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商業・流通

4019チバQ:2019/09/30(月) 18:09:17
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201909/CK2019092402000126.html?ref=rank
伊勢丹、跡地利用は未定 「府中店」30日閉店迫る

2019年9月24日


閉店が迫った伊勢丹府中店=府中市で

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 府中市唯一の百貨店、伊勢丹府中店の閉店が三十日に迫った。京王線府中駅前の中心市街地でありながら、跡地利用は未定。市は「ラグビーのまち」を掲げ、ワールドカップ(W杯)日本大会に沸いているが、大きな懸案を抱えている。 (松村裕子)

 閉店セールでにぎわう休日の伊勢丹府中店。家族で買い物に来た調布市の主婦尾崎圭子さん(36)は跡地利用が未定と聞き「すぐ次の店が入ると思って、あまり危機感を持っていなかった」と驚いた。国立市の中島正憲さん(81)は「年を取ったので新宿まで行きたくない。早く閉店後の店を決めてほしい」と求めた。

 伊勢丹府中店は一九九六年、府中駅南口の再開発事業で、最初にできた商業ビルの核として開店。二〇一七年に三つ目のビルがオープンし、再開発はほぼ完了した。だが、三越伊勢丹ホールディングス(HD)は昨秋、恒常的な赤字を理由に閉店を発表。W杯と来夏の東京五輪に向け、誘客を図ろうとしていた市には打撃となった。

 市は当初、HDがテナント入居型の商業施設への転換を検討する方針を示していたことから、来春の改装オープンを見込んでいたが、HDとビル管理会社は今も「協議中」と言葉を濁す。市の担当者は「跡地利用が決まれば期待につながる。にぎわいの核になる商業施設を早く決めてほしい」と気をもむ。

 伊勢丹と同じビルにあり、十月以降も営業する「専門店街フォーリス」の危機感は強い。ビル全体が閉店すると思われかねないためで、菓子店「青木屋」の多久島治社長(55)は「ビル前であるW杯関連イベントを、専門店街は残ることをアピールする機会にしたい」と話した。

     ◇

 多摩地域では、百貨店の撤退に歯止めがかからない。伊勢丹府中店が閉店すると、残りは交通の要衝である立川市や吉祥寺駅がある武蔵野市などの五店舗になる。

 全国的に地方都市での撤退が相次いでいるが、多摩大の長島剛教授(地域金融論)は「多摩地域も例外でない」と指摘。「若い人は百貨店に行かず、お中元、お歳暮を贈る習慣も薄れ、百貨店ビジネスが成り立たなくなった」と分析する。

 地方都市と異なるのは、人口減が主因ではないこと。百貨店跡のビルは商業施設などとして活用されている。「府中も駅前は活気があり、伊勢丹が閉店しても人出が激減するとは考えづらい」と長島教授。ただ、中心市街地に大きな空き店舗があるのは街のイメージを悪くするといい「できるだけ早く対応すべきだ。ベッドタウンの強みを生かし、オフィス系も含めて検討しては」と提案する。


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