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第25回参議院議員選挙(2019年)

1339チバQ:2019/06/28(金) 20:17:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000007-kumanichi-l43
「年金問題」逆風を警戒 組織戦の自民党熊本県連 <参院選くまもと「臨戦の構図」>
6/28(金) 12:07配信 熊本日日新聞
「年金問題」逆風を警戒 組織戦の自民党熊本県連 <参院選くまもと「臨戦の構図」>
自民党県連が開いた選対本部会議の終了後、友好団体の関係者と握手する馬場成志氏=22日、熊本市中央区
 「参院選に向けて緩んでいるという声がある。だが、相手が誰であろうと最後の最後までやり抜くのが自民党の選挙だ」

 22日、熊本市内のホテルで開かれた自民県連の参院選対策本部会議。幹事長の松田三郎は県議や友好団体幹部ら約180人を前に、引き締めを図った。

 自民が熊本選挙区(改選数1)に擁立した現職馬場成志(54)は初当選した6年前、45万票余りを獲得し、民主党現職に2倍以上の大差を付けた。県連はその再現を狙う。

 今回は12年に一度、統一地方選が重なる「亥[い]年選挙」。12年前は「消えた年金」問題で与党が大敗し、第1次安倍内閣退陣の引き金となった。「風に左右されない準備をしてきた」。県連会長の前川收は、苦い記憶を踏まえて布石を打った。

 前哨戦となる4月の県議選に向け、候補者と馬場が横並びで写ったポスター作成を指示するなど二つの選挙を徹底して連動させた。6月に来熊した党選対委員長の甘利明は「県議とのツーショットは他県では聞いたことがない」と舌を巻いた。

 県議選で1増の37議席とした余勢を駆って、強固な組織戦の網も張り巡らせた。業界団体の推薦は150を超え、公明党の推薦も取り付けた。選挙期間中、全市町村で最低1カ所は街頭演説する予定だ。

 ところが6月に入ると、公的年金では高齢夫婦世帯は「月5万円の赤字」と報告書に記載した金融庁金融審議会の「老後資金2千万円」問題が急浮上。安倍政権は報告書を受け取らない対応で沈静化を図ったが、野党は参院選の争点化を狙い、攻勢を掛ける。

 馬場自身、22日の選対会議で「(公的年金は)長生きすれば、掛け金より多い額がもらえる。国民が生活できない状況を、自民が放っておくわけがない」と火消しを急いだ。

 県議の1人は「本格的な逆風にならなければいいが」と民意の動向に神経をとがらす。10月に控える消費増税も、共同通信社の直近の全国世論調査で引き上げ「反対」が半数を超えており、不安材料の一つだ。

 農業票の出方も見通せない。米大統領のトランプは5月、農産物の関税引き下げなどを巡る日米貿易交渉の妥結を、参院選後まで待つ考えを表明した。首相安倍晋三の意を酌んだとみられるが、JAグループ熊本の政治団体・県農業者政治連盟の幹部は「日本が大幅譲歩する『密約』があるのではないか」と勘繰る。

 県農政連は3月、馬場と「日米貿易交渉はTPP(環太平洋連携協定)水準を超えない」とする政策協定を結んだ。しかし、「TPP反対」など過去に自民候補と結んだ政策協定は、「なし崩し的に守られなかった」との不満が農政連側に今もくすぶる。

 「農家に『何が何でも自民』という熱はない。消去法ですよ」。県北のJA組合長が冷ややかにつぶやいた。=文中敬称略

     ◇

 7月4日公示、21日投開票の参院選が間近に迫った。熊本選挙区で、与野党対決に臨む2陣営の現場を追った。(参院選取材班)

(2019年6月28日付 熊本日日新聞朝刊掲載)


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