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群馬県民スレPart2
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ユネスコの遺産登録があって、日本の文化活動が生まれると皮肉りたい。
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世界文化遺産目指す富岡製糸場 保存の課題は
2014年6月3日放送 NHK前橋 郡 義之
世界文化遺産への登録を目指す群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」。早ければ、7月にはユネスコの諮問機関が富岡製糸場などの現地調査を行う予定です。こうしたなか、製糸場を保存していくうえでの課題も指摘されています。
群馬県富岡市にある富岡製糸場です。世界文化遺産登録への推薦が決まり、県内外から多くの人が訪れています。昨年度の来場者は、これまでで最も多い28万人余りに上りました。
富岡製糸場は、明治5年に建てられた日本で最初の官営の製糸場です。
昭和62年までの115年間、日本の養蚕業を支えてきました。近代化を象徴する建物は、今もほぼ創業当時の状態で保存されています。
しかし、製糸場には至る所に立ち入り禁止の看板が。
富岡製糸場には、およそ110棟の建物があります。しかし、中を見学できるのは、現在、資料館として使われている「東繭倉庫」と繭から糸を作るための「操糸場」の2棟だけです。
製糸場を訪れた観光客からは「つまらないですよね。あれ?これだけ?みたいな」とか「よく全部見たいが、見られないのは残念」と言う声が返ってきます。
ふだん立ち入りができない建物を特別に案内してもらいました。「これが明治5年に建てられました。繭を保管する倉庫になります」と説明しながら西繭倉庫の鍵を開ける市富岡製糸場課の森田昭芳係長。
課題になっているのが建物の耐震化です。森田係長は「こうしたしっくいが剥がれている部分があって、万が一、大きな地震が起きた場合は、どさっと落ちる可能性がありますので」と地震への不安を語っています。おととしの東日本大震災では、富岡市で震度4を観測しましたが、製糸場に目立った被害はありませんでした。しかし、富岡市では再び大地震が起きれば、建物の被害は避けられないとみています。
森田係長は一般への開放について、「見所はたくさんあるので、ぜひ見ていただきたいところなんですが、今はまだ、こういう状況ですから、厳しい状況でございます」と残念そうに話しています。
富岡市は昨年度、製糸場を公開するための整備活用計画をまとめました。建物の状態や市の財政状況などを考慮しながら、30年かけて補修工事を行い、耐震化などを進めることにしています。
富岡市の試算では、製糸場の補修などに総額100億円以上の費用がかかります。製糸場は、国の重要文化財であるため、国や群馬県の補助がありますが、それでも市の負担は25億円以上にも上ります。
技術的な課題もあります。木造やれんが作りの建物をどのように補強していくか、まだ決まっていません。外観を保ちながら、耐震性を高めることが求められています。
富岡市の岡野光利市長は「外から構造物を支えるという方法がありますが、これは全く考えられないことでありまして、景観が壊れてしまうため、内部での補強を考えないといけない。構造物の補強は大変時間はかかる」と説明しています。
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