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Tohazugatali Medical Review

4712とはずがたり:2016/09/24(土) 18:53:30
SSPE??恐ろしい「はしかのような」病から学ぶこと
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160401/med/00m/010/009000c
2016年4月3日谷口恭 / 太融寺町谷口医院院長
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理解してから接種する??「ワクチン」の本当の意味と効果【4】

 小学校のときは成績優秀で活発だった自慢の娘が、中学1年の夏休みが終わったころから殻に閉じこもるようになり、成績が下がってきた……。そんな時、あなたが親だったらどのようなことを考えるでしょうか? 戸惑っているうちに、性格が変わり、集中力が低下し、親であるあなたの言うことを聞かなくなったとすればどうでしょう。思春期だから仕方がないか……と半ば諦めていると、尿失禁を起こし、さらにはけいれん発作まで……。ここまでくると何らかの病気があるのは明らかでしょう。

数年〜十数年かけ、子供の命を奪うSSPE

 このような症状の子供がいれば、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を一度は疑わなくてはいけません。SSPEという病気は確かに有名ではありません。しかし、この病気の原因となる病原体は誰もが知っているものです。麻疹(はしか)ウイルスです。

 けいれん発作を起こした娘は、そのうち口がきけなくなり、起き上がれなくなります。もちろん学校には行けません。知能も低下し、コミュニケーションを取ることすら困難になります。やがて体が硬直し寝たきりになります。そして数年から十数年の経過を経た後に死に至ります。

 発症してから数年から十数年というこの期間、つらいのは本人だけではありません。SSPEを発症した子供をもつ家族の苦しみは並大抵のものではありません。SSPEを患っていても、なんとかして外で遊ばせてあげたい。短い残りの人生で少しでも感動を与えてあげたい。そういう思いは同じ苦しみをもつ他の家族とのつながりを生み、家族会が誕生しました。それが「SSPE青空の会」です。

「SSPE青空の会」が発信するメッセージ

 SSPEの効果的な治療法はありません。多少進行を抑えることのできる薬はありますが「よく効く」とは言えません。しかし、ほぼ完璧に予防する方法はあります。それは「ワクチンをうつ」ということです。実際、SSPE青空の会のウェブサイトのトップページには次のように書かれています。
   ◇   ◇   ◇
 (前略)一般の方には、この病気が「はしか」という幼児期にかかる病気によって引き起こされるものであること、予防接種によってその発病率を大幅に下げることができることを理解していただきたいと思います。予防接種に反対する方もおられますが、この様な病気の存在を知った上で議論していただきたいと願っています。
   ◇   ◇   ◇
 SSPEの子供を持つ親御さんが、ワクチンに反対していたために、子供に接種させなかったのかどうかは分かりません。しかし、この文面から「ワクチンを接種してさえいれば……」という無念の思いが読み取れるような気がします。


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