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Tohazugatali Medical Review
4703
:
名無しさん
:2016/09/22(木) 13:40:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160910-00010002-agora-soci
歯科医に聞いた!食べていると確実に死に近づく食べ物 --- 尾藤 克之
アゴラ 9月10日(土)7時10分配信
世界に先駆けて超高齢化社会が現実のものになっている日本。誰もが長い人生を「自分らしく生きたい」と願っている。ところが現実はそう簡単ではない。食が豊かになりすぎたことで、罹患リスクは高まり「悩める晩年」が社会全体を巻き込んでいるからである。
今回は、歯科医師であり、米国抗加齢医学会認定医(歯科医師として日本初)としても活動をしている、森永宏喜(以下、森永)氏に「食品と健康」について話を伺った。
■ヘルシーで健康な食事とはなにか
よく野菜たっぷりの食事をして「体によい食事をした」と満足している人は多い。また、自然食、玄米菜食など「ヘルシー」をうたったレストランもたくさんある。「ヘルシーな食事」とは一体どのような食事のことをいうのだろうか。
「健康によい食事ということについては意見もさまざまだと思います。それらは、ときには文化論に置き換えられていたり、しっかりとした科学的根拠に乏しいものだったりすることも少ないように思います」(森永)
「例えば、健康の敵のように思われがちなコレステロールを例に挙げれば、その医学的根拠とされているものは古いものが多く、主として1990年代の論文なのです。信頼性に疑問があるものも多いことは看過できません。」(同)
さらに、森永は、ポジショントークが影響していることを示唆している。これは、その食品の売上にかかわる関係者の発言がベースになっていることを意味する。本質的な生化学レベルの、また臨床実態に合った食事法について論じる必要性がありそうである。
■ バラエティーに富んだ食材を摂る
気に入った料理があると、毎日でも食べ続けたいという人がいる。ところが同じものを大量に長期にわたって食べ続けているとしたら考え物である。森永は、栄養が偏るモトになることと、食物アレルギーになり易いので注意が必要であると述べている。
「さまざまな食材を食べることは、それだけたくさんの種類の栄養を取り入れることです。ひと口にタンパク質を摂るといっても、牛肉、豚肉、鮭、青魚、大豆、牛乳など、食材が違えば、含まれる栄養素は色々です。同じタンパク質でも、食品によりアミノ酸の種類や量も違います。」(森永)
また、バリエーション豊かな食材を組み合わせることで、おいしく効率よく、栄養を摂ることができるようになるとのことである。
「唾液の働きをよくするのには亜鉛が有効ですが、その亜鉛の吸収を高めるためには、クエン酸とビタミンCを一緒に摂るのが効果的です。亜鉛がたっぷりのカキにはレモン汁をたっぷりかけて食べると、味わいだけではなく栄養的にも優れているのです。」(森永)
■ファーストフードはやはりNGだった理由
忙しい現代人が簡単にエネルギーを摂る方法。それは精製度の高い食品を短時間で口にすること。ファーストフードが好まれている理由は、その手軽さにある。しかも、素早くカロリーが補給できて、その形状は柔らかく加工度が高いので、あまり噛まずに食べられる。
「HFCS使用の甘いドリンクをセットにしたら、さらに健康を損なうことになります。HFCSは『異性化糖』『ブドウ糖果糖液糖』とも呼ばれています。HFCSが使われたドリンクは病気のリスクを上昇させるという調査結果もあります。」(森永)
厄介なことは、国が定めた表示義務は成分が分解されていれば、表記義務がないことにある。「異性化糖」「ブドウ糖果糖液糖」は原材料を分解していることから、遺伝子組み換え等の表示義務はない。米国では、肥満や糖尿病などの原因となり健康を脅かすことから使用禁止運動が広がっている。
「また、ファーストフードやコンビニの加工食品の油脂は、酸化している危険性が大きく、摂取すると体内で活性酸素が発生しやすくなります。ファーストフードの摂りすぎには注意が必要です。」(森永)
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