この暗号は1=a、2=b、3=cというように、数字とアルファベットを順番に組み合わせると解読できる。中身は「all your o are belong to us」(すべての"o"をいただいた)。これは東亜プランが開発したSFシューティングゲーム「ゼロウィング」の海外版(メガドライブ版)で、冒頭のストーリーに出てくる台詞「All your base are belong to us」を忠実に真似たものだ。奇妙な言い回しのブロークン英語の代表として、欧米のゲームやネットの世界で"超"がつくほど有名な台詞である。
15日というと、「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」の作者ダン・ブラウンの新作「The Lost Symbol」の発売日だ。そこで第1弾としてExeter UFO Festivalのタイミングで、UFOにGoogleのシンボルである"o"を誘拐させた‥‥ということだろうか。15日のシリーズ第2弾のロゴが待たれる。
形式的合法性の根拠と当時の帝国主義の国際政治の前提があったから、第2次日韓協約を合法としてよいかという歴史認識の問題である。
そう言えば、ソウルを旅したとき、仲良くなった男と酒を飲み、盛り上がってこんな会話をしたことを思い出す。
I have one proposal. If we take common currency, it must be printed Ito Hirobumi on one side, and An Chung-gun will be on another side. How about ?
彼は、It's good idea と応じてくれた。やさしい、いい男だった。そうだ、思い出した。私が世宗(セジョン)のことを知らないと言い、
彼が財布の中の韓国の紙幣を見てみろと言い、そこからこの話になったのだった。楽しい明洞の一夜だった。
仁川空港から旅行社の車がソウル市内の中心部に入ったとき、あちらこちらに銅像が立っていて、ガイド氏に「あれは有名な人ですか?」と聴くと、
植民地時代に日本の要人に爆弾を投げつけた烈士だという答えが返ってきた。どの名前も聞いたことがなかった。
韓国では有名な独立闘争の英雄で、誰でも名前を知っているのである。ブッシュの「テロとの戦争」が始まったとき、
韓国は左派政権に変わり、基地撤去を求める反米闘争が盛り上がったが、あの頃、世界中で「テロリスト」の言葉(米国流の政治的用法の)が流行ったときは、
韓国は具合が悪いだろうなと同情したことがある。「テロリスト」の存在なくては韓国の近代史は物語として語れない。
日本の侵略と植民地支配に抵抗した義士こそが韓国近現代史の主人公である。
今は、ブッシュ流の「テロリスト」の言説が影を潜め、韓国も面倒な気分ではなくなったのか、韓国はすっかり親米国家に変わっている。