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第25回参議院議員選挙(2019年)

1330チバQ:2019/06/27(木) 10:45:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000084-jij-pol
「安楽死考える会」10人擁立=参院選
6/26(水) 15:37配信 時事通信
 政治団体「安楽死制度を考える会」(佐野秀光代表)は26日、参院選8選挙区に9人、比例代表に1人の計10人を擁立すると発表した。

1331チバQ:2019/06/27(木) 11:29:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00000002-khks-pol
<参院選福島>選挙に「美人か否か」必要? 女性対決で与野党弁士発言に違和感も
6/27(木) 9:20配信 河北新報
<参院選福島>選挙に「美人か否か」必要? 女性対決で与野党弁士発言に違和感も
女性議員を増やす活動を続ける市民団体が国会で開いた集会。古い意識は女性参画の障壁となる=5月23日
 7月4日公示、21日投票が決まった参院選の福島選挙区(改選数1)で、立候補予定者の容姿がたびたび話題に上っている。東北唯一の女性同士の対決構図がほぼ確定し、「美人か否か」を大っぴらに口にする両陣営に一部の有権者は違和感を示す。今回の参院選は「政治分野の男女共同参画推進法」が初適用される国政選挙だが、関係者の意識は旧態依然のようだ。

 「見た目は優しい感じでチャーミングでしょう。美人ではないけど」

 野党統一候補の元県議水野さち子氏(57)の集会が22日、伊達市であった。席上、総合選対本部長を務める国民民主党の増子輝彦参院議員(福島選挙区)が冗談めかして語ると、集まった支持者ら約120人から笑いが起きた。

 増子氏は19日の福島市での集会でも「ご覧の通り決して美人ではないが、非常にチャーミング」と水野氏を紹介した。

 伊達市の集会に参加した80代女性は「あんなことを言う必要はないし、同じ女性として『ノー』。職場ならセクハラになるのに、みんなが笑ったのも気になった」と話す。一方で「場を和ませるための発言だったのでは」(30代女性)と受け取る人もいた。

 3選を目指す自民党現職の森雅子氏(54)の陣営は4月中旬に郡山市であった集会で、元防衛相の稲田朋美衆院議員が「自分と森さんの共通点は2人とも美人ということ」「森さんがいるだけで華やかだ」などと発言。公明党県本部の幹部も同調した。

 「『他人の容姿に言及しない』という世間の常識に両陣営とも後れを取っている」。上智大の三浦まり教授(政治学)は、野党側は選挙を控えた候補者が弁士の発言に抗議できない構図である点、与党側は女性政治家の役割を外見的な魅力に押し込める点がそれぞれ問題だと指摘する。

 昨年5月に成立した政治分野の男女共同参画推進法は政党などに、候補者数をなるべく男女均等にする努力を求める。同法に関する参院内閣委員会の付帯決議には今後、内閣府が女性の政治参画の障壁などを実態調査する方針も盛り込まれた。

 三浦氏は「女性政治家が見た目に言及されることこそ障壁の一つ。ハラスメントを許す土壌となるような政治家の発言は厳しく批判されるべきだ」と訴える。

1332チバQ:2019/06/27(木) 11:59:48
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/319158/
立憲民主党会派の小川勝也氏 参院選不出馬 長男逮捕「ゼロではない」
06/26 18:38 更新
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 立憲民主党会派の小川勝也参院議員(55)=無所属、道選挙区=は26日、7月4日公示―同21日投開票の参院選に出馬しないことを表明した。北海道新聞の取材に答えた。政界引退については「この世界から離れることを決めたことではない」と否定した。

 小川氏は不出馬の理由について「出馬環境が整わなかった」と説明。同居する長男が女子中学生への強制わいせつ致傷の罪で逮捕・起訴された事件との関連については「ゼロではない」と述べた。

残り:192文字/全文:400文字

1333チバQ:2019/06/27(木) 13:08:25
https://www.asahi.com/articles/ASM6N5HL1M6NUTIL03P.html
東京)参院選公示まで1週間、主要政党が候補者擁立へ
2019年6月27日03時00分

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参院選の公示に向け、ポスター掲示場の設置も進んでいる=2019年6月25日、東京都新宿区

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 7月4日の参院選の公示まで、あと1週間となった。東京選挙区の改選数は6で全国最多。主要政党は1〜2人の候補者を擁立し、与野党の間だけでなく、野党同士でも激しい争いとなる見通しだ。議席の維持や奪取に向け、各陣営が活動を本格化させている。

自民
 6年前の参院選で、27年ぶりに東京選挙区で2議席を獲得した自民党。改選数が1増えた今回も、丸川珠代氏と武見敬三氏の議席維持を目指している。

 丸川氏は前回、106万票でトップ当選。元アナウンサーで五輪相も務めた高い知名度を背景に幅広く支持を訴える。武見氏は、前回は61万票で最下位(5番手)当選。「有権者に名前と顔が知られていない」と危機感を持ち、医師や歯科医師らでつくる団体など組織を頼りに、無党派層も取り込みたい考えだ。党内では、老後の生活費が2千万円不足するとした金融庁の報告書をめぐる問題が、政権批判票につながりかねないと警戒する声もある。

公明
 公明党は、党代表でもある山口那津男氏の4選を目指す。山口氏自身は応援で全国を回るため、支持母体の創価学会や地方議員らのネットワークで票を固める方針だ。「代表としての認知度は高いものの、(改選を迎える)候補者であることがまだ浸透していない」(都本部幹部)のが課題だが、前回を上回る80万票を目標に定める。

立憲
 野党第1党の立憲民主党は、元都議の塩村文夏氏、元朝日新聞記者の山岸一生氏の2氏を擁立し、2議席奪取を狙う。民主党時代の6年前は逆風のなか、1人に絞った公認候補が落選したが、立憲民主都連の手塚仁雄幹事長は「安倍政権に納得できない人たちの受け皿になる」と意気込む。

 今春の都内の統一地方選では女性候補が躍進するなど、一定の勢いを示した。ただし、今回擁立するのはいずれも新顔で、そろって当選するためには知名度の向上と票の分散がカギだ。塩村氏は区部を、山岸氏は多摩地域を重点地区に振り分け、浸透を図る。

国民
 国民民主党は新顔の水野素子氏を擁立する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員で、都連の川合孝典会長は「経験に基づく産業政策と子育て施策の充実を訴え、即戦力として期待できる」と胸を張る。知名度と党勢の向上が課題となるが、有権者が多い東京選挙区は比例票の掘り起こしにもつながるため、玉木雄一郎代表も支援に入る。

共産
 6年前の参院選で12年ぶりの議席獲得を果たした共産党は、吉良佳子氏の再選を目指す。公約に掲げたブラック企業対策を国会で重点的に取り上げてきた成果を強調。政権批判の受け皿が多様化しており、陣営幹部は全国的には野党共闘を進める中、共産党の存在感もアピールしたい考えだ。

れいわ
 同じく6年前に初当選した山本太郎氏は今春、新たに「れいわ新選組」を立ち上げた。前回のような脱原発のうねりはないが、演説で各地を行脚し、ビールケースの上に立って消費税廃止などを訴える。全国で候補者を擁立するため寄付金も募っており、山本氏の事務所によると、2億円ほど集まっている。寄付の金額や候補者の人選によっては、自身は比例区に回る可能性もあるとしている。

日本維新
 日本維新の会は、前都議の音喜多駿氏を公認。規制緩和による経済成長や教育の無償化など、維新が重点を置く政策を訴える。選対幹部は「維新は大阪カラーが強く、ローカル政党と見られがち」として、「払拭(ふっしょく)のためにも音喜多カラーを出していきたい」と話す。

社民
 社民党は全国一般三多摩労働組合書記長の朝倉玲子氏を擁立し、最低賃金や非正規雇用など労働問題を中心に訴える。野党が乱立する状況だが、都連代表の羽田圭二氏は「厳しい戦いになるのは承知の上だ。労働相談に長年携わってきた経験を生かしたい」と話す。

     ◇

 東京選挙区にはほかに、オリーブの木や、NHKから国民を守る党、幸福実現党なども候補者を擁立するほか、無所属で立候補する動きもある。

東京選挙区の予想顔ぶれ
武見敬三 67 自現
丸川珠代 48 自現
山口那津男 66 公現
塩村文夏 40 立新
山岸一生 37 立新
水野素子 49 国民新
吉良佳子 36 共現
音喜多駿 35 維新
朝倉玲子 60 社新
山本太郎 44 れ現
大橋昌信 43 諸新
七海ひろこ 34 諸新
溝口晃一 50 諸新
関口安弘 67 無新
森純   71 無新

1334チバQ:2019/06/27(木) 13:31:17
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201906/CK2019062702000145.html
<参院選>来月4日公示 現新5人名乗り 東海第二再稼働「反対」票どこへ

2019年6月27日


 参院選公示が七月四日に決まり、事実上の選挙戦に突入した。茨城選挙区(改選数二)は今のところ、現新五人が立候補を表明している。東海村の東海第二原発の再稼働の是非が争点の一つとなる中、自民候補は立場を曖昧にし、主要野党の候補はこぞって反対の姿勢を示す。反対の票が割れることになりそうだ。 (鈴木学)

 立候補を表明しているのは、元県副知事で自民現職の上月良祐さん(56)、元経済産業省職員で立憲民主新人の小沼巧さん(33)、元県議で共産新人の大内久美子さん(69)、元那珂市長で日本維新の会新人の海野徹さん(70)、元東京都江戸川区議で政治団体「NHKから国民を守る党」新人の田中健さん(53)。

 上月さんは再稼働の是非を明言しない。その上で「エネルギーはベストミックス。原発はベースロード電源で考えるべきだと思う」と、立候補予定者で唯一原発を活用していくとの見解をとる。

 一方、全ての原発の廃炉を求める「原発ゼロ基本法案」を国会に提出している立民、共産は、再稼働に反対の立場だ。小沼さんは「避難計画やテロ対策、住民合意の観点などから反対せざるを得ない」と主張、大内さんも「東海第二は廃炉に。再生可能エネルギーへの転換を図る」と力を込める。

 海野さんは那珂市長時代に再稼働反対を打ち出したこともあり「再稼働に徹底的反対する」との姿勢。「国政の場でエネルギー政策の転換に全力を注ぎたい」と意気込む。

 田中さんは、選挙での訴えは、団体が掲げる「NHKをぶっ壊す」との主張が中心のため、個人的意見として「原発は廃止した方がいい。人知を持って扱うのは難しい」と原発の廃炉を主張する。

 ◇ 

 茨城選挙区は、自民と、旧民進などの野党第一党が長く議席を分けあってきた。そこに維新や共産が割って入るかが注目される。

 今回、旧民進系の候補者選びは混迷を極めた。国民の公認候補予定だった現職の藤田幸久議員が立民に電撃移籍したことが引き金だった。国民県連と立民県連、支援団体の連合茨城は一時、国民系県議の擁立でまとまったが、国民と、原発政策で異なる立民の党本部は小沼さんを擁立。国民は「立民とぶつかりあえば、与党を利するだけ」と候補者を擁立しなかったが、小沼さんの推薦や支持も見送り、溝ができたままだ。

 一方、自民も、野党の混乱に乗じ二人目擁立が取り沙汰された。しかし、過去に二人擁立しても、当選一人が続いたこともあり、安全策をとったとみられる。

1335チバQ:2019/06/27(木) 13:32:11
https://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201906/CK2019062702000139.html
<参院選>千葉選挙区、6人の争いか 公示まで1週間 事実上の選挙戦スタート

2019年6月27日


写真
 二十六日の臨時閣議で、参院選の日程が七月四日公示、二十一日投開票に決まった。千葉選挙区(改選数三)では自民、立民、共産の三党が計四人の独自候補を擁立。諸派の二人を加えた計六人による戦いが見込まれる。二十六日に国会が閉会し、公示まで一週間と迫る中、事実上の選挙戦がスタートする。四十万〜五十万票を当落ラインとした攻防が繰り広げられそうだ。 (村上豊)

 主要政党で立候補を予定するのは、自民現職の石井準一(61)、豊田俊郎(66)、立民現職の長浜博行(60)、共産新人の浅野史子(48)の四氏。ほかに「NHKから国民を守る党」、「安楽死制度を考える会」からそれぞれ新人一人が出馬の動きをみせている。

 主な政党の立候補予定者は、前回の二〇一六年が自民と民進が二人ずつ、共産一人の三政党の五人。前々回の一三年は自民二人に民主、みんな、生活、共産、維新の六政党の七人。候補者全体でも前回の八人、前々回の九人と比べて少なくなりそうだ。

 自民は過去二回と同様、二人を擁立し、公明の推薦を得て二議席の維持を狙う。前回は二人の擁立で一人の当選だった旧民主・民進は、立民から一人のみが出る。国民は独自候補を立てず、同党を除籍処分になった立民候補を支持する。共産は前回次点だった候補で初の議席獲得を目指す。

 過去二回の候補者の得票をみると、自民が二人で百三十三万票と百九万票。民主・民進は前回が二人で七十八万票、前々回は一人で三十八万票。共産は一人ずつで三十五万票と二十三万票だった。

 最下位の当選は、前回が四十七万票、前々回が三十八万票で、当落ラインは四十万票前後だった。今回は候補者数が六人で少なく、票が分散せずに当落ラインが上がる可能性もある。ある政党関係者は「五十万票がボーダー」とみる。

1336とはずがたり:2019/06/27(木) 14:19:27
共産公認の野党統一候補を推薦せず
参院選福井選挙区で3野党
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/882859
2019年6月27日 午前7時20分

 立憲民主党、国民民主党、社民党の福井県内3野党が、参院選福井選挙区で立候補を予定している共産党公認の野党統一候補、山田和雄氏(51)に推薦や支持を出さない見通しとなった。党独自の行動はせず、県内野党組織と市民団体でつくる「ピースふくい」のメンバーとしての協力にとどめる方針。

 立民県連合は6月24日の運営委員会で、推薦や支持は出さないものの「ピースふくいの中でできることについて協力していく」との方針を確認した。野田富久代表は「共産公認候補に対し、党を挙げての応援は難しい」と話した。

 国民県連も推薦や支持を協議する予定はない。斉木武志代表は「山田氏が無所属でなく共産公認になったので、選挙協力は対立候補を出さない形にとどまる」と話した。

 社民県連合は25日の選挙対策委員会で、「社民の比例候補当選に向けて全力を挙げるのに合わせて、山田氏に協力する」という方針を決めた。龍田清成代表は「推薦や支持がないだけで、野党共闘としての選挙協力はさせてもらう」と強調した。

 共産県委員会の南秀一委員長は「各党の事情を尊重しながら、最大限の力を合わせていきたい」としている。

1337チバQ:2019/06/27(木) 17:10:12
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2019/sanin/news/201906/0012463147.shtml
2019/6/27 06:30
5人名乗り、激戦の様相 立候補予想者と情勢 
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 参院選兵庫選挙区は2016年の前回に続き、今回も改選数が1増の3となり、立候補を表明した与野党5人の争いが予想される。「政治の安定」を争点に挑む自公はいずれも新人を立て、2議席獲得を目指す。女性候補を立てる立民は、国民民主党の擁立断念で旧民進党系の結集を模索。共産新人は消費税増税反対などを訴え、唯一の現職を抱える維新は議席の死守を目指す。他にも立候補を目指す動きがある。

 鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相(昨年12月死去)の後継に選ばれた自民新人の加田は、団体や企業を回り支持固めを急ぐ。兵庫県内選出の国会議員や県議らが開く会合などに出席し、4期務めた県議の実績をアピール。知名度の向上を図るため精力的に県内を駆け巡る。

 公明新人の高橋は昨年7月以降、県内全市町を訪問し、党主催の講演会を各地で開催。山口那津男代表ら党幹部も度々来援し、支持母体・創価学会を挙げた前哨戦を展開する。自民の推薦を受けて企業や団体回りを重ねる一方、街頭でも支持拡大を訴える。

 3月に立候補を表明した立民新人の安田は、推薦を受けた連合兵庫の傘下労組を中心に回り支持を要請。枝野幸男代表らの来援も度々受けるほか、地方議員の集会にも出席している。国民の擁立断念を受け、前回選挙で失った旧民進系の議席奪還をうかがう。

 前々回から3度目の挑戦となる共産新人の金田は、集会や街頭演説で主張を訴え、市民団体とも積極的に連携。従来の支持層に加え、若者や子育て中の母親らへの浸透も図る。LINEなどのインターネットツールも駆使し、行動力や人柄をアピールする。

 唯一の現職となる維新の清水は、国会の合間を縫って県内各地を回り、駅前などで党の施策を訴える。大阪府知事・市長ダブル選での圧勝などを追い風に、地方議員による応援態勢を強化。街頭活動やミニ集会でのビラ配りなどに注力し、浸透を目指す。

 16年 自公お 13年 自い

    (三-5)=改選数1増=

 加田裕之 49 元兵庫県議  自新
 高橋光男 42 党国際局次長 公新
 安田真理 40 元民放アナ  立新
 金田峰生 53 元兵庫県議  共新
 清水貴之 44 党政調副会長 維現

【名簿の見方】先頭行は前回2016年、前々回13年の当選者の政党名を得票順に記載。続くかっこ内は改選数、立候補予想者数。予想者の氏名(本名の漢字書き、敬称略)に続き、27日現在の満年齢、肩書、党派、現元新別を記載。立候補予想者は26日現在の神戸新聞社調べ。名簿の並べ方は①参院の各党勢力②現元新③五十音-の順。

 ▽党派の略称 自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、共=共産党、維=日本維新の会。16年当選者の「お」はおおさか維新の会、13年の「い」は当時の日本維新の会。

1338チバQ:2019/06/27(木) 17:11:29
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190627_21040.html
<参院選 いざ決戦>青森/敵地での得票に腐心

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 参院選(7月21日投開票)は4日の公示まで1週間となった。改選数各1の東北6選挙区では12人が立候補を予定する。老後資金2000万円報告書問題、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の調査ミスなど、争点が急浮上する中、自民、公明の与党と、統一候補を擁立する野党が激突する。各選挙区の焦点を追った。(6回続き)

 再選を狙う自民党現職の滝沢求に、立憲民主党が立てる野党統一候補で新人の弁護士小田切達が挑む。滝沢は青森県八戸市など南部地域が地盤で、小田切は津軽地域の同県弘前市出身。与野党対立の構図に青森県特有の地域バランスが絡み合う。

◎与党実績を強調

 今年相次いだ地方選を生かしたのは滝沢。4月の県議選や6月の知事選で、自民が推す候補者の街頭演説に立つなど精力的に活動し、県内を一巡し終えた。
 政権与党のメンバーである意義を前面に押し出し、経済成長など安倍政権の実績を強調。地方創生の推進などを公約に掲げ「雇用を創出し、人を呼び込み、地域の活性化を図る。全世代が安心して暮らせる社会をつくりたい」と訴える。
 県議や市町村議を多数抱える自民の強固な組織力を中心に、全県的に人気の高い知事三村申吾をはじめ、首長の多くも滝沢の支援に回る。県内の業界団体からも着々と推薦を取り付け、支持基盤を固める。
 懸念材料は県議選での自民重鎮2人の落選。各選挙の陣頭指揮を執ってきた2人が地盤とした津軽地域で、集票を維持できるか。県連関係者は気をもむ。
 滝沢は「津軽での浸透が、まだ足りない」と危機感を抱く。選対本部長で自民県連会長の衆院議員(比例東北)江渡聡徳も「大変厳しい戦いが予想される」と気を引き締める。

◎「安倍1強」批判

 小田切は街頭演説を中心に知名度向上を図る。安倍1強をターゲットに、批判票を取り込む算段。「アベノミクスで一部の富裕層が豊かになっただけ。青森に恩恵はない」と繰り返す。
 立民の組織が比較的弱い八戸市では、国民民主党が戦いを主導。2016年の参院選で、野党統一候補として自民候補を破った参院議員(非改選)の田名部匡代が「3年前の再現を目指そう」と呼び掛ける。
 合同選対本部長を務める立民県連代表の山内崇は「敵地、南部での得票が重要だ」と強調。14日には立民代表の枝野幸男が八戸入りし、てこ入れを図った。
 公認候補を取り下げた共産党も積極的に支援。23日には同党衆院議員(比例東北)の高橋千鶴子と小田切が並んで街頭に立った。
 各党が共闘の難しさを抱える。国民県連代表の田名部は「選挙区は立民を推すが、わが党の比例得票と、うまく連動させられるか」と苦悩する。社民党県連代表の三上武志は「比例で得票できなければ、党は崖っぷちに立たされる」と危機感をあらわにする。
(敬称略)


関連ページ:青森政治・行政
2019年06月27日木曜日

1339チバQ:2019/06/28(金) 20:17:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000007-kumanichi-l43
「年金問題」逆風を警戒 組織戦の自民党熊本県連 <参院選くまもと「臨戦の構図」>
6/28(金) 12:07配信 熊本日日新聞
「年金問題」逆風を警戒 組織戦の自民党熊本県連 <参院選くまもと「臨戦の構図」>
自民党県連が開いた選対本部会議の終了後、友好団体の関係者と握手する馬場成志氏=22日、熊本市中央区
 「参院選に向けて緩んでいるという声がある。だが、相手が誰であろうと最後の最後までやり抜くのが自民党の選挙だ」

 22日、熊本市内のホテルで開かれた自民県連の参院選対策本部会議。幹事長の松田三郎は県議や友好団体幹部ら約180人を前に、引き締めを図った。

 自民が熊本選挙区(改選数1)に擁立した現職馬場成志(54)は初当選した6年前、45万票余りを獲得し、民主党現職に2倍以上の大差を付けた。県連はその再現を狙う。

 今回は12年に一度、統一地方選が重なる「亥[い]年選挙」。12年前は「消えた年金」問題で与党が大敗し、第1次安倍内閣退陣の引き金となった。「風に左右されない準備をしてきた」。県連会長の前川收は、苦い記憶を踏まえて布石を打った。

 前哨戦となる4月の県議選に向け、候補者と馬場が横並びで写ったポスター作成を指示するなど二つの選挙を徹底して連動させた。6月に来熊した党選対委員長の甘利明は「県議とのツーショットは他県では聞いたことがない」と舌を巻いた。

 県議選で1増の37議席とした余勢を駆って、強固な組織戦の網も張り巡らせた。業界団体の推薦は150を超え、公明党の推薦も取り付けた。選挙期間中、全市町村で最低1カ所は街頭演説する予定だ。

 ところが6月に入ると、公的年金では高齢夫婦世帯は「月5万円の赤字」と報告書に記載した金融庁金融審議会の「老後資金2千万円」問題が急浮上。安倍政権は報告書を受け取らない対応で沈静化を図ったが、野党は参院選の争点化を狙い、攻勢を掛ける。

 馬場自身、22日の選対会議で「(公的年金は)長生きすれば、掛け金より多い額がもらえる。国民が生活できない状況を、自民が放っておくわけがない」と火消しを急いだ。

 県議の1人は「本格的な逆風にならなければいいが」と民意の動向に神経をとがらす。10月に控える消費増税も、共同通信社の直近の全国世論調査で引き上げ「反対」が半数を超えており、不安材料の一つだ。

 農業票の出方も見通せない。米大統領のトランプは5月、農産物の関税引き下げなどを巡る日米貿易交渉の妥結を、参院選後まで待つ考えを表明した。首相安倍晋三の意を酌んだとみられるが、JAグループ熊本の政治団体・県農業者政治連盟の幹部は「日本が大幅譲歩する『密約』があるのではないか」と勘繰る。

 県農政連は3月、馬場と「日米貿易交渉はTPP(環太平洋連携協定)水準を超えない」とする政策協定を結んだ。しかし、「TPP反対」など過去に自民候補と結んだ政策協定は、「なし崩し的に守られなかった」との不満が農政連側に今もくすぶる。

 「農家に『何が何でも自民』という熱はない。消去法ですよ」。県北のJA組合長が冷ややかにつぶやいた。=文中敬称略

     ◇

 7月4日公示、21日投開票の参院選が間近に迫った。熊本選挙区で、与野党対決に臨む2陣営の現場を追った。(参院選取材班)

(2019年6月28日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

1340チバQ:2019/06/28(金) 20:18:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00000634-san-pol
安楽死制度会、参院選で10人擁立発表
6/27(木) 20:54配信 産経新聞
安楽死制度会、参院選で10人擁立発表
安楽死制度を考える会の浜田健氏
 政治団体「安楽死制度を考える会」は27日、参院選の公認候補として10人を擁立すると発表した。いずれも新人で、内訳は以下の通り。(敬称略)

 【比例代表】佐野秀光

 【選挙区】北海道=中村治▽埼玉=佐藤均▽千葉=門田正則▽東京=横山昌弘▽神奈川=加藤友行▽愛知=牛田宏幸▽大阪=浜田健▽福岡=本藤昭子▽選挙区未定=鮫島良司

1341チバQ:2019/06/28(金) 20:23:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000018-khks-pol
<参院選 いざ決戦>岩手/巡る因縁 互いに挑発
6/28(金) 14:56配信 河北新報
<参院選 いざ決戦>岩手/巡る因縁 互いに挑発
(写真:河北新報)
 自民党が民主党政権の初代復興相を担げば、野党共闘の新人には旧自由党代表小沢一郎(衆院岩手3区)と知事達増拓也が後ろ盾になる。参院選後の知事選と県議選(9月8日投開票)にも影響する一戦は、立候補予定者にも増して周囲の舌戦が熱を帯びる。


 4選を目指す自民現職の平野達男は知名度で優位に立つ。党内には「事実上の信任投票」と強気の発言も飛び交う。1992年を最後に選挙区で勝利したことのない自民は「これまでにない候補」(県議)に懸けた。

 この間、自民の前に立ちはだかったのが野党勢力だった。敵陣へ寝返った平野に敵意をむき出しにし「盗まれた議席を取り戻す」(県議)。無所属新人の元パラリンピック選手横沢高徳に連勝記録更新を託す。

 元農林水産官僚の平野は、選対総括本部長に県漁連会長を招き入れた。東日本大震災からの復興途上にある1次産業を重視する戦略だ。復興相時代に築いた市町村長にも働き掛けを強めている。

◎不信感払拭急ぐ

 ただ、民主から無所属を経て入党した旧敵を旗頭とすることに違和感を抱く党員は少なくない。平野には2015年知事選で自民の支援を得ながら、告示直前に立候補を取りやめた自責点もある。

 不信感払拭(ふっしょく)に精力を注ぎ込む平野は、ここまで県議らの先導で51市町村支部、23職域支部の行脚を続けてきた。

 26日の総決起集会に駆け付けた党政調会長岸田文雄も地元の雰囲気を察知。「野党に公約実現能力はあるだろうか」とあおり、与党の団結を促した。

 国民民主党と旧自由の合流を巡るお家騒動で空中分解寸前に至った野党共闘は、公示が近づくにつれ再び結束していった。5月下旬には立憲民主党県連も発足。国民、共産、社民の各党と戦線を組む。

◎野党、知事と連動

 「無名の新人」(陣営幹部)横沢が頼りにするのは、岩手野党共闘の象徴である現職知事だ。

 達増は自身の後援会を次々と横沢後援会に切り替えて「小沢仕込みの陣構え」(野党県幹部)を築く。自らの知事選でも野党に推薦を要請。横沢と完全相似形の選挙態勢を整えた。

 「横沢さんに期待している」「多数の県民が支持する野党こそ県民党」。選対責任者然と振る舞う達増が政権与党を挑発する。(敬称略)

1342チバQ:2019/06/28(金) 20:24:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000017-khks-pol
<参院選東北>比例が主戦場、公明と共産 「共闘」埋没と紙一重
6/28(金) 14:55配信 河北新報
<参院選東北>比例が主戦場、公明と共産 「共闘」埋没と紙一重
街頭でマイクを握る公明の比例現職(中央)の応援に、宮城選挙区の自民現職(右)が駆け付けた=23日、仙台市宮城野区
 7月4日公示、21日投開票の参院選東北6選挙区(改選数各1)で、比例代表が主戦場の公明、共産両党がそれぞれ他党との連携に力を入れている。両党は、各地域に根を張る組織力が強み。選挙区との連動に活路を見いだすが、他党共闘という「現実路線」が独自色を薄めるジレンマも抱え、党勢拡大は一筋縄ではいかない。


<公明/政策実現強みを前面>

 「政権が安定していて初めて政策を実行できる」

 仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城で24日にあった公明の講演会で、井上義久副代表(衆院比例東北)は自民党との連立政権の安定性を前面に押し出し、支持を訴えた。

 宮城選挙区で4選を狙う自民現職と比例で再選を期す公明現職が両手でがっちり握手。「事実上の総決起集会。成功だ」。庄子賢一宮城県本部代表は手応えを口にした。

 公明が自民と連立を組んで20年。「選挙区は自民、比例は公明」の訴えは定着した感もある。強固な連帯は、10月の消費税増税に伴う軽減税率導入など看板政策の実現を後押しする。

 一方で埋まらない溝も浮き彫りになる。安倍晋三首相が参院選の争点として強調する憲法改正には「今はその段階にはない」(山形県本部幹部)と慎重姿勢を崩さない。

 与党の強みと党の理念との間で揺れる公明。前回2016年参院選の比例は東北で48万票を得た。17年衆院選は1万5000票減らし、14年に続く東北2議席に届かなかった。

 票の上積みに懸命な公明が気に掛けるのは、野党が争点化をもくろむ「老後資産2000万円問題」。宮城県本部関係者は「野党に追い風が吹かないでほしい」と警戒する。

<共産/支持に厚み意義強調>

 仙台市青葉区の仙台国際センターで23日にあった共産の演説会。支援する宮城選挙区の立憲民主党新人を前に、共産の山下芳生副委員長が熱弁を振るった。「共闘が広がり、共産も躍進する」。連携の意義を強調した。

 2016年参院選で東北の野党勢力は選挙区候補を一本化し、5勝1敗の大勝。福島県委員会の町田和史委員長は「異なる政党が一緒に戦うことで支持に厚みが生まれる」と振り返る。

 15年知事選から共闘関係が続く岩手で共産はさらに活気づく。小池晃書記局長は2日に一関市総合体育館であった党の演説会後に「岩手を最重要区と位置付けて戦う」と力を込めた。

 共産が選挙協力に熱心なのは、自公が政権を奪還した12年衆院選以降、野党票が与党票を上回る逆転現象が各地で起きているからだ。一本化で非自民票の分散は避けられている。

 反面、生活や福祉分野などで掲げる独自政策の存在感は薄まっているのも事実だ。宮城県委員会関係者は「相乗り政策が目立ち、昔からの支持者が離れないか心配だ」と気をもむ。

 選挙区候補を取り下げた影響は大きく、16年参院選で39万票だった東北の比例票は、17年衆院選で31万票と大きく減らした。今回の参院選は、共産が共闘効果を生かせるかを見極める試金石となりそうだ。

1343岡山1区民:2019/06/28(金) 20:39:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000629-san-pol
87歳の野末陳平氏が参院選出馬へ 「高齢者の声反映させる」
6/28(金) 20:25配信 産経新聞
87歳の野末陳平氏が参院選出馬へ 「高齢者の声反映させる」
参院選東京選挙区への出馬を表明した元参院議員の野末陳平氏=28日、都庁(松崎翼撮影)
 元参院議員の野末陳平氏(87)が28日、7月の参院選東京選挙区(改選数6)に無所属で立候補する意向を表明した。都庁で記者団の取材に答えた。

 「高齢者の生の声を反映させたい」と野末氏。「今の政治家は僕の時代よりもレベルが落ちて劣化している。税金、年金、医療が高齢者の不安材料になっている」と指摘し、「老後資金2千万円問題」をめぐる与野党の姿勢などを批判した。

 高齢による健康不安については「心臓の不整脈で医師からは出馬しないよう警告されている」としながらも、「体力と相談しながら年齢に応じた選挙運動をする」と話した。

 野末氏はテレビタレントとして活躍後、昭和46年に参院選に初当選し、4期務めた。

1344チバQ:2019/06/29(土) 08:55:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00010004-bbcbiwakov-l25
【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
6/28(金) 19:20配信 BBCびわ湖放送

BBC びわ湖放送

参議院議員選挙は、7月4日(木)公示。21日(日)投開票と確定しました。もう公示まで1週間切っています。

【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
BBC びわ湖放送
滋賀県選挙区の改選数は1。これまでに、立候補を表明しているのは2人です。
自民党公認・公明党推薦の現職 二之湯武史さん(42)。
無所属 新人・前滋賀県知事の嘉田由紀子さん(69)。
嘉田さんは、無所属ですが、今回、立民・国民・共産・社民、この4党の野党統一候補として立候補予定です。ですので、自公の与党と野党との事実上の一騎打ちとなりそうです。

【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
BBC びわ湖放送
自民党・現職 二之湯武史さん(42)。
教育・文化・スポーツの分野などでの1期・6年の実績を強調し、公明党との連携で、安倍政権を継続し、安定した政治や経済政策をと訴えます。「時代は大きく変わり、彼女がいう「もったいない」ダムはいらない新幹線の駅はいらない。そういう時代ではない。」

ただ現職といえども、自民党にとって相手の嘉田さんは、知事選で負け続けた長年の宿敵。自民党としては、絶対に負けられない選挙と気を引き締めます。今月23日には、党本部から甘利明選対委員長が滋賀県を訪れ、党員らに協力を呼びかけました。

【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
BBC びわ湖放送
無所属・新人 嘉田由紀子さん(69)。
滋賀県知事を2期8年務めています。
「もったいないで2期8年の成果を出させていただいたみなさんそこについてはご理解いただけるでしょうか」
子育てや防災といった2期8年の知事時代の実績を訴え、支持拡大を急ぎます。

今回の選挙で立憲民主・国民民主・共産・社民の4党は、安倍政権打倒のため、候補者1本化に向けての協議を進めてきましたが、最終的に国民が推す嘉田さんが、野党統一候補として無所属で出馬することが決まりました。
今月16日に嘉田さんは、共産党の演説会に出席。共産党の小池晃書記局長は、党員らに嘉田さんへの協力を求めました。

【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
BBC びわ湖放送
正式に立候補を表明しているのは、今のところこの2人ですが、政治団体「NHKから国民を守る党」も、候補擁立に向けて準備を進めています。

1345チバQ:2019/06/29(土) 08:56:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000041-san-l13
野末氏が参院選出馬表明 87歳元職「高齢者の声反映」
6/29(土) 7:55配信 産経新聞
 元参院議員の野末陳平(のずえ・ちんぺい)氏(87)が28日、7月の参院選東京選挙区(改選数6)に無所属で立候補する意向を表明した。都庁で記者団の取材に答えた。

 「高齢者の生の声を反映させたい」と野末氏。「今の政治家は僕の時代よりもレベルが落ちて劣化している。税金、年金、医療が高齢者の不安材料になっている」と指摘し、「老後資金2千万円問題」をめぐる与野党の姿勢などを批判した。

 高齢による健康不安については「心臓の不整脈で医師からは出馬しないよう警告されている」としながらも、「体力と相談しながら年齢に応じた選挙運動をする」と話した。

 野末氏はタレントとして活躍後、昭和46年に参院選に出馬して初当選し、4期務めた。

1346チバQ:2019/06/29(土) 08:57:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000135-mai-pol
脳性まひの重度障害者女性、れいわ新選組から出馬表明
6/28(金) 22:00配信 毎日新聞
脳性まひの重度障害者女性、れいわ新選組から出馬表明
支援者の介助を受けながら参院選への立候補を表明する木村英子氏=東京都内で2019年6月28日午後4時3分、宮原健太撮影
 脳性まひで重度障害者の木村英子氏(54)=東京都多摩市=が、7月の参院選に政治団体「れいわ新選組」(代表・山本太郎参院議員)から出馬する。選挙区は未定。木村氏は28日、東京都内で記者会見し、「国政の意思決定の場に障害者の私が加わることで、障害者も健常者と同じように生活できる環境を整えたい」と述べた。

 木村氏は生後8カ月で脳性まひを患い、両足や左手がほとんど動かず、車椅子生活を送っている。「多くの障害者は施設に閉じ込められ自由がない」と感じ、ヘルパーなどの助けを借りながら行政に障害者支援の強化を求める活動に取り組んできたという。体調に考慮しつつ、演説など選挙活動に取り組む。【宮原健太】

1347チバQ:2019/06/30(日) 16:53:49
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190628_11019.html
<参院選宮城>対決ムード一気 1議席の争い、結束訴え

立候補予定者の決意表明を聞き、拍手する支持者ら
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 通常国会閉会から一夜明けた27日、参院選(7月4日公示、21日投開票)宮城選挙区に立候補を予定する自民党現職愛知治郎氏(50)、野党統一候補で立憲民主党新人石垣のり子氏(44)の2人は党関係の会合などに出席し、決戦に向け闘志をみなぎらせた。両陣営は結束を誓い、1議席を争う対決ムードは高まった。
 愛知氏は同日夜、仙台市青葉区のホテルであった党県連主催の政経セミナーに出席。講師として招かれた菅義偉官房長官と壇上で固い握手を交わし、与党色を前面に押し出した。
 菅氏は「財務副大臣として宮城のため、東北のために大変な努力をして復興に尽力した」と強調。「宮城は大接戦だ。支援の輪を広げてほしい」と呼び掛けると、会場を埋めた約2500人から大きな拍手が沸き起こった。
 愛知氏は「この国を担えるのは自公だ」と切り出し、政権の安定性をアピール。「万が一にも敗れれば政治、経済は混乱に陥る。政権維持に向けた全身全霊の戦いを支えてほしい」と力を込めた。
 石垣氏はほぼ同時刻、自民のセミナー会場から程近い同区のホテルで、立民県連顧問の無所属安住淳氏(衆院宮城5区)の後援会会合に出席。参加者約200人と共に戦いに向けて気勢を上げた。
 安住氏は老後資金問題に触れ「2000万円の不足でなく、おごる政治が問題だ」と批判。愛知氏が政治家一家であることを当てこすり、「世襲議員ではなく新鮮な感覚の人を押し上げよう」と呼び掛けた。
 石垣氏は「安住氏から多様な意見に耳を傾けることの重要性を教わった」と野党共闘のけん引役を持ち上げ、「庶民の立場から国に発信していきたい。皆さんと力を合わせて前進する」と誓った。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月28日金曜日

1348チバQ:2019/06/30(日) 16:54:30
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190629_71014.html
<参院選東北>「自民支援」「中立主張」「野党推し」6県知事の立ち位置分かれる

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 参院選(7月4日公示、21日投開票)で、東北6県知事の立ち位置が分かれている。態度を鮮明にするのは青森、岩手、秋田の3県知事。宮城、福島は「中立」を主張し、山形は前回(2016年)までとは異なる動きを見せる。選挙戦の行方を左右する県政トップの対応を陣営は注視する。
 6月に知事選を終えた青森は与党、8月に告示が迫る岩手は野党を推す。
 三村申吾青森県知事は22日、青森市であった自民党県連大会に出席。6月の知事選で自民県連の推薦を受け5選を果たした。壇上で「大変お世話になった。本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。
 知事選では、青森選挙区で再選を狙う自民現職と行動を共にした。三村氏は「青森に最も求められているのは誰か」と現職の名前になぞらえて支持を訴えた。
 「岩手は野党共闘の源流」と強調するのは達増拓也岩手県知事だ。9日に盛岡市であった野党統一候補の無所属新人の事務所開きで「(新人には)私が衆院選に出た際、応援演説をしてもらい当選できた」と旧知の仲をアピールした。
 8月22日告示、9月8日投開票の知事選が迫る。4選を目指す達増氏は、参院選と連動した戦いを展開する構えだ。
 臆測を呼んでいるのは山形。吉村美栄子知事は23日、自民県連が山形市で開いた県連大会に姿を見せた。再選を目指す自民現職に「ご健闘を心から期待申し上げる」とエールを送った。
 過去の知事選では野党の支援を受けてきただけに、立憲民主党県連幹部は「踏み込んだ発言との印象だ。せめて中立であってほしい」と動揺を隠さない。
 「私は中泉君」。佐竹敬久秋田県知事は27日の記者会見で、再選を期す自民現職の支持を表明した。秋田は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画に揺れる中でも従来の姿勢を崩さなかった。
 自民県議出身の村井嘉浩宮城県知事は15日、仙台市青葉区であった自民現職の後援会事務所開きに出席した。17日の定例記者会見では「選挙事務所ではない」と持論を展開。「応援要請があれば、県政にプラスかどうか判断しながら決めたい」との姿勢を示した。
 内堀雅雄福島県知事は「これまで同様、特定の政党にうんぬんすることはない」と完全中立を貫く。


関連ページ:広域政治・行政
2019年06月29日土曜日

1349チバQ:2019/06/30(日) 16:55:06
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190629_11006.html
<参院選 いざ決戦>宮城/議席減 競り合い激化

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 改選数が2から1に減り、与野党が生き残りを懸けて激突する。4選を期す自民党現職の愛知治郎に、野党統一候補で立憲民主党新人のラジオ局アナウンサー石垣のり子が挑む。組織力で優位に立つ愛知に対し、石垣は都市部を中心に無党派層の取り込みを狙う。

◎後援組織高齢化

 愛知を支えるのは、元蔵相で祖父の故・揆一、元防衛庁長官の父和男から引き継いだ後援会組織だ。春先から各地で会合を開き、引き締めを図るが、50年以上続く組織は高齢化が進み、関係者には運動量の低下を指摘する声も根強い。
 党県連は、各支部や首長、地方議員が持つ強固なネットワークを生かし、組織戦を徹底する構えだ。「顔が見えない」との批判を払拭(ふっしょく)しようと愛知も各地の会合に小まめに顔を出し、基盤固めに力を入れる。
 2013年に愛知に次いで当選し、17年に自民入りした現職和田政宗が比例代表に回った。連立を組む公明党も比例代表に候補者を立てており、陣営は選挙協力の調整や街頭での訴えの文言に神経をとがらす。
 愛知は過去3回の選挙で野党候補と議席を分け合い、トップ当選は13年のみ。改選数が2から1に減った16年参院選では野党統一候補が勝利したこともあり、陣営には危機感が広がる。
 愛知は「消費税増税直前の選挙とあり、逆風は吹くだろう。3期18年の実績と安定政権の維持を訴え、勝ち抜く」と力を込める。

◎足並み乱れ指摘

 石垣は、野党統一候補として16年参院選、17年仙台市長選の再現を目指す。ただ、共闘をけん引してきた旧民進党が分裂した影響で、足並みの乱れを指摘する声は少なくない。
 候補者選定は難航し、立候補表明は5月上旬にずれ込んだ。出遅れを挽回しようと、地方議員らとともに行った地域回りは、県内をほぼ一巡。300カ所近くで街頭演説し、名前の浸透を図った。
 6月下旬に国民民主や社民、共産各党、連合宮城による支援の枠組みが固まり、巻き返しの態勢が整った。会員制交流サイト(SNS)で街頭演説の様子を発信するなどインターネットを使った運動も積極的に展開する。
 党代表枝野幸男は「宮城は最重点選挙区の一つ。全力で支える」と位置付けた。石垣は28日夜に仙台市内であった総決起集会で「宮城から政治を変えなければいけない。皆さんと力を合わせ、勝ち抜きたい」と息巻いた。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月29日土曜日

1350チバQ:2019/06/30(日) 16:58:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190629-00000057-jij-pol
著名人、擁立競う=無党派層を意識-与野党【19参院選】
6/29(土) 14:54配信 時事通信
 参院選に向け、与野党がタレントら著名人の新人候補の擁立を競っている。

 無党派層を強く意識したもので、高い知名度を生かして、支持拡大を図るのが狙いだ。

 著名人候補の擁立に最も積極的なのは立憲民主党。比例代表に、アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの市井紗耶香氏(35)や、アカペラグループ「RAG FAIR」元メンバーの奥村政佳氏(41)を擁立した。

 比例代表にはこのほかに、元格闘家の須藤元気氏(41)や、「筆談ホステス」として脚光を浴びた元東京都北区議の斉藤里恵氏(35)も立候補する。立憲幹部は「有名人がいると、いろいろと発信しやすい」と票の上積みを期待する。

 これに対し、自民党は元F1レーサーの山本左近氏(36)を比例候補として擁立。現在は社会福祉法人の理事を務めており、関連する業界団体などの支援を受ける。愛媛選挙区では、地元テレビ局のリポーターなどで活躍したタレントのらくさぶろう氏(54)が出馬する。

 国民民主党も、スリランカ出身の元大学教授でタレントのにしゃんた氏(49)が、大阪選挙区に立候補。ただ、同党は比例代表への著名人擁立を模索したが、政党支持率の低迷で苦戦が予想される中、当選枠を争う連合の組織内候補らの反発もあり、実現しなかった。

 ◇各党の主な著名人候補
【自民】
らくさぶろう(54)タレント
山本左近 (36)元F1レーサー
【立憲民主】
市井紗耶香 (35)タレント
奥村政佳 (41)音楽家
斉藤里恵 (35)元東京都北区議
須藤元気 (41)元格闘家
【国民民主】
にしゃんた (49)元大学教授
※敬称略

1351チバQ:2019/06/30(日) 17:05:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00000011-khks-pol
<参院選 いざ決戦>秋田/地上イージスで攻防
6/30(日) 11:30配信 河北新報
<参院選 いざ決戦>秋田/地上イージスで攻防
(写真:河北新報)
 再選を狙う自民党現職の中泉松司(40)と、無所属新人で野党統一候補の主婦寺田静(44)が激突する。秋田市が候補地となっている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の問題を巡る攻防が焦点の一つとなる。

<自民火消し図る>

 中泉は農業政策を重点に据え、農家票の取り込みを急ぐ。5月は農相吉川貴盛が応援に入った。県農協政治連盟は2016年の前回参院選は自主投票だった。今回は中泉を推薦し自民支持に回った。

 10年の参院選以降、衆院選を含めた国政選挙で、自民は秋田で連戦連勝。前回参院選も東北で唯一、野党統一候補を破った。しかし、野党サイドが寺田擁立を決めると自民は警戒感を強め、党本部は秋田を激戦区に引き上げた。

 6月中旬には湯沢市出身の官房長官菅義偉や中泉の所属派閥を率いる政調会長岸田文雄がてこ入れに乗り込み、総力戦の構えだ。

 一方で、イージス・アショアに関し続発する防衛省の失態が影を落とす。防衛政策に理解を示してきた自民県議や党員からも反発が生じ、自民県連は「逆風」を懸念。逆手に取る形で同省を厳しく追及する姿勢を鮮明にし、火消しを図る。

<野党結束なるか>

 寺田はイージス・アショアについて、同省が候補地とする陸上自衛隊新屋演習場が住宅地に隣接することを理由に反対している。

 夫の衆院議員(比例東北)寺田学は「政府与党が寄ってたかって新屋に押し付けようとするのなら、県民が新屋の住民の味方になるしかない」と呼び掛ける。

 前回参院選で野党が東北で唯一敗れた雪辱を果たすには共闘しかないと、立憲民主、国民民主、社民の3党の各県連と連合秋田などが寺田静を擁立。共産党県委員会も独自候補を取り下げて支持に回った。

 野党各党は県連レベルでの支持・支援にとどめ、政党色を薄めて無党派層を呼び込む戦略を描く。選対の核は、3党県連と連合秋田などが設立した「あきたの笑顔をつくる会」。6月は県内全25市町村で集会を開き、支持拡大に向けた動きを加速させた。

 しかし、つくる会は寺田擁立の関係者で構成されるため、共産は会に名を連ねていない。会は「各党がそれぞれの立場で頑張る」と説明する。

 「大事なのは市民と野党が一枚岩で戦う姿を見せられるかだ」。共産幹部は党主催の集会でげきを飛ばすが、野党が結束できるかは定かでない。(敬称略)

1352チバQ:2019/06/30(日) 17:06:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000006-withnews-soci
時代を映す「諸派」UFO党・年金党……28も出た89年、唯一の当選者は? 惨敗で武装化した「真理党」
6/29(土) 10:00配信 withnews
時代を映す「諸派」UFO党・年金党……28も出た89年、唯一の当選者は? 惨敗で武装化した「真理党」
通常国会閉会日、参院本会議に臨むアントニオ猪木氏。「諸派」として当選したのは1989年7月の参院選だった=2019年6月26日、岩下毅撮影=朝日新聞
国政選挙で「主要政党」に任せておけないと名乗りを上げる「諸派」は、時代を映すと言われます。なかでも、全国を一つの選挙区とみなす参院選の「比例区」に立候補するさまざまな団体は、テレビの政見放送などでまさに全国に名を轟かそうと多種多様です。参院選を前に、「諸派」の歴史を振り返ります。(朝日新聞編集委員・藤田直央)

【写真】元祖「諸派」の人、アントニオ猪木氏 初登院の表情、訪朝、引退まで……

「諸派」28団体234人も出た参院選
ここで問題です。次に記す団体が出たのはいつの参院選の比例区でしょう?

・ちきゅうクラブ
・スポーツ平和党
・年金党
・人間党
・UFO党
・主権在民党
・全婦会救国党ミニ政党悪税消費税反対大連合
・老人福祉党
・原発いらない人びと
・雑民党
・国会議員を半分に減らす会
・日本世直し党

答えは、1989年7月。主要政党を含めれば40団体、385人の立候補は、それまでの参院選比例区で最多。うち「諸派」は28団体、234人を占めました。

たった1人の当選者、アントニオ猪木さん
当時はといえば、バブル経済がピークへ。1988年に発覚したリクルート問題が贈収賄事件に発展し政界を揺るがす中で、89年1月に昭和天皇崩御で平成へ改元、4月に3%の消費税導入、そして参院選直前の東京都議選での自民党惨敗、とまさに激動でした。

政治の大きな流れとしては、この参院選でも自民党が惨敗して参院で与野党が逆転し、1993年の政権交代への布石となります。でもこの記事では「諸派」が主人公ですので、先に挙げたさまざまな団体の主張をいくつか見てみましょう。

・ちきゅうクラブ=「地球を守ろう。女性の声が生きる社会を」
・年金党=「年金制度改悪に反対、年金倍増をめざす」
・UFO党=「未確認飛行物体論議を政治の場でもとりあげる」
・雑民党=「性の解放、あらゆる差別の撤廃」
・太平会=「母や妻を嘆かせる再軍備反対。軍備強化は日本でなく米国の防衛だ」

ぜひ政権放送を見てみたかったなあと思うのですが、残念ながらこの参院選比例区で「諸派」の当選は改選50のうちスポーツ平和党の新顔1人。それが今回の参院選を機に76歳で政界を引退するプロレスラーのアントニオ猪木さんでした。

ちなみに1983年の参院選比例区で「諸派」ながら2議席を得て存在感を示したサラリーマン新党は改選を迎え、「憲法違反の消費税撤廃、不公平税制の打破」を訴えましたが、当選ゼロでした。

「サラ新」代表で大学教授の青木茂さんは「反自民の風は私たちの上を通りすぎた」と語りました。そう、政治腐敗への批判票は野党第一党の社会党に集まっていたのです。

25人全員落選、武装化路線進めた「真理党」
この参院選後、1989年12月の冷戦終結という国際的な大事件を経て1990年2月の衆院選を迎えます。そこにも時代を映す「諸派」が臨んでいました。「真理党」です。

当時の朝日新聞の記事から引用します。

<真理党は、(旧東京)4区に立った麻原彰晃候補を教祖とするオウム真理教が母体。東京の全選挙区で18人、近県で7人の計25人の候補を立て、確認団体となった。しかし、実際の選挙運動は、4区に集中している。『消費税廃止、医療・教育の改革、福祉の推進、国民投票制の導入』が政策だ――1990年2月14日朝日新聞朝刊「小政党も頑張る(900万 政・事情 90総選挙) 東京」>

<昨年から杉並を中心に大量のポスター、文書配布や駅頭でのユニークな宣伝で名前を売り込み、公示後も信者の人海戦術などが話題に。『理想郷を早期に実現するため、宗教的な救済と同時に政治の変革をめざしている』と話している――1990年2月14日朝日新聞朝刊「小政党も頑張る(900万 政・事情 90総選挙) 東京」>

真理党の25人は全員落選。定数5の旧東京4区では当選者は7万票前後でしたが、「麻原候補」は1783票でした。実は前年すでに坂本堤弁護士一家殺害事件を起こしていたオウム真理教は、この選挙での惨敗を機に武装化路線を進めます。そして、1995年3月、13人が死亡し、6千人以上が重軽傷を負う地下鉄サリン事件を引き起こすことになるのでした。

     ◇

この記事は朝日新聞とYahoo!ニュースによる連携企画記事です。夏の参院選に向けて、普段はあまり注目されない「諸派」について、成り立ちや歴史などを踏まえた解説記事を全3本配信します。

1353チバQ:2019/06/30(日) 17:07:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000007-withnews-soci
「諸派」から考える参院選「安楽死制度を考える会」の前身、実は……安くない供託金、それでも出る理由
6/30(日) 10:00配信 withnews
「諸派」から考える参院選「安楽死制度を考える会」の前身、実は……安くない供託金、それでも出る理由
「安楽死制度を考える会」が今回の参院選に臨む記者会見をした事務所の入り口。前回の参院選に出た「支持政党なし」という団体と代表は同じ人だ=2019年6月27日、東京・蒲田。藤田撮影
「雑草という草はない」という伝でいけば、「諸派」という団体はない、と言えるかもしれません。7月4日公示、21日投開票の参院選には、新聞では「諸派」と書かれるさまざまな団体が候補者を立てそうです。「諸派」って何?国政選挙で考えてみます。(朝日新聞編集委員・藤田直央)

前身は「支持政党なし」
参院選の日程が決まった翌日の6月27日、東京都内である「諸派」が立候補予定者を発表しました。「安楽死制度を考える会」です。

全国を一つの選挙区とみて団体同士で競う「比例区」と、都道府県ごとに候補者同士で競う「選挙区」に、まず計10人を擁立。全員が新顔のまだ新しい団体ですが、計10人を出すことで比例区に立候補でき、団体としてテレビで全国に流れる政見放送にも出られます。

実はこの団体の代表、3年前の前回参院選で比例区に出た団体「支持政党なし」の代表と同じ人です。

前回は法案ごとにネットで賛否を尋ねて国会での投票に反映させる「直接民主制」を掲げ、当選者ゼロながら64万票余りを獲得。でも先輩の政治家に「支持政党なしの人の声をどう国政に届けるの」と諭され、今回は「原点に返って」自身がこだわる安楽死制度の法制化を政見放送も活用して訴えるそうです。

現職の国会議員がいる政党と違って身軽なものですが、それでも計10人を立候補させるには結構な額の「供託金(きょうたくきん)」が必要です。売名目的などの立候補で選挙が混乱するのを防ぐためで、参院選では比例区1人600万円、選挙区1人300万円。一定の得票がないと没収されるので、いい加減な姿勢では臨めません。

躍進した「NHKから国民を守る党」
今回の参院選には「NHKから国民を守る党」という「諸派」も出ます。2013年に発足し、受信料を支払った人だけ視聴できる「スクランブル放送化」の実現などを訴えます。

NHK批判という単一争点に訴えを絞る戦略が、受信料を払いたくない有権者に響いているようで、これまで39人の地方議員を誕生させました。地方の足場をいかし、参院選でめざすのは国政での初議席。6月28日現在、比例区に代表ら4人、選挙区に19人を擁立する予定で、こちらも供託金は相当な額にのぼります。

そこまでして今回の参院選に臨むこの2団体ですが、朝日新聞の紙面では政党とは扱わず、前述のように「諸派」とひとくくりにします。政党については法律上、交付金を受ける場合など目的に応じた基準はあっても、画一的な定義はありません。このため選挙報道では各メディアがそれぞれの基準で政党扱いする団体を決めます。

朝日新聞では「主要政党」を国会議員の数や組織の広がりなどから判断します。今回の参院選では6月28日現在で、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、共産党、日本維新の会、希望の党、社民党、れいわ新選組の9団体がそれにあたり、すべて参院で議席を持っています。

ハードル高い比例区の1議席
一方、それ以外の団体は「諸派」扱いとなります。上記の2団体以外に、オリーブの木、労働の解放をめざす労働者党、幸福実現党が名乗りを上げ、いずれも現職の国会議員はいません。主要政党の候補者と競う選挙区で「諸派」が勝つのは至難のワザ。比例区では1議席を得るには100万票ほどが目安です。

相当高いハードルですが、今回1人でも当選者を出せば各メディアに一目置かれ、「主要政党」への道が開けるかもしれません。

     ◇

この記事は朝日新聞とYahoo!ニュースによる連携企画記事です。夏の参院選に向けて、普段はあまり注目されない「諸派」について、成り立ちや歴史などを踏まえた解説記事を全3本配信します。

1354 チバQ:2019/07/01(月) 12:44:24
しかし盛り上がりに欠けますねえ、、、
選挙あるんだっけ?って、気分です。

1355名無しさん:2019/07/01(月) 21:31:43
https://www.sankei.com/politics/news/190701/plt1907010032-n1.html

https://www.sankei.com/images/news/190701/plt1907010032-p1.jpg

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N国党が参院選候補41人を発表
2019.7.1 18:32政治政局

会見する、NHKから国民を守る党の立花孝志代表(中央右)=1日午後、東京都新宿区の都庁(宮崎瑞穂撮影)
会見する、NHKから国民を守る党の立花孝志代表(中央右)=1日午後、東京都新宿区の都庁(宮崎瑞穂撮影)
 政治団体「NHKから国民を守る党」は1日、参院選に公認候補41人を擁立すると発表した。公約として「スクランブル放送を実現し、NHKの受信料を払わない人への電波を止める。NHKを見たくない人の権利を守る」と訴えている。公認候補はいずれも新人で内訳は次の通り。(敬称略)

【比例代表】立花孝志▽浜田聡▽岡本介伸▽熊丸英治

【選挙区】北海道=山本貴平▽青森=小山日奈子▽岩手=梶谷秀一▽宮城=三宅紀昭▽秋田=石岡隆治▽山形=小野沢健至▽福島=田山雅仁▽茨城=田中健▽栃木=町田紀光▽群馬=前田みか子▽埼玉=佐藤恵理子▽千葉=平塚正幸▽東京=大橋昌信▽神奈川=林大祐▽新潟=小島糾史▽福井=嶋谷昌美▽山梨=猪野恵司▽長野=古谷孝▽岐阜=坂本雅彦▽静岡=畑山浩一▽愛知=末永友香梨▽三重=門田節代▽滋賀=服部修▽京都=山田彰久▽大阪=尾崎全紀▽兵庫=原博義▽鳥取・島根=黒瀬信明▽岡山=越智寛之▽広島=加陽輝実▽徳島・高知=石川新一郎▽香川=田中邦明▽愛媛=椋本薫▽福岡=川口尚宏▽長崎=神谷幸太郎▽熊本=最勝寺辰也▽大分=牧原慶一郎▽沖縄=磯山秀夫

1356片言丸:2019/07/01(月) 21:55:47
>>1354
選挙前はなんだかんだ盛り上がりやすいですが、今回国会に山場がなく、盛り上がりが皆無でしたね。
統計も出さず、ネタの抑制も効いているし。

野党は、衆議院の小選挙区制に縛られて、誰と組んで誰を叩くかばかり言っていて、全然政権ビジョンが示せません。参院選で伸びなければ意気消沈したまま衆院選になりそうで、自民にとっていい展開です。

今なら真っ向から憲法改正に進んでも勝算ありそうな気がしますが。。

1357チバQ:2019/07/02(火) 00:17:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00000584-san-pol
れいわ新選組、参院選に元「セブン」オーナー擁立
7/1(月) 20:15配信 産経新聞
 政治団体「れいわ新選組」(代表・山本太郎参院議員)は1日、参院選に新人でコンビニ加盟店ユニオン元執行副委員長の三井義文氏(62)を擁立すると発表した。三井氏はコンビニエンスストア「セブン-イレブン」の元オーナーで、24時間営業の改善などを求めてきた「戦うコンビニ店長」として知られる。選挙区と比例代表のどちらで出馬するかは未定。

 れいわ新選組は参院選の公約に消費税の廃止などを掲げている。

1358チバQ:2019/07/02(火) 10:16:53
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190702-00012453-bunshun-pol
「来るなと言われても田中角栄は行く!」 “選挙の神様”が挑んだ史上最大の作戦
7/2(火) 6:00配信 文春オンライン
「来るなと言われても田中角栄は行く!」 “選挙の神様”が挑んだ史上最大の作戦
©文藝春秋
 令和元年の夏、3年に1度の参議院通常選挙が行われる。国政政党の党首たちは17日間にわたる期間中、全国各地をくまなく行脚し、それぞれが目指す「国のかたち」を国民に直接訴える。

【写真】田中角栄が利用した大型ヘリコプター

 第一次安倍政権が突然に倒れた2007年のように、結果次第では政権の致命傷になりかねないのも参院選特有の怖さだ。空前絶後の人気を誇った田中角栄も首相時代の45年前、夏に行われた参院選をきっかけに退陣に追い込まれた。

「選挙の神様」として語り継がれる宰相は、なぜ派手に転んでしまったのか――。

 当時、角栄は政権与党が持つあらゆる資源を総動員させて反転攻勢を仕掛けたが、ことごとく裏目に出てしまった。満身創痍で挑んだその全国行脚の足跡を40年後に丹念にたどった、知る人ぞ知る選挙ルポがある。月刊「文藝春秋」2014年8月号に掲載された「『選挙の神様』角栄が挑んだ史上最大の作戦」が、それだ。

 筆者の常井健一氏は、全身を駆使して地べたを這うような密着取材を敢行し、「選挙の当事者」が抱く葛藤や本音を現場目線で描き続けてきたノンフィクションライター。その作品では、1974年にタイムスリップして至近距離で見たかの如く、関係者たちの記憶の中に残る田中角栄の背中を追いかけ、知られざる素顔に迫っている。

 参院選を目前に控えた今、異色の「密着ルポ」をアンコール配信する。



※なお、証言者の年齢・肩書き・当選回数、その他データなどは掲載時(2014年7月)のものです。一部表現を修正してあります。

◆ ◆ ◆

「選挙の神様」は、なぜ総力戦で敗れたのか
 今からちょうど40年前の1974年初夏、田中角栄は総理就任から2年の節目を前に、参院選(6月14日公示、7月7日投開票)に臨んでいた。

「来るなと言われても私は行く!」

 そう叫びながら全国を回り、2年前に後退した衆院選時よりも4倍多い、150万人の聴衆を集めたという。

 自民党は参院過半数維持のため、改選議席130のうち63が必要だった。ところが、投票率は史上最高の73%、結果は62に終わり、与野党逆転が現実味を帯びた。党内では三木武夫や福田赳夫は閣外に出て角栄批判を大展開。田中内閣の命脈は尽きた。

「選挙の神様」と呼ばれ、空前絶後の人気を誇った角栄が、なぜ総理のクビを賭けた総力戦で敗れたのか。

 これは、いまだに答えが出ていない戦後屈指のミステリーなのである。

 角栄の評伝は枚挙に暇がないが、大半が「五当三落(5億円集めた候補は当選、3億円では落選)」という言葉を用いて異常な金権選挙と記すのみだ。

 あれほど角栄の表と裏が露わになった出来事はないと、あの蒸し暑い梅雨の選挙戦を知る党関係者は口を揃えるが、手掛りとなる資料は手元に残していない。

「田中さんは特異なキャラクターであったが故に誤解が複雑に被せられていて、未だに実体が伝わっていません」

 衆院議員の中村喜四郎(65)は言う。

 76年、衆院旧茨城三区から27歳で初当選した中村は、田中派のプリンスとして頭角を現し、宇野宗佑内閣で戦後生まれ初の入閣を果たした。

 ところが、94年、ゼネコン汚職事件に絡む斡旋収賄罪で逮捕。上告棄却後、2003年に失職・収監。だが、服役中を除けば、初当選から今まで実に12戦無敗なのである。

 その類まれなるしぶとさは、ロッキード事件で逮捕後もトップの得票で5戦全勝した角栄を髣髴とさせる。

「とにかく『基本』を訴える人でした」
 事件発覚から20年も報道機関の取材を避けてきた中村が、話を続ける。

「現在進行形の政治家である間は過去を語りたくなかった。罠にかかった、ああされた、こうされた、と言い訳ばかりを聞かされてはみんなうんざりするでしょう。田中さんも同じで、一切弁解しなかった。だから有権者は最後まで応援したし、亡くなって20年経った今でも根強い人気がある」

 中村は大学卒業後、田中事務所の門を叩く。そして40年前の敗北劇を傍で見ながら、ある鉄則を学び取った。

「『選挙の神様』だとリアルに感じたことはありませんが、とにかく『基本』を訴える人でした。あまりに単純なこと、学ぶまでもないことを気が遠くなるほど丁寧に続ける。それを聞き流した人は政治的に恵まれぬまま終わり、盗み取ろうとした人は選挙に勝ち抜いて、表舞台に生き残りましたよ」

1359チバQ:2019/07/02(火) 10:19:44
「選挙はタイミングだ」
 74年6月6日朝、党本部の一室。角栄は全候補者に総計6億5000万円の公認料を手渡す前、訓示を垂れた。

「選挙がスタートする時には票読みを教えます。私は25年もやってきた選挙の商売人だ。誤差は2%しかない」

 この決起大会に集められた95人中、現在も永田町に生き残るのはただ一人、参院議員の山東昭子(72)だ。

 選挙の1年前、衆院二回生の渡部恒三(82)は、一度だけ食事したことのある山東に声をかけた。幹事長の橋本登美三郎からこう迫られたからだ。

「総理が今回の全国区は『女』だと言うんだ。女を探すなら、渡部君しかいない。そう、みんなが言っている」

 人気投票に似た全国区では、前回、キャスターの田英夫(社会)が1位、歌手の安西愛子(自民)が2位だった。組織力で革新勢力の後塵を拝する自民党は、浮動票の受け皿を求め、今回も有名人を担ごうとした。渡部は、その目玉候補として若き知性派女優の山東に照準を定めたというわけだ。

 数日後、山東は角栄と向き合った。

「どうだ、政治をやってみないか?」

「政治学すら学んだことありません」

「どの道だって最初からプロはいないよ。しかし、選挙はタイミングだ」

 山東は出馬を決断したが、「選挙の商売人」の角栄は知名度だけで勝てるほど選挙は甘くないと知悉していた。

 だが、山東は芸能活動を続けた。

 NHKアナウンサーの宮田輝や女優の山口淑子も出馬すると聞いていたが、かたや紅白歌合戦の司会を射止め、こなた「3時のあなた」の司会を続けているではないか――。

 後日、山東は角栄に呼び出された。

「君の演説は女優が喋っているようにしか聞こえないぞ。早く引退して候補者として、国民に語りかけなさい」

 その話を信じ、山東は引退した。

 中村の言う通り、角栄は自らの流儀に従う人間には支援を惜しまない。陣営に副幹事長の竹下登や渡部を指南役として送り込み、角栄の署名入りで彼女を宣伝する葉書の束も用意した。

 さらに、彼女のお披露目も設けた。

経済界の人と金を注いだ
 パタパタパタパタ……。

 選挙戦序盤、茨城県日立市に2機のヘリコプターが轟音と共に現れた。

 野球場の客席を埋める5000人が一斉に見上げると、アナウンスが響く。

「ただいま総理が到着しましたー」

 角栄は街宣車の上で山東を隣に立たせ、あのダミ声でがなり立てた。

「戦時中、働き口がなく、海外へも飛び出した。しかし、戦後30年、働きたい者は職にありつけ、月給も上がったじゃないですか!」「社会、共産は公害などを出す工場を潰せと言うが、働く所がなくなったらどうする!」

 白い手袋で握り拳を作り、激しい手振りと同時に足を勢いよく踏む。街宣車は縦に揺れ、聴衆は圧倒される。

 1時間以上の独演会が終了すると同時に万歳三唱が巻き起こる。その中を角栄は得意満面で退場していく。

 しかし、舞台裏の角栄は恐ろしく冷静に票読みを周囲に説くのだった。

「集まった人の3分の1は我が党の支持、あとの3分の1は浮動票、残りは、まあ、反対票でしょうな」

 実は、聴衆の大半は電機大手・日立製作所の社員であった。なぜなら、社を上げて山東を応援していたからだ。

 当時、狂乱物価の影響などで内閣支持率は低迷。そこで角栄は奇策に打って出た。幹事長名で2000社に支援を要請し、角栄のコネで就職した企業人で作る「誠心会」もフル回転させた。そして、組織が脆弱な候補者に、経済界の人と金を注ぐ戦略を実行していく。

 前出の宮田にはトヨタ、元全日本女子バレー監督の大松博文には東芝や出光など、山東には日立の他、コカ・コーラ、ヤクルトが全面支援した。

 一方、公示直前まで芸能活動を続けた山口には大企業を付けなかった。

「やっぱり足りない。日程表出せ!」
 二十数年後に「参院の天皇」と呼ばれることになる村上正邦(81)も、角栄の忠告に背いた一人だ。

「キミ、1万5000票足りないよ!」

 全国区の新人候補だった村上は山東と並んで座り、そう説教を受けた。それでも、宗教団体・生長の家の票をもう一人の候補者と折半し、当選ラインとされた55万票は取れると高を括っていた。一方の角栄は「投票率が上がるから当選できない」と踏んでいた。

「やっぱり足りない。日程表出せ!」

 公示後も、角栄は各地遊説中の村上を探し当て、電話をかけ続けた。

「ところで、福岡にはいつ入る?」

 それは、福岡出身の村上に九州電力の支援をつけようという意味だった。

 だが、自民党内で田中派と対立する福田派に属していた村上は派閥の体面を気にし、折角の申し出を断った。

 最終的に山東は120万票を獲得し、全国区(改選議席54)の5位で当選、山口はギリギリの46位。村上は2万票ほど足りず、落選した。

1360チバQ:2019/07/02(火) 10:22:14
 全て、角栄の言った通りとなった。

 精度の高い情報こそが「選挙の神様」の力の源泉だったが、それはインテリジェンスの賜物でもあった。

 かつて、党本部7階には畳の間があった。選挙が近くなると、そこで他言無用の謀議が繰り広げられたという。

「各候補にABCでランクを付ける作業を少人数でこっそりと行うのです」

 その頃、幹事長室に詰めていた元党職員の奥島貞雄(78)はそう明かす。

 あるベテラン党職員が全国を歩き、候補者の人脈や組織、評判を調べ上げ、当落予想を弾き出す。その極秘資料は幹部向けに数部だけ複製された。

 その党職員は、兼田喜夫という。兼田は歴代総裁の中でも角栄には特に入れ込んだ。戦時中、満州で「田中二等兵」の素質を見込んだ中隊長が、彼だったのだ。戦後、2人の立場は逆転したが、無礼講で酒を飲む関係は続く。

 40年前から党の専属カメラマンを務める岡崎勝久(70)は証言する。

「兼田さんはあの参院選中も遊説先にひょっこりと現れて、角さんの袖を無造作に掴んで、聴衆に混じる戦友の元まで連れて行く姿を何度も見ました。中隊長と二等兵の関係、そのまんまでしたよ」

新兵器はヘリコプター
 角栄は「上官」の後方支援を受ける一方、自ら編み出したスタイルで結党20年来の慣習を壊した。

 当時の発表によると、公示前の5月11日から7月6日までの約2か月、4万キロを移動し、46都道府県、147か所で演説した。昨夏の参院選で安倍晋三が回ったのが2万キロ、36都道府県だから、いかに並外れた作戦だったか想像が付くだろう。

 新幹線は東京〜岡山のみ、高速道路は東名と名神しか開通しておらず、北海道と四国は本州とつながっていない時代である。飛行機の場合は、特別機をチャーターしていた。空港から会場までは交通規制を敷かねばならない。

 そのため、佐藤栄作時代までの総裁遊説は1日1か所1回が限界だった。

 その壁を打ち破った「新兵器」は、山東の応援にも登場したヘリである。

 計画を立てたら、警官の動員も少なくて済み、2年前の衆院選よりも4倍も多くの演説がこなせるではないか。

「それと、ヘリを使ってまで勝たせたい候補なんだというメッセージにもなる。リーダーの必死な姿を見せれば、候補者も支援者も自分の能力をギリギリまで引っ張り出そうとする。そういう田中イズムを全国展開して流れを作ろうとしたのです」(前出の中村)

 さらに、角栄たちが選んだのは、並みのヘリではない。一度に大人数を運べる大型の双発機「バートル」だった。民生用の同型機は日本に3機しかない中でなんとか2機所有する岐阜の業者を探し当てたのだ。

 党本部から打診を受けた、業者側の担当者である長久栄夫(72)は語る。

「当時は発電所の建設ラッシュで、送電鉄塔用の巨大な資材を運ぶのに大忙しでしたので、急に2機欲しいと言われて困ったなあという印象でしたね」

 前代未聞の試みが始まった。殺風景なキャビンに絨毯を敷き、航空機用の座席を取り付けた。25人乗りの豪華サルーンに化けた2機は、総理用と番記者用に分けて飛ばすことにした。

 1日の利用で会社員の平均年収を超えるため、野党は槍玉に上げた。

「それでも総理が行くと決めたら、当時は誰も逆らえませんよ」

 と、党に作られた総裁遊説班の副班長だった森英二(73)は述懐する。

「田中さんは、飛行中は常に下を眺めていました」

1361チバQ:2019/07/02(火) 10:22:44
最高権力を監視するはずのウォッチドッグたちも……
 最新鋭のヘリを単なる移動手段で終わらせないのが、「選挙の商売人」たる所以だ。

 前方5列目の総理席にある窓だけが半球状になっていた。そこに首を突っ込めば、大パノラマが望める。窓に釘付けになった角栄は指を差し、「ここはアイツの選挙区だ」と呟く。河川、道路、鉄道、用水路、工場、学校などを上から眺めれば「データ」が浮かび、現地の実情が一目瞭然になるのだ。

 そして、演説会場に着くと、

「空から見るとこの町が一番良い!」

 と唱え、聴衆の愛郷心に寄り添う。

 世代を超えた娯楽にもなった。ヘリには少年たちが物珍しげに群がった。

 鳥取の遊説中には、地元の女子高生が「会いたい」と申し出てきた。

 おかっぱ頭の15歳はお小遣いの大半を費やし、角栄の写真が載った新聞や雑誌を買い集め、自慢のスクラップブックを作っていた。

「これだけの資料は官邸にもないね」

 気を良くした角栄は、突然言った。

「お姉ちゃん、ヘリに乗るか?」

 鳥取から松江まで45分間、女の子は晴れて総理の傍で景色を楽しんだ。

 一方、角栄を追う番記者用のヘリでもお祭り騒ぎが繰り広げられていた。

 記者たちが演説会場からヘリに戻ると、機内の所々からダミ声が上がる。

「ソ〜ウデショ、ミナサン」

「いいや、こうだよ。ン、ソウデショ」

 角栄のモノマネ大会である。最高権力を監視するはずのウォッチドッグたちも仕事を忘れてすっかり魅了され、角栄の戦略に欠かせない従順な情報源として取り込まれていく。

 こうして握手や対話を通じた「接近戦術」を採り入れる一方、その舞台を整えたのが党職員の精鋭部隊である。

 今でも自民党では国政選挙が近づくと、部署の壁を越える形で若い党職員による総裁遊説班が立ち上がる。角栄のヘリにも男女6〜7人が送り込まれ、第一秘書の田中利男や官邸から来た秘書官と特命チームを形成した。

 それは、ゲリラ戦の最前線を髣髴とさせるものだ。河川敷にヘリが着陸するなり、一人は総理を会場まで先導する。一人は全力疾走で公衆電話を探し回り、党本部の司令塔に連絡する。

 その間、メンバーはトランシーバーでやり取りし、懸案事項が生じたら随行している総理秘書官を経由して「最高司令官」に判断を仰ぐ。すると角栄は細かい指示を出すのだ。

「おい、水出せ」「リポビタンD出せ」「おしぼり!」「手袋!」……。

 角栄が言い出せば、黒革のトランクから取り出す人員も一人必要になる。

「水は、瓶入りのミネラルウォーターです。それを冷やしておくために、トランクには小型のジャーが入るよう板で仕切りを付けました。銀座のカバン屋で特注したものだったと思います」(遊説班の一員だった佐野邦雄・67)

 地方の宿に着けば、遊説班は翌日の日程を党本部と詰める。ヘリが飛ばなければ、別ルートを練る。そこに、角栄が秘書官を通じて晩酌に誘ってくる。その際に嗜むお気に入りの銘酒も、事前に仕込まなければならない。

 遊説班には特製の白いブレザーが配給されたが、日が進むにつれて黒ずんでいく。それが彼らの勲章だった。

顔面麻痺と下痢症
「最後まで負ける気がしなかった」

 全国で角栄フィーバーを体感した遊説班の老兵たちはそう口を揃える。

 ところが、147回分の遊説経路を丹念に調べ上げると、順風満帆ではなかったことが明らかになった。舞台裏の目撃証言からは、超人然とした宰相とは別の顔が浮かび上がってくる。

 角栄は公示日、新宿での第一声を終え、本土復帰3年目の那覇から鹿児島に回り、2日目に川内、本渡、3日目に熊本、福岡、北九州で演説した。

 その帰り際、ヘリが待機する人気の少ない広場で撮られた貴重なオフショットには、背中を丸め、オーラを感じさせない「56歳」が写っている。

1362チバQ:2019/07/02(火) 10:23:34
 40年前、聴衆の一人としてその一枚をカメラに収めた、北九州在住の西村忠(54)は説く。

「向かって右側の目が腫れぼったく、頬が少し垂れていますよね。数年後に倒れたというニュースを見て、あの時から弱っていたのかなと思いました」

 当時、すでに顔面麻痺に悩まされていたようだ。だが、聴衆の前では「角栄」を演じ続けた。「野党が批判ばかりするから、口がひん曲がってきたよ」と笑いに替えてしまうのだ。

 角栄の秘書だった朝賀昭(71)に訊ねると、当時の体調をこう明かした。

「オヤジは汗をたくさんかくから、水を飲み過ぎるでしょ。それとストレスが一緒になって起こす下痢症だった。安倍(晋三)さんと似たような、神経性というのかな。あの頃はゴルフをやっていても『ちょっと、すまん』と言って何度もトイレに駆け込んだ」

 断片的な情報を組み合わせると、選挙中、角栄は3度、主治医の検診を受けている。もちろん、新聞に載った大本営発表は「異常なし」であった。

 選挙戦中盤になると、番記者たちを前に急にこんなことを漏らしていた。

「お腹が痛いので失礼します」

 すると、漢方薬を飲み始めたのだ。

「その『薬』は熊胆だな。仁丹の2回りぐらいの大きさに砕いた物をオブラートに包んで持ち歩いていた」(朝賀)

 演説会場だった場所をいくつか訪ね歩くと、病院に隣接する広場が少なくない。事実、遊説班は経路を組む際、万が一の事態に備えていたのだ。

角栄号は2か月間で4か所に緊急着陸
 また、新兵器も、せっかちな角栄に「変調」を来たす火種となった。

 ヘリは有視界飛行のため、雨や霧にはめっぽう弱く、梅雨空では高度を下げなければならない。その際、電線やビルに引っ掛かるリスクが生じる。

 実際、角栄号は2か月間で4か所に緊急着陸し、騒ぎを起こしていた。

 40年前の昼下がり、名古屋市郊外で高圧線すれすれに舞い降りる物体を見た近藤奎治(75)は、ガン病棟でその記憶を手繰り寄せた。

「いきなりバリバリと……何かが割れるような音がして……びっくりして店を飛び出したんだけど……」

 雨の中、近藤の営むガソリンスタンドに、遊説班の森が駆け込んできた。

「今すぐ車3台、用意できませんか」

 近藤が用意したクラウンをヘリがある原っぱまで走らせると、泥だらけの足で迫ってくるのは総理ではないか。角栄は警察の先導車を待たずに、名古屋のテレビ塔に向かって出発した。

「ヘリをやめるんじゃないかと人は言うがご冗談でしょう。文明の利器を使えば日本列島は小さくなって良い」

 予定通りに演説会を終え、記者に囲まれると角栄はそう開き直った。その足で新築のホテルに入ってくると、絨毯には無数の足跡が付いたという。

 またも悪天候で東北の空港に緊急着陸した時のこと。天気の回復を待つ間、角栄は地団太を踏んで喚き散した。

「おい、まだ飛ばないのか!」

 困り果てた取り巻きが一人、また一人と待合室を離れる。とうとう遊説局長の橋本龍太郎も消えてしまうと、静まり返った部屋で角栄は爆発した。

「もう、行っちゃえ! 行くぞ!」

 すると、遊説班長の党職員が飛んできて、角栄に向かって声を上げた。

「管制の許可が下りていないんです! あなたは田中個人じゃなく、一国の総理なんだ。危険な目に遭って落っこちたら日本の国が大変なことになるんです。もう少しだけ待って下さいよ!」

 角栄は渋々、忠告に耳を傾けた。

 投票日5日前、2泊で山梨、長野、富山、新潟各県を巡る最後の遠征では、とうとうヘリは使えなかった。

 朝、角栄は閣議を短く切り上げ、官邸を車で発った。街頭演説4回、定例記者会見2回をこなし、長野の旅館に着く頃には午後8時半を過ぎていた。

 やっぱり明日もヘリは飛ばない。今更、日程も変えられないが、遊説班は長野から富山に抜ける方法を決められずにいた。北アルプスが立ちはだかり、山越えできる道路がないからだ。

1363チバQ:2019/07/02(火) 10:23:55
 40年前、聴衆の一人としてその一枚をカメラに収めた、北九州在住の西村忠(54)は説く。

「向かって右側の目が腫れぼったく、頬が少し垂れていますよね。数年後に倒れたというニュースを見て、あの時から弱っていたのかなと思いました」

 当時、すでに顔面麻痺に悩まされていたようだ。だが、聴衆の前では「角栄」を演じ続けた。「野党が批判ばかりするから、口がひん曲がってきたよ」と笑いに替えてしまうのだ。

 角栄の秘書だった朝賀昭(71)に訊ねると、当時の体調をこう明かした。

「オヤジは汗をたくさんかくから、水を飲み過ぎるでしょ。それとストレスが一緒になって起こす下痢症だった。安倍(晋三)さんと似たような、神経性というのかな。あの頃はゴルフをやっていても『ちょっと、すまん』と言って何度もトイレに駆け込んだ」

 断片的な情報を組み合わせると、選挙中、角栄は3度、主治医の検診を受けている。もちろん、新聞に載った大本営発表は「異常なし」であった。

 選挙戦中盤になると、番記者たちを前に急にこんなことを漏らしていた。

「お腹が痛いので失礼します」

 すると、漢方薬を飲み始めたのだ。

「その『薬』は熊胆だな。仁丹の2回りぐらいの大きさに砕いた物をオブラートに包んで持ち歩いていた」(朝賀)

 演説会場だった場所をいくつか訪ね歩くと、病院に隣接する広場が少なくない。事実、遊説班は経路を組む際、万が一の事態に備えていたのだ。

角栄号は2か月間で4か所に緊急着陸
 また、新兵器も、せっかちな角栄に「変調」を来たす火種となった。

 ヘリは有視界飛行のため、雨や霧にはめっぽう弱く、梅雨空では高度を下げなければならない。その際、電線やビルに引っ掛かるリスクが生じる。

 実際、角栄号は2か月間で4か所に緊急着陸し、騒ぎを起こしていた。

 40年前の昼下がり、名古屋市郊外で高圧線すれすれに舞い降りる物体を見た近藤奎治(75)は、ガン病棟でその記憶を手繰り寄せた。

「いきなりバリバリと……何かが割れるような音がして……びっくりして店を飛び出したんだけど……」

 雨の中、近藤の営むガソリンスタンドに、遊説班の森が駆け込んできた。

「今すぐ車3台、用意できませんか」

 近藤が用意したクラウンをヘリがある原っぱまで走らせると、泥だらけの足で迫ってくるのは総理ではないか。角栄は警察の先導車を待たずに、名古屋のテレビ塔に向かって出発した。

「ヘリをやめるんじゃないかと人は言うがご冗談でしょう。文明の利器を使えば日本列島は小さくなって良い」

 予定通りに演説会を終え、記者に囲まれると角栄はそう開き直った。その足で新築のホテルに入ってくると、絨毯には無数の足跡が付いたという。

 またも悪天候で東北の空港に緊急着陸した時のこと。天気の回復を待つ間、角栄は地団太を踏んで喚き散した。

「おい、まだ飛ばないのか!」

 困り果てた取り巻きが一人、また一人と待合室を離れる。とうとう遊説局長の橋本龍太郎も消えてしまうと、静まり返った部屋で角栄は爆発した。

「もう、行っちゃえ! 行くぞ!」

 すると、遊説班長の党職員が飛んできて、角栄に向かって声を上げた。

「管制の許可が下りていないんです! あなたは田中個人じゃなく、一国の総理なんだ。危険な目に遭って落っこちたら日本の国が大変なことになるんです。もう少しだけ待って下さいよ!」

 角栄は渋々、忠告に耳を傾けた。

 投票日5日前、2泊で山梨、長野、富山、新潟各県を巡る最後の遠征では、とうとうヘリは使えなかった。

 朝、角栄は閣議を短く切り上げ、官邸を車で発った。街頭演説4回、定例記者会見2回をこなし、長野の旅館に着く頃には午後8時半を過ぎていた。

 やっぱり明日もヘリは飛ばない。今更、日程も変えられないが、遊説班は長野から富山に抜ける方法を決められずにいた。北アルプスが立ちはだかり、山越えできる道路がないからだ。

1364名無しさん:2019/07/02(火) 10:24:08
「これこそ日本列島改造だ!」
 途方に暮れる遊説班長に向かい、角栄は切り出した。

「立山の下にトンネルがあるはずだ」

 その一言を聞きつけるなり、遊説班の面々は半信半疑のまま、黒電話に齧り付くようにダイヤルを回し続けた。

「ところが、東京の役所に問い合わせても『知らない』と言うのです。諦めかけた頃、『存在する』という情報が入った。ただし、一般車両は入れないと……」(前出の佐野)

 確かに、黒部ダムの建設時に掘られた地下通路が、観光ルートになって3年前に全線開通していた。トロリーバスとケーブルカーとロープウェイを乗り継いで山越えする「立山黒部アルペンルート」である。車移動に固執していた遊説班にとって、角栄の腹案はコロンブスの卵のような発想だった。

 翌日、角栄一行を乗せた車列は長野県側にある地下通路の入り口に着いた。そして、「トロリー専用」のはずのトンネルをそのまま猛スピードで走り抜けた。

「これこそ日本列島改造だ!」

 ロープウェイに乗り換え、ダムを見下ろすと、角栄は得意げに叫んだ。見事、富山の日程をほぼ予定通りにこなしたのだ。

「いざ選挙となれば、敵味方関係なく協力を仰ぐ」
 前の晩、角栄が密かに佐伯宗義という男に電話したのを知る者は少ない。

 佐伯とは北陸の鉄道王として知られ、「アルペンルート」を開発した張本人である。選挙の前年、角栄は官邸で初当選同期の議員でもある彼から開通の報告を受けていた。突然、閃いたのは、それが頭の片隅にあったからだろう。

 佐伯の秘書を務めていた金山秀治(87)に訊ねると2人は派閥も異なり、親しい間柄ではなかったと首をかしげるが、遊説班長だった小安英峯(78)は「それが角栄流だ」と説く。

「いざ選挙となれば、敵味方関係なく協力を仰ぐ。貪欲ですよ。でなきゃ、仲間が死んでしまうわけですから」

 立山越えの翌朝、角栄が滞在する富山市内の旅館に突然、ランニングシャツ姿の佐伯が駆け込んできた。時同じくして、角栄も廊下の向こうから歩いてきた。そして2人は無言で抱き合った。

 この時の心境は、直前に宿の一室でしたためたという書から窺い知れる。

〈天地英雄氣 千秋尚凜然〉

 墨痕鮮やかな揮毫にこめたのは、「雄大な心は永遠無限に変わりなく凜々しく勇ましい」という思いだ。

 それを秘蔵してきた富山県護国神社の栂野守雄(69)によると、朝、角栄は他の色紙を横にやり、神前に納める芳名帳を手に取って筆を走らせたという。

 そう神に念じないと乗り越えられないほどの「山」がもう一つ、目の前に立ちはだかっていたのだ。遊説先の地方紙では、こんな事件を報じていた。

〈企業ぐるみ選挙は遺憾 中央選管委員長が異例の見解/自民・自治省反発、政治問題に〉(信濃毎日 7月3日)

 先述した奇策に、選管は土壇場で異例の警告を発し、全国紙は一斉に批判したのだ。不偏不党であるべき選管の長が実は社会党関係者であるという特殊事情もあったが、閣内からも蔵相の福田が同調した。角栄が「党の顔」となって築き上げた挙党一致体制は崩れ去った。

「オヤジもこれで潮目が変わったという認識をしていました」(前出の朝賀)

最終日、やはりヘリは飛ばなかった
 寺社で演説を行う前はいつも、角栄は不意に拝殿に向かい、手を合わせては警護官を慌てさせていたという。

 その後、随行者が封筒を置いていく。中身は、序盤に訪れた静岡の寺の住職に確かめてみると、3万円。それが終盤の富山では10万円、しかも、角栄が直々に渡していた。

 いよいよ自民党の敗色が鮮明になり、神仏にも縋る思いだった様が見て取れよう。

 最終日、やはりヘリは飛ばなかった。夕方、沼津から1時間遅れで滑り込んだ会場は浅草本願寺。選挙戦、いや総理として最後の街頭演説である。角栄は1万5000人にこうこぼし、諦念をにじませた。

「最後は神様か仏様の前がいいな」

 浅草を地元とする衆院一回生だった深谷隆司(78)は動員をかける中、角栄ブームの終焉を察知したという。

「あの時、1万5000人も入ったかなあ。安定政権に胡坐をかいて強気一点張りの総理の態度を見て、反発を感じている有権者は少なくなかったよ」

 奇想天外のヘリ作戦も敗因のように扱われた。党機関紙でさえ、「お祭り化して、かえってゆるんだ」という党員の発言を堂々と載せたほどだ。

 その3か月後、立花隆の「田中角栄研究」と児玉隆也の「淋しき越山会の女王」という論考が「文藝春秋」に載った。以後、そこに出た暗部と恥部が正史となり、全国遊説の折に150万人に見せた天真爛漫な姿は忘却の彼方に追いやられた。

 さらに2か月後、角栄は退陣。敗軍の将は総力戦を振り返らぬまま、国民の前から政界の奥の院へと姿を消す。

1365チバQ:2019/07/02(火) 10:24:21
早くも86年衆参同日選で再現されたヘリ遊説
 近年、角栄といえば、自民党を離れ、数の力で隠然と政治を動かした小沢一郎と重ねられることが多かった。

 だが一方、党に残り、1974年の敗北を抱きしめ、人知れずリベンジを果たした面々がいた。55年体制が崩壊してもなお、彼らが自民党を延命させ、平成の一強政権を作り上げたと言っても過言ではない。

 大規模なヘリ遊説は、早くも86年衆参同日選で再現された。「角栄流」を進化させた選挙戦略が、全国を回った総理の中曽根康弘に衆院300議席をもたらし、ロッキード事件から低迷する党勢を挽回させた。その遊説隊長はあの選挙で敗れ、6年後に初当選した村上正邦だった。

 96年衆院選では、遊説局長として角栄に随行した橋本龍太郎が地方行脚を通じて全国に旋風を巻き起こし、自民党は3年ぶりに単独政権に返り咲いた。

 そして、現在、安倍自民党は大型国政選挙だけでなく、都知事選など重要な首長選でも勝利を重ねている。

 あらゆる激戦地に喜寿を越えた今でも送り込まれる指南役は、あの遊説班長だった小安である。さらにその奥で画を描くのは、角栄号の「金庫番」として同道していた元宿仁(68)。知る人ぞ知る党事務方の最高権力者だ。

 2人を重用するのは、現幹事長の石破茂。彼の父も候補者としてあの参院選を戦い抜いた。その縁で10年後、議員になる前、角栄の傍で学んでいる。

 その石破が語る。

「私が取り戻したいのは、あの頃の自民党です。先頭の者が都道府県、市町村の議員のネットワークを掌握して、選挙になればできることは全て、倒れるまでやる。角栄先生は金があったから、能力があったからではない、人間を知り尽くしていたからそれができたのでしょう。あの真似は、誰もできませんよ。しかし、システムとしてなら残せるかもしれない。我々はそれができる最後の世代だと思っています」

 自民党の宿啊である一強の驕り。それは、40年前に角栄が倒し損ねた強敵でもある。遺された者たちの試行錯誤は今も続いている。

(文中敬称略)

常井 健一/文藝春秋 2014年8月号

1366チバQ:2019/07/02(火) 10:40:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000524-san-pol
東京選挙区 与野党入り乱れての群雄割拠、非自民票の熾烈な争奪戦
7/2(火) 10:00配信 産経新聞
東京選挙区 与野党入り乱れての群雄割拠、非自民票の熾烈な争奪戦
参院選に立候補予定の山岸一生氏(左)と塩村文夏氏。立憲民主党の街頭演説会で支持を訴えた=6月26日午後、東京都新宿区(飯田英男撮影)
 全国屈指の激戦区、東京選挙区(改選数6)は、与野党入り乱れての群雄割拠の様相を呈している。野党の間では、改選数1の「1人区」で実現しているような共闘とは裏腹に、非自民票の熾烈(しれつ)な争奪戦が水面下で展開されている。

 通常国会閉会日の6月26日夕の新宿駅東南口広場。東京選挙区で立憲民主党から出馬する元都議の新人、塩村文夏は、同じ選挙区から出馬する元朝日新聞記者の同党新人、山岸一生への支持を懸命に訴えた。

 「この夏の陣、山岸さんとともに戦って2議席を獲得していきたい。私たちに力を貸してください」

 立民にとって、この広場は縁起がいい。平成29年10月の衆院選で、党を立ち上げた直後に約8千人(主催者発表)の聴衆を集めた。いわば「聖地」だ。

 だが、この日は夕方の帰宅ラッシュに合わせたタイミングでの街頭演説だったにもかかわらずビラを受け取る人は少なく、熱気はほとんどなかった。党関係者は「足を止める人が少なすぎる」と嘆いた。

 今回、立民は無党派層が多い都市部で多くの議席を獲得する戦略を描いており、東京は最重点区と位置付ける。3年前の参院選で旧民進党で当選した蓮舫と小川敏夫は、立民の副代表と常任顧問だ。当時、それぞれ約110万票と約50万票を獲得した。

 当時と何が違うのか。一つは勢いに陰りが見られること。もう一つは、政治団体「れいわ新選組」を発足させた現職、山本太郎の存在が大きい。山本は6年前、約66万票を獲得して初当選した。今回、2カ月足らずで約2億円の寄付金を集めた。街頭演説ではあっという間に人だかりができる。その勢いに立民幹部は警戒感を隠さない。

 山本は選挙区と比例代表のどちらに出馬するかを明らかにしておらず、「ここまで引っ張ったら、最後まで言わない。どうぞしびれてください」と既成政党をあざ笑うかのようだ。

 共産党もあなどれない。街宣車には「暮らしに希望を HOPE」と書かれた、赤いガーベラをモチーフにしたスタイリッシュな横断幕。狙うは所得格差に不満を持つ無党派層だ。2期目を目指す現職の吉良佳子は6月26日夕、新宿駅西口で街宣車に乗り込み、「私は諦めない。再び国会に送り出してほしい」と支持を求めた。

 互いを意識するのは野党だけではない。自民党が同月27日に党本部で開いた都連選対本部の開所式。元厚生労働副大臣の現職、武見敬三は終始硬い表情で「何としてでも2議席獲得させていただきたい。そのためにも、必死で頑張る所存だ」と訴えた。

 6年前、元五輪相の丸川珠代は知名度を生かして約106万票とトップ当選を果たし、選挙区初挑戦だった武見は約61万票と最下位だった。公明党代表の山口那津男や山本ら知名度が高い候補者が並ぶ中、都連幹部は「埋没しかねない」と懸念する。だが、その危機感がバネとなり、都連関係者によると、支持を伸ばしているという。

 父親は元日本医師会会長の武見太郎。れっきとした厚労族で、医師や薬剤師など医療関係の組織票にも期待している。

 そんな武見を横目に、丸川にも焦りがにじむ。自身も厚労族だが、医療関係の票が一方的に武見に流れそうだからだ。初当選した12年前は改選数5。自民に逆風が吹き荒れ、4位当選に甘んじた。選挙が水物であることを身をもって経験している。

 「正直厳しい…」

 周囲にそう漏らす丸川に余裕はない。=敬称略(千田恒弥、今仲信博)

1367チバQ:2019/07/02(火) 17:30:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00000023-ryu-oki
参院選・沖縄選挙区の情勢を探る(上)高良陣営 問われるオール沖縄
7/1(月) 11:49配信 琉球新報
参院選・沖縄選挙区の情勢を探る(上)高良陣営 問われるオール沖縄
決起大会で参加者に支持を訴える高良鉄美氏(左)と糸数慶子氏(右)=6月15日、浦添市のてだこホール
 「皆さんにご心配をお掛けしたが、私たちが分裂して喜ぶのは安倍政権だ」。高良氏に議席を受け継ぐ立場の糸数慶子氏は6月29日の女性決起集会で力を込めた。当初、出馬に意欲を示していた糸数氏は高良氏を擁立した社大党に反発し、離党届を提出した経緯がある中、確執の払拭(ふっしょく)を図った。


 「開かれた候補者選定を求める」とし、参院選沖縄選挙区候補者の見直しを求める団体も発足。糸数氏の出馬を求める声も上がったが、最終的に高良氏を支援する態勢を整えた格好だ。6月15日に浦添市内で開かれた決起大会で糸数氏は高良氏と手を携えて登壇し、支持を訴えた。糸数氏は国会が閉会するまでの間、東京と沖縄を日帰りで往復し、各地の集会に参加するなどしてきた。

 参院選が本格化する中、県政与党、国政野党の関係者らはそれぞれの支持する比例代表候補の応援に動き出す。党派や各労組が推す候補者との協力態勢を構築し、集票活動に力を入れている。北大東村を除く県内40市町村に与党県議や地元市町村議を支部長とする支部を立ち上げた。一方で、足並みの乱れが表面化する場面も見られた。

 6月29日の政策発表で、日米安全保障条約の認識について問われた高良氏は「廃止すべきだ」と答えたが、会見終了前に「将来的な話で、すぐ破棄はできない」と訂正した。同席した玉城デニー知事をはじめ、オール沖縄には日米安保体制を認め、反辺野古で一致する保守層や経済界の支援層もある。今選挙戦では、オール沖縄を構成する一部経済界が表だった支援を控えるなど、これまでの選挙と比べても態勢は盤石とは言えない。

 辺野古新基地建設を最大争点に掲げる中、相手候補の安里氏は賛否を明確にしていない。高良氏は「辺野古の問題を客観的に見るだけではよくない。(政治家の)責任を示すべきだ」と批判し、今後の論戦などを通して追及していく考えだ。県知事選や衆院3区補選で維持してきた「オール沖縄」態勢を今選挙でも構築できるかが情勢の鍵を握りそうだ。

    ◇     ◇

 4日公示、21日投開票の参院選に向け、沖縄選挙区(改選1議席)には琉球大名誉教授で無所属新人の高良鉄美氏(65)とシンバホールディングス前会長で新人の安里繁信氏(49)=自民公認、公明、維新推薦=が立候補を表明し、事実上の一騎打ちの構図となっている。両陣営は既に激しい前哨戦を繰り広げている。今選挙の情勢や各陣営の動向などを追った。 ('19参院選取材班)

琉球新報社

1368チバQ:2019/07/02(火) 17:39:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000060-asahi-pol
れいわ、参院選に創価学会員を擁立 玉城知事の支援者
7/2(火) 16:48配信 朝日新聞デジタル
れいわ、参院選に創価学会員を擁立 玉城知事の支援者
れいわ新選組から立候補を表明した野原善正氏(右)と山本太郎代表=2日午後、東京都新宿区、藤原伸雄撮影
 政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表(参院議員)は2日、東京都内で記者会見し、公明党の支持母体・創価学会員の野原善正氏(59)を参院選で擁立すると発表した。

 れいわの擁立候補は6人目。野原氏は、昨年9月の沖縄県知事選で、公明党が支援した候補者と争った玉城デニー氏を支持。街頭演説などで、創価学会の三色旗を振って支援した。

 野原氏は「自民党の歯止め役になるはずの公明党が一緒になって暴走している。公明党沖縄県本部は辺野古新基地に反対にもかかわらず、容認する候補を支援して矛盾している」と指摘。「このままだと憲法9条改正が実現してしまう。公明党、創価学会が加担したというのは未来永劫(えいごう)悔やまれる」と強調した。(河合達郎)

朝日新聞社

1369チバQ:2019/07/02(火) 17:41:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000019-ryu-oki
参院選・沖縄選挙区の情勢を探る(下)安里陣営 辺野古で自公温度差
7/2(火) 13:54配信 琉球新報
参院選・沖縄選挙区の情勢を探る(下)安里陣営 辺野古で自公温度差
那覇支部大会でガンバロー三唱する安里繁信氏(右端)と公明党沖縄方面本部の糸洲朝則本部長代行(右から2人目)、日本維新の会沖縄総支部の當間盛夫幹事長(同3人目)=6月24日、那覇市の県市町村自治会館
 「まさに沖縄保守の大同団結だ」。6月22日、シンバホールディングス前会長で新人の安里繁信氏(49)=自民公認、公明、維新推薦=の政策発表に先立つ全市町村支部長および全体会議で、安里氏を支援する「新しい沖縄を創る県民の会」の西銘順志郎会長は、集まった首長や県議、市議らに呼び掛けた。自民党、公明党、日本維新の会が連携する「自公維」態勢で一堂に会して選挙運動方針を確認するのは初めてだという。


 「開かれた候補者 安里氏は次期沖縄振興計画の策定を重要施策として訴える。若年層を中心にSNSなどで自身の考え方を広める一方、企業の朝礼や模合などの会合回りを徹底するなど新旧の選挙手法を融合させている。政治の世界では新人だが、過去に日本青年会議所の会頭や沖縄観光コンベンションビューロー会長などを歴任し、知名度は比較的高く、無党派層の取り込みには一定の自信をのぞかせる。鍵を握るのは、基礎票をどこまで固められるかだ。

 1月に自民党県連が安里氏の擁立を決めた際には、公明内の一部には反発の声もあった。しかし6月22日の政策発表で、安里氏が名護市辺野古移設問題について、県民投票で反対の民意が示されたことなどから「口が裂けても推進とは言わない」と発言。普天間飛行場の県内移設に反対する公明党県本内からは「100点満点」(県本幹部)と高く評価する声が出た。

 一方で自民党県連内には、辺野古を巡る発言に不満もくすぶる。昨年9月の知事選での敗北を教訓に、4月の衆院3区補選で島尻安伊子氏が移設容認を打ち出した。県連としても「普天間の危険性除去のために辺野古を容認する」という姿勢を前面に打ち出した直後だけに「特に(名護市のある)3区はブレーキがかかった」(県連幹部)と吐露する。

 安里氏の辺野古問題への姿勢は、選挙の実働部隊となる市議、県議の運動量を左右しそうだ。支持基盤の引き締めと無党派層の取り込みを同時並行で進めていくためにも、今後は選対と自民県連の意思疎通が綿密に図れるかが焦点となる。

    ◇     ◇

 4日公示、21日投開票の参院選に向け、沖縄選挙区(改選1議席)には琉球大名誉教授で無所属新人の高良鉄美氏(65)とシンバホールディングス前会長で新人の安里繁信氏(49)=自民公認、公明、維新推薦=が立候補を表明し、事実上の一騎打ちの構図となっている。両陣営は既に激しい前哨戦を繰り広げている。今選挙の情勢や各陣営の動向などを追った。 ('19参院選取材班)

琉球新報社

1370チバQ:2019/07/02(火) 17:46:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000025-khks-pol
<参院選 いざ決戦>福島/実績現職に共闘挑む
7/2(火) 12:03配信 河北新報
<参院選 いざ決戦>福島/実績現職に共闘挑む
(写真:河北新報)
 3選を狙う自民党現職の森雅子に、野党統一候補で無所属新人の水野さち子が挑戦する。森は2期12年の実績に加えて知事選への立候補経験もあり、全県的な知名度で先行。元県議の水野は地盤の会津若松市を起点に、浜通りや中通りへの浸透を急ピッチで進める。

大物弁士を投入

 2013年参院選の現職対決をダブルスコアで制した森は、今回は「非常に厳しい選挙」と繰り返す。国会議員、県議らと地域を回り、支持固めを進める。

 直近の国政選挙での自民の苦戦ぶりが危機感を呼んでいる。16年参院選福島選挙区は党公認候補の得票割合は47%にとどまり、野党統一候補に敗北。17年衆院選も県内5選挙区で47%と非自民候補を下回った。

 旧民主党への逆風とアベノミクスへの期待の恩恵を受けた13年の勢いはもうない。「対抗馬が非自民でまとまり、苦しい戦いになった」と自民県連関係者。ある県議は「投票直前まで組織を引き締める」と語る。

 激戦区には大物弁士が次々と送り込まれる。6月15日、JR福島駅前に立ったのは新元号発表で応援依頼が急増した官房長官の菅義偉。しの突く雨の中「福島を真に再生するには政権の安定が必要」と強調した。

 「『令和おじさん』には有権者の反応が違う。集会も引き締まる」と陣営関係者。組織戦と空中戦を駆使し、抜け出しを図る。

投票率勝敗の鍵

 水野は16年参院選、17年衆院選に続く野党統一候補の勝利を目指す。立憲民主、国民民主、社民各党県連と無所属議員、連合福島の5者協議会が擁立。5月下旬に共産党との協議が整い、東北で山形県とともにいち早く共闘が成立した。

 「30万票と6000票の戦い」(県議)とされる知名度の差を埋めるため、5者協は県内19地区に選対本部を設置。共産と他の野党3党を仲介した市民団体も街頭活動を展開する。

 共闘の旗印である「原発ゼロ」を掲げるまでには曲折もあった。候補者選定を前に5者協が確認した政策は「原子力に依存しないエネルギー政策」。水野の初期のビラにも原発ゼロの文言はなかった。

 その後の候補者一本化に際し、4党と無所属議員は原発ゼロの表現で合意。電力系労組を抱える連合福島は「政党間の合意には干渉しない」として、反自民勢力の結集を優先する。

 陣営が注目するのは投票率。関係者は「50%を切れば勝てない。比例区と連動した運動が鍵だ」と語る。(敬称略)

1371チバQ:2019/07/02(火) 17:55:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00000020-khks-pol
<参院選 いざ決戦>山形/組織と知名度で激突
7/2(火) 12:04配信 河北新報
<参院選 いざ決戦>山形/組織と知名度で激突
(写真:河北新報)
 再選を目指す自民党現職大沼瑞穂に、野党統一候補で無所属新人の元民放アナウンサー芳賀道也が挑む。党の厚い支持組織を背景に与党の実現力を強調する大沼に対し、芳賀は高い知名度を武器に「地元候補」をアピールする。

◎34市町村長推薦

 大沼は4月までに県内35市町村のうち34市町村長の推薦を取り付けた。市長有志代表の東根市長土田正剛は6月23日、自民県連大会に駆け付け「首長34人で支えれば絶対に負けるわけがない」と気勢を上げた。

 環太平洋連携協定(TPP)への対応などが争点となった2016年の前回参院選では、自民公認候補が参院議員舟山康江(非改選)=無所属=に12万票差で大敗。大沼陣営は農業者票の流出を警戒し、前回は自主投票だった県農協政治連盟からも推薦を得た。

 6月22日の総決起集会には党政調会長岸田文雄が来援し「ばらばらの政党に政策の実現性はあるだろうか」と野党統一候補を批判。大沼は集会に先立ち、岸田と共に新潟・山形地震で被災した鶴岡市を視察して「市や県ではかなわない復興もある。国としてどんな支援が可能か検討する」と強調した。

 政策パンフレットや公式サイトはピンク色を基調に統一。「子育て・介護応援団」のキャッチフレーズで子育て世代、女性の共感獲得も目指している。

 対する芳賀は、大沼から約8カ月遅れの3月初めに立候補を表明。旧民進党の分裂と17年衆院選を経て、立憲民主、国民民主両党の県組織の強化が停滞する中、人選を一任された舟山が擁立を主導してきた。

◎地元で30年以上

 芳賀は知名度を頼りに、無党派層や若い世代への浸透を狙い、6月にはインターネットライブ配信「はがチャンネル」を開設。若手市議や県出身歌手をゲストに招くなどし、地域課題について討論を重ねる。

 選対本部長を務めるのは県内唯一の非自民系国会議員の舟山。「大きな組織に勝てるのは一人一人の草の根の力。全員野球で安倍政権を倒す」と意気込む。

 陣営は、地元で30年以上アナウンサーを務めた芳賀と、東京で生まれ育った大沼との対比も意識する。

 6月20日の集会では、選対幹部が大沼を「東京から山形への出稼ぎ」と挑発。芳賀は同15日の公開討論会で「中央が優遇され、地方がないがしろにされている。東京からズームアウト、山形にズームインする政策が必要」と、かつて担当した番組のキャッチフレーズをもじって訴えた。(敬称略)

1372とはずがたり:2019/07/03(水) 17:53:52
参院選、山本太郎はどうするか
https://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12489668870.html

2019年参議院議員選挙が明日から始まります。
れいわ新選組は、選挙区・比例区あわせて10人の候補者を擁立する予定です。

そして、私、山本太郎は比例区で立候補予定です。
今回からは導入された特定枠(比例区の得票数に応じて優先的に当選が決まる)を、
使用する予定です。
その枠に、重度の障害をお持ちの木村英子さん、難病ALS当事者のふなご やすひこさんを登録する予定です。

予定、予定の連発は
公選法上の都合です。
あしからず。

当事者が国会に行き、道を切り拓く。
れいわ新選組の本気のチャレンジ!引き続き応援してください。

山本太郎

1373チバQ:2019/07/03(水) 19:37:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000003-kana-l14
【かながわ参院選】全7党激突で混戦 4議席巡り14人名乗り
7/3(水) 5:00配信 カナロコ by 神奈川新聞
【かながわ参院選】全7党激突で混戦 4議席巡り14人名乗り
立候補予定者
 参院選神奈川選挙区(改選定数4)は、与野党の全7政党が激突する全国屈指の混戦区だ。2日時点で、各党の公認候補予定者をはじめ諸派や無所属の現職と新人の計14人が立候補を表明。他にも出馬を模索する動きがあり、4議席を巡る激しい舌戦が予想される。

 安倍晋三首相の政権運営や実績に対する中間評価として、有権者の審判が示される参院選。神奈川選挙区では、自民党、公明党、日本維新の会の「改憲勢力」が過半数の3議席を押さえるかも焦点だ。

 自民は、島村大氏が働き方改革関連法の成立などに携わった1期6年の実績を強調。単独候補として、6年前の全国最多113万票を上回る得票を目指す。

 連立を組む公明は、佐々木さやか氏が再選を目指す。自民から「推薦」を受け、支持母体の創価学会に加え保守層にも「与党で2議席」を呼び掛ける。

 野党第1党の立憲民主党は、複数擁立を見送り牧山弘恵氏に注力。統一地方選で躍進した追い風を受け、連合神奈川の支援と無党派層への浸透で3選を狙う。

 旧民進党の流れをくむ国民民主党は、新人の乃木涼介氏を擁立。牧山氏とすみ分けた連合の後押しに加え、俳優としての知名度を生かして初当選を目指す。

 共産党は、新人の浅賀由香氏が次点だった3年前の雪辱を期す。護憲派の市民団体を中心とする「市民と野党の共闘」を旗印に、無党派層への浸透を図る。

 日本維新の会から出馬する松沢成文氏は、代表を務めた希望の党を6月に離党。「改革保守」の第三極を掲げ、浮動票の取り込みで2期目を目指す。

 社民党は、新人の相原倫子氏を公認。政党要件維持を至上命令に「党の存亡を懸けた選挙」と位置付け、護憲政党の老舗として政権批判票の獲得を目指す。

 このほか、諸派や無所属の新人7人も名乗りを上げる見通しだ。

神奈川新聞社

1374チバQ:2019/07/03(水) 19:40:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000611-san-pol
新潟選挙区 「忖度」対「落下傘女性」
7/2(火) 22:24配信 産経新聞
新潟選挙区 「忖度」対「落下傘女性」
有権者に支持を求め握手する塚田一郎参院議員=新潟県上越市(沢田大典撮影)
 6月29日、新潟県上越市の屋内イベント会場で、参院選新潟選挙区(改選数1)に自民党公認で出馬する元国土交通副大臣の現職、塚田一郎が約450人を前にマイクを握った。

 「私事でこの度、大変皆さまにご心配、ご迷惑をおかけする事態に至ったことを、まずもっておわび申し上げます」

 塚田はこう語り、深々と頭を下げた。

■1議席争う戦い

 塚田は4月、山口県下関市と北九州市を結ぶ道路整備に関し、首相の安倍晋三や副総理兼財務相の麻生太郎への「忖度(そんたく)」などと発言した責任を取り、辞任した。塚田は丸刈りになり、県内100を超える支部のほとんどに「謝罪行脚」をし、信頼回復に努めた。

 塚田は野党統一候補として無所属で出馬する打越さく良(ら)と対決する。自民県連幹部は「情勢は極めて厳しい。『老後資金2千万円』問題よりも、圧倒的に発言のダメージが大きい」と苦悩を深める。

 自民内では、3期目を目指す塚田が、これまで改選数2で与野党が議席を分け合う「楽な選挙しかしていない」(幹部)との懸念も強い。今回、塚田が初めて1議席を争う戦いに臨むこともあり、政府・与党は総力戦の構えをみせる・塚田が所属する麻生派(志公会)は新潟を最重点区と位置づけている。

 6月26日には安倍に近い新潟県出身のジャーナリスト、櫻井よしこが新潟市に応援に入った。櫻井は安倍から電話で「塚田君をどうにかしてやって。彼は真面目だから、本当にしょんぼりしてどうしようもない。景気づけてあげてほしい」と要請されたと明かした。

 さらに、塚田が北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の中学校の1年先輩で、参院議員になる前から問題解決に向けて活動してきたことを挙げ「立派な政治家だ」と持ち上げた。塚田は「これからが拉致問題の正念場だ。この仕事をやり遂げるまで、働く機会を与えてほしい」と涙声で訴えた。

 同じ会合に出席した県知事の花角英世は「国を動かすのに県選出の国会議員が大変重要だ」などと述べ、「与党候補」の塚田の立場を強調した。

 ■なぜ新潟なのか

 新潟では最近、全国的にも注目の選挙が相次いだ。改選数が2から1に減った平成28年7月の前回参院選で自民現職が落選し、同年10月の知事選も与党系候補が敗れた。自民が大勝した29年10月の衆院選でさえ、県内6選挙区で制したのは2つだけ。30年6月の知事選で花角が勝ち、「負の連鎖」を断ち切ったと思ったところで飛び出したのが忖度発言だった。野党側には格好の批判材料だ。

 「なぜ立候補する決意をしたのか。今の私たちの方を向いていない政権に対する怒りと、それでもなお民主主義を諦めたくないとの思いからです」

 6月9日、打越は買い物客らでにぎわう日曜日の新潟市中心部の一角でこう訴えた。打越は女性弁護士として取り組む貧困問題などを中心に5分間、演説したが、「もっと豊かだったはずの新潟を取り戻したい」と訴えた以外、新潟への具体的な言及はほとんどなかった。42年前、打越の立った場所から2キロ離れた場所で拉致された少女に触れることもなかった。

 北海道出身の打越は東京の大学を出て東京で弁護士となり、5月に参院選への出馬を表明した。新潟出身の塚田とは異なり、縁もゆかりもない典型的な「落下傘」だ。

 応援に駆けつけた立憲民主党代表の枝野幸男は記者団に「新潟のために一番役に立つ議員になると確信している」と持ち上げたが、演説を聴いていた団体職員の男性(56)は「結局、なぜ彼女が新潟で出るのか、よく分からない」と語った。「忖度」と「落下傘」のどちらに軍配が上がるのか。=敬称略

(沢田大典)

1375チバQ:2019/07/03(水) 19:40:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000001-yamagatan-l06
県区、現新3人出馬へ
7/3(水) 7:16配信 山形新聞
 第25回参院選は4日、公示される。令和初の大型国政選挙には与野党7党と諸派・無所属の計360人超が立候補を準備。憲法改正論議や消費税増税の是非、年金問題などを争点として、6年半続く安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に、国民の中間評価が下される。投開票は21日。

 県選挙区(改選数1)は自民現職の大沼瑞穂氏(40)=公明推薦、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小野沢健至氏(49)、無所属新人の芳賀道也氏(61)=立憲民主・国民民主・共産・社民推薦=の3人が立候補を表明している。選挙戦は公明の推薦を得て組織戦を展開する大沼氏と、野党統一候補として「非自民」勢力の結集を図る芳賀氏による事実上の一騎打ちとなりそうだ。

 大沼氏は公明と連動して各地で集会を開くなどし、自公による安定政権の必要性を訴える。尾花沢を除く県内市長の支援を得て市政報告会などに出席し、国と自治体とのパイプ役としての実績を強調。昨年12月に発足した企業後援会を足掛かりに、企業回りも重ねている。公示日の4日には二階俊博党幹事長が来援するほか、選挙期間中は菅義偉官房長官ら閣僚級が次々と県内入りする予定。

 芳賀氏は立民、国民、社民の各県連、連合山形でつくる総合選対本部を軸に活動し、「安倍1強政治」の打破や地方を重視した政策展開を訴える。6月に入り各地で集会を重ね、30日には山形市で総決起集会を開催して団結を確認した。与党候補の組織力に対抗するため民放アナウンサー時代に培った人脈を通じ、草の根で支援の輪を広げる。共産党県委員会も独自に選対を組んで支援する。

 小野沢氏はNHKの受信料制度の改革などを訴え、ツイッターなどで支持拡大に努める。

 参院定数は昨年の公選法改正で6増が決定。3年ごとの半数改選のため、今回選挙では3増となる。改選定数124(選挙区74、比例代表50)の議席を奪い合う。自民は公明と合わせ改選過半数の63議席を勝敗ラインとする。比例代表には、非拘束名簿式とは別に優先的に当選する「特定枠」を初めて導入。自民が活用する見通しだ。

県区の立候補予定者・改選数1(敬称略。略歴は(1)現職(2)最終学歴(3)主な経歴(4)出身地)

大沼 瑞穂 40 自民現
(1)参院議員(2)慶大大学院(3)自民党女性局次長、山形日本香港協会長。厚生労働政務官、内閣府上席政策調査員、NHK記者。当選1回(4)東京都

小野沢健至 49 諸派新
(1)無職(2)日本工学院八王子専門学校(3)NHKから国民を守る党党員。ディーシステム管理本部長(4)前橋市

芳賀 道也 61 無所属新
(1)フリーアナウンサー(2)日大文理学部(3)山形放送報道制作局アナウンス部統括部長、日大文理学部校友会県支部副支部長(4)山形市

1376チバQ:2019/07/03(水) 19:42:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00010003-nishinpc-pol
1強自民に内部対立の種 分裂の懸念、締め付けも 参院選九州7選挙区
7/3(水) 10:08配信 西日本新聞
1強自民に内部対立の種 分裂の懸念、締め付けも 参院選九州7選挙区
「自民1強」による危機感の薄さへ懸念が示された松山政司参院議員(前列左から3人目)の国政報告会=1日夕、福岡県築上町
 「夏の政治決戦」となる参院選の公示が4日に迫った。九州7選挙区では、自民が全選挙区に現職を擁立。候補が乱立する福岡(改選数3)で圧勝を狙い、六つの1人区で野党が一本化した候補を迎え撃つ構えだが、「1強」ゆえに内部対立を招き不安材料を抱えた選挙区も少なくない。

 1日夕、福岡県築上町。福岡選挙区で4選を期す自民現職松山政司氏(60)の国政報告会で、地元選出の武田良太衆院議員は訴えた。「1強というのが一番用心せないかんのです」

 4月の知事選で、自民県連は所属国会議員らが対立し、分裂選挙を展開。以降、感情的なしこりは残ったままだ。福岡での1議席は、自民にとっては「指定席」。野党もまとまりを欠くため「危機感は薄く、内部対立を許してしまう」(県連関係者)状況にある。

 選対本部長の原口剣生県連会長は「県内の衆院全11小選挙区で勝つトップ当選」を掲げるが、得票目標は未定。県連執行部と距離を置く衆院議員は自身の選挙で見返りが期待できる公明新人(自民推薦)の支援の優先をにおわせており、選対幹部は「国会議員が挙党態勢になっていない」と眉をひそめる。

 長崎選挙区では2017年7月の県議会議長選を契機に会派が割れた自民県議団の対立が、再選を目指す古賀友一郎氏(51)の悩みの種だ。6月の県連大会では「挙党態勢」が宣言されたが、古賀氏が各県議と並び立つポスターの完成は一部、公示直前にずれ込んだ。対する国民民主新人は4野党の共同候補。「不協和音が大きくなると一気に崩されかねない」。古賀氏陣営の県議は懸念をにじませる。

 鹿児島選挙区のベテラン自民現職尾辻秀久氏(78)は先月、鹿児島市であった党県連会合で頭を下げた。「私の不徳の致すところ」。元自民県議で無所属新人の前田終止氏(71)が対抗馬として名乗りを上げ、保守王国に分裂の芽が顔を出したためだ。

 「支持団体は割れておらず、保守分裂ではない」。県連会長の森山裕国対委員長は強調する。だが、高齢の尾辻氏の党公認を巡っては一部県議らが反発した経緯もあり、森山氏はその言葉とは裏腹に、前田氏の事務所開きへの出席者に電話でくぎを刺すなど、引き締めに躍起だ。

 前田氏陣営は「顔は向こうに向いても、票はこちらにもらえればいい」と党関係者への支援要請は控えつつ、「締め付けがきつくなれば反発する土地柄だ」と批判票に期待を寄せる。

西日本新聞社

1377チバQ:2019/07/03(水) 19:42:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-07030174-nksports-soci
タレント著名人候補に厳しい目/角谷浩一氏の目
7/3(水) 11:01配信 日刊スポーツ
タレント著名人候補に厳しい目/角谷浩一氏の目
各党予想獲得議席数
令和初の国政選挙、第25回参院選は4日、公示される。政治ジャーナリストの角谷浩一氏(58)が、直前の最新情勢を分析した。12年12月の発足から6年半続く安倍政権への、事実上の審判。与党が甘めに目標設定した改選議席の過半数(63議席)はクリアしているが「老後2000万円」問題などの影響で、32の「1人区」では与党に逆風との分析だ。

【写真】元モー娘市井紗耶香氏が街頭演説、黒パンツ姿ド緊張

<角谷浩一の目>

参院選挙全体では野党の統一候補一本化の遅れや、一本化だけでは選挙態勢が整わないこと、また直前まで衆参同日選挙かも知れないと与党にけん制された遅れが響いて、直前情勢は与党が堅調な伸びを見せている。

ことに前回の参院選で野党が強かった東北では、自民党が大きくゆり戻している。北陸、四国、九州ではいまだ自民党が強さを誇っている。

だが、日米首脳会談での「農業問題密約説」や、秋田県に配備予定の「イージス・アショア」をめぐる防衛省の説明不備問題、そして何より「年金2000万円」問題が、野党によってそれぞれの地元にどう伝えられていくかによって、選挙期間の長い参院選情勢はいかようにも変わる。加えて、このところ自民党では若手からベテランまで舌禍問題が絶えないことを考えると、街頭演説での不規則発言が党のイメージを左右するといえそうだ。

また野党の候補者一本化も1人区ばかりで、都市部の大票田では野党が乱立していることも、与党には有利に働く。野党は場合によっては、与党候補を助けかねない選挙区もある。

ただ、1人区のうちで新潟や滋賀、大分など野党が善戦している選挙区もあり、その雰囲気が全体に波及すると、野党も勢いをつける場合がある。選挙区によっては「比例は共産党へ」と投票を呼びかけるなど、今までには見られない現象も起き始めている。投票率が伸びれば、情勢は激変する。

いわゆるタレント著名人候補が野党に目立つが、最近のタレント議員の仕事ぶりを見れば、政党イメージや人気の核にはなり切れない。有権者は厳しい現実を見ているのではないか。(政治ジャーナリスト)

◆角谷浩一(かくたに・こういち)61年4月3日、神奈川県生まれ。日大卒。テレビ朝日報道局などを経て現職。永田町や霞が関に幅広い人脈を持つ。現在、TBS系「ゴゴスマ」、BS11「報道ライブ インサイドOUT」などでコメンテーターを務める。映画評論家の顔も持ち、年間250本を見る。

1378チバQ:2019/07/03(水) 19:43:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-07030585-nksports-soci
山本太郎氏は比例で出馬、れいわは比例特定枠を使用
7/3(水) 17:30配信 日刊スポーツ
山本太郎氏は比例で出馬、れいわは比例特定枠を使用
れいわ新選組の参院選の公認候補として舩後靖彦氏を紹介する際、涙で声を詰まらせる山本太郎氏(撮影・村上幸将)
山本太郎参院議員(44)が参院選公示日前日の3日、都内で2度の会見を開き、参院東京選挙区からは出馬せず、比例区で出馬すると発表した。その上で今回の選挙から導入される、政党が定めた順位で当選者が決まる「比例特定枠」の制度を使って立候補すると明らかにした。

【写真】れいわ新選組の参院選の公認候補として会見に臨み、涙で立候補への思いを語る渡辺照子氏

比例特定枠とは、全国的な支持基盤を有するとはいえないが、国政上、有為な人材あるいは民意を媒介する政党が、その役割を果たす上で必要な人材が当選しやすくなるように優先的に当選人となるようにする制度。通常の比例区は政党内で個人名の得票数が多かった順に当選者が決定するが、特定枠の場合は、記載された候補者を上位とする。特定枠に入った候補者は、自らの選挙戦ができない。

今回、れいわ新選組は、東京選挙区で立候補者を立てつつ、比例区特定枠を使う。そして難病のALSの当事者で全身まひギタリストとして活動する、介護サービス事業の株式会社アース副社長の舩後靖彦氏(61)を1位、脳性まひで重度障害がある、全国公的介護保障要求者組合・書記長などを務める木村英子氏(54)を2位として、山本代表は3位となる。

山本代表は「山本が議員で居続けるためには、2人を上げたうえで自分も票を獲得しないといけない。私が、このような動きをしているのは自分の議席を守るためじゃない。6年前の1議席を獲得できたのは市民のお力。同じように勝ち取る1議席で良いのか? 納得できない。より議席を獲得できる市民の力を示す必要があると思う」と訴えた。その上で、目標の議席について「10人、全員勝たせたいが、5議席は行きたい」と語った。舩後氏と木村氏に関しては「国政上、有為な人材と考えている」と語った。【村上幸将】

1379チバQ:2019/07/03(水) 19:45:16
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190702-00000059-sasahi-pol
【参院選予測】自民“年金大逆風” 1人区13敗か〈週刊朝日〉
7/3(水) 17:00配信 AERA dot.
【参院選予測】自民“年金大逆風” 1人区13敗か〈週刊朝日〉
(c)朝日新聞社
 参院選は7月4日公示、21日投開票に決まった。「老後2千万円不足」問題での麻生大臣発言など、選挙前に危機感漂う安倍自民、かと思いきや、官邸周辺からは「乗り切った」との声すら聞こえてくる。ただ、本誌の予測では、それほど楽観できる結果ではないのだが……。

【参院選の獲得議席数予測と立候補予定者の当落予測はこちら】

「問責決議案を提出するなどまったくの常識外れ。恥を知りなさい!」

 参院本会議で安倍晋三首相に対する問責決議案が審議された6月24日、反対討論に立った自民党の三原じゅん子氏は、こう声を張り上げた。野党は年金だけでは「老後2千万円不足」する問題を取り上げ、政府の責任を追及。これに対し、三原氏は次のように反論した。

「国民にとって大切な、大切な年金を政争の具にしないで頂きたい。高齢者の不安をあおらないで頂きたい。猛省を促します」

 盗人猛々しいとはこのことである。年金問題を巡っては、麻生太郎金融担当相は自ら金融審議会に諮問しておいて、報告書を受け取らないという前代未聞の愚挙に走った。森山裕国対委員長に至っては「報告書はもうない」などとうそぶき、野党が求める予算委員会の開催を拒み続けた。

 厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正問題で始まった今国会は、年金問題で幕を閉じた。国民の目から見れば、安倍首相は説明責任を果たさず、どこまでも逃げ回った姑息(こそく)さしか残らない。

 ある自民党幹部は話す。

「首相周辺からは『2千万円問題は終わった。G20サミット成功で支持率アップ。野党はだらしないのでまあ勝てる』なんて話も聞こえてくる。安倍政権になって衆参の選挙は負けていない。なんとなく今回も勝つという根拠のない空気がある。楽観するのはどうなんだか」

 年金問題に加え、10月には消費増税が控える。選挙を目前に、自民党には激しい逆風が吹きつける。

 政治ジャーナリストの野上忠興氏がこう指摘する。

「国民の関心が高く、生活に直結する問題が出そろいました。前門の年金、後門の消費増税、そして左右の門にもイージス・アショアの調査ミス問題と、先送りされた日米貿易交渉があります。安倍首相は四方を囲まれてしまった形です。自民党がここまで厳しい環境の中で選挙戦を強いられるケースは、稀なことです」

 事実、自民党が独自に選挙区の情勢を調査した極秘資料によれば、軒並み厳しい戦いを強いられている。前回の2016年参院選で議席を失った11の選挙区に滋賀、愛媛など5選挙区を加え、「激戦区」を16とした。だが、無風と思われた選挙区でも異変が生じている。調査は、4月15日、5月13日、6月10日の3回行われているが、順次、軒並み評価を下げている。

 しかも6月10日は、参院決算委員会で「2千万円不足問題」が紛糾した日だ。この調査は、年金問題が反映されているとは言い難い。実際、6月末に実施された調査では、さらに惨憺(さんたん)たる結果になったとの情報が永田町を駆け巡る。安倍首相は勝敗ラインを、自公で改選議席の過半数となる63議席に設定した。自公の改選議席は77だから、ずいぶんとハードルを下げたものである。詰まるところ、安倍政権のレームダック化は隠しようもなく、自信を失っている証拠なのだ。

 本誌は「亥年選挙」の総決算となる参院選の獲得議席数を、前出の野上氏、政治評論家の小林吉弥氏、政治ジャーナリストの角谷浩一氏に予測してもらった。3氏とも最大の争点は「年金問題」で一致する。そこへさまざまなマイナス材料が加わってくる。

 参院選の勝敗を左右する1人区で、自民は16年参院選で21勝11敗と野党の善戦を許した。焦点となるのは東北6選挙区で、前回、自民は1議席しか獲得できなかった。農協改革や環太平洋経済連携協定(TPP)など、農政への不安から“農協の反乱”といわれた。

 今回も懸案事項は農業だ。日米貿易交渉でコメ、牛・豚肉など農産物重要5品目でも関税撤廃を迫られるのは必至で、日本の農業は大きな打撃を受けかねない状況だ。さらに、そこへ降って湧いたのが、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の適地調査ミス問題だ。

1380チバQ:2019/07/03(水) 19:45:41
 野上氏は前回と同じく、東北で自民は1勝5敗の再現があり得ると見る。

「配備候補地の秋田は、前回、自民が東北で唯一、5万票の大差で議席を守った選挙区です。今回も当初、自民が安泰と見られていました。しかし、イージス・アショア問題浮上で自民最新情勢調査でも並んでしまいました。東北全般に言えることですが、農業票の流出も懸念される状況です」

 小林氏は4勝2敗で自民が勝ち越すと予想する。5野党・会派が32の1人区すべてで一本化できたのは6月に入ってからだった。小林氏がこう語る。

「野党が統一候補で合意するのが遅すぎました。新人ばかりなのだから、知名度を浸透させていかなければならないのに、その時間が足りません」

 ただし、「接戦ばかりで全県でひっくり返る余地は残っている」と波乱含みだ。

 角谷氏もこう語る。

「東北における野党の勢いは失速気味です。野党も楽な選挙ではない。候補が統一されただけでは勝てず、票を野党に集めるという努力を各党がやらなければ、勝利は見込めない。青森、宮城、秋田は自民が優勢で、3勝3敗と見ます」

 他の注目の1人区については後に触れるが、1人区の戦いで自民は、野上氏が19勝13敗、小林氏が23勝9敗、角谷氏は21勝11敗とした。

 複数区では、北海道の自民高橋はるみ氏は前知事で知名度が抜群。同じ自民の岩本剛人氏の票を食って、一本かぶりする可能性も指摘される。東京では、元厚労副大臣の武見敬三氏が当落線上になるとの予測もある。

 公明は選挙区7、比例7の当選を目指しているが、兵庫で取りこぼす危険性があり、山口那津男代表や公明とのパイプが太い菅義偉官房長官が現地入りしてテコ入れしている。

 維新の党勢の衰えも顕著だ。大阪では16年参院選で比例票が約130万票あったのが、17年衆院選で約93万票とガタ減りしている。大阪での2議席獲得に黄信号がともる。

 自民の獲得議席数は、野上氏が52議席、小林氏が56議席、角谷氏が55議席で、いずれも10議席以上減らす結果となった。維新を足しても、改憲勢力3分の2には届かなくなる。野党では、立憲がいずれも20議席超で躍進するが、国民、共産などは伸び悩む。

「2桁も減らして、3分の2維持どころか、自民単独過半数割れは惨敗です。普通の自民党総裁ならば辞任するでしょうが、安倍首相は『負けじゃない』と言い張り、総理の椅子に居座るでしょう」(角谷氏)

 ロシアとの北方領土返還交渉も北朝鮮との拉致問題解決も暗礁に乗り上げ、解決の糸口すら見えない。議長国を務めたG20もさしたる成果は見られなかった。そこへ、10月からの消費増税が重くのしかかる。

「10%というキリのいい数字は、簡単に税額を計算できるだけに、国民の心理的負担が大きい。一方で、年金だけでは老後に2千万円足りなくなるから投資しろ、では日々の生活に追われる庶民の反発を買って当然です。増税後、景気が冷え込むのを誘発することになるでしょう。ポスト安倍は尻拭い内閣で短命に終わる恐れが多分にある。岸田氏がやろうと、菅氏がやろうと、次の衆院選は勝機が乏しくなるからです」(野上氏)

“消えた年金問題”が第1次安倍政権瓦解の引き金となったように、年金問題や増税は選挙で思わぬ風を吹かすことがある。逆風がつむじ風となって、あちこちの選挙区で議席を巻き上げる事態も起こり得るのだ。

 そうなるとポスト安倍の声も現実味を帯びてくる。自民党で安倍首相が所属する清和会の議員は言う。

「安倍さんは4選を目指す気はない。安倍さんも飽きられている。ポスト安倍がもっと言われるようになっても仕方がない。うちの派閥は、菅さんか、岸田さんを推すことになる。ただ、清和会としては本音は菅さん。安倍さんと一心同体だし、正式な派閥もないのでやりやすい」

1381チバQ:2019/07/03(水) 19:45:56
 先にも触れたが、16年の参院選、東北で唯一、自民党が議席をとった秋田では、今回も自民党の現職、中泉松司氏が優勢と見られていたが、形勢が変わりつつある。

「イージス・アショア」に関する一連の問題発覚について、自民党関係者はため息交じりに語る。

「イージス・アショアは、配備の是非を述べる以前の問題で頭が痛い。そこに『2千万円問題』。国民年金だけに加入している農家も多く、不安が高まっている」

 これで勢いづいたのは、対抗馬の寺田静氏の陣営だ。関係者の一人は「言われるがままミサイル配備に動いていた県と国との関係に疑問を持っていた人は多い。年金問題も尾を引いている。争点になれば十分に勝てる見込みがある」と意気込む。

 新潟は、自民の塚田一郎氏が守勢に回る。国の道路整備事業を巡って安倍首相と麻生氏の意向を「忖度した」と発言し、国交副大臣を辞任した。

「支持者におわびして回っているが、逆効果です。あの発言によって、自民は県議選でも議席を減らし、塚田氏は県連会長まで辞めざるを得なくなった。そのダメージは非常に大きい」(小林氏)

 野上、角谷の両氏も野党統一候補の打越さく良氏が優勢と見る。

 山梨は今年1月の知事選で、自公が推薦した長崎幸太郎氏が当選し、自民が足場を築きつつある。

「自民の内紛が伝統的に多い県ですが、知事選でようやくまとまった」(小林氏)

 だが、00年代に入って過去6回の参院選で、自民は2勝4敗と負け癖がついている選挙区でもある。野上氏と角谷氏が野党の市来伴子氏、小林氏が自民の森屋宏氏と予想が割れた。

 三重は元民主党代表の岡田克也氏の地元。今回、自民が「激戦区」に加えた滋賀は、前知事の嘉田由紀子氏の人気が高く、いずれも野党候補が優位に選挙戦を進めている。

 加計学園の獣医学部新設問題に揺れた愛媛は、野党の永江孝子氏がリードする。

 大分も3氏とも野党候補が有利と予想。安保法制国会のときに安倍首相の補佐官を務めた自民現職・礒崎陽輔氏は、07年と13年の参院選では野党が乱立したことで票が割れ、漁夫の利を得て当選したが、今回は野党候補は安達澄氏に一本化された。

「16年参院選では、自民はガチンコ対決で民進党(当時)にわずか1千票余りの差で敗れている。今回も統一候補のうえ、年金と増税の逆風も吹く。自民連敗があり得ます」(野上氏)

1382チバQ:2019/07/03(水) 20:30:30
https://www.sankei.com/region/news/190703/rgn1907030020-n1.html
10月に参院補選へ 公示日以降に大野氏辞職 埼玉
2019.7.3 07:02地方埼玉
 8月25日投開票の知事選に出馬表明し、国民民主党を離党した大野元裕参院議員(埼玉選挙区)が参院選公示(4日)以降に議員辞職する意向を示していることが2日、複数の関係者への取材でわかった。大野氏の辞職に伴う参院補欠選挙は10月10日公示、27日投開票で行われる見通しで、知事選不出馬を表明した上田清司知事が退任後、10月の参院補選に出馬するかが焦点になりそうだ。

 参院補選をめぐっては、大野氏が参院選公示前に辞職すれば、参院選と合併する形で実施され、改選数が4から5に増える。5議席目の当選者の任期は大野氏の残り任期3年となる。

 しかし、大野氏が4日以降に辞職する意向を示しており、10月に参院補選が実施される見通しとなった。補選には知事退任後の上田氏が出馬するとの観測が飛び交う一方、自民党は公明党との関係に配慮して候補者を擁立しないとの見方もある。

 一方、参院選には大野氏が離党した国民からは新人の宍戸千絵氏が出馬を予定している。国民の中では、参院補選が参院選と合併する形で実施されれば、改選数が増え、宍戸氏が当選圏内に入る可能性が高まることから、大野氏の「公示前辞職」を望む声が多かった。

1383チバQ:2019/07/03(水) 20:37:29
■1人区
野党系が取れるとしたら最大14ですかね
東北6県、甲信越3県、三重・滋賀・愛媛・大分・沖縄

>>1090 佐賀と徳島高知は全然無理でしょう

■2人区
茨城県:自・立・維・共
静岡県:自・立・国・共
京都府:自・立・共
広島県:自・自・無・共

■3人区
北海道:自・自・立・国・共
兵庫県:自・公・維・立・共
福岡県:自・自・立・国・共
 *千葉は自自立|共で無風
 
■4人区
埼玉県:自・公・維・立・国・共
愛知県:自・公・維・立・国・共
大阪府:自・公・維・維・立・国・共

■6人区
東京都:自・自・公・維・立・立・国・共

1384チバQ:2019/07/03(水) 20:39:32
https://www.sankei.com/region/news/190703/rgn1907030007-n1.html
参院選あす公示 熊本選挙区、共産アレルギーきしむ野党共闘 熱量ゼロ「統一候補の思いない」
2019.7.3 07:00
 参院選熊本選挙区(改選1)では4日の公示を前に、「野党共闘」にきしみが生じている。共産党との距離を縮める候補予定者に対し、共産党アレルギーを持つ他党や支持団体が、推薦を見送るなどした。同選挙区は、野党がいち早く統一候補を決めた、いわば野党共闘の「さきがけの地」だが、同床異夢のもろさを物語っている。(九州総局 中村雅和)

 「絶大なご支援に感謝している。どうかよろしくお願いします」。6月30日午後、熊本市内で開かれた国民民主党の県連大会で、野党統一候補として出馬予定の弁護士、阿部広美氏(52)=無所属=が声を張り上げた。

 だが、同党の支持団体、連合熊本の関係者の視線は、冷ややかだった。ある民間労組幹部は「熱量はゼロだ。組合員やOBには選挙区の話なんてしない」と吐き捨てた。

 阿部氏の参院選挑戦は、2度目となる。前回の平成28年も野党統一候補として立ち、民進、共産、社民3党の推薦を得た。結果は、自民候補に17万票差で敗れた。

 今回、30年11月に出馬表明した。31年3月には主要野党6党派の幹事長・書記局長会談で、統一候補に決まった。全国32ある1人区で、愛媛と並んで最速の決定だった。

 しかし、国民は推薦を見送り、立憲民主党も「邪魔はしないが、何もしない」(県連幹部)と静観する。

 結局、阿部氏を推薦するのは共産、社民2党だけの見通しだ。

 ◆「裏切り」に怒り

 「阿部離れ」の直接の原因は、今年4月の統一地方選だった。県議選、熊本市議選で、阿部氏は共産候補の応援にマイクを握った。この選挙区には、連合熊本の推薦候補がいた。


 連合熊本は昨年12月、連合本部も今年1月、阿部氏の推薦を決めていた。推薦に際しての政策協定には「統一選の候補者当選に向けて努力する」との文言があった。

 連合にとって阿部氏の行動は「裏切り」であり、関係者は烈火のごとく怒った。

 しかも、連合が阿部氏に不信感を抱いたのは、これが初めてではない。

 28年の参院選で、野党各党と阿部氏、連合は「運動に政党色は持ち込まない」との合意をした。その上で共産党県委員会も入った合同事務所を設けた。

 しかし、合同事務所が指揮した選挙戦では、終盤になると「憲法改悪反対」「脱原発」など、共産色の強い主張が目立つようになった。

 「約束が違う」。連合熊本は再三注文をつけたが、状況は変わらなかった。

 連合の母体となった「日本労働組合総評議会(総評)」と「全日本労働総同盟(同盟)」は戦後、共産系の組合と労働運動で衝突を繰り返してきた。

 それだけにOBを中心に、共産党へのアレルギーは根強い。


 だが阿部氏は今年2月にも、共産党が主催した演説会に出席した。

 連合熊本の古沢利光副事務局長は「阿部氏は政治の素人ではない。組合と共産党の関係は分かっているはずだ。それでも、彼女や後援者には響かないんだ」とこぼした。

 怒り心頭の連合は今年5月、阿部氏からの申し入れを受ける格好で、推薦を取り消した。

 政党も同じだ。ある立民県連幹部は「県議会でも共同歩調を取れない共産党と、どうして参院選で一緒にやれるのか。理解に苦しむ」と語った。

 ◆「どんな支持も」

 連合の姿勢に疑問を投げかける声もある。

 28年の参院選当時、民進党県連代表だった鎌田聡氏(県議)は「候補者は反社会的勢力でもない限り、どんな支持だってほしい。共産党でも何でも、運動をやってくれる人は大事だ。むしろ連合がもっと活動をしていれば、共産党の印象は薄まり、共闘はやりやすかっただろう」と述べた。

 鎌田氏は現在、地域政党「くまもと民主連合」の代表として、出身母体の情報労連を中心に、阿部氏支援の態勢づくりを急ぐ。


 一連の混乱に共産党は距離を置く。県委員会幹部は「われわれは条件を付けたりせず、ぶれずに阿部氏を支えていく。政治を変えるには、共闘しかない」と語った。

 選挙運動で頼りになるとなれば、候補者は共産党に近づく。それを立民や国民、民間労組が苦々しく眺める。全国各地の1人区で、同様の現象が起こりうる。

 「とにかく、統一候補なんて言ってもらったら困る。少なくとも、われわれには3年前から、そんな思いはかけらもない」

 連合熊本の古沢氏は、ため息混じりで語った。

                   ◇

 熊本選挙区には、自民党現職の元厚労政務官、馬場成志氏(54)=公明推薦=と、諸派新人の最勝寺辰也氏(38)も立候補を予定している。

1385チバQ:2019/07/03(水) 20:41:37
https://www.sankei.com/politics/news/190703/plt1907030057-n1.html
【令和の戦い】大阪選挙区 自民・立民 維新旋風に恐れ
2019.7.3 20:04
 大阪市を舞台に20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開幕した6月28日、同市東住吉区の「駒川商店街」は平日にもかかわらず、いつもの買い物客にまじって、子供たちの姿でにぎわっていた。サミット開催に伴う交通規制のため、市内の学校が休みになったからだ。

 「元知事の太田房江です」「がんばりまっせ、やりまっせ」

 東西190メートル、南北540メートルの蒸し暑い商店街に、自民党から立候補する太田の声が何度も響いた。オレンジ色のたすきには「元大阪府知事」。ひたすら元知事を印象付ける作戦のようだ。声をかけられた魚屋の男性は「あっ、知事や!」と驚いた様子だった。

 こまめに水分補給しながら商店街を練り歩く太田は「名前を思い出してもらわないとね」とつぶやいた。その表情には焦りがにじむ。4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選や衆院大阪12区補選などを制し、大阪選挙区(改選数4)に2人の候補を擁立する日本維新の会を意識していたのは明らかだ。

 仮に勢いに乗る維新が2議席を占めれば、残る2議席を自民、公明、立憲民主、国民民主、共産の5党が競う狭き門となる。太田は周囲に「(2025年)大阪・関西万博は維新だけでやりきれない。大阪から自民党議員が消えることは絶対にあってはならない」と語った。


 不安材料は維新の勢いだけではない。自民党大阪府連が太田支援でまとまりきれていないことも悩みの種だ。

 自民党は当初、太田と元大阪市議の柳本顕の2人を公認していたが、柳本が大阪市長選に立候補するため辞退。ダブル選や衆院補選などの連敗に危機感を強めた自民党本部は「共倒れのリスクがある」(党幹部)と判断し、2人目の擁立見送りを決めた。

 しかし、一部の国会議員らが6月11日、柳本を再び参院選で擁立するよう求める嘆願書を党本部に提出した。「最後は一つになるのが自民党だ」。太田はこう前を向くが、同時に「一枚岩にならなければ勝ち抜けない。支援をお願いするしかない」と不安な気持ちを吐露した。

 生き残りに必死なのは野党第一党も同じだ。

 「調査によると、私は5番目につけていると聞く。挽回に向けた本気の戦いをしていきたい」

 立憲民主党が擁立した亀石倫子(みちこ)は6月28日夜、堺市のホテルで開かれた会合でこうあいさつした。衛星利用測位システム(GPS)を利用した捜査は令状がなければ違法との判断を最高裁が示した事件を担当し、名を上げた弁護士が気になるのも維新のようだ。政治学者の中島岳志との対談では維新が実現を目指す大阪都構想に触れ、「多数決の悪用だ」と批判した。

 立憲民主党の府連幹部は「北方領土をめぐる暴言で維新を除名された丸山穂高衆院議員の問題で勢いは弱まった」と強調したが、「軍隊さながら、指示通りに動く地方議員を多く抱えており、組織力は脅威だ」と維新への警戒を強めている。

 気になるのは国民民主党の動きだ。大阪は幹事長を務める平野博文の地元だけに、公認候補を取り下げる気配がない。このままでは旧民主党支持層の投票先が割れる可能性が高く、共産党や公明党に組織力で劣る大阪の立憲民主党にとっては痛手だ。連合大阪の幹部は「亀石を当選させるには投票率を上げることがマスト(必須)だ」と分析した。


 受けて立つ維新は新人で司会業の梅村みずほを主に大阪市議、堺市議、国会議員団がサポートし、現職の東徹を大阪府議、両市以外の市議が中心に支援する態勢を整えた。維新幹部は「大阪ではG20に絡み松井一郎代表(大阪市長)の映像が多く流れた。有権者は政府とタッグを組んで大阪を元気にしているのは維新だと感じている」と述べ、支持の広がりに自信を深めている。=敬称略

(内藤慎二)

1386チバQ:2019/07/03(水) 20:43:25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201907/CK2019070302000143.html
<参院選>「電力」候補、議席に危機感 再稼働推進・脱原発をけん制

2019年7月3日 朝刊


連合の産別候補10人のポスター。電力総連の浜野喜史氏ら5人は国民民主党、他の5人は立憲民主党の比例代表で立候補する=東京都千代田区の連合会館で

写真
 参院選(四日公示、二十一日投開票)で、原発再稼働を掲げる大手電力会社の労働組合の全国組織「電力総連」が擁立する候補者が厳しい選挙戦に直面している。これまで民主党・民進党の比例代表で上位当選してきたが、今回は支持率が伸び悩む国民民主党の公認となり一転当落線上に。各電力労組からは「党勢が上向かなければどうにもならない」と悲鳴が上がる。 (宮尾幹成)

 今年三月十九日、東京・霞が関の経済産業省で、電力総連の岸本薫会長が世耕弘成経産相に、原発再稼働を着実に進めるよう求める要請書を手渡した。その場には電力総連出身の小林正夫(東京電力労組)、浜野喜史(よしふみ)(関西電力労組)両参院議員が同席していた。浜野氏は今回改選を迎える一人だ。

 ちょうどこの時期は、二議員が所属する国民民主が立憲民主党や共産党との野党共闘をにらみ、公約に「原発ゼロ」を盛り込む方向で調整のさなかだった。

 電力総連は一九五九年の参院選で関電出身候補を当選させて以来、ほぼ一貫して国会に代表を送っている。二〇一一年の東電福島第一原発事故後は、民主党・民進党を急激な「原発ゼロ」政策に進ませない壁として立ちはだかってきた。

 しかし、一七年の民進分裂を機に状況が一変。民主・民進最大の支持母体だった日本労働組合総連合会(連合)に加盟する産業別労組(産別)も、支持政党が分裂状態となった。今回の産別出身候補は、立憲民主、国民民主両党の比例に五人ずつ出馬する。

 ただ国民民主には勢いがなく、五人全員の当選は厳しい。電力総連関係者は「産別ごとの順位争いだったのが、座布団(議席)の取り合いだ」とこぼす。カギは、比例票の七割程度を占める「政党名」でどれだけ得票できるかだ。

 一六年の参院選で民進党の政党名得票は約八百七十五万票。六月下旬の共同通信の世論調査では、比例の投票先は国民民主が1・6%、立憲民主が9・0%。この比率で単純計算すると、国民民主は百三十万票程度で、今回見込まれる個人名得票と合わせても最大で二百万票台にとどまる。一議席獲得の目安は百万票とされ、一人か二人しか当選できない情勢だ。

 電力総連出身者の議席が減れば、野党の脱原発志向をけん制する力が弱まるのは必至。「守りつないできた伝統を守りきれるのかどうか、極めて厳しい状況」。浜野氏が自身のウェブサイトに記すように、関係者の危機感は強まっている。北陸電力労組の六十代の元幹部は「今回は組合からOB・OG同士の働き掛けを強めるよう言われている」、中部電力労組出身の日比雄将(ひびたけまさ)愛知県議も「電力関係以外の親しい支援者にも『比例は浜野』とお願いしている」と明かした。

<参院選の比例代表> 政党や政治団体が候補者名簿を提出し、有権者は候補者の個人名か政党・団体名で投票。個人票と政党・団体票の合計に基づき各党・団体に議席を割り振り、個人票の多い順に当選者を決める「非拘束名簿式」で行われる。今回から、特定候補が個人票によらず優先的に当選できる「特定枠」が導入されるが、利用するかは各党・団体に委ねられている。

1387チバQ:2019/07/03(水) 23:03:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000022-san-l22
【参院選】2議席めぐり5氏出馬予定 立民と国民は“城対決” 静岡
7/3(水) 7:55配信 産経新聞
 ■7月4日公示

 令和最初の国政選挙となる参院選が4日、公示される。静岡選挙区(改選数2)には、自民党現職の牧野京夫(たかお)氏(60)▽立憲民主党新人の徳川家広氏(54)▽国民民主党現職の榛葉賀津也氏(52)▽共産党新人の鈴木千佳氏(48)▽諸派新人の畑山浩一氏(49)-の5氏が名乗りを上げる予定。「老後準備2千万円」で話題になった年金制度問題や消費税率10%への引き上げの是非などを政策的な争点に、各地で舌戦が始まる。

 静岡選挙区は榛葉氏が初当選した平成13年以降これまで、自民と旧民主党(旧民進党)が議席を分け合ってきた。ところが今回は、旧民進が立民と国民に分裂して候補者調整に失敗し、双方が有力候補者を立てたことで、従来の勢力図が崩れる可能性が出てきた。牧野氏と榛葉氏が現職の強みを発揮して議席を維持するのか、徳川氏が野党第一党の党勢と抜群の知名度を生かして2現職の間に割り込むのか。共産を含む主要政党の党勢を占う選挙区として、全国的にも注目されている。

 「与党代表として静岡県の可能性を県民に訴える」という牧野氏は4日、静岡市葵区の青葉公園で支援者を集めて大規模な出陣式を行う。その後、JR浜松駅前とJR沼津駅前で地元の県議や市議らとともにマイクを握る。

 徳川氏は4日午前9時半、静岡市葵区の駿府城公園にある徳川家康公の銅像前で出陣式を開催する。静岡選挙区を「最重要選挙区」と位置づける党本部からは、蓮舫副代表が出馬表明以降4度目の本県入りを果たし、応援演説を行う。徳川氏は先祖の家康公に見守られて、敵陣ならぬ永田町を目指して出陣する。この日は県中部と県西部の駅前で地元の有権者への訴えを行う。

 徳川氏と旧民進の“陣地”を分け合う形になる榛葉氏は4日午前10時半から、徳川氏に対抗すべく掛川市の掛川城公園三の丸広場で出陣式を行う。党本部の玉木雄一郎代表は、榛葉氏のために公示後初の応援演説を行うことになっており、党本部の静岡選挙区への力の入れようがうかがえる。その後は静岡市内に入り、富士宮、三島市を経てJR沼津駅前でマイクを置く予定。この日だけで県西部から東部まで駆け抜ける。

 「8時間働けば普通に暮らせる社会を」と労働問題や社会福祉の充実を訴える鈴木氏は4日午前9時半、静岡市葵区の党静岡地区委員会前で第一声。この日は終日、居住地である静岡市内をくまなく遊説して回る。

 政治団体「NHKから国民を守る党」から出馬予定の畑山氏は、NHKの受信料徴収の仕組みを見直すよう主張している。4日には候補者本人の演説は予定されていないが、支援者が各地でポスター貼りを行い、党の訴えの浸透を図る。

1388チバQ:2019/07/04(木) 11:04:54
https://www.asahi.com/articles/ASM72760ZM72UOHB015.html
新潟)序盤から大物が続々来県へ 参院選
杉山歩、高木真也、高浜行人 2019年7月4日03時00分
 参院選は4日公示される。新潟選挙区(改選数1)では、現職と新顔の計3人が立候補を表明しており、安倍晋三首相が目指す憲法改正や年金など社会保障制度のあり方、農業振興策などを争点に議論が交わされそうだ。

 新潟選挙区で立候補を表明しているのは、自民党現職の塚田一郎氏(55)=公明党推薦=、無所属新顔の打越さく良氏(51)=立憲民主、国民民主、共産、社民の各党推薦=、政治団体「NHKから国民を守る党」の新顔、小島糾史氏(43)の3氏。与党候補となる塚田氏と野党各党が推す打越氏による事実上の一騎打ちとなりそうだ。

 塚田氏は4日朝、新潟市中央区の白山神社で出陣式に臨み、その後にJR新潟駅前で街頭演説をする。新発田市から糸魚川市まで、沿岸部を中心に主な都市を街頭演説して回る予定だ。出陣式には所属派閥の麻生太郎副総理が出席予定。自民県連幹部によると、5日以降、与党・政権幹部が相次ぎ新潟入りし、塚田氏支持を訴える予定という。

 打越氏も4日朝、JR新潟駅前で第一声の演説をする。同日は新発田市や長岡市のほか、主に県央地域を回り、夕方に新潟市内で再び演説する日程だ。立憲民主や国民民主の県選出国会議員らと共に支持を訴え、同日夕には立憲民主の長妻昭代表代行も応援に入る予定。5日は共産の小池晃書記局長も県内で演説し、支持を呼びかける。

 小島氏は、新潟県内での選挙活動はほぼやらないという。(杉山歩、高木真也、高浜行人)

選挙人名簿登録192万5666人と発表
 県選挙管理委員会は3日現在の有権者数を192万5666人と発表した。21日投開票の参院選に投票できる有権者は県内の選挙人名簿登録者192万4658人(男性92万7812人、女性99万6846人)と在外選挙人名簿に登録した1008人(男性347人、女性661人)。

 3年前の参院選公示日前日現在の有権者は196万3538人(男性94万3877人、女性101万9661人)だった。

立候補を予定している3氏
塚田一郎 55 自現② 〈元〉国交副大臣
小島糾史 43 諸新  N国党員
打越さく良 51 無新  弁護士

=敬称略。丸数字は当選回数

1389チバQ:2019/07/04(木) 11:05:40
https://www.asahi.com/articles/ASM735RTSM73UTFK02H.html?iref=com_senkyo2019_news_list_n
れいわ山本太郎氏、比例区で出馬 特定枠にALS患者ら
2019年7月3日20時17分

参院選比例区での立候補を表明するれいわ新選組の山本太郎氏=3日午後、東京都千代田区、藤原伸雄撮影

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 政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表(44、参院議員)は3日、東京都内で記者会見し、参院選で比例区から立候補することを表明した。前回2013年の参院選では東京選挙区から立候補して当選した。山本氏は「6年前と同じ1議席でいいのか、私は納得がいかない。1議席をより増やせるという市民の力を示していく必要がある。目標議席は5。政党要件をクリアしたい」と述べた。

 また山本氏は、比例区で個人の得票に関係なく優先的に当選できる「特定枠」を活用することも表明。1位に筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦氏(61)、2位に重度障害のある木村英子氏(54)を充てる。

 れいわの擁立候補者は計10人。山本、舩後、木村の3氏以外は次の通り。(いずれも新顔、敬称略)

 【東京選挙区】野原善正(59)=創価学会員

 【比例区】蓮池透(64)=北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元事務局長▼安冨歩(56)=東大東洋文化研究所教授▼三井義文(62)=元コンビニオーナー▼辻村千尋(51)=環境保護NGO職員▼大西恒樹(55)=元外資系銀行員▼渡辺照子(60)=元派遣労働者

1390チバQ:2019/07/04(木) 11:22:14
ふぁっ!?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000147-jij-pol
元衆院議員が出馬取りやめ=オリーブの木【19参院選】
7/3(水) 22:22配信 時事通信
 政治団体「オリーブの木」は3日、参院選比例代表に立候補を予定していた小林興起元衆院議員が出馬を取りやめると明らかにした。

 関係者によると、2日に代表を辞任したことで選挙運動の態勢を組めなくなったという。オリーブの木の候補者は選挙区6人、比例4人の計10人となった。

1391とはずがたり:2019/07/04(木) 12:55:10
大量公認。。

N国党が参院選候補41人を発表
https://www.sankei.com/politics/news/190701/plt1907010032-n1.html
2019.7.1 18:32政治政局

 政治団体「NHKから国民を守る党」は1日、参院選に公認候補41人を擁立すると発表した。公約として「スクランブル放送を実現し、NHKの受信料を払わない人への電波を止める。NHKを見たくない人の権利を守る」と訴えている。公認候補はいずれも新人で内訳は次の通り。(敬称略)

【比例代表】立花孝志▽浜田聡▽岡本介伸▽熊丸英治

【選挙区】北海道=山本貴平▽青森=小山日奈子▽岩手=梶谷秀一▽宮城=三宅紀昭▽秋田=石岡隆治▽山形=小野沢健至▽福島=田山雅仁▽茨城=田中健▽栃木=町田紀光▽群馬=前田みか子▽埼玉=佐藤恵理子▽千葉=平塚正幸▽東京=大橋昌信▽神奈川=林大祐▽新潟=小島糾史▽福井=嶋谷昌美▽山梨=猪野恵司▽長野=古谷孝▽岐阜=坂本雅彦▽静岡=畑山浩一▽愛知=末永友香梨▽三重=門田節代▽滋賀=服部修▽京都=山田彰久▽大阪=尾崎全紀▽兵庫=原博義▽鳥取・島根=黒瀬信明▽岡山=越智寛之▽広島=加陽輝実▽徳島・高知=石川新一郎▽香川=田中邦明▽愛媛=椋本薫▽福岡=川口尚宏▽長崎=神谷幸太郎▽熊本=最勝寺辰也▽大分=牧原慶一郎▽沖縄=磯山秀夫

1392とはずがたり:2019/07/04(木) 12:56:45
>>1390
なんかあったんですかねえ??

代表馘??

1393チバQ:2019/07/04(木) 13:03:44
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190704480629.html
参院選 集票マシンは? 打越氏
連合新潟 産別候補と相乗り
 参院選は4日の公示で17日間に及ぶ選挙戦の幕が切って落とされる。新潟選挙区は自民党現職の塚田一郎氏(55)と、野党各党から支援を受ける無所属新人の打越さく良(ら)氏(51)による事実上の与野党一騎打ちの構図が予想される中、塚田氏は業界団体の新潟県建設業協会から、打越氏は労働組合の連合新潟から支援を受ける。与野党それぞれの「集票マシン」とされる団体が今回の選挙戦でどう動くのか。

     ◇  ◇

 「働く者の立場に立った勢力の拡大は極めて重要だ。さらなる行動を一人一人まで広げてほしい」。新潟県内の労働組合でつくる連合新潟が6月18日、新潟市中央区で開いた地方委員会。産業別組織(産別)の代表者ら約100人を前に、牧野茂夫会長は参院選で打越氏ら連合推薦候補への支援を呼び掛けた。

 連合にとっての参院選は、打越氏の支援にとどまらない重要な意味を持つ。連合の10の産別から、立憲民主党や国民民主党の公認で比例代表に10人が出馬を予定しているからだ。

 組合員約12万人とされる連合新潟も組織力が試される。牧野会長は参院選を「3年に一度の通信簿」とし、「組合員数以上の票を出さないと立場がない。本気モードだ」と強調する。

 打越氏の支援活動も比例候補の票固めの場を活用。大規模な集会や機関紙で打越氏を比例候補と並べ、組合員に浸透を図っている。

 野党各党でつくる打越氏の選挙対策本部には職員が常駐し、各党と情報共有が円滑にできる態勢を整えた。新潟県内を28地域に分けて人員を配置し、きめ細かい運動も展開。ある幹部は「ここまで徹底した態勢は例がないのでは」と話す。

 本気度がにじむ一方、実際に組織票が選挙区で機能するかは見通せない状況だ。原発再稼働問題のスタンスを巡り、打越氏の推薦を見送った産別もある。北海道出身で約2カ月前に出馬表明したばかりの打越氏に対し、組合員の熱量も高いとは言えない。

 ある産別幹部の見方は厳しい。「短期間での浸透は難しい。比例候補との相乗効果を期待しているが、票につながるかは未知数だ」

【政治・行政】 2019/07/04 07:51

1394チバQ:2019/07/04(木) 13:05:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-04013001-ehime-l38
参院選公示 愛媛選挙区3新人出馬
7/4(木) 10:27配信 愛媛新聞ONLINE
 第25回参院選が4日公示され、午前9時半現在、愛媛選挙区(改選数1)には届け出順に、衆院にくら替えする自民党現職の後継で自民新人らくさぶろう氏(54)=本名冨永幸伸、松山市、公明党推薦、野党統一候補で旧民主党元衆院議員の無所属新人永江孝子氏(59)=同市、政治団体・NHKから国民を守る党の新人椋本薫氏(45)=大阪市=の3氏が立候補している。21日の投開票に向けた舌戦が始まった。
 愛媛は、与野党の勝敗を左右する32ある改選1人区の一つ。自民党が「激戦区」に位置付け、野党は全国に先駆け候補者を一本化しており、激しい選挙戦が見込まれる。
 主な争点は、6年半を超える長期政権となった第2次安倍政権への評価に加え、憲法改正の是非や年金問題、10月の消費税率10%への引き上げ、原発を含めたエネルギー政策などになるとみられる。
 立候補の届け出受け付けは4日午後5時まで県庁第2別館6階大会議室で受け付けている。5日からは期日前投票が始まる。
 ◇
 愛媛新聞社は21日投開票の参院選で、愛媛選挙区を含む全国の開票結果を有料携帯サイト「愛媛新聞モバイル」と愛媛新聞ONLINEで速報します。

愛媛新聞社

1395チバQ:2019/07/04(木) 13:06:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000524-san-l28
参院選兵庫選挙区 公明「常勝」堅持へ、与党の結束アピール
7/4(木) 11:18配信 産経新聞
 改選数が2から3に増えた兵庫選挙区には、現職と新人の計6人が立候補。支持母体・創価学会の組織力を背景に「常勝」とされてきた公明は新人の高橋光男氏(42)を擁立、「最重点区」として総力戦で臨む。山口那津男代表は神戸・元町の商業施設前を第一声の場に選び、「国内世界の課題解決には何よりも政治の安定が必要だ。そのためには連立政権での公明の存在がなくてはならない」と声をからした。

 高橋氏を推薦する自民は、公示2日前に菅義偉官房長官が応援に訪れるなど、全面的にバックアップ。選挙事務所前で行われた出陣式には自民の国会議員も出席し、政権与党の“結束”をアピールした。それでも公明幹部は「まだまだ当選圏内にない」と引き締めを図る。

 一方で、自民は元防災相の故・鴻池祥肇氏の後継として新人の加田裕之氏(49)を擁立。県連は公明の動きに気をもむ。ある幹部は「公明から友好団体に手を突っ込まれ、引きはがされている」と危機感を募らせる。加田氏の出陣式には河村健夫・元官房長官らが駆けつけ、保守票の死守を訴えた。

 立憲民主は週末にかけ枝野幸男代表や蓮舫副代表が兵庫入りして新人の安田真理氏(41)を支援。唯一の現職、維新の清水貴之氏(45)は活動の遅れを知名度で巻き返せるかが注目される。共産新人の金田峰生氏(53)、諸派新人の原博義氏(47)も立候補している。

1396チバQ:2019/07/04(木) 13:07:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00010007-saitama-l12
<参院選>激戦予想される埼玉選挙区、4議席巡り各党の戦略は 自公で2議席確保、残りを野党奪い合いか
7/4(木) 11:53配信 埼玉新聞
<参院選>激戦予想される埼玉選挙区、4議席巡り各党の戦略は 自公で2議席確保、残りを野党奪い合いか
参院選埼玉選挙区過去3回の得票結果
 令和初の国政選挙となる第25回参院選は4日公示され、21日投開票に向けて本格的に論戦がスタートする。公選法改正で埼玉選挙区は今回から改選数が3から4に増え、現在までに自民党と公明党の現職2人と、立憲民主党、国民民主党、共産党、日本維新の会、諸派の新人7人の計9人が立候補を予定。6年半続く安倍政権の評価や憲法改正、消費増税の是非、年金問題などを争点に、激戦が予想される。

参院埼玉選挙区の展望、4議席巡り混戦 立憲、国民、共産の各新人が準備 2議席は野党の争いか

 過去3回の参院選埼玉選挙区を振り返ると、自民、公明、旧民進(旧民主)を軸とした議席争いが続いている。与党の自民・公明は計約125万〜約160万票を集め、2議席を確保している。今回も手堅く自公で2議席を狙う方針で、残りの2議席を野党が奪い合うとの見方が強い。

 3選を狙う自民現職の古川俊治氏(56)は「参院選と知事選の両方に勝ってこそ意味がある」と、知事選に弾みがつくような選挙戦を意識。6年前は100万票超えで圧勝したが、新藤義孝県連会長(衆院議員)は「過去の得票や党の支持率は一切意味がない。自公2議席確保へ全力で臨む」と気を引き締める。

 自民から推薦を受け再選を狙う公明現職の矢倉克夫氏(44)は、「厳しい戦いになると覚悟しているが、前回(約60万票)と同じぐらいの票は取りたい」と意気込む。西田実仁県本部代表(参院議員)は「かつてない勢いで激戦を突破したい」と力を込める。

 立民新人の熊谷裕人氏(57)は「他人の声に耳を貸さない政治を変えていかなければならない」と安倍政権を批判。枝野幸男党代表(衆院議員)は「熊谷さんには大きなハードルを乗り越えてもらわなければならない」と地元の埼玉選挙区で必勝を期す。

 国民新人の宍戸千絵氏(41)は介護経験や官民での勤務経験を通じて「女性や若い世代の視点を取り入れて、政治を変えたい」と意気込む。大島敦県連代表(衆院議員)は「ずっと運動をしてきて共感を得ている」と議席獲得にまい進する。玉木雄一郎党代表も県内入りする予定。

 共産新人の伊藤岳氏(59)は消費増税阻止や老人ホーム増設など福祉拡充を掲げる。共産党県委員会の荻原初男委員長が「これまでにない力の入れよう」と言う通り、志位和夫委員長や小池晃書記局長が数回県入りする「総力戦」で21年ぶりの埼玉選挙区議席獲得を目指す。

 維新新人の沢田良氏(39)は「維新か既存野党か、選択を」と訴え、消費増税凍結、改憲議論推進などの方針を打ち出す。与党と積極的に対話する「与党でも野党でもない、ゆ党」のスタイルで他政党との違いをアピールし、しがらみを嫌う若者層や無党派層の取り込みを狙う。

 ほかに幸福実現党新人の小島一郎氏(48)、NHKから国民を守る党新人の佐藤恵理子(えりぃ)氏(33)、安楽死制度を考える会新人の鮫島良司氏(64)が準備を進める。

■埼玉選挙区立候補予定者(3日現在)

古川俊治56(2)自民 現 医師
矢倉克夫44(1)公明 現 党県本部副代表
熊谷裕人57   立民 新 政党役員
宍戸千絵41   国民 新 政党役員
伊藤岳 59   共産 新 党県民運動委員長
沢田良 39   日維 新 県総支部幹事長
小島一郎48   諸派 新 党県本部代表
佐藤恵理子33  諸派 新 タレント
鮫島良司64   諸派 新 会社員

1397チバQ:2019/07/04(木) 13:11:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000018-khks-pol
<参院選>岩手選挙区 個性PR過熱 自民現職・平野氏「農水の政策通」 無所属新人・横沢氏「福祉の実践者」
7/4(木) 12:43配信 河北新報
<参院選>岩手選挙区 個性PR過熱 自民現職・平野氏「農水の政策通」 無所属新人・横沢氏「福祉の実践者」
商店街で支持者と共に手を振る横沢氏=6月29日(写真左) 総決起大会で拳を振り上げる平野氏=6月26日(写真右)
 「農水の政策通」か「福祉の実践者」か。4日に公示される参院選(21日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、与野党が立候補予定者に備わった個性のアピールに余念がない。それぞれ選挙戦の大事な論点を体現しているだけに、関係者の期待も大きい。




 「1次産業は衰退しない。私にお任せください」。盛岡市で6月26日にあった自民党現職平野達男氏(65)の総決起大会。約700人の聴衆を前に立候補予定者は、自ら「農政のプロ」を演出してみせた。

 平野氏は東大卒で、農林省(現農林水産省)に24年間勤務。国政に転身後も、民主党政権の復興相として沿岸被災地の漁港や農地の再生に取り組んだ。

 自他共に認める農水族だけに、壇上には手腕に期待する1次産業団体のトップがずらり。

 「政策通として地方の現実を認知している」(大井誠治岩手県漁連会長)、「農産物の市場自由化が進む混迷の時代だ。われわれの望む政策のため力を存分に発揮してほしい」(久保憲雄県農政連委員長)とエールを送る。

 一方、盛岡市で30日に開かれた「県障がい者スポーツ協会」の総会には、野党統一候補で無所属新人横沢高徳氏(47)の姿があった。車いすで登場し「ここにも来られない方々の声を国政に届ける」と「障害者の利益代表」を前面に打ち出す。

 横沢氏は盛岡工高卒。モトクロスバイクの選手だった1997年、練習中の事故で脊髄を損傷し、車いすでの生活を送る。2010年バンクーバー冬季パラリンピックにチェアスキー日本代表として出場した。

 実体験に基づいて障害者施策を論じる横沢氏。安倍晋三首相が大阪城の復元時に設置したエレベーターを「大きなミス」と発言したことに「戸惑いを感じた。全ての人に住みやすい社会をつくりたい」とやんわり批判を加えた。

 29日にあった後援会の集会には福祉関係者が続々来場した。県身体障害者福祉協会の藤井公博会長は「障害のある人が国政に参加すれば、福祉の考え方が大きく前進する」と訴えた。

 岩手選挙区にはNHKから国民を守る党の梶谷秀一氏(53)も立候補する予定。

1398チバQ:2019/07/04(木) 13:15:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000012-jij-pol
自民と野党、全1人区で一騎打ち=2回連続、構図定着も【19参院選】
7/4(木) 5:27配信 時事通信
 参院選の結果を左右する改選数1の「1人区」は2016年の前回に続き、全32選挙区で自民党と主要野党の統一候補による事実上の一騎打ちとなった。

 一方、改選数2以上の複数区は野党間でも争う選挙区が目立つ。

 立憲民主、国民民主、共産、社民の主要野党は全1人区で候補者を一本化。18人は無所属で立候補し、4人を除きいずれかの党の推薦を受けた。政党の公認候補として立ったのは14人。立憲は宮城、宮崎など7人、国民は石川、長野など6人、共産は福井の1人となっている。

 2回連続の統一候補実現で、「自民VS主要野党」の構図が定着する可能性がある。ただ、立憲、国民両党は分裂の後遺症から公認候補の相互推薦を見送っており、共闘の度合いに影響しそうだ。

 ◇複数区は争奪戦
 16年は四つの2人区(茨城、静岡、京都、広島)のいずれも自民、旧民進両党が議席を分け合った。今回、自民は広島で2人目を立て、独占を狙う。全体的な議席減が予想される中、少しでも積み上げを図る思惑だ。

 野党も静岡で立憲、国民両党が競合し、共産は4選挙区全てに擁立。政権批判票を奪い合う。

 四つの3人区で与党の対応は16年と同じ。北海道と千葉は自民から2人が出馬、兵庫と福岡は自民、公明両党が1人ずつ立てた。立憲、共産両党は4選挙区ともそれぞれ1人を擁立し、国民は北海道と福岡で参戦した。四つの4人区(埼玉、神奈川、愛知、大阪)と6人区の東京は与野党の乱戦模様だ。

 政党別では、公明が前回同様に3人区以上の7選挙区に立て、日本維新の会は地盤の関西以外に茨城、埼玉、東京、神奈川、愛知で議席を狙う。社民は東京、神奈川、愛知にとどめた。

1399チバQ:2019/07/04(木) 13:16:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000002-kana-l14
【かながわ参院選2019】14人が立候補見通し 全国屈指の混戦区
7/4(木) 5:00配信 カナロコ by 神奈川新聞
【かながわ参院選2019】14人が立候補見通し 全国屈指の混戦区
(写真:神奈川新聞社)
 第25回参院選は4日、公示される。神奈川選挙区(改選定数4)は、全7党が公認候補を擁立する全国屈指の混戦区。諸派や無所属を含め少なくとも14人が立候補する見通しで、21日の投開票に向けて激しい選挙戦が展開されそうだ。

 参院選で最大の争点とされる安倍政権の評価に加え、神奈川選挙区では憲法改正に賛同する「改憲勢力」が過半数の3議席を占めるかも焦点。与野党ともに公認を1人に絞っており、各党の議席争いは基礎票固めに加えて浮動票の取り込みが鍵を握るとみられる。

 現職は、自民党の島村大、公明党の佐々木さやか、立憲民主党の牧山弘恵、日本維新の会の松沢成文の4氏が再出馬。新人は国民民主党の乃木涼介、共産党の浅賀由香、社民党の相原倫子の3氏のほか、諸派5人、無所属2人が名乗りを上げている。

 憲法改正を巡る議席争いは、現有維持を目指す自民、公明、維新の改憲勢力に対し、立民、国民、共産、社民が神奈川での過半数阻止を狙う。年金問題や消費税増税などの論戦も熱を帯びそうだ。

 立候補の届け出は、4日午前8時半から午後5時まで。陣営の多くは届け出後に街頭に立ち、第一声を響かせる。

神奈川新聞社

1400チバQ:2019/07/04(木) 13:16:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000095-mai-pol
れいわ、重度障害者2人を「特定枠」に 山本太郎氏は比例転出
7/3(水) 21:28配信 毎日新聞
れいわ、重度障害者2人を「特定枠」に 山本太郎氏は比例転出
れいわ新選組から参院選比例「特定枠」で立候補予定の木村英子氏(右)と舩後靖彦氏(中央)。中央奥は代表の山本太郎参院議員=東京都内で2019年7月3日午後7時24分、宮原健太撮影
 政治団体「れいわ新選組」代表の山本太郎参院議員(44)=東京選挙区=は3日、東京都内で記者会見し、参院選(4日公示、21日投開票)比例代表で優先的に当選する「特定枠」に、介助が欠かせない重度身体障害者の舩後(ふなご)靖彦氏(61)と木村英子氏(54)を擁立する方針を明らかにした。両氏が当選した場合、国会内の幅広いバリアフリー化が求められることになるとみられる。

 また、山本氏は、自身については、東京選挙区からではなく比例代表で立候補すると表明した。同区には新人で創価学会員の野原善正氏(59)を擁立する。山本氏は「山本が議員を続けるためには2人を当選させたうえで自分も票を獲得しなければいけない」と強調。自身の知名度を生かして票を掘り起こし、複数当選を目指す考えだ。

 舩後氏は全身の筋力が低下する難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」患者。商社マンだった41歳の時に発症し、現在は自力でほとんど体を動かせないという。特殊な意思伝達装置などを使いながら看護・介護サービス会社の副社長を務める。3日の記者会見で出馬の理由を問われると、介助者を通じて「私の信条は人に尽くすことだからだ」と述べた。

 また、木村氏は生後8カ月で脳性まひを患い、両足や左手がほとんど動かず、車椅子生活を送っている。ヘルパーなどの助けを借りながら行政に障害者支援の強化を求める活動に取り組んできた。

 舩後、木村両氏は、現状の国会では、議場での登壇や記名投票、議事堂内の移動は困難。さらに舩後氏は意思疎通に特殊な機器が必要であるなど、両氏が当選した場合は、移動手段や質疑方法など幅広い検討が求められそうだ。【宮原健太、田辺佑介】

1401チバQ:2019/07/04(木) 13:19:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00010000-minyu-l07
自民現職に野党挑む 「参院選」4日公示、福島選挙区激戦に
7/3(水) 8:28配信 福島民友新聞
 第25回参院選は4日、公示される。福島選挙区(改選数1)には、自民党現職で元少子化担当相の森雅子氏(54)、無所属新人で元県議の水野さち子氏(57)、諸派新人で会社社長の田山雅仁氏(35)が立候補を予定。21日の投開票に向け17日間の選挙戦に入る。
 震災から8年4カ月が経過する中、古里再生や根強い風評への対応など復興のさらなる進展に加え、地方創生、社会保障制度などが争点になるとみられ、自民公認、公明推薦で3選を目指す森氏と、野党共闘で議席獲得を狙う水野氏の2氏が激しく争う構図だ。
 森氏は福島市やいわき市などで総決起大会を開き、農業や建設業、商工業など約140団体で構成する支援・友好団体と後援会の結束を強める。自民県連幹部らは県議会の合間を縫って支援者回りに奔走。前回、自民の現職閣僚が野党統一候補に敗れた経験を踏まえ組織固めを徹底する。公示後、現職閣僚が来県する予定で、政権与党の実績や実効力を周知する狙い。
 水野氏は老後資金2千万円問題に端を発した年金制度の検証や10月の消費税増税中止、早期の原発ゼロ社会の実現を訴え、与党との対立軸を打ち出す。市・郡単位に19の選対本部を設け、あいさつ回りを重ね知名度向上を図っている。陣営は投票率アップと無党派層の投票動向が勝敗の鍵を握るとみており、会員制交流サイト(SNS)も使い幅広い世代への浸透を目指す。
 田山氏は遊説を行わず、動画投稿サイト「ユーチューブ」などSNSを活用したネット選挙運動を展開する。

1402チバQ:2019/07/04(木) 18:21:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000036-at_s-l22
野党激突、静岡の陣 自民は切り崩し警戒 参院選しずおか
7/4(木) 17:00配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
野党激突、静岡の陣 自民は切り崩し警戒 参院選しずおか
(写真:静岡新聞社)
 第25回参院選が4日、公示され、5人が立候補を届け出た静岡選挙区(改選数2)。2001年から自民党と旧民主党系の候補が議席を分け合ってきたが、今回、立憲民主党新人の徳川家広候補(54)と国民民主党現職の榛葉賀津也候補(52)が立候補した。旧民主系勢力が割れ、真っ向対決する構図となり、全国屈指の激戦区として注目を集める。自民党現職の牧野京夫候補(60)は緩みと切り崩しを警戒し、16年に続く参院選挑戦の共産党新人、鈴木千佳候補(48)は雪辱を期す。政治団体「NHKから国民を守る党」新人の畑山浩一候補(49)も立った。

 徳川候補は出馬表明が5月末と遅れたが、枝野幸男代表ら党幹部が相次いで県内入りするなど、党の「最重点選挙区」と位置付け議席奪取を狙う。1カ月余りで伊豆半島から浜松市の山間部まで県内をくまなく回った。陣営は安倍政権への批判票に加え「徳川宗家の知名度を最大限に生かし、保守層も取り込む」と意気込む。

 榛葉候補は連合静岡との二人三脚で議席死守を目指す。比例で立民を推薦する五つの産別労組の支援も取り付けた。党本部は静岡を「全国でも最重点区」と位置付けていて、4日は玉木雄一郎代表が出陣式に駆け付けて第一声を放つ異例の対応を取った。陣営幹部は「過去の選挙とは状況が全く違う」と危機感をあらわにする。

 牧野候補は公明党をはじめ、農林漁業や建設、医療、商工会関係など約170の団体から推薦を受けた。比例代表の候補とも連動して業界団体の支援も受ける。ただ、陣営は2人目の党公認候補擁立が見送られたことによる緩みや、旧民主党系2候補による保守票の切り崩しを懸念していて「追い風は吹いていない」と引き締める。

 鈴木候補は党の方針「暮らしに希望を」を前面に掲げ、特に若者や子育て世代が安心して暮らせる社会の実現を訴える。街頭や集会で直接、有権者に訴えるだけでなく、ツイッターとフェイスブックを活用して主張を発信する。

 畑山候補は、NHKの受信料を払った人だけが視聴できるスクランブル放送の導入を主張する。

静岡新聞社

1403チバQ:2019/07/04(木) 18:22:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000019-khks-pol
<参院選公示>宮城選挙区3人届け出 自民と野党共闘激突
7/4(木) 15:25配信 河北新報
<参院選公示>宮城選挙区3人届け出 自民と野党共闘激突
愛知治郎氏(写真左)、石垣のり子氏(写真右)
 第25回参院選が4日、公示された。改選124議席(選挙区74、比例代表50)に選挙区213人、比例代表146人の計359人が立候補を届け出た。歴代最長政権に近づく安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に審判が示される。最大の焦点は、憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持するかどうかだ。宮城選挙区(改選数1)には午後1時現在、予想された3人が立候補した。与野党は老後資金2千万円問題に端を発した年金不安や10月の消費税増税、東日本大震災からの復興・創生などを巡り論戦に入った。21日に投開票される。

 改選数が2から1に減った宮城選挙区には、政治団体のNHKから国民を守る党の新人三宅紀昭氏(57)、自民党現職の愛知治郎氏(50)=公明推薦=、立憲民主党新人の石垣のり子氏(44)=社民推薦=の3人が立候補を届け出た。

 4選を期す愛知氏は、仙台市青葉区の中心部で第一声を上げた。「実現力、実行力のある政治を進める。成し遂げなければいけないのは完全復興だ」と支持を訴えた。

 10月に予定されている消費税率10%への引き上げに触れ「年金の重要な財源は消費税だ。無責任な政策に耳を傾けてはならない」と増税反対の野党をけん制した。

 石垣氏は、宮城野区のJR仙台駅東口で第一声に臨んだ。安倍政権への対決姿勢を鮮明にして「賃金は上がらないのに、税金だけが上がる。安心して子どもを育てられない」と強調した。

 原発再稼働や憲法改正に関しては「原発が立地する県で、なぜ住民の声を聞かないのか。憲法9条改正も何としてでも阻止する」と力を込めた。

 三宅氏は選挙事務所の届け出がなく、第一声も行わなかった。

【宮城選挙区立候補者】

(4日午後1時現在)

◎愛知治郎(あいち・じろう)(50)=自(無)現(3)(公推)

参院財政金融委(党県会長、衆院議員秘書)仙台市、中大

<責任ある政治行う>

 公的年金制度の維持が最重要課題だ。100年たっても守る。宮城から、未来のために責任ある政治を行っていく。無責任なパフォーマンス政治には任せられない。安定した政治を担えるのは、自民と公明の連立政権のみだ。日本の未来を託してほしい。

 

◎石垣のり子(いしがき・のりこ)(44)=立新(社推)

FM放送局アナウンサー、仙台市、宮教大

<時代変える流れを>

 豊かな生活を手にしたい。安心して老後を迎えたい。次世代を担う子どもを安心して育てたい。そのために今、上げるべきは賃金で、消費税ではない。宮城から時代を変える流れをつくる。私たちにはそれが実現できる。野党が協力して全力で戦う覚悟だ。

 

 

◎三宅紀昭(みやけ・のりあき)(57)=諸新 

NHKから国民を守る党員(会社員)大阪府、日大

1404チバQ:2019/07/04(木) 20:02:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019070401075&g=pol
特定枠、れいわ・労働も利用【19参院選】
2019年07月04日18時23分


 4日公示の参院選で、今回から導入された比例代表の「特定枠」を、自民党のほかに政治団体の「れいわ新選組」と「労働の解放をめざす労働者党」も利用した。特定枠は、政党があらかじめ指定した候補を優先的に当選させる制度。

1405チバQ:2019/07/04(木) 20:11:07
chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/gifu/
山本太郎氏れいわが新宿で2候補発表、辻村&大西氏


2019年07月02日 22時18分 日刊スポーツ

山本太郎氏れいわが新宿で2候補発表、辻村&大西氏
れいわ新選組の街頭演説会に参加した、左から安富歩氏、大西恒樹氏、辻村千尋氏、山本太郎氏(撮影・村上幸将)

山本太郎参院議員(44)が代表を務める「れいわ新選組」が2日、都内で会見と街頭演説会を開き、今夏の参院選の公認候補に沖縄創価学会壮年部の野原善正氏(59)日本自然保護協会保護室長の辻村千尋氏(51)元JPモルガン銀行資金部為替ディーラーの大西恒樹氏(55)の擁立を発表した。

辻村氏は「自然保護は人と自然とのつながりを守ること。弱い人の犠牲によって成り立つ社会、やめませんか?」、大西氏は「今の金融システムが、いかにおかしいかを見てきた。本当の財政金融の話を広げるため立たせていただいた」と支持を呼び掛けた。

   ◇   ◇   ◇

山本太郎参院議員(44)が代表を務める政治団体「れいわ新選組」が2日、東京・新宿駅西口で街頭演説会を開き、今夏の参院選の公認候補に公益財団法人日本自然保護協会保護室長の辻村千尋氏(51)と、元JPモルガン銀行資金部為替ディーラーで思想家の大西恒樹氏(55)を擁立すると発表した。この日、都内で開いた会見で、沖縄創価学会壮年部の野原善正氏の擁立を発表したのに続き、1日で候補者を3人発表した。

辻村氏は「環境の専門家として、国会に参考人として呼ばれ、種の保存法の改正とか、いろいろな法律の改正に携わってきました。ただ、残念ながら法律に反映しない」と訴えた。その上で「自然保護とは、人と自然とのつながりを守ること。日本1個分の暮らしを取り戻しませんか? 僕は取り戻したい。そのためには環境省が弱すぎる。法律で権限を与えられていないんです。かわいそう。僕は環境省を強くしたい。そのために法律を変えることが必要。NGOも弱い。金がないのと、団体訴権もないので全部、門前払い。弱い人たちの犠牲によって成り立つ社会、やめませんか? 僕は退路を断ちました」などと語った。

大西氏は「今の金融システムが、いかにおかしいかというのを、ずっと目の前で見てきた。2008年のリーマンショックの時に、完全に終わったと思った。おかしな詐欺まがいの金融商品をさんざん、作って、実態のない金を作り出して、全く消えてないまま、皆さんの生活を圧迫している」などと持論を展開。「政府の借金が900兆円なのに対し、皆さんの税金は1000兆円。返してしまうとお金がなくなっちゃう。政府の借金が大変だから税金で返す、消費税を上げなきゃいけない、財源がない…全てうそっぱち。本気でやったら今の金融システムが崩壊する」と訴えた。

その上で「そんなことが分からない人が、国を動かしてきた。とんでもないこと。どうしようもない人間の考え方を破壊したい。僕は、この選挙戦でまともな議論をしていく。説得していくことが出来ると、すごい数の人の参道を集める可能性がある。僕の役目は(支持層の)幅を広げること。本当の財政金融の話を日本に広げるために立たせていただいた」などと語った。

山本氏は「国会内でガチンコでケンカできるようにしたい。山本1人じゃ無理…2人、5人にして上げたいねという、あなたの力がないと始まらない。力を貸して下さい」と訴えた。

れいわ新選組は、前日1日にも大手コンビニチェーンのセブン-イレブンのオーナーを9年務め、経験した24時間365日の営業形態など過酷な日々を踏まえ、他国に存在するフランチャイズ規制法制定を訴える、コンビニ加盟店ユニオンの元副執行委員長・三井義文氏(62)の擁立を発表したばかり。5月31日に北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫氏の兄透氏(64)を擁立すると発表。また6月27日には女性装で知られる安富歩・東大東洋文化研究所教授(56)、同28日には脳性まひで重度障害がある、全国公的介護保障要求者組合・書記長などを務める木村英子氏(54)の擁立を発表しており、6月27日からの6日間で4回の会見、1回の街頭演説会で、山本代表以外に6人の公認候補を発表している。【村上幸将】

1406チバQ:2019/07/04(木) 20:13:59
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907030000582.html
山本太郎氏れいわ元派遣労働者渡辺照子氏比例で擁立
[2019年7月3日17時23分]

れいわ新選組の参院選の公認候補として会見に臨み、涙で立候補への思いを語る渡辺照子氏(撮影・村上幸将)
れいわ新選組の参院選の公認候補として会見に臨み、涙で立候補への思いを語る渡辺照子氏(撮影・村上幸将)

山本太郎参院議員(44)が代表を務める政治団体「れいわ新選組」が、参院選公示日前日の3日午後、都内で2度目の会見を開き、今夏の公認候補に、元派遣労働者でレイバーネット日本運営員の渡辺照子氏(60)の擁立を発表した。比例区での出馬となる。

渡辺氏は25歳だった1985年(昭60)の時、3歳と1歳の子供を残して配偶者が失踪し、シングルマザーとなった。その後、保育園の給食調理、保険営業などを経て01年に派遣社員として企業に勤めたが、17年12月に、それまで16年8カ月、働いていた派遣先から一方的に雇い止め通告を受けた。

渡辺氏は会見で「残業時間は月100時間の時もございました。正社員より働いた。でも健康管理が悪いからと言われた。資格を取っても賃金は上がらず、セクハラもパワハラにも耐え、頑張って働いたのに、雇い止めという最悪の形で仕事を終えた。努力が足りなかったのか? 派遣を選んだのが間違っていたのか? 有期雇用を選んだあなたの自己責任だからと散々、言われた」と涙ながらに訴えた。

その上で、今回の出馬について「ようやく、れいわ新選組が現れてくれた。候補者は皆さん当事者…私もその1人。比較どうこうは言いたくないけれど、野党を含めて他の政党はいろいろなことを勉強した高学歴のエリート。我々は困っているけれど出る幕がなかった」と、れいわ新選組は市井の人々が立候補し、政界に打って出ることが出来る政党だと強調。「特別なエリートが政治をやる時代じゃない…それを体現しているのが、れいわ新選組」と声を大にした。

れいわ新選組は、渡辺氏の会見に先立って行った会見で、難病のALSの当事者で全身まひギタリストとして活動する、介護サービス事業の株式会社アース副社長の舩後靖彦氏(61)の擁立を発表した。

前日2日は、沖縄創価学会壮年部の野原善正氏(59)公益財団法人日本自然保護協会保護室長の辻村千尋氏(51)元JPモルガン銀行資金部為替ディーラーで思想家の大西恒樹氏(55)の擁立を発表したばかり。1日にもセブン-イレブンのオーナーを9年務めた、コンビニ加盟店ユニオンの元副執行委員長・三井義文氏(62)の擁立を発表している。

れいわ新選組は、4月10日に結党会見を開き、5月31日に北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫氏の兄透氏(64)の擁立を発表。6月27日には女性装で知られる安富歩・東大東洋文化研究所教授(56)、同28日には脳性まひで重度障がいがある、全国公的介護保障要求者組合・書記長などを務める木村英子氏(54)の擁立を発表。6月27日からの1週間で5回の会見、1回の街頭演説会を開き、山本代表以外に8人の公認候補を発表している。【村上幸将】

1407チバQ:2019/07/04(木) 20:14:42
れいわ新選組

【東京選挙区】野原善正(59)=創価学会員
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/?q=%CC%EE%B8%B6%C1%B1%C0%B5


【比例区】

1位に筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦氏(61)>>1400
2位に重度障害のある木村英子氏(54)>>1400


山本太郎参院議員
蓮池透(64)=北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元事務局長>>1102
安冨歩(56)=東大東洋文化研究所教授
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/8245
三井義文(62)=元コンビニオーナー>>1357
辻村千尋(51)=環境保護NGO職員 >>1405
大西恒樹(55)=元外資系銀行員  元JPモルガン銀行 >>1405
渡辺照子(60)=元派遣労働者 >>1406

1408チバQ:2019/07/04(木) 20:15:56
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190628/pol1906280004-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】候補者乱立で「東京選挙区」大激戦! 当選圏上位は…自民・丸川氏、公明・山口氏、立民・塩村氏か 「れいわ新選組」山本氏が台風の目に? (1/2ページ)
参院選2019
2019.6.28
 通常国会が26日閉幕し、参院選(7月4日公示、21日投開票)に向けた事実上の選挙戦が始まった。なかでも注目されるのは東京選挙区だ。今回から改選定数が1増えて6となるものの、26日時点で少なくとも15人の候補者が乱立しており、最激戦区となりそうだ。

 「いまの国会議員の多くはステレオタイプだ。当たり前のことができていない。福祉が細っているのが問題だ」

 立憲民主党の新人、元都議の塩村文夏氏は26日夜、JR新宿駅東南口前で、約400人の聴衆にこう呼びかけた。

 参院選屈指の注目区である東京選挙区。選挙分析で定評のある選挙プランナー、松田馨氏の分析では、当選圏上位には、自民党の丸川珠代元五輪相と公明党の山口那津男代表の現職2人に加え、塩村氏も食い込んでいる。

 自民党の武見敬三元厚労副大臣、共産党の吉良佳子氏、「れいわ新選組」を率いる山本太郎氏の現職3人が続くが、こちらは団子状態という構図だ。

 6年前に106万票でトップ当選した丸川氏は、環境相や五輪担当相も務めて存在感を発揮しており、今回も勢いがある。無党派にも強く、100万票の大台獲得が注目点だ。

 自民党は当初、3人の候補者を擁立する強気の方針だったが、共倒れを防ぐために、丸川氏と武見氏で確実に2議席を狙うことになった。武見氏は現状では「堅調」だが、投票率次第で抜け出るかどうか。

 公明党の山口氏は6年前、約80万票を獲得した。政策通で、社会福祉だけでなく、外交・安全保障にも強く、支持母体の創価学会がフル稼働する。

 立憲民主党は、2017年衆院選や今春の統一地方選の勢いを維持している。

 「蓮舫氏を尊敬している」という塩村氏について、松田氏は「党が女性候補者を積極擁立し、多様な社会づくりをうまくアピールしている。安倍政権に批判的な女性票や60代後半の全共闘世代の男性支持層が多い」と分析した。

 立民のもう1人の新人、元朝日新聞記者の山岸一生氏は出遅れが響いている。

 台風の目が「れいわ新選組」の山本氏だ。6年前に66万票を獲得したが、今回は自民党支持層にまで食い込み、前回を上回る得票の可能性がある。これまでに2億円近くの寄付を集めており、比例への転出も取り沙汰されている。

 国民民主党のJAXA職員、「宇宙かあさん」こと水野素子氏や、日本維新の会の元都議、音喜多(おときた)駿氏らは知名度アップに必死だ。維新は大阪ダブル選での勝利の余勢を駆って、東京にも勢いが波及するかが注目される。

 無党派層の8割ほどはまだ投票先を決めていないもよう。勢力図は大きく変わる可能性もある。

1409チバQ:2019/07/04(木) 20:16:49
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190629/pol1906290003-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】「保守王国」千葉選挙区で波乱あるか 自民が現職2人を擁立、立民ベテランが追う展開へ (1/2ページ)
参院選2019
2019.6.29
 参院選の千葉選挙区(改選定数3)は、「保守王国」と呼ばれる地盤に、自民党が実力派の現職2人を擁立し、立憲民主党のベテランと、個性的な共産党新人が追う展開だ。

 3選を目指す自民党の石井準一氏は、「政界の暴れん坊」こと浜田幸一氏の元書生で、千葉県議を経て、2007年に初当選した。国会運営を仕切る「国対畑」が長く、「参院のドン」候補ともいわれる。「次の世代に誇れる国に」と、経済再生と社会保障、教育などに力を入れている。

 自民党のもう一人は、2期目を狙う豊田俊郎氏。千葉県議や八千代市長を経て、13年に初当選した。「地域が主体となる真の地方創生を推進する」と訴えている。趣味は献血とジョギングという。

 立憲民主党からは、衆院4期を経て、参院3期目を目指す長浜博行氏が「立憲主義の遵守」「ガラス張りの政治・行政」などを掲げて出馬する。松下政経塾出身で、細川護煕元首相の秘書も務めた。野田佳彦元首相にも近い。

 長浜事務所の選対関係者は「千葉が野党共闘のモデルケースになればいい」と話している。

 共産党の新人、浅野史子氏は、木更津市役所で土木技師としての勤務経験があり、「土木女子(ドボジョ)」の異名を持つ。3児のママでもあり、働き方改革や子育て支援なども訴えている。

 政治評論家の小林吉弥氏は「千葉の自民党は4月の統一地方選でも強かった。農協も現職2人を推薦しており、公明票が乗るので『2人当選』の可能性が高い。長浜氏は立憲民主党の基礎票に、無党派層を取り込む。全国に激戦区があるなか、波乱要因が少ない選挙区だろう」と語っている。

1410チバQ:2019/07/04(木) 20:17:40
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190629/pol1906290002-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】大阪「オンナの戦い」に注目! 「美しすぎる弁護士」亀石倫子氏、人気アナ・梅村みずほ氏、元知事・太田房江氏… (1/2ページ)
参院選2019
2019.6.29
 大阪は28、29日、日本初のG20(20カ国・地域)首脳会合で厳戒態勢だが、事実上スタートした参院選(7月4日公示、21日投開票)も大激戦だ。改選定数4に、27日時点で11人が名乗りを上げている。2025年の万博開催も決まり、活気にあふれた大阪では「オンナの戦い」も注目されている。

 「2児の母親として、教育やいじめ、児童虐待問題に取り組みたい」

 日本維新の会の梅村みずほ氏は17日、立候補にあたり、こう語った。関西で人気のアナウンサーで、話し方教室も運営しており、さわやかな弁舌が印象に残る。

 維新は、4月の府知事・市長のダブル選と、衆院大阪12区補選を制した勢いで、2議席獲得を狙う。現職で「東京一極集中を打破し、日本の成長へとつなげる」「大阪から日本を変える」と主張する東徹氏には在阪の国会議員団が、梅村氏には府議団が支援に回る「すみ分け」戦術をとる。

 同党幹部は「6年前は、東氏が約106万票を獲得した。うまく振り分けられれば2人当選となるが、決して油断しないで頑張る」と語った。

 公明党は6年前に69万票、3年前は67万票と、強固な組織力で手堅く票を積み上げてきた。

 杉久武氏は、日米両国での公認会計士の資格を持つ、党内きっての「財政のプロ」として知られる。「不正やムダを見逃さない」「苦境にあえぐ企業や労働者に寄り添う」と訴えている。

 やや先行する3人に続き、自民党と立憲民主党、共産党の候補者らが激しく争っている。

 自民党は当初、2人擁立論もあったが、ダブル選大敗を受けて、比例からくら替えした太田房江氏に絞った。太田氏は元府知事で知名度は高く、「大阪まるごと万博の元気を!」と支持拡大を図っている。

 府連幹部は「ダブル選での後遺症がある」と危機感をあらわにする。

 立憲民主党が擁立した亀石倫子氏は「美しすぎる弁護士」といわれ、ポスターも目立っている。大阪府警が裁判所の令状を得ずにGPS捜査をしたことを、最高裁判所が2017年に違法とした刑事裁判で主任弁護人を務めて時の人になった。

 「古い価値観や常識にとらわれず、新しい発想で、生きやすい社会を作っていきたい」などと訴える。夕刊フジ記者が以前、「美しすぎるといわれてどう思う?」と質問すると、「大阪では逆に票が逃げて困っている」と語っていた。

 共産党の辰巳孝太郎氏は「顔立ちが良く、演説もうまい。共産党らしくない」(大阪府民)として善戦している。

 国民民主党は、スリランカ出身の羽衣国際大教授でタレントのにしゃんた氏を擁立し、猛追する。「教育格差の是正」を訴える。名前の「にしゃんた」は、スリランカのシンハリ語で「静かな夜」を意味する言葉だという。

1411チバQ:2019/07/04(木) 20:18:31
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190701/pol1907010001-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】家康の末裔が静岡で“天下取り”!? 立民公認・徳川家広氏が出馬表明 「優勢」自民・牧野氏は3選目めざす (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.1 参院選(7月4日公示、21日投開票)で、静岡県(改選定数2)が熱くなっている。与野党の現職2人が出馬するなか、かつて同地(駿河国、遠江国など)を治め、その後、江戸幕府を開いた徳川家康の末裔(まつえい)、政治経済評論家の徳川家広氏が名乗りを上げたのだ。先祖は天下獲りに成功したが、子孫も勝利の美酒を味わえるのか。

 「静岡の皆様の生命財産を、そして、この美しい静岡の自然を守り後世に残していくために、浜岡原発の完全廃炉を主要政策の1つに掲げています」

 徳川宗家19代目にあたる家広氏はこう語った。

 家広氏は1965年、東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、米ミシガン大学大学院で経済学、コロンビア大学大学院で政治学修士号を取得。政治経済評論家や翻訳家として活躍している。

 今年4月の北海道知事選でも、出馬要請を受けたが辞退した。今回、先祖の縁がある静岡から、立憲民主党公認候補として“出陣”する。

 静岡市内にある駿府城は、家康が築城した。秀忠に将職を譲った後に居城した場所でもある。家広氏は現在、県内の隅々まで足を運び、徳川家の歴史が感じられる地を見つけては通るようにして支持を訴えている。

 この選挙区で、「まっとうな政治と、まっとうな社会を取り戻そう」と訴えているのが、自民党当選2回の牧野京夫(たかお)氏だ。国交省や内閣府、復興庁の副大臣を務め、3選目を目指している。

 静岡県出身だけに「徳川愛」は当然のようで、配信動画では、駿府城前で、「日本と静岡の力強い再生を実現したい」と意気込んでいる。趣味は「江戸時代研究」という。

 もう1人は、国民民主党の榛葉(しんば)賀津也氏で、4選目を狙う。「孤独や寂しさや苦しさでもがいている多くの方々を国の制度で、政治で、しっかり変える努力をしなければならない」と訴える。民主党政権時代には、防衛副大臣や外務副大臣を歴任した。

 このほか、共産党からは党県常任委員の鈴木千佳氏、政治団体「NHKから国民を守る党」から会社員の畑山浩一氏が出馬を表明している。

 静岡県生まれで、現在も同県三島市に在住する大宅壮一ノンフィクション賞受賞のジャーナリストの加藤昭氏は「静岡県は中部が家康との縁が深く(家広氏の)得票に関係するかもしれない。ただ、野党共闘がうまくいっておらず、野党支持層の票がどこに向かうかは不透明だ」と語っている。

1412チバQ:2019/07/04(木) 20:19:19
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190703/pol1907030005-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】“ポスト安倍”めぐり仁義なき戦い…広島選挙区で「菅vs岸田」代理戦争勃発! 自民党の狙いは「2議席独占」だが… (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.3
 広島選挙区(改選定数2)は、与野党から複数候補が出馬予定だが、自民党が6期目に挑む溝手顕正(けんせい)氏と、新人の元広島県議、河井案里(あんり)氏を擁立したことが、最大の注目だ。この戦い、「ポスト安倍」をめぐる、岸田文雄政調会長と、菅義偉官房長官による“仁義なき代理戦争”の様相も呈している。

自民党
 「1日30回も街頭に立ち、何をやるかを県民の皆さまに訴えているのです。河井案里を広めてください!」

 安倍晋三政権の危機管理を担当して、日々多忙な菅氏は6月22日、広島市での街頭演説にわざわざ駆け付け、約5000人の聴衆に向けて、河井氏をこうアピールした。

 この姿を見て、自民党県連幹部は「地元県連は、この街頭演説はノータッチだ」と語った。

 不協和音とも思える現象は、なぜ起きたのか。

 広島選挙区は宏池会(岸田派)の牙城だ。派閥領袖(りょうしゅう)の岸田氏を筆頭に、宏池会は広島に国会議員6人(衆院比例含む)をそろえる。中でも、溝手氏は自民党参院会長や国家公安委員長を務め、岸田派最高顧問という重鎮。自民党候補1人なら楽勝だった。

 だが、2013年参院選と16年参院選で、自民党候補はともに、野党の当選候補にダブルスコアの大差で勝利していた。つまり自民党は2議席獲得が可能なのだ。党本部主導で河井氏が2人目に選ばれた。

 一部県連の不満に対し、党本部関係者は「二階俊博幹事長と、甘利明選対委員長らが過去の選挙を分析して、『広島は2議席可能』と判断した。『溝手イジメ』『世代交代』といった発想は邪推だ」と反論した。

 県連関係者は懸念するのは、1998年参院選の二の舞いだ。

 自民党は奥原信也氏(宏池会)と、亀井郁夫氏(志帥会)の2人を擁立したが、奥原氏が落選し、亀井氏が当選した。

 地元関係者はいう。

 「河井氏は、安倍晋三首相を支える派閥横断型の政策グループ『きさらぎ会』幹事長を務める河井克行総裁外交特別補佐の妻。同会は菅氏が深くかかわる。広島での選挙結果は、岸田氏と菅氏の『ポスト安倍』争いにも影響が出そうだ」

 これに対し、前出の党本部関係者は「そんな雑音は無視して、『2人当選』を目指すべきだ。うまくいけば、地元の岸田氏は『ポスト安倍』の筆頭に立てる」と語る。

 野党陣営では、国民民主党の現職、森本真治氏が無所属で出馬する。国民民主党と立憲民主党などから推薦を得た。

 狙い通りに、自民党が2議席独占できるのか。不協和音の間隙を縫って、野党が漁夫の利を得るのか。(ジャーナリスト・田村建雄)

1413チバQ:2019/07/04(木) 20:20:00
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190703/pol1907030003-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】秋田選挙区「イージス・アショア」問題で自民“大逆風” 資料ミス、防衛省職員居眠りに県民怒り (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.3
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イージス・アショアの配備を巡るデータの誤りや住民説明会で自民は逆風にさらされている(共同) イージス・アショアの配備を巡るデータの誤りや住民説明会で自民は逆風にさらされている(共同)
イージス・アショア(共同)
秋田選挙区の主な立候補予定者

 3年前の参院選では、安倍晋三政権のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)推進方針に、農業票が反発した。自民党は東北で「1勝5敗」とボロ負けで、唯一勝利したのが秋田県だ。ところが今回、秋田市が候補地となっている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の説明資料に誤りがあった問題で、自民党に逆風が直撃している。

 「わが党の中泉松司参院議員や地元自民党は、問題発覚前から『住民の声をよく聞き、住民が納得できるように、ゼロベースで対応すべきだ』と訴えてきた。『政府・防衛省=自民党』とみられるのが一番困る」

 自民党関係者はこう困惑する。

 イージス・アショア配備をめぐっては、防衛省の職員が安易に3次元地図サービス「グーグルアース」を利用したため、レーダーの障害となる山の標高など、説明資料にミスが見つかった。さらに、住民説明会で同省職員の居眠りが指摘され、火に油を注いだ。

 党関係者は「地元選出の金田勝年衆院議員が街頭演説で『(防衛省職員が)分度器で測った? 居眠り? 笑わせるな!』と激怒した。あの怒りが自民党の本音です」と語る。

 議席死守のため、自民党大物も動いた。

 二階俊博幹事長の尽力もあり、前回は自主投票だった秋田県農協政治連盟(県農政連)の推薦を得た。秋田出身の菅義偉官房長官が6月、異例の秋田入りして激を飛ばした。岸田文雄政調会長は派閥領袖(りょうしゅう)として防衛省の姿勢を猛批判した。

 佐竹敬久(のりひさ)知事も、中泉氏支持を打ち出したという。

 これに対し、野党陣営は、民主党政権時代に「菅直人首相の側近」といわれた寺田学衆院議員(立憲民主党会派)の夫人で、無所属の寺田静氏を統一候補として推す。イージス・アショアには「反対」だ。

 地元県議がいう。

 「秋田で『寺田家』といえば、学氏の父で、横手市長や県知事、参院議員を歴任した寺田典城(すけしろ)氏もいる。知名度は抜群だ」

 寺田事務所の広報担当者は「寺田は、野党統一候補というより無所属出馬。主婦目線で年金問題や、消費税増税反対、農家への個別所得補償制度の復活などを愚直に訴えていきたい」と語る。

 ずさんな防衛省への怒りと、不安を抱える無党派層などに寺田氏は支持を広めているという。(ジャーナリスト・田村建雄)

1414チバQ:2019/07/04(木) 20:23:14
三重
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/mie/CK2019070102000275.html

<与野党激突>(上)自民・吉川有美さん 挙党態勢、逆風に挑む
2019年7月1日


決起大会で来場者の声援に応える吉川さん(左)と菅官房長官=6月23日、菰野町福村の町民センターホールで

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 老後の二千万円不足問題が逆風となっている。「4ポイントくらい候補の支持率が落ちている。大ピンチです」。六月二十九日夜、松阪市内で開いた自民現職、吉川有美の決起大会で、元厚生労働相の衆院議員田村憲久が危機感を語る。続いてマイクを握った吉川は、声を張り上げ、何度も深々と頭を下げた。「どうか、どうか、どうか、もう一度仕事をさせてください」

 自民は、三重が「民主王国」と呼ばれることに長く甘んじてきた。二〇一三年の吉川の初当選は、一九九八年以来、十五年ぶりの参院選勝利で、全国での自民圧勝の勢いに乗った。

 だが、王国の壁はなお厚い。三年前は、民進党代表だった衆院議員岡田克也の地元として、三重は全国屈指の激戦区に。今回は中立を宣言した知事の鈴木英敬が、当時は自民新人の応援に立ち、伊勢志摩サミット直後だけに首相の安倍晋三も繰り返し県内に入った。新人の得票は六年前の吉川の三十七万を超え、自民として平成で最多の四十二万だったが、二万票差で野党統一候補に敗れた。

 今回、自民は一人区のうち、三重を十六ある激戦区に指定し、六月中は県内九カ所の決起大会に閣僚経験者を続々と呼んだ。二十三日の菰野町では官房長官の菅義偉が「まさに最大の激戦区です」と語った。

 菅は演説後、県内首長や大手企業の工場幹部らと面会した。知事が豚コレラ対策を要請すると、県内初感染を経た三日後に野生イノシシへのワクチン散布が決まった。「官房長官から農林水産省へ働き掛けがあった」(県関係者)。菅は公示日も四日市市に入る。「令和おじさんと評判になり、トップランクの応援弁士。何度も来てくれるのは、それだけ厳しいのだろう」と県連幹部は話す。

 全県で一人を選ぶ参院選では、常に「北」対「南」の構図も語られる。松阪市以南は保守地盤が厚い一方、大票田の北勢は、衆院の議席を旧民進系の岡田と中川正春が守り続ける。吉川の決起大会も、四日市と鈴鹿では空席が目立った。

 岡田がいる四日市から北の衆院3区は、自民の候補予定者が不在のまま。吉川は「3区では衆院議員のつもりで活動してきた」と、新名神高速の県内区間開通を実績に挙げる。「北勢のインフラ整備は遅れている。与党議員がいなければ予算は取れない」

 野党統一候補との決戦は三年前と同じだが、県連幹部は「今回はこちらが現職で知名度は上。北で五分に持ち込めば逃げ切れる」と占う。

 老後二千万円問題が争点化する中、吉川は演説で必ず小泉進次郎の名を挙げる。小泉を中心に党の若手国会議員の勉強会で人生百年時代の社会保障を議論し、「母親として子どもたちの未来に安心できる制度をつくっている」と強調する。

 県連会長の三ツ矢憲生も「一期生が、あれもこれもやった、と言ってもうそくさい。それより母親の立場で語った方がいい」と助言する。安倍や小泉の来県も求め、挙党態勢で臨む。「やっと取り戻した議席。絶対に負けられない」

=文中敬称略

(森耕一)

   ◇ 

 参院選は四日の公示が迫ってきた。三人が立候補を予定する三重選挙区(改選数一)は、与野党による事実上の一騎打ちで激戦は必至だ。主要二陣営の動きを二回に分けて伝える。

1415チバQ:2019/07/04(木) 20:23:29
三重
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/mie/CK2019070202000278.html
<与野党激突>(下)無所属・芳野正英さん 野党一丸、知名度上げ
2019年7月2日


中川衆院議員(左)と共に、小規模集会で支援者と対話する芳野さん=6月29日、伊賀市柏野の柏野公民館で

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 まだ知名度が足りない。「演説に反応してくれるのは、地元の四日市なら十人に一人、津だと二十人、東紀州なら三十人に一人」。野党統一候補の無所属新人、芳野正英は、県議の任期を終えた四月から県内を連日走り、痛感する。

 学生時代から民主党を支援し、衆院議員中川正春らの秘書も務めた。いずれは目指すと決めていた国政への初挑戦は、野党が分裂する中で、候補者一本化にも苦労した。

 参院選の一人区で、野党同士が争えば自民党を利する。三年前は、民進党代表だった岡田克也が全国で一本化調整を主導した。狙い通り、三重選挙区では現職の野党統一候補が二万票差で競り勝った。

 だが、岡田の思いとは裏腹に、民進は分裂し、岡田と中川は無所属に。県内の旧民進系勢力は、二人を中心に地域政党「三重民主連合」を起こし、よりどころをつくった。芳野は、民主連合が擁立しながらも、無所属で出馬する。

 三年前の再現を狙う共産との一本化調整は順風ではなかった。共産の県委員会は早くから「三重はうちが降ろすしかない」と前向きだったが、民主連合最大の支持団体の連合三重では、自動車など民間労組に共産への拒否感が強かった。一月からの話し合いは停滞し、五月に主要野党の協議が東京で進み、ようやく芳野への一本化が実現した。

 民主連合と共産は、三年前に続いて市民団体の「市民連合みえ」とそれぞれ協定を結んだ。市民連合を介す「ブリッジ協定」ならば、民主連合は「共産と直接手を結んだわけではない」(幹部)と説明できる。

 芳野は「融和」に心を砕く。大きなホールではなく、市民連合や県議などが主催するミニ集会を一日に何件も回る。保育士の母親には「私が取り組んできた子育てや障害児の支援に力を入れてほしい」と背中を押された。就職氷河期の生きづらさを抱える世代の代表として、福祉の立て直しや引きこもり支援に取り組む思いも伝える。

 老後二千万円不足問題を巡り、芳野は弁舌に抑制を利かせる。「自民支援者でも安倍政権の福祉政策に疑問を持つ人は多い。今は、批判より共感してもらえる話をしたい」。中川は「地方議員として本当によく勉強し、地に足のついた演説ができる」と評する。

 民主連合幹事長の三谷哲央は「途中にわだかまりがあっても、決まれば一丸になって動く。まだ差はあるが、かなり相手を追い上げている」とみる。

 もっとも無所属では不利なことも多い。法定ビラや事務所の数が少なく、政見放送は撮り直しができない。閣僚経験者が次々と応援に入る自民現職のような活動も、現状では難しい。組織と知名度を補うように、岡田も「活動量が結果につながる」と、自ら駅でビラをまき、集会前には来場者を誘導する。

 芳野は「自民が強い県南部で、現政権の漁業政策を何とかしてほしい、と声をかけてもらった」と、少しずつ手応えを感じる。「自民政権は変えられなくても、野党が勝てば、安倍政権を退場させられる」。そう地道に訴えていく。

  =文中敬称略

(鈴鹿雄大)

1416チバQ:2019/07/04(木) 20:23:46
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/mie/CK2019070302000290.html
岡田衆院議員、今回は県内重視
2019年7月3日


 非自民勢力の「顔」でもある岡田克也衆院議員は、これまでの国政選挙で県外を応援に回ることが多かったが、今回は十日間以上は県内で活動する。一日夜、津市内で報道陣に表明した=写真。自ら擁立した芳野正英さん(44)について「しっかりした候補者なので冷静に判断してもらえれば支持してもらえる」と語った。

 参院選を「安倍政権にブレーキをかけるかどうかの選挙だ」と強調。三年前は伊勢志摩サミット直後、今回はG20大阪サミット直後の選挙戦になることは「国際会議さえ選挙に利用する政権のやり方だ。前回も苦労したが、三年前と比べると政権への批判が高まっている」と分析した。

 老後に二千万円不足するとの金融庁報告書を巡り、政権が受け取りを拒んだ問題には「議論する必要があるのになかったことにした」と批判した。消費税では「10%にすることは私が担当大臣として決めたが、安倍政権はポイント還元などで二兆円以上を返すと言っていて、何のために上げるか分からない」と、十月の増税に反対を表明した。

 自民候補が「北勢に自民の国会議員がいないためにインフラ整備が遅れている」と主張していることには、「伊勢大橋や東海環状道の整備がなかなか進まない理由をよく分かっておられないのでは」と反論した。

 また、自身が前回衆院選で「野党をひとつの固まりにする」と公約したものの、分裂状態が続いていることには「一度分裂したまま選挙をすると一つになるのは簡単ではない」と説明。芳野さんが当選した場合は「すぐにどこかの政党に入ることはないと言っている」と、共に無所属で野党結集を目指す考えを語った。

(鈴鹿雄大、森耕一)

1417チバQ:2019/07/04(木) 20:24:08
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/aic/CK2019070402100030.html
維新の新人「河村カラー」 減税、愛知選挙区で共同擁立
2019年7月4日


合同で演説会を行った日本維新の会代表の松井一郎大阪市長(左)と減税日本代表の河村たかし名古屋市長=名古屋・名駅で

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 四日公示、二十一日投開票の参院選の愛知選挙区(改選数四)で、河村たかし名古屋市長率いる減税日本は、日本維新の会と共同で新人女性(50)を擁立する。選管への届け出政党は「維新」。減税が維新の求めに応じた形だ。ただ、根強い河村市長人気を生かそうと、選挙ポスターは候補と市長の「ツーショット」。政党の看板は維新でも「河村色」は維持する。

 陣営によると、候補の政見放送でも、冒頭に河村市長の映像を流す。市長の選挙スタイルとして知られる自転車遊説を、二人一緒に各地で繰り広げる。維新関係者も「届け出は維新だが、河村市長の顔で戦っていきたい」と話す。

 六年前、三年前の参院選でも独自候補を擁立して敗れた減税。三年前も維新(当時はおおさか維新の会)と共同で擁立したが、届け出政党は減税だった。

 今回も河村市長は当初、減税で届け出るつもりだったが、維新の下地幹郎衆院議員や愛知の維新関係者が説得した。本拠地の大阪以外に勢力を広げたい維新。愛知選挙区の候補の看板を維新にし、比例票発掘につなげる思惑もあった。

 市長が折れた背景には、新人を発掘したのが維新側だったことのほか、減税が背負う「ハンディ」もある。名古屋市議会(定数六八)では十四議席の第三勢力だが、国会議員がいないため、公職選挙法では政党とみなされない。このため、選挙報道では「減税」と表記せずに「諸派」と記す報道機関が多い。選挙に合わせた党首討論にも招かれない。減税は、他の既成政党と同列に扱われないのが実情だ。

 六月末に減税が名古屋市内で開いた政治資金パーティー。河村市長は「届け出が減税だと、(報道の表記が)『諸派』になって何が何だかわからない」と支持者に説明した。

 過去二回の参院選で減税候補は、河村氏の地盤である名古屋市の外で票が伸び悩んだ。看板を維新にすれば、名古屋市外で伸びるかもしれないとの期待も陣営にはある。

 「総理を狙う男」の看板を下ろさず、国政復帰の可能性を否定しない河村市長。届け出が維新であっても、自身が支援した候補が参院選で勝つ意味は小さくない。市長はパーティーで候補を紹介しながら「応援したってちょう」と呼び掛けた。

 愛知選挙区には自民、公明、立憲民主、国民民主、共産、社民なども候補をたてる。

 (中山梓)

1418チバQ:2019/07/04(木) 20:26:56
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=548968&comment_sub_id=0&category_id=1146
4陣営軸、前哨戦火花 広島選挙区2議席、にじむ思惑
2019/7/3
 4日に公示される参院選で、中国地方5県で唯一、改選2議席を争う広島選挙区には、現職2人、新人5人の計7人が立候補を予定する。自民党が2議席独占を目指して擁立する現職と新人、国民民主党の公認をあえて外れて無所属で戦う現職、共産党新人の有力4陣営の争いが軸となる。前哨戦では自民党の現職と新人が対照的な手法で浸透を図るなど、各陣営の戦い方には事情と思惑がにじむ。

 7人は自民党現職の溝手顕正氏(76)=公明推薦、自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦、共産党新人の高見篤己氏(67)、諸派新人の泉安政氏(66)、諸派新人の加陽輝実氏(69)、無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主推薦、無所属新人の玉田憲勲氏(61)。政党の後ろ盾がある溝手氏、河井氏、高見氏、森本氏の4人が、2議席を競り合う構図となりそうだ。

 溝手氏は防災担当相などを務めた経験から、災害対策の強化や治安の向上を説く。街頭演説や会合には、自民党の岸田文雄政調会長(広島1区)や宮沢洋一税制調査会長(参院広島)たち党県連所属の国会議員や県議が駆け付け、それぞれの地元で後押しする。

 6選を目指す活動は徹底した組織戦が柱となる。4月の統一地方選を勝ち抜くなどした地方議員が「実動部隊」となり、企業や業界団体へのあいさつ回りに力を注ぐ。陣営は「地元の力を一つにして、必ずトップで勝ち抜く」と強調する。

 河井氏は、終身雇用を前提とする日本の雇用制度は硬直化しているとして、若者や子育て世代が再チャレンジできる社会の実現を説く。4月まで県議を4期務めた経歴などをアピール。菅義偉官房長官が応援で訪れるなど、擁立を主導した党本部の支援を受ける。

 広島選挙区の立候補予定者で唯一の女性。ベテランの溝手氏も念頭に「女性、若者」たち無党派層の取り込みを支援拡大の鍵とみる。「新しい党支援者を掘り起こし、2位に食い込む」と陣営。市街地で街頭演説や名刺配りを重ねる。

 両陣営が広島市中区で6月下旬に街頭演説した際の街宣車は、溝手氏が広島ナンバー、河井氏が品川ナンバーだった。自民党が2人を立てるのは1998年以来21年ぶりだが、党県連と党本部の「分裂選挙」の様相はより色濃くなっており、互いの連携は乏しい。

 野党は、旧民主党系の公認候補者が2004年に初めて当選し、2度の政権交代を挟んで5回連続で議席を守ってきた。今回は、野党共闘を掲げる森本氏と、共産党の政策を訴える高見氏が、自民党の2議席独占をどう阻むかが試される。

 再選に挑む森本氏は、憲法9条改正の阻止や社会保障制度の再構築を主張。推薦を受ける連合広島の組織票に加えて、安倍政権への批判票の受け皿も目指す。陣営は「野党の力を結集し中国地方唯一の野党の現有議席を守り抜く」とする。

 国民民主党で党男女共同参画推進本部長代理を務めるが、今回は幅広い野党から支援を受けるとして無所属で臨む。立憲民主、国民民主両党の県組織が設立した政治団体の街宣車もフル活用して知名度アップに懸命だ。無党派層へ支援をどう広げるかも重視する。

 高見氏は街頭での訴えを中心に、党の政策への理解を広げる戦略を採る。消費税率10%への引き上げ中止や、憲法9条の改正反対などを主張。老後に2千万円の蓄えが必要と試算した金融庁審議会の報告書を政府が受け取らなかった問題も「追い風」と受け止め、与党への批判を強める。

 4月の統一選で党候補者の苦戦が目立ったのを踏まえて、若者や女性たちと並んでマイクを握るなど、新たな支援者の獲得も重視する。陣営は「野党で2議席を取り、横暴な安倍政権を止める」と語気を強める。

 政治団体「労働の解放をめざす労働者党」党広島支部長の泉氏は、街頭で賃金差別の解消などを訴える。政治団体「NHKから国民を守る党」党員の加陽氏は2日に立候補を表明。開業医の玉田氏はブログを活用して選挙制度の抜本的な改革などを主張し、今後は街頭活動も計画する。(教蓮孝匡)

1419チバQ:2019/07/04(木) 20:27:34
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=549408&comment_sub_id=0&category_id=1145
改選1人区 中国地方の展望
2019/7/4

 4日に公示される参院選は、全国32の改選1人区が勝敗の鍵を握るとされる。中国地方5県では山口、岡山、島根・鳥取合区の3選挙区が該当。いずれも自民党現職に、野党が一本化した新人が挑む構図が軸となる。自身の知名度や厚い支援基盤を背にする自民党現職や、野党共闘で国政の「自民党1強」に風穴をあけようとする新人たちは、21日の投開票に向けた17日間の論戦をどう戦おうとしているのか、展望した。

 ■島根・鳥取 与野党、島根側に注力

舞立昇治43内閣府政務官 自(破)現(公推)
黒瀬信明34通信会社社員 諸新
佐々木信夫80社福法人代表 無新
中林佳子73元衆院議員 無新(共推)

 2013年に鳥取選挙区で初当選した自民党現職の舞立昇治氏(43)=公明推薦=は、合区される島根県側で重点的に遊説する。集会などでは、父親が江津市出身という縁を強調。島根県を地盤とする党国会議員に加えて、党分裂選挙となった4月の知事選で国会議員側と対立した多数派の県議の支援も取り付け、選挙態勢を整えた。

 本人が不在になりがちな鳥取県側は、党県連の石破茂会長(鳥取1区)が全面的に支える。「島根に負担をかけないよう、しっかり票を出す」と引き締める。公明党の支援固めも図る。

 野党統一候補で無所属新人の中林佳子氏(73)=共産推薦=は島根県を地盤とする。1979年の衆院選島根全県区に共産党公認で初当選し、通算で衆院議員を4期9年務めた。有権者の多い島根県側で支援拡大に力を入れる。

 選挙戦を支える政治団体が6月下旬、両県で発足した。原発ゼロや安全保障法制廃止へ活動する市民団体が名を連ね、「安倍政権を少数に追い込む」と草の根で訴えを広げる。支援を受ける社民党の両県連合に加え、県組織が自主投票とした立憲民主、国民民主両党の支援者にも浸透を狙う。

 諸派新人で会社員の黒瀬信明氏(34)、無所属新人で社会福祉法人理事長の佐々木信夫氏(80)も準備する。(小畑浩、口元惇矢、三宅瞳)

 ■山口 支援組織への浸透が鍵

林芳正58前文部科学相 自(岸)現(公推)
大内一也45党県副代表 国新(立・共・社支)
河井美和子56幸福実現党員 諸新
竹本秀之63元新聞社社員 無新

 自民党現職の林芳正氏(58)=公明推薦=が、文部科学相や農相を歴任した知名度を生かして圧勝での5選を狙う。公示後も他の自民党候補者の応援に回るため、地元には6日間しかとどまらない予定。不在の間は、山口党県連が「平成の大合併」前の旧56市町村単位に張り巡らせた支部をフル活用し、裕子夫人(54)が首長や県議と共に各地のミニ集会で支援を呼び掛ける。

 国民民主党新人の大内一也氏(45)は、立憲民主、共産、社民の野党3党から支持を得て態勢を固める。地盤とする周南市以外では知名度が低いとみて、最大の支援組織である連合山口のバックアップで県全域の加盟労働組合を丹念にあいさつ回り。野党各党の県組織の代表や県議に帯同して関係団体の会合にも精力的に出席し、「野党統一候補」として浸透を図っている。

 諸派の幸福実現党新人の河井美和子氏(56)は国政への挑戦が7度目となる。消費税率の5%への引き下げや防災・国防の強化を訴えの軸に据え、各地を回る。

 無所属新人の竹本秀之氏(63)も立候補を予定する。(門脇正樹、中川晃平)

1420チバQ:2019/07/04(木) 20:27:46
 ■岡山 世代交代進むか焦点

石井正弘73元知事 自(細)現(公推)
原田謙介33党県副代表 立新(社推、国支)
越智寛之45会社社長 諸新

 自民党現職の石井正弘氏(73)=公明推薦=と立憲民主党新人の原田謙介氏(33)=社民推薦、国民民主支持=による、事実上の一騎打ちが見込まれる。知事を4期務めたベテランに対し、野党統一候補の若者が挑む構図で、世代交代が進むかどうかが焦点となる。

 石井氏は地方自治の経験をアピール。「地方創生 第二幕」を旗に、国から地方重視の政策を打ち出す姿勢に共感を求める。自民党の市議たちの集会などにも小まめに顔を出す。自身の後援会と党の岡山県議・市議の支援組織、団体・企業が各地域に支援の輪を張り巡らせており、知事時代の知名度も生かして浸透を図る。

 原田氏は若さと市民感覚を売り込む。「政治に信頼を取り戻す」と主張。年金問題や所得格差など暮らしの改善を訴えの軸に置き、非自民党勢力の幅広い結集を呼び掛ける。無党派層や一部の保守層も取り込みたい考えで、街頭演説に加えて学生と政治を語り合う催しも開く。会員制交流サイト(SNS)も駆使する。

 諸派新人で会社社長の越智寛之氏(45)も立候補を表明している。(中島大)

 ≪名簿の見方≫名前の次は年齢。名簿の並べ方は(1)参院の各党勢力(2)現元新(3)五十音―の順。党派の略称は、自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、国=国民民主党、共=共産党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。かっこ内は推薦や支持。自民党派閥略称は、(細)=細田派、(岸)=岸田派、(破)=石破派。

1421チバQ:2019/07/04(木) 20:30:57
https://www.asahi.com/articles/ASM743RT8M74UTFK013.html
勝敗のカギ握る「1人区」 野党共闘で激突の構図鮮明に
村松真次 別宮潤一 2019年7月4日20時15分
 参院選の勝敗のカギを握るのが1議席を巡って争う「1人区」だ。与野党で議席を分け合う傾向の複数区に比べ、わずかな票差でも当落が決まり、全体の結果を左右する。立憲民主党など野党5党派は32の1人区すべてで候補者を一本化し、与野党激突の構図が鮮明になった。

 2013年の参院選では1人区で野党が2勝29敗(当時は31選挙区)と大きく負け越し、自民党が改選34議席を65に増やす大勝をした。だが、3年前は野党が11勝21敗と持ち直した。理由は野党が候補者を一本化したためだ。

 立憲民主党の枝野幸男代表は、3日の日本記者クラブ主催の党首討論会で「国民生活が大変危機的な状況に追い込まれている。生活防衛の共闘として1人区では候補者を一本化し、今の政治のままの継続でいいのか、軌道修正が必要ではないのかという明確な選択肢を示した」と強調した。

 野党統一候補の内訳は、立憲が7選挙区、国民民主党が6選挙区、共産党が1選挙区で、社民党は立てなかった。残る18選挙区は、党派色を薄める狙いで無所属として擁立した。

 ただ、自民党が現職28人、新顔4人であるのに対し、6年前の惨敗の影響で野党は長野、佐賀両選挙区を除いてすべて新顔。候補者調整が6月までずれ込んだ影響もあり、知名度の低い新顔がどこまで浸透するかが課題だ。

 与党側も必死だ。自民は3年前に敗れた11選挙区を含む16選挙区を「激戦区」に指定。幹部を重点的に送り込む。

 1人区での戦いは国政の影響を受けやすい傾向もあり、「イージス・アショア」の配備計画を巡って相次いだ防衛省の調査ミスなどの影響を受ける秋田選挙区などで厳しい戦いも予想されている。特に与党間では「東北各県がなかなか厳しい」(公明の高木陽介国会対策委員長)という認識が共有されており、てこ入れを図る方針だ。

 複数区では、自民候補同士や、野党間での戦いも焦点となる。

 広島選挙区(改選数2)では、自民が21年ぶりに現職と新顔の2人を擁立。2議席独占を狙うが、自民分裂含みの展開も想定される。国民の現職がいる中で立憲が新顔を擁立した静岡選挙区(同)なども激戦の様相となっている。(村松真次)

     ◇

 4日公示の参院選には計370人が立候補を届け出た。前回2016年参院選の389人を下回り、比例代表制が導入された1983年以来では04年の320人に次ぐ少なさだった。

 候補者の内訳は、現職97人、前職6人、元職5人、新顔262人。新顔は前回より14人少なかった。

 政党別では、自民党が最も多い82人を擁立。立憲民主党が42人、共産党が40人、国民民主党が28人、公明党が24人、日本維新の会が22人、れいわ新選組が10人、社民党が7人だった。

 改選数1の「1人区」では、32選挙区すべてで自民党と野党系の候補が立候補し、与野党対決の構図が確定した。

 比例区で初めて導入され、得票にかかわらず優先的に当選できる「特定枠」になったのは計5人。自民党は「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区に伴い、選挙区に立候補できなかった現職と新顔の計2人をあてた。れいわは新顔2人を特定枠とした。(別宮潤一)

1422チバQ:2019/07/04(木) 21:43:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000590-san-pol
参院選 大阪、攻めの維新と守りの自民 与野党乱立の混戦
7/4(木) 21:35配信 産経新聞
 改選数4に12人が立候補した大阪選挙区。4月の統一地方選以降、大阪の一連の選挙で躍進し、勢いに乗る日本維新の会は、現職と新人の2人を立て、攻勢に出た。自民も当初は2人を擁立予定だったが、公認していた元大阪市議が大阪市長選に出馬して敗れると、現職に一本化。守りの選挙で確実な議席確保を目指す。1人区では統一候補を立て共闘する野党も、大阪では各党の候補者が舌戦の火花を散らした。

 「今度の選挙は大変厳しい。2人分、頑張らないといけない。力を貸してほしい」

 自民現職の太田房江氏(68)は4日、大阪市の天神橋筋商店街前で声を張り上げ、平成12年から2期8年にわたり府知事を務めた知名度と、政権与党の強みを前面に打ち出した。

 自民府連にはかつてない危機感が広がる。4月の府知事・大阪市長のダブル選以来、維新に苦杯をなめさせられ、5月に府連会長に就任した渡嘉敷奈緒美衆院議員は維新との融和路線を提唱、これに反発する地元議員団が辞任を要求するなど混乱していた。

 こうした状況下で、府連は参院選での2人擁立を断念、実績のある太田氏に絞った。渡嘉敷氏も選挙直前に地元議員側との和解にこぎ着け、この日は「危機的状況に陥ったとき、組織は底力を発揮する。一致団結することができた」と“新生自民”をPRした。

 対する維新からは、現職の東徹氏(52)と新人の梅村みずほ氏(40)が立候補。南海難波駅前(大阪市中央区)でそろって第一声を上げ、代表の松井一郎・大阪市長も駆けつけた。

 府知事と大阪市長のポストを独占する維新は「10年前と比べれば、よっぽどましな大阪を作ってきた」(松井氏)と府市連携の成果を強調。東氏も「大阪がさらに成長していくために都構想を実現し、副首都にしていく」と看板政策をアピールした。梅村氏は2児の母として子育て支援策を中心に演説、主婦層への浸透を図った。

 公明は現職の杉久武氏(43)に絞り、確実な票固めを狙う。この日は大阪市役所前に大勢の支援者を集め、「東京が主役の時代から、大阪が主役の時代に変える。新時代の改革をする」と決意を語った。

 全国32の改選1人区では候補者を一本化した野党も大阪では立憲民主と国民民主がそれぞれ新人を擁立。弁護士出身の立民の亀石倫子氏(45)は、大阪地裁前で「かけがえのない暮らしや自由を守る」と第一声。国民民主のにしゃんた氏(50)も、JR大阪駅前で「働くことを軸とした安心社会の実現、差別のない社会をつくる」と訴えた。

 一方、議席死守を目指す共産現職の辰巳孝太郎氏(42)はJR天王寺駅前で「安倍政権を倒して、希望ある日本をつくる」と力を込めた。

1423チバQ:2019/07/04(木) 23:00:16
「選挙に出るから消す」のほうがよっぽど問題ですね

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000123-dal-ent
元モー娘。市井紗耶香 タトゥー消さず選挙戦…立民「特に問題ない」と見解
7/4(木) 18:31配信 デイリースポーツ
元モー娘。市井紗耶香 タトゥー消さず選挙戦…立民「特に問題ない」と見解
左耳裏のタトゥーを残したまま選挙戦に臨む市井紗耶香氏=東京・有楽町駅前
 21日に投開票が行われる第25回参議院議員選挙が4日、公示された。立憲民主党から比例代表で立候補した元モーニング娘。の市井紗耶香候補(35)は、同党の枝野幸男代表(55)らとともに東京・新宿駅前で演説会を行い、初の選挙戦に突入。左耳の裏に入っているタトゥーは消さないままだった。

 市井候補は「ただいまご紹介にあずかりました、市井紗耶香です。皆さんこんにちは!雨の中、ありがとうございます」と元気に第一声。「私がなぜ、今、こうして政治の道に行きたい、そう決意した理由は、政治の世界に子育ての当事者が少なすぎるからです!」とし、従来の主張である子育て支援の充実を訴えた。

 演説終了後には、ファンに声を掛けられる場面もあった。第一声の感想を問われると「緊張しましたが、自分の言葉は伝えられたと思います」とニッコリ。初体験となる選挙戦のスタートを迎え「身が引き締まる思いです。自分の言葉で伝えていきたい」と心境を口にした。

 市井候補は体の数カ所にファッションでタトゥーを入れていることでも話題。ボクシング・井岡一翔選手が、6月に行われたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、JBCの規定によりタトゥーを隠して試合を行ったように、国内ではいまだタトゥーへの反感は少なくない。

 市井候補はこの日、自身のタトゥーに対する質問には答えず。それでも、同党所属の手塚仁雄衆院議員(52)は本紙の取材に応じ「(タトゥーを入れたのは)若い頃の話だし、本人もそれを出そうとも隠そうともしていない。党としては、タトゥーが入っているから認めない、というようなことはなく、特に問題ない」と“公認”の立場を示した。

 また手塚氏は、選挙戦初日を迎えた市井候補について「さすがですよね。大舞台に慣れているし、落ち着いてしゃべれている」と絶賛した。

1424とはずがたり:2019/07/06(土) 10:26:45
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279896594/1761
1人区は兎に角野党に。複数区の戦略的投票は以下の如し,か。

共産…北海道・千葉・神奈川
立憲…大阪・兵庫

●北海道:自立(以上優勢)自(有利)/共(懸命に追う)国(支持に拡がりなし)→なみちゃん推してたけどここは共産推しだな。実際立憲の一部が共産に入ってるらしい。
・東京:自公共(以上安定)立(優位)自立(やや優位)|維(激しく争う)…戦略的には音喜多に入れて武見を落としたいとこだけどそれで山岸が落ちてしまっては元も子もないなあ。。
●千葉:立自(以上安定)自(リード)|共(懸命)…此処は共産推しだな
●神奈川:自立公(安定)共|維(互角)…此処も共産推しだな。
●大阪:維自公(以上やや先行)維/立(競る)共(僅差)…此処は立憲亀石推し。辰巳も良い候補だけど
●兵庫:自(安定)公(やや有利)維/立(激しく競る)…此処も立憲安田推し
・福岡:自公立(安定)|ほかは厳しい

1425とはずがたり:2019/07/06(土) 18:13:27
全国屈指の激戦区・組織力VS草の根の事実上の一騎打ち 両陣営が気勢 山形
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00010003-sakuranbo-l06
7/4(木) 20:15配信 さくらんぼテレビ

参院選の山形県選挙区は全国屈指の激戦区の一つとされている。「政権与党の組織力」と「知名度を活かした草の根」、相見える両陣営が17日後の勝利へ気勢を上げた。

第一声の前に山形市で行われた自民現職の大沼瑞穂氏(40)の出陣式には約600人が集まり、県選出の衆院議員などが1期6年の実績と自公連立政権の継続を訴えた。

(加藤鮎子衆院議員)
「大沼候補がしっかり地元のために働き、それを今の安倍政権につなげていく。『この体制を続けていくことでいいですよね』と問い掛けて選挙戦を戦っていきたい」
(選対本部長・鈴木憲和衆院議員)
「相手は何党の候補ですか?誰も分かりません。政策は何だろうか?これも分かりません。地域と国のつなぎ役をできるのは与党候補である大沼瑞穂さんしかいない」

大沼氏は今回、県内35市町村のうち34の市町村長から推薦を受けた。さらに自民党として参院選では12年ぶりに県農協政治連盟の推薦を取り付けた。政権与党の強みを活かした組織力をいかにフル稼働できるかに再選のカギがありそうだ。

(遠藤利明衆院議員)
「今度の相手候補は何が何だか分からないと言っても知名度がある。みんなの力を合わせて頑張るしかない」

ユニークなキャッチフレーズが踊る、無所属新人の芳賀道也氏(61)の出陣式には約450人が出席した。

(選対本部長・舟山康江参院議員)
「安倍政権の今の体質そのものを変えていく、強い意志を持った選挙になる」

その体質の1つとしてやり玉に挙がったのが、尾花沢を除く県内の市町村長が公に相手候補の支援に回ったこと。

(連合山形・小口裕之会長代行)
「首長に圧力をかけて『この人を応援しろ』。それは何ですか?地位を利用していないんですか?イエスマンを作っていく、そんな選挙は止めにしなければ」

さらに県農政連が相手候補を推薦したことについて、芳賀氏の友人の農家は、土に隠れて見えない「草の根」の声を代弁しました。

(友人の農家・平尾喜代春さん)
「自分の知り合いの組合長や経営者に出向いたり電話したりして抗議したが、いや『内情はみんな芳賀ちゃんだ』と」

出陣式では安倍政権の政策と強引な政治手法を問題視する声が相次いだ。そうした不満をいかに自分の票にしていくか。最大の武器の知名度を活かした無党派への働きかけがポイントとなりそうだ。

山形県選挙区には2人の他、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小野沢健至氏(49)も立候補している。

1426とはずがたり:2019/07/06(土) 18:16:43
それ覚悟ちゃうやろw

音喜多駿氏、参院選落選なら「都知事選挑戦の覚悟」
[2019年7月2日19時5分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907020000634.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

日本維新の会から参院選東京選挙区(改選6)に出馬する元都議の音喜多駿氏(35)は2日、仮に参院選で議席を得られなかった場合、来年の東京都知事選に挑戦する選択肢を考えていることを明かした。

音喜多氏はこの日、同党から比例代表に出馬する元都議の柳ケ瀬裕文氏とともに国会内で会見し、東京に特化した選挙政策を発表。<1>偏在是正措置の抜本的見直し<2>20年東京大会のコストの完全情報公開<3>東京メトロと都営地下鉄の経営一元化という、3項目の政策を掲げた。

その上で音喜多氏は、これらの政策を実現するには、都議時代に「是々非々」の関係を続けた小池百合子都知事との連携が不可避と強調。小池氏は「<1>は積極的だが、<2>と<23>は姿勢が明確ではない」とした上で、「政策実現のために都知事と連携したいが、なかなか達成できないなら、来年の都知事選の対応を考えないといけない」と述べた。

都知事選の具体的な対応として「私は参院選を勝ち上がり国政の立場でこの政策を進めるつもりだが、万が一、不覚を取るようなことがあれば、来年の都知事選に挑戦するくらいの覚悟をもって、この政策を推し進めたい」と述べた。

政策推進への強い覚悟を示したものだが、参院選が公示される前から来年の都知事選の対応に言及するのは異例。音喜多氏は「もちろん、参院選を勝ち上がるつもりでやる。あらゆる選択肢があるということだと思っています」と説明した。

東京選挙区は、維新をはじめ各党やさまざまな団体が候補者を擁立する大激戦区で、大阪では選挙で連勝を続ける維新も、今回、東京を最重点区に位置づけている。馬場伸幸幹事長は「東京でのろしを上げないと、中央集権の打破は現実的にはスタートしない」と述べ、議席獲得に強い期待を示した。

1427とはずがたり:2019/07/06(土) 19:37:21
<参院選>岩手選挙区 個性PR過熱 自民現職・平野氏「農水の政策通」 無所属新人・横沢氏「福祉の実践者」
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190704_31046.html
商店街で支持者と共に手を振る横沢氏=6月29日(写真左) 総決起大会で拳を振り上げる平野氏=6月26日(写真右)
拡大写真
 「農水の政策通」か「福祉の実践者」か。4日に公示される参院選(21日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、与野党が立候補予定者に備わった個性のアピールに余念がない。それぞれ選挙戦の大事な論点を体現しているだけに、関係者の期待も大きい。

 「1次産業は衰退しない。私にお任せください」。盛岡市で6月26日にあった自民党現職平野達男氏(65)の総決起大会。約700人の聴衆を前に立候補予定者は、自ら「農政のプロ」を演出してみせた。
 平野氏は東大卒で、農林省(現農林水産省)に24年間勤務。国政に転身後も、民主党政権の復興相として沿岸被災地の漁港や農地の再生に取り組んだ。
 自他共に認める農水族だけに、壇上には手腕に期待する1次産業団体のトップがずらり。
 「政策通として地方の現実を認知している」(大井誠治岩手県漁連会長)、「農産物の市場自由化が進む混迷の時代だ。われわれの望む政策のため力を存分に発揮してほしい」(久保憲雄県農政連委員長)とエールを送る。
 一方、盛岡市で30日に開かれた「県障がい者スポーツ協会」の総会には、野党統一候補で無所属新人横沢高徳氏(47)の姿があった。車いすで登場し「ここにも来られない方々の声を国政に届ける」と「障害者の利益代表」を前面に打ち出す。
 横沢氏は盛岡工高卒。モトクロスバイクの選手だった1997年、練習中の事故で脊髄を損傷し、車いすでの生活を送る。2010年バンクーバー冬季パラリンピックにチェアスキー日本代表として出場した。
 実体験に基づいて障害者施策を論じる横沢氏。安倍晋三首相が大阪城の復元時に設置したエレベーターを「大きなミス」と発言したことに「戸惑いを感じた。全ての人に住みやすい社会をつくりたい」とやんわり批判を加えた。
 29日にあった後援会の集会には福祉関係者が続々来場した。県身体障害者福祉協会の藤井公博会長は「障害のある人が国政に参加すれば、福祉の考え方が大きく前進する」と訴えた。
 岩手選挙区にはNHKから国民を守る党の梶谷秀一氏(53)も立候補する予定。


関連ページ:岩手政治・行政19参院選
2019年07月04日木曜日

1428とはずがたり:2019/07/06(土) 19:39:24
<参院選山形>芳賀氏陣営ユニーク戦術 掛け声は「優しい政治にズームイン」
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190706_51002.html
掛け声に合わせ、候補者と一緒に指さしポーズを決める支持者ら=5日、村山市
拡大写真
 参院選(21日投開票)の山形選挙区(改選数1)で、野党統一候補の新人芳賀道也氏(61)の陣営が、集会の締めくくりなどで定番の「団結頑張ろう」をやめるなど新たな形の選挙戦を模索している。民放アナウンサーだった芳賀氏の経歴や個性を踏まえつつ、陣営の若手地方議員が実践した戦術に刺激を受けた面もありそうだ。

 「優しい政治に ズーム」という掛け声に続き、集まった支持者が指さしポーズで一斉に「イン」と声を合わせる。
 陣営の集会の締めくくりのフレーズだ。かつて担当したテレビ番組の決めぜりふをアレンジした。連合の支持も受けているため陣営内には労組関係者も多いが、「団結頑張ろう」は徐々に行われなくなった。
 元アナウンサー福留功男氏と政治について語り合った5月末の集会では、福留氏の「国会へ行きたいか」という掛け声に続き、参加者全員が「おー」と反応。会場の一体感を演出した。
 こうした戦術の先駆けとなったのは陣営に加わる松井愛山形市議(43)。4月に初当選した。
 集会では参加した支持者にもマイクを回し、思いを語ってもらう。締めくくりのコールも「市政へ送ろう」。事務所には有権者がメッセージを記したハート形のカードを天井からつるし、「市民参加」の選挙を表現した。
 松井市議は20年以上、引きこもりや不登校の若者らを支援するNPO活動を続けている。市議選では「代弁する役目を引き受けるだけ。一人一人が考えることが大切」と訴え続けた。
 こうした松井氏の戦いぶりが陣営の若手地方議員らを刺激したとみられる。市民有志の勝手連を設立したり、「政治カフェ」の開催を企画したりする動きが広がっている。
 選対幹部は「厚い支持組織を持つ現職に挑むには、これまで政治に関心がなかった層の参加が不可欠。戦術を工夫して対抗していく」と話す。
 芳賀氏サイドの取り組みを、再選を目指す自民党現職大沼瑞穂氏(40)の陣営も注視する。大沼氏を支える須貝太郎山形市議(69)は「相手は知名度がある。『何かを変えてくれそう』というイメージ戦略で、巧みに有権者の心を動かしている」と痛烈に批判した。
 大沼氏も山形市で開いた4日の演説会で「私はパフォーマンスはできないが地道に山形を前に進めてきた」と強調した。

【山形選挙区立候補者】(1―3)
大沼 瑞穂 40 自現(1)(公推)
芳賀 道也 61 無新(立・国・共・社推)
小野沢健至 49 諸新


関連ページ:山形政治・行政19参院選
2019年07月06日土曜日

1429名無しさん:2019/07/06(土) 23:13:39
>>1424
可能なら大阪は辰巳亀石両方当選させたいですが現状は維新の2人当選しそうな状況ですからね
辰巳でいいと思いますよ
大阪は立憲より共産党の方が支持基盤がある


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