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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

4908名無しさん:2012/11/15(木) 20:36:46
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-199273-storytopic-4.html
JA全中、1500人が反TPP集会2012年11月15日

 全国農業協同組合中央会(JA全中)は15日、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加表明に反対する集会を都内で開き、組合員ら約1500人が参加した。

 JA全中は関税の撤廃は日本農業に壊滅的な打撃を与えるとして、交渉への参加反対を衆院選で候補者や政党を支援する条件としている。

 自民党の大島理森前副総裁はあいさつで「例外なき関税の撤廃に党として明確に反対する」とTPPへの慎重姿勢をあらためて示した。

 民主党から出席した一川保夫幹事長代理は、TPPの議論を契機に農業の重要な役割を国民が理解しつつあるとし、「チャンスと捉え農業強化の施策を構築していく」と語った。
(共同通信)

4909名無しさん:2012/11/15(木) 20:39:26

衆院選、民主に厳しい=離党者続出に不快感−連合会長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012111500983

 連合の古賀伸明会長は15日の記者会見で、12月16日投開票の衆院選について「逆風の中、(民主党にとって)非常に厳しい選挙になる」との見通しを示した。小沢鋭仁元環境相ら民主党から離党者が相次いでいることに対し「極めて残念だ」と不快感を示した。 

 古賀会長は、民主党政権の成果として高校無償化や子育て支援策の充実を強調。その上で「自民党からの政権交代は間違いなく大きな意義があった。統治機構や過去から蓄積する慣習、手法を変えるには時間がかかる」と述べ、民主党を擁護した。(2012/11/15-20:28)

4910旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/11/15(木) 20:43:08
衆院選無効求め提訴へ=投開票翌日に60件―弁護士グループ
時事通信 11月15日(木)20時37分配信
 衆参両院選の「1票の格差」訴訟を起こしてきた弁護士グループの升永英俊弁護士は15日、次期衆院選の投開票翌日の12月17日にも、選挙無効を求める訴訟を全国の高裁、高裁支部で計60件起こす方針を示した。
 衆院選をめぐっては、別の弁護士グループも、解散後に選挙差し止めを求める訴訟を起こす方針を決めている。

4911名無しさん:2012/11/15(木) 20:44:37

衆院16日解散=「0増5減」、特例公債成立へ―定数削減、文書化目指す・民自公
2012年 11月 15日 19:06 JST
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_548728

 衆院は16日、解散され、12月4日公示―16日投開票の衆院選に向け選挙戦が事実上スタートする。これに先立ち、衆院は15日の本会議で、2015年度まで赤字国債の発行を自動的に認める特例公債法案の修正案と、最高裁が違憲状態とした衆院選の「1票の格差」を是正するため小選挙区を「0増5減」する法案を、与党と自民、公明両党などの賛成多数で可決した。いずれも16日の参院本会議で可決、成立する。野田佳彦首相が表明した同日の解散へ環境が整うことになる。

 民主党が提出した衆院比例代表定数を40削減する法案も15日の本会議で、同党などの賛成多数で可決された。しかし、野党多数の参院では採決されず、衆院解散により廃案となることが固まった。民主、自民、公明3党は、首相が14日の党首討論で提起した議員定数削減について、来年の通常国会で結論を出すことを文書で確認する方向。16日の解散前に決着させる方針だ。

 15日の本会議では、(1)定数削減が実現するまでの間、国会議員の歳費を2割削減する法案(2)国会開会中に日額6000円支給される委員長手当を廃止する法案(3)参院選の1票の格差を是正するための「4増4減」関連法案―も可決、参院に送られた。いずれも16日に成立する。 

[時事通信社]

4912名無しさん:2012/11/15(木) 20:49:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121115/stt12111520350018-n1.htm

福田、中川氏を選任 衆院選支部長で自民
2012.11.15 20:34

 自民党は15日、次期衆院選の公認候補者となる群馬4区支部長に福田達夫氏(45)、広島4区支部長に中川俊直氏(42)をそれぞれ選任した。ともに新人。福田氏は福田康夫元首相の長男、中川氏は中川秀直元幹事長の次男で、両氏とも秘書を務めている。

4913名無しさん:2012/11/15(木) 20:57:54

きづなが生活に合流 内山代表は無所属で活動
2012.11.15 20:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121115/stt12111520360019-n1.htm

 新党きづなは15日、同日付の解党と、代表の内山晃氏を除く6人が国民の生活が第一に合流することを決めた。これにより、生活の衆院議員は45人になる。内山氏は本人の意向で合流せず、無所属で活動するという。

4914名無しさん:2012/11/15(木) 21:04:39
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/11/20121115_20067.html

政権交代後初の決戦へ 県内陣営の動き加速
11月15日 20時30分[政治・経済]

  野田佳彦首相は14日、 国会での党首討論で16日に衆院を解散する意向を表明。 政府・民主党三役会議は同日夜に衆院選の日程を 「12月4日公示、 16日投開票」 と決めた。 平成21年8月の政権交代以来となる総選挙で、 民主党は与党として初めて国民の審判を受ける。 県内の各政党、 候補予定者は決戦に向けて動きを活発化させている。

 15日現在、 県内3小選挙区に立候補を表明しているのは、 1区が民主現職の岸本周平氏(56)、 自民新人の門博文氏(47)、 共産新人の国重秀明氏(52)。 2区は民主現職の阪口直人氏(49)、 自民現職の石田真敏氏(60)=比例近畿=、 共産新人の吉田雅哉氏(37)。 3区は民主現職の玉置公良氏(58)=比例近畿=、 自民現職の二階俊博氏(73)、 共産新人の原矢寸久氏(61)。

 いずれも民主、 自民、 共産の対決の構図だが、 橋下徹大阪市長率いる日本維新の会も候補選定を進めており、 1区への擁立はほぼ確実視されている。 政権奪還を目指す自民が勢いづいているが、 流動的な要素は多い。

 野田首相の解散表明に対する各党の反応を見ると、 民主党県連の浦口高典幹事長は 「社会保障と税の一体改革関連法案を成立させ、 『近いうちに』 解散するとの約束を誠意を持って守った」 と評価。 「県連所属の議員で選挙態勢について協議し、 連合和歌山とも支援について話し合う」 と述べた。

 自民党県連の吉井和視幹事長は 「政治家として筋を通した」 と解散表明に一定の評価をし、 「年内解散を想定していたので県内3候補の準備は万端だ。 芯が通った保守主義の安倍総裁の下での選挙。 政策も理解を得られる」 と勝利へ自信をのぞかせた。

 公明党県本部の角田秀樹幹事長は 「『決められない政治』 を続けてきた民主党政権への国民の評価を問うときがきた」 とし、 「県本部としては防災・減災対策をはじめ、 党が生活者の目線でやってきた実績を訴えていく」 と話した。

 共産党県委員会の竹内良平委員長は 「信を問う時期がやっときた。 消費増税や社会保障、 TPP、 外交政策など、 民主党政権は民意を裏切り続けてきた。 国民の願い、 3・11以後の思いを生かせる政治にしていく」 と述べた。

4915名無しさん:2012/11/15(木) 21:10:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121115/elc12111520380003-n1.htm

民主、熊本1区に新人 維新・松野氏に対抗馬
2012.11.15 20:37

 民主党熊本県連は15日、緊急の常任幹事会を開き、次期衆院選熊本1区に新人で洋菓子店経営、池崎一郎氏(60)の擁立を決めた。同1区は、民主党を離党した日本維新の会副代表の松野頼久氏(52)が出馬予定のため、県連が対抗馬の選考を進めていた。

4916名無しさん:2012/11/15(木) 21:18:51
http://news24.jp/nnn/news8654480.html

候補者擁立に向け 県内政党時間との闘い(福島県)

野田総理はあす、衆議院を解散する方針。

県内には5つの選挙区があるが、政党が候補者を立てると言いながらまだ決まっていない選挙区も多く、その候補者の擁立に向けた動きがあわただしくなっていた。

政権与党の民主党は、1区と2区の現職議員が「国民の生活が第一」に鞍替えし、その後の候補者がまだ決まっていない。

4区の渡部恒三さんも出馬しない意向を示しているため、3つの選挙区で候補者選びに奔走している状況。

*民主党県連・渡部譲県議団団長インタビュー

「4区に限っても恒三先生を軸にきちっと候補者を立てるのは間違いないです」

自民党は、まだ決まっていない3区について明後日までには結論を出したいとしている。

また、5区では、現職と元職の2人が立候補の意向を示していて、これから調整が行われる。

*自民党県連・平出孝朗幹事長インタビュー

「5区については新聞紙上では自民党から2人出るという報道がされていますが、そういうことは絶対ありえません」

民主党から離党した「国民の生活が第一」の2人の議員は、それぞれ1区と2区で選挙戦の準備を進めている。

また、共産党は、5つの選挙区のうち3つの選挙区で公認候補を決め、残る2つでも候補者の擁立を目指している。

この他、日本維新の会は、4区での擁立にめどが立っている状況。

そして、社民党も1区、2区、4区のいずれかれで一人の候補者を擁立するとして最終調整に入っている。

また、公明党や新党改革などでも、比例代表を含め、候補者の擁立を急いでいる。

解散から公示日までの残された時間は19日間という限られた時間内で、各政党がどこまで調整を進められるかが選挙直前のカギとなりそう。

そしてきょう、福島4区で大きな動きがあった。

現職では最多の14回連続の当選を果たした民主党の現職、渡部恒三さんが引退を表明した。

*民主党・渡部恒三議員

「80年の人生の中で、アメリカに行ったってイギリスに行ったって、福島県民であることを誇りに思い、そして今日まで、福島県に生まれ、福島県で育ち、福島県のために働いて福島県で死んでいくことを誇りに思っております。どうぞ200万県民の皆さんね、いろいろそれぞれその時その時苦しいこと、つらいこと、切ないことあるけど、俺は福島県に生まれた、俺は福島県で生きていくんだということを誇りに思って頑張ってください」

民主党の現職、渡部恒三さんは、43年前の1969年の衆院選で初当選し、現職の議員としては最多の14期連続の当選を果たしている。

後継者の選定は難航していて、後援会の幹部は、「しばらく様子を見てから決めたい」と話している。

一方、福島4区で、現時点では唯一出馬を表明しているのが、自民党の菅家一郎さん。

野田総理の突然の解散発言に、けさ次のように話しまた。

*自民党・菅家一郎さんインタビュー

「震災復興、山積みですから外交も、しっかり自民党として責任政党として守っていかなくてはならない。そんな考えで対応して参りたいと思います」

また福島4区では、参議院議員の小熊慎司さんが日本維新の会からの出馬を予定している。

維新の会は、今度の土曜日、17日に第一次の公認候補を発表する予定で、小熊さんも公認を得る見込み。

後援会は、来週20日に拡大役員会を開く予定で、小熊さんは、この場で正式に出馬の意思を示す予定。
[ 11/15 20:09 福島中央テレビ]

4917名無しさん:2012/11/15(木) 21:22:41
>>4910

0増5減は明日参院で成立しますよ

4919名無しさん:2012/11/15(木) 21:30:02

民主渡部恒三氏 引退の意向表明
11月15日 20時58分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121115/k10013525111000.html

民主党の渡部最高顧問は国会内で記者団に対し、「ことしで80歳になり、『これでお許しいただきたい』」と述べ、来月投票が行われる衆議院選挙に立候補せず、今期限りで引退する意向を明らかにしました。

この中で渡部最高顧問は、「振り返ってみると26歳で福島県議会議員に当選し、37歳で衆議院議員に当選し、連続14回当選させていただいた。ことしで80歳になり、半世紀を超えて政治活動をさせてもらったので、『これでお許しいただきたい』ということだ」と述べ、引退する意向を明らかにしました。

渡部氏は、当選14回。

昭和44年の衆議院選挙で初当選し、この間、厚生大臣や通商産業大臣などを歴任したほか、民主党と自民党で、それぞれ国会対策委員長を務めました。

平成8年には衆議院副議長に就任し、7年近くに渡って議会運営に力を尽くしました。

4920名無しさん:2012/11/15(木) 22:05:35

生活にきづなが合流=内山氏は無所属に
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012111500492

 新党「国民の生活が第一」と新党きづなは15日の合同議員総会で、きづなを解党した上で合流することを決めた。ただ、きづなの内山晃代表は加わらず、無所属で活動する。これにより、生活の所属議員は衆院45人、参院12人の計57人となる。

 きづなは昨年12月に民主党を離れた議員で結成。大半が生活の小沢一郎代表に近く、次期衆院選に向け合流の時期を探っていた。 (2012/11/15-21:53)

4921チバQ:2012/11/15(木) 22:06:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20121114-OYT8T01603.htm
「解散」表明 各陣営が臨戦態勢

 野田首相の異例ともいえる党首討論での衆院解散日の表明。与野党で年内解散を巡る激しい攻防があったこともあり、関係者の受け止めはおおむね冷静だった。ただ、公認が決まったばかりや、前回選挙とは所属政党が変わる候補予定者も多く、慌ただしく選挙戦に突入することになりそうだ。

 「野田首相は立派だ。約束を守ったということで言えば、前の2人の首相とは違う」――。自民党の思惑通りに年内解散を表明した首相を、同党県連幹事長の神山久志県議は手放しで持ち上げた。18日に県連役員会を開き、候補者の公認申請決定や選対本部設置の方向で調整している。

 木村太郎県連会長は「首相が16日解散を表明したのは民主党内の対立のためだ。それ以降だと民主党は党として体をなさなくなる」と解説する。同党から1区で立候補する予定の津島淳氏は「予想より早い印象だが、身が引き締まる思い」と緊張した面持ちだった。

 自民党とともに年内解散を求めていた公明党の伊吹信一県本部代表も「民主党内で反発があるようだが、最後は野田首相のリーダーシップを発揮して有言実行してほしい」とエールを送った。

 民主党の県連幹事長の松尾和彦県議は「選挙準備もやることはやってきた。突然の解散とは思わない」と淡々と話した。近く連合青森に1、2区候補者の推薦を要請するという。

 民主党は1、2区の公認候補を13日に決めたばかり。1区の波多野里奈氏はこの日、企業などに慌ただしくあいさつ回りをした。「時間は欲しいが、みんな同じ条件なので突っ走りたい」。2区の中村友信氏は、「問題は民主党内だ。解散を巡って内ゲバにならないだろうか」と不安そうな様子だった。

 太陽の党で1区から出馬予定の升田世喜男氏は「第3極」の連携に関して「党は昨日できたばかり。日本維新の会との連携は時間的に厳しい」と指摘。名刺づくりなど選挙準備を加速させる。

 民主・自民両党の党首討論で解散がやりとりされたことに他党からは反発が出ている。

 国民の生活が第一の横山北斗衆院議員は「何もかも自民と民主だけで決めている」と不快感を示した。横山氏はこれまで3、4区の候補擁立に否定的だったが、「小沢一郎代表の性格からすると、もしかしたら立てるかもしれない」と含みを持たせ始めている。

 共産党の高橋千鶴子衆院議員は「議員定数削減を自民にだけ突きつけて解散の条件としたのは納得できない」と強調。社民党の奈良岡克也県連幹事長も「信頼を失った政権が解散するのは当然。選挙制度改革が民主・自民両党の選挙の取引に使われた。2大政党の横暴だ」と語気を強めた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4922チバQ:2012/11/15(木) 22:07:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20121114-OYT8T01514.htm
解散表明、各党臨戦態勢に

 野田首相が14日、国会の党首討論で、16日に衆議院を解散する意向を表明し、衆院選が12月に行われる公算が大きくなった。臨戦態勢をとった県内の各政党関係者からは、野田首相が8月に表明した「近いうち」の解散が大きくずれ込んだことへの批判や、解散を歓迎する声、衆院選への意気込みが聞かれた。

 首相は、自民党の安倍総裁との党首討論で、衆院の議員定数削減への協力を約束するなら、16日に解散すると表明。安倍総裁は討論後、報道陣に定数削減に協力すると述べた。

 民主党県連代表の松浦大悟参院議員(秋田選挙区)は「(消費税増税などで)国民に新たな負担を強いる以上、自らの身を切る改革は必ず行わなければならない。野田首相の強い覚悟を受け止め、議員定数の削減に野党も応じてほしい」とコメントを出した。

 自民党県連幹事長の渋谷正敏県議は「厳しい選挙が予想され、党内の反対もある中で良く決断したが、遅きに失した」と批判し、「(予定されている)外遊中に党内で『野田おろし』のクーデターが起きると恐れたのでは」と推測した。さらに「民主党はやらないと言ったことをやり、やると言ったことはやらなかった。どの政党が前に進める政治を実現できるのか、国民が選ぶ選挙になる」と述べた。

 公明党県本部代表の田口聡県議は「(解散は)国会の日程から来週とみていたが、早いほどいい。一日でも民主党に政権を任せられない」と歓迎。「『民主党では勝てない』と、第3極に逃げる人も出るだろう」と予想した。

 「国民の生活が第一」県連会長の高松和夫衆院議員(比例東北ブロック)は「(解散に)反対する包囲網が出来て窮地に陥ったので、自ら解散を打って出たのだろう。(民主党にとって)最悪のタイミングだ」と指摘した。「第3極の結集前に急いだ面もあると思う。我々もこれから本格的な準備に入るが、短時間でも徹底的にやるしかない」と決意を示した。

 社民党県連代表の石川ひとみ県議は「(解散は)年内か年明け早々と考えていた。まさか党首討論で表明するとは」と驚いた様子。「政権交代時の期待を裏切った民主党への国民の失望は相当なものがある」と語気を強めた。

 共産党県委員会の米田吉正委員長は「選挙制度の根幹に関わる問題を条件に、(民主・自民の)2党間で解散する、しないというやり方はあってはならない。非常に不謹慎だ」と指摘。「今回の選挙は、どの政党を選ぶかが選択の軸になる。党の値打ち、役割を大いに訴えたい」と述べた。

 みんなの党の寺田典城参院議員(比例)は「(解散表明は)動かない政治を動かすための必死な覚悟の表れに見える」とし、「政治不信はさらに高まっている。次の選挙では各党のマニフェストに国民のより厳しい目が向けられるだろう」と述べた。

 「太陽の党」の村岡敏英氏は「国民は一日も早く民主党政権に終わってほしいと願っており、早期の解散は歓迎する」とし、議員定数削減は「消費税増税を国民にお願いしている以上、国会議員も身を削るのは当然だ」と述べた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4923チバQ:2012/11/15(木) 22:07:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20121114-OYT8T01411.htm
民主、割れる反応 「唐突だ」 「正しい決断」


 野田首相が14日の党首討論で、16日に衆院を解散する意向を示したことは、県内の政党関係者に衝撃を与えた。早期解散を巡って賛否が割れる民主党に対し、自民党など野党側からは一斉に歓迎の声が上がった。

 「あまりにも唐突だ。どういう考え方かということを首相が議員に語らなくてはならない」と困惑を隠せないのは、民主党県連会長の鹿野道彦衆院議員(山形1区)。首相が環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を総選挙の争点とする方針を示したことにも反対しており、この日は、国会内で自身が率いるグループの緊急会合を開いて対応を協議するなどした。

 同じ党内でも、野田首相側近の近藤洋介衆院議員(同2区)は「自分の(政権の)延命ではなく、国民国家のことを考えた正しい決断だ」と評価。吉村和武県連幹事長は「議員定数削減、歳費削減、1票の格差是正に対する野田首相の並々ならぬ覚悟が感じられた」とのコメントを発表した。

 ただ、立候補予定者が不在の山形3区に関しては、17日の県連常任幹事会で対応を検討する予定だったといい、吉村幹事長は「12月解散だと思っていたのに……」と本音ものぞかせた。

 一方、年内解散を求めてきた自民党。1区から出馬予定の遠藤利明衆院議員(比例東北ブロック)は「よくぞ決断してくれた。野田さんは主導的な解散と言うが、実際は追い込まれての解散だ。選挙は来年1月とも思っていたので予想より早かった」と気勢を上げる。県連会長の加藤紘一衆院議員(山形3区)は「国益を守る責務を果たそうという自民党の決心に揺らぎはない」とコメントした。

 3区から出馬を予定する社民党県連代表の吉泉秀男衆院議員(比例東北ブロック)は、「解散となると有権者の関心も一気に高まるだろう。時間は限られているが、少しでも多く選挙区内を回りたい」と述べ、気持ちを選挙モードに切り替えていた。

 また、公明党県本部の菊池文昭代表は「野田政権に先はなく、一刻も早く国民に信を問い、真に国民から選ばれた政権を早急に作っていくことが国民の利益にかなう」との談話を発表。共産党県委員会の本間和也委員長は「(解散表明は)国民の声に追いつめられた結果だ。『国民が主人公』の政治の実現を目指し全力を挙げる」とコメントした。

 みんなの党アジェンダネットワーク山形で、2区から出馬予定の川野裕章代表は「民自公3党談合政治がようやく終焉(しゅうえん)を迎える時が来た。国民の手に主権を取り戻すため、全力で戦っていきたい」とした。

(2012年11月15日 読売新聞)

4924チバQ:2012/11/15(木) 22:08:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20121114-OYT8T01245.htm
解散表明 「この時期」に懸念も

 野田首相が14日、衆院を16日に解散する意向を表明し、県内に衝撃が広がった。衆院選は「12月4日公示、16日投開票」の日程が有力視されているが、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の爪痕(あと)が残る県内では、この時期の選挙に慎重な声も根強い。各政党の関係者が選挙に向けた準備を進める一方で、民主党県連幹部が早期の解散・総選挙に反対するなど、波紋が広がっている。

 民主党県連の宗方保幹事長は、「驚いている。候補者の決まっていない選挙区が全国に多くあり、自滅的な状況になりかねない。経済対策で補正予算を組むなど、やるべきことをやって来年度予算につなげていくべき。被災地は復興が最優先で、解散・総選挙のタイミングではない」と述べた。15日の党県議団の会議で早期の解散・総選挙に反対する決議を出す方針だ。

 福島1区、2区で難航している党公認候補の擁立作業については、「急がなければならない。ここまで来れば党本部と協議して決定するしかない」と述べた。別の民主党県議も、「もう県内では候補者はいない。(他県からの)落下傘候補になる可能性がある」と話した。

 野党からは歓迎の声が出る一方で、被災地での選挙を懸念する声も出た。

 自民党県連の平出孝朗幹事長は、「『近いうちに解散する』と言っておきながら、条件を提示し『約束を履行しないと解散しない』という首相のやり方は詐欺的とも言える。今の内閣では福島の復興はできず一日も早く解散し(自民党中心の)新たな体制で取り組んでもらいたい」と話した。県連は15日に役員会を開き、次期衆院選への対応を協議する予定。3区の公認候補擁立と、5区の候補者調整を急ぐ考えだ。

 「国民の生活が第一」県連の太田和美代表は「解散は避けられないが、『(民主、自民、公明)3党の談合解散』で国民不在だ。被災者にとっても厳しい時期に解散を打ってきたし、争点が明確でない。粛々と消費税増税反対と原発反対を訴え、その受け皿になる」と話した。公明党県本部の甚野源次郎代表は「新しい政権で来年度予算に取り組むべき。復興にスピード感がないので、(復興部署を)一元化して取り組むべき」と述べた。

 共産党県委員会の久保田仁委員長は「解散は首相が追いつめられた結果だが、消費税増税を強行し比例選の定数削減を条件に持ち出すのは二重の暴挙だ」と批判。「2区、4区でも候補者を出す方向で政治決断したい」と述べた。社民党県連の真鍋健一副幹事長は「被災県として消費税や憲法改正への反対で毅然として対応する」と話した。同党は県内小選挙区での公認候補擁立を検討しており、早ければ16日にも決定する見通しだ。

(2012年11月15日 読売新聞)

4925名無しさん:2012/11/15(木) 22:09:06

自民・古賀誠元幹事長、衆院選不出馬 引退へ
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121115-OHT1T00245.htm

 自民党の古賀誠元幹事長(72)=衆院福岡7区=は次期衆院選に立候補しない意向を固め、周辺に伝えた。関係者が15日、明らかにした。地元の福岡県大牟田市で17日に開かれる後援会の会合で正式表明する見通しだ。

 古賀氏は当選10回。1980年の衆院選で初当選し、運輸相や国対委員長を歴任した。日本遺族会会長も長く務めた。

 古賀派(宏池会)会長だった9月の自民党総裁選では、同派出身の谷垣禎一前総裁の再選出馬を不支持。谷垣氏に近い議員が反発して派閥は分裂した。世代交代を理由に会長を退き、後任に岸田文雄前国対委員長が就任して「岸田派」に衣替えした。

(2012年11月15日21時57分 スポーツ報知)

4926チバQ:2012/11/15(木) 22:09:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20121114-OYT8T01518.htm
解散表明 一気に選挙モード

 野田首相が14日の党首討論で、16日にも衆院を解散すると明言したことで、県内の各党は、選挙対策本部の設置作業や大規模集会などの日程調整を急ぐなど、一気に選挙モードに突入した。

 民主党県連は17日に選対本部を発足させる。政権交代を実現させた2009年の前回衆院選とはうって変わり、逆風が吹きつける中での総選挙。木村勝好幹事長代理は「首相が解散を決めた以上、それに従うしかないが、準備はまだ進んでいない。まずは連合宮城からの推薦を取り付けることに力を入れたい」と危機感をにじませた。

 一方、追い風選挙を期待する自民党県連は、15日に執行部会議を開き、選挙準備を加速させる。「いよいよ時が来た。野党に転落してから3年、必死に選挙区内を回り、有権者の声に耳を傾けてきた。ラストスパートをかけていく」と、中島源陽幹事長の鼻息は荒いが、ある県議は「民主党に比べればましという消極的な支持に過ぎない。かつてのような強固な選挙基盤は失われている。浮かれていたら負ける」と気を引き締める。

 選挙日程は、政府・民主党三役会議で「12月4日公示、16日投開票」とする方針が決まった。

 公明党県本部の石橋信勝代表は「12月9日の投開票を軸に準備を進めてきたので、特に驚きはない」と冷静に受け止める。共産党県委員会の加藤幹夫副委員長は「一部の選挙区では準備が遅れており、急がないといけない」と語った。社民党も候補者の擁立を急ぐ構えだ。

 石原慎太郎・前東京都知事を共同代表に13日に発足したばかりの太陽の党の県関係者は、「まだ事務所開きも出来ていない状態で、解散と言われても、正直困っている」と準備不足を認める。同党から「第3極」として結集することを呼び掛けられているみんなの党の菊地文博県支部長は「日本維新の会とは政策面で基本合意しているが、太陽の党は自民党の補完勢力に過ぎない」とするなど、協力関係が今後構築できるかどうかは不透明な状況だ。

 国民の生活が第一から立候補を予定する横田匡人・前仙台市議は、「第3極の大連合が出来る余地はあると思う」と期待感を示した。

(2012年11月15日 読売新聞)

4927チバQ:2012/11/15(木) 22:09:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20121114-OYT8T01461.htm
「あす解散」表明 民主、驚きや疑問

 野田首相が14日、国会の党首討論で衆院を16日に解散する意向を表明したのを受け、県内の各党からは驚きや疑問が示される一方、選挙戦へと意気込む声も聞かれた。解散すれば12月の投開票になる見通しで、総選挙に向けた準備も加速している。

 民主党県連の長谷川修平幹事長は日立市内で党首討論を見たといい、「野田首相自ら期日を言明したことはびっくりしている」と驚きを隠さない。16日の解散に「予算編成の時期になぜ政治空白を作らなければいけないのか。(首相に)解散権があるとはいえ、いかがなものか」と疑問を呈したが、「選挙まで余裕はない。準備を進めたい」とし、空白区の3区は「擁立の努力を続ける」と力を込めた。

 自民党県連の岡田広会長は「とうとうこの時が来た」と気を引き締めた。解散が16日と示されたことに「びっくりしたが、選挙の環境は整った。責任政党として財源の裏付けのある政策を訴えていきたい」と述べた。

 県連はすでに衆院選選対本部を設置しており、県議、市町村議をフル動員して戦う方針。岡田会長は「衆参がねじれずに、国民生活に直結した政権運営ができることを示したい。総力戦で勝ち取る」と意気込んだ。

 国民の生活が第一の石井章県連代表は、自身の出馬の可能性も含めて「3区と6区を中心に候補者の擁立を進めている」とし、29日に水戸市内で開くパーティーで候補者を発表する考え。日本維新の会やみんなの党、太陽の党などほかの「第3極」との選挙協力は「かなり流動的になる」との見通しを示した。

 解散時期が「遅い」という指摘も相次いだ。早期の総選挙を求めていた公明党県本部の井手義弘代表代行は「遅すぎる表明」と批判。「野田首相が党内外から追いつめられて決断したのでは」と分析し、「比例選北関東ブロックでの3議席獲得に向け準備を加速させたい」と決意を語った。

 共産党県委員会の田谷武夫委員長も「本来は消費増税法案の前に解散するのが筋で、ずるずる続けた」と非難。比例定数削減には、「国民の多様な声を切り捨てる」と反対した。県内全選挙区で候補者を擁立する方針で、未定の7区で人選を急いでいる。

 社民党県連の玉造順一幹事長も「候補者擁立をギリギリまで目指したい」とし、近く常任幹事会を開き、対応を協議する。

■守谷市区の県議補選、衆院選と同日実施へ

 政府・民主党の三役会議が、衆院選を12月16日投開票とする方針を決めたことを受け、今月30日告示、12月9日投開票としていた守谷市区の県議補選(欠員1)は、衆院選と同日の投開票となる見通しになった。県選挙管理委員会は19日に正式に変更を決める。

(2012年11月15日 読売新聞)

4928チバQ:2012/11/15(木) 22:13:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20121115-OYT8T00069.htm
解散表明 選挙ムード

 野田首相が14日、衆院を16日に解散する意向を表明したことを受けて、県内でも選挙ムードが一気に高まった。これまでも年内総選挙が取りざたされてはいたものの、首相の国会での発言は突然だっただけに、各党の県組織の動きは、慌ただしさを増した。

 民主党県連幹事長の畠山稔県議は、首相の決断に対し、「全力投球でやる覚悟だ。定数是正に向け、自民党に確約を迫り、決断する政治をした。『近いうちに解散』との発言を守ったことを評価したい」とするコメントを発表した。

 迎え撃つ自民党県連会長の新藤義孝衆院議員(比例北関東)は「新しい政権を作ることで、混乱に終止符が打てる。日本を立て直す第一歩だ」と述べ、同幹事長の長沼威県議も「年内解散は想定の範囲内。すでに臨戦態勢だ」と意気込む。

 一方、野田首相が自民党の安倍総裁に確約を求めた、衆院議員定数削減の次期通常国会での実現について、公明党県本部代表の西田実仁参院議員は「わが党としても賛成だ。与野党の合意を得て、新たな選挙制度とともに、定数削減すべきだ」とした。

 ほかの政党も選挙の争点を訴える。

 「国民の生活が第一」県連の小宮山泰子代表と松崎哲久幹事長は「最重要政策である『原発ゼロへ』と『消費増税撤回』を求めて民意を問う機会が訪れた。党の基本方針を有権者に徹底する運動を強化したい」とのコメントを出した。

 共産党県委員会の小松崎久仁夫委員長は「野田首相の最大の矛盾は、3党合意で決めた消費税率引き上げ。消費税増税ストップを争点に戦いたい」と強調した。

 社民党県連の佐藤征治郎代表も「進め方が強引で、他党はどうでもいいという印象を受ける。われわれは憲法改悪の反対と原発ゼロを訴えていきたい」と語った。

(2012年11月15日 読売新聞)

4929チバQ:2012/11/15(木) 22:13:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20121114-OYT8T01530.htm
各党 衆院選へ加速

 政府・民主党が14日、衆院選を12月4日公示、16日投開票とする方針を決めたことを受け、県内各党は選挙へ向けた動きを加速させた。県内13選挙区のうち4選挙区が空白の民主党県連は、15日に幹部が対応を協議する。全選挙区で候補予定者が決まっている自民党からは、早期解散に歓迎の声が聞かれた。

 野田首相が国会の党首討論で急に衆院解散の意向を表明したことについて、民主党県連の田中信行幹事長は「驚きを持って受け止めた。やるべきことをやる」と、衝撃を隠さなかった。公示までに全選挙区で候補を決められるかどうかは不透明だが、田中氏は「早急に準備を始める」と述べた。

 一方、自民党県連の酒井茂英幹事長は「早期解散は大歓迎だ。準備万端整っている。自民にとっては良い時期だ」と述べ、早期解散は、空白区が残る民主や連携が進んでいない第3極の各党と比べ、自民に有利に働くとの見方を示した。

 公明党は、自民との選挙協力で比例選に専念する。同党県本部の藤井弘之幹事長は「年内解散を待っていたので歓迎する。支援者も、やっと政治が動き出したという感じだろう」と語った。

 共産党県委員会の浮揚幸裕委員長は「急いで候補者擁立を進める」と述べた。

 一方、第3極各党は選挙協力へ向けた協議が途上のため、県内でも連携は進んでいない。

 みんなの党の水野賢一幹事長代理(参院千葉)は「解散自体は遅きに失した。『民主党に幻滅したが自民党にも戻したくない』という声を取り込みたい」とのコメントを出した。

 だが、みんなは、これまでに選挙区で公認を内定した6人のうち、いずれも新人で、5区の木村長人氏と2区の中田敏博氏が日本維新の会の候補者公募に応募したとして、内定取り消しを決めた。木村氏は既に離党届を提出している。

 県内ではほかにも維新からの出馬を模索する動きがあるが、維新は県組織が作れておらず、関係者が態勢構築を急いでいる。

 新党きづな幹事長代理の中後淳衆院議員(比例南関東)は「首相が急に日付を明示したので驚いた。態勢を整えるのにバタバタしそうだ」と述べた。「国民の生活が第一」の岡島一正県連代表は「自公民3党合意で消費税増税だけを決めた。解散も3党合意で決めようとしている」との談話を発表した。

 選挙区での候補者が決まっていない社民党県連の兼古博行幹事長は「7区で擁立する方針は変わらない」と語った。

(2012年11月15日 読売新聞)

4930チバQ:2012/11/15(木) 22:14:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20121115-OYT8T00149.htm
ダブル選 一気に臨戦

 「16日解散」――。ついに具体的な解散時期にふれた野田首相の発言を受け、都内の各小選挙区でも一気に選挙ムードが高まってきた。12月16日投開票という日程が示されたことで、解散を求めてきた自民党の候補予定者は「準備は万全」と気合を込める。一方、民主党陣営には「逆風」を懸念して悲壮感すら漂う。注目される第3極の動きも今後、活発化しそうだ。

   ◇

 「第3極がまとまる前に解散するとは思っていたが、まさにドンピシャで読みが当たった」。3区から立候補予定の石原宏高・前衆院議員は、「16日解散」の知らせに声を弾ませた。

 父親の石原前知事は13日、第3極の結集を目指す太陽の党の共同代表に就任したばかりだが、宏高氏は自民党からの出馬を予定している。8月末から支持者まわりを進め、選挙カーも手配済み。「準備は万全で、全く慌てる必要はない」と話す。

 前回落選し、再起を図る伊藤達也・元金融相(22区)には、選挙区内を自転車でまわっている最中に一報が入った。すぐに事務所に確認を入れ、党首討論のやりとりを確認すると「16日で決まりだな。よしやるぞ」と気合を入れた。

 返り咲きを図る松島みどり・元国土交通副大臣(14区)は「民主党内の反対を押し切った決断で評価できる。『ウソつき』と言われるのが相当嫌だったのだろう」との感想。ただ、選挙準備については「まだ、事務所の場所も決まっていない。早くしないと間に合わない」と慌てた様子だった。

   ◇

 「逆風のなか、これまでの実績をしっかりと訴えることに軸足をおいて戦う」と話すのは、4区の藤田憲彦衆院議員。解散については「まったく聞いていなかったが、野田総理がはっきりと宣言したことを評価したい」と前向きに受け止めた。この日は夕方から約1時間、JR蒲田駅前で街頭演説。その後は早速、選挙に向けた作戦会議のために事務所に向かった。

 7区の長妻昭・元厚生労働相は「びっくりしたが、追い込まれた感じがなく、攻めの姿勢でよかった」と野田首相の発言を評価した。選挙区では街頭宣伝や座談会を重ねてきたといい、「慌ててということはない。ただ、活動の頻度を上げ、ビラや機関誌づくりも急ピッチでやらないと」と意気込みを見せた。

 淡々と受け止めたのは、海江田万里・元経済産業相(1区)の事務所。担当者は「風当たりが厳しいのはわかっている。本人も肌で感じていると思うが、準備はできている」。日本維新の会が全国の1区に候補者を擁立する方針を示すなど、第3極の動向も注目されるが「織り込み済み。どなたが来られてもやることは同じ」としている。

   ◇

 民主党を離れて「国民の生活が第一」から出馬予定の木村剛司衆院議員(14区)は、「まさか16日とは。自民党と裏で取り決めをしていたのだろうか。第3極の準備が整う前にやってしまおうという思惑を感じる」といぶかる。選挙準備については、「いずれ解散すると思っていたから、それなりの準備はしてきたつもり」と話す。

 同じく民主党から離れ、近く太陽の党に入党し、16区から出馬予定の中津川博郷衆院議員は「唐突で驚いた。ただ、太陽の党が発足して勢いがあるので、我々にとってはいいスタートだ」と話していた。

 「選対会議などのスケジュールは組んでいたので、心の準備は一応できていた」と話すのは木内孝胤衆院議員(9区)。民主党を離党してからは無所属の状態が続いているが、「無所属で出馬するつもりはない。第3極の受け入れ先との交渉を早く進めないといけない」と気を引き締めていた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4931チバQ:2012/11/15(木) 22:15:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20121114-OYT8T01425.htm
解散表明…県内政界に衝撃

今後の対応を話し合うため、民主党県連本部に入る樋口代表(14日)  14日、県内政界を二つの衝撃が駆け抜けた。野田首相が16日に衆院を解散する意向を表明したことに加え、民主党県連元代表の小沢鋭仁衆院議員が、日本維新の会から合流の打診を受けた。衆院選に向け、立候補予定者からは「気合が入った」「まだ準備が整わない」と様々な反応が聞かれる一方、小沢氏を巡る動きには、民主党県連幹部から「拙速は避けて」との切実な声も。衆院選へ向けた動きは一気に加速した。

◇立候補予定者

 野田首相は、国会で行われた党首討論で、衆院の議員定数削減の確約と引き換えに、16日の衆院解散に言及した。

 山梨1区の現職小沢氏は、秘書によると事態の急展開に驚いた様子だったという。ただ小沢氏は、「来年度予算に責任を持てる政党が政権を担うべきだ」が持論で、総理の発言を評価しているようだ。

 1区から自民党公認で出馬予定の新人宮川典子氏は、「さぁ、やるぞ」と気合が入った様子。「本当に16日に解散するのか、15日が山場」と話し、注意深く様子を見守りたいとしている。

 共産党公認で出馬予定の新人植村道隆氏は「公約違反の増税を決める前に解散すべきだった。(野田首相の発言は)国民の怒りに追いつめられた形だ」と分析した。

 2区では、民主党の現職坂口岳洋氏が「総理の専権事項だから従うほかはない。1票の格差是正をやってから、と考えると年明けになると思っていた。支援者と団結して頑張る」と話した。

 立候補準備を進める前衆院議員長崎幸太郎氏は、「予想より10日ほど早い。まだ準備不足のところもあるので、態勢を固めないといけない」と話した。

 候補者となる自民支部長に内定したばかりの新人堀内詔子氏は「スタートが遅いので焦る気持ちもあるが、その分を取り戻すためにも努力で埋めたい」と決意を明かした。

 共産党公認での立候補を表明している新人渡辺正好氏は「衆院の定数削減の審議が長引き、解散は少し先だと思っていた。選挙態勢はまだまだ」と準備を急ぐ方針。

 3区では、民主党国対委員長代理を務める後藤斎氏が「国対に事前に何の通告もなく、びっくりした。選挙に向け、準備はしてきている」と言葉少なだった。

 自民党公認で出馬予定の新人中谷真一氏は「勝負するときが来たということ。新人で何もかも準備不足で、時間がいくらあっても足りない」と打ち明けた。

 みんなの党の新人中島克仁氏は「『近いうち』から何か月も引っ張ってきて、この年末に解散するなんて本当に身勝手だ」と指摘。共産が擁立する新人花田仁氏は「結局、公約を裏切って行き詰まったということ。18日に北杜市と南アルプス市で市議選を控え大変だが、勝利して流れを作りたい」と話した。

◇政党県組織

 県内の各政党も対応に追われた。

 民主党県連は、甲府市内の事務所に急きょ幹部が参集。樋口雄一代表は「本当に16日に解散し、来月16日に選挙ができるのか。今解散しても政権が安定しない」と困惑を隠せなかった。

 一方、自民党県連の皆川巌幹事長は「急展開だが、準備は進めてきた。元々、16日に選対本部を設置する予定で、いいスタートを切れる」と期待を示した。

 公明党の安本美紀県代表は「我々は12月9日の投開票を求めてきたので、(16日の投開票は)遅いくらい。国政では自民、大阪では維新と協力関係にあり、(県内での)選挙協力はこれからの話」との見通しを示した。共産党の千葉信男委員長は「定数削減は民意を正しく反映しない。それを解散の取引の材料にするなど言語道断」と非難した。

4932チバQ:2012/11/15(木) 22:15:44
◇小沢氏に維新が合流要請

 民主県連元代表の小沢氏が14日、日本維新の会の橋下徹代表らと会談し、維新への合流を要請されたことが、県内でも波紋を呼んだ。小沢氏は態度を保留したが、仮に維新への合流が実現すると、衆院選の構図は大きく変わることになる。

 民主県連の樋口代表は「小沢さんは、現在の民主党中枢からは距離を置いており、各方面から誘いがあったのだろう。ただ、長く県連の代表を務め、環境大臣も経験されているので、拙速は避けてほしい」と促した。一方で仮に離党した場合、「独自候補の擁立も検討しなければならない」と苦渋の表情を浮かべた。同県連によると、小沢氏は17日の後援会で態度を明らかにするとしている。

 自民県連の皆川幹事長は「小沢さんが維新から出た場合、労組関係の票を失うことになる。一方で橋下代表の知名度もあるし、長短ある。いよいよわからなくなってきた」と興奮気味に話した。

 公明の安本代表は「小沢氏が(維新の要請に)どう答えるのか聞いてみたい。維新と公明には協力関係もある。まだ党本部から指示はないので、何とも言えない」と明かした。共産の千葉委員長は「政権公約の実現を約束したのに、自己保身で他党を渡り歩くとしたら無節操だ」と切り捨てた。

 1区で対決することになる宮川氏は「維新に合流しようが、民主にとどまろうが、新人の私には関係ない」と選挙戦に集中する構え。共産が擁立する植村氏は「民主党候補として当選したのに、民主党を離党するのは有権者への裏切り。真剣な総括と有権者への説明が必要だ」と話した。

(2012年11月15日 読売新聞)

4933チバQ:2012/11/15(木) 22:17:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20121115-OYT8T00576.htm
首相解散表明 「準備不十分」「1日でも早く」県内各党、反応さまざま

 野田首相の党首討論での発言をきっかけに、16日の衆院解散が確実となる中、逆風に耐える与党・民主党の県連幹部からは「早すぎる」との声が上がった。一方、早期解散を求めてきた自民党県連幹部は「選挙は1日でも早いほうがいい」と語り、攻勢を強めている。

 民主党県連の伊藤正博代表代理は「想定した最短のケースでの選挙になる。準備が十分できていない選挙区もある」と苦しい心中を明かした。

 同党県連は、五つの小選挙区全てで候補者の擁立を目指している。だが、前回2009年の衆院選で岐阜2区(大垣市など)から出馬した橋本勉氏(比例東海)は、政権批判を繰り返して地元県議らと対立。同党県連は党本部への公認申請を見送っている。

 また、岐阜4区(高山市など)で活動していた今井雅人氏(比例東海)は民主党を離れ、日本維新の会に合流。空白となっていた同選挙区は、新人の擁立が決まったばかりだ。

 伊藤代表代理は「年内解散は避けられない土壇場。準備を加速させるしかない」と話した。

 これに対し、自民党県連の猫田孝幹事長は「政権奪還の準備はできている。国民のためには、選挙は1日でも早いほうがいい」と語気を強める。

 同党県連には、岐阜市を地盤とする元消費者相の野田聖子氏(比例東海)や元国土交通相の金子一義氏(岐阜4区)ら閣僚経験者もおり、猫田幹事長は「全国で活躍している議員も多く、人材が豊富。今度の衆院選も心配ない」と語った。

 また、公明党県本部の岩花正樹代表は「解散は年内か年明け早々しかなく、少し早いが、驚くことではない。衆院の定数削減はぜひ行うべきだ」と語った。

 共産党県委員会の松岡清委員長は「消費税増税などで国民から批判を浴び、内閣支持率も低下しての、追い込まれ解散だろう」と話していた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4934チバQ:2012/11/15(木) 22:20:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20121114-OYT8T01645.htm
「16日解散」各党に驚き、戸惑い



号外を受け取る通行人(右)(14日、JR富山駅前で)  野田首相が14日の国会での党首討論で、16日に衆院を解散する意向を表明したことに対し、県内の多くの政党関係者は驚きと戸惑いの表情を浮かべた。民主党県連や自民党県連は近く、解散・衆院選を見据えた緊急の会合を予定するなど、選挙戦に向けた態勢作りの動きが慌ただしくなってきた。

 次期衆院選に向け、県内小選挙区で改選を目指す現職と立候補予定者の現時点での構図は、1区が民主現職の村井宗明氏(39)に、自民新人の田畑裕明氏(39)、共産新人の山田哲男氏(65)、無所属新人の吉田豊史氏(42)が挑む。2区は、自民現職の宮腰光寛氏(61)と社民新人の東篤氏(52)、3区は自民現職の橘慶一郎氏(51)と共産新人の泉野和之氏(55)が出馬予定だ。ほかに民主が2、3区、共産が2区で擁立を目指すほか、日本維新の会、国民の生活が第一も擁立を模索している。

 緊急役員会を予定する民主県連の坂野裕一幹事長は「唐突感はあるが、今がベストと判断したのだろう」と首相発言に理解を示す。立候補予定者が未定の2、3区について「解散から一両日中に決めたい。時間はないが政策を訴えて勝負したい」と気を引き締める。

 自民県連の高平公嗣幹事長は首相発言について「12月総選挙もあり得ると思って準備はしてきたが、ちょっと突然」と驚きを隠さない。1区で擁立する新人の知名度不足を懸念し、「もう少し時間がほしいが、全力でやるだけだ」と語った。

 県連設立が9月とまだ日が浅い「生活」県連の広野允士代表は「民主、自民、公明の『メンツ解散』だ」と批判。だが、選挙戦について「第三極として友党との協力も視野に入れる。近く協議して大車輪で活動する」と意欲を見せた。

 公明党県本部の吉田勉代表は、「解散は歓迎したい」と評価。候補者は衆院比例選の北陸信越ブロックで擁立方針で、小選挙区は「自民党候補を応援することになるだろう」と語る。

 共産党県委員会の反保直樹委員長は「追いつめられた末の『悪政開き直り解散』になった」とコメント。立候補予定者が未定の2区については、県委員会は「早急に候補者を決めたい」とした。

 社民党県連の柴義治幹事長は「12月投開票に合わせて活動していたので想定内」と冷静だ。2区で擁立する立候補予定者は既に今月初旬から街頭演説などを行っており、「時間はないが精いっぱい戦う」と語った。

◆号外2000部配布

 国会での党首討論で14日、野田首相が16日に衆院を解散する意向を表明したことを受け、読売新聞北陸支社は14日夜、号外を発行し、JR富山、高岡両駅前などで計2000部を配布した。帰宅途中の会社員や学生らが手に取り「解散するのか」「早かったな」などと言いながら見入っていた。

 ボランティア活動をしている砺波市の男性(75)はJR富山駅前で、「突然だったが、これまでの負債を清算するにはいい時期かもしれない。新しい政府に期待したい」と話した。

(2012年11月15日 読売新聞)

4935チバQ:2012/11/15(木) 22:21:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20121115-OYT8T00017.htm
解散表明 準備遅れ民主に危機感

 「厳しい戦いになる」「望むところだ」――。野田首相が衆院を16日に解散する意向を表明した14日、県内の関係者からは困惑と歓迎の声が相半ばした。各党は選挙に向けた準備を進めており、今後、事実上の「冬の決戦」に突入する。

 民主党県連の石坂修一幹事長は14日、「選挙準備は遅れている。厳しい戦いがさらに厳しくなる」と述べ、強い危機感をにじませた。

 同党は石川2区の公認候補が決まっていない。石坂幹事長は「早急に進めるしかない」と硬い表情で語り、この時期の解散表明については「想定はされたが、一番早いコースを進んでしまった」との認識を示した。

 野党からは解散表明を歓迎する声が相次いだ。

 自民党の紐野義昭幹事長は「1日でも1分でも早い解散が民意だ。(衆院の)定数削減については、総論では国民も賛成だろう」と歓迎した。

 そのうえで、「争点は『政権奪回』だ。民主党の3年間の無力さを徹底的にたたき、自民党も反省すべきはする」と述べた。

 公明党県本部の増江啓代表も「解散は党として求めてきた。いよいよという思いだ」とし、「一番の争点は民主党政権の総括。選挙戦では社会保障と税の一体改革を進めたことなど、一貫して取り組んできたことを訴えていく」と語った。

 共産党県委員会の秋元邦宏委員長は「(野田首相は定数削減で)身を削るとのポーズを取っているが、原発や消費税などの問題で国民の期待を裏切り、追いつめられての解散」と指摘。「消費増税の撤回や原発ゼロなど、我々はどの政策も堂々と訴えていく」と述べた。

 社民党県連の盛本芳久代表は「少数政党も関わる定数削減を、民主と自民だけで談合的に決めることには不満がある」としつつ、「この時期の解散は想定していた」とした。

 立候補予定者や陣営は、選挙準備を加速させている。

 ある現職議員の地元秘書には14日午後5時半、議員本人から電子メールが届いた。〈1〉選挙事務所に使うプレハブの手配〈2〉選挙用に使う党幹部とのツーショットポスターの作成――を早急に手配するようにとの指示だった。野田首相の突然の解散表明後、議員とは直接連絡が取れておらず、秘書は「詳しい話が聞けない」と困惑気味だった。

 立候補予定者の一人は「日程が決まらない中での街頭演説などで気疲れしていたが、ようやく動き出せる。望むところだ」と歓迎していた。別の立候補予定者の選対幹部も「早めに準備を進め、ポスターなどの印刷も依頼した。勝たなければいけない」と興奮気味に話した。

(2012年11月15日 読売新聞)

4936名無しさん:2012/11/15(木) 22:22:27

◇民主党を離党する衆院議員
 富岡芳忠(比例北関東(1)) →みんなの党
 小沢鋭仁(山梨1区(6))  →日本維新の会
 山崎 誠(比例南関東(1)) →みどりの風
 長尾 敬(大阪14区(1)) →自民党
 中川 治(大阪18区(2)) →?
 山田正彦(長崎3区(5))  →?
 初鹿明博(東京16区(1))  →?

4937チバQ:2012/11/15(木) 22:22:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20121114-OYT8T01602.htm
首相「あす解散」表明 年末選挙県内も加速

 野田首相が衆院を16日に解散する意向を表明した14日、県内の各政党は「年末選挙」への準備を加速させた。早期解散を求めていた野党側は首相の決断を歓迎。一方、福井1区で候補者公認の調整に難航している民主党県連からは急展開に戸惑いの声が出た。(原典子、野中明子、酒本友紀子)

 この日、県議会の視察で茨城県にいた民主党県連幹事長の玉村和夫県議は「もう少し先だと思っていた。来夏の参院選の候補者も決めたうえで戦略的に動きたかった」と戸惑いをみせたものの、「早急に準備する」と話した。今週中にも選挙対策本部を設ける方針で、県連幹部に準備を急ぐよう電話で指示した。

 県連は11日の選挙対策会議で現職と新人の県議が公認を求めている1区の対応を協議。党本部方針に沿って原則、現職優先とするが結論は出ておらず、15日に党本部と協議するという。

 自民党県連幹事長の石川与三吉県議は「年内とは思っていたが、想像より少し早かった。県や市町の議会も間もなく開会するので忙しくなる」と話した。自民も選対本部は設置しておらず、各支部の選対部長も決まっていない。

 公明党県本部代表の石橋壮一郎県議は「ようやく解散が見えてきた」と歓迎。「民主党政権の3年半に審判を下す選挙。一応の準備はしてきたが、解散に備え早期に体制を整えたい」と話した。

 県内全選挙区で公認候補を擁立する共産党県委員会は、15日から街頭活動を強化する方針。南秀一委員長は解散の決断を「内政、外交のあらゆる面で政権が行きづまった結果」と切り捨て、「原発ゼロ、消費増税反対を堂々と訴え、躍進を目指す」とのコメントを出した。

 「脱原発」を掲げて、19年ぶりに国政選挙の県内選挙区に候補者を擁立する社民党県連の若山樹義代表は、野田首相の発言を「党首討論で追い詰められたような印象を受けた」と評し、選挙戦については「私たちが長年訴えてきた『脱原発』の主張が正しかったことを強調していく」と述べた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4938チバQ:2012/11/15(木) 22:23:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20121114-OYT8T01665.htm
首相「あす解散」 各党一気に臨戦モード

 野田首相が16日の衆院解散を突然表明したことに、府内の政党関係者は様々な反応を見せた。師走に行われる見通しとなった衆院選。政権維持を目指す与党も、議席奪還を狙う野党も、一気に選挙モードに突入した。

 前回選で府内6小選挙区のうち5選挙区で勝利した民主党。府連幹事長代理を務める隠塚功・京都市議は「年内解散は想定はしていたが、定数削減で自民党と合意するには時間がかかると踏んでいた」と驚いた様子を見せ、「態勢づくりはまだ半ばだ」と困惑した。

 自民党府連は巻き返しを誓う。この日、国会で安倍総裁の党首討論を見守った参院議員の西田昌司・府連副会長は、首相の発言について、「1日も早く解散してもらうのはいいこと」とし、「全選挙区で候補者を当選させ、議席を回復させる」と意気込んだ。

 共産党府委員会の渡辺和俊委員長は「我々はこれまでも解散を要求してきた。消費税増税によらない社会保障の充実と、原発ゼロの政策を掲げ、議席倍増を目指して頑張る」と力を込めた。同委員会は14日、緊急の選挙対策会議を開いた。

 府内小選挙区に候補を擁立しない公明党府本部は、比例選での票の掘り起こしに軸足を置く。幹事長の大道義知・京都市議は「党の実績や信念を誠実に訴えていきたい」と緊張感を漂わせた。

 衆院選では、民主、自民の2大政党に対抗する「第3極」も焦点となる。

 日本維新の会と連携する地域政党・京都維新の会代表の田坂幾太府議は「有権者に地域主権の姿勢を訴えたい」と話した。ただ、日本維新の会は府内の候補者を発表しておらず、「(党本部のある)大阪からは何の連絡もない」と、選挙態勢への不安も口にした。

 京都3区から出馬するみんなの党の清水鴻一郎氏は「我々第3極の態勢が整う前に解散を、との思惑だろう」と首相の発言を分析。「解散の日程が固まったことで、『大同小異』に向けた動きが加速するはずだ」と、日本維新の会などとの連携に期待感を示した。

     ◇

 異例の「解散時期表明」に、府民からは様々な声が上がった。右京区の会社員男性(54)は「不景気の中、選挙をやっている時ではないのでは」と、しっくりこない表情。福知山市の男性(55)も、この時期の表明について、「野田首相の『近いうち』は、思った以上に時間がかかった」と批判した。

 一方、宮津市の会社員男性(49)は「決められない政治が続く中、この時期に政治がリセットされることになったのはよかった」と一定の評価をし、「様々な勢力があるが、選挙を経て日本のこれからの行方がある程度、はっきりするだろう」と語った。

 宇治市の主婦(65)は、争点になるとみられる消費税問題に触れ、「増税はつらいが、今の経済状況では仕方がないとも思う。税金をきちんと使ってくれる政党を見極めたい」と力を込めた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4939チバQ:2012/11/15(木) 22:24:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20121114-OYT8T01285.htm
師走総選挙へ 各党臨戦態勢に

◆有権者働く場を/子育て支援の拡充

 野田首相が衆院の「16日解散」を表明し、1か月先の衆院選投開票の方針が明らかになった14日、県内の有権者は師走の選挙戦に思いをはせ、各党は決戦に向け走り出す。(上羽宏幸、有留貴博)

 就職活動を控えた大和郡山市の大学3年吉川大和さん(21)は「不景気で採用が減っている。働ける場を増やしてくれる、若い世代の励みになるような政治家を選びたい」と話した。

 奈良市のNPO法人職員寺前美加さん(48)は「今の政治は子育て世代への支援が足りない」と指摘。「消費税増税で、さらに負担が増える。次の政権は、こうした世帯が暮らしやすい政策を実行してほしい」と期待。一方、生駒市の会社員の女性(56)は「消費税の増税を決めた時点で信を問うべきだった。解散は遅すぎたのではないか」と語気を強めた。

 民主党県連の吉川政重代表は「まだ時期が確定しているわけではないが、早急に態勢を整え、全力で戦っていきたい」。自民党県連の奥野信亮会長は「外交や財政などを立て直し、民主党が何もできなかった3年間を取り戻す」とし、公明党県本部の岡史朗代表は「民主党のマニフェストは総崩れ。確かな実績は全く感じられない」と批判した。

 共産党県委員会の沢田博委員長は「待ちに待った解散・総選挙だ。新しい政治の流れを切り開く」と決意を示した。

 一方、社民党県連合の樹杉(うえすぎ)和彦代表は「解散条件に衆院の議員定数削減を示したことは、どさくさまぎれの少数意見切り捨てで許せない」と憤り、国民の生活が第一県連の中村哲治代表は「選挙後の民自公大連立政権の合意ができていると見るべきで、党首討論は『第3極』つぶしの茶番劇だ」と指摘した。

(2012年11月15日 読売新聞)

4940チバQ:2012/11/15(木) 22:25:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20121114-OYT8T01529.htm
県内政党 困惑と歓迎

 野田首相が国会での党首討論で衆院を解散する意向を表明した14日、県内では、民主党から解散表明に戸惑う声が出る一方、野党からは歓迎する意見が相次いだ。政治の混迷が長引く中、県民の間では来月16日に投開票される方針の衆院選に向け、期待と不安が交錯した。(野口英彦、加藤あかね)

 民主党県連の伊藤保幹事長は、県議会の会派控室のテレビで党首討論を見守っていたが、野田首相の発言を受け、急きょ、週末に県連の幹部らを招集するよう指示を出した。

 伊藤幹事長は「年明けという認識を持ち、党本部もそういう作業をしてきた。まさか16日と表明するとは思っていなかったので、驚いた。党本部の公認作業すら行われておらず、誰しも先だと思っていた」と戸惑う一方で「解散権は首相にあり、従うしかない」と理解をみせた。

 また、鳥取1区の候補者が決まっていないことについては「正直、焦りはある。有権者に選択肢を示す意味でも候補者の擁立作業を進めたい」と決意を語った。

 一方、自民党県連の山口享会長は「自民党は議員定数の削減を求めており、野田首相は解散、総選挙の道を選ばざるを得ない。我が党は万全な体制で臨む覚悟だ」と政権奪還に向けて、意欲を示した。

 公明党県連の銀杏泰利代表は「公明党は元々、早期解散を求めており、遅きに失した感がある。これ以上の内閣の延命は国民にとって許されず、解散は歓迎だ」とコメントを出した。

 鳥取1区、2区ともに候補者を擁立している共産党県委員会の小村勝洋委員長は「解散は、消費税増税など公約を裏切り続け、国民の批判に追いつめられた結果だ」と批判。

 社民党県連の知久馬二三子代表は「党利党略を優先させる国民不在の政治を最後まで続けた首相に対し、強い憤りを感じる」とのコメントを発表した。

 平井知事はこの日、倉吉市内で読売新聞の取材に応じ、「地方経済は疲弊しており、経済対策が急務だ。いたずらに政治空白を作らず、政治の歯車を速やかに回してほしい」と注文を付けた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4941チバQ:2012/11/15(木) 22:26:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20121114-OYT8T01440.htm
県内政党も動き急〜首相解散表明

 野田首相が16日に衆院を解散する意向を表明した14日、次期衆院選に向けて県内の関係者らも慌ただしく動き始めた。年内に行われる見通しとなった総選挙。まだ選挙態勢が整っていない党や立候補予定者もおり、「まさかこんなに早くとは」と驚く声も聞かれた。

 「すぐに選挙モードに入ってくれ」。野田首相の発言後、民主党県連の角智子幹事長には、島根1区から立候補を予定している同党現職の小室寿明氏(比例)から連絡を受けた。角幹事長は「最低でも予算編成まではと思っていたが……」と驚く。

 小室氏の事務所では「定数削減の条件が整えば、当然といえば当然」と受け止めた。

 1区で小選挙区6連勝を目指す自民党現職の細田博之氏を支援する県議らは情報収集を進めた。事務所関係者は「日常的に国政報告会を開くなどしてきた。いつでも選挙戦の準備は整っている」と冷静。

 1区に出馬を表明している共産党新人の吉儀敬子氏は「行き詰まった政治を国民に判断してもらう時がやっと来た」と話した。

 一方、島根2区では、民主党県連はまだ候補者擁立すらできていない。県連の和田章一郎代表代行は、野田首相の発言に「まさか。何の芝居かと思った」と動揺を隠せない。

 2区で5選を目指す自民党現職の竹下亘氏の事務所では「選挙戦の相手が誰であっても、地域の再生のために尽くす政治姿勢を訴えたい」と話す。

 2区から出馬表明している共産党新人の向瀬慎一氏もまだ公示後に使う事務所の準備ができていないという。同党県西部地区委員会は「急いで選挙態勢を整えたい」としている。

(2012年11月15日 読売新聞)

4942名無しさん:2012/11/15(木) 22:27:29

山田元農相が離党表明 与党、過半数割れへ
2012年11月15日(木) 21時56分 共同通信社
http://ibarakinews.jp/zenkoku/detaile.php?f_page=top&f_file=CO2012111501000963.3.N.20121115T215611.xml

民主党の山田正彦元農相(長崎3区)は15日、記者団に離党する考えを明らかにした。富岡芳忠衆院議員(比例北関東)ら3人は同日、離党届を提出。2人が離党の意向を固めた。14日には小沢鋭仁元環境相(山梨1区)が離党を表明。野田佳彦首相が衆院解散を表明した後、計7人の離党が確実になり、与党は事実上、衆院過半数(240)を割り込む。
ほかに離党届を提出したのは山崎誠(比例南関東)、中川治(大阪18区)の両衆院議員。初鹿明博(東京16区)、長尾敬(大阪14区)両衆院議員も離党の意向を固めた。長尾氏は自民党入りする予定だ。

4943チバQ:2012/11/15(木) 22:28:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20121114-OYT8T01341.htm
県内 解散前倒しに驚き

 野田首相が16日に衆院を解散する意向を表明し、政府・与党が12月16日投開票の方針を決めた14日、県内では驚きや冷めた声が交錯した。

◇…政党関係者…◇

 民主党県連の高原俊彦幹事長代行は「解散は近いとは思っていたが、まさか16日に前倒しされるとは。もう少し準備期間が欲しいが、与党として活動した3年間の成果をしっかり訴えるだけ」と語気を強めた。

 公明党県本部の景山貢明代表は「早期解散を主張していた我々にとっては結構なこと。現状の閉塞感を打破するには、解散して新しいリーダーを決めるしかない」と言い切った。

◇…県民…◇

 テレビで党首討論を見ていた岡山市北区の理髪店経営の男性(53)は「ぎりぎりまで解散を先送りすると思っていた。2日後に解散とは」と驚きながら、「選びたい政党がない」と思案顔。

 南区古新田の男性会社員(39)は、「散々引き延ばしていたのに、16日を明言したのは驚いた。色んな板挟みの中でよく決断したと思う。ちゃんと仕切り直して政治を前に進めてほしい」と話していた。

 一方、東京電力福島第一原発事故の影響を恐れ、東京から転居してきたという北区の女性(36)は「福島の復興は全く終わっていないのに、政治家はゲームをしているとしか見えない」と冷ややか。赤磐市の飲食店員の女性(27)は「年内にやる必要があるとは思えない。忙しい年の瀬に選挙をやっても投票率がまた低くなるのでは」と話していた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4944チバQ:2012/11/15(木) 22:29:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20121114-OYT8T01389.htm
首相が解散明言  県内各選管も準備加速

 野田首相が14日の党首討論で16日の衆院解散を表明したことを受け、県内自治体の選挙管理委員会は投票所になる施設や選挙事務に必要な人員の確保などに向け、作業を本格的にスタートさせた。「近いうちに」と言っていた首相の口から出た、突然の具体的な日程。「急な選挙。場所や人員を確保できるか……」という不安の声も挙がった。

 広島市選管は野田首相の発言があった直後、各区選管に電子メールで発言内容を送信した。選挙になると、市内には投票所274か所、開票所8か所が必要になる。担当者は「午前中は、こんなことになるとは思ってもいなかった。想定している投票所を確保できるかは、わからない。早急に準備を進めたい」と話す。

 呉市選管は12月16日を投開票日の<本命>と想定、既に開票所や97の投票所の確保、臨時職員の採用などを進めてきた。東広島市選管も、投開票日を12月16日か22日とみて公民館など81の投票所を確保。臨時職員も夏頃から経験者に打診するなどし、確保できる見通しだという。

 来年4月に市長選が行われる庄原市は今月9日までに、市長選の投票所となる市内80施設の施設管理者に、手紙で使用依頼の文書を郵送するなどした。その際「(衆院が)解散になった場合は、ご無理をお願いすることになるかもしれません。その節はよろしくお願いします」との一文を添えた。

 安芸太田町選管はこの日、年内解散を見越し、投票所や開票所となる施設に予想される開票日(12月16、22、24日)は利用できるよう文書で依頼したほか、職員にも予定を空けておくようメールで指示を出したばかりだった。その直後の首相発言だっただけに「これから、立会人の確保などで忙しくなる」と話していた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4945チバQ:2012/11/15(木) 22:30:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20121114-OYT8T01437.htm
首相解散意向 「遅すぎた」「いよいよ」

<県内動き本格化>

 野田首相が「16日解散」と表明した14日、県内の有権者らからは「遅すぎた」「いよいよだ」との声が交錯した。「近いうち」発言から3か月。県内各政党関係者は師走の総選挙に向け、本格的に動き出した。

 ◆有権者 

 徳島市論田町の会社員、西谷祥伯さん(29)は「今の状態では何も決められないし、早めに解散した方がいいと思っていたので、首相の判断には賛成」と歓迎した。

 一方、同市大原町の会社員男性(63)は「『近いうち』と言ったんだから、解散は当然。首相は政治生命をかけて、と言った責任をとらないといけない。判断が遅すぎた」と憤った。

 三好市西祖谷山村のホテル従業員女性(60)は「民間会社も公務員も不景気で人を減らしているのだから、定数削減は賛成。ただ、解散して選挙になっても、新たなリーダーになれそうな人が思い浮かばない」と話した。

 ◆県内各政党 

 民主党県連の橋本幸子・幹事長は「本当に解散するとは信じがたいが、短い準備期間でもやるしかない」と決意を述べた。

 一方、野党の自民党県連の藤田豊・幹事長は「もやもやとして、はっきりと物事が進められなかった政治にようやくケリをつけられる」と歓迎。「下野した3年間で生まれ変わった自民党を国民に訴えたい」と力を込めた。

 公明党県本部の長尾哲見代表は「『近いうちに』と言い続け、やっと言ったかと思う。年内に解散し、新しい年に新しい政権で臨みたい」と語った。

 共産党県委員会の上村秀明委員長は「解散の条件に、多用な民意を反映する比例の削減を挙げているのは筋違い。消費税増税やオスプレイの配備、原発再稼働などで国民の怒り、批判が高まったことが、野田政権を解散に追いつめたのだろう」と話した。

 社民党県連の寺前学代表も「今までの民主党がどうだったのか、自公政権と比べ、何が違ったのかという国民的審判を仰ぐ、格好の場がやっと与えられた」と歓迎した。

(2012年11月15日 読売新聞)

4946チバQ:2012/11/15(木) 22:30:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20121114-OYT8T01319.htm
<首相解散明言>県内各党 驚きと批判

 野田首相が16日に解散する方針を表明した14日、県内の主要政党の関係者には驚きの声と「遅きに失した」との批判が交錯した。衆院選の日程は12月4日公示、16日投開票と固まり、各党は幹部会議を開くなど〈師走決戦〉に向けて一斉に走り出した。

 民主党県連代表の玉木雄一郎衆院議員(香川2区)は、東京から高松空港に到着した直後に首相発言を聞き、「足をくじいてしまうほど驚いた」と明かした。その後、高松市内で開かれた連合香川の定期大会に出席し、支援を呼びかけた。

 同日夜には「解散と引き換えに、しぶっていた自民党から定数削減(への協力)を引き出したのだと思う。『定数削減なくして増税なし』にメドが立ったのは大きな成果。首の皮一枚で、民主党政権への信頼をつないだ決断だ」とする談話を発表した。

 自民党県連幹事長の綾田福雄県議は「民主党内から“野田下ろし”の声が出てくると考え、先手を打ったでのはないか」と推測。短期決戦となるなか、同党は香川2、3区に新人候補を擁立する。県連会長の平井卓也衆院議員(比例四国)は「外交や経済などの緊急事態を立て直すため、具体的な政策を訴えていきたい」と意気込んだ。

 公明党県本部の都築信行代表は「民主党政権は失政を繰り返し、国民の不信はピークにある。まさに『追い込まれ解散』だ。新党に期待が集まり厳しい選挙戦が予想されるが、国民の身近な存在として支持を広げたい」との談話を出した。

 香川3区から出馬する社民党県連の米田晴彦副代表は「年内解散は覚悟していたが、予想より早まった。支持者の気持ちがまだ追いついていない部分もある」。14日夜に急きょ幹部会議を開き、選挙準備を急ぐことを申し合わせた。

 共産党県委員会の松原昭夫委員長は「野田内閣は消費税増税を強行するなど暴走を続けてきた。今の政治を切り替えるには共産党の躍進が一番の力となる」とのコメントを出した。

(2012年11月15日 読売新聞)

4947チバQ:2012/11/15(木) 22:31:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20121114-OYT8T01619.htm
政党関係者、戸惑いと歓迎 師走決戦へ準備急ぐ

 野田首相が14日の国会で「16日の衆院解散」に言及し、12月4日公示、同16日投開票で総選挙が実施される見通しとなり、与野党の県幹部は、驚きや戸惑いの表情を浮かべた。その上で、師走決戦に向けて、各党とも選挙戦への準備を本格化し始めた。

 民主党県連の内川修治幹事長は、県議会の議員控室で、党首討論に関するテレビ報道番組を見つめ、「こんなに早く野田首相が解散を口にするとは。(消費増税で)国民に負担をお願いする以上、野田政権下で定数削減まではきちんとやってほしかったが……」と戸惑いを隠せなかった。

 「党内から追い込まれた首相が開き直ったのではないか」との見方を示した上で、「働く人や子育て世代に優しい政策を実現してきたことを総選挙で訴えていくしかない」と強調。現時点で公認候補者不在の衆院選佐賀3区については、「独自候補を擁立するかどうかを含め、対応を検討したい」と述べるにとどめた。

 一方、自民党県連の福島光洋幹事長は、「解散は望んできたこと。首相が提案した解散の条件に対し、安倍総裁も協力する姿勢を示した。16日に首相はきちんと解散してもらいたい」と注文。18日に開催予定の党県連総務会などで佐賀1〜3区の公認候補を決定する方針で、「県内の有権者向けの政策集をまとめ、早く示したい。実現可能性のある政策を訴えたい」と語り、選挙態勢の整備を急ぐ意向を示した。

 公明党県本部の伊藤豊代表は「驚きもあるが、ようやく決断してくれたという感じだ」と歓迎しながらも、「国会内で論議して決めるべき国会議員定数削減を解散の条件にするやり方は、議会制民主主義に反している」と首相の姿勢を厳しく批判。衆院選への対応に関しては、「12月の投開票を想定して準備を進めてきたので、慌てることはない」と語った。

 共産党県委員会の平林正勝委員長は、「違憲状態の1票の格差を是正してから解散する方針と思っていたので、何を考えているのかと驚いた。重要法案を政党間の取引に使うやり方は、国民不在で許せない」と突き放した。委員会は、次期衆院選の選挙区を現行通りとみて、佐賀3区の候補者を16日に急きょ発表することにした。

 社民党県連の徳光清孝幹事長は、「首相の発言自体には驚かない」と受け止めた一方で、「定数削減の法案が政争の具にされ、少数政党の意見の吸い上げ方などの議論を行わずに押し切っていくやり方はおかしい」と憤った。県連は、小選挙区の候補者の選定作業を急ぎ、早期に方針を決める。

(2012年11月15日 読売新聞)

4948チバQ:2012/11/15(木) 22:32:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20121114-OYT8T01593.htm
政党関係者慌ただしく「とにかく準備急ぎたい」

 野田首相が16日に衆院を解散する意向を表明した14日、県内の政党関係者らは12月4日公示、16日投開票と決まった衆院選に向け、準備に慌ただしく動き始めた。

 「年内解散反対が党の総意なのに、この時期に選挙をするのはあり得ない。首相はもはや、どこの党の人かわからない」。民主党県連の高比良末男幹事長は困惑した様子を見せ、「支援団体との打ち合わせなどもまだこれから。とにかく準備を急ぎたい」と語った。

 前回衆院選で4選挙区すべてで敗れた自民党県連。八江利春幹事長は「年内解散に追い込むことが党の目標だった。全議席を取りたい」と強調。公明党県本部の江口健幹事長も「選挙戦では、国民の政治不信を招いた民主党政権の責任をしっかりと訴えたい」と述べ、自民党との選挙協力について、近く合意できるとの見通しを示した。

 共産党県委員会の山下満昭委員長は「党内からも国民からも見放されたやけっぱち解散だ」と指摘し、2、3区での候補者擁立を急ぐ構えを見せた。

 社民党県連の吉村庄二代表は「民主党は政策の方針がまとまってない中で選挙をして、何を訴えるつもりなのか」と疑問を呈した。4区を中心に検討していた独自候補の擁立については、「間に合わないかもしれない。民主党との選挙協力もあり得ず、比例選中心の戦いになるだろう」と語った。

 新党「国民の生活が第一」の公認候補として、4区での出馬を目指す末次精一県議は「これから第3極への関心が高まるはず」としたが、新党「日本維新の会」との連携を模索している高比良元(はじめ)県議は「まだ候補者が決まっていない中での解散は、第3極潰しとしか考えられない」と批判した。

     ◇

 有権者からは、衆院選で活発な政策論争などを期待する声が聞かれた。

 長崎市大浦町の会社員田中保博さん(53)は「官僚依存から脱却できる実行力のある人を選びたい」。対馬市上県町瀬田の惣島由一さん(66)は「今までの実績や経験を踏まえて投票したい」と話した。

 南島原市有家町の農業山口亨さん(58)は環太平洋経済連携協定(TPP)について、「農家の将来を左右する問題。具体的な情報を有権者に示し、しっかり論争してほしい」と注文した。

(2012年11月15日 読売新聞)

4949チバQ:2012/11/15(木) 22:33:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20121114-OYT8T01486.htm
衆院選来月16日 民主困惑自民息巻く

 野田首相が14日の党首討論で表明した衆院解散。選挙日程も決まり一気に選挙ムードが高まる中、まだ候補者が決まらない空白区を抱える民主党県連は党首の決断に困惑し、政権奪還をうかがう自民党県連は「望むところ」と息巻いた。

 「党内でマニフェストも固まっていない段階なのに、どう戦っていくのか」

 民主党県連の鎌田聡代表は野田首相の表明に対し不安をのぞかせた。ただ、この日を境に選挙は動き出しており、「県連としてもピッチを上げなければ」と気持ちを引き締めた。

 同党関係者からは、ほかにも不満の声が聞かれた。県内選挙区から立候補する陣営幹部は「(解散表明について事前に)何の指示もない。これでは準備がきつい。選挙の現場をもっと考えてほしい」と語った。

 同党の県内選挙区は、松野頼久元官房副長官が日本維新の会に合流したため熊本1区が空白区となったが、候補者は決まっていない。県連は23日予定の常任幹事会を17日に前倒しして候補の選定を急ぐものの、鎌田代表は「見通しは厳しい。選挙へ向けてとにかく準備を急ぎたい」と語った。

 一方、自民党県連。前川收(おさむ)幹事長は「かねて早期解散を求めてきた。県内では、4区以外で候補者が決まっており、着々と準備を進めている。望むところだ」と余裕を見せた。

 ただ、4区では選挙協力で合意していた「たちあがれ日本」の園田博之氏(70)が石原氏ら率いる「太陽の党」に合流し、協力内容を再協議している。石原氏は自民、民主以外の第3極の結集を呼びかけており、話し合いが難航する可能性もある。

 この日、立候補を予定する各陣営からも、様々な声が上がった。

 1区のある陣営幹部は「選挙が予想される12月は忘年会シーズン。飲食業者をはじめ自営業者からは『選挙で飲み会が減り、景気を下押す』などと不満が上がっている」と有権者との関係を心配。3区の陣営幹部は「党首討論で、はっきり日にちを示すとは予想外だった。短期決戦が現実となったので、頑張らないといけない」と述べた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4950チバQ:2012/11/15(木) 22:33:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20121114-OYT8T01536.htm
県内も慌ただしく 衆院選来月16日 各政党動き出す

 野田首相が衆院の解散意向を表明した14日、県内の主要5政党のうち、民主党が「首相の専権事項」と冷静に受け止めた一方、野党各党は「『近いうち』と発言してから3か月。遅すぎた」などと指摘した。来月16日投開票となる総選挙に向け、慌ただしく動き始めた。

 民主党県連の小嶋秀行幹事長は「解散は首相の専権事項。驚きはない。政権交代で成し得たことを、有権者にしっかり訴えたい」と気を引き締めた。候補者擁立を検討している大分2区については「最終判断を急ぎたい」と述べた。

 自民党県連の御手洗吉生幹事長は「首相が『近いうち』と発言して3か月が経過しており、一日千秋の思いで待っていた」とし、「各選挙区の準備状況に差はあるが、政権奪還に向けて最善の努力をしていきたい」と意気込んだ。

 公明党県本部の竹中万寿夫代表は「(16日解散でも)遅いぐらいだ。実績のない民主党には政権を任せられない。3党合意への参加など我が党の役割は大きく、自民の候補者とも協力して存在感を示したい」と語った。

 共産党県委員会の林田澄孝委員長は「『やっと解散』という思いだ。候補者を決めている1、3区では着々と準備を進めてきたし、2区も近く発表したい。消費増税反対や脱原発などで、他党との違いを強く訴えていく」と語った。

 社民党県連の内田淳一代表は「政権交代には期待したが、実現できたことはわずかで、公約にない消費税増税は行った」と批判。「第1次産業の衰退や、過疎化など合併の弊害に苦しんでいる県民の声をくみ取って戦っていく」と述べた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4951チバQ:2012/11/15(木) 22:33:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20121114-OYT8T01612.htm
衆院選来月16日 県内の各政党準備加速

 野田首相が16日に衆院を解散する意向を表明し、12月16日の投開票が決まった14日、県内の各政党や立候補予定者は総選挙に向けて準備を加速させた。宮崎1区ではこの日、元国交相の中山成彬氏が太陽の党からの出馬を表明。日本維新の会や「国民の生活が第一」も候補者擁立の構えを見せており、第3極勢力を巻き込んだ情勢は混沌(こんとん)としてきた。

 ■第3極勢力

 「宮崎には私が必要。国のお金を宮崎に持ってこれるのは私だけ」――。県庁で記者会見を開き、太陽の党公認で立候補を正式表明した中山氏は、国交相や文科相を務めた実績を強調した。

 太陽の党が連携を模索する維新の会は、全都道府県の1区に公認候補を擁立する方針を打ち出しているが、中山氏は「一番の問題は選挙区の調整。早くやらなければ駄目だ」と述べる一方で、宮崎1区に関しては「出たって構わない」と対決する覚悟も示した。

 維新の会代表の橋下徹・大阪市長については「発信力や突破力を評価しているが、外交や防衛、経済問題は勉強が足りない。そこは太陽の党のベテランと話をしながら政策を磨き上げる」と述べた。

 維新の会の九州ブロック担当の大阪府議4人は14日、県庁と小林市役所など県内の4市を訪問。15日にかけて、市長選が行われている都城市を除く全市を回る予定で、橋下代表から首長宛ての親書を手渡すという。

 県庁を訪れた横倉廉幸府議は「全国の1区で擁立する方針だが、宮崎での具体的な候補者は決まっていない」と話した。

 また、「生活」の県連代表を務める外山斎参院議員の秘書は「1区で候補を擁立する方針に変更はない。だが、選考する時間がないので外山議員本人が出るか出ないかの判断になるのでは」と語った。

 ■既成政党

 民主現職の川村秀三郎氏は「定数が違憲状態での解散はおかしい」と、野田首相の突然の解散表明を批判。その上で「TPP(環太平洋経済連携協定)が争点になれば、確実に地方票を減らす。首相が交渉参加を表明した場合は、少しでも国内の農業を守れる内容になるよう尽力するしかない」と話した。

 「いよいよだと武者震いがした」と力を込めるのは、自民新人の武井俊輔氏。この日朝、宮崎市役所前でつじ立ちを行うなどし、党首討論は市内の事務所で見ていたという。武井氏は「県民にもう一度、新しい自民の姿を示したい。そして、必ず期待に応えたい」と語り、第3極勢力の動向については「誰がどうだと一喜一憂するものではない。与えられた環境でやるだけ」と淡々と述べた。

 共産新人の松本隆氏は「消費税や原発問題などについて、党の立場を広く訴える」と話し、街頭演説やミニ集会を積極的に行うとした。

(2012年11月15日 読売新聞)

4952チバQ:2012/11/15(木) 22:34:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20121114-OYT8T01560.htm
衆院選来月16日 各政党、冷静に受け止める

 野田首相が条件付きで16日の衆院解散を表明し、解散が確実となったことを受け、県内の各政党は14日、首相の発言を比較的冷静に受け止めた。各党とも今後、総選挙に向けた態勢づくりを本格化させる。

 民主党県連の打越明司代表は「国民は政治家に身を切ることを望んでいる。リーダーが国民への約束として解散を決断した以上、我々は集結して戦わなければならない」と話した。

 国民新党県支部の吉原範雄幹事長は「想定したこと」と冷静に受け止める。10月の衆院3区補選で、公認した野間健氏(54)が敗れたばかりだが、「惜敗だったので、熱の冷めないうちにやりたいと思っていた」と再起を期した。

 野党からは解散を歓迎する声が続いた。自民党県連の外薗勝蔵幹事長は「首相の決断を高く評価したい」と述べ、「全選挙区で取りこぼしのないよう、雇用や経済対策をしっかり訴えていく」と力を込めた。

 公明党県本部の成尾信春代表も「『近いうち』からが長かったが、首相もようやくリーダーシップを発揮されたようだ。自民党とも連携し、今の政権に退場を迫っていく」と語った。

 共産党県委員会の野元徳英委員長は「解散は当然だが、国民不在の議論が続いてきたことは問題だ」と批判。「消費税増税や原発再稼働反対の声を強めていきたい」と強調した。

 社民党県連の北森孝男代表は「想定していなかった」としつつ、「年末の選挙は大変だが、国民の信を問うことを優先した姿勢を評価したい」と述べた。

(2012年11月15日 読売新聞)

4953チバQ:2012/11/15(木) 22:34:58
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012111590140113.html
双葉町悲鳴 人の応援困難「時間も足りぬ」
2012年11月15日 14時01分


 野田佳彦首相が十四日に解散を表明したことで、急きょ決まった十二月の衆院選。あす十六日に解散の運びだが、東京電力の福島第一原発事故で役場機能ごと埼玉県加須市に避難している福島県双葉町がその対応に苦慮している。「選挙事務に充てる人も時間も足りない」。町の復興計画案の取りまとめや避難指示区域の見直しなど重要案件は山積みだ。「総選挙は大事。でも復興をおろそかにできない」と頭を抱える。 (石井宏昌)

 「臨時職員の採用も考えているが、衆院選は自前で対応するしかない」。双葉町の選挙管理委員会の担当者が困惑した顔で話す。

 双葉町の衆院小選挙区の区割りは、双葉郡(双葉町など八町村)といわき市を区域とする福島5区。町選挙管理委員会は投開票所の設置場所について、昨年十一月に行われた双葉町議選と福島県議選のダブル選と同様の対応を想定している。

 この時は、役場機能を置く旧騎西高校(加須市)と役場支所(福島県郡山市)に投票所を設け、期日前投票は福島県内の仮設住宅の集会所でも受け付けた。開票所は旧騎西高校のみで、全国初とみられる「県外開票」を実施した。支所から、車で約三時間をかけて投票用紙を運んだ。異例ずくめの選挙だった。

 約六十人の町職員だけでは対応が難しく、投開票事務では、さいたま市や名古屋市などの職員延べ二十三人が応援に駆けつけた。全国に避難中の有権者に選挙期日の通知を発送する作業などでも、加須市やさいたま市が職員を派遣した。

 だが来月の衆院選では、応援の見通しが立っていない。福島県選管は「全国の自治体が一斉に忙しくなる。昨年のように職員を派遣してもらうのは難しいのでは」と話す。

 双葉町は、帰還までの間に町民が集団移住する「仮の町」のあり方を盛り込む「復興まちづくり計画」案の策定に向け、有識者による会合を今月下旬と来月上旬に開く。来月には町民の意見を取りまとめる復興会議を東京都内で開き、中学生以上の全町民対象の意向調査も始める。

 国と双葉町で協議している避難指示区域の見直しでは、町内の土地や家屋の賠償基準に影響するため、早期合意を求める声が町民にはある。町選管は「年末は重要案件が山積みなのに…」とため息をついた。

■福島5区有権者15%各地に避難

 福島5区の有権者数は約三十三万人(九月二日現在)で、このうち双葉町民は五千四百二十七人。全町・全村避難を強いられている浪江町、富岡町、大熊町、楢葉町、葛尾村と合わせると計四万九千八百七十八人。5区の有権者の約15%を占める。

 双葉町民は福島県内に約三千七百人、埼玉県の千百二十二人を含め、県外の三十九都道府県に約三千三百人(今月一日現在)が散らばっている。双葉町選管はその対応に追われることになる。

 福島県二本松市に町役場事務所を置く浪江町も苦慮している。昨年十一月の県議選の投開票日に東京都などから職員二十五人の応援を受けた。浪江町も今後、復興計画の住民説明会を予定しており、町選管は「町職員だけでなんとかするしかない」と話している。

(東京新聞)

4954旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/11/15(木) 22:48:16
the Last Day
衆院解散、16日の流れ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012111501050
8時15分  閣議=衆院解散を決定
10時    参院本会議=特例公債法案など成立
正午    衆院本会議
15時ごろ  参院本会議
15時半ごろ 衆院本会議=解散詔書伝達
終了後   臨時閣議=衆院選日程決定
18時ごろ  野田佳彦首相が記者会見

4955旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/11/15(木) 23:25:57
(今のところ,正直無所属はよく分からんけど)政党別勢力分野
(衆議院)
  与党 :民主党234,国民新党3               合計237+2
  自公 :自由民主党117,公明党21             合計138+6
  小沢系:国民の生活が第一45,新党大地・真民主3       合計48+3
  第三極:みんなの党6,日本維新の会5,減税日本5,太陽の党2 合計18+8
  その他:日本共産党9,社会民主党5,みどりの風1,新党日本1 合計16+3
  無所属:                         合計22
   民主系 横路孝弘,土肥隆一
   自公系 衛藤征士郎,鳩山邦夫,中村喜四郎,与謝野馨,小泉龍司,長尾敬
   小沢系 山田正彦(?),中川治(?),瑞慶覧長敏
   第三極 小沢鋭仁(維),中津川博郷(太),平智之,中島政希,木内孝胤(?),富岡芳忠(み),初鹿明博(?),横粂勝仁(?)
   その他 亀井靜香,阿部知子(風),内山晃

4956チバQ:2012/11/16(金) 00:27:47
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121115/chb12111523070001-n1.htm
出遅れ民主 自民は着々
2012.11.15 23:06

 野田佳彦首相の衆議院解散表明から一夜明けた15日、県内も本格的な選挙モードに入った。相次ぐ所属議員の離党で候補予定者のいない空白区がある民主党県連はこの日、対応を協議したが大きな進展はなかった。一方の自民党県連は、16日に全選挙区の候補予定者を集めて選挙戦に向けた方針を確認するといい、準備を着々と進めている。

 千葉県の13小選挙区をみると、直近の過去2回の衆院選では、自民と民主がそれぞれ圧勝を収め勢力図を劇的に塗り替えてきた。

 小泉純一郎首相(当時)による「郵政解散」に伴う平成17年の前々回選では、選挙区で出馬した自民候補者が比例区での復活当選も含めると全員が当選。21年8月の前回選は、リーマンショック後の景気悪化で閉塞感が漂う中、「政権交代」を訴えた民主が、13選挙区のうち11選挙区で勝ち星を挙げた。

 今回は民主の出遅れ感が否めない。5つの選挙区で党所属議員が国民の生活が第一や新党きづなへ相次いで合流。新人の擁立に成功した3区以外の2、7、11、12の4つの選挙区は現在も候補者が未定だ。

 民主県連は15日、空白区を暫定的に担当する県議を集めて対応を協議したものの、県連幹部は「2、7区での選定を優先し党本部の協力も仰いでいるが、最終的には擁立ができない選挙区も出るだろう」と話す。

 自民は16日に候補予定者を集めた対策会議を開き、選挙戦の方針などを確認する。県連の酒井茂英幹事長は「自民も支持率が高いわけではなく、大勝ちできるとは思えない」と分析し、現状では数議席の奪回にとどまるとの見通しを示す。一方で同党関係者は「民主が空白区に立てた候補者は、離党組と票を食い合う。結果的に自民に有利な展開となる」と指摘する。

4957チバQ:2012/11/16(金) 00:28:33
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121114/chb12111421530004-n1.htm
首相お膝元「参っちゃったよ。本当に選挙やっちゃっていいのかよ」 自民は「突き進むだけ」
2012.11.14 21:52 (1/2ページ)[ピックアップ地方ニュース]
 「参っちゃったよ」「突き進むだけ」−。野田佳彦首相が14日の国会で16日の衆院解散を表明したことを受け、千葉県内政界には歓迎や批判の声が広がった。早期解散を訴えてきた自民党や公明党が首相の決断を評価する一方、候補者選びが難航する民主党からは解散に否定的な声も漏れている。日本維新の会など足場固めが不十分な党にとっては痛手となった。

 自民県連の酒井茂英幹事長は「突然でびっくりしたが、候補者も決まっており、あとは突き進むだけだ」とすでに選挙モード。公明県本部の藤井弘之幹事長は「自民との協力もうまくいっているし着々と準備を進めてきた。慌てることはない」。共産党県委員会の浮揚幸裕委員長は「(野田首相は)このままでは周りに潰されると考え、解散に踏み切ったのだろう」と分析した。

 一方、離党者の続出で13の小選挙区のうち2、7、11、12の各区で候補者が未定の民主の受け止め方は微妙だ。

 県連の田中信行幹事長は「早急に答えが出るものは出すし、出ないものは仕方がない。しっかりと対応したい」と語ったが、別の民主関係者は「参っちゃったよ。本当に選挙やっちゃっていいのかよ」と早期解散を批判した。

 また、衆院選の台風の目とされる「第三極」は、反応が分かれた。

 県内に1人以上の候補者擁立を目指す日本維新の会は、まもなく公認候補を発表する予定だが、県連組織がないうえ県議会で維新系の会派が分裂状態で、どこまで態勢を整えられるか不透明だ。維新系会派の佐藤浩県議は「視界不良の中でのスタート。厳しい条件だがしっかりと選挙戦を戦いたい」と話した。

 みんなの党では候補予定者の一部に離党の動きがあるが、水野賢一幹事長代理は早期解散を歓迎。「民主には幻滅したが、自民にも戻したくないという機運が満ちていると思う。そうした声をしっかり取り込んでいきたい」とコメントした。

4958チバQ:2012/11/16(金) 00:38:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121115-00000103-mailo-l40
衆院:あす解散、総選挙へ 民自とも空白区残る 各党県連など、対応急ピッチ /福岡
毎日新聞 11月15日(木)11時49分配信

 16日解散、総選挙へ−−。野田佳彦首相の表明で政治が大きく動き始めた。民主党や年内解散を求めていた自民党にも県内衆院11選挙区の中に候補者未定の空白区がある中、12月4日公示・16日投開票と日程も決まり、各党の県連などは対応に追われた。【林田雅浩、木下武】
 民主党県連の吉村敏男幹事長は取材に「年明け選挙と考えていた。選挙制度改革の議論が不十分なままで少し乱暴ではないか」と驚いた表情を見せた。県内では、消費増税法案に反対し除籍になった現職議員が「国民の生活が第一」からの出馬を準備している4区(宗像市など)と、11区(田川市など)で擁立作業が難航している。
 「党の新しいマニフェストもできていないし、各候補とも事務所も借りていない。しかし準備不足はどの政党も同じ。二つのうち一つでも空白区を埋めるよう今からスピードを上げる」と表情を引き締めた。
 自民党は1区(福岡市博多区など)、2区(同中央区など)が空白区。6区(久留米市など)では前回選後に離党して無所属となった鳩山邦夫氏の復党願が党本部の判断待ちのまま宙に浮いている状態だ。
 県連は10月、ようやく2区候補の公募を締め切り選考作業に入ったばかり。この日の首相表明を受け、県連は急きょ、1区の候補者決定も2区と並行して進めることに決めた。今林久県連幹事長は「(表明は)唐突と思ったが、戦える態勢を急ピッチで整えるしかない」と述べた。
 共産党は10選挙区で立候補予定者を決定。残る8区でも近く擁立を決める方針。社民党は11区での擁立を検討している。公明党は小選挙区での擁立はない。
 一方、第三極と呼ばれる政党グループ。みんなの党が1、3区(福岡市早良区など)と10区(北九州市小倉北区など)に立候補予定で、太陽の党は4区で公認候補を立てる方針。国民の生活が第一は2区でも擁立の動きがある。
 ◇天神などで号外配布
 野田佳彦首相の「解散」明言を受け、毎日新聞西部本社は14日夕、号外を発行し、北九州市の小倉駅、福岡市の博多駅や天神周辺で計約4000部を配った。
 天神では、仕事帰りの会社員らが「いよいよか」などと驚いた様子で受け取っていた。
〔福岡都市圏版〕
11月15日朝刊

4959チバQ:2012/11/16(金) 00:39:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121115-00000178-mailo-l19
衆院:あす解散 各党、波紋・戸惑い・警戒… 小沢氏「維新」も絡み /山梨
毎日新聞 11月15日(木)14時57分配信

 野田佳彦首相の「16日解散」表明を受け、県内各政党は14日、臨戦態勢に入った。一方、民主党の小沢鋭仁元環境相(衆院山梨1区)の「日本維新の会」合流が同日浮上。急展開する事態に、県内政界には波紋と戸惑い、警戒感が広がった。【水脇友輔、春増翔太、屋代尚則】
 「急な話で胃が痛い。離党するか最終的に小沢氏から連絡があると思う。それを待って判断したい」。民主党県連の飯島修幹事長は声を落とした。
 地元関係者によると、小沢氏は14日午前、大阪市内で維新代表の橋下徹大阪市長らと会談。維新側から民主離党、維新合流を打診され「検討する」と応じた。
 小沢氏は93年に日本新党から初当選。新党さきがけを経て民主党に参加。鳩山、菅両内閣で環境相を務めた。現在6期目のベテランだが、かねて民主党執行部に批判的だった。ツイッターでは「党内と世間一般との乖離(かいり)が気になる。執行部が変わらないでいいのか」(9月24日)などと公言。維新の松野頼久衆院議員と勉強会を開くなど独自の動きを強めていた。
 1区から出馬予定の自民新人、宮川典子氏は「合流の可能性もあると考えていたが、有権者はどう思うか」と批判。また新人の植村道隆氏を擁立する共産党の千葉信男党県委員長は「選挙に勝つためだけの保身」と切り捨てた。
  ×   ×
 急転直下の「16日解散」を受け、各党の動きは慌ただしさを増している。
 小沢氏が維新に合流した場合の候補擁立など、難題を抱え込んだ民主党。飯島県連幹事長は「政権を担った3年間の実績と反省を訴えて戦うしかない」と語った。一方、自民党は山梨2区で新人堀内詔子氏の擁立が13日に決まり、候補がようやく出そろったばかり。皆川巌県連幹事長は「早くても解散は22日の想定だった。候補者はいずれも新人で知名度不足」と危機感を表明。16日に選対本部を設立する。
 公明党県本部の安本美紀代表は「選対本部も既に設置した。やることをやるだけ」と淡々。みんなの党風林火山支部長の小野次郎参院議員は「取り組みをスピードアップさせる」とし、共産党の千葉委員長は「定数削減を解散の取引材料にすることは許し難いが、解散は早くすべきだ」とした。
 ◇有権者、定数削減に賛否 小沢氏には批判の声も
 定数削減を条件にした衆院解散について、甲府市武田3の主婦(72)は「先頭に立つ人が身を切らないといけない」と肯定的。同市朝日2の無職、中村勝さん(84)は「議員は少ない方が良いが、少数意見も反映されるようにしてほしい」と注文を付けた。
 一方、小沢氏の「維新合流」には批判や冷めた意見が目立った。同市城東1の無職、中村敏男さん(74)は「民主党ということで投票した有権者への裏切り。勝ち馬に便乗した感じ」と批判。同市朝気1の無職女性(65)は「本人が行きたい所に行けば。どの政党もあまり期待できない」と突き放した。【片平知宏】
11月15日朝刊

4960チバQ:2012/11/16(金) 00:46:47
http://mainichi.jp/select/news/20121116k0000m040090000c.html
TPP:農業団体関係者ら推薦候補選別の動き
毎日新聞 2012年11月15日 22時27分(最終更新 11月16日 00時19分)


TPP交渉参加表明阻止に向けて「頑張ろう!」と声を上げる国会議員や業界団体関係者ら=東京・永田町の憲政記念館講堂で2012年11月15日、佐久間一輝撮影
拡大写真 野田佳彦首相が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加の意向を示していることに対抗し、農協などの業界団体が、安い農産物の輸入により国内農業が大打撃を受けるなどとして、推薦候補を選別する動きを見せている。

 山梨県では自民党の強力な支持基盤だったJA山梨中央会の広瀬久信会長が今月28日、共産党の演説会に出席して共闘を呼びかける予定。農協トップが同党の集会に参加するのは異例だ。広瀬会長は衆院選の対応について「どの政党ということではなく農家を救ってくれる候補者を応援したい」と述べた。

 TPP問題は次期衆院選で争点の一つになる見通しで、15日には東京・永田町の憲政記念館に超党派の国会議員や業界団体関係者ら約500人が集まり「断固反対」を決議。全国農協青年組織協議会の山下秀俊副会長は「最優先は被災地の復興であり、TPP参加ではない。緑豊かな日本を、第1次産業を守り抜くべく知恵を出し合い頑張りましょう」と訴え、三重県大紀(たいき)町の谷口友見町長は「我々田舎者を殺さないでください。東京だけが日本の町ではない」と声を張り上げた。

 山形県で9日、三重県で14日にJAグループが交渉参加阻止を特別決議するなど、農業県を中心にTPP交渉参加に反対の声が広がっている。【水脇友輔、佐久間一輝、浅妻博之】

4961チバQ:2012/11/16(金) 00:51:02
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001211150003
決戦へ道内政界緊迫 あす衆院解散
2012年11月15日

■あす衆院解散、来月総選挙
■粛々とやる ■当然のことだ  ■大義がない



 野田佳彦首相の「解散宣言」で急転直下、16日の衆院解散が決まった。12月4日公示、16日投開票の短期決戦。道内でも事実上、選挙戦の火ぶたは切って落とされた。


 「いつ解散、総選挙してもおかしくないと思って準備してきた。粛々とやるだけだ」。民主党北海道(道連)の岡田篤幹事長は、こう冷静に受け止めた。


 ただ、厳しい選挙戦が予想されるなか、課題も山積している。環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加は道内で反発が強いが、野田首相は衆院選での争点化を目指している。岡田氏は「首相の意向一つで決まるものではない。党内議論が必要だ」とし、15日にも道内選出の国会議員が野田首相に、交渉参加への反対を申し入れる予定だ。


 道内の12小選挙区のうち、新党大地・真民主が現職を抱える11、12区は公認候補を決めていない。両党が選挙協力するかどうか、結論が出ていないからだ。


 大地の鈴木宗男代表は、協力に向けた民主との協議を打ち切る考えを表明したが、14日の党定例会では正式決定しなかった。道連は大地の出方を待っている状態で、岡田氏は「解散しても返事がなければ、こちらから確認し、早急に対応していく」とした。


   ■  ■


 一方、自民党道連の岩本剛人幹事長は「内閣の支持率がこれだけ下がるなか、来年度予算を編成すれば国民への筋が通らない。解散は当然だ。短期決戦だが、総力戦で戦う」と述べた。


 解散後、早急に選挙対策本部を立ち上げて臨戦態勢を整える。道内小選挙区で唯一、4区の公認候補が未定で「できるだけ早く決めたい」と述べた。


 公明党道本部の佐藤英道幹事長も「年内の衆院選は主張通りで当然のことだ」と受け止める。道内小選挙区で初めて道10区に公認候補を擁立。比例道ブロックの1議席と合わせ「2議席勝利のため、一瀉千里(いっしゃせんり)で走り抜く」と抱負を述べた。


 道内の全小選挙区に公認候補を立てる共産党道委員会の青山慶二書記長は「日本共産党が伸びてこそ、消費税増税や原発ゼロ、TPP、領土問題などの打開の方向を示せることを積極的に訴えて闘う決意だ」との談話を発表した。


   ■  ■


 突然の解散表明への反発もあった。大地の鈴木代表は「1票の格差是正と定数削減を今国会で実現しないで解散を口にした野田首相にびっくりした。『集団自殺行為』だとの声を民主党はどう受け止めるのか」との談話を発表した。


 みんなの党道広域支部の水橋初支部長も「民自公の三党の都合だけで決めており、大義がない」と憤る。結集を模索する第三極の各政党は候補擁立が遅れており、「選挙に突き進めば、有権者の選択肢を削ることになる」と批判。公認候補を決めた道5、7区以外についても「擁立を諦めてはいない」と話した。


 社民党道連の浅野隆雄幹事長は「課題山積のなか、解散権の乱用は政治の私物化で許されず、大きな政治不信を招く。あまりにも唐突な選挙、定数削減で、大きな怒りを覚える」と話した。当面は比例区に重点を置いた活動をする。


 また、高橋はるみ知事は14日の定例会見で「年末、年明けは来年度予算を議論する大事な時期。政治的空白を防ぎ政治の安定が図られることを願う」と述べた。

4962チバQ:2012/11/16(金) 00:52:09
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000811211150001
民主・生活現職ら動揺 あす解散
2012年11月15日
国民の生活が第一の小沢一郎代表(左)との党首討論に臨む野田首相(右手前から2人目)=14日、国会内、仙波理撮影

 来年度予算に向けての陳情がたけなわだった14日、野田首相が「16日解散」を口にした。空白区への擁立に難航する民主、国民の生活が第一(生活)の議員らは動揺を隠せない。対する自民や論争を期待する市民は、12月4日公示、16日投開票に向け、動き出した。


 この日夜、東京・平河町の都市センターホテルでは、県市長会と県選出国会議員との懇談会が開かれていた。民主の階猛(1区)、黄川田徹・復興副大臣(3区)の両衆院議員、平野達男復興相と、国民の生活が第一(生活)の畑浩治衆院議員(2区)、藤原良信参院議員(比例)らが、「呉越同舟」で会していた。


 懇談会は表面上和やかなムードだったが、出席した釜石市の野田武則市長は「選挙が近いという話題もあり、ピリピリした感じは伝わってきた」。


 復興担当は地元選出の大臣、副大臣の態勢はこのまま続くので「被災地の復旧復興に支障が出ないだろう」と予想する。


 階猛衆院議員は委員会室で党首討論を聞いていた。「首相が党首討論を設定し、補正予算案の指示が役所に下りなかったので、今日は何かあると思っていた。いたずらに延命するではなく、考えられる中ではベストな終わり方」と評価したが、「問題は、結果につなげなければ……」と漏らした。


 県連選対本部長の平野氏は記者団に「ただ、まさかこの段階で、ああいう形で(解散宣言を)やるとは。復旧・復興に影響が出ないようにがんばりたい」。選挙の準備は「まだそこまで頭回らない」。


 生活と戦うことが唯一決まっている黄川田氏は「唐突感はなかった。当初から、年を越えた解散ということはないはずだ」。18日に、陸前高田市で事務所開きをするという。


 「県都(1区)で大勝利」を掲げるものの擁立が進まない生活の小沢一郎代表と共闘態勢の達増拓也知事は、12日の会見で、消費増税を焦点にする選挙態勢が整わないことから、早期解散を懸念する発言をしたばかり。この日は、「解散が明確になったわけでもないので、コメントする時ではない」(秘書広報室)と、取材を拒否した。


 2区の自民党前職、鈴木俊一氏は14日夜、滝沢村での支持者の会合の後、「想定より少し早まったが、解散は歓迎だ」と語った。「この3年間の政治の総括が投票の基準になるだろう。真っ当な落ち着いた政権をつくるかどうか、それが最大の争点だ」と議席奪還に自信を示した。衆院解散と同時に党が交付する公認証をもらうため、15日、急きょ上京する。


 エネルギー問題を争点に衆院2区の立候補予定者らによる公開討論会を12月1日に計画している宮古市の市民グループは「いいタイミングだ」。公開討論会は4日の公示直前の開催になる。畑氏や鈴木氏から出席の返事が来ているという。チラシの準備をしながら、午後の党首討論を気にしていた市民グループの副代表の本木敏明・山田町議(61)は「政策で選ぶ選挙にしなきゃ」と話した。(杉村和将、伊藤智章)





予想される小選挙区の立候補予定者(敬称略)
■1区
階猛 46(民)(2)
高橋比奈子 54(自)
八幡志乃 30(共)
伊沢昌弘 65(社)

■2区
鈴木俊一 59(自)(6)
畑浩治 49(生)(1)

■3区
黄川田徹 59(民)(4)
橋本英教 45(自)
佐藤奈保美 46(生)
菊池幸夫 53(共)

■4区
藤原崇 29(自)
小沢一郎 70(生)(14)
高橋綱記 64(共)


※民主(民)、自民(自)、生活(生)、共産(共)、社民(社)。名前の後は年齢、丸数字は当選回数

4963名無しさん:2012/11/16(金) 00:53:47
>>4961=>>4865などなどかぶり過ぎのような

4964チバQ:2012/11/16(金) 00:59:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/334407
県連衝撃、衆院選不戦敗か 民主・3区山田氏離党
2012年11月16日 00:35 カテゴリー:九州 > 長崎

離党表明を受け、対応に追われた大村市の山田正彦氏の事務所 「最後は残ってくれると信じていたが…」。衆院長崎3区の民主党現職山田正彦氏(70)が離党を表明した15日、党県連や後援会関係者たちに衝撃が走った。短期決戦だけに新たな候補者を擁立するのは極めて難しく、県連には早くも不戦敗ムードが漂い始めた。一方、一部有権者からは「信念を貫き、心機一転がんばれ」と決断を支持する声も聞かれた。

 県連幹事長の高比良末男県議は同日午後、大分県での視察を急きょ切り上げ、長崎市の県連事務所で連合長崎の森光一会長らと今後の対応を協議した。高比良氏は「勝算がないに等しい状況で、この時期に3区に新人を出すのは難しい」。森会長は「非常に遺憾」と強調し、「離党するのであれば推薦はない。自主投票になるだろう」と述べた。

 山田氏の大村市の事務所では後援会幹部会議を緊急開催して対応を協議した。秘書は「来るべき時が来た。環太平洋連携協定(TPP)反対は最も重視してきた政策の一つ。やるしかない」と力を込めた。「組織の応援がなくなり、選挙戦は厳しさが増すだろう」とみる関係者も少なくないが、「政党に関係なく頑張ってほしい」という激励の電話も相次いだという。

 五島市の会社員女性(40)はTPPや消費増税反対を貫く山田氏に対し、「自分の首を絞めることは分かっているにもかかわらず、国益、地域のために大きな視野で動いたと思う」と理解を示した。

=2012/11/16付 西日本新聞朝刊=

4965チバQ:2012/11/16(金) 01:07:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/334405
解散前日、民主ドタバタ 4区、矢上氏公認せず空白に
2012年11月16日 00:32 カテゴリー:九州 > 熊本

緊急の常任幹事会後、会見する民主党県連の鎌田聡代表(左)
記者会見で、公認申請が認められなかったことについて語る矢上雅義氏 衆院解散を翌日に控えた15日、民主党県連はドタバタ劇を繰り広げた。懸案だった熊本1区の公認候補者に洋菓子店経営の池崎一郎氏(60)の擁立を決定。一方で同4区で擁立を目指した元衆院議員の矢上雅義氏(52)は党本部にノーを突き付けられた。4区の候補者選びは振り出しに戻り、空白区は解消されないまま。県連幹部は焦りを募らせた。

 「県都1区で不戦敗は取るべき手段ではない。厳しいが、精いっぱい戦いたい」「公認されなかったのは残念。われわれの見通しが甘かった」。熊本市中央区の県連事務所。30分ほどの記者会見の最中、鎌田聡代表の表情は安堵(あんど)と落胆が目まぐるしく交錯した。

 次期衆院選の最大の課題は熊本1区。民主党を離党し新党「日本維新の会」に参加した松野頼久氏に対する事実上の刺客選びだ。9月中旬の離党表明後、複数の意中の人から断られ、党本部からは擁立をせかされる日々。たどり着いたのが、2003年の衆院選に民主党公認で熊本3区から出馬したこともある池崎氏だった。「覚悟してください」。県連幹部は解散日程が明らかになった14日から説得工作を強めた。

   ×   ×   

 池崎氏から最終的な了承を取り付ける前の15日午前10時すぎ、鎌田代表に党本部関係者から1本の電話が入った。

 「民主党のイメージを傷つける可能性がある。公認できない」

 矢上氏は相良村長時代の2005年に助役選任をめぐる贈賄容疑で逮捕され、10年に執行猶予付きの有罪判決が確定。現在も猶予期間中だ。県連内には、矢上氏自ら売り込んできた今回の擁立には慎重論もあり、最後は鎌田代表に一任。公認申請はしたものの、「政治判断になる」(県連関係者)と不安は消えていなかった。

 「『県連が決めたら大丈夫だろう』と言われていたが…。(党本部の)鉢呂吉雄選対委員長と安住淳幹事長代行の話し合いの中でダメになった」。鎌田代表は会見で肩を落とした。

 この日、慌ただしく招集された常任幹事会に出席したのは10人のメンバーのうち3人だけ。県連は23日の選対会議までに4区の対応にメドをつけたい考えだが、鎌田代表は「ほかにいない中で矢上さんに任せてきた。あと1週間そこらで別の候補者が挙げられるのか」と打ち明ける。

   ×   ×

 はしごを外された格好の矢上氏は15日、県庁で記者会見を開き「県連には、執行猶予問題を気にせず、気持ち良く受け入れてもらった恩義がある。恨んでみたり、愚痴を言うのは無礼。淡々と受け止めたい」。無所属での立候補を含めて、27日までに結論を出す考えを示したが、複雑な思いも打ち明けた。

 「10日ぐらい前に言ってもらえれば、他党との交渉も選挙の資金繰りも簡単にできた。こんな仕打ちを受けたらですね、新人だったら、家にこもっているでしょうな」

=2012/11/16付 西日本新聞朝刊=

4966名無しさん:2012/11/16(金) 01:12:42
ページ更新時間:2012年11月16日(金) 00時19分
■ 民主から離党者続出、自民入り議員も
http://www.mbs.jp/news/jnn_5183248_zen.shtml

 解散総選挙を前に民主党では、14日から15日夜にかけて7人の議員が離党を表明しました。

 解散前夜に動く政治家たち。もはや選挙モード一色の永田町。

 民主党では「離党ドミノ」が止まりません。自民党は、政権奪還に鼻息が荒く、第三極は生き残りに必死です。

 解散を16日に控え、永田町はパニック状態です。

 「午後4時10分です。野田総理、非常に緊張感のある表情で本会議場に向かいます。比較的ゆっくりとした足取りで、これから本会議場の中に入ります」(記者)

 16日の解散に向けて衆議院では、解散の条件とされた「特例公債法案」と「小選挙区の0増5減案」が可決。参議院に送られ、成立する見込みです。解散への環境が整う中、永田町はずでに選挙をにらんだ駆け引きが始まっています。本会議場では、議員たちも落ち着かない様子です。

 選挙では、厳しい戦いを強いられる民主党では、離党ドミノが加速。閣僚経験者の中にも、党を見限る議員が・・・。小沢元環境大臣は、「日本維新の会」への合流を表明しました。

Q.解散の野田さんの発言があろうとなかろうと(離党の)心積もりは?
 「民主党として国民の皆さんから選ばれた任期は明日まで全うできる。次なる旗の下で、国民の審判を仰いで、もう1回やれとなればそこでまた頑張ると」(民主党 小沢鋭仁 元環境相)

 山田元農水大臣は、TPPへの反対を理由に離党する意向です。

 「TPPは阻止しないといけない」(民主党から離党を表明 山田正彦 元農水相)

 中川議員は、自らの離党届にサインしました。

 「さらば民主党」(民主党に離党届を提出 中川治 衆院議員)

 富岡議員と山崎議員も離党届を提出。山崎議員は、参院会派「みどりの風」の議員4人と新党を結成しました。離党を表明した議員の中には、こんな人もいます。

 「(Q.離党届をしたためた?)したためました。ここにあります、(Q.ここから出して破り捨てて考え直すことも?)ありません。自民党さんにお世話になる方向で」(民主党から離党予定 長尾敬 衆院議員)

 なんと自民党に寝返るというのです。

Q.後ろめたい気持ちは?
 「それはありません。ハレーションはあると思うが、私が信じる政治信条を誠実に、素直に、謙虚に有権者に訴えていけば必ず通じるだろうと」(民主党から離党予定 長尾敬 衆院議員)

 さらに15日夜になって、初鹿議員が離党の意向を固めたことがわかりました。これで、野田総理の解散表明後、7人もの民主党議員が離党の意向を固めたことになります。さらに離党の可能性が取り沙汰されている超大物がいます。鳩山元総理です。

 「自分自身に都合のいい時に解散をするという話は、多くの今まで一緒に戦ってきた同志にとっては、大変な衝撃ではなかったかと容易に推察できる。(Q.鳩山さん自身は今後どうするのか?)私に関してはまだ決めていません」(民主党 鳩山由紀夫 元首相)

 一方、政権奪還を目指す自民党には、高揚感が広がっています。

 「我が党にとっても、日本にとっても、負けられない一戦。その中で私たちは、選りすぐりの候補者を選出していくことが大切」(自民党 安倍晋三総裁)

 さらに、早くも総選挙後の政権の枠組みをめぐる発言まで飛び出しました。

 「戦いを終えた後は、3党合意の責任を自民、公明、民主が負っているわけだから、そういう政治形態を作るには、新党には無理がある」(自民党 大島理森 前副総裁)
(15日23:02)

4967モンクレール通販:2012/11/16(金) 05:08:35
こんにちは、またブログ覗かせていただきました。また、遊びに来ま〜す。よろしくお願いします
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4968名無しさん:2012/11/16(金) 12:17:22
民主・福田衣里子氏が離党の意向
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2012111600403
初鹿が出るから出るとは思ってたが
さてどうなるかな
民主・長尾氏が自民へ…支持者「何が何だか」
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00264.htm?from=rss&ref=rssad
松浪健太氏(比例近畿)が9月に自民党を離党して維新の会に移り、出馬予定の大阪10区。
自民党市議らは、離党後も支援を求める松浪氏を「勝手に離党したのだから、無理だ」と突き放し、候補者選定を進めてきた。
同党府連は近く男性医師(43)を擁立する方向だといい、高野伸生幹事長は「時間的には本当にぎりぎり。できるだけ早くお披露目し、知名度を浸透させなければ……」と語気を強めた。

4970名無しさん:2012/11/16(金) 13:35:45
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121116-OYT1T00726.htm?from=ylist

福田衣里子氏も離党へ、「保身だ」との批判も

 民主党は16日午前、福田衣里子(長崎2区)、橋本勉(比例東海)の両衆院議員が新たに離党の意向を固めるなど、離党の動きが続いた。

 閣僚や民主党幹部は、「保身だ」(玄葉外相)などと批判した。

 玄葉外相は16日午前、閣議後の記者会見で、相次ぐ離党の動きについて、「政治家は自らの保身に動いてはダメだ。自分の選挙で、こっちに行った方が上がってきやすいからなどというレベルで考えるのは非常に残念だ。そういう人は政治家として認めない」と述べた。

 民主党の細野政調会長もTBSの番組で、「解散が決まってから(党を)出るということは、どうしても自らの生き残りと見えてしまう」と指摘した。

(2012年11月16日13時10分 読売新聞)

4971名無しさん:2012/11/16(金) 13:37:38

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121116/stt12111612470015-n1.htm

民主の福田衣里子氏が離党の意向 「みどりの風」に入る方向
2012.11.16 12:43 [民主党]

衆院本会議を終え議場を後にする民主党の福田衣里子議員=16日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)

 民主党の福田衣里子衆院議員(長崎2区)は離党の意向を固め、16日午後に記者会見して表明する見通し。「みどりの風」に入る方向だ。

 民主党の初鹿明博衆院議員(東京16区)は同日午前、党執行部に離党届を提出した。初鹿氏は消費税増税法案に反対し、党員資格停止2カ月の処分を受けた。

4972名無しさん:2012/11/16(金) 13:39:39

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00536.htm?from=ylist
三井マリ子・京野公子氏らに「太陽」も…秋田

 「太陽の党」秋田第1支部長の村岡敏英氏(52)は15日夜、秋田県由利本荘市の事務所で、支援者約45人を前に、次期衆院選に秋田3区から同党公認で立候補したいとの意向を表明した。

 村岡氏はこの場で、支援者から次期衆院選への出馬を要請された。これを受け、村岡氏は支援者を前に「太陽の党、日本維新の会、みんなの党の全員が一致して、中央集権を打破したい」と述べ、第3極の結集をアピール。続けて「秋田の再生は国の力になる。その信念の下、頑張っていきたい」と意欲を示した。

 さらに村岡氏は「要望を受け、後援会の幹部会で思いを訴え、(衆院選で)ぜひ勝利して、秋田3区のために働きたい」と述べ、17日に開かれる後援会の幹部会で出馬について諮った上で、最終的に対応を決める考えを示した。

 後援会幹部の男性(72)は15日夜、読売新聞の取材に応じ、「これまでも後援会は、村岡さんがどこの党に所属していても応援してきた。本人が出馬の意思を固めたなら、その判断を尊重し、全力で応援したい」と話した。

 村岡氏は、由利本荘市出身。父親の村岡兼造・元衆院議員が官房長官時代に政務秘書官などを務め、2005年と09年の衆院選秋田3区に無所属で出馬。10年の参院選では、たちあがれ日本から比例選に立候補し、いずれも落選した。

 秋田3区では、民主党新人の三井マリ子氏(64)、自民党の前衆院議員の御法川信英氏(48)、「国民の生活が第一」現職の京野公子氏(62)、共産党新人の佐藤長右衛門氏(68)が立候補する見通し。

(2012年11月16日12時45分 読売新聞)

4973名無しさん:2012/11/16(金) 13:41:44

http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012111601001234.html
維新、候補者から資金徴収 「100万円納めて」

 日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が衆院選1次公認予定者に対し、広報費用として100万円を党本部に納めるよう指示していることが16日、関係者の話で分かった。政党が選挙戦に臨む候補者から資金を徴収するのは異例。

 13日から15日までに実施した立候補意思を確認する面接で公認予定者に直接伝えた。多数が選挙経験のない新人で、日本維新はポスターやビラなど公費負担以外の広報を本部が取り仕切る形で一括して発注する方針。徴収分はそのための一時金とする考えだ。

 政党は選挙に際し、党が候補者に公認料を支払うのが通例だ。日本維新は企業・団体献金の受け取り禁止を規約に明記。

2012/11/16 11:44 【共同通信】

4974名無しさん:2012/11/16(金) 13:43:31

http://mainichi.jp/area/akita/news/20121116ddlk05010066000c.html
2012衆院選:秋田3区、村岡氏が出馬の意向 太陽の党に公認申請へ /秋田
毎日新聞 2012年11月16日 地方版

 次期衆院選の秋田3区に、新人で元官房長官秘書官の村岡敏英氏(52)が15日、「太陽の党」から立候補する意向を示した。近く党本部に公認を申請するという。由利本荘市の事務所で支援者らに伝えた。

 村岡氏は、たちあがれ日本から太陽の党に合流。同党秋田第1支部長となった。17日に幹部会を開き立候補を正式決定する見込み。

 由利本荘市やにかほ市の商店主らで作る「村岡敏英氏を国政に送る会」は15日、村岡氏に立候補要請書を手渡した。同会発起人会代表の小笠原良一・由利タイヤ社長(62)は「党利党略、政局に時間とエネルギーを費やしているような政治は変えなければいけない。日本再生のためにリードし、弱り切った地方の発揚に取り組んでほしい」と要請の理由を述べた。

 村岡氏は「命がけで秋田3区がしっかりと立ち上がれるよう全力を尽くしたい」と応え「(石原慎太郎・同党共同代表の)現状を変えようという心意気についていきたい。国の仕組みを変えるだけでなく、人、モノ、金を地方に流し地方の底力をつけたい」と話した。

 3区では民主新人の三井マリ子氏(64)、自民元職の御法川信英氏(48)、国民の生活が第一現職の京野公子氏(62)、共産新人の佐藤長右衛門氏(68)が立候補を表明している。【小林洋子】

4975名無しさん:2012/11/16(金) 13:47:12
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00378.htm?from=ylist

「地元に顔見せない」自民前議員も公認申請

 自民党宮城4区支部は15日、次期衆院選の4区の候補として、前衆院議員の伊藤信太郎支部長(59)を党本部に公認申請することを決めた。

 伊藤支部長と同支部の宮城県議団が同日、県議会庁舎内で会合を開き、決定した。

 伊藤支部長の公認申請を巡っては、「地元に顔を見せず、支持者が応援したがらない」として、一部の県議が難色を示し、公募による選考を求める声も支部内にあった。

 会合は非公開で行われたが、複数の出席県議によると、「総選挙まで時間がない」との結論に達し、伊藤氏の支部長続投が決まったという。会合後、伊藤氏は「協議は円満に終わった。新しい日本を作ることを訴える」と述べた。

 伊藤氏の擁立に反対する県議は「地元への関心が薄い。地元県議が一致団結して応援することはない」と話した。

(2012年11月16日11時55分 読売新聞)

4976名無しさん:2012/11/16(金) 13:48:42

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00551.htm?from=ylist
引退・中井洽氏の後継候補、前津市長擁立へ

 民主党三重県連は、衆院選三重1区(津市の一部、名張市、伊賀市)に、前津市長の松田直久氏(58)を擁立する方向で最終調整に入った。

 17日に県連幹事会を開く予定で、近く立候補を要請する考えだ。

 中井洽衆院議員(70)が先月末、今期限りの引退を表明。今月8日には中井氏を除く県連の国会議員7人と連合三重幹部らが候補者選びを進め、実績や知名度などから松田氏がふさわしいと判断。中井氏に了解を求めた上で立候補を要請する。松田氏は読売新聞の取材に、「衆院選に挑戦したい思いはある。一両日中に決断したい」と述べた。

(2012年11月16日11時55分 読売新聞)

4977名無しさん:2012/11/16(金) 13:51:33

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211160003

吉田氏を比例単独で擁立へ
2012年11月16日

 自民党県連は15日、12月4日公示の衆院選の比例北陸信越ブロック単独の立候補予定者として、前衆院議員の吉田六左エ門氏(72)を党本部に上申すると発表した。これに先立つ記者会見で、県連幹部は次期衆院選で、TPP(環太平洋経済連携協定)参加に県連として反対する考えを示した。


 吉田氏は、1996年に新潟1区で衆院議員に初当選し、3期務めた。2009年の前回衆院選で1区に立候補したが落選。次期衆院選に向けても1区の公認候補の選考に公募したが、選ばれなかった。


 上申発表に先立って、県連の星野伊佐夫会長と帆苅謙治幹事長が県庁で会見し、帆苅幹事長はTPPについて「農業がつぶれる。現時点では反対していく」と述べた。柏崎刈羽原発の再稼働については星野会長が「想像の範囲で言えば、再稼働反対と言い切る候補者はいない」と話した。

4978名無しさん:2012/11/16(金) 13:53:44
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20121116ddlk03010002000c.html

2012衆院選:準備急ピッチ 「空白区」抱え焦る陣営も /岩手
毎日新聞 2012年11月16日 地方版

 衆院解散を控えた15日、県内の各候補者の陣営は、一気に選挙モードに突入し、急ピッチで選挙態勢を整え始めた。一方、首相の突然の解散表明に、新人候補や候補者が決まっていない政党などからは焦りの色も見えた。【金寿英、宮崎隆、安藤いく子】

 民主党県連では、午後1時半から県議ら役員が急きょ集まり、各選挙区の情勢把握に努めたが、空白になっている2、4区の候補者など具体的なことは決まらなかった。所属県議のうち約半数の6人が県外出張で不在だったため、週明けに再度全員で集まり対策を協議する。渡辺幸貫代表代行は「空白区を抱えてのんびりしていられないので、とにかくまずは招集をかけた。時間がないので前進するしかない」と話す。

 国民の生活が第一は空白となっている1区の候補擁立に向け、「詰めの作業」が続く。「生活」支持を表明している達増拓也知事の後援会関係者は「岩手のために国政で全力を尽くす候補を擁立してくれると確信している。いざとなればすぐに協力できる態勢を整えたい」と意気込む。だが、別の後援会関係者は「候補が決まらなければ、動きようがない」と静観する。

 生活から出馬を表明した、3区の佐藤奈保美氏の陣営関係者は「あいさつ回りなど何もかも始めたばかり。正直あたふたしている」と漏らす。「小沢一郎代表からは9月に『今の政権は末期症状なので選挙はいつでもあり得る』と聞かされていたが、まさかこのタイミングで首相が解散を明言するとは。とにかく公示までにしっかりした態勢を作るしかない」と話した。

 一方、2区から出馬予定の自民党の鈴木俊一氏は同日午前、自民党本部へのあいさつのため、敦子夫人とともに盛岡駅を出発した。陣営幹部は「浪人生活が3年半だったので、いよいよという感じ。落ち着きがありながらも、明るい表情だった」と士気を高めた。

4979名無しさん:2012/11/16(金) 13:57:07

http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001211160005
総選挙いわて/復旧・復興ないがしろ
2012年11月16日

復興庁の取り組みについて沿岸各首長に説明する黄川田徹復興副大臣(左)=盛岡市

 衆院の解散前日となった15日、盛岡市内で沿岸13市町村の首長が集う復興期成同盟会が開かれた。出席した衆院3区選出の黄川田徹・復興副大臣に対し、首長からは、被災地がないがしろにされている不満が続出した。ただ、政権交代の可能性もある総選挙に対しては、静観するしかないようだ。

■沿岸13市町村長 国会に不信感

 「まさかこのような状況になるとは」。期成同盟会長の野田武則・釜石市長はあいさつ冒頭で解散について触れた。黄川田氏は「補正予算も考えていたのですけれど。突然の解散ということもあって、今、予算は足踏みはしている」と、政治状況が支障を与えている点を認めた。一方で、復興予算については「どの政権であろうとしっかりと措置することは共通している」と口早に説明した。

 しかし、首長の不快感は収まらない。

 漁港など基盤施設の早期復旧や産業復興への強い支援など5項目の要望書を提出したが、戸羽太・陸前高田市長は「(何を要望しても)選挙だということだから、何を申し上げようかなと思っていますが」と口火を切った。

 「国会の議論を見ていて、どなたも被災地復興の話をされない。各党代表がメディアにコメントを出していたが、被災地復興の話はおっしゃらない。忘れられているんじゃないのという不安を被災者も思っている」と語気を強めた。小田祐士・野田村長も「消費税の議論のときにも被災地という言葉が出ない。本当に頭にあるのか」と続けた。

 総選挙の結果、予算編成の前に政権交代する可能性がある。会議で「被災地のことを理解していない人が中央で決定している」と切って捨てた山本正徳・宮古市長だが、会議の後、記者に「政局がうんぬんかんぬんと、このままずるずるいくのであれば、選挙してもかまわない」と、しばらくの政治空白もやむなしという考えだ。

 選挙応援するかどうかについては決めていないというが、「復興の対応がしっかりしてくれればどのような形であろうといい。我々被災市町村は選挙どころではない」と、関心は薄い。

 同盟会副会長の伊達勝身・岩泉町長も「選挙の結果がどうなるか、今の段階では何もわからない。ただ、復旧・復興を目指すという点だけぶれず、そこだけだ」と話した。

■解散前夜、気合入る/生活が両院議員総会

 「国民の生活が第一」(生活)の両院議員総会が15日、衆院解散前夜に衆院第一議員会館内で開かれた。県内選出の議員も出席して、12月総選挙に向けて気合を高めた。

 小沢一郎代表は出席せず、山岡賢次代表代行が「国民の皆さんの生活を真に守る党はどこなのか。それを訴える選挙のための、今日は実務的な出陣式です」とあいさつし、拍手が起こった。

 生活所属の衆院議員は16日午後の解散直後に公認証を受け、選挙区に散っていく。前職の鈴木俊一元環境相との対決となる畑浩治衆院議員(2区)は「いよいよやるぞ、と総会でテンションが高くなった」。選挙では消費増税反対や復興の推進に向けた政策を訴えていくという。

 県内の選挙区で、生活はまだ1区の候補者を決めていない。県連代表代行の菊池長右エ門衆院議員(比例東北)は「有力な候補者と調整を続けており、詰めの段階」と話し、確定に向けて動きを加速させるという。
(杉村和将)

4980名無しさん:2012/11/16(金) 14:00:03

http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001211160005

TPP、割れる現職
2012年11月16日

TPP交渉参加をめぐり、県内農業団体幹部(手前)と意見を交わす県関係国会議員ら=参議院議員会館

◇衆院きょう解散

 衆院は16日、解散され、選挙戦(12月4日公示、16日投開票)に事実上入る。秋田3区に立候補する意向を固めた保守系新顔を含め、県内3小選挙区の立候補予定者は計13人。有権者の関心が高い争点に対して各党が公約を掲げる、激しい論戦になりそうだ。

◇8国会議員が見解

 野田佳彦首相が民主党の衆院選マニフェストに盛り込む方針の環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加の是非をめぐり、県関係現職国会議員8人の意見が割れている。県内農業団体の反対要請を受けた席で8人が15日、見解を明らかにした。争点の一つとされ、団体の支援や県内農業票に影響するとみられるだけに、注目される。

 8人は寺田学、川口博両衆院議員、松浦大悟参院議員の民主党3人、金田勝年衆院議員、石井浩郎参院議員の自民党2人、京野公子、高松和夫両衆院議員の「国民の生活が第一」2人、寺田典城・みんなの党参院議員。

 木村一男JA秋田中央会長や県内15JA代表理事組合長ら約30人がこの日、東京・永田町の参議院議員会館で8人に面会。交渉参加に反対するよう要請した。

 木村会長は「本当のことを話してもらい、総選挙の判断材料にしたい」と切り出したが、閣内で首相補佐官を務める民主の寺田氏は、交渉そのものへの参加は必要だと説明。「議論を通じて、国益を最大限にすることを模索すべきだ」と述べた。実際にTPPに参加するか否かは、参加交渉後の判断になるという。

 これに対し、川口氏は「外国の力は大きく、無防備で参加するわけにはいかない。慎重に、適切に、農家の目線で対応したい」とした。松浦氏も「今の状況では賛成できない。外圧ではなく、自分たちの頭を使って農業を再生しなければならない」と述べた。

 一方、野党議員は反対が大勢を占めた。

 自民の金田氏は「情報や国民への説明が不足しており、交渉に前のめりになる理由はない」と主張。石井氏も「国の形を変えてしまう可能性がある協定なのに、分からないことだらけだ」と政府の姿勢を批判した。

 生活の京野、高松両氏も「対策を講じれば何とかなる協定ではない」「米国や豪州などとは太刀打ちできない」とそれぞれ述べ、反対の姿勢を明確にした。

 みんなの寺田氏は「TPPに反対すれば農業が守れるわけではない。可能性は追求しないといけない」とした。

 JAグループは今後、衆院選の候補者から推薦依頼を受け、協議を開始する。今月末までには、支援する候補を決める予定だ。

 木村会長らはこの後、全国農業協同組合中央会(JA全中)などが主催して都内で開いたTPP反対集会に参加した。(岡田昇)

◇TPP

 TPP 輸入品にかける税金(関税)をなくすなどして、自由な経済圏をつくろうという多国間経済協定。交渉参加国は現在、米国やシンガポールなど11カ国。日本の農業団体は外国産の農産物の大量輸入で、国内の農業が大打撃を受けるとして反対している。経団連などは賛成の立場を取っている。

4981名無しさん:2012/11/16(金) 14:01:19

http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001211160004
秋田3区から村岡氏出馬へ
2012年11月16日

◇太陽の党公認見通し

 石原慎太郎・前東京都知事らが立ち上げた新党「太陽の党」に合流した村岡敏英氏(52)=由利本荘市=が衆院選で秋田3区から立候補する意向を固めた。秋田3区は5人が争うことになりそうだ。

 村岡氏は元官房長官・兼造氏の次男で、前回、前々回の衆院選で無所属で立候補。2010年の参院比例区に「たちあがれ日本」から立候補したが、いずれも落選。動向が注目されていた。

 近く公認される見通しで衆院選では比例区と重複で立候補する方針だ。週明けにも正式に表明する。朝日新聞の取材に、「第3極を結集し、古い政治から新しい流れをつくる動きを秋田から始めたい」と述べた。

 3区には、民主新顔の三井マリ子氏(64)、自民前職の御法川信英氏(48)、生活現職の京野公子氏(62)、共産新顔の佐藤長右衛門氏(68)が、立候補を表明している。

4982名無しさん:2012/11/16(金) 14:03:13

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12001101211160001
衆院きょう解散 各陣営駆け足
2012年11月16日

駅前のロータリーで車上から手を振る立候補予定者。足を止める人はまばらだった=JR千葉駅前

現職の地元事務所では、秘書らが朝から電話の応対に追われた=茂原市

 野田佳彦首相の突然の解散宣言から一夜明けた15日、県内の各陣営が衆院選に向けて大きく動き出した。街頭で支持を訴えたり、選対会議を開いたりするなど約1カ月にわたる事実上の選挙戦が幕を開けた。

 政権与党の民主党県連は田中信行幹事長と加賀谷健選対委員長が電話で協議し、選対委員会を来週にも開くことを決めた。田中幹事長は有力支援組織の連合千葉も訪れ、選挙での協力態勢を改めて確認した。

 県東部を基盤とする現職議員の地元秘書は「いつか解散があると思って準備してきた」と落ち着いた様子。この日は街中でポスター貼りをした。夕方以降は議員も交えて会議を開き、当面の日程を詰めた。

 「国民の前に正しい公約を示して判断を仰ぐときが来た」。千葉市の自民新顔の立候補予定者は党の宣伝カーで街に繰り出した。知名度不足を補おうと県議や市議も同行して支援を求めたが、平日ということもあり、駅頭の演説でも足を止める人はまばらだった。

 京葉地区の自民前職の立候補予定者はいつも通り駅頭に立って通勤客らを前にマイクを握った。「この時期の解散は予想していなかったが、民主党政権はもう限界に来ていた」。16日に自宅にある事務所を表通りに移すという。

 県南部の「国民の生活が第一」の現職議員の事務所では、秘書が朝から電話の応対に追われた。「16日の解散はまったく予想していなかった。準備はこれからで、支持者への電話連絡を先にしている」(秘書)

 県東部の共産党の事務所では2階建ての建物の1階に新顔の立候補予定者の事務所を設けた。チラシやビラ、ポスターの作製や張り出し準備、臨時電話の設置などに追われた。

 東葛地区のみんなの党新顔の立候補予定者の秘書は「明日から週末の予定もまだ確定していません」。夕方に支援者らが集まり、今後の日程の調整を始めた。

◇「こんなに早く」 首相の決断歓迎

 森田健作知事は15日の定例会見で、「年内解散はできると信じていたが、こんなに早く決まるとは思っていなかった。大歓迎だ」と述べ、野田佳彦首相の決断を歓迎した。そのうえで「外交など問題が山積。しっかりと国民に信を問い、安定した政権をつくっていただきたい」と述べた。

 衆院選では憲法やTPP(環太平洋経済連携協定)、原発、消費税の問題が争点になると指摘。第三極をめぐる動きについては「大同団結は大事だが、基本的な課題をあやふやにしてはいけない。変に妥協してほしくない」と語った。

 民主党については「党内が個人商店になりすぎて、まとめる人が少なすぎた。大変残念だ」と述べた。

4983名無しさん:2012/11/16(金) 14:04:43

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00288.htm?from=ylist

民主県連代表の辞任「最大の侮辱」…刺客擁立も

 民主党栃木県連代表を辞任した富岡芳忠氏は15日、離党届を提出後、県庁で記者会見を行い、「民主党は官僚主導の政治を行っている。政策実現への思いという原点に返り、こうした行動をとった」などと離党の理由を述べた。

 離党に対し、“古巣”からは憤りの声が上がった。

 同党県連の松井正一幹事長は15日、宇都宮市内で行った記者会見で「自分勝手で安易な選択。民主党への最大の侮辱だ」と批判し、富岡氏が栃木5区から出馬する場合には、対立候補の擁立を検討する考えを明らかにした。

 最大の支持母体だった連合栃木の青木義明会長は、取材に対し「政策的な違いがなく、期待してきただけに残念」と話す一方、「個別の政策協定などはありえない」として、支援の打ち切りを明言した。

(2012年11月16日10時06分 読売新聞)

4984名無しさん:2012/11/16(金) 14:06:11

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00270.htm?from=ylist

阿部知子氏「可能なら選択肢の中で次の党を」

 衆院選の日程が決まったことを受け、神奈川県内の衆院議員には、これまでの所属政党から離れ、新たな枠組みで選挙戦に臨もうとする動きが相次いだ。

 15日に離党届を提出したのは、民主党の山崎誠氏(比例南関東)と、社民党の阿部知子政審会長(同)。

 山崎氏は参院議員4人と、脱原発などを掲げる新党「みどりの風」を結党することを表明した。15日の記者会見では、「脱原発依存でいいところまで来たが、目指したことが解散劇で先送りされてしまった」と指摘。「地元は大事にしていきたい」と述べ、新党から8区(横浜市緑、青葉区)へ出馬する意向を示した。

 阿部氏も記者会見で、「何人かの力を寄せ集められなければ無所属になるが、可能であれば、みどりの風を含めた選択肢の中で次の党を作りたい」と述べ、脱原発を軸とした新党結成に意欲を示した。衆院選については「選挙区は4期にわたって選挙を戦った藤沢だ」とし、12区(藤沢市、寒川町)に出馬することを明言した。
          

 横浜市青葉区の山崎氏の地元事務所では、朝から支持者からの電話が相次ぎ、秘書らが対応に追われた。事務所によると、「民主党だから応援していた」などと批判的な声が多かったという。後援会事務局長の新楽智夫さん(57)は「離党はかなり前から決断していた。脱原発の主張を初志貫徹するためで、自己保身のためではない」と強調した。

 ただ、地元の民主党市議からは「民主党の中でも十分やっていけたはず。小さな政党ではむしろやりたいことは遠のく」と、突き放した見方も出ている。

(2012年11月16日10時01分 読売新聞)

4985名無しさん:2012/11/16(金) 14:07:27
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2328271.article.html

原口氏、離党せず民主から出馬へ

 野田佳彦首相の政権運営に批判的な考えを示し、今後の対応が注目されていた民主党の原口一博衆院議員(佐賀1区)は15日、離党はせず、次期衆院選に民主党から出馬する意向を表明した。

 原口氏はこの日の本会議後、「定数是正、歳費削減はできた。首相は覚悟を示したので、その覚悟に応えたい」と述べ、民主党から出馬する考えを示した。自身の代表選出馬の際、推薦人を務めた議員を含め、離党者が相次いでいる事態については「残念だ。しかし、民主党がなければ改革は進まない。耐えて結束を図るときだ」と党内から改革を進める考えを強調した。

2012年11月16日更新

4986名無しさん:2012/11/16(金) 14:09:01

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00297.htm?from=ylist
田中美絵子氏「私の心は石川2区、でも私は…」

 民主党の田中美絵子衆院議員(比例北陸信越)は15日、東京都内で石川県議らと会談し、石川2区からの立候補を断念し、都内の小選挙区から立候補する意向を伝えた。

 複数の関係者によると、上京中の北村繁盛、米光正次両県議、県連代表の一川保夫参院議員らは15日、田中氏と会談した。その中で、田中氏は「私の心は石川2区にある。しかし、党の方針が決まっているので、私からは言えない。私としては、党の指導に従うしかない」と述べたという。

 関係者の一人は「(県議らが田中氏を)慰留したということではない」と話した。田中氏は今年6月、週刊誌で国土交通省幹部との不適切な関係が報じられ、県連内では「公認申請は難しい」との見方が強まっていた。これを受け、同党本部は田中氏を次期衆院選で東京15区に擁立する方針を固めた。

(2012年11月16日09時52分 読売新聞)

4987名無しさん:2012/11/16(金) 14:10:40

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20121116-OYS1T00303.htm
古賀誠氏後継、秘書で調整

 自民党元幹事長の古賀誠衆院議員(72)(福岡7区)が、次期衆院選への立候補を見送り、後継候補に東京事務所の男性秘書を擁立する方向で調整していることが分かった。

 古賀氏は15日、党本部で記者団に「3年前から去就は決めている」と説明。政治活動は続け、後進の育成に力を注ぐ考えを周囲に漏らしている。17日に福岡県大牟田市で開く後援会の会合で説明後、正式に表明する見通し。

 男性秘書について、支援者らは「地元出身で、要望活動などを通じて省庁とのパイプもあり、後継者にふさわしい」としている。

(2012年11月16日 読売新聞)

4988名無しさん:2012/11/16(金) 14:12:33

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20121116/CK2012111602000089.html
【神奈川】
民主空白 また4選挙区 8区・山崎氏が離党届 擁立追い付かず
2012年11月16日

 衆議院の解散を十六日に控え、神奈川8区(横浜市緑区、青葉区)の民主党支部長を務める山崎誠衆院議員(比例南関東)が離党届を提出した十五日、衆院選をめぐる民主党の県内空白区は、再び四選挙区に逆戻りした。十三日には一年以上空席だった11区(横須賀市、三浦市)に、やっと新人を擁立したばかり。県連幹部は「いつまでも空白区にこだわってばかりいられない」といら立つ。 (新開浩)

 民主党の県内空白区は他に、国民の生活が第一に移籍した樋高剛氏がいる18区(川崎市高津区、宮前区)と、長島一由氏が出馬を取りやめた4区(鎌倉市など)、国民の生活に岡本英子氏が移籍した3区(横浜市鶴見区、神奈川区)の後釜として、勝又恒一郎氏(比例南関東)がくら替えした15区(平塚市など)。

 今月に入り、長島氏の不出馬と山崎氏の離党が相次いだため、県連幹事長の谷田部孝一横浜市議は「頭が痛い。空白区の解消は厳しいが、県内全十八小選挙区の擁立を目指すしかない」と悩む。

 別の県連幹部は、衆院選の投開票が来月十六日に固まったことも踏まえ「空白もやむなし。現職の当選が最優先だ」と、頭を切り替えている。

 一方、第三極として躍進を目指すみんなの党は衆院が解散する十六日、5区(横浜市戸塚区など)と14区(相模原市)に、衆院議員秘書らを新たに擁立する方針。立候補予定者は十三人に増える。県内の選挙運動を取り仕切る中西健治参院議員は「さらに上積みしたい」という。

 国民の県連代表、岡本英子氏は自身と樋高氏以外に「もう二、三人立てたい」考えだ。

4989名無しさん:2012/11/16(金) 14:17:28

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00265.htm?from=ylist
山田元農相が首相と決別宣言…地元「力抜けた」

 16日の衆院解散で、いよいよ衆院選は1か月後。ところが、決戦を前に民主党議員の離党が続いている。

 地元の支援団体からは「これまで応援してきたのに」と非難の声が上がる一方で、「やむにやまれぬ決断だろう」と気遣う支援者も。一気に吹き出した“離党風”に、これまで執行部を批判してきた議員らは複雑な表情を見せていた。

 ◆閣僚経験者も続々と

 「今日は、大事な決起の日だ」

 15日昼、国会横の憲政記念館で開かれた環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に反対する超党派集会。山田正彦元農相(長崎3区)が決意に満ちた口調で、交渉参加を目指す野田首相との決別を宣言すると、会場は拍手に包まれた。

 終了後、記者団に「離党」を明言した山田氏は、その足で民主党幹事長室を訪れ、輿石幹事長と面談。「これ以上、党に残ってやっていけないと話をした」と吹っ切れた様子で語った。

 山田氏の地元、長崎県連の高比良末男幹事長は「力が抜けた」とショックを受けた様子。公示日まで20日を切り、「今から新たな候補者を立てても勝算はほとんどない。TPP以外では、考え方はほとんど同じ。一緒にやっていけないかという思いはある」と苦しい胸の内を明かした。

 後援会幹部は「残念だが、離党しても応援は続けたい」としたが、支持組織の一つ、連合長崎の森光一会長は「精いっぱい応援してきたので遺憾。なぜだという思いだ」と語った。

 一方、日本維新の会への合流が取りざたされている小沢鋭仁・元環境相の地元、山梨県連の樋口雄一代表は「まだ『さよなら』とは言われていない」と諦めきれない様子。「17日の後援会の会合で結論を出すようなので、それを待って対応を決めたい」とした。

(2012年11月16日08時28分 読売新聞)

4990名無しさん:2012/11/16(金) 14:19:16

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001211160003
富岡氏が離党届 みんな公認で立候補へ 
2012年11月16日

離党について説明する富岡芳忠氏=県庁

 民主党県連代表の富岡芳忠・衆院議員が15日、離党届を提出した。今後はみんなの党に入り、12月16日投開票の総選挙には同党公認で栃木5区から立候補する意向だ。関係者からは怒りの声があがった。民主党県連は、新代表に谷博之参院議員を据える案を軸に調整を進めている。

 「『脱官僚』という私の目指す政治の原点と大きく乖離(かい・り)してしまった」。15日、東京の議員会館と県庁でそれぞれ記者会見を開いた富岡氏は、離党の理由をこう語った。

 消費増税関連法案の衆院の採決を棄権したことを理由に県連代表を辞任した石森久嗣氏の後を継いで約4カ月。「解散直前での離党になったことは申しわけない」としたが、「(前回の総選挙では)民主党の目指す政策に共鳴して投票した人がほとんど。その期待にこたえられない政治活動をするより、素直に国民の期待にこたえる取り組みをするため離党した」と話した。

 富岡氏周辺の関係者によると、総選挙ではみんなの党公認で栃木5区から立候補することが固まっているという。会見では「現時点では白紙で、無所属として活動していく」と明言を避けたが、みんなの党の政策について報道陣から聞かれると「脱官僚や地域主権など、(政策の)方向性に大きな点で違いはない」と語った。

 県連は15日朝、宇都宮市内の県連事務所に県内選出の国会議員らが緊急に集まって今後の方針を協議した。富岡氏への批判の声があがったほか、次の県連代表については19日の県連常任幹事会で正式に決めることを確認し、谷博之氏を軸に調整を始めた。

 午後に事務所で会見を開いた県連の松井正一幹事長は、富岡氏が比例区選出である点にふれ、「『民主党』と多くの方に書いていただいたがゆえに、救われた議席。応援していただいた方に失礼極まりない」と非難。今後は離党届を受理せずに除名処分とするよう党本部に求めることも含め、厳しい対応を検討するという。

 民主党は衆院栃木3、4区に続き、5区も候補者が空白となった。松井幹事長は5区での擁立は「未定」としたが、関係者からは「もう無理だよ」との声ももれた。

 支援者からは様々な声があがった。富岡氏の後援会の小関晃会長は15日の昼前、電話で直接連絡を受けて「二の句が継げなかった」という。半月ほど前から離党の相談があり、みんなの党の渡辺喜美代表と会ってほしいとも持ちかけられた。「今後も支援するか、会長を続投するか、仲間と話し合う」とした。

 党の支援母体である連合栃木の地元組織の関係者は「裏切られた気持ちだ」と憤り、民主党が5区に候補者を擁立できなければ「我々の政治に対する思いの行き場がなくなってしまう」と嘆いた。

 富岡氏の秘書によると、選挙区内には最大で約5千枚の党名入りのポスターが掲示された時期もあった。最近まで自ら貼り替えもしていたという。ある後援会幹部は「手分けしてはがさなければいけないから大変だ」とこぼした。

 足利市内の事務所に集まっていた支援者からは、「誠実な人柄が気に入っていた」「党が代わっても支持は変わらない」などと擁護する声もあった。

4991名無しさん:2012/11/16(金) 14:21:49

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00256.htm?from=ylist
宗男氏と交渉決裂も視野、民主が独自候補擁立か

16日午後に衆院が解散され、1か月間の短期決戦に突入するのを前に、選挙戦の構図を決める政党間の選挙協力協議が、北海道内で加速している。

 自民、公明両党は15日、党本部間で、北海道10区での選挙協力を正式に確認した。また、前回2009年衆院選で共闘した民主党と新党大地・真民主の協力協議は、15日も結論が先送りされた。

 民主党北海道(道連)は15日、新党大地・真民主と衆院選での選挙協力について協議したが、民主党以外の第3極政党との連携も模索する大地側の主張と折り合えず、結論を先送りした。民主党道連の常任幹事会が開かれる17日までに大地側が最終方針を伝え、民主側が対応を協議することを確認したが、合意に至るのは難しい情勢だ。

 協議は、民主党の岡田篤道連幹事長と新党大地・真民主の鈴木宗男代表が15日午後、電話で行った。鈴木氏が「選挙支援は人物本位で検討したい」と述べ、第3極政党が候補者を擁立した場合、選挙区単位で判断する考えを示したのに対し、岡田氏は「(複数の選挙区で民主党以外の)候補者支援を進めるなら、(協力の)同意は難しい」とけん制した。

 電話会談の後、岡田氏は札幌市内で記者会見し、「鈴木氏の返答を常任幹事会で議論し、早急に方針を決定する。返答いかんによっては協力関係を維持するのは難しい」と指摘。交渉決裂の場合にも言及して「しっかり空白区の対応をしたい」と述べ、大地の現職候補がいる道11区(帯広市、音更町、幕別町など)と12区(北見市、網走市、稚内市など)に民主候補を擁立する可能性を示唆した。

 一方、鈴木氏も国会内で記者会見し、「国民の生活が第一」が道8区(函館市、北斗市など)に候補者を擁立した場合は推薦する考えを示し、日本維新の会が道内で候補者を立てた場合も推薦を検討するとした。

 両党は、前回衆院選で選挙協力し、道内12選挙区のうち、11区で勝利を収めた。今年2月以降、断続的に選挙協力の協議を行ってきたが、大地側が道11、12両区以外でも大地候補擁立を求めたため、10月10日の協議を最後に、両党間の交渉は途絶えていた。

(2012年11月16日07時49分 読売新聞)

4992名無しさん:2012/11/16(金) 14:24:44

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121115-OYT1T01433.htm?from=ylist
突然消えた民主県連トップ、離党続々…地方動揺

 16日の衆院解散で、いよいよ衆院選は1か月後。ところが決戦を前に、民主党議員の離党が続いている。

 支持率が低迷する中、党公認候補で出馬しても苦戦は必至。連合など地元の支援団体からは「これまで応援してきたのに」と非難の声が上がる一方で、「やむにやまれぬ決断なのだろう」と気遣う支持者も。支持する候補者が突然、いなくなった党の地方組織からは「このまま党はどうなってしまうのか」と不安の声が上がった。

 ◆大物も続々と

 閣僚経験者も離党を表明した。TPP(環太平洋経済連携協定)に反対の立場で15日に離党を表明した山田正彦・元農相の地元、長崎県連の高比良末男幹事長は「力が抜けた」とショックを受けた様子。公示日まで20日を切り、今から新たな候補者を立てても勝算はほとんどない。「TPP以外では、考え方はほとんど同じ。一緒にやっていけないかという思いはある」と苦しい胸の内を明かした。

 後援会幹部は「残念だが主張は理解できるので、離党しても応援は続けたい」とかばったが、支持組織の一つ、連合長崎の森光一会長は「精いっぱい応援してきたので遺憾。なぜなんだという思いだ」と語った。

 一方、日本維新の会への合流が取りざたされている小沢鋭仁・元環境相の地元、山梨県連の樋口雄一代表は「まだ『さよなら』とは言われていない」と諦めきれない様子。「17日の後援会の会合で結論を出すようなので、それを待って対応を決めたい。きちんとした説明がほしい」とした。

 ◆若手に動揺

 選挙戦を目前に控え、県連トップが突然、いなくなってしまったのは栃木県連。県連代表の富岡芳忠衆院議員の離党について、地元の後援会長は「本人は色々と悩んで決めたのだろう」とかばったが、引き続き支援するかは「未定だ」と困惑。支持母体の連合の関係者は、「今後、県連組織はどうなるのか」と不安な表情を浮かべた。

 神奈川県連では、山崎誠衆院議員が離党を表明。次期衆院選で不出馬が決まっている所属議員らを含めると、神奈川では候補者未定の民主「空白区」が4か所に上る。同県連の谷田部孝一幹事長は、「急に解散が決まったため、ベテラン議員でさえ動揺している。厳しい選挙情勢を考えると、若手の中からは『民主党では戦えない』という人がどうしても出てきてしまう」と、動揺する議員の気持ちを代弁した。

(2012年11月16日07時19分 読売新聞)

4993名無しさん:2012/11/16(金) 14:26:44

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20121116/CK2012111602000131.html
2012とちぎ衆院選 民主県連 「こんな背信ない」 富岡代表離党届
2012年11月16日

 衆院解散を目前に、民主党県連に激震が走った。県連代表として次期衆院選の先頭に立つはずだった富岡芳忠衆院議員(比例北関東)が十五日、党本部に離党届を提出。民主党は県連代表が不在となり、県内五つの選挙区で1、2区しか公認候補がいないという危機的状況に陥った。十二月四日の公示が迫る中、県連はぎりぎりまで擁立の努力を続けるとしている。

 富岡氏は十五日夜、県庁で記者会見し、離党を決断した理由について「民主党が行ってきたのは脱官僚の政治ではなく、官僚の手のひらに乗っかって、旧来の自民党政治と変わらなくなってしまった」と説明した。

 次期衆院選では、民主党公認で出るはずだった栃木5区からの出馬を目指す考えを表明。所属政党については「白紙」としながら、みんなの党から打診があった場合、政策の一致を前提に「真剣に考えたい」と述べた。みんなの党幹部は同日、栃木5区での富岡氏擁立を検討していることを明らかにした。

 富岡氏は二〇〇九年衆院選で初当選。今年七月、消費税増税関連法の採決をめぐり県連代表を辞任した石森久嗣衆院議員(栃木1区)の後を引き継いだ。当時の記者会見で「大変な混乱の中での重責。全力で対応していく」と語っていたが、知事選、宇都宮市長選で独自候補を擁立できなかった上、四カ月で投げ出す形になった。

 民主党県連の松井正一幹事長(県議)は十五日、宇都宮市内で記者会見し「これほどの背信行為はない。代表という任を預かってきた立場で、自分勝手な安易な判断で自分だけ切り抜けようということは許されない」と厳しく批判した。

 県連は十九日に常任幹事会を開催。新代表の選任のほか、空白区の衆院栃木3、4、5区の協議をする。松井氏は「環境が整えば、できる限り擁立したい」と、最後まで努力する考えを強調した。 (神田要一)

4994名無しさん:2012/11/16(金) 14:29:05

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/shuin2012/38040.html
鈴木県議が離党届、民主公認断念? 衆院選出馬は明言せず

(2012年11月16日午前7時03分)
. 次期衆院選に福井県内選挙区から出馬の意欲を示している民主党県連政調会長の鈴木宏治県議(38)は15日、党県連に離党届を提出した。党の理念と自らの政治理念が合わなくなったためとしている。党公認での出馬は断念した形だ。出馬の最終判断について鈴木氏は記者団に「今の段階で何か決まったことを持っているわけではない」と明言しなかった。

 鈴木氏は7月の県連会合で、衆院選に民主党公認で出馬したいと表明。ただ、県内3小選挙区はいずれも現職が支部長を務めており、県連による調整は進んでいない。さらに糸川正晃県連代表は14日、現支部長を公認候補とするよう党本部に伝える考えを示した。

 離党の理由について鈴木氏は「行政改革をやらずに消費税増税を行うのは、私の基本的な考え方と違う」と強調。「政策をきちんとやらなければならないのに政局ばかり」と批判した。

 出馬する場合は1区が有力視されているが、県議辞職の時機を含め今後の具体的な見通しは「今日の時点で決まっているわけではない」と説明。一方、第三極からの出馬には「新しい動きは注目している」と含みを持たせた。

 県連は今後、常任幹事会などを開き、離党届の取り扱いを協議する。玉村和夫幹事長は「調整が間に合わなかった。残念だがやむを得ない」と話している。

4995名無しさん:2012/11/16(金) 14:33:39
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=26785
行政・政治 : 衆院きょう解散 長野5区臨戦態勢
更新:2012-11-16 6:01

 野田佳彦首相が16日にも衆院を解散する意向を示し、次期衆院選が12月4日公示・16日投開票の日程で行われることが決まった。首相表明から一夜明けた15日、長野5区の各陣営でも一気に緊張感が高まり、立候補予定者らからは決戦に向けた意気込みなどが聞かれた。

 長野5区は、民主党を離党し「国民の生活が第一」から再選を目指す現職の加藤学氏(43)、復活を狙う自民元職の宮下一郎氏(54)、共産新人の三沢好夫氏(68)が立候補を予定。加えて社民が新人の池田幸代氏(40)擁立を検討している。

 加藤氏は、地元の街頭演説では消費増税をめぐって民主党政権を批判し、早期の解散・総選挙を訴えてきた。年内解散は「突然湧いてきた話でびっくり」としながらも、「投票日が決まったので準備を進めるだけ」と冷静な反応をみせた。「原発ゼロ」「地域主権」「消費増税の阻止」を争点に「国民の信を問いたい」と意気込む。離党後、各種団体や支援者へのあいさつ回りを続けてきたが「選対の布陣や後援会の組織体制はこれから」といい、選挙戦に向けた体制づくりを急いで整備。今後もあいさつ回りや街頭演説を継続し、支持を広げていく構えだ。

 「この3年数カ月、来たるべき時に向け活動してきた。日付を明言したのは想定外だったが、ようやく約束を果たしてくれるという思い」と宮下氏。前回選の自民敗北の反省点に「有権者への説明や意見を聞く努力が欠けていた」点を挙げ、落選後はミニ集会開催やイベント参加など、丹念に地域を回り「政治への信頼回復」を図ってきた。新たな産業構造の構築や自然エネルギー開発、地域コミュニティによる子育て・高齢者支援などを主要政策に掲げ、「日本にとっても、私にとっても再出発の戦い。3年間の経験を生かし、政治を前に進めたい」と決意を示した。

 4回目の挑戦になる三沢氏は「野田政権は国民を裏切り続け、打開策がなく解散に追い込まれた」とした上で、「増税や原発、TPPに反対する共産党の主張を届けたい」と意気込みを話す。消費税増税に反対し、「国の赤字を増やす道。増税でなく、無駄遣いにメスを入れ、政党助成金をなくすのが本当に『身を切る』こと」とし、民主党が掲げる定数削減を「少ない人数で政党助成金を山分けするだけ」と切り捨てる。街頭活動を地道に重ねてきた。「民主も自民も第三極も同じ。選挙で具体的な政策論争が進めば、誰が本物か理解いただけるはず」とする。

 社民党県連が5区に擁立する予定の池田氏は、16日の県連常任幹事会で正式に選挙区が決まる。決定を受けて具体的な戦略等を立てるという。池田氏は解散、選挙日程を「都知事選後かと思っていた。予想より早かった」としながらも、脱原発や雇用、貧困の問題など生活に密着した政策を強調して臨戦状態だ。「あまりにも自民党の負の遺産が大きかったが、民主党は既得権益に切り込むべきだった。民主党は自民党化している」と批判。第三極勢力について「乱立する政党は武力を容認している。軍事化、右傾化に対抗し、対話を取り戻したい」と訴えている。

 5区ではこのほか、民主党県連が候補者擁立を検討しており、17日の常任幹事会で対応を協議する。北沢俊美代表(参院県区)は取材に「期間はわずかだが擁立する」と述べた。

 橋下徹大阪市長が代表を務める「日本維新の会」も県内全選挙区で擁立を検討する考えを示している。

4996名無しさん:2012/11/16(金) 14:44:52

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121115/922773
富岡氏、民主に離党届 みんな渡辺氏「党に誘う」
(11月16日 朝刊)

 民主党県連代表を辞任した富岡芳忠衆院議員(46)=比例北関東=は15日、民主党幹事長室に離党届を提出した。富岡氏は離党について「目指す政治との乖離が最大の理由。民主党は従来の自民党政権と同じような官僚依存、官僚主導の政治に成り下がってしまった」と説明した。次期衆院選には栃木5区から立候補する。民主党県連は後任代表について国会議員を軸に人選を進め、19日の幹事会で決定する。

 富岡氏は当面、無所属で活動する意向で、政党への所属は「白紙」としたが、関係者によると、みんなの党公認で出馬する方向。富岡氏は、同党の政策について「脱官僚や地域主権などはそもそも民主党が最も力を入れて主張してきたこと。私の考える政策と方向性は大きな点で違いはない」と語った。

 みんな党の渡辺喜美代表は、取材に対し「考え方の近い人だと思う。考えを聞いた上で党に誘いたい」と話した。

 富岡氏は離党届提出後、国会内で記者会見した。突然の離党の理由を「官僚中心の政治を打破したい思いで取り組んできたが、民主党は政権交代時の志を見失ってしまった。国民の期待に応える政治の実現は難しいと考えた」と説明した。

 県連代表の立場での離党について「県連改革に尽力してきたが、道半ばで離れることは大変申し訳なく思っている」と謝罪。有権者に対しては「期待に応える政治のための離党だ」と理解を求めた。

4997名無しさん:2012/11/16(金) 14:46:36

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20121116102.htm
石川のニュース 【11月16日02時46分更新】 維新から小間井氏出馬へ 衆院選石川1区で公認見通し

 次期衆院選石川1区に、大阪維新の会「維新政治塾」塾生の元会社役員小間井俊輔氏(31)=金沢市中央通町=が日本維新の会の公認候補として出馬する見通しとなった。維新の会関係者が15日までに、石川県内の関係者に公認する方針を伝えた。

 小間井氏は金沢市出身。金大附属高から東大法学部を経て外資系コンサルタント会社「マッキンゼー・アンド・カンパニー」に入り、官民ファンドの企業再生支援機構から芝政観光開発(坂井市)に派遣され、取締役として再建に携わった。

 関係者によると、小間井氏は日本維新の会の1次公募の合格者に含まれている。日本維新の会は17日に1次公認候補の発表を予定している。

 石川1区では民主党が奥田建氏(53)、自民党が馳浩氏(51)、共産党が黒崎清則氏(64)の擁立をそれぞれ決めている。

4998名無しさん:2012/11/16(金) 14:47:54

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20121116103.htm
石川のニュース 【11月16日02時53分更新】 民主、2区の衆院選選考混迷 党本部が田中氏残留否定

国替えについて報道陣の質問に答える田中氏=国会内

 衆院解散を目前に、民主の石川2区の候補者選考は混迷が続いている。石川2区から東京15区への国替えが検討されている民主党の田中美絵子衆院議員に対し、同党石川県連の北村繁盛政調会長らが15日、国会内で慰留も含めて意思を確認した。「石川で頑張りたいが、党本部に一任している」と述べた田中氏だが、鉢呂吉雄党選対委員長は「覆水盆に返らずだ」とし、田中氏の石川2区残留はないと強調した。
 田中氏は15日、県連の動きについて報道陣に問われ、「2区で出たい気持ちはある。慰留は非常にありがたい」と述べた。その上で、党本部の国替え方針について「2区で認めてほしいと戦ってきた。しかし、状況が厳しい。党本部が次も私が選挙に出られる方法を考えてくれたと理解している」と話した。

 田中氏はその後、党本部選対委の担当者を交え、県連の北村氏、米光正次幹事長代理と面会した。選対委の担当者は田中氏の国替え方針が固まっていると説明した。

 北村氏によると、田中氏は「わがままは言えない」と党本部の決定に従う考えを示し、北村氏らは県連代表である一川保夫参院幹事長を含め党本部に対応を一任した。

 北村氏は田中氏との面会後、内容を一川氏に電話で報告。一川氏は「17日の県連常任幹事会で方針を決める」と述べた。

 田中氏の国替えをめぐって、県連は14日、衆参選対委員会を金沢市内で開いて対応を協議。いったんは東京転出を認めたが「候補擁立が間に合わない」とし、田中氏の出馬を含めあらためて2区候補を選考することで一致した。北村氏らが同日急きょ上京し、夜に一川氏と面会、選対委の議論を説明していた。

 田中氏擁立の可能性が低くなったことで、民主は解散時に2区候補がいない状況が濃厚となった。地元関係者の間では「最終的に一川氏がくら替えするしかないのではないか」との声が出ている。

 別の用事で上京していた連合石川の狩山久弥会長が15日、一川氏の事務所などを訪ねたが、委員会対応などで日程が立て込んでいた一川氏とは面会できなかった。狩山会長は「後は一川さんの判断になるだろう」と早急な候補決定を求めた。

4999名無しさん:2012/11/16(金) 14:53:28

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00411.htm
田中美絵子氏の意向確認出来ず、地元あきらめ顔

 野田首相の解散表明から一夜明けた15日、石川県内の関係者は衆院選に向けた動きを本格化させた。

 政党関係者らが着々と準備を進める一方で、各陣営や選挙管理委員会では、突然の事態に戸惑いの声も漏れた。

 ◆情報収集

 石川2区の公認候補が決まっていない民主党県連は、東京15区での立候補が取りざたされる田中美絵子衆院議員(比例北陸信越)の意向確認に追われた。

 上京中の北村繁盛県議と米光正次県議が県連代表の一川保夫参院議員、田中氏と今後の対応を協議したが、党本部から県連に情報がなかなか伝わってこないため、県連幹部は「17日の県連常任幹事会で、本人から直接聞くのを待つしかない」とあきらめ顔で話した。

 自民党県連では、紐野義昭幹事長や1〜3区の立候補予定者の秘書が集まり、今後の選挙準備について協議。「初めての選挙なのでご指導をお願いしたい」「準備が遅れがちと言われているので、頑張りたい」などの発言が出て、3選挙区全勝に向けて士気を高めた。

 公明党県本部は、支援を受ける企業や団体回りの日程調整を進めた。18日には党幹部を迎えた街頭演説を金沢市で予定している。増江啓代表は「当初から決まっていた日程が、たまたま良いタイミングになった」と話した。

 ◆街頭へ

 街頭での訴えも始まっている。共産党県委員会は、立候補予定者や地方議員がこの日1日で県内100か所を目標に街頭演説する「いっせい宣伝行動」を実施した。県内3小選挙区と比例北陸信越の立候補予定者らは朝から駅前などで街頭演説を行い、脱原発や消費増税の中止などを訴えた。

 社民党県連も朝から、2区の立候補予定者や盛本芳久代表らが加賀市で通勤者に街頭演説を行った。脱原発や消費増税反対などの政策を唱え、「民主や自民、維新の会でもない社民党に支持を」などと呼びかけた。

 ◆戸惑いも

 各陣営や選管も対応に追われた。

 1区の現職議員の事務所では電話が鳴り響き、慌ただしい雰囲気が漂っていた。秘書の一人は「明日(16日)の国会でのバンザイ(解散)の時間も詳しくわからず、議員が戻る飛行機も未定」と不安そうな表情を見せ、「まだ選挙事務所の場所も決まっていない」と忙しそうに仕事に戻っていった。

 10月28日に市長選と市議補選を終えたばかりの七尾市選管は、供託金返還などの残務整理に追われている。突然の衆院解散表明に担当者は「こんなに早いとは……。勘弁してほしいと思うが、やるしかない」と「衆院選モード」に切り替え、準備を急いでいる。

 市長選・市議補選で使った408か所のポスター掲示場の撤去作業は、約1週間前に終えたばかり。設置には1週間はかかるため、通常は入札で行う業者選定をあきらめ、見積もり合わせなどによる契約で業者を探す方針という。

(2012年11月16日14時47分 読売新聞)

5000名無しさん:2012/11/16(金) 15:06:07

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20121116-OYS1T00849.htm
福田衣里子氏も民主離党意向、「みどりの風」合流か

 民主党は16日午前、福田衣里子(長崎2区)、橋本勉(比例東海)の両衆院議員が新たに離党の意向を固めるなど、離党の動きが続いた。14日以降に離党の意向が明らかになったのは9人となった。閣僚や民主党幹部は、「保身だ」(玄葉外相)などと批判した。

 福田氏は16日午前、国会内で記者団に「午後に記者会見する」と述べた。15日結党した「みどりの風」に合流する方向で調整している。橋本氏は16日午後にも離党届を提出する見通しだ。初鹿明博衆院議員(東京16区)は16日午前、離党届を提出した。

 一方、玄葉外相は16日午前、閣議後の記者会見で、相次ぐ離党の動きについて、「政治家は自らの保身に動いてはダメだ。自分の選挙で、こっちに行った方が上がってきやすいからなどというレベルで考えるのは非常に残念だ。そういう人は政治家として認めない」と述べた。

(2012年11月16日 読売新聞)

5001名無しさん:2012/11/16(金) 15:46:20

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20121116-OYS1T00867.htm
維新、福岡の全11選挙区に擁立方針

 日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は、次期衆院選で福岡県内の全11小選挙区に候補者を擁立する方針を固めた。ただ、候補者の選定作業は遅れており、同会が17日に発表する第1次公認候補のうち、県内は2人程度にとどまる見込みだ。

 15日に大阪市内で開かれた福岡市議会会派「福岡維新・無所属の会」との協議の中で方針を示した。市議らは近く政治団体「福岡維新の会」を設立し、日本維新の会の候補者を支援する。

(2012年11月16日 読売新聞)

5002名無しさん:2012/11/16(金) 15:51:39

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20121116ddlk27010374000c.html
選挙:衆院選 井上・大阪市議が辞職願 日本維新から出馬へ /大阪
毎日新聞 2012年11月16日 地方版

 大阪維新の会の井上英孝・大阪市議(41)=港区選出、3期目=は15日、辻淳子議長に議員辞職願を提出した。20日の市議会本会議で承認される見通し。井上市議は来月16日投開票の衆院選に、日本維新の会から出馬する。市議補選(港区)は衆院選と同日選とみられ、維新は候補者を擁立する方針。

 井上市議は03年に初当選し、市議会計画消防委員長などを歴任。10年に自民から維新に移った。【茶谷亮】

5003名無しさん:2012/11/16(金) 15:55:06

http://mainichi.jp/area/gunma/news/20121116ddlk10010108000c.html
選挙:衆院選 群馬4区に自民・福田達夫氏 /群馬
毎日新聞 2012年11月16日 地方版

 自民党県連は15日、衆院群馬4区の公認候補となる支部長に、元首相秘書官の福田達夫氏(45)を決定したと発表した。議員を退く福田康夫元首相は、県衆院支部長に就任するという。

 福田氏は同日、同党県連で記者会見し、「循環的に景気が足踏みする一方、地域については経済が立ちゆかない状況になっている。自立できる地方への一歩を踏み出したい」と抱負を語った。

 群馬4区には福田氏のほか、国民の生活が第一現職の三宅雪子氏▽共産新人の萩原貞夫氏▽日本維新の会からの出馬を目指す新人の宮原田綾香氏−−が立候補を表明しており、4人の戦いとなりそうだ。【奥山はるな】

5004名無しさん:2012/11/16(金) 16:25:16

「ばか正直」「寄り切り」=解散名称どれに?【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012111600693

 衆院の解散は戦後24回目で、現憲法下では22回目。そこに至る経緯や政治状況を反映して、これまでさまざまな名称が付けられてきた。

 今回の解散について、民主党の細野豪志政調会長は「ばか正直解散」と命名。野田佳彦首相が8月の自民、公明両党との党首会談で「近いうち」と約束したことを、最終的に誠実に守ったとアピールした。これに対し、公明党の山口那津男代表は「寄り切り解散」と勝ち誇った。

 社民党の福島瑞穂党首は、消費増税法成立の経緯から「民自公談合解散」と指摘。日本維新の会の松野頼久国会議員団代表は、衆院選での民主党苦戦を予想し、「自爆解散」と断じた。

 首相は14日の党首討論で、異例の解散日明言に踏み切った。対照的なのは1986年の「死んだふり解散」(第2次中曽根内閣)だ。当時の中曽根康弘首相は同年5月22日の参院本会議で「解散は考えておりません」と答弁。同日成立した衆院選の「1票の格差」を是正する改正公職選挙法は、30日の周知期間を設定していたが、中曽根氏は施行前の同6月2日に解散し、自民党は304議席(追加公認含む)と大勝した。

 消費税導入後最初の解散となった90年の「消費税解散」(第1次海部内閣)では、旧社会党が136議席を獲得して躍進したものの、自民党も275議席の安定多数を確保。税率5%を決めた後の96年の「小選挙区解散」(第1次橋本内閣)は、初めて小選挙区比例代表並立制で争われ、自民党は公示前の議席を伸ばして与党で過半数を維持した。(2012/11/16-16:06)

5005名無しさん:2012/11/16(金) 16:36:48

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20121116ddlk28010354000c.html
選挙:衆院選・兵庫3区 調整難航の民主公認、横畑氏にきょうにも決定 土肥氏の去就注目 /兵庫
毎日新聞 2012年11月16日 地方版

 民主党は調整が難航していた衆院選兵庫3区(神戸市須磨区・垂水区)の公認候補に、県連が申請していた神戸市議の横畑和幸氏(41)を16日にも決める見込みだ。同選挙区の現職は、同党を離党して現在は無所属の土肥隆一氏(73)。土肥氏は先月に会派に復帰したばかりで、県連の横畑氏擁立に反発していた。土肥氏の去就が注目されるが、土肥氏は15日、毎日新聞の取材に対し「来週冒頭にも結論を出す」と話した。

 土肥氏は昨年3月、島根県・竹島の領有権主張を中止するよう日本に求める文書を韓国の国会議員が発表する場に同席し、責任を取る形で民主党を離党した。土肥氏に反発した県連は横畑氏擁立を進めたが、土肥氏は先月16日、衆院での過半数割れを回避したい党執行部の要請で会派に復帰した。

 横畑氏は神戸市東灘区選出の市議で、地盤のない3区での戦いは、土肥氏の地盤禅譲が大前提だ。県連幹部らは横畑氏一本化を目指し、再三土肥氏に話し合いを求めた。しかし、土肥氏はこれに応じず「党本部が決めることだ」と主張。平行線をたどったまま、県連は先月27日の常任幹事会で横畑氏の擁立を決め、党本部に公認申請した。一方、党本部は土肥氏に配慮して慎重な姿勢を取っていたが、14日に野田佳彦首相が「16日解散」を明言したため、公認決定を急いだとみられる。

 土肥氏は毎日新聞の取材に対し、「16日にも党本部は最終結論を出すが多分、後輩に道を譲れという話になるだろう」と予想。「公認候補を押しのけて出馬するのも可能だが、党の決定をむげにすることもできない」と話した。

 兵庫3区では、自民元職の関芳弘氏(47)、共産新人の大椙鉄夫氏(64)が表明しており、他にも立候補の準備を進めている。【桜井由紀治、錦織祐一】

〔神戸版〕

5006名無しさん:2012/11/16(金) 16:50:58

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121116-OYT1T00632.htm
亀井亜紀子氏次第…民主島根、選挙協力で

 野田首相の解散表明から一夜明けた15日、民主党島根県連は松江市内のホテルで拡大幹事会を開き、候補者が決まらず空白区になっている島根2区について対応を協議した。

 擁立に向けて幅広く人選を進めていくことで一致し、和田章一郎・代表代行は「不戦敗は断じてしない覚悟」と述べた。

 幹事会では冒頭、和田氏が「(想定外の解散表明で)異のあるところだが、毅然(きぜん)とした対応をとっていきたい」とし、「1区は小室寿明氏の必勝。2区はなんとしても擁立を」と呼びかけた。

 県連は今後、2区について、これまで接触してこなかった人も含めて、擁立を働きかけていくという。和田氏は幹事会終了後、報道陣に対し、「過去の選挙では候補者が決まったのが公示1週間前ということもあった。10日もあれば十分できる」と意欲を示した。

 2区を巡っては、松江市で11日に開かれた連合島根と安住淳・党幹事長代行の意見交換会で、連合島根が「不戦敗はありえない」と擁立を要請。安住氏は「党本部での公募も含めて努力する」としている。

 また、国民新党を離党した亀井亜紀子参院議員の会派「みどりの風」が民主党離党議員を迎えて、政党になったことに関して、和田氏は、衆院選での協力について「もともとの基本的な考え方は一緒だった。彼女次第」と話した。(岸下紅子)

(2012年11月16日16時45分 読売新聞)

5007名無しさん:2012/11/16(金) 17:28:12

http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20121116ddlk42010441000c.html
山田元農相:離党表明 県内政界、波紋広がる 民主県連と連合長崎、3区自主投票へ /長崎
毎日新聞 2012年11月16日 地方版

 山田正彦元農相(衆院長崎3区)が15日、民主党離党を記者団に明言したことを受け、県内政界には波紋が広がった。民主党県連の高比良末男幹事長は連合長崎の森光一会長と会談し、3区で対抗馬を立てず、自主投票とするとの意向を伝えた。これを受け、連合も3区を自主投票とする方針だ。【椿山公、武内靖広、大場伸也】

 高比良幹事長は、長崎市の県連事務所で約1時間、森会長と会談。終了後、記者団に「新たな候補者を擁立しても勝算がないに等しい。山田氏は離党してもTPP(環太平洋パートナーシップ協定)以外の考えは同じ。いままで一緒に行動してきた方だから、一緒にやれたらなという気持ちはある」と述べた。

 民主党は18日に県選出国会議員を含む幹部会合を開き、対応を協議する予定。

 一方、自民党県連の八江利春幹事長は「TPPの問題が背景にあるのだろうが、ホンネは党を見限り、選挙に勝つためだろう」と冷ややかに語った。

 大村市の山田氏の事務所では、支援者らの出入りが活発になり、電話も頻繁にかかっていた。

 離党すれば、掲示してきた看板やポスターなどの撤去や修正も必要となり、関係者は「離党手続きだけでも大変な手間。徹夜続きでやっても、支持者にこまめに説明して回るには、とても時間が足りない」と、こぼした。

 五島市の後援会事務所にも、問い合わせが相次いだ。「残留して党再建を」と訴える声がある一方、「政策の違いが大きい。出るしかない」など離党を支持する意見も多かったという。

 五島市奈留町の船越武さん(77)は「離党は当然。遅かったぐらいだ」と話した。

〔長崎版〕


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