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群馬県民スレPart2
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伝統を伝家の宝刀とし、今の世代ばかりか、次世代の子供たちをも犠牲にすることになんの疑問をもたない。その市の役人たちの姿勢。人口が激減し、将来のない地方によくみられる傲慢な政策がとても面白い。
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<扉を開く 富岡製糸場と絹遺産群> 地域の宝 次世代に伝承 【群馬】
2014年1月1日 東京中日
養蚕、製糸の技術革新で、日本の産業近代化に夜明けをもたらした「富岡製糸場と絹産業遺産群」。六月に、カタール・ドーハで開かれる国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会での世界文化遺産登録を目指す。世界に誇る絹産業遺産は、その歴史に「未来」をつむぐ新たな一ページを開くことができるか。
(大沢令、美細津仁志)
「多くの人が高山社に蚕の飼い方を教わったのはなぜだろう」
藤岡市藤岡の市立藤岡第一小学校(藤本晴信校長)で、昨年十一月に行われた四年生の社会科の授業。手作りのグラフや地図を示しながら、平岩賢(さとし)教諭(31)は問い掛けた。
「蚕の育て方に失敗が少なかったから」「藤岡は養蚕業が盛んだったから行きやすかったのでは」。子どもたちの活発な声が教室に響いた。
地元の高山社は、自然の通風と温度管理を調和させた蚕の飼育法「清温育」を全国に広めた。この日の授業は「清温育」を学んだ農家が全国に増え、高山社が発展した理由を考えさせた。平岩教諭は「世界遺産を目指す身近な文化財を教えるだけでなく、子どもたちの関心を高めて誇りを持たせたい」と話す。
「蚕の飼育法を広め、みんなを豊かにしようとした高山社の教育にも世界遺産の価値があるんですよ」。高山社跡を見学に訪れた同校の四年生に、ボランティアで解説を務める「高山社を考える会」副会長辺見芳英さん(72)は語りかけた。 夏休みの課題で高山社を取り上げた桜井優羽(ゆう)さん(10)は「世界遺産になってほしい。何を聞かれても答えられるように勉強したい」と声を弾ませた。
藤岡市教委は昨年四月から、小中学生が絹産業や高山社を系統的に学ぶ「高山社学」を始めた。小三の理科で蚕の飼育も体験する。
富岡製糸場がある富岡市も来年度、小中学校で始める「ふるさと学習」で製糸場見学などを計画している。
次代を担う子どもたちに、郷土のかけがえのない「宝」をどう伝えるのか。教育現場で模索が始まっている。
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