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群馬県民スレPart2
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「スバル」国内生産2000万台突破 小粒でもこつこつ56年【群馬】
2014年1月11日 東京中日新聞社
記念式典であいさつする富士重工業の吉永泰之社長=太田市で
富士重工業は、自社ブランドの「スバル」車の国内生産が二千万台を突破したと発表した。金融危機や円高による経営悪化、軽自動車の生産中止など曲折を乗り越え、五十六年かけてたどり着いた。規模の拡大は求めず、小粒でも高収益の個性派メーカーとして存在感を発揮している。
太田市にある群馬製作所矢島工場で九日開いた記念式典で、吉永泰之社長は「従業員一人一人がこつこつ積み上げてきた努力のたまものだ」と述べた。
富士重工は軽自動車「スバル360」で一九五八年に自動車に参入。国内生産は九二年五月に一千万台、二〇〇三年九月に千五百万台に到達した。低重心の水平対向エンジンと独自の四輪駆動技術が支持を集めている。
円高修正の追い風もあって一四年三月期は売上高二兆三千億円、純利益千七百八十億円と、いずれも過去最高を見込む。一二年度の販売台数はトヨタ自動車の一割にも満たない約七十二万四千台で国内主要八社では最下位だが、利幅の大きいスポーツタイプ多目的車(SUV)などが売れており、国内ダントツの高収益体質を確立している。
過去には逆風もあり、金融危機で〇九年三月期は六百九十九億円の赤字に転落。円高で輸出も打撃を受けた。トヨタからの出資を拡大してスポーツ車などの共同開発に取り組むとともに、一二年二月には軽自動車生産から撤退。事業の絞り込みとブランド価値の維持に努めた。
国内の年間生産能力は、矢島工場と同じ太田市にある同製作所本工場の二カ所で計六十万二千台。米国にも年産十七万台の工場がある。好調な販売に生産が追いつかない状況が続くが、関係者が「ちょこっと能増」と呼ぶ小幅の能力増強で対応し「身の丈にあった経営」(吉永社長)に徹している。
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