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Tohazugatali Medical Review
4745
:
とはずがたり
:2016/10/09(日) 06:59:08
横浜点滴殺人、捜査難航の意外なワケ 病院関係者の実名浮上も
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/nation/fuji-dms1610080001
10月08日 17:15夕刊フジ
横浜市神奈川区の「大口病院」で、点滴を受けた男性入院患者2人が中毒死した連続殺人事件の捜査が難航している。神奈川県警が捜査本部を設置してから7日で2週間。点滴への異物混入の手口から、病院内部に詳しい人物による犯行との見方が強まっているが、直接的な証拠に乏しく、容疑者の絞り込みに至っていないからだ。
「(容疑者の)絞り込みができていない。病院関係者なら誰でもあり得たのではないかと、範囲を広げてみている」
ある捜査関係者は現状をそう話す。犯人は点滴に異物を混入するのに注射器を使ったとみられ、医療知識や技術を備えていた可能性が高い。このため、病院関係者が関与しているのではないかとの見方は根強い。
報道各社の間では、すでに不審な病院関係者の実名まで挙がっており、周辺を探る動きもみられる。だが、噂レベルにとどまっている。
その背景には、容疑者を絞り込むのに必要な直接証拠が少ないという事情がある。事件が起きた当時、病院内には防犯カメラは設置されていなかった。さらに1階の警備員室付近にあるカメラも録画機能のない「ダミー」で、不審者の出入りを裏付ける直接証拠は得られにくい。
異物が混入されたとみられる状況も捜査を難しくしている。点滴が置かれていたのは無施錠のナースステーションで、誰でも入ることが可能だった。このため、不特定多数の人間が触った可能性が否定できない。
前出の捜査関係者は「仮に点滴の入っていた袋から指紋が出たとしても、ただちに犯人特定につながる客観的な証拠とはいえないだろう」と語る。
事件前、大口病院では看護師のエプロンが切り裂かれたり、職員のペットボトル飲料に漂白剤のようなものが混入されたりする不可解なトラブルが起きたが、病院は職員に聞き取り調査を実施するだけで、警察への連絡はなかった。
横浜市は11日、大口病院への臨時立ち入り検査を実施し、薬剤の管理や点滴を扱うナースステーションの状況を調べる。さらに事件前の病院内でのトラブルについても詳細を確認する予定だ。
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