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群馬県民スレPart2
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目玉政策の貧弱さや将来に立ったビジョン無き群馬県政。その県政のまずさは数値にキチンと表れていると言えるのだろう。
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県債残高 過去最高の1兆1800億円 新年度予算案 社会保障、公共事業費が押し上げ【群馬】
2014年2月5日chunich
県は四日、二〇一四年度の一般会計当初予算案を発表し、年度末の県債残高が過去最高の一兆一千八百億円に達する見通しとなった。県民一人当たりの借金は約六十万円。県債残高は八年連続で膨らみ続ける見込みで、財政健全化への取り組みが急務だ。 (菅原洋)
県債残高の内訳は、後に地方交付税として充当される「臨時財政対策債」が四千八百億円で、他の通常債は六千九百億円。一般会計の総額は六千八百十五億円(前年度当初比2・3%増)と二年連続で増加した。
歳入のうち、県債は単年度発行額が九百九十八億円(同5・8%減)。このうち通常債は三百九十九億円(同7・8%増)と、過去五年間で最高となる。高速道路につながる国道など道路網の整備費二百七十七億円など公共事業が発行額を押し上げる。
他の歳入では、県税収入が二千百二十六億円(同8・2%増)。好調な自動車産業など法人の事業税・県民税が前年度当初比三割以上増えた。
一方、歳出では、人件費が二千二百六十三億円(同1・1%減)。公債費は県債の増加に伴い、千三十七億円(同3・5%増)となる。高齢化の進展により、社会保障関係費は過去最高の八百五十五億円(同2・3%増)。公共事業費は八百三十七億円(同3・7%増)となる。
◆縮減へ具体的な道筋を
二〇一四年度末に過去最高となる見通しの県債残高について、県と人口規模が同じ栃木県と比較してみたい。
栃木県の一三年度一般会計当初予算案の総額は約七千六百億円。同年度の本県を一千億円上回った。しかし、栃木県の一二年度県債残高は約一兆八百億円にとどまる。同年度の本県は約一兆一千四百億円で、財政規模が栃木県より小さいのに借金は五百五十億円以上も上回った。
しかも、栃木県は五年ごとに見直す行政プランで、県債残高の推計値を一六年度まで提示。一五年度末の県債残高を七千六百億円以下に縮減する数値目標を掲げている。本県は県債残高の縮減に向けた数値目標はない。
本県を含む各地の地方債では、「臨時財政対策債(臨財債)」が増加。臨財債は国が財源不足のために地方交付税を支給できず、後年に充当する。
大沢正明知事は臨財債について「使えるものは使いたい。通常債は減らしている」と説明。しかし、臨財債の増加は国の深刻な財政難を一層悪化させ、国民の膨大な借金につながる恐れが強い。臨財債の借金は県でも、国でも、結局は国民負担になる点では同じだ。
県政は今後、高崎市の高崎競馬場跡地で概算事業費が二百八十億円の集客施設を計画するなど、財政の悪化要因が控えている。県は早急に、県債残高の縮減に向けて具体的な道筋を提示するべきだ。 (菅原洋)
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