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情報メディア綜合スレ
101
:
建設的与党らいおんはーと
◆S3/.7DxKSg
:2010/04/19(月) 22:21:51
ドイツの元大統領のワイツゼッカーが、日本の市民に対して「歴史に目を閉ざすな」と講演で言ったのも1995年だった。
このときワイツゼッカーが言ったのは、日本は孤立化せずにパートナーと手を組めということで、具体的に挙げたのは韓国だった。
だが、日本はワイツゼッカーの言葉に耳を傾けず、逆に韓国や中国と敵対する方向に舵を切り、今では国力の喪失と共に中韓から無視される存在に落ちぶれている。
今、日本人がイマジネーションするべきは、GDPで韓国が日本を追い抜くという未来図だと私は思う。
10年前、中国が日本をGDPで追い抜くなど、想像できて発言していた人間などいなかった。そこまでは行かないだろうとタカをくくっていた。
10年などあっと言う間だ。想像もしていなかった事態が現実になったのは、中国の経済発展が驚異的だったと言う以上に、日本の凋落と下降が凄まじいからである。
本当は、アップル社がここ数年市場に出しているような新製品は、日本のメーカーが出すべきもので、その標準仕様を日中韓台で策定するという発想があれば、
10年前から5年前に簡単に実現していただろう。脱米入亜の思想で製造業を発展させるという政策を採用するべきだった。
今はもう手遅れかも知れない。東アジア共同体構想というのは、基本的に日本がイニシアティブをとるべきもので、日本が韓国と中国から信頼されるということが前提である。
靖国参拝の過誤を反省し、小泉時代を完全に総括しなくては、中韓の信頼を得ることはできない。日本はそこまで変わることができるだろうか。
番組は、伊藤博文と安重根にフォーカスしたもので、そこに至るプロセスはほとんど説明が簡略化されていて、
例えば、なぜ日清戦争が起こったのかという出発点の部分は捨象されていた。日韓近現代史の歴史認識をシリーズでやるのなら、
明治維新のところから、征韓論と江華島事件の歴史から説き起こさないといけない。と、そう不審に思って見ていたが、
NHKは今年の3月にETVの「シリーズ日本と朝鮮半島2000年」の第10回(「"脱亜"への道 - 江華島事件から日清戦争へ -」)で、
この歴史の部分を扱っていた。今回の番組は、このETV特集に携わったスタッフがそのまま延長で作業をしているはずで、
見落としてしまったETV特集の第10回放送を確認する必要がある。どういう内容になっていたのだろう。
征韓論や幕末の尊皇攘夷思想における征韓論の萌芽については触れられていただろうか。
日韓の歴史認識において重要なのは、まさに幕末から明治初期の日本人の対半島観である。
例えば、吉田松陰は獄中からの手紙の中で次のように言っている。
「魯墨講和一定、我より是を破り信を夷狄に失うべからず。ただ章程を厳にし信義を厚うし、其間を以て国力を養い、取り易き朝鮮満州支那を切り随え、
交易にて魯墨に失う所は、また土地にて鮮満に償うべし」。不平等条約の交易で露国と米国に奪われた分は、侵略戦争で朝鮮と満州から取り戻せと言っているのである。
まさにリアルなパワーポリティックスの論理そのものだが、これが幕末の志士の一般観念で、維新の元勲となって明治国家を建設する上での基礎の思想だった。
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