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鉄道貨物輸送研究スレッド
1239
:
荷主研究者
:2010/12/14(火) 00:34:31
「荷主事例研究」の北越製紙㈱を大幅に加筆して、北越紀州製紙㈱として更新した。原形は完全に払拭されている。
ttp://butsuryu.web.fc2.com/hokuetsu.html
経営統合があり北越紀州製紙となったため、当然、紀州製紙㈱も追加する必要ありと考え、内容としては新潟工場と紀州製紙㈱紀州工場の2工場に関するものが中心となっている。
新潟工場はワキ→ワム→コキと輸送手段の変遷やコキ用新専用線敷設、日本運輸倉庫(隅田川ニッソウセンター)や飯田町紙流通センター(IPC隅田川)といった駅構内に存在する着側倉庫の利用など製品輸送について一貫して鉄道貨物輸送を積極的に活用する姿勢が見られ、それらの事項は一般的にもよく知られている。
一方、原料輸送については、やや地味な印象が強い。それは無塩素漂白化を業界内で先駆けて実施したためタキ車による液化塩素輸送も相対的に早い時期に消滅し、タキ車によるラテックス輸送は専用線に入線せず沼垂駅で駅頭荷役していたため目立たぬ存在であったなどが原因であろうか。
しかし、よくよく調べてみれば、チップ輸送については各地に点在した同社出資のチップメーカーの存在があり、更には沼宮内駅には同社向けチップメーカーのためのチップターミナルの開設があり、国鉄末期まで車扱によるチップ輸送が継続していたのだ。またラテックス輸送は現在、新潟(タ)駅で多数目撃できるラテックス専用のISOタンクコンテナの荷票や形式番号を子細に検討することで各化学メーカーの各工場から輸送されている実態が浮かび上がってくるなど大変興味深い。
製品輸送で注目されがちな新潟工場ではあるが、実は原料輸送もかなり面白いことになっていることを再認識できたのも今回の大きな収穫である。
紀州製紙のコンテナ輸送は、趣味的には紀勢本線唯一の定期貨物列車、DD51牽引の貨物列車として注目されることが多いが、その一方で輸送内容については意外と纏まった資料が少ないことに気付かされた。かく言う私自身、紀州工場の専用線の写真こそ多数撮影したものの、輸送に関する情報は現地等でも調査が殆どできていない。今後の課題として取り組む必要がある。
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