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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

1とはずがたり:2003/11/28(金) 21:25
建設検討・工事情報

国土交通省 http://www.mlit.go.jp/
道路局 http://www.mlit.go.jp/road/index.html

1796名無しさん:2010/04/09(金) 15:31:20
http://www.mlit.go.jp/common/000112017.pdf

1797 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/09(金) 23:10:50
> 現行の割引制度に4つの課題がある
> 1つ…従来の制度を継続するには財源を確保できないなど「持続可能ではない」
> 前原大臣自身も「私自身も把握できない」とする「割引内容が複雑」であること
> 主に週末に交通集中が片寄る「特定日、時間の交通集中による渋滞」
> ETC車載器を搭載していなければ割引を受けられない「特定の車種に限定」されていること

> 従来では公共事業と有料道路事業を併用する合併施工方式(会社施工方式と直轄施工方式)を
> 採用してきた。しかし民主党による見直しによって、有料道路を整備するのは企業、無料道路を
> 整備するのは国と、それぞれを切り分ける方式を採用する。

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20100409_360167.html
国土交通省、高速道路の新たな料金割引についての記者会見
「利用者に分かりやすい料金制度を目指した」と前原大臣
2010年4月9日発表

 国土交通省は4月9日、高速道路の再検証結果と新たな料金割引を発表した。新料金制度は法案成立後、
6月中に社会実験として導入され、2011年3月まで実施する。会見を行ったのは前原誠司国土交通大臣と
馬淵澄夫国土交通副大臣。

 前原大臣は「民主党が野党の際に高速道路の原則無料化をうたって以降、自公政権はそれに競うように
複雑多岐かつ大幅な値引きなどを行ってきた」とし、「自公政権時の価格と比較すると若干(料金が)
上がっている面もあるが、高速道路をいかに利活用していくか考えたとき、物流コストを下げるという考えに
基づいて、社会実験を行いながら他の交通機関への影響、あるいは環境配慮を考えながら着実に
最終形態を決めて行きたい。今回の料金制度はその通過点と考えていただきたい」と述べる。

 6月中の実施にこだわったのは、この制度を早めにスタートさせることで「夏休みにどういう影響が及ぶのか」を
確認したいからだと言い、その結果を踏まえた上で、年内に次年度に向けた料金制度の最終調整を行う。


現在の料金体系・割引の主な課題と新料金の基本方針と導入効果

 高速道路の新たな料金割引は、現行の割引制度に4つの課題があると言う。1つはETC割引の中に、
休日特別割引など期限が2011年3月までとなっているものがあるほか、従来の制度を継続するには
財源を確保できないなど「持続可能ではない」こと。そして前原大臣自身も「私自身も把握できない」とする
「割引内容が複雑」であることや、主に週末に交通集中が片寄る「特定日、時間の交通集中による渋滞」、
ETC車載器を搭載していなければ割引を受けられない「特定の車種に限定」されていること。この4点を
鑑みて新たな料金体系を作成した。

 新料金体系の骨格部は次のとおり。

1.上限料金制の導入
一定額以上の利用は同一料金

2.徹底した簡素化
【全高速道路】:時間帯・曜日の区別なし
【NEXCO各社・本州四国連絡高速道路】:原則現金とETCの区別、および大都市と地方で上限の区別なし
【首都高速道路・阪神高速道路】:料金圏撤廃

3.地球環境に配慮
軽自動車やエコカーを優遇

 上記を前提に、利用者に分かりやすい料金体系とすることを目指した。また、地方における移動格差を改善し、
物流コストをトータルで下げるという地域活性化を図ることができるほか、交通集中の緩和、休暇分散化と
いった効果が見込めると言う。

 具体的な料金体系については関連記事を参照していただきたいが、NEXCO各社が管理する高速道路に
おいては、平日/休日問わず全時間帯で、現金支払いとETCの区別なく割引が適用される。また、
本州四国連絡高速道路は「フェリーを筆頭とする他の交通機関に配慮」した価格設定だと言う。

 10・15モード燃費が20km/Lを超えるエコカー免税車(次世代自動車)のみ適用される「エコカー割引」が
新たに設けられ、適用を受けると料金は軽自動車と同じく上限額が1000円となる。ただし、割引を受けるには
事前登録が必要で、「6月に新料金体系を導入できても登録に時間が必要なため、ずれ込むのは仕方がない」
(前原大臣)と言う。

 首都高速道路と阪神高速道路については距離別の上限制が設けられ、普通車は500円〜900円、
大型車はその倍の金額を支払うことになる。ただし、これはETC車載器を搭載したクルマに適用されるもので、
普通車での現金支払いの場合、距離に関わらず上限の900円を支払う。

1798 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/09(金) 23:11:02
 また、道路の整備手法の見直しについての説明も行われた。従来では公共事業と有料道路事業を
併用する合併施工方式(会社施工方式と直轄施工方式)を採用してきた。しかし民主党による見直しによって、
有料道路を整備するのは企業、無料道路を整備するのは国と、それぞれを切り分ける方式を採用する。

 具体的に有料道路で整備されることが決定したのは、関越自動車道〜東名高速道路を結ぶ東京外かく
環状道路と、名古屋西JCT(ジャンクション)〜飛島IC(インターチェンジ)を結ぶ名古屋環状2号線の2つ。
潮来IC〜鉾田IC間を結ぶ東関東自動車道水戸線は国の直轄事業として実施されるほか、すでに
酒田みなとIC〜遊佐ICを結ぶ日本海沿岸東北自動車道は着手していると言う。

 また、関越自動車道上越線(信濃町IC〜上越JCT)、東関東自動車道館山線(木更津南JCT〜富津竹岡IC)、
東海北陸自動車道(白鳥IC〜飛騨清見IC)、四国横断自動車道(鳴門JCT〜高松市境)については
4車線化が決定したが、近畿自動車道紀勢線(御坊IC〜南紀田辺IC)と九州横断自動車道長崎大分線
(長崎IC〜長崎多良見IC)については着手を見合わせた。着手を見合わせた理由は、2009年の繁忙期に
おける渋滞回数が0回だったためだと言う。

(編集部:小林 隆) 2010年 4月 9日

1799 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/09(金) 23:14:26
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20100409_360215.html
国土交通省、新高速料金に関する質疑応答
「公平に使える料金制度にした」と馬淵副大臣
2010年4月9日発表

 4月9日に、高速道路の新たな料金割引についての記者会見が国土交通省で開かれた。前原大臣の
会見については既出したとおりだが、会見後に報道陣と馬淵副大臣による質疑応答が行われたので、
その内容を紹介する。

――割引制度ではなく上限制を導入した意味は何か。

 1つは分かりやすい料金制度にしようということ。1000円刻みというのも分かりやすいものだと思う。
ただし、上限1000円の料金制度では大渋滞を招き、さらには割引を充当する費用も莫大になる。従って
普通車2000円をこの新料金制度の中心に据え、さまざまなシミュレーションを行った。地方への配慮、
あるいは環境への配慮を考え、軽自動車に対する優遇制度も導入した。口で言うと単純だが、
いずれにしても複雑な計算を行いながら到達した金額が、普通車2000円だということを理解していただきたい。

――マイレージ割引が廃止されるが、利用者に6カ月前に通知しなければならないのでは?
またいつから廃止される?

 現時点で日程は決定していない。本日は決定したことだけをお伝えしたい。

――エコカー割引はどうすれば受けられるか?

 適合車種は追って公開したい。適合を受けるには事前登録が必要で、ETC車載器のデータに
記録されている情報を元にチェックを行っていく。6月実施といっても登録してから割引を受けるまで、
若干の時間を要すると考えている。ちなみにETC車載器を搭載していなくても、登録証を確認できれば
割引を受けることが可能だ。

――具体的にどの割引制度がなくなり、何が残るのか?

 今後も継続する予定なのは障害者割引、本四の島民関係割引、環境ロードプライシング、環状道路等
割引などで、原則撤廃する割引は休日のみを対象とした割引、適用率が低い割引、新料金で補完される割引、
無料化実験と重複する割引など。そのほか2010年に限定して激変緩和として措置する割引もある。
これらはすべて決定したわけではなく、6月まで高速道路各社と詰めて行きたい。

――物流コストは具体的にどの程度を見込んでいるのか? また大口・多頻度割引は激変緩和措置で
残っているが、今後撤廃されるとかえって物流コストは引き上がるのではないか?

 社会実験の成果を踏まえながら進めていきたいが、原則高速道路無料化が進めば当然物流コストは
大きく引き下がる。ここはぜひ理解して頂きたいが、現在実施されているさまざまな割引プランは2011年
3月末で終了する。我々は現行の財源の中で恒久的な措置を図ることで料金制度を抜本的に見直した。
首都高速・阪神高速では既存のベースとほぼ変わらない価格に設定しているし、激変緩和措置として
来年3月末までは大口・多頻度割引も遵守している。物流コストにどの程度寄与するかは、適用後の
企業の運行・運用を見極めていきたい。

――本四架橋で上限3000円(普通車)としているが、NEXCO管轄の料金よりも軽自動車・普通自動車ともに
1000円上乗せした理由は何か。

 自公政権による料金制度になったことで多くの方が本四架橋を利用して頂いているのは理解している。
公共交通機関への配慮については、地元島民の方々から大きな声を頂いたこともあり、我々はそれを踏まえて
フェリーとほぼ同等の料金とさせて頂いた。

――利用者にとって今回の料金上限制は負担が増えるものになるのか。

 どの車種に乗り、どの経路を使うのかによって異なるため、利用者にとって負担の増える方もいれば
減る方もいる。我々は今回、これまでの多岐に渡る料金割引制度の整備をし、誰もが公平に使える
割引制度に変更した。曜日、あるいは時間帯に片寄らない新たな料金制度は、享受してもらえるものだと
思っている。

――2011年4月以降の制度はどうなるのか。

 6月から始まる制度への意見や情報をしっかりと把握し、今後に役立てていきたい。

(編集部:小林 隆) 2010年 4月 9日

1800 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/09(金) 23:20:00
>>1798
> 具体的に有料道路で整備されることが決定したのは、
> 関越自動車道〜東名高速道路を結ぶ東京外かく環状道路と、
> 名古屋西JCT(ジャンクション)〜飛島IC(インターチェンジ)を結ぶ名古屋環状2号線の2つ。
> 潮来IC〜鉾田IC間を結ぶ東関東自動車道水戸線は国の直轄事業として実施されるほか、
> すでに酒田みなとIC〜遊佐ICを結ぶ日本海沿岸東北自動車道は着手していると言う。

> また、関越自動車道上越線(信濃町IC〜上越JCT)、
> 東関東自動車道館山線(木更津南JCT〜富津竹岡IC)、
> 東海北陸自動車道(白鳥IC〜飛騨清見IC)、
> 四国横断自動車道(鳴門JCT〜高松市境)については4車線化が決定

> 近畿自動車道紀勢線(御坊IC〜南紀田辺IC)と
> 九州横断自動車道長崎大分線(長崎IC〜長崎多良見IC)については着手を見合わせた。

ということで、明暗を分けた地方の記事

http://www.shinmai.co.jp/news/20100409/KT100409ASI000003000022.htm
上信越道4車線化工事は県負担なしで再開 国交省方針
4月9日(金)

 国土交通省は9日午前、上信越道の信濃町インター(上水内郡信濃町)−上越ジャンクション
(新潟県上越市)間(37・5キロ)を含む高速道4区間の4車線化事業の凍結を解除する方針を
正式に発表した。高速道路の割引などに使う財源の一部を転用する。高速道路会社が施行する
従来の整備方式に戻すため、県の負担は不要となる。事業は6月にも再開される見通しだ。

 4車線化事業は、自公政権が2009年度第1次補正予算に、暫定2車線で整備された信濃町−上越など
6区間の事業費を計上。高速道路会社と国、地元県が負担する新たな施行方式を導入し、長野県内区間
2・9キロの事業費50億円のうち、県は11億2500万円を負担する予定でいた。

 一方、鳩山政権は昨年10月、6区間とも凍結。国交省政務三役が、09年度繁忙期の渋滞回数、
事故発生率、費用対効果などを基に、事業効果を再検証した。その結果、渋滞回数が多かっ
た信濃町−上越など4区間は「緊急性が高い」と判断し、凍結を解除する方針を決定。10キロ以上の
渋滞が皆無だった2区間は見合わせ、今後の交通状況を踏まえあらためて検討することにした。

 上信越道の4車線化完了は5〜7年後となる見通し。前原誠司国交相は記者会見で、施行方式を
見直した理由について「国費と有料道路が混じった方式では、責任の所在が不明確だった」と説明した。


http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100409/201004091720_10407.shtml
東海北陸道4車線化が復活 白鳥―飛騨清見間
2010年04月09日17:20

 前原誠司国土交通相は9日、高速道路の割引などに使う原資の一部を高速道路整備に転用することにより、
2009年10月の補正予算見直しで全面凍結していた4車線化6区間のうち東海北陸自動車道
白鳥インターチェンジ(IC)―飛騨清見IC間(41キロ)など4区間を整備すると発表した。

 東海北陸自動車道白鳥IC―飛騨清見IC間は、09年度補正予算の見直しで4車線化が凍結されていた。
同区間は交通量が多く、渋滞や事故が多発、地元の復活要望を受けて県も国に強く働き掛けてきた。
安全面や渋滞対策などから地元への配慮に傾いたとみられる。

 同区間の4車線化は国の追加経済対策として、09年度補正予算に805億円を計上。計画では
総事業費は890億円が見込まれていた。県は09年度6月補正予算で4車線化の負担金約201億円
(実質の県負担分は約20億円)を盛り込んだ。

 整備手法の見直しで県負担金もなくなる見込み。県は「最優先で復活を働きかけてきたので復活の方針が
示されありがたい」と、速やかな法制化と早期着工に期待を寄せている。

1801 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/09(金) 23:22:47
こちらは暗

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=187722
高速4車線化、御坊―田辺は見送り 国交相「効果が不透明」

 前原誠司国土交通相は9日、高速道路の割引などに使う原資の一部を高速道路整備に転用することにより、
2009年10月の補正予算見直しで全面凍結していた4車線化6区間のうち、関越道上越線の信濃町(長野県)
―上越ジャンクション(新潟県)など4区間を整備すると発表した。近畿自動車道紀勢線の御坊―南紀田辺間の
事業は見送られた。

 高速道路の料金割引などに充てる利便増進計画では、既に3兆円が手当てされている。このうち
「上限千円」などで使われた5千億円を除く残り2兆5千億円の中から、1兆4千億円を道路整備に回すとした。
建設に回すには道路整備事業財政特別措置法の改正が必要で、国交省は今国会に改正案を提出している。

 整備が見送られたのは近畿自動車道紀勢線のほか、長崎県の九州横断道長崎大分線(長崎―長崎多良見)で、
「事業の効果が不透明」と理由を述べた。

 整備を進めるのは4区間以外では、09年4月の国土開発幹線自動車道建設会議で新規整備すると
されていた東京外郭環状道路(関越―東名)、名古屋環状2号線(名古屋西―飛島)、茨城県の東関東道
水戸線(潮来―鉾田)。

知事「甚だ遺憾」

 御坊―南紀田辺間の4車線化が見送られることについて仁坂吉伸知事は「甚だ遺憾。海南から
南紀田辺までは全国でも1、2を争う渋滞区間。整備可能な区間から着手する方が効率が良い。
政府が先にすべきだと考えている有田―御坊間も今年中に(事業着手に必要な)都市計画が決定する。
田辺までの4車線化をできるだけ早く実現できるよう国に訴えていく」と述べた。

 田辺市の真砂充敏市長は「見送りは大変残念。御坊―田辺間は当初計画より2倍程度の利用がある区間。
対面通行による人身事故が多く発生しており、4車線化は住民の悲願。今後も粘り強く要望を続けたい」と
話した。


http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2010040903.shtml
ながさき新着ニュース(9日PM 6:58)
長崎新聞
長崎−多良見間4車線化は着手見合わせ 前原国交相「必要性確認できず」

 前原誠司国土交通相は9日、2009年10月の補正予算見直しで全面凍結していた高速道路6区間の
4車線化工事のうち、本県の長崎自動車道(長崎―長崎多良見)など2区間について着手を見合わせると
発表した。国交省道路局では「事業の効果について、着手する必要性が確認できない」などとしている。

 長崎自動車道は、国などが事業主体となり、長崎IC(長崎市早坂町)と長崎多良見IC(同市中里町)間の
11・3キロを現在の暫定2車線から4車線に拡幅する計画。総事業費は400億円で、県は国直轄事業
負担金として40億3100万円を支出する予定。

 昨年の事業凍結を受け、県側は長崎―長崎多良見間について▽規制速度が70キロに制限されるなど
安全性、高速性に課題がある▽交通量は4車線化の基準となる1日1万台を上回っている―などとし、
前原国交相に凍結解除を求めていた。

1802 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/10(土) 13:16:06
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20100410000059
高松道全4車線化へ/割引原資を転用、整備
2010/04/10 09:43

 前原誠司国土交通相は9日、高速道路の割引などに使う原資の一部を高速道路整備に転用することにより、
2009年10月の補正予算見直しで全面凍結していた4車線化6区間のうち、高松自動車道の高松東―
鳴門間など4区間を整備すると発表した。

 また09年4月の国土開発幹線自動車道建設会議で新規整備するとされていた東京外郭環状道路
(関越―東名)、名古屋環状2号線(名古屋西―飛島)、茨城県の東関東道水戸線(潮来―鉾田)の建設も
進めるとした。

 高速道路の料金割引などに充てる利便増進計画では、既に3兆円が手当てされている。このうち
「上限千円」などで使われた5千億円を除く残り2兆5千億円の中から、1兆4千億円を道路整備に回すとした。
建設に回すには道路整備事業財政特別措置法の改正が必要で、国交省は今国会に改正案を提出している。

 一方、4車線化区間のうち和歌山県の近畿道紀勢線(御坊―南紀田辺)、長崎県の九州横断道長崎大分線
(長崎―長崎多良見)は「事業の効果が不透明」として着手を見送る。

 暫定2車線で整備されている高松道高松東―鳴門間約52キロは、09年4月の国土開発幹線自動車道
建設会議で4車線化が決定したが、補正予算の執行見直しで凍結された。


http://mainichi.jp/area/chiba/news/20100410ddlk12010116000c.html
高速道:再検証、館山道の4車線化決定 地元自治体も歓迎 /千葉

 前原誠司国土交通相が9日、高速道路の再検証結果を発表した。県内では館山自動車道
(木更津南ジャンクション−富津竹岡インター)の4車線化について、東日本高速道路会社(NEXCO東日本)
主体で着工することが決まった。これまで整備凍結の方針が示されていただけに、木更津市などの
地元自治体も歓迎。森田健作知事は「調整が図られ、早期に工事着手されるよう事業者に積極的に
協力する」とのコメントを出した。

 東京湾アクアライン通行料をETC普通車800円に値下げする社会実験は、10年度も継続することが
正式に発表された。森田知事は「実験終了後は国策として料金値下げが実現するよう、国に強く働きかける」と
表明した。【森有正】

毎日新聞 2010年4月10日 地方版

1803荷主研究者:2010/04/10(土) 17:11:04

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=518699004
'10/03/27 山陰中央新報
山陰道益田道路が開通

テープカットをして山陰自動車道益田道路の開通を祝う関係者=益田市久城町、久城IC

 山陰自動車道益田道路(益田市遠田町〜同市須子町、7・8キロ)の未開通部分が27日開通し、供用開始された。これにより、同市遠田町から須子町までの東西幹線がつながり、東西の所要時間が現状より最大8分短縮され、渋滞緩和や救急搬送時の利便性向上などが期待される。

 今回開通したのは、国道9号バイパス方式で整備が進められていた遠田IC(インターチェンジ)〜久城IC間(遠田町〜久城町、1・7キロ)と、県道として整備していた久城インター線(久城町〜高津1丁目、2・8キロ)の未開通部分(久城町〜中島町、0・9キロ)。

 事業区間7・8キロのうち、久城IC〜高津IC間は益田道路の事業未着手区間で、現時点では着工のめどは立っておらず、県道整備を先行し東西の益田道路を接続した。

 同インター線の西側区間(中島町〜高津1丁目)と、国道9号バイパス方式で整備された益田道路の西側区間(高津1丁目〜須子町)3・3キロは2007年3月に開通している。

 併せて、同インター線に接続する市道中吉田久城線(中島町〜中吉田町、0・9キロ)の4車線化工事も完了し同日供用開始した。事業費は益田道路が約100億円、同インター線が約26億円、同中吉田久城線が約25億円。

 全線が無料で、国土交通省では1日の新道路の交通量を平均1万3700台と推計。現在の国道9号の交通量(1日約1万6千〜1万8千台)が緩和されると見込む。

 開通に先立ち同日、同市久城町の旧益田工業高校跡地で記念式典があり、溝口善兵衛知事ら出席者からは、益田道路開通による地域振興に期待するとともに、山陰自動車道の早期全線開通を望む声が相次いだ。この後、久城IC付近で関係者がテープカット。開通前の道路を歩く「記念ウォーク」に市民ら約2千人が参加し開通を祝った。

1804荷主研究者:2010/04/10(土) 17:11:34

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=518683005
'10/03/26 山陰中央新報
鳥取自動車道、28日に県内全通

28日に開通する鳥取自動車道河原IC−鳥取IC間。これにより鳥取県内区間は全通する=10日、鳥取市の鳥取南IC周辺

 鳥取市と山陽・関西を結ぶ中国横断自動車道姫路鳥取線(鳥取自動車道)のうち、同市河原町徳吉の河原インターチェンジ(IC)から同市本高の鳥取ICまで9・7キロと、兵庫県佐用町の佐用ジャンクション(JCT)から岡山県美作市の大原ICまで10・9キロの両区間が、28日に開通する。鳥取県内区間はこれで全線が開通。高速道路網のネットワーク化で、県東部圏域の交通アクセスが格段に向上する。

 鳥取自動車道は国と自治体が費用を負担する新直轄方式で整備され、全線通行無料。国土交通省鳥取河川国道事務所によると、28日の延伸で鳥取市から3時間の移動圏域に大阪、神戸、岡山3市が加わり、圏域人口は900万人増の1257万人に膨れ上がる。

 一般車両の通行開始は河原IC−鳥取ICが同日午後2時、佐用JCT−大原ICが同日午後5時。

 同自動車道延伸を受け、日ノ丸自動車(鳥取市)と神姫バス(兵庫県姫路市)は29日から、JRの鳥取、姫路両駅間を結ぶ高速バスを、8年6カ月ぶりに1日4往復共同運行する。片道約2時間20分で、料金は2300円。

 河原IC−鳥取ICの間には、上り線と下り線の入口の場所が異なるハーフインターチェンジの鳥取南ICがある。

 未開通区間として残る大原IC−西粟倉IC(岡山県西粟倉村)間8・3キロは、2012年度に開通予定。全線開通すると移動時間がさらに10分短縮され、鳥取市−神戸市が2時間40分になる。

1805荷主研究者:2010/04/10(土) 17:19:12

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/162933
2010年4月3日 01:11 西日本新聞
佐世保中央IC「危険だ」 進路迷い 急な停車や車線変更続発

急きょ路面表示と案内板が設置された西九州自動車道佐世保中央インターチェンジの分岐点

 開通したばかりの西九州自動車道の佐世保中央インターチェンジ(IC、佐世保市矢岳町)で、進入路の案内表示が分かりづらく分岐点で急な停車や車線変更が相次いでいる。利用者から「危険だ」という苦情が多く寄せられており、長崎河川国道事務所は案内表示を急きょ追加するなど対応に追われ、注意を呼び掛けている。

 危険が指摘されているのは、3月20日に開通した佐世保中央ICの進入路。円を描く急カーブの途中に佐世保大塔IC方面と相浦中里IC方面に向かう分岐点がある。分岐点入り口にそれぞれ「武雄」「松浦 平戸」と表示した看板があるが、急カーブの途中でいきなり看板が目に入ってくるため、急ブレーキをかけたり、進入路を間違ったりするケースが続出しているという。

 県警高速隊によると、3月29日には神奈川県から来た観光客男性(46)の車が分岐点直前で停車し、後続車から追突される事故が発生した。男性は「長崎市に向かいたいのに武雄とだけ表示してあるので迷ってしまった」と話したという。

 ハウステンボスに向かっていた平戸市の会社員男性(39)は間違えて松浦方面に進み、相浦中里ICで折り返すはめになった。

 苦情を受け、長崎河川国道事務所は3月下旬に「大塔武雄方面」「中里平戸方面」とした仮設案内板を道路脇5カ所に設置。2日には進入路の路面3カ所に「武雄」「松浦・平戸」と表示したペイントを完成させた。同事務所は「対策はひとまず講じた」としているが、県警高速隊は「大型連休には県外から来る人が増える。福岡や長崎なども示す補助板が必要だ」と指摘。米海軍佐世保基地が近いため、外国人向けの表示を求める声もある。

 このほか佐世保署によると、IC出入り口の真横にある佐世保バーガー店前の県道でも違法駐車が増加している。付近の駐車場が不足しているためで、佐世保市と佐世保観光コンベンション協会は「まちなか観光のため」としてIC横の土地を国などから借り受けた駐車場整備を計画。バス7台と乗用車57台を収容できる1時間100円の有料駐車場を、4月下旬にもオープンする予定だ。

 長崎河川国道事務所は「ほかにも危険な点に気付いたら連絡してほしい」と話している。同事務所=095(839)9211。

=2010/04/03付 西日本新聞朝刊=

1806荷主研究者:2010/04/10(土) 17:26:22

http://www.isenp.co.jp/news/20100331/news08.htm
2010/3/31(水)伊勢新聞
紀勢道・紀伊長島IC周辺 用地確保、進まず 地形変化で境界不明

【土地収用に向けて事業認定が告示された紀勢自動車道紀伊長島IC周辺用地=紀北町紀伊長島区山本で】

【北牟婁郡】平成二十四年度末に開通を予定している、紀勢自動車道紀伊長島インターチェンジ(IC)周辺の一部用地確保が遅れている。本線を担当する中日本高速と、アクセス道路の国道422号紀伊長島インター線を担当する県はそれぞれ、土地収用法に基づく手続きを進めていたが、十日付で国交省が事業認定を告示していたことが、二十九日までに分かった。今後、県収用委員会へ裁決申請の手続きを進めると共に、地権者と任意の交渉も進めるという。

 県県土整備部によると、国道422号の関連用地は二・三ヘクタール。紀伊長島ICの直下を潜り抜けるが、この付近は採石事業で地形が大きく変わり、複数の地権者の境界が不明という。土地が確定しない状況で、国交省中部整備局の事業認定を受けて収用手続きを進めているとしている。

 また中日本高速では、関係者の立ち会いで境界確定しようとしたが、現地確認できなかったとして、国交省本省から事業認定を受けたという。

 これに対して、地権者の一人・同所の東篤布さん(56)は、「県の公図訂正では、元の公図から全体で一万平方メートルも足りない。地権者の中に認めない人がいるまま、収用手続きを進めている。地権者を十分調整し、公図訂正に納得してから収用すべき」と進め方を批判している。

1807 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/10(土) 23:13:29
>>1794
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100411k0000m010064000c.html
高速道路:本四連絡道の上限料金設定を批判…仙谷担当相

 仙谷由人国家戦略担当相は10日、高速道路の新たな料金制度で、本州四国連絡高速道路の上限料金が
他の高速よりも1000円割高になっていることについて「こんな極端な話はあり得てはならない。
『四国処分』のようなことは許されない」と批判した。徳島市内のホテルで記者団に語った。

 仙谷氏は「今日初めて知ったような話で、いろんな観点から前原誠司国土交通相に注文を付けたい」と述べ、
見直しを求める意向を示した。

 前原氏が9日発表した新制度では、平日・休日ともに原則として普通車は2000円、軽自動車は1000円が
上限。ただ、本州と四国を結ぶ本四高速はフェリー業界の不振に配慮し、普通車3000円、軽自動車2000円
となった。【深尾昭寛、青木純】

毎日新聞 2010年4月10日 21時09分

1808とはずがたり:2010/04/12(月) 16:55:17


高速新料金、都会ドライバーがっかり 地方業者は歓迎
http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY201004090451.html
2010年4月9日21時12分

写真:混雑する東名高速海老名サービスエリア。手前が下り線=9日午後、神奈川県海老名市、朝日新聞社ヘリから、松谷常弘撮影混雑する東名高速海老名サービスエリア。手前が下り線=9日午後、神奈川県海老名市、朝日新聞社ヘリから、松谷常弘撮影

 高速ってタダになるんじゃなかったの――? どれだけ走っても普通車2千円、トラック5千円という、6月からの高速道路の新料金が決まった。長距離を走る物流業界が歓迎する一方、実質値上げとなる都市部のドライバーは落胆した。「休日上限1千円」で打撃を受けた鉄道やフェリー業界は、今後も国策による「受難」が続く。

 「首都圏への農産物、魚介類が輸送の中心なので新料金は大歓迎」と喜ぶのは、青森県トラック協会の担当者だ。

 青森から東京へ高速道路を使った場合、現行の大型トラックの料金は平日昼で約2万3千円、深夜で1万7千円。それが6月からは6800円(東北道5千円、首都高1800円)と大幅に下がる。

 「ただ、荷主さんから運送料を『もっと下げろ』と圧力がかかるのが心配」

 一方、近距離の輸送が中心の都市部の物流業界には、事実上の値上げになる。2300社が加盟する神奈川県トラック協会によると、高速料金が5千円以上になる輸送はいま全体の1割ほどにすぎないからだ。役員の一人は「運送料を上げれば荷主から仕事を切られる。しわ寄せは運ぶ側に来る」と憤る。

 首都高も、長距離乗れば今の700円から900円に値上げになる。東京都品川区の会社員中原誠さん(43)は「ただでさえ混雑するのに、また金をとられるのか」。立川市の実家や足立区の妻の実家を首都高で頻繁に行き来する。政権交代すれば料金は下がると民主党に期待していた。「参院選は投票先を考えないと……」

 「休日上限1千円」による減収を、年間約250億円と試算してきたJRの旅客6社。新料金では「減収が倍に膨らむ」と主張する。JR貨物も高速道路の深夜割引で年間約40億円の減収になったとし、新料金では年間20億〜30億円も減収幅が膨らむと訴える。「エコカーより環境に優しい鉄道貨物に優遇制度がないのは不公平だ」

 フェリー業界は高速無料化の反対を求める30万人分の署名を集め、航路の維持を訴えてきた。茨城・大洗港―北海道・苫小牧港間で1日2便を運航する商船三井フェリーの担当者は、「新料金でトラックは高速道路へ流れ、これまでより利用は大幅に減る」と不安を口にした。

1810 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/13(火) 09:44:13
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225487931/1876
日航路線「大幅縮小を」 前原国交相、更生計画関与へ
2010年4月13日1時54分
(前略)

 ――高速道路の新料金に閣内からも異論が出ています。

 「民主党の(高速料金)無料化政策に対抗するため、前政権がかなりのお金を使って割引を実施した。
他の公共交通機関への影響も考えて新料金を決めたが、あくまでも試行で、最終形への一つのステップにしたい」

 ――割引原資を道路建設に使ったことへ強い批判があります。

 「国費を道路会社に入れて建設する方式は、無制限に道路が造られる可能性があると反対してきた。料金を取る
道路と、国が建設して完成後は無料にする道路を分ける。今回は、将来的に料金を取る前提で、つながっていない
部分の解消や渋滞緩和にプラスになる道路を造る」

 ――「コンクリートから人へ」の理念に逆行しませんか。

 「建設に回すのは10年間で1.4兆円、1年だと1400億円。国交省の今年度の公共事業費4兆8585億円と
比べても大きくはない」

(聞き手・木村和規、野沢哲也)

1812 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/14(水) 12:57:39
> 原資の転用により割引規模は縮小し、現行割引の多くを廃止

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201004140068.html
高速道の割引原資を整備に 法改正案が審議入り '10/4/14

 高速道路の料金割引のために手当てした原資3兆円を、新規の高速道路整備にも転用できるようにする
道路整備事業財政特別措置法改正案が13日、衆院本会議で審議入りした。

 国土交通省は割引原資を高速道路建設と、6月から始める予定の上限料金制などの新たな料金制度に充当する
ことにしており、政府は改正案の早期成立を目指す。

 「休日上限千円」などの現行割引は特措法の「利便増進事業」として行われているが、改正案では同事業の対象を
道路整備に拡大。4車線化や高速道路のネットワークにつながっていない区間の連結整備などに使えるようにする。

 国交省は、割引原資のほぼ半額の1兆4千億円を整備に回す方針。凍結していた4車線化6区間のうち4区間や、
東京外郭環状道路、名古屋環状2号線の建設に充てる。

 原資の転用により割引規模は縮小し、現行割引の多くを廃止した上で、普通車2千円、軽自動車千円などを
上限とする新料金制度を導入する。

 13日の審議では自民党の北村茂男氏が、国費で高速道路会社の整備事業を行うことに対し「道路公団時代の
復活だ」と批判。前原誠司国交相は「(割引原資は)措置済みの予算で、新たな国費を会社に投入するものではない」と
理解を求めた。

1813 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/15(木) 12:42:39
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100415ddlk14010279000c.html
EV導入:県が補助受け付け 知事、首都高割引も提案 /神奈川

 県は14日、電気自動車(EV)の導入補助金の申請の受け付けを始めた。対象は、県内の在住者や事業者で、
(1)14日〜6月30日(2)7月1日〜9月30日(3)10月1日〜来年1月31日−−の3期に分けて募集。
計350台分を先着順で交付を決める。

 国と県の補助を差し引くと、富士重工業の「プラグインステラ」(車両本体価格472万5000円)が269万5000円、
三菱自動車工業の「i−MiEV(アイミーブ)」(同398万円)が227万円で購入できる。日産自動車が発売を予定する
「リーフ」(同376万円)は260万5000円となる見込み。問い合わせは県交通環境課(045・210・4175)。

     ◇

 松沢成文知事は14日、東京・霞が関で前原誠司国土交通相と会談し、EVなど環境負荷の少ない車について、
首都高速道路の通行料を割り引くよう提案した。会談は非公開だったが、松沢知事によると、前原国交相は
「非常に意義のある政策だ」と述べ、検討する姿勢を示したという。

 松沢知事が提案したのは、首都高の通行料について5年程度、EVとプラグインハイブリッド車は5割引き、
ハイブリッド車は2割引きにするという内容。現行の定額の料金体系(普通車400〜700円)で試算した場合、
5年間で92億2000万円の減収になるという。

 会談後、松沢知事は「二酸化炭素削減や環境対応車の普及に弾みをつけることができる」と語った。【木村健二】

毎日新聞 2010年4月15日 地方版

1814 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/15(木) 12:44:09
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/100415/20100415025.html
高速新料金は「理解不能」 橋下知事、直談判へ
2010年4月15日

 大阪府の橋下徹知事は14日の定例会見で、国土交通省が発表した高速道路の新料金制度について「理解不能。
民主党の地域主権は虚像だと言わざるを得ない」と批判。阪神高速道路の料金見直しは出資している関係自治体の
同意が必要だが、国側から事前に具体的内容を知らされなかったことに不満を募らせ、阪神高速と西日本高速道路
(NEXCO西日本)の料金体系一元化などを近く前原誠司国交相に直談判する考えを示した。

 新制度では、西日本高速道路が管理する路線は普通車が上限2千円という全国一律料金に変更した。

 ただ第2京阪道路の均一料金区間は存続し、定額制の阪神高速道路は500円〜900円の走行距離別料金制に
移行する。

 府は、阪神高速道路と西日本高速道路管理路線の間で料金体系が異なる状況を問題視。また第2京阪道路は
均一料金区間が残ることから「(NEXCO西日本が管理する同じ路線内で)料金格差が生じる。利用者の負担が
少なくなるようにするべき」としている。

 橋下知事は「知事の同意と地方議会の議決が必要にもかかわらず決定された。地元住民の負担に直結することは、
地方の実情を踏まえて決めてもらわないといけない」と声を荒らげ、高速道路の料金設定は経済活動に大きく
影響するとして「統一的な料金体系を引かないと、西日本の物流戦略が全部吹き飛ぶ」と料金体系一元化の
必要性を強調した。

1816とはずがたり:2010/04/16(金) 13:19:12
>>1814
敦賀・米原・佐用・赤穂・亀山ぐらいで切り取って近畿圏一円で高速道路料金決められるといいかもね。
また更に神戸・栗東・和歌山辺りで切り取って阪神高速や第二京阪と西日本高速の料金体系を一本化するのもありかと。

首都圏は圏央道内と小田原付近を一体化して料金プールして建設原資捻出したい。その外側の北関東道と中部横断道で切り取っても外廓首都圏で料金体系一本化でもいいかも。

あとは北海道・東北・中部・中国・四国本四連絡・九州・沖縄って感じかな。地方毎に管理任せれば中央が建設できない責めを今ほど喰らわなくて済みそうなんだけど。

>>1815
ですねぇ>意欲が微妙に異なる
寧ろ結構異なる様な。

1817荷主研究者:2010/04/17(土) 18:49:24

http://www.ibaraki-np.co.jp/main/topnews.htm
2010/04/10(土)茨城新聞 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
東関道潮来−鉾田 国直轄で無料化

 昨年4月の国土開発幹線自動車道建設会議で新規整備が決まった東関東道水戸線(潮来−鉾田)について、国土交通省は9日、従来の整備手法を見直し、同区間を無料の高速道路として国直轄で整備するとし、本年度の事業費4億7千万円の予算化を発表した。

 国交省は、新規整備が決まった3区間について事業手法などを再検証し、事業を高速道路会社による会社施工と国直轄で分担して行う従来の合併施行方式を見直した。東関東道は地域利用が多く、混雑の恐れが少ないとみて、無料道路として国直轄で整備するとした。

 県内の重要港湾や国際拠点となる成田、茨城両空港へのアクセス強化が図られ、国際競争力が強化。北関東や南関東を結ぶ広域的な連携軸の形成などの整備効果が認められた。

 東関東道水戸線(31キロ)は総事業費約710億円を見込む。本年度事業費で基礎調査や設計が進むとみられる。県の直轄事業負担金は事業費の4分の1だが、同負担金は2013年度全廃を目指して国の議論が進んでいる。

 東京外郭環状道路(関越−東名)と名古屋環状2号線(名古屋西−飛鳥)の2区間は、通過交通量が多く、無料化で混雑の恐れがあるとみて、有料道として高速道路会社が会社施行方式で整備する。(斎藤敦)

1819 ◆sn2EOyFHzg:2010/04/17(土) 20:04:57
古い記事ですが、上田知事と大島副大臣のやり取りが面白かったので…。


国交省とNEXCO東日本、圏央道 川島IC〜桶川北本IC間を開通
上尾道路の一部区間もあわせて開通へ
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20100329_357653.html
2010年3月28日開通

 国土交通省 関東地方整備局とNEXCO東日本(東日本高速道路)は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)川島IC(インターチェンジ)〜桶川北本IC間5.7kmを3 月28日15時に開通した。また、桶川北本ICまでのアクセス道路となる国道17号上尾道路の一部区間2個所(約4.2km、約2.1km)も、暫定2車線で開通した。

 圏央道は神奈川県、東京都、埼玉県、栃木県、茨城県、千葉県を結ぶ延長約300kmの環状道路として建設が進められている道路。2月27 日に東名高速と接続する海老名JCT(ジャンクション)〜海老名IC間が開通し、4月24日には常磐自動車道と接続するつくばJCT〜つくば中央IC間が開通を予定している。

 今回開通する川島IC〜桶川北本IC間は、すでに開通している関越自動車道 鶴ヶ島JCT〜川島ICの延長部分となる。この開通により、中央自動車道 八王子JCT〜桶川北本IC間が高速道路で結ばれ、その所要時間は約40分。時短効果としては、桶川市役所から入間市役所までの移動時間を90分から45 分へと最大約45分短縮するなど効果が大きい。

 今後埼玉県内の圏央道は、2010年度内に東北道と接続する久喜白岡JCT〜菖蒲白岡IC間が開通。2012年度には桶川北本IC〜菖蒲白岡IC間が開通する。この2012年度に圏央道は、東名高速〜東関東自動車道までが結ばれ、首都圏を横断する巨大な環状道路がほぼ完成することになる。

 開通に先立って行われた開通式で埼玉県知事の上田清司氏は地権者へお礼を述べるとともに、「このたびの開通で、(圏央道の)県内延長 58.4kmの6割近くが整備された。埼玉県は関越道、東北道、常磐道と3本の高規格の高速道路が南北に貫いている。そして東京外かく環状道路(外環)もあり、東京都、千葉県の区間がほとんどできていないのに対し、埼玉県の区間のみができあがっている。この川島〜桶川北本IC間がさらに伸びて東北道と結ばれたとき、外環とあわせて県内で環状道路ができることになる。東京都と大阪府にも環状道路があるが、20km/h程度。埼玉県内の環状道路は80km/h 程度となり、日本で初めて高速の環状道路ができることになる」と埼玉県の高速道路をアピール。

 川島IC付近での企業誘致の成功を語るとともに、新たに開通した桶川北本ICで付近でも企業誘致を目指したいとした。「この辺りの事情(企業誘致など)を踏まえて、よいコンクリートは(国に)しっかり出していただきたい。わるいコンクリートは抑えて、人から人へ、よいコンクリートからよいコンクリートへと、しっかり道路ネットワークを整えていきたい」(上田知事)と、開通式の来賓として参加した地元選出の衆議院議員であり、内閣府副大臣でもある大島敦氏に強く語りかけていた。

 それを受け大島氏は来賓の挨拶で、「ご安心ください。作りやすい道路から作るのではなく、必要な道路から作るのが私たちの立場です。圏央道、そして上尾道路は地元にとって本当に必要な道路」と述べ、一部未開通の上尾道路の開通に向けて積極的な姿勢を示すとともに、関東の人の流れを変える圏央道・上尾道路は産業にとっても重要な道路と位置づけた。

 開通式では、桶川市長、北本市長、川島町長、地元選出の国会議員らによる圏央道開通への熱い期待が述べられるとともに、国交省、 NEXCO東日本から道路ネットワークの完成へ向けての抱負が語られた。

 その後桶川北本IC前で、記念植樹、鋏入れ式、久寿玉開披が行われ、通り初め式が行われた。

 今回開通する区間は、既開通部分の延長区間となり、これまでの圏央道同様片側2車線の道路。写真で簡単に紹介するとともに、3月27日に開通した上尾道路の1部区間も紹介しておく。この上尾道路は、国道17号のバイパスとなるべく作られている道路で、国道17号と16号が交差する宮前IC から鴻巣市付近までを結ぶ。新大宮バイパス〜桶川北本IC〜熊谷バイパスをつなぎ、国道17号の渋滞を大幅に緩和する予定だ。

1820 ◆sn2EOyFHzg:2010/04/22(木) 01:30:04
党側の意向を汲んで高速道路政策を見直したのに、それを党側にダメ出しされるんじゃ前原・馬淵もやってられないな…。


高速料金:政府、上限制度見直しを検討へ 小沢氏の指摘で
http://mainichi.jp/select/today/news/20100422k0000m010090000c.html
2010年4月21日 21時30分 更新:4月22日 0時57分

 政府・民主党は21日、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長らによる首脳会議を首相官邸で開き、前原誠司国土交通相が6月から導入すると発表した高速道路の新たな上限料金制度について見直しを検討することで一致した。小沢氏が「一部値上がりしているのはおかしい」と指摘し、首相も「引き取らせてもらう」と受け入れた。政府がいったん公表した新料金制度を事実上撤回する方向になったことで、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題とともに「決められない政権」の姿が浮き彫りになった。

 昨年のガソリン税などの暫定税率維持に続き、小沢氏主導の政策決定過程が鮮明になり、民主党が掲げてきた「内閣による政策決定の一元化」が建前に過ぎないこともあらわになった。政権のさらなる求心力低下につながりそうだ。

 新料金制度は普通車は曜日を問わず2000円を上限などとする一方、休日上限1000円などの現行割引制度を廃止する。実質値上げとなるため、参院選への悪影響を懸念する党内から異論が出ていた。首相と小沢氏が出席する首脳会議の場までもつれこんだ背景には参院選対策を最優先する小沢氏の強い意向がある。

 小沢氏は会議で「いままで民主党が言ってきた高速道路無料化という概念に新料金制度は入るのか。こんなんじゃだめだ」と指摘し、新料金制度が09年衆院選の政権公約(マニフェスト)で掲げた「高速道路無料化」と矛盾すると突きつけた。出席者によると、会議で首相はほとんど言葉を発せず、小沢氏の指摘に「できるんじゃないか」と答えたという。

 平野博文官房長官は会議後、記者団に「ごろっと変えることはありえない」と強調する一方で「民主党が主張してきたことにあっているのか、もう一度検証させる」と述べ、基本的に小沢氏の考えに沿って見直す考えを示唆した。

 小沢氏が首相への直談判で見直しを求めたのは、参院選で重視する「組織・団体」と「地方」票に影響すると判断したためだ。

 トラック業界は最大3割引きなど手厚い現行割引がなくなる新料金制度に強く反対している。民主党トラック議連事務局長の石井章衆院議員が15日、国会内で小沢氏と会った際に全国の運送業者から苦情が多数寄せられていることを伝えると、小沢氏は「もう一回、精査しないといかんな」と業界側に配慮する考えを示した。

 一方、流通コスト増大でダメージを受ける地方からの反発も強い。小沢氏は川内博史・衆院国土交通委員長と4月初旬に会談した際「地方の不採算道路の建設に財源を回せと要望しただけだ」と語った。国交省は「実質値上げ」で生み出した財源を、東京外郭環状道路など都市部の道路建設にも使う方針だった。「地方の負担増が都市部に使われる」という構図が、地方からの民主党批判につながることを懸念したとみられる。

 割引廃止で浮いた財源を道路整備に回す道路財政特別措置法改正案は衆院で審議入りしているが、政府・与党は新料金制度見直しに伴う法案修正はしない方針だ。【大場伸也】

1821 ◆sn2EOyFHzg:2010/04/22(木) 01:32:58
>>1820
せっかく外環が動き出したのに…。
自民・民主に関係なく、一票の格差を何とかしない限り公共投資の地方バイアスはなくならないなあ。


高速料金:制度再検討 値上げ幅の抑制が焦点に
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100422k0000m010094000c.html

 21日の政府・民主党の首脳会議で、国土交通省が発表した高速道路の新料金制度が再検討されることになり、今後は高速利用者の反発をやわらげるため、新料金制度での実質値上げの幅をどこまで抑制できるかが焦点となる。一方、新料金制度は現行の高速料金の割引財源を道路建設に転用する内容で、値上げ幅を抑制した場合、道路建設と両立できるかも課題となりそうだ。【寺田剛、久田宏】

 前原誠司国交相が9日発表した新料金制度は、料金割引財源の使途を大幅に見直し、半分以上を道路建設に転用する方針を示した。

 現在の割引制度は、自公政権時代の09年3月からの「休日上限1000円」などのために手当てした「利便増進事業費」の約3兆円(18年までの時限措置)を財源にしており、うち約0.5兆円はすでに使い果たした。

 現行計画は残る財源のうち、道路整備は約0.3兆円にとどめ、割引に約2.3兆円を充てる予定だった。だが、道路整備推進を求めた昨年末の民主党要望を受け、政府は道路整備を約1.4兆円に拡大し、割引財源は約1.2兆円に縮小。これに見合った新料金制度として、現行の割引制度をほぼ全廃し、普通車は曜日を問わず上限2000円とすることなどを発表した。

 浮いた財源で建設すると発表したのは、未開通の東京外郭環状道(練馬−世田谷間16キロ)、名古屋環状2号(12キロ)と、暫定2車線で開通している4路線(上信越道、館山道、東海北陸道、高松道の一部)の4車線化。いずれも民主党議員が整備に賛成していた。

 だが、新料金制度では、高速を70キロ以上走行しなければ、料金は2000円には届かず、近距離のドライバーには実質的に値上げとなる。21日の首脳会議で、民主党の山岡賢次国対委員長は「70キロ圏内の料金が上がるのは納得されない」と主張。山岡氏は会議後、記者団に「(財源を)道路整備の1.4兆円と割引の1.2兆円に分けているが、1.2兆円をもうちょっと増やしていくことになると思う」と述べた。

 再検討で想定されるのは、道路整備を削減し、料金割引に回して、実質的な値上げ幅を圧縮することだ。「普通車上限2000円」の上限を数百円引き下げたり、新料金制度で廃止を打ち出した「平日昼間3割引き」などの時間帯割引を継続することなどが考えられる。だが、財源は時限措置のため、値上げ幅の圧縮も期間が限定される可能性が高い。

 さらに、いったんは建設を発表した区間の再凍結を決める必要があり、該当する地域からの反発は必至だ。

 参院選をにらんで、民主党の小沢一郎幹事長は地方を重視する可能性がある。事業費約8000億円が見込まれる東京外環道や、名古屋環状2号の建設取りやめが浮上しそうだ。

 もう一つ考えられるのは、国費から追加支出し、路線建設は予定通り実施しながら、実質的な値上げ幅も抑制する案。ただ、政府財政は厳しく、国費投入は難しいとの見方が強い。

1822 ◆sn2EOyFHzg:2010/04/22(木) 01:34:16
>>1820
高速の新上限料金制見直しへ 政府・民主首脳会議で小沢氏要請
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100421/plc1004212254026-n1.htm
2010.4.21 22:52

 政府・民主党は21日夕、首相官邸で首脳会議を開き、前原誠司国土交通相が9日に発表した高速道路の新たな上限料金制を見直す方針を決めた。6月導入予定の新上限料金制では多くの高速利用者が負担増になるため、夏の参院選への影響をにらんで党内から見直しを求める声が相次いでいた。

 首脳会議では小沢一郎幹事長が「高速道路は無料化と(衆院選マニフェストで)言っているのだから、国民の納得が得られない」と述べ、政府に再検討を促した。鳩山由紀夫首相は「引き取らせていただく」と応じた。会議後、平野博文官房長官は記者団に「修正はあり得る」と述べた。

 小沢氏は21日午後、馬淵澄夫国交副大臣を呼び、前原氏が発表した新上限料金制の見直しが必要との考えを伝えた。馬淵氏が制度の説明をしたが、小沢氏は納得せず、「役人の言う通りやったら絶対ダメだ。みんなが反対している」と強い口調で見直しを求めた。

 これに先だって、小沢氏は山岡賢次国会対策委員長から「値上げになる所があり、納得できないとの意見が党内に多い」との報告を受けた。与党内では民主党の川内博史衆院国交委員長らが新上限料金制に疑問の声をあげるなど、前原氏ら国交省の政務三役の根回しが不十分との不満が強まっていた。

 政府・民主党が見直しに舵(かじ)を切った背景には、参院選直前の時期にトータルで利用者の負担増となる高速値上げに踏み切れば世論の反発を招き、支持率が低下している鳩山政権にとってさらに追い打ちになると判断したことが大きい。

 新上限料金制は「休日上限千円」など現行の割引制度のほとんどを廃止して導入される。特に近距離中心や休日ドライバーに値上げとなる。国交省は現行の割引制度で原資3兆円を計上しているが、新上限料金制導入で約1兆4千億円を浮かせ高速道路建設に転用する方針。すでに道路整備事業財政特別措置法改正案を国会に提出し、13日の衆院本会議で審議入りしている。新上限料金制の見直しは、同法案の前提条件を変更するものとなる。

1823 ◆sn2EOyFHzg:2010/04/22(木) 01:47:01
広島高速2号線・3号線一部、26日開通
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001004190008
2010年04月19日

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高速2号線の開通前のイベントで、多くの人が高速道路を歩いた=府中町

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■歩いて、便利実感/2万6000人が参加

 広島市の沿岸部と山陽道を結ぶ広島高速2号線の全線と、3号線の一部が26日午後3時に開通する。沿岸部や呉から山陽道の広島東インターチェンジ(IC)に速く行けるようになり、中心部の渋滞を減らす効果が期待される。開通で便利になる高速の沿線では、「経済効果」への期待もふくらむ。18日には2号線と3号線の一部を歩いて回る催しがあった。(諏訪和仁)

 この日のイベントには2号線に1万6千人、3号線には1万人が集まった。家族連れらが写真を撮ったり、真新しい銀色のガードレールに触れたりしていた。1号線や4号線の開通前の同じイベントは3千人ずつの参加だったのに比べ、大幅に増えた。高速道路を建設している広島高速道路公社の角孝総務課長は「予想以上の人出で、期待の大きさを感じた」と話した。

 2号線は、山陽道の広島東ICにつながる1号線の温品(ぬく・しな)ジャンクション(JCT、広島市東区)から、3号線や広島呉道路などに接続する仁保(に・ほ)JCT(南区)までの長さ5・9キロ。出入り口は矢賀、府中、大州(おお・ず)、東雲(しの・のめ)、仁保の5カ所で、東雲から仁保間が片側1車線、ほかは2車線だ。3号線の開通部分は、宇品出入り口(南区)から吉島(よし・じま)出入り口(中区)までの2・2キロで、片側1車線。宇品出入り口から仁保JCT間はすでに開業している。

 2、3号線の開通で、広島市の沿岸部は、山陽道まで高速道路で結ばれる。同公社によると、開通すれば、広島港から広島東ICに行くのに39分かかっていたのが、半分以下の18分で済む。呉市内からもこれまでの54分から29分に短縮されるという。

 沿岸部には、自動車や機械、食品などの製造業が集まっており、トラック輸送が便利になる。広島市の中心部を通らずに山陽道まで行けるため、中心部の渋滞が減る効果も期待されている。2009年度の開通部分の交通量は1日平均3万8千台だった。2号線と3号線の一部開通で1日2万台増えるとみている。

 県は、3号線出島出入り口近くに整備した広島港の国際コンテナターミナルを使ってもらおうと県内企業に呼びかけてきた。コンテナの積み下ろしが増えると、その作業やトラック輸送などで地元にお金が入る。県は2008年で125億円の経済効果があったとみており、さらに増やそうとしている。

 宇品や出島の出入り口に近いグランドプリンスホテル広島は開通に合わせて遠出の客を取り込みを狙う。泊まり客1人につき1千円分のガソリン券がつく宿泊プランなどを用意した。また、大型ショッピングセンターのイオンモール広島府中ソレイユも改装の効果と合わせて1割以上の集客増を見込んでいる。

1824 ◆sn2EOyFHzg:2010/04/22(木) 01:50:30
渋滞緩和も一喜一憂
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2010年04月21日

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土曜の午後、第2京阪道路の京都方面行きはまばらだった=17日、寝屋川南IC付近

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 大阪・京都間の一般道の渋滞緩和のため整備された「第2京阪道路」(全長28・3キロ)が全線開通し、20日で1カ月となった。枚方東インターチェンジ(IC)―門真ジャンクション(JCT)の新区間(16・9キロ)が通る枚方、交野、寝屋川、門真の各市内では「渋滞のイライラが減った」などと歓迎の声があがる一方、車の流れが変わって新たな渋滞も出てきている。

 土曜日だった17日の午後、実際にマイカーで有料道を走ってみた。近畿道から門真JCTに入り、京都方面へ。真新しいアスファルトに春の日差しが反射し、まぶしかった。枚方東ICの手前の枚方学研ICで下りた。約15キロの区間を速度を抑えて15分足らずで走り抜けた。追い越していったのは20台ほど。ガラガラで片側3車線もいるのだろうか。料金は普通車で900円。高いと感じた。

 西日本高速道路によると、滑り出しは上々という。開通1週間の平日の交通量(枚方東IC―門真JCT間の有料道)は、1日平均3万2千台。初年度予想の同2万6千台を上回った。

 渋滞緩和の効果はどうか。枚方、寝屋川両市を中心に約100台を稼働させる「日本タクシー」の地元営業所は「これまで20分かかったところも、10分で行ける。助かっている」。開通前、特に午前中に各所で慢性的な渋滞が発生していた両市内の流れは、週初めの月曜日や雨天を除けば、ほぼ順調という。

 第2京阪道路は、6車線の有料自動車専用道と2〜4車線の一般道の上下2層で構成されている。同営業所は、有料道よりも一般道の効果が大きいと分析する。周辺道路と比べ、交差する道路が少なく、流れはスムーズ。もちろん無料だ。ある運送業者は「荷主は高速料金まで払ってくれない。『一般道を走れ』と指示する社長もいる」と話す。

 ただ、枚方市津田地区の第2京阪道路の一般道と交わる国道307号で新たな渋滞が出ている=図参照。

 「悪い予感があたった」。第二京阪国道枚方ブロック公害対策会議の議長を務める若月直(ただし)さん(73)は嘆く。付近の国道307号は片側1車線。東側では府道と、西側では市道とそれぞれ合流し、以前から車の流れが滞りがちだった。第2京阪道路の一般道が交差することで、渋滞が一層悪化したという。

 京阪バス枚方営業所は、国道307号の渋滞に頭を抱える。市中心部から市東部の穂谷方面へと向かう片道約10キロの路線で、最大30分の遅れが出る。「病院の診察時間に間に合わない」など、1日50件近く苦情が届く日も。渋滞となる曜日も時間帯も不規則で、「増便にも踏み切れない。お手上げ状態」という。

 だが、関係機関は静観の構えだ。この一般道を管理する浪速国道事務所は「現状では抜本的な改善は難しい」。枚方市も「新しい道を走りたがるドライバー心理もある。2、3カ月は様子を見たい」という。

1825 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/22(木) 10:19:12
>>1820
>>1815のような温度差もありますが、新割引制度(=実質値上げ>>1751)は、元々参院選の影響を避けるため、
参院選後に後送りしようという話が出ていたのを>>1757、前倒ししたのが前原・馬淵ですから>>1781
こういう党側の動きを狙ってたのかもしれませんよ。
割引財源から高速割引財源を引き出そうとしてたのに>>1559、それを建設費に回すように重点要望したのが、
幹事長室>>1554ですからね。
割引財源を建設費に回したら、値上げになるのは単純な足し算引き算で、役人の言うこと云々とか、
ナンセンスですな。

1826 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/22(木) 10:22:17
>>1820
しかし、これは酷い。

> 「地方の不採算道路の建設に財源を回せと要望しただけだ」と語った。国交省は「実質値上げ」で生み出した財源を、
> 東京外郭環状道路など都市部の道路建設にも使う方針だった。「地方の負担増が都市部に使われる」という構図が、
> 地方からの民主党批判につながることを懸念したとみられる

1827 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/22(木) 10:29:28
単純な足し算、引き算ですと、地方の不採算道路の建設は継続、旧割引制度の地方、トラック業界対象分は継続、
外環など都市部の都市部の道路の建設は中止、一般車向けは実質値上げ、ということになりますが…
これでも差し引きはマイナスになる気がしますが、軽々な鳩山、平野は予算のアテがあるのだろうか。

>>1820
> 会議で首相はほとんど言葉を発せず、小沢氏の指摘に「できるんじゃないか」と答えたという。
> 平野博文官房長官は会議後、…基本的に小沢氏の考えに沿って見直す考えを示唆した

>>1821
> 現在の割引制度は、自公政権時代の09年3月からの「休日上限1000円」などのために手当てした「利便増進
> 事業費」の約3兆円(18年までの時限措置)を財源にしており、うち約0.5兆円はすでに使い果たした。
> 現行計画は残る財源のうち、道路整備は約0.3兆円にとどめ、割引に約2.3兆円を充てる予定だった。だが、
> 道路整備推進を求めた昨年末の民主党要望を受け、政府は道路整備を約1.4兆円に拡大し、割引財源は
> 約1.2兆円に縮小。これに見合った新料金制度として、現行の割引制度をほぼ全廃し、普通車は曜日を問わず
> 上限2000円とすることなどを発表した。
> 参院選をにらんで、民主党の小沢一郎幹事長は地方を重視する可能性がある。事業費約8000億円が
> 見込まれる東京外環道や、名古屋環状2号の建設取りやめが浮上しそうだ。
> もう一つ考えられるのは、国費から追加支出し、路線建設は予定通り実施しながら、実質的な値上げ幅も
> 抑制する案。ただ、政府財政は厳しく、国費投入は難しいとの見方が強い。

1828とはずがたり:2010/04/22(木) 10:56:09
参院の選挙制度は不公正・不公平で地方偏重だから参院選終わるまでは仕方がないでしょうかねぇ。。
外環とりやめるようなら民主には入れないな。みんなの党にもあんま魅力無いんだけどなぁ。。

1829名無しさん:2010/04/22(木) 11:26:17
ドM 内閣

1830 ◆sn2EOyFHzg:2010/04/22(木) 12:05:43
麻生政権の始めた休日1000円高速は理念も何もないバラマキだから廃止して当然ですが、時間帯やネットワークの活用による交通需要管理(TDM)の発想に基づく従来からの各種割引制度を止めたのは交通政策としては後退だった。
そういう点で、物流業界の反発を受けて新制度を見直すのはいいことだと思いますが……。

> 「地方の不採算道路の建設に財源を回せと要望しただけだ」と語った。国交省は「実質値上げ」で生み出した財源を、東京外郭環状道路など都市部の道路建設にも使う方針だった。「地方の負担増が都市部に使われる」という構図が、地方からの民主党批判につながることを懸念したとみられる。

これはないよなあ。
道路建設の一律見直しならともかく、地方の不採算路線のために外環を取り止めるようなら自分もとはさんのように民主党に入れるのを再考するかも。

1831 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/22(木) 19:20:47
>>1830
> 時間帯やネットワークの活用による交通需要管理(TDM)の発想に基づく従来からの各種割引制度を止めたのは
> 交通政策としては後退だった

>>1793の記事にありますが、需要の少ない時間帯は安く、などというのはまだいいものの、
(需要の多い休日に割引する休日1000円、というのはいかにも愚策だった)
大口顧客には割引を、というのは一方で、組織票対策としての利益誘導に繋がる面もあり、
平等性、ひいては民主制を歪める制度であるとも言えます。
私自身の意見としては、国家の政策には平等性がより重視されるべきだ、という思いが強いです。

もっとも、国交省政務三役が問題にしていたのは、ETC普及を大義名分として複雑化した割引制度であって、
割引財源を新規工事に使われなければ、本来は激変緩和策に使う予定だった、という記事を読んだことがありますが。

報道されている小沢の要求が事実なら、それ以前の問題ですけど。

1832荷主研究者:2010/04/25(日) 02:46:16

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20100410/CK2010041002000090.html?ref=rank
2010年4月10日 東京新聞
東北道蓮田SA スマートIC計画めぐり 対立、深刻化

交通量の増加が懸念される市道。自転車などで通る人も多い=蓮田市御林地区で

 東北自動車道蓮田サービスエリア(SA)のスマートインターチェンジ(スマートIC)計画をめぐり、推進を図る蓮田市と、「安全対策が不十分」と訴える地元住民の対立が深まっている。市は市議会三月定例会で「住民への説明は十分」と説明、住民側は「計画には同意していない」と反発。安全対策を話し合う会議では、市側が住民の出席を拒む事態も起きた。 (池田宏之)

 計画を批判しているのは、御林(おはやし)地区(約二百七十戸)の住民。計画では、東京方面から来る下り線の出口から、同地区内を通る市道に直結する約四百メートルのアクセス道路建設が含まれている。既存の市道の幅員は七〜八メートルで、歩道はブロックで分離されているが幅は一メートル以下。住民の懸念は、歩道幅が狭い生活道路にスマートIC開通で通行車両が急増して危険が高まることと、朝夕の渋滞がさらに悪化する点だ。

 住民側は市側に市道の拡幅などの安全対策を要望。市は二〇〇八年五月以降、六回の説明会を開いてきたが、「市が一方的に説明するだけで、安全性の担保はなかった」(住民の女性)という。

 三月の市議会定例会で、地元が地盤の湯谷百合子市議が「地域住民の同意を得たと考えているのか」と質問。これに対し、市側は「(住民説明は)十分と考えている」と答弁。湯谷市議は「説明会を見ていると、ほとんど誰も納得していない。『合意』とはおかしい」と首をかしげる。

 また、国土交通省や市などの関係機関が安全対策などを話し合うため、三月末に開いた「蓮田SAスマートIC地区協議会(仮称)」では、地区代表の代理として出席しようとした福田聖次さん(58)について、市側が「代理が来るという申し入れがない」と拒否。福田さんは「住民への弾圧だ」と憤るが、市都市計画課の担当者は「正式に聞いていないので帰ってもらった」と話す。

 国交省のスマートIC制度実施要綱によると、「周辺道路などの安全かつ円滑な交通の確保」「事業者による地域住民への説明責任」などが要件として規定されている。

 市の担当者は、住民が求める市道拡幅について「土地買収で五年近くかかる可能性もあり保証しようがない」と説明。「安全対策で住民の合意はとれていないという認識だが、安全対策をしていく方向性で住民とは一致したという解釈」と話す。国交省関東地方整備局の担当者も「計画が承認された時点で、住民への説明や安全性の確保に問題はないという説明を市から受けていたはずだ」と言っている。

 福田さんは「住民が納得するまで説明するとしてきたのは何だったのか」。湯谷市議は「SAでない場所でのスマートIC設置も認められている。宅地の少ない場所を検討すべきだ」と話している。

<スマートインターチェンジ> 一般のインターチェンジ(IC)以外で高速道路に出入りするための自動料金収受システム(ETC)専用のIC。地域の活性化や渋滞緩和が目的で、今年3月までに、全国51カ所で整備され、18カ所で計画が進んでいる。

 蓮田サービスエリアでは、都内への利便性向上などを図るため、東京方面への入り口と東京方面からの出口を整備する計画。市は昨年度に3億6200万円、本年度は1億6000万円の予算を計上。来年末までの完成を目指し、用地買収などを進めている。

1833荷主研究者:2010/04/25(日) 02:46:50

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100410/CK2010041002000100.html?ref=rank
2010年4月10日 東京新聞
東関東道事業費 4億7000万円を配分

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/PK2010041002100021_size0.jpg

 国土交通省は九日、東関東道水戸線潮来−鉾田間(三十一キロ)の二〇一〇年度事業費として四億七千万円を配分すると発表した。これまでは「検討中」として、当初予算案に計上していなかった。早期整備を求めている地元からは安堵(あんど)の声が上がった。

 同区間では地元の利用が多く混雑の恐れがないと判断し、無料道路として国の直轄事業で整備する。同省は「成田、茨城両空港へのアクセスが良くなる。北関東、東関東を広域的に結ぶ効果もある」と見込んでいる。

 同区間をめぐっては、〇九年度補正予算で初めて事業費一億円が計上され、測量など建設現場の調査に着手した。一〇年度事業費は調査と用地買収に充てられる見通し。

 鉾田、潮来など地元五市は一九九九年、建設促進期成同盟会を組織し、早期整備を求めてきた。今回の予算化を受け、潮来市は「事業が進むように市としても協力していく」とし、伊藤孝一行方市長は「本路線の早期整備で、北浦複合団地への企業誘致や、産業発展に大きく寄与すると期待している」と歓迎のコメントを発表。県道路建設課の担当者も「喜ばしい」と話した。

 水戸線は茨城町と東京都練馬区を結び、総延長は約百四十キロ。県内では茨城町−茨城空港北、潮来以南がすでに開通している。 (高橋淳)

1834荷主研究者:2010/04/25(日) 03:01:00

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20100413e
2010/04/13 10:13 秋田魁新報
日沿道、全線開通に暗雲 県内未着工区間予算ゼロ

 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の全線開通の先行きが不透明となっている。県は「高速道路のネットワーク化は不可欠」として早期整備を国に要望してきたが、先月末に示された2010年度の公共事業費の予算配分(個所付け)に県内未着工区間の関連事業費は計上されなかった。前原誠司国土交通相は道路整備を抑制する考えで、着工のめどは立っていない。県や関係団体は引き続き、国に早期整備を求めていく方針だ。

 日沿道の本県区間182・2キロのうち、未着工は遊佐(山形)—象潟間の16キロ(本県9キロ、山形7キロ)と二ツ井白神—あきた北空港間の17キロ。両区間とも、基本計画から着工が可能となる整備計画に格上げされない状態が10年以上続いている。

 「高速道路は企業誘致や観光振興につながり、地方の自立や発展に大きく寄与する。不連続区間を結合してもらいたい」。県は10年度政府当初予算の編成作業に合わせ、日沿道の未着工区間の早期整備を前原国交相に重点要望。民主党県連も県と足並みをそろえ、経済団体も「新たな物流ルートの構築につながる」と期待していた。しかし、国は新規着工を原則凍結するとの当初方針を貫き、日沿道を含め高速道路の新規事業に予算を付けなかった。

1835荷主研究者:2010/04/25(日) 03:05:52

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002870650.shtml
2010/04/13 15:35 神戸新聞
赤字の「芦有ドライブウェイ」売却検討

 芦屋市と神戸・有馬を結ぶ有料道路「芦有ドライブウェイ」を運営する阪急阪神ホールディングス系列会社の「芦有開発」が13日までに、同道路を売却する方向で検討に入った。売却先は日本政策投資銀行と西日本高速道路で、売却額や時期は未定という。

 芦有開発によると、自動車事業を切り離して子会社化し、株式を2社に売却する。2社とは昨年から交渉を始め、売却の方向で合意した。今月17、18日に沿線住民への説明会を開く予定。

 「芦有ドライブウェイ」は全長10・67キロメートルで、1961年に開通。別の有料道路が整備されたことなどから、通行量が減少し、数年前から赤字が続いていた。2年前には豪州の金融グループへの売却話が浮上し、一部住民が反対していた。

(切貫滋巨)

1836 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/26(月) 12:54:27
このスレ的には隠されてなかったですけどね>>1554>>1651>>1653

http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20100426ddm002070059000c.html
風知草:ハイウエーの憂うつ=山田孝男

 前原誠司と小沢一郎の不仲は公然の秘密である。先週、高速道路の通行料をめぐって火花が散ったが、
ドラマには隠された前編があった。

 昨年12月24日午後、首相官邸で首相動静には載らない秘密会合が開かれた。主な出席者は首相、官房長官、
国土交通相(前原)と小沢の腹心・高嶋良充民主党副幹事長である。

 小沢は、あらかじめ首相に提出した要望書で、料金割引制度の設計を変更し、浮いたカネで高速道路の建設を
促進するよう求めていた。言わずもがな、参院選対策である。

 会合の目的は党の要望に対する政府の意思確認だった。合意文書案の中に、今後の高速道路整備では
「国が高速道路会社に対し支援する」というくだりがあった。不採算路線でも税金をつぎ込む、と読める。高嶋が
署名を促したが、前原は拒んで席を立った。署名は官房長官と副幹事長がした。

 民主党の公約は「高速道路は原則無料化」だが、財政難には勝てない。部分実施の「社会実験」で影響を探る
ことにしたが、その実験も予算不足でチャチなものになった。まして不採算路線建設なら「コンクリートから人へ」の
看板が泣く。

 前原はしぶしぶ、料金割引の財源を道路建設に回すための法改正を準備した。無残に縮小された無料化実験
路線の発表が2月2日。「上限1000円」の通行料割引をやめ、「上限2000円」にするという発表が4月9日である。

 ドラマの後編は先週21日、小沢が官邸に乗り込む場面から始まった。与党幹部と首相、官房長官との公式協議だ。
「値上げはダメだ」と小沢がほえた。前原はいなかった。

 自公政権で始まった今の通行料割引は、普通車の場合、「ETC(自動料金収受システム)搭載なら、休日に限り、
どこまで走っても1000円」だ。それが6月から「ETCなしでも、休日でも平日でも、上限2000円」になる。

 参院選は7月。新料金は、平日の長距離利用で割安感が出る半面、近距離利用は負担が増える。近場で稼ぐ
中小のトラック業者の間に反発が広がった。民主党の国会議員が騒ぎだし、小沢が動いた。

 小沢の言動は、一方から見れば矛盾しており、他方から見れば一貫している。新料金は「料金割引の財源を
削ってでも高速道路をつくれ」という小沢の意向から生まれた。自ら覆すのは矛盾に違いない。

 だが、選挙至上主義という点では一貫している。小沢は政権交代を通じてトラック協会を味方につけた。せっかくの
仕掛けも参院選で動かなければ意味がない。小沢はその一点だけを見つめている。

 ドラマは終わっていない。小沢が官邸を訪れた翌日、前原も首相に会い、「現時点では(新料金は)見直さない」と
伝えて了承を得た。「現時点では」と断るからには、いずれ小沢に屈するのだろう、6月の料金変更も見送りでは
ないかという観測が流れている。

 高速道路をめぐる混乱は、何も決まらない「鳩山劇場」のサエない新ネタとしてマスコミをにぎわせている。

 例外的に果断な剛腕幹事長の選挙至上主義は日本再生の希望か、権力掌握の妄執か。週明けの27日、
検察審査会が、政治資金規正法違反事件をめぐる小沢の不起訴処分の当否を判断する可能性がある。
政界の緊張が高まっている。(敬称略)(毎週月曜日掲載)

毎日新聞 2010年4月26日 東京朝刊

1837とはずがたり:2010/04/26(月) 15:24:50
早くから注目されてたESPAさん流石です♪
けど今ではもう公然の秘密ではなく公然の事実っすよね(;´Д`)
小沢が前原に支持率の件で嫌味云ったり応酬してるし。。

1838荷主研究者:2010/04/27(火) 21:55:01

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004130029.html
'10/4/13 中国新聞
宮島スマートIC接続道拡幅

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100413002902.jpg
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 廿日市市は本年度、山陽自動車道宮島サービスエリア(SA)の簡易型インターチェンジ(スマートIC)に接続する道路の拡幅整備に向け、実施設計に着手する。普通車などに限定している利用対象車を大型車にも広げるためで、年度内にも用地買収に入る。

 計画では、同市上平良の国道433号と交差する市道約500メートルを、現在の幅約5メートルから2車線に広げる。市道からスマートICの上下線入り口に延びる180メートルと350メートルの接続道には、道幅を約5メートルから約8メートルの2車線にするとともに、坂道のこう配を緩める必要があるため付け替える。

 市は警察や西日本高速道路と進めている道路構造などについての協議が終わり次第、設計に着手する。事業費は約7億円で、国の社会資本整備総合交付金を活用する。

 宮島スマートICは自動料金収受システム(ETC)搭載車専用で、2008年3月に国の社会実験として設置。09年4月、正式運用が始まった。利用時間は午前6時〜午後10時までで、現在は普通車と軽自動車、二輪車しか通行できない。2月の利用台数は一日平均2227台。当初見通しの840台を大幅に上回っている。

 市は、住宅団地などから広島市中心部へ向かう路線バスの利用が可能になれば、住民の利便性が増すなどとして接続道拡幅を検討。09年度中にも実施設計を終える予定だった。しかし、昨年の衆院選で民主党が掲げた高速道無料化が実施された場合、大幅な道路構造の変更が必要となる可能性があり、見送っていた。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100413002901.jpg
【写真説明】宮島SAのスマートICへ延びる接続道

1839荷主研究者:2010/04/27(火) 22:29:36

http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=22721
2010 03/13 11:53 南日本新聞
東九州道・曽於弥五郎―末吉財部IC間 14日午後5時開通

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/20100313S00-303.gif

 鹿児島と北九州を結ぶ東九州自動車道のうち、曽於弥五郎インターチェンジ(IC)―末吉財部IC間=延長11・1キロ=は、14日午後5時から一般車両の通行が可能となる。同区間は制限速度80キロの自動車専用道路で、片側1車線の無料区間。

 開通に先立ち、同日午後0時半から曽於市大隅文化会館で記念式典、午後2時から曽於弥五郎IC内で開通パレードなどがある。

 曽於弥五郎IC―末吉財部IC間は、2002年度に着工し、国と県が建設費を負担し整備する「新直轄方式」で建設を進めてきた。総事業費約300億円。県内区間で残る志布志IC―曽於弥五郎IC間も同方式により整備を進めている。

 国が今年6月ごろから来年3月末まで予定している高速道路の無料化実験が始まれば、同実験期間は、東九州自動車道の県内全区間(曽於弥五郎IC―加治木IC間)が無料となる見込み。

1840荷主研究者:2010/04/27(火) 22:35:33
>>1782
http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=22796
2010 03/18 06:30 南日本新聞
田上IC、19日午後2時から使用開始 鹿児島東西幹線道

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/20100318S00-tagami.gif

 国が鹿児島市で整備を進めている鹿児島東西幹線道路のうち、鹿児島インターチェンジ(IC)−田上IC間(0.4キロ)は、19日午後2時から一般車両の通行が可能となる。開通に先立ち同日午前10時から、田上ICで、周辺住民らを対象にした工事報告会などを行う。

 田上ICの使用開始により、県道鹿児島東市来線と九州自動車道、指宿スカイラインの往来が直接可能になる。ただし、田上ICを使っても南九州西回り自動車道への乗り降りはできず、県道鹿児島東市来線の伊集院方面から田上ICへ入ることもできない。

 鹿児島東西幹線道路は、2001年度に鹿児島IC−甲南IC間(約3.4キロ)を事業化。総事業費650億円を見込む。鹿児島IC−建部IC間(2.2キロ)は12年度内の開通を目指している。

http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=22496
2010 03/02 06:30 南日本新聞
東西幹線道路鹿児島−田上IC 19日から使用

 国土交通省鹿児島国道事務所は1日、鹿児島市で整備を進めている鹿児島東西幹線道路のうち、鹿児島インターチェンジ(IC)〜田上IC間(0.4キロ)が、19日から使用開始になると発表した。これまで仮称だったIC名も「田上IC」に決まった。

 田上ICの使用開始により、県道鹿児島東市来線と九州自動車道、指宿スカイラインの往来が直接可能になる。しかし、田上ICを使っても南九州西回り自動車道には接続できない。

 同事務所は「県道鹿児島東市来線伊集院方面からは田上ICへの乗り入れはできないので、くれぐれも注意してほしい」と呼び掛けている。

 鹿児島東西幹線道路は、2001年度に鹿児島IC〜甲南IC間の約3.4キロを事業化。総事業費は650億円を見込んでいる。鹿児島IC〜田上IC間は05年に着工した。現在は新武岡トンネル(仮称、1.5キロ)の掘削工事を進めており、鹿児島IC〜建部IC間(2.2キロ)は12年度内の開通を目指している。

1841 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/02(日) 10:37:45
業界客が不満があるから小沢が激怒しているわけで、一般乗客はさほど不満はないだろう。
業界向けの割引を残せば、その分、一般客の負担が大きくなるわけで、その場合にどうなるのか。

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20100502-624876.html
来月導入「2000円高速」は意外と?高評価

. 6月導入予定の「2000円高速」は意外に好評だった−。ゴールデンウイークの5連休がスタートした1日、
全国の高速道路で行楽地やふるさとに向かう人たちの渋滞がピークを迎えた。現行の「休日上限1000円」を
利用できる最後の大型連休となる可能性が高い。日刊スポーツでは、東北道下りの蓮田サービスエリア(SA)と
東名道上りの海老名SAで、新制度についてドライバー50人にアンケートを実施。結果は「上限2000円」に
賛成が30%、反対34%。最多は「気にしない」の36%で、賛成を含めた「受け入れOK(やむなし?)」の
意見が66%を占めた。

 「見直せ」「見直さない」。6月の実施を前にして前原誠司国交相と小沢一郎民主党幹事長の熱いバトルで
注目を集めている高速道路新料金。一般の利用者はどうとらえているのか。新制度は休日1000円、
各種割引制度も原則廃止で、実質、値上げとなる。だがゴールデンウイーク5連休初日のこの日、“最後の
1000円高速”を利用中の旅行客の過半数は、すでに受け入れの心構えを固めていた。

 東名道上りの海老名SAは早朝から都内へ向かう車で、終日満車状態。関西方面から長距離を走ってきた
人が多い。友人に会うため、和歌山から来たという山本亮さん(26)は新料金について「賛成です。田舎に
住んでいると、普段の日に高速を使う頻度が高い」と、平日も同額の利点を強調する。また広島から山陽、
中国、名神道などを乗り継いできた54歳男性は「長距離だし、1000円の違いなんて気にしない」。広島から
東京まで通常料金なら1万6450円(約800キロ)。名神、首都高は別料金となるが、お得感は変わらないという。

 一方、東北道下りの蓮田SAでも賛成意見が多く出た。仙台まで帰省するという45歳男性は「利用者が
決められたお金を払うのは当然。新幹線に比べたら十分に安い」。神奈川の60歳男性も「多少は高くした方が
渋滞が緩和されるのでは。今の渋滞はひどすぎる」と話した。結局、50人のうち「賛成」15人に「気にしない」が
18人。もろ手を挙げてとはいかないにしろ、新料金を好意的にとらえている利用者は66%に上った。

 反対意見の中で多かったのが「無料化を期待していたのに、値上げとは…」というもの。もっとも無料化に
ついては「無理」との答えが90%と圧倒的多数を占めており、利用者はすっかりあきらめムードのようだ。
埼玉の29歳男性は「この不景気に料金倍増は痛い。夏休みの帰省をGWに繰り上げました」と話した。

 好天に恵まれ、各地で渋滞に次ぐ渋滞のゴールデンウイーク。神奈川から岩手まで帰省するという
菅原明さん(42)は「これから8時間ぐらいはかかるかな。渋滞は覚悟してますが、先は長いですね」。
鳩山政権が掲げる高速無料化への道のりも、まだまだ先は長そうだ。【石井康夫、荒木俊晴】

【Q】「1000円高速」で車の旅行は増えた?
増えた50%(25票)変わらない46%(23票)減った4%(2票)

【Q】新料金「上限2000円」あなたは賛成?反対?
賛成30%(15票)気にしない36%(18票)反対34票(17票)

 [2010年5月2日7時13分 紙面から]

1842 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/04(火) 09:33:55
川内の道路政策って、ガソリン値下げ隊?
政策協議の政府一元化と、「委員長はオールマイティー」って、どう結びつくのかな。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100504ddm005010052000c.html
壁耳・永田町:「ミスター道路」は私だ

 前原誠司国土交通相と小沢一郎民主党幹事長のバトルが注目を集めた高速道路の新料金制度。
水面下では川内博史衆院国土交通委員長(48)と馬淵澄夫副国交相(49)=の「ミスター道路」の
本家争いも繰り広げられていた。

 野党・民主党時代、馬淵氏は道路問題など国会追及のエースで、高速道路無料化を主導。川内氏は
ガソリン税の暫定税率廃止を訴えた「ガソリン値下げ隊」の隊長として、「ミスター道路は私だ」と譲らない。

 直接対決は4月15日の国交省政策会議。新料金制度の関連法案を説明した馬淵氏に、法案を仕切る
川内氏が「法案は通さない」と猛反発。馬淵氏は「こいつの政策だけは通さないということだろう」と苦笑した
という。

 公然と政府法案に盾突いた川内氏だが、実は4月上旬、小沢氏から「委員長はオールマイティー(全能)
だから好きにしなさい」とお墨付きを得ていた。ライバル同士の「ミスター」争いにも小沢氏の影がちらつく。
【大場伸也】

毎日新聞 2010年5月4日 東京朝刊

1843とはずがたり:2010/05/06(木) 10:21:52
昨日はにぬけんのクルマで掛川→青葉@横浜

東名は一切使用しなかったが,藤枝島田BP,静清BP,富士由比BP,箱根新道,西湘BP,新湘南BP,戸塚道路,保土ヶ谷BP,環状4号と道は意外にも何処も空いていて,非常に快適であった♪

ただ一箇所のせいで台無しであったが,これは無能で口先だけの河野太郎を選出しつづけている平塚の西湘BP終点から最近やっと4車線開通してマシになった新湘南大橋の間である。
自民党道路行政の怠慢とユーザーではなく土建利権至上主義が如何に必要な道路建設を阻止してきたかの象徴であるが,現場は松林であって,環境にうるさい連中が騒ぎそうではあるけれども,拡幅にそれ程支障を来す場所でもない。

現場で渋滞を体感して緊急拡幅提言
①登りR1西湘BP終点→唐ヶ原:西湘BPの4車線+R134の2車線が合流する地点から更にR134の2車線と合流,計8車線が2車線になる地点。もうアホかとバカかと。ここの上りは緊急に2車線化すべき
②唐ヶ原→花水橋:①と併せて此処迄上りの2車線区間を延ばせは西湘BPからR1現道への逃げ道も確保できる。花水川橋をもう一本架けるべきで此処は4車線化とすべきであろう。何があっても緊急に此処迄だけはやる必要有り。
③花水橋─八間通り入口─平塚駅南口入口─高浜台:徐々に空き始める。①・②の後,必要に応じて速やかに4車線化に着手すべき。

富士由比BPの由比漁港付近的な感じで地上区間ながら速やかな流動確保が可能な筈である。

1844荷主研究者:2010/05/06(木) 23:33:12

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004230078.html
'10/4/23 中国新聞
ETC閉鎖で渋滞、返金へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100423007801.jpg
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 広島高速3号に出入りする宇品ランプ(広島市南区)の出口付近が22日、朝の通勤ラッシュ時を中心に約4時間にわたり渋滞した。同2号全通と3号延伸に伴う工事で、自動料金収受システム(ETC)の専用レーンを閉鎖したためで、広島高速道路公社は、通行料金を払い戻す異例の対応を決めた。

 公社によると、渋滞は午前7時10分から同11時21分にかけて発生した。広島呉道路や海田大橋方面から市中心部に向かう下り線の車が、最大約2キロの列をつくった。仁保ジャンクション(JCT)―宇品間約2・6キロの通常の所要時間は3分だが、約1時間半掛かったケースもあったという。

 宇品ランプは前日の21日午前9時から、出口レーン2カ所のうちETC専用レーンを閉鎖。システムの切り替え工事をしていた。22日は未明から雨が強まっており、朝は通常より交通量が多かったとみられる。

 渋滞に巻き込まれた車両台数は不明だが、平日の同じ時間帯は1200〜1300台が利用するという。公社は「電光掲示板での情報提供や他のランプへの誘導などの対応が遅れた」と説明。「迷惑を掛けた」として通行料金を払い戻す。

 国の高速道を管理する西日本高速道路の広報室(大阪市)は「渋滞が理由で返金した事例は聞いたことがない」と話している。

 払戻金額は、車種などにより120〜550円。ETC利用者は履歴が自動的に削除される。現金で支払った人は、電話で申し込めば払戻請求書と返信用封筒が郵送される。領収書が原則必要。

 23日は仁保JCT―宇品間の下り線を午前7〜9時、進入禁止にする。公社交通管理課=電話082(508)6820。

【写真説明】ETCの切り替え工事のため、専用レーンを閉鎖している広島高速3号の宇品ランプ

1845荷主研究者:2010/05/06(木) 23:35:03

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004230211.html
'10/4/23 中国新聞
広島高速工事で1.8キロ渋滞

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 広島呉道路と広島高速3号が接続する広島市南区の仁保ジャンクション(JCT)付近で23日朝、前日に続き、最長1・8キロの渋滞が発生した。広島高速2号全通と3号延伸に伴う工事による混乱が続いている。

 西日本高速道路中国支社によると、渋滞は午前7時ごろから、広島呉道路の仁保ランプ(南区)の出口付近を先頭に約2時間に及んだ。同時刻から午前8時50分まで、仁保JCTから宇品ランプまでの3号下り線を進入禁止にしたため、仁保ランプへ車が集中したとみられる。

 3号の宇品ランプでは22日朝、自動料金収受システム(ETC)の切り替え工事のため、出口レーン2カ所のうち1カ所を閉鎖し、約4時間にわたる渋滞が発生。広島高速道路公社は23日朝は3号下り線を進入禁止としていた。

1846荷主研究者:2010/05/06(木) 23:36:34

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004240037.html
'10/4/24 中国新聞
広島高速ランプ出入りご用心

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 26日午後3時に開通する広島高速2号全線と3号延伸部では、出入り口となるランプごとに、本線での進行方向が決まっている。利用者が進みたい方向とは、逆にしか行けないランプに入ってしまう恐れがあり、広島高速道路公社は「事前に把握してほしい」と注意を呼び掛けている。

 ●出入り口

 2号は温品ジャンクション(JCT、東区温品町)―仁保JCT(南区仁保沖町)の5・9キロが全通する。出入り口となるランプは北から矢賀、府中、大州、東雲、仁保の5カ所設ける。3号は開通済みの仁保JCT―宇品の2・6キロの西側が吉島まで2・2キロ延伸され、途中に出島ランプができる。

 ●進行方向

 例えば、府中ランプの入り口から進める本線の方向は北向きだけ。一方で、府中ランプの出口を利用できるのは本線を南進してきた車だけとなる。

 北隣になる矢賀ランプは、その逆だ。入り口から進める本線の方向は南向き。出口を利用できるのは本線を北進してきた車である。

 このように高速2、3号では進める方向が逆のランプが、交互に設置されている。北側で接続する山陽自動車道広島東インターチェンジに向かう場合、高速2号では府中か東雲ランプから入らなければならない。同じく南側でつながる広島呉道路に行く場合は矢賀、大州、仁保の各ランプから入る必要がある。

 ●仁保ランプ

 また、2号の仁保ランプを新設するのに伴い、約500メートル南の広島呉道路の仁保インターチェンジは廃止される。広島呉道路や広島高速とつながる海田大橋の利用者も26日以降は、新設の仁保ランプを使うことになる。

 各ランプの進行方向が限定されている構造について同公社は「都市高速では一般的な方法。双方向に出入りできるようにすると費用がかかる」と説明している。

1847荷主研究者:2010/05/06(木) 23:44:24

http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2010040202000175.html?ref=related
2010年4月2日 中日新聞
舞鶴若狭道 敦賀まで全通14年度めど

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中日本高速 経営計画を発表

 中日本高速道路会社は一日、二〇一四年度までの経営計画を発表した。舞鶴若狭自動車道の小浜インターチェンジ(IC、小浜市)−敦賀ジャンクション(JCT、敦賀市)間の三十九キロを同年度までに完成させる。これにより、舞鶴若狭道は吉川JCT(兵庫県三木市)から敦賀JCTまでの全線(百六十二キロ)が開通することになる。

 名神高速道路のバイパス機能も果たすことになり、北陸地方と関西を結ぶネットワークが充実する。災害などにより名神高速道路などが使えなくなった場合の代替ルートの役割も期待されるという。

 現在は未開通の小浜西−小浜ICは、西日本高速道路会社が一一年度中の完成を目指して工事を進めている。

 敦賀JCT−小浜IC間については、これまでも中日本高速道路会社が一四年度開通を目標に掲げていた。県高規格道路推進課では「状況としては変わっていないが、経営計画にも載ってよりわかりやすい形になった」とみている。

 敦賀JCT−小浜IC間のルートは一九九九年に発表され、工事に入った。小浜西IC以西は二〇〇三年に開通した。

1848荷主研究者:2010/05/07(金) 00:16:06

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010043090070933.html
2010年4月30日 07時09分 東京新聞
山手トンネル 渋滞緩和に早くも効果

首都高速の3号渋谷線と山手トンネルをつなぐ「大橋ジャンクション」=東京都目黒区で

 都心の迂回(うかい)ルートとして渋滞緩和の役割が期待される、首都高速道路の3号渋谷線と4号新宿線を結ぶ中央環状線山手トンネル(四・三キロ)が、開通から一カ月を迎えた。開通後、朝のピーク時の渋滞総延長が平均で二割短縮し、東名高速から東北道への所要時間は約十六分短縮するなど早くも効果が出ている。

 首都高速道路会社は四月五〜十六日の利用状況を、一昨年の四月七〜十八日のデータと比較した。開通区間の交通量は一日約四万台で、都心環状線(谷町−霞が関)は開通前より約二万台減少。迂回ルートの効果が数字にも表れた。

 日常的に首都高を利用するタクシー運転手の男性(45)は「都心の渋滞は減ったと実感している。ただ、3号渋谷線の混雑は解消されていない」と話す。この言葉通り、同社は3号線(下り)の大橋ジャンクション付近など開通後に日によっては渋滞が悪化した場所もある、としている。

 朝の渋滞ピーク時(午前十一時台)の所要時間を比べると、東名(用賀)−東北道(川口)間は、開通前の都心環状線を利用するルートが平均で約六十二分だったのが、開通後には約十六分短縮。東名−常磐道(三郷)は約十分短縮された。

 また、午前十一時台の東京エリアの渋滞総延長は、開通前の平均約二十六キロが平均約二十一キロに22%減少。同社は開通で渋滞を三割減少させることを目標にしており、現時点でまだ二割にとどまるが、認知度が上がれば、さらに効果が出るとみている。

 大型連休中は都心を通過する地方のドライバーが増えると予想される。同社の割田博さんは「効率的に首都高を利用していただくために、状況に応じたルートを選んでほしい」と話している。

(東京新聞)

1849 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/09(日) 21:09:50
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/7394/
ワードBOX
高速道路の新料金制度案  6月から37路線50区間の高速道路を無料化するのに合わせて、それ以外の
区間では一定距離を超えると料金を定額にする上限料金を導入する案。普通車の休日上限千円など、
ETC搭載車を対象にした現行の割引制度は原則廃止。上限料金はすべての車が対象となり、曜日や
時間帯で異なる料金制度は簡素化される。新たな国費の投入はない。時間帯割引の一部や大口・多頻度
割引などは、激変緩和措置として2010年度中は継続。割引の財源にしている国費の使途を変更する
特別措置法改正案が今国会に提出されており、審議の過程で料金制の在り方も議論される。

6月導入に黄信号 高速上限制に民主議連NO 参院選視野 トラック協会に配慮
(2010年5月9日掲載)

 国土交通省が、6月導入を目指す高速道路の料金上限制度に黄信号がともっている。民主党の小沢一郎
幹事長と前原誠司国交相の対立に続き、民主党議員の約4割となる178人が参加する「党トラック議員連盟」が
政府に見直し要求を提出。関連法案の成立は見通せない状況となり、審議の行方によっては波乱含みの
様相だ。政策一元化の旗印の下で、沈黙を守ってきた民主党議員が一斉に声を上げ始めた背景には、
既得権を奪われる業界団体に擦り寄る参院選対策も見え隠れする。

 
 ●値上げ9割
 
 大型連休中の4月30日。党トラック議連会長の奥村展三・党総務委員長が首相官邸を訪ね「国民を
代表する立場として、実質値上げにつながる改正案を容認することはできない」と、国交省案の見直しを
平野博文官房長官に要請した。
 
 「国民の立場」を強調する議連だが、その2日前に国会内であった議連臨時総会には全日本トラック協会
(東京)の幹部が出席。「値上げとならないよう再検討をお願いしたい」と訴えた。
 
 普通車が、走行約70キロ以上で2千円。中型車が約170キロ以上、大型車が約120キロ以上で5千円。
大型観光バスなど特大車が約150キロ以上で1万円となる上限制。同協会は、中型車以上が5千円以上を
利用する割合は約11%にすぎず「上限制が現在の割引廃止と引き換えなら約9割が値上げになる」と主張する。
 

 ●130万人の力
 
 同協会は全国にまたがっており、加盟社は約5万1千社。従業員数は約130万人と、日本医師会(約16万
6千人)などを大きく上回る団体だ。
 民主党トラック議連が初会合を開いたのは、現行割引制度の廃止を前提にした上限制導入が取りざたされ
始めた2月上旬。参加者は約100人だったが、その後は増える一方だという。
 
 同協会の永嶋功広報部長は「各都道府県協会が、一斉に民主党県連や議員に不満を訴えた結果。
130万人という数の力に一定の影響力があることは否定しない」。急速に活発化した民主党議連の動きは、
参院選を前にした特定の団体への「配慮」とも受け取れる。
 

 ●恩恵拡大も
 
 高速道路料金は普通車で1キロ当たり24・6円の単価に距離をかける対距離制で決まる。この「基本料金」は
新制度でも同じだが、現行制度は高速道路会社が行っている割引のほか、自民党政権時代に相次いで
緊急経済対策として導入された時限措置が混在。このため西日本高速道路管内で平均割引率は39・8%に
達しているが、平日昼間の3割引きは2011年3月まで、夜間の5割引きは18年3月までなど、多くの
割引制度は今回の見直しにかかわらずなくなるものだ。
 
 さらに現在、割引を受けられるのは自動料金収受システム(ETC)搭載車に限定。ETCは自動車全体での
普及率が49%(09年末)にとどまっており、すべての車が対象になる新制度は、ETCを付けていない
ドライバーにも恩恵が拡大するという利点もある。
 
 民主党トラック議連が、旧政権が始めた割引制度を前提に、「値上げ」ばかりを取り上げるのは「乱暴」とも
いえる。
 
 鹿児島県トラック協会(鹿児島市)の松元健一専務理事は「協会内にも恩恵を受ける長距離業者と
不利になる近距離業者の意見が分かれ、統一見解は出せない」と話し、急激な議員サイドの動きと一線を
画す動きも出ている。

1850荷主研究者:2010/05/10(月) 22:59:58

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004260010.html
'10/4/26 中国新聞
広島高速2号が26日全線開通
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 広島都市圏の「縦軸」となる広島高速2号全線と3号延伸部分が26日午後3時、開通する。山陽自動車道や広島呉道路ともつながり、高速道のネットワーク化が大きく前進する。

 高速2号は、広島市東区の温品ジャンクション(JCT)から南区の仁保JCTまで5・9キロ。北側で高速1号、南側で3号と接続し、山陽道と広島湾岸を「ノンストップ」で結ぶ。矢賀、府中、大州、東雲、仁保の5カ所に出入り路のランプを設けた。

 高速3号は、南区の宇品から中区の吉島まで西へ2・2キロ延伸する。途中に出島ランプを設けた。開通済みの仁保JCT―宇品と合わせ、開通区間は4・8キロとなる。

 高速1〜3号の乗り継ぎを含む料金の最高額は普通車で700円。

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【写真説明】広島湾岸(奥)と山陽自動車道を結ぶ広島高速2号。手前は矢賀ランプ

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004260229.html
'10/4/26 中国新聞
高速2号・3号開通で記念式
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 広島高速2号全線と3号延伸部分の開通を記念し、事業主体の広島高速道路公社は26日午前、広島南区の2号東雲ランプ(出入り路)近くの本線で記念式典を開いた。同日午後3時に一般利用を開始、広島都市圏の「縦軸」となる交通動脈が誕生した。

 式典には約270人が出席し、同公社の高山茂理事長が「地域経済の活性化や環境負荷の軽減が期待できる。(高速3号の残り区間など)他の道路も全線完成に向け、全力で取り組む」とあいさつ。広島県の湯崎英彦知事、秋葉忠利市長たちがテープカットをして祝った。

 広島高速2号は、温品ジャンクション(JCT、東区温品町)―仁保JCT(南区仁保沖町)の5・9キロ。北側で高速1号と接続し、広島湾岸から山陽自動車道広島東インターチェンジ(IC)がノンストップでつながる。

 高速2号と沿岸部の仁保JCTで接続する3号は、宇品(南区宇品海岸3丁目)―吉島(中区光南4丁目)の2・2キロが延伸し、途中に出島ランプを設けた。宇品から山陽道広島東ICまでの所要時間は約18分となり、これまでより約21分短縮される。1〜3号の乗り継ぎを含む料金は、普通車で最高700円。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100426022901.jpg
【写真説明】広島高速2号全線と3号延伸部分の開通式でくす玉を割り祝う広島高速道路公社や広島市、県などの関係者(26日午前11時21分、撮影・宮原滋)

1851荷主研究者:2010/05/10(月) 23:01:54
>>1844-1845 混乱が続くねぇ…

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004270061.html
'10/4/27 中国新聞
広島高速で渋滞、徴収ミスも
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100427006102.jpg

 広島高速2号全線と3号延伸部分の開通に伴って、広島市南区の2号の仁保ランプと3号の宇品ランプを中心に26日朝、最大3キロの渋滞が発生した。仁保ランプ出口と本線の時間差開通で車が集中し、自動料金収受システム(ETC)の故障もあり、混乱を増幅させた。宇品ランプ出口では、3時間にわたり料金を徴収しないミスも起こった。

 公社によると、渋滞は午前6時50分から発生し、通勤時間帯と重なった午前8時ごろにピークに達した。広島呉道路と海田大橋から仁保ジャンクション(JCT)で2号に合流した車が、仁保ランプに集中した。

 海田大橋入り口(安芸区)では自動料金収受システム(ETC)が故障した。通過したETC搭載車は、仁保ランプ出口で係員が手作業で料金を精算したため、さらに渋滞を悪化させた。

 同様のトラブルは3号の宇品ランプ出口でも発生。2号の渋滞を避けた車も集まり、長い列をつくった。公社から料金所の委託業者への指示のミスで、午前6時40分から約3時間にわたり、現金払いの車も含めて全車両を素通りさせたという。

 一方、東区の1号の間所ランプ出口でも午前6時半ごろから約1時間、一般レーンの料金収受機が故障し、約2キロの渋滞を招いた。

 2、3号の開通準備の影響で、22、23の両日も渋滞した。度重なる混乱に公社の高山茂理事長は「不便な思いをさせて申し訳ない」と陳謝した。

 27日は、仁保ランプ出口の一般レーンとETCレーンの計3レーンを臨機応変に切り替える。宇品ランプ出口も工事を通勤時間帯は中断し、2レーンをフル稼働させる。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100427006101.jpg
【写真説明】広島呉道路と海田大橋からの車が集中し、渋滞した広島高速2号の仁保ランプ出口=26日午前10時20分、広島市南区(撮影・田中慎二)

1852荷主研究者:2010/05/10(月) 23:02:35

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004270027.html
'10/4/27 中国新聞
広島高速2号・3号が開通<動画あり>
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100427002702.jpg

 広島湾岸と山陽自動車道をつなぐ広島高速2号全線と3号延伸部分が26日午後3時、開通した。初めて広島高速各線の乗り継ぎができるようになり、広島呉道路とも接続。都市圏の交通動脈のネットワーク化が進んだ。

 高速2号は、広島市東区の温品ジャンクション(JCT)から南区の仁保JCTまで5・9キロ。北側で高速1号、南側で3号と接続し、湾岸と山陽道広島東インターチェンジ(IC)がノンストップで結ばれた。出入り路のランプは矢賀、府中、大州、東雲、仁保の5カ所にある。

 湾岸を東西に貫く高速3号は、南区の宇品から中区の吉島まで西へ2・2キロ延伸した。途中に出島ランプを設置。開通済みの仁保JCT―宇品と合わせ、計4・8キロが利用可能となった。

 今回の開通により、宇品地区から山陽道広島東ICまでの所要時間は約21分縮まり約18分に、呉市中心部から同ICまでは約25分縮まり約29分になった。公社に折半で出資する広島県と広島市は、物流機能の向上や渋滞緩和、交流促進に期待を寄せている。

 動画はこちら

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100427002701.jpg
【写真説明】高速2号全線と3号延伸部分の開通を祝って、パレードする車の列=26日午前、広島市南区(撮影・宮原滋)

1853荷主研究者:2010/05/10(月) 23:06:49
>>1851 ほっ…

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004270216.html
'10/4/27 中国新聞
広島高速、2日目はスムーズ
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 広島高速2号全線と3号延伸部の開通翌日となった27日朝、通勤の車などによる目立った渋滞はなく、比較的スムーズに流れた。

 広島高速道路公社によると、開通直前の26日朝に渋滞した南区の高速2号仁保ランプと3号宇品ランプの出口では、一般レーンと自動料金収受システム(ETC)レーンを臨機応変に切り替え、混雑を緩和した。

 仁保では通勤ラッシュ時、料金所を出た直後の県道交差点前で、各車線に10台前後の信号待ちの列ができる程度だった。

 ただ、午前7時半から8時にかけて広島呉道路と海田大橋から高速2号に合流する仁保ジャンクション(JCT)で、合流する車が最大2キロのノロノロ運転となった。3号の宇品ランプでは午前7時半ごろ、料金所を出た直後の国道交差点を起点に、右折信号待ちの車列が約1キロ延びた。

 同公社交通管理課は「仁保料金所の係員を3人から4人に増やすなどの対策を続けながら、通行量をしっかり把握したい」と説明している。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100427021601.jpg
【写真説明】通勤ラッシュ時も比較的スムーズに車が流れた広島高速2号仁保ランプ(27日午前7時50分、広島市南区)

1854荷主研究者:2010/05/10(月) 23:08:19

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004280007.html
'10/4/28 中国新聞
松江道2カ所の4車線化完成
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/Tn20100428000701.jpg

 中国地方整備局松江国道事務所は、松江道路(松江市玉湯町湯町―東出雲町、13・7キロ)の2カ所で4車線化工事が完成、28日午後3時から供用開始すると発表した。

 玉湯工区は、同市玉湯町内の宍道湖沿いの1・2キロ。東出雲工区は、矢田ランプから竹矢ランプをはさんで新出雲郷大橋までの2・3キロを4車線化した。新出雲郷大橋から東出雲インターチェンジ(IC)間1・2キロは4車線化工事中で、年度内に完成予定という。矢田ランプ―松江玉造IC間はすでに4車線で通行できる。

1855 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/11(火) 22:40:11
それはつまり、道路建設も先送りと言うことである。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010051101089
6月実施見送りの公算=批判噴出、参院後の可能性も−高速新料金

 国土交通省が目指す高速道路の新料金制度の6月実施は、見送られる公算が大きくなった。現行の
割引より実質値上げになるとの批判が収まらないほか、新料金と関連する道路財政特別措置法改正案の
実質審議入りのめどが立たないためだ。実施は参院選後に先送りの可能性も出てきた。

 新料金案は、普通車が2000円などと車種別に上限料金を設定しているのが柱。しかし、他地域より
割高である本州四国連絡高速の地元自治体や、大・中型車が5000円に設定されたトラック業界などが
激しく反発。「値上げはおかしい」(小沢一郎民主党幹事長)など、与党内からも見直し要求が噴出した。

 また、同改正案は新料金導入に伴う現行割引の廃止で発生する財源を道路建設に充てるためのもので、
新料金と密接に関連している。前原誠司国交相は11日の閣議後会見で「いつの段階で法案が成立するかに
実施時期はかかわる」と述べたが、衆院国土交通委員会では当面、他の法案審議が優先される見通し。
(2010/05/11-21:32)

1856 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/15(土) 20:29:13
他の凍結された4車線化工事も、外環も、割引財源の転用がなければ止まったままなんですけどね。
高速無料化財源も、1000億円に削られちゃったし。

> 4車線化のほか、すさみまでの延長や紀伊半島一周の高速道路整備実現に向けて取り組む考えを示した。
> 高速道路の料金制度については「値上がりには反対。国会で議論し修正をしたい。田辺―和歌山間は
> 社会実験として無料にしていきたい」との見解を示した。

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=189726
阪和道の4車線化見送りで民主・玉置議員が説明

 民主党の玉置公良衆院議員は15日、和歌山県田辺市内で記者会見を開き、近畿自動車道紀勢線の
御坊―南紀田辺間の4車線化凍結について「有田―御坊間の4車線化を進めるのが先決。御坊―
南紀田辺間はそれからだ」と説明した。党県連の見解として答え「必要な道路は造る。透明にして
優先順位をつけて取り組む」と述べた。

 政府は、補正予算見直しで全面凍結していた4車線化6区間のうち、関越道上越線(信濃町―
上越ジャンクション)など4区間を整備することを決めたが、近畿自動車道紀勢線と長崎県の九州横断道
長崎大分線(長崎―長崎多良見)を「事業の効果が不透明」として実施を見送った。

 玉置議員は、国交省の調査では、2009年度繁忙期の渋滞は御坊―南紀田辺間ではなかったが、
海南―御坊間で32回あったことから海南―御坊間を整備することが先決だと指摘。海南―御坊間のうち
有田―御坊間は4車線化の都市計画は決定しておらず「計画の決定は従来の方法では10年以上かかる。
1年でも早くできるよう取り組むのが先決。御坊から南を4車線化しても、有田―御坊間が4車線化して
いなくては渋滞解決につながらない」と説明した。それが理由で、前原誠司国土交通相は実施見送りに
ついて「事業の効果が不透明」と述べたという。

 また、御坊―南紀田辺間の整備について、国の許可が出る前に高速道路会社が業者と設計などの
契約を結んでいたことを指摘し、「極めて不透明で、検証する必要があった。このような整備の在り方を
抜本的に見直さなければならない」と強調。その上で、4車線化のほか、すさみまでの延長や紀伊半島
一周の高速道路整備実現に向けて取り組む考えを示した。

 高速道路の料金制度については「値上がりには反対。国会で議論し修正をしたい。田辺―和歌山間は
社会実験として無料にしていきたい」との見解を示した。

1857 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/18(火) 17:35:11
国会の審議で妙案が生まれるというのであれば、喜ばしい過程ではないか。

http://response.jp/article/2010/05/18/140536.html
【高速道路新料金】6月の完全実施を断念
2010年5月18日(火) 15時15分

前原国交相は、普通自動車上限2000円などの上限料金を柱とした高速道路新料金の6月完全実施を断念した。
18日午後の閣議後会見で発表した。

前原国交相の示した高速道路新料金のポイントは2つあった。首都高速と阪神高速を除くNEXCO系高速道路全体の
18%に相当する無料区間の実施(無料化社会実験)と、そのほかの道路で適用される土日休日1000円に代わる
新上限割引(利便増進事業)だ。

「6月から同時に開始する予定にしていたが、国会会期末まで残り1か月余り。審議日程も限られる中、関連法案が
現時点において国土交通委員会審議前であることから、まずは準備の整った無料化社会実験から先行して開始する
こととする」(前原国交相)

新上限割引の実施は、関連する法案の成立が前提となる。実施の目途が立たない新上限割引の開始時期について、
前原氏は完全に国会に任せてしまった格好だ。

「法治国家ですので、法案が国会で審議されて成立しなければ実施できない。閣議決定され、本会議では審議
されているわけですから、我々としては今後速やかに議論していただき、成立していただき、その結果として料金を
決めるという行為を早く実施していきたいと考えている」

なお、新上限割引が実施されるまでは、麻生政権下で決まった土日祝日上限1000円などの各種割引が、最長で
来年3月末までは継続されることになる。

完全実施時期は「法案がいつ成立するかにかかっている」(前原氏)と、国会の風向き次第でお手上げの状態だ。

《中島みなみ》

1858とはずがたり:2010/05/18(火) 18:00:41
議院内閣制のもとで緊張感の無かった行政と議会ですが良い意味での緊張関係が産まれると良いですねぇ。

自民党の党内での密室での決定が透明性ある国会での議論に取って代わられるという事になる。

小沢が本来目指していた事のようで,党内の政策決定に関われない=政調復活しろと云う不満が的外れだという解説をどなたかしてくれましたが,これが機能し出すと民主党議員も活躍出来るというものですね。
どう国会が議論を集約していくのか注目です。

1859 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/18(火) 19:41:41
概して利害関係者が増えれば増えるほど、まとまるものもまとまらなくなるものです。
今回の件も、前原なり小沢なりに「不利益な決定をしたこと」の責任を押しつけられれば、「新規道路高速建設」という
果実を得られた人間もいたわけですが、外環貫通(という予算)の決断を合議制でできるか、試金石ですね。

http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051801000957.html
新規高速道路の整備不透明に 法改正困難で

 前原誠司国土交通相が18日に新しい高速道路料金制度の6月導入断念を表明したことで、東京外郭環状道路
(外環道)など2区間の新規整備や関越道上信越線など4区間の車線拡幅の見通しも不透明になった。

 前原氏が6月の導入を見送ったのは、料金割引の財源を高速道路整備に転用できるようにする法改正が今国会で
困難になったためで、外環道などの整備は法案成立を前提にしていたからだ。

 国交省は、法案が成立すれば、現行割引の多くを廃止して財源を外環道などの建設に振り分け、残りで新料金を
導入する考え。ただ、割引財源の転用で全体として値上げになるため、与党内にも批判が強い。

 法案が付託されている衆院国交委でも意見が分かれており、審議のめどは立っていない。与党理事の一人は
「今国会で成立するか確実ではない」と継続審査の可能性を示唆。その場合、新料金の実施時期は夏の参院選後に
なる可能性が高く、自動料金収受システム(ETC)搭載車の「休日上限千円」など現行割引が続くことになる。

2010/05/18 19:15 【共同通信】

1860神奈川一区民:2010/05/18(火) 22:34:08
小沢氏は高速道路新料金を先送りして参院
選に勝てると思っているのかね。小沢氏自
身に問題あるのに。小沢氏が首を突っ込め
ば突っ込むほど、問題が拗れ支持が落ちる
のに。

1861 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/19(水) 09:12:17
理念とは別に、既に国会は「不利益の決断」を放棄しているとも言える。
>>1815で委員長が、法案審議をしない姿勢を示しているし。

> 前提となっていたこの問題についての国会審議が宙に浮いているためだ。
> 料金割引のための財源を道路建設にも使えるようにと、昨年末に小沢幹事長が要求し、そのための法案が国会に
> 提出されている。
> それを利用し、法案審議の中で出てきた意見を反映させる形で、妥協点を探るというのが、前原国交相の考え
> だったのだろう。しかし、審議が始まる気配はなく、時間切れが迫ってきた。
> 恒久的に使える財源は、高速道路会社がコスト削減で捻出(ねんしゅつ)した分だけで、それ以外の財源で
> 実施している割引は期間が限定されている。休日1000円も、今年度限りで財源を使い切ってしまう。

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100519k0000m070137000c.html
社説:高速新料金見送り 党内対立のツケ回すな

 高速道路の新料金制度の6月スタートが見送られることになった。前提となっていたこの問題についての国会審議が
宙に浮いているためだ。

 パブリックコメントなどの手続きを考えると、今月中に結論が出ないと6月中のスタートは難しい。しかし、そのめどが
立たない。地方の一部路線での無料化実験は予定通り始めるものの、前原誠司国土交通相としては、新制度について、
先送りやむなしと判断せざるを得なかったというところだろう。

 休日に限定した上限1000円の現在の割引制度をやめ、土日や祝日に限らずどこまで走っても高速料金の上限を
普通車で2000円、エコカーや軽自動車は1000円とするのが、国交省が取りまとめた新制度の内容だ。

 ただし、時間帯別など他の割引がなくなるため、上限に達しない場合は実質的に値上げとなってしまう。

 高速料金の無料化を掲げながらの実質値上げについては、与党内から異論が噴出した。小沢一郎民主党幹事長が
見直しを求め、政府・民主党は首脳会議を開き、国交省の案を見直すことにした。

 前原国交相は、この要求を拒否したものの、国会の審議を通じる形で、何らかの対応をとる余地も残すという形で
とりあえず収拾した。

 これが、4月までにこの問題がたどった経過だ。しかし、これには前段があった。料金割引のための財源を
道路建設にも使えるようにと、昨年末に小沢幹事長が要求し、そのための法案が国会に提出されている。

 それを利用し、法案審議の中で出てきた意見を反映させる形で、妥協点を探るというのが、前原国交相の考え
だったのだろう。しかし、審議が始まる気配はなく、時間切れが迫ってきた。

 値上げを回避できれば、夏の参院選に有利に働く。そうした思惑が与党側に働いているのかもしれない。しかし、
割引の財源には限りがある点を忘れてもらっては困る。

 恒久的に使える財源は、高速道路会社がコスト削減で捻出(ねんしゅつ)した分だけで、それ以外の財源で
実施している割引は期間が限定されている。休日1000円も、今年度限りで財源を使い切ってしまう。

 この問題は、小沢幹事長が前原国交相と反目し、民主党内の小沢対反小沢の構図としてもとらえられている。
だからといって、高速料金制度が党内対立の中で、中ぶらりんのまま放置されていいわけはない。

 高速料金制度は、鉄道など他の交通機関への影響も含めて国民生活に大きくかかわる。来年度以降も見据え、
高速料金制度をどうするのか、早急に決めるべきだ。

毎日新聞 2010年5月19日 2時35分

1862 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/19(水) 12:38:37
岩手

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100519_6
県民の賛否二分 高速道新料金制は先送り

 高速道路の新料金制度について、前原誠司国土交通相が6月実施断念を18日表明したのを受け、県民からは
「実質値上げの延期はうれしい」とする一方、「ETC(自動料金収受システム)搭載車だけ恩恵を受ける現制度は
おかしいのに…」と意見が分かれた。特に、見直し論も浮上した新料金制度をめぐる政権の迷走ぶりに不満の声が
集中。「公約実現」はいつになるのか、県民の不信感は募るばかりだ。

 新しい上限料金制は、走行距離が長くても一定以上の料金は徴収しない仕組みで、普通車上限は2千円、
大型車は5千円などとしている。

 ETC車を対象に「休日上限千円」とする現行制度より値上げとなるケースも多く、当面現行割引が継続となることに
歓迎の声も多い。

 ETCを利用する盛岡市志家町の主婦飯坂美香さん(37)は「千円になってから家族で関東方面まで出掛ける
ようになった。当分千円のままなのはうれしい」と歓迎する。

 「公約を守らないのはどうか」と疑問を感じている二戸市浄法寺町の農業小笠原忠さん(71)も「実質の値上がりが
延期になったわけで、料金が安いことに越したことはない」と現実を受け止める。

 一方、ETCを持たない一関市室根町折壁の会社員菅原雄次さん(37)は「ETC車だけが恩恵を受ける現在の
割引制度はおかしい。施策が中途半端だ」と指摘する。

 「高速道路はほとんど使わないので、新料金制度は実施してもしなくてもあまり関係のない話」。淡々とこう語る
盛岡市肴町の吉岡進さん(67)も、普天間飛行場移設問題など今回に限らない政府の迷走劇に「政府は問題を
先送りしている印象。どの政党が政権を取っても何も変わらないと感じる」と不信感をあらわにする。

 花巻市湯本の団体職員八重樫笑子さん(49)は「もう少し公約をもんで見直しをしてほしかった。財政のこともあるし、
現状を冷静に見て判断した方がいい」と注文し、新制度の行方を見守る。

(2010/05/19)

1863荷主研究者:2010/05/20(木) 23:30:44

http://www.ibaraki-np.co.jp/main/weekly06.htm
2010年05/14(金)茨城新聞
つくば中央IC−つくばJCT 1日平均2800台

見込みを大幅上回る交通量

 4月24日に開通した首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のつくば中央インターチェンジ(IC)−つくばジャンクション(JCT)間の交通量は、1日(24時間)平均約2800台(平日)に上っていることが13日、国土交通省などのまとめで分かった。

 交通量は、開通から5月9日までの速報値で、休日は同約3600台、ゴールデンウイーク(GW)期間中(4月29日〜5月5日)は同約3900台だった。

 東日本高速道路水戸工事事務所は、1日平均1千台程度の開通初年度の見込みを大幅に上回った状況について、開通時期がGW期間と重なった影響もあるとみて、今後の推移を見守るとしている。

1864荷主研究者:2010/05/20(木) 23:33:47

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100515/07.shtml
2010年5月15日 長崎新聞
一般道3割減、渋滞緩和貢献 佐世保みなと−相浦中里ICの1カ月交通量

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/07.jpg
開通で一般道の渋滞緩和が見られる西九州自動車道の佐世保中央IC付近=佐世保市矢岳町

 国土交通省長崎河川国道事務所と西日本高速道路九州支社は14日、3月20日開通した西九州自動車道の佐世保みなとインターチェンジ(IC)−佐世保中央IC−相浦中里IC間(7.9キロ)の開通から1カ月間の平均交通量を発表した。開通後、国道35号、204号などの一般道の交通量が最大で3割近く減少し、渋滞緩和につながったとみている。

 調査結果では、佐世保みなとIC−佐世保中央IC間の1日の平均交通量は1万5900台、佐世保中央IC−相浦中里IC間は1万5800台。すでに供用していた佐世保大塔IC−佐世保みなとIC間では2万5300台で、昨年同期の1万7500台よりも8千台増加した。

 一方、開通後の一般道の交通量は開通前よりも10〜26%減少。国道204号の瀬戸越交差点付近では、午前10時ごろに最大200メートルの渋滞が発生していたが、開通後は渋滞が見られなくなったという。

 所要時間も、相浦中里地区−佐世保市中心部間は、国道204号を使うと21分だが、佐世保中央IC−相浦中里ICを利用すると8分に短縮。佐世保市内のタクシー会社5社の運転手を対象にしたアンケートでも7割以上が所要時間について「非常に向上した」と答えたという。

 同事務所は「今のところ、交通量がうまく分散化され、期待していた結果が出ている」としている。

1865荷主研究者:2010/05/20(木) 23:35:31

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/05/14/14.html
2010年05月14日(金)山梨日日新聞
雁坂トンネル通行車両 初の50万台割れ
計画の5割 収入見込みも減額

 山梨、埼玉両県を結ぶ国道140号雁坂トンネル有料道路の2009年度の通行台数は47万4671台で、「計画交通量」を11年連続で下回ったことが13日、山梨県道路公社のまとめで分かった。1998年の開通以来、年間の通行台数が50万台を割り込んだのは初めて。同公社は今後、開通前に策定した計画交通量を見直す方針を決めている。

 同公社によると09年度の通行台数は、08年度の52万5838台からマイナス5万1167台。建設時に国による交通量の伸び率を基に算出した同有料道路の「計画交通量」90万3740台の52・5%にとどまり、過去最低の数値となった。開通以来の累計は782万5921台で「計画交通量」の78・7%。通行料収入も通行車両の減少に伴って減り続け、08年度から約4千万円減の3億6191万2千円となった。

 県道路公社は要因に、07年6月に開通した圏央道に利用者が流れたことや、高速道路の自動料金収受システム(ETC)の特別割引の影響があると分析。「民主党政権で高速道路の料金上限制見直し問題が出ているなか、料金が安いうちにより遠い場所へ出かけよう、というドライバーの心理が働いたのも一因ではないか」としている。

 同公社は本年度中に、計画交通量などの見直しに着手。新たな計画では実態に即した数値に変更するほか、料金収入の見込み額も下方修正する。

1866荷主研究者:2010/05/20(木) 23:51:00

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=8154805&newsMode=article
2010/05/14 09:44 福島民報
常磐道「原町トンネル」貫通

 平成26年度の全線開通に向け建設が進められている常磐自動車道の常磐富岡−山元インターチェンジ(IC)間で、唯一のトンネルである「原町トンネル」が13日、貫通した。福島県南相馬市の現地で貫通式が行われた。桜井勝延市長、発注者であるNEXCO東日本東北支社の三上博章建設事業部長、施工者である前田建設工業の富岡康直常任技術顧問が貫通掘削開始のスイッチを押し、トンネルを貫通させた。

 原町トンネルは同市の小高区羽倉と原町区片倉地内に位置し、全長749・5メートル。暫定2車線で、幅約11メートル、高さ約7・4メートル。トンネル工事は20年11月から今年5月まで530日間かけて行われた。

 水分を含んだ軟らかい地盤だったため、水を抜きながらの掘削となり工事に通常の2倍の時間がかかったという。

 常磐道は常磐富岡−相馬IC間が23年度、相馬−山元IC間が26年度にそれぞれ開通を予定している。

【写真】スイッチを押して貫通させる(左から)三上部長、桜井市長、富岡顧問

1867 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/25(火) 12:34:30
真鍋知事は優秀な方だ。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20100525000091
知事「判断しがたい」/高速新料金先送り
2010/05/25 09:24

 前原誠司国土交通相が上限料金制を柱とする高速道路新料金制度の6月実施を断念したことについて、
真鍋武紀香川県知事は24日の定例会見で「高松自動車道の4車線化事業と新料金体系は関連しており、
なかなか複雑な状況」との認識を示し、「(県にとって)良いか悪いかは、にわかに判断しがたい」と述べた。

 新制度は、本州四国連絡道路が他の高速道路より割高に設定されている。一方、高松自動車道の4車線化は
新制度導入が前提だったため、先送りにより事業が不透明になっている。

 知事は「いずれにしても不平等な新料金制度については、関係府県市と連携し、国に見直しを働き掛けていきたい」
と強調。4車線化については「国においても必要性に異論はない。何らかの形で国が予算措置を行い、早期に
事業着手が図られるよう努めたい」と話した。

1868 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/26(水) 09:00:45
> 交付金制度については、前哨戦が繰り広げられていた。担当閣僚の原口一博総務相は3月11日の刷新会議の席上、
> 片山善博議員(前鳥取県知事)から「法的根拠は何もなく通達で税を巻き上げてきた」と見直しを迫られた。原口氏は
> 「やめました」と繰り返したが、4月1日付で各都道府県に副総務相名で「引き続き適切に対応されるようお願いします」と
> 通知し制度を継続した。5月18日の刷新会議で片山氏に説明を求められた原口氏は「(民主)党からの要望で」と
> 釈明した。

> 事前に用意された論点整理では、副大臣通知が説明されていたが、25日に会場で配布された論点整理からは
> なくなっていた上、判定でも通知の是非には踏み込まなかった。刷新会議側が微妙な政治的判断をした形跡もうかがえる。

事業仕分け:第2弾終了 38事業廃止 「政治銘柄」にメス 全ト協「上納金」見直し

 <検証>

 政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は25日、公益法人を主な対象にした「事業仕分け第2弾」後半の
最終日の作業を行い、13法人14事業のうち4事業を廃止と判定した。20日からの4日間で70法人82事業の
仕分けを行い、38事業が廃止になった。25日は国土交通省所管の全日本トラック協会(全ト協)が対象となり、
都道府県から各地のトラック協会への交付金の一部を全ト協に「上納」する制度が取り上げられた。自民党の
支持基盤だった全ト協は政権交代後、民主党に接近しており「政治銘柄」として注目されたが、仕分け人から
不透明さを指摘する声が相次ぎ、制度自体の「見直し」となった。

 全ト協は運送業者などでつくる業界団体。トラック業者の指導・啓発や環境対策事業などを行っている。交付金は
税金が原資だが制度が複雑なため、事業の適切性の判断がしにくいことが問題視された。都道府県は各トラック協会に
「運輸事業振興助成交付金」を計約175億円交付。その25%の約44億円を全ト協が受け取り事業を行っている。
76年に軽油引取税(都道府県税)の暫定税率が引き上げられた際、軽油を大量に使う運送業者への配慮から
自治事務次官通知(当時)で国が都道府県に要望して導入された制度だ。

 仕分けでは「国交省の政策に沿った事業が多いが、(交付金の支出は)知事の判断。あいまいで説得力、透明性、
説明責任があるのか」と指摘された。実際、大阪府の橋下徹知事が「官僚の紙切れ1枚で補助金が形作られている」と
批判し、10年度から交付金を削減。鳥取県も04年度から削減している。

 また、全ト協の常勤役員6人中4人、各県のトラック協会の計94人中59人が中央省庁や自治体職員OBで
占められており、仕分け人の蓮舫参院議員は「尋常ではない」と指摘。民間仕分け人の速水亨・速水林業代表も
「誰のためにこの組織を動かしているのか、ちょっとおかしいんじゃないかとみんなが思う」と批判した。結局、
仕分け人10人全員が制度自体と天下りの多さの「見直し」を求めた。

 交付金制度については、前哨戦が繰り広げられていた。担当閣僚の原口一博総務相は3月11日の刷新会議の席上、
片山善博議員(前鳥取県知事)から「法的根拠は何もなく通達で税を巻き上げてきた」と見直しを迫られた。原口氏は
「やめました」と繰り返したが、4月1日付で各都道府県に副総務相名で「引き続き適切に対応されるようお願いします」と
通知し制度を継続した。5月18日の刷新会議で片山氏に説明を求められた原口氏は「(民主)党からの要望で」と
釈明した。

 全ト協は100人超の民主党議員が参加する「トラック議員連盟」とも連携し、前原誠司国交相が提案した高速道路の
新料金制度にも反対を表明した。参院選を控え、小沢一郎幹事長は全ト協に融和姿勢を見せており、小沢氏と距離を
置く枝野幸男行政刷新担当相らが出した結論が、今後、党内に波紋を広げる可能性がある。

 ただ、事前に用意された論点整理では、副大臣通知が説明されていたが、25日に会場で配布された論点整理からは
なくなっていた上、判定でも通知の是非には踏み込まなかった。刷新会議側が微妙な政治的判断をした形跡もうかがえる。

 枝野氏は記者会見で「国の情報公開の対象にならずガバナンス(運営)に直接関与できない(法人がある)。
抜本的に見直さないといけない」と述べた。【影山哲也】

毎日新聞 2010年5月26日 東京朝刊

1869 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/26(水) 09:04:08
> 今回の仕分け対象法人の選定では「政治案件でペンディングになっていた」(行政刷新会議事務局)ため、
> 10日時点の候補リストに名前がなかった。それが、18日の行政刷新会議の直前に加わることに。

> 全ト協の中西英一郎会長は仕分け後、民主党支持を続けるかどうかを記者団に問われ、「みなさんの意見を
> 承って進めたい」と述べた。

http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201005260008.html
トラック協会の交付金上納問題「見直し」 事業仕分け
2010年5月26日7時2分

 民主党に近い業界団体「全日本トラック協会」(全ト協)が、25日の事業仕分けで取り上げられた。都道府県が
各地のトラック協会に交付しているお金の一部が全ト協に上納される仕組みを、全面的に見直して透明性を
確保すべきだと結論づけた。

 都道府県はトラック業者の負担軽減のため各地のトラック協会に年間計180億円の交付金を出し、そのうち25%が
全ト協に上納されている。全国のトラック協会の常勤役員計94人中59人が公務員OBであることも問題視された。

 自民党を支援していた全ト協は昨年来、民主党に急接近している。前原誠司国土交通相が発表した高速道路の
新料金に反発し、小沢一郎・民主党幹事長に陳情、新料金の6月実施中止に持ち込んだ。

 今回の仕分け対象法人の選定では「政治案件でペンディングになっていた」(行政刷新会議事務局)ため、
10日時点の候補リストに名前がなかった。それが、18日の行政刷新会議の直前に加わることに。前原氏と
枝野幸男行政刷新相は党内で「非小沢グループ」の筆頭格とあって、「新料金をつぶした協会と小沢幹事長への
意趣返しでは」(国交省幹部)との見方もある。

 全ト協の中西英一郎会長は仕分け後、民主党支持を続けるかどうかを記者団に問われ、「みなさんの意見を
承って進めたい」と述べた。

1870 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/26(水) 09:04:44
>>1868は毎日です。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100526ddm001010007000c.html

1871とはずがたり:2010/05/26(水) 19:40:00
>>1868-1871
いやあ全ト協の不透明な存在とその歴史的経緯が明らかになるとともにそれが現在では民主党に食い込んでいるのも明らかに成ってきてますねぇ。
枝野や前原はその辺に切り込めるか?
> 全ト協は運送業者などでつくる業界団体。トラック業者の指導・啓発や環境対策事業などを行っている。交付金は税金が原資だが制度が複雑なため、事業の適切性の判断がしにくいことが問題視された。都道府県は各トラック協会に「運輸事業振興助成交付金」を計約175億円交付。その25%の約44億円を全ト協が受け取り事業を行っている。
>76年に軽油引取税(都道府県税)の暫定税率が引き上げられた際、軽油を大量に使う運送業者への配慮から自治事務次官通知(当時)で国が都道府県に要望して導入された制度だ。

> また、全ト協の常勤役員6人中4人、各県のトラック協会の計94人中59人が中央省庁や自治体職員OBで占められており、仕分け人の蓮舫参院議員は「尋常ではない」と指摘。
>民間仕分け人の速水亨・速水林業代表も「誰のためにこの組織を動かしているのか、ちょっとおかしいんじゃないかとみんなが思う」と批判した。
>結局、仕分け人10人全員が制度自体と天下りの多さの「見直し」を求めた。

> 交付金制度については、前哨戦が繰り広げられていた。担当閣僚の原口一博総務相は3月11日の刷新会議の席上、片山善博議員(前鳥取県知事)から「法的根拠は何もなく通達で税を巻き上げてきた」と見直しを迫られた。原口氏は「やめました」と繰り返したが、4月1日付で各都道府県に副総務相名で「引き続き適切に対応されるようお願いします」と通知し制度を継続した。
>5月18日の刷新会議で片山氏に説明を求められた原口氏は「(民主)党からの要望で」と釈明した。

> 全ト協は100人超の民主党議員が参加する「トラック議員連盟」とも連携し、前原誠司国交相が提案した高速道路の新料金制度にも反対を表明した。参院選を控え、小沢一郎幹事長は全ト協に融和姿勢を見せており、小沢氏と距離を置く枝野幸男行政刷新担当相らが出した結論が、今後、党内に波紋を広げる可能性がある。

> 自民党を支援していた全ト協は昨年来、民主党に急接近している。前原誠司国土交通相が発表した高速道路の新料金に反発し、小沢一郎・民主党幹事長に陳情、新料金の6月実施中止に持ち込んだ。

>今回の仕分け対象法人の選定では「政治案件でペンディングになっていた」(行政刷新会議事務局)ため、10日時点の候補リストに名前がなかった。それが、18日の行政刷新会議の直前に加わることに。前原氏と枝野幸男行政刷新相は党内で「非小沢グループ」の筆頭格とあって、「新料金をつぶした協会と小沢幹事長への意趣返しでは」(国交省幹部)との見方もある。

1872荷主研究者:2010/05/27(木) 23:13:11

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1274512787
2010年05月22日16時19分 千葉日報
市川国分地区で本格工事着手
外環道、安全を祈願

安全祈願祭を終え、あいさつする大越良記千葉工事事務所長

 2015年度の全線開通を目指す東京外郭環状道路(外環道)千葉県区間で、市川市国分地区の本体工事が本格的に始まることになり、21日、同区間の用地内で安全祈願祭が行われた。

 同区間は同市堀之内1から同市国分1までの約1・8キロ。高速道路が地下を通る「掘割構造」で建設される。事業者の東日本高速道路は入札前に技術提案と設計の実施を求める発注方式を初めて導入し、鹿島建設と大林組の共同企業体(JV)が落札した。契約金額は約344億円。

 安全祈願祭には事業者やJV、市川市の関係者らが出席。神前に工事期間中の無事を祈った。

1873 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/28(金) 12:42:13
フェリーにバスにJRに、そしてトラック業界。
高速バスも千円割引で経営圧迫されてるとは意外。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003030780.shtml
高速新料金先送りも… 運輸業界に広がる不安 

 迷走が続く高速道路の新料金をめぐり、振り回されっぱなしの鉄道やバス、フェリーなど運輸業界が、先行きが
見えない政策に不安を募らせている。6月開始予定だった新上限料金制度は先送りになり、ひとまず安堵の声が
上がるものの、現行の「休日上限千円」などの割引継続に加え、燃料費が上昇。「何より政策が定まらないのが
一番困る」の声が上がる。

 昨年、フェリー会社2社の営業部門を統合して発足した「フェリーさんふらわあ」(大阪市)の松田全弘取締役は
「今は経営統合や航路廃止で力を付けているところ。民主党は道路政策の影響の大きさを考えてほしい」と訴える。

 日本旅客船協会によると、フェリー業界では「千円割引」以降、4社が倒産し、5航路が廃止になった。国土交通省
などに制度見直しや支援策を求めてきたが、ここにきて重油代が上昇。協会では「真綿で首を締め付けられているよう」と
いら立ちを隠さない。

 神姫バス(姫路市)では昨年度、千円割引の影響で高速バスの輸送人員が、前年度から2〜3割減った。担当者は
「高速バスの収益で路線バスの赤字を補っているが、もう限界に近い」と話す。

 JR旅客6社も昨年度、千円割引で合わせて約250億円の減収となった。約50億円減のJR西日本は一部
高速道路の無料化実験と新料金制度で、さらに60億円の減収を見込んでおり「今後の推移を見守る」とする。

 一方、トラック業界は「新上限料金制度は実質値上げ」と受け止める。兵庫県トラック協会によると、会員の9割以上は
2千〜3千円程度の中距離で高速道路を利用するため、新制度の恩恵があるのは1割以下という。「大口、深夜など
既存の割引を残すなど、現状より値上げにならないよう精査してほしい」と要望する。

(前川茂之、足立 聡)

【高速道路の新料金制度】

 曜日や自動料金収受システム(ETC)搭載の有無に関係なく、軽自動車・エコカー千円▽普通車2千円
▽中・大型車5千円‐など車種別の上限料金を設定。本州四国連絡高速道は別途料金(普通車3千円)を上乗せする。
6月下旬から一部高速道路で始める無料化の社会実験とともに、実施を予定していた。

(2010/05/28 10:33)

1874 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/28(金) 12:45:29
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052701000748.html
割高料金の引き下げ検討 本四道路で鳩山首相

 鳩山由紀夫首相は27日の全国知事会議で、国土交通省が導入予定の高速道路の新料金制度で、他の道路に
比べ高く設定された本州四国連絡道路の上限料金について「理不尽だとの気持ちはその通りだと思っている。
知事の要望に応えられるよう頑張っていきたい」と述べ、引き下げる方向で検討する考えを示した。

 飯泉嘉門徳島県知事が「四国の県民の負担軽減に配慮してほしい」と要望したのに答えた。

 これに対し飯泉知事発言より前に退席していた前原誠司国交相は同日夜、「現時点で見直すつもりはない」と
国会内で記者団に表明。同時に「国会審議を経て国交省として総合的に判断する」とも述べ、将来的な変更には
含みを残した。

 「休日上限千円」など現行割引制度の財源を高速道路の整備に転用するための法改正案が今国会に提出されている。
この法案の審議過程で上限料金制の在り方も議論されることになっている。

2010/05/27 22:06 【共同通信】


http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052801000323.html
「本四道路の割高料金は当然」 新制度で前原国交相

 前原誠司国土交通相は28日の記者会見で、国交省が導入予定の高速道路の新料金制度で、本州四国連絡道路の
上限料金が他の高速道路より高いことについて「本四架橋の長期債務やほかの交通機関への影響を考えれば、
ある一定の配慮をしなければいけないのは当然のこと」と述べ、競合するフェリーへの影響などを考えればやむを
得ないとの考えを示した。

 本四道路の料金をめぐっては、27日の全国知事会議で鳩山由紀夫首相が、「四国の県民の負担軽減に配慮して
ほしい」との飯泉嘉門徳島県知事の要望に対し、「応えられるよう頑張っていきたい」と述べ、上限料金を引き下げる
方向で検討する意向を示している。

 これに対し前原氏は、首相から「具体的な指示はない」とした上で、あらためて現時点で料金を見直す考えは
ないことを強調した。

2010/05/28 11:43 【共同通信】

1875荷主研究者:2010/05/30(日) 10:40:05

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005200018.html
'10/5/20 中国新聞
広島高速 利用は計画の87%
--------------------------------------------------------------------------------
 広島高速道路公社は19日、広島高速2号全線と3号延伸部分が4月26日に開通したことを受け、広島高速全線の利用状況(20日間)をまとめた。利用台数は計画の87・7%にとどまった。一方、各路線が初めて連結したことにより、既存路線の利用台数を押し上げる効果はあった。

 開通翌日の4月27日〜5月16日を集計した。1日平均の利用台数は4万9619台で、計画の5万6600台を下回った。4月29日〜5月5日の大型連休中の平均利用台数も、5万3575台と計画に届かなかった。20日間で上回ったのは5月1、2の両日だけだった。

 新たに開通した路線では、2号東雲―仁保間が8557台(他区間との重複含む)と伸び悩み、計画より約3600台少なかった。3号延伸部の出島―吉島間は4803台で約800台下回った。

1876荷主研究者:2010/05/30(日) 11:05:37

http://www.raijin.com/news/a/2010/05/26/news01.htm
2010年5月26日(水) AM 07:11 上毛新聞
●北関東道が来年4月下旬に全線開通

 東日本高速道路は25日、北関東道の全線開通が来年4月下旬になるとの見通しを発表した。未開通の太田桐生インターチェンジ(IC)−佐野田沼IC間(18・6キロ)の工事が順調なため、「2011年度の中ごろ」としていた時期を早めた。春の大型連休中に県外から訪れる観光客の増加が期待され、来年7〜9月に行われる大型観光企画「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」にも弾みがつきそうだ。

 北関東道は、栃木県内の岩舟ジャンクション−佐野田沼IC間が今年4月に開通。未開通区間のうち、地盤の問題で難工事になるとみられた、太田桐生IC−足利IC間の「大岩トンネル」の掘削が円滑に進み、工期の前倒しが可能となったという。

 全線開通の時期について、同社は「11年度末まで」と公表していたが、同トンネルの出入り口の用地取得が早く済んだため、昨年5月、「11年度の中ごろ」に変更。今回さらに早まり、当初より1年近く工期が短縮されることになる。

 約150キロの北関東道が全線開通すると、前橋?宇都宮間は約1時間30分、前橋−水戸間は約2時間に短縮。関越、東北、常磐の3高速道が結ばれる上、茨城県内の空港、港への移動時間も短くなり、本県への交通アクセスが大きく向上する。

 人や物の輸送効率や企業・観光客の誘致などさまざまな面でプラス効果が見込めることから、県は早期の全線開通を要望してきた。

 同日開かれた関東地方知事会議後に、栃木、茨城両県の知事と同社を訪問した大沢正明知事は、全線開通時期の前倒しについて「工事が順調ならもっと早まる可能性があると聞いた。DCとの相乗効果を期待している」とコメントした。

1878 ◆ESPAyRnbN2:2010/06/08(火) 14:35:23
> 石田氏も神戸製鋼所から迎えられた。
> 「石田氏と旧公団出身者らとの間で見解に相違があった」
> 内紛に火を付けた匿名の投書
> 続投が固まった前原国土交通相は、高速6社の会長・社長をそろって退任させ、社長に民間出身者を据える方針

http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100608-OYO8T00249.htm
西日本高速会長、子会社会長を辞任…「官VS民」確執浮き彫り

 西日本高速道路会社の石田孝・会長兼最高経営責任者(CEO)が、7日付でサービスエリア(SA)運営子会社の
会長を辞任した。兼務を巡って経営陣の間に対立が起きており、石田氏は「事態の正常化」を兼務解消の理由に挙げた。
西日本を含む高速道路6社は民営化を掲げて発足したが、大半の社長ポストを旧建設省(現国土交通省)や旧日本
道路公団の出身者が占めている。問題の裏には、民営化後も続いてきた「官対民」の確執もありそうだ。
(戸田博子、辻本貴啓)

 高速道路6社は、旧日本道路公団など道路関係4公団が再編・民営化され、2005年秋に発足した。野放図な
高速道路建設に歯止めをかけ、公団のファミリー企業が牛耳ってきたSAなどを利用者本位のサービスに改めることで、
40兆円の債務を着実に返済することを狙う「小泉改革」の一環だった。民間出身者が会長になり、石田氏も神戸
製鋼所から迎えられた。

 西日本高速の内紛劇の背景については「ファミリー企業の流れをくむ一部のSAテナント事業者が持つ剰余金の
扱いを巡り、石田氏と旧公団出身者らとの間で見解に相違があった」と指摘する関係者もいる。

 石田氏が会長を辞任したSA運営子会社とテナントとの契約は、11年3月に満了となる。石田氏は48店舗を運営する
ファミリー企業系のテナント事業者3社に対し、「西日本高速の傘下に入って店舗運営を続ける」か「会社の形態は
変えず、公募で他社と競争する」かという二者択一を迫った。

 石田氏は「道路事業の展開と安全確保の財源の多くがSA運営子会社の利益だ」とし、会長職を兼ねることで
経営資源を最適配分できると考えてきた。3社が西日本高速グループに入れば、計60億円とされる剰余金を本体の
設備投資などに回すことを想定している。

 ただ、東日本高速や中日本高速の会長は、SA運営子会社の会長を兼ねておらず、内紛に火を付けた匿名の投書は
「石田氏が側近を重用し、SAのテナント選定などに不当に介入している」などと批判する。

 石田氏の兼務が妥当だったかは外部調査の結果待ちだが、自身に権限を集中させる経営手法には「独裁的」との
批判がつきまとう。

 いずれにせよ、西日本高速の内紛劇は「民営化」にふさわしくない旧公団・建設省出身者と民間出身者の対立の
構図になっている。

 続投が固まった前原国土交通相は、高速6社の会長・社長をそろって退任させ、社長に民間出身者を据える方針だ。
「天下りを根絶し、前政権を全否定する思惑だ」(旧公団関係者)との見方もある。新内閣は、公団改革の初心に
立ち返った人事刷新を促す必要がある。

(2010年6月8日 読売新聞)

1879 ◆ESPAyRnbN2:2010/06/10(木) 09:17:18
http://response.jp/article/2010/06/09/141415.html
【高速道路新料金】菅首相から最初の指示…微妙に後退?
2010年6月9日(水) 19時33分

菅内閣の下で、前原国交相に示された一番目の仕事は「高速道路の無料化」だった。菅首相は国土交通省に
7つの大きな仕事を指示し、その最初に高速道路無料化を上げた。このことは鳩山前内閣と同じだった。前原氏は
8日深夜の就任会見で、その文書を読み上げた。

「一つ目が、高速道路を段階的に原則無料化し、地域の活性化、流通コストの引き下げを推進すること」

高速道路だけでなく、他の交通手段に配慮する新たな視点も加わった。

「地域住民の移動手段を確保し、環境問題に対応するため公共交通を含め総合交通体系の確立に取り組む」

新民主党政権は高速道路の無料化を柱にして、交通体系全体の改革に着手したということだ。

それにしても「高速道路の無料化」や「段階的な無料化」ではなく「段階的に原則無料化」という言い回しは、
何を意味するのか。

「『原則』が入ったのは、私が繰り返し国会で原則と言っていたことを踏まえて(菅首相が)おっしゃっていただいた
のだと思う」という前原流のジョークに笑いは起きなかった。

少し真顔になった前原氏が続けたのは「私が作り上げた言葉ではない。これは去年のマニフェストに原則無料化と
書いてあるので使ったまでで、鳩山政権の申渡書には『原則』が抜けていたのが入ったに過ぎないと思っている」と、
加えた。

高速道路の中でも「首都高速と阪神高速は、原則料金はいただきます。有料で続けさせていただきますということは
申し上げてきたわけです」とは、前原氏が繰り返して話してきた。それが『原則無料化』の意味するところだ。

6月下旬には首都高速と阪神高速を除く全国高速道路の18%が無料開放される。こうした無料化社会実験を経て、
徐々に解放していくことを『段階的に』と表現したのか。

前原氏は「少ない金額、少ない路線かもしれないが、社会実験を積み重ねながら、これ(無料化路線)を決めて
いきたい」と、話す。

これまで利用者が負担していた通行料を引き下げたり、無料にするということは、その分の減収が発生するということだ。
財源を手当てしなければ、道路建設の債務返済が滞ることになる。

来年3月までの無料化社会実験の財源は1000億円。当初、国交省は概算段階では6000億円を要求したが、
税収の落ち込みを考えると、予算は大幅に削減せざるを得なかった。

「段階的な原則無料化」という言葉は、原則無料化という着地点を微妙に後退させたかのように思える。

《中島みなみ》

1880 ◆ESPAyRnbN2:2010/06/10(木) 09:19:02
少し前の記事

http://response.jp/article/2010/05/10/140133.html
【高速道路新料金】CO2は増える?減る? 国交、環境両省が正反対の試算結果
2010年5月10日(月) 11時44分

国土交通省と環境省は7日、6月からの実施が予定されている、一部路線(37路線50区間)での高速道路無料化による
CO2排出量への影響についての試算結果を発表した。

それによると、国土交通省の試算では、CO2総排出量が0.1%減の微減となるのに対し、環境省の試算では0.1%増の
微増になるとの正反対の結果が出た。両省では、今回の無料化について「自動車のCO2排出量全体に及ぼす変化は
ごくわずかで、ほぼ中立である」と歯切れの悪い見解を示し、今後の社会実験を通じて検証していくとした。

両省の試算方法で決定的に異なるのが、無料化によって鉄道など他の交通機関から乗り換える転換交通の見通し試算。

国交省の試算では、「計算手法の詳細が確立されていない」として、新たな自動車利用需要は誘発されないことを
前提に、一般道から高速道路への転換に着目した試算を行った結果、CO2排出量は2005年度の排出量に比べ
年間25万t減少するとの結果になった。

一方、環境省の試算では、無料化に伴う誘発交通量や鉄道から自動車への転換を考慮して試算した結果、
自動車からのCO2排出量は同じく年間33万t増加するとの計算結果が出た。

《編集部》

1881 ◆ESPAyRnbN2:2010/06/10(木) 14:42:33
>>1754に続いて>>1234も土地収用へ。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1276147474
土地収用へ事業認定申請
圏央道の東金−茂原長南間
2010年06月10日14時24分

 国土交通省関東地方整備局と東日本高速道路は9日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の東金インター(IC)・
ジャンクション(JCT)−茂原長南IC(仮称)間について、土地収用法に基づく事業認定を前原誠司国土交通相に
申請したと発表した。これにより、同区間内で未取得の土地の明け渡しを求める強制収用手続きが進むことになる。

 同局千葉国道事務所によると、同区間(延長21・72キロ)は2004年度から用地取得に着手し、既に約98%を取得。
現在、橋やトンネルなどの工事が進んでいる。しかし、相続上の問題や補償額が折り合わないなどで残る約1万1800
平方メートル(20件)の買収のめどが立っていないという。

1882 ◆ESPAyRnbN2:2010/06/11(金) 22:16:15
http://response.jp/article/2010/06/11/141498.html
菅総理が前原国交相に指示した7つのこと
2010年6月11日(金) 14時01分

前原国交相は8日深夜に開かれた就任挨拶会見で、菅首相からの指示を読み上げた。そのポイントは
以下の7つだ。

(1)高速道路の段階的に原則無料化し、地域の活性化、流通コストの引き下げを推進する。地域住民の
移動手段を確保し、環境問題に対応するため公共交通を含め総合交通体系の確立に取り組む。

(2)時代に合わない国の大型直轄事業を全面的に見直すとともに、今後、国が行う事業については費用や
効果を厳格に検証した上で進める。

(3)地方公共団体や地域住民が主役となった観光地域振興策の支援や訪日外国人観光客の増加など、
観光立国の実現を総合的に推進する。その際、わが国の成長戦略の策定・実行にあたり積極的に貢献する。

(4)基地問題による沖縄県民の負担軽減を常に念頭に置きながら、沖縄の魅力や特性を最大限に生かし、
自立と発展を支援する。

(5)北方領土の解決に向けて取り組む。

(6)日本航空の再建に取り組む。また、航空輸送の安定と安全の確保や航空産業の発展に積極的に取り組む。

(7)海洋政策と宇宙開発を担当させる。

鳩山内閣との違いについても語った。

(1)高速道路無料化では、地域住民の移動手段を確保するという目的で公共交通整備の視点が加わった。

(3)では、観光立国の手段を「観光地域振興策の支援や訪日外国人観光客の増加など」と、具体的に表記。
「観光政策を支援する」と抽象的な表現だった鳩山内閣から一歩進んで、国土交通省の成長戦略会議の
取り組みを取り入れた。

(4)は「普天間の問題で沖縄のみなさんにご迷惑をかけているので『基地問題による沖縄県民の負担軽減を
常に念頭に置きながら』ということが加えられた」(前原氏)

(6)の日本航空の再建取り組みは、菅内閣で新たに追加された。

《中島みなみ》

1883 ◆ESPAyRnbN2:2010/06/14(月) 13:29:30
>>1878
会長職廃止で社長に民間という趣旨だったのか。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100614/plc1006141152007-n1.htm
天下り排除 高速道路5社の社長に民間出身者
2010.6.14 11:50

 政府は14日、高速道路会社5社の社長に大手商社の元社長ら民間出身者5人を起用する人事を固めた。
15日の閣議了解を経て、今月下旬の株主総会で正式決定する。高速道路会社の社長は現在、民営化前の
旧公団や官僚のOBが占めており、体制を一新することで公務員の天下りを排除する姿勢を示す。

 東日本高速道路の社長には昭和電工元専務の佐藤龍雄氏を起用。また、中日本高速道路は住友スリーエム
元副社長の金子剛一氏、西日本高速道路は双日ホールディングス元社長の西村英俊氏がそれぞれ社長に就任する。

 また、首都高速道路の社長には格付け会社、フィッチ・レーティングス日本法人の前最高経営責任者(CEO)の
橋本圭一郎氏、阪神高速道路の社長には西京銀行前頭取の大橋光博氏を起用する。

 さらに、各社には民間出身の会長がいるが、経営の効率化を図るため全員が退任すると同時に会長職を廃止する。

 政府は、自公政権時代に起用されたトップを刷新することで、政権交代の成果をアピールするとともに、高速道路
無料化など民主党が進める道路政策を軌道に乗せる狙いもあるとみられる。

 仙谷由人官房長官は14日の記者会見で、高速道路会社の社長人事について「民間の方で適当な人がいれば、
代えた方がいいという議論があった。前原誠司国土交通相から提案があった」と述べた。

1884名無しさん:2010/06/16(水) 06:30:59
平成22年度 高速道路無料化社会実験について 平成22年6月15日

平成22年度 高速道路無料化社会実験について、以下の通り実施いたしますので、
お知らせいたします。

〔概要〕
  1.実施期間 平成22年6月28日(月)午前00:00〜平成23年3月末日
  2.対象区間 全国の高速道路の約2割の区間で実施
        1,626km (開始時) ⇒ 1,652km (平成22年中に前倒し供用する26kmを追加 ※)
       ※ 平成22年中に前倒しで供用予定となった東九州自動車道 高鍋〜西都 (12km、H22.7.17供用予定)、
           門川〜日向(14km、H22.12供用予定)について、無料化実験区間の延伸部であるため、対象に追加
  3.対象車両 全車種(現金利用者を含む)
http://www.mlit.go.jp/common/000116387.pdf

1885荷主研究者:2010/06/16(水) 22:30:16

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/172568
2010年5月19日 01:02 西日本新聞
佐世保市 西九州道7.9キロ延伸開通 周辺道路の交通量10−26%減

 佐世保市の西九州自動車道佐世保みなとインターチェンジ(IC)‐相浦中里IC(7・9キロ)の開通(3月20日)によって、一般道路の交通量が1−3割減り渋滞緩和につながったとする調査結果を、国土交通省などがまとめた。

 同省長崎河川国道事務所と県土木部、西日本高速道路九州支社が合同で開通後1カ月の交通状況を調べた。それによると、佐世保みなとIC‐佐世保中央ICの1日平均交通量は約1万5900台、佐世保中央IC‐相浦中里ICは同約1万5800台。すでに開通していた佐世保大塔IC‐佐世保みなとICは同2万5300台で、前年同期より4割増加した。

 一方、周辺道路の12時間当たり交通量は開通前より10−26%減少。開通前は平日朝に最大200メートル渋滞していた国道204号の瀬戸越交差点付近では、開通後に渋滞が解消。佐世保日野松浦線の鹿子前交差点付近でも最大100メートルの渋滞が20メートルに緩和され、佐世保市内のタクシー運転手約120人のうち4分の3が「開通により目的地までの所要時間が大幅に短縮した」と答えたという。

=2010/05/19付 西日本新聞朝刊=

1886荷主研究者:2010/06/16(水) 22:33:10

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1274923491
2010年05月27日10時24分 千葉日報
交通量5割増、物流活発化
渋滞でバス遅延など課題も アクア値下げ中間まとめ

 昨夏から通行料値下げの社会実験を行っている東京湾アクアラインの実験効果を検証する「料金引下げ社会実験協議会」(会長・榛澤芳雄日大名誉教授)は26日、実験開始から8カ月時点の中間まとめを発表した。それによると、交通量は前年同期より約5割増え、特に大型車の平日交通量が倍増。値下げ効果が浸透し物流や観光が活発化した半面、土日祝日の交通集中時に渋滞が増え、高速バスが遅延するなどの課題も浮き彫りになった。

 アクアライン通行料引き下げの社会実験は昨年8月、ETC搭載車を対象にスタート。通常2320円の普通車通行料を800円に引き下げるなどの値下げが来年3月まで行われる。今回の中間まとめでは、開始から8カ月が経過した段階で、交通や観光、企業立地、物流など定量的に把握できる効果について分析した。

 実験開始から今年3月末までの8カ月間の交通量は1日平均3万1400台と前年同期の2万900台より5割増加。ETC通過データの検証で、京葉道や東関東道から平日1日当たり3590台がアクアラインルートに転換していると推定され、人と物流面で湾岸部からの転換がうかがえた。

 観光では、近隣3都県からの県内旅行者の3割、県内から3都県を旅行した人の4割が「値下げがない場合、アクアライン以外の経路を利用した」と回答。また、首都圏企業の5割が「料金値下げは県内への企業立地に影響する」と答え、関心を示した。

1887荷主研究者:2010/06/16(水) 22:37:01

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1005270036/
2010年5月27日 神奈川新聞
首都高速川崎縦貫線は10月に殿町〜大師JC開通、羽田空港へスムーズに/神奈川・川崎

公開された工事区間のトンネル部分。道路の横には電気、ガスなどが通る共同溝や避難通路が整備される=川崎市川崎区

 首都高速道路が建設を進めている川崎臨海部の高速川崎縦貫線・殿町〜大師ジャンクション(JC)間の約2キロが10月、開通する。東京湾アクアラインから川崎縦貫線を経て首都高速横羽線と大師JCで接続。同月21日の羽田空港再拡張・国際化に向けて、川崎市街などからのアクセスもスムーズになる。

 今回開通する区間は、約1・1キロがトンネル部分。首都高は5月27日、新技術を駆使した工事区間のトンネル部分などを報道陣に公開した。

 首都高や川崎市によると、開通区間は片側2車線。今回開通部分の総事業費は約2900億円で、このうち市の負担は約170億円。川崎縦貫線は延べ約5・5キロになる。

 川崎市の阿部孝夫市長は「今回の開通により、車の流れが良くなり、交通渋滞の解消に効果があると思う。羽田空港へもスムーズに行くことができる」と期待を寄せていた。

1888荷主研究者:2010/06/16(水) 22:40:08

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/05/28/5.html
2010年05月28日(金)山梨日日新聞
中部横断道7年後に開通
双葉−静岡吉原 国交相が目標

 中部横断自動車道整備をめぐり、前原誠司国土交通相は27日の参院国土交通委員会で、新直轄方式で整備する六郷−富沢間について、「2017年度の供用予定に間に合うよう事業を進めたい」と述べた。目標年度に言及したのは初めて。17年度までには有料道路区間である増穂−六郷間、吉原(静岡県)−富沢間も完成予定。7年後には中央自動車道と第2東名高速を結ぶ山梨−静岡全線開通を目指すことを示した格好だ。

 民主党の米長晴信参院議員(山梨選挙区)が、早川町の県道土砂崩落を引き合いに峡南地域の自然災害の危険性を指摘。災害時の救済道路としての観点から、中部横断自動車道整備に対する見解をただした。

 前原国交相は「非常に地形がもろく、土砂災害が起きやすい要警戒地域と認識している。中部横断道と国道52号が一体になれぱ災害時の救急救援ルートになる」と答弁。沿線地域の連携強化や産業振興にも役立つとの認識も示した上で、中日本高速道路が17年度に供用開始を予定する吉原−富沢間に合わせ、六郷−富沢間も整備する考えを示した。

 六郷−富沢間の整備をめぐっては、国土交通省の10年度予算配分で事業費が前年度より減少。横内正明知事も「17年度の完成目標が危うくなる可能性は否定できない」と述べていただけに、県県土整備部の担当者は「前原国交相が目標年度に触れたことは明るい材料」と歓迎した。

1889荷主研究者:2010/06/20(日) 14:16:25

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_127422989859.html
2010年05月19日 09:43 大分合同新聞
三軒屋トンネル貫通 佐伯市の東九州道

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/2010_127422989467.jpg

 東九州自動車道佐伯―蒲江間で初めてのトンネル貫通式が18日、佐伯市青山であった。

 2008年11月から掘削が始まった「三軒屋トンネル」で、全長1047メートル、幅員12メートル。事業費は約24億円。

 貫通式では、発注者の国土交通省佐伯河川国道事務所の世利正美所長、地元の西嶋泰義市長、施工業者の飛島建設西日本土木支社の宮川伸治支社長が貫通発破のスイッチを押した。その後、出席者約100人が通り初め。たるみこし、鏡開きがあった。世利所長が「(佐伯―蒲江間の)用地取得は90%。一日も早い完成を目指したい」とあいさつした。

 同自動車道蒲江―県境間10キロは12年度に開通が予定されており、佐伯―蒲江間20キロの開通はその後になる。

 トンネルは三軒屋トンネルを含めて9カ所。片側1車線だが、対向車との衝突を防止する中央分離帯を完備するため、最高速度は時速80キロとなる。

1890荷主研究者:2010/06/20(日) 14:58:15

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20100606/CK2010060602000014.html
2010年6月6日 中日新聞
神坂・馬籠スマートIC実現へ一歩 設置準備会が発足

神坂・馬籠スマートICの設置が検討されている中津川市神坂の中央道・神坂パーキングエリア

 中津川市神坂の中央自動車道・神坂パーキングエリアに神坂・馬籠スマートインターチェンジ(IC)を設置する機運が高まっている。2007年、地元住民が誘致推進協議会を設置して以来、大きな動きがなかったが、2日には地元住民に加え、行政、商工、観光関係者も参加した設置準備会が発足。地元では「長年の悲願実現に一歩近づいた」と盛り上がりを見せている。

 スマートICの設置要望は1975(昭和50)年の中央自動車道の恵那山トンネル開通までさかのぼるとされ、地元にとっては長年の課題だ。2002年に長野県側に園原ICが完成したことで、要望活動が活発化。07年に住民が誘致促進協を設置したが、市全体を巻き込む動きとなっていなかった。

 今回、大山耕二市長が会長を務め、商工会議所、農協、観光協会トップが参加する設置準備会が設置。

 市幹部は「スタートへのピストルを撃った」と実現に向け、一歩踏み出したことを強調。今年10月か11月をめどに、スマートIC設置の必要要件である「地区協議会」を発足させ、2015年の利用開始を目指している。

 市の試算ではスマートIC設置で、馬籠宿へのアクセス時間が名古屋・関西方面からでは10分程度、長野・関東方面からでは20分程度短縮し、観光客の増加が見込めるという。並行する国道19号の混雑を緩和する効果もあり、災害時の緊急代替ルートなどにも活用するメリットも期待されている。

 乗り越えるべき課題はコストと安全性の確保だ。設置予定地の地形が急峻(きゅうしゅん)なため、市は設置費用を当初、20億円と試算。同種のスマートICが10億円以下であるから、コスト削減が最大の問題となっている。さらに、安全性を確保するため現行の道路の付け替えが必要で、地権者との交渉が必要という。

 丸山裕章・市基盤整備部長は「採算性と費用対効果が見込まれるよう、調整を続けたい」と話した。

 (本田英寛)

1891荷主研究者:2010/06/26(土) 18:51:11

http://www.shinmai.co.jp/news/20100610/KT100609SJI090009000022.htm
2010年6月10日(木)信濃毎日新聞
JCTは「佐久小諸」 中部横断道IC名など決定

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/KT100609SJI0900090000221.jpg

 国土交通省長野国道事務所と東日本高速道路佐久管理事務所は9日、佐久・小諸両市内で建設中の中部横断道について、上信越道と接続するジャンクション(JCT)とインターチェンジ(IC)、料金所の計5カ所の名称を発表した。

 名称は「佐久小諸JCT」と、JCT近くに設ける「小諸御影料金所」、両市境で国道141号に接続する「佐久北IC」、佐久市根々井に設置する「佐久中佐都IC」、同市桜井・伴野境で国道142号につなぐ「佐久南IC」にそれぞれ決まった。

 また、佐久小諸JCTから佐久南ICまでつなぐ7・8キロの開通予定を本年度末と示した。

 JCTなどの名称は、佐久地方11市町村でつくる懇談会や佐久市などが検討。同事務所と同社に地元要望として伝えており、そのまま採用された。

 一方、東日本高速道路関東支社は上信越道をまたぐJCTの橋を架ける工事のため、上信越道小諸−佐久IC間を、7月6日午後11時から7日午前5時まで通行止めにすると発表した。荒天時は翌日の同じ時間帯に工事と通行止めを延期する。

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20100610/CK2010061002000015.html
2010年6月10日 中日新聞
中部横断道3ICの名称発表

 国土交通省長野国道事務所(長野市)は9日、佐久地域と山梨県を結ぶ中部横断自動車道事業で、2011年春に供用開始予定のインターチェンジ(IC)3カ所の名称を発表した。

 3カ所はいずれも佐久市内で、名称は「佐久北」「佐久中佐都」「佐久南」。供用開始区間は「佐久小諸ジャンクション」から南の7・8キロで、地元の意向を踏まえて決めたという。

 上信越道の佐久ICを含めると、近くに佐久を冠するICが4つになり「分かりづらい」といった声も出そうだが、同市高速交通課は「地域外の人にも分かりやすく、まちのPRにもなる」と説明。

 県建設部は「戸惑う人もいるかもしれないが、利用されていく中でなじんでいくのではないか」と話した。

 佐久南ICから八千穂IC(仮称)の14・6キロも、建設に向けて計画が進んでいる。 (大平樹)

1892荷主研究者:2010/06/26(土) 19:01:13

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100609/CK2010060902000023.html
2010年6月9日 中日新聞
交通量増、最大5.5% 名高速など社会実験まとめ

 昨年7月から社会実験として名古屋高速と県道路公社の全路線で実施している料金割引について、県は8日、3月までの実験結果をまとめ、料金割引による交通量の増加(誘発率)が最大5・5%だったと発表した。県の担当者は「不況の影響で全国的に交通量が落ち込む中で、割引は一定のインパクトがあったのでは」と話している。

 社会実験は、国の社会資本整備総合交付金を活用し、本年度は国が25億円、県が13億円、名古屋市が8億円を負担して実施。名高速と公社の自動料金収受システム(ETC)利用路線と回数券利用の公社有料道路で、土・日、祝日の料金を3割引きしている。名高速の場合、通常750円が530円に値下げされている。

 まとめによると、ETC利用路線の交通量は、名高速が前年同期比7%増、公社6路線が同3%増となったが、中部国際空港連絡道路は同空港の不振に伴い、休日でも同2%減となった。

 衣浦トンネルなど回数券利用6路線は、回数券販売実績が同42%増だったものの、利用増とはならず、交通量は同4%減だった。

 割引をきっかけとした交通量の増加を表す誘発率は0・4〜5・5%と路線によってばらつきがある。ただ、南知多ビーチランド(美浜町)と愛・地球博記念公園(長久手町)での利用者アンケートでは、料金引き下げによって行楽に来たと答えた人が5・2%に上った。

 割引の社会実験は来年3月末まで。その後、実験効果を検証する。 (大村歩)

1893チバQ:2010/07/04(日) 12:05:06
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001007020005
「命の道」白紙のまま/2010参院選
2010年07月02日

 仙台市と岩手県宮古市を結ぶ総延長220キロの三陸縦貫道。県沿岸北部の住民にとって、全線開通は長年の願いだ。国の試算では、現在2時間半ほどかかる気仙沼市から仙台市までを約2時間に短縮できる。3月に登米東和インターチェンジ(IC、登米市)が開通し、歌津IC(南三陸町)までの延伸が計画されているものの、まだ白紙状態の区間がほとんどだ。


 「私たちにとって三陸道は『命の道』」と気仙沼消防署の救急救命士、畠山光さん(33)は言う。年間約3千件の出動のうち約120件は、石巻市や仙台市など管轄外の専門医療機関などへ患者を搬送している。


 近くの高速のICは登米東和のほか、東北道の一関(岩手県一関市)か若柳金成(栗原市)。だが、そこまでの道路は起伏が激しく時間がかかる。畠山さんは救命処置を施しながら何度も「三陸道が完成していれば」と願ったという。


 「コンクリートから人へ」の方針のもと、民主党政権は公共事業費を大幅に削り、子育てや福祉への振り分けを目指す。しわ寄せは県にも及び、道路予算は4割削減、新規事業は凍結された。三陸道では南三陸町の志津川トンネルの着工などが見送られた。


 防災面から開通を求める声もある。近く起きる確率が高いとされる宮城県沖地震も懸念の一つ。県沿岸北部の主要道は国道45号だが、気仙沼市と南三陸町の16区間で津波の浸水を受ける可能性が高いとされる。道が寸断され、地域が孤立する可能性が高い。


 2月のチリ地震津波では随所で長時間の通行止めとなった。畠山さんは「やっと(三陸道ができる)足音が聞こえてきたところだったのに……」と話した。


 三陸道とともに県が重きを置くのは、仙台塩釜港の整備。背景には、県が誘致に成功したトヨタ自動車系のセントラル自動車本社工場が来年1月、大衡村で本格稼働することがある。


 同港は貨物量が増加傾向で手狭になりつつある。車の部品や完成自動車の積み下ろしに使えるよう、県は国と65億円かけて新埠頭(ふ・とう)を2014年までに整備する計画だ。だが今年度は予算がつかず、着工の見通しが立たない。


 事態を打開しようと村井嘉浩知事は4月、民主党県連の安住淳代表の仲立ちで、前原誠司国土交通相と会談。前原氏は5月に同港を視察した。


 知事は「優先的にこの港を選んで頂いたということで、それだけ重要性を認識して頂いていると思う」と述べ、“脈あり”と解釈した。


 しかし前原氏の心中は少し違っていた。「整備すればさらに港が使われる期待値が高い」としつつ、「どこに行っても要望は頂く。莫大(ばく・だい)な財政赤字でインフラを維持していくのは相当お金がかかる。新規事業はかなり抑圧的にならざるを得ない」。来年度の国の予算に計上されるかは、依然として不透明なままだ。


 「計画が遅れれば、セントラル自動車の生産態勢にも影響が出る可能性がある」。県港湾課の担当者は不安を隠せない。(安仁周、上田学)

1894チバQ:2010/07/04(日) 20:57:07
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100704rky00m040004000c.html
高速無料化:初の週末長蛇の列 行楽客ら乗り入れ /沖縄
 高速無料化実験後初めての週末を迎えた3日、沖縄自動車道には家族連れや友人らで行楽などに向かう車が多く乗り入れ、各インターチェンジ(IC)で長蛇の列ができた。名護市の許田IC付近は午後3時ごろから、北部地域から中南部に向かう車で込み始め、午後4時半時点で高速道路の入り口前に約2キロの渋滞が発生した。

 西日本高速道路(NEXCO西日本)沖縄管理事務所によると、普段の土曜日と比較して交通量は多かったが、本線で目立った渋滞はなかった。午前8時ごろ、北中城IC付近の北向け車線で故障車が道路にはみ出した影響で約1時間半、4・5キロの渋滞が発生した。

 許田IC近くの「道の駅」許田やんばる物産センターは、多くの観光客でにぎわった。荻堂盛秀社長は「いつもの週末より客が少し多いと思うが、高速無料化がどう経済につながるかは定かではない」と語った。

 国交省によると、無料化実験が始まった6月28日〜7月2日までの沖縄自動車道の交通量は1日当たり平均約3万台で、実験1週間前の平均約2万台と比べておよそ1万台増え、約1・5倍に増加している。

(琉球新報)

2010年7月4日

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010070302000218.html
「0円高速」初の週末 混雑は目立たず
2010年7月3日 夕刊

 地方部の高速道路を中心に先月二十八日から始まった無料化の社会実験は三日、初めての週末を迎えた。無料化によって平日の交通量は平均で八割程度増え、休日の観光への効果も注目されるが、日本道路交通情報センターによると三日午前中は沖縄道や京都丹波道などで一時、渋滞が起きた以外に目立った混雑はないという。

 本州最長の無料区間になる舞鶴若狭道の終点、小浜西インターチェンジがある福井県小浜市の「若狭小浜お魚センター」の駐車場には、京都や大阪ナンバーの車が目立つ。センター従業員は「今週から急にお客さんが増えた。今日は普段の二倍以上で売り上げも期待できる」と話した。

 一方、首都圏から伊豆方面への利用者が多い西湘バイパスの西湘パーキングエリア(神奈川県小田原市)駐車場には余裕も。土産物店の布施栄子店長(60)は「普段の土曜日と比べ、曇りの割には多い程度」と指摘。小田原方面へドライブ中の会社員栗原労さん(46)は「無料化したのはいいが、その分、増税などで跳ね返ってくるのはいやだ」と話した。

 無料化対象は、全国三十七路線五十区間で、総延長は高速道路全体の約二割。自動料金収受システム(ETC)の利用の有無や車種に関係なく、料金は無料となる。大都市圏を除く有料区間は、昨年三月に始まった「休日上限千円」が引き続き適用される。


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