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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

4690とはずがたり:2016/09/06(火) 22:50:46

2016/9/2 06:48神戸新聞NEXT
看護師が入院児童と性的会話 神戸の病院
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201609/0009447215.shtml

 兵庫県立光風病院(神戸市北区)の児童病棟で、30代の男性看護師が入院する子どもと性的な内容の会話をしていたことが1日、同病院への取材で分かった。病院は不適切として保護者に謝罪し、看護師を口頭注意して別病棟の担当に変えた。

 同病院は精神疾患のある患者が入院、通院する。病院によると、看護師は5月初めごろ、小学校高学年から中学生までの男女数人から性器などを話題に話し掛けられ、本来は相手をすべきでなかったのに会話を続けたという。

 同病院は「子どもに刺激を与えると症状が悪化することがある。再発防止に努める」としている。看護師は「コミュニケーションを深めたかったが軽率だった」と反省しているという。(森 信弘

4691名無しさん:2016/09/11(日) 16:53:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160907-00000000-jij_afp-int
世界初の顔面移植患者が死亡 仏女性、手術から10年余り
AFP=時事 9月7日(水)4時58分配信

【AFP=時事】世界初の顔面移植手術を受けたフランス人女性のイザベル・ディノワール(Isabelle Dinoire)さんについて、同国北部アミアン(Amiens)の病院は6日、「長い闘病生活の末」に今年4月に死亡していたことを明らかにした。

 薬物を服用して意識を失っていた最中に飼い犬に顔面を食いちぎられたディノワールさんは、38歳だった2005年、脳死したドナーから鼻と唇、あごの移植手術を受けた。同病院はディノワールさんの訃報をこれまで公表していなかった理由について、遺族のプライバシーを守るためだったと説明している。

 日刊紙フィガロ(Le Figaro)によると、ディノワールさんの体は昨年になって移植組織に対する拒絶反応を示し、唇を部分的に使えなくなっていた。だが、拒絶反応を抑制する薬剤の副作用で体ががんに侵されやすくなり、2種類のがんを発症していたという。【翻訳編集】 AFPBB News

4692名無しさん:2016/09/11(日) 17:01:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160910-00000014-pseven-soci
発達障害と診断の高畑裕太 一般の職業人も苦労するもの
NEWS ポストセブン 9月10日(土)16時0分配信

 米国政府の最新調査によれば、子供の11%は発達障害の一種、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の素因を持っているという。確かに、落ち着きがなく衝動的に行動する子供は教室を見渡せば必ずいた。高畑裕太容疑者もまた、幼い頃に発達障害と診断されたという。成人後も彼らは、家族は、みな人知れず苦悩している。彼らの社会での生きづらさとは…。

 黒のロングワンピースにお団子頭。目はうつろで、自宅玄関までの一歩一歩が重い。

 9月4日の夜9時、舞台の稽古を終えて帰宅した高畑淳子(61才)は、女性セブン記者に気づくと、気だるそうに立ち止まる。「息子さんのことで…」――そう話しかけた記者に対し、黙ったまま深くお辞儀をすると、自宅に入っていった。

 8月23日に長男の裕太(22才)が強姦致傷の疑いで逮捕され、同26日には高畑が63分間立ちっぱなしの謝罪会見を開くも、母子へのバッシングはやまなかった。息子の裕太は結局、不起訴となり9月9日に釈放され報道陣に30秒間、深々と頭を下げた。

「会見はセリフ覚えるほど見ましたけど、ほんまに過保護が服着てしゃべってる感じやね。芝居がかってる。上手に泣いてましたわ。仕事の関係者に謝罪している会見でね。被害者が見えない」

“西の女帝”こと上沼恵美子(61才)がぶった斬ったのをはじめ、芸能界のご意見番からも辛辣な声が噴出した。

「(逮捕10日前に裕太と共演した際)人の話は聞かない、挨拶はできない。50年仕事してきてるけど、初めて怒鳴ったね。“おまえ仕事なくなるよ、近々”って」(中尾彬)

「一度怒ってるから、おれ。どこからが天然で、どこからがキャラ作りなのか、見えないんだよね。悪い子じゃないけど、ガチで怒った」(坂上忍)

 袋叩きに遭う母子だが、強姦致傷という犯罪を鑑みれば、少なくとも息子の擁護などできるはずがない。

「ただ、キャラやテレビ受けではなく、“本質的な部分”で人と違った点があったことは犯罪とは別の問題だと思うんです」

4693名無しさん:2016/09/11(日) 17:01:25
>>4692

 と話すのは、裕太を知る芸能関係者である。

「言動に脈絡がなく、いきなり違う話をしたり、突発的に女性について行ったり…。“天然”という枠では収まらない何かがあった」(芸能関係者)

 本誌前号で報じたが、高畑は過去のインタビューで、裕太が幼少期に「発達障害」と診断されたことを打ち明けている。1秒もじっとしていることができず、教室の机はゴミだらけ。かばんを忘れて学校に行くことも日常茶飯事。

「目を離したら何をするかわからない」という恐怖から、高畑はがんじがらめの子育てをしてきた。

「幼少期から“あれをやれ、これをやれ”と全てを手取り足取り指示し、日常生活を丸ごと管理してきたそうです」(別の芸能関係者)

 10人に1人の子供が発達障害とされている現代において言葉だけが広く浸透し、少しの成長遅れでも「もしかしてうちの子も…」と心配する母たちが増えた。一方で「大人の発達障害」についての無理解が指摘されている。児童心理司の山脇由貴子氏が語る。

「発達障害は生まれつきのもので、本人の努力で改善するものでも、大人になったら自然と消えるものでもありません。物忘れが激しい、衝動的に動いてしまう、空気が読めない、他者を傷つけることに鈍感など、成人後もさまざまな面で向き合っていかなければならないのです」

◆俳優という職業が鬼門だった

 発達障害には「衝動性」「不注意」「多動性」を特徴とするADHD、コミュニケーション障害と共感性の欠落を特徴とするアスペルガー症候群、学習能力に障害があるLD等が挙げられる。

 複合的に発症する場合もあり、山脇氏の言うように、先天性の上、成長と共に解消されるものではない。自身もADHDと診断された元メーカー社員のAさん(41才男性)が話す。

「いつまでにこれをやるといったスケジュール管理ができず、エクセルでプレゼン資料を作っていても、別のことが頭をよぎるともう気を取られて集中できない。机の整理も全くダメ。昔からこうだったのですが、あまりにも上司に怒られることが多く、見かねた同僚がすすめてくれたんです。“一度医者に診てもらった方がいい”って。結果はADHD。ショックでした。診断結果を上に伝えた直後に異動を命じられたこともあり、おれはもうダメなんだと自分を追い詰めてしまって…。結局退社しました」

4694名無しさん:2016/09/11(日) 17:01:43
>>4693

 Aさんは以後、派遣社員として働くも、うっかりミスの多さは変わらず、どこに行ってもなじめないまま、入退社をくり返しているという。同様の声はネット上にも多数あり、一様に生きづらさが吐露されている。

《書類をもっと端的にまとめて、と上司に言われても、“端的とはなんだろうか”と延々考え続けてしまい、何も書くことができない》

《場の空気を読めないといわれても、“空気”という概念事態が分かりません》

 前出・山脇氏が語る。

「本来、適材適所な仕事があるはずなんです。ADHDであればデザインや企画職などクリエーティブな仕事を、アスペルガーの場合は一つの事に没頭する研究職などが向いています。病気ではなく、その人の特性なので、周囲の人間は彼らの個性を長所にするために何ができるのかを考えなければいけないのです」

 例えばエジソンやアインシュタイン、ジョン・F・ケネディも発達障害だったと伝えられており、水泳選手のマイケル・フェルプス(31才)も幼少期にADHDと診断された過去を明かしている。

 日本人でも、黒柳徹子(83才)、勝間和代(47才)、栗原類(21才)などが発達障害であることを告白。『いま、会いにゆきます』の著者である作家・市川拓司(53才)は、自身が発達障害であることを明かした上で、過去本誌にこう話している。

《発達障害には、自分の好きなことに対しては一点突破で得意なものを持てる人が多い。発達障害につきものの特性は、自分にとって“宝”なんです》

《理解のある母親だったので、子供の頃から“もっとやれ”という感じで、無理やり矯正されたり、叱られたりすることがなかったことが大きかった》

 大切なのは、がんじがらめの管理的教育ではなく、見守ること。

「子供の特性を把握し、どこに気をつけ、どんな分野なら“自立”して生きていけるのか。その方向を見極め、伸ばしてあげることが親には求められます。発達障害の子を持つ親は、えてして過干渉になってしまいがちですが、それは逆効果なのです」(山脇氏)

4695名無しさん:2016/09/11(日) 17:01:59
>>4694

 厳しく叱り、躾けようとした高畑は、息子の特性を正しく理解していたといえるだろうか。結局のところ、裕太にとって、多数のスタッフや共演者と息を合わせて作品を創る「俳優」という職業は鬼門だったのかもしれない。

 短大でバンド活動を始めた彼が俳優業にも興味を示すと、母は誰よりも応援した。

「全ての撮影現場に裕太さんを連れて行き、挨拶回りをしていましたからね。彼がオーディションを受けるたびに高畑さんが周囲に猛営業して回っていました」(前出・別の芸能関係者)

 裕太の出演番組があればブログで必ず告知・宣伝し、ドラマに出れば演技を褒めまくる。《親バカです》という言葉がブログに躍ったのは数知れず。その間、母の知らぬ所で彼は共演者に多大な顰蹙を買い続けていた。

「いろんなかたに、かわいがっていただけているのだと思っていました」

 謝罪会見で高畑はそう話し、号泣した。

※女性セブン2016年9月22日号

4696とはずがたり:2016/09/12(月) 16:41:30
<消防学校>142人体調不良で休校…大阪
(毎日新聞) 12:27
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/401/1f99d6a8899a251f5d9b974d0e0acf28.html

 大阪府は12日、府立消防学校(大東市)で全学生の約6割にあたる142人が10日から12日にかけ、発熱や喉の痛みなどの体調不良を訴えたと発表した。府は「原因は不明」としているが、同校は同日から当面休校することを決めた。

 府によると、同校の学生数は227人。平日は寮生活をしている。症状のある142人は18?31歳の男女。10?11日に64人が体調不良を訴え、さらに78人が12日に同様の症状で欠席した。現在のところ、「はしか」と診断された学生はいないという。【武内彩】

4697とはずがたり:2016/09/13(火) 13:12:06
今日コンタクト屋にいったけど医師の診断で高速乗ってる時にメガネ掛けた目にしみる現象がそのお医者さんもまったく同じ症状でると云ってた。彼曰く問題ないのだそうな。特に目が傷ついている訳でもないらしい。。

4698とはずがたり:2016/09/13(火) 20:24:56
慈恵医大生、後輩を殴り逮捕 「酒に酔って覚えていない」 警視庁
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1609130022.html
18:09産経新聞

 後輩の男子学生を殴って重傷を負わせたとして、警視庁愛宕署は傷害容疑で、東京慈恵会医科大(東京都港区)医学部6年の○○容疑者(23)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。「酒に酔っ払っていて覚えていない」と供述している。

 逮捕容疑は8月下旬の深夜、大学内で後輩の男子学生(20)の顔や腹部を殴り、肋骨(ろっこつ)骨折など全治2カ月の重傷を負わせたとしている。

 9月初旬に男子学生が被害届を出し、同署が捜査を進めていた。

4699とはずがたり:2016/09/13(火) 20:25:34
【大阪】阪大病院生体肝移植 患者死亡で遺族が提訴
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/327/335e93435a8483e6992f6d67ee262a84.html
(ABC NEWS 関西ニュース) 19:24

阪大病院で生体肝移植を受けた女性が死亡したのは、術後の不必要な処置が原因だとして遺族が病院を相手取り裁判を起こしました。

訴状によりますと、言語聴覚士だった大阪の女性は、生後間もなく胆道閉鎖症と診断されましたが、20代で病状が悪化。3年前、32歳の時に母親がドナーとなり、阪大病院で生体肝移植の手術を受けました。術後、女性が腹部の痛みを訴えたために肝組織の一部を取り出す検査をしたところ、動脈を損傷するなどしたために胸腔内で大量出血し、移植した肝臓の大部分が壊死。女性は移植手術から3ヵ月後に死亡したということです。このため女性の両親は、「術後の処置は不必要なもので、医師らの注意義務違反だ」と主張し、病院側に慰謝料などおよそ8800万円の賠償を求めています。大阪地裁で13日に開かれた第1回口頭弁論で、病院側は、「過失はなく、死亡原因も原告側が主張する要因のみではない」として、請求の棄却を求め裁判で争う姿勢を示しました。女性の両親は取材に対し、「移植でしか助かることができない人が大勢いるので、移植に後ろ向きになることは望んでいない。しかし、娘の死亡は初歩的な医療ミスが重なった結果で、病院側からきちんとした説明もなかった。最期に病床で『死にたくない。悔しい』と書き残した娘の思いを無かったことにされたくない」と話しています。

4700とはずがたり:2016/09/14(水) 03:35:25
<医療事故>情報共有不十分で肺がん患者死亡 名大病院謝罪
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160914k0000m040078000c.html
09月13日 20:34毎日新聞

 名古屋大病院(名古屋市昭和区)は13日、コンピューター断層撮影(CT)で肺がんの兆候が見られたのに、医師間で情報が共有されなかったため、見過ごされ、名古屋市の50代の男性患者が2年後に死亡する医療ミスがあったと発表した。

 記者会見した石黒直樹病院長は「情報共有が不十分となった結果、重大な医療事故となった。患者さんとご遺族に深くおわびする」と謝罪した。

 同病院によると、男性は2014年6月、高熱のため救急外来を受診。前立腺炎と診断され、2週間で症状が改善し受診を終えた。この際、CT検査を担当した放射線科医2人は「右肺に陰影があり、肺腫瘍の可能性がある」との画像診断報告書を作成していたが、救急外来や泌尿器科の医師は報告書を確認せず、男性にも伝わっていなかった。

 男性は今年3月にせきが続いたため、同病院で再受診し、肺がんと診断された。「ステージ4」の状態で、7月に死亡した。

 同病院は、情報の共有を徹底するため、15年6月から画像診断報告書の一元管理システムを導入。診療科の医師が報告書を読んでいない場合に電子カルテの画面上に未読通知を表示するようにしている。【梶原遊】

4701とはずがたり:2016/09/18(日) 11:46:36
>>4671-4672

IBMのWatson、わずか10分で難症例患者の正しい病名を見抜く。医師に治療法を指南
BY MUNENORI TANIGUCHI 2016年08月08日 12時00分
http://japanese.engadget.com/2016/08/07/ibm-watson-10/

IBMの人工知能「Watson」が、特殊な白血病患者の病名を10分ほどで見抜き、その生命を救ったと東京医科学研究所が発表しました。患者は当初、医師に急性骨髄性白血病と診断され抗癌剤治も受けていたものの、まったく効果が現れていませんでした。東京医科学研究所は「AIが命を救った国内初の事例ではないか」とのこと。

Watson といえば、一般にAI(人工知能)と称されることが多いものの、IBMは「自然言語質疑応答システム」、または「意思決定支援システム」と呼び、AIとは少し違うと紹介しています。とはいえ、一般的にみればよく喋るAIと解釈して差し支えないでしょう。

Watsonの名が広く世に知れ渡ったきっかけは、2011年に米国のクイズ番組「Jeopardy!」に回答者として参加し、人間に勝利したこと。当時は音声認識ができなかったため、出題者の読み上げと同時に問題文をテキストで受け取って処理をしていました。現在ではText to Speechによって世界の音声言語を認識する機能を備え、2013年からは一般のデベロッパーにも提供を開始しています。

東京医科学研究所のWatsonは、2000万件以上の癌に関する論文を学習して鍛え上げており、正しい診断が難しい白血病患者の診断に役立てる研究に使われています。今回の発表はそのWatsonが診断を下し、治療法がわからなかった医師に正しい治療を教え、患者の命を救った初の事例とも言えます。

このような病名診断は通常、複数の医師が症状や遺伝情報などから医学論文を突き合わせて行っています。しかし、論文の数は膨大で、人間の能力ではすべてを記憶するのは困難です。もし、患者がWatsonに出会わなければ、白血病の原因がわからないまま症状が悪化し、免疫不全から敗血症に陥り最悪は死亡していた可能性すらもあるとのこと。

難しい病気だったものの、患者はWatsonが病名を見ぬいたおかげで適切な治療を受けることができ、すでに退院しました。さらにWatsonは同じように診断が難しかった患者2人の白血病の種類を判断し、患者は現在治療を受けています。またその他41人に対して治療や診断のアドバイスも提供しているとのこと。

東京大学医科学研究所の宮野悟教授は「医師がすべての医療情報を把握するには限界がある。人工知能の活用は医療の世界を変える可能性を持っている」としています。大量の情報を記憶し、適切に引き出して使うのはAIやコンピューター全般が得意とするところ。すでに時代はAIによる診断と治療方法のアドバイスのほうが遥かに正確になっていると言えそうです。今後、人間の医師の役割はAIが出す診断のチェックおよび治療処置と、新たな知識を発見する研究分野などに特化していくのかもしれません。

4702とはずがたり:2016/09/20(火) 18:55:02
医師も「ゾッとする」と話す急性上腸間膜動脈閉塞症の激痛
http://www.news-postseven.com/archives/20160919_448770.html
2016.09.19 16:00

「がん」「脳卒中」「心疾患」などによる死の中には、苦しみや痛みを伴うものもあれば、比較的「ポックリ」と死ねるものも存在する。一方で、様々な「死に方」の中で、どれが一番辛いかを見極めるのは難しい。

 そこで今回、本誌は名医に取材を敢行。患者の傍らで数多くの死を見届けてきた彼らに「もし自分ならこの病気で死ぬことだけは避けたい」というものを挙げてもらった。循環器を専門とする目黒通りハートクリニック院長・安田洋医師が挙げるのは急性上腸間膜動脈閉塞症だ。

「血流が途絶えて栄養が行き渡らなくなった腸が腐って、腹部に激痛が走るようになります。発症後は痛みがどんどん増幅する。患者は、血流の途絶えた腸の痙攣で内臓を絞りちぎられるような痛みに襲われパニックになるほど。やがて腸内のばい菌が全身に回って敗血症を引き起こし、意識がもうろうとするなか亡くなることが多い」

 小林憲二さん(享年66)も激痛に悶えながら救急搬送先で帰らぬ人となった。小林さんの妻が証言する。

「夫は高血圧だったにもかかわらず、医師からの生活習慣指導を無視し続けていた。ある朝、突然お腹を押さえて床に突っ伏したかと思うと『ウォ〜』と叫びながら転げまわったんです。顔面蒼白であぶら汗を流し痛がったので、救急車を呼んだ。『急性上腸間膜動脈閉塞症』と診断され、即手術。しかしその甲斐なく数日後に帰らぬ人となりました」

「看取り」が専門の石飛幸三医師もこの病気を挙げた。

「2〜3時間で処置しないと大量の下血、嘔吐、脱水症状などでショック状態に陥り、死に至る。あの激痛にもし自分が直面したら……と思うとゾッとします」

※週刊ポスト2016年9月30日号

4703名無しさん:2016/09/22(木) 13:40:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160910-00010002-agora-soci
歯科医に聞いた!食べていると確実に死に近づく食べ物 --- 尾藤 克之
アゴラ 9月10日(土)7時10分配信

世界に先駆けて超高齢化社会が現実のものになっている日本。誰もが長い人生を「自分らしく生きたい」と願っている。ところが現実はそう簡単ではない。食が豊かになりすぎたことで、罹患リスクは高まり「悩める晩年」が社会全体を巻き込んでいるからである。

今回は、歯科医師であり、米国抗加齢医学会認定医(歯科医師として日本初)としても活動をしている、森永宏喜(以下、森永)氏に「食品と健康」について話を伺った。

■ヘルシーで健康な食事とはなにか

よく野菜たっぷりの食事をして「体によい食事をした」と満足している人は多い。また、自然食、玄米菜食など「ヘルシー」をうたったレストランもたくさんある。「ヘルシーな食事」とは一体どのような食事のことをいうのだろうか。

「健康によい食事ということについては意見もさまざまだと思います。それらは、ときには文化論に置き換えられていたり、しっかりとした科学的根拠に乏しいものだったりすることも少ないように思います」(森永)

「例えば、健康の敵のように思われがちなコレステロールを例に挙げれば、その医学的根拠とされているものは古いものが多く、主として1990年代の論文なのです。信頼性に疑問があるものも多いことは看過できません。」(同)

さらに、森永は、ポジショントークが影響していることを示唆している。これは、その食品の売上にかかわる関係者の発言がベースになっていることを意味する。本質的な生化学レベルの、また臨床実態に合った食事法について論じる必要性がありそうである。

■ バラエティーに富んだ食材を摂る

気に入った料理があると、毎日でも食べ続けたいという人がいる。ところが同じものを大量に長期にわたって食べ続けているとしたら考え物である。森永は、栄養が偏るモトになることと、食物アレルギーになり易いので注意が必要であると述べている。

「さまざまな食材を食べることは、それだけたくさんの種類の栄養を取り入れることです。ひと口にタンパク質を摂るといっても、牛肉、豚肉、鮭、青魚、大豆、牛乳など、食材が違えば、含まれる栄養素は色々です。同じタンパク質でも、食品によりアミノ酸の種類や量も違います。」(森永)

また、バリエーション豊かな食材を組み合わせることで、おいしく効率よく、栄養を摂ることができるようになるとのことである。

「唾液の働きをよくするのには亜鉛が有効ですが、その亜鉛の吸収を高めるためには、クエン酸とビタミンCを一緒に摂るのが効果的です。亜鉛がたっぷりのカキにはレモン汁をたっぷりかけて食べると、味わいだけではなく栄養的にも優れているのです。」(森永)

■ファーストフードはやはりNGだった理由

忙しい現代人が簡単にエネルギーを摂る方法。それは精製度の高い食品を短時間で口にすること。ファーストフードが好まれている理由は、その手軽さにある。しかも、素早くカロリーが補給できて、その形状は柔らかく加工度が高いので、あまり噛まずに食べられる。

「HFCS使用の甘いドリンクをセットにしたら、さらに健康を損なうことになります。HFCSは『異性化糖』『ブドウ糖果糖液糖』とも呼ばれています。HFCSが使われたドリンクは病気のリスクを上昇させるという調査結果もあります。」(森永)

厄介なことは、国が定めた表示義務は成分が分解されていれば、表記義務がないことにある。「異性化糖」「ブドウ糖果糖液糖」は原材料を分解していることから、遺伝子組み換え等の表示義務はない。米国では、肥満や糖尿病などの原因となり健康を脅かすことから使用禁止運動が広がっている。

「また、ファーストフードやコンビニの加工食品の油脂は、酸化している危険性が大きく、摂取すると体内で活性酸素が発生しやすくなります。ファーストフードの摂りすぎには注意が必要です。」(森永)

4704名無しさん:2016/09/22(木) 13:40:54
>>4703

■歯科は健康のゲートキーパーである

最後に、森永のメッセージを引用し結びとしたい。

「近年国内外で、口腔の機能を良好に保つことが生活習慣、食習慣と相まって全身の健康維持に深く関わっているという研究成果が明らかになりました。しかも、異常が表に表れる前の『未病』状態で歯科が関与すれば、病気の発症を未然に防げる見込みが大きくなってきたのです。医療・福祉政策もこの方向性に大きく舵を切りつつあるので、歯科がゲートキーパーとして最適という潮流はますます加速していくのではないかと思います。」(森永)

「歯と口の健康」がいかに大切か、改めて認識する必要性がありそうだ。

参考書籍
『全ての病気は「口の中」から! 』(さくら舎)(http://amzn.to/2cu83ln

尾藤克之
コラムニスト

尾藤 克之

4705名無しさん:2016/09/22(木) 14:45:11
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160905-OYTET50018/
深層プラス for yomiDr.
2016年9月12日
ニュース・解説
「早寝早起き」は本当に体にいいのか?…睡眠の新常識

 「早寝早起き」は健康的で規律正しい生活の典型としばしば言われる。しかし、本当にそうなのか? 国立精神・神経医療研究センターの三島和夫部長はこのほど、BS日テレの「深層ニュース」に出演し、質の良い睡眠をとるのにどんな工夫をすればよいのかを解説した。(構成・読売新聞専門委員 東一眞)

■就寝時間と睡眠時間のギャップに悩む高齢者

 自然体で早寝早起きできる人はそれでいいと思いますが、例えば高齢者などで早起きしたくないのに早起きしてしまって、それが引き金になって生活のリズムが崩れてしまったり、不眠になったりするケースもあります。また、学生のように若い世代や、働く世代の人たちは年代的に早起きができない、もしくは個人的に苦手なのに、学校や社会などで強制されて、本人にとっては苦痛の早起きをして、そのために体調を崩してしまっている人が少なからずいるのです。ですから、一部の人にとっては良い早起きであっても、万人にとっていいことではない、ということが大事なポイントだと思います。

 高齢者について言えば、必要とする睡眠時間が年齢とともにだんだん短くなっていきますので、どうしても、早寝をしてしまうと早起きになってしまうのです。例えば、リタイヤ世代の60代、70代では健康な人でも眠れる時間は6時間程度と短くなってしまいます。でも夜は長いので、この6時間をどこに落とし込むかということを考えると、70代の方でも、午後11時くらいから午前6時くらいの間までコンパクトに寝ないと、何回も目が覚めたりとか、早起きしすぎたりして、ベッドの上で苦しんでしまう。

 グラフで青い線が床に就いている時間、赤い線が実際に睡眠を取っている時間で、このギャップが、眠れずに苦しんでいる時間ということになります。午後9時くらいから、午前6時までの間ベッドにいて、そのうち3時間くらい苦しんでいる人がいる。不眠の苦しみを味わいはじめると、それがものすごく苦痛なのですね。寝ようと思わないソファの上とか、電車の中では簡単に寝ちゃうのだけど、さあ、いざ寝ようと思うと、今晩も眠れないのではないかと怖くて、ベッドの上が苦痛で、目がさえてしまう悪循環に入ってしまうのです。

■朝の光を浴びると朝型、夜光を浴びると夜型に

 眠れない人は早く眼が覚めると、どうしても朝早く光を浴びてしまう。早朝から午前中に太陽光を浴びると、人間の体の特徴として体内時計が朝型になってしまいます。そうすると、夕方7時、8時になると、まぶたが重くなり、横になりたくなって、ついウトウトしてしまう。とんでもない早い時間帯から眠気が出てきて、早寝をして、また早く起きるということになります。

 いろんな本には、朝の光で体内時計をリセットする、というふうに書いてありますけれども、あれは若い人向けなのですね。中高年になって、夜中に何度も目が覚める人や、朝早く目が覚めてしまう人は、朝の光を浴びないことが大切なポイントです。

 一方で午後3時くらいから深夜の時間帯は、光を浴びれば浴びるほど、夜型になっていくのですね。若い人は夜、明るいモニターの前に長時間いるので、ますます早起きが苦手になり、夜型になる。高齢者の方、早いうちから目がトロンとなってしまう方は、夜はしっかりとライトを浴びたほうが睡眠にはいいことが実証されています。

 今はLEDなんかが出てきているし、液晶画面なんかも大きくて明るくて、結構効果があるのです。というのも、体内時計には青色光(ブルーライト)が強く働きかけるのですが、LEDには青色光が多く含まれているものがあるからです。節電ということもありますが、早寝で困っている方は、むしろ家の中はしっかり明るくしたほうがいいです。無理のない範囲内でできるだけ夜更かしをしてくださいということです。睡眠時間は精々6時間なのです。細切れに寝るよりは、コンパクトにぎゅっと詰め込んで、切れ目なく寝たほうが体調も、日中の気分も良くなるのです。

 長く横になっていると、その分だけ睡眠が伸びるという発想は勘違いです。むしろ寝床で目が覚めている時間が長くなると、かえって緊張が高まって眠れなくなります。不眠で困っている方、寝床で悶々(もんもん)とする時間が長い方は、寝床にしがみつかないでいただきたい。ただ、寝床にいるのがリラックスタイムで、テレビを見ながら「寝落ち」するのが気持ちよくて、それが至福の時間であれば、それはそれでかまわないです。

4706名無しさん:2016/09/22(木) 14:45:52
>>4705

■不眠症状と病気の不眠症は違う

 60代以上の方の半数以上は、途中で何度か目が覚める、暗いうちから眼が覚めるなどの不眠症状が増えてきます。ただ、不眠症状だけだったら別に慌てなくていい。でも日中に眠気が強いとか、倦怠(けんたい)感がある、イライラして集中できないとかの問題が出てきたら、これはなかなか自然には良くならないということが分かっていますので、かかりつけの医師に相談したほうがいい。

 つまり、昼間が問題です。昼間の体調がいいかどうかが、最大のポイントです。実際に不眠症状があったとしても、日中に問題がなくて元気に過ごしている方は、不眠症状をもっている人の3人に2人くらいはいらっしゃいます。昼間の症状が出てくると苦しくなって、その段階で「不眠症」という病名が付くことになります。これは治療が必要だということです。

■ 人口の3割は夜型

 現役世代では、早起きをすると、睡眠時間が短くなります。早起きした分だけ、早寝をすれば同じ睡眠時間が得られるのですが、できる人とできない人がいる。できる人は、朝活推進派だと思いますけれど、体質的に早起きすることが難しい人もかなりいらっしゃるんですね。そういう人は早起きした分だけ寝不足になってしまって、その分、体に負担がかかっていく。

 朝早い出勤を求められた時、誰でも2週間くらいは苦労するんですね。欧米のサマータイムもそうですけれど、最初はなかなか苦しい。切り替え直後の時期に交通事故や心筋梗塞が増加することも知られています。さらに、何週間たっても早起きが楽にならない、睡眠時間が短いままという人も結構いて、この場合、生活習慣病やうつ病などのリスクが高まることが知られています。

 朝型と夜型、睡眠時間の長短は個性で、以前はフレックスタイム制とか少し自由度を高くしていく流れだったと思います。しかし、最近はそれが変わってきていて、朝型勤務と朝活とか導入されています。それは、一部の人にとっては、体質に合わない生活を強いることなのです。なぜ社会の風潮がそういう一方向に走っていくのかなと、疑問に思います。

 例えば、高校時代から大学時代にかけては、ホルモンの影響などによって、同じ人でも早起きが苦手になる時期なのです。でも朝、登校時間が早いから、子供たちがみんな寝不足になっているのです。今、早寝早起き運動とかやっていますけれども、アメリカとかイギリスは逆です。例えば、イギリスでは6万人の高校生を朝10時登校にしたのです。そうすると、たっぷり眠れて、成績も上がりました。大きな社会実験ですけれど、成功しているんです。個人に強制するのではなく、個人や世代に合わせて、社会時刻を変えてやるという考え方もあっていいのではないでしょうか。

 夜間の人工照明ができてから、光の影響もあって、人の体質はどうしても夜型に傾いています。それにもかかわらず、登校時間や出社時刻はずっと変わらないで来ていますので、どうしても歪みに陥って苦しい思いをしている人たちがいます。「夜型」、「超夜型」が全体の3割は存在します。この中には、朝型生活に変えたときに、体がなじむ人もいますが、なかなか移行できない人もいる。「中間型」の人にも、それ以上早起きできない人もいます。体質的に厳しい人がかなりいます。

4707名無しさん:2016/09/22(木) 14:46:41
>>4706

■現役世代は睡眠不足が問題

 現役世代は睡眠不足が問題です。睡眠不足で、インシュリンの分泌量が低下し結果的に血糖値が上がったり、夜間の高血圧が生じたり、あるいは発がんのリスクを高めたりと、体へのいろんな負担が生じます。睡眠時間の短い人を長期的に追いかけていくと、死亡率が高くなるというデータが、アメリカでも、日本でもあります。

 また、平日は睡眠不足の一方で休日は寝ダメをすれば、一週間のなかで睡眠が変動します。この変動自体が、体への負担となって、例えば動物の研究ですけれど、妊娠する確率を落としたりします。

 下のグラフを見ていただくと、平均的な睡眠時間が6時間とか7時間の人たちは、死亡率が低い。ここには自然に眠れている人が多く集まっているのです。この人たちの死亡率を1とすると、5時間とか4時間しか眠らない方の死亡率がだんだん上がっていくことが分かります。短時間睡眠の方は、数年とか十数年のスパンでみると、疾病に罹患(りかん)して、死亡率が高くなることが分かっています。

 短時間睡眠の人については、いろんな科学的な研究がされています。しかし、グラフの右のほうは、長時間睡眠の人ですが、こちらはなぜ死亡率が高くなるのかよく分かっていないのです。何かの原因によって長時間眠りがちだという人が、結果的に寿命が短いということかもしれません。

 一方で、6〜7時間の睡眠が誰にでも最適かというと、そうではありません。最適な睡眠時間には、大きな個人差があって、同じような年代でも4時間くらいの幅があるのです。だから、何時間寝たらいいですよ、ということは言えません。あくまで全体を平均すれば7時間くらいが最適なのだけれども、5時間で十分な人や、8時間寝ないと体調不良を起こす人もいます。

 自分にとって何時間の睡眠が適正かを知るには、1週間くらい自由な時間があったら、目覚まし時計を一切止めて、十分寝てみてください。最初の数日は非常に長く眠りますが、その後は、睡眠時間が短くなります。5日目、6日目くらいの、自然に眼が覚めるまでの時間というのが、自分の適正睡眠時間に近づいているといえます。

■サラリーマンが無理なく体調を保つ方法

 働く現役世代の方々は6時間睡眠では足りませんが、このくらいの生活を強いられているサラリーマンの人が多いと思います。この人たちが、無理なく体調を保つにはどうしたらいいかということを説明したいと思います。

 まず、早起きをしても、夕方以降に目がさえて、早寝ができないという方が多いので、体調を壊してしまいます。早寝をする体質づくりのために、午前中、起きてから6時間くらいの間に、できるだけ強い光を浴びていただきたいというのが一つです。

 現役世代は、週末など寝ダメして昼近くまで寝てしまうことが多いのですけれど、朝一度起きて、光を浴びて、体を朝型に巻き戻して、眠ければ昼過ぎに昼寝をしていただきたい。不眠症や高齢者の方は昼寝すると、夜眠れなくなりますが、現役世代は昼寝で寝不足を解消しましょう。

 また、高齢者の人は夕方過ぎにできるだけ光を浴びてくださいと言いましたけれども、現役世代は早寝をしなければならないので、夕方くらいから、できるだけ光をシャットダウンすることが重要です。午後3時以降は、部屋を暗くしたり、青い光は体内時計を直すのでなるだけ暖色系のライトを中心に使ったり、なるべくテレビから離れたりしてください。働く世代で早寝早起きができない方は、例え怪しまれても(笑)、夕方からは濃いサングラスをかけていただくと、夜型に引き込む光をシャットアウトできます。

4708名無しさん:2016/09/22(木) 14:47:32
>>4707

■昼寝の効果とコツ

 本当は、なるべく昼寝をしないで、夜にまとめて寝ていただきたい。けれども、どうしても仕事が長くて夜十分眠れない場合には、眠気を取って、気分の悪さを取って、パフォーマンスをあげるためには昼寝もよいでしょう。昼寝をすれば夜の睡眠に影響するので、午後2時か3時までに、時間でいえば30分から40分までの短時間がいいでしょう。眠気を取るという意味からいえば、30分くらいの昼寝で十分です。30分以上寝ると眠りが深くなりますので、どうしても起きた時のボンヤリ感が長く続きます。タイマーをかけて30分で、スパッと起きた方がいいですね。

 昼寝をすると、パフォーマンスは上がります。生活習慣病がある方は、昼寝をしただけで、血圧が少し落ちたり、血糖のコントロールがうまくいったり、そのような効用が知られています。うまく使えば、とても体には良いものなのです。

 ただ昼寝をすると、夜中に短時間睡眠で済む、というのは間違った考え方だと思います。免疫にしても代謝にしても、睡眠が持つ体への良い効果は、夜中にまとめて一定時間寝ることで、初めて発揮されるのです。眠気は昼寝である程度取れますが、体全体への影響を考えますと、夜中にきちんと寝るというのが、最終ゴールなのです。昼寝は、働く世代などで、どうしても夜にまとまって眠れないという人の次善の策なのですね。

■脳を冷やせば快眠

 自分が朝型なのか夜型なのかは、自己診断できます。ざっくりと言って、起きてから寝るまでの間、十数時間ありますが、そのなかで起きてから4、5時間の間にパフォーマンスが上がる人、つまり、書き物とか仕事だとか人に会うとか、早い時間にやったほうが調子が良い、能率が良いという人は朝型です。夕方過ぎに調子が良くなる人は夜型ですね。

 脳がうまく冷えてこないと、質のいい睡眠ができないのです。でも、私たちは、手足から熱を逃がして脳を冷やしています。暑い夜に睡眠をとるには、例えば冷却材にタオル巻いて、すこしヒンヤリするものを足にあてて眠ったりすると、皮膚の表面から熱が逃げて脳の温度も下がる。部屋の温度を下げるよりも、手足の表面を冷やすほうがやりやすいし効率的です。太い血管が通っている首筋を冷やすのも一定の効果があります。冬は布団から手足が出ると熱が逃げて寝やすいということがあります。

          ◇

※7月20日放送のBS日テレ「深層NEWS」(月〜金曜日の22〜23時放送)を再構成しました。

4709とはずがたり:2016/09/24(土) 17:23:22
>14年末時点での原因疾患の割合は糖尿病性腎症が43.5%、慢性糸球体腎炎が17.8%、腎硬化症が14.2%となっている。
これは長谷川の意見が正しい事を補強しているのか間違っていることを示唆してるのかどっちなの?

「自堕落な生活で人工透析やってる連中なんか全員殺せ」 長谷川豊ブログ・発言が物議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00000010-jct-soci
J-CASTニュース 9月21日(水)19時43分配信

 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんのブログ記事が「炎上」している。きっかけは2016年9月19日に公開した、人工透析患者にまつわる記事だ。長谷川さんによると、人工透析患者のほとんどは「自業自得」の生活習慣が発病の原因なのだという。

 これに「怒りで手が震えている」「ヘイトクライム思想」とネットで非難が殺到。しかし、長谷川さんはその後もブログ等で同様の主張を繰り返し、批判するネットユーザーを「頭スカスカのコメントも届いています」などと挑発している。

■「『先天的な遺伝的理由』の人工透析患者を罵倒するものではない」

 問題視されたのは、「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!! 」と題するブログ記事だ。

 「『人工透析』を担当しているお医者さん」に聞いた人工透析患者の分析をもとに、現行の健康保険制度を「解体すべき」と提言している。

 記事によると、人工透析患者の「8〜9割」は「『自業自得』の食生活と生活習慣が原因」。「バカみたいに暴飲暴食を繰り返す」「腹は出る、腰は痛める」などした結果、糖尿病を発症し、人工透析患者になるというパターンが「かなりの割合に上る」という。

 また、人工透析患者の多くは「身体障害者1級」に認定されることから、「公共交通機関の利用料の半額」「タクシーの初乗運賃の無料チケットが貰える」「高速道路の利用料金の半額」といった優遇措置も受けられるそうだ。さらに、透析治療を通じて医療機関に流れ込む障害者年金は「金の成る木」であり、透析を中心にやっている病院は「大変なもうけを毎月出しています」という。

 長谷川さんはこうした指摘を一通り行った後、批判を見越してか、
  「本コラムは記事内にもありますように『先天的な遺伝的理由』で人工透析をしている患者さんを罵倒するものでは全くありません。誤解無きようにお願い申し上げます」
と断っている。

 記事が公開されるとやはり、ツイッターを中心に…「炎上」状態となった。

「日本の保険料の払い方がずさんでしょっていうことで」
 しかし、長谷川さんの「問題提起」はこれで終わらなかった。20日にも「繰り返す!日本の保険システムと年金システムは官僚から取り上げ民間に落とせ!」という記事をブログに公開。

 19日の記事に多くの「医療従事者」から「賛同」の声があったとしつつ、「『優しい自分』が大好きなだけの取材一つしないバカ」から「頭スカスカのコメント」が届いたとも明かした。

 そして、「自堕落な生活を送り、暴飲暴食を繰り返し、身体検査でも引っかかり、医師から繰り返し注意されているにもかかわらず、何一つ改善せずに、何一つ真剣に聞き入れずに、繰り返し更なる暴飲暴食を繰り返し、さらに医師たちから厳重に注意されても、運動一つほとんどせずに...挙句に、人工透析患者になったハナクソ同然のバカ患者」に「税金なんて使うな!」と前日同様の主張を繰り返した。

 また、同日放送の情報番組「バラいろダンディ」(TOKYO MX)でもこのブログに言及。

  「日本の保険料の払い方がずさんでしょっていうことで、自堕落な生活で人工透析やってる連中なんか全員殺せ、って言ったら燃えた」

と振り返り、出演者でヒップホップグループ「RHYMSTER」の宇多丸さんに「当たり前でしょ、言い方言い方!」といさめられた。

 長谷川さんの主張はどれほど事実に沿ったものなのか。日本透析医学会の公開データ「わが国の慢性透析療法の現況」によると、14年末時点での原因疾患の割合は糖尿病性腎症が43.5%、慢性糸球体腎炎が17.8%、腎硬化症が14.2%となっている。

4710とはずがたり:2016/09/24(土) 18:40:50

病院内でトラブル相次ぐ=「飲料に異物」市や署に情報―患者中毒死事件・神奈川県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160924-00000064-jij-soci
時事通信 9月24日(土)15時51分配信

 横浜市神奈川区の「大口病院」に入院中の八巻信雄さん(88)が点滴に異物を混ぜられ、中毒死した事件で、今年夏ごろに病院内で看護師の飲料に異物が入れられるなどのトラブルが相次いでいたことが24日、同市や捜査関係者への取材で分かった。

 神奈川県警は今回の事件との関連を慎重に調べている。

 同市医療安全課によると、7月上旬と8月中旬の2回、トラブルが相次いでいるとの情報提供が匿名であった。「職員のエプロンが切り裂かれた」「飲み物に漂白剤とみられる異物が混入し、看護師の唇がただれた」という内容で、メールで送られてきたという。

 市は今月2日の定期立ち入り検査で、このトラブル情報について病院から聞き取りを実施。事実であることを確認した上で、再発防止を求めた。この際、点滴に関連するトラブルは確認されなかった。

 一方、病院関係者を名乗る人物が8月、県警神奈川署に対し、トラブルに関する相談をしていたことも判明。相談は数回あったといい、県警が詳しい内容を確認している。 

最終更新:9月24日(土)15時51分

4711とはずがたり:2016/09/24(土) 18:41:55
病院内でトラブル相次ぐ=「飲料に異物」市や署に情報-患者中毒死事件・神奈川県警
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092400181&g=soc

 横浜市神奈川区の「大口病院」に入院中の八巻信雄さん(88)が点滴に異物を混ぜられ、中毒死した事件で、今年夏ごろに病院内で看護師の飲料に異物が入れられるなどのトラブルが相次いでいたことが24日、同市や捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警は今回の事件との関連を慎重に調べている。
 同市医療安全課によると、7月上旬と8月中旬の2回、トラブルが相次いでいるとの情報提供が匿名であった。「職員のエプロンが切り裂かれた」「飲み物に漂白剤とみられる異物が混入し、看護師の唇がただれた」という内容で、メールで送られてきたという。
 市は今月2日の定期立ち入り検査で、このトラブル情報について病院から聞き取りを実施。事実であることを確認した上で、再発防止を求めた。この際、点滴に関連するトラブルは確認されなかった。
 一方、病院関係者を名乗る人物が8月、県警神奈川署に対し、トラブルに関する相談をしていたことも判明。相談は数回あったといい、県警が詳しい内容を確認している。 
 八巻さんは14日に入院。19日夜に栄養補給のため点滴を始めたが、20日午前4時ごろ、心拍異常を知らせるアラームが鳴り、死亡が確認された。
 同病院では18日に80代の男性2人、20日に90代の女性1人が死亡。男性2人はいずれも病死と診断されたが、女性についてはまだ診断結果が出ていないという。事件の可能性もあり、県警は3人の司法解剖を行い、詳しい死因などを調べる。解剖結果は週明けにも出る見込み。(2016/09/24-15:52)

4712とはずがたり:2016/09/24(土) 18:53:30
SSPE??恐ろしい「はしかのような」病から学ぶこと
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160401/med/00m/010/009000c
2016年4月3日谷口恭 / 太融寺町谷口医院院長
73013

理解してから接種する??「ワクチン」の本当の意味と効果【4】

 小学校のときは成績優秀で活発だった自慢の娘が、中学1年の夏休みが終わったころから殻に閉じこもるようになり、成績が下がってきた……。そんな時、あなたが親だったらどのようなことを考えるでしょうか? 戸惑っているうちに、性格が変わり、集中力が低下し、親であるあなたの言うことを聞かなくなったとすればどうでしょう。思春期だから仕方がないか……と半ば諦めていると、尿失禁を起こし、さらにはけいれん発作まで……。ここまでくると何らかの病気があるのは明らかでしょう。

数年〜十数年かけ、子供の命を奪うSSPE

 このような症状の子供がいれば、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を一度は疑わなくてはいけません。SSPEという病気は確かに有名ではありません。しかし、この病気の原因となる病原体は誰もが知っているものです。麻疹(はしか)ウイルスです。

 けいれん発作を起こした娘は、そのうち口がきけなくなり、起き上がれなくなります。もちろん学校には行けません。知能も低下し、コミュニケーションを取ることすら困難になります。やがて体が硬直し寝たきりになります。そして数年から十数年の経過を経た後に死に至ります。

 発症してから数年から十数年というこの期間、つらいのは本人だけではありません。SSPEを発症した子供をもつ家族の苦しみは並大抵のものではありません。SSPEを患っていても、なんとかして外で遊ばせてあげたい。短い残りの人生で少しでも感動を与えてあげたい。そういう思いは同じ苦しみをもつ他の家族とのつながりを生み、家族会が誕生しました。それが「SSPE青空の会」です。

「SSPE青空の会」が発信するメッセージ

 SSPEの効果的な治療法はありません。多少進行を抑えることのできる薬はありますが「よく効く」とは言えません。しかし、ほぼ完璧に予防する方法はあります。それは「ワクチンをうつ」ということです。実際、SSPE青空の会のウェブサイトのトップページには次のように書かれています。
   ◇   ◇   ◇
 (前略)一般の方には、この病気が「はしか」という幼児期にかかる病気によって引き起こされるものであること、予防接種によってその発病率を大幅に下げることができることを理解していただきたいと思います。予防接種に反対する方もおられますが、この様な病気の存在を知った上で議論していただきたいと願っています。
   ◇   ◇   ◇
 SSPEの子供を持つ親御さんが、ワクチンに反対していたために、子供に接種させなかったのかどうかは分かりません。しかし、この文面から「ワクチンを接種してさえいれば……」という無念の思いが読み取れるような気がします。

4713とはずがたり:2016/09/24(土) 18:53:45
>>4712-4713
ワクチンさえうてば防げる病気

 と、えらそうなことを書いていますが、私がこのSSPEという病気のことを知ったのは医学部に入ってからです。私は社会人経験を経て医学受験をしていて、入学は27歳のとき。SSPEについて学んだのは3年生のときのウイルス学の授業でしたから、当時29歳です。同世代の友人のなかには子供がいる者も大勢いました。何人かに聞いてみたところSSPEを知っている者は皆無でした。

 幸いなことに、私の友人のなかには「ワクチン反対派」はいなかったために、全員が少なくとも定期接種はおこなっており、問題は起きていませんでした。もしもワクチンに否定的な者がいれば、私はSSPEについて教えるつもりでいました。

 友人にワクチン反対派がいれば、私はとことん説得するつもりでいましたが、すべての医師や医学生が私のような「おせっかい」とは限りませんし、すべての日本人が友達に医師や医学生がいるわけではありません。では、行政が積極的にSSPEのことを子供を持った人に伝えた上で定期予防接種の案内をしているのかと言えば、そういうわけでもありません。すると、そういう医学的な情報の説明は小児科医の責任ではないのか、という声も聞こえてきそうですが、患者さんに追われる忙しい外来診療のなかですべての人にSSPEの説明をすることなど到底できません。ちなみに、私が小児科で研修を受けていた頃、親御さんにSSPEの説明をしたことは一度もありません(自慢するようなことではなく、むしろ恥ずべきことなのですが……)。

 SSPEは子供の病気であり、成人になって発症することはありません。では成人は麻疹の予防接種をしなくていいのでしょうか。これは最終的には自己判断になりますが、安易に判断する前に、成人が発症する麻疹についても知っておく必要があります。

「はしかにでもかかったようなもの……」と言えるのか

 成人の麻疹は、一言で言えばとても重症化します。死亡することもあります。数年前から風疹が流行し、妊娠中に風疹ウイルスに感染すれば先天性風疹症候群という奇形を伴う赤ちゃんが生まれる可能性があることが周知されました。結果、妊娠前に風疹ワクチンの接種を希望する女性が増えました。これはいいことなのですが、麻疹にも注意を払うべきです。風疹のような母子感染はありませんが、妊娠中に麻疹に感染すれば、高熱で胎児の生存が危うくなります。もちろん母体も危険です。

 はしかにでもかかったようなもの……。この慣用句、どう思いますか?

谷口恭
太融寺町谷口医院院長
たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト

4714とはずがたり:2016/09/24(土) 19:06:20
>>4712-4713
こっちが前だ。。

麻疹感染者を増加させた「捏造論文」の罪
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160325/med/00m/010/008000c
2016年3月27日谷口恭 / 太融寺町谷口医院院長

理解してから接種する??「ワクチン」の本当の意味と効果【3】

 有名な科学誌に掲載された論文が「捏造(ねつぞう)」だったと聞けば、STAP細胞を思い出す人が多いと思います。科学者の論文捏造というのはどんな言い訳をしても許されることがなく、STAP細胞の論文に携わった人たちは「罪」を背負わなければなりません。今回お話しするのは、STAP細胞よりも遙かに重い「罪」といえる「MMRワクチン論文捏造事件」です。

医療の歴史に傷を残す「MMRワクチン論文捏造事件」

 医学誌「Lancet」1998年2月28日号に「Ileal-lymphoid-nodular hyperplasia, non-specific colitis, and pervasive developmental disorder in children」(直訳すると「小児における回腸リンパ節過形成、非特異性大腸炎、広汎性発達障害」となります)というタイトルの論文が掲載されました(注1)。

 これは英国ロンドン大学のウェイクフィールド氏らが、ロンドン大学病院に入院した12人の小児を対象に行った研究です。12人は元来健康でしたが、全員の腸に異常が認められ、9人が自閉症、1人が崩壊性障害(重症の精神障害)、残りの2人には脳炎の診断がつけられています。ウェイクフィールド氏らは、12人のうち8人はMMRワクチン(麻疹・風疹・おたふく風邪の混合ワクチン)が原因であると述べました。

 この論文がヨーロッパ社会に大きな影響を与えることになります。MMRワクチンを接種しない子供が増え、結果として麻疹(はしか)の感染者が増加したのです。

 実はこの論文が発表されたとき、その直後から疑義の声が「Lancet」に多数寄せられていました。そこで「Lancet」は、著者のウェイクフィールド氏らも交えて論文の信頼性を検討しなおすことになります。そして2004年、論文の著者合計13人のうち10人が、98年の論文は誤りであったとする声明を発表しました(注2)。しかし、ウェイクフィールド氏を含む3人は「論文に誤りはない」とし、取り下げに同意しませんでした。

 その後も各方面から検証がおこなわれ、ついに10年、「Lancet」が最終判断を下しました。ウェイクフィールド氏らの論文に虚偽があったことを認定したのです。それだけではありません。イギリスの保健省は、虚偽を論文に載せた罪は重いと判断し、ウェイクフィールド氏の医師免許を剥奪したのです。


   ×   ×   ×

注1:この論文の概要は今も閲覧することができます。赤字で大きくRETRACTED(取り下げ)と書かれています。

注2:声明の内容はこちら

4715とはずがたり:2016/09/24(土) 19:06:33
>>4714-4715
論文撤回後も消せない「誤解」

 ところで、現時点でSTAP細胞の存在を信じている人はどれくらいいるでしょう。科学誌「Nature」に掲載された論文が取り下げられるかもしれない、という時点では、執筆者の小保方晴子氏を応援する声も少なくありませんでした。しかし論文取り下げが決まり、小保方氏の早稲田大学大学院の博士論文にも不正があったことが明るみに出たころから支持の声は急速に減少しました。今でもSTAP細胞を信じている人はごくわずかでしょう。

 一方、ウェイクフィールド氏の論文は、正式に取り下げられるまでに、すでに後戻りできないレベルにまで社会に広く流布してしまいました。冷静に考えれば、執筆者13人のうち10人が虚偽だと認めた04年の時点で、ウェイクフィールド氏が糾弾されるべきだったと思いますが、この時点で既にウェイクフィールド氏を支持する意見が大きくなりすぎていたのです。

 論文捏造の実態を暴くべくマスコミも動きました。ジャーナリストのブライアン・ディアー氏は、論文の対象となった子供たちの親への聞き取りや診療記録の調査を実施し、ワクチン接種後に自閉症などの症状が出たとされる12人のうち5人は以前から症状があり、3人は自閉症ではなかったとの結論を04年に発表しました。しかし、対象の子供の親の中に一度もディアー氏の取材を受けていないと証言する人がいる、などという報道も出てきて、ウェイクフィールド氏支持の声は続いたのです。

 前述のように10年には「Lancet」が正式に論文は捏造だと発表し、ウェイクフィールド氏は医師免許を剥奪されています。ここまでくれば、論文が正しくなかったことは自明だと思われますが、現在でもなお、MMRワクチンが自閉症の原因と信じている人が少なくないと聞きます。

 実は日本でもMMRワクチンには否定的なイメージが残っています。88年から93年まで接種が行われていたのですが、ムンプス(おたふく風邪)ワクチンによる無菌性髄膜炎の発生率が高いことが判明し中止となりました。そのため、日本ではMMRのM(ムンプス)を取り除いたMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)が定期接種で残り、ムンプスワクチンは今も任意接種のままです。

 ところで、ヨーロッパで麻疹流行が再燃したという話になると、「はしかくらいかかってもいいじゃないか」という声がしばしば上がります。確かに日本では「はしかにでもかかったようなもの……」という慣用句があります。これは正しいのでしょうか。次回はその話です。

4716とはずがたり:2016/09/24(土) 20:34:17
Posted on 2016年9月18日 5:55 PM
小林麻央もすがる「高額ガン先進医療」最前線(1)最先端な治療に対する高額な費用
http://www.asagei.com/excerpt/66099

 乳ガンに侵された小林麻央の「闘病ブログ」にアクセスが殺到し、多くの応援メッセージが寄せられている。だが、詳しい容態や治療法については伏せられたままだ。そこで、これまで多くの芸能人がすがった「ガン先進医療」の最前線をレポート。すると、驚きの治療効果と超高額な費用を目の当たりにしたのだ。

 9月1日、乳ガンで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央(34)が新たにブログを開設して話題を集めている。

 スポーツ紙デスクが言う。
「ファンから励ましのコメントが多く寄せられている一方で、海老蔵一家の財政を心配する声も上がっています。現在、麻央さんが入院しているのは大物政治家や芸能人御用達の大病院で、VIP向けの特別個室になれば1泊10万円以上します。高額な入院費に加え、これまで海老蔵さんが麻央さんの先進医療に使った額は5000万円以上と言われており、今も仕事に専念せざるをえない状況。14年の秋にガンが発覚してからは、ろくに休みを取っていません」

 一般家庭ではとうてい捻出できない高額医療費をつぎ込んでいるというのだ。

「麻央さんの闘病ブログは多くのメディアで取り上げられた。アクセス数は順調に伸び続け、その広告収入は月に400万円を下らないと言われています。高額治療を受けるうえで、大きなサポートになるはず」(前出・スポーツ紙デスク)

 闘病ブログでは、金髪のカツラをかぶった自身の画像をアップするなど、病と向き合う姿をつづっている。長年ガン治療に携わってきた、外科医で世田谷井上病院理事長の井上毅一氏はこう見立てる。

「麻央さんの写真を見ましたが、目の回りのくぼみ方や顔色の悪さが気にかかりました。懸念されるのは骨への転移。乳ガンは骨転移が起きやすく、痛みを伴うため、療養生活に大きな悪影響を及ぼしかねません」



小林麻央もすがる「高額ガン先進医療」最前線(2)樹木希林を全快させた「陽子線治療」の実態
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160918/Asagei_66120.html
アサ芸プラス 2016年9月18日 09時55分 (2016年9月21日 18時00分 更新)

 これまで多くの芸能人がガンを克服してきた。13年に「全身ガン」だと明かした樹木希林(73)は、奇跡の復活を遂げ、今では精力的に女優業をこなしている。
「希林さんの口から『全身への転移』を聞いた時は衝撃を受けましたが、翌年には治療が終了したことをメディアに報告。その回復力には驚かされました」(芸能記者)
 樹木を全快させたと言われる先進医療が、「陽子線治療」だ。ガンの治療は大きく分けて、手術、放射線治療、化学療法の3つがある。陽子線治療は、放射線治療の一つで、近年その治療効果に注目が集まっている。
「陽子線治療は、粒子加速器を用いて水素の原子核のエネルギーを高めて治療に用います。これまでの放射線治療では、体の表面近くで最も強いエネルギーを放ち、体の奥へ入るにしたがい、エネルギーが弱くなってしまうのが特徴でしたが、陽子線治療は、設定した深さに到達した時に最大のエネルギーを放出するため、病巣のみに集中した効果が期待できます。今まで治療が難しかったガンにも有効性を発揮しています」(都内の大学病院に勤務する内科医)
 治療効果が大きいわりに副作用が少ないのも特徴だという。
「ひとりひとりの患者に対して、綿密な計画に基づいた最適な照射を行うことで、腫瘍をピンポイントでくりぬくように除去でき、周囲の正常な組織への影響を最低限に抑えることができます」(前出・内科医)
 体への負担も少なく、効果的にガン細胞を死滅させる画期的な治療法と言えるかもしれない。…

しかし、誰でも簡単に受けられるわけではない。
「陽子線治療が受けられる医療施設は国内でも限られていて、半年先まで予約が埋まっているところも珍しくありません。何より患者の経済的負担が大きい。施設によっては入院費や診察費を含めて1回の治療で300万円以上かかるところもあります」(前出・内科医)
 この陽子線治療に限らず、ガン先進医療には高額な費用がかかる。
「健康保険が適用される範囲内の治療であれば、3割負担で済み、さらに高額療養費制度を利用すれば、自己負担は多くの場合10万円以下で済みます。しかし、保険外のガン治療となると、1回の治療で200万円を超えることも珍しくなく、全額自己負担となります」(村上氏)
 ブログ収入の400万円などすぐ底をつく計算だ。

4717とはずがたり:2016/09/24(土) 20:34:36
>>4716-4717

Posted on 2016年9月18日 5:55 PM
小林麻央もすがる「高額ガン先進医療」最前線(3)免疫機能に働く最新治療薬
http://www.asagei.com/excerpt/66133

 遺伝子治療もメスを使わない先進医療の一つ。山梨大学医学部名誉教授の田村康二氏に解説してもらおう。

「健康な人はガン細胞を生み出すガン遺伝子と、その発生を抑えるガン抑制遺伝子のバランスが取れていますが、食事や生活環境、ストレスなどさまざまな要因によってガン抑制遺伝子が傷ついてしまうと、異常遺伝子を持つ細胞の分裂が際限なく進み、ガン細胞は増え続けるばかりです。遺伝子の傷つき方は人によって違います。遺伝子診断により、どの遺伝子に異常が出ているのかを調べ、遺伝子変異を正確に把握し、変異に合わせた治療を行うのが遺伝子治療です」

 ガンの遺伝子治療は世界的な潮流になっている。米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」によると、13年に世界で実施された遺伝子治療臨床試験のうち、ガンが全体の6割以上を占め、アメリカでは多くの成功症例が報告されている。「血液のガン」と呼ばれる白血病にかかった危篤状態の7歳の少女に「治療遺伝子」を注入したところ、劇的な改善が見られ、以降、同様の治療を施した白血病患者19人の体内からガン細胞が消滅したという。

「海外の最先端医療も選択肢の一つに加えてもいいのではないでしょうか。麻央さんには、本場アメリカに渡って遺伝子治療を受けることをおすすめしたい」(前出・田村氏)

 ガン抑制遺伝子を用いた遺伝子治療は国内でも受けられる。薬剤を点滴もしくは注射によって患部へと送り込むだけで、入院は必要なく、大きな副作用もないという。ただし、1回の投与につき70万円以上かかることもあり、継続的に治療を行うと費用は莫大な額に上る。

 最後に紹介するのは最新のガン治療薬「オプジーボ」だ。これまでの薬物療法は、ガン細胞を死滅させる「抗ガン剤」が主流だったが、この新薬は人間の免疫機能を活性化させ、ガン細胞と闘わせる。そのため免疫療法とも呼ばれる。

「画期的な新薬として注目を集めています。昨年12月の時点で、肺ガンと皮膚ガンの一種の治療に保険適用が認められており、年内には腎臓ガンの一部にも解禁される見通し。他の部位のガン治療に使用する際は保険がきかないため、この新薬の薬剤費は年間3000万円以上。自由診療で受けるには、あまりに高価です」(都内の大学病院に勤務する内科医)

 ただ、高額な先進医療を受ければ完治するという保証はどこにもないという。

「ガン治療となると、何より命に関わるので、金銭的に余裕がある人は金に糸目をつけずに次々と新しい治療法にすがる傾向が見受けられます。そうした認可外の治療は症例のデータも少なく、効果が立証されていないものがほとんどで、大金をみすみすドブに捨てることにもなりかねません」(村上氏)

 麻央とサポート役の海老蔵には最善の治療法を選んでほしいものだが‥‥。

「以前に33歳の女性の乳ガンの手術を手がけたことがあります。かなり進行していましたが、今でも元気に暮らしています。ガン医療は日進月歩で進化を続けています。麻央さんには何とか頑張ってほしいですね」(井上氏)

 麻央の笑顔を知る誰もが同じ思いだろう。

4718とはずがたり:2016/09/25(日) 23:29:50
血圧測定の1時間後に異変 点滴に異物で死亡、病院会見
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ9S5JTRJ9SULOB01L.html
18:21朝日新聞

 横浜市神奈川区の大口病院で、点滴に異物が混入されて入院患者の八巻信雄さん(88)が死亡した事件で、病院の高橋洋一院長が24日午後、報道陣の取材に応じた。高橋院長は「お亡くなりになられた八巻さん、ご遺族には重ねて哀悼の意を表します。病院としては、一日も早い真相究明を願っています」と述べた。

 院長の説明によると、当直の女性看護師は20日午前4時ごろ、八巻さんの心拍数の低下にアラームで気づいた。この約1時間前、心拍数や血圧を測定する「バイタルチェック」を実施した際は異常はなく、おむつの交換をしたという。

 院内では今年4月、4階のフロアで、ナースステーションに置いてあった看護師の服が切り裂かれ、6月にはカルテが抜き取られてなくなる問題が発覚。これらはいずれも警察に届けていなかったという。

 また8月には、4階で勤務する女性看護師のペットボトル飲料に、異物が混入し、泡が立っているのが見つかった。漂白剤のようなにおいがしたという。高橋院長はこの問題についても「犯人捜しはしていなかった」と話した。(天野彩、照屋健)

界面活性剤検出の点滴袋、目立った穴なし 中毒死の病院
http://www.asahi.com/articles/ASJ9S2T0DJ9SULOB002.html?ref=goonews
飯塚直人、奥田薫子 前田朱莉亜、太田泉生2016年9月24日19時41分

 横浜市神奈川区の大口病院で、点滴に異物が混入されて入院患者が死亡した事件で、遺体と点滴から、中毒症状を引き起こす恐れがある界面活性剤の成分が検出されたことが、神奈川県警への取材でわかった。点滴袋に目立った穴や傷はなく、県警は混入の方法について調べている。

点滴殺人の病院でエプロン切り裂き、飲料に異物も 横浜
 県警によると、20日未明に亡くなった八巻信雄さん(88)を司法解剖した結果、死因は界面活性剤による中毒死だった。また、八巻さんに施された点滴の袋の中身は泡立っており、栄養剤に界面活性剤が混入していたという。

 界面活性剤は物質を泡立てたり、汚れを落としたりする効果があり、洗剤や漂白剤、医薬品などに広く使われている。毒性のないものもあるが、混入されていたのは、中毒症状を引き起こす種類だったという。

 点滴は医師の指示で薬剤師が用…

4719とはずがたり:2016/09/26(月) 13:52:56
レーシック激減 ピーク時の9分の1 集団感染や眼鏡人気影響?
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/277297
2016年09月26日 03時05分

 視力を矯正するレーシック手術の件数が、ピークだった2008年の45万件から14年には5万件にまで激減したとの推計を、慶応大医学部眼科学教室の根岸一乃准教授がまとめた。米国や韓国など海外では広く普及し、国内のスポーツ選手らが手術を受けたことで日本でも一気に広まったが、患者の角膜炎集団感染などが影響したとみられる。

 レーシックはレーザーで角膜を削って屈折を矯正し視力を回復させる手術で、15分ほどで終わる。根岸准教授によると、有効性・安全性を支持する研究論文は7千本以上あり、手術をした患者の95・4%が結果に満足したというデータもある。

 根岸准教授が日本眼科医会の発表資料としてまとめた推計によると、レーシック手術の症例数は00年の2万件から徐々に増え、08年は45万件に達した。だが、09年は29万件と減少に転じ、12年は20万件、14年には5万件まで減ったとみられる。福岡市のあるクリニックも、手術数はピークの09年に比べ、15年は5分の1程度になったという。

 原因の一つとみられるのが、09年に東京都内の眼科病院で発覚した集団感染事件だ。十分な滅菌処理をしていない医療器具を使ってレーシック手術をしたため、患者が相次いで角膜炎などを発症。元院長は業務上過失傷害罪で禁錮2年の実刑判決を受けた。

 消費者庁が13年、レーシック経験者600人(20〜60歳代、複数回答)を調査した結果、「光がギラギラしてにじむ」(16・5%)「ドライアイが半年以上続く」(13・8%)などの不具合があったと発表したことも、減少に拍車を掛けたとみられる。

 保険適用がなく、片目で十数万から30万円ほどかかる高い手術費に加え、眼鏡ブームや、コンタクトレンズの性能が格段に良くなったことも減少の一因とみる関係者もいる。さらに、福岡大医学部眼科学教室の内尾英一主任教授は「親から授かった体を傷つけるのに抵抗があるという日本人的な感覚も影響しているのでは」と分析する。

 レーシック手術を行う岡眼科クリニック(福岡県飯塚市)の岡義隆院長は「日本眼科学会などが示すガイドラインに沿って適切に施術し、術後もしっかりケアすれば本当に安全な手術だ」と話している。

=2016/09/26付 西日本新聞朝刊=

4720とはずがたり:2016/09/26(月) 14:13:33
<膵臓がん>新規患者4割は既に転移 検診で早期発見難しく
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160926/Mainichi_20160926k0000m040132000c.html
毎日新聞社 2016年9月26日 00時17分 (2016年9月26日 06時03分 更新)

 国立がん研究センターは26日、2014年の新規がん患者に関する分析結果を公表した。前立腺がんや子宮頸(けい)がんは早期の患者が多かったが、早期発見の難しい膵臓(すいぞう)がんは約4割が既に他の臓器などに転移していた。

 がん治療の拠点となる全国421施設から67万人分の診療情報の提供を受け、分析。集計は毎年行っており、今回が8回目。これまでは患者数の多い胃・大腸・肝臓などを対象としていたが、新たに食道や膵臓なども加え、「0?4期」で示す進行度や治療内容を調べた。

 患者数が最も多かった大腸がんは、早期に当たる0、1期が計35%を占めた。食道がんや前立腺がんはいずれも0、1期が半数程度。子宮頸がんは0、1期で計75%を占めた。子宮頸がんはがんのできる部位が比較的発見しやすく、市区町村が検診を実施していることなどもあり、早期発見が多いとみられる。

 一方、肺がんは1期(40%)が最も多かったが、他の臓器へ転移した4期も32%だった。4期の患者は抗がん剤などの薬物治療のみが多かった。

 膵臓がんで発見時に4期の人が多いのは、特徴的な自覚症状が乏しく、検診での発見が難しいのが原因とされる。がんが進むと手術が難しいため、抗がん剤治療だけを受ける人が多かった。

 集計結果は同センターのホームページ(「がん情報サービス」http://ganjoho.jp)で公開される。施設ごとの情報も公表しており、同センターは「病院選びの参考にしてほしい」としている。【下桐実雅子】

4721とはずがたり:2016/09/26(月) 16:18:56
医学部37年ぶりの新設組、セールスポイントは「個性」
dot. 2016年9月26日 11時30分 (2016年9月26日 15時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160926/asahi_2016092300262.html

 30年以上、認められてこなかった医学部の新設が今春、来春と2年続けて実現する。さまざまな期待がかけられる一方、課題も見え隠れしている。

 2016年春、杜の都・仙台に国内で37年ぶりの医学部が誕生した。5年前の東日本大震災で地域医療も被害を受けた東北地方を支援する特例として、単科大学の東北薬科大学が新設。東北医科薬科大学に改称した。

 100人の定員に対し、初年度の実質の受験倍率は7.7倍と高かった。目玉は、医師を東北地方に定着させるための修学資金だ。

●関東からも多数入学

 学費は6年間で総額3400万円かかるが、これを国公立大並みの400万円に抑えられる返還不要の奨学金を35人分用意した。卒業後10年程度は東北地方に勤務するという条件を付け、宮城県の枠(定員30人)に加え、他の東北5県の枠(同5人、各県1人)もあり、東北地方の医療を担う志があれば、出身地を問わず出願できる。卒業生を受け入れる病院が返済することで、資金を循環させる仕組みだ。最大で800万円以下に抑えられる枠も20人分設けた。

 カリキュラムでは、地域医療に重きを置く。東北6県に実習先となる19の地域医療ネットワーク病院を配し、繰り返し訪ねる滞在型学習が特徴だ。災害医療も重視し、原発事故時の対応を学ぶシミュレーション訓練なども採り入れる。

 初代医学部長の福田寛氏は、「自治医科大学を除けば、地域医療をトップに据える唯一の大学として使命を果たしたい」と意気込む。

 16年度の1期生のうち、東北出身者の割合は受験者・合格者とも全体の3割強。人口の多い関東圏の学生が多い。彼らが東北に定着してくれれば、医師不足に悩む地域の朗報になる。

 医学部を新設しようという機運は、大震災の前から国内で高まっていた。05年ごろ、救急患者のたらい回し、自治体病院の閉院または診療科の廃止など、いわゆる医療崩壊が表面化。日本はOECD諸国に比べて人口当たりの医師数が少ないことも問題視された。

 09年に政権に就いた民主党は、「医学部定員を1.5倍に増やすこと」をマニフェストに掲げた。厚生労働省の実態調査で勤務医の絶対数不足が明らかになると、文部科学省は医学部新設の是非を論議する専門家会議を設置した。そんなときに、東北を大震災が襲った。

 被災地を含む地方自治体から打診を受けた文科省は13年末、東北地方で1校に限り医学部新設を認めた。そんな中で、東北福祉大学、宮城大学など仙台で存在感がある大学を退けて、東北医科薬科大学が開学した。

●「大先輩」に頼りつつ

 同大は1939年、東北・北海道地区唯一の薬学専門学校として設立されて以来、77年の伝統を持つ。06年に薬剤師養成課程が6年制になると、研修の充実のため、年金財政の「お荷物」だった東北厚生年金病院(466床)の譲渡を受け、単科の薬科大学として全国初の附属病院を設置していた。その実績がモノを言った形だが、医学部附属病院には600床が必要とされるため、16年にNTT東日本東北病院(199床)の経営も譲り受けた。

 仙台には、長らく東北の地域医療を支えてきた東北大学があるが、旧帝大の一つとして世界レベルを目指す役割も期待されている。福田学部長は「地域医療の負荷の一部を肩代わりし、すみ分けを図っていきたい」と強調した。

 医学部を新設するときの心配の一つが、教員の確保だ。特に、学生に教えられる経験豊富な中堅医師は地域の病院との取り合いになりかねない。「後任の人材がいるかなど、採用者の人選には特に慎重を期し」(福田学部長)、新たに着任した183人の教員の3分の1に当たる61人(うち臨床系43人)を、東北大学医局出身者で確保した。

4722とはずがたり:2016/09/26(月) 16:19:17
>>4721-4722
●国際的な人材を育てる

 8月末には、国際医療福祉大学医学部を来春、千葉県成田市の国家戦略特区に新設することが認められた。37年ぶりだった今年から2年連続の新設になる。

 位置づけは、東北とはかなり異なる。「国際的な医療人材の育成のための医学部」だ。

 医学部入学定員140人のうち、20人は東南アジアを中心とした留学生を受け入れる。国際的に活躍できる医師育成のため、講義の大半は英語で行い、6年次には全員に4週間以上の海外での臨床実習を課す。

 5千平方メートル超と世界最大級の「医学教育シミュレーションセンター」や、専任教員25人による「医学教育統括センター」を設ける。診療参加型臨床実習を、4年生から90週間実施するのも売りだ。

 同大で医学部設置準備室長を務める池田俊也氏は、「既設の大学で実現できなかった新しい医学教育が実現できる」と意欲的だ。

 学費は6年間合計で1850万円と、全国の私立大学医学部では最低水準に抑えた。校舎や新病院の整備費用はかさむが、これには国際空港という特別な財源を持つ成田市が支援。医学部・附属病院の用地は、市が約33億円で取得・造成し、大学に無償貸与するほか、校舎建設にも45億円を補助する。16年4月にはひと足先に成田看護学部・成田保健医療学部が開学し、敷地内に医学部校舎、そして、20年の開院予定で附属病院(640床)を市内に整備予定だ。

 栃木県大田原市に本校がある同大は1995年開学。四つの附属病院を含む全国10病院と医療福祉施設などをグループ内に抱え、薬剤師、看護師、放射線技師、理学療法士……と、数多くの医療専門職を養成する学部を持つ。医師も自前で育てたいと、医学部設置準備委員会を10年に立ち上げていた。

 副医学部長に就任予定の吉田素文氏は、「全国に先駆けて医療関連職種の連携教育が行われていたが、医学部の参加で飛躍的に前進する」と語る。

 新たな附属病院は、国際空港に近い立地を生かし、外国人観光客の医療ツーリズムを当て込んでいる。

 一方、地元の千葉県は人口当たりの医師数が、埼玉県や茨城県に次いで少ないが、養成した医師の一定割合は千葉県に残る可能性もある。

 国内の医学部定員は、1970年代の医学部新設ラッシュ後、8200人超とピークを迎えた。その後、医師余りの見通しが出て、約7600人まで削減。08年に国公立大学に臨時枠が設けられてから再び定員増に転じ、15年は9134人。07年に比べると1509人増と、医学部15校分増に相当する。ここに2校の新設が加わることになる。

●10年後にらんだ施策を

 そんな政府の動きに対し、日本医師会や全国医学部長病院長会議は、一貫して医学部新設に反対を唱え続けてきた。大きな理由の一つが、医学生の学力低下、そして医療の質低下への懸念だ。

 日本医師会の推計では、25歳人口に占める医師国家試験合格者は、75年で512人に1人だったが、2015年には162人に1人になっている。

 全国医学部長病院長会議相談役で日本私立医科大学協会会長を務める寺野彰氏は、「最大の反対理由は、医学部を新設すると医師数の調整が難しくなること。既設大学の定員増でしのげば、減らすことは容易だが、医学部を潰すことは難しい」と訴える。

 別の国家資格をみても、人数の調整が難しいことがわかる。歯科医余りが起き、歯学部は定員割れにあえいでいる。続々とつくられた法科大学院は、司法試験の合格率が低く、合格しても弁護士業務の広がりは頭打ちという厳しい環境から、募集停止に追い込まれた大学もある。

 加えて、医学部を設立するには、他の学部にない複雑な事情がある。設備などに多大な費用がかかり、そこには税金投入という国民負担も生じる。さらに、医学部を出て一人前の医師になるには、入学から10年はかかるため、速効性はない。

 新設2校には、そんな逆風を乗り越え、「被災地支援」「国際的人材の育成」という存在意義を発揮してもらうことを期待したい。(ジャーナリスト・塚崎朝子)

※AERA 2016年10月3日号

4723とはずがたり:2016/09/26(月) 19:33:58
地域ごとの医師偏在、解消狙い指標導入…厚労省方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00010000-yomidr-soci
読売新聞(ヨミドクター) 9月26日(月)15時1分配信

 医師偏在の実態を把握するため、厚生労働省は医師の過不足を地域比較できる指標を新たに導入することを決めた。

 国や都道府県が地域ごとの医師の偏りを的確にとらえ、有効な対策を検討するために活用する。厚労省は、早ければ2018年度の導入を目指す。

 指標は、各地域にいる医師数と患者数を基本に、地域の面積、山間地や離島の有無、特定の診療科だけを開設する病院の有無といった地域事情を加味して算出する。都道府県が生活圏ごとに指標を計算し、医師の過不足を明らかにする。都道府県や診療科ごとの算出もできるようにする。

 過不足が分かれば、若手医師の臨床研修先となる病院の定員を調整したり、医学部の地域枠卒で地元での勤務が求められている医師に不足地域での診療を要請したりすることが可能になる。この指標により、対策の効果を測ることもできる。

 政府は医師不足対策として、医学部定員を07年度の計7625人から16年度には計9262人まで増やしてきた。しかし、医師が地方で不足し都市部に偏在する問題は解消していない。厚労省は、統一的な指標を設け、偏在の詳しい実態を知り具体策に生かす考えだ。

4724とはずがたり:2016/09/26(月) 19:34:19
2016年7月11日
ニュース・解説
酒気帯び運転で医師逮捕…患者が危篤と連絡受け、病院に向かう途中に
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160711-OYTET50011/?from=yh

 長崎県警対馬南署は9日、長崎県対馬病院の医師の男(59)(対馬市厳原町)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。


 発表によると、男は同日午前2時10分頃、対馬市厳原町の国道382号で、酒気を帯びて軽乗用車を運転した疑い。検問で停止しなかったため、パトカーで追走。飲酒検知をしたところ、基準値を超えるアルコール分が検出された。

 同病院を運営する一部事務組合・県病院企業団によると、男は受け持ちの患者が危篤になったとの連絡を受け、約10キロ離れた宿舎から車で病院に向かっていた。対馬で放射線治療ができる唯一の医師といい、県庁で記者会見した同企業団の白川誠・総務部長は「離島で放射線治療ができなくなると、患者の負担が大きくなる」と険しい表情で語った。

4725とはずがたり:2016/09/26(月) 19:37:45
でらい無責任な看護師だヽ(`Д´)ノ

2016年9月26日
インスリン10倍投与、糖尿病患者死亡…看護師のカルテに虚偽
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160926-OYTET50010/?from=rt_toptxt01

 長崎県川棚町の国立病院機構・長崎川棚医療センターは23日、糖尿病を患う入院中の女性患者(80歳代)に、看護師(20歳代)が誤って指示量の10倍のインスリンを点滴で投与し、死亡する事故が起きたと発表した。


 看護師は、点滴を使ったインスリン投与が初めてで、決められた手順を踏まず、カルテには虚偽の血糖値を記入するなどしていた。

 センターによると、事故は8月31日に発生。看護師は、血糖値を下げるインスリンを注射器を使って点滴に注入した際、指示量は0・1ミリ・リットルだったのに1ミリ・リットルを入れ、午前0時30分頃に投与を始めた。同8時50分頃、病室を訪ねると、患者は心停止状態だったという。

 看護師は、点滴を使ったインスリン投与の経験がなく、専用の注射器ではなく、1目盛りの量が10倍の一般の注射器を使っていた。この日は、2人で行う投与前の確認を怠っていたほか、定時(午前6時)の血糖値測定をせず、カルテに虚偽の数字を記入していた。

 患者の心拍監視装置も故障していたため、心拍数低下時に作動するアラームも鳴らなかった。

 投与前の確認を2人で行わなかった理由について、看護師は「(同じ夜勤の同僚に)点滴に注入するのが初めてだと知られたくなかった」と話しているという。

 センターは遺族に謝罪し、第三者機関「医療事故調査・支援センター」にミスを報告するとともに、県警に相談した。宮下 光世こうせい 院長は「死因は特定できていないが、過剰投与と関連があるとみている。心からおわび申し上げたい」と述べた。

 医療事故の被害者らでつくる市民団体「医療の良心を守る市民の会」(事務局・千葉県浦安市)の永井裕之代表は「看護師がミスを起こした背景を明らかにし、病院の体制の見直しにつなげる必要がある。一個人の責任にしてはならない」と指摘した。

4726とはずがたり:2016/09/27(火) 07:59:41
告発した奴が重要参考人ちゃうか。

大口病院事件、8月にはツイッターで「告発」 「事件は未然に防げた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000005-jct-soci
J-CASTニュース 9月25日(日)17時50分配信

大口病院事件、8月にはツイッターで「告発」 「事件は未然に防げた」
ツイッターですでにトラブルが告発されていた(画像はイメージです)
 横浜市の大口病院で、2016年9月に入院患者が点滴に異物を混入されて殺害されたとして神奈川県警が捜査を進めている事件をめぐり、病院内でのトラブルを告発していた事件から1カ月以上も前の8月、この病院内での同じようなトラブルを告発していたツイッター投稿が注目を集めている。

病院の公式サイトには…

 投稿者は事件発覚後、それ以前にメールで横浜市にも通報していたとし、行政や警察がもっと早く動いていれば事件は防げたと指摘している。

■「4階病棟にて漂白剤らしき物が混入される事件発生」

  「住所:神奈川県横浜市神奈川区大口通130にある大口病院、4階病棟にて漂白剤らしき物が混入される事件発生、看護師スタッフが漂白剤らしき物を混入された飲み物を飲んで唇がただれなどの被害を受けました」(改行など原文を編集部で一部修正)

 上記のような書き込みがあったのは、8月12日19時。殺人事件が明るみに出た9月23日の1カ月以上も前である。ローマ字のハンドルネームの投稿者はさらに続けて、

  「なお、同病院、同病棟では今年、看護師スタッフのエプロン切り裂き事件、カルテ紛失事件が発生しております」

ともつぶやき、病院内でトラブルが頻発していたことも明かしている。

 今回の事件は9月20日未明に大口病院の4階に入院していた88歳の患者が死亡し、点滴に界面活性剤のようなものが混入していたことがわかり、病院から通報を受けた神奈川県警が23日に殺人事件と断定、捜査本部を設置した。

 事件が発覚して、大口病院が記者会見などで明らかにしたところによると、病院内では実際に4月ごろから内部で不審なトラブルが相次いでいたといい、上記のツイートにもある「エプロン切り裂き」や「カルテ紛失」、そしてスタッフの飲み物への異物混入が事実だったことが分かった。これらの「事件」は、いずれも今回の殺人事件が明らかになるまで、ほとんど表沙汰になっていなかったが、横浜市には7月以降、事件当日も含めて、こうした内容のメールの告発が複数回あったという。

過去の事件の通報時点で行政が動いていれば?
 先のツイッター投稿者は事件発覚後の9月23日、再びツイッターでこの件に触れ、横浜市にツイートと同じ内容を通報していたと明かしており、この投稿者が、報道されている告発メールの送信者である可能性が高いとみられる。

 事件が発覚したことで、8月のツイートに注目が集まり、多数のメディアからの取材依頼が相次いでいる。J-CASTニュースもメッセージを送っているが、25日17時現在返信はない。

 横浜市医療安全課はメールの通報を受け、9月2日の定期立ち入り検査の際、大口病院側にこの件を確認、口頭で再発防止を求めたとされる。これに対し、ツイッターの投稿者は23日、

  「私は横浜市健康福祉局医療安全課が大口病院にちゃんと監査に入ってくれていれば今回の報道された事件以前の事が表ざたになって警察が入って犯人が捕まっていれば今回の報道されている事件は起きませんでしたと思っております」(原文のママ)

などと指摘。過去のトラブルを告発した時点で、市や警察などがより適切な対応を取っていれば、「事件は未然に防げたのではないか」と、無念の思いを述べている。

 大口病院では、ほかにも点滴を受けていた複数の入院患者が死亡しており、神奈川県警は関連も含めて捜査している。

4727とはずがたり:2016/09/27(火) 08:21:37
医療費の増加は危惧するけどやはり殺せは許されないと思う。色んな原因で病気になる訳だからなあ。。
テレビ局と金銭トラブルで首になって自分で稼ぐしかくなって,炎上商法しかできない長谷川なんか社会的に殺せとなったら本人も厭だろうに。

長谷川豊氏、「人工透析」ブログの「真意」語る 全腎協の謝罪要求は「断固拒否」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000001-jct-soci
J-CASTニュース 9月25日(日)11時40分配信

 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さん(41)が2016年9月24日、J-CASTニュースのインタビューに応じ、ネット上で「炎上」している人工透析患者にまつわる一連のブログ記事について、あらためて「真意」を語った。

 長谷川さんの19日付のブログ記事をめぐっては、全国腎臓病協議会(全腎協)が9月23日に抗議文を公開し、謝罪を要求しているが、長谷川さんは「謝罪については断固拒否する」と語った。

■「自堕落な患者」10人以上の医師に取材

 ブログでは、現状の健康保険制度および年金制度を問題視する中で、日本における人工透析患者に言及。その多くは、医師からの注意を無視して自堕落な生活を送り続けた結果、透析を受けざるを得なくなった「自業自得」な患者だと主張した。

 19日付記事のタイトルには「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」という過激な表現があったこともあり、ネット上では批判が殺到。その後に更新されたブログも含めて物議を醸した。

 長谷川さんは24日、J-CASTニュースとのインタビューの中で「ブログの主旨は一貫して、『社会保障給付費の使い方を考えましょう』ということ」と話し、ブログを書くにあたっては透析病棟の現場で働く医師10人以上を取材し、そこで「自堕落な生活が原因の患者が相当な割合で存在する」といった話を聞かされたことを改めて強調した。

  「この1年で医療費が1.5兆円増えたという記事を見たのが全ての入り口だった。適正に使っていかなければそう遠くない未来に破たんする。人工透析の予算はあらゆる病理に対する社会保障の中でも伸び率が断トツで高い。このままいくと本当に苦しんでいる透析患者まで3割負担、という話になってくる」

 その上で、長谷川さんのブログが「透析患者に対する誤った認識を社会に印象づけるものであり、強い憤りを覚えます」として、全腎協が「発言の撤回と謝罪の掲載」を求める抗議文を公表したことに対しては

  「公開されている抗議文は『全員が(透析を)タダで受けられるように頑張ってきた、誤解を与えるな』という内容。こんなこと言っていたら社会保障給付費なんて際限がなくなる。全員守るなんて論外です」

と批判。「抗議文が手元に届き次第、謝罪については断固拒否し、会長への公開インタビューを要求する」と、あくまで自身の主張を貫く姿勢を示した。

「殺せ」タイトルは「多くの人に拡散してほしくて付けた」
 長谷川さんの言う「本当に苦しんでいる透析患者」は、主に先天的・遺伝的理由から患者になった人々を指している。だが、後天的にせよ、病気とはさまざまな要因が重なってなるものだ。逆に言えば「生活習慣だけが原因」だと断定するのは非常に難しい。

 そのため「大多数が自業自得」と断定的に書いていたことには多くの反論が寄せられていたが、長谷川さんは「揚げ足を取るところがそこしかないということでしょう」と話した。

4728とはずがたり:2016/09/27(火) 08:21:53
>>4727-4728
  「本当に苦しんでいる方たちは負担ゼロ円でいいんですよ。そういう人達まで自己負担が増やされてしまうのは止めるべき。グレーゾーンは全部救ってもいいと思います。免許と同じような点数制や民間会社による調査を導入すれば、完全な黒は切り捨てられるはず。『完全な黒』だけで1割、11.7兆円出てくる。これを子供たちに使えれば話は全然変わってくる」

とも続ける。

 タイトルに使用された「殺せ」という過激な言葉も炎上の大きな原因となった。

 長谷川さんは「保育園落ちた、日本死ね」の例を出しながら「ネット上では強い文言によって広める手法があり、僕は表現の1つとして全て否定されるわけではないと思っている」と述べ、今回のタイトルについても「殺していいとは当然誰も思っていない。でも、それくらい怒りと強い思いを持って臨もうという考えで付けた」と説明した。

 ただ、「日本」という漠然とした相手に向ける「死ね」という言葉と、全額自己負担となれば「リアルな死」の可能性が出てくる人工透析患者に向ける「無理なら殺せ」という言葉は、同じニュアンスとは言い難い。それでも敢えて「殺せ」と書いた理由を尋ねると、

  「一人でも多くの人に拡散してほしくて付けたのですが、やはりこれは非難が来て当然。タイトルだけ見て誤読されることも、悪用されることも予測しきれなかったのは完全に僕のミスです。いつもどおり『長谷川またふざけたこと言ってるよ』って拡散してもらおうと思ったら、多くの人に迷惑をかけてしまった」

と反省した。「悪用」というのは「自業自得の」の部分が抜け落ち、「長谷川が透析患者は死ねと言った」というニュアンスに「歪曲報道」されたことだという。もともと「炎上」自体は「拡散行為」と捉えており、「アンチ長谷川」も「応援団にしか見えない」とまで言うが、今回は想定外の部分があったようだ。

他者ブログ「パクリ」指摘は「申し訳ない」
 ネット上では、他者ブログからの「パクリ」についても問題が指摘されている。長谷川さんは、「部分引用ということで書かせていただいた」としたが、なぜ引用元を明記しなかったのかについては、

  「このブログは炎上することが分かっているので、僕に協力していると捉えられたら、当然相手にも攻撃が絶対行く。そのため使わせていただくことを断りたく連絡したのですが、連絡がつかなかった。連絡がつかないのに名前を勝手に引用して迷惑をかけてもしょうがないし、本記の中でそれほど大事なところでもなかったので、いわゆる部分引用に。単なるコピー&ペーストではなく、改行をしたりして『自分の著作物』という形にした」

と説明した。

 だが、協力者と捉えられないよう工夫して書くことも「やるべきだった」とし、ブログ主には「申し訳ない思いでいっぱいです」と話した。

BLOGOSとの関係は「考え直さなければならない」
 長谷川さんのブログをめぐっては、転載したニュースサイト「BLOGOS(ブロゴス)」にも多くの批判が寄せられ、同編集部が記事を削除する事態に発展した。同サイトは22日、長谷川さんの記事に上書きする形でお詫び文を掲載。「チェック体制の不備があった」などとした。

 これについて、長谷川さんは、ブログ記事が転載されることになった19日夜の段階で編集部に連絡を入れ、記事にはきつい表現があることからタイトルや文中の変更をするよう「忠告」をしていたという。その後、編集部から「誤解されたらもったいないから、追加のブログで真意を書いてみては」との連絡が入ったが、その数時間後に「やっぱり全て消す」と言われたそうだ。

  「あれほど注意したにもかかわらず、炎上。それで炎上と思ったら、僕のアカウント使って(上書きして)『今後、公序良俗に反する記事は書きません』って書いてある。いい関係を築いていたつもりだけど、これは限度を超えている。BLOGOSさんとの付き合い方っていうのは、最低レベル考え直さなければならない」

と語った。

4729とはずがたり:2016/09/27(火) 16:06:24
3万年前の新種巨大ウイルス蘇生へ、シベリア永久凍土で発見 研究
2015年09月09日 09:59 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3059775
科学・技術

【9月9日 AFP】仏研究チームは、ロシア・シベリア(Siberia)の永久凍土で採取された3万年前の巨大ウイルスを蘇生させる計画を発表した。気候変動が原因で、危険な微小病原体が目を覚ます可能性があると同チームは警鐘を鳴らしている。

?米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に今週、掲載された研究論文で、研究チームはこの巨大ウイルス「Mollivirus sibericum」の発見を発表した。2003年以降に発見された先史時代のウイルスとしては4種類目で、同チームによる発見はこれで2個目となる。

?研究チームはウイルスを蘇生させる際、動物や人間に病気を引き起こす可能性がないことを事前に検証する必要がある。

?ウイルスが「巨大」とみなされるには、全長が0.5ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)を上回るものでなければならない。

「シベリア由来の柔らかいウイルス」という意味の名前のMollivirus sibericumは、ロシア北東部の永久凍土層で発見され、0.6ミクロンで巨大ウイルスの仲間入りをした。

■無防備な産業化で天然痘復活も

?北極と亜北極の地域では、気候変動によって世界平均の2倍以上のペースで温暖化が進行している。これは、永久凍土層がもはや「永久」ではなくなっていることを意味する。

?今回の研究を率いた研究者の1人、ジャンミシェル・クラベリ(Jean-Michel Claverie)氏は、AFPの取材に「潜在的な病原性ウイルスを復活させるには、感染しやすい宿主が存在する下で、感染力を依然として持つウイルス粒子が数個あれば十分かもしれない」と語った。

?これらの巨大ウイルスが発見された地域では、鉱物資源、特に石油の乱開発が進められており、氷の融解が進行するにつれて、産業開発がますます盛んになることが見込まれる。

「これらの地域で無防備に、感染予防策を講じずに産業化を進めると、根絶したと考えられている天然痘などのウイルスを目覚めさせる事態を招くリスクを負うことになる」とクラベリ氏は続けた。

?クラベリ氏と研究チームは、安全な実験室条件の下で、宿主となる単細胞アメーバと同じ環境に置くことで、新発見のウイルスの蘇生を試みる予定だ。

?フランス国立科学研究センター(National Centre for Scientific Research、CNRS)で研究室を運営するクラベリ氏と研究チームは2013年、今回と同じ場所でPithovirus sibericumと呼ばれる別種の巨大ウイルスを発見し、シャーレ内で蘇生させることに成功している。(c)AFP

4730とはずがたり:2016/09/27(火) 20:00:20
>下手な医師を意味する「やぶ医者」の語源が、本来は養父にいた名医であるとの説にちなむ

やぶ医者大賞に徳島、滋賀の2医師
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201609/0009520823.shtml
神戸新聞NEXT 9月24日(土)18時45分配信

 へき地医療に尽力する医師を顕彰する「第3回やぶ医者大賞」の審査会が24日、兵庫県の養父市役所であった。滋賀県東近江市、永源寺診療所の花戸貴司医師(46)と、徳島県美馬市、木屋平診療所の藤原真治医師(46)の受賞が決まった。

 同賞は養父市が2014年に創設した。奨励金は1人50万円。名称は、下手な医師を意味する「やぶ医者」の語源が、本来は養父にいた名医であるとの説にちなむ。へき地の病院や診療所で5年以上働いている50歳以下(4月1日現在)の若手医師が対象。今回は県外から5人の応募があった。

 花戸さんは山あいの農村地域で、看護師やケアマネジャー、商工会などと幅広く協力し、在宅でのみとりを普及させた点が評価された。地域でのボランティアにも積極的という。藤原さんは高齢化率が50%を上回る過疎地で、訪問診療に力を入れる。また、栄養士らと地域の食習慣を調べ、診療に役立てている。

 表彰式は11月26日、養父市広谷のビバホールであり、受賞者による講演を予定している。(那谷享平)

4731とはずがたり:2016/09/29(木) 11:01:17

【横浜点滴殺人】"お看取り病院"の看板を利用か
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/598377/
2016年09月28日 17時30分

4732とはずがたり:2016/09/29(木) 19:06:15
むぅ。

女性のオーガズムは「進化の遺物」、研究
2016年08月03日 09:26 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3096143?pid=0

【8月3日 AFP】女性にオーガズムがあるのはなぜだろうか。

 男性の場合、その機能は明白だ。精子を送り込むためだ。一方で、受胎のために必須ではない女性の絶頂感の生物学的な意味をめぐっては、科学者らと哲学者らは2000年以上もの間、頭を悩ませてきた。

 これに関して今週、米エール大学(Yale University)などの研究チームが実験動物学の専門誌「ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・ズーオロジー(Journal of Experimental Zoology)」に新説を発表した。

 この説によると、太古の人類の祖先は排卵を誘発し、受精のために卵子を放出させるのにオーガズムを必要としていたという。エール大は発表文の中で「女性のオーガズムは、過去の進化の過程で人にもたらされた幸運な産物だと思われる」としている。

 論文の共同執筆者でエール大の生物学者、ギュンター・ワーグナー(Gunter Wagner)氏は、AFPの取材に「人の女性のオーガズムは、誘起排卵に由来する進化の遺物だ」と語った。

 研究チームは、これまでに発表された研究を利用して動物の排卵の進化モデルを作成した。

 その結果、多くの哺乳動物ではホルモンのプロラクチンとオキシトシンの分泌が排卵と関連している一方、人ではこれらのホルモンが女性のオーガズムに伴って分泌されることを研究チームは発見した。

「われわれはこれを、人の女性のオーガズムに起因する生理学的変化は他の哺乳類でみられる排卵を引き起こす生理学的変化と起源が同じことを示唆していると解釈する」と、研究チームは結論付けた。

■オーガズムに新たな役割?

 他の動物にオーガズムがあるかどうかについては、いまだに大部分が謎のままだが、ウサギやネコなど一部の哺乳動物では、雄が雌の排卵を誘発することが知られている。

 今から約6000万〜6500万年前に生息していた古代の哺乳類の共通祖先では、雌の排卵を誘発するために雄による刺激が必要だったことが研究チームのモデルで示された。

 この特性は後の時代になって、一部の種で、現在のヒトにみられるような自然発生的な周期的排卵によって取って代わられた。これは、ヒトが属する霊長類が出現した頃に起きた可能性が高い。

 排卵のためにはもはや必要でなくなった後、「女性のオーガズムは人類の系統では進化しなかったが(一雌一雄関係の形成などの)付加的な役割を獲得した可能性がある」と、論文は説明している。

 排卵が自然発生的になるにつれて女性性器の配置も変化したと論文は付け加えている。

 陰核(クリトリス)の位置は「祖先種では交尾管の内部にあったが、移動した」という。現在でも多くの動物で陰核は交尾管内にあるが、ヒトやサルはそうなっていない。

「このことは、多くの女性が性交中にはオーガズムが得られないが、自慰行為や性交中に陰核を刺激される間にオーガズムに達することができる理由を説明する一助になる可能性がある」と発表文は述べている。(c)AFP

4733とはずがたり:2016/09/29(木) 19:59:39
>>4727-4728
自堕落ではなく健康も顧みず頑張らざるを得ない人も居ただろうしこれから貧困層が増える中でそういう人も激増するだろうしな。。

炎上「人工透析患者は自業自得」発言に、上杉隆氏が猛反論する理由
http://news.goo.ne.jp/article/mag2/nation/mag2-221451.html
09月28日 04:30MAG2 NEWS

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんがブログで人工透析患者に向けて言った過激発言が「炎上」し、話題を呼んでいます。長谷川氏はJ-CASTニュースのインタビューで「本当に苦しんでいる人(先天的・遺伝的な原因の人)は別」としながらも、全国腎臓病協議会への謝罪は断固拒否。これに対し、メルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』の著者で元ジャーナリストの上杉隆さんは自身の経験を交えながら、長谷川氏に真っ向から反論しています。

人工透析は悪のシステムか?
『自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!』(長谷川豊氏)

驚くべきタイトルのコラムだ。表現の自由の保障されている日本では確かに許容される発言の範囲は大きい。たが「殺せ」という表現はどうなのか。どうにも穏やかではなく、許容範囲を超えているように思うのはわたしだけではないだろう。

きっと長谷川氏の言葉を知って、怒りを覚えたり、悲しみに襲われる患者や家族もいるだろうに…。想像力の欠如と言ってしまえばそれまでだが、他人の苦しみを感じることができないのだろうか。

実際、わたしもそうしたうちの一人だ。父は30代半ばに発症した腎臓病と戦い続け、60歳ちょうどで人生を終えた。その間、わたしを含む3人の子どもは15歳になるまで、東京都などからの公的な支援を受けることで大人になることができた。都知事選で「東京への恩返し」とわたしが言い続けたことはそのためである。

当時から人工透析は極めて高価な医療行為であった。父が、家族とともに過ごし、仕事を再開できたのも、人工透析があったからに他ならない。都営住宅への入居、医療費の負担などの公的な支援を受けながら、父は20年以上にわたって人工透析を受け続けて、一人の日本人として死んでいった。

1回6?7時間。針を刺しっぱなしで血液を透析する。血管が弱っていくため、腕から脚、腹と針を打つ場所も変わる。カネだけの問題ではない。体力的にも精神的にも極めて辛い治療なのだ。

仮に、こうした公的に支えるシステムがなければ、人工透析患者の父はもちろん、母も、そして、わたしを含む3人の妹弟もこの世にいないだろう。実際、母は一度だけだが、「心中」を考え、海にまでわたしを連れて行っている。

「ニューズ・オプエド」にも出演した長谷川氏だが、今回のコラムはそのタイトルだけでも事実誤認と思われる箇所がいくつかある。

まず、人工透析患者が自業自得というのはどうなのか?当然のことながら、すべての腎臓病患者が不摂生をしていたわけではない。確かにわたしの父は不摂生の連続だったが、それだけが腎臓病の理由ではない(生来の内蔵疾患があった)。

そもそも、母は真面目に生きて来たし、わたしを含む幼いこどもたちも他人様に迷惑をかけるようなことはしていなかった。このように、医療システムは患者だけではなく、その家族も支えているのだ。

中には、大人ではなく幼き頃から腎臓を患っている者もいる。

わたしの小学校の同級生M君が腎臓の病を発症したのは幼稚園の頃だった。

治療のため、友だちとの遊びも制限され、小学校に上がってからも食事制限、またむくみによる痛みを抑えながら通院する姿は、同じ病気の父からしても同情の対象であったようだ。

「M君は元気か?」

自分の子どもも含めてこどもには関心の薄かった父だったが、M君に対してだけは違った。学校でのM君の様子を度々聞き、家に遊びにくる時も極めて優しかった。

別々の中学校に通うことになったM君とはその後、疎遠になった。数年後、成人式の会場で久しぶりに小学校の同級生たちと会い、すでにこの世にM君がいないことを知らされたときのショックは忘れられない。

病との戦いは患者にとっても家族にとっても辛いものだ。そうした者を救うのは国や政治の責任だとわたしは信じている。都知事選で訴えた通りだ。

そうした意味で、わたしは今回の長谷川氏のコラムには賛同しないのである。

『上杉隆の「ニッポンの問題点」』
「リテラシー」(情報を読み解く力)こそ、今最も必要なスキル。情報操作だらけの大手メディア報道では絶対伝えない情報を届ける『上杉隆の「ニッポンの問題点」』はリテラシー向上にピッタリのメルマガ。

出典元:まぐまぐニュース!

4734とはずがたり:2016/09/29(木) 20:03:50
医療や内部事情に熟知か=関係者100人以上聴取へ―横浜患者殺害・神奈川県警
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-160929X747.html
18:23時事通信

医療や内部事情に熟知か=横浜患者殺害
横浜市神奈川区の大口病院(写真)に入院していた男性患者2人が中毒死した事件は30日で発覚から1週間。神奈川県警は手口などから、医療に知識があり、同院の内部事情に詳しい人物の犯行との見方を強めている。【時事通信社】
(時事通信)
 横浜市神奈川区の大口病院に入院していた男性患者2人が中毒死した事件は30日で発覚から1週間。神奈川県警は手口などから、医療に知識があり、同院の内部事情に詳しい人物の犯行との見方を強めている。院内で使われている消毒液を無差別に点滴に混入した可能性があり、100人以上の関係者から順次、話を聴いていく方針だ。

 ◇4階で48人死亡

 関係者によると、同院では7月1日から、最初に中毒死と判明した八巻信雄さん(88)が亡くなった今月20日明け方まで、八巻さんらの病室があった4階で計48人の患者が亡くなった。病院側も通常より多いとの認識だったが、「院内感染を疑った」(高橋洋一院長)ため、八巻さんの死亡まで警察に届け出ず、大半が火葬されていることから死因の検証も今や困難という。

 4階では4月から看護師の服が切り裂かれたり、飲料に異物が入れられたりするなどのトラブルが続出していた。しかし、病院側はこれも警察に通報していなかった。

 八巻さんの死亡後、4階では少なくとも28日まで、亡くなった人は1人も出ていないという。

 ◇注射器扱いに慣れ?

 18日夜に死亡した西川惣蔵さん(88)と八巻さんの遺体からは中毒死の原因となった界面活性剤の成分が検出。同院で使用されている消毒液に含まれるものと同じ種類だった。2人の点滴袋に目立った損傷はなかったが、県警が4階にあった未使用点滴約50袋を調べた結果、約10袋についてゴム栓部分の保護シールに注射針で刺したような小さな穴を発見。いずれも目立たぬように栓の縁部分に集中しており、点滴や注射器の扱いに慣れた人物の関与が疑われている。

4735とはずがたり:2016/09/30(金) 13:38:12

【横浜点滴連続殺人】内部犯行?病院関係者2人を任意で聴取
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20160929/TokyoSports_599138.html
東スポWeb 2016年9月29日 17時00分 (2016年9月29日 21時11分 更新)

 横浜市神奈川区の大口病院で起きた“点滴連続殺人事件”が28日、急展開を迎えた。この日までに捜査当局が同病院に勤める2人の病院関係者に任意で事情を聴いていたことが判明。点滴袋のゴム栓に小さな穴を開け、そこから界面活性剤を投与するという手口からも内部犯行が疑われていた。捜査の範囲は日に日に狭まっており、容疑者逮捕のXデーは秒読みとの緊迫感が高まる一方、一筋縄ではいかない“ある事情”が浮上している。それは――。

「犯人の目星はついている」――。こう語るのは捜査関係者だ。高齢患者らの最期をみとる終末期医療機関として名高い大口病院で、ともに寝たきり状態だった西川惣蔵さん(88)と八巻信雄さん(88)さんが相次いで亡くなった。

 20日に死亡した八巻さんの点滴に異物が混入していたことが判明し、18日に亡くなっていた西川さんも同様の状況だったことが分かり、連続殺人事件に発展。2人の体内からは、消毒液の一種で毒性の強い「逆性せっけん」由来の界面活性剤が検出された。死因は中毒死だった。

 その後の捜査で未使用の点滴袋約50袋のうち、一部の点滴袋のゴム栓に貼られた保護シールに極小の穴が開いていたことが判明。栓の中央部ではなく縁付近に注射針を刺し、目立たないように界面活性剤を注入したとみられる。

 不審者の目撃談もないことから、犯人は点滴の置き場所や、人がいなくなる時間帯を熟知した内部関係者である可能性が極めて高い。

 本紙の取材によれば、捜査線上に浮上しているのは2人の病院関係者。そのうちのX氏は一部で「変わり者」と言われており、「極度の潔癖症。他人の使ったボールペンなども触れない。かと思えば、患者が残した飲み物に口をつけることも…。寝たきりの患者に暴言を吐いて、注意されたこともあった」(事情通)という。

 もう1人のY氏は「ペットボトルの水に漂白剤を入れられた」などの“院内イジメ”に遭ったことがあるという。

「Y氏の言い分をうのみにすることはできないが、院内イジメの主犯はX氏だったと。両者の関係性が今回の事件にどうつながるのかは不明だが、当局は2人を別々に呼び出し、すでに任意で事情を聴いている」(同)

 報道陣の間では、現場の雰囲気からも事態が動くのは時間の問題といった声が出ている。だが、現実は…。

「神奈川県警は張り切っているが、犯人特定につながる決定的な証拠が出ていないという情報もある」とは同事情通。

 同病院はプライバシー保護の観点から、防犯カメラをほとんど設置していない。また、問題の点滴で容疑者の指紋が検出されたとしても、それが医療従事者であった場合、点滴に触れることは十分あり得るだけに、それだけで「クロ」とは言い切れない。

 冒頭の捜査関係者は「防犯カメラがないのが痛い。院内の関係者からは、特定の人物の名前が挙がっているが、うのみにはできない。半ば強引に立件しといて、証拠不足で公判維持できなかったら元も子もないからね。マスコミはスピード逮捕を期待しているようだが、慎重に証拠固めしている最中だ」と明かす。

 同病院では7月から9月の間に約50人が亡くなっていたことも、事件発覚を機に明らかに。果たしてXデーは訪れるのか――。

4736とはずがたり:2016/10/02(日) 02:51:55
北海道の医師、福岡・中洲で女性を投げ飛ばした疑い
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/55/da3fe09462b6a9d18fab034df813451e.html
(朝日新聞) 11:44

 福岡・中洲で女性に暴行を加えたとして、福岡県警は札幌市北区北13条西2丁目、医師新谷(にいや)好正容疑者(45)を暴行容疑で現行犯逮捕し、1日発表した。「暴行はしていません」と容疑を否認しているという。

 中央署によると、新谷容疑者は9月30日午後10時35分ごろ、福岡市中央区西中洲の橋で、大阪市の飲食店従業員の女性(22)の首をたたいたり、髪の毛をつかんで投げ飛ばして転倒させたりした疑いがある。2人に面識はないという。女性が新谷容疑者に撮影されたと思い、「あなた、撮ったでしょう」と注意し、口論になった。署は新谷容疑者のスマートフォンから女性の画像が見つかったと説明。新谷容疑者は当時、酒に酔っていたという。

 新谷容疑者が勤務する小樽市立病院(北海道小樽市)によると、新谷容疑者は脳神経外科に所属。この日は学会のため福岡市を訪れていた。同病院は「当院の医師が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を把握し、厳正に対処したい」とコメントした。

4737名無しさん:2016/10/02(日) 11:26:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00000056-asahi-soci
点滴搬入の17日、日中は看護師3人態勢 中毒死の病院
朝日新聞デジタル 9月28日(水)11時43分配信

 横浜市神奈川区の大口病院で入院患者2人が相次いで中毒死した事件で、被害者に投与された点滴が4階のナースステーションに搬入された17日は、看護師3人の日勤態勢だったことが神奈川県警への取材でわかった。3連休の初日で普段よりスタッフの数が少なく、県警は人目に付きにくい日を狙って何者かが点滴に消毒液を混入した疑いがあるとみて調べている。

 県警によると、連休中に投与する点滴は17日午前、1階の薬剤部で施錠された保管場所から出された後、職員2人が投与対象の患者名や使用日を書いたラベルなどをチェック。段ボール箱に入れて4階のナースステーションに運ばれ、使用前は箱から出して机の上などに置かれていたという。

 連休中は、朝から夕方まで看護師3人が勤務。夜間は別の看護師2人が当直として勤務していた。18日午前に新たな点滴を投与された西川惣蔵(そうぞう)さん(88)は、同日午後7時に死亡が確認された。また、19日午後10時に点滴の投与を受けた八巻(やまき)信雄さん(88)は、20日午前5時前に死亡が確認された。その後、段ボール箱などに残されていた約50個を県警が調べたところ、10個前後のゴム栓保護フィルムに注射針を刺したような穴があったという。

朝日新聞社

4738名無しさん:2016/10/02(日) 13:16:09
難病「全身性強皮症」で53歳で急逝したノンフィクション作家 最期の日々を編集者が明かす
デイリー新潮 9月26日(月)13時10分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160926-00512802-shincho-soci

4739名無しさん:2016/10/02(日) 13:19:40
デザインベイビー

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00000005-jij_afp-sctch
世界初、3人のDNA持つ赤ちゃん誕生 米チームがメキシコで成功
AFP=時事 9月28日(水)5時10分配信

【AFP=時事】3人のDNAを含む受精卵を作製する賛否両論の新技術を用いて赤ちゃんを誕生させる試みに、米科学者チームが世界で初めて成功していたことが、英科学誌ニュー・サイエンティスト(New Scientist)の27日の報道で明らかになった。

 男児の赤ちゃんは今年4月、メキシコでヨルダン人夫婦の下に誕生し、健康状態は現在も良好だという。母親には「リー症候群」と呼ばれる遺伝性の神経系障害があり、この障害が原因でこれまでに2人の子どもが出産後に死亡し、さらに4回の流産も経験していた。

 夫婦は、自分たちの遺伝子を受け継ぎつつも健康な赤ちゃんを産むため、米ニューヨーク(New York)にあるニュー・ホープ不妊治療センター(New Hope Fertility Center)のジョン・ザン(John Zhang)氏の元を訪れた。

 だが米国では3人の遺伝子を持つ受精卵の不妊治療目的での作製が認められていないため、「規制がない」メキシコで治療を行ったとされる。

 リー症候群の原因となる遺伝子は、母性遺伝するミトコンドリアDNAに含まれているため、ザン氏は紡錘体置換法と呼ばれる技術を使い、母親の卵子から核を抽出し、卵子提供者の卵子に移植。母親の核DNAと提供者のミトコンドリアDNAを併せ持つ卵子を作製し、父親の精子で受精させた。

 ザン氏ら科学者チームは来月に米ユタ(Utah)州ソルトレークシティー(Salt Lake City)で開かれる米生殖医学会(ASRM)の会議で同研究の内容について発表する予定。研究結果の概要は医学誌「ファティリティー・アンド・スタリリティー(Fertility and Sterility)」に公表されたが、研究に関わっていない専門家らからは、同研究については未解明の部分が多いと不安視する声も上がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

4740とはずがたり:2016/10/02(日) 16:50:04
2015年9月2日
葉酸を添加して…専門医ら食品メーカーに要望「先天性疾患を予防」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20150902-OYTEW50914/

 先天性の脳や脊髄の病気予防のため、野菜などに含まれる栄養素の葉酸を加工食品に添加するように求める要望書を専門医らのグループがまとめ、日本パン工業会など6団体に送った。


 国の対策が進まず、食品メーカーの業界団体に直接訴える行動に出た格好だ。

 葉酸は、母親の体内で胎児の脳や脊髄が作られる過程で欠かせない栄養素。緑黄色野菜やレバーなどに多く含まれる。不足すると、神経が背中から外に露出してまひなどが起こる二分脊椎や、脳がうまく作られない無脳症の原因になる。

 要望書によると、妊娠1か月以上前から妊娠3か月までに1日0・4ミリ・グラム程度の葉酸サプリメントを摂取すれば、こうした病気を減らせる。ただし同じ量の葉酸を通常の食事によって取るのは難しい。

 厚生労働省は2000年、妊娠を望む女性に、サプリメントによる摂取を勧告しているが、十分周知されていない。また予期せぬ妊娠で、摂取の時期を逃す女性も多い。国内では二分脊椎の子どもが生まれる割合は減らず、年間500〜600人が生まれている。一方、米国はじめ82か国では、穀類などに葉酸が添加され、二分脊椎の子どもが生まれる割合は減っているという。

 要望書は脳神経外科医、産婦人科医ら26人が賛同した。

 代表発起人の近藤厚生・熱田リハビリテーション病院副院長は、「本来は、国に

よる添加対策が望ましいが、業界団体への要望が、手っ取り早く、速やかな効果

が期待できるだろう」と話している。

4741とはずがたり:2016/10/03(月) 14:21:46
すげー。ウイルスを除去するのは非常に難しいそうなのでこれは凄いことだ。他のウイルスには直ちに使えないだろうけどこんな風に進歩して行くとそのうちウイルスも,詰まり今は治療法のない風邪なんかも治せるようになるかも♪エイズも梅毒ぐらいの過去の病気になるかもね。

2016年10月03日 12時02分00秒
血液中からのHIVウイルス完全除去に医療研究チームが成功
http://gigazine.net/news/20161003-hiv-cure/
By UN Geneva

難病・エイズを発症させるHIVウイルスは、ヒトの体を守る免疫細胞に感染して抵抗力を弱め、非常に高い確率で死に追いやります。恐怖のウイルスとして恐れられているHIVウイルスですが、イギリスの共同研究チームが、新たな治療法を用いることで男性患者の血液からHIVウィルスを除去することに成功したと発表しました。

British scientists on brink of HIV cure | News | The Times & The Sunday Times
http://www.thetimes.co.uk/article/british-scientists-on-brink-of-hiv-cure-w7zb86zw0

HIV cure close after disease 'vanishes' from blood of British man
http://www.telegraph.co.uk/news/2016/10/02/hiv-cure-close-after-disease-vanishes-from-blood-of-british-man/

今回の「HIV治癒」に成功したのは、イギリスのオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ロンドン大学、キングス・カレッジ・ロンドンの5校による共同研究チームです。同チームでは、50人のHIV患者に対して新たに開発された治療法の治験を実施しており、今回のウイルス消滅が確認された44歳の男性はこの治療法による初の成功例となっています。

研究チームの科学者によると、男性の血液からはHIVウイルスがまったく検知されない状態であり、この状態が継続されることが確認されると、初の「HIV治癒」の状態と呼べるものとなるとのこと。イギリス国立衛生研究所のマーク・サミュエルズ所長は「私たちは、HIVの治療における本当の可能性を追求しています。この研究は非常に大きな挑戦であり、まだ初歩の段階であるにも関わらずその成果は目を見張るものがあります」と、研究の重要性と成果について語っています。

HIVウイルスは、ヒトの免疫系で非常に重要な役割を果たす細胞であるTリンパ球やマクロファージなどに感染して乗っ取り、体内の免疫細胞を減少させてしまうことで、通常は感染する事が少ない病原体にも感染してしまう状況を作り出します。この状態のことをエイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)と呼び、代表的な23の疾患に感染して発症した時点でエイズと診断されます。従来の治療では「抗レトロウイルス療法」と呼ばれる手法が用いられていますが、この治療法にはウィルスに感染して潜伏中の細胞には効き目がないという欠点がありました。

この問題を解決して治療を飛躍させる可能性を持つのが、効果が確認された今回の治療法というわけです。この治療法は2つの段階からなっており、まずはワクチンを使って体内のHIVウイルス感染細胞を除去します。そして次に、新たに開発された「Vorinostat」と呼ばれる薬を用いてHIVに感染したT細胞を活性化させることで、患者の体の免疫系に攻撃を加えさせ、ウイルスを消滅させてしまうというものです。

ウイルスの消滅が確認された男性は「もし治療が実現したということであれば、それは素晴らしいことでしょう。前回私の血液を検査したのは数週間前でしたが、その中にはウイルスは見つかりませんでした」と語っています。また、この研究に参加したことについて、「今回の参加を決めたのは、他の人を救うことと同様に自分自身を救うためでもあります。もし、これまでの長年の研究の結果としてこの病気から人々を救うことができるとしたら、それはとてつもない功績と言えるでしょう。そのことに自分が関わっているのが信じられません」と語っています。

インペリアル・カレッジ・ロンドンのサラ・フィドラー博士は「この治療法は、患者の体から潜伏中のものも含めたHIVウイルスを完全に除去することを目的に作られています。研究室レベルでは成果が確認されており、これは人体においても結果を出すことでしょう。しかし、実際の治療行為として用いられるまでには、まだまだ長い道のりがあることを強調しておきたいと思います」と語っています。

4742とはずがたり:2016/10/03(月) 19:36:56

<ノーベル賞>医学生理学賞に大隅良典・東工大栄誉教授
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161004k0000m040018000c.html
18:35毎日新聞

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2016年のノーベル医学生理学賞を東京工業大栄誉教授の大隅良典氏(71)に授与すると発表した。大隅氏は生物が細胞内でたんぱく質を分解して再利用する「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる現象を分子レベルで解明。この働きに不可欠な遺伝子を酵母で特定し、生命活動を支える最も基本的な仕組みを明らかにした。近年、オートファジーがヒトのがんや老化の抑制にも関係していることが判明しており、疾患の原因解明や治療などの医学的な研究につなげた功績が高く評価された。

 日本のノーベル賞受賞は、15年の大村智・北里大特別栄誉教授(医学生理学賞)と梶田隆章・東京大宇宙線研究所長(物理学賞)に続き3年連続の快挙となった。受賞者数は、米国籍の故・南部陽一郎氏(08年物理学賞)と中村修二氏(14年同)を含め計25人(医学生理学賞4、物理学賞11、化学賞7、文学賞2、平和賞1)となる。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金800万スウェーデンクローナ(約9500万円)が贈られる。

 生物は飢餓状態になると、自らの細胞を作り替えたり休眠状態になったりして乗り切ろうとする。このことは、哺乳類の冬眠や、粘菌がアメーバ状態から胞子を形成することなどを通じて古くから知られていた。細胞の内部で自らのたんぱく質を分解する仕組みがあることは1960年代に、ベルギーのドデューブ(74年ノーベル医学生理学賞)がマウスの臓器で見つけ、オートファジーと名付けていたが、分子レベルでは未解明のままだった。

 大隅氏は東京大助教授だった88年、微生物の一種・酵母を栄養不足で飢餓状態にすると、液胞と呼ばれる小器官に小さな粒が次々とたまっていく様子を顕微鏡で見つけた。酵母が自らの細胞内にあるたんぱく質などを液胞に運び込み、さまざまな酵素を使って分解するオートファジーの過程だった。

 さらに93年、飢餓状態にしてもオートファジーを起こさない酵母を14種類見つけ、正常な酵母と比較することで、オートファジーを起こす遺伝子を突き止めた。この遺伝子は酵母以外の動植物の細胞でも相次いで見つかり、この分野の研究は大きく進展した。

 オートファジーは酵母のような単細胞生物からヒトなどの高等生物に至るまで共通して持っており、生物が生き延びるための基本戦略となっている。近年はパーキンソン病やアルツハイマー病などに共通する、神経細胞での異常なたんぱく質の蓄積を防ぐ働きをしていることが分かってきたほか、がん細胞の増加や老化の抑制にも関与していると考えられている。

 大隅氏の発見を機に、年間数十本だった関連論文は今や同4000本にまで急増。近年最も発展している研究領域の一つとなっている。

4743とはずがたり:2016/10/05(水) 12:16:22
防犯カメラの設置などを怠った病院側に責任があるんちゃうか。

連続殺人「大口病院」元看護師が「事件の動機」を独占告白
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161005-00010005-jisin-soci
女性自身 10月5日(水)6時1分配信

 9月23日から27日にかけて、入院患者2人の中毒死が相次いで発覚した横浜市の大口病院。混乱はいまも続く。

「大口病院は、ほかで見放された終末期の患者が、比較的安く入院できる病院です。近所の人が大口病院に入院すると、『ああ、あの人ももうだめか』と誰もが思っていた。病院前の道路は“霊柩車通り”と呼ばれ、亡くなる入院患者は常に多かった」

 病院の近所に住む男性はそう語る。事件が発覚した4階では、7月1日から9月20日までに48人が死亡しており、ほかにも犠牲者がいる可能性は高い。未使用の点滴用の輸液に、消毒薬を混入させる犯行方法から、病院内部の人間に疑いの目が向けられている。

「亡くなられた患者さんには本当にお気の毒ですが、事件を知ったときは、ついに起きたか、と思いました。ここは、不満を持っている働き手がとにかく多かったので」

 こう語るのは、同院にパート看護師として勤務した経験がある現役看護師、安藤宏子さん(40代、仮名)だ。

「もともと大口病院は、今のような終末期の病院ではなく、小児科、産科、泌尿器科が評判の総合病院でした。しかし1984年、大口駅の反対側に系列の大口東総合病院が出来て、終末医療とリハビリ中心の病院に転換。『大口病院は勤務環境が悪い。できれば東病院で働きたい』と、不満をもつ看護師が多かったのです。

外来担当は看護師が20〜30人、(今回事件が起きた)病棟担当はもう少し多かったけど、そのほとんどが准看護師でした。私もパートで、時給は1700円と、相場より安かった。

パワハラも蔓延し、看護師不足が常態化していた。常にハローワークに求人をかけている状態でした。採血など初歩的なスキルさえ未熟な看護師もおり、ストレスで精神を病んだり、ほかの病院を解雇された看護師もいました」

 同院に通院したことのある近隣住民はこう言う。

「外来は待ち時間が少なく『穴場』だと評判でしたが、看護師の態度は、がさつで丁寧ではなかった」

 患者が亡くなった4階のナースステーションには、使用前の点滴50本が箱に入れて置かれていた。そのなかの10本の電解質輸液剤に、保護シールの上から、ゴム栓に注射針で刺したような穴が開いていた。捜査関係者が語る。

「院内に防犯カメラがないため、犯行証明ができないでいる。ゴム手袋をしていれば指紋も残らない。そのため、病院関係者を取り調べても、本人が否定すれば、それ以上追及できないでいるのです」

 事件発覚後、病院4階では患者は亡くなっていない。48人のうち、いったい何人が「殺人点滴」の毒牙にかけられたのだろうか。
(週刊FLASH 2016年10月18日号)

4744とはずがたり:2016/10/07(金) 17:50:46

化血研不正、厚労相が「さらなる処分も検討」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00050076-yom-soci
読売新聞 10月7日(金)14時27分配信

 一般財団法人・化学及(および)血清療法研究所(化血研、熊本市)による血液製剤などの不正製造問題で、塩崎厚生労働相は7日の閣議後の記者会見で、日本脳炎ワクチンでも国の承認と異なる方法で製造していたことについて「今後の対応を厳しく見極め、さらなる処分も検討する」と述べた。

 化血研に今月4日に報告命令を出した理由については、企業統治と法令順守体制の見直しを求めていたのに、医薬品医療機器法違反を繰り返したためと説明。

 化血研が4日、ホームページ上で「事実関係に一部誤認がある」と弁明したことに対し、「厚生労働省の認識とは大きくかけ離れ、大変遺憾だ」と述べた。

4745とはずがたり:2016/10/09(日) 06:59:08
横浜点滴殺人、捜査難航の意外なワケ 病院関係者の実名浮上も
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/nation/fuji-dms1610080001
10月08日 17:15夕刊フジ

 横浜市神奈川区の「大口病院」で、点滴を受けた男性入院患者2人が中毒死した連続殺人事件の捜査が難航している。神奈川県警が捜査本部を設置してから7日で2週間。点滴への異物混入の手口から、病院内部に詳しい人物による犯行との見方が強まっているが、直接的な証拠に乏しく、容疑者の絞り込みに至っていないからだ。

 「(容疑者の)絞り込みができていない。病院関係者なら誰でもあり得たのではないかと、範囲を広げてみている」

 ある捜査関係者は現状をそう話す。犯人は点滴に異物を混入するのに注射器を使ったとみられ、医療知識や技術を備えていた可能性が高い。このため、病院関係者が関与しているのではないかとの見方は根強い。

 報道各社の間では、すでに不審な病院関係者の実名まで挙がっており、周辺を探る動きもみられる。だが、噂レベルにとどまっている。

 その背景には、容疑者を絞り込むのに必要な直接証拠が少ないという事情がある。事件が起きた当時、病院内には防犯カメラは設置されていなかった。さらに1階の警備員室付近にあるカメラも録画機能のない「ダミー」で、不審者の出入りを裏付ける直接証拠は得られにくい。

 異物が混入されたとみられる状況も捜査を難しくしている。点滴が置かれていたのは無施錠のナースステーションで、誰でも入ることが可能だった。このため、不特定多数の人間が触った可能性が否定できない。

 前出の捜査関係者は「仮に点滴の入っていた袋から指紋が出たとしても、ただちに犯人特定につながる客観的な証拠とはいえないだろう」と語る。

 事件前、大口病院では看護師のエプロンが切り裂かれたり、職員のペットボトル飲料に漂白剤のようなものが混入されたりする不可解なトラブルが起きたが、病院は職員に聞き取り調査を実施するだけで、警察への連絡はなかった。

 横浜市は11日、大口病院への臨時立ち入り検査を実施し、薬剤の管理や点滴を扱うナースステーションの状況を調べる。さらに事件前の病院内でのトラブルについても詳細を確認する予定だ。

4746とはずがたり:2016/10/10(月) 22:17:34

おそろしいなあ。。
印度はユニオンカーバイドが爆発事故起こしたりして特に外資系の企業のやりたい放題には五月蠅いと聞いたんだけどどうなってんのかね?

抗生物質が効かない耐性菌の「培養シャーレ」化するインドの湖
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-5996.php
2016年10月9日(日)15時29分

 9月29日、インド南東部テランガナ州のメダック県は、抗生物質生産の中心地だが、300社以上もの製薬会社の存在と、監督当局の怠慢、不適切な排水処理が重なったことで、湖と河川は抗生物質に汚染され、薬剤耐性菌の巨大な「培養皿」になってしまったと指摘されている。写真は薬剤耐性菌の一種、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の培養皿。独ベルリンの研究室で2008年撮影(2016年 ロイター/Fabrizio Bensch)
何世紀も前、インドの王子たちはメダック県の水清きKazhipally湖で沐浴をしたものだ。しかし今日、酷暑のインド南部で暮らす最も貧しい村人でさえ、荒れ果てた湖岸と泡立つ水を指さし、「あのあたりには近づかないようにしている」と言う。

ハイテク産業の拠点ハイデラバードから車ですぐの距離にある南東部テランガナ州メダック県は、インドの抗生物質生産の中心地である。人口約250万人のメダック県は、低価格医薬品において、米国を含めた大半の世界市場をターゲットとする世界最大級の供給場所だ。

だが地域の活動家や研究者、一部の製薬会社職員は、300社以上もの製薬会社の存在と、監督当局の怠慢、不適切な排水処理が重なったことで、湖と河川は抗生物質に汚染され、薬剤耐性菌の巨大な「培養皿」になってしまったと指摘する。

活動家のキシャン・ラオ氏は、「薬剤耐性を備えたバクテリアがここで育ち、世界中に影響を及ぼすかもしれない」と警鐘を鳴らす。彼は、多くの製薬会社が拠点を構えるメダック県内の工業地域パタンチェルーで、医師として20年以上にわたって働いている。

メダック県には、インドの製薬大手ドクターレディーズ・ラボラトリーズ、オーロビンド・ファーマ、ヘテロ・ドラッグスや、米後発医薬品大手マイランなどが進出しているが、いずれも、現地の環境規則を遵守しており、廃液を水路に流すことはないと話している。

この問題の大きさについて、インド政府と州政府の見解は異なっている。

インド政府の中央汚染管理委員会(PCB)がメダック県パタンチェルー地域を「深刻な汚染」に分類する一方、州政府のPCBは自身のモニタリングによれば、状況は改善されていると述べている。

最後の手段とされていた抗生物質でさえ効果がない感染症が昨年、出現したことにより、薬が効かない「薬剤耐性菌」の増大は、現代医学にとってますます大きな脅威となっている。

米国だけでも、抗生物質への耐性を備えたバクテリアを原因とする深刻な感染症は年間で200万件、死亡数は2万3000件に達している、と医療当局者は推計する。

主要製薬会社13社は先週、台頭する薬剤耐性菌に向けた対策の一環として、抗生物質を製造する施設からの汚染を浄化すると約束。国連加盟国も、薬剤耐性菌の脅威に対する取り組みを初めて公約した。

4747とはずがたり:2016/10/10(月) 22:18:02

<稼ぎ頭の製薬産業>

パタンチェルー地域は、テランガナ州における主要な製薬拠点の1つだ。商務省のデータによれば、州内総生産の約30%を製薬産業が占めている。州都ハイデラバードからの医薬品の輸出額は年間約140億ドル(約1兆4300億円)に達している。

地元のラオ医師が指摘するのは、イェーテボリ大学(スウェーデン)の科学者たちによる調査で、これによれば、Kazhipally湖内及び周辺で、医薬品製造に由来する非常に高レベルの汚染とともに、抗生物質への耐性を備えた細菌の存在が確認された。

科学者たちは、10年近くも前からこの地域の汚染に関する調査データを公開してきた。2007年に行われた最初の調査では、製薬工場が使用している処理プラントからの廃液に含まれる抗生物質の濃度は、治療患者の血液中に想定される数値よりも高いことがわかった。こうした廃液が、地元の湖や河川に放出されていたという。

「汚染された湖では、比較対象となったインド国内の湖やスウェーデンの湖に比べ、シプロフロキサシン耐性、スルファメトキサゾール耐性を備えたバクテリア比率が相当に高かった」と2015年の最新報告は、広く利用されている2種類の抗生物質の名前を挙げて指摘した。

現地自治体の当局者と製薬産業の代表者らは、こうした調査結果に異議を唱えている。

ハイデラバードに本拠を置く「インド・バルク医薬品製造者協会」(BDMAI)は、「州のPCBがKazhipally湖の水質について独自に行った調査では抗生物質が検出されていない」と述べている。だが、ロイターが数回にわたり要請したにもかかわらず、州PCBからその報告のコピーは提供されなかった。

「あの湖に医薬品成分が含まれていないという信頼できる報告は見たことがない」。スウェーデンの科学者らによる初回の調査を指揮し、その後の数回の調査にも参加したイェーテボリ大学のヨアキム・ラ―ション教授(環境薬理学)はそう語る。「改善があったとしても不思議はないが、データがないので何とも言えない」

<排水処理の不備>

地元の活動家や研究者によれば、1990年代にメダック県に建設された共同廃液処理施設(CETP)は製薬関連の大量の廃液を処理するには力不足だという。

抗議行動と地元村民による訴訟を経て、ハイデラバード近郊にある別のプラントに廃液を輸送するための全長20キロのパイプラインが建設された。だが活動家らによれば、これは問題を移し替えただけにすぎないという。廃液は別プラントに送られ、家庭からの排水と混合処理した上でムシ川に流されるのだという。

ハイデラバードにあるインド工科大学の研究者らが今年発表した調査結果では、ムシ川(インド最長の河川の1つであるクリシュナ川の支流)では、高水準の広域抗生物質が検出されている。

地方自治体のプラントに関する責任者は、ロイターからのコメント要請に応じなかった。

パタンチェルー地域における医薬品企業の現旧職員10数人がロイターに語ったところによれば、さまざまな企業の工場スタッフは頻繁に未処理の化学廃液をプラント近くの掘削孔に不法投棄しており、ときには夜間、地元の湖沼に直接投棄することさえあるという。

職員らは匿名を条件に取材に応じており、ロイターではこれらの証言を個別に裏付けることはできなかった。

ドクターレディーズとマイランを含む同地域の大手製薬会社は、いわゆるゼロ・リキッド・ディスチャージ(ZLD)技術を運用しており、廃棄物を敷地内で処理していると述べている。

マイランの広報担当者ニーナ・デブリン氏は、「マイランはいかなる廃液も環境中、掘削井やCETPに投棄していない」と語っている。

ドクターレディーズでは、排水を敷地内で再利用しており、すべての環境規制を遵守していると述べている。

4748とはずがたり:2016/10/10(月) 22:18:17
>>4746-4748
ロイターの取材に応じた上述の業界関係者によれば、汚染管理委員会が工場の排水処理慣行をチェックすることは稀であり、しかも違反に対するペナルティは軽いという。

テランガナ州政府は、コメントの要請に応じなかった。

「一部の企業が許可されている以上の廃液を放出していることには気づいている。だが、彼らは営利企業だ」と同州PCBの広報担当者は語る。「われわれも違反企業に対して行動を起こそうとはしているが、製薬産業を潰すわけにはいかない」

さらに、もっと規模の小さい多くの企業は、高額な排水処理設備を導入するほどの資金を持っていないと同広報担当者は指摘した。

<懸念すべきリスク>

地元では、過去20年にわたり、製薬会社による環境汚染と地元当局によるチェックの甘さを告発する一連の訴訟が起こされている。一部の訴訟では村民に毎年補償金を支払うよう企業に命じる判決が出ているが、インドの複雑な司法制度のために、多くの訴訟はまだ係争中だ。

ワッハーブ・アーメドさん(50歳)は、Kazhipally湖の湖岸近くに約2万平方メートルの土地を保有しており、10年前までは、その土地で米作を行っていた。だが、近隣数カ所の製薬工場による産業汚染が悪化したことで、彼の土地では作物が取れなくなってしまったという。

「抗議や訴訟、あらゆることを何年もやってきた。そうやって何人かは、企業から年間約1700ルピー(約20ドル)受け取るようになった」とアーメドさんは言う。「だが今どき、そんなわずかな額が何になるのか」

アーメドさんが語る訴訟とは村民に代わってNGO(非営利組織)が提訴したもので、200社を超える企業が被告とされている。

農地汚染は、そこで生計を立てている村民にとって深刻な問題だが、メダック県の水系に薬剤耐性菌が潜伏している可能性は、もっと広範囲の意味を持つ。

多くの水系が生活排水に含まれる有害バクテリアで汚染されているインドにおいて、これは特に憂慮すべき問題だ。こうしたバクテリアが抗生物質に晒される頻度が高ければ、突然変異を起こして、抗生物質が効かなくなるリスクも高くなる。

懸念すべきリスクは、薬剤耐性を備えたバクテリアが人間に感染し、移動に伴って拡散していくことだ。これまで薬剤耐性菌における世界的な関心は、もっぱら、人間の医療及び農業における薬剤の大量使用に向けられていた。

「抗生物質の製造施設からの汚染は、薬剤耐性の原因として3番目に大きな要因となっている」とある世界最大手の製薬会社会長は語る。「しかしそれは、ほぼ見過ごされている」

(翻訳:エァクレーレン)

4749とはずがたり:2016/10/13(木) 13:59:19

認知症起こす仕組み確認=患者iPSで再現―京大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000066-jij-soci
時事通信 10月10日(月)18時9分配信

 認知症などを引き起こす難病「前頭側頭葉変性症」の患者から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、異常なタウたんぱく質の蓄積が発症に関与していることを確認したと、京都大iPS細胞研究所の井上治久教授らの研究グループが発表した。

 論文は10日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

 前頭側頭葉変性症は大脳の前頭葉や側頭葉の神経が変化し、行動や言語に障害が起きる病気。タウたんぱく質を作るタウ遺伝子の変異で発症するとされるが、詳しい仕組みは分かっていなかった。

 研究グループは、種類の異なるタウ遺伝子変異を持つ患者2人の細胞からiPS細胞を作製。効率良く遺伝子を改変する「ゲノム編集」を行い、変異を修復したiPS細胞も作った。両者を神経細胞に変化させて比較し、タウ遺伝子の変異が異常なタウたんぱく質の蓄積を生じさせることを証明した。

4750とはずがたり:2016/10/13(木) 14:00:27
4歳児が老人に?
http://www.jiji.com/jc/article?k=20160810034548a&g=afp

【ダッカAFP=時事】バングラデシュの4歳の少年が、老人のような外見に変化する奇病にかかり、首都ダッカにある同国最高峰の病院に検査入院した。(写真はバヤジッド君)

 貧しい農家の子どもであるバヤジッド・シクダル君(4)の悲惨な状況を知ったダッカ医科大学病院の医師らは先週末、バヤジッド君の病気を無償で診断・治療することに合意した。バヤジッド君は生まれつき手足や顔の皮膚がたるんでおり、その症状に関連して心臓、視覚、聴覚に問題がある。
 父親のラブルさんによれば、これまでバヤジッド君を見せてきた多くの医師らは症状を説明できなかったという。「地元の病院で治療を受けさせるために土地を売った。呪医にも薬草医にも見せたが症状は変わらなかった。この病院が私たちの最後の希望だ。息子を普通の子どもたちと同じようにしてほしい」と語った。
 医師らは当初、生後幼くして急速な老化が起こり、深刻な合併症を引き起こす早老症を疑った。だが、ダッカの病院は精密検査が必要だとして、慎重な姿勢をみせている。同病院のやけど・形成外科長のアブル・カラム医師は「早老症ならば、時間が経つほど老化は加速される。しかし、両親によれば、バヤジッド君の老化は最近止まっており、改善がみられる。現在は彼の症状を検査しているところで、皮膚のたるみに加え、心臓、耳、目、性器に問題がある」と語った。
 バングラデシュの地方部では、いとこを含む親族との近親婚が一般的にみられるが、バヤジッド君の先天的な症状はそうした近親婚の結果である可能性もあるという。
 同病院の医師らは、手や足に木の皮のような巨大なイボが生じる奇病のため、「ツリーマン(樹木男)」の異名を持つ26歳の男性も治療している。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2016/08/10-11:43)

4751とはずがたり:2016/10/13(木) 14:03:43
長生きなんかさせて猫又が大量発生したどうするつもりなんだよw

<猫>もっと長生きできる…腎不全多発、東大など原因解明
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161012/Mainichi_20161013k0000m040040000c.html
毎日新聞社 2016年10月12日 20時15分 (2016年10月13日 09時51分 更新)

 猫に腎不全が多い原因を東京大の宮崎徹教授(疾患生命科学)らの研究チームが解明し、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に12日発表した。猫の死因のトップは腎不全とされているものの、原因は不明で治療法も確立されていなかった。猫はペットとして飼われる動物としては犬を抜いて最も多く、研究は腎不全の猫の治療や延命に役立つとしている。

 腎臓は、血液中の老廃物を尿として排出する役割がある。腎不全はこの機能が働かない状態のことで、尿の通り道となる管内の細胞が死んではがれ、ごみとなって塞いでしまうことが原因となる。猫の場合は5?6歳で急性の腎不全になることが多く、そのうち5?7割が改善せずに、慢性腎不全のため15歳程度で死ぬという。

 人やマウスでは、急性の腎不全になった場合、血液中に固まって浮遊しているたんぱく質「AIM」が活性化し、ごみの排除に関わって腎機能を改善させるが、猫の場合は、AIMが急性腎不全になっても働かないことを研究チームは発見した。このたんぱく質の働きを利用した薬の開発が進められており、猫だけでなく人への応用も期待される。

 宮崎教授は「数年で猫の薬が使えるようになる見込みで、猫の寿命を大幅に延ばせる可能性がある」と話している。【藤野基文】

4752とはずがたり:2016/10/13(木) 20:38:14
ウソつきの言葉に表れる3つの特徴
http://logmi.jp/105851

4753名無しさん:2016/10/15(土) 14:08:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161012/k10010726801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_059
長期入院患者の水道代など 負担求める対象拡大するか検討
10月12日 15時25分
厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会の部会は、療養のため長期入院する際の光熱費と水道代の自己負担について、金額や負担を求める対象を拡大するかどうか検討を始め、年内に結論をまとめることにしています。
療養のため長期入院する際の光熱費と水道代の自己負担をめぐっては、現在、65歳以上の比較的軽度の患者に限り、居住費として原則1日当たり320円の負担が求められています。
これについて、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会の部会は12日に会合を開き、社会保障費の抑制や費用負担の公平性の観点から、負担する金額や負担を求める患者の対象を拡大するかどうか検討を始めました。
会合では、出席者から、「社会保障制度を維持するためにも広く負担を求めるのはやむをえない」という意見が出された一方、「入院の必要性が高い重度の患者に対しても負担を求めるのは納得できない」といった指摘も出されました。
部会は今後、介護保険施設での居住費の自己負担額に合わせて入院時の居住費も現在の320円から370円に引き上げるかどうかや、対象を65歳以上の比較的軽度の患者以外にも広げるかどうかなどを議論し、年内に結論をまとめることにしています。

4754とはずがたり:2016/10/20(木) 08:32:25
複雑なカエルゲノム解読 進化の謎、解明に期待
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016101901001699.html
2016年10月20日 02時02分

 異種交配によって生まれてきたために、構造が複雑で調べるのが難しいとされてきたアフリカツメガエルのゲノム(全遺伝情報)を解読したと、東京大や名古屋大などの国際研究チームが20日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
 地球に多様な脊椎動物が生まれたのは、異種交配などによるゲノムの重複がきっかけとなったと考えられており、チームの平良真規・東大准教授は「脊椎動物が進化した過程の謎を解く上で、役に立つ成果だ」としている。
 アフリカツメガエルは、通常の2倍の数の染色体を持つ。チームは断片化した遺伝情報をパズルのようにつなげる手法などを使い、全体を解読した。
(共同)

4755とはずがたり:2016/10/22(土) 00:15:33
「死」してから目覚めるゾンビ遺伝子が発見される:研究結果
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161017-00010002-wired-sctch
WIRED.jp 10月17日(月)12時12分配信

心臓が止まり、呼吸運動および脳機能が停止する。人工的な蘇生もかなわない。それは「死」の宣告のときである。しかし、生命活動を終えたからといって、肉体がすぐに死ぬわけではない。細胞内では、「死」した直後に目覚め、その後4日間も活動的になる、“ゾンビ遺伝子”が発現するからだ。

「この研究の意義とは、『死』の追究が、おそらくさまざまな『生』の情報をもたらしてくれるということでしょう」

『Science』に掲載されたプレスリリースにてこう述べるのは、米ワシントン大学微生物学のピーター・ノーブル教授だ。『BioRxiv』で査読待ちの2つの論文は、死後に“覚醒”する遺伝子について議論している。それは犠牲者の正確な死亡推定時刻や、臓器移植に関する認識の見直しを迫るものだ。

ノーブル率いる研究グループは、解剖用のヒトの血液や肝臓から採取した遺伝子が、死後12時間経ったあとでも活動的だったという研究結果をふまえ、ゼブラフィッシュとマウスでも、同様の現象がみられるかどうかを観察した。

▼死後のmRNA活動レベルを調査

メッセンジャーRNA(mRNA)は、遺伝子発現やタンパク質の合成にかかわる重要なものであり、mRNAの活動レヴェルはそのまま、細胞内でどれだけの遺伝子が活性化しているかの目安となる。

生命活動を止めた生物の体には、さまざまな変化が起こる。もちろんそれらの変化は、生物を確実に土へと還らせる序曲にすぎないが、だからといって体内の臓器や、細胞のすべてが突然活動を停止するわけではない。

研究者らは、20匹のマウスと43匹のゼブラフィッシュの死後、37368のマウスの遺伝子と36811のゼブラフィッシュの遺伝子を経時的に分析。死んだ個体とまだ生きている個体のmRNAを比較し、死後に活動的になったmRNAが、一定時間経過後にどう変化するのかを観察した。

分析の結果、マウスの遺伝子515個は死後に活発になり、そのまま2日間も活動し続けるものがあった。ゼブラフィッシュに至っては死後548個の遺伝子が活性化し、なんと丸4日間も活動的であり続けるmRNAもあった。これは、生物が死んでから数日経ったあとでも、mRNAの転写に必要な細胞機能とそのためのエネルギーが十分にあるということを示唆している。

生物の死後も、数日間生き続ける“ゾンビ遺伝子”
「何が驚きかといいますと、死後、発生遺伝子が発現することです」(ノーブル教授)

研究チームが行った分析では、肉体が死を迎えたあとに発現した遺伝子のなかには、免疫システムや炎症、癌にかかわるもの、またストレスを低減させる作用があるもののほか、通常、胚の形成を助けるものであり、出生後には必要なくなる発生関連遺伝子もあった。

彼らが測定したのは、生きている間に生成されたmRNAであり、死後新たに生成されたものではないと疑問に思う人もいるだろう。しかし、mRNAの転写レヴェルは時間が経つにつれ単調なふるまいを続けるのではなく、死後数回に分けて大きく増加のピークを迎えていた。これは生前のmRNAとしては説明できなく、また、「死」によるmRNAの減衰パターンとも明らかに違っていた。ほかでもない、「死」を境に目覚める遺伝子があるということなのだ。

今回の研究では、人間に加え、ゼブラフィッシュとマウスでも死後に活性化する遺伝子が確認されたことから、研究者らはほかの脊椎動物の「死」でも同様の変化が起こるだろうと推測している。「死」とは土に還るプロセス。臨床死をむかえた肉体の中で、遺伝子レベルの「生」は数日間続くのだ。

▼「死」の技術の応用

再度述べるが、これは査読待ちの論文である。しかし、生物の死後1時間以内に、免疫、炎症、そして癌の遺伝子などが発現することを突き止めた、画期的な研究でもある。これは、肝臓移植を受けた患者が、そうではない人と比べて肝臓がんを発症しやすくなる原因の1つとしても注目されている。

またこの研究結果からは、遺体の正確な死亡推定時刻への応用や、移植用の臓器の新たな保存技術の確立が期待されるという。

SANAE AKIYAMA

4757とはずがたり:2016/10/23(日) 23:25:59
高額がん治療薬「オプジーボ」が財政を圧迫 大幅値下げに踏み切れない理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161023-00000012-economic-bus_all
エコノミックニュース 10月23日(日)20時17分配信

 厚生労働省は、超高額がん治療薬「オプジーボ」を2017年度に最大25%引き下げる方針を示したが、14日開かれた政府の経済財政諮問会議では有識者らの民間議員がさらなる引き下げを求めた。

 オプジーボは、欧米では日本の約3分の1から5分の1の価格で販売されている。民間議員はそれを踏まえて「50%以上の引き下げが必要」「大胆に引き下げるべき」と主張。安倍首相は対応策を具体化した上で歳出改革の加速を求めた。

 オプジーボは一部の皮膚がんの治療薬として14年に販売され、当初は想定患者数が年間470人と少なかったため、開発費を回収する目的で100ミリグラム約73万円という超高額な薬価が設定された。ところが、その後は患者数の多い肺がんなどにも適用が拡大し、16年度には15,000人の利用が想定されている。

 これを受けて厚労省は、原則2年に1回で次回は18年度に実施予定の薬価改定のタイミングではなく、17年度に臨時で引き下げる方針を示した。

 オプジーボは医療財政を圧迫する要因になると懸念されている。医療費は一部の自己負担と保険料や公費で負担されており、高額な医療費については患者の負担を軽減するために「高額療養費制度」が設けられている。高額な薬が増えるとそれだけ国の財政を圧迫することになるのだ。医学が進歩し、高額な薬が相次いで開発されているため、薬価の見直しが追い付いていないとの指摘もある。

 医療費や年金、福祉、介護などを含む国の社会保障費は、今年度当初予算で31兆9,700億円。予算の中で最大の歳出項目であり、団塊の世代がすべて後期高齢者になる25年には医療費や介護費が急激に増加するとされる中、政府は高齢化に伴う社会保障費の膨らみを今年度から3年間で1兆5,000億円に抑えたいとしている。財務省はオプジーポの引き下げ以外にも、社会保障費の歳出抑制に向けた改革案を提示している。

 オプジーボの引き下げについては改定の根拠となる薬価調査を実施していないため、厚労省は強引な薬価引き下げによる企業からの訴訟リスクを懸念し、25%より抑えたい意向を示しているが、財務省などは歳出効率化を進めたいようだ。課題が山積みの中でどのように折り合いをつけていくのか注目したい。(編集担当:久保田雄城)

Economic News

4758とはずがたり:2016/10/26(水) 10:27:56
安易に医者を批判は出来ないとは思うけど,俺の親爺の担当も藪医者で気付いた時は肝癌がでかくなってゐて,今でも思い出すと一寸割り切れない思いになる。

小林麻央を「ステージ4」に追い込んだ2人の医師を直撃!
http://jisin.jp/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/26050
投稿日: 2016年10月21日 06:00 JST

10月10日朝、愛息の勸玄(かんげん)くん(3)と愛娘の麗禾(れいか)ちゃん(5)の幼稚園の運動会に出席した小林麻央(34)。

麻央は、骨や肺に転移のあるステージ4のガンであることを公表している。

「最初に診た医師がしっかりしていれば、ここまで深刻にならなかった」

そう語るのは、ガンの専門医だ。

2014年2月、麻央は夫の市川海老蔵(38)と一緒に人間ドックを受診したとき、乳ガンの疑いを持たれる。すぐに港区にある大病院で再検査。担当したのは、乳腺外科のA部長だ。

「当時、同科には部長が2人いた。もう一人の部長だったX医師は臨床経験が豊富な名医で、現在は赤坂で開業している。X医師が診ていれば、このとき発見できたはずだ」(同前)

結果、A部長はガンを見落とした。

「8カ月後、乳房に違和感を持ち、検査を受ける。ここでやっと乳ガンが発見された。告知したのはA部長だ」(同前)

すでにリンパ腺にガンが転移した状態だった。通常、このようなガンの場合、抗ガン剤によってガンを小さくし、手術で切除するのが「標準治療」だ。

「当然、A部長は標準治療を提案した。だが、麻央さんは乳房の温存を望んでおり、提案に難色を示した」(同前)

東大医学部出身のA部長は「使う用語が難しく、患者への説明がうまいタイプではない」(元患者)という。

「麻央さんの説得には、A部長の部下のB医師も加わった。だが、B医師は『それもひとつの選択肢』と非標準治療に理解を示し、説得を諦める。結局、麻央さんは病院を去った」(前出・ガンの専門医)

1年半後の今春、中央区の病院を麻央が訪れたとき、ガンは骨と肺に転移したステージ4。ガンが皮膚から飛び出すほど、悪化した状態だったという。

「もし、最初の診察でガンが発見できていたら。標準治療の有用性をもっと真摯に説明していたら、状況は変わっていたはず。悔やまれてならない」(同前)

A部長とB医師はどう答えるのか。

本誌の直撃に、A部長は「小林麻央さんの担当だったことについてはお答えしていません」。B医師は「私は関係ない。診ていません」とのことだった。港区の病院は「患者さんのプライバシーに関することはお答えできません」(総務課長)。

幼稚園に入っていく麻央の足取りは強かった。奇跡を信じて、麻央は力強く歩んでいく。

(週刊FLASH 2016年11月1日号)

4759とはずがたり:2016/10/26(水) 11:44:58

<厚労省>精神指定医89人取り消しへ 資格不正取得で
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20161026k0000e040173000c.html
10:53毎日新聞

 精神障害者を強制的に入院させるかどうかの判断をする精神保健指定医の資格を不正に取得していたとして、厚生労働省は医師49人とその指導医40人の計89人について指定医を取り消す方針を固め、26日午前の医道審議会の部会に諮問した。同日中に処分が決まり、約2週間後に発効する見通し。前例のない大量処分で、現場の運用に一部影響が出る可能性もある。

 精神保健指定医を取得するためには、一定の実務経験と、資格を持つ指導医のもとで自分が診察した入院患者の症例リポートを提出しなければならない。今年4月時点で1万4707人が資格を持っている。昨年、聖マリアンナ医科大病院(川崎市)で、自分が診断や治療に十分関与していないにもかかわらず、他の医師のデータを使ってリポートを書くなどした資格の不正取得が発覚し、医師11人とその指導医12人が指定医を取り消された。

 これを受け、厚労省は2009年以降に資格を申請した指定医3374人のリポートを再調査。本人への聞き取りなどもした結果、都道府県単位で12自治体の病院で、リポートの使い回しなどの不正が確認された。処分には職務停止もあるが、聖マリアンナ医科大病院と同様の対応になれば、全員が指定医取り消しになる。

 厚労省の調査では、今年7月に起きた相模原市の障害者施設殺傷事件で逮捕された容疑者の措置入院に関わった医師も資格を不正に取得していたことが判明したが、自ら資格を返上した。厚労省は今後、書面だけの審査を改め、面接や筆記試験を取り入れるなど、資格取得の厳格化を図る方針だ。【熊谷豪】

4760とはずがたり:2016/10/27(木) 12:53:40
盗撮200回超か...検診、複数の病院で 福島医大医師を懲戒解雇
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/52/751e7d10a730d87275f66df0c978ccbb.html
(みんゆうNET) 08:45

 福島医大は26日、盗撮の疑いで福島署から任意で事情を聴かれていた医学部糖尿病内分泌代謝内科学講座助手の内科医(28)を同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。医師は医大の聴き取りに、昨年秋から今年7月に自宅待機となるまでの間、2、3日に1回、福島医大病院など県内の複数の病院で患者や看護師のスカート内などを動画で盗撮したことを認めており、盗撮行為は200回を超えるとみられるという。
 福島医大によると、医師は医療協力先の複数の病院で、検診中に女性の衣服を脱いだ状態の胸部を盗撮したり、福島医大病院のナースステーションで看護師や患者のスカートの中を盗撮した。スマートフォンで遠隔操作できる小型カメラを靴に仕込んだり、胸にペン型の小型カメラを仕込む手口だった。カメラはインターネットで購入したという。医師は「ストレスでやってしまった。歯止めが利かなくなって繰り返した。多くの方に迷惑を掛けて申し訳ない」と話しているという。動画は自宅のパソコンに保管し、外部には流出させていないという。
 医師は福島医大を卒業し県内で初期研修医として働いた後の昨年4月、後期研修医として医大に勤務。今年2月に助手になった。7月に福島市内のコンビニで女子高生を盗撮した疑いがあるとして福島署が任意で事情を聴いていることが発覚し、自宅待機となった。

<盗撮>患者や看護師を数百回 福島県立医大の医師懲戒解雇
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20161027k0000e040196000c.html
11:20毎日新聞

 福島県立医大付属病院(福島市)で患者や看護師のスカートの中の盗撮などを繰り返したとして、県立医大は26日付で、医学部助手の冨田重博医師(28)を懲戒解雇処分にした。大学の調査に対し2015年秋以降、数百回にわたり、動画で盗撮したと認めたという。

 県立医大によると、冨田医師は今年7月、JR南福島駅近くのコンビニエンスストアで、女子高校生のスカートの中を盗撮した疑いで福島署から任意の事情聴取を受けている。

 県立医大の調査によると、ペン型のカメラを使って派遣先の病院で健康診断中に女性の胸を撮ったり、付属病院内で靴に小型カメラを仕込んで患者や看護師のスカートの中を盗撮したりしていた。県立医大に勤務する前の14年にも、盗撮で同署から事情聴取を受けたことも認めた。

 冨田医師は「理性を抑えられなかった。反省している」と話しているという。盗撮したデータは自宅のパソコンに保存し、外部流出は確認されていない。

【曽根田和久】

4761荷主研究者:2016/10/29(土) 15:22:18

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161014_13023.html
2016年10月14日金曜日 河北新報
<東北大>認知症予防の研究拠点開所

認知症予防研究の必要性を強調した拠点長の川島所長

 認知症のない社会を目指し、文系理系の枠を超えて加齢を研究する「東北大スマート・エイジング学際研究重点拠点」の発足記念シンポジウムが12日、仙台市青葉区の東北大加齢医学研究所であった。発足は1日付。

 学内や企業から約100人が出席。拠点長を務める川島隆太加齢医学研究所長が「認知症予防は世界を救うプロジェクト。大学の強みを生かして基礎研究にさまざまな学問を融合し、包括的な予防システムを提案したい」とあいさつした。

 シンポジウムでは、拠点に加わる脳科学や人間福祉工学などの4教授が講演した。大学院経済学研究科の吉田浩高齢経済社会研究センター長は「日本は急速に高齢化しており、世界の手本になれるかどうかはこれからにかかっている。女性が仕事と子育てを両立できる社会は高齢化の解決のヒントとなる」と述べた。

 拠点は5部門で組織され、十数人の研究者がかかわる。5年後をめどに一人一人の遺伝子情報や生活習慣などに基づいた認知症予防プログラムを開発する。

4762名無しさん:2016/11/06(日) 14:36:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161103-00000040-jij-bus_all
富士フイルム、武田子会社買収=2000億円規模、医療強化
時事通信 11/3(木) 11:18配信

 富士フイルムホールディングスが、武田薬品工業の子会社、和光純薬工業(大阪市)を買収する方向で武田薬品と最終調整に入ったことが3日、分かった。買収額は2000億円規模になるとみられる。富士フイルムは、創薬研究用の試薬や感染症の診断薬に強みを持つ和光純薬を傘下に収めることで、医療事業を強化する。

 和光純薬は、武田薬品が株式の約7割を保有。2015年度の連結売上高は約800億円だった。和光純薬をめぐっては、富士フイルム以外にも日立製作所子会社の日立化成などが買収の意向を示していたが、入札の結果、武田薬品は最高額を提示した富士フイルムと優先交渉することを決めた。月内にも基本合意し、16年度中の手続き完了を目指す。

4763とはずがたり:2016/11/07(月) 15:54:12
熱出すと決まって同じいやーな夢をみて一度は寝ぼけて起き出した事もある。昼間寝てる時だったし6才よりは大きかったと思うけど。。

夜中に突然泣き叫ぶ「夜驚症」の症状と原因、対策など
http://suimin-shougai.net/%E5%A4%9C%E9%A9%9A%E7%97%87%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%A8%E5%8E%9F%E5%9B%A0/

夜驚症(やきょうしょう)は幼児や子供によく見られる睡眠障害です。その症状は、夜中にとつぜん目を覚まして、激しい恐怖感とともに泣いたり叫んだりするというものです。専門的には「睡眠時驚愕症」と呼ばれています。

アメリカで実施された調査では、夜驚がくり返し発生するのは子供の5%くらいという結果が出ています。多くの場合、成長する過程で夜驚症は自然消失します。


子どもが夜中に泣き叫ぶ「夜驚症(やきょうしょう)」の原因・対処法・注意点を知ろう
https://minacolor.com/articles/show/1411

3歳から6歳頃までの子どもで、夜中に泣き叫ぶ・過剰におびえる・理解不能なことを言うなどの様子がたびたび起こったら「夜驚症」かもしれません。夜泣きや夢遊病との違い、起こる原因、治療が必要なケースなど紹介

赤ちゃんの夜泣きが激しいことはよくあり、子どもは泣くのが当たり前なのですが、子どもが夜中に突然起きて怯えたように大声で泣き叫んだりしすぎて困っている方もいらっしゃるかと思います。

その状態を見て動揺してしまったというご家庭の声を多く耳にします。

今回は3歳〜6歳頃によく見られる「夜驚症(やきょうしょう)」という症状の基礎知識と対処法について紹介します。

夜驚症の主な症状

・夜中に急に起き上がる

・目は見開かれている

・呼吸が激しかったり汗をかいている

・激しく泣き出したり、大声を出したり叫んだりする

・過剰におびえている、震えている

・理解不能なことを言う

・意識がはっきりしているように見えるが話しかけても反応は鈍い

・2〜3分でパニックは治まり再び寝る

・翌日、本人は覚えていない

このように、激しく泣くだけではなく、恐怖が伴うような様子や行動が特徴です。

4764とはずがたり:2016/11/13(日) 16:26:42
「大したことない」…子供だましのような説明、医学の限界が背景に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00050047-yomidr-sctch
読売新聞(ヨミドクター) 11/10(木) 6:01配信

 患者さんは、そのようなことを意識することはほとんどないのに対し、医師のほうは日々直面していることに、「今日の医学の限界」という厳然たる事実があります。

 前回(https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161101-OYTET50032/)と前々回(https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161024-OYTET50032/)のコラムは、そのことをテーマにしました。

 医師免許を持つ日本で初めての実在の女性眼科医を扱った「高津川 日本初の女性眼科医 右田アサ」(青志社)は、私の処女小説です。その中で、登場人物にこんなことを言わせている場面があります。

 「昔は治療をしても2、3割の人しか助からなかったから医者はすごく感謝された。今は7、8割は助かる医学になってきたから、うまくいかないと医者が非難される」

 「2、3割」とか「7、8割」という数値はどこから? などと迫られると困るのですが、含意を理解してください。

 上の数値を用いれば、我々医師は、2、3割は完全な“ブラックボックス”を持ちながら日々診療していることになります。

 しかも、「治療して助かる」レベルをどこに置くかでその数字は大きく変動するものです。また、自然回復しただけ、重大な事態になることが避けられただけという「助かる」もあり、これらを専ら医学の恩恵だとは強弁できないでしょう。

 特に眼科の病気には、視機能が低下して元通りに回復しない不可逆的なものも夥(おびただ)しくあり、医師がその病気の活動性や、進行の度合いをみて、「安定していて、具合よいですよ」と診断しても、本人にとっては、不自由さは一向に改善せず、少しも具合がよいことはないと感じているケースはいくらでもあります。

 患者にとって、診断治療で機能回復することが最終目標になるのは当然ですから、医学的手段で回復させられない場合は、その現状を当事者に、十分理解できるように示し、医学の限界をも説明すべきなのです。そうしないと、生きるための次の一歩が見えてこないからです。

 しかし、多くの医師には、医学は専門家に任せておけばいいのだという頭がありますから、通り一遍の説明しかしません。

 そのことは、患者さんに聞くとよくわかります。

「担当の先生からは、どういう説明を受けましたか」

 という私の質問に、

「大したことはない、薬を出しておくから…」

「放っておくと失明するから、点眼をしっかりつけなさい」

 などと、子供だましのような説明しかされていない例をみかけます。

 病名は何で、なぜ起こり、薬は何のためにいつまで使い、治療のゴールはどこにあるということについて、患者は知らされていないことが多いのです。

 これでは、その人がセカンドオピニオンを求めて私の外来を受診しても、前医の見解を知ることはできません。

 少しでも説明があるのはまだよい方で、何の説明もなかったとか、異変を訴えて受診したのに、正常だからもう来なくてよいと怒られたなど、患者の実感や求めとはかけ離れた対応をされていることもあります。

 先生にお任せすればよいという時代はもう終わりにし、患者も自分の病状を理解し、診断や治療の限界も認識しながら医療をうまく利用する時代に入るべきだと、私は思います。(若倉雅登 井上眼科病院名誉院長)

4765とはずがたり:2016/11/17(木) 17:46:28
山本病院も酷かったけど,それに関わった医師が暴行死ってなんだかきな臭いね。。

奈良・医師死亡 「勾留中に暴行死」告発 鑑定書調べた法医
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201611/CK2016111502000258.html
2016年11月15日 夕刊

 二〇一〇年二月、奈良県警に業務上過失致死容疑で逮捕され、桜井署で勾留中だった男性医師=当時(54)=が死亡したのは取り調べ時の警官による暴行が原因として、遺族の依頼を受け、遺体の鑑定書を調べた岩手医大の出羽厚二教授(法医学)が十五日、県警に特別公務員暴行陵虐致死容疑の告発状を提出した。容疑者は特定していない。
 出羽教授は提出後、遺族の女性(52)らと奈良市内で記者会見し「遺体の右下肢に皮下出血があったのに、留置管理や取り調べに問題がなかったとなぜ結論付けたのか」と疑問を呈した。女性は「県警の対応に憤りを感じた」と話した。
 告発状によると、医師は一〇年二月十四〜二十四日ごろ、取り調べで頭部や胸部、上下肢を殴打され、急性腎不全などの多臓器不全で死亡。下肢に広範囲の皮下出血があり、打撲によって生じたとしている。
 当時の司法解剖では、医師の死因は急性心筋梗塞と判断された。県警は「暴行があったとは把握していない。留置管理の問題もなかった」として、告発状を受理するか検討している。
 医師は〇六年六月、奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(廃院)で元理事長らと肝臓腫瘍の摘出手術をし、肝静脈を傷つけて男性患者を死亡させたとして、一〇年二月六日に逮捕され、同二十五日に死亡した。
 遺族は勾留中に適切な措置を取らなかったとして県に約九千七百万円の損害賠償を求め係争中。県側は「皮下出血は留置場で座る時に床に打ったのが原因で、暴行はなかった」と主張している。

4766名無しさん:2016/11/20(日) 14:25:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161117/k10010772911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_043
長崎大の危険性高い感染症の研究施設 政府が支援へ
11月17日 19時26分
政府は、長崎大学が建設を計画している危険度が特に高い病原体を扱う感染症の研究施設の整備について、17日、持ち回りの関係閣僚会議を開き、国の危機管理上、重要な施設だとして、安全対策などで積極的に支援を行う方針を決めました。
政府は、国際的な脅威である感染症の研究拠点の整備を急いでいて、長崎大学はエボラウイルスなどの危険度が特に高い病原体を扱う、「BSLー4」と呼ばれる研究施設を建設する計画ですが、地元住民からは安全性を懸念する声も出ています。

これについて、政府は17日、持ち回りの関係閣僚会議を開き、国の危機管理上、重要な施設だとして、安全対策などで積極的に支援を行う方針を決めました。

具体的には、世界最高水準の安全性を備えた施設の建設と、維持管理に必要な支援を行うほか、関係省庁や有識者などで作る「施設運営監理委員会」を設置して、安全性のチェックを行うとしています。

さらに万が一事故が発生した場合には、関係省庁を招集するとともに、政府の担当者や専門家を現地に派遣して、大学や自治体と連携して対応するなどとしています。

長崎大学に「BSLー4」が設置されれば、東京・武蔵村山市にある国立感染症研究所の実験施設に続いて、国内で2例目となり、政府は今回決定した方針に基づいて、必要な予算措置などの調整を進めることにしています。
官房長官「国としてもしっかり取り組む」
菅官房長官は午後の記者会見で、「安全面などのさまざまな対策に対して、国として支援していく方針をまとめた。近日中に県、市、大学の3者で対応を協議すると報告を受けているので、その決定を踏まえて、国としてもしっかり取り組んでいく」と述べました。

4767とはずがたり:2016/11/20(日) 19:27:18

自閉症、ニホンザルも…人間以外で初の確認
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00050127-yom-sci
読売新聞 11/20(日) 10:46配信

 対人関係を築きにくいとされる「自閉スペクトラム症」と同じ症状を持つニホンザルを確認したと、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などのチームが明らかにした。

 人間以外の動物で、遺伝子操作をせずに自閉スペクトラム症が確認されたのは初めてという。

 他者の行動に反応する神経細胞がほとんどなく、遺伝子の特徴も人と共通していた。チームは「これまで謎だった自閉スペクトラム症の仕組みの解明につながる」と期待している。

 自閉スペクトラム症は自閉症などの発達障害の総称で、人間では100人に1人程度いるとされる。チームは飼育中のサル1匹が人になつかず、自分の爪をかむ行動を繰り返すなど、自閉スペクトラム症に似た特徴を持つことに着目。遺伝子解析の結果、特定の遺伝子が変化した影響で、人と同じような症状が表れたと結論づけた。

4768名無しさん:2016/11/20(日) 20:38:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111600731&g=pol
薬価ルールに「国民理解を」=菅官房長官

 菅義偉官房長官は16日の記者会見で、高額の抗がん剤「オプジーボ」の値下げについて、「適切な対応だ」と評価した。厚生労働省が2018年の薬価改定に向けて、新たなルールを作ることに関しては、「国民の理解を得られる対応を講じることが必要だ」と指摘した。(2016/11/16-17:47)

4769名無しさん:2016/11/23(水) 15:24:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161121-00010001-yomidr-sctch
アトピー性皮膚炎に、ステロイドはアブナイ?
読売新聞(ヨミドクター) 11/21(月) 12:20配信

小児外科医・松永正訓
 何年前のことだったか正確に覚えていませんが、私のクリニックに1歳半の女の子が健診にやってきました。その子の全身の皮膚の状態は、ギョッとするようなありさまでした。頭髪から顔面、胸・おなか・背中から手足まで。赤くて( 紅斑(こうはん) )、ジクジクしており( 湿潤(しつじゅん) )、皮が剥がれ( 鱗屑(りんせつ) )、ひっかき傷があり( 掻爬痕(そうはこん) )、かさぶたができて( 痂皮(かひ) )、ぶつぶつしている( 丘疹(きゅうしん) )。全身が赤くて、目だけが白く見える。私は、なんと声をかけていいかわかりませんでした。

 するとお母さんの方から、自分の子にはステロイド軟膏を使いたくないこと、何としても自分の努力でアトピーを治したいと力説し始めました。おそらく、私がネグレクト(育児放棄)を疑うことを恐れたのでしょう。当然、私はアトピー性皮膚炎の標準治療をおこなうべきだと考えましたが、その日は、診療ではなく健診の日です。治療を巡って、何かを私が助言しても水掛け論になるだけでしょう。私は押し黙ってしまいました。ちょっと、ムッとした表情だったかもしれません。その後、この母子がうちのクリニックを受診することは一度もありませんでした。

 さて、最近受診した5歳の女の子は、皮膚科に通ってステロイド軟膏でアトピー性皮膚炎の治療を続けていたと言います。ところが、首の皮膚が厚くなり( 苔癬化(たいせんか) )、皮膚の色が黒くなってしまった(色素沈着)そうです。お母さんは、「皮膚科の先生はステロイドの軟膏を出すばかりです」と不満そうでした。そして「この首の皮膚の状態はステロイドの副作用ですよね? ステロイドを使わない治療はないでしょうか?」と尋ねてきました。私は「うーん」とうなりました。

アトピー性皮膚炎とは何か?
 アトピー性皮膚炎とは、

 1 慢性的に持続する(0歳児では2か月以上、それ以外では6か月以上)

 2 アレルギーの素因が(本人や家族に)ある

 3 かゆい

 ことを言います。最も重要な皮膚の異常は、皮膚が乾燥していることです。皮膚とはそもそも人間にとってどういう存在でしょう? それは体外と体内をわけるバリアです。皮膚の表面に近いところには角質層と呼ばれる構造があります。潤っている肌というのは、角質細胞の間をセラミドが埋めており、水分を保持しつつ隙間なくバリアとして機能している肌です。一方、乾燥肌というのは、このセラミドが不足しています。隙間だらけで水分に乏しく、外の世界からの異物が体内に侵入してきます。この異物がアレルギー性の湿疹・ 痒(かゆ) みを引き起こすわけです。異物のことを悪化因子とも言います。

 以上のようにアトピー性皮膚炎の本態を理解できれば、治療方法も自ずと明らかになります。それは次の3つです。

 1 悪化因子の除去

 2 スキンケア

 3 薬物療法(ステロイド軟膏など)

 では、順番に見ていきましょう。

4770名無しさん:2016/11/23(水) 15:25:22
>>4769

悪化因子を除去する
 悪化因子には、具体的にどういうものがあるのでしょうか? たくさんあります。すべての年齢のお子さんで共通しているのが、石けん・洗剤・衣服といった物理的な刺激、掻(か)くこと、汗、細菌や真菌です。

 2歳未満のお子さんでは、上記に加えて、食物の関与が大いに考えられます。食物アレルギーは、アトピー性皮膚炎として表れると前回書きました。逆から見れば、アトピー性皮膚炎の原因には食物アレルギーがあるわけです。両者は密接な関係にあります。離乳食開始前のお子さんで、アトピー性皮膚炎が治療によってもなかなか治らない時があります。母乳で育っているお子さんでは、お母さんの食事が原因のことがあり、お子さんから採血してみると、卵に対する免疫グロブリンE(IgE)が跳ね上がっていたりします。こういったケースでは、お母さんに卵料理を食べるのをやめてもらうことで、お子さんの湿疹が急激に改善することがあります。

 お子さんの年齢が上がっていくと、食物を悪化因子とするアトピー性皮膚炎は減っていきます。その代わりに、ハウスダストやダニ、ストレスが悪化因子になります。ストレスというのは親が想像している以上に大きな悪化因子になっている場合があります。まず、とにかく痒い。これは強烈なストレスです。皮膚がきれいでないこともストレスでしょう。睡眠不足も、(間違った)食事制限もストレスになります。

 ではどうやって悪化因子を除去するのでしょうか? ポイントを絞って説明します。

 ダニやハウスダストを減らすには、今以上に掃除をこまめにすることです。畳やじゅうたんは好ましくありません。フローリングがいいのですが、改修にはものすごいお金がかかってしまうので、やはり掃除が重要になります。

 ぬいぐるみは洗えるタイプを選び、冬季は極端に湿度を上げないことです。湿度が60%を超えるとダニが繁殖しやすくなります。カビも増えます。また、汗も強敵ですから、夏には1日2回のシャワー(入浴)はとても有効です。

 石けんは「敏感肌用」や「低刺激」のものを選び、石けんで洗うのではなく、石けんを泡立てて、泡で洗うことを心がけてください。洗った後は、泡を完全に洗い落とすことが重要です。

4771名無しさん:2016/11/23(水) 15:25:41
>>4770

スキンケアをしっかりやる
 何と言っても、皮膚を清潔にすることと保湿することが大事です。前項で入浴のことを書きましたが、入浴・シャワーは汗という悪化因子を除去するだけでなく、皮膚を衛生に保つためスキンケアの鍵になります。入浴でやってはいけないことは、肌に過剰に刺激を与えることと、角質層を痛めるような洗いです。

 具体的には、以下のことはNGです。熱い湯船に長く 浸(つ) かる、ナイロンタオルなどで洗う、石けんで直接洗う。医師によっては、石けんを使わずにお湯だけで洗うことを勧める人もいます。一理はあると思います。肌に合わない石けんを使うくらいならば、ただのお湯の方がいいでしょう。でも一番いいのは、肌に合った石けんに出合うことです。いろいろ試してください。入浴剤に関しては、医者でも意見が分かれますが、使わない方が無難です。

 お風呂から出たら、15分以内に保湿剤を塗ります。時間が経つと皮膚から水分が逃げていくからです。保湿剤はいくつか種類がありますが、私のクリニックでよく処方するのはプロペト(ワセリン)とヒルドイドです。すり込む必要はありませんから、肌が光るくらいにたっぷり塗ってください。

薬物療法をどうするか
 基本はステロイド軟膏です。え? 副作用が怖いので避けたい? いいえ、適正適量使用すれば副作用はありません。

 まず、ステロイド軟膏には5段階の強さがあると知ってください。私のクリニックで使っているのは、3番目から5番目の強さのものです。これを皮膚炎の重症度に応じて強さを選びます。

 次に塗る量です。チューブをしぼって、お母さんの人さし指の第1関節の長さに、軟膏を乗せてください。この量が0.5gです。この量を、お母さんの手のひら2枚分の面積に塗ります。ぺたぺたと皮膚に乗せる感じです。すり込みません。

 これを1〜2週間、1日2回やってみます。予定通り塗り終えたら、主治医と一緒に作戦会議です。ステロイド軟膏は、いきなりオフにしません。塗る回数を徐々に減らします。そして、最終的には保湿剤だけに持っていきます。

 アトピー性皮膚炎は慢性疾患ですから、極論を言えば完治しません(コントロールされた状態には落ち着く)。だから、ステロイド軟膏をいきなりオフにすれば必ず再燃します。こうした現象をリバウンドと言う人がいますが、これはとんでもない言いがかりです。高血圧の人が毎日降圧剤を飲んで、血圧が下がったからと言って薬をやめれば、また高血圧に戻ります。当たり前です。でも、こういう時に、リバウンドなどとは誰も言わないですよね? 

 確かに大量のステロイド 内服薬(・・・) を長期に続けると(子どもでも自己免疫疾患では必要になります)、いろいろな副作用が出たり、急にやめたりするとホルモンバランスが崩れたりします。しかし! 内服薬と軟膏ではまったく違うと知ってください。

 それから、痒くてどうしても掻いてしまうお子さんには、抗ヒスタミン剤が処方されることがよくあります。痒み止めというのは、痒いという苦痛から解放されるし、掻き壊しによる湿疹の悪化も防げます。最近の抗ヒスタミン剤は副作用も少なく、連用しても安全なものがいくつも製造されています。

4772名無しさん:2016/11/23(水) 15:26:01
>>4771

脱ステロイドとアトピービジネス
 主治医の指示に従わず、ステロイド軟膏を適正使用しないと副作用が出ることはその通りです。皮膚が薄くなったり、毛細血管が拡張したり、体毛が濃くなったり、細菌や真菌に感染しやすくなったりします。しかしこれらは、ステロイドを中断すれば解決できます。そして、くり返しになりますが、「人さし指第一関節で手のひら2枚分」のルールを守っていれば副作用は起きません。

 ですがなぜ、ステロイド軟膏にはアブナイというイメージが付いてしまったのでしょう? 理由の1つは1990年代に大手マスメディアがステロイド・バッシングを行ったことで、そういったイメージが定着してしまったからではないでしょうか? たとえば、ステロイド軟膏を使うと白内障になるという報道がありました。これはウソです。そんなことはあり得ません。アトピー性皮膚炎で白内障や網膜剥離が起きる理由は、痒さのあまり目を強くこすったり叩いたりするためです。

 ステロイド・バッシングとともに、脱ステロイドを 謳(うた) ったアトピービジネスが台頭してきました。現在でもアトピービジネスに走る患者がいます。健康食品、サプリ、エステ、水療法、温泉治療、化粧品、石けん、入浴剤などなど。アトピー性皮膚炎に限らず、治りにくい病気には民間療法が付きものです。けれどアトピービジネスのタチが悪い点は、ステロイド軟膏などの標準治療を否定して、営利追求を目的に患者を囲い込むところにあります。ヨミドクターの賢明な読者のみなさんは、決して 騙(だま) されないでくださいね。

 冒頭で紹介した2人の患者を思い出してください。目だけが白くて全身が赤かったお子さんは、親がアトピービジネスに走ったケースです。首の皮膚が厚くなって黒くなったお子さんは? こちらは、ステロイド軟膏の副作用ではありません。実はこの皮膚症状は、アトピー性皮膚炎の典型的な症状です。つまり、ステロイドの塗り方が不十分だったのです。適正な量をしっかりと塗れば、肌は必ず改善します。

 適正適量のステロイド軟膏は、ちっともアブナクありません!

松永 正訓(まつなが・ただし)
1961年、東京都生まれ。1987年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰(1991年)など受賞歴多数。2006年より「松永クリニック小児科・小児外科」(http://www.mtng-clinic.jp)院長。

『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』で2013年、第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞。著書に『小児がん外科医 君たちが教えてくれたこと』(中公文庫)など。

ブログは http://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/

4773名無しさん:2016/11/23(水) 16:23:16
医者が明かす「痛い死に方ランキング」ワースト50 最もつらいのはあの「がん」です
現代ビジネス 11/21(月) 11:01配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161121-00050215-gendaibiz-soci

4774とはずがたり:2016/11/23(水) 19:49:53

って事は感染しても自覚症状出さない様に出来るって事だな。

エボラウイルス、感染しても自覚症状出ないことも 米研究
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6221070

【AFP=時事】西アフリカで2013年末から大流行し、主にギニア、シエラレオネ、リベリアで1万1000人以上が死亡したエボラ出血熱について、エボラウイルスに感染したにもかかわらず自覚症状が出なかった人がシエラレオネで新たに10人以上見つかったことが、15日付で米科学誌に掲載された米スタンフォード大学(Stanford University)の研究チームの論文で明らかになった。感染の規模がこれまで考えられていたより大きかったことを示唆しているという。(AFP=時事)

4775とはずがたり:2016/11/24(木) 14:01:39
すげえなあw
これを使えば医療費を劇的に下げられるかも知れない!!!!
医者や製薬メーカーも減らせるかもなw

偽薬効果は学習効果? 慢性的な腰痛が軽減
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161124/Diamond_109039.html
ダイヤモンド・オンライン 2016年11月24日 09時00分 (2016年11月24日 12時56分 更新)

 プラセボ(偽薬)効果という言葉がある。有効成分が全くない偽薬を投与したのに、症状が改善する現象のことだ。
 偽薬を「本物」と思い込むことで心身が反応すると考えられているが、そう簡単でもないらしい。
 先日、ポルトガルの研究グループから「にせ薬と理解したうえで偽薬を飲んでも、腰痛が軽くなる」という結果が報告された。
 試験対象は、少なくとも3カ月以上は慢性の腰痛に悩む成人男女83人(平均年齢44歳、女性が7割)。痛みで起き上がれない日が週に1日以上あり(4割が該当)、消炎鎮痛薬や筋弛緩薬などの処方薬と、サプリメントで痛みをだましながら日々過ごす人たちだ。
 対象者は、いつもの治療に追加して偽薬を飲む群と、通常の治療を続ける群に無作為に割り付けられた。その際「偽薬効果について聞いたことがあるか」という質問と、約15分間の偽薬効果に関する具体的な説明を受けている。
 説明のポイントは、(1)偽薬効果はパワフルである、(2)心身は偽薬に対してパブロフの犬のように自動的に反応する、(3)楽観的な姿勢は偽薬効果を高めるが、特に必要ではない、(4)むしろ偽薬を21日間、真面目に飲むことがとても重要だ、というもの。
 説明後、偽薬群に渡された薬のボトルには「偽薬・1日2回、2錠を服用」と明記したラベルが貼られていた。まるで冗談だが、結果は笑うどころではなかった。
 試験開始3週間後の痛み評価は、偽薬群で「最大の痛み」と「通常の痛み」がどちらも30%低下。通常治療群は16%と9%の低下にとどまった。しかも、通常治療群の希望者にさらに3週間、偽薬を与えたところ、全ての痛みが有意に軽減したのである。また、試験終了後も17人の対象者が偽薬治療の継続を希望した。
 ここから推測できるのは、15分足らずの説明がある種の「薬効」をもたらしたこと。どうやら「飲んで効く」と学習することが、治療効果を高める秘訣らしい。
 逆にいえば、ろくに効果も知らず真薬を飲んでも最大限の恩恵は期待できないわけ。まったく人間というヤツは一筋縄ではいかない。
(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

4776とはずがたり:2016/11/24(木) 18:14:47
東京都、インフルエンザ「流行が始まった」と発表
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161124/Tbs_news_75124.html
TBS News i 2016年11月24日 16時30分 (2016年11月24日 18時00分 更新)

 東京都は、インフルエンザの「流行が始まった」と発表しました。11月に流行が始まるのは2年ぶりです。
 東京都によりますと、今月20日までの1週間で都内にある419か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり1.57人でした。流行開始の目安となる1人を超えたことから、東京都は、 「都内でインフルエンザの流行が始まった」と発表しました。流行入りの時期としては例年より早く、11月に流行が始まるのは2年ぶりです。

 東京都は、こまめな手洗い・うがいなど、早めの予防対策を徹底するよう呼びかけています。(24日14:19)

4778とはずがたり:2016/12/01(木) 11:16:30
本日インフルの予防接種した。

かかりつけ医なんで10分位雑談させて貰った。

昔と比べて効果弱めて副反応出ない様にしてるそうな。

俺は保険適用でもして人々に安く受けさせれば良いのにと思うけど,先生は昔みたいに全員に打った方が良いのではないかと云う考えていらっしゃる様だった。

一寸前に新型インフルが流行った時に厚労省の役人が予防接種打てる人間を先ずは医療从事者,次は老人と規制した結果注射が余りに余って大量に廃棄となったことがあったそうだが,現場の人間としては打ちたいと来た人にどんどん打ってくべきと思ってた,現場を知らない癖に役人は仕切りたがると批判的だった。
医局制度も医学部が仕切るので文科省の管轄だったのを厚労省が潰したそうだがそのせいで地方に医者が行かなくなったと役人の近視眼的な行動を批判してはった。

4779とはずがたり:2016/12/04(日) 16:56:53
医者が好むのか患者(の家族)が望むのか?薬漬けやめさせよ。

<抗精神病薬>知的障害児の1割に処方…「自傷防止」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/mainichi-20161204k0000m040094000c.html
00:14毎日新聞

 ◇過剰投与、副作用の危険

 主に統合失調症の治療に使われる抗精神病薬が知的障害児の約1割に処方されていることが、医療経済研究機構などのチームが健康保険組合加入者162万人を対象に行った調査で分かった。人口に対する統合失調症患者の割合よりはるかに高く、うちほぼ半数で年300日分以上も薬が出ていた。チームは「大半は精神疾患がないケースとみられ、知的障害児の自傷行為や物を破壊するなどの行動を抑制するためだけに処方されている可能性が高い」と警鐘を鳴らす。

 チームは、健康保険組合の加入者162万人の診療報酬明細書(レセプト)のデータベースを使い、2012年4月〜13年3月に知的障害と診断された患者2035人(3〜17歳)を1年間追跡調査。その結果、抗精神病薬を期間内に1回でも使った人は12.5%いた。年齢別では、3〜5歳が3.7%▽6〜11歳が11%▽12〜14歳が19.5%▽15〜17歳が27%--と、年齢が上がるほど処方割合が高くなっていた。

 また、2種類以上の薬が31日以上継続して処方される「多剤処方」の割合も年齢と共に増加していた。

 統合失調症患者は人口の0.3〜0.7%とされ、発症も10代後半から30代半ばが多い。患者の大半には抗精神病薬が処方されるという。

 知的障害児の行動障害の背景に精神疾患が認められない場合、世界精神医学会の指針では、まずは薬を使わず、環境整備と行動療法で対処するよう勧めている。抗精神病薬は興奮や不安を鎮めるが、長期服用により体重増加や糖代謝異常などの副作用があるほか、適切な療育が受けられない恐れも出てくる。

 チームの奥村泰之・同機構主任研究員(臨床疫学)は「国内でも指針を整備し、知的障害児に安易に抗精神病薬が処方されないようにすべきだ」と指摘する。【河内敏康】

4780荷主研究者:2016/12/04(日) 20:25:22

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161118_13036.html
2016年11月18日金曜日 河北新報
<東北大>カルテ分散保管 被災時も迅速復旧

東北大などが開発している医療データ分散保管システムの装置

 東北大電気通信研究所と日立製作所などの研究グループは、患者の医療データを電子化して分散保管し、災害で病院が被災しても短時間でデータを復旧する技術の開発に取り組んでいる。研究グループは県薬剤師会と合同で23日、復旧データに基づいて薬を処方する訓練を実施する。

 研究グループは、同時被災のリスクが少ない病院同士が相互にデータを保管し合う仕組みを提案。通信網が絶たれた場合は、データを入力したパソコンなどを直接、被災病院へ運ぶ。

 病院1カ所につき複数の接続ルートを構築することで災害時、データ復旧の時間が短縮できるという。災害発生から数日で90%、通信網が仮復旧した後は100%の復旧を目標にしている。

 合同訓練は、沿岸部の薬局を津波が襲ったとの想定で実施する。復旧した薬歴情報のデータを県薬剤師会の医薬品供給車両で搬送。避難所で、処方履歴を携帯していない患者に本人確認をした上で処方する。

 研究グループの中村隆喜東北大准教授(情報科学)は「費用対効果に優れたシステムであり、自治体が保有する戸籍といった住民の基本情報の復旧にも応用できる」と話す。

 東日本大震災では、患者のカルテが津波で流失したほか、遠隔地に保管していていたデータもネットワークが故障して接続できないケースがあった。

4781とはずがたり:2016/12/08(木) 14:44:27
>例えば1000人の集団の場合、メチル水銀の影響がなくても、知的障害と判断される子が23人程度生まれることが経験的に分かっている。
結構多いな。。

メチル水銀:マグロ過食に注意 妊婦から胎児へ影響
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E6%B0%B4%E9%8A%80%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E9%81%8E%E9%A3%9F%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%84%8F-%E5%A6%8A%E5%A9%A6%E3%81%8B%E3%82%89%E8%83%8E%E5%85%90%E3%81%B8%E5%BD%B1%E9%9F%BF/ar-AAkPc75
毎日新聞 2016/11/27

 マグロやメカジキなどメチル水銀を比較的多く含む魚介類を妊婦が食べ過ぎると、生まれた子の運動機能や知能の発達に悪影響が出るリスクが増すことが、東北大チームの疫学調査で分かった。メチル水銀は水俣病の原因物質だが、一般的な食用に問題のない低濃度の汚染でも胎児の発達に影響する可能性があることが明らかになるのは、日本人対象の調査では初めて。 

 2002年から、魚をよく食べていると考えられる東北地方沿岸の母子約800組を継続的に調査。母親の出産時の毛髪に含まれるメチル水銀濃度を測定し、子に対しては1歳半と3歳半の時点で国際的によく用いられる検査で運動機能や知能の発達を調べ、両者の関係を分析した。

 毛髪のメチル水銀濃度は低い人が1ppm以下だったのに対し、高い人は10ppmを超えていた。世界保健機関などは、水俣病のような神経障害を引き起こす下限値を50ppmとしている。

 濃度が最高レベルの人たちの子は最低レベルに比べ、1歳半時点で実施した「ベイリー検査」という運動機能の発達の指標の点数が約5%低かった。乳幼児期の運動機能は将来の知能発達と関連があるとされる。3歳半時点の知能指数検査では男児のみ約10%の差があった。海外の研究で、男児の方が影響を受けやすいことが知られている。

 国は05年、海外の研究を基に、妊婦に対しメチル水銀の1週間当たりの摂取許容量を体重1キロ当たり100万分の2グラムと決めた。厚生労働省はこれに基づき、クロマグロの摂取は週80グラム未満とするなどの目安を示している。今回の調査では食生活も尋ねており、約2割がこれを超えていたと考えられるという。

 研究チームの仲井邦彦・東北大教授(発達環境医学)は「目安を守れば、影響は心配しなくてよいと考えられる。魚には貴重な栄養も含まれており、妊婦が魚を断つことは好ましくない。食物連鎖の上位にいるマグロなどを避けサンマなどを食べるなど、魚種を選ぶことが大切だ」と話す。【渡辺諒】

厚生労働省が定めた妊婦の摂取目安
 ※週80グラム未満
クロマグロ、メバチマグロ、メカジキ、キンメダイ、ツチクジラなど
 ※週160グラム未満
キダイ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、クロムツ、マカジキなど
 ※刺し身なら1人前、切り身なら1切れが約80グラム

個人、環境要因で差

 東北大チームの研究で比較的低濃度のメチル水銀でも妊婦が摂取した場合、胎児の発達に影響するリスクがあることが明らかになったが、影響の受けやすさには個人差があり、多く摂取した母親の子が必ずしも大きな影響を受けるとは限らない。今回の研究結果は、個人レベルではなく、集団として将来知的障害と判断される子の割合が増えることを意味する。

 例えば1000人の集団の場合、メチル水銀の影響がなくても、知的障害と判断される子が23人程度生まれることが経験的に分かっている。メチル水銀を多く摂取した結果、ベイリー検査の点数が約5%下がることは、これが約2倍の48人程度になるリスクが生じることに相当するという。

 子どもの発達には遺伝や教育など、さまざまな環境要因も大きく影響する。また、低濃度のメチル水銀と子の脳の発達の関係は未解明のことが多い。個々の子に知的障害が疑われる場合、メチル水銀が影響したかどうかは判別できないのが現状だ。【渡辺諒】

 【ことば】メチル水銀

 水銀は地殻や土壌に含まれ、火山噴火や石炭の燃焼、金の採掘などに伴って排出される。これが水中や土壌中で微生物の働きなどによって化学変化し、メチル水銀が生成される。海水にも含まれ、食物連鎖によって徐々に濃縮し、上位に位置するクロマグロなどで濃度が高くなる。水俣病は、工場排水中の高濃度のメチル水銀が原因となった。

4782とはずがたり:2016/12/08(木) 14:47:04
捏造じゃ無いなら何が怪しく見えたんだ?

信州大教授が3月、子宮頸がんワクチンにより…
http://vpoint.jp/feature/cervical_cancer/77239.html
編集局  2016/11/21(月)

 信州大教授が3月、子宮頸(けい)がんワクチンにより脳障害が起きる可能性があることを公表したが、マウスを使った実験結果に対して月刊誌「Wedge」が「捏造だ」と報じた件。その後、同大に外部調査委員会が設置され調査していた。

 同委は「実験成果は必ずしもイコール科学的解明ではない」としながら「不正行為は認められなかった」との調査結果を発表した。当事者の池田修一教授(脳神経内科)も代理人を通じ「捏造も不正もなかったことを実証してもらい安堵した」とコメントを出した。

 その上で「引き続きワクチンの副反応に苦しむ女児たちの診療に全力を注ぎたい」と。新しい科学的知見に対する反動は、とかく大仰になるものだが、屈することなく、今後も真実を追究してほしい。

 中傷や無理解などで苦しめられている――。今夏、子宮頸がんワクチンの接種で健康被害が生じたとして国と製薬会社2社を訴えた女子大生ら63人の中にもそんな経験を持つ人が少なくない。

 東京での訴訟で「激痛のため転学したが、学校や病院からは“詐病”と言われた」「症状は言い訳だと話を聞いてもらえなかった」(19歳の大学生・園田絵里菜さん)、「接種前、薬の情報が得られなかった」(21歳の大学生・酒井七海さん)などの声を多数聞いた。

 20歳前後の女性にとっては悔しい限りだろうが、池田教授らの今回の実験成果も彼女たちへの追い風になることを期待したい。

4783とはずがたり:2016/12/08(木) 15:10:04
何度でも云ふけど小保方女史を採用したのは悪くない。突飛な思いつきこそやる価値があるのだ。
問題はその後,あんな実験ノートしか残さない様な女史を検査する態勢がなかった事だ。

「小保方晴子氏の事件が起きるまでは天国だった…」=理研に勤める中国人学者が見た日本の研究環境―中国メディア
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20161102/Recordchina_20161102011.html
レコードチャイナ 2016年11月2日 07時50分 (2016年11月2日 13時41分 更新)

今年、再び日本人がノーベル賞を受賞した。21世紀に入って、毎年平均1人の割合で日本人が科学の分野でノーベル賞を受賞しており、受賞者の数は米国に次ぐ多さだ。「なぜまた日本から?」と感じている人も多いだろう。日本で最高峰の科学研究機構である国立研究開発法人・理化学研究所(理研)で長年働いている研究者・凌楓さんは、日本の科学研究の環境を熟知しており、彼の研究の経験や感じていることなどを通して、日本のこれまでの科学研究と現状をのぞいてみよう。新華網が伝えた。

凌さんは1993年に京都大学の博士課程を修了し、理研で働くようになった。それから20年以上、エピゲノム・ミトコンドリアゲノムの研究を行っている。入社したばかりの頃、凌さんは任期制研究員で、2年契約。1年に一度契約を更新していた。

世界で初めてミトコンドリアゲノムの初期化機構を発見した凌さんは、1年ほどで定年制研究員になったため、安心して研究に打ち込めるようになった。定年制研究員になった外国人は凌さんが3人目だ。

凌さんによると、理研には現在、研究員が約3000人おり、そのほとんどが3〜5年契約の任期制研究員。定年制の研究員はわずか300人ほどで、その半分が事務を行っている。

「任期制の研究員はプレッシャーがある。契約期間内に一定の研究成果を出せなかった場合、契約を更新してもらえないだけでなく、他の機関に再就職するのも難しくなる。そのため、目前の功利を急いで求める研究員も出てくる。昨年、世界の学術界を震撼させた小保方晴子の論文ねつ造事件も理研で発生した」と凌さん。

理研では、定年制の研究員の研究成果は報酬に反映されず、論文や成果の有無で給料やボーナスが変わることはない。しかし、研究者が重要な仕事を担っているかどうかは、研究業務を紹介する時に一目瞭然で、誰でもすぐにピンとくる。研究の進展があまりなかったり、重要でないと見なされてしまうと、科学研究経費の申請に影響が出る。そのため、定年制の研究員でもプレッシャーがある。

凌さんによると、野依良治・元理事長は、誰もやっていない研究をするように常に鼓舞し、自分が編み出した新しい研究の原点を基礎にそれを発展させていくようにと指示していた。理研は論文の数をむやみに追及することはなく、求めているのはクオリティの高い論文だ。最大で40〜50人が在籍するような研究室でも、1年に1つの論文も発表しないというケースもある。

凌さんは、「日本から連続でノーベル賞受賞者が出ていることから分かることの一つは、他の人もやっていることをやっていてはいけないということ。誰もやっていない研究を長く、こつこつと続けることで、誰もたどりつけない高みに到達できる。そして、少しずつ海外の研究者の注目を集め、認められるようになって初めて、ノーベル賞を受賞する可能性が出てくる」と分析する。

「基礎研究は、誰からも理解してもらえず応援もしてもらえない。研究者は、一人で黙々と地道な研究を続けなければならない。日本のノーベル賞受賞者の多くは、元々無名だった」と凌さん。

しかし、「近年、日本の学術研究の雰囲気は悪化している。小保方晴子氏の事件が起きるまでは、理研の研究環境は良好で、科学研究経費をいろんな所からもらえるなど、研究の面では『天国』のようだった。しかし、あの事件の影響は大きく、それまでの方針を変えないわけにはいかなくなった。あまりに独特な研究プロジェクトは審査を通りにくくなり、特に末端の研究員は、自分の研究を続けていけるかが分からない状態」という。

日本の科学研究への投入資金が不足するようになるにつれて、科学研究費の申請も難しくなっており、その経費は主に抗ガン薬物の応用研究などに投じられるようになっているため、多くの基礎研究は危機に瀕している。凌さんは、「現在、毎年もらっている研究経費では、助手を2人しか雇うことができない。今後は経費カットの危機さえある」と懸念している。(提供/人民網日本語版・編集KN)

4784とはずがたり:2016/12/10(土) 08:49:23
28歳女性社長・高橋祥子氏の「サボり癖回避法」とは?
http://news.goo.ne.jp/article/r25/bizskills/r25-20161206-00054219.html
12月06日 11:00 R25

日本のゲノムビジネスにおいて、トップランナーの一人として注目されているのが、高橋祥子氏だ。東京大学大学院在学中に、日本初の遺伝子大規模解析サービスを個人向けに提供するスタートアップ、ジーンクエスト社を創業。300項目以上の解析結果をWeb上で確認できるサービスを展開している。

起業家であると同時に研究者の顔も持つ高橋氏は、「宇宙よりも複雑」といわれる遺伝子の謎を解明すべく、ハイ・モチベーションでタスクをこなしているが、まれに気分が“下がる”こともあるという。そんな高橋氏に、仕事に立ち向かう姿勢やモチベーションをキープする際に役立つ、「経営者、かつ研究者らしい」アプローチ方法を聞いた。

●“自分がドキドキすること”を定義してモチベーションをコントロールする

「仕事なら『モチベーションが低いからやらない』とかはあり得ないですよね。ちゃんとやりなさいよ、それだけですね」とズバリと語る高橋氏…。しかし、それでも会社経営を通してモチベーションが下がる瞬間もあるそうだ。

「私は、複雑な遺伝子の謎を全部解き明かせば、人の健康や社会の役に立つって信じていて、それを自分の手で成し遂げたいと思って事業をしているんです。でも、トラブルが起きたときは、モチベーションがすごい下がります。『生命の謎を解こうとしているのに、こんなトラブル対応なんて本当にどうでもいい!』って思っちゃうんですよ」

そんなときには、思考の転換を“処方箋”にしているという。

「やっぱり自分がなんのために会社をつくったのかとか、目指しているところはどこなのかとか、『夢』を思い出すと割とどうでもよくなるんですよね。そのためにも、自分がどういうときにモチベーションが高まったとか、どういうことを思い出すと気持ちが高まるとかを考えて、“ドキドキを定義する”ことは大事。私の場合は、『遺伝子の謎解明』に向き合えること、新しい発見をしたときにテンションが上がります。人によってそれぞれだと思うので、自分なりのドキドキの定義をメモしておいて、モチベーションが下がったときに見直すといいんじゃないですかね。人間ってすぐに忘れる生き物なので、書いて見直す行為が大事です」

●“めんどくさい”を適切に処理すると行動が変わる


理系の研究者といえば、コツコツと実験を積み重ねる姿を思い浮かべるが、意外にも高橋氏は「筋金入りのめんどくさがり」だという。人並み以上の仕事をこなす高橋氏は、そうした負の感情といかに向き合っているのだろうか?

「私は、“めんどくさい”という感情を抱くこと自体、決して“負”だとは考えていません。面倒だと感じるからこそ、より効率の良い方法を考えようとするわけで、“めんどくさい”をコントロールできたら世界は変わると思いますよ」

そう考えるに至った背景には、学生時代のこんなエピソードがある。

「大学の研究室に、朝から晩まで地道な作業に没頭できる人がいたんです。明らかに非効率な作業なんですけど、それが面倒だと感じないばかりに延々とやり続けてしまう。ラクをするために改善策を考えようという発想に至らないんです。その姿を見たときに、私は本当にめんどくさがりでよかったなと(笑)」

しかし、めんどくささを回避することが“サボり癖”につながってしまい、成長の機会を逸しているのではないかと感じているビジネスマンも多いはず…。高橋氏はいかなる方法で、めんどくささをコントロールしているのだろうか?

「目の前にやるべきことがあると頭では分かっていても、ついマンガを読んでしまうなど、楽な方に引っ張られることってありますよね。私自身、会社を立ち上げて間もない頃、社長業と掛け持ちで博士号の卒業論文を書かなくてはいけなくて、1カ月間くらい朝から夜は会社、夜から明け方までは研究室に缶詰めで、『もうサボりたい…』と思うことも。

その時は、“サボったら何をするのか”のリストを作りましたね。髪を切りに行きたい、たくさん寝たい、とか、思いつく限り全てを書き出してみたんです。でも、いざリスト化してみると、自分が本来やるべきことに比べて、本当に取るに足らないことだと思えたんです。比較対象を明確にすると、『自分が本来やらなきゃいけないし、やるべきこと』がより明確になるので、選ぶべきことをハッキリ意識できるんですよ。実際、リストに書いた項目のほとんどはヒマになってもやりませんでしたから。“サボり対策”に有効な手段だと思いますね」

(末吉陽子/やじろべえ)

(R25編集部)

4786とはずがたり:2016/12/15(木) 08:24:47
蓮の花は綺麗だとしか思わないけど確かに人間の顔に蓮コラしてあると気持ち悪いな。。
人類の深層心理にある伝染病とかの記憶かねえ?

人はなぜ蓮の穴を怖がるのか?その謎が明らかに(英研究)
http://karapaia.com/archives/52139322.html
2013年09月06日

つぶつぶの恐怖。集合体に対する恐怖症「トライポフォビア」(閲覧注意)
http://karapaia.com/archives/52102958.html
2012年10月04日

4787名無しさん:2016/12/18(日) 14:33:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161213-00010000-minyu-l07
福島医大女性医師、パワハラ停職3カ月 職員に「あいさつがない」
福島民友新聞 12/13(火) 9:09配信

 福島医大は12日、医学部の教員の40代女性医師が医療スタッフにパワーハラスメントをしたり、上司の教授に嫌がらせ行為を繰り返したなどとして、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 医大によると女性医師は、2015(平成27)年に医大のハラスメント対策委員会にパワハラを認定され、注意を受けたのに、所属先の講座や勤務先の同大付属病院の医療スタッフや同僚医師など教職員10人に対し、一方的に医師の立場を主張して接し、パワハラや嫌がらせ行為を繰り返した。医療スタッフに「あいさつがない。医師に対する態度がなっていない」などと事実に基づかない内容を言って叱責(しっせき)したり同内容を本人や別の人にメールで送るなどした。

 また、所属する講座の教授が不適切なメールをやめるよう注意したが、女性医師は「(職場の)混乱は先生の人格そのものだ」などと、多い時で1日10件の悪意あるメールを教授に送り続け、精神的苦痛を与えた。

 女性医師は12年7月に医大に採用され、同年12月からこうした行為が始まった。医大のハラスメント対策委員会は今年5月にも女性医師のパワハラなどを認定。女性医師が改めなかったため懲戒審査会で処分を決めた。処分について女性医師は「ご迷惑を掛け、深くおわびする」とコメントしたという。

福島民友新聞

4788とはずがたり:2016/12/22(木) 16:02:21

がん死亡率、10年で15%減 2割減の目標に届かず
http://news.goo.ne.jp/topstories/life/332/a0fe5cc100e269b202efc1d3666207f6.html
(朝日新聞) 12月21日 18:42

 国立がん研究センターは21日、2015年までの10年間で75歳未満のがん死亡率が15・6%減にとどまり、国の目標の「20%減」を達成できなかったと、がん対策推進協議会に報告した。厚生労働省は来夏までに新目標と対策を盛り込んだ次期がん対策推進基本計画をまとめる。

 報告によると、15年の75歳未満のがん死亡率(年齢調整済み)は10万人あたり78人。基本計画で定めた目標の74人(05年の92人から20%減)に届かなかった。肝臓がんは減少が加速したが、大腸がんや肺がんは減少が鈍くなった。ウイルス感染が主原因の子宮頸(けい)がんは増加が加速していた。

 片野田耕太がん登録統計室長は「全体の死亡率が下がらないのはたばこ対策やウイルス感染制御、がん検診などが十分に効果を上げていないためだと考えられ、重点的な対策が必要だ」と話した。(竹野内崇宏)

4789名無しさん:2016/12/23(金) 20:22:29
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161223-00010001-wired-sctch
妊娠した女性の脳は「物理的に変化する」:研究結果
WIRED.jp 12/23(金) 13:10配信

妊娠すると女性の脳の構造は変化し、赤ちゃんに対してより共感できるように適応している可能性がある、という研究結果が発表された。

これは、妊娠前と妊娠後の女性の脳の構造に着目した初めての臨床研究で、女性の脳のさまざまな変化を計5年以上にわたって観察したものだ。バルセロナ自治大学のオスカー・ヴィリャローヤ率いる研究チームは、女性の脳を調べ、前頭皮質中央と後部皮質の灰白質、および前頭前皮質と側頭皮質の一部が小さくなっていることを確認した。これらの部位は、脳のなかで社会的認知や共感を感じる領域と重なる。母親が自分の赤ちゃんの画像を見るときに活性化される部分だ。

研究者チームによれば、この脳の変化は妊娠によって始まり、出産後少なくとも2年続くという。

『Nature Neuroscience』誌に発表された研究論文の執筆者のひとり、エルズリン・ホエクジマは、この変化は、女性の脳細胞が失われるというよりは、「シナプス刈り込み」(必要なシナプス結合だけが強められ、不要なシナプス結合は除去される現象)が行われていると考えている。「弱いシナプス結合が取り除かれ、より効率的で専門化した神経回路網になるのです」

研究チームは、初めて子どもをもった25人の女性19人のMRI画像を、子どもをもったことがない、もしくは妊娠したことがない20人の女性のMRI画像と比較した。妊娠したことがないすべての女性の灰白質に変化は見られなかったという。

この変化は生物学的な理由によるものか、それとも子どもと過ごした時間の長さによるものかは明らかではない。しかし研究者たちは、灰白質の変化は顕著なもので、その変化の有無を見るだけで被験者が妊娠を経験したかどうかを簡単に見分けることができると述べている。

この変化がホルモンレヴェルに関係した一時的なものかどうかを知るためには、もっと多くの女性を対象に、より長期間にわたり研究を続ける必要があるという。

LIAT CLARK


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