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情報メディア綜合スレ

85とはずがたり:2010/02/09(火) 04:26:41
幻の「ゲン第2部」 作者が広島平和記念資料館に寄贈へ
「心の中で続きを描いて」
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100129-OYO1T00937.htm

「はだしのゲン」第2部への思いを語る中沢さん(広島市中区で)=宇那木健一撮影

 広島で原爆に遭いながらも力強く生きる少年を描いた漫画「はだしのゲン」の作者で、漫画家を引退した中沢啓治さん(70)(埼玉県所沢市)が、読売新聞に対し、執筆途中で断念して自宅に保管していた「はだしのゲン 第2部」第1話の原稿を初めて見せ、「『核兵器はいらない』というゲンの思いを受け止めた人たちが、心の中で続きを描いてほしい」と思いを語った。

 原稿は2月に広島平和記念資料館に寄贈する。
〈幻の作品〉として作者・中沢さんの自宅で保管されていた「はだしのゲン」第2部の下絵=宇那木健一撮影

 第1話は最初の2ページが行方不明で、14ページが残る。うち1ページは鉛筆で下絵を描き、ゲンが画家を志して上京した第1部に続き、東京駅に着いたゲンが「広島から18時間じゃけえ、体がメリメリ言うとるわい」と語る。残りはせりふのみで、「放射能がうつる」と差別を受ける場面などを記した。

 中沢さんは第1部連載終了の1987年から第2部の構想を練り、月刊誌に2、3年連載するつもりで十数年前に執筆を始めた。戦争の悲惨さを描きながら、ゲンが絵画修業でフランスへ旅立つ、希望あふれる場面で終えると決めていた。

 だが、直後に白内障が悪化し、昨秋に引退を公表。第2部は〈幻の作品〉として自宅で眠ったままになっていた。「下絵を改めて見て、下手だなあと思った」と悔いも残るが、「これまで作品を読んでくれた若い人たちには、困難に直面してもたくましく生き抜いたゲンのように、平和への道を切りひらく力になってほしい」と話している。
(2010年1月29日 読売新聞)


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