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鉄道貨物輸送研究スレッド

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 21:56
鉄道貨物輸送研究を通じて不振のJR貨物を応援するスレッド

1201荷主研究者:2010/09/27(月) 00:47:04

「荷主事例研究」の太平洋セメント㈱を作成。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/taiheiyo-cement.html

まずは現在も継続中の輸送から纏めてみた(重安〜宇部岬は例外的に含む)。なかなかバラエティに富んだ輸送内容が残っているため、鉄道貨物輸送の荷主としては大幅に輸送を縮小したセメント業界だが、その中で太平洋セメントは相当マシな方に位置付けられよう。

今後は合併前旧社(小野田、日本、秩父)及びグループ各社(明星、敦賀、第一など)ごとに分けて纏めていく。石油会社も製油所や油槽所ごとにネタが多く纏めるのに苦労するが、セメント会社はそれに匹敵するか、それ以上になりそうなので、徐々に作って完成させていく方針。

1202とはずがたり:2010/09/27(月) 19:01:42
>>1201
乙。写真(暫く見てなかったもんで)懐かしいら(・∀・)
可成り無理有るけど俺が3Cと呼んだセメント・コンテナ・石油(w)の三本柱の内,セメントはほぼ絶滅,セメント工場→SSの輸送は完全に絶滅なんだねぇ(´・ω・`)

岩手開発鉄道は大丈夫なんかね?上有住〜岩手石橋延伸して盛岡⇔盛を急行でとか昔から妄想してたけーがw

三井埠頭へのリンクがあるが三井埠頭から太平洋セメントへのリンクがあってもいいねぇ。

1203yuki:2010/09/28(火) 20:44:53
初投稿致します。

私も倉賀野駅について色々調べていたのですが、倉賀野駅の項目の凄さに圧倒されました。
平成生まれの私にとって、生まれる以前の記録は大変貴重で、新たな発見もありました。

もしよろしければ私のサイトを覘いてもらえたらうれしく思います。
倉賀野駅を模型化しようというのが主なことですが、それに付随して実物の貨物基地の情報も少しですが載せております。

http://alotar.bake-neko.net/

1204荷主研究者:2010/09/28(火) 23:50:36
>>1203
倉賀野駅の拙webをご覧戴き、誠にありがとうございます。
yukiさんのサイトを早速拝見しました。私よりもちょうど一回りお若いようですね(笑)。

倉賀野駅の広大な貨物設備を模型化するとなると相当大変そうですね。オイルターミナルのパイプラインの模型化など気が遠くなりそうです…。

倉賀野駅の近くにお住まいでしょうか?
私のサイトがきっかけでコンテナや石油輸送などにも、もし興味が出てきましたら是非サイトに情報を載せて下さい。私はなかなか倉賀野までは行けないものですから。

1205荷主研究者:2010/10/04(月) 00:38:32

「物資別適合輸送と物流ターミナルの研究」の「セメント貯蔵基地」を大幅に更新した。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/ct.html

*東京セメント運輸㈱の会社発足から解散までの流れを纏めた。写真も追加。

*セメントターミナル㈱は2005年当時に同社webサイトからダウンロードできた会社のパンフレットを基に情報を刷新。高崎営業所以外は供給工場からの鉄道貨物輸送の概略を大幅に追記。(高崎営業所は「貨物取扱駅と荷主」の倉賀野駅参照)
尚、そのパンフレット自体もweb上で見られるようにしている。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/CTaidu01.jpg
ttp://butsuryu.web.fc2.com/CTkooriyama01.jpg
ttp://butsuryu.web.fc2.com/CTitsukamachi01.jpg
ttp://butsuryu.web.fc2.com/CTtakasaki01.jpg
ttp://butsuryu.web.fc2.com/CThamamatsu01.jpg

*CTの未開業に盛岡を追加してみた。可能性があるだけだが・・・。尚、奈良については温存。勘違いor妄想の疑念は消えず。

*「セメント基地の集積地帯」については、ショボい地図をYahoo地図に加筆したものに改めると同時に写真も刷新。また細島港と宮崎港を追加。

*「都市圏におけるセメント基地の配置と専用線」は従来、番外編とされていた甲府及び名古屋のセメント基地について完全にリニューアルし、山形も追加した。現在、山形都市圏においては全てのSSが閉鎖されてしまったようである・・・。

1206とはずがたり:2010/10/05(火) 10:43:29
生産性高いねぇ。おつ。
日立セメントは東京都内の出荷基地として隅田川を使いたかった様なのに廃止に成ってしまって様なのは残念。
隅田川廃止は再開発絡みもあっただろうから廃止やむない面もあるやろし,またセメントターミナルを都下に余所に新規で造る需要もなかったやろうけど。。

1207とはずがたり:2010/10/05(火) 14:23:12
>>1184-1186
入手しました♪
一時期全貨物駅の廃線を網羅せんと夢見た時期がありましたが,ほぼこれで実現してしまった感じで感無量であります。

浜網走は石北本線と湧網線に沿ってあったんですねぇ。
東札幌や新旭川など知りたかったのが載っているのもアツイ。苫小牧には中野臨港鉄道・西埠頭臨海鉄道なんてあったのか。
西浜松の倉庫専用団地専・自動車など気付いてなかったような。確かにあの辺倉庫集積したけど。

ともあれ作者の太田氏の業績を称えたい。
後書きに拠るともっと他の年の図面も保有していらっしゃるようなので,その辺も是非公開していただきたいですねぇ。メアド載ってるし連絡してみようかな。。

1208急行越前:2010/10/06(水) 22:03:30
もう石油業界はなんでもありか!!ビックリです!

国内最大級・根岸製油所の閉鎖検討…需要減り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101006-00000617-yom-bus_all

国内石油最大手のJXホールディングスが、2020年度までに国内最大級の根岸製油所(横浜市)の閉鎖を検討していることが6日、明らかになった。
少子高齢化、環境志向の高まりで石油製品の国内需要が減って製油所の稼働率も下がり、収益維持が難しくなっているためだ。業界最大手のJXが大規模な設備縮小に踏み切ることで、稼働率低下に直面している他の石油元売りの経営判断にも影響しそうだ。
根岸製油所は1964年に稼働し、高度経済成長期の首都圏の石油需要を支えた。10年10月末の精製能力は、日量27万バレルとなる。
JXグループ全体の精製能力は、2008年末には日量約180万バレルだったが、需要減に伴い10月末には約140万バレルまで縮小することが決まっている。

最終更新:10月6日(水)14時34分

JXのコメント
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2010/20101006_01_1050061.html

本日、根岸製油所の閉鎖検討に関する一部報道がありましたが、これは当社として発表したものではありません。
当社は、中期経営計画で発表しているとおり、2014年3月末までにグループ 精製能力を、日量20万バーレル削減することに関して検討を行っておりますが、 現時点で具体的な内容を決定した事実は一切ありません。

JXの中で代替出荷を想定すると、仙台、鹿島、知多なんでしょうか??
鹿島と知多の貨車輸送が復活するならそれはそれで面白いのですが...
いまさら望み薄でしょうね。

あるサイトにしか記載がないので詳細不明ですが、来春、西上田のOTが坂城に併合され閉鎖とか...

1209とはずがたり:2010/10/07(木) 10:37:13
>>1208
うぉん!?
根岸は日本から製油所がなくなっても最後まで残ると思ってましたが,検討されるだけでも吃驚です。。

1211荷主研究者:2010/10/07(木) 22:19:08
>>1208-1209
いやー、本当に衝撃的なニュースですねぇ・・・。新日石根岸が閉鎖対象に挙がるなんて、想像だにしませんでした。

ただ考えてみれば、新日石根岸は石油コンビナートとは無縁の立地、確かに精製能力は日本最大規模ですが、コンビナート内の製油所のような閉鎖の際に供給責任をどうするかという厄介な問題が無いだけに検討候補に挙がったのかもしれませんねぇ。

根岸はたとえ閉鎖されるとしても、その一部は大型物流拠点として活用して出荷機能は残るのかもしれませんが、いずれにせよ石油タンク車輸送は激変しそうですね。

石油業界で言えば >>1134 で情報を戴いた件に関連していると思われますが、エクソンモービルグループも日本の事業を本格的に縮小することになりました(下記貼付↓)し、この先も似たような動きはますます出てきそうですね。鉄道貨物の「3セ」最後の砦、石油輸送も大幅な縮小(現時点で数年前から減少傾向に入っておりますが…)は避けらないのでしょうか。長期的には石油を燃料として消費するよりは、石油化学製品などの高付加価値なものの原料として利用されるべきだとは思っていましたが、この数年での急激な燃料需要の減少は想像以上ですね。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/1201

そういえば私も来春、西上田駅の日本OTが新日石・坂城油槽所に統合されて廃止されるという話は耳にしました。ネタ元がよく分からない話でしたが、こういった類の話はほぼその通りになるので恐らく関係者から聞いた話なんでしょうねぇ…。

1212荷主研究者:2010/10/11(月) 23:50:39
>>164
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100930t12040.htm
2010年09月30日木曜日 河北新報
減農薬、安心の新米ひとめぼれ出発 仙台で初荷式

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/20100930013jd.jpg
県産の新米を積んだコンテナの出発を祝った初荷式

 宮城県外で販売する県産の新米の初荷式が29日、仙台市宮城野区のJR貨物宮城野駅で行われ、新米を積んだ貨物列車の第1便が中部方面に向け、出発した。

 仙台圏で収穫した環境保全米のひとめぼれ約250トンを積んだコンテナの前で安全祈願の神事を行った後、全農県本部やJR貨物東北支社の職員らでテープカットし、出発を祝った。

 第1便は30日の昼ごろに名古屋貨物ターミナル線駅に到着し、10月初旬に名古屋圏のスーパーなどの店頭に並ぶ。

 全農県本部によると、県内の水稲の作況指数は99〜101で、作柄は「平年並み」。例年に比べ粒は大きいという。全農県本部の渋谷潤太郎副本部長(57)は「夏場の暑さによる品質低下が心配されたが、例年通りでほっとしている。減農薬で安心安全の宮城米を、全国の食卓で楽しんでほしい」と話した。

 県内では25日から新米の販売が始まっている。

1213荷主研究者:2010/10/16(土) 15:06:29

先日、ふとしたことから見つけた岡山県の玉島地区の臨港線の未成線。鉄橋や築堤などの遺構が残り、けっこう有名みたいだ。相当建設が進み一部レールの敷設も行われた程だったというが、一部区間の軟弱地盤のため工事が難航し結局建設中止になったという。
ただ想定されていた主な荷主がクラレと住友重機械工業だけでは、いかにも弱い。現在の玉島地区の工場立地を見ても臨海鉄道として存続できそうな程の荷主はあまり見当たらないか(星光PMC、中国精油など)。しかし玉島地区は水島港の海上コンテナ埠頭が所在する場所であり、その輸送に活路を見出すことはできるかもしれない。
また玉島の中心部からはやや外れた地域を通過していたものの、倉敷や岡山までJR線に乗り入れるなどして旅客輸送を行えば、活用できた可能性はありそうである。

玉島臨港鉄道について
http://www10.atwiki.jp/kurashiki14/pages/38.html

玉島臨港鉄道(未成線)
http://shimaseiichi.shin-gen.jp/simpleVC_20090619142211.html

玉島百景(その22)・・・玉島臨港鉄道
http://blogs.yahoo.co.jp/konkotamashima/24364272.html

玉島臨港鉄道
http://homepage2.nifty.com/k-ueda/tamarin1.htm

幻の玉島臨港鉄道(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E5%B3%B6%E6%B8%AF#.E5.B9.BB.E3.81.AE.E7.8E.89.E5.B3.B6.E8.87.A8.E6.B8.AF.E9.89.84.E9.81.93

1214とはずがたり:2010/10/16(土) 15:13:51
>>1213
なんと,こんな香ばしい計画が(;´Д`)
てか計画どころか結構進んでいたんですねぇ。。
実現して欲しかった。もうこの辺は論理じゃないなww

1215荷主研究者:2010/10/23(土) 12:57:38

http://www.logistics.jp/headlines/20101011-002.html
2010年10月11日 物流ニッポン
日通、鉄道コンテナ4〜9月

自動車関連が好調、東北・中部、2けた台伸長

 日本通運が6日発表した2010年度上期(4〜9月)の鉄道コンテナ輸送は、前年度上期と比べて6.3%増の98万4,800個(5トンコンテナ換算)を取り扱った。東北、中部地区における自動車関連貨物が好調に推移。日通では、大型トラックからの転換が比較的容易な31フィートウイングコンテナなどの販売が伸びており、今年度は前年度比5%増の204万個を目指す。

 地域別でみると、伸び率が高かったのは東北、中部の2地区で、いずれも自動車関連貨物が増加。東北は15.3%増の11万2,100個、中部でも11.1%増の19万700個を取り扱った。中部―東北のトヨタ自動車向け専用コンテナ列車が1日2運行体制となったことも、2けた台の伸長につながった。

1217荷主研究者:2010/10/29(金) 00:19:05

http://www.lnews.jp/2010/10/38388.html
2010年10月21日 LNEWS
DIC/物流子会社を日立物流に譲渡、物流業務も移管

 DIC(旧:大日本インキ化学工業)は10月21日、物流子会社であるDICロジテックの株式のうち90%を日立物流に譲渡することを決めた。譲渡日は2011年1月1日。

 コア事業への特化と経営資源の選択・集中に取り組む一環として、物流業務のアウトソーシングを含め、DICロジテックの譲渡を行なうもので、日立物流主導による物流合理化と物流コストの変動費化を実現し、DICグループの収益構造の改善を図る狙い。

 DICロジテックは、グループ関連貨物の運送・保管を主たる業務とする100%子会社として1999年に設立し、事業展開をしていた。

 日立物流では、DICロジテックの株式譲受とともに、DICの日本国内における物流業務を全て受託する。これを機に、化学業界向けの物流業務にも本格的に進出し、プラットフォーム化を図ると同時に、顧客の物流コストの低減とサービスレベルの向上に繋げる。

 なお、日立物流は、DICロジテックの従業員173人(2010年9月末現在)と設備なども引き受け、DICロジテックの社名を日立物流ファインネクストに変更する。

DICロジテックの概要
商号:DICロジテック(株)
本店所在地:埼玉県春日部市南栄町3
代表者:代表取締役社長田中博夫
事業内容:化学品の輸送、保管、配送など
資本金:3億円
設立年月日:1999年4月1日
株主構成:DIC100%
2010年3月期の業績:売上高177億8800万円、営業利益3億800万円、経常利益2億7000万円、当期利益6000万円。

1218荷主研究者:2010/10/29(金) 00:54:21

ttp://butsuryu.web.fc2.com/chichibu-cement.html
太平洋セメントの続きとして、今回は秩父セメント㈱を作成した。

秩父セメントの社史(『秩父セメント五十年史』)は、鉄道貨物輸送への依存度が高かった同社らしく鉄道貨物輸送に対する言及が多く興味深い。そもそも発行年が鉄道貨物輸送が盛んな1974(昭和49)年というのも記述が多い理由として大きいであろう。

しかし同社の工場は現在、秩父第一(秩父駅)、秩父第二(武州原谷駅)の2工場は閉鎖・セメント製造中止となり、熊谷工場のみが現役と呼べる状態であるし、SSも南東北〜東海地方に26カ所を数えたものが、太平洋セメントのSSとして現役なのは4カ所のみである。

セメント物流は海上輸送が主力となった時代に秩父セメントの工場やSSといったインフラは時代遅れになったと言え、鉄道によるセメント輸送の急激な減少は秩父セメントに最も象徴的に現れたとも考えられる。

1219とはずがたり:2010/10/29(金) 23:39:16
>>1218
力作おつ。
かなりまとまっとるやん。熊谷から現役4SSへの輸送ぐらい再開できんのかねぇ。。(´・ω・`)
それにしても我々も呆れる程現地へいっとるのぉw

1220急行越前:2010/11/06(土) 22:35:45
>1218
これはまた大作ですね!お疲れ様でした。
チチブのSSは確かに結構遅くまで残っていましたね...
友部、原、石和、矢板、千葉、小宮、八田あたりは確実に車窓から見た記憶がありますが写真を撮っていません。

唯一沢渡の写真がありましたからまたお送りしておきます。
本文趣旨に合うようなものでしたらお使いください。

1221荷主研究者:2010/11/07(日) 14:19:29
>>1220
毎回、現役時代の貴重な写真をご提供して戴きまして、誠にありがとうございます!

早速、秩父セメント(沢渡)と
ttp://butsuryu.web.fc2.com/chichibu-cement.html#sawando
新日本石油(七久保)の
ttp://butsuryu.web.fc2.com/shin-nihonsekiyu2.html#ch
当該個所に貼りつけさせて戴きました!!

飯田線の貨物取扱駅は、私は沿線に比較的近い遠州地方に在住していたのに何故か巡り合わせが悪く、現役時代の写真を撮ることは叶いませんでしたので、大変感激しました!!

メールでご指摘されておりましたセメント輸送についてですが、「セメント貯蔵基地」の冒頭でも少し纏めましたが内需の大幅な減少が鉄道貨物輸送のメリットを失わせたと個人的には考えています。
何しろ2009年のセメント内需は約4,200万トンと42年ぶりの低水準で、ピーク時の1990年の約8,400万トンから半減しております。鉄道輸送のセメント輸送のピークは1972年度の約1,800万トンですが、その2倍以上の量の内需が失われたわけで鉄道貨物輸送の中距離・中量輸送を得意とするという特徴がセメント輸送にとっては中途半端になったのではないでしょうか。
セメントローリーの大型化や道路整備の進捗によって、トラック輸送の競争力が大幅に向上したことも大きいでしょうし…。ただそれ以上にセメント内需の急減という産業構造の変化が鉄道によるセメント輸送廃止に大きく作用していると思われます。石油がまだ鉄道輸送をある程度維持できているのは、ガソリン内需のピークは2000年代半ばで、まだ鉄道貨物輸送がメリットを発揮できる中距離・中量輸送にある程度の需要があるからでしょう。今後、石油の内需がますます減少するとセメント輸送と同じ道を辿る可能性もありそうなので、不安になりますね。

1222急行越前:2010/11/07(日) 22:39:43
>>1221
早速掲載くださりありがとうございます。

ネタは細るばかりですが、今後も貴重な研究を続けてください。

1223荷主研究者:2010/11/09(火) 00:31:19
秩父セメントに続いて、ちょこちょこ作り続けていた日本セメント㈱が完成の域に達した。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/nihon-cement.html

旧日本セメントの貨車輸送で最も最近まで残っていたのは小名浜〜内原間のSS間の輸送(2000年廃止)なのだが、工場からの輸送の場合は埼玉工場(高麗川)が1999年まで貨車輸送を行った。但し系列の明星セメント㈱は2003年まで貨車輸送を継続していた。

しかしそれでも三井鉱山セメント、旧秩父セメント、住友大阪セメント、電気化学工業、日立セメントが2004〜2007年まではセメントの貨車輸送が残っていたことや、旧小野田セメントは現在も辛うじて東藤原〜四日市港間でセメント輸送を現在も継続しているのと比較すると、相対的に早い時期に日本セメントは貨車輸送から撤退したと言えよう。(※三菱マテリアル(旧三菱鉱業セメント、旧東北開発を含む)が1996年で全廃よりはマシだが…)

ということで、私は日本セメントの社紋を付けた貨車を目撃することはできなかったし、各工場(明星セメントを除く)の現役時代の専用線を目撃することもできなかったため、やや同社に対する印象は淡白である。

しかし大海駅の日本セメントのSSの写真を撮っていたことは非常に貴重だと思うし、中部地方を中心にそれなりに同社の専用線を調査できていると思う。一方、九州地方には何度も行っているのに日本セメント関係の専用線調査はあまりしてこなかったことに改めて気付かされたのも事実である。

1224とはずがたり:2010/11/10(水) 00:04:39
コメ数点
・おつ
・そっか我々は日セメのセメント私有貨車みたことないんかい。
・最後が内原ってのもなんか納得行かなかったが。
・上磯はそんなに出荷量するなかったのか。
・五日市線の枝線好きとしては大久野と武蔵岩井は一度いってみたいね。
・確かに規模の経済が働かなくなった可能性は大きいが,折角秩父・小野田・浅野の3ブランドが統合したのに規模の経済が全く働かなかったのはセメント需要の急減でやむを得ないという他はないが残念である。

1225急行越前:2010/11/11(木) 00:05:18
>>1223 お疲れさまです。またまた力作ですね!
でも確かに最大手だった割には、知らない間になくなっていたという印象です。

SSの写真ではないのですが、八高線と小名浜での列車写真がありましたのでまたお送りしておきますね。

1226荷主研究者:2010/11/11(木) 23:42:36
>>1225
毎回、大変貴重な写真を送って戴きまして、本当にありがとうございます!!
今回は私が日本セメントの貨車を目撃できなかったと上でコメントしたら、まさに日本セメントの貨車の写真を戴きまして誠に恐縮です!!
早速貼り付けさせて戴きました。

高麗川や小名浜は、静岡や仙台に在住していた私は鉄道貨物輸送の現役時代に訪問するチャンスはいくらでもあった筈なのに、いずれも廃止後の訪問になってしまいました…。

>>1224
大久野や武蔵岩井は、をれも昔から気になっていた駅ではある。近隣の日本セメント関係で言えば高坂駅からの粘土用の秩父鉱業㈱・日本セメント㈱専用線や小川町駅から伸びていた東武・根古屋線なんかも気になるところだ。

1227急行越前:2010/11/13(土) 09:54:08
>>1226 早速写真を使っていただきありがとうございます!

これだけのレポートを次々まとまられるのは大変な労力だと思います。
頭がさがります。
でもついつい次を期待してしまいます。(住友セメントあたり?)

1228荷主研究者:2010/11/14(日) 01:21:49
>>1227 鋭いですねっ! 住友セメントや大阪セメント、小野田セメント、電気化学工業は少しずつですが作っています(笑)。ただ住友セメントは工場もSSも多くてさすがに時間がかかりそうです…。暫くお待ち下さいませ!!

さて先週の土曜日(11/6)に廃止が噂される日本OT上田営業所やお気に入りの黒井駅等を廻ってきたので下記に報告。

*上信越道
 松井田妙義IC〜碓氷軽井沢ICの下り線を高崎ナンバーのJOMOタンクローリーを目撃。日本OT高崎営業所が佐久地方まで供給しているのか。

*西上田駅
 土日運休の川崎貨物〜西上田間の石油列車がこの日は土曜日にも拘らず運転あり。浮島町〜西上田間の運用の日本OT所有タキ43000形(揮発油、灯油、軽油)12両編成。
 日本OT上田営業所にはエクソンモービルのタンクローリーが数台、ニヤクコーポレーションが1台、さらに〝エネオス〟のタンクローリーが1台荷役中。近隣の坂城駅にJX日鉱日石エネルギー㈱北信油槽所の専用線があるだけに意外である!
 ゼネラル石油㈱上田油槽所の跡は、㈱伊藤商会 塩尻配送センター(石油タンク2基)になっていた。
 住友大阪セメント㈱上田SS専用線は荷役設備とレールが残り、JR貨物・信州ロジスティクスのスイッチャー置き場となっていた。

*坂城駅
 廃止が噂される日本OT上田営業所よりも油槽所の規模が大きそうなJX日鉱日石エネルギー㈱北信油槽所がある。若干離れた場所にはパイプラインで結ばれた灯油タンク群があるなど増強もされたようだ。専用線にはタキ9両+7両が入線中であった。

*篠ノ井駅
 太平洋セメント㈱篠ノ井SSが現役。専用線の荷役線は撤去済みだが、駅構内に続く線路は残っている。

*北長野駅
 電気化学工業㈱長野セメントSSが現役。

*新井駅
 ダイセル化学工業㈱の専用線は雑草に埋もれている。工場構内にJRコンテナは留置されているが、その数は2007年3月当時より少ない感じである…。

*黒井駅(貨物取扱駅の「黒井駅」を更新済み)
 UT13C-8020 中央通運㈱所有 四塩化珪素専用 信越化学工業㈱が使用と思われる。運用区間表示は、黒井駅〜神栖駅・新南陽駅・倉賀野駅・東京(貨)駅である。神栖・新南陽・倉賀野は信越化学工業の各工場向けか。
 U19A-56、58 中央通運㈱所有 黒井→安治川口で信越化学工業㈱の塩化メチルを輸送している模様。有蓋コンテナで薬品輸送というのが面白い。
 ttp://butsuryu.web.fc2.com/kuroi.html#6

 JOTU671532_1 無水酢酸専用 形式番号の近いコンテナを2009年1月に安治川口駅で目撃。タキで行われていたダイセル化学工業㈱の安治川口→新井の氷酢酸輸送がISOタンクコンテナ化されていたと思われる。
 ttp://butsuryu.web.fc2.com/kuroi.html#7

 UT7C-5012 関西化成品輸送㈱所有 二硫化炭素専用 かつてタキで行われていた日本曹達㈱の二本木→安治川口の二硫化炭素輸送がタンクコンテナ化されたものと思われる。
 ttp://butsuryu.web.fc2.com/kuroi.html#8

*犀潟駅
 秩父セメントのSS及び専用線の跡はやはり分からず。

1229荷主研究者:2010/11/21(日) 14:10:03

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101113/bsb1011130501000-n1.htm
2010.11.13 05:00 Fuji Sankei Business i.
パナソニックとNECが共同輸送

 パナソニックとNECは12日、パナソニックのデジタル家電とNECの情報通信機器について、NECのトラックを使用し共同で輸送する連携を10月から始めたと発表した。パナソニックの工場がある福島市から関西圏までの片道で実施。走行距離の削減や積載率の向上で、環境負荷の低減への貢献に取り組む。福島工場で生産されたデジタルカメラを、NECがパソコンなどを輸送する関西行きのトラックに積み込み、大阪府内のパナソニックの物流センターまで運ぶ。両社のトラックの便数を半減させることで、二酸化炭素(CO2)排出量を年間57トン削減できるという。

1230荷主研究者:2010/11/24(水) 23:40:51

少しセメント輸送に食傷気味になってしまったので休憩することにして、「貨物取扱駅と荷主」の大竹駅を作成。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/otake.html
やはりタンクコンテナ、それも現役輸送は纏めるのは楽しい。セメント輸送も非常に面白いのだが、纏めていると今は廃止ばかりなので鬱になる面もある。大竹駅も三井化学の専用線が今でも残っていてタンクコンテナを車上荷役してくれていれば申し分無いのだが…。新南陽の東ソー、日本ゼオンなどもそうだが比較的近年まで残っていた化学メーカーの専用線は特に廃止が惜しまれるねぇ。復活の可能性を模索したいところ。

併せて大竹駅からの発送が多数行われている日本大昭和板紙㈱大竹工場の鉄道貨物輸送を加筆。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/nihon-seishi.html#12f

また10月に秋田県立図書館にて入手した『秋田臨海鉄道30年のあゆみ』から日本大昭和板紙㈱秋田工場を大幅に加筆した。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/nihon-seishi.html#5f

1231荷主研究者:2010/12/02(木) 21:35:51

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12898333351526
2010年11月16日(火)茨城新聞
鹿島港に化学原料タンク基地 12年10月開業

 神栖市の鹿島港に面した工業用地に、立地企業に化学原料を供給するタンクのターミナル基地が建設されることが15日、分かった。運送業大手の丸全昭和運輸(横浜市)が主体で土地約4ヘクタールを取得し、専門埠頭(ふとう)や原料タンクの建設を来年5月にも着工、2012年10月にも開業する計画。

 建設用地は同市東深芝の神之池西部工業団地内の民有地。

 丸全昭和は、9割余を出資し、子会社「鹿島タンクターミナル」(出資金10億円)を同市に設立、事業を展開する。社長には同社の野口三郎常務取締役が就く。同工業団地内に立地する界面活性剤メーカー3社も出資する。

 同子会社は土地取得後に船舶専用の岸壁、さらに化学タンクを建設。タンクから出資企業に原料をタンクローリーやパイプラインで供給する。さらに、工業地帯で自社タンクを持たないメーカーや商社向けのタンクも要望に応じて建設する。

 タンクターミナル計画について県事業推進課は「鹿島港利用の活性化につながる」としている。

1232荷主研究者:2010/12/02(木) 22:00:35
来年10月まで復旧されない場合、結局1年以上の運休になる。美祢〜岡見間の貨物列車の運行についての情報が乏しいが。

>>1164-1165 >>1167
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1120/1p.html
2010年11月20日(土)山口新聞
美祢線復旧「国体までに」、県とJR西が協定締結

 7月の大雨災害で全線不通となっているJR美祢線について、山口県とJR西日本は19日、厚狭川のはんらんで流失した第3厚狭川橋(美祢市西厚保町本郷)の架け替えなど河川改修を伴う復旧工事の協定を結んだ。JRが行う橋の架け替えと県が行う河川改修を一括してJRへ委託することで工事を効率的に行い、来年10月に開かれる山口国体までの全線復旧を目指す。

 県砂防課によると、架け替える橋は長さ64メートルで、少ない鋼材で大きな強度を持たせるトラス橋を採用。再発防止の観点から洪水時の流れを確保するため、これまで河川内に2基あった橋脚を設けず、橋げたの厚さを薄くしてけた下の高さを平均1メートル引き上げる。

 橋周辺の河床を掘削したり上流側の川幅を広げるなどの河川改修工事を行い、橋げたの高さは被災時の推定水位より高い位置に架設する。

 協定では同橋のほか、盛り土が流失し線路が宙づりの状態になった第7厚狭川橋(同市東厚保町)周辺の護岸かさ上げ工事も行う。

 協定に基づく工事費は河川改修を含め約6億6700万円の見込みで、うち県の負担額は約5億円。第3厚狭川橋の工事費は約5億円で、橋の構造変更などを伴うことから国土交通省の要綱に基づき県が約3億7千万円を負担する。

1233とはずがたり:2010/12/02(木) 23:14:03
>>1230
む,おつ。5者協定線とか東ソーとか結構長く延びる専用線には激萌えだったけえがまあしょんないねぇ。。
固定費用の存在はセメントにも云えたけどこの流転の激しい現代には向かないのであろう。

>>1232
美祢線も貨物スレで扱うには淋しくなったなぁ。俺が物心(鉄心)ついた頃には発送トン一位とかに美祢とかが名を連ねてた(宇部港が到着トン1位だったかもしれない)もんだが。。

1234荷主研究者:2010/12/05(日) 16:19:20
>>1233
1位は宇部興産からの化学薬品類の発送があった分多かった宇部港駅である。

1982(昭和57)年度1日平均発着トン数は、1位:宇部港(11,529トン)、2位:美祢(11,252トン)
1983(昭和58)年度1日平均発着トン数は、1位:宇部港(8,713トン)、2位:美祢(8,509トン)
であった。(『'85貨物時刻表』p214)
3位は、1983年度では浜川崎駅の7,222トンであり、やはり宇部港・美祢はずば抜けて多かったことが分かる。

さらに宇部興産 宇部・美祢高速道路が開通する以前の1970年代のピーク時には、宇部港・美祢の両駅は1日平均2万トン以上の取扱量(美祢〜宇部港間の石灰石列車は1日33往復!のピストン輸送)があった。今となっては嘘か幻のような話である…。

1235荷主研究者:2010/12/05(日) 16:20:22

http://cargo-news.co.jp/contents/code/101125_1
2010年11月25日 カーゴニュース 第3944号
貨物鉄道利用運送業への参入続く、今年だけですでに50社

 鉄道貨物や内航海運を利用する貨物利用運送事業への新規参入が続いている。国土交通省が物流分野の地球温暖化対策の〝目玉〟として積極的に推進しているモーダルシフト政策に沿った形だ。特に、鉄道利用運送業(通運業)への新規参入は、今年だけで約50社(別表)に達し許可事業者合計では1000社を突破する勢い。

 その大半は、既存の利用運送事業者を利用して利用運送を行ういわゆる〝利用の利用〟による参入で、トラック事業者や物流子会社、内航海運、倉庫業系の企業など多様な物流モードの事業者が物流事業の総合化、3PL化に向け物流業資格の取得を積極的に進めているようだ。

 11月の事業許可を見ても、センコーエーラインアマノ、東芝物流(利用運送事業資格に鉄道貨物利用を追加)、鳥栖倉庫、JR貨物系のジェイアール貨物・東海ロジスティクス、特積みトラック業・近物レックス系の三重近物通運、北海道の物流会社ロードリーム、北海道北港運輸など多様な分野からの参入が目立っている。

 鉄道利用事業者数はここにきて増加基調をみせているが、それに見合った鉄道貨物の輸送量がどこまで増えるか…。

(10年11月25日号)

1236荷主研究者:2010/12/05(日) 16:21:26

http://www.logistics.jp/headlines/20101129-002.html
2010年11月29日 物流ニッポン
日本梱包 中越テックを買収、新エリアでサービス展開

 日本梱包運輸倉庫は12月末をメドに、新聞輸送大手の中越テック(高橋秀実社長、東京都江東区)の株式を譲り受け、子会社化する。投資ファンドのルネッサンス投資事業有限責任組合およびルネッサンスキャピタルマネジメントが保有する中越テックの全株式を譲り受けるもので、総発行株式の78.0%を取得。日本梱包ではグループ化を機に、中越テックが持つ営業拠点を活用しながら、新エリアでの物流サービスを企画、提供していく。

 中越テックは26拠点を持ち、全国紙、地方紙、スポーツ紙の各種新聞を運ぶ。さらに一般輸送、通運業なども手掛けており、売上高は51億1,000万円(2009年12月期実績)。資本金9,639万円、従業員450人で、車両は2トン車を中心に400両を保有している。

1237とはずがたり:2010/12/06(月) 00:05:41
>>1234
補完さんくす。
なお電話でクレームのあった東ソーを挙げてるのはもち新南陽の話しだでね。
山陽地区のへろへろ伸びた専用線って事で。

1238荷主研究者:2010/12/13(月) 01:30:29

http://www.lnews.jp/2010/12/38921.html
2010年12月03日 LNEWS
富士通/部材調達から製品輸送まで一貫モーダルシフトで環境大臣表彰

 富士通は12月1日、モーダルシフトによる輸送CO2排出量の削減活動で、環境省による「2010年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞したと発表した。

 今回の表彰は、環境負荷の少ない輸送手段で輸送する「モーダルシフト」を取り入れ、輸送CO2排出量を大幅に削減した点が評価されたもの。

 同社の取り組みは、2004年度から顧客の希望納期に応じてCO2排出量の少ない輸送方法を選択できる「輸送モード選択システム」を開発したことに始まる。さらに鉄道輸送を拡大するため、JRコンテナに合うパレットサイズの見直しを図り、積載効率を上げた。

 また、部材調達では国土交通省より「鉄道モデル事業」の参画要請を受け、港から工場までJR貨物と共同で20フィート海上コンテナ、40フィート海上コンテナを利用した鉄道輸送も開始している。

 部材調達から製品輸送まで一貫したモーダルシフトを実現したことで、輸送CO2排出量は2009年度ベースで8%の削減を達成。さらに、「2006年度グリーン物流パートナーシップ推進事業」のモデル事業による積載効率向上の取り組みと合わせて、2009年度までにCO2排出量は2000年度比で45%の削減を実現した。

1239荷主研究者:2010/12/14(火) 00:34:31

「荷主事例研究」の北越製紙㈱を大幅に加筆して、北越紀州製紙㈱として更新した。原形は完全に払拭されている。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/hokuetsu.html

経営統合があり北越紀州製紙となったため、当然、紀州製紙㈱も追加する必要ありと考え、内容としては新潟工場と紀州製紙㈱紀州工場の2工場に関するものが中心となっている。

新潟工場はワキ→ワム→コキと輸送手段の変遷やコキ用新専用線敷設、日本運輸倉庫(隅田川ニッソウセンター)や飯田町紙流通センター(IPC隅田川)といった駅構内に存在する着側倉庫の利用など製品輸送について一貫して鉄道貨物輸送を積極的に活用する姿勢が見られ、それらの事項は一般的にもよく知られている。

一方、原料輸送については、やや地味な印象が強い。それは無塩素漂白化を業界内で先駆けて実施したためタキ車による液化塩素輸送も相対的に早い時期に消滅し、タキ車によるラテックス輸送は専用線に入線せず沼垂駅で駅頭荷役していたため目立たぬ存在であったなどが原因であろうか。

しかし、よくよく調べてみれば、チップ輸送については各地に点在した同社出資のチップメーカーの存在があり、更には沼宮内駅には同社向けチップメーカーのためのチップターミナルの開設があり、国鉄末期まで車扱によるチップ輸送が継続していたのだ。またラテックス輸送は現在、新潟(タ)駅で多数目撃できるラテックス専用のISOタンクコンテナの荷票や形式番号を子細に検討することで各化学メーカーの各工場から輸送されている実態が浮かび上がってくるなど大変興味深い。

製品輸送で注目されがちな新潟工場ではあるが、実は原料輸送もかなり面白いことになっていることを再認識できたのも今回の大きな収穫である。

紀州製紙のコンテナ輸送は、趣味的には紀勢本線唯一の定期貨物列車、DD51牽引の貨物列車として注目されることが多いが、その一方で輸送内容については意外と纏まった資料が少ないことに気付かされた。かく言う私自身、紀州工場の専用線の写真こそ多数撮影したものの、輸送に関する情報は現地等でも調査が殆どできていない。今後の課題として取り組む必要がある。

1240とはずがたり:2010/12/19(日) 21:45:32
本日にぬけんと日立と神栖を周遊。
知識としては頭の片隅に残っていた鹿島臨海の旅客輸送。
更に謎の南伸線。線で書かれた地図を持ってた様な気も。。
知手は完全に廃止されてしまっていた。

鹿島臨海鉄道 1983・11
http://c5557.kiteki.jp/html/kasima-rinkai1.htm

鹿島臨海鉄道
鹿島臨港線(その1)
どこまで続くか工業団地の貨物線
〈'99年調査〉
http://www.hakanaki-jokei.com/kashima.html

1241とはずがたり:2010/12/19(日) 21:46:25
>>1239
ん,大作おつ。
チップ輸送のページ更新してみるかねぇ。。リンクだけでも張り直すと違うかも♪

1242yuki:2010/12/28(火) 18:31:01
こんばんは。
倉賀野貨物基地に隣接する、全農の石油備蓄タンクが解体されました。
12月26日に国道17号の陸橋から確認しましたのでご報告いたします。

1243荷主研究者:2010/12/30(木) 00:22:54
>>1242
情報ありがとうございます!
倉賀野のJA全農ぐんま石油基地が解体されてしまいましたかー。日本OTとはパイプラインで繋がり、同様の昭シェルの油槽所と併せて巨大な石油供給基地を形成していただけに残念です。
全農は油槽所廃止後は日本OTのタンクを直接利用する輸送形態になったのでしょうか。気になるところです。

1244荷主研究者:2010/12/30(木) 01:06:15

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012160014/
2010年12月16日 神奈川新聞
ビクター本社跡地、佐川急便グループの大型物流施設へ/横浜

「SGHロジスティクス横浜」(仮称)の完成予想図

 日本ビクターの本社・横浜工場(横浜市神奈川区守屋町)の跡地で、佐川急便グループの大型物流施設建設計画が本格的に動きだす。ビクターの親会社JVC・ケンウッド・ホールディングスは15日、隣接する入江工場への本社移転を完了したと正式発表。佐川急便は今月末までに土地の引き渡しを受け、「SGHロジスティクス横浜」(仮称)として2012年春の完成を目指す。

 ビクター本社・横浜工場は敷地面積約3万9千平方メートル。佐川急便の持ち株会社SGホールディングス傘下の不動産子会社SGリアルティ(京都市南区)が6月に約63億3千万円で取得した。

 佐川急便が公表した建設計画によると、大型物流施設は4階建て、総床面積約8万4千平方メートル。1階は佐川急便の営業店などが利用し、2〜4階は外部の物流企業にテナント貸しする方針。SGリアルティは「首都高横羽線の守屋町出入り口から近く、羽田空港へのアクセスも優れている。国内外をつなぐ総合物流の拠点にしたい」としている。

 ビクターの本社移転に伴い、JVCケンウッドも本社を入江工場に移転した。入江工場は「本社・横浜事業所」に、工場内のテクノウイングは「本社ビル」にそれぞれ名称変更。人員再配置や拠点再編も行い、横浜市緑区と横須賀市の事業所の名称を変更した。JVCケンウッドは「これまで事業会社ごとに異なっていた管理システムを一元化し、業務の効率化と組織の活性化を図る」としている。

12451076:2011/01/08(土) 08:46:50
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110107/k10013273451000.html

2010年1月7日 17時8分 NHK
北海道 タマネギ列車廃止検討

日本一のタマネギの産地、北海道北見市からタマネギを運び、「タマネギ列車」とも呼ばれている貨物列車は、採算が合わないことなどから、ことし8月からさらに減便され、再来年度には廃止が検討されていることが、JRへの取材で分かりました。

この貨物列車は、JR石北線の北見市と旭川市を結び、タマネギが出荷される8月から4月まで、1日2往復運行され、年間7万トンのタマネギを運んでいます。
しかし、タマネギを降ろしたあとの戻りの列車の荷が少なく、採算が合わないことなどから、今年度に続いてことし8月からはさらに1往復減らし、再来年度には完全な廃止を検討していることが、JR貨物への取材で分かりました。
JRは、廃止した場合はトラックによる代替輸送を考えているということで、タマネギを生産する農業関係者からは、コストの値上がりなどを心配する声が上がっています。
JR貨物の森國英治北海道支社長は「このままでは、トラックで代行輸送ということを視野に入れてやっていかざるをえない」と話しています。

────────────
遂にかという感じですね…

1246とはずがたり:2011/01/09(日) 07:06:43
>>1245
うわ。。orz
北見行きの荷物もっとなんかないですかねぇ。。

1247荷主研究者:2011/01/10(月) 00:33:13
>>1172 >>1245-1246
うーん、残念ですねぇ…。

しかし >>1172 にあったDD51の老朽化という理由以外に帰り荷が少なく採算が合わないというのは重いですね。
北見への着荷と言うと野村興産㈱イトムカ鉱業所向けの廃乾電池・蛍光灯輸送が有名ですが、それだけでは不十分でしょうし、北海道ガス㈱の北見向けのLNG輸送は荷役設備の関係で帯広着ですしねぇ…。

肥料輸送でもあればいいのかと思ったのですが、考えてみれば玉ねぎの出荷時とは逆の時期に輸送需要が発生しそうなので帰り荷の確保のためには意味が無さそうですね。

1248急行越前:2011/01/11(火) 22:03:34
今年もよろしくお願いいたします。

>>1172>>1245-1247
帰り荷が少ないからというのはDD51をなくしたいということの言い訳のような気がします。
軸重制限があるのでDF200は北見に入れないのですが、抜本的な解決にはなりませんが、
当面はJR西から買うとか北海道から北斗星用を借りるとかなんとかしようがありそうな気がするのですが...
折角貨物があるのに...

トヨタ、エチレン、LNG、紙、石油、皆帰り荷はないですから、
ここだけ帰り荷がないという理由は信用できません...

1249荷主研究者:2011/01/16(日) 16:24:20
>>1248
こちらこそ今年もどうぞ宜しくお願い致します!!

確かに帰り荷が無いというのは、JR貨物側の言い訳かもしれませんね。
それと現状は玉ねぎの出荷がある8月から4月までの季節運転で、通年で貨物列車の運転ができる荷物量を確保できていないという点も気になります。

いずれにせよこれをきっかけに荷主のホクレンなどが鉄道貨物以外の輸送に全面的に切り替えるような動きが出てこないことを祈りたいところです。
過去にも荷主側の事情を無視した事業者側(=国鉄、JR貨物)の論理による輸送合理化によって、結果的には鉄道貨物輸送への信頼感が失われてきただけに気になります。

1250荷主研究者:2011/01/17(月) 23:31:38

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110106/CK2011010602000119.html
2011年1月6日 中日新聞
《経済》スズキ輸送梱包の新本社がきょうから稼働 浜松・西区に倉庫集約

 スズキの四輪・二輪製品や生産部品の輸送を担う子会社「スズキ輸送梱包」が、本社を浜松市南区倉松町から同市西区舞阪町に移転させて、6日から稼働を始める。四輪・二輪の工場ごとに点在していた生産部品の倉庫を新本社に集約し、物流コストの削減を図る。

 新本社の敷地面積は約4万1000平方メートル。2009年3月に河合楽器製作所の舞阪工場跡地を購入、物流センターとして整備した。

 スズキ輸送梱包はスズキの四輪・二輪工場で生産された製品を国内の販売店などに輸送。取引先の部品メーカーが製造した生産部品を各工場に納入している。

 スズキの四輪を納車前に整備する子会社スズキ納整センターの本社事務所も、浜松市南区のスズキ本社内からスズキ輸送梱包と同じ敷地内に移転して、6日から業務をスタートさせる。

1251荷主研究者:2011/01/17(月) 23:34:17

http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20110109000000000009.htm
2011年01/09 07:45 静岡新聞
新時代の物流戦略描くグランドデザイン 県が策定へ

 静岡空港の開港や2012年度に予定されている新東名高速道路開通など県内の交通基盤整備の進展を受け、県は11年度、物流産業振興のための戦略を示すグランドデザイン(総括的な計画)を策定する。

 景気低迷や円高で本県産業界の構造改革の必要性が指摘される中、県は新産業としての発展が期待される物流に着目した。倉庫業や運送業の高度化に加え、IT活用や一部加工して運搬するなど既存のものづくり技術を生かし、雇用創出にもつながる新時代の物流産業の振興策を描く。

 計画策定にあたっては、県内企業を対象に現在の荷の量や今後どのような荷が有望か調査する方針。28日に静岡市内で開く物流シンポジウムも踏まえ、本県の物流がどうあるべきかを検討し、本県に最もふさわしい物流の仕組みや支援策を盛り込む。

 県内の貨物運搬量は07年度約2億4500万トンで、全国10位。このうち県外へ輸送したもの、県外から搬入したものはそれぞれ約2割で、県内を行き来した荷が5割超を占めた。

 県は新東名開通で県内物流が活性化、円滑化すると期待。三遠南信道や中部横断道の整備も進み、清水、御前崎、田子の浦の3港が連携する「駿河湾港構想」との相乗効果も目指す。こうした交通インフラ(社会基盤)と、首都圏、中部圏、近畿圏のほぼ中央に位置する地理的優位性から、県は本県が物流産業の一大拠点に発展する可能性があるとする。

 県企画広報部は「県内で、物流が主要な産業に育っていくのは間違いない。インフラの充実に合わせて物流振興の計画をつくることは時宜を得ている」としている。

1252荷主研究者:2011/01/17(月) 23:52:21

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/18905.html
2011年1月13日 新潟日報
亀田製菓、物流を鉄道に転換図る

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/18906.jpg
鉄道コンテナへの商品の積み込み。1日平均でコンテナ約50個が出荷される=新潟市江南区 亀田製菓、物流を鉄道に転換図る

 亀田製菓(新潟市江南区)が、環境対策として物流手段をトラックから鉄道に転換するモーダルシフトを進めている。2011年3月期は過去最高の12フィートコンテナ約1万3500個分となる見通しで、10年で2倍に増えた。17日からは関東向けの輸送量を拡大。輸送にかかるエネルギー消費量や二酸化炭素(CO2)排出量を削減する。

 亀田製菓は各種商品が入った箱(ケース)を1日平均17万〜18万ケース出荷しており、そのうち約4万2千ケースをコンテナ約50個に積んで鉄道輸送する。北海道や九州、岡山には全量を、関西や中部方面へは約半数で鉄道を使う。

1253とはずがたり:2011/01/18(火) 22:17:08

JR貨物、「タマネギ列車」廃止も 北見−旭川間運行
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/267624.html
(01/08 07:25)

 【北見】JR貨物(東京)は7日、北見特産のタマネギなどを載せて北見−旭川間を1日2往復している貨物列車について、2012年春の廃止を検討していることを明らかにした。コストが割高な上に、使用しているディーゼル機関車が老朽化しているため。廃止された場合、トラックに切り替えることになるが、関係者は輸送費の値上げを心配している。

 同社は11年度に機関車を更新できなかった場合、廃止の前段階として、1日1往復に減便する可能性があるとしている。

<北海道新聞1月8日朝刊掲載>

タマネギ列車廃止表明 JR貨物 
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/268444.html
(01/14 09:41)

 JR貨物1 件の小林正明社長は13日の定例記者会見で、北見1 件産タマネギなどを輸送する北見−旭川の貨物列車について、多額の赤字などを理由に「契約したトラックに置き換える」とし、2012年春に廃止する方針を正式に表明した。トラック移行後も原則、現行運賃体系を維持する考えも示した。

 小林社長は列車廃止後も「輸送使命にはきちっとお応えする」と強調。惟村(これむら)正弘営業部長は、タマネギの輸送量は季節変動が大きい課題を挙げ、「トラックの方が量に応じて台数を変えられ、経費は安く済む。運賃は基本的に今までの料金体系で行う」と述べた。<北海道新聞1月14日朝刊掲載>

北見市長ら貨物列車存続を要望
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7003402302.html

生産量日本一の北見産のたまねぎを輸送する貨物列車の廃止が検討されていることについて、18日、地元の北見市長らがJR貨物本社を訪れ、列車の存続を要望しました。
生産量日本一の北見や周辺で取れたたまねぎを北見から旭川まで輸送するJR石北線の貨物列車は、機関車の老朽化などで来年度を最後に廃止が検討されています。
18日は、地元の8つの自治体の市長や町長、それに農協の組合長らが東京のJR貨物本社を訪れ、存続を要望しました。
要望の様子はJR貨物側の意向で非公開となりましたが、地元側は「輸送力や定時制に優れた、鉄道輸送が廃止されれば地元の社会経済に甚大な影響を与え、農産物の高騰につながる」として存続を求めました。
JR貨物側は、「廃止は最終決定ではない。今後トラック輸送で対応できるか検証しながらよりよい輸送体制をつくっていきたい」と答えたということです。
小谷毎彦北見市長は「廃止が最終決定ではないと聞いて、まずは一安心したが、もし存続ができないということになっても、よりよい輸送体制に向けた協議は進めていきたい」と話していました。

01月18日 18時46分

1254名無しさん:2011/01/20(木) 23:30:33
>>1253
http://www.asahi.com/travel/news/HOK201101200006.html
【北海道】タマネギ列車廃止へ JR貨物2011年1月20日15時57分


 北見産のタマネギなどオホーツク地方の農産物を長年、札幌や本州に運んでいる臨時貨物列車が、2012年度に廃止される見通しになった。列車を運行するJR貨物が機関車の老朽化や採算性を理由に方針を表明した。JR側は輸送をすべてトラック業者に委託することで支障はないとするが、地元農協や自治体などは輸送力や定時性などの点で不安を訴え、四半世紀以上続いてきた「タマネギ列車」の存続を求めている。

 JR貨物が廃止を表明したのは北見―北旭川間を結ぶ臨時貨物列車。国鉄がJRに移行した1987年には運行していたが、「それ以前のいつから始まったかの記録は確認できない」(JR)という。

 タマネギなどの収穫・出荷に合わせ、8月中旬から翌年4月の中〜下旬までほぼ毎日、一日2往復運行し、北旭川や札幌を経由して本州や九州に輸送。前年度まで3往復だったのが減らされ、今年度からはJR側が運送会社に委託して減便分を輸送する。

 今月13日、東京都内のJR貨物本社で開かれた記者会見で、惟(これ)村正弘・執行役員営業部長は最終決定ではないと前置きしつつも、「来年は1本(往復)になり、このままいけば再来年はゼロになる」と段階的に減便し、12年度に廃止する意向を示した。

 小林正明社長も「あくまでトラックに置き換えるだけだ」と述べ、タマネギ列車に関しては鉄道からトラック輸送に全面的に切り替える方針を表明した。JRは、トラックに代わっても経費(輸送運賃)は基本的に今まで通りだと強調し、地元に理解を求める姿勢という。

 JR側が廃止する理由に挙げるのは、コンテナを積んだ貨車を牽引(けんいん)するディーゼル機関車(DD51型式)が製造後40年ほど経過し、老朽化が顕著なことがある。

 もう一つは、採算が取れないことがある。

 北見―北旭川間のJR石北線は、石北峠や常紋峠などの難所付近を通るために急な勾配が多い。貨物列車は通常20両もしくは26両編成で運行するが、タマネギ列車は10〜11両にせざるを得ず、貨車を前後2台の機関車で牽引する「全国でも、まれな」(JR)運行を余儀なくされている。

 貨物の輸送量が北見発に偏る「片荷輸送」になっている。きたみらい農協管内(北見市、訓子府、置戸両町)のタマネギの生産量は、道内の3割にあたる22万トン。このうち09年度は北見からタマネギ16.6万トン、ばれいしょ3.5万トンをはじめ、計28万トンを輸送した。一方、北旭川からは廃乾電池やコンテナ輸送など約4万トンしかなかった。

■地元、存続を要求

 「オホーツク圏の農水産物を全国に流通し、その安定供給を確保するためにも、引き続き鉄道貨物の輸送体制を維持されるようお願いしたい」

 オホーツク圏活性化期成会のメンバーら16人が18日、JR貨物本社(東京都千代田区)を訪れ、橋場博・清里町長や「きたみらい農協」の西川孝範組合長らが、現行通りの鉄道輸送を存続するよう求めた。

 きたみらい農協の佐藤浩参事は「燃料費の高騰などで輸送単価が上がった場合でも、JR貨物が費用負担の増加分をカバーしてくれるのか。生産者側に強いられるのではないか」と話し、結果的に生産現場にコスト増が降りかかることを懸念する。「冬の道路事情は悪く、安定的に運べるのか」とも語る。

 北見市農林水産部の入江雅宏次長は、タマネギ列車が季節限定であることを念頭に、「トラックもドライバーも『季節雇用』となるのに、それを十分に確保できるのかが不安だ」と話す。
.

1255荷主研究者:2011/01/25(火) 22:50:09

http://www.tetsupic.com/
今月の『鉄道ピクトリアル』は鉄道貨物輸送関係の特集である。かつての臨海鉄道特集ほどの中身の濃さには及ばないが、例えば「川崎の臨海鉄道形成史」の記事における〝実現しなかった専用線群〟は興味深い。

No.845 2011年3月号
特集:工業地帯の鉄道

このレールの先は(1〜7ページ)
大里信之・河原慶明・藪下茂樹・進藤 匡・桑村和宏・白井明王・澤木良直・
山中 茂・杉崎健一・太田正行・圓山伸宏・森田 宏
製鉄所の鉄道―1960's千葉―………………………………………石本 祐吉…8
今月の話題:工業地帯の鉄道……………………………………… 編 集 部…9
臨海鉄道の誕生からこれまで…………………………………… 岩沙 克次…10
旧国鉄出資により設立された日本最初の臨海鉄道 京葉臨海鉄道の概要
……………………………………………………………………… 坂本 哲朗…16
京葉臨海鉄道の特大貨物……………………………………………高橋 政士…25
貨物駅の入換から車両工場の牽引まで 産業用機関車のバラエティ
…………………………………………………………………………圓山 伸宏…32
北九州市営軌道線…………………………………………写真:福田静二ほか…36
大牟田の貨物鉄道……………………………………………………市山 尚稔…40
川崎の臨海鉄道形成史…………………………………………… 澤内 一晃…41
産業用機関車を追い求めて……………………………………… 圓山 伸宏…48
四日市周辺の貨物線……………………………………………… 真鍋 裕司…56
製鉄所の鉄道……………………………………………………… 石本 祐吉…62
総武本線越中島支線の構造物を見て歩く……………………… 笹田 昌宏…70

1256荷主研究者:2011/01/25(火) 23:34:08

http://www.logistics.jp/headlines/20110110-003.html
2011年01月10日 物流ニッポン
京葉流通倉庫
熊谷LCが稼働、荷主から土地買い取り

 【埼玉】京葉流通倉庫(箱守和之社長、埼玉県戸田市)が熊谷市の妻沼工業団地に建設を進めていた熊谷ロジスティクスセンター(LC)が昨年末竣工、今月から稼働した。既存荷主との物流効率化の一環として双方が合意、大半のスペースを利用する専用センター施設となる。土地、建物や設備機器など含めた総投資額は20億円。2005年稼働の戸田LC(戸田市)、08年稼働の市川LC(千葉県市川市)に次いで、3つ目のLCとなる。

 国道407号線から至近にある同工業団地は、北関東自動車道・太田桐生インターチェンジ(IC)から14キロ、関越自動車道・花園ICからは18キロ、また、東北自動車道・羽生ICからも26キロと、交通アクセスが選別可能なのが特徴。今回の荷主となる前沢化成工業の熊谷第2工場前の敷地2万平方メートルを同社から買い取り、建設した。

1257チバQ:2011/01/27(木) 22:37:36
>>1199
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110127ddlk22010287000c.html
JR沼津駅鉄道高架事業:県と地元団体、事業めぐり対立 /静岡
 JR沼津駅周辺の鉄道高架化事業をめぐり、地元の市民団体に、県がかみつく異例の事態になっている。この事業の適否を検証するよう県が求めた有識者会議のメンバーに、市民団体が26日、公開質問状を出したため。県はすぐさま「自由な議論に影響を及ぼすおそれがあり誠に遺憾だ」との談話を発表した。

 この市民団体は「ふれっしゅ沼津」(植松正代表)。質問状は「高架化事業ありきで議論が進んでいるのはなぜか」「緊縮財政のもと行う事業を、海外の空港と比較し論じるのは暴論だ」など4問。交通工学や物流の専門家ら計10人の委員に郵送し、2月15日までに答えるよう求めた。

 ふれっしゅ沼津のメンバーは26日、中井淳一・県都市局長にも公開質問状を提出した。

 ふれっしゅ沼津の松下宗柏事務局長は「有識者会議を傍聴し、専門家の現状認識に失望したので質問状を出した」と説明した。中井局長は「最終判断は県が行う」と疑問を呈した。【平林由梨】

毎日新聞 2011年1月27日 地方版

1258荷主研究者:2011/01/30(日) 20:23:23

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110112/440772
2011年1月12日 05:00 下野新聞
カワチ、上三川に新物流拠点 関東最大級、北関道インター近く

 カワチ薬品(小山市卒島、河内伸二社長)の「カワチ薬品関東物流センター」が上三川町多功のテクノパークかみのかわ内に完成し、11日、開所式典が行われた。3月19日に全線開通する北関東自動車道の宇都宮上三川インターチェンジに近く、同社は物流効率化を図る。

 同センターは、同社初の物流専用拠点。敷地面積は約3万3千平方メートル。建物は4階建てで、延べ床面積は約4万7800平方メートル。同社によると、小売業の物流施設としては、関東地区では最大規模という。

 対象エリアは、同社の203店舗のうち関東地区の約150店舗。3月下旬にフル稼働する。将来的には200店舗まで対応できるという。稼働は月〜土曜日、従業員は約400人。

 式典には運営を担う日立物流の鈴木登夫社長、猪瀬成男上三川町長ら約50人が出席。河内社長は「小売業にとって物流は大変重要。北関東道の全線開通もあり、さらに効率化が図れると期待している」などと述べた。

1259荷主研究者:2011/01/30(日) 22:13:59

http://www.lnews.jp/2011/01/39327.html
2011年01月19日 LNEWS
東芝ライテック、サントリーロジ/関東・関西で鉄道コンテナ共同利用

 東芝ライテックとサントリーロジスティクスは1月20日、関東・関西圏の製品輸送を鉄道にシフトするにあたり、鉄道コンテナを共同利用したラウンド輸送を開始する。

 コンテナラウンド輸送は、輸送後の空になったコンテナをターミナルに返却せずに、次の出荷に利用することで、効率的な輸送方法の一つ。

 両社は関東・関西間の製品輸送について協力し、群馬と栃木および東京と大阪・京都の拠点間で31フィート鉄道コンテナを回送させる。これにより荷物の積載が片道とならない効率的な輸送の「鉄道ラウンド輸送」を実現したもの。

 なお、ラウンド輸送で削減するCO2排出量は年間140トンと見込んでいる。

http://eco-net.tlt.co.jp/tlt/topix/press/p110118/p110118.htm
東芝ライテックとサントリーロジスティクスが鉄道輸送で連携
輸送CO2の排出量を140トン削減へ

 東芝ライテック株式会社(本社:神奈川県横須賀市、社長:福田正巳)とサントリーロジスティクス株式会社(本社:大阪市北区、社長:千原光)は、関東・関西間の製品輸送を鉄道にシフトするにあたって、鉄道コンテナを共同利用したラウンド輸送を開始します。これにより、年間約140トン(注)のCO2排出量の削減を目指します。

注: 従来のトラック輸送との比較

背景および経緯

 両社はこれまでCO2排出量削減などを目的に、様々な物流効率化を推進してきました。この一環として、それぞれの輸送ルートにおいて、製品輸送をトラックから鉄道に切り替える検討を行う中で、両社の拠点が近いことに注目し、効率的な鉄道コンテナ活用を行うため、地理的条件が合致するこのエリアで共同物流を導入するに至りました。

鉄道コンテナラウンド輸送の概要

 鉄道コンテナラウンド輸送とは、輸送後の空になったコンテナをターミナル駅に返却せずに、次の出荷に利用することです(イメージ図参照)。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/fig_round_transportation.gif

 従来、東芝ライテックは栃木県鹿沼市内の倉庫から大阪市住之江区内の倉庫に向けてトラックで照明製品を、サントリーロジスティクスは大阪・京都府内の工場から栃木・群馬県内の拠点に向け主にサントリーグループの酒類・飲料を輸送しています。

 両社は関東・関西間の製品輸送について協力し、群馬と栃木および大阪と京都の両社の拠点間で31フィート鉄道コンテナを回送させ、荷物の積載が片道のみとならない効率的な輸送をおこなう「鉄道ラウンド輸送」を1月20日(木)から本格運用します。

 今後、両社では鉄道コンテナを共同利用したラウンド輸送の本数増を検討するとともに、今回の鉄道ラウンド輸送のノウハウをいかし、CO2排出量削減に貢献できるよう、環境経営を進めてまいります。

1260荷主研究者:2011/02/06(日) 12:33:51

http://cargo-news.co.jp/contents/code/110125_1
カーゴニュース 2011年1月25日号
通運連盟、鉄貨協が石原都知事にモーダルシフト推進で要望書

 全国通運連盟、鉄道貨物協会の2団体が昨年末、東京都の石原慎太郎知事に対し、鉄道へのモーダルシフトに関する新たな支援制度の創設などを求める要望書を提出していたことが明らかになった。これに対し東京都側は「モーダルシフトの推進はCO2排出量を削減するための重要な柱のひとつだと認識しており、要望書の趣旨は東京都が進めている環境対策の方向性とも合致している」(環境局自動車公害対策部)と前向きに評価。今後は2012年度予算での予算化を視野に入れながら、施策の具体化に向けた検討作業を進めていく考えだ。

 自治体によるモーダルシフトへの支援制度は、09年度に下関市が下関貨物駅発の新規貨物及びシフト貨物を対象に12フィートコンテナ1個当たり1万円を補助する事業を開始しているほか、鹿児島県、宮崎県、北九州市、神戸市が同様の補助制度を創設するなど徐々に広がりを見せている。仮に首都・東京で新たな支援制度が創設されることになれば、各自治体への波及効果を含めモーダルシフト推進に大きなインパクトをもたらしそうだ。

 ●昨年12月末に石原知事あてに提出

 今回、両団体が要望書を提出したのは昨年12月21日付。通運連盟が川合正矩会長、星野良三、彌永忠両副会長の3者連名で、鉄貨協が二森茂輔理事長名でそれぞれ提出した。両団体は要望書の中で「行政による新しいモーダルシフト推進の支援制度の創設により荷主等にインセンティブを与えていただくことが極めて効果的」(通運連盟)、「貴職(石原知事)は『東京から国を変える』をモットーに、様々な環境対策を講じてこられました。環境問題に資するモーダルシフトへの新たな補助制度、支援措置を創設して頂きたく、強く要望いたしたい」(鉄貨協)として、利用運送事業者を含む荷主などへのインセンティブ創設を強く求めている。

 東京都内には東京貨物ターミナル駅、隅田川駅などの大型貨物駅があり、年間約100万個(12フィートコンテナ換算)・500万tのコンテナが発着しているといわれる。新たな支援制度を設けることで、仮に10%分(50万t)の貨物がトラックから鉄道にシフトすることになれば、輸送トンキロ当たりのCO2排出量が営業用トラックの約7分1と言われるだけに、CO2排出の削減効果は莫大なものになりそうだ。

 ●12年度予算での創設を視野に検討作業をスタート

 東京都は1999年に石原慎太郎氏が知事に就任して以降、ディーゼル車対策をはじめとする先進的な環境政策を次々に打ち出し、大きな成果を挙げてきた。今回の要望書については「4月に都知事選を控えているため、都議会が例年より約1ヵ月前倒しとなる2月8日に開会する。このため、11年度予算には物理的に間に合わない」(環境局自動車公害対策部)としながらも、「問題意識や方向性は東京都も同じ。

 今回の要望書を契機に、都としてモーダルシフトを推進するためにどういった施策が可能なのか勉強していきたい」「CO2排出量を削減するための政策パッケージのひとつとして検討していきたい」(同)としている。具体的には12年度予算の原案づくりが本格化する8月頃までに一定の方向性を打ち出したい考えのようだ。

1261荷主研究者:2011/02/06(日) 14:16:06
>>1257
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110127/CK2011012702000107.html
2011年1月27日 中日新聞
沼津駅周辺の高架化検証に疑問 地権者ら有識者会議各委員に質問状

推進前提は公平性ない

有識者会議に公開質問状を提出したことを会見で説明する地元地権者らのグループ=県庁で

 JR沼津駅周辺の鉄道高架化事業をめぐり、地元の地権者らが26日、県の有識者会議の事業検証の進め方に疑問を投げかける公開質問状を、各委員あてに送付したと発表した。 (広瀬和実)

 質問状を送付したのは、事業見直しを求める沼津市議や市民有志らでつくる「ふれっしゅ沼津」(植松正代表)と、JR貨物の新貨物駅用地の地権者らでつくる「原貨物駅に土地を売らない地権者の会」(殿岡利治代表)。

 質問状は、高架事業推進を前提とした議論は公平性を欠く▽JR貨物が独自の貨物専用線路を持たない状況で、新貨物駅の設置により貨物取扱量が増大するとの意見は根拠がない▽高架化議論に海外での国家物流プロジェクトの成功例を挙げるのは暴論−などと主張している。

 各委員に2月15日までの返信を求めている。

 26日に県庁で記者会見した両グループのメンバーは「有識者会議は客観的、科学的検討がされていない」などと批判。

 会見に先立ち、両グループは公開質問状を送付したことを県都市局に報告。都市局は「外部の主張を各委員に直接申し入れることは、今後の自由な議論に影響を及ぼす恐れがあり誠に遺憾」とのコメントを出した。

1262荷主研究者:2011/02/06(日) 14:18:11
>>1158
米原貨物ターミナル駅の開業は当分先なのかねぇ…
>工業団地周辺で計画されているJR貨物のターミナルや国道8号からのアクセス道路の整備のめどは立たない

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110127/CK2011012702000137.html
2011年1月27日 中日新聞
「背に腹」の方針転換 米原市の統合物流センター事業

◆収賄事件に契約解除…市の対応に注目

公募開始について記者会見する泉市長(左)と事業担当者=米原市の米原庁舎で

 米原市の「滋賀統合物流センター事業」が、市と運営会社シルク社の契約解除で行き詰まって半年。市は新たな企業誘致に取り組む一方で、財政的な負担軽減を図るため、事業予定地の米原南工業団地の一括売却方針を、早期売却に向けて分譲でも売却する方針へとかじを切った。事業の経緯や方針転換の背景を探った。

 契約解除後、市が企業説明用に作った同工業団地のパンフレットや市の文書から「滋賀統合物流センター」の文字が消えた。

 「これでは単なる工業団地の募集ですよね」。記者の問いに市幹部は顔をしかめた。

 センター構想は、加工、組み立てから一時保管、物流までを一括して行うことができる、ものづくりと物流の拠点作りを目指していた。

 事業は2005年からスタートしたが、昨年1月に、誘致担当で、事業の推進役だった県職員が収賄容疑で逮捕されて失速。7月にはシルク社が土地代金27億円を支払わなかったとして、市は契約を解除、シルク社との事業は頓挫した。

 残されたのは事業のために造成された同工業団地の土地と、土地購入に充てた25億9000万円の市債。その後、繰り上げ償還したものの、市債20億円は現在も残り、利子は年間1900万円。1日5万円超の負担で、市の財政に重くのしかかる。

 シルク社に代わる事業運営主体を自力で探すことになった市は当初、事業の核となる企業に工業団地の一括売却を目指していた。しかし昨年秋ごろ、工業団地の土地を9区画(10・6ヘクタール)に分け、1区画単位でも分譲するよう方針を転換した。売却予定価格は計25億9346万円。担当者は「景気の冷え込みで企業は大きな投資をしない。企業がニーズに合わせて購入できるようにした」と説明する。

 「市は統合物流センターに固執しているわけではない」と担当者。これまで二十数社を訪問したが、企業にも統合物流センターについての説明はしていない。「センター構想の実現よりも財政負担の軽減を優先した」(市幹部)結果という。

 工業団地周辺で計画されているJR貨物のターミナルや国道8号からのアクセス道路の整備のめどは立たないが、「周辺整備は2次的な問題。まずは一刻も早く工業団地を売却したい」。市の背に腹は代えられないという姿勢がうかがえる。

 市は財政負担の緩和と、シルク社との事業頓挫後の事業再構築という課題を抱えている。どうバランスを取りながら解決策を見いだすのか。一度はつまずいた事業。その行方を今後も市民とともに注目していきたい。

 (森若奈)

 【滋賀統合物流センター事業】 ものづくりと物流の拠点づくりを目指す「滋賀統合物流センター構想」実現のため、2005年、県の経済特区認定を受けて事業をスタート。構想を受けてJR米原駅南に米原南工業団地(計16・5ヘクタール)を県が造成し、市が買い取った。当初は官民共同で推進していたが、昨年7月の運営会社撤退で、市が事業主体となり、県が企業誘致など後方支援することが確認された。

1263荷主研究者:2011/02/06(日) 14:37:25

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110131/bsc1101310502002-n1.htm
2011.1.31 05:00 Fuji Sankei Business i.
積水ハウス、鉄骨輸送を鉄道転換 環境負荷を低減

 積水ハウスは、物流時の環境負荷を低減するため、鉄骨戸建て住宅で使う鉄骨部材の輸送手段をトラックから鉄道に転換した。

 コンテナで鉄道輸送するのは、創立50周年を記念し昨年9月に発売した戸建て住宅「ビー・サイエ」の骨組みとなる鉄骨構造システム。この構造物は静岡工場(静岡県掛川市)で集中生産し、各地の工場にトラックで運んでいた。今回、特に輸送距離が長い東北工場(宮城県色麻町)と山口工場(山口市)への輸送を鉄道に切り替えた。年間で720棟分を鉄道とすることで、162.24トンの二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる見込み。

http://www.sekisuihouse.co.jp/company/data/current/newsobj-1580-datafile.pdf
積水ハウスニュースレター
平成23年1月19日

工場間の鉄骨部材輸送を鉄道にモーダルシフト 環境負荷を低減

 積水ハウス株式会社は、静岡工場(静岡県掛川市)で生産している50周年記念鉄骨戸建住宅「Be Sai+e(ビー・サイエ)」の構造の主要な部分を占める鉄骨軸組の輸送においてトラックから環境負荷の低い鉄道へのモーダルシフト※を行い、平成23年1月6日より運用を開始しました。

 「ビー・サイエ」の鉄骨構造システムは従来のエリアごとの工場での生産体制ではなく、11月に稼働を開始した静岡工場の新製造ラインで集中生産し、関東工場(茨城県古河市)及び東北工場(宮城県加美郡色麻町)、山口工場(山口県山口市)へトラックで輸送していました。このうち特に輸送距離が長い東北工場と山口工場への輸送手段を鉄道に切り替えるモーダルシフトを行いました。年間720棟の輸送を鉄道にモーダルシフトすることにより、トラック輸送と比較してCO2排出量を年間162.24t削減し、環境負荷を低減することができます。

 この取組みはセンコー株式会社、日本貨物鉄道株式会社と連携したもので、コンテナの購入費用の一部はグリーン物流パートナーシップ会議(主催:(社)日本ロジスティクスシステム協会、(社)日本物流団体連合会、経済産業省、国土交通省)とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構所管:経済産業省)が行う「平成22年度グリーン物流パートナーシップ普及事業」に採択され補助を受けて実施しています。

 大型の鉄骨部材も積載可能な31フィート(約9.45m)の「エコ」をテーマにしたオリジナルラッピングコンテナを用いて静岡工場から山口工場間で運用し、沿線における環境PRも目指します。

 政府は海運や鉄道の比率を向上させることを推奨しています。特に長距離輸送や住宅の部材のような重量物の輸送においては、長距離の一括大量輸送による効率化によるメリットをより発揮できます。住宅業界においても鉄道へのモーダルシフトの本格実施とオリジナルの大型コンテナの使用は先進的な取り組みと言えます。

 今後も当社は環境負荷の低減を図るため、生産や物流の改革を推進してまいります。

12641076:2011/02/18(金) 21:19:14
http://railf.jp/news/2011/02/18/091200.html
タキ1200形10両が甲種輸送される

2011(平成23)年2月17日(木),日本車輌で落成したタキ1200形10両が豊川から西浜松まで甲種輸送されました.
 けん引は愛知機関区のDE10 1748が全区間担当し,
DE10 1748+タキ1200-2+タキ1200-3+タキ1200-4+タキ1200-5+タキ1200-6+タキ1200-7+タキ1200-8+タキ 1200-9+タキ1200-10+タキ1200-11+ヨ8632という編成でした.

写真:下地―船町間にて 2011-2-17
投稿:近藤 旭

掲載:2011年2月18日09:12|カテゴリ:JR貨物

去年の5月に-1が登場して以来、ようやく量産に入ったようですね。
現行のタキ15600が20両なのでこれで半分と言ったところでしょうか。

長く活躍してほしいものです。

1265荷主研究者:2011/02/20(日) 13:37:23

http://cargo-news.co.jp/contents/code/110208_1
カーゴニュース 2011年2月8日号
記者の視点 「ゆうパック」の収支改善は緩慢な自殺行為…

 郵便事業会社(日本郵便)が1月28日に発表した収支改善策はきわめて疑問符のつくものだった(本紙2月3日号を参照)。赤字の元凶となっている「ゆうパック」について今後5年程度で単年度黒字化を目指すとしているが、そのための施策として今年6月にもコストがかかる翌朝午前中配達を廃止するなどサービス水準を見直すという。「これにより一時的に取扱個数が減る」と会社幹部自らが“お墨付き”を与える文字通りの縮小均衡策といえる。

 物流、なかんずく宅配便の世界で縮小均衡などあり得ないのは常識だ。ヤマト、佐川の2強があたかもチキンレースのように鎬を削っているなかで、自らサービスレベルを落とすことは自殺行為以外の何であろうか。仮に5年後に黒字化を達成したとして、その時点で宅配市場においてゆうパックの存在意義は残っているだろうか。

 今後は郵便物とゆうパックを混載した運送便を増やすなど郵便ネットワークとのシナジーを活かしていくという。しかし、これはペリカン便と統合してJPエクスプレスを設立する際に否定した路線でもある。一度はデメリットとして切って捨てたものを、今度はメリットとして強調する。会社幹部は「原点回帰」と語ったが、説得力に乏しい。郵便との混載が進めば、運行コストを郵便部門に多めに振ることで表面上の数字が簡単につくれてしまうという疑問も拭えない。

 郵便会社幹部の一部には赤字拡大の原因を日本通運側に求める論調が根強い。曰く「日通由来の荷物は単価が安い」「我々は貧乏くじをひいた」など被害者然とした口ぶりだ。だが、ある日通幹部は「我々は(ペリカン便で)1000億円もの赤字を出したことはない」とこれを一蹴する。

 日本郵政の齋藤次郎社長は今年の年頭会見で「宅配便は成長産業」とドイツポストの例を挙げながら語った。しかし今回の収支改善策のどこを見ても、成長産業に対する施策からは程遠い。郵便の減少傾向に歯止めがかからないなか、それでも余力があるこの10年のうちに宅配便事業を収益の柱に育てる。これが郵便会社の描いた長期戦略であったはずだ。政治の介入など不幸な面は多々あったにせよ、今回打ち出された策は緩慢な自殺行為にしか見えない。

 郵便会社の会見が行われていた28日の同時刻、程近い国交省の会見室ではヤマトホールディングスが2019年度までに宅急便の国内シェアを5割超に引き上げる中長期戦略を発表していた。皮肉なコントラストとして印象に残った。

(西村旦)

1266荷主研究者:2011/02/27(日) 13:38:32

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110225_9
2011/02/25 岩手日報
トヨタ専用列車で県産米輸送 名古屋圏域へ今春にも
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 トヨタ車開発・製造の関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)向けに自動車部品を輸送している名古屋―盛岡間のトヨタ専用列車で、岩手ふるさと農協(奥州市)管内で生産された県産米を輸送し名古屋圏域に売り込む計画が進んでいることが24日分かった。順調に進めば今春にも開始する見通し。荷物需要が求められていた盛岡発名古屋行きの列車を有効活用した県産米の新たな販路拡大が期待される。

 専用列車はトヨタ、トヨタ輸送、日本通運、JR貨物が協力して名古屋南貨物駅(愛知県東海市)―盛岡貨物ターミナル駅(盛岡市)間で運行する「トヨタ ロングパス エクスプレス」。31フィートのコンテナを40個連結し、自動車部品を輸送している。トラック輸送に比べて環境負荷が少なく、二酸化炭素排出削減効果は年間約1万4千トンとされる。

 関係者によると、関自岩手工場がある金ケ崎町と奥州市(水沢区、胆沢区、前沢区、衣川区)をエリアとする岩手ふるさと農協と全農、卸売業者などが連携し、管内で収穫した県産米を輸送。運送業者が同農協から盛岡貨物ターミナル駅までトラックで運び、列車に積載して名古屋まで輸送する。

 同農協管内で生産されるコメは年間約4万トン。うち約2千トンを1週間に3回程度、一定期間輸送する方向で調整が進められている。

 名古屋から本県に自動車部品を輸送する一方、名古屋行きの便は空容器だけのため荷物需要が課題だった。県産米の輸送は費用対効果の面でもメリットがあり、米価下落に悩む県産米の販路拡大につながりそうだ。

1267とはずがたり:2011/03/02(水) 13:03:54
>>1264
情報提供あざ〜す♪
五月に落成の記事↓

2010(H22)/5/11 タキ1200JRF形登場
http://www25.big.or.jp/~t_fukuda/JR_train/080_H220511_taki1200.htm

因みにタキ1200は3代目みたいですねぇ。。
http://3.pro.tok2.com/~shimpei/0001/127_pfc-special7/pfs305_taki1200b.htm

頑張って欲しいですね。

1268荷主研究者:2011/03/06(日) 15:05:36

http://cargo-news.co.jp/contents/code/110224_3
カーゴニュース 2011年2月24日号
JR貨物が3月末に北九州〜福岡の輸送力増強事業の竣工式

 JR貨物(小林正明社長)は3月30日、鹿児島線の北九州〜福岡間鉄道貨物輸送力増強事業の竣工式を北九州貨物ターミナルで行う。

 この事業は、国の「幹線鉄道等活性化事業」として、東京から北九州まで実現していた貨物列車の長編成化(コンテナ貨車の26両・1300tけん引)を、福岡貨物ターミナルまでの67・6km延長する工事。07年度に着工し、このほど竣工した。3月12日の九州新幹線開業に伴うダイヤ改正の日から、上下18本(下り9本、上り9本)の1300t列車の運転を当該区間で開始する。

 従来、20両編成だったコンテナ列車を26両に長編成化する幹線鉄道活性化事業は93年度の東海道線からスタートし、06年度の山陽線区間の完成で東京から北九州までの間で1300t列車を運行できるようになった。

 今回の延伸で鉄道コンテナ輸送力は年間約17万t増え、逆にCO2は3万2000t、NOXは27t減ることになる。

1270荷主研究者:2011/03/13(日) 15:58:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110313t13030.htm
2011年03月13日日曜日 河北新報
貨物列車脱線横転 宮城・亘理

 津波に見舞われた宮城県亘理町も12日、被害の実態が明らかになった。大きな塊となった水は海岸線から5キロ以上内陸に入り、JR常磐線の線路付近まで到達した。

 山下駅北側では3両編成の貨物列車が津波に巻き込まれ、2両が脱線、横転した。先頭車両にいた乗員1人は避難し無事だった。

 スーパーやドラッグストアなどの郊外店が並ぶ一帯は津波襲来から丸1日が経過しても水浸しのまま。駐車場には、衝突事故を起こしたように壊れた車両が何台も止められていた。

(佐々木篤)

1271チバQ:2011/03/19(土) 10:11:32
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/E20110318001.htm
「命の列車」北陸線行く 東日本大震災 物資積み被災地へ
支援物資などを積んだ貨物列車=18日午前1時50分、金沢貨物ターミナル駅
 東日本大震災の救援物資が、JR北陸線から貨物列車で続々と被災地へ送り込まれている。太平洋側の鉄道路線は余震や福島第1原発事故の影響で不通が続いており、北陸線は西日本と東北方面を結ぶ重要路線となった。生活物資の欠乏が深刻な被災地を救う「命の列車」は18日未明も、金沢貨物ターミナル駅に停車、青森方面へと向かった。
 18日午前1時14分、金沢貨物ターミナル駅に到着したのは、大阪市の百済から東青森に向かう16両編成の貨物列車。駅員は、コンテナの積み降ろしや確認作業を手際よく進めた。出発を見送った三井博駅長は、「被災地で必要とされる物資が確実に届くようにと願っている」と、普段にも増して引き締まった表情を見せた。

 JR貨物関西支社によると、大阪から東北方面への物資を積んだ貨物列車は1日3本運行している。いずれも北陸線を経由し、被災地へ救援物資などを届けている。各貨物列車には1両に1台5トンのコンテナを5台積載できる。

 東日本大震災の影響で、太平洋側は宇都宮ターミナル―盛岡ターミナル間、越谷ターミナル―盛岡ターミナル間がいずれも運転を見合わせているため、日本海側の路線を利用する業者が急増。同支社によると、震災前は大阪に向かう便の荷物の方が多かったが、現在は東北に送る便の貨物が増えている。

 震災を受けて、JR貨物と全国通運連盟は救援物資の鉄道輸送については無料とした。17日までに石川県内の自治体や企業から貨物列車を利用した救援物資輸送の依頼はないが、JR貨物関西支社では「北陸線を含む日本海側の路線が頼り。少しでも多くの物資を届けたい」としている。

1272チバQ:2011/03/19(土) 10:12:10
http://www.sankei-kansai.com/2011/03/19/20110319-050951.php
【東日本大震災】関西→被災地 物流 徐々に復旧 陸運は燃料不足が壁
 関西から被災地方面への鉄道や航空の貨物輸送は徐々に復旧が進むが、陸運業者は被災地での燃料不足などが深刻なことから、現地への輸送の引き受けを見合わせる動きも続いている。

 JR貨物は14日から、百済(くだら)(大阪市東住吉区)―秋田貨物(秋田市)のコンテナ貨物列車の運行を再開。16日からは現地の線路の復旧に合わせ、運行区間を震災前と同じ百済―東青森(青森市)で毎日1往復運行している。

 被災地の荷主は同社指定のトラック業者を通じ、貨物駅に届くコンテナを引き取ってもらっている。今のところ「引き受け制限はしていない」(関西支社)ため、荷主からの問い合わせが相次いでいるという。

 一方、被災地の復興を最優先させるため、大阪(伊丹)空港から青森、秋田、山形に向けて臨時便を出す日本航空は「公的支援物資の輸送を優先している」(大阪支店)として、民間からの引き受けを事実上見合わせている。全日空は引き受けているが、伊丹から福島に向かう貨物は新千歳経由で運ぶため、時間がかかっている。

 宅配便では佐川急便が東北6県の一部の営業店で、集荷や配達がない「営業所止め」サービスに限って再開。ただし輸送ルートを迂回させており、1週間程度かかるという。18日には茨城県での集荷や配達も再開した。

 ヤマト運輸は青森、秋田、山形の3県で営業所止めを18日から実施。外資系のフェデラルエクスプレスも東北での集配を再開している。日本郵政や日本通運は、被災地への貨物の引き受けを見合わせている。

 転勤や入社、入学シーズンを迎え、引っ越し業者も対応に苦慮。アートコーポレーションは東北地方の営業所の業務を再開したが、「震災前に受けた引っ越しを優先させている」としている。また、サカイ引越センターは燃料不足の影響により、福島県内で受注した引っ越しが実行できない状態。被災した宮城県内の2支店では営業を中止したままだという。

(2011年3月19日 08:29

1273荷主研究者:2011/03/20(日) 15:34:34

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110318_7
2011/03/18 岩手日報
JR貨物が石油列車運行 19日夜、盛岡到着
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 日本貨物鉄道(JR貨物、本社東京)は17日、東北に向けて石油を積んだ貨物列車を運転すると発表した。18日に神奈川県を出発し、19日夜に盛岡に到着予定。東日本大震災で燃料不足に苦しむ被災地を支援する。

 貨物列車は18日午後7時44分、石油タンクを積んで根岸駅(神奈川県)を出発。貨物列車は宇都宮―盛岡で運行を見合わせているため、新潟、秋田、青森を経由。盛岡市の盛岡貨物ターミナル駅に19日午後10時ごろ到着する予定だ。

 盛岡に到着した後は、石油元売り業者などに輸送を引き継ぎ、沿岸部の被災地などに届けられる。

 列車は18両編成。1回で軽油387キロリットル、ガソリン405キロリットルの計792キロリットル(タンクローリーおよそ40台分)を輸送できる。

 同社広報室は「未曽有の大災害だ。被災地の燃料不足は深刻で、19日以降の運転計画も前向きに検討している」としている。

1274荷主研究者:2011/03/22(火) 23:18:48
>>1273
これは岩手県オイルターミナル㈱の誤りであろう。しかしあの立地で津波に対して無事だったのかな…。
>釜石市の日本オイルターミナルも機能し

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110320_2
2011/03/20 岩手日報
石油列車が盛岡に到着 燃料不足解消へ期待
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 関東圏から東北にガソリンや灯油などの燃料を運ぶJR貨物(東京)の「石油列車」が19日夜、盛岡市永井の盛岡貨物ターミナル駅に到着した。輸送量は20キロリットル積載のタンクローリー40〜50台分。20日以降も1日1本運行し、燃料不足解消に期待がかかる。

 石油列車は18日午後7時44分ごろ、神奈川県の根岸駅を出発し、日本海側を経由して青森から南下。約1千キロ走り、19日午後9時48分、盛岡貨物ターミナル駅に到着した。

 18両編成の列車からガソリン405キロリットル、軽油387キロリットルを隣接する日本オイルターミナル盛岡営業所の油槽所に運搬。20日から石油元売り各社のタンクローリーが被災地を中心に各地に運搬する。

 国は燃料不足対策を強化し、西日本の製油所の稼働率を高めて追加増産分を東北に日量約2万キロリットル輸送するほか、西日本の製油所の在庫を取り崩し、関東圏に約5万キロリットル輸送。北海道の苫小牧製油所、室蘭製油所からの供給力も高めている。

 さらに新潟、酒田、秋田の各油槽所から在庫分を供給するほか、塩釜油槽所の再開で日量約5千キロリットルの出荷能力が期待される。

 県災害対策本部によると、釜石市の日本オイルターミナルも機能し、緊急車両用の燃料を確保、各機関の優先度の高い車両に配分する。釜石港や宮古港などには海上輸送で灯油や重油も供給されており、同本部は「ここ数日で燃料不足が改善されることを期待したい」とする。

1275荷主研究者:2011/03/22(火) 23:23:14
ショッキングな写真である。脱線・倒れた貨車はまた使えるのだろうか…。レールはしょうがないとしても荷役設備の方は無事なのか?

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110320t13032.htm
2011年03月20日日曜日 河北新報
レール寸断 貨車無残 仙台港・石油ガス施設

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/20110319036jd.jpg
レール寸断貨車無残 仙台港・石油ガス施設=18日午後2時30分ごろ、仙台港

 東日本大震災で津波の直撃を受けた仙台市宮城野区の仙台港の上空。ヘリコプターを旋回させながら、震災時に炎上した石油ガス施設に機首を向けた。

 すっかり黒焦げたコンビナートが火炎の猛威を物語る。空き缶を踏みつけたように変形した姿が不気味だ。

 パイプラインから石油製品を運ぶ仙台臨海鉄道のタンク貨車は、あちこちで脱線しながら横転。ぐにゃりと曲がり寸断されたレールと不規則に横たわる緑色の車両が無残だ=18日午後2時30分ごろ、仙台港

12761076:2011/03/23(水) 19:24:09
東北本が駄目なので、磐越西を経由で郡山へ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110323/k10014859661000.html
3月23日 19時11分 NHK

福島に燃料運ぶ貨物列車運行
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新潟と福島県郡山をつなぐ線路の復旧の見通しが立ち、深刻な燃料不足に陥っている福島県に向けて、25日から燃料を積んだ貨物列車の運行が始まることになりました。

今回の地震で、JR東北線と各地の港が大きな被害を受けたため、福島県では、タンクローリー以外に燃料を運ぶ手段がなくなり、ガソリンや軽油の不足が深刻になっています。
港や東北線の復旧のめどは立っていませんが、新潟県から福島県の郡山に至るJRの磐越西線が今月26日に復旧する見通しが立ち、このルートを使って郡山の燃料タンクにガソリンや軽油を届けることができるようになりました。
貨物列車は、25日に横浜を出発し、26日の土曜日の朝にはタンクローリー30台分に当たる600キロリットルの燃料が郡山に到着して、被災地に届けられる見通しです。
石油連盟によりますと、貨物列車が長距離の輸送を担うことで、タンクローリーは郡山から避難所やガソリンスタンドに燃料を届ける仕事に専念できるようになり、末端への輸送が滞っている事態も大きく改善する見通しだということです。
燃料を積んだ貨物列車は、日本海側を大回りするルートを使って、岩手県の盛岡に向けても毎日、運行されています。

1277荷主研究者:2011/03/27(日) 21:03:29

http://www.logistics.jp/headlines/20110307-004.html
2011年03月07日 物流ニッポン
東磐運送 大和町に物流拠点、自動車関連特化、流通加工も

 【宮城】東磐運送(菅原徳平社長、岩手県一関市)が自動車関連に特化した拠点として建設を進めていた仙台北部ロジスティックスセンター(SLC、宮城県大和町)が完成し、2月26日に見学会と落成祝賀会を開いた。

 SLCは、同町の第一仙台北部中核工業団地内に建設。敷地面積1万1,000平方メートル、鉄骨平屋建てで保管面積5,520平方メートル。事務棟は2階建ての延べ床面積400平方メートル。東北自動車道・大衡インターチェンジから1.5キロに位置している。

 既に一部稼働しており、中京や関東方面から自動車部品をSLCに集約し、一時保管やピッキング、流通加工を施してセントラル自動車(葛原徹社長、相模原市緑区)の宮城工場(宮城県大衡村)と関東自動車工業の岩手工場(岩手県金ヶ崎町)への製造ラインに合わせた部品納入を担当している。

1278荷主研究者:2011/03/27(日) 21:10:04

http://www.logistics.jp/headlines/20110310-003.html
2011年03月10日 物流ニッポン
丸全昭和 液体貨物施設を運営、来秋、労働集約脱却へ布石

 丸全昭和運輸は昨年11月設立した子会社、鹿島タンクターミナル(野口三郎社長、茨城県神栖市)の来年10月の業務開始に向けた準備を進めている。茨城県から鹿島臨海工業地帯西部地区の遊休工業地の活用を要請されたことを受け、取得した土地に岸壁やタンクなどを備える物流基地を25億円投じて開発し、後背地メーカーの原料や製品を取り扱う構想。液体貨物に特化した施設の運営は初めてで、労働集約型産業から装置産業への脱却を図る布石と位置付けている。

 ターミナル設備はバース延長200メートル、水深9.9メートルを誇り、最大載貨重量1万2,000トン級の船舶が接岸可能。敷地面積3万平方メートルのタンクヤードには、タンクや危険品倉庫、危険品貯蔵所、ローリー・ドラム充てん場、トラックスケールなどを設置する。スタート時は10基のタンクを建設し、3〜5年での黒字化を目指す。

1279荷主研究者:2011/03/27(日) 21:35:37

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103100011/
2011年3月10日 神奈川新聞
バンテックが日立物流のTOB賛同、海外事業強化する狙い

 自動車部品物流大手のバンテック(東証1部、川崎市川崎区)は9日、日立物流による株式公開買い付け(TOB)に賛同すると発表した。国内需要が低迷する中で、日立物流グループとして業務拡大を図り、成長著しい中国をはじめアジアや南米などの新興国への展開を急ぐ。

 TOB成立後の売上高は単純合算で4500億円(2010年3月期)。日本郵政グループの郵便事業会社を除くと業界5位相当に浮上する。

 バンテックの株主順位1、2位のみずほフィナンシャルグループ系2ファンドが買い付けに応じる。1株当たりの買い付け価格は23万3500円。TOBは10日から4月19日まで実施する。成立後は日立物流の連結子会社となるが、上場は維持する意向を示している。

 日産自動車の物流子会社から始まったバンテックは自動車部品物流で世界屈指のノウハウを蓄積。2006年には東急系の航空貨物会社を取り込んだ。日立物流は国際物流に強みがあるバンテックを傘下に収めることで、自動車部品をはじめとした海外事業を強化する狙いがある。

 都内で会見したバンテックの山田敏晴社長は「日立物流のシステム物流と結びつくことで、ユニークな物流企業グループが誕生する」と意義を説明。日立物流の鈴木登夫社長は「互いの強みを発揮することで、日本発のグローバル物流企業ナンバーワンを目指していく」と語った。

1280荷主研究者:2011/03/27(日) 22:14:08
>>1273-1274
http://www.sankeibiz.jp/compliance/photos/110323/cpd1103230502006-p2.htm
2011.3.23 05:00 Fuji Sankei Business i.
東日本大震災 救援物資続々、復興へ動き出す 善意と助け合いの輪が広がる (2)

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/cpd1103230502006-p2.jpg
≪燃料≫神奈川県から新潟、青森を経由して盛岡貨物ターミナル駅に入るJR貨物の東北線迂回石油列車。震災後、初の東北地方の燃料到着となった=19日、岩手県盛岡市

1281荷主研究者:2011/03/27(日) 22:18:33
>>1273-1274 >>1280
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110322_3
2011/03/22 岩手日報
石油列車、2便に増発 燃料供給本格化へ
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 横浜市の根岸駅から盛岡市永井の盛岡貨物ターミナル駅まで東北の被災地向けにガソリンや灯油などの燃料を運ぶJR貨物(東京)の「石油列車」は21日から、1日1便から2便に増発した。輸送量は20キロリットル積載のタンクローリーで64台分(約1200キロリットル)と1・5倍に増量。燃料不足に悲鳴を上げる被災地のほか、内陸への供給も本格化しそうだ。

 「石油列車」は根岸―長岡―新潟―秋田―青森―盛岡の約1千キロ(約26時間)のルート。第1便は18日から運行されている。

 当初の便は18両編成で約800キロリットル積載し、午後7時44分に根岸を出発、翌日午後9時48分に盛岡に到着。増発便は8両編成で約440キロリットル積載し、午前11時46分に根岸を出発、翌々日の午前9時24分に盛岡に到着する。

 輸送された燃料は、盛岡貨物ターミナル駅に隣接する日本オイルターミナル盛岡営業所の油槽所に運搬、各石油会社のタンクローリーが被災地を中心に各地に輸送している。

 深刻化しているガソリンや軽油、灯油、重油などの燃料不足はマイカーだけではなく、公共交通機関や物流トラック、製造業の工場稼働、レジ袋や包装袋などの身の回りの品にも影響を与えている。

 「石油列車」などで全国各地からの燃料供給力が強化され、供給優先されている沿岸部の被災地から内陸部にかけても22日以降に市場供給が段階的に本格化しそうだ。

 JR貨物総務部広報室は「大量輸送できるため荷主や国などからの要望が強く、増発することにした。被災地支援のため当面は毎日運行していきたい」としている。

1282荷主研究者:2011/03/27(日) 22:20:40
やはり石油元売各社はタンクローリーによる長距離輸送を鉄道輸送に振り替えているのかもしれない。
>京浜地区や中京地区から北関東や長野県向け石油列車も大幅に増便

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120110324agaf.html
2011年03月24日 日刊工業新聞
東日本大震災/JR貨物、石油列車を増発−燃料不足解消へ

 JR貨物は23日、東日本大震災の影響で不足している燃料を供給するタンク型の「石油列車」の運行状況を発表した。東北地方へは18日から根岸駅(横浜市磯子区)を出発して新潟県を経由、日本海側を通って青森県から盛岡市に至る石油列車を運行。これを21日からは1日2便に増発しており、輸送量は1日あたり最大1400キロリットルに増えている。25日からは根岸駅発で福島県郡山市向けに石油列車を運行、26日早朝にも同市に到着する。また、京浜地区や中京地区から北関東や長野県向け石油列車も大幅に増便している。

 東北地方への燃料輸送では盛岡市行きの第1便(最大18両編成)に続き、第2便(同8両編成)の運行が行われている。

 また、新潟県と福島県を結ぶ磐越西線の復旧が26日に見込まれていることから、同線を通って郡山市に向かう10両編成(約600キロリットル)の石油列車を運行する。

1283荷主研究者:2011/03/27(日) 22:21:41

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/110325/cpd1103250503003-n1.htm
2011.3.25 05:00 Fuji Sankei Business i.
JR貨物、不屈の鉄道魂 被災地へ燃料、壁乗り越え達成

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/cpd1103250503003-p1.jpg
神奈川県の根岸を出発し、新潟、青森を経由して26時間かけて盛岡貨物ターミナル駅に入ったJR貨物の東北線迂回石油列車=19日午後、岩手県盛岡市(鈴木健児撮影)

 被災地の燃料不足が深刻化する中、ガソリンと軽油を積み込んだ「石油列車」が19日夜、盛岡貨物ターミナル駅(盛岡市)に滑り込んだ。震災後初めてとなる列車による燃料の大量輸送。輸送を担ったJR貨物には、被災によるルート変更、迅速なタンク貨車の手配などさまざまな課題がのしかかった。

正規ルートは壊滅

 新宿駅近くにあるJR貨物本社。1カ月前に移転したばかりの真新しいオフィスは、震災以来、沈痛な空気に包まれていた。首都圏と東北を結ぶ東北線、迂回路(うかいろ)の常磐線が深刻なダメージを受け、東日本がほぼ機能不全の状態に陥っていたのだ。

 テレビに映る被災地の惨状に社員は声を失った。さらにガソリンスタンドは長蛇の列、ストーブの燃料もない避難所には雪が積もっていた。燃料を早期に大量輸送できるルートが求められているのは明らかだった。

 14日夕、4階の会議室に各部署の主要メンバー30人が集まった。狭い室内に沈黙が続く中、誰かが声を上げた。「石油を運ぶぞ。日本海側から」。応じる声がすぐに上がった。社員の“鉄道魂”に火がついた瞬間だった。

「思いは同じだ」

 盛岡貨物ターミナル駅には、タンク貨車からタンクローリーに石油を移す施設がある。かろうじて“生きている”日本海側の線路を使い盛岡まで運ぶ。そこからタンクローリーで、被害の少ない内陸部の道路を南下、東に方向転換し、ピンポイントで最大の被災地、三陸沿岸集落に輸送する案が持ち上がった。

 昼夜を問わずに断続的に開かれた対策会議で、いくつもの課題が浮き彫りになった。運行管理の担当者は「日本海ルートで石油を運んだ実績がない」と天を仰いだ。

 重いタンク貨車に、レールや橋脚が耐えられないかもしれない。技術担当者がすぐに線路の管理者であるJR東日本に電話を入れた。「タンク貨車が通れるか、至急シミュレーションしてほしい」

 こうした試算は通常、長期間かかるが、JR東から返事が来たのは翌日だった。「大丈夫だ。いける」。答えを聞いたJR貨物の担当者はJR東の迅速な対応に「輸送にかける思いは同じだ」と胸が熱くなった。

 ◇

発送前倒し 応えたJX

 次は積み荷の手配だ。15日、営業担当者は、恐る恐る連絡を入れた。相手は元売り最大手のJX日鉱日石エネルギー。どの元売りも製油所が停止するなど、大打撃を受けていた。「輸送できます。いつから(石油を)出せますか」。相手は待っていたかのように応えた。「19日に出せる」

 その夜のJR貨物の会議で、ある幹部が思わぬことを口にした。「18日に出せないか」。その場に居合わせたある営業担当の男性社員は「政府の意向だ」と感じ取った。JXもあらゆる手を打ち、18日に間に合わせた。

 横浜市の根岸製油所で燃料を積み、丸1日かけて盛岡に運ぶ。青写真はできた。しかし、技術担当者は「できるだけ軽いタンク貨車を使うべきだ」と主張した。線路の耐性への疑念が消えなかったのだ。

 コンテナリース会社、日本石油輸送には40年以上前から使われ、退役間近のタンク貨車「タキ38000型」が36両残っていた。積載量は少ないが、一番軽い。「できるだけかき集めてほしい」。JR貨物の要請で、17日までに18両が集まった。

 18日午後7時44分、電気機関車「EF210型」に牽引(けんいん)され、ガソリン、軽油合計792キロリットル、タンクローリー40台分を積んだタンク貨車18両が、根岸駅を出発した。列車には8人のベテラン乗務員が交代で乗り込んだ。「乗務員は担当区間では踏切や信号はもとより、レールの状況も正確に記憶している」(同社広報)。不測の事態に備え、短い距離で運転を代わる万全の体制を敷いた。

 タンク貨車が盛岡駅に到着したのは19日午後10時過ぎ。待ちわびた多くのタンクローリーに石油が次々に充填(じゅうてん)され被災地へ向け走り出す。バトンは確かに引き継がれた。21日からは1日2便に増便しており、25日からは根岸→郡山(福島県郡山市)への輸送も始める。

 収益悪化や設備の老朽化などをたびたび指摘されてきたJR貨物だが、日本の非常時に鉄道輸送の存在感を見せつけている。(高山豊司)

1284荷主研究者:2011/03/27(日) 22:23:03
>>1276
http://www.minyu-net.com/news/news/0326/news11.html
2011年3月26日 福島民友ニュース
ガソリン積み郡山へ 20両編成列車が横浜出発

 本県のガソリン、灯油などの供給不足を解消するため、首都圏からの石油貨物列車が25日午前、JR郡山駅に向けて横浜市磯子区の根岸駅を出発した。約540キロ、21時間近くをかけて26日午前6時45分に郡山駅に到着する。

 東日本大震災の被害で東北線や常磐線が被災したため、JR貨物が緊急に迂回(うかい)ルートを設定した。20両編成の貨物列車は、根岸駅に隣接するJX日鉱日石エネルギー根岸製油所で精製したガソリン、灯油、軽油などを積み込み、武蔵野、高崎、上越、信越の各線を経て新潟貨物ターミナル駅に到着。同駅で10両ずつに切り離し、磐越西線から郡山駅に入る。新潟から郡山までは1日1便運行されるが、根岸―新潟間は隔日運行。

 JR貨物によると、10両編成で最大約600キロリットル輸送可能で、20キロリットル積みのタンクローリー車約30台分に相当する。

1285荷主研究者:2011/04/01(金) 00:02:27
奥野谷浜についてはちょうど3月末で三菱化学のEO輸送が終了するタイミングであっただけに神栖〜奥野谷浜間の存続は厳しい可能性もあるのだろうか…。
>臨港線は港湾地区内の液状化などで全線で線路が激しく湾曲、路盤が流失、「手の付けられない状態」

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13010532018171
2011年3月26日(土)茨城新聞
大洗鹿島線、段階的に運転再開 鉾田で線路宙づり

【写真説明】路盤が流失し、線路が宙づりになった大洗鹿島線=鉾田市梶山

 東日本大震災で大きな被害を受けた鹿島臨海鉄道大洗鹿島線(水戸-鹿島サッカースタジアム間、55・2キロ)は、水戸-大洗間など3区間で4月上旬に段階的に運転再開の見込みとなった。しかし、鉾田市内の北浦湖畔駅周辺では路盤が流失し、線路が約260メートルにわたって宙づりとなるなど、全線復旧の見通しが立たない状況だ。

 同社によると、大洗鹿島線の被害は盛り土と地面の境界など路盤に関わる損傷が大洗-北浦湖畔駅に集中。このうち大洗-新鉾田間、大洋-鹿島サッカースタジアム間は、線路の湾曲や比較的軽微な路盤損傷はあるものの、水戸-大洗間同様、4月上旬に再開の見通し。

 しかし、鉾田市内の新鉾田-北浦湖畔間は同市梶山地内で軟弱地盤のため盛り土が約260メートルにわたって流失、線路が宙づり状態となっている。北浦湖畔駅付近では線路の湾曲も激しく、従来通り復旧するだけでなく安全度を向上する必要があり、運転再開までかなりの時間がかかりそうだ。

 同社では、大洗鹿島線と貨物専用線の鹿島臨港線(鹿島サッカースタジアム-奥野谷浜駅間、約21・2キロ)を合わせた復旧対象が103カ所に上り、特に臨港線は港湾地区内の液状化などで全線で線路が激しく湾曲、路盤が流失、「手の付けられない状態」だという。両線で信号機や安全設備の損傷も大きいという。

 同社は「被害箇所が多過ぎて自社対応だけでは復旧できない。会社の存続を脅かしかねない事態」と話している。

1286荷主研究者:2011/04/01(金) 00:25:24
>>1284
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201103260383.html
2011年3月27日 朝日新聞
ガソリンや食料の運搬、鉄路も海路もつながり始めた

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/TKY201103260382.jpg
郡山駅に石油列車が到着=26日午前9時41分、JR郡山駅

 復旧したばかりの磐越西線を通って、ガソリン、灯油を積んだ石油貨物列車が横浜から新潟を経由し、26日朝にJR郡山駅に到着した、斎藤健一郎撮影。磐越西線を貨物列車が走るのは、新潟中越地震の時に物資を運んで以来、6年4カ月ぶり。

 降雪の影響で、この日の石油貨物列車は磐梯町の坂道で車輪が空転して動けなくなった。会津若松から機関車が駆けつけて列車を押し、約3時間遅れでの到着となった。

 10両編成でタンクローリー30台分の600キロリットルの石油を積む。JR貨物によると、JR東北線が復旧するまで、今後毎日、横浜から新潟経由で石油を郡山に運びこむという。

    ◇

 食料やガソリン、生活用品の不足に苦しむいわき市に、国や県外からの支援船が続々、到着し始めている。同市の小名浜港も津波に襲われたが、「藤原埠頭(ふとう)」の被害が少なく早期に復旧できた。

 藤原埠頭に24日、九州地方整備局所属の浚渫(しゅんせつ)兼油回収船海翔丸(4651トン)が接岸した。横須賀港で積み込んだカップめんやレトルト食品、粉ミルク、うどんなどの食料、ペットボトル入りの水、トイレットペーパーや紙おむつ、簡易トイレなどの生活用品計300箱を荷揚げ。自衛隊のトラックが市中心部に近い平競輪場へ運んだ。

 同埠頭は18日までに復旧。同日朝、長崎大海洋学部の長崎丸が物資を運んできた。自衛隊の輸送艦なども入り、海翔丸で9隻目の入港。

1287荷主研究者:2011/04/03(日) 14:23:36

http://cargo-news.co.jp/contents/code/110322_1
カーゴニュース 2011年3月22日号
営業収益1590億円、経常利益20億円=JR貨物が11年度事業計画

 JR貨物(小林正明社長)はこのほど11年度事業計画を発表した。

 これによると営業収益は10年度計画対比で10億円増の1590億円、営業利益は同3億円増の59億円、経常利益は同4億円増の20億円、当期純利益は8億円増の16億円となっている。営業収益のうち、運輸収入は同2億円増の1203億円(コンテナは同8億円増の1085億円、車扱は同5億円減の117億円)。

 JR貨物はマーケットで支持を得るために「安定輸送の確保」「輸送品質の向上」に取組むとともに、使いやすい輸送ダイヤの提供、商品ラインナップの強化で新しい成長戦略の展開をはかるとしている。

 このうち、安定輸送の確保では①IT―FRENSの機能活用による顧客への迅速・的確な列車遅延情報を提供する仕組みの充実②柔軟で機動的な代行輸送体制の構築に向けて全国通運連盟と実証実験を行ったJRコンテナ・海上コンテナ共用シャーシの活用、フェリー代行輸送の新規航路の追加③新製車両投入による老朽取替の促進、車両故障の予防保全対策の強化―に取組むほか、ダイヤ混乱時の対応力向上のため、新たに予備機関車を広島貨物ターミナル駅、黒磯駅に配置する。

 また、コンテナ品質の向上では、協力会社と一体となった荷役事故防止のための全国キャンペーンを行うほか、荷役作業の実態把握のために、フォークリフトへ「ドライブレコーダー」を取り付ける。また、新製コンテナも積極的に投入する。

 11年度は老朽設備・車両の更新などに総額104億円の設備投資を行う予定。内訳は鉄道事業73億円、関連事業30億円で、このうち開発・関連事業では八王子駅前開発、社宅跡地における分譲マンション開発などに着手する。

 また、これまで鉄道利用のないトラック事業者の誘致を図る「トラック&レール」プロジェクトに取り組んできたが、本年度は駅頭バンニングの提供や緊締装置の改良などについて検討を開始する。さらに、需要がきわめて旺盛で、10tトラック単位でのモーダルシフトが容易な汎用31ftコンテナについては、往復利用を前提に幹線区間に投入するとともに、大型コンテナの新しい料金体系を構築する。

 こうした営業努力によって、11年度の輸送量はコンテナで10年度計画対比1・6%増の2171万t、車扱で同5・4%減の961万tを見込んでいる。

 一方、コストダウン、効率化に関しては「駅・運転・検修の各部門のムダ、非効率を排除し、社員の働き度を向上させる」としており、駅業務については、輸送動向に合わせた要員配置や作業ダイヤの見直し、多能化など、作業体制を再構築する、としている。

12881076:2011/04/08(金) 21:31:14
http://www.asahi.com/travel/news/TKY201104070310.html
2011年4月8日10時56分 朝日新聞
被災地へ石油を運べ JR貨物奮闘
首都圏と東北地方を結ぶ東北線、常磐線とも被災したため、3月18日に横浜・根岸駅から上越線、日本海縦貫線を使い青森から盛岡に入るルートで輸送を開始。
21日からはもう1便を増発し、1日2往復で合計約1200キロリットル(20キロリットルのタンクローリーで64台分)を毎日運んでいる。

さらに25日からは復旧した磐越西線を使って郡山へ運ぶルートも運行を開始した。
同線には急な勾配区間があるためDD51形ディーゼル機関車2両が必要。
また貨物列車の運行はすでに廃止されているため、足りない機関車を九州や大阪、名古屋から集めての運行となった。

この記事で特筆すべきは以下のページ
http://www.asahi.com/travel/rail/gallery/110408oiltrain/
完全に趣味が入ってるとしか思えませんw
しかし、EF81-300や愛知/吹田/門司区のDD51が貸し出されていたとは。

1289荷主研究者:2011/04/09(土) 16:28:43

http://cargo-news.co.jp/contents/code/110331_1
カーゴニュース 2011年3月31日号
レポート 振動の克服に、トップリフターの荷役が効果大

 医療機器の東芝メディカルシステムズ(綱川 智社長)はCTやMRI、超音波診断装置など極めてデリケートな精密機器を扱う。輸送を担当する東芝ロジスティクス(清水保弘社長)も輸送段階の振動に最も気を使っており、トラックの場合はほとんどの車両でエアサス車を利用するほどだ。だが、矛盾しているようだが、長距離輸送においては振動に弱いとされている鉄道コンテナを利用する。それは、鉄道輸送において試行錯誤を繰り返した結果、振動を克服することができたからだ。

 現在、一部を除き製品や梱包にも特別な振動対策は施されておらず、問題なく鉄道コンテナ輸送が可能となっている。

 ■トップリフターが生命線

 同社は東芝の医療機器部門で、唯一の生産拠点である栃木県大田原市から日本全国や全世界に輸送する体制をとっている。

 現在の鉄道輸送ルートは31ftの背高コンテナで宇都宮貨物ターミナルから、大阪貨物ターミナルと福岡貨物ターミナルへの2ルート。また、20ft免震コンテナで札幌貨物ターミナルまでの1ルートを利用する。

 31ft背高コンテナの場合、医療機器の形状がそれぞれバラバラなため、固定しやすいようにラッシングレールに十字フックを増設した。荷役については傾きによる荷崩れを防ぐため、トップリフターの利用が絶対条件となっている。「荷役の振動についてはトップリフターが生命線。このほかに特別な振動対策は行っていない」(東芝ロジスティクス那須ロジセンターの中津川宏主任)と話す。

 また、31ftという大型のコンテナを利用するにあたっては、実際に輸送試験を重ね、振動データを収集。一方で社内で蓄積された振動データがあり、それらを照らし合わせることで、製品そのものや梱包、コンテナにも特別な振動対策を実施せずに鉄道輸送が可能と判断した。

 ■試行錯誤の末にたどり着いた31ftコンテナ

 ここで、これまでの鉄道コンテナ輸送の試行錯誤について振り返っておこう。

 従来の鉄道輸送においては、中央通運の20ft免震コンテナを北海道や九州向けに使用していた。ただ、距離が遠いため、一度運ぶと1週間は帰ってこないこともあり、また、特殊なコンテナのため帰り荷の確保も難しく、汎用コンテナの必要性を痛感したという。

 そして、08年に入り燃料高騰の影響で航空輸送費が問題になった。そこでJR貨物が推進していた日韓間のRAIL&SEA&RAIL(レイル・アンド・シー・アンド・レイル)サービスの利用を考え、そこで使われる12ft汎用コンテナについて検討を始めた。

 12ftコンテナの場合、フォークリフトによる荷役のためコンテナの傾きが最大の難関となった。そのため、超音波診断装置の梱包は鉄製の免震構造を取り入れるなど工夫を凝らしていたが、梱包コストが余計にかかってしまう。さらにリーマンショック以降、航空のサーチャージも抑えられ、RAIL&SEA&RAILの利用は減り、12ftコンテナも使わなくなったという。

 そこで、荷役時、トップリフターによってコンテナが傾くことがない31ftコンテナの利用を始めて、現在に至っている。

 ■発着の線路によってトップリフターが使えないことも

 31ftコンテナによる鉄道輸送は09年からはじまり、現在は2本のコンテナを運用している。500km以上の長距離輸送に占める鉄道輸送比率は15・2%で、企業として「エコレールマーク」を取得。今年度(4月?2月)のCO2削減量は41tにものぼる。

 この2本のコンテナは決して安いものではなく、1本で数百万円はするもので、購入にあたっては国からの補助(グリーン物流パートナーシップ会議)が後押しとなった。しかし、この4月からコンテナ1本を増やす予定もあったが、補助制度がなくなったため購入には至っていない。こうした問題もあり、鉄道輸送を劇的に増やせないでいる。

 また、31ftの荷扱いが可能なターミナル駅であったとしても、発着線によっては生命線であるトップリフターが使えないこともあるという。「こういうところを明確にしてもらえれば、もっと利用しやすくなる」(同)と述べる。

 東芝ロジスティクスでは東芝メディカルシステムズの協力を得ながら、現有コンテナ利用頻度を高めるための活動を行う。鉄道ダイヤに合わせた生産・出荷体制を可能なかぎりとることで、コンテナ利用比率を高めている。振動の障壁がなくなったいま、今後も鉄道利用を増やしていく意向だ。

1290とはずがたり:2011/04/09(土) 16:53:55
>>1288
>この記事で特筆すべきは以下のページ
すげえww

石北本線の貨物廃止の件でDD51が足りないって話しがありましたがこういうケースを含めて後継機種に関して何らかの対策が必要かもしれませんねぇ。。

1292荷主研究者:2011/04/23(土) 15:04:47

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110411213721.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
2011年4月11日(月)東奥日報
八戸臨海鉄道が試運転

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/0411r.jpg
約1時間余りをかけて試運転を行った八戸臨海鉄道のディーゼル機関車

 東日本大震災による津波で踏切設備などが被害を受け運休している第三セクター・八戸臨海鉄道(八戸市)は11日、試運転を行った。レールに異常箇所はなく、同鉄道は「完全復旧までにはまだ時間を要するが、列車はいつでも動かせる」としている。

 試運転ではディーゼル機関車1両が同日午後3時10分ごろ八戸貨物駅を発車。「がんばろう八戸」のヘッドマークを付けた機関車は時折、警笛を鳴らし、終点の北沼駅まで8.5キロを徐行しながら30分弱で運行。折り返しはスピードを上げて、午後4時18分ごろに戻った。

 試運転に先立ち、同鉄道社員が震災犠牲者に黙とうをささげた。

 同鉄道の千葉慶一常務は「沿線の住民から『よかった』と声を掛けてもらい涙が出るほどうれしかった。今後の安全運行に向けて頑張ろうという気持ちになった」と笑顔を見せた。

 同鉄道では踏切設備11カ所中7カ所が冠水。他県でも同様の鉄道被害が続出し修理部品が品薄となっていることに加え、同鉄道の貨物売り上げの大半を占める三菱製紙八戸工場の操業が止まっているため、営業運行の再開時期は未定。

1293荷主研究者:2011/04/24(日) 14:58:45

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/234194
2011年3月29日 01:58 西日本新聞
貨物輸送力、年17万トン増 北九州−福岡ターミナル間

貨物列車の着発線路が延伸された北九州貨物ターミナル駅(中央の線路が延伸部分)=28日、北九州市門司区

 JR鹿児島線の北九州貨物ターミナル駅(北九州市門司区)−福岡貨物ターミナル駅(福岡市東区)間で、貨物列車の長編成化(コンテナ貨車26両、1300トンけん引)に対応する工事が完成し今月から運行が始まった。これまで東京−北九州間で運行していた1300トン列車が、積み替えなしに福岡まで直接運行できるようになり、北九州−福岡間の輸送力は年間17万トン増加する。

 北九州市とJR貨物などが事業主体。これまで24両編成までしか対応できなかった両駅のホーム線路を北九州では45メートル、福岡では9線のうち7線を58−64メートル延伸。他の列車を先に通過させるための待避線を両駅や同区間にある福間駅で整備するなどした。東海道線や山陽線の整備に続き、2007年度から着手していた。事業費は27億5千万円。工事は3月上旬に完成、ダイヤ改正の同12日から1日に上下線で18列車の運行を始めている。

=2011/03/29付 西日本新聞朝刊=

1294荷主研究者:2011/04/24(日) 15:19:44

http://www.logistics.jp/headlines/20110418-004.html
2011年04月18日 物流ニッポン
JR貨物 鉄道輸送、燃料不足を救う、臨時で連日運行

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/kamotsu/20110418-004.jpg

 「鉄道魂をいかんなく発揮し、歴史に残る仕事だった」――。日本貨物鉄道(JR貨物)の小林正明社長は13日の会見で、東日本大震災での鉄道貨物輸送の役割をこう言い切った。被災地を苦しめた燃料不足を救ったのは、鉄道輸送ルートだった。地震と津波で東北・常磐線が寸断される中、いち早く日本海縦貫線へのう回ルートを確保。18日には臨時の石油輸送列車「根岸1号」が出発し、盛岡貨物ターミナル駅到着時には、地元から「万歳」で迎え入れられた。震災後3月末までの鉄道コンテナ輸送実績は、前年同月の半分程度に落ち込んだ。しかし、「社員の総合力で、レスキュー隊としての使命を果たした」と話す小林氏の顔は誇らしげだった。

1295荷主研究者:2011/04/24(日) 15:22:27

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120110421ceae.html
2011年04月21日 日刊工業新聞
JR貨物、きょうから東北線全線再開

 JR貨物は21日に東北線の仙台貨物ターミナル駅―盛岡貨物ターミナル駅間の運転を再開する。これにより、東北線全線で貨物列車の運行が可能になる。

 定期のコンテナ列車については、本州各地と北海道を結ぶものを1日30本(15往復)、本州・九州各地と盛岡・青森地区を結ぶものを1日9本(4・5往復)、それぞれ再開する。

 運行再開に伴い、鉄道が復旧していなかった区間のトラック代行輸送も終了した。ただ常磐線の土浦駅―友部駅間、水戸駅―日立駅間と鹿島臨海鉄道線の東京貨物ターミナル駅・墨田川駅―神栖駅間のトラック代行は継続する。

 また石油を運ぶ車扱列車については、首都圏沿岸部から上越線を経由して盛岡貨物ターミナル駅に輸送していた臨時列車は終了した。その代替として東北線経由を21日から1日2本運転する。

1296荷主研究者:2011/04/24(日) 15:25:49
>震災前に十数個のコンテナを全国に輸送していた経腸栄養剤、医療食開発・製造のイーエヌ大塚製薬(花巻市)
これは1日あたりの輸送個数かな?

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110422_3
2011/04/22 岩手日報
東北線が全線再開 JR貨物も輸送開始
--------------------------------------------------------------------------------
 JR東北線は21日、一ノ関―仙台、利府―岩切(宮城)間の運転を再開し、東日本大震災以降で初めて全線開通した。JR貨物(東京)も盛岡貨物ターミナル―仙台間が復旧し、中部圏から県内への自動車関連部品の輸送が再開された。今月末には東北新幹線が全線復旧の見通し。東日本の大動脈となる鉄路の回復は、県内経済や被災地復興に弾みをつけそうだ。

 同日の一ノ関駅は駅以南の路線を利用する通勤、通学客らでホームはいつも以上の人出。一関一高の菅原理奈さん(2年)と及川美幸さん(3年)は復旧するまで父母の車で通学しており、「ガソリン代がかさんで大変そうだった。復旧してよかった」と喜ぶ。

 JR東日本によると、東北線は3月11日の本震で線路のゆがみや駅設備の故障など約1700カ所が被災。今月7日の余震では約540カ所が被害を受けた。県内では、15日までに盛岡―一ノ関間で再開したが、一ノ関―仙台間の被害が大きく、復旧が難航していた。同一線路を使用するJR貨物も同日、盛岡貨物ターミナル―仙台間の運行を再開。貨物列車を活用し全国とのコンテナ輸送が可能になり、物流機能の回復にも期待がかかる。

 21日はトヨタ自動車などが名古屋南貨物駅(愛知)から盛岡まで運行する専用列車「トヨタ ロングパス エクスプレス」が午後7時半ごろに盛岡市に到着。31フィートのコンテナを21個連結し、関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)に運ぶ自動車関連部品を輸送した。

 関自岩手工場が部品の供給不足などから稼働率50%程度で操業しているため、専用列車は当面、従来の1日2往復から1往復に縮小して運行される予定。トヨタ本社広報は「今後フル生産になった場合も部品を安定供給できる」と歓迎する。

 震災前に十数個のコンテナを全国に輸送していた経腸栄養剤、医療食開発・製造のイーエヌ大塚製薬(花巻市)は「トラック輸送に比べコスト削減につながる」(人事総務部)と再活用を検討する。

 東北新幹線は今月30日に全線復旧の予定。JR山田線と大船渡線、八戸線の一部は復旧作業中でバスの代替運行で対応している。

1297荷主研究者:2011/05/03(火) 01:44:58

貨車研究の大家として知られている、あの吉岡心平氏が著者。上巻は購入したが、下巻がまだ買えていない・・・。
同氏の著書と言えば私有貨車研究のバイブルとして鉄道貨物輸送研究には必須の『私有貨車図鑑』があるが、残念ながらそこでは貨車の運用区間まで載せることは紙面の都合上できなかったようだ。しかし今回のホッパ車の本では運用区間も解説してくれているのが非常に嬉しい。
また同氏のブログや趣味誌での記事などを読むとコンテナ輸送についても相当に造詣が深いことが分かるので、是非今度はコンテナ輸送についての研究成果を本に纏めて欲しいものである。

http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2011/04/post_137.html
RMライブラリー『有蓋ホッパ車のすべて(上)』

http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2011/04/rml141.html
RMライブラリー『有蓋ホッパ車のすべて(下)』

1298とはずがたり:2011/05/24(火) 22:08:37
…。。

鉄道ファンの高校生逮捕 貨車のブレーキ作動させた疑い
http://www.asahi.com/national/update/0524/OSK201105240052.html
2011年5月24日15時23分

 JR貨物の貨車にブレーキをかけて列車の運行を妨げたとして、滋賀県警は24日、京都市西京区の男子高校生(16)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。「一度ブレーキをかけてみたかった」と話しているという。

 県警によると、男子高校生は2月2日午前9時ごろ、JR湖西線近江舞子駅(大津市)で停車中の貨物列車に乗り込み、貨車に手動ブレーキをかけて下車。列車は27キロ先の大津京駅(大津市)まで走行し車輪などを損傷した。高校生はブレーキをかけ、列車の運行を遅らせた疑いがある。

 調べに対し高校生は、鉄道写真を撮影中で、列車の発車後に怖くなり、「貨物列車から煙が出ている」とJRに通報したという。

1299とはずがたり:2011/05/26(木) 12:09:39
>>1297
急行越前さんも本の紹介がてらブログ記事書いておられますね〜♪

「有蓋ホッパ車のすべて」とホキ7500のスクリューコンベヤ
2011年 05月 01日
http://expechizen.exblog.jp/15902164

1300急行越前:2011/05/27(金) 23:08:21
>>1299
なんだか呼ばれたようですが...(笑)

ホキ2200はいろいろなところに運用されていたようですが、私も写真をひっくり返したら
赤城やら http://expechizen.exblog.jp/15907701/
新興やら http://expechizen.exblog.jp/15912679/
浜川崎やら http://expechizen.exblog.jp/15917270/
国際埠頭やら http://expechizen.exblog.jp/15922433/
福岡港やらで http://expechizen.exblog.jp/15961583/ 
見かけたものがでてきました。

何かまたご協力できそうな写真はありませんか?


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