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死刑制度についてひと言お願いします

2013カレーライス:2009/06/16(火) 01:26:46
>>2005
私は刑法というのはどれだけ年月を重ねてもさほど変わらないと考えています。
古来より刑というのはさほど変化がないものです。
大きく変わったことがあるとすれば人権という概念が生まれ、これを侵害するような刑罰(拷問など)が消えたくらいではないでしょうか。
ここに死刑が含まれるかどうかというくらいで服役刑や罰金刑は変わらず、あとボランティアなどを刑として課すかどうかに留まるでしょう。
もちろん無刑罰にもならないでしょうし、SFのような冷凍保存なんて刑罰も生まれることはないと考えています。

世界的に見て日本は人権後進国と呼ばれていますが、私個人はそれでも構わないとも考えています。
というのもEUやアメリカ、諸外国と比べて日本は全くことなる文化を継承しているからです。
まず日本はこの国際社会において非常に珍しい民族的要因を持っています。
それは諸外国のようにさまざまな民族が共存している国ではないことに起因しています。
それは日本はいまだに95%以上が大和民族(琉球民族、アイヌ民族を含む)というほぼ単一民族国家であるということです。
現在の国際社会でこの比率がほぼ変わらないことは異常ともいえますがこの民族形態によって人権後進国であっても成熟した独自の文化を持っています。
もちろん100年、200年先のこととなるとまた情況が変わってくるでしょうが、少なくとも数十年はこの状況が続くこととなるでしょう。
日本には世界より入ってきた人権という概念とともに日本独自の「和」という文化があります。
私はこの「和」の文化こそ世界に誇る日本の素晴らしい文化だと考えます。
「和」とは、「調和」であり、「融和」であり、そして「平和」です。
受け入れ、混じり合い、そして共に歩むことこそこの「和」の考え方であり、これこそ平和の文化ではないでしょうか?
そして日本のことわざに「罪を憎んで人を憎まず」というものがあります。
これは憎むべきは犯罪であり加害者であってはならない、そして、刑罰は犯罪に対して執行されるのであって加害者に対して執行されるのではないというものです。
私はこれこそ日本の刑罰のあるべき姿だと考えます。
私は「刑事裁判は犯罪を裁くために行われる」べきだと思います。
報復とは加害者に対して行われるのではなく、犯罪に対して行われるべきだと考えています。
加害者は生まれながらに犯罪者ではありません。
さまざまな社会の環境や人間関係の影響を受けて犯罪を犯す人格形成がなされ、そして犯罪を犯したときに初めて加害者となります。
犯罪者になるべく生まれたのではないことを忘れてはいけないのではないでしょうか。
かなり宗教的な表現になりますが、罪を罰で洗い流し、人として生まれ変わらせるための刑罰こそ日本の文化を象徴する刑罰となると私は思います。

まぁこの考え方も「古臭くてカビが生えた感情論だ」と言われるかもしれませんが日本人であるならば十分理解できるのではないでしょうか。


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