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文書
1
:
名無しさん
:2021/03/31(水) 19:06:49
あ
2
:
名無しさん
:2021/04/02(金) 20:48:16
離婚が、私を救ったのだ。
私に女房は必要ない。そう改めて実感して、私は開放を楽しんだ。
しかし、徐々にその開放感も薄れて、次第にまた新しい女房を貰ってやってもいい気分になった。
私は、新たな女房を探し始めた。
この美しい私に相応しい美しい女房を。
別れた女房のような薄汚い老婆ではない。美しい私に似合うものは、うら若き少女なのである。
3
:
名無しさん
:2021/04/02(金) 20:48:47
離婚が、私を救ったのだ。
私に女房は必要ない。そう改めて実感して、私は開放を楽しんだ。
しかし、徐々にその開放感も薄れて、次第にまた新しい女房を貰ってやってもいい気分になった。
私は、新たな女房を探し始めた。
この美しい私に相応しい美しい女房を、よこせ。
別れた女房のような薄汚い老婆ではない。美しい私に似合うものは、うら若き少女なのである。
4
:
名無しさん
:2021/04/02(金) 20:51:56
別れた女房は、女児を産んではくれなかった。
私は、女房に女児を産むように誓わせた。しかし、忌々しい女房は、徹底して私の複製のような男児ばかりを産むのだ。
それは、私に私を見せつけるようなものである。
女房の行為は、許されるものではない。
その日から、私は意欲をなくした。
5
:
名無しさん
:2021/04/02(金) 20:57:08
私を哀れんでくれ。
私は、不幸だ。誰がなんと言おうと、私は不幸だ。
別れた女房と、それが産んだ男児共のための努力が私を苦しめた。
新しい女房は、私を抱きとめ慰めねばならない。そして、私の娘を産まねばならない。
別れた女房は、私の睾丸を呪われていると言った。女児の種を持たないのだと言った。
その呪いを解き、私の娘を産まねばならない。
6
:
名無しさん
:2021/04/02(金) 20:59:28
別れた女房は、最後まで、私を抱きとめ慰めることはなかった。
女房は、私を抱きとめ慰めるべきだったのだ。私も女房の産んだ男児の一人となって、女房に抱きとめられ、赤子のように、女房に吸い付きたかったのだ。
しかし、女房ときたら。私を抱きとめるどころか、私を責め立ててばかりだったのだ。女房は、あれだけの数の男児を産んでおきながら、母性というものに欠けていて、私を抱きとめる行為をしなかった。それは許されないことである。
7
:
名無しさん
:2021/04/02(金) 21:13:59
私を哀れんでくれ。
私は、不幸だ。誰がなんと言おうと、私は不幸だ。
別れた女房と、その糞袋が産んだ私の複製のような男児共が私を苦しめた。
新しい女房は、私を抱きとめ慰めねばならない。そして、私の娘を産まねばならない。
別れた女房は、私の睾丸を呪われていると言った。女児の種を持たないのだと言った。
その呪いを解き、私の娘を産まねばならない。
8
:
名無しさん
:2021/04/03(土) 00:44:44
あ
ttps://i.imgur.com/wwqprED.png
ttps://i.imgur.com/JuiCROX.jpg
ttps://i.imgur.com/N1Snr00.png
ttps://i.imgur.com/lGv6H0A.jpg
ttps://i.imgur.com/60fCLl0.jpg
ttps://i.imgur.com/MbrqF8s.png
ttps://i.imgur.com/Fypq8X5.jpg
ttps://i.imgur.com/NEvg7Il.png
ttps://i.imgur.com/d5P2hmc.jpg
ttps://i.imgur.com/fI5OW5A.jpg
ttps://i.imgur.com/7PQUECL.png
ttps://i.imgur.com/J0SfOtG.png
ttps://i.imgur.com/sP4QQ9O.png
ttps://i.imgur.com/7LJTCOH.jpg
ttps://i.imgur.com/uDEil95.jpg
9
:
名無しさん
:2021/04/22(木) 08:42:55
女房が私と別れたほんとうの理由は、記憶の中の私を美しいままにしておきたかったからなのだろう。
女房の中で、私は老いることもなく永遠に美しいまま、存在し続けるのだ。
誰にも真似られず、誰にも盗まれることのない私を、女房は持っている。女房はそれを抱いて、満足そうに死ぬのだろう。
10
:
名無しさん
:2021/04/22(木) 08:43:06
私が老人になって、臭一郎を垂れ流す姿が思いうかんだ。
少年のような私が、老いるなどあり得るのだろうか。自らの美しさに陶酔し、不気味なこだわりを感じさせるスクーターに乗って子供のようにはしゃげる少年の心を持った私が、老一郎になるなど、ありえるのだろうか。
いつまで経っても反抗期の少年のような雰囲気を保ち続けることができるのだろうか。
11
:
名無しさん
:2021/04/22(木) 08:43:17
別れた女房が女児を産んでくれていりゃあ、私は少しくらい女房を認めてやってもよかった。
私が気持ちよく陶酔するには、女児が必要だったのだ。私の複製のような男児などいくらいても、陶酔には至れない。
私は、そっと睾丸を撫でた。涙は流れなかったが、鈴口から一滴の精虫が溢れた。
12
:
名無しさん
:2021/04/22(木) 08:43:28
先代女房からの開放
女房との別れは、私に素晴らしい開放を与えてくれたが、次第にその開放感も薄れ、新しい女房を貰ってやってもいい気分になった。
街に立ち、目玉を慌しく運動させながら、女房候補を次々に選定していく様子は、酷く気味の悪いものであるらしく、その異様な姿は次第に有名になっていった。
この先、私が老一郎になっても尚、エネルギッシュな気持ち悪さを保ち続け、いずれはこの地方にいた化け物として語り継がれていくことは、大いに想像できるのである。
13
:
名無しさん
:2021/04/22(木) 09:04:38
先代女房からの開放
女房との別れは、私に素晴らしい開放を与えてくれたが、次第にその喜びも薄れ、新しい女房を貰ってやってもいい気分になった。
街に立ち、目玉を慌しく運動させながら、女房候補を次々に選定していく様子は、酷く気味の悪いものであるらしく、その異様な姿は次第に有名になっていった。
この先、私が老一郎になっても尚、エネルギッシュな気持ち悪さを保ち続け、いずれはこの地方にいた化け物として語り継がれていくことは、大いに想像できるのである。
14
:
名無しさん
:2021/04/22(木) 21:53:37
ただでさえ気持ち悪い私が、これから老一郎になって、より気持ち悪さと不気味さを増して、妖しい目で周囲を観察しながら、饐えた息を吐き出して、それをまた吸い込んで、死ねないから生きる。
15
:
名無しさん
:2021/04/24(土) 20:15:06
女房が私と別れたほんとうの理由は、記憶の中の私を美しいままにしておきたかったからなのだろう。
女房の中で、私は老いることもなく永遠に美しいまま、存在し続けるのだ。
誰にも真似られず、誰にも盗まれることのない私を、女房は持っている。女房はそれを抱いて、満足そうに死んでゆくのだろう。
16
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 10:41:09
私は、キモい。別れた女房は、私のすべてを気持ち悪いと言った。
確かに、私は気持ち悪い。無能で、暗く卑屈で、弱い心と体を持っている。私は、どうしようもないクズだ。
たが、女房はそんな私を受け入れ、抱いて慰めねばならなかったのだ。それが、女房の役目なのだ。こんなことを言うと、思ったとおり気持ち悪いと叫び、女房は反駁をした。
私は、女房を女房と思うのをやめた。
だがそんな女房にも、利用価値はある。
女児を産ませるのだ。
その女児に、私をこの世で一番美しく誇らしい存在だと、思い込ませ育てることで、その女児は、私の理想的女房になるだろう。
しかし、女房は女児を産まなかった。
徹底して、私の複製のような男児ばかりを産むのだ。
17
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 10:41:56
私は、キモい。別れた女房は、私のすべてを気持ち悪いと言った。
確かに、私は気持ち悪い。無能で、暗く卑屈で、弱い心と体を持っている。私は、どうしようもないクズだ。
たが、女房はそんな私を受け入れ、抱いて慰めねばならなかったのだ。それが、女房の役目なのだ。こんなことを言うと、思ったとおり、気持ち悪いと叫んだ。
私は、女房を女房と思うのをやめた。
だがそんな女房にも、利用価値はある。
女児を産ませるのだ。
その女児に、私をこの世で一番美しく誇らしい存在だと、思い込ませ育てることで、その女児は、私の理想的女房になるだろう。
しかし、女房は女児を産まなかった。
徹底して、私の複製のような男児ばかりを産むのだ。
18
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 10:42:45
私は、キモい。別れた女房は、私のすべてを気持ち悪いと言った。
確かに、私は気持ち悪い。無能で、暗く卑屈で、弱い心と体を持っている。私は、どうしようもないクズだ。
たが、女房はそんな私を受け入れ、抱いて慰めねばならなかったのだ。それが、女房の役目なのだ。こんなことを言うと、女房は思った通り、気持ち悪いと叫んだ。
私は、女房を女房と思うのをやめた。
だがそんな女房にも、利用価値はある。
女児を産ませるのだ。
その女児に、私をこの世で一番美しく誇らしい存在だと、思い込ませ育てることで、その女児は、私の理想的女房になるだろう。
しかし、女房は女児を産まなかった。
徹底して、私の複製のような男児ばかりを産むのだ。
19
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 10:51:33
私は、別れた女房からキモ一郎という名を貰った。
はじめてだったのだ、女房からの贈り物は。
例えそれが、私を侮蔑するものであっても、私は有難かった。
私は女房にしがみついて、礼を言った。
私の饐えた息がかかって、女房は臭一郎と叫んだ。
20
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 10:52:05
私は、女房からキモ一郎という名を貰った。
はじめてだったのだ、女房からの贈り物は。
例えそれが、私を侮蔑するものであっても、私は有難かった。
私は女房にしがみついて、礼を言った。
私の饐えた息がかかって、女房は臭一郎と叫んだ。
21
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 10:52:42
私は、女房からキモ一郎という名を貰った。
はじめてだったのだ、女房からの贈り物は。
例えそれが、私を侮蔑するものであっても、私は有難かった。
私は女房に抱きついて、礼を言った。
私の生臭い息がかかって、女房は臭一郎と叫んだ。
22
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 11:04:27
私は、キモい。別れた女房は、私のすべてを気持ち悪いと言った。
確かに、私は気持ち悪い。
どうしようもない無能で、奇形で……。
たが、女房はそんな私を受け入れ、抱いて慰めねばならなかったのだ。それが、女房の役目なのだ。こんなことを言うと、女房は思った通り、気持ち悪いと叫んだ。
私は、女房を女房と思うのをやめた。
だがそんな女房にも、利用価値はある。
女児を産ませるのだ。
その女児に、私をこの世で一番美しく誇らしい存在だと、思い込ませ育てることで、その女児は、私の理想的女房になるだろう。
しかし、女房は女児を産まなかった。
徹底して、私の複製のような男児ばかりを産むのだ。
23
:
名無しさん
:2021/04/25(日) 11:06:02
別れた女房は、私のすべてを気持ち悪いと言った。
確かに、私は気持ち悪い。
どうしようもない無能で、そして、奇形で……。
たが、女房はそんな私を受け入れ、抱いて慰めねばならなかったのだ。それが、女房の役目なのだ。こんなことを言うと、女房は思った通り、気持ち悪いと叫んだ。
私は、女房を女房と思うのをやめた。
だがそんな女房にも、利用価値はある。
女児を産ませるのだ。
その女児に、私をこの世で一番美しく誇らしい存在だと、思い込ませ育てることで、その女児は、私の理想的女房になるだろう。
しかし、女房は女児を産まなかった。
徹底して、私の複製のような男児ばかりを産むのだ。
24
:
名無しさん
:2021/04/27(火) 15:22:43
女房候補よ、私たちの間をこじ開けてくれ。
私たちの悪臭漂う隙間に体をねじ込んで、粘つく肌を引き剥がし、間に入ってくれ。
25
:
名無しさん
:2021/04/27(火) 15:24:19
女房候補よ、私たちの間をこじ開けてくれ。
私たちの悪臭漂う隙間に体をねじ込んで、粘つく肌を引き剥がし、間に入ってくれ。
私たちの間に入り込んだ者を、新しい女房として迎えよう。
26
:
名無しさん
:2021/04/27(火) 15:24:33
女房候補よ、私たちをこじ開けてくれ。
私たちの悪臭漂う隙間に体をねじ込んで、粘つく肌を引き剥がし、間に入ってくれ。
私たちの間に入り込んだ者を、新しい女房として迎えよう。
27
:
名無しさん
:2021/04/27(火) 16:18:32
私の呪われた長寿を支えるための、新しい女房の調達を行うために、私は街に立ち、女房候補を選定するのである。
これが、なかなか難しい。私の呪われた長寿を支えていくため、なるべく若くなければならないし、それでいてある程度私に釣り合う美しさを持っていなければならない。
28
:
名無しさん
:2021/04/27(火) 16:20:03
私の女児を見た。
それは、私の思い描いた景色であった。
29
:
名無しさん
:2021/04/27(火) 21:09:24
私の呪われた長寿を支えるための、新しい女房の調達を行うために、私は街に立ち、女房候補を選定するのであるが、これが、なかなか難しい。私の呪われた長寿を支えていくため、なるべく若くなければならないし、それでいてある程度私に釣り合う美しさを持っていなければならない。
30
:
名無しさん
:2021/04/27(火) 21:12:02
女房候補よ、私たちをこじ開けてくれ。
私たちの悪臭漂う隙間に体をねじ込んで、粘つく肌を引き剥がし、間に入ってくれ。
私たちの間に入り込めた者を、新しい女房として歓迎しよう。
31
:
名無しさん
:2021/04/29(木) 19:50:08
女房候補よ、私たちを引き剥がしてくれ。
私たちの悪臭漂う隙間に体をねじ込んで、粘つく肌を引き剥がし、間に入ってくれ。
私たちの間に入り込めた者を、新しい女房として迎えよう。
32
:
名無しさん
:2021/04/29(木) 19:55:18
蛾が卵を産み付ける季節だから、私は新しい女房を探そうと思った。
昆虫を裏返したような顔をしている私は、行動もどこか昆虫染みていた。
33
:
名無しさん
:2021/04/30(金) 09:15:06
私に呪われた長寿が約束されているのら、尚更、若く美しい女房が必要ではないか。
老一郎となった私が、臭一郎を垂れ流しながら、別れた女房への呪詛を唱え続けるのを隣で慰める、新しい女房の存在が私には必要である。
新しい女房になれば、初めに臭一郎を贈る。
それが、私の女房になるための試練であり、結婚祝いの品でもある。
34
:
名無しさん
:2021/04/30(金) 09:15:30
私に呪われた長寿が約束されているのら、尚更、若く美しい女房が必要ではないか。
老一郎となった私が、臭一郎を垂れ流しながら、別れた女房への呪詛を唱え続けるのを隣で慰める、新しい女房の存在が私には必要である。
新しい女房になれば、初めに臭一郎を贈る。
それが、私の女房になるための試練であり、結婚指輪のようなものである。
35
:
名無しさん
:2021/04/30(金) 09:15:50
私に呪われた長寿が約束されているのら、尚更、若く美しい女房が必要ではないか。
老一郎となった私が、臭一郎を垂れ流しながら、別れた女房への呪詛を唱え続けるのを隣で慰める、新しい女房の存在が私には必要である。
新しい女房を得たら、初めに臭一郎を贈る。
それが、私の女房になるための試練であり、結婚指輪のようなものである。
36
:
名無しさん
:2021/04/30(金) 09:16:11
私に呪われた長寿が約束されているのら、尚更、若く美しい女房が必要ではないか。
老一郎となった私が、臭一郎を垂れ流しながら、別れた女房への呪詛を唱え続けるのを隣で慰める、新しい女房の存在が私には必要である。
新しい女房を得たら、初めに臭一郎を贈る。
それが、私の女房になるための最初の試練であり、結婚指輪のようなものである。
37
:
名無しさん
:2021/04/30(金) 09:26:10
女房が、女児を産んでやるよと言った。
女児を求める気持ちが、私を意思とは関係なく、股間を勃起させた。
女房の嘘であると、このとき私は気が付かなかった。
私を苦しめるという使命を持って生まれた女房は、私のすべてを理解した上で、私を苦しませる行為を行うのだ。抗うことなど、できまい。
38
:
名無しさん
:2021/04/30(金) 09:28:32
新しい女房には、初めに臭一郎を贈ろう。
これが、私の女房になるための初めの試練であり、結婚指輪のようなものでもある。
私の呪われた長寿を支える、新しい女房は、私が垂れ流す臭一郎を、舐めとる覚悟でなければならない。
そのために、私は臭一郎を渡すのだ。
39
:
名無しさん
:2021/05/04(火) 00:38:19
変態は走る
40
:
名無しさん
:2021/05/12(水) 20:48:19
陶酔のために、娘が必要だった。それなのに、あの忌々しい女房は女児を産まなかったのだ。私の陶酔の邪魔をしやがった。
私にとって陶酔は欠かせないもの。美しさ以外を持たない私にとって陶酔できることが唯一の誇りであって、陶酔しない私は私ではない。
ある日、女房は私をキモ一郎と呼んだ。陶酔中に投げられたその言葉によって、私の陶酔は中断された。
忌々しい女房が、私を苦しめる。
陶酔をさせてくれないのだ。
41
:
名無しさん
:2021/05/12(水) 20:48:50
陶酔のために、娘が必要だった。それなのに、あの忌々しい女房は女児を産まなかったのだ。私の陶酔の邪魔をしやがった。
私にとって陶酔は欠かせないもの。美しさ以外を持たない私にとって陶酔できることが唯一の誇りであって、陶酔しない私は私ではない。
ある日、女房は私をキモ一郎と呼んだ。陶酔中に投げられたその言葉によって、私の陶酔は中断された。
女房が、私を苦しめる。
陶酔をさせてくれないのだ。
42
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:15:32
私を後ろから見ていた者が言っていたが、私は車の窓などの姿が写るものがあると、必ず自らの姿を写し確認をする癖があるらしい。
その者は、続ける。
おまえは、ほんとうに自分のことが好きなんだな。その奇形な姿のどこに、見とれるような要素があるんだ。
おれは、おまえがおそろしい。おれに理解できぬ美をおまえだけが理解している。
サングラスでは隠しきれないおまえの不気味な目が女房候補をギョロギョロ見回しているのを見ると、おれは身震いした。
その者は、私に死ねと言うと去っていった。
43
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:18:37
私を後ろから見ていた者が言っていたが、私は車の窓などの姿が写るものがあると、必ず自らの姿を確認していくらしい。
ほんとうに自分のことが好きなんだな、おまえは。
44
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:21:51
私を後ろから見ていた者が言っていたが、私は車の窓などの姿が写るものがあると、必ず自らの姿を写して確認するらしい。
ほんとうに自分のことが好きなんだな、おまえは。
45
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:26:14
私の美しさは、私にしか理解できまい。
だから、別れた女房には私の陶酔が理解できなかったのだ。
女房から見れば、私はただの奇形児だったであろう。
だが、さすがにこの目だけはサングラスでごまかさねばならない。
この目の不気味さだけは、私もまいった。
46
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:26:34
私の美しさは、私にしか理解できまい。
だから、別れた女房には私の陶酔が理解できなかったのだ。
女房から見れば、私はただの奇形だったであろう。
だが、さすがにこの目だけはサングラスでごまかさねばならない。
この目の不気味さだけは、私もまいった。
47
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:27:00
私の美しさは、私にしか理解できまい。
だから、別れた女房には私の陶酔が理解できなかったのだ。
女房から見れば、私はただの奇形だっただろう。
だが、さすがにこの目だけはサングラスでごまかさねばならない。
この目の不気味さだけは、私もまいった。
48
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:27:46
私の美しさは、私にしか理解できまい。
だから、別れた女房には私の陶酔が理解できなかったのだ。
女房から見れば、私はただの奇形だっただろう。
この奇形が、私には何よりも美しく見えるのだ。
だが、さすがにこの目だけはサングラスでごまかさねばならない。
この目の不気味さだけは、私もまいった。
49
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:28:15
私の美しさは、私にしか理解できまい。
だから、別れた女房には私の陶酔が理解できなかったのだ。
女房から見れば、私はただの奇形だっただろう。
しかし、この奇形が私には何よりも美しく見えるのだ。
だが、さすがにこの目だけはサングラスでごまかさねばならない。
この目の不気味さだけは、私もまいった。
50
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:36:43
私は奇形だったのだ。それは姿だけではなく、もちろん精神も奇形であって、私のすべてが不気味に変形していたのである。
そんな私の睾丸が正常なわけもなく、生まれ出る赤子も私の複製のような男子に限られており、女房はそれを見て、私の睾丸は呪われているのだと、叫んだ。
私は女児を願っていた。これもまた奇形な願いであったわけだが、私はどうしても子は女児でなければならなかった。
それはなぜかというと、奇形な理由であって、ここには書くこともできないような、邪悪な理由である。
しかし、結局は私の奇形のせいで女児は生まれなかった。
そのせいで私の奇形はより強力になってしまった。
51
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:37:46
私は奇形だったのだ。それは姿だけではなく、もちろん精神も奇形であって、私のすべてが不気味に変形していたのである。
そんな私の睾丸が正常なわけもなく、生まれ出る赤子も私の複製のような男子に限られており、女房はそれを見て、私の睾丸は呪われているのだと、叫んだ。
私は女児を願っていた。これもまた奇形な願いであったわけだが、私はどうしても子は女児でなければならなかった。
それはなぜかというと、ここには書くこともできないような、邪悪な理由からである。
しかし、結局は私の奇形のせいで女児は生まれなかった。
そのせいで私の奇形はより強力になってしまった。
52
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 01:38:47
私を後ろから見ていた者が言っていたが、私は車の窓などの姿が写るものがあると、必ず自らの姿を確認していくらしい。
ほんとうに自分のことが好きなんだな、おまえは。
そう言われ、私は頬を桃色に染めた。
53
:
名無しさん
:2021/05/13(木) 06:50:31
私を後ろから見ていた者が言っていたが、私は車の窓などの姿が写るものがあると、必ず自らの姿を確認していくらしい。
ほんとうに自分のことが好きなんだな、おまえは。
そう言われ、私は薄気味悪い笑みを浮かべた。
54
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:23:48
私の陶酔のために、娘が必要だったとして、もしも生まれ出なかったときのことを私は考えていなかった。
美しい私には、美しい娘が必要なのであって、それは美しい私の美しい願いなのだから、願いは願うまま叶えられねばならなかったのだ。
私は女房を忌んだ。
女房の選定に失敗したと思った。
そして、ある日、私は確信した。
女房に私が美しいかどうか訪ねた日、女房は私を奇形と呼んだ。
私は、女房の選定に失敗したのだ。
55
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:39:03
私は、脂ぎった薄汚いジジイの姿をしているが、中身は非常に乙女だ。
美に敏感で、感情的で、子供っぽい。そして、実にナイーブだ。
別れた女房は、私をキモ一郎と呼んだ。
女房は、私を奇形だと言った。
そのとき、全身から染み出してきた粘着性の生臭い液体が肌を伝っていく感覚を、時々思い出す。
女房は、顔をしかめながら、臭一郎と言った。
56
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:40:07
私は、脂ぎった薄汚いジジイの姿をしているが、中身は非常に乙女だ。
美に敏感で、感情的で、子供っぽい。そして、実にナイーブだ。
別れた女房は、私をキモ一郎と呼んだ。
女房は、私を奇形だと見抜いた。
そのとき、全身から染み出してきた粘着性の生臭い液体が肌を伝っていく感覚を、時々思い出す。
女房は、顔をしかめながら、臭一郎と言った。
57
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:42:07
私は、脂ぎった薄汚いジジイの姿をしているが、中身は非常に乙女だ。
美に敏感で、感情的で、子供っぽい。そして、実にナイーブだ。
別れた女房は、私を奇形と呼んだ。
女房は、私を奇形だと見抜いた。
そのとき、全身から染み出してきた粘着性の生臭い液体が肌を伝っていく感覚を、時々思い出す。
女房は、顔をしかめながら、臭一郎と言った。
58
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:43:08
私は、脂ぎった薄汚いジジイの姿をしているが、中身は非常に乙女だ。
美に敏感で、感情的で、子供っぽい。そして、あれだけの数の男児を持つ父にしては、実にナイーブだ。
別れた女房は、私を奇形と呼んだ。
女房は、私を奇形だと見抜いた。
そのとき、全身から染み出してきた粘着性の生臭い液体が肌を伝っていく感覚を、時々思い出す。
女房は、顔をしかめながら、臭一郎と言った。
59
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:44:04
私は、脂ぎった薄汚いジジイの姿をしているが、中身は非常に乙女だ。
美に敏感で、感情的で、子供っぽい。そして、あれだけの数の男児を持つ父にしては、実にナイーブだ。
別れた女房は、私を奇形と呼んだ。
女房に、奇形を見抜かれた。
そのとき、全身から染み出してきた粘着性の生臭い液体が肌を伝っていく感覚を、時々思い出す。
女房は、顔をしかめながら、臭一郎と言った。
60
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:45:47
私は、脂ぎった薄汚いジジイの姿をしているが、中身は非常に乙女だ。
美に敏感で、嫉妬深く、感情的で、子供っぽい。そして、あれだけの数の男児を持つ父にしては、実にナイーブだ。
別れた女房は、私を奇形と呼んだ。
女房に、奇形を見抜かれた。
そのとき、全身から染み出してきた粘着性の生臭い液体が肌を伝っていく感覚を、時々思い出す。
女房は、顔をしかめながら、臭一郎と言った。
61
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:47:07
私は、脂ぎった薄汚いジジイの姿をしているが、中身は非常に乙女だ。
美に敏感で、嫉妬深く、感情的で、子供っぽい。そして、あれだけの数の男児を持つ父にしては、実にナイーブだ。
別れた女房は、私を奇形と呼んだ。
女房に、奇形を見抜かれた。
そのとき、全身から染み出してきた粘着性の生臭い液体が肌を伝っていく感覚を、時々思い出す。
女房は、全身を粘つかせた私を見て、顔をしかめながら、臭一郎と言った。
62
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:47:39
私は、脂ぎった薄汚いジジイの姿をしているが、中身は非常に乙女だ。
美に敏感で、嫉妬深く、感情的で、子供っぽい。そして、あれだけの数の男児を持つ父にしては、実にナイーブだ。
別れた女房は、私を奇形と呼んだ。
女房に、奇形を見抜かれた。
そのとき、全身から染み出してきた粘着性の生臭い液体が肌を伝っていく感覚を、時々思い出す。
女房は、顔をしかめながら、全身を粘つかせた私を見て、臭一郎と言った。
63
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:51:57
私にとって別れた女房は、はずれ、だったが、女房にとって私は、当たり、だったのだろうか。
どうか、私の新しい女房が、当たり、であればいいが。
64
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:54:10
私にとって別れた女房は、はずれ、だったが、女房にとって私は、当たり、だったのだろうか。
街中に立って、女房候補たちを見ながら、私はもう、はずれは引かないと決意した。
どうか、私の次の女房が、当たり、でありますように。
65
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:54:52
私にとって別れた女房は、はずれ、だったが、女房にとって私は、当たり、だったのだろうか。
街に立って、女房候補たちを見ながら、次こそ、はずれを引かないと決意した。
どうか、私の次の女房が、当たり、でありますように。
66
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:55:19
私にとって別れた女房は、はずれ、だったが、女房にとって私は、当たり、だったのだろうか。
私は、街に立って、行き交う女房候補たちを見ながら、次こそ、はずれを引かないと決意した。
どうか、私の次の女房が、当たり、でありますように。
67
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:55:41
私にとって別れた女房は、はずれ、だったが、女房にとって私は、当たり、だったのだろうか。
私は街に立ち、行き交う女房候補たちを見ながら、次こそ、はずれを引かないと決意した。
どうか、私の次の女房が、当たり、でありますように。
68
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 15:55:56
私にとって別れた女房は、はずれ、だったが、女房にとって私は、当たり、だったのだろうか。
私は街に立ち、行き交う女房候補たちを見ながら、次こそ、はずれ、を引かないと決意した。
どうか、私の次の女房が、当たり、でありますように。
69
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 16:01:11
私にとって別れた女房は、"はずれ"、だったが、女房にとって私は、"当たり"、だったのだろうか。
私は街に立ち、行き交う女房候補たちを見ながら、次こそ、"はずれ"、を引かないと決意した。
どうか、私の次の女房が、"当たり"、でありますように。
70
:
名無しさん
:2021/05/14(金) 16:07:45
私のどこが美しいというのか
私は醜い。
奇形じみたこの私を、どうか蔑んでおくれ。石を投げ、鞭で打ち、火を放ってくれ。
申し訳ない気持ちでいっぱいだ。地べたに頭を擦りつけ、天地万物すべてに詫びたい気持ちだ。
私の肉体や精神は奇形であった。
別れた女房は、こんな私の女房となったことを悔やんでいた。女房は、後ろを向いたまま何度も繰り返し言う。私の女房になどならなければよかったと、嘆く。貴様の呪われた子孫を何人も産んでしまったと、嗚咽交じりに言う。深くうつむいているせいで、後ろからは頭は見えず、なんだかそれは首を刎ねられたあとの罪人のように思えた。
71
:
名無しさん
:2021/05/17(月) 15:54:42
おれが、キモ一郎を殺すことが償いになるのだ。
これはキモ一郎を利用した切腹のようなものだが、おれが戦ってきた岸本や倉島や中西や安藤たちを殺すよりかは
まだマシだろう。
おれが、法の裁きを受けることで、様々なことへの償いになるのである。
キモ一郎の細い首にナイフを突き立てたい。
どんな反応をするだろうか。
野太い悲鳴をあげるだろうか。
キモ一郎は爺一郎になることなく、美しいまま死ねるのだから、美意識の高いキモ一郎は、おれに感謝するだろうから、殺すのについは問題はない。
これは、キモ一郎を使った、おれ自身の償いだ。
72
:
名無しさん
:2021/05/17(月) 16:00:58
おれは切腹するのが、怖いから代わりにキモ一郎にやってもらおう。
これは償いだから、別に悪いことではないし、キモ一郎も劇的な美しい死を迎えられるのだから、問題ない。
そうか、おれはキモ一郎に利用されていたんだな。キモ一郎はおれすらも自身の陶酔のために使うというのか。
おれが、苦痛に耐えかねてキモ一郎の筋張った体ににナイフを突き立てるように誘導していたんだな。
キモ一郎がおれを利用するというのなら、おれもキモ一郎をおれの自殺に利用してやろう。
73
:
名無しさん
:2021/05/17(月) 17:25:31
きっしょいきっしょい私の女房になりたいか。なりたいのなら、ならせてやる。
きっしょい私が、隣に寝ている。
松山慶一郎を殺してくれ。
74
:
名無しさん
:2021/05/17(月) 17:25:51
きっしょいきっしょい私の女房になりたいか。なりたいのなら、ならせてやる。
だから、松山慶一郎を殺してくれ。
75
:
名無しさん
:2021/05/17(月) 17:28:12
松山慶一郎の体に病巣が。
蝕め。破壊しろ。再起不能なくらいに、無力化しろ。
キモさが終われ。
死ね。
76
:
名無しさん
:2021/05/17(月) 17:28:44
松山慶一郎の体に病巣が。
蝕め。慶一郎の肉体を破壊しろ。再起不能なくらいに、壊せ。
キモさを終わらせろ。
死ね。
77
:
名無しさん
:2021/05/20(木) 17:35:49
クズな私は死ぬべきだ。
どうしようもない無能で、きっしょいジジイである私は死ぬべきだ。
早く死ね。
死ね。
死ね。
78
:
名無しさん
:2021/05/20(木) 17:36:28
私は死ぬべきだ。
どうしようもない無能で、全てがきっしょい私は死ぬべきなのだ。
早く死ね。
死ね。
死ね。
79
:
名無しさん
:2021/05/20(木) 17:38:55
どうしようもないな。
キッショイジジイだ。
こんなキッショイジジイ、見たことがない。
誰もがキッショイと思うだろう。
死ね。
80
:
名無しさん
:2021/05/20(木) 17:39:48
松山慶一郎の死を早くしてくれ。
松山慶一郎死ね。
すぐ死ね。
消えろ。
死ね。
81
:
名無しさん
:2021/05/21(金) 22:07:01
別れた女房は、誰よりも私のキモさを知っているさ……。
クズで、無能で、奇形。
死ぬまで、変わらない。終わらせてくれないか。
82
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 15:41:19
私のキモさに見惚れろ。
キモくて、不気味で……。とても直視できまい。
不気味なのは見た目だけじゃない。最も不気味なのは、その中身だ。
無能でクズでゴミ。
しかし、キモ一郎はそんな自分に陶酔する。
そのキモさは死ななきゃ終わらねえ。
松山慶一郎死ね。
83
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 15:46:03
別れた女房が私を殺しておけばよかったのだが。
どうしようもない無能で、クズで
キモくて、こんなゴミの私をなぜ別れた女房、おまえは殺さなかったのだ。
私がおまえを殺す理由はある。
おまえは女児を産まなかったことで、おまえは私の陶酔の邪魔をしたのである。
84
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 15:52:20
鏡に映る松山慶一郎を見て、見事なスケベジジイになったなと思った。
姿こそジジイだが、精神は中学生くらだろうか。
85
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 15:55:54
松山慶一郎は発達。
松山慶一郎はどうしようもないクズ。
ならば、松山慶一郎。松山慶一郎の肉塊は複製共が回収してくれ。
86
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 15:59:23
松山慶一郎が死んだ。
肉塊は、複製共が食ったらしいが……。
87
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 16:03:41
一昔前に流行ったちょいワルおやじという言葉があるが、松山慶一郎はそれを目指しているのか?
88
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 16:05:15
一昔前に流行ったちょいワルおやじという言葉があるが、松山慶一郎はそれを目指しているのか?
松山慶一郎はただのクズだが。
89
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 16:07:29
ジジイの姿をしているが、松山慶一郎の中身は非常に幼いのである。
例えば松山慶一郎という物体をおれが壊したとしても、また再生するのではないかという恐怖がある。
90
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 16:16:06
松山慶一郎が今よりもっとジジイになって、無能さもキモさもきたなさもさらに増して、迷惑をかけまくるのなら、一人で早く死んでくれ。
それが、おまえにできる唯一の善行だ。
91
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 16:17:59
松山慶一郎がやっかいでどうしようもないゴミジジイになるのは確定している。
価値などないのだから。
関わりたくない存在だ。
92
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 20:52:17
もう二度と松山慶一郎に会いたくない。誰も会いたくないさ、こんな気持ち悪ィジジイ。
存在も感じたくない。この世に存在して欲しくない。だから死ね。死ねクズ。
細胞の一つ一つに至るまで、すべてが気持ち悪い松山慶一郎というジジイが死ぬことを、おれは求める。
93
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 20:54:37
もう二度と松山慶一郎に会いたくない。会いたいなんて思うやつはいない。誰もが唾棄する存在。気持ち悪ぃ、どうしようもねぇジジイだ。
存在も感じたくない。この世に存在して欲しくない。だから死ね。死ねクズ。
細胞の一つ一つに至るまで、すべてが気持ち悪い松山慶一郎というジジイが死ぬことを、おれは求める。
94
:
名無しさん
:2021/06/03(木) 21:01:21
もう二度と松山慶一郎に会いたくない。会いたいなんて思うやつはいない。誰もが唾棄する存在。気持ち悪ぃ、どうしようもねぇジジイだ。
存在も感じたくない。この世に存在して欲しくない。だから死ね。死ねクズ。
細胞の一つ一つに至るまで、気持ち悪さで出来ている松山慶一郎というジジイが死ぬことを、おれは求める。
95
:
名無しさん
:2021/06/08(火) 10:32:50
私が新たな女房を調達することを諦めたなどと、思わないでもらいたい。
だが、女房として貰ってやってもいい女房候補を見つけると、その度に私と女房候補との間に、別れた女房がたちあらわれる。
結果、展望は砂漠と化してしまうのであった。
96
:
名無しさん
:2021/06/08(火) 10:33:44
私が新たな女房を調達することを諦めたなどと、思わないでもらいたい。
だが、女房として貰ってやってもいい女房候補を見つけると、その度に私と女房候補との間に、別れた忌々しい女房がたちあらわれる。
結果、展望は砂漠と化してしまうのであった。
97
:
名無しさん
:2021/06/08(火) 10:36:57
松山慶一郎死ね。
どうしようもないクズだから、死ね。
存在する意味もない。
だから、死ね。
98
:
名無しさん
:2021/06/08(火) 10:38:39
私が新たな女房を調達することを諦めたなどと、思わないでもらいたい。
だが、女房として貰ってやってもいい女房候補を見つけ、私が女房にしてやろうと近寄ると、その度に私と女房候補との間に、別れた忌々しい女房がたちあらわれる。
結果、展望は砂漠と化してしまうのであった。
99
:
名無しさん
:2021/06/08(火) 10:41:54
別れた女房は、私のキモさと無能さを存分に楽しんだはずである。
そして、呪詛をかけ松山慶一郎の死を確約してくれたはずである。
その呪詛は、発動し、松山慶一郎は死んだ。
100
:
名無しさん
:2021/06/08(火) 10:44:06
陶酔だけはかかさないキモ一郎のおぞましさで、周囲は大迷惑である。
キモ一郎はガイジである。
別れた女房がやるべきであったキモ殺し。
101
:
名無しさん
:2021/06/08(火) 16:55:58
I'm too beautiful
私は美し過ぎる
102
:
名無しさん
:2021/07/10(土) 16:57:27
今夜は、美しさに酔わせてくれ。
鏡の前に座り込んで、美しい私をうっとり眺める。
心地よい陶酔であった。
松山慶一郎のナルシズムは、極限に達したのだ。
103
:
名無しさん
:2021/07/30(金) 13:09:42
高校を留年したあの日。
私は、永遠にこのままでいたいと願った。
卒業など、絶対にするものか。
あの日から、私の老化は止まったのだ。
あの頃から、何も変わらない。
今でも私は少年のままさ……。
104
:
名無しさん
:2021/07/30(金) 13:14:25
私の陶酔のために、女房は女児を生むべきであった。
私には女児がいるべきであって、女児がいることで、私は自らにより陶酔できたのだが、女房は徹底して私の複製のような男児を産み続けた。私の複製のような男児ばかりを産むその行為は、私への反駁のようなものなのか。
女房は、抵抗をしていたというのか。
105
:
名無しさん
:2021/08/11(水) 14:18:51
とことん無能だな、私は。
高校を留年するような知能だし。
やっぱりガイジなんだ。
歳を取っても何も変わっちゃいない、あの時から、ずっと。
死ねよ、松山慶一郎。
自分に向かって、呟いてみる。
106
:
名無しさん
:2021/08/20(金) 13:14:19
女房候補の選定も終わり、新しい女房の調達が完了した。
あとは、私のキモさと無能さを旧女房の時と同じように、嫌というほど見せつけるだけ。
近いうちに、また別れるだろう。
しかし、私には女房が必要だったのだ。
私は寂しがりだからね。
107
:
名無しさん
:2021/08/20(金) 13:15:11
女房候補の選定も終わり、新しい女房の調達が完了した。
あとは、私のキモさと無能さを旧女房の時と同じように、嫌というほど見せつけるだけ。
近いうちに、また別れるだろう。
旧女房と同じように、私をキモ一郎と忌むだろう。
だが、それでも私には女房が必要だったのだ。
私は寂しがりだからね。
108
:
名無しさん
:2021/08/20(金) 13:16:30
女房候補の選定も終わり、新しい女房の調達が完了した。
あとは、私のキモさと無能さを旧女房の時と同じように、嫌というほど見せつけるだけ。
近いうちに、また別れるだろう。
旧女房と同じように、私をキモ一郎と忌むだろう。
だが、それでも私には女房が必要だったのだ。
109
:
名無しさん
:2021/09/04(土) 10:05:42
来る新婚生活に私は浮かれていた。
記憶に残る旧女房に呪詛を唱えてから、私は新女房を見た。
新女房よ、私のキモさに染まれ…!
110
:
名無しさん
:2021/09/07(火) 19:46:48
来る新婚生活に向けて、私は準備を始めた。
まず、旧女房に呪詛を唱えた。
死ね。旧女房Kよ、死ぬんだ。
新女房は、私の理想だろうか。
私のキモさと無能さを受け止め、私は美しいと信じ込ませ、陶酔をさせてくれるだろうか。
旧女房のように、私の理想と程遠い女房であったらどうすべきか。
もし、私と別れようなどと言い出せば、臭一郎を噴出しながら追いかけるしかない。
111
:
名無しさん
:2021/09/07(火) 19:54:37
旧女房は、私の理想的女房とは程遠いものであったが、新女房はどうだろうか。
私のこの無能さとキモさを受け止められるだろうか。
新女房について、私は妥協したのだ。
妥協に妥協を重ねての、選定であった。
それほど妥協してやったのだから、老一郎となった私のすべてをお世話しなさい。
キモい言葉を吐きながら、私は臭一郎を噴出する。
そんなとき、私を美しいと言っておくれ。
旧女房のように、キモ一郎とは呼ぶでない。
112
:
名無しさん
:2021/09/07(火) 19:56:09
私の美は、これからは新女房のものとなる。
尽きることのないキモさと無能さを、嫌というほど楽しませてやる。
新女房は、私のナルシズムを満たしてくれるだろうか。
113
:
名無しさん
:2021/10/01(金) 12:07:07
ナルシズムキッス
残酷なキス
キスの連射
突然のキス
音速のキス
終わらないキス
殺しのキス
114
:
名無しさん
:2021/10/08(金) 06:34:21
新女房を見ながら、呪われし睾丸を握りしめる。
どうか、若返れ。そして、私の娘を産むんだ。
睾丸からは、野太い叫びが聞こえた。
私そっくりの、その叫び声の中に、幻聴かもしれないが、私は確かに一度だけ、鈴の音のような少女の声を聞いた。
睾丸を握りしめながら、新女房を見る。
115
:
名無しさん
:2021/10/08(金) 06:35:07
新女房を見ながら、呪われし睾丸を握りしめる。
どうか、若返れ。そして、私の娘を産むんだ。
睾丸からは、野太い叫びが聞こえた。
私そっくりの、その叫び声の中、幻聴かもしれないが、私は確かに一度だけ、鈴の音のような少女の声を聞いた。
睾丸を握りしめながら、新女房を見る。
116
:
名無しさん
:2021/10/12(火) 12:45:55
若返れ、若返れ。
私は手を合わせて、女房に向け、何度も唱える。
私の再婚相手は、55歳。思った以上にオバサンだった。57歳の私には丁度いいのかもしれないが、それにしてもオバサンだった。
別に熟女好きなわけではないが、私も老いているし、我慢しなくてはならない。
その老いた肉体の向こうに、遠い昔の少女の姿を想像しようとしても、どうしても目についてしまうシワやたるみが邪魔をする。
抱いたときだって、醜く垂れた乳と、乾燥ナマコのような乳首が私の目の前に差し出され、私は泣きながらそれにしゃぶり付くのだ。
私は、女房に少女の頃の名残りを見出そうと努力した。
だが、どうやっても少女には見えず、私の目の前いるものは老婆に違いなかった。
私は、すべてをあきらめ、祈り始めた。
念仏を唱えるみたいに、女房に手を合わせて祈るのだった。
若返れ、若返れ。
117
:
名無しさん
:2021/10/12(火) 12:47:17
若返れ、若返れ。
私は手を合わせて、女房に向け、何度も唱える。
私の再婚相手は、55歳。思った以上にオバサンだった。57歳の私には丁度いいのかもしれないが、それにしてもオバサンだった。
別に熟女好きなわけではないが、私も老いているし、我慢しなくてはならない。
その老いた肉体の向こうに、遠い昔の少女の姿を想像しようとしても、どうしても目についてしまうシワやたるみが邪魔をする。
抱いたときだって、醜く垂れた乳と、乾燥ナマコのような乳首が私の目の前に差し出され、私は泣きながらそれにしゃぶり付くのだ。
私は、女房に少女の頃の名残りを見出そうと努力した。
だが、どうやっても少女には見えず、私の目の前いるものは老婆に違いなかった。
私は、すべてをあきらめ、祈り始めた。
念仏を唱えるみたいに、女房に手を合わせて祈るのだった。
若返れ、若返れ。
118
:
名無しさん
:2021/10/12(火) 13:06:20
若返れ、若返れ。
私は手を合わせて、女房に向け、何度も唱える。
私の再婚相手は、55歳。思った以上にオバサンだった。57歳の私には丁度いいのかもしれないが、それにしてもオバサンだった。
別に熟女好きなわけではないが、私も老いているし、我慢しなくてはならない。
その老いた肉体の向こうに、遠い昔の少女の姿を想像しようとしても、どうしても目についてしまうシワやたるみが邪魔をする。
抱いたときだって、醜く垂れた乳と、乾燥ナマコのような乳首が私の目の前に差し出される。私は泣きながらそれにしゃぶり付くのだ。
女房だって昔は少女であったわけで、ならばその名残りがあるはずで、それを見つけようと私は努力した。しかし、どうやっても少女には見えず、私の目の前いるものは老婆に違いなかった。
私は、すべてをあきらめ、祈り始めた。
念仏を唱えるみたいに、女房に手を合わせて祈るのだった。
若返れ、若返れ。
119
:
名無しさん
:2021/10/12(火) 13:07:32
若返れ、若返れ。
私は手を合わせて、女房に向け、何度も唱える。
私の再婚相手は、55歳。思った以上にオバサンだった。57歳の私には丁度いいのかもしれないが、それにしてもオバサンだった。
別に熟女好きなわけではないが、私も老いているし、我慢しなくてはならない。
その老いた肉体の向こうに、遠い昔の少女の姿を想像しようとしても、どうしても目についてしまうシワやたるみが邪魔をする。
抱いたときだって、醜く垂れた乳と、乾燥ナマコのような乳首が私の目の前に差し出される。私は泣きながらそれにしゃぶり付くのだ。
老婆だって昔は少女であったわけで、ならばその名残りがあるはずで、それを見つけようと私は努力した。しかし、どうやっても少女には見えず、私の目の前いるものは老婆に違いなかった。
私は、すべてをあきらめ、祈り始めた。
念仏を唱えるみたいに、女房に手を合わせて祈るのだった。
若返れ、若返れ。
120
:
名無しさん
:2021/10/12(火) 13:08:24
若返れ、若返れ。
私は手を合わせて、女房に向け、何度も唱える。
私の再婚相手は、55歳。思った以上にオバサンだった。57歳の私には丁度いいのかもしれないが、それにしてもオバサンだった。
別に熟女好きなわけではないが、私も老いているし、我慢しなくてはならない。
その老いた肉体の向こうに、遠い昔の少女の姿を想像しようとしても、どうしても目についてしまうシワやたるみが邪魔をする。
抱いたときだって、醜く垂れた乳と、乾燥ナマコのような乳首が私の目の前に差し出される。私は泣きながらそれにしゃぶり付くのだ。
老婆だって昔は少女であったわけで、ならばその名残りがあるはずで、それを見つけようと私は努力した。しかし、どうやっても少女には見えず、私の目の前いるものは老婆に違いなかった。
私は、すべてをあきらめ、祈り始めた。
念仏を唱えるみたいに、目の前の老婆に手を合わせて祈るのだった。
若返れ、若返れ。
121
:
名無しさん
:2021/10/12(火) 13:16:52
私の再婚相手は、55歳。思った以上にオバサンだった。57歳の私には丁度いいのかもしれないが、それにしてもオバサンだった。
オバサンだって昔は少女であったわけで、ならばその名残りがあるはずで、それを見つけようと私は努力した。しかし、どうやっても少女には見えず、私の目の前いるものは老婆に違いなかった。
別に熟女好きなわけではないが、私も老いているし、我慢しなくてはならないとは理解している。
老いた肉体の向こうに、遠い昔の少女の姿を想像しようとしても、どうしても目についてしまうシワやたるみが邪魔をする。
抱いたときだって、醜く垂れた乳と、乾燥ナマコのような乳首が私の目の前に差し出される。私は泣きながらそれにしゃぶり付くのだ。
私は、すべてをあきらめ、祈り始めた。
念仏を唱えるみたいに、目の前の老婆に手を合わせて祈るのだった。
若返れ、若返れ。
122
:
名無しさん
:2021/10/30(土) 21:14:37
別れた女房は私の望みであった女児を産むことはなかった。
私は、女房に何度も誓わせたはずである。
私の陶酔のために、女児を生むんだ。
美しい私には、女児が似合うんだ。
だから、生むんだ。
それが、おまえの役目なんだ。
女房の膨らんだ腹に顔面を押し当て、おちょぼ口で吸い付きながら、私は願った!
どうか、この中身が私の美しさを受け継いだ、美しい女児たらんことを!
しかし、女房はおそるべき行為で私を裏切ったのである。
女房は徹底して、私の複製のような男児ばかりを生むのであった。
それは、あまりにも私の複製じみていて、無能で、不気味な予感がする…、まさに私そのものであった。
女房は、我が複製たちに囲まれながら、満足げであった。
そして、別れておくれと叫んだ。
123
:
名無しさん
:2021/10/30(土) 21:15:35
別れた女房は私の望みであった女児を産むことはなかった。
私は、女房に何度も誓わせたはずである。
私の陶酔のために、女児を生むんだ。
美しい私には、女児が似合うんだ。
だから、生むんだ。
それが、おまえの役目なんだ。
女房の膨らんだ腹に顔面を押し当て、おちょぼ口を吸いつかせながら、私は願った!
どうか、この中身が私の美しさを受け継いだ、美しい女児たらんことを!
しかし、女房はおそるべき行為で私を裏切ったのである。
女房は徹底して、私の複製のような男児ばかりを生むのであった。
それは、あまりにも私の複製じみていて、無能で、不気味な予感がする…、まさに私そのものであった。
女房は、我が複製たちに囲まれながら、満足げであった。
そして、別れておくれと叫んだ。
124
:
名無しさん
:2021/10/30(土) 21:18:52
若返れ!、若返れ!
新女房にむけて、唱える。
私の精神は、セブンティーンなのである。
ならば、それに見合う姿になれ。
目の前の老婆にむけて、となえる。
125
:
名無しさん
:2021/10/31(日) 10:43:16
夥しい量の糞をして、漂う臭一郎を前に悦に入る。
それは、日課であった。
キモ一郎、そう呼ぶ旧女房の声が聞こえた気がした。
126
:
名無しさん
:2021/11/07(日) 13:39:53
この不気味な眼を隠すため、これからはサングラスキャラでいこうと思い立った。
死ぬまでサングラスを外さない覚悟だ。
先人たちよ、私も仲間に入れておくれ。
やくみつる、タモリ、サンプラザ中野くん、佐村河内……。
私も一緒に連れてって。
127
:
名無しさん
:2021/11/09(火) 09:13:59
探したァ……。
私は、女房と別れてから、必死に女房候補を選定した。
そして、ついに私に相応しい女房を見つけたのだ。
新女房を手にしたのに、なぜだろうか。
私は、また女房候補を選定し始めた。
目の前の老婆が、私の女房か。
精神はセヴンティーンのこの私の女房が、おまえだというのか。
128
:
名無しさん
:2021/11/11(木) 11:20:55
私の不気味な目が慌ただしく運動し、女房候補を選定していく。
そして、新女房になったのは、おまえだった。
婆であった。
どう見たって、私の目の前にいるものは、婆であった。
17歳の精神を保ち続ける私には、あまりにも、婆であった。
新しい女房であるはずなのに、老いた女房の皺だらけの顔は、美しくもなく、神聖でもなかった。しかし、その醜さと老いとは、私の内的な状態に、不断の確証を与えるかのようだった。
私は、58歳なのか?
慌てて、鏡を取り出すと、そこにはスケベそうに鼻の下を伸ばした不気味なジジイが写っていた。
129
:
名無しさん
:2021/11/11(木) 11:24:16
私の不気味な目が慌ただしく運動し、女房候補を選定していく。
そして、新女房になったのは、おまえだった。
婆であった。
どう見たって、私の目の前にいるものは、婆であった。
17歳の精神と肉体を保ち続ける私には、あまりにも、婆であった。
新しい女房であるはずなのに、老いた女房の皺だらけの顔は、美しくもなく、神聖でもなかった。しかし、その醜さと老いとは、私の内的な状態に、不断の確証を与えるかのようだった。
私は、58歳なのか?
慌てて、鏡を取り出すと、そこにはスケベそうに鼻の下を伸ばした不気味なジジイが写っていた。
130
:
名無しさん
:2021/11/14(日) 13:36:11
私の不気味な目が慌ただしく運動し、女房候補を選定していく。
そして、新女房になったのは、おまえだった。
婆であった。
どう見たって、私の目の前にいるものは、婆であった。
17歳の精神と肉体を保ち続ける私には、あまりにも、婆であった。
新しい女房であるはずなのに、なぜか 老いている女房の皺だらけの顔は、美しくもなく、神聖でもなかった。しかし、その醜さと老いとは、私の内的な状態に、不断の確証を与えるかのようだった。
私は、58歳なのか?
慌てて、鏡を取り出すと、そこにはスケベそうに鼻の下を伸ばした不気味なジジイが写っていた。
131
:
名無しさん
:2021/11/20(土) 10:43:39
私の不気味な目が慌ただしく運動し、女房候補を選定していく。
そして、新女房になったのは、おまえだった。
婆であった。
どう見たって、私の目の前にいるものは、婆であった。
17歳の精神と肉体を保ち続ける私には、あまりにも、婆であった。
新しい女房であるはずなのに、なぜか 老いている女房の皺だらけの顔は、美しくもなく、神聖でもなかった。しかし、その醜さと老いとは、私の内的な状態に、不断の確証を与えるかのようだった。
私は、58歳になるのか?
慌てて、鏡を取り出すと、そこにはスケベそうな、鼻の下を伸ばした不気味なジジイが写っていた。
132
:
名無しさん
:2021/11/20(土) 12:38:15
新女房の調達の完了までに、私が数々の女房候補の選定を重ね、旧女房のようなハズレを選ばないために、入念な審査を行った、というわけでもなかった。
私は、一刻も早く女房が欲しかったのだ。
私の呪いで満ちた睾丸が、我慢ならなかったのだ。
女児の種が、この呪いに打ち勝ち、発生していると確信している。
私は、新女房と娘を作ろうと思う。
133
:
名無しさん
:2021/11/20(土) 12:41:31
新女房の調達の完了までに、私が数々の女房候補の選定を重ね、旧女房のようなハズレを選ばないために、入念な審査を行った、というわけでもなかった。
私は、一刻も早く女房が欲しかったのだ。
私の呪いで満ちた睾丸が、我慢ならなかったのだ。
今の私の睾丸には、女児の種が呪いに打ち勝ち、発生していると確信している。
私は、新女房と娘を作ろうと思う。
134
:
名無しさん
:2021/11/20(土) 12:42:14
新女房の調達の完了までに、私が数々の女房候補の選定を重ね、旧女房のようなハズレを選ばないために、入念な審査を行った、というわけでもなかった。
実は、もう誰でもよかった。
私は、一刻も早く女房が欲しかったのだ。
私の呪いで満ちた睾丸が、我慢ならなかったのだ。
今の私の睾丸には、女児の種が呪いに打ち勝ち、発生していると確信している。
私は、新女房と娘を作ろうと思う。
135
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:00:35
間違っても、婚約解消なんてしようとは思わないことだ。
新女房、おまえは私の女房だ。
新女房、私はおまえに呪いをかけた。
新女房、おまえはずっと私の女房だ。
旧女房のように、逃げ出そうなんて思わないことだ。
136
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:04:11
新女房よ、私の前だけでも少女となれ。
私も、高校を留年したあの日に戻ろう。
セヴンティーンの私に見合う、少女になれ。
無能でキモくて金もなく、口を開けばつまらないことばかりの私にふさわしい女房になるんだ。
137
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:10:52
新女房は、何度、目を擦ったって老婆のままだった。
私は、高校を留年したあの日に戻ろう。
やり直したいのさ、あの頃を。
だから、新女房、おまえも、セヴンティーンの私に見合う、少女になれ。
無能でキモくて金もなく、口を開けばつまらないことばかりの私にふさわしい女房になるんだ。
138
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:14:51
新女房は、何度、目を擦ったって老婆のままだった。
私は、高校を留年したあの日に戻る。
今より、エネルギッシュなキモさを持っていた私に戻るから。
やり直したいのさ、あの頃を。
だから、新女房、おまえも、セヴンティーンの私に見合う、少女になれ。
そして、やり直そう。
私の理想の家庭を。娘を作ろう。
実際は、無能でキモくて金もないスケベなジジイで、口を開けばつまらないことばかりの私だが、それでも、私の理想通りの女房になるんだ。
139
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:17:57
新女房は、何度、目を擦ったって老婆のままだった。
私は、高校を留年したあの日に戻る。
今より、エネルギッシュなキモさを持っていた私に戻るから。
やり直したいのさ、あの頃を。
だから、新女房、おまえも、セヴンティーンの私に見合う、うら若き少女になれ。
そして、やり直そう。
私の理想の家庭を。娘を作ろう。
実際は、無能でキモくて金もないスケベなジジイで、口を開けばつまらないことばかりの私だが、それでも、私の理想通りの女房になるんだ。
140
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:20:06
新女房は、何度、目を擦ったって老婆のままだった。
理想とする女房とは、かけ離れたその老婆を見ながら、私はほとんど祈った。
私は、高校を留年したあの日に戻るから。
今より、エネルギッシュなキモさを持っていた私に戻る。
やり直したいのさ、あの頃を。
だから、新女房、おまえも、セヴンティーンの私に見合う、うら若き少女になれ。
そして、やり直そう。
私の理想の家庭を。娘を作ろう。
実際は、無能でキモくて金もないスケベなジジイで、口を開けばつまらないことばかりの私だが、それでも、私の理想通りの女房になるんだ。
141
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:21:19
新女房は、何度、目を擦ったって老婆のままだった。
理想とする女房とは、かけ離れたその老婆を見ながら、私はほとんど祈った。
私は、高校を留年したあの日に戻るから。
今より、エネルギッシュなキモさを持っていた私に戻る。
やり直したいのさ、あの頃を。
だから、新女房、おまえも、セヴンティーンの私に見合う、うら若き少女になれ。
そして、やり直そう。
私の理想の夫婦を。そして、娘を作ろう。
実際は、無能でキモくて金もないスケベなジジイで、口を開けばつまらないことばかりの私だが、それでも、私の理想通りの女房になるんだ。
142
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:24:14
新女房は、何度、目を擦ったって老婆のままだった。
理想とする女房とは、かけ離れたその老婆を見ながら、私はほとんど祈った。
私は、高校を留年したあの日に戻るから。
今より、エネルギッシュなキモさを持っていた私に戻る。
やり直したいのさ、あの頃を。
だから、新女房、おまえも、セヴンティーンの私に見合う、うら若き少女になれ。
そして、やり直そう。
私の理想の夫婦を。そして、娘を作ろうか。
そんなことは無理だと理解している、私は、無能でキモくて金もないスケベなジジイで、口を開けばつまらないことばかりだ、それでも、おまえだけでも私の理想通りの女房になるんだ。
若返れ、若返れ。
私は、目の前の老婆に祈った。
143
:
名無しさん
:2021/11/22(月) 13:25:29
新女房は、何度、目を擦ったって老婆のままだった。
理想とする女房とは、かけ離れたその老婆を見ながら、私はほとんど祈った。
私は、高校を留年したあの日に戻るから。
今より、エネルギッシュなキモさを持っていた私に戻る。
やり直したいのさ、あの頃を。
だから、新女房、おまえも、セヴンティーンの私に見合う、うら若き少女になれ。
そして、やり直そう。
私の理想の夫婦を。そして、娘を作ろうか。
そんなことは無理だと理解している、私は、無能でキモくて金もないスケベなジジイで、口を開けばつまらないことばかりだ、それでも、おまえだけでも私の理想通りの女房になるんだ。
若返れ、若返れ。
私は、念仏を唱えるみたいに、手を擦りながら目の前の老婆に祈った。
144
:
名無しさん
:2021/12/06(月) 20:01:09
女児の種を持たぬ、呪われし睾丸を叩く。
腐った肉を叩くような音と共に痛みがきて、これこそが、呪いを解き消す痛みであると思えた。
女児の種よ、なぜ無いのだ。
ペチン。
私は、陶酔したかったのさ。
ならば、私の陶酔はどうなるのだ。
ペチン。
美しい私の美しさを継いだ、美しい娘たらんことを。
女房の膨らんだ腹に願ったのだ。
ペチン。
ペチン。
ペチン。
日は暮れ、そして朝がきた。
腐った肉を叩くような音は、いつまでも鳴り続けた。
145
:
名無しさん
:2021/12/08(水) 11:26:39
歌うか……。
上機嫌になった私は、歌いはじめた。
新婚の私は、とても浮かれていた。
じゃあ、歌います。
こんな夜更けに響く私の歌声はさぞかし、美しかろう。
旧女房は、私の歌声をまるで屁のようだと、言っていた。
新女房は、どうかな。
私は、窄めた唇を、思い切り開いて、歌い出した。
146
:
名無しさん
:2021/12/12(日) 13:40:24
別れた女房と結婚したばかりの頃、私と女房は子を作ることになるのだが、その前に私は言った。
子は、娘ばかりが10人ほどがいいと思う。
女房は、産んだ。それはもう、たくさんの男児を。
私の複製じみた、その赤子たち。
私はもう一度言った。
子は、娘ばかりが10人ほどがいいと思う。
147
:
名無しさん
:2021/12/12(日) 14:15:02
別れた女房と結婚したばかりの頃、私と女房は子を作ることになるのだが、その前に私は言った。
子は、娘ばかり10人ほどがいいと思う。
女房は、産んだ。それはもう、たくさんの男児を。
私の複製じみた、その赤子たち。
私はもう一度言った。
子は、娘ばかり10人ほどがいいと思う。
148
:
名無しさん
:2021/12/13(月) 18:19:25
──私は、キモ一郎だ。
旧女房と別れる前、私はそう言った。
その瞬間、すべてを理解した顔をしていた。
149
:
名無しさん
:2021/12/13(月) 18:21:49
──私は、キモ一郎だ。
旧女房と別れる前、私はそう言った。
その瞬間、すべてを理解した顔をしていた。
新女房は、どうだろうか。
私のキモさと無能さを徹底して見せつけて、そして、最後に私がキモ一郎だということを告白する瞬間。
それこそが、結婚の醍醐味なんだ。
150
:
名無しさん
:2021/12/18(土) 13:24:15
惨憺たるキス
151
:
名無しさん
:2021/12/18(土) 15:27:13
夜道に、不気味な顔が浮かんだ。
このあまりにもおぞましい、昆虫を裏返しにしたような顔に、悲鳴をあげて逃げ去った女房候補。
私は、すでにもう次の女房を探してしまっていた。
新女房が、気に食わないのだ。
152
:
名無しさん
:2021/12/18(土) 15:27:54
夜道に突然、顔が浮かんだ。
このあまりにも不気味な、昆虫を裏返しにしたような顔に、悲鳴をあげて逃げ去っていった女房候補。
私は、すでにもう次の女房を探してしまっていた。
新女房が、気に食わないのだ。
153
:
名無しさん
:2021/12/18(土) 15:29:53
夜道に突然、顔が浮かんだ。
このあまりにも不気味な、昆虫を裏返しにしたような顔に、悲鳴をあげて逃げ去っていった女房候補。
私は、すでにもう次の女房を探してしまっていた。
新女房は、私の理想的女房とは違っていたのかもしれない。
154
:
名無しさん
:2021/12/18(土) 15:30:21
夜道に突然、顔が浮かんだ。
このあまりにも不気味な、昆虫を裏返しにしたような顔に、悲鳴をあげて逃げ去っていった女房候補。
私は、すでにもう次の女房を探しはじめてしまっていた。
新女房は、私の理想的女房とは違っていたのかもしれない。
155
:
名無しさん
:2021/12/19(日) 16:07:28
旧女房との暮らしは、私の理想とはかけ離れていた。
ある日、いよいよ、私は解放された。
そして、見つけた新女房。
私は、言った。
新女房、おれ、しあわせの絶頂にいるのだ。
156
:
名無しさん
:2021/12/19(日) 16:07:57
旧女房との暮らしは、私の理想とはかけ離れていた。
ある日、いよいよ、私は解放された。
そして、見つけた新女房。
私は、言った。
新女房、おれ、いま、しあわせの絶頂にいるのだ。
157
:
名無しさん
:2021/12/23(木) 12:38:14
罪人のキス
158
:
名無しさん
:2021/12/23(木) 12:40:26
旧女房との暮らしは、私の理想とはかけ離れていた。
うんざりしていた旧女房との日々は、から、ある日、いよいよ私は解放された。
そして、見つけた新女房。
私は、言った。
おれ、いま、しあわせの絶頂にいるのだ。
159
:
名無しさん
:2021/12/23(木) 12:40:52
旧女房との暮らしは、私の理想とはかけ離れていた。
うんざりしていた旧女房との日々は、ある日、いよいよ終わり、私は解放された。
そして、見つけた新女房。
私は、言った。
おれ、いま、しあわせの絶頂にいるのだ。
160
:
名無しさん
:2021/12/23(木) 12:43:41
深夜、私は物陰に隠れる。
そして、顔だけを暗がりから出して、通り掛かる者を驚かす。
161
:
名無しさん
:2021/12/28(火) 10:04:37
明日の私は、もっとキモい。
58年間、熟成されたキモさが、明日はさらに悪臭を放つだろう。
162
:
名無しさん
:2021/12/29(水) 13:26:42
松山慶一郎は、ドッペルゲンガーを発見する。
美しい私を複製したかのようなそれに、思わず目を奪われた。相手方も、そうらしい。
私たちは、ごく自然に唇を重ねていた。
そして、強毒性の唾液をお互いに流しこみ、死んだ。
163
:
名無しさん
:2021/12/29(水) 13:28:19
松山慶一郎は、ドッペルゲンガーを発見する。
美しい私を複製したかのようなそれに、思わず目を奪われた。相手方も、私を見つめていた。
その後、私たちは、ごく自然に唇を重ねていた。
そして、強毒性の唾液をお互いに流しこみ、死んだ。
164
:
名無しさん
:2021/12/29(水) 13:54:53
松山慶一郎は、ドッペルゲンガーを発見する。
美しい私を複製したかのようなそれに、思わず目を奪われた。相手方も、私を見つめていた。
その後、私たちは、ごく自然に唇を重ねていた。
倒れている松山慶一郎は、唇を窄ませたまま、満足げな死に顔をしていた。
165
:
名無しさん
:2021/12/29(水) 14:13:23
58年間熟成された私の唾液を私自身に流し込むとして、その味はいかなるものだろう。
おそらく、臭くて苦くて、強い毒性がある。
それでも、私はやらなくてはならない。
強毒性の唾液を、流し込まねばならない。
166
:
名無しさん
:2021/12/31(金) 09:38:03
別れた女房が、キモアレルギーを発症したように、新女房もキモアレルギーを発症するだろうか。
私の全身から滲む粘着性の汁と、舞い散る粉。
私は、髭をかきむしり、粉を撒き散らした。
新女房は、軽く咳き込んだ……。
急がねばならぬ。
新女房に、早くキモアレルギーを発症させるのだ。
167
:
名無しさん
:2021/12/31(金) 09:40:07
別れた女房が、キモアレルギーを発症したように、新女房もキモアレルギーを発症するだろうか。
試しにヒゲをかきむしって、粉を撒き散らしてみた。
新女房は、軽く咳き込んだ。
急がねばならぬ。
168
:
名無しさん
:2022/01/02(日) 15:40:09
本当に松山慶一郎死んでほしい
お願いします
頼むからお願いしますから
松山慶一郎死んでくれ頼む
169
:
名無しさん
:2022/01/03(月) 06:50:55
お願いしますから
松山慶一郎死んでくれ
頼むから
お願いしますから
あいつは、とにかく気持ち悪い
マジで死んでほしい
お願いします
松山慶一郎死んでくれ頼む
170
:
名無しさん
:2022/01/03(月) 10:43:34
新女房探しは、過酷だ。
行き交う女房候補たちの中から、これぞという者を、選び出すために、私の不気味な目玉がギュルギュルと回転して、女房候補たちを選定していく。
171
:
名無しさん
:2022/01/03(月) 10:44:28
新女房探しは、過酷だ。
行き交う女房候補たちの中から、これぞという者を、選び出すために、私の不気味な目玉がギュルギュルと回転して、女房候補たちを選定していく。
そして見つけた新女房に、私は兵士のように歩み寄っていった。
172
:
名無しさん
:2022/01/03(月) 11:00:12
別れた女房のことを、思い返さねェわけではない。時には、懐かしむことだってある。
ただ、薄れつつある。
鮮明に思い出せるのは、肛門くらいだ。
女房の顔すらも、石版刷りのようにはっきりとしないのに、なぜか肛門だけは、目の前にあるかのような鮮明さで思い出せるのである。
美しい、とは思わない。
もう一度、触れたいとも思わない。
だが、私にとっては、とても懐かしい記憶である。
173
:
名無しさん
:2022/01/03(月) 11:03:22
別れた女房のことを、思い返さねェわけではない。時には、懐かしむことだってある。
ただ、薄れつつある。
鮮明に思い出せるのは、肛門くらいだ。
女房の顔すらも、石版刷りのようにはっきりとしないのに、なぜか肛門だけは、目の前にあるかのような鮮明さで思い出せるのである。
美しい、とは思わない。
もう一度、触れたいとも思わない。
だが、私にとってこの記憶は、懐かしい親しみを感じられるものである。
174
:
名無しさん
:2022/01/04(火) 09:38:04
私は、睾丸に従い生きてきた。
睾丸の仰せのままに、すべてを決めてきたのだ。
別れた女房を選んだのも、睾丸であった。睾丸が選んだだけあり、別れた女房は頑丈な肉体を持っていた。
女房は、恐るべき安産で、たくさんの男児を産んだ。
たとえ何百人の男児を生んでも、壊れることはないだろうと思えた。
175
:
名無しさん
:2022/01/11(火) 18:45:17
58年間、キモさを濃縮し続けた。
年々、増すキモさ、そして腐臭。
私は、キモ一郎だから。
そして、臭一郎でもある。
176
:
名無しさん
:2022/01/20(木) 15:14:39
秘術のキス
私のナルシズムが、頂点に達した瞬間にのみ発動できる秘術がある。
それは、ナルシズム・キッス。
美しい私が、一時的にではあるが、分裂し、キスを繰り返す。
その光景のおぞましさたるや、別れた女房は、瞬時に卒倒した。
177
:
名無しさん
:2022/01/20(木) 15:15:03
秘術のキス
私のナルシズムが、頂点に達した瞬間にのみ発動できる秘術がある。
それは、ナルシズム・キッス。
美しい私が、一時的にではあるが、分裂し、キスを繰り返す。
その光景のおぞましさたるや、別れた女房は目撃の瞬時、卒倒した。
178
:
名無しさん
:2022/01/20(木) 15:15:41
秘術のキス
私のナルシズムが、頂点に達した瞬間にのみ発動できる秘術がある。
秘術「ナルシズム・キッス」
美しい私が、一時的にではあるが、分裂し、キスを繰り返す。
その光景のおぞましさたるや、別れた女房は目撃の瞬時、卒倒した。
179
:
名無しさん
:2022/01/20(木) 15:39:44
いつものように、ため息を吐きながらの帰り道、突然、後ろから誰がか刺してはくれないだろうかと期待しながら歩く。
柔らかい部分を狙え、脇腹の、そう、一番柔らかく守られていない部分、そこを狙って何度も刺せ。
そうすれば、この不気味な物体も消えることができるだろう。
そんなことを考えながら歩いていると、突然後ろから体を引っ張られた。
振り返ると、ざらついた饐えた臭いのする物が唇に当てられた。
それは、私の唇であった。
180
:
名無しさん
:2022/01/20(木) 15:40:39
いつものようにため息を吐きながらの帰り道で、突然、後ろから誰がか刺してはくれないだろうかと期待しながら歩く。
柔らかい部分を狙え、脇腹の、そう、一番柔らかく守られていない部分、そこを狙って何度も刺せ。
そうすれば、この不気味な物体も消えることができるだろう。
そんなことを考えながら歩いていると、突然後ろから体を引っ張られた。
振り返ると、ざらついた饐えた臭いのする物が唇に当てられた。
それは、私の唇であった。
181
:
名無しさん
:2022/01/20(木) 15:41:26
いつも通りのため息を吐きながらの帰り道で、突然、後ろから誰がか刺してはくれないだろうかと期待しながら歩く。
柔らかい部分を狙え、脇腹の、そう、一番柔らかく守られていない部分、そこを狙って何度も刺せ。
そうすれば、この不気味な物体も消えることができるだろう。
そんなことを考えながら歩いていると、突然後ろから体を引っ張られた。
振り返ると、ざらついた饐えた臭いのする物が唇に当てられた。
それは、私の唇であった。
182
:
名無しさん
:2022/01/20(木) 15:43:14
いつも通りのため息を吐きながらの帰り道。突然、後ろから誰がか刺してはくれないだろうかと期待しながら歩く。
柔らかい部分を狙え、脇腹の、そう、一番柔らかく守られていない部分、そこを狙って何度も刺せ。
そうすれば、この不気味な物体も消えることができるだろう。
そんなことを考えながら歩いていると、突然後ろから体を引っ張られた。
振り返ると、ざらついた饐えた臭いのする物が唇に当てられた。
それは、私の唇であった。
183
:
名無しさん
:2022/01/20(木) 15:50:04
いつも通りのため息を吐きながらの帰り道。突然、後ろから誰がか刺してはくれないだろうかと期待しながら歩く。
柔らかい部分を狙え、脇腹の、そう、一番柔らかく守られていない部分、そこを狙って何度も刺せ。
そうすれば、この不気味な物体も消えることができるだろう。
そんなことを考えながら歩いていると、突然後ろから体を引っ張られた。
振り返ると、饐えた臭いのする、ざらついた物が唇に当てられた。
それは、私の唇であった。
184
:
名無しさん
:2022/01/21(金) 07:01:53
いつも通りの帰り道。突然、後ろから誰がか刺してはくれないだろうかと期待しながら歩く。
柔らかい部分を狙え、脇腹の、そう、一番柔らかく守られていない部分、そこを狙って何度も刺せ。
そうすれば、この不気味な物体も消えることができるだろう。
そんなことを考えながら歩いていると、突然後ろから体を引っ張られた。
振り返ると、饐えた臭いのする、ざらついた物が唇に当てられた。
それは、私の唇であった。
185
:
名無しさん
:2022/01/23(日) 14:34:11
高校を留年したあの日。
私は、永遠にこのままでいたいと願った。
あの日から、私の老化は止まったのだ。
あの頃から、何も変わらない。
永遠のセヴンティーンの私なのである。
186
:
名無しさん
:2022/01/24(月) 16:29:01
いつもより長めに自分に見惚れる日もある。
それが、今日だった。
私は鏡の前から動けず、気がつけば数時間ほど経っていた。
187
:
名無しさん
:2022/02/03(木) 09:51:21
私は血走る目をして、唇をさらに尖らせた。ヤギの角の如く尖った唇で刺すのは、私自身であった。
188
:
名無しさん
:2022/02/04(金) 19:27:23
肛門のキス
私の唇と肛門は、一見して見分けがつかないほどだった。
不気味に変色した悪臭漂う唇は、もはや第二の肛門と言っていい。
毎日のように夥しい量の臭一郎をひり出している私の肛門と、私のおぞましき唇は、そう変わらない。
189
:
名無しさん
:2022/02/04(金) 19:28:28
肛門のキス
私の唇と肛門は、一見して見分けがつかないほどだった。
不気味に変色した悪臭漂う唇は、もはや第二の肛門と言っていい。
毎日のように夥しい量の臭一郎をひり出している私の肛門と、私のおぞましき唇は、そう変わらない。
どちらも、見るに耐えぬものだ。
190
:
名無しさん
:2022/02/04(金) 19:58:05
私と私の複製は、向き合い見つめあい、そのうちに唇を重ねる。
そして、同時にため息をついた。
互いの臭いため息を、吸い込んで、また吐き出す。
191
:
名無しさん
:2022/02/06(日) 17:38:06
不気味でキモくて、老一郎になったら、さらなるキモさの高みへ突入するというのに、生きる気満々であるのか。
老一郎になっても、ナルシズムは止まらねェ。
キモくて臭くて、不気味な老人だ。
192
:
名無しさん
:2022/02/08(火) 10:30:04
反抗期の真っ最中の58歳の私が、唯一反抗しない瞬間があった。
それは、愛する自分とのキスの時間であった。
あまりにも従順に、私は、私自身を受け入れるのである。
193
:
名無しさん
:2022/02/08(火) 10:31:08
反抗期の真っ最中の58歳の私が、唯一反抗しない時間があった。
それは、愛する自分とのキスの時間であった。
あまりにも従順に、私は、私自身を受け入れるのである。
194
:
名無しさん
:2022/02/09(水) 21:18:25
私の笑顔は、なんて不気味なんだろう。
これは、スマイルじゃない、キモイルだ。
195
:
名無しさん
:2022/02/10(木) 15:37:32
私の死体の前に、たくさんの女房が集ってほしいから、私は離婚を繰り返さねばならん。
初代女房、二代目女房、三代目女房、四代目女房、五代目女房、六代目女房。
私を見下ろし、取り囲む女房たち。
196
:
名無しさん
:2022/02/10(木) 15:47:07
分裂した私たちは、肛門のような唇で、吸い合う。
肛門にこびりついたチリ紙のような髭をこすりつけあう。
これぞ、魅せるキスだ。
不気味でおぞましくて、とても直視できやしない。
197
:
名無しさん
:2022/02/10(木) 16:16:36
私が、今よりもっとエネルギッシュなキモさをもっていた、あの頃に戻ろうと思う。
高校を留年したあの日に、戻ろう。
私はあの日、卒業など絶対にするものかと高らかに宣言した。
あのときから、私の老化は止まったはずだった。
しかし、微かではあるが、老いた。
だから、あの頃に戻ろう。
そして、エネル ギッシュなキモすぎるキスでもしようか。
198
:
名無しさん
:2022/02/10(木) 16:21:38
饐えた息を吐き出して、そしてまた吸い込んで、死ねないから生きる。
だが、あまりにも濃度が高ければ、あるいは。
私は、分裂して、向き合い、毒ガスを注入しあう。
199
:
名無しさん
:2022/02/10(木) 16:23:59
饐えた息を吐き出して、そしてまた吸い込んで、死ねないから生きる。
だが、あまりにも濃度が高ければ、あるいは。
私は、分裂して、向き合い、毒ガスを注入しあう。
200
:
名無しさん
:2022/02/12(土) 16:21:45
聖人の命が儚く短命であるのならば、私には呪われた長寿が約束されているように思える。
私が老人になったら、どこまでキモくなるのだろう。
今で、このキモさならば、老一郎となる頃には、さらにおぞましいことになっているだろう。
201
:
名無しさん
:2022/02/13(日) 16:22:25
女児の種を持たぬ私は、最初こそ悲しんだが、今ではこの呪われた奇形の睾丸をむしろ愛おしく思える。これでいいんだと、野太い雄叫びをあげる巨大な睾丸を撫で回す。
新女房は、まだ子を産めるだろうか。
そして、それは女児だろうか。
まだまだ希望を捨てきれない私なのだ。
202
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 09:29:07
これからは、この唇は新女房のものだから……。
私は、キモ一郎に最後のキスをした。
私が、再び離婚したその日、キモ一郎に再会することになるだろう。
そして、燃え盛るような情熱的なキスにより、焼死するだろう。
203
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 09:36:13
私は、老一郎になるのか。
高校を留年したあの日、私は永遠に卒業などするものかと、学び舎を睨みつけながら誓ったのだ。
あの日から、私の老化は止まった。
永遠の美を手にしたはずであった。
204
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 15:35:52
クズな私のおぞましい唇に相応しいのは、やはり同じようなクズの唇なのだ。
松山慶一郎は複製を作る。
そして、見るに耐えぬキスをする。
205
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 15:36:29
クズな私のおぞましい唇に相応しいのは、やはり同じようなクズの唇なのだ。
松山慶一郎は、複製を作る。
複製の名は、キモ一郎という。
そして、見るに耐えぬキスをする。
206
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 16:00:55
私の睾丸は、女児の種を持たない。
それを知った女房は、私の不気味な部分がまた増えたと、痰を吐き出しながら言った。
女房が、私の複製のような男児共に乳をやるのを傍目に見つつ、私は睾丸に耳を傾けた。
野太い雄たけびの中、微かに、鈴の音のようなものが聴こえた。
確かに、聴こえた。
それは、おびただしい数の男児の種の中で、一粒だけ存在する女児の種が発した声に違いなかった。
私は、女房に飛びかかった。
207
:
名無しさん
:2022/02/14(月) 16:02:57
私の睾丸は、女児の種を持たない。
それを知った女房は、私の不気味な部分がまた増えたと、痰を吐き出しながら言った。
女房が、私の複製のような男児共に乳をやるのを傍目に見つつ、私は睾丸に耳を傾けた。
野太い雄たけびの中、微かに、鈴の音のようなものが聴こえた。
確かに、聴こえた。
それは、おびただしい数の男児の種の中、一粒だけ存在する女児の種が発した声に違いなかった。
私は、女房に飛びかかった。
208
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 12:15:58
私は、分裂し、向き合い、キスを始めた。
愛する自分とのキスの時間は、何よりも大切な時間なのである。
邪魔されるわけにはいかないこの時を、終わらせたのは、女房の絶叫であった。
おぞましい光景を目撃した女房は、絶叫ののち卒倒した。
そして、我々はキスを再開した。
209
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 12:26:11
私の目の前に、私の複製がいた。
不気味で、汚くて、おぞましい物体だ。
それでも、私はキスせざるを得なかった。
複製の私は、唇を窄ませながら近づいてくる。
少し近づいただけで、悪臭がして、いよいよ触れようかというところで、耐えきれず私は目を閉じた。
唇に触れたものは、饐えた臭いがして、ざらついていた。
私と私のキスは、苦くて、臭くて、粘ついたキスだった。
210
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 12:27:48
私の目の前に、私の複製がいた。
見れば見るほど、不気味で、汚くて、おぞましい物体だ。
複製の私は、唇を窄ませながら近づいてくる。
少し近づいただけで、悪臭がして、いよいよ触れようかというところで、耐えきれず私は目を閉じた。
唇に触れたものは、饐えた臭いがして、ざらついていた。
私と私のキスは、苦くて、臭くて、粘ついたキスだった。
211
:
名無しさん
:2022/02/15(火) 12:41:10
饐えた息を吐き出して、そしてまた吸い込んで、それでもなぜか死なない。
松山慶一郎の体内に存在する強毒性の物質だが、耐性があるらしい。
だが、あまりにも濃度が高ければ、あるいは。
松山慶一郎は、分裂して、向き合い、毒ガスを注入しあう。
212
:
名無しさん
:2022/02/16(水) 00:07:58
狂った私と同じく、狂っている睾丸。奇形の私と同じく、奇形である我が睾丸は、女児の種を持たなかった。
されど、私はまだ気付いてはいなかった。女房に放った精虫が、女児の種であることを信じて疑わなかった。
私は、女房の膨らんだ腹に顔を押し付けながら、期待に胸と股間を膨らませながら、叫んだ。
私の美を受け継いだ、美しい女児たらんことを!!
その後、私は知らされることとなる。自身の異常さと奇形を、そして、私にそっくりの狂った奇形の睾丸を。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産み、去っていった。
そして、自由な私は、次なる女房を探し始めた。
私の睾丸は、それを望んでいたし、私自身も新たなる女房を求めていた。
213
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 14:25:43
狂った私と同じく、狂っている睾丸。奇形の私と同じく、奇形である我が睾丸は、女児の種を持たなかった。
されど、私はまだ気付いてはいなかった。女房に放った精虫が、女児の種であることを信じて疑わなかった。
私は、女房の膨らんだ腹に顔を押し付けながら、期待に胸と股間を膨らませながら、叫んだ。
この腹の中身が、私の美を受け継いだ、美しい女児たらんことを!!
その後、私は知らされることとなる。自身の異常さと奇形を、そして、私にそっくりな狂った奇形の睾丸を。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産み、去っていった。
そして、自由な私は、次なる女房を探し始めた。
私の睾丸は、それを望んでいたし、私自身も新たなる女房を求めていた。
214
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 14:31:54
私は、分裂し、向き合い、キスを始めた。
愛する自分とのキスの時間は、何よりも大切な時間なのである。
邪魔されるわけにはいかないこの時を、終わらせたのは、けたたましい女房の絶叫であった。
おぞましい光景を目撃した女房は、絶叫ののち卒倒した。
そして、我々はキスを再開した。
215
:
名無しさん
:2022/02/19(土) 14:32:17
私は、分裂し、向き合い、キスを始めた。
愛する自分とのキスの時間は、何よりも大切な時間なのである。
邪魔されるわけにはいかないこの時を、終わらせたのは、けたたましい女房の悲鳴であった。
おぞましい光景を目撃した女房は、絶叫ののち卒倒した。
そして、我々はキスを再開した。
216
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 13:33:40
狂った私と同じく、狂っている睾丸。奇形の私と同じく、奇形である我が睾丸は、女児の種を持たなかった。
されど、私はまだ気付いてはいなかった。女房に放った精虫が、女児の種であることを信じて疑わなかった。
私は、女房の膨らんだ腹に顔を押し付けながら、期待に胸と股間を膨らませながら、叫んだ。
この腹の中身が、私の美を受け継いだ、美しい女児たらんことを!!
その後、私は知らされることとなる。自身の異常さと奇形を、そして、私にそっくりな狂った奇形の睾丸を。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産み、去っていった。
そして、自由の私は、次なる女房を探し始めた。
私の睾丸は、それを望んでいたし、私自身も新たなる女房を求めていた。
217
:
名無しさん
:2022/02/20(日) 13:35:54
私は、分裂し、向き合い、キスを始めた。
愛する自分とのキスの時間は、何よりも大切な時間なのである。
邪魔されるわけにはいかないこの時を、終わらせたのは、女房のけたたましい悲鳴であった。
おぞましい光景を目撃した女房は、絶叫ののち卒倒した。
そして、我々はキスを再開した。
218
:
名無しさん
:2022/02/25(金) 08:59:01
別れた女房は、私をキモ一郎と呼んでいた。
おれの歌を、おれの顔を、おれの指毛を、おれの無能を、おれの稼ぎのなさをバカにする。
おまえ、おれのこと、わははは。
バカにするなよ、おれ、悲しいよ。
でも、実は動いてた。
心臓がドキドキ動いていた。
またキモ一郎と、呼んでおくれ。
219
:
名無しさん
:2022/02/25(金) 09:04:18
別れた女房は、私をキモ一郎と呼んでいた。
おれの歌を、おれの顔を、おれの指毛を、おれの無能を、おれの稼ぎのなさをバカにする。
おまえ、おれのこと、わははは。
バカにするなよ、おれ、悲しいよ。
でも、実は動いてた。
心臓がドキドキ動いていた。
また、キモ一郎と呼んでおくれ。
220
:
名無しさん
:2022/03/03(木) 13:55:10
私は、新女房に突然キスをした。
唇を離して、私は問う。
ブルースが流れ込んできたか?
いいえ、ただ苦みと臭みで満たされただけ。
もう一度、キスをして、私は問う。
ブルースは流れ込んできたか?
221
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:04:12
別れた女房と過ごす最後の日に、女房はキモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、死んだも同然だろうから……。
私は指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
222
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:07:01
別れた女房と過ごす最後の日に、女房はキモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、死んだも同然だろうから……。
私は、指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
223
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:13:58
私の睾丸は、女児の種を持たない。
別れた女房が言うには、そんなところも私の不気味ポイントのひとつらしい。
確かに、私の睾丸からは野太い叫びが聞こえるばかりであった。
だが、ある日、一度だけ、鈴の音のような少女の声を聞いた。
私は韋駄天の如く駆け、女房に飛びつき、野太い叫びと共にありったけの精虫を放った。
224
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:16:38
私の睾丸は、女児の種を持たない。
別れた女房が言うには、そんなところも私の不気味ポイントのひとつらしい。
確かに、私の睾丸からは、野太い叫び声がするばかりであった。
だが、ある日、一度だけ、鈴の音のような少女の声を聞いた。
それは、男児の種の海の中、たった一粒だけの女児の種が発したものに違いなかった。
私は韋駄天の如く駆け、女房に飛びつき、野太い叫びと共にありったけの精虫を放った。
225
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:17:35
私の睾丸は、女児の種を持たない。
別れた女房が言うには、そんなところも私の不気味ポイントのひとつらしい。
確かに、私の睾丸からは、野太い叫び声がするばかりであった。
だが、ある日、一度だけ、鈴の音のような少女の声を聞いた。
それは、男児の種の海の中、私を待つたった一粒の女児の種が発したものに違いなかった。
私は韋駄天の如く駆け、女房に飛びつき、野太い叫びと共にありったけの精虫を放った。
226
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:19:49
別れた女房と過ごす最後の日に、キモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、死んだも同然だろうから……。
私は、指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
227
:
名無しさん
:2022/03/08(火) 11:26:29
別れた女房と過ごす最後の日に、キモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、もう死んだも同然だろうから……。
私は、指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
228
:
名無しさん
:2022/03/10(木) 19:42:58
寂しさを紛らわすように通い詰める常連客の私へのお情けで行われた小さなステージで、私は自慢のキモさを見せつけるのである。
観客の目は、哀れんでいた。
私を。
229
:
名無しさん
:2022/03/10(木) 21:15:56
別れた女房は、生活保護を受けながら、暮らしている。
美しい私を失った女房は、死んだも同然だろう。
だから、私は時折、別れた女房を思い、歌う。
女房へのレクイエムを歌う。
230
:
名無しさん
:2022/03/11(金) 07:06:13
女房と過ごす最後の日に、キモースと呼びバカにしていた私のブルースを聞かせようと思った。
それが、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、もう死んだも同然だろうから……。
私は、指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らした。
231
:
名無しさん
:2022/03/12(土) 13:13:05
おれは、年々若返ってる。
自分でも怖いくらいである。
まるで、高校を留年したあの日に戻ったかのようだ。
今よりもっとエネルギッシュなキモさをもっていたセヴンティーンの頃のおれ。
その頃に、今戻ってきた。
だから、新女房、おまえも若返るんだ。
そして、娘を作ろう。
232
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 08:31:35
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続いた、そして酷くかび臭いのだった。
233
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 15:13:43
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続けられる。
臭みと苦味と、ブルースが絶えず流れ込む。
234
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 15:14:50
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続けられる。
臭みと苦味と、ブルースが止まることなく流れ込む。
235
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 15:15:57
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続けられる。
饐えた臭いと苦味が、そして、ブルースが止まることなく流れ込む。
236
:
名無しさん
:2022/03/19(土) 15:16:15
五月雨のキス
美しい私が分裂をして、私自身にキスをする。
それは、五月雨のように長く続けられる。
饐えた臭いと苦味が、そして、ブルースが、止まることなく流れ込む。
237
:
名無しさん
:2022/03/28(月) 11:21:18
私の睾丸に女児の種がないことは、わかっている。
私自身、心のどこかでそれを望んでいたし、別れた女房に産ませた沢山の男児に不満があるわけでもない。
変わり者な私に相応しい、特別な睾丸だ。
だが、私は一度だけ聞いたことがある。
野太い叫びしか聞こえぬ私の睾丸から、たった一度、鈴の音のような少女の声を聞いた。
238
:
名無しさん
:2022/03/29(火) 10:12:07
私は、秘術「ナルシズム・キッス」を唱え、分裂をする。
そして、濃厚なキスが繰り返される。
流れ込むのは、強毒性の苦く粘ついた唾液と、止まることのないブルースだ。
そのうちに、破裂音と共に、松山景一郎は破裂した。
239
:
名無しさん
:2022/03/29(火) 10:12:57
私は、秘術「ナルシズム・キッス」を唱え、分裂をする。
そして、濃厚なキスが繰り返される。
流れ込むのは、強毒性の苦く粘ついた唾液と、止まることのないブルースだ。
そのうちに、破裂音と共に、松山景一郎は飛散した。
240
:
名無しさん
:2022/03/29(火) 20:21:19
奇人と怪人のキス
松山景一郎という奇人が分裂し、キモ一郎という分身を作った。
奇人と怪人によるキスが繰り広げられる。
241
:
名無しさん
:2022/04/03(日) 19:09:17
女房は極めて繁殖に適した肉体をしていた。すぐ妊娠して、恐るべき安産であり、母乳の量も多い。子作りの苗床として、あまりに適しすぎていた。私は本能的にそれを見抜いていたと思える。
私は、呪われた睾丸を思うまま暴れさせることができ、女房の頑丈な体はそれに答えた。
私は幼時の頃から、子孫を残す欲求が極めて強かったから、女房の頑丈な体は有難かった。たとえ男児を百人産ませたとしても壊れることはないだろうと思えた。
242
:
名無しさん
:2022/04/04(月) 14:54:05
女房との離婚の前日に、私はブルースを歌いながら、キスをした。
これは、女房へのレクイエムのつもりであった。
美しい私を失った女房は、もう死んだも同然だろうから……。
私は、唇を離して、女房に問う。
ブルースが、流れ込んできたか?
いいえ、ただ臭みと苦味で満たされただけ。
私は、もう一度キスをして、問う。
ブルースは、流れ込んできたか?
243
:
名無しさん
:2022/04/06(水) 14:06:30
分裂し最愛の美しい自分とのキスをする行為に代償がないわけがなかった。
睾丸から女児の種を失ったのも、代償の一つだ。
されど、この程度の代償なら、喜んで差し出そう。
私は、美しき自分とのキスを愉しんだ。
244
:
名無しさん
:2022/04/06(水) 14:13:47
若返りのキス
キスをするたびに、松山景一郎は老いて、キモ一郎は若返っていく。
高校を留年したあの日のような、エネルギッシュなキモさに満ちたキモ一郎は、さらなる若さを求めて、松山景一郎にキスを行うのである。
245
:
名無しさん
:2022/04/07(木) 07:35:20
美しい私が、分裂をして、その愛しい自分の複製とのキスを愉しむ。
ナルシズムを極めた私のみが使える禁断の秘術「ナルシズム・キッス」
だが、そのような術に、代償がないわけがなかった。
私は、代償に睾丸から女児の種を失った。
私がいくら女児を願おうとも、女房は徹底して、私の複製のような男児ばかりを産むのだった。
246
:
名無しさん
:2022/04/08(金) 07:28:42
松山景一郎とキモ一郎のキスである。
洪水のように流れ込む、生臭さと苦味、そして、クズさ、無能さ、キモさ、不気味なブルース。
吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込んだのは、キモ一郎であった。
所詮おれは紛い物。
本物のキモさには敵わねぇ。
247
:
名無しさん
:2022/04/08(金) 07:30:15
松山景一郎とキモ一郎のキスである。
洪水のように流れ込む、生臭さと苦味、クズさ、無能さ、キモさ、そして、不気味なブルース。
吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込んだのは、キモ一郎であった。
所詮おれは紛い物。
本物のキモさには敵わねぇ。
248
:
名無しさん
:2022/04/09(土) 14:21:55
私の死に際、走馬灯に見るものは、やはり美しい自分の姿であった。
それも、二体。
貪るように。
249
:
名無しさん
:2022/04/15(金) 13:59:07
松山景一郎が死ねば
それでいろんなことが解決するはず
俺も前へ進める
だから、お願いします
松山景一郎死んでくれ
250
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 15:39:14
キモ試しのキス
松山景一郎と、その複製、キモ一郎。
どちらがキモくて、臭くて、無能で、クズかを確かめるためのキスが始まる。
251
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 15:43:20
私のナルシズムを満たすものであふれた、楽園があるらしい。
そこには、何でもある。
もちろん、ブルースと大量の女房候補たちも用意されている。
さあ、逝け。
冥界の地へ。
松山景一郎を、楽園へと送る。
252
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 15:52:02
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるらしい。
私は、そこでギターを抱えて、ブルースを奏でよう。
美しい女房候補たちの喝采を浴びながら……。
松山景一郎を、楽園へ送る。
253
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 18:45:41
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるという。
楽園にて、愛する自分の複製たちに囲まれ、私は永遠にブルースを奏でよう。
松山景一郎を、楽園に送るためのキスがはじまる。
254
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 18:46:11
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるという。
楽園にて、愛する自分の複製たちに囲まれながら、私は永遠にブルースを奏でよう。
松山景一郎を、楽園に送るためのキスがはじまる。
255
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 18:47:13
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるという。
楽園にて、愛する美しい自分と時々キスしながら、永遠にブルースを奏でよう。
松山景一郎を、楽園に送るためのキスがはじまる。
256
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 18:47:39
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるという。
楽園にて、愛する美しい自分と時々キスしながら、私は、永遠にブルースを奏でよう。
松山景一郎を、楽園に送るためのキスがはじまる。
257
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 23:30:52
私のナルシズムを満たすものであふれた楽園があるらしい。
その楽園にて、私は分裂を繰り返し、自らの複製を大量に作り出し、そこら中を私の美で汚していく。
あるところでは、ギターを抱えて、不気味なブルースを奏でている、またあるところでは、私同士のおぞましいキスが繰り広げられている。
松山景一郎を、楽園へと送ってやってくれ。
258
:
名無しさん
:2022/04/18(月) 23:33:19
楽園にて、松山景一郎は愛する自分とのキスを繰り返す。
その楽園は、ナルシズムを満たすには、都合の良いものばかりである。
遠くでは不気味なブルースが鳴り響く中、松山景一郎のキスは永遠に続くのである。
259
:
名無しさん
:2022/04/21(木) 12:32:12
愛する美しい自分とのキス。それこそが、私の驚異的な若さを保つ秘訣である。
鏡の前に立ち、映る美しい私にキスを繰り返す。
この行為のおかげで、私は反抗期の少年のような雰囲気を保ち続けることができている。
260
:
名無しさん
:2022/04/22(金) 23:56:49
₹₺₹₺
261
:
名無しさん
:2022/04/23(土) 16:37:10
今はもう過去が夢に出ることはない。
別れた女房も、女児の種を持たぬ奇形の睾丸も、出てこない。
夢に見るとするなら、美しい私だけが現れる夢だ。
二体の私が、キスを繰り返す夢を見た日は、私をとても幸せな気分で目覚めさせるのである。
262
:
名無しさん
:2022/04/23(土) 16:39:03
今はもう過去が夢に出ることはない。
別れた女房も、女房が産んだ男児共も、産まれるはずであった娘も、出てこない。
夢に見るとするなら、美しい私だけが現れる夢だ。
二体の私が、キスを繰り返す夢を見た日は、私をとても幸せな気分で目覚めさせるのである。
263
:
名無しさん
:2022/04/24(日) 17:24:16
おれが何故、おまえを新女房として貰ってやったか、その理由がわかるかい?
それは、おれたちが別れるとき、わかるはずだ。
おれは、プロポーズ代わりにキスをした。
そして、問う。
ブルースが、流れ込んできたか?
いいえ、臭みと苦味で満たされただけ。
おれは、もう一度、キスをして、問う。
ブルースは、流れ込んできたか?
264
:
名無しさん
:2022/04/29(金) 08:18:33
私の初恋の相手は、鏡に映る美しい自分自身だったのである。
私は、気が付くと鏡に口づけていた。
あれから50年が経ち、今でも私は鏡に映る松山景一郎という者に、キスを繰り返し続けている。
265
:
名無しさん
:2022/05/01(日) 09:25:40
キモさを凝縮して、自分自身に注ぎ込む。
50年物のキモさとクズさと無能さを、自らに注ぎ込み、松山景一郎は満足げであった。
266
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 03:20:41
私の初恋の相手は、鏡に映る美しい自分自身だったのである。
気が付くと、私は思わず鏡に口付けていた。
あれから、50年が経った。
今でも、私は鏡の中の自分へのキスを繰り返す。
松山景一郎という、物体に。
267
:
名無しさん
:2022/05/06(金) 20:51:39
直死のキス
世にも恐ろしい、私と分裂した私が行うキス。
私は、禁術ナルシズムキスを唱え、分裂し、長いキスが始まる。
その不気味なキスを目撃したら、最後だ。
268
:
名無しさん
:2022/05/06(金) 20:58:44
不意打ちのキス
再婚の時、これからは私の唇は新女房のものだから、そう言って、もう現れぬようキモ一郎に忠告をした。
私の言いつけ通りに現れなかったキモ一郎であったが、ある日、私の唇に、突然、生臭くざらついたものが当てられた。
それは、紛れもなくキモ一郎の唇であった。
269
:
名無しさん
:2022/05/08(日) 07:22:17
おやすみのキス
松山景一郎は、分裂した美しい自分とのおやすみのキスによって、私は深い眠りにつくのだった。
もう二度と目覚めない気さえする、深い眠りだ。
270
:
名無しさん
:2022/05/08(日) 07:36:14
おやすみのキス
松山景一郎は、分裂した美しい自分とのおやすみのキスによって、深い眠りにつくのだった。
もう二度と目覚めない気さえする、深い眠りだ。
271
:
名無しさん
:2022/05/08(日) 14:09:08
溺死のキス
松山景一郎は、分裂しキスをする。
濁流のように注ぎ込まれる、キモさ、クズさ、無能さ、そして不気味なブルース。
松山景一郎は、自らの全てを飲み込み、溺死した。
272
:
名無しさん
:2022/05/15(日) 22:22:43
景一郎が死ねば、その不気味な死体が裂け、真人間となった聖一郎が、現れるかもしれない。
273
:
名無しさん
:2022/05/16(月) 08:39:48
口移しのキス
景一郎は、分裂し複製を作り、自身の全てを口移しする。
キモさ、クズさ、臭さ、無能さ、そして、不気味なブルース。
すべてを、移し終えた景一郎は、事切れた。
274
:
名無しさん
:2022/05/20(金) 18:42:06
転生のキス
私が死んだら、息子たちの息子に生まれ変わろう。
275
:
名無しさん
:2022/05/21(土) 16:50:17
サプライズのキス
鏡に映る美しい自分にキスをする。
愛する美しい自分自身に贈る、サプライズのキスだ。
276
:
名無しさん
:2022/05/23(月) 16:14:42
私がギターを抱え、ブルースを奏でながら歩く……。
すると、私の後ろに列ができる。
私の女房に希望する、女房候補たちの列が。
277
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:26:06
キモさ比べのキス
オリジナルと複製、どちらがよりキモいかを確かめるためのキスが行われる。
生臭く、ざらついた唇を密着させ、互いにキモさとクズさと無能さとブルースを流し込む。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、複製であった。
所詮、おれは偽物だ。
本物のキモさにはかなわねェ。
278
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:26:42
キモさ比べのキス
オリジナルと複製、どちらがよりキモいかを確かめるためのキスが行われる。
生臭い、ざらついた唇を密着させ、互いにキモさとクズさと無能さとブルースを流し込む。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、複製であった。
所詮、おれは偽物だ。
本物のキモさにはかなわねェ。
279
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:29:21
キモさ比べのキス
オリジナルと複製、どちらがよりキモいかを確かめるためのキスが行われる。
生臭い、ざらついた唇を密着させ、互いにキモさとクズさと無能さとブルースを流し込む。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、複製であった。
所詮、おれは偽物。
本物のキモさにはかなわねェ。
280
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:30:14
キモさ比べのキス
オリジナルの景一郎と複製のどちらがよりキモいかを確かめるためのキスが行われる。
生臭い、ざらついた唇を密着させ、互いにキモさとクズさと無能さとブルースを流し込む。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、複製であった。
所詮、おれは偽物。
本物のキモさにはかなわねェ。
281
:
名無しさん
:2022/05/26(木) 16:39:44
エネルギッシュなキス
高校を留年したあの頃と同じエネルギッシュなキモさで、私は私にキスをする。
永遠に卒業などするものかと、誓ったあの日、私の老化は止まったのだ。
あの頃と、何も変わらない。
私のエネルギッシュなキモさは、不変であった。
282
:
名無しさん
:2022/05/28(土) 08:52:55
街頭のキス
ナルシズムと厚顔無恥さとぶるーすがあれば、私はこんな街中でだって、キスができる。
283
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 15:15:04
ブルースの申し子のキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでキモくて臭くて無能で、本当にブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌うブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳を塞いだ。
そのキモースを、今、おれは歌っている。
284
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 15:15:30
ブルースの申し子のキス
おれは、ブルースの申し子。
クズで、キモくて、臭くて、無能で、本当にブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌うブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳を塞いだ。
そのキモースを、今、おれは歌っている。
285
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 15:16:44
ブルースの申し子のキス
おれは、ブルースの申し子。
クズで、キモくて、臭くて、無能で、それでいてナルシストなおれは、本当にブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌うブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳を塞いだ。
そのキモースを、今、おれは歌っている。
286
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 15:17:49
ブルースの申し子のキス
おれは、ブルースの申し子。
クズで、キモくて、臭くて、無能で、本当にブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う不気味なブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳を塞いだ。
そのキモースを、今、おれは歌っている。
287
:
名無しさん
:2022/06/08(水) 19:59:03
原初のキスの記憶は、幼時の頃、鏡に映る美しい自分自身とであった。
あれから50年が経ち、相変わらず私は、鏡に映る松山景一郎という不気味な物体に、キスを繰り返している。
288
:
名無しさん
:2022/06/11(土) 17:28:10
私の奇形でまみれた肉体に当然の如く奇形であった、女児の種を持たぬ私の睾丸。
そんな呪われた睾丸を、最も恐れたのは別れた女房なのかもしれない。
私は女房を忌んだ。
女児を産んでくれなかったことよりもまず、私の睾丸が女児の種を持たない事実を明らかにしたという許されざる行為。
それは、重罪なのである。
289
:
名無しさん
:2022/06/11(土) 17:33:16
景一郎の肛門のような唇が窄まりながら、食物を飲み込み、それは体内を通り、本物の肛門から、臭一郎として排出される。
その事実が、あまりにも不気味だ。
290
:
名無しさん
:2022/06/13(月) 10:32:00
語り部のキス
291
:
名無しさん
:2022/06/13(月) 10:36:06
いつものように、愛する自分とのキスを楽しんでいると、突然、別れた女房の味が流れ込んだ。
目を開けると、そこにいたものは、別れた女房「Y」だった。
そして、女房は語りだした。
あたしはね、伊達にキモ一郎の女房を20年もやってねぇからね、語るに
292
:
名無しさん
:2022/06/15(水) 15:55:28
おれは、ナルシズムを満たすものに金を惜しまない。
別れた女房は、おれの稼ぎのなさや、キモさを嘆く。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
293
:
名無しさん
:2022/06/18(土) 20:23:02
極みのキス
キモさを極めたおれは、このキモさを誇示したくてしかたなかったのだ。
クズは、歌う。
お情けで用意されたステージで、誰も求めない不気味な歌を。
そして、最後は分裂したおれとおれのキスで終わる。
悲鳴が上がり、おれは陶酔に満たされる。
294
:
名無しさん
:2022/06/19(日) 17:50:01
おれは、歌う。
別れた女房への呪詛を。
そして、女房候補たちへの愛を。
295
:
名無しさん
:2022/06/21(火) 10:22:37
解放のキス
おれの呪われた睾丸の中に、たった1粒の女児の種がある。
そいつは、確かにおれによる解放を待っていた。
296
:
名無しさん
:2022/06/22(水) 16:01:20
有難うのキス
美しい自分に、有難う。
松山景一郎は、愛する自分自身にキスをする。
ナルシズムは満たされ、不気味なブルースの鳴り響く中、松山景一郎は昇天した。
297
:
名無しさん
:2022/06/23(木) 14:22:25
スケベジジイのキス
本能のまま生きるスケベジジイが、見るに耐えぬキスを繰り返す。
298
:
名無しさん
:2022/06/23(木) 14:58:11
スケベジジイのキス
本能のまま生きるスケベジジイが、見るに耐えぬキスを繰り返す。
おぞましいことに、どうやらこの不気味なジジイは、注目を浴びるのを好むらしい。
クズとキモさと無能さを見せつけ、絶頂に至る様を。
299
:
名無しさん
:2022/06/24(金) 07:19:32
ナルシズムを満たすものに金を惜しまないおれにとって、別れた女房は、酷く邪魔な存在だったのだ。
女房は、美しいおれを美しくないと言った。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴はほんとうにブルースだった。
おれは、女房と別れた瞬間、性器から血を発射したかと思った。
300
:
名無しさん
:2022/06/24(金) 07:29:01
ナルシズムを満たすものに金を惜しまないおれにとって、別れた女房は、酷く邪魔な存在だったのだ。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
そして、おれは愛する自分とキスをする。
301
:
名無しさん
:2022/06/25(土) 13:53:45
愛する美しい自分を複製する禁断の秘術は、おれに後遺症をもたらした。
おれは、睾丸から女児の種を失った。
おれのナルシズムは満たされたが、その代償はあまりにもでかい。
別れた女房は、おれの複製のような男児共を抱きながら、キモ一郎、キモ一郎と嗚咽しながらさけぶのだった。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
302
:
名無しさん
:2022/06/25(土) 13:54:31
愛する美しい自分を複製する禁断の秘術は、おれに後遺症をもたらした。
おれは、睾丸から女児の種を失った。
おれのナルシズムは満たされたが、その代償はあまりにもでかい。
別れた女房は、おれの複製のような男児共を抱きながら、キモ一郎、キモ一郎と叫ぶのだった。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
303
:
名無しさん
:2022/06/25(土) 14:03:34
愛する美しい自分を複製する禁断の秘術に、代償がないわけがなかった。
おれは、ナルシズムを存分に満たすかわりに、睾丸から女児の種を失った。
女房は、おれの複製のような男児共に乳を吸わせながら、怪訝そうに、おれの睾丸を見た。
304
:
名無しさん
:2022/06/25(土) 14:07:05
愛する美しい自分を複製する禁断の秘術に、代償がないわけがなかった。
おれは、ナルシズムを存分に満たすかわりに、睾丸から女児の種を失った。
女房は、おれの複製のような男児共に乳を吸わせながら、おれの玉を指して、この玉は呪われていると語った。
おれは、ギターで女房を殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
305
:
名無しさん
:2022/06/25(土) 19:07:37
愛する美しい自分を複製する禁断の秘術に、代償がないわけがなかった。
おれは、複製した美しい自分とのキスを愉しんだ、その代わりに、睾丸から女児の種を失った。
そんなおれの玉を別れた女房は、呪われた金玉と呼んでいた。
だが、おれは知っている。
女房は、何よりおれの玉を愛していた。
306
:
名無しさん
:2022/06/25(土) 19:08:25
愛する美しい自分を複製する禁断の秘術に、代償がないわけがなかった。
おれは、複製した美しい自分とのキスを愉しんだ、その代わりに、睾丸から女児の種を失った。
そんなおれの玉を別れた女房は、呪われた金玉と呼び忌んだ。
だが、おれは知っている。
女房は、何よりおれの玉を愛していた。
307
:
名無しさん
:2022/06/26(日) 15:26:40
金玉味のキス
美しい愛する自分を複製する禁断の秘術に代償がないわけがなかった。
おれは、美しい自分とのキスをことができたが、代わりに睾丸から女児の種を失った。
女房には、伝えなかった。
女房は、おれの複製のような男児共に乳をやりながら、不満げにおれの玉を見た。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
308
:
名無しさん
:2022/06/26(日) 15:27:17
金玉味のキス
美しい愛する自分を複製する禁断の秘術に代償がないわけがなかった。
おれは、美しい自分とのキスを楽しむことができたが、代償として睾丸から女児の種を失った。
女房には、伝えなかった。
女房は、おれの複製のような男児共に乳をやりながら、不満げにおれの玉を見た。
おれは、女房をギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
309
:
名無しさん
:2022/06/26(日) 20:23:26
金玉味のキス
美しい愛する自分を複製する禁断の秘術に代償がないわけがなかった。
おれは、美しい自分とのキスを楽しむことができたが、代償として睾丸から女児の種を失った。
女房は、おれの複製のような男児共に乳をやりながら、どこか悲しげであった。
310
:
名無しさん
:2022/06/28(火) 19:04:05
金玉味のキス
愛する美しい自分を複製する禁断の秘術に代償がないわけがなかった。
おれは、美しい自分とのキスを楽しむことができたが、代償として睾丸から女児の種を失った。
その日から、おれのキスは金玉味になった。
311
:
名無しさん
:2022/06/29(水) 02:03:40
極楽浄土のキス
松山景一郎は南無阿弥陀仏を唱えたあと、愛する自分自身とのキスを行い昇天する。
そして、息子の息子へと生まれ変わる。
312
:
名無しさん
:2022/06/30(木) 12:38:10
極楽浄土のキス
松山景一郎は南無阿弥陀仏を唱えたあと、愛する自分自身とのキスを行い昇天する。
そして、極楽浄土にて愛する自分自身とのキスを56億7千万年の間、繰り返す。
313
:
名無しさん
:2022/06/30(木) 12:38:46
極楽浄土のキス
松山景一郎は南無阿弥陀仏を唱えたあと、昇天する。
そして、極楽浄土にて愛する自分自身とのキスを56億7千万年の間、繰り返す。
314
:
名無しさん
:2022/06/30(木) 18:42:50
ナルシズムのためなら女房だって泣かすのだ、おれは。
うるせぇ女房を、おれはギターで殴った。
あのときの悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
そして、おれは愛する自分と歓喜のキスをする。
315
:
名無しさん
:2022/06/30(木) 18:43:34
ナルシズムのためなら女房だって泣かすのだ、おれは。
うるせぇ女房を、おれはギターで殴った。
あのときの女房の悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
そして、おれは愛する自分と歓喜のキスをする。
316
:
名無しさん
:2022/07/02(土) 10:26:27
ナルシズムのためなら女房だって泣かすのだ、おれは。
うるせぇ女房を、おれはギターで殴った。
醜い顔をさらに歪め、離婚だ、離婚だと叫ぶ女房に、もう一度ギターを振り下ろした。
あのときの女房の悲鳴は、ほんとうにブルースだった。
アンプから流れる、歪んだギターの音と、ハウリング、そして女房の絶叫。
そして、おれは愛する自分と歓喜のキスをする。
317
:
名無しさん
:2022/07/06(水) 19:41:59
独白のキス
私は、景一郎の女房を十何年もやっていましたからねェ、そりゃあ、景一郎のことはよーくわかってますよ。
キモさの全てを見届けた生き証人と言っていいでしょうねェ。
景一郎が人間ではなく、昆虫の一種であると理解したのは、わりと早い段階でしたねェ。
何万回、この生臭くざらついた唇が天から降り注いだことだろうか。
私は、昆虫を裏返したような、この不気味な顔が降り注ぐたび、意識の遠のきを感じた。
細く鋭く窄められた唇を、私の口内にねじ込み、景一郎は謎の液体を注入してくるのです。
その液体には、クズとキモさと臭さとブルースが混じってました。
318
:
名無しさん
:2022/07/06(水) 19:53:20
独白のキス
Yはかく語りき。
私は、十何年も景一郎の女房をやってきたからねェ、そりゃあ、景一郎のことは、よーく知ってますよ、ええ。
あのキスの味だけは、忘れたくても、忘れられませんねェ。
キモさとクズさと臭さと無能さとナルシズムに満ちたあの味はねェ。
何度、口を濯いでも、流し込まれた液体の味は消えやしやせん。
319
:
名無しさん
:2022/07/06(水) 19:54:09
独白のキス
Yはかく語りき。
私は、十何年も景一郎の女房をやってきたからねェ、そりゃあ、景一郎のことは、よーく知ってますよ、ええ。
キモさの生き証人と言ったところですかねェ。
あのキスの味だけは、忘れたくても、忘れられませんねェ。
キモさとクズさと臭さと無能さとナルシズムに満ちたあの味はねェ。
何度、口を濯いでも、流し込まれた液体の味は消えやしやせん。
320
:
名無しさん
:2022/07/06(水) 19:54:52
独白のキス
初代女房「Y」はかく語りき。
私は、十何年も景一郎の女房をやってきたからねェ、そりゃあ、景一郎のことは、よーく知ってますよ、ええ。
キモさの生き証人と言ったところですかねェ。
あのキスの味だけは、忘れたくても、忘れられませんねェ。
キモさとクズさと臭さと無能さとナルシズムに満ちたあの味はねェ。
何度、口を濯いでも、流し込まれた液体の味は消えやしやせん。
321
:
名無しさん
:2022/07/06(水) 19:57:45
独白のキス
初代女房「Y」はかく語りき。
私は、十何年も景一郎の女房をやってきたからねェ、そりゃあ、景一郎のことは、よーく知ってますよ、ええ。
景一郎のキモさの生き証人と言ったところですかねェ。
あたしも、変人ですが、あいつは、あたしを軽く越えていきましたわ。
あの何万回と行われた不気味なキスの味だけは、忘れたくても、忘れられませんねェ。
キモさとクズさと臭さと無能さとナルシズムに満ちたあの味はねェ。
何度、口を濯いでも、流し込まれた液体の味は消えやしやせん。
322
:
名無しさん
:2022/07/06(水) 19:58:25
独白のキス
初代女房「Y」はかく語りき。
アタシは、十何年も景一郎の女房をやってきたからねェ、そりゃあ、景一郎のことは、よーく知ってますよ、ええ。
景一郎のキモさの生き証人と言ったところですかねェ。
アタシも、変人ですが、あいつは、あたしを軽く越えていきましたわ。
あの何万回と行われた不気味なキスの味だけは、忘れたくても、忘れられませんねェ。
キモさとクズさと臭さと無能さとナルシズムに満ちたあの味はねェ。
何度、口を濯いでも、流し込まれた液体の味は消えやしやせん。
323
:
名無しさん
:2022/07/06(水) 19:58:48
独白のキス
初代女房「Y」はかく語りき。
アタシは、十何年も景一郎の女房をやってきたからねェ、そりゃあ、景一郎のことは、よーく知ってますよ、ええ。
景一郎のキモさの生き証人と言ったところですかねェ。
アタシも、変人ですが、あいつは、あたしを軽く越えていきましたわ。
あの何万回と行われた不気味なキスの味だけは、忘れたくても、忘れられませんねェ。
キモさとクズさと臭さと無能さと不気味なナルシズムに満ちたあの味はねェ。
何度、口を濯いでも、流し込まれた液体の味は消えやしやせん。
324
:
名無しさん
:2022/07/06(水) 20:00:08
独白のキス
初代女房「Y」はかく語りき。
アタシは、十何年も景一郎の女房をやってきたからねェ、そりゃあ、景一郎のことは、よーく知ってますよ、ええ。
景一郎のキモさの生き証人と言ったところですかねェ。
アタシも景一郎の女房になろうなんてするくらいですから、相当な狂人ですが、あいつは、あたしを軽く越えていきましたわ。
あの何万回と行われた不気味なキスの味だけは、忘れたくても、忘れられませんねェ。
キモさとクズさと臭さと無能さと不気味なナルシズムに満ちたあの味はねェ。
何度、口を濯いでも、流し込まれた液体の味は消えやしやせん。
325
:
名無しさん
:2022/07/07(木) 18:44:11
独白のキス
初代女房「Y」はかく語りき。
景一郎……、ああ、アイツのことですか……。
ええ、たしかにアタシは景一郎の妻でしたねェ。
ただ、もう、アイツとの暮らしは記憶からは少しづつ薄れつつありますねェ。
でも、忘れられないモンがたった一つ。
アイツが夜毎に、アタシに繰り返すキスの味ですよ、ええ。
昆虫を裏返したような顔をして、唇を鋭く細く窄ませ、アタシの口内にそれを差し込み、汁を流し込むんですわ。
あの味だけは、忘れられませんねェ。
例えるなら、キモさクズさと無能さと不気味なブルースの味でしたねェ。
326
:
名無しさん
:2022/07/11(月) 15:32:18
ナルキッソスのキス
おれが、鏡というものを初めて見たときの衝撃たるや、尋常ではなかった。
気がつくと、おれは、目の前にいる、美しい少年に、キスを繰り返した。
あれから、50年が経ち、おれはまだ、鏡に映る自分自身にキスを繰り返している。
327
:
名無しさん
:2022/07/11(月) 15:32:52
ナルキッソスのキス
おれが、鏡というものを初めて見たときの衝撃たるや、尋常ではなかった。
気がつくと、おれは、目の前にいる美しい少年に、キスを繰り返していた。
あれから、50年が経ち、おれはまだ、鏡に映る自分自身にキスを繰り返している。
328
:
名無しさん
:2022/07/11(月) 21:13:44
景一郎の自己愛は、頂点に達している。
クズさもキモさも臭さも、景一郎にとっては、むしろ誇らしいものですらある。
そんな景一郎はおぞましいキスを、見せつける。
329
:
名無しさん
:2022/07/12(火) 13:41:02
大物ミュージシャンのキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでサイコで臭くてキモくて、ほんとうにブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う、下手くそなブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳をふさいだ。
おれは、今、そのキモースを歌っている。
旧女房への呪詛を、そして、新女房への愛を、キモースにのせて。
330
:
名無しさん
:2022/07/12(火) 13:45:05
ナルキッソスのキス
鏡というものを初めて見たとき、気がつくと、目の前にいる美しい少年に、おれは、キスを繰り返していた。
あれから、50年が経ち、おれはまだ、鏡に映る自分自身にキスを繰り返している。
331
:
名無しさん
:2022/07/12(火) 13:46:21
大物ミュージシャンのキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでサイコで臭くてキモくて、ほんとうにブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う、下手くそなブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳をふさいだ。
お情けで用意された小さなステージで、おれは、そのキモースを歌っている。
旧女房への呪詛を、そして、新女房への愛を、キモースにのせて。
332
:
名無しさん
:2022/07/12(火) 13:46:40
大物ミュージシャンのキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでサイコで臭くてキモくて、ほんとうにブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う、下手くそなブルースを、別れた女房はキモースと呼び耳をふさいだ。
お情けで用意された小さなステージで、おれは今、そのキモースを歌っている。
旧女房への呪詛を、そして、新女房への愛を、キモースにのせて。
333
:
名無しさん
:2022/07/12(火) 13:47:29
大物ミュージシャンのキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでサイコで臭くてキモくて、ほんとうにブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う、下手くそなブルースを、別れた女房はキモースと呼び、耳をふさいだ。
お情けで用意された小さなステージで、おれは今、そのキモースを歌っている。
旧女房への呪詛を、そして、新女房への愛を、キモースにのせて。
334
:
名無しさん
:2022/07/12(火) 15:31:16
輪廻転生のキス
おれが死んだら、息子の息子に生まれ変わろうと思う。
でも、赤ちゃんのおれを見て、息子はおれだと気付いてくれるかな。
だから、おれは決めたんだ。
おれだとわかるように、徹底してクズになろう。
335
:
名無しさん
:2022/07/12(火) 18:43:53
輪廻転生のキス
おれが死んだら、息子の息子に生まれ変わろうと思う。
おれが生まれ出るということは、最高の贈り物になる。
でも、赤ちゃんのおれを見て、息子はおれだと気付いてくれるかな。
336
:
名無しさん
:2022/07/12(火) 18:44:08
輪廻転生のキス
おれが死んだら、息子の息子に生まれ変わろうと思う。
おれが生まれ出るということは、最高の贈り物になる。
でも、赤子のおれを見て、息子はおれだと気付いてくれるかな。
337
:
名無しさん
:2022/07/13(水) 07:11:02
景一郎のアストラル界への旅立ちを願って
338
:
名無しさん
:2022/07/13(水) 07:24:55
松山景一郎はアストラル界にて、愛する自分自身とのおぞましいキスを繰り返す。
339
:
名無しさん
:2022/07/13(水) 08:12:19
輪廻転生のキス
おれが死んだら、息子の息子に生まれ変わろうと思う。
おれが生まれ出るということは、最高の贈り物になる。
赤子になったおれに、キスをしてくれ。
340
:
名無しさん
:2022/07/13(水) 08:15:22
別れた女房に何万回と繰り返した、おれの美しいキス。
それを、ふいに思い出した。
おれたちは、似た者夫婦だった。
キモくてクズで無能で、そしてブルースだった。
おれはギターを手にとって、歌いだした。
別れた女房への呪詛を。
そして、新女房への愛を。
341
:
名無しさん
:2022/07/13(水) 08:17:08
別れた女房と何万回と繰り返した、おれの美しいキス。
それを、ふいに思い出した。
おれたちは、似た者夫婦だった。
キモくてクズで無能で、そしてブルースだった。
おれはギターを手にとって、歌いだした。
別れた女房への呪詛を。
そして、新女房への愛を。
342
:
名無しさん
:2022/07/13(水) 18:32:56
おれを癒やすのは、いつだって、この生臭い、ざらついている、この唇だったのだ。
おれは、秘術ナルシズムキッスにより分裂を指し得て、美しい愛する自分を複製す。
そして、行われるのは、見るに耐えぬ蛮行。
343
:
名無しさん
:2022/07/13(水) 18:35:35
ナルキッソスのキス
鏡というものを初めて見たとき、気がつくと、目の前にいる美しい少年に、おれは、キスを繰り返していた。
あれから、50年が経ち、おれはまだ、鏡に映る自分自身にキスを繰り返している。
生臭く、ざらくついた、おれの唇。
それを、何度も、何度も、ぶつけ合い、毒液に違いない唾液を注入しあう。
そんな、おぞましい光景が、今宵も。
344
:
名無しさん
:2022/07/13(水) 23:28:31
ナルキッソスのキス
鏡というものを初めて見たとき、気がつくと、目の前にいる美しい少年に、おれは、キスを繰り返していた。
あれから、50年が経ち、おれはまだ、鏡に映る自分自身にキスを繰り返している。
生臭く、ざらくついた、おれの唇。
それを、何度も、何度も、ぶつけ合い、毒液に違いない唾液を注入しあう。
別れた女房が、悲鳴をあげたこの光景が、今宵も。
345
:
名無しさん
:2022/07/14(木) 14:43:43
倦怠期のキス
ナルシズムを極めたおれだが、それでも倦怠期というものがなかったわけではない。
自分とのキスに吐き気を伴うときだってあったのだ。
だが、それを乗り越えた後の、キスは、恐ろしかった。
おれのおぞましい唇と、ケツ穴にこびりついたチリ紙のようなヒゲを、おれは激しく擦り合わせる。
346
:
名無しさん
:2022/07/14(木) 14:50:23
倦怠期のキス
ナルシズムを極めたおれだが、それでも倦怠期というものがなかったわけではない。
自分とのキスに吐き気を伴うときだってあったのだ。
だが、それを乗り越えた後のキスは、あまりにも激しかった。
ざらついた、生臭い、おれの唇は、数日間、おれの唇から離れることはなかった。
347
:
名無しさん
:2022/07/14(木) 14:59:50
ナルキッソスのキス
鏡というものを初めて見たとき、気がつくと、目の前にいる美しい少年に、おれは、キスを繰り返していた。
あれから、50年が経ち、おれはまだ、鏡に映る自分自身にキスを繰り返している。
生臭く、ざらくついた、おれの唇。
それを、何度も、何度も、ぶつけ合い、毒液に違いない唾液を注入しあう。
別れた女房が、悲鳴をあげたこの光景が、今宵も繰り広げられる。
348
:
名無しさん
:2022/07/22(金) 14:51:43
私の睾丸は、女児の種を持たない。
これは、誰にも打ち明けることはない、秘め事であった。
しかし女房は、女児を求めた。
スケベジジイである私も、当然そうしたかったが、我が睾丸は、徹底して女児の種を作らなかった。
私は、女房に事実を告げぬまま、何人もの男児を作り上げた。
ある日、女房は言った。
私の睾丸を持って、この玉は、呪われている。
醜く愚鈍な女房だと思っていた。
そんな、女房が、私の睾丸の秘密を見抜いたのである。
次の日、私は見た。
夜更けに、密かに家を抜け出し、男たちに誘いをかける姿を。
私は、気が付かなかったことにするほかなかった。
だが、驚くことに私は、ひどく興奮していた。
349
:
名無しさん
:2022/07/27(水) 10:51:28
夏休みのキス
松山景一郎の夏。
最後の夏。
そして、キス。
350
:
名無しさん
:2022/07/27(水) 11:31:03
おれは、女房が騒ぎ立てる度に、キスで黙らせてきた。
そんな超絶技巧のキスを、自分自身に繰り出したら、おれはどうなるのだろう。
ある日、おれは禁断の秘術によって、美しい自分の複製を作った。
そして、おれはおれ自身にキスをした。
351
:
名無しさん
:2022/07/27(水) 12:15:16
おれは、女房が騒ぎ立てる度に、キスで黙らせてきた。
そんな超絶技巧のキスを、自分自身に繰り出したら、おれはどうなるのだろう。
352
:
名無しさん
:2022/07/27(水) 12:16:41
おれは、女房が騒ぎ立てる度に、キスで黙らせてきた。
そんな超絶技巧のキスをおれ自身が受けたら、どうなるのだろう。
キモさとクズさと臭さとブルースを限界まで流し込まれ、破裂するのだろうか。
353
:
名無しさん
:2022/07/27(水) 15:54:12
松山景一郎の夏。
スケベジジイの夏。
最後の夏に、松山景一郎は、美しい自分とのキスをする。
354
:
名無しさん
:2022/07/27(水) 21:23:06
松山景一郎の夏。
スケベジジイの夏。
松山景一郎の夏がこれで最後でありますように。
355
:
名無しさん
:2022/07/27(水) 21:23:50
松山景一郎の夏。
スケベジジイの色欲の夏。
松山景一郎の夏がこれで最後でありますように。
356
:
名無しさん
:2022/07/28(木) 11:21:28
倦怠期のキス
ナルシズムを極めたおれだが、それでも倦怠期というものがなかったわけではない。
自分とのキスに吐き気を伴うときだってあったのだ。
だが、それを乗り越えた後のキスは、あまりにも激しかった。
生臭く、ざらついたおれの唇は、数日間、離れることはなかった。
357
:
名無しさん
:2022/07/28(木) 11:23:12
おれは、女房が騒ぎ立てる度に、キスで黙らせてきた。
キモさとクズさとブルースを流し込むおれのキスを喰らった女房は、しばらく立ち上がれんほどであった。
358
:
名無しさん
:2022/07/30(土) 07:47:34
キモさとキモさ。
クズとクズ。
臭さと臭さ。
松山景一郎と、その複製をぶつけ合えば、浄化され、もしくは聖一郎として生まれ変わるかもしれぬ。
359
:
名無しさん
:2022/07/30(土) 07:48:05
キモさとキモさ。
クズとクズ。
臭さと臭さ。
松山景一郎と、その複製をぶつけ合えば、悪は浄化され、聖一郎として生まれ変わるかもしれぬ。
360
:
名無しさん
:2022/07/30(土) 14:53:25
幼時の頃、おれは突然、見知らぬ不気味な汚いジジイにキスをされた。
今思えば、あれは未来のおれだったのだろう。
あのキスの味は、今でも忘れることはない。
流れ込んできたキモさとクズさと臭さとブルースは、確かにおれの味だった。
361
:
名無しさん
:2022/07/30(土) 14:54:09
幼時の頃、おれは突然、見知らぬ不気味な汚いジジイにキスをされた。
今思えば、あれは未来のおれだったのだろう。
あのキスの味は、今でも忘れることはない。
流れ込んだ、キモさとクズさと臭さと不気味なブルース。
あれは確かに、おれの味だった。
362
:
名無しさん
:2022/07/30(土) 14:54:47
幼時の頃、突然、見知らぬ不気味な汚いジジイにキスをされた。
今思えば、あれは未来のおれだったのだろう。
あのキスの味は、今でも忘れることはない。
流れ込んだ、キモさとクズさと臭さと不気味なブルース。
あれは確かに、おれの味だった。
363
:
名無しさん
:2022/07/31(日) 22:57:06
特別キモいおれだが、誰もが敵わないだろうナルシズムを持っていた。
ある日、おれは目の前におれ自身の複製を見た。
それは、おれの目にはあまりにも美しく見えたのである。
気がついた時は、もうキスは始まっていた。
364
:
名無しさん
:2022/07/31(日) 22:57:30
特別キモいおれだが、誰もが敵わないだろうナルシズムを持っていた。
ある日、おれは目の前におれ自身の複製を見た。
それは、おれの目にはあまりにも美しく見えたのである。
気がついた時は、もうキスは始まっていた。
猛毒の唾液が流れ込み、松山景一郎は死んだ。
365
:
名無しさん
:2022/07/31(日) 22:57:46
特別キモいおれだが、誰もが敵わないだろうナルシズムを持っていた。
ある日、おれは目の前におれ自身の複製を見た。
それは、おれの目にはあまりにも美しく見えたのである。
気がついた時、もうキスは始まっていた。
猛毒の唾液が流れ込み、松山景一郎は死んだ。
366
:
名無しさん
:2022/08/01(月) 10:19:25
おれがナルシズムを極めたある日、突然目の前に、おれの複製が現れた。
気が付いたときには、もうキスが始まっていた。
ざらついた、生臭いおれの唇は三日三晩離れることはなかった。
367
:
名無しさん
:2022/08/05(金) 01:35:03
おれがいつものように、愛する美しい自分とのキスを楽しんできたとき、それは起こった。
突如、睾丸に痛烈な快感が走った。
性器から血を発射したかと思った。
その日、おれは女児の種を失った。
これは、代償なのか。
368
:
名無しさん
:2022/08/07(日) 21:00:47
再降臨のキス
おれは死んだら、おれの息子の息子に生まれ変わると決めている。
おれが生まれ出るということ、それは最高の贈り物である。
我が息子よ、どうか、赤子のおれにキスをしてくれ。
369
:
名無しさん
:2022/08/09(火) 10:15:46
おれがナルシズムとキモさを極めたある日、突然目の前に、おれの複製が現れた。
そして、気が付いたときには、もうキスが始まっていた。
ざらついた、生臭いおれの唇は三日三晩離れることはなかった。
370
:
名無しさん
:2022/08/09(火) 10:16:15
おれがナルシズムとキモさを極めたある日、突然目の前に、おれの複製が現れた。
そして、気が付いたときには、もうキスが始まっていた。
ざらついた、生臭い松山景一郎たちの唇は三日三晩離れることはなかった。
371
:
名無しさん
:2022/08/09(火) 10:16:53
おれがナルシズムとキモさを極めたある日、突然目の前に、おれの複製が現れた。
そして、気が付いたときには、もうキスが始まっていた。
松山景一郎たちの、ざらついた、生臭い唇は、三日三晩離れることはなかった。
372
:
名無しさん
:2022/08/09(火) 23:32:42
ナルシズムを極めたおれには、ありえない話だが、もしも、おれが老いて老一郎になったとして、そのときまで新女房はおれの女房でいるだろうか。
373
:
名無しさん
:2022/08/09(火) 23:34:55
ナルシズムを極めたおれには、ありえないことだが、もしも、おれが老いて老一郎になったとして、そのときまで新女房はおれの女房でいるだろうか。
374
:
名無しさん
:2022/08/10(水) 09:27:44
おれは、複製した美しい自分とのキスする禁断の術の代償によって、睾丸から女児の種を失った。
女房は、おれの玉を持って、悲しげに、この玉は呪われた玉だと、嘆いた。
375
:
名無しさん
:2022/08/10(水) 09:28:40
おれは、複製した美しい自分とのキスする禁断の術の代償によって、睾丸から女児の種を失った。
女房は、おれの玉を持って、この玉は呪われた玉だと、悲しげに嘆いた。
だが、何より悲しんだのは、スケベジジイのこのおれだった。
376
:
名無しさん
:2022/08/10(水) 09:32:12
おれは、複製した美しい自分とのキスする禁断の術の代償によって、睾丸から女児の種を失った。
女房は、おれの玉を持って、この玉は呪われた玉だと、悲しげに嘆いた。
おれは、女房に平手を打った。
そして、おもむろにブルースを歌いはじめた。
377
:
名無しさん
:2022/08/10(水) 09:33:31
おれは、複製した美しい自分とのキスする禁断の術の代償によって、睾丸から女児の種を失った。
女房は、おれの複製のような男児たちに乳をやりながら、おれの玉に手を伸ばした。
女房は、おれの玉を持って、この玉は呪われた玉だと、悲しげに嘆いた。
おれは、女房に平手を打った。
そして、おもむろにブルースを歌いはじめた。
378
:
名無しさん
:2022/08/11(木) 16:52:46
おれは、美しい自分を複製する禁断の術を使い、自らの分身を作り出した。
二体の松山景一郎は、長い時間をかけ互いのナルシズムを満たし合った。
この術の代償によって、おれは、睾丸から女児の種を失った。
それを知った女房は、おれの玉を持って、悲しげに、この玉は呪われた玉だと嘆いた。
379
:
名無しさん
:2022/08/11(木) 16:58:04
様々な因果が重なった結果、おれは睾丸から女児の種を失った。
その日から、おれの目は酷く妖しくなった。
サングラスの下のおれの目は、慌ただしく運動し、新たな女房を探す。
380
:
名無しさん
:2022/08/11(木) 16:59:07
サングラスの下のおれの目は、慌ただしく運動し、新たな女房を探す。
381
:
名無しさん
:2022/08/11(木) 17:08:57
女房との別れの前日、おれは最後くらいは、キスをくれてやろうと思った。
唇を窄ませ、女房の唇へと伸ばす。
女房は、逃げようとしたが、おれは逃がさなかった。
以前、女房はおれの顔を甲虫を裏返した腹部のような顔だと言っていた。
おれは、黒光りする甲虫となって、女房にしがみつき、唇を押し付けた。
おれの唇は、より鋭く窄まって、女房へと毒液に違いない唾液を流し込む。
キモさとクズさとブルースが女房へと流れ込む。
382
:
名無しさん
:2022/08/11(木) 17:13:56
女房との別れの前日、おれは最後くらいは、キスをくれてやろうと思った。
唇を窄ませ、女房の唇へと伸ばす。
女房は、逃げようとしたが、おれは逃がさなかった。
以前、女房はおれの顔を甲虫を裏返した腹部のような顔だと言っていた。
おれは、黒光りする甲虫となって、女房にしがみつき、唇を押し付けた。
おれの唇は、より鋭く窄まって、女房へと毒液に違いない唾液を放つ。
キモさとクズさとブルースが女房へと流れ込む。
383
:
名無しさん
:2022/08/11(木) 17:14:34
女房との別れの前日、おれは最後くらいは、キスをくれてやろうと思った。
唇を窄ませ、女房の唇へと伸ばす。
女房は、逃げようとしたが、おれは逃がさなかった。
以前、女房はおれの顔を甲虫を裏返した腹部のような顔だと言っていた。
おれは、黒光りする甲虫となって、女房にしがみつき、唇を押し付けた。
おれの唇は、より鋭く窄まって、女房へと毒液に違いない唾液を放つ。
キモさとクズさとブルースが女房へと流れ込んだ。
384
:
名無しさん
:2022/08/12(金) 18:45:18
ቻンቻンがቺቻቺቻ 🇻🇸 💩ኃンቻがቺリቺリ💩 [427211404]
385
:
名無しさん
:2022/08/14(日) 19:23:47
二体のクズのキス
景一郎とキモ一郎のおぞましいキスが始まった。
二体は溜め込んだ毒液を注入し合う。
──クズは一人で十分だ。
願わくば、二体とも死んでくれ。
誰もが、そう祈っていた。
386
:
名無しさん
:2022/08/15(月) 09:35:28
二体のクズのキス
景一郎とキモ一郎のおぞましいキスが始まった。
二体は溜め込んだ毒液を注入し合う。
──クズは一体で十分だ。
387
:
名無しさん
:2022/08/15(月) 09:39:31
ኃンቻのキス
おれが毎日のように、臭一郎を大量にひり出している肛門と、おれのおぞましい唇は、そう変わらない。
どちらも見るに耐えぬものだ。
388
:
名無しさん
:2022/08/15(月) 09:42:54
ኃンቻのキス
私の唇と肛門は、一見して見分けがつかないほどだった。
不気味に変色した悪臭漂う唇は、もはや第二の肛門と言っていいだろう。
毎日のように夥しい量の臭一郎をひり出している私の肛門と、私のおぞましき唇は、そう変わらない。
どちらも、見るに耐えぬものだ。
389
:
名無しさん
:2022/08/22(月) 15:51:38
口封じのキス
おれの口からは、悪臭と不気味とブルースが溢れ出る。
その口を塞げるのは、もはや自らの複製しかありえないだろう。
松山景一郎のおぞましい唇は、松山景一郎のキスによって塞がれ、ようやく開かぬようになった。
390
:
名無しさん
:2022/08/22(月) 17:20:36
ኃンቻのキス
私の唇と肛門は、一見して見分けがつかないほどだった。
不気味に変色した悪臭漂う唇は、もはや第二の肛門と言っていい。
毎日のように夥しい量の臭一郎をひり出している私の肛門と、このおぞましき唇は、そう変わらない。
どちらも、見るに耐えぬものだ。
391
:
名無しさん
:2022/08/22(月) 17:21:03
ኃンቻのキス
私の唇と肛門は一見して、見分けがつかないほどだった。
不気味に変色した悪臭漂う唇は、もはや第二の肛門と言っていい。
毎日のように夥しい量の臭一郎をひり出している私の肛門と、このおぞましき唇は、そう変わらない。
どちらも、見るに耐えぬものだ。
392
:
名無しさん
:2022/08/23(火) 14:08:22
いつだっておれは、女房の小言をキスで塞いできた。
そして、唇を離して、私は問う。
ブルースが流れ込んできたか?
いいえ、ただ苦みと臭みで満たされただけ。
もう一度、キスをして、私は問う。
ブルースは流れ込んできたか?
393
:
名無しさん
:2022/08/23(火) 14:13:33
いつだっておれは、女房の小言をキスで塞いできた。
女房は、おれから流し込まれるキモ一郎汁で満たされる。
394
:
名無しさん
:2022/08/23(火) 14:17:50
スケベジジイの夏が終わる。
景一郎。
おまえは、ほんとうにキモくて臭くて、スケベジジイだった。
395
:
名無しさん
:2022/08/23(火) 14:18:10
スケベジジイの夏が終わる。
景一郎。
おまえは、クズでキモくて臭くて、そして、スケベジジイだった。
396
:
名無しさん
:2022/08/23(火) 14:29:35
いつだっておれは、女房の小言をキスで塞いできた。
そして、おれはおれのすべてを流し込む。
女房は、キモ一郎にはなりたくないと叫んだ。
だが、もう遅い。
おまえは、もうずっと前から、おれだった。
397
:
名無しさん
:2022/08/23(火) 14:30:35
いつだっておれは、女房の小言をキスで塞いできた。
生臭く、ざらついた唇が、同じように臭い唇が塞ぐ。
そして、おれはおれのすべてを流し込む。
女房は、キモ一郎にはなりたくないと叫んだ。
だが、もう遅い。
おまえは、もうずっと前から、おれだった。
398
:
名無しさん
:2022/08/23(火) 14:30:47
いつだっておれは、女房の小言をキスで塞いできた。
生臭く、ざらついた唇が、同じように臭い唇を塞ぐ。
そして、おれはおれのすべてを流し込む。
女房は、キモ一郎にはなりたくないと叫んだ。
だが、もう遅い。
おまえは、もうずっと前から、おれだった。
399
:
名無しさん
:2022/08/23(火) 14:32:10
いつだっておれは、女房の小言をキスで塞いできた。
生臭く、ざらついた唇が、同じように臭い唇を塞ぐ。
そして、おれはおれのすべてを発射する。
キモさとクズさと臭さとブルースを流し込む。
女房は、キモ一郎にはなりたくないと叫んだ。
だが、もう遅い。
おまえは、もうずっと前から、おれの女房になる前から、おれだった。
400
:
名無しさん
:2022/08/24(水) 08:03:49
別れた女房は、長年のおれのキスによって、おれの複製と化していた。
おれは、女房とキスをしていると、まるで美しい自分とのキスを楽しんでいる気分だった。
401
:
名無しさん
:2022/08/25(木) 08:02:51
女房と別れる前日、最後のキスをくれてやった。
最後だから、おれはおれのすべてを与えようと思った。
何十年と溜め込んだキモさとクズさと臭さとブルースを、注ぎ込んだ。
女房が、おれを忘れぬように。
402
:
名無しさん
:2022/08/25(木) 08:03:32
女房と別れる前日、最後のキスをくれてやった。
最後だから、おれはおれのすべてを与えようと思った。
何十年と熟成されたキモさとクズさと臭さとブルースを、注ぎ込んだ。
女房が、おれを忘れぬように。
403
:
名無しさん
:2022/08/25(木) 19:15:04
贋作のキス
景一郎と、その贋作であるキモ一郎の決死のキスの勝敗がようやく決まる。
オリジナルの景一郎と贋作のキモ一郎のキスは、おそろしく汚く、そして悪臭に満ちていた。
ひと目見ただけで景一郎のすべてを理解させるだろう。
おぞましいキスは終わり、ようやく唇は離れた。
吐瀉物を撒き散らしながら、倒れ込んだのは、もはや本物か贋作か、判別はできなかった。
404
:
名無しさん
:2022/08/27(土) 16:46:31
おれは分裂し、愛する美しい自分とのキスを繰り返した。
この行為は、誰にも見せぬ秘め事であったが、一度だけ女房に目撃された。
そのおぞましい光景を見た女房の脳は、自我の崩壊を選択した。
405
:
名無しさん
:2022/08/27(土) 23:31:03
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
おれは、永遠に卒業などするものかと、夕日の差し込む教室で、誓ったのだった。
そして、トイレに駆け込んで、鏡に映る美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの日から、何も変わらない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
406
:
名無しさん
:2022/08/27(土) 23:56:53
景一郎と、その贋作の決死のキスの勝敗がようやく決まる。
吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込んだのが本物か贋作か、もう誰も判別はできなかった。
407
:
名無しさん
:2022/08/27(土) 23:58:50
景一郎と、その贋作の決死のキスの勝敗がようやく決まる。
吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込んだものが、本物か贋作か、もう誰も判別はできなかった。
408
:
名無しさん
:2022/08/29(月) 20:20:42
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
おれは、永遠に卒業などするものかと、夕日の差し込む教室で誓ったのだった。
そして、トイレに駆け込み、鏡に映る美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの日から、何も変わらない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
409
:
名無しさん
:2022/08/29(月) 20:21:26
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
おれは、永遠に卒業などするものかと、夕日の差し込む教室で誓ったのだった。
そして、鏡を取り出し、映った美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの日から、何も変わらない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
410
:
名無しさん
:2022/08/30(火) 14:12:58
女房と別れる前日に、おれは最後のキスをくれてやった。
おれは、おれのすべてを与えた。
キモさとクズさと臭さと無能さとブルースを流し込んだ。
おれの流し込んだものは、次第に女房の肉体を侵食し、いずれはおれ自身なるだろう。
411
:
名無しさん
:2022/08/30(火) 21:20:26
松山景一郎は、愛する美しい自分の精巧な贋作にキスをして、自らの不気味を流し込む。
あるとき、贋作は思った。クズは一体でいい。
今までは一方的に流し込まれるキモさとクズさとブルースを、贋作は逆に流し込むことにした。
いつものように景一郎は、おぞましい唇を贋作に押し当てると、流れ込んできた自らの味に驚き、離れようとするが、贋作の唇は離れることはなかった。ならばと、こちらも負けじと毒液に違いない唾液を流し込んだ。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れこんだものが、本物か贋作か、もはや誰も判断できなかった。
412
:
名無しさん
:2022/08/30(火) 21:21:06
松山景一郎は、愛する美しい自分の精巧な贋作にキスをして、自らの不気味を流し込む。
あるとき、贋作は思った。クズは一体でいい。
今までは、一方的に流し込まれるだけあったキモさとクズさとブルースを、贋作は逆に流し込むことにした。
いつものように景一郎は、おぞましい唇を贋作に押し当てると、流れ込んできた自らの味に驚き、離れようとするが、贋作の唇は離れることはなかった。ならばと、こちらも負けじと毒液に違いない唾液を流し込んだ。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れこんだものが、本物か贋作か、もはや誰も判断できなかった。
413
:
名無しさん
:2022/08/30(火) 21:22:09
松山景一郎は、愛する美しい自分の精巧な贋作にキスをして、自らの不気味を流し込む。
あるとき、贋作は思った。クズは一体でいい。
今までは、一方的に流し込まれるだけあったキモさとクズさとブルースを、贋作は逆に流し込むことにした。
いつものように景一郎は、おぞましい唇を贋作に押し当てると、逆に流れ込んできた自らの味に驚き、離れようとするが、贋作の唇は離れることはなかった。ならばと、こちらも負けじと毒液に違いない唾液を流し込んだ。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れこんだものが、本物か贋作か、もはや誰も判断できなかった。
414
:
名無しさん
:2022/08/30(火) 21:22:46
松山景一郎は、愛する美しい自分の精巧な贋作にキスをして、自らの不気味を流し込む。
あるとき、贋作は思った。クズは一体でいい。
今までは、一方的に流し込まれるだけあったキモさとクズさとブルースを、贋作は逆に流し込むことにした。
いつものように景一郎は、おぞましい唇を贋作に押し当てると、逆に流れ込んできた自らの味に驚き、離れようとするが、贋作の唇は離れることはなかった。ならばと、こちらも負けじと毒液に違いない唾液を流し込んだ。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れこんだものが、本物か贋作か、もう誰も判断できなかった。
415
:
名無しさん
:2022/08/30(火) 21:38:57
松山景一郎は、愛する美しい自分の精巧な贋作にキスをして、自らの不気味を流し込む。
あるとき、贋作は思った。クズは、二体もいらない。
今までは、一方的に流し込まれるだけあったキモさとクズさとブルースを、贋作は逆に流し込むことにした。
いつものように景一郎は、おぞましい唇を贋作に押し当てると、逆に流れ込んできた自らの味に驚き、離れようとするが、贋作の唇は離れることはなかった。ならばと、こちらも負けじと毒液に違いない唾液を流し込んだ。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れこんだものが、本物か贋作か、もう誰も判断できなかった。
416
:
名無しさん
:2022/08/30(火) 21:40:33
松山景一郎は、愛する美しい自分の精巧な贋作にキスをして、自らの不気味を流し込む。
あるとき、贋作は思った。クズは、二体もいらない。
今までは、一方的に流し込まれるだけあったキモさとクズさとブルースを、贋作は逆に流し込むことにした。
景一郎は、いつものように、おぞましい唇を贋作に押し当てると、逆に流れ込んできた自らの味に驚き、離れようとするが、贋作の唇は離れることはなかった。ならばと、こちらも負けじと毒液に違いない唾液を流し込んだ。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れこんだものが、本物か贋作か、もう誰も判断できなかった。
417
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 14:46:32
おれは、美しい自分の贋作を作ろうと思った。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほど美しかった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちのざらついた生臭い唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込んだのものが、本物か贋作か、もう見分けはつかなかった。
418
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 14:49:24
おれは、美しい自分の贋作を作ろうと思った。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほど美しかった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちのざらついた饐えた臭いのする唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込んだのものが、本物か贋作か、もう見分けはつかなかった。
419
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 14:56:19
おれは、美しい自分の贋作を作ろうと思った。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほど美しかった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちのざらついた饐えた臭いのする唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込み息絶えたものが、本物か贋作か、もう見分けはつかなかった。
420
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 17:11:51
おれは、美しい自分の贋作を作ろうと思った。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほど美しかった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちのざらついた饐えた臭いのする唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込み息絶えたものが、本物か贋作か、もう判別はできなかった。
421
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 17:12:17
おれは、美しい自分の贋作を作ろうと思った。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほど美しかった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちの饐えた臭いのする唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込み息絶えたものが、本物か贋作か、もう判別はできなかった。
422
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 19:04:36
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
おれは、永遠に卒業などするものかと、夕日の差し込む教室で誓ったのだった。
そして、鏡を取り出し、映った美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの日から、何も変わっちゃいない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
423
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 19:04:52
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
おれは、永遠に卒業などするものかと、夕日の差し込む教室で誓ったのだった。
そして、鏡を取り出し、映った美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの日から、何も変わっていない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
424
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 22:59:30
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
おれは、永遠に卒業などするものかと、夕日の差し込む教室で誓ったのだった。
そして、鏡を取り出し、映った美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの頃から、何も変わらない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
425
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 22:59:49
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
おれは、永遠に卒業などするものかと、夕日の差し込む教室で誓ったのだった。
そして、鏡を取り出し、映った美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの頃と、何も変わらない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
426
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 23:13:05
条件反射のキス
別れた女房は、おれに似て、ろくでもない奴であったが、長年のおれとのキスでおれの成分を取り込み続けたおかげか、見た目までもが、おれに似てきていたのだ。
そんな女房を思い出したわけではないが、おれは鏡を見るとついキスを繰り返してしまう。
427
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 23:27:23
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
おれは、永遠に卒業などするものかと、夕暮れの差し込む教室で誓ったのだった。
そして、鏡を取り出し、映った美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの頃から、何も変わらない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
428
:
名無しさん
:2022/09/02(金) 23:42:59
おれは、美しい自分の贋作を作った。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほど美しかった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちの饐えた臭いのする唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込み息絶えたものが、本物か贋作か、もう判別はできなかった。
429
:
名無しさん
:2022/09/03(土) 07:28:58
侵食のキス
別れた女房は、おれに似てろくでもない奴だったが、長年のおれとのキスによっておれの成分を取り込み続けた結果、見た目までもが、おれに似てきていた。
430
:
名無しさん
:2022/09/03(土) 20:55:04
大物ミュージシャンのキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでキモくて臭くて無能で、ほんとうにブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う、下手くそなブルースを、別れた女房はキモースと呼び、耳をふさいだ。
お情けで用意された小さなステージで、おれは今、そのキモースを歌っている。
旧女房への呪詛を、そして、新女房への愛を、キモースにのせて。
ノリにノッたおれは、ステージに新女房を呼び寄せて、キスをした。
431
:
名無しさん
:2022/09/03(土) 20:59:23
大物ミュージシャンのキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでキモくて臭くて無能で、ほんとうにブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う、下手くそなブルースを、別れた女房はキモースと呼び、耳をふさいだ。
お情けで用意された小さなステージで、おれは今、そのキモースを歌っている。
旧女房への呪詛を、そして、新女房への愛を、キモースにのせて。
歌い終わったおれは、新女房を呼び寄せて、見せつけるようにキスをした。
432
:
名無しさん
:2022/09/03(土) 21:02:49
大物ミュージシャンのキス
おれは、ブルースの申し子。
クズでキモくて臭くて無能で、ほんとうにブルースだ。
そんなおれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う、下手くそなブルースを、別れた女房はキモースと呼び、耳をふさいだ。
お情けで用意された小さなステージで、おれは今、そのキモースを歌っている。
旧女房への呪詛を、そして、新女房への愛を、キモースにのせて。
歌い終わったおれは、新女房を呼び寄せて、見せつけるようにキスをした。
433
:
名無しさん
:2022/09/05(月) 23:18:42
通過儀礼のキス
おれの女房になるための通過儀礼として、まずはキスがある。
おれは、饐えた臭いのする、ざらついた唇で熱烈なキスをくれてやる。
そして、おれはおれのすべてを流し込む。
キモさとクズさと臭さ。2chMate 0.8.10.153/OPPO/A103OP/11/LR
434
:
名無しさん
:2022/09/06(火) 09:16:46
おれの女房になるための通過儀礼として、まずはキスがある。
おれは饐えた臭いのする、ざらついた唇で熱烈なキスをくれてやる。
おれは、流し込むだろう。キモさを、クズさを、臭さを。
そして、唇を離したおれは、問うだろう。
ブルースは、流れ込んできたか?
435
:
名無しさん
:2022/09/06(火) 09:18:15
おれの女房になるための通過儀礼として、まずはキスがある。
おれは饐えた臭いのする、ざらついた唇で熱烈なキスをくれてやる。
おれは、流し込むだろう。キモさを、クズさを、臭さを。
そして、唇を離したおれは、問うだろう。
ブルースは、流れ込んできたか?
おれの汁に塗れた新女房には、たしかにおれのブルースが流れ込んだはずである。
436
:
名無しさん
:2022/09/07(水) 08:30:07
おれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし、歌う下手くそなブルースを別れた女房は、キモースと呼び耳を塞いだ。
おれは、女房と別れる前に、最後のキスをくれてやった。
唇を離し、女房に問う。
ブルースは、流れ込んできたか?
女房は、いいえ、ただ臭みと苦味で満たされただけと言った。
だが、おれは知っている。
女房の頭には、おれのキモースが鳴り響いていることを。
437
:
名無しさん
:2022/09/07(水) 08:31:59
おれが、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし、歌う下手くそなブルースを別れた女房は、キモースと呼び耳を塞いだ。
おれは、女房と別れる前に、最後のキスをくれてやった。
唇を離し、女房に問う。
ブルースは、流れ込んできたか?
女房は、いいえ、ただ臭みと苦味で満たされただけと言った。
だが、おれは知っている。
女房の中で、おれのキモースが鳴り響いていることを。
それは、生涯、鳴り止むことはないということを。
438
:
名無しさん
:2022/09/08(木) 14:29:12
別れた女房は、おれによく似ていた。
ろくでもないおまえと、おれ。
そんなおれたちが夫婦になることは、必然だったのかもしれねェ。
そんなおまえと別れる前日に、おれは最後のキスをくれてやった。
439
:
名無しさん
:2022/09/08(木) 14:43:39
別れた女房に最後にくれてやったキスは、女房の記憶に深く刻み込まれたは
ずである。
このおれ様の女房であったという事実は、女房の持つもので最も価値があるものだ。
440
:
名無しさん
:2022/09/10(土) 09:31:53
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
景一郎は、走馬灯を見た。
最後に見たものは、高校を留年したあの日の姿だった。
永遠に卒業などするものかと、夕日の差し込む教室で、おれは誓ったのだった。
そして、鏡を取り出し、映った美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの頃から、何も変わらない。
おれは、永遠のセヴンティーンだった。
だが、おれは自分でも気がつかぬ内に景一老となっていた。
つい今しがた、景一郎の不気味な命が終わった。
441
:
名無しさん
:2022/09/10(土) 09:32:53
もう景一郎のブルースは聴こえない。
442
:
名無しさん
:2022/09/10(土) 09:39:20
あの不気味な異形が、指毛を振り乱しながらギターをかき鳴らし歌う下手くそなブルース。
女房は、キモースと呼び耳を塞いだ。
女房は、おれとの別れにほっと胸を撫で下ろす。
景一郎のブルースは、もう聴こえない。
443
:
名無しさん
:2022/09/11(日) 12:54:30
別れた女房に、くれてやった最後のキスは、女房の記憶に深く刻み込まれたは
ずである。
このおれ様の女房であったという事実は、女房の持つもので最も価値があるものだ。
女房は、あの最後のキスによってそれを改めて認識したはずである。
444
:
名無しさん
:2022/09/11(日) 12:56:25
別れた女房にくれてやった最後のキスは、女房の記憶に深く刻み込まれたは
ずである。
このおれ様の女房であったという事実は、女房の持つもので最も価値があるものだ。
女房は、あの最後のキスによってそれを改めて認識したはずである。
445
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 13:39:50
妖しい光を放つおれの玉を持って、女房は言った。
この玉から放たれる妖しい光をみたあの日から、私はなぜかお前の女房として暮らしてきた。
446
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 15:57:27
宝玉のキス
おれが女児の種を失った日から、妖しい光を放ち始めた、我が宝玉。
そんな不気味な玉に、おれは何度もキスを繰り返すのだった。
ある夜に、女房は、おれの玉を持ち項垂れた。
その後ろ姿が鏡越しに見えた。
深くうつむいているため、後ろからは頭は見えず、それはまるで首を刎ねられた罪人のように思えた。
447
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 15:58:25
宝玉のキス
おれが女児の種を失った日から、妖しい光を放ち始めた、我が宝玉。
そんな不気味な玉に、おれは何度もキスを繰り返すのだった。
ある夜に、女房は、おれの玉を持ち、
不満げに項垂れた。
その後ろ姿が、鏡に写った。
深くうつむいているため、後ろからは頭は見えず、それはまるで首を刎ねられた罪人のように思えた。
448
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:07:03
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、おれの宝玉。
そんな玉にすがるように、女房は手を伸ばし、キスを繰り返す。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
449
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:08:01
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、黒光りするおれの宝玉。
そんな玉にすがるように、女房は玉を持ち、キスを繰り返す。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれのスケベ心も。
450
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:08:17
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、黒光りするおれの宝玉。
そんな玉にすがるように、女房は玉を持ち、キスを繰り返す。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
451
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:08:39
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、どす黒いおれの宝玉。
そんな玉にすがるように、女房は玉を持ち、キスを繰り返す。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
452
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:09:34
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、どす黒いおれの宝玉。
そんな玉にすがるように、女房は、キスを繰り返しながら願った。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
453
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:10:17
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、どす黒いおれの宝玉。
そんな玉に、女房はキスを繰り返しながら願った。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
454
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:11:13
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、どす黒いおれの宝玉。
そんな玉に、女房はすがりつき、キスを繰り返し願った。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
455
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:11:37
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、どす黒いおれの宝玉。
そんな玉に、女房はすがりつき、キスをして願った。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
456
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 16:23:34
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、おれのどす黒い宝玉。
おれの女房になるための通過儀礼として、まずはこの玉にキスをしなければならない。
457
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 19:49:58
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光を放ち始めた、おれのどす黒い宝玉。
そんな玉に、女房はすがりつき、キスをして願った。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
458
:
名無しさん
:2022/09/13(火) 19:50:21
おれが女児の種を失ったあの日から、妖しい光と異臭放ち始めた、おれのどす黒い宝玉。
そんな玉に、女房はすがりつき、キスをして願った。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
459
:
名無しさん
:2022/09/14(水) 12:52:22
別れた女房は、おれのブルースをキモースと呼び耳を塞いだ。
指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らし歌う、おれの下手くそなブルース。
女房は、ほっと胸を撫で下ろす。
景一郎のキモースは、もう聴こえない。
だが、恨みや怒りは届くはずだ。
おれはお情けで用意された小さなステージで、歌う。
別れた女房への呪詛を。
そして、新女房への愛を。
ブルースにのせて……。
460
:
名無しさん
:2022/09/14(水) 12:52:42
別れた女房は、おれのブルースをキモースと呼び耳を塞いだ。
指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らし歌う、おれの下手くそなブルース。
女房は、ほっと胸を撫で下ろす。
景一郎のキモースは、もう聴こえない。
だが、恨みや怒りは届くはずだ。
おれは、お情けで用意された小さなステージで、歌う。
別れた女房への呪詛を。
そして、新女房への愛を。
ブルースにのせて……。
461
:
名無しさん
:2022/09/14(水) 12:54:59
別れた女房は、おれのブルースをキモースと呼び耳を塞いだ。
指毛を振り乱しながら、ギターをかき鳴らし歌う、おれの下手くそなブルース。
女房は、ほっと胸を撫で下ろす。
景一郎のキモースは、もう聴こえない。
だが、怨念は届く。
おれは、お情けで用意された小さなステージで、歌う。
別れた女房への呪詛を。
そして、新女房への愛を。
ブルースにのせて……。
462
:
名無しさん
:2022/09/14(水) 13:02:22
妖しい光と異臭を放つおれのどす黒い宝玉。
そんな玉を持ち、女房は願いを捧げ、キスをする。
だが、おれは知っていた。
女房の願いは叶わぬことを。
そして、おれの願いも。
463
:
名無しさん
:2022/09/17(土) 18:37:37
おれは、美しい自分の贋作を作った。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほどであった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちの饐えた臭いのする唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込み息絶えたものが、本物か贋作か、もう判別はできなかった。
464
:
名無しさん
:2022/09/20(火) 12:49:18
おれの不気味なブルース。
別れた女房がキモースと呼び耳を塞いだおれのブルース。
クズが演る、ブルース。
聴かせてやるよ。
これが本当のろくでなしブルースだ。
465
:
名無しさん
:2022/09/20(火) 12:53:36
ろくでなしなおれが演る不気味なブルース。
別れた女房がキモースと呼び耳を塞いだおれのブルース。
聴かせてやるよ。
これが本当のろくでなしブルースだ。
466
:
名無しさん
:2022/09/20(火) 23:57:13
おれは、愛する美しい自分の贋作を作らせた。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほど美しかった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちの饐えた臭いのする唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込み息絶えたものが、本物か贋作か、もう判別はできなかった。
467
:
名無しさん
:2022/09/20(火) 23:59:03
おれは、愛する美しい自分の贋作を作らせた。
完成したおれの贋作は、我ながら惚れ惚れするほど美しかった。
そして、気が付いたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちの饐えた臭いのする唇は、三日三晩離れることはなかった。
キモさとクズさと臭さ。
それを互いに流し込み合う。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込み息絶えたものが、本物か贋作か、もう判別はできなかった。
468
:
名無しさん
:2022/09/21(水) 12:45:29
景一郎の事だ。死んだら、なるとしたら「祟り神」「怨霊」化だろう。
469
:
名無しさん
:2022/09/25(日) 12:41:35
ついに完成したおれの精巧な贋作を、目前にしたとき、もうキスは始まっていた。
景一郎たちの饐えた臭いの唇は、三日三晩離れることはなかった。
ようやく唇が離れたとき、吐瀉物を撒き散らしながら倒れ込み息絶えたものが、本物か贋作か、もう判別はできなかった。
470
:
名無しさん
:2022/09/30(金) 21:20:00
おれは、別れた女房のためにブルースを歌ってきた。
だが、女房はおれのブルースをキモースと呼び耳を塞いだ。
おれは、歌う。
別れた女房への呪詛を。
そして、新女房への愛を。
キモースにのせて……。
471
:
名無しさん
:2022/09/30(金) 21:20:25
今まで、おれは別れた女房のためにブルースを歌ってきた。
だが、女房はおれのブルースをキモースと呼び耳を塞いだ。
おれは、歌う。
別れた女房への呪詛を。
そして、新女房への愛を。
キモースにのせて……。
472
:
名無しさん
:2022/10/02(日) 17:46:12
おれの睾丸は、女児の種を持たない。
おれのクズさとキモさが、睾丸から女児の種を奪ったのだと、別れた女房は語っていた。
スケベジジイであるおれにとって、女児の種を持たぬということは、悲しみを通り越し、怒りとなった。
憤怒するおれを、別れた女房はついぞ一度も抱きとめることはなかった。
473
:
名無しさん
:2022/10/02(日) 17:53:09
おれの睾丸は、女児の種を持たない。
おれのクズさとキモさと無能さが、睾丸から女児の種を奪ったのだと、別れた女房は語っていた。
スケベジジイであるおれにとって、女児の種を持たぬということは、悲しみを通り越し、怒りとなった。
だが、怒りに震えるおれを、別れた女房はついぞ一度も抱きとめることはなかった。
474
:
名無しさん
:2022/10/02(日) 17:53:38
おれの睾丸は、女児の種を持たない。
おれのクズさとキモさと無能さが、睾丸から女児の種を奪ったのだと、別れた女房は語っていた。
スケベジジイであるおれにとって、女児の種を持たぬということは、悲しみを通り越し、怒りとなった。
だが、怒りに震えるおれを、別れた女房はついぞ一度も抱きとめ慰めることはなかった。
475
:
名無しさん
:2022/10/03(月) 16:17:10
俺はもう何年も松山景一郎を呪ってきた
だから、もうそろそろ死ねよ松山景一郎
頼むわ
476
:
名無しさん
:2022/10/04(火) 10:20:45
狂った私の肉体で、唯一睾丸だけが正常だなんて、あり得なかったのだ。
むしろ、私の不気味がいっとう濃縮されていそうな場所ではないか。
女児の種を持たぬ私の睾丸が、どれほど私を失望させたか……。
それは、別れた女房にもわからぬだろう。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産んだが、私を満足させるには至らなかった。
スケベジジイの私を満足させうるもの、それは美しい私の美しさを継いだ美しい女児であったのだ。
477
:
名無しさん
:2022/10/04(火) 10:21:58
狂った私の肉体で、唯一睾丸だけが正常だなんて、あり得なかったのだ。
むしろ、私の不気味がいっとう濃縮されていそうな場所ではないか。
女児の種を持たぬ私の睾丸が、どれほど私を失望させたか……。
それは、別れた女房にもわからぬだろう。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産んだが、私を満足させるには至らなかった。
スケベジジイの私を満足させうるもの、それは美しい私の美しさを継いだ美しい女児であったのだ。
私の睾丸は、狂ったように叫んでいる。
このような老婆ではなく、もっと新鮮な女房を寄越せと。
478
:
名無しさん
:2022/10/05(水) 18:58:11
スポットライトをおれにくれ。
寂しがりで、目立ちたがりのキモいジジイのおれにもっと光を。
479
:
名無しさん
:2022/10/05(水) 23:43:32
狂った私の肉体で、唯一睾丸だけが正常だなんて、あり得ないだろう。
むしろ、私の不気味がいっとう濃縮されていそうな場所ではないか。
女児の種を持たぬ私の睾丸が、どれほど私を失望させたか……。
それは、別れた女房にもわからぬだろう。
女房は、私の複製のような男児をたくさん産んだが、私を満足させるには至らなかった。
スケベジジイの私を満足させうるもの、それは美しい私の美しさを継いだ美しい女児であったのだ。
私の睾丸は、狂ったように叫んでいる。
このような老婆ではなく、もっと新鮮な女房を寄越せと。
480
:
名無しさん
:2022/10/06(木) 18:00:31
寂しがりで目立ちたがりのクズなジジイなおれだから、スポットライトを当ててくれ。
481
:
名無しさん
:2022/10/06(木) 19:41:29
狂った私の肉体で、唯一、睾丸だけが正常だなんて、あり得ないだろう。
むしろ、私の不気味がいっとう濃縮されていそうな場所ではないか。
私の睾丸が、女児の種を持たぬのも、当然のことなのかもしれない。
女房は、男児をたくさん産んだが、私を満足させるには至らなかった。
スケベジジイの私を満足させうるもの、それは美しい私の美しさを継いだ美しい女児であったのだ。
女房は、私の複製のような男児共に乳をやりながら、私の睾丸を見て、この玉は呪われていると語った。
その瞬間、私は思わず平手を打っていた。
482
:
名無しさん
:2022/10/06(木) 19:47:34
狂った私の肉体で、唯一、睾丸だけが正常だなんて、あり得ないだろう。
むしろ、私の不気味がいっとう濃縮されていそうな場所ではないか。
私の睾丸が、女児の種を持たぬのも、当然のことなのかもしれない。
女房は、男児をたくさん産んだが、私を満足させるには至らなかった。
スケベジジイの私を満足させうるもの、それは美しい私の美しさを継いだ美しい女児であったのだ。
女房は、私の複製のような男児共に乳をやりながら、私の睾丸を持ち、この玉は呪われていると語った。
その瞬間、私は女房に夥しい量の精虫を発射した。
483
:
名無しさん
:2022/10/06(木) 19:49:04
狂った私の肉体で、唯一、睾丸だけが正常だなんて、あり得ないだろう。
むしろ、私の不気味がいっとう濃縮されていそうな場所ではないか。
私の睾丸が、女児の種を持たぬのも、当然のことなのかもしれない。
女房は、男児をたくさん産んだが、私を満足させるには至らなかった。
スケベジジイの私を満足させうるもの、それは美しい私の美しさを継いだ美しい女児であったのだ。
女房は、私の複製のような男児共に乳をやりながら、私の睾丸を持ち、この玉は呪われていると語った。
その瞬間、私は夥しい量の精虫を発射した。
484
:
名無しさん
:2022/10/06(木) 19:50:00
狂った私の肉体で、唯一、睾丸だけが正常だなんて、あり得ないだろう。
むしろ、私の不気味がいっとう濃縮されていそうな場所ではないか。
私の睾丸が、女児の種を持たぬのも、当然のことなのかもしれない。
女房は、男児をたくさん産んだが、私を満足させるには至らなかった。
スケベジジイの私を満足させうるもの、それは美しい私の美しさを継いだ美しい女児であったのだ。
女房は、私の複製のような男児共に乳をやりながら、私の睾丸を持ち、この玉は呪われていると言った。
その瞬間、私は夥しい量の精虫を発射した。
485
:
名無しさん
:2022/10/18(火) 09:26:17
別れた女房、おまえはおれを忘れてはならん。
おれが、おまえを忘れても、おまえはおれを忘れるな。
このおれの女房であったという事実を、幸福を、忘れるな。
486
:
名無しさん
:2022/10/19(水) 16:14:28
キスに理由は要るだろうか
487
:
名無しさん
:2022/10/20(木) 23:25:36
原点のキス
おれがよりエネルギッシュなキモさを持っていたあの頃。
それは、高校を留年したあの日かもしれない。
あの日、おれは夕日の差し込む教室で、永遠に卒業などするものかと誓った。
そして、おれは鏡を取り出して、写ったおれにキスをした。
あのキスこそが、おれの原点だ。
あの頃に戻った気分で、おれはおれにキスをする。
488
:
名無しさん
:2022/10/21(金) 21:04:27
別れた女房が、去り際に叫んだキモ一郎という言葉は、おれたちの夫婦生活を総括するかのようだった。
確かにおれは、キモ一郎だ。
だが、おれたちは似たもの同士だったはずだ。
489
:
名無しさん
:2022/10/23(日) 16:45:53
景一郎は死んだ
そして、世界は平和になった
それでいいじゃないか
お願いします
490
:
名無しさん
:2022/10/31(月) 18:43:26
鍛錬のキス
毎日欠かさず、おれは鏡に映るおれにキスをする。
こうして、おれのキモさは磨き上げられていく。
491
:
名無しさん
:2022/11/01(火) 19:16:26
別れた女房を初めて見たとき、おれはこいつを女房にすることになるだろうと思った。
女房を見た瞬間、おれの睾丸は、激しく震えた。
こいつを女房にしろと、おれに告げているかのように。
おれは睾丸の言いつけどおり、あいつを女房にした。
492
:
名無しさん
:2022/11/03(木) 20:40:50
新たな女房を血眼で探していたおれは、ついに見つけてしまったのだ。
初めてあいつを見たとき、おれの睾丸は、超振動で震えた。
それが、答えだった。
おれは、いつだって睾丸の命令に従ってきたんだ。
493
:
名無しさん
:2022/11/07(月) 08:19:14
別れた女房は、おれの理想とは程遠い女房であったが、子作りの苗床としての性能は申し分なかった。
女房は、恐るべき安産で、おれの複製のような男児をたくさん産んだ。
たとえ100人の男児を産ませようとも、壊れることはないだろうと思えた。
494
:
名無しさん
:2022/11/07(月) 08:26:56
おれは、今までおれのために歌ってきた。
だが一度だけ、女房のために、歌ったことがある。
それは、別れの寸前であった。
これは、別れた女房への鎮魂歌のつもりであった。
おれを失った女房は、もう死んだも同然だと思うから……。
495
:
名無しさん
:2022/11/09(水) 00:44:10
おれは、今までおれのために歌ってきた。
だが一度だけ、女房のために、歌ったことがある。
去り行く女房の背に向け、おれは歌った。
これは、別れた女房への鎮魂歌のつもりであった。
おれを失った女房は、もう死んだも同然だと思うから……。
496
:
名無しさん
:2022/11/09(水) 01:04:00
世界滅亡後、残った景一郎は、嬉々として自身の複製を量産するだろう。
497
:
名無しさん
:2022/11/09(水) 21:53:45
この睾丸には、女児の種がないのだと、女房は言っていた。
確かに、おれの睾丸からは野太い雄叫びが絶えず聞こえていた。
また、女児の種を持たぬというのも誇りの一つとなっていた。
まるで、おれは特別な存在であって、選ばれしものであるような気がしていた。
だが、おれは一度だけ聴いた。
鈴の音のような、少女の声を。
あれは酩酊による幻聴か、それとも現実であったのか、今となってはもうわからない。
498
:
名無しさん
:2022/11/11(金) 19:57:25
私たちの生臭くざらついた唇を引き剥がし、隙間をこじ開け、間に入りなさい。
その先に待つものは、何か。
499
:
名無しさん
:2022/11/11(金) 23:09:49
景一郎の事だ。死んだら、なるとしたら「祟り神」「怨霊」化だろう。
500
:
名無しさん
:2022/11/12(土) 14:53:48
景一郎が生きてるのが嫌
景一郎のナチュナルボーンなキモさが嫌
景一郎死ねよ
景一郎が老人になったらえげつないだろうな
景一郎死ね
501
:
名無しさん
:2022/11/12(土) 14:54:17
景一郎死ね
俺の呪いよ
現実になれ
景一郎死ね
俺の呪いよ
現実となれ
502
:
名無しさん
:2022/11/12(土) 14:54:37
景一郎のブルースを誰が止めてくれ
あのゴミクズ気持ちわリィナ
503
:
名無しさん
:2022/11/13(日) 12:08:15
景一郎死ね
頼む
こんなことも書きたくないよ
だから、景一郎死ね
504
:
名無しさん
:2022/11/16(水) 11:12:56
私の睾丸には、呪いがつまっていると、別れた女房は語っていた。
私が苦しめたものたちの、積年の恨みが、呪いとなり、私の睾丸に詰まったのだと、女房は言った。
となれば、女房は呪いを生んだこととなる。
女房は、呪いに乳をやり、呪いをより強大なものに成長させ、私に見せつけたのである。
その行為は許されたものではない。
505
:
名無しさん
:2022/11/16(水) 11:24:38
私の睾丸には、呪いがつまっていると、別れた女房は語っていた。
私が苦しめたものたちの、積年の恨みが、呪いとなり、私の睾丸に詰まったのだと、女房は言った。
となれば、女房は呪いを生んだこととなる。
女房は、呪いに乳をやり、呪いをより強大なものに成長させた。
そして、女房は、使命を果たした満足感に包まれながら私から去った。
506
:
名無しさん
:2022/11/19(土) 16:51:13
おれには、女房なんてもう必要ない
そう思ってた。
でも、おまえと出会ったあの日から、
それは変わった……
おまえをおれの新たな女房に任命する。
──松山景一郎
507
:
名無しさん
:2022/11/19(土) 16:56:14
ギターを手にしたときだけ、
おれは美一郎になれる
508
:
名無しさん
:2022/11/22(火) 12:15:18
ちげぇよ。
ブルースってのはな、ここで歌うんだ。
おれは、睾丸を指刺す。
見せてやるよ、ほんとうのブルースってもんを。
おれは、高らかに歌い出した。
509
:
名無しさん
:2022/11/22(火) 12:16:37
ちげぇよ。
ブルースってのはな、ここで歌うんだ。
おれは、睾丸を指刺す。
見せてやるよ、ほんとうのブルースってもんを。
510
:
名無しさん
:2022/11/22(火) 12:16:55
ちげぇよ。
ブルースってのはな、ここで歌うんだ。
おれは、睾丸を指刺す。
見せてやるよ、ほんとうのブルースってヤツを。
511
:
名無しさん
:2022/11/23(水) 08:58:23
おれは不気味な手付きでギターを擦り、呪われた音色を奏でる。
別れた女房は、おれのブルースをキモースと呼び耳を塞いだ。
確かに、おれのブルースは不気味だった。
512
:
名無しさん
:2022/12/02(金) 18:29:04
ちげぇよ。
ブルースってのはな、ここで歌うんだ。
おれは、睾丸を指刺す。
おもむろに、パンツを降ろして、おれは言う。
見せてやるよ、ほんとうのブルースってヤツを。
513
:
名無しさん
:2022/12/04(日) 20:21:51
天皇が羨んだ、私の睾丸
私の睾丸は、女児の種を持たない。
別れた女房は、私の睾丸を持ち、今まで見てきたどの玉よりも、異形で、呪いめいたものを感じると語った。
そして、私の玉を握りしめるようにして、涙を流した。
私は、女房の頭に手を置き、言う。
さて、100人の男児を作ろうか。私はこの国の王になろう。
514
:
名無しさん
:2022/12/05(月) 13:32:16
おれのブルースは、聴く者を嘔吐させることもある。
あまりの不気味さに、耐えきれなかったのだという。
だが、音楽というものは、なにも感動させるものとは限らない。
不快でたまらなくさせるというのも、音楽の力なのである。
別れた女房は、おれのブルースに最も苦しめられた一人かもしれない。
女房は、おれのブルースをキモースと呼び、耳を塞いだ。
515
:
名無しさん
:2022/12/08(木) 08:25:23
おれのブルースは、あまりの不気味さに耳を塞ぎ逃げ出す者もいる。
だが、音楽というものは、なにも感動させるものとは限らない。
不快で、いたたまれなくするというのも、音楽の力なのである。
別れた女房は、おれのブルースに最も苦しめられた一人かもしれない。
四六時中歌われる、おれの不気味なブルース。
女房は、おれのブルースをキモースと呼んだ。
516
:
名無しさん
:2022/12/08(木) 19:35:38
新女房、どうか私を捨てないで。
私は、新女房を生温かな目で見つめながら、願う。
ふと、私が老一郎となった姿が思い浮かんだ。
おぼつかない手付きでギターを弾き、しゃがれた声で歌われるブルース。
それを新女房が聞いている。
急に新女房が叫ぶ。
耳を塞ぎ、キモースを止めろと叫ぶ。
新女房の姿が旧女房と重なって見えた。
517
:
名無しさん
:2022/12/08(木) 19:39:02
ねぇ、景一郎。
あたし、あんたの子がほしいわ。
女房と別れ、新たに調達した、56歳の女房が言う。新婚生活の浮かれた雰囲気によるたちの悪い冗談かと思ったが、新女房の顔は本気に思えた。
ならば──。
産むがいい──。
神の子を──。
518
:
名無しさん
:2022/12/08(木) 19:41:16
ねぇ、景一郎。
あたし、あんたの子がほしいわ。
女房と別れ、新たに調達した、56歳の女房が言う。新婚生活の浮かれた雰囲気によるたちの悪い冗談かと思ったが、新女房の顔は本気に思えた。
おれの睾丸が、一瞬破裂しそうなほど巨大化した気がした。
野太い歓喜の雄叫びが、睾丸か聞こえる。
いくら耳をすませても、少女の声は、なかった。
519
:
名無しさん
:2022/12/11(日) 07:05:45
おれの内なる乙女が暴走し、カマ一郎になるときもある。
520
:
名無しさん
:2022/12/11(日) 12:20:40
おれのブルースは、あまりの不気味さに耳を塞ぎ逃げ出す者もいる。
だが、音楽というものは、なにも感動させるものとは限らない。
不快で、いたたまれなくするというのも、音楽の力なのである。
別れた女房は、おれのブルースに最も苦しめられた一人かもしれない。
予告なく突如として歌われる、おれの不気味なブルース。
女房は、おれのブルースをキモースと呼んだ。
521
:
名無しさん
:2022/12/11(日) 12:21:05
おれのブルースは、あまりの不気味さに耳を塞ぎ逃げ出す者もいる。
だが、音楽というものは、なにも感動させるものとは限らない。
不快で、いたたまれなくするというのも、音楽の力なのである。
別れた女房は、おれのブルースに最も苦しめられた一人かもしれない。
予告なく突如として歌われる、おれの不気味なブルース。
女房は、耳を塞いで悲鳴を上げながら、おれのブルースをキモースと呼んだ。
522
:
名無しさん
:2022/12/11(日) 12:21:54
おれのブルースは、あまりの不気味さに耳を塞ぎ逃げ出す者もいる。
だが、音楽というものは、なにも感動させるものとは限らない。
不快で、いたたまれなくするというのも、音楽の力なのである。
別れた女房は、おれのブルースに最も苦しめられた一人かもしれない。
予告なく突如として歌われる、おれの不気味なブルース。
女房は、おれのブルースをキモースと呼び耳を塞いだ。
523
:
名無しさん
:2022/12/21(水) 00:20:07
歌うキモ
ttps://i.imgur.com/m5tmVM5.jpg
ttps://i.imgur.com/7xHJRbF.jpg
ttps://i.imgur.com/cp5WhaN.jpg
524
:
名無しさん
:2022/12/23(金) 14:11:29
おれは、今までおれのために歌ってきた。
だが一度だけ、誰かのために、歌ったことがある。
別れる女房の背に向け、おれは歌った。
これは、別れた女房への鎮魂歌のつもりであった。
おれを失った女房は、もう死んだも同然だと思うから……。
525
:
名無しさん
:2022/12/23(金) 14:21:28
おれは、今までおれのために歌ってきた。
だが一度だけ、誰かのために、歌ったことがある。
別れる女房の背に向け、おれは歌った。
これは、別れた女房への鎮魂歌のつもりであった。
美しいおれを失った女房は、もう死んだも同然だと思うから……。
526
:
名無しさん
:2022/12/24(土) 23:49:43
高校を留年したあの日、おれは夕日の差し込む教室にて、永遠に卒業などするものかと誓った。
そして、鏡を取り出し、写った美しい自分にキスをした。
あの日から、おれの老化は止まった。
あの日から、何も変わらない。
おれは永遠のセヴンティーンだった。
だが、そんなわけもなく、おれは老いた。
でも、たまにはあの日の気分に戻るのもいい。
おれは、不気味を解放し、歌う。
それでは聴いてくれ。
『留年のブルース』
527
:
名無しさん
:2022/12/26(月) 07:08:47
ゴキゲンブルース
酩酊と陶酔による快楽。
おれは、一曲歌い終わるまでに何度絶頂しただろう。
おれは美しさをばら撒きながら、不気味なブルースを歌う。
528
:
名無しさん
:2022/12/31(土) 07:32:31
新女房へ贈るブルース
はじめておまえを見たとき、おれはおまえを女房にしなければならないと思った。
おれは、見た。
老一郎になったおれが、おぼつかぬ手付きでギターを弾き、フガフガとブルースを歌う。
おまえは、おれの美しさに見惚れる。
そんな日常が、見えた。
529
:
名無しさん
:2023/02/02(木) 14:03:39
陶酔も極まってきて、いよいよ絶頂に向かうかといったところで、おれの視界に見覚えのあるシルエットが写った。
変装こそしているが、あれは間違いなく別れた女房だった。
我慢できずに、おれのブルースを求めに来たのだろう。
以前は、おれのブルースをキモースと呼び耳を塞いでいたというのに。
530
:
名無しさん
:2023/02/13(月) 20:33:44
新女房のために、歌った。
求愛のブルース。そして、求婚のブルース。
おれはもう二度と、別れのブルースは歌わない。
531
:
名無しさん
:2023/02/14(火) 09:55:09
別れのブルースなんて、もう二度と歌わない!
532
:
名無しさん
:2023/02/15(水) 00:06:49
新女房のためだけの、歌がある。
求愛のブルース、そして求婚のブルース。
別れのブルースなんて、もう二度と歌わない。
533
:
名無しさん
:2023/02/19(日) 01:05:55
別れた女房は、去り際、おれの女房になった苦悩を語るのだった。
項垂れながら、おれに背を向けながら、女房は語る。
深く俯いているため、こちらからは頭が見えず、それはまるで首を刎ねられた罪人のように思えた。
534
:
名無しさん
:2023/02/19(日) 01:07:16
別れた女房は、去り際、おれの女房になった苦悩を語った。
項垂れながら、おれに背を向けながら、女房は語りに語った。
深く俯いているため、こちらからは頭が見えず、それはまるで首を刎ねられた罪人のように思えた。
535
:
名無しさん
:2023/02/19(日) 01:07:44
別れた女房は、去り際、おれの女房になったことの苦悩を語った。
項垂れながら、おれに背を向けながら、女房は語りに語った。
深く俯いているため、こちらからは頭が見えず、それはまるで首を刎ねられた罪人のように思えた。
536
:
名無しさん
:2023/02/19(日) 01:08:37
別れた女房は、去り際、おれの女房になったことの後悔と苦悩を語った。
項垂れながら、おれに背を向けながら、女房は語りに語った。
深く俯いているため、こちらからは頭が見えず、それはまるで首を刎ねられた罪人のように思えた。
537
:
名無しさん
:2023/02/19(日) 12:42:42
新女房のために、おれは魂を込め歌った。
求愛のブルース、そして求婚のブルース。
別れのブルースなんて、もう二度と歌わない!
538
:
名無しさん
:2023/02/25(土) 13:54:34
強力な自己愛に護られた景一郎には、どんな叱責も効かぬだろう。
効果があるとするなら、必殺の一撃のみ。
539
:
名無しさん
:2023/02/25(土) 14:06:14
強力な自己愛に護られた景一郎に、効果があるとすれば必殺の一撃のみ。
心臓を抉り出されでもしない限り、不気味なブルースが鳴り止むことはない。
540
:
名無しさん
:2023/03/08(水) 21:00:15
悲しくてやりきれないのはこっちのほうさ……。
541
:
名無しさん
:2023/03/10(金) 07:53:41
呪曲
臭曲
怪曲
542
:
名無しさん
:2023/03/10(金) 13:23:07
おれリサイタル『クズは歌う』より『呪曲』
543
:
名無しさん
:2023/03/10(金) 13:23:28
おれリサイタル『臭一郎をひりだしながら』より『臭曲』
544
:
名無しさん
:2023/06/07(水) 23:54:49
最悪な気分だ
まるで松山景一郎の前歯の色みたいだ
545
:
名無しさん
:2023/06/07(水) 23:56:40
今の俺の気分は
まるで松山景一郎の前歯の色みたいだ
くすんで濁って…
546
:
名無しさん
:2023/06/25(日) 15:25:01
この変色した前歯の隙間から溢れ出す、悪臭と恐ろしき旋律。
547
:
名無しさん
:2023/07/03(月) 12:38:47
高校を留年したあの日、おれは夕日の差し込む教室で、永遠に卒業などするものかと誓ったのだ。
そして、鏡を取り出し、写った美しい自分にキスをした。
おれのすべて、ここからはじまった。
あの日から、おれの老化は止まった。
だが、代償として体の一部に呪いを受けてしまった。
548
:
名無しさん
:2023/09/20(水) 16:42:37
夫婦ってのは、どうしても似てきちまう。
初代女房だって、末期はおれにそっくりだった。中身も、見た目も。
初代女房は、長きに渡り、おれの成分を取り込み続けた結果、誰よりもおれの複製だった。
二代目女房も、近いうちにおれに変貌する。
それが良きことなのか、おれには解らない。
だが、そうなったとき、おれは耐えきれるだろうか。
549
:
名無しさん
:2023/09/20(水) 16:43:39
夫婦ってのは、どうしても似てきちまう。
初代女房だって、末期はおれにそっくりだった。中身も、見た目も。
初代女房は、長きに渡り、おれの成分を取り込み続けた結果、誰よりもおれの複製だった。
二代目女房も、近くおれに変貌する。
それが良きことなのか、おれには解らない。
だが、そうなったとき、おれは耐えきれるだろうか。
550
:
名無しさん
:2023/09/20(水) 17:05:22
夫婦ってのは、どうしても似てきちまう。
初代女房だって、末期はおれにそっくりだった。中身も、見た目も。
初代女房は、長きに渡り、おれの成分を取り込み続けた結果、誰よりもおれの複製だった。
二代目女房も、近くおれになっちまうのか。
それが良きことなのか、おれには解らない。
551
:
名無しさん
:2023/10/05(木) 11:23:57
初代女房に女房失格を宣言したあの日、おれは二代目女房の姿を見た気がする。
だが、その姿はまだうら若き少女の姿であった。
初めて二代目女房を見たとき、おれにはわかった。
これが、あのとき見た少女であり、おれの女房になるババアだと。
552
:
名無しさん
:2023/10/05(木) 11:26:36
初代女房に女房失格を宣言したあの日、おれは二代目女房の姿を見た気がする。
だが、その姿はまだうら若き少女の姿であった。
今の姿とは違う。だが、面影はあった。
そして、初めて二代目女房に出会ったとき、おれは確信した。
これが、あのとき見た少女であり、おれの女房になるババアだと。
553
:
名無しさん
:2023/10/05(木) 11:49:56
女房はおれの玉を持ち、今まで見てきたどの玉より奇異だと、興味深く眺めていた。
選ばれしものには、特殊な能力が与えられる。
それが、おれの場合はこの睾丸であった。
おれの睾丸は、巨大で、妖しげな光を放ち、女児の種を持たなかった。
つまり、おれに与えられた使命は、大量の男児を生産し、軍を作り、国を攻め、おれが王になることであった。
女房の体は頑丈で、たとえ100人の男児を作ったとして、壊れることはないと思えた。
だが、女房はおれの使命を拒んだ。
おれは、女房に女房失格を宣言するのだった。
554
:
名無しさん
:2023/10/05(木) 11:50:09
女房はおれの玉を持ち、今まで見てきたどの玉より奇異だと、興味深く眺めていた。
選ばれしものには、特殊な能力が与えられる。
それが、おれの場合はこの睾丸であった。
おれの睾丸は、巨大で、妖しげな光を放ち、女児の種を持たなかった。
つまり、おれに与えられた使命は、大量の男児を生産し、軍を作り、国を攻め、おれが王になることであった。
女房の体は頑丈で、たとえ100人の男児を作ったとして、壊れることはないと思えた。
だが、女房はおれの使命を拒んだ。
おれは、女房に女房失格を宣言するのだった。
555
:
名無しさん
:2023/10/07(土) 09:09:37
女房はおれの玉を持ち、今まで見てきたどの玉より奇異だと、興味深く眺めていた。
おれの玉は、巨大で、不気味な光沢を放ち、女児を持たなかった。
王の証だと、おれは思った。
おれに与えられた使命は、女房に100人の男児を産ませ、軍を作り、国を攻め、おれが王になることであった。
だが、女房はそんなおれの使命を拒んだ。
おれは、女房に女房失格を宣言した。
556
:
名無しさん
:2023/10/07(土) 09:10:58
初代女房と別れたあの日、おれは二代目女房の姿を見た気がする。
だが、その姿はまだうら若き少女の姿であった。
今の姿とは違う。だが、面影はあった。
そして、初めて二代目女房に出会ったとき、おれは確信した。
これが、あのとき見た少女であり、おれの女房になるババアだと。
557
:
名無しさん
:2023/10/09(月) 20:50:14
女房はおれの玉を持ち、今まで見てきたどの玉より奇異だと、興味深く眺めていた。
おれの玉は、巨大で、不気味な光沢を放ち、女児を持たなかった。
おれに与えられた大いなる使命は、女房に100人の男児を産ませ、軍を作り、国を攻め、おれが王になることであった。
だが、女房はそんなおれの使命を拒んだ。
おれは、女房に女房失格を宣言した。
558
:
名無しさん
:2023/10/09(月) 20:50:32
女房はおれの玉を持ち、今まで見てきたどの玉より奇異だと、興味深く眺めていた。
おれの玉は、巨大で、不気味な光沢を放ち、女児の種を持たなかった。
おれに与えられた大いなる使命は、女房に100人の男児を産ませ、軍を作り、国を攻め、おれが王になることであった。
だが、女房はそんなおれの使命を拒んだ。
おれは、女房に女房失格を宣言した。
559
:
名無しさん
:2024/07/23(火) 19:50:49
夏に入り、驚いたことに私の美しい肉体から饐えた老人の臭いがしていた。
景一老になるのか、この私が。
二代目女房が引きつけられたあの芳香はもう、無い。
慣らさねばならないと思った。
景一老となることに私と二代目女房は慣れなければなるまい。
私は、なにより強く悪臭を放つ足先を、眠る二代目女房の口にそっと突っ込んだ。
慣らさねばならない、慣らさねばならないのです。
臭みと苦味に暴れだす二代目女房を押さえつけ、私はさらに突っ込む。
560
:
名無しさん
:2024/08/09(金) 18:02:02
驚くべきことに景一郎の持つ毒液は、景一郎自身にも効果があるようであった。
流し込まれる毒液により分裂しすぎた景一郎は次々に倒れてゆく。
最後の景一郎が倒れ、そこには平和が訪れる。
561
:
名無しさん
:2024/10/19(土) 16:21:28
おれは、栄子を連れて高校を留年したあの日に戻るよ。
うら若き栄子を見たいんだ。
──だから、戻るとしよう。
562
:
名無しさん
:2024/10/19(土) 16:23:23
景一老はフガフガと歌った。
すっかりボケたが、歌うことだけは忘れてはいない。
栄子はおれに薬を飲ます。
おれは深い眠りへと落ちていった。
563
:
名無しさん
:2024/11/15(金) 20:06:14
その墓石からは夜更けになると不気味な歌が聴こえてくるという。
──死してなお、歌い続けるというのか。
564
:
名無しさん
:2025/01/14(火) 19:28:44
高校を留年したあの日に栄子をつれて戻るよ。
うら若き頃の栄子。
──キミに会いたい
565
:
名無しさん
:2025/01/14(火) 19:38:32
伝説のミュージシャンと呼ばれるようになったのはいつからだろう。
少しずつおれの名は広まっていき、いつしかおれの名を知らぬ者はいないほどになった。
だが、いずれ忘れ去られる時も来るだろう。
あり得ないことだが、栄子おまえもおれから去ることがあるかもしれない。
でも、そのときは伝説のミュージシャンとそのファンの関係に戻るだけさ。
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