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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

6005チバQ:2017/01/06(金) 00:50:31
408 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW a931-GcKO) sage 2017/01/05(木) 13:00:46.85 ID:spVAqKAz0
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0354611.html
新千歳にLCC施設構想 訪日客対応、空港ビル跡に
01/05 05:00
http://i.imgur.com/kvjh9oO.jpg

 訪日外国人の急増に対応するため、 新千歳空港 に 格安航空会社 (LCC)専用のターミナルを新設する構想が自民党関係者の間で浮上している。
同空港に隣接する旧千歳空港(現在の千歳飛行場)の空港ビル跡に建てる内容。航空自衛隊がほぼ専用で使う千歳飛行場の民間活用も防衛省などに求める。
政府は2020年に予定する新千歳など道内7空港の民営化の手続きを優先する構えのため、実現性は未知数だが、構想が呼び水になる可能性もある。

 構想は昨年12月にまとまり、新千歳空港を管理する国土交通省や防衛省と協議。道にも非公式に伝えた。自民党航空政策特別委員会にも提案する予定だ。

 現在道内に就航するLCCは国内線と国際線で10社以上に上り、ほとんどが新千歳発着。北海道空港(HKK)が運営する国内線と国際線のターミナルビルを使っている。
LCC専用ターミナル は搭乗口や待合室を備え、近くに駐機するLCC機に歩いて移動する仕組みを想定。成田空港や関西国際空港などにもある。

 旧千歳空港ビルは1992年の新千歳のターミナルビル開業後、 第三セクター 経営の商業施設になったが、現在は閉鎖し更地となっている。特急が止まるJR南千歳駅に隣接し、利便性も高い。

 ただ新千歳空港は民営化を控えており、国交省は「新施設を今造ると運営会社を決める入札に影響し、現実的ではない」(幹部)との立場。
LCC機が新千歳の滑走路に着いた後、離れた専用ターミナル近くまで誘導路を走行しなければならないことも課題だ。

 国際線ビルは駐機場を増やす拡張工事中で、HKKは「既存施設の改修で対応している。新施設は将来の検討材料の一つ」との考えを示している。

 千歳飛行場の民間活用については、東側滑走路(3千メートル)の活用を提言。新千歳の滑走路2本の受け入れが限界に近いほか、同飛行場を使えればLCC機が専用ターミナルの直近に着陸できるとの理由だ。
同飛行場は旧千歳空港時代、空自と民間の共用だったが、防衛省は戦闘機の 緊急発進 (スクランブル)が遅れる可能性を指摘し「難しい」と回答している。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0354583.html
新千歳LCCターミナル構想 伸びるアジアに照準
 <解説> 新千歳空港 の 格安航空会社 (LCC)専用ターミナル構想には、増え続けるアジアからを中心とした訪日客をより多く取り込む狙いがある。だが、実現にはハードルも多い。

 発案したのは、道内の航空行政関係者と自民党の長谷川岳参院議員。簡素な施設を建ててLCCが払う使用料を安くし、路線誘致を有利に進めるのが主眼だ。
既存の国内線、国際線ビルの受け入れに余裕をつくれば、大手航空会社の路線誘致にもつながるとみる。

 新千歳には現在、韓国や中国に加え、 マレーシア 、シンガポールといった東南アジアのLCCが就航。さらに複数社が乗り入れを希望しているもようだ。
構想とは別に、 LCC専用ターミナル の必要性を訴える声もある。空港経営に詳しい北大公共政策大学院長の石井吉春教授は
「アジアを中心にLCCの航空需要は増え続ける可能性が高く、国内空港の間での競争は激しくなる。民営化を機に新ターミナルを設けるのは意義がある」と話す。

 構想の実現のためには、すでに空港の資産査定に入っている民営化の手続きとどう折り合うかが最大の課題だ。
道は2015年度に年間208万人だった来道外国人を20年度に500万人に引き上げる目標を掲げるが、調整は難航も予想されそうだ。(佐藤陽介)

6006チバQ:2017/01/07(土) 08:30:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00000092-mai-bus_all
<関西空港>着陸料引き下げへ 欧米便誘致や混雑緩和図る
毎日新聞 1/6(金) 22:25配信

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートは6日、関空の国際線で新規就航の航空会社や新設路線に対する着陸料を3月下旬から引き下げる方針を固めた。関空の着陸料見直しは、同社が昨年4月に運営を開始して以来初めて。便数が少ない欧米便など長距離路線誘致のてこ入れのほか、就航便を空きのある時間帯に誘導し、混雑緩和を図る。

 現在の国際線着陸料は1トン当たり1990円。午前1時〜同5時59分の深夜・早朝は半額とし、新規就航便などに初年度80%、2年目50%、3年目30%を割り引く制度もある。これらは3月末で期限切れを迎える。

 具体的な引き下げ内容は航空各社との協議を経て決めるが、同社は、就航便数が少ない欧米便や深夜・早朝時間帯で一層の割引を行い、欧米便誘致や混雑緩和に資する価格体系にしたい意向だ。【吉永康朗】

6007とはずがたり:2017/01/07(土) 09:31:58
<関西空港>着陸料引き下げへ 欧米便誘致や混雑緩和図る
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/141/6c1b227bd337ead60dd212aa365aecf5.html
(毎日新聞) 01月06日 22:24

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートは6日、関空の国際線で新規就航の航空会社や新設路線に対する着陸料を3月下旬から引き下げる方針を固めた。関空の着陸料見直しは、同社が昨年4月に運営を開始して以来初めて。便数が少ない欧米便など長距離路線誘致のてこ入れのほか、就航便を空きのある時間帯に誘導し、混雑緩和を図る。

 現在の国際線着陸料は1トン当たり1990円。午前1時?同5時59分の深夜・早朝は半額とし、新規就航便などに初年度80%、2年目50%、3年目30%を割り引く制度もある。これらは3月末で期限切れを迎える。

 具体的な引き下げ内容は航空各社との協議を経て決めるが、同社は、就航便数が少ない欧米便や深夜・早朝時間帯で一層の割引を行い、欧米便誘致や混雑緩和に資する価格体系にしたい意向だ。【吉永康朗】

6008とはずがたり:2017/01/07(土) 20:22:24
2020年国際線増加見据え 羽田第2大改修・活用へ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170107-00000026-ann-soci
テレビ朝日系(ANN) 1/7(土) 17:48配信

 羽田空港で、3年後の東京オリンピックに向けて国内線の第2ターミナルを国際線にも使えるように大規模な改修工事を行うことが分かりました。

 国土交通省は、2020年までに国際線の年間発着回数を去年の約1.7倍の9万9000回にまで増やす方針です。その場合、国際線ターミナルだけでは対応できないため、現在、全日空やエア・ドゥなどが乗り入れている第2ターミナルを国際線にも活用します。関係者によりますと、ターミナルの一部を2階建てから4階建てに増築して、入国審査などの施設や免税店を作ります。今年春までに設計を行って工事を始める予定ですが、便によっては利用するターミナルが異なるため、乗客の混乱を防ぐ対策が今後の課題となります。

6009とはずがたり:2017/01/09(月) 18:28:16

元トランスアジア機、11機が依然野ざらし/台湾
フォーカス台湾 2017年1月8日 15時22分 (2017年1月9日 17時54分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170108/Jpcna_CNA_20170108_201701080002.html

(台北 8日 中央社)経営難により昨年11月末に運航を停止したトランスアジア航空。台湾の空港には、売却されていない自社保有機11機が依然野ざらしのままとなっている。塩害による腐食が進んでおり、関係者らは「2月末までに売却できれば」と気をもんでいる。

同社は運航停止時、リース機16機、自社保有機11機を保有していた。昨年12月20日以降、新天地での活躍が決まったリース機が相次いで台湾を離れたが、自社保有機は空港に放置されたままの状態が続いている。

交通部(交通省)民用航空局によると、機体は適切な整備が行われておらず、一部にさびが生じているという。

先週には機体を差し押さえている銀行側とエバー(長栄)航空の関連企業が維持と整備に関する契約を交わしたものの、最悪の場合、売却に支障が出る恐れがあり、早期の対応が待たれている。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)

6010チバQ:2017/01/10(火) 22:04:22
http://news.livedoor.com/article/detail/12467439/
黎明期から競争期へ! 国内LCC全4社のビジネスモデルはどう変わるか 第1回 一人勝ちLCCのピーチ、巨大な中国市場でどう戦うか

2016年12月26日 11時0分 マイナビニュース
直近の2015年度決算では国内LCC3社が経常黒字を達成した。いよいよ日本に本格的にLCCが根付き、輸送シェアを上げていくことへの期待が高まってきたと言えよう。しかし、今後日本におけるLCCシェアが現在の10%から欧米並みの30%台に、そしてアジア平均の50%に向かうかと言えば、そこには大きなハードルがある。また、LCC各社の戦略にもそれぞれの事情からの差異があり、今後の課題も各社それぞれに異なるようだ。黎明期から本格的な競争期に入った日本のLCCの現状と課題を整理してみたい。

○中国で想定される価格競争

ピーチ・アビエーションは11月18日に新型機A320neoを10機購入する契約を締結、2020年までに35機体制にすると言明した。これに先駆けて11月1〜2日には関空/羽田=上海線を就航させ、2017年2月19日には沖縄=バンコク線を開設することを発表している。まさに"一人勝ちLCC"として破竹の勢いであるが、ピーチの今後にどのようなハードルが横たわっているのだろうか。

ひとつは、当然ながら新規開設の国際線事業の成否である。これまでの香港、台湾、韓国という西側国とは異なり、相手は中国である。競争の厳しい上海線は低価格ニーズのインバウンド旅客を切り取ってこられれば採算を取れるだけのボリュームがある一方、相手は価格競争を厭わない中国エアラインだ。

自国のインフラ事情から、中国エアラインの座席キロあたりコストは東南アジアより高めとされているが、まずは観光旅客の奪い合いとなろう。中国東方航空や中国南方航空以外に、春秋航空、吉祥航空などのLCCと上海マーケットの競合プレイヤーは多く、往復2万円台(2017年1月上旬搭乗分価格)のせめぎ合いになることが考えられる。

中国国際航空は過去、中部=北京線でエティハド航空と法人・団体客をめぐってしのぎを削った時にも、「相手がどれだけの価格を提示しようが、それより数千円安くする」と断言。相手に価格競争が無為であると思わせるまで、採算度外視で法人値引きを続けたこともあるのだ。本気で中国エアラインが相手を排除しにかかると大変だ。

ピーチが中国で成功するためには個人インバウンド旅客の取り込みが不可欠だが、中国人の航空券購入パターンではまだ旅行代理店依存度が高いため、すぐにネットだけで座席を売り切るのは難しいかもしれない。現地での自社販売体制の確立にはまだ時間を要することから、当面は中国で知名度を上げつつ、低価格志向の日本人旅客をJAL/ANAから取り込むことが主体になるのではないか。

○バンコク=沖縄線の課題

また、バンコク=沖縄線は現在、直行便を運航する会社はなく、沖縄県の民力(それだけ日本発タイ行き需要を生み出せるか)や、タイ人のビーチリゾート嗜好(温暖地から温暖地への観光需要があるか)には不透明さが拭えない。そのため、この2地点間の需要で路線を成り立たせるには不安が残る。

現時点のダイヤを見ると、バンコクから日本国内への乗り継ぎは成田行き/関西帰りという片側便しか接続できない。沖縄での宿泊を伴う日本観光ツアーといった商品が、どれだけタイ人観光客に浸透するかが成功のカギとなるだろう。ピーチの上海/バンコク新路線は、従来のビジネスモデルと比べると営業面のハードルが高いと言えよう。

とは言え、低価格・高稼働に生きるLCCとして成長を続けるためには、ピーチは既存路線での収益性がほぼピークに達していることから、今後も事業規模の拡大を続けることが宿命である。とりわけ、ピーチ経営陣は機関投資家である香港のファーストイースタン・インベストメントグループ(FE)と、産業革新機構のエグジットを成就しなくてはならず、今後の株式公開を見据えてどのような経営戦略が取られるのかは非常に興味深い。

企業価値の安定・高揚を視野にANAがピーチを連結決算に組み入れるとの見方もあり、「ANAに縛られない自由な経営」をDNAとしてきたピーチが、今後どのように変わっていくのか見守りたい。

次回は、100%ANA資本のバニラエアについてである。

○筆者プロフィール: 武藤康史

航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上に航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。スターフライヤー創業時のはなしは「航空会社のつくりかた」を参照。

(武藤康史)

6011チバQ:2017/01/15(日) 22:21:31
http://mainichi.jp/articles/20170114/ddf/001/020/002000c
関西国際空港

LCC専用、新ターミナル 訪日4000万人時代へ 28日開業

毎日新聞2017年1月14日 大阪夕刊
 関西の空の玄関口、関西国際空港(大阪府)に格安航空会社(LCC)の国際線専用の新施設「第2ターミナルビル(国際線)」が28日、開業する。新たに11の搭乗ゲートが増え、ピーチ・アビエーションと中国の春秋航空が使用予定。免税エリアには、利用者の主な移動ルート沿いに店舗を配置する「ウオークスルー型」の商業エリアが日本の空港で初めて登場する。アジア方面を中心にLCC便が増加するなか、関空島対岸ではホテル開業の動きも加速し、さらなるインバウンド取り込みを狙う。【井川加菜美】

 関空を運営する関西エアポートが昨年発表した2016年国際線の冬スケジュール(昨年10月30日〜今年…



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170114/ddf/001/020/002000c#csidx12a7ef29897edd2872828b450a9e920
Copyright 毎日新聞


http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170114-OYO1T50011.html
関空新ターミナル、中国・春秋航空が利用延期
2017年01月14日
春節狙いの開業肩すかし

 28日に開業する関西国際空港の格安航空会社(LCC)専用ターミナルビルについて、中国の大手LCC春秋航空が利用開始を3月に延期することがわかった。関空を運営する関西エアポートは、中華圏の旧正月にあたる28日の春節に合わせて開業前倒しを決めたが、春秋航空は「旅客が多い時に慣れない新ターミナルに移ると、混乱する恐れがある」としており、肩透かしを食った格好だ。

 新たに開業する「第2ターミナルビル(国際線)」は、既存のLCCターミナルに併設され、開業後は関空が受け入れ可能なLCCの旅客数が年800万人に倍増する。春秋航空と、関空を拠点とするピーチ・アビエーションが利用する予定だ。

 関西エアポートは当初、3月末の開業を計画していたが、中華圏からの旅客が増える春節に間に合わせるため、前倒しを決めていた。

2017年01月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6012チバQ:2017/01/16(月) 22:23:13
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170112ddlk46020358000c.html
<バニラ・エア>奄美-関西線、3月就航 観光需要増に期待 /鹿児島
01月12日 15:38毎日新聞

 格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県成田市)は3月26日、奄美大島-大阪(関西)線を就航させる。1日1往復し、運賃は片道4780円から。2018年に世界自然遺産に登録される可能性が高まった奄美大島などの観光需要増を見込み、年間搭乗者数10万人以上、搭乗率80%以上を目指す。【杣谷健太】

 ANAホールディングス傘下のバニラ・エアは2014年7月に奄美-成田線を開設。県によると、成田線の搭乗率は14年(7〜12月)79・1%、15年(1〜12月)81・0%、16年(同)83・7%と年々増加している。

 バニラ・エアの石井知祥会長は10日、県庁で三反園訓知事と共同発表し「奄美-成田線が軌道に乗ってきた。リピーターが増えている」と新路線開設の経緯を説明。政府が18年の「奄美・琉球」の世界自然遺産登録を目指していることに触れ「世界自然遺産登録が弾みになって、国内だけでなく、海外からの観光客も増える」と奄美の観光需要に期待を込めた。また、「地域活性化の役割も担っていきたい」とし、雇用促進にも取り組む考えを示した。

 三反園知事は「関西圏から奄美大島にたくさんの人が来ていただけると期待している」と述べた。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170113k0000m020045000c.html
<ピーチ航空>「差別化図りたい」2月に那覇-バンコク開設
01月12日 18:40毎日新聞

 【バンコク西脇真一】格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが2月に那覇-バンコク線を開設するのを前に、同社の井上慎一最高経営責任者(CEO)が12日、バンコクで記者会見し、深夜のフライトを活用した日帰りの旅など「新しい日本旅行のスタイルを創出できれば」と抱負を語った。

 井上氏は「かわいい」「きれい」などの「ジャパンクオリティーで(他社との)差別化を図りたい」とし「75〜80%の搭乗率を想定している」と述べた。

 ピーチの国際線はこれで13路線目で、東南アジアでは初めて。タイからの訪日客も年々伸びており、日本政府観光局によると、昨年1〜11月で約80万人と国・地域別で6番目に多い。

6013とはずがたり:2017/01/17(火) 07:40:53
川重・神鋼・P&G・さくら銀(w)・ダイエー(泣)に加えてスカイマークが5大神戸系企業だ♪

スカイマーク 仙台ー神戸線再開へ 撤退路線の再開は初
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/141/6e206414c9541eafd25f6a1e23f62a09.html
(NHKニュース&スポーツ) 00:01

航空会社「スカイマーク」は、おととしの経営破綻をきっかけに撤退した仙台空港と神戸空港を結ぶ路線の運航を、ことし7月から再開する方針を固めました。スカイマークが撤退した路線を再開するのはこれが初めてです。

6014とはずがたり:2017/01/17(火) 09:00:37
>>6005
>同飛行場は旧千歳空港時代、空自と民間の共用だったが、防衛省は戦闘機の 緊急発進 (スクランブル)が遅れる可能性を指摘し「難しい」と回答している。
旧ソ連と対峙していた時代じゃあないし政治家の決断次第で共用化は実行可能だな〜。

6015チバQ:2017/01/17(火) 14:08:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170117-00000001-awire-bus_all

スカイマーク、仙台7月再就航へ 破綻後初の再開、茨城-那覇は直行便に

Aviation Wire 1/17(火) 9:30配信
 スカイマーク(SKY/BC)は、7月1日から仙台空港へ再就航する。2015年1月に経営破綻後、同年10月24日を最後に仙台から撤退したが、経営状態が好転したことを受け、神戸-仙台線を1日2往復で約1年8カ月ぶりに再開する。破綻後の路線再開は初めて。

 スカイマークの破綻直後の路線数は24路線だったが、石垣と宮古、米子、仙台の4空港から順次撤退。現在はボーイング737-800型機(1クラス177席)を26機保有し、羽田、札幌(新千歳)、茨城、中部(セントレア)、神戸、福岡、長崎、鹿児島、那覇の9都市に直行便16路線が就航している。

 仙台へは2013年4月20日に就航。札幌線を1日3往復、福岡線を1日2往復で運航を開始した。2015年1月28日の経営破綻以降、同年3月29日に始まった夏ダイヤから札幌線と福岡線を運休し、夏ダイヤ最終日の同年10月24日で神戸線の運航を終え、仙台から撤退した。

 7月からは神戸発と仙台発ともに、朝と夕方に出発する運航スケジュールを予定。1月19日に国土交通省航空局(JCAB)へ申請する。

 3月26日に始まる夏ダイヤでは、神戸-仙台線を復活させるほか、茨城-札幌線を1日2往復に増便。現在は神戸経由の茨城-那覇線を直行便に変更する。

 神戸空港は羽田を本拠地とするスカイマークの第2拠点。仙台線再開により運航できる便数が発着枠の上限に達することが、茨城-那覇線を直行便化する要因の一つとみられる。

 仙台空港は2016年7月1日に民営化。今夏には、2013年4月12日に就航したピーチ・アビエーション(APJ/MM)が第3拠点化する。現在は関西線のみだが、上海線など国際線の開設を視野に入れている。一方、中部空港(セントレア)を拠点に就航準備を進めているエアアジア・ジャパン(DJ)は、運航を予定していた中部-仙台線の計画を撤回。同社はスカイマークのカウンターがあった場所に、チェックインカウンターを準備していた。

6016とはずがたり:2017/01/20(金) 10:35:18

日航、羽田―NY線を39年ぶり復活へ=新規路線制限終了で4月から
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/141/f4afed8886d911b5310b7fe963189a64.html
(時事通信) 01月19日 18:43

 日本航空は19日、羽田―ニューヨーク線の運航を4月1日に始めると発表した。公的支援を受けた経営再建に伴う新規路線の開設制限が3月末で終了するため、東京都心に近い羽田とNYをつなぐ「ドル箱路線」を39年ぶりに復活させる。1日1便(往復)。

 日航は1978年にNY線の発着を羽田から成田に移した。現在、羽田発着で1日1便運航しているホノルル線は3月までで廃止し、成田発着便の拡充で補う。

 また週3便運航している成田―モスクワ線を、3月26日から週5便、7月1日から10月28日まで週7便に増やす。日本・ロシア両政府による相互の査証(ビザ)発給要件緩和で、ビジネス・観光の需要拡大を見込む。

6017チバQ:2017/01/22(日) 12:32:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00010004-norimono-bus_all
JALとチャイナエアの提携が驚きのワケ 「アライアンスを越えたコードシェア」とは?
乗りものニュース 1/21(土) 16:10配信

JALとチャイナエアの提携が驚きのワケ 「アライアンスを越えたコードシェア」とは?
JALとチャイナエアラインは2010年10月31日よりコードシェアを開始しているが、今回は日本と台湾間の全路線、全便でコードシェアを実施するというもの(画像出典:JAL)。
JALとチャイナエアラインの提携は、航空界の一大事…?
 JAL(日本航空)とチャイナエアライン(台湾)は2017年1月10(火)、旅客と貨物分野における提携を強化し、2月下旬より両社が運航する日本と台湾間の全路線、全便についてコードシェアを実施すると発表しました。

 この発表は「アライアンスグループを越えたコードシェア」という内容であり、航空界的にはとても大きなニュースです。

 そもそも、航空界における「アライアンス」、あるいは「コードシェア」とは、どういうものなのでしょうか。

 1970年代、この世にジャンボ機(ボーイング747)が生まれて大量輸送時代が始まり、航空界では低価格の運賃でサービスが提供されるようになりました。国内線でも、日本のエアラインが発注した550人が乗れる特別仕様機(747SR)は大いに稼動し、航空機による移動が誰にも身近になってきたのです。

 一方、国際線では「はじめに選んだエアラインで乗り継ぎをすることなく目的地までいけるか」ということが当時、最大の競争力のポイントとされ、各国のナショナルフラッグといわれるエアラインは、世界の隅々まで路線を延ばすことを競い合うようになっていました。

 ところが1978(昭和53)年、アメリカの航空規制緩和(運賃の自由化)が始まり、巨大なネットワークを持つエアラインは、同時に赤字路線も抱えこむようになります。

JALとチャイナエアの提携が驚きのワケ 「アライアンスを越えたコードシェア」とは?
チャイナエアラインはスカイチーム・アライアンスに加盟する航空会社(画像出典:チャイナエアライン)。
ネットワーク維持の答えは「アライアンス」
 その後、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』にて、そのパイロットというだけで世界中が信用したと描かれたパンナム(パンアメリカン航空)、あるいはTWA(トランス・ワールド航空)といった、アメリカの代名詞とまでいわれた航空会社が、航空規制緩和により潰れるという事態にまで陥ります。いまでいう「格安航空(LCC)」の登場で経営が悪化したためです。

 そこで、大手を含むエアラインが、サービスを落とさず格安運賃エアラインに対抗してゆくため、他社の路線も共有することによりコストを下げる目的で作られたのが、いわゆる「アライアンス(連合)」です。そのアライアンスグループのなかで、航空会社は変わってもはじめに乗ったエアラインの便名のまま目的地へいけるという「コードシェア(共同運航)」や、「マイレージの共有」などが行われるようになりました。

 アライアンスが生まれた当初は5つのグループがありましたが、現在は加盟エアラインが多い順に「スターアライアンス」27社、「スカイチーム」20社、「ワンワールド」17社のみっつです。ちなみに日本のJALはワンワールドで、ANA(全日空)はスターアライアンスに加盟しています。

 かつて日本で唯一、国際線を運航していたJALが、なぜ最大手のスターアライアンスではなくワンワールドなのでしょうか。いまでは考えられないことですが、事実、JALがアライアンスに加盟したのはANAから8年遅れました。2000(平成12)年ごろ、当時のJAL経営責任者は、「JAL自体が中心でなければアライアンスに加盟する必要はない」といった旨の発言をしておりましたが、「もはやアライアンス抜きにしてネットワークは構築できない」状況であると判断したときには、スターアライアンス以外しか選択肢がなかったからです。

 ちなみにアメリカのエアラインは、スターアライアンスにはコンチネンタル航空を吸収したユナイテッド航空、ワンワールドにはUSエアウェイズと合併したアメリカン航空、スカイチームには、ノースウェスト航空をのみ込んだデルタ航空というように、厳しい競り合いも見て取れます。

6018チバQ:2017/01/22(日) 12:34:49
なぜアライアンスを乗り越えて共同運航に踏み切ったのか
 アジア地域における航空各社のしのぎあいは、切実です。チャイナエアラインはスカイチーム、JALはワンワールドに属しているにもかかわらず、冒頭でふれたように、これを乗り越えて両社がコードシェア(共同運航)を決断したことは世間を驚かせました。航空界でも驚きです。スカイチームは、このことに以下のような声明を発したくらいです。

「スカイチーム加盟航空会社は、ワンワールドのアライアンスの地位を維持するという日本航空の決断を尊重します。私たちは、日本航空との提携はすべての関連する提携会社にとって有意義なものとなったのではないかと信じています。スカイチームはアジアですでに確固とした実績を持ち、中国南方航空、大韓航空、デルタ航空を始めとする現在の加盟航空会社を通じてお客様にその利便性を提供しています。さらに今後も有益な提携を結んでネットワークの強化に取り組んでまいります。スカイチーム創立10周年でもあった2010年6月、ベトナム航空とタロム航空を新メンバーとして迎えました。これにより、アジアと東欧におけるスカイチームの存在感をますます高めることとなるでしょう」

 こうしたアライアンス間の摩擦をあえて乗り越えてもJALがチャイナエアラインとのコードシェアに踏み切った背景には、ANAとの競争で一歩引けをとっている東アジア路線において、台湾からの訪日客を逃すことはできない、という判断もあるように思えます。ちなみにANAは、アライアンス内でエバー航空(台湾)と連携しています。

 2017年1月17日(火)付けで政府観光局(JNTO)が発表した、2016年(暦年)の訪日外国人旅行者は2400万人を突破。うち、中国が27.6%増の637万3000人、韓国が27.2%増の509万300人、台湾が13.3%増の416万7400人という数字は重いものがあり、JALが攻勢をかけるシグナルとも見えます。

秀島一生(航空ジャーナリスト・ホスピタリティーディレクター)

6019チバQ:2017/01/25(水) 14:26:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170125-00155046-toyo-bus_all
茨城空港、開港7年で見せ始めた意外な健闘

東洋経済オンライン 1/25(水) 6:00配信
茨城空港。茨城県の県庁所在地がある水戸から高速道路を使って車で約30分、つくばから同約40分の小美玉市内に位置する地方空港だ。2010年3月の開港から約7年。日本国内の空港が過剰だと指摘される中で、北関東地域における「空の玄関」として、意外な健闘を見せ始めている。

【写真】北関東の「空の玄関」茨城空港とは?

■国内線利用者は増加

 スカイマークは1月20日、茨城空港から発着する3月26日以降の運航ダイヤを発表した。これまで1日1往復だった札幌便を同2便に増便。3往復だった神戸便は2往復に減らす一方、神戸を経由していた那覇便を直行便へ切り替える同1往復で運用する。

 茨城空港から国内線を発着しているのはスカイマークのみ。福岡便は同1往復のままで従来どおりの継続ながら、現在合わせて同5往復の国内便は3月26日以降に同6便へ純増となる。沖縄直行便の運航開始も併せて背景にあるのは、利用者の増加だ。

 茨城空港はもともと防衛省・航空自衛隊が管理する「百里飛行場」として運営されていたところに、茨城県が民間空港としての共用化を進め、2010年3月に開港した。民間空港としての歴史は浅い。

 東京航空局の調べによれば、茨城空港の国内線利用者は開港当初の2010年度には10万人弱にすぎなかったが、2014〜2015年度はそれぞれ40万〜41万人程度まで拡大した。2016年度は2016年11月末までの累計で31.4万人と前年同月比約1割増。過去最高(2014年度の41.8万人)の更新をうかがうペースで推移している。

 東洋経済オンライン編集部が茨城県の空港対策課に取材したところによれば、「はっきりとした要因は分析しきれていないものの、国内線については少しずつ知名度が浸透してきている。昨2015年度に実施した利用促進キャンペーンも『バラマキだ』との批判を受けた一方で、認知度が高まるきっかけになったようだ」(担当者)という。

 その利用促進キャンペーンとは、2015年5〜7月の国内線利用者、先着3万人向けに実施したギフトとギフトカタログを合わせて1人ざっと9000円程度の特典だ。茨城県が6億4000万円程度の補正予算を投じた。

1300台分の無料駐車場

 当時の茨城空港は抜き差しならない状況にあった。2015年1月にスカイマークが経営破綻。徹底した経営のスリム化が必要なスカイマークが、茨城空港から撤退するかもしれないという観測シナリオが、航空業界でささやかれていたからだ。

 茨城県にとっては「賭け」ともいえる予算投下だったが、振り返ってみれば利用客の大幅な減少やスカイマークの撤退を回避するとともに、茨城空港の存在を世に訴えるという目的は一定以上の成果を得たといっていいだろう。キャンペーンが話題になったことに伴って、茨城空港の「利点」が地元周辺に認知されたことが大きそうだ。それは常時1300台分を開放している無料駐車場を備えていることである。実際、茨城県空港対策課によると「茨城空港の利用者9割が自家用車を使っている」。

 羽田空港、成田空港以外で関東の1都6県(東京都、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木の各県)に空港を構えるのは茨城空港しかない(離島路線を除く)。特に北関東は鉄道網が発達した都心部に比べて「車社会」ともいえるほど、生活にマイカーが切り離せない人も少なくない。

 水戸や宇都宮方面(北関東道)からは茨城空港北インターが利用できるのでスムーズに茨城空港に入れる。北関東から神戸(近畿)、札幌(北海道)、福岡(九州)、那覇(沖縄)への移動を考えたときに、羽田や成田に行くよりも近く、置きっ放しにしても駐車場代を気にしなくてもいい茨城空港を使いやすいと考えているユーザーは一定数いるのだ。筆者からみると、茨城空港は開港当初よりも北関東の利用客が使いやすい運航ダイヤに変わってきたという印象もある。

 意外に知られていないのだが、ゴールデンウイークやお盆、年末年始などの繁忙期になると、茨城空港は周辺の臨時駐車場も含めて最大3100台まで収容できる。まして今の羽田空港は周辺駐車場が空前の大混雑になっており、場合によって都心部在住でも茨城空港を使ったほうがいいマイカー利用者を取り込むケースも今後ありうるだろう。

 ただ、都心方面からの場合、最寄りの高速道路のインターとなる常磐自動車道の千代田石岡インターからも平常時でも30分以上の時間を要する。常磐道を降りてから時間を要する点はマイナス要素。さらに茨城空港から東京方面へ向かう場合には、首都高速(6号線)に入ってからの渋滞頻度も高いことから時間が読みにくいという弱点はある。もちろん高速料金がかかることも忘れてはならない。

6020チバQ:2017/01/25(水) 14:26:53
■国際線の課題

 一方で、茨城空港から発着する国際線には課題がある。年間利用者こそ2015年度に約15万人と過去最高に到達したが、開業初年度の2010年度でも約10.6万人を記録しており、国内線に比べるとその増加幅は大きくない。

 実は茨城空港の国際線は就航・撤退が相次いでおり、現在は中国の春秋航空が上海便を水曜日除く毎日飛ばしており、1日最大で6往復12便の発着のみとなっている。ここ1年で見ても、エア・チャイナ、中国南方航空、Vエアがそれぞれ撤退した一方、具体的な新規就航計画は進められておらず、今後の旅客増は見込めない状況にある。羽田や成田に比べて、圧倒的に便数が少なく、利用シーンが限定されるのが要因の1つだろう。


高速バスにも課題が

 茨城空港は2010年の開港時に韓国のアシアナ航空が茨城―ソウル便を就航したが2011年3月の東日本大震災をきっかけに運休。2013年にチャーター便を数回飛ばした後、ソウル往復の定期便は止まったままになっている。あとは一部チャーター便が運航されているぐらいだ。

■バスで訪れる利用客の開拓が進んでいない

 国内・国際線問わず、自家用車以外、特にバスで茨城空港を訪れる利用客の開拓が進んでいないという点も課題だ。茨城空港といえば、開港当初から東京駅から茨城空港まで直行する高速バスの搭乗者は500円(搭乗者以外は1200円)で利用できることが話題となったが、現在でも一般的にはあまり知られておらず、片道1時間40分〜2時間半近くも要するうえ、ダイヤの使い勝手もあまり良くない。

 象徴的なのは、茨城空港で唯一の国際線路線である春秋航空の上海便を利用して帰国したとき。上海からの便は茨城空港に定時では12時20分に到着となり、コンパクトが売りである茨城空港では、国際線到着後、特に日本人は入国審査もスムーズで、到着してからすぐに入国審査・税関検査を済ませて到着ロビーに出られる。早ければ10〜15分程度で通過可能だ。つまり、定刻に到着すれば12時半ごろにはロビーを出られる。

 ところが、東京駅行きのバスの発車時間は13時50分。最大で1時間20分も空港で待たされることになる。かなり無駄な時間であるが、それ以外の選択肢もない。東京駅の到着も16時ごろになり、上海からの飛行時間よりも茨城空港着陸から東京駅までの移動のほうが長くなってしまう。定刻どおりに着かないリスクや、入国・税関審査などに手間取る利用客を想定したダイヤなのかもしれないが、せっかくのコンパクトさが売りの空港のメリットを生かすことができていない。

 また、茨城空港から最も近い空港である成田は、かつて国際線が中心だったものの、現在では国内線にもLCC(格安航空会社)が続々と参入し、低価格を武器に利用者が増えている。LCCの便数も増え、さらに東京駅や大崎駅から片道1000円以下で利用できる格安バスが多頻度に運行されているなど、茨城空港と競合する面もある。

 車でのアクセスの場合、圏央道が成田までつながり、つくば周辺から成田空港まで1時間もかからずにアクセスできるようになったことで、茨城県民でも便数が多い成田空港からの国内線を利用している状況にある。茨城空港の頼みは北関東のマイカー利用者、それも国内線のみという状況は、利用客が増えているといっても手放しで喜べない話だろう。
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鳥海 高太朗

6021チバQ:2017/01/26(木) 16:40:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-35095584-cnn-int

機内のモニター画面は「時代遅れ」、アメリカン航空が新機体で廃止

CNN.co.jp 1/26(木) 11:39配信
シアトル(CNNMoney) 米アメリカン航空は、新しく導入する「ボーイング737マックス」100機に機内エンターテインメント用のモニター画面を装備しないと発表した。ほとんどの乗客が自分のスマートフォンやタブレットを持ち込むようになったことを理由に挙げている。

アメリカン航空の24日の発表によると、自分のスマートフォンやタブレット、ノートPCを持ち込む乗客が90%に上る中、座席背面に設置されたモニター画面よりも、そうした手持ちの機器の画面を使ってもらった方が理にかなうと判断した。

737マックスは同航空の各路線で2017年中に就航予定。衛星を使った高速インターネット接続サービスを提供し、動画配信大手ネットフリックスやアマゾンのストリーミングサービスも視聴できるようになる。

「最高のエンターテインメントと高速接続の提供に重点を置く方が理にかなっている。座席背面のモニターはあと数年で時代遅れになる」。アメリカン航空はそう指摘する。

ユナイテッド航空も一部の小型機でモニター画面の装備をやめ、無線LAN(Wi-Fi)接続サービスの提供に切り替える。

アメリカン航空の場合、ストリーミングサービスやインターネット接続サービスは有料になる予定だが、これまで座席背面のモニター画面で視聴できていたテレビ番組や映画などは、機内のストリーミングサーバーを通じて乗客のスマートフォンなどで視聴できるようにする。

現行世代の737型機や777、787などには引き続きモニター画面を装備する予定。

6022チバQ:2017/01/27(金) 23:22:50
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170125Y918.html
日航、国内線で時間制限のない無料ネット接続サービス提供
01月25日 18:56時事通信

 日本航空〈9201〉は25日、国内線の機内で提供しているインターネット接続サービスを時間制限なく無料化すると発表した。2月1日〜8月31日のキャンペーンとして実施する。これまでは「15分まで無料」としていた。格安航空会社(LCC)などとの差別化を図るのが狙い。

6023チバQ:2017/01/29(日) 23:49:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170128-00000005-mai-bus_all
<JAL>初の犬同伴チャーター便 いっしょの機内が魅力
毎日新聞 1/28(土) 9:00配信

<JAL>初の犬同伴チャーター便 いっしょの機内が魅力
JAL1111便の機内で愛犬とともに記念撮影をしてもらう参加者=2017年1月27日、米田堅持撮影
 日本航空(JAL)は27日、機内で犬と一緒に旅行ができる「JALチャーター便で行くワンちゃんとの旅 ワンワンJET鹿児島」を行った。ペットはこれまで機内ではなく貨物室で預かっていたが、同乗したいという乗客からの声があるため、同社初のペット同伴フライトとなった。国内では、全日空が同様のフライトを昨年5月に実施している。フライトに同乗してペット同伴の旅の魅力を探った。【米田堅持】

 ◇定期便では難しいペット同伴

 フライトは、午前9時半に成田空港(千葉県成田市)を出発して鹿児島へ向かうJAL1111便(ボーイング737-800)で、犬32頭と63人が搭乗した。犬とともに機内に入るため、定期便ではなくチャーター便で行われた。定期便では、アレルギーなどで犬や猫などと同乗することができない人も搭乗する可能性があるためだ。

 フライト後の機体は、ペット用のクリーニングを行ってから他の便に使用する。通常の便よりも清掃に時間がかかるため、格安航空会社(LCC)のように、予備機材なしで多頻度運航する航空会社ではできないフライトだ。

 ◇潜在需要に期待

 同社によると、少子高齢化で国内での輸送旅客数の見通しは厳しいが、犬や猫などのペットを飼う世帯が増えていることから、ペット同伴のフライトには潜在需要が見込めるという。ペット同伴のフライトが初めての同社は今回、到着後の受け入れ施設の状況も踏まえて犬のみを対象とし、「手荷物」として機内に持ち込んだ。ケージと呼ばれる運搬用のかごに入った犬が、飛行中に床に落ちたり通路をふさいだりしないようにするため、シートベルトでケージを座席に固定した。固定方法は整備中の機体で試行錯誤を重ねた。

 機内には愛犬の席に名前が書かれたヘッドカバーが装着され、参加者たちはパイロットや客室乗務員(CA)の制服を愛犬に着せて記念撮影をしたり、CAに抱かれた姿を撮影したりするなど、ひと味違う旅を楽しんでいた。獣医師2人も同乗して万が一に備えたが、無事に鹿児島に到着した。一行は鹿児島県内のホテルなどに滞在後、29日に成田へ戻る。

 ◇愛犬といる安心感

 ケージに入れられた犬のために座席を用意するほか、非常口や窓のない席、リクライニングしない席は販売対象にはしていない。このため料金は、一般的なツアーよりも高めになってしまう。しかし参加者にとっては、愛犬が間近にいる安心感は何ものにも代え難い魅力があるようだ。

 埼玉県ふじみ野市から、2歳の雄のチワワ「大福」と乗り込んだ主婦の石川理恵さんは、「これまでは犬を貨物室に乗せることには抵抗があって、鉄道を利用して福島や伊豆などに旅行していたので、犬と一緒に飛行機で旅ができてうれしい。機会があれば北海道などにも行ってみたい」と笑顔を見せた。

 同社は「今回は冬なので南側の鹿児島行きでツアーを組んだ。定期便では厳しいが、今後もペット同乗でもストレスなく搭乗できる方法を考えていきたい」と話している。

6024チバQ:2017/01/30(月) 23:48:59
http://www.asahi.com/articles/ASK1Z3HS9K1ZOIPE00J.html
中部空港就航、4度目の延期 エアアジア
細見るい2017年1月30日12時03分

 マレーシア資本の入った格安航空会社エアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)は30日、今年初頭としていた中部空港への就航を延期すると発表した。先送りは4回目。当初の予定は昨春だったが、現時点で就航時期のめどは立っていないという。

 3回目の延期を発表した昨年10月の時点では、中部―新千歳は今年初頭、中部―台北は今年春に就航するとしていたが、いずれも先送りする。

 パイロットや客室乗務員らの訓練のスケジュール見直しを一因に挙げている。当初計画していた中部―仙台は、就航取りやめをすでに公表している。

 エアアジア・ジャパンはマレーシアを本拠とするアジア最大級の格安航空会社エアアジアと楽天、ノエビアホールディングス、アルペンなどが出資して2014年に設立した。(細見るい)

6025とはずがたり:2017/01/31(火) 00:36:02
7カ国の客、搭乗断る=米入国制限で―全日空・日航
時事通信社 2017年1月30日 18時44分 (2017年1月30日 23時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170130/Jiji_20170130X511.html

 難民・移民の入国を規制した米大統領令を受け、全日空と日本航空は30日、対象とされた7カ国のパスポートを持って米国へ向かう乗客について、永住権カード(グリーンカード)や外交関係のビザを持っていない場合、搭乗を断る方針を決めた。
 国際航空運送協会(IATA)が米入国に必要な書類を明示したことなどを受けた措置。国土交通省は「米政府から要請があったわけではなく、各航空会社の判断だ」としている。
 両社によると、これまでに日本を出発した乗客が米国への入国を拒否された事案は起きていない。全日空は乗客が必要な書類を持っている場合でも、入国できるか米当局へ搭乗前に確認を取る。
 乗客が到着先で入国を断られた場合は通常、搭乗させた航空会社が出発国に連れ戻すことになっている。海外の航空各社は既に、送還の可能性のある乗客の米国便への搭乗を拒否している。
 日航は、米空港で大統領令に抗議するデモが相次いでいることから、米国行きの便の乗客に早めの搭乗を呼び掛けている。

6026とはずがたり:2017/01/31(火) 18:00:35
>チャイナエアラインはスカイチーム、JALはワンワールドに属しているにもかかわらず、冒頭でふれたように、これを乗り越えて両社がコードシェア(共同運航)を決断したことは世間を驚かせました。航空界でも驚きです。
俺も驚いた。日本のスカイチームはスカイマーク=デルタ連合しかないやろうと今でも思ってる。

エバー航空とANAがスターアライアンスだとしてワンワールド系の台湾航空会社がないならこのアライアンスを跨いだ提携には日台双方に非常に意義があるぞっ!!

JALとチャイナエアの提携が驚きのワケ 「アライアンスを越えたコードシェア」とは?
https://trafficnews.jp/post/63525/
2017.01.21 秀島一生(航空ジャーナリスト・ホスピタリティーディレクター)

JALとチャイナエアラインが、両社の運航する日本と台湾を結ぶ全路線、全便についてコードシェアを実施すると発表しました。これは、実は航空界をとても驚かせるニュースだといいます。

JALとチャイナエアラインの提携は、航空界の一大事…?
 JAL(日本航空)とチャイナエアライン(台湾)は2017年1月10(火)、旅客と貨物分野における提携を強化し、2月下旬より両社が運航する日本と台湾間の全路線、全便についてコードシェアを実施すると発表しました。

 この発表は「アライアンスグループを越えたコードシェア」という内容であり、航空界的にはとても大きなニュースです。

JALとチャイナエアラインは2010年10月31日よりコードシェアを開始しているが、今回は日本と台湾間の全路線、全便でコードシェアを実施するというもの(画像出典:JAL)。

 そもそも、航空界における「アライアンス」、あるいは「コードシェア」とは、どういうものなのでしょうか。

 1970年代、この世にジャンボ機(ボーイング747)が生まれて大量輸送時代が始まり、航空界では低価格の運賃でサービスが提供されるようになりました。国内線でも、日本のエアラインが発注した550人が乗れる特別仕様機(747SR)は大いに稼動し、航空機による移動が誰にも身近になってきたのです。

 一方、国際線では「はじめに選んだエアラインで乗り継ぎをすることなく目的地までいけるか」ということが当時、最大の競争力のポイントとされ、各国のナショナルフラッグといわれるエアラインは、世界の隅々まで路線を延ばすことを競い合うようになっていました。

 ところが1978(昭和53)年、アメリカの航空規制緩和(運賃の自由化)が始まり、巨大なネットワークを持つエアラインは、同時に赤字路線も抱えこむようになります。

ネットワーク維持の答えは「アライアンス」
 その後、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』にて、そのパイロットというだけで世界中が信用したと描かれたパンナム(パンアメリカン航空)、あるいはTWA(トランス・ワールド航空)といった、アメリカの代名詞とまでいわれた航空会社が、航空規制緩和により潰れるという事態にまで陥ります。いまでいう「格安航空(LCC)」の登場で経営が悪化したためです。

6027とはずがたり:2017/01/31(火) 18:00:53
>>6026-6027
 そこで、大手を含むエアラインが、サービスを落とさず格安運賃エアラインに対抗してゆくため、他社の路線も共有することによりコストを下げる目的で作られたのが、いわゆる「アライアンス(連合)」です。そのアライアンスグループのなかで、航空会社は変わってもはじめに乗ったエアラインの便名のまま目的地へいけるという「コードシェア(共同運航)」や、「マイレージの共有」などが行われるようになりました。

 アライアンスが生まれた当初は5つのグループがありましたが、現在は加盟エアラインが多い順に「スターアライアンス」27社、「スカイチーム」20社、「ワンワールド」17社のみっつです。ちなみに日本のJALはワンワールドで、ANA(全日空)はスターアライアンスに加盟しています。

 かつて日本で唯一、国際線を運航していたJALが、なぜ最大手のスターアライアンスではなくワンワールドなのでしょうか。いまでは考えられないことですが、事実、JALがアライアンスに加盟したのはANAから8年遅れました。2000(平成12)年ごろ、当時のJAL経営責任者は、「JAL自体が中心でなければアライアンスに加盟する必要はない」といった旨の発言をしておりましたが、「もはやアライアンス抜きにしてネットワークは構築できない」状況であると判断したときには、スターアライアンス以外しか選択肢がなかったからです。

 ちなみにアメリカのエアラインは、スターアライアンスにはコンチネンタル航空を吸収したユナイテッド航空、ワンワールドにはUSエアウェイズと合併したアメリカン航空、スカイチームには、ノースウェスト航空をのみ込んだデルタ航空というように、厳しい競り合いも見て取れます。

なぜアライアンスを乗り越えて共同運航に踏み切ったのか
 アジア地域における航空各社のしのぎあいは、切実です。チャイナエアラインはスカイチーム、JALはワンワールドに属しているにもかかわらず、冒頭でふれたように、これを乗り越えて両社がコードシェア(共同運航)を決断したことは世間を驚かせました。航空界でも驚きです。スカイチームはこうした動きについて、かつて別の折に以下のような声明を発したことがあります。

「スカイチーム加盟航空会社は、ワンワールドのアライアンスの地位を維持するという日本航空の決断を尊重します。私たちは、日本航空との提携はすべての関連する提携会社にとって有意義なものとなったのではないかと信じています。スカイチームはアジアですでに確固とした実績を持ち、中国南方航空、大韓航空、デルタ航空を始めとする現在の加盟航空会社を通じてお客様にその利便性を提供しています。さらに今後も有益な提携を結んでネットワークの強化に取り組んでまいります。スカイチーム創立10周年でもあった2010年6月、ベトナム航空とタロム航空を新メンバーとして迎えました。これにより、アジアと東欧におけるスカイチームの存在感をますます高めることとなるでしょう」

 こうしたアライアンス間の摩擦をあえて乗り越えてもJALがチャイナエアラインとのコードシェアに踏み切った背景には、ANAとの競争で一歩引けをとっている東アジア路線において、台湾からの訪日客を逃すことはできない、という判断もあるように思えます。ちなみにANAは、アライアンス内でエバー航空(台湾)と連携しています。

 2017年1月17日(火)付けで政府観光局(JNTO)が発表した、2016年(暦年)の訪日外国人旅行者は2400万人を突破。うち、中国が27.6%増の637万3000人、韓国が27.2%増の509万300人、台湾が13.3%増の416万7400人という数字は重いものがあり、JALが攻勢をかけるシグナルとも見えます。

【了】

6028チバQ:2017/01/31(火) 19:55:07
>>6026
JALは大韓航空ともエールフランスとも提携してます。
大ニュースってほどのことではないと思います、個人的には

6029とはずがたり:2017/02/06(月) 15:19:38
燃油サーチャージ 4月から約2倍の見通し、ANAやJAL
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170206-00000038-jnn-bus_all
TBS系(JNN) 2/6(月) 14:29配信

 日本発の国際線の運賃に上乗せされる燃油サーチャージが、4月の発券分から今より、およそ2倍に値上がりする見通しとなりました。

 全日空や日本航空の北米やヨーロッパ行きでは現在、片道で3500円上乗せされていますが、4月からは7000円となります。

 円安が進んだことや原油価格が上がったことが要因です。両社は今月中に発表する予定です。(06日10:36)
最終更新:2/6(月) 14:29TBS News i

6030チバQ:2017/02/06(月) 20:20:08
http://www.asahi.com/articles/ASK26560WK26TIPE02B.html
福岡空港の発着回数、過去最多に 国際線が大幅増
2017年2月6日17時52分
 2016年の福岡空港(福岡市博多区)の旅客者数と飛行機の発着回数が、ともに過去最多を記録した。国土交通省大阪航空局福岡空港事務所が6日、速報値を発表した。

 旅客者数は前年比5%増の2199万4977人。このうち国際線が499万675人で前年より15%増え、全体を押し上げた。旅客者数が過去最多を更新するのは14年から3年連続。

 発着回数は前年比2%増の17万6170回で、5年連続で過去最多を更新。国際線が前年比17%増の3万2766回と大幅に増える一方で、国内線は1%減の14万3404回になった。

 滑走路1本の福岡空港で、安定運航の目安となる発着の処理容量は年間16・4万回。国交省は昨年から2本目の滑走路建設の関連工事を始め、2本目は25年3月に利用開始になる予定で、その後は処理容量が年間18・8万〜21・1万回まで増える見通し。

6031チバQ:2017/02/07(火) 20:13:31
http://www.asahi.com/articles/ASK1X3G95K1XPLFA003.html
コスト削減と効率化を徹底 関空の新LCCターミナル
2017年1月28日20時17分

 関西空港の新しいターミナルビルが28日、開業した。格安航空会社(LCC)専用で、航空会社の負担を減らす工夫を重ねた。午前6時過ぎ。着陸した香港からの1番機がビルから数十メートルの位置で止まると、横付けされたタラップを使って地上に降りた乗客は、歩いてビルに入った。

 1番機となった全日本空輸系のLCCピーチ・アビエーションの飛行機には、111人が乗ってきた。

 友人2人と京都旅行に訪れた銀行員のイバン・ウォンさん(26)は「スタッフの対応は丁寧で、交通アクセスなど情報の表示も分かりやすい。すべてグレイト」。堺市に自宅がある香港駐在の会社員、清田円(まどか)さん(45)は、「簡素だけど、みすぼらしくない。快適に使えた」と話した。

 新ターミナルは、第2ターミナルを、拡張するかたちで整備した。ビルはプレハブ造りで、鉄骨がむき出し。大部分は平屋建てだ。

 建設にかかった費用は、同じ規模のターミナルビルの半分以下。平屋にしたことで、手荷物を上げ下ろしする機械も必要無い。空調も必要最小限にして、電気代も節約する。

 LCCは、安い運賃を売りに、…

6032チバQ:2017/02/08(水) 15:54:34
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170208-00157520-toyo-bus_all&p=1
LCC「バニラ」が赤字、過熱するアジア航空競争

東洋経済オンライン 2/8(水) 10:00配信

 「第3四半期までの決算はぎりぎり赤字になってしまった」

 航空大手ANAホールディングスの平子裕志CFO(最高財務責任者)は1月27日の決算会見で、傘下のLCC(格安航空会社)バニラ・エアの業績をそう表現した。数千万円単位の赤字だという。前2015年度は第3四半期までで11億円の営業黒字が出ていたことを考えれば、大きな減速である。

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 最大の要因は、バニラの主戦場である台湾と香港の両路線が供給過多に陥っていることにある。バニラが現在運航する国際線7路線のうち、台湾路線は成田―台北(桃園、以下同)、成田―高雄、関空―台北、沖縄―台北の4つで合わせると1日最大7便となる。また、香港路線は成田―香港の1つで1日2便だ。つまり競争の激しい路線の割合が高い。

■台湾・香港路線で競争が熾烈に

 航空機を増やして新規路線を設けた結果、バニラはこの第3四半期までで旅客数が前年同期比約18%増となった。だが運賃下落が著しく、単価は同2割以上落ち込んでいる。

 2015年度は通期で売上高217億円、営業利益は約15億円となり、設立以来初めて黒字化を達成した。今2016年度は当初、営業利益を30〜40億円と大幅な増益を見込んでいた。ただ第1四半期(4〜6月期)で4億円の営業赤字を出し、上期(4〜9月期)では夏の書き入れ時があるため8億円の黒字となったものの競争激化の影響で想定に届かず、中間決算時に通期予想を10億円へと下方修正した。そして10〜12月の落ち込みが激しく、第3四半期累計で再び赤字となった。

 引き下げた計画を達成するにも、1〜3月だけで10億円強の利益を出さなければならない計算になる。2月下旬には成田・関空―函館、3月下旬に関空―奄美大島といった新規就航があるものの、航空会社にとって閑散期であるこの3カ月では相当にハードルが高いといえる。

 台湾と香港の路線はどれほどの競争になっているのだろうか。バニラが運航する路線でいえば、成田―台北線にはほかに現在大手のフルサービスキャリア(FSC)6社とLCC4社、関空―台北線にはFSC5社とLCC3社、成田―香港線にはFSC5社とLCC2社が就航している。多くの場合1日複数の便を飛ばしており、それだけ供給座席量は多い。

 こうした競争に耐えられなくなったのが、台湾の航空会社だった。LCCのVエア、そして親会社だったFSCのトランスアジア(復興)航空だ。

6033チバQ:2017/02/08(水) 15:54:51

台湾の老舗に何が起きたのか

 Vエアの異変は昨年8月に起きた。同社は羽田や関空、中部のほか、茨城や那覇にも就航するなど日本路線が主力だったが、台北を発着する日本路線の運休を相次いで発表。最終的には同社の全路線を10月以降運航停止することとなった。日本初就航からわずか1年の出来事だった。

 それから間もなく、Vエアの親会社で創業から60年以上の歴史を持つ復興航空の最期はあっけなくやってきた。昨年11月21日に突然「翌日のすべての便を運航停止にする」と発表。そして翌22日には取締役会で運航の終了と会社の解散を決議した。

 同社も成田、関空、札幌、函館、旭川、仙台と、多くの日本路線を運航し、中国に次ぐ収益源だった。だが、過度な競争に加え、2014年から2年連続で起こした墜落事故によるイメージ悪化も打撃となった。

 同じ台湾勢では、大手のチャイナエアラインが昨年夏に成田―台北線を1日4便から3便へと減便した。また、米国のデルタ航空は今年5月に同路線を運休する予定だ。

■台湾路線で相次ぐ撤退、競争は和らぐか

 他社の撤退や減便は、1日4便という最も多くの成田―台北便を運航するバニラにとって朗報だ。五島勝也社長は「需給バランスは引き締まりつつあるとともに、引き続き旺盛な訪日需要がある。運賃施策の強化や機内販売など付帯収入の積み増しで、単価向上を目指す」と話す。実際、搭乗率も下げ止まりつつある。

 一方で香港路線は供給過剰の状態が続きそうだ。バニラが1日2便運航する成田―香港線は特にその傾向が顕著で、中国・海南航空傘下の2社が勢いづいている。LCCの香港エクスプレスは昨年10月に1日2便から3便へと増便。FSCの香港航空は昨年6月に1日2便で新規参入したうえ、11月には早くも3便へと増便した。バニラとしてはまず「マーケットシェアの確保を優先したい」(五島社長)考えだ。

 2015年度はバニラ、ピーチ・アビエーション、ジェットスタージャパンという日系LCC大手がそろって営業黒字となり、いよいよLCCが「本格離陸」するかに思われた。ただバニラの現状を見ればわかる通り、需給バランスなど外的変化からモロに影響を受けてしまう。LCCの基盤はまだ確立されたとは言えない。

 バニラは昨年12月に同社初の海外リゾート路線である成田ーセブ線を就航させた。「話題性があり、いいスタートを切っている」(五島社長)。国内でも、成田―奄美大島線の就航で島の観光が盛り上がった。3月からは関空からの運航も始まる。既存路線が厳しい中で、新路線の成功がより一層求められている。
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中川 雅博

6034チバQ:2017/02/08(水) 21:22:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3116797
カタール航空が直行便の世界最長記録を更新、第1便がNZ到着
2017年02月06日 18:27 発信地:ウェリントン/ニュージーランド
【2月6日 AFP】カタール航空(Qatar Airways)が運行する民間航空では世界最長となる定期直行便の第1便が6日、ニュージーランドのオークランド(Auckland)に到着した。カタールのドーハ(Doha)とを結ぶ路線の距離は、1万4535キロ。

 カタール航空のボーイング(Boeing)777-200LR型機は、10か所のタイムゾーン(標準時間帯)をまたぎ、予定時刻より5分早い現地時間午前7時25分(日本時間午前3時25分)にオークランドに着陸。総飛行時間は、16時間23分だった。

 ツイッター(Twitter)の公式アカウントで第1便の到着を報告したカタール航空は、総飛行時間について、ニュージーランドで撮影された映画「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)」全3部作や「ホビット(The Hobbit)」全3部作の上映時間より長いとコメントしている。

 この世界最長路線の初フライトにはパイロット4人、客室乗務員15人が搭乗し、飛行中に紅茶とコーヒー計1100杯、冷たい飲み物2000杯、食事1036食を乗客に提供したという。(c)AFP

6035チバQ:2017/02/09(木) 16:17:14
http://www.asahi.com/articles/ASK264FNZK26PLFA00C.html


神戸空港民営化へ 関空・伊丹と「一体運用」できるか?

 神戸空港の運営権を民間に売る手続きが進んでいる。神戸市は運営を担う企業を決めるうえで、関西空港と大阪(伊丹)空港との「一体運用」ができるかどうかを最重要視する。3空港の一体運用が実現した場合、関西の空はどう変わるのだろうか。

 神戸市は神戸空港の建設費などでかかった3千億円超の一部を回収するため、運営権を民間企業に売る方針だ。最低価格を176億7千万円に設定し、今年8月に優先交渉権者を選定。2018年春からの民営化をめざす流れだ。

 入札の資格審査を通過したのはオリックス、仏空港運営大手バンシ・エアポート、両社が設立した関空と伊丹の運営会社「関西エアポート」の陣営と、大手商社の双日だ。4社は6月に「3空港一体運営に資する」計画を市に示すが、すでに2空港を運営する関西エアポートの陣営が有力視されている。

 各社の「一体化」のイメージは…





残り:833文字/全文:1189文字

6036チバQ:2017/02/12(日) 18:34:13
http://toyokeizai.net/articles/-/158142
片道1.3万円!ハワイ空の旅にLCC殴り込み
エアアジアが大手の牙城で「価格破壊」へ
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中川 雅博 :東洋経済 記者 2017年02月12日
「えっ、そんなに安いんだったら私もハワイに行きたい!」

2017年夏、日本とハワイを結ぶ航空路線に初めて格安航空会社(LCC)が参入する。マレーシアのLCC、「エアアジアX」が関西空港―ホノルル線を6月28日に就航することになった。大阪に住む20代の女性はその運賃を聞いて思わず叫んだ。

年間約150万人の日本人観光客が訪れる「常夏の楽園」、ハワイ。安定した気候と豊富な自然に惹かれる人は多く、人気ぶりはほかのリゾートの群を抜く。ハワイへの空の旅を1954年の就航以来長く担ってきたのが日本航空(JAL)だ。そして近年は米ハワイアン航空も急速に輸送規模を拡大している。ここにエアアジアXが”殴り込み”をかける。旅客の獲得競争は激しくなるばかりだ。

「エアアジアXは長距離旅行を大衆化するために設立された。(旅行者からの期待に)地域最安値でお応えしたい」。2月10日、大阪・難波で開かれた記者会見でベンジャミン・イスマイルCEOはそう抱負を述べた。関空発が月曜、水曜、金曜、土曜という週4便の運航となる。80%台半ばの搭乗率を目指すという。

JALの3分の1の価格でハワイへ飛べる


エアアジアXの機体は派手な赤のデザインが目を引く(撮影:尾形文繁)
気になる運賃は、2月26日までの就航記念キャンペーンで片道1万2900円(往復2万5800円)。JALのホノルル線が最安で往復7万5000円だから、およそ3分の1の価格になる。イスマイルCEOは記念価格の終了後も「基本的には大手航空会社の3割の価格を目指す」としており、大きく変わることはなさそうだ。

エアアジアXは、ピーチ・アビエーションやバニラエアといった日本勢と異なり、長距離路線に特化したLCCだ。現在の日本路線としては本拠地のマレーシア・クアラルンプールから羽田、関空、新千歳の各空港へと飛んでいる。近距離LCCがエアバスの航空機「A320」を運航しているのに対し、エアアジアXはより長距離を飛べる「A330」を用いている。

なぜマレーシアの航空会社が関空からホノルルへ飛行機を飛ばせるのか。日本とマレーシアの間の航空協定では、首都圏以外の空港での以遠権(第三国へ運航できる権利)を認めている。エアアジアXはこの制度を活用した。成田や羽田からは飛ばせないため、最も需要のある関空に白羽の矢が立ったというわけだ。今回のホノルル線にはクアラルンプールから関空に飛んでくる客も乗り継げるが、「大半の旅客は日本人になる」とイスマイルCEOは見込む。

現在関空からホノルル線を運航しているのは、JAL、ハワイアン、そして米デルタ航空の3社。ハワイ州観光局によれば関空を発着するホノルル線の総搭乗率は直近で9割を超えている。つまりほとんどの便はほぼ満席だ。同局のミツエ・ヴァーレイ局次長は「これまでなかなか座席が足りず苦労していた。だからこそ今回の新路線には本当に期待している」と話す。

2017年2月時点では、3社が運航する関空―ホノルル線の座席数は1日当たり756席。エアアジアXの新路線は座席数が377席だ。つまり同社が運航する日の座席供給量は5割増となる。

6037チバQ:2017/02/12(日) 18:34:32
大手航空会社は座席で差別化

大手のフルサービス航空会社(FSC)とエアアジアXはどこまで競合することになるのか。海外出張で利用する人の多いビジネス路線とは異なり、ハワイのようなレジャー路線は価格競争に陥りやすい。ただアジアの近距離路線と大きく異なるのが飛行時間だ。ホノルル線は片道約7時間。この時間をどう快適に過ごしたいかで客の選び方は変わる。


JALが今年1月から関空ーホノルル線に導入した新型ビジネスクラスのフルフラットシート(写真:JAL)
FSCとLCCの違いが如実に表れるのが、座席だ。近年FSC各社はビジネスクラスのフルフラット化やプレミアムエコノミークラスの新設を急速に進め、単価の高い座席の比率を上げ収益性の向上を図っている。

関空―ホノルル線を見ると、デルタは数年前にフルフラット化を完了済み。JALは昨年にプレミアムエコノミークラスを新設し、今年1月9日からはビジネスクラスにフルフラットシートを導入。3月18日からはハワイアン航空がプレミアムエコノミーの席数を増やし、かつフルフラットシートを新たに搭載した機材の運航を始める。


エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」(写真:エアアジアX)
実はエアアジアXにも1機377席あたり12席の「プレミアムフラットベッド」と呼ばれる高級クラスがある。運賃は通常座席の5倍超。先述のホノルル線記念価格では片道6万9900円に設定されている。座席はフルフラットではなく、無料で提供される機内食はFSCのエコノミークラスと同程度だ。

残りの365席はFSCのエコノミーよりもさらに狭い通常座席だ。そして機内食は有料。こうした違いが低価格の可能な要因の一つだが、旅行客は「座席格差」をどう受け止めるのか。前出したハワイ州観光局のヴァーレイ局次長は「将来リピーターになってもらえる若年層の取り込みを期待している」と話す。ハワイを訪れる日本人観光客のうち、6割はリピーターだ。ただその大半は40代以上。エアアジアXが大きく価格を下げることによって学生や若手社会人の需要を喚起できるかがカギとなりそうだ。

長らくJALの牙城だったハワイ路線。そこにハワイアン航空が食い込み、エアアジアXが価格破壊を仕掛けてきた。さらに待ち受けるのは、2019年に予定されている全日本空輸(ANA)による首都圏とホノルルを結ぶ路線への超大型機「A380」の導入だ。楽園の空は、ますます混戦模様である。

6038チバQ:2017/02/13(月) 19:33:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170213-00000002-kobenext-bus_all
神戸空港運営権、双日が断念 3空港一体化実現へ

神戸新聞NEXT 2/13(月) 15:11配信

 神戸空港の運営権売却(コンセッション)の事業者公募で、応募を検討していた総合商社「双日」(東京)は13日、応募を断念する方針を決め、神戸市に伝えた。名乗りを上げているのは、関西、大阪(伊丹)の2空港を運営する関西エアポート(大阪)と同社大株主のオリックス(東京)、バンシ・エアポート(フランス)の3社連合だけとなり、神戸空港の運営権取得と2018年4月からの3空港一体運営のスタートが事実上固まった。

【写真】海上に“空飛ぶ船”出現

 同日夕方に、応募の前提となる「競争的対話」の申し込みが締め切られ、申し込んだのは、オリックスを代表とする3社連合のみだった。神戸新聞社の取材に対し、双日広報部は「応募するかどうかの検討を断念し、申し込みをしないことを決めた」と明らかにした。

 神戸市によると、競争的対話は、応募希望事業者が空港運営の条件について神戸市と調整するもので、この手続きを行わず応募するのは難しいという。双日は撤退の理由について「3空港一体運営を実施するには限界があり、神戸空港の利活用に十分な効果をもたらせないと判断した」と説明する。

 オリックス広報は「今後、3社でしっかりとした提案内容を検討していく」とする。

 今後、3社連合は6月30日までに提案審査書類を提出し、選定委員会による審査をへて8月に優先交渉権者に決まる見通し。(森本尚樹、黒田耕司)

6039チバQ:2017/02/14(火) 19:07:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000074-san-bus_all
全日空、成田-メキシコ便あす就航 ちらつくトランプ・リスク

産経新聞 2/14(火) 7:55配信

 全日本空輸は、成田とメキシコ市を結ぶ新路線を15日就航させる。日本企業1千社が進出しているメキシコへ国内航空会社が直行便を飛ばすのは初めてだけに、月内の予約率は70%と上々の出足だ。ただ、トランプ米大統領がメキシコでの米国向け製品の生産に対する非難を繰り返している。全日空の親会社、ANAホールディングス(HD)は「ヒトやモノの流れがどう変化するか注視する必要がある」(平子裕志取締役)と、トランプ氏の今後の出方に神経をとがらせている。

 新路線は毎日1便運航。両都市間の距離は約1万1300キロと全日空路線で最長となり、機材は燃費性能が高いボーイングB787-8を使う。

 かつて両都市間には日本航空が米ダラス経由の路線を就航させていたが、経営破綻後に廃止した。現在、メキシコのアエロメヒコが週5便を直行、来月には毎日運航へと増やす。

 ただ、「信頼性が高い日系の直行便を望む声は強く、あえて米ダラスやヒューストンで乗り継ぐビジネス客も少なくなかった」(航空関係者)という。

 一方、メキシコ進出企業への批判を繰り返す“トランプ砲”に対し、日清紡HDが自動車部品の新工場建設を見送るように、日系企業の戦略にも影響が出始めている。

 ANAHDの平子取締役は「現時点で便数などを見直す考えはない」と強調するが、“ドル箱”となることが約束されていた新路線の就航に水が差された格好だ。(山沢義徳)

6040チバQ:2017/02/16(木) 18:07:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170216-00000000-kobenext-l28
神戸空港11年、需要予測の6割 規制緩和に活路

神戸新聞NEXT 2/16(木) 7:30配信

 神戸空港は16日、開港から丸11年を迎える。神戸市は関西、大阪(伊丹)との3空港一体運営を前提とした運営権売却(コンセッション)の手続きを進めるが、関西の国内航空需要は伸びておらず、直ちに大幅な利用増は描きにくい。焦点となるのは発着便数や運用時間の規制緩和で、運営権者が実質的に決まる今夏以降、3空港関係者の駆け引きが本格化するとみられる。(森本尚樹)


 神戸空港は2015年に経営破綻したスカイマークの復調に伴い、16年度の利用客数は9年ぶりの270万人に迫る勢いだ。ただ、06年の開港時に示した需要予測(434万人)に対しては約6割と大きく下回る。7月の仙台便再就航で1日30往復便の発着枠は全て埋まり、機材の大型化は見込めず、利用客数は頭打ちになりつつある。

 こうした中で、神戸市は民間の3空港一体運営による戦略的、効率的経営に神戸空港を委ね、利活用の促進を図る狙いだ。運営権売却の公募では、関西、大阪を運営する関西エアポート(大阪)と大株主のオリックス(東京)などの連合による取得が確実となっている。

 だが、関西3空港の国内線利用客数は、06年度に計2500万人を超えた後は減少し、12年に関西、大阪の運営が一体化されたものの、2300万人程度で推移している。関西の航空需要の底上げに向けた活路となり得るのが、神戸空港の規制緩和だ。

 低料金で利用客を開拓しているスカイマークの西の拠点として発着枠の拡大に効果が見込まれるほか、海上空港の利点を生かすための運用時間(午前7時〜午後10時)の延長が新たな利用層を掘り起こす期待もある。

 これらの規制は関西空港に配慮したもので、3空港一体運営の実現は緩和への前進となる。最終的には関西空港の地元関係者との調整が必要で、関係自治体や経済団体で構成される3空港懇話会の再開も検討課題になりそうだ。

6041チバQ:2017/02/19(日) 19:17:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170217/k10010879571000.html
日本航空と全日空 燃油サーチャージ値上げへ
2月17日 4時56分
日本航空と全日空は、燃料の価格が上がっていることから、国際線の運賃に上乗せする特別運賃、燃油サーチャージを、ことし4月と5月に発券する分について値上げすることになりました。
燃油サーチャージは、航空機の燃料価格に応じて航空会社が国際線の運賃に上乗せする特別運賃で、2か月ごとに見直されます。

日本航空は、このところの原油価格の上昇や円安で燃料価格が上がっているとして、ことし4月と5月に発券する分の燃油サーチャージを値上げすると発表しました。燃油サーチャージは、先月の発券分まではゼロでしたが、今月分から10か月ぶりに適用されています。

具体的には、いずれも片道で、日本と北米やヨーロッパなどを結ぶ路線は今より3500円高い7000円に、ハワイやインドなどを結ぶ路線は今より2000円高い4000円になります。また、タイやシンガポールなどを結ぶ路線は今より1500円高い3000円、中国や香港などを結ぶ路線は今より1000円高い1500円になります。

全日空も、4月と5月に発券する分の燃油サーチャージを日本航空と同じ額に上げる方針で、近く発表することにしています。

6042チバQ:2017/02/20(月) 20:24:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017022000124&g=eco
第2ターミナルも国際化=羽田空港改修、20年に-国交省

 国土交通省は、全日空が国内線に使用している羽田空港第2ターミナルに同社の国際線を発着させることを決めた。東京五輪・パラリンピックを控えて羽田の国際線発着が大幅に増えるため、今年秋にも改修工事を始め、2020年3月に運用を開始する。
 羽田のターミナルは第2の他に、日本航空が国内線で使う第1、各社が共用する「国際線」がある。国際線ターミナルは10年、第4滑走路の運用開始に伴って開業したが、スペースが限られ大規模な拡張が難しい。
 一方、16年4〜12月の全日空の国際線旅客は、前年同期比約11%増の約675万人。就航都市数や訪日外国人の増加などに伴って13年から毎年約1割ずつ伸びている。
 計画では、第2ターミナルに23カ所ある駐機スポットのうち南側7カ所を全日空の国際線に充て、出入国審査や税関、免税店などを整備する。2カ所は国際線専用とし、5カ所を午前は国際、午後は国内と使い分ける。
 国内線旅客の利便性を維持するため、搭乗機までバスで移動する国内線のオープンスポット6カ所にビルを増築して、搭乗橋を設ける。混乱を防ぐため国際線ターミナルは名称を変更する。(2017/02/20-04:18)

6043チバQ:2017/02/20(月) 20:27:04
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/20/2017022001572.html
記事入力 : 2017/02/20 13:57

韓日航空路線 韓国LCCのシェアが昨年40%突破



【ソウル聯合ニュース】韓国と日本をつなぐ航空路線で、韓国の格安航空会社(LCC)の輸送分担率が昨年初めて40%を超えた。

 韓国LCCのチェジュ航空は20日、韓国空港公社と仁川国際空港公社の統計を基に韓日路線に就航する航空会社13社の昨年の輸送実績を分析した。それによると、チェジュ航空、ジンエアー、エアプサン、イースター航空、ティーウェイ航空、エアソウルの韓国LCC6社が同路線で輸送した旅客(乗り継ぎ客除外)は昨年574万5300人で、全体(1419万5900人)の40.5%を占めた。前年(31.6%)に比べ8.9ポイント上昇した。チェジュ航空はこれについて「韓国LCCの積極的な路線開設と増便によるもの」と説明している。

 一方、韓国の大韓航空とアシアナ航空の輸送分担率は前年の52.7%から45.9%に低下した。日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)、ピーチ・アビエーションなど日本航空会社の分担率も14.4%から12.8%に下落した。

6044チバQ:2017/02/23(木) 21:50:54
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-159634.html
LCCが殺到!関空が描く「アジアハブ」の野望 中国、韓国、台湾…若者で溢れる関西の空
06:00東洋経済オンライン

LCCが殺到!関空が描く「アジアハブ」の野望 中国、韓国、台湾…若者で溢れる関西の空
LCCが殺到!関空が描く「アジアハブ」の野望
(東洋経済オンライン)
あちらこちらで飛び交うのは中国語や韓国語。日本人はほとんど見掛けない。関西国際空港で今年1月28日にオープンしたばかりのLCC(格安航空会社)専用の国際線ターミナル「第2ターミナルビル(国際線)」は、アジアの若者でごった返している。2月初旬の夕暮れ時、ほとんどが韓国や台湾、中国の若い男女と見受けられた。

それもそのはず、現在このターミナルを利用する唯一の航空会社であるLCCのピーチ・アビエーションは、関空から韓国のソウルや釜山、台湾の台北や高雄、香港、上海に毎日定期便を飛ばしている。しかも同社便の外国人比率は7割を超えているのだ。さらに3月1日からは中国のLCC、春秋航空が新ターミナルからの運航を始める。多くの中国人でにぎわうことになりそうだ。

国内初の空港民営化からまもなく1年
関空は伊丹空港とともに国内初の空港民営化案件として大きな注目を集め、昨年4月にオリックスと仏空港運営会社のヴァンシ・エアポートなどによる合弁会社「関西エアポート」が空港運営権を取得した。まもなく民営化1周年を迎えようとしている。

関西エアポートのエマヌエル・ムノント副社長は、民営化後の関空に手応えを感じている(記者撮影)

関空に就航する便数はここ数年、LCCが牽引する形で急増中だ。昨年10月から今年3月までの国際線の冬期ダイヤでは、過去最高の週1131便が運航する。そのうちLCCは週390便で全体の34.5%。5年前はわずか7.5%だったことを考えれば驚異的な伸びだ。

関西エアポートのエマヌエル・ムノント副社長は「アジアから飛んでくるLCCのハブになっていきたい」と鼻息が荒い。

最も便数が多いのは週82便を運航するピーチだ。同社は国内線も展開しているため、関空が乗り継ぎ拠点となっている。今年6月末からはマレーシアのエアアジアXがLCCとして初めて関空―ハワイ・ホノルル線を就航する。同社はマレーシアのクアラルンプールからも関空に路線を張っており、「関空が太平洋横断のハブになるための第1ステップになる」とムノント副社長は満足げだ。

ムノント副社長の出身母体であるヴァンシ・エアポートは世界6カ国で34空港を運営。ムノント氏自身も多くの空港にかかわってきた。「たとえばヴァンシが運営するポルトガルのリスボン空港は欧州LCCの大手、イージージェットのハブだ。生かせる知見は十分にある」。他の空港での成功モデルを関空にも取り入れようとしている。「ホテルや飲食店、小売店など、乗り継ぎ客に便利なサービスをより充実させていきたい」。

これまでの知見が生かされたのは、今回の新ターミナルビルも同様だ。建設計画が立ち上がったのは前身の新関西国際空港株式会社(新関空会社)時代だが、関西エアポートが引き継いだ後に2つの大きな修正を加えたという。

1つは保安検査場に導入された「スマートセキュリティシステム」だ。国際線に乗る際に最も手間なのが保安検査だが、この新システムによって待ち時間はこれまでの3分の1になるという。「チェックインや保安検査、入国審査は待ち時間のボトルネック。空港会社として顧客満足度を上げるために重要な点だ」(ムノント副社長)。

トレーの移動を自動化して人間が動かす手間を省いたほか、トレーの流れるレーンを従来の国内空港のものより2倍以上延長して複数の人が一度に利用できるようにした。現在は1時間当たりの対応人数が180人だが、300人をさばけるようになるという。またボディスキャナーを取り入れ、検査員の手によるボディチェックよりも素早く検査を終えられるようにした。

6045チバQ:2017/02/23(木) 21:51:16
海外空港を手本に免税店を充実
国内初の「ウォークスルー」型免税店。天井の模様からもわかるように、蛇行した通路が特徴(記者撮影)

保安検査を経て出国審査を終えた客が目にするのが、ターミナル計画における2つ目の修正点だ。「ウォークスルー型」と呼ばれる免税店である。商品の展示スペースの間の曲がりくねった通路を通り抜けなければ、搭乗口にたどり着けない形になっている。これにより多くの商品が客の目に触れ、購買を促せると見ている。

効果はすでに出始めた。新ターミナル開業後15日間の免税店の売り上げは前年の同期間と比べて50%増えたという。中国の旧正月に合わせてオープンできたことが功を奏した。

実はこのウォークスルー型免税店はシドニーや香港、ドバイ、カンボジアのシェムリアップなどの空港にあり、世界中で取り入れられている。「日本の空港は免税エリアよりも出国審査前のほうが小売店が多い。ただ関空の利用客の7割は外国人。彼らは出国審査をなるべく早く済ませて、その後に買い物をしたい。だからこそ免税店の充実が必要だった」(ムノント副社長)。

民営化後の関空は好調だ。ただ課題がないわけではない。アジアのLCC路線が増える一方で、大手フルサービスキャリア(FSC)が運航する欧米路線は減少傾向にあるのだ。特に欧州路線はテロの影響による観光需要の減退などで4年前に週38便だったのが、直近では週22便まで減った。

「FSCの誘致には時間がかかる。現在検討している新路線に対する着陸料の値下げなど、航空会社のサポートになることをできるだけ行っていきたい」とムノント副社長は話す。

新ターミナルは不公平?
また、新しい国際線用第2ターミナルの入居について、航空会社から不満の声が上がっている。先述のように利用するのはピーチと春秋航空の2社だ。だが同じく関空を拠点の一つにしているジェットスタージャパンは、「第2ターミナルを使用する2社以外のLCCは、(関空において)公平な競争環境にはない」(会社側)と指摘する。

というのも、現在国際線を運航するLCCは上記2社以外は他のFSCも乗り入れる第1ターミナルを利用している。第2ターミナルはもともとLCC向けに低コストで作られた施設なので、航空会社のかかるコストが低く不公平だという。関西エアポートによれば、第1、第2とも着陸料や停留料は同じだが、たとえば預け手荷物の運搬システムの使用料は第1のほうが高く、第2には搭乗橋がないためコストが安く済むといった違いがある。

ジェットスターは「2012年の就航時から第2ターミナルの利用を希望していたが、受け入れ容量がいっぱいとの理由で希望はかなっていない」(同)とする。一方の関西エアポートは「今後国際線の便数が増えて施設が逼迫すれば、新たなターミナル建設も視野に入れる」という。

国内空港の民営化第1号案件として、関空は業界内外から注目を集めている。新会社発足1周年を経て、真価が問われるのはまさにこれからだ。

6046チバQ:2017/02/24(金) 12:27:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00000046-jij-bus_all

ANA、ピーチを子会社化=67%まで株式買い増し

時事通信 2/24(金) 11:00配信
 全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスは24日、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)を連結子会社化する方針を固めた。同日開く取締役会で決定する。急成長するピーチをグループに取り込み、収益力を強化するのが狙い。

 現在のピーチ株式の保有比率は、ANAが約39%、香港の投資会社が約33%、産業革新機構が約28%。ANAは両者が保有する株式の半分程度を取得し、比率を67%に高める。取得額は数百億円規模とみられる。

6047チバQ:2017/02/26(日) 23:02:58
http://www.sankei.com/premium/news/170225/prm1702250028-n1.html
2017.2.25 07:00
【経済インサイド】
「ドル箱」路線復活なるか 日航が満を持してNY便就航 4月から始まるANAとの〝ガチンコ勝負〟
 航空各社が国土交通省に申請する平成29年度の国際線運航計画が2月9日に締め切られ、日本航空は羽田-米ニューヨーク(NY)便の運航を4月1日から始める計画を提出した。NY便は昨年2月の日米航空協議で配分された増便枠を充てた新規路線で、経営破綻に伴う公的支援を受けた日航が、政府による新規路線の開設制限から自由になったことを意味する。ライバルの全日空は「公的支援による格差は残っている」としつつ“ガチンコ勝負”を受けて立つ構えだ。

 「国内線から北米への乗り継ぎで利便性が一層高まる」。1月19日に平成29年夏ダイヤの概要を発表した日航の担当者は、39年ぶりとなる「ドル箱路線」復活に期待をにじませた。

 都心に近い羽田発の路線はビジネス需要が高いが、昨年夏まで米国路線の発着枠は深夜・早朝時間帯に限られ、到着時刻が深夜・早朝になるNY便の運航は難しかった。潮目を変えたのが昨年2月の日米合意。昼時間帯の離発着が可能になったことで、羽田を午前に出発してNY到着も午前。帰りは午後早くにNYを出発して羽田は夕方に着くというスケジュール調整が可能になった。

 羽田-NY便の開設に合わせ、日航は成田-NY便を1日2往復から1往復に減便するが、残す便の航空機材を大型化し、ファーストクラスを設けるなど攻勢を強める構えだ。

         ◇

 航空各社の夏ダイヤは3月26日からだが、日航のNY線開設が4月1日からなのには大きな理由がある。国交省が日航に対する、新規路線の開設や投資などの制限などを記した「8・10ペーパー」の効力が、今年度いっぱいで切れる見通しが立ったためだ。

 8・10ペーパーとは平成22年に経営破綻した日航が3500億円の政府支援を受けたことに伴い、国交省が24年8月10日に「競争環境の是正」を名目に出した政府の公式見解で、この理念を受け継ぐ形で、羽田の発着枠も増枠のたびに全日空へ多く配分されてきた。今回の昼時間帯における米国便の羽田発着枠も、全日空に4便が配分されたのに対して日航に配分されたのは2便だ。

 それだけに日航は今回、新規路線の開設が許されるかどうか国交省と水面下の協議を重ねていたようだ。NY便開設を明らかにした際、「国交省には報道発表をすると伝えてある」として“お墨付き”の存在を示唆。石井啓一国交相も翌日の会見で「健全な競争環境の確保が図られてきたという認識だ」として4月以降の是正措置を行わない考えを示した。

      ◇

 新年度からは、呪縛を解かれた日航と全日空の制空権争いが本格化しそうだ。

 日航は経営破綻後のスリム化や税制措置も積み重なり、有利子負債残高などの財務体質や利益率で優位な立場にあるため積極的な投資戦略が可能で、全日空側からは「本気で攻めてきたら脅威」と警戒の声ももれる。全日空幹部は1月下旬の28年4〜12月期決算会見で、「われわれには(財務上)できないことを日航がしてきたら、声を大にして是正措置を訴える」とライバルにクギを刺した。

 全日空は8・10ペーパーもあって3回に渡り傾斜配分された1枠当たり年間約20億円の利益とも試算される羽田の国際線発着枠が武器になる。夏ダイヤではビジネス需要が高まる羽田-ジャカルタ(インドネシア)便を1日1往復から2往復に増便。北米便との接続を図る。ジャカルタ便が成田発に限られる日航との差別化も狙いだ。

 航空行政に詳しい東洋大学の島川崇教授は「政治的な制約がこれ以上長引くことは正常とはいえない」と8・10ペーパーの期限切れを評価した上、「全日空も傾斜配分された羽田枠の強みがあり、両社がサービスでしのぎを削り合えば、消費者にもプラスになる」と指摘している。(経済本部 佐久間修志)

6048チバQ:2017/02/26(日) 23:11:57
安心と安全の違い
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170225/frn1702251530010-n1.htm
韓国航空会社、放射能被害の非難受け福島便変更 「家族の心配を解消するため」と全職員にメール
2017.02.25
 韓国の格安航空会社(LCC)済州航空は24日、3月に予定していた福島空港と仁川国際空港間のチャーター便の出発地を、東京電力福島第1原発事故の放射性物質による健康被害への心配から非難が寄せられたことを理由に、仙台空港に変更した。

 韓国紙、朝鮮日報の電子版が24日、報じた。

 朝鮮日報などによると、済州航空は、東北地方から韓国への観光客を対象に、3月18日に福島から仁川へ飛び、20日に戻る計画を立てていた。

 韓国のインターネットサイトなどに「福島に飛んだ機体に乗りかねないので済州航空は今後利用しない」といった書き込みがあったという。

 このチャーター機の乗員は強制的に乗務させられる、との主張もあり、同社社長は24日、全職員に送ったメールで「(職員の)家族の心配を解消するため」福島空港の利用をやめると表明した。韓国のネットでは、健康被害は杞憂だと、同社への非難をたしなめる声もある。(共同)

6049チバQ:2017/03/01(水) 19:58:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170301-00000066-asahi-soci
ピーチ就航5年、空を身近に 累計1700万人が搭乗
朝日新聞デジタル 3/1(水) 14:49配信
関西空港を本拠とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが1日、就航5年を迎えた。2月までの累計搭乗者は1700万人。週末の海外旅行、出張の経費節減、遠距離恋愛にも――。安さは空路をぐっと身近にした。一方、LCC間で競争が激化し、「パイオニア」のピーチも安心はできない。

■「思い立ったら、さっと海外」

 1回目のプレミアムフライデーだった2月24日夜、ピーチが乗り入れる関空第2ターミナル国際線のロビーはにぎわっていた。

 京都市の緒方麻未さん(30)はソウル行きの便を待っていた。福岡の友人女性(30)が週末旅行を計画し、緒方さんを誘った。緒方さんは百貨店勤務。プレミアムフライデーに関係なく休みを取った「なんちゃってプレミアムフライデー」組だ。チケット代は往復約3万円。「エステや買い物を楽しみたい」

 同市の会社員の女性(30)は、Kポップグループの追っかけに夢中で、「この1年、月1回は確実に韓国に行っている」。大手航空会社も使うが、「LCCは早朝深夜の便が多いから、滞在時間を長くできて便利」と話す。

 同市の中学教諭桜井希さん(50)は、韓国の学校との生徒の交流プログラムに向けて、打ち合わせや下調べのために渡航。生徒の引率時は大手航空会社を使う予定だが、「1人ならLCC。思い立ったらさっと行けるのが良い」。荷物は中型のリュックだけだった。

6051とはずがたり:2017/03/02(木) 20:19:29

LCCが殺到! 関空が描く「アジアハブ」の野望
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/lcc.php
2017年2月28日(火)11時40分
中川雅博(東洋経済記者)※東洋経済オンラインより転載

あちらこちらで飛び交うのは中国語や韓国語。日本人はほとんど見掛けない。関西国際空港で今年1月28日にオープンしたばかりのLCC(格安航空会社)専用の国際線ターミナル「第2ターミナルビル(国際線)」は、アジアの若者でごった返している。2月初旬の夕暮れ時、ほとんどが韓国や台湾、中国の若い男女と見受けられた。

それもそのはず、現在このターミナルを利用する唯一の航空会社であるLCCのピーチ・アビエーションは、関空から韓国のソウルや釜山、台湾の台北や高雄、香港、上海に毎日定期便を飛ばしている。しかも同社便の外国人比率は7割を超えているのだ。さらに3月1日からは中国のLCC、春秋航空が新ターミナルからの運航を始める。多くの中国人でにぎわうことになりそうだ。

国内初の空港民営化からまもなく1年
関空は伊丹空港とともに国内初の空港民営化案件として大きな注目を集め、昨年4月にオリックスと仏空港運営会社のヴァンシ・エアポートなどによる合弁会社「関西エアポート」が空港運営権を取得した。まもなく民営化1周年を迎えようとしている。

関空に就航する便数はここ数年、LCCが牽引する形で急増中だ。昨年10月から今年3月までの国際線の冬期ダイヤでは、過去最高の週1131便が運航する。そのうちLCCは週390便で全体の34.5%。5年前はわずか7.5%だったことを考えれば驚異的な伸びだ。

関西エアポートのエマヌエル・ムノント副社長は「アジアから飛んでくるLCCのハブになっていきたい」と鼻息が荒い。

最も便数が多いのは週82便を運航するピーチだ。同社は国内線も展開しているため、関空が乗り継ぎ拠点となっている。今年6月末からはマレーシアのエアアジアXがLCCとして初めて関空―ハワイ・ホノルル線を就航する。同社はマレーシアのクアラルンプールからも関空に路線を張っており、「関空が太平洋横断のハブになるための第1ステップになる」とムノント副社長は満足げだ。

ムノント副社長の出身母体であるヴァンシ・エアポートは世界6カ国で34空港を運営。ムノント氏自身も多くの空港にかかわってきた。「たとえばヴァンシが運営するポルトガルのリスボン空港は欧州LCCの大手、イージージェットのハブだ。生かせる知見は十分にある」。他の空港での成功モデルを関空にも取り入れようとしている。「ホテルや飲食店、小売店など、乗り継ぎ客に便利なサービスをより充実させていきたい」。

これまでの知見が生かされたのは、今回の新ターミナルビルも同様だ。建設計画が立ち上がったのは前身の新関西国際空港株式会社(新関空会社)時代だが、関西エアポートが引き継いだ後に2つの大きな修正を加えたという。

1つは保安検査場に導入された「スマートセキュリティシステム」だ。国際線に乗る際に最も手間なのが保安検査だが、この新システムによって待ち時間はこれまでの3分の1になるという。「チェックインや保安検査、入国審査は待ち時間のボトルネック。空港会社として顧客満足度を上げるために重要な点だ」(ムノント副社長)。

トレーの移動を自動化して人間が動かす手間を省いたほか、トレーの流れるレーンを従来の国内空港のものより2倍以上延長して複数の人が一度に利用できるようにした。現在は1時間当たりの対応人数が180人だが、300人をさばけるようになるという。またボディスキャナーを取り入れ、検査員の手によるボディチェックよりも素早く検査を終えられるようにした。

6052とはずがたり:2017/03/02(木) 20:19:53
>>6051-6052
海外空港を手本に免税店を充実
保安検査を経て出国審査を終えた客が目にするのが、ターミナル計画における2つ目の修正点だ。「ウォークスルー型」と呼ばれる免税店である。商品の展示スペースの間の曲がりくねった通路を通り抜けなければ、搭乗口にたどり着けない形になっている。これにより多くの商品が客の目に触れ、購買を促せると見ている。

効果はすでに出始めた。新ターミナル開業後15日間の免税店の売り上げは前年の同期間と比べて50%増えたという。中国の旧正月に合わせてオープンできたことが功を奏した。

実はこのウォークスルー型免税店はシドニーや香港、ドバイ、カンボジアのシェムリアップなどの空港にあり、世界中で取り入れられている。「日本の空港は免税エリアよりも出国審査前のほうが小売店が多い。ただ関空の利用客の7割は外国人。彼らは出国審査をなるべく早く済ませて、その後に買い物をしたい。だからこそ免税店の充実が必要だった」(ムノント副社長)。

民営化後の関空は好調だ。ただ課題がないわけではない。アジアのLCC路線が増える一方で、大手フルサービスキャリア(FSC)が運航する欧米路線は減少傾向にあるのだ。特に欧州路線はテロの影響による観光需要の減退などで4年前に週38便だったのが、直近では週22便まで減った。

「FSCの誘致には時間がかかる。現在検討している新路線に対する着陸料の値下げなど、航空会社のサポートになることをできるだけ行っていきたい」とムノント副社長は話す。

新ターミナルは不公平?
また、新しい国際線用第2ターミナルの入居について、航空会社から不満の声が上がっている。先述のように利用するのはピーチと春秋航空の2社だ。だが同じく関空を拠点の一つにしているジェットスタージャパンは、「第2ターミナルを使用する2社以外のLCCは、(関空において)公平な競争環境にはない」(会社側)と指摘する。

というのも、現在国際線を運航するLCCは上記2社以外は他のFSCも乗り入れる第1ターミナルを利用している。第2ターミナルはもともとLCC向けに低コストで作られた施設なので、航空会社のかかるコストが低く不公平だという。関西エアポートによれば、第1、第2とも着陸料や停留料は同じだが、たとえば預け手荷物の運搬システムの使用料は第1のほうが高く、第2には搭乗橋がないためコストが安く済むといった違いがある。

ジェットスターは「2012年の就航時から第2ターミナルの利用を希望していたが、受け入れ容量がいっぱいとの理由で希望はかなっていない」(同)とする。一方の関西エアポートは「今後国際線の便数が増えて施設が逼迫すれば、新たなターミナル建設も視野に入れる」という。

国内空港の民営化第1号案件として、関空は業界内外から注目を集めている。新会社発足1周年を経て、真価が問われるのはまさにこれからだ。

6053チバQ:2017/03/06(月) 09:00:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170305-00050095-yom-bus_all
中部空港、滑走路2本に…発着年間20万回目標

読売新聞 3/6(月) 6:17配信
 国土交通省と愛知県などは、中部国際空港(愛知県常滑市)に2本目の滑走路を新設する方向で調整に入った。

 急増する訪日観光客の受け皿として、旅客機の発着能力を年20万回前後と最大で1・6倍にする。品川―名古屋間を40分で結ぶリニア中央新幹線が開業する2027年までの供用開始を目指す。

 05年の愛知万博開幕にあわせて開港した中部国際空港は、海を埋め立てた人工島に建設された。用地は空港西側を名古屋港の浚渫(しゅんせつ)土砂で埋め立て確保する。国交省は今秋にも、新滑走路建設を前提にした埋め立ての環境影響評価(アセスメント)準備書を公表する予定だ。19年度にも工事に着手する。総事業費は3000億円規模を見込む。

6054とはずがたり:2017/03/07(火) 18:44:59
>>5896の画像保存
反対派の土地強制収用すれば終わりなのになあ。。

南東に3500メートル新滑走路=運用3時間延長も-地元と協議へ・国、成田空港
>>5896
http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20160927ax12_p.jpg
(2016/09/27-15:03)

成田、夜間飛行制限の3時間短縮検討へ
>>5897
2016/9/27 20:10

<成田空港>飛行3時間拡大…第3滑走路も提案
>>5898
毎日新聞 9月27日(火)22時41分配信

6055チバQ:2017/03/07(火) 19:47:33
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1703040008.html
【大空の現場最前線〜関西国際空港】アトラクションのような「保安検査場」、誘惑の多い「免税店エリア」…開業1カ月で活気あふれる「関空第2ターミナルビル」
03月04日 11:04産経新聞

【大空の現場最前線〜関西国際空港】アトラクションのような「保安検査場」、誘惑の多い「免税店エリア」…開業1カ月で活気あふれる「関空第2ターミナルビル」
利用客のストレスが最もたまっていた保安検査場での待ち時間が大幅に短縮され「お客さまの表情が明らかに変わった」と話す保安検査隊の井川春彦隊長=関西国際空港(前川純一郎撮影)
(産経新聞)
 関西国際空港で格安航空会社(LCC)の国際線専用となる新ターミナルビルが開業して約1カ月がたった。関空を拠点とするLCCのピーチ・アビエーションに加え、3月からは中国最大のLCC、春秋航空も利用する。ピーチが国内線と国際線で使ってきた既存の第2ターミナルの拡張という位置づけだが、LCC需要は依然高く、新たなアジアの空の拠点として今後も乗り入れの拡大が予想される。そんな活気あふれる新ターミナルは、免税店やサービスにさまざまな工夫が凝らされたスマートでユニークな場所でもあった。

保安検査のストレス激減

 まだ新築の香りが漂う。大部分は平屋建てのプレハブ造り。パイプや鉄骨はむき出しで天井も低いが、天窓や真っ白の壁のおかげでとても明るい。開放感もあり、これなら旅行前の高揚感を一気に高めてくれるだろう。

 だが、そんな気持ちを萎えさせてきたのが、検査員が鋭い目を光らせ、なぜか緊張感を強いられる空港の保安検査場だった。ハイジャックやテロ、危険物持ち込みなどの事前防止が目的だけに仕方ないが、乗客に最もストレスのかかるエリアになっていたのだ。

 そこで新ターミナルビルに登場したのが、待ち時間が従来の約3分の1と大幅短縮された最新の保安検査設備「スマートレーン」と「ボディスキャナー」だ。

 「お客さまはアトラクションのような楽しいイメージを持って通過されます。依然と比べ明らかにお客さまの表情は変わりました」と話すのは保安検査隊の井川春彦隊長(47)。

 最新設備によって4人同時に手荷物検査ができるようになり、空いた場所には乗客が次々と入れるようになった。荷物を載せるトレーも従来の約1・5倍の大きさ。トレーの移動も自動化され、乗客や検査員が自ら動かす手間がいらない。

 ボディスキャナーも、3秒間静止するだけで危険物を見つけ、体のどの部位にあるのかまで瞬時に判別する優れもの。これらの導入で、1時間あたりに対応できる人数が従来の180人から、最も混雑した時間帯の計測で300人以上に増えたという。

ユニークな品ぞろえ

 保安検査場を気持ちよく通過し、目に飛び込んでくるのが免税店だ。国内の空港で初めて「ウォークスルー型」を設けた。店舗や商品を仕切る壁を思い切って取り払い、商品陳列棚の間を通って搭乗ゲートへ向かう曲線型の導線となっている。

 最大の特徴は、入るつもりのなかった店や興味のなかった商品をしっかりと見せられてしまうこと。いつの間にか利用者の消費欲をそそっているのだ。何げにブランド名が目に入るように配置の工夫もされ、免税店エリア入り口の「シ。ャネル」が導線終点からもしっかりと見える。

 誘惑はこれだけでない。品ぞろえが実にユニーク。中でも目立つのが台所用品だ。セラミック製のピーラーやスライサー、シリコン製のトング、レンジでできるゆでたまご器、フライパンも。ピーラーとまな板はすでに計約70個売れた人気商品という。

 「広いエリアだからこそ展開できる商品。日本製なので、もらった外国の方は喜ぶと思います」と運営する関西エアポートの免税店担当、金漢柱(キムハンジュ)さん(28)は話す。

 さらに、かかとケアやまつげ用回転コームといった約50種の美容家電に加え、20万〜30万円もする南部鉄器の鉄瓶もコンスタントに売れるという。バドミントンのラケットも置いた。ヨネックス製で1万2千〜2万6千円と高価だが、中国の若者たちのあいだで人気急上昇だという。「来月以降はもっと売れると期待しています。非常に楽しみです」と金さん。春秋航空の乗り入れが始まるからだ。(嶋田知加子)

6057チバQ:2017/03/09(木) 20:23:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000018-asahi-bus_all
全日空、「空飛ぶホテル」就航へ 19年ハワイ線に

朝日新聞デジタル 3/7(火) 8:19配信
 全日本空輸は6日、欧州エアバスの新型旅客機「A380」を、2019年春に東京(成田)―ハワイ(ホノルル)線で就航させると発表した。実際に運航すれば、日本の航空会社として初となる。

 A380は「空飛ぶホテル」と呼ばれ、総2階建てで500席以上ある世界最大の旅客機。全日空は外観デザインを公募し、ハワイで神聖な生き物とされるウミガメをあしらった案を採用した。

 世界の航空機の売れ筋は低燃費な中・小型機に移り、A380は売れ行きが低迷しているが、全日空は3機の導入を決定。残る2機も、ライバルの日本航空が得意とするハワイ線に投入する方針だ。

6060チバQ:2017/03/12(日) 23:43:29
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/region/okinawa-72416141.html
香港、台湾など東アジア重視 国内線はLCC就航を働き掛け 下地島空港の路線開拓で三菱地所
03月10日 17:47沖縄タイムス

香港、台湾など東アジア重視 国内線はLCC就航を働き掛け 下地島空港の路線開拓で三菱地所
沖縄タイムス
(沖縄タイムス)
 【宮古島】下地島空港への旅客ターミナル整備と航空路線の誘致で県と基本合意書を締結した三菱地所(東京都)の谷澤淳一取締役執行役常務らは9日、国際線就航に向け、香港や台湾と下地島空港を結ぶ路線開拓に力を入れる方針を明らかにした。宮古島市役所に下地敏彦市長を表敬後、報道各社の取材に応じた。 距離的に近い東アジアの路線開拓を重視するとし、東南アジアについては距離的制約やビーチリゾートとしての競合が考えられるとして厳しいとの見方を示した。欧州各国と路線を持つ香港の路線開拓を機に、将来的には欧州の路線開拓にも意欲を示した。 宮古空港とのすみ分けを重視し、県との連携を強調。国内線は格安航空会社(LCC)を中心に、就航を働き掛けるとした。 プライベートジェットの受け入れでは駐機スペースが限られている那覇空港の代わりに、下地島空港を駐機場として活用する計画を明かし、那覇空港で富裕層を降ろして機体は下地島空港で預かる事例を示した。 航空路線とクルーズ船を組み合わせて旅行を楽しむ「フライ&クルーズ」も構想していくとし、国際クルーズ船の拠点港として整備される平良港との連携に意欲を示した。 旅客ターミナルは6月着工で来年10月開業予定。谷澤常務は「宮古島産の木材を利用してリゾート感あふれる内装にしたい」と話した。

6061とはずがたり:2017/03/15(水) 19:46:55

韓国と台湾へ就航 4月以降、松本空港チャーター便
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170315/CK2017031502000022.html?ref=rank

 県は十四日、大韓航空(韓国)が四月に県営松本空港と韓国の仁川国際空港を結ぶ国際チャーター便を就航させると発表した。中華航空(台湾)も五月、台北と松本を結ぶ国際チャーター便を就航させる。大韓航空は二〜三月の就航予定だったが、安全性を再検証するとして遅れていた。

 県によると、大韓航空のチャーター便は韓国人旅行客が中心。ツアーは三泊四日の日程で県内に二泊し、松本、安曇野市などを観光する。四月は仁川-松本間を三往復し、その後の運航を検討するという。

 中華航空のチャーター便は台北-松本間二往復の予定。台湾人旅行者に加え日本人旅行客も対象としており、旅行会社が台湾行きツアーを十五日にも販売する。

 県は、中国など東アジアと結ぶ国際チャーター便の年間発着数を十年以内に百便にする目標を掲げている。

6062チバQ:2017/03/20(月) 17:18:17
http://toyokeizai.net/articles/-/163713
日本初LCCピーチ、「5年間の創業物語」の結末
自由闊達だからこそ、ピーチは生き残った
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中川 雅博 :東洋経済 記者
「ピーチの独自性はどうなるんだ」「普通になっちゃうのか」「終わったな」――。

2月24日、ANAホールディングスがLCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションを子会社化すると発表した。SNSなどネット上では、同社の行く末を憂う声が多く挙がった。

「“とんがったままでいてくれ”という期待がこんなに多かったんだなと、うれしくなりましたね。これまでは明確にそういった声を聞く機会がなかったですから」。ピーチの井上慎一CEOはそう話す。「こんな風に言われていますよ、とANAHD側には(ネットの声を)見せました」。

発表当日の夕方、ANAHDのほか、ピーチの株主である日本の官民ファンド、産業革新機構と香港の投資ファンド、ファーストイースタンアビエーションホールディングスの首脳がピーチ社員を集め、子会社化について説明した。「ANAの子会社になっても、独自性は担保されるのか」。社員たちが不安げに問うと、3社の幹部は異口同音に「独自性は保証する」と約束した。

フルサービスとLCCは「水と油」

ANAHDの片野坂真哉社長は子会社化発表の会見で、「ピーチは創業から6年で企業価値を大きく高めてきた。この価値を高めることが、HD全体の価値をも高めることになる」と、子会社化の狙いについて語った。

日本や中国、韓国を含む北東アジアの航空市場におけるLCCのシェアは10%強。一方で東南アジアでは5割を超えている。それだけLCCには成長の余地がある。

井上氏も「その成長余地をピーチに取らせれば、HDの価値にもなる。コードシェア(共同運航)やマイレージ提携、アライアンス加盟など、フルサービスキャリアと同じことをしてもピーチの価値は上がらない」と考える。

仮にANAとコードシェアをしても、フルサービスキャリアのファーストやビジネスクラスに乗ってきた客が、LCCの便への乗り継ぎを許容するかは疑問だ。「ピーチに“指図はしない”と言った片野坂さんは、このことを明確に理解しているはずだ」(井上氏)。

ターゲットは女性、社名が果物、機体はピンク、機内食には「ウナギ味のナマズ丼」。2012年3月、日本初のLCCとして関西国際空港に就航したピーチは、保守的な航空業界に関西のノリで新しい風を吹かせた。

「来週の女子会は、ソウルで焼き肉」「温泉に入りたいわ(ん)!」「前髪切りに行くためだけに、表参道。」「〆は福岡で博多ラーメン!」

ピーチはこの3月に就航5周年を迎えたことを記念し、毎日異なるテーマで航空券のセールを行っている。片道3000〜4000円前後と破格だ。「普段のセールよりも売れ行きが良いんですよ」と井上氏は顔をほころばせる。

電車みたいな使い方をしませんか――。気軽に飛行機に乗って欲しいという思いから、ピーチは「空飛ぶ電車」というコンセプトを掲げてきた。

焼き肉を食べるためだけに韓国へ行くOL、美容院に行くために沖縄へ飛ぶ台湾の女性、ピーチ就航後毎月のように石垣島に行くようになった大阪の“おばちゃん”など、「こちらから提案しなくてもお客さんが新しい乗り方を示してくれた」(井上氏)。

業界の異端児は井上氏自身が生み出したといっていい。「アジアの旅客流動を取り込め。LCCを3年以内に立ち上げろ」。2008年、全日本空輸(ANA)に在籍していた同氏にそう命じたのは、故・山元峯生社長(当時)だった。

6063チバQ:2017/03/20(月) 17:18:43
研究し尽くした結果が「女性狙い」


ピーチ・アビエーションの井上慎一CEOは、ANA時代に社長からLCC設立の命を受けた(撮影:梅谷秀司)
それから3年間、拠点を香港に移してアジア、そして世界のLCCを研究し尽くした。「既存の航空会社は皆、ビジネスパーソンや旅行客というセグメントを狙う。われわれはそこで勝ち目はない。そこで目を付けたのが女性だった」。

きっかけはNHKが放送していた「東京カワイイTV」という番組。「世界中の女の子が日本の”かわいい”に反応している。これはビジネスにも使える」。ポップカルチャーの発信力に賭けた。

機体の色が独特だ。ピンクっぽくはあるが、厳密には「フーシア」という色。「真っピンクにすると薄っぺらくて、幼稚園のおもちゃみたい。かといって濃い色にすると“夜の世界”になってしまう。まじめに困りましたね」(井上氏)。そしてデザイナーと話しながら見出したのが、この色だった。

就航から5年が経ち、今や国内14路線、国際13路線を飛ばし、年間売上高は500億円超えが間近だ。社員は900人近くまで増えた。

井上氏は「成功など約束されていなかったこの会社に熱い思いできてくれた社員には感謝したい」と語り、ANAHDの片野坂社長も「ピーチの成功は従業員のたぐいまれな頑張りにある。自由闊達で活気があり、楽しさにあふれた現場には驚いた」と明かす。

ANAが設立にかかわったとはいえ、ピーチは航空業界のベンチャーであることに変わりはない。だからこそ「他人と同じ事をやるのはまっぴらごめん、という人たちが集まってくれた」と井上氏は振り返る。

井上氏の考える人材採用の方針は「門戸はオープン。ただ、価値観の共有は強く求める」。それを象徴するかのように、客室乗務員(CA)や間接部門では航空業界出身者が1割にも満たず、出身母体は幅広い。

幹部には回転すし大手「あきんどスシロー」やテーマパーク「USJ」の出身者がいるほか、CAは教師、ラジオDJ、銀行員、保育士、さらに銭湯の番台をやっていたという人までいるという。社員全体の国籍も中国、台湾、韓国、ブラジル、トルコ等々、22カ国とさまざまだ。

さらにピーチの社内には新たなビジネスのアイデアをイントラネット上で募集する仕組みがある。「大喜利」という名の通り、優秀な案には「座布団」が与えられる。承認されれば予算が付く。

「ピーチの価値観に反するもの、つまりチャレンジングでないもの、おもろくないもの、くそまじめすぎるのは全部ダメ。こういうプロセスが企業文化をはぐくむ」と井上氏は話す。

「ピーチは勝ち組になる」


独自の社風で成長を遂げてきたピーチ。今後もANAHDの傘下で独自性を維持することはできるのか(撮影:ヒラオカスタジオ)
LCCの競争は激しくなるばかりだ。特に国内外の競合がひしめく台湾路線は厳しい。多くの便を飛ばすピーチでも単価は下がっている。

多頻度運航で利益を出すLCCの場合、路線拡大を続けるしかない。ピーチは2020年までに保有機材を現在の倍となる35機前後まで増やし、将来的には100機体制を目指す。

「これから30%以上のシェアが伸びる北東アジアのLCCマーケットを早く抑えなければ、他社にやられてしまう。親会社になるANAHDのサポートを受けることで、成長スピードを高められる」と井上氏は言う。燃油や機材の調達、パイロットの派遣などで協力を得る考えだ。

路線を拡大するにも、アジア各国の空港に残された発着枠は多くないが、「すべてのLCCの財務状況が健全なわけではない。いずれ淘汰が始まる。勝ち組になるためには価格だけじゃない差別化をしていかないといけない」と井上氏は冷静に構える。

今年2月には那覇―バンコク線を就航させ、初めて東南アジアへと進出した。「沖縄は彼らから一番近い日本。ここを拠点に東南アジア路線を広げていく。一方で北東アジアは関空から飛ばしていく」。加えて今年夏からは仙台空港、2018年からは新千歳空港も運航の拠点に据える計画だ。

がむしゃらに走り続けた5年の創業物語は、あっという間に幕を閉じた。ピーチの挑戦物語は、ANAHDという「親」、そしてアジアにひしめく「敵」となるLCCと対峙する新たなチャプターへと突入する。浪速の空飛ぶ電車は、一層スピードを上げながら猛進を続けていく。

6064チバQ:2017/03/20(月) 17:22:14
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170320/mcb1703200500005-n1.htm
欧州LCC最大手、勢力拡大 競合と提携 短距離路線引き継ぐ (1/2ページ)
2017.3.20 05:00
欧州格安航空会社(LCC)最大手のライアンエアーが、競合との提携により欧州短距離市場におけるさらなる勢力拡大を目指している。同社は、ノルウェー・エアシャトルやエアリンガス、アリタリア航空、ルフトハンザドイツ航空などとの業務提携に動き始めている。

 ◆フルサービス説得

 アイルランドの首都ダブリンを本拠地とするライアンエアーのマイケル・オレアリー最高経営責任者(CEO)によれば、同社は便数を増やすことも検討している。

 乗り継ぎの利便性を高め、最終的には提携先航空会社の短距離路線の大半を引き継ぐことが狙い。これにより、提携先航空会社は長距離路線に専念することができるという。

 同CEOはこの戦略について「当社にとっては、短距離路線で当社と競合しないようレガシーキャリア(既存のフルサービスの航空会社)を説得できるという利点がある。短距離市場で提携すれば、彼らは損失を減らすことができ、当社は競合を減らすことができる」と語った。

 ライアンエアーは、顧客が長距離航空会社のウェブサイトで航空券を予約した場合、欧州区域は同社の便を利用するという協定を、夏ダイヤの発売に間に合うよう締結したい意向だ。コードシェア(共同運航)契約の締結には至らないとみられる。

 原油価格の下落により航空券が値下がりしていることを受け、欧州航空会社は利益率の縮小と闘っている。ライアンエアーによれば、同社の航空運賃は今冬16%低下した。今後も値下げは続く見込みで、フルサービスの航空会社にとっては末端路線での競争がさらに厳しくなりそうだ。

 オレアリーCEOは28路線で直接競合するエアリンガスを例に挙げ、ライアンエアーはエアリンガスの「基幹路線」に手を付けるつもりはないが、提携が実現すれば、85カ所にわたる最終目的地を維持したまま、エアリンガスは採算性の悪い末端路線を手放すことができると説明した。同社はアリタリア航空にも類似の提案を行っている。

 「レガシーキャリアに利便性をもたらす方法を示したものだ。ダブリンでできるなら、イタリアでもドイツでも可能なはずだ。間違いなく、航空業界が前に進むための手段となる」とオレアリーCEOは述べた。

 ◆旅行業界のアマゾン

 ライアンエアーは旅客数を昨年の1億1700万人から2025年までに2億人に増やすことを目指しており、このうち少なくとも10%に当たる2000万人が長距離路線からの乗り継ぎ客になると見込んでいる。旅客数の増加に備えて航空機を追加購入する用意もある。独自の長距離路線運航については完全に諦めたわけではないが、計画の優先順位は低いという。

 同社はまた、オンラインの世界で存在感を高めることを目指し、今回の乗り継ぎ便に関する提案とは別に、提携各社に同社のウェブサイトを使って航空券を販売することを提案している。目指すのは、オレアリーCEOいわく「旅行業界のアマゾン」だ。(ブルームバーグ Benjamin Katz)

6065チバQ:2017/03/24(金) 15:57:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00010000-qbiz-bus_all
「なぜ今」困惑の声も 絶好調の北九州-釜山線が一時減便 LCC人気のあおり?

qBiz 西日本新聞経済電子版 3/24(金) 10:06配信
 北九州-釜山(韓国)を1日1往復している韓国の格安航空会社(LCC)ジンエアーの定期路線が26日から、週3往復に減便になる。昨年12月の就航以来、搭乗率は8〜9割と絶好調なだけに、急増した韓国人旅行客のおもてなしに力を入れる北九州市の観光関係者らからは「なぜ今」という困惑の声も上がる。

 「平日の午前はほとんどが海外客。スマートフォンを使った多言語案内の導入準備を進めているところ。桜の時期を迎え、これからが頑張り時だが…」。小倉城(小倉北区)の田中智城長は減便の報に驚きの表情を見せた。昨年12月の韓国人の入場者数は約3千人で前年の5倍。1月は約4千人(同4倍)、2月は3500人(同4倍)と今年も高水準で推移している。

 空港と市内を結ぶ「エアポートバス」の乗客も増加。小倉中心部と空港間を毎日38往復する小倉線(座席数55)。釜山線と、同時期に就航したソウル便の離発着に合わせたバスに韓国人客が集中しており、一般の利用客が乗れない事態も発生。バス運行者の市は臨時便を出して対応中だ。

 ジンエアー北九州支店によると、釜山線の2月の平均搭乗率は92・5%。同社の崔晶皓社長は就航時の記者会見で「搭乗率75%ぐらいで採算は取れる」と話しており、好スタートと言える。減便の理由は「釜山の国際空港の過密化で発着枠の獲得競争が激しくなった」が主な理由という。過密化の背景には、LCCを利用して海外旅行を楽しむ観光客がアジア各国で急増していることもありそうだ。

 同社の26日からの新ダイヤは月、木、土曜に各1往復となるが、4月16日以降は週5往復に回復する。釜山の空港は拡張工事中で同社は「完了後の10月に改訂する新ダイヤでは、再び1日1往復にしたい」と話す。

 一方、減便を新たな商機とみる向きもある。小倉北区中心部で居酒屋を経営する矢野裕之さん(41)は「北九州を拠点に複数日滞在する旅行を売り出せないか」と提案。「本数は減っても、釜山の旅行者が北九州を選びたくなる情報発信を強めていきたい」と力を込めた。

6067とはずがたり:2017/04/01(土) 20:16:19

羽田―NY線が復活=39年ぶり―日航
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170401X192.html
12:08時事通信

 日本航空は1日、「ドル箱」路線と位置付ける羽田―ニューヨーク線の運航を約39年ぶりに再開した。経営再建のため公的支援を受けたことに伴う路線開設の制限が、3月末で終了したため。1日1便(1往復)運航する。

 昨年の日米航空交渉を経て配分を受けた羽田空港の昼間時間帯(午前6時台?午後10時台)発着枠を活用。東京都心に近く、国内線との乗り継ぎも便利な羽田とNYを結ぶ路線はビジネス・観光の旺盛な需要が期待される。日航は4月下旬までの搭乗率を7?8割と見込む。

6068チバQ:2017/04/01(土) 20:21:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170401k0000m020169000c.html
<日航対全日空>新時代 発着枠の優遇割り当て終了へ
03月31日 23:22毎日新聞

<日航対全日空>新時代 発着枠の優遇割り当て終了へ
JALとANAの最終損益の推移
(毎日新聞)
 経営破綻後、公的支援で業績が回復した日本航空の新規投資と路線開設を制限する国土交通省の経営監視が3月末で終了した。ライバルの全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)は「財務体質や利益率で格差がある」(片野坂真哉社長)と主張してきたが、国交省は「ANAが主張する格差は埋められてきている」として、羽田空港の発着枠を日航よりも全日空に多く割り当てる傾斜配分などは今後行わない方針だ。4月以降、国内航空業界は新たな競争時代を迎える。【川口雅浩】

 2010年1月に会社更生法の適用を申請して経営破綻した日航は、企業再生支援機構が3500億円を出資(公的資金を投入)したほか、金融機関から5200億円の債務免除を受けた。さらに不採算路線から撤退し、人件費を約半分に削減するなど構造改革を進めた結果、11年度から最終黒字に転換。12年9月、東証1部へ再上場することで公的資金も返済し、全日空に大幅な差をつける「超優良企業」に再生した。

 これに対し、ANAHDは「公的支援に支えられた日航は最終利益が押し上げられており、この効果は今後とも継続する見込みだ」と主張。日航は「業績改善の要因は当社の構造改革の効果が大部分を占める」と反論したが、国交省は12年8月、「日航に対する公的支援で航空会社間の競争環境が不適切にゆがめられることがあってはならない」として、日航の現行中期経営計画が終わる16年度末まで、新規投資と路線開設を制限する指針を定めた。

 国交省は指針に基づき、それまで均等だった羽田空港の国際線発着枠を1日当たり日航17便に対して、全日空24便とする傾斜配分を行ったが、「例外的な措置であって、16年度末で格差是正という考え方そのものがなくなった」とする立場だ。

 新規投資と路線開設を制限した指針が撤廃されたのを受け、日航は4月1日から、羽田-ニューヨーク線を39年ぶりに復活させる。最終黒字が続く日航は、16年12月末の利益剰余金が6226億円で、全日空の3226億円と倍近い差がある。資金に余力がある日航は「コンスタントな成長を志向していきたい」(植木義晴社長)としている。

 【キーワード】羽田発着枠の配分

 国土交通省は2012年8月、公的支援を受けた日本航空について、16年度末まで新規投資と路線開設を制限する指針を定め、それまで均等だった羽田空港の発着枠を全日空に多く配分する傾斜配分を行った。

 国交省は東京五輪・パラリンピックが開かれる20年に向け、羽田空港の国際線の発着枠を約50便増やす方針だ。今後、日航や全日空はじめ、国際線参入に意欲を示すスカイマークや格安航空会社(LCC)を含む国内外の航空会社が新たな発着枠の獲得を目指し、申請するのは間違いない。国交省は「安全の確保を第一に、航空会社間の健全な競争を通じて利用者の利便性の向上を図りたい」としており、今後の発着枠が各社にどう配分されるか注目される。

6069チバQ:2017/04/01(土) 20:25:46
>>6066
キャセイと中国国際は相互に出資している資本関係にあります
(アライナンスとのねじれがあります)

6070チバQ:2017/04/01(土) 20:26:09
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170401k0000m040085000c.html
<中部国際空港>LCC用に新ターミナル 19年9月開業へ
03月31日 20:15毎日新聞

<中部国際空港>LCC用に新ターミナル 19年9月開業へ
中部国際空港=本社ヘリから大竹禎之写す
(毎日新聞)
 中部国際空港会社(愛知県常滑市)は31日、格安航空会社(LCC)向けの新ターミナルビルについて2017年度中に着工すると発表した。19年9月までの開業を目指す。

 新ビルの整備は、中国や東南アジアを中心に増加している訪日外国人客の受け入れ態勢を拡充するのが狙い。既存ターミナルの南側にある臨時駐車場などの敷地に、いずれも鉄骨2階建ての「チェックイン棟」と「コンコース棟」(2棟で延べ床面積は約4万平方メートル)を設ける予定。【林幹洋】

6071とはずがたり:2017/04/02(日) 20:41:05
>>6069
有り難うございます。
航空業界良く知らないんですがアライアンス単位を絶対視してましたが結構ゆるいんですね〜。

6072チバQ:2017/04/03(月) 17:10:28
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170403-00165775-toyo-bus_all
スカイマークが破綻から急復活できた舞台裏

東洋経済オンライン 4/3(月) 6:00配信

 4月3日、東京・羽田空港。スカイマークの格納庫には、真新しいスーツに身を包んだ125人の新入社員がずらりと並んだ。昨年の新卒入社はわずか5人だった。

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 「業界の異端児」と呼ばれた西久保愼一元社長の失策で、スカイマークは2015年1月に経営破綻。翌2016年3月に民事再生手続きを終えてから1年が経ち、同社は復活を遂げた。

■「西久保時代」との決別を進めた

 搭乗率は今年2月まで15カ月連続で前年同月を上回り、80%台半ばを維持。羽田発着路線では、ほぼ満席の状態が続く。

 2017年3月期は売上高が750億円(前期比4%増)、営業利益は50億円(同3倍)前後となる見込みだ。昨冬には3年半ぶりの賞与が社員に支給された。

 投資ファンドのインテグラル(50.1%)、ANAホールディングス(16.5%)などが出資し、新体制に移行したのが2015年9月。インテグラル代表の佐山展生氏が会長に、日本政策投資銀行でエア・ドゥなど航空会社の再建を担った市江正彦氏が社長に就いた。

 以降1年半でスカイマークが進めてきたのは「西久保時代との決別」だ。

 破綻の要因は、身の丈を超える事業計画だった。西久保元社長は成長を求め、エアバスの中型機「A330」を国内線に導入。だが円安でドル建てのリース料や燃油費が膨らんだ。国際線向けに超大型機「A380」も購入したが、支払いができず破綻した。
.

変わらない"羽田依存"構造

 スカイマーク復活の要因について、航空経営研究所の赤井奉久所長は「元の姿に戻ったことが大きい。基本は羽田拠点のLCC(格安航空会社)モデルなので、普通にやれば利益が出る」と指摘する。

 LCCは単一機種の航空機で稼働時間を長くすることで利益を出す。現在、スカイマークはボーイングの小型機「B737」のみで多頻度運航を行っている。同社最大の羽田─福岡線は1日11往復を運航する。ピークだった2012年3月期に営業利益率が2割に達したのと同じ仕組みだ。

■破綻前より旅客単価が下がっている

 だが「LCCとは違う」と、佐山会長は断言する。座席の前後間隔はLCCが約70センチメートル。スカイマークは大手と同等の約80センチメートル。

 手荷物預けは20キログラムまで無料(LCCは有料)。ネスレと提携し、一部路線ではコーヒーや菓子の無料提供も始めた。

 さらに定時運航と欠航の削減、サービス向上も進めている。昨年10月には市江社長直轄で定時性向上に取り組む組織を設置。破綻前の2014年度は定時出発率が8割前後だったが、2016年度は平均で9割と、業界大手と遜色ない。

 西久保時代から変わっていないのは価格戦略だ。国内線客単価の推移を見ると、スカイマークは破綻後も下落が続いている。市江社長は「空席に応じて変動する運賃を利用して、早めに購入する客層が厚くなったため」とする。結局、顧客の利用動機として価格が大きいのが実態だ。


足りない"成長ストーリー"

 収益性が回復しつつあるとはいえ、売り上げの伸びは頭打ちだ。利益の大半を稼ぎ出す羽田空港は発着枠を使い切っており、現状は便数をこれ以上増やすことができない。

 だからといって機材を大型化したり地方路線を拡大すれば、経営破綻の二の舞いになりかねない。破綻で頓挫した国際線進出に向けては、まず年内にチャーター便を計画するが、LCCとの競争は激しく定期便就航は容易でない。

 戦略の成否は、出資者の出口戦略にも影響しそうだ。スポンサー株主間の契約では、2015年9月に裁判所が再生計画を認可した時点から、5年以内の再上場を目指すとしている。

 「上場する際には、航空会社としての独立性を打ち出す」と佐山会長は意気込む。だが、証券市場からは「成長株として買うための、明確なストーリーがない」(野村証券の広兼賢治アナリスト)と冷めた声も上がる。

 2000年前後の規制緩和で参入した新興航空会社は軒並み、経営危機でANAの出資を受けた。ANAの予約システムを用い、コードシェアも実施。だがスカイマークは、システムの共有は独立性を損ねるとして拒否している。

 運賃の推移は新興3社とANAは酷似しているが、スカイマークだけが異なる。「ANAにとっては“目の上のたんこぶ”だろう」(航空会社OB)。

 新生スカイマークは巡航速度に入ったが、その先の視界はまだ開けていない。
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中川 雅博

6073チバQ:2017/04/03(月) 18:54:34
http://www.sankei.com/west/news/170402/wst1704020028-n1.html
2017.4.2 09:32更新


インバウンド増加で状況一変 神戸空港の制限緩和 運営の関西エア提案へ
 関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートが、運営権取得に名乗りを上げる神戸空港について、発着枠や運用時間などの制限緩和に向けて地元に協議を求める方針であることが1日、分かった。関西財界や自治体などで作る「関西3空港懇談会」に提案し、合意形成を目指す。

1日発着30往復、運用15時間の制限

 平成18年に開港した神戸空港は、国土交通省によって1日当たりの発着枠が30往復、運用時間が15時間に制限されている。この規定は、当時不振だった関空への影響を抑えるため、3空港懇で17年に合意した内容が反映されている。

 神戸空港は海上空港のため市街地への騒音などの影響が少なく、本来は多数の便の発着が可能だが、厳しい制限により潜在力を生かせていない状況だ。

 このため利用者数が低迷し、空港を所有する神戸市は運営を合理化・活性化するために運営権の売却を決定。事前審査を経て、売却先は関西エアを中心とする企業連合に絞られ、来年4月から関西エアによる運営が始まる見通しになっている。

 関西エアは当面、現在の制限に基づいて神戸空港の事業計画を作成するが、運営開始後は国に制限緩和を要望していく方針。その前段階で、地元関西の総意としてまとめるため、3空港懇での議論を呼びかける。

 3空港懇は平成22年から開かれていないが、地元の兵庫県が再開に意欲をみせており、財界も神戸空港の活性化には制限緩和が必要との認識を示している。

好調・関空の補完を

 神戸空港の足かせになっている発着枠と運用時間の制限は、関西国際空港に配慮して決められた経緯があるが、訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加で状況は一変した。

 関空は格安航空会社(LCC)の誘致を強化し、アジア各国から旅行者の取り込みに成功。旅客数は平成24年度から増え続け、28年度も今年2月まで毎月連続して前年を上回っている。

 一方、神戸空港の利用者は19年度の297万人をピークに低迷し、27年度は253万人にとどまった。路線網も、日本航空の撤退や、ハブ(拠点)運用するスカイマークの経営破綻などが重なり、現在は国内6路線にとどまっている。

 関空の好調は今後も続くと予測されることから、神戸空港には関空を補完する役割が求められる。このため神戸市は運営権の売却にあたり関空、大阪(伊丹)空港との一体運営を強く望み、関西エアにラブコールを送った。

「関西の空」活性化へ

 関空、伊丹の運営開始から1日で丸1年を迎えた関西エアにとっても、神戸空港の運営権獲得は「関西の空」の活性化に向けて、より柔軟で戦略的な空港運営を実現するチャンスだ。神戸空港の国際空港化や、関空で急増するLCCの一部を移すことも想定され、そのためには現在の制限を緩和することが必要になる。


 ただ、神戸市はこれまでも緩和を要望したが、国は耳を貸さなかった。市は運営権売却が突破口になると皮算用するが、要望実現には3空港懇で合意を得られるかどうかが鍵を握る。

     ◇

 ■関西3空港懇談会 関西国際と大阪(伊丹)、神戸の3空港の役割分担を議論するため平成15年に発足。関西経済連合会、大阪商工会議所、兵庫県、神戸市、大阪府・市などが参加し、オブザーバーとして国土交通省も同席する。17年、神戸を国内線専用にして便数や運用時間を制限することで合意し、21年には3空港の一元管理を目指すことで一致した。22年4月を最後に会合は開かれていない。

6074とはずがたり:2017/04/03(月) 20:08:48
スカイマークが破綻から急復活できた舞台裏 「安売り」「羽田依存」のジレンマは不変だが…
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-165775.html
06:00東洋経済オンライン

4月3日、東京・羽田空港。スカイマークの格納庫には、真新しいスーツに身を包んだ125人の新入社員がずらりと並んだ。昨年の新卒入社はわずか5人だった。

「業界の異端児」と呼ばれた西久保愼一元社長の失策で、スカイマークは2015年1月に経営破綻。翌2016年3月に民事再生手続きを終えてから1年が経ち、同社は復活を遂げた。

「西久保時代」との決別を進めた
搭乗率は今年2月まで15カ月連続で前年同月を上回り、80%台半ばを維持。羽田発着路線では、ほぼ満席の状態が続く。

2017年3月期は売上高が750億円(前期比4%増)、営業利益は50億円(同3倍)前後となる見込みだ。昨冬には3年半ぶりの賞与が社員に支給された。

投資ファンドのインテグラル(50.1%)、ANAホールディングス(16.5%)などが出資し、新体制に移行したのが2015年9月。インテグラル代表の佐山展生氏が会長に、日本政策投資銀行でエア・ドゥなど航空会社の再建を担った市江正彦氏が社長に就いた。

以降1年半でスカイマークが進めてきたのは「西久保時代との決別」だ。

破綻の要因は、身の丈を超える事業計画だった。西久保元社長は成長を求め、エアバスの中型機「A330」を国内線に導入。だが円安でドル建てのリース料や燃油費が膨らんだ。国際線向けに超大型機「A380」も購入したが、支払いができず破綻した。

スカイマーク復活の要因について、航空経営研究所の赤井奉久所長は「元の姿に戻ったことが大きい。基本は羽田拠点のLCC(格安航空会社)モデルなので、普通にやれば利益が出る」と指摘する。

LCCは単一機種の航空機で稼働時間を長くすることで利益を出す。現在、スカイマークはボーイングの小型機「B737」のみで多頻度運航を行っている。同社最大の羽田─福岡線は1日11往復を運航する。ピークだった2012年3月期に営業利益率が2割に達したのと同じ仕組みだ。

破綻前より旅客単価が下がっている
市江正彦社長は日本政策投資銀行でエア・ドゥなど航空会社の再建を担った経験がある(撮影:大澤 誠)

だが「LCCとは違う」と、佐山会長は断言する。座席の前後間隔はLCCが約70センチメートル。スカイマークは大手と同等の約80センチメートル。

手荷物預けは20キログラムまで無料(LCCは有料)。ネスレと提携し、一部路線ではコーヒーや菓子の無料提供も始めた。

さらに定時運航と欠航の削減、サービス向上も進めている。昨年10月には市江社長直轄で定時性向上に取り組む組織を設置。破綻前の2014年度は定時出発率が8割前後だったが、2016年度は平均で9割と、業界大手と遜色ない。

西久保時代から変わっていないのは価格戦略だ。国内線客単価の推移を見ると、スカイマークは破綻後も下落が続いている。市江社長は「空席に応じて変動する運賃を利用して、早めに購入する客層が厚くなったため」とする。結局、顧客の利用動機として価格が大きいのが実態だ。

収益性が回復しつつあるとはいえ、売り上げの伸びは頭打ちだ。利益の大半を稼ぎ出す羽田空港は発着枠を使い切っており、現状は便数をこれ以上増やすことができない。

だからといって機材を大型化したり地方路線を拡大すれば、経営破綻の二の舞いになりかねない。破綻で頓挫した国際線進出に向けては、まず年内にチャーター便を計画するが、LCCとの競争は激しく定期便就航は容易でない。

戦略の成否は、出資者の出口戦略にも影響しそうだ。スポンサー株主間の契約では、2015年9月に裁判所が再生計画を認可した時点から、5年以内の再上場を目指すとしている。

「上場する際には、航空会社としての独立性を打ち出す」と佐山会長は意気込む。だが、証券市場からは「成長株として買うための、明確なストーリーがない」(野村証券の広兼賢治アナリスト)と冷めた声も上がる。

2000年前後の規制緩和で参入した新興航空会社は軒並み、経営危機でANAの出資を受けた。ANAの予約システムを用い、コードシェアも実施。だがスカイマークは、システムの共有は独立性を損ねるとして拒否している。

運賃の推移は新興3社とANAは酷似しているが、スカイマークだけが異なる。「ANAにとっては“目の上のたんこぶ”だろう」(航空会社OB)。

新生スカイマークは巡航速度に入ったが、その先の視界はまだ開けていない。

6075チバQ:2017/04/04(火) 21:20:23
http://www.sankei.com/world/news/170402/wor1704020038-n1.html
2017.4.2 22:36

わずか「8分」…世界最短の国際便休止へ スイス-ドイツ、開設から半年

 スイス北部とドイツ南部を約8分間の空路で結び、「世界最短」が売り物だった国際定期路線が今月14日を最後に休止されることが決まった。スイス・メディアが2日までに伝えた。

 スイス、ドイツ、オーストリアの3カ国に面するボーデン湖上をまたぎ、スイス・アルテンラインとドイツ・フリードリヒスハーフェンを飛ぶ路線。この区間の直線距離は約20キロで、オーストリアの航空会社が昨年11月に「世界で最も短い国際線」として運航を始めたが、利用者が伸びなかったという。

 環境団体からは「短い距離での定期線運航は環境汚染に直結する」と批判されていた。(共同)

6076チバQ:2017/04/06(木) 12:49:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170406-00000012-mai-bus_all
<福岡空港>19年度民営化運営権入札 オリックスも検討

毎日新聞 4/6(木) 8:07配信
 2019年度に民営化される福岡空港の運営権獲得を目指し、関西国際空港などを運営する総合リースのオリックスを中心とした企業連合が、入札参加を検討していることがわかった。一方、九州電力や西日本鉄道などの地元連合は、三菱商事、シンガポールで空港を運営するチャンギ・エアポート・グループと企業連合を組むことで基本合意した。入札は、複数の企業連合が競い合う構図となりそうだ。

 オリックスは、フランスの空港運営会社バンシ・エアポートや関西圏の企業の出資で設立した関西エアポート(大阪府泉佐野市)を通じて16年4月から関西、大阪(伊丹)両空港を運営。福岡空港の入札にも、バンシと企業連合を組んで参加する見通しだ。将来的には、北九州空港の民営化を前提にした一体運営も視野に入れているとみられる。同空港は24時間運用可能で、バンシと海外航空会社のネットワークを生かした国際線誘致の可能性もある。

 九電や西鉄などは今年2月、入札参加のため福岡エアポートホールディングス(福岡市)を設立。日本航空やANAホールディングス、JR九州も参加している。地元連合が主導権を握りつつ、世界各国で豊富な空港運営経験を持つ三菱商事やチャンギと組み、地元企業だけでは足りない空港運営のノウハウを補う考えだ。充実しているアジア路線に加え、欧米豪の国際線誘致も狙う。【石田宗久、神崎修一】

https://mainichi.jp/articles/20170317/k00/00m/020/151000c?inb=ys

福岡空港民営化
.
地元連合、外資と連携へ 国際線戦略で

毎日新聞2017年3月17日 08時00分(最終更新 3月17日 08時00分)

 2019年度に民営化予定の福岡空港の運営権獲得を目指す九州電力や西日本鉄道などの「地元連合」が海外資本に連携を要請する見通しであることが、分かった。国際的な空港運営ノウハウなどが豊富な海外資本と組むことでより収益性が高い事業計画を練ることができると判断したとみられる。

 福岡空港民営化を巡っては九電や西鉄、日本航空、ANAホールディングスなど福岡空港ビルディングの株主19社が今年2月、運営権獲得を目指す「地元連合」の受け皿会社、福岡エアポートホールディングス(福岡市)を設立。JR九州や九電工など既存の株主以外の地元企業にも新会社への出資を求めており、両社とも要請に応じる方針だ。

 ただ、「地元連合」は空港運営ノウハウを持たないため、大手商社など中央の企業との連携が必要とされてきた。連携先は国内外を対象に幅広く検討しているが、「国際線に詳しい海外資本の力を借りないと本当に勝てる事業計画は組めない」(地元企業幹部)として近く協力を要請する見通し。

 福岡民営化に向けて、国は今月にも実施方針を公表し、5月ごろに募集要項を公表する。書類の提出や審査などを経て18年5月ごろに優先交渉権者が決定し、民営化は19年4月ごろになる予定だ。【浅川大樹】


ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20170317/k00/00m/020/151000c?inb=ys#csidx179e91d9bb8f214baf0fcc6b5028551
Copyright 毎日新聞

6077チバQ:2017/04/11(火) 17:10:03
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1704110029.html
ユナイテッド航空、定員超過でアジア系乗客を引きずり降ろす ネットに動画流れ非難殺到

12:24産経新聞


 【ニューヨーク=上塚真由】米中西部シカゴのオヘア国際空港で9日、ユナイテッド航空の機内から定員を超過したとして乗客1人が強制的に引きずり降ろされる騒ぎが起きた。その様子を映した動画がインターネット上に流れ、同航空に非難が集中している。

 米メディアによると、騒ぎが起きたのは、シカゴから米南部ケンタッキー州ルイビルに向かう国内便の機内。同航空は補償金を出す代わりに乗客に搭乗変更を募ったが、だれも応じなかったことから任意で4人を選んだという。このうち1人が拒否したため、警察官が出動した。

 インターネット上に流れた動画では、警察官らが、激しく抵抗するアジア系の男性乗客の手足をつかんで、仰向けの状態で通路を引きずっていく様子が映し出された。ユナイテッド航空は調査を進めているとしている。

6078チバQ:2017/04/11(火) 20:20:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000075-mai-n_ame
<ユナイテッド航空>乗客を機外に引きずり出す…超過予約で
毎日新聞 4/11(火) 19:28配信

 米ユナイテッド航空の国内便で9日、定員を超える搭乗手続きで座席が足りなくなり、男性乗客が機内から無理やり引きずり降ろされる騒ぎがあった。その様子を撮影した動画がインターネット上に投稿されて批判が殺到し、同航空は謝罪に追い込まれた。

 騒ぎがあったのは、シカゴ発ケンタッキー州ルイビル行きの便。ネット上の動画では、席に座っていたアジア系の男性があおむけにされ、3人の空港警備当局者に床を引きずられる姿が撮影されている。男性は口から血を流していた。

 米CNNテレビ(電子版)によると、ユナイテッド航空はルイビルで別の便に乗務する4人の乗員を搭乗させる必要があり、コンピューターで選んだ一部の乗客に座席を譲るよう求めた。しかし、男性は「自分は医者で翌日に診察がある」と訴え、拒否したという。

 同航空のムニョス最高経営責任者は10日、謝罪の声明を発表。ただ、ロイター通信はムニョス氏は従業員向けの説明文書では「乗客が拒否したため」などとして、男性への謝罪表明はなかったと伝えている。【岩佐淳士】

6079チバQ:2017/04/11(火) 20:21:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-39563060-bbc-int
乗客は「騒いでけんか腰だった」 ユナイテッド航空CEO
BBC News 4/11(火) 18:18配信

乗客は「騒いでけんか腰だった」 ユナイテッド航空CEO
乗客は「騒いでけんか腰だった」 ユナイテッド航空CEO
米シカゴ発ケンタッキー州ルイビル行のユナイテッド航空3411便で、アジア系の男性乗客が航空治安当局に無理やり引きずり降ろされた問題について、同航空の最高経営責任者(CEO)が社内にあてたメールで、男性が「騒いでけんか腰だった」、乗務員は「定められた手続きに沿って行動した」などと書いていたことが明らかになった。

AP通信によると、米メディアが入手した社内向けのメールでオスカー・ムニョスCEOは、「何が起きたか見て聞いて、残念に思う」と書くと共に、「従業員たちはこのような事態に対応するための、決められた手続きに沿って行動した」と評価。

「このような事態になったことは深く遺憾に思うが、私は皆さん全員をとことん応援している。私たちが正しく運航を続けるため、皆さんが常に求められている以上の働きをしていることを称えたい」とCEOは書いた。

ムニョス氏はさらに、9日夜の3411便で男性乗客が自主的に降りることを拒否したため、乗務員は「顧客をフライトから降りさせるには、シカゴ航空治安当局の係官を呼ぶしか、残された選択肢はなかった」と書いた。

しかし、ユナイテッド航空の対応が激しく非難されているなかでのメールとあって、ツイッターではムニョス氏が世論を読み違えていると批判する声もある。

ムニョス氏は先月、広報業界誌「PRウィーク」に2017年の「米国一優れたコミュニケーター(伝達者)」に選ばれたばかり。

社員への手紙とは別に、ムニョスCEOは声明を発表し、「ユナイテッドの全員が困惑し動揺しています。乗客を振り替えなくてはならなかったことを謝罪します」、「喫緊に当局と協力し、事実関係を詳細に調査する」と表明した。

ムニョスCEOはさらに声明で、「この乗客と直接話をして、問題に引き続き対応して解決するため、男性に連絡をとっている」と書いた。しかし広報担当は、実際に男性に連絡をとったかどうか確認できないと話した。

ユナイテッド航空に呼ばれて男性を引きずりおろした航空治安当局の係官3人のうち、シカゴ航空局は1人について「停職扱い」にしたと発表。係官の行動は「もちろん、航空局が容認するものではない」と表明したほか、「我々の通常手続きの基準に見合っていない」ため、事実関係を調査すると述べた。

機内で複数の乗客が撮影した映像には、アジア系に見える男性乗客が窓側の席から強引に引きずり出され、口から血を流しながら通路を引きずられていく様子が映っている。

複数ある乗客撮影ビデオのうち、ジェイス・D・アンスパックさんが撮影した長さ50秒の映像は、9日にツイッターに投稿して以来、1万6000回以上、リツイートで共有された。ビデオではほかの乗客が「なんてことするの!」「ひどい」などと非難する声も聞こえる。

アンスパックさんは、「ユナイテッドはオーバーブッキングして乗客4人に自主的に別便への振り替えに応じてほしいと言っていた。翌日に勤務地にいなくてはならない社員のために。誰も志願しなかったので、ユナイテッドが代わりに選んだ。アジア系のお医者さんとその妻を選んだ」とツイートした。

「お医者さんは次の日、病院で働く必要があったから、振り替えを拒否した」のだとアンスパックさんは説明。さらに「10分後、お医者さんは血だらけの顔で機内に走って戻ってきて、後方の柱にしがみついて『帰らなきゃならないんだ、帰らなきゃならないんだ』と繰り返していた」という。

別の乗客オードラ・D・ブリッジスさんがフェイスブックに投稿したビデオは、40万回以上再生された。

ブリッジスさんはフェイスブックに「ユナイテッド航空がオーバーブッキングした」、「待機中のクルーが座れるよう、適当に乗客を選んで降ろさせた」と書いている。

6080チバQ:2017/04/11(火) 20:21:33
「この男の人はお医者さんで、朝には病院にいなきゃならない。だから降りたくなかったんです。私たちみんな動揺して震えてる。本当にひどい」

中国のソーシャルメディアでは怒りの書き込みが相次いでいる。

中国の主要SNS「微博」でも、非難の声は急速に広まった。「ユナイテッド航空が乗客を無理やり降ろさせた」という記事が、サイトのトレンディング1位になり、9550万回クリックされた。

上海のチャン・シャオさんは自分自身がユナイテッド航空で経験した「恐ろしい話」を書いた。

「海外留学していたころユナイテッドで飛んでいたが、乗務員たちはひどく失礼でイライラしていた。友人と私は、自分たちが中国人なのが原因なのかと思っていた。今回のことで、その通りだったと分かった。アジア系に見えるからと乗客を無理やり降ろすなんて、なんてひどいんだ。世の中はどうなっているんだ」

中国の会話アプリWeChatでは、正式な対応があるまでユナイテッド航空をボイコットしようと呼びかける人たちもいた。

一方で、必ずしも人種が問題ではないのかもしれないと指摘する一部の利用者もいた。

(英語記事 United CEO says removed passenger was 'disruptive and belligerent' / United Airlines: Chinese anger at violent removal of passenger)

(c) BBC News

6081チバQ:2017/04/12(水) 11:01:53
https://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E190564.html
オーバーブッキングのユナイテッド航空機、乗客引きずり出しの一部始終
04月11日 17:30ニューズウィーク日本版

<航空会社というのはいざとなれば暴力をふるうことも許される業態だったのか? あまりに理不尽な動画と航空会社の言い分にぞっとせずにはいられない>

米ユナイテッド航空が再びソーシャルメディアで炎上している。シカゴ・オヘア空港からケンタッキー州ルイビルに出発する前の機内で男性の乗客1人が席から引きずり出される様子を撮影した動画が4月9日、フェイスブックに投稿されたため。同社はつい先日も、レギンス搭乗拒否問題で大ひんしゅくを買ったばかり。

【参考記事】レギンスパンツで搭乗は不適切? ユナイテッド航空の「塩対応」が大炎上

この動画は、9日〜10日昼前までに8000回近くもシェアされた。空港警察と思しき男性3人が、窓側の席から叫び声を上げる男性を無理やり引っ張り出し、飛行機の前方に向かって通路を引きずっていく。居合わせた乗客によると、引きずり出された男性は医師だという。別の動画を投稿した乗客のツイッターによると、男性は引きずり出される前に意識を失ったようだとコメントしている。驚愕した女性客が叫んでいる。「ひどい。信じられない。なんてことをするの」
@united @FoxNews @CNN not a good way to treat a Doctor trying to get to work because they overbooked pic.twitter.com/sj9oHk94Ik— Tyler Bridges (@Tyler_Bridges) 2017年4月9日



ジェイス・アンスバックが投稿した以下の動画は、3万5000回以上共有された。
@United overbook #flight3411 and decided to force random passengers off the plane. Here's how they did it: pic.twitter.com/QfefM8X2cW— Jayse D. Anspach (@JayseDavid) 2017年4月10日



別の動画では、その男性が約10分後に機内に走り込んできて、取り乱した様子で「家に帰らなくてはならないんだ」と何度も口にしている。
@united @CNN @FoxNews @WHAS11 Man forcibly removed from plane somehow gets back on still bloody from being removed pic.twitter.com/njS3nC0pDl— Tyler Bridges (@Tyler_Bridges) 2017年4月10日

フェイスブックに動画を投稿した女性乗客オードラ・D・ブリッジスが、自宅のあるケンタッキー州ルイビルで地元紙クーリエ・ジャーナルに語ったところによると、問題のフライトはオーバーブッキングになったため、ユナイテッド航空は自発的に別のフライトに変更してくれる乗客を募集し、謝礼として800ドルを提示していた。

ところが誰も名乗り出なかったため、ランダムに4人の乗客が選ばれ、一晩シカゴに宿泊するよう告げられた。4人のうち3人は飛行機を降りたという。ユナイテッド航空の広報担当者マディ・キングによると、飛行機を降りることを拒否した乗客がいた場合、警察に通報するのは標準的な措置だという。

「フライト変更に応じて降りたお客様もいましたが、1人のお客様が再三拒否され、そのせいで出発が遅れてしまいました。めったにないことですが、そういった事態になった時は、次の措置として警察に通報することになっています」

乗客を無理やり降ろすのは標準的な措置なのかと尋ねると、キングは警察に確認して欲しいと答えた。

【参考記事】ナッツリターンの悪夢再び 大韓航空、機内暴力の男に翻弄される

シカゴ警察が4月10日に出した声明によると、その乗客は、引っ張られたときにひじ掛けに倒れ込んで「顔にケガを負った」ものの、命に別条はなく、地元の病院で手当てを受けたという。また、この件について捜査を開始したという。

ユナイテッド航空からは、当初オーバーブッキングに関する謝罪のみが公表された。しかし翌日、オスカー・ムニョスCEO(最高経営責任者)が、改めてこの件について調査すると発表した。

【参考記事】ロイヤル・ヨルダン航空、米の電子機器禁止に神対応

「ユナイテッド航空の全社員は、今回の出来事に大変心を痛めています」とムニョスは述べている。「搭乗機の変更を余儀なくされたお客様に対してお詫び申し上げます」

しかし、悪影響はすでに出ているようだ。ソーシャルメディア上ではユナイテッド航空に対する非難が飛び交い、一部はボイコットを呼びかけている。

ユナイテッドは3月末にも、レギンスを履いた10代の少女2人を搭乗拒否して騒ぎになったばかり。

(翻訳:ガリレオ)

ジェイソン・ルミエール

6082チバQ:2017/04/12(水) 11:02:55
https://news.goo.ne.jp/article/recordchina/world/recordchina-RC_174952.html
アジア系だからユナイテッド航空に降機させられた、米当局が回答へ
09:40レコードチャイナ

アジア系だからユナイテッド航空に降機させられた、米当局が回答へ
11日、米ホワイトハウスの請願受け付けサイトに、ユナイテッド航空が乗客を無理やり降機させた騒動に対し調査を行うよう求める請願が投稿され、12日午前8時30分現在ですでに12万を超える署名が集まっている。
(レコードチャイナ)
2017年4月11日、米ホワイトハウスの請願受け付けサイト「We the People」に、ユナイテッド航空が乗客を無理やり降機させた騒動に対し調査を行うよう求める請願が投稿され、12日午前8時30分現在ですでに12万を超える署名が集まっている。

現地時間の9日夜、米シカゴで離陸前のユナイテッド航空機で定員超過が発生。同社はホテル代や補償金を支払う代わりに別便への振り替えに応じる乗客を募ったが、誰も応じなかったため、無作為に4人の乗客を選び、降機を求めた。

ところが選ばれた男性が降機を拒否したため、警察を呼び無理やり降機させたという。公開された動画では男性が乱暴に扱われ引きずられる場面が映っており、ネット上では「ユナイテッド航空は二度と利用しない」と批判が集まり、ボイコットを呼び掛ける声も見られている。

騒動を受け、ユナイテッド航空のオスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)は11日、男性に謝罪したが、同日「We the People」に投稿された投稿がわずか1日で12万の署名を集めたことからも、同社に対する怒りが依然として治まっていないことが分かる。

乱暴な扱いを受けた男性について「ベトナム系米国人」「華人」など情報が錯そうしているが、同請願では米紙の報道を引用し「彼が中国人だったから選ばれたのだ」とし、米当局に対し調査の開始を求めている。同請願サイトでは1カ月以内に10万件の署名が集まった場合、ホワイトハウスが回答する規定になっている。ユナイテッド航空は3月にもレギンス姿の少女2人の搭乗を拒否し批判されており、米当局の対応に注目が集まっている。(翻訳・編集/内山)

6083チバQ:2017/04/12(水) 11:06:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170412k0000m020070000c.html
<福岡空港>アクセス充実へ27日会議 バス路線強化
04月11日 20:16毎日新聞

 九州運輸局は11日、福岡空港国際線ターミナルのアクセス充実を図る会議を今月27日に開催すると発表した。国際線利用者が急増する中、課題とされる福岡市都市部と同ターミナルを結ぶバス路線強化や、福岡空港国内線ターミナルへの連絡バス増便などの対応策が事業者側から示される見通し。

 訪日外国人客の増加を背景に、2016年の福岡空港国際線利用者数(速報値)は前年実績比14.5%増の499万人で、13年実績比約6割増と急激に伸びている。一方、天神、博多両地区を中心とした福岡市都市部へのバスなどの便数が限定的で、国際線利用者の利便性向上が課題となっていた。

 そこで九州運輸局は今年3月、連絡バスを運営する福岡空港ビルディング(福岡市)や路線バスを運行する西日本鉄道など事業者を含む計12社・団体と、連絡バスや路線バス充実を協議。これを受け、今月27日の会議で事業者側から対応策が示される予定だ。

 佐々木良運輸局長は11日の記者会見で、国際線ターミナルと福岡市内の大型ホテルを結ぶ新規バス路線申請の動きがあることを明らかにしたうえで、「(今月27日の会議で)一定の改善をまとめたい」と述べた。利用客が増える4月29日以降の大型連休前に、バス増便などの対応が進みそうだ。【浅川大樹】

6084チバQ:2017/04/12(水) 11:48:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000010-at_s-l22
開港以来2番目の利用 国内線が伸長 16年度静岡空港
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 4/11(火) 8:10配信
 静岡県が10日に発表した静岡空港の2016年度の利用状況によると、国内線と国際線を合わせた搭乗者数は開港以来最多となった15年度に比べて8万7291人(12・5%)減少し、61万1361人だった。中国路線の利用者が減少した一方、国内線は伸長し、搭乗者数は県が目標とする70万人には届かなかったものの、開港以来2番目の多さを記録した。

 国内線の搭乗者数は前年度比8・4%増の33万4902人。ビジネス利用や企画募集型旅行が好調の福岡線と、通年で毎日運航になり利便性が向上した鹿児島線で過去最高を記録した。

 国際線は前年度比29%減の27万6459人。国内拠点空港の発着枠拡大などの影響で中国路線の増便が落ち着き、搭乗者数が減少した。

 県空港利用促進課は札幌地区路線でビジネス利用の掘り起こしに向けた取り組みを強化するなど、既存路線の利用拡大を図る。国土交通省の訪日誘客支援空港の認定に申請し、着陸料軽減などの支援メニューを受けて利用促進につなげたいとしている。

6085チバQ:2017/04/12(水) 11:51:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170410-00010003-norimono-bus_all
羽田空港深夜早朝アクセスバス、2017年度も運行 都心発着7路線
乗りものニュース 4/10(月) 11:10配信
新橋と大井町の停留所を新設
 羽田空港の深夜早朝アクセスバスが、2017年度も継続して運行されています。

 午前0時台〜2時台に羽田空港を出発して東京都心部に向かう深夜便と、3時台〜4時台に都心部を出発して羽田空港に向かう早朝便のバスが、計7路線運行中です。

 2017年度からは、新橋と大井町の停留所を新設。また、お台場(グランドニッコー東京 台場、大江戸温泉物語)の停留所は一之江発着の路線に変更されました。

 各路線の都心部発着地と、羽田空港国際線ターミナルの発着時刻、空港からの運賃は次のとおりです。

(1) 浅草ビューホテル、秋葉原駅、東京駅八重洲北口、銀座駅
・空港着:4時35分
・空港発:1時05分、2時00分
・空港〜銀座駅、東京駅、秋葉原駅、浅草:1860円

(2) 池袋駅東口、東新宿駅、バスタ新宿
・空港着:4時25分
・空港発:1時00分、1時40分、2時20分
・空港〜バスタ新宿、池袋駅:2000円

(3) 二子玉川駅、渋谷駅西口、六本木ヒルズなど
・空港着:4時30分
・空港発:0時50分、2時20分
・空港〜六本木ヒルズ、渋谷駅:2060円/二子玉川駅:2260円

(4) 新橋駅銀座口、品川駅東口、大井町駅
・空港着:4時30分
・空港発:1時05分、2時05分
・空港〜大井町駅、品川駅:1030円/新橋駅:1400円

(5) みなとみらい、桜木町駅、横浜駅(YCAT)
・空港着:4時32分
・空港発:1時40分、2時20分
・空港〜横浜駅(YCAT)、桜木町駅、みなとみらい:1030円

(6) 川崎駅、蒲田駅、大鳥居
・空港着:3時38分
・空港発:1時40分、2時15分
・空港〜大鳥居、蒲田駅、川崎駅:560円(IC552円)

(7) 一之江駅、葛西駅、東陽町駅、豊洲駅、お台場、有明
・空港着:4時35分
・空港発:1時25分
・空港〜有明、お台場:1040円/豊洲駅:1440円/東陽町駅:1860円/葛西駅、一之江駅:2060円

 運行会社は、(1)(2)(7)が東京空港交通、(3)が京浜急行バスと東急トランセ、(4)(6)が羽田京急バス、(5)が京浜急行バスです。(1)(2)(3)(5)(7)は座席定員制。(1)(2)(7)の空港行きは乗車1か月前から前日まで予約が可能です。

 なお、羽田空港の国際線ターミナルと国内線ターミナル間では、無料の連絡バスが利用できます。ただし運行時刻帯は早朝5時ごろから深夜0時ごろまでです。

乗りものニュース編集部

6086とはずがたり:2017/04/12(水) 19:47:56
【社説】ユナイテッド超過予約、最善策は入札
飛行機のオーバーブッキングには市場原理で対処すべき
http://jp.wsj.com/articles/SB12580682065743184470104583079993979104504
2017 年 4 月 12 日 15:38 JST

 企業がPRで大失敗することは珍しくないが、シカゴのオヘア国際空港でオーバーブッキングのユナイテッド航空機から医師が引きずり降ろされた1件は歴史に残る事例だ。テレビの深夜番組はドナルド・トランプ米大統領以外の新しいネタに飛びついた。ユナイテッド航空の親会社ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス株は11日、一時約4%超まで下落した(終値は1.1%安)。オスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)がこの件を説明する際に使った「再割り振り」は、遠回しな表現として殿堂入りするだろう。だがここから市場経済学の単純な教訓...


トラベル
オーバーブッキングで搭乗拒否されないために
オーバーブッキングによる予約取り消しの可能性を小さくする方策はいくつかある
http://jp.wsj.com/articles/SB12580682065743184470104583079750315290358?mod=WSJ_article_EditorsPicks_0
By Scott McCartney
2017 年 4 月 12 日 12:03 JST

6088チバQ:2017/04/16(日) 12:37:22
使ってみたい、、、
けど、恩恵はないです

6089とはずがたり:2017/04/16(日) 14:39:40

またしてもユナイテッド航空 障がいを持つ94歳女性をビジネスクラスからエコノミーに移動させる
TechinsightJapan 2017年4月14日 21時00分 (2017年4月16日 14時20分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_clm/20170414/Techinsight_20170414_374477.html

病と障がいを抱える祖母にとって恐らく最後の旅となるであろうと思った家族は、祖母が少しでも快適な空の旅を過ごせるようにとビジネスクラスの航空券を購入した。ところが帰りの便でユナイテッド航空のCA(客室乗務員)から強制的にエコノミー席へ移動させられるという事態が起こり、家族は怒りを露わにしている。乗客に対して相次ぐ不誠実な対応を見せる同航空に「ユナイテッド航空はもう運航停止にすべき」との声もあがっているようだ。

つい先月、レギンスをはいた10歳少女の搭乗を拒否したことが報じられたばかりにもかかわらず、今月にはオーバーブッキングとなった医師を座席から力ずくで引きずり下ろすなどして世間の怒りを買い、なにかと問題視されているユナイテッド航空。その同航空がまたも搭乗客を不快にさせる事態を起こしていたことが明らかになった。

英紙『Mirror』など複数メディアは、マリアン・サントス=アギラールさんという女性が3月1日に投稿したFacebookの詳細とともに機内で起こった出来事を伝えている。

マリアンさんによると、オーストラリア・メルボルン在住の祖母パズ・オルクイーザさん(94歳)が深刻な関節炎と首に退行性骨疾患を抱えていることから、飛行中を少しでも快適に過ごせるように3600ドル(約39万円)のビジネスクラスのエアチケットを家族で出し合って購入したという。

メルボルンから米ロサンゼルスまでの飛行中は、CAが行き届いたサービスをしてくれたおかげで何の問題もなかったが、帰路の機内でパズさんは耐え難い苦痛を強いられた。

16時間という長旅のために家族が配慮して祖母に与えたビジネスクラスの座席であったが、なにぶん94歳で疾患を抱えているためにどうしても祖母の世話をする必要がある。そこでエコノミークラスの座席を購入していたパズさんの娘ローズさんが、行きの便と同じようにビジネスクラス担当のCAに「飛行中、母の手助けをしてもいいか」と訊ねた。それは運ばれた機内食の蓋を開けたり座席を倒したりする程度の介助だったが、ショーナというCAはそのリクエストを拒否した。

そこでローズさんが「では、あなたが代わりにしてくれるのか」と聞くとCAはそれも拒否したという。そして「この乗客が、あなたの介助を必要とするのであればエコノミークラスに移動させるか、あなたが別の便でビジネスクラスを購入して一緒に座るかどちらかだ」と言われ、ローズさんはあまりにも無慈悲なその対応にショックを受けた。

そして選択の余地がなかったローズさんは、泣く泣く母親をエコノミークラスに移動させたそうだ。しかし健常者にとっても長旅となると窮屈なエコノミークラスの座席に、障がいを持つパズさんが座り続けることは苦痛でしかなかった。

飛行機がメルボルンに到着する頃にはパズさんの両脚は腫れあがり、体のあちこちに痛みを訴え、持病を抱えていた首にも耐え難いほどの痛みが襲っていたという。マリアンさんは自身のFacebookで「普段は寝たきりになっていることがほとんど」だという祖母への思いやりが差別という形で拒否されたことに怒りを露わにし、起こった出来事のシェアを求めた。

「ユナイテッド航空は恥を知るべきです。障がい者やお年寄りに差別をすることは“航空アクセス法”に違反しています。今後、私の祖母のような目に遭う人が出ないためにもこの出来事をできるだけ多くの人にシェアしてもらいたいと思っています。」

家族が、生涯最後となるであろう祖母の旅にと購入したビジネスクラスでの旅。しかしそれは、パズさんや家族にとっても最悪の思い出となってしまった。しかもパズさんのビジネスクラスの座席には、アップグレードを希望した別の搭乗客が移動したということをローズさんは他の乗客から聞かされた。

その後、事態を知ったユナイテッド航空側はパズさんに500ドル(約55,000円)の旅行券を送付した。だがマリアンさんは「今後使う予定はありません」と話している。また現在、マリアンさんら家族がパズさんのために支払った3,600ドル分のエアチケットのうち、860ドル(約9万3000円)のみの返金手続きが進められている最中だそうだ。

なにかとトラブルが絶えず、断続的に世間の反感を買うような出来事をユナイテッド航空が起こしている事実に対し、世間からは「こんな航空会社訴えろ」「本当に運行を廃止にすればいい」「良心的な航空会社とは決していえない」「みんなで搭乗をボイコットすべき」といった批判が相次いでいる。

出典:https://www.facebook.com/marianne777
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

6090チバQ:2017/04/18(火) 15:51:29
http://www.sankei.com/economy/news/170418/ecn1704180015-n1.html
2017.4.18 14:39
【乗客引きずり出し】
結婚式控えたカップルを降ろす 米ユナイテッド
 乗客が引きずり出され大けがをした問題で非難を浴びた米ユナイテッド航空をめぐり、旅先での結婚式を控えたカップルが別の便で料金の高い席に勝手に移動したとして、機外に降ろされていたことが分かった。ロイター通信などが17日、伝えた。

 カップルがテキサス州のテレビ局に語ったところでは、問題が起きたのはヒューストン発コスタリカ行きの15日の便。自分たちの席に別の客が寝ていたため、他の席に移動した。差額の料金を支払うと申し出たが、警備担当者が乗り込んできて退去を命じたという。2人は翌日の便で目的地に向かった。

 ユナイテッドは声明で、カップルが料金の高い席から動かなかったと説明。警備担当者ではなく同社の職員が機外にエスコートしたとしている。(共同)

6091チバQ:2017/04/18(火) 15:55:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1704180001.html
【ビジネスの裏側】長距離便を呼び込め、関空が着陸料で奥の手
07:04産経新聞

 関西国際空港を運営する関西エアポートが4月から、航行距離3千キロ以上の新規路線は初年度の着陸料を無料にするなど、中長距離便の優遇策を導入している。中でも注目を集めるのが、関空を中継地とする経由便は片道分の着陸料を無料にする乗り継ぎ割引だ。世界でも珍しい制度で、関西エアは「乗り継ぎ便の誘致で長距離路線復活を目指したい」と意気込んでいる。(藤原直樹)

長距離LCC急成長

 乗り継ぎ割引は、就航先の相手国から、さらに別の国に運航できる「以遠権」を利用した路線が対象。

 マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアXが6月28日に就航するクアラルンプール-関空-ハワイ・ホノルル線には、この割引が適用される。同路線は関空-ホノルル間の運賃が1万2900円からと、大手と比べて大幅に安い価格を実現したことから予約は好調という。

 LCCは、航行時間4時間以内の中距離までが多かったが、このところ機材の大型化で長距離路線が増加している。中国や韓国など近距離路線の増加で成長してきた関空も、今後は東南アジアなど中距離以上の充実が見込まれている。

 関西エアは、LCCが関空で折り返すだけではなく、以遠権を利用して米国や欧州方面まで運航するよう促していく考え。路線誘致を担当する関西エアのグレゴリー・ジャメ専務執行役員は「乗り継ぎ割引は航空会社からの関心が高い。エアアジアX以外にもいくつかの航空会社と交渉を進めている」と自信をみせる。

欧州便の不振続く

 関西エアが乗り継ぎ割引を打ち出した背景には、欧州を中心にした長距離便の長引く不振がある。

 関空の国際線の平成29年夏季ダイヤ(10月28日まで)は、中国と韓国向けの便が好調でピーク時の就航便数は開港以来最多の週1260便となったが、欧州方面についてはトルコ航空大手ターキッシュエアラインズの撤退などが響き、週33便から26便に減少した。

 「このまま欧州路線が減り続けると、もはや国際空港と呼べなくなってしまう」(大手旅行会社幹部)との声が上がるほど危機的な状況だ。

 期待されているのが関西エアに出資する仏空港運営大手バンシ・エアポート。世界35空港の運営に参画しており、路線誘致の専門チームも持つ。関西エアの山谷佳之社長は「乗り継ぎ割引はバンシ出身者が中心となって知恵を絞った結果。成功するか分からないが、関空は新しいことを次々にやっていく必要がある」と話す。

乗り継ぎ時間は観光を

 関空ではLCCの国内線の路線網も充実してきたことから、関西エアは国際線と国内線のLCC同士の乗り継ぎ需要も見込んでおり、「長距離LCCの拠点空港」という新たな目標を掲げている。

 世界の巨大空港は、乗り継ぎ客が退屈しないように映画館や植物園などを設置して魅力を競い合っている。関西エアでは、乗り継ぎ時間を外国人観光客に人気の大阪・ミナミへの観光にあててもらうことを計画している。

 山谷社長は「関空からミナミまで片道約40分で、食事や買い物をして戻ってくることも十分に可能。鉄道会社などと連携して対策を検討したい」と強調する。

 関西エアは今年11月から関空の着陸料の定価も機体1トン当たり400円引き下げて1900円にする。柔軟な着陸料設定や乗り継ぎ客向けプランを打ち出すことで、長距離便誘致につなげていく考えだ。

6092チバQ:2017/04/18(火) 15:56:32
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/bizskills/toyokeizai-167743.html
ユナイテッド航空、ヤバすぎ危機対応の顛末 内向き論理を持ち込んではダメなのに…
05:55東洋経済オンライン

ユナイテッド航空、ヤバすぎ危機対応の顛末 内向き論理を持ち込んではダメなのに…
ユナイテッド航空、ヤバすぎ危機対応の顛末
(東洋経済オンライン)
4月9日夜にアメリカのユナイテッド航空の機内から、乗客が引きずりおろされた事件は、ショッキングな動画がインターネット上で拡散したこともあり、世界中からすさまじい怒りと批判を集めている。

この乗客が中国系(後にベトナム系と判明)だったことから、中国国内などアジア地域でも、差別的だと非難が殺到、ボイコットの動きも広がった。前代未聞の不祥事ともいえるが、今回の騒ぎの背景にあるのがアメリカの航空会社の徹底的に「上から目線」な対応だ。木で鼻をくくったようなトップのコミュニケーションも火に油を注ぐ結果となり、最悪の危機管理事例の1つとして人々の記憶に残ることになりそうだ。

なぜ、ここまでの事態になったのか。お粗末対応の顚末を見てみよう。

オーバーブッキングは日常茶飯事
事の始まりは、この便がオーバーブッキング、つまり定員以上の乗客に対して、座席の予約を受け付けていたことだった。同航空会社側で自発的に便を変更してくれる客を募ったものの、誰も名乗り出る人が出なかったため、ランダムに4人を選び、便を変わるよう要請したが、応じなかった1人が、強引に機外に連れ出された。

後になって、この便は実はオーバーブッキングではなく、満員だったところに、急きょ自社の社員を4人乗せなくてはならなくなった、ということが分かったが、拒否する乗客を無理やり引きずり出していく様子は動画でインターネットに投稿され、世界に衝撃を与えた。

そもそも、この「オーバーブッキング」等によって乗客に便の変更を要請することは日本でもあるが、アメリカの航空会社では日常茶飯事に行われている。筆者もアメリカ在住時、飛行機に乗る際に、何回も「この飛行機はオーバーブッキングなので、誰か降りてくれないか」と航空会社が乗客に要請するシーンに出くわした。何百ドルかの補償をもらえるので、急いでいない人の中には応じる人もいる。定価ではなく、交渉次第で上下するが、最大1350ドルまでもらえる。こうした補償によって、2日間で1万1000ドルものクーポンを手に入れたという家族の話がつい最近ニュースになっていたほどだ。

今回の騒ぎを受け、デルタ航空は上限を9950ドルにまで引き上げたという報道もされているが、日本では、同日便への乗り換えへの補償額が1万円ということなので、それに比べると破格の水準だ。

ユナイテッドは今回、800ドルを申し出たが、69歳の医師であるこの乗客は、翌日診療があることを理由に航空会社側の要請を断ったという。ほとんどの航空会社は乗客が搭乗しないケースを想定し、座席数を超える予約を受け付けており、このオーバーブッキングによる「乗客のはじき出し」は日常的に行われている。アメリカの運輸省のデータによれば、2016年にはオーバーブッキングにより47万5000人が便変更をした。自発的に降りてくれない場合、航空会社が乗客を選んで降ろすことも認められており、4万0629人が便変更を拒否したにもかかわらず、降ろされているという。しかし、こうした力ずくの事態になることはこれまでなかった。

6093チバQ:2017/04/18(火) 15:57:02
サービスの著しい劣化
今回の騒ぎの背景にあるのが、アメリカの航空会社のサービスに対して、人々の不満が募り続けている現状がある。利益の最大化に血道をあげ、つねに、機内はすし詰めの満席状態。ありとあらゆる経費削減を行っており、サービスの著しい劣化が進んでいる。

手荷物を預けるのに別途25ドル(2つ目は35ドル)程度、取られる。6時間の大陸横断フライトであっても食事はいっさい出されず、機内エンターテインメントもまったくないというケースも多い。乗務員は「笑顔を見せては損」とばかりにおおむね、つっけんどんで、サービス精神のかけらもなく、基本、1度飲み物を配れば、後は姿を見せることもなく、機内後方でおしゃべりをしているだけだ。

以前、筆者がアメリカから日本に戻るときに、ユナイテッドの機内で「ビーフ」を頼んだところ、チッと舌打ちされ、「もうないわ、早く言ってくれないから」と言われ、不愉快な顔をされた。「最後まで注文を取りにこなかったのはそっちなのに」と思いながら、悲しい気分になったのを覚えている。徹頭徹尾「乗せてやっている」感満載なのだ。

先月には、ラスベガスからホノルル行きの飛行機で、毛布を頼んだら、12ドルを要求され、拒んだ客が乗務員と口論になり、飛行機が引き返すという事態もあった。何か文句を言うと、乗務員に盾突き安全を妨害した、と飛行機から追い出されるケースも頻発している。

もちろん、モンスター乗客も少なくないが、乗務員が丁寧に頼めば、こじれることのないケースでも、そもそも接遇するという意識もなく、つっけんどんなので、乗客とのトラブルも絶えない。

ユナイテッド航空は、つい先日もレギンスを着たティーンエージャーの搭乗を拒否し、非難を浴びたばかり。これは社員の家族特典を使っての利用だったから、とのことだったが、こうした「ことごとく上から目線」の航空会社の対応に、多くの米国民が腹を据えかねていたという事情も背景にある。その「客に冷たい」一面をさらに印象づけたのが、同航空のCEOオスカー・ムニョス氏の対応だった。

この事件が起きたのは9日日曜日の夜。10日月曜日の日中に出したCEOの声明は以下のものだった。

これは私たち、ユナイテッド航空のすべてのものにとって、たいへん動揺させる出来事です。こうしたお客様に対してre-accommodate(再配置)をしなければならなかったことを謝罪します。われわれのチームは可及的速やかに、当局と調整を進めており、何が起こったのかを調べています。このお客様に接触を試み、直接お話をし、事態を解決いたします。

お客様視点に欠けたメッセージ
さらに、その夜に、従業員向けに送られたメッセージは次のものだ。

親愛なるチームの皆さん

あなたと同じく、私も昨夜のシカゴ発ルイビル行きのユナイテッドエクスプレス3411便での出来事を知り、動揺しました。なぜ、この乗客がシカゴ航空警察に従わなかったのかなど、事実関係や当時の状況についてはまだ調査中ですが、皆さんにこの事件について明確に把握していただくため、従業員からの報告に基づいた概要をここにお知らせします。

読んでいただければおわかりになると思いますが、私たちが機内から降りていただくよう丁寧にお願いした乗客の1人がそれを拒否したため、シカゴ航空警察に協力をお願いせざるをえなくなり、残念ながら状況が複雑になりました。私たち従業員は、このような状況に対処するための確立された手順に従いました。この事故が起こったことについてはたいへん遺憾に思いますが、私はみなさんを強く支持し、そしてこれからも私たちが正しく飛び続けるため、みなさんが努力されていることを称賛したいと思います。

(以下略)

6094チバQ:2017/04/18(火) 15:57:24
読んでわかるように、お客様視点に欠け、「見下した」感のある日頃の企業姿勢がにじみ出るメッセージだ。この乗客に対する謝罪はいっさいなく、それどころかあたかも乗客が悪いと断定する論調。とにかく謝り倒すことの多い日本企業に比べて、謝罪が圧倒的に少ないアメリカ企業においても、びっくりするほどの「厚顔無恥ぶり」だ。

自らの行為を正当化し、社員を絶賛する内容に、人々の怒りは爆発し、結局、その翌日の火曜日11日に、同CEOは改めて、この乗客に対する謝罪のコメントを発表する羽目となった。

この危機対応は多くの点で致命的な間違いを犯している。

・対応が遅い

・謝罪がない

・自分たちの行為の正当化

・内向き視点

・内部向け発信内容が外部に流出

・責任転嫁

特に、危機的状況が起きると、どうしても企業は自分たちが犠牲者である、という思い込み、希望的観測が先走る。かつて、JR西日本の福知山線の事故でも、結果的に運転士の過失であったが、JR側は「置き石の可能性」を言及し、「責任逃れ」と厳しく批判された。危機管理においては、「思い込み」対応が最悪の結果を生む。

コミュ力で社内の信頼を勝ち取ったが…
さらに驚くべきことがある。ムニョス氏はこの事件の1カ月ほど前に、PRの業界誌から「コミュニケーター・オブ・ザ・イヤー」として表彰されているのだ。ワシントンポスト紙などによると、ムニョス氏は汚職騒ぎで退任した前職のCEOの後、2015年に就任。もともと、豊かではない家庭で苦労して育った経験を持ち、地道な努力でアメリカ有数の航空会社トップにまで上り詰めた。就任直後に心臓発作を起こし、休職後、心臓移植によって回復し、復帰した。そんな経歴もあって気取らない徹底した草の根のコミュニケーションによって社員の士気を上げ、結果的にサービスの質を上げることに成功したという。

コミュニケーションに重きを置き、社内の信頼を勝ち取ったわけだが、そうした方針の延長線上で、前述のような極端に従業員寄りのメッセージとなってしまったのだろう。

「コミュニケーションとコミュニケーション戦略はゲーム(試合)の一部ではなく、ゲームそのもの」と言い切り、そこに心血を注いできたCEO。まさに、コミュニケーションによって名を成し、そしてコミュニケーションによって名を失ったのは皮肉としか言いようがない。

6095チバQ:2017/04/18(火) 16:45:57
http://www.afpbb.com/articles/-/3125195
ユナイテッド強制降機事件、空港の対応に批判集まる
2017年04月15日 06:07 発信地:シカゴ/米国
【4月15日 AFP】米シカゴ(Chicago)のオヘア国際空港(O'Hare International Airport)で、ユナイテッド航空(United Airlines)の旅客機から男性客が引きずり降ろされた問題で、失墜した信頼の回復に同航空が奮闘する中、当時対応に当たった空港の保安担当者が厳しい批判にさらされている。

 空港を運営するシカゴ市当局に対しては、政治家やユナイテッド航空操縦士組合から批判が噴出。問題の保安担当者3人には既に休職処分が科されているが、シカゴ市当局はそもそもなぜ3人が機内に派遣されたのかについて調査している。

 空港で警察官の補佐に当たる保安担当者の3人は、乗客のデービッド・ダオ(David Dao)さんが、別の便での勤務のため移動の必要があったユナイテッド航空の乗務員に座席を譲るのを拒否したことを受け、同機の乗務員によって呼び出された。

 弁護士によると、保安担当者に引きずり降ろされた際に鼻の骨折や脳振とうなどのけがをしたダオさんは、訴訟を起こす構えを示している。

 だが、オヘア国際空港を運営するシカゴ航空局の安全・警備担当責任者のジェフ・レディング(Jeff Redding)氏によると、空港の保安担当者は、こうした乗務員からの要請には対応しないことになっているという。

 レディング氏は13日、シカゴ市議らに対し「顧客サービス関係の問題であれば、(保安担当者は)機内に搭乗する必要はない」と語った。

 空港の保安担当者は、最低限の警察官基準を満たし、警察学校での訓練を受ける必要があるが、警察官とは異なり銃の所持や人々の身柄拘束の権限は持っていない。

 ニューヨーク(New York)地域の主要空港を管轄するニューヨーク・ニュージャージー港湾公社(Port Authority of New York and New Jersey)は14日に出した通達で、同社の保安担当者はオーバーブッキング(過剰予約)に伴う乗客の強制降機には関与しないとの方針を示した。(c)AFP/Nova SAFO

6096チバQな:2017/04/18(火) 20:35:48


6097チバQ:2017/04/19(水) 18:43:13
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017041902000048.html
小松空港 逆風耐えた 昨年度、国内線利用者数を維持
05:00中日新聞プラス

小松空港 逆風耐えた 昨年度、国内線利用者数を維持
小松空港 逆風耐えた 昨年度、国内線利用者数を維持
(中日新聞プラス)
 県は二〇一六年度の小松空港の利用状況をまとめた。国内線は主力の羽田便の利用者数が一五年度比で3%減にとどまり百九万三千三百十六人。同年三月の北陸新幹線開業による利用者減は広がらず、国内線全体も前年並みだった。国際線は全体的に好調で、過去最高の十九万四千五百三十六人に達した。(福岡範行)
国際線は過去最高
 県によると、羽田便は一五年度、新幹線開業の影響でビジネス利用が半減し、観光利用より下回った。一六年三月には一日あたり二往復減の十往復になり、利便性の低下も心配されていた。
 県は一六年度、地元企業など向けに「ビジネス利用サポートキャンペーン」を展開。二往復ごとに、JR金沢駅や福井駅へのバス乗車券など千円相当の特典を贈って利用を呼び掛け、利用者の減少を抑えた。
 一七年度は首都圏の企業にキャンペーン参加を促し、双方向のビジネス利用の定着を図る。五月末までの期間限定で、新規参加の首都圏企業などへ二往復ごとに二千円相当の特典を贈る。空港企画課の担当者は「少なくとも利用者数を維持したい」と語った。
 国際便は昨年十月に週二往復増便し、毎日運航する台北便が2%減となったものの、台湾からのチャーター便は大幅に増え五十三便、一万六千三百四十六人。ソウル便や上海便は前年度を上回った。一七年度は海外に人気の四月から初夏に台湾、香港から六十往復近いチャーター便が飛び、好調な出だしになっている。

6098名無しさん:2017/04/21(金) 18:14:33
https://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/mcb170421011.html
エアアジア、ベトナム参入 地場と合弁、18年就航予定
05:07フジサンケイビジネスアイ

エアアジア、ベトナム参入 地場と合弁、18年就航予定
エアアジアの旅客機=マレーシアのクアラルンプール国際空港(ブルームバーグ)
(フジサンケイビジネスアイ)
 ベトナム航空市場に、格安航空会社(LCC)でアジア最大手のエアアジアが参入する。同国地場企業と合弁会社を設立し、2018年にも就航開始予定だ。マレーシア発祥の同社は今後、急成長中の同市場で攻勢をかけていく。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 エアアジアは、ベトナムで国内線を運行しているハイアウ航空を傘下にもつ地場ティエンミン・グループと、合弁会社設立に向けた合意書を3月末に交わした。資本金は1兆ドン(約48億円)の見込みで、ティエンミン側が70%、エアアジア側が30%を出資する。

 アジアで勢力拡大を図るエアアジアにとって、成長著しいベトナム航空市場は魅力が大きい。同国民間航空局によると、16年の国内航空旅客数は前年比29%増の5220万人で、うち55%がLCCの利用者だった。

 ベトナム航空市場の規模は現在、東南アジア域内でインドネシア、タイ、マレーシア、シンガポールに次ぐ5位とされ、中間層の拡大などによる需要増でさらなる成長が見込まれる。

 ただ、豪航空コンサルティング機関アジア太平洋航空センターのアナリストは、ベトナム航空市場にはベトジェットエアとジェットスター・パシフィック航空の地場LCC2社が台頭しており、エアアジアは厳しい競争を強いられるとの見方を示す。

 エアアジアは、かつてベトジェトエアとの合弁を模索したものの、外資規制に阻まれ撤退した経緯がある。ベトナム航空市場で無事に離陸できるか、今後の動きが注目される。(シンガポール支局)

6099とはずがたり:2017/04/23(日) 14:52:05
従業員を停職処分=米航空、またトラブル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170423-00000019-jij-n_ame
時事通信 4/23(日) 8:36配信

 【ニューヨーク時事】米アメリカン航空グループは22日、女性の乗客が機内に持ち込もうとしたベビーカーを従業員が強引に取り上げたとして、従業員を停職処分とし、女性客に謝罪した。

 この問題は、サンフランシスコの空港で、女性客がベビーカーを取り上げられて泣いている様子と、後方の座席から立ち上がった男性客が乗務員と激しく口論している動画がフェイスブックに投稿されて発覚した。

 米国では今月上旬、ユナイテッド航空便の変更要請を拒否した男性の乗客が機内から引きずり降ろされるなど、乗客とのトラブルが相次いでいる。 

結婚式前の乗客降ろす=米ユナイテッド、またトラブル
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041800161&g=int

 【シカゴ時事】結婚式に向かうため米ユナイテッド航空を利用したカップルが、勝手に座席を移動したことを理由に飛行機から降ろされたことが17日明らかになった。ユナイテッドは定員超過を理由に乗客を強引に引きずり降ろし、激しい批判を浴びたばかりで、2人も不満を募らせている。

 米メディアによると、2人は15日、テキサス州の空港でコスタリカ行きの便に最後に搭乗。2人の説明では、本来の座席に別の乗客が寝ていたため、いったん料金が高い前方の空席に座った。乗員に座席の変更を求めたが断られ、本来の座席に移動。しかし、機内に入ってきた保安担当者から降りるように言われ、従った。
 ユナイテッドは乗客を降ろした理由について「乗員の指示に従わず、定められた席に戻ろうとしなかった」と説明。双方の言い分が食い違っており、カップルの男性は地元メディアに「とても不思議だ」と話している。(2017/04/18-06:38)

6100チバQ:2017/04/23(日) 18:12:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170423-35100197-cnn-int
ベビーカー取り上げられ泣く母親、機内ビデオが波紋 調査へ
CNN.co.jp 4/23(日) 13:39配信

(CNN) 米アメリカン航空の機内で乳児を連れた母親が客室乗務員にベビーカーを取り上げられたとして涙を流す場面のビデオが、ソーシャルメディアに投稿されて波紋を呼んでいる。アメリカン航空は乗務員の接客態度が適切でなかったとして謝罪、当該の乗務員を乗務から外して調査を開始したことを明らかにした。

ビデオは21日、サンフランシスコ発ダラス行きアメリカン航空機の離陸直前、客室内にいた乗客が撮影した。

乳児を抱いた女性が泣きながら、男性乗務員に「どうかベビーカーを返して」と訴えている。

男性の乗客が見かねて立ち上がり、自分なら乗務員を殴り倒すと非難した。乗務員は「口を出すな」「殴るなら殴れ、かかってこい」と言い放っている。

女性がなぜ泣いているのかという事情は映っていないが、ビデオを投稿した乗客によると、乗務員にベビーカーを力ずくで取り上げられたとみられる。乗務員が女性をたたいた手が、危うく乳児に当たるところだったという。

現場を目撃した別の乗客によると、女性は乳児を2人連れて搭乗。1人を腕に抱き、足元のカーシートにもう1人を乗せていた。この乗客が乗務員に「子どもをたたくところだったじゃないか」と注意したところ、ビデオと同じように「口を出すな」と言い返されたという。

アメリカン航空のウェブサイトによると、折りたたみ式の小型ベビーカーは機内への持ち込みが可能だが、大型の場合はカウンターで預け入れることになっている。

同社は乗務員の接客態度が適切でなかったとして謝罪し、本人を乗務から外して調査を開始したことを明らかにした。女性のこの後の旅程はファーストクラスにアップグレードされたという。

米国では今月、ユナイテッド航空機から乗客が引きずり降ろされた場面のビデオがネット上で拡散し、同社に非難が殺到していた。

6103チバQ:2017/04/25(火) 20:04:52
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-169044.html
ANA、次の新規路線を決めるのは「B787」だ ハワイには大型機、マイルが使いやすくなる
06:00東洋経済オンライン

ANA、次の新規路線を決めるのは「B787」だ ハワイには大型機、マイルが使いやすくなる
ANA、次の新規路線を決めるのは「B787」だ
(東洋経済オンライン)
2015年度、国際線の旅客数で日本航空(JAL)を抜いた全日本空輸(ANA)。羽田、成田両空港を拠点に、北米、欧州、アジアの全方位で路線を拡大し、この5年で就航都市は29から49となり、1日当たりの便数も4割増えた。

主要な国際都市にはひととおり路線を就航させてきた。一方で、昨年は国内線においてシステムサーバー故障による大量欠航や手荷物の積み忘れ、定員超過など、トラブルが相次いだ。4月に就任した平子裕志新社長は、ANAの課題をどのように認識し、この先の戦略をどう描いているのか。

国内線でトラブルが相次いだ
――ここ数年はかなりハイペースで路線を拡大してきた一方で、国内ではトラブルに見舞われた。

2020年の東京五輪前には羽田の発着枠が再び広がる。これに向けて今後1〜2年は「踊り場」となる。拡大してきた体制の足場を固める。

まず取り組みたいのは、現場力の回復だ。社員に対し、社長としての最初のメッセージとして伝えている。昨年国内で発生した一連の不具合を反省しなければならない。現地、現物、現実の「三現主義」に基づいて、現場を回り、実態の把握に努めたい。

4月に就任した平子裕志新社長は問題を把握するために「現場を回りたい」と語る(撮影:今井康一)

――対策として考えられることは。

まず原因と結果をしっかり分析し、再発防止に努めるということ。さらに重要なのは、未然に防止することだ。ヒヤリハットの段階で、トラブルの芽を潰さなければならない。社員には自分の能力や経験をフル回転させて、普段見過ごしがちなことを再確認してほしい。

──路線数は踊り場に入るものの、今後新規路線はどのように就航させていきたいと考えているか。

われわれは成田と羽田をハブ空港に位置づけ、日本人だけでなく、アジアと北米を行き来する外国人の需要を重視している。成田では夕方、羽田では朝と深夜の時間帯にアジアと北米の便が接続するようにダイヤを組んだ。乗り継ぎの選択肢が1日3つになったことは非常に大きい。

だがほかのアジアのハブ空港に比べて、路線ネットワークが十分でないという悔しさがある。たとえば中国への乗り入れは韓国の仁川(インチョン)よりも随分と少ない。政治的なことも無視できないが、中国はさらに路線を展開できる余地がある。

――この3月には米デルタ航空と韓国の大韓航空が太平洋路線において、共同事業(運賃やダイヤを2社で調整し収入を共有する提携)を行うことに合意した。仁川とのハブ競争をどう切り抜けるか。

われわれは米ユナイテッド航空と共同事業でよい関係を築いている。これから先、デルタと大韓がどう作り込んでいくかが成功のカギとなるだろう。ダイヤをきちんと調整し、仁川での乗り継ぎ時間を短くできるか。現時点のダイヤを見ると、うまくマッチしているとは思えない。今後の動向を注視したい。

6104チバQ:2017/04/25(火) 20:07:21
B787と他社提携で新規路線が好調
──就航地はどう決めていくか。

カギとなるのが、米ボーイングの航空機「787」だ。現在57機を保有しているが、今後さらに20機以上増やす。(座席数を250前後に抑えた)中型機でありながら、長距離を飛べる機体だ。

これまで(の長距離路線)は、ハブ空港とハブ空港をつなぐのが主流だったが、ハブから支線を飛ばしていたような都市にも直行便を運航できるようになった。つまり、需要がそれほど大きくなくても採算が取れる。柔軟な路線展開が可能になった。

サンノゼ(米国)、ブリュッセル(ベルギー)、デュッセルドルフ(ドイツ)といった787の路線は十分に利益貢献している。今後模索するのも、こうした路線になっていく。

以前は就航後の半年が苦しかったが、最近は就航直後でも搭乗率が(一般に損益分岐点となる)7割を超えている。やはり海外の航空会社と提携していることが大きい。北米路線はユナイテッド、欧州路線は独ルフトハンザドイツ航空と共同で販売し、集客力で支えてもらっている。われわれのマーケティング力だけでは限界がある。

ANAは3月、2019年にホノルル線に就航させるA380に用いる、「空飛ぶウミガメ」をイメージした特別塗装を発表した(記者撮影)

──2019年にはハワイ・ホノルル線に超大型機「A380」を導入する。リゾートも重視する理由は?

結局、客層は同じで、普段出張で貯めたマイルを使ってハワイに行く人は非常に多い。マイルを貯めて使って……という好循環が顧客との持続的関係を築く。一番人気のハワイ線に大型機を入れて、マイルを交換しづらい繁忙期でも席を取りやすくなることをうたっていきたい。高齢者が増えてくれば、観光路線に対する関心も高まると考え、手を打っている。

ホノルルだけでなく、ハワイには主要な島が8つあるし、ミクロネシアや東南アジア、オセアニアにもリゾートは多く、就航する可能性はある。マイルの好循環を広げていきたい。

──昨年、ANAはベトナム航空に出資した。米国大手も中国の航空会社に出資するなど、近年は資本提携が目立つ。

「スターアライアンス」のような航空連合や他社との共同事業は、株を持たない提携だった。ただ世界経済の不確実性は高まっている。航空業界での資本提携は(外資規制があるので)子会社化ではなく少額出資にとどまるが、時代の流れなのだろう。今後主流になるかはわからないが、ある程度経営に入り込み、資本による強固な絆があれば、国の事情に左右されず長期の関係が築ける。

ベトナム航空はANAとの提携締結後、ANAグループから機内食の提供を受けるなど協業を進めている(記者撮影)

ベトナム航空は、国が同社の株を民間に放出するというタイミングでわれわれが手を挙げた。

ベトナムはインドシナ半島の中核国。現地の最大手と組むことで東南アジアに布石を打つ。コードシェア(共同運航)や空港業務受託など、広範な提携で相乗効果は出てきている。

JALを注視するが、競合は世界にいる
――国内を見れば、公的資金で再建されたJALの新規就航や投資を国土交通省が制限する通達(通称「8.10ペーパー」)が3月末に期限を迎えた。日本のライバルとしてどう向き合っていくか。

(ペーパーの効力が切れた後、)彼らがどのような戦略を仕掛けてくるか、非常に関心を持って見ていく。財務体質にはかなり格差がある。この格差を利用し、われわれからするとありえないようなことをやってきたとしたら、物申させていただく。

反面、JALだけがライバル企業ではない。JALだけを意識することなく事業を進めていくのが、今後の大きなポイントになるだろう。

平子裕志(ひらこ ゆうじ)/1958年生まれ。東京大学経済学部卒業後、全日本空輸(ANA)入社。レベニューマネジメント部長、ニューヨーク支店長などを経て、2015年6月からANAホールディングスとANAで取締役を兼務、CFO(最高財務責任者)に。2017年4月、ANA社長に就任(撮影:今井康一)


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