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左翼・革新・護憲 斗争スレ

1とはずがたり:2014/01/21(火) 22:00:10
日本共産党・社会民主党・沖縄社会大衆党・新社会党・その他新左翼諸党派
社会主義思想なんかも

左翼運動の細分化に被せるように本掲示板でも分裂気味だったので思い切って統合

442名無しさん:2016/07/31(日) 12:45:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072900878&g=pol
将来世代に借金=共産・小池氏

 共産党の小池晃書記局長は29日の記者会見で、政府が8月2日に閣議決定する28兆円超の経済対策について、「結局アベノミクスはうまくいっていないということの証明だ。中身は将来世代に借金を負わせる、ばらまき中心になっている」と批判した。 (2016/07/29-18:28)

443名無しさん:2016/07/31(日) 13:59:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000000-okinawat-oki
参議院会派「沖縄の風」結成 糸数慶子氏と伊波洋一氏
沖縄タイムス 7月27日(水)6時10分配信

 【東京】参院議員の糸数慶子氏と伊波洋一氏が26日、参院議員会館で会見し、会派「沖縄の風」を結成したと発表した。名護市辺野古の新基地建設や東村高江のヘリパッド建設、石垣・宮古など先島への自衛隊配備に反対する。野党4党と共闘する。
 代表に就任した糸数氏は「台風を吹かせるくらいの気持ちで取り組みたい。突風を吹かせ、安倍政権の基地問題に対する県民無視の状況を取っ払いたい」と意気込んだ。
 会派では、沖縄の声を国政に届け、沖縄の未来と県民の尊厳、日本の民主主義を守るため、沖縄の民意を日米両政府に訴えることを目的として活動する。
 基本政策は(1)憲法9条を守り、安全保障法制の廃止、日米地位協定の全面改定(2)新基地建設断念、オスプレイ配備を撤回(3)環太平洋連携協定(TPP)と消費増税に反対し、沖縄の振興を図る(4)社会保障制度の拡充、医療福祉の充実(5)貧困問題や待機児童の解消(6)性犯罪・性暴力の撲滅、雇用機会の均等など女性が生きやすい社会づくり(7)原発の新設再稼働反対-の7項目を掲げる。
 伊波氏は「沖縄の経済は停滞していない。発展するエネルギーもあることを国政から発信しながら、戦後71年続く基地問題の解決に取り組みたい」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000020-ryu-oki
伊波氏、糸数氏が新会派「沖縄の風」結成 
琉球新報 7月26日(火)17時4分配信

 【東京】10日投開票の参院選で当選した伊波洋一参院議員と糸数慶子参院議員は26日、新会派「沖縄の風」を結成し、参院議員会館で記者会見を開いた。会派は名護市辺野古新基地建設、米軍北部訓練場の部分返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設計画、先島への自衛隊配備計画などに反対する立場を政策の核として国会で活動する。
 記者会見で会派代表を務める糸数氏は「沖縄の声を国政に届けるために、沖縄の未来と、県民の命と尊厳、日本の民主主義を守るために、沖縄の民意を日米両政府に訴えることを目的として2人で活動していきたい」と語った。

琉球新報社
最終更新:7月26日(火)17時4分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000084-mai-pol
<参院>生活と社民が統一会派「希望の会」
毎日新聞 7月26日(火)20時2分配信

 ◇参院沖縄の糸数慶子氏と伊波洋一氏が会派「沖縄の風」

 生活の党と社民党は26日、参院の統一会派「希望の会(生活・社民)」の結成を参院事務局に届け出た。人数は5人で、議員会長に社民の福島瑞穂副党首が就任した。一方、参院沖縄選挙区の糸数慶子氏と先の参院選で初当選した伊波洋一氏は同日、会派「沖縄の風」を結成した。

444名無しさん:2016/07/31(日) 15:21:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00050166-yom-pol
参院の新勢力が確定…社民の会派名称消える
読売新聞 7月28日(木)8時18分配信

 参院選の結果を受けた参院各会派の届け出が27日締め切られ、新たな勢力分野が確定した。

 自民党は非改選で入党したばかりの平野達男氏、民進党は山形選挙区で無所属の野党統一候補として当選した舟山康江氏の会派入りをそれぞれ届け出た。

 新しい会派として社民、生活両党の統一会派「希望の会(生活・社民)」と、沖縄県選出議員2人による「沖縄の風」が加わった。「希望の会」結成に伴い、1996年以来、約20年間使われてきた社民党の参院会派「社民党・護憲連合」の名称は消えた。

 一方、「日本を元気にする会・無所属会」が解散したほか、平野氏が所属していた「新党改革・無所属の会」も消滅した。「元気」に所属していたアントニオ猪木氏と、無所属だった行田邦子、松沢成文両氏は「無所属クラブ」に入った。

445名無しさん:2016/07/31(日) 15:22:41
赤旗目線で見た無所属議員の会派入り。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-07-27/2016072702_02_1.html
2016年7月27日(水)
無所属議員の会派入りで確認
4野党書記局長・幹事長会談

 26日に国会内で開かれた4野党書記局長・幹事長会談では、先の参院選1人区で野党統一候補として当選した無所属議員の所属会派入りについて協議し、以下の通り確認しました。

 舟山康江議員(山形)は民進党・新緑風会に会派入りします。森裕子議員(新潟)は当面、無所属で活動します。木戸口英司議員(岩手)は生活の党に会派入りします。

 伊波洋一議員(沖縄)については、糸数慶子参院議員(無所属)とともに独自の会派を結成することを確認しました。

 日本共産党の小池晃書記局長は会談の席上、舟山氏の民進党入党と森氏の今後の会派入りについては、引き続き地元で理解を得られるような努力を続けることを求めました。

 また、沖縄の2議員の独自会派結成については、「“オール沖縄”で保守の方も含めて選挙戦をたたかってきた経過から、特定の会派に属さず、お二人で会派をつくることに賛成だ」と発言し、野党間で国会活動の連携・協力を進めることを確認しました。

 同会談では、生活の党と社民党が参院で統一会派を組むとの報告がありました。

446名無しさん:2016/07/31(日) 22:51:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072500597&g=pol
野党共闘継続を=小池共産書記局長

 共産党の小池晃書記局長は25日の記者会見で、10月の衆院補選や次期衆院選への対応について、「『安倍1強』と言われる中で、お互い力を合わせる選挙協力を進めることは政治の流れを変える上で決定的に重要だ」と述べ、民進党を中心とする野党共闘を今後も継続すべきだと訴えた。(2016/07/25-17:07)

447名無しさん:2016/08/01(月) 23:04:20
作家 島田雅彦氏「サヨクにもポピュリズムの旗手が必要」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186611

448名無しさん:2016/08/07(日) 12:03:59
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616871000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_112
共産 志位氏 民進党代表選後も野党共闘継続を
8月1日 15時22分
共産党の志位委員長は記者会見し、民進党の岡田代表が来月の代表選挙に立候補しないことに関連し「『野党共闘』は公党間の確認事項だ」と述べ、代表選挙の結果にかかわらず、今の路線を継続すべきだという考えを示しました。
この中で志位委員長は、先月31日に行われた東京都知事選挙について「野党4党で擁立した鳥越氏の勝利に至らなかったが、大健闘だった。4野党プラス市民という枠組みが、首都・東京で本格的に始まったことは、大変大事な意義を持つことだ」と述べました。
そのうえで志位氏は、民進党の岡田代表が来月の代表選挙に立候補しないことに関連し「『野党共闘』は政党と政党との間で確認されて進められてきた。さらに衆議院選挙でも発展させたいというのが私たちの立場であり、公党間の確認事項だ」と述べ、代表選挙の結果にかかわらず今の路線を継続すべきだという考えを示しました。

449名無しさん:2016/08/07(日) 14:51:10
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500944&g=pol
衆院選でも野党共闘を=共産委員長

 共産党の志位和夫委員長は5日、東京都内で講演し、先の参院選での野党共闘について「全国規模での統一戦線、選挙協力が大きな成果を結んだ。未熟さもあるが、大いなる未来がある」と述べた。その上で、次期衆院選に向け「野党共闘をさらにパワーアップさせるために全力を尽くしていく決意だ」と語り、野党第1党の民進党に選挙協力の徹底を働き掛けていく考えを示した。 (2016/08/05-21:52)

450チバQ:2016/08/14(日) 13:40:03
共感呼んだの?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160813-00000071-mai-soci
<シールズ>15日解散 政治に斬新な表現、若者の共感呼ぶ
毎日新聞 8月13日(土)21時19分配信

<シールズ>15日解散 政治に斬新な表現、若者の共感呼ぶ
SEALDsが呼びかけた安保関連法案反対の集会で声をあげる学生ら=東京・国会前で2015年7月3日、後藤由耶撮影
 戦後71回目の終戦の日となる8月15日、安全保障関連法の廃案などを訴えてきた学生たちのグループ「SEALDs(シールズ)」が解散する。先月の参院選で改憲勢力が伸長し、憲法改正の発議が現実味を帯びている。それでもシールズは結成から1年3カ月、既成の政党や運動体にはない斬新な表現や活動のスタイルで政治を揺さぶり、若い世代の存在感を示してきた。【山崎征克、平川哲也】

 シールズは2015年5月3日の憲法記念日に、東京都内の明治学院や立教、上智などミッション系の私立大学生たちが結成したとされる。メンバーは集まることもあるが、集まれなくても無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで手際よく物事を決める。「安保法制反対」でゆるやかにつながり、東北や関西、沖縄でもグループが生まれた。

 グループは国会前や各地で集会を開き、安倍政権批判を展開。若い世代の共感を呼び、抗議のうねりは安保関連法が成立する昨年9月に頂点に達する。その後も活動を続け、今年の参院選では野党共闘の成立に貢献した。

 グループの解散は当初から参院選後と決まっていた。中心メンバーの一人である奥田愛基(あき)さん(24)は公示前に取材に応じ、解散について「さびしくはない。むしろすがすがしいくらいの気持ち。今後もっとできることがあると思っている。解散が惜しいと思うなら自分で動き出してほしい」と語っていた。

 同じく中心メンバーの明治大大学院生、千葉泰真(やすまさ)さん(25)は13日、これまでの活動を振り返って「参院選の野党共闘など新しいことができ、貴重な時間だった。変化のきっかけみたいなものを社会に残せたのではないか」と話した。安保関連法が施行され、参院選では改憲勢力が3分の2を超すなど力量の限界を受け止めながらも「シールズという名前はなくなるが、社会の一員として常に自由や民主主義と向き合いながら生きていきたい」と決意を語った。

 シールズ関西も13日に大阪市内で記者会見した。メンバーの神戸大大学院生の塩田潤さん(25)は「(参院選で)改憲の危うさを伝えきれなかった反省はあるが、市民参加型の選挙としては大きな前進が見られたと思う」と強調。「日常生活と政治を近づける成果はあった」と語った。

 シールズ関西は、東京と同様15日に解散する。一方、沖縄のグループは活動を継続するという。

 【ことば】SEALDs

 首都圏の学生らが2015年5月に結成し、国会前などで抗議行動を行ってきた。立憲主義を軸に格差是正や平和外交、市民の政治参加などを訴えている。名称は「Students Emergency Action for Liberal Democracy(自由と民主主義のための学生緊急行動)」の頭文字を取って名付けた。

451チバQ:2016/08/17(水) 22:18:37
http://this.kiji.is/138572559531900936?c=39546741839462401
社民新党首に吉川氏有力
9月、話し合いで選出方針
2016/8/17 18:17
 社民党執行部は9月9日に開く全国代表者会議で、参院選で落選し辞意表明した吉田忠智党首に代わる新党首を、選挙ではなく話し合いにより選出する方針を固めた。後任は若手の吉川元・政審会長(49)が有力視されている。9月1日の常任幹事会で吉田氏の辞任を了承した上で、代表者会議前に事実上、決着させたい意向だ。関係者が17日、明らかにした。

 執行部は、早ければ9月中旬にも召集される臨時国会の準備などを考慮すると、党首選を行う時間がないと判断した。

 衆参両院の所属議員4人と吉田氏が新党首人事を事前に調整し、代表者会議で承認を求める段取りを描く。

452名無しさん:2016/08/20(土) 20:25:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160816/k10010637841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_028
SEALDs解散 「市民が当たり前に政治参加を」
8月16日 13時54分
安全保障関連法の廃止などを訴えてきた大学生など若者のグループ「SEALDs(シールズ)」が、緊急行動としての活動に区切りをつけるとして解散し、記者会見で「市民が当たり前に政治に参加する文化を多くの人が始めてほしい」と訴えました。
SEALDsは、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法の廃止などを訴えるため、首都圏の大学生などによって去年5月に結成され、国会前の集会には幅広い世代が参加したほか、関西や東北、それに沖縄に同様のグループができるなど広がりを見せました。
SEALDsは、緊急行動としての活動に区切りをつけるとして、終戦の日の15日に解散し、16日に都内で記者会見を開きました。
中心メンバーの1人、大学院生の奥田愛基さんは「自分自身、思い悩みながら活動してきたが、民主主義とは何かを問い続け、できると思ったことは逃げずにやってきたつもりだ」と述べました。
また、同じく中心メンバーの大学生の牛田悦正さんは「市民が当たり前に政治に参加するという文化をもっと多くの人が始めていってほしい」と訴えました。
メンバーの一部は今後も政策に関する研究などを続けるほか、アメリカ軍普天間基地の移設問題などに反対する沖縄のグループは解散せずに活動を続けていくということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160815/k10010636631000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_038
共産・小池書記局長 改憲阻止へ野党連携を
8月15日 13時45分
共産党の小池書記局長は、東京都内で街頭演説し、憲法改正について、「再び戦争への道を歩むことになり、絶対に許すわけにはいかない」と述べ、憲法改正を阻止するため、次の衆議院選挙に向け、民進党などとの野党4党の連携を深めたいという考えを示しました。
この中で、共産党の小池書記局長は、「安倍政権は、憲法の平和主義を根底から覆すような暴走を続けていて、安倍総理大臣は、改憲のたくらみもはっきり示している。憲法改定は、日本を再び国際社会から孤立させ、再び戦争への道を歩むことになり、絶対に許すわけにはいかない」と述べました。
そのうえで、小池氏は「先の参議院選挙や東京都知事選挙では、野党が共闘して戦うことができた。野党と市民が力を合わせれば、必ず政治を変えることができる。改憲を許さず、安倍政権を1日も早く打倒するために、立場の違いを越えて、力を合わせようではないか」と述べ、憲法改正を阻止するため、次の衆議院選挙に向け、民進党などとの野党4党の連携を深めたいという考えを示しました。

453名無しさん:2016/08/20(土) 22:56:01
http://www.news-postseven.com/archives/20160627_424473.html
大健闘の共産党 参院選比例代表目標上回る900万票も
2016.06.27 16:00

 自公にとって楽勝ムードだったはずの参院選が、一転して緊迫感に包まれている。共産党の支持率が急上昇しているというデータに、自公が過剰なまでの危機感を覚えているのだ。

 参院選は「安倍自民党vs共産党」の戦いの様相を呈してきた。まるで巨大な敵に怯えるように共産党批判のボルテージをあげているのが安倍晋三・首相だ。

「共産党は『自衛隊解散』を綱領に書いている」
「共産党は日米同盟を破棄しようとしている。民進党は選挙のためなら共産党と手を組む」

 全国の遊説先でそう連呼し、敵は共産党しか眼中にない。野党第一党の民進党など“共産党の刺身のつま”扱いなのだ。

 自民党は参院選戦略として「有権者の共産党に対する拒否感を刺激する」という方針を掲げ、選挙前から〈野党統一候補=民共合作候補〉と赤字で大書したビラを配布。共産党が綱領に日米安保条約廃棄、自衛隊解消を掲げている問題を厳しく突く作戦でネガティブキャンペーンを張ってきた。ところが、それでも共産党の勢いは止まらない。安倍首相に衝撃を与えたのが参院選の情勢調査の数字だ。

 自民党選対本部は3月から6月まで毎月、参院選の各選挙区の調査を行なっている。本誌が独自入手した調査結果によると、複数区の埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知などで共産党候補が大健闘し、自民、公明の与党候補を脅かしているのである。ざっと見ていこう。

 自公民が改選議席を持っていた埼玉選挙区(改選定数3)では、今回、自民、民進の現職候補に次いで共産党候補(支持率約19%)が3位の当選圏内に入り、4位の公明党現職(約13%)に大きく水をあけている。自民、民進が候補を2人ずつ立てた激戦区の千葉選挙区(同3)でも、自民、民進の現職に続いて共産党候補(約13%)が3議席目を争い、6月調査でついに自民党2人目の新人候補(約12%)を 差で逆転した。

 候補者31人と大混戦の東京選挙区(同6)でも猛威を振るっている。わかりやすく候補者名をあげて情勢を見ていくと、1位は民進・蓮舫氏(約19%)、2位の自民・中川雅治氏(約17%)と続き、共産党の山添拓氏(約13%)が3位争いを展開。なんと、前々回2位当選の公明党現職・竹谷としこ氏(約7%)にダブルスコアをつけている。

454名無しさん:2016/08/20(土) 22:56:29
>>453

 また、神奈川(同4)は共産候補(約10%)と公明候補(約10%)、自民党推薦候補(約11%)がほぼ横一線で3〜4位の2議席を争い、愛知(同4)でも同様に共産党候補(約10%)が公明党候補(約9%)、民進党新人(約8%)と三つ巴で3〜4位の2議席を争っている。

 その勢いはここに来てさらに増している。産経新聞・FNNの調査(6月18〜19日)によると、共産党の政党支持率は5月調査の3.8%から5割増の5.7%に急伸、参院選比例代表で投票したい政党でも7.4%に達しているのだ。

 共産党は今回の参院選で過去最高の「比例代表850万票」の目標を掲げているが、ジャーナリストの角谷浩一氏は、「都市部での地盤固めが進んでおり、目標を上回る900万票をうかがう勢いです」と読む。

「900万票」という数字は前回参院選(2013年)の比例代表での政党別得票と比較すると、公明党(約757万票)、旧民主党(約713万票)を上回り、自民党(約1850万票)に次ぐ第2位の得票数に相当する。

※週刊ポスト2016年7月8日号

455名無しさん:2016/08/20(土) 23:46:52
http://blogos.com/article/187585/
社会民主党2016年08月19日 16:11「希望の会」が初顔合わせ

「沖縄の風」とも連携確認

参院選を受けた議長選挙などを行なう第191回臨時国会が1日、開会した。参院の新統一会派「希望の会(生活・社民)」(議員会長=社民・福島みずほ議員)が社民党控室で初顔合わせを行ない、今後の結束を確認した。

また同日、参院で新会派「沖縄の風」を結成した糸数慶子、伊波洋一の両議員が党控室に又市征治幹事長を訪ね、連携強化を約束し合った。

希望の会所属議員の所属委員会等は以下のとおり(敬称略)。福島みずほ(社民)=厚生労働、地方消費者特、憲法審、又市征治(社民)=総務、決算、ODA特、山本太郎(生活)=内閣、予算、復興原子力特、木戸口英司(生活)=文教科学、災害特、青木愛(生活)=国土交通、行政監視。なお予算委質問は山本、福島両議員が交互に担当する。

(社会新報2016年8月17日号より)

456名無しさん:2016/08/28(日) 14:55:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082800065&g=pol
志位共産委員長がマレーシア訪問へ

 共産党は28日、志位和夫委員長が31日からマレーシアのクアラルンプールを訪れると発表した。9月1〜3日に同地で開かれる「アジア政党国際会議」第9回総会に出席する。同党によると、志位氏のマレーシア訪問は初めて。同4日に帰国する。 (2016/08/28-14:37)

457とはずがたり:2016/09/01(木) 09:58:40
未だ辞めてなかったのか。

2016.9.1 08:51
社民党が吉田忠智党首の辞意について対応協議 
http://www.sankei.com/politics/news/160901/plt1609010010-n1.html

 社民党は1日、参院選敗北の責任を取るとした吉田忠智党首の辞意について対応を協議するため党本部で常任幹事会を開く。落選した吉田氏も出席する。

 8月31日の両院議員総会では参加者から慰留する声が相次ぎ、吉田氏は常任幹事会メンバーの意見を踏まえて判断する意向を示していた。

 吉田氏は平成25年の参院選敗北で引責辞任した福島瑞穂氏の後を継ぎ党首に就任。任期は18年2月まで残っている。

 社民党は党首を国会議員に限定しておらず、前身の社会党時代の昭和52年には、非国会議員の飛鳥田一雄横浜市長が委員長に就任した例がある。

2016.7.27 01:00
【岡田浩明の野党ウオッチ】
落日の社民党に一足早い秋風 所属議員は衆参合わせて4人のみ 落選の吉田忠智党首は辞めるに辞められず…http://www.sankei.com/premium/news/160727/prm1607270003-n1.html


 今回の比例票は153万票。前回参院選から約30万票増えたことを理由に「2議席死守、比例250万票」という今回の目標に届かなくても、「党勢低迷の『下り坂』は底を打った」という安堵感が漂う。

 実際、吉田氏は14日の党常任幹事会で、「選挙のたびに比例票を減らしてきたが、低落傾向に歯止めをかけることができた」と指摘した。又市征治幹事長も「あまり意気消沈する話ではない。得票数、得票率ともに伸ばしている。もう一歩努力が足りなかったということだ」と分析してみせたが、果たしてそうだろうか-。

 社民党は今後、党首辞任を表明している吉田氏の後任選びに焦点が移る。9月上旬の全国代表者会議までに次期党首のめどをつける方針だ。当選2回ながら政策に明るい吉川元・政審会長(衆院比例九州ブロック)を推す声がある一方、吉田氏の続投論がくすぶる。

458チバQ:2016/09/01(木) 22:37:35
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160901-567-OYT1T50054.html
社民・吉田党首が辞意撤回、なり手なく?
22:14読売新聞

 社民党は1日、党本部で常任幹事会を開き、7月の参院選で落選し、辞意を表明していた吉田党首の続投を決めた。

 吉田氏は出席者の慰留を受け入れ、辞意を撤回した。同党は、国会議員ではない党首の下で再建を目指す。任期は2018年2月まで。

 同党の党則では、非国会議員でも党首に就任可能。前身の旧社会党時代には飛鳥田一雄氏が横浜市長のまま委員長を務めた例がある。

 吉田氏は会合後の記者会見で、「組織の決定には従わなければいけない。次の国政選挙で復帰を果たしたい」と述べた。会合に出席した又市幹事長によると、参院選での得票を前回選から増やしたことなどを理由に、出席者の総意として続投を求めたという。

 ただ、党内では「国会議員が4人だけで、なり手がいなかった」と人材不足を指摘する声も出ている。

459名無しさん:2016/09/03(土) 16:01:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100908&g=pol
社民に吉田党首続投論

 社民党は31日、両院議員総会を開いた。7月の参院選で落選した吉田忠智党首は改めて辞任の意向を示したが、出席者からは「参院選では一定の成果を出した」などとして、吉田氏に続投を求める意見が相次いだ。9月1日の常任幹事会で再協議する。
 関係者によると、吉田氏の後継として有力視されていた吉川元・政審会長は党首就任を固辞しているという。 (2016/08/31-22:07)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100608&g=pol
民進新代表とも共闘=共産委員長

 共産党の志位和夫委員長は31日、次期衆院選での野党協力の在り方が争点となる9月の民進党代表選について、「野党間では国政選挙でできる限りの協力を行うと合意している。民進党の新しいリーダーにどなたがなろうとも、この合意の線で進むだろう」と述べ、結果にかかわらず共闘路線を継続させる考えを示した。成田空港で記者団の質問に答えた。
 志位氏は「参院選で野党共闘が成果を挙げたことは誰も否定できない事実だ」と指摘。「わが党としては参院選の成果、公党間の合意を踏まえて野党共闘を誠実に発展させるために力を尽くす」と語った。 (2016/08/31-16:36)

460名無しさん:2016/09/03(土) 16:38:35
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160829/k10010658221000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_098
共産 小池氏 野党連携で衆院補選候補者取り下げも
8月29日 18時24分
共産党の小池書記局長は記者会見で、民進党代表選挙の結果にかかわらず、野党4党の連携を維持すべきだとしたうえで、今後の協議次第では、10月に行われる2つの衆議院の補欠選挙で、候補者を取り下げることもありえるという認識を示しました。
この中で小池書記局長は、民進党代表選挙について「関心を持って注目しているが、今後も国政選挙でできるかぎり協力していくことは、党首会談などで繰り返し確認しているし、野党が協力してほしいというのが国民の多数の声だ」と述べ、代表選挙の結果にかかわらず、野党4党の連携を維持すべきだという考えを示しました。
そのうえで小池氏は、ことし10月に行われる衆議院東京10区と福岡6区の補欠選挙について、「非常に大事な選挙なので、野党で選挙協力して取り組みたい。共産党はすでに候補者を擁立しているが、野党間の調整はありえる」と述べ、今後の協議次第では、候補者を取り下げることもありえるという認識を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160831/k10010663061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_061
社民 吉田党首の辞意に慰留相次ぐ
8月31日 20時37分
社民党の吉田党首は、党の両院議員総会で、先の参議院選挙で、みずからが落選したことなどの責任を取り、党首を辞任する意向を重ねて示したのに対し、出席者から慰留する意見が相次ぎ、9月1日の常任幹事会で改めて対応を協議することになりました。
社民党の両院議員総会は、31日、党本部で、吉田党首と、党所属の国会議員4人が出席して開かれました。
この中で、吉田党首は、先の参議院選挙で、みずからが落選するとともに、改選議席を減らし、1議席の獲得にとどまったことを踏まえ、「新しい人にバトンタッチしたい」と述べ、党首を辞任する意向を重ねて示しました。
これに対し、出席者からは、「吉田党首になってから国政選挙で得票数を伸ばしている」、「任期は再来年2月まで残っている」などと慰留する意見が相次ぎ、1日の常任幹事会で改めて対応を協議することになりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160901/k10010664261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_050
社民 吉田党首 辞意を撤回し続投
9月1日 13時12分
社民党の吉田党首は、先の参議院選挙で1議席の獲得にとどまったことなどの責任を取り、党首を辞任する意向を示していましたが、1日党の常任幹事会で党首を続投するよう求められたことを受けて、辞意を撤回し、引き続き党首にとどまることになりました。
社民党の吉田党首は、先の参議院選挙で、みずからが落選するなど、改選議席を減らし、1議席の獲得にとどまったことから、責任を取って党首を辞任する意向を示していました。

これを受けて、1日開かれた党の常任幹事会では、「参議院選挙が厳しい戦いになることは当初から予測されていた」、「再来年2月までの任期を全うすべきだ」などと、吉田氏に党首を続投するよう求める意見が相次ぎました。
このため、吉田氏は辞意を撤回し、引き続き党首にとどまることになりました。

このあと、吉田氏は記者会見で「全員から、引き続き重責を果たせということだった。党首として党の再建と再生を果たすために先頭に立つ決意をした」と述べました。

461名無しさん:2016/09/03(土) 16:40:28
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/30637
照屋寛徳議員「合流しない」 社民党首の民進合流発言
2016年5月13日 06:13参院選2016社民党民進党

 社民党の吉田忠智党首は12日の常任幹事会で、参院選の情勢が厳しいとした上で「民進党との合流も一つの選択肢として考えなくてはならない」と述べた。党単独で戦う可能性や、比例代表で他の野党との「統一名簿」方式を採用する考えも提案した。合流には社民党内で異論が強く、実現は見通せない。

 出席者によると、新しい政治団体を設立して参院選に立候補する意向を表明した、憲法学者の小林節慶応大名誉教授と共闘する案も挙がったという。

 沖縄県選出で社民の国対委員長を務める照屋寛徳衆院議員は沖縄タイムスの取材に、自らが民進党に合流することはないと答えた。

 吉田氏の発言は「唐突感がある。党として議論されていない」とした。その上で「名護市辺野古の新基地建設反対との公約を掲げて当選した。『凍結』とする民進党との政策とは相いれない。改憲に対する考え方も一致しない」と、合流に強く難色を示した。

 吉田氏は民進党の岡田克也代表に、自身の発言内容を電話で伝達。別の民進幹部には、社民内の意見集約を急ぐ意向も示した。

 単身でも民進に合流するかと記者団に問われた吉田氏は「それはない」と党分裂の可能性は否定した。

 民進は現時点で、党と党の合流には消極的。幹部は「個人として参加してほしい」としている。

 社民の常任幹事会では、19日の幹事会で参院選の方針を最終調整すると確認。今月末に地方組織も加えた機関会議で、対応を議論することも決めた。吉田氏は「社民党の政策、社会民主主義を日本に残すためにどうしたらいいのか。戦略的な戦いのあり方を考えないといけない」と語る中で、統一名簿方式や民進党との合流案に言及した。

 社民の所属議員は衆院2人、参院3人。参院選では吉田氏と福島瑞穂副党首が改選を迎え、比例代表から立候補する。

462名無しさん:2016/09/03(土) 16:43:00
http://news.livedoor.com/article/detail/11963427/
社民党首、非議員の吉田氏が続投 ほかに担い手おらず
2016年9月1日 20時30分 朝日新聞デジタル

 社民党は1日の常任幹事会で、吉田忠智党首(60)の続投を決めた。吉田氏は7月の参院選で落選し、党首を辞任する意向を表明していたが、4人の所属国会議員全員が続投を望み、吉田氏も受け入れた。

 常任幹事会後、又市征治幹事長は記者団に「党首は国会議員だという取り決めはない」とし、社会党時代の1977年に飛鳥田一雄横浜市長が委員長に就いた例があると説明した。

 吉田氏は「今までにないご負担をかける」と懸念するが、「吉田さんしかいない」(党関係者)のが実情。福島瑞穂副党首は前回の参院選敗北で引責辞任し、吉田氏が引き継いだ経緯がある。又市氏は野党共闘など対外交渉を一手に担い幹事長を外せない。吉川元(はじめ)政審会長は次期衆院選を控えており、照屋寛徳国対委員長は体力面に懸念があるという。

 元職は国会には入れるため、他党と合意すれば、党首会談などに吉田氏が出席することは可能だ。又市氏は「代理で私が務めることもある」と話す。(田嶋慶彦)

463名無しさん:2016/09/03(土) 16:54:14
古い記事

http://www.shikoku-np.co.jp/national/political/20120112000327
社民、福島党首に対立候補/照屋氏らが表明
2012/01/12 13:26

 社民党の照屋寛徳国対委員長と阿部知子政審会長らは12日午前、国会内で記者会見し、20日告示の党首選で5選を目指す福島瑞穂党首への対立候補を擁立する意向を表明した。一方、福島氏は12日の党三役会議で、党首選へ立候補する意向を正式表明した。

 照屋、阿部両氏は服部良一国対副委員長に立候補するよう打診しているが、承諾を得られなければ照屋、阿部両氏のどちらかが立候補することを検討している。候補擁立が実現すれば1996年に社会党から社民党に党名変更して以来初の選挙となる。

http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201001270277.html
社民人事 国対委員長に照屋氏、阿部氏は政審会長留任へ
2010年1月27日16時36分

 路線対立をめぐる混乱で先送りされていた社民党の役員人事で、国会対策委員長に照屋寛徳衆院議員を起用し、政策審議会長に阿部知子衆院議員を留任させることが27日、内定した。同党は同日中にも両院議員総会(衆参12人)を開いて正式に承認する。

 同党の役員人事は24日の党大会終了までに決めるはずだった。だが、党の独自性を発揮できていないことや、参院選に向けた取り組みが遅れているといった批判があり、福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)や重野安正幹事長の党運営に異論が噴出。就任が取りざたされた照屋氏や阿部氏が固辞する事態となった。

 ただ、内向きな混乱には党内から批判の声が絶えなかった。そこで、最終的には(1)福島氏が党の主張を明確にして参院選に向けた態勢整備を進める(2)阿部氏らが求めていた保坂展人前衆院議員の参院選比例区への擁立を検討する、といった条件で互いが折り合った。

http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-156403.html
社民党、国対委員長に照屋氏 「普天間問題へ決意」
2010年1月28日 09:46

 【東京】社民党は27日、両院議員総会を国会内で開き、照屋寛徳衆院議員を国会対策委員長に起用する人事を決定した。政策審議会長は阿部知子衆院議員が続投する。照屋氏は「今後、米軍普天間飛行場移設問題が重要局面に差し掛かってくる。従来にも増す決意でこの問題に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 国民新は下地幹郎衆院議員が政調会長兼国対委員長を務めており、照屋氏の就任で、与党3党の国対委員長3人のうち2人を県選出国会議員が担うことになる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100128-00000003-maip-pol
社民党 幹部ポスト3日空席、「党首の調整不足」の批判も

社民党は27日夜、両院議員総会を国会内で開き、空席だった国対委員長に照屋寛徳、政審会長に阿部知子の両衆院議員を充てる人事を決めた。両ポストは23、24両日の党大会で決める予定だったが、福島瑞穂党首の調整不足に怒った照屋、阿部両氏が大会当日に就任を拒否。「衆参合わせて議員が12人しかおらず、他に適任者がいない」(党幹部)として、役員2人が空席の異常事態が続いていた。両氏は、最後は党首の陳謝などを条件に就任を承諾したが、お粗末な「お家騒動」に、与党の資質を問う声が出そうだ。【白戸圭一】
福島氏は昨年12月の党首選で無投票4選を果たした直後、重野安正幹事長を続投させる意向を固めた。国対委員長は辻元清美副国土交通相が兼務していたため、当選1回の中島隆利衆院議員の国対委員長起用を内定し、連立を組む民主党に非公式に伝えたところ「経験不足」を理由に難色を示された。
福島氏はやむなく、23日の党大会初日にベテランの照屋氏に就任を通告し、阿部氏には政審会長への留任を告げた。ところが両氏は「打診もない」と拒否し、照屋氏は大会を中座して地元の沖縄へ帰ってしまった。福島氏は大会中も調整のため携帯電話を手に壇上を歩き回っていたにもかかわらず、終了後の記者会見では「民主主義の政党のため、いろいろな意見が出て人事が決まらなかった」と述べ、失笑を買った。
混乱の底流には、福島氏が参院選で党内に要望が強い選挙区からの出馬を避け、比例代表での立候補に固執していることや、今夏参院選への準備の遅れなどに対する党内の不満があり、福島氏の党運営に批判的な照屋、阿部両氏が日ごろの不満を爆発させた格好だ。
2ポストが空席の3日間、社民党は重野氏が国対委員長、阿部氏が政審会長を暫定的に務めて急場をしのいだ。阿部氏は25日の基本政策閣僚委員会に「党首補佐役」として出席したが、翌朝には財務省が社民党側に「阿部氏は今後、どのような資格と肩書で税調に出席するのか」と電話で問い合わせるなど、政府側も対応に苦慮した。社民党幹部は「混乱ぶりは、与党として恥ずかしい。夏の参院選に影響が出るかもしれない」と自嘲(じちょう)気味に話した。

464名無しさん:2016/09/03(土) 16:55:07
>>463

http://www.j-cast.com/2012/01/19119375.html?p=all
社民党のドロドロ党首選 「誰も立候補できない」事態も?
2012/1/19 19:30

社民党が党首選をめぐり混迷を深めている。5選をめざす福島瑞穂党首(56)に対し、同党国会議員の「反対派」が対立候補擁立を模索している。推薦人確保の「壁」から対立候補擁立を困難視する見方がある一方、「福島党首も推薦人を確保できていない」との見立ても出ている。

そんな中、10人しかいない国会議員だけの「コップの中の嵐」にしてはならない、とばかりに社民党の地方議員が突如、立候補に名乗りを上げた。告示直前の「伏兵」登場だが、立候補できる基準を満たせるかどうかは流動的で、「誰も立候補できない」事態もありえる情勢だ。

告示前日に市議が「表明」

2012年1月19日、社民党の三重県伊賀市議、稲森稔尚氏(28)が、国会内で記者会見し、20日に告示される党首選への「立候補」を表明した。

党首選へ立候補するには、自身が所属する都道府県連の推薦に加え、「社民党国会議員の3分の1(4人)以上」か「党員200人以上」の推薦が必要だ。

稲森氏は、福島党首5選への「反対派」国会議員らの動きとは別に、党員推薦を集めて立候補する方針を示した。

とはいえ、会見段階では「党員200人以上」の推薦が確保できたわけではなく、県連への推薦申請もまだ出していないという。「党員150人の推薦はめどがついている」と明かす稲森氏の支援者もいるが、仮に「200人以上」集まったとしても、三重県連が推薦を出すかどうかは不明だ。

現職の福島党首は、1月12日に立候補を表明し、18日には、「国会議員4人以上」の推薦にめどがついたと一端、説明した。しかし、ほどなく撤回し、「引き続き努力する」とトーンダウンした。その後確保できた、との情報もある。

一方、1月12日に「対立候補」の擁立をめざす会見を開いたのは、阿部知子政審会長と照屋寛徳・国会対策委員長、服部良一衆院議員だ。照屋氏は「福島党首になって選挙は負け続けだ」「敗戦投手(党首)は交代して、得意分野の守備に回るべきだ」と批判した。
「国会議員3分の1」の壁

その後、服部議員(61)の擁立を軸に検討が進められたが、1月19日になっても難航中だ。阿部政審会長は19日のツイッターで「社民党の党首選、本当にハードルが高い」と「国会議員3分の1」規定について、嘆いている。

福島党首が仮に最低ラインの4人の推薦を得たとすれば、福島氏本人を除くと社民党国会議員はあと5人。服部氏擁立を仮定すると、阿部・照屋両氏は推薦するとして残りは2人だ。「4人以上」確保には、この「2人」をいずれも取り込む必要がある。要するに、国会議員が2人立候補するということは、「5人VS 5人」の真っ二つに割れることを意味する。

社民党は1996年に党名を社会党から変更して以来、党首選はいずれも無投票だった。仮に今回、党首選が実施されれば、「党員の投票により」(社民党党則)選ばれることになる。一方、立候補できる候補者が出ず、党首選が行えなかった場合は、全国代表者会議で選出できる、などと党則で定めている。

465名無しさん:2016/09/03(土) 16:55:40
実際は立候補していない。

>>463

【ニュース】 社民党党首選、阿部知子氏が立候補 福島みずほに対抗馬
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1326383489/1

1 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[sage] 投稿日:2012/01/13(金) 00:51:29.49 ID:XC97LsSt0 ?PLT(13003) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/kitawa.gif
 20日告示の社民党党首選で、阿部知子政審会長(衆院比例南関東)ら4氏は12日、
立候補を表明している福島瑞穂党首(参院全国比例、県連合代表)の対抗馬擁立を発表した。
同党では1996年に社会党から党名変更した後は無投票が続いており、初の選挙戦となる。
選挙を行う場合の開票日は2月6日。

 阿部氏のほか照屋寛徳国対委員長らが会見に出席し、
「党首が退潮の責任を取らない一方、党員の信を問わずに多選を重ねるのは反対」
として党首選実施を訴える声明を発表。

来週以降に候補者を決める方針で、
服部良一氏と山内徳信氏を含めた4人の中から擁立する可能性もある。

 福島氏は同日の党三役会議で立候補を正式表明した。
党規則では、立候補には所属する都道府県連の推薦と国会議員3分の1以上の推薦が必要で、
現在衆参にいる議員10人のうち本人以外に4人の推薦人が必要。

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1201120034/

466名無しさん:2016/09/03(土) 22:12:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082900669&g=pol
10月補選でも野党協力を=共産書記局長

 共産党の小池晃書記局長は29日の記者会見で、10月の衆院東京10区、福岡6区の両補欠選挙について「ぜひ野党協力という形で取り組みたい。そういう方向で協議を進めたい」と述べ、野党候補の一本化を目指す考えを示した。民進、共産両党とも既に候補者を決めており、共産党が取り下げを検討する可能性も示唆した。
 野党共闘の在り方は9月の民進党代表選の主要争点となる。これに関し、小池氏は「これからも国政選挙でできる限りの協力を行うことは党首会談でも繰り返し確認している」と語り、民進党が共闘路線を継続することに期待を示した。(2016/08/29-19:03)

467名無しさん:2016/09/03(土) 23:00:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090100313&g=pol
吉田党首が続投=非国会議員、辞意を撤回-社民

 社民党は1日午前の常任幹事会で、7月の参院選で落選した吉田忠智党首の続投を決めた。吉田氏は辞意表明していたが、幹事会では「辞任する必要はない」との意見で一致。吉田氏もこれを受け入れて辞意を撤回した。同党は、国会議員ではない党首の下で再建を目指すことになる。
 吉田氏は幹事会後の記者会見で「私も組織人だから組織の決定には従わなければならない。引き続き党首の重責を担い、次の国政選挙で復帰を果たしたい」と述べた。
 社民党は参院選で比例代表1議席の獲得にとどまり、吉田氏は落選。同氏は引責辞任する意向を示していた。同党の党則では、国会議員でなくても党首を務めることができる。旧社会党時代には、横浜市長のまま委員長に就任した飛鳥田一雄氏の例がある。 (2016/09/01-11:46)

468名無しさん:2016/09/04(日) 13:38:34
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00000009-pseven-soci
日教組と全教 どちらも左派的な主張だが違いも多い
NEWS ポストセブン 8月30日(火)7時0分配信

 日本最大の教職員組合である「日教組(日本教職員組合)」と、そこから分離した共産党系の「全教(全日本教職員組合)」。どちらも左派的な主張を展開しているが、実は違いも多い。まず、日教組の加入者数は全国で約24万7000人で、全教は4万4000人だ。

 学校教育の現場では、毎年春、新人教員が入ってくると教職員組合への熾烈な“勧誘合戦”が繰り広げられる。西日本の組合非加入のベテラン教員が語る。

「うちは全教加入教員が多いが、2人だけ日教組の先生がいる。ある年に新人が入って、日教組の先生が飲みに誘い、新人に組合のチラシを渡した。そうしたら、翌日からは全教の教員たちがこぞって飲みに誘うようになった。新人は断れないから大変。このときは結局、全教の勧誘が勝った」

 公安関係者によれば、「新人のリクルートは以前は学校内でやっていたが、最近では校長などの目が厳しくなり、できなくなっている。舞台は放課後に移っている」という。

 日教組と全教が分裂したのは、1989年のこと。当時、日教組の連合(日本労働組合総連合会)加盟をめぐり、内部対立が激化した。その際、反主流派は「日教組は右転落した」という強い言葉で執行部を批判して分裂に至り、全教が誕生。全教は今、全労連(全国労働組合総連合)の中核組織のひとつとなっている。

 分裂当時、24県でも傘下県教組が分かれた経緯から、現在でも福井や山梨のように「日教組が圧倒的に強い県」、和歌山や島根のように「全教加入者が多い県」といった“地域色”がある。『日教組』の著書がある教育評論家の森口朗氏が語る。

「日教組と全教の方針には、数々の違いがあります。例えば支持政党。日教組は民進党支持です。全教は、表向きには支持政党はありませんが、実態としては共産党系と言えます」

 ほか、主な主張や考え方の違いを左上の表に示したが、両者に、相手方の考え方に対する意見を聞くと日教組も全教も「回答を控える」と口を揃えた。安保法制反対や参院選などで共闘した経緯があり、最近は両者の距離が近づいているからだろう。実際、近年では右表に掲げたテーマでお互いを厳しく批判しあう場面は見られない。それでも、新人勧誘の現場では毎春のようにバトルが繰り広げられる。

「どちらも加入率が下がっているから、必死だ」(冒頭のベテラン教員)

 その戦いに向けるエネルギーを、ぜひ子供たちに注いでほしい。

※SAPIO2016年9月号

469名無しさん:2016/09/04(日) 13:38:55
>>468

主な主張や考え方の違い
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00000009-pseven-soci.view-000

470名無しさん:2016/09/04(日) 20:12:11
http://this.kiji.is/143905989082564092
社民、吉田党首が辞意撤回し続投
2016/9/1 11:30
社民党の吉田忠智党首は、参院選敗北の責任を取るとして表明した辞意を撤回、続投が決まった。

http://this.kiji.is/143973707744445944
社民・吉田党首が続投、慰留受け辞意撤回
2016/9/1 15:45

 【東京支社】社民党は1日、東京・永田町の党本部で常任幹事会を開き、辞意を示していた吉田忠智党首に引き続き続投を求めることで一致した。吉田氏は受け入れて辞意を撤回。続投が決まった。

 幹事会後に会見した吉田氏と又市征治幹事長によると、吉田氏が9日に開く全国代表者会議で正式に辞意表明する意向を示したのに対し、過去2回の国政選挙で党の得票数を伸ばした実績があるなどとして一致して続投を要請したという。

 7月の参院選では、比例代表で吉田氏と福島瑞穂副党首が改選前2議席の確保を目指したが、吉田氏は落選した。

 会見で吉田氏は「党首としてけじめをつけるべきだとの思いはあるが、組織の決定には従わなければならない。国会議員でない人間が党首を務めることで党や職員に負担を掛けることになるが、引き続き全力を挙げて党の再建再生に取り組んでいきたい」と話した。

http://this.kiji.is/143923352411162107
社民、吉田党首が続投
参院選引責の辞意撤回
2016/9/1 12:57

 社民党の吉田忠智党首は1日、7月の参院選敗北の責任を取るとして表明した辞意を撤回した。吉田氏は参院選で落選したが、同日の党常任幹事会が非国会議員のまま党首を続けるよう要請。吉田氏は受け入れ、続投が決まった。8月31日の両院議員総会で慰留する声が相次いでいた。

 常任幹事会後に記者会見した吉田氏は「国民の選択に値する政党に再建するため先頭に立つ。次の国政選挙で国会議員復帰を果たしたい」と述べた。同席した又市征治幹事長は現執行部体制を維持する考えを示した。

471名無しさん:2016/09/04(日) 20:13:57
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160823-01184319-sspa-soci
安倍昭恵首相夫人と三宅洋平氏、参院選を戦った“敵”同士が「対話」
週刊SPA! 8月23日(火)16時20分配信

 安倍晋三総理夫人の安倍昭恵さんと、7月10日の参院選東京選挙区に立候補して25万票以上をとりながら落選したミュージシャン、三宅洋平さんの関係が注目されている。それは参院選から一夜明けた7月11日、昭恵夫人が自分のFacebookに三宅さんへのラブコールを送ったところから始まる。

「どんなに甘いと言われようが、バカだと言われようが、私はどんな人とも仲良くなれると信じている。世界が平和になるためには、まずは日本のなかが、心ひとつに。和を以て貴しと為す。三宅洋平さん、公邸でお待ちしてます!」と投稿した。

 この投稿をきっかけに二人の「対話」が始まった。

◆違った考えの者でも「対話」をしていくことが大切

 参院選東京選挙区では、自民党公認で当選した朝日健太郎氏を応援した昭恵夫人。まさに参院選ではぶつかった“敵”同士。

「でも、違った考えの者でも『対話』をしていくことが大切。もともと2013年の参議院選のときから、三宅洋平さんに興味がありました」と昭恵夫人は語る。

「私はずっと『選挙とは何だろうな?』と思っていました。与党も野党も『平和』と言っているのだけれども、選挙では相手を引きずりおろすような激しいぶつかり合いがあるということが、私はとても悲しいなと思っている。そのような中で、『対話』を求める洋平さんの街頭演説の映像を見せてもらったりして、この人なら本当にガチな話し合いができるかもしれないと思ったんです」

 それが「公邸でお待ちしてます!」とのメッセージになったという。

 そして7月16日。まずは顔合わせということで、昭恵夫人の行きつけの居酒屋で会うことになった。

◆突然、安倍総理に電話を始めた昭恵夫人

 このとき昭恵夫人は、突然携帯電話を安部総理につなぎ、三宅さんとの対話が行われた。

 三宅さんはTwitterで以下のようにつぶやいている。

「昭恵さんは、その場で総理と俺を繋いでくれた。『立場は各々ながら、国を思い世界を憂う国士として同じ気持ちだと思っています。選挙では多少口を荒らしましたが、失礼します』と伝え、『大丈夫です、それが選挙ですから』と総理は答えた」という。

 このTweetが大炎上。三宅さんのタイムラインには批判的な反応が多かった。

「安部政権にとりこまれたのか?」

「官邸による分断工作ではないのか?」

 といった誤解があったという。

「私は純粋に『会いたい』『話してみたい』と思っただけです。なかなかストレートには伝わりづらいのだなと思いました」(昭恵夫人)

 しかし昭恵夫人と同じく三宅さんも、選挙中から違った立場・意見の人と「対話」していく大切さを説いていた。

◆「対話」なくヘリパッド建設工事が強行される沖縄・高江

 そして後日、昭恵夫人が経営する居酒屋「UZU」で、あらためて対談することとなった。三宅さんは「どうしても無視できないできごとがある」と、対談の前にドキュメンタリー映画『標的の村』を見ることを昭恵夫人にすすめた。

 現在、政府が機動隊を大量投入し、米軍ヘリパッド建設工事が強行されている沖縄・高江の問題を追った作品だ。

 2006年、高江にヘリパッドの話が出た時、防衛局が公民館で説明会を行った。それは話し合いでも説明でもなく「通告」だった。そして2007年に工事が始まった。「国と話しはついていない」と住民たちを中心とする座り込みが始まった。

 まさに「対話」もなく政府が建設を強行しようとしているのが高江の現状なのだ。

 週刊SPA!8月23日発売号では、その後行われた対談の内容を掲載。安倍総理に二人は何を伝えたのか? これからどう動いていくのか? 「対話」を重視する両者の今後に要注目だ。

取材・文/谷崎テトラ 撮影/白川徹

日刊SPA!

472とはずがたり:2016/09/05(月) 20:16:44
日中の共産党が応酬=「核兵器禁止」宣言文めぐり
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090500740&g=pol

 1〜3日にマレーシアで行われた「アジア政党国際会議」で、日中の共産党が共同宣言に核兵器禁止の文言を盛り込むかをめぐり、激しく応酬していたことが分かった。最終的には中国側の要求で削除、採択されたといい、共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で、「非常に不当な対応だ。1998年に日中両党間の関係を正常化して以来初めてだ」と中国側を非難した。
 会議には同党の志位和夫委員長が出席。小池氏によると、宣言の原案には「核兵器禁止条約の速やかな交渉を呼び掛ける」との文言が明記されていた。
 日本側は原案通りの採択を主張したが、中国側は「覇権主義だ。自分たちの意見を押し付けている」と非難。日本側は「これが押し付けなら議論はできない」と言い返した。この後、日本側は名指しを避けながら「一代表団の振る舞いは異常かつ横暴極まる」とした抗議文書を会議に提出したという。 (2016/09/05-19:40)

473名無しさん:2016/09/05(月) 23:22:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000064-mai-pol
<社民党>吉田党首続投で一致 両院議員総会
毎日新聞 8月31日(水)18時37分配信

 社民党は31日、党本部で両院議員総会を開き、7月の参院選で落選し辞任表明した吉田忠智党首の続投を求めることで一致した。9月1日に地方組織も含めた常任幹事会を開き、決定する。

 又市征治幹事長は記者会見で「2014年衆院選、16年参院選で(前回に比べ)得票を伸ばしている。日本維新の会の例もあり、国会の議席を持たないからといって代表をできないことはない」と述べた。総会には衆参の国会議員4人と吉田氏が出席した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000048-asahi-pol
落選した社民・吉田党首が続投 党議員らが強く慰留
朝日新聞デジタル 9月1日(木)11時34分配信

 社民党は1日、常任幹事会を開き、7月の参院選で落選して辞任の意向を表明していた吉田忠智党首の続投を決めた。党所属国会議員らが強く慰留し、吉田氏も「組織の決定に従う。引き続き全力をあげたい」と受け入れた。

 参院選比例区には吉田氏や福島瑞穂副党首が立候補したが、福島氏だけが当選した。このため、吉田氏は「党首にとどまるわけにはいかない。後任に引き継ぎたい」としていた。だが、社民の比例票は前回から30万票近く伸ばしており、「成果はあった」とする声も強まっていた。党関係者は「各議員で意中の人が違い、結局吉田氏に落ち着いた」と明かす。

朝日新聞社

474名無しさん:2016/09/10(土) 11:41:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090900821&g=pol
社民、衆院選5議席目指す=参院選総括に地方から不満

 社民党は9日、地方組織を集めた全国代表者会議を東京都内で開き、次期衆院選について「5議席以上の獲得を目指す」との闘争方針を決定した。また、吉田忠智党首が落選した7月の参院選に関し「政党色が出せなかった」と敗因分析した総括文書を了承。吉田党首の続投も報告された。 
 総括文書は、候補者擁立の目標を達成できなかった地方組織があったとして「決めたことが守られなければ敗北は自明」と厳しく指摘。吉田氏が5月に「民進党との合流も選択肢」と発言したことに触れ、「選挙に悪影響を及ぼしたかどうかは一概に判断できない」との見解を示した。
 会議は公開の場で行われた。地方側からは「負けた責任は党執行部に全くなく、戦犯は候補者を擁立しなかった県連や党員なのか」と不満の声が上がり、又市征治幹事長が「失礼千万だ」と声を荒らげる場面もあった。(2016/09/09-18:26)

475名無しさん:2016/09/10(土) 18:25:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160905/k10010670961000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_109
共産党書記局長 野党連携を継続すべきと強調
9月5日 21時01分
共産党の小池書記局長は、記者会見で、次の衆議院選挙に向けた野党連携について、「国政選挙で、できるかぎりの協力を行うとした公党間の合意は重い」と述べ、継続すべきだという考えを強調し、民進党代表選挙での議論をけん制しました。
次の衆議院選挙に向けた民進党や共産党などの野党連携をめぐって、民進党代表選挙に立候補している3人の候補者は、いずれも理念や政策の一致が前提となるという認識を示しています。
これについて、共産党の小池書記局長は記者会見で、「先の参議院選挙でも、『安全保障法制の廃止』や『格差の是正』といった政策的な一致があった。野党連携には、われわれの政策は持ち込まないと繰り返し表明しており、次の衆議院選挙でも、何の障害もない」と指摘しました。
そのうえで、小池氏は、「国政選挙で、できるかぎり協力するというのは党首間で何度も確認、合意している。公党間の約束は重く、そう簡単に『なしよ』とはならない」と述べ、連携を継続すべきだという考えを強調し、民進党内の議論をけん制しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010678511000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_011
社民党 衆院選で5議席以上の獲得目指す
9月9日 20時36分
社民党は、9日東京都内で、地方組織の幹部らを集めた会合を開き、次の衆議院選挙に向けて、民進党などとの野党4党の連携の枠組みを維持して候補者の調整を進め、5議席以上の獲得を目指すなどとした活動方針を決めました。
この中で吉田党首は「国会の議席を失った人間が党首を続けることは異例の事態だが、きたるべき衆議院選挙で党の議席を積み上げ、私自身もけん土重来を期したい」と述べ、党勢回復に全力で取り組む決意を示しました。
そして、会議では次の衆議院選挙に向けて、民進党、共産党、生活の党との野党4党の連携の枠組みを維持して候補者の調整を進め、5議席以上の獲得を目指すなどとした活動方針を決めました。
このあと吉田氏は記者会見で、「社民党が、次の衆議院選挙で、野党連携の要石の役割を果たし野党候補の一本化や、すみ分けに最大限の努力をしていきたい」と述べました。

476とはずがたり:2016/09/11(日) 01:50:50

「赤旗」ピンチで財布も赤い「日本共産党」が資産を大量売却
http://smart-flash.jp/sociopolitics/8907
社会・政治 2016.06.11

「全国32の1人区で、野党統一候補が実現しました。すべての選挙区で、自公に打ち勝つ決意です!」

 事実上、参院選の号砲が鳴った6月1日、日本共産党の志位和夫委員長は、街頭演説でこう訴えた。2月に志位氏が1人区での独自候補取り下げを表明して以降、共産党は野党共闘の主導権を握る。

2013年参院選では議席を倍増。2014年衆院選でも8から21へと議席を大幅に増やした。今夏の参院選でも躍進が確実視されている共産党だが、その裏では、重大な問題が進行していた。

ジャーナリストの高橋篤史氏が言う。

「2001年の約350億円をピークに、2014年には約224億円にまで党収入が激減しているのです。共産党は政党助成金の受け取りを拒否しており、収入の約85%を機関紙『赤旗』に依存している。部数減が党収入に直結するのです」

「赤旗」の公称部数は、日刊紙と日曜版を合わせて124 万部。とりわけ苦しいのが日刊紙だ。

「戦後、共産党は新聞収入をメインに置く政党として成功し、一時は自民党を凌ぐ財政基盤を誇りました。しかし、2011年7月、月額500円の値上げに踏み切った時点で、毎月2億円の赤字を垂れ流していました。当時の日刊紙の部数は24万部で、今では約20万部にまで減っています」(高橋氏)

「赤旗」の収入減を穴埋めするように、共産党はここ10年間で、次々に不動産を売却している。2007年に死去した宮本顕治元議長の自宅は、多摩市の閑静な住宅街にある。その敷地は、死去の翌年から、少なくとも3度にわたって切り売りされ、1億8000万円以上になった。

 共産党にとって頭痛の種が、供託金の没収だ。たとえば、衆院の選挙区で候補を立てるには、1人あたり300万円が必要。有効得票数の1割を獲得できなければ、没収される。

「1人区の候補擁立を取り下げた背景には、この供託金問題があるとみられています。党広報によれば、過去10年、6回の国政選挙における供託金の没収総額は約21億円。2005年の郵政選挙では、一度に6億7000万円を失っていますから」(高橋氏)

 郵政選挙の翌年の2006年には、旧国会議員団東京事務所を約8億8402万円で売却。直近の2015年には、代々木駅に隣接する東京都委員会ビルを13億円で売却し、豊島区北大塚に移転先ビルを建設中だ。

 それを知れば、“躍進”の下馬評も薄寒く聞こえる。共産党本部に問い合わせると、「参院1人区での候補取り下げは(党の財政事情とは無関係で)野党共闘成功のためであり、それ以外の意図はありません」。不動産売却は、赤旗の部数減とは関係なく、あくまでも「党本部ビル建設にともなう整理・統合」との回答だ。

 今後も政党助成金を受け取らないという気概が党勢拡大の源だが、収入拡大の道は見えない。
(週刊FLASH2016年6月21日号)

477とはずがたり:2016/09/11(日) 01:52:33
>>470>>473
亀レスですが落選した党首の代わりのなり手が居ないってどんだけ人材難だよってことっすね・・。

478名無しさん:2016/09/11(日) 10:53:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090500740&g=pol
日中の共産党が応酬=「核兵器禁止」宣言文めぐり

 1〜3日にマレーシアで行われた「アジア政党国際会議」で、日中の共産党が共同宣言に核兵器禁止の文言を盛り込むかをめぐり、激しく応酬していたことが分かった。最終的には中国側の要求で削除、採択されたといい、共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で、「非常に不当な対応だ。1998年に日中両党間の関係を正常化して以来初めてだ」と中国側を非難した。

 会議には同党の志位和夫委員長が出席。小池氏によると、宣言の原案には「核兵器禁止条約の速やかな交渉を呼び掛ける」との文言が明記されていた。
 日本側は原案通りの採択を主張したが、中国側は「覇権主義だ。自分たちの意見を押し付けている」と非難。日本側は「これが押し付けなら議論はできない」と言い返した。この後、日本側は名指しを避けながら「一代表団の振る舞いは異常かつ横暴極まる」とした抗議文書を会議に提出したという。 (2016/09/05-19:40)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090500627&g=pol
共闘見直しの前原氏けん制=小池共産書記局長「公党間の約束重い」

 共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で、民進党代表選に立候補した前原誠司氏が、両党の共闘を進めた岡田克也代表の路線を「リセットすべきだ」と発言したことについて、「公党間の約束は重い。そう簡単に『なしよ』という話にはならない」とけん制した。
 小池氏は、代表選の3候補が衆参の憲法審査会での改憲議論参加に前向きな考えを示したことについても、「(野党間の)合意に基づいて安倍政権の下での改憲反対という立場を貫いてほしい」と述べた。
 前原氏が9条改正を主張したことについては、「個人的な見解や政治信条をおっしゃる分には自由だ。政党として進むときは、政党間の合意を守っていくことになると思う」と語った。(2016/09/05-17:37)

479とはずがたり:2016/09/11(日) 20:05:27
しんぶん赤旗 194億円の収入で利益率3割超の秘密
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160910-00000013-pseven-soci&pos=2
NEWS ポストセブン 9月10日(土)16時0分配信

赤旗は共産党の大黒柱
 共産党の財政基盤を支える機関紙「しんぶん赤旗」はどのようにして成り立っているのか。その配達と集金、勧誘の仕組みをジャーナリストの竹中英司が解剖する。

 * * *
 日本共産党は主要政党で唯一、国から政党交付金を1円も受け取っていない。1995年の制度創設以来、共産党がもらわなかった政党交付金の総額は200億円を超えるという試算がある。

「政党交付金は国民が納めた税金を支持していない政党に回される憲法違反の強制献金制度だ」(宮本顕治・元名誉議長)

 と主張してきたからだが、“やせ我慢”には別の理由もあるようだ。

 共産党は現在も破壊活動防止法の調査対象団体に指定され、公安調査庁に活動を監視されている。古参党員はこう語る。

「政党助成法では、総務大臣に交付金を受け取った政党への調査権(説明聴取)や返還命令権などの強い権限が与えられている。交付金をもらえば活動資金を国家に依存するようになり、国家権力から党財務に介入される余地が生まれる」

 だから他の政党と違って、財政面で国に依存しない独立採算路線を採ってきた。

 そんな共産党の屋台骨を支えているのが機関紙「しんぶん赤旗」の購読料(日刊紙・月額3497円、日曜版・月額823円)だ。

 政治資金収支報告書によれば、共産党の2014年の収入は約225億円。内訳を見ると、党員からの党費約7億円、寄付約5億円に対し、機関紙の事業収入は約194億円でなんと収入の8割以上を「赤旗」が稼ぎ出し、同事業の支出と差し引きすると約62億円が粗利とみることができる。粗利益率は3割以上だ。党の人件費をはじめ、光熱費や事務所費などの経常経費・約38億円は赤旗の購読料でまかなっているとみていい。

 不思議なのはその利益率の高さである。赤旗の日曜版は約100万部の発行とはいえ、日刊紙の発行部数は約20万部とされる。これは小規模な県の地方紙のレベルの部数だが、地方紙と違って赤旗は全国に宅配網をめぐらせなければならず採算が見込めない。しかし、そこに赤旗独自の配達と勧誘の仕組みがある。党関係者が自ら配っているのだ。

「地方議員や(党から給料をもらっている)専従の党員も配達するが、現在の主力は支部長OBや会社をリタイアした一般党員たちです。一般党員には完全なボランティアと有償で配達する場合の2種類があるが、報酬をもらっても多くを党に寄付するから実質的にはボランティアです」(20年近く赤旗を配達しているベテラン党員)

 赤旗は同紙印刷のために設立されたあかつき印刷など全国6か所で印刷され、各都道府県の党支部など配達拠点に配送される。さらに「配達ポスト」と呼ばれる市町村の党議員事務所などに届けられ、配達員の手で各戸に配られる。この宅配の人件費はほとんどタダというわけである。利益率が高くなるのもわかる。

 たいへんなのは日刊紙の5倍近い部数がある日曜版だ。毎週木曜日に刷り上がって集配所に届けられ、宅配ボランティアの人員も10数万人に増員される。また、選挙が近づくとこうした赤旗配達員の党員たちが、新聞を配達する際、購読者以外の住民のポストにも共産党系団体の政策チラシなどを投函していく。こうした組織力は他党を圧倒している。

 ボランティア配達員の党員にとって一番重要な活動は集金である。現場では、購読料は振り込みや年間一括払いではなく毎月の現金払いを奨励している。

「党勢拡大のためにいきなり党員獲得といっても現実的には難しいから、まず赤旗を取ってもらう。購読者になってくれた方は共産党の政策に関心がある人です。毎月の集金時はそうした購読者と直接、話ができる貴重な機会だから、政治への不満や生活の不安などできるだけ話を聞いて、具体的に困っていることがあれば地域の党の出張所などに来てもらって改めて相談に乗る」(同前)

 配達・集金は「機関紙活動」と呼ばれ、党員の中で重視されている。ただし、近年では配達員となる党員不足や高齢化などから赤旗の遅配・欠配も増えてきたという。とくに僻地での配達は配達員にとっても負担が大きいようだ。

※SAPIO2016年10月号

480名無しさん:2016/09/14(水) 20:05:08
>>476
どこだってビルが老朽化すれば建て替える。
ビルを新設すれば財政難だとか言いがかり付ける反共には頭大丈夫かと言いたくなるよなあ。

481名無しさん:2016/09/19(月) 16:30:45
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12151-11558/
社民党 “党首のババ抜き”で落選議員・吉田忠智氏続投の前代未聞
2016年09月13日 17時00分 週刊実話
 そもそも党首が落選なんて前代未聞! 世間の話題にも上らなかった社民党の新党首選び。参院選で吉田忠智党首(60)が落選し辞意を表明したが、9月1日の党幹部会議で所属国会議員から慰留され辞意を撤回、非議員のまま党首を続けるという、何とも締まらない結末となった。
 「当初、吉田さんの辞意は固く、地元が同じ大分県で若手の吉川元・政審会長が本命でしたが『次期総選挙で小選挙区勝利のため地元廻りを優先したい』と固辞。吉川さんは『衆院議員の先輩である照屋寛徳国対委員長が相応しい』と言い、照屋さんは『又市征治幹事長がやるべき』、又市さんは『昨年、がんを患った俺を殺す気か。吉田さんでいいじゃないか』と逃げ、結局、人のいい吉田さんが断り切れなかった。要するにババ抜きのジョーカーを押しつけ合っただけ(苦笑)
(党関係者)

 社民党の党則上、国会議員の身分は党首の必須要件ではない。1日に出された党見解でも、旧社会党時代に当時の飛鳥田一雄・横浜市長が委員長を務めた事実に言及、松井一郎大阪府知事が日本維新の会代表である点にも触れている。
 「しかし、2人は自治体の首長ですが、吉田さんは今や完全に“ただの人”。次の選挙で国政復帰を目指すと言っても、何の肩書きもない“一般人”が率いる党が有権者にインパクトを与えるとは、とても思えない」(同)

 別の党関係者は、異例の「落選党首」続投の背景には福島瑞穂前党首の存在があると明かす。
 「火中の栗を拾いたがらなかった3人ですが“福島再選阻止”の一点では一致していた。参院選で選挙区転出を求める党内外からの声に頑として耳を貸さず、自分だけ比例で当選した福島さんは、吉田落選の超A級戦犯。今回も当人は党首再登板に意欲満々でしたが党内は総スカン状態で、さすがに1日の会議で吉田続投に意見を求められても『特にありません』と答えるのが精一杯だったそうですよ」(同)

 参院選敗北の結果、社民党の今年度の政党助成金は、年当初の見込額に比べ3000万円以上の大幅減に。本誌が入手した内部資料には、党財政がいかに危機的かが叫ばれ「次期総選挙まで頑張れば財政は立て直せると考えるのは危険な幻想」とまで書かれている。“ただの人”が率いる老舗政党、どこへ行く--。
それにしても、吉田忠智氏「名前を覚える前に無職になっちゃったな」の声しきりだ。

482とはずがたり:2016/09/19(月) 17:19:33
>>481
>参院選で選挙区転出を求める党内外からの声に頑として耳を貸さず、自分だけ比例で当選した福島さんは、吉田落選の超A級戦犯。今回も当人は党首再登板に意欲満々でしたが党内は総スカン状態で
でも選挙区から出ろってのは玉砕せよと云ってる様な者なので,吉田氏支援の自治労的には許せなくてもこれは出なくても仕方が無いよなぁ。。

483名無しさん:2016/09/19(月) 20:42:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00000085-asahi-pol
カープ優勝「赤いチームの勝利気持ちいい」共産・小池氏
朝日新聞デジタル 9月12日(月)21時2分配信

■小池晃・共産党書記局長

 (広島カープの優勝について)赤いチームが勝つのは気持ちがいい。それは冗談ですが、広島って言うのは原爆から被爆から立ち直る中で市民のための球団を作って、たる募金とかやってチームを盛り上げていったという特別な歴史を持っている。どのチームを応援しているかと言ったらなかなか語弊がある。いずれにしても赤い色がスタジアムを覆うのはいいもんだなと思う。(記者会見で)

朝日新聞社

484チバQ:2016/09/20(火) 19:52:34
http://www.sankei.com/politics/news/160920/plt1609200016-n1.html
2016.9.20 13:08

共産党、来年1月に3年ぶり党大会 6中総で志位和夫委員長「党員2万人増、赤旗日曜版10万増を!」と発破

 共産党は20日、第6回中央委員会総会(6中総)を党本部で開き、志位和夫委員長が来年1月15〜18日の日程で第27回党大会を招集することを提案し、了承された。静岡県熱海市の党伊豆学習会館で行う。党大会の開催は平成26年1月以来、3年ぶりとなる。

 志位氏は20日の幹部会報告で、来年の党大会の議題は大会決議と中央委員会報告、新中央委員会の選出などだと説明し、「野党と市民の共闘の前進、党の躍進・発展、内外情勢を分析し、3年間の総括をして今後の方針を決定する歴史的意義を持つ党大会となる」と述べた。

 また、志位氏は党大会までの約4カ月間を党勢拡大運動の期間とすることを表明。若い世代を中心に全体で党員を2万人増やすほか、党財政の中核を担う機関紙「しんぶん赤旗」については日刊紙の購読者2万人増、日曜版は10万5000人増を目指すと述べた。

 志位氏は26日召集の臨時国会に関し「安全保障法制、戦争法が全面的な運用段階に入ってきている。安保法制廃止の戦いをさらに進めようではないか」と述べ、引き続き安保関連法廃止を目指す考えを示した。臨時国会から本格化するとみられる憲法改正の議論についても「自民党憲法改正草案が立憲主義を破壊するものであり、どこをとっても改憲案のベースにしてはならないことを徹底的に明らかにすることが急務だ」と牽制(けんせい)した。

 民進党の蓮舫代表は衆参両院の憲法審査会で議論に応じる考えを示しているが、志位氏は「『安倍晋三政権下での憲法改悪は許さない』というのは(民進、共産、生活、社民の)4野党が共通して掲げた公約だ」と強調した。

 政府・与党が臨時国会での成立を目指す環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案については「亡国のTPPを異常な秘密主義で国民に真相を隠したまま国会で批准することは絶対に許せない」と宣言。原発再稼働反対や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設阻止も臨時国会の重要な柱として挙げた。

 志位氏は来夏の東京都議選についても言及し、現有17議席の「絶対確保」を目標に設定。「東京都の未来、都民の暮らしだけでなく国政の動きを大きく左右する。その後の国政選挙の躍進を勝ち取るためにも重要だ」として全国各地の支援を求めた。

485名無しさん:2016/09/22(木) 11:35:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000697&g=pol
「維新は政権別動隊」=共産・志位氏が批判

 「安倍政権の別動隊として、憲法改定、野党共闘攻撃の先兵となっている維新の会の役割を広く明らかにしていくことも重要だ」。共産党の志位和夫委員長は20日の第6回中央委員会総会でこう語り、日本維新の会を名指しで批判した。
 自民、公明両党が先の参院選で野党共闘を「野合」と非難したことにも触れ、「相手を追い詰めたがゆえの攻撃だ。野党共闘が安倍政権にとって深刻な脅威であることを証明するものに他ならない」と強調した。 (2016/09/20-17:34)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000641&g=pol
衆院選でも野党共闘=与党3分の2割れに自信-共産・志位氏

 共産党の志位和夫委員長は20日、党本部で開いた第6回中央委員会総会で、衆院選に向けて野党共闘を強化する方針を示した。民進党の代表交代を踏まえ、近く生活、社民両党を交えた4野党による協議を始めたいとの意向も明らかにした。
 志位氏は幹部会報告で、先の参院選に続く衆院選での共闘に関し、「現在、与党が握っている憲法改定に必要な国会の基盤(3分の2の議席)を崩すことは十分可能だ」と強調した。 
 政権選択が問われる衆院選での選挙協力に対し、民進党内では参院選よりも抵抗感が強い。同党の蓮舫代表は「綱領や政策が違うところと一緒に政権を目指すことはあり得ない」と語っていた。
 これに関し、志位氏は「新しい課題があるが、真剣な協議を尽くすならば、乗り越えていくことは可能だ」と力説。「綱領・理念・政策が同じなら、同じ政党になる」とも指摘し、共闘の障害にはならないとの認識を示した。
 憲法について志位氏は「安倍政権の下での憲法改悪は許さない。これは4野党が共通して掲げた公約だ」と語った。民進党が衆参両院の憲法審査会での改憲議論に参加するのをけん制した発言だ。(2016/09/20-16:41)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000424&g=pol
衆院選へ民進と共闘=共産委員長が呼び掛け

 共産党の志位和夫委員長は20日、党本部で開いた第6回中央委員会総会で、次期衆院選について「野党共闘をさらに発展させるため、民進党、社民党、生活の党に、真剣な協議を開始することを呼び掛ける」と表明した。10月の衆院補欠選挙に関しても「野党共闘を実現し、勝利するために力を尽くす」と強調した。
 志位氏は7月の参院選1人区で野党4党が候補者を一本化したことについて「初めての挑戦としては大きな成功を収めた」と評価。党大会を来年1月15〜18日の日程で開く方針も明らかにした。党大会の開催は2014年1月以来、3年ぶりとなる。(2016/09/20-12:44)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092100779&g=pol
共産、綱領は維持=「党大会で議題にならず」-志位氏

 共産党の志位和夫委員長は21日、第6回中央委員会総会の閉幕を受けて党本部で記者会見し、民進党から共闘の妨げと指摘されている党綱領について、改定する考えがないことを強調した。来年1月に3年ぶりの党大会が開かれるが、志位氏は「綱領改定は議題になっていない」と指摘した。
 共産党は綱領で「日米安全保障条約の廃棄」や「自衛隊の解消」などをうたっている。このため民進党は衆院選での野党共闘に関し、「綱領や政策が違うところと一緒に政権を目指すことはあり得ない」(蓮舫代表)との立場。これに関し、志位氏は「相違点を押し付けない。一致点で協力する」と語った。 
 民進党の野田佳彦幹事長は首相在任中、原発再稼働や消費税増税など共産党が反対する政策を進めたが、志位氏は「未来に向けて、野党と市民の共闘を前進させていくという基本的な立場で話し合っていけば一致点が得られる」と述べた。(2016/09/21-18:17)

486名無しさん:2016/09/22(木) 11:36:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000273&g=pol
伊藤茂氏が死去、88歳=社民副党首、運輸相を歴任

 社民党副党首や運輸相を歴任した伊藤茂(いとう・しげる)元衆院議員が11日死去した。88歳だった。山形県出身。葬儀は近親者で済ませた。

 旧社会党職員を経て76年衆院選に旧神奈川1区から出馬し、初当選。連続8回当選した。土井たか子委員長の下で政審会長を務め、93年に発足した細川連立内閣に運輸相として入閣。社会党から党名を変えた社民党で幹事長、副党首を歴任した。 (2016/09/20-17:16)

487名無しさん:2016/09/22(木) 12:05:09
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160920/k10010698291000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_039
共産 志位委員長 野党共闘の協議を呼びかけ
9月20日 14時54分
共産党の志位委員長は党の中央委員会総会で、次の衆議院選挙で野党共闘が実現すれば、多くの小選挙区で与野党の逆転が可能だなどとして、民進党などに対して連携強化に向けた協議を始めるよう呼びかける考えを示しました。
この中で志位委員長は次の衆議院選挙について、「野党共闘が実現すれば、多くの小選挙区で与野党が逆転し、情勢を大激変させ、現在、与党が握っている憲法改定に必要な国会の基盤を崩すことは十分可能だ」と指摘しました。
そのうえで、志位氏は「衆議院選挙で野党共闘をさらに発展させるために、民進党、社民党、生活の党に対して真剣な協議を開始することを呼びかける」と述べました。
一方で志位氏は、民進党の蓮舫代表が「綱領や理念などが違う党と連立は組まない」という考えを示していることについて、「野党連合政権は選挙での共闘よりも、さらに進んだ共闘となるが、国民の切実な要求と利益にかなう当面の一致点で力を合わせることに変わりない。『安保法制廃止、立憲主義回復』という、直面する国民的な大義を実行するためのものだ」と反論しました。そして、志位氏は次の衆議院選挙では、比例代表で850万票、得票率15%以上を目標に掲げ、立候補予定者の決定を急ぐ考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160920/k10010697991000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_041
社民 伊藤茂元幹事長死去
9月20日 14時28分
社民党の幹事長や運輸大臣などを務めた元衆議院議員の伊藤茂氏が今月11日、亡くなっていたことがわかりました。88歳でした。
伊藤氏は、旧社会党の職員を経て、昭和51年の衆議院選挙で旧神奈川1区に立候補して初当選して以降、8回連続して当選しました。
伊藤氏は、旧社会党や社民党の政策審議会長を長年にわたって務め、主に政策畑を中心に国会活動を行いました。平成5年には、細川連立内閣で運輸大臣として初入閣したほか、社民党の幹事長や副党首なども歴任しました。そして平成12年の衆議院選挙に立候補せず、政界を引退していました。

488名無しさん:2016/09/24(土) 13:03:03
外部リンク:www.jiji.com

民進、共産、生活、社民の野党4党は23日、次期衆院選で共闘を継続する方針を確認した。民進党は、共産党の協力を得て議席を拡大し、政権復帰の足掛かりにしたい考え。ただ、共産党も一方的な支援に甘んじることなく、小選挙区で民進党とのすみ分けを狙う。共闘は「同床異夢」の色彩が強く、調整は難航必至だ。
 23日の野党党首会談。民進党の蓮舫代表は、共産党の志位和夫委員長らに対し、岡田克也前代表が敷いた衆院選に向けた共闘路線を「踏襲する」と明言した。これまで共闘にどう向き合うかあいまいだったが、自らの方針を鮮明にした形だ。
 民進党は、295ある小選挙区のほとんどで候補を擁立するため、共産党が候補を自主的に取り下げることに期待する。まずは、10月の衆院東京10区、福岡6区両補欠選挙で、民進党候補への一本化で実績をつくり、全国に広げたい考えだ。
 一方、共産党も譲らない、衆院選への対応に関し、「本格的な相互協力を実現する」(志位氏)と、自前の候補擁立に意欲的だ。今後、2014年の前回衆院選の比例得票数などを基に、4野党それぞれの選挙区数の割り振りを提案する考え。共産党内には「約50はうちの選挙区になる」(関係者)との見方もある。
 共闘を続ける上で難しいのは、衆院選が連立の枠組みなどを含む「政権選択の選挙」だということだ。蓮舫氏は23日の会見で「綱領や基本政策が大きく違うところとは連立政権を目指すことはない」と述べ、党綱領で自衛隊廃止などを掲げる共産党との連立を明確に否定。民進党の「野党共闘」は、あくまで選挙協力までというスタンスだ。
 ただ、共産党は、野党連立による「国民連合政府」構想を堅持している。志位氏は23日の党首会談でも、「政権問題で前向きの合意をつくる」と表明。民進党の思惑とはずれがある。
 民進党が共産党のペースに引きずられれば、与党が再び「民共合作」などと批判を強めるのは間違いない。与党の攻撃をかわしながら調整を進めるのは容易ではなさそうだ。

489名無しさん:2016/09/25(日) 16:53:46
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-23/2016082301_02_0.html
2016年8月23日(火)
激変 新たな前進へ
香川 得票数3倍増の原動力
次につながる共同の発展

 先の参院選挙で全国32の全1人区において実現した野党統一候補。そのなかで注目を集めた一つが、唯一の日本共産党公認の統一候補として田辺健一氏が立候補した香川選挙区です。立場の違いを乗り越えて大きく広がったたたかいは、野党共闘を進化させ今後へとつながるものとなりました。(森近茂樹)

 「いろいろ大変なこともあったけれど、野党共闘をすすめてよかったと思う。田辺さんもよくがんばってくれました」。民進党香川県連前代表の小川淳也衆院議員(香川1区)は、選挙戦をこう振り返ります。

 「全国で共闘をすすめるためには、こちら(民進党)が譲ることも必要。それが香川だった。国民の立場にたった決断をしたんです」

 小川氏は7月2日、高松市内での応援演説で「野党共闘に勝る大義は今のこの国にはない」と熱烈に訴え、大きな共感を呼びました。

野党と市民一丸

 田辺氏は議席は得られませんでしたが、10万4239票を獲得。2013年参院選での同氏の得票(3万4602票)から3倍増へと前進させることができたのです。

 得票数3倍増の原動力となったのは、野党と市民の共同の豊かな発展です。

 選挙事務所には、他党の支援者、市民が応援に駆け付けました。小川氏の後援会員は連日、電話での対話・支持拡大をすすめました。

 街頭や個人演説会の応援演説には、民進党や社民党の県議、新社会党、みどり・香川の代表らが何度も立ちました。ママの会や市民連合など市民団体の有志も連日のように支援にかけつけました。まさに野党と市民が一丸となった選挙戦を展開したのです。

 初めて応援のマイクを握った女性は「最初は緊張したけれど、戦場に子どもを送りたくない思いを訴えた」と話します。堀尾さんたち「ママの会@香川」では、戦争法や改憲について学ぼうと、9月に憲法カフェを予定するなど行動を続けています。「広がった共同をこれからも生かしていくことが大切だと思います」

経験・成果生かし

 日本共産党の松原昭夫県委員長と田辺氏は選挙後、支援してくれた政党や労組を訪問しましたが、どこでも大きな歓迎を受けたといいます。松原委員長は、次を見据えて決意を語ります。

 「国民の大義に立った野党共闘の力が実感できた。同時に“勝ちに行く”選挙の厳しさも痛感した。香川では9月に各政党代表が参加する集会を予定しているが、共闘の経験と成果を生かして、安倍暴走政治を阻止するたたかいをすすめていきます」

反共攻撃 共同で反撃

“革新県政時代も「赤旗が立つ」と攻撃されたが建ったのは保育園”

 参院選香川選挙区の野党共闘は、「今後につながるたたかいだった」と共同した政党や団体の関係者は口をそろえます。

490名無しさん:2016/09/25(日) 16:53:56
>>489

野党共闘は機能

 「これからも民主主義を守る運動など、力を合わせるべき課題はある」というのは自治労香川県本部の森信夫委員長です。「選挙前から戦争法反対の行動などで共同をすすめてきた。その積み重ねがあったからこそ参院選でも共闘がスムーズにできたのだと思う。安倍政権が改憲を狙っているなか、共同をさらに発展させる必要がある」

 香川選挙区を取材した大手メディアの記者は、参院選の野党共闘が衆院選にどうつながるか注目しているといいます。「正直、共産党が小さい香川では野党共闘は形だけで、得票も10万票は出ないだろうと予測していた。ところが共闘は機能していた。甘く見ていた自民党の衆院議員はあせったのか、参院選後に選挙中以上に真剣な表情で街頭演説していた」

 香川の野党共闘は、反共攻撃とのたたかいでも貴重な成果をあげました。自民党候補陣営は、支援の国会議員が「共産党はこわい」などと反共デマ、野党共闘攻撃を執拗(しつよう)に仕掛けてきました。

 これに日本共産党だけでなく、他党議員も反撃。社民党県連代表の高田良徳県議は「革新県政時代も『県庁に赤旗が立つ』と攻撃されたが、実際に建ったのは保育園や福祉施設だ。卑劣なデマ攻撃には負けない」と切り返しました。高田氏は「ワンパターンのデマ攻撃だが、事実をもってしっかり反論することが大事だ」と語ります。

確認書使い説得

 日本共産党の松原昭夫県委員長と民進党県連代表だった小川淳也衆院議員が結んだ「基本的事項の確認書」も重要でした。ある民進党関係者は「共産党からすれば当たり前の内容かもしれないが、まだ誤解や偏見を持っている人もいる。あの確認書を持って説得に回った」と言います。この確認書はメディアでも注目を集め「国家の根幹に関わるところまで言及したのは香川だけ」(『サンデー毎日』7月24日号)などと紹介されました。

 激戦を物語る日焼けした顔で田辺氏は語ります。「他党や市民団体の人たちと、政策だけでなく人間的にもきずなが深まり、希望のわくたたかいだった。引き続き共同を強めて安倍政権の暴走を止めたい」

基本的事項の確認書

 参院選香川選挙区での野党共闘をすすめるために6月3日、日本共産党香川県委員会の松原昭夫委員長と民進党県連代表(当時)の小川淳也衆院議員が結んだ確認書。「有権者の正しい理解を求めるため」に日本共産党綱領の趣旨に従い、▽資本主義の枠内での民主的改革▽日米安保条約廃棄や自衛隊の解消という共産党の政策は野党共闘に持ち込まない▽天皇制を含めた現行憲法の全条項を守る▽一党独裁の否定―などを確認しています。

491名無しさん:2016/09/26(月) 23:54:33
http://www.huffingtonpost.jp/karin-amamiya/ayako-sono_b_9744948.html
雨宮処凛
作家・活動家
有害で、役に立たない精神論?またあの人が変なことを書いている?
投稿日: 2016年04月21日 13時42分 JST 更新: 2016年04月21日 13時42分 JST

熊本が大変なことになっている。本震だと思っていたのに、よりにもよってそれが「前震」で、今も絶え間なく余震が続き、被害は拡大し続けている。

それなのに、川内原発は動き続けている。

これが狂気の沙汰ではなくてなんなのだろう。私は今、この国に何度目かの深い絶望を抱いている。

さて、そんな大地震に言葉を失いながらある雑誌をめくっていたところ、言葉を失うどころか「開いた口が塞がらない」としか言いようのない文章に出会ってしまった。

それは「新潮45」5月号に掲載された曽野綾子氏の連載「人間関係愚痴話」第60回「動物の原則」。

またこの人か・・・。というのが正直なところだが、原稿は「保育園落ちた日本死ね!」問題から始まる。

曽野氏はまず、あのブログを「薄汚い文章」と指摘し、「今さらながら、日本人の表現力の低下と、日本人が自分を生かしてもらっている国や社会に対して正当な評価をできない認識の甘さを露呈している」と続ける。そうして中東の難民に触れ、「日本からは、着の身着のまま家も家財道具も捨てて、何の保証もない外国に逃げて行こうとする難民はいない」のだからと続け、お決まりの「昔は」から始まる文章となる。ちなみに曽野氏は80代。

昔は、「子供は、必ずしも幼稚園にも行かなかった」。入れる入れないは「あくまで個人の好みであって、それは娘に茶道を習わせるか習わせないか、という程度の自由な選択の元にあった」。

えーっと、どこから突っ込まさせて頂けばいいのでしょうか? しかも曽野氏は、現代の日本で妻も働かなければならない最大の理由は家のローンと指摘。え、そうなの? 初めて聞いたんだけど。別にローンなくても家賃払わなきゃでしょ? しかし曽野氏は「あいつらは家のローンのために妻が働き保育園が足りないと騒いでおる」と勝手に立腹。以下のように続く。

「しかし私からみると、現代の夫婦はずいぶん贅沢になっている。

まずローンという名の借金をしてマンションを買うなどということは、昔の人には許されないことだった」

と、「ローン=贅沢」みたいなことを書くのだが、その後、昔の夫婦生活を描いていくと、「やがて子供が一間をほしがるようになると、仕方がない、そろそろうちでもローンを組んでマンションを買うか、ということになったものだった」と、先ほどの「ローンは昔の人には許されなかった」説を自身で鮮やかに覆すという技を披露。

で、唐突に「しかし今の若者たちの青春は、私から見ると明らかに贅沢だ。スキーだ、ライブだ、旅行だとお金を使う。貯金などせずにお金があれば海外旅行にも行く」。

私はこの一文を読んで、脳を脱臼しそうになった。この人の「若者像」は、「ディスコでフィーバー」的な30年前の1980年代あたりで止まっていらっしゃる・・・。誰か、教えてあげて! 今の私大生への仕送り額が、1日あたりの生活費にすると850円で過去最低だってことを。2人に1人の大学生が奨学金という名の借金を背負わされていることを。6人に1人の子どもが貧困だということを。非正規雇用の平均年収が168万円だってことを。

しかし、そんなことを言ってもこの人は「仕送り貰うなんて贅沢」「奨学金を借りるなんてモラルがない」「子どもの貧困は親がだらしないだけ」「年収が低いのは努力が足りない」などと言うのだろう。

そうして原稿は、唐突に「猿は子供が生まれると四六時中赤ん坊を抱いている」などの話になり、こう続く。

「だから私は女性たちの敵といわれようと、子供を持った後の若い母は、最低六年間、できれば十二年間くらいは家庭にいて、いつも子供とべたべたとくっついて暮らし、その後で働きに出ることを勧めたいのである」

自分のことを「女性たちの敵と言われようと」って、結構この人、客観的な視点はあるんだな・・・。この辺りまでくると、いろいろ通り越してそんな境地に達してくる。

さて、その後は、曽野氏自身の話になっていく。

「私の場合、子供が小さい時に、プロの作家になった上、幼児を抱えた数年間に最も多量に書く運命に直面した。この過酷な試練に耐えて書き続けられた者だけが、一人前の作家になる、と思われていた面がある」

こういう文章を読むと、ほほう、この人も仕事と子育ての両立でいろいろ大変だったのだな、とほんの少しだけシンパシーを感じたりもする。が、次の一文がこれ。

「現実を振り返れば、私は私の実母と同居していたから、母が始終子守を手伝ってくれた」

492名無しさん:2016/09/26(月) 23:54:45
>>491

さっきのシンパシーを返せ! 思わず叫びそうになっていた。

それにしても、ここまでズレた感覚の人が堂々と文章を書き、発表しているとはすごいことである。曽野氏はこの原稿で、以下のようなことも書いている。

「現代の人は、若い時代にも貧乏をしなくなった、のか、許せなくなったのだ。貧乏は、大した屈辱ではない。ことに若いうちの貧乏は、むしろノーマルな状態である」

この高度経済成長時代で止まったままの価値観が、数々の若者支援を遅らせ、大量のワーキングプアを生み出した。今や90年代に若者だった私の世代は40代に突入し、ずーっと貧困に喘いでいる同世代は少なくない。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」。上の世代は私たちが若い頃はそう嘯き、若くなくなると「努力が足りなかったんだ」と責め立てる。しかし、企業の利益のために非正規雇用を増やし、雇用の調整弁として労働を不安定にしてきたのは誰なのか。どの世代なのか。そして意味のない精神論で追いつめ、時代遅れの妄言を振りまくだけで「強者に都合のいいシステム」をより強化させてきたのは誰なのか。

ネットカフェで寝泊まりする「苦労」をし、ブラック企業で寝る間もないほどこき使われる「苦労」をし、また家を追い出されて無一文で街を彷徨う「苦労」をした若者たちは、身体も心も破壊され、「頑張る」気力など残されていない。

曽野氏は昨年にも、産経新聞での記事が「問題」となっている。

高齢者介護のための労働移民受け入れに触れつつ、それでも外国人と居住だけは別にした方がいいという内容のコラムだった。

これには南アフリカ大使館が「アパルトヘイトを許容し、美化した。行き過ぎた、恥ずべき提案」と産経新聞に抗議。人種差別が問題となったのだが、私にはもうひとつ、気になった点がある。日本に来て高齢者の介護をする外国人労働者を、なぜか「娘さん」と、最初から「女性」を前提にしていたところだ。
 
なぜ、彼女は介護労働者を女性に限定するのか。それは介護などが「女の仕事」とされ、ゆえに低賃金に抑えられてきたというこの国の歴史とも符合する。日本社会に深く深く根付く、差別の構造。更に曽野氏は高齢者の面倒を見るために、衛生上の専門的な知識など必要ない、とも主張。日々、様々な感染症を気にしながら働く介護労働者の中には、これを読んで怒りに震えたという人もいた。

無知は、罪だ。曽野氏の原稿を読んで、私は思う。無知は時に人を侮辱し、傷つける。そして自分の中の脳内イメージで何かを決めつけることも罪であり、有害だ。

これらの原稿を読んで、私は絶対に、よく知らないことを頭の中の「イメージ」で勝手に決めつけたり、知らないままに発信したりしないでおこう、と強く自分を戒めた。

そんな曽野氏の連載の最後のページには、彼女の新刊の広告があった。

『人間の愚かさについて』というタイトルだった。

(2016年4月20日「雨宮処凛がゆく!」より転載)

493名無しさん:2016/10/01(土) 20:11:51
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092900501&g=pol
社民、補正予算案に反対

 社民党の吉田忠智党首は29日の記者会見で、国会で審議中の2016年度第2次補正予算案について、「旧来型の公共事業の大盤振る舞いで、財源の大半が国債である点も問題だ。熊本、大分の地震対策など必要なものも一部含まれるが、トータルで見ると多くの問題がある」と述べ、反対する方針を明らかにした。(2016/09/29-14:14)

494名無しさん:2016/10/02(日) 11:29:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00000070-san-pol
共産、共闘頼みの“お家事情” 党員減少、深刻な党勢衰退
産経新聞 9月21日(水)7時55分配信

 共産党の志位和夫委員長が20日の第6回中央委員会総会で、次期衆院選でも野党共闘の継続を呼びかけた背景には、党員減少に伴う党勢衰退がある。党員の高齢化で運動員の確保が困難となり、以前のように選挙戦で公認候補を独自に支援するのが難しいという“お家事情”は深刻だ。志位氏は来年1月までに2万人の新規党員確保など具体的な目標を掲げ、危機感をあおった。

 「わが党は国政選挙で連続的に躍進前進を勝ち取ったが、(党勢は)後退傾向を脱することができず、そのギャップは選挙のたびに広がっている」

 志位氏は総会の幹部会報告でこう強調した。平成25年と今年7月の参院選時の党勢を比較し、党員数で5・2%、党財政を支える機関紙「しんぶん赤旗」の日刊紙読者が7・4%も減少するなど、あえて厳しい現状にも言及した。

 志位氏はそのうえで、来年1月15日の党大会までに、若い世代を中心に党員数を2万人増やす「党勢拡大大運動」に取り組む方針を表明。「『世代的継承』を特に重視したい」とも述べ、若い党員の確保に全力をあげる考えを示した。

 共産党は7月の参院選比例代表で、25年の前回から約1割増となる約602万票を獲得し、改選3議席を6議席に倍増させた。しかし、反比例するように党員数の減少には歯止めがかからない。党員で最も多いのが「団塊の世代」という構造的問題があり、この世代の集団的なリタイアが、党勢衰退を招いているという。

 志位氏が次期衆院選で野党共闘にこだわるのも、こうした党内事情が影響している。参院選で32の改選1人区中、共産党候補の擁立が香川の1選挙区にとどまったのも「今の党勢に合った選挙戦を展開したため」(共産党関係者)という。

 志位氏は「参院選では確かな共闘効果が発揮され、自民党が重点区とした1人区のほとんどで野党が勝利した」とも強調した。ただ、野党共闘の修正論が目立つ民進党に秋波を送るのも、共闘に頼らざるを得ないのが本音だからのようだ。(水内茂幸)

495名無しさん:2016/10/03(月) 10:19:11
なぜ赤旗では「巨人軍」「夫人」という言葉がタブーなのか
2016.10.01 16:00

共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」は、日刊紙約20万部、日曜版100万部の発行部数を誇り、
売り上げは約194億円もある。

赤旗の特殊性が顕著に表れるのが「用語」だ。一般紙で当たり前に使われている言葉が
使われていなかったり、見慣れない表現が使われていたりする。

先月、終戦記念日の前後に一般紙の紙面に頻繁に登場した「慰霊碑」という言葉は赤旗では使わない。
広島の平和記念公園にある「原爆死没者慰霊碑」(正式名称・広島平和都市記念碑)は「原爆碑」
「原爆記念碑」と書く。

しんぶん赤旗校閲部の河邑哲也氏が上梓した『「赤旗」は、言葉をどう練り上げているか』によれば、
《そもそも「霊魂」が浮遊するというのは神道特有の概念》だからということらしい。宗教に対して
否定的であり、国家神道への警戒心もある共産党の機関紙らしい理由だ。同様に「慰霊」も「追悼」
などに言い換えられる。

先の大戦への苦い記憶はどの新聞よりも強く持っているようだ。スポーツ記事でも戦争用語は御法度だ。

たとえば「軍」は使わない。「巨人軍」は「巨人」または「ジャイアンツ」と表現される。
ただし、他紙でも「巨人軍」は使用頻度が低い。「赤ヘル軍団」もNG。「弾丸ライナー」も
「するどいライナー」などに言い換える。サッカーなどでは「敵陣」と書かず「相手陣地内」と書く。

赤旗を手にとって真っ先に目に付くのが「です・ます」調の文体だ。初めて「です・ます」調に
したのは1962年5月1日付の「主張」から。1965年の元日付からスポーツ面を除いて原則「です・ます」
に移行した。《「アカハタの文章は堅い」という読者の声をうけて》(前掲書より)採用したという。

外部リンク[html]:www.news-postseven.com

皇室に対する姿勢も言葉によく表れている。一般紙で「天皇陛下」と表現するところは「天皇」とし、
敬語も原則使わない。先月、話題となった天皇陛下のお気持ち表明も、《天皇は8日、「象徴としての
お務めについて」とする発言を、ビデオメッセージの形で発表しました》(8月9日付)といった文章
になる。

一般の刑事事件報道では加害者でも匿名となる。「建設業の男性」「21歳女性」といった表現が
用いられる。被害者、加害者のプライバシー、人権に配慮しているのだ。

(中略)

《子どもは、戦前のように、おとなの「お供」でも、神仏の「お供え」でもない、人権をもった人間だ》
(同前)という考えによる。

また、「夫人」は使わず「妻」を使う。夫婦はそれぞれ別個の人格だからだ。

※SAPIO2016年10月号

外部リンク[html]:www.news-postseven.com

一風変わった共産党の「言語世界」を検証
画像リンク[jpg]:parts.news-postseven.com

496名無しさん:2016/10/03(月) 11:20:17
潟知事選は自主投票 民進党は“野党共闘”やる気あるのか
日刊ゲンダイ:2016年9月29日
外部リンク:www.nikkan-gendai.com

 新潟県知事選が29日告示(10月16日投開票)された。
自公は前長岡市長の森民夫氏(67)を推薦し、共産、社民、生活の野党3党は医師で弁護士の米山隆一氏(49)を推薦。
民進党は結局、自主投票で、野党共闘に乗らなかった。

「米山さんはもともと民進党員で、衆院新潟5区の公認予定者ですから、今回の出馬に際しては民進党の推薦を希望していました。
しかし、地元県連が自主投票で動かないので、告示日前日の昨日、上京して蓮舫代表に直訴しようとしたのですが、民進党はその直前に慌てて、米山さんの公認内定を取り消したのです。
蓮舫執行部は完全に米山さんを切ったということで、『そこまでやるか』ですよ」(民進党関係者)

 新潟県知事選の候補者擁立をめぐっては、蓮舫代表は「県連の判断」などと言って終始逃げ腰だった。

 これで怪しくなってきたのが、解散総選挙での野党共闘だ。
295の小選挙区で、可能な限り野党候補を一本化しなければ勝ち目はない。

 蓮舫代表と野田幹事長は、表向きには「野党共闘を続ける」と言っているが、もともと野田幹事長は共産ギライの上、旧民主党代表時に小沢グループを追い出した張本人でもある。

 生活の小沢代表も民進党の今後の対応に疑心暗鬼で、26日の会見で「曖昧には野党共闘はやれない」と発言、独自で戦うことも検討せざるを得ないと考えている様子。
共産党はこれまで水面下で「200選挙区の候補を降ろしてもいい」と言っていたが、公党間の信頼がなくなれば、どうなるかわからない。

497チバQ:2016/10/04(火) 11:44:05
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161004-00513085-shincho-pol

「しんぶん赤旗」部数激減…休刊の可能性も

デイリー新潮 10月4日(火)5時57分配信

「しんぶん赤旗」部数激減…休刊の可能性も


台所まで赤く染まってしまった


 豊洲新市場に地下空間を“発見した”として、注目を集めた日本共産党。しかし、自らの足元にも大きな空洞ができつつあるようで。

 野党担当記者の話。

「党の主な収入源である機関紙『しんぶん赤旗』の発行部数が、7月と8月の2カ月で大幅に下落したのです。まず、日刊版は平均20万部の発行部数から約3万5000部減、そして、100万部発行といわれる日曜版は7000部減少しました」

 もっとも国政選挙後は毎回、選挙期間中の勧誘で購読した人がやめるため部数は下がるが、多くても1万部程度という。

「志位委員長は党の常任幹部会で、『来年以降の日刊版の休刊も視野に入れた検討に入ってほしい』と呼びかけています。日刊版は発行する度に毎月7000万円の赤字を計上していますから、休刊の可能性は低くない」(同)

 一方で8月28日付の赤旗には、勧誘を呼びかける記事も掲載された。

 元共産党政策委員長の筆坂秀世氏によると、

「赤旗は20年以上前から漸減を続けており、『日曜版だけにしよう』という議論はその頃からありました。しかし、これだけの部数減は聞いたことがない。この数は、一般読者ではなく、共産党員が離れたのでしょう」

 とした上で、その理由については、

「参院選での野党共闘に対する党員の不満が大きい。いくら成功したとはいえ、結局は民進党の議員を増やすことにしかなっていないわけですから。選挙前には多額のカンパを求められ、金銭的に逼迫(ひっぱく)している党員たちが愛想を尽かし始めたということでしょうね。今後は部数だけでなく、党員の数も大幅に減るでしょう」

 豊洲よりも先に“盛り土”の必要がありそうだ。

「週刊新潮」2016年10月6日号 掲載

498名無しさん:2016/10/04(火) 22:59:37
豊洲新市場に地下空間を“発見した”として、注目を集めた日本共産党。
しかし、自らの足元にも大きな空洞ができつつあるようで。

野党担当記者の話。

「党の主な収入源である機関紙『しんぶん赤旗』の発行部数が、7月と8月の2カ月で大幅に下落したのです。
まず、日刊版は平均20万部の発行部数から約3万5000部減、そして、100万部発行といわれる日曜版は7000部減少しました」

もっとも国政選挙後は毎回、選挙期間中の勧誘で購読した人がやめるため部数は下がるが、多くても1万部程度という。

「志位委員長は党の常任幹部会で、『来年以降の日刊版の休刊も視野に入れた検討に入ってほしい』と呼びかけています。
日刊版は発行する度に毎月7000万円の赤字を計上していますから、休刊の可能性は低くない」(同)

一方で8月28日付の赤旗には、勧誘を呼びかける記事も掲載された。

元共産党政策委員長の筆坂秀世氏によると、「赤旗は20年以上前から漸減を続けており、『日曜版だけにしよう』という議論はその頃からありました。
しかし、これだけの部数減は聞いたことがない。この数は、一般読者ではなく、共産党員が離れたのでしょう」

とした上で、その理由については、

「参院選での野党共闘に対する党員の不満が大きい。いくら成功したとはいえ、結局は民進党の議員を増やすことにしかなっていないわけですから。
選挙前には多額のカンパを求められ、金銭的に逼迫(ひっぱく)している党員たちが愛想を尽かし始めたということでしょうね。
今後は部数だけでなく、党員の数も大幅に減るでしょう」

豊洲よりも先に“盛り土”の必要がありそうだ。
外部リンク:www.dailyshincho.jp

499名無しさん:2016/10/04(火) 23:05:12
貼る記事間違えたスマン


★赤旗が購読料値上げ、共産党が政党助成金をもらう可能性
2016.10.02 16:00

「しんぶん赤旗」は、日本共産党の機関紙であり、「資金力」の源泉でもある。
2005年の離党まで共産党No.4として辣腕をふるった筆坂秀世氏(元参議院議員)と、
ジャーナリストとして赤旗と関わり、先般の都知事選では共産党と対峙した上杉隆氏が、
共産党の資金源が揺らぎつつある現在の変化について語った。

筆坂:赤旗は共産党の主力事業です。共産党の収入の実に8割は赤旗の売り上げだから、
部数が減ると党の財政がもたない。日曜版はかろうじて100万部出て、党の財政を支えていますが、
日刊紙は党員の数を下回るようになってきた。

上杉:1軒で10部取ることは今もあるんですか?

筆坂:さすがにやってないだろうね。そもそも、どうやって部数を増やすかというと、
僕は東京1区の候補者時代、新宿区や千代田区の地区委員会から「赤旗拡大に入ってください」と頼まれた。

こっちは候補者だから断れず、区議と一緒に「次の参院選挙まで3か月だけでも取ってください」と
各世帯に頭を下げた。これが嫌でねぇ。知らない家を訪ねて行って金出せって言うんだから。
キャンペーンの度に全国の地方議員が頭を下げてようやく部数が維持できるけど、
結局3か月で元に戻ってしまう。

上杉:創価学会の機関紙、聖教新聞でも、その手の話を訊いたことがあります。

筆坂:そうそう。地域で商売している自営業者を相手に新聞をとってもらうわけだから、
ターゲットは重なる。お付き合いで聖教新聞と赤旗を両方取る家もあった。

昔は赤旗紙上でどの地方議員が何部拡大したかのランキングを発表し、赤旗を何部増やすかを
競わせていたけど、もうやってないみたいだね。

外部リンク[html]:www.news-postseven.com

上杉:赤旗は購読料を値上げしましたが、これ以上の値上げは無理ですね。

筆坂:だろうね。

上杉:となると、切羽詰まった共産党はついに政党助成金をもらうかも。

筆坂:そういう時期が来るかもしれません。少なくとも日刊紙は出せば出すほど赤字だろうから、
いずれ廃止して日曜版だけになる可能性が高いでしょう。

(以下リンク先で読んでください)

外部リンク[html]:www.news-postseven.com

500名無しさん:2016/10/05(水) 22:35:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000548-san-pol
共産党・小池晃書記局長「民進が将来の憲法改正掲げても、選挙協力に支障なし」
産経新聞 10月3日(月)18時8分配信

 共産党の小池晃書記局長は3日の記者会見で、民進党が将来、憲法改正を目指すとしても、当面の国政選挙での協力などに問題はないとの認識を示した。「われわれが合意しているのは、安倍晋三政権のもとでの憲法改正反対であり、(民進党の方針と)矛盾しない」と述べた。

 民進党の野田佳彦幹事長は先月27日の衆院本会議で「子供たちの未来のために現行憲法自体が障害となるようなことがあるならば、改正に取り組む」と明言している。しかし、小池氏は「野田氏も安倍政権のもとで、それをやっているわけではない」と指摘した。

 共産党が提案する「国民連合政府」構想は「立憲主義の回復」と安全保障法制の廃止のみを目的としていたが、今は目的が安倍政権下での憲法改正反対にも拡大したと述べた。

 小池氏は「そこさえ一致していれば十分選挙も一緒に戦えるし、当面の国民連合政府の運営にも何の支障もない」とも言及した。

501名無しさん:2016/10/08(土) 17:53:21
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161007/k10010722211000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008
共産 志位委員長 野党連携「速やかに協議進めたい」
10月7日 22時11分
共産党の志位委員長は新潟市で記者団に対し、次の衆議院選挙に向けた民進党などとの連携について、「いつ衆議院が解散されても、野党が返り討ちにするだけの体制を作るため、速やかに協議を進めたい」と述べ、協議を急ぐ考えを強調しました。
この中で、志位委員長は次の衆議院選挙に向けた民進党などとの連携について、「来週告示される2つの衆議院の補欠選挙は、筋の通ったかたちで野党統一候補になり、1つ1つの選挙に勝っていくことが大事だ。共闘を発展させるために力を尽くしたい」と述べました。

そのうえで、志位氏は「いつ衆議院の解散、総選挙になっても、野党が迎え撃って、返り討ちにするだけの体制を作るため、速やかに協議を進めたい。共通政策など課題はあるが、各党が真摯(しんし)に話し合いを尽くせば、前向きな一致が得られると信じている」と述べ、野党連携の実現に向けて協議を急ぐ考えを強調しました。

また、志位氏は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会審議について、「輸入米の価格偽装の問題が出てきて、『TPPはコメに影響しない』という政府の言い分が根底から崩れた。真相を究明して初めて、まともな審議ができる」と述べ、輸入米の価格をめぐる問題の真相が解明されないかぎり、応じられないという考えを示しました。

502名無しさん:2016/10/09(日) 22:28:38
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161003-00000001-pseven-soci
自民党関係者が政敵蹴落とすため赤旗に情報流すこともある
NEWS ポストセブン 10月3日(月)7時0分配信

 2009年6月に野中広務氏、2013年1月に加藤紘一氏、2013年6月に古賀誠氏と、自民党重鎮が日本共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」に次々と登場し話題を集めた。2005年の離党まで共産党No.4として辣腕をふるった筆坂秀世氏(元参議院議員)と、ジャーナリストとして赤旗と関わり、先般の都知事選では共産党と対峙した上杉隆氏が、なぜ彼らが赤旗に登場したのかについて語った。

上杉:敵対関係に見える自民党と共産党は、実はつながりが深い。自民党にとって赤旗は党内派閥や大手メディアと違い、「永遠の敵」で利権が重なりません。自民党関係者が、党内の政敵を蹴落とすため、赤旗に情報を流すこともある。

 自共で言えば、近年は野中広務氏ら自民党重鎮が次々と赤旗に登場しました。政治の本質は権力闘争であり、政権を取ることが最大の目的ですが、共産党は現状では絶対に政権を取れないので、真の脅威ではない。だから彼らが赤旗に出て、ガス抜き的に政権批判をしても全然問題にならないんです。

筆坂:自民党の重鎮が登場すると赤旗は妙にはしゃぎますね。でも、もし僕が自民党機関紙に登場したら、赤旗は「裏切り者!」って激しく批判するだろうね(笑)。

上杉:情報網で言えば、組合関係からの内部告発的な情報提供もあるんですか?

筆坂:昔は大企業に勤める党員から情報が流れることもあったけど、今は企業に党員が少なくなったから情報収集能力は落ちています。

上杉:ただし官公庁には、情報網が未だに残っています。都庁なんか共産党の牙城ですから、赤旗でも都知事選を大きく扱っていました。

筆坂:組合の他に赤旗には通信員という制度があり、地方の党員が定期的に記事を送ります。少なくなったとはいえ、30万人を超える共産党員が全国津々浦々に組織を張り巡らせる。これが赤旗の強みでしょうね。

上杉:かつて田中角栄の金脈問題を最初に追及したのも、長岡市議会の古参の共産党議員でした。僕は何度もこの地方議員を取材したけど、彼は市の財産を角栄さんと越後交通が私物化することに腹を立て、ひとりでコツコツ調べたんです。

503名無しさん:2016/10/09(日) 22:28:53
>>502

 余談ですが、後にこの議員の自宅が火事で全焼したとき、角栄さんが駆けつけて100万円をポンと出した。議員が何度拒んでも、「困ったときはお互い様だ。同じ新潟県民じゃないか」と譲らない。それでも断る議員に対し、「借りたと思え。いつか返しにくればよい」と半ば強引に金を手渡した。天敵をも呑み込む角栄さんは、さすがですよね。

●うえすぎ・たかし/1968年東京都出身。鳩山邦夫氏の衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者を経て、2002年よりフリージャーナリストとして活動。政界、メディア問題、原発問題など、多岐に亘るテーマで執筆。2016年、東京都知事選出馬(4位)。

●ふでさか・ひでよ/1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行へ就職。18歳で日本共産党入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家へ。国会議員秘書を経て参院議員。共産党ナンバー4の政策委員長となるも不祥事を契機に議員辞職。2005年7月離党。主な著書に『日本共産党』。

※SAPIO2016年10月号

504名無しさん:2016/10/09(日) 22:29:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161002-00000014-pseven-soci
赤旗が購読料値上げ、共産党が政党助成金をもらう可能性
NEWS ポストセブン 10月2日(日)16時0分配信

「しんぶん赤旗」は、日本共産党の機関紙であり、「資金力」の源泉でもある。2005年の離党まで共産党No.4として辣腕をふるった筆坂秀世氏(元参議院議員)と、ジャーナリストとして赤旗と関わり、先般の都知事選では共産党と対峙した上杉隆氏が、共産党の資金源が揺らぎつつある現在の変化について語った。

筆坂:赤旗は共産党の主力事業です。共産党の収入の実に8割は赤旗の売り上げだから、部数が減ると党の財政がもたない。日曜版はかろうじて100万部出て、党の財政を支えていますが、日刊紙は党員の数を下回るようになってきた。

上杉:1軒で10部取ることは今もあるんですか?

筆坂:さすがにやってないだろうね。そもそも、どうやって部数を増やすかというと、僕は東京1区の候補者時代、新宿区や千代田区の地区委員会から「赤旗拡大に入ってください」と頼まれた。

 こっちは候補者だから断れず、区議と一緒に「次の参院選挙まで3か月だけでも取ってください」と各世帯に頭を下げた。これが嫌でねぇ。知らない家を訪ねて行って金出せって言うんだから。キャンペーンの度に全国の地方議員が頭を下げてようやく部数が維持できるけど、結局3か月で元に戻ってしまう。

上杉:創価学会の機関紙、聖教新聞でも、その手の話を訊いたことがあります。

筆坂:そうそう。地域で商売している自営業者を相手に新聞をとってもらうわけだから、ターゲットは重なる。お付き合いで聖教新聞と赤旗を両方取る家もあった。

 昔は赤旗紙上でどの地方議員が何部拡大したかのランキングを発表し、赤旗を何部増やすかを競わせていたけど、もうやってないみたいだね。

上杉:赤旗は購読料を値上げしましたが、これ以上の値上げは無理ですね。

筆坂:だろうね。

上杉:となると、切羽詰まった共産党はついに政党助成金をもらうかも。

筆坂:そういう時期が来るかもしれません。少なくとも日刊紙は出せば出すほど赤字だろうから、いずれ廃止して日曜版だけになる可能性が高いでしょう。

505名無しさん:2016/10/09(日) 22:30:08
>>504

上杉:財政面だけではなく、機関紙である赤旗には当然、党の広報・宣伝機関という面もありますね。

筆坂:そうです。党大会前には大会決議案が赤旗紙面を通じて全党員に示される。昔は細かい字でビッシリと10頁ほど書かれていて、読むのが実に大変でした。

上杉:まさに「ザ・機関紙」。でも最近はそんな見かけませんよ。(赤旗を開いて)本当、普通にいい新聞じゃない。購読しようかな(笑)。

筆坂:ただ、党員たちにとって赤旗はまだまだ特別。赤旗は読者への情報発信とは異なる裏の顔を持つ。

 たとえば、この夏の参院選の結果について、赤旗(7月12日)に中央委員会常任幹部会の論評が掲載されました。地区委員は「どこがポイントか」を考えながら読んでボールペンで記事に赤線を引き、理解した内容を一般党員に伝える。この作業を通して、党の公式見解を浸透させるんです。だから、党員たちに聞くと、「このあいだの参院選は大成功を収めた」といった答えが一様に返ってくる。

●うえすぎ・たかし/1968年東京都出身。鳩山邦夫氏の衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者を経て、2002年よりフリージャーナリストとして活動。政界、メディア問題、原発問題など、多岐に亘るテーマで執筆。2016年、東京都知事選出馬(4位)。

●ふでさか・ひでよ/1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行へ就職。18歳で日本共産党入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家へ。国会議員秘書を経て参院議員。共産党ナンバー4の政策委員長となるも不祥事を契機に議員辞職。2005年7月離党。主な著書に『日本共産党』。

※SAPIO2016年10月号

506名無しさん:2016/10/14(金) 22:42:24
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101100724&g=pol
2島返還で平和条約は駄目=共産・小池氏

 共産党の小池晃書記局長は11日の記者会見で、ロシアとの北方領土交渉について、「歯舞群島、色丹島の先行返還はあり得ると思うが、平和条約は決して結んではならない」と強調した。「国境線を画定することになり、それ以上の領土交渉の道が閉ざされてしまう」と語った。
 小池氏は「(国後、択捉両島を含む)全千島列島返還が必要というのが(党の)基本的立場だ」と説明。「そもそも歯舞群島と色丹島は北海道の一部だ。千島列島には含まれない。(2島は)平和条約締結を待たずに、当然早期に返還されるべきだ」と述べた。(2016/10/11-18:23)

507名無しさん:2016/10/15(土) 14:42:46
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161011/k10010726161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_069
小池共産党書記局長 二島返還での平和条約に反対
10月11日 20時24分
共産党の小池書記局長は、記者会見で、北方領土問題について、歯舞・色丹の二島の先行返還はあり得るとする一方、二島返還でのロシアとの平和条約の締結は、それ以上の領土交渉の道を閉ざすことになるとして、行うべきでないという考えを示しました。
この中で小池書記局長は、北方領土問題について、「基本的には全千島の返還ということが基本的な立場であるが、歯舞・色丹の二島の先行返還はあり得る」と指摘しました。そのうえで、小池氏は、「二島の返還で、平和条約を締結するという話があるが、断じてやってはいけない。平和条約を結ぶことは、国境線を画定し、それ以上の領土交渉の道が閉ざされてしまうことになる。わが国の国益と領土にかかわる重大な誤りをおかすことになる」と述べ、歯舞・色丹の二島返還で、ロシアと平和条約を締結すべきでないという考えを示しました。

508名無しさん:2016/10/16(日) 22:31:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161016/k10010731781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_006
大阪府議 白紙領収書に自分で宛名や金額 政務活動費として報告
10月16日 16時17分
大阪府議会の共産党の議員が、3年間にわたって白紙の領収書に自分で宛名や金額を記入し、120万円余りを政務活動費として報告していたと明らかにしました。
共産党大阪府議会議員団の幹事長を務める朽原亮議員は、NHKの取材に対し、平成25年から27年までの3年間にわたって、白紙の領収書に自分で宛名や金額を記入し、政務活動費として報告していたと明らかにしました。

領収書は、党の地区委員会が発行し、議会の活動報告を書いたチラシの印刷代として議員が記入した17枚と、地区委員会の中に設けられた「あづま書房」という組織が発行し、議員が書籍の購入代として記入した6枚の合わせて23枚で、金額は121万円余りになったということです。

朽原議員は「チラシの印刷や書籍の購入には実態があり、不正請求ではない。地区委員会の事務員の手をわずらわせたくないと思い、自分で記入したが、白紙の領収書への記載は本来あってはならないことなので、今後は改めたい」と話しています。

509名無しさん:2016/10/18(火) 22:27:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101700316&g=pol
白紙領収書で政活費支出=自身が金額記入-共産大阪府議

 共産党大阪府議団の朽原亮幹事長が、政務活動費の支出約158万円について、白紙の領収書を受け取り宛名や金額を自ら記入していたことが17日までに分かった。朽原氏は「不適切だった」として改めるという。ただし、実際に支出はしているので政活費は返還しない考え。(2016/10/17-12:24)

510名無しさん:2016/10/22(土) 23:06:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101800570&g=pol
2島での平和条約に反対=共産委員長、政府に申し入れ

 共産党の志位和夫委員長は18日、国会内で菅義偉官房長官と面会し、ロシアとの北方領土交渉に関し、歯舞群島と色丹島の2島返還の段階での平和条約締結に反対する考えを伝えた。菅長官は「北方四島の帰属を明確にして平和条約を締結する方針に全く変わりはない」と応じた。(2016/10/18-15:36)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101700316&g=pol
白紙領収書で政活費支出=自身が金額記入-共産大阪府議

 共産党大阪府議団の朽原亮幹事長が、政務活動費の支出約158万円について、白紙の領収書を受け取り宛名や金額を自ら記入していたことが17日までに分かった。朽原氏は「不適切だった」として改めるという。ただし、実際に支出はしているので政活費は返還しない考え。(2016/10/17-12:24)

511名無しさん:2016/10/23(日) 07:15:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161018/k10010733791000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_086
「北方領土」で共産 二島返還で平和条約締結しないよう申し入れ
10月18日 15時14分
共産党の志位委員長は、国会内で菅官房長官と会談し、北方領土問題を含む平和条約交渉で、ロシア側と歯舞・色丹の二島返還で合意したとしても、領土問題が最終的に解決したことにならないとして、平和条約を締結しないよう申し入れました。
この中で、共産党の志位委員長は、北方領土問題を含む平和条約交渉について「歯舞・色丹の先行返還はあり得るが、二島返還で平和条約を締結することは、その後の領土交渉の道を閉ざすことになり、決してやってはならない」と述べました。
これに対し、菅官房長官は「共産党の主張は受け止めた。四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するのが政府の基本方針であり、その方針は全く変わらない」と述べました。
共産党は、北方領土問題について、党の綱領に「日本の歴史的領土である千島列島と歯舞諸島・色丹島の返還を目指す」と明記しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161022/k10010740171000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
共産 志位氏 衆院選連携で一方的に候補者取り下げず
10月22日 16時58分
共産党の志位委員長は東京都内で講演し、次の衆議院選挙での民進党などとの連携について、党の候補者を一方的に取り下げることはないとして、選挙区での候補者の一本化に向け各党が推薦を出すなど、相互協力が必要だという考えを強調しました。
この中で、共産党の志位委員長は民進党などとの野党4党の連携について、「参議院選挙の際は、まずは野党共闘を軌道に乗せるため、党の候補者をほとんど降ろした。降ろしてもまとめるという立場で臨んだことは正しかった」と述べました。

そのうえで、志位氏は次の衆議院選挙について「本来は選挙協力とは相互的なもので、共産党の候補者を一方的に降ろすことは全く考えていない。譲るところは譲るという本気の共闘を実現してこそ、選挙に勝ち安倍政権を倒すことができる」と述べ、候補者の一本化に向け各党が推薦を出すなど、相互協力が必要だという考えを強調しました。

一方、志位氏は「民進党の中には、『理念や政策が違うところとは、ともに政権を目指さない』という声があるが、共産党が呼びかけている『国民連合政府』に反対するなら、どういう政権構想を考えているか示してもらいたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161018/k10010733701000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_089
社民幹事長「民進は世論を読み誤った」新潟知事選めぐり
10月18日 13時54分
社民党の又市幹事長は、先の新潟県知事選挙で共産党など野党3党が推薦した候補者が当選したことに関連し、自主投票にとどめた民進党は世論を読み誤っていると指摘したうえで、野党間の選挙協力に積極的に取り組むよう求めました。
16日に投票が行われた新潟県知事選挙では、当選した米山隆一氏を共産、自由、社民の野党3党が推薦しましたが、民進党は推薦は見送り、自主投票にとどめました。
これについて、社民党の又市幹事長は記者会見で「民進党は『安倍暴走政治を止めよう』という県民の世論を読み誤ったのではないか。『自公VS野党連合』の構図が明確になり、そこに大きな期待が寄せられたことを、しっかりと受け止めてほしい」と指摘しました。
そのうえで又市氏は「安倍政権の暴走を許さないため、野党が力を合わせるのは当然のことだ」と述べ、民進党に対し、野党間の選挙協力に積極的に取り組むよう求めました。

512名無しさん:2016/10/27(木) 23:34:03

http://www.sankei.com/smp/politics/news/161027/plt1610270032-s1.html

共産党の志位和夫委員長は27日の記者会見で、次期衆院選での野党共闘をめぐり、民進党最大の支持団体の連合が「共産党と一線を画すよう要求している」と述べ、民進党執行部に対し、連合の求めを拒否し、共産党との共闘路線を続けるよう求めた。
 志位氏は、「(野党間の)本気の共闘をやるうえで、連合指導部の要求に従う道を選ぶのか、野党と市民の共闘に真剣に取り組む道を選ぶのか。民進党に前向きな決断をしてほしい」と指摘。「選挙協力は自分のところだけよいということではない」とも述べ、中途半端な対応に終始する民進党執行部を批判した。
 志位氏はさらに「もし両党候補の相互推薦、相互支援がなければ『選挙協力』にはならない」とも強調。次期衆院選に向け、衆院小選挙区で党の候補擁立作業は続ける考えを示した。

513名無しさん:2016/10/27(木) 23:37:47

http://www.jiji.com/sp/article?k=2016102700695&g=pol

共産党の志位和夫委員長は27日の記者会見で、次期衆院選に向けた野党共闘に関し、民進党執行部に連合と一線を画すよう迫った。同党最大の支持団体である連合が、共産党との連携に否定的なため。志位氏は「連合の要求に従う道を選ぶのか。野党共闘に真剣に取り組む道を選ぶのか。前向きの決断をしてほしい」と訴えた。 
 野党4党の候補一本化については「相互推薦とならなければ選挙協力はできない」と述べ、民進党に譲歩を要求した。
 これに関し、共産党幹部は民進党の対応を「どっちつかず」と批判した。
 一方、民進党の蓮舫代表は会見で、「これからも連合との協力関係を大切にしたい」と述べるにとどめた。

514名無しさん:2016/10/30(日) 07:46:31
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161026/k10010745371000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_054
政活費不正受給の共産府議 私的流用認め辞職へ 大阪
10月26日 20時41分
共産党大阪府議会議員団の幹事長を務める朽原亮議員が、白紙の領収書に自分で宛名や金額を記入して220万円余りの政務活動費を不正に受け取り、私的に流用していたことを明らかにし、議員を辞職する考えを示しました。
朽原議員は、これまでのNHKなどの取材に対し、白紙の領収書に自分で宛名や金額を記入し、政務活動費として報告していたことを明らかにしていました。

朽原議員は、26日午後5時から大阪府庁で記者会見し、「議員報酬が3割カットになり、手元に残せるお金が少なくなってしまったので、白紙領収書の発行をみずから思いついた」と述べました。そのうえで、過去5年間で実際にかかった費用は、66万8000円余りだったのに、白紙の領収書に自分で宛名や金額を記入して、220万8000円余りを上乗せし、総額にして287万円余りの政務活動費を不正に受け取っていたことを明らかにしました。

政務活動費の使いみちについて、朽原議員は、「住宅ローンや家族などとの飲食代に充てた」と述べ、私的に流用していたことを認めました。朽原議員は、「府民の税金、公金である政務活動費を、私的利用したのは断固としてあってはならないことで、責任は重大と受け止めている。全額返還し、議員を辞職することで、その責任を取りたい。府民に心よりおわびを申し上げたい」と述べ、議員を辞職する考えを示しました。

515名無しさん:2016/10/30(日) 07:57:34
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161025/k10010743421000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_078
社民 又市幹事長「野党共闘は中途半端」民進を批判
10月25日 14時33分
社民党の又市幹事長は、先の衆議院の補欠選挙での野党4党の連携について「最後まで中途半端だった」と指摘し、民進党の対応を批判したうえで、次の衆議院選挙に向けて連携を強化するため協議を急ぎたいという考えを示しました。
23日投票が行われた衆議院東京10区と福岡6区の補欠選挙で、民進党や共産党など野党4党はいずれも民進党の候補者に一本化しましたが、民進党は各党の推薦を受けませんでした。

これについて社民党の又市幹事長は、記者会見で「野党共闘が最後まで中途半端だったと言わざるをえない。民進党が強い相手に対して、本当に勝とうという姿勢があったのか批判せざるをえない」と述べ、民進党の対応を批判しました。
そのうえで又市氏は「選挙協力を行うには、一定の政策合意が前提になるしギブアンドテイクは当然のことで、これを踏み外すと実効性のある選挙協力にならない。早急に野党4党の幹事長・書記局長会談を開く必要がある」と述べ、次の衆議院選挙に向けて、野党連携を強化するため協議を急ぎたいという考えを示しました。

516名無しさん:2016/10/30(日) 09:28:20
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102600901&g=pol
共産府議が辞職願=白紙領収書で政活費-大阪

 共産党大阪府議団の朽原亮幹事長が白紙の領収書に自ら金額や宛名を記入し、政務活動費を受け取っていた問題で、同党府委員会は26日、朽原氏が府議の辞職願を議長に提出したと発表した。白紙領収書の支出額は約288万円に上り、うち約221万円が水増し請求だったことが判明。支出した全額の返還を申し出るという。
 府委員会によると、朽原氏は2011年5月から16年3月にかけ、自身で金額などを記入した領収書48枚を使い、政活費を受け取った。このうち「府政ニュース印刷代」に関しては、約7000枚しか印刷していないのに約2万枚と偽り、複数回にわたって請求。水増し分は住宅ローンの返済や食事代に流用していた。
 朽原氏は府庁で記者会見し、「心よりおわび申し上げたい」と謝罪した。(2016/10/26-20:53)

517名無しさん:2016/10/30(日) 10:15:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102500397&g=pol
補選共闘は「中途半端」=社民幹事長

 社民党の又市征治幹事長は25日午前の記者会見で、衆院東京10区、福岡6区両補欠選挙について「野党共闘が最後まで中途半端だった」と述べ、民進党の対応を批判した。
 又市氏は次期衆院選での共闘に関し、「一定の政策合意が前提になるし、ギブ・アンド・テークが当然だ。これを踏み外すと実効性ある選挙協力にならない」と述べ、民進党に積極的な対応を求めた。(2016/10/25-12:22)

518名無しさん:2016/10/30(日) 11:08:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102700373&g=pol
4野党で政策合意を=社民党首

 社民党の吉田忠智党首は27日午前の記者会見で、次期衆院選に向けた民進、共産、自由、社民の4野党共闘について、「しっかり政策合意をした上で、(小選挙区候補の)すみ分け、一本化をして、最大限の協力態勢を構築することが必要だ」と述べた。(2016/10/27-12:05)

519名無しさん:2016/10/30(日) 19:49:45
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161024-00000089-nnn-pol
補欠選挙めぐり 共産党「野党共闘」に不満
日本テレビ系(NNN) 10/24(月) 21:01配信
 共産党の小池書記局長は24日、衆議院東京10区と福岡6区の補欠選挙をめぐる野党共闘のあり方について、不満をあらわにした。

 共産党・小池書記局長「(野党が)協力して選挙に臨むという姿勢とは言えないのではないかと。これはもう総括が必要だと思います」

 小池書記局長は、民進・共産など野党4党が選挙期間中に東京10区で開いた合同演説会に、民進党の候補が出席しなかった事について、「考えられない対応だ」と批判した。その上で4党間でしっかりと総括をする必要があるとの考えを強調した。

 野党共闘をめぐっては、共産党色を薄めたい民進党と他党との間で考え方の隔たりが露呈していて今後、大きな課題となりそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-00000555-san-pol
共産・志位和夫委員長 民進党執行部に「連合か共産かきちんと選べ!」
産経新聞 10/27(木) 18:30配信

 共産党の志位和夫委員長は27日の記者会見で、次期衆院選での野党共闘をめぐり、民進党最大の支持団体の連合が「共産党と一線を画すよう要求している」と述べ、民進党執行部に対し、連合の求めを拒否し、共産党との共闘路線を続けるよう求めた。

 志位氏は、「(野党間の)本気の共闘をやるうえで、連合指導部の要求に従う道を選ぶのか、野党と市民の共闘に真剣に取り組む道を選ぶのか。民進党に前向きな決断をしてほしい」と指摘。「選挙協力は自分のところだけよいということではない」とも述べ、中途半端な対応に終始する民進党執行部を批判した。

 志位氏はさらに「もし両党候補の相互推薦、相互支援がなければ『選挙協力』にはならない」とも強調。次期衆院選に向け、衆院小選挙区で党の候補擁立作業は続ける考えを示した。

520名無しさん:2016/10/30(日) 20:59:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000021-san-l40
「衆院福岡3選挙区はこちらに」 野党共闘で飽くなき共産の要求
産経新聞 10/25(火) 7:55配信

 「福岡県に11ある小選挙区のうち3つは、うちが取りたいよね」

 選挙期間中、共産党福岡県委員会の内田裕書記長は産経新聞の取材にこう語った。次期衆院選において同県内3つの選挙区で、共産系候補を「野党統一候補」として擁立したいという意思表示だった。

 補選で共産党は候補を取り下げた。民進党新人の新井富美子氏(49)を野党4党の統一候補として支援した。選挙期間中、共産党県委員会の機関紙「福岡民報」の号外を全戸に配布した。

 今月19日、野党4党の共同街宣で久留米市を訪れた共産党の志位和夫委員長は「ステップ・バイ・ステップで野党共闘を強めていくことが大事だ。補選が終わった段階で、速やかに具体化を図っていきたい」と語った。

 今年7月の参院選、共産党は1人区の選挙区で候補を降ろし、民進党などの候補を支援した。唯一、香川選挙区は共産党候補が統一候補となった。

 共産党が狙う次の一歩が冒頭の発言にあるように、衆院小選挙区で“自前”の統一候補だ。

 飽くなき共産党の要求。対する民進党からは警戒感もにじむ。特に、共産党へのアレルギーが根強い連合は批判を強める。連合福岡の幹部は「(新井候補の得票は)7月の参院選と比べても伸びていない。共闘が有権者の投票行動につながったか疑問だ。間合いはしっかり取るべきだと民進党に主張する」と語った。

 「共闘なんて言っても、ただ疲れただけだよ。共産党に感謝すると言っても、一般論だからね」。民進党福岡県連のある幹部はつぶやいた。 (中村雅和)

521名無しさん:2016/10/30(日) 21:52:34
http://www.labornetjp.org/NewsItem/20050614m2
社民党職員が不当解雇で提訴

声明       

社民党職員・不当解雇の無効を求める裁判の提訴にあたって

 社会民主党全国連合(以下、社民党)現執行部(又市征治幹事長、今井健夫副幹事長、中西績介財政委員長、土谷一雄総務委員長)は、ついに私を含む3名に対する不当かつ違法な整理解雇を強行しました。私は、社会党・社民党が「護憲の党」「労働者の党」「社会的弱者である人たちの権利を擁護する党」であることを信じ、党に人生の大半を捧げてきた者として、また日本国憲法で労働基本権を保証された一人の労働者として、社民党・又市現執行部による今回の不誠実な不当解雇をとうてい受け入れることができません。

 整理解雇の動きが明らかになって以降の社民党・又市現執行部の言動は、政党職員の基本的人権を一顧だにしないものであり、日本国憲法の精神と民主主義を自ら蹂躙するばかりか、社会党・社民党の輝かしい歴史に汚点を残し、国民が党に寄せる信頼への裏切り行為の連続でした。

 「整理解雇4条件」は、日本の労働運動が文字通り血を流しながら獲得してきたものであり、社民党系民間労働組合の多くの事務所には、「整理解雇4条件」に関する大きなポスターが今も貼られています。にもかかわらず、社民党現執行部は、一方で整理解雇を強行していながら専従役員をむしろ増やしており、合理化のために自らの身を削ぎ落とす経営努力を放棄しておいて、職員にだけ退職を強要しているのです。いま、理不尽なリストラに必死で抵抗している大勢の労働者と多数の労働組合があります。そうした労働者・労働組合の支持を受けている社民党が、不当かつ違法な整理解雇を率先して強行することは、これら労働者・労働組合に対する裏切り以外のなにものでもありません。

 整理解雇対象者らが労働組合を結成すると、又市幹事長は「政党職員には労基法、労働組合法は適用しない」などと、およそ労働組合出身者とは思えない言辞を弄して労働法に基づく組合結成も団体交渉も認めないという不当労働行為を連発しました。さらに、労働組合がこの件に関して公開質問状で正式見解を求めたところ、回答すら出しませんでした(この不当労働行為は現在、東京都労働委員会で係争中です)。正式な団体交渉をせずに問題を引き延ばし、解雇対象者を生活不安に陥れ、もっとも不利な条件で解雇対象者をあきらめさせるという、卑劣きわまりない手段を、社民党現執行部は選択しました。この暴挙を積極的に推進した又市幹事長をはじめとする一部の役員は、社民党の執行部はおろか、国会議員としての適格性も欠いていると指摘する人も少なくありません。また、「人権派」弁護士と言われているはずの福島みずほ党首は、整理解雇対象者との「話し合い」の場に一度も姿を見せていませんし、私たち整理解雇対象者の切なる面会要請にも応じてくれません。

今や30人程度にまで減少しつつも、党に踏みとどまった党の職員との話し合いすらできなくて、ましてや、長年にわたり労苦をともにしてきた同志たちの理解と協力を得られずして、どうして多くの有権者の気持ちを汲み取ることができるのでしょうか。

 私は、整理解雇の強行は「護憲の党」「労働者の党」「社会民主主義の党」としての社民党の自己否定であり、自殺行為だということを強く訴えつつ、私自身と仲間の労働基本権を守るために今まで粘り強く説得を続けてきましたが、残念ながら社民党・又市現執行部の翻意を促すことができないまま今日の事態に至りました。

 社民党現執行部は、私に対し3月31日付の整理解雇を通告しておきながら、5月1日までに自主退職届を提出するよう要求しました。勿論、私は、このような不当な要求に応じませんでした。すると、現執行部は、わざわざメーデーの日(5月1日)を選んで私を再び整理解雇し、さらに同月末には、整理解雇を通告した私に対し、退職届を提出しなければ退職金を支払わないと脅迫してきたのです。現に、5月1日から約40日過ぎた現在も、私の退職金は支払われていません。

 党員でありながら、現執行部を相手に法廷闘争を始めるにあたっては、数多くの党員の顔を思い出しては、何度も躊躇しました。自分の内部で激しい葛藤に悩まされました。しかしながら、経営・指導責任を何一つ感じず、職員にのみ痛みと犠牲を押し付ける社民党現執行部の不誠実さを痛感し、党内の議論ではもはや問題の解決が絶望的となったことから、私は本日、6月9日、日本国憲法に保証された法的権利に基づき、社民党現執行部の雇用責任と私自身の地位確認を訴えて、東京地方裁判所に提訴することを決断しました。

522名無しさん:2016/10/30(日) 21:52:44
>>521

 長い闘いになることはもとより覚悟のうえです。しかし、この裁判闘争は、私個人の労働基本権の擁護のためだけではありません。これは、政党役員の恣意によって簡単に職を失うすべての政党職員の労働基本権を、司法の手を借りながら法的に確立する闘いです。またこの裁判は、愛する社民党を、美辞麗句を並べつつ自らはそれと逆の行為をするという無責任政党に堕落させている又市・現執行部に対して、党内外の良識を喚起して自己批判を迫り、社民党を再生させる運動です。

 幸いにして、私の闘いをご支援いただける現社民党員、元党員等、社民党の堕落を憂う市民の輪は確実に広がりつつあります。私はこうした支援者のみなさん、社民党の真の再生を期待されている党員・党支持者のみなさんとともに、現在の党執行部のメンバーよりも一日でも長く闘い続けます。そして必ず勝利します。

良識ある市民のみなさん。本来の社民党・社会党を再生させましょう。社民党・社会党は本来、社会的弱者の立場に立って、社会正義を実現するという崇高な使命感を持った、心やさしい人たちの政党のはずです。なぜ、社民党・社会党が存在しているのかといった原点に立ち戻り、今回の不当解雇問題の解決を図りたいと考えています。

今後ともいっそうのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

2005年6月9日  090-8582-6339 松下信之

523名無しさん:2016/11/06(日) 14:43:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161102-00000533-san-pol
山本農水相失言 「国会と国民を冒涜する発言だ」 社民・吉田忠智党首のコメント全文
産経新聞 11/2(水) 15:59配信

 社民党の吉田忠智党首は2日、山本有二農林水産相が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案と関連法案の採決をめぐり再び失言したのを受け、山本氏に辞任を求めるコメントを発表した。山本氏の発言は「国会そして国民を愚弄し冒涜(ぼうとく)するもの」としている。全文は以下の通り。



 1.TPPの承認案の強行採決に触れる発言を行い謝罪したばかりの山本有二農林水産大臣は昨日、「こないだ冗談を言ったら(農相を)首になりそうになった」とまたもや問題発言を行った。そもそも強行採決は民主主義の否定であり、冗談ですまされることではない。先日の撤回・謝罪は何だったのか。今回の発言は、気の緩みとか軽口ですまされない、国会そして国民を愚弄し冒涜するものであり、国会を法案を押し通す道具としてしか見ていない、政府・与党のおごりの表れにほかならない。

 2.山本大臣については、SBS米の不正取引の当事者である輸入業者と卸売業者から資金提供を受けていたことが明らかとなり、昨年11月には、地元の「JAまつり」で行われていた「TPP交渉『大筋合意』撤回」という署名にもサインしていた。農水大臣としての資質に欠けることは明らかであり、閣僚としての職責を果たしうるか疑問である。

 3.山本大臣は、国民にしっかり説明・謝罪した上で、ただちに辞任すべきである。もちろん、今日予定されていたTPP承認案および関連法案の採決は断じて認められない。社民党は他の野党と連携して、山本大臣を辞任に追い込むとともに、TPP承認案および関連法案の廃案に向け全力を挙げる。

524チバQ:2016/11/16(水) 20:46:46
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1611150068.html
【共産党7中総】志位和夫委員長「野党連合政府」樹立を打ち上げる 目立つ強気姿勢 「日米安保廃棄」など政策提示
00:04産経新聞

 共産党は15日、第7回中央委員会総会を東京・千駄ケ谷の党本部で開いた。志位和夫委員長は幹部会報告で、民進、共産、自由、社民の4野党による選挙協力が成果を挙げているとして野党共闘を加速させ、次期衆院選後には4野党による「野党連合政権」樹立を目指す考えを強調。野党共闘への姿勢があやふやな民進党を念頭に「本気の共闘」が必要とも指摘し、主導する意向を示した。

 総会では、来年1月に開く第27回党大会で示す決議案を協議したが、志位氏には共闘に手応えを感じている様子がにじんだ。

 「(長年政界にあった)共産党を除くという『壁』は崩壊した。野党連合政権は先々の目標ではなく、焦眉の急だ」

 志位氏は幹部会報告でこう強調し、次期衆院選では憲法改正発議に必要な「改憲勢力3分の2体制」を打破する目標を掲げた。

 志位氏はさらに踏み込み、「野党が本気で安倍晋三政権の打倒を目指すならば、どういう政権を作るか国民に示す責任が生まれる」とも指摘。民進党の蓮舫代表の発言を念頭に「綱領や将来像が違っても国民の切実な願いにこたえ、当面の一致点で協力することが政党間の共闘の当たり前の姿だ」とも述べ、「野党連合政府」の樹立に向けた前向きな合意が得られるよう尽力する考えも示した。

 志位氏が強気の姿勢を示すのは、共産党が主導し、7月の参院選に続いて10月の新潟県知事選でも野党系候補を勝利に導いたという共闘の成果が背景にある。この日の幹部会報告でも、党が堅持する基本政策として「日米安全保障条約の廃棄を求める国民的多数派の形成」「原子力発電所の再稼働路線をきっぱり中止」など民進党が簡単に受け入れられない内容を並べた。

 4野党は17日に政策責任者会議を開き、次期衆院選の共通政策作りに向けた協議を始める。志位氏は4野党の選挙協力を成功させるため「豊かで実りある共通政策を作る」ことを求めたが、民進党最大の支持団体の連合の反発は必至だ。

 志位氏は次期衆院選で、比例代表の得票数で第3党を目指す目標も提示。同時に「野党共闘の努力と一体で小選挙区の必勝区を『攻勢的』に設定し、党の大幅議席増に挑戦する」とも述べた。候補者調整には4党の相互推薦を条件とするだけに、野党共闘を利用した党勢拡大の思惑も色濃くにじむ。(水内茂幸)

525とはずがたり:2016/11/17(木) 17:37:01

社民党首が共産大会に出席へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161117-00000096-jij-pol
時事通信 11/17(木) 16:49配信

 社民党の吉田忠智党首は17日の記者会見で、来年1月15日に静岡県熱海市で開かれる共産党大会に来賓として出席する意向を表明した。

 吉田氏は「野党共闘を強化するためにも出席する」と述べた。今年2月の社民党大会には、共産党トップとして初めて志位和夫委員長が出席している。

526名無しさん:2016/11/20(日) 13:56:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111700508&g=pol
「連合政権」協力条件でない=志位共産委員長

 共産党の志位和夫委員長は17日の記者会見で、同党の「野党連合政権」構想について、「選挙協力の条件という位置付けではない。話し合いの中で合意を得たい」と述べ、次期衆院選での候補一本化の前提としない考えを示した。
 民進党の蓮舫代表が共産党との連立を否定していることに関しては「よく話し合っていきたい。一緒に協力する中でいろんな変化は起こり得る」と民進党の軟化に期待を示した。
 統一候補の相互推薦については「選挙協力に当たってはどうしても必要だ」と語った。(2016/11/17-14:56)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161115/k10010769071000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_120
共産の新活動方針案 次期衆院選で選挙協力発展を
11月15日 5時30分

共産党は、次の衆議院選挙で民進党などとの野党4党の選挙協力を発展させるとともに、安倍政権を倒したあとの政権構想を示す必要があるとして、民進党などと前向きな合意を得るために力を尽くすなどとした新たな活動方針の案をまとめました。
共産党の新たな活動方針案によりますと、次の衆議院選挙をはじめとする国政選挙で、民進党などとの野党4党の選挙協力を発展させ、衆参両院で与党と憲法改正に前向きな勢力が改正の発議に必要な3分の2の議席を占めている状況を崩すために全力を挙げるとしています。

そのうえで、安倍政権の打倒を目指すのであれば、選挙協力にとどまらず政権を倒したあとの政権構想を示す必要があるとして、民進党などと前向きな合意を得るために力を尽くすなどとしています。

活動方針案は、全国の党組織の幹部らが出席して15日から開かれる党の中央委員会総会に諮られたうえで、来年1月の党大会で正式に決定されることになっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161115/k10010769911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_104
共産 志位委員長 野党連合政権の実現へ協議呼びかけ
11月15日 16時51分
共産党の志位委員長は党の中央委員会総会で、次の衆議院選挙で、野党4党の選挙協力を発展させ、安倍政権の打倒を目指す考えを強調したうえで、民進党などに対し、「野党連合政権」の実現に向けた協議を急ぐよう呼びかけました。
この中で、志位委員長は「当面する衆議院選挙をはじめとする国政選挙で、民進党などとの野党4党の選挙協力を発展させ、衆議院でも参議院でも『改憲勢力3分の2体制』を打破し、与党とその補完勢力を少数派に追い込むために全力をあげる」と述べました。
そのうえで、志位氏は「安倍政権の打倒を目指すならば、政権を倒したあと、どういう政権を作るかを国民に示す責任が生まれてくる。『野党連合政権』について、真剣な協議を通じて、前向きの合意を得るために力をつくす」と述べ、民進党などに対し、「野党連合政権」の実現に向けた協議を急ぐよう呼びかけました。

共産党は、こうした内容を盛り込んだ新たな活動方針を、来年1月に開く党大会で、決定することにしています。

527名無しさん:2016/11/20(日) 13:56:31
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161116/k10010771791000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_072
共産 志位氏「野党連合政権」民進などと協議を
11月16日 20時37分
共産党の志位委員長は、記者会見で、「野党連合政権」の実現を目指し、次の衆議院選挙に向けて、民進党などと政権構想の協議を進めたいという考えを示しました。
共産党は16日まで2日間の日程で、党の中央委員会を開き、次の衆議院選挙で民進党などとの野党4党の選挙協力を発展させ、「野党連合政権」の実現を目指すなどとした新たな活動方針案を協議しました。

このあと、志位委員長は記者会見で、「『野党連合政権』は、あくまでも私たちの提案であり、ほかの党に『まるごとこれでいきましょう』ということではない。衆議院選挙で選挙協力に踏み込めば、政権構想を示す必要が出てくるので、前向きな一致点を得たい」と述べ、衆議院選挙に向けて、民進党などとの協議を進めたいという考えを示しました。

また、志位氏は、衆議院選挙での候補者調整について、「ほとんどの小選挙区で党の候補者を擁立する。それぞれの党が擁立したうえで、調整の話し合いになっていく。まずは、相互支援・相互推薦の原則で合意する必要がある」と述べました。
民進 蓮舫代表「片思いの話ではないか」
民進党の蓮舫代表は、神奈川県小田原市で記者団に対し、「『野党連合政権』の樹立というのは、まだ共産党の片思いの話ではないか。選挙では、野党対与党というシンプルな構図がいちばん有権者は選びやすいが、まず、政策の一致がなければならず、選挙で勝つために手をつなぎましたという単純な話ではない」と述べました。

528名無しさん:2016/11/20(日) 13:56:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161117/k10010772641000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_053
共産党委員長 野党連合政権構想 選挙協力の前提とせず
11月17日 15時47分
共産党の志位委員長は記者会見で、民進党などとの「野党連合政権」の構想は、次の衆議院選挙での選挙協力の前提にはしないとする一方、選挙区での候補者の一本化には相互に推薦することが不可欠だという考えを示しました。
この中で、志位委員長は民進党などとの「野党連合政権」の構想について、「安倍政権を倒すことを一致して目標にしている以上、それに代わりどういう政権を作るか、前向きの合意を得たいというのが、われわれの考えだ。ただ、選挙協力の条件にするということで言っているわけではない」と述べ、次の衆議院選挙での選挙協力の前提にはしないという考えを示しました。

一方で、志位氏は「衆議院選挙で選挙協力をするうえで、相互推薦を実現することは、どうしても必要で、実現できなければ選挙協力にならない」と述べ、選挙区での候補者の一本化には相互に推薦することが不可欠だという考えを示しました。

529名無しさん:2016/11/20(日) 20:37:00
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111500797&g=pol
共産、野党連合政権樹立を=衆院選へ共闘発展-党大会決議案

 共産党は15日午後、第7回中央委員会総会を党本部で開き、志位和夫委員長が今後3年程度の党運営の基本方針となる党大会決議案を示した。決議案は、次期衆院選に向け民進党などとの野党共闘の発展に全力を尽くすことを明記し、「野党連合政権」の樹立を目標に掲げた。来年1月、3年ぶりに開催する党大会で採択する。
 共産党は昨年9月の中央委員会総会で、安全保障関連法廃止を目的とした野党連立による「国民連合政府」構想を提唱した。今回、中央委総会より格上の党大会の決議として、野党連合政権樹立を位置付けることで、民進党などと共闘具体化に向けた協議を加速させたい考えだ。ただ、閣内に入るのか、閣外協力なのかは明確にしていない。民進党は共産党との連立政権を否定しており、調整は難航必至だ。(2016/11/15-20:13)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111500047&g=pol
共産、野党共闘へ方針=中央委総会が開幕

 共産党は15日午後、第7回中央委員会総会を党本部で開いた。志位和夫委員長が来年1月の党大会に提案する決議案を説明。次期衆院選での民進党などとの野党共闘の基本方針を示し、党勢拡大に向けた決意を表明した。
 野党共闘について、志位氏はこれまで「共産候補を一方的に降ろすことは全く考えていない」と明言。民進党に対し、(1)脱原発を含めた共通政策づくり(2)統一候補の相互推薦(3)政権問題の前向きな合意-の3点を要求しているが、民進党は難色を示しており、調整の見通しは立っていない。(2016/11/15-13:09)

530名無しさん:2016/11/20(日) 22:24:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161118-00050023-yom-pol
共産党大会に出席を、民進など3党首に打診
読売新聞 11/18(金) 9:06配信

 共産党の志位委員長は17日の記者会見で、民進、自由、社民3党の党首に対して来年1月15〜18日に静岡県熱海市で開く党大会に来賓として出席を打診していることを明らかにした。

 共産党によると、党大会に他党の党首が出席すれば初めてという。志位氏は記者会見で、「内々にお話をさせていただいている」と語った。

 これに関連し、社民党の吉田党首は17日の記者会見で、「野党共闘を強化していく意味でも(共産党大会に)出席したい」と述べた。

531名無しさん:2016/11/26(土) 11:32:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112500893&g=pol
「野党政権つくりたい」=志位共産委員長-衆院選、民進と相互推薦を

 共産党の志位和夫委員長は25日夜、横浜市で講演し、来年を党創立95年の「節目の年」と位置付けた上で、「100周年に向け、野党と市民の共闘によって、新しい統一戦線を発展させて野党連合政権をつくりたい」と述べ、政権獲得に意欲を示した。
 志位氏は次期衆院選で民進党などとの共闘について「相互に推薦する、支援する。これが本当の選挙協力だ」と重ねて強調。「小選挙区でも(共産党の)議席を増やすために力を尽くしたい」と述べた。野党間の共通政策については「原発をなくしていく方向で前向きの合意をつくりたい」と語った。(2016/11/25-21:09)

532とはずがたり:2016/11/27(日) 10:03:12

フィデル・カストロ――波乱に満ち、光と影が交差したキューバ革命指導者の生涯
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/26/fidel-castro_n_13245796.html
The Huffington Post 執筆者:Dominique Mosbergen
投稿日: 2016年11月26日 19時17分 JST 更新: 2時間前

論争好きの革命指導者で、キューバ共和国の首相、大統領を務めたフィデル・カストロ前国家評議会議長が90歳で死亡したと、キューバ国営テレビが発表した。

世界で最も長く君臨した政治指導者の1人であるカストロは、1950年代にキューバ革命の中心的役割を果たした後、49年間にわたりキューバを統治した。彼はその生涯で、キューバを西半球で最初の共産主義国に変え、冷戦中にアメリカ合衆国のそばで国家元首となり、対立を生む人物という印象を与えた。

カストロは支持者たちから、アメリカその他世界中の政治的大国に立ち向かい社会主義者の理想のために戦った英雄としてもてはやされたが、批評家たちからは、国民に対して数え切れぬほどの人権侵害を犯し、キューバ経済を崩壊させ、100万人以上のキューバ人を難民にした無慈悲の独裁者として見られた。

フィデル・カストロは生涯を通して評価が分かれる人物だった。

私生児として誕生
1926年8月13日、フィデル・アレハンドロ・カストロ・ルスは、裕福なサトウキビ農家の私生児として、キューバのビラン近郊にある父親経営の農場で生まれた。イエズス会の私立学校で教育を受けたカストロは、勉強もスポーツもできたが乱暴な子供だった。高校では無謀なふるまいをすることから、変人を意味する「エル・ロコ」と呼ばれていたという。このあだ名は1945年にハバナ大学で法律を学び始めてからも付いて回った。

この大学は当時政治活動が盛んで、カストロは政治、そして政治活動に興味を持つようになった。そしてカストロはキューバの民族主義思想に感化され、学生運動の指導者となった。頻繁にストライキやデモを起こし、当時の大統領ラモン・グラウとその政権を非難した。

「フィデルの世代はひどくフラストレーションを感じていました」と、ベテランのアメリカ人ジャーナリスト、ジョージ・アンナ・ゲイヤーは、カストロを特集した2005年の公共放送局PBSのドキュメンタリーでそう語った。「キューバはアメリカ、アルゼンチンと並んで西半球の諸国で最も豊かな国のひとつでした。それでも彼らは、政治的に結集できなかった。彼らはあらゆるリーダーがアメリカによって失脚、殺害、交代させられるのを見てきました??失敗、失敗、また失敗でした」

カストロは大学生の頃に才覚の片鱗を見せていたが、暴力的な活動に参加しているという噂もあった。彼の当時の評判は次のようなものだった。ミルタ・ディアス・バラルトという名の若い女性(カストロが1948年に結婚することになる)と恋に落ちたとき、彼女の兄弟は次のように警告した。「彼がクレイジーなのは分かっているだろう。彼は誇大妄想的でサイコパスで、あなたにミンクのコートを買ったかと思ったら、きっとすぐにあなたを10階から投げ捨てるようになる」

「私を有罪にするがいい、構わない。歴史が私の無実を明かすであろう」。カストロが法廷でこのように発言したのはよく知られている。

革命
カストロは1950年にハバナ大学を修了し、法学博士の学位を受けた。その後カストロは小所帯ながら弁護士として開業した。しかし最も大きな情熱を持ち続けた対象は政治であり、保守党(オルトドクソ)から国会議員となるため、選挙運動を開始した。

しかし1952年3月、フルヘンシオ・バティスタ将軍がクーデターを起こし現職の大統領を追放したため、カストロの政治的野望、そしてキューバの民主主義は頓挫した。独裁者となったバティスタは次第に暴君と化し、バティスタ政権は汚職が蔓延した。

カストロは彼の弟ラウル、そして100人以上の反政府勢力とともにバティスタ政権に対して蜂起した。彼らの目標は国内最大の軍駐屯地の一つであるモンカダ兵営であった。通常、キューバ革命の始まりとされる1953年7月26日に行われたこの攻撃は失敗に終わった。何十人もの反乱分子が捕らえられ、拷問を受け、その後処刑された。カストロと彼の兄弟は捕らえられ懲役15年。

「私を有罪にするがいい、構わない。歴史が私の無実を明かすであろう」。カストロは自身を弁護し、裁判の中で堂々と述べた。

533とはずがたり:2016/11/27(日) 10:03:24

カストロは反バティスタ運動のアイコン、シンボルとなった。

モンカダ兵営を襲撃したのは軍事的な観点からだったが、それには非常にシンボリックな価値があった。カストロは反バティスタ運動のアイコン、シンボルとなった。1955年に、彼とラウルはバティスタ政権の恩赦で釈放された。そして兄弟は、彼らが革命運動を準備したメキシコに渡った。彼らが、アルゼンチンのマルクス主義者・革命論者であり、革命と初期のキューバ新政府で重要な役割を果たすことになるエルネスト・チェ・ゲバラと出会った場所だ。

1956年12月2日、カストロ、彼の兄弟、そしてゲバラを含む男性82人のグループは、グランマ号という名のヨットに定員超過で乗っていた。彼らはキューバに上陸したが、モンカダ襲撃の時のように攻撃され、64人の男たちが命を落とした。生き延びた18人のグループは山中に逃げ延び、そこで彼らは新しい戦士を募った。革命家たちは政府軍に対し、壮絶かつ効果的なゲリラ戦を始めることとなる。

1959年1月1日、反乱軍との数年間にわたる戦いの後、バティスタはキューバから逃亡した。

カストロは1959年、キューバの首相に就任した。

多くの人々から国民的英雄だとみなされたカストロは、1959年2月にキューバの首相に就任した。

国際社会は、カストロ政権のバティスタ支持者たちに対する残虐な弾圧を非難したが、キューバ国民はカストロ側を熱烈に支持した。彼がキューバ革命について、ときには数時間におよぶ長い熱弁をふるうと、何十万ものキューバ人が集まり歓声をあげた。

「キューバの人々は、自分たちの善意や信条、判断をフィデル・カストロに委ねました」と、キューバ出身の学者でアメリカ在住のマリフェリ・ペレス・ステーブル教授は2005年、PBSのドキュメンタリーで語った。「それは非常に大きな政治的資本となりました。それで彼は権力を集中できたのです」

葉巻メーカー「パドロン・シガーズ」を設立したキューバ人亡命者、ホセ・オーランド・パドロン氏は異なる見方をした。2012年のドキュメンタリー番組『キューバメリカン』で、「わたしたちは彼に従いました。みんなだまされていました」と語った。

冷戦
その後数十年にわたって、カストロはキューバに苛酷な支配体制を築き、国際舞台で一目置かれる存在となった。

冷戦時代、カストロのキューバは当時の政治の世界でとりわけ強い影響力を示した。カストロは社会主義への信奉を明らかにし、政権発足後すぐにソ連への忠誠を誓った。カストロはアメリカと、すべての資本主義的で帝国主義的な企業を攻撃し始めた。

1960年。この年はその後数十年にわたるキューバと隣国アメリカとの対立の端緒となった。カストロはキューバ在住のアメリカ人が所有する資産を没収し、アメリカが所有する資産及び企業を国有化した。カストロの行動、そしてカストロとソ連との緊密な関係に苛立ち、警戒したアメリカは、まずキューバ経済を麻痺させることになる禁輸措置を開始し、1961年のピッグス湾事件でカストロ政権の転覆を図った。ピッグス湾事件はCIAが画策したキューバ攻撃で、アメリカの作戦は大失敗だった。

ピッグス湾事件から1年経ち、カストロは最も悲惨な冷戦対立の中心人物となった。キューバ危機だ。

カストロは、ソ連政府がキューバに弾道ミサイルを配備することに同意した。伝えられるところでは、当時のソ連共産党第一書記ニキータ・フルシチョフに書簡で、「核攻撃はアメリカに対して行使されるべきだ」と語り、さらにキューバ国民は、「帝国主義の破壊と世界革命を引き起こすためなら、自らを犠牲にする覚悟はできている」と述べたと言われている。

1962年10月にアメリカの偵察機が、ミサイル発射装置の建設を発見した後、カストロが話していた破壊が現実味を帯びてきた。その後2週間にわたって、ソ連とアメリカは緊迫した交渉を行ったが、世界が、後にも先にもこれほど核戦争の危機が迫り翻弄されたことはなかった。しかし、幸いにも、ソ連は(カストロにとっては癪ではあったが)最終的にキューバからミサイルを撤去することで合意し、危機は回避された。

カストロは信じられないほど長いスピーチをすることで悪名高かった。キューバの記録で彼の最も長いスピーチは7時間10分だ。

534とはずがたり:2016/11/27(日) 10:04:06
>>532-534
論争の的となるカストロの「遺産」
2006年、長らく非公開にしていた病に倒れた後、カストロは権限を弟のラウルに委ねた。カストロは正式には2008年、49年間キューバの長を務めた後退任した。

カストロ時代の統治では、全国共通の医療制度や教育といった社会改革を始めたことで賞賛されている。2011年にはキューバの識字率は99.8%だったとみられる。

2006年、当時のロンドン市長だった左派政治家ケン・リビングストンは、カストロの社会改革を賞賛している。「驚くべきことに、ほぼ半世紀にわたってアメリカから不法な経済制裁を受けていた国で、国民に最高の標準的な医療制度とすばらしい教育をもたらしたことだ」と、リビングストンは語った。「経済戦争の真っ只中で実行したのはフィデル・カストロの偉大さの証だ」

しかし、カストロが政権の座に就いていたおよそ50年の間、彼はキューバ国民に絶対の服従を求めていたとも言われている。そして、彼はこの間、報道の自由を弾圧し、反体制派の活動家、芸術家、LGBTコミュニティに属する人々など、自分が「反社会的」だとみなした人々を投獄していた。

「ほぼ50年にわたって、キューバ国民たちは、自由な表現、プライバシー、結社、集会の開催、政治・社会活動、法の適正な手続といった基本的人権を、組織的に奪われていた」と、人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは2008年に報告している。「政治的服従を強めるために使われた戦略には、警察からの警告、監視、短期間の留置、自宅監禁、旅行の制限、刑事起訴、そして、政治的な動機による解雇などがあった」

カストロは、数千人の政治犯を投獄したと考えられている。彼が政権を握っていた約50年間で、100万人以上のキューバ人たちが祖国から難民となって逃亡した。(とは註:googleに拠るとキューバの1960年の人口は714.1万,2013年には1127万人。100万人減らして400万人増えてゐる。最近は生活が苦しくて人口が増えないhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1148427444/1188なんだそうな。)

フィデル・カストロは、2006年に病に冒されると、弟のラウルに権力を譲った。

カストロ自身の家族は、彼と、彼のとった行動を非難した。1960年代にキューバから逃亡した妹のフアニータ・カストロはキューバ脱出後、このような有名な言葉を語っている。「私は、自分の国で起きていることに、もはや無関心で居続けることはできません。私の兄であるフィデルとラウルは、祖国を海に囲まれた巨大な監獄に変えてしまいました。祖国の人々は、国際的な共産主義によって負わされた苦しみの十字架に、釘で打ち付けられています」

カストロの娘たちの1人(カストロは、少なくとも8人の子どもをもうけた)であるアリアナ・フェルナンデスもまた、カストロ政権に対して極めて批判的だった。1993年にキューバから逃れたフェルナンデスは、父親の残す遺産は「破壊され尽くした国と、とても苛酷で、癒やすことのできない経験をした亡命者たちだ」と語った。

国際的な舞台では、カストロは慕われ、それと同じくらい軽蔑された。カストロは、630回以上の暗殺計画から生還し、そのほとんどは、CIAが企てたものだと主張した。カストロには多くの敵がいたが、それでも熱烈な支持者に事欠くことはなかった。

冷戦時代に、東西のいずれにも属さない国際組織「非同盟運動」の指導者として2度選出されたカストロは、その勇敢さと革命への情熱によって、影響力の大きい有力者から称賛を集めた。その中には、ネルソン・マンデラ南アフリカ前大統領や公民権活動家のジェシー・ジャクソンがいる。ジャクソンはカストロについて、「私が会った中で最も誠実で勇敢な政治家だ」と評している。

多くの途上国がカストロが率いたキューバを革命の中心とみなし、カストロは20世紀後半に世界を席巻した反帝国主義や反植民地主義で影響力の強い立場にあった。2001年、カストロは国家の発展に貢献したという理由で、ノーベル平和賞の候補となった。

カストロはまた、地球温暖化といった環境問題の重要性を唱え、環境保護の政策も一部から称賛された。

カストロの「遺産」のせいで、世界は分断されたままだ。

結局は、カストロの「遺産」のせいで世界は分断されたままだ。

2003年、カストロがキューバ大統領としての任期終了が迫っていたとき、作家のアンソニー・ダニエルズは彼について書いている。「初めて権力を握ってから半世紀近くにわたって、現在世界を支配する老練な為政者とは一線を画し、人々を魅了し、現在でも強い情熱を人々の中に引き起こしている。彼について、中立的に語れる人はいない」

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

535とはずがたり:2016/11/27(日) 10:21:16
あんな所で社会主義革命が起こり維持出来る事自体が驚愕だった訳である。
wikiの概要が可成りソ連の傀儡的にキューバの革命政権を偏って描いているので改編してゐるけど,アメリカへの反撥があれほど強くなかったら成功しなかっただろうし,社会主義革命を最初は否定していた訳だし,本人達もアメリカと全面対決して行けるとは思ってはなかったであろう。東側の支援を受けつつアメリカとも共存していくより他なかったと思われるが稀代の革命家カストロが民衆の支持で革命を守り切ったと云えよう。

キューバ革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E9%9D%A9%E5%91%BD

1958年になると反政府各派の共同戦線が結束され、1959年1月1日にハバナ占領を果たして革命政権が成立した。キューバ革命は、当初より社会主義革命を志向したわけではないとされているが、1991年末のソ連崩壊後にソビエト共産党外交部関連の機密資料公開が執行された事により、当時大西洋を超える大陸間弾道弾技術開発において遅れを取っていたソ連が、アメリカの勢力圏であったカリブ海諸国への「楔を打ち込む」事を目的とした大規模な工作活動を行っていた事も明らかになっている。
 実際には冷戦終結後に「ソビエト共産党外交部によるカストロ個人への非公式の助言と直接的金銭援助」が存在した事がロシア連邦の資料公開制度によって確認されており、アメリカ情報機関もそれをつかんでいたが、お互いに真意をひた隠しにした末に交渉していた。キューバ革命政府側は「米ソ両国からの軍事的援助」を引き出すため(事実上の東側への米国兵器情報流出を狙っていたとされる)、政権獲得直後には「赤旗の封印及び親ソ的な文言を掲げない」などといった隠蔽工作を徹底し、アメリカ合衆国との関係継続を目論んだ交渉も模索していた。
しかし、ドワイト・D・アイゼンハワー大統領と、その後を1960年に継いだジョン・F・ケネディ大統領はカストロら新政府を「容共」であるとみなし、ケネディ大統領は政権を打倒すべくピッグス湾事件を起こした。これによりアメリカ合衆国との関係回復が不可能であると判断すると、ソ連への接近を鮮明にし、1961年に社会主義宣言を示して、キューバ革命を社会主義革命として位置づけた。

前史

1898年に起きた米西戦争でスペインに勝利したアメリカ合衆国は、同年のパリ条約でキューバ独立をスペインに認めさせた。しかし、1901年のプラット条項(アメリカの外交干渉権を定めたもの。承認なく条約を結んだり独自に借款を受けたりしてはならないなど8条項。)によってキューバを事実上の保護国とすると、その後もたびたび内政干渉を繰り返した。

この様な状況下で、1903年2月23日にグアンタナモがアメリカの軍事基地となり、「アメリカ合衆国の裏庭」と化していたカリブ海においてキューバは戦略的に重要な位置を占めていた。さらに、アメリカへの経済的従属も進み、砂糖やバナナなどの商品作物の供給地として必要不可欠な島となっていった。

1934年にフランクリン・ルーズベルト大統領のもとでプラット条項は廃されたが、アメリカは親米政権をキューバにおいて維持させることを国是としており、活発な投資活動が続いていた。さらに第二次世界大戦ではグアンタナモ基地がドイツの潜水艦に対する基地として活用されるなど、軍事的にもキューバはアメリカと切っても切れない関係となっていった。

こうした中、第二次世界大戦後の1952年に軍事クーデターによって政権を獲得したフルヘンシオ・バティスタも、これまでの政権同様に親米政策をとりアメリカからの援助をうけつつ独裁体制の強化を図ったが、共産主義の影響を受けた学生組織や左翼組織による反バティスタ運動が高揚していた。

反乱

1953年7月26日、若者を主体とする119人の反バティスタグループが、オリエンテ州(当時)のサンチアゴ・デ・キューバにあるモンカダ兵営を攻撃した。しかし、僅かなミスから奇襲は失敗し、政府軍に包囲されてしまう。彼らの一部はその戦闘で死亡し、生存者も程なくして逮捕されたが、政府軍は逮捕者の多くを見せしめとして虐殺した。
しかし、弁護士フィデル・カストロとその弟ラウル・カストロらのリーダー格は、高度に政治的な裁判にかけられた。フィデル・カストロは裁判上で「歴史が私に無罪を宣告するであろう」と演説を展開したが、判決では15年の刑期が宣告された。
ほかの者も一様に長い刑期を宣告されピノス島(現・青年の島)にあるモデロ刑務所に収監された。1955年の選挙の後、5月にバティスタは恩赦でモンカダ兵営襲撃犯を含む政治犯をすべて解放した。

536とはずがたり:2016/11/27(日) 10:21:27

M26

カストロ兄弟は程なくメキシコに亡命、同じ境遇の追放キューバ人を糾合し、再度バティスタを倒すために戦う準備を行った。このときカストロが組織した集団はモンカダ襲撃の日を取って「7月26日運動」(M26)と呼ばれる。
メキシコ潜伏中にカストロはアルゼンチン人で放浪好きな医師チェ・ゲバラに出会う。ゲバラは彼らの軍隊に加わった。メキシコでゲリラ戦の訓練を行った彼らは1956年11月、現地調達した8人乗りのプレジャーボート「グランマ号」に、合計82名で乗り込みメキシコを出発した。

カストロは、事前にキューバへ戻ることを公言していたため、祖国に上陸した途端、たちまちバティスタ軍に包囲され多くの仲間を失ってしまう。何名が生き残ったかに関しては論争となっているが、12名を残して全てが上陸後の最初の戦闘で殺されるか捕らえられるかした。捕らえられたゲリラのうちの数人は特別裁判の後処刑された。カストロ兄弟及びゲバラは生存メンバーであった。残った12人(>>533では18名となっている)はキューバ東南部のマエストラ山脈に逃げ込みゲリラ活動を開始する。なお、彼らの上陸した場所の付近は当時オリエンテ州の一部であったが、後に「グランマ州」と名づけられた。

革命成功

1958年に革命軍は攻撃を始めた。彼らは「カラム(columnas)」と呼ばれた2つの部隊に別れて進軍した。片方のカラムであるオリエンテ州(現在、サンチアゴ・デ・キューバ、グランマ、グアンタナモおよびオルギンの4州に分割されている)の4つの前線はフィデル・カストロ、ラウル・カストロおよびフアン・アルメイダによって指揮された。もう一方のカラムはチェ・ゲバラおよびカミロ・シエンフェゴスの指揮下にあり、西方と首都ハバナへ進軍した。

カミロはヤガイェイの戦いで大きな勝利を収め、「El heroe de Yaguajay」(ヤガイェイの英雄)と呼ばれるようになった。またゲバラの部隊もサンタクララでの決戦で勝利を勝ち取った。この戦いはオリエント州軍への増援部隊と物資を載せた列車を停止させたことで有名である。ゲバラとカミロの部隊はハバナ入城時にコロンビア兵営(現在「シウダ・リベルタ(Ciudad Libertad, 自由都市)」と呼ばれる)とラ・カバナ(現在「モロ」と呼ばれる)を占領した。

政府軍の敗北が決定的となった1958年の12月31日夜、バティスタはコロンビア兵営で催された新年祝賀パーティーの席上で突如として辞任演説を始め、日付の変わった1959年の元日、クバーナ航空機でキューバを脱出し、独裁者のラファエル・トルヒーヨ率いるドミニカ共和国へ亡命した。数時間後、政府軍の将軍カンティーヨが「臨時政府」の成立を宣言したが、カストロはこれを認めずカミロにハバナ突入を命じた。まもなくハバナは革命軍によって制圧され、8日にはカストロがハバナ入りし、名実ともに革命軍の勝利が確定した。

革命政権成立後

アメリカからの冷遇

カストロは共産主義の影響を受けた学生らとともにゲリラ活動を行い親米政権を倒したことから、アメリカはカストロの自国に対する姿勢を懸念していた。しかし当初カストロは「アメリカ合衆国に対して変わらず友好関係を保つ」と表明し、早くも4月にワシントンD.C.を訪問しアメリカ政府に対して友好的な態度を見せるとともに、革命政権の承認を求めた。

しかし革命前よりCIAの報告で「容共的」のみならず、「共産主義者」との疑いさえもたれていたことに加え(当時カストロは自分が共産主義者であることを明確に否定していた)、アメリカ合衆国の傀儡政権だったバティスタ政権を背後から操ってキューバに多くの利権を持っていたアメリカの大企業やマフィアからの圧力により、アイゼンハワー大統領は、「かねてから予定されていたゴルフに行く」との理由で公式会談に欠席し、代わって会談したリチャード・ニクソン副大統領とも短時間の面会程度に終わらせられるなど、あからさまな冷遇を受けることとなる。

ソ連への接近
これに反発したカストロ首相は、帰国後ただちに農地の接収を含む農地改革法の施行を発表した。当時ユナイテッド・フルーツとその関連会社がキューバの農地の7割以上を所有していたことから、これは事実上のアメリカ企業の資産の凍結となり、アメリカ政府からの大きな反発を受けることとなった。

さらに弟のラウル・カストロ国防大臣にソビエト連邦の首都のモスクワを訪問させ、アナスタス・ミコヤン第一副首相をハバナに招請するなど、冷戦下でアメリカ合衆国と対峙していたソビエト連邦との接近を開始。アメリカ合衆国本土の隣国であるキューバがソビエト連邦と手を組む事態を受け、アメリカ合衆国は共産主義国家の脅威を間近で感じることになった。

537とはずがたり:2016/11/27(日) 10:24:36
>>535-537

その後もキューバとアメリカの関係は悪化の一途をたどり、1960年1月にはユナイテッド・フルーツの農地の接収を実施したほか、2月にはソ連のアナスタス・ミコヤン第一副首相のハバナ訪問を受け入れ、ソ連との砂糖と石油の事実上のバーター取引や有利な条件での借款の受け入れ、さらにソ連からの武器調達の取引に調印した。
アメリカとの対立

同年4月には早くもソ連のタンカーがキューバの港に到着し、さらに6月には、キューバ政府によりユナイテッド・フルーツやチェース・マンハッタン銀行、ファースト・ナショナル・シティ銀行をはじめとするアメリカ合衆国の政府や企業、国民が所有する全てのキューバ国内の資産の完全国有化を開始するとともに、穏健的なルフォ・ロペス大蔵大臣の更迭(その後アメリカに亡命)など、キューバとアメリカの対立は決定的なものとなった。
さらに9月にカストロは自ら国連本部で開催される国連総会に出席すべくニューヨーク市を訪問したものの、これに対してアメリカ政府はキューバ代表団のマンハッタン島外への外出を禁止し、さらに宿泊予定のホテルは「補償金」の支払いを要求するなどの手段を取った。その後ハーレムにある安ホテルに移動したカストロは、ホテルを訪問したフルシチョフと会談し、さらに26日には国連総会において4時間29分に渡る長時間の演説を行いキューバ革命の意義を自画自賛するとともにアメリカを非難した。

こうした動きに対して、アメリカ合衆国は厳しい態度で臨んだ。アイゼンハワー政権は対抗策としてキューバの最大の産業である砂糖の輸入停止措置を取る形で禁輸措置に踏み切り、1961年1月3日にはキューバに対して国交断絶を通告した。この措置はカストロが弟のラウルに政権を譲り、バラク・オバマが国交回復を模索するまで50年以上も継続されることになる。この間、大量のキューバからの避難民がフロリダ州マイアミに集まり、その数は10万人に達した。

さらにアイゼンハワー大統領は、亡命キューバ人を組織、訓練して、この革命政権を軍事力で打倒しようと図った。1961年よりアメリカ大統領になったジョン・F・ケネディは、この作戦を継承して、同年4月にピッグス湾事件を起こすが失敗に終わった。

これを受けて革命政権は、5月に社会主義宣言を発し、キューバ革命を「社会主義革命」として位置づけた。これ以降、ソ連や東ドイツ、ポーランドなどの東側諸国との関係は強化されることとなった。1964年12月にはチェ・ゲバラが、国連総会でアメリカを非難しソ連の支援を求める演説を、合言葉“祖国か、死か!”の紹介と共に、主席として行なっている。

粛清
革命政権の粛清や、資本主義経済の放棄を嫌った人々はアメリカ合衆国に逃れたが、キューバ国内ではバティスタ政権下の警官及び兵士が、殺人と拷問を含む人権侵害及び戦争犯罪で裁判にかけられた。殺人で有罪判決を受けた者達500人以上のほとんどが銃殺され、残りは長い懲役刑を宣告され収監された。チェ・ゲバラはラ・カバナの最高検察官に任命された。これらはカストロによる反革命活動勢力、バティスタ忠誠者達を浄化する試みの一部であった。他に多くの者が警察及び軍から解任され、旧体制の数人の高官は追放された。これに加えて革命政府は反体制派の追放政策を行った。

彼らの多くは弁護士、目撃者および参加社会の人々(彼らの多くは検察官の求刑よりも重い刑を頻繁に要求し、しばしば残忍な要求を行った)を交えた裁判の後処刑された。更に超法規的な処刑も行われた。最も悪名高いものは、サンチアゴの占領後にラウル・カストロによって指揮されたバティスタ政権兵士の捕虜70名以上の処刑である。

ソ連崩壊後の苦境

アメリカの経済制裁により経済的窮地に陥ったキューバは、当初は友好国であるソ連や東ドイツなどの東側諸国とのバーター貿易(砂糖と石油、工作機械、兵器などを交換する事実上の経済的支援)により窮地を凌いだ。

冷戦終結直後の1991年のソ連崩壊後にソ連を継いだロシアは経済的困難に陥っていたために、キューバ経済は苦境に立たされた。

現在

冷戦の終結で、南アメリカの多くの国ではアメリカ合衆国の支援を受けていた反共軍事政権の多くが崩壊し、その多くが1990年代にキューバとの国交回復を成し遂げた。さらにロシアのウラジーミル・プーチン政権が急速にキューバとの関係を回復し、冷戦下のレベルではないものの、再び経済的、軍事的にキューバを支援するようになってきた。
この他にも、2000年代に入りベネズエラやボリビアなどに成立した反米政権が、様々な形でキューバに対する支援を行っている。さらに中華人民共和国がキューバへの支援と引き換えに軍港の使用を求めるなど、反米諸国がキューバに取り入れる姿勢を見せた。

538とはずがたり:2016/11/27(日) 10:34:36
カストロの仇役としてのバティスタ。
最初の政敵はグラウでそれは倒せたがその次の的がカストロでそれには負けたんだな。

将にアメリカ帝国主義が搾取の限りを尽くしてたお陰でキューバ政府軍も殆ど動かなかったんだな。未だアメリカ帝国主義も力が有ってやりたい放題してた時期だ。

フルヘンシオ・バティスタ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%BF

来歴

生い立ち
1901年にキューバのバネスで生まれる。ムラート、中国、先住民族の出自とみられる。バネスの高校を卒業後、1921年にキューバ軍に加わる。

軍歴・入閣
バティスタ軍曹は1933年の「軍曹の反乱」をリードした。バティスタのクーデターは臨時政府を倒し、ラモン・グラウ・サンマルティンが1933年9月10日大統領に就任した。バティスタは入閣を要請されたがそれを固辞し軍参謀総長になった。
グラウは翌1934年の1月16日に辞任し(とは註:何故だ?)、その後短時間に大統領が入れ替わる中,1936年5月20日にミゲル・マリアノ・ゴメス・アリアスが大統領に就任、同内閣でバティスタは国防相兼軍総司令官に就任し、政権の実権を握った。バティスタの横暴にゴメスは拒否権を発動したが、逆にバティスタによる議会動員で罷免され、フェルデシオ・ラレード・ブル副大統領が大統領に昇格した。

1938年になるとバティスタは共産党を合法化し、対立する(とは註:グラウ率いる?)真正革命党に対する共闘路線を結ぶ。1939年11月には憲法制定議会選挙が行われるが、バティスタの率いる自由党は共産党と連合するも真正革命党を主とする野党連合に大差で敗北する。

大統領就任
1940年2月の第一回議会では、第一党の真正革命党はグラウを議長に推すが、バティスタの裏工作でマルケス・スターリングが議長に就任した。7月には新憲法が公布、総選挙が行われる。バティスタがグラウを抑え大統領に当選した。

10月にバティスタは大統領に就任する。しかし第二次世界大戦中の1944年に行われた総選挙では、バティスタの推すカルロス・サラドリガスがグラウに敗北する。これを受けてバティスタはアメリカ合衆国のフロリダに逃亡した。

独裁への道

その後キューバでは1948年6月に総選挙が行われ、フロリダのデイトナビーチでカジノを経営していたバティスタは自由党から上院議員に立候補し当選、政界に復帰する。1950年には帰国し、単一行動党を結成する。
翌年には再度の大統領選出馬を表明するが、支持は得られなかった。これを受けて1952年3月10日に、バティスタは軍事クーデターを決行、カルロス・プリオ・ソカラス(とは註:カルロス・サラドリガスはどうなったの?)大統領に辞任を要求。プリオはメキシコ大使館に亡命し、バティスタが大統領に就任した。なお、このクーデターにより同年に行われた議会選挙は無効となった。この時オルトドクソ(保守)党から議会選挙に立候補したものの、選挙の無効により失職した弁護士にフィデル・カストロがいる。

これ以降バティスタは、以前の亡命先のアメリカ政府とアメリカ企業、そしてカジノを経営していた時代のパートナーのマフィアのキューバ国内における利権の保護と引き換えに私欲を満たすようになり、キューバの農業や工業にアメリカ資本が流れ込み、アメリカ企業による事実上の搾取が大手を振って行われることになった。

539とはずがたり:2016/11/27(日) 10:34:55
>>538-539

カストロの蜂起

この様な状況を受けて、フィデル・カストロが武装勢力を組織し、1953年7月26日に130名の同志とともにオリエンテ州のモンカダ兵営に対する攻撃を行った。攻撃者の80人以上が死にカストロは逮捕され、カトリック司教の仲裁で死刑は免れたが、懲役15年が宣告され投獄される。

その後メキシコに亡命していたカストロは、1956年12月に60フィートのプレジャーヨット、「グランマ号」でメキシコから多くの他の亡命者と共に秘密裏にキューバへ帰国した。それらは「7月26日運動」と呼ばれた。「7月26日運動」の最初の行動は1956年12月2日にオリエンテ州で始まった。その中には革命後に閣僚となるチェ・ゲバラ、ラウル・カストロ、またカミロ・シエンフェゴスが含まれていた。カストロの運動は民衆の支援を獲得し、800人以上の勢力に成長した。

キューバ革命

1958年5月24日に、バティスタはカストロ率いる反乱軍に対して17の大隊を送り出した。数字の上で圧倒されていた上に、アメリカから貸与を受けた豊富な兵器を手にしていたにもかかわらず、カストロの反乱軍は士気が下がった政府軍兵士の多くの軍務放棄によって一連の勝利を成し遂げた。

その後カミロ・シエンフェゴスの指揮下にあった反乱軍はヤガイェイの戦いで大きな勝利を収め、「El heroe de Yaguajay」(ヤガイェイの英雄)と呼ばれるようになった。またチェ・ゲバラの部隊もサンタクララでの決戦で勝利を勝ち取るなど、その後の各地における戦闘において政府軍の敗北が決定的となった。

政府軍の敗北が決定的になったことを受けて、1958年12月31日の夜、バティスタはハバナ市内のコロンビア兵営で催された新年祝賀パーティーの席上で突如として辞任演説を始め、日付の変わった1959年の元日未明、クバーナ航空機でキューバを脱出し、反共的な独裁者のラファエル・トルヒーヨ率いるドミニカ共和国へ亡命した。
数時間後、政府軍のカンティーヨ将軍が「臨時政府」の成立を宣言したが、カストロはこれを認めずカミロにハバナ突入を命じた。政府軍兵士の抵抗も受けないままにまもなくハバナは反乱軍によって制圧され、8日にはカストロがハバナ入りし、名実ともに反乱軍(革命軍)の勝利が確定した(キューバ革命)。

亡命
ドミニカ亡命後は、かつての支持者から700万アメリカドルを超える献金を受けたが、トルヒーヨの失脚後もキューバへは戻らずに、反共主義者のアントニオ・サラザールが政権を握っていたポルトガルのマデイラとエストリルで回顧録を書いて暮らした。その後フランシスコ・フランコ将軍が独裁体制を敷いていたスペインで投資を行い成功をおさめたものの、マルベーリャの郊外の自宅で心臓病により死去した。2006年に亡くなった妻とともにマドリードのCementerio Sacramental de San Isidroに埋葬されている。

540とはずがたり:2016/11/27(日) 10:40:00

>>532-534
>キューバはアメリカ、アルゼンチンと並んで西半球の諸国で最も豊かな国のひとつでした。
アルゼンチンが豊かだった(その後余り成長しなかった)のは有名だけどキューバもそんな感じだったのか。

>>535-537
>1898年に起きた米西戦争でスペインに勝利したアメリカ合衆国は、同年のパリ条約でキューバ独立をスペインに認めさせた。しかし、1901年のプラット条項[1]によってキューバを事実上の保護国とすると、その後もたびたび内政干渉を繰り返した。
>この様な状況下で、1903年2月23日にグアンタナモがアメリカの軍事基地となり、「アメリカ合衆国の裏庭」と化していたカリブ海においてキューバは戦略的に重要な位置を占めていた。さらに、アメリカへの経済的従属も進み、砂糖やバナナなどの商品作物の供給地として必要不可欠な島となっていった。
>1934年にフランクリン・ルーズベルト大統領のもとでプラット条項は廃されたが、アメリカは親米政権をキューバにおいて維持させることを国是としており、活発な投資活動が続いていた。

>>532-534
>1956年12月、カストロ、彼の兄弟、そしてゲバラを含む男性82人のグループはキューバに上陸したが、64人の男たちが命を落とした。生き延びた18人のグループは山中に逃げ延び壮絶かつ効果的なゲリラ戦を始めることとなる。

>>538-539
>1958年5月24日に、バティスタはカストロ率いる反乱軍に対して17の大隊を送り出した。数字の上で圧倒されていた上に、アメリカから貸与を受けた豊富な兵器を手にしていたにもかかわらず、カストロの反乱軍は士気が下がった政府軍兵士の多くの軍務放棄によって一連の勝利を成し遂げた。

wikiのキューバ革命の項の偏向記述を糺す為にも,1957年から1958年のほぼ2年でたった18人(12人?)から軍事独裁政権を倒せる迄になる経緯が知りたい所。
まあアメリカ憎しの怒りが国内に拡がっておりそれがカスロト達の運動をきっかけとして全面的に結集できたと云ふ事であろうが。。その際にソ連の資金援助が効いた事は確かであろうが。

>>532-534
>冷戦時代、カストロのキューバは当時の政治の世界でとりわけ強い影響力を示した。カストロは社会主義への信奉を明らかにし、政権発足後すぐにソ連への忠誠を誓った。

>>535-537
>カストロは共産主義の影響を受けた学生らとともにゲリラ活動を行い親米政権を倒したことから、アメリカはカストロの自国に対する姿勢を懸念していた。しかし当初カストロは「アメリカ合衆国に対して変わらず友好関係を保つ」と表明し、早くも4月にワシントンD.C.を訪問しアメリカ政府に対して友好的な態度を見せるとともに、革命政権の承認を求めた。

ハフィントンは直ぐにソ連への忠誠を誓ったとあるが,wikiに拠る様に最初期は社会主義革命を明確にはしなかった筈で,アメリカ側の対応が革命政権を反米に追い込んだと云ふ印象。その辺はフランス革命直後の干渉戦争と似てゐる。革命直後,革命政権は国王を処刑する気はなかったし,国王を処刑して周囲の王権国家全部を敵に回せるとは思ってなかっただろうし,キューバもアメリカを敵に回して生き延びれるとは思わなかった筈だ。ソ連からの援助を受けてないと革命は成功しなかったであろうとは思われるが。その点,革命後の干渉戦争を自力で撃退したフランスやロシアとは国の大きさが異なるな。

それでもロシアや中国,ベネズエラと支援する国は続いていた訳だが,アメリカが帝国としては瀕死なのと同様にそれ以上にベネズエラも原油価格下落で瀕死だ。。
キューバも経済の自由化を取り入れつつ政治も自由かしていかざる得ない気もするがどうであろう?

中国や越南,北朝鮮等とともに自由選挙に拠らずに政権を維持してゐる社会主義政権の今後には要注目である。

541名無しさん:2016/11/27(日) 22:04:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161121-00000104-mai-pol
<野党4党>共産「野党連合政権」構想で溝
毎日新聞 11/21(月) 21:11配信

 ◇「本気」の共産、民進、自由、社民の3党と隔たり浮き彫り

 次期衆院選を巡り「本気の共闘」を掲げて選挙協力を迫る共産党に対し、民進、自由、社民の3党との隔たりが浮き彫りになっている。共産党は来年1月の党大会で、4党による「野党連合政権」構想を正式決定する方針だが、民進党は拒否の姿勢で、自由、社民両党にも支持の動きはない。

 共産党の小池晃書記局長は21日の記者会見で、原発再稼働慎重派が自公推薦候補に勝利した新潟県知事選に触れ「各野党が、勝利のためにやれることは全てやる態勢ができた」と指摘し、衆院選について「本気の共闘の具体的内容は、それぞれの政党がお互いに候補者を推薦し合うことだ」と述べた。

 共産党の「本気の共闘」「野党連合政権」路線は、16日の第7回中央委員会総会で採択した党大会決議案に明記され、(1)共通公約(2)相互推薦・支援(3)政権問題での前向きの合意--を目指す考えを盛り込んだ。

 志位和夫委員長は「選挙協力に踏み込む以上は(政権構想を)責任を持って示す必要がある」と強調。連立に向けた合意抜きに選挙協力を進めれば「野合」批判を浴びるとの懸念が背景にある。

 民進党は一貫して拒否の姿勢だ。野田佳彦幹事長は21日の会見で「基本的な政策が一致しない、理念が違う政党と政権をともにすることはできない。何度も言ってきている」と述べた。蓮舫代表も「共産党の片思い」と述べるなど党内の拒否反応は強い。

 だが、共産党との共倒れをさけたいのも本音だ。民進党は候補者競合を避ける「すみ分け」への着陸を期待する。社民党は共産党との連立の可能性を否定しなかったが、吉田忠智党首は17日の会見で「ハードルが高すぎると民進党の中の議論が難しくなる」と全体を見極める構えだ。

 自由党の小沢一郎共同代表は、民進、自由、社民3党の統一候補擁立を目指す。20日の講演では「各党が一つの連合体として選挙に臨まないと候補者調整も難しい」と述べ、3党で政治団体を設立する構想を示した。小沢氏は共産の政権構想への評価は避けるが、側近は「共産党とは選挙区の選挙協力だけしかできない」と漏らす。

 ただ、民進党内では小沢氏の構想にも「野合そのもの」との批判は強い。野党連携の必要性は認めつつ、道筋を描けない4党の模索が続く。【朝日弘行、葛西大博】


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