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左翼・革新・護憲 斗争スレ

1とはずがたり:2014/01/21(火) 22:00:10
日本共産党・社会民主党・沖縄社会大衆党・新社会党・その他新左翼諸党派
社会主義思想なんかも

左翼運動の細分化に被せるように本掲示板でも分裂気味だったので思い切って統合

804とはずがたり:2019/07/12(金) 15:55:36
背水の陣じゃ。前へ進め。 村山富市
https://www.youtube.com/watch?v=lr2f-Uw7plM&feature=youtu.be

805とはずがたり:2019/07/22(月) 08:42:29


https://twitter.com/jijicom/status/1153086318718513152
時事ドットコム(時事通信ニュース)
@jijicom
【速報】

参院選比例代表で社民党が得票率2%以上を獲得し、政党要件を維持した
午前8:36 ・ 2019年7月22日

806チバQ:2019/07/23(火) 08:10:58

1908 :チバQ :2019/07/23(火) 08:10:04
>>1289政党要件

○:満たす、×:満たさない、-:政党が存在しないor選挙不参加

政党名、2016参院選、2017衆院選、2019参院選 所属議員5名
立憲:-、○、86? (衆54参32)
国民:○、-、60? (衆39参21)
維新:○、○、○ 27
社民:○、×、○、4
れい:-、-、○、2
N国:-、-、○、1
===↑満たす、↓満たさない=====
希望:-、-、-、2  

自民 公明 共産は省略

公職選挙法;①現職5人以上の国会議員 or 前回の衆院選か参院選で得票率が有効投票の2%以上+国会議員が1人以上
政党助成法:①現職5人以上の国会議員 or 前回の衆院選か、前回・前々回の参院選で得票率が有効投票の2%以上+国会議員が1人以上

*議員数はwikiによる

807チバQ:2019/07/25(木) 13:06:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000580-san-pol
山本太郎代表、ツイッターで自公に参院厚労委へのれいわ委員所属要求
7/24(水) 18:58配信 産経新聞
山本太郎代表、ツイッターで自公に参院厚労委へのれいわ委員所属要求
「れいわ新選組」の山本太郎代表。左後ろは船後靖彦氏=21日午後、東京・平河町の都市センターホテル(酒巻俊介撮影)
 「れいわ新選組」の山本太郎代表は24日、自民、公明両党に対し、21日投開票の参院選で比例代表「特定枠」を使い当選した船後靖彦、木村英子両氏のいずれかが参院厚生労働委員会に所属できるようツイッター上で要請した。

 「最大会派、自民党・公明党の皆さま。舩後靖彦(難病ALS患者)と木村英子(重度障がい者)に、参議院厚生労働委員会の椅子を1つ譲って頂けないでしょうか。何卒よろしくお願い致します。」(原文ママ)と投稿した。ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の船後氏、脳性まひで重度障害者の木村氏は、いずれも手足を自由に動かせない重い障害を抱えている。

 参院は17の常任委員会があり、委員は原則、会派の所属議員数に応じて割り当てられる。厚労委には現在25人の委員が所属し、自民党は13人、公明党は3人。具体的な各会派への委員割り当ては、国会開会直前に議院運営委員会で決めるのが慣例となっている。

808チバQ:2019/07/25(木) 22:03:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000040-mai-pol
国会バリアフリー化へ 車椅子議席や介助者代理投票…れいわ2氏当選受け
7/25(木) 11:36配信 毎日新聞
国会バリアフリー化へ 車椅子議席や介助者代理投票…れいわ2氏当選受け
参院選で当選した「れいわ新選組」の木村英子氏(中央右)と舩後靖彦氏(同左)。奥は山本太郎代表=東京都内で2019年7月、宮原健太撮影
 参院議院運営委員会は25日午前の理事会で、参院選で重度の身体障害のある2氏が当選したことを受け、国会内のバリアフリー化に向け協議した。介助者の本会議場への入場や介助者による代理投票、パソコンなど必要な機器の持ち込みなどを認めることで合意した。

【写真特集】塚田氏、亀石氏、徳川氏…落選した主な候補者

 参院選比例代表では、いずれも「れいわ新選組」所属で、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者、舩後(ふなご)靖彦氏(61)、脳性まひで重度障害者の木村英子氏(54)が初当選した。

 両氏の車椅子はサイズが大きく、8月1日召集の臨時国会までに、国会内の移動や意思表示などの支援策を決める必要があり、理事会では両氏の要望や今後対応が必要な項目などについて、事務局から報告を受けて協議した。

 本会議場の議席は、当選回数が少ない順に前列から割り振られるのが慣例だ。だが、議場入り口は後方にあるため、両氏の移動に伴う困難を考慮し、最後方に車椅子のまま入れるよう議席を設ける。医療機器やパソコンのための電源も設置する。

 臨時国会で行われる正副議長の選挙は「記名投票」だ。舩後氏は、歯でかむセンサーでパソコンを操作して意思表示しており、筆記できないため、本人の意思を確認した上で、介助者による代筆を認める。また、押しボタン投票や起立採決の際の挙手での意思表示を介助者が代理で行うことも認める。上着、ネクタイの着用は求めない。

 このほか、国会の中央玄関にスロープを設置するほか、多目的トイレの増設なども検討する。いずれも規則は変えず、議運の許可などで対応する方針。

 参院選では両氏のほか、無所属の元パラリンピック・チェアスキー選手、横沢高徳氏(47)が岩手選挙区で初当選。横沢氏の車椅子は、八代英太元郵政相の車椅子と同様のサイズのため、対応は可能だという。【佐藤慶】

809チバQ:2019/07/26(金) 18:02:55
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190726-00010009-jisin-ent
山田ルイ53世に賛同の声 障害者差別ツイートに「傲慢」と苦言
7/26(金) 16:32配信 女性自身
山田ルイ53世に賛同の声 障害者差別ツイートに「傲慢」と苦言
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参院選で当選した2人の障害者議員に対するツイートが、物議を醸している。

7月21日投開票の参院選では、「れいわ新選組」から出馬したALS患者の舩後靖彦氏(61)と、重度の身体障害を持つ木村英子氏(54)が当選。

【写真】「れいわ新選組」から出馬したALS患者の舩後靖彦氏

2人は手足を自由に動かすことができず、大型の車いすを使っている。国会内のバリアフリー化協議が進む一方、以下のようなツイートが24日に投稿され、26日時点で4.7万回もの「いいね」を集めている。

《こういう方々の声を届ける『代弁者』が政治家であって、本人たちが出てきて議事進行に支障をきたすのは、キツイ言い方だけど迷惑行為にしかならない。それを助けるのが『優しさ』でもない》

このツイートには《民主主義も人権も否定する剥き出しの障害者差別》《最低ですね》と批判が殺到している。

また《舩後さんと木村さんは当事者でありかつ代弁者として第一線で活躍してきた人なんだけど》という反論も。舩後氏は介護サービス会社で副社長や大学講師、木村氏は3つの当事者団体で代表や幹部として活躍してきた。

「迷惑行為」とのツイートをしたのは「岩崎ルイ54世」という名前のアカウント。ツイート投稿時、お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世(44)の写真をプロフィール画像に無断使用しており、なかには山田の発言だと誤解する人も。

すると25日、山田ルイ53世本人が自身のツイッターで《髭男爵 山田ルイ53世 のツイッターは、当公式アカウント @higedanshakuY53 のみです。他は一切関係ありませんので、よろしくお願いします。とりいそぎm(_ _)m》と注意喚起。《他人に対して失礼で、敬意に欠けたツイートに自分の画像が添えられるのは不本意ですが、今後は事務所が対応するとのこと。お任せしました。》と報告した。

さらに山田は、以下のようなツイートを書き添えた。

《ただ一つ。誰に対してであれ、始める前から、「ちゃんと出来るの?」などとハードルを上げるような論調自体が、すでにバリアで、フリーではなく、理不尽で傲慢だなと思います。出来る環境をつくればいいのでは。「山田ルイ53世」としては誰でもルネッサンス出来る社会の方が好みです。》

この山田のツイートには《本物の貴族!》《ルネッサ〜ンス!》と賛同の声が相次いでいる。

なお、与野党は25日の参院議院運営委員会の理事会で、介助者の本会議場への入場や介助者による代理投票、パソコンなど必要な機器の持ち込みなどを認めることで合意している。

810チバQ:2019/07/26(金) 20:15:47
https://www.asahi.com/articles/ASM7V3RWQM7VUTFK007.html
参院議場バリアフリー改修作業はじまる れいわ議員対応
2019年7月26日13時03分
 参院選で「れいわ新選組」から立候補し、初当選した重い障害のある2人の国会活動に対応するため、参院は26日午前、本会議場の議席の改修作業に入った。工事業者の作業員が議場に入り、改修に向けて現場を調査・確認した。参院事務局によると、実際の工事は28日になる見通し。

 れいわの比例区の「特定枠」で当選した舩後(ふなご)靖彦氏と木村英子氏が使用する。ともにベッド型の大型車いすを使っており、25日の参院議院運営委員会理事会で、議場後方にある扉に近い議席の改修を確認していた。

https://www.fnn.jp/posts/00421390CX/201907251240_CX_CX
船後さんらの議員活動どう実現? 参院議場にPC持ち込み可に
カテゴリ:国内
2019年7月25日 木曜 午後0:40
参議院で、れいわ新選組から初当選した難病の「ALS(筋委縮性側索硬化症)」の船後靖彦さんらに対する、国会内での対応について話し合われた。

れいわ新選組からは、全身の筋力が低下する難病・ALS患者の船後さんら、2人の重度障害者が初当選した。

8月1日の臨時国会召集を控え、参議院の議院運営委員会は、本会議場の改修工事を行うほか、介助者の入場を決め、代理での採決を認めることなどで一致した。

また、船後さんらが採決で意思表示できるように、普段、意思疎通のために使っているパソコンなどの議場への持ち込みも認めることにした。

811チバQ:2019/07/26(金) 20:28:50
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019072690065936.html
国会バリアフリー化 共生へ前進 車いすで入れる議席 分身ロボ活用検討

2019年7月26日 06時59分


 与野党は、二十五日の参院議院運営委員会の理事会で、重い身体障害があるれいわ新選組の候補者二人が参院選で当選したことを受け、本会議場の議席の改修や、介助者の本会議場への入場、代理投票を認めるなどの国会のバリアフリー化推進を確認した。公用の福祉車両の使用や「分身ロボット」を活用した議員活動の可否についても、今後検討する。 (村上一樹)

 二人は難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」患者の船後靖彦氏と、重度障害者の木村英子氏。手足を自由に動かすことが難しく、大型車いすを使用する。

 本会議場は、出入り口に近い三人分の議席を、大型車いすに合わせた二人分の議席に改修し、医療機器用の電源を設ける。工事は八月一日に召集する臨時国会の開会までに終える。

 臨時国会で正副議長を選ぶ記名投票では、介助者が代筆できる。押しボタン採決では介助者の代理投票、起立投票では介助者の挙手での賛否表明を認める。

 両氏には、意思疎通のためのノートパソコンなど、議員活動に必要な物の議場内への持ち込みを許可。参院規則が禁じる帽子や襟巻きの着用を認め、上着やネクタイの着用も求めない。

 八月一日の初登院では、召集日などの特別な日だけ開門する中央玄関に市販のスロープを用意する。通常出入りする正面玄関の仮設スロープは、大型車いすでは使用できないため、スロープの設置や多目的トイレの増設も検討する。

 議員宿舎や議員会館の割り当て、公用の福祉車両の使用については、秋に予定される臨時国会に向け、引き続き協議する。船後氏は、重度障害者らが端末で遠隔操作でき、会話などができる分身ロボットを活用した議員活動の実施も要望。今後、理事会で対応を検討する。

(東京新聞)

812チバQ:2019/07/29(月) 15:30:32

1999 :チバQ :2019/07/29(月) 15:30:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190728-00000534-san-pol
参院選 共産党、比例は150万票減 「相互推薦・支援」うやむやで政権批判票離れ
7/28(日) 19:58配信 産経新聞
参院選 共産党、比例は150万票減 「相互推薦・支援」うやむやで政権批判票離れ
公明党と共産党の比例代表得票数
 共産党は21日投開票の参院選で、比例代表では850万票の獲得を目指したが、平成28年の前回の約602万票を下回る約448万票にとどまった。全体でも獲得議席は7と改選前の8から後退した。志位和夫委員長はそれでも野党共闘の結果、憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な「3分の2」を割ったと強調するが、選挙後は共闘の一角を占める国民民主党が改憲議論に前向きな動きをみせるなど足元はおぼつかない。

 共産党が比例票を減らしたのは、支持層の高齢化に歯止めがかからないことに加え、野党共闘の前提として他党に求めてきた「相互推薦・支援」をうやむやにしたことが大きい。

 志位氏は、初めて野党共闘に踏み切った28年参院選と29年の衆院選で比例票が伸び悩んだことを受け、今回は「相互推薦・支援」の確約を求めてきた。共産党が選挙区で候補を取り下げても、政権批判票が比例も含めて他党に流れる動きが止まらなかったからだ。

 しかし、野党間の候補者調整が進まない現状にしびれを切らし、今年5月に「状況に即して勝つために効果的な支援を目指したい」と軌道修正。改憲勢力「3分の2」阻止などを争点に掲げ、選挙区で候補の取り下げを進めた。

 この結果、今回は比例で前回から1減の4議席しか確保できなかった。政権批判票は、今回も野党第一党の立憲民主党などに流れた可能性が高い。元日本共産党国会議員団秘書の篠原常一郎氏は「反原発、反消費税などの政策がかぶる『れいわ新選組』にも流れたのだろう」と総括する。

 党勢を切り売りしても堅持した野党共闘には、ほころびが出ている。国民民主党の玉木雄一郎代表は25日、憲法改正について「私は生まれ変わった。議論は進める。安倍晋三首相にもぶつける」と明言した。

 首相と玉木氏が改憲推進で一致すれば、成果として誇る「3分の2割れ」がぬか喜びに終わりかねない。

 志位氏は26日、玉木氏の発言について「野党5党派は安倍政権下の憲法9条『改定』に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くすことで一致している。その線で協力していくことが大事だ」とクギを刺した。

 党内では、宮本徹衆院議員がツイッターで「何のために力合わせ、『3分の2』を失わせたのか」と不満を募らせた。今後、共闘のあり方について議論が再燃するとみられるが、3年後に結党100年を迎える老舗政党の前途は多難だ。(内藤慎二)

813チバQ:2019/08/02(金) 17:00:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190802-00574753-shincho-pol
れいわ新選組・山本太郎が自民党から「永田町の特等席」を奪う可能性
8/2(金) 5:57配信 デイリー新潮
れいわ新選組・山本太郎が自民党から「永田町の特等席」を奪う可能性
「れいわ新選組」の山本太郎代表
 党首自らが落選しても、満面の笑みを浮かべたのはこの人くらいだろう。比例最多の約99万票を獲得した「れいわ新選組」の山本太郎代表(44)。新たに導入された「特定枠」の候補者2人に議席を譲る奇策で、早くも衆院選への出馬を宣言した。根城は自民党から分捕ると専らの評判で……。

「人道的には、(落選会見を)後日に設定した方がいいですか」

 そう口にした山本代表は、寝惚けまなこの報道陣とは対照的に快活だった。時間は投開票日の翌22日、日付が変わった午前3時頃の出来事である。それから暫く後、未明にようやく落選が決定しても、彼は意気揚々、こう言った。

「山本太郎は議席を失ったが、れいわは大きく前進した」

 実際、選挙戦では「消費税廃止」「反原発」を主張し、結果として比例で約228万票を獲得。政党要件である全国の得票率2%という基準を満たして、既存政党に割って入ったのだ。

「山本代表が東京選挙区に出馬していたら、当選して自民党は1議席を失っていた。それを敢えてせず、比例に回ることで全国の票を集め、発足したての『れいわ』を政党化することに成功したのです」(政治部記者)

 政党として認められると、国会の中に控室が与えられる。いわば永田町に新選組の“屯所”が誕生するのだ。

 議会関係者によると、

「これまでの慣例で、控室の割り当ては政党の規模によって決まります。最大会派の自民党なら、本会議場の入口に最も近い部屋となり、議員数に合わせて広い面積を付与されますが、少数政党になると端へ端へ、狭い部屋に追いやられてしまう。選挙後の部屋替えで、議員たちは所属政党の栄枯盛衰を実感するのです」

 ところが、である。「れいわ」は自民の“特等席”を奪う可能性もあるという。

「当選した『れいわ』の候補者2人は重度の障害を抱えた方なので、参院事務局としても院内のバリアフリー対策を進める準備を始めています。その一環として、控室の場所も本会議場にスムーズに移動でき、大型の車イスが入れる広い空間を検討している。となれば、与党会派が我が物顔で占有していた部屋に白羽の矢が立つのでは、と院内では早くも囁かれています」(同)

 落選しても、前議員なら国会内を自由に通行できる権利もある。赤絨毯を闊歩する山本代表は、永田町の一等地を根城にできるのか。

「週刊新潮」2019年8月1日号 掲載

814チバQ:2019/08/04(日) 08:44:48
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190803-00295714-toyo-bus_all
N国党躍進を茶化す人が見落とす「庶民の鬱屈」
8/3(土) 15:20配信 東洋経済オンライン
N国党躍進を茶化す人が見落とす「庶民の鬱屈」
8月1日に初登院した「NHKから国民を守る党」の立花孝志議員(写真:Motoo Naka/アフロ)
 「NHKから国民を守る党」(N国党)が参院選で1議席を獲得し、政党要件を満たしたことが世間に衝撃を与えている。7月29日に、日本維新の会から除名され、現在無所属の丸山穂高・衆院議員が入党して2人に増え、翌30日には旧みんなの党代表で無所属の渡辺喜美氏と会派「みんなの党」を結成するなど、話題性だけでなくその党勢も着実に伸ばしつつある。

 この現象に対して世間ではテレビ番組の識者のコメントをはじめとして、「茶化したり」「単なるネタ扱い」に終始していたりしている論調があまりにも多いが、それでは本質を見誤る。受信料を支払う人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送」の実施を掲げ、比例代表で98万票超を獲得した事実は重い。

■「優先的地位」の既得権益層に対する敵意

 この100万人近い人々の「民意」。深層に、自分たちの存在など歯牙にもかけない現状の政治体制に対する絶望や、自分たちの生活実感とかけ離れた「優越的な地位」の既得権益層に対する敵意があるに違いない。

 ただし、それは「NHK」という事業体そのものの改革の是非というよりかは、NHKは分かりやすい〝的(まと)〟にされているに過ぎない。「NHK」に象徴される「巨大な既得権益」への反発であり、自分たちのお金を強制的に吸い上げる一方で、自分たちの生き死に対しては一切関心を示さない、目には見えない力に対する拒絶のサインである。無意識に潜むメッセージを一言で言えば、「もう自分たちは黙ってはいないぞ」「混乱の種を国会に送り込んでやる」ということを象徴しているのだ。

 数年前、居酒屋でたまに会う中小企業経営者の50代の男性が、突然、ある紙片を目の前に投げてよこした。それは櫻井よしこ氏が『週刊新潮』で連載していた「日本ルネッサンス」というコラムのコピーだった。NHKの「金満体質」を猛烈に批判したもので、偏向報道を行い、受信料収入で巨額の有価証券を買い、職員が国民の平均給与の2.5倍を得ていることを口酸っぱく非難し、最後にスクランブル放送の必要性などを説くという内容だった。

 そのコピーはすでに何人かが回し読みしていたらしく、手垢や油のようなものが付いていた。赤ら顔の男性は「こんな状態を放置してるようじゃ、日本もおしまいだな。わしらみたいな庶民から金を巻き上げて」とつぶやいて、特に同意を求めることなく去っていった。しばらくしてから、人づてに男性がN国党を支持しており、居酒屋で党名が入ったNHK撃退シールを配っていたことを知った。この経営者の男性は、身なりも言動も至って常識人という感じで、店主などからも好かれていただけに、撃退シールの話とどうしても結び付かなかった。

 だが、今ならよく理解できる。

815チバQ:2019/08/04(日) 08:45:12
■「上級国民」騒動が示す圧倒的不均衡への憤り

 今年4月、東京・東池袋で車が暴走し、歩行者10人を次々とはね、母子2人が死亡する事件が発生した。ネット上では、加害者が逮捕されないことから、元官僚という経歴が理由ではないかとの憶測が飛び交い、ニュースに取り上げられるほどの「炎上」騒動に発展した。また、そのような特権的な地位にある者を「上級国民」というスラングで揶揄(やゆ)した。

 ここで表面化したのは、「持つ者」と「持たざる者」の圧倒的不均衡への激しい憤りである。それがある種のデマをきっかけに大爆発を起こしたのである。先の男性の嘆きを借りれば、なぜいつも「わしらみたいな庶民」が泣き寝入りしなければならないのか、ということなのだ。ここに今回の参院選で「N国党」を支持した人々の心理を解き明かすヒントがある。

 そもそも、「N国党」は、NHKの「強引な集金人」などへの対応といった、非常にピンポイントな分野ではあるけれども、国民の身近な困り事に寄り添う活動とイメージ戦略で地歩を固めてきた。このような一般の人々の直接的な不安とリンクした形の草の根運動は、これまで既存の政党が見過ごしてきた問題を拾い上げる印象を与えると同時に、「NHKという権力」と「NHKという権力に新興政党が挑む、エンターテイメント性」が対峙するエンターテイメント性の高い闘争のドラマを提供してきた。

 N国党代表の立花孝志氏がユーチューバーであることなどがクローズアップされやすいが、地方から草の根運動で少しずつ支持を伸ばしてきたことを忘れてはならない。2019年4月の統一地方選で「N国党」は大躍進を遂げている。東京23区や関西を中心に47人中26人が当選し、所属議員が一挙に30人を超えたのだ。異論はあるかもしれないが何度も繰り返して強調したいのは、泡沫候補に〝面白半分〟で投票した者がほとんどと考えるのは大間違いだと思う。そこには「庶民」の鬱屈(うっくつ)が反映されている。一定の合理性があると結論づけるのが妥当なのだ。

 ここで最も懸念しなければならないのは、「NHKを巡るイシュー」がかつての「官僚叩き」のように、政治家の人気取りの道具にされることである。すでにその兆候は現れている。「日本維新の会」の松井一郎大阪市長が「NHKが現職国会議員の受信料不払いを認めるのであれば、大阪市も(受信料の支払いを)やめさせてもらう」という主旨の発言をしたことが報じられているが、元維新の会の議員である丸山氏を取り込んで注目を集める「N国党」の動静を強烈に意識したものであることは指摘するまでもないだろう。

 今後も引き続き他の政党や政治家による「N国党」への接触や言及は進むだろう。だが、「NHKを巡るイシュー」ばかりに注目が集まることで、場合によっては消費増税や安全保障問題など、他の重要な論点の数々に対する関心が弱まる可能性がある。当然、このような状況を巧みに利用する者も現れるだろう。

 立花氏は、スクランブル放送の実施への協力と引き換えに、安倍政権の悲願である「憲法改正の国会発議に賛成する」と明言している。

■「無党派だが不安や不満を抱えた層」を取り込んだ

 実のところ、「N国党」は、既存の政党がアプローチできていなかった「無党派だが何らかの不安や不満を抱えた層」を掘り起こすことに成功していた、と素直に考えるのが正しいように思われる。それは山本太郎代表が率いる「れいわ新鮮組」も同様だろう。

 与党を含む他の政党は、このことの重大性についてもっと自覚したほうが良いかもしれない。もしこれらの階層に潜在している怨嗟(えんさ)を上手く手当てすることができなければ、「N国党」でなくとも別の新興勢力のようなものが、数百万人は存在するであろう「怨嗟の票田」を得て急伸するだけである。想定外の事態へと突き進むポテンシャルがあることに、果たしてどれだけの人々が気付いているだろうか。

 先日、電車に乗っていたら、珍しいことに20代の若者のグループが参院選の結果で盛り上がっていた。そのうちの1人が発した「国会がカオス過ぎて面白い」は、「れいわ新選組」と「N国党」が提供した話題についての反応だったが、これほどシンプルに今の時代の空気を言い表した感想はないだろう。

 「れいわ」と「N国党」は出現の仕方もベクトルも異なるが、社会の地滑り的な崩壊が始まったことを知らせる、いわば2つの別々の音色を発する警笛のようなものであろう。

真鍋 厚 :評論家、著述家

816名無しさん:2019/08/06(火) 15:00:17
https://m.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d3fa5e5e4b01d8c978066a7
>参議院では、かつて自民党と社民党が統一会派を組んでいたこともある。

ハフィントンポストの記事を読んでたらこんな記述がありましたけど自由党の間違いですかね
念の為参議院の会派別所属議員数変遷と会派系統略図も確認しましたけどそれらしい事実は確認できませんでした
http://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/s60_shiryou/giinsuu_kaiha.htm

817チバQ:2019/08/09(金) 21:44:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190809-00000576-san-pol
共産、野党で蚊帳の外 共闘推進も統一会派からは除外
8/9(金) 19:15配信 産経新聞
共産、野党で蚊帳の外 共闘推進も統一会派からは除外
共産党の志位和夫委員長(酒巻俊介撮影)
 共産党の志位和夫委員長が立憲民主党などに「野党連合政権」の樹立を呼びかけ、次期衆院選に向けた共闘態勢を強化しようと本格的に動き出した。ただ、共産は立民が統一会派結成を呼びかけた政党に入っていない。志位氏の熱き思いは伝わるのだろうか。

 「衆院選で共闘勢力の勝利を勝ち取る上でも政権構想の合意は必要不可欠。野党連合政権の道を開くことは可能だと訴えたい」

 志位氏は8日夜に東京都内で開かれた「党創立97周年記念講演会」でこう強調し、立民などに関係強化を求める考えを示した。参院選で躍進したれいわ新選組との連携にも意欲を見せ、「こうした政党が新たに誕生したことを歓迎する」と述べた。

 野党は7月の参院選で、32の改選1人区で統一候補を擁立した。前回平成28年に獲得した11議席に1議席届かず、共闘の限界も指摘されるが、共産は「勝利」と受け止め、共闘の深化に前のめりとなっている。

 とはいえ、共産のラブコールに他の野党が応える保証はない。立民の枝野幸男代表は5日、国民民主党(玉木雄一郎代表)、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」(野田佳彦代表)、社民党に衆院での統一会派結成を呼びかけたが、共産には「総合的な判断」で声をかけなかった。共産との連立政権に関して立民幹部はこれまで繰り返し「無理だ」と述べており、共産が入る野党連合政権の実現に向け、野党が結束しているとは言いがたい。

 「民主党政権を持ち出して野党共闘を攻撃するのは筋違いだ。共闘が目指しているのは民主党政権の復活ではない」

 志位氏は講演でこうも語り、参院選で野党共闘を批判した安倍晋三首相を激しく非難したが、枝野氏が呼びかけた統一会派の枠組みは「民主党政権」以外の何ものでもない。(内藤慎二)

818とはずがたり:2019/08/09(金) 23:37:31

れいわの神奈川県の衆院候補者1名確定か!?

藤沢だそうなのであべともこ女史の後継的には良さそうだけどれいわではねえ。。山本太郎の名代として菅とか小泉の選挙区に挑戦して欲しい。。

https://twitter.com/rinkoaihara/status/1159518556091895808
相原りんこ(今は灰の中だけどね)
@rinkoaihara
離党しました。

どこまで書いていいのやら…と、悶々と悩んでいたのですが、選挙中から結構吐露していたので今更隠すことでもないかと。
ご一読いただけましたら幸いです。
さすがに一部は有料ということでスミマセン…??

https://note.mu/tomoko_aihara/n/n63f3422d693e
ご報告
相原りんこ
2019/08/09 02:05

去る7月31日付けで離党届を提出しました。

社民党支持者の方、また、社民党ありきで相原を応援してくださった方たちには申し訳ありません。

落ち目の社民党から逃げ出すように見えるかもしれません。それでも、私は「党に居続けてもやりたいことはできない」&「中の人たちと一緒にはやっていけない」という結論を出しました。

参院選2019で私が掲げた公約の主なものは、「消費税減税5%→廃止をめざす税制改革」「暮らしを守る最低保証年金制度の創設」「労働法制の改善・強化?賃上げ?賃上げによる痛みを伴う事業者への支援(構造改革と財政出動)」などでした。

無論私が勝手に公にしたわけではなく、事前に県連の最高責任者や幹事長、所属する藤沢総支部の代表らと話し合いの場をもった上での公約です。

しかしながら、これらは何としても選挙区で候補者を擁立したかった県連が「どうせ落選するんだから」という軽い気持ちで受け入れただけであり、特に反緊縮に対する理解は全くと言っていいほど浸透していないのが現実でした。選挙中、遊説先の受け入れ支部に、高圧的に説教されたことを苦々しく思い出します。薔薇マークの何たるかを知らずに認定を受けている者、また薔薇マーク認定を断る者もいることや、政策に関わる機会をまったくもたない己の立場を考えた時、反緊縮を訴え続けることの難しさを痛感します。

護憲の精神は共通のものですが、自衛隊を含めた国防に対する考え方も大きく乖離しています。更に言えば、立憲民主党や連合との関係性が私にはよく理解できず、納得できるものではありません。

この「どうせ落選するんだから」については、相原に投票してくださった皆さんのみならず、選挙区内外から応援してくださった皆さん、そして戦略的投票行動を選択したために投票できなかった旨わざわざお知らせくださったたくさんの方々にお詫びしなければなりません。

加えて、複数区である神奈川で、「どうせ落選する」ことを前提に野党票を割ったことはお詫びのしようもなく、結果的に「どうせ落選する選挙」をさせられたことも相俟って、離党の決意が固まりました。

比例票2%以上獲得、これが至上命令でした。

比例票のための人柱として出馬要請されたことは、認識していました。しかし、…「出るからには奇跡を起こすつもりで、取りに行く選挙をする」「相原が勝つための選挙をする」これが守られないなら出馬することはできない旨をくどいほど伝え、合意を得たはずでした。…

実際に選挙が始まってみると、私は完全に「仲村みお候補の応援弁士」「どうせ落選する相原」として扱われることに終始しました。南関東ブロックでは、全国比例の仲村候補を担当することが決まっていたからです。

それでは私の選対が仲村候補の選挙を必死でやったのかというとそうではなく、「どうせ落選する相原」の選挙を、外部スタッフや応援に入ってくださった方に注意を受けても、何ら改善されることなく最終日まで続けました。傍から見ても、やる気が全く感じられなかった、ということです。

最終日のマイク納めの20時以降、私とウグイス嬢が深夜0時まで駅に立つことを知っていたにも関わらず、県連全員が速やかに帰宅したことは言うまでもありません。取るに足らないことですが。

日々繰り返された修羅場を詳細に書き記すことはしませんが、ことごとく逆らう(話が違う、ということで揉める)私は、非常に扱いづらい嫌な候補者であったことでしょう。彼らは正しいと思うことを自信をもってやっていたのですから、それで当然です。

誰に引き留められることもなく離党届は受理され、嫌味などではなく、彼らは厄介払いができて安堵しているのだろうと思っています。…

819チバQ:2019/08/12(月) 13:30:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190811-00010003-jij-pol
【点描・永田町】「国会の野良犬」山本太郎氏の野望
8/11(日) 17:01配信 時事通信
【点描・永田町】「国会の野良犬」山本太郎氏の野望
参院選で街頭演説をする「れいわ新選組」の山本太郎代表=7月12日、東京都港区
政治ジャーナリスト・泉 宏
 「マジで政権を狙います」-。「勝者なき凡戦」とされた参院選で唯一、『れいわフィーバー』を巻き起こした山本太郎前参院議員(44)が、選挙後も真夏の夜の花火のように、永田町の空気を震わせ続けている。


 「国会の野良犬」を自称する山本氏が、今年4月に1人で立ち上げた政治団体「れいわ新選組」は、参院選の比例代表で228万余の票をかき集め、2議席を獲得した。投票総数の4.55%は、「得票2%以上」という政党要件を楽々クリアしており、名実共に「国政政党」となった。

 山本氏が「れいわ」の旗揚げを発表したのは4月10日。新元号「令和」の公表直後で、政界では「令和フィーバーに悪乗りした『便乗商法』」(自民幹部)と嘲笑する向きが多かった。

【点描・永田町】「国会の野良犬」山本太郎氏の野望
参院選で行われた「れいわ新選組」の街頭演説=7月12日、東京都港区
 しかし、永田町で「政界のアウトロー」と呼ばれる山本氏の常識破りの選挙戦略が「計算ずくで極めて強(したた)か」(自民長老)だったことが、既成政党を怯(おび)えさせた。

 旗揚げとともに、ネットを利用した選挙資金集めは「あれよあれよという勢い」(山本事務所)で積み上がり、参院選投開票日までの3カ月余りで、4億円を超えた。

 山本氏は参院選を政治団体として戦うため、10人の公認候補を擁立したが、出馬する候補者それぞれの供託金(選挙区300万円、比例代表600万円)に加え、ピンク色で統一し「れいわ新選組」と大書したのぼりやチラシ、街頭演説のための宣伝カー借り上げなどの選挙グッズも、すべて募金で賄ったとされる。

 都内の新宿、品川、新橋各ターミナルの駅前広場などで行った街頭演説には募金コーナーが設けられ、通りがかりの老若男女が列をなして、次々に500円玉、1000円札から1万円札までを募金箱に入れる光景が際立った。

【点描・永田町】「国会の野良犬」山本太郎氏の野望
参院選で議席獲得が確実となり、支持者と喜ぶ「れいわ新選組」の山本太郎代表(右端)=7月21日夜、東京都千代田区
次期衆院選、どこから出るのか
 今回改選だった山本氏は、比例の次点で落選した。

 個人名での約99万の得票は、全比例候補者のトップで、過去の大量得票落選の記録も大幅に塗り替えた。選挙関係者も「今後もあり得ない不滅の金字塔」と舌を巻く。

 それだけの集票力を持つ山本氏が次期衆院選出馬を明言したことで、既成各党は「どこから出るのか」と怯える。

 山本氏は「選挙を盛り上げられるところから出たい」と、自民大物の選挙区への殴り込みも示唆する。その一方で、「次も落ちたら話にならない」と計算高さもにじませる。「自民有力者の選挙区で勝てるところ」というわけだ。

 山本氏は国政選挙初挑戦の2012年衆院選で、石原伸晃元経済財政相が圧倒的に強い東京8区(杉並区)に、徒手空拳の無所属候補として殴り込み、他党候補を押しのけて7万票余を獲得して次点となった。

 山本氏のこれからの集票力はその時とは段違いとみられるだけに、自民幹事長を務めた派閥領袖(りょうしゅう)の石原氏も「はらはらドキドキの心境」(自民幹部)だとされる。

 もちろん、山本氏が発掘して今回擁立した各候補は、当選した2人の重度障害者、難病患者も含めて特定のグループを代表する個性派揃(ぞろ)いだ。

 スキャンダルまみれで選挙基盤も脆弱(ぜいじゃく)な、自民党の「魔の3回生」たちの選挙区に『刺客』として送り込む戦術などで、「比例と選挙区で20議席以上も狙える」(選挙アナリスト)との見方も広がる。

 ただ、山本氏は「政権を目指すには100人以上の候補者が必要で、他党との協力が不可欠」とも語る。

 その場合、「消費税廃止」という看板政策が「大きなネック」(自民長老)となる。主要野党の立憲民主や国民民主も、消費税自体は認めているからだ。

 山本氏は「取りあえず消費税5%でまとまれば」と漏らすが、「調整は至難の業で、政権はまだ霞(かすみ)の彼方(かなた)」(首相経験者)というのが実情だ。

(時事通信社「地方行政」8月5日号より)

820チバQ:2019/08/12(月) 13:37:26
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190811-00013407-bunshun-pol
れいわ重度障害議員を「特別扱い」「議員特権」と言ってしまう人たちは何がズレているのか?
8/11(日) 5:30配信 文春オンライン
れいわ重度障害議員を「特別扱い」「議員特権」と言ってしまう人たちは何がズレているのか?
れいわ新選組の舩後靖彦参院議員(中央)と山本太郎代表(右) ©文藝春秋/松本輝一
 先の臨時国会で注目を集めたのが、れいわ新選組の舩後靖彦、木村英子両参院議員だ。舩後氏は難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)患者で、木村氏は手足がほとんど動かない脳性まひの障害を持つ。

【Twitter】「これは議員特権になりませんか…?」小野田紀美参院議員のツイート

 参議院では2人が議員活動しやすいよう、介助費用を負担することを決めたが、これに対して真っ向から反論する議員らが現れた。どのような発言が行われたのか追ってみたい。

松井一郎 日本維新の会代表、大阪市長
「どなたにも適用できるよう制度全体を変えるならいいが、国会議員だからといって特別扱いするのは違う」
「国会議員は高額所得でスタッフも付く。政治家は個人事業主だから、事業主の責任で(費用支出に)対応すべきだ」
共同通信 7月30日

「その場しのぎでルールを変えるのはおかしいでしょ!」
 7月30日、議員活動中も公費による介護サービスが受けられるよう求めていた舩後氏と木村氏に対し、参議院運営委員会の理事会は当面の間、参議院が費用を負担することを決定した。木村氏は現在、生活全般にわたって「重度訪問介護」を利用しているが、同制度は「通勤、経済活動にかかる支援」を公的補助の対象外にしており、議員活動は「経済活動」とみなされるため利用できない。

 参院の決定に対していち早く反応したのが、日本維新の会の松井代表である。松井氏は舩後氏、木村氏を「特別扱い」するのはおかしいと主張し、自費で対応すべきだとした。ツイッターでも「税金支出ならば、国会議員という職業の障がい者だけが、その他の就労中の障がい者の皆さんと比べて、公的支援優遇となります。立法府がその場しのぎで福祉施策ルールを変えるのはおかしいでしょ!」と強い調子で批判している(7月30日)。


松井一郎 日本維新の会代表、大阪市長
「介助制度がないと働けないのか。違うと思う。支援を受けずに働いている人もいる」
「公的補助を受けずに電車通勤している全盲の職員もいた。危険だが、努力で克服していた」
東京新聞 8月1日

 31日には記者団の取材に対し、松井氏は「介助制度がないと働けないのか」と批判を強め、自らが3月まで知事を務めていた大阪府では「公的補助を受けずに電車通勤している全盲の職員もいた。危険だが、努力で克服していた」と述べた。まるで障害者を危険な目に遭わせるのを肯定しているかのようだ。そもそも舩後氏も木村氏も「介助制度がないと働けない」のだが、そのことは知らないのだろうか。

武井俊輔 自民党・衆院議員
「維新の会の意見は論理的には正しいのかもしれませんが、そのような人の苦しみや歩みに思いを致しているようには思えません。率直にいえば薄っぺらいのです」
ツイッター 8月1日



吉村洋文 日本維新の会、大阪府知事
「『維新は薄っぺらい』とのことですが、障害者雇用率全国No.1は大阪府です」
ツイッター 8月1日



「障がい者の実雇用率」が全国42位の大阪府
 自民党の武井俊輔衆院議員は、参院が負担する介護費用の自己負担を主張する松井氏をはじめとする日本維新の会の意見を「論理的には正しいのかもしれません」と前置きしつつ、「薄っぺらい」と批判した。

 これに対して日本維新の会の吉村洋文大阪府知事が「『維新は薄っぺらい』とのことですが、障害者雇用率全国No.1は大阪府です」と反発したが、 吉村氏が提示したリンク は「知事部局における障がい者雇用率」を示すものであり(これは実際に大阪府が1位)、 大阪府のホームページ には「現在、大阪における障がい者の雇用をめぐる情勢は、障がい者の実雇用率が2.01%(全国42位)で法定雇用率(2.2%)を下回るとともに、法定雇用率達成企業割合については、41.0%(全国46位)と5割にも満たない状況が続いています」と記されていた。

小野田紀美 自民党・参院議員
「え!?バリアフリー化対応は分かるけども、これは議員特権になりませんか…?」
ツイッター 7月31日

 文通費の流用を“自白”している?
 自民党の小野田参院議員も参院の決定に疑念を示した。松井氏は舩後氏と木村氏について「特別扱い」「公的支援優遇」という言葉を使っていたが、小野田氏は「議員特権」という言葉を使っており、いかにもこの2人が「特別扱い」を求めていると印象づけている。

821チバQ:2019/08/12(月) 13:37:42
小野田紀美 自民党・参院議員
「国会議員は文通費として歳費とは別に月額100万円が支給されます。みんなこのお金を使って、私設秘書さんとか、事務員さんとか、政策サポートとか、事務所開設の諸経費とか…要は自分が公務を行うサポートを揃えていると思っております」
ツイッター 7月31日

 
 続いて小野田氏は、国会議員には月額100万円の「文通費(文書通信交通滞在費)」が支払われていることを挙げ、文通費を人件費などに使用していることを明かした。舩後氏、木村氏にも文通費を使うよう求めていると考えられる。

 しかし、文通費については「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、文書通信交通滞在費として、月額百万円を受ける」と国会法によって定められている。現状、報告や義務がないため、文通費を流用する議員がいることが問題視されているが、小野田氏は自ら流用を認め、他の議員にも奨励しているのだろうか?

維新の会は小野田議員を追及すべき
 その後、小野田氏は「『〜と思っております』と事実確認をせぬ一部表記により誤解を招きました事お詫びし訂正致します」と謝罪し、「弊事務所の文書通信交通滞在費も法令に従い適切に処理しております」と釈明したが、何について謝っているのかまったくわからないし、「法令に従い適切に処理しております」と言っても文通費を正しい目的で使っている証明にはならない。

 日本維新の会は「領収書のいらない第二の報酬と言われている国会議員一人あたり月額100万円の文書通信交通滞在費の使途を公開する」という公約を掲げているが、それなら真っ先に小野田氏に対して使途の公開を求めるべきだろう。

山本太郎 れいわ新選組代表
「障害者が自らポケットマネーを出して働ける状況をつくるのは明らかに間違いだ。あしき前例になる」
共同通信 8月1日

 れいわ新選組の山本太郎代表は、松井氏の発言に真っ向から反発したが、これに対してネットでは批判の声が相次いだ。松井氏、小野田氏の「特別扱い」「議員特権」などの言葉の影響がうかがえる。

 経済評論家の池田信夫氏は「 『弱者』を政治利用して税金を食い物にする人々 」と題した文章で「身内の弱者だけ特別扱いを求めて、実力行使する」と記して山本氏らを批判した(アゴラ 8月1日)。

 しかし、舩後氏と木村氏は「特別扱い」を求めているのではない。両氏が利用している障害者総合支援法に基づく「重度訪問介護」制度の対象拡大を求めているのだ。

舩後靖彦 れいわ新選組・参院議員
「自立支援法(現在は障害者総合支援法)と言いながら、職場にヘルパーがついていくことは禁じられているからです。障害者は働くなと言うことでしょうか? この部分は絶対に変えなければいけません」
BuzzFeed News 7月21日

「歩けない人のお手伝いがなぜ法律で禁じられているのか」
 舩後氏は、選挙戦の最中から「重度訪問介護」制度の改革を訴えてきた。「障害者が仕事を持つことこそ、自立支援だと思います。それなのに、歩けない人のお手伝いがなぜ法律で禁じられているのか。全身麻痺でも働ける障害者はいます。能力はあっても国の法律で制限されても良いのでしょうか?」とも語っていた。

 全国自立生活センター協議会の常任委員、秋山浩子氏は「介助費は公的な制度で給付を認める必要がある」「現在の制度は事業者や個人の負担が前提で、費用負担できずに仕事を諦めている人がたくさんいる」と訴えている(日本経済新聞 8月1日)。

根本匠 厚生労働相
「障害者が働きやすい社会を目指す上で、働く際に必要となる介助は重要な課題だ。しっかり議論していきたい」
共同通信 8月2日

 根本厚労相は2日の記者会見で、重い障害のある人が仕事中は介助費の公的補助を受けられないなどの、現行制度の見直しについて議論する考えを表明した。国会内での介護費用を負担することに決めた参院議院運営委員会でも、重度障害者の職場での支援について早急な制度の見直しを政府に求めることで一致している(朝日新聞デジタル 7月30日)。

822チバQ:2019/08/12(月) 13:37:56
舩後氏と木村氏の存在が議論を一歩前に進めた
 同委員会で与党筆頭理事を務める自民党の大家敏志参院議員は「これまで制度を整備してこなかった反省もあり、今できることをやって、臨時国会の召集日を迎えたい」と語っていた(NHK NEWS WEB 7月30日)。舩後氏と木村氏の存在が議論を一歩前に進めたのは間違いない。

木村英子 れいわ新選組・参院議員
「重度訪問介護を使っているすべての障害者の人が介護者をつけて社会参加できるように。そして、労働や通学に使えるような制度にして頂きたい」
テレ朝news 8月5日

木村英子 れいわ新選組・参院議員
「特別扱いになってしまう。全ての障害者が公費で社会参加できるようにすべきだ」
愛媛新聞ONLINE 8月7日

 木村氏は5日、仕事中は介助費の公的補助を受けられない重度訪問介護について、政府に早急な見直しを求める質問主意書を提出した。木村氏は主意書の中で「介護保障は国が障害者全体に対してする義務がある。私が国会議員であろうとなかろうとなされなければならない」と指摘した(共同通信 8月5日)。

 なお、「障害者雇用率全国No.1は大阪府です」と記した吉村大阪府知事は、その後、「重度訪問介護」を受けている府民を対象に、通学や就労時にかかる介助費用を府と市町村で支援したい考えを示した(日本経済新聞 8月7日)。これも、れいわ新選組の2人の議員が巻き起こした議論による結果だと考えられる。


大山 くまお

823とはずがたり:2019/08/19(月) 09:42:51
統一会派を拒否したけど会派立憲とれいわを繋ぐ役割指向?!

「護憲に存在意義」「れいわと共闘も」吉田前社民党首インタビュー
https://mainichi.jp/articles/20190817/k00/00m/010/379000c?pid=14516
毎日新聞2019年8月17日 22時33分(最終更新 8月17日 23時23分)

 7月の参院選で、社民党は比例の得票率が2%を超えるか、当選者を2人以上出さなければ、政党要件を失っていた。辛うじて得票率2.09%を得て危機は脱したが、一方で「れいわ新選組」など新興勢力も躍進した。かつては最大野党だった社民。令和という新しい時代にどう存在意義を発揮するのか。比例当選で3年ぶりに国政復帰した大分県出身で社民前党首の吉田忠智参院議員(63)に聞いた。【白川徹】



――今回はれいわ新選組やNHKから国民を守る党など新しい政党が誕生した。社民の存在意義が相対的に薄まる心配はないか。

 ◆れいわとN国に共通するのは「ワンイシュー」だということ。非常に分かりやすい。特にれいわは社民の政策にエッジを利かした政策を打ち出した。見事な戦略だった。若い人を引きつけていて、見習うべきところがある。協力共闘を考えるなら、社民にとって一番近い政党だと思う。

 ――それはれいわが立憲よりも社民に近い政党だという意味か。

 ◆立憲とれいわは社民にとって等距離。立憲とれいわの間に社民がいる感じだ。れいわとの共闘もありうる。



824とはずがたり:2019/08/19(月) 09:45:47
統一会派を拒否したけど会派立憲とれいわを繋ぐ役割指向?!

「護憲に存在意義」「れいわと共闘も」吉田前社民党首インタビュー
https://mainichi.jp/articles/20190817/k00/00m/010/379000c?pid=14516
毎日新聞2019年8月17日 22時33分(最終更新 8月17日 23時23分)

 7月の参院選で、社民党は比例の得票率が2%を超えるか、当選者を2人以上出さなければ、政党要件を失っていた。辛うじて得票率2.09%を得て危機は脱したが、一方で「れいわ新選組」など新興勢力も躍進した。かつては最大野党だった社民。令和という新しい時代にどう存在意義を発揮するのか。比例当選で3年ぶりに国政復帰した大分県出身で社民前党首の吉田忠智参院議員(63)に聞いた。【白川徹】



――今回はれいわ新選組やNHKから国民を守る党など新しい政党が誕生した。社民の存在意義が相対的に薄まる心配はないか。

 ◆れいわとN国に共通するのは「ワンイシュー」だということ。非常に分かりやすい。特にれいわは社民の政策にエッジを利かした政策を打ち出した。見事な戦略だった。若い人を引きつけていて、見習うべきところがある。協力共闘を考えるなら、社民にとって一番近い政党だと思う。

 ――それはれいわが立憲よりも社民に近い政党だという意味か。

 ◆立憲とれいわは社民にとって等距離。立憲とれいわの間に社民がいる感じだ。れいわとの共闘もありうる。



825とはずがたり:2019/08/20(火) 16:13:57
既に友党ですなぁ〜

共産 小池書記長 立民と国民の会派調整に期待感
2019年8月19日 19時21分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190819/k10012040971000.html

国会の会派をめぐる立憲民主党と国民民主党の調整について、共産党の小池書記局長は記者会見で、野党間の協力関係がさらに進むことにつながるとして期待感を示しました。

この中で、共産党の小池書記局長は、国会の会派をめぐる立憲民主党と国民民主党の調整について「全体として野党の協力・共闘関係が前に進むことを期待したい」と述べ、期待感を示しました。

一方で、共産党は、他の党と会派を共にすることはないと強調しました。

そのうえで、小池氏は「単なる批判にとどまらず、新しい政権をどう作るかを国民に分かりやすく示していくことが課題で、野党各党にも具体的に働きかけたい」と述べ、次の衆議院選挙向けて、政権構想を取りまとめるための協議を野党各党に呼びかけたいという考えを示しました。

826とはずがたり:2019/08/20(火) 16:23:36
https://www.facebook.com/yasuhiko.funago/posts/1060136934183565?__tn__=%2CdH-R-R&eid=ARCaLz2y0u-i8a8G_7OxgPkxS_r77iU4Ci3NMf9ayYlRA88HBSCXL3CDDz_PWZVOHNM-JB5RWncQg_8D
ふなご 靖彦
2時間前 ・
TBSラジオの番組での私の発言について説明をさせていただきたく存じます。
放送の後、皆様から色々なご意見を頂きました。ひとえに私の不勉強ゆえの発言です。

先の大戦について、「大東亜戦争」と呼んだことについては、この言葉が持っている様々な意味について、あまりに無頓着だったということです。これは私の未熟さであると気づきました。

また、「重度障害者には生産性がない」という考えが生まれた原因について、GHQが導入した戦後教育を要因としていると取られるような発言をしたことについて、まず戦前から戦後まで行われてきた優生思想の問題やその名残を第一に要因としてあげるべきであったのに、自分が理解していない、「戦後教育の影響」について発言する事になってしまったことで、私の本意ではない印象を与えてしまうことになってことについて心苦しく思っています。

言い訳になってしまいますが、取材の具体的な内容を当日の朝に頂いてから、急いで読み上げ用の文章を作ってしまったために、文章的にも意味が通らない内容になってしまい、それを読み上げて頂いてしまったというのが実際のところです。昨今、大きく報道されていますが、優生保護法に基づいた不妊手術やハンセン病の患者に対する扱いなど、障害者に対して戦後も一貫して、国が行ってきたことを振り返れば、あまりに不用意な発言だったと反省しています。

私が重度障害者になって20年以上になりますが、自分がその境遇に置かれるまでは、国の障害者施策の歴史についても考えたことはなく、自分が当事者になったあとも、現在の境遇の改善については施設の運営を通じて熱心に関心を持ったものの、過去の国の誤りの根本にあるものについて深く掘り下げて行く機会がありませんでした。

今後は歴史的な国の障害者政策の誤りについても思いを致しながら、現在の障害者の生活環境の改善について、努力していく所存です。どうか、お見守りいただけますようによろしくおねがいします。
令和元年8月20日 舩後靖彦

827とはずがたり:2019/08/26(月) 21:52:54

共産、政権構想協議へ党首会談申し入れ 野党4党に
毎日新聞2019年8月26日 20時07分(最終更新 8月26日 20時07分)
https://mainichi.jp/articles/20190826/k00/00m/010/168000c

 共産党は26日、立憲民主、国民民主、れいわ新選組、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」(社保)の野党4党派に対し、政権構想を協議する党首会談の開催を申し入れた。社民党にも近く呼びかける。次期衆院選で政権構想を掲げ、支持を拡大する狙いだが、他党は共産を含む政権構想に慎重でハードルは高い。

 共産の小池晃書記局長が立憲、国民、社保の各幹事長と個別に会談し、文書で申し入れた。れいわの山本太郎代表には電子メールで送った。文書は次期衆院選で「野党が勝利を収めるためには政権構想の合意は避けて通ることはできない。意思さえあれば、野党連合政権への道を開くことは可能だ」と指摘した。

 野党共闘の主導権を確保する思惑もあるとみられ、共産の志位和夫委員長は26日の記者会見で「(政策の)違いは尊重し、一致点で協力する立場だ」と強調した。【東久保逸夫】

828名無しさん:2019/08/27(火) 00:57:06
>>826
れいわ新撰組には言論の自由というのが無いみたいだな

829とはずがたり:2019/09/06(金) 15:05:40
共産、野党政権協議を社民にも打診=吉川氏「前向きに検討」
2019年09月06日14時52分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090600766&g=pol

 共産党の小池晃書記局長は6日、社民党の吉川元幹事長と衆院議員会館で会談し、主要野党による連立政権構想の協議を呼び掛けた。吉川氏は「前向きに検討する。又市征治党首に伝える」と返答した。
 共産は立憲民主、国民民主、れいわ新選組の各党と衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」にも協議を申し入れている。

830名無しさん:2019/09/06(金) 18:47:08
共産党も社民党も高齢化著しく
自前での活動に限界を感じているんだろうな

https://www.sankei.com/smp/premium/news/161205/prm1612050008-s1.html
実際、公安調査庁の資料などによると、ここ数年は党員減少の動きが顕著だ。平成22年には41万人いた党員が、26年には30万5千人まで減った。党員の平均年齢も、6年には55・5歳だったのが、26年には57・2歳まで高齢化した。

 党関係者によると、党員減少は党員の死亡による「自然減」の影響が大きいという。党員を世代別にみると、かつての学生闘争の主軸となった「団塊の世代」が多い。「団塊世代が減少するペースに、若い世代の入党者数が追いつかない。党員減少は構造的な問題だ」

831チバQ:2019/09/11(水) 10:14:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000015-mai-pol
"崖っぷち"社民 再生の足がかりは
9/11(水) 9:30配信毎日新聞

吉田忠智氏=須藤孝撮影
 社民党元党首の吉田忠智参院議員は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。「発信力とそれに伴う行動力が不足していたことは反省しなければならない」と述べ、党再生にかける決意を示した。

 吉田氏は党首時代に掲げた党改革について、全国を回って意見を聞いて議論してきたが「まだ道なかばだ」と振り返る。そのうえで、若者にとって切実な働き方の問題について、「積極的に現場に出て行って、厳しい状況に置かれている若者の思いを聞いて政策に生かす努力をするということがまだ不足している」と指摘。

 「非正規の若者が安倍政権、自民党を支持している状況がある。そもそも政治に関心を失って投票に行かない若者も多い。そこにいかに働きかけていくかが課題だ」と語った。

 吉田氏は2016年の参院選で落選し、先の参院選で返り咲いた。「3年前に落選をして、この3年間は私にとってこれまでの人生のなかで一番貴重な時期だった。自分の足元を見つめる機会にもなった。またどれほど多くの人に支えてもらって活動してきたかということを改めて実感した」と振り返った。

832とはずがたり:2019/09/16(月) 21:54:56
共産、「野党連合政権」構想取りまとめに重ねて意欲 「共闘発展に必要」
毎日新聞2019年9月15日 20時22分(最終更新 9月15日 21時13分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190915/k00/00m/010/242000c

 共産党は15日、第7回中央委員会総会を党本部で開いた。志位和夫委員長は次期衆院選に向け「力強い政権構想を打ち出すことが共闘発展に必要だ」と述べ、提唱する「野党連合政権」構想の取りまとめに重ねて意欲を示した。小選挙区での選挙協力は、構想への賛同度合いに応じて判断していく方針を打ち出した。

 来年1月に開催する党大会で、2004年以来、16年ぶりに綱領を改定する考えも表明した。

 共産は、立憲民主党や国民民主党などに構想への協議を呼び掛けている。ただ、構想に否定的な連合の支援を受ける立憲、国民両党は慎重な立場を崩していない。

 志位氏は、選挙協力について「政権を共にする覚悟を決めて行うことが本来の在り方だ」と指摘。選挙協力は、野党間の政権合意や共通政策の策定と並行して協議する考えだ。

 党大会は来年1月14日から5日間の日程。綱領では、世界情勢の第3章と、将来の社会像に関する第5章の一部改定を提案した。他の野党が懸念する自衛隊解消や日米安保条約廃棄を記した第4章は対象外とした。志位氏は「社会主義、共産主義の大目標は堅持する」と記者団に説明した。

 総会では、小池晃書記局長が幹部会報告を実施。7月の参院選比例代表は約448万票獲得にとどまったが、次期衆院選比例代表は850万票を目指すと訴えた。(共同)

833とはずがたり:2019/10/12(土) 14:15:50
アメリカの若者に広がる ソーシャリズム なぜいま社会主義?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012121891000.html?utm_int=detail_contents_tokushu_002
2019年10月11日 13時45分

トランプ政権下のアメリカ社会で新たな現象が起きています。社会主義に傾倒する若者が増えているのです。若者を対象にした世論調査では「社会主義に好意的」と答えた人は51%にのぼり、資本主義の45%を上回りました。民主主義や資本主義の象徴とも言われてきたアメリカで、今、何が起きているのか。「ソーシャリズム=社会主義」に希望を見いだす若者たちのことばに耳を傾けました。(ワシントン支局記者 西河篤俊)

アメリカ最大の社会主義団体 全米集会を訪ねると…
南部ジョージア州アトランタ。コカ・コーラ社が本社を置くことでも知られるこのまちの中心部で、全米最大の社会主義団体の2年に1度の全米集会が行われていました。
その団体の名は、
「DSA=Democratic Socialists of America」(アメリカ民主的社会主義者)
参加しているのは、社会主義を普及させる活動を全米各地で進めているメンバー1000人余り。会場で目立っていたのが若者の姿です。
このDSA、3年前、2016年の時点で、会員数は5000人。それが前回の大統領選挙を機に急増。トランプ政権誕生後に格差に不満を持つ若者が次々と加入し、現在ではその10倍以上の6万人と爆発的に増えています。
集会では、富を分配して、福祉を充実させることで、公平な社会を目指すという理念をいかに実現するか、3日間にわたって、熱を帯びた議論が続けられました。

834チバQ:2019/11/18(月) 10:00:21
https://www.asahi.com/articles/ASMCG3F4LMCGUTFK003.html
落選18年から異例の当選 初質問の相手はあのプリンス
有料記事

星野典久 2019年11月14日17時47分

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写真・図版参院環境委で質問に立つ共産党の伊藤岳氏=2019年11月14日午後、岩下毅撮影

写真・図版
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 夏の参院選で国政挑戦8度目にして初当選を果たした共産党の参院議員が14日、「国会論戦」デビューした。埼玉選挙区選出で59歳の伊藤岳氏。14日の参院環境委員会で38歳の小泉進次郎環境相を相手に、初めての質問に臨んだ。「遅れてきた新人」は、「政界のプリンス」にどのような論戦を挑んだのか。

衆参で7回落選
 「災害ごみの仮置き場への搬出と処理が(被災地自体にとって)切実な課題となっている。(国の)支援が足りていると考えているか」

 伊藤氏は地元・埼玉県の台風災害をテーマに口火を切った。21歳年下の先輩議員である小泉氏が「引き続き必要な支援を丁寧におこなっていきたい」と応じると、「適切ではないと思う」と切り捨てた。委員会室で質疑を見守った同僚議員からは「いいぞ!」と拍手が起こった。

 文字どおり、「七転び八起き」の人生だった。2001年の参院選を皮切りに衆参で計7回落選を重ねた。共産党は「反自民」などの受け皿づくりを大きな目的として、当選する可能性が高くない情勢でも積極的に候補者を擁立する傾向がある。それでも、党幹部によると、国政に初挑戦してから当選するまでの年月が18年かかったケースは異例だという。

 この日質問をぶつけた小泉氏は、首相だった父から選挙区を受け継いだ「サラブレッド」と言える。自民党が下野した09年衆院選で初当選した小泉氏が「とにかく『世襲はダメだ、自民党はダメだ』。本当に厳しい批判の中で始まった政治家人生だった」と話すのを聞き、「彼には『厳しい』という言葉を簡単に使って欲しくない」と感じた末の初論戦だった。

■「もうやめようか…

835チバQ:2019/11/18(月) 20:40:52
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASMCK52W0MCKUTIL006.html
「全国首長九条の会」を結成 現職の首長ら131人賛同
2019/11/17 19:11朝日新聞

「全国首長九条の会」を結成 現職の首長ら131人賛同

「全国首長九条の会」を結成するために集まった人たち=2019年11月17日午後2時37分、東京都千代田区の明治大学、西村奈緒美撮影

(朝日新聞)

 憲法9条の改憲に反対する自治体の首長らが17日、「全国首長九条の会」を結成し、東京都内で集会を開いた。改憲発議に反対する取り組みや改憲反対の署名運動を進め、全国にある7千を超える九条の会とも連携するという。

 会には現職や元職の首長131人が賛同しているといい、共同代表には松下玲子・東京都武蔵野市長や武村正義・元滋賀県知事、井原勝介・前山口県岩国市長ら8人が就任した。

 集会には支援者も含め約250人が参加。千田謙蔵・元秋田県横手市長は「戦争を知らない若い人が増え、国会議員にもなっている。戦争を知っている私たちが声を上げよう」と話した。「自衛官募集業務の強要は、国と地方は対等・協力の関係にある地方分権の原則を踏み外した判断」「沖縄・辺野古の米軍基地建設も憲法と地方自治をないがしろにしている」といった指摘もあった。

 安倍晋三首相は9条について、戦争放棄や戦力不保持を定めた項目はそのままにし、自衛隊の存在を明記する項目を追加することを提案している。こうした改憲をしても自衛隊の任務や権限に変更が生じることはなく、国民投票で否決されても自衛隊は合憲だと説明する。(西村奈緒美)

836名無しさん:2019/12/12(木) 13:24:15
社民、立民との合流協議入り決定 又市党首「理念、政策詰める」
https://this.kiji.is/577700880556704865?c=39546741839462401
社民党は12日の常任幹事会で、立憲民主党との政党合流を巡り、協議を始める方針を決定した。
又市征治党首は「政党は理念や基本政策が異なる。そういうものを詰めていかなければならない」と述べた。
立民から合流提案を受けた統一会派内の政党・議員グループの中で、対応方針を決めたのは社民党が初めて。

社民党は19日にも常任幹事会と地方組織の責任者を集めた会議を開く予定。
年明けにかけて党内議論を加速させたい考えだ。
最終方針を決定する来年2月の党大会開催前倒しも視野に、早期の意見集約を目指す。

837チバQ:2019/12/25(水) 10:34:07
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191225-00020562-bunshun-pol

社会党「悲劇のエース」95歳で死去 石橋政嗣氏は何をやったか


12/25(水) 6:00配信

文春オンライン







社会党「悲劇のエース」95歳で死去 石橋政嗣氏は何をやったか


90年の引退後はほぼ公の場に現れず ©共同通信社


 元社会党委員長の石橋政嗣氏が12月9日、老衰で死去した。享年95。好敵手だった中曽根康弘元首相と石橋氏の相次ぐ訃報は「自社55年体制」と昭和の政治が名実ともに去った感慨を抱かせる。

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 石橋氏は戦後、長崎県で進駐軍の労働に従事し、全駐労の幹部や県議を経て1955年に衆院選初当選。外交・安保問題を得意分野とし、1960年の日米安保改定の際は、当時の岸信介首相を国会論戦で追い詰め、「安保五人男」の一人として名を馳せた。

 55年体制の頃、なんといっても国会における野党の花形は予算委員会での外交・安保質疑だった。ここで得点をあげれば党幹部への道も開けるからだ。

 石橋氏は66年に、後に自らの代名詞となる非武装中立論を発表する。順調に党幹部の階段を上り、70年、成田知巳委員長の下で書記長となって7年間コンビを組んだ。80年には『非武装中立論』を出版、30万部のベストセラーになり、英語やロシア語、ドイツ語にも翻訳された。

 だが自民党の壁は厚く、社会党は長期低迷に入っていく。成田―石橋体制の後を継いだ飛鳥田一雄委員長が退任した83年、石橋氏はいよいよ委員長に就いた。時の総理は中曽根氏で、非武装中立論で論争を仕掛ける一方、現実路線も展開。自衛隊の「違憲合法論」を提唱し、野党連合政権に向けて公明党、民社党と共闘する「社公民路線」を唱えた。だが当時は、党内から「憲法違反だが合法などとんでもない」との批判も根強かった。裏で自民党と手を握り、社会党の要求もある程度は実現できる「55年体制」は居心地がよく、現実路線に舵を切る動機が弱かったのだ。
.

石橋氏の蒔いた種があったから「山が動いた」

 一方で、一般有権者に対しては「反対ばかりの社会党」のイメージをぬぐい去ることもできず、86年、中曽根氏による衆参同日選で大敗。委員長を土井たか子氏にバトンタッチすると、次の90年衆院選に出馬せず、引退した。

 期待を一身に背負って登場しながら、結局は党勢を上向かせることができなかった「悲劇のエース」。だが石橋氏の蒔いた種があったからこそ「山が動いた」。土井社会党は、89年参院選で、野党共闘を通じて自民党を過半数割れに追い込んだ。

 皮肉にも社会党は村山富市委員長が首相になると、党内論議抜きで「自衛隊合憲」に転換。その後は社会民主党に名前をかえ、いまや党存亡の危機にある。

 自民党、共産党と並んで政党再編には一切かかわらなかった社民党も、今、立憲民主党への合流論議が始まっている。石橋氏は泉下で何を想うだろうか。
.
「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年12月26日号

838とはずがたり:2019/12/28(土) 23:31:04

https://twitter.com/sitasannblacks/status/1210924743026626561
/シタサン\ with spread voter @京都市長選
@sitasannblacks
京都市長選の構図として唯一の変数であった社民が現職推薦を決めたことで、この選挙の構図が完全に固まりました
社民は今年共産と東山区選挙区で共闘した経緯もあり、自主投票に含みを持たせていましたが、現職推薦ということになりましたね
午後11:05 ・ 2019年12月28日

839名無しさん:2020/01/06(月) 18:58:28
社民、立民への吸収合併容認 又市氏「党名こだわらず」
https://this.kiji.is/586839272686208097?c=39550187727945729
社民党の又市征治党首は6日、立憲民主党が提案した政党合流に応じる場合、同党への吸収合併を容認する考えを示した。
東京都内で記者団に「対等平等だと主張して党名も変えろという話になるのか。党名にこだわる必要はない」と述べた。

合流に関し「理念や政策、組織論や運動論をお互いに許容できるかどうかだ」と指摘。
昨年の参院選での選挙協力などに触れ「政策合意して立民を応援している。理念や政策が違うという(党内の)誤解を解きほぐさなければならない」と述べ、
今月29日の全国幹事長会議に向けて意見集約を図る考えを強調した。

840チバQ:2020/01/08(水) 18:22:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-00000546-san-pol
社民、党首選の当面延期を決定 政党合流で
1/8(水) 15:36配信産経新聞
 社民党は10日告示、27日開票の予定としていた党首選を当面延期することを決めた。立憲民主党が呼びかけた政党合流をめぐり、党内協議を進めているため。今後の党のあり方などについて党内の意見を集約する29日の全国幹事長会議を踏まえ、党首選を実施するかどうかを判断する。

 党首選は10日に告示され、25、26両日に全国の地方組織で投票を実施し、27日に開票する予定だった。政党合流をめぐっては、全国幹事長会議を経て、2月に予定する党大会で最終的な意思決定を行う。

841とはずがたり:2020/01/11(土) 17:57:04

京都府連の不甲斐なさをやんわりと諌めていくスタンスの新潟県連♪

一方でいわて県連関連垢はデマ垢の滑稽新聞なんかリツイートしちゃうんだよなぁ・・

https://twitter.com/NiigataSdp/status/1215909872526430208
社会民主党(社民党)新潟県連合 #NoWarWithIran
@NiigataSdp
正しい情報が伝わることを願って、シェアします。

『「NHKから国民を守る党」は、政党の代表が福山和人さんの基本的立場と相いれない民族差別・集団虐殺容認ととられる発言を行っており、ー中略ー支援を受けていませんし、支援の要請を行ったこともありません。』

842さきたま:2020/01/12(日) 13:18:58
>>841
>一方でいわて県連関連垢はデマ垢の滑稽新聞なんかリツイートしちゃうんだよなぁ・・


これはSyamin's Iwate(しゃみんず いわて)のアカウントの事だと思いますが、
このアカウントの人は、昨日のツイートで「いち協力党員」だと書いてるので、県連関連アカウントではないと思います。
協力党員とは社民党独自の制度で、党員(一般党員)より党費が安く、そのかわり活動できる範囲が限定される制度のようです。
http://www5.sdp.or.jp/central/entry/entry.htm

843さきたま:2020/01/12(日) 13:37:37
社民党県連合が立民との合流について会合
2019/12/25 18:52OBS大分放送ニュース
https://news.goo.ne.jp/article/obs/region/obs-12250047550.html(リンク切れ)
社民党県連合は25日支部幹事長会議を開き、立憲民主党との合流について意見を交わしました。
社民党は今月上旬立憲民主党から政党合流を呼びかけられ、本格的な協議を進めています。
これを受けて社民党県連合25日支部幹事長会議を開き、党本部の吉川元幹事長や、吉田忠智参議員議員も出席しました。
冒頭、久原和弘代表が「政党要件となる比例の得票率が2%台と厳しい状況の中、合流すべきかどうか慎重に議論してほしい」と述べました。
会合は非公開で行われ、出席者からは「平和運動センターをはじめ、地方組織のあり方はどう継承されるのか」「比例代表のすみ分けはどうなるのか」といった意見が出されたということです。
社民党県連は党員の意見を集約するため、来年1月18日に再び支部幹事長会議を開くことにしています。


立民、国民、社民の合流協議 大分県内も進展注視
2020/01/06 03:01
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2020/01/06/jd0058842347
 通常国会召集に合わせ、立憲民主、国民民主、社民各党の合流を巡る動きが本格化しそうだ。立民、国民は幹事長レベルで議論を続け、今月に党首会談を予定する。社民は地方組織の意見集約に入った。次期衆院選も見据えた野党再編に、大分県内の3党関係者や支持労組は協議の進展を注視している。
 立民、国民は両党幹事長が合流する方向で一致したものの、党名や政策、合流形式など重要事項の合意は党首会談に持ち越された。国民は対等合併を求め、立民は吸収合併を想定。国民内の賛否は分かれ、昨年参院選で議席を争った参院側を中心に慎重論が根強い。
 立民党県連は地元段階での協議を前に、空席の幹事長ポストに増原寛幹事長代理が昇格。増原幹事長は「支持者が離れないように立民の枠組みを保ったまま合流すべきだ」と主張する。
 国民党県連には消極的な意見が目立つ。足立信也県連代表(参院大分選挙区)は「参院は両党間で信頼関係がない。時期尚早との声が多く、まだ合流は不可能でないか」と話す。
 県連は今月下旬の総務会で、初めて合流を議題に上げる。国民支持の産業別労働組合幹部は「両党はエネルギー政策や憲法観が異なる。政策の一致なき合流は数合わせにしか映らない」とけん制する。
 一方の社民。党県連合は18日に支部の代表者会議を開き、方針を決める。守永信幸幹事長は「『社民の運動を残す』という思いはみんな同じ。党の厳しい現状を認識した上で議論を進めていく」と話す。
 昨年夏の参院選比例代表は、政党要件に必要な得票率2%をかろうじて超えた。社民党支持労組の幹部は「国政選挙を社民の看板で戦うのは厳しい。次期衆院選に向け、どうするのが所属議員のためになるかを考えるべきだ」と訴える。
 現状で県内の党関係者に目立った反対論は出ていない。ただし、「必死に党を存続させてきたとの思いから他県に反対の声も出てきた」と党県連合関係者。党本部は1月中に全国の意見を集め、合流するかどうかは2月の党大会で決まる。

844チバQ:2020/01/17(金) 11:21:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-00000019-jij-pol

「共闘前進」どこまで 立憲など保守離反懸念 共産党大会


1/15(水) 7:09配信

時事通信







「共闘前進」どこまで 立憲など保守離反懸念 共産党大会


第28回共産党大会で野党幹部らと手を取り合う志位和夫委員長(前列左から3人目)=14日午後、静岡県熱海市


 14日に開幕した共産党大会で、志位和夫委員長は野党連合政権樹立に向け、立憲民主党などに一層の共闘を訴えた。

 党綱領改定による「現実・柔軟路線」を打ち出し、共産党へのアレルギーが残る他の野党にも配慮した。ただ、思い描くような野党結集がどこまで進展するかは見えない。

 「希望ある政権の選択肢をつくるため、あらゆる知恵と力を尽くす」。志位氏は大会あいさつでこう声を張り上げ、招待した立憲の安住淳国対委員長ら野党幹部と拳を突き上げた。

 大会には主要野党の立憲、国民民主、社民各党のほか、衆参それぞれの野党系会派メンバーも来賓として出席。野党結集の雰囲気を盛り上げた。

 党綱領の改定では外交面で現実路線をアピールする。これまで好意的な評価だった中国への姿勢を転換。名指しを避けつつ「いくつかの大国で強まる大国主義・覇権主義は、世界の平和と進歩への逆流」と非難する。

 志位氏は自衛隊や天皇制に対する党見解についても「共闘に押し付けることは決してない」と説明し、野党協力を優先する姿勢を強調してみせた。

 ただ、こうした「努力」にもかかわらず、野党内では共産党と連立を組む空気は乏しい。「保守層離反」の懸念があるためだ。立憲などの想定は、あくまで国会共闘や次期衆院選での選挙区調整にとどまる。国民民主の労組系参院議員は「連合政権は逆立ちしてもあり得ない」と語る。

 共産党の党員や機関紙「赤旗」読者はピーク時から大きく減少。2017年衆院選は公示前議席の21から12へほぼ半減し、19年参院選も改選議席から1減らした。野党内での孤立化を避け、共闘推進の旗を振ることで党勢回復につなげる思惑もにじむが、道は険しい。

845名無しさん:2020/01/19(日) 14:06:43
>>843
社民大分県連が「立憲と合流方針」 村山元首相の地元、国会議員4人のうち2人所属
毎日新聞2020年1月19日 09時58分(最終更新 1月19日 09時58分)
https://mainichi.jp/articles/20200119/k00/00m/010/023000c
 社民党大分県連は18日、大分市内で支部代表者会議を開き、「立憲民主党との合流を前提にして議論を進めてほしい」との方針を決議した。社民党本部に意向を伝える。
 守永信幸県連幹事長によると、会議には県内の党支部代表者ら約40人が参加。積極的な合流賛同よりも、「このまま党勢が弱まれば、社会民主主義の運動ができなくなる」といった、合流もやむえないという意見が大半だったという。
 社民党は全国の県連で立憲民主党との合流について意見集約をしており、大分県連の方針は今月29日に東京である全国幹事長会議に報告される。意見がまとまれば、2月22、23日に東京で開かれる党大会に議題として提出される。
 会議に出席した同党幹事長の吉川元衆院議員(比例九州)は「4人の国会議員のうち2人を出している大分県連の決定は大きいと思う」と話した。【白川徹】


社民大分、立民との合流「前提」 代表者会議で意見集約
2020/1/19 6:00
西日本新聞 総合面 岩谷 瞬
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/576825/
 社民党大分県連合は18日、大分市で支部代表者会議を開き、立憲民主党との合流協議について「合流を前提に協議を進める」との意見をまとめた。
 会議には県内15支部のうち13支部から約40人が出席し、一部非公開で行われた。会議後、吉川元・幹事長は記者団に「大分県連合の意向は大きい」と話した。
 会議では、党勢の衰退から合流は「やむを得ない」との意見が大半。反対意見はなかったが、合流後の党員や地方議員の処遇、地方組織の運営などを不安視する声も多かったという。こうした課題について両党で協議するよう求める方針も確認した。
 県連合の守永信幸幹事長は「党員が同じ方向を見て活動できるよう、県連合内の議論も重ねていく」と話した。
 同党は29日に開く全国幹事長会議で地方の意見を集約し、2月下旬の党大会で結論を出す見通し。 (岩谷瞬)

846チバQ:2020/01/19(日) 14:18:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00000094-jij-pol

不破氏、党指導部に再任へ 「理論的支柱」、引き続き影響力 共産党


1/17(金) 16:25配信

時事通信







不破氏、党指導部に再任へ 「理論的支柱」、引き続き影響力 共産党


共産党大会に出席した不破哲三前議長=17日午後、静岡県熱海市


 共産党の不破哲三前議長(89)が党指導部の中央委員に再任されることが17日、固まった。

 静岡県熱海市で開催中の党大会で代議員に示された次期中央委員の候補者名簿に不破氏も記載された。18日に正式決定される。2022年の党創立100年を控え、不破氏は「党の理論的支柱」として影響力を残すこととなる。

 不破氏は06年の議長退任後も、中央委員や常任幹部会委員を務め、党本部で開かれる会議にも姿を見せている。昨年、党社会科学研究所長として新版「資本論」を刊行し、今月15日には14年ぶりに党大会で演説するなど、健在をアピールしている。

847さきたま:2020/01/19(日) 16:23:09
>>844>>846
共産党政策委員長に田村智子氏 不破氏は常任幹部会委員にとどまる 党大会閉幕
毎日新聞2020年1月18日 19時41分(最終更新 1月19日 01時33分)
https://mainichi.jp/articles/20200118/k00/00m/010/184000c
 共産党は18日、静岡県熱海市での第28回党大会で、覇権主義を強める中国への批判などを盛り込んだ党綱領改定案を全会一致で採択した。続いて志位和夫委員長(65)と小池晃書記局長(59)らの留任を決め、5日間にわたった大会を閉幕した。去就が注目されていた不破哲三前議長(89)は最高指導部の常任幹部会委員にとどまり、執行部の骨格を維持。一方、政策委員長に田村智子参院議員(54)を女性として初めて起用するなど、女性の幹部登用にも重点を置いた。
 党大会は3年ぶりの開催で、綱領改定は2004年以来16年ぶり。志位氏は大会報告で、中国による海洋進出を念頭に「中国指導部の誤りは極めて深刻だ。その行動は共産党の名に値しない」と厳しく批判し、中国共産党との違いをアピールした。
 女性登用では、ジェンダー平等委員会を新設し、委員長に倉林明子参院議員(59)を起用。常任幹部会委員26人のうち女性を約3割となる8人に倍増させた。
 志位氏は閉会後の記者会見で「(他の野党との)政策の不一致点を詰め、選挙協力をしっかりやる。引き続き力を尽くして共闘を前に進めていきたい」と述べ、共産党が目指す「野党連合政権」の樹立に向けて意欲を示した。【浜中慎哉】


共産党の政策委員長に田村智子氏 女性初、志位委員長は続投
1/18(土) 18:09配信 共同通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200118-00000096-kyodonews-pol
 共産党の第28回大会は18日、志位和夫委員長と小池晃書記局長を続投させる人事を決め、閉幕した。政策委員長には「桜を見る会」問題で安倍政権追及の先陣を切った田村智子参院議員が就任した。女性の政策委員長は初めて。89歳と高齢で去就が注目された不破哲三前議長は、引き続き常任幹部会委員に選ばれた。
 志位氏は大会閉幕後に記者会見。桜を見る会を巡る追及で立憲民主党や国民民主党との共闘に一役買った田村氏について「党内外で大きな役割を果たしている。女性が重要な部署を担うことも大事だ」と述べた。田村氏は「重責だが、筋を通し、柔軟性も発揮しながら役割を果たしたい」と語った。


野党連合政権、22年までに 志位氏続投、執行部に女性登用―共産党大会
2020年01月18日19時37分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011800383&g=pol
 共産党の第28回党大会は18日、2022年までに「野党連合政権」の実現を目指す方針を明記した大会決議を採択し、閉幕した。覇権主義を強める中国を批判した党綱領への改定も決定。志位和夫委員長(65)や小池晃書記局長(59)が続投したほか、政策委員長に女性として初めて田村智子参院議員(54)を充てるなど、執行部への女性登用を進めた。
 志位氏は大会の閉会あいさつで「戦後最悪の安倍政権を一刻も早く倒し、野党連合政権への道を開こう」と呼び掛けた。この後の記者会見では、共産党を批判する連合とも「胸襟を開いて話し合いたい」と語った。
 大会決議は、党創立100年となる22年までの野党連合政権樹立を打ち出し、野党間で(1)政権を共にする合意(2)共通政策の策定(3)次期衆院選の小選挙区での選挙協力―を行うことを目標に掲げた。また、主要野党の懸念を踏まえ、自衛隊や天皇制に関する党独自の見解を「政権に持ち込まない」とした。

848さきたま:2020/01/19(日) 16:33:06
>>847
改定綱領を手に 未来への展望語ろう
安倍政権倒し野党連合政権を
創立100周年へ 強く大きな党必ず
日本共産党28回大会 3議案採択し閉幕
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-01-19/2020011901_01_1.html
14日から静岡県熱海市の伊豆学習会館で開かれていた日本共産党第28回大会は18日、綱領一部改定案と第8回中央委員会での提案報告及び結語および大会での中央委員会報告と結語、第一決議案、第二決議案とそれぞれについての報告と結語を、全員一致で採択しました。大会決定を先頭に立って実践する中央委員193人、准中央委員28人からなる221人の新中央委員会を選出し、5日間の日程を終えました。内外情勢が激動する特別の歴史的時期に開かれた大会は、文字通り歴史的成功を収めました。

221人の新中央委員会を選出
幹部会委員長    志位和夫氏
書記局長      小池 晃氏
副委員長(筆頭)  山下芳生氏
他の副委員長に市田・緒方・倉林・田村・浜野氏
政策委員会責任者  田村智子氏
ジェンダー平等委員会責任者 倉林明子氏

 冷たい雨が降る中、午前9時半に大会最終日の日程は始まりました。
 志位和夫委員長が綱領の一部改定案について、小池晃書記局長が第一決議案について、山下芳生副委員長が第二決議案について討論の結語を行いました。
 選出された新たな中央委員会は第1回中央委員会総会を開き、幹部会委員長に志位和夫、書記局長に小池晃、幹部会副委員長に山下芳生、市田忠義、緒方靖夫、倉林明子、田村智子、浜野忠夫の各氏を選出。浜野氏が1中総で決定した新中央委員会人事の選出の経過について報告を行い、山下氏が筆頭副委員長として書記局長と同等の立場で委員長を補佐するとしました。また、田村智子副委員長が新たに政策委員会責任者につき、倉林明子副委員長は新設されたジェンダー平等委員会の責任者につくことを発表しました。
 閉会あいさつで志位委員長は、新たな中央委員会の体制の最大の特徴として、「ジェンダー平等を綱領に掲げた党にふさわしく、女性幹部を積極的に起用することに現状で最大の努力をした」と報告。女性役員は前大会の48人から61人へ、比重で22・4%から27・6%へと高まり、人数・比率ともに史上最高を更新したとし、日常的な全党の指導機関である常任幹部会でも女性が4人から8人に倍増したと述べました。
 志位氏は最後に、共闘発展、党の躍進で野党連合政権への道を切り開くこととともに、「党創立100周年に向け、大会で決めた強く大きな党づくりの目標と方針を必ずやりぬき、国民と深く結びつき、温かい連帯の絆で結ばれた、日本共産党を建設しようではありませんか」と呼びかけ、参加者は大きな拍手で応えました。

849とはずがたり:2020/01/24(金) 13:35:54
社民 合流めぐり地方組織と意見交換 “方向性は出ていない”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200121/k10012253881000.html
2020年1月21日 19時48分

立憲民主党との合流について、社民党は、地方組織の代表者らを集めた会議で、各地域の検討状況などを報告しました。このあと吉川幹事長は、記者会見で、現時点では方向性は出ていないと説明しました。

社民党は、21日、全国11のブロックの事務局長らを集めた会議を開き、立憲民主党との合流をめぐって意見を交わしました。

会議では、全国47都道府県にある地方組織のうち、20余りから、党本部に意見書が提出されていることが報告されました。

そして、今月29日に開く全国幹事長会議で、地方の意見を集約し、来月の党大会で合流するかどうか正式に決める方針を改めて確認しました。

会議のあと、吉川幹事長は、記者会見で、「地方からは、中間的な集約では、賛成、反対についてさまざまな意見がある」と述べ、現時点では方向性は出ていないと説明しました。

一方、立憲民主党と国民民主党の合流が当面見送られたことについては、「他党のことであり、コメントはない。どのような結果になろうとも、同じ会派の一員として国会論戦に臨んでいくことに変わりはない」と述べました。

850名無しさん:2020/02/13(木) 23:18:59
https://this.kiji.is/600634621591848033?c=39546741839462401
社民、立民と合流を「積極議論」
大会議案で党内呼び掛け

2020/2/13 19:27 (JST)2/13 19:39 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
社民党が22、23両日の党大会で、判断を先送りした立憲民主党との合流を巡り「全党のさらなる積極的な議論をお願いする」と要請する議案を提起することが分かった。党勢低迷を踏まえ「危機的現状をどう乗り越えるのか英知を絞らなければならない」と呼び掛け、合流に前向きな執行部の意向がにじんだ。関係者が13日、明らかにした。

 執行部は当初、早期合流を目指したが、地方組織の反発を受けて党大会での決定を断念した。議案では「党がまとまって行動できるよう引き続き十分な党内議論の時間を保証する」と異論に配慮。合流した場合の組織の在り方などについて立民と協議するとした。

851とはずがたり:2020/02/21(金) 20:46:40

社民、消滅の危機 合流も党首選も難航…22日から党大会
https://www.sankei.com/politics/news/200220/plt2002200050-n1.html
2020.2.20 23:40政治政局

 社民党は22、23両日、都内で党大会を開く。党首選を行い、立憲民主党が提案した合流への対応も議論する。党内には合流協議のため又市征治党首の続投を望む声があるが、又市氏は高齢で体調不安を抱える。立民には、社民との合流による「左傾化」を危ぶむ向きもあり、前身の社会党結党から70年超の老舗政党は漂流している。

 ■手術明け又市氏「激務こなせぬ」

 党大会は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、約2時間短縮して行う。吉川元・幹事長は20日の記者会見で「重要な大会だ。時間の短縮を図りながら必要な議論を行う」と述べた。

 焦点は党首選だ。党内には合流協議に当たってきた又市氏の続投を求める声があり、本人も「お前が(やれ)、といわれたら否定できる話でもない」と含みを持たせる。ただ、75歳の又市氏は昨年、肺がんの手術を受けており「党首の激務をこなせない」と漏らす。

 平成30年の前回党首選では、党首の吉田忠智参院議員が当時、非議員だとして出馬を固辞し、又市氏がやむなく引き受けた。その又市氏も昨夏の参院選に出馬せず、今や非議員の身だ。

 参院選では比例代表の得票率2%をクリアし、何とか政党要件を満たしたが、瀬戸際の状況は変わらない。党内には「自然消滅しないためにも立民と合流すべきだ」との声がある一方、同じ左派政党とはいえ「理念や政策が一致しないものはやれるわけがない」との反発もある。

 ■「左派政党」「福島氏アレルギー」

 合流を呼びかけた立民も複雑だ。幹部は「社民は地方組織が充実しており、一緒になれば選挙は強くなる」という。しかし、立民関係者は「国民民主党抜きで社民とだけ合併すれば、本当の『左派政党』になる」と不安を隠さない。別の立民関係者は、社民の「顔」である福島瑞穂副党首について「お騒がせの人物で、いろいろ面倒だ。福島氏抜きなら合流してもいい」とまで言い放つ。

 社民は党大会を経て立民との協議を本格化させる。どちらの道を選ぶにせよ、「55年体制」の一翼を担い、かつて政権にも参画した党にとって苦い決断となりそうだ。(中村智隆)

852とはずがたり:2020/02/23(日) 00:04:46

さて,合流は破談なのか,それとも不平不満派を抑える為の(慎重だけど反対と明言はしていない)みずぽたんの投入なのか。

嘗て総評から連合に継承出来ない活動を継承して平和労組センターが出来た様に,社民党の立憲に継承出来ない活動や党員組織(立民に党員機能無し)を継承する組織が出来て党の統合が平穏に(分裂無しで)出来るといいかなと思って居るんじゃが。。

社民党、福島瑞穂氏が党首復帰 立憲への合流は慎重姿勢
有料記事
今野忍
https://www.asahi.com/articles/ASN2Q62W2N2QUTFK005.html
2020年2月22日 18時34分

 社民党は22日、東京都内で党大会を開き、新党首に福島瑞穂参院議員(64)を選出した。福島氏は2003年から13年まで党首を務め、今回7年ぶりの復帰となった。福島氏は立憲民主党が呼びかけている政党合流に慎重姿勢で、党首の交代が野党結集の動きに影響する可能性もある。

 党大会2日目の23日に正式に就任する。又市征治党首の任期満了に伴い、党大会で代議員による党首選を実施し、福島氏以外に立候補がなかった。又市氏や吉田忠智元党首も立候補を模索したが、党内対立を回避するため、知名度の高い福島氏への一本化で一致した。

 福島氏は新党首に選出された後、記者団に「社民党が大事で、政治を変えなければならないという思いから立候補した」と話した。立憲との合流協議については「地方の皆さんの声をしっかり聞いていく」と語った。

 又市氏や吉田氏らは、立憲との…

残り:249文字/全文:603文字

853とはずがたり:2020/02/23(日) 00:05:56

さて,合流は破談なのか,それとも不平不満派を抑える為の(慎重だけど反対と明言はしていない)みずぽたんの投入なのか。

嘗て総評から連合に継承出来ない活動を継承して平和労組センターが出来た様に,社民党の立憲に継承出来ない活動や党員組織(立民に党員機能無し)を継承する組織が出来て党の統合が平穏に(分裂無しで)出来るといいかなと思って居るんじゃが。。

社民党、福島瑞穂氏が党首復帰 立憲への合流は慎重姿勢
有料記事
今野忍
https://www.asahi.com/articles/ASN2Q62W2N2QUTFK005.html
2020年2月22日 18時34分

 社民党は22日、東京都内で党大会を開き、新党首に福島瑞穂参院議員(64)を選出した。福島氏は2003年から13年まで党首を務め、今回7年ぶりの復帰となった。福島氏は立憲民主党が呼びかけている政党合流に慎重姿勢で、党首の交代が野党結集の動きに影響する可能性もある。

 党大会2日目の23日に正式に就任する。又市征治党首の任期満了に伴い、党大会で代議員による党首選を実施し、福島氏以外に立候補がなかった。又市氏や吉田忠智元党首も立候補を模索したが、党内対立を回避するため、知名度の高い福島氏への一本化で一致した。

 福島氏は新党首に選出された後、記者団に「社民党が大事で、政治を変えなければならないという思いから立候補した」と話した。立憲との合流協議については「地方の皆さんの声をしっかり聞いていく」と語った。

 又市氏や吉田氏らは、立憲との…

残り:249文字/全文:603文字

854名無しさん:2020/02/23(日) 15:23:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-00050215-yom-pol

社民党の新党首に福島瑞穂氏…無投票で選出


2/22(土) 16:22配信

読売新聞オンライン



 社民党は22日、東京都内で党大会を開いた。又市党首の任期満了に伴う党首選が告示され、立候補を届け出たのが福島瑞穂副党首だけだったため、無投票で新党首に選出された。

 福島氏は選出後、記者団に「社民党を躍進させ、国民のために働いていきたい」と意気込みを語った。保留状態にある立憲民主党との合流については「地方組織や党員の意見をしっかり聞いていきたい」と述べるにとどめた。

 福島氏は弁護士出身で、2003〜13年に党首を務めており、再登板になる。民主党と社民党などが連立した鳩山政権で消費者相を務めた。13年参院選での敗北を受け、党首を辞任していた。

 今回の党首選で福島氏しか立候補がなかったのは、立民との合流を巡り「賛成派と反対派で党が分裂しかねない」(幹部)と選挙戦回避を求める声が多数を占めたためだとされる。22日の党大会では、又市氏が「深掘りして(合流の)議論を継続してほしい」と要請した。これに対し、参加者から「合流協議を打ち切るべきだ」との反対意見が相次いだ。

855チバQ:2020/02/25(火) 15:55:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00000031-mai-pol

社民、立憲との合流協議継続 党大会 慎重派・福島新党首「いつとは言えない」


2/23(日) 18:42配信

毎日新聞







社民、立憲との合流協議継続 党大会 慎重派・福島新党首「いつとは言えない」


社民党の福島瑞穂氏=川田雅浩撮影


 社民党は23日、東京都内で党大会を開き、立憲民主党から呼びかけられた合流協議を継続するとした方針を採択し、2日間の日程を終えた。幹事長レベルで協議を続ける方針だ。ただ、又市征治前党首は合流に前向きだったが、福島瑞穂新党首は消極的で、立憲との協議に影響を与える可能性がある。

 前日の党大会で福島党首が選出されたのに続き、この日は吉田忠智元党首(参院比例代表)が幹事長に選任された。又市氏は党顧問に就任した。

 福島氏は記者会見で「党大会を通じ、党員がいかに社民党を大事に思っているかを痛感した。雇用問題などに取り組み、党を大きく躍進させていきたい」と党勢拡大に意欲を見せた。一方、地方議員らに反対意見が多い立憲との合流は「党は党員のものなので、党員の声をしっかり聞いていきたい。(結論を出す)時期がいつとは言えない」と慎重論を繰り返した。

 立憲などの統一会派の重鎮は「福島氏は合流反対の強硬派だ。これで合流はなくなった」との見方を示した。【浜中慎哉】

856とはずがたり:2020/03/20(金) 19:18:25
もう代表選や特措法賛成決定迄全部合流派と反対派の権力斗争ですなあ〜。福島も自治労の力が無いと当選出来ないし余り合流派を無下にも出来ない構造。

社民・福島党首、自身の特措法造反に「ガバナンス不足」と釈明
毎日新聞2020年3月18日 18時05分(最終更新 3月18日 18時05分)
https://mainichi.jp/articles/20200318/k00/00m/010/203000c

 新型コロナウイルス感染症を新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象とする改正法案の採決が行われた参院本会議を欠席した社民党の福島瑞穂党首の議席=国会内で2020年3月13日、川田雅浩撮影

 社民党の福島瑞穂党首は18日の記者会見で、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法の参院本会議採決を欠席した理由について「同法には問題がある。ギリギリの判断だった」と述べ、反対姿勢を示す意味合いだったことを明らかにした。党の賛成方針に党首が「造反」した形になったことについては「党のガバナンス(統治)をちゃんとやっていきたい」と釈明した。

 福島氏は、改正法に基づく緊急事態宣言による私権制限は避けるべきだとの考えを示し、「私の思いから欠席した」と説明。党として賛成することを党首として了解しながら、採決を欠席したことについては「社民党は党議拘束がない。党首としてという立場もあるが、国会議員として、というのもある」と語った。

 これに対し、報道陣からは「党首と党の対応が違ってもいいのか」などの質問が続出。福島氏は「ガバナンスに問題があるかもしれないが、社民党の支持者は人権やいろんなことを大事にしていると思う。今後頑張っていく」と理解を求めた。採決当日に欠席理由を明かさなかったことについては「当日説明した方が良かったが、ギリギリの判断だった」と語った。

 党内には、党首自身が「ガバナンス」を乱したことに対する冷ややかな見方が広がっている。ある党幹部は「国会議員が4人しかいないのに、意思統一もできないのかと見られる。党運営や政策の意思決定システムのあり方が重い課題になる」と語った。【浜中慎哉】

857とはずがたり:2020/03/20(金) 22:54:12
真島・田村の処遇が一番難しいと思てったけど,共産党がゆずる用意があるって感じのレスかツイートをどっかで見た記憶があるんだけどどれだっけ??

此処では一定数ゆずって貰えれば野党統一候補を揃えることを優先してくれそうな感じ。

とは総研調べで空き選挙区は6,8,11あって,11は田川社民に譲るのが順当だなあ。となると6,8に田村,真島??

福岡で共産県委員長が14年ぶり交代
https://www.sankei.com/region/news/200226/rgn2002260029-n1.html
2020.2.26 07:06地方福岡

 共産党福岡県委員会は25日、岡野隆県委員長(72)の後任に、内田裕書記長(63)が就任したと発表した。同県委員会のトップ交代は平成18年以来、14年ぶり。24日に同県粕屋町で開いた県党会議で県委員長を含む新執行部体制を決定した。

 書記長には、女性で初めて伊勢田良子副委員長(45)が就いた。次期衆院選を見据え、執行部の若返りを図り、若年層への浸透を図りたい考えだ。

 内田氏は記者会見で次期衆院選について「県内全11選挙区で野党統一候補の擁立を目指す。そのうち一定数で共産公認を統一候補にしたい」と述べた。

858チバQ:2020/03/30(月) 20:46:00
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2020033001002221.html
山尾志桜里氏、新たな連携模索か 市民と立法、れいわ山本氏らも
2020/03/30 20:16共同通信

山尾志桜里氏、新たな連携模索か 市民と立法、れいわ山本氏らも

山尾志桜里衆院議員(左)とれいわ新選組の山本太郎代表。

(共同通信)

 立憲民主党を離党し無所属となった山尾志桜里衆院議員が30日、市民とのオープンな議論を通じて法案を作る新たな取り組みを始めるとして、国会議員らにツイッターで参加を呼び掛けた。初会合には弁護士らに加え、国民民主党の玉木雄一郎代表や、れいわ新選組の山本太郎代表も出席予定。「野党内の新たな連携を模索する動き」(国民中堅)との見方があり、注目されそうだ。

 山尾氏は取材に「政治家や官僚が独占してきた立法プロセスに、市民主導の新たなルートを作りたい。市民や国会議員に広く参加してもらえればうれしい」と語っている。

859チバQ:2020/04/03(金) 18:22:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000583-san-pol

れいわ、新型コロナで存在感低下 他党も消費減税提案で埋没


4/2(木) 19:38配信

産経新聞







れいわ、新型コロナで存在感低下 他党も消費減税提案で埋没


れいわ新選組の山本太郎代表=東京都港区(鴨川一也撮影)


 新型コロナウイルスの感染拡大で、山本太郎代表率いる「れいわ新選組」が存在感を発揮できずにいる。“一丁目一番地”だった消費税減税を訴える意見が与野党から相次いでいる上、党勢拡大の原動力だった街頭演説も自粛に追い込まれたためで、次期衆院選に向け戦略の練り直しに直面している。(千田恒弥)

 「政治家が本当に決断するときであり、勇気を持ってやるときが来ている」

 山本氏は3月25日、党のインターネット番組でこう語り、与野党が協力して消費税率10%を一時0%に引き下げる法案を提出し、成立させるべきだと訴えた。

 れいわは初の国政選挙だった昨年の参院選で比例2議席を獲得した。その際の看板政策が「消費税廃止(減税)」だったが、新型コロナの感染拡大を受け野党だけでなく与党の一部も生活支援や消費活性化を目的に消費税減税を主張。山本氏は「誰がゴールを決めるかだ」と述べ、“本家”としての自信をのぞかせるが、埋没は否めない。

 全国各地での街頭や屋内での演説会の中止も痛手だ。2月に屋内集会の当面の中止を発表し、代わりにSNSなどで発信を続けるが、山本氏の持ち味である聴衆との一体感や熱気はない。山本氏も「街頭演説ができないのは本当に痛い」といらだちを見せる。

 山本氏が非議員であることも国会での発言力低下につながっている。新型コロナ対策をめぐる政府・与野党協議会に少数会派のれいわは出席できなかった。

 他党との関係も円満とはいえない。れいわは2月の京都市長選で共産党と共闘したが、共産の志位和夫委員長は3月31日の記者会見で、野党連合政権の樹立に向け各党党首らと個別に行っている会談を山本氏に断られたと明らかにした。

 そんな中でささやかれるのが7月5日投開票の東京都知事選への山本氏の出馬だ。ただ、立憲民主党幹部は、れいわについて「他党にけんかを売る以外で自分の立ち位置を示せなくなっている。知事選で選挙をやらないと沈んでしまうのでは」と冷ややかに語った。

860さきたま:2020/04/05(日) 22:38:25
立憲と社民、合流協議継続を確認 幹事長会談
4/2(木) 19:24配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000060-mai-pol
 立憲民主党の福山哲郎、社民党の吉田忠智両幹事長は2日、国会内で会談し、党合流に向けた協議を継続することを確認した。
 会談後、福山氏は記者団に「真摯(しんし)に誠実に協議していきたい」と話した。合流した場合、両党の地方組織や職員の処遇をどうするかなどの課題を詰める予定。
ただ、2月に党首に復帰した社民党の福島瑞穂氏は合流に慎重な立場で、立憲幹部は「福島氏をどう説得していくかも重要だ」と語った。【浜中慎哉】


立民と社民、合流協議を再開 取りまとめの期限区切らず
2020/04/03 03:00
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2020/04/03/132647581
【東京支社】立憲民主党の福山哲郎、社民党の吉田忠智両幹事長は2日、国会内で会談し、政党合流に向けた協議を再開した。
 社民党の地方組織から出されていた、合流した場合の政策・理念、組織の在り方、機関紙活動の継続や職員の処遇などについて具体的協議を進め、対応策をまとめることを確認。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、取りまとめの期限は区切らないとした。
 会談後、福山氏は「幹事長同士で真摯(しんし)に話し合いながら、疑問にしっかりと答えられるようにしたい」、吉田氏は「党内でさまざまな意見があることは事実。党員の皆さんの思いを踏まえ、協議を進める」と述べ、地方組織との意見交換を活発化させると表明した。
 合流は立民の枝野幸男代表が昨年12月に提案し、協議を開始した。社民党執行部は今年2月の党大会での決着を目指したが、党内で賛否が分かれたため最終決定を先送り。党大会では協議を続けることが承認された。

※この記事は、4月3日 大分合同新聞 22ページに掲載されています。

861チバQ:2020/04/12(日) 15:33:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041100283&g=pol
新型コロナ、れいわを直撃 集会自粛、国会活動に制約
2020年04月11日20時35分


 新型コロナウイルスの感染拡大が、れいわ新選組の活動を直撃している。山本太郎代表は、これまで続けてきた「草の根」集会について、自粛を余儀なくされた。重度障害を持つ木村英子、舩後靖彦両参院議員も、感染リスクを避けるため、国会審議などで制約を受けている。

 山本氏は、昨年7月の参院選で躍進して以降、全国各地で「街頭記者会見」や「おしゃべり会」と称する集会を開催。支持拡大の重要な手段となっていた。しかし、今年2月中旬からは開催できない状況が続き、党関係者は「対話ができないのは厳しい」と漏らす。
 木村、舩後両氏は国会内での活動について、密閉、密集、密接の「3密」状態が生じやすいと懸念。感染すれば「命に関わる」(舩後氏)として、本会議や委員会について、自身の質疑、採決時などに出席を絞り込むことを強いられている。
 さらに、新型コロナウイルス対策を話し合う政府・与野党連絡協議会についても、れいわは少数政党であることを理由に参加が認められなかった。障害者の立場で意見を述べる機会を得られず、木村氏は「怒りを感じる。障害者差別だ」と激しく反発した。

862チバQ:2020/04/12(日) 22:00:22
https://digital.asahi.com/articles/ASN3P13N6N3JUTFK022.html?iref=pc_rensai_article_long_209_prev
社民、老舗のジレンマ 福島瑞穂氏復権でも定まらぬ海路
今野忍

2020年3月21日 12時00分
 先は見通せずとも老舗政党の看板を掲げ続けるか。それとも、他党との合流に新たな道を見いだすのか。福島瑞穂氏(64)が党首に再登板した社民党が、剣が峰に立っている。
 新型コロナウイルスの感染拡大に対応する特別措置法が採決された、13日夕の参院本会議。福島氏は最後まで姿を見せることはなかった。

党首が党決定に従わず
 社民党は採決に先立ち、「早期終息のために立法措置が必要」として、統一会派を組む立憲民主党などと足並みをそろえる形で改正案への賛成を決めた。福島氏はこれを良しとせず、「欠席」を選んだ。

 「ギリギリの選択だった。私にとってはこれしかなかった」。採決から5日が過ぎた18日、国会内で記者会見した福島氏はそう釈明した。

 改正法が成立すれば、安倍晋三首相は私権の制限を可能とする緊急事態宣言を出せるようになる。福島氏は、首相が国民生活に大きく影響する一斉休校などを要請しながら、十分な説明をしなかったことを問題視したのだ。

 ただ、福島氏の思いがどうあれ、党首が党の決定を違(たが)えたうえに、その理由を速やかに語らないのは、党そのものの信頼に影響しかねない異例の事態だ。

 「党首の欠席を注意しないのか」。19日の会見で記者団から問われた吉田忠智幹事長(64)は、厳しい表情で「考えていない。不問に付したい」と語るばかりだった。

 「あんなことで政党といえるのか」。ほかの野党の幹部からは、船出したばかりの福島社民党を不安視する声が上がった。

前党首が進めた合流協議に「待った」
 福島氏は2月下旬の党大会で、又市征治前党首(75)の後を継いで7年ぶりに党首に復帰した。又市氏ら当時の執行部にとって、それは想定外のシナリオだった。

 又市氏は2001年に参院議員に初当選。幹事長などを経て18年2月に党首に就いたが、肺がんを患い、昨夏の参院選の立候補を見送った。以降、非議員として党を率いてきた。

 「おれの最後の仕事は、党の理念や運動を後世に残すことだ」。そう語る又市氏がねらいを定めたのが、立憲民主党との合流協議だった。

 前身の社会党時代、200人以上を擁したこともある国会議員は、いまや4人。参院選で2%以上の得票率をクリアしたことでかろうじて法律上の政党要件を満たす現状に、又市氏は強い危機感を抱いていた。

 昨年12月上旬、立憲の枝野幸男代表(55)に政党合流を呼びかけられた又市氏は、表向き「私は白紙だ」と語った。ただ、心中では「立憲の中に我々の『社会民主主義の実現』という理念を継承する」と、合流を進める考えを固めていた。

 2月の党大会の党首選で合流に前向きな吉田氏を無投票で当選させ、地方組織の理解を得て合流協議を加速させる。それが、又市氏の描いた生き残り戦略だった。

863チバQ:2020/04/12(日) 22:01:00
 だが、これに福島氏が「待った」をかけた。

 2月19日、3日後に迫る党大会の準備のため国会内に又市氏と国会議員が集まった。その場で福島氏は、党大会で採択される予定の合流協議継続の議案に反対する考えを表明した。

 「合流協議は以前の常任幹事会で、全会一致で決めたはずだ。議論を封殺するのか」。又市氏は福島氏を一喝し、福島氏も議案への反対は撤回した。代わりに福島氏は、党首選への立候補に意欲を示した。

 福島氏と吉田氏が正面からぶつかれば、合流協議の継続の是非が焦点になるのは確実だった。福島氏が勝てば、将来も含めた合流の道が閉ざされる可能性もある。そうなれば、党分裂にも発展しかねない――。又市氏らは戦略の練り直しを余儀なくされた。

 党大会初日の22日昼、又市氏と4人の議員は非公式の両院議員総会を開いた。「色々あったが、党首は福島さんにやってもらってはどうか。協力していこう」。又市執行部の幹事長だった吉川元・衆院議員(53)がそう水を向けた。反対する声はなく、福島氏を無投票で新党首に選出する方針で一致した。

 又市氏らは「何とか収まった」と胸をなで下ろした。一方の福島氏は、党首選に手を挙げた理由について「地方はみんな社民党が大事だと言っている。立憲とは政策が違う。立憲なんかに行きたくないって」と周辺に漏らし、こう言葉を継いだ。

 「政党は何のためにあるのかってことよ」

又市氏「政党の国政要件守れるのか」
 戦前からの労働運動、農民運動の流れをくんで1945年11月に結党した社会党。「護憲・平和」を旗印にし、保守合同で誕生した自民党との「55年体制」のもと革新勢力として戦後政治史を織りなした。非武装・中立を理想として自衛隊「違憲」の立場を取り、日米安保闘争や護憲運動に力を注いだ。その歩みはいまなお、社民党を支える多くの人たちの誇りや信念となっている。

 22日午後の党大会で、そうした地方組織の思いが、合流協議継続議案への反対論となって噴き出した。

 「合流は党の分裂解体につながる。護憲・平和・脱原発の市民と歩んできた社民党が、店じまいして良いのか」。新潟県連の反対答弁に会場は拍手で沸いた。この日答弁した8府県のうち、7府県が反対意見を表明した。

 党大会2日目の23日午後、又市氏は党首として最後の演説に臨んだ。執行部へのヤジや怒号が飛び交う騒然とした雰囲気のなか、ゆっくりとした足取りで壇上に向かい、鬼気迫る表情で口火を切った。

 「勇ましい言葉が出るが、本当に次の選挙でも、政党の国政要件を守れるのか。選挙の度に得票数はずっと下がりっぱなし。次の総選挙は本当に厳しい」

 かすれ声を絞り出しながら、又市氏は続けた。

 「立憲民主党とは、安倍改憲を阻止する共同戦線党にしないか。これで、私の最終答弁にしたい」

 約5分の演説が終わると、会場からヤジは消えていた。合流継続の議案が諮られ、拍手で採択された。

 この日、新党首に正式に就いた福島氏は大会後の会見で、立憲との合流協議について「党員の意見をしっかり聞いていきます」と述べるにとどめた。反対の意思は示さなかった。

新旧党首、理念は共有しても
 立憲が呼び掛けた政党合流は、野党第2党の国民民主党が合意しなかったことで機運がしぼみ、社民党の立ち位置もあいまいになっている。福島氏は最近、「日本にもっとまっとうな社会民主主義の政党ができないといけない」と周辺に語り、独自の路線を行く様相を強める。

 一方、党大会後、地元・富山で静養する又市氏は、合流の必要性をなおも訴える。

 「安倍首相ってのは何をやるか分からない。憲法改正だけは、何が何でもここで阻止しなければならない。おれが立憲との共同戦線を言っているのは、そのためだ」

 社民主義の実現をめざす。その理念は共有しながら、新旧党首の見据える道は重ならない。75年の歴史を背負う党の未来は、霧の中にある。(今野忍)

864チバQ:2020/04/30(木) 14:22:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a1240f6a1d280dfb6b7c161ebcd95c319ae6dad
社民・福島氏、「党首力」に期待と嘆き 採決造反、合流棚上げ
4/30(木) 7:27配信

時事通信
マスクとフェースシールドを着けて記者会見する社民党の福島瑞穂党首=29日午前、国会内

 社民党の福島瑞穂氏が党首に復帰して2カ月余り。

 党内には、衰えない発信力から長期低迷する党勢回復に期待がある一方、法案採決で野党共同会派の方針に反する行動を取り、立憲民主党との合流協議の棚上げに言及するなど「独自路線」をひた走る姿勢に嘆く声も漏れる。

 「誰一人取り残さず、命と生活を守る政治をしていく」。福島氏は29日、取材に対し、目指す政治についてこう決意を語った。

 再登板したのは2月22日。野党合流に慎重な地方組織に推される形で党首選に出馬し、無投票で選ばれた。

 さっそく、新型コロナウイルス問題では厚生労働省に対し、安倍晋三首相肝煎りの布マスクに関する問い合わせを行い、受注企業の社名公表につなげるなど持ち前の行動力を見せた。党内からは「発信力がすごい」などと評価する声が上がる。

 一方、改正新型インフルエンザ対策特別措置法の3月13日の参院採決は、党として賛成する中、「問題がある」として欠席。さらに、立憲との合流については前執行部の方針を覆す形で、新型コロナ問題を理由に先送りを主張した。

 今のところ「個人プレー」が先行するばかりで「党首力」を発揮する場面が目立たない福島氏。党関係者は「党の展望は見えない」と肩を落とす。

865とはずがたり:2020/05/01(金) 02:12:56
社民・福島氏、「党首力」に期待と嘆き 採決造反、合流棚上げ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200430-00000024-jij-pol
4/30(木) 7:27配信時事通信

 社民党の福島瑞穂氏が党首に復帰して2カ月余り。

 党内には、衰えない発信力から長期低迷する党勢回復に期待がある一方、法案採決で野党共同会派の方針に反する行動を取り、立憲民主党との合流協議の棚上げに言及するなど「独自路線」をひた走る姿勢に嘆く声も漏れる。

 「誰一人取り残さず、命と生活を守る政治をしていく」。福島氏は29日、取材に対し、目指す政治についてこう決意を語った。

 再登板したのは2月22日。野党合流に慎重な地方組織に推される形で党首選に出馬し、無投票で選ばれた。

 さっそく、新型コロナウイルス問題では厚生労働省に対し、安倍晋三首相肝煎りの布マスクに関する問い合わせを行い、受注企業の社名公表につなげるなど持ち前の行動力を見せた。党内からは「発信力がすごい」などと評価する声が上がる。

 一方、改正新型インフルエンザ対策特別措置法の3月13日の参院採決は、党として賛成する中、「問題がある」として欠席。さらに、立憲との合流については前執行部の方針を覆す形で、新型コロナ問題を理由に先送りを主張した。

 今のところ「個人プレー」が先行するばかりで「党首力」を発揮する場面が目立たない福島氏。党関係者は「党の展望は見えない」と肩を落とす。

866チバQ:2020/06/14(日) 10:17:44
https://news.nicovideo.jp/watch/nw7436999
ついに出馬説が浮上したキョンキョン
2020/06/13 17:00リアルライブ0
 「#検察庁法改正案に抗議します」 

 先月10日、自身のツイッターにこう投稿した後、ネット上でまるでジャンヌ・ダルクのような存在になったのが歌手で女優の小泉今日子だ。
 先の国会では、検察官の定年を政府の判断で延長できるようにする検察庁法改正案が審議されていたが、小泉は真っ先に反対の意向を表明。

 すると、俳優の井浦新、浅野忠信ら芸能人や著名人たちも続々と小泉に賛同。一般人も賛同し一大ムーブメントを巻き起こした結果、同法案の成立は見送られることになった。
 「長年芸歴を積み重ね、人気も知名度も絶大とあって、改めて影響力があることを思い知らされた。この影響力をなんとか政治利用しようという政党があってもおかしくはないだろう」(永田町関係者)

 先月22日には、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている演劇、ミニシアター、ライブハウスの3文化を救う「文化芸術復興基金」の設立を呼びかけるシンポジウムのゲストパネラーとして、女優の渡辺えりらと出席。

 小泉は「現状、9月、10月、11月まで劇場をキャンセルする人が増えていて、お客さんを入れるというメドが立ってない」などと窮状を訴えた。

 発売中の「週刊新潮」(新潮社)によると、小泉は渡辺とともに5月31日付の共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の1面に登場。文化事業に対して支援のない政府を批判したというのだ。
 「小泉は現在、舞台のプロデュース業を手掛けているので自身にとっても深刻な問題。それよりも、もはや、テレビや映画など芸能界での仕事には関心がないようで政治的発言もお構いなしの様子。そろそろ安倍政権が危ないが、野党連立候補として、安倍政権打倒の強力な刺客として担ぎ出されるかもしれない」(芸能記者)

 安倍政権にとって、今後の小泉の言動は脅威になりそうだ。

867とはずがたり:2020/06/25(木) 20:44:02

府中市議会議員、結城りょうは日本共産党を離党し、東京都知事選において山本太郎さんを支援いたします
https://www.r-yuuki.jp/2020/06/12963/

868チバQ:2020/07/13(月) 22:03:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/57e1bfc9d37215b6d18f67c1953d727c6495e076
「命の選別」発言を謝罪した山本太郎氏に「党代表辞任せよ」の声
7/13(月) 20:58配信

東スポWeb
山本太郎氏

 れいわ新選組の山本太郎代表(45)が、他の野党から〝代表失格〟の烙印を押される大ピンチに立たされた。

 山本氏は10日に開いた路上会見で、昨年の参院選比例代表に同党から立候補した大西恒樹氏(56)が「命の選別」を容認した発言で謝罪した。

 13、14日に大西氏ら関係者をヒアリングしたうえで、16日に開かれる予定の同党総会で、大西氏の除籍を提案し、今後の対応を協議する意向を示している。

 野党関係者は「山本氏の対応が遅すぎて話になりません。当初、大西氏の除籍には否定的だったが、支持者から甘すぎると反発されたことで対応が変わった。総会で山本氏は党代表としての責任を自ら示すべきです」と話した。

 山本氏は都知事選で、立憲民主党に離党届を提出した元格闘家の須藤元気参議院議員(42)や一部の立民都連の都議とその関係者からの応援を受けて、3位に食い込んだ。

 ところが、山本氏を支持した立民の議員も今回の騒動への対応にはあきれ顔だ。

「山本氏は総会で大西氏だけを処分し、自ら代表を辞任しないで、反省の弁を述べるにとどめたなら、支持者を裏切る結果につながるでしょう」(立民の参院議員)

 要は代表辞任せよとの通告だ。支持者からも厳しい処分を望む声が出ている。山本氏はこの窮地にどう対応するのか。

869チバQ:2020/07/16(木) 23:53:07
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071601317&g=pol
「命の選別」発言、大西氏を除籍 れいわ
2020年07月16日23時10分
 れいわ新選組の山本太郎代表は16日の記者会見で、昨年の参院選比例代表に同党から立候補した大西恒樹氏がインターネット動画で「命の選別」を容認する発言をしたことを受け、除籍処分にしたと発表した。山本氏は「許されるものではない」と批判。大西氏は次回も国政選挙に出馬する予定だった。

https://www.asahi.com/articles/ASN795SFXN79UTFK00T.html
れいわの立候補予定者が「命の選別」発言 山本代表釈明
小泉浩樹

2020年7月9日 19時08分
 れいわ新選組から昨夏の参院選(比例)に立候補し、今後の国政選挙の立候補予定者である大西恒樹氏(56)が動画投稿サイト上で「どこまで高齢者を長生きさせるのか。命、選別しないと駄目だと思う」などと発言した。命の選別を容認する発言に批判が広がり、山本太郎代表が釈明する事態になっている。

 動画は大西氏が投稿し3日に公開された。少子高齢化問題に触れるなかで、「高齢者を長生きさせなくてはいけないという政策をとっていると若者たちの時間の使い方の問題になる」などと主張。「命、選別しないと駄目だと思う。その選択が政治。選択するんであればもちろん高齢の方から逝ってもらうしかない」などと述べた。

 これにネット上などで批判が相次ぎ、大西氏は7日に謝罪し動画を削除した。大西氏は元外資系銀行員で、党の構成メンバー(党員)として今後の国政選挙の候補者になっている。山本代表は7日、党のホームページで「命について真摯(しんし)に向き合うチャンスを与えたい」などとコメントし、いったんは処分しない方針を示したが、8日に「最終的な処分は党の意思決定の場である総会で行う」などと対応を保留した。

 昨夏の参院選では同党から重度障害者の木村英子氏と筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦氏が当選。山本氏は立候補した東京都知事選の街頭演説で「財政問題を入り口に、人の命の期限を決められてしまうような社会はもう近くまできている。なんとか止めないといけない」などと訴えていた。(小泉浩樹)

870チバQ:2020/07/28(火) 18:23:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f259c156679dadb0ea8216bac3fcb89f7a955b7
社大委員長に高良参院議員 8月16日に党大会で決定
7/24(金) 11:14配信


高良鉄美氏
 社大党は23日、那覇市の党本部で執行委員会を開き、党相談役で参院議員の高良鉄美氏(66)を次の委員長に充てる人事案を全会一致で了承した。

 県議選の落選を受けて引責辞任する大城一馬委員長(72)の後任として、8月16日の臨時党大会で正式決定する。大城氏の後任を巡っては委員長代行の比嘉京子県議(69)も意欲を示し、一本化の議論が難航していた。最終的には、今年10月に結党70年を迎えるにあたって国会議員を委員長に据えるべきだという意見が大勢を占めた。

 ただ、昨年7月の参院選で初当選し、国会議員としての経験が短い高良氏を委員長に充てることへの反発もあり、挙党態勢に不安を残している。

 大城氏は執行委員会終了後、本紙の取材に「高良氏には党の顔として党の再生、党勢拡大に尽力してほしい」と述べた。
琉球新報社

871とはずがたり:2020/08/12(水) 23:53:39
https://twitter.com/Yaruo2020/status/1293552202116558848
やるオー寿司ン
@Yaruo2020
福島氏、10月党大会は困難 社民、立民との合流巡り
https://nikkei.com/article/DGXMZO62559870S0A810C2000000/

> 立民と国民の一部の合流が進む見通しであるのを踏まえ「社民と立民の合流という議論の前提が大きく変わる。スケジュールは変わらざるを得ない」と述べた。
福島氏、10月党大会は困難 社民、立民との合流巡り
社民党の福島瑞穂党首は12日の記者会見で、立憲民主党との合流の是非を判断するための臨時党大会に関し、予定する10月の開催は困難になったとの認識を示した。国民民主党の玉木雄一郎代表が「分党」を表明し、

> 福島氏は立民との合流に慎重な立場。推進派の吉田忠智幹事長は7月、党大会を10月に開きたいとの意向を示している。

872チバQ:2020/08/18(火) 17:29:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/95a6316d23f8245284cb1ca56faa31178913f91e
戦後保守政治の裏側6 左派リベラリズムの衰退 政治から言葉の意味が奪われた時
8/9(日) 18:06配信

三宅坂の牙城

社民党本部が入っていた「社会文化会館」の跡地=2016年7月、東京都千代田区
 これは世界的潮流ともいわれて久しいが、21世紀に入ってから、日本でも「左派リベラル」勢力がすっかり衰退している。【日本テレビ政治部デスク・菊池正史】

【図解】政党支持率の推移

 その栄枯盛衰を象徴している場所が、国会近くにある。国会議事堂の参議院側にある北門を出て、国会図書館の正門を左手に見ながら三宅坂へと下りる坂を梨木坂という。その突き当たりにあった地上7階、地下1階の旧社会党本部がその場所だ。

  後に党名変更に伴い社民党本部となったが、2013年には老朽化などを理由に取り壊しとなった。社民党自体も弱体化し、この地に本部を維持することができず、今は、ひっそりと警視庁の分庁舎が建っている。人通りもまばらになったこの地こそが、1990年代前半まで、「左派リベラル」の牙城であり、政治の中心舞台の一つとなっていた。

 社会党は、1955年に結成され、いわゆる「55年体制」において自民党の対抗勢力として国政の一翼を担った。国会では激しい論戦を繰り広げ、時には牛歩、乱闘と実力手段にも出て存在感をアピールしてきた。また労働運動や人権活動を主導し、自民党の行き過ぎた利権政治に一定の歯止めをかけてきた。89年の参議院選挙で躍進し、当時の土井たか子委員長は「山は動いた」と述べて、注目を浴びた。

 一方で、「万年野党」という批判もあって退潮傾向が続き、93年の衆議院選挙で大敗を喫した。私は、ちょうどこの年の秋から2年ほど、社会党を担当した。折しも、小選挙区制導入を柱とした政治改革関連法をめぐって、国会は大揺れ、大混乱の時期だった。
政治改革と冷戦構造終結の絡み合い

テレビのインタビューにこたえる自民党の小沢一郎幹事長=1990年2月19日、東京・自民党本部
 田中角栄元首相のロッキード事件に始まり、88年6月に発覚したリクルート事件に至るまで、性懲りもなく続発する「政治とカネ」の問題に対し、国民の怒りが頂点に達している時期だった。戦後の「バラマキ政治」、利権をめぐる「政官業の癒着」「派閥政治」の弊害などに批判の矛先が集中した。

 そして莫大な政治資金を要する中選挙区制こそが、構造的腐敗の温床だとして、小選挙区制導入を柱とした「政治改革」を求める声が噴出していた。

 この改革への動きは、国際情勢の変化もリンクして、加速度を増していった。89年に米ソ冷戦構造が終結し、91年に旧ソ連が解体。一党独裁となっていた東欧の社会主義国では民主化が進み、あらゆる領域でグローバル化が進む一方で、古い秩序の崩壊が、地域紛争と民族対立、そしてテロリズムによる混乱を誘発した。91年には湾岸戦争が勃発し、これが契機となって、日本では、新たな国際貢献の在り方が、国民レベルで議論されるようになった。

 PKO(国連平和維持活動)をめぐって、自衛隊の海外派遣がテーマとなり、戦後のリベラルな防衛論が、「一国平和主義」として批判の的になり始めた。PKO協力法の成立を急ぐ勢力は、派閥間や野党との「協調政治」によって調整に時間がかかることを批判し、スピードある意思決定システムを求めるようになったのである。

 この変化に機敏に反応したのが、現在、国民民主党に所属している小沢一郎衆議院議員だった。89年には、47歳の若さで自民党幹事長に就任し、強いリーダーシップを発揮して「剛腕」とも評された。湾岸戦争の際、自衛隊を派遣できなかったことに苛立ち、調整に時間をかける「協調政治」を嫌った。

 小沢は小選挙区制を導入することで、政権交代可能な二大政党制の確立を目指した。この制度が象徴する多数決至上主義の精神は、決断できない「なあなあの社会」を変革し、分かりやすい政治を具現化するものだった。「選挙制度を変えることを、日本人の意識改革の第一歩にしようというのが目的だった」(「小沢一郎 政権奪取論」)と明言していた。

873チバQ:2020/08/18(火) 17:29:35
「剛腕」による混乱

自民党の河野洋平総裁(左から2人目)、森喜朗幹事長(左側)と会談に臨む細川護熙首相(左から3人目)、新生党の小沢一郎代表幹事=1994年1月28日、東京・国会
 小沢は93年6月に自民党を離党し、「非自民」勢力による細川連立政権の樹立を主導した。そして、自民党の政治腐敗を批判していた社会党も、これに参画することとなったのである。「自社対立」という建前からすれば、「非自民」勢力への参加は当然の決断だった。しかし、ここから、戦後リベラルの迷走が始まることとなる。

 小選挙区制の導入と、国連決議に従って自衛隊を海外に派遣できる「普通の国」になろうという小沢の改革論は、多くの国民に熱狂的に支持された。具体策をまとめた「日本改造計画」はベストセラーになったほどだ。

 小沢は、その国民的な支持を追い風に、遺憾なく「剛腕」を振るった。社会党からの造反によって参議院で否決となった政治改革関連法を、自民党が求める修正に応じて、当時の細川護煕首相と河野洋平自民党総裁との党首会談で成立させた。小選挙区の議席配分を250に抑えたい社会党は、300に増やす妥協を余儀なくされた。また、消費税率を当時の3%から7%に引き上げ、福祉目的税化する国民福祉税構想を主導した。さらに閣僚人事へも介入した。

 そのたびに、社会党は大混乱だった。党の最高意思決定機関である中央執行委員会、いわゆる「中執」での議論は長時間に及んだ。党本部4階の会議室で中執が始まると、周辺は立ち入り禁止となるため我々担当記者は、手前の階段踊り場にたむろして、何時間も待ち続けたものだ。

 やっと方針を決めて当時の村山富市委員長ら幹部が出て来ると、4階から1階に下りてマイクを向ける。その結論を受けて連立与党との会議が始まると、記者たちは梨木坂を駆け上がって国会に向かう。また決裂して本部に戻る。また長い会議が始まる。

 この繰り返しに記者たちも疲労困憊だった。党本部のコンクリートの階段で尻を冷やしながら、うとうと居眠りもした。三宅坂の社会党本部と梨木坂には、毎日のように記者が行き交い、カメラが群がっていた。

874チバQ:2020/08/18(火) 17:29:51
「平等」と「反戦」のリベラリズム

衆院本会議で牛歩戦術を取る社会党議員ら=1992年6月12日
 社会党が目指してきたものとは何か。社会主義政党といっても、現実と向き合う穏健派から、革命を目指す急進派まで幅があり、発足当初から路線対立や派閥抗争も激しかった。しかし、90年代に入り、社会主義実現のためだからといって、ソ連や中国のような「一党独裁」を理想とする議員は、ほぼ皆無だったといってよい。綱領などを学問的に分析すれば、こまごま指摘はあるのだろうが、当時の所属議員への取材から最大公約数を拾うとすれば、「平等」の追求だったと思う。

 この「平等主義」こそが、弱者救済、格差是正、差別撤廃の活動につながり、経済的には分配重視による資本主の修正につな、人間がった。「平等」への信仰は、米国の「リベラル」にも共通する価値観であり義の理性の力で、貧富の差や、強者の論理、因習的な差別を抑制しようとする政治だった。

 さらに、この「日本版リベラリズム」の柱には、「反戦」が加わる。失敗した軍国主義への猛烈な反省に基づいたこの信念が、社会党の「非武装中立論」となり、自衛隊は違憲、「日の丸・君が代」反対、軍事同盟としての日米安保条約反対という基本政策につながった。自衛隊の海外派遣を可能とするPKO法の国会審議では、牛歩戦術を展開して徹底的に反対した。

 さらに、「平等」と「反戦」を求める政治に共通するものは、偏狭なナショナリズムを否定し、国民の生活を最優先に考えることだった。それは多種多様な人々が「共存」しようとする意思であり、「協調」することを重視する精神だったと思う。だからこそ、会議は時間がかかった。結論が出ない問題は先送りされ、結論を出す場合は、足して2で割り3で割って、落としどころを探る「談合政治」となった。
「剛腕」許し難し

党首会談を前に握手する河野洋平自民党総裁(右から2人目)と村山富市社会党委員長(同3人目)=1994年6月27日、東京・国会
 必然的に、強いリーダーシップを発揮する小沢の「剛腕」とは、反りが合わなくなってくる。村山は、こう述懐している。

 「連立政権の運営について、トップダウン的なやり方に問題があったと思うよ。(中略)何処かでいつかはほころびがでるのではないかとみておった」(「元内閣総理大臣村山富市の証言録」)

 その「ほころび」は間もなく目立つようになり、すぐに致命的となった。

 94年4月に細川政権が倒れ、羽田政権が発足したが、その直後に、小沢は「非自民」勢力で統一会派「改新」の結成を図った。この時も社会党への根回しはなく、村山の不満が爆発することになる。会見で次の談話を発表した。

 「政権の構成の変更については、連立与党間で協議することになっていた。こうした経過を無視して、特定の政党や個人が恣意的に枠組みを壊したことは許し難いことである」

 積もり積もった不信感もあり、社会党は「非自民」連立政権から離脱した。

 「小沢さんは、社会党を潰さにゃあいかんということで一貫してやってきていたね」(前出「証言録」) と、村山は後に述懐している。

 そして、小沢の「剛腕」に代わり、優しく手を差し伸べてきたのが自民党だった。何と宿敵だった社会党の村山を首相に担ぎ、同じように小沢と袂を分かった新党さきがけとも連立して、94年6月に自社さ連立政権を樹立したのである。

875チバQ:2020/08/18(火) 17:30:44
基本政策転換の言い訳

組閣後、記念撮影する村山内閣の閣僚=1994年6月30日、東京・首相官邸
 社会党は、細川政権発足の際も、自民党に対する怨念と、「政治改革」だけで結び付いた野合だと批判された。今度も、改革の路線を捨て、十分な政策協議もなく、「理念の上でも基本政策の上でも半世紀近くもの間、対立してきた自社両党が呉越同舟に踏み切った」と、村山政権発足後、最初の国会で批判された。

 村山は、自衛隊違憲から合憲、「日の丸・君が代」反対から容認、日米安保反対から維持へと、基本政策を百八十度転換して自民党と足並みをそろえたのである。94年7月の国会で表明した歴史的大転換だった。

 村山は94年6月29日に首班指名され、首相官邸に入った直後から基本政策転換の検討を始めたことを後に明らかにしている。わずか20日間程度で、戦後半世紀にわたって堅持してきた左翼政党としての基本理念を放棄し、ひっくり返したことになる。

 これを村山は何と言い訳したか。

 「何も突然変異が起こって変えるんではないんですよ。これは冷戦構造が変化していく中で社会党の党内ではずっと一貫して議論されてきているんですよ。その議論を踏まえた上で、政権にも就いたことだし、そういう立場もあって、そういう点からなされたというふうに私は思っています。従って、それは何もその公約に反したものではない」(94年10月11日・衆院予算委員会)

 しかし、直前に行われた93年の衆議院選挙で基本政策の変更はしていない。一般常識からすれば、この大転換は「公約違反」である。この点を追及されると、村山はこう釈明した。

 「公約がどの範囲で守られるかということについては、やはりその事態の変化に対応して選択をする幅というものは政治家に任されておるのではないか」94年10月12日・衆院予算委)

876チバQ:2020/08/18(火) 17:31:01
信頼喪失のルーツ

記者会見する安倍晋三首相=2016年6月1日、東京・首相官邸
 基本政策の大転換を政治家が「選択をする幅」だという村山の言い訳を振り返り、私は、今の安倍晋三首相の、この言葉を思い出した。

 「これまでのお約束とは異なる、新しい判断だ」

 2016年6月1日の会見で、すでに法律で2017年4月に消費税率10%へのアップが決まっていたのに、2年半も延期することを表明した時のものだ。14年に1度延期し、「再び延期することはない」と明言していた。しかし、個人消費が伸び悩み、アベノミクスの限界も指摘される中での自己防衛戦略でもあった。

 公約や法律を無視する権力者の「新たな判断」を許すルーツは、村山が言う「選択をする幅」にもすでに見られていたのだ。

 しかし「公約」とは言葉による公的な約束だ。そして、政治とは言葉の文化であり、そこには連綿と蓄積された歴史や精神が言葉によって継承されているはずだ。そうでなければ政治から歴史が消滅する。人間はぶつ切りされた時間空間に漂う浮き草となる。そして「公約」という言葉の意味が、時々の政治家が「選択をする幅」によってゆがめられ、「新しい判断」によって変化するのであれば政治の言葉は無意味化し、信頼は失われる。

 「非自民」から「自民との連立」へ。これは社会党にとって生き残りのための究極のリアリズムだったのだろう。しかし、この後、数年足らずで、社会党は消滅状態になっていく。それは決して小選挙区制の影響だけではないと私は考える。村山らが政治から言葉が持つ秩序を奪い、むしろ言葉を弄した欺瞞を政治文化に植え付けたことへの当然の報いではなかったか。

 ただ一つ、党消滅という犠牲を払ってでも、社会党には守りたかったものがあるようだ。村山は「非自民」から「自民との連立」への豹変の経緯を振り返り、こう語っている。

 「(細川政権の)中はバラバラで、寄せ集めだから心棒がない。どうしても一部の者が権力を握って壟断するような姿になる。それでは政権はうまくいかない。正直言って、僕は言い訳ではなく、まだ自民党の方がましだと思ったな。(中略)政権を運営する民主的なルールについて彼らはある程度心得ている」(「証言録」)

 戦後の自社対立の政治は、表で闘い裏で手を握る「自社なれ合い政治」とも揶揄されてきた。村山たちは、その「なれ合い」を否定し、「権力を握って壟断」した小沢のリーダーシップに耐えかねて、「なれ合い」に戻ってきた。 しかし、建前をかなぐり捨てて、なれ合いながら守ろうとした「心棒」は、この後、10年もしないうちにメルトダウン(炉心溶融)することになる。それは、皮肉なことに「左派リベラリズム」を吸収した、「右派リベラリズム」の衰退でもあった。(敬称略)【時事通信社「地方行政」2020年7月2日号より】

 菊池正史(きくち・まさし)日本テレビ政治部デスク。1968年生まれ。慶應義塾大大学院修了後、93年日本テレビ入社、 政治部に配属。旧社会党、自民党などを担当し、2005年から総理官邸クラブキャップ。11年から報道番組プロデューサー等を経て現在は政治部デスク。 「著書に「官房長官を見れば政権の実力がわかる」(PHP研究所)、「安倍晋三『保守』の 正体」(文藝春秋)などがある。

877とはずがたり:2020/08/20(木) 09:37:46
いちおうこんなことは社会新報に乗ってるらしい

https://twitter.com/shikibunotayuv2/status/1296219680126849024
式部大輔
@shikibunotayuv2
立社合流後にできるかも知れない民社協会みたいな組織の話が社会新報に出ていたけど、全くと言っていいほど話題にならない
午前7:57 ・ 2020年8月20日

878さきたま:2020/08/21(金) 08:24:33
社民・吉田幹事長、立民新党への合流意見集約「9月末までに」
8/20(木) 15:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a711d1fb5e1e24086f60651e4fbcd5fefd915272
 社民党の吉田忠智幹事長は20日の記者会見で、立憲民主党が提案した合流への対応について、新型コロナウイルスの感染拡大や豪雨災害などの影響で地方組織の意見集約が遅れているとして、集約の時期を9月末までとする考えを示した。

 吉田氏は「党内議論を丁寧に進めて最終的に賛否を決めていきたい」と述べ、賛否を決める臨時党大会の開催時期について「10月は厳しくなった」との認識を示した。

879チバQ:2020/08/21(金) 20:02:14
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082000946&g=pol
社民党本部に襲撃予告メール
2020年08月20日18時23分


 社民党の吉田忠智幹事長は20日の記者会見で、東京都中央区にある党本部の襲撃を予告するメール2通が18、19両日に届いたことを明らかにした。それぞれ「党本部を吹き飛ばす」「本部を襲撃させていただいて構いませんか」などと記されていた。吉田氏は「大変卑劣な行為であり許されない」と述べ、警察に相談する考えを示した。

880さきたま:2020/08/28(金) 06:55:52
2020年8月27日
新党合流に賛成 社民青森県連
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/400346

 社民党県連は26日、青森市の県連事務所で常任幹事会を開き、立憲民主、国民民主両党による合流新党に関し、県連として社民党と新党との合流に賛成する方向性を了承した。
自公政権に代わる受け皿として、大きな固まりを構築する方針で一致した。

881とはずがたり:2020/08/28(金) 11:23:43
>>880
おお〜。

岩手や新潟辺りは結構強硬に反対してる印象だけどこの流れが強まって欲しい所。

882とはずがたり:2020/08/28(金) 11:26:54
6687 自分:とはずがたり[] 投稿日:2020/08/28(金) 11:26:44
社民、秋にも立民と合流是非判断 党大会、地方組織反発も
6/25(木) 17:47配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/03963787aa25c4c9759da4601d416e0cca56e847
共同通信

 社民党の吉田忠智幹事長は25日の記者会見で、立憲民主党との合流の是非を判断する臨時党大会を今秋にも開く意向を示した。「社民党として組織討議を進め、何とか秋に臨時党大会を開いて態度を決めたい」と述べた。ただ、地方組織には反対論が根強く、開催には反発が予想される。

 社民党は当初、今年2月の党大会での合流決定を目指したが、地方側に配慮し、次期臨時党大会まで判断を先送りした経緯がある。吉田氏は合流に関し「エンドレスに時間をかけて議論するわけにはいかない。一定の時期に結論を出さなければならない」と強調した。

883とはずがたり:2020/08/28(金) 11:27:34

立憲との合流協議 社民・福島氏「完全にゼロベースで」
2020年6月24日 22時40分
https://www.asahi.com/articles/ASN6S6T7FN6SUTFK026.html

 社民党の福島瑞穂党首は24日の記者会見で、立憲民主党との合流について「反対論も強いし、危惧もある」とし、「完全にゼロベースで党内で議論をしていくことになる」と慎重な姿勢を示した。

 合流をめぐって、立憲の福山哲郎幹事長と社民の吉田忠智幹事長が、地方組織のあり方など合流の際の各論点の方向性をまとめた文書案を作成しており、近く公表する方針。福島氏は文書案について「幹事長間の話し合いの報告であり、取り扱いは今後議論になる。社民と立憲の間の合意ではない」と述べた。

884名無しさん:2020/08/30(日) 14:06:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1cc34c8a3cd94973354404cdebc4aef643dec5

「緊急事態宣言」が発出された4月7日。

毎日新聞の世論調査によれば、宣言が出されたことを「評価する」人は72%に上ったものの、
時期が「遅すぎる」と考える人も70%いるという。要するに、この宣言を大半の国民が待ち望んでいたわけだ。

しかし不思議なのは一部の「リベラル」や「左翼」だと思われていた人までが声高に
「早く緊急事態宣言を出せ」とか「欧米のようにロックダウンをしろ」と主張していたことである。
日本の「緊急事態宣言」が個人に対してできるのは自粛要請。しかし主権が部分的に侵害されるのは間違いない。

たとえば千葉市長はツイッターで
「夜のクラスター発生を防止するべく、県警に対してナイトクラブ等への一斉立ち入りなどの取り締まり強化を要請しています」と述べていた。
この発想が一歩進めば、街を出歩く人々に対して警察が活動の「自粛」を求める、といった事態もあり得る。

筋金入りの国家主義者がこうした統制を歓迎するのは理解可能だ。しかし「安倍総理はヒトラーだ」などと主張し、
国家主義を警戒していた人までが「緊急事態宣言」や「ロックダウン」を待望するのはなぜなのか。

もしかしたら、彼らこそ「国家」を信頼していたのかも知れない。
過剰に安倍政権を警戒していた人には、「悪いやつら=実は賢いやつら=何でもできるやつら」という思い込みがあったのではないか。
いざとなれば、安倍政権はすぐに戦争を起こしたり、徴兵を開始したり、国民を管理下に置くことができるとでも思っていたのではないか。

その陰謀論を反転させれば、今のコロナを巡る状況も、「国家さえ動けば全て解決する」という楽観論になり得る。
だから「国家よ、さっさと何とかしろ」となるわけだ。口先ではいいことを言うものの、結局は先生頼みの「学級委員」にどこか似ている。

 一連の騒動でわかったのは、日本はとても戦争など不可能な国であることだ。そして有事においては、大衆よりも政治家が抑制的である。
疫病対策という大義名分があり、超法規的措置さえ許されそうな世論の中でも、多くの政治家や官僚は抑制的だった。

「戦後民主主義」はしっかりと生きていたのだ。
 僕自身、そのことが確認できてよかったと思っている。自由をあきらめた独裁制は、いい独裁者に巡り会えない限りは最悪だ。

もちろん「リベラル」や「左翼」も一枚岩ではない。きちんと「緊急事態宣言に異議あり」と首相官邸前でデモを行った人々もいたようだ。
思想的に筋は通っているものの、疫学的にはとても支持できないのが悲しいところである。

885さきたま:2020/08/30(日) 14:40:50
立民との合流、賛成方針を確認 社民県連合定期大会
2020/08/30 03:00
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2020/08/30/JD0059518215
 社民党県連合(久原和弘代表)は29日、大分市内で定期大会を開いた。立憲民主党との合流について従来通り賛成する方針を確認した。最終的な意見として党本部に伝える。・・・

886チバQ:2020/08/31(月) 20:37:17
>>872-876

https://news.yahoo.co.jp/articles/39ebd491055c059cc38368297502445c98a726de
戦後保守政治の裏側7 左派リベラリズムの爪痕 存亡を懸けた大転換の悲しき代償
8/30(日) 18:05配信

政治的選択が「許される幅」
 前回の「地方行政」2020年7月2日号で、1994年に村山富市委員長率いる旧社会党が自民党との連立に踏み切り、基本政策を大転換したことに触れた。社会党は、93年7月の衆議院選挙では基本方針を掲げて戦っている。しかし、首相に就任した村山は、国会で、この大転換について「公約違反ではない」と強調し、政治家が「選択をする幅」であると釈明したのだ。【日本テレビ政治部デスク・菊池正史】

 政治に限らず、世の中に嘘、言い訳は付き物だ。誰でも気に入らない人を排除したいと思う。権力が「甘い蜜」というのも本音だろう。ポストのためなら、多数派に身を寄せたいし、権力者にゴマもすりたい。権力者の良しあしは別として、最近はやりの「忖度」もしてしまう。

 しかし、どれだけ見え透いた本音でも、政治には、それなりの建前が求められる。実は嘘や言い訳であっても、多くの人が「そういう理屈なら仕方がない。うまい理由を見つけたね」と、納得できる範囲でなければならない。その建前もなしに、私利私欲だ、権勢欲だという本音だけが見えれば、政治の言葉は一気に信頼を失うことになる。つまり、村山が言い訳に使った「選択をする幅」には、自ずと「許される幅」が設定されているのだ。
建前を放棄した左派リベラルへの失笑

衆議院本会議で答弁する村山富市首相=1994年7月20日、東京・国会内
 左派リベラリズムを主導してきた村山が、自民党との連立に踏み切ったことは、この「許される幅」を超えてしまっていたのではないだろうか。村山は、国会での所信表明演説で、こう述べている。

 「冷戦の終結によって、思想やイデオロギーの対立が世界を支配するといった時代は終わりを告げ(中略)こうした時代の変化を背景に、既存の枠組みを超えた新たな政治体制として誕生した」(94年7月18日)

 確かに社会党の基本政策は現実と乖離し、もはや説得力を失っていた。「日の丸・君が代」反対と叫ぶ人は、少々変わった原理主義者と見られていたと思う。70年の安保闘争が終結して以降、安保反対を叫ぶ世論も沈静化していた。冷戦構造と、その崩壊後の混乱した国際状況を考えれば、日米安保と自衛隊の容認は覆すことのできない現実だったろう。

 一方で、連立の本音が、「反小沢」だったことも確かだ。むしろ情緒的には、これこそが一番の本音だったろう。村山は「非自民」の細川・羽田政権で連携したものの、トップダウン型の小沢一郎についていけなくなった。この点は、自民党を分裂させ、野党へと転落させた自民党の怨念と一致した。そしてなれ合いの「協調政治」で融合したのだ。

 また、自衛隊は国連の方針に従ってPKO(平和維持活動)やPKF(平和維持軍)に参加すべきだという、小沢の「普通の国」論にも反対だった。これは左派リベラルの「反戦」の精神からくるものだ。村山は最小限の軍事力による専守防衛に徹するべきで、米軍との連携には慎重であるべきだと主張した。

887チバQ:2020/08/31(月) 20:37:37
 「野合」とも批判された連立だったが、時事通信の世論調査によると、村山政権の平均支持率が34.9%で、不支持率が39.2%とほぼ拮抗している。90年代の社会では、戦後体制の限界を克服するための改革が求められる一方で、小沢が主導した小選挙区制や「普通の国」論へのアレルギーもまだ強かった。その「戸惑い」が「協調政治」や「反戦」意識への揺り戻しを、ある程度容認したと考えられる。

 この「リベラリズム」の精神は、自民党を支配してきた「戦後保守」にも存在していた。以前も紹介した通り、村山政権で自治相だった自民党の野中広務は「守るべきは平和であり、反戦であり、国民を中産階級にすること」と述べていた。これに象徴される「保守リベラリズム」は、社会党の左派リベラリズムと、精神的な本音の部分で一体だったのだ。差があるとすれば、どれだけ理想を求めるかという度合いの問題だった。

許されなかった社会党の生存本能

党首会談を前に握手する(左から)武村正義新党さきがけ代表、村山富市新首相、河野洋平自民党総裁=1994年6月30日、国会
 自社両党が本音ベースではつながっていることを多くの人が理解していたからこそ、「なれ合い」と批判してきた。そして本音をあからさまにして連立したとき、溜飲を下げた「反小沢」勢力もいただろう。しかし、建前を放棄した左派リベラリズムを失笑し、あきれ返った人も多かったのではないだろうか。

 村山らが自衛隊違憲、日の丸・君が代反対、日米安保反対という左派リベラリズムの古き独自性を放棄し、「協調政治」「反戦」というリベラリズムの最大公約数をもって保守勢力と連立した段階で、社会党自体の歴史的な存在意義は失われたと言っていい。村山政権の支持率は不支持と拮抗していたものの、社会党自体の支持率は村山政権発足直後の94年7月の8.1%から、村山が退陣する96年1月の5.3%へと下落していた。村山の「選択をする幅」が、多くの人々にとって、「許される幅」になかったと考える方が妥当だろう。

 それでも社会党は、生き残るために、自民党との連立に一縷の望みを懸けた。村山は小沢に党が潰されることを警戒していた。だから潰される前に、手を差し伸べてくれた自民党に飛びついた。

 自民党にとっても、政権の座に復帰するために社会党が必要だった。左派リベラリズムを攻撃し、戦後の平和主義を「奴隷の平和」と蔑んでいた、当時、自民党で後に東京都知事となる石原慎太郎までが、それまで話をしたこともない村山の事務所を訪ねて来て、「あなたに総理になってもらいたい」と頭を下げたというのだから、その執念は凄まじい。自民党には「あと1年野党生活が続いたら自民党は崩壊する」という危機感も広がっていたのだ。

888チバQ:2020/08/31(月) 20:37:58
 生存本能で結び付いた自社両党だったが、次の衆議院選挙で社会党が大打撃を受けることは火を見るより明らかだった。あえなく「非自民」連立に失敗した小沢だったが、公明党などと新進党を結成して自民党に対抗する保守勢力を再結集していた。社会党は自民党と新進党の二大保守勢力に挟撃されることになる。

 そうであればこそ、村山は自民党から選挙協力の確約を取っておくべきだった。それこそが生き残りのための戦略だったはずだ。しかし、社会党はあまりにも無策だった。結果として、自民党を政権に復帰させ、自らが基本政策の大転換という代償を払っておきながら、自民党から選挙区調整という「実」を取っていなかった。首相の座と、幾つかの大臣ポストをあてがわれ、思考停止してしまった。当時、社会党に対して、「大臣病」と揶揄する言葉が浴びせられたのも、こうした背景からだ。

リベラル新党構想

記者団に囲まれて会場となったホテルを出る山花貞夫新民主連合会長=1995年1月16日、東京・ホテルニューオータニ
 社会党に危機感がなかったわけではない。新たな政治勢力を模索して出てきたのが「リベラル新党構想」だった。社会党は94年11月29日の中央執行委員会懇談会で「政界再編の第3極として民主主義・リベラル新党をつくる。新党は新しい党としてつくられ、社会党の党名変更に終わらせない」などの方針を確認した。この頃、自民党でも新進党でもない第3極の政治勢力として「リベラル」という言葉が乱用されるようになった。

 実際に行動を起こしていたのは、村山の前の委員長だった山花貞夫や、現在、衆議院副議長で、細川政権当時、書記長だった赤松広隆らのグループだった。そもそも、このグループは自民党との連立に反対だった。赤松に、今回、改めてその理由を聞いた。

 「自民党と連立を組むなら、まずそれを宣言して選挙で信を問わなければならない。執行部だけの判断で連立してしまうのは、何でもありの政治だ。

 保守でもリベラルでも、政権が長期化すれば必ず腐敗する。緊張感を保つためにも政権交代は必要だ。これは小沢さんの言う通り。そして、我々は自民党の政治を否定していたわけで、その自民党との連立はまったく理解できなかった。原発問題、安保政策など、あらゆる領域で我々と自民党の政策には溝がある。利権構造に対する意識も全く違う。いまだに河井(克行前法相)夫妻の買収事件のような政治とカネの問題がなくならないことを見れば、その違いは明らかだ」

889チバQ:2020/08/31(月) 20:38:26
 自民党とは「協調政治」と「反戦」という最大公約数があるという点についても、赤松は連立の理由にはならないと反論する。

 「確かに野中さんたちのようにリベラル派はいたけれども、それは時に応じて部分的な連携をすればいいわけで、常態的に連立する理由にはならない。村山さんは小沢さんのトップダウン型を批判していたが、小沢さんだって独裁的に強かったわけではない。だから国民福祉税構想だって頓挫したし、閣僚人事だって自由にできなかった。社会党に根回しがないというけど、それは社会党自体にコミュニケーションをとる力、情報を入手する力がなかったということだ」

排除の論理

党名を「社会民主党」に変更し、頑張ろうを唱える村山富市党首ら=1996年1月19日、東京・千代田区の社会党本部
 赤松らは95年1月に、新党結成を目指して、まず国会で新会派「民主連合・民主新党クラブ」を結成することを決めた。衆参24人の議員が、17日に、社会党会派からの離脱届を提出するというので、その場面を取材しようと、私も朝早くから国会で待ち受けていたことを覚えている。しかし、この日に阪神淡路大震災が発生したため、新会派結成は先送りされ、リベラル新党構想はいったん頓挫することとなった。

 一方で、社会党と同じように、「反小沢」で「非自民」勢力から脱退し、自民党との連立政権にはせ参じた新党さきがけの鳩山由紀夫や菅直人らも、新たなリベラル勢力の結集を目指して動いていた。この動きが赤松らの新党構想と合流し、後の民主党結成につながっていく。この間、村山は首相として阪神淡路大震災や、オウム真理教による地下鉄サリン事件といった緊急事態、さらに、慣れない外交舞台にも忙殺され、自らの新党構想は極めて漠然としていたと言っていい。

 回顧録などによれば、村山にとっての「リベラル新党」とは、社会党全体が新党さきがけなどと連携して、労働組合を中心に農業団体、中小企業労働者などを支持基盤に、資本家に対抗する勢力を幅広く結集するというイメージだったようだ。 96年1月に村山は首相を辞任してから、党に戻って本格的に新党問題に取り組むことになった。早速、同月の党大会で、党名を「社会民主党」に変更したが、あくまでも解党することなく、党全体がリベラル勢力結集の主体となれるよう、徐々に改革を進めていこうという「漸進論」だった。

890チバQ:2020/08/31(月) 20:38:47
 「それでは遅過ぎる。村山さんは党名変更だけでお茶を濁そうとしていた」とみていた赤松らは、村山を除外して、新党さきがけの鳩山や菅と新党結成に動くことになる。新党構想をめぐって社民党は事実上分裂していた。

 実際に、96年9月29日に結成された「民主党」は、村山と、新党さきがけの党首だった武村正義らの新党参加を認めなかった。それは自民党との連立に甘んじた勢力との関係を断ち切り、リベラルな「非自民」勢力を再結集するための「排除の論理」だったのだ。

爪痕としての「村山談話」

戦後50年に当たり首相談話を発表する村山富市首相=1995年8月15日、東京・首相官邸【
 左派リベラル勢力の一部は民主党で生き残りの道を探り、一部は政治的な消滅への坂道を転がり始めた。村山ら社民党残留組は96年10月の衆議院選挙で、30議席から15議席へと半分に減らし惨敗。これを機に、閣外協力に転じ、政権への影響力をほぼ失った。村山政権で入閣した社会党ベテラン議員も多くが引退した。

 村山が党を犠牲にしてまで残したものは何だったのか。後日、自らの政権を振り返って、一番誇りに思っている実績を聞かれて、「やはり談話だ」と答えている。この「談話」とは、戦後50年を節目に発表された、いわゆる「村山談話」のことだ。

 日本が「遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を」与えたことを認め、「痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ち」を表明した、日本政府の公的な歴史認識だ。

 「植民地支配」「侵略」「痛切な反省」「お詫び」という四つのキーワードで表されたこの歴史認識は、その後の歴代内閣に継承されてきた。「協調政治」という「リベラリズム」の精神を大きく破壊した小泉純一郎ですら、自ら発表した「戦後60年談話」で継承している。

 「村山談話」を批判する勢力を鉄板支持者に多く抱え、自らも「安倍内閣としてそのまま継承しているわけではない」と答弁していた安倍晋三でさえ、いざ「戦後70年談話」を発表するとなれば、「村山談話」の四つのキーワードを盛り込み、「歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎない」と強調した。

 村山談話」は、まさに戦後の「リベラリズム」を支える「反戦」の精神を具現化したものだ。これは、政治の「許される幅」から逸脱し、衰退を余儀なくされた村山が残した、左派リベラリズムの爪痕ではなかったか。(敬称略)【時事通信社「地方行政」2020年7月20日号より】

 菊池正史(きくち・まさし)日本テレビ政治部デスク。1968年生まれ。慶應義塾大大学院修了後、93年日本テレビ入社、 政治部に配属。旧社会党、自民党などを担当し、2005年から総理官邸クラブキャップ。11年から報道番組プロデューサー等を経て現在は政治部デスク。 「著書に「官房長官を見れば政権の実力がわかる」(PHP研究所)、「安倍晋三『保守』の 正体」(文藝春秋)などがある。

891とはずがたり:2020/09/03(木) 17:17:46
11月中旬に党大会 社民
2020年09月03日16時21分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090300877&g=pol

 社民党の吉田忠智幹事長は3日の記者会見で、立憲民主党との合流の賛否を決める臨時党大会の時期について「11月中頃」との見通しを示した。同日の常任幹事会では、今月末までに地方組織の意見を集約し、10月15日に党大会の議案を確定する日程を決めた。

892とはずがたり:2020/09/04(金) 00:05:34
もう党内で一般的な認識なんやろか!?
>立憲民主党との合流の賛否というよりは、単純に社民党の解散を決めるだけの臨時党大会。

https://twitter.com/nozaki_yasuhito/status/1301534549705256964
野崎 靖仁
@nozaki_yasuhito
立憲民主党との合流の賛否というよりは、単純に社民党の解散を決めるだけの臨時党大会。「社民フォーラム(仮称)」を「社民党清算事業団」と呼称するよう提案してみようかな。ここに至ってなお、社民主義者のための「動くバーナムの森」を作る必要性を感じている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090300877&g=pol
11月中旬に党大会 社民
2020年09月03日16時21分


 社民党の吉田忠智幹事長は3日の記者会見で、立憲民主党との合流の賛否を決める臨時党大会の時期について「11月中頃」との見通しを示した。同日の常任幹事会では、今月末までに地方組織の意見を集約し、10月15日に党大会の議案を確定する日程を決めた。

893とはずがたり:2020/09/13(日) 10:57:23
政権交代を妄想するスレれいわスレになってるのでこちらに投下。

赤旗よりなかなか興味深い記事。
>(2019)昨年7月13日、参院選山形選挙区のたたかいの最中に開かれた、野党統一候補・芳賀(はが)道也さんの勝利を目指す「市民と労働者の決起集会」に(全労連)小田川氏が駆け付けました。集会には、芳賀候補と2016年参院選で野党統一候補として勝利した舟山康江参院議員・芳賀総合選対本部長が参加。市民連合と県農民連の代表者らも参加しました。主催したのは(共産党系とされるけど一応政党支持からの自由を標榜する)山形県労連と同医労連です。

まあ微妙な表現ではあるけど一応名目は守ってる感じなのか?
横沢の応援をしてるから党公認ではダメって事では無いらしい。
一つの政党を押しつけるのでは無く,共斗の枠組みの中で政策本位で支援という理屈づけか。
>決起集会を主催した山形県労連議長の勝見忍さんは述べます。「労働組合は、資本からの独立、政党からの独立、共通の要求での行動の統一が原則で、組合員の思想信条の自由の保障と特定政党支持の押し付け排除は重要な原則です。その一方で、労働組合として選挙から遠ざかってきた側面があるのではないかという問題意識がありました」
> 小田川議長は話します。 「全労連は、一致する要求・課題に基づいて政党と共同行動するとしてきました。それをさらに進め『統一戦線をめざす』とする綱領を持っています。特定政党支持の押しつけが破綻し、共闘の時代を迎えているいま、要求実現と統一戦線をめざす立場から、連合政権そのものを運動の課題として掲げ、安倍政権に代わる憲法遵守の政治の実現を求めていく。そのためにも、政治活動の自由、後援会活動の自由を保障することが大切です」

>勝見氏は、「舟山氏も、芳賀氏も無所属の候補だったことで推薦決定は進めやすかった。今後、政党の公認候補が統一候補になる場合に、どんな議論をするかが課題になる」と語ります。

2020年1月12日(日)
野党連合政権めざして
山形県労連 本気で選挙
要求実現へ政治変える
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-01-12/2020011201_03_1.html

 野党連合政権実現をめざし、労働組合が要求での一致を基礎に共闘選挙に積極的に取り組む動きが注目されています。山形県では―。

 「いよいよここまできたのか―。身震いがする、心が震えるような思いがした」。全労連議長の小田川義和さんはこう振り返ります。

 昨年7月13日、参院選山形選挙区のたたかいの最中に開かれた、野党統一候補・芳賀(はが)道也さんの勝利を目指す「市民と労働者の決起集会」に小田川氏が駆け付けました。集会には、芳賀候補と2016年参院選で野党統一候補として勝利した舟山康江参院議員・芳賀総合選対本部長が参加。市民連合と県農民連の代表者らも参加しました。主催したのは山形県労連と同医労連です。

 県労連は6月4日に、芳賀氏と安保法制廃止、消費税10%増税反対、裁量労働制廃止や最低賃金制度の抜本的改善など5項目の政策合意書を交わしました。続く5、6日には、県労連加盟の県内労組代表者会議を開き、芳賀氏の推薦を確認。共闘選挙の一翼を担ってたたかう体制を固めていました。

 小田川氏は語ります。「2016年の共闘選挙から、労働者の要求実現の観点で、実現した野党統一候補の選挙に協力する方針を打ち出してきました。ただ、その実践のあり方は多様であり、県労連が主体となって候補者勝利の決起集会を開くことまでは考えていませんでした。市民と野党の共闘を実現することで、自分たちの要求を実現するという構えが、正面から議論された結果だと思いました」

 決起集会を主催した山形県労連議長の勝見忍さんは述べます。「労働組合は、資本からの独立、政党からの独立、共通の要求での行動の統一が原則で、組合員の思想信条の自由の保障と特定政党支持の押し付け排除は重要な原則です。その一方で、労働組合として選挙から遠ざかってきた側面があるのではないかという問題意識がありました」

 勝見さんは「違憲の安保法制の廃止、全国一律最低賃金の実現や非正規労働の縮小はじめ働き方の問題、これらを真剣に実現しようと思ったら、選挙に本気で取り組み、政治を変えるしかない」と力を込めます。

894とはずがたり:2020/09/13(日) 10:57:43
>>892-893
「共闘で政権」を課題に

 小田川議長は話します。
 「全労連は、一致する要求・課題に基づいて政党と共同行動するとしてきました。それをさらに進め『統一戦線をめざす』とする綱領を持っています。特定政党支持の押しつけが破綻し、共闘の時代を迎えているいま、要求実現と統一戦線をめざす立場から、連合政権そのものを運動の課題として掲げ、安倍政権に代わる憲法遵守の政治の実現を求めていく。そのためにも、政治活動の自由、後援会活動の自由を保障することが大切です」

 共闘候補として決起集会であいさつした芳賀参院議員は、その時のことを振り返りこう述べます。「労働組合の皆さんが、自分の労働条件の問題だけでなく、医師・看護師不足をはじめ、地方における医療の危機的状況全体の改善に強い思いをもって選挙に臨んでいる。それをひしひしと感じた場面だった」

 山形県労連に参加する自治労連の組合員の一人(男性30代)は「消費税や、介護、最低賃金問題などで、私たちの声を国政に届け、政治を変えてくれる人ならと、積極的に芳賀候補の選挙に取り組みました」と語ります。「私自身、高齢の父を介護し、職場でも在宅介護や子ども食堂の運営にかかわっていますが、現場は本当に大変です。大企業の方を向くのではなく、社会保障・福祉の切り下げに苦しんでいる市民の声を代表してくる人を勝たせることができて純粋にうれしい」

 昨年7月の参院選挙では、全労連加盟の地方組織で野党統一候補の推薦を決めたところは10組織、支持5組織、支援6組織でした。その中で、2016年にはなかった新たな発展として、統一候補と政策協定を結んだところが2組織生まれました。それが山形と岩手です。

 いわて労連も昨年6月18日、7月の参院選にむけ岩手選挙区(1人区)の横沢たかのり候補と13項目の政策協定書を交わし、横沢氏当選に向けて全力をつくすと合意しました。

 また山形では、県労連のほか、県医労連、県民医連、山商連(山形商工団体連合会)が、芳賀氏と政策協定を結び、県農民連が政策要望書を提出。そのうえで各団体が推薦を機関決定しました。

 2015年の安保法制反対のたたかいで、県労連と県平和センター・市民団体との持続的な共闘が始まり、やがて県内50団体が参加する共闘組織「戦争やんだ山形の会」に発展。16年参院選では、「会」を母体に、舟山候補の市民選対をつくろうという動きも起きました。ただ、このときは「一緒にやるのは難しい」という一部の意向もあり、県革新懇加盟の諸団体は、舟山候補と政策合意のうえ推薦、支持を決め、独自の選対がつくられました。

 また、そのときは署名による明確な協定書作成にはいたりませんでしたが、19年には、県労連などが芳賀候補との政策協定締結、推薦決定に前進。諸団体も参加する決起集会が開かれたのです。

 勝見県労連議長は、「この集会は、公選法上の個人演説会として開催しました。連合や立憲民主党などでつくる総合選対のほうで認知してもらう必要がありました。総合選対関係者からも『ぜひ成功させてほしい』と言われ、芳賀、舟山両氏の垂れ幕も貸してもらい、連合の単産の担当者からノウハウも親切に教えてもらった」と振り返ります。労組としての取り組みの前進と共闘の深化は一体でした。

 勝見氏は、「舟山氏も、芳賀氏も無所属の候補だったことで推薦決定は進めやすかった。今後、政党の公認候補が統一候補になる場合に、どんな議論をするかが課題になる」と語ります。

 全労連・県労連はじめ、各地で共闘候補の推薦や支持を決めて奮闘した諸団体は、革新懇の構成団体でもあります。民主・平和の日本へ、統一戦線結成を目指す革新懇運動は、35年を超える歴史の中で、いま初めて本格的な共闘の時代を迎えています。野党連合政権の実現を目指し、草の根の地域革新懇の活動を強めながら、全労連はじめ革新懇参加団体が、選挙を正面に置いた取り組みを各地で強めています。(中祖寅一)

895とはずがたり:2020/09/14(月) 18:54:45
https://twitter.com/madokamiyata/status/1305156559954010112
宮田まどか
@madokamiyata
今日、社民党釧路根室支部連合の全党員会議を開き、立憲民主党からの合流よびかけ問題について、討議を行いました。参加した党員全てが合流反対!今後の社民党のあるべき姿をどうしていくのか仲間で知恵を出して改善していかなくてはならない事を確認しました。
#社民党北海道
#社民党釧根支部連合
午後11:49 ・ 2020年9月13日・Twitter for Android

896名無しさん:2020/09/15(火) 09:58:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/af3a13f4a9d749cb50edf3e7e928a7624e344ebb

「中核派」最高指導者の姿、半世紀ぶり確認 集会に出席

9/15(火) 5:00
配信
朝日新聞デジタル
警視庁本部

 共産主義体制の実現を目指してゲリラ事件を繰り返してきた過激派組織「中核派」について、警視庁が最高指導者の姿を半世紀ぶりに確認したことが、捜査関係者への取材でわかった。6日の中核派の政治集会に出席した。全国の警察は同派を「極左暴力集団」として違法行為の摘発や警戒を続けてきたが、最高指導者の所在がつかめず、指示系統の解明も不十分だった。

【画像】中核派が拠点とする「前進社」の学生部屋

 警視庁が確認したのは、1997年に中核派の議長に選出された清水丈夫氏(82)。70年を最後に行方がつかめなかったが、東京都荒川区で今月6日にあった集会に参加。近年の指導方針を誤り、活動を充実させることができなかったとして自己批判した。

 中核派の広報担当は朝日新聞の取材に、清水氏について「非公然活動に関わっていたため公の場に(これまで)現れなかった」と回答。どのように関わっていたかについては「答えられない」とした。警視庁は姿を見せた背景や理由について分析し、過去の事件などへの関与について直接事情を聴きたい考えという。

 中核派の主要な主張の一つは天皇制反対。警察庁によると、昭和天皇崩御の翌年の90年に京都市の京都御所に金属弾を撃ち込むなど全国で124件のゲリラ事件を起こした。派生した別団体との内ゲバ事件も深刻で、死者は100人を超えた。近年は原発問題や労働問題にテーマを広げ、各地でデモなどをしてきた。警察庁によると、1月時点の勢力は約4700人。

897名無しさん:2020/09/17(木) 20:10:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b2d81541f33cba7edebeea6d88b25f48b917791
共産党が立憲・枝野氏を首相指名 他党投票は22年ぶり
9/16(水) 23:16配信

 16日に衆参で行われた首相指名選挙では、共産党が立憲民主党の枝野幸男代表に投じた。決選投票以外で他党の議員に投票したのは、1998年に旧民主党の菅直人代表(当時)に投じて以来という。

 枝野氏は首相指名選挙に先立って共産の志位和夫委員長と会談し、「若輩の私に投票していただけると大変光栄です」と投票を要請。志位氏が同日午前の党議員団総会で「野党連合政権をともに作っていく」と枝野氏への投票を決めた。

 立憲は共産との政権運営には慎重だが、選挙協力は進めていく考えだ。

 立憲に合流しなかった国民民主党やれいわ新選組も枝野氏に投票。次の総選挙での野党共闘に向けた足がかりとなる可能性もある。

朝日新聞社

898名無しさん:2020/09/18(金) 21:48:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/14ac770d24d625e40cf77eb71e8b0ce61795b06c

立憲合流協議 社民は11月にも結論 福島党首は慎重姿勢強める

9/18(金) 18:45
配信
毎日新聞
【左】立憲民主党の福山哲郎幹事長【右】社民党の吉田忠智幹事長

 立憲民主の福山哲郎、社民の吉田忠智両党幹事長は18日、国会内で会談し、合流協議を継続することを確認した。旧立憲と旧国民民主党の合流協議が7月以降に本格化し、社民を巡る協議は停止していた。社民は11月にも臨時党大会を開き、結論を出す方針だ。

【写真】代表・党名選挙で演説する枝野幸男氏

 旧立憲は昨年末に社民に合流を呼びかけていたが、社民は地方組織に根強い反対意見を踏まえ、2月の定期党大会で結論を先送りにしていた。社民は9月中に地方組織の意見をとりまとめ、10月中に方向性を出したい考えだ。

 ただし、福島瑞穂党首は、新たな立憲民主党が発足したことで「合流相手の前提条件が変わった」と慎重姿勢を強めている。吉田氏は18日、記者団に「新立憲の綱領や規約を精査したが、(前提を)見直す必要はない」と合流に前向きな姿勢を示したが、党内で意見が割れかねない。【浜中慎哉】

899名無しさん:2020/09/19(土) 10:27:38
社民党富山県連合
https://twitter.com/sdp_tym/status/1305700354957271042
9/14��に常任幹事会を開催し、10/25執行予定の県知事選については、「川渕氏」を応援することを決定しました。
また、10/4��に予定している定期大会の議案を審議し、当面する総選挙や自治体議員選挙に全力をあげること、合流新党へ移行することをめざすことなどを大会議案とすることを確認しました。

https://twitter.com/sdp_tym/status/1305846537684021249
これまでの各支部における討議と党員討論集会での議論を踏まえてコロナ禍で延期していた定期大会の議案とすることを常幹として確認しました。
正式決定は大会での議論に委ねられています。
社会党時代からの古老である菅沢代表は「まとまって移行させる」のが自分の責任であると覚悟を決めています。

900さきたま:2020/09/19(土) 10:56:33
立民 社民 幹事長会談 合流協議を今後も継続で一致
2020年9月18日 19時05分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200918/k10012625711000.html
合流新党の立憲民主党の福山幹事長と社民党の吉田幹事長が会談し、両党の合流協議を今後も継続していくことで一致しました。

合流新党の立憲民主党の福山幹事長と社民党の吉田幹事長は、18日、国会内で会談し、去年12月から新党結成前の立憲民主党が、社民党と合流協議を進めていたことを踏まえ、今後の対応を協議しました。

この中で、福山幹事長が、新党の綱領などを説明したうえで、社民党との合流協議を続けたいという考えを伝えたのに対し、吉田幹事長もこれに応じる意向を示し、両党の合流協議を今後も継続していくことで一致しました。

そのうえで、吉田幹事長は、来月にかけて地方組織と議論したうえで、党内の意見集約を進めていく方針を伝えました。

会談のあと、立憲民主党の福山幹事長は、「社民党内の協議の行方を見つつ、合流に向けた作業を進めていきたい」と述べました。

一方、社民党の吉田幹事長は、「協議を継続することを確認できた。誠意を持って結論を導きたい」と述べました。

901さきたま:2020/09/27(日) 10:24:22
社民党佐賀県連 立憲民主との合流賛成決める
9/26(土) 18:09配信 サガテレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/f10233cdb9711aa61fb2639bfab14bea8707a076

社民党県連は26日佐賀市で常任幹事会などを開き、立憲民主党との合流に賛成する方針を決めました。

26日常任幹事会に先立って開かれた党員の集会には、社民党県連の10の支部からおよそ50人が参加しました。会の冒頭で社民党幹事長の吉田忠智参議院議員が、社民党が立憲民主党と協議してきた合流した場合の課題などについて伝えました。

その後に行われた常任幹事会では、全会一致で立憲民主党との合流に賛成する方針が決まりました。合流に関して16人から発言があり「立憲民主党の原発ゼロの方針は変わることがないかを確認してほしい」などといった意見も出たということです。

【社民党県連徳光清孝幹事長】「合流した場合、私自身はその中でこれまで培ってきた政策や理念を、立憲民主の中でしっかり根付かせていきたい」

一方、立憲民主党との合流に向けた正式な決定は、11月の臨時全国大会で決まる見通しです。

902さきたま:2020/09/27(日) 10:32:53
立憲合流の方向性は 社民党県連「合流推進へ」 宮崎県
9/26(土) 19:14配信 テレビ宮崎
https://news.yahoo.co.jp/articles/355018e934026a1303c9a1589b2c816cb758d60e

社民党と立憲民主党の合流を巡る動きです。
社民党県連は26日、常任幹事会を開き、合流に向けた協議を進めるよう党本部に報告することを決めました。

社民党県連の常任幹事会には、県内7つの支部の代表など12人が出席しました。
社民党は立憲民主党との合流の是非について、都道府県連に今月中に文書で報告するよう求めていて、県連では、支部ごとに党員の意見集約を行ってきました。

26日の幹事会では、大半の支部から「合流はやむを得ない」という意見が出され、合流に向けて協議を進めるよう党本部に報告をすることを決めました。

(社民党県連 満行潤一 代表)
「若い人たちとの距離感がどんどん開いている。党員もどんどん高齢化している。社民主義を引き継ぐためには、現状の社民党では限界があるのではないかという思いだと思います。」

一方で、党員からは立憲民主党と党員制度が違うことなど不安の声も上がっていて、社民党県連では党本部に対し、不安解消に向けた方針を示すよう求めていくとしています。

903チバQ:2020/09/27(日) 21:35:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2009270009.html
共産、新立民に急接近…共闘へ野党連合政権の合意迫る
2020/09/27 17:49産経新聞

共産、新立民に急接近…共闘へ野党連合政権の合意迫る

会見で記者団の質問に答える共産党・志位和夫委員長=24日午後、国会内(春名中撮影)

(産経新聞)

 次期衆院選での野党共闘をめぐり、共産党が立憲民主党に急接近している。16日の首相指名選挙では、立民の枝野幸男代表に投票した。他党候補への投票は22年ぶりで、次期衆院選での選挙協力もちらつかせ野党連合政権に向けた合意まで迫っている。枝野氏は前向きな姿勢を見せるが、支持団体の連合は共産との連立に反対しており、どっちつかずの対応は今後の火種になる恐れもある。

 「自公政権を倒した後、どうするか。その覚悟を野党連合政権という形で示すことが、選挙戦で野党が勝っていく一番の力になる」

 共産の志位和夫委員長は24日の記者会見でこう述べ、野党連合政権の合意にこだわる考えを強調した。立民との共闘は、連合政権への合意と政権公約、選挙協力の「3点セット」で進める考えを重ねて示し、「連合政権を作るところまで合意した場合は、選挙区での協力も最大限できる」とも述べ、決断を迫った。

 共産は昨年の参院選などで立民と選挙協力を積み重ねてきたが、立民が旧国民民主党などと合流して政権交代を狙う「大きな固まり」となったことを踏まえ、共闘の深化を図ろうとしている。「閣内協力か閣外協力かは相手が判断する」(小池晃書記局長)というものの、政権入りへの野心は隠さない。

 一方、枝野氏は23日の会見で、「(共産とは)3年、5年、10年の間にやらなければならないことについて相当な共通点がある」と述べた。枝野氏は、志位氏が得意なピアノを念頭に「志位さんの伴奏で『君が代』を歌いたい」と周囲に語るなど、蜜月ぶりをアピールする。

 枝野氏は衆院選の各選挙区で、与野党一騎打ちの構図に持ち込みたい考えだ。合流で立民の衆院勢力は107議席となったが、立民関係者は共産との選挙区調整などが実現すれば「150議席も現実味を帯びる」とそろばんを弾く。

 共産との共闘は立民の弱点である組織力も補完する。合流で手に入れた旧国民の地方組織に、全国の市町村に広がる共産の組織力が加われば、議席の上積みも期待できる。

 ただ、立民と共産の接近に神経をとがらせるのが連合だ。神津里季生会長は17日の会見で「政権を共にすることはあり得ない」とくぎを刺した。連合は労働運動をめぐり共産と歴史的に敵対してきた経緯がある。

 共産はかつて旧民進党などにも選挙協力の条件として「国民連合政府」を提案したが、旧民進は有権者の共産アレルギーや連合の反発から受け入れなかった。

 そもそも、立民と共産は日米同盟や皇室制度など基本政策が根本的に異なっており、連合幹部は「共産にこびを売る立民に政権交代できるはずがない」と不快感を示した。


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