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文書

142名無しさん:2021/11/22(月) 13:24:14
新女房は、何度、目を擦ったって老婆のままだった。
理想とする女房とは、かけ離れたその老婆を見ながら、私はほとんど祈った。
私は、高校を留年したあの日に戻るから。
今より、エネルギッシュなキモさを持っていた私に戻る。
やり直したいのさ、あの頃を。
だから、新女房、おまえも、セヴンティーンの私に見合う、うら若き少女になれ。
そして、やり直そう。
私の理想の夫婦を。そして、娘を作ろうか。

そんなことは無理だと理解している、私は、無能でキモくて金もないスケベなジジイで、口を開けばつまらないことばかりだ、それでも、おまえだけでも私の理想通りの女房になるんだ。

若返れ、若返れ。
私は、目の前の老婆に祈った。


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