直径1センチ余りのきれいな球体もあったという。
同課は追加購入分を含め、7か所で計約600個の貝を養殖、このうち150個に真珠核を挿入している。今後、ボタン型や棒状など様々な形の核を入れるなど実験を続ける方針だ。
一方、城沼を含めた鶴生田川の水質は、汚染の指標となる生物化学的酸素要求量(BOD)が毎年、環境省基準を大きく超えている。
同課では「貝で水質が劇的に改善されるわけではないが、真珠を通して水質浄化に目を向けてほしい」と呼びかけている。
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日本の近代化と賞賛している富岡製糸場の中味は、実は養蚕信仰がつよく見られる。つまり表はフランスの近代化された機械を使っていても、近代化の精神なんてものは皆目見られない。イギリスの産業革命とは似て非なるものであると言えないだろうか。それはそうと、高経大の理事長も兼職している高木賢氏。高経大にどれほど貢献しているか疑わしいものだ。
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ぐんま絹遺産6件を追加登録 推進委答申
2014年2月13日(木) AM 11:00 上毛新聞
第4回ぐんま絹遺産推進委員会(高木賢(まさる)委員長)が12日、県庁で開かれ、県が登録を進めている「ぐんま絹遺産」の追加候補6件を審議し、いずれも登録が適当と認め、答申した。
下仁田町重要文化財(重文)の春秋館文書や甘楽町重文の富岡製糸場絵馬などを審議した。春秋館文書はユネスコの世界文化遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」を構成する蚕種貯蔵施設、荒船風穴に関連する入穴帳や営業案内など1081点からなる。甘楽町の養蚕・製糸・織物道具や、養蚕信仰に関連した沼田市白沢町の石宮、安中市原市の絹笠神社、同市松井田町の雲門寺の馬鳴菩薩(めみょうぼさつ)像も登録される見通し。
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観測史上3位タイ 前橋で33センチの積雪
2014年2月10日(月) AM 07:00 上毛
関東の南海上で発達した低気圧と寒気の影響で、群馬県内は8日から9日にかけて、記録的な大雪となった。前橋地方気象台によると、前橋では9日午前2時に33センチの積雪を観測し、1896(明治29)年12月の統計開始から観測史上3位(1998年1月)と並んだ。北部では藤原(みなかみ町)136センチ、みなかみ97センチ、草津77センチ。
積雪の影響で同日はJRや私鉄各線で運休や遅れが相次いだほか、関越道、上信越道、北関東道も上下線で一時、通行止めとなった。
平野部では午前中から青空が広がり、住民が雪下ろしや道路の雪かきに追われた。各消防本部によると、路面凍結による転倒などで6人がけがをした。
10日は寒気や放射冷却の影響で全国的に気温が低く、前橋の最低気温は氷点下1度、みなかみ同3度の予想。同気象台は路面凍結による交通事故などに注意を呼び掛けている。
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群馬県が年がら年中マスコミで煽っている富岡製糸場の一年間(365日)の入場者は平均24万人(19〜24年度)である。ユネスコ登録前で話題も功を奏し、2万人(17年度)、11万人(18年度)から比べれば、入場者は格段に増えていることは確かだ。このまま順調に右上がりに増加するかという疑問には凡人は否定的。ユネスコ登録審議後?話題が一段落する頃はどうか?取らぬ狸の皮算用である。
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さっぽろ雪まつり、来場者240万人に 過去3番目
2014/2/13 1:30 日本経済新聞
今年のさっぽろ雪まつり(5〜11日)の来場者数は前年比1%増の240万2000人と過去3番目の高水準となった。関東地方の大雪で新千歳空港発着便の欠航が相次いだが、北海道は比較的好天に恵まれ、札幌近郊の道内客を中心に来場者が増えた。中華圏の春節(旧正月)休暇と一部重なり、台湾や香港など外国人客の姿も目立った。
会場別では中心の大通会場が0.7%増の193万3000人。大雪像に映像を映すプロジェクシ…
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ユネスコの遺産登録があって、日本の文化活動が生まれると皮肉りたい。
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世界文化遺産目指す富岡製糸場 保存の課題は
2014年6月3日放送 NHK前橋 郡 義之
世界文化遺産への登録を目指す群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」。早ければ、7月にはユネスコの諮問機関が富岡製糸場などの現地調査を行う予定です。こうしたなか、製糸場を保存していくうえでの課題も指摘されています。
群馬県富岡市にある富岡製糸場です。世界文化遺産登録への推薦が決まり、県内外から多くの人が訪れています。昨年度の来場者は、これまでで最も多い28万人余りに上りました。
富岡製糸場は、明治5年に建てられた日本で最初の官営の製糸場です。
昭和62年までの115年間、日本の養蚕業を支えてきました。近代化を象徴する建物は、今もほぼ創業当時の状態で保存されています。
しかし、製糸場には至る所に立ち入り禁止の看板が。
富岡製糸場には、およそ110棟の建物があります。しかし、中を見学できるのは、現在、資料館として使われている「東繭倉庫」と繭から糸を作るための「操糸場」の2棟だけです。
製糸場を訪れた観光客からは「つまらないですよね。あれ?これだけ?みたいな」とか「よく全部見たいが、見られないのは残念」と言う声が返ってきます。
ふだん立ち入りができない建物を特別に案内してもらいました。「これが明治5年に建てられました。繭を保管する倉庫になります」と説明しながら西繭倉庫の鍵を開ける市富岡製糸場課の森田昭芳係長。
課題になっているのが建物の耐震化です。森田係長は「こうしたしっくいが剥がれている部分があって、万が一、大きな地震が起きた場合は、どさっと落ちる可能性がありますので」と地震への不安を語っています。おととしの東日本大震災では、富岡市で震度4を観測しましたが、製糸場に目立った被害はありませんでした。しかし、富岡市では再び大地震が起きれば、建物の被害は避けられないとみています。
森田係長は一般への開放について、「見所はたくさんあるので、ぜひ見ていただきたいところなんですが、今はまだ、こういう状況ですから、厳しい状況でございます」と残念そうに話しています。
富岡市は昨年度、製糸場を公開するための整備活用計画をまとめました。建物の状態や市の財政状況などを考慮しながら、30年かけて補修工事を行い、耐震化などを進めることにしています。
富岡市の試算では、製糸場の補修などに総額100億円以上の費用がかかります。製糸場は、国の重要文化財であるため、国や群馬県の補助がありますが、それでも市の負担は25億円以上にも上ります。
技術的な課題もあります。木造やれんが作りの建物をどのように補強していくか、まだ決まっていません。外観を保ちながら、耐震性を高めることが求められています。
富岡市の岡野光利市長は「外から構造物を支えるという方法がありますが、これは全く考えられないことでありまして、景観が壊れてしまうため、内部での補強を考えないといけない。構造物の補強は大変時間はかかる」と説明しています。
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世界文化遺産への登録に向けて、市民レベルでの動きも活発になっています。富岡製糸場の保存活動に取り組む市民グループでは、製糸場の補修などに役立ててもらおうと、5月から市内の企業を訪ねて、協力を呼びかけています。製糸場の保存には、行政だけではなく、民間の支援も欠かせないと訴えています。
「富岡市だけでは、もちろんできない。これだけ頑張っているという姿を示すことが、世界に対しても市や国や県に対しても、大きな励みになる活動だろうということで」と民間支援の意義を強調する市民グループの高橋伸二理事長。世界文化遺産への登録を目指すふるさとの“宝”を、いかに守り続けるのか。官民挙げての地元の取り組みに注目が集まります。
取材に当たった前橋放送局の郡義之記者は次のように話しています。「世界文化遺産への登録に影響を及ぼすものではありませんが、耐震化の在り方の検討、それに財源の確保が課題になっています。富岡市は、建物の外観を損なわないよう耐震化を進めたいとしていますが、補強用の資材を使う可能性もあります。6月下旬に建築などの専門家による委員会を開いて、耐震化や保存の方法を検討することにしています。さらに市の財政的な負担は25億円以上とみられますが、建物を保存するための基金は1億円余りにとどまっています。世界文化遺産登録に向けたスケジュールですが、早ければ7月にもユネスコの諮問機関、イコモスが富岡製糸場などの現地調査を行う予定です。世界文化遺産の登録を巡っては、4月にイコモスが富士山について、条件付きで『世界文化遺産に登録することがふさわしい』とする勧告をまとめ、6月にも正式に登録される見通しになっています。しかし、神奈川県の鎌倉は、『その価値の証明が不十分で、登録はふさわしくない』とされ、将来的に再び登録を目指すため、今回は推薦を取り下げることにしました。このため富岡市の担当者からは、『鎌倉のケースもあり、何をどこまでやれば十分なのか』といった不安の声も聞かれます。富岡市では、地元の文化遺産を町を挙げて守り続けるといった点も評価の対象になるとみていて、ボランティアガイドの養成や施設周辺の環境整備などにさらに力を入れることにしています」
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「5カ国5競技」誘致 五輪キャンプ地で前橋市
2014年2月13日(木) AM 07:00 jomo
2020年の東京五輪、パラリンピックに向けて前橋市は新年度、トランポリンや自転車、柔道など「5カ国5競技」のキャンプ地誘致に乗り出す。大規模大会や合宿を誘致するスポーツコミッション(SC)の設置準備費を新年度予算に盛り込み、誘致の担当職員を配置。市内に大型施設を持つ県と連携し、本格的に始動する。充実した施設と東京からの近さを武器に誘致を目指す方針だ。
同市では昨年9月、トランポリンの東日本大会が開かれ、ことし5月には年齢別の日本選手権が予定されている。市内には競輪場のグリーンドーム前橋があるほか、山間部では自転車レース「まえばし赤城山ヒルクライム大会」が定着。2年前に市内でハンガリーと本県のジュニア柔道親善大会が開かれたのを機に、途絶えていたハンガリー選手団との交流が復活した。
山本龍市長は上毛新聞社の取材に「ハンガリーなど東欧諸国を中心に、5カ国5競技の誘致に名乗りを上げたい」と話した。
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前橋市予算案 最大1428億円
(2014年2月14日 読売新聞)
新年度当初予算案について説明する山本市長(前橋市役所で)
前橋市は13日、2014年度一般会計当初予算案を発表した。総額は前年度比4・7%増の1428億9324万円で、過去最大の大型予算となった。新規事業も大幅に増加し、山本龍市長は記者会見で「民間共創、産業づくり、歴史・文化の磨き直しの三つの方針のもと、メリハリある予算編成にした」と説明した。
歳入では、法人市民税が景気回復に伴う企業収益の改善により同35・1%増の約15億円となり、個人市民税も給与所得改善などで同4・5%増。市税全体で同5・5%増の520億3789万円となる見込みだ。
歳出では、学校の耐震化や改修を前倒しで進めることなどを受け、投資的経費が前年度比15・8%増の229億7892万円となり、過去5年間で最大となった。
主な新規事業のうち、今年からフルマラソンを行う「前橋・渋川シティマラソン」に1930万円、2020年の東京五輪に向けたキャンプ地誘致などの「スポーツ・コミッション」設立準備に323万円、個人が所蔵する戦争関連資料を教育に活用する事業に1000万円をそれぞれ計上した。
また、赤城大沼の用水を利用した小水力発電施設の設計などに2222万円を盛り込んだほか、歯科口腔に関する条例制定などの推進事業に315万円を組み込む。来年度から市営住宅の管理運営を県住宅供給公社に委託する事業にも4億119万円を計上した。
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前橋市 市債残高 最高の1530億円【群馬】
2014年2月14日 chunichi
前橋市の二〇一四年度の一般会計当初予算案で、年度末の市債残高が千五百三十億円と過去最高を記録する見込みとなった。市民一人当たりの借金は四十五万円。市が十三日、発表した。
市債残高の内訳は通常債が九百七十二億円、臨時財政対策債(臨財債)が五百五十七億円。臨財債は一三年度末見込みより四十六億円増で市債残高を押し上げる。臨財債は財政難の国が地方交付税を支給できない分について発行。後年に国が補てんするが、国の借金が膨らむ恐れが強い。
一般会計の総額は千四百二十八億円(前年度当初比4・7%増)。歳入では、単年度の市債発行額が百五十四億円(同9・4%増)と過去四年で最高。小中校の改築や公園の整備などで通常債が膨らむ。法人市民税が企業収益の改善で伸び、市税全体では五百二十億円(同5・5%増)。
歳出では、体育館の建設などで教育費が増え、公園の整備などで土木費も増加する。
主な新規事業は、前橋城跡や萩原朔太郎など歴史文化遺産の調査と活用(計二千万円)や、中心街の活性化に向けた優良建築物や遊休ビルの住宅転用への助成(四億二千万円)など。
(菅原洋)
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陸の孤島に国際線、国内線の空港がない。要らないダムや古墳ばかりが目玉の群馬県政。将来に大きな影響を与えるインフラはまったく念頭にないようだ。
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米艦載機 群馬上空に518回 低空から接近訓練 【群馬】
2014年2月15日 chunichi
相馬原演習場。駐機されているのは多用途ヘリUH−60J。奥は滑走路=榛東村で
全国の在日米軍基地の監視を続ける市民団体「リムピース」は、昨年一年間に厚木基地(神奈川県大和市、同綾瀬市)から米軍艦載機が離陸した回数は四千六百五十三回で、一九九三年以降で最多と発表した。群馬県上空への飛行は五百十八回で、前年の三百二十三回を大幅に上回った。 (佐久間光紀)
米軍機と自衛隊機の昨年の離陸回数は計八千六十四回で、前年の六千七百九十一回から大幅に増え、八年ぶりに八千回を超えた。内訳は米軍機が五千五百二十七回。自衛隊機が二千五百三十七回。自衛隊機は前年とほとんど変わらなかった。
本県上空への飛行が目立つが、リムピースによると、陸上自衛隊相馬原演習場(榛東村、高崎市)上空を含む専用訓練空域で、低空飛行から攻撃目標に近づく訓練をしているという。
艦載機の離陸増について、共同代表の金子豊貴男・相模原市議は、神奈川・横須賀の原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)の出港遅れの影響を指摘。GWは定期修理で通常十二月ごろに入港し、五月ごろに出港するが、昨年の出港は六月二十一日だった。
また、金子氏は「少し前は、海から近づいて攻撃するために三宅島沖の訓練空域を使っていたが、最近は内陸からの攻撃に訓練の内容が変化している」と分析している。
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群馬県内 歴史的豪雪 前橋の積雪過去最多73センチ
2014年2月16日(日) AM 07:00
群馬県内は15日、前日から降り続いた大雪のため平野部から山沿いまでの全域で記録的な積雪となり、道路や鉄道が寸断されるなど県民生活に大きな影響を与えた。前橋の最深積雪値は午前8時に73センチで1896年の統計開始以来の最高値を2倍近く更新し、草津も午後1時に148センチと1989年以降の観測史上最高値を記録した。雪の重みで建物が損壊するなど被害が相次ぎ、富岡市宇田では屋根の下敷きになった79歳の男性が死亡したほか、中之条町でも男性(43)が雪に囲まれた乗用車内で一酸化炭素中毒とみられる症状で死亡した。各地で少なくとも32人が負傷し、救急搬送された。
15日午前8時55分ごろ、高崎市中心街の中央銀座商店街のアーケードの屋根が雪の重みに耐えきれず約50メートルにわたって倒壊。けが人はなかったが、現場は立ち入り禁止になった。商店街で骨董(こっとう)品店を営む徳井信昭さん(68)は「ゴゴーンという地鳴りがしたと思ったら、屋根が落ちていた。古いので心配はしていたが、驚いた」と目を丸くした。
高速道路は県内全域で通行止めとなり、鉄道も新幹線を含めて運休や遅延が続出した。週末に予定されていたイベントも中止が重なり、南牧村や藤岡市を中心に計6500軒以上が停電した。県は同日、災害警戒本部を設置した。
交通事故も多発し、県警によると、14日午後4時から15日午前8時までに自動車などの交通事故が365件発生した。人身事故は54件で、67人が負傷した。
前橋地方気象台によると、低気圧が発達しながら本州付近を通過した影響で前橋などの県南部でも14日朝から15日昼すぎにかけて雪やみぞれが降り続き、その後、雨に変わった。すべての 市町村で大雪警報・注意報が 発令された。15日午後5時時点の24時間降雪量は 草津74センチで全国2位、前橋62センチで同10位だった。
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宿泊キャンセル相次ぐ 県内の観光地
(2014年2月16日 読売新聞)
県内の観光地では宿泊客のキャンセルが相次いだ。伊香保温泉(渋川市)の「ホテル天坊」は15日に約450人が宿泊する予定だったが、午後3時時点で約350人のキャンセルが確定した。午前10時にチェックアウト予定だった宿泊客約200人は帰宅できずに客室で過ごし、ほとんどが連泊するといい、従業員も「こんなのは初めての経験です」と驚いていた。
草津温泉(草津町)の「ホテル一井」では宿泊客約300人のほぼ全員がキャンセルになった。14日の宿泊客約260人の多くは連泊を決めたが、ロビーで道路の復旧を待つ人も見られるという。
草津国際スキー場(同)では一晩で70〜80センチの積雪があってリフト乗り場などが埋まり、一部のみのコースで通常より3時間半遅れで営業を始めた。同スキー場の担当者は「お客さんは100人弱で駐車場はガラガラ。この天候でも来てくれたお客さんへのサービスの意味で営業した」と話していた。
四万温泉(中之条町)の柏屋旅館は予約で満室だったが「お客さんも来られないし、食材も調達できない」として休業した。ほかにも休業した旅館が多いといい、同旅館を経営する柏原益夫・四万温泉協会長は「約50年の人生で初めて」と驚いていた。
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大雪 県内死者7人に 碓氷バイパスなど200台以上孤立【群馬】
2014年2月17日chunichi
大人数で雪かきする商店街の関係者たち=前橋市で
大雪から一転して晴れ間が広がった十六日、各地で朝から雪かきに追われる市民たちの姿が目立った。国や県、市町村は本格的な除雪を始めたが、遅々として進まないのが実態で、幹線道路を中心に渋滞に。雪で孤立する人たちもいた。一方、雪に絡んだ事故で新たに六人の死亡を確認。雪による混乱の余波が続いた。 (菅原洋、大沢令)
県警によると、雪の影響で十六日までに新たに死亡が判明したのは六人。大雪による県内の死者はいずれも男性で計七人となった。
六人のうち、除雪作業中に雪に埋もれるなどして亡くなったのは、前橋市の農業の男性(66)、伊勢崎市の会社役員(56)、藤岡市の会社員(53)。
草津町の会社員(71)、中之条町のアルバイト(43)、川場村の会社員(37)は車内で亡くなった。雪でマフラーがふさがれ排ガスが車内に充満し、一酸化炭素中毒になった人もいるという。
県によると、十六日正午現在、除雪作業中にけがをしたのは十七人で、うち重傷は八人。太田市などで雪の重さで住宅六棟が一部損壊し、物置や駐車場などの全壊、半壊が三棟ずつとなった。
雪で道路が寸断され、孤立する人も相次いだ。高崎市の観音山にある国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」では、車が坂道を上がれず、入所者約二百八十人が外出できない状態。園によると、食糧の備蓄はあり、十六日から自衛隊などが食料を運ぶ見込み。
安中市の国道18号と碓氷バイパスでは、除雪が間に合わず十五日から長野方面に向かう車線が二十数キロ渋滞し、二百数十台が立ち往生。市によると、水や備蓄食糧を配り、公民館など三カ所に避難した。国土交通省も職員を派遣し、除雪などをしている。
高崎市箕郷町では十四日午前、四十〜六十代の男性四人が乗った車が路上を埋めた雪崩で立ち往生。県は十五日午後、陸上自衛隊相馬原駐屯地に救助要請し、全員救助された。沼田市でも十五日、三〜四台の車が路上を覆った雪崩で一時動けなくなり、避難した。
交通の混乱も続いた。JRによると、十六日は上越新幹線と長野新幹線は一部運休。在来線は上越線、信越本線、両毛線なども一時運休し、私鉄も乱れた。高速道路は関越道、上信越道、北関東道で一部通行止めが続いた。
東京電力群馬支店によると、停電は十六日午後四時現在で藤岡、安中両市などで計約七千軒となった。
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高崎→前橋「6時間」 大型トラックが17号に集中
2014.2.17 02:03 sankei
16日の県内は、積雪の影響で各地の国道などで大渋滞が終日続いた。
渋川方面に向かう国道17号は、特に渋滞が長く続いた。高崎市で配送を終えて愛媛県に戻る途中、前橋市内で立ち往生していた大型トラック運転手は「高崎から前橋まで6時間かかった」とげんなりした様子で話した。この運転手によると、首都圏で高速道路が通行止めになっているため、国道17号で新潟まで向かい、日本海経由で西日本に戻るトラックが多いという。
雪に不慣れな運転手も多く、15日以降、交差点で立ち往生し、渋滞を招くケースが目立っている。
国土交通省などは、交差点を重点に除雪を進めているが、豪雪地帯と異なり、「業者などとの連携が不十分」(行政関係者)なため、作業は進んでいない状況だ。
警察官が交差点で大型トラック運転手に「できるだけ直進してほしい」と呼びかける場面もみられた。
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南牧村孤立「眠れない」
(2014年2月17日 読売新聞)
南牧村は、大雪で村外に通じる2本のルートがふさがり、孤立状態となった。ほぼ全域での停電が長引き、食料不足の懸念も広がる中、村民は不安な夜を過ごした。
16日午後5時現在、役場のある大日向地区を含むほぼ全域で停電。電話も、役場の災害時緊急回線以外は不通となっている。富岡署などによると、村外に通じる県道45号の下仁田町方面、上野村方面ともに通行不能だという。
南牧村六車、福田登さん(61)は「石油ストーブで寒さをしのぎ、夜は懐中電灯をつけて過ごしている。ガスは使えるので、お湯をわかしてカップラーメンなどを食べている」と話す。90歳の母親と2人暮らしといい「母は『寒くて眠れない』と言っている」と心配そうだった。
酒店経営の小金沢茂さん(65)は、「一人暮らしの高齢者も多く、様子を見に行きたいが雪で身動きがとれない。備蓄のある家が多いと思うが、心配だ」と話した。
県の統計によると、同村の人口(昨年12月末時点)は2303人。昨年に県が公表した年齢別人口統計調査では、平均年齢64・6歳と市町村別で最も高い。同村を巡っては、2007年9月の台風9号で起こった土砂崩れでも住民が孤立状態となり、陸上自衛隊が支援活動を行ったことがある。
南牧村の停電について、東京電力群馬支店は16日、同村内で復旧工事を開始した。同支店によると、村内で、倒木や倒れた電柱がある場所を確認。陸路で現場に到着し、復旧作業に着手しているという。
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こんな皮肉を書かれる群馬。「日本有数の車社会の弱点」?充分な数の除雪車があれば問題はさほどではない。豪雪の対策さえキチンとしていれば、他県の豪雪地帯と同様問題はない。車社会が地方の過疎地を救う。車社会は人口過疎の地方の生命線で、それを否定的に取るのは見当違いも甚だしい。
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記録的大雪、「災害に強い」群馬を直撃
サンデン、全工場で臨時休業に コンビニ、関越道不通で品切れ
2014/2/17 23:40 日本経済新聞
記録的な大雪は群馬県に大きな影響をもたらした。物流機能がまひし、小売店や製造業、農業など各分野に甚大な被害が出た。山間部では自動車の立ち往生や集落の孤立も発生。平野部の市街地でも17日になっても除雪が間に合わず、非常事態が続く。地震などの災害に強いとされてきた群馬県だが、空前の規模の大雪が日本有数の車社会の弱点をあぶり出した。
「従業員の安全が確保できないので今日は振り替え休日とします」。カーエ…
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外国人住民5年ぶり増
2014年2月19日(水) AM 07:00 jomo
2013年12月末現在の群馬県の外国人住民数は、前年同期に比べて104人増の4万593人となり、5年ぶりに増加したことが18日、県のまとめで分かった。県人口198万2099人(1月1日現在)の2%を占める。
外国人住民数は08年のリーマン・ショックによる雇用状況の悪化や東日本大震災で減少が続いていた。今回は12年と比べてベトナムが392人、ネパールが160人増加。県NPO・多文化共生推進課は「製造業などでアジアの技能実習生の需要が高まったことも、全体数を押し上げた要因の一つ」と分析する。
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群馬)物流乱れ、店舗直撃 流通・生産に影響続く
2014年2月19日03時00分 ashahi
大雪による物流の混乱は18日も続き、工場の生産などにも影響が出ている。
一時4店舗が休業したスーパー「フレッセイ」(前橋市)では、品薄状態が続くが、週末までには解消する見込みだという。担当者は「15日は開店休業状態で、17日まで3日間の売上高は平年の3分の2程度。野菜の値段が高騰する可能性がある」と話し、影響の長期化を心配していた。
コンビニエンスストアも対応に追われる。県内に約430店舗があるセブン―イレブンは商品補充のため、配送のトラックを3割増やしたという。ローソンは停電などで一時4店舗が休業し、セーブオンも一時複数店舗が休業するなど、異例の状況だった。
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群馬)外国人住民数5年ぶり増 最多はブラジル人
2014年2月22日03時00分 Asahi
県は18日、昨年末の県内の外国人住民数を105カ国4万593人(前年比104人増)と発表した。2012年に廃止された外国人登録法以前の外国人登録者数を含めた比較で、5年ぶりに増加した。
NPO・多文化共生推進課によると、市町村別では伊勢崎市が9704人と最多で全体の23・9%。太田市の7624人、大泉町の6050人と続いた。国籍別では、ブラジルが1万1195人(27・6%)と最多。中国の7464人、フィリピンの5713人と続いた。ブラジルは632人減少。働き場を求めて他県に移ったり、帰国したりしたと考えられるという。
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投資的経費約10%増1124億/コンベンション施設に民活/群馬県予算案
[ 2014-02-05 5面] 日刊建設通信新聞
群馬県は4日、2014年度予算案を公表した。一般会計は前年度比2.3%増の6815億8700万円。投資的経費は9.6%増の1124億5824万円。このうち、補助公共事業費は1.9%増の247億4164万円、単独公共事業費は4.5%増の589億5835万円となった。県の道路・鉄道の交差路である高崎市に計画するコンベンション施設整備事業を推進する。
新規事業では、公共施設マネジメントシステム導入費として591万円を計上。県有施設の長寿命化と集約化などに必要な長期保全計画と、施設評価を効率的に行う新システムを導入する。また、合同庁舎長寿命化対策に1億円を計上し、外壁、空調、受変電設備の改修・更新を実施する。
高崎競馬場跡地に計画しているコンベンション施設の整備には、9億3340万円を盛り込んだ。民間活力を導入した事業手法による施設整備を想定し、アドバイザリー業務を委託する。用地取得や埋蔵文化財調査なども推進する。
障害者リハビリテーションセンターの再整備では、新棟建設工事の実施設計費に5300万円、渋川警察署新築整備の工事費には20億5294万円を計上した。
エネルギー分野では、再生可能エネルギーを活用した発電所の整備推進に15億0439万円を確保。群馬産業技術センター太陽光発電所、新田水道発電所、田沢発電所、八ッ場ダム発電所などを建設を加速させる。
産業振興の軸となる企業誘致では、受け皿となる産業団地を整備するため27億7300万円を投じ、既存2カ所の工業団地のほか、新たにT地区、V地区、ふれあいタウンちよだの3カ所に予算を計上した。
一方、14年度の組織改正に合わせ、新たに「建設業対策室」を県土整備部企画課内に設置。若手技術者確保や社会保険未加入対策などに組織的に取り組み、将来につながる経営環境の整備促進を図る。
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こんなことで潮流がかわるとでも思っている関係者の顔がみたい。どこの町でも同じようなことをやっているが、税金を含むお金や人材やその他資源、エネルギーを注ぎこみ、なにか立派な仕事でもしている振りをするのはやめましょう。そんな暇・時間があるのだったら、もっと根源を徹底的に研究し、その変革・改善に力を
注ぐことのほうがいかに賢いか。
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まちいなかへ住もう 桐生市が移住促進マップ改訂
2014年2月23日(日) AM 07:00
群馬県桐生市は、市内への移住を勧めるマップ「まちいなか暮らしのススメ」と「移住推進リーフレット」の改訂版を作成した。まちの魅力や暮らしに役立つ最新情報を盛り込んだほか、マップの表紙には昨年8月に市観光大使になった篠原涼子さんの写真を載せてPR効果を高めた。
マップはA2判を四つ折りにして配布、リーフレットはA4判。それぞれの改訂版を5000部ずつ作成した。初版を作ったのは5年前で、自然に囲まれ、まちと田舎の性格を併せ持つことから「まちいなか」と名付けた。
マップでは気候や食文化、観光など七つのテーマで市の特徴を解説。生活に役立つ公共施設や病院、金融機関の電話番号を一覧で載せている。リーフレットは実際に市外から移住してきた市民の声を紹介している。
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大雪 災害派遣隊を撤収 群馬
2014.2.22 03:19 sankei
陸上自衛隊第12旅団(榛東村)は21日、大沢正明知事の要請を受けて15日から活動してきた災害派遣部隊をすべて撤収した。
旅団広報室によると、延べ実績で520人の隊員、除雪車など車両121両、ヘリコプター18機が出動して、孤立集落への食料、飲料水提供、除雪支援などを進めた。
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大雪、道路の除雪進むも捨て場なし−100年に一度なら我慢も
2014年02月20日 高崎前橋経済新聞
捨て場がないため、溜まる一方の雪。除雪機の後ろ方向が「けやきウオーク前橋」=pic
前橋=73センチ――1896(明治29)年の観測史上最高の積雪となった大雪でまひしていた交通が徐々に回復している。
観測史上最高の雪は2月14日〜15日の約24時間で降り積もった。ゲリラ豪雨ならぬゲリラ豪雪である。この雪による人的被害は18日現在、群馬県内だけで死者8人、けが57人。
15日、大手スーパーマーケットをはじめ土日営業の店舗の多くが、従業員が出勤できないことから臨時休業した。
前橋市から除雪作業を請け負う建設会社の一社「鵜川興業」(前橋六供町)も15日、従業員の多くが出勤できず、歩いて会社まで来ることができた従業員だけで除雪に向かったという。
群馬県は雪が降る山間部と、雪が降らない平野部とに分かれる。平野部の雪は首都圏と同様で、ワンシーズンで何度か積もる年もあれば、降らない年もある。今回も「群馬は雪が降るのになぜ大騒ぎになっているのか」という声も聞くが、もし首都圏で70センチを超える雪が降ったらどうなるだろう。
大雪から5日目の朝を迎え、道路の除雪は進んだものの雪を捨てる場所がなく、自宅や会社の敷地内にうずたかく積み上げられたままだ。
19日、前橋市南町内の除雪作業を行っていた鵜川興業の担当者は「集積場があればいいが、120年に一度の大雪のために用意しておくわけにもいかないだろう」と話し、砕いた雪を道路脇に寄せていた。
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これがザスパクサツ群馬の現況!
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ザスパ植木GM辞任へ
(2014年2月23日 読売新聞)
サッカーJ2・ザスパクサツ群馬を運営する「草津温泉フットボールクラブ」の植木繁晴代表取締役ゼネラルマネジャー(59)が辞意を固めたことが22日、分かった。複数の関係者が明らかにした。近く行われる臨時株主総会、臨時取締役会を経て正式決定する見通し。
チームは昨季、J2の22チーム中20位と低迷。1試合平均の観客動員(3571人)がリーグ平均(6665人)を大きく下回るなど、経営面でも苦境が続いている。植木氏は任期途中だが、関係者によると、周囲に「責任をとる」と話しているという。
植木氏は、チームが創設された2002年に総監督に就任。J2に昇格した05年に一度現場を離れたが、06〜08年に再び監督を務めた。09年からゼネラルマネジャー専任となり、11年からは現職で、クラブ経営、選手編成などを一手に引き受けている。
14年の開幕戦(3月2日)まで1週間に迫っており、新体制下でも、チーム運営、収益力アップなどが急務の課題となる。
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畜産県の悩み 悪臭など苦情 【群馬】
2014年2月24日 東京中日
県畜産課によると、二〇一二年の県内飼育数はブタが約六十三万頭と全国四位で、乳用牛が約三万八千頭と同五位。畜産農家数はブタが約三百戸と同五位で、乳用牛が約六百八十戸と同五位。肉用牛や鶏卵も含めると、農家数は延べ約千七百戸になる。
こうした環境もあり、畜舎や堆肥舎に対し、悪臭が中心の苦情が県内で毎年約百件相次いでいる。
悪臭対策には、畜舎などを密閉型にするのが効果的な方法。ただ、建設費用が高く、中小農家が大半を占める県内では難しい。中小農家は畜舎を生け垣で囲むなどの策に努めているが、効果は低く、安価で効果の高い防臭対策が課題だ。
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「多くは駐車場と製糸場を往復するだけ」。リピーターになるような内容ではないことは、富岡市民自身がよく知っている。すでに同じ場所に明治以来から存在していることを考えれば分かる、笑。富岡製糸のユネスコ登録は「千載一遇」という言葉をよく聞く。製糸場が近代化の息吹だったら、ものづくりの形でそれが代々受け継がれて良いもの。ところが、そうなっていない。現在の工場跡周辺は、どこにでもある地方の他の町と変らない廃れた町。歴史の皮肉ではなく、それが現実・真実を物語っていると言えよう。
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映画「夕凪の街 桜の国」 涙誘う懐かしい昭和の面影…富岡市・銀座通り
2014.2.23 12:00
昭和の光景を今に伝える銀座通り商店街=富岡市富岡
いつの頃から、昭和レトロがもてはやされるようになったのだろうか。“戦後10年”生まれの私にとって昭和はど真ん中。丸いちゃぶ台や蚊帳(かや)、練炭のコタツ…。平成生まれの人たちが珍しがるであろう品々は、日常生活の中で普通にあった。
“昭和33年の広島市街地”という設定で登場する銀座通り。群馬県富岡市役所の岩瀬寛さんは「ロケ班が関東中を探し回って『昭和の風景が残っている』とロケ地に決まった」と話す。
銀座通り商店街(銀友会)の会長、石井理さんによると、通りは東西約150メートル、古い商店など約30軒が静かに立ち並ぶ。訪れた日は雪が降りしきり、一段と昭和の面影を印象付けた。どこか懐かしく、ホッとする光景だ。
石井さんはサラリーマンの通行人役としてエキストラ出演した。通りには主人公、平野皆実が勤務する「大空建研」と向かいにある「フタバ洋装店」がセットで組まれた。皆実役の麻生久美子、めい・石川七波役の田中麗奈も撮影に参加した。「通りは映画の中で重要なシーンになっていた」と振り返る。
今年6月、世界遺産登録の可否が決まる「富岡製糸場と絹産業遺産群」。製糸場は通りから目と鼻の先にある。平成19年に世界遺産の暫定リストに掲載されて以来、見学者はどっと増えた。18年度が11万人、19年度は24万人、25年度には1月末までに28万人。「けれど、多くは駐車場と製糸場を往復するだけ」と石井さん。
世界遺産登録がらみで、一帯は市の景観条例によって建物の色や高さに制限が加わる歴史文化的景観保全ゾーンに指定されている。行政とは別に、石井さんは銀友会と商店主との間での景観協定締結の運動を進めている。
「商店街として自分たちで街の風景を作り、守りたい。見学者がリピーターとなるような街づくりができれば、活性化の大きなチャンス」という強い思いがある。(前橋支局 椎名高志)
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ザスパ新社長に都丸氏
2014年2月25日(火) AM 07:00 jomo
J2ザスパクサツ群馬を運営する草津温泉フットボールクラブ(本社、草津町草津)は24日、前橋市内で臨時株主総会と臨時取締役会を開き、植木繁晴代表取締役ゼネラルマネジャー(59)と武尾誠取締役会長(63)が辞任し、上毛新聞社役員室付・役員待遇の都丸晃氏(56)が代表取締役社長に就任する人事を決めた。新たな常勤の取締役にtonanスポーツクラブ代表理事の菅原宏氏(50)も選任した。植木氏は参与、武尾氏は顧問となる。発令は同日付。記者会見した都丸社長は「選手やスタッフと一丸となって安定した経営基盤をつくり、夢を与えられるクラブにしていきたい」と抱負を語った。
会見では冒頭、植木氏と武尾氏が経営責任を取って任期途中で辞任したことを発表した。さらにクラブが今期約1900万円の赤字決算となり、5期連続の赤字が濃厚となっていることや、債務超過が約5900万円に上るなど厳しい経営状況を示した。
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県をリードしなければならない人物。知事職は官僚職とは誰かがいっていたが、政党政治の日本の選挙で選ばれる人物の姿とはこんなものでしかないのか。
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知事、大雪の15日は登庁できず 太田の自宅から 対策などを指示 【群馬】
2014年2月25日 東京中日
大雪となった十五日に大沢正明知事が積雪のために太田市の自宅から登庁できなかったことが分かった。県庁近くに大沢知事がかつて入居していた公舎があるが、現在は車で約一時間かけて自宅から通勤。危機管理上の課題になりそうだ。 (菅原洋)
前橋市は十五日午前八時、観測史上最大の積雪七三センチを記録した。県内の道路や鉄道は寸断された。
大沢知事はこの日、登庁できず、自宅で担当部長から電話などで報告を受け、災害警戒本部の発足などの対策を指示したという。
十六日は午前九時ごろに登庁。当日の公務を全て取りやめ、大雪の情報連絡会議に出席後、前橋市などの被害状況を視察した。同日は市内に宿泊した。
一方、前橋市の山本龍市長は十五日午前七時ごろ、市役所近くの自宅から登庁し大雪の対応に当たった。
県内では十五日、沼田や渋川など八市町村で首長らが本部長を務める災害対策本部が発足したが、県が災害対策本部を設置したのは十七日午後四時だった。
大雪では、除雪などの遅れが指摘され、孤立集落や農業被害などへの迅速な対応が求められた。
大沢知事は本紙の取材に、「自宅で、携帯電話などにより必要な連絡は取っていた」とコメントを出し、公務に支障がなかったとの認識を示した。
大沢知事は初当選の後、「台風被害への対応など危機管理上必要」として、一時は県庁近くの公舎に入居。ところが二〇一一年七月、公舎に女性を泊めた問題が発覚し、その後は太田市の自宅から通っている。
同年十月に、知事公舎の存廃を検討する有識者らによる検討委員会が、危機管理などの面で「既存の公舎は廃止した上で必要最小限の物が前橋市内に必要」と大沢知事に答申している。
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「ザスパは、今季の財務状況次第ではリーグの参加資格を失う」。まんねんビリの群馬のイメージを固定化させるより、いいんじゃない。笑
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ザスパ社長に都丸氏 経営立て直しへ
(2014年2月25日 読売新聞)
就任記者会見に臨む都丸社長(右)(24日、前橋市内で)
サッカーJ2・ザスパクサツ群馬を運営する「草津温泉フットボールクラブ」は24日、植木繁晴代表取締役ゼネラルマネジャー(59)が辞任し、上毛新聞社の都丸晃(とまるあきら)役員待遇役員室付(56)が代表取締役社長に就任すると発表した。3月2日のリーグ開幕まで1週間を切った時期でのトップの交代は異例だが、経営の立て直しには体制刷新が必要と判断した。
24日の臨時株主総会と取締役会で決めた。取締役会長の武尾誠氏も辞任した。都丸氏はクラブ経営の最高責任者となる。
都丸氏は記者会見で、2013年度決算で約1900万円の赤字を見込んでいることを説明し、「まさに崖っぷちの状態だ。県民の皆さんにもご支援いただけるような活動を展開したい。目指すのはもちろんJ1です」と語った。具体策として、経費の削減やスポンサーの発掘に取り組み、サポーターからの募金も検討する考えを示した。
植木氏は開幕直前に辞任を決めた理由について、「(経営の)状況を打開できず、新しい方にクラブを引っ張ってもらったほうがいいと判断した」と述べた。
Jリーグは、12年度決算から3期連続赤字などの事態に陥った場合、リーグに参加できなくなると定めている。ザスパは、今季の財務状況次第ではリーグの参加資格を失う恐れがある。
都丸氏は埼玉大教養学部卒。1981年に上毛新聞社に記者として入社し、編集局報道部長、事業局長などを務めた。
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群馬県、農業ハウス倒壊1万3000棟 大雪被害総額 最大に
2014/2/24 23:30 日経
群馬県は24日、大雪で倒壊した農業ハウスが1万3000棟にのぼるという試算を発表した。群馬県全体の被害総額247億6200万円のうち農業ハウスの被害額は35%以上を占める。冷害の深刻化で被害総額は膨らんでおり、自然災害としては過去最大を大幅に更新した。
群馬県は当初被害総額を140億円規模と見積もっていたが大幅な見直しとなった。農作物の内訳はキュウリが25億円、トマトが23億円、イチゴが15億円、ナスが14億円だった。
「低温が続いたことで、出荷できなくなった野菜や果実が増えた」(県農政部)という。麦など一部農作物の被害は試算に入っておらず、さらに被害額が拡大する可能性もある。
地域別では前橋市が50億円、伊勢崎市が43億円、太田市が30億円と特に平野部の被害が大きかった。例年は降雪量が少なく、雪への備えができていなかったことが理由とみられる。
降雪から10日が経過し、交通網のまひや物流の停滞、孤立集落の発生といった当初の問題は解決しつつある。
群馬県は大沢正明知事をトップとする農業被害対策本部を設置し、今後は集中的に農業復興にあたる。
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愛称「ヤマダグリーンドーム前橋」に ヤマダ電機に命名権
2014年2月26日(水) PM 12:00 Jomo
群馬県前橋市は25日、公募していたグリーンドーム前橋(岩神町)の愛称命名権(ネーミングライツ)について、ヤマダ電機(高崎市栄町)を優先交渉者に選定したと発表した。同社が提案した愛称は「ヤマダグリーンドーム前橋」。希望する契約期間は4月1日から5年間で、応募金額は年間1200万円。近く正式契約を結ぶ。
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群馬)県の観光客誘致、重点はタイと世界遺産
2014年2月28日03時00分朝日新聞
「重点は世界遺産とタイです」。県観光物産課の担当者が新年度の県の観光客誘致策のポイントとして強調した。富岡製糸場などの世界遺産登録を視野に受け入れ態勢を整えるほか、観光客の増加率が特に高いタイからの誘客に力を注ぐ。
タイから県内への宿泊客数は昨年1〜9月に5290人と国・地域別で5位。台湾2万2020人、中国9250人、米国6670人、韓国6090人に次ぎ、最も伸びている。
政府は昨年7月、タイやマレーシアなど東南アジア5か国の旅行者への観光ビザの発給要件を緩和。政情不安が続くタイだが、歴史問題で緊張関係が解けない中韓と比べても「富裕層に勢いがあり、最も期待できる」と県の担当者は言う。
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現実を頑なに拒否し、群馬の将来への進歩・変革を阻害して久しい。
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養蚕農家支援、全国の呉服店主ら桑の苗植樹
2014年3月3日11時07分 Asahi
全国各地の呉服店主らが前橋市に集まり、蚕の餌になる桑の苗木を植えるイベントが2日あった。養蚕の担い手が減り、輸入生糸にも押される中、国内の養蚕農家を支援して純国産の絹を残していこうという試みで、今回が3回目。
絹織物業者らでつくる日本蚕糸絹業開発協同組合(高崎市)が主催し、首都圏や関西、九州などから18社約30人が参加した。組合によると、2012年と13年にも計約70社が安中市内の2軒の養蚕農家向けに同様の植樹をしたという。
この日は雨のため本格的な植樹はできなかったが、約300本を植える予定。苗木の提供を受けた前橋市小坂子町の養蚕農家、糸井文雄さん(73)は「こうした支援は初めて。養蚕の活性化につながってほしい」と話した。
桑の木は15〜20年に1度、植え直しが必要で、苗木を植えてから葉を蚕の餌にできるまで2〜3年かかるという。県蚕糸園芸課によると、県内の養蚕農家はかつて8万軒を超えたが、現在は200軒を下回り、平均年齢は約74歳。(長屋護)
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アイデア無し。何年も、いまだに同じようなことをやっているというお粗末さ。
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群馬)こんにゃく世界戦略 「和食」文化遺産追い風
2014年3月3日03時00分 朝日新聞
試食会で「しらたき和風パスタ」を味見する中国人留学生=県庁
「世界で戦えるぐんまのこんにゃく」。県が新年度、こう銘打った輸出振興策に本格的に乗り出す。国内消費の停滞や輸入の増加を機に、東アジアに販路を求めてきたが、新たに米国での市場調査にも取り組む。「和食」がユネスコ無形文化遺産に選ばれたことも追い風と捉えている。
「特に『パスタ』がおいしかった」。外国人留学生100人が参加して1月28日に県庁地下1階食堂で開かれた、こんにゃく料理の試食会。中国人の韋欣さん(22)は笑顔を見せた。
用意したのは主にしらたきを使った5品。この「パスタ」も、めんつゆ、オリーブオイル、ニンニク、ネギ、ハムを使って和風に仕上げた一品だった。
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多文化共生推進士????
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多文化共生へ積極行動を 「推進士」目指す社会人発表
2014年3月3日(月) AM 07:00 上毛新聞
さまざまな文化が共生する地域づくりを進める群馬大と県は2日、前橋市の同大荒牧キャンパスで、県認定資格である多文化共生推進士を目指す社会人の研究発表会を開いた。伊勢崎市内で行ったアンケートの結果や研究成果が報告された。
推進士養成講座のアナリストコースの履修生が、外国人が多数暮らす伊勢崎市で、日本人と外国人とで質問を変えて行ったアンケートについて説明した。職場に満足している外国人の割合が高く、「外国人が地域に溶け込もうとするなら関わりを深めるべきだ」と考える日本人が過半数だったという。発表した小林あけみさんは「日本人に待ちの姿勢が見られた。積極的に行動してほしい」と指摘した。
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県政が群馬のイメージを造っていて、その根源を変えないで、イメージアップもあったものではない。
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群馬県のイメージ向上へ藤岡弘さん登用
2014年3月3日(月) AM 07:00
本県のブランド力を高めるため、県は俳優の藤岡弘さん(68)を登用したイメージアップ戦略を展開する。
本県がインターネット上で「未開の地」などとやゆされていることから、県が藤岡さんを「群馬探検隊」と銘打った“組織”の隊長に任じてその理由を探ってもらう。4日に東京・銀座のぐんまちゃん家(ち)で、藤岡さんと大沢正明知事が記者会見して具体的な活動を明らかにする。
テレビ番組「仮面ライダー」で人気を集めた藤岡さんは愛媛県出身。本県では特に藤岡市に関心があるという。
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公務員給与削減 拒否で補助金減額 県内は4市町村
2014年3月4日(火) AM 11:00
2013年度中の実施を求めていた公務員給与削減に応じなかった市町村に対し、政府が今年5月に配分予定の公共事業関連の補助金を減らす方針であることが3日までに分かった。本県では安中、吉岡、嬬恋、草津の4市町村が該当する。国の意向に従わない自治体に対する事実上の制裁措置で、自治体からは「地方分権に逆行する」と困惑の声が上がっている。
これまで政府は要請に応じなくても制裁はしないとしていた。今回の対応は「給与削減した行革に熱心な市町村への配分を手厚くした。制裁には当たらない」と説明する方針という。
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馬鹿丸出しである。群馬を嘲笑するネタを限りなく提供する県政には頭が下がるものがある。
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「グンマー」捕獲か、群馬県知事公認の探検隊−隊長に藤岡弘、さん
2014年03月04日 高崎前橋経済新聞
群馬県知事公認の探検隊隊長に就任する藤岡弘さん=写真
群馬県は3月4日、大澤正明群馬県知事公認の「群馬探検隊」の結成と、隊長に藤岡弘、さんが就任することを発表する。
藤岡弘、さん率いる探検隊の使命は「インターネット上でまことしやかにささやかれる『群馬の都市伝説』を秘密裏に解き明かす」というもの。
しかし、同日11時から、大澤知事と藤岡隊長はそろって記者会見に臨む予定で、秘密裏にミッションを遂行するのは困難な状況になることが予想されるが、会見で「未開の地」「秘境」「グンマー」の謎に迫る覚悟を表明すると見られる。
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県内3鉄道値上げ 消費増税で来月から実施 群馬
2014.3.6 03:45 Sankei
上毛電鉄、上信電鉄、わたらせ渓谷鉄道の各社は、消費税率変更に伴い、4月1日から運賃を値上げすることを決めた。すでに関東運輸局への申請を終えた。
上毛鉄道の初乗り運賃は170円で据え置き。区間ごとの値上げ幅は10〜20円で、平均2・806%上がる。中央前橋−大胡は10円高い440円、大胡−赤城は20円高い520円になる。
上信電鉄は、初乗り運賃が現行より10円高い180円に。区間ごとの値上げ幅は10〜30円で、平均2・855%上がる。高崎−吉井は20円高い560円、高崎−下仁田は30円高い1110円になる。
わたらせ渓谷鉄道は、初乗り運賃が現行より10円高い190円に。区間ごとの値上げ幅は10〜30円で、平均2・715%上がる。大間々−神戸は20円高い590円、大間々−通洞は30円高い930円になる。
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製糸場のある周辺や富岡市の衰退から伺えるのだが、ここで言うほど日本の近代化に与えた影響や重要性はないと考えるほうが正しいのではないか。日本の近代化はもっと他の要因を追求したほうが真実性がありそうである。
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産業遺産を未来に 前橋で国際シンポ
2014年3月10日(月) AM 07:00 jomo
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録応援イベント「シルクカントリーinぐんま」(群馬県、上毛新聞社など主催)は最終日の9日、前橋市の群馬会館で国際シンポジウムを開いた。19〜20世紀にかけて高品質な生糸の大量生産を実現した日本の技術革新と、世界との技術交流の歴史を再認識し、貴重な産業遺産をどう保存し、未来に伝えていくかを考えた。
大沢正明知事や渡辺幸男上毛新聞社長があいさつした後、文化庁の青柳正規長官が「技術の伝播(でんぱ)、文化の伝播」と題して講演した。富岡製糸場は、明治政府が近代化のため伝統的な養蚕・製糸技術と西欧の大量生産技術を組み合わせて開設したと説明。工女が製糸技術を学ぶ教育機関の役割も当初から担っていたとし、「現在の日本の豊かさにつながっている」とした。
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県立2大学法人化検討 県、有識者委設置へ
(2014年3月12日 読売新聞)
県は11日の県議会総務企画常任委員会で、県立女子大(玉村町)と県立県民健康科学大(前橋市)を法人化すべきかどうかを判断するため、有識者による検討委員会を設置することを明らかにした。17日に初会合を開き、6月に意見をまとめる。県はこれを受け、法人化の可否を判断する。
県総務課によると、検討委は学識経験者や弁護士ら10人で構成する。法人化すると、経営判断が速くなり、長期計画を立てやすくなる反面、事務負担が大きくなり、教員の研究時間が不足するという指摘がある。このため、有識者に両大学の実情を踏まえて検討してもらうことにした。
検討委は、法人化の適否のほか、法人化した場合、1法人が1大学を経営するのか、両大学を経営するのかといった組織形態を含めた方向性も議論する。
両大学の法人化を巡っては2012年、県の事務・事業見直し委員会が法人化を含めた「抜本見直し」が必要だと判断。県は昨年7月に両大学の関係者を交えた研究会を設置し、法人化の効果と課題を調べていた。
県内では、高崎経済大(高崎市)が11年4月に、前橋工科大(前橋市)が13年4月に法人化している。
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窮地ザスパ 支援の輪 財務健全化待ったなし
2014年3月13日(木) AM 07:00 上毛
サッカーJ2ザスパクサツ群馬が経営難でJリーグ残留が不安視されている問題で、県内に危機感が広がっている。県サッカー協会は近く、独自の募金を含めた支援態勢を整える方針。県や前橋市、草津町なども現状を憂慮しており、サポーターはクラブが始めた「募金活動」への協力を呼び掛けている。
Jリーグが規定するクラブライセンス制度では、2014年度決算の時点で単年度黒字と債務超過解消を実現できなければ15年度のライセンスが交付されず、Jリーグの参加資格を失う。ザスパは13年度決算まで5期連続赤字が濃厚で、現在約6千万円の債務超過を抱える。Jリーグが7日に開いた同制度に関する会見で、大河正明常務理事は「(Jクラブの中で)群馬(ザスパ)が一番厳しい」と指摘した。
待ったなしの状況に関係者は危機感を強めている。県サッカー協会の針谷章会長は「ここまで厳しいとは。子どもたちの夢のためにも存続してほしい。協会としてもできる限りのことをしたい」。同協会は13日に理事会を開き、支援を確認する。16日にザスパ側と会談し、協会員向けの独自の募金活動を含め、具体策を検討する。
支援募金活動は9日だけで約124万円が集まったが、問題解決への道のりは険しい。ザスパは現在の前橋事務所での受け付けのほか、今月下旬にも郵便振替での受け付けを始め、広く支援を求めていく。サポーターのコールリーダー、吉井順さんは「群馬にJリーグのクラブがあることはみんなの誇り。多くの人に(募金に)協力してもらい、何とかザスパを存続させたい」と訴えた。
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消費税率引き上げ後が注目される。
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新車、増税前駆け込み活況
(2014年3月13日 読売新聞)
消費増税を前に、県内でも新車購入で「駆け込み需要」が目立っている(前橋市内で)
4月の消費税率引き上げを前に、自動車販売店が駆け込み需要でにぎわっている。県内の新車登録台数は、昨年9月から今年2月まで6か月連続で5000台を超え、前年同月の実績を上回った。活況の一方で、「4月以降が心配だ」との懸念も広がっている。
日本自動車販売協会連合会(自販連)県支部(加盟約380店)によると、今年の新車登録台数は1月が6525台(前年同月比24%増)。2月は大雪に見舞われながら6922台(同13%増)と伸ばした。
3月も売れ行きは好調で、県内17店舗で新車を販売している「富士スバル」(前橋市)は1〜10日の売り上げが前年同期の1・4倍となった。担当者は「消費増税を意識した動きが少なからずある」と話す。
業界関係者が警戒しているのは、駆け込み需要の反動で売り上げが一気に落ち込むことだ。エコカー補助金が終了した2012年9月の後、販売不振が長引いたという経緯もある。自販連県支部の三木建男専務理事は「4〜6月はかなり冷え込むだろう。人気のハイブリッド車について適切な助言ができる営業職の育成が重要」と指摘している。
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群馬)競馬場跡地のコンベンション計画、維持費年5億円
2014年3月14日03時00分小林誠一 Asahi
高崎競馬場跡地のコンベンション施設計画で、県は13日、年間約5億円とする維持管理費の試算や、敷地内(10・8ヘクタール)に2ヘクタールの緑地帯などを設ける概略設計を県議会社会基盤づくり特別委員会に示した。ただ県は「検討段階で変更の可能性はある」としている。
県は昨年3月、2015年度着工、17年度開業とする基本計画を策定。事業費約280億円、初年度の間接を含む経済効果650億円との試算は示したが、維持管理費は未公表だった。
答弁などによると、計1万6千平方メートルの展示施設、計3400平方メートルの会議施設のほか、概略設計で散歩などができる緑地帯や庭園などの配置案を示した。ホテルも描いたが、中田富久・コンベンション施設整備室長は9社への調査で自ら建設・運営する社はなかったと報告。「現時点では難しいが、事業用地として確保した」と述べた。
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いるんですね。生まれが田舎だが、一度もシカにお目にかかったことがなかった。
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シカ 県内全域に2万頭
(2014年3月14日 読売新聞)
県内全域に生息するシカの個体数は推計で約2万頭に上り、最後に調査した1997年度の7600頭から2倍以上に増えていることが分かった。13日の県議会鳥獣害対策特別委員会で、県が明らかにした。
農林業の食害を食い止めようと、県が昨秋、都内の民間企業に算出を委託していた。2000年度以降の狩猟登録者の捕獲頭数、目撃数などのデータを提供して解析した結果、「1万3000頭から2万4000頭の幅があるが、おおむね2万頭前後という推計が出た」(自然環境課)。市町村別の算出にはまだ時間がかかるという。
昨年度のシカによる林業被害は、計約3億2000万円と過去最悪。自然環境課では、調査結果を基に市町村別の生息分布図を作るといい、「色の濃淡で生息数を示し、今後の駆除計画に生かしたい」としている。
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史実にたいする大きな議論無しに、教科書の自虐史観とかなんとか言って、教科書に書きこみを許さないという論理に簡単に洗脳される県民はいても、程度の極度に低い自虐話には群馬はとても寛容である。これこそ群馬のイメージを尚更悪くしていることに気がつかない。これこそ批判が生まれて当然である。そうは言っても人気の最下位争いだから、これ以上下げられないという反論も理があるが。笑
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高崎在住の漫画家がグンマ本「お前はまだグンマを知らない1」
2014年03月13日 高崎前橋経済新聞
群馬をこよなく愛するという井田ヒロトさんならでは自虐ネタがエネルギッシュなタッチで描かれている
高崎在住の漫画家、井田ヒロトさんの新作「お前はまだグンマを知らない1」(新潮社刊)が3月8日、発売された。
チバ県からグンマ県に引っ越すことになった主人公がグンマを知ろうとインターネットで調べると、「地球上唯一残された秘境」「とりあえず一番いい装備で行け」など出るは出るは恐るべき内容−−。
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給食費 12市町村が値上げ 消費増税 機に滞納増を懸念
2014年3月17日(月) AM 11:00 jomo
消費税率引き上げに伴い、新年度から小中学校の給食費を値上げする動きが県内市町村に出ている。一部を含め、値上げ方針を決めたのは12市町村に上ることが16日、上毛新聞社のまとめで明らかになった。これまで材料費が高騰してもメニューの工夫などで対応してきたが、税率引き上げが契機となった形だ。新年度は見送っても、税率10%への引き上げ時に検討する所もある。自治体は給食費の滞納問題を抱えており、値上げで問題が拡大しないよう対策を迫られる。
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ユネスコ登録を千載一遇という声をきくが、富岡の千歳一遇は明治に官営製糸場が建てられた時であった。先見がまったくないリーダーたちによって、今の斜陽化した富岡があることに誰も責任を追求しないし、取ることがない。官民学の進歩を妨げる癒着、趣味の悪い公共の建物(富岡新市役所)のコンペ選択等。富岡市の歴史的失敗が如実に表れていて面白い。
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群馬)上州富岡新駅舎が完成 れんが積みの長い屋根特徴
2014年3月18日03時00分遠藤雄二
長い屋根が特徴の新駅舎(右)と、32年ぶりに導入された新車両(左)=富岡市富岡の上州富岡駅
世界文化遺産登録をめざす富岡製糸場の最寄り駅、上信電鉄「上州富岡駅」の新駅舎完成式と新車両の出発式が17日、富岡市富岡の同駅であった。大沢正明知事や岡野光利・富岡市長らがテープカットした後、鉄道ファンらを乗せた2両編成の新車両が高崎駅に向けて出発した。
県が整備した新しい駅舎は、約5万個のれんがと約90メートルの長い屋根が特徴。れんがは製糸場の重厚な色を引き立たせるため、明るい薄茶色にした。
新車両は、高崎高校鉄道研究部がデザインし、県立高崎産業技術専門校の学生が塗装した。応募者50人と関係者約30人が乗り込み、伊勢崎市出身で東京都在住という男性会社員(32)は「駅はモダンできれい。地域の活性化につながれば」。昨年NHKで放送された「あまちゃん」のオープニングテーマの生演奏で送り出された。(遠藤雄二)
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