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商業・流通

1とはずがたり:2006/04/26(水) 23:23:08
スーパー,コンビニ,百貨店,中心商店街の衰退と活性化策など

リンク
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/commerce.html

4017チバQ:2019/09/26(木) 13:20:43
https://www.sankei.com/economy/news/190925/ecn1909250016-n1.html
フォーエバー21、日本撤退 10月末、全14店舗閉鎖
2019.9.25 14:34経済産業・ビジネス
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フォーエバー21の店舗=28日、ニューヨーク(共同)
フォーエバー21の店舗=28日、ニューヨーク(共同)
 低価格衣料品店を展開する米フォーエバー21の日本法人は25日、国内の全14店舗を10月末で閉鎖し、日本事業から撤退するとホームページ上で発表した。オンラインストアも閉鎖する。米メディアは8月、フォーエバー21が連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請の検討に入ったと報じていた。

 インターネット通販拡大による店舗の収益悪化が背景とみられる。店舗は北海道、宮城、東京、埼玉、神奈川、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄の11都道府県で展開している。

4018チバQ:2019/09/30(月) 17:38:30
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190927-OYT1T50327/
日本橋に「コレド室町テラス」開業、飲食店など31店舗
2019/09/27 21:13
「コレド室町テラス」の開業に先立ち、テープカットをする関係者ら(27日午前、東京都中央区で)=西孝高撮影
 三井不動産は27日、東京・日本橋で商業施設「COREDO(コレド)室町テラス」を開業させた。若い世代を日本橋に呼び込もうと2000年代前半から進めてきた商業施設「コレド」シリーズの5か所目となる。

 室町テラスはオフィスなどが入る複合ビル「日本橋室町三井タワー」(地上26階)の地下1階から地上2階までで、飲食店や雑貨店など31店舗が入る。日本初出店となる台湾の書店「誠品生活」では、書籍約10万冊のほか、台湾の食品や雑貨をそろえる。

 三井不動産は、東京五輪・パラリンピック後に予定される首都高速道路の地下化に合わせ、日本橋川沿いに飲食店や広場などを整備する方針で、日本橋付近の街並みは今後も変わる見込みだ。

4019チバQ:2019/09/30(月) 18:09:17
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201909/CK2019092402000126.html?ref=rank
伊勢丹、跡地利用は未定 「府中店」30日閉店迫る

2019年9月24日


閉店が迫った伊勢丹府中店=府中市で

写真
 府中市唯一の百貨店、伊勢丹府中店の閉店が三十日に迫った。京王線府中駅前の中心市街地でありながら、跡地利用は未定。市は「ラグビーのまち」を掲げ、ワールドカップ(W杯)日本大会に沸いているが、大きな懸案を抱えている。 (松村裕子)

 閉店セールでにぎわう休日の伊勢丹府中店。家族で買い物に来た調布市の主婦尾崎圭子さん(36)は跡地利用が未定と聞き「すぐ次の店が入ると思って、あまり危機感を持っていなかった」と驚いた。国立市の中島正憲さん(81)は「年を取ったので新宿まで行きたくない。早く閉店後の店を決めてほしい」と求めた。

 伊勢丹府中店は一九九六年、府中駅南口の再開発事業で、最初にできた商業ビルの核として開店。二〇一七年に三つ目のビルがオープンし、再開発はほぼ完了した。だが、三越伊勢丹ホールディングス(HD)は昨秋、恒常的な赤字を理由に閉店を発表。W杯と来夏の東京五輪に向け、誘客を図ろうとしていた市には打撃となった。

 市は当初、HDがテナント入居型の商業施設への転換を検討する方針を示していたことから、来春の改装オープンを見込んでいたが、HDとビル管理会社は今も「協議中」と言葉を濁す。市の担当者は「跡地利用が決まれば期待につながる。にぎわいの核になる商業施設を早く決めてほしい」と気をもむ。

 伊勢丹と同じビルにあり、十月以降も営業する「専門店街フォーリス」の危機感は強い。ビル全体が閉店すると思われかねないためで、菓子店「青木屋」の多久島治社長(55)は「ビル前であるW杯関連イベントを、専門店街は残ることをアピールする機会にしたい」と話した。

     ◇

 多摩地域では、百貨店の撤退に歯止めがかからない。伊勢丹府中店が閉店すると、残りは交通の要衝である立川市や吉祥寺駅がある武蔵野市などの五店舗になる。

 全国的に地方都市での撤退が相次いでいるが、多摩大の長島剛教授(地域金融論)は「多摩地域も例外でない」と指摘。「若い人は百貨店に行かず、お中元、お歳暮を贈る習慣も薄れ、百貨店ビジネスが成り立たなくなった」と分析する。

 地方都市と異なるのは、人口減が主因ではないこと。百貨店跡のビルは商業施設などとして活用されている。「府中も駅前は活気があり、伊勢丹が閉店しても人出が激減するとは考えづらい」と長島教授。ただ、中心市街地に大きな空き店舗があるのは街のイメージを悪くするといい「できるだけ早く対応すべきだ。ベッドタウンの強みを生かし、オフィス系も含めて検討しては」と提案する。

4020チバQ:2019/10/01(火) 11:02:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191001-00000009-mai-soci
伊勢丹府中店23年の歴史に幕 「思い出の場所、寂しい」
10/1(火) 9:08配信毎日新聞
伊勢丹府中店23年の歴史に幕 「思い出の場所、寂しい」
伊勢丹府中店の最終日の閉店後、山上敦店長(右)があいさつを終えるとのれんが外された=東京都府中市宮町で2019年9月30日午後7時15分、安達恒太郎撮影
 東京都府中市の京王線府中駅前にある百貨店「伊勢丹府中店」が30日、業績不振により閉店し、23年の歴史に幕を下ろした。閉店後の跡地活用策は決まっておらず、市中心部の空洞化を心配する声もある。

 「23年にわたり府中の方々に支えられてきました」。午後7時の閉店後、山上敦店長が最後のあいさつをして頭を下げると、約1000人の客から拍手が送られ、「ありがとう」との声も飛んだ。

 地下1階〜地上9階(売り場面積3万2402平方メートル)の店は府中駅前再開発に伴って1996年4月に開店した。三越伊勢丹ホールディングス(HD)によると、97年3月期にピークとなる261億円の売り上げを記録したが、少なくとも伊勢丹と三越が経営統合した2008年度以降は赤字が続いていた。

 食品売り場のリニューアルなどに取り組んだが「収支改善には至らず」(広報担当者)、19年3月期の売り上げは139億円だった。府中店の従業員288人は配置転換で雇用を継続する。

 最終日は午前10時の開店前に1200人が行列し、終日人であふれた。娘のさらちゃん(1)を連れて訪れた府中市の主婦、橘田美幸さん(29)は「9階のレストランフロアで特別な日に家族で食事したり、初任給で両親にごちそうしたりした。たくさんの思い出が詰まった場所なので寂しい」と話した。

 店はビル管理会社から借りており、閉店後の活用策は同社とHDはいずれも「協議中」としている。一方、市経済観光課によると、ビル管理会社から「商業施設としてオープンできるように協議を進めている」と連絡があったという。

 HDは構造改革の一環で採算が悪化している地方や郊外店の閉鎖を進めており、相模原市の相模原店も同日閉店した。【安達恒太郎】

4021チバQ:2019/10/01(火) 18:12:32
https://mainichi.jp/articles/20190930/k00/00m/020/206000c
甲府・山交百貨店が閉店 かつてのにぎわい取り戻せず…65年の歴史振り返る
会員限定有料記事 毎日新聞2019年9月30日 19時07分(最終更新 9月30日 19時09分)
 JR甲府駅南口前の山交百貨店が30日、65年の歴史に幕を閉じ、閉店した。かつて多くの家族連れでにぎわい、山梨を代表する百貨店の一つだった「山交」の軌跡を振り返った。【井川諒太郎】

 山交百貨店は1954年に開業した百貨店「甲府松菱」が前身で、国際興業の傘下に入り、65年から山交百貨店の名称になった。

 当時、甲府には岡島百貨店など他に二つの百貨店があってしのぎを削っていたが、山交百貨店は駅前の好立地や低価格路線で売り上げを伸ばしたという。

 66年に入社した曽根正英さん(71)は「高級志向の岡島百貨店に比べ、『買いやすく、見やすく、気軽』…

4022チバQ:2019/10/02(水) 09:49:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000007-at_s-l22
ららぽーと沼津、10月4日に開業 労働力不足、渋滞の悪化…地域課題が浮き彫り
10/2(水) 8:02配信@S[アットエス] by 静岡新聞SBS
ららぽーと沼津、10月4日に開業 労働力不足、渋滞の悪化…地域課題が浮き彫り
開業間近の「ららぽーと沼津」(中央手前)。国道1号に面し、東名、新東名両高速道からも近いなど抜群の立地だが、さらなる渋滞の多発も懸念される=9月中旬、沼津市(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
 静岡県東部最大級となる大型商業施設「ららぽーと沼津」が4日、沼津市にオープンする。百貨店などの撤退が相次いだ中、県東部の“商都”復活に向けた期待の声もある。ただ、従業員採用を巡る労働力不足や慢性的な渋滞の悪化への懸念といった地域課題が改めて表面化する形にもなっている。

 「この地域で多くの従業員を確保するのは大変だろうと予測していた。実際に説明会を開催してみると、難しさをより実感した」。9月初旬、ららぽーと沼津を運営する三井不動産商業マネジメントから委託され、同市で合同求人説明会を開催したアイデム担当者は本音をこぼした。

 入居テナント214店舗全体の採用目標数は3千〜4千人。テナントの中にはオープン時給1500円と、周辺の一般的なパート・アルバイトと比べて破格の待遇を提示したケースも。だが、採用数は目標の6〜7割程度にとどまるという。

 三井不動産商業マネジメントの担当者は沼津市の状況を「若者の流出や人口減少が激しく、そもそもの労働力が不足している。土日や祝日が書き入れ時になるサービス業への就労を不安視し、敬遠する子育て世代の声も多い」と分析する。沼津公共職業安定所が公表した7月の管内の有効求人倍率は県や全国平均を上回る1・64倍。担当者は「時給ではなく総合的な働きやすさが求められる。地域の実情に配慮した運営を心掛けたい」と話す。

 交通渋滞を懸念する声も聞こえる。同市はららぽーと沼津が面する国道1号を中心に県内有数の渋滞多発地域で、オープン後は渋滞が深刻化する恐れがある。バス事業者は施設を経由する路線になるようダイヤを改正、公共交通の利用を呼び掛ける。施設側もオープン当初は約800メートル離れた場所に臨時駐車場を設けて送迎バスを運行し、臨時駐車場を利用した客にクーポン券を配るなど、混雑緩和を図る。施設近くの製造業経営者(51)は「住民の生活道路まで混雑しそう。市民病院も間近にあり、救急車の通行の妨げにならなければいいが」と気をもんだ。

静岡新聞社

4023chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:38:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191005-00306640-toyo-bus_all
しまむら、客離れに歯止めかからない深刻事情
10/5(土) 5:20配信東洋経済オンライン
しまむら、客離れに歯止めかからない深刻事情
9月30日に決算を発表したしまむら。利益は下げ止まったものの、客数の減少が続く(編集部撮影)
 アパレル大手しまむらは9月30日、今2020年2月期の上期(2019年2〜8月期)決算を発表した。売上高2643億円(前年同期比4.1%減)、営業利益143億円(同0.3%増)と、減収増益で着地。売上高、営業利益ともに期初の会社計画を下回り、同期間では2期連続で減収となったが、わずかながら3期ぶりの増益は確保した。

【グラフ】しまむらの過去10年の業績はどうなっている?

 「在庫がかさんで値下げせざるをえない、という悪循環は断ち切れた」。同日東京都内で開催した今上期の決算説明会において、しまむらの北島常好社長は状況をこう総括した。

■店舗数が増える一方、客数は減少

 利益の下げ止まりに寄与したのは、在庫効率化を進めたことによる値引き処分の減少だ。婦人服を中心にシーズン初めの在庫投入量を減らす一方で、売れ筋を見極めて期中に追加生産する商品の割合を拡充。前期に乱発した数十円、数百円といった過度な低価格セールや、チラシ持参での値引きキャンペーンも廃止した。

 これらの結果、上期における主力業態「ファッションセンターしまむら」の客単価は、前年同期比で1.2%上昇した。会社全体の粗利益率も、33.3%(前年同期比1ポイント増)に改善した。

 利益は底打ちしたものの、今回の上期決算で浮き彫りとなったのが客数減の深刻さだ。売上高の約8割を占める「ファッションセンターしまむら」では、店舗数が増えているにもかかわらず、全店ベースの客数は前年同期比6.1%減と大幅なマイナスに。昨夏頃から顕著となった客数減は、深刻度合いを増している。

 「天候不順が、春の行楽需要や初夏の立ち上がりに大きく影響した。天候が崩れても一定の売り上げを確保できる商品群を開発しないと、今後はなかなか厳しい」(北島社長)

 だが、その落ち込みぶりは天候要因だけでは説明しきれない。確かに、天候不順に見舞われた4月と7月の既存店売上高は前年同月比10%以上の減少と突出して悪かったが、客数については、3月以外のすべての月が3%以上のマイナスとなっている。

 過度な安値セールを減らしたため、客単価が上がった反面、客数が伸びなかった側面はあるだろう。

■失われた“しまむららしさ”

 しかし、客数減の主要因として考えられるのが、顧客離れの長期化だ。しまむらでは2015〜2016年に、PB(プライベートブランド)商品の「裏地あったかパンツ」や「素肌涼やかデニム&パンツ」が大ヒットした。が、その後は集客を促すような新たな人気商品を生み出せていない。

4024chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:38:44
 1つの品番で大量に売れるPBがヒットするかたわら、売り場の整理やアイテム数の絞り込みを進めすぎてしまい、多種多様な商品が雑多に混在する“しまむららしさ”も徐々に失っていった。

 安さだけでは購買を訴求しづらい、消費環境の変化も追い打ちをかけた。ちょうど1年前、2019年2月期上期(2018年2〜8月期)の決算説明会で、北島社長は「(販促を行っても)客数がそれほど上がらなかった。消費者による『要不要の選別』が厳しくなり、安売りをすれば客数が上がるという方程式が以前ほど確実ではなくなった」と話していた。

 前期に実施した「1400店舗記念セール」や「65周年セール」では、140円のTシャツや65円の靴下などの目玉商品を用意したものの、客数の押し上げ効果は限定的だった。現在のしまむらは、こういった選別意識の厳格化を背景にした顧客離れを食い止めきれずにいる。

 状況打破に向け、1年半ほど前まで掲げていたPB強化の方針はいったん封印し、婦人服のアイテム数を増やすなど売り場の再構築を模索している。短納期で生産する商品も拡充。加えて、昨年8月に新設した市場調査を専門的に行う部門で、トレンドの変化や他社商品の分析を徹底し、ヒット率の高い商品企画にも注力する。

 だが、これらの施策は、現状で対応できることを手当たり次第に打っているようにも見える。肝心のPBを含めた商品構成のあり方や、具体的な価格戦略についての明確な方向性は打ち出せていない。「しまむらは成長戦略が定まっていない。『そのうち、いつかまたよくなるだろう』という楽観した空気が感じられる」と、サプライヤーからは不安の声も上がる。

■ECやメルカリなど競合が多様化

 ここ数年の間に、衣料品のネット通販やメルカリを筆頭とした個人間での中古衣料の売買が急速に普及した。地方にいる消費者でも、多様な商品をネット上で価格比較しながら手軽に探すことができるようになった。地方を中心にドミナント出店を続け、「ファッションセンターしまむら」の店舗数は全国約1400に達するが、購買ルートの多様化により競争環境は厳しさを増すばかりだ。

 今回の上期決算説明会で、成長戦略の方向性について問われた北島社長は、「国内2000店舗というインフラを使えば、まだまだ(新規)事業は考えられる。だが、その一歩をまだ踏み出していない」などと、あいまいな回答に終始した。

 安さをウリとするしまむらのビジネスモデルは、安い賃料と少ない人員での店舗運営や、自前の物流体制を活用してのローコストオペレーションをベースに成り立ってきた。それだけに、さらなるコスト削減には限界がある。

 足元では粗利益率が改善したとはいえ、売上高が減る状況が続けば、再び利益が下向く懸念もある。「デフレの勝者」の復活に向けた道筋は、まだ見えていない。

真城 愛弓 :東洋経済 記者

4025chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 09:16:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000010-kobenext-bus_all
新生「神戸阪急」開業 H2Oが7年半ぶり神戸進出、開店前に5千人の列
10/5(土) 12:08配信神戸新聞NEXT
新生「神戸阪急」開業 H2Oが7年半ぶり神戸進出、開店前に5千人の列
オープンした神戸阪急の入口前で来店者を出迎える聖乃あすかさん(右から3人目)と都姫ここさん(右)=5日午前、神戸市中央区小野柄通8(撮影・大森 武)
 神戸・三宮で9月末に閉店したそごう神戸店(神戸市中央区)の後を継ぎ、神戸阪急が5日、開業した。阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングにとっては、7年半ぶりの神戸進出。関西における「阪急」の高いブランド力を生かし、新たな街の「顔」として地元経済活性化の起爆剤となることが期待される。

【写真】来店者を出迎える宝塚歌劇団の聖乃あすかさんら

 オープン前には約5千人が押し寄せ、入店を待つ長蛇の列ができた。新しくなった2階北側広場「グランパティオ」でセレモニーが行われ、午前10時、阪急百貨店吹奏楽団のファンファーレに合わせて華やかに開業。「すみれの花咲く頃」の曲が流れる中、宝塚歌劇団花組の聖乃あすかさんらが来店客を出迎えた。

 神戸阪急のテーマは楽しさを毎日発信する「フェスティバル365」。売り場の一部や催事場を刷新し、開店直後から大勢の家族連れらでにぎわった。

 2、3階にワークショップやミニ講座などを提供する「パティオステージ」を新設。2階には神戸阪急と老舗文具店のナガサワ文具センター(同)が共同開発した万年筆インクの新色「神戸ウインドブルー」を用いた帽子や小物などオリジナル商品を並べた。

 9階催事場は約3割広げ、外光を取り入れて開放的な空間にした。この日始まった北海道物産展の来場者は海鮮やラーメン、洋菓子に舌鼓を打ったり、窓際にできたテラス席で街並みを眺めながら地ビールを楽しんだりした。

 友人と2人で訪れた神戸市兵庫区の自営業の女性(43)は「そごうの時とは違う店が入り、雰囲気も明るくなった。神戸ならではの阪急になってほしい」と笑顔を見せた。

 H2Oは神戸ハーバーランドで営業していた旧神戸阪急を2012年3月に撤退させた。17年10月にセブン&アイ・ホールディングスからそごう神戸店を取得。屋号を2年間変えずに営業し、業務や顧客サービスの切り替え準備を進めていた。(三島大一郎)

4026chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 09:16:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191004-00000117-jij-bus_all
オンワード、不採算600店閉鎖=全体の2割、百貨店苦戦
10/4(金) 18:04配信時事通信
オンワード、不採算600店閉鎖=全体の2割、百貨店苦戦
不採算店舗の閉鎖などを発表するオンワードホールディングスの保元道宣社長=4日、東京都中央区
 アパレル大手のオンワードホールディングスは4日、国内外の不採算店舗を閉鎖すると発表した。閉鎖店舗数は明らかにしていないが、今後3〜5年で全体の2割に当たる約600店を減らすとみられる。主力拠点である百貨店内に開設した店舗が苦戦しており、成長しているインターネットの通信販売に力を入れる。

【図解】百貨店売上高の推移

 記者会見した保元道宣社長は実店舗について「顧客との接点は必要だが、数よりも質を高めたい」と説明。ネット展開では「デジタルに精通した世界大手と連携し、新ブランドを共同開発したい」と語った。

 オンワードは、婦人服で「23区」「組曲」、紳士服で「五大陸」などのブランドを展開している。百貨店の店舗は顧客の高齢化が進み、若い世代を取り込めていないという課題を抱える。

4027chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 09:17:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191004-00000024-mai-bus_all
「西武」発「阪急」行き 高槻の百貨店、5日に新装開店
10/4(金) 13:35配信毎日新聞
「西武」発「阪急」行き 高槻の百貨店、5日に新装開店
5日に新装オープンする「高槻阪急」。すでに看板は「西武」から「阪急」に変わっている=高槻市のJR高槻駅前で2019年10月2日、山本真也撮影
 JR高槻駅北側で45年間親しまれた「西武高槻店」(大阪府高槻市白梅町)が先月末閉館し、5日、「高槻阪急」として新装オープンする。

【写真特集】スパークル!大丸心斎橋店本館の内部公開

 西武高槻店は1974年に開店。2年前に阪急百貨店を運営するエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの傘下に入った時点では、屋号は変更しなかったが、同じく傘下に入った「そごう神戸店」とともに今月、「阪急」に屋号を変更した。

 地下食品売り場を段階的にリニューアル中で、日本各地の老舗の和菓子や昔懐かしいおやつを集めた「銘菓銘品 日本の味」売り場がまずオープン。11月下旬に全面オープンする。阪急うめだ本店から人気菓子を中心に約20ブランドの取り寄せサービスも始め、「西武時代よりも、より地元に密着した百貨店を目指す」としている。

 オープニングイベントとして「高槻今昔写真展覧会」(5〜14日)、「ジャンボうどんギョーザづくり」(6日午後2時から)などが開催される。【山本真也】

4028chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 09:18:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000628-san-cn
台湾で百貨店「SOGO」経営権争い国際問題に、シンガポール企業が一方の株式取得、FTAの枠組みで調停も
10/2(水) 21:11配信産経新聞
台湾で百貨店「SOGO」経営権争い国際問題に、シンガポール企業が一方の株式取得、FTAの枠組みで調停も
「SOGO」ブランドを強調する電飾や看板を取り付けた台北市中心部の百貨店「遠東SOGO」ビル=台北市
 台湾各地で店舗展開する大手百貨店、SOGO(旧そごう)の経営権をめぐり、台湾で訴訟が10年以上も続く中で、紛争が9月末にシンガポールにも飛び火した。同国の大手企業が台湾の一方の紛争当事者から株式を取得し、FTA(自由貿易協定)の枠組みを利用して調停申請を準備しているという。シンガポールは、台湾がアジアでFTAを締結した唯一の相手国。国際問題化すれば東南アジアとの関係を重視する「新南向政策」を打ち出した蔡英文政権にとって、大きな試練になりそうだ。(台北 矢板明夫)

 1980年代に台湾に進出した日本のそごうグループが撤退後、残した「SOGO」ブランドの百貨店が成長を続けた。現在は台北を中心に7店舗あり、昨年は過去最高の461億台湾元(現在のレートで約1600億円)を売り上げた。

 SOGOの現在の経営者は台湾の物流大手、遠東グループだが、以前の経営者で持ち株会社、太平洋流通(太流)の前会長の李恒隆氏は、遠東側が不当な手段で経営権を奪ったと主張している。

 台湾メディアなどによれば、東南アジアを中心に約20カ国で展開するシンガポールの外食大手、ブレッドトークが9月末までに、李氏が所有する太流の株式を取得した。関係者によれば、双方は7月から水面下で接触し、ブレッドトーク側は弁護士を台湾に派遣して裁判資料を精査した上で、買収に踏み切った。

 ブレッドトークは今後、台湾の経済部(経済産業省に相当)にSOGOの経営者の登録変更を求める。不調に終われば、シンガポール政府を通じて台湾当局に対し、FTAの枠組みで調停申請を行うという。

 中国から政治的圧力を受け続けている蔡政権は、東南アジアとの経済関係に力を入れてきた。同地域で唯一のFTA締結国との初トラブルを、どのように処理するのか、注目される。

 台湾での経営権争いは2002年から。経営者の李氏が日本で長期入院した際、SOGOの経営を一時的に遠東グループに任せた。だが、同グループの幹部が書類を偽造して架空の株主総会などを開き、太流の資本金を1千万台湾元から40億台湾元以上に増資した。この結果、李氏の持ち株比率が大幅に下がり、経営権を奪われたという。

 その後、刑事訴訟では書類などを偽造した幹部が有罪となったが、遠東グループの経営陣による偽造への関与は認められず、登記内容は元に戻せなかった。

 李氏はその後も民事、刑事、行政訴訟などで相次ぎ訴えたが、いずれも認められなかった。万策が尽きたとして、ブレッドトークに支援を求めていた。

4029chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 09:20:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190930-00000577-san-bus_all
相次ぐ地方百貨店閉鎖 大手も新たな客層開拓に活路
9/30(月) 20:14配信産経新聞
相次ぐ地方百貨店閉鎖 大手も新たな客層開拓に活路
百貨店の売上高と店舗数推移
 伊勢丹府中店(東京都府中市)、伊勢丹相模原店(相模原市)、山交(やまこう)百貨店(甲府市)が30日にそろって閉店。地方経済の減速で老舗百貨店の閉店が相次ぐ中、東京や京都、神戸などに店舗を構える大手百貨店は生き残りをかけた体制整備を進める。店舗改装で若者に人気のテナントを入れるなど、魅力的な店舗作りで新たな客層を取り込もうと工夫を凝らす。

【写真で見る】9月30日で閉店した山交百貨店

 セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は5日、「西武所沢店」を「西武所沢S.C.(ショッピングセンター)」として新装開店した。無印良品など専門店の売り場面積を段階的に増やし、令和2年3月までに売り場全体の約75%まで拡大する計画だ。

 同店はもともと食品購入など普段使いの顧客が多かった。この利点を生かし、改装でも普段使いのテナントを増やし、地元顧客が利用しやすい店舗を目指す。そごう・西武は同店を郊外店舗の新しいモデルと位置づける。

 小田急百貨店も専門店を組み合わせ、施設全体の魅力向上を図る。3月に改装を終えた小田急百貨店町田店は専門店の割合が4割。働く女性らが会社帰りに立ち寄れるなど顧客の来店頻度を高め、親子3世代での来店シーンも見込む。今年度の売り上げは平成29年度比で25%増を目指す。

 一方、三越伊勢丹ホールディングスは、店舗戦略の見直しで収益体質の強化を図る。伊勢丹府中店、伊勢丹相模原店に加え、来年3月には新潟三越を閉店。赤字店舗を閉じて、不動産事業などの成長分野に投資する。

 日本百貨店協会によると、19年から30年までの11年間で全国の百貨店数は278店から59店減少。総売上高も約7兆7千億円から約1兆8千億円も目減りした。東京、大阪などの主要10都市を除いた地区の減少幅が過半を占める。(出口賢太郎)

4030チバQ:2019/10/07(月) 15:00:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191004-00000006-asahi-bus_all
オンワード数百店閉鎖 ブランド低迷、11年ぶり赤字へ
10/4(金) 7:30配信朝日新聞デジタル
 アパレル大手のオンワードホールディングスは3日、不採算店舗を来年2月末までに閉店すると発表した。約3千店(海外の約300店を含む)のうち、数百店規模での閉店を検討しているという。市場の縮小やネット販売の浸透で、百貨店で展開するブランド「23区」や「組曲」などが低迷しており、大量閉店で構造改革を進める。この閉店による特別損失の計上で、2020年2月期は11年ぶりの純損失になる見通しだ。

 同社はこの日、店舗閉鎖による特別損失約220億円を計上することに伴い、20年2月期の業績予想を大幅に下方修正した。55億円の黒字を見込んでいた純損益は240億円の赤字(前期は49億円の黒字)に引き下げた。営業利益は55億円から12億円(前期比73・1%減)に下げた。売上高は2560億円(前期比6・4%増)で据え置いた。

 消費者の志向の変化で、お金の使い道の比重が衣料品から通信などに移っている。経済産業省などによると、17年の国内の衣料品販売は10・4兆円で、この20年で5兆円減った。市場の縮小で各社ともに苦戦しており、日本でも展開していた米ファストファッション大手のフォーエバー21は経営破綻(はたん)した。(佐藤亜季)

朝日新聞社

4031チバQ:2019/10/07(月) 15:01:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191004-00000604-san-bus_all
オンワード、構造改革で数百店閉鎖へ 一部ブランドも廃止 配置転換も
10/4(金) 18:50配信産経新聞
 アパレル大手のオンワードホールディングス(HD)は4日、店舗閉鎖を柱とする事業構造改革を実施すると発表した。閉鎖店舗数は数百店に上る見通しで、不採算ブランドの削減や人員の再配置にも踏み込む。主要販路である百貨店販売の不振が続く一方、インターネット通販が急速に普及して事業環境が大きく変化する中、収益構造の転換を急ぐ考えだ。

 オンワードHDは現在、海外の約300店を含めてグループで約3千店を運営している。4日に東京都内で記者会見した保元道宣社長は「取引先との調整などを進める必要がある」として改革の詳細には触れなかったものの「店舗閉鎖を加速する」と説明。全店舗の2割に当たる600店規模になる可能性もある。

 構造改革実施に伴い、252億円の特別損失を計上することから、令和2年2月期の連結最終損益は240億円の赤字(前期は49億円の黒字)に転落する見通し。同社の最終赤字転落は11年ぶりとなる。

 一方、この日発表した元年8月中間連結決算は、最終損益が244億円の赤字(前年同期は14億円の黒字)だった。売上高は、3月に買収したカタログギフト会社が加わったことから、前年同期比4・0%増の1184億円となった。

 オンワードHDは、婦人服「23区」や紳士服「五大陸」などの有力ブランドを展開しているが、売上高に占める百貨店販売の割合が高い。一方、同社は平成31年2月期に電子商取引(EC)事業で前期比25・6%増の255億円を売り上げており、令和4年2月期には500億円に倍増させたい考え。保元社長は「(改革によって)デジタルという新しい市場を獲得し、未来への展望を開きたい」と述べた。

 国内アパレル業界では、消費対象がスマートフォンなどに移っていることや、節約志向の強まりも逆風となっている。オンワードHD以外の大手では、紳士服「ダーバン」などを擁するレナウンは、8月に全社員の2割弱にあたる150人の希望退職を募ると発表。英高級ブランド、バーバリーとの契約が切れた三陽商会は昨年、平成25年と28年に続く3度目の早期退職を実施している。

 一方、米中貿易摩擦などで世界経済の先行きが不透明感を増す中、アパレル不振は海外でも目立つ。直近も、米ファストファッション大手のフォーエバー21が米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻したばかりだ。

4032チバQ:2019/10/10(木) 22:52:12
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191010-00958583-wwdjapan-bus_all
そごう・西武が一気に5店舗を閉鎖、1300人をリストラ 構造改革に大ナタ
10/10(木) 17:20配信WWD JAPAN.com
そごう・西武が一気に5店舗を閉鎖、1300人をリストラ 構造改革に大ナタ
そごう川口店
セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は、西武大津店など5店舗を21年2月までに閉鎖するほか、西武秋田店と西武福井店の2店舗は店舗の一部の営業を終了する。リストラで1300人の人員削減を見込む。これはセブン&アイ・ホールディングス百貨店事業(19年2月末)の全従業員6660人の約2割にあたる。

【画像】そごう・西武が一気に5店舗を閉鎖、1300人をリストラ 構造改革に大ナタ

井阪隆一セブン&アイ・ホールディングス社長は就任後、会長兼CEOだった鈴木敏文氏が当時推進してきた多角化戦略の見直しと、不振が続いていた百貨店事業とスーパーマーケット事業のリストラ策の再検討を進めていた。そごう・西武は他の郊外店でも売り場の定借化を進め、主要店舗ではコスメとラグジュアリー、食品などの成長領域を強化する。

西武岡崎店(店舗面積:1万6000平方メートル、売上高84億円、以下同)と西武大津店(2万7808平方メートル、99億円)、そごう西神店(1万6562平方メートル、110億円)、そごう徳島店(2万2512平方メートル、128億円)の4店舗を2020年8月までに閉鎖、そごう川口店(3万2621平方メートル、159億円)は21年2月に閉鎖する。

西武秋田店(1万3762平方メートル、93億円)のうち、「ザ・ガーデン自由が丘・西武」部分(1395平方メートル)を21年2月までに、西武福井店(2万5438平方メートル、115億円)は新館(約9000平方メートル)を21年2月までに営業を終了する。

セブン&アイ・ホールディングスは同様に傘下のイトーヨーカ堂についても不採算の33店舗を軸とした大型のリストラ実施を発表している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000078-asahi-bus_all
セブン、1千店を閉鎖・移転 西武・そごうも大規模閉鎖
10/10(木) 22:22配信朝日新聞デジタル
セブン、1千店を閉鎖・移転 西武・そごうも大規模閉鎖
セブン&アイ・ホールディングスのロゴ
 小売り大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD)は10日、傘下のコンビニ最大手セブン―イレブンの不採算店約1千店の閉鎖・移転などを柱とするグループの構造改革策を発表した。不振が続く総合スーパーのイトーヨーカ堂や百貨店のそごう・西武でも大規模な店舗閉鎖を進め、グループで計約3千人の削減に乗り出す。百貨店やスーパーに続いて、成長を続けてきた主力のコンビニにもリストラの波が押し寄せ、日本の小売業は大きな曲がり角を迎えた。

 構造改革策には、人手不足を背景に24時間営業のビジネスモデルがきしみ始めているコンビニのフランチャイズ(FC)店に対する支援も盛り込んだ。FC契約を結ぶ加盟店が本部に支払う加盟店料を来年3月から減額し、加盟店の収益改善を図る。この見直しにより、加盟店1店あたりの利益が年平均で50万円改善する一方、本部の利益は約100億円減るとしている。店舗運営に苦しみ、本部との対立が顕在化している加盟店の不満を和らげるため一定の譲歩に踏み切る。

 セブンHDの井阪隆一社長は記者会見で、「加盟店が安心して経営に専念できる体制づくりが優先順位の一番だ。オーナーのモチベーションが中長期的な成長の力になる」と述べた。

朝日新聞社

4033名無しさん:2019/10/10(木) 22:52:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000095-mai-bus_all
「残念」「困る」西武創業者ゆかりの滋賀で西武大津店閉店へ
10/10(木) 19:47配信毎日新聞
「残念」「困る」西武創業者ゆかりの滋賀で西武大津店閉店へ
来年8月に閉店が決まった西武大津店=大津市におの浜2で2019年10月10日午後4時20分、諸隈美紗稀撮影
 西武グループゆかりの地から「西武」の名を冠したランドマークが姿を消す。セブン&アイ・ホールディングスは10日、西武大津店(大津市におの浜2)を来年8月末に閉店すると発表した。西武グループの創業者、故堤康次郎氏(1889〜1964年)の出身地・滋賀県で、市民に半世紀近く愛された「百貨店」の閉店。この日、同店を訪れていた買い物客からは「無くなると困る」「残念」などと驚きと落胆の声が漏れた。

 同店は1976年6月に開店。7階建てで営業面積約2万8000平方メートルの店内には、婦人服やアクセサリーなどの婦人雑貨、紳士服や靴、時計、子供服などさまざまな品がそろう。和洋菓子や総菜、パンなどの専門店が並ぶ食品コーナーや和食や中華などのレストランも入るほか、「無印良品」や「ロフト」なども入居する。

 ピーク時の1993年2月期の売上高は371億1700万円に達したが、郊外型のショッピングセンターの出店が相次ぐなど経済環境の変化もあり、今年2月期の売上高は99億7200万円(前年比96・4%)とピーク時の3割以下まで落ち込んだ。運営する、そごう・西武は「現状のままでは業績の改善を見通すことは困難」と判断し、来年8月末での閉店が決まった。

 この日、同店で友人と待ち合わせをしていた大津市の主婦、中野栄美子さん(70)は「できた当初は古い町並みに変化をもたらしたように感じた。『西武』創業者の地元なので、無くならないだろうと思っていた。無くなると困る」。同市の主婦、片田恭子さん(55)は「大津の中心の一つで、シンボルが消えるようで残念」と肩を落とした。夫婦で訪れた同市の塚本博一さん(62)、妻和美さん(63)は「初めて聞いて驚いた。スーパーに無いものやブランド品があって重宝していたのに……」と話した。

 同店の閉店を受け、三日月大造知事は「開店以来、大津のにぎわいづくりに大きな役割を果たしていただき、大変驚くとともに残念」、大津市の越直美市長は「大変驚いている。多くの市民が利用していた店舗だけに大変残念な発表だ」とのコメントを発表。大津商工会議所は「突然のことで驚いている。地元経済に多少なりとも影響を与えることで、残念だ」とコメントした。

 同店には先月15日現在、社員41人、契約社員116人の計157人が働く。同店の広報担当によると、正社員は配置転換となるが、契約社員は閉店翌月に契約終了となる予定。テナントの扱いなど詳細は決まっていないという。【諸隈美紗稀、成松秋穂】

4034とはずがたり:2019/10/11(金) 09:43:30

そごう西神店2020年8月閉店 従業員「寝耳に水」
2019.10.10
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201910/0012777611.shtml

神戸新聞NEXT

 セブン&アイ・ホールディングスは10日、傘下のそごう・西武が運営する「そごう西神店」(神戸市西区)を2020年8月に閉鎖する、と発表した。西武の岡崎店、大津店のほか、そごうの徳島店もそれぞれ20年8月に営業を終了。そごう川口店は21年2月に閉店する。

 そごう・西武も同日発表し、閉鎖に至った経緯について、近年の営業不振に歯止めがかからず、「現状のままでは業績の改善を見通すことは困難」とした。

 同店は1990年10月10日に開業。営業面積は1万6562平方メートル。売上高は96年2月期の257億円がピークで、19年2月期は110億9500万円に落ち込んでいた。

 19年9月15日現在の社員数は、本社員51人契約社員84人の計135人。同店の男性従業員は「寝耳に水だ」と動揺を隠せない様子だった。

4035とはずがたり:2019/10/13(日) 09:59:57
オーナーが居る話しなのに移転とか閉鎖とかなんなん??直営店を閉めて苦しむオーナーを扶けるって話になるのかね??

セブン&アイが大リストラ コンビニ閉鎖・移転1千店
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASMBB56QQMBBULFA01C.html
2019年10月10日16時44分

 セブン&アイ・ホールディングスは10日、グループの事業構造改革の方針を公表した。主力のコンビニエンスストア「セブン―イレブン」は約1千店の閉鎖・移転のほか、加盟店の負担を減らして収益力を改善させ、不振の総合スーパー「イトーヨーカドー」や百貨店の「そごう・西武」は店舗閉鎖や事業見直しなどのリストラを進める。人手不足やネット通販の普及に伴い、流通大手が事業の大幅見直しを迫られた。

 セブン―イレブンでは、フランチャイズ(FC)契約する加盟店の加盟店料を減額し、各店の収益力を改善させる。セブン本部の利益は約100億円減る見込み。コンビニ事業の利益水準を維持するため、2019年下期以降に不採算店1千店を閉鎖・移転させ、本部人員の見直しや売り場の見直しも行う。

 ヨーカドーでは、33店舗で閉店やグループ外企業との連携を検討する。具体的な店舗名は公表していない。また、衣料や住居関連事業を見直し、同事業の売り場面積を減らす。従業員数を22年度末には18年度末比で約1700人減らす。

 そごう・西武では5店舗を閉鎖し、2店舗の売り場面積を減らす。従業員数は22年度末には18年度末比で約1300人減らす。



残り:376文字/全文:878文字

4036荷主研究者:2019/10/14(月) 11:40:43
>>4016
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50146670U9A920C1L31000/
2019/9/24 19:30 日本経済新聞 電子版 北関東・信越
ヨーカドー長野店閉店へ 長野電鉄、借り手探し急務

4037とはずがたり:2019/10/14(月) 20:30:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191004-00000604-san-bus_all
オンワード、構造改革で数百店閉鎖へ 一部ブランドも廃止 配置転換も
10/4(金) 18:50配信

4038チバQ:2019/10/15(火) 10:13:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00132758-kyt-l25
突然、店長が市役所訪れ閉店を告げた 西武大津店閉店、大津市は「地域経済や雇用への影響懸念」 
10/14(月) 18:18配信京都新聞
突然、店長が市役所訪れ閉店を告げた 西武大津店閉店、大津市は「地域経済や雇用への影響懸念」 
閉店が決まった西武大津店(大津市におの浜2丁目)
 西武大津店(大津市におの浜2丁目)が来年8月に営業を打ち切ることが明らかになった。近隣の住民や関係者からは、長年親しんだ百貨店の閉店を惜しみ、地域の経済や活力への影響を懸念する声が上がった。

【写真】閉店する西武大津店

 

 大津市役所には10日午後4時ごろ、宮島潤店長ら3人が突然訪れ、閉店を告げた。商工労働政策課の北﨑祐慈課長は「市民に長年愛された店舗。地域経済にとっても中核施設の一つなのに…。従業員の雇用も心配だ」と話した。越直美市長は「昨年、継続して運営していく考えを伺っていたので驚いている。残念だが市として必要な対応をしていく」との談話を出した。
 同店で9日に始まった物産展「滋賀のええもんうまいもん祭り」(びわこビジターズビューロー主催)は、2005年から15年連続で開かれている。三日月大造知事は「大津のにぎわいに大きな役割を果たし、県産品の販路拡大やPRにも協力いただいた。営業終了は大変驚くとともに残念」とコメント。大津商工会議所の中塚浩中小企業振興部長は「突然のことで大変驚いている。閉店すれば、間違いなく大津の経済や雇用に影響がある」と語った。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/32584?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
滋賀は「西武王国」発祥の地 グループ企業今も湖国に 一代で西武築いた創業者
2019年10月10日 16:49
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【資料写真】堤康次郎氏
【資料写真】堤康次郎氏

 滋賀県は西武グループ創業者の故堤康次郎氏の出身地で、近江鉄道などグループ企業もあり、ゆかりが深い。


 1989年、136メートルの高さを誇り滋賀のランドマークとも言える大津市のびわ湖大津プリンスホテルが開業。総工費約200億円という一大プロジェクトの背景には、ホテル事業を含む西武グループの創業者、堤康次郎氏の存在があった。バブル期に「世界一の富豪」と呼ばれた息子の堤義明・西武鉄道会長(当時)は開業時の会見で「滋賀は西武発祥の地。地元の人に喜ばれるものを残したかった」と並々ならぬ思いを語った。
 「西武王国」創業者の康次郎氏は、滋賀県愛荘町に生まれ、4歳で父が病死。母とも生き別れたが、10代で商売に目覚め、東京に移り、裸一貫でぶつかるビジネススタイルで財を築き、1938年に衆議院議員に初当選。衆院議長などを務めた。
 大津市歴史博物館前には、大津の基盤整備に貢献したとして、大津市初の名誉市民でもあった康次郎氏の高さ2メートルの銅像がある。

4039チバQ:2019/10/16(水) 19:27:56
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/business/dailyshincho-587731.html
コンビニ「Xマスケーキ」「おせち」が早くも販売開始 社員、バイト“自腹買い”の実態
2019/10/16 05:58デイリー新潮

コンビニ「Xマスケーキ」「おせち」が早くも販売開始 社員、バイト“自腹買い”の実態

過酷なノルマ事情とは…(※写真はイメージ)

(デイリー新潮)

 先月11日、セブン-イレブンのオーナーらが公正取引委員会を訪れ、セブン本部を告発する一幕があった。訴えのなかには「おでんを勝手に発注された」という、にわかには信じ難い内容も……。店の目玉となる季節商品だけに、本部としても“売らんかな”の姿勢であることは想像に難くないが、こうした話はおでんに限ったことではないようだ。『セブン-イレブンの真実』の著者でフリージャーナリストの角田裕育氏が、過酷なノルマ事情を繙く。

 ***

 10月に入り、暦の上では本格的に秋になった。とはいえ、日によっては暑さが残り、冬はまだまだ先というのが実感ではないだろうか。実際、クリスマスや正月も2カ月以上先のイベント。にもかかわらず、コンビニ業界では早くも「クリスマスケーキ」と「おせち」の販売予約を受け付けている。

 年末年始の目玉商品の予約がすでに始まっていると聞き、少々驚く方も多いだろう。実際、セブン-イレブン(以下セブン)の各店舗では、すでにそれなりの数の予約注文が入っているという。現役のセブン本部社員は次のように語る。

「例年、全国平均ではひと店舗あたり、クリスマスケーキは予約開始初日で25個くらい、おせちだと30個くらいの売り上げがあります」

 今年に関していえば、ケーキは9月23日から、おせちは10月2日から予約が始まった。テレビCMで宣伝しているわけでもなく、予約が始まっていること自体、知らない方も多いはずだ。

 実をいえば、この数字にはカラクリがあって、

「こうした売り上げは、主にOFC(店舗経営相談員)という役職の本部社員や店舗オーナー、従業員が買ったものが、かなり含まれています」(同)

 OFCとは、セブン直営店舗の店長を経た社員が就く役職で、店舗を指導する主力級だ。一般企業の“係長クラス”といえばわかりやすいだろうか。ひとりで7〜8の店舗を担当し、セブン全体で3000人ほどがいる。

 実際にSNSなどネット上では、アルバイト従業員を名乗るアカウントによる、

「クリスマスケーキやおせちは高いから、ノルマは勘弁してほしい」

 という趣旨の投稿が散見される。“身内”が自腹を切ってケーキやおせちを買い上げる……店舗はどう思っているのか。元セブンオーナーに実態を聞くと、

「最初のうちは目標達成のためにアルバイトにも買い取って貰っていました。しかし、あるとき、高校生アルバイト従業員に買わせて親御さんにこっぴどく怒られて以降はやめました」

 さらに、

「ウチは、クリスマスケーキやおせちのような高いものを自腹買いさせたことはありません。でも、恵方巻き2、3本程度なら『欲しいなら買ってね』と勧めたことはあります」

 こう証言するのは、大阪府東大阪市にあるセブン-イレブン南上小阪店のオーナー・松本実敏氏だ。今年2月に24時間営業を止め、注目を集めたあの人物である。

「よその店舗では(ノルマ達成の)表彰状をバックヤードに飾ってあったりして、そういう店はオーナーが進んで自腹買いをやっているのではないでしょうか。あるいは気の弱いオーナーさんのお店に、本部が強く出ているのか……」

 どうやら相当過酷なノルマが課せられている印象を受ける。目標が達成出来ないとどうなるのだろうか。

「隔週で1回、全国FC会議という本部社員を集めた会議があり、目標を達成出来なかったOFC社員はそこで吊し上げに遭います。『お前は何をやっていたんだ!』とか、もっと厳しい言葉が浴びせられることも……。そのため、クリスマスケーキとおせちが始まる9月と10月は、離職するOFC社員が多く出ます。12月のボーナスを待たずにですから、いかにノルマが過酷かがお分かり頂けるはず」(先の現役本部社員)

 加えて筆者の取材によれば、OFCは徹夜勤務もあたりまえの過酷な労働環境だそう。セブンのこうした実態は、コンビニ業界では知られた話である。もっとも、今回筆者の取材に答えてくれたのがセブン関係者であり、ローソンやファミリーマートなど、他のコンビニチェーンでも、季節商品の売り上げノルマはあり、自腹買いがないわけではない。とはいえ、関係者は口を揃えて、

「ローソンやファミマはセブンほどうるさく言ってこない」

 と証言する。

4040チバQ:2019/10/16(水) 19:28:28
自腹買いの裏側
 ただこの問題の難しいところは、表向き、“自腹買いは行われていない”とされている点だ。実際セブンに聞くと、

「自腹買いということはしていない。目標が達成出来ないからと言って、FC会議で社員を吊し上げるということもない」(セブン&アイ・ホールディングス広報センター)

 と答えるのみだ。どういうことなのだろうか? 元セブン本部社員の解説によれば、

「OFCの上司にあたる部長級のZM(ゾーンマネージャー)や課長級のDM(ディストリクトマネージャー)は、『自腹買いをしろ』とは口が裂けても言いません。社長以下の幹部クラスでは『自腹買いは卑怯なことだ』と言っているほどです。しかし、現場で自腹買いが定着してしまっているのは事実。私が在籍していた頃は、普通に売ってはとうてい達成出来ないような目標がZM、DMから命じられ、泣く泣くの自腹買いが行われていました。ですから、建前では自腹買いはないことになっているんです。幸い、私の上司はあまり自腹買いをしなくてはならないような目標を吹っ掛けてくる人ではありませんでしたけれど」

 世間のコンビニ業界への風当たりを気にしてか、最近では個数を指定しての“目標”のお達しはされないという。そもそもZMやDMの裁量による部分も大きく、元社員の証言にあるように、ノルマは店舗によってまちまちだったようだ。

 ただし、ノルマそのものが完全になくなったわけでは、もちろんない。ケーキやおせちではないが、比較的最近に私が耳にしたところでは、ある店舗では「ひと月におでん1000個」というノルマがあった。このあたりは本部も把握しきれていないのだろう。業界の“闇”の部分といえるかもしれない。

 先の現役本部社員は、こんな愚痴も漏らす。

「そもそもクリスマスケーキなんて12月に入るぐらいの時期にケーキ屋さんなどで予約するもの。今の時期から、しかもコンビニで売れる訳がありません。自腹で買ったクリスマスケーキを、学生時代のゼミの友人に買って貰ったりしたこともあります。セブンに入社すると、忙しすぎで社外の人との付き合いがほとんどなくなりますから、なけなしの人脈ですよ。おせちは10万円分ぐらいを実家に送ったりもしましたね」

 ノルマ達成のために、今後も自腹買いはつづく……。

角田裕育(すみだ・ひろゆき)
兵庫県神戸市出身。北大阪合同労働組合青年部長、人民新聞記者などを経てフリーに。著者に『セブン-イレブンの真実〜鈴木敏文帝国の闇〜』(日新報道)、『教育委員会の真実』(宝島社)。

週刊新潮WEB取材班編集

2019年10月16日 掲載

4041チバQ:2019/11/04(月) 16:33:51
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191102-00030497-president-bus_all
わざわざ「文化財」の中に出店するスタバの狙い
11/2(土) 11:15配信プレジデントオンライン
わざわざ「文化財」の中に出店するスタバの狙い
オープンから4年半を迎えた「スターバックス コーヒー ジャパン弘前公園前店」 - 撮影=プレジデントオンライン編集部
大手コーヒーチェーンのスターバックスが、地域文化に根差した店を増やしている。そのうち青森県弘前市の店舗は、「登録有形文化財」の中にある。建物の保護が前提なので、店は手狭で、商売がしやすいとはいえない。狙いはどこにあるのか。経済ジャーナリストの高井尚之氏が現地を取材した――。

■陸軍の官舎跡に生まれた“レトロ”なスタバ

 江戸時代、旧津軽藩の城下町として栄えた青森県弘前市(人口約17万人)――。明治31年から昭和20年(1898〜1945年)までは陸軍第8師団が置かれ「軍都」となった。

映画にもなった「八甲田山雪中行軍」(1902年、死者199人を出した行軍訓練)もこの第8師団だ。市内に現存する長官官舎(1917年建築。建物は当時の3分の1に縮小)は、切妻破風(きりづまはふ)の三角屋根が特徴で、戦後は米軍接収後に日本へ返還。弘前市が払い下げを受け、1951年からは市長公舎としても使われた。 そんな歴史的建造物が保存修理工事を終え、桜の名所として全国的に名高い弘前公園の前に移転。2015年4月、建物内に「スターバックス コーヒー ジャパン弘前公園前店」が開業した。スターバックスにとっては、神戸北野異人館に次いで国内2店舗目となる「登録有形文化財」への出店だった。

 それ以来、新たな観光名所となり、特に桜の季節には店の外に長い行列ができる。弘前公園で行われる「弘前さくらまつり」は、2019年には約289万人(4月20日から5月6日までの17日間)の来園者数を集めたほどだ。

 なぜ、弘前市とスターバックスは“文化財カフェ”をつくり、運営するのか?  現地取材を踏まえてその実情を紹介したい。

わざわざ「文化財」の中に出店するスタバの狙い
店舗設計部建築&サスティナブルデザインチーム チームマネージャーの柳和宏さん - 撮影=プレジデントオンライン編集部
■唯一の条件は「建物をなるべく残してほしい」

 「開業の前年、2014年9月にコンペ(建築の競技設計)があり、当社の提案が採用されました。弘前市からの要望は『建物をなるべくそのまま残してほしい』でした」

 こう話すのは、スターバックス コーヒー ジャパンの柳和宏さん(店舗設計部建築&サスティナブルデザインチーム チームマネージャー)だ。弘前公園前店の設計を担当し、京都市や神戸市などの「景観に合った店舗」出店にも多く携わってきた。

 一方、弘前市の担当者はこう説明する。

「建物を再活用する際、『カフェが望ましいだろう』という話になり、カフェ事業者を公募しました。応募されたのはスターバックスさん1社で、2014年11月27日に『協定』を結び、翌年春に開業となりました。冬期は積雪がある地域ですが、市としても1年中、お客さまにお越しいただく通年観光を目指しています」(広聴広報課・古川(こがわ)開(かい)さん) 現地の企業経営者からは、「結果的にスタバの単独入札となったが、市としては最も集客効果が期待できる店でよかったのではないか」という話も聞いた。

 全国的に有名な「弘前城の桜並木」が店内からも見渡せ、満開の季節はもちろん、春から秋にかけては人気スポットだ。取材時は平日の朝で落ち着いていたが、入れ替わりにお客が来店していた。残された課題は、冬の集客をどう工夫するかだろう。それは後述したい。

4042チバQ:2019/11/04(月) 16:34:15
■“景観に溶け込む店”を増やしている理由

 スターバックスにとって、この建物は「当社の世界観とも強い親和性があるという意味で、面白いと思いました」と柳さんは振り返る。もともと同社は、店を自宅や職場や学校ではない「サードプレイス」(第3の居場所)と位置付けており、現在は基本思想に近いコンセプトを踏まえて、それぞれの立地に合わせて店を展開する。

 近年は、日本の各地域の象徴となり、地域文化を発信する店「リージョナル ランドマーク ストア」を地道に広げる取り組みにも力を注ぐ。2005年の「鎌倉御成町店」(神奈川県鎌倉市)が1号店で、全国に25店(2019年9月30日現在)ある。国内総店舗数1497店(同9月30日現在)の中では数少ないが、同社にとって重視する取り組みだ。

 歴史や文化の色づく地域の象徴として、例えば「京都二寧坂ヤサカ茶屋店」(京都府・京都市東山区)、「神戸メリケンパーク店」(兵庫県神戸市中央区)、「鹿児島仙巌園店」(鹿児島県鹿児島市)など各地に展開する。開業までじっくり取り組み、京都のように構想から実現まで約10年かかった店もある。ただし定義付けがされたのは2016年で、前記の3店もすべて2017年にオープンした。

 「弘前の地域性は意識していましたが、2014年当時は、景観への思いは現在ほどなかった。でも地域の歴史を学ぶうちに、弘前ならではの店舗にしたい、という気持ちが強まったのです(柳さん)

■地元の伝統工芸を取り入れるのも欠かさない

 古い建物とはいえ、前述のように保存修理工事を終えており、構造的な心配はなかった。ただし大幅な改築はできない。「例えば今回は立派な木組みの天井があったので、それを台無しにしないよう、細長いスリットを設けて吹き出し口を目立たないように入れています。細かなところで建物の意匠をくずさないよう工夫を凝らしました。改装や備品調達などを通じて地域文化を残すという作業は、担当していて楽しかったです」(柳さん)。

ソファの張り地には伝統工芸の「こぎん刺し」を用いた。麻布(あさぬの)に木綿糸を刺す、江戸時代から津軽地方に伝わる刺し子技法で、近くにある「弘前こぎん研究所」に制作を依頼した。郷土文化も主張しすぎずポイント使いにとどめ、全体調和を保っている。 店舗パートナー(従業員)は実際の使い勝手をどう感じているのだろう。

 「他の店に比べて棚が狭かったり、冷蔵庫が小さかったりする問題はありますが、建物の価値を尊重して使っています」と話すのは、アシスタント ストアマネージャー(副店長)の原麻沙美さんだ。今年6月に「青森ELM(エルム)店」(五所川原市)から異動した。

 「ショッピングセンター内にあるエルムは、買い物ついでに立ち寄る方が目立ちますが、弘前公園前店は、ここに来るのが目的の方も多い。季節によって、お店から見える風景も違い、ゆったりと過ごしていただける接客を心がけています」(原さん)

 過去には、パートナーが開発した独自商品「エスプレッソ抹茶フラペチーノ」のプロモーションも行った。別名「津軽富士」と呼ばれる初夏の岩木山(標高1625メートル)をイメージし、新緑の一方で山頂にまだ雪が残る姿を、抹茶×クリームで体現したという。同プロモーションは既に終了しているが、「抹茶 クリーム フラペチーノ」にエスプレッソをワンショット追加すると、今でも同じ味わいを楽しめる。

■特産リンゴを使ったメニューで地域を盛り上げ

 10月18日から11月10日まで「弘前城 菊と紅葉まつり」が開催されている。会場は弘前公園前店から目と鼻の先にある、弘前公園内・弘前城植物園だ。

 この時季はリンゴの収穫の最盛期でもある。一般には、青森県は長野県と並ぶリンゴ王国と思われているが、実は圧倒的首位だ。2018年産の生産量は、青森県が約44万5500トンと2位の長野県(約14万2200トン)の3倍以上。中でも弘前市の生産量は日本一で、記録が残る2006年の生産量では、2位の長野市に4.5倍もの差をつけていた。

 取材当時、スターバックス コーヒー ジャパン弘前公園前店の入口には、手書き文字とイラストで「アップル クランブル パイ*」(480円+税)の黒板が置かれていた。店内には手書き文字・イラスト・写真で「おいしいアップルパイが届けられるまで…」の板書もあった。

 *現在は販売終了

4043チバQ:2019/11/04(月) 16:34:27
 「アップル クランブル パイが発売されたのは8月31日で、『全店舗の中で販売数日本一になろう』と事前にチラシを配布するなど、パートナー全員で盛り上げました。そのかいもあり、初日の販売数は目標を大幅達成。全国1位になれました」(原さん)

 原さんは「弘前では多くのカフェがアップルパイを出しており、お店ごとに違う味も楽しめます」と教えてくれた。弘前観光コンベンション協会が作成する「ガイドマップ」もある。スターバックスの「点」の活動を、「線」や「面」に広げると面白そうだ。

■閑散期の冬こそ「もっと、もっと弘前」

 弘前市の冬は厳しい。過去の年間気象情報によれば、平均して「弘前城 菊と紅葉まつり」終了直後の11月中旬から降雪が始まり、3月下旬まで降る日が多いようだ。

 地元関係者は「また大変な季節が来たな」と思い、備えを進めるという。厳寒期の降雪の状況次第では外出も難しいが、一方でクリスマスや年末にかけて華やぐ時期でもある。

 冬の季節は、カフェ関係者や観光業者が「のれそれ弘前」を考えてはいかがだろう。

 「のれそれ」は津軽弁で「もっと、もっと」の意味もある。筆者は11年前、青森県三沢市にある「星野リゾート青森屋」(取材当時は「古牧温泉青森屋」)の記念式典を取材した際に、この言葉を知った。当時から星野リゾートは、破綻した施設の再生のために「のれそれ」というキーワードを掲げていた。この言葉を借りて、弘前流に活動をアレンジするのだ。

 「冬だから」「寒いから」の思い込みが、必ずしも通じない時代でもある。例えば家庭用アイスクリームの売上高は、メーカーによっては「夏アイス65%:冬アイス35%」となり、年々「冬のアイスクリーム」の比率が高まっている。

 最強カフェ・スタバとも連携して、本州最北端の青森県でさらに活性化すれば、日本の他の地方も勇気づけられるだろう。



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高井 尚之(たかい・なおゆき)
経済ジャーナリスト/経営コンサルタント
1962年名古屋市生まれ。日本実業出版社の編集者、花王情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。「現象の裏にある本質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画・執筆多数。近著に『20年続く人気カフェづくりの本』(プレジデント社)がある。
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経済ジャーナリスト/経営コンサルタント 高井 尚之

4044チバQ:2019/11/04(月) 16:43:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00162430-kyt-l26

京都マルイ、来年5月で撤退 四条河原町の商業施設 「阪急」後継ぐも…
11/1(金) 11:27配信京都新聞
京都マルイ、来年5月で撤退 四条河原町の商業施設 「阪急」後継ぐも…
来年5月で閉店する予定の京都マルイ(京都市下京区)
 京都・四条河原町の商業施設「京都マルイ」(京都市下京区)が、来年5月末で撤退することが1日までに分かった。2010年に閉店した「四条河原町阪急」の後を継ぐ形で進出したが、近年は店舗間競争の激化で売り上げの伸びが鈍化。京都を代表する繁華街の一等地に建つビルの中核テナントが、再び白紙となる。

 京都マルイは、住友不動産(東京)が所有する四条河原町南東角のファッションビル地下1階〜地上6階に入居し、売り場面積は延べ約8760平方メートル。運営する丸井グループ(東京)は「当初の想定より売り上げの伸び率が低く、住友不動産との契約満了のタイミングで撤退を決めた」という。

 住友不動産によると、マルイ撤退後の入居テナントは未定という。同社が7、8階で直営するレストラン街は運営を続ける方針。

 ビルは阪急京都河原町駅の直上で、観光客でにぎわう東山・祇園やオフィスビルが集積する四条烏丸も近い。好立地の一方、西側では京都高島屋が営業し、来月にはその南隣に京阪グループが商業施設とホテルの大型複合施設の開業を予定。15年には近くの専門店ビル「京都BAL」が増床オープンするなど、激しい競争にさらされていた。

4045荷主研究者:2019/11/04(月) 20:04:01

https://www.topics.or.jp/articles/-/268957
2019年10/10 17:24 徳島新聞
【号外】そごう徳島店 来年8月末閉店

 セブン&アイ・ホールディングス(HD、東京)は10日、徳島市寺島本町西のそごう徳島店の営業を来年8月末で終了すると発表した。人口減が進む地方を中心とした経営合理化の一環で、県内唯一の百貨店が姿を消す。県都のにぎわいに影を落としそうだ。

 そごう徳島店は1983年10月、徳島駅前市街地再開発事業で再開発ビルの核テナントに誘致され、「徳島そごう」として開業。2000年7月に民事再生法の適用を申請、その後、そごう徳島店となった。営業面積は2万2512平方メートル。

 県都の玄関口の顔として高い集客力を誇り、売上高はピークの1993年2月期で444億円あったが、明石海峡大橋の開通などによる買い物客の県外流出などもあり、2019年2月期には3割以下の128億2500万円に落ちていた。社員数は社員72人と契約社員104人の計176人。

 セブン&アイHDは来年8月末で、そごう徳島店のほか、西神店(神戸市)、西武大津店(大津市)、西武岡崎店(愛知県岡崎市)の4店舗を閉店する。また21年2月末に、川口店(埼玉県川口市)を閉める。西武の福井店(福井市)と秋田店(秋田市)も21年2月末に店舗面積を縮小する。

4046荷主研究者:2019/11/04(月) 20:04:24

http://www.saitama-np.co.jp/news/2019/10/11/06_.html
2019年10月11日(金)埼玉新聞
そごう川口店の閉鎖に衝撃、店長「断腸の思い」…21年2月に閉店へ 大規模再開発も始まりショック

17カ月後の閉店が決まったそごう川口店(川口市提供)

 セブン&アイ・ホールディングスは10日、そごう・西武やイトーヨーカ堂などグループ各社のリストラ策を公表した。そごう・西武で、そごう川口店(川口市)など5店舗を閉鎖、2店舗を縮小するほか、イトーヨーカ堂は全国33店舗を整理対象とする。

 2社合わせて約3千人を削減する見通しで、百貨店や総合スーパーの経営不振が改めて示された形だ。

■「青天のへきれき」地元に衝撃

 そごう川口店撤退というニュースに地元川口市のショックは大きかった。「青天のへきれきだ」と川口商工会議所の鈴木茂三専務は言う。奥ノ木信夫市長は「川口の繁栄の象徴の一つを失う。市の英知を集めて乗り切るしかない」と語った。

 そごうに隣接する銀座通り商店街の大規模再開発が始まり、解体工事が今年始まったばかりだけに、地元の落胆は大きい。

 この日午後4時すぎ、そごう・西武本社の森田岳史常務・営業本部長と船場俊行店長らが前触れもなく突然、商議所を訪問。「断腸の思いだが、本社の決定なので」と2021年2月の閉店を商議所幹部に報告した。

 鈴木さんによると、同店は1991年10月に開店した。同商議所など地元にとっては川口駅東口の再開発事情の中核として位置づけられた開店だった。

 そごう側も全国で30番目の開業。世界のブランドをそろえ、東京の都心に対抗する店づくりを展開する、と意気込みを見せていた。10階の飲食店街も銀座の一流店が看板になった。

 しかし、その後、百貨店業界を取り巻く環境は激変した。そごうも09年には、セブン&アイホールディングス傘下に。

 鈴木さんは「経営が変わり、一時そごう川口店に危険信号がともった時があったが、その時は地元商店街が『頑張れ』と応援したこともあった。しかし、情でどうにかなる問題ではなかったということだろう。同店の赤字はピークの半分という厳しい現実だったようだ。しかし、撤退は青天のへきれき。残念だ」と話す。

 奥ノ木市長も「そごう川口店は川口の景気の盛衰を象徴するものの一つ。市としてもさまざまな形で応援してきたので、撤退は残念としか言いようがない」と話した。

4047荷主研究者:2019/11/04(月) 20:04:58

https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20191011/CK2019101102000018.html
2019年10月11日 中日新聞
西武岡崎店、来年8月末閉店 地元経済界、市民に驚き

来年8月末に営業終了する西武岡崎店=岡崎市戸崎町で

 西武岡崎店(岡崎市戸崎町)の来年八月末閉店が明らかになった十日、地元経済界や市民の間には市内唯一の百貨店閉店に驚きの声が広がった。

 西武岡崎店は二〇〇〇年九月にイオンモール岡崎の一画に開店。売り上げは〇八年の百二億七千三百万円をピークに減少し、昨年は八十四億四千百万円までに落ち込んだ。同店の広報担当者は「イオンモールはファミリー層がターゲット。百貨店の品ぞろえと合わなかった」と無念そうに話す。

 そごう・西武(本社・東京都千代田区)は岡崎店はじめ全国で五店舗を閉店し二店舗を縮小する予定。全体の業績不振が東海地方唯一の岡崎店の閉鎖にも影響したとみられる。

 市民は動揺を隠せない様子だ。岡崎店に買い物に訪れた七十代女性は閉店を知り「ここが?」と目を見開いた。「デパートに行こうとすると名古屋まで行かなくてはいけなくなる。規模を小さくしてでも残してほしい」と話した。さらに市内の男性(54)は「半年前に西武のクレジットカードを作ったばかりなのに…」と残念がった。岡崎店で三年ほどアルバイトしている女性(57)は「顔を覚えて話し掛けてくれるお客さまも多い。寂しくなる」と声を落とした。

 地元経済関係者からも驚きの声が上がった。岡崎商工会議所の大林市郎会頭は「岡崎市や周辺には多くの根強いファンやテナント、納入業者がいるので残念だ。(岡崎店閉鎖後に残る)イオンモールが市内のにぎわい創出拠点となるよう、関係者の方々にもご配慮いただきたい」と話す。市経済振興部の植山論部長は「全国でも屈指の大規模商業施設の一角だったので、営業終了という突然の話は非常に残念。地元出店者や従業員の再雇用など地域への影響について西武側と協議したい」と話した。

 岡崎店の正社員三十三人は他店へ異動。契約社員九十人について同店の担当者は「再就職に向けて精いっぱい対応させていただきたい」と話す。

 閉鎖後の岡崎店の売り場の利用については具体的に決まっていないというが、施設を管理するイオンモールは十日、二〇年秋から再来年にかけて大規模に店舗を改装すると発表。「グローバルファッションや上質な食の世界など最新のライフスタイルを提案する」としている。

 (細谷真里、鎌田旭昇)

4048荷主研究者:2019/11/04(月) 20:12:06

https://www.sakigake.jp/news/article/20191012AK0004/
2019年10月12日 7時27分 秋田魁新報
駅前スーパー撤退困る 集客力低下懸念、ザ・ガーデン閉店へ

http://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/20191012akita01.JPG
http://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/20191012akita02.JPG

 西武秋田店が運営し、フォンテAKITA地階に店を構えるスーパー「ザ・ガーデン自由が丘・西武」の閉店発表から一夜明けた11日、フォンテ関係者や利用者らから残念との声や、街のにぎわいへの影響を心配する声が聞かれた。一方、西武秋田店の本館はこれまで通り営業を続けることから、JR秋田駅前の再開発など周辺への影響は少ないとの見方もある。

 スーパーの入り口付近には、西武秋田店の店長名で「2021年2月28日をもちまして営業を終了させていただくこととなりました」と張り出された。張り紙を見た秋田市大町の男性(85)は「閉店に驚いた。駅の近くにはスーパーが少ないので、困る人は多いと思う」と話した。

 スーパーは日常的に買い物客が多く訪れ、高い集客力を持つものの、売り上げは振るわなかったという。西武秋田店は、本館地階の食品売り場とフォンテ地階のスーパーが価格や品ぞろえの面で競合していた、という見方もある。

 フォンテ全体への影響を懸念する声も聞かれる。あるテナントは「スーパーは最も集客力があり、ビル全体への影響は深刻だ」と話す。スーパーと同じフロアに入居するテナントの危機感は一層強い。クリーニング店の店長は「地階の売り場面積の大半を占めるスーパーが抜けた後、このフロアはどうなってしまうのか。新しいテナントが現れないと、売り上げに関わる」と心配した。

 フォンテを運営する秋田ショッピングセンターの川上茂樹社長は「スーパーは利用客が多く、にぎわっていたので残念」と話し、新たなテナントを探す準備を始めるとした。

 集客力の低下はフォンテだけでなく、周辺の商業施設にも影響を与えそうだ。バッグコレクションモリタ・公営駐車場店の奈良友里店長(42)は「スーパーの袋を持って来店する人もいる。年配の主婦層の客が店や駅前にあまり来なくなるのではないか」と語った。

 寝装のたかはしの店主高橋岩人さん(77)は「周辺にマンションが増える一方、食料品や日用品を買えるスーパーが少ない。街のことをもう少し考えてほしい」と話した。

 ■再開発進む秋田駅前 「心配していない」の声も

 スーパーを運営する西武秋田店と、スーパーが入居するフォンテAKITAは、周辺の商業施設であるトピコやアルスを運営する秋田ステーションビルと共に「秋田駅前にぎわい創り連絡会」を構成し、集客イベントなどを開催してきた。ステーションビルの担当者は「スーパーの撤退が周辺の客足に与える影響を懸念している」と話す。

 秋田駅西口の周辺では、北都銀行による多世代向けマンション「秋田版CCRC拠点施設」の建設が進み、ホテルメトロポリタン秋田の増築が計画されるなど複数の再開発事業が進んでいる。地域の利便性の低下を心配する声もあるが、北都銀行地方創生部は「周辺には西武秋田店やエリアなかいちの食料品売り場、市民市場など生鮮品を扱う店が複数ある。生活に不便な状況にはならないはずだ」とみている。

 2016年から駅前で「食と芸能大祭典」を開催するなど、まちづくり事業を展開する秋田商工会議所の三浦廣巳会頭は「西武秋田店の本館がしっかり営業を続けており、あまり心配していない。街の再開発やにぎわい創出は長期的な視点で取り組むべきで、スーパーの営業終了にどう対応していくかが重要になる」と話した。

 国土交通省の公示地価(今年1月時点)によると、フォンテの所在地は、駅前再開発への期待感などから27年ぶりに上昇した。財団法人日本不動産研究所秋田支所の平野太郎支所長は「スーパーの撤退が地価に与える影響は不透明だが、再開発事業は順調に進んでおり、価格が上昇する可能性はある」と語った。

4049とはずがたり:2019/11/06(水) 08:52:42
>もっとも、ネット販売に関してはオンワードHDも力を入れている。19年2月期のEC(電子商取引)売上高は前期比25.8%増の255億円と大きく伸びた。増加額は52億円にもなる。ただ、実店舗等の販売額が70億円減っており、ネット通販の増加分で補いきれていない。
なんだ,頑張ってるじゃあ無いか。流石オンワードだな。移行期に苦労するのは当たり前の事だ。ちゃんと育っているなら大丈夫ではないか。

オンワード大量閉店600店の衝撃。百貨店アパレル終わりの始まり
https://www.mag2.com/p/news/418419
2019.10.07 875 by 佐藤昌司『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』

「23区」「組曲」「五大陸」などを展開するアパレル大手のオンワードホールディングスが、大規模な店舗閉鎖の実施を発表し話題となっています。今回の無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』では著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんが、同社をはじめ百貨店向けアパレル企業が軒並み苦戦を強いられている現状を紹介するとともに、オンワードHDが取り組む「構造改革」の成否を占っています。

オンワード、構造改革で大量閉店へ
アパレル大手のオンワードホールディングス(HD)は10月3日、不採算店の閉鎖を実施すると発表した。規模は明示していないが、10月4日付日本経済新聞によると〈グループ全体で国内外に約3,000ある店舗の2割程度に相当する約600カ所を閉鎖する見通し〉だという。大量閉鎖により構造改革を進め、収益性を高めたい考えだ。

オンワードHDは同日、2020年2月期の業績予想を下方修正した。不採算店の閉鎖など構造改革で特別損失を計上するとし、連結最終損益は240億円の赤字(前の期は49億円の黒字)に引き下げた。従来は55億円の黒字を見込んでいたが、一転して最終赤字となる。営業利益は55億円から12億円(前期比73.1%減)に下げた。売上高は2,560億円(同6.4%増)で据え置いた。

翌4日、19年3〜8月期の業績を発表した。最終損益は、構造改革の特別損失252億円を計上し、244億円の赤字(前年同期は14億円の黒字)となった。売上高は前年同期比4.0%増の1,184億円、営業損益は8億円の赤字(同6億円の黒字)だった。売上高は、3月に買収したカタログギフト会社が加わったことが寄与した。

オンワードHDは「23区」「組曲」「五大陸」といった百貨店向けのアパレルを主に販売するが、その百貨店販売で不振が続き、業績が低迷している。

同社子会社、オンワード樫山の百貨店向け売上高の全体に占める割合は66%にも上る。その主要販路の百貨店販売で苦戦しているのだ。19年2月期の百貨店向け売上高は前期比5.7%減の906億円と大きく減った。14年2月期から5年連続で減少しており、この間で22.8%も減っている。ブランド別では、この5年間で旗艦ブランドの「23区」の売上高は1.3%減って269億円、「組曲」は15.8%減って97億円となっている。

もっとも、百貨店自体の売上高が年々減少しており、オンワードだけの問題ではないだろう。日本百貨店協会によると、18年の全国百貨店売上高は前年比0.8%減の5兆8,870億円だった。17年に続き6兆円を下回った。ピークとなる1991年の9兆7,130億円からは4割も減っている。ファストファッションの台頭で高価格の百貨店アパレルが敬遠されるようになったほか、少子化や消費者の購買行動の変化が影響した。こうした消費者の百貨店離れがオンワードを直撃したかたちだ。

百貨店向け販売が苦戦しているアパレル企業はオンワードだけではない。三陽商会も主力販路である百貨店での販売が振るわず、業績が悪化している。三陽商会は英高級ブランド「バーバリー」のライセンス販売契約が15年に終わった後、後継ブランドが育たなかったため、苦戦を強いられるようになった。

三陽商会の18年12月期の連結決算は、売上高が前期比5.5%減の590億円、営業損益は21億円の赤字(前の期は19億円の赤字)だった。最終損益は8億円の赤字(同10億円の赤字)。営業赤字と最終赤字は3年連続となる。

レナウンも百貨店向け販売の不振で業績が悪化している。19年2月期連結決算は、売上高が前期比4.1%減の636億円、営業損益は25億円の赤字(前の期は2億円の黒字)だった。最終損益は39億円の赤字(同13億円の黒字)。売上高は減少が続き、利益は幾度となく赤字を余儀なくされている。

このように百貨店アパレルは厳しい状況にあるが、台頭しているアマゾンやゾゾタウンなどインターネット通販に顧客を奪われている側面もあるだろう。近年は個人間取引の中古流通サイト「メルカリ」も脅威だ。ネットで手軽に衣料品が買える環境が整っており、店舗での販売は苦戦を強いられるようになった。

4050とはずがたり:2019/11/06(水) 08:53:06
>>4049
オンワードが投資を強化する3つの「成長領域」
もっとも、ネット販売に関してはオンワードHDも力を入れている。19年2月期のEC(電子商取引)売上高は前期比25.8%増の255億円と大きく伸びた。増加額は52億円にもなる。ただ、実店舗等の販売額が70億円減っており、ネット通販の増加分で補いきれていない。

オンワードHDはEC販売を強化している。その一環としてか、ゾゾタウンからは撤退した。昨年12月にゾゾタウンを運営するZOZOが始めた10%引きで買い物ができる有料会員向けサービス「ZOZOARIGATOメンバーシップ」(現在は終了)でブランド価値の毀損を嫌ったためだが、自社サイトでの販売を強化するためでもある。ゾゾタウンでは売上高の3割超の手数料を取られるため、同サイト経由の利益率は低い。そのため、自社ECに注力した方が得策と判断したのだろう。

オンワードHDの19年2月期のEC売上高に占める自社ECサイト経由の割合は76%と高い。オンワード樫山だけでいえば85%にも上る。グループのECサイト「オンワード・クローゼット」のアクセス数と購入者数はともに前期比35%増と大きく伸びている。自社ECサイトの会員数も30%増の265万人まで拡大した。このように好調ではあるが、それで満足せず、EC売上高をさらに高めたい考えだ。

17年10月から販売を始めたオーダースーツブランド「カシヤマ ザ・スマートテーラー」も期待したいところだ。店で採寸してオーダーすると最短1週間でスーツが届く。2着目以降は店に行かなくても採寸した体形データをもとにサイト上でオーダーすることができる。また、地域限定ではあるが、熟練のフィッターが出張して採寸するサービスも提供する。

労働の担い手となる生産年齢人口の減少やオフィスにおける制服のカジュアル化などでスーツの需要は減っている。ただ、勝負スーツを1着は持っておきたいというニーズが高まっており、オーダースーツ市場は例外的に伸びている。様々な業界の企業が参入し、業界の垣根を越えた競争が繰り広げられている状況だ。そうしたなか、オンワードHDは「カシヤマ ザ・スマートテーラー」に磨きをかけて競争を勝ち抜き、市場を開拓したい考えだ。

ともあれ、中〜高価格帯のアパレルブランドは百貨店に頼っていては立ちいかなくなっている。新たな販路の開拓や非アパレル分野への進出といった従来とは異なる戦略を採っていく必要があるだろう。

そうしたなか、オンワードHDは構造改革を進めて事態の打開を図る考えだが、成長戦略の面では「デジタル」「カスタマイズ」「ライフスタイル」の3つの成長領域への投資を強化する方針だ。

デジタルに関してはEC事業が核となり、カスタマイズはオーダースーツ事業が核となるだろう。ライフスタイルに関しては、生活雑貨や食品などのライフスタイル部門を強化し、これらの販路を活用したり、相互送客することでアパレル事業のてこ入れを図る考えだ。例えば、前述のカタログギフト会社が手がけるカタログギフトの販路でアパレルを販売する、といったような相乗効果を見込んでいくことになるだろう。

百貨店アパレルは岐路に立たされている。オンワードHDの構造改革が成功するのか、注目が集まる。

4051とはずがたり:2019/11/07(木) 14:26:21

旧大江町クラスで既にスーパーは一件きりなのか

水害で閉店 町に待望のスーパー
11月07日 13時43分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20191107/2000022149.html

去年7月の西日本豪雨による浸水被害で、地域で唯一のスーパーが閉店した京都府福知山市の山間部の町に、地元の人たちが要望していたスーパーがオープンしました。

去年7月の西日本豪雨で福知山市大江町では、150棟以上が床上や床下浸水し、町内で唯一のスーパーも2メートル近く水につかって営業ができなくなり、その後、閉店しました。
地域の住民たちからは買い物ができず、生活が立ちゆかないなどの声が多く寄せられたことから、別のスーパーが要望にこたえて閉店した店の近くに、7日新たに店をオープンしました。
売り場の面積はおよそ420平方メートルで、大雨の際の浸水被害を防ぐため、およそ1メートルかさ上げして、建設したということです。
地元の人たちはさっそくお目当ての食材などを買い求めていました。
買い物に訪れた人たちは「市内の遠くの場所まで買い物に行っていたので、すてきな店ができてうれしいです」とか「買い物が楽になります」と話していました。
スーパーを運営する「さとうグループ」の佐藤総二郎社長は挨拶で、「町のみなさんからスーパーマーケットの出店の強い要望があることを知り、出店しました。微力ながら何か役に立ちたい」と話していました。

4052チバQ:2019/11/08(金) 19:25:35
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191108-OYT1T50165/
二子玉川の「中心的存在」…玉川高島屋、発展見守り50年
2019/11/08 10:26
50周年を迎える玉川高島屋SC本館(1日、世田谷区玉川で)=林理恵撮影
 日本初の本格的な郊外型ショッピングセンターとして開業した東京都世田谷区玉川の「玉川高島屋ショッピングセンター(SC)」が、11日で開業50年を迎える。最寄りの東急二子玉川駅周辺は田園地帯から発展。自然豊かな多摩川にも近く、今では「住んでみたい街」ランキング上位の常連になった。街ににぎわいが生まれ、ともに歩んだ地元の人々も喜んでいる。

開業日を祝うアドバルーンが上がった玉川高島屋SC(1969年11月11日撮影)=東神開発提供
 玉川高島屋SCは1969年11月11日に開業。当時は3階建ての本館、駐車場がある西館、はやっていたボウリング場を持つ東館の三つの棟があり、高島屋と125の専門店が並んでいた。まだ自動車が広く普及していなかったが「マイカー時代」の到来を見据え、1000台が止められる駐車場を完備し、洗車場などもあったという。

 来店客数が増えるにつれて本館を増築したり、玉川通り沿いで新館を開業させたりして店舗を増やしていった。現在は専門店が340店に増え、駐車場の収容台数も倍増している。

 開業前の玉川地区は、田畑が広がる風光明媚めいびな土地で知られ、料亭なども立ち並んでいたという。

 「こんなところに高島屋ができると聞き、信じられなかった」。地元に長く暮らし、「大勝庵 玉電と郷土の歴史館」を運営する大塚勝利さん(76)は振り返る。

 同SCの開業日、開店前におよそ2000人が列をなし、初日だけで10万人以上が訪れた。

 玉川地区の歴史を研究する「二子玉川郷土史会」会長、原佳子さん(76)も開業日に足を運んだ一人で、「都心にある憧れの『高島屋』が玉川にできると知り、ずっとワクワクしていた。丁寧にあいさつをしてくれる店員たちにビックリした」と懐かしむ。開業後は開発が進み、地元の人以外も地区に訪れるようになり、にぎわいが生まれた。

 二子玉川駅周辺では、2010年に大型複合施設「二子玉川ライズ」が開業し、15年にはネット通販大手「楽天」が本社を移転させるなど発展が続いている。マンション分譲大手7社が発表する「住んでみたい街」ランキングなどでは、上位の常連になった。

 開業の日は同SCを訪れる車の誘導をしていた川倉勉さん(72)は現在、同SCなどで開発や運営、管理をする高島屋のグループ会社「東神開発」で顧問を務める。「二子玉川駅周辺は郊外ならではの豊かな自然もあり、多くの人をひきつけた。お客様とのつながりを大切にしながら、周辺の街づくりに貢献していきたい」と語る。

 玉川高島屋SCは「50年にわたり地域とともに歩み、進化を続け、多くのお客様に支持されてきた。これからは買い物をするだけでなく、長く時間を過ごせる場所を目指していきたい」としている。

4053荷主研究者:2019/11/10(日) 22:19:25

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/356868?rct=n_hokkaido
2019年10/22 05:00 北海道新聞
丸井今井函館店 五稜郭繁栄の礎 移転50年、唯一の百貨店奮闘

http://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/20191022hokkaido01.JPG

 丸井今井函館店(函館市本町)が21日、現在の五稜郭地区に移転して50年の節目を迎えた。1969年、まだ港町の活気に満ちていた西部地区を離れ、人口が増え始めていた市北部から客を取り込むことに成功。函館最大の繁華街となる五稜郭地区の礎を築いた。バブル崩壊後は郊外店との競争や人口減少で厳しい経営が続くが、函館唯一の百貨店として今後も、にぎわい創出に取り組む覚悟だ。

 「今年1月末の棒二森屋閉店後、『丸井さんは残ってね』と多くのお客さんに声をかけられた。地域に必要とされていると実感した」。同店を運営する函館丸井今井(函館)の橋本弘昭社長はこう振り返る。

 同店が現在の市地域交流まちづくりセンター(末広町)から移転した当時、函館の商業の中心地は青函連絡船が発着する函館駅前から西部地区のエリア。その中心が棒二森屋だった。「五稜郭地区はまだ街外れのイメージだった」と当時を知る函館高専の奥平理教授(都市地理学)は話す。

 だが移転の翌年、本町交差点の向かいに地元スーパーのホリタが開業。73年に函館市が旧亀田市と合併し、市北側が新興住宅地となったこともあり、交通アクセスの良い五稜郭地区に買い物客が集まり始めた。

 88年の青函連絡船廃止で、棒二森屋を中心とした駅前から五稜郭地区への主役交代は決定的になった。97年には移転後で初めて、丸井今井函館店の年間売上高が棒二森屋を上回った。

 一方、80年代にはさらに北の美原地区にイトーヨーカドー函館店などが開業し、五稜郭地区も客の流出に悩まされるようになる。

 2009年にはホリタを引き継いだグルメシティ五稜郭店が閉店。丸井今井函館店は孤軍奮闘を強いられた。だが17年、生活雑貨店「無印良品」を中核とする複合施設「シエスタハコダテ」として再開発されると、「五稜郭地区で買い物する若い世代が再び増え始めた」(橋本社長)。シエスタを運営するSPC函館本町開発(同)の布村隆二社長は「丸井さんと補完しながら、五稜郭地区を盛り上げたい」とエールを送る。

 「時代とともに売る商品は変わるが、街のにぎわいを作る百貨店の役割は変わらない」と橋本社長。新たな50年がスタートする。(伊藤正倫、藤山洸一郎)

4054チバQ:2019/11/12(火) 16:05:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00162765-kyt-l26
マルイ撤退、好立地なのになぜ? 京都・四条河原町、買い物客・観光客多いのに
11/12(火) 15:30配信京都新聞
マルイ撤退、好立地なのになぜ? 京都・四条河原町、買い物客・観光客多いのに
来年5月末で閉店する予定の京都マルイ。周辺では店舗間競争が激化していた(京都市下京区)
 京都・四条河原町の商業施設「京都マルイ」(京都市下京区)が、来年5月末で閉店することを決めた。「四条河原町阪急」の後継店として進出したが、店舗間競争の激化で売り上げが伸び悩んだ。全国的な傾向と同様に、京都、滋賀でも地域を代表する大型店の閉店や撤退計画が相次いでおり、商品やブランドを幅広くそろえた総合小売り業態の苦境が浮かび上がる。

【写真】1店舗のみの大型商業ビル


 京都マルイは、四条河原町阪急の後継テナントとして、2011年4月に住友不動産(東京)が所有するファッションビルの地下1階〜地上6階に開業した。
 ビルは阪急京都河原町駅に直結。観光客でにぎわう東山・祇園にも近い好立地で、女性向けの衣料や雑貨、化粧品の店舗を中心に展開するほか、総合免税店「ラオックス」を誘致して急増する外国人観光客の取り込みも図ってきた。
 運営する丸井グループ(東京)によると、近年の売上高は年40億円台で推移し、直近の18年度は過去最高の48億円だったが、当初想定していた目標には届かず、「10年間の契約満了のタイミングで撤退を決めた」(広報)という。
 近くには京都高島屋など大手百貨店が営業し、若者向けのブランドをそろえた「河原町オーパ」、専門店ビル「京都BAL」といった競合店も集積。12月には京都高島屋の南隣で京阪グループが商業施設とホテルの複合施設「グッドネイチャーステーション」の開業を計画し、一帯の集客競争が激化している環境も撤退の背景にありそうだ。
 京都マルイの売り場面積は延べ約8700平方メートルと一帯の大型店と比べて小さいこともあり、周辺の小売店関係者は「集客が苦しかったのでは」と推し量る。住友不動産によると、6月以降の後継テナントは未定で、7、8階で直営するレストラン街の営業は継続する方針。
 マルイの撤退は四条河原町の集客力や魅力の低下にもつながりかねず、地元の四条繁栄会商店街振興組合(下京区)の遊部尋志副理事長は「撤退は残念だが、一等地で後継が空白のままでは困る。商店街の一員としてまちづくりに取り組んでくれる小売店などに進出してほしい」と話す。
 インターネット通販の拡大や低価格の専門店の進出で、地方で営業する百貨店などが撤退する動きは全国で相次ぐ。京滋でもJR山科駅前の大丸山科店(山科区)が今年3月で閉店。小売り大手セブン&アイ・ホールディングス傘下の西武大津店(大津市)も、来年8月の撤退が発表された。
 生活スタイルや消費の形態が変化し、商圏人口も多くの地域で縮む中、多様な商品やブランドを取り扱う大型小売店は、出店戦略や業態の見直しを迫られている。

4055とはずがたり:2019/11/14(木) 09:32:09
ダイコクの前のモスでモーニング中。リパブリック賛歌(というらしい。例のヨドバシの歌)の替え歌でCMガンガン流しているのでなんだかヨドバシカメラにいるような気分。
勿論本歌の権利切れてるから誰でも使い放題なんだろうけどヨドバシに喧嘩売るとはなかなかダイコクやるな〜。知らんまに傘下入っていたとか??リパブリック傘下だw

4056チバQ:2019/11/14(木) 13:13:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191114-00000504-san-soci
知る人ぞ知る独立系コンビニ「オレボ」の生き残り戦略
11/14(木) 7:00配信産経新聞
知る人ぞ知る独立系コンビニ「オレボ」の生き残り戦略
総菜を自動判別するAIシステムを導入した「オレボステーション高木中央」=福井市
 セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの3大チェーンに集約が進み、生き残り競争が激しくなっているコンビニ業界。その中で福井県の独立系コンビニ「オレンジBOX(通称オレボ)」は、早くから店内調理した総菜を収益の柱にし存在感を強めてきた。40〜50席のイートインスペースを設けるなど大手にはまねのできない戦略も打ち出し、独自の路線で前進している。

【写真で見る】店内で調理された色とりどりの総菜が並ぶ

 ■総菜を一瞬で判別

 プラスチック製カップに盛りつけた総菜。重量計に置くと瞬時に「彩りロースハムマリネ」と判別。重さと値段が表示され、端末から値段のバーコードシールが印刷される。10月から福井市のコンビニ「オレボステーション高木中央」で導入されたAI(人工知能)システムだ。

 上部のカメラを通した映像から判別するAIシステムは計量器メーカーのイシダ(京都市)が開発した。将来的にはデータを直接レジに送り、そのまま会計することを目指している。

 オレボでは総菜が売り上げの大部分を占め、多い店では7割に及ぶ。総菜は通常でも30種類はあり、人手不足で従業員確保が難しくなる中、総菜の値付けにかかる業務負担を軽減しようとこのシステムを導入した。オレボを運営する大津屋(福井市)社長の小川明彦さんは「このAIシステムとともにレジのセルフ化も進め、さらに省人化を実現したい」と話す。

 ■大手にできないこと

 大津屋は天正元(1573)年に酒造業として創業。その後、酒販業、株式会社化などを経て昭和56年、福井県内初のコンビニ「オレンジBOX」を出店した。

 平成に入るころには県内で5店舗を展開したが、やがて大手コンビニチェーンも県内に進出。「大手にのみ込まれる」と危惧した小川さんが差別化するのに選んだのが「総菜」だった。

 保存料を使わない料理の提供には、工場で調理したものを配送するのでは難しいと判断し、店内での調理にこだわった。

 6年に福井市内のショッピングセンターで総菜店を開いてノウハウを蓄積。調理の一部は直営工場で効率化しながらも、7年以降、コンビニ店内の調理場で作りたての総菜提供を本格化した。今やスーパー、コンビニといった小売業界は総菜類に力を入れるが、これを先取りした形だ。

 16年にはダイニングコンビニ「オレボステーション」と銘打ち、イートインスペースを充実させた。大型店で40〜50席を基本として、地域の社交場としての機能を持たせた。

 大手のコンビニは調理場やイートインを大きく構え、調理スタッフを配置する経営モデルを取っておらず、小川さんは「コンビニと総菜店の融合、これだけ広いイートインは大手にはできない」と胸を張る。

 ■「戦略的に縮む」

 高速道路のパーキングエリアで軽食を主力とした店を営むなど業容を広げ、コンビニ業態7店、総菜店3店などを展開。令和元年8月期の売上高は24億円を超え、過去最高となった。こうした成長でも、小川さんは「日本の人口は減るなかで、戦略的に縮まないといけない」と言い切る。総菜を判別するAIもそうした考えで導入した。

 一方、個性を打ち出すため、ナショナルブランドを抑えて商品の4分の1を地元のローカルブランドに替えることを計画している。小川さんは「他企業と同じ部分は縮小させていくが、他がやっていないことを見つけ、それを拡大する」と話している。

4057チバQ:2019/11/18(月) 10:03:03
https://www.asahi.com/articles/ASMCH6RKYMCHULFA02Z.html?iref=com_alist_8_06
消えゆく百貨店、生き残りに苦闘 「地域にゼロ」の県も
有料記事

佐藤亜季 2019年11月18日07時00分

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写真・図版ショッピングセンターに改装される西武所沢店=2019年9月、埼玉県所沢市

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経済インサイド
 大都市はもちろん、地方でもある程度の規模の街の目抜き通りには店を構え、にぎわいの中心となってきた百貨店。しかし、郊外のショッピングセンター(SC)やネット通販の攻勢にさらされ、人口減や高齢化で顧客基盤が揺らいでいます。大手百貨店は地方・郊外店の閉鎖も相次いで打ち出しました。「よそ行きの買い物」をする場として親しまれた百貨店は、徐々に消えてしまうのでしょうか。

これまでの「経済インサイド」
都心の店に客奪われ
 「百貨店が複合型ショッピングセンターに生まれ変わります!」。東京のベッドタウンの埼玉県所沢市にある西武所沢店は14日、SC化してグランドオープンした。従来の百貨店は、個々のテナントの運営に百貨店の販売員が深くかかわり、包装紙も百貨店のものを使って店の統一感が高い。SCになると、個々のテナントから賃料をとって運営し、テナントごとの独自色が強くなる。

 西武所沢店は西武池袋本店(東京都豊島区)から電車で30分ほど。品ぞろえが豊富な都心で買い物をする客が多く、「重複が悩みの種だった。所沢店が百貨店である存在意義は薄れていた」(そごう・西武の山田正樹執行役員)。

 地元では西武所沢駅の駅ビルの存在感も増しており、そごう・西武は「何もしなければ下降曲線をたどるのが目に見えていた」(山田氏)とSC化に踏み切った。婦人服は高級ブランドを中心に一部残し、食品や化粧品は、百貨店らしい品ぞろえを維持する。それでも売り場全体の雰囲気は大きく変わる。

 新たに入るテナントは、ビックカメラ、低価格衣料ブランドのジーユーや、手芸のユザワヤなど。専門店が売り場の75%を占める。SC化後の所沢店全体の売り上げは、以前の1割増を見込む。

 そごう・西武は10月中旬、全国15店のうち、そごう川口店(埼玉県)や西武大津店(滋賀県)など5店を閉鎖するなどの大規模なリストラ策を発表。所沢店のSC化は、残される地方・郊外店のてこ入れ策の一つで、他の大都市周辺の店にもその手法を広げていく。

ベッドタウンの悩み
 地方にある百貨店の店舗の苦境…

残り:2560文字/全文:3406文字

4058とはずがたり:2019/11/26(火) 22:52:46
青山商事、カジュアル衣料撤退 33店舗閉鎖、ビジネス向け集中
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2019112501002311.html
2019/11/25 22:02共同通信

 青山商事は25日、カジュアル衣料品ブランド「アメリカンイーグル」「エアリー」の全33店舗を12月末までに閉鎖すると発表した。インターネット販売も終了し、赤字が続いているカジュアル衣料品事業から一部を除き撤退する。主力のビジネス向け衣料品事業に集中する。

 2019年3月期のブランド売上高は123億円で、営業損益は13億円の赤字だった。従業員の雇用は維持し、社内の配置転換で対応するよう調整している。

 アメリカンイーグルはTシャツやジーンズ、エアリーは主に下着を販売している。

 33店舗を12月18?31日に順次閉鎖。ネット販売は31日午後9時に終了する。

4059荷主研究者:2019/12/01(日) 11:04:50

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20191108506081.html
2019/11/08 11:07 新潟日報
旧ヨーカドー長岡店にマルイ出店へ
20年春以降

マルイが出店する予定の旧イトーヨーカドー丸大長岡店の建物=長岡市城内町2

 2月に閉店したJR長岡駅前の総合スーパー「イトーヨーカドー丸大長岡店」が入居していた建物(新潟県長岡市城内町2)に、県内で食品スーパーを展開するマルイ(見附市)が出店することが7日、関係者の話で分かった。食品売り場のあった地下1階を使い、2020年春以降のオープンを目指す。住民のニーズが高かった食品スーパーの誘致にめどが立った格好だ。

 建物は地上7階、地下1階。土地とともに、マンション開発のダイア建設新潟(新潟市中央区)と親会社の大和地所(横浜市)、総合建設業の中越興業(長岡市)のグループ会社2社、不動産業のフェイズ(同)の5社によるグループが購入していた。

 出店予定のマルイは、中越・県央エリアを中心に26店舗を展開し、長岡市内には6店舗がある。同社は出店について「コメントできない」としている。

 建物の所有者らは、今秋ごろにヨーカドーに代わる店舗のオープンを目指していたが、ずれ込んでいた。関係者によると7階にゲストハウス開設のプランもあったが、国の補助金が不採択となった。他のフロアも含め、テナント誘致を進めているとみられる。

 長岡駅周辺では、駅ビル内の食品売り場が改装工事のため9月から休業中。12月10日に再オープンするが、車を運転できない高齢者を中心として買い物に困る人が出ていた。

4060荷主研究者:2019/12/01(日) 11:23:58

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52082870S9A111C1L83000/
2019/11/12 18:46 日本経済新聞 南関東・静岡
甲府の山交百貨店跡地、ヨドバシカメラが進出

4061荷主研究者:2019/12/11(水) 22:29:01

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52234070V11C19A1L91000/
2019/11/15 19:30 日本経済新聞 中部
ほの国百貨店、来年3月閉店 売上高の低迷で

4062荷主研究者:2019/12/11(水) 22:29:33

https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20191115/CK2019111502000057.html
2019年11月15日 中日新聞
清水屋犬山店、来年2月に閉店 建物老朽化で

来年2月で閉店する清水屋犬山店=犬山市犬山で

 愛知、岐阜で六店の総合スーパーを展開する清水屋は、犬山店(犬山市犬山)を二〇二〇年二月で閉店することを決めた。一七年三月に県が公表した「要緊急安全確認大規模建築物」の耐震診断で、耐震性に問題があると判定されていた。

 犬山店によると、閉店は二月二十日で、既に十月末から売り尽くしセールを始めている。犬山店は名鉄犬山口駅前に一九七三(昭和四十八)年にオープン。六階建て延べ約一万三千五百平方メートルで、食品のほか衣料品、寝具、家具、宝飾品など幅広く扱ってきた。

 清水基夫店長(51)は「年配のお客さまから『閉店したらどこへ買い物に行けばいいのか』という声をいただいている。閉店は老朽化が理由。建物の構造上、耐震工事が難しく、地震が起きた際にお客さまの安全を守れない恐れがあるため、決断した」と話した。

 店内に書や絵画の清水屋犬山文化センターを置いてきたほか、六階スペースを発表会場に提供して地域文化に寄与してきた。

 文化センターの講師で、日本画家の伊藤恵以知(えいち)さん(75)は「地元で長く頼りにされてきた店で、文化発信の場でもあった。なくなるのが残念」と惜しんだ。

 店の従業員は社員、パートらで約百二十人。駐車場を含む敷地はほぼ全て自社所有だが、今後の活用策は未定という。

 (三田村泰和)

4063荷主研究者:2019/12/11(水) 22:46:08

https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20191116/CK2019111602000039.html
2019年11月16日 中日新聞
イオンタウン四日市泊、16日開店 延べ床面積、全国3位の広さ

16日にオープンするイオンタウン四日市泊=四日市市泊小柳町で

 四日市市泊小柳町に「イオンタウン四日市泊」が十六日にグランドオープンする。全国屈指の広さで店舗数も多く、地域の期待度も高い。二十四歳の独身記者も楽しめるだろうか。十一日にあった報道向け内覧会に参加し、施設をのぞいてみた。

 六万八千平方メートルの延べ床面積は全国三位の広さ。足を踏み入れると、目の前にマックスバリュ四日市泊店があった。総品数は一万五千品目で、二十四時間営業。魚や肉売り場では対面コーナーを設け、メニューの提案などもすると聞いた。

 興味をそそるのは、二個入りの唐揚げや一切れの魚の切り身など、単身用パッケージの充実。「徹底してやります」と伊藤善博店長。スーパーに行ってもメニューに困り、食材を余らせることを恐れて自炊もおっくうに…。そんな毎日を送る自分には「ありがたい」のひと言に尽きる。

 施設西側には一本道の両側に店舗が並ぶレストランゾーン。沖縄発の人気ステーキ店など県内初出店の店が軒を連ねる。二階にはフードコート。鈴鹿で行列の絶えない中華そばの店など話題の店があり、子どもがくつろげる小上がりを備えた約七百席があった。

(上)小上がりを備えた約700席のフードコート、(下)カートに乗車した記者=四日市市泊小柳町で

 フードコート奥隅に、周囲の雰囲気と明らかに違う扉を見つけた。スライドの自動ドアが開くと、視界が開けた。屋外サーキットコースだ。EV(電気自動車)カートのコースで、ショッピングセンター(SC)内の常設は日本初。一周二百五十メートルで六歳〜大人が乗れる四種類計二十台のカートがある。新入社員で、車を取材に使う生活を送るには日が浅く、運転技術は心もとないが、思い切って試乗した。

 最高時速四十キロのスピードとドリフト走行ができ、迫力に興奮した。カートの国際大会の出場を目指す人たちの練習場にもなるらしい。SC出身の選手誕生-。そんな日が来るかも。

 施設二階には、マタニティー・ベビー・キッズの総合専門店「キッズリパブリック」。隣接するのは「家族で学ぶ」をテーマにした書店「BOOK PARK miyokka!?」。商品全体の約四割は児童書が占め、話題書が店内奥に配置されている。

 多様な層をターゲットとし、人気が集まるだろうが、国道1号沿いで交通渋滞の懸念が頭をよぎった。施設から西へ数百メートルの場所には、四日市あすなろう鉄道泊駅がある。車の運転に自信がなかなか持てないこともあり、次は電車で行こうかと思っている。

 (神尾大樹)

4064荷主研究者:2019/12/25(水) 22:33:57

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20191127301.htm
2019/11/27 01:31 北國新聞
金沢パティオが「ココット」に 12月12日 竪町で40年、イメージ一新

 金沢市竪町の商業施設「金沢パティオ」は12月12日、名称を「CoCoTTo(ココット)KANAZAWA」に変えて新装オープンする。同日、館内の古着店跡に宿泊施設が開業する。長くファッションストリートとして人気を集めた竪町通りは現在、宿泊施設やマンションが並び、機能が多様化。金沢パティオが誕生してから40年となる今年、親しまれてきた名称を一新し、さらなるにぎわいの創出を目指す。

 「ココット」は「行こうっと」から連想した造語で、ヒト、モノ、コトが「ここ」に集まるという意味も込められている。

 建物は地上5階、地下1階で、3〜5階にフェリーチェ(那覇市)が運営する宿泊施設「エイト・ポイント・イン・カナザワ」が入る。キャビンルーム(2500円から)が104室、ツインルーム(5千円から)が20室で、宿泊客以外も使えるレンタルオフィスやカフェを併設する。

 館内は1階で古着店「スピンズ」、地下1階で雑貨・書籍販売の「ヴィレッジ・ヴァンガード」が営業している。管理事務所などによると、1階の空きスペースは石川県外のドラッグストアが出店を予定し、2階は物販業者と商談が進んでいる。

 現在の金沢パティオは建て替えに伴い、2007年に開業した。当初は欧州の人気アパレル「ZARA(ザラ)」や北陸初のバッグ専門店など、アパレルを中心に18店が軒を連ねた。しかし近年はテナントが撤退、金沢駅周辺などに流れる傾向にあり、ザラは17年11月、イオンモール新小松内に移転した。

 テナント流出が相次ぐ中、竪町通りには専門学校や賃貸マンション、宿泊施設が完成し、飲食店も増えた。金沢パティオに近い柿木畠地区では分譲マンション2棟が建設中だ。ココット1階にできるドラッグストアや、通りに整備予定のフィットネスジムは周辺人口の増加を見据えた新規出店とみられる。

 金沢パティオの北川直美館長は「通りの趣は大きく変わってきた。『パティオ』がなくなるのは名残惜しいが、アパレル中心だった印象を変え、時代に合う施設になりたい」と語った。

4065チバQ:2019/12/27(金) 11:52:46
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191227-00224772-diamond-bus_all
セブン「元日休業は直営店だけ」に加盟店オーナーの不満爆発
12/27(金) 6:01配信ダイヤモンド・オンライン
セブン「元日休業は直営店だけ」に加盟店オーナーの不満爆発
Photo:123RF
 セブン-イレブンの加盟店は2020年も“柔軟な働き方”を認めてもらえないようだ。セブン-イレブン・ジャパンは2020年の元日に都内の50店で休業実験を実施する。ところが、対象となる店舗は全て本部が運営する直営店だ。セブンの加盟店オーナーからは、「なぜ加盟店だけが元日営業を強いられるのか」と不満の声が上がっている。(ダイヤモンド編集部 岡田 悟)

● 特殊な立地を除き、元日は売り上げダウン 求人数は通常の2倍で、人件費はアップ

 コンビニエンスストア業界最大手のセブン-イレブン・ジャパン(SEJ)は12月、都内の50店で、2020年の元日に閉店する“実験”を行うと明らかにした。ところが、対象となるのは全て本部の直営店。フランチャイズ契約を結んでいる加盟店は一切、実験に参加できないのだ。

 本部との団体交渉などを求める加盟店オーナーで作る「コンビニ加盟店ユニオン」は12月24日に記者会見し、年末年始の営業時間を自由に選択できるよう求める声明を発表。SEJ本部にも申し入れをした。

 ユニオンのメンバーで、東京都のセブン-イレブン江東亀戸2丁目店のオーナーである吉村英二さんは、「もしも元日に休業することができれば、多くの加盟店は増益になる」と指摘する。

 吉村さんによれば、初詣客が集まる神社仏閣の近くや観光スポットといった例外的な店を除けば、元日の売り上げは一般的に低迷するという。吉村さんの店舗はJR亀戸駅にほど近い場所にあるが、「元日の1日の売り上げは、365日の中で一番低い」と話す。

 そして、普段通りの売り上げが見込めなくとも、商品を陳列する必要があるが、売れ残ってしまう。「普段より仕入れを絞るが、それでも食品の廃棄は出る」(吉村さん)。そして、廃棄する食品の仕入れ原価の大半を加盟店が負担するのが、コンビニにおけるフランチャイズ契約のルールだ。

 また、店を開ける以上、従業員を確保する必要がある。しかし、年末年始の休暇を望む従業員は多く、人手を確保できなければ、オーナーはインターネットの求人仲介サイトなどを活用し、短期アルバイトの担い手を探さなくてはならない。

 同ユニオンが、短期アルバイト仲介サイト「ショットワークス」のデータを基に分析した結果、18年12月20日のコンビニの求人数を1.0とした場合、同12月31日は1.78、19年1月1日は2.00と跳ね上がったという。元日とその前後は短期バイトが集まりにくく、もしも採用できても、通常より高い時給を支払う必要があるのだ。そしてコンビニでは、人件費はオーナーの負担だ。

 2020年1月1日、SEJの直営店だけが休みを満喫でき、開業を強いられる加盟店は減益になる――。

 もちろん、立地に恵まれ、従業員を無事確保して増益になる店舗もあるだろう。「他の小売店が閉店している分、買い物客はコンビニに集まりやすい」(あるコンビニ大手幹部)という声もある。しかし、元日に好条件の立地ばかりではない。だからこそ、元日の営業や休業を選べる、営業時間の“自由な選択”を求める声が上がっているのである。

4066チバQ:2019/12/27(金) 11:53:02
● 経産省の会議でも見直し求める意見 「直営店の実験は無意味」の声も

 SEJに限らず、コンビニ大手首脳は「人手不足と言われるが、まともな能力のあるオーナーはちゃんと従業員を確保している」と口にすることが多い。オーナーは元日であっても、自己責任で従業員を確保しろ、というスタンスだ。

 ただ、SEJの親会社であるセブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂は2020年から、全国159店のうち16店で元日休業する。さらに同グループの食品スーパー・ヨークマートは、78店のうち、実に4割に当たる35店が元日休業する予定だ。社員の“働き方改革”のためだという。セブン&アイ・HD以外の小売りや外食企業でも近年、元日や深夜の店舗休業が相次いでいる。

 経済産業省が設置した有識者会議「新たなコンビニのあり方検討会」では、事務局からの報告書の骨子案が12月23日に示された。ここでは、営業時間だけでなく休業日についても「働き方改革の観点から、店舗の事情に応じて柔軟に認めることを検討すべき」との文言が入った。

 さらに複数の委員から、「より強い表現に改めるべきだ」とか「“喉元過ぎれば熱さを忘れる”にならないよう、改善の進捗を確認すべきだ」といった声が上がった。このため、最終的な報告書はより踏み込んだ内容になる可能性がある。

 SEJとは対称的に、業界2位のファミリーマートと3位のローソンは、元日の加盟店の働き方改革に着手している。

 ファミマは「店長ヘルプ制度」という既存の制度を活用。これは本部社員1人が午前9時から午後5時45分まで店舗に入り、その間オーナーが休むことができる制度だ。利用する加盟店は元日が109店で、12月31日から1月2日にかけて合計320店が活用する予定だという。

 ローソンでは全国の102店が元日休業する計画で、全て加盟店だ。10月の決算会見で希望する加盟店を募ると発表した竹増貞信社長は、「元日に休めることで、加盟店のオーナーや従業員にとっての働きがいにつながる」と話した。

 一方のSEJは、「当初は加盟店の参加も検討したが、元日休業によるさまざまな影響を考えた結果、直営店のみの実施になった」(セブン&アイ・HD広報センター)と説明。元日休業の実験に加盟店が参加できない理由について明確な答えは返ってこなかった。またSEJは実験の目的について、客の反応や物流面への影響を調べるとしているが、結果を公表するかどうかは未定だという。

 ファミマやローソンの関係者は、「加盟店の運営やオーナーの働き方は多様だ。社員が運営する直営店だけで実験をしても何の意味もない」と口をそろえる。SEJだけが時代の変化から取り残されていくのだろうか。

ダイヤモンド編集部/岡田 悟

4067荷主研究者:2019/12/29(日) 16:41:18

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20191203510910.html
2019/12/03 11:10 新潟日報
新潟伊勢丹 大改装に50億円超
若者の来店増へ回遊性向上

 新潟三越伊勢丹(新潟市中央区)は2日、年明けに着手する新潟伊勢丹(同)の大規模改装の概要を発表した。少なくとも50億円を投じ、2021年秋にリニューアルを終える。居心地の良さを打ち出した空間の新設や大幅な商品・サービス見直しで、若い世代を中心に来店客数の増加を図る。一方、来年3月に閉店する新潟三越(同)は今月から順次イベントを展開する。

 新潟伊勢丹の大幅改装はおよそ15年ぶりで、過去最大規模となる。現在の新潟三越から新潟伊勢丹へ移転する店舗も含め、ブランドも大幅に見直し、床面積ベースで80%をリニューアルする。営業を継続しながら工事は順次行う。

 1階には飲食ができる大型の休憩スペースを設ける。優れた県産品を発信する企画「NIIGATA越品(えっぴん)」は売り場を約3倍に拡大し、企画品の売り上げを現在の4倍に高めたい考えだ。

 2階は衣類や雑貨など若い世代のライフスタイルを提案する構成に重点を置く。2〜7階の一部はガラス張りにし、各階に飲食店を配置。入り口と通路も全面的に改装し、回遊性を高める。新潟三越にある文化施設も移転する予定。

 また、デジタル機器を活用して顧客への提案力を高めるほか、県内各地に現在7店を展開するサテライト店舗も9店に増やし、一部は規模を拡大させて顧客取り込みを図る。

 同社の19年3月期の売上高は440億3千万円。新潟三越の実績を除くと、このうち新潟伊勢丹の売上高は7割ほどだが、リニューアル効果で同規模の売り上げに戻したい考え。記者会見した星野圭二郎社長は「新潟で唯一の百貨店として、10年、20年後の存在価値を高め、県民に誇ってもらえるような店にする」と述べた。

 一方、新潟三越には、営業終了まで残り100日となる今月14日にカウントダウンボードを設置。20年1月からは、古町地区ゆかりの著名人によるメッセージ展や食の催事などを予定している。

 高橋芳明店長は「お客さまへ感謝の気持ちを込めていろいろな仕掛けを展開したい」と話した。

4068荷主研究者:2019/12/29(日) 17:14:57

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/371853?rct=n_hokkaido
2019年12/06 07:26 北海道新聞
札幌「フォーエバー21」撤退ビルにラオックス 10日先行開業、来春全館に

 米国の低価格衣料品販売大手「フォーエバー21」の日本撤退で空きビルとなっていた札幌市の商業ビル「札幌ゼロゲート」(中央区南2西3)に、中国資本傘下の家電量販店ラオックス(東京)が出店することが5日わかった。10日に一部フロアで先行開業し、来春にも売り場を全館へ広げる。

 ラオックスとして道内5番目の店舗。名称は「札幌本店」とし、道内旗艦店と位置付ける。地下2階・地上4階のゼロゲート全館(延べ床面積約2900平方メートル)で営業すれば、売り場面積は道内最大になる。(小沢弘和)

4069荷主研究者:2019/12/29(日) 17:58:43

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/566667/
2019/12/9 18:50 (2019/12/10 10:09 更新) 西日本新聞 木村 貴之
ジュンク堂書店福岡店が一時閉店へ 来年6月末、天神地区再開発で

多くの人でにぎわうジュンク堂書店福岡店=9日、福岡市・天神

来年6月末での一時閉店の方針を告げるジュンク堂書店福岡店の張り紙。1階は会計カウンター近くに張られ、利用者の目を引いていた=9日、福岡市・天神

ジュンク堂書店福岡店が入居するMMTビル。再開発で19階建て新ビルへの建て替えが計画されている

 書店として九州最大規模の福岡市・天神のジュンク堂書店福岡店が、主力テナントとして入居する大型複合ビル「メディアモール天神(MMT)」の再開発に伴い、来年6月末で一時閉店することが分かった。同店は2024年末ごろに完成予定の新ビルに再出店する方向で地元デベロッパーと協議中。関係者によると、工事期間中の代替店舗は未定だが、都心部周辺で出店先を探している。

 ジュンク堂書店福岡店は01年、複合商業施設「天神ビブレ2」跡地に出店した。当初、売り場面積はビル1―4階で計約5500平方メートルだったが、11年に地下1階まで増床し、計約6600平方メートルまで拡大。一般書や専門書、雑誌など幅広く約140万冊をそろえる。

 MMTビルは、ビルの高さ制限や容積率を緩和する市の再開発推進策「天神ビッグバン」に沿って、隣接する複数のビルと併せて19階建てに建て替えられる計画。ジュンク堂書店は引き続き、新ビルでも主力テナントになる見通しだ。

 書店を含む出版業界は不振を受けて再編が進み、15年に全国書店チェーン大手のジュンク堂書店(神戸市)と丸善書店(東京)が合併して丸善ジュンク堂書店(東京)が誕生。全国で約80店舗を展開する。福岡店の一時閉店後、書籍取り寄せや定期購読はJR博多駅構内の丸善博多店が対応。6月30日の閉店までカウントダウンキャンペーンや各種イベントを催すという。(木村貴之)

4070荷主研究者:2019/12/29(日) 17:59:28

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20191210103.htm
2019/12/10 02:10 北國新聞
新テナントの開業が決まり、空き床解消のめどがたったプレーゴ=片町1丁目

片町のプレーゴ満床視野 金沢、16日に飲食店オープン

 片町1丁目の商業施設「プレーゴ」に16日、新たに飲食店がオープンする。市内の飲食事業者が営む創作バルで、地元客や国内外の観光客が気軽に立ち寄れる店舗を想定する。プレーゴでは8月末に核テナントの「ぶどうの木」が撤退して計2区画が空き床となっているが、残る1区画でも出店を検討する動きがあり、関係者は2016年以来の満床に期待を寄せている。

 プレーゴを運営する金沢商業活性化センター(TMO)によると、16日に開業するのは創作バル「HELLO TABLE」(ハロー・テーブル)。市内で串焼き店などを展開する「H.T.TRAIN」が手掛ける新業態店となる。

 幅広い層をターゲットとし、朝食からディナーまで時間帯に合わせて多彩なメニューを提供する。店舗面積は約124平方メートル。

 プレーゴでは17年12月、「マーク ジェイコブス」の撤退で全9区画のうち3区画が空いた状態となった。その後、昨年夏にアパレル2店を相次いで誘致したものの、今年8月にはぶどうの木が閉店し、集客への影響が心配されていた。

 金沢TMOによると、新店開業が決まったことで、空き床はぶどうの木があった残り1区画となる。この区画についても現在、入居を検討する事業者との最終調整が進められており、満床も視野に入ってきた。

 片町商店街振興組合の諸江洋理事長は「物販や飲食など多彩な店舗が並ぶプレーゴは片町にとって欠かせない存在であり、街全体にも活気を与えてくれるはずだ」と期待を込めた。

4071荷主研究者:2019/12/29(日) 19:20:54

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/375252?rct=n_hokkaido
2019年12/16 18:37 北海道新聞
釧路「十條SC」跡地 進む再開発 来秋にはホーマック 店舗集積、高まる利便性

DCMホーマック新店舗の建設予定地。奥の建物がスーパーアークス鳥取大通店

 釧路市民に長年親しまれ、1999年に閉店した鳥取大通2の旧十條サービスセンター(SC)跡地の再開発が進んでいる。今年4月のスーパーアークス鳥取大通店に続き、来年10月にはホームセンター大手のDCMホーマック(札幌)が発祥の地の釧路市内で24年ぶりとなる新店舗を出店する。近隣には家電量販店やドラッグストアなどが軒を連ね、商業集積地としての利便性が一段と高まりそうだ。

 DCMホーマックの新店舗は平屋約6900平方メートルで来年4月に着工予定。釧路市内への出店は96年の星が浦店以来で、中園店と千代の浦店(ともに76年開業)を含めて4店舗目。

残り:315文字/全文:586文字

4072荷主研究者:2019/12/29(日) 20:11:02

https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20191221/CK2019122102000051.html
2019年12月21日 中日新聞
「岐阜高島屋」継続に住民ら激励の声 社長「撤退せず」

柳ケ瀬商店街のシンボルとなっている岐阜高島屋=岐阜市の柳ケ瀬商店街で

 岐阜市の柳ケ瀬商店街のシンボル「岐阜高島屋」の松本正樹社長(57)が二十日、本紙のインタビューに応じて「撤退しない」ことを明言した。かつて、柳ケ瀬に軒を連ねた大型店の中で唯一生き残り、県内でも唯一となった百貨店のこれからを心配していた住民からは「がんばってほしい」と激励の声が上がった。

 高島屋の買い物袋を手に柳ケ瀬商店街を歩いていた瑞穂市本田の主婦、高木紀子さん(80)は「そりゃあ撤退してもらっては困るわあ」と声を上げた。「ここが無くなったら、名古屋まで行かないといけない。贈り物やいい物を買おうと思ったら、やっぱり高島屋なの」

 岐阜高島屋南地区で進む再開発の事業主体で、地権者らでつくる組合の田宮雅雄理事長(71)は「高島屋がある前提で再開発を進めている。再開発ビルの前にできる広場と、高島屋前のステージと合わせて大きなイベントを開きたい」と話した。

 岐阜高島屋の開店前から半世紀以上にわたり「マルミカーテン」を切り盛りする山森幸司さん(80)によると、地域では二十年ほど前から何かと「高島屋は撤退するのではないか」とうわさが飛ぶようになった。山森さんは「高島屋が無くなったら柳ケ瀬は本当に死んでしまう。営業を続けてくれることは本当にありがたい。全国的に名の知れた店が、高島屋に入るといいなあ」と期待した。

 岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会の林亨一理事長(53)は「柳ケ瀬の転換期に、高島屋はますます必要な存在になる。柳ケ瀬には今、若手の創業者が生まれる流れがあり、高島屋の客層と合わせ、町のトーンが生まれる。スクラムを組み、共に進んでいきたい」と語った。

 (下條大樹)

 <岐阜高島屋> 岐阜市日ノ出町に1977年9月に開店。2004年に分社化され、高島屋グループが全額出資する子会社になった。地上11階、地下1階で、売り場面積は約2万6000平方メートル。従業員は242人。昨年2月期の決算で、売り上げは約141億円。松本社長は1962年、大津市生まれ。81年に高島屋に入社し、京都店の販売第3部長や副店長を務め、2018年3月から岐阜高島屋の社長に就任した。

4073チバQ:2020/01/09(木) 13:39:14
https://www.sankeibiz.jp/business/news/200109/bsd2001091234007-n1.htm
訪日消費で劇的“転身” 「高島屋東別館」滞在型ホテルに (1/2ページ)
2020.1.9 12:34
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改修前の高島屋東別館。堺筋側の外壁には11連アーチがある(高島屋提供)
改修前の高島屋東別館。堺筋側の外壁には11連アーチがある(高島屋提供)
 アールデコ調の美しい外観で知られる大阪・日本橋の「高島屋東別館」が18日、訪日外国人客(インバウンド)を主なターゲットとしたホテルに衣替えする。前身の百貨店時代に「東洋一の百貨店建築」と称された歴史的建造物だが、老朽化や交通アクセスの不便さなどから、活用方法が長年の課題だった。インバウンドの勢いを得て本格的な再スタートを切る。

 東別館は近代建築の巨匠、鈴木禎次が設計し、昭和3年から12年にかけて建てられた「旧松坂屋大阪店」が前身。地上9階、地下3階。堺筋に沿って約67メートルのアーケードや11連のアーチが続き、アカンサスの葉をモチーフにしたテラコッタの外壁などが特徴で、内部もエレベーターホールに大理石がふんだんに使われるなど荘厳な建造物として知られた。

 高島屋は同44年に建物を取得。事務所や「高島屋史料館」など主に高島屋の自社施設として使用していた。結婚式場やインテリア雑貨店、カフェなどのテナントが入ったこともあったが、自社施設としての利用が大半だった。

 老朽化のため建て替える案もあったが、歴史的な建築物を生かした活用策を模索。本格的な商業施設をつくる、賃貸オフィスにするなどさまざまな案が検討されるなか、近隣の高島屋大阪店(大阪市中央区)と競合せずインバウンドを取り込めるとしてホテルが浮上した。

 開業するホテル「シタディーンなんば大阪」は、シンガポール不動産大手、キャピタランド子会社のアスコット社が手がけるサービスレジデンス(中長期滞在型ホテル)。国内では東京・新宿や京都市に次ぐ4店舗目となる。

 東別館の1〜7階に入り、全313の客室と4つの飲食・小売店やジム、会議室などを設ける。ラウンジには共用キッチンを備え、複数の客室にまたがる家族連れやグループが一堂に集まって簡単な調理と食事を楽しめる。1室1万〜5万円程度。誘致の決め手は中国などでの知名度の高さで、高島屋は「難波エリアのグレードを上げられる世界的なブランド」(広報)と期待をかける。

 近隣では黒門市場が外国人でにぎわい、高島屋大阪店はインバウンド効果で同社の国内店舗で2年連続売り上げ1位となるなど活況が続く。今後、高島屋は東別館と大阪店の連携を強化。東別館の近くに訪日外国人のためのバス乗降場を設けたり、大阪店との間を送迎したりするサービスなども構想中だ。滞在型ホテルの開設で、大阪店の地下食品売り場の需要掘り起こしにもつながるとみる。

 高島屋は「中長期滞在客が集客できれば、難波に軸足を置いた消費の広がりが期待できる」と話す。

4074荷主研究者:2020/01/12(日) 16:30:02

https://www.sanyonews.jp/article/973888
2020年01月08日 18時09分 山陽新聞
岡山「遊プラザ」跡地にスーパー 天満屋ハピーズ、20年秋開業へ

遊プラザ跡地

 天満屋ストア(岡山市北区岡町)は8日、JR岡山駅西のレジャー施設「遊プラザ」跡地(同昭和町)に、スーパーの天満屋ハピーズ昭和町店(仮称)を出店すると発表した。今秋以降の開業を予定している。

 跡地(1万3500平方メートル)は、天満屋が昨年10月、マンション建設大手・長谷工コーポレーション(東京)に売却。天満屋ストアは西角に独立して立地する建物(鉄骨2階延べ約2千平方メートル)を賃借する。跡地にできる他の建物の用途や規模、着工時期などは未定。

 天満屋ストアは昭和町店の商圏を半径1キロ(約2万2千人)に設定。「人口増加が見込まれるエリア。周辺住民の利便性向上に役立ちたい」としている。

4075荷主研究者:2020/01/12(日) 16:38:14

https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20200109/CK2020010902000035.html
2020年1月9日 中日新聞
ザ・モール安城店、閉店へ 5月31日、跡地活用など公表されず

閉店が決まったザ・モール安城店=安城市大東町で

 スーパー大手・西友(東京)の商業施設「ザ・モール安城店」(安城市大東町)が、五月三十一日に閉店することが決まった。建物を含めた跡地の活用や再開発の予定など、今後については公表されていない。

 ザ・モール安城店は一九九六年五月、クラボウ安城工場の社宅などの跡地約六万平方メートルにオープンした。敷地と建物はクラボウの所有。クラボウによると、店舗の延べ床面積は約四万二千平方メートル。年中無休で食品売り場などは二十四時間営業の「西友 安城店」を核に、スーパースポーツゼビオ、無印良品、オートバックス、ロッテリアなどが入る。

 「西友 安城店」を含むすべてのテナントが五月三十一日までに営業を終了するという。一月四日から店舗入り口に「閉店のお知らせ」と書かれた紙を掲示し「24年間、ご愛顧を頂き有難(ありがと)うございました」と来店者に知らせている。

 西友の担当者は直近の来店者数など「個別の実績については開示していない」とし、閉店は「建物賃貸借契約の満了に伴い、閉鎖を決定した」と説明した。

 安城市内では製造業を中心に企業の大型投資が続き、高層マンションの建設も相次いでいる。ザ・モール安城店はJR安城駅から北西に約一キロと立地も良く、地元住民や財界からは「敷地も広く、今後の動向は市民生活にも大きく影響する」と懸念や期待の声が交錯する。

 閉店後について、クラボウの担当者は「検討中です」、西友の担当者は「お話しできる情報を持っておりません」と回答した。

 (四方さつき)

4076荷主研究者:2020/01/26(日) 12:14:44

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/381889?rct=undefined
2020年01/11 21:28 北海道新聞
旧西武旭川A館跡に17階建てビル 物販・飲食、高層階にホテル ツルハ来秋開業へ

ツルハが17階の複合ビルを建設する旧西武A館跡地。奥の解体中の建物が旧B館

 【旭川】ドラッグストア大手ツルハホールディングス(札幌)子会社の「ツルハ」(同)がJR旭川駅前の旧西武A館跡地で建設を計画している複合商業ビルの概要が分かった。17階建てで、低層階に自社店舗や飲食店などのテナント、高層階にビジネスホテルが入り、立体駐車場も建てる。いずれも今春着工し、駐車場は2021年春、新ビルは同年秋の開業を目指す。

 新ビルは延べ床面積約9900平方メートル。1階にツルハドラッグとテナントのカフェ、2階にもテナントとして飲食店やフィットネスクラブなどが入る。3〜17階はホテルなどを運営する「アマネク」(東京)のビジネスホテル(約220室)が入居する予定だ。

残り:344文字/全文:635文字

4077チバQ:2020/01/28(火) 11:47:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00000002-yamagatan-l06

老舗の最後、唐突に


1/28(火) 7:54配信

山形新聞







老舗の最後、唐突に


27日に自己破産を申請した大沼の山形本店。最後の営業を終え、従業員が正面入り口を施錠した=26日午後7時、山形市七日町1丁目


 県内唯一の百貨店「大沼」が320年の歴史に終止符を打った。最終営業日となった26日夜から破産申請された27日午前にかけて、山形市の山形本店や米沢、新庄両市の店舗で従業員、取引業者、買い物客の衝撃を追った。

 26日午後7時、夕闇の中の山形本店は凍(い)てつく空気に包まれていた。最後の客を見送った女性従業員が営業終了を知らせる立て看板を置き、正面入り口を施錠した。同18分、シャッターが降りる。普段は30分もせず従業員が次々と帰路に就くが、この日は違った。

 姿を見せたのは午後8時すぎ。表情はいずれも険しい。営業終了後、長沢光洋代表取締役から、この日での事業停止と社員の解雇が伝えられていた。静まり返った正面とは異なり、裏手ではテナントスタッフらが慌てた様子で食品やチョコレート箱が入った段ボールを車両に積み込み、商品で膨らんだバラのマークの紙袋を抱えるようにして運び出していた。

 27日も夜明け前から多くの取引業者らが詰めかけ、午前7時に館内に入った。業者の男性は「昨夜、急に集められ、閉店の方針を伝えられた。生鮮品は朝の2時間で運び出すように言われた」と疲れた表情。大沼の一部従業員は残務処理のため出社した。女性従業員の一人は「展開が急過ぎて何も言えない。せめて応援してくれたお客さまに誠意ある形で終えたかった」と落胆を隠さない。別の女性は「もう百貨店で働けないことが悲しいが、時代の流れ。仕方がない」。
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老舗の最後、唐突に


裏手の搬入口で自社の商品を運び出す業者ら=27日午前7時9分


 午前9時前、シャッターなどに事業停止と破産申請の告示書が張り出された。近くの事務所に勤務する男性(40)は「地下の食品売り場をよく利用していた。街のシンボル的な存在で影響は大きい」と老舗の閉店を惜しんだ。商店街の婦人服店に勤める女性(42)は「大沼で催事があると商店街の人出が増えた。閉店は他店にも影響すると思う」と心配した。七日町商店街振興組合の岩淵正太郎理事長は「あって当たり前だったものが無くなるのは非常に残念。今はそれしか言えない」と言葉少なだった。

 米沢市の米沢サテライト店前でも朝から通行人らが足を止めた。近くに住むパート従業員の女性(47)は「若いころは洋服などを買ったが、最近はあまり魅力を感じなくなっていた。無理して営業を続けなくて良かったと思う」と張り紙を見詰めた。新庄市のギフトショップ新庄店前。「友の会」の会費を払うために来店した70代女性は「閉店は知らなかった。山形からデパートが消えるのは本当に悲しい」と残念がった。

【大沼を巡る主な経過】
2017年12月25日 ファンドと大沼旧経営陣が経営支援に関する覚書を締結
2018年4月23日 100%減資し旧経営陣が退任。ファンドが3億円を出資し大沼を100%子会社化。ファンド社長が大沼社長に就任。ファンドが仮払金名目で1億1800万円を自社に還流(その後一部返済)。大沼の再生資金残金は4100万円に
   4月25日 米沢店が一部リニューアル
   5月21日 長沢光洋氏が社長就任
   7月ごろ ファンドの経営難で仮払金返済、追加投資が実行されず資金不足に
   9月20日 長沢社長を解任しファンド社長が大沼社長就任
2019年2月19日 金融機関会合を機に再建の遅れが表面化
   2月20日 山形市長、山形商工会議所会頭らが緊急記者会見を開き、市民に買い支えを呼び掛け
   3月22日 大沼投資組合が投資会社から債権譲渡を受け、ファンドに代わる親会社に
   8月15日 米沢店が閉店
   9月30日 永瀬孝社長が退任し、長沢氏が再び経営トップに
   10月下旬 取引先への支払いに窮したものの資金ショートを回避
   11月22日 県警の制服などの入札で談合したとして、公正取引委員会が立ち入り検査していたことが明らかに
2020年1月27日 取引業者500社への支払い資金約4億円を調達できず、自己破産申請。手続き開始決定

4078チバQ:2020/01/28(火) 11:48:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000003-san-l06

「大沼」破産申請 社長、涙の会見「恐ろしくて借入できぬ」


1/28(火) 7:55配信

産経新聞



 経営再建を目指していた老舗百貨店「大沼」は27日、山形地裁に自己破産を申請、破産手続き開始決定を受けた。昨年10月の消費税増税などにより売り上げが急減した。この日会見した長沢光洋社長は「資金繰りができず、これ以上恐ろしくて借入ができなかった」と申請の理由を話した。営業は26日に停止、従業員191人も解雇された。負債総額は退職金も含め約30億円。

 大沼は1700(元禄13)年創業の山形を代表する百貨店。消費者ニーズが変化していく中で対応が遅れ経営が悪化していった。平成30年4月、創業家に代わり、東京の投資ファンドが経営権を取得し再建に乗り出したが、ファンド出身の社長と幹部が対立するなど経営が混乱。昨年3月からは地元実業家の支援を受け従業員主導の会社を設立、不採算部門の米沢店を閉店するなどして再建を目指していた。

 しかし、消費税増税に加え台風による被害などの影響を受け「昨年10月は前年同期比で三十数%売り上げが落ち、11月も30%減となった」(長沢社長)。地元実業家から経営再建に向けて追加融資の話を受けたが、長沢社長は「これ以上負担をかけられない」と借入を断念し自己破産の道を選んだ。

 長沢社長は会見で時折、目に涙を浮かべながら「私の力不足。創業320年の老舗百貨店の幕引きなどしたくなかった」と声を詰まらせた。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00000004-khks-soci

山形・百貨店大沼が自己破産 190人解雇、320年の歴史に幕


1/28(火) 10:15配信

河北新報







山形・百貨店大沼が自己破産 190人解雇、320年の歴史に幕


破産手続きの開始決定を受けた大沼の本店。320年の歴史に幕を下ろす=山形市七日町


 経営再建中の百貨店大沼(山形市)は27日、山形地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けた。負債総額は約30億円。同社は米沢店を閉店するなどして自主再建を図ったが、集客は回復せず事業継続を断念。市中心部の本店は26日で営業を終了し、全従業員約190人を同日付で解雇した。

【地図】自己破産を申請した山形市七日町の大沼本店
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 大沼は1700年の創業で全国3番目の老舗。長沢光洋代表取締役(58)は27日、市内で記者会見し「320年の歴史に幕を下ろすことは言葉にできないほど重く受け止めている」と謝罪した。
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 同社などによると、経営悪化に伴い創業家トップが2018年4月に退任し、東京の投資ファンドが経営に当たった。しかし、出資予定の店舗改装資金をファンド側に還流させていた問題などが発覚し、地元の反発を招いた。
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 19年3月には市内の実業家から融資を受け、幹部社員らが設立した投資組合の傘下に入ることで経営権を取り戻した。
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 業績が特に悪化していた米沢店(米沢市)を19年8月に閉店したものの、本店の再生策はほとんど進まず、消費税増税後の10月の売り上げは前年比約30%減となった。その後も販売は低迷し、市内実業家の支援を受けてもなお資金繰りに窮する状態が続いた。
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 旧米沢店で営業してきた米沢サテライト店、ギフトショップ新庄店(新庄市)も26日に閉鎖。本店店舗(地上7階、地下1階、売り場面積約1万2000平方メートル)などの取り扱いは破産管財人に委ねられる。
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 売上高は1993年2月期の約196億円をピークに郊外大型店との競合などで年々減少し、19年2月期には約74億円まで落ち込んでいた。
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 記者会見で長沢氏は「消費税増税の影響が長引き、12月も前年並みまで回復しなかった。今月末の支払債務約4億円も払える額ではなかった」と説明した。

4079チバQ:2020/01/28(火) 11:48:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00000012-mai-bus_all

老舗「大沼」破産、山形経済に打撃 代表「暖冬で冬物売れず背筋寒く」


1/28(火) 9:30配信

毎日新聞







老舗「大沼」破産、山形経済に打撃 代表「暖冬で冬物売れず背筋寒く」


「大沼」の閉店を知らせる張り紙を見つめる人々=山形市で2020年1月27日、渡辺薫撮影


 経営再建中の百貨店「大沼」(山形市七日町)が27日、山形地裁から破産手続きの開始決定を受け、営業を停止した。日本百貨店協会に加盟する県内唯一の百貨店で、山形市の中心市街地の象徴的存在だった商業施設の破綻は、街の将来に影を落とし、住民や行政には衝撃が広がった。【後藤逸郎、的野暁、渡辺薫】

 山形市内で会見した長沢光洋代表取締役は「経営トップとして320年の歴史を閉じることは非常に重く受け止めている」と陳謝した。大沼は全店舗で営業を停止し、従業員の再雇用のめども立っていない。約5億円の退職金や1月分の給与も払えないことから、国の支援制度を頼みにするなど、地域経済への影響は計り知れない。

 破産を選んだ理由として、長沢氏は2019年10月の消費増税による売り上げ減のほか、同年3月に経営権を巡る対立の結果、追放した東京の投資事業会社「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」が大沼から資金還流したことが響いたと主張した。ただ、大沼は同年3月から経営不振を改善できず、中間決算を出せないなど資金不足は慢性化していた。

 ◇ランドセル、学生服引き渡されない可能性

 一方、突然の破産申請による混乱も広がっている。大沼は新年度に入学する小学生のランドセルや中学生の学生服の注文を受け付けていたが、制服の一部は業者に対する支払いが終わっておらず、品物が購入者に引き渡されない可能性がある。これに対し、長沢氏は「破産管財人の指示に従う」と述べるにとどまった。

 大沼を中心市街地活性化の核としてきた山形市は、商工観光部の山口範夫部長が記者会見に自ら出席して、異例の質問を行うなど、行政も動揺が収まらない。

 ◇山形市長「非常に残念」

 佐藤孝弘山形市長は27日夕、市役所内で山形商工会議所の後藤完司会頭らと会談後に取材に応じ、「市民が親しんだ百貨店の倒産は非常に残念」と述べた。経営再建の難航が表面化した昨年2月、特定の会社名を挙げて「買い支えていく」と市民に呼び掛ける異例の記者会見を開いた佐藤市長は、ハローワークを活用した従業員の再就職、取引先への融資制度、テナント企業への市内空き物件のあっせんなど、商議所と連携して支援する考えを示した。後藤会頭は「自己破産に至ったのは残念。地域経済や市民生活への影響が最小限となるよう万全を期したい」とコメントした。

4080チバQ:2020/01/28(火) 11:48:40

老舗「大沼」破産、山形経済に打撃 代表「暖冬で冬物売れず背筋寒く」


1/28(火) 9:30配信

毎日新聞







老舗「大沼」破産、山形経済に打撃 代表「暖冬で冬物売れず背筋寒く」


「大沼」の閉店を知らせる張り紙を見つめる人々=山形市で2020年1月27日、渡辺薫撮影


 経営再建中の百貨店「大沼」(山形市七日町)が27日、山形地裁から破産手続きの開始決定を受け、営業を停止した。日本百貨店協会に加盟する県内唯一の百貨店で、山形市の中心市街地の象徴的存在だった商業施設の破綻は、街の将来に影を落とし、住民や行政には衝撃が広がった。【後藤逸郎、的野暁、渡辺薫】

 山形市内で会見した長沢光洋代表取締役は「経営トップとして320年の歴史を閉じることは非常に重く受け止めている」と陳謝した。大沼は全店舗で営業を停止し、従業員の再雇用のめども立っていない。約5億円の退職金や1月分の給与も払えないことから、国の支援制度を頼みにするなど、地域経済への影響は計り知れない。

 破産を選んだ理由として、長沢氏は2019年10月の消費増税による売り上げ減のほか、同年3月に経営権を巡る対立の結果、追放した東京の投資事業会社「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」が大沼から資金還流したことが響いたと主張した。ただ、大沼は同年3月から経営不振を改善できず、中間決算を出せないなど資金不足は慢性化していた。

 ◇ランドセル、学生服引き渡されない可能性

 一方、突然の破産申請による混乱も広がっている。大沼は新年度に入学する小学生のランドセルや中学生の学生服の注文を受け付けていたが、制服の一部は業者に対する支払いが終わっておらず、品物が購入者に引き渡されない可能性がある。これに対し、長沢氏は「破産管財人の指示に従う」と述べるにとどまった。

 大沼を中心市街地活性化の核としてきた山形市は、商工観光部の山口範夫部長が記者会見に自ら出席して、異例の質問を行うなど、行政も動揺が収まらない。

 ◇山形市長「非常に残念」

 佐藤孝弘山形市長は27日夕、市役所内で山形商工会議所の後藤完司会頭らと会談後に取材に応じ、「市民が親しんだ百貨店の倒産は非常に残念」と述べた。経営再建の難航が表面化した昨年2月、特定の会社名を挙げて「買い支えていく」と市民に呼び掛ける異例の記者会見を開いた佐藤市長は、ハローワークを活用した従業員の再就職、取引先への融資制度、テナント企業への市内空き物件のあっせんなど、商議所と連携して支援する考えを示した。後藤会頭は「自己破産に至ったのは残念。地域経済や市民生活への影響が最小限となるよう万全を期したい」とコメントした。

4081チバQ:2020/01/28(火) 11:51:42
>>4045
https://mainichi.jp/articles/20191012/k00/00m/040/109000c?inb=ys

「そごう徳島店」閉店発表 県内に衝撃 全国唯一、百貨店ゼロに
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毎日新聞2019年10月12日 12時06分(最終更新 10月12日 12時11分)
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 セブン&アイ・ホールディングス(東京)傘下の「そごう徳島店」(徳島市寺島本町西1)が来年8月末で閉店すると発表されたのを受け、県内の行政、経済関係者などに衝撃が走った。日本百貨店協会によると、同店の閉店により、徳島は全国で唯一、百貨店の無い県となる。市は、そごうの入るアミコビルへ市立木工会館(福島1)の移転も計画しており、影響が予想される。【大坂和也、松山文音】

■ビルの「核店舗」

 アミコビルを運営する市の三セク、徳島都市開発などによると、共用部を含め、そごうの床面積は4万165平方メートルと、ビル総床面積(8万7646平方メートル)の約46%を占める「核店舗」だけに、テナント誘致など閉店後の活用策が課題となる。その後のテナントなどの見通しは立っておらず、担当者は「(閉店は)発表されて初めて知った。対応を検討する」とした。

 運営するそごう・西武によると、徳島店の社員数は本社員72人、パートなど契約社員104人の計176人で、本社員を別の店舗へ配置転換する一方、契約社員は閉店時に契約を終了し、再就職などを支援するという。

■関西へ顧客流出

 そごう徳島店は1983年10月に開店。売り上げは92年度まで右肩上がりで、ピーク時の93年2月期は444億円に達した。だが、98年の明石海峡大橋開通による関西への顧客流出などで減少傾向に。10年に雑貨専門店「ロフト」、11年に衣料品店「ユニクロ」(17年に撤退)といった集客力を持つ店も誘致したが、大型ショッピングセンターが郊外に相次いで開業し、苦戦していた。売り上げも07年から12年連続で減り、今年2月期は売り上げ128億円で、2期連続赤字だった。

■相談窓口設置へ

 市や、県と徳島商工会議所は11日、緊急に会議を開き、そごうとの取引がある企業や、従業員への相談窓口を設置することを確認した。徳島商工会議所の中村太一会頭は「閉店はショックだ。新たに大きな店が入ってくれるのが理想だ」と語った。遠藤彰良市長は「非常に残念だ。市として雇用・経済などの影響を最小限にとどめるために全力で取り組みたい」と述べた。

■市民から驚き

 徳島市民からも驚きや惜しむ声が上がった。友人と化粧品を買いにそごうを訪れていた大学生の大熊菜月さん(18)は「車が無く、近くで買い物できるので重宝していた。閉店は困る」。市内に住む主婦の女性(71)は「昔から服や靴などを見に、頻繁に訪れていた。無くなるのはとてもさみしい」と話していた。そごう徳島店に出店しているイルローザの岡田圭祐社長(37)は「『百貨店』という業態に一つの出店価値があり、お客様も来店していただいていた。駅前周辺のにぎわいに影響が出ないか心配だ」と語った。

4082とはずがたり:2020/01/29(水) 19:18:10
消費税が最後の一刺しに成った(キャッシュレスキャンペで現金が減ってカード払いになったこと含め)とは思うがネットに出遅れ,山形市は仙台商圏だし,そもそもモールとか出来てるし,経営上のゴタゴタ迄あったみたいでまあしゃーないな。。

https://twitter.com/noritama_z/status/1221720464596197376
のりたま
@noritama_z

実は大沼を経由して山形県内の産品や店舗を全国の百貨店に伝えることで全国的に広めるきっかけとなった物が結構あるのですよ

https://twitter.com/toshouken/status/1221559265975922688
都市商業研究所(都商研)
@toshouken
【大沼山形本店、1月27日に自己破産申請・閉店】
https://toshoken.com/news/17871
1700年創業、山形市唯一の百貨店。
仙台の百貨店等との競争に勝てず経営悪化、老朽化が進行しており耐震問題もあった。
山形県の百貨店は酒田・清水屋のみに。

「明日破産する」突然の宣告 山形唯一のデパート即閉店
有料会員限定記事
https://www.asahi.com/articles/ASN1W4VL6N1WUZHB015.html
2020年1月28日 10時30分

 山形からデパートが消える――。日本百貨店協会加盟としては山形県内唯一の百貨店「大沼山形本店」を経営する「大沼」(本社・山形市)が27日、山形地裁に自己破産を申請し、地裁は破産手続きの開始を決定した。負債総額は約30億円。郊外の大型店やネット通販に客を奪われて売り上げが落ち込む中、昨秋の消費税率引き上げがとどめとなり、資金繰りに行き詰まった。創業320年の老舗の唐突な幕切れに、県内に衝撃が走った。

 「ショックだ」「寝耳に水」――。27日朝、開店時刻を過ぎてもシャッターが下りたままの大沼山形本店には「閉店のご連絡」などの貼り紙が掲示され、買い物客や店舗の関係者らによる人だかりができた。

 閉店を知り、様子を見に来たという山形市の女性(67)は「使っていない買い物券が4万5千円分くらいある。少しでも戻ってくるといいんだけど。昨日も買い物に来たけど、いつもと変わらなかったので本当に驚いた」と話した。

 大沼で孫の子ども服を買うつもりだったという常連客の山形市の女性(56)は「十字屋に続いて大沼もなくなって、ただただショックです」と語った。

 昔は子どもを連れて、屋上の遊園地でよく遊んだという佐藤与昭さん(75)は「最近は昔ほどのにぎわいもなく、時代の流れだろう。事前の告知もなく閉店というのはちょっと寂しい」と話した。

 テナント関係者も、朝から商品の運び出しや情報収集に追われた。

 アウトドアファッションを扱う店舗の男性は「昨夜、全員が集められて『明日破産します』と言われたと従業員から報告があった。寝耳に水だ。大沼の担当者と電話がつながらなくて、何かわかればと思って来た」と困惑していた。

 別の衣料品店の経営者の男性は…

4083チバQ:2020/01/30(木) 10:49:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200130-00000009-mai-soci

「和田サン」頼みの二頭体制で機能不全 山形の百貨店「大沼」破産申請を追う


1/30(木) 8:33配信

毎日新聞







「和田サン」頼みの二頭体制で機能不全 山形の百貨店「大沼」破産申請を追う


終始立ったまま記者会見に臨み、何度も頭を下げた「大沼」の長沢光洋代表取締役=山形市で2020年1月27日、的野暁撮影


 「支援お願いします」。2019年7月24日夜、閉店後に大沼山形本店(山形市)の7階、社員食堂で開かれた従業員集会で、女性従業員数人の声が響いた。取引先への約1億1000万円の支払期限が翌日に迫っていた。依頼されたのは、集会に参加していた和田有弘(なおひろ)氏(82)。大沼が経営破綻後に開いた記者会見でも名前が挙がった同氏は、県内でホテルや不動産業などを営む実業家だ。集会の翌日、大沼の支払いを肩代わりしたのを機に存在感が増した。

【写真特集】破産申請した「大沼」

 和田氏が最初に支援したのは19年3月。大沼を経営していた投資事業会社「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(マイル社)を大沼生え抜きの幹部が追放した際、経営権確保の資金2億円を貸した。18年3月に銀行団が私的整理で債権放棄した代わりに新規融資を受けられなくなった大沼は、資金繰りに窮していた。

 昨夏以降、経営幹部が和田氏の事務所に呼び出され、会議を開くことが当たり前になった。負い目と畏怖(いふ)の念が交ざった「和田サン」の呼称が社内に定着。「和田サンへの借金だけは返さなければいけない」と漏らす幹部は施策の実行を従業員に求める際、「和田サンがそう言っている」と添えた。従業員は疑心暗鬼にかられ、社内の士気は低下したと大沼関係者は指摘する。

 ◇異例の「退職金10回払い」

 経営陣と和田氏の事実上の二頭体制で、大沼の企業統治(ガバナンス)は機能不全に陥った。19年8月の米沢店閉店に伴う従業員の「退職金10回分割払い問題」は一例だ。

 大沼は当初、退職金の支払いを拒んだ。経営幹部が「和田サンが払わなくていいと言っている」と口にし、退職者は米沢労働基準監督署に駆け込んだ。大沼は最終的に支払いに同意したが、条件は極めて異例の10回払い。経営破綻で退職金の一部は未払いとなった。

 20年1月27日、破綻について記者会見した大沼の長沢光洋代表取締役(58)は、19年10月以降の消費増税などを理由に挙げたが、マイル社追放前後から足元が揺らいでいた。長沢氏は「経営の主体性を失っていない」と述べた上で、和田氏には「感謝の気持ちしかない。これ以上の負担をかけるのは無理だと判断した」と述べた。だが、和田氏は周囲に「破産申請する必要はなかった。追加支援の用意はあった」と不満を漏らす。経営の主体性を失った幹部の責任は重く、破綻の原因となった。【後藤逸郎】

 ◇大沼を巡る近年の動き

2017年12月 東京の投資事業会社「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(マイル社)とスポンサー契約

 18年4月 マイル社が出資し、100%株主に。元新生銀行東京の執行役員、長沢光洋氏が5月に社長就任

   9月 長沢氏を解任し、マイル社社長の早瀬恵三氏が社長就任

 19年2月 再建難航が表面化。佐藤孝弘山形市長は会見で市民に買い支えを呼び掛け

   3月 県内の実業家が事実上出資の「大沼投資組合」が全株式を取得。早瀬氏を解任し、執行役員だった永瀬孝氏が社長就任

   6月 長沢氏が代表取締役で復帰

   8月 米沢店が閉店

   9月 永瀬氏が辞任。長沢氏が経営トップに

 20年1月 山形地裁に破産申請

4084荷主研究者:2020/02/03(月) 21:05:56

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54641490R20C20A1962M00/
2020/1/22 5:00 日本経済新聞 電子版 九州・沖縄 宮崎
宮交HD社長「宮崎駅前大型施設 中心部へにぎわい」

4085荷主研究者:2020/02/03(月) 21:14:35

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/385858?rct=n_hokkaido
2020年01/23 08:48 北海道新聞
イトーヨーカドー釧路店閉店1年 テナント空白 減る人通り 管理会社、年内に後継店誘致目指す

イトーヨーカドー釧路店が入っていた「新橋6丁目ビル」

 イトーヨーカドー釧路店が閉店して20日で1年がたった。同店が入居していた「新橋6丁目ビル」(釧路市新橋大通6)の所有・管理会社は後継テナントの誘致を目指し、近く東京の企業とコンサルタント契約を結ぶ。ただ、テナントの空白状態が長期に及ぶ中、街のにぎわいはすでに商業施設の新設が相次ぐ近隣の鳥取大通地区などに移りつつある。

 新橋6丁目ビルは地上3階、地下1階建て。イトーヨーカドー釧路店は2階と地下1階の全フロア、1、3階のほとんどのフロアを使用していた。

残り:510文字/全文:737文字

4086荷主研究者:2020/02/03(月) 21:51:20

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/578266/
2020/1/24 12:43 (2020/1/24 23:44 更新)
西日本新聞 向井 大豪
メイト黒崎が破産申請 入居の井筒屋、撤退へ 北九州市

http://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/20200124nishinippon01.JPG
クロサキメイトの地図

 北九州市八幡西区の百貨店「井筒屋黒崎店」が入居する商業ビルを運営する「メイト黒崎」が24日、東京地裁に同日付で破産を申し立て、財産の保全管理命令を受けたと発表した。同じビル内の専門店街「クロサキメイト」(約80店)は4月末に閉店する。井筒屋にも撤退を求めるとみられる。同社首脳は「周りが退店して井筒屋だけが残るということはできない」と述べ、ビルからの撤退を示唆した。

 商業ビルは1979年、JR黒崎駅前の再開発に伴い、「黒崎そごう」「ジャスコ黒崎店」を核テナントとして専門店街とともに開店した。そごう、ジャスコが撤退した後の2001年、西側1〜7階に井筒屋黒崎店が出店したが、黒崎地区の地盤沈下に伴って売り上げが低迷。19年8月に井筒屋は黒崎店を1〜3階に集約して、営業フロアを半分以下に縮小した。

 メイト黒崎によると、井筒屋黒崎店の縮小後は賃料収入がほぼ半減。後継テナントも見つからず、毎月4千万〜5千万円の赤字を計上する事態が続いていた。東側1階に入居していた食品スーパーが2月中旬での閉店を決めたことも重なり、「商業施設としての存続は断念せざるを得ないと判断した」(重越謙二社長)。

 保全管理人によると、19年11月時点の負債総額は約25億円。メイト黒崎は「ビルの売却、再開発を含む、あらゆる方策を検討する」としている。 (向井大豪)

4087荷主研究者:2020/02/03(月) 21:52:01

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/578468/
2020/1/25 6:00 西日本新聞 北九州版 内田 完爾 西山 忠宏 金田 達依
地元黒崎に衝撃走る 「にぎわい、どうなる」 「メイト」破産手続き

http://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/20200125nishinippon01.JPG
「メイト黒崎」が運営する商業ビル。井筒屋黒崎店などが入居する(撮影・金田達依)

 百貨店「井筒屋黒崎店」や専門店街「クロサキメイト」が入居するビルを運営する「メイト黒崎」が破産手続きに入った24日、地元の北九州市八幡西区黒崎地区には衝撃が走った。渦中のビルはJR黒崎駅前に立地する、いわば黒崎の“顔”だけに「今後どうなるのか」と心配する声や「地域のにぎわいが減退するのでは」との不安が聞かれた。

 黒崎駅南側に広がる商店街エリア。店舗の閉鎖が相次ぎ、かつてのにぎわいはないものの、踏ん張り続ける店も少なくない。ビル近くの商店街入り口で喫茶店を約15年間営む後藤卓也さん(66)は「まさか破産とは…」と驚いた表情。「閉鎖店舗に新たに飲食店が入る動きがあり、にぎわいが少し戻ってきた印象があったのに、もし、あのビルが空きビルになってしまったら、どうなるのか。地域のにぎわいづくりにマイナスの影響が出るのではないか」と懸念。ビル内で買い物していた同区の西原英生さん(64)も「黒崎がどんどんさびれていくようで寂しい」と話した。

 「ネットで破産のニュースを知り、びっくりした」と語るのはJR黒崎駅の糸井孝次駅長。「今後の動向次第では黒崎駅の利用者数にも影響が出かねないので情報収集に努めたい」と表情を引き締めた。

 黒崎地区の商店街などでつくる黒崎商店組合連合会会長で人形店「人形の田中」を営む田中大士さん(43)も「あのビルは黒崎の核の一つだけに、黒崎のにぎわいにどう影響してくるのか気がかり」と心配顔。同連合会は毎年、井筒屋黒崎店や「クロサキメイト」などと一緒にプレミアム付き商品券も発行してきただけに「商品券や他の連携イベントはできなくなるのではないか。これからの黒崎をどうするのかを関係者で一層考える必要がある」と厳しい表情を見せた。

 一方、北九州市の北橋健治市長は破産申し立ての事態を受けて「誠に残念でならない。まずは入居テナントなど関係先の資金繰り支援や、雇用対策などの経営相談に応じ、市民生活への影響が最小限になるようにできる限りの支援をしていきたい」などとするコメントを出した。 (金田達依、内田完爾、西山忠宏)

4088とはずがたり:2020/02/04(火) 19:17:58

ファミリーマート、時短に移行は6月から 加盟店へ時短営業ガイドライン示す
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000571-san-bus_all
2/4(火) 18:40配信 産経新聞

 コンビニエンスストア大手のファミリーマートは4日、加盟店の希望に応じて時短営業を実施する際の移行手続きなどを記した「時短営業ガイドライン」をとりまとめ、同日から加盟店向け説明会を始めたことを明らかにした。3月1日から募集を行い、6月1日には加盟店希望による時短営業が開始される。

 ファミマが策定したガイドラインでは、希望した加盟店に対し、本部が時短後の損益シミュレーションや商圏分析結果などを提示。協議しながら営業時間や時短後の店舗運営スケジュールを設定する。時短確定後に商品配送時間の調整などを行う必要もあり、申し込みから時短営業開始まで3カ月かかる。運用初年度の今年は3カ月ごとに1回の申込期間を設ける。来年度以降は申し込み頻度を半年に1回とする方針だ。

 ファミリーマートの加藤利夫副社長は時短営業への移行について「加盟店の立場に立ち、お客さまのご迷惑にならないように最大限の努力をする」と述べたが、店舗数の見通しについては「まだ判断していない」として明言を避けた。

 時短営業制度の考え方として、加盟店の希望で営業時間を決められるよう「本部と事前に協議の上、加盟者(店)の判断により24時間営業を行わないことができます」と記した。ただし、開店1年未満の店や契約違反がある店は時短営業に応じない。また、時短開始から3カ月間は試行期間と位置づけ、その後も時短を続ける場合、1年間は営業時間の変更はできない。

 ファミマは4日、令和元年10〜12月に加盟店約600店が参加した時短実験の分析結果を公表。毎日時短と週1日(日曜日)時短が行われたが、平均日商は前年比で減少し、前年同月比で営業利益が増加した割合は実験不参加店の方が高い傾向にあったという。

4089とはずがたり:2020/02/06(木) 17:46:45
ヤマト「アマゾンの仕事が戻らない」誤算の真因 「荷主の離反」に株価は直近ピーク時の半値へ
二階堂 遼馬 2019/11/12 07:25
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%83%a4%e3%83%9e%e3%83%88%ef%bd%a2%e3%82%a2%e3%83%9e%e3%82%be%e3%83%b3%e3%81%ae%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%81%8c%e6%88%bb%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bd%a3%e8%aa%a4%e7%ae%97%e3%81%ae%e7%9c%9f%e5%9b%a0-%ef%bd%a2%e8%8d%b7%e4%b8%bb%e3%81%ae%e9%9b%a2%e5%8f%8d%ef%bd%a3%e3%81%ab%e6%a0%aa%e4%be%a1%e3%81%af%e7%9b%b4%e8%bf%91%e3%83%94%e3%83%bc%e3%82%af%e6%99%82%e3%81%ae%e5%8d%8a%e5%80%a4%e3%81%b8/ar-BBWBU6I?ocid=st#page=2

 失った信頼の代償は、大きかった。

 ヤマトホールディングス(HD)は10月31日、2020年3月期の業績見通しを下方修正した。営業収益は250億円減額して1兆6700億円(前期比2.7%増)に、営業利益は同100億円引き下げ、620億円(同6.3%増)を見込んでいる。

 主力のデリバリー事業において、大口法人顧客の取扱数量が想定を下回ったことなどが響いた。中核子会社のヤマト運輸は2017年春から法人向けの運賃値上げを進めているが、それによって顧客である荷主がヤマトから離れてしまった格好だ。

アマゾンのヤマト向け委託比率は3割に低下
 「ヤマト離れ」した大口法人顧客の中で、最も大きい存在がアマゾンだ。佐川急便に代わり、2013年から大部分のアマゾンの荷物をヤマトが扱っていたが、2017年に従業員に対する未払い残業代問題が発覚。ヤマトは働き方改革の一環として宅急便の荷受け量抑制と運賃値上げなどの事業構造改革を進め、結果的にアマゾンの荷物の取扱量が減少した。

 再配達問題解決アプリ「ウケトル」のデータによると、アマゾンのヤマトへの委託比率は2017年4月時点で7割強あったが、2019年5月時点では3割強まで下がった。

 アマゾンが日本で出荷する荷物は年間で推定5億個に及び、単純計算で年間約18億個にのぼるヤマトの取扱荷物の3割弱を占める。比率が縮小したとはいえ、ヤマトにとってアマゾンが最大の顧客であることは間違いないとみられる。

 アマゾンの荷物の数量が減ること自体はヤマトの想定どおりだったが、今期になっても数量が戻ってこないことは誤算だった。

 事業構造改革を経て、今期の取扱数量は前期比3.9%増を見込んでいたが、2019年4〜9月期は0.6%増にとどまった。荷物量の回復に備え、午後の配達に特化した配達員「アンカーキャスト」を2020年3月末までに1万人を採用する予定だったが、荷物量の回復力が鈍く、採用はいったん凍結している(2019年9月末時点で約6500人)。

アマゾン、楽天が相次ぎ自前物流を強化
 誤算の背景にあるのは、荷主による物流の自前化だ。アマゾンはSBS即配サポートや丸和運輸機関(SBSと丸和運輸のトップインタビューを週刊東洋経済PLUSに掲載)といった地域限定の配送業者「デリバリープロバイダ」への委託を強化しているほか、個人事業主のドライバーに直接業務委託する「アマゾンフレックス」を2019年1月から本格的に始めている。アマゾンフレックスは現在、関東圏・愛知県・宮城県・北海道で展開している。

 ウケトルのデータによると、アマゾンの自前配送比率は2019年7月時点で41.2%にのぼる。楽天も2018年7月に自前の物流拠点や配送網を構築する「ワンデリバリー構想」を打ち出し、累計で2000億円を投じるとしている。

 現在、ヤマトがアマゾンから引き受ける荷物の配送料金は1個当たり平均420円とされる。関係者によれば、デリバリープロバイダはそれよりも4〜5割程度安い200〜250円で引き受けているという。接客応対や時間指定など配送品質の面でヤマトなど大手に分があるが、荷主からするとより安価な配送業者を選ぶのは合理的だ。

4090とはずがたり:2020/02/06(木) 17:46:57
>>4089
 慌てたヤマトがとった策が、アマゾンとの価格再交渉だ。交渉の結果、2018年1月に1個当たり平均280円だった配送料を420円へ値上げすることで決着したとされるが、2019年10月上旬に両者が新たな契約を結んだことが関係者の間で話題になっている。

 10月31日の決算会見でヤマトHDの芝﨑健一副社長は「(アマゾンに対する)値下げの事実はない」と語っている。ただ、あるデリバリープロバイダの幹部は「2018年1月のヤマトによるアマゾンへの値上げは、個数が増えるごとに値段が上がる累進課税的な仕組みだった。ヤマトは今回、この条件を放棄したようだ」と話す。

 そのうえで「一部地域では、現状より1割強安い約360円で妥結する方向で交渉が進んでいる」(同幹部)という。また別の物流関係者は「一定を超える数量の荷物をアマゾンが出荷した際、ヤマトからアマゾンに金銭的な補助をするリベート的な契約が盛り込まれた可能性がある」と説明する。

 こうした関係者の証言を総合すると、「事実上の値下げ」と言える合意が両者の間であるのは確かなようだ。この点について、ヤマトHDは「個別の企業との契約内容になるため回答を控えるが、宅急便の数量拡大のために値下げを行うことはない。同社(=アマゾン)とは、つねに適正かつよりよいサービスに向けた協議を行っている」と回答した。

株価は直近ピーク時の半値で推移
 アマゾンに事実上の値下げをしたことで憤るのは、ヤマトの現場で働く社員と値上げをのまされたアマゾン以外の荷主だろう。あるヤマト関係者は「ヤマトの幹部が6月頃、荷物の量が戻らないことに対し『蛇口をひねれば大丈夫』ということを言っていた。いつでもアマゾンの荷物は戻ってくるという意味の発言だが、見通しが甘すぎる。これまでの働き方改革とも逆行する」と語る。

 また、ある日用品ECメーカー関係者は「アマゾンだけに値下げするのは不公平だ。われわれも値下げをしてほしい」と漏らす。

 一連の混乱も反映して、ヤマトHDの株価は2018年9月にピーク(3506円)をつけた後、およそ半値まで低迷している(11月11日の終値は1802円)。9月中旬にはアメリカ運用大手のキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーが、保有する7.05%の株式すべてを売却し、一時ヤマトHDの株価が前日比9%安まで急落する場面があった。「業績回復の見込みが立たないと判断し、損切りせざるをえなくなったようだ」(市場関係者)。

 JPモルガン証券の姫野良太アナリストは「荷主の離反はヤマトHDが考えているより深刻な可能性があり、下期の修正計画達成も現時点ではハードルが高い印象がある」と指摘する。

 ヤマトグループは、11月29日に創業100周年を迎えるが、次の100年を見通すことができない五里霧中状態にある。2019年4月に社長に就任した長尾裕氏はこの間対外的な発信をほとんど行っておらず、リーダーシップを発揮すべき局面を迎えている。

4091とはずがたり:2020/02/06(木) 17:48:30
エロ画像が勝手に2年前の今日みたいなのに表示されたら嫌だなと思ってPCのは同期させてなかったけど勝手に削除されるなら同期してもいいかもw

2019-11-13
■Googleドライブのエロ画像が消された
https://anond.hatelabo.jp/20191113003537

4092荷主研究者:2020/02/16(日) 12:43:33

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55100940R30C20A1L91000/
2020/1/31 19:16 日本経済新聞 中部
ギンザシックス抜く広さ、イオン系 オフィス併設型施設
(リニア時代へ変わる名古屋)

4093荷主研究者:2020/02/16(日) 12:59:10

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=609365&comment_sub_id=0&category_id=112
2020/1/31 中国新聞
「ありがとう」天満屋アルパーク店 29年の営業に幕

多くの人が見守る中、最後のあいさつをする奥田店長(中央)=31日午後8時15分(撮影・川村奈菜)

 百貨店の天満屋アルパーク店(広島市西区)は31日、29年9カ月の営業を終え、閉店した。周辺に相次いで開業した大型商業施設との競争が激しく、売り上げが落ち込んだ。建物を所有する大和ハウス工業(大阪市)は引き続き商業施設として活用する方針でいる。

 午後8時に営業を終えた後、2階正面玄関前で閉店セレモニーがあり、買い物客約千人が集まった。奥田克公店長が「この地で営業できたのも地域の皆さまのご支援のたまもの」とあいさつ。従業員約500人が深々と頭を下げ、涙を拭う人もいた。客から「ありがとう」と声が上がる中、シャッター代わりの赤い幕が玄関前に下りた。

 最終日となった閉店セールも大勢の客でにぎわった。開店前には約100人が玄関前に詰め掛け、売り場では値下げされたバッグなどに人だかりができた。

 同店は商業施設アルパーク西棟の核テナントで、1990年4月27日にオープンした。2015年以降、近くにゆめタウン廿日市(廿日市市)レクト(広島市西区)ジ・アウトレット広島(佐伯区)が開業し、集客に苦戦した。

 西棟の他のテナントも同時に閉店。一部は移転を予定する。大和ハウスは「リニューアルなどを検討し、商業施設として活用したい」と説明する。専門店が入る東、北棟は引き続き営業する。(秋吉正哉)

4094荷主研究者:2020/02/16(日) 13:14:39

https://this.kiji.is/596112972777161825?c=92619697908483575
2020/2/1 08:00 (JST)2/2 07:30 (JST) 熊本日日新聞社
熊本パルコ跡に複合ビル 上層階にマンション、23年ごろ完成

パルコの新業態店と分譲マンションの複合ビルに建て替える計画が判明した三陽所有のビル=熊本市中央区

 2月末で閉店する熊本パルコ(熊本市中央区手取本町)が入居しているビルが同店の閉店後、パルコの新業態店と分譲マンションが入る複合ビルに建て替えられることが31日分かった。撤去作業を終えた3〜4月から取り壊しに着手。完成は2023年ごろになるとみられる。

 ビルは地元企業の三陽の所有。下通アーケード入り口という中心市街地の一等地にあり、にぎわいの創出とともに、まちなか居住を促す狙いがある。

 現在の敷地約1650平方メートルでの建て替えで、関係者によると、熊本市の「まちなか再生プロジェクト」の活用を検討している。

 防災機能やまちづくりへの貢献度に応じて容積率の割り増しのほか、市の景観審議会からの了承を得られれば高さ制限の緩和措置が受けられる制度。活用の有無で建物の高さが変わるが、低層階にはパルコが入り、上層階を分譲マンションとする計画。

 現在のビルは地上9階、地下1階建て。パルコ(東京)が借り受け、衣料品店やカフェなどが入っている。同社はビルの老朽化などを理由に2月末で営業を終了し、ビルの建て替え後に新たな業態で再出店することを表明している。

 現在、パルコは従来型の店舗以外に、広島市などの都心部の一等地で比較的少数のテナントで構成する「ゼロゲート」などの業態を展開している。

 同社の広報担当者は「再出店する方針に変わりはないが、業態はまだ固まっていない」と強調。「熊本のマーケットの状況を踏まえ、地元のニーズに応えられるものを検討したい」としている。(山本文子)

4095荷主研究者:2020/02/16(日) 14:44:03

https://www.sakigake.jp/news/article/20200206AK0005/
2020年2月6日 秋田魁新報
ナイス、フォンテ店は食品特化型? 駅前環境にどう対応

来春にもナイスが出店するフォンテAKITA

 秋田県央部でスーパーを展開する「ナイス」(秋田市、齋藤寛之社長)は、来年春にもJR秋田駅前に立つ商業ビル「フォンテAKITA」の地階に新規出店する。フォンテを運営する秋田ショッピングセンター(ASC)が5日、正式に発表した。ビル周辺では新しいマンションの分譲や、別のマンション建設計画が明らかになるなど、ナイスにとって追い風が吹く。ただ、道路に面した独立店舗を運営してきた同社がビル地階に出店するのは初めてで、これまでにない店づくりに挑戦することになりそうだ。

 ナイスは秋田、潟上、由利本荘の3市に計10店舗を構え、全ての店舗が専用駐車場を備えた路面店だ。フォンテでは、バスや電車を利用する買い物客が多いとみられ、大きい商品や重い商品は敬遠される可能性がある。店から離れた駐車場を利用する車での来店者も同じだ。飲料品の箱売りなどは避け、小分けしたパック商品をそろえるなど、既存店とは違う工夫が必要になる。

 ナイスの標準的な売り場面積は約2千平方メートルだが、新店舗はその7割ほどの約1400平方メートルになる予定だ。同社は「限られた面積でどの商品を優先すべきかを考えなければいけない。他店舗で購買頻度の高い生鮮品を多くそろえたい」とし、フォンテの店舗は鮮肉や鮮魚、野菜を中心に食品特化型とする考えだ。

 齋藤社長は「駐車場の状況を含め、今までにない店舗環境となる。秋田駅前ではお客さまがどのような商品やサービスを求めているかをよく考えたい」と話す。

 出店予定の場所で現在営業しているスーパー「ザ・ガーデン自由が丘・西武」(来年2月末で営業終了)の利用者の来店を想定し、需要を調査しながら品ぞろえを決めていく方針だ。

 今回の出店は絶好のタイミングとの見方もある。同駅周辺では現在、秋田版CCRC拠点施設「クロッセ秋田」の分譲マンションなど再開発に伴う建設が進んでいるほか、旧ホテルハワイ駅前店跡地(秋田市千秋久保田町)にマンションが建つ計画も明らかになっている。これらにより買い物客の増加が見込まれるからだ。

 ASCの川上茂樹社長はフォンテで会見を開き、4月までにナイスと契約を結ぶ考えを表明。「ナイスの出店をフォンテのさらなる集客につなげたい。できるだけ長い契約期間にしたい」と語った。既存のテナントや周辺商業者からも相乗効果を期待する声が聞かれる。

4096荷主研究者:2020/02/27(木) 22:17:48

https://www.sanyonews.jp/article/984614?rct=m_chihou_keizai
2020年02月14日 08時00分 山陽新聞
リョービプラッツ西大寺店 閉館へ 両備HD創業の地 解体・再開発か

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閉館が検討されているリョービプラッツ西大寺店

http://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/20200214sanyo02.JPG

 両備ホールディングス(HD、岡山市北区錦町)が商業施設「リョービプラッツ西大寺店」(同市東区西大寺上)の閉館を計画していることが13日、分かった。関係者によると、大半のテナントが今春までに退出するという。現地は同HDの創業の地で、全店の立ち退き後に解体し、再開発するとみられる。

 同店はJR赤穂線西大寺駅の南西約800メートル、西大寺地区の中心部に立地。旧両備サンモールを大幅に増床して1992年、鉄骨4階延べ約1万2千平方メートル、店舗面積約7千平方メートルでオープンした。

 ただ、近隣の総合スーパー・天満屋ハピータウン西大寺店(80年開店)との競合に加え、ハローズ西大寺店(2007年開店)や山陽マルナカ西大寺店(13年開店)が相次いで進出。採算が悪化していたという。

 両備HDの食品スーパーや100円ショップなどは2月末で閉店。残る衣料品店など大半は3月末までに撤退する方向だが、一部の店舗は当面営業を続ける。

 両備HDは「閉館、解体を検討しているのは事実だが、具体的な時期や利用計画はまだ決まっていない」としている。

 両備HDは両備グループの中核企業で、1910年設立の西大寺軌道(後の西大寺鉄道、62年廃止)が起源。施設の西隣にある西大寺バスセンターは旧西大寺市駅の跡地で、同HDが本店登記も残している。両備グループは7月に創立110周年となる。

4097とはずがたり:2020/03/03(火) 16:27:34
大丸松坂屋が火曜日を臨時休業 新型コロナウイルス感染拡大受け
3/3(火) 12:42配信ABCテレビ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00025279-asahibcv-bus_all

新型コロナウイルスの影響は百貨店にも広がっています。大丸松坂屋が3日から火曜日を臨時休業しています。

3日午前10時、通常なら営業の時間ですが、店舗入り口には営業中止の紙が貼られシャッターも閉まったままです。大阪市の心斎橋店や京都店など全国の大丸松坂屋百貨店では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3日から24日まで3月中の火曜日を臨時休業します。訪れた人は「ひな祭りのケーキとかも買ってと思ってたんですけど、休みだからどうしよう」「知らなかった。びっくりしちゃった。中の写真を撮りたかった。残念だよね」と話しました。阪急阪神や高島屋、近鉄百貨店などでも政府の新型コロナウイルス対策の基本方針を受け、営業時間を短縮するなどの対策を取っています。

ABCテレビ

4098荷主研究者:2020/03/14(土) 19:50:40

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=615105&comment_sub_id=0&category_id=113
2020/2/20 中国新聞
【フィーチャー】イケア予定地、進展見えず 広島駅北の二葉の里地区、落札から7年近く

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駐車場としての利用が続くイケアの出店予定地。手前右のビルはイズミ本社(撮影・田中慎二)

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 再開発が進むJR広島駅北口の二葉の里地区(広島市東区)で、スウェーデン家具大手イケアグループの日本法人イケア・ジャパン(千葉県船橋市)の新店予定地が取り残されている。国有地の落札から6月で7年。出店を前提にした取得だったが、時間貸し駐車場のまま、店を建てる気配はない。「広島の玄関口」のまちづくりへ、住民の懸念が広がっている。

 ヘレン・フォン・ライス社長は20日、東京都心部で攻勢をかける姿勢を鮮明にした。東京・渋谷にこの日オープンした初の法人向け店舗であった事業方針発表会。4月の原宿店オープンにも触れ「まずは東京でいろいろと学んでいきたい」と強調した。

 ▽時期など示さず

 イケアグループは近年、ニューヨーク、ロンドン、パリと世界各国の大都市で出店を加速している。発表会で広島への出店について質問すると、ライス社長は「広島の多くの人に店舗で(商品を)提供していきたい」と意欲を見せた。だが「タイミングはまだ分からない」と時期や店の概要は示さなかった。

 イケア・ジャパンの広島への出店表明は、2013年6月にさかのぼる。国有地の一般競争入札で1・88ヘクタールを47億550万円で落札した。二葉の里地区は当時、地場流通大手イズミの本社が建設中で、再開発事業が動きだしたばかり。中四国地方に初めてイケアができると話題を呼んだ。

 しかし―。6年8カ月が過ぎても着工時期の見通しすら立たない。一帯には広島東署や複合ビル、分譲マンションが次々と完成した。イケアの計画地は15年から時間貸しの平面駐車場として使われている。周辺が変貌した中で、ちぐはぐな感じは否めない。

 住民は不満を募らせている。「イケアから地元に対する説明は全くない」とあきれるのは地元の尾長地区連合町内会の山城政之会長(82)。「周辺のまちづくりがほぼ終わったのに、ここだけ大きな空白になっている。早くはっきりさせてほしい」と求める。

 ▽業績不振が背景か

 イケアが動かない背景にあるとみられるのが、近年の業績不振だ。19年8月期の営業損失は8億5900万円で3年連続の赤字。ある信用調査会社は国内最大手ニトリとの競合が原因とみる。イケアが出店すれば広島でもニトリと激しい競争になる。店舗を建設するコストの上昇や人手不足も逆風だろう。

 中国財務局によると、イケアの所有地は「業務・商業等の機能が複合した土地利用」との地区計画を前提に売った。ただ整備までの期間や転売に制限はない。同局は「計画に沿った整備を期待している」と説明する。街づくりを担う市都市機能調整部は「イケアが商業施設を開業すると考えており、今は状況を見守りたい」とする。

 駅前の交通を便利にする広島高速5号は、14年に17年度としていた完成時期が22年度にずれ込んでいる。地場の不動産関係者からは「道路の整備が遅れ、行政はイケアに強く言いにくいのでは」との声も漏れる。

 目覚ましい発展で「エキキタ」と親しまれるようになった同地区。その一等地の活用が長期にわたり停滞するのは広島都市圏の損失だ。(秋吉正哉、境信重)

 【記者の目】活性化の一翼 見通し説明を

 取材で地元の住民からこんな声を聞いた。「最近は近所でもほとんど話題にならない」。新店への期待はしぼんでいる。イケアは開業時期を慎重に判断しているとしても、一帯のにぎわいづくりの一翼を担う立場で用地を得たはずだ。当初の構想と懸け離れた現状と今後の見通しを説明する責任がある。(秋吉正哉)

4099荷主研究者:2020/03/14(土) 20:08:49

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=615624&comment_sub_id=0&category_id=112
2020/2/22 中国新聞
ひろでん会館跡地 コイプレイスがオープン

くす玉を割って、コイプレイスの本格運用の開始を祝う広電の役員や地元の関係者たち

 広島電鉄(広島市中区)は22日、広電西広島駅(西区)に隣接する、イベントや交流のスペース「コイプレイス(コイプレ)」を本格的にオープンした。弁当などを販売する3店が同時に開業した。先行して開放している広場などと合わせ、駅周辺のにぎわいを演出する。

 コイプレは、老朽化で解体した商業ビル「ひろでん会館」の跡地で約1200平方メートル。同日、線路沿いなどに設けた平屋の小規模5店舗(1店当たり12平方メートル)のうち、弁当などを扱う「むさしコイプレ売店」、洋菓子の「メープル・マジック」、ひき立てコーヒーの「コイ・コーヒー」の3店が営業を始めた。

 人工芝の広場や、地域の交流拠点となる平屋のコミュニティー施設(25平方メートル)は昨年12月、先駆けてオープンしていた。2022年を目安に、一帯の再開発計画が固まるまでの暫定利用とする。アストラムライン延伸計画などの動向を踏まえその後の活用を検討する。

 この日、記念イベントがあり、椋田昌夫社長や地元関係者が出席。椋田社長は「にぎやかな街づくりにわれわれも参加したい」と強調。己斐学区社会福祉協議会の横尾治会長(81)は「街が明るくなった。ここに集まり、地域の将来像を話し合っていきたい」と喜んだ。(畑山尚史)

4100荷主研究者:2020/03/14(土) 20:52:51

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56132890X20C20A2H11A00/
2020/3/1 2:00 日本経済新聞 電子版 東北 山形
「百貨店ロス」さえ消えた 初のゼロ県・山形
日経MJ コラム(ビジネス)

4101荷主研究者:2020/03/14(土) 20:53:20

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56278420S0A300C2L21000/
2020/3/2 18:06 日本経済新聞 信越 新潟
新潟・古町に複合ビル「ルフル」完成 大和百貨店跡地

4102荷主研究者:2020/03/14(土) 21:05:29

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=619211&comment_sub_id=0&category_id=256
2020/3/4 中国新聞
建て替え中の広島アンデルセン、8月1日オープン 95年前の姿復元

4日公表された広島アンデルセンの完成イメージ

 広島市中区の本通り商店街で建て替え中の広島アンデルセンについて、持ち株会社のアンデルセン・パン生活文化研究所(中区)は4日、8月1日にオープンすると発表した。1948年に高木俊介、彬子夫妻が創業した日。「世界中の人が訪れる店にしたい」としている。

 最終的な完成イメージも明らかにした。5階建てで延べ約3400平方メートル。2、3階部分の外観はルネサンス様式で95年前に旧店舗の建物ができた当時の姿を復元する。東側の壁の約50平方メートルには被爆した旧店舗の壁を使う。1階でパンを販売する。2階のレストランは旧店舗より約80席少ない150席で、観光ニーズを見込んで朝食に力を入れる。南側の屋外には憩いスペース「ヒュッゲパーク」を設ける。

 移転営業中の中区紙屋町の店舗で発表した清川秀樹執行役員は「建物の被爆の事実や本通りで愛されてきた歴史などいろいろな意味を込めた」と述べた。商品やサービスについては「実り、時・暦、地元、環境の四つの視点でつなぐ。広島にこだわる」と説明した。

 旧店舗は67年に既存のビルを引き継いで開店し、耐震性の問題で2016年1月に営業を終えた。紙屋町の店は7月26日に閉める。(新本恭子)

4103荷主研究者:2020/03/14(土) 21:09:01

https://www.sakigake.jp/news/article/20200305AK0008/
2020年3月5日 10時12分 秋田魁新報
秋田駅前「緑屋ビル」はどうなる? 再開発、複合施設も視野

緑屋ビルの今後の運営について語る黒田社長=秋田市の同ビル

 JR秋田駅西口の「緑屋ビル」を2月末に取得した都内の不動産・建設業「ベストウェイ」の黒田史郎社長(46)が来県し、秋田魁新報社の取材に応じた。再開発など将来の構想について、「商業施設、マンション、ホテルなどの複合施設を考えている」と述べた。

 ―都内を中心にマンションの建設、販売を手掛ける企業が、なぜ秋田市のビルを取得したのか。

 「当社は2017年から成長産業である観光業にも乗り出し、沖縄県うるま市でリゾートホテルを建設、運営している。秋田市は2カ所目の地方拠点だ。秋田市出身の経営者や建築関係者と交流があり、関心を持った。緑屋ビルの取得は、秋田版CCRC拠点施設『クロッセ秋田』の分譲マンションの早期完売が決め手になった。秋田も都市型マンションの需要があり、この場所での事業性は高い。スーパーや病院も近く駅前だけで生活が整う。訪日外国人客も伸びるだろう」

 ―再開発の構想は。

 「具体的には決まっていない。複合施設の場合、当社単独でできる事業は限られるため、開発会社と手を組むことになる。秋田市出身者からは、あちこちの地方都市にあるような施設ではなく、秋田らしいものをつくってもらいたいという話も聞いている。地元の人も納得するプロジェクトを考えたい」

 ―当面のビル運営はどうするか。

 「リサイクル店を続けるため緑屋の従業員1人を雇用した。再開発の構想には、早くても5年はかかる。入居者もいるため、建物の老朽化の度合いをみて判断する。まずは外壁を塗り替えたい。沖縄ではオランダや米国のアーティストを呼び、現代アートのイベントを開いた。地元の人にも参加してもらい、緑屋ビルが秋田のシンボルになるようなアートプロジェクトをやりたい。駅前で一番の“インスタ映え”スポットをつくれたらいい」

【くろだ・しろう】1973年、神奈川県生まれ。建築関係の仕事を経てベストウェイを起業。東京都住。

【ベストウェイ】2000年創業、02年に法人化。東京などでデザイナーズマンションの建設、販売などを手掛ける。17年からは都内での民泊事業と沖縄県でのリゾートホテル事業も展開する。資本金9500万円。従業員15人。19年9月末の売上高は約52億円。

4104チバQ:2020/03/25(水) 11:12:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00000111-jij-bus_all

百貨店売上高、足元4割減 3月過去最悪の公算 新型コロナ直撃、「リーマン超え」


3/24(火) 18:13配信

時事通信



 日本百貨店協会は24日、3月1〜17日の一部百貨店売上高(40店対象)が前年同期比で約4割減少したことを明らかにした。新型コロナウイルスの世界的流行を受け、訪日外国人に加え、日本人の来店客も激減。このペースが続けば、売上高の減少幅は単月で過去最悪となる公算が大きい。訪日客の消費動向を示す免税売上高は同じ期間で約8割も減少しており、苦境が鮮明となった。

 山崎茂樹専務理事は「リーマン・ショックや東日本大震災を超える逆風。取引先や地方の中小店舗もかなり厳しい状況だ」と指摘し、過去に経験のない危機だと深刻に受け止めている。

4105チバQ:2020/03/28(土) 23:50:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000575-san-soci

活気失った首都に落胆 「意識浸透」評価の声も


3/28(土) 20:47配信

産経新聞







活気失った首都に落胆 「意識浸透」評価の声も


東京・浅草の仲見世通りで、マスク姿で準備をする店舗の従業員ら=28日午前、東京都台東区


 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京、神奈川、埼玉で不要不急の外出自粛が始まった28日、繁華街や観光地の多くは静寂に包まれた。活気を失った首都の風景に落胆の声が出る一方、感染対策の浸透を評価する人も。スーパーではこの日も、朝から食料品を買い込む行列ができた。

【表】「自粛生活」で気をつけるべきこと

 ■「浅草は10分の1」

 「やっていますよー。いかがですか」

 28日午前、東京都台東区の浅草寺雷門周辺では人力車の車夫らが呼び込みに声を張り上げていたが、人影はまばら。昼前になると、キャリーケースを引いた家族連れや若者の姿が少しずつ増え始め、開店準備する店も出てきたが、「臨時休業します」との張り紙が掲示され、シャッターを下ろしたままの店も多かった。犬を連れて散歩していた近所の20代女性は「いつもの10分の1くらいの人出。観光地なのに寂しい」。

 毎週末行われている歩行者天国が28、29日の両日は中止になった東京・銀座も普段に比べて圧倒的に人の姿は少なかった。一方で、営業している百貨店の近くなどでは、買い物袋を持って歩く人の姿もみられた。ドラッグストアのレジでは、行列もできていた。仕事のために銀座に来たという接客業の男性(25)は「昨日、休業するか話し合ったが、お客さまもいるので短縮で営業することにした。自粛だと判断が非常に難しい。国や都が補償なども含めてきちんと決めてほしい」と話した。

 ■公園の風物詩も

 桜の名所で知られる上野公園(台東区)では、シートを広げて宴会を楽しむ花見客の姿はなかった。満開になり、見頃を迎えた桜の並木道には「きけん立入禁止」と記されたテープが張られ、約500メートルにわたって通行が規制された。

 スマートフォンやカメラを持った通行人らがテープ越しに代わる代わる桜を撮影。散歩中だった区内の主婦(45)は「桜が咲いているのに花見客がいないという光景は見たことがない。花見で公園がにぎわうのも風物詩なのに」と残念そうだった。

 感染経路不明のケースへの行動調査では「夜の繁華街の飲食店」が浮上した。学生たちでにぎわう東京都新宿区の高田馬場駅周辺の飲食店では、午後6時半ごろになっても、多くの店で空席が目立った。学生が多く利用している居酒屋では30人程度が来店する時間帯だが、この日は3人ほど。アルバイトの女性(21)は「今日はシフトも減らしていつもの3分の2程度の人数で対応している。今後が不安」とこぼした。

 ■スーパーは行列

 神奈川県内でも、繁華街が閑散とした。横浜市の横浜赤レンガ倉庫は28、29の両日を臨時休業。普段の週末は多くの人でごった返す倉庫周辺の広場も観光客の姿がぱったりと消えた。閑散とした広場には時折、ランニングや飼い犬の散歩などに訪れる近隣住民が通りすぎる程度となり、活気は失われていた。

 広場前を自転車で通りかかった都内の会社経営者の男性(53)は、広場の様子をスマートフォンで写真に収め、「こんなに人がいないのは初めてだ」と驚きの表情を浮かべ、「人がいないのは、多くの人に(感染対策の)意識が浸透しているということ。いいことだと思う」と話した。

 県内で屈指の集客力を誇る観光地、横浜中華街(横浜市中区)でも自粛ムードが色濃い。主要な中華料理店を中心に多くの店舗が臨時休業し、下ろしたシャッターに休業を伝える張り紙をする店舗が目立った。休業中の店先で甘栗を販売している王花さん(40)は「いつもはもう少し売れるのに、今日はとてもひま。早くお客さんが戻ってきてほしい」と困り顔。

 さいたま市のJR大宮駅前の商店街で買い物をしていた市内在住の女子大学生(21)は「今日は東京で友達と遊ぶ予定だったが、家族にうつしたら怖いのでキャンセルした。この週末は地元でおとなしくしているつもり」と話す。

 一方、出勤途中という飲食業の30代男性は「外出自粛といわれても、店のシフトは空けられない。全員が土日休みを取るわけにはいかない」と肩をすくめる。

 また、市内で飲食店を営む60代の男性は「感染リスクを考慮して、今週末は休業に踏み切った。ただ、従業員の生活もあるので、いつまでも閉め続けるわけにはいかない」と窮状を明かした。

 一方、スーパーは多くの店が通常通り開店。東京都中野区の「サミットストア東中野店」には午前9時の開店前に約50人が並び、カップ麺などを買い求めた。

4106チバQ:2020/03/28(土) 23:51:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000069-jij-soci

人波消えた週末東京 繁華街閑散、店閉まる観光地 新型コロナ


3/28(土) 20:37配信

時事通信







人波消えた週末東京 繁華街閑散、店閉まる観光地 新型コロナ


「SHIBUYA109」も臨時休業し、閑散とした渋谷の街=28日午前、東京都渋谷区


 新型コロナウイルスの感染拡大を受け不要不急の外出自粛が要請された28日、東京の街から人波が消えた。


 通常の週末には若者が集う渋谷や原宿、高齢者が多い巣鴨、観光客でにぎわう浅草などで、普段と異なる閑散とした光景が広がった。

 JR渋谷駅前のハチ公前広場は昼を過ぎても人がまばら。タピオカミルクティーなどの人気店が並ぶスペイン坂では、店員が手持ち無沙汰な様子で外を眺めていた。

 「渋谷ってこんなんやったっけ」。大阪府から卒業旅行で訪れた高校3年の女子生徒(18)2人組は、「何カ月も前から楽しみにしていたのに」と落胆した。30年続くカフェの店長佐々木厚夫さん(49)は「渋谷はエンタメの街。それが全滅しているので、食事にも来ない」と半分以上席の空いた店内でぼやいた。

 JR原宿駅前の竹下通りも普段より人が少なく、シャッターが目立つ。フランスから訪れたジョリー・ガルニエさん(27)は「どこの店も美術館も閉まっている。行く所がない」と残念そうだった。

 「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨の地蔵通り商店街も閑散とした。食料品店や薬局に人の出入りはあるが、洋服店や金物店に客の姿はない。2月からの売り上げが3分の1以下に落ち込んだという下着店では、経営者の小林明子さん(52)が「諦めが肝心。下着は不要不急だし、あすは休みます」と苦笑した。

 海外からの観光客を見掛けなくなって久しい浅草。浅草寺の常香炉に煙は少なく、仲見世通りでは半分以上の店がシャッターを閉めた。甘味店の女性従業員は「頼りにしていた日本人までいなくなってしまった」と困惑する。

 雷門前で客待ちをしていた葛飾区のタクシー運転手、鳥塚不二男さん(77)は「20年以上拠点にしているが、こんなことは初めてだ」と話した。

4107チバQ:2020/03/28(土) 23:52:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000039-mai-soci

「外出する年配者が少ない」「東京行きたくない」 2度目の外出自粛の大阪は困惑


3/28(土) 20:21配信

毎日新聞







「外出する年配者が少ない」「東京行きたくない」 2度目の外出自粛の大阪は困惑


週末の外出自粛要請で、人がまばらな道頓堀の戎橋=大阪市中央区で2020年3月28日午前9時22分、望月亮一撮影


 「爆発的な感染にならないよう協力をお願いする」。27日夜の緊急記者会見で、20〜22日の3連休に続いて、「今週末の外出自粛」を訴えた大阪府の吉村洋文知事。専門家が試算した大阪・兵庫の感染者が4月3日までの1週間に3300人を超すとの警告を重視してきた。この1週間で、感染経路が不明な事例が増えているほか、検査数に占める陽性者の割合も跳ね上がった。吉村知事は「ニューヨークは40人の陽性が判明した2週間後に3万人になった」と危機感をあらわにし、2度目の自粛要請に踏み切った。

【写真特集】渋谷も銀座も池袋も…閑散とした都内

 JR新大阪駅でスーツケースを転がす人たちの姿は少なかった。4月2日の入社式のため、上京する大阪市の男性(23)は「できることなら行きたくない」と不安げな表情。「大学の卒業式もなく、証書をもらっただけ。忘れることはない門出になってしまった」と困惑していた。

 東京からの出張帰りの会社員男性(60)は「新幹線内の乗客はほとんどいなかった。東京も大阪も外出する年配者が少ない印象だ。街でみかけるのは若者ばかり」と感染の広がりを実感していた。高校の卒業旅行でグループで大阪を訪れた女性(18)は「自粛要請は旅行の途中で知ったが、思い出作りをしたかった。東京に帰るのが怖い」とこぼした。

 天守閣も眺められる花見の名所、大阪城公園(大阪市中央区)では、曇り空の下で桜が咲き始めていたが、客はまばら。シートを敷いての飲食を自粛するよう求める張り紙もあり、シートを広げて楽しむ姿はほとんどみられなかった。花見に訪れても大半が散策しながら見上げるだけ。缶ビールを片手に歩いていた男性医師(31)と女性看護師(24)のカップルは「ゆっくり眺める雰囲気はないね」「ガラガラで寂しい。早く感染が終息してほしい」などと話していた。【津久井達、鶴見泰寿】

 ◇兵庫では「先行きが見通せない」と悲鳴

0〜22日の大阪・兵庫間の「往来自粛要請」で観光客が減少した兵庫県。県は引き続き不要不急の外出や会合の自粛を呼び掛けており、観光地からは「先行きが見通せない」と悲鳴が上がった。

 神戸市中央区の中華街・南京町は、春休みの週末としては人通りが少なめ。書道作品を販売する書家の陳展さん(38)は「店に来てくれるのは固定客だけ。観光客が全く入らなくなってしまった」と嘆いた。【反橋希美】

4108チバQ:2020/03/28(土) 23:56:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000019-mai-soci

静かなミナミ 道頓堀も人まばら 従業員感染で高島屋は臨時休業 外出自粛の大阪


3/28(土) 11:59配信

毎日新聞







静かなミナミ 道頓堀も人まばら 従業員感染で高島屋は臨時休業 外出自粛の大阪


新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらな道頓堀の戎橋=大阪市中央区で2020年3月28日午前9時21分、望月亮一撮影


 大阪府でも吉村洋文知事が27日、週末(28〜29日)の外出自粛を要請。普段は多くの買い物客らでにぎわう大阪市の繁華街・ミナミでも28日午前は人通りが少なかった。

 南海難波駅に隣接する「高島屋大阪店」は食料品売り場の従業員の感染が判明し、28日は終日、臨時休業となった。店頭の張り紙を眺めていた堺市の40代主婦は「たまに買い物で利用するので残念だけれど、仕方ない」。この日は近くの美容院の予約を入れていたといい、「外出自粛が呼びかけられたのでどうしようか迷ったが、用事だけ済ませてすぐに帰宅しようと思う。世界が一日も早く安心した生活を取り戻せるようになることを祈っている」と足早に去って行った。

 なんばパークス内にあるアウトドア用品店「Orange(オレンジ)」。18日に開店したばかりだが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、営業時間の短縮を強いられ、今週末の外出自粛の影響を受ける可能性も高い。それでもエリアマネジャーの堀西晃弘さん(39)は「まだ一度も通常の営業ができていないが、この状況なので仕方がない」と話した。【石川将来】

4109チバQ:2020/03/29(日) 11:50:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000035-mai-soci

「客は3分の1、かなりの打撃」苦境の事業者 外出自粛の都内は閑散


3/28(土) 19:04配信

毎日新聞







「客は3分の1、かなりの打撃」苦境の事業者 外出自粛の都内は閑散


新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「外出自粛」が始まり、閑散とする銀座の街=東京都中央区で2020年3月28日午前10時10分、宮間俊樹撮影


 「週末の外出自粛」が始まった28日、東京都内の繁華街や観光スポットは、店や施設の休業が相次ぎ、人の往来が大幅に減った。新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増えることを警戒する小池百合子知事らの呼び掛けに、首都はさらなる感染拡大を恐れ、厳戒ムードに包まれた。【南茂芽育、井川諒太郎、川上珠実】

【写真特集】渋谷も銀座も池袋も…閑散とした都内

◇銀座

 中央区の銀座の中心部を貫く目抜き通りは、週末に開催している歩行者天国が中止になった。通りに面した大手百貨店「松屋」や高級ブランド店は臨時休業し、「三越」は営業時間を短縮した。喫茶店など飲食店は営業したが、訪れる人は減っていた。

 銀座にある飲食店経営会社に勤務する男性(56)は午後3時ごろ、「出勤日なので来ざるを得なかった。店には普段の3分の1ぐらいしか客がおらず、かなりの打撃になりそう」と心配そうに語った。

 買い物に訪れる人の姿も。千葉県浦安市から来たという会社員の女性(38)と母親(62)は「東京への外出自粛が求められていることは知っていた。コロナは怖いけど、(自粛で)逆に人が少ないかと思って洋服を買いに来た」と話した。

◇上野

 満開になった桜の花見客で混雑するはずの台東区の上野公園は園路の一部が都によって封鎖され、閑散としていた。遠くの桜をスマートフォンで撮影する人もいたが、すぐにその場から離れていった。近くにある動物園や博物館も閉鎖されたままだ。

 江東区のアルバイトの男性(28)は「自粛要請はあったけど、桜だけでも見たかった。人が集まる場所なので通行止めは仕方がないと思う」と受け止めた。一方、台東区の無職の男性(72)は「近くに行きたかったのに、道が通れないと不便。少しやり過ぎな気もする」と疑問を投げかけた。

 上野・アメ横商店街の人通りもまばらだった。「外出自粛の要請を受けて休業にします」とする紙を張っている店も目立つ。乾物店「松葉屋」の永井康介店長(39)は「この時期は年末の次に売り上げが多いが、今年は例年の半分ほど。人がいないので早めに閉店しようと思う。花見シーズンにこんなに人がいないのは初めてだ」と話した。

◇渋谷

 若者に人気の渋谷・センター街でも店を閉める飲食店が目立ち、人通りは少なかった。

 午後6時過ぎ、友人と2人で食事に来た都内の大学生の女性(19)は「歩いている人がいつもの半分以下しかいない」と驚きながら、「マスクも手洗いもしているので、感染の心配はないと思う」と淡々と語った。

 休暇で来日していたドイツ人の男性(27)は、都知事らによる外出自粛要請を知らなかった。「滞在の最終日なので観光に来た。ドイツを出発した2週間前は、日本でこんなに感染が広がるとは思っていなかった」と話した。

 勤務する居酒屋前で閑散とした通りを見つめていた店員の男性(20)は、「普段なら満席のはずが今日はがらがら。早く店を閉めることになるかも」と諦めた様子だった。

4110チバQ:2020/03/29(日) 11:51:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000524-san-hlth

「浅草の人出10分の1」 外出自粛の週末初日 シャッター閉じた店舗も 経営者「難しい判断」


3/28(土) 13:40配信

産経新聞







「浅草の人出10分の1」 外出自粛の週末初日 シャッター閉じた店舗も 経営者「難しい判断」


東京・浅草の仲見世通りで、マスク姿で準備をする店舗の従業員ら=28日午前、東京都台東区


 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小池百合子東京都知事が外出自粛を求めた週末初日の28日、都内有数の観光地である東京・浅草の商店街では、営業を続ける店がある一方、臨時休業してシャッターを閉じている店舗も目立った。

 「やっていますよー。いかがですか」

 28日朝、浅草寺雷門の周辺では、人力車の車夫らが呼び込みに声を張り上げていたが、人影はまばら。昼前になると、キャリーケースを引いた家族連れや、若者の姿が少しずつ増え始め、開店準備をする店舗も出てきたが、「感染拡大防止のため臨時休業します」との張り紙が掲示され、シャッターを下ろしたままの店舗も多かった。

 犬を連れて散歩していた近所の20代女性は「いつもの10分の1くらいの人出。観光地なのに寂しい」。滋賀県から家族3人で観光に訪れていた30代の男性会社員は「宿泊先などすでに料金を支払っていたので来たが、自粛要請で営業していない所も多いので、プランを練り直さないと」と困惑した様子で話した。

 友人と待ち合わせていた都内の飲食業の男性(25)は「週末はあまり出歩かずに過ごそうと思っていたが、誘いがあったので来た。少し歩いてみて、行きたい店が開いていなければ場所を変えようと思う」と話した。

 浅草駅近くで着物レンタル店を営む60代女性は「従業員の安全を考えて週末は休もうと思っていたが、卒業式の予約があり、家族だけで店を開けることにした」と説明。「経営者としては、賃金を支払って従業員の生活も守らなければいけない。自粛要請が続いた場合、営業を続けるかは難しい判断になる」と表情を曇らせた。

4111荷主研究者:2020/03/29(日) 15:32:06

https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/746460.html
2020/3/14 07:48 静岡新聞
戸田書店静岡本店、閉店へ 5月中旬にも

5月中旬にも閉店の見通しとなった戸田書店静岡本店が入店する葵タワー=13日午後、静岡市葵区

 JR静岡駅前の再開発ビル「葵タワー」内の県内最大級の本屋「戸田書店静岡本店」が、5月中旬にも閉店することが、13日までの関係者への取材で分かった。戸田書店(静岡市清水区)が同日までに、店舗を売却する方針を固めた。インターネット通販などの普及で書籍の販売不振が続いたことが背景にあるとみられる。

 2002年に旧長崎屋静岡店ビルを戸田書店が取得、開業した店舗が前身。現店舗は紺屋町地区の再開発事業に伴い、10年4月の同ビルオープンとともに地下1階地上2階に入店、開業した。文芸書から専門書まで約60万冊をそろえ、県都の玄関口に立地する同ビルの看板店となっていた。

 閉店後、地元のデベロッパーに売却し、本店機能は江尻台店(同市清水区)に移す。

 10年ほど前から雑誌書籍を扱うコンビニエンスストアの出店加速で売り上げの減少が始まり、近年はネット通販のほか、電子書籍などの広がりも受けて販売の不振が加速していたという。

 同社の担当者は「書店業界の縮小が続いている。文具や雑貨販売、異業種との連携など生き残り策を模索してきたが、やむを得ないと苦渋の判断をした」としている。

4112荷主研究者:2020/03/29(日) 16:24:15

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20200320304.htm
2020/03/20 01:57 北國新聞
7月上旬に1階の飲食エリアが先行オープンする複合ビル=富山市総曲輪3丁目

富山・西武跡の複合ビル 飲食エリア7月上旬先行開業

 富山市総曲輪3丁目の西武富山店跡地に建設された複合ビルについて、再開発組合は19日、1階の飲食エリアが7月上旬に先行オープンすると発表した。期間限定の1店を含む12店舗が出店する。

 飲食エリアは約980平方メートルで、青果、鮮魚、精肉、パン、和菓子などの販売店8店、居酒屋やイタリア料理店など飲食店4店が入居する。全店が富山県内の事業者となる。店舗は4月中旬に発表する。

 複合ビルは昨年5月に完成した。1〜3階部分は商業施設「SOGAWA BASE」となる。飲食エリアは今春のオープンを予定していたが、工期が遅れていた。2、3階やオフィスエリアとなる4階の開業時期は未定となっている。

4113チバQ:2020/03/29(日) 21:57:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000507-san-bus_all
新型コロナで遠のく客足、法改正で室内は原則禁煙… 難しい判断を迫られた飲食店
3/29(日) 15:30配信産経新聞
新型コロナで遠のく客足、法改正で室内は原則禁煙… 難しい判断を迫られた飲食店
店内を全面禁煙とした「ギャルド」。店外の喫煙所を利用するとドリンク1杯がサービスされる=大阪市都島区(柿平博文撮影)
 受動喫煙対策を義務付ける改正健康増進法が4月1日、全面施行される。室内は原則禁煙となり、特に大きな影響を受けるのが飲食店だ。新型コロナウイルスの感染拡大で多くの飲食店が来店客の減少にあえぐ中、全面禁煙に切り替える店も、喫煙可能な状態を続ける店も、さらなる客の減少を警戒している。

【表】改正法・都条例によって定められた喫煙室の種類

 「喫煙者のお客さんも多かったが、家族連れのお客さんも未成年の従業員もいる。社内で議論を重ねて総合的に判断した」。店内を全面禁煙にすることを決めた大阪・京橋の肉バル「ギャルド」。運営会社のマネジャー、藤井直実さんはこう話す。

 喫煙者か子供連れか-。飲食店の多くはこの春、難しい判断を迫られた。改正健康増進法により、4月以降、店内で食事をしながら紙巻きたばこを吸える店は、すでに営業を開始している▽客席の広さが100平方メートル以下▽資本金が5千万円以下-の3要件を満たしている店のみとなる。

 厚生労働省の試算では国内の飲食店のうち、最大で約55%が要件を満たすとされるが、喫煙できるエリアには従業員や客を含めて未成年の立ち入りは一切禁止。そのため、子供連れでの入店ができなくなるほか、従業員も20歳以上に限られることになる。

 ギャルドは要件を満たしており喫煙可能にすることもできたが、店内を禁煙、店外に喫煙所を設置することを決断。4月末まで、喫煙のため席を立つごとに「詫(わ)びワイン」としてワインやソフトドリンクを1杯提供するサービスを始めた。

 藤井さんは「世の中は『屋内は禁煙』の流れになっている。飲食業界は人手不足なので、未成年のアルバイトを雇用できなくなるのも大きかった」と説明。常連客で喫煙者の小阪真太郎さん(43)は「食事は食事、たばこはたばこで、それぞれを楽しみたい」と話した。

 一方、喫煙できる店として営業を続ける店もある。通天閣の真下で半世紀以上営業を続けてきた大阪・新世界の喫茶店「ドレミ」は、店内での喫煙を可能としたまま営業を継続する方針だ。

 家族連れや観光に訪れた若者の来店も多い立地で、未成年の入店ができなくなることによる経営への影響は見通せない。店主の山本真也さんは「喫煙者の常連さんもいるし、禁煙にする判断がつかなかった。4月以降、様子を見ながら喫煙ブースの設置などを考えたい」と話している。

 □マナー守りたしなんで

 全面施行される改正健康増進法により、店内での喫煙可能な要件を満たさない店や4月以降に新たに開業する店は、全面禁煙▽店内に所定の喫煙ブースを設置する▽加熱式たばこに限定した喫煙エリアを設ける-の3パターンに分かれることになる。

 加熱式たばこに限定したエリアでは飲食が可能だが、紙巻きたばこも吸える喫煙ブースでは飲食物は提供できない。シガーバーなど喫煙を目的とした店では飲食は可能だが、メニューは飲み物と簡単な食べ物に限定。ご飯類や麺類などの「主食」にあたるメニューは提供できない。

 こうした状況から、大手チェーンの居酒屋や喫茶店では、店内に喫煙ブースを設置し、客席を禁煙とするところもある。

 今後は「喫煙可能か否か」が飲食店を差別化する一つの要素になっていくことが予想される。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために市中の喫煙所も減少し、たばこを手に途方に暮れる喫煙者もいると聞く。喫煙者には肩身の狭い日々だが、マナーを守った上でのたしなみが肝要だろう。(鈴木俊輔)

4114チバQ:2020/03/30(月) 16:36:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000065-jij-bus_all

恵比寿三越、来年2月閉店 ガーデンプレイス内、競争激化で苦戦


3/30(月) 15:58配信

時事通信



 三越伊勢丹ホールディングスは30日、複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」内の三越恵比寿店(東京都渋谷区)の営業を2021年2月28日に終了すると発表した。JR恵比寿駅周辺の商業施設などとの競争激化で販売が伸び悩んでおり、四半世紀の歴史に幕を下ろし、他の大型店舗などに経営資源を集中させる。

 三越恵比寿店は1994年10月開業。近隣のオフィスで働く人や住民を対象に、化粧品や衣料品などを取り扱ってきた。

4115チバQ:2020/03/30(月) 16:39:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000003-yamagatan-l06

消えたにぎわい…異様な光景


3/30(月) 7:50配信

山形新聞







消えたにぎわい…異様な光景


普段の週末はまっすぐ進めないほど多くの人でにぎわう東京・銀座4丁目の交差点は、正午近くにもかかわらず歩行者も車もまばらだった=29日午前11時53分


 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都などが不要不急の外出自粛を求めた週末、普段は大勢の人でにぎわう東京の繁華街はその表情を一変させた。本年度最後の日曜となった29日、都内の銀座や三軒茶屋など繁華街を回ってみた。

 往来する人や車の数だけを見ればJR山形駅前と何ら変わらない―。その例えが決してオーバーではない異様な光景が目の前に広がる。正午前、銀座を歩くと、あまりの人の少なさに驚く。

 いつもなら午前中から多くの買い物客でにぎわう銀座。週末は恒例の歩行者天国が催され、まっすぐ歩くのも大変なほど混み合う光景が定番である。ところが、そんな活気は全く感じられない。

 首都圏などの外出自粛要請を受け、週末の歩行者天国は中止。老舗百貨店「松屋」銀座本店など商業施設も相次ぎ臨時休業したことで道行く人はまばらだ。

 銀座の中心、銀座4丁目交差点を渡る人の数は、約1週間前の平日に見た時と比べても極端に少ない。この日は季節外れの雪と寒さの要因もあろうが、それを除いても、新型コロナへの警戒が強まっていることを実感する。
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消えたにぎわい…異様な光景


外出自粛と雪の影響で、東京・三軒茶屋の河北町アンテナショップ前を通る人も普段の週末の10分の1以下という。開店から1時間に来店した人はゼロだった=29日午前11時22分


 多くの飲食店や商業施設が臨時休業する中、河北町商工会が都内三軒茶屋に開設しているアンテナショップ「かほくらし」が営業していると聞き、午前中に訪ねてみた。「三軒茶屋駅に通じる店舗前の人通りは、普段の週末の10分の1以下。平日よりも少ない」と高塚浩子支配人は苦笑いする。

 銀座にある県のアンテナショップは週末の臨時休業に踏み切ったが、固定客の多い「かほくらし」は営業を続け、食材を提供していた。28日は、いつもの土曜日よりは少なかったものの、コメやみそ、干し野菜などを求めに約30人の客が訪れ「開いててくれてありがとう」と感謝されたという。

 ただ、道路に積もるほど雪が降った29日は、午前10時の開店から1時間は来店者ゼロ。終日でも先週末の半分ほどにとどまった。それでも高塚支配人は「ロックダウン(都市封鎖)されない現状では、できる限り多くの人に商品を提供し続けていきたい」と話した。

4116チバQ:2020/04/01(水) 13:27:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00050079-yom-soci

【独自】歌舞伎町で十数人感染、キャバクラの女性従業員・風俗店関係者ら…実数はさらに多い?


4/1(水) 12:12配信

読売新聞オンライン



 東京都新宿区で深夜から早朝にかけて営業する接客業関係者のうち、少なくとも十数人について、新型コロナウイルスへの感染が確認されたことがわかった。国内有数の歓楽街・歌舞伎町やその周辺にあるキャバクラ店の女性従業員や、風俗店の業務に携わる男性が多いという。

 区関係者によると、区内では3月後半から感染者が急増。区などが感染者について調べたところ、隣に座って接客する店の女性従業員や、こうした女性をスカウトする男性らが目立つという。これらの感染者に対し、感染経路や濃厚接触者を聞くなどしているが、協力が得られないケースが多く、実際の感染者はさらに多いとみられる。

 同区の吉住健一区長は31日、こうした接客業を営む店舗を利用することを自粛するよう呼びかける異例のコメントを発表した。


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