[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
自民党スレ2
41
:
OS5
:2024/08/11(日) 06:35:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/76773514e99cdff68e16b96a786bf45142f576a2
異例の歴訪中止、総裁選も意識 出発1時間40分前、岸田首相決断
8/10(土) 7:05配信
時事通信
首相官邸に入る岸田文雄首相=9日午後、東京・永田町
岸田文雄首相は9日から予定していた中央アジア歴訪を急きょ取りやめた。
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出たことで、その備えを優先したためだが、9月に予定される自民党総裁選に影響が及ぶのを避ける狙いもあったもよう。異例の「ドタキャン」に政府内は混乱した。
【ひと目でわかる】南海トラフ巨大地震(半割れ)のイメージ
「念には念を入れ、1週間程度は国内にとどまり、政府の対応や情報の発信に万全を期すべきだと判断した」。首相は長崎市での記者会見で、今回の訪問を中止する理由についてこう説明した。
当初、12日までの日程でカザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルを訪れる予定だった。長崎の平和祈念式典に参列後、長崎空港を午後3時ごろにたつことにしていた。
だが、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が8日午後に発生。気象庁が初めて南海トラフ地震臨時情報を発表すると、状況が一変した。首相は歴訪の可否について判断を迫られた。
8日夜の段階で、首相は記者団に「適切に判断したい」と述べるにとどめた。自民党幹部には、長崎滞在中に決めると電話で伝えた。
長崎には9日午前9時ごろに着いたが、11時すぎの林芳正官房長官の会見では発表されず、首相が取りやめを会見の場で公表したのは午後1時20分ごろ。出発予定時刻の1時間40分前だった。
決断が遅れたのは、歴訪の可能性をぎりぎりまで探ったためだ。カザフで開く中央アジア5カ国との初の首脳会合には、この地域に強い影響力を持つロシアや中国をけん制する狙いがあった。首相周辺も8日夜、「中ロのどちらかに寄らないでほしいと首相自ら伝えることに意味がある」と力説していた。
最終的に南海トラフ地震への備えを優先したのは、総裁選を意識したためとみられる。気象庁は今後1週間、巨大地震に注意するよう呼び掛けた。首相の不在中に発生すれば、「危機管理の最高責任者」として批判される可能性が高い。
政府筋は「世論を恐れたのだろう」との見方を示す。ある岸田派幹部は「失点の材料をつくらないことだ」と語り、首相の判断に理解を示した。
中止発表を受け、首相に同行するため長崎空港で待機していた外務省関係者には戸惑いの声が広がった。幹部の一人は「急に決まった。そうでなければ、こんなに大挙してここまで来ない」と肩を落とした。
42
:
OS5
:2024/08/13(火) 09:33:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/974cb3739c13f47f93aba9d295755fb04ca22e47
高市・野田氏、推薦人が課題 女性出馬で党内「刷新感」期待 自民総裁選
8/12(月) 6:49配信
時事通信
高市早苗経済安全保障担当相(写真左)と野田聖子元総務相
自民党内で、9月に予定される党総裁選を巡り、女性候補の待望論が根強い。
派閥裏金事件の逆風が続く中、初の「女性首相」誕生の可能性を示し、刷新感を演出する狙いからだ。2021年の前回に続き、高市早苗経済安全保障担当相や野田聖子元総務相が出馬を模索するが、必要な20人の推薦人確保が課題となっている。
【主な経歴】高市 早苗(たかいち さなえ)氏
総裁選への意欲を隠さないのは高市氏だ。7月に新著「日本の経済安全保障」を出版。全国各地を講演して回り、X(旧ツイッター)には大勢の聴衆と共に撮影した写真が並ぶ。さらに、総裁選をにらんで昨年立ち上げた勉強会の成果を、書籍として今月下旬にまとめる予定だ。
野田氏も立候補を視野に入れる。7月24日夜に渡海紀三朗政調会長、浜田靖一国対委員長らと東京都内のホテルで会食。渡海、浜田両氏は前回、野田氏の推薦人を務めており、総裁選を意識した行動なのは明らかだ。
前回は結党以来初めて、複数の女性候補が競う総裁選となった。党関係者は「今回も女性は必須だ。多様な議論で政党としての活力を見せないといけない」と強調する。
ネックは推薦人だ。高市氏は前回、安倍晋三元首相の支援を受けて善戦した。その死去で後ろ盾を失い、勉強会の参加者は毎回、十数人程度にとどまった。同じ保守系の青山繁晴参院議員も立候補の意向を明言。支持層が重なるだけに、仲間集めはさらに苦戦しそうだ。
野田氏も前回、二階派や竹下派(当時)の協力を得て、告示前日に出馬表明にこぎ着けた。今回、推薦人になり得るのは現状で「12〜13人」(周辺)といい、20人の確保は見通せない。
高市、野田両氏以外では、上川陽子外相の名前も取り沙汰されている。麻生太郎副総裁が持ち上げたことで一躍「ポスト岸田」に浮上。ただ、選挙応援で「うまずして何が女性か」と発言し批判を浴びるなど、期待は急速にしぼんでいる。上川氏は岸田派所属で、岸田文雄首相(総裁)が再選を目指す中、立候補は困難との見方がもっぱらだ。
女性候補のめどが立たない状況に、党内からは「推薦人を貸してでも出馬させた方がいい」(幹部)との声も漏れる。
43
:
OS5
:2024/08/13(火) 09:49:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e544d56c3d43e1952e6037e939274c17dcc866f
「沖縄離れ」進む自民 米兵性暴力で政府への苦言なし【解説委員室から】
8/11(日) 15:30配信
99
コメント99件
時事通信
沖縄復帰記念式典であいさつする山中貞則総理府総務長官兼沖縄開発庁長官(右)=1972年5月、那覇市
沖縄県で発生した米兵による少女への暴行事件が県側に伝えられていなかったことについて、自民党の実力者からは、政府に苦言を呈する声は聞かれない。太平洋戦争で唯一地上戦が展開された史実を踏まえ、政治家人生を懸けて、沖縄を巡る諸問題に取り組んだ実力者が2000年代初頭まではいた。当時と比べ、自民党政治家の「沖縄離れ」は鮮明だ。(時事通信解説委員長 高橋正光)
【写真】守礼門前で行われた2000円札発行記念式典
◇官邸に報告、県には伝えず
事件が起きたのは昨年12月。米兵は不同意性交罪などで起訴された。外務省は首相官邸には報告したものの、県や防衛省には連絡せず。今年6月になり、メディアが報じたことで事件が表明化した。
これをきっかけに、今年5月にも米兵による性暴力事件があり、外務省が同様に、県に伝えていなかったことも明らかになった。
こうした政府の対応に玉城デニー知事は激しく反発したが、上川陽子外相は7月30日の参院外交・防衛委員会の閉会中審査で「問題があったとは考えていない」と強調。県に伝えなかった理由を「被害者のプライバシー」などと説明した。
もっとも、6月16日には沖縄県議選が行われており、政界では「選挙へのマイナス材料と考え、政権の判断として伝えなかったのだろう」(野党関係者)との見方が消えない。
県議選の結果、自民、公明両党は16年ぶりに多数派となり、2年後の知事選での県政奪還に向け、足場を築くことになった。
◇初代開発庁長官、山中貞則氏
来年の8月15日で終戦から80年。かつては、自身の戦争体験などから沖縄に思いを寄せ、基地負担の軽減や経済振興などに懸命に取り組んだ実力者が自民党に複数いた。その一人が、山中貞則元通産相(1921年7月―2004年2月)だ。
山中氏は、鹿児島県末吉村(現曽於市)出身。台湾国民学校の教師を経て、戦時中は中国大陸を転戦。復員後、鹿児島県議を経て、53年の衆院選で初当選し、当選17回を重ねた(在職47年9カ月)。この間、佐藤栄作内閣で70年、沖縄の復帰問題を担当する総理府総務長官で初入閣し、72年の返還に伴い初代の沖縄開発庁長官に就任した。
曽於市の「山中貞則顕彰館」の資料によると、山中氏は政治家を目指すに当たり、「戦没者に対し、生き延びている事に申し開きのできる人生を歩む」と誓ったという。
戦時中、鹿児島県内には鹿屋(海軍)や知覧(陸軍)などの航空基地があり、多くの特攻隊員が沖縄に向けて出撃している。山中氏が沖縄振興を政治家としてのライフワークにしたのは、こうした地域事情もあっただろう。同時に、「政治の師」でもある当時の佐藤首相が「沖縄返還」を政権の重要課題に掲げたことも一因のようだ。
山中氏は、沖縄の課題は一律ではなく、島ごとに異なると痛感。直接話を聞くため、48の有人離島を全て回り、683本の沖縄関連の特例法の制定や改正に関わった。名誉県民に唯一選ばれ、県内には、通称「やまなか通り」がある。
山中氏は自民党税制調査会長として、消費税スタート時の税率を3%にする方針を決めるなど、「税調のドン」としても知られる。山中氏が税制のプロになったきっかけは、佐藤蔵相の下で大蔵政務次官となり、佐藤氏から税制を学ぶようアドバイスされたこと。佐藤氏抜きで、山中氏は語れない。
44
:
名無しさん
:2024/08/13(火) 09:50:03
「死に場所」に決めた梶山元官房長官
東京・霞が関の外務省
「政治家としての死に場所を得た」。96年1月に発足した橋本龍太郎内閣で官房長官に就いた梶山静六氏(1926年3月―2000年6月)は、同年11月の第2次橋本内閣の発足に当たり、志願して「沖縄問題担当」を兼務すると、政治家人生の集大成として基地問題に取り組んだ。
村山富市政権時の95年に米兵による少女暴行事件が起きると、県内で反基地運動が広がった。現状を憂慮した橋本氏は首相就任直後の96年2月、米サンタモニカでのクリントン大統領との初の首脳会談で、「世界一危険な基地」と言われる米軍普天間飛行場の返還をいきなり提起した。県の要望を事前に聞いた上での、政治決断だ。
そして、日米両政府は同年4月、「5〜7年」での返還で合意した。梶山氏が、沖縄を「死に場所」と口にしたのはこの頃だ。
梶山氏が取り組んだのは、戦略的価値が低下した米軍施設・区域の返還を含む地元の負担軽減と、基地負担に見合う大胆な経済振興などだ。
梶山氏の尽力もあり、米軍基地の整理・縮小を協議する日米特別行動委員会(SACO)が同年12月に最終報告をまとめ、返還や騒音軽減などで合意した。
経済振興に関しては、梶山氏は同年8月、私的懇談会(通称・島田懇談会)を設置し、沖縄の経済界や労働界、メディアのトップらをメンバーに起用。地元の要望を直接聞き、11月に提言を受け取ると、これを基に事業化を進めた。
この過程で、梶山氏がしばしば怒りを募らせたのが外務省だ。基地の反対運動が起きると矢面に立つのは当時の防衛施設庁。外務省については、県や市町村などとの連絡・調整など地元の理解を得る努力を防衛施設庁に任せ、汗をかいていないように感じた。
梶山氏は、外務省幹部らを「タキシードに蝶ネクタイを締め、ワイン片手にダンスを踊るのが仕事だと考えているのが外務省」などと面罵した。外交官として、パーティーなど社交の場には好んで出席するが、地元対策など難しい仕事を積極的には引き受けようとしない姿を、痛烈に皮肉った言葉だ。
叱責されることを恐れて官房長官室に寄り付かず、梶山氏への報告を秘書官に任せる幹部もいた。
懇談会のメンバーだった稲嶺恵一氏はその後、自民党の支援を得て知事選に出馬し勝利。梶山氏が死去すると、知事として追悼文を寄せ「時には会議終了後、車座になりグラスを傾けながら、いつまでも沖縄側の発言にじっと耳を傾けておられた。その真摯(しんし)なお姿に感動さえ覚えた」としのんだ。
梶山氏は陸軍士官学校出身で、中国大陸で飛行訓練中に終戦を迎えた。がんで死去する前年の99年には、夫人とともに鹿児島県南九州市の「知覧特攻平和会館」を訪れ、特攻隊員の遺影や遺書などを目にしている。戦後を生きた政治家として、先に逝った戦友に対し、「死に場所」に決めた沖縄に尽くしたことを報告しただろう。
45
:
名無しさん
:2024/08/13(火) 09:50:19
サミット開催、小渕元首相
小渕優子氏(左)と梶山弘志氏
98年7月の自民党総裁選で梶山氏らに勝利して首相に就任した小渕恵三氏も、沖縄への思い入れが強かった政治家として知られる。その象徴が、00年の主要国首脳会議(サミット)の開催地を沖縄に決めたことだ。
小渕氏は早稲田大学在学中に沖縄の復帰運動に参加。卒業後、米施政下の沖縄から世界漫遊の旅に出るなど、政治家になる前から接点があった。そして、小渕氏はサミット開催地について、過去3回東京で行っていることから、「地方開催」を前提に選定を進めた。
米軍による事件、事故が起きた場合の悪影響や警備上の問題などから、外務省や警察庁は沖縄での開催に消極的だったが、小渕氏は99年4月、慎重論を押し切り、沖縄を選んだ。サミットに合わせて、「守礼門」が描かれた2千円札の発行も決めた。
当時を知る警察庁OBによると、沖縄開催を決断した小渕氏は、野中広務官房長官を通じて、田中節夫警察庁長官に「警備で苦労をかけるが、費用を含めてあらゆる負担に応じる」と伝えたという。
小渕氏はサミットの2カ月前に脳梗塞で死去。ホスト役は後継首相の森喜朗氏が務めた。名護市内のホテルで開かれた歓迎レセプションに招かれた小渕氏の千鶴子夫人は、クリントン米大統領やシラク仏大統領ら各国首脳を前に、涙を流した。
山中、梶山、小渕の3氏のほかにも、就任後最初の首脳会談で普天間返還を切り出し、基地問題を梶山氏に全面的に委ねた橋本元首相。小渕氏の決断を官房長官として後押しした野中氏も、沖縄の立場に理解を示し、諸問題に尽力した「沖縄族」議員に挙げられよう。
◇「沖縄族」育たず
梶山氏の長男・弘志氏は、地方創生相、経産相などを経て幹事長代行。小渕氏の次女・優子氏は、少子化対策相、経産相などを歴任し選対委員長。それぞれ党の要職にある。
弘志氏はエネルギーや港運関連の政策などに詳しく、沖縄との接点は少なそう。一方、優子氏は党沖縄振興調査会長をかつて務めており、沖縄への思い入れはあるとみられる。
優子氏は党の選挙責任者として、沖縄県議選で現地入りし、自民党候補への支持を訴えた。その効果もあり、自民党は議席を伸ばし、公明党と合わせて過半数を確保した。その直後に判明したのが米兵による少女らへの暴行事件だ。
しかし、優子氏が地元の反発を受け止め、外務省に苦言を呈した形跡はない。外務省などの慎重論を押し切って、沖縄でのサミット開催を決断した父・恵三氏とは対照的。優子氏を含め、沖縄の問題をライフワークとし、忖度(そんたく)せずに政府にものを言う実力者「沖縄族」が育っていないのが、実情だ。
自民、公明両党を除く「オール沖縄」の支援を受ける玉城知事は、普天間飛行場の名護市辺野古への移設にあらゆる手段で抵抗し、岸田文雄内閣と厳しく対立する。そうであっても、国内の米軍基地の7割以上が沖縄県に集中し、戦後の日本の安全保障に貢献してきたことは紛れもない事実だ。梶山氏が沖縄を「死に場所」と決めた当時の太田昌秀知事は革新系だ。
事件を受けた岸田政権や外務省の対応、自民党内の反応について、山中、梶山、小渕の各氏が存命だったら、どういう言葉を発するだろうか?
46
:
OS5
:2024/08/14(水) 10:25:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/d46625411caa0528cfdfc72b3bfaf4a823f88d8c
「どうする河野太郎」出馬めぐり麻生、菅の板挟みに・・・若手台頭で「最後のチャンス」との見方も
8/14(水) 9:32配信
9月の自民総裁選への出馬を目指す河野太郎デジタル担当相(61)に対し、永田町で「挑戦権喪失」の危機がささやかれている。所属派閥領袖の麻生太郎副総裁が、岸田文雄首相(総裁)の再選を支持する立場から河野氏の出馬を認めない公算が大きく、その場合、「断念か派閥離脱による出馬か」(周辺)の厳しい選択を迫られるからだ。
河野氏は2021年の前回総裁選の決選投票で岸田首相に惜敗したことで、捲土重来を期す。同氏は2009年総裁選にも出馬しており、今回は「まさに『3度目の正直』を狙っての出馬」(同)ともなる。しかも、父・洋平氏(元自民総裁・元衆院議長)、祖父・一郎氏(元副総理・五輪担当相=故人)がいずれも、「あと一歩で総理総裁を逃す」という悲運の名門・河野家の3代目だけに、「悲願達成へ意欲満々」(同)なのは当然でもある。
初当選時から「総理総裁を目指す」と公言し、46歳で総裁選に出馬した河野氏。ただ、父・洋平氏が宏池会(宮沢派=当時)を離脱して結成した河野グループを受け継いだ麻生氏は総理・総裁の座を射止め、現在も「キングメーカー」として君臨しているため、河野氏も「麻生氏の後ろ盾がないと勝負できない」(側近)との見方が多い。
その一方で、河野氏の「実質的後見人」とされるのは菅義偉前首相。無派閥議員による菅グループは今も党内影響力を維持しており、ここにきて、党内の“岸田降ろし”の旗振り役として活発に動く菅氏にとって、「河野氏は小泉氏と並ぶ重要な手札」(菅氏側近)とされる。ただ、菅氏は麻生氏との「激しいキングメーカー争い」を展開しているため、河野氏は「どちらに支援を頼むかで悩んでいる」(周辺)のが実態とみられる。
■親分・麻生氏に頭下げ、「脱原発」も軌道修正
そうした中、河野氏が8月9日夜、都内の日本料理屋で麻生氏と会食したことが注目された。関係者によると、この会食で河野氏は、改めて総裁選出馬の意欲を伝え、みずからが掲げる政策などを説明したとされる。両氏の会食は6月以来で、「麻生氏は明確な意思表示はせずに、河野氏の言い分を黙って聞いていた」(周辺)という。
そもそも前回総裁選では、麻生派が二手に分かれる形で、河野氏と岸田文雄首相の双方を支援した経緯がある。このため、河野氏としては、「今回こそは麻生派の全面的支援を取り付けるべく、麻生氏に頭を下げた」(側近)とみられている。
もともと河野氏は、小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長とともに、世論調査での首相候補番付でのトップ争いの常連で、前回総裁選での連携などから「小石河連合」とも呼ばれてきた。ただ、最新の各種世論調査では石破、小泉両氏に比べて河野氏への国民の期待度が低下し、特に、自民支持層では岸田首相よりも下位となる数字が出始めている。
そこで問題となるのが河野氏の主張する政策だ。もともと河野氏は「脱原発」が持論だったが、前回総裁選では「現実的なエネルギー政策として原発再稼働を当面容認する」と軌道修正した。河野氏を支える若手議員らの助言を踏まえての方向転換とされるが、「支持者の反発などで失速」(自民長老)し、決選投票敗北にもつながったとみられている。さらに、河野氏が閣僚として所管している「マイナンバー」を巡っては、トラブルが相次ぐマイナンバーカードと健康保険証の一体化での「強引な手法」も批判の的で、こちらも人気低下の要因となっている。
47
:
OS5
:2024/08/14(水) 10:25:32
■「フォロワー最多」が“異端児”批判にも
そうした河野氏の「最大の武器」(側近)は X(旧ツイッター)のフォロワーが国会議員最多の256万人に達することだ。長年続けている「ごまめの歯ぎしり」と題する自らのウェブサイトでの歯に衣(きぬ)着せぬ言動が、フォロワー拡大につながってきた。その一方で、永田町では「ネットの専門家という特質が、『異端児・河野』という批判、不信にもつながっている」(閣僚経験者)との指摘も少なくない。
そもそも麻生、河野両氏の「親分子分としての絆は深い」(麻生派幹部)とされる。名前が同じ「太郎」なので、麻生氏は常々、河野氏を「太郎ちゃん」と呼び、政治家としての人間関係の作り方や、政策づくりのポイントなどのアドバイスを欠かさない。これに対し河野氏も「言われたことはすぐ実行に移してきた」(同)のは事実だ。
まさに、以心伝心の関係だったのに、今回、あえて河野氏が麻生氏に頭を下げ、出馬の後押しを求めたのは、石破氏ら「ポスト岸田」候補が水面下で動きを活発化させていることで、「このまま埋もれていく怖さもあった」(河野氏側近)という。
ただ、麻生派内では「今回は河野さんを中核で支える司令塔が見えてこない。前回ほど『河野氏を立てて戦うべきだ』という雰囲気ではない」との声が多い。党内には「麻生派の全面支援がなければ20人の推薦人が集まるかどうか厳しい」との指摘もある。だからこそ、親分の麻生氏と、後見人の菅氏の関係との悪化に頭を悩ませるのだ。
■菅氏と同期の還暦過ぎ、「オワコン化」の危機も
当選9回の河野氏は菅氏と同期。閣僚経験も豊富で防衛相や外相など重要ポストを歴任してきた河野氏は、61歳と還暦を過ぎてかつての「若手改革派」のイメージは薄れ、「このままではオワコン化しかねない」(自民長老)との不安も広がる。しかも3回目の出馬となれば「ラストチャンス」(麻生派中堅)との見方も出始めている。総裁選では小泉氏や小林鷹之前経済安全保障担当相ら「40代ニュースター」の名前も取り沙汰されているからだ。
そうした中、巨額裏金事件を受けた「派閥解消」が今回総裁選にどのような影響を与えるかは「やってみなければ分からない」のが実情だ。ただ、「ここにきて、各候補の優劣は旧派閥の動きが土台となり、脱派閥の空気はくすみつつある」(自民長老)との指摘もある。河野氏自身は「大きな動きによって変わるのか、変わらないのか。そんなことは誰にも分からない」と笑い飛ばすが、「そのこと自体が『出たとこ勝負の総裁選戦略』の表れ」(同)ともみえるだけに、「今回ばかりは、党内の政争から距離を置いてきた河野氏の“政局勘”が厳しく問われる」(政治ジャーナリスト)ことは間違いなさそうだ。
泉 宏 :政治ジャーナリスト
48
:
OS5
:2024/08/14(水) 10:27:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b236f64d71c391cf2c56e899b252f2eaeafa3140
岸田首相が総裁選不出馬の意向
8/14(水) 10:20配信
共同通信
岸田首相が自民党総裁選不出馬の意向と政権幹部。
49
:
OS5
:2024/08/14(水) 10:30:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb319b0b3e36cbd27597e3219b856726c5c3f358
文通費改革、暗礁に 合意うやむや、自・立腰重く
8/14(水) 7:06配信
29
コメント29件
時事通信
調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)改革に関する合意書を交わす岸田文雄首相(右)と日本維新の会の馬場伸幸代表=5月31日、国会内
国会議員に月100万円支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の改革が暗礁に乗り上げている。
【ひと目でわかる】政党支持率の推移
改革を重視する日本維新の会が法改正に向けた合意を先の通常国会で自民党から引き出したが、期限を明示しなかったため、約束はうやむやに。維新の「手柄」を警戒してか、立憲民主党の腰も重く、行方は見通せない。
岸田文雄首相(自民総裁)と維新の馬場伸幸代表は5月末、旧文通費について「使途公開と残金返納を義務付ける立法措置を講じる」とうたった合意書を交わした。維新が自民の政治資金規正法改正案に賛成するのが前提だった。その後、自民が通常国会中の法改正見送りに傾いたため、維新は自民の規正法改正案への賛成を撤回した。
しかし、合意書自体が白紙に戻ったわけではない。首相は通常国会最終盤、党首討論で馬場氏と向き合い、「(旧文通費改革を)一刻も早く成立させたい」と強調。「合意の結果、協議のプロセスが始まった。ぜひやろう」と呼び掛けた。
もっとも、首相の掛け声とは裏腹に、自民の動きは極めて鈍いのが実態だ。旧文通費改革に向け、衆院議院運営委員会は6月、衆院の正副議長と事務総長の経験者から意見を聴取することを決定。それから2カ月が過ぎても、聴取日程は一部しか決まっていない。参院はヒアリング対象者の人選すら終えていない。
自民国対関係者は「規正法改正に反対した維新に協力する必要はない」と断言。自民派閥の裏金事件や規正法改正を受けて国会議員は政治資金を集めづらくなっており、自民幹部は「さらに収入が減れば、金持ちしか議員になれなくなる」と「旧文通費頼み」の苦しい台所事情を漏らす。
立民は旧文通費改革を盛り込んだ法案を2022年に維新などと共に衆院に提出したが、維新と足並みをそろえて改革を自民に迫る機運は乏しい。維新関係者は「立民はポーズだけ。やる気はない」と批判。維新内には「自民は総裁選、立民は代表選で、旧文通費改革どころではない」(幹部)とあきらめに似た空気も漂う。
旧文通費改革に注目が集まったのは、21年の衆院選後、在職期間1日だった月の分が満額支給され、批判を浴びたのがきっかけだ。日割り計算は22年に導入されたが、使途公開と残金返納は実現していない。国会関係者からは「放置すれば政治不信に拍車が掛かりかねない」との声も漏れる。
50
:
OS5
:2024/08/14(水) 15:30:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/57920ab1f2a7d6d34ed8fe5905e3189720f16d9d
【解説】なぜ今?岸田首相不出馬の背景に“政治とカネ巡る問題への責任”明言 “外交日程にひと区切り”も影響
8/14(水) 12:19配信
14日朝、岸田首相が突然退陣を表明し、会見を行いました。
ここまでの会見のポイントを、フジテレビ・政治部の松山俊行政治部長とともにお伝えします。
岸田首相は冒頭、今後の総裁選への対応について自ら出馬しないということを明言しました。
その一つの理由としては、この夏の外交日程に一つの区切りがついたこと。
13日にちょうどモンゴルの首相との電話会談も行われたということで、ここで一つの区切りがついたということを一つの理由として挙げています。
新しく今後の総裁選を戦うにあたっては、透明性や開放性、自由闊達な議論が必要だということで、そうした総裁選にするためには、最もわかりやすい一歩は自らが身を引くことだということで、今後は岸田首相自身は、一兵卒としてこの政治を支えていくという立場を表明したということです。
ここで自分が身を引くことによって活発な総裁選になり、新たな自民党という形を作ってほしいということが願いとしてあると話していました。
また、政治と金を巡る問題がやはり大きな問題としてあったとはっきりと述べていて、政治資金規正法など、様々な再発防止策に取り組んで前に進めようとしてきたということで、政倫審への自らの出席や派閥のパーティー資金の公開上限の引き下げ、そういった手を打って派閥の解消などを行ってきたが、これにさらに政治責任が伴うのであれば、政治の責任として、組織の長として責任を取ることはいささかのちゅうちょもないということを明言し、政治とカネの問題の一連の責任を、自らが身を引くことで取ることを明言したと、これを一番の理由として挙げたということが重要だと思います。
フジテレビ,政治部
51
:
OS5
:2024/08/14(水) 15:31:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fe610e1fde4e5def10b76a8a5a6453614cd499a
岸田首相不出馬、与党に衝撃 野党、政権交代訴え
8/14(水) 12:39配信
時事通信
記者会見に臨む岸田文雄首相=14日午前、首相官邸
岸田文雄首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明したことを受け、与野党に衝撃が広がった。
【写真】記者会見する岸田文雄首相
与党から「政治資金を巡る不祥事にけじめをつけた」(中谷元・元防衛相)と一定の理解を示す声が上がる一方、立憲民主党などは次期衆院選での政権交代の必要性を訴えた。
現職閣僚の一人は「政治とカネの問題の負のイメージを引きずっていた。重い決断だ」と受け止めつつ、お盆休み中の突然の表明に「なぜこのタイミングなのか分からない」と戸惑いを隠さなかった。首相が会長を務めた岸田派には「不出馬の理由が分からない」(若手)と困惑が広がった。
自民中堅は「総裁選に出馬しても勝てる見込みがないと判断したのだろう」と分析。自民若手は「これをきっかけに総裁選に向けた動きが活発化するだろう」と身構えた。
立民の泉健太代表は党本部で記者団に「突然の表明だ。自分の力ではこれ以上の改革は進められないとの思いがあったのだろう」と指摘。「首相が辞めても自民党の体質が変わったわけではない」と述べ、次期衆院選で政権交代を目指す考えを改めて強調した。
日本維新の会の馬場伸幸代表は取材に「岸田政権では国民が求める改革が進まないのは明らかだった。ここが引き際だった」と述べた。共産党の小池晃書記局長は「国民の怒りが追い詰めた結果だ」と語った。
52
:
OS5
:2024/08/14(水) 15:35:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec3ccae27bb88704c9862fc720d701678d7eb4b7
首相の不出馬表明会見、正副官房長官立ち会わず 異例の状況で実施
8/14(水) 15:02配信
朝日新聞デジタル
自民党総裁の岸田文雄首相(67)が総裁選に立候補しないと表明した14日午前の記者会見は、林芳正官房長官と3人の官房副長官が立ち会わない異例の状況で行われた。
国会閉会日など政権運営の節目に官邸で行われる首相会見には、林氏と、村井英樹、森屋宏、栗生俊一の各官房副長官が立ち会うのが通例で、首相が会見場に入る際に4人が一礼して出迎える。
しかし、14日午前11時30分に始まった不出馬表明の臨時会見に4人の姿はなかった。司会は通常通り、小林麻紀内閣広報官が務めた。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9003831045c66d4eb0decdd20cbc683c7501a85
「小石河」そろい踏み? 自民総裁選は大混戦に 首相不出馬表明で候補者一本化の必要なく
8/14(水) 13:40配信
岸田文雄首相の不出馬表明を受け、自民党総裁選が大混戦となる可能性が出てきた。菅義偉前首相(衆院2区)ら反主流とされてきたグループは“対岸田”で候補一本化を模索してきたが、現職撤退となってその必要がなくなったからだ。岸田首相も後継指名はせず「出たい人が出られる」(自民幹部)環境だ。
前回総裁選で河野太郎デジタル相(15区)の勝利を目標に結束した小泉進次郎元環境相(11区)と石破茂元幹事長の「小石河連合」の行方が焦点。すでに出馬意欲を明らかにしている河野氏と石破氏に加え小泉氏を推す声も高まり、三者そろい踏み出馬の可能性も取り沙汰されている。
岸田派内には後継として同派の上川陽子外相の名も浮上するが、本人が意欲を示していないことからムードに高まりはない。むしろ首相を支えなかった格好の麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長への反発が強まってきた。
麻生氏と石破氏のあつれきは政界では周知の事実だが、岸田派関係者は「敵の敵は味方だ」と明言。麻生氏が同じ派閥の河野氏を担いだり茂木氏が出馬したりした場合の石破氏への支援の可能性をにじませている。
神奈川新聞社
53
:
OS5
:2024/08/15(木) 09:08:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d6c071cc6e9ff95589d487f420bfd76cb01afe5
「9月までに候補者が出揃うのでは」“ポスト岸田”選びに向けた動きは前倒しに 岸田総理周辺は「腹を切るからには自民党に改革実行を迫る」
8/14(水) 18:19配信
岸田総理が総裁選に出ないと表明したことで、「ポスト岸田」選びに向けた動きはどうなっていくのでしょうか。国会記者会館から、官邸キャップの川西記者です。
お盆明けから始動すると言われていた総裁選レースですが、ある閣僚経験者は「9月までに候補者が出揃うのでは」と分析するなど、前倒しで動き始めました。
「ポスト岸田」候補のひとり、石破元幹事長は訪問先の台湾で「自分を総裁選に推してやろうという方々が20人おられれば、是非とも総裁選挙に出馬したい」と明言しました。
また、自民党関係者によりますと、河野デジタル大臣も今週に入り、総裁選に向けた政策集を作ろうと動き始めたということです。
そして、総裁選への意欲を示す自民党の茂木幹事長は、まもなく麻生副総裁と会談します。この会談自体は以前から決まっていたということですが、両者の対応が注目されます。
岸田総理周辺は「腹を切るからには自民党に改革実行を迫る、攻めの退陣だ」と語っていますが、そう思われるためには「ポスト岸田」候補がどこまで改革色を出せるかがポイントになります。
TBSテレビ
54
:
OS5
:2024/08/15(木) 09:10:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/21938986ed93374e545aa0cc8050545c9c7597de
菅氏VS麻生氏?キングメーカー争いも勃発 岸田首相の不出馬表明受け
8/15(木) 4:40配信
スポニチアネックス
菅義偉氏
菅義偉氏と麻生太郎氏の首相経験者によるキングメーカー争いも目が離せない。
菅氏は退陣に追い込まれた21年の総裁選を巡り、引き金を引いた岸田氏への“意趣返し”か、ここまで政権攻撃が目立った。岸田氏の再選を阻むべく対抗馬の選定に動いてきたが、不出馬表明を受けて改めて党内情勢を見極めていくとみられる。
小泉氏、石破氏、河野氏の「小石河連合」の誰を推すのか注目されるが、党三役経験者は「菅氏は勝負師。ひとたび決断して動けば、一気に流れができるだろう」と予言した。
岸田政権を支えてきた麻生氏は唯一存続を決めた麻生派の長で裏金事件を受けて「派閥解消」を訴えてきた菅氏とは犬猿の仲。総裁選では岸田氏、茂木氏のどちらかを支持するとみられてきたが、岸田氏が不出馬を決めた今、茂木氏を推す可能性が高いとみられる。
55
:
OS5
:2024/08/16(金) 08:50:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e019ff34cd28cfb6ce7ffa9d1bb2215b955dd40
早期解散論、自民に強まる 総裁選、「刷新」へ期待感
8/16(金) 7:04配信
時事通信
閣議に臨む岸田文雄首相(中央)=15日、首相官邸
岸田文雄首相の退陣表明を受け、9月の自民党総裁選から間を置かずに衆院解散・総選挙が行われるとの見方が自民内で急拡大した。
新総裁選出による「刷新感」を前面に出せば、優位に選挙戦を運べるとの思惑がある。総裁選も早期解散を意識した「顔」選びの側面が出ている。
「解散はこの秋しかない」。後継総裁レースが活発化した15日、選挙基盤に不安を抱える自民若手から、こうした声が上がった。岸田首相を支え続けた党幹部も「新しい総裁で早期に信を問わなければいけない」と指摘。中堅は「新首相は経済対策の策定と並行して衆院解散に踏み切る」との見方を示した。
岸田首相が総裁選不出馬を余儀なくされたのは、来年10月に衆院議員の任期満了を控え、このままでは選挙を乗り切れないとする党内の退陣圧力に抗し切れなかったからだ。「総裁選で勝てたとしても衆院選が厳しい」。首相は14日、ベテラン議員に退陣の理由をこう伝えた。
2020年に発足した菅政権の「教訓」も記憶に新しい。世論の高い支持を集めた政権発足時に衆院解散を見送り、その後は新型コロナウイルス対策を巡る批判の高まりから支持率が低下。解散の時機を逸したまま翌年に総裁選不出馬へ追い込まれ、短命政権に終わった。「早期解散はもはやセオリーだ」。当時のいきさつを知る政府関係者はこう話す。
早くも吹き始めた解散風に、自民内ではフレッシュさを重視する観点から小泉進次郎元環境相(43)や小林鷹之前経済安全保障担当相(49)への期待も高まる。ベテランから若手まで「多くの候補による論戦で盛り上げたい」との声が漏れる。
来夏には東京都議選と参院選が控える。力の分散を避ける観点から、公明党はこれらと同時期に衆院選を行うのに反対論が強く、もともと「今秋のうちに」という立場だった。同党ベテランは「早々に解散しないと、政権が失速して勝てなくなる恐れがある」と語った。
一方、派閥裏金事件に端を発した「政治とカネ」を巡る問題の議論は低調なまま。15日には秘書給与詐取事件で自民を離党した広瀬めぐみ参院議員が辞職した。野党は「自民の体質」(立憲民主党の泉健太代表)と批判しており、看板の掛け替えで世論の納得を得られるかどうか不透明だ。
56
:
OS5
:2024/08/16(金) 08:51:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c4415121955fa36e4df79dbc991d5c063e5f9e
自民党総裁選、「ポスト岸田」に意欲示す発言相次ぐ…推薦人確保が課題の議員も
8/15(木) 18:49配信
読売新聞オンライン
岸田首相
岸田首相(自民党総裁)が9月に予定される総裁選に出馬しない意向を表明したことを受け、内閣の一員として首相を支えてきた閣僚の中からも15日、出馬に意欲を示す発言が相次いだ。出馬に必要な推薦人20人の確保が課題の議員もおり、早期の発信で支持を拡大する狙いもありそうだ。
河野太郎デジタル相(61)は閣議後の記者会見で、外相や防衛相などを歴任したことを挙げ、「いつかこの経験を生かせる日が来ればと思っている」と述べた。
上川陽子外相(71)は外務省内で、「私自身、何をすべきか熟慮した上で決断し、それを行動に移していく覚悟だ」と記者団に述べ、出馬を模索する考えを示した。斎藤健経済産業相(65)は閣議後の記者会見で、「『総裁選に出るべきだ』との連絡が数多く寄せられた」と明かし、「切実な思いで発せられていると感じており、真剣に聞いていかなくてはいけない」と語った。
東京・九段北の靖国神社には、高市早苗経済安全保障相(63)や、待望論が広がる小泉進次郎・元環境相(43)、小林鷹之・前経済安保相(49)が参拝した。参拝後、高市氏は記者団に「仲間と力を合わせ、日本列島を強く豊かにし、次の世代に引き渡す使命を持っている」と強調した。
一方、小林氏は推薦人20人にめどをつけ、出馬表明へ調整に入った。関係者が15日、明らかにした。小林氏は世代交代を求める党内中堅・若手らから出馬を求める声が出ている。
57
:
OS5
:2024/08/16(金) 08:51:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aa0a618b1d6855926902ae7eb7ebd8eb067723d
自民総裁選で石破茂氏、小林鷹之氏が出馬へ推薦人確保に「めど」
8/15(木) 21:54配信
産経新聞
自民党の石破茂元幹事長(春名中撮影)
自民党の石破茂元幹事長は15日夜のBSフジ番組で、出馬を目指している9月の自民総裁選を巡り「よしやろうと言ってくださる方はめどがつきつつある」と語り、立候補に必要な推薦人20人を確保する見通しが立ったことを明らかにした。また、小林鷹之前経済安全保障担当相の擁立を目指す議員の一人は同日、推薦人20人の確保にめどがついたと明らかにした。別の議員は、来週にも出馬表明に踏み切るとの見通しを示した。
斎藤健経済産業相は15日の記者会見で、総裁選出馬の意欲を表明した。「昨日から今朝にかけて『総裁選に出るべきだ』といった連絡が数多く寄せられた。そういう声を真剣に聞かないといけないのかなと思い始めている」と述べた。
総裁選不出馬を表明した岸田文雄首相(自民党総裁)は同日の閣僚懇談会後、「閣僚の中には総裁選に名乗りを上げることを考えている方もいると思う。気兼ねなく、堂々と論戦を行ってほしい」と述べ、岸田内閣の一員でも出馬は制約されないとの考えを示した。
岸田派ナンバー2の座長だった林芳正官房長官は15日の記者会見で、総裁選について「コメントは差し控えたい」と述べた。同派内には首相の後継として林氏を推す声がある。
同派の上川陽子外相は「何をすべきか熟慮した上で決断し、行動に移す覚悟だ」と語った。
高市早苗経済安保担当相は終戦の日に合わせて靖国神社を参拝後、記者団に「日本列島を強く豊かにし、次の世代に引き渡す使命を負っている」と出馬の意欲を重ねて表明した。前回総裁選で高市氏を支援した議員が今回、小林氏支持に回る動きもあり、20人の推薦人確保が課題となる。
河野太郎デジタル相も記者会見で「閣僚として外交・安全保障、防災危機管理など日本が抱える大きな課題を担当してきた。いつかこの経験を生かせる日が来ればいいと思う」と述べた。
茂木敏充幹事長、加藤勝信元官房長官、小泉進次郎元環境相らを含め次期総裁候補に10人前後の名前が挙がる乱戦模様となっている。
58
:
OS5
:2024/08/16(金) 13:07:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/65257334985c89e107f1e2c225dec0b51f651474
〈次期首相をめぐる“妖怪大戦争”〉根回しなしの岸田“自爆テロ”で後継レースに号砲。菅、麻生、二階、森…長老たちが推すのは誰だ?
8/16(金) 8:02配信
44
コメント44件
集英社オンライン
次の首相は誰だ
岸田文雄首相の衝撃的な退任発表を受け、「ポスト岸田レース」が幕を開けた。そんななか、にわかに存在感を高めているのが、陰で権力を牛耳ってきた長老たちだ。岸田首相を支えてきた「主流派」のドン・麻生太郎氏。そして後継候補の石破茂氏、小泉進次郎氏との連携の可能性がささやかれる「非主流派」を統べる菅義偉氏。2人の「フィクサー」を軸にした熾烈な権力闘争が始まった。
〈担がれるのは誰だ〉茂木、石破に進次郎…まだまだいる“ポスト岸田”と噂される議員といえば…
「側近にも会見ギリギリまで伝えていなかった」
「最後まで岸田さんの自爆テロに翻弄された…」
永田町のベテラン秘書はこうため息をついた。お盆休みまっただ中の列島に衝撃が走ったのは8月14日。この日の午後に開かれた会見で、岸田首相自らが「私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かっていきたい」と政権の終焉を語ったのだ。
そんななかで注目されるのは、2人の大物の動向である。岸田首相の後見人として振る舞ってきた麻生太郎副総裁と、前政権を担い首相を辞した後も影響力を保持する菅義偉前首相の2人である。
「どうも今回の岸田首相の総裁選不出馬宣言、麻生さんの耳には入っていなかったようです」と囁くのは前出のベテラン秘書だ。
複数の関係者によると、岸田首相が総裁選に名乗りを上げて再選を果たす道筋は自民党執行部の間でも「既定路線」になっていたとされる。
「今年の総裁選を乗り切り、来年の衆院選まで首相を務めて後任にバトンタッチする、というのが自民党の執行部内で共有されていたシナリオだった。
この案は麻生さんも了承しており、森山裕総務会長ら党幹部もその案に沿って動いていた。岸田さんにも『来年まではしっかりと支えていく』と伝えていたはずです」
ところが、である。岸田首相は9月の総裁選の日程が公表されるよりも前に、自ら辞意を表明してしまった。
岸田首相は8月9日、中央アジア諸国を歴訪する外交日程を取りやめた。8日午後に発生した、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震と、それに伴い、気象庁が南海トラフ地震臨時情報を発したことへの対応を優先したためだ。これが9月の総裁選を見越した動きであることは明らかだった。なのに既定路線とみられていた総裁選出馬がなくなったのはなぜか。
「岸田さんの辞意が周辺に伝わったのは本当に会見直前のことだったようです。側近にも会見ギリギリまで伝えていなかった。麻生さんや森山さんにも事前の相談などの根回しはなかったとみられていて、ほとんど事後報告のような形で伝わった。翻意を促されても説得に応じる気配はなかったといいます」(全国紙政治部記者)
「長老たちの蠢きが岸田さんを徐々に追い詰めていった」
岸田首相はこれまでも重要な政治決断を周囲に伝えずに断行してきた。裏金問題を受けて岸田派の解散を決めた際にも、その独断専行ぶりが麻生氏の怒りを買った。今回は自身の政治生命を懸けた、まさに「自爆」ともいえるサプライズを仕掛けたことになる。
背景には、その麻生氏をはじめとする長老たちの水面下での蠢きが岸田首相の捨て身の決断に至らせた側面もあるのだという。
「岸田首相には当初、麻生さんらのシナリオ通り来年まで首相をして後継に託す選択肢があったようです。しかし、情勢分析を重ねた結果、総裁選に出馬しても勝てない、という結論に至った。
かねてから菅さんが石破さんらを担ごうとする動きもありましたが、ここにきて森喜朗元首相、二階俊博元幹事長といった政界を退いた重鎮の動きが活発化してきたことも耳に入っていた。彼らが主導する『岸田降ろし』に抗する気力を失ったという面もあるのではないでしょうか」(前出の秘書)
59
:
OS5
:2024/08/16(金) 13:07:45
麻生派を率いる麻生氏と、派閥の枠組みにとらわれない独自の政治勢力を築いている菅氏との間では、従来から次のキングメーカーの座を巡る暗闘が続いてきた。その構図に、一時は鳴りを潜めていた森氏、二階氏が加わり、自民党内の権力バランスはさらに複雑になっているという。
「森さんは裏金問題の黒幕として名前が出ていた昨年末から今年初めにかけては露出を控え、老人ホームに入るなど表舞台から消えていた。二階氏も裏金問題にまつわる東京地検特捜部の捜査が続いている時期に重病説が出回り、存在感が薄まっていた。
ところが、ここにきて2人が永田町の会合に出席するなど、にわかに動きが活発化してきた。麻生さんとしては1年かけて岸田さんの後継を探して影響力を保持しようという腹づもりだったのでしょうが、そんな麻生さんの思惑にも岸田さんは当然気づいているはず。こうした長老たちの蠢きが岸田さんを徐々に追い詰めていったのでしょう」(前同)
「二階氏、森氏は影響力を残すために勝ち馬に乗ろうとする」
急迫の度を増している「ポスト岸田」レース。候補として、前回の総裁選にも出馬した河野太郎デジタル相と高市早苗経済安全保障相、さらに石破茂元幹事長や、麻生氏と蜜月関係にある茂木敏充幹事長の名前が取り沙汰されている。
さらに出馬実績のある野田聖子元総務相、知名度が高い小泉進次郎元環境相も候補に名を連ねる。彼ら候補を支える立場で、長老たちがどう立ち回るかが注目される。
「菅氏は、気脈を通じる石破氏、小泉氏のいずれかを推すでしょう。小泉氏なら父の純一郎氏と同じ派閥を率いた森氏も乗りやすい。麻生氏は茂木氏、あるいは自身の派閥に籍を置く河野氏を推す可能性がある。河野氏の場合は、菅氏とも良好な関係にあるため、どう立ち回るのか注目です。
二階氏、森氏は自らの影響力を残すために勝ち馬に乗ろうとするはず。石破氏が出れば乗ってくるのではないでしょうか」(全国紙政治部記者)
さらに岸田首相がどう動くのかにも注目が集まる。
「岸田さんは自身の派閥である岸田派に自らの手で引導を渡しましたが、後継の筆頭候補は林芳正官房長官でした。さらに上川陽子外相は麻生さんの覚えがめでたく、これら岸田派の出身者が総理総裁になれば影響力も残しやすい。勝てるとみれば強力に後押しするのではないでしょうか」(前出の秘書)
9月の政治決戦に向け、永田町のフィクサーたちの蠢動は鳴動へと変わりつつある。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班
60
:
OS5
:2024/08/16(金) 13:08:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9d9ce62367691ef98db3df8c01f08bcc17483c9
小林氏、総裁選出馬に意欲 斎藤・河野・高市氏も前向き 「ポスト岸田」動き活発化
8/16(金) 7:04配信
時事通信
靖国神社の参拝を終えた自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相=15日午前、東京都千代田区
岸田文雄首相(自民党総裁)の退陣表明を受け、9月の総裁選に向けた「ポスト岸田」候補の動きが15日、一気に活発化した。
小林鷹之前経済安全保障担当相(49)は、中堅・若手から一定の支持を得て出馬に意欲を示す。また、首相が現職閣僚の立候補も問題ないとの考えを示し、斎藤健経済産業相(65)、河野太郎デジタル相(61)、高市早苗経済安保担当相(63)が前向きな姿勢をにじませた。
総裁選を巡っては、石破茂元幹事長(67)や茂木敏充幹事長(68)も出馬に意欲を示している。石破氏は15日のBSフジ番組で、必要な20人の推薦人に関し、「(確保の)めどが付きつつある」と説明した。
小林氏は、終戦記念日に合わせて東京・九段北の靖国神社を参拝。総裁選について「政治家として力を高めることに尽きる」と記者団に語った。
小林氏を推すのは、安倍派の福田達夫元総務会長や無派閥の大野敬太郎氏ら。小林氏と同じ衆院当選4回の同期組が中心で、党の「刷新」を訴えている。党内では推薦人を確保できるとの見方が多い。
福田氏らは14日、15日と続けて集まり、対応を協議した。他候補の機先を制する狙いから「お盆明けにも出馬表明すべきだ」との声が出ている。
ただ、派閥裏金事件で多くの処分者を出した安倍派の一部議員が、小林氏を支援することへの批判も根強い。党幹部が「裏金のけじめをつけるのが先だ」とけん制するなど、早くもさや当てが始まっている。
一方、首相は15日の閣僚懇談会の終了後、各閣僚に「気兼ねなく堂々と論戦を行ってほしい」と異例の呼び掛けを行った。
閣議後の記者会見で、斎藤氏は「『総裁選に出るべきだ』との連絡が数多く寄せられた。そういう声を真剣に聞かないといけないと思い始めている」と踏み込んだ。河野氏も「多くの閣僚経験を生かせる日が来ればと思っている」と語った。
保守層を支持基盤とする高市氏は靖国神社を参拝後、記者団に「日本を強く豊かにし、次の世代に引き渡す使命を負っている」と強調。小泉進次郎元環境相(43)も参拝したが、取材には応じなかった。
上川陽子外相(71)は記者団に「何をすべきか熟慮した上で決断し、行動に移す覚悟だ」と述べた。
61
:
OS5
:2024/08/16(金) 13:09:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9d9ce62367691ef98db3df8c01f08bcc17483c9
首相万策尽き、突如の退陣表明 裏金事件で逆風、人心離れ 「ポスト岸田」は混戦も〔深層探訪〕
8/16(金) 7:00配信
時事通信
記者会見で自民党総裁選への不出馬を表明する岸田文雄首相=14日午前、首相官邸
岸田文雄首相が14日、突如退陣を表明した。自民党派閥の裏金事件に対する世論の批判が渦巻く中、党内の「首相で次期衆院選は戦えない」との声に抗しきれず、万策尽きた格好だ。一方で「名誉ある撤退」を演出し、政治的影響力を残そうとの思惑も透ける。お盆休みのさなかに号砲が鳴った「ポスト岸田」レースは、混沌(こんとん)とした様相を呈している。
【写真】記者会見を終えた岸田文雄首相
◇再選模索、最近まで
「今回の事案の当初から心に期してきた。私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かっていきたい」。14日午前、首相官邸で緊急記者会見に臨んだ首相は、9月の総裁選不出馬を決断した理由をこう説明。自身の進退を意識しつつ、裏金事件の対応に取り組んできたと強調した。
その言葉とは裏腹に、首相は最近まで総裁再選の可能性を探り続けた。裏金事件の対応を巡り、後ろ盾だった麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長との溝があらわになる中、先月8日に森山裕総務会長や渡海紀三朗政調会長、小渕優子選対委員長をひそかに首相公邸へ呼び結束を確認。「続けるべきです」と背中を押され、「迷うような表情を浮かべた」(出席者)という。
お膝元の岸田派でも、総裁選への出馬を前提に近く、研修会を開く段取りが進んでいた。
しかし、今月に入って総裁選の日程が具体化し始めると、再選戦略の険しさに直面。2、7両日に会談した麻生氏が「次の総裁選は複数人が出た方がいい」と話す態度から、支持取り付けのハードルが高いことを感じ取ったようだ。
連立を組む公明党からも次期衆院選への懸念が寄せられ、自民では党の顔「刷新」を求める動きが表面化。関係者は「水面下の党員票調査で、首相支持の結果がかなり悪かったようだ」と話す。
先週末、首相は親しい関係者との電話で、石破茂元幹事長ら「ポスト岸田」候補の動向を、しきりに気に掛けていたという。「次の総裁選では地方票の風向きが議員票にも影響する」。自身への逆風を意識してか、こんな弱気の姿勢もにじませた。
◇影響力温存
裏金事件の「責任」を一手に引き受ける姿勢を示すことで、政治的影響力の温存を図ろうとした節もある。総裁選の日程決定を20日に控え、自民中堅は「誰かが出馬表明した後では『勝てないから出ない』と見られてしまう」との見方を示した。
首相は13日夜から14日朝にかけ、木原誠二幹事長代理や嶋田隆首相秘書官ら側近と相次ぎ面会。退陣の意思を伝えたという。
会見前には、公明の山口那津男代表に電話して「自公の連立政権にとっても最良の選択だ」と説明。山口氏は記者団に「首相の思いに報いる政権運営に尽力する」と強調した。
「このままだと衆院選で自民党がなくなる。自分が責任を取って信頼回復するならありがたい」。会見を終えたばかりの首相は、党ベテランにこう述べ、揺れた末の決断を正当化してみせた。
◇多数派工作、本格化へ
急転直下の退陣表明を受け、後継の総裁選びが事実上スタートした。派閥が相次ぎ解消を決定したことで、「ポスト岸田」候補らは当面、推薦人として必要な20人の確保に向け、党内への働き掛けを強める構えだ。
現職の再選断念により、党幹部や閣僚も出馬に向けた「足かせ」が外れた状況。政府関係者は「従来のような派閥頼みで20人を集めることはできない。予想が付きにくい」と語った。
62
:
OS5
:2024/08/16(金) 13:11:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa6bce5a83a04ab7b6921c5fc778f004def6459
自民党総裁選に閣僚ら続々意欲表明 斎藤経産相ら10人前後 岸田首相「気兼ねなく」
8/15(木) 18:23配信
産経新聞
繰上げ閣議に臨む岸田文雄首相(中央)=15日午前、首相官邸(春名中撮影)
岸田文雄首相(自民党総裁)が9月の総裁選不出馬を表明したことを受け、「ポスト岸田」を目指す閣僚らは15日、続々と出馬に意欲を示した。首相は同日の閣僚懇談会後、「閣僚の中には総裁選に名乗りを上げることを考えている方もいると思う。気兼ねなく、堂々と論戦を行ってほしい」と述べ、岸田内閣の一員でも出馬は制約されないとの考えを示した。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
斎藤健経済産業相は15日の記者会見で、総裁選出馬の意欲を表明した。「昨日から今朝にかけて『総裁選に出るべきだ』といった連絡が数多く寄せられた。そういう声を真剣に聞かないといけないのかなと思い始めている」と述べた。
岸田派ナンバー2の座長だった林芳正官房長官は15日の記者会見で、総裁選について「コメントは差し控えたい」と述べた。同派内には首相の後継として林氏を推す声がある。同派の上川陽子外相は「何をすべきか熟慮した上で決断し、行動に移す覚悟だ」と語った。
小林鷹之前経済安全保障担当相の擁立を目指す安倍派などの中堅・若手議員は15日、前日に引き続き協議を行った。小林氏を推す議員の一人は、来週にも出馬表明に踏み切るとの見通しを示した。小林氏は終戦の日に合わせて靖国神社を参拝した後、記者団に「今は政治家としての力を高めることに尽きる」と述べるにとどめた。
高市早苗経済安保担当相は靖国神社参拝後、記者団に「日本列島を強く豊かにし、次の世代に引き渡す使命を負っている」と出馬の意欲を重ねて表明した。前回総裁選で高市氏を支援した議員が今回、小林氏支持に回る動きもあり、20人の推薦人確保が課題となる。
河野太郎デジタル相も記者会見で「閣僚として外交・安全保障、防災危機管理など日本が抱える大きな課題を担当してきた。いつかこの経験を生かせる日が来ればいいと思う」と述べた。
石破茂元幹事長は推薦人が集まれば出馬する意向を示す。茂木敏充幹事長、加藤勝信元官房長官、小泉進次郎元環境相らを含め次期総裁候補に10人前後の名前が挙がる乱戦模様となっている。
63
:
OS5
:2024/08/16(金) 14:02:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d1c9b8c039b354115c32e808016182b47afb157
麻生副総裁が茂木幹事長に「支持は難しい」との意向伝える…自民党総裁選に向け動き激化 麻生派の動向が焦点に
8/16(金) 12:07配信
自民党の総裁選挙に向けた動きが激しくなる中、麻生副総裁が立候補に意欲を示す茂木幹事長に対し、「支持は難しい」との意向を伝えていたことがわかりました。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・高橋洵記者が中継でお伝えします。
自民党内で唯一派閥を維持し、54人というかたまりを持つ、麻生派の動向は焦点の1つで、総裁選の構図に大きな影響を与えそうです。
麻生氏は、岸田首相が不出馬を表明した14日夜、総裁選への立候補に意欲を示す茂木氏と会談しましたが、その際、「麻生派として支持するのは難しい」と伝えていたことがわかりました。
麻生氏は、麻生派に所属する河野デジタル相が出馬した場合、「河野氏を支持するのが筋」だとの考えで、派内の意見も聞いた上で今後調整を進める方針です。
一方、近く出馬の意向を示すと見られている小林前経済安保担当相が、立候補に必要な推薦人20人を確保したことがわかりました。
石破元幹事長も15日夜、確保に「めどがつきつつある」と述べています。
また、高市経済安保担当相も議員らに電話で協力を呼びかけている他、15日、出馬に意欲を示した斉藤経産相、対応を「熟慮する」と含みをもたせた上川外相の動向も注目されます。
フジテレビ,政治部
64
:
OS5
:2024/08/16(金) 14:10:02
https://www.tokyo-np.co.jp/article/347524?rct=politics
石破氏、「小石河連合」を模索 21年の前回総裁選で連携
2024年8月14日 20時12分 (共同通信)
自民党の石破茂元幹事長
【台北共同】自民党の石破茂元幹事長は14日、訪問先の台湾・台北で記者会見し、9月の党総裁選に関し小泉進次郎元環境相や河野太郎デジタル相との連携を模索する考えを示した。「どうすれば自民が国民の信頼を取り戻せるか、3人で話す機会もあるだろう」と述べた。2021年の前回総裁選では出馬した河野氏を石破、小泉両氏が支援し「小石河連合」と呼ばれた。
石破氏は「3年前の『小石河連合』の思いが全く変わったということはない」と強調した。
総裁選を巡り、石破氏は事実上の出馬意向を表明している。河野氏は所属する麻生派会長の麻生太郎副総裁に立候補の意欲を伝えた。党内には小泉氏を推す声もある。
65
:
OS5
:2024/08/16(金) 15:30:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5fd0c35c4fb8e0b2ae9457aa28bfaf9068129eb
自民・平井卓也氏、親族も税優遇疑い 党支部に計4000万円寄付
8/16(金) 11:30配信
毎日新聞
平井卓也氏の親族が、平井氏が代表を務める政党支部に寄付した際の寄付金控除に関する書類(画像の一部を加工しています)
自民党の平井卓也広報本部長の親族3人が2020〜21年、計4000万円を平井氏が代表を務める党支部に寄付し、所得税の一部を控除される税優遇を受けた疑いがあることが判明した。平井氏を巡っては、本人が1000万円を党支部に寄付し、税優遇を受けたことを既に認めている。専門家は「国民の政治参加を推し進める制度の趣旨にそぐわない」として、政治家本人だけでなく親族の寄付も税優遇の対象外にすべきだと指摘している。
【写真で見る】自民から立憲まで…税優遇が判明した政治家たち
租税特別措置法では、個人が政党などに寄付した場合、寄付額の約3割が税額控除されるか、課税対象の所得総額から寄付分が差し引かれる。
香川県選挙管理委員会が毎日新聞に開示した「寄付金(税額)控除のための書類」によると、平井氏の妻は20〜21年に計2500万円、母親は20年に1000万円、長女は21年に500万円を平井氏が代表を務める「自民党香川県第1選挙区支部」にそれぞれ寄付し、控除対象として記載した。
毎日新聞は、平井氏の親族が実際に税控除を受けたか▽親族は平井氏と生計を一にしているか▽議員の親族が党支部への寄付で税優遇を受けるのは適切と考えるか――などを尋ねた。平井氏は「税理士からは何も問題はないと聞いています」と文書で回答した。
一方、平井氏は20年に1000万円、21年に500万円を党支部に寄付。これまでの取材に、20年分は税優遇を受けた事実を認めた上で「その後は党本部などにも確認し、控除は受けていない」と説明している。平井氏の親族が実際に受けた税優遇も、20年分のみだった可能性もある。
この問題を巡っては、平井氏の他、自民党の菅家一郎元副復興相や稲田朋美幹事長代理らが党支部への寄付で税優遇を受けていたことが毎日新聞の報道で発覚した。菅家氏は政治資金パーティー裏金事件で派閥からキックバック(還流)された資金を原資としていたことで強い批判を浴びた。
過去の政府見解では、政治家が自らの後援会に寄付するなど寄付者に「特別の利益」がある場合は対象外としているが、政党支部への寄付については明確な基準がなかった。
6月に成立した改正政治資金規正法では、自らが代表を務める党支部に寄付したケースは税優遇の適用除外とする措置を検討するとの付則が盛り込まれた。ただ、親族も除外対象となるかは議論されておらず、新たな「抜け道」になる可能性がある。
税制に詳しい三木義一・青山学院大名誉教授(税法)は「生計を一にしているような親族の場合、親族の寄付で控除を受けることも政治家の『特別の利益』に該当しうる。そもそも政治家の一族の節税のために作られた制度ではなく、一般の国民から見ておかしくない範囲の親族まで法規制することが望ましい」と指摘した。【田中裕之】
66
:
OS5
:2024/08/16(金) 17:04:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/63470983fde51be39c604948c7ecc33c2fe04222
現職首相で出馬断念は菅義偉、海部俊樹、鈴木善幸氏 野党総裁は谷垣禎一、河野洋平氏
8/14(水) 16:46配信
9
コメント9件
産経新聞
次期総裁選への不出馬を表明する岸田文雄首相(自民党総裁)=14日午前、首相官邸(春名中撮影)
岸田文雄首相(自民党総裁)は14日、首相官邸で臨時の記者会見を行い、9月の党総裁選への出馬を見送る考えを表明した。今回と同じく、現職の首相として令和3年に菅義偉、平成3年に海部俊樹、昭和57年に鈴木善幸各氏がそれぞれ総裁選出馬を断念した。野党時代に総裁を務めた谷垣禎一、河野洋平両氏も首相就任を目前に出馬断念に追い込まれた。また、過去には現職の首相が総裁選で敗れた例もあり、岸田首相の決断には、こうした事態を回避し、党内の一致団結を優先する狙いもあったとみられる。
【アンケート結果】「次の自民総裁」ふさわしいのは誰?
■実績を挙げながらも…
菅氏を巡っては、携帯電話料金の値下げやデジタル庁創設など実績を挙げつつ、新型コロナウイルス禍への対応で情報発信のあり方などが批判を浴び、内閣支持率の下落を招いた。令和3年8月に地元の横浜市長選で全面支援した側近の元閣僚が敗れると、衆院選を目前に控えた選挙基盤の弱い所属議員から「菅氏は選挙の顔」にならないと不安視する声が上がり、求心力が急速に低下した。
党役員人事の刷新構想も実現できず、腹心の小泉進次郎環境相(当時)も菅氏に退陣を勧めた。政権運営に行き詰まった菅氏は再選断念を余儀なくされた。菅氏は後継に河野太郎ワクチン担当相(当時)を挙げたが、河野太郎氏は同年9月の総裁選で議員の支持拡大に欠け、岸田首相に及ばなかった。
海部氏は平成3年、衆院への小選挙区比例代表並立制導入を柱とした政治改革関連法案が党内の強い反発で廃案が確定。「重大な決意」で政局に臨む考えを表明し、結果的に「衆院解散か総辞職か」の二者択一を迫られたが、後ろ盾となっていた最大派閥の旧竹下派が衆院解散を認めず、総裁選への不出馬に追い込まれた。
鈴木氏は昭和57年の総裁選で再選が見込まれたが、直前に退陣を表明。党内抗争の激化を回避したかったためといわれている。
■首相への道、直前で閉ざされる
野党時代に総裁を務めながら、首相就任の公算が大きくなると党内抗争の結果、出馬断念に追い込まれた事例もある。
河野洋平氏は平成5年7月〜7年9月、細川護熙、羽田孜両政権に野党・自民党総裁として対峙し、自社さ政権で副総理兼外相として社会党の村山富市首相(当時)を支えた。村山氏の次の首相は自民総裁と目された中、7年7月の参院選で自民の獲得議席はふるわなかった。河野洋平氏は再選の意向を示したが、同年9月の総裁選に向けて「河野氏包囲網」が敷かれ、出馬断念に追い込まれた。河野氏の後任となった橋本龍太郎氏は8年1月に首相に就任。自民党から首相が選ばれるのは約2年半ぶりだった。
谷垣氏は民主党政権だった24年の総裁選で再選を期したが、幹事長に起用した石原伸晃氏が「私は谷垣氏を支えるために政治をやっているのではない」と出馬に意欲を示したため、事態が急転した。一本化の調整が試みられたが、谷垣氏は形勢が不利になり、出馬を断念した。石原氏は「平成の明智光秀」と悪評が立ち、同年の総裁選は安倍晋三氏が勝利。同年12月の衆院選で政権奪還を果たした。
現職の首相が出馬し、敗れた総裁選は過去に1度だけある。福田赳夫首相(当時)が臨んだ昭和53年11月の総裁選は、幹事長を務めた大平正芳、総務会長だった中曽根康弘、通商産業相の河本敏夫の3氏が福田氏に弓を引く形で出馬した。
全国の党員・党友による初の予備選が採用され、政権運営に自信を深めていた福田氏は「予備選で2位となった候補者は本選を辞退すべきだ」と豪語したが、福田氏本人が予備選で大平氏に次ぐ2位に終わった。福田氏は「天の声もたまには変な声がある」との「名言」を残し、本選を辞退した。
67
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:45:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/64e7fa8e8bc71c924f28cf3f2aa7ecff416b9341
「勝ち馬」探し、麻生氏苦慮 河野・茂木氏が支援期待 自民党総裁選
8/17(土) 4:33配信
時事通信
自民党の茂木敏充幹事長との会談を終えた麻生太郎副総裁(左)=14日、東京都港区
9月の自民党総裁選を巡り、麻生太郎副総裁が「勝ち馬」探しに苦慮している。
麻生派の河野太郎デジタル相が出馬に意欲を示し、良好な関係を築く茂木敏充幹事長も支援を期待。ただ、いずれも世論や党内の支持が勢いを欠き、派内の一本化は困難な情勢だ。長らく権力の中枢に立ち続ける麻生氏だが、総裁選の結果次第で求心力が揺らぐ可能性もある。
【主な経歴】河野 太郎(こうの たろう)氏
岸田文雄首相が退陣表明した14日夜、麻生、茂木両氏は東京都内のステーキ店で2時間余り会談した。茂木氏の狙いは、麻生氏の支持取り付けだったが、退店時の表情はこわばり、肩すかしに終わったことを印象付けた。
自民の主要派閥が、裏金事件を受けて相次ぎ解消を決める中、麻生派だけは存続。その派内では、河野氏が総裁選に向けて中堅らと勉強会を重ねる。麻生氏もこの動きを無視できず、親しいベテランに「うちには河野がいるからな」と述べるなど、自派閥の「ポスト岸田」候補と位置付ける。
一方で、派内には「異端児」と称される河野氏の言動に対する警戒感も根強い。甘利明前幹事長らは半ば公然と二階派の小林鷹之前経済安全保障担当相の出馬を後押し。麻生派の鈴木俊一財務相を推す声も一部であり、内実は一枚岩とはほど遠い。
同派若手は「河野氏でまとまるのもハードルが高いのに、他派閥の茂木氏を全面支援するなど困難だ」と言い切った。
2012年に自民党が政権復帰して以降、麻生氏は安倍、菅両政権で副総理兼財務相、岸田政権で副総裁と要職を担い続けた。21年の前回総裁選では、岸田、河野両氏に「二股」を掛ける形で、派閥の亀裂回避と政権への影響力確保の両立を図った。
しかし、裏金事件を受けて「刷新感」が重視される今回、河野、茂木両氏とも現時点で待望論は盛り上がっていない。麻生氏に対しても「古い自民党の象徴に映りかねない」(政府関係者)と指摘する向きがある。
「麻生氏が今後も『政権のど真ん中』に居続けることができるのか」。同派中堅はこう焦りをにじませた。
68
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:45:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/849dbfc53d817fc54bf74033ab4abf40fd375d57
林芳正氏、河野太郎氏が出馬の意向 自民総裁選
8/17(土) 10:33配信
毎日新聞
林芳正氏
林芳正官房長官(63)が、9月に予定される自民党総裁選に立候補する意向を固めた。岸田派(宏池会)ナンバー2の座長を務めた林氏は官房長官就任以来、「首相を支える」と公言していたが、14日に岸田文雄首相が総裁選不出馬を表明したことを受け、既に立候補の意向を首相などに伝えた。また河野太郎デジタル相(61)は16日、麻生太郎副総裁と東京都内で会談。関係者によると、河野氏は出馬の意向を示して準備状況などを説明し、麻生氏は一定の理解を示したという。
【写真まとめ】出馬する?しない? 自民党総裁選「候補者」たち
林氏は防衛相、外相などを歴任した政策通。安定感に定評があり、首相の不出馬表明を受けて岸田派内を中心に「ポスト岸田」に推す声が高まっていた。岸田派の閣僚経験者は「宏池会としては、岸田さんの次は林さんだとみんなわかっている。推薦人20人の確保は問題ない。決選投票に残れれば勝てる可能性があるが、党員票が課題だ」と語った。
林氏は2021年衆院選で、参院から首相が誕生した例がないことを踏まえ、旧山口3区から出馬してくら替えを果たすなど、かねて首相就任への意欲を示してきた。一方、同じ岸田派に所属する上川陽子外相(71)も、周辺議員に協力を呼びかけるなど出馬準備を進めている。
林氏は山口県下関市出身で東大卒、米ハーバード大院修了。08年に防衛相で初入閣した後、経済財政担当相、農相、文部科学相、外相などを歴任した。23年12月に、前任の松野博一氏が安倍派の政治資金パーティー裏金事件で辞任したことを受け、官房長官に就任した。林氏の総裁選出馬は、野党時代の12年以来2回目となる。
河野氏は、出馬に向けて麻生派の若手を中心に支援を呼びかけている。16日の麻生氏との会談では、出馬に必要となる推薦人20人の確保にメドが付きつつある状況を説明。引き続き麻生氏との会談を重ね、麻生派としての支援を求める意向だ。
総裁選では小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が19日にも出馬表明するほか、加藤勝信元官房長官(68)が出馬を検討している。石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安保担当相(63)らも立候補に意欲を示している。小泉進次郎元環境相(43)は意向を明らかにしていないが、党内の一部に待望論がある。【鈴木悟】
69
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:46:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2ce7112998803d98d696c49487a50cce24e8ca2
自民党総裁選、岸田首相の動きに注目 林官房長官との間合い焦点 地元の広島では「石破氏を推す選択肢もあり得る」
8/17(土) 8:07配信
中国新聞デジタル
林官房長官㊧の前を横切り官邸の記者会見台に向かう首相
岸田文雄首相は16日、公邸で関東地方に近づいた台風7号の情報収集に当たった。4日後の20日には自民党が9月の総裁選日程を決める。現職総裁ながら「一兵卒」に戻る前提で臨む戦い。昨年12月まで46人の岸田派(宏池会)を率いた首相の動向は、早くも東京・永田町の関心事となっている。
【画像】岸田首相と林官房長官
焦点の一つは林芳正官房長官との間合いだ。宏池会ナンバー2の座長を務め、「岸田再選」の旗を振ってきた。首相が気脈を通じる後継者を望むなら「将来の首相」への意欲を隠さない林氏は筆頭候補だ。
当の林氏は感情を見せない。総裁選立候補について15日の記者会見では「コメントは差し控える」。ある宏池会幹部は「党への風当たりが強い今、手を挙げるだろうか。彼の勝負どころは先ではないか」と読む。
同じ宏池会では上川陽子外相の名前も挙がる。7月の共同通信世論調査では「次の総裁にふさわしい政治家」で5位。8・2%の支持を集め、林氏(0・7%)や首相(7・5%)を上回った。
他の「ポスト岸田」候補は前向きな姿勢を示す。過去4度敗れるも世論調査で人気の高い石破茂元幹事長は15日のテレビ番組で、立候補に必要な推薦人20人の確保に「めどがつきつつある」と述べた。党内には「選挙の顔になる」との期待もある。
ただ岸田政権で入閣せず、首相との関係は微妙。しかし首相の地元、自民党広島県連幹部の一人は次の衆院選を見据え「国民の支持を重視するなら、(首相が)石破氏を推す選択もあり得る」とみる。
麻生太郎副総裁との関係も総裁選を巡る首相の動向で鍵となる。首相は総裁再選を探った際、派閥解散などで生じた溝を背景に麻生氏から支援の約束を取り付けられなかった。見方を変えれば、これまで後ろ盾だった麻生氏の意向に縛られず、意中の候補を推せる環境にあると言える。
麻生氏をはじめ、首相経験者は後の政権に一定の発言力を持つケースが少なくない。首相に近いベテランの参院議員は「焦る必要はない。首相は戦いの構図を見極めて慎重に動くだろう」と見通す。
中国新聞社
70
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:46:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/79c6bbce44260db09eb12c47bfea746c5021be01
加藤勝信氏が総裁選へ出馬検討 「ポスト岸田」争い 林官房長官も出馬を模索
8/17(土) 8:02配信
9月の自民党総裁選挙をめぐり、新たに加藤勝信元官房長官が立候補を検討する意向を表明し、林官房長官も出馬を模索するなど動きが激しくなっています。
加藤氏は16日夜、総裁選出馬に必要な推薦人20人の確保に着手すると表明しました。
自民党・加藤勝信元官房長官:
総裁選挙に向けて、具体的に動いていきたい。まさにこれからです。
出馬した際には、賃上げや人手不足対策を訴える意向です。
また、林官房長官も周囲に対し、出馬を模索する構えを示しました。
一方、麻生副総裁が出馬に意欲を示す茂木幹事長に対し「麻生派として支持するのは難しい」と伝えていたことがわかりました。
麻生派の河野デジタル相が出馬すれば支持するのが筋だとの考えがあるとみられます。
また小林前経済安保担当相は、推薦人20人を確保し来週にも出馬表明する見通しで、石破元幹事長も、推薦人の「めどがつきつつある」と述べています。
高市経済安保担当相、小泉元環境相、斎藤経産相、上川外相らも出馬を模索しています。
フジテレビ,政治部
71
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:47:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ba57a4f5f62fa2d268abfd8dc2a6a2f260aebfd
“コバホーク”小林鷹之氏 鷹がタカ派食う 推薦人20人メド、自民総裁選出馬へ 週明け19日にも表明
8/17(土) 4:40配信
スポニチアネックス
小林氏を巡る相関図
岸田文雄首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明したことを受け、意欲を見せる議員たちは16日も立候補に必要な推薦人20人の確保へ水面下で奔走した。告示日や投開票日は20日に決まる予定。各陣営の動きは一層活発になっている。
【写真】推薦人確保にメドを付けた小林鷹之前経済安保相
週明け19日にも一番手で出馬表明するとみられているのが、初挑戦ながらすでに推薦人確保にめどを付けた小林鷹之前経済安全保障担当相。愛称は名前をもじった「コバホーク」。若手を中心に支持を広げている。
保守政治家を自任する小林氏の勢いに警戒感を強めるのが保守派の代表格の高市早苗経済安保担当相。安倍晋三元首相の後押しを受け出馬した3年前、推薦人に名を連ねていたのが小林氏。高市氏を支援していた議員が今回は小林氏支持に回る動きも出ているという。
安倍派議員の支援に期待したいが、「二階派で二階俊博元幹事長にかわいがられていた小林氏は安倍派の中堅・若手にも触手を伸ばし浸透している」(党関係者)。当選4回同期の福田達夫筆頭副幹事長らが派閥政治から政策本位の集団への脱却を訴えた緊急提言を発表すると、すぐさま同調。裏金事件で役職を外された同派議員らの処遇に関しても異論を唱えている。
推薦人確保が壁となっている高市氏。自ら安倍派などの保守系議員に「陣営に入ってほしい」と求める電話作戦を敢行している。
やはり保守派で5度目の挑戦を目指す石破茂元幹事長も小林氏の動向を注視。「次の首相にふさわしい人」を聞いた報道各社の世論調査で1位を誇る一方、議員支持が広がらず、こちらも不安視されたのが推薦人確保。15日のテレビ番組で「めどが付きつつある」としたが、党関係者は「なんとか確保では勝ち抜けない。保守系議員への浸透が必要だろう」と指摘する。
さらに、首相の不出馬でネックになるのが世代交代論。当選12回で67歳の石破氏に対し、小林氏は4回で49歳。派閥政治に乗った首相相手ならば改革色を前面に出してアドバンテージを取れた。
永田町ウオッチャーは、保守系3氏の争いについて「コバホークが同じタカを食う構図。大きな流れとなり得る」と話した。
小林氏を推すのは、厳しい選挙を戦った経験値が少ない議員。政権奪還を果たした2012年衆院選以降に当選した衆院議員は党内で約140人。衆参全体の4割近くを占める。ここを票田としたいのは小泉進次郎元環境相も同じ。「刷新」をキーワードに食い合う展開となりそうだ。
≪岸田派は林氏擁立も≫
自民党の加藤勝信元官房長官は、党総裁選への立候補に向けた準備に着手した。複数の関係者が16日明らかにした。
加藤氏は最近面会した党幹部に、自身と同じ岡山県選出議員の支持を取り付けたと説明した。加藤氏は茂木派に所属するが、安倍氏に近く、菅義偉内閣で官房長官を務めた。茂木派は茂木敏充幹事長も出馬意欲を示しており、加藤氏にとって推薦人の確保が課題。一方、茂木氏については麻生太郎副総裁が支持に難色を示したとの情報もある。
岸田派内では同派座長の林芳正官房長官の擁立論が浮上。林氏は出馬に向けて検討する意向を岸田派関係者に伝えた。派内では林氏について「首相の路線を継続するには最適だ」(閣僚経験者)と推す声が出始めた。岸田派としては総裁候補を立てることで、草刈り場になるのを避ける狙いもありそうだ。
72
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:47:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd1bfafcce7f91748ba3320ed37d0b64cd9b06a1
林官房長官、出馬の意向 上川外相も検討 自民総裁選
8/17(土) 4:39配信
時事通信
林芳正 官房長官
林芳正官房長官(63)は9月の自民党総裁選に出馬する意向を、所属する岸田派議員に伝えた。
調整の上、近く表明したいとしている。同じく岸田派の上川陽子外相(71)も20人の推薦人集めに着手した。関係者が明らかにした。
林氏については岸田派内で一部幹部を中心に擁立論が出ていた。政策通として知られ、防衛相や文部科学相、外相などを歴任。衆院(山口3区)にくら替えする前は参院選に5回当選し、参院にも支持基盤を持つ。同派議員は「林氏と岸田文雄首相は岸田派の二枚看板だ」と語った。
上川氏は会長を務める女性政策の議連メンバーらに支援を要請した。麻生太郎副総裁の評価を得て「ポスト岸田」候補の一人に浮上したが、5月に選挙応援で「うまずして何が女性か」と発言したことが批判を浴びた。岸田派内では林氏に期待が強く、推薦人確保は難航する可能性がある。
一方、安倍派や無派閥の中堅・若手を中心に支持を受ける小林鷹之前経済安全保障担当相(49)は、19日にも立候補を表明する方向で調整している。17日は新潟県燕市で講演する。
今回の総裁選は、首相が今年1月に派閥解消方針を打ち出してから初めて行われる。石破茂元幹事長(67)や加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)、高市早苗経済安保担当相(63)、茂木敏充幹事長(68)を含め、全部で10人前後が意欲を示す。小泉進次郎元環境相(43)は対応を明言していないが、知名度と若さから待望論がある。
73
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:48:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f45ae195f26159b73b2fa89257f509e47ec07e
上川陽子外相、推薦人20人確保に向け準備に着手 自民総裁選
8/16(金) 22:55配信
毎日新聞
岸田文雄首相の自民党総裁選への不出馬表明から一夜明け、閣議のため首相官邸に入る上川陽子外相=2024年8月15日午前9時51分、幾島健太郎撮影
9月に予定される党総裁選をめぐり、上川陽子外相(71)も出馬に必要な20人の推薦人確保に向けた準備に着手した。複数の自民党関係者が明らかにした。
上川氏は、党総裁選への不出馬を表明した岸田文雄首相と同じ岸田派に所属する。15日には総裁選への対応について「何をすべきか熟慮した上で決断し、行動に移す覚悟だ」と記者団に語っていた。
上川氏は昨年9月、岸田内閣の外相に就任。外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)などを通じて日米同盟の強化に取り組んだほか、紛争防止や平和構築などで女性の参画を進める「女性・平和・安全保障(WPS)」の浸透にも力を注いできた。
上川氏は複数の自民議員に電話するなど出馬準備に着手。上川氏から要請を受けた議員は「『総裁選に出たい』と連絡があった」と明かした。【高橋祐貴】
74
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:49:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c424117b04d0f7ee36e33139ffecfe18f9edfb4
<独自>自民総裁選、小林鷹之氏が19日にも出馬表明 49歳 中堅・若手から待望論
8/16(金) 20:55配信
産経新聞
自民党の小林鷹之前経済安保相=7月29日、首相官邸(春名中撮影)
自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相(49)=衆院千葉2区=が、9月の自民総裁選への出馬表明を19日にも行う方向で最終調整に入った。複数の関係者が明らかにした。党の「刷新」を求める中堅・若手議員から待望論が強まる中、立候補に必要な推薦人20人を確保する見通しが立った。
岸田文雄首相が派閥パーティー収入不記載事件の政治責任を取って総裁選不出馬を表明した14日以降、小林氏を推す自民議員は連日、擁立に向けて協議を重ねている。解散を決めた安倍派(清和政策研究会)などの中堅・若手を中心に推薦人確保のめども付いた。
小林氏は財務官僚を経て、平成24年の衆院選で初当選し、現在4期目。政策通として知られ、令和3年には当選3回(当時)の若手ながら初代経済安保担当相として初入閣した。
月刊「正論」8月号のインタビューでは憲法に自衛隊を明記する改憲の必要性を主張。自身を「保守思想を重んじる政治家だ」と強調している。解散を決めた二階派(志帥会)所属だが、派閥の枠を超えて保守派の中堅・若手から小林氏の出馬を期待する声が上がっている。
75
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:49:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/91fe008eafc92e158f0fad950d2d7b9a88ccf25d
加藤勝信元官房長官「総裁選に向けて動きたい」 出馬検討を表明
8/16(金) 20:21配信
毎日新聞
加藤勝信元官房長官=竹内幹撮影
自民党の加藤勝信元官房長官(68)は16日、9月に予定される党総裁選に出馬する検討に入った。党総裁選への不出馬を表明した岸田文雄首相と同じ岸田派に所属する上川陽子外相(71)も出馬に必要な20人の推薦人確保に向けた準備に着手した。小林鷹之前経済安全保障担当相(49)は19日にも出馬表明する方針を固めた。党関係者によると、総裁選は9月12日告示、27日投開票の日程が有力になっている。
【写真まとめ】出馬する?しない? 自民党総裁選「候補者」たち
加藤氏は大蔵省(現財務省)を経て、2003年衆院選で初当選し、現在7期目。官房長官や厚生労働相を務めるなど安定感のある政策通として知られる。小林氏や、小泉進次郎元環境相(43)らの名前が総裁候補として挙がる中、党内の一部から出馬を求める声が出ていた。
加藤氏は、15日には萩生田光一前政調会長と国会内で会談。出馬に向けて対応を協議したとみられる。加藤氏は16日夜、BS11の番組で「総裁選に向けて具体的な動きをしていきたい」と述べ、推薦人確保に向けた動きを進める意向を示した。
加藤氏は茂木派に所属するが、将来の首相就任に意欲を示す茂木敏充幹事長(68)のライバルとも目されてきた。死去した安倍晋三首相との関係が深く、菅義偉政権では官房長官を務めた。6月には菅氏や萩生田氏、武田良太元総務相、小泉氏と会食。萩生田、加藤、武田の3氏は定期的に会食するなど連携しており、3氏の頭文字を取って「HKT」と呼ばれる。
上川氏も複数の自民議員に電話するなど出馬準備に着手。上川氏から要請を受けた議員は「『総裁選に出たい』と連絡があった」と明かした。【加藤明子、遠藤修平、野間口陽】
76
:
OS5
:2024/08/17(土) 10:55:52
https://www.sankei.com/article/20240816-P5LRMI6IINIM3JZ73GTO2R7MFU/
岸田派の林芳正官房長官、自民党総裁選出馬へ 推薦人確保にめど 周囲に意向伝達
2024/8/16 23:12
自民党岸田派(宏池会)ナンバー2の座長を務めた林芳正官房長官(63)が9月の党総裁選に出馬する意向を固めた。16日、複数の党関係者が明らかにした。すでに周囲に意向を伝えており、同派を中心に推薦人20人確保のめども立っているという。
林氏は岸田文雄首相を外相や官房長官として支えてきた。15日の記者会見では、首相の退陣表明を「大変無念だ」と述べる一方、自らの総裁選出馬に関しては「コメントは差し控えたい」と述べるにとどめていた。
林氏は自民が野党だった平成24年の総裁選に出馬したが、5人中最下位だった。官房長官、外相のほか、防衛相、農林水産相、文部科学相などを歴任。5期務めた参院議員を辞職して令和3年10月の衆院選に立候補し、山口3区で当選した。
77
:
OS5
:2024/08/17(土) 11:00:12
https://mainichi.jp/articles/20240802/k00/00m/010/182000c
「5度目の正直」狙う石破茂氏 人気者に立ちはだかる議員票の壁
毎日新聞
2024/8/5 06:30(最終更新 8/5 10:03)
7月21日、鳥取市で開かれた自民党の石破茂元幹事長の国政報告会は、37度を記録した猛暑に負けないほどの熱気に包まれていた。自民党総裁選を巡り、石破氏からどんな言葉が発せられるのか。聴衆の食い入るような視線が壇上に注がれていた。
「いつの時代も国を変え、歴史を変えるのは都(みやこ)の偉い人ではない。いつの時代も国、歴史を変えるのは地方であり庶民大衆だと信じている」
石破氏は出馬を明言しなかったが、地元からの首相誕生に期待する聴衆の大きな拍手が響きわたった。
出馬の判断について「お盆がめど」と説明してきた石破氏だが、別の会合でも「この国を鳥取から変えるということをやってみたい」と発言するなど意欲を隠さない。BS番組では「ずるずる引き延ばすのは良いことだとちっとも思わない」と述べ、決断の時が近づいていることを示唆した。
総裁再選をうかがう岸田文雄首相が沈黙を続け、他の「ポスト岸田」候補の多くも政権の要職にあって身動きがとりづらい中、フリーハンドの石破氏が出馬表明の口火を切る可能性が高まっている。
鉄道を愛する一言居士
報道各社の世論調査で「次の首相にふさわしい人」の首位に選ばれ続けながら、その座をつかめずにいる――。それが石破氏の現在地だ。
6月下旬に実施した毎日新聞の世論調査では最多の20%を獲得。2位の高市早苗経済安全保障担当相(9%)に倍以上の差を付けた。
安全保障や農水行政の専門家で、時の権力者にも物おじしない一言居士。「鉄道オタク」などの横顔も知られ、高い知名度と人気を維持してきた。
しかし、過去に出馬した4回の総裁選はいずれも敗退。厚い壁として立ちはだかってきたのが…
78
:
OS5
:2024/08/17(土) 11:00:41
https://www.asahi.com/articles/ASS8G2C2PS8GUHBI015M.html
石破茂氏、自民党総裁選へ立候補の意向示す 推薦人20人そろえば
自民
2024年8月14日 16時08分
自民党の石破茂元幹事長は14日、岸田文雄首相が出馬しない意向を表明した9月の総裁選について、「総裁選に推してやろうという方々が20人おられれば、ぜひとも出馬したい」と語り、推薦人がそろえば立候補する意向を示した。
訪問先の台北で日台の報道陣の取材に答えた。
79
:
OS5
:2024/08/17(土) 11:07:04
>>71
高市氏を支援していた議員が今回は小林氏支持に回る動きも出ているという。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA12C9O0S4A710C2000000/
高市早苗氏、保守票分散を憂慮 再挑戦へ仲間づくり意識
「ポスト岸田」の夏
https://www.asahi.com/articles/ASS8G2PTGS8GUTFK00WM.html
「ポスト岸田」レースに号砲、高市氏と石破氏始動 刷新感求める声も
有料記事自民
森岡航平 笹山大志2024年8月14日 17時54分
岸田文雄首相の自民党総裁選への不出馬表明で、「ポスト岸田」の候補たちのくびきは解かれた。
「総裁選の推薦人になってくれませんか?」。14日、首相の記者会見の終了後まもなく、高市早苗経済安保相は安倍派議員の携帯電話を鳴らし、こう求めた。
高市氏はすでに出馬の意向を固めており、参院安倍派中堅は「安倍派の何人かが高市氏の推薦人になると確定したと聞いた。ただ、安倍派が多くなるのは高市氏にとっても安倍派にとっても良くない。何とか推薦人をばらけさせたい」。高市氏は20人の推薦人集めを加速させるとみられる。
同じく立候補の意向を固めている石破茂元幹事長も14日、早速、出馬に向けたトーンを強めた。「総裁選に推してやろうという方々が20人おられれば、ぜひとも出馬したい」と訪問先の台北で記者団に語り、推薦人がそろえば立候補する意向を示した。
80
:
OS5
:2024/08/17(土) 11:14:32
https://mainichi.jp/articles/20240815/k00/00m/010/084000c
斎藤健経産相、総裁選出馬に意欲 出馬求める声「お聞きしなくては」
政治
速報
毎日新聞
2024/8/15 11:48(最終更新 8/15 13:04)
斎藤健経済産業相は15日の閣議後の記者会見で、9月に予定される自民党総裁選について、周囲から出馬を求める声が数多く寄せられているとして「そういう声を真剣にお聞きしていかなくてはいけないのかなと思い始めている」と述べ、立候補に意欲を示した。
岸田文雄首相は14日、次期総裁選に立候補しないことを表明した。斎藤氏は自身の出馬の意向を問われ「昨日から今朝にかけ、私のところに『総裁選に出るべきだ。出てほしい、あなたしかいない』みたいな連絡が数多く寄せられた」と明かした。
その上で「それらの声は、切実な思いのもとで発せられているなあと感じるところがある。今は、そういう声を真剣にお聞きしていかなくてはいけないのかなと思い始めているところだ」と語った。
斎藤氏は、7月12日の会見で次期総裁選への出馬意向を問われた際は「今、私は岸田内閣の閣僚として、転換期にある経済産業政策に全力で取り組んでいるところで、全く頭の中にないことを質問されても答えようがない」と答えていた。【町野幸】
81
:
OS5
:2024/08/17(土) 11:37:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/03c83ab5233f5a04bbb92def9462c3cc3eab70d6
混迷の自民総裁選「派閥を守りたい麻生」「高みの見物の菅」「孤立を深める森」…3長老たちの“推し候補”と意外なホンネ
8/17(土) 11:11配信
デイリー新潮
3長老(左から麻生氏、森氏、菅氏)
9月に予定される自民党総裁選に岸田文雄首相が不出馬を表明したことで、「ポスト岸田」レースが激しさを増している。一方で、出馬意欲を示す候補者たち以上に注目を集めるのが、その当落すら左右する「キングメーカー」の動向だ。そんな3長老たちの“肚の内”を覗いてみると――。
***
現時点で、総裁選へ出馬する意向を示しているのは石破茂・元幹事長(67)に河野太郎・デジタル相(61)、高市早苗・経済安全保障相などとされる。
「他にも茂木敏充・幹事長や野田聖子・元総務相、斎藤健・経産相らも出馬に意欲的と伝えられます。しかし『このメンツじゃ、誰がなっても次の選挙に勝てない』との声も多く、党内からは“選挙の顔”として期待できる、小泉進次郎氏を推す声が勢いを増しつつある」(全国紙政治部記者)
国難をヨソに、自民議員らが「次の選挙」を気にするのは、来年に衆議院・参議院とも任期満了を迎えるためだ。
「つまり次期総裁選びが“自分たちの命運を決める”との危機感があり、進次郎氏なら『世代交代』と『刷新』をアピールでき、地に堕ちた党の信頼回復も果たせると夢想する若手議員は多い。もし進次郎氏が出馬表明すれば、支援に回る意向を持っているのが党長老の森喜朗氏とされますが、ひとつ大きな問題が……」(同)
“空中分解”する清和会
それが森氏の党内での影響力の低下という。自民党関係者が語る。
「これまで森さんの“影武者”として、萩生田光一・前政調会長が党内に睨みを利かせていた部分もありましたが、自民派閥の裏金問題や7月の都議補選での大敗を受け、萩生田氏自身が党中央から弾かれてしまった。と同時に森さんの影響力も急速に低下し、仮に森さんが進次郎氏を応援したいと思っても、果たしてヒトを動員できるのかどうか……」
威光の陰りとともに、森氏がかつて会長を務め、その後も「仕切り役」として君臨してきた清和会(安倍派)も“分裂状態”に陥りつつあるという。
「清和会の3回生以下の若手のなかには“進次郎を推す”と話す者が少なくありません。それより上の世代で中国地方に縁のある議員などを中心に“石破支援”に回る動きも伝えられる。求心力を失った清和会は早い段階から総裁選を睨んだ“草刈り場”になっていて、茂木陣営の切り崩しにあっている若手議員もいると聞く。分裂というよりも、清和会の現状はバラバラに近い」(同)
そんななか、相変わらずの存在感を放つのが麻生太郎・副総裁という。
麻生と菅の「本音」
すでに麻生氏は茂木氏からの支持要請を断わったと伝えられるが、
「同じ麻生派の河野氏が出馬すれば“支援するのが筋”との理屈ですが、周辺を取材すると『最終的に派として票を散らす』可能性に言及する関係者もいるなど、手持ちのカードは複数用意しているようです。派閥を存続させるための“リスクヘッジ”という狙いのようですが、実際、他に勝てる候補が出てくれば“相乗り”するシナリオなども取りざたされています」(前出・記者)
3長老のなかで最も悠然と構えているのが、実は菅義偉・前首相という。
「岸田首相の不出馬表明までは、菅さんも進次郎氏を中心に“岸田に勝てる”候補の擁立に水面下で動いていた。ところが岸田氏が退陣意向を示したことで、最近は『出たい人が出ればいい』とトーンダウンしている。岸田氏の“二階(俊博)切り”発言で自身の政権にトドメを刺されたとの恨みから、菅さんの総裁選に対するモチベーションは“岸田追い落とし”にあったというのが定説。進次郎氏を応援したい気持ちに変わりはないようだが、図らずも目的が達成されたことで、表立って動く気配はいまのところ見えない」(前出・関係者)
「顔」をスゲ替えても“長老の一掃”なくして、古い自民体質は変わらない?
デイリー新潮編集部
新潮社
82
:
OS5
:2024/08/17(土) 11:42:07
>>2
追記修正
●が出馬以降(小泉は本人はコメントないが)
ポスト岸田 ポストポスト岸田 の年齢
【岸田派】
岸田文雄 57年生まれ 66歳
●上川陽子 53年生まれ 71歳(麻生印) 岸田派内では林氏に期待が強く、推薦人確保は難航する可能性がある。
>>72
●林芳正 61年生まれ 63歳 推薦人確保にめど
>>76
小野寺五典60年生まれ 64歳
【茂木派】
●茂木敏充 55年生まれ 68歳(麻生印)麻生副総裁が茂木幹事長に「支持は難しい」との意向
>>63
●加藤勝信 55年生まれ 68歳(菅印) 出馬検討を表明
>>75
HKT(萩生田光一・加藤・武田良太)
小渕優子 73年生まれ 50歳(森印)
【菅系】
●石破茂 57年生まれ 67歳 立候補の意向示す 推薦人20人そろえば
>>78
●河野太郎 63年生まれ 61歳(麻生派) 麻生、菅の板挟み
>>46
●小泉進次郎81年生まれ 43歳
【安倍派】
西村康稔 62年生まれ 61歳
萩生田光一63年生まれ 60歳
世耕弘成 62年生まれ 61歳 離党中
【保守系】
●小林鷹之 74年生まれ 49歳(二階派) 19日にも出馬表明
>>74
甘利明前幹事長
>>67
●高市早苗 61年生まれ 63歳 高市氏を支援していた議員が今回は小林氏支持に回る動き
>>71
●青山繁晴 52年生まれ 72歳 参院議員
>>34
自民党総裁選に出馬する意向
【その他】
●斎藤健 59年生まれ 65歳 (元石破派)
●野田聖子 60年生まれ 63歳(二階印) 必要な20人の推薦人確保が課題
>>42
【長老】
二階俊博 39年生まれ 85歳 ・・・次回衆院選出馬せず
麻生太郎 40年生まれ 83歳
菅義偉 48年生まれ 75歳
小池百合子52年生まれ 71歳
83
:
OS5
:2024/08/17(土) 11:43:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf7de82f7aaf8babd0ebff8c92875fa73e8b6fff
自民総裁選 世代間の戦いの様相も 40代「刷新」、ベテラン「経験」
8/16(金) 19:16配信
混戦模様の9月の自民党総裁選は、世代間の戦いの様相も呈している。派閥パーティー収入不記載事件で傷ついた党の「刷新」をアピールするため、若手・中堅議員を中心に40代の総裁候補が急浮上。これに対し長らく総裁候補と呼ばれてきた60代以上のベテラン勢は、激動する国際情勢などに対処する「経験」の重要性をアピールする。
■「現役世代に身近なリーダーを」
「現役世代が身近に感じられる若き政治リーダーがこれまで以上に求められる」。9日発売の月刊誌「文芸春秋」でこう訴えた衆院当選4回の3人のうち、福田達夫、大野敬太郎両氏が推すのが、当選同期の小林鷹之前経済安全保障担当相(49)だ。若手・中堅を中心に、立候補に必要な推薦人20人を超える支持の広がりを見せている。
総裁交代を機に支持率を大幅に回復させたいとの期待感から、若く知名度が高い小泉進次郎元環境相(43)の待望論もある。「刷新感」を求める菅義偉前首相も小泉氏を評価し、本人が決断すれば推薦人確保は確実とみられる。首相に就けば、44歳で初代首相となった伊藤博文よりも若く、歴代最年少となる。
今月8日の安倍派中堅・若手約10人の会合でも小林、小泉両氏の名が挙がった。出席した佐々木紀(はじめ)衆院議員は記者団に「若返りというか、世代交代はしっかり進めていかないといけない」と強調した。ただ、若返り論への異論も少なくない。「すぐにボロが出るようでは困る。安定感が大事だ」。ある党幹部は「人気投票化」を危惧した。
■ベテラン勢は実績に自負
「いつかこの経験を生かせる日が来ればいいと思う」。3度目の出馬を目指す河野太郎デジタル相(61)は15日の記者会見で、閣僚として外交・安全保障などを担当してきたと語り、出馬に意欲を示した。茂木敏充幹事長(68)も1日、記者団に「難しい状況の中でかじ取りしていくのは相当大変だ」と、重要閣僚や党要職を歴任した自負をのぞかせた。
一方、実績や安定感を重視して林芳正官房長官(63)、加藤勝信元官房長官(68)、斎藤健経済産業相(65)を推す動きも出ている。小林氏を評価する重鎮は「若手だけで応援し、ベテランを排除しているように受け止められている」と懸念した。(田中一世)
84
:
OS5
:2024/08/17(土) 11:51:07
■安倍派
保守派の、小林鷹之と高市早苗か?
萩生田光一はHKTで加藤勝信?
■麻生派
自派の河野太郎 と 茂木敏充か?
外様の甘利明は小林鷹之
■茂木派
自派の茂木敏充と加藤勝信
■岸田派
自派の林芳正と上川陽子
■二階派
自派の小林鷹之
武田良太はHKTで加藤勝信?
■菅系
石破茂/河野太郎/小泉進次郎/加藤勝信
カードは多いが・・・
85
:
OS5
:2024/08/17(土) 20:29:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d09f7fa51cbb8fd611cd06b2b223d061370ff22
自民総裁選は乱立模様 小林氏19日表明 林、加藤、河野3氏も出馬へ
8/17(土) 18:48配信
毎日新聞
自民党本部=東京都千代田区で、平田明浩撮影
9月に予定される自民党総裁選は、10人前後が立候補に意欲を示す乱立模様となっている。小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が19日に記者会見を開き、最初の立候補表明となる見通しだ。林芳正官房長官(63)、加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)も立候補する意向を固めた。これまで2008、12年に各5人が出馬したのが最多だが、岸田文雄首相の再選不出馬を受け、各議員の動きが活発化している。
【写真まとめ】出馬する?しない? 自民党総裁選「候補者」たち
小林氏は、党の「刷新」を求める安倍派などの当選4回以下の議員に加え、所属する二階派や麻生派の一部から支持される。他候補に先んじての表明について、小林氏支持の議員は「二階俊博元幹事長も了承済みだ」と話す。活動期間を長く確保することで知名度不足を克服し、党員票獲得に向けて浸透を図る。
これに対し、岸田派ナンバー2の座長だった林氏は防衛相、外相などを務めた政策通で、岸田派を中心に「ポスト岸田」に推す声が高まっていた。既に首相らに出馬の意向を伝えた。
加藤氏は16日夜、BS11の番組で「総裁選に向け具体的な動きをしていきたい」と述べ、出馬の意向を明らかにした。菅義偉内閣で官房長官を務め、今回の動きも非主流派に影響力を持つ菅氏の意向を受けたものとみられる。同じく菅氏に近い小泉進次郎元環境相(43)は、現時点で対応を明言していない。
また、河野氏は16日、麻生太郎副総裁と東京都内で会談した。関係者によると、麻生氏が出馬を了承したことから、近く立候補を表明する調整に入った。
岸田派所属の上川陽子外相(71)も、出馬意欲を首相に伝えたと、X(ツイッター)に投稿した。だが、岸田派内では林氏を推す声が強く、脱派閥で支持を広げられるかが課題となる。
総裁選は9月12日告示、同27日投開票の日程が有力で、20日の総裁選挙管理委員会で決定する。【野間口陽、鈴木悟、加藤明子】
86
:
OS5
:2024/08/17(土) 20:34:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/5112d33f9ea130e778ec4351a23be0c433cf8411
「ついに攻め始めた」の声も…上川陽子外相が自民党総裁選出馬意欲を岸田首相に伝達 Xで表明
8/17(土) 20:08配信
日刊スポーツ
上川陽子外相のXから
上川陽子外相(71)は17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、岸田文雄首相(67=自民党総裁)の不出馬表明で一気に動き始めた9月の自民党総裁選への出馬意欲を、首相に伝えたことを明らかにした。
「今日、昼過ぎに岸田総理に私の決意をお伝えしてまいりました」とした上で「午後は議員会館で、静岡のお茶で喉を潤しながら、私の思いを伝える電話かけです!」と投稿。静岡1区選出らしくテーブルに緑茶を置いた構図で、携帯電話で電話をかけている自身の様子の写真もポストした。
上川氏は一時、麻生太郎副総裁が「激推し」していたが、最近はやや待望論がしぼんでいた。今回の投稿をめぐっては、上川氏のこれまでのX投稿が、外相としての活動報告が多かったこともあってか、自民党内では「ついに上川さんが攻め始めた」などの驚きの声も出ている。
今回の総裁選は、候補者が大乱立して大乱戦になる見通しだが、女性議員で名前が出ているのは上川氏のほか、高市早苗経済安全保障相(63)や野田聖子元少子化担当相(63)などにとどまっている。
上川氏は、解散した岸田派に所属していた。岸田派では、座長を務めた林芳正官房長官(63)も総裁選に出馬する見通し。
87
:
OS5
:2024/08/18(日) 20:05:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/e95174a7bc29418b5c63fb43158f0f0fd413475d
自民総裁選 石破氏の勝機は? 最も善戦した2012年と似通う 国民、党員人気高いが…推薦人20人確保が課題
8/18(日) 11:56配信
12
コメント12件
山陰中央新報
(写真:山陰中央新報)
9月の自民党総裁選への岸田文雄首相の不出馬表明を受け、後継争いが本格化している。5度目の挑戦に意欲を示す石破茂元幹事長(衆院鳥取1区、12期)は勝てるのか。世論調査の次の総裁にふさわしい人を分析すると、今回は最も善戦した2012年と似通い、自民支持層の期待が高いのが特徴だ。党が窮地に陥るほど現実味を帯びる「石破カード」。当面は推薦人20人の確保が課題になる。
初めて総裁選に挑んだ08年は麻生太郎氏(現副総裁)に敗れ、12、18、20年も国会議員票を伸ばせず敗北した石破氏。14日の岸田首相の不出馬を受けて「できるだけ同じ志を持つ方にご賛同いただきたい」と、立候補に意欲を示した。
【石破氏の横顔】妻に振る舞ったサケのワイン蒸し「大批判は浴びておらん」
石破氏の強みは国民、党員の支持だ。共同通信社が7月20、21の両日に実施した世論調査で、次の総裁にふさわしい人を尋ねる問いに全体は28・4%でトップに立ち、2位の小泉進次郎元環境相の12・7%を大きく引き離した。自民支持層に限っても29・1%で1位となった。
状況は下野していた12年と似通う。当時の石破氏への期待は全体25・5%、自民支持層31・4%でともに1位。党員・党友による地方票と国会議員を合わせた1回目の投票は地方票で圧倒した。国会議員のみの決選投票は安倍晋三元首相に19票差で敗れたが、過去4回で最も総裁に近づいた選挙だった。
低い自民支持率共通
もう一つ共通するのは自民党支持率の低さだ。民主党政権時の12年は19・3%で、今回は派閥政治資金パーティー裏金事件を受けて33・1%にとどまり、40%を超えていた安倍、菅各政権時代より低い。
時に政権に苦言を呈し、党内には「石破アレルギーは強い」との声が聞かれる一方、「国民と意識が近い石破氏がいるのは党の強さでもある。本当に党が追い込まれた時に『石破カード』を使う可能性はある」との見方もある。
党への逆風と石破氏への期待は連動する。裏金事件発覚前で自民支持率が35・8%だった23年8月調査で石破氏への期待は全体18・5%、自民支持層に限ると17・0%で岸田首相の19・1%に及ばなかった。裏金事件発覚後の同12月調査は自民支持率が26・0%に下がる一方、石破氏への期待は全体25・7%に上昇し、自民支持層は23・5%で首位に躍り出た。
安倍氏と一騎打ちとなった18年は石破氏への期待は全体26・7%で安倍氏を下回り、自民支持層は20ポイント以上の差をつけられ、299票の大差で敗れた苦い経験もある。党員の期待をつなぎ留められることが勝利の絶対条件になる。
88
:
OS5
:2024/08/18(日) 20:07:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7098d2d4deaba4d618185edb894c8b100c265973
乱立模様、推薦人集め激化 「ポスト岸田」が汗、自民総裁選
8/18(日) 7:04配信
時事通信
自民党総裁選を巡る「ポスト岸田」の候補者。(上段左から)石破茂、加藤勝信、上川陽子、小泉進次郎(中段左から)河野太郎、小林鷹之、斎藤健、高市早苗(下段左から)野田聖子、林芳正、茂木敏充の各氏。
9月の自民党総裁選が一気に乱立模様となってきた。
出馬が取り沙汰されるケースも含めれば、「ポスト岸田」候補は10人程度となる。派閥の締め付けが緩んだことで、立候補に必要な推薦人20人を各候補は自前で確保する必要に迫られ、水面下でつばぜり合いが繰り広げられている。
【図解】総裁選(代表選)前後の内閣支持率変動例
「複数の同僚から話をもらっているのは事実。それ以上コメントすることはない」。小林鷹之前経済安全保障担当相(49)は17日、新潟県燕市で記者団から推薦人確保の状況を問われ、手の内を明かすのを避けるかのように言葉を濁した。
20人の推薦人確保にめどを付けた小林氏だが、支持の中心は所属する二階派ではなく、派閥裏金事件の震源となった安倍派の中堅・若手や無派閥議員ら。一方、二階派や安倍派の一部には小泉進次郎元環境相(43)への待望論もあり、小林氏陣営からは「告示日までに他陣営に切り崩されるかも」と懸念の声が漏れる。
茂木派では、加藤勝信元官房長官(68)が出馬を検討している。15日には安倍派に一定の影響力を持つ萩生田光一前政調会長に協力を要請。森山裕総務会長の支援を期待し、茂木派内でも支持拡大を狙う。自派閥固めを図ろうとしていた茂木敏充幹事長(68)は17日、訪問先の金沢市で総裁選対応について「夏の間考える」と言葉少なに説明。予定を切り上げて帰京を急いだ。
岸田派では、林芳正官房長官(63)が立候補の意向を同派議員に伝え、上川陽子外相(71)も推薦人確保に汗をかく。上川氏は議員連盟を通じて親交が深いメンバーらに電話などで支援を呼び掛けている。
にわかに乱戦の様相を呈する総裁選に、早くから「ポスト岸田」として名前の挙がってきた面々からは焦りの色もにじむ。2021年総裁選で小林氏が推薦人に名を連ねた高市早苗経済安保担当相(63)は、自らの支持基盤となってきた保守層の亀裂を警戒。17日、奈良市内で講演した際、出席者によると、「候補乱立を受け、推薦人の引きはがしにあっている」と危機感をあらわにした。石破茂元幹事長(67)は推薦人確保の見通しが立ちつつあると明かしたが、茂木派の切り崩しにも動いている。
候補が乱立すれば推薦人確保のハードルは高まる。自民関係者は「世論の支持が伸び悩めば、告示までに勝ち馬に乗ろうとする議員心理も働くだろう」として、駆け引きが激化するとの見方を示す。実際出馬できるかどうかは「ポスト岸田」候補にとって今後の政治的影響力も左右しそうだ。
89
:
OS5
:2024/08/18(日) 20:11:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/c568884b30e8facb8b5e84cff799e214e54632b5
石橋湛山は2・3位連合で勝利 黎明期から決選投票が焦点 自民党総裁選プレーバック①
8/13(火) 7:00配信
産経新聞
自民党総裁選の決選投票で勝利した石橋湛山氏(左)と握手する敗れた岸信介氏=昭和31年12月14日
9月の自民党総裁選は、「政治とカネ」の問題に由来する派閥解消に伴い「派閥なき総裁選」となる。熾烈(しれつ)な権力闘争を繰り広げてきた過去の総裁選を振り返りつつ、今年の総裁選の焦点を探る。
【表でみる】昭和31年の自民党総裁選
昭和30年の保守合同によって誕生した自民党で、総裁選が初めて行われたのは翌31年4月5日のことだった。地方の党組織の確立を急いだ時期で、国会議員に地方代議員を加えた選挙となった。当初は旧民主党の鳩山一郎と旧自由党の緒方竹虎との争いとみられていたが、1月に緒方が急死。有力な対抗馬がいなくなり、鳩山が圧勝した。
■飛び交う空手形
鳩山が同年11月に退陣を表明すると、後継を岸信介、石橋湛山、石井光次郎の三者が争った。それぞれ党内での勢力、人気が伯仲しており、初の本格的な総裁選と位置づけられている。投票によるしこりを避けるため、長老による話し合いでの決着が模索されたが、実現しなかった。
総裁選では現金やポストの空手形が飛び交ったといわれ、当時の産経時事(現産経新聞)は「岸派のグランド・ホテル、石橋派の日活会館、石井派のプリンス・ホテルの事務所ではそれぞれおそくまで参謀会議が開かれた」と報じていた。
主流派の岸と非主流派の石橋、石井という構図となった総裁選は同年12月14日に行われ、第1回投票で1位岸、2位石橋、3位石井となったが、岸は過半数を獲得できなかった。党則により岸、石橋の間で決選投票が行われ、2位・3位連合を結成した石橋が258票を獲得し、251票の岸に7票差で勝利した。
今年9月の総裁選に関し、岸田文雄内閣の支持率低迷を受け、多くの候補者による論戦を通じ党勢回復を図るべきだとの意見がある。候補者が乱立すれば決選投票にもつれこむ公算が大きいだけに、閣僚経験者は「派閥は解消したが、決選投票ではまとまって行動したい」と話している。党の黎明(れいめい)期と同様、決選投票での合従連衡が焦点となりそうだ。
■「ポスト岸」で乱戦
石橋の病気による辞任に伴う昭和32年3月21日の総裁選は約3カ月前の戦いで石橋に肉薄した岸が優位を誇って形式的な総裁選となり、岸は有効投票数475票のうち471票と圧倒的多数で選出された。
日米安全保障条約改定を成し遂げた岸は35年6月、退陣を表明した。「ポスト岸」を巡る争いは、官僚出身の池田勇人と、党人派の支持を集めた石井を中心に複数候補が立候補の意志を示す乱戦となった。サンケイ新聞(現産経新聞)は「党内の派閥抗争は頂点に達した。総裁公選には金がかかる-という世間の非難が強くでたのもこのときだ」と振り返る。このときは、池田が決選投票で石井に勝利した。
39年の東京五輪閉幕翌日の10月25日、池田は病気のため退陣を表明した。次の総裁は、池田の後継指名もあり話し合いによって佐藤栄作に一本化。佐藤長期政権のスタートだった。(敬称略)
90
:
OS5
:2024/08/18(日) 20:12:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6ec20299977ebe1af356a7e5ecf7e05f0464f63
「三角大福」の争いで金権批判 その後は「クリーン」アピール 自民党総裁選プレーバック②
8/14(水) 7:00配信
産経新聞
自民党総裁選に勝利したときの田中角栄氏=昭和47年7月5日
昭和45年10月29日、佐藤栄作は自民党史上初の総裁4選を果たした。投票総数の7割以上にあたる353票を獲得したものの、三木武夫に佐藤への批判票として予想を上回る111票が集まった。
【アンケート結果】「次の自民総裁」ふさわしいのは誰?
■権力闘争に傾注
三木は「政治が国民から遊離している」と述べたが、総裁選の仕組みにも批判があった。有権者は党所属の衆参両院議員と都道府県から各1人の代表者であり、現在の党員投票はなかった。選挙管理委員会や立会演説会もなく、議員を政策論争そっちのけで権力闘争に傾注させる規定だといわれていた。
佐藤は4選後、早々に次は立候補しないと表明し、田中角栄と福田赳夫による「第1次角福戦争」と呼ばれる後継争いが激化した。佐藤は福田に政権を禅譲する形での「角福調整」を模索していたとされる。しかし、田中は豊富な資金力を背景に勢力を伸ばし、47年5月に佐藤派内の大半の議員で田中派を旗揚げした。
同年7月の総裁選は新ルールとして立候補に推薦人10人が必要となり、田中、福田、大平正芳、三木が立候補した。各氏から一文字取って「三角大福」と呼ばれた。田中、大平、三木が決選投票で「反福田」で協力すると確認し、大勢が決した。決選投票は田中282票、福田190票で、田中は当時最年少の54歳で総裁に就いた。7年8カ月続いた佐藤政権後、田中の若さへの期待も高かった。
この総裁選についてサンケイ新聞(現産経新聞)は、地方の代議員に関し「1票3千万円のウワサも」と報じた。田中は首相就任後、金脈問題によって追い込まれ49年に退陣した。
■「椎名裁定」で決着
後任を巡り、派閥の人数で勝る田中と大平が総裁選実施を模索したのに対し、三木、福田が「田中亜流」を避けるべく話し合いによる決着を主張。最終的に金権選挙や党分裂を避けるため、副総裁・椎名悦三郎による「椎名裁定」で三木が総裁となった。
「クリーン三木」といわれた三木は総裁選に何度も挑戦した。今年9月の総裁選出馬の意欲を隠さない石破茂は、三木について「自分に重ねてみたところは確かにある」と話したことがある。派閥のパーティー収入不記載事件を受け自民に逆風が吹く中、石破に好機が到来したのか否か。目先を変えるため小泉進次郎、小林鷹之ら中堅・若手への待望論もある。ただ、話し合いで決着する可能性はほとんどない。(敬称略)
91
:
名無しさん
:2024/08/18(日) 20:12:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec0138054f4f471fbad54ce383f39a37a552a873
現職首相唯一の敗北に複数の「明智光秀」…「天の声もたまには変な声がある」 自民党総裁選プレーバック③
8/15(木) 7:00配信
産経新聞
昭和52年、顔をそろえた(左から)田中角栄元首相、福田赳夫首相、大平正芳自民党幹事長。翌年の総裁選で、福田、大平両氏は激しく争った=東京・芝公園のホテル
昭和51年の衆院選の自民党敗北を受けて三木武夫は退陣に追い込まれ、同年12月23日に福田赳夫が話し合いで総裁に選ばれた。福田は経済の立て直しを急ぐ一方で党改革を進め、派閥解散や総裁選への全国の党員・党友による予備選導入を決めた。
【アンケート結果】「次の自民総裁」ふさわしいのは誰?
■福田は本選を辞退
福田が再選を目指した53年総裁選は初めて予備選が採用された。ほかに幹事長の大平正芳、総務会長の中曽根康弘、通商産業相の河本敏夫が出馬。党幹部や閣僚が現職首相に弓を引く形で総裁選に出馬する場合、「本能寺の変」で主君の織田信長を討った明智光秀になぞらえられるが、総裁選で「明智光秀」が立候補したのはこのときだけだ。
予備選は、田中角栄率いる田中派が大平を全面支援し、福田は大平に次ぐ2位だった。福田は「天の声もたまには変な声がある」と述べ、本選を辞退。派閥解消がかけ声だけだったことも浮き彫りになった。
現職首相が総裁選で敗れた唯一のケースだが、今年9月の総裁選に重なる部分がある。首相の岸田文雄が立候補する場合、幹事長の茂木敏充、閣僚の河野太郎や高市早苗らが「明智光秀」と言われる覚悟で出馬に踏み切るかが焦点だ。また、次期衆院選の「顔」選びにもなるため、国会議員は党員・党友投票の動向を無視しづらい。パーティー収入不記載事件を受け麻生派(志公会)を除き派閥は解消を決めたが、実効性があるかも注目される。
不記載事件は、しばしば昭和63年に発覚した汚職事件であるリクルート事件になぞらえられる。総裁の竹下登は平成元年4月25日、政治不信の責任を取って退陣の意思を表明。6月2日に竹下の事実上の後継指名で宇野宗佑が総裁に決まったが、7月の参院選で大敗し2カ月の短命となった。
■「小沢面接」のような場面は…
それでも竹下派支配は続き、宇野の後の海部俊樹、宮沢喜一は竹下派の影響下にあった。宮沢が勝利した3年10月27日の総裁選を巡っては、同派幹部の小沢一郎が宮沢、三塚博、渡辺美智雄を派閥事務所で面接する場面もあった。今年9月の総裁選ではキングメーカーとして麻生太郎や菅義偉が誰を推すかに注目が集まるが、「小沢面接」のような場面は想定しがたい。
宮沢が首相だった平成5年7月の衆院選で自民は敗れ、下野した。次の河野洋平は野党の総裁、続く橋本龍太郎は首相になりうる連立与党の総裁として選ばれた。(敬称略)
92
:
名無しさん
:2024/08/18(日) 20:13:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9b36af4fcef21d0e5f88c30fc96445011dc0aa6
存在の危機に現れた「救世主」…「自民党 ぶっ壊す」 平成13年4月 自民党総裁選プレーバック④
8/16(金) 7:00配信
32
コメント32件
産経新聞
平成13年の自民党総裁選で街宣車から手を振る小泉純一郎氏(右)と応援に駆けつけた田中真紀子氏=東京・池袋東口
自民党は平成10年7月の参院選で14議席減の惨敗を喫し、首相の橋本龍太郎は在職2年半で辞任した。直後の総裁選で、最大派閥の小渕派は会長・小渕恵三の擁立を決めたが、梶山静六が同派を離脱して無派閥で出馬。三塚派からも小泉純一郎が名乗りを上げた。
【写真】父親まねた?髪形チェンジしていた頃の進次郎氏
■「凡人、軍人、変人」
人気者の田中真紀子が「凡人、軍人、変人」と評した三つどもえの争いは、下馬評通り「凡人」の小渕が制した。小渕は参院で与党が過半数割れした「ねじれ国会」解消のため、自由、公明両党を連立に引き込んで現在の自公連立の礎を築く。11年9月の総裁選でも加藤紘一、山崎拓を破り再選を果たしたが、自由党の連立離脱で政局が混乱する中、脳梗塞に倒れた。
緊急事態を受け、自民は有力者5人が協議して幹事長の森喜朗を後継に据えると合意した。森は総裁選を経ずに両院議員総会で総裁に選出された。これが「密室談合」と批判され、森政権は、まれにみる不人気政権となる。
森の舌禍や「政治とカネ」の問題などが重なり、13年2月の産経新聞とフジニュースネットワーク(FNN)の合同世論調査で内閣支持率は6・9%に低迷した。望ましい政権として「自民を含まない連立」との回答が44%を占めた。森は在任1年で辞意を表明し、後継を選ぶ総裁選には橋本、小泉、亀井静香、麻生太郎が名乗りをあげた。
小泉は過去2回の総裁選で、結果的に「かませ犬」的な役回りに甘んじており、3度目の出馬も当初は有力候補とみなされていたわけではなかった。当時の産経新聞は「今回手を挙げておかなければ、次に立つ理屈がなくなる」という小泉陣営の声を紹介し「次の次」狙いが真意だと報じた。「大本命」と評されたのは元首相の橋本だった。
■小泉劇場に熱狂
ところが小泉は「自民党をぶっ壊す」と訴え大ブレークを果たす。4月の総裁選では地方票の9割に当たる123票を獲得し、地すべり的な大勝を収めた。直後の参院選や17年の「郵政解散」による衆院選も勝利に導いた。ただ、派閥構造など自民の体質は温存された。
93
:
OS5
:2024/08/18(日) 20:14:45
https://news.yahoo.co.jp/search?p=%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E7%B7%8F%E8%A3%81%E9%81%B8%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF&ei=utf-8
繰り返す世代交代と脱派閥 「麻垣康三」 自民党総裁選プレーバック⑤
8/17(土) 7:00配信
産経新聞
平成18年の自民党総裁選を争った(右から)安倍晋三、谷垣禎一、麻生太郎各氏。安倍氏が当選し、史上最年少の総裁となった
小泉純一郎は首相在任時、国民の支持を政治力の源泉とした。世論の力で「敵」をたたき、推進力に変える政治手法は自民党内に深刻な対立を生んだが、小泉は平成15年の総裁選でも亀井静香ら反対勢力を抑えて勝利した。
【アンケート結果】「次の自民総裁」ふさわしいのは誰?
小泉政治のキーワードの1つが「世代交代」だった。元首相の中曽根康弘、宮沢喜一を引退させ、衆院当選3回の安倍晋三を史上3番目に若い49歳で幹事長に抜擢(ばつてき)。その後、初入閣にもかかわらず内閣の要である官房長官に据えた。
小泉は5年5カ月の長期政権を築き、2期目の総裁任期満了で退任した。ポスト小泉である麻生太郎、谷垣禎一、福田康夫、安倍の4人は「麻垣康三」と総称された。
■安倍晋三が圧勝
18年の総裁選には「麻垣康三」のうち福田を除く3人が出馬。「世代交代の旗手」と目された安倍が派閥横断的に中堅・若手の支持を集め、464票を獲得して麻生(136票)、谷垣(102票)に圧勝した。
ただ、戦後最年少の52歳で首相に就任した安倍は政権運営につまずいた。19年夏の参院選で大敗して「ねじれ国会」を許し、在任1年で突然の辞任表明に至った。慌ただしく実施された総裁選は福田と麻生の一騎打ちとなり、71歳の福田が8派閥の支持で圧勝した。
「昨年の総裁選で『年だから』と立候補をやめた福田氏が一夜にして最有力候補になった」「(派閥が)どさくさまぎれのように自己主張を始め、流れを変えた」。当時の「産経抄」はそう記している。
福田政権は支持率低迷にあえぎ、またしても在任1年で突然の辞任表明に至った。ライバル民主党が政権交代へ党勢を拡大し、自民は崖っぷちに立たされる中、20年総裁選には麻生、与謝野馨、小池百合子、石原伸晃、石破茂の5人が乱立。麻生が4度目の挑戦で総裁の座を勝ち取った。
■追い込まれ解散
衆院議員の任期満了が迫る中、活発な政策論争で国民の耳目を引き付け、その勢いのままに衆院解散-とのシナリオがささやかれたが、麻生は首相就任直前に発生したリーマン・ショックによる経済危機への対応を優先した。結果的に1年後の「追い込まれ解散」となり、自民は下野した。
令和6年の総裁選は、派閥解散という状況の下、40代の若手の出馬が取り沙汰される。自民の歴史には「世代交代」と「脱派閥」が繰り返し立ち現れる。(敬称略)
94
:
OS5
:2024/08/18(日) 20:15:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/86630bd1b0f3f6a7e2c7663db31e1c09237e4464
勝算なく現職の出馬断念相次ぐ 「本命」が急失速するケースも 自民党総裁選プレーバック⑥
8/18(日) 7:00配信
産経新聞
本命視された河野太郎氏(左)を破り、総裁選を制した岸田文雄氏(右)。中央は、現職ながら不出馬に追い込まれ菅義偉氏=令和3年9月29日、東京都港区(三尾郁恵撮影)
平成21年衆院選で自民党は下野し、谷垣禎一が野党・自民の総裁となった。民主党政権が迷走を続ける中、自民は22年参院選で勝利。政権奪還の機運が高まっていた24年総裁選では、幹事長の石原伸晃が出馬の意欲を示し、谷垣は出馬を断念した。谷垣は産経新聞「話の肖像画」でこう振り返っている。
【アンケート結果】「次の自民総裁」ふさわしいのは誰?
「悠々与党であるときなら『勝負しようぜ』でもいいのかもしれませんが、野党のときに一心同体ぐらいのつもりでやってきた人から『出る』と言われたわけですから、言われた瞬間に『これはもう私は辞めた方がいいな』と即断しました」
■総裁に返り咲き
5人の候補による総裁選は石原が本命視されたが、福島第1原子力発電所を「福島第1サティアン」と表現する失言もあり失速。1回目の投票で1位の石破茂と2位の安倍晋三が国会議員票のみで争う決選投票に臨み、安倍が逆転勝利した。総裁に返り咲いた唯一の例だ。同年12月の衆院選で自民は政権に復帰。安倍は首相再登板を果たした。
令和2年8月、史上最長政権を担った安倍が持病の悪化を理由に退陣を表明した。9月の総裁選は官房長官の菅義偉が岸田文雄、石破に圧勝。無派閥として事実上初の総裁だったが、主要派閥が雪崩を打って支持に回った結果でもあった。
■衆院解散断行できず
衆院議員の任期満了(3年10月)が迫る中、菅は衆院解散を断行できずにいた。新型コロナ対応への批判で内閣支持率が低迷。党内に「菅では衆院選を戦えない」との空気が広まっていった。菅は安倍の残り分の総裁任期満了に伴う3年9月の総裁選を控え、衆院解散や内閣改造・党役員人事を模索したが実現せず、不出馬に追い込まれた。
総裁選は岸田、河野太郎、高市早苗、野田聖子が争った。知名度のある河野が優位とみられたが、消費税増税を念頭に最低限の年金額を保障する「最低保障年金」創設案を打ち上げると岸田や高市から財源に関し攻撃を受け、支持を失っていった。1回目の投票で岸田が予想を覆して河野を上回り、決選投票でも岸田が河野を上回った。
今年の総裁選は、支持率低迷にあえぐ岸田の出馬の有無が当面の焦点だ。世論調査で人気が高い石破や小泉進次郎らの出馬待望論があるが、石破は皇位継承を巡り女系天皇容認の発言を繰り返し、保守層の反発を買う。小泉の高い発信力ももろ刃の剣といわれ、戦いの構図はまだ見えていない。(敬称略)=おわり
この連載は、沢田大典、千葉倫之が担当しました。
95
:
OS5
:2024/08/18(日) 20:27:03
8/11の記事だけど
https://news.yahoo.co.jp/articles/79c844e0a8bc0a1c313e24c8f4c5d68f31e9e7a0
自民総裁選に「小石河」は全員出馬?一本化? 前回は共闘も…にらみあい
8/11(日) 20:00配信
産経新聞
平成23年7月の新潟・福島豪雨で被害を受けた福島県柳津町を視察する小泉進次郎元環境相(右)=11日午後、同町(竹之内秀介撮影)
9月の自民党総裁選を控え、「小石河」と総称される小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相の関係に変化が生じている。3氏は令和3年の前回総裁選で共闘したが、今回は石破、河野の両氏がそれぞれ立候補に意欲を示している。小泉氏は態度を明らかにしていないが、党内で出馬を促す動きがある。一本化の道を探るのか、3氏いずれも出馬するのか、にらみ合いが続く。
「総裁選に向けて、自民党をいかに変えることができるか。誰もが考え、論争し、国民の信頼回復につなげていけるような場にしなければいけない」。小泉氏は11日、平成23年7月の新潟・福島豪雨の復興状況を視察した福島県柳津町で記者団にこう述べた。自身の出馬に関する質問には答えなかった。
自民の若手からは「小泉氏が決断すれば応援したい」(古川直季衆院議員)と出馬を求める声が出ている。小泉氏は水面下で自民議員との面会を重ね、情勢を慎重に見極めているもようだ。
一方、報道各社の世論調査の「次の首相・総裁候補」でトップを走る石破氏は「この国を変えたい」と公言し、7日には憲法改正や財政政策への考え方をまとめた新著を出版した。
河野氏はすでに所属する麻生派(志公会)会長の麻生太郎副総裁に出馬の意欲を伝えた。脱原発派と目されてきたが、7月には安全性が確認された原発再稼働を当面容認する考えを改めて示し、支持拡大を図る。
小石河の1人は総裁選出馬の判断に関し、「他の2人がどう出るかだ」と周囲に漏らす。
3氏の行方を左右するのが、菅義偉前首相の判断だ。3氏はいずれも総裁選出馬に必要な推薦人20人の確保が自力では難しく、党内の非主流派に影響力を持つ菅氏の支援が欠かせない。小石河が分裂すれば他候補を利しかねないため、「菅氏としても最後は意中の一人を選び、一本化を目指すのではないか」(菅氏周辺)との見方がある。
(竹之内秀介)
96
:
OS5
:2024/08/18(日) 23:51:18
https://www.sankei.com/article/20240816-6LFNDVAVWNM4TOCO4ZQPRUF6F4/
国連総会出席の首相は誰? 9月下旬、自民総裁選と時期重なり不透明 岸田首相の可能性も
2024/8/16 19:04
岸田文雄首相が不出馬を表明した9月の自民党総裁選の投開票と新首相の選出の時期を巡り外務省が気をもんでいる。9月下旬に米ニューヨークで行われる国連総会の一般討論演説に新旧いずれの首相が臨むのか見通せないためだ。
今年の一般討論演説は24〜30日(29日は除く)。直前の22、23両日に気候変動などの地球規模課題や国連改革を議論する国連未来サミットも予定されている。
日本の首相は通例、一般討論演説を行うほか、滞在中に個別の二国間会談などに臨む。今年は総会に合わせ、日米豪印の協力枠組み「クアッド」の首脳会合の開催も調整されている。
一方、今月20日に決まる総裁選の投開票日は、党の総裁公選規程で9月20日から29日の間となる。有力視されているのは20日か27日で、いずれも金曜日。27日に新総裁を選出した場合、新首相を指名する臨時国会召集は土日をはさみ最短でも30日となるため、新首相が現地で演説を行うことはできない。
20日の場合も、3連休をはさみ新首相誕生は最速で24日となる。平成20年9月22日に総裁となった麻生太郎現副総裁は24日に首相に就任し、25日に訪米して演説を行った。新首相もこの例にならうことは可能だが、準備期間がほぼないまま臨むことになる。
「前総裁」となる岸田首相が総会に出席する選択肢もある。岸田首相は今月6日、核兵器の増加防止を目的とする兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)の交渉開始に向け、核保有国の米英仏各国も参加するハイレベルの友好国会合を秋に開くと表明した。念頭にあったのは9月下旬の訪米時だ。
令和3年9月3日に退陣を表明した菅義偉首相(当時)は23〜26日に米ワシントンを訪れ、クアッド首脳会合などに出席した(一般討論演説は録画参加)。岸田首相も訪米すればまさに「首相の花道」となるが、直後に退任する首相が演説し、会談で約束したところで説得力に欠け、「会談の相手国も困る」(外務省関係者)と否定的な見方がある。(原川貴郎)
https://news.yahoo.co.jp/articles/df4ce5e23a6ce551f4210d5d6227c46087934a9d
首相、9月下旬の訪米調整 退任直前、国連総会に出席
8/17(土) 17:21配信 岸田文雄首相が9月下旬に米ニューヨークを訪れ、国連総会の一般討論演説に出席する方向で調整に入った。バイデン米大統領ら各国首脳との会談も検討する。9月27日投開票で調整している自民党総裁選で首相の後任となる新総裁が選出される方向で、退任直前の外国訪問となる。政府関係者が17日明らかにした。
一般討論演説は9月24日(現地時間)から始まる予定。首相は国連総会に合わせて兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)交渉開始に向けたハイレベルの友好国(フレンズ)会合開催を表明しており、自ら出席して引き続き核廃絶に取り組む姿勢を強調したい考えだ。
97
:
OS5
:2024/08/18(日) 23:58:32
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/89e9a457c2bde591773c92a5784a79f056e82176
総裁選後の衆議院解散総選挙、日程のシナリオと可能性は
大濱崎卓真選挙コンサルタント・政治アナリスト
8/16(金) 10:32
(写真:つのだよしお/アフロ)
岸田首相が次期自民党総裁選への出馬を見送ることを発表し、永田町では自民党総裁選の話題一色となっています。岸田内閣の支持率が近年低調だったことを踏まえれば総裁選後には早期解散をするのでは、との見立て(早期解散論)が主流となりつつある一方、新しい内閣のカラーを予算案などで明確に打ち出し、ある程度の実績をつくってからの解散総選挙の方がいいのでは、との見立て(実績解散論)もあります。自民党総裁選後に想定される衆議院解散総選挙の日程シナリオについて考えていきます。
自民党総裁選の日程
(写真:イメージマート)
まず、総裁選挙の日程についてみていきます。岸田総裁の任期は9月30日までとなっており、規程では議員投票は総裁の任期満了前10日以内と定められています。従って、総裁選挙の開票日は20〜29日に行われることになります。また、総裁選挙の告示は、投票日の12日前までに行うこととされており、選挙期間を最短で取り、かつ選挙を可能な限り前倒しする場合には、9月8日告示、9月20日投開票となります。
ただ、青年局や女性局所属議員らを中心に、「12日以上」と定められている選挙期間を可能なかぎり長くとるべきとの意見や、公開討論会を複数回開くべきとの意見もあり、新生自民党のカラーを打ち出すキャラバン的な要素も強くなるとみられる総裁選の日程を12日間より長く取る可能性も十分にあります。
そうすると、9月1週目(2日〜6日)に総裁選挙を告示し、選挙期間を14〜18日間取って9月20日投開票という流れも十分に考えられるでしょう。地方遊説を多くとったり、あるいは公開討論会を複数回行うこととなれば、必然的に日数は長くなりますし、現在の自民党の支持率を考えれば、多少の選挙期間延長に反対する人は少ないとみられます。与党議員の一部では、岸田首相総裁選不出馬表明後に、「6日告示、20日投開票、2回討論会」の日程案を見たとの声も上がっています。
なお、総裁選の日程については、国連総会の演説(9月24日〜27日)との兼ね合いを憂慮する声もありましたが、これらの声は外交に重きをおく岸田首相が出馬する前提の問題でした。さらに茂木幹事長は「これまでの総裁選を見ても、国連総会の日程とかぶることもある。国連総会がいつだから総裁選がいつになる、ということではないのではないか」とコメントしており、今回の総裁選ではあまりこの問題は考慮されないことになるとみられます。
98
:
OS5
:2024/08/18(日) 23:58:42
衆議院解散総選挙の日程
当初は自民党総裁選が27日投開票という前提で、臨時国会の召集を10月2週目に行い、首班指名・組閣後に、10月3週目後半に解散、10月29日公示、11月10日総選挙というやや時間的に余裕のあるスケジュールも検討されていると言われていました。ただ、このシナリオの前提は岸田首相再選があり、今回は新総裁の選出が決まっていますので、少し状況が変わっています。
前例を重視する政界の流れをもとに、今回の岸田首相による総裁選不出馬表明を、前回(2021年)の菅首相(当時)の不出馬表明と衆議院解散に重ね合わせる見方もあります。参考までに、前回は9月29日に岸田氏が自民党総裁に選出され、10月4日に首班指名(首相就任)、10月14日に衆議院を解散し、10月19日に衆院選が公示、10月31日に投開票を迎えました。
この日程を重ね合わせると、9月中(具体的には25〜26日、あるいは30日)に臨時国会の召集と首班指名・組閣・党役員人事を行い、10月1週目(4日)あるいは2週目前半(7〜8日)に解散をしたうえで、15日に衆院選公示、27日投開票という日程がみえてきます。
広瀬めぐみ参議院議員の辞職と補欠選挙
広瀬めぐみ公式ホームページより引用(
https://megumi-h.jp/
)
昨日(15日)には、公設秘書の給与を国からだまし取っていた疑いで、東京地検特捜部により事務所などが捜索を受けた広瀬めぐみ参議院議員が議員辞職しました。公職選挙法第33条の2第2項の規定にもとづき、参議院議員補欠選挙(岩手県選挙区)は10月10日告示、27日投開票で行われる見込みです。
この参議院議員補欠選挙は自民党にとって鬼門となる可能性があります。というのも、今年春の衆議院議員補欠選挙では3つの選挙区でいずれも自民党は勝つことができませんでした。補欠選挙は時の政権の中間評価につながるほか、新しい内閣にとっても最初の試金石となるため、いずれの結果にしろ、内閣支持率に大きな影響を与えます。
今回、秋の補欠選挙は今のところ参議院選挙(岩手県選挙区)のみとみられますが、岩手県選挙区(定数1)は近年まで野党が強く、前回(2022年)に自民党公認候補として広瀬氏が30年ぶりに当選したばかりでした。立憲民主党で今も影響力の残る小沢一郎氏の地元は「小沢王国」とも呼ばれ野党に強固な地盤があることや、広瀬氏の不祥事が「政治とカネ」にわたることなどから、与党にとっては厳しい選挙が予想されます。
この参議院議員補欠選挙を衆議院議員総選挙の「前」に行ってしまうと、前哨戦の意味合いが強くなり、与党にとっては補欠選挙を負けた場合、総選挙に与える影響も大きくなると考えられます。そうならないためにも、衆議院議員総選挙の日程を参議院議員補欠選挙に被せる日程として、10月27日に参議院議員補欠選挙と衆議院議員総選挙の同時選挙を行う日程が、急に現実味を増してきました。
従って、次期衆議院議員総選挙は10月15日公示、10月27日投開票がもっとも現実的な日程と言えるでしょう。この日程を軸に、今後与野党が急速に選挙準備を進めるものとみられます。
99
:
OS5
:2024/08/19(月) 00:16:12
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/512365
意欲一転、突然の表明 「攻めの辞職」未練感じず【緊急連載 岸田首相退陣へ】㊤
2024/8/14
(最終更新: 2024/8/15)
東京・永田町の首相官邸にある記者会見室に立つ岸田文雄首相(広島1区)は、どこかすっきりとした表情を浮かべていた。自身の退任を表明した14日午前の会見。「身を引くことで、けじめをつけたい」と淡々と述べた。国のトップの座を明け渡す未練は、さほど感じさせなかった。
わずか8日前。地元の「原爆の日」の会見は、全く異なる様相だった。9月の自民党総裁選への対応を問われると明言は避けた。ただ、ライフワークとする「核兵器のない世界」への道筋は身ぶりも交えて熱弁。同月下旬に米国である国連総会へ出席する意欲さえにじませていた。
「意欲満々だな」。近くで見届けたある首相周辺は総裁再選への挑戦は確実だと受け止めた。それだけに今回の「サプライズ表明」(党幹部)は、官邸や地元関係者に驚きを広げた。
1月の岸田派(宏池会)解散や2022年8月の内閣改造…。「岸田流」ともされる突然の表明劇が、自身の去就を巡っても繰り返された。なぜこのタイミングなのか―。会見では党派閥の裏金事件を挙げた。党総裁の責任を取るべく辞任する選択肢は「当初から心に期してきた」とした。「昨日、夏の外交日程をひと区切り付けた」とも述べた。
しかし、岸田派のある中堅は「総理の言動からは意気込みしか感じなかった。まだ政権を担いたかったはずだ」とみる。6月の首相会見では「気力は十分みなぎっている」とも発言していた。
「仮に総裁選に突っ込んで負ければ傷を広げる。影響力を残せるうちに退陣する道を選んだ」と分析するのは広島県選出の自民党国会議員。この見方を補うかのように、ある首相周辺は14日、「攻めの辞職だ」と解説してみせた。
党内には公然と「首相交代」を唱える声が相次いでいた。総裁選日程が固まる20日を前に、首相は10、11日、中央アジア訪問を取りやめた影響で公邸で過ごした。熟慮を重ね、総裁選に立候補しないとの答えを導いた。
日々の激務にも健康を保ち、国会閉会後も精力的に地方視察を重ねる首相の姿に、地元には総裁再選への期待も根強かった。長年支える林正夫元広島県議会議長(83)は「トップの責任を第一に考えたんじゃろう。自分より全体のことを考えたのは岸田さんらしい」と推し量った。(樋口浩二、河野揚、宮野史康)
◇
岸田首相が総裁選に出ない考えを表明した。「政治とカネ」問題を背景に党内で強まる交代論を跳ね返せなかった。突然の表明が広げた波紋や政権の失速を振り返り、総裁選への首相の向き合い方を展望する。
<関連記事>
100
:
OS5
:2024/08/19(月) 00:16:43
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/512762
支持率 続いた低空飛行 「選挙の顔」不安胸に【緊急連載 岸田首相退陣へ】㊥
2024/8/15
(最終更新: 2024/8/16)
15日午前9時半ごろ、官邸に入る岸田文雄首相は晴れやかな面持ちだった。トップの座を退くと表明して1日。肩の荷が下りたのか、直後には集まった閣僚を前に9月の自民党総裁選に触れる。「名乗りを上げると考えている方もいると思う。気兼ねなく論戦を行ってほしい」。異例の激励に踏み込んだ。
約3年のかじ取りが幕を閉じる。引き金は安倍派を中心とした派閥の政治資金パーティー裏金事件だった。表面化した昨年11月から今年7月まで、内閣支持率は9カ月連続で20%台に沈んだ。
事件を巡っては、いち早く派閥の解散を打ち出した。国会の政治倫理審査会に現職首相として初めて出席した。離党勧告や党員資格停止、党役職停止を含む処分も実行した。政治資金規正法改正案も通常国会を通した。しかし支持率は浮上しない。いつしか、自身が「選挙の顔」になり得るのかとの不安が胸中を渦巻くようになった。
就任時から経済浮揚を最優先にしてきた。今月6日には、物価変動を考慮した6月の1人当たりの実質賃金が2年3カ月ぶりのプラスに転じた。政府高官も経済好転の「兆しがある」と手応えを得た一方で、総裁選日程の決まる20日を前に自身の考えは退任へと傾いていった。
10日には、再選を熱望する地元広島の強力な支援者にこう告げた。「次の衆院選を考えると私が身を引くしかないんです」。念頭に置いた党情勢調査は、岸田総裁で衆院選を迎えた場合の政権交代の可能性を示唆していた。
党内には「今ごろ辞めても遅い」など冷ややかな受け止めもある。だが、党広島県連の会長を務める平口洋氏(広島2区)は「安倍派や二階派の問題で責任を取る。立派なもんだ」とかばう。
一昨年夏には世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍派議員の密接な関係も発覚した。政権運営は難しくなるが、政治改革の好機でもあった。
生かせなかった。改正した政治資金規正法は「ブラックボックス」とされる政策活動費の全面公開を見送った。立憲民主党の森本真治氏(参院広島)は14日、「中途半端な改革に終わってしまった」と率直に述べた。昨年来、繰り返し唱えた「政治改革」半ばでの退陣。その道程は「政治の師」と仰ぐ故宮沢喜一元首相と重なって映る。(樋口浩二、堀晋也)
<関
101
:
OS5
:2024/08/19(月) 00:17:22
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/513229
総裁選、首相動向に注目 林官房長官との距離感も焦点に【緊急連載 岸田首相退陣へ】㊦
2024/8/16
(最終更新: 2024/8/16)
岸田文雄首相(67)=広島1区=は16日、公邸で関東地方に近づいた台風7号の情報収集に当たった。4日後の20日には自民党が9月の総裁選日程を決める。現職総裁ながら「一兵卒」に戻る前提で臨む戦い。昨年12月まで46人の岸田派(宏池会)を率いた首相の動向は、早くも東京・永田町の関心事となっている。
焦点の一つは林芳正官房長官(63)=山口3区=との間合いだ。宏池会ナンバー2の座長を務め、「岸田再選」の旗を振ってきた。首相が気脈を通じる後継者を望むなら「将来の首相」への意欲を隠さない林氏は筆頭候補だ。
当の林氏は感情を見せない。総裁選立候補について15日の記者会見では「コメントは差し控える」。ある宏池会幹部は「党への風当たりが強い今、手を挙げるだろうか。彼の勝負どころは先ではないか」と読む。
同じ宏池会では上川陽子外相(71)の名前も挙がる。15日は報道陣に「熟慮した上で決断し、行動に移す覚悟だ」と含みを持たせた。7月の共同通信世論調査では「次の総裁にふさわしい政治家」で5位。8・2%の支持を集め、林氏(0・7%)や首相(7・5%)を上回った。
他の「ポスト岸田」候補は前向きな姿勢を示す。過去4度敗れるも世論調査で人気の高い石破茂元幹事長(67)=鳥取1区=は15日のテレビ番組で、立候補に必要な推薦人20人の確保に「めどがつきつつある」と述べた。党内には「選挙の顔になる」との期待もある。
ただ岸田政権で入閣せず、首相との関係は微妙。しかし党広島県連幹部の一人は次の衆院選を見据え「国民の支持を重視するなら、(首相が)石破氏を推す選択もあり得る」とみる。
麻生太郎副総裁(83)との関係も総裁選を巡る首相の動向で鍵となる。首相は総裁再選を探った際、派閥解散などで生じた溝を背景に麻生氏から支援の約束を取り付けられなかった。見方を変えれば、これまで後ろ盾だった麻生氏の意向に縛られず、意中の候補を推せる環境にあると言える。
麻生氏をはじめ、首相経験者は後の政権に一定の発言力を持つケースが少なくない。首相に近いベテランの参院議員は「焦る必要はない。首相は戦いの構図を見極めて慎重に動くだろう」と見通す。(樋口浩二)
102
:
OS5
:2024/08/19(月) 19:38:04
岸田の国連総会参加を考えると27日投開票になるわな
30日首班指名かな?
https://news.yahoo.co.jp/articles/34952a54e67429ef19ac57e0864b6b515bfe24ea
自民総裁選は9月27日投開票 石破茂氏は8月22日にも出馬表明へ 小林鷹之氏が名乗り
8/19(月) 19:02配信
産経新聞
自民党総務会に臨む石破茂元幹事長=7月26日、党本部(春名中撮影)
自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相(49)は19日、国会内で記者会見を開き、9月の党総裁選への立候補を正式に表明した。また、自民は20日に決定する総裁選日程について「9月12日告示、27日投開票」とする方針を固めた。選挙期間は通例より長い15日間となる。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
総裁選は現時点で10人前後が出馬に意欲を示す乱戦模様になっているが、正式に名乗りを上げたのは小林氏が初めて。
小林氏は記者会見で、総裁選について「脱派閥選挙を徹底したい」と語り、派閥の支援を求めないと強調した。憲法改正の早期発議に意欲を示し、自衛隊明記や緊急事態条項創設を訴えた。
派閥パーティー収入不記載事件を踏まえ、「全ての党員、国民に新たな自民党に生まれ変わることを約束する」と主張。政策活動費や調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の透明化を訴えた。一方、事件を受けた自民議員に対する党の処分を見直す考えはないとした。
小林氏は立候補に必要な国会議員20人の推薦人を確保しており、記者会見に20人超の議員が同席した。約10人が安倍派の中堅・若手だった。
一方、石破茂元幹事長(67)は19日、早ければ22日に東京都内で記者会見を開き、正式に出馬を表明する方向で調整に入った。推薦人20人は確保できる見通しで、21日までに推薦人を確定する作業を済ませる意向だ。河野太郎デジタル相(61)も近く表明する方向となった。
上川陽子外相(71)は19日、記者団に「先週末に岸田(文雄)首相にお会いし、私の決意を伝えた。立候補の準備をしている」と語った。斎藤健経済産業相(65)は同日、記者団に、出馬を求める声が寄せられているとして「しっかり受け止めたい」と述べるにとどめた。
高市早苗経済安保担当相(63)は18日、自身のX(旧ツイッター)に「国家経営を担うべく、心を固めているところだ」と投稿し、重ねて意欲を示した。
加藤勝信元官房長官(68)、林芳正官房長官(63)らも推薦人20人の確保に向け、準備を進めている。
103
:
OS5
:2024/08/19(月) 22:27:14
https://www.tokyo-np.co.jp/article/348386
小林鷹之氏を支援する議員は誰? 出馬会見の同席者リスト 自民党総裁選 「われわれは派閥の枠組みで動いていない」
2024年8月19日 19時59分
自民党総裁選への立候補を19日、表明した小林鷹之前経済安全保障担当相(衆院4期)。記者会見には、2012年の初当選同期を中心に20人を超える中堅・若手議員が同席した。司会は武部新衆院議員が務めた。
あわせて読みたい
旧統一教会の教義に共感する発言は「記憶にない」と小林鷹之氏 自民総裁選に出馬を表明
総裁選に立候補するには、党所属国会議員20人の推薦が必要となる。
◆半数近くは安倍派の中堅・若手
小林氏は記者会見で「『脱・派閥選挙』を徹底する。旧派閥に支援は一切求めない。自民党は生まれ変わる。私たちの姿を党員、国民の皆さまに見ていただきたい」と訴えた。出席議員の一人も「われわれはもう、派閥という枠組みで動いていない」と話した。
小林鷹之氏の記者会見に同席した国会議員=国会内で(木戸佑撮影)
同席者の顔触れは、解散を決めた安倍派に所属していた議員が半数近くを占めた。小林氏は解散を決めた二階派の所属だったが、2021年の前回総裁選では安倍晋三元首相が推した高市早苗経済安保担当相の推薦人になるなど「タカ派」として知られ、小林氏のスタンスに共鳴する中堅・若手が集まったとみられる。
出席した安倍派議員は本紙の取材に、立候補が取り沙汰される小泉進次郎元環境相への支援を打診されたと明かした上で、「浮気をせずに、保守派の小林さんを支援したい」と力を込めた。
福田達夫元総務会長は、報道陣に「仲間で話をする中で、自然と『小林がいい』という話になってきた。同期も、期が違う人もいる。先輩の方々にもいろいろ話をしている中で、今回小林を押し出そうというふうになった」と語った。(佐藤裕介、近藤統義、宮尾幹成)
◇
小林氏の記者会見への同席が確認できた国会議員は次の通り(順不同、麻生派以外は解散を決めている)。
【安倍派】
大塚拓(衆院5期)
福田達夫(衆院4期)
細田健一(衆院4期)
和田義明(衆院3期)
宗清皇一(衆院3期)
鈴木英敬(衆院1期)
塩崎彰久(衆院1期)
吉田真次(衆院1期)
松本尚(衆院1期)
小森卓郎(衆院1期)
石井拓(衆院1期)
【二階派】
武部新(衆院4期)
高木宏寿(衆院3期)
中曽根康隆(衆院2期)
岩本剛人(参院1期)
【麻生派】
山田賢司(衆院4期)
斎藤洋明(衆院4期)
務台俊介(衆院4期)
【岸田派】
岩田和親(衆院4期)
【森山派】
鬼木誠(衆院4期)
【無派閥】
大野敬太郎(衆院4期)
熊田裕通(衆院4期)
勝目康(衆院1期)
森由起子(衆院1期)
104
:
OS5
:2024/08/20(火) 07:54:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f599fb139156225ffa9c71069e91b0a05b1f193
6番手だが…小林鷹之氏 自民総裁選立候補正式表明一番乗り 49歳知名度アップ狙う
8/20(火) 5:30配信
スポニチアネックス
自民党総裁選への出馬を表明した小林鷹之氏
自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相は19日、国会内で記者会見を開き、党総裁選への立候補を正式表明した。10人超の「ポスト岸田」候補の出馬が取り沙汰される中、正式に名乗りを上げたのは初めて。派閥の裏金事件を踏まえ「全ての党員、国民に新たな自民党に生まれ変わることを約束する」と刷新への姿勢を打ち出した。
若手・中堅ら約20人の議員も同席する中、テーマカラーのオレンジの背景を背に出馬を表明。総裁選について「脱派閥」を徹底し、派閥に対して支援を一切求めないと強調した。
党内では小泉進次郎元環境相らとともに次代を担う若手として期待が寄せられる一人。総裁に選出されれば49歳での首相就任となり、2006年に当時52歳で首相となった故安倍晋三氏の戦後最年少記録を更新する。若くフレッシュなイメージが武器となる一方、知名度不足が最大の課題。共同通信社が17〜19日に実施した世論調査でも「次期総裁にふさわしい人」に小林氏を選んだのは3・7%。先月の調査から3ポイント伸ばしたものの、まだ11人中6番手だ。
367票の国会議員票、同数の党員・党友票の合計で争う総裁選では、当選4回以下の若手議員の票を小泉氏と食い合うと予想される。小泉氏は世論調査で19・6%の支持を得て2番手に位置し、先月からの伸びも7ポイント近くで小林氏を上回る。しかも、党員・党友票とも重なる自民支持層では世間での人気が高い石破茂氏を抑えトップに立つ。小泉氏や石破氏、河野太郎氏らとの差を詰めるためにも知名度アップは必須だ。
マラソンが趣味で、前日にはランニング姿を報道陣に公開するなど露出の増加にも着手。9月12日告示、27日投開票で総裁選の日程調整が進められる中、いち早く出馬表明し、得意の長距離レースに持ち込んだ格好だ。
ただ、「生まれ変わる」ために前面に打ち出された派閥否定の姿勢については所属していた二階派の一部議員から不興を買っているほかベテランからは世代交代が一気に進むことに懸念が示される状況。霞が関からも「経験不足による政治の不安定化」を危惧する声が聞かれておりつまずきそうな石が配された長距離コースになりそうだ。
105
:
OS5
:2024/08/20(火) 18:06:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cc43f696ab2ff43049016f533f247bc0cd16907
小泉進次郎氏、自民総裁選に出馬へ 40代2人目、世代交代も争点
8/20(火) 16:19配信
毎日新聞
衆院安全保障委員会に臨む小泉進次郎委員長=国会内で2024年7月30日午前9時、平田明浩撮影
自民党の小泉進次郎元環境相(43)は、9月に予定される党総裁選に立候補する意向を周囲に伝えた。複数の党関係者が20日、明らかにした。総裁選では小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が19日に出馬を表明した。40代の総裁選候補が2人も出馬するのは異例で、党の「世代交代」も争点に浮上しそうだ。
【写真まとめ】出馬する?しない? 自民党総裁選「候補者」たち
自民関係者によると、小泉氏は自民中堅に「総裁選に出る。長く一緒にやってきたから、ごあいさつだ」と出馬の意向を伝えた。また、別の「ポスト岸田」候補からの支援要請に対しては「総裁選に出るから応援できない」と断ったという。党ベテランには「出る準備をしている」と意欲を伝えた。
小泉氏は出馬について「真剣に考えて判断をしていきたい」と意欲は示しつつ、明言を避け続けている。党幹部は「今回の選挙戦は長い。先に手を挙げれば攻撃材料を与えるだけだ。後で手を挙げる方が賢い」と語った。
小泉氏は19日に、総裁選への出馬に意欲を示している斎藤健経済産業相と経産省大臣室で昼食を共にした。斎藤氏とは当選同期。同期4人による「四志の会」を作るなど関係が深く、総裁選で連携する可能性がある。
毎日新聞が6月に実施した世論調査の「次の首相にふさわしい人」の質問で、小泉氏は石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、上川陽子外相(71)に次ぐ4位だった。父純一郎元首相ゆずりの歯切れのよさや、街頭演説などで聴衆を巻き込む巧みな弁舌に定評がある。
43歳の小泉氏は、総裁選への出馬意欲を示す11人の中でも最年少。総裁選後に新首相の下で早期の衆院解散・総選挙になだれ込むとの観測が高まる中、「刷新感」を醸成できそうな小泉氏は「選挙の顔」になるとの期待が党内にある。
乱立模様の総裁選では、小泉氏とともに世論調査の「次の首相候補」で上位常連の石破氏、河野太郎デジタル相(61)らも出馬の意向を固めている。前回総裁選で「小石河連合」として連携した3氏が、推薦人や党員・党友票を激しく争う構図となりそうだ。
非主流派の要である菅義偉前首相は小泉氏の出馬に期待感を示してきた。両氏はいずれも無派閥で「脱派閥」を掲げ、連携して総裁選に挑むとみられる。
一方で、小泉氏には党三役や主要閣僚の経験はなく、「まだ早い」(無派閥中堅)との声もある。今回の総裁選は「政治とカネ」で失墜した信頼の回復のため、選挙期間を従来より長い15日間とし、政策論争を充実させる方針だ。論客がそろうであろう総裁選での舌戦に小泉氏が耐えうるか不安視する声もある。
小泉氏は関東学院大卒、米コロンビア大大学院修了。父親の純一郎氏の秘書を経て2009年衆院選で初当選し、現在5期目。党青年局長や筆頭副幹事長などを歴任し、19年に第2次安倍政権で環境相として初入閣した。【森口沙織、野間口陽】
106
:
OS5
:2024/08/20(火) 18:07:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbaa319ce70be8c70058c79e29b379e13ac029fb
小泉進次郎氏、総裁選出馬へ最終調整 知名度に強み 力量への不安も
8/20(火) 17:48配信
朝日新聞デジタル
総裁選への考えについて問われ、答える小泉進次郎元環境相=2024年8月18日、午後3時18分、堅島敢太郎撮影
自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区、無派閥=は、9月の党総裁選に立候補する方向で最終調整に入った。派閥の裏金事件で党勢が低迷するなか、知名度を強みに「党改革」の必要性を訴える考えだ。
【写真】衆院島根1区補選で応援に入る小泉進次郎元環境相=2024年4月20日、松江駅前、川辺真改撮影
20日までに複数の党所属国会議員に立候補への意欲を伝え、支援を呼びかけた。総裁選で掲げる政策作りも進めている。
小泉氏は18日、党内から総裁選出馬を求める声があることについて「大変ありがたいこと。真剣に考えて判断したい」と記者団に語った。
朝日新聞社
107
:
OS5
:2024/08/20(火) 18:58:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f93c957c719036789d21d42feb4997e7d7e5503
小林鷹之氏、 進次郎氏出馬なら「小小連合」結成へ…総裁選惨敗でも「要職確約」のしたたか目算
8/20(火) 17:40配信
42
コメント42件
SmartFLASH
8月19日、総裁選への出馬を表明した小林鷹之議員(写真・梅基展央)
自民党総裁選で、立候補に推薦人が必要となったのは1972年のこと。以来、最多となる立候補者は2008年と2012年の5人だったが、今回は11人が立候補に意欲を見せるなど、史上最多の大乱戦になりそうな様相だ。
【写真あり】今後厳しい戦いが予想される小林鷹之議員
そうしたなか、いち早く推薦人20人を集め、8月19日に立候補表明をしたのが “コバホーク” こと小林鷹之・前経済安全保障担当相(衆院4期)である。
「若手からの待望論が強い小林氏の会見には、かつての派閥に関係なく、当選1期から4期を中心に30名ほどの衆参議員が駆けつけました。
会見で小林氏は『脱・派閥選挙を徹底する。自民党は生まれ変わる』と強調していましたが、総裁選を勝ち抜くには、今後いかにして知名度をあげるかが課題になると思います」(政治担当記者)
その不安材料を払拭するため「誰よりも早い出馬表明」になったようだが――出馬会見と同日に出演した『プライムニュース』(BSフジ)では、時間差で出演した立憲民主党・辻元清美参院議員から「あんまり印象深い人ではなかったので。いままで影が薄かったというか」と苦笑されていた。さらに「パーティー好きで年に何回もパーティーやってはるんですよ。2カ月に1回ぐらいパーティーやってる」「彼は保守でもないですよ。私は中曽根(康弘)さんや筋金入りの保守の人を見てきたけど(小林氏は)ちょっと軽いよね」とバッサリ。
小林氏は、20日にも『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)に出演。すでにメディア戦略を徹底させているが、周辺は「小泉進次郎氏の出馬」にヤキモキしているという。
自民党関係者は、“コバホーク” の選挙戦をこう危惧していた。
「小林氏は遅れをとっている党員票の掘り起こしのため、世代交代を前面に打ち出す考えでした。しかし、小林氏より若い、しかも知名度抜群の小泉氏が出馬すれば、マスコミも集中して取りあげますから、埋没する恐れがあります」
しかも、小林氏を推すのは選挙に不安がある若手。新首相は就任後すぐ衆院解散、総選挙に持ち込むと見られているので、若手や中堅議員は選挙に当選するためにも、なおさら小泉氏になびく可能性が高い。
そこで小林氏は、「決選投票に残れなければ、小泉氏に投票する」という戦略をとるようだ。
「1回めの投票で過半数をとる候補者はいないでしょう。そうなると、上位2名の決選投票になります。そのとき小林氏は、保守政策では隔たりがあるものの、小泉氏援護を表明するはず。いわば、小林と小泉の『小小』連合です。
自民党は伝統的に、当選した人への貢献度に応じてポストをあてがう “論功行賞” を重んじますから、小泉政権が誕生すれば小林氏は大臣や党三役の要職に就けると考えられます。
それは、小林氏を支持した議員にも及びます。小林氏の起用は新政権にとっても刷新感が強調できますし、財務省出身の小林氏は小泉氏に比べて政策立案能力があるので、政調会長もあり得ます」(ベテラン政治記者)
早くもささやかれ始めた「総裁選後」の動向。「小小連合」が「小粒と小粒の連合」にならないとよいのだが。
108
:
OS5
:2024/08/20(火) 20:40:31
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1051614/
自民総裁選 主流3派 分裂含み 縛り消え名乗り続々
村上辰徳 、袖山香織 会員限定記事
2024年8月17日 23:28(8月18日 19:09更新)
あとで読む
あとで読む
Xで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する
9月の自民党総裁選を巡り、岸田政権の主流派だった岸田、麻生、茂木の3派がいずれも、候補の一本化ができなくなりつつある。政治資金パーティー裏金事件を受けた派閥解消の流れによって所属議員のくびきが解かれただけでなく、現職の岸田文雄首相(党総裁)が不出馬を表明したことで、候補が乱立しやすい状況になったためだ。党内で唯一、解散しないと表明している麻生派も含めて、各派が分裂含みの様相となっている。
16日夜のBS番組。総裁選出馬に必要な推薦人20人の確保を目指すと表明した加藤勝信元官房長官は、所属する茂木派の会長である茂木敏充幹事長も出馬を目指していることを問われると、こう反論した。「2人出るということ自体が違う。もう(派閥という)枠がなくなった中での総裁選にしなければならない」
かねて出馬の意欲を示してきた茂木氏にとって、加藤氏の言動は明らかに痛手だ。茂木派中堅は「派閥の縛りがなくなって、何でもありの総裁選になった」と漏らす。茂木氏は17日、金沢市で記者団に総裁選への対応を問われ「夏の間考える」と述べるにとどめた。
一方、岸田派では林芳正官房長官と上川陽子外相が17日までに、出馬の意欲をそれぞれ周囲に伝えた。派内では、同派ナンバー2だった林氏を推す声がある半面、「派閥色が薄い方が望ましい」として上川氏の待望論もあり、意見がまとまっていない。若手は「2人とも出馬して共に総裁になれなければ、誰も岸田さんを気にしなくなる」と話し、派閥の票が割れれば首相の求心力低下は避けられないとみる。
解散を決めていない麻生派ですら総裁選を巡る方針が定まらない。所属する河野太郎デジタル相は会長の麻生太郎副総裁から出馬の了承を取り付けたが、派内ではベテランを中心に、「異端児」とも称される河野氏と距離を取る向きも。幹部の甘利明前幹事長は、19日にも出馬表明する小林鷹之前経済安全保障担当相(二階派)の支援に回るとみられる。中堅は「唯一残った派閥なのに」と結束力の弱さを嘆く。
裏金事件を受けて全6派閥のうち5派閥が解散を決めてから初の総裁選。まだ正式に解散手続きをしていない例もあり、派閥が一掃されたわけではないが、旧来の政治とは異なる力学が生じつつあると言える。自民中堅は冷ややかに語る。「重鎮から電話で『総裁選ではこの人を応援してほしい』と頼まれてもみんなしらけている。今までの総裁選とは全然違う」
109
:
OS5
:2024/08/20(火) 21:18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3eb6525478b41a26557b1a05bf6994569906519
自民総裁選「小石河」分裂 小泉進次郎氏、河野太郎氏が出馬へ 9月27日投開票決定
8/20(火) 20:49配信
11
コメント11件
産経新聞
(左から)自民党の小泉進次郎元環境、河野太郎デジタル相、石破茂元幹事長
自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=が9月の党総裁選に出馬する意向を周囲に伝えたことが20日、分かった。菅義偉前首相らが支援に回るとみられる。河野太郎デジタル相(61)も立候補を正式に表明する方向で調整に入ったことが分かった。党総裁選挙管理委員会は同日、岸田文雄首相(党総裁)の後任を選ぶ総裁選を9月12日告示、27日投開票の日程で行うことを決めた。
【比べてみる】小泉進次郎氏と小林鷹之氏…自民党の若手「ホープ」2人のプロフィール
■小泉氏、すでに推薦人確保か
小泉氏を巡っては、派閥のパーティー収入不記載事件で批判を受ける自民の刷新に向け、若手や地方から出馬を期待する声が出ていた。すでに立候補に必要な国会議員の推薦人20人を確保できる見通しが立っている。
父の純一郎元首相の地盤を引き継いで平成21年の衆院選で初当選し、環境相や党青年局長などを歴任した。農業改革や社会保障改革に取り組み、現在はライドシェアの推進役を担う「改革派」の顔を持つ。最近は自民の信頼回復には「原点回帰」が必要だとして憲法改正の実現に言及。幹事長などの党三役に就いたことはなく、経験不足を指摘する向きもある。
■前回は河野氏支持で連携も
一方、河野氏は26日に記者会見を開き、総裁選への立候補を正式に表明する方向だ。出馬に意欲を示す石破茂元幹事長(67)を含め前回の総裁選に際し河野氏支持で連携した「小石河」の対応が分かれることになる。
茂木敏充幹事長(68)は20日、東京都内で菅氏と会食した。総裁選について意見を交わしたとみられる。河野氏と石破氏は同日、それぞれ同じ自民議員の会合に出席した。
■長期論戦で信頼回復の思惑
総裁選の日程は20日の党総務会で了承された。選挙期間は15日間で、平成7年に現行の総裁公選規程が設けられて以来、最長となる。不記載事件の逆風を踏まえ、長期間の論戦で国民の信頼回復を図る狙いがある。選管委は、立候補を目指す議員や陣営に対し多額の資金を要する活動を行わないよう求めることも決めた。罰則規定は設けず、それぞれの判断に委ねた。
規程が定める選挙権に関しては、過去2年間党費を納めた党員との要件を緩和した。前回総裁選と同様、昨年新たに党費を納めた党員にも付与する特例措置を設ける。国会議員以外の声をより反映すべきだとの意見を踏まえた。
110
:
OS5
:2024/08/20(火) 21:19:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/711907187eb202f533ab53d0cb905ff78432e9eb
平氏「河野氏は麻生派離脱を」 前回総裁選の推薦人
8/20(火) 21:04配信
共同通信
自身の国政報告会であいさつする自民党の平将明広報本部長代理=20日午後、東京都内
自民党の平将明広報本部長代理は20日、東京都内で開いた自身の国政報告会で、9月の党総裁選への出馬意欲を示す河野太郎デジタル相に対し、派閥から離脱するよう求めた。「党の改革を訴えるなら、麻生派を出ないと話にならない」と述べた。平氏は河野氏に近く、前回の2021年総裁選で河野氏の推薦人に名を連ねた。
平氏は、裏金事件を受け、大半の派閥が解散方針を決めたのを踏まえ「麻生派だけが残っている。解散すべきだ」と訴えた。国政報告会には河野氏も出席しあいさつしたが、平氏の発言前に退席していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/beb9599d7f0111fcbcc9fc497758c708f83f41aa
自民党総裁選 森屋参院議員は「林官房長官を支持」同じ旧岸田派 県選出議員の支持動向 山梨県
8/20(火) 19:04配信
YBS山梨放送
YBS山梨放送
岸田首相の後任を選ぶ自民党総裁選の投開票が9月27日に決まる中、県関係の国会議員の支持動向を探りました。派閥解消後、初の総裁選となりますが、県選出の森屋宏参院議員は取材に対し、同じ旧岸田派の林芳正官房長官を支持する考えを明らかにしました。
自民党本部は20日に開いた選挙管理委員会で、総裁選挙を9月12日告示、27日投開票とする日程を決めました。
総裁選には10人以上の名前が取りざたされていますが、官房副長官を務める県選出の森屋参院議員は山梨放送の取材に対し、「政策能力が高く、国際的な舵取りが難しくなっている日本のリーダーにふさわしい」として、出馬に意欲を示している同じ旧岸田派の林芳正官房長官を支持する考えを示しました。
また山梨1区選出で、旧茂木派に所属していた中谷真一衆院議員は、「派閥として行動することはもうないがすでに構築された人間関係はあるので、全く違う行動にはなりにくいのでは」と述べました。
山梨2区選出で、旧岸田派に所属していた堀内詔子衆院議員は、「政権与党として国政を担うのにふさわしい人を選びたい。県民の声に耳を澄ませて決断する」と話しました。
また、旧茂木派で県選出の永井学参院議員は支持動向について、「現時点でお答えするのは難しい」とした上で「特に子ども政策についてどのように進めていくのか注目する」としています。
一方、自民党籍を持ち、旧二階派の特別会員だった長崎知事は20日の会見で、「人口減少対策に真摯な議論を展開する方を期待する」と述べました。
自民党県連によりますと、総裁選に投票できる県内の党員や党友は約1万5000人に上るということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b74d74e70b8159649892b47deffae3841f0dfe27
岸田派・深澤外務政務官が上川外務大臣の支持を表明 岸田派所属
8/20(火) 18:42配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
TBS NEWS DIG Powered by JNN
解散を決めている岸田派に所属する自民党の深澤陽一外務政務官はJNNの取材に対し、総裁選で上川外務大臣を支持する考えを表明しました。「ポスト岸田」候補を2人抱える岸田派の議員でどちらかの候補を支持すると表明したのは初めてとみられます。
深澤衆院議員は上川外務大臣と同じ静岡県選出で、現在は上川大臣のもとで政務官を務めています。
深澤議員はJNNの取材に対し、上川氏を支持する理由として「国内でも国外でも力を発揮していただいている」「政治とカネという問題についても、一つ一つ進めていく方だ」などと語りました。
上川氏が出馬するためには20人の推薦人が必要ですが、「決して簡単ではないが、集まらない人数でもない」としています。
岸田派からは上川氏のほかに林官房長官も出馬の意向を示していますが、深澤氏は「林氏にもお世話になっているので、やりにくさがないといえば嘘になる」と述べました。
TBSテレビ
111
:
OS5
:2024/08/21(水) 05:34:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/08482412e013ffd4cfdd86f27669240706df9daf
小泉進次郎氏、総裁選出馬決意 前回「小石河」で共闘も3人全員出馬で党員票分散必至
8/21(水) 4:40配信
スポニチアネックス
小石河連合を巡る相関図
小泉進次郎元環境相が20日、9月の自民党総裁選に立候補する意向を周囲に伝達した。関係者が明らかにした。同僚議員に「総裁選で頑張りたい」と電話し支援を要請しているという。現在43歳。出馬が取り沙汰されている11人の中で最も若い。当選すれば、伊藤博文の44歳を更新し史上最年少の首相となる。
派閥裏金事件で逆風が吹く中、今回の総裁選は“選挙の顔”を選ぶ意味合いがある。党内には、政権奪還を果たした2012年衆院選以降に当選した衆院議員が約140人おり、衆参全体の4割近くを占める。地盤が弱く、選挙に不安を残す中堅・若手議員が大半で、この層を中心に“刷新感”がある小林鷹之前経済安全保障担当相とともに小泉氏への期待が高まっていた。
小泉氏の決断には、同じ神奈川県が選挙区の菅義偉前首相の後押しがある。“非主流派の要”として、今回の総裁選のキーマン。派閥横断的に小泉氏への支援が広がっていきそうで、支援の意向を伝えている議員はすでに40人以上いるとの情報もある。ただ、閣僚経験は約2年間務めた環境相の1度だけ。経験・実績を不安視する声もある。
小泉氏出馬で最も割を食うのが、前回「小石河連合」で臨んだ石破茂元幹事長と河野太郎デジタル相だ。週明け26日に3度目の挑戦を表明する方向の河野氏。前回は小泉、石破両氏の支援を受け、第1回投票で地方票の4割以上を獲得し決選投票に進んだ。
しかし、石破氏の5度目出馬も確実視される今回は「小石河」票は分散。共同通信社の世論調査によると、次の総裁にふさわしいのは石破氏が25・3%でトップ。小泉氏が19・6%で続き、河野氏は9・7%。地方票を多くは望めない状況だ。
所属する麻生派の支援に期待する一方、他派閥や無派閥議員への広がりは不透明。派閥頼みの姿勢が標的にされ、第1回投票での脱落も現実味を帯びる。
24日に地元の鳥取県で立候補を正式表明する方向で最終調整に入った石破氏もピンチ。出馬に必要な推薦人20人の確保に微妙な情勢と伝えられていた段階で「また(小石河の)3人で話をする機会もある」と言及するなど、今回も議員の支持は広がりを欠いている。地方票で圧勝し「選挙の顔」を求める多くの議員がなびく状況で決選投票に進むしか勝機がないとされていた。
知名度が低く地方票獲得が課題だった小林氏が漁夫の利を得ることになりそうだ。
≪国会議員票、党員票など計734票≫自民党は「9月12日告示―27日投開票」とする日程を決定した。国会議員票367票と党員・党友票367票の計734票を争い、過半数に達した候補が当選。党員・党友による投票は開票日前日に締め切られ、各都道府県連が集計した得票数を党本部でまとめ、いわゆるドント方式で候補者に配分される。過半数に達する候補がいなければ、上位2人で決選投票。国会議員と47都道府県連が1票ずつ持つ。各都道府県連の1票は党員・党友投票の結果に基づき、上位2人のうち得票数が多い候補者が自動的に獲得する。
112
:
OS5
:2024/08/21(水) 05:37:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/634ab39cf78cff149dc09c3207b30eed1e7763fd
国連日程“無視”…自民総裁選は9月27日投開票 新首相のお披露目機会を放棄
8/20(火) 22:10配信
カナロコ by 神奈川新聞
自民党本部
自民党は20日、総裁再選不出馬を表明した岸田文雄首相の後任を選ぶ総裁選を9月12日告示─27日投開票で行うことを決めた。日程上、同月末の国連の未来サミットや総会を事実上無視し新首相を送り込む可能性は消滅。日本の新リーダーをアピールする機会を放棄した格好だ。
神奈川では河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)が出馬方針を固め、小泉進次郎元環境相(11区)の出馬が取り沙汰されるが、神奈川県内関係者からは「世界からの目を意識しない決定だ」(ベテラン党員)との批判や疑問の声が上がった。
9月22日から始まる未来サミットは2020年の国連創設75周年にあたり開催が提唱された。「グローバル・ガバナンスの強化」を目標とした「一世代に一度の機会」との位置付けで45年に迎える100周年に向け、SDGs(持続可能な開発目標)に続く環境保護施策の立案などを各国首脳が行う。総会の一般討論演説は24日から始まる予定だ。投開票が27日となったことで新総裁の参加は不可能となった一方、岸田首相が現職の立場で出席できる形となっている。
永田町には「岸田総理の外交総括の場となる。総理経験者としての今後の活躍につながる」(自民幹部)との前向きな見方がある一方、野党からは「まるで岸田総理の卒業旅行で『国連軽視』との国際的な批判を招く」(立憲民主党議員)との指摘も出ている。
岸田首相の党総裁任期は9月30日まで。総裁公選規程では「議員投票は総裁の任期満了前10日以内に行う」と定めていることから「同月20日から29日までの間」の投開票日設定が既定路線とされてきた。
党関係者によると、このままでは新首相を国連行事に参加させることが困難なことから、8月末にも政治刷新全国車座対話を総括する両院議員総会を持ち、その中で公選日程前倒しを確認する構想が一部で検討されたという。しかし「国連総会とかぶっても総裁選日程は変わらない」(茂木敏充幹事長)などの意見が大勢で執行部レベルの議論とはならなかったとされる。
神奈川新聞社
113
:
OS5
:2024/08/21(水) 17:28:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aa5d90d45ebf69833b8532deff9538ae7ee2f08
「刷新」期待、小林氏後押し 自民若手ら衆院選に危機感 脱派閥訴えも安倍派擁護〔深層探訪〕
8/21(水) 7:00配信
50
コメント50件
時事通信
記者会見で自民党総裁選への立候補を表明する小林鷹之前経済安全保障担当相=19日午後、東京都千代田区
9月の自民党総裁選を巡り、衆院当選4回の小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が先陣を切って立候補を表明した。派閥裏金事件で国民に「自民不信」が渦巻く中、「刷新」感を前面に押し出して次期衆院選を乗り切ろうとの思惑が異例の若手出馬を後押しした。ただ、裏金事件への対応では慎重な発言に終始し、支援を受ける安倍派議員を「擁護」する姿勢が目立った。
【写真】自民党総裁選への立候補を表明した小林鷹之前経済安全保障担当相を支持する議員ら
◇「能吏」から急浮上
「諸君、狂いたまえ」。19日、記者会見した小林氏は幕末の思想家・吉田松陰が門下生に説いたという言葉を引用し、「行動を起こす。より先の未来に責任を持てる世代として、先頭に立つ」と、自らを維新志士に見立ててみせた。
開成高、東大、財務官僚を経て2012年衆院選で初当選。典型的なエリートとみられることを意識してか、会見では「千葉の普通のサラリーマン家庭で生まれ育った」「大学卒業を控え、父が勤めていた商社が金融危機のあおりを受けて倒産した」などと自己紹介した。
経済安保政策などに通じた「能吏タイプ」(自民筋)の印象で、最近まで次期総裁候補とみる向きはほぼ皆無だった。21年の岸田政権での初入閣は、自民の経済安保政策を取り仕切る甘利明前幹事長(麻生派)の後ろ盾がなければ実現しなかったと言われている。
その小林氏の急浮上は、裏金事件で受けた自民のダメージの深刻さを物語る。第2次安倍政権以降の「自民1強」時代しか知らない小林氏の当選同期組が昨年来の裏金事件で危機感を強め、安倍派の福田達夫元総務会長を中心に中堅・若手の「派閥横断的な勝手連」(支援議員)が擁立の原動力となった。09年の政権転落を知る甘利氏や林幹雄元幹事長代理(二階派)らベテランの一部も背中を押した。
◇裏金対応、言葉濁す
小林氏は、自身の名前にもあるタカは「時折、古い羽を新しい羽に替える」と述べ、「自民党は生まれ変わる」「脱派閥選挙を徹底する」と宣言した。だが「古い自民党」への対応では、言葉を濁す場面が多かった。
小林氏は裏金事件の震源となった安倍派議員らが要職から外された状況を見直す考えを示しており、会見でも記者から追及された。裏金事件の再調査については「党の調査は限界がある。新たな事実が出てきた場合は考える」と述べ、現状では否定的な考えを示した。
会見場には二十数人の国会議員が応援に駆け付け、このうち10人程度が安倍派議員だった。党内からは「安倍派に手心を加えている」「裏金議員を束ねたようだ」との指摘が出た。
経済・外交政策では岸田政権との大きな違いは見えない。自身が21年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系のイベントで教団の教義を高く評価したのではないかと記者から問われると、「記憶は一切ない」と否定した。
◇保守系に亀裂も
小林氏の出馬は他の「ポスト岸田」に影響を与えそうだ。保守系議員の支持に期待する小林氏が勢いを増せば、同じく保守系を基盤とする高市早苗経済安保担当相(63)にとっては「票田」が割れかねない。高市氏は17日の講演で「推薦人の引きはがしに遭っている」と警戒感を示した。
「刷新」面では、長らく党内非主流派だった石破茂元幹事長(67)や、知名度の高い小泉進次郎元環境相(43)がライバルとなる。石破氏は18日夜、二階派の武田良太元総務相らと会談し、22日の出馬表明を目指して支援を要請。小泉氏も19日、「ポスト岸田」に名を連ねる斎藤健経済産業相と意見交換するなど、それぞれ動きを活発化させた。
114
:
OS5
:2024/08/21(水) 21:33:39
今回推薦人を確保できず出馬断念となったら 次回以降の総裁選出馬は無理でしょうね
年齢的にも上川・茂木・加藤は・・・
高市は保守代表を小林に奪われるだろうし
上川陽子 53年生まれ 71歳
茂木敏充 55年生まれ 68歳
加藤勝信 55年生まれ 68歳
斎藤健 59年生まれ 65歳
高市早苗 61年生まれ 63歳
野田聖子 60年生まれ 63歳
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/politics/ntv_news24-2024082103557445.html
【独自分析】自民党総裁選、推薦人のメドがたった5人の「強み」は? 経験、刷新感、支持…5要素で比較
2024/08/21 09:40
9月27日に投開票される自民党の総裁選。立候補には同党国会議員20人の推薦人を確保する必要があり、取り合いのような状況です。出馬に向けて11人の名前が挙がる中、推薦人20人の確保の見通しが立った5人について、日本テレビが独自に分析しました。
■かけ持ちNGの推薦人、ポストで不安も
日テレNEWS NNN
藤井貴彦キャスター
「自民党の総裁選挙に立候補するためには、20人の国会議員の推薦人が必要ということです。20人というのは、どのくらい大変なのでしょうか?」
小栗泉・日本テレビ解説委員長
「投票権を持つ自民党の国会議員は367人いるので、20人くらいは簡単だと思われるかもしれませんが、かなり高いハードルです」
「推薦人はかけ持ちができません。推薦する人にとっては、もし推した人が勝てば、その後の人事などで良いポストに就けるかもしれませんが、負けてしまったら候補者もろとも、新たな政権の間、ずっと干されるかもしれません」
「推薦人にならなくても投票はできるので、皆慎重になります。今は、いわば推薦人の取り合いのような状況になっています」
■名前が挙がる11人、推薦人確保は?
日テレNEWS NNN
藤井キャスター
「『私は誰の推薦人にもならないですよ』という自民党の国会議員もいるのですね。(立候補者に向けて)11人の名前が挙がっていますが、現状で20人の推薦人を集められそうなのは、誰でしょうか?」
小栗委員長
「小泉進次郎さん(43)、小林鷹之さん(49)、河野太郎さん(61)、石破茂さん(67)、林芳正さん(63)の5人です」
「一方で現在推薦人集めに奔走しているのが6人。高市早苗さん(63)は日本の伝統的な考え方を重んじる保守の論客で、小林さんと支持層がかぶるという指摘があります」
「また今回、派閥の縛りがなくなったことで影響を受けているのが、茂木敏充さん(68)です。同じ茂木派から加藤勝信さん(68)が出馬に意欲を示していて、茂木派の議員を奪い合う格好です」
「同じように上川陽子さん(71)も、同じ岸田派から林さんが出馬する見通しのため、苦労しそうです。他に、斎藤健さん(65)や野田聖子さん(63)も推薦人集めをしています」
■5人の「強み」「弱み」を独自分析
日テレNEWS NNN
藤井キャスター
「推薦人20人の確保のメドが立っている5人には、それぞれどのような強みがあるのでしょうか?」
小栗委員長
「日本テレビ政治部が『経験』『刷新感』『議員の支持』『世論の支持』『外交力』の5つの要素で、独自に分析・比較しました」
「小泉さんは、刷新感や世論の支持が高いことが強みですが、閣僚経験は環境大臣だけなので、経験不足が指摘されています。小林さんは刷新感は高く評価されていますが、小泉さんと同じく閣僚経験は経済安保大臣の一度だけです」
「河野さんはバランスが取れているのが強みです。自身の派閥のボスである麻生太郎さんのお墨付きも得て、議員の支持も一定程度見込める一方、逆に派閥の支援を受けていることがマイナスに働く可能性もあります」
「石破さんは閣僚や幹事長を何度も務めた経験や、世論の支持が高いことが強みです。ただ自民党の議員からは『石破さんだけは支持できない』という声も結構多く、党内の支持が課題です」
「林さんは現職の官房長官を務める経験や、外務大臣も務めた外交力が強みですが、世論調査での支持が高いとは言えません」
■水野さんが注目するポイントは?
日テレNEWS NNN
藤井キャスター
「このような争いがスタートしているところですが、どう見ますか?」
水野美紀さん(俳優・『news zero』火曜パートナー)
「今は派閥にネガティブなイメージしかなく、本気でそこを変えていこうという人がいるのか注目したいです。一市民としては、物価高や円安、消費税など生活に直結するところが新しいトップでいい方向に行ってほしいなと祈るばかりです」
藤井キャスター
「自民党の総裁選の投開票は9月27日に決まりました。1か月以上をかけて、事実上の日本のリーダーを決める戦いが繰り広げられます」
(8月20日『news zero』より)
115
:
OS5
:2024/08/21(水) 21:58:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c5d8f4b56688e76db7e29ab0021cef606a4a30c
自民・茂木敏充幹事長、総裁選出馬模索で露出強化 候補者乱立で埋没の危機
8/21(水) 21:28配信
産経新聞
自民党茨城県連との「政治刷新車座対話」であいさつする茂木敏充幹事長(中央)=21日午後、水戸市(永井大輔撮影)
自民党の次期総裁選への出馬を模索する茂木敏充幹事長が露出を強めている。10人前後の乱戦の様相を呈しており、埋没することへの危機感も見え隠れする。解散を決めた茂木派(平成研究会)の実力者が立候補に意欲を表明。親しい間柄の麻生太郎副総裁は他候補を支援する流れだ。茂木氏はこうした情勢を見極めた上で、出馬の有無を判断する構えだ。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
茂木氏は21日、水戸市で開かれた派閥パーティー収入不記載事件を受けた「政治刷新車座対話」に出席。「(不出馬を決めた岸田文雄首相の)重い決断をしっかり受け止めて党の再生を図っていかなければいけない」と訴えた。
■メディアへの露出を増やす
茨城は茂木氏が支持拡大を図る上で重要な地だ。平成研究会の領袖(りょうしゅう)を務めた額賀福志郎衆院議長や多くの茂木派議員を国会に送り込んでいるためだ。この日は茂木氏を支える同県選出の梶山弘志幹事長代行が同行し、党茨城県連のメンバーらと交流を深めた。
最近の茂木氏はメディアでの露出が増えた。インターネット番組では「朝の会議は苦手」「小学校4年まで田舎の分校に通っていた」などと親しみやすさをアピールしている。
不記載事件を受け、党内では次期総裁選で「選挙の顔」となるリーダーを求める声が根強い。知名度が高い石破茂元幹事長や小泉進次郎元環境相ら他の総裁候補との差をいかに埋めるかが重要になる。
■「能力ナンバーワン」も知名度不足
茂木氏にとっての強みは実績だ。茂木氏は、茂木派の源流の田中派を率いた田中角栄元首相が「首相の条件」として示した自民幹事長など党三役や蔵相(財務相)や外相などの主要閣僚の経験を積んでいる。周辺は「能力だけを見ればナンバーワンだ」と断言する。
しかし、懸念材料は知名度不足だけではない。 次期総裁選には茂木派の加藤勝信元官房長官も出馬を模索しており、同派の支持が割れる可能性がある。また、良好な関係を築いてきた麻生氏も麻生派の河野太郎デジタル相の支持に傾いた。「能力」だけではカバーできない課題を克服できるかが注目される。(永井大輔)
116
:
OS5
:2024/08/21(水) 23:52:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b75e00e6030574e620f7203880add6d5828a766
高市氏、自民党総裁選に立候補へ 推薦人20人確保にめど
8/21(水) 23:02配信
毎日新聞
高市早苗氏=首相官邸で2023年3月14日午前8時22分、竹内幹撮影
自民党の高市早苗経済安全保障担当相(63)は自民党総裁選(9月12日告示、同27日投開票)に立候補する意向を固めた。
高市氏を支持する保守系のグループが21日夜、高市氏を交え、出馬を巡って協議した。会合後、記者団の取材に応じた山田宏参院議員らによると、高市氏は「力強い日本をつくっていくという目的に向かって、しっかり頑張っていく。ぜひ一緒に戦ってほしい」と出馬の決意を表明したという。山田氏は、出馬に必要な推薦人20人の確保のめどはついたとの認識を示し、「来週中には決意表明があるのではないか」と述べた。
高市氏が出馬すれば、前回2021年の総裁選に続き2回目となる。前回選で、安倍晋三元首相の支援を得た高市氏は野田聖子元総務相と並び、女性候補として出馬。結果は4人中3位だったものの、国会議員票では岸田文雄首相に次ぐ票を獲得し、議員を中心に支持を集めた。
高市氏は神戸大卒。松下政経塾生、民放キャスターを経て1993年に衆院初当選。沖縄・北方担当相、自民党政調会長、総務相などを歴任した。【遠藤修平】
117
:
OS5
:2024/08/21(水) 23:57:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/4409aed68c630abf29ff4ab0ae6c18aefac4fff0
齋藤経産大臣「候補者の中で一番可能性が低い」 自民党総裁選への出馬を慎重に検討
8/21(水) 21:23配信
12
コメント12件
TBS NEWS DIG Powered by JNN
TBS NEWS DIG Powered by JNN
自民党総裁選をめぐって、齋藤経済産業大臣は「候補者の中で一番可能性が低いと思われても不思議でない」とした上で、引き続き出馬を慎重に検討する考えを示しました。
齋藤経済産業大臣
「次の総理総裁にふさわしい世論調査をしても、齋藤健は0%。それから、派閥に入っていないもんですから、派閥でまとまって応援してくれるような議員もいないと。もしかしたら、いま名前が挙がっている候補者の中で一番可能性が低いかもしれないと思われても不思議でない」
齋藤大臣は出張先のインドネシアで行った会見で、自民党総裁選について見通しを述べました。
その上で、「一生懸命、『今回出るべきだ』と応援をしてくれている仲間の議員がいる」として、「私自身がそういった熱い思いに答えられるだけのものを持っているのかどうか、自分の心に問い続けている」と総裁選への出馬を引き続き慎重に検討する考えを示しました。
来月行われる自民党の総裁選をめぐっては、10人以上が出馬に意欲を示す異例の展開となっています。
TBSテレビ
118
:
OS5
:2024/08/21(水) 23:58:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebdd2a7d7227736ae7ff39775ec6cf05366e57ab
自民総裁選出馬想定される議員、相次ぐ「岸田詣で」 外交・経済、路線継承者は誰に
8/21(水) 21:20配信
産経新聞
自民党総裁選の主な候補者の岸田文雄政権に対する発言
9月の自民党総裁選に出馬の意欲を示す議員が岸田文雄首相(党総裁)のもとを訪れる「岸田詣で」が相次いでいる。21日も小林鷹之前経済安全保障担当相が首相と面会し、経済や外交・安全保障など政権の基本路線を継承する考えを明らかにした。首相は約3年間で賃上げの環境整備や防衛力の抜本強化に取り組んできたが、総裁選では各候補者の岸田路線との距離感も焦点となる。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
■小林氏、小泉氏、河野氏が訪問
「この3年間を振り返ったときに経済・外交安保など国家的な課題に真正面から向き合ってきたのが岸田政権だ。基本的なところは継承しながらやっていきたい」
21日午前、官邸を訪れた小林氏は首相との面会後、記者団にこう話した。総裁選の出馬が想定される議員と首相との面会は連日続いている。19日には小泉進次郎元環境相、翌20日には河野太郎デジタル相が、それぞれ官邸を訪れた。
小泉氏は、資源を再利用して有効活用する循環経済(サーキュラーエコノミー)を首相が推進したことについて「国家戦略に位置付け後押ししてくれた」と謝意を示した。首相と同じ岸田派(宏池会)出身で、総裁選出馬に向けた準備を進める林芳正官房長官も「首相の政策を継承する人がいなくてはならない」と周囲に語る。
■賃上げ、外交…政策面で高評価
自民派閥の政治資金パーティー収入不記載事件などの影響で支持率の低迷に苦しんだ首相だが、経済ではデフレからの完全脱却に向け、春闘で過去最高水準の賃上げを実現した。外交では日米同盟を強化し、韓国との関係も好転させるなど、政策面での評価は高い。
相次ぐ「岸田詣で」からは、1000日超の長期政権を築いた首相への敬意に加え、混戦状態の総裁選で決選投票となった際に岸田派議員に影響力を持つ首相の支持を得たい思惑ものぞく。後継の首相がどの程度、岸田路線を引き継ぐかは、退任後の首相の求心力をはかるバロメーターにもなる。
首相は表向きには後継指名などは行わない考えを示しているが、周辺にはこう漏らす。
「岸田路線を引き継ぎたいという候補者は増えている。経済と外交でどういう政策を打ち出すかという点で俺は候補者を見ていきたい」(永原慎吾)
119
:
OS5
:2024/08/22(木) 07:40:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d446b9fb7e7a23ffba921f9005466d6a8c9608a5
菅氏、「小泉支持」に傾斜 河野氏と溝、決選見据え動き 自民総裁選
8/22(木) 7:07配信
時事通信
9月の自民党総裁選を巡り、菅義偉前首相が小泉進次郎元環境相(43)の支持に傾いている。
次期衆院選への危機感を強める菅氏は「選挙の顔」として知名度が高い若手の小泉氏がふさわしいとみており、側近議員が支援に動く。一方、前回総裁選で支持した河野太郎デジタル相(61)については、「脱派閥」への向き合い方に不満を示しており、支援には消極的だ。
無派閥の菅氏と小泉氏はともに神奈川県選出。菅政権末期の2021年夏には党内で吹き荒れた「菅降ろし」に対し、環境相だった小泉氏が「首相の改革姿勢が伝わっていない」と政権維持に奔走した。最近も、一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」推進で歩調を合わせるなど、両氏の関係は良好だ。
菅氏が小泉氏支持に動くのは、派閥裏金事件による自民への逆風で、次期衆院選は与党過半数割れの可能性もあると焦りを募らせているためでもある。
「刷新感が最もあるのは小泉氏」。岸田文雄首相への批判を強めていた先月、菅氏は周辺にこう話し、「ポスト岸田」の最有力候補との見方を示した。こうした意向に呼応し、菅氏に近い佐藤勉元総務会長、坂井学元官房副長官らも小泉氏出馬に向けた動きを加速している。
対照的に、「将来の首相」とかつて持ち上げた河野氏との距離は広がる。3年前の前回総裁選後も河野氏は麻生派にとどまり、今回も領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総裁とたびたび会談し協力を求めており、脱派閥を志向する菅氏は失望しているという。菅氏は麻生氏とかねて緊張関係にあり、両氏の主導権争いの側面もにじむ。
総裁選に名乗りを上げた面々では、石破茂元幹事長(67)も早くから菅氏の支援に期待する。菅政権で官房長官を務めた加藤勝信氏(68)は21日、菅氏と会談し支持を要請した。乱立模様の総裁選は上位2人による決選投票になる可能性が高く、ポスト岸田候補と関係を維持する菅氏の動向がカギを握りそうだ。
120
:
OS5
:2024/08/22(木) 08:34:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d2995c3df98b6ee97c35398d258d69749aba50
自民総裁選出馬表明は二分化…知名度向上狙う「早期」小林・林氏ら、水面下で支持固め進め「熟慮」の小泉・茂木氏
8/22(木) 8:21配信
読売新聞オンライン
知名度狙い 情勢見極め
自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)を巡り、「ポスト岸田」候補による出馬表明の時期が二分化している。小林鷹之・前経済安全保障相(49)らは早期表明で支持拡大を図る一方、出馬の意向を固めた小泉進次郎・元環境相(43)や、茂木幹事長(68)らは情勢を見極める構えだ。
スタートダッシュ
(写真:読売新聞)
19日に最も早く出馬を表明した小林氏は21日、首相官邸で岸田首相と面会し、出馬を報告した。その後、「知名度ゼロからの出発だ。汗をかいて走り回っていきたい」と記者団に語り、スタートダッシュで知名度向上に全力を挙げる考えを示した。テレビ出演を積極的にこなしており、20、21日は東京・永田町の議員会館で各議員の事務所を回り、支持を呼びかけた。
近く立候補を表明する林官房長官(63)も知名度不足が悩みだ。外相などを歴任し、現在は政府のスポークスマン役を担っているが、各社世論調査の「次の総裁にふさわしい人」では下位に甘んじている。早期表明で存在感をアピールしたい考えとみられる。
知名度の高い石破茂・元幹事長(67)と河野デジタル相(61)は24日と26日にそれぞれ立候補を表明する見通しだ。いずれも出馬に必要な20人の推薦人確保にめどがつき、議員票の獲得を急ぐ思惑がありそうだ。
時期ずらす
これに対し、小泉、茂木両氏は表明時期を熟慮している。
小泉氏は21日、党本部で記者団から出馬の意向を問われたが、「答えることは差し控える」と応じるにとどめた。
茂木氏は同日、議員会館の事務所で派内の所属議員らと面会し、総裁選の対応について話し合った。20日夜には東京都内で菅前首相と会食し、党内情勢を巡り意見交換した。
小泉、茂木両氏の慎重姿勢を巡っては、「水面下で支持固めを進めながら、表明時期をずらして差別化を図る狙いがあるのだろう」との見方が出ている。
推薦人集めに苦労し、出馬表明のめどがつかない陣営もある。
加藤勝信・元官房長官(68)は21日、党本部で「一つ一つ進んでいるが、まだ頑張らないといけない状況だ」と記者団に明かした。上川外相(71)は同日、出張先のインドから帰国し、議員会館の事務所で支持する議員と対応を協議した。斎藤経済産業相(65)や高市経済安保相(63)、野田聖子・元総務相(63)も推薦人集めに奔走している。
総裁選の費用「極力かけない」 自民選管が通知
自民党総裁選挙管理委員会は21日、総裁選の選挙活動に費用を極力かけないように求める文書を所属国会議員に通知した。
通知では、「政治とカネ」の問題を踏まえ、「告示前であっても多額の費用をかける運動は許されないという認識を全党員が共有すべきだ」と呼びかけた。
121
:
OS5
:2024/08/23(金) 09:19:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/411bff46675edbae1df5739b1c3de5f29a451f5e
前回は連携「小石河」3氏、一転競合…「本命不在」で党員票奪い合いへ
8/23(金) 7:03配信
読売新聞オンライン
9月の自民党総裁選には、「小石河」と呼ばれる小泉進次郎・元環境相(43)、石破茂・元幹事長(67)、河野デジタル相(61)の3氏が立候補する見通しだ。本命が不在とされる中、2021年の前回総裁選で連携した3氏が党員票獲得などで激しく競い合う展開になりそうだ。
危機感共有
(写真:読売新聞)
石破氏は今回で5度目の総裁選への挑戦となる。24日に地元・鳥取県で出馬表明を行う予定だ。22日には東京都内で開かれた非公開の会合で「党よりも国民の方を見る自民党にしなければならない」と述べ、党改革の必要性を強調した。
党への危機感を共有するのは小泉氏も同じで、総裁選に出馬する意向を固めている。3回目の挑戦となる河野氏も、26日に出馬を表明する方向だ。
小泉、石破両氏は前回総裁選に出馬せず、河野氏を支持した。3氏の高い知名度を武器に、党員票で他候補を圧倒する戦略を描いたが、1回目の党員票(382票)のうち、河野氏の得票は約44%の169票にとどまり、決選投票で岸田首相に敗れた。
派閥解消の流れ
今回の総裁選で、小泉、河野両氏が連携する機運が高まらなかった背景には、党派閥の政治資金規正法違反事件を受け、派閥解消の流れが進んだことがある。
小泉氏が支援を受けるのは、同じ神奈川県選出の菅前首相らだ。小泉、菅両氏ともに無派閥で、「脱派閥」を持論とする。これに対し、河野氏は従来の派閥を維持する麻生派にとどまっており、小泉氏との間に溝が生まれた。
石破、河野両氏が協力し合う環境も整いそうにない。麻生派内には石破氏への拒否感が根強いためだ。石破氏が麻生内閣時代に「麻生降ろし」に加担したことが大きい。
小泉氏を支持する議員の間にも、長く「党内野党」の立場で政権批判を続けた石破氏について、「敵が多い石破氏と組めば、逆に議員票が離れかねない」(中堅)と警戒する意見がある。
ただ、3氏を巡っては、1回目投票で1、2位となった候補のみが進める決選投票をにらみ、連携を視野に入れているとの見方もある。石破氏は19日のBS日テレの「深層NEWS」で、「一緒にやったときの思いは消えるものではない。(決選投票で)組むことは当然あってしかるべきことだ」と述べ、再度の連携に含みを持たせた。
公明党大会 来月28日に 自民総裁選翌日
公明党は22日の中央幹事会で、党大会を9月28日に東京都内で開催することを正式に決めた。前日27日に投開票される自民党総裁選で選出される新総裁を来賓として招き、自民、公明両党の結束を確認する。
山口代表は幹事会で「新総裁を迎え、次の政権運営に臨む流れを作り出していきたい」と述べた。党大会では代表選も行われる予定だ。歴代最長の8期を務める山口氏の去就が最大の焦点になる。
122
:
OS5
:2024/08/23(金) 10:10:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2fad3a0df7bd9b8a3fcd5a8d021ff9727f9aab3
「早く表明しろ」河野太郎氏からの電話に群馬の山本一太知事 「必ず応援する」と伝える
8/22(木) 19:41配信
産経新聞
山本一太知事
群馬県の山本一太知事は22日の定例会見で、自民党総裁選の候補の一人とされる河野太郎デジタル担当相から同日昼ごろ電話を受けたことを明かし、「早く出馬表明しろ、と伝えた」と語った。総裁選についての質問に答えたもので、「初めて誰が勝つか分からない総裁選。非常に興奮している」とも述べた。
【比較してみる】「ポスト岸田」主な候補者の強みと弱み
河野氏からの電話内容について詳細は明らかにしなかったが、知事自身は河野氏に出馬表明を急がせたうえで、「立候補したら必ず河野太郎を応援する、と伝えた」と語った。
総裁選では小林鷹之前経済安全保障担当相が出馬表明したほか、小泉進次郎元環境相とともに河野氏が出馬表明の意向を固めたと伝えられており「来週の定例会見では『正式に応援する』と表明できるのではないかな」と語った。
一方で、小林氏について「彼を嫌う人はいないでしょう」と切り出し、小泉氏を含めた若手の出馬に「閣僚経験が足りない」との指摘があることに反発。「そう言う人もいるけれど、じゃ、これだけ変化の激しい時代に閣僚やってりゃ、いいのかって話ですよ。むしろ変化に対応する新しい感覚の若い船長、40代総理が誕生してもいいと思う」と語った。
さらに林芳正官房長官や高市早苗経済安保担当相、加藤勝信元官房長官らの名を次々に挙げ、「すべて素晴らしい人々」と称えた。それでも「自民党を変え、日本を変えられるのは河野太郎しかいない」と強調した。
123
:
OS5
:2024/08/23(金) 10:17:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed5e9c22760351b6fbe160e4e3bc8a5cd5260fc0
【自民総裁選】大きい小泉、小さい河野…「公平性に疑義」 歴代総裁写真入りPRポスターが波紋、政治とカネ想起も
8/22(木) 19:20配信
カナロコ by 神奈川新聞
自民党広報本部が作製した歴代総裁登場の総裁選ポスター。右手前に小泉純一郎氏、河野洋平氏はその3人上の位置に小さく扱われている(自民党ホームページから)
自民党の広報本部が総裁選(9月27日投開票)のアピールに向け作製したPRポスターが話題や波紋を広げている。歴代総裁の写真を散らして掲載しているが、大きい小泉純一郎氏(首相任期1980日)と小さい河野洋平氏の差は一目瞭然。息子の河野太郎氏(衆院神奈川15区)が出馬の意向を固め、小泉進次郎氏(11区)も最終調整に入っていることに照らして、県内関係者からは「公平性に疑義あり」との指摘も出ている。
【写真】自民党本部に掲出された総裁選PRポスター
デザインは競争や調和の両方に通じる「THE MATCH」の赤い文字を中央に配置。1955年の立党以来、党広報が撮りだめてきた7万枚に及ぶ総裁の写真から厳選したという。小泉純一郎、安倍晋三(同3188日)、田中角栄(同886日)の3氏の扱いが特に大きい。
平井卓也広報本部長は21日の発表会見で、写真の大小について「総裁在任期間や認知度を考慮した」と説明した。一方で「作製には人工知能(AI)も活用した」と付言。責任の所在を人為的判断や作業のみにとどめず巧みに散らした。
河野家の支援者は総裁選の構図を念頭に「下野当時に党再生へ汗をかいた人(洋平氏)と『自民党をぶっ壊す』と主張した人(小泉純一郎氏)との扱いがあまりに違う」と批判。河野太郎氏を推す議員からも「小泉氏に有利な印象操作だ」との憤りが聞かれる。
一方で小泉進次郎氏の周辺からも戸惑いが漏れる。出馬を促す議員は「進次郎氏とお父さん(純一郎氏)は別人格」とした上で「ポスターは世襲批判を呼び起こしかねない構図だ」と懸念を隠さなかった。
正面中央に安倍派トップだった安倍氏や田中角栄氏を配したことも「派閥裏金事件や金権政治を呼び起こす」(県内の古参党員)と一部には不評。ただ「注目され話題になるだけありがたい」(自民幹部)というのが党執行部の本音のようだ。
ポスターは1万枚を刷り都道府県連などに配布して活用する。再選出馬を見送った岸田文雄首相の掲載も間に合ったが、扱いは小さめだ。再登板説がついて回った前首相の菅義偉氏(2区)も載っており、こちらも再選出馬見送りを体現した格好。自民内では「これで『(岸田氏の)後任は前任(の菅氏)』との可能性はなくなった」との冗談も飛び交っている。
神奈川新聞社
124
:
OS5
:2024/08/23(金) 10:17:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/936fe312626d661e8b321f789ebff69f776d263e
上川陽子氏、総裁選出馬へ「仲間増やす」 推薦人確保の努力継続
8/22(木) 18:04配信
11
コメント11件
毎日新聞
岸田文雄首相との面会のため首相官邸を訪れた上川陽子外相=2024年8月22日午後2時57分、平田明浩撮影
自民党の上川陽子外相(71)は22日、9月の党総裁選について「外交と内政は表裏一体の関係にあり、日本の顔になる存在が必要だ。今はいちずに仲間を増やす活動を広げていきたい」と述べ、立候補に必要な20人の推薦人確保に向けた取り組みを続ける考えを示した。首相官邸で岸田文雄首相と面会後、記者団に語った。
【写真まとめ】出馬する?しない? 自民党総裁選「候補者」たち
「チームで仲間を増やしていくということで、一気に勢いが加速している感じがする」とも述べた。
上川氏は、総裁選に立候補する意向を固めている林芳正官房長官(63)と同じ岸田派に所属する。面会では「首相から大変力強い励ましの言葉をいただいた」と説明したが、具体的なやりとりについては明らかにしなかった。【内田帆ノ佳】
125
:
OS5
:2024/08/23(金) 10:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/5132bfb9dc8bbc56c0e44d582d1e3af425534080
推薦人確保の「高市早苗」に“撤退”危機の「野田聖子」「上川陽子」 明暗分かれるオンナたちの「総裁選」舞台裏
8/22(木) 17:14配信
デイリー新潮
出馬なるか(左から上川氏、高市氏、野田氏)
投開票日が9月27日(同12日告示)に決まり、いよいよ戦いの火ぶたが切って落とされる自民党総裁選。すでに「ポスト岸田」に向け、10人以上の候補者が出馬に意欲を示す混戦模様を見せるなか、秘かに注目を集めているのが「女性候補」たちによる水面下での暗闘という。
【写真】「芝居くさい」「誰に向けたアピール?」などとSNSで大量ツッコミ 上川外相のズッコケ「総裁選」奮闘フォト
***
現時点で「推薦人20人」確保のメドがついているのは、高市早苗・経済安全保障相(63)に、近く出馬表明する小泉進次郎・元環境相(43)。さらに派閥からの支持が見込める林芳正・官房長官(63=岸田派)と河野太郎・デジタル相(61=麻生派)のほか、いち早く立候補を表明した“コバホーク”こと小林鷹之・前経済安全保障担当相(49)とされる。
一方で、シンクタンク「紀尾井町戦略研究所」が15日に行った全国1000人(18歳以上の男女)を対象としたオンライン調査では、「次期首相にふさわしい自民国会議員」のトップに石破茂・元幹事長(15.4%)が、続く2位に高市氏(11.8%)がランクインした。
「同調査のうち、自民支持層に限った結果では『ポスト岸田』候補として高市氏が石破氏を抜いて1位に躍り出ています。高市氏の支持ポイント(19.7%)は石破氏(13.9%)や3位の河野氏(12.7%)を大きく引き離し、相変わらず“ネット人気”の高さを見せつけた。ただ、そんな彼女でも推薦人の確保は容易でなかったようで、後ろ盾だった故・安倍晋三元総理の“不在”の影響が大きいと指摘されています。前回(21年)総裁選では議員票で2位につける躍進で注目を集めましたが、今回は『当時ほどの勢いは見られない』との声が党内から上がっている」(全国紙政治部記者)
その背景について、永田町関係者がこう語る。
「安倍イズムの継承者」
「“ウルトラ右翼”と揶揄されたり、『安倍イズムの継承者』を標榜する彼女の姿勢にアレルギーを覚える自民党議員は多い反面、“政策通”としての評価は高い。実際、彼女は政調会長を務めた経験から各省庁の役人や野党にまで広がる人脈を持ち、その情報ネットワークは侮れないことで知られる」
すでに「高市支持」を表明している保守派の西田昌司・参院議員も、その理由の筆頭に『積極財政』など、彼女が掲げる「政策」を挙げている。
「ただ安倍さんが健在だった頃と違い、今回は安倍派内から組織的な支援の動きは見られず、推薦人確保に手間取った様子が窺えた。“コバホーク”では『保守の受け皿となりえない』との声は根強く、高市さんが保守を代表する主要候補の一人であるのは動かない。しかし『コアな保守票は自民支持層のなかでも2割程度』との言葉がある通り、広範囲の支持を獲得するには“保守票頼み”からの脱却が課題となっている」(同)
そんな高市氏以上に、推薦人集めに四苦八苦しているのが、野田聖子・元少子化相と上川陽子・外相という。
あがく2人
前出・政治部記者の話。
「前回も推薦人集めに苦労した野田氏ですが、今回はさらに難航していると聞きます。もともと野田氏は総裁選に出続ける理由として『女性宰相誕生へ繋がる道を閉ざさないためだ。それくらい自民党は“超”のつく男社会だ』と周囲に“大義”を語ってきた。けれど今回は女性が3人も出馬に動きだしたことで、野田氏の存在感は相対的に低下。それにより、彼女が掲げる大義に共感する女性議員の数も前回より減少したとされます」(同)
上川氏にいたっては「推薦人確保が暗礁に乗り上げ始めた」との情報が浮上しているという。
「同じ岸田派の林氏が出馬意向を固めているため、同派は『林支持』でまとまる方向です。つまり上川さんは“孤軍奮闘”の戦いを強いられていて、自身のSNSで外遊や支持取り付けの様子などを必死でアピールしているものの、党内からのリアクションは薄い。麻生氏が今年1月、上川氏のことを『そんなに美しい方だといわない』と表現した一方で、『(外相としては)大したもんだぜ、俺たちから見てても』と能力を評価する発言をしたことで“上川首相待望論”まで浮上しましたが、そんな期待や熱気も永田町では完全に萎んだかのよう。先日、岸田派の関係者に彼女の出馬について感想を聞くと、『麻生さんが持ち上げたせいで、勘違いしてしまったのでは』と突き放すような物言いでした」(同)
このなかから「ガラスの天井」を突き破る人材は出てくるか。
デイリー新潮編集部
新潮社
126
:
OS5
:2024/08/23(金) 11:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/af2271505915477cd40888233fcd47b905cd9829
自民総裁選「倹約」が課題 2億円相場、実効性に疑問も
8/23(金) 7:06配信
時事通信
自民党本部=4月4日、東京・永田町
9月の自民党総裁選は、いかに選挙経費を節約できるかも課題となる。
派閥裏金事件を受け、「政治とカネ」の関係には世論の厳しい視線が注がれており、多額の資金を費やせば批判が一層高まるのは必至。党総裁選挙管理委員会(逢沢一郎委員長)は各議員に「金のかからない総裁選」を文書で求めたが、活動を制限されることへの反対論は根強い。
【写真】前回の自民党総裁選の投開票会場
「自分たちで集めたカネを大いに使うのが総裁選だ」。ある派閥のベテラン秘書はこう言い放った。陣営が詰めるホテルの会場費や飲食費に使われるほか、派閥政治の全盛期は事実上の買収工作のため「実弾」と呼ばれるカネが乱れ飛んだとされる。
党員投票の支持集めでも多額の資金が必要だ。2023年末時点の党員数は109万人余りで、全員に政策パンフレットを郵送すれば「1回でざっと1億円かかる」(渡海紀三朗政調会長)。自動発信による電話の呼び掛けなども含めれば全体の費用は2億円程度に上るとも言われる。
だが今回は裏金事件の大逆風下で実施されるため、党内から「倹約」に努めるべきだとの意見がある。逢沢委員長は20日の記者会見で「国民から大変厳しい指弾を受けている」と指摘。翌21日に「多額の費用をかける運動は許されないとの認識を共有すべきだ」とした要請文を出した。
これまでの総裁選では、告示前は郵送や電話の制限はなく、告示後は郵送が禁じられていた。総裁選管は、告示前も含めて郵送や電話をどう規制するかを検討しており、9月上旬に開く次回会合で具体的な対応を決める予定だ。ただ、それまでに事実上の選挙戦は始まっており、罰則を設けるのも現実的ではないため、実効性は不透明だ。
各陣営の費用を抑えるため、党機関紙やウェブサイトで候補者を紹介するなどの案も浮上するが、陣営からは「やってみなければ分からない。政策は伝わらないと意味がない」と懐疑的な声が上がっている。
127
:
OS5
:2024/08/23(金) 17:30:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/145a0b8cb084a5b41dc753a38df158daef80e98f
【自民総裁選】林官房長官・上川大臣 派内2人が意欲…岸田総理の対応は
8/23(金) 11:52配信
自民党総裁選挙をめぐっては、解散を決めた岸田派から、林官房長官と上川外務大臣の2人が意欲を示しています。
岸田総理大臣の対応が焦点の1つとなっています。
【動画】“憲法改正”掲げ小泉氏“参戦”構図に変化も…活発化する自民党総裁選
林氏は、陣営の幹部らを集めるなど、出馬に向けた準備を加速しています。
岸田派の大半は林氏を支援する見通しで、きょう集まった20人弱も大半が岸田派でした。
岸田総理が退陣を決めるなか、政権ナンバー2の官房長官が出馬することには、党内から疑問の声も上がります。
ただ、林氏の周辺は、「総理になるために、衆議院に鞍替えしたんだ」と強気です。
一方で、上川大臣の出馬には、共倒れを懸念する声もあります。
上川大臣
上川外務大臣
「私としては全力で、立候補に至るまでの大切な時ですので、しっかりとやっていきたいというふうに思っています」
上川大臣は、来週で調整していた中東訪問も見送るなど、推薦人集めに奔走していて、岸田総理の協力にも期待します。
岸田総理本人は、派閥単位で動いているとみられるとのを避けるため、表立った支援は控える見通しです。
テレビ朝日報道局
128
:
OS5
:2024/08/24(土) 09:38:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dbe74b1b2f02d18e0343b9e5995aa57b9b267ca
岸田首相の退き際はドンピシャだった…退陣会見で見た「吹っ切れた姿」
8/24(土) 7:05配信
現代ビジネス
新しい「選挙の顔」
写真:現代ビジネス
7月上旬、報道各社世論調査の内閣支持率及び自民党支持率は共に微増ながら上昇トレンドにあった。しかし、各社調査結果に共通したのは岸田文雄首相の総裁任期である9月30日までに退陣を求める声が5割を上回っていたことである。
【写真】安倍晋三が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」
それ故に国民に不人気な岸田氏の下では次期衆院選を戦えないとする当選4回以下の自民党中堅・若手140人がほぼ一致して新しい「選挙の顔」を求める切実な声と国民のそれが見事にハモったのだ。
従って、当時の永田町の最大関心事は、岸田氏が飽くまで自民党総裁再選を目指して出馬するのか、それとも衆院議員全体の4割を占める4回生以下の過半の求めに応じて立候補断念するの、いずれなのかに集中していた。即ち、岸田総裁の去就である。
その時期に筆者が編集・発行するニュースレター「インサイドライン」(7月10日号)に、「再選に拘泥しない」と「再選を諦めていない」の両説がある岸田氏の胸中を推し量って孔子の言葉「君子固(もと)より窮す。小人窮すれば斯(ここ)に濫(みだ)る」を引き、同氏の心境を表すのに相応しいと書いた。
何と首相官邸側から素早い反応があったのだ。曰く、確かに(岸田)総理は窮している。だけどそこは小人と違い、乱れず(目標に向かって)主戦論で臨んでいます。動じていません――。
さて、岸田氏は8月14日午前の記者会見で、想定外の不出馬表明を発出した。筆者は驚きを隠せなかった。ともあれ現在、9月12日告示・27日投開票の自民党総裁選は前哨戦というよりも真っ只中にある。
「自民党を根底から刷新する」、「政府・与党幹部の世代交代」、「派閥の実質的な解体」などのスローガンはこれまでの総裁選挙ではついぞ見たことがなかった。
岸田氏の今現在の心象風景は…
その意味では岸田氏の退き際はドンピシャだった。たとえ実相が総裁選で勝っても次に控える衆院選と参院選は自分が「選挙の顔」であれば自民党は敗北して政権交代を余儀なくされるとの判断だったにせよ、である。
そこで再び岸田氏の今現在の心象風景を表現するべく、中国文学の最高権威者の手に成る『吉川幸次郎全集第5巻(筑摩書房)』を繰って孔子の言葉を渉猟してみた。そして見つけた。
「顔淵」第十二の「子曰わく、之れに居りて倦む無く、之を行のうに忠を以てせよ」に向き合った。吉川解釈を忖度すると、政治の要諦は倦怠のない持続であり、実行に当たっては人々への忠実(真心)である、と。孔子は七十(歳)のころ放浪を終えて祖国・魯に帰り首相・季康子に求められて助言したと、解説にある。
退陣会見で吹っ切れたとされる岸田氏の今の胸中を表すに相応しいだろうか。官邸から改めての反応を待ちたい。
前代未聞の総裁選
次は、肝心要の自民党総裁選の先行き見通しである。結論を先に言うならば、次期総裁候補に11人が名乗り上げる前代未聞の総裁選となった。従前のように派閥領袖のボス交やディール(取引)で総裁は決まらなくなった。後講釈と言われようが、あのタイミングで岸田氏が不出馬表明を発出した意義は大きい。もはや後戻りできない。
因って今総裁選は知名度抜群の政治家4代目・小泉進次郎元環境相(衆院当選5回・43歳)とエリート臭を感じさせない超エリート・小林鷹之前経済安全保障相(4回・49歳)の一騎打ちとなる可能性が高い。
出馬会見に同席した当選4回以下の24人(例外1人)には司会を務めた武部新氏を始め、大野啓太郎、福田達夫、鈴木英敬、塩崎彰久氏ら極めて優秀な中堅・若手が蝟集する小林陣営。一方、小泉陣営の国会議員は当選同期の「四志の会」(齋藤健経済産業相、小泉氏を含め4人)以外に名前が殆ど挙がらない。結局、菅義偉前首相直系「ガネーシャの会」(会長=坂井学・元官房副長官)の約15人が推薦人として名前を連ねることになる。
そうは言っても総裁選は本質的に権力闘争であり、出走者(馬)はもとより参加者(馬券を買う人)は「勝ち馬に乗る」が基本である。従って、小泉氏は中身(政策)が無いスッカラカンと言って揶揄したところで、所詮第1回投票で1、2位になれば決選投票は雪崩を打って断トツ当選も十分にあり得ると、見る向きが多いのではないか。
何はともあれ、戦う張本人と支援者だけでなく取材する側も従来の「常識」では測れない総裁選を経験している。言わば未体験ゾーンに突入したのだ。結果良ければ全て良し、である。
歳川 隆雄(ジャーナリスト・「インサイドライン」編集長)
129
:
OS5
:2024/08/24(土) 09:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/556ea656fb4e4380184cbde79d03bf6c32929e9f
「毒まんじゅう」「平成の明智光秀」 自民総裁選の苛烈な闘争史
8/24(土) 7:30配信
毎日新聞
野中広務さん=東京都千代田区平河町で2009年2月23日、岩下幸一郎撮影
自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)は現職の岸田文雄が不出馬を表明したことが引き金となり、10人以上が出馬に意欲を示す混戦模様となっている。1955年の結党以来、ほとんどの期間で政権を担ってきた自民党。首相ポストに直結する総裁選は派閥の力を誇示する機会でもあり、「権力の興亡」の舞台となってきた。
自民党は55年11月、「保守勢力の結集」を目的に自由党と日本民主党が合同して結成され、翌年4月に鳩山一郎が初代総裁に選出された。後を継いだ石橋湛山、岸信介、池田勇人を経て、佐藤栄作は7年8カ月に及ぶ長期政権を築いた。
立候補に一定数の推薦人を必要とする規定が最初に適用されたのは72年だ。「三角大福」と呼ばれ、それぞれ派閥を率いた三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫の4人が出馬し、田中が制した。54歳での首相就任は当時、戦後最年少だった。
78年は初めて党員による予備選が実施され、首相の福田に幹事長の大平ら3人が挑んだ。ロッキード事件で起訴された後も強い影響力を維持していた田中が大平を全面的に支援し、現職の福田が敗れる番狂わせとなった。
◇金権スキャンダルで下野
自民党が初めて下野したのは93年。リクルート事件など金権スキャンダルが重なるなどして同年の衆院選で惨敗。総裁に選出された河野洋平は首相に就任できない初のケースとなり、非自民の細川護熙内閣が発足した。
激しい権力闘争の中で「名言」が生まれることもある。
2003年の総裁選では、現職の小泉純一郎を支持するか否かで、小泉と対立する立場にあった最大派閥の橋本派(平成研究会)が分裂。小泉支持に回った村岡兼造に対し、野中広務が「毒まんじゅうを食った」と批判した。
野党時代の12年には幹事長の石原伸晃が立候補の意向を示したことで現職の谷垣禎一が不出馬に追い込まれた。石原は「平成の明智光秀」と批判されて失速し、安倍晋三が総裁に返り咲いた。安倍の在任日数はその後、佐藤を上回って憲政史上最長を記録した。
21年は現職の菅義偉が新型コロナウイルス対応などで低支持率に苦しみ、出馬を断念。岸田が河野太郎らとの接戦を制した。(敬称略)【小田中大】
130
:
OS5
:2024/08/24(土) 09:41:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2637ac525fcbc04984bfbe84482d8cf96e16ce5
「小石河」分裂、党員票でしのぎ 前回総裁選の連携から一転 自民
8/24(土) 7:16配信
時事通信
自身のユーチューブチャンネルの収録に臨む自民党の河野太郎デジタル相=21日、東京・永田町
9月の自民党総裁選で、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、小泉進次郎元環境相の「小石河連合」が分裂、競合する見通しとなった。
高い知名度を誇る3人は前回2021年の総裁選で連携したが、特に党員票を巡ってしのぎを削ることになりそうだ。石破氏は決選投票をにらみ連携に期待を示すが、党内には懐疑的な見方が出ている。
「今回競い合うことがあっても、根底でつながり合うものがある」。石破氏は23日、記者団の取材に、河野、小泉両氏との将来的な連携に含みを持たせた。
前回総裁選では、河野氏が立候補し、石破、小泉両氏が支援に回った。当時党内最大派閥だった細田派を念頭に「古い自民党と国民との戦いだ」(石破氏)などと改革姿勢を前面に打ち出した。党員・党友票はトップだったが、国会議員票は3位に甘んじ、小泉氏は「完敗に近い」と語っていた。
3人の関係に変化が生じたきっかけは、岸田文雄首相(党総裁)が裏金事件を受けて主導した派閥解散だ。多くの派閥が解散を決定する中で、河野氏が所属する麻生派は存続。河野氏はとどまることを選び、無派閥に軸足を置く石破、小泉両氏とは距離が生まれた。
報道各社の世論調査で、3人の人気は高い。そろって出馬する方向となった今回の総裁選について、党関係者は「党員票の奪い合いは激烈になる」とみる。自民党横浜市連の佐藤茂会長は「小泉氏1本でまとめていくよう努力する」と強調。市連には、小泉氏を支援する見通しの菅義偉前首相が強い影響力を持つ。
総裁選は混戦模様で、1回目の投票で過半数を制する候補が出ず、決選投票にもつれ込む可能性がある。「小石河連合」のつながりが結果を左右するとの見方もあるが、ある中堅議員は「小石河は打算の関係、連携は虚構だ」と指摘した。
131
:
OS5
:2024/08/25(日) 16:31:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5689391f15bc55dfc04f072b6c463f3c857184d
茂木氏、総裁選出馬表明を9月第1週にも 自派以外との連携も模索
8/25(日) 13:35配信
毎日新聞
自民党の茂木敏充幹事長
自民党の茂木敏充幹事長(68)=衆院栃木5区=は自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)に立候補する意向を固めた。複数の党関係者が明らかにした。9月第1週にも出馬表明する方向で調整している。
【写真まとめ】出馬する?しない? 自民党総裁選「候補者」たち
茂木氏はこれまで出馬に意欲を示しつつ、「夏の間に考える」と明言を避けてきたが、23日には記者団に「夏も終わる。近々、自分としての決断をしたい」と述べていた。関係者によると、出馬に必要な推薦人20人の確保のめどは立っているという。
茂木氏は出馬の判断にあたり、関係が良好な麻生太郎副総裁が率いる麻生派の支援を得られるか意向を探ったが、麻生氏は自らの派閥から出馬する意向の河野太郎デジタル相(61)の支持を優先する考えを伝えたとされる。
茂木氏は非主流派の要である菅義偉前首相とも会食するなど、派閥を超えた連携を模索している。総裁選を巡っては、茂木派の加藤勝信元官房長官(68)も出馬の意向を固めており、茂木派内の支持が割れる可能性がある。
茂木氏は東大卒、米ハーバード大大学院修了。大手コンサルティング会社勤務を経て、1993年に初当選し、2003年に小泉純一郎内閣で初入閣。経済産業相や外相など要職を歴任し、21年11月から現職。【加藤明子】
132
:
OS5
:2024/08/25(日) 19:29:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d4a5af2ba0c72c773af819cb6c1d05de26b453f
「小石河」一転対決へ…派閥裏金事件が影響、「選挙の顔」に期待も背景 自民党総裁選
8/25(日) 19:00配信
カナロコ by 神奈川新聞
前回の自民党総裁選で「小石河連合」として連携した(左から)小泉氏、河野氏、石破氏=2021年9月19日、東京都内
岸田文雄首相の後継を選ぶ自民党総裁選(9月27日投開票)に「小石河連合」と呼ばれた3氏がそろって出馬する流れとなってきた。石破茂元幹事長(67)は24日に立候補を表明。河野太郎デジタル相(61)=衆院神奈川15区=は26日に会見を行い、小泉進次郎元環境相(43)=11区=は30日の会見実施で調整に入った。前回総裁選での連携から一転、激しい対決が予想される。
【写真で見る】2021年総裁選での「小石河連合」による討論会
3氏とも報道各社の世論調査では常に上位を争う。岸田首相が総裁任期満了での退陣を表明した後に行われた共同通信の調査では、「次の総裁」として自民支持者が選んだ1番手は小泉氏で24・2%。石破氏が21・0%、河野氏が11・2%と続いた。トップ3で過半数を占める勢いで、出馬意向を示す他の議員の脅威となっている。
前回総裁選には小泉、石破両氏の支援を受けた河野氏が出馬。1回目の党員票(382票)で4割超の169票を得たが岸田氏を引き離せず、決選投票に進んだものの国会議員票を呼び込めずに敗れた。
今回の総裁選で3氏が結果としてたもとを分かったのは自民派閥の裏金事件の影響が大きい。衆院任期が1年余となって「選挙の顔」として若返りを期待する雰囲気が党内に広がってきたことも背景だ。
神奈川新聞社
133
:
OS5
:2024/08/25(日) 19:32:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd73c35a59d30e9b1295efec05ebe93daf596d6e
自民総裁選 河野太郎氏と小泉進次郎氏が出馬の神奈川、小林鷹之氏支持の議員も
8/24(土) 20:01配信
カナロコ by 神奈川新聞
大勢の報道陣が詰めかけた小林鷹之氏の自民党総裁選出馬会見=19日、国会内
岸田文雄首相の後継を選ぶ自民党総裁選(9月27日投開票)を巡り、河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)と小泉進次郎元環境相(同11区)が出馬の意向を固め、神奈川から首相候補2人を“輩出”しそうな展開だ。既に10人を超える名前が挙がり大混戦の様相をみせる中、注目されるのは県関係議員の支持動向。地元の河野、小泉両氏に、いち早く立候補を表明した小林鷹之前経済安全保障相を加えた3人に支持が分散しているとみられ、派閥の実情や次期衆院選も絡み、さまざまな思いが交錯している。
【写真で見る】地元・横須賀のお祭りを訪れ、笑顔で撮影に応じる小泉進次郎氏
今回で3度目の総裁選挑戦となる河野氏は26日に出馬表明を控えており、党の危機を強く訴えて「党改革の必要性を掲げる」(中堅議員)見通しだ。麻生派に所属し、派閥を率いる麻生太郎副総裁が出馬に理解を示すものの、派閥としては河野氏支援で一致結束できていない。
同派重鎮で県内地盤の甘利明前幹事長(比例南関東)は小林氏を高く評価しており、支援に動くとの見方がもっぱらだ。小林氏は旧二階派だが、経済安全保障政策の“師匠”が甘利氏で、岸田内閣発足時の初入閣前から意見交換してきた関係だ。
麻生派は河野氏を軸にしつつも、他の候補者への支持を妨げない方針を掲げる。県関係の衆参議員19人のうち10人を占める同派議員は河野氏と小林氏とで支援が割れるだけでなく、30日の出馬会見で調整している小泉氏の支援に回る議員も見え隠れしており、派内は3分裂となりそうだ。
神奈川新聞社
134
:
OS5
:2024/08/25(日) 19:34:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/133e63e139db6923c6cc20185645c47f834e132b
総裁選と公務、どう両立? 林官房長官は台風対応で出馬会見延期 上川外相は外遊とりやめ
8/25(日) 16:55配信
産経新聞
現職閣僚が自民党総裁選に出馬した例
自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)に出馬する岸田文雄政権の閣僚は選挙準備と公務との両立に苦慮することになりそうだ。とりわけ頭を悩ませているのが危機管理の要である林芳正官房長官だ。当初は今月27日に出馬表明する方向だったが、台風10号の接近のため、再検討に入った。原則毎日の記者会見に臨むことから自身の主張と政府見解の整合性も求められ、ハンデを背負った選挙戦になる可能性がある。
「林氏は官房長官だ。危機管理が最優先だ」
林氏を支持する閣僚経験者は23日、国会内で開かれた林氏の陣営の会合に出席した後、周囲にこう漏らした。
念頭にあるのは出馬表明の日程だ。当初は27日を軸に調整していたが、台風10号が日本列島を直撃する時期と重なることから、被害の状況などを見極めることになった。中堅議員も「台風が来ているのに官房長官が出馬会見を開いているわけにはいかない」と話す。
過去の総裁選では平成18年に安倍晋三、令和2年に菅義偉の両氏が官房長官として出馬し、首相の座を勝ち取った。当時の安倍氏らと異なり、林氏は知名度不足が指摘され、早期表明で選挙に注力したいのが本音だが、官房長官の職責は重い。原則毎日の記者会見に加え、今月、臨時情報(巨大地震注意)が発表された南海トラフ地震や北朝鮮による弾道ミサイルへの対応など、国民保護も林氏が受け持つ。
加えて、官邸では首相と官房長官のどちらか一方が原則、東京に滞在する慣習がある。総裁選告示後に行われる見通しの地方遊説にも制約がかかる可能性がある。
首相が15日の閣僚懇談会後、「閣僚の中には総裁選に名乗りを上げることを考えている方もいると思う。気兼ねなく、職務に支障のない範囲で堂々と論戦を行ってほしい」と述べたことを受け、総裁選には閣内から林氏のほか、上川陽子外相、斎藤健経済産業相、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安全保障担当相が出馬の意向だ。
このうち上川氏は今月下旬を見込んでいた中東訪問を取りやめた。閣僚らにとっては選挙と公務を絶えずてんびんにかけながらの戦いとなる。(永原慎吾)
135
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/5acc47836219c7a97a75571841b486b2d4366c22
「裏金なければ…」にじむ悔しさ 安倍派幹部、総裁選に名前なし
8/26(月) 5:00配信
共同通信
下村博文氏、西村康稔氏
自民党総裁選への立候補が取り沙汰されている議員の中に、派閥裏金事件の震源地となった安倍派幹部の名前はない。「事件さえなければ本命だった」「まずは衆院選で勝てるかどうかだ」。西村康稔前経済産業相と下村博文元政調会長の地元では悔しさと不安が交錯する。
「キックバックの問題さえなければ、総裁・総理になれるチャンスだった」。西村氏に近い兵庫県の地方議員がほぞをかんだ。
西村氏はかねて「首相を目指す」と公言。09年の総裁選に敗れたものの、コロナ対策担当相などとして次第に存在感を強めた。今回は総裁選に出ることさえできず投票資格も奪われ、この地方議員は「悔しがっているが、その悔しさを力にしようとしているのではないか」と推し量った。
下村氏も安倍元首相が中止を指示した資金還流が復活したとされる22年8月の幹部協議に加わったことなどから「党員資格停止1年」という処分を受けた。期間中に国政選挙が行われれば公認を得られない。
下村氏に近い東京都板橋区議は秋にも実施される可能性がある衆院選を「人生最大の試練になる」とみる。
136
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:04:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/b70d6cea8fd7b9faea99f8d766f186d328fe6029
乱戦の自民総裁選“推薦人集め”水面下の駆け引き密着「よその推薦人ならないで」
8/25(日) 23:30配信
テレビ朝日系(ANN)
All Nippon NewsNetwork(ANN)
乱戦模様の自民党総裁選、正式な立候補に必要なのが20人の推薦人です。水面下で行われる熾烈な『推薦人争奪戦』を取材しました。
■「5人足りない」水面下の“推薦人争奪戦”
きょう25日、午後。永田町の議員会館では…
(松島みどり衆院議員)「小泉さんとか言っている人もいるし、なるほどね…小泉さんに走る人たちはね…」
自民党・安倍派の松島みどり衆議院議員。
(上川大臣を支持松島みどり衆院議員)「あっちに行っちゃう〜。もうショックだな。大きいな…」
議員事務所で上川陽子外務大臣の推薦人集めのため電話かけをしていました。
(松島みどり衆院議員)「女性の先駆者としてやっぱり上川陽子っていう柱を立てたいじゃん。でしょっ。その思いだって、それに上川陽子だって別にもう今回限りの話なんだから。今度の総裁選にやっぱり女性が、きちっとした女性が立つことって絶対大事じゃない。お互いそれ思っているんだからさ、形に出してよ。ギリギリまで考えて、そのためにもさっきの、そのよその人の推薦人に心ならずもなるということはしないでね。それやっちゃったら、あと剥がせなくなる。いや〜、20って大変やっぱし」
上川大臣と松島議員は2000年に初当選した当選同期。2014年、法務大臣を辞任した松島議員の後任が上川大臣という関係でもあります。
(松島みどり衆院議員)「松島です」
すでに支援する候補を決めている人も多く、推薦人集めは簡単ではありません。
(松島みどり衆院議員)「ぜひぜひ考えていただいて、早めによその推薦人にならないでください。以上お願いです。はい、すいません。失礼します」
Q.みなさん厳しいですね
(松島みどり衆院議員)「事情があるのよみんな。今14、15人はいけていると思うんですね。でもそれも絶えず、絶対大丈夫な人とか電話しないけど。絶えず、それを確認し合っていかないと。最後よそで取り込まれないようにウォッチをし続けること」
22日、都内で行われた当選同期の会合。この場で上川大臣は参加者に支援を呼びかけたと言います。
(外務大臣岸田派上川陽子氏(71))「きょうは同期会の後だからみんなにはげましてもらいましたよ」
Qきょう同席したみなさん上川さん支持で見てよいでしょうか?
「同期だからさ。同期会なので色々な話で盛り上がりました」
この時期行われる地元のお祭り。松島議員はきのう1日だけで、20カ所余りに顔を出したといいます。総裁選への一票を持つ自民党員には…
(松島みどり衆院議員)「上川陽子、どうにか(推薦人)20人集めなきゃいけないからさ」
(自民党員)「松島先生がしっかり推すことが重要」
「そうなのよ そのあとはまたよろしくお願いします」
(松島みどり衆院議員)「お願い事しました。総裁選挙で私は上川陽子さんにぜひ、初の女性総理になってもらいたい」
そして25日午後、上川大臣は推薦人20人の確保にめどがついたと記者団にあかしました。
(外務大臣岸田派上川陽子氏)「いま20人うんぬんの話がございましたけれども、その数字ですね。20名というものをはるかに超える支持というか、いただいているところでありまして、いま推薦人をどなたにということの最後の詰めをしている状況でございます」
自民党の国会議員は、衆参合わせて367人。総裁選に立候補するためにはその中から20人の推薦人を確保する必要があります。
137
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:04:20
■「40人→1人」推薦人引きはがしの訴えも
自民党の保守系グループの代表を務める青山繁晴参院議員は23日、出馬の意向を表明した会見で、“推薦人の引きはがし”があったと語りました。
(参議院議員無派閥青山繁晴氏(72))「岸田総理の不出馬表明があった後、強烈な引きはがしが起きまして、僕はなるべくこういうのもありのままに言いたいので40人超えていたんですね。(推薦人)やりたいって人だけですよ。紙に名前書いてもらったわけじゃないけど。何人に減ったかというとですね、和田さん1人になった。でも僕はこんな場ですけど和田政宗議員に、あなた偉いねと。和田さん菅グループですから、菅さんのご意向もあるだろうに、よく最後まで残ってるねと」
水面下では各陣営による推薦人集めの動きが慌ただしくなっています。
Q.推薦人のめどは?
(経済産業大臣無派閥斎藤健氏(65))「それはもうやれます」
茂木幹事長も推薦人20人をすでに確保していて、出馬表明を来月行う方向です。
(幹事長茂木敏充氏)「覚悟を持った決断を近々させていただきたい」
そして…
(元環境大臣無派閥小泉進次郎氏(43))「いくつ?」
(夫婦)「1歳4カ月です」
(元環境大臣無派閥小泉進次郎氏(43))「ちょっと大きめじゃないですか。うちの子いま9カ月」
党内では、現時点で総裁選の“大本命”ともいわれている小泉氏。陣営幹部によれば「支持する議員は今の時点で50人を超えている」といいます。
20人の推薦人を確保し、24日、地元・鳥取県で出馬を表明した石破氏。
(元幹事長無派閥石破茂氏(67))「今度の戦いを政治生活の集大成として、総決算として最後の戦いと位置づけ全身全霊で臨んでまいります」
石破氏の推薦人の1人は参議院のドンと言われた青木幹雄氏の長男、一彦氏です。
(石破氏を支持青木一彦参院議員)「今まで以上にみんな推薦人になるの、(立候補者が)11人ですか、なかなか大変な作業だと思いますので、私は鳥取・島根の代表ということで石破先生の推薦人になるということです。それは自然体でしっかりと20人集まったと思っています」
もう1人は石破氏と同じ鳥取県選出の赤沢亮正衆議院議員。
(石破氏を支持赤沢亮正衆院議員)「推薦人に名前を連ねるということは、応援した人が勝たなければ、ある意味で現職の総理になった方の敵だったということになるので、それはやっぱりそれなり覚悟がないと、みんな推薦人にはなりませんよ」
派閥解消の影響で、これまで以上に推薦人には覚悟が求められていると語ります。
(石破氏を支持赤沢亮正衆院議員)「昔は派閥の親分から君は誰々の推薦人になれと言われて、言われた通りにしていれば親分が今後も可愛がってくれるみたいなね、そういう関係はあったと思います。推薦人に派閥内部に言われたんでなくてなる人たちは、さらに覚悟がある意味いるってことだと思います。それは自民党が変わっていく上でいい変化だと思いますけどね」
8月25日『サンデーステーション』より
138
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:05:37
https://www.asahi.com/articles/ASS8S34TTS8SUTFK00CM.html
裏金議員を公認するか否か 石破氏が踏み込み、総裁選の争点に浮上
有料記事自民
森岡航平 佐藤瑞季2024年8月24日 19時00分
自民党の石破茂元幹事長(67)=無派閥=は24日、9月の総裁選に立候補する意向を正式に表明した。政治不信の払拭(ふっしょく)を優先課題に掲げて「裏金事件に厳しく臨む」と明言。「国民の審判を受けるにふさわしい候補者か、党として責任を持つ」と述べ、次の国政選挙では裏金事件の処分議員を公認しない可能性に踏み込んだ。
地元の鳥取県八頭町で記者団に語った。政治資金の不記載があった現職議員らは計85人。このうち党は、過去5年間の不記載総額が500万円以上の議員らと一部の安倍派幹部を含む計39人を処分した。総裁選ではこうした議員の公認についても争点になりそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/478b89f69a0b639175b30313eaf6341139c0e8f2
石破氏、裏金議員公認で発言修正 「議論」から「新体制が決める」
8/25(日) 21:09配信
共同通信
記者団の取材に応じる自民党の石破元幹事長=25日午前、鳥取県倉吉市
自民党の石破茂元幹事長は25日、派閥裏金事件に関係した国会議員を次の選挙で公認するかどうかに関し「新体制で決めることだ。まだなっていない者が予断を持っていうべきではない」と述べた。鳥取県倉吉市で記者団の質問に答えた。24日に総裁選出馬を表明した際は「公認するにふさわしいかどうか、徹底的に議論すべきだ」と発言しており、修正した形だ。
石破氏は25日、記者団に対し「公認するかどうかは党選挙対策委員会、都道府県連のプロセスを踏む。裏金だけでなく、今までの姿勢や政策への見識、地元での信頼などいろんな要素がある」と説明した。
139
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:20:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/debc3c4ad67212f6af447bff78b23f408483e46e
【速報】大阪で『維新が敗北』 自民離党の元府議が箕面市長選を制す 維新公認の現職首長が大阪で落選するのは初 吉村氏が応援も及ばず
8/25(日) 22:38配信
任期満了にともなう大阪府箕面市長選挙の投開票が25日に行われ、無所属の新人で、元大阪府議の原田亮さん(38)が初当選を決めました。
箕面市長選挙には、届け出順に、無所属で新人の原田亮さん(38)、大阪維新の会公認の現職、上島一彦さん(66)、共産党が推薦する無所属の新人、小林友子さん(76)の3人が立候補しています。
■勝利の新人は「自民色」隠した選挙戦 「政策や人物で選ばれる選挙になったら大阪はもっと良くなる」と原田氏
原田さんは、自民党の元大阪府議で、府議団幹事長などを務めましたが、去年の統一地方選挙で維新候補に敗れ落選。
今回は自民党を離党し、無所属として立候補し、子育てや教育の充実などを訴え、初当選を決めました。
原田さんの陣営には、自民党の国会議員や地方議員ら、大阪府連の関係者が支援に入りましたが、いずれも裏方に徹し、「自民色」を隠した選挙戦となりました。
当選確実となった25日午後10時40分すぎ、原田さんは支援者の前で「大政党の現職、大変強い現職相手に大きな差をつけて勝利をつかむことができた」
「『今の箕面市を変えてほしい』『新しい箕面市をつくってほしい』という市民の皆様の応援が、大きなうねりを起こすことができたということで改めて感謝です」
「大阪において現職の維新市長に勝ったという例はありません。そんな中で厳しい戦い『どうせ無理だよ』とか『厳しい戦いになるよ』とかたくさんお声を頂いていた」
「そういった中でも、お一人お一人の支えや激励の声があって戦い抜くことできた。選挙中に本当にたくさんの皆さんから声を頂いた。覚悟を持って強い決意を新たにして挑んでいきたい」
「新しい箕面市のスタートです。一緒になってワクワクする箕面市を作っていきましょう」と挨拶しました。
またその後、記者団の囲み取材に応じ「今回(維新に)初めて勝利をさせて頂くことができたということで、大きな流れが変わるという風に思っています」
「今までは政党で選ばれるような選挙があったという風に思っていますが、今回のように政策であったり、人物で選ばれるような選挙が大阪でも行われるようになったら、大阪はもっと良くなるという風に思っていますんで、その第一歩になる選挙だったと確信をしています」と語りました。
■吉村氏が複数回応援入りも 維新公認の現職首長が大阪府内で落選は初
敗戦の挨拶を行う 維新・現職 上島一彦さん
一方の維新の現職、上島さんは、元大阪府議で「松井一郎元大阪府知事らとともに北大阪急行の延伸を実現させた」などと訴え、大阪維新の会の吉村洋文代表や横山英幸幹事長が複数回応援に入るなど、維新の会が総力を挙げた選挙戦を展開しましたが、及びませんでした。
維新の会が公認する現職の首長が大阪府内で落選するのは初めてです。
落選となった上島さんは支援者の前で「吉村代表をはじめ、維新の首長や議員の皆さん、連日連夜、酷暑にも関わらず応援いただき、残念な結果となりましたが、ひとえに私の不徳の致すところです。大好きな箕面のために一市民として頑張ってまいります」と述べました。
■「維新の看板ではもう勝てない」と維新関係者
公認の現職首長が大阪初めて落選したことを受け、維新の関係者は関西テレビの取材に対し、「自民公明の水面下での動きがすごかった。自民の覆面に負けた」
「すでに衆議院選挙が始まっている。河内長野で負けて、今回の敗北。衆議院選挙への影響はかなりある。維新の看板ではもう勝てない。これからは、どれだけ個人として頑張れるかが鍵」と語りました。
■「申し訳ない限り」と大阪維新・横山幹事長(大阪市長)
大阪維新・横山幹事長(大阪市長)の投稿 Xより
また、大阪維新の会・幹事長で大阪市長の横山英幸氏はSNSの「X」に「箕面市長選挙においては上島一彦候補が当選に至りませんでした。候補・陣営各位におかれては本当にお疲れ様でした。幹事長職として申し訳ない限りです」と投稿しました。
■当選の原田氏は現職上島氏の『約1.8倍』の票を集める
箕面市長選挙の開票結果は以下の通りです。
■無所属・新人 原田亮さん(38)3万2448票
■維新・現職 上島一彦さん(66)1万8309票
■無所属(共産党推薦)・新人 小林友子さん(76)3768票
なお、投票率は49.98パーセントで、前回の市長選から0.64ポイント増えました。
(関西テレビ 竹下洋平、髙橋惟)
関西テレビ
140
:
OS5
:2024/08/26(月) 06:21:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4f230e411d64a2eab7c047acd719a66486d2c29
「もう3年総理を務めましたからね…」岸田首相退陣の裏で最側近「木原誠二」元官房副長官が漏らしていた心中
8/21(水) 6:12配信
岸田首相が9月の総裁選に出馬しない意思を表明し、「ポスト岸田」レースに号砲が鳴らされた。“キングメーカー”麻生太郎副総裁の支持を取り付けられなかったことが決定打になったという見方が大半だが、実は“身内”からも匙は投げられつつあったようだ。
【写真を見る】“愛人”“隠し子”と囁かれる母娘とともに七五三の記念写真を撮る木原氏
***
14日、岸田文雄首相が自民党総裁選挙に出馬しないことを表明した。緊急で開かれた会見では、
「私が身を引くことでけじめをつける」
「組織の長として責任をとることに、いささかのちゅうちょもない」
と発言。9月の総裁選を間近に控えながらも、政権支持率は一向に浮上する気配のないままで、遅くとも来秋までには迎えなければならない次期衆院選も見据えると、ここで身を引かざるを得なかったというわけだ。
「仮に総裁選で自身が勝ったとしても、その次に控える衆院選で党として勝てるか、厳しいところがあった。とはいえ身を引くにしても、“追い込まれての退陣”という印象を与えないよう、先手を打ちたい思いがある中、外交が一区切りしたこのタイミングになったのでしょう。出馬を断念する可能性は指摘されていたとはいえ、この決断自体は一部の側近にしか知らされていませんでしたから、永田町では驚きをもって受け止められていました」(全国紙記者)
麻生氏の支持を得られず
もっとも、これだけ政権が厳しい状況下でも岸田首相が再選の道を模索していたのは事実だ。6月下旬の国会閉会時に行われた会見では「道半ばの課題がある」と発言。7月には地方の党員票を固めるべく全国行脚を開始するなど、続投への意欲をにじませていた。
こうした中で総裁選出馬を断念することになった“決定打”として報じられているのが、首相の後見役にして党内の“キングメーカー”と称される麻生太郎副総裁の支持を取り付けられなかったことだ。
3年前の総裁選で麻生氏の支持を取り付けた首相は、河野太郎行政改革担当相(当時)ら3氏を破り勝利。今回も同様の支持を得るべく、この6月に麻生氏と2度会食し、その後も7月、8月と面会を重ねたが、出された結論は「ノー」に近いものだった。そもそも麻生氏は、派閥の解散をはじめ、裏金問題に端を発する岸田首相の政権運営に不満を抱いていた。その上支持率の巻き返しも期待できない状況とあれば、現トップを見限るのも致し方なしというわけだ。
「本当にやる気があるのか」
一方、岸田氏の首相就任以来の最側近として知られる木原誠二元官房副長官の腰も重かった。
木原氏といえば、3年前に愛人や隠し子の疑惑を週刊新潮に報じられた上、昨年には自身の妻が関わる事件の再捜査に対して、木原氏が警察当局に政治介入をしたという疑惑が週刊文春に報じられ世間を大きく賑わせた。その後官房副長官職は辞したものの、現在も党の要職に身を置き、首相が最も信頼を置くブレーンとして政権を支えてきた。
木原氏はこの夏、次期総裁について「岸田首相がふさわしい」と発言しており、表向きには変わらぬ“忠誠”を示していたはずだった。
しかし、
「実は『木原さんは本当にやる気があるのか』と訝しむ声が、永田町には広まっていたんです」
とは、さる自民党関係者。
「自身の不祥事報道が相次いだ上、裏金問題が後を引き支持率は低迷するばかり。最近ではすっかり政権運営に対するモチベーションが下がっていたようで、周辺には『もう3年総理を務めましたからね……』と漏らしていたほどです。最近になり、木原さんは岸田政権の経済対策が成功しているという発信を強めていましたが、実際は木原さんの熱量が低いのではないかと一部では見られていたんです」
文字通り満身創痍の退陣劇だった――。
デイリー新潮編集部
新潮社
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板