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死刑制度についてひと言お願いします

2983紫煙狼:2011/02/01(火) 11:40:17
>>武将髭さん
また随分と大量放出ですね。全てを理解するにはもう少々お時間を頂きたい。
ああ、誤字はワザとです(笑)

>>俺さん
俺さんの質問に私の見解を答えますと「遺族に冷静さを求めるのは無茶」です。
安らかに大往生を迎えた方の遺族になら冷静さのかけらを求めることも、
あるいは可能なのかもしれませんが、事件性の全く無い、単なる病死でも、
遺族が冷静で居られるとしたら、かえってそっちの方が驚きです。なので、
本村さんが異常かと問われれば「あれは普通でしょう?」と答えますね。

では、今後の刑事裁判は「冷静ではない者」に歩み寄るべきなのか?
「冷静ではない者をなだめすかす」方向に歩んでいくべきなのか?
「被害者や遺族の気を晴らすために厳罰化」するべきなのか?
「被害者や遺族の感情が刑罰に影響するべきなのか?」
「その余地を残すべきなのか?」
「刑事裁判は被害者や遺族のために存在するのか?」
これは全くの別問題です。と、いうか、とても重大な問題です。

例えば、身内に対しても偏屈でケチな富豪。身内はみんな
「あいつが死ねば、遺産が入って、セイセイするぜ」と思っている。
この富豪が惨殺されたが、裁判で証言台に立った遺族が口をそろえて
「犯人には感謝こそすれ、恨む気にはなれない。」と言う。
ならば、被告人は情状酌量・罪一等減じられるべきなのでしょうか?

自己使用を目的とする覚せい剤不法所持。実質、被害者は存在しないのですが、
「刑事裁判は被害者や遺族のために存在するの」であれば、上記のような犯罪を
「刑事法廷で裁く」のは正しいのか?

俺さん(皆さん)はどうお考えになりますか?

2984ufloat:2011/02/01(火) 12:53:57
光市事件の本村さんについては、私もそれほど違和感はないですね。
家族を2人も、それも何の落ち度もないのにあのように殺されたのでは、
犯人に対して極刑を望むのは特に変わった考えではないですし、
復讐心を燃やしたとしても無理はありません。

ただ、本村さんは現在「実際には誰も殺していない」のです。
実際に行動に移すかはまた別として、犯人を殺してやりたいとさえ
思うのは、被害者遺族として特におかしくない感情でしょう。
仮に犯人が死刑にならず、(仮)釈放で娑婆に出てきた際、
犯人を殺せば被害者遺族といえども殺人罪に問われるのは
避けられませんが、今の本村さんは誰も殺害していませんし、
そればかりか、おざなりにされてきた被害者やその家族・遺族の
人権を回復しようとする試みもなさっているわけです。
「少年であってもこの事件のような場合は極刑にすべし」という主張は
議論の余地はありますが、これを訴える行動自体は別に
法的に問題があるものでもないですし。

それより私が極めて腹が立ったのが、本村さんが犯人について
「死刑にならないなら自分が殺します」と発言したことに対し、
ネット上で「そうだ、本村君。殺して当然だ。応援しているぞ」
(口調もおおむねこんな感じ)と言わんばかりの書き込みが見られたこと。
自分がその行為の責任も取らないくせに(責任を取ったとしてもいけませんが)
よくもまあそんな無責任なことを…と唖然としたのを覚えています。
こういう人って、表面上は被害者遺族に対して共感しているようでいて、
実は完全なる他人事なのでしょうね。だからこそ、本村さんが「被害者遺族」から
「人殺し」に変わってしまうことすら平然と応援できてしまう。
もちろん罰せられるのは本村さんで、自分はその責任は取らない。
自分はただ「犯人め、いい気味だ」とでも笑っていればいい。
本当にタチが悪いです。

2985紫煙狼:2011/02/02(水) 03:42:28
>>2984
ufloatさんが言うコトは尤もだと思います。結局のところ、同情しているツモリの人々が、
実は無関心で無責任な自分、命の重さを自覚していないって話ね。実のところ>>2972>>2974
出発点はそこにあるし>>2983だってそれと切り離すことは出来ないツモリで書いているのですけどね。

ところで、ufloatさんの文章中にとても良い題材があったので、そのまま使わせていただきます。

>仮に犯人が死刑にならず、(仮)釈放で娑婆に出てきた際、
>犯人を殺せば被害者遺族といえども殺人罪に問われるのは
>避けられませんが

では、この殺人を犯した被害者遺族は情状酌量されるべきなのでしょうか?




>>2983で私は「遺族から死を歓迎されている被害者」という特殊な例を挙げましたが、
こういう特例は存在せず、被害者遺族は常に加害者に厳罰を望んでいる、と仮定しましょう。

この場合、被害者遺族の感情を刑罰に盛り込まれて困るのは誰でしょう?

言うまでも無く、加害者ですね?

そう、ヒトを無残にも虐殺した畜生にも劣る虫けらである加害者が困るのです。
ヒトという種族であることを許すことも出来ないような憎悪の対象たる加害者だけが
困るのです。他には誰も困らない。丸く収まります。だから、刑罰に被害者感情を
加味することに誰も疑問を持ちません。野獣に人権は必要ないですから。

では、逆に、刑事裁判に被害者遺族の感情を反映させるべきではないという私の意見は
加害者の人権を守るための発言だと思いますか?いいえ、それは違います。

刑法が悪人から自分の人権を守るために存在するとしか考えていないヒトには理解して
貰えなさそうな話ですし、そもそも刑法学にも刑罰は国家が復讐を代行するコトと定義する
学派もありますから、私も自分の意見が唯一無二の正解だとは言いませんが、少なくとも、
私と同じ前提条件を飲むことが出来れば、被害者感情が刑事法廷に持ち込まれるのは誤りだと
いう理由がわかると思います。何度も挙げた話ですが、話の種にお付き合いください。

検察官はナニの代理人として加害者を処罰させるべく求めるのでしょう?
これが「被害者(遺族)の代理人」であれば、そもそも被害者や遺族が参加できない法廷は
存在自体誤ってとなります。しかし、実際は検察官は国家の代理人であって、被害者や遺族の
代理人ではありません。

では、なぜ国家は加害者を処罰するよう求めるのでしょう?もちろん、法を犯したからでは
ありますが、なぜ法を犯したものに処罰を求めるのかが問題です。それを理解するには、
日本国憲法の第99条に「なぜ国民が含まれないのか」を考える必要があります。

2986紫煙狼:2011/02/02(水) 03:42:58
日本国憲法第99条の解釈は、おおよそ「憲法とは国民が国家に要求する条項であるから、
国民がこれを守るという表現はおかしい。」という解釈で一致しています。私もその説を
支持します。

つまり、国民は日本国憲法で国家に対し「俺らの人権を守れ!犯させるな!」と要求している。
そしてそれ以外の法律は全て「では、国家は国民にこれらの法律を守ってもらわなければ、
皆さんの人権を守りきれる自信がありません。ご協力ください。」という国家から国民への
お願いなわけです。

つまり、これを読んでいる皆さん、アナタの人権を守るのは国家の義務です。他の誰かが
アナタの人権を侵したとすれば、それは国家の怠慢です。言い換えれば、アナタの人権を
犯したヒトは「国家の人権を守る」という最大の公務を妨害したことになる。つまり、
刑事犯罪は全て国家に対する罪で裁かれるから検察官は国家の代理人として断罪するのです。

被害者が、遺族がかわいそうだから、怒っているから加害者を裁くのではなく、国家の義務
行使を阻害したから刑事法廷で裁くのです。ならば、そもそも、そこに被害者や遺族が割り
込む余地があろうハズがない。むしろ、被害者や遺族の声が刑事法廷に影響を及ぼしては
いけないのです。ナニをトチ狂ったのかわかりませんが、被害者参加制度なんてものを作った
国家は「法律がそもそも何たるか」を全く理解していない。そう言って差し支えありません。

しかし、それなら被害者や遺族の悲しみや怒りはどう救済するべきなのか?刑法で無いなら、
刑罰で無いなら、何を以って感情慰撫するべきなのか?救済するべきなのか?

ひとつは民事法廷です。刑事無罪でも民事有罪と言う事例は事欠きません。国家への罪と言う
点では無罪でも、個人間の賠償責任は全く別です。確かに犯罪で被害者が蒙る被害は金銭に
置き換えられないプライスレスなものですから、はした金で決着をつけろというのでは限界が
ありますし、加害者に支払い能力が無ければ、被害者はやられ損ですね。では他には?

そう、今の法制度には「そのほかの手段」が無い、もしくはあっても焼け石に水なのです。

逆に言うと、被害者や遺族への救済措置がお粗末だから刑罰に気晴らしを求めるしかない。

2989紫煙狼:2011/02/02(水) 03:44:41
では、なぜ、被害者救済策の拡充を図らないのか?

ひとつは、被害者や遺族の求めるものがプライスレスだからです。

本当は刑事犯罪で蒙った被害は「国家の怠慢により発生した」のですから、国家には賠償責任があるはずです。
被害者に賠償するのは加害者ではなく国家の責任なのですから、少なくとも、刑事犯罪によって引き起こされた
被害に対する民事賠償命令は国家が保証しなければ「国家は責任を放棄して逃げた!」というコトです。いや、
むしろ、加害者に対する民事判決(支払い命令)とは別に、国家は被害者や遺族に対して慰謝料を支払う責任すら
あるのです。

でも、この無駄遣い大国、無駄遣いのせいで必要なお金が無い貧乏大国の日本に、それができますか?やってくれると
思いますか?いや、やらせなければダメなんです。でも、一向にそういう要求はないし、そういう動きもありません。
なぜですか?それは、刑罰で感情慰撫するという一般的認識が国家の逃げを後押ししているからだと私は断じます。

つめり、被害者の怒り、遺族の悲しみ、国民の不安が加害者に向いている限り、国家は自らの責任と向き合わずに
逃げていられるのです。(もっとも…。加害者と国家が被害者や遺族に莫大な金銭を支払ったところで、もともと
要求している物がプライスレスなのですから、満たされるワケありませんけど。)

だから、私は手っ取り早く被害感情慰撫のために刑事裁判を利用することを認めないのです。国家が国家としての
責任を果たして尚、満たされない部分はどうしたって乗り越えていただくしかないけれど、加害者を処刑したから
それでいいよね?という国家のあり方に疑問を持たなければオカシイのです。そうやって逃げていたいなら、それ
こそ被害者や遺族の言うなりに死刑判決を出しまくって、どんどん処刑してください。ヘタにかっこつけて余計な
判例を持ち出して被害者や遺族を余計に苦しめないでください。開き直るなら正々堂々と開き直りなさい。

ところが、これを邪魔する動きは実は国民の中にありました。ちょっとソースを見つけられないのですが、
この掲示板のどこかに、とある国家賠償請求を却下した判決に対して「判決は国民の声を代弁してくれた!」と
書いたバカがいるんです。つまりね、被害者被害者って可哀想に思っていてやったらいい気になりやがって、
国から俺らの納めた税金せしめて遊んで暮らそうたぁふてぇ野郎だ!と。これがね、本当に無責任な第三者の声ですよ。
結局ね、国民の大多数が、いや訂正、国民の中に少なからず含まれる短絡思考の持ち主が、被害者の救済?そんなの
加害者を処罰すりゃオッケーだろ?金?金が欲しいの?うわー人の命を金銭に換算するなんて、遺族もえげつねー。
ってか、そんな奴のために税金使うなよな。と臆面も無く口にして国家の逃げを後押しするわけです。

2990紫煙狼:2011/02/02(水) 03:45:05
誰もが口をそろえて「被害者が可哀想」「遺族が見てられない」「助けてあげようよ」「犯人を殺そう」って賛同しつつ、
そのために税金が使われることは嫌がるわけです。犯罪被害者のために寄付した奴なんざ、数えるほどしかいないのです。
そして、そういう人々が上手いこと金をかけずに犯罪被害者の(精神の)救済に選んだのが、刑事罰の厳罰化なのだと
考えれば、加害者の人権どうこう以前に、そもそものあり方を間違えていると判ると思うのですね。

本村さんは、国家からの救済はアテにならない(どーせ金にしかならんし)それならいっそのこと、犯人の首をよこせ。
これが最初のころの主張。で、方向性は今でも私とは正反対の方向だけれど、今の主張は違いますね。腹の虫だとか、
そういう話ではなく、むしろ命の重さの啓蒙的な意味で「きっちりしたケジメとしての加害者の死」を求めている。
主張の方向は正反対でも、私には死刑廃止論者として彼の主張を尊重する義務があると思う。

鵜呑みにするという意味ではないけれど、彼のような人が加害者の死を望まなくて済むような救済制度や法制度を
考えていかなくてはならない。

たとえ相手が大悪人だとしても、虫けら同然の奴だとしても、人の死を望むというコトは決して褒められた事ではないし、
被害者や遺族が満足するとしても、そんな十字架を背負わせてはいけない。そう思うわけです。

2991ufloat:2011/02/02(水) 12:52:30
>>2989
たまたま覚えていましたが、コレでしょうか。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1144928655/30

最近でこそ被害者救済の動き(犯罪被害者給付金制度
http://www.npa.go.jp/higaisya/shien/kyufu/seido.htm
など)が生まれてきましたが、まだまだ不十分なのは
おそらく大半の人が認めるところですね。

2992紫煙狼:2011/02/02(水) 17:29:12
>>2991
私の記憶がいまひとつアヤフヤだったにもかかわらず、
良くぞ見つけてくださいました。まさに、それです。感謝!
(ってか、本当に、誤った記憶で残っていました)


犯罪被害者給付制度などの件も一層、拡充化を図るべきだと思いますが、
やはり、私個人としては「被害者への国家からの慰謝料」という制度を
用意する必要が有ると思っています。

「どうだ、国家が手を差し伸べてやっているんだ。ありがたく思いなさい」ではなく
「国家のクセに貴方の人権を守ることが出来ませんでした。申し訳ありませんでした!」と
国家には当事者としての無力感・責任感・至らなさを感じていただきたい。

これが結果的に国家主導で「刑罰厳罰化傾向」をもたらすのであれば、それは
「国民の声に迎合して」の厳罰化ではなく「国家が義務行使する為」の厳罰化なのだから、
私は歓迎する。

だけれど、法律とは何ぞや!という問題を真剣に考えたことも無いような愚衆が
ある者を合法的に迫害し、場合によっては命を奪うイベントで無責任な気晴らしをする
ために被害者や遺族の感情を利用し、あまつさえ法制度に口出しをしようなど、
天と地がひっくり返っても許されてはならない。と思います。

2993通りすがりの名無し:2011/04/19(火) 06:47:19
>だけれど、法律とは何ぞや!という問題を真剣に考えたことも無いような愚衆が
>ある者を合法的に迫害し、場合によっては命を奪うイベントで無責任な気晴らしをする
>ために被害者や遺族の感情を利用し、あまつさえ法制度に口出しをしようなど、
>天と地がひっくり返っても許されてはならない。と思います。

こういう、欺瞞、悪意、妄想、蔑みに支配された感情で、社会のありかたや法のあり
かたを語るべきではないと思います。少なくとも、愚衆という時点であなたは法を語る
資格がないかと。

いかに法の専門家であろうと、一人の人間でしかなく、個人的な思想、感情、論理の
持ち主に過ぎません。かくいう私もその一人に過ぎません。
だからこそ、多数決というものがあるので、もし、それがミスリードに誘導されている
疑いがあるなら、その誤解を主張し、多数を納得させれば理を得るのでしょう?

現行、多数の支持を得ている考えや制度に問題があり、ミスリードされていると感じ
ているなら、その誤りを、多数の人が納得する形で示すべきでしょう。
それができないなら、多数派の考えが誤っていると思うことが誤りである可能性が
高いと思いますよ。

2994通りすがり:2011/05/01(日) 14:49:26
>>2993
客観的視野に立ったバランスの良い考え方されますね。

ところで、あまり関係ない話ですが「理性」ほどあやふやで相対的な物もないですね。
たった一個人においてすら、時間、場所、状況によって幾らでも変容する。それが地域、時代、社会背景になれば……。
自分が理性的だと思い込んでいる人間は、感情に支配されている自分を隠そうとしますね。憐れな事に。

ちなみに私は死刑は「アリ」だと思っています。むしろ、より厳しくするべきだとすら。
思想的立場としては、個人主義に立脚するのではなく、集団主義によるリスク回避の観点からです。
極論すれば、社会に対しクリティカルなダメージを与えた芽(再度与える可能性の高い芽も)は、早めに摘んでおいて欲しい。

人道主義の人からはきっと非難されるでしょうが、危うい隣人を住まわせられるほど人の社会は豊かじゃない。物質的にも精神的にも。
理想を振りかざす熱血も悪くないんですけどね。暖かい籠の中だからこその主張でしょう。籠の「もろさ」に気付いていない。

2995通りすがりの名無し:2011/05/03(火) 07:08:59
>>2994
人間は感情の動物です。
意識不明の重体とか、病による脳の損傷、あるいは被洗脳でもないのに
感情のない人がいるとしたら、「正常」とは言えないでしょうね。

どうも、復讐心や激昂、激情のことに限定して「感情的」と言いたがる傾向
があると思いますが、感情移入、共感、納得、情状酌量、不平等・不公平
感といった、被害者だけじゃない、加害者にも有利に働くかも知れない感情
もまた「感情的」と言えると思います。

自分は、死刑を支持します。
個人主義とか集団主義など関係ない。
下記のあたりが支持の理由です。
・自分の起こしてしまったことに対しては生命をかけてけじめをつけるべき。
・殺人行為の敷居が下がってしまった凶悪犯に、再犯の殺人事件は何が
 あっても起こさせてはならない。更なる被害者は決して出してはならない。
・被害者遺族等による復讐の連鎖は絶対に阻止せねばならない。

あなたの「厳罰化」は未然防止の要素が強くて、自分はあまり支持できない。
自分は、量刑の判断に麻薬や覚醒剤といった薬物使用が、心神喪失、心神
耗弱とかの理由となり、刑の軽減に傾くような今の仕組みには異論がある。
その意味では逆に重くすべき、つまり適用基準においては厳罰化にも賛成
だと思います。

2996通りすがり:2011/05/04(水) 07:04:47
>>2995

死刑支持の理由以外、全く同様に考えています。

>加害者にも有利に働くかも知れない感情もまた「感情的」

これ良いですね。「感情」を「感情的」に非難して理性的な自分をアピールす
る人も多い。自分達「人間」と言うものを分かってないですね。
とまあ、そこは置いといて未然防止の意味合いが強いと言われれば、確かにそ
うであるかも知れません。

起こさせないに越したことはない。ですから。

起きてしまった事に対処する事なら誰でもできる。これからの人間は、事前に
対処出来る能力の方が重要になると思いますよ。それは死刑云々だけではなく
例えば環境破壊においても、原発の地震対策においても「想定外だった」なん
て笑ってしまう。

つまり「けじめ」と言うとどうも意識的に幼い気がします。
因果応報やら、対価やら、「行い」への対処よりむしろその手前の方で、なん
とかならんのか? とも考えますね。今のところ、厳罰化と良識の向上ぐらい
しか思いつきませんケド。

※ ちなみに生物として、私の考える方向性は間違ってます。個人的なもの。

2997通りすがりの名無し:2011/05/04(水) 16:46:23
>>2996
>ちなみに生物として、私の考える方向性は間違ってます。個人的なもの。

とおっしゃっているので、あまり深入りする気もないですが、犯罪の完全な
未然防止は人類の絶滅でしか実現できないと思います。

まあ、それは極論としても、初犯の未然防止は監視社会への移行が必須
条件となると思いますので、それを是とは考えていません。

人間はこの先千年経っても人間であり、感情の動物であり続ける限り、
凶悪犯罪も根絶することは難しいでしょう。
確かに、万引きや窃盗、交通違反で死刑にすれば、犯罪は激減するでしょう。
それは「割に合わない」から。それを初犯防止として主張するのもありかも
知れませんが、自分は今の程度で必要充分かなと思っています。
ただ、前にも言ったように減刑の理由には異論はありますが。

2998通りすがり:2011/05/06(金) 11:52:03
>>2997
>>ちなみに生物として、私の考える方向性は間違ってます。個人的なもの。
>とおっしゃっているので、あまり深入りする気もないですが、犯罪の完全な
>……

やはりあなたはバランス感覚の良い、視野の広い人だ。

まあ、私自身、未然防止の行きつく先は、完全な監視社会しかないのではない
かと思っています。矯正・教育を含め、社会による強制という立場からでは、
他の手段が思いつかない。かと言って人間が理性の動物にまで変遷すれば、お
そらく種として長くはないですね。どうでも良い事ですが(笑)

今のところ、多様であると言う事を喜ぶことにしています。

2999通りすがりの名無し:2011/05/06(金) 21:54:44
>>2998
>やはりあなたはバランス感覚の良い、視野の広い人だ。

これは実は裏を返すと、優柔不断、広く浅くの思想という負の意味にも
通じるものです。
ただ、ここは素直にお誉めの言葉としてありがたく頂戴いたします。

自分も、人間が人間として生きるにはやはり全てにおいてバランスを
取る必要があると思っています。精神面でも肉体面でも物理面でも
論理面でもバランスがなければ生きていくこと自体が困難だと思います。

誰しも何らかのバランスを保っているのでしょうけど、社会環境により
そのバランスを失い、あるものは自殺に追い込まれ、あるものは犯罪に
手を染めてしまう、そういうこともあるかも知れません。

なんて言うと、犯罪は社会環境のせいだという死刑廃止派のように
聞こえるかも知れませんが、バランスを取るのは自助努力であって、
決して社会がそれを担うものでも責任を負うものでもないと思います。

あなたの言うように、多様性があることは人類の存続には必要かも
知れません。凶悪犯罪を必要悪視することには躊躇を感じますが、
人間は自己の身の危険を感じて、初めて今の生きかたを振り返る
ものかも知れません。

単なる独り言です。とりとめもない話ですみませんでした。

3000通りすがり:2011/05/08(日) 11:17:19
>>2999
>単なる独り言です。とりとめもない話ですみませんでした。

いえいえ、私の方が論旨に離れた話を振ってますんで、謝るのは私の方です。
他の人には迷惑かも知れませんが、どのような価値観がどのような帰結に至る
か(この場合死刑について)多少なりとも参考になればとも思います。言い訳
がましいですけど(笑)

それに、あなたは「己の立場」と「滅私の立場」の両方の立場でよく考えてお
られる。 おそらく、物事の見方を幾つも持っている。それに対し、己の価値
観でもって(つまり相対性をきちんと把握して)結論を出している。あなたの
ような人、初めて会いました。
「負」という言葉を使っておられるように、絶対的に良いものではないですの
で、歯がゆいものがあるのだろうなとは思いますが。

ただ、もうちょっと言いたい事言わせて下さい。

個人的見解として、正義と悪という区分けそのものが人社会から発生している
ため、それを生物学的な多様性にあてはめる事は、芸術の手法を数学にあては
めるようなものかもしれません。概念の拠り所が違い過ぎる。生命の行動に正
義や悪をあてはめる事はナンセンスではないでしょうか。

と、まあ個人的には極悪=極刑で良いんですがね。(汗)
極悪の線引きが難しいだけで……。

---

私にとってあなたの存在は非常に有意義です。
私自身、揺れ動いてますんで(笑)

3001ぴろしき:2011/05/09(月) 17:14:11
初めまして,こんにちは。

たくさんのご意見が書かれたこの掲示板を見ていろいろと勉強させていただきました。
私は論文でアメリカと日本の死刑制度の比較について書こうと考えている学生なのですが
まだまだ筋道が決まっていないのですが質問させていただいてもよろしいでしょうか。

終身刑の方と死刑の方にかかるコストは実際のところどちらが高くかかるのでしょうか。
前のレス等も読ませていただいたのですが,両論あったのでよろしければお教えください。
あとお手数でなければ,詳しい金額などがかかれたサイトや本などがあれば教えていただければ光栄です。

それから死刑による犯罪の抑止効果はあるのかについてもよければお教えください。

拙い文章ですが,お読みいただきありがとうございました。

3002ゼロ:2011/05/10(火) 23:25:08
>それから死刑による犯罪の抑止効果はあるのかについてもよければお教えください。

日本では法務省が死刑による犯罪の抑止効果があるということを前提として死刑制度を存置させています。終身刑と死刑のそれぞれの囚人にかかるコストはどちらが高いのかは分かりません。死刑が執行されるまでのコストの比較だと思いますが、国によってシステムに違いがあればコストも違うようにも思いますが、それほど違うようにも思えないですね。日本は終身刑がないので比較のしようがないですね。終身刑の囚人は囚人服を着ますが、死刑囚は死刑そのものが刑罰なので普段は私服で過ごします。懲役囚と違うので働くこともないですよね。他にも違いがあるとは思いますが、、、。

お役に立てず申し訳ない。。。直接、法務省に問い合わせてみるのが一番の近道かも。

3003紫煙:2011/05/12(木) 15:39:31
>>2993
sageで進められていたので、気づきませんでした。見逃してしまうこともありますので
可能であれば特定の記事に対する批判投稿はsageではないほうがありがたいです。
「知らぬは本人ばかりなり」の「公開陰口」になってしまっては勿体ありませんから。。。

さて、私の意見が「欺瞞、悪意、妄想、蔑み」に基づくものだというご意見ですが、
私の意図しない受け取り方をされているようなので釈明します。

>法律とは何ぞや!という問題を真剣に考えたことも無いような愚衆

「日本人の多くがこれに該当する」とか「死刑を支持する人はコレに該当する」とは
書いたつもりもありませんし、実際、思っても居ません。また、私はコレに該当するだけで
法制度に口出しすることを「許されてはならない」とは思いません。コレに該当する人のうち

>ある者を合法的に迫害し、場合によっては命を奪うイベントで無責任な気晴らしをする
という目的を持って、しかも大義名分として

>被害者や遺族の感情を利用
という方法を用いる人が法制度に口出しをしようなど

>天と地がひっくり返っても許されてはならない。
と思っています。

上記の条件の全てに該当する人が「誤差の範囲に収めても構わないほど極めて少数」なのか、
「地球上のどこにも、そのような人物は存在しない」のか「予想を覆すほど大勢の方が該当する」のか、
私にはデータがありませんのでわかりませんが「このような人は多くは無い」程度には日本人の良心を
信用しています。少なくとも、現在の死刑制度がミスリードによるものだと言う主張でもありませんし、
なぜそのように受け止められたのか甚だ疑問です。

しかし、上記の全てに該当する人物が居るのなら、その人(や団体・集団)に対しては
最大級の侮蔑を公に表明することに一切の躊躇はありません。

3004紫煙:2011/05/12(木) 16:04:43
マトモに働いた事もないくせに「あくせく働くのはイヤだ」と考える愚衆が
「手っ取り早く金を手に入れたい」という目的(欲望)のために
「人を殺して報酬を得る」という方法を用いるならば
「天と地がひっくり返ってもあってはならない」

マトモに働いた事もないくせに「あくせく働くのはイヤだ」と考えるのは個人の自由です。
「手っ取り早く金を手に入れたい」という目的(欲望)もそれ自体は問題ありません。
「人を殺して報酬を得る」という方法も合法的な正当業務であれば問題ありません。

全ての条件を満たした場合は「天と地がひっくり返ってもあってはならない」と思います。

以上、併せてご勘案下さい。

3005通りすがりの名無し:2011/05/13(金) 00:05:33
>>3003
sageは、ある意味自分のポリシーとも言うべき部分になりますので、
ご要望にはお答えできないことお許しください。

それと、別にあなたに噛みつきたいわけでもありません。そういうふうに
見られたのなら合わせてご容赦ください。
ただ、単純に日本語として、

>だけれど、法律とは何ぞや!という問題を真剣に考えたことも
>無いような愚衆が

「愚衆」にかかる修飾子はその前段のものだけであって、その後に続く
文節は、その「愚衆」と定義されたものの容態を示すものです。つまり、
「法律とは何ぞやと考えないものは愚衆」というのが自然な解釈だと
思いますよ。

普通、人間は法律のことなど真剣に考えたりはしないでしょう。それは、
「守るべきもの」という漠然とした観念しかないのではないでしょうか。
そして、時々納得のいかない判決などを見て、そんなものかと怒ったり
落胆したりするものだと思いますけどね。

繰り返しますが、自分があなたを批判しているとしたら、
>少なくとも、愚衆という時点であなたは法を語る資格がないかと。
の部分だけです。
「愚個人」とは普通に言えても「愚衆」と言える人は何様?って思います。
それ以外は、特にあなたと言うより、ここを見ている不特定多数の人達に
対するメッセージのつもりでした。

3006紫煙狼:2011/05/13(金) 11:07:22
国語の授業ではないので、深く掘り下げる意味はありませんが(苦笑)

愚個人という表現は初めて聞きました。通常は「愚者」と表現するかと思います。
この愚者の複数形を考える際「愚者達」「愚衆」「愚民」などが考えられます。

ただ、本来的に「達」という複数形は「横連携のある集団」を指すものですので、
「横連携を持たない、ある種の特徴を共有する集団」は「衆」で表すのが正しいはずです。
また「愚民」と言う言葉は「表現する側とされる側に身分上の歴然としたさが存在し」かつ
「表現される側がほぼ一国の大半を占める」場合の表現ですので、不適切です。

>普通、人間は法律のことなど真剣に考えたりはしないでしょう。
法律について真剣に考えもしないくせに法制度に口出しても良いのですか?
こと死刑制度存廃に関しては、被告人や囚人の命だけではなく、一般市民の生命にも関わる
問題ですから真剣に熟慮して口出しして欲しいですね。もちろん、専門家以外の発言を封じる
意図ではなく「その場の気持ちで後先考えずに口出しをするのは控えよ」という意味です。

加えて意見させていただけば、学校教育(社会科)のカリキュラムでは法制度や社会制度について
とりあげ、学生・生徒(児童)に考えさせる単元が用意されていますので、少なくとも日本においては
法律についてある程度は真剣に考えたことがある人の方が絶対的多数であると私は認識しています。
(いい加減な気持ちで授業を受けていた人は、上記に含まれない可能性がありますね。)

どちらにせよ、私個人への反論を意図するものではないと言うお気持ちは理解しました。

3007通りすがりの名無し:2011/05/13(金) 22:50:51
>>3006
いつまでも反論ごっこを繰り返す気もありません。
ただ、ここだけはちょっと頂けないので…。

>法律について真剣に考えもしないくせに法制度に口出しても良いのですか?

それでは、法律について真剣に考えもしない人は選挙に行ってはいけないのですか?

立法府を構成する人を選んでいるのは、普段死刑など意識もしない人だと
思いますよ。死刑になるような犯罪を犯すことも、身近に起きることなど考え
もしないでしょうし、現実に起きることもないでしょう。

死刑になるのは、冤罪のケースを含んでも、約100/100,000,000
くらいの確率でしょうからね。冤罪を除けば、そういうことをしない限り0です。

死刑を真剣に考えたり、議論したりするのは、たまたまそういう機会に触れ
た人か、オタクか、本当に犯罪者予備軍くらいのものではないでしょうかね。

いろんな立場のいろんな人がいろんな意見を言って法律が形成されていく。
それは、多数決の論理にしたがって。それでいいんじゃないでしょうか?
ヘタに専門家面した人が、人間を理解もしていないのに解ったような顔を
して能書きを垂れているのは見苦しいものだと感じます。
あなたが想像している、ほとんどの人が真剣に法律について考えている
というのが真ならば、多数決の結果として熟慮した結果が選択されるはず
なので問題ないですよね。

3008老婆心:2011/05/14(土) 00:08:39
>>3007
 通りすがりの名無しさんへ

横やりを入れることになりまして、申し訳ありません。


≫死刑を真剣に考えたり、議論したりするのは、たまたまそういう機会に触れ
た人か、オタクか、本当に犯罪者予備軍くらいのものではないでしょうかね。

 裁判員制度が実施されている現在は、それ以前と状況が違うのではないでしょうか。
 第一審とはいえ、死刑判決に関与する可能性のある人が、職業裁判官だけでなく、
 裁判員の資格を持つ人に拡大されていますので、少なくとも、
 これからは、死刑について考えたり、議論したりする機会が増えることが
 望ましいですよね。

3009紫煙狼:2011/05/14(土) 01:24:32
>>3007
まず大前提として

日本国公民たるもの日本の法制度・政治等について真剣に考えるべきであると考えていますよ?
というか、考えなくて良いのですか?そういうコトを考えもせずに選挙に参加して良いのですか?
日本の国民である以上、日本の法制度や政治は他人事ではないでしょう。
確固とした信念、自身の明確な意見・主張を持って投票するから多数決としての選挙結果には
意味があるのではないですか?

>死刑を真剣に考えたり、議論したりするのは、たまたまそういう機会に触れ
>た人か、オタクか、本当に犯罪者予備軍くらいのものではないでしょうかね。
それが事実であるとするなら、私は「もっと考えなきゃダメだよ!」と言いたいですね。
というか、死刑存廃と言うのは「犯罪者として被告席に立たされ死刑になるかもしれない人」だけの
問題ではないのですよ。上記に該当する恐れのない人にとっては無関係…であってはいけない。

冤罪であろうとなかろうと、凶悪犯であろうとなかろうと「人間が命を失う」という状況を人為的に
発生させるというのは「簡単に考えてよい問題」ではないはずです。私たちは直接手を下しては
居ないにせよ、死刑囚の命を奪うことに間接的に加担しているのに、無関心でよいのですか?

それこそ、戴けないご意見だなぁ…と感じます。

>いろんな立場のいろんな人がいろんな意見を言って法律が形成されていく。
その「いろんな意見」の一つとして私は自分の意見を述べています。その結果今後とも
「多数決の結果として熟慮した結果が選択され」続けて行くはずだと思いますよ?

ただ「多数決の結果として熟慮した結果」が私の意見と異なる限り、私はその結果を真摯に受け止め
つつも自分の意見を主張し続けていく権利と義務があると思いますがいかがでしょうか?

3010紫煙狼:2011/05/14(土) 02:07:23
>>3007
あと、ちょっと気になったのですが…。

>死刑になるのは、冤罪のケースを含んでも、約100/100,000,000
>くらいの確率でしょうからね。冤罪を除けば、そういうことをしない限り0です。

冤罪による被害は取り返しが付かない。これは死刑に限ったことではないので、
死刑存廃を論じるに当たって(私は)冤罪を絡めないようにしています。
死刑を支持する人も、支持しない人も「冤罪はなくさなければならない」という点に
ついては同じ気持ちのはずなので。

ただ、冤罪がゼロであると前提したとして「凶悪犯は殺しても良い」のでしょうか?
凶悪犯であるというコトは、死刑にする必要充分条件なのでしょうか?

これは人によって温度差があるだろうと思います。単純明快に「凶悪犯は殺してよい」と
考える人も居るだろうし「凶悪犯で改悛の情がないなら殺してよい」と考える人も居る。
「凶悪犯で改悛の情もなく、犯行の手口が残虐で、自己中心的なら殺してよい」とか、
慎重な人ほど条件が厳しくなると思うのですね。

今、私の考える必要充分条件は「被害拡大防止のための緊急性」です。

これはもう、その犯人を殺さない限り被害が拡大し続ける状況なのですから仕方がない。
実はこの犯人が責任能力を問うことが出来ない精神異常者で、首尾よく取り押さえて
裁判にかける事が出来れば、死刑にはならないだろう人物であったとしても、そんな事を
知り得る状況ではない。他の方法を論じている暇なんてありゃしないのだから仕方がない。
こんな状況なら「死ななくて良いはずの犯人が殺されること」もやむを得ない。

でも逆に「逮捕され武器も自由も奪われた犯人」が相手なら被害拡大は防げているし、
緊急性も失われている。それならなぜ、何のために死刑にするのでしょう?

3011ufloat:2011/05/14(土) 04:10:56
うーむ、なんだか少し不思議な感じ…。

私はてっきり、紫煙狼さんの>>2992に対して「欺瞞、悪意、妄想、蔑み」という
かなり強い表現を用いた反論が飛び出してきた原因について、>>2992
「死刑存置論者はまともに法や制度の在り方も考えたことのないような愚かな連中だ」
と書いているよう読み取れたため、とばかり考えていました。
もちろん私は紫煙狼さんのスタンスを知っていますから、紫煙狼さんがそういう主張を
する方でないことは分かっていますが、紫煙狼さんのスタンスを知らない方が
>>2992を読んだ場合、そういう取り方をする可能性も無きにしも非ず、ですからね。
実際、仮に上記のような意見を本当に主張するような人間がいたならば、死刑存置論者が
強い調子でその主張者を非難したとしても、無理のないことと思います。

ところが、
「死刑を支持する人はコレに該当すると書いたつもりはないし、思ってもいない」
「現在の死刑制度がミスリードだと主張する気などない」
「こんな人が多くない、と言える程度には、自分は日本人
(すなわち、大多数が死刑存置を支持する集団)を信用している」
と、「死刑存置支持者の多くが法や制度の在り方、死刑について考えていない、なんてことはない。
少なくとも自分はそう信じている」とおっしゃっているのはむしろ紫煙狼さんの方。
「死刑なんてものを真剣に考えているのは、たまたまそういう機会に触れた人か、
さもなくばオタクか、犯罪者予備軍くらいのものだろう」
というわけで、国民の多く(つまり、日本において大多数を占めている死刑存置支持者の大半)は、死刑を
真剣に考えてなどいないだろう、という方向の論を述べているのは、通りすがりの名無しさんの方。

意見は人それぞれですから、存置派(廃止派)だからこちらの主張をしなければならない、ということは
もちろんありませんが、立場が逆の議論しか見たことのなかった私としては、少し新鮮でした。

ただ、この掲示板には存置派の方々も大勢いらっしゃいますし、普段はあまり書き込まない方々まで含めれば
相当数の存置派がいらっしゃるかと思いますので、ちょっと皆様に見解を伺ってみたいのですが、
実際のところ、死刑存置支持者とはそういうものなのでしょうか。
そうやって日本では「死刑存置」の意見が大多数となっているのでしょうか。
日本国民、ひいては大多数を占める死刑存置支持者の多くがそうであるとは、私にはどうしても信じられませんし、
それが日本の死刑存置世論だとも私には思えないのです。
国民の多くがしっかり考え、その上で大多数が「死刑は存置」という結論を出したのであれば、
国民の多くがろくに考えてもいない場合に比べ、私は安心してその結論を受け止めることができますから、
ぜひともそうであってほしいと願いますし、私個人としては実際にそうであると信じています。

3012通りすがりの名無し:2011/05/14(土) 06:52:51
どうも波紋が広がってしまったので、誤解された状態は
まずかろうと思いますので書いておきます。

・死刑や法律を「真剣に」考える
この「真剣」という言葉があいまいなので誤解を生じた
かも知れません。
自分は「真剣」とは第三者(つまり客観)ではなく、当事者
として実感しているかという意味で解釈しました。例えば
誰かの言った裁判員に当たったとか。

で、そういう状況を目の前に突き付けられる機会など、
日常生活を送っている人達には縁遠い。そんなわけで、
自分の考える「真剣」は「真剣に考える機会」なのかも
知れません。そこは行き違いかも知れませんね。

>>3009
>そういうコトを考えもせずに選挙に参加して良いのですか?

すみませんが、日本国民であり(最近は外国人にすら?)
日本に在住している成人には選挙権があるかと思いますが。
確かにあなたの言うことはもっともです。同感の部分も多々
あります。しかし、「…べき」、とか「…であってはならない」
と事実には乖離があるのが現実だと思っています。
で、あなたの感覚で人を愚衆と認定し、法律に関与する権利
(具体的には選挙権)を否定するのは、ちと傲慢と思いませ
んか?
考えていない人≦考えている人≦もっと考えている人
考えている人も、もっと考えている人から見れば、まだまだ
考えが浅いことになります。もっと考えている人が、考えて
いる人に選挙に行くのは不遜だって言ってもいいんですかね?
あなたならどこを「真剣」のボーダーとして線を引きますか?

>>3010
>でも逆に「逮捕され武器も自由も奪われた犯人」が相手なら被害拡大は防げているし、
>緊急性も失われている。それならなぜ、何のために死刑にするのでしょう?

病院行きも含めて、一生完全拘束が担保されていますか?
通常は、絶対終身刑(恩赦・特赦なしの懲役100年でもいい
ですが…)のない日本で一生完全拘束が担保されることは
ありませんよね?
正直、「病院送り」の場合はよく知らないので間違っていたら
すみません、を前提に言います。
犯人が病気と判定され、責任能力なしが認定されると無罪
になりますよね?で、病院に送られて、その後リハビリ、矯正
の結果、社会復帰可能と判断されたら、たとえそれが誤審
であってもシャバに出てこれるんじゃないんでしょうか?
(これは死刑存廃に無関係に止められないので余談です)

3013通りすがりの名無し:2011/05/14(土) 11:51:35
>>3011
あなたにとっては、残念な意見かもしれませんが、私は存置の
一人として以下のように考えます。

死刑すなわち、凶悪犯罪をイメージした時、

①被害者になる
②加害者になる
③加害者の嫌疑をかけられる

大抵の人は、①>②+③ だと思います。
その結果、被害者への感情移入が大きいのではないかと考えます。

基本廃止派の人は、①<②+③ だと思っているのではないでしょうか。
もしくは、普通の人の考えに過剰に逆行したがる感情に支配されているか。

当然、普通の人が大部分なわけで、その民意の結集が良民を守る法律
として成立しているのだと思っていますし、何も問題はないと考えています。

3014boro:2011/05/14(土) 20:55:07
すみませんが、「通りすがり」とか「名無し」という
言葉のあるHNは使わないようお願いします。

何か名前を考えて投稿お願いします。

3015通りすがりの名無し:2011/05/14(土) 22:06:55
>>3014
申し訳ありません。
本当に通りすがりに一言だけ残すつもりでいたもので。
各位に影響を与える発言という意識がありませんでした。
これ以上、特に自分あてに何か聞かれることでもない限り
レスいたしませんので、HNの件に関しましてはご容赦くだ
さい。
自分の書き込みで、何か違う考えを視野を広げるという意味
にご利用いただけたなら幸いですが、不快な思いをされた
方がいるとしたらすみませんでした。決して人を不快にする
ことが本意ではありませんのでお許しください。

3016whoami:2011/05/18(水) 18:43:25
死刑をなくして一番困るのは楽しみが減るって事だろ?

理由さえあれば死刑にしたいんだよ。ローマ帝国がコロシアムで奴隷を
死ぬまで戦わせたのと同じ。自分さえ安全なら、人に人を殺させるのが
大好きなのは人の本能。人類普遍唯一無二至上で至高の楽しみだから
みんな死刑を支持してる。廃止なんてありえない。

無差別に生贄を探しているわけじゃない。これをやったら死刑にする!って
みんなに周知してて、それを知っててやるヤツを殺すんだからイイじゃん。
死刑に立候補した奴らで愉しんでるんだから文句言われる筋ない。

3017紫煙狼:2011/05/19(木) 00:17:25
…(汗)

3018素人存廃論者:2011/11/12(土) 12:02:10
このスレはまだ生きていますか?

私は私自身にある防衛本能と因果応報思想により、個人的に死刑制度存置に賛同しているものです。
この賛同には刑法制度の目的などは考慮しておらず、また個人の賛否には制度の目的は関係しないと考えています。(目的に反していようが、報復代行してくれる刑法制度に心情的に賛同する人も多いでしょう)

個々人の賛否については否定するつもりはないのですが、国家としてどう有るべきかについて、多数決以外の考え方が無いかが知りたいです。
特に生存権と国家について、廃止派の方と意見を交換できたら良いなと思います。

3019無精髭:2011/11/14(月) 21:53:24
http://www.youtube.com/watch?v=jJHh_GUCtLY

3020紫煙狼:2011/11/16(水) 01:07:27
>>3019
本当に無精髭さんなの?
だとすれば、僕はこんなに嬉しい事は無いよ。
「まだ生きてるよ」か。生きていたんだね。
良かった。。。

>>3018
というワケで「まだ生きてるよ」です。

>防衛本能と因果応報思想
因果応報は良いとして、防衛本能と死刑制度がいかに関わるのか伺ってみたいです。
私個人としては、防衛本能はむしろ緊急避難に関わるものではないかと考えています。
その上で、
>個人の賛否には制度の目的は関係しない
これは、本当にそれで良いのでしょうか?つまり
>報復代行してくれる刑法制度に心情的に賛同する人も多い
凶悪犯とは言え、人間の命を奪う行為を「心情的理由」で正当化してよいのでしょうか?

私は「かっとなって殺した」とか「許せないから殺した」という話を聞くと、
「それを我慢して、ぐっと堪えるのが人間のケダモノではない所以」と思うのですが、
いかがでしょう?

3021boro:2011/11/16(水) 22:21:21
>>3019 >>3020

ホストを調べた限りでは
以前の無精髭さんのホストと同一ですね。
ということで、ひと安心。

3022紫煙狼:2011/11/16(水) 23:09:14
>>3021
祝杯(爆涙濁々)

3023無精髭:2011/11/19(土) 19:52:11
ご無沙汰しております。震災による心労が嵩んだだめ、最近までとてもネットで
やり取りする気分になれませんでした。とは言うものの、生存報告くらいは早め
にして置けばよかったですね。申し訳ない。

留守にしてた間このスレにお客さんが来てたみたいですが、どうもその傾向が
気がかりだったので、2chの死刑スレを少し漁ってみたのでした。結局あまり
成果は出ませんでしたけど、カレーさんと思しき人*とYさんと思しき人がプロレス
をやってたのを見つけたので、ご報告。もし事実だとしたら、ちょっと珍しい
組み合わせでしょ?

 *「雑誌さん=カレーさん」説の根拠となる双方の理論的な共通点・類似点は複数ある
 ように思われますが、その中でも特に目を引いた点は以下です。
  雑誌さん>>ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1317614570/419
  カレーさん>>2013
 そして、以下の書き込みでほぼ確定ではないかと。
 ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1317614570/757

 ちなみに、
 ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1317614570/347
 に書かれていることの真偽を確かめるために、雑誌さんの名前でググって見ましたところ、
 すぐに下記のログが見つかりました。ほぼ4年前の物です。
 ttp://mimizun.com/log/2ch/soc/1194013464/
 注目すべきは、かのしげる大先生も参戦していらっしゃるということですかねw

ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1317614570/#330
に端を発し
ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1318954280/#234
を最後に雑誌さんが退場され、しばらくそれへのレスが続いて、終息。

余談ですが、おそらく雑誌さんは
ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1315501507/#928
から参入されたのではないかと。

閑話休題。

さて、>>3018を書き込まれた素人さんも2chご出身なのですね。
ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1318954280/#861
で登場され、
ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1320332253/
のスレ終了とともに退場された模様。

ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1320332253/#872
上記の辺りから、素人さんが無限回廊bbsに書き込まれた経緯が載っています。

ちなみに素人さんご心酔の876さんですが、そのお説にも激しく既視観があるのですが。
ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1318954280/876
ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1320332253/909
ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/court/1320332253/935*
廃止派の自滅論法とか呼ぶのでしょうか。guestさんがかつてご披露して下さったものと同じみたい。
この板だけの流行なのかなと思ったら、法学板の死刑スレでも同様のものを発見。
ttp://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/jurisp/1316479147/
どうやら2chならどの板でも通用する存置派専用のテンプレートらしいですね。

 *これの対抗意見としては以下が参考になります。
 ttp://d.hatena.ne.jp/spanglemaker/20050720/p1
 ttp://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20071021/p1

―――まあそれはともかく、上記のログを読む限り、みなさんお変わりなさそうですよね...。

3024無精髭:2011/11/19(土) 20:10:26
あっ、被災はしていませんので。

3025boro:2011/11/19(土) 21:01:00
>>3023 >>3024

おお、完全なる復活ですね。。。
実に8ヶ月ぶり!

震災後、どのようにされていたのか知りたくもあり、、、。
まぁ、でも個人的なことになりそうなので
言いたくなければそれはそれでかまわないんですが、
正直、気になりますね(^^ゞ

とりあえず今後とも宜しくです。

3026ufloat:2011/11/20(日) 05:05:18
>>3023-3024
被災はなさっていないとのことで、とりあえずほっとしました。
とにかくご無事で何よりです。
例のお茶を売っている店舗がどうやら私の行動範囲内にもあるようなので、機会があったら
無精髭さんの生存確認祝いに買って飲んでみましょうかな。

さて、ご提示のURLについてはまだ全然読めていないといいますか、特に「対抗意見」など
私が今から書こうと考えていたことがそちらに全部書かれていたらげんなりするので(笑)
あえて読む前に雑感を。

なんというか、こういうレッテル貼りはあまりしたくないですが、これまでのパターンを見る限り、
2chの意見をそのまま他に持ち込むのは、大抵はろくな結果にはなりそうにないですね。
Y氏の時なんかそうでしたが、対立意見の藁人形を作ってみんなでボカスカ殴るような場にいては、
よっぽど意思を強く持っていない限り、感覚が狂うのは当たり前というか。

私の狭い見聞から言わせていただけば、2chでまともに議論(リンチや中傷合戦ではなく)が
成立している例というのはあまり見たことがありませんが、もしかすると時々は
かなり有意義な議論というものが成立する場合もあるのかもしれません。
ただ、自分がその場で少数派の際に、多数派が少数派の人格否定や不当なジャッジを始めた場合は
もとより、自分が多数派の場合であっても、多数派の側が少数派を中傷し始めたり、不公平な
ジャッジを始めたり、藁人形を作ってリンチし始めた場合は、もうそこの議論には見切りを
つけた方がいいですね。その熱狂に加わったところで、得るものなどありはしませんので。
少なくとも、自分が多数派と同意見の場合であっても、多数派が中傷やら不公平ジャッジやら
行っているのを見た際には「情けない」とか「忍びない」と感じる程度の理性は残っているべきですし、
もしそのリンチを見ることに快感やら爽快感やらを覚えるようになってきたら、その議論からは
しばらく距離を置いた方がいい。判断能力がマヒしてきているわけですから。

さて、その「guestさん論法」について、少しばかり気になっていたりするのですが、
仮に今後、日本でエヴァンス事件のようなのが発生し、世論が一気に廃止派優位になる、
という状況は、絶対にありえないことではないですよね。原発に対する世論の評価が
大幅に変化した、先の地震・津波による原発トラブルと一連の騒動のごとく。
で、仮にそういう流れになったとしたら、「多数派」を御旗としていた方々は、
少数派となった存置派を捨て、多数派である廃止派の方につくのでしょうか。
ま、「世論で多数の方につく」というのもそれはそれで一つの考え方ではありますので、
そういう考え方を否定はしませんが、そういう人と存廃問題の根本的な部分に関して
議論しても、あまり意味がなさそうというか。
一方、廃止派が多数になっても存置派をやめないのなら、「多数派」なんて理由を掲げるのは
完璧に矛盾しているわけですから、そんなハリボテ御旗を掲げるのはやめた方がいい。

なにはともあれ、無精髭さんもお変わりないようで、なによりです(喜)。

3027無精髭:2011/11/20(日) 18:52:13
>>3025
思い返せば、何かしていた、よりも、何もしていなかった、の部分のほうが多かったかも。
ただ実生活は(震災後1、2ヶ月を除いて)震災前とさほど変わらなかった、というより
維持するようには努めていましたが。一応ネットにもアクセスはしていて、震災・原発関連
の情報等、漫然とですが見たりしていました。アクティブな面が減った分、考えてる時間が
増えましたね。日本沈没も近いかもな、そろそろエクソダスだろ、とかなんとか。

塞ぎ込んでて何も出来なかった、というより、何かしたくても何もする気が起きなかった、
という状態だったので、一時は、無限回廊への投稿も含めネットでのコミュニケーションを
一切やめようとまで思ったのですが、まあ何とか持ち直しました。

一身上の都合により、無用なご心配をおかけしたことと存じます。
こちらこそよろしくお願いします。


>>3026
実を言うと、最近頭を離れないことがありまして...。

一番わかりやすい例がYさんなのでまた名指しさせていただきますが、この人は2chで無限回廊を
廃止派の巣窟だとかいったことを何度も吹聴しているようです。規制された件でboroさんのことも
恨んでいるみたいですから、結果的に、boroさん並びに無限回廊が厄介ごとに巻き込まれる
(現に何らかの問題が生じている)かも知れないなどと危惧しております。ですので、あの時は
いくら私たちが正しかったとはいえ、現在のような状況になってしまったことには(少なくとも私の)
対応の是非を改めて問わざるをえません。あのような(様々な面で)非対称的なやりとりのケースでも、
もし対応次第でいくらでも円満解消の道がありえたのだとすれば、猛省すべきは、異邦人よりも
ネイティブ、異常者よりも健常者、ではないだろうかと。

話は変わりますが、2chのログに目を通していて思ったのは、匿名同士で罵り合ってるうちは
まだいいですけど、実名で存置論・廃止論を唱えている人や、現実に活動している存置派団体
(主に犯罪被害者団体)や廃止派団体を誹謗中傷した場合、相手側がその気になって告訴したら、
名誉毀損罪とか侮辱罪などの容疑でしょっ引かれる可能性が無きにしも非ずってことを、あちらの
人たちは少しでも考えたことがあるのだろうか、ということです。そういうリスクを少しでも
考えた上でやってるなら、何も言うことないですけど。というか、2chでやってるのと同じ調子で、
リアルでも廃止派の活動に対して誹謗中傷なり抗議行動なりを行ったとしたら、余裕で業務妨害罪
とかに当たるんじゃないかと。とはいえ、匿名で罵り合ってる人たちはあくまでネット限定のネタ
としてやってるだけでしょうから、大抵の場合、さすがにそういうとこまでエスカレートする心配
はないのでしょうけど。

ただ、自覚的に誹謗中傷合戦に参加している各人が、どんなに自分が暴走しないように・
スレ全体の流れを制御することに気を遣っていようとも(つまりは当事者に半ばネタとして
やっているという自覚があろうとも)、ネットリテラシーに欠ける輩がスレ住民たちのある種の
配慮を行間やスレの雰囲気から感じ取れず、誹謗中傷の内容を真に受けてしまう、ということは
考えられます。そして、そういううっかり者であれば、抽象的な誹謗中傷を具体的な誹謗中傷に
切り替えてしまいかねない、すなわち、匿名者に対する攻撃を記名者・実名者に応用するために
2chのネタを根拠にしてしまうかも知れません。このように、目的のために手段を選んだり対象を
評価したりできない人(ネタをベタとしてしか受け取れない人)が一人でもいる可能性がある場合、
匿名掲示板上での誹謗中傷は、ネットリンチや違法な電凸にまで飛び火ないしエスカレートして
しまう危険性が否定できないのではないでしょうか。

特定可能な個人・団体をネタにしている者が匿名を貫くことで、自己の発言に関して何らかの責任を
取らされることをあらかじめ回避しようとの意図がある以上、匿名ネットユーザーが最低限持つべき
良識としてせめて上記のリスクを皆が考慮し共有した上で、匿名掲示板上のやり取りは行われるべき
ではないか、というのが私の意見です(条件が厳しいことを言ってるという自覚はあります)。

匿名だから(顕名の時よりも)何を言ってもいい、というのは所詮自分ルールであり無責任です。
むしろ、匿名だから(顕名の時よりも)何を言うか気をつけなければならない、のだと思います。

3028盛蔵:2011/11/24(木) 17:06:30
麻原は、どうなりますか?

3029せきれい:2011/12/12(月) 10:01:12
「死刑執行、教祖から」と江川紹子氏は云うが
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/637624008350ea5c5880a2c66b986fa6

3030無精髭:2011/12/14(水) 00:28:51
暇を見つけては「通りすがりの名無し」さんのレスをチョコチョコ読み返しているんですけど、、、
あそこまで好い加減なやり取りをされて、みなさんよく我慢できますよねっていうのがとりあえずの
感想ですね。とはいえ、私が尊敬している哲学者の國分功一郎氏も「論争で重要なのは確かだと
思っていることしか書かないことです。そして相手の退路を常に考えておくことです。相手を殲滅
しようとしないことです」(http://togetter.com/li/90895)と言っております。我慢する他
ないのか。しかしながら、この件に関しては色々と覚え書きを書き溜めていますので、気が向いたら
投稿するかも知れないです。

あと、「通りすがりの名無し」を名乗ってた方、まだこのスレッドをご覧になっていたら
お返事いただけませんでしょうか?


ああ、そういえば報告するのを忘れてましたが、というか、私とかシェンさんとかのHNで
エゴサーチしてた頃に偶然見つけたものでして、ご本人にとっては恥辱以外の何物でもない
かも分からないので、あえて報告するのをためらっていたのを震災のドタバタですっかり
忘れていたのを最近になって思い出しました。それがコレ。
http://logsoku.com/thread/news17.2ch.net/news2/1103334935/
以前、雑談スレで仰っていた事件ってコレのことだったんですね。この頃から比べると、
2chの雰囲気もだいぶ変わりましたね。これもグシューのせい、、、なのかな?


>>3029
「反省して罪を認めた人から刑が執行されるようなことになれば、正義に反する」云々のところは
理由がよく分からないんですけど、「私は一連の裁判を、もっと肯定的にとらえたい」のところに
ついては私もそう感じますね。私自身はオウムに関して当事者でもなんでもないので、一連の裁判が
終わったのはひとまず良かったと思いますし、この10余年の間でオウムのヤバさ(事件の重大性)
がどれほどのものだったかは、公判の内容や裁判外の言説によってずいぶんと詳らかにされたかと
思われますので。ただ、事件に深く関わった人たち、殊に被害者の方々は、私のような第三者とは
全く異なる心境であろうことは想像に難くありません。

この前、オウム真理教事件の被害者団体が、松本智津夫死刑囚を除いた死刑囚への死刑の執行停止
を要請しましたよね。
http://dailycult.blogspot.com/2011/11/blog-post_22.html

それに対するネットでの死刑賛成派と思しき人たちの反応が、私にはショックでしたね...。以下は、
ほんの一例ですが。
http://blogos.com/article/25279/
頼まれてもいないのに勝手に被害者の代弁しているかと思いきや、当の被害者が自分の考えに背く
ような言動に出たら、被害者の身になって考えようともせず難色を示すだけ。こういう人たちは、
単に被害者に感情移入ないしは同情してただけで、実際はぜんぜん被害者の立場に立って考えては
いなかったんだなあ、と。結局は己個人のことしか頭になかったんだなあ、と。

もし死刑賛成派、存置派の中で、少しでも犯罪被害者や遺族に関することを論拠にした憶えのある
方たちは、今回のことを肝に銘じた上で、犯罪被害者や遺族自らの責任を代理し、犯罪被害者や
遺族に対する自らの責任を伴った議論を行っていただけたらと切に願います。

3031無精髭:2011/12/25(日) 23:58:55
覚え書きが膨大になり、さすがに全てを投稿するのは無理だと思いました(内容が連続した文章に纏めるのもめんどくさい)ので、とりあえず新たに書き直してみました。これでも10分の1くらいには圧縮・削ぎ落としたつもりですが。

>>2993 「法を語る資格」とは何なのか、具体的に説明していない。それと、「愚衆」と言うとなぜ「法を語る資格」を失うとされるのかが全く不明。
・同上 「個人的な思想、感情、論理」に該当しないものはいくらでもあるし、それを知識として有している者は「個人的な思想、感情、論理の持ち主」に「過ぎない」のではなく、それを「超える」というべき。たとえば法の専門知識が「個人的な思想、感情、論理」でないのは明らかだから、これを持つ者は「個人的な思想」云々の他に「非個人的な思想」云々を持つといえる。
・同上 多数決以外にも意思決定の手段は存在する(議論による合意形成等)。皆が個人的であることから多数決が、最良あるいは唯一の手段であるという結論は、厳密に言うと導けないし、現に法制度のことに限っても、全てが多数決で決まっているわけではない。
・同上 多数派を説得できなければ、多数派が誤っていると思うことが誤りである可能性が高いと思う、というのは、特に根拠なく主張しているのであれば、それこそ個人的意見に過ぎないのではないか。
>>2995 国語辞書には「感情」とは別に、わざわざ「感情的」の項目が立てられている。その事情を考慮していないのでは。
・同上 挙げられている支持理由は全く目新しいものではない。更に言うと、一番目は、要は人を一人でも殺したら有無を言わさず死刑という至極安易な決断を肯定するということだから、ともすれば司法の存在意義を軽視することにつながりかねない。二番目はこのスレで議論済み。初犯が殺人の人間が再犯する確率を知っていれば、そうは主張できないはず。三番目は「被害者遺族等による復讐の連鎖」について実例を挙げてから論じるべき。二番目と同様、そういう具体的なソースなしに「俺は死刑支持だぜ」とか気取られても、何の説得力も生まれない。しかも、その問題提起は殺人/死刑のケースに限らないので、総じて被害者等の怨恨感情を十分に斟酌した上で重罪に対する極端な厳罰化(死刑・終身刑の拡大適用とか早急な完全隔離とか)を進めなければならず、「絶対に阻止」はおそらく実現不可能。よって、ナンセンス。
・同上 責任能力という概念を司法の場から排除せよ、というふうに読める。たぶん薬物ばかりか、精神病についても、減軽の対象にすんなとか言いそうだが。でも、そんなこと言ったら刑法(量刑)を大胆に弄る必要があると思う。それこそ個人的意見を述べてる場合じゃなくて、法律について一からちゃんと議論する必要がある。
・同上 しかし、薬物キメて人殺したら重罰に処せ、とかいう以前に、薬物の生産・所持・使用・売買等を今よりももっと厳しく取り締まれという方が先。中国みたいに。薬物を常用しながら社会生活を送ると言うのは、いわば酒酔い運転をしてるようなもの。心神喪失や心神耗弱の原因となりかねないものを愛好している、これ自体が犯罪であるという視点を持ち込まないと、薬物による心身喪失や心神耗弱に限っては減軽事由に当たらないと主張することに無理が生じるのではないか? しかし、それならアルコールやタバコだって危ないといえば危ない。
>>2997 犯罪の未然防止については、完全な○○はありえない、と主張してるのに、自分の死刑支持の理由には、完全な○○を実現しなければならない、という主張を滑り込ませている。初犯と再犯・累犯に対する対処の違いなのかも知れないが、そんなこと言ったら今の死刑制度で再犯の可能性を完全になくすことだって不可能。
>>3005末尾と>>3015冒頭で自家撞着を起こしている。

3032無精髭:2011/12/26(月) 00:00:46
>>3007 冤罪死刑が起こる確率はきわめて低いから「絶対に阻止」しなくてもよいと。
・同上 >>3013で言われている基本廃止派と天邪鬼は、「たまたまそういう機会に触れた人」「オタク」「犯罪者予備軍」のうち、それぞれどれに当てはまるのか? 通りすがりの名無しさんの既存のレスを読む限りでは、基本廃止派が「犯罪者予備軍」で、天邪鬼が「オタク」という解釈しか導けないように思われるが。
・同上 >>3013後段 その理屈で言うと現行の政権運営には何も問題がないということになるが、楽観的過ぎるのではないか。今の選挙制度は民意を正確に抽出・反映できている、というのか。たとえば死票、一票の格差、その他選挙のパラドクスは全く問題にならない、というのは事実か。また、政権が交代して尚も官僚主導といわれ続けている今の国政についてはどういう考えなのか。最後に、自分が多数派でない場合も多数派の提案に対して「何も問題ない」と言えるのか。それとも、多数派に鞍替えでもするのか。まさか、どんなケースでも常に自分は多数派に属している、とでも言うのか。
・同上 聞きかじりの知識を振り回して思い上がるヤツよりも、自分の無知や不勉強を正当化するヤツのほうが「見苦しい」のではないか。法や政治を理解していないのに・まったく勉強していないのに解ったような顔をして法や政治について語れると思うほうが「見苦しい」のではないか。
>>3012「真剣に+考える」を「真剣に考える」ではなく「当事者として実感している」と解釈するのは「誤解」。その上で、「当事者として実感している」を「真剣に考える」と意訳して表記したのを、他人から文字通り「真剣に考える」という意味で理解されたとすれば、それは「書き間違えた」からであって、「誤解された」のではない。
・同上 自分が使っている言葉の意味について「かも知れない」とあいまいな弁明をしてしまう、外国人に参政権があるかないかも知らない、自分でもよく分かっていないことを前提に議論を吹っかける、そういう人は>>2999冒頭にもあるようなケースを地で行っているのではないか。こういうのはお世辞にも「バランス感覚の良い、視野の広い人」とはいえないと思う。なぜなら、他人がこういう人の意見を参考にしても視野を広げることは出来ないだろうし、それどころか、まともに利用するとなれば、自らのバランスを崩しかねないから。要するに、自らの立ち位置に自覚的でない人にはそもそもバランスを取ることすらできない、ということ。
・同上 冤罪死刑と違い、再犯殺人や被害者遺族等による復讐は「絶対に」阻止しなければならないという根拠には、前者よりも後者の方が発生率が高いというのがあるかと思われるが、今のところそちら側から後者に関する数値が上げられていない。そして、両者の発生率を比較する上では、両者とも誰にでも検証可能な統計データによって得られた数値である必要がある。ちなみに、再犯殺人と冤罪死刑の比較については過去にすでに議論されているが、それにきちんと目を通した上での発言だろうか。
・同上 紫煙狼さんは選挙権を否定していない。通りすがりの名無しさんの誘導(論点すり替え?)に乗った上で、つまり選挙権を持っていることを前提に紫煙狼さんは規範を説いているのだから。第一、誰それの選挙権を否定できるなら規範ーーー選挙に参加する上での心構えなど説く必要がない。「『…べき』、と『…であってはならない』と事実には乖離があるのが現実」だと思うなら、どうして紫煙狼さんの言うことにもその考えを重ねて見ようとしないのか。乖離があるのを前提に国民が各自で乖離を埋めていく努力が必要だというのが紫煙狼さんの主張であると思い至らないのだとすると、ひょっとして通りすがりの名無しさんは「乖離」を失くすことができないと考えているのだろうか。それとも「乖離」は失くしてはならない(保持すべき)もの?
・同上 「愚衆が(中略)法制度に口出しするのは許されない」という言葉が憲法15条に反するのだとしても、それを以って「法を語る資格なし」などとレッテルを貼るのも先の条文に反するのでは? 紫煙狼さんが傲慢だというなら、通りすがりの名無しさんも同じ理由から傲慢ということになるのでは?

3033無精髭:2011/12/26(月) 00:01:34
>>3013 廃止論・廃止派についてちゃんと調べた上で主張しているのか? もし単なる印象論だとすれば、参考に出来るどころか、悪質なデマを流すことで人々の偏見を助長する一方で、廃止派の名誉を傷つけ、運動を不当に妨害する意図があるのではないかと勘繰られてもしょうがない。
・同上 直近の内閣府の世論調査では、反対派・廃止派が国民の約5%いるとされているが、そのうちの殆ど(基本)が加害者の立場に立っているのではあるまいか、と推測するわけか(世論調査の内訳を見ればそれが穿った見方であるのは明白)。また、死刑廃止議連と彼らを当選させた有権者は、基本「死刑すなわち、凶悪犯罪をイメージした時、加害者になる」と思っているのだろう、という考えなわけか。
・同上 紫煙狼さんはごく一部の人間を「愚衆」と表現した。一方、通りすがりの名無しさんは全国民中5%の廃止派は基本的に犯罪予備軍ではないかとの(少なくともそう取られかねない)疑いを表明された。さて、通りすがりの名無しさんの紫煙狼さんへの批判が正しいのだとすると、当然通りすがりの名無しさん自身の主張に対しても(ある部分を除いて、だが)それは有効となる。ちなみに、「法律に関与する権利」と「法律を語る資格」が同じだとすれば、通りすがりの名無しさんは完全に自家撞着に陥っていると思わざるを得ない。
>>3015 過去ログをどれほど読んだのか? その自己評価の高さは一体何を根拠に成り立っているのか。

一応長々と書いてはみましたが、いずれにせよ、通りすがりの名無しさんは愚衆を啓蒙してくれるような人足りえず、むしろ良民に啓蒙されるべき愚個人ではないか、というのが私の結論です。
あと、>>3013を読んで思ったことですけど、結局法や政治はおろか、人間にすら大して詳しくなかったようですから、そういう人が、頼まれてもいないのに勝手に民意を代弁するのは、みっともないのでやめておきましょう。

別のスレでも引用しましたけど、「太宰メソッド」に通りすがりの名無しさんを含め多くの死刑賛成派の人々が、知らず知らず囚われている気がする。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%C0%BA%CB%A5%E1%A5%BD%A5%C3%A5%C9


>>2994-3000
ハイコンテクスト過ぎてついて行けない...。ついて行けてる方、至急解説求ム。

http://www.pan-nations.co.jp/column_001_005.html
http://www.pan-nations.co.jp/column_001_006.html

>>3000
つ数学的な美
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%BE%8E

>>3001
少し調べてみただけですが、今のところ、下記の回答が一番分かりやすく説得力があると思っています。

死刑の値段
http://okwave.jp/qa/q1905060.html

>>3016
コロッセオは今や死刑廃止運動のシンボルになってる、って知ってました?

3034RPP:2011/12/31(土) 04:51:04
皆さんは平岡大臣が死刑執行しないのはどのような意図があると考えますか?
いい年した大人が個人的なわがままで公務を行わないとか信じられないので
何か裏があるのではと思います

3035無精髭:2012/01/15(日) 17:23:01
2011/11/25
インターネットで中傷され続けた10年 スマイリーキクチさん
http://www.jinken.ne.jp/flat_now/kurashi/2011/11/25/1335.html

おそらく冗談とは言え、本村洋さんを焚きつけて復讐させようとした
一部のネットユーザーも含め、「愚衆」は確かに存在します。

3036雄峰:2012/01/23(月) 16:48:44
>>2993は、愚衆の一人が、愚衆と呼ばれて過剰に反応しただけだ。
まさに「図星を突かれて馬脚を現した」それだけ。
情けない奴だ。まともに取り合う価値はない。

>>2994は、Yとか呼ばれている奴だろ?
もっと情けない奴だ。まともに取り合う価値はない。

そこに敢えて突っ込みを入れる無精髭は
人が悪い か 悪い人 のどちらかだ(苦笑)

3037無精髭:2012/01/25(水) 21:21:46
>>3036
まず、紫煙狼さんや老婆心さんやufloatさんが通りすがりの名無しさんを
「愚衆」と呼んだという事実や、通りすがりの名無しさんが先述のお三方に
「図星を突かれて馬脚を現した」場面など、このスレッドに何遍目を通しても
確認できないのですが、仰るような経緯は実際にあったのでしょうか?

次に、証拠も出さずに通りすがりさんとY氏が同一人物だろうと大っぴらに
疑るのはいかがなものでしょうか。

あえても何も、通りすがりの名無しさんや通りすがりさんに関して、
雄峰さんが考えているように私は考えていませんでしたし、
雄峰さんが考えたのと同様に考えるのが一般的だとも思えません。

3038ゼロ:2012/02/04(土) 17:56:16

手配男、中国で死刑判決=日本側の捜査協力得ずに―99年の福岡女性変死事件

時事通信 2月4日(土)13時5分配信

 福岡空港(福岡市博多区)で1999年、中国人女性=当時(24)=の遺体が見つかった事件で、福岡県警が別の詐欺容疑で逮捕状を取った交際相手の中国人元留学生の男(43)が、中国公安当局に身柄拘束され、女性を殺害した罪により現地の裁判所で執行猶予付きの死刑判決を受けていたことが4日、県警への取材で分かった。
 県警は中国当局に捜査協力を要請したが連絡はなく、判決3年後に国際刑事警察機構(ICPO)を通じ、言い渡しを知った。国内犯罪について、日本側の捜査協力がないまま、海外で判決が出されるのは異例。

捜査をまったくせずに死刑判決! 中国ってホントいい加減だねえ。冤罪で死刑執行された人、いままで何人いたんだろう。恐い国ですね。

3039源氏車:2012/03/07(水) 22:36:03
山口母子殺人事件から移動してきました。
前後のお話とは関係無く突然の書き込みお許し下さい

ゼロ様からの書き込みのご返答ですが・・・

>80歳の男が介護疲れで殺意をもって75歳の妻の首を絞めて殺害してしまった。。。
この場合もやっぱり死刑にするんですか?

うう〜ん・・・・
悲しい気の毒なお話ですね・・・
基本的には死刑でも仕方でも無いという立場ですが
そこまでしなくとも・・・・という気持ちもあります。

3040紫煙狼:2012/03/08(木) 22:19:16
思ったまま、感じたままに、書かせていただきます。もしかすると少なからず源氏車さんの
感情を害するかもしれませんが、少なくとも、嫌な気分にさせることを目的に書いている
のではないとご了承ください。

>人を死に至らしめる=人たる自分の命で償う
>間違いではないと思いますが。

マークシート方式の試験をしているわけではないので、結論さえ合っていれば点数をもらえる
という類の論議ではないと、私は思うのですね。まして、源氏車さんは「死刑は正しい」という
結論に至っているかもしれませんが、死刑に反対する立場の人も大勢居るのです。

ですから「人を死に至らしめる=人たる自分の命で償う」のが正しいと思う理由を聞かせていた
だかないことには「ふーん、貴方はそう思うのね。僕は違うんだ。以上。」で終わってしまう。
これでは話し合いにも何にもなりはしない。

なので、私はもっと掘り下げて「「人を死に至らしめる=人たる自分の命で償う」のが正しいと
思う理由、間違ってはいないと思う理由を聞かせていただけませんか?

それから、源氏車さんの考える「償い」とはどういうものなのでしょう?

と、いうのは「償い」の意味するもの、「償い」の定義が私と源氏車さんの間で全然別のものを
想定していたとすれば、源氏車さんの考える「償い」が果たされても、私の考える「償い」は
一切果たされていないという事が考えられるのです。

多くの意見が出て纏まらない場合、国は多数決と言う方法を使って、とにもかくにも世の中を
動かしていかなければならない。しかし、多数派が常に正しいとは限りませんよね?
それは天動説・地動説でも魔女裁判でも、人類は経験してきたことです
ですから「死刑は日本国民の多数に支持されている」という事実を抜きに、本当に死刑は
正しいことなのかどうかを、一緒に探求してみませんか?

3041紫煙狼:2012/03/08(木) 22:37:34
多数決によって得られた結論が正しいとは限らないという例を…。

先日、とあるテレビ番組で「出刃包丁」の名前の由来を通行人に問う、
というのが放送されていました。

おそらく、日本人の殆どの人が「そんなの知らない」でしょう。
では「そんなの知らない」が正解なのでしょうか?

放送では、多くの人が「出刃包丁の刃の形状、包丁の刃が出ているから出刃」と
答えていました。では、包丁の刃の形状が出刃包丁の名前の由来でしょうか?

多数決とは別に、真実の正解というものが存在するコトは珍しくないのです。

※出刃包丁とは、最初に出刃包丁を作った職人が出っ歯だったので、
「出っ歯さんの包丁」「出っ歯包丁」「出歯包丁」「出刃包丁」と
なった…という説を正解としていました。
(ちなみに、包丁というのも由来はヒトの名前)

3042ああ:2012/03/08(木) 22:46:36
そんな明確な由来があるのに、

「刃が出ているから出刃包丁と言う理由でよいですか?多数決をとりますよ。」

とやれば不正解だが。
単に正解があるのに大勢の人が知らないだけの事実を取り上げられてもな。

3043雄峰:2012/03/09(金) 00:01:11
>>3042
死刑存廃問題も、単に正解があるのに大勢の人が知らないだけかもな。

3044ああ:2012/03/09(金) 01:58:31
当たり前だ。逆に少数が知ってるだけでも正解とは限らない。
つうか大勢の常識の方が不正解なんて確率的に言えばかなり低い。
死刑制度も同様大勢が間違えている可能性はかなり低いだろう。

大勢がこうなんじゃないかなぁ、と予測を立てることと、
大勢がこうして欲しいという願望と、
大勢だから正解って言うのは全部意味が違う。
その辺全部ごっちゃにして下手糞な包丁の例えだす奴が悪い。

3045紫煙狼:2012/03/09(金) 10:02:28
>>3042-3044
例が悪かったですかね。。。
そりゃ済みませんでした。

3046雄峰:2012/03/09(金) 11:37:05
>>3044
本論で噛み付けない奴が
枝葉末節をつつくとは…。
情けない奴もいたもんだな。

3047ああ:2012/03/09(金) 17:16:04
本論も糞もあるか。そこから読み始めたからレスしただけだ。
論破してやるから本論とやら出してみ?

3048雄峰:2012/03/09(金) 17:24:56
吼えるねぇ(笑)

3049源氏車:2012/03/09(金) 21:46:25
皆様、ご意見感謝です。

主に紫煙狼様へのご返答と致します。
順を追ってのお話に努めますが、支離滅裂の場合はご容赦を。

まずは確かに私は死刑容認をしておりますが正義だとは思っておりません。
基本的には現在の鑑定能力での物的証拠(DNA等)、本人の自白、第三者の目撃等、
当被疑者が犯罪を行ったという確信があれば死刑で良しの考えです。
(人が人を〜)の私の考えは以下の(償う)の項で簡略な説明をさせていただきますが
紫煙狼様の「ふーん、貴方はそう思うのね。僕は違うんだ。以上。」になってしまうかも知れません。

次に死刑という制度そのものですが、いずれ近い内に無くなっても仕方が無い制度とも考えてもいます。
そもそも死刑反対の動きもありますね、諸外国の法的情勢の影響、地球規模の価値観の統一(グローバリズム?でしょうか)などなど・・・
その中でも大きいのは人権保護、人命尊重などでしょうか
私個人は細かい事例は判りませんが、そういう結果になればそれも良しです。受け入れます、判りませんが。

むしろ紫煙狼様の「償いとは何ぞや?」が私にとって重要なご質問でした。
恥ずかしながら今の時点で明確な返答は出来かねる状態です。
私の罪に対する罰という感覚とは大まかに以下の通りです
「目には目を、刃には刃を、または、パンにはパンを血には血を」
「やらず笑顔にこず笑顔、こずもやらずもまた笑顔」で、という考え方が私にはしっくりきます。
法的には何の役にも立たないかも、ですが

話しが変わりますが、私が裁判長なら死刑、紫煙狼様なら無期懲役という判決もあるのかも知れませんね
それでは考えかたの違う裁判長に裁かれる被告は、被害者家族は何なのでしょう?

大変難しい問題なのですね、板に参加して目の開く思いです。

3050紫煙狼:2012/03/11(日) 02:39:23
>>3049
真摯にお答えいただき、本当にありがとうございます。
おかげで、源氏車さんのお考えが少しずつ見えてきたような気がします。

質問ばかりで申し訳ありませんが、以下の2点についてもお考えをお聞かせください。

・お金のために人を殺すこと
・感情のために人を殺すこと

「償い」についての私の考えは、上の2つと密接な関係がありますので、
それをお伺いしてからお話したいと思います。

別件で、考え方の違う裁判長に裁かれる現実についてですが…。

まず最初に、源氏車さんは「被害者」や「遺族」の立場に立って物事を考えていらっしゃるようにお見受けいたしました。
普通の人は加害者になる可能性より、被害者になる可能性の方が高いですし、昨今の身勝手な言い分ばかりの被告人を
見ていると、どうにも、加害者の立場で物事を考える必要を一切感じなくなります。

でも、裁判と言うのは、被害者側の立場に偏っても、加害者側の立場に偏ってもいけないのです。

そういう意味では、

腕のよい弁護士に弁護してもらった裁判と、腕の悪い弁護士に弁護してもらった裁判と言う格差にも目を向けなければなりません。
腕のよい検察官に起訴してもらった裁判と、腕の悪い検察官に起訴してもらった裁判と言う格差にも目を向けなければなりません。

人は神では無いので、判断に「ぶれ」が生じます。正直な話、運の要素は否定できません。
そうでなければ、3審制にする意味もないし、逆に言えば、その格差を極限まで低減するために3審制にしている。
私は相考えていますが、答えになっていないでしょうか?

3051源氏車:2012/03/11(日) 11:33:53
>>3050
ご質問の真意が測りかねますがお答えさせて頂きます。

A お金のために人を殺すこと
B 感情のために人を殺すこと
BよりもAの方が罪が重いと感じます、計画的であるのならば尚更。
Bでも
「酒に酔い、口論の末にカッとなって・・・・」
「相手対する憎しみ、恨みが積み重なりそれが爆発して・・・・」
でしたらば後者の方が明確な殺意、計画性があり罪が重いのでは?と考えます。
ご返答になっているでしょうか?

別件に対してもお答えありがとう御座います。
山口母子〜の事件でも疑問に思いましたので。
事件当初に被告少年が「後悔」し、「反省」し、「罪の深さに震えている」
状態、またはそのように振舞っていて
全く別の弁護団が担当していれば当時少年だった被告が
死刑にまでならなかった、のではないか?とも思いましたので。
「ぶれ」ですか・・・その辺が難しいところかも知れませんね。

3052ゼロ:2012/03/12(月) 14:16:02
>事件当初に被告少年が「後悔」し、「反省」し、「罪の深さに震えている」
状態、またはそのように振舞っていて
全く別の弁護団が担当していれば当時少年だった被告が
死刑にまでならなかった、のではないか?とも思いましたので。

大変失礼なこと言うようで申し訳ないのですが、
この山口母子殺害事件のことを知らなすぎますよね。

〇元少年が友人にあてた手紙の内容から反省がみられなかったこと。。
〇1・2審で無期懲役判決だったこと。
〇最高裁で高裁差し戻しで死刑になり上告棄却で死刑確定になったこと。
〇弁護人を引き受けたあの安田弁護士でさえも死刑回避できなかったこと。

3053雄峰:2012/03/12(月) 16:19:05
気を悪くされたら申し訳ありません。
ゼロ氏は源氏車氏の文章をちゃんと読んでいるのだろうか?

Yahooとか見ればわかるが「弁護の仕方が逆効果」の意見は少なくない。
加えて、ゼロ氏の指摘の通り、被告人には後悔とか反省が見られない。
だから、源氏車氏は被告人の改悛の情が著しく、弁護の方針も違ったら、
死刑判決にならなかった可能性もあると言っている。

条件が違えば結論も違った可能性があるって意見なんだから正しいと思うが?
それともゼロ氏は条件が違っても結論は同じだとでも言いたいのか?

3054ゼロ:2012/03/12(月) 19:49:19
>>3053

おっしゃる通りですね。

「事件当初に」という箇所を読み落としていました。
被告少年が「後悔」し、「反省」し、「罪の深さに震えている」
状態を第二次上告審判決前日の被告少年の言葉だと思っていたので
言葉は悪いですけど、いまさら反省している態度を示されても
判決は変わらないと思ったこととあの安田弁護士でさえも死刑回避
できなかったのに、と思ったのです。「弁護の仕方が逆効果」
という意見も分からないでもありません。結果は無期懲役→
差し戻し→死刑ですから、逆効果だったという可能性はありますね。

3055源氏車:2012/03/15(木) 00:00:57
ご意見ありがとう御座います。
回りくどい表現をして誤解を招いてしまい申し訳ありません。
雄峰様には代弁して頂き、ありがとう御座います。

3056紫煙狼:2012/03/16(金) 22:21:47
大変遅くなりまして申し訳ありません。これからゆっくりキーボードに向かいたいと思います。

丁度、光市母子殺害事件の死刑判決が確定したというYahoo!ニュースのコメント欄に、
興味深い投稿があったので紹介します。この投稿は2012年3月16日22時14分の時点で、
15582票の「私もそう思う」、463票の「私はそう思わない」を得票しています。

kil*lr*c*own(kil...)さん
>当然だろ
>日本は罰の文化の国だ

>償いは罰を受けることで成立する

こちらの方の意見が正しいか、誤りかに言及するつもりはありません。
また、賛同なさる方々が「当然だろ」に賛同なのか、「日本は罰の文化の国だ」に賛同なのか
「償いは罰を受けることで成立する」に賛同なのかは私には分かりません。

しかし、ひとつのデータとして看過すべきではない重要な意味があると考え紹介させていただきました。

私の考えは、このあと…。

3057紫煙狼:2012/03/17(土) 00:27:22
新美南吉さんの作品に「ごん狐」という非常に有名な児童文学作品があります。
内容は皆さんご存知だと思いますが、一応、下記にWikipediaのリンクを提示します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%94%E3%82%93%E7%8B%90

まず、被害者(遺族):兵十の気持ちを考えます。

兵十は余命いくばくもない自分の母のために鰻の罠を仕掛けましたが、ごんの悪戯のせいで、
母は鰻を食べることが出来ないまま、この世を去ります。兵十の親を思う気持ち、
鰻を食べて少しでも元気になって欲しいと願う心が、ごんの悪戯で踏みにじられました。
ごんのせいで、兵十の母は、たったひとつ、最後のつつましい願いすら叶うことなく、
そっと、この世を旅立ったのです。

直接、兵十の母の命を奪ったわけではないにせよ、兵十にとってごんは親の敵。
まして、それだけのみならず、ごんのせいで鰯泥棒の汚名まで着せられてしまいました。
相手はたかだか狐です。命の価値を考えてあげる義理は無い。まして狐は害獣です。
兵十にとって、ごんを駆除することは、敵討ちでもあり、世のため人のためでもあり、
仕返しでもあり、正義そのものだったと私は思います。

では、加害者:ごんの気持ちを考えます。

知らぬこととは言え、自分の犯した悪戯が、どんなに恐ろしく悲しい結果をもたらしたか、
ごんは後悔に悩み苦しみます。しかし、ごんは狐です。人間社会の仕組みがわからない。
そのせいもあって、ごんが「償い」と思ってやった鰯泥棒が、結果的に兵十を余計に困らせ
てしまう結果になり、いよいよ、自分の浅はかさを呪わずにはいられなかったでしょう。
そして、結果、誰の持ち物でもない、クリやマツタケを採取しては兵十につけとどける、
そんな償いの毎日のなかで、少しずつ、正直に、まっとうに生きる喜びを学びます。

二人(一人と一匹)の関係に、終焉は突然やって来ました。その日も、償いの気持ちを
届けに行ったごんを、兵十は「また悪戯しに来た」と思って撃ってしまいます。。。


作品の言葉に忠実に、そこに全ての真実が書かれているとすれば、以下の解釈は誤りですが、
私は敢えて、この時の兵十の考えを拡大解釈をします。

いま、目の前にいるごんが、まさに悪戯に着手しようとしているのかどうか、兵十は確認せずに
撃っています。なぜなら、兵十の考えるごんは、今では無くても、いつか必ず、また悪戯をして
皆を困らせる悪者なのですから、いわば、逃亡中の死刑囚。既に判決は下っており、ごんの動向を
さぐり見守るいわれはない。むしろ、飛んで火にいる夏の虫。ここで遭ったが百年目です。
引き金をひく指を躊躇する道理がありません。兵十は迷うことなく死刑を執行し、罰を与え、
社会正義を体現しました。

悪者が天罰を受け命を落とす。正義は必ず勝つ!勧善懲悪の素晴らしい物語です。
兵十が苦難を乗り越え、親の敵を撃つ姿に、皆さんも感動されたことでしょう。
天国のお母様も、きっとお喜びのはず…。

悪の権化、親の敵、社会の厄介者を退治したら、まるでRPGでモンスターが宝箱を持っているっように
クリやマツタケを持っていたごん。兵十は大喜びです。ごんの毛皮を売ればダブルラッキーですね。

にしては、妙に後味の悪い話です。

3058紫煙狼:2012/03/17(土) 00:27:58
そろそろ、ご理解いただけたかと思いますが、私にとって「償い」と「罰」は全く異質のものです。
「償いを果たしたから」と言って「罰を受けなくて良い」とも
「罰を受けたから」と言って「償いをしなくて良い」とも思いません。
そして「償い」と「罰」の比重を考えると、罰より何千万倍も償いの方が重要だと考えます。

もう少し、償いを掘り下げます。私の財布を盗んだヤツが居たとしましょう。

<事例A>
幸いにして、周囲の人々の協力もあって、この泥棒はスグに身柄を取り押さえられました。
「ほら!返せばいいんだろ!!」と言って、財布は無事に私の手元に戻りました。
物質的には、奪われたものが、そのまま帰ってきたのですから、私はそれ以上、この泥棒を
憎んだりする理由は無いはずなのですが、謝罪の気持ちが一切無いことに、どうも許せません。
「ごめんで済んだら、警察は要らないんだ!」と言って、交番に突き出すでしょうね。

<事例B>
残念ながら、泥棒を取り逃がしてしまった私。これからの生活費が心許ないですし、
「あの泥棒、今度見たら絶対に逃がさないぞ!」と復讐の誓いを立てる私でしたが、
数日後、どこからか差出人の名がない一通の手紙が届きました。
中を見ると、盗んだことを詫びる気持ちが面々と書かれた手紙と一緒に、千円札が数枚。
私が盗まれた額の10分の一にも満たない額ですが、手紙には「何ヶ月、何年かけてでも、
必ず返す」との言葉が。。。私はお人よしですから、この言葉を信じるでしょう?!


まぁ、事例Bでも、警察にその手紙を持ち込んで、そこから何らかの痕跡を見つけ、
犯人逮捕に繰り出してもらうという考え方もありますが、それは一旦置いといて、
どちらも犯人の言葉に一遍のウソもないとすれば、事例Bの犯人方が何倍も「償い」の
心境にあると考えられないでしょうか?

つまり、償いとは、自分の罪の大きさに正面から向き合い、反省し、悔い改め、
被害者に何らかの形で赦しを請い、その為に自分の身を粉にして、誠意を持って何かを
したいという気持ち。たとえ許してもらえないとしても、自分の出来る限りの誠意を、
まっとうな方法で被害者に伝えたいと考え、それを実行する「心がけ」ではないでしょうか?
表面だけ、形だけ、額面だけの弁償ではなく、うそ偽り無く、真心を持って、誠心誠意、
自分の罪を善行で埋め合わせたいと思う気持ちが「償い」なのではないでしょうか?

逆に言えば「自分の犯した罪を命で償う」などと言うのは、むしろ「都合の良い言い訳」であって、
「償い」の毎日、罪の意識、周囲の冷たい目から逃げているだけ。「償おうとする責務」からの
逃げでしかない。それが被害者の一番の望みであったとしても、それを都合よく「逃げ」の大義名分に
するなど、もってのほかである!と考えるのです。

3059紫煙狼:2012/03/17(土) 00:28:29
では、罰は何のために存在するのか。もし、被害者がその「償い」を受け入れ、
渋々でも赦す気持ちになったのであれば、罰には何の意味があるのでしょう?

こう考えると分かりやすいかもしれません。

・加害者の被害者に対するケジメが「償い」
・犯罪者の社会に対するケジメが「罰」

つまり、刑法犯罪に対し国家が罰を与えるのは被害者を慮るからではなく、
あくまで社会都合によるものでしかありえないし、そうでなければならない。
たまたま、社会と被害者の利害が一致する場合があったにせよ、
または、社会と被害者の利害が一致する場合が非常に多いにせよ、
社会の極めて一部でしかない被害者の救済のために罰を与えるのは論外。
国家は、もっと広く社会公共の利益のために罰を与えなければならないのです。

たとえば…。

被害者が自殺志願者だったとしても、それを知らずに殺した犯人は
決して「自殺幇助」ではなく「殺人罪」で裁かれなければならない。
被害者が周囲から疎まれ、恨まれ、嫌われていたとして、殺したことが遺族から
むしろ感謝されていたとしても、犯人は「殺人罪」で裁かれなければならない。

その罪の大きさは、犯人の犯行動機や残虐性や身勝手さから算出すべきもので、
被害感情の強さを反映する必然性は一切ないはずなのです。むしろ、被害感情の
強さ弱さに影響を受けてしまうような判決の出し方は誤っているとさえいえる。

そう考えてはじめて「被害者が存在しない犯罪」が成立しうると理解できるはずなのです。
そう考えてはじめて、刑の執行を終えるか、刑を受けなくなった日を起算日として…という
「前歴が戸籍から消滅する日」の存在に理解を示すことが出来るはずなのです。


(ちょっと疲れが溜まっているので、続きはまた後日。。。)

3060ああ:2012/03/17(土) 04:17:48
だからその償いやら反省やらが全く見え無いから死刑なんだろが。
反省どころか動機含めてほぼ事実関係すら認められず争ってる。
俺は例え宅間の様な凶悪事件でも真に反省したいと言う態度があれば
死刑は回避できると信じている。

3061減二:2012/03/17(土) 19:32:24
私が、もうめったに此処に来る事はありません。

>>3059
被害者が周囲から疎まれ、恨まれ、嫌われていたとして、殺したことが遺族から
むしろ感謝されていたとしても、犯人は「殺人罪」で裁かれなければならない。

被害者が周囲から嫌われるように、仕向けられたらそのようになるのではないかと思いました。
ごん狐のお話ありがとうございました。

3062減二:2012/03/19(月) 01:01:06
追伸

皆様へ、、
私のメールアドレスは変更されている為、送信が出来ません。
着信拒否をしているわけではなく、私のブログに嫌がらせのコメントが
度々送られてきたので、気味が悪くなって換えた為です。

以上、ご連絡まで。

3063源氏車:2012/03/20(火) 02:09:54
紫煙狼様、長文&連投お疲れ様です。紫煙狼様のお考えの一端にふれて
色々と思考中です。今後の投稿を心待ちにしております。

ごん狐、私も好きなお話です。インド童話?の「月の中のうさぎ」も好きです。
ヨーロッパ?の「クロウナガンさんの月と兎と鐘」も好きです。
なんだか?またスレ違いの書き込みかも知れませんが心の動きを良く表現しているお話なので
参考(対比)になるかな?と思いまして。

3064減二:2012/03/22(木) 20:08:40
再び、、
以前、2Chに私のホームページを晒されて酷い目にあいました。
新たに、「選んでいる問題」を更新しました。
今度は、リンク、転載、転送、複製は禁じます。
もし、それを行った場合には、リンク先がわかるようになっているので、
法的に処罰します。
https://sites.google.com/site/gequzuoqu/

3065紫煙狼:2012/03/28(水) 01:46:42
諸般の事情と言うか、不慮の事故と言うか…。

ちょいとした不注意と不運が重なって、少々、笑えない怪我をしてしまい、
その間の本業の遅れを取り戻すべく、悪戦苦闘しておりまして、
纏まった文章を投稿することができませんでした。
源氏車さんには、大変な不義理を働いてしまい、深くお詫び申し上げます。

さて、ああさんの>>3060
>だからその償いやら反省やらが全く見え無いから死刑なんだろが。
ですが、これがロジックとして正しいのかが私には疑問なのですね。
(もう少々、言葉遣いに心配りしていただけると大いに助かります。)

個人差もあれば、犯した罪の大きさにもよりますが、自分が犯した罪の重さに
正面から向き合うのには時間がかかっても仕方が無いのではないでしょうか?

そもそも「死刑」云々で題材にされるのは自分勝手で凶悪な犯罪を犯した人物
なのですから、それがホンの数年の間…言い換えれば「最高裁判決が出るまで」
の短い間に「償いの心境」に達するとは思えない。

(もちろん、被害者や遺族にとっては永遠に匹敵する長い時間ですが。)

死刑存廃の論議はさておき、死刑にするにしても、しないにしても、
罪を犯した者が「償いの心境」に至るのは社会の要望であると私は思います。
それこそ、以前、誰かが仰っていましたが「仏にして殺す」の如く、
死刑が確定した囚人でも、処刑の瞬間までには人の心を取り戻し、
自分の犯した罪を悔いて欲しいと願うのは自然なコトだと思うのです。

つまり

「償いやら反省やらが全く見え無いから死刑」というロジックからは
「死刑にして良いなら償いやら反省やらしなくて良い」が導き出せる。
本当にコレで正しいのかが疑問なのです。なぜなら、このままでは
「自殺志願者に犯罪を思いとどまらせる策が無くなる」のです。

よく「死刑を廃止すれば死刑による犯罪抑止効果が無くなって犯罪天国になってしまう」と
仰る方が居ますが、コレは果たして本当なのでしょうか?

と言っても、死刑が持つだろう犯罪抑止効果を否定する意図はありません。

そうではなく、罰が犯罪抑止効果を持つと考える場合、極刑が最も犯罪抑止効果が強いと
考えるべき出ると思うのですが、では、死刑の犯罪抑止効果はそこまで高いのか?
死刑よりも犯罪抑止効果が得られる罰はこの世に存在し得ないのか?
犯罪抑止の側面から死刑を捉えるなら、これが最も重要なテーマではないでしょうか?

3066紫煙狼:2012/03/28(水) 01:47:05
と、意見すると、死刑存置・推進派の方々からは「なら何か挙げてみろ」と言われて、
私も本当に困ってしまいますが、そういう短絡的な話をして居るわけではないのです。

私がいつも言っているのは

・死刑を亡くすために必要な項目をあげつらってみよう。
・今、死刑によって満たされている部分を他の策で代替できるのなら死刑は不要になる。
・もしかすると、死刑より理想的な刑罰があるのではないか?
・ある意味、死刑程度で満足していて良いのか?
・それを考えない限り、凶悪な犯罪は減らないのではないか?

ということで、そのために皆さんの知恵をお借りしたいのです。
何も「死刑は絶対にダメ。今日明日にでも廃止しましょう!」とは言っていないのです。
死刑を廃止するために必要な方策を施す前に、何らかの間違いで死刑を廃止してしまうのが
怖いのです。

よく、死刑廃止論を多数決問題に置き換えてしまう方がいらっしゃいますが、
先進国首脳会議などで期限を決めて死刑を廃止することが義務付けられたら?
「アメリカ・フランス・イギリス・日本」という母集団で死刑存廃の議決をしたら?
これを見ている皆さんがどんなに強く死刑廃止に反対しても、大国都合で無理やり制度を
返させられてしまう可能性が全くのゼロとはいえない。まさか死刑を存続させるために
大国相手に戦争をおっぱじめてしまうわけにも行かない。

だから、死刑を廃止するために必要な環境整備さえしてしまえば、
その後は死刑を存続させても廃止しても構わない。その備えをしたいのです。
決して犯罪者の人権を尊重することが主たる目的ではないのです。

それ自体は死刑存置派の人でも考えなければならないテーマの一つであると思うのですが…。

(またもや、続きは後日で…)

3067源氏車:2012/03/28(水) 23:52:25
紫煙狼様、怪我をしたとの事、大丈夫でしょうか?
どんなに忙しくとも休息は必要です。休むのも仕事です。休みましょう。

前回の投稿は多岐に渡る問題を一度に出されたので考えるのに時間が掛かりましたが
今回は議題が明瞭なので即投稿させていただきます。
>3065
加害者に償いの念をもってもらう事は望ましい事だと思います
「仏にして殺す」も強烈な表現ですが納得も出来ます。

加害者本人の償い、反省の気持ちがあればこそ償いになり
また、罰にもなるのではないか?という考えも理解できます。
ですが、そうでは無い加害者は?自殺志願者は?
これについては、うう〜ん、考え中です。

上と関連がありますが、刑罰の犯罪の抑止効果については
あまり有効とは考えておりません。
「人を殺したら自分も同じ目にあうかも?」この事を
どれだけの人が普段真面目に考えているのでしょうか?

罪を犯して反省するか、しないか、又は悪い事をした、しない、と思うのか?
それは本人にしか解りようが無いと考えておりますので。

3068にch炭:2012/04/01(日) 22:49:24
>>3066
>・死刑を亡くすために必要な項目をあげつらってみよう。
民意と代案

>・今、死刑によって満たされている部分を他の策で代替できるのなら死刑は不要になる。
民意と永久かつ完璧な隔離

>・もしかすると、死刑より理想的な刑罰があるのではないか?
何を理想とするかによって変わる
凶悪犯罪の減少? 犯人の更生? コストの削減?

>・ある意味、死刑程度で満足していて良いのか?
現状、死刑より良い刑罰がない以上、満足するしかない
個人が模索するのは勝手だが税金を投入するべきではないと思う

>・それを考えない限り、凶悪な犯罪は減らないのではないか?
刑罰のみが凶悪犯罪の抑制になるわけではないと思う
凶悪犯罪を減らすことが目的なら
死刑より優れた刑を模索するより効果的な方法があるのではないか


とりあえずこんな感じかなと

3069紫煙狼:2012/04/02(月) 16:08:23
>>3068
>>・死刑を亡くすために必要な項目をあげつらってみよう。
>民意と代案

なえるほど。「民意」が伴わない制度変更は勘弁願いたいですね。
では「民意」を得られる方法を考えませんか?民意は死刑に何を求めているのでしょう?
凶悪な犯罪者の命を奪うことで、社会はどのようなメリットを得ているのでしょう?
それが次に挙げる

>>・今、死刑によって満たされている部分を他の策で代替できるのなら

なのです。社会が死刑によって得ているメリットを他の方法でも得られるなら、
必ずしも死刑にこだわる理由はなくなりますよね?そこを上手く代替えできれば、
「今よりはずっと民意も得られるはず」というお話なので、この問いにもう一度
「民意」を挙げるのは循環的思考であまり建設的ではないと思います。

同時に挙げていただいた「永久かつ完璧な隔離」ですが、
逆に、本当に「永久かつ完璧な隔離」は必要なのでしょうか?
なぜ「永久かつ完璧な隔離」が必要なのでしょうか?
そこをもう少し突き詰めてみませんか?

(もしくは「永久かつ完璧な隔離」が必要なくなる方法を考えてみるのも良いでしょう。)

>>・もしかすると、死刑より理想的な刑罰があるのではないか?
>何を理想とするかによって変わる
>凶悪犯罪の減少? 犯人の更生? コストの削減?

凶悪犯罪が減少することは理想的ではありませんか?増えたほうが良いですか?
犯人が更生するのも、非常に喜ばしいことだと思いますよ?更生しない方が良いですか?
その上で、コストが削減できれば文句なしではありませんか?

せっかく、コストと言う話が出たので、ちょっと付け加えると、
「凶悪犯が更生するまでのコストをかけられないから処刑する」というのは
言い方を変えると「お金のために命を奪う」ということですよね?
確かにコストは低く抑えたいですが、私は「口減らし」という発想は避けたいです。

>>・ある意味、死刑程度で満足していて良いのか?
>現状、死刑より良い刑罰がない以上、満足するしかない

「我慢するしかない」が正しいのではないですか?
満足してしまったら、その上は望むことができないですよ。
現状に我慢しつつ、より高きを目指しませんか?

>>・それを考えない限り、凶悪な犯罪は減らないのではないか?
>刑罰のみが凶悪犯罪の抑制になるわけではないと思う
>凶悪犯罪を減らすことが目的なら
>死刑より優れた刑を模索するより効果的な方法があるのではないか

そうですね。「死刑より優れた刑を模索するより効果的な方法」を否定しません。
それも皆さんで一緒に考えていければ良いですね。

3070紫煙狼:2012/04/02(月) 16:08:51
ちなみに、私は死刑廃止について考える際に、かなり初期の段階で
「代替えは無理でしょう」と諦めてしまった点があります。

それは。。。

「やった!アイツが処刑された。セイセイしたぜ!」という爽快感。
「悪を滅ぼす」と言う名目で「人を滅ぼす」快楽。
許せぬ奴に残虐の極みを味あわせる喜び。

です。

こればっかりは、残酷な刑罰を禁止している現状においては、
死刑以外のいかなる方法でも得られないでしょうね。

前述した「お金のために殺す」も、いただけない話だとは思いますが、
この「爽快感のために殺す」というのも、いただけない話なので、
考慮に含まないことにしています。

3071雄峰:2012/04/02(月) 17:41:30
悪くとらないでほしいのですが、地味だなと思いました。
殺さずに済むなら殺したくないと考える人にしか通用せんでしょう。

みんな本当は、できれば適用範囲を広げて片端から死刑にしたいんだ。
殺さずに済ます方法を考えるなんて、とんでもない。
殺したいから死刑にする。殺さずに済ます方法があっても殺したい。

紫煙狼さんの言う代替案が見つかっても死刑以外に選択肢は無いんですよ。

3072にch炭:2012/04/02(月) 23:19:17
>>3069
>「凶悪犯が更生するまでのコストをかけられないから処刑する」というのは
>言い方を変えると「お金のために命を奪う」ということですよね?
>確かにコストは低く抑えたいですが、私は「口減らし」という発想は避けたいです。
お金があれば救える命はある、税金は有限
凶悪犯罪者を生かすために使うくらいならほかの人に使うべきでは?

3073にch炭:2012/04/02(月) 23:35:36
私が普段いる掲示板とはだいぶ雰囲気が違いますね
特に、廃止派が「死刑を廃止するには死刑より優れた代案が必要」
という認識を持っていることに驚きました

死刑より優れた代案を考える
その代案があれば死刑は無意味(もしくはマイナスになる)
だからその代案を用いることにして死刑を廃止しよう
という流れを作るのがこのスレの現在の主な目的ということでしょうか

3074減二:2012/04/03(火) 00:11:38
>>3073
>だからその代案を用いることにして死刑を廃止しよう
という流れを作るのがこのスレの現在の主な目的ということでしょうか

スレ自体の目的ではないですね。
それは、紫狼煙さんが勝手に思ったことでしょ。
他の人はそんな事はきっと思ってないですよ。
横レス失礼、、

3075源氏車:2012/04/03(火) 00:26:36
3074>
たしかにスレ自体の目的ではありませんね
ですが死刑制度を考えるのを書き込むのがこのスレだと思うので。
紫煙狼様や、にch炭様の書き込みも間違ってはいないと思います。

3076にch炭:2012/04/03(火) 01:54:44
>>3074
>>3075
なるほど、スレ自体の目的というわけではないのですね

しかし、死刑廃止ではなく代案を先に考えるのは正しい方法と思います
私が知っている廃止派は
死刑廃止のメリットを答えられない、代案もなしに死刑廃止を叫ぶだけ
という人ばかりなので

3077雄峰:2012/04/03(火) 12:06:51
>>3074
>紫狼煙さんが勝手に思ったことでしょ。
何とも無礼千万な物言いもあったもんだな。
「勝手に」は余計だろ。
アンタが出てくるとロクなことがない。

3078減二:2012/04/03(火) 14:55:11
>>3077
雄峰さんは、紫煙狼さんが私の事を酷く嫌っている事が判りませんか。
私が散々憎まれていて、ひと言書いたら、そのように非難されて、
さらに憎まれるのですから、私は、もう二度と此処には来ません。
さよなら。

3079雄峰:2012/04/04(水) 15:54:43
>>3079
およそ1年ほど前のやり取りを過去ログで見る限り、紫煙狼氏や他の皆さんには、
アンタを嫌う十分な資格とアンタを嫌う十分な理由があるようにしか見えないな。
それはアンタの引き起こしたこと、アンタが自分で嫌われるように仕向けたんだろ。
まず最初に「ごめんなさい」だろ?お前子供か?病人か?

>私は、もう二度と此処には来ません。
そのセリフ何度目だ?本当にロクでもねぇ奴だな。

3080紫煙狼:2012/04/04(水) 16:46:02
来月の講演会で話す内容の草案作成に忙しく、またもや遅れ気味ですみません。


>減二さん
私は別に貴方を嫌ったり憎んだりなんか、していませんよ?

貴方の発言に異を唱えない者、貴方の誤りを指摘しない者だけを集めて
友達づきあいしたいのなら、その輪の中には入ることはできませんが、
私は友人と思えばこそ、耳の痛いことも言わなければならない、
憎まれ役にならなければならない時もあると理解しているだけです。


>雄峰さん
上記のとおりですから、あまり減二さんを刺激しないでください。
煽り・中傷・不規則発言は慎んでいただけると助かります。
スレ趣旨とも異なりますし、面倒な事態になるだけですから。。。


>にch炭さん
誰一人として必要性を感じない制度を無くすのなら代案も必要ありませんが、
必要性を感じている人の方が多い制度に異を唱えるのですから、
両者が納得できる落としどころを見つけたいですよね。



死刑制度存廃の問題って、過半数を得られる、得られないの戦いで終わらせて
良い問題はないと思いませんか?よく、存置派の人たちは廃止派の人たちに
「なら俺たちを説得してみろ!」と仰いますが、逆に存置派の人たちの説明では
説得できていないから廃止派がいるわけです。

凶悪な犯罪を憎み、巻き込まれることに恐怖し、安全で快適な社会を願う気持ちは
存置派も廃止派も一緒のはずなのに、なぜ、互いの落としどころを探すことが
できないのでしょうね?なぜ両者が納得できる方向性を模索しないのでしょうね?

これって、死刑廃止派だけが考えなければならない問題ではないでしょう?
私一人の頭脳で考えても、両者が納得する案なんて生まれませんよ。
でも、三人寄れば文殊の知恵ではないですが、みんなで考えれば生まれるかもしれない。
両派が協力し合って良い未来を目指しませんか?

3081にch炭:2012/04/05(木) 09:13:22
>>3080
>必要性を感じている人の方が多い制度に異を唱えるのですから、
>両者が納得できる落としどころを見つけたいですよね。

>凶悪な犯罪を憎み、巻き込まれることに恐怖し、安全で快適な社会を願う気持ちは
>存置派も廃止派も一緒のはずなのに、なぜ、互いの落としどころを探すことが
>できないのでしょうね?なぜ両者が納得できる方向性を模索しないのでしょうね?
死刑存置と廃止が排反である以上
死刑存廃で落としどころを探すのはまず無理でしょうね
科学的にどちらが優れているか反論の余地なく完璧に証明されればいいのでしょうが・・・

社会をよりよくするということが目的の人同士なら
死刑存廃以外の部分で落としどころを見つける、ということも可能だとは思います
とにかく死刑を廃止(または存置)したいだけ、という人には無理でしょうね

3082にch炭:2012/04/05(木) 09:29:46
>>3080
>よく、存置派の人たちは廃止派の人たちに
>「なら俺たちを説得してみろ!」と仰いますが、逆に存置派の人たちの説明では
>説得できていないから廃止派がいるわけです。
どれだけ説明してもあーあー聞こえない、そんなんじゃ説得されてやんない、と言い張る人はいますね
というか私の知ってる廃止派はほとんどこれですね


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