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北海道 国政・地方政治スレ
1
:
北海道民
:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう
764
:
チバQ
:2015/01/18(日) 12:44:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150118ddlk01010164000c.html
’15統一地方選:札幌市長選 大地が秋元氏支持 推薦は出さない意向 /北海道
毎日新聞 2015年01月18日 地方版
新党大地の鈴木宗男代表は17日の党支持者の勉強会「大地塾」で、4月12日に行われる札幌市長選で前副市長の秋元克広氏(58)を支持する意向を示した。
同市長選では、民主党が秋元氏推薦の意向を固め、自民党は元総務官僚の本間奈々氏(45)の推薦を決めている。大地は昨年12月の衆院選で民主党と選挙協力しており、統一地方選での協力も進めている。
鈴木代表は記者団の質問に「(秋元氏は)一貫して札幌のために働いてきた。札幌を変えるんだとの自覚を持っている」と話した。ただし、「行政の長は一党に偏するべきではない」とし、推薦は出さずに支持や応援にとどめる意向も示した。【山下智恵】
765
:
チバQ
:2015/01/21(水) 02:45:18
3400 チバQ 2015/01/20(火) 20:50:02
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/587001.html
道知事選、民主もつれる候補選び 佐藤のりゆき氏支援に横路氏難色(01/20 07:00)
4月の道知事選に向けて民主党北海道の候補者選びが大詰めを迎えている。待望論が強まっていたフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)について政治姿勢の違いなどから横路孝弘代表が難色を示し、代わりに知事選対策責任者の勝部賢志幹事長(55)擁立論が浮上。ただ佐藤、勝部両氏にはそれぞれ賛否があり、候補決定目標の24日の定期大会に向け難しい調整を強いられそうだ。
「いったん動きを止めてほしい」。1月上旬、ある労組の幹部は民主党関係者から、衆院選後に具体化させた佐藤氏支援の環境整備を中止するよう電話で告げられた。「横路氏がブレーキをかけたのだろう」と幹部は推測する。
佐藤氏をめぐっては、知名度の高さと高橋はるみ知事への対決姿勢を理由に、昨年11月の出馬表明前後から党北海道内で待望論が起こった。過去3回の道知事選で対抗馬が分散するなどし、高橋知事の当選を許してきた教訓からも「反高橋勢力を一本化するべきだ」との声が広がり、党や連合北海道が水面下で調整に当たっていた。
横路氏は当初、佐藤氏のキャスター時代の保守的な言動や政治姿勢を疑問視したが、衆院選後から「高橋知事4選阻止の構図をつくる」との意義付けから前向きな姿勢を示していたとされる。有力な独自候補の1人だった逢坂誠二氏が道8区(渡島、檜山管内)で衆院議員に返り咲いたことや、衆院選で選挙協力した新党大地の鈴木宗男代表が佐藤氏に関心を示している点も支援の流れを強めた。
ただ、横路氏は年明け以降、突如再び慎重姿勢に転じた。あらためて佐藤氏について情報収集する中で、周辺から否定的な反応が寄せられたことが理由とみられる。(報道センター 西依一憲、藤本卓郎)<どうしん電子版に全文掲載>
766
:
チバQ
:2015/01/21(水) 23:11:32
自ら負けを選ぶか。。。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121ddr041010007000c.html
選挙:北海道知事選 民主、勝部氏で調整 難航の可能性も
毎日新聞 2015年01月21日 北海道朝刊
民主党北海道連は、4月の北海道知事選で勝部賢志幹事長(55)を擁立する方向で最終調整に入った。既に横路孝弘代表が連合北海道などの支持団体に打診しており、24日の道連定期大会までの決定を目指す。
道知事選では、4選を目指す高橋はるみ知事(61)とフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明している。民主党道連内には、高橋知事の4選阻止のため佐藤氏を、推薦も含めて支援すべきだとの声も広まりつつあった。
だが、かつて「高橋知事の応援団」を公言していた佐藤氏の政策理念などに、横路代表を中心に拒否感が強まった。また、道連は旧社会党時代から知事選で独自候補を擁立してきたことから、佐藤氏を支援し独自候補擁立を見送ることは、党勢の衰えを印象付けるとの意見も強まった。
ただ、連合北海道や勝部氏の支持母体の北教組などには、勝部氏が立候補した昨年12月の衆院選から時間をあけずに知事選に立候補することへの慎重論も残る。また、道連と選挙協力を進める新党大地の鈴木宗男代表は佐藤氏の支援に前向きとも伝えられ、影響を懸念する声があり調整は難航する可能性もある。
勝部氏は、教員出身で2003年に道議選(江別市)に初当選。昨年の衆院選では、3期目だった道議を辞職して道5区(札幌市厚別区、石狩管内)から立候補したが、落選した。【山下智恵】
767
:
チバQ
:2015/01/21(水) 23:13:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150121ddlk01010040000c.html
選挙:西興部村長選 告示 28年ぶり選挙に 2新人立候補 /北海道
毎日新聞 2015年01月21日 地方版
任期満了に伴う西興部村長選が20日告示され、喫茶店経営の山本ちずえ氏(64)=無所属=と元農協参事の菊池博氏(57)=同=の2人が立候補を届け出た。同村長選では1987年以来28年ぶりの選挙戦で、新人同士の一騎打ちとなる。投開票日は25日。
両候補とも、今期で勇退する高畑秀美村長の村政を高く評価。山本氏は「20年後も輝く村づくり」を提唱。地元で保育士を41年間務めた経験を基に、地域の声を村政に生かす制度の確立や子育て支援の充実、教育環境の整備を訴える。
高畑氏の後援会から支援を受ける菊池氏は、民間出身の立場から基幹産業の振興、高齢者福祉の充実、子育て支援による定住人口の確保を掲げている。【山田泰雄】
==============
◇西興部村長選立候補者(届け出順)
山本(やまもと)ちずえ 64 無新
喫茶店経営[歴]村つくし保育所総括主任保育士▽興部高
菊池博(きくち・ひろし) 57 無新
[元]農協参事[歴]農協支所長・金融部長▽興部高
768
:
チバQ
:2015/01/22(木) 20:42:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150122ddlk01010093000c.html
’15統一地方選:不祥事辞職の前道議公認 自民道連、高橋知事を推薦 /北海道
毎日新聞 2015年01月22日 地方版
自民党道連は20日の役員会で、昨年7月に国際線の航空機内で乗務員に暴言を吐くなどのトラブルを起こして道議を辞職した小畑保則氏(66)を、4月の道議選で公認することを決めた。伊東良孝会長は記者団に「社会的に厳しい制裁を受け、十分反省している。本人からも再度、道議会議員としてやりたいという文書をもらった」と説明した。
また、道連は同日、4月の知事選に4選を目指して立候補する高橋はるみ知事の推薦も決めた。過去3回の選挙は党本部の推薦だったが、党本部は要綱で知事選の推薦は3期までとしているため今回は道連推薦となった。
伊東会長は「高橋知事はこれまで12年間、道の諸課題に真剣に取り組み、知事の姿勢に対する道民の評価も高い。いきいきと成長する北海道を作っていくパートナーとして引き続き取り組んでいける知事と判断した」と述べた。【袴田貴行】
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150122ddlk01010097000c.html
選挙:知事選 民主決定ずれ込む 24日の定期大会以降に /北海道
毎日新聞 2015年01月22日 地方版
4月の知事選で民主党の候補者の決定は、目標としていた24日の定期大会以降にずれ込む見通しとなっていることが、関係者への取材で分かった。
関係者によると、道連の横路孝弘代表が21日、選挙協力を進める、新党大地の鈴木宗男代表と国会内で会談。出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援せず、独自候補擁立を目指すことを説明し、その際、決定がずれ込むとの認識を伝えた。
独自候補を巡っては、道連は幹事長の勝部賢志氏(55)の擁立を検討しているが、支持団体などの反発も強く、調整に難航している。【山下智恵】
769
:
チバQ
:2015/01/25(日) 14:06:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150125ddlk01010088000c.html
’15統一地方選:民主道連大会 知事選、来月中旬までに決定 横路代表が表明 /北海道
毎日新聞 2015年01月25日 地方版
民主党道連の定期大会が24日、札幌市内で開かれ、知事選の候補者選考の遅れについて質問が相次いだ。横路孝弘代表はこの日までに候補者を決められなかったことを謝罪し、2月中旬までに決定すると表明した。
知事選をめぐっては、4選を目指す高橋はるみ知事(61)=自民党道連推薦=と、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の2人が出馬を表明している。
佐藤氏の支援に積極的な参加者が「4選阻止が目的なら佐藤氏以外に選択肢はない。支援しない理由を明確にしてほしい」と要求すると、会場から拍手が湧いた。一方で「佐藤氏でいいのか疑問。この知事で良いという人を選ばないと恥ずかしい」との意見も。
「連合の支援や新党大地との協力にも影響が出ないよう、一刻も早く戦いの体制を組んでほしい」との声もあった。勝部賢志幹事長は答弁で「特定の人のある、なしをいうのはこの場ではふさわしくない」と述べた。
民主党道連内には、反高橋で結束するため佐藤氏を支援すべきだとの声もあるが、道連と連合などでつくる政権戦略会議は佐藤氏を支援しない方針を固め、横路代表も23日、記者団の取材に「佐藤氏支援はない」と明言している。
道連は大会で、札幌市長選に出馬を表明している前副市長の秋元克広氏(58)を推薦することを決定した。【山下智恵】
770
:
チバQ
:2015/01/25(日) 17:50:45
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150125-OYTNT50000.html
道知事選候補者選び 民主混迷
2015年01月25日
民主党道連の定期大会が24日、札幌市内で開かれた。日下太朗選対委員長は、4月12日投開票の知事選の候補者擁立について「来月中旬くらいを最終タイムリミットとして、方向性をお示ししたい」と述べた。
知事選では、自民党道連の推薦を受けた現職の高橋はるみ氏(61)が4選を目指すほか、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)も立候補を表明。共産党も候補者の擁立を検討している。
民主党道連は当初、昨年4月までに候補者を決める目標だったが、上田文雄・札幌市長(66)に出馬要請を固辞されたり、昨年12月の衆院選で作業が中断したりして大きく遅れている。
道連の一部には「候補者の乱立は高橋氏を利する」などとして佐藤氏支援を訴える声があるが、横路孝弘・道連代表は明確に否定している。大会では、横路氏ら執行部に対し「残る期間で新たな候補者を探すのは難しい」「佐藤氏を外す理由を教えてほしい」などの批判も相次いだ。
これまでには、衆院選で落選した道連幹事長の勝部賢志氏(55)も浮上したが、選挙協力をする新党大地の鈴木宗男代表は「彼は国政を目指している」などと否定的な考えを示している。
日下氏は大会後の記者会見で「残された期間で全力を尽くしたい」と語った。
大会では衆院選の総括も行われ「維新の党との選挙協力は多くの課題を残した」などとした。
2015年01月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
771
:
チバQ
:2015/01/29(木) 22:50:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddlk01010134000c.html
’15統一地方選:知事選告示まで2カ月 民主、独自候補巡り迷走 自民、現職推薦で着々 /北海道
毎日新聞 2015年01月26日 地方版
統一地方選の前半戦で行われる道知事選の告示(3月26日、投開票は4月12日)まで2カ月に迫った。これまでに道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)とフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が立候補を表明。独自候補擁立を目指していた民主党道連は対応を巡って迷走し、同党の支援に期待を寄せていた佐藤氏は危機感を募らせる。一方で自民党道連は高橋知事への推薦を決めて着々と選挙準備を進めるなど、現時点では各候補や政党で明暗が分かれている。【袴田貴行、山下智恵、小川祐希】
■「一騎打ちの構図を」
民主党道連の横路孝弘代表は23日、報道陣に「(佐藤氏は)推薦に値する候補ではない」と述べ、支援を否定。24日だった候補決定の期限を2月中旬へ先延ばしした。だが道連内には佐藤氏を支援すべきだとの声が根強い。
「自己満足だけの知事選はやめてほしい」。24日に開かれた道連の定期大会。佐藤氏を支援しないとの方針に出席者から異論が相次いだ。道議の一人は「知事の4選阻止と独自候補擁立は両立しない」と声を荒らげた。
知事選と同時に行われる道議選などでの新党大地との選挙協力が破談にならないか危惧する声も上がった。大地の鈴木宗男代表は23日、報道陣に「(知事選は)1対1の勝負がいい。(横路代表には)佐藤氏がいいと伝えている」と述べている。
迷走を続ける民主について、佐藤氏は毎日新聞の取材に「今度の知事選は3期12年間の高橋道政を問う道民投票。それには一騎打ちの構図を作ることが必要だが、民主は自分たちのことしか考えていない」と批判。「横路さんと話もしていないのに、政策面の違いで支援できないと言われるのは非常に残念」と肩を落とす。実際、北海道電力泊原発の再稼働反対など、佐藤氏の訴えは民主と近いものも少なくない。
民主の支援がなければ有力な支持団体のない佐藤氏には痛手だが、それ以上に候補が乱立し票が割れることを警戒。佐藤氏は「民主が自主投票になってくれるだけでもありがたい」と漏らす。
道連内では独自候補として勝部賢志幹事長(55)の名前も挙がるが、出身労組の北教組などが反対。定期大会で勝部幹事長は「皆さんの意見を聞いて、最終的に詰めを行いたい」と、佐藤氏支援に再検討の余地を残した。ただ会場からの「2月中旬までに何をするのか」との質問には明確な回答がなく、先行きは不透明のままだ。
■「満場一致」の決定
「もろ手を上げて推薦を決めたわけではない」。21日の自民党道連役員会。高橋知事の推薦を決めて閉会した後、幹部がつぶやいた。
決定は「満場一致」。だが、道連内では高橋知事の4選出馬への慎重論がくすぶってきた。終了後、伊東良孝会長は報道陣に「この12年間、政治・経済的に厳しい状況が続き、(高橋知事が)成果を上げにくい環境だった」と述べ、知事への配慮をのぞかせた。
「相当厳しい内容」とされる高橋知事の道政運営を検証した報告書については「検証結果の責任は知事とともに(道政与党の)自民党も負っている。知事や(自民党)道議の公約にも反映させたい」と説明。「内部資料なので公表するようなものじゃない」とした。
道連内には、道民に人気の高い高橋知事とタッグを組んで統一地方選を有利に戦いたいとの思惑がある。高橋知事は21日の定例記者会見で「(推薦は)大変ありがたい。政策的な中身についても自民党とさまざまな議論をしながら、方向性を共有していきたい」と語った。
知事選には、共産党道委員会も独自候補の擁立を検討している。
772
:
チバQ
:2015/02/04(水) 20:07:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590246.html
共産、道知事選で佐藤氏支援を検討 「脱原発」で共闘模索 民主は議論大詰めに(02/04 11:07)
共産党道委員会が4月の道知事選でフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する検討に入ったのは、4選を狙う高橋はるみ知事(61)の続投阻止を最優先としたためだ。独自候補を擁立せず佐藤氏を反高橋陣営の受け皿とすれば、同党も賛同する「脱原発」の実現可能性を高められるとの計算がある。佐藤氏支援への待望論が高まる民主党北海道の判断にも影響を与えそうだ。
共産党は最近の地方選挙で、政策によっては党派の垣根を越えて連携を図る「一点共闘」方式を強めている。昨年11月の沖縄県知事選では保守系の翁長雄志氏を「米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対」の一点において支援し、勝利した。
これに先立つ昨年11月の佐藤氏の出馬表明当時は、支援に消極的だった同党道委員会も、沖縄県知事選での成功体験や昨年12月の衆院選での躍進を追い風に、道政での政策実現のための現実路線を模索し始めた。道知事選への対応が定まらない民主党の動向も注視してきたが、知事選まで2カ月余りとなり、佐藤氏支援で組織内の調整に入ったもようだ。
独自候補を擁立しないとの共産党の姿勢は、態度を決めていない民主党北海道内の議論を加速させる見通し。3日の道議会民主党の議員総会では「高橋知事4選阻止が最優先」「独自候補にこだわる必要はない」などの意見が相次いだ。道議にとっては「知事選で誰を担ぐかは自分の当落に影響する」(中堅道議)ため、独自候補にこだわるよりも知名度のある佐藤氏と共闘した方が得策との認識が広がっている。2月中旬を最終期限とした民主党北海道の対応は、大詰めを迎えることになる。(報道センター 鹿内朗代)
773
:
アーバン
:2015/02/05(木) 21:51:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150205ddr041010008000c.html
選挙:北海道知事選 民主、佐藤氏支援へ 共産も検討 高橋氏と一騎打ちか
毎日新聞 2015年02月05日 北海道朝刊
4月12日投開票の北海道知事選で、民主党道連は立候補を表明しているフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で最終調整していることが分かった。共産党道委員会も佐藤氏支援を検討しており、道知事選は4選を目指す高橋はるみ知事(61)と佐藤氏との一騎打ちになる公算が大きくなった。
道連内ではこれまで、独自候補の擁立か佐藤氏の支援かで意見が分かれ、独自候補として道連の勝部賢志幹事長(55)にする案が出ていた。しかし、民主党支持母体の連合などが反発。選挙協力を進めている新党大地の鈴木宗男代表も「一騎打ちが好ましい」として、佐藤氏支援に強い関心を示していた。
道連関係者によると、道連代表の横路孝弘衆院議員と鈴木代表は数回会談。4日も国会内で会い、鈴木代表が高橋知事の4選阻止を訴え、佐藤氏の支援に向けて話し合うよう横路代表に促したとみられる。勝部幹事長を含む道連幹部も佐藤氏支援の意向を周囲に伝え、道議も3日、横路代表に佐藤氏と会談するよう要請したという。しかし、横路代表は独自候補の擁立を主張し、佐藤氏支援に強い難色を示しており、候補者選びには流動的な要素もある。
共産党道委員会が独自候補の擁立断念を検討している背景には、佐藤氏が北海道電力泊原発(泊村)の再稼働反対を掲げていることなどから、反高橋知事票の分散を防ぐ狙いがあるとみられる。【山下智恵】
774
:
チバQ
:2015/02/06(金) 19:13:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590798.html
佐藤氏「4選是非の投票に」 北海道知事選、政党支援に歓迎の意向(02/06 17:01、02/06 17:13 更新)「4選を良しとしない人たちの先頭に立ちたい」と話す佐藤のりゆき氏=6日午後、札幌市中央区
「4選を良しとしない人たちの先頭に立ちたい」と話す佐藤のりゆき氏=6日午後、札幌市中央区
4月の道知事選に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は6日、札幌市内の後援会事務所で記者会見し、民主党北海道や共産党道委員会が佐藤氏への支援を検討していることについて「大変ありがたい」と歓迎の意向を示した上で、「今回の道知事選は、現職知事の4選を良しとするかどうかの道民投票の意味合いを強くしたい。そのためには道民の意思が最も分かる一騎打ちの選挙にする必要がある」と述べた。<どうしん電子版に全文掲載>
775
:
チバQ
:2015/02/06(金) 19:15:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590432.html
北海道知事選 「反高橋」一本化を警戒、自民道連「接戦になる」(02/05 07:01、02/05 07:58 更新)
4月の道知事選で共産党道委員会がフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)支援の検討に入り、高橋はるみ知事(61)を推薦する自民党道連は4日、反高橋陣営一本化の動きに警戒感を強めた。佐藤氏陣営は共産党の姿勢を歓迎する一方、態度を決めていない民主党北海道の動きを見守る構えだ。
共産党に加え民主党も佐藤氏を支援することになれば、高橋知事と反高橋陣営が一騎打ちの構図となる。佐藤氏陣営の幹部は共産党の支援検討について「正式な話が来た時点で考えたい」としながらも、「高橋知事の4選を阻止するには一騎打ちの選挙が望ましい」と述べた。
一方の高橋知事は4日の記者会見で、共産党が佐藤氏の支援を検討していることについて問われ、「ちょっとコメントのしようがありません」と、淡々と答えた。<どうしん電子版に全文掲載>
776
:
チバQ
:2015/02/06(金) 19:22:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150206ddlk01010132000c.html
’15統一地方選:道知事選 自民「接戦避けられぬ」 民主・共産、佐藤氏支援最終調整 /北海道
毎日新聞 2015年02月06日 地方版
4月の道知事選で、民主、共産両党がフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で最終調整していることについて、高橋はるみ知事(61)を支援する自民党道連は警戒感を強めている。道連幹部らは「これで接戦は避けられない」と明かし、鍵を握る民主党道連の動きを注視している。
「最も恐れていた事態だ」。民主、共産の動きを受けて、自民道連の柿木克弘幹事長は渋い表情を浮かべた。「佐藤氏に組織力はないが、道民に知らない人がいないほどの知名度を持つ。昨年の衆院選で善戦して勢いがある共産、民主、大地の組織力が加われば相当手ごわい相手になる」と危機感を隠さない。近く高橋知事の後援会幹部と会談して陣営の引き締めを図るという。
ある自民道連幹部は「バラバラでいてくれた方が戦いやすかった。佐藤氏の政治手腕は未知数だが、(反高橋氏で)一本化されれば脅威になる」と話し、別の幹部も「共産党の支援を受けた知事が誕生すれば国から相手にされなくなるし、道議会運営も停滞する。北海道のためにも何としても阻止しなければ」と自らに言い聞かせるように語った。
ただ、民主道連内では、横路孝弘道連代表などが佐藤氏支援になお難色を示しているため、最終調整には時間を要する見込み。これまでに道議団が横路氏に対し佐藤氏と会談するよう要請したほか、佐藤氏支援に強い関心を示している新党大地代表の鈴木宗男氏も横路氏と会談を重ねてきた。
4日には民主道連や支持団体内で「鈴木氏が国会内で横路氏と会談し、佐藤氏の支援に向けて話し合うよう促した」などとの情報が飛び交ったが、鈴木氏は「4日に国会内で横路氏と会った事実はない」と否定した。
民主の支持団体のある幹部は「横路氏は佐藤氏について『推薦に値する候補ではない』とまで公の場で述べており、すんなり支援というわけにはいかないだろう。慎重な調整を重ねている」と話した。【袴田貴行、山下智恵】
777
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 00:35:16
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590657.html
道知事選 民主、佐藤氏支援論強まる 横路氏の判断焦点(02/06 06:45)
4月の道知事選に向けた民主党北海道の候補者選びで、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援するべきだとの声が強まっている。独自候補の擁立が手詰まりになりつつある上、候補者選考の期限とした2月中旬が迫り、佐藤氏の知名度を活用することが得策との考えからだ。共産党道委員会も佐藤氏支援を検討し、高橋はるみ知事(61)に対抗する勢力の一本化の可能性も出ている中で、支援に否定的な横路孝弘代表の最終判断が焦点となっている。
「まだ当たっているところです」。横路氏は5日、国会内で取材に対し、独自候補の擁立をなお模索する姿勢を示した。
念頭にあるのは徳永エリ参院議員(53)=道選挙区=とみられ、民主党北海道幹部は「残る独自候補は彼女しかいない」と話す。ただ、徳永氏は国政課題への意欲を理由に要請を固辞しており、同氏は知事選出馬について「絶対にない」と周辺に断言する。
徳永氏を含む道内選出同党国会議員は3日、東京都内で知事選対応をめぐり意見交換し「勝てる候補でいくべきだ」と佐藤氏支援で一致。横路氏はこの場におらず、4日に出席者が意見を伝えたが、横路氏は否定的な姿勢を崩さなかったという。
道議会の民主党会派も3日、議員総会を開き、知事選対応について意向を調べた。発言の大半は「独自候補にこだわる必要はない」などと佐藤氏支援を求める内容だったとされる。ベテラン道議は「大勢がこうなった以上、代表の一存で覆すことはできないのではないか」とし、横路氏の翻意を期待する。<どうしん電子版に全文掲載>
778
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 00:37:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/590208.html
共産、佐藤氏の支援検討 道知事選 民主も流れ加速か(02/04 07:00)
共産党道委員会が4月の道知事選に独自候補を擁立せず、出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する方向で検討していることが3日分かった。同党が道知事選で候補擁立を見送った場合、1979年以来36年ぶりとなる。知名度のある佐藤氏への支援を高橋はるみ知事(61)の4選阻止につなげたい狙いがあるとみられる。高橋知事への対立候補一本化に向け、対応が決まっていない民主党北海道内でも佐藤氏を推す声が強まりそうだ。
共産党道委員会は、佐藤氏が北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働に反対している点などに賛同。再稼働に理解を示しているとされる高橋知事に対抗する勢力の分散を避けるべきだと判断したとみられる。<どうしん電子版に全文掲載>
779
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 00:38:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/589217.html
北海道知事選、民主は独自候補擁立見送りを 市民団体が要望書(01/30 02:00)
脱原発などに取り組む道内九つの市民団体は29日、4月の知事選をめぐって民主党北海道に、高橋はるみ知事(61)の4選阻止に向け対立候補の一本化を促す要望書を提出した。党北海道として独自候補を立てないよう求めている。
知事選は高橋知事とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明している。「岩内原発問題研究会」「ウィメンズネット旭川」などが出した要望書は事実上、脱原発などで知事との対決姿勢を強める佐藤氏への支援や協調を求める内容。「幌延問題を考える旭川市民の会」の久保あつこさんは要望書提出後に「知事選は高橋道政の継続に賛成か否かの道民投票だ」と述べた。
市民団体は同日、連合北海道にも候補の一本化を促す要望書を出した。民主党北海道は連合北海道などと協議し、2月中旬までに知事選の対応を決める方針。
780
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 00:40:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/588728.html
知事選候補「一日も早く」 連合会長、民主北海道に要請(01/28 07:00、01/28 11:25 更新)記者会見で統一地方選について述べる古賀会長
連合の古賀伸明会長は27日、札幌市内で記者会見し、4月の道知事選で民主党北海道が候補を擁立できていないことについて「連合北海道の判断に委ねているが、もう選挙も迫っている。党北海道など関係団体と議論しながら、一日も早く選定していただきたい」と述べ、早期決定を求めた。
古賀氏は統一地方選について「有権者は、どれだけ地元に密着している候補かを見て選択する。そのためにも地域の基盤強化が重要」と、各級選挙で支援する候補の当選に向け、民主党と連合の地方組織の連携をより深める考えを示した。<どうしん電子版に全文掲載>
781
:
名無しさん
:2015/02/07(土) 00:42:25
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4809
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150205-00004809-sbunshun-pol
農協改革で苦境の安倍官邸 援軍は北海道民主党のドン
週刊文春 2月5日(木)18時6分配信
「今後、中央会(JA全中)は地域の農協や農家のサポート役に徹してもらいたい」
1月29日、衆院予算委員会で安倍晋三首相は農協改革に意欲を見せた。
質問に立ったのは、自民党の稲田朋美政調会長。稲田氏は安倍首相、菅義偉官房長官が推し進める農協改革の旗振り役だ。ただ、稲田氏は衆院当選4回とまだ若く、党の農林部会では抑えがきかない。
そこで稲田氏は、農協改革に積極的な後藤田正純氏が委員長を務める党規制改革推進委員会でも議論を進め、機運を盛り上げる作戦をとった。意を受けた後藤田氏はテレビにも出演し、農協改革をアピールするが「上から目線で、人望はない。若い稲田と後藤田じゃ、誰も言うことは聞かないよ」とベテラン議員は突き放し、慎重派の二階俊博総務会長も「慎重に議論することが大事だ」と意に介さない。
官邸サイドは2月12日の施政方針演説に農協改革の方向性を入れ込むべく結論を急ぐが、簡単ではない。1月の佐賀県知事選で、菅氏が擁立を主導した前武雄市長は、農協の支援する候補に完敗。4月の統一地方選挙を控え、自民党内で慎重論が勢いを増しているのだ。中でも、自民党幹部が「農協改革に影響が出かねない」と危惧するのが、北海道知事選だ。
自民党、公明党の推薦を受けて4選を目指す高橋はるみ氏に対し、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏が立候補を表明。佐藤氏は、“北海道のみのもんた”と呼ばれるほど、高い知名度を誇る。
「佐藤氏に民主党が乗れば大激戦必至。北海道で大きな影響力を持つ農協・ホクレンの全面支援なしには勝てない。ホクレンの協力を取り付けるためには、官邸の意向に反して、農協改革をスローダウンさせる必要がある」(自民党関係者)
そうなれば、進むも地獄、退くも地獄の自民党だが、思わぬ助け舟を出しそうなのが、北海道民主党のドンだ。
「横路孝弘元衆院議長です。北海道で集票力を持つ新党大地の鈴木宗男氏などが、佐藤氏支援を働きかけているが、首を縦にふらない。女性関係が派手な佐藤氏が嫌いなようで、昨年の衆院選で敗れた北海道教組出身の元道議を独自候補として担ごうとしています」(民主党関係者)
三つ巴となれば現職の高橋氏が有利と見られる。自民党選対関係者は、横路氏の決断を固唾をのんで見守っている。
<週刊文春2015年2月12日号『THIS WEEK 政治』より>
「週刊文春」編集部
782
:
チバQ
:2015/02/08(日) 14:05:11
土曜投票だったのか
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591038.html
増毛町長選、堀氏が大差で初当選 新人同士の対決制す(02/07 22:18、02/07 22:44 更新)
【増毛】任期満了に伴う留萌管内増毛町長選は7日投票、即日開票の結果、新人の元町税務町民課長堀雅志氏(60)=無所属=が、同じく新人の前副町長佐藤順治氏(67)=同=を1654票差の大差で破り初当選した。
当日有権者数は4186人。投票者数は3575人で、投票率85・40%。2007年の前回選挙戦を2・77ポイント下回った。無効票25。
石崎大輔町長(61)が多選などを理由に5選不出馬を表明し2氏が立候補。堀氏は団体推薦を受けない草の根選挙を展開。医療費助成拡大などの子育て支援策、活力ある地場産品づくり、シルバー人材センター設立などソフト面の政策を訴え、町民主役の行政を望む幅広い有権者の支持を得た。後継指名しなかった現職が応援し、漁協が支持したことも追い風となった。
佐藤氏は酒造会社を中心とした後援会で、農協や建設協会、道商工政治連盟増毛支部などから推薦状を受けた組織選挙を進め、食に特化した公立学校の設置など大型事業を公約に掲げたが、及ばなかった。
◆増毛町長選結果(投票率85.40%)
当 2,602 堀雅志 60 無新《1》
948 佐藤順治 67 無新
783
:
名無しさん
:2015/02/11(水) 14:16:54
沖縄の二の舞? 自民党って何て下品なんだろう 北海道でも!
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/1704
ところが北海道新聞(2015年2月5日)で報じられた、この自民党道連幹部の発言に驚かされます。
このため自民党道連幹部は「(民主、共産と)全部乗ってきたら接戦になる」と警戒感を示す一方、
「共産党支援の候補が知事になれば、北海道は国から相手にされなくなる」と早くもけん制。
(略)共産、社民両党の支援を受けて当選した翁長武志知事が、安倍晋三首相と面会できないなど政府との間に溝が生じていることを念頭に置いた発言だ
この発言をした自民党道連幹部の名前は報じられていませんが、心底、下品です。
784
:
チバQ
:2015/02/12(木) 20:36:24
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/157161
佐賀に続き道知事選で惨敗も 終わらない自民vs農協バトル
2015年2月12日
JA全中(全国農業協同組合中央会)が政府・自民党に押し切られる形で決まった「農協改革案」。安倍政権が決着を急いだのにはワケがある。議論が長引けば、自民候補が惨敗した佐賀県知事選のように、4月の統一地方選で農協の“反撃”に遭う――。中でも、注目は「農業王国」北海道知事選(4月12日投開票)の行方だ。
道知事選は現時点で、4選を目指す高橋はるみ知事(61)と、元北海道放送アナウンサーで、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が立候補を表明。高橋知事は前回(2011年)、約185万票を獲得し、次点に130万票もの大差で勝利した。自民道連は早々と高橋知事の推薦を決定。今回も圧勝と思われたが、昨年末の沖縄、今年1月の佐賀の両知事選に続き、野党が猛烈に巻き返している。
「佐藤支持派は当初、道内で強い影響力を持つ『新党大地』だけでしたが、佐藤氏が北電泊原発の再稼働に反対を表明、共産党が支援に動き出した。さらに独自候補擁立を断念しつつある民主党も支援に回る可能性が高い。大地の鈴木宗男代表の長女、貴子衆院議員も昨年末の総選挙で民主で当選していますからね」(北海道政担当記者)
■野党一本化で拮抗
昨年末の衆院選で、比例北海道の各党の得票数は自民が約75万、公明が約31万。対する民主は約69万、共産が約30万で、野党が一本化すれば与野党の票数は拮抗する。そこで勝敗のカギを握るのが「農協票」なのだ。
JA北海道は、全国のJA組合数の4分の1を占める大所帯で、組合員数は約34万人に上る。JA北海道の政治団体「北海道農協政治連盟」は「(知事選対応は)何も決まっていない」というが、佐藤支持に回れば、形勢は一気に逆転する。
「『農協改革が農家の所得増加につながる理由が分からない』といった批判は依然として根強く、JA北海道が佐藤支援に回る可能性は十分あります。農業王国の北海道で野党候補が勝利すれば、政府の『農協改革法案』にも当然、影響が出る。審議もままならなくなります」(政治評論家の山口朝雄氏)
「安倍政権vs農協」の火ダネはまだくすぶり続けている。
785
:
チバQ
:2015/02/13(金) 20:22:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592028.html
44年ぶり町長選 北海道・清里町 有権者6割が投票経験なし(02/13 07:01、02/13 11:04 更新)
【清里】道内の首長選で最も長く無投票が続くオホーツク管内清里町で、同町の元総務課長古谷一夫氏(62)が12日、町内で記者会見し、4月の統一地方選で行われる町長選に出馬することを表明した。現職の櫛引(くしびき)政明氏(66)も再選を目指して出馬表明しており、無投票が続いてきた同町長選は44年ぶりの選挙戦となることが確実になった。
清里町は1971年の町長選を最後に無投票が10期続いており、首長選の無投票期間が留萌管内初山別村と並んで道内最長。清里町では有権者の約6割が町長選で投票した経験がないという。<どうしん電子版に全文掲載>
786
:
名無しさん
:2015/02/14(土) 09:09:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150207ddlk01010169000c.html
’15統一地方選:道知事選 高橋知事が事務所開き 佐藤氏「一騎打ち」主張 /北海道
毎日新聞 2015年02月07日 地方版
4月の道知事選に4選を目指して立候補する予定の高橋はるみ知事(61)の後援会は6日、札幌市中央区で選対事務所開きを行った。支援する自民党道連の国会議員や道議、北海道経済連合会の大内全会長をはじめとした経済界の関係者ら約350人が出席した。
後援会「北海道を愛するみんなの会」の吉沢慶信会長(元道副知事)が「高橋知事は北海道を世界に発信するため、輝く北海道づくりに向けた取り組みを進めている。4選の必勝を目指して支援と協力をお願いしたい」と呼びかけた。
その後、高橋知事が「今回は今までの中で最も厳しい戦いになる。決戦までの2カ月、全道をできる限り自分の足で駆け巡って頑張っていきたい」と決意表明。最後に出席者全員によるガンバローコールで気勢を上げた。
一方、やはり道知事選に出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は、同区の事務所で記者会見を開き、「高橋道政の4期目を良しとしない人は一致団結してほしい。ぜひとも高橋知事と一騎打ちして道民の意思を確認したい」と述べた。
佐藤氏を巡っては、民主党道連と共産党道委員会が支援する方向で最終調整している。佐藤氏は「政党や団体からの支持や支援の話は今のところない。支援の形にこだわらず、一騎打ちになるよう応援してほしい」と強調し、民主党内にくすぶる独自候補擁立の動きをけん制した。【袴田貴行、久野華代】
787
:
名無しさん
:2015/02/14(土) 09:13:28
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591796.html
北海道知事選 民主の候補選び、来週めどに結論 新党大地・鈴木氏が見通し(02/12 06:30)
新党大地の鈴木宗男代表は11日、札幌市内で行った街頭演説で、4月の統一地方選で選挙協力する民主党北海道の道知事選候補者選びについて「5日間くらい時間をいただきたい」と述べ、党北海道が来週をめどに一定の結論を出すとの見方を示した。
鈴木氏は、自身が支援に強い関心を示すフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)について「十分北海道のリーダーとしてやっていける」と強調。4日に党北海道の横路孝弘代表と会談し、こうした考えを伝えたことを明らかにした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592027.html
民主、北海道知事選対応15日決定(02/13 07:01、02/13 07:56 更新)
民主党北海道は12日、道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)の候補者選びについて、15日に札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議との3者でつくる北海道政権戦略会議を開き結論を出す方針を固めた。出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の支援を軸に最終調整している。
民主党北海道の知事選対応をめぐっては、横路孝弘代表に近い党関係者が11日、札幌市内で徳永エリ参院議員(53)=道選挙区=に出馬を要請したが、徳永氏は国政課題への意欲などを理由に断った。これに先立ち、横路氏が検討した勝部賢志幹事長(55)の擁立も、支持組織との調整が難航し頓挫。告示まで1カ月半となる中で独自候補擁立は極めて困難な情勢となっている。
独自候補を擁立できなかった場合には、自主投票の可能性も残るが、党内や連合北海道内では、旧社会党時代から知事選で毎回候補者を立ててきた基本姿勢を踏まえ、「選挙戦に関与しない選択はあり得ない」と否定的な意見が大勢だ。
一方、党内や連合北海道内では高橋はるみ知事(61)の4選阻止には対立候補の一本化が必要として佐藤氏支援を求める声が強まっており、複数の党北海道関係者は12日、「佐藤氏支援の方向だ」と指摘。党本部の「推薦」か、党北海道独自の「支持」にとどめるかなど、支援形態について詰めの協議が必要との認識を示した。関係者の一人は「15日には結論を出す」としている。
道知事選では、民主党と選挙協力する新党大地の鈴木宗男代表が佐藤氏支援に強い関心を示しているほか、共産党道委員会も佐藤氏支援を検討している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592274.html
民主、佐藤氏支援へ 北海道知事選で独自候補見送り 高橋氏と一騎打ち濃厚(02/14 07:31、02/14 07:56 更新)佐藤のりゆき氏
佐藤のりゆき氏
民主党北海道は13日、4月の道知事選で、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する見通しとなった。15日に札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議との3者でつくる北海道政権戦略会議を開き、正式に決定する方向だ。独自候補の擁立を目指してきた従来方針を転換し、高橋はるみ知事(61)の4選阻止のため、知名度の高い佐藤氏に対抗馬を一本化する狙いとみられる。これにより道知事選は事実上、高橋知事に佐藤氏が挑む一騎打ちの構図となる公算が大きくなった。
党北海道は佐藤氏の支援検討に当たり、佐藤氏が掲げる脱原発などの基本姿勢が、党の重点政策と一致する部分があることも重視したもようだ。
民主党は旧社会党時代から道知事選では毎回、候補者を立てており、独自候補擁立見送りは初めて。道知事選では、民主党と選挙協力する新党大地の鈴木宗男代表も佐藤氏支援に強い関心を示しているほか、共産党道委員会も同氏支援を検討している。<どうしん電子版に全文掲載>
788
:
名無しさん
:2015/02/14(土) 09:15:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/591658.html
札幌市長選 民主党本部が秋元氏を推薦(02/11 07:00)
民主党は10日の常任幹事会で、4月12日投開票の札幌市長選に出馬表明している前副市長の秋元克広氏(59)の推薦を決めた。
秋元氏は特定の党派に偏らない「市民党」を掲げているが、民主党北海道が1月下旬、「民主党が支える上田文雄市政の中核を長く担い、政策面で一致する」として推薦を決め、党本部に申請していた。新党大地と社民党も支持を表明している。
札幌市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬を表明しているほか、共産党が独自候補擁立を目指している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592268.html
共産党系団体、独自候補を見送り 党はなお模索、札幌市長選(02/14 07:00)
共産党道委員会や同党系の20団体による「明るい札幌市政をつくる会」(木村俊二代表)は13日、4月12日投開票の札幌市長選で、会としての候補擁立を見送ることを発表した。党道委員会は「党で独自の候補を立てる必要性を感じている」(幹部)として引き続き擁立を目指しており、週明けにも対応を決める。
同会は昨年秋から札幌市長選への対応を検討してきたが、独自候補擁立を求める声や、すでに出馬を表明している民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)を推す声など、団体間の意見が分かれた。木村代表は「さまざまな意見が出たが、告示も(約1カ月半後に)迫り、最終的に擁立しないという結論に至った」と話している。<どうしん電子版に全文掲載>
789
:
名無しさん
:2015/02/14(土) 20:39:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021400256
自民幹部が民主応援ポスター=札幌市長選
札幌市長選候補者の秋元克広氏の事務所に贈られた溝手顕正氏らの「為書」=14日午後、札幌市
4月12日投開票の札幌市長選で、自民党の溝手顕正参院議員会長らが民主党推薦の新人に、応援のための「為書(ためがき)」と呼ばれるポスターを贈っていたことが14日分かった。自民党本部は別の新人を推薦しており、統一地方選を前に党内の足並みの乱れを露呈した形だ。
同党は町村信孝衆院議長が主導して推薦を決めたが、党内に異論がくすぶっており、橋本聖子元外務副大臣や引退した森喜朗元首相も民主党推薦候補に応援ポスターを贈っていた。 (2015/02/14-20:12)
790
:
名無しさん
:2015/02/15(日) 11:20:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150214-00010000-tomamin-hok
民主 佐藤氏支援へ 北海道知事選の独自候補見送り
苫小牧民報 2月14日(土)14時59分配信
民主党北海道は15日午後、札幌市内で連合北海道、北海道農民政治力会議と政権戦略会議を開き、知事候補の擁立を協議する。独自候補の擁立は見送り、既に出馬表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する見通しで、正式決定すれば4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)との一騎打ちとなる公算が大きい。
民主党北海道は、知事選の独自候補の擁立を模索してきたが、選挙実施まで残り2カ月を切っても固めるまでに至らず、党関係者の中では「現職の4選阻止に向け、知名度のある佐藤氏を支援すべきだ」との声がより大きくなってきている。
前回1月24日の常任幹事会では「政権戦略会議の結論を重視する」との方向を確認、道議会の民主党・道民連合の会派会合でも、同様の方針を確認していた。
民主党と選挙協力を結ぶ新党大地の鈴木宗男代表は、現職に対抗するには「一騎打ちに持ち込む必要がある」とし、佐藤氏の支援を求めていた。
政権戦略会議は3団体の7人で構成。佐藤氏の支援を確認後、「推薦」「支持」の積極支援か、「自由投票」といった消極的支援かを検討する見通しだ。
党関係者は「自由投票になれば、独自候補を擁立できなかった横路孝弘代表が責任を問われることにもつながりかねない」と懸念。
共産党も、「反高橋」として佐藤氏支援に回る可能性もあり、流動的ながらも「支持」の方向で固まる可能性が大きい。
791
:
名無しさん
:2015/02/15(日) 16:45:57
一本化できたのは良かったけど支持どまりか。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021500111
民主、佐藤氏支持へ=独自候補断念で横路氏辞任-北海道知事選
民主党北海道連は15日、連合北海道などと構成する北海道政権戦略会議を札幌市内で開き、4月12日投開票の北海道知事選で党独自候補を擁立せず、既に出馬表明している無所属新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援することを決めた。道連支持とする方向で、21日に決定する。
勝部賢志幹事長は記者会見で、横路孝弘代表が独自候補を立てられなかった責任を取るとして、辞任したことを明らかにした。横路氏は佐藤氏支援に強い難色を示していた。
道知事選では、現職の高橋はるみ知事(61)も出馬を表明している。 (2015/02/15-16:27)
792
:
名無しさん
:2015/02/15(日) 22:36:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00000040-mai-pol
<民主党>北海道知事選で独自候補断念 横路道連代表が辞任
毎日新聞 2月15日(日)20時14分配信
4月12日投開票の北海道知事選で、民主党道連は15日、独自候補の擁立を断念し、横路孝弘代表(74)=衆院議員=が責任を取って代表を辞任した。これを受け、道連や連合北海道などで構成する道政権戦略会議は同日、既に立候補表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援する方針を固めた。道知事選で民主党道連が独自候補擁立を断念するのは初めて。
横路氏は同日午前、勝部賢志・道連幹事長に辞表を手渡した。会議後の記者会見で勝部幹事長は「横路氏は、独自候補が立てられず責任を感じていると述べた」と説明。横路氏は慰留を受け入れなかったという。今後の執行部体制は、21日の常任幹事会で決定する。
民主の知事候補者選びは昨年10月、上田文雄・札幌市長に固辞されてから難航。道連内では佐藤氏を支援すべきだとの声が高まっていたが、横路氏を中心に根強い慎重論があった。道連は佐藤氏と政策協定を結んだうえで、21日の運営協議会で支持を最終決定する。
佐藤氏は「『政策に賛同するのであれば応援してほしい』との私の言葉に共鳴してもらったと理解している」とのコメントを出した。
道知事選には他に高橋はるみ知事(61)が立候補を表明し、自民党道連が推薦を決定。共産党道委員会は佐藤氏支援も視野に検討している。【山下智恵】
793
:
名無しさん
:2015/02/16(月) 21:51:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk01010043000c.html
民主道連:横路氏、代表辞任 「高橋知事4選阻止を」 勝部幹事長が会見、佐藤氏支持で結束へ /北海道
毎日新聞 2015年02月16日 地方版
民主党道連は15日、独自候補擁立を見送り、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の支持へ舵を切った。勝部賢志幹事長の記者会見での主なやり取りは次の通り。道連代表を辞任した横路孝弘氏(74)は会見に姿を見せなかった。
横路氏とのやり取りは。
横路氏は「戦後、道知事選で候補者を立ててきた。大変残念で責任を感じる。この知事選を一歩進めるため、力を尽くしてほしい」と話した。支援する人を決めて進んでいくことは我々の非常に大切な役割だ。
横路氏は佐藤氏支援に否定的だったが。
公式にそうした発言はない。独自候補擁立に向けて努力していたことは間違いない。
党再生を目指す中で独自候補を擁立できなかった影響は。
滋賀、沖縄、佐賀県知事選は、大きな政治課題が争点となり、(非自民の県民党である)我々の陣営が勝利した。高橋はるみ知事(61)の4選は阻止する必要があり、その流れを作って勝利できれば党再生の一つの足がかりになる。
横路氏辞任による知事選への影響は。
影響が出る状況にならないよう、一致結束して諸課題に力を合わせていきたい。
なぜ佐藤氏支持か。
現職の4選阻止が最大目標で、候補者の一本化が大切。佐藤氏の政策は、脱原発や(所得)格差の問題という課題で一致していける。
反高橋知事勢力の一本化について、結論を出していない共産党への期待は。
反高橋氏でまとまっていくことは非常に重要だ。
争点は。
高橋道政をこれ以上続けさせてはならない。道内経済、地域の暮らしは大変なことになっている。それを食い止めることができるかが争点だ。
794
:
名無しさん
:2015/02/16(月) 21:52:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592595.html
<道知事選・緊急リポート「激突」>上 擁立曲折、時間切れ(02/16 07:10)
3月26日の告示が間近に迫った道知事選は、民主党北海道がフリーキャスター佐藤のりゆき氏を支持する方針を決め、4選を目指す高橋はるみ知事と対決する。佐藤氏への支援決定をめぐる水面下の各党の動きや、迎え撃つ高橋知事の動向を踏まえつつ、決戦の行方を展望する。
◇
「責任を感じている」。15日午前、札幌市内。フリーキャスター佐藤のりゆき氏支援を決める北海道政権戦略会議の直前、民主党北海道の横路孝弘代表は勝部賢志幹事長と会い、辞表を手渡した。勝部氏は慰留したが、横路氏の決意は固かった。
代表辞任の理由は、旧社会党時代を通じて初めての独自候補擁立断念とされる。しかし横路氏は、高橋はるみ知事の対抗馬一本化に向け佐藤氏支援を求める声が党内で強まっていた1月下旬、佐藤氏について「推薦に値しない」と記者団に明言した。こうした発言を覆すのは「メンツが許さなかった」(党関係者)ようだ。
横路氏が佐藤氏を拒絶したのは、「高橋知事の応援団」を公言するなど過去の言動に不信感を抱いていたためとされる。
また、民放の看板キャスターだったころの批判的な人物評が雑誌に掲載されるとの情報も気にしていたといい、支援決定を先送りしたのも記事の内容を確認してからという判断があったとされる。
横路氏は4日、東京都内で、統一地方選で協力する新党大地の鈴木宗男代表と会談。鈴木氏は急きょ上京した佐藤氏を同席させようとしたが、横路氏に拒まれたとみられている。
横路氏ら執行部はこの間も独自候補の擁立を模索。同様に佐藤氏支援に難色を示していた党北海道ナンバー2の徳永エリ参院議員(53)に出馬を迫った。
だが、その徳永氏も国政課題への意欲を理由に要請を固辞し、一転、佐藤氏支援を容認。徳永氏は13日、札幌市内で開いた自身の政治資金パーティー後、カメラの放列に取り囲まれ、諦めたように言った。「時間の限界です」
◇
■共闘めぐり、つばぜり合い
「佐藤のりゆきさんの支援を決めました」。15日夕、札幌市内の佐藤氏の後援会事務所に電話があった。声の主は民主党北海道の勝部賢志幹事長。近く政策協議を持ちたいとの意向を伝えてきたという。
民主党内では既に政策協議の窓口を誰にするかなどの準備に着手。「高橋道政の継続の是非」を最大の争点とし、脱原発などの重点政策のすり合わせを急ぐ考えだ。
ただ、横路孝弘氏の代表辞任後、トップ不在のまま選挙戦に突入する党は不安もはらむ。
知事選候補者選びが迷走した影響で、定数101を争う道議選も候補者擁立が進まず、1月下旬の党定期大会までに公認、推薦、支持候補は大地系を含め40人と、目標とする過半数獲得は絶望的な情勢だ。党内には「横路氏だけでなく、執行部は総辞職するべきだ」との声もくすぶる。
1年余りに及んだ知事選候補者選びが決着した15日の記者会見。横路氏に代わって指揮を執ることになった勝部氏は「高橋4選は断固阻止しなければならない課題。そこで勝利できれば、党再生の大きな足がかりとなる」と、自らに言い聞かせるように力を込めた。
一方、民主党の後ろ盾を得た佐藤氏にとって、次に気がかりなのは、昨年末の衆院選比例代表道ブロックで約30万票を獲得した共産党の動向だ。
民主党の方針決定を受け、共産党道委員会幹部は15日、佐藤氏支援の最終調整を進める考えを表明。党関係者は既に佐藤氏側と接触しており、佐藤氏陣営の幹部も「4選阻止を成し遂げようという話はした」と認める。
共産党が参戦すれば、同党を含む幅広い勢力が結集し、現職を破った昨年の沖縄県知事選と似た構図が実現する。しかし佐藤氏のもとで「反高橋知事陣営」が足並みをそろえられるかは不透明だ。
佐藤氏支援にいち早く強い関心を示した新党大地の鈴木宗男代表は、共産党と佐藤氏の接近を快く思っていないとされる。共産党の佐藤氏支援検討が分かった2月上旬以降、大地関係者は繰り返し佐藤氏側に「共産党が付けば保守票が離れる」とけん制。早くも水面下で組織間のつばぜり合いが展開されている。(報道センター 西依一憲、藤本卓郎)
795
:
チバQ
:2015/02/17(火) 22:03:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/592791.html
<北海道知事選・緊急リポート「激突」>下 「盤石」一転、焦りも(02/17 07:10)
「何としても函館にうかがいます」。発達した低気圧の影響で道内各地が激しい暴風雪に襲われた15日。4選を目指す高橋はるみ知事(61)は函館市内で開かれた後援会の事務所開きに、新千歳空港からタクシーを乗り継いで駆け付けた。
荒天で飛行機が欠航し、携帯電話からのあいさつを準備していた後援会側に変更を要請。函館の経済人らによる市民歌舞伎の舞台に予告なしで「スペシャルゲスト」として登場してあいさつする日程もこなし、事務所開きは約4時間遅れの午後5時すぎに始まった。
知事はあいさつで「私が(北海道の)先頭に立つ」「細身ではありますが、高橋はるみ、全身全霊をかけて努力していきたい」と訴えた。普段はあまり感情をあらわにしない知事の意外とも言える姿に、後援会幹部も必死さを感じ取った。
フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)側は民主党北海道による支持方針決定で弾みがついた。一貫して知事を支持してきた自民党道議は、追い上げられる立場にある知事サイドの雰囲気を、こう表現する。「今回の選挙はものすごく不安を感じる。今の高い支持率が落ちるかもしれないから」
世論調査での高い支持率を「力の源泉」(元道副知事)に、知事選に対しても「盤石」との見方が強かった知事サイド。知事選の対抗馬が佐藤氏に一本化される流れとなったことで、じりじりとした焦燥感が漂い始めた。
◇
■4選争点化、さや当て
「シングルイシュー(の論戦)はあり得ない。道政は国の内閣と同じで、あらゆる分野が重要だ」。高橋はるみ知事は6日、知事選の争点を記者団に問われると、こう強調した。これに先立って佐藤のりゆき氏が記者団に、知事4選の是非を知事選の争点に絞る考えを示したことへのけん制だった。
知事の言動を振り返ると、既に昨年から佐藤氏との論戦を意識してきたことがうかがえる。
佐藤氏が昨年11月、北海道電力泊原発再稼働への反対姿勢を打ち出すと、知事は再稼働について明言を回避しつつ、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の道内受け入れは「あり得ない」と断言。「原発容認派」とのレッテルが張られないよう細心の注意を払う。
毎年6億円程度だった観光予算は、2014年度補正予算案と15年度予算案を合わせると26億円を計上。北海道観光振興機構が観光予算の増額を求めていたほか、観光予算の大幅増を主張する佐藤氏に対抗する狙いもある。
争点をめぐり知事と佐藤氏のさや当てが続く中で、水面下で選挙戦も動き始めた。
知事への推薦を1月21日に決めた後、様子見の感もあった自民党道連。知事4選に慎重だった柿木克弘幹事長も2月10日、札幌市内のホテルで後援会幹部と会談し「知事選は道議の後援会も総動員する。道議との連携も十分に図ってほしい」と要請し、一転して態勢固めを急いだ。
道連幹部は「民主党、共産党、新党大地がそろって佐藤氏を支援したら、知事の人気が高いとされる地方でも大勝は難しい」と分析。大票田の札幌市では、従来とは異なる構図も予想される。知事選と同時期に行われる同市長選で、民主党推薦の秋元克広氏に経済界有志も支援に回った。道連選対幹部は「秋元氏に佐藤氏と連携して運動されるのが心配だ」と明かす。
「政策論争を戦わせて、道民の方々がどう判断するのか。そういう選挙だと思う」。知事は15日、記者団に論戦を通じて佐藤氏との勝敗を決したいとの意向を表明。4月の選挙戦を前に、佐藤氏との論戦の舞台は整った。
796
:
名無しさん
:2015/02/17(火) 22:06:11
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/592799.html
道知事選一騎打ちへ あすの北海道の姿を示せ(02/17)
今春の統一地方選の焦点、道知事選の構図がほぼ固まった。
道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)は自民党が推し、出馬を表明していたフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)は民主党の支持を得た。事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。
高橋道政の3期12年を是とするか、流れを変えるか―。それが最大の争点だ。
北海道は過疎化や少子高齢化、地域経済の疲弊など、深刻な問題に直面している。
苦境にある北海道の将来をどう切り開いていくのか。両氏は有権者に十分に語り、選択肢を提示してもらいたい。
■厳しい状況のただ中
地方の状況は厳しい。急速な高齢化が押し寄せ、人口が減り、将来、地域が生き残れない―。そんな危機感がまん延している。安倍晋三首相が「地方創生」を掲げたのはそのためだ。
北海道もそのただ中にある。人口は20年近く減少し続けている。昨年は転出超過が全国最多の約9千人に達した。その中で札幌への人口集中は進み、地域格差が拡大している。
その根底には、産業構造の変化による雇用問題がある。
基幹産業と言われる農林水産業では、従事者の高齢化が進み、後継者不足が課題となっている。
環太平洋連携協定(TPP)の交渉が進み、農産品関税の大幅引き下げが現実味を帯びる中、先行きが不透明になっている。
エネルギーのあり方も問われている。北海道電力泊原発の再稼働の是非がある。青森県大間町で建設中の大間原発が海峡を挟む函館市などの不安をかき立てている。
北海道は重大な岐路に立つ。地域の実情を受け止め、克服する道を探る。それを託すに足る知事を選ぶ選挙にしなければならない。
■知名度ばかりに頼る
その重要な知事選を控え、政党のふがいなさばかり目に付いた。
民主党も自民党も支援候補決定までに曲折があった。とりわけ民主党の迷走は目を覆うばかりだ。
独自候補の擁立を目指したが、断念し、結果的には佐藤氏を支援することになった。現職の4選阻止には対立候補の一本化が必要と判断したからだという。
だが、一時は佐藤氏を「推薦するに値する候補ではない」としていた。「脱原発」などで一致しているとはいえ、政策のすり合わせもこれからだ。それで、なぜ佐藤氏を支援することになったのか。
個人の知名度に頼るのでは政党の存在意義はなくなる。前回選挙から4年間、道民と向き合ってきたのか。そんな疑問が湧く。
自民党の動きも分かりづらい。
高橋道政の12年間に「目立った実績がない」として推薦に慎重論があり、今もくすぶっている。
一昨年秋、道連は高橋道政を点検する公約検証・作成特別委員会を設置し、昨年2月に報告書をまとめた。高橋知事にとっては厳しい内容も含まれていたという。
だが公表は封印された。ほかに有力候補が見つからなかったことが背景にある。
知事の政策に見直すべき点があるなら堂々と指摘して修正に取り組む。それが与党の役割である。
一連の経緯を見れば、両党からうかがえるのは体面ばかりを取り繕う内向きな姿勢だ。
そもそも政党の仕事は、道民の声をくみ取り、道政に反映させることだ。その実践者として魅力ある知事候補を発掘し、道民に信を問う体制をつくり上げるのが使命のはずだ。
■具体策提示が必要だ
政党が頼りないからこそ、両氏はわかりやすい論戦を展開すべきだ。そこでまず聞きたい。
高橋知事は「未来への芽が広がっている」と強調している。
財政再建や北海道経済の活性化に取り組み、地産地消の推進や道産品のブランド力強化、製造業の集積を図ってきた。少子化にも手を打ってきたという。
だが、3期の実績として目に見えるものは少ない。発信力も物足りないと言われ続けてきた。
知事の言う「芽」とは何なのか。そして今後4年間でその芽をどう育て、実をつけていくのか。行程表を具体的に示す必要がある。
次に佐藤氏だ。現在の道政について「(従来と)改善しているものが見当たらない」と批判している。これ以上長期政権になっても北海道は豊かにならないという。
しかし、現職批判だけでは物足りない。佐藤氏は道庁に民間の発想を取り入れると言っている。具体的には何をどうするのか。それをはっきりさせなければ、説得力は持つまい。
一騎打ちは候補の違いが分かりやすい。互いに公開の場で主張をぶつけ合い、あすの北海道の姿を示すことを求めたい。
797
:
名無しさん
:2015/02/19(木) 00:06:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593004.html
共産、佐藤氏を支援 北海道知事選 週内にも発表(02/18 07:00)
共産党道委員会は17日、4月の道知事選で独自候補を擁立せず、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する方針を固めた。週内にも正式に発表する。
同党道委員会は、道労連など関係30団体で構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)で知事選候補の選考作業を行ってきた。明るい会は17日までに、佐藤氏を支援する方針で一致した。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021800754
共産も佐藤氏支援へ=北海道知事選
共産党北海道委員会などでつくる「明るい革新道政をつくる会」は18日、北海道知事選(4月12日投開票)で独自候補を擁立せず、既に出馬を表明している無所属新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると発表した。
佐藤氏については民主党道連が支援を決めており、21日に道連支持を正式決定する方針。これで自民党道連が推薦する現職の高橋はるみ氏(61)と佐藤氏による一騎打ちの構図が固まった。
革新道政をつくる会の黒沢幸一代表世話人は記者会見で、佐藤氏が「脱原発」を主張している点などを挙げ、「高橋道政からの転換を必ず成し遂げる」と訴えた。(2015/02/18-18:45)
798
:
チバQ
:2015/02/19(木) 20:53:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150219ddlk01010098000c.html
’15統一地方選:道議選・旭川 市長選落選の東氏出馬表明 /北海道
毎日新聞 2015年02月19日 地方版
昨年11月の旭川市長選と12月の衆院選比例代表に落選した前道議、東国幹氏(47)が18日、同市内で記者会見し、今春の道議選(旭川市)に自民公認で立候補すると表明した。
同党旭川支部からの立候補要請を受け、後援会役員会がこの日、満場一致で擁立を決定。東氏は市長選立候補に際し、落選の場合でも「道政には戻らない」と明言していたが、翻意の理由について「党の2人目の候補者選びが難航した。6人区で自民1人は考えられない」と釈明した。東氏は市議を経て99年から3期、道議を務めた。
同選挙区では、自民公認で加藤礼一議長(61)▽民主公認で木村峰行副議長(65)と三井あき子氏(53)▽公明公認で吉井透氏(54)▽共産公認で真下紀子氏(58)の現職4人と無所属新人の安住太伸氏(44)が立候補を表明している。【渡部宏人】
799
:
名無しさん
:2015/02/19(木) 23:50:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150219-00000559-san-pol
北海道知事選 32歳の元道職員が出馬表明
産経新聞 2月19日(木)18時55分配信
元北海道職員の野地優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた知事選立候補予定者の説明会に参加し、記者団に語った。
野地氏は「現在、考えられる安全対策をした上での原発再稼働はやむを得ない。太陽光発電など施設を増やし廃炉を段階的に進める」と話した。
知事選には、4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)と、元北海道放送アナウンサーのフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が、いずれも無所属で出馬表明している。
野地氏は昨年3月31日付で道留萌振興局主事を退職した。
800
:
名無しさん
:2015/02/21(土) 06:52:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593246.html
共産、佐藤氏支援を発表 脱原発評価「最良の選択」 道知事選(02/19 07:00)佐藤のりゆき氏支援について記者会見を行う明るい会の黒沢代表世話人(左から2人目)ら
共産党道委員会や道労連など30団体で構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)は18日、札幌市内で記者会見し、4月の道知事選で独自候補を擁立せず、既に出馬を表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると正式に発表した。
明るい会の黒沢幸一代表世話人(道労連議長)は会見で、佐藤氏の政策について、集団的自衛権の行使容認に否定的な見方をしていることや脱原発の姿勢が「会の目標に照らして、大筋で評価できる」と強調。同会の政策目標の実現と、高橋はるみ知事(61)の4選を阻止するため「佐藤氏支援が最良の選択だと判断した」と述べた。
政党色を極力排したいとの佐藤氏側の意向などを踏まえ、推薦や支持よりも弱い「支援」とした。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593482.html
高橋道政めぐり論戦、きょうから定例道議会(02/20 01:00)
道の2015年度予算案などを審議する第1回定例道議会は20日開会する。会期は3月11日までの20日間。4月の統一地方選を前に、知事選への4選出馬を表明した高橋はるみ知事の道政運営に対する評価などをめぐり、論戦が交わされる。
知事選を控え、継続事業中心の「骨格予算」として編成された2兆5290億円の15年度一般会計予算案や、国の地方創生の交付金を活用した経済対策・人口減少対策を盛り込んだ総額386億8千万円の14年度一般会計補正予算案、条例改正案35件が提出される。
最大会派の自民党・道民会議は、知事の道政運営方針をあらためて問うほか、人口減少対策や観光政策について質問。知事選で争点となるとみられる環太平洋連携協定(TPP)への対応や、原発問題などエネルギー政策について尋ねる。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593490.html
北海道知事選、立候補説明会に3陣営参加 元道職員が出馬表明(02/20 01:30)
元道職員の無職野地(のじ)優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた道選管主催の知事選立候補予定者説明会に参加し、記者団に語った。
野地氏は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)について「現在考えられる安全対策をした上で、再稼働させる。将来的には廃炉を段階的に進める」と述べ、自然エネルギーの活用などを訴えるとした。
野地氏は網走南ケ丘高を卒業後、2001年から旧北見道有林管理センター(現オホーツク総合振興局東部森林室)や留萌振興局に勤務。昨年3月31日付で退職した。網走市在住。
立候補予定者説明会にはこのほか、既に出馬を表明している現職の高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2陣営が参加した。
801
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名無しさん
:2015/02/21(土) 06:53:07
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593513.html
北海道知事選、悩む佐藤氏 大地が共産に拒否感、政党との距離に難題(02/20 07:10)
3月26日告示の道知事選で、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が、支援を受ける各政党との距離感に頭を痛めている。支援政党も組織もない中での出馬表明から3カ月余り。期待通り民主、共産両党の支援は得たものの、新党大地の鈴木宗男代表が共産党に拒否感を示し、新たな火だねとなっている。「道民党」を掲げる佐藤氏は政党色を極力排す考えだが、政党側は少しでも影響力を発揮したいところで、足元固めは難航しそうだ。
「保守、中道、浮動票。来るべき票が離れてしまう」。共産党道委員会が佐藤氏支援を発表した18日、釧路市内で記者団の質問に答えた鈴木氏は共産党への警戒感をあらわにした。
佐藤氏に強い関心を示してきた鈴木氏は、佐藤氏本人や後援会幹部に共産党の支援は断るよう強く働きかけてきた。大地関係者によると、保守政治家を自任する鈴木氏はかねてから、共産党とは主義主張が異なるとして「新党大地とは相いれない」と一線を引いてきた。
こうした鈴木氏の動きに佐藤氏側は困惑する。4選を目指す高橋はるみ知事(61)との一騎打ちを狙っていただけに、民主党北海道の支持表明に続き、共産党が支援に回ることは願ってもない展開。もともと「私の政策を良しとしてくれる政党、団体があればありがたい」との立場で、共産党も例外ではなかった。
「推薦、支持ではない。勝手連みたいな感じでしょう」。佐藤氏は18日、共産党の支援について札幌市内で記者団にこう説明。共産党が自発的に支援するという受け止めを表明することで、鈴木氏に配慮した形だ。ただ、佐藤氏の陣営関係者は「鈴木氏がこれで収まるだろうか」と懸念する。<どうしん電子版に全文掲載>
802
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名無しさん
:2015/02/21(土) 07:09:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593623.html
民主党北海道代表に佐々木隆博氏 国会議員会が方針(02/20 17:00)
民主党の道選出国会議員会(小川勝也会長)は20日午前、国会内で会合を開き、党北海道の代表を辞任した横路孝弘衆院議員の後任に、佐々木隆博衆院議員(道6区)を充てる方針を決めた。21日に札幌で開かれる党北海道の運営委員会で正式決定する。
佐々木氏の任期は、横路氏の任期の残り期間となる今年6月まで。佐々木氏は会合後、北海道新聞の取材に「まずは統一地方選に向けて道議選の空白区を埋めていきたい」と述べた。
佐々木氏は士別市出身。2005年の衆院選で初当選し、現在3期目。民主党政権下で農水政務官や農水副大臣などを歴任した。65歳。<どうしん電子版に全文掲載>
803
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名無しさん
:2015/02/21(土) 10:00:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593748.html
秋元氏が政経セミナー 「札幌から全道元気に」 札幌市長選(02/21 07:00)
4月12日投開票の札幌市長選への出馬を表明している民主党推薦で札幌市前副市長の秋元克広氏(59)は20日、同市内のホテルで政経セミナーを開いた。秋元氏は「地元の企業、人を大切にする徹底した地域主義で、札幌から北海道を元気にしていきたい」と述べ、あらためて決意を示した。
経済人や札幌市、労組の関係者など約1300人(主催者発表)が出席。秋元氏は人口減少や超高齢化を念頭に、「大きな転換点には、財政状況を見据えながら、自分の判断で決めていける即戦力のリーダーが必要だ」と語り、35年間市政に携わってきた経験をアピールした。秋元氏をめぐっては新党大地と社民党も支持を表明している。
札幌市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬表明しているほか、共産党が候補擁立を目指している。
804
:
名無しさん
:2015/02/21(土) 10:02:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/588480.html
札幌市長選、社民党道連が秋元氏支持発表(01/27 01:30)
社民党道連は26日、4月12日投開票の札幌市長選で、民主党北海道が推薦する前副市長の秋元克広氏(58)を支持すると発表した。
社民党道連は「憲法の理念を尊重し、市民生活に生かすなどの基本政策が一致したため」としている。新党大地も秋元氏支持を表明している。
市長選では、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)も出馬表明し、共産党が独自候補擁立を目指している。
805
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名無しさん
:2015/02/22(日) 03:16:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150222k0000m010045000c.html
北海道知事選:民主党道連 佐藤氏支持を正式決定
毎日新聞 2015年02月21日 20時37分
民主党北海道連は21日、道知事選(4月12日投開票)への立候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。同知事選には、現職の高橋はるみ氏(61)=自民党道連推薦=も立候補を表明している。
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チバQ
:2015/02/22(日) 08:54:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593749.html
民主道代表交代、佐々木氏問われる求心力 党内、横路氏に不満も(02/21 07:01、02/21 14:05 更新)
民主党北海道は20日、代表を辞任した横路孝弘元衆院議長の後任に、副代表の佐々木隆博衆院議員(道6区)が就く見通しとなり、統一地方選をトップ不在で戦う事態は避けられた。ただ、突然の辞任について横路氏から説明がないままの交代には不満も漏れ、佐々木氏は選挙戦に向け党内の結束力を高められるかが問われそうだ。
佐々木氏を新代表とする人事は道内選出の同党国会議員会(小川勝也会長)が20日に固めた。党北海道が21日に札幌市内で開く運営委員会で正式決定する。任期は横路氏の残り任期となる6月まで。
高橋はるみ知事(61)の4選阻止を目指す党内では、佐々木氏の代表選出について「一致結束して臨む体制ができた」(若手道議)と歓迎の声が上がった。佐々木氏は民主党政権で農水副大臣を務めるなど農政に精通しており、支持団体の北海道農民連盟は「環太平洋連携協定(TPP)反対などの姿勢を正しく発信してくれる」と期待する。<どうしん電子版に全文掲載>
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名無しさん
:2015/02/22(日) 12:01:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/593929.html
民主、佐藤氏支持正式決定 道知事選、4選阻止へ「結束」(02/22 07:00)
民主党北海道は21日、札幌市内で運営委員会を開き、3月26日告示の道知事選の候補として、既に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。独自候補を擁立できなかった責任を取り辞任した横路孝弘前代表の後任に佐々木隆博衆院議員(道6区)を選出。高橋はるみ知事(61)の4選阻止を目指す方針を確認した。
佐藤氏は運営委員会であいさつし、民主党北海道の支持について「活動に弾みがついている」と謝意を述べた。「これまで10年間、北海道は国の出先機関のような形でやってきたが、北海道の人みんなが自治を行うのがあるべき姿だ」とし、高橋道政を批判した。
佐々木氏は代表就任を受け「党員の結束を固め、民主党再生の礎となる覚悟だ」と決意を表明。「統一地方選でしっかりした結果を出すことが私に課せられた使命」と述べ、道議選では第1党の議席獲得を目標とした。<どうしん電子版に全文掲載>
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150222ddlk01010134000c.html
’15統一地方選:知事選 民主道連、佐藤氏支持を決定 脱原発姿勢に同調 /北海道
毎日新聞 2015年02月22日 地方版
民主党道連は21日、運営委員会を開き、4月12日投開票の道知事選で、立候補を表明しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持することを正式決定した。
同委員会で日下太朗選対委員長は、「高橋はるみ知事の4選阻止を優先するため、佐藤氏を支持する」と執行部方針を説明。挙手による採決で賛成多数で可決された。その後、登壇した佐藤氏は「これまで北海道は国の出先機関だった。私は自治を行う。1次産業の安全を守る観点から、道内で原発を動かさない政策を行う必要がある」と訴え、道連が重点政策に掲げる脱原発の姿勢を強調した。
佐藤氏と道連は20日、初の協議を行った。道連側が策定を進めている道政の重点政策が提示され、佐藤氏は「基本的に異論はない」と応じた。今後、さらに政策協議を重ねるが、協定締結は行わないという。
また21日、道連代表を辞任した横路孝弘衆院議員(74)の後任として、佐々木隆博新代表(65)=道6区=が就任した。佐々木新代表は「当面の課題は統一地方選で、道議会の第1党を目指す。佐藤氏とも政策協議を深めたい」とし、「選挙は街づくり。民主党北海道が目指す共生社会の実現のために努力していく」と抱負を述べた。
知事選には佐藤氏のほかに、現職の高橋はるみ氏(61)=自民党道連推薦=も立候補を表明している。【山下智恵】
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名無しさん
:2015/02/25(水) 00:35:06
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150224-00000012-pseven-soci
北海道知事選 「北海道のみのもんた」立候補で官邸は戦々恐々
NEWS ポストセブン 2月24日(火)11時6分配信
3月26日に告示が迫った北海道知事選挙(4月12日投開票)の行方が永田町に波紋を広げている。4選を目指す自民党道連推薦で現職の高橋はるみ知事に対して、民主党側は「4選は絶対に阻止しなければならない」と候補者選びを進めていた。
2月15日になって民主党道連は独自候補の擁立を断念し、すでに立候補を表明していた無所属のフリーキャスター・佐藤のりゆき氏を支援する方針を固めた。混乱の背景には、民主党王国である北海道の“ドン”といわれる横路孝弘・代議士(元衆議院議長)の存在がある。民主党中堅議員が明かす。
「横路さんは、“かつて高橋知事を支援していた佐藤はダメだ”と周囲に語っていた。(新党大地代表の鈴木)宗男さんが横路さんに“佐藤候補で野党一本化しましょう”と提案したらしいが、首を縦に振らなかった。横路さんは“俺がなんとかする”と数か月ずっと独自候補を探していたが、話に乗る人はいなかった」
“ドン”の面目丸潰れとなった横路氏は「候補を擁立できなかった責任を取る」として道連代表を辞任。それが皮肉にも、有利とみられていた高橋知事を窮地に追いやったのだ。自民党の北海道議が語る。
「高橋知事は安定感があって支持率も高いが、4期目となると長期政権批判が出てくる。そのうえ相手(佐藤氏)は、“北海道のみのもんた”と呼ばれる人気者で、事実上の一騎打ちとなれば分が悪い。何よりわがままで嫌われ者の横路がいなくなったことで野党協力が進むのが脅威だ」
民主党と大地のほか、2月17日には共産党も佐藤氏支援の方針を固めた。維新も支援に回るとみられる。
昨年末の総選挙の比例北海道ブロック得票率は、自公合計の約42%に対し、民・維・共は合計で約50%。そのため官邸は、
「事実上の不戦敗となった福島県知事選にはじまり、落としてはならなかったはずの沖縄県知事選、佐賀県知事選に続く4連敗となる可能性がある」
と戦々恐々なのだ。
※週刊ポスト2015年3月6日号
809
:
チバQ
:2015/02/26(木) 08:33:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150225ddlk01010127000c.html
’15統一地方選:知事選 告示まで1カ月 高橋氏、佐藤氏 一騎打ちへ 各党対応ほぼ固まる /北海道
毎日新聞 2015年02月25日 地方版
道知事選告示(3月26日)まで約1カ月に迫り、道政史上初の4選を目指す高橋はるみ知事(61)=自民党道連推薦=と、4選阻止を狙うフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)=民主党道連支持=による一騎打ちとなる構図がほぼ固まった。安倍晋三首相が道知事選を統一地方選における重点選挙と位置付ける中、両陣営とも「決戦」に向けた準備を本格化させている。【袴田貴行、山下智恵】
■反自民勢力の結集
「朝まで独自候補の擁立に向けて努力したが、できなかった」。15日午前。民主党道連代表だった横路孝弘衆院議員は勝部賢志幹事長に辞表を渡し語った。
タイムリミットぎりぎりまで独自候補の擁立にこだわった横路氏は「(佐藤氏は)推薦に値する候補ではない」とまで述べ、道議選などで選挙協力を進める新党大地の鈴木宗男代表から佐藤氏と会うように勧められても応じなかった。だが、出馬要請に応じる人物は現れず、2月中旬としていた「時間切れ」を迎えて横路氏が代表を辞任する結末となった。
15日午後の記者会見で勝部幹事長は「滋賀、沖縄、佐賀の県知事選のように一つの政治課題を争点とし、反自民のわが陣営が勝つ。そういうふうに進んでいけばいい」と述べ、高橋知事の4選阻止に向けて反自民勢力の結集による一騎打ちの構図とする姿勢を強調した。
18日には共産党道委員会も佐藤氏が脱原発を掲げていることなどを評価して支援を表明。かねて佐藤氏支援に強い関心を示していた大地も含めて構図がほぼ固まった。
■距離感に悩む佐藤氏
だが、佐藤氏は支援を受ける各政党との距離感に悩む。佐藤氏は「自分はあくまで『道民党』で、一党派には属さない」と訴え、政党との政策協定は結ばない考えだ。支援をする政党側もそれを了承しているものの、「目に見える合意がなければ対立構図がはっきりしない」(民主道連幹部)、「何らかの合意形成がなければ支援の意味がない」(共産関係者)といった声もあり、各党は政策実現に向けた確約を得たいのが本音だ。
また、大地の鈴木代表は佐藤氏が共産から支援を受けることで「保守票や無党派層が離れてしまう」と強い警戒感を示すなど、政策や主張の異なる政党による足場固めは困難を極めそうだ。
■危機感強める高橋氏
「昨年の衆院選で民主と共産が獲得した比例票を合わせると自公に迫り、さらに維新の党も加われば逆転される」。自民党道連幹部が「そろばん」をはじいて頭を抱えた。
高橋氏は前回2011年の知事選で184万票を獲得し、民主の推薦候補に3倍以上の差を付けて大勝した。だが、6日に札幌市であった自身の事務所開きで「今までで最も厳しい戦いになる」と話し、自民や後援会関係者らの間でも危機感が強まっている。
高橋氏は24日の定例記者会見で今後の選挙戦術について問われ、「地域にこだわり続け、告示前にできる限り全道を回り、1人でも多くの方にあいさつしたい」と述べた。一方、自民道連の柿木克弘幹事長は「民主や共産は地方で組織力があり、これまでのように地方でリードできない恐れもある。札幌など都市部の有権者も意識しながら、4期目を任せても大丈夫という『安心・安全』をアピールポイントにしたい」と話す。
柿木幹事長は10日に札幌市内で高橋氏の後援会幹部と会談し、自民道議と連携して選挙戦に当たるよう要請。28日には臨時の道連大会を開いて高橋氏との結束を強める。ある道連幹部は「高橋知事が落ち、自民が道議会で過半数を取れない事態が最悪のパターン。それも想定しながら、そうならないように戦いたい」と自らを戒めるように語った。
知事選は4月12日に投開票が行われる。
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810
:
チバQ
:2015/02/26(木) 09:42:55
北海道も大分も、多選阻止が目的となって「私が知事になったらナニします」が不明確ですね
811
:
チバQ
:2015/02/26(木) 23:22:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594761.html
札幌市長選、共産党が候補擁立へ(02/26 08:37、02/26 08:38 更新)
共産党道委員会は25日、札幌市長選(3月29日告示、4月12日投開票)で今月27日に公認候補を発表する方針を固めた。札幌市長選で同党の公認候補擁立は、告示後の選挙期間中に運動を中止した2003年6月の再選挙以来となる。
党道委員会幹部は北海道新聞の取材に対し、候補擁立を前提に「詳細は27日に示す。新しい市政をつくるため公認候補を出す必要性を強く感じた」と述べた。
共産党は過去2回の市長選で現職の上田文雄氏(66)への配慮もあり擁立を見送った。上田氏が引退する今回は自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)と民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)らが立候補を表明しているが、秋元氏が脱原発や憲法擁護の姿勢を必ずしも明確にしていないなどの判断が働いたとの見方もできそうだ。
共産党道委員会と同党の支持団体でつくる「明るい札幌市政をつくる会」は13日に独自候補擁立を断念したが、党道委員会が引き続き擁立を模索していた。
812
:
チバQ
:2015/02/27(金) 22:58:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015022700745
札幌市長選で新人擁立=共産
任期満了に伴う札幌市長選(4月12日投開票)で、共産党北海道委員会は27日、新人で同委副委員長の春木智江氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。同市長選にはこれまで、元総務官僚の本間奈々氏(45)、札幌市前副市長の秋元克広氏(59)、個人投資家の飯田佳宏氏(41)がいずれも無所属での出馬を表明している。(2015/02/27-16:44)
813
:
チバQ
:2015/02/27(金) 23:00:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594971.html
自民・橋本氏ら4人、札幌市長選の民主推薦候補に「為書き」 札連「看過できない」(02/27 07:01、02/27 08:27 更新)
自民党札幌市支部連合会(札連)は26日、元会長で同党の橋本聖子参院議員ら4人が、札幌市長選(4月12日投開票)に民主党推薦で出馬する前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に激励の張り紙「為(ため)書き」を送ったとして、自民党道連に対し、厳正な対処を党本部に求めるよう申し入れる文書を27日付で送ることを決めた。橋本氏に対しても、為書きの撤収を求める文書を送付する。
札連などによると、秋元氏に為書きを送ったのは橋本氏のほか、森喜朗元首相、溝手顕正参院議員会長、岸宏一参院議員。いずれも6〜13日にかけて後援会事務所に届いた。
同党は市長選で、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)を推薦しており、橋本氏は本間氏の選挙対策本部長代理にも名を連ねる。<どうしん電子版に全文掲載>
814
:
チバQ
:2015/02/28(土) 22:05:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150228ddlk01010142000c.html
’15統一地方選:札幌市長選 告示まで1カ月 戦いの構図固まる 本間、秋元両氏ら軸に /北海道
毎日新聞 2015年02月28日 地方版
◇共産が道副委員長の春木氏擁立
4月12日投開票の札幌市長選の告示(3月29日)まで約1カ月と迫る中、共産党道委員会は27日、道副委員長の春木智江氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。既に立候補を表明している元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)=自民党推薦=と前副市長の秋元克広氏(59)=民主党など推薦=らと合わせ、戦いの構図がほぼ固まった。各陣営は準備を本格化させる一方、足場堅めには苦慮している。【山下智恵】
■橋本氏から「為書き」
秋元氏の事務所に2月初め、自民党札幌市支部連合会(札連)元会長の橋本聖子参院議員(50)から候補予定者を激励する張り紙「為書(ためが)き」が届いた。
橋本氏は本間氏の選挙対策本部長代理に名を連ねる。自民党の候補者選びを巡っては昨年1月、地元経済界の一部が札連に対し当時副市長だった秋元氏を推薦するよう要請。札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝衆院議長(70)の意向で本間氏の推薦が決まった。橋本氏は混乱の責任を取って会長を辞任した。
その際のしこりが今も尾を引いている実態が浮き彫りとなり、本間陣営や札連は困惑を隠せない。札連は27日、橋本氏に対して為書きを撤回し、道連には党本部に厳正な処分を求めるよう文書を送付。札連幹部は「結束が必要な時に党人としてあり得ない行動」と怒り心頭だ。
■知事との共闘は…
本間陣営は、知事4選を目指して出馬表明している高橋はるみ氏(61)との連動を目指し、これまでも党の大会などで高い知名度を誇る高橋氏との共闘をアピールしてきた。
だが知事選では、自民党道連が推薦する高橋氏の4選を阻止しようと、民主や共産などの反自民勢力がフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の支援に動き、一騎打ちの構図がほぼ固まった。
昨年12月の衆院選では、比例代表道ブロックの自民、公明両党の獲得票は、民主と共産を合わせた票と拮抗する。知事選を主導する自民道連幹部の間では「各党が組織を張る地方より、無党派層の多い札幌が主戦場となる」との見方が強く、知名度で劣る本間氏と組んでもメリットが少ないと共闘に消極的な声もあるという。
■測りかねる距離感
「政党の支援を受けたことで、ようやく名前と顔が浸透してきた」。秋元氏は20日に開かれた政経セミナーで、推薦を受ける民主党に謝意を表した。「市民党」を掲げる秋元氏は、特定の政党の推薦などは受けてこなかった。だが、1月以降は民主や新党大地、社民党の推薦を受け、民主の会合にも積極的に出席してアピールする機会を増やしている。
一方で、選対本部の幹部は経済人で固めるなど、事実上の後継指名を受けた上田文雄市長(66)や「民主色」に染まるのを避ける戦略も取り、民主党との政策協議も行わない予定だ。「同床異夢」とも言える経済界と民主党との距離を測りかねている秋元氏の胸中には、「民主党との距離を近づけ過ぎると、経済界や保守票が離れるのではないか」との懸念があるとみられる。
■「選択肢を示す」
経済界に配慮したこうした秋元氏の行動は、共産党道委員会による独自候補の擁立を招いた。共産党は2007年と11年の市長選で、「護憲」や「脱原発」など主張に共通点の多い上田氏に配慮して独自候補の擁立を見送ってきた。
だが、今回は春木氏を擁立。27日に開いた出馬表明会見で青山慶二委員長は、過去に自民党札連が秋元氏を推薦しようとした経緯などを踏まえ「選対を経済界で固め、大型公共事業による経済対策を訴える秋元氏は、民主に推薦をもらいながら本籍は自民のようなもの」と批判。有権者に選択肢を示すため独自候補の擁立に踏み切ったと説明した。
昨年の衆院選で共産が札幌市内で獲得した比例票は約12万票。共産が候補を立てなければ大半は秋元氏に流れるとみられていただけに、秋元陣営の幹部は「何としても阻止したかった事態」と頭を抱えている。
同市長選には元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(41)も立候補を予定している。
815
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 16:23:29
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594973.html
社民党道連も佐藤氏支援へ 道知事選(02/27 07:00)
社民党道連は28日の会合で、道知事選に出馬表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援すると正式に決定する。
佐藤氏が「脱原発」を掲げることや、環太平洋連携協定(TPP)参加に否定的な姿勢を示していることから、重要政策が一致すると判断した。<どうしん電子版に全文掲載>
816
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 17:55:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150301ddlk01010121000c.html
’15統一地方選:自民道連、結束誓う 知事選、札幌市長選へ??臨時大会 /北海道
毎日新聞 2015年03月01日 地方版
自民党道連の臨時大会が28日、札幌市中央区で開かれ、知事選や札幌市長選に自民推薦で立候補する高橋はるみ知事(61)と元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)が駆け付け結束を誓った。
党員ら約1100人(主催者発表)が出席。伊東良孝会長が「これからの北海道をどうやって自民党と一緒に作っていくかを問われる選挙。道議・市議がお互い助け合って選挙を乗り切りたい」と決意表明。その後、高橋氏や本間氏とともに自民公認の道議・同市議選候補者ら約80人が壇上に上がってガンバローコールを行った。
高橋氏は「皆さまとともに光り輝く素晴らしいふるさと北海道を作り上げたい」と呼びかけ、本間氏は「子供たちの未来のためしっかりした街作りをし、停滞した札幌市を元気にしたい」と訴えた。【袴田貴行】
http://www.tokachi.co.jp/news/201503/20150301-0020455.php
高橋氏、佐藤氏 十勝で道知事選“前哨戦”
2015年3月1日 13時52分
【十勝】道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に出馬表明している現職の高橋はるみ氏(61)と、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が1日午前、相次いで来勝した。連携する国会議員の後援会や支援組織の集会に参加し、自らの政策や道政への思いを訴えた。候補予定者2人による知事選の“前哨戦”に、十勝でも選挙ムードが高まり始めた。
中川氏の後援会総会で関係者と握手を交わす高橋氏
■「強い意志で4選」 高橋氏
高橋氏は午前10時半、幕別町の十勝幕別温泉グランヴィリオホテルで開かれた中川郁子衆院議員十勝連合後援会(矢野征男会長)の総会に出席。知事選に向けた同後援会の推薦状を矢野会長から受け取った。
来賓であいさつに立った高橋氏は「4選目という道政史上例がない知事選に挑戦する覚悟を決めた。道議選は帯広市区、十勝区ともに厳しい選挙と聞くが、私も皆さんと心を合わせてみんなで勝ち上がる強い意志で頑張りたい。ご支援、ご支持をお願いしたい」と呼び掛けた。自民党公認の道議選候補予定者を「同士」と呼んで握手を交わした。中川氏は「推薦したからには十勝でしっかりと素晴らしい得票を知事にプレゼントしたい」と約束した。
■「北海道を豊かに」 佐藤氏
佐藤氏は午前11時から帯広市内の中央公園北側広場で開かれた連合十勝の春闘と統一地方選に関する総決起集会に参加し、「心を1つにスクラムを組み、北海道を豊かにしよう」と支援を呼び掛けた。連合北海道の推薦決定後、佐藤氏が十勝入りするのは初。
佐藤氏は、北海道は疲弊し停滞しているとし、「やる気がある人はいるのに、北海道の資源を生かす企画がなかった。子供たちのためにもこのままではだめ」と高橋知事を批判。その上で、「今変えないといけない。私が生み出した企画を実践したい。北海道は必ずもっと豊かになる」と呼び掛けた。その後、「よろしく」「頑張ろう」と声を掛けながら、1人ひとりと握手を交わし、支援を訴えた。
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名無しさん
:2015/03/01(日) 18:28:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594513.html
連合、佐藤のりゆき氏推薦を決定 北海道知事選、脱原発などで政策協定(02/25 06:40)
連合北海道(工藤和男会長)は24日に札幌市内で開いた地方委員会で、3月26日告示の道知事選で民主党北海道が支持を決定したフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の推薦を決めた。同委員会に佐藤氏を招き、工藤会長が推薦状を手渡した。
工藤会長は委員会冒頭で「残された期間は極めて短いが、最善、最強の候補である佐藤氏の勝利に向けて、組織の総力を挙げて戦いに臨みたい」と述べ、高橋はるみ知事(61)の4選阻止へ佐藤氏の推薦を提案した。
その後執行部から、連合北海道と佐藤氏が、労働者、生活者の立場に立った政策の実現や将来的な脱原発を目指すことなどを盛り込んだ政策協定を、18日に取り交わしたと報告。委員会は全会一致で佐藤氏推薦を了承した。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594745.html
高橋、佐藤氏の争いか 知事選告示1カ月前 泊再稼働、人口減争点に(02/26 06:45)
道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)は26日で告示まで1カ月となる。道政史上初の4選を目指す現職高橋はるみ知事(61)と、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2人が正式に出馬表明しており、事実上の一騎打ちとなる見通し。人口減少対策や北海道電力泊原発(後志管内泊村)再稼働、現職の多選の是非などが争点となりそうだ。
高橋知事は1月4日、記者会見で出馬を表明。急速に進む人口減少問題を「待ったなしの戦い」と位置づけ、若者や女性支援策を打ち出したほか、産業経済分野では食、観光、北海道ブランドの強化を挙げた。2020年をめどに外国人観光客を年間300万人にするとの目標を掲げる。
3期12年間の高橋道政を支えてきた自民党は、党本部が多選批判を踏まえ要綱で推薦を3期までとしており、今回は道連が推薦する。公明党道本部も知事側から要請があれば、支援を検討する方針。道内の主要な経済団体も支援に回る。
佐藤氏は昨年11月4日、記者会見で出馬を表明し、3期の高橋道政を「『北海道丸』は前に進んでいない」と批判した。泊原発再稼働に反対し、国から再稼働を求められれば道民投票を行うとしたほか、環太平洋連携協定(TPP)参加に反対。観光振興税を導入し、国内外からの観光客を任期中の4年間で100万人増やすことを目標に置いた。
「道民党」を掲げ、政党には推薦を求めない意向で、民主党北海道が支持、共産党道委員会が支援をそれぞれ決定。
新党大地は支援の可否を検討する。連合北海道は推薦を出した。
このほか、無職の元道職員(32)も出馬の意向を示している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/593490.html
北海道知事選、立候補説明会に3陣営参加 元道職員が出馬表明(02/20 01:30)
元道職員の無職野地(のじ)優介氏(32)は19日、4月12日投開票の道知事選に無所属で立候補する意向を表明した。札幌市内で開かれた道選管主催の知事選立候補予定者説明会に参加し、記者団に語った。
野地氏は、北海道電力泊原発(後志管内泊村)について「現在考えられる安全対策をした上で、再稼働させる。将来的には廃炉を段階的に進める」と述べ、自然エネルギーの活用などを訴えるとした。
野地氏は網走南ケ丘高を卒業後、2001年から旧北見道有林管理センター(現オホーツク総合振興局東部森林室)や留萌振興局に勤務。昨年3月31日付で退職した。網走市在住。
立候補予定者説明会にはこのほか、既に出馬を表明している現職の高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の2陣営が参加した。
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名無しさん
:2015/03/01(日) 18:29:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150226ddlk01010190000c.html
’15統一地方選:自民、民主が「前哨戦」 道議会一般質問 知事選、道議選控え /北海道
毎日新聞 2015年02月26日 地方版
第1回定例道議会で25日、本会議の一般質問が始まった。4月の知事選と道議選を前に自民、民主両会派にとっては「前哨戦」の場となり、道政課題を巡り舌戦を繰り広げた。【袴田貴行】
最初の質問者は最大会派「自民党・道民会議」会長の布川義治道議。冒頭で「知事は1期目から危機的状況にあった道財政の立て直しに取り組み、2006年に2150億円に達していた収支不足額を今年度720億円まで圧縮した」と高橋はるみ知事を持ち上げた。
布川道議は、知事が道政上の最重要課題に掲げる人口減少問題について、道内の14歳以下の人口が10年に65歳以上の半分以下にまで減ったことを挙げて警鐘を鳴らし、今後の取り組みを尋ねた。高橋知事は「結婚や出産の希望をかなえる環境、若者や働く世代の移住・定住を促進する仕組みづくりに全力で取り組みたい」と応じた。
次に「民主党・道民連合」副会長の田村龍治道議が登壇。田村道議は、4選出馬を表明している高橋知事について「12年間を思い返すと、日本ハムとか駒大苫小牧とか野球選手と一緒に喜んでいる姿しか記憶にない。何を達成しようとして4期目を目指すのかが分からない」と批判した。
続いて、原発を巡り知事が「国任せ」で自らの認識を明らかにしていないと指摘し、Jパワー(電源開発)が青森県大間町に建設中の大間原発への対応をただした。高橋知事は「エネルギー政策上の必要性も明らかにされておらず、一度立ち止まって検討すべきだ。国や事業者に慎重な対応を求める」と答えた。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150227ddlk01010220000c.html
’15統一地方選:知事選 「我々自身で自治を」 佐藤氏が決起集会 /北海道
毎日新聞 2015年02月27日 地方版
道知事選(3月26日告示、4月12日投開票)に立候補を予定しているフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)の総決起集会が26日、札幌市中央区で開かれた。支援者ら約1300人(主催者発表)が出席し、1カ月後に迫った告示に向けて結束を誓い合った。
集会には、支持を表明している民主党道連の勝部賢志幹事長や連合北海道の工藤和男会長らが出席し、函館市の工藤寿樹市長や旭川市の西川将人市長らも祝電を寄せた。
佐藤氏は「これまでのリーダーは『国が、国が』と言ってきたが、これからは『北海道が』を主語にしたい。北海道は国の出先ではなく、私たち自身で自治を行う」と主張。支持や支援を表明した民主、共産両党に謝意を表し「告示まで1カ月となり、ようやく土俵に上がれた。土俵上では四つに組んで勝ちたいと思っている」と気勢を上げた。
知事選には4選を目指す高橋はるみ知事(61)も立候補を表明しており、事実上、佐藤氏との一騎打ちとなる公算が大きい。高橋氏を推薦する自民党道連は28日に同区で臨時の道連大会を予定しており、高橋氏との連携を確認する。【袴田貴行】
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150228ddlk01010149000c.html
’15統一地方選:投票用紙の印刷始まる 知事、道議選用 /北海道
毎日新聞 2015年02月28日 地方版
春の統一地方選で使用する投票用紙の印刷が27日、札幌市西区の工場で始まった。知事選(3月26日告示)と道議選(4月3日告示)=いずれも4月12日投開票=用の一般投票用紙で、923万8000枚を印刷する。
開票作業をスムーズにするため、折り曲げても自然に開く「BPコート紙」を使用。知事選用は桃色、道議選用は薄い黄色で、縦12・8センチ、横8センチの投票用紙36枚分が入った用紙約13万6000枚を2台の大型印刷機で8時間ほどかけて印刷した。
3月17日から順次、道内の各市町村選管に向けて発送する。【袴田貴行】
819
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 18:30:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/594972.html
「道は国の出先ではない」 佐藤氏、道政運営批判 道知事選(02/27 07:00)
来月26日告示の道知事選に立候補を表明しているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は26日、札幌市内のホテルで政治資金パーティーを開いた。佐藤氏は「今までのリーダーは『国の方針は』と『国』を主語に語ってきた。北海道は国の出先機関ではない」と述べ、4選を目指す高橋はるみ知事(61)の道政運営をあらためて批判した。
陣営関係者によると、支援者ら約1300人が出席。佐藤氏は道政のあり方について「情熱やプランを持った道内の市町村長が道政顧問として集まり、知事と一緒に政策をつくる。これが本当の地方自治だ」と訴えた。<どうしん電子版に全文掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/594742.html
知事、道内市町村長宛てに文書 「選挙運動ではない」と反論(02/26 06:30)
25日の道議会一般質問で民主党・道民連合の議員が、4月の道知事選に4選出馬表明した高橋はるみ知事が道内市町村長に「支援と協力」を呼び掛ける文言が盛り込まれた文書を配ったことを取り上げ、事前運動の疑いがあると追及した。高橋知事は「選挙運動を目的としたものではない」と反論した。
知事の後援会によると、文書は1月10日付で全179市町村長に宛てて発送され、費用は後援会で負担した。「北海道知事 高橋はるみ」の名前で「4期目に挑戦させていただくことを決心致しました」とした上で、「一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます」などと結んだ。知事の後援会と資金管理団体の各会長名で、2月6日に札幌市内で行った選対本部の事務所開きを案内する文書も同封されていた。
公選法は告示前の選挙運動を禁止しており、民主党・道民連合の田村龍治氏(胆振管内)は「事前運動の疑いがある」とただした。これに対し、知事は「知事選への立候補を決意したことを知らせたものであり、選挙運動を目的としたものではない。今後、誤解を生ずることがないよう十分注意を払う」と答弁した。
道選管は、この文書について「投票を呼び掛けているのか明確でなく、事前運動に当たるかどうかは判断できない」としている。
820
:
名無しさん
:2015/03/01(日) 18:32:19
http://dot.asahi.com/wa/2015022400062.html
自民におきゅう 農協改革のあだ討ちで高橋北海道知事に暗雲
(更新 2015/2/25 07:00)
昨年11月に北海道知事選(4月12日投開票)へ「北海道のみのもんた」の異名をもつフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が出馬を表明した。現職の高橋はるみ氏(61)は自民党道連がすでに推薦を決定。主婦を中心に北海道ではファンの多い佐藤氏に、民主党、共産党が支援を決定。高橋氏自身が「今までで最も厳しい戦い」と公言している。
さらに陣営を不安にさせているのが、過去3回の知事選で全面支援してくれたJA北海道の「離反」だ。安倍政権は今月9日、全国農業協同組合中央会(全中)の地域農協への監査権の廃止を柱とした農協改革案をまとめ、全中を押し切った。
JA北海道中央会の会長で、全中の副会長も務める飛田稔章氏は同日、「今回の改革が、農業所得の増大にどのように結びつくのか、明確な説明はない」との批判的な声明を出した。JA北海道は全国のJA組合数の約16%を占める大所帯。組合員数は約35万人に上る。
高橋陣営の関係者は不安げに語る。
「国政選挙があれば、農協組合員はそこで安倍政権におきゅうを据える。しかし来夏の参院選までないため、今回の知事選で自民候補に入れず、相手に一票を投じる人も出てくるのではないか。大詰めを迎えているTPP交渉や地方が恩恵を受けていないアベノミクスへの不満も根強い。応援するはずの農家が反乱すれば、致命傷になりかねない」
2007年の道知事選に立候補した、元農水官僚で民主党の荒井聰衆院議員も「北海道の広さは東北6県に長野県を足したような巨大な選挙区。自分の考えを訴えていくのはなかなか難しい。直前に農協改革もあったので、農業問題がおのずと争点になっていくでしょう」と見る。
今年1月の佐賀県知事選では自民、公明両党が推薦した前武雄市長が、元総務官僚の新顔に敗れる波乱があった。政権が進める農協改革に対し、地元農協が反旗を翻す形で新顔を応援したことが、波乱要因の一つになった。その再現が北海道知事選で起こらないとも限らない。
※週刊朝日 2015年3月6日号より抜粋
821
:
チバQ
:2015/03/01(日) 23:48:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/595365.html
橋本聖子氏、自民札連に退会届 市長選「為書き」問題(03/01 07:31、03/01 08:16 更新)
自民党の橋本聖子参院議員(比例代表)が自民党札幌市支部連合会(札連)に退会届を提出したことが28日、分かった。橋本氏は札幌市長選(4月12日投開票)に民主党推薦で出馬する前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に激励の張り紙「為書き」を送ったことが問題視され、札連が撤去を求めていた。
札連会長の高木宏寿衆院議員は「本人の意思を尊重する」としており、受理する方針。札連幹部によると、退会届は27日夜に提出された。札連が為書き撤去を求める文書を橋本氏に送ったことを受け「厳粛に受け止めている。すべての責任は私にある」との趣旨だったという。
橋本氏は札連の元会長。昨年1月、市長選に出馬する元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)への推薦決定をめぐる混乱の責任をとる形で辞任している。札連は市内に事務所を持つ国会議員のほか、市内の道議、市議、党員らで構成し、現職の議員が退会届を出すのは異例という。<どうしん電子版に全文掲載>
822
:
チバQ
:2015/03/02(月) 07:46:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150302ddm003010082000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 大間原発30キロ圏、国を訴えた函館市 声届ける権利求め
毎日新聞 2015年03月02日 東京朝刊
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北海道函館市は昨年4月、津軽海峡を挟んで対岸に位置する青森県大間町でJパワー(電源開発)が建設中の大間原発について、国と同社を相手に建設差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。函館市と大間原発の距離は最短で23キロだが、立地自治体でないために原発建設の事前同意手続きの対象外とされた。自治体が国を訴えるという非常手段の背景には、有権者の声を届けられないシステムへの怒りがある。
「あの先に見えるのが大間原発です」。函館市役所6階の窓際。市職員が指した海の奥に白っぽい建物群が見えた。工藤寿樹市長は言う。「立地自治体内だけで危険が収まらないことが福島第1原発事故ではっきり分かった。立地自治体と周辺自治体を分ける扱いは全くナンセンスだ」
函館市が提訴に踏み切ったのは「(原発から)30キロまで危険だというなら、その地域に住む人の同意を受けるのは当たり前」(工藤市長)との思いからだ。工藤市長は「私は脱原発、反原発と言ったことはない」とも強調する。原発の是非ではなく、自治体の権利を巡る裁判と位置付け、市議会も全会一致で提訴に同意した。昨年7月の第1回口頭弁論では工藤市長が「国や事業者は、同意を求めることも一切せずに(市を)無視している」と主張した。
住民の動きも広がる。市内183の自治組織でつくる「町会連合会」は昨年末から、建設凍結を求める署名活動を始めた。新谷則(しんやただし)会長(79)は「市長だけに任せていられない」と話す。人口27万人の函館市で、署名は周辺市町村からも含めて14万筆を超えた。広がる建設凍結運動の背景を、民主党の道畑克雄市議(53)は「反原発、脱原発という捉え方でなく、自治体の権利が脅かされ、地方自治が軽んじられる状態がまかり通っていいのかという意識がある」と分析する。
市が募る訴訟費用の寄付には2月27日現在で1139件、4893万円が寄せられた。昨年5月に300万円を寄付した市内の経済人らで作る「政経懇話・谷地頭の会」の村上幸輝代表(74)は「安倍政権の他の政策には賛成だが、原発だけは真っ向反対だ。なぜ市が関与できないのか」と憤る。
毎日新聞のアンケートでは、函館市の提訴について原発の周辺117市町村のうち4割にあたる45市町村が「理解できる」と答え、「理解できない」としたのは7市町だった。函館市への共感が周辺自治体で広がるのは「声が届かない」という状況が共通しているためだ。
函館市のいら立ちは、国との間に立つ北海道庁にも向かう。工藤市長は「道庁は正直言って、『我関せず』。自分たちも泊原発(北海道泊村)を抱えているから、あまり触りたくないのだろう」と言う。
函館市の提訴以降、道は国とJパワーに数度にわたり「誠意を持って説明責任を果たす」ことを求めている。ただ、事前同意手続きを得るべき自治体の範囲については「国が示すべきだ」との立場だ。大間原発を巡って函館市の主張を後押しした場合、泊原発でも地元同意の対象自治体が広がりかねないとの懸念があるとみられる。
函館市では4月、市長選と市議選が行われる。昨年末の衆院選では、函館市を含む北海道8区に立候補した与野党全3候補が「大間原発建設凍結」を主張した。市長選は無投票の公算が大きいが、市議選も再び与野党が「凍結」一色となる見通しだ。
Jパワーは審査期間を1年程度と見込み2021年度の稼働に向けて着々と準備を進める。熱を帯びた民意の行き場は見えないままだ。【横田愛、鈴木勝一】
823
:
チバQ
:2015/03/02(月) 07:46:51
◇
政権が地方創生を掲げる中での統一地方選では地方が正面から問われる。人口減少、格差拡大など直面するテーマは多いが、今夏にも再稼働が見込まれる原発も地方との関わりが深い。福島事故で自治体消滅が現実となって以降、地方にかかる重みは格段に増し、影響は立地自治体以外にも広がる。原発を通して3回にわたり地方自治を問う。
◇周辺自治体「原発は争点」4割超
毎日新聞が原発30キロ圏の首長に実施したアンケートでは、国の原発政策について「地方選挙の争点になる」と答えた首長は、周辺117市町村で4割超の52市町村に上った。「争点にならない」と答えたのは23市町村だった。立地22市町村では4割の9市町村が争点にならないと回答し、争点になると答えたのは5市町村。「争点になる」とした周辺市町村の首長の多くは、「原発事故は住民生活の根底を崩壊させることにつながるから」(愛媛県内子町)などとし、福島第1原発事故の影響が立地自治体のみにとどまらなかった点を重大視している。今春の統一選で市議選がある福井市の東村新一市長は争点となる理由に「住民の生活に直結している」ことを挙げた。
4原発が集中し、関西電力高浜原発の再稼働に向け地元同意手続きを控える福井県周辺では、立地自治体以外の19市町のうち12市町の首長が「争点になる」としており、関心の高さがうかがえる。【内田久光】
==============
◇原発30キロ圏首長アンケート・主な質問と回答
【問】最寄りの原発が適合審査をクリアすれば再稼働してもよいと思うか?
139 21
市町村 道府県
1.再稼働してもよい 32 0
2.再稼働するのはよくない 44 1
3.その他・無回答 63 20
【問】再稼働が立地自治体のみの同意で進むことは妥当だと思うか?
1.妥当だと思う 25 2
2.妥当だと思わない 61 6
3.その他・無回答 53 13
【問】30キロ圏内の自治体にも立地自治体と同等の安全協定が必要だと思うか?
1.必要だと思う 62 4
2.必要だとは思わない 25 2
3.その他・無回答 52 15
【問】原発政策は地方選挙の争点になると思うか?
1.なると思う 57 5
2.なると思わない 32 2
3.その他・無回答 50 14
【問】自治体の意向は国の原発政策に反映されていると思うか?
1.反映されている 7 0
2.ある程度は反映されている 39 4
3.あまり反映されていない 45 4
4.全く反映されていない 13 0
5.その他・無回答 35 13
★「反映」(1+2) 46 4
★「反映されず」(3+4) 58 4
※国が原発事故時の緊急防護措置区域(UPZ)と定める21道府県と135市町村に、稼働に向け安全審査中の大間原発の30キロ圏4市町村を加えた21道府県139市町村の首長に1月下旬からアンケートを実施。全首長が回答した。
824
:
チバQ
:2015/03/02(月) 22:52:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150302ddlk01010042000c.html
’15統一地方選:自民 橋本氏、札連退会へ 為書き問題「責任は私に」 /北海道
毎日新聞 2015年03月02日 地方版
自民党の橋本聖子参院議員(50)が、自民党札幌市支部連合会(札連)に退会届を提出していたことが1日、明らかになった。4月12日投開票の札幌市長選に民主党推薦で立候補することを表明している前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に、橋本氏が激励の張り紙「為書(ためが)き」を送ったため、札連が問題視して為書きの撤去を求めていた。
橋本氏は札連の元会長で、自民党推薦で立候補を表明している元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)の選挙対策本部長代理を務めている。
札連幹部によると、退会届は27日夜、札連事務所に橋本事務所の職員が持参した。札連の撤去要請に対し「厳粛に受け止める。全ての責任は私にある」などの趣旨が書かれ、為書きを送った経緯や撤去に関しては一切触れられていなかったという。札連は届け出を受理する方針で、本間氏の選対本部の人事についても検討する。
自民党の推薦候補を巡っては、橋本氏が札連会長だった昨年1月、地元経済界の一部が当時副市長だった秋元氏を推薦するよう札連に要請。橋本氏も含めて札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝衆院議長(70)の意向で本間氏の推薦が決まった。橋本氏はその後、混乱の責任を取って会長を辞任した。【山下智恵】
825
:
チバQ
:2015/03/04(水) 23:32:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local_s_mayor_kessenzenya/
札幌市長選・決戦前夜 この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
<上>政党との距離 「為書き」めぐり綱引き(2015/02/27)
3月29日告示、4月12日投開票の札幌市長選は、共産党が27日に候補を発表する見通しとなり、戦いの構図がほぼ固まった。走りだした主役たちの姿を追い、道都決戦の焦点を展望する。(小倉敦、片山由紀、山中いずみ、水野富仁が担当します)
「4千人を超える方々に集まっていただき感激している。最後までやり抜く」
今月7日、札幌市中央区内のホテル。自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)は、市長選に向けた総決起集会で、部屋の外まで支援者があふれる会場を見つめ表情を引き締めた。
札幌商工会議所の高向巌会頭も駆けつけ、「経済のために本間さんが必要だ」と激励。会場の熱気に、本間氏を支える自民党札幌市支部連合会(札連)幹部は安堵(あんど)の表情を浮かべた。実はこの集会は、陣営の結束が問われる正念場とみられていた。
ほころぶ結束
集会の前日、対する民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に、意外な名前が記された「為(ため)書き」(激励の張り紙)が届いた。送り主は、札連元会長でもある自民党の橋本聖子参院議員。その後、為書きは同党の森喜朗元首相、溝手顕正参院議員会長らからも届く。
橋本氏は本間氏の事務所にも為書きを送っているものの、本間氏にとって政権与党・自民党の後ろ盾は生命線。結束のほころびを示す情報は、瞬く間に双方の陣営を駆け巡った。
本間氏と秋元氏が保守層を奪い合う構図は、昨年1月に始まる。本間氏を含む中から推薦候補を選考していた札連に対し、経済界有志27人が副市長だった秋元氏の推薦を要請。札連内にも同調する動きがあったが、町村信孝現衆院議長らが待ったをかける形で、本間氏の推薦を一気に決めた。
その結果、会長だった橋本氏は混乱の責任を取る形で辞任。為書きをめぐる綱引きに、当時の騒動がなお尾を引いているとみる関係者は少なくない。札連は27日、橋本氏に為書きの撤去を要請し、党道連にも厳正な対処を求める文書を送る。
保守層離れも
一方の秋元氏は、20日のセミナーで「政党に支援いただくことによって、街頭ポスター、政党ビラも作ることができるようになった」と、推薦を受ける民主党に謝意を示した。秋元氏は年が明けてから、周囲に慎重論もあった民主党の推薦と、今期で引退する上田文雄市長(66)からの事実上の後継指名を受けている。
しかし、秋元氏を支援する有力経済人は「民主党は推薦ではなく、(関与が弱い)支持だと思ってやっている」。同党のチラシには「推薦」の文字はなく、「支持」としか書かれていない。秋元氏も「『市民党』なので、民主党とは政策のすり合わせはしていない」と強調する。
党勢の回復しない民主党の支援や、リベラル色の強い上田市長後継のイメージが強まれば、保守層の支持が離れないか―。同党との距離感をめぐり、秋元氏も模索を続けている。
27日に候補を発表する共産党も、支持の広がりに不安を抱える。同党の公認候補擁立は2003年に行われた再選挙以来。今回、党道委員会と支持組織で構成し、候補選考を担った「明るい札幌市政をつくる会」は意見をまとめきれず、党単独での擁立となる見通しだ。
無所属の元衆院議員秘書飯田佳宏氏(41)は、26日夜の時点で政党の推薦や支持は受けていない。
826
:
チバQ
:2015/03/04(水) 23:32:27
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local_s_mayor_kessenzenya/257749.html
札幌市長選・決戦前夜 この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
<下>違いどこまで 課題同じ、差別化に腐心(2015/02/28)
淡々とした口調ながら、対抗意識がにじんだ。
「同じ経済政策でもベースになる考えが違う。『札幌の経済が活性化していないのは公共投資を抑制したから』というが、私はそうは思っていない」
札幌市長選(4月12日投開票)に出馬する民主党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)が、今月12日に開いた政策発表会見。対する自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)を強くけん制した。
秋元氏は20日のセミナーでも「派手な政策はないかもしれないが、財政状況を見据えながら必要な事業を決めていける即戦力になる」と主張。市職員35年間の経験を前面に掲げ、本間氏が打ち出す「政権与党との近さ」に対抗する。
政策に共通性
戦いの軸となる両氏が、理念や実行力、政策面の違いを強調し始めている。
今月9日、本間氏の姿は雪深い北区あいの里の住宅街にあった。除雪状況を視察した後、本間氏は「すごいですよ、この雪は。現市政になって除雪のレベルが下がっている」と市の対応を批判した。
市雪対策室によると、市に寄せられた除雪に関する苦情や要望は今冬、20日時点で2万5千件に上る。本間氏の批判の狙いは、今期で引退する上田文雄市長(66)が事実上の後継に指名した秋元氏との差別化にあった。
持論の市営地下鉄延伸でも、東豊線福住駅(豊平区)からの延伸検討は秋元氏らと共通するものの、秋元氏が否定的な南北線麻生駅(北区)、真駒内駅(南区)からの延伸検討も主張している。
ただ、両氏の政策で除排雪の項目を比べると、「止めているロードヒーティングの見直し」(本間氏)、「大規模な融雪槽の設置検討」(秋元氏)など異なる具体策はあるが、「除排雪のレベルアップ」という文言は共通。持続可能な除雪体制構築など、大きな方向性の違いもみられない。
政策の共通性は、両氏が柱に据える経済活性化と子育て支援策にもいえる。丘珠空港(東区)の防災拠点化、高速道と市内中心部を結ぶアクセス道路整備、保育所の待機児童解消など同様の政策は多い。
人口減の局面
背景には、道内他市町村から人口を吸収する形で成長してきた道都・札幌が、市の推計では今年をピークに人口減少局面に入り、高齢化も急速に進むという共通認識がある。その影響を和らげるためには、出生率向上や企業誘致、地域対策、高齢者福祉など幅広い分野で似たアプローチになる―というわけだ。
一方、27日に立候補を表明した共産党公認で党道委員会副委員長の春木智江氏(56)は「安倍晋三政権の悪政の防波堤となる札幌市政をつくる」と政権との対決姿勢を強調。無所属の元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(41)は本間、秋元氏が推進姿勢の冬季五輪・パラリンピック招致に反対する。
人口減少という明確な転機を迎える道都・札幌。その民意は、候補者の違いをどう見極め、どんな処方箋を選択するのだろうか。
827
:
チバQ
:2015/03/04(水) 23:33:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/595486.html
維新、佐藤氏支援も 道代表が示唆 北海道知事選(03/02 07:00、03/02 08:48 更新)
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維新の党道総支部の松木謙公代表は1日、札幌市内で記者会見し、26日告示の道知事選対応について、現時点では白紙としながらも「野党がばらばらではいけない」と述べ、民主党北海道が支持、共産党道委員会などが支援を決めているフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の支援を検討していることを示唆した。
松木氏は、佐藤氏と現職の高橋はるみ知事(61)の政策の違いも見ながら、道総支部内で対応を協議する考えを示した。同席した同党の江田憲司代表は「道総支部の決定を尊重したい」と述べた。
これに先立ち開いた統一地方選の総決起大会では、道議選など道内の公認・推薦候補計16人を発表。江田氏は「もっと多くの候補者を立てたい。北海道でも維新の党の根を生やしたい」と結束を訴えた。1月に発足した道総支部の設立大会を兼ね、主催者側発表で約450人が出席した。
828
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チバQ
:2015/03/04(水) 23:33:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/595940.html
道議選140人出馬予定 告示まで1カ月 定数3減101、無投票19選挙区か(03/04 06:30、03/04 16:46 更新)
道議選は4月3日の告示(12日投開票)まで1カ月を切った。北海道新聞の調べでは3日現在、定数が今回から3減の101となったのに対し立候補予定者は140人で、各党は擁立作業を続けているものの149人が立候補した2011年の前回選挙を下回る可能性が高くなっている。道議選の結果は、同時に投開票される道知事選で当選した新知事の道政運営を左右するだけに、過半数の51議席をめぐる与野党の戦いが焦点となる。
定数を超える候補予定者がおらず無投票の可能性が出ている選挙区・候補者は、現時点で19選挙区の28人。前回は14選挙区で過去最多の31人が無投票当選している。
道議会会派別で現有45議席と最大会派の自民党は、11年の前回選挙を5人上回る公認候補予定者54人を擁立し、単独過半数を狙う。7議席の公明党は8人を公認した。自民党道連は道知事選で初の4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)を推薦しており、高橋氏と連動した戦いを進める。公明党道本部も高橋氏側の要請があれば支援を検討する
一方、野党側は36議席の民主党が32人を公認したが、47人の前回を大きく下回っている。1議席の共産党は倍増の12人を擁立して党勢拡大を目指している。
新党大地は大地系会派に所属する無所属の現職2人、新人3人を推薦。現職2人、新人1人には民主党も推薦、支持を出している。
民主党は知事選で新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支持、共産党は支援を決めているほか、道議選で新人1人を公認した維新の党も佐藤氏支援を示唆している。推薦も含め、これら野党勢力の合計議席がどこまで伸びるかが注目点となる。市民ネットワーク北海道は新人2人を公認。次世代の党も無所属の新人1人を推薦した。
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チバQ
:2015/03/05(木) 19:55:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596190.html
大地、佐藤陣営と距離 北海道知事選、共産支援で保守票の離反懸念(03/05 07:20)
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26日告示の道知事選で、高橋はるみ知事(61)とフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)の対決構図が固まりつつある中、保守系の新党大地と維新の党の対応が最後の焦点となっている。特に、共産党が佐藤氏支援を決定したことで、これまで佐藤氏支援を検討してきた大地の鈴木宗男代表が距離を置く言動を取っていることに佐藤氏の陣営は困惑。幅広い野党共闘の実現に暗雲が垂れ込めている。
「『道民党』を名乗りながら共産党にまで手を伸ばすのはいかがなものか。賢明な判断、姿勢を持った方がいい」。鈴木氏は、2月26日に苫小牧市内で開かれた新党大地の会合で、佐藤氏への不満を漏らした。鈴木氏は佐藤氏が出馬表明した昨年11月から同氏に関心を示し、選挙協力している民主党北海道にも佐藤氏を支援するよう働きかけた。
だが、2月18日に共産党道委員会が佐藤氏支援を発表し、佐藤氏も支援そのものについては拒まない姿勢を見せると態度を急変させた。鈴木氏は自身のブログでも、佐藤氏の勝利には保守票が必要だが、共産党が支援すれば保守・中道・浮動票が離れるとの認識を示す。ブログには「私が人を見る目がなかった」とまで書き記し、不信感を強めている。鈴木氏は近く知事選の対応について最終判断を下すとみられる。<どうしん電子版に全文掲載>
830
:
チバQ
:2015/03/06(金) 20:02:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596390.html
佐藤氏、きょう共産と会談へ 保守層への配慮求める(03/06 07:00)
26日告示の道知事選に出馬するフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は6日、同氏を支援する共産党道委員会関係者と札幌市内で会談する。同党側は佐藤氏に支援決定を直接伝える見通し。一方、佐藤氏は謝意を示すとともに、新党大地など保守・中道勢力への支持拡大を図る必要性から、共産党の色彩ができる限り強まらない形での支援を要請するものとみられる。
佐藤氏と共産党との会談は今回が初めて。共産党などでつくる「明るい革新道政をつくる会」が、佐藤氏支援を決定した経緯や、同党の政策など考え方を説明する方針だ。
これに対し、佐藤氏は感謝の意向を伝えるが、一党一派に属さない「道民党」を訴えている立場や、高橋はるみ知事(61)の4選阻止のため幅広い支持層を獲得する狙いから、保守層に抵抗感もある共産党の支援の印象が強まらないよう、配慮を求めるもようだ。
共産党は「推薦」や「支持」よりも応援の度合いが弱い「支援」の立場を取っており、佐藤氏のこうした姿勢には一定の理解を示すものとみられる。
同党と佐藤氏の接近に対しては、これまで佐藤氏支援を検討してきた大地の鈴木宗男代表が、保守票離れを招くと懸念を示している。鈴木氏は近く知事選対応を決定する意向だ。
一方、高橋知事サイドは共産党の佐藤氏支援によって、大地支持者など保守層の一部が高橋氏陣営に流れるとみており、佐藤氏をめぐる「野党共闘」の成否を注視している。
831
:
チバQ
:2015/03/06(金) 20:04:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596528.html
維新、道知事選で佐藤氏支援へ 札幌市長選は秋元氏(03/06 16:00)
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維新の党道総支部は6日、道知事選(26日告示)でフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)、札幌市長選(29日告示)で前副市長秋元克広氏(59)をそれぞれ支援する方針を固めた。
推薦や支持など支援の度合いは7日に道総支部内で協議して決める。同日の記者会見で正式発表する。
道総支部の松木謙公代表は1日の記者会見で「野党がばらばらではいけない」と述べて、民主党北海道が支持、共産党道委員会、社民党道連が支援を決めている佐藤氏を維新としても支援することを示唆していた。
832
:
チバQ
:2015/03/06(金) 20:04:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596391.html
中川郁子氏に不適切交友報道 自民、十勝の地方選を懸念(03/06 06:45)
衆院道11区(十勝管内)の自民党中川郁子衆院議員(56)は5日、週刊誌で門(かど)博文衆院議員=比例代表近畿ブロック=と不適切な交友関係にあったと報じられ、党関係者からは4月の統一地方選への影響を懸念する声が上がった。中川氏は同日のコメントで陳謝。後援会は近く、本人に事情説明を求める方針だ。
首都圏で同日発売された「週刊新潮」(道内7日発売)が、中川氏は西川公也氏が農水相を辞任した2月23日、東京都内の路上で既婚の門氏とキスをしていたと写真入りで報じた。中川氏はコメントで「私の軽率な行動」と認めた上で、支持者らに「大変不快な思いをさせたのではないかと誠に申し訳なく思っている」と謝罪した。
中川氏の後援会幹部は5日、帯広市内で協議し、近く本人から経緯説明を求めることを確認。十勝連合後援会の矢野征男会長は「事実とすれば、残念であり大変なことだ」と述べた。党道11区支部の幹部は「亡くなった中川昭一元財務相の妻だからこそ、郁子氏を支援してきた人も多い。記事の通りなら中川家を裏切る行為だ」と憤った。
中川氏は自民党道11区支部長で、トップとして統一地方選を仕切る立場。道議選の党公認候補の陣営幹部は「十勝の有権者は怒っている。悪い影響が出るのは避けられないだろう」と懸念を隠さない。党道連関係者も「中川氏を表に出してはだめだ」と強調する。
中川氏は農水政務官を務めており、菅義偉官房長官は5日の記者会見で、辞任の必要はないとの認識を示した。これに対し、野党各党からは批判が噴出した。
民主党は「環太平洋連携協定(TPP)交渉で十勝が岐路に立つ時期に言語道断」と非難。共産党は「有権者から政治を託された者として自覚が足りなさすぎる」、新党大地は「農協改革など大きな問題があるときに能天気」と厳しく指摘した。
833
:
名無しさん
:2015/03/08(日) 10:09:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596817.html
北海道知事選、佐藤のりゆき氏に不信感 大地・鈴木代表(03/08 06:55)
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【夕張】新党大地の鈴木宗男代表は7日、道知事選に出馬する佐藤のりゆき氏(65)が6日に共産党道委員会関係者と会談したことに関し、「一党一派に属さないと言っておきながら、政党色の付いた団体や組織に足を運ぶのは、言っていることとやっていることが違う」と述べ、あらためて佐藤氏側への不信感を示した。
夕張市内で記者団の質問に答えた。
佐藤氏が大地など保守・中道勢力に配慮し、共産党側に「静かに応援してほしい」と要請したことについては「私どもに配慮する必要はないし、配慮したというのは大違い」と述べ、週明けに大地の知事選対応を判断する考えを示した。
834
:
名無しさん
:2015/03/08(日) 11:46:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150307-00000102-jij-pol
中川氏問題「地方選に影響」=自民道連幹部
時事通信 3月7日(土)18時23分配信
自民党北海道連の柿木克弘幹事長は7日、同党の中川郁子農林水産政務官(衆院北海道11区)と同僚議員の不適切な関係が報じられたことについて、「極めて遺憾だ。農協改革のさなかで、女性議員でクリーンなイメージもあったので、統一地方選には非常に大きな影響があると思う」と懸念を示した。党本部で開かれた全国幹事長会議の後、記者団の質問に答えた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015030700206
札幌市長選で秋元氏推薦=維新
維新の党北海道総支部は7日、任期満了に伴う札幌市長選(4月12日投開票)で、無所属新人の秋元克広氏(59)を推薦する方針を決めた。同日投開票の道知事選については、無所属新人の佐藤のりゆき氏(65)を支援する。(2015/03/07-15:32)
835
:
チバQ
:2015/03/09(月) 18:36:39
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/596951.html
夕張市長選、無投票か 立候補予定者説明会に現職陣営のみ(03/09 07:01、03/09 07:44 更新)
【夕張】市選管は8日、市長選と市議選(いずれも4月19日告示、26日投開票)の立候補予定者説明会を市役所で開き、市長選に現職鈴木直道氏の1陣営が、市議選は定数9に対し現職4、新人4の計8陣営が出席した。説明会を欠席しても立候補はできるが、両選挙とも無投票になる可能性が出てきた。市議選の無投票は1943年の市制施行以来、初めてとなる。
市長選は今のところ鈴木氏のほかに具体的な出馬の動きがなく、無投票になれば1987年以来となる。
市議選は現職のうち高橋一太議長(44)、角田浩晃副議長(54)、島田達彦氏(50)、藤倉肇氏(73)の4人が引退の意向を示し、後援会などに説明。この4人と別の現職1人が説明会を欠席した。この現職は出馬の意思を表明している。
新人は政治家秘書(68)、司法書士(25)、自営業(41)の3陣営と候補未定の1陣営が出席。出馬が確実視される現職5人と合わせ、定数と同じ計9人の立候補が見込まれる。ただ告示まで1カ月ほどに迫り、候補未定とした陣営の出馬は流動的だ。11年の前回市議選の同説明会も定数9に対し7陣営の出席にとどまったが、結局は10人が立候補し選挙戦が行われた。
財政再生のため夕張市議の報酬は42%削減の月18万円だ。ある現職は「議員報酬だけでは生活が成り立たず、議員活動と両立できる収入手段がないとできない」と話した。(町田誠)
836
:
チバQ
:2015/03/10(火) 19:55:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/597271.html
札幌市長、辞職申し出 5月1日付、議長に提出(03/10 16:00)
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札幌市議会の高橋克朋議長(右)に5月1日付で辞職する申出書を提出する上田文雄市長
札幌市議会の高橋克朋議長(右)に5月1日付で辞職する申出書を提出する上田文雄市長
札幌市の上田文雄市長(66)は10日、今年5月1日付で辞職する申出書を同市議会の高橋克朋議長に提出した。10日午後の市議会本会議でも報告する。
上田市長は提出後、記者団に「できるだけ早く市民の選択に沿った市政を出発させるべきだと判断した。(残りの期間は)次の市長に引き継ぐべく、札幌の文化を残す作業をしていく」と述べた。
上田市長の任期は6月7日までだが、初当選した2003年の再選挙の影響でずれ込んでいるため、上田市長は就任前の任期や市議の任期に合わせ、辞職を約1カ月早めることを決めていた。今月29日告示、4月12日投開票の市長選で選ばれる新市長の任期は、公選法の規定により5月2日から4年間となる。<どうしん電子版に全文掲載>
837
:
チバQ
:2015/03/10(火) 19:55:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/597166.html
佐藤氏支援、大地13日結論 共産への対応見極め 道知事選(03/10 07:00)
新党大地の鈴木宗男代表は9日、札幌市内で開いた党の支援者向けの会合で、26日告示、4月12日投開票の道知事選の対応について、3月13日に留萌市と石狩市で開く統一地方選の決起大会で発表すると明らかにした。
鈴木氏は会合に先立ち、盟友の歌手松山千春氏と会い、支援を検討してきたフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が共産党道委員会の支援を受けることで保守票離れを招く懸念があるとの認識を確認したと説明。佐藤氏が6日に共産党道委の関係者と会談して「静かに応援してほしい」と要請したことについても、「一党一派に属しないと言いながら、なぜ行くのか。勘違いしている」と、あらためて不信感を示した。
ただ、松山氏は鈴木氏に「考える時間は与えた方がいい」と助言。鈴木氏は支援者の会合前に佐藤氏と会談し、投開票日1カ月前の12日までに、共産党との関係についての佐藤氏側の考えを最終的に見極めて結論を出す方針を伝えたという。
一方、佐藤氏は会談後、札幌市内で記者団に対し、「(大地には)ぜひ応援してほしい」と述べる一方、共産党の支援を断る考えはないことを明らかにした。
838
:
チバQ
:2015/03/13(金) 07:56:25
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/597839.html
海道知事選 佐藤のりゆき氏、共産支援状を返上(03/13 06:25)
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道知事選(26日告示、4月12日投開票)に出馬するフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)は12日、共産党道委員会や道労連などでつくる「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)から受け取っていた支援状を同日返上したと明らかにした。新党大地の鈴木宗男代表が共産党側からの支援は保守票離れを招くとの不信感を表明していた。鈴木氏は13日に大地の対応を発表する予定で、支援状返上は同氏への配慮とみられる。(関連記事2面)
佐藤氏が札幌市内の後援会事務所で記者団に述べた。一党一派に属さない「道民党」を訴える立場から「他の支援してくれる政党からも頂いていないので返した。共産党に大変ご迷惑をかけた」と説明。共産党からの支援には「今まで通り静かに応援してほしい」と保守層への配慮を求めた。
鈴木氏に対しては「不快な思いをさせて申し訳ない」と陳謝。大地からは今後も支援を望むと述べた。<どうしん電子版に全文掲載>
839
:
チバQ
:2015/03/13(金) 21:25:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150313ddlk01010211000c.html
’15統一地方選:公明、札幌市長選は自主投票 知事選で高橋氏を推薦 /北海道
毎日新聞 2015年03月13日 地方版
公明党は12日、4月12日に投開票が行われる統一地方選前半戦への対応について、札幌市長選(29日告示)は自主投票とし、道知事選(26日告示)は4選を目指す高橋はるみ知事(61)を道本部推薦とすると発表した。
同日、道庁で記者会見した公明党道本部の森成之幹事長(道議)は、札幌市長選に自民党推薦で立候補する予定の本間奈々氏(45)から支援の要請があったことを明らかにした上で「(本間氏の)政策や経歴などにいろんな意見があり、推薦には至らなかった」と説明した。公明党は本間氏が初出馬した2011年の市長選でも自主投票だった。
知事選は「首長は原則3期まで」という同党の内規があることから、道本部レベルでの推薦となった。また同党道本部と高橋知事が人口減少問題と地方創生に全力で取り組む▽地域医療対策に万全を期する▽脱原発に向けた取り組みを推進するなどの政策協定を結んだことも明らかにした。【小川祐希】
840
:
チバQ
:2015/03/15(日) 09:20:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150314ddlk01010246000c.html
’15統一地方選:知事選 大地が佐藤氏支援 共産系、支援状返却も姿勢継続 /北海道
毎日新聞 2015年03月14日 地方版
4月12日投開票の道知事選で、新党大地の鈴木宗男代表は13日、札幌市内で記者会見し、立候補を予定しているフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支援すると発表した。鈴木氏は「北海道を元気にするために、明確なビジョンを持った人がいい」と支援の理由を述べた。
鈴木氏は佐藤氏支援に強い関心を示していたが、佐藤氏が共産党道委員会などでつくる「明るい革新道政をつくる会」の支援を受けたことに難色を示していた。このため佐藤氏は12日、同会から受けた支援状を「他党からはもらっていない」として返却した。
一方、同会の黒沢幸一代表世話人は13日、「これからも支援する姿勢は何ら変わらない」と述べ、佐藤氏支援の立場を継続することを表明。黒沢氏は「高橋道政の転換を求める道民の広範な結集を妨げようとする者がいる」と暗に鈴木氏を批判した。
知事選には現職の高橋はるみ知事(61)も自民党道連と公明党道本部の推薦を受けて立候補を予定している。【山下智恵】
841
:
チバQ
:2015/03/15(日) 09:27:50
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/598060.html
新党大地、佐藤氏支援を表明 北海道知事選(03/14 06:40)
新党大地の鈴木宗男代表は13日夜、札幌市内のホテルで記者会見し、道知事選(26日告示、4月12日投開票)に出馬するフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)を支援する意向を表明した。佐藤氏が共産党道委員会の支援を拒まなかったことに不信感を示していたが、佐藤氏が12日に共産党などで構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)からの支援状を返上したことなどを踏まえ、判断したとみられる。
一方、明るい会の黒沢幸一代表世話人は札幌市内で記者会見し、佐藤氏支援の方針を変えないとの考えを示した。これにより、道知事選は民主党北海道の支持、維新の党道総支部、共産党道委員会、社民党道連、大地の支援を受ける佐藤氏と、自民党道連、公明党道本部が推薦する高橋はるみ知事(61)との与野党対決の構図が固まった。佐藤氏は16日、高橋氏も週明けにそれぞれ公約を発表する予定で、両氏による政策論争が活発化しそうだ。
鈴木氏は13日、佐藤氏の支援状返上を踏まえ、盟友である歌手の松山千春氏と対応を協議し、佐藤氏を支援することで一致。この後の会見で「元気な北海道をつくるためにも明確なビジョンを持った人がいいということで、応援していく結論になった」と述べた。大地としての選挙支援のあり方については「佐藤氏から相談されたことに誠意を持って対応したい」と述べ、今後、佐藤氏側と協議しながら検討する考えを示した。
842
:
チバQ
:2015/03/15(日) 09:28:23
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2015local/598062.html
一騎打ちへ臨戦態勢 北海道知事選 佐藤氏、野党共闘実現に安堵/高橋氏、政策論争でアピール(03/14 08:00)
道知事選は13日、最後まで態度を明らかにしなかった新党大地の鈴木宗男代表がフリーキャスター佐藤のりゆき氏の支援を表明したことで、野党が支援する佐藤氏と、与党が推す高橋はるみ知事との一騎打ちの構図が固まった。佐藤氏サイドは共産党道委員会の支援をめぐってこじれた鈴木氏との関係を修復し、民主党と大地の連携を軸にした戦いに勝機を見いだしたい考えだ。高橋知事側は「ようやく政策論争ができる」と対決姿勢を強めた。
「官僚的な主張よりも、第1次産業や観光産業などで明確に主張している人の方が私の訴えとオーバーラップする」。鈴木氏は13日の記者会見で、紆余(うよ)曲折の末、佐藤氏の支援を決めたことについてこう強調した。
鈴木氏は同日、東京都内から道内入り。札幌市内などで、佐藤氏が共産党に支援状を返上したことを受け盟友で歌手の松山千春氏らと対応を協議した。ただ会見で、返上への評価を問う質問には「それは佐藤さんの判断です。私からどうのこうの言うのはせんえつだ」と明確に答えなかった。
共産党の支援をめぐり佐藤氏の対応に不信感を示してきた経緯があり、鈴木氏は「これから佐藤さんの言いぶりとか発信で保守中道の票を頂かなければ、知事選は戦いにならないと思う」とも述べ、今後も言動を見守る考えをにじませた。大地関係者によると、支援者の中には佐藤氏に依然、批判的な見方もあるといい、鈴木氏としては迷った末の判断だったとみられる。
「反高橋」を旗印に野党共闘が実現したことに、佐藤氏陣営や佐藤氏を支援する民主党などは安堵(あんど)した。佐藤氏の後援会関係者は「高橋知事から保守票をはがせる」と歓迎。民主党北海道の勝部賢志幹事長も「高橋知事の4選を阻止するため、道民の幅広い声を受け止められる態勢が整った」と述べた。
支援状を返された共産党側は冷静な対応だった。同党道委員会などで構成する「明るい革新道政をつくる会」の黒沢幸一代表世話人は13日の記者会見で「新しい北海道の政治の生みの苦しみの一つ」と佐藤氏の立場に理解を示した。ただ、「佐藤氏に対し、利己的影響力を保持しようとし、高橋道政の転換を求める道民の広範な集結を妨げようとする者がいることを示している」と、名指しは避けたが鈴木氏を批判した。
一方、4選を目指す高橋知事は鈴木氏が佐藤氏への支援を表明したことについて、取材に対し「コメントのしようがない。自分の政策を道民に伝え、政策そのものを有権者に判断していただく」と述べた。
知事サイドは、佐藤氏が主張する多選批判や、北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題だけが争点として注目されれば不利になると警戒。3期12年の行政経験や実績を前面に打ち出しながら経済、観光、人口減少など幅広い政策論争に持ち込みたい考えだ。
知事を推薦する自民党道連の柿木克弘幹事長は「野党が全て結束する情勢になり、厳しい戦いになった。しっかり気を引き締めていきたい」と述べ、野党勢力の一本化に警戒感を示した。同じく知事を推薦する公明党道本部の森成之幹事長は「高橋知事を全力で応援する」と述べた。
知事の後援会幹部は、佐藤氏が一度受け取った支援状を返上したことについて「(共産党の支援をめぐる)言動が二転三転した佐藤氏に、知事の器があるのか」と疑問を投げ掛けた。自民党道連幹部も「政策的に一致できるので応援するのでなく、応援してくれる人は誰でも受け入れるというやり方だ。自分のスタンスを示さないと、なかなか分かりづらい」などと、保守系の大地から共産党まで左右の勢力の支援を受ける佐藤氏をけん制する。(報道センター 仁科裕章、藤本卓郎)
843
:
チバQ
:2015/03/15(日) 17:49:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150315ddlk01010089000c.html
’15統一地方選:知事選、揺らぐ野党共闘 佐藤氏支援決定の鈴木氏 共産との連携に反発あらわ /北海道
毎日新聞 2015年03月15日 地方版
◇「結集妨げ」共産系が不快感
26日に告示が迫った知事選をめぐり、道政野党勢力の共闘が揺らいでいる。立候補予定のフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)が共産党の支援を受け入れたことに対し、新党大地の鈴木宗男代表(67)が反発。最終的には佐藤氏支援を表明したものの、共産側は「利己的影響力を保持しようとする者がいる」と暗に鈴木氏を批判するなど、“場外乱闘”の様相だ。【袴田貴行、山下智恵】
■苦言と注文
「当初は政党との政策協議はせず形だけの推薦状ももらわないと言っていたが、(共産系の団体から支援状を受け取ったことで)おかしくなった」「保守・中道の票がなければ戦いにならない。佐藤さんがどういう物言い、発信をするかにかかっている」。13日夜、鈴木氏は佐藤氏支援を表明しながらも、苦言や注文も忘れなかった。
もともと高橋はるみ知事(61)の4選に批判的だった鈴木氏は、昨年11月の佐藤氏の出馬表明を後押しし、民主党道連の支持取り付けにも水面下で奔走した。しかし、共産が佐藤氏支援を検討していることが伝わると「保守層の支持が離れる」と懸念を表明し、佐藤氏に共産との関係を見直すよう促してきた。
■「支援状」騒動
これを受けて佐藤氏は6日、共産党道委員会などで構成する「明るい革新道政をつくる会」(明るい会)の関係者と会談。保守層への配慮を念頭に「静かに応援して」と異例の要請をし、その際に明るい会から支援状を受け取った。
鈴木氏の批判が過熱してきたのはこのころだ。「『一党一派に属さない』と言うなら、なぜ共産党のところへ行くのか」「(同じ支援勢力の)民主党さんや連合さんから紙(支援状)もらってますか?」。9日、札幌市中央区で開かれた大地の集会後、記者団に怒りをぶちまけてみせた。
このため、佐藤氏は12日夜に急きょ記者会見を開催。明るい会に支援状を返上したと明かし、「大地の鈴木代表に不快な思いをさせたことを申し訳なく思っている」と陳謝した。
■錦の御旗どこへ
やり玉に挙げられた格好の明るい会は13日、それでも引き続き佐藤氏を支援すると説明したが、鈴木氏の一連の動きを念頭に「高橋道政の転換を求める道民の広範な結集を妨げようとする者がいる」と不快感を表明した。高橋知事の4選阻止を錦の御旗(みはた)に野党勢力が結集したはずだったが、足並みの乱れが目立っている。
佐藤氏側のこうした動きについて、高橋知事を推薦する自民党道連の幹部は「国会と違い北海道では与野党の勢力が伯仲しており、かなり厳しい戦いになる」としながらも、「ただ高橋知事の4選反対というだけで多くの政党が集まっても、一つにまとまるのは難しい。大地と共産の間にはこれからも問題が起きるんじゃないか」と話している。
844
:
チバQ
:2015/03/17(火) 21:29:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150317ddlk01010205000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 道議選 民主離れ相次ぐ 1人区 現職3人、無所属出馬へ /北海道
毎日新聞 2015年03月17日 地方版
4月12日の投開票まで1カ月を切った統一地方選の前半戦。民主党は昨年の衆院選に続き党勢回復への足がかりにしたいと位置づけるが、道議選に同党公認で立候補を予定しているのは16日現在で、前回2011年を15人下回る32人にとどまる。前回は公認で出馬した1人区の現職3人が、今回は無所属での出馬を予定するなど、民主離れの動きが相次いでいる。【小川祐希、横尾誠治、鈴木勝一】
■保守層取り込み狙う
1月4日、登別市選出の赤根広介道議は自身の後援会の新年会で、今度の道議選に無所属で出馬すると発表した。赤根氏は12年の補選に民主公認で出馬し、自民候補に約1700票差をつけて初当選した。
赤根氏は無所属で出馬する理由について「経済界や保守層の人も応援しやすくするため」と説明する。民主の支持基盤の連合のほか、保守系と言われる地元の商工団体や建設業界からも支援を受ける予定で、同選挙区は無投票となる公算が大きい。赤根氏は登別市を含む衆院道9区選出で自民の堀井学氏との良好な関係もアピールする。
同じく無所属で隣の伊達市から出馬予定の中山智康道議は「民主党が再び政権を奪還できる可能性がほとんどない状況で、地域をまとめて国や道とパイプをつくるには片方(の政党)に寄っているのはよくない」と話す。
■労組依存に嫌気
「1月に突然、『無所属で出馬する』と言い出した。確かに以前から『考え方は自民党に近い』とも言っていた」。北斗市選出の長尾信秀道議の後援会幹部は振り返る。
民主公認で3回連続当選の長尾氏は、今度の道議選を前に民主党を離党した。長尾氏は「組合員が減り衰退が続く連合への依存体質を変えられない民主党に嫌気がさした。同じ民主会派の道議でも出身母体が違うと話もできず、また一緒にやろうという気持ちになれない」と言い切る。
■連合支援なく苦労も
中山道議の後援会幹部は「政府への陳情も、民主を表看板にするのと無所属で行くのとでは受け入れられ方が違う」と事情を説明し、連合胆振の幹部は「『鳩山王国』の影響力が薄れたことも関係している」と分析する。
長尾氏の後援会幹部も「政党より人物主義。『北斗市民党』として支援は変わらない」と結束ぶりをアピール。ただし、名簿集めや集会での動員など、選挙の中心となっていた連合とは距離を置くことになり「選挙経験が乏しいわれわれには試行錯誤の毎日」と明かす。
民主道連の勝部賢志幹事長は「道議会で過半数(51議席)を取るという目標の達成は厳しい状況。民主候補のいない選挙区を埋める努力を続ける」と話す。相次ぐ民主離れについては「1人区を民主党の力だけで勝ち上がるのは厳しい。自民党に議席を渡さないために、無所属で出ることは次善の策」と一定の理解を示す。
==============
道議選立候補予定者(敬称略)
◆登別市(定数1)
赤根広介 34 無現(1)
◆伊達市(定数1)
中山智康 39 無現(2)
◆北斗市(定数1)
長尾信秀 69 無現(3)
高村智 48 無新
(カッコ数字は当選回数)
845
:
チバQ
:2015/03/17(火) 22:22:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2015031400190
自公推薦の現職先行=統一地方選・北海道
自民北海道連と公明道本部の推薦で4選を狙う高橋と、民主道連が支持する新人・佐藤が激突する。維新の党や共産、社民の道組織と地域政党「新党大地」も佐藤を支援するが、経済連合会や農協政治連盟など道内団体から幅広く推薦を受ける高橋が先行している。
都道府県の中でも深刻な人口減少への対応や、北海道電力泊原発(泊村)の再稼働が争点。高橋は外国人観光客数増加などの実績を訴え、人口減少対策についても「先頭に立つ」と強調。食産業、観光の振興を通じた経済活性化を掲げる。
フリーキャスターの佐藤は「脱原発」や環太平洋連携協定(TPP)への参加反対を明言。知名度の高さを武器に、幅広い層への浸透を図る。
◇北海道知事選立候補予想者
高橋はるみ 61 知事 無 現
佐藤のりゆき 65 キャスター 無 新
(2015/03/14-15:19)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2015031400202
与野党の新人競り合う=統一地方選・札幌市
上田文雄市長の不出馬に伴い、新人4人が立候補を表明。民主などが支援する秋元と自民推薦の本間が競り合う。両氏とも冬季五輪招致や地下鉄延伸などを訴え、公約には共通点も多い。
前副市長の秋元は上田市長の事実上の後継。民主や維新の党が推薦するほか、社民や地域政党「新党大地」が支持する。経済界の一部からも支援を受け、豊富な行政経験をアピールする。
元総務官僚の本間は前回2011年に続き2度目の挑戦。国とのつながりの強さを前面に出し、「女性の視点で新しい風を」と支持を呼び掛ける。共産・春木は福祉の充実などを唱える。
◇札幌市長選立候補予想者
本間 奈々 45 元総務官僚 無 新
(自)
秋元 克広 59 元副市長 無 新
(民・維・社)
春木 智江 56 党道役員 共 新
飯田 佳宏 42 元議員秘書 無 新
(2015/03/14-15:34)
846
:
チバQ
:2015/03/18(水) 21:45:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk01010239000c.html
選挙:三笠市長選 西城副市長が立候補を表明 /北海道
毎日新聞 2015年03月18日 地方版
4月26日投開票の三笠市長選で、同市副市長の西城賢策氏(64)が17日、同市内で記者会見し、立候補を表明した。3期目の小林和男市長(79)が今期限りでの引退を表明。西城氏は商工会や建設業協会の要請を受けて、出馬を決意したという。西城氏は「小林市政を継承・発展させ、市民や議会と知恵を出し合って、まちづくりにあたりたい」と述べた。
同市長選への出馬表明は初めてで、西城氏は17日付で副市長を辞職した。【吉田競】
847
:
チバQ
:2015/03/18(水) 21:46:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk01010236000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 中空知4市長選 無投票の公算大 人口激減で人材不足? /北海道
毎日新聞 2015年03月18日 地方版
かつて石炭産業で栄えた中空知地域。4月26日投開票の統一地方選後半戦では芦別、赤平、滝川、砂川の4市長選が行われるが、今のところいずれも無投票となる公算が大きい。急速に進む人口減少は、まちのリーダーの選択肢を示すことも難しくしている。【渡部宏人】
「こんなことになるとは……」。3月1日、66年の歴史に幕を閉じた道立赤平高(赤平市)。孫娘の卒業式に出席した高松守男さん(76)はため息を漏らした。1989年当時、約170人いた卒業生は9人にまで激減。孫娘は4月から市内の老人介護施設に勤める。「地元に残ってくれたのが、せめてもの救い。早くひ孫の顔が見たい」と話す。
3日に行われた赤平市長選の立候補予定者説明会。名乗りを上げているのは市議の菊島好孝氏(65)のみで、過去の市長選で一定の存在感を示してきた連合赤平は関係者を出席させたものの、候補予定者の氏名欄には「選考中」とだけ書いた。
炭鉱マンだった元連合役員(74)は「革新勢力の力も衰えた」と認める。12年前の初出馬の際は連合などの支援を受けて三つどもえの戦いを制し、今回後継指名しないまま引退する高尾弘明市長(70)は「人材が乏しくなった」と現状を嘆く。
◇
中空知5市5町の人口は石炭産業最盛期の1959年には約32万人に上ったが、2014年には約11万人にまで激減。滝川市の前田康吉市長(60)も無投票での再選が濃厚だが「(有権者からの)白紙委任とは受け止めてはいない」とし、「滝川を、人口減少を食い止める中空知のトップランナーにしたい」と、近隣市町と連携した定住自立圏構想の推進を公約に掲げる。
昨年11月の奈井江町長選で8選を果たし空知町村会長も務める北良治氏(78)は、この地域の生き残り策として、農業を中心に教育とエネルギーを加えた三つの柱を掲げる。
その三本柱で活路を見いだそうとしているのが隣接する南空知の三笠市だ。同市も12年9月、人口1万人を割った。赤平高の卒業生らが涙でまなびやに別れを告げた同じ日、市立三笠高では1期生の卒業式が開かれた。3年前、閉校が決まっていた道立三笠高を市に移管し、調理師やパティシエらを養成する食物調理科を開設して再出発した。
道内各地から生徒が集まる人気ぶりで、今春の入試では千葉県からの志願者もいた。教員出身の小林和男市長(79)は「道教委からは『やめたほうがいい』と諭されたが、存続させてよかった」と振り返る。同市では次世代エネルギーとして、室蘭工大と共同で進める「石炭地下ガス化」事業も進む。
◇「対抗馬出たら降りる」
芦別、砂川両市も現職以外に表だった立候補の動きはなく、無投票となりそう。再選を目指す善岡(よしおか)雅文・砂川市長(64)は「対抗馬が出たら私は降りる」と周囲に公言してきた。「地域がどん底まで疲弊した以上、争いは避けたい」との思いからという。一方、赤平市の60代の自営業男性は「選挙後のしこりを残したくないが、政策論争する光景が見られないのは、やっぱり寂しい」と本音を明かす。
==============
◇立候補予定者(敬称略)
◆芦別市長選
清沢茂宏 52 無現(1)
◆赤平市長選
菊島好孝 65 無新
◆滝川市長選
前田康吉 60 無現(1)
◆砂川市長選
善岡雅文 64 無現(1)
(カッコ数字は当選回数)
848
:
チバQ
:2015/03/19(木) 20:52:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0113148.html
函館市長選まで1カ月、無投票の可能性高まる 戦後初、対立軸見当たらず
03/19 07:00
函館市長選は4月19日の告示まで残り1カ月となった。現職の工藤寿樹氏(65)が再選を目指し立候補を表明しているほかは現段階で立候補の動きはなく、戦後の函館市政で初めて無投票となる可能性が高まっている。工藤氏が電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟に踏み切った点などを評価する各党が工藤氏支援になびいている形だ。市民からは、まちのあり方をめぐる論戦の機会が持てないことを懸念する声も聞かれる。
道内の市長選では近年、候補者が1人しか出ず無投票当選となるケースが相次いでいる。人口10万人以上の苫小牧(約17万人)、釧路(約18万人)、帯広(約17万人)でも無投票の例がある=表参照=。もし、告示日に立候補者が工藤氏1人であれば、人口約27万人の函館は市長選が無投票となった最も人口が多い道内市となる。
副市長だった工藤氏は前市長の市政運営に反発し前回2011年4月の市長選に立候補し、初当選。職員給与削減などで市の財政再建を進めた。昨年4月には国と電源開発を相手取り大間原発の建設差し止めなどを求めた訴訟を起こし、市議会や経済界も支援を表明して「オール函館」態勢が構築された。この結果、各政党が工藤氏への対立軸を打ち出しにくくなった。
昨年秋には、工藤氏が再選出馬を表明する前にもかかわらず、函館商工会議所の政治団体、日本商工連盟函館地区連盟(松本栄一会長)が早々と推薦を決定。工藤氏は前回選挙で政党の支援は受けていないが、今年2月には自民党函館支部が推薦を決め、今月16日には民主党道8区総支部も支援を発表した。1月には共産党函館地区委員会などでつくる団体が「大間の訴訟に市民一丸となる時だ」として候補擁立を見送り、自主投票を決めている。
函館市議会のある会派幹部は「工藤氏は函館経済再生の歩みを進め、財政再建も成し遂げつつある。批判する点がない」と語る。
だが、投票の機会がないことに複雑な思いを抱く市民は多い。
18日、市役所を訪れていた市内の無職男性(36)は「黙っていても市長が決まるということに危機感を覚える。対抗馬がいないことで今後の市政もマンネリ化すると思う」と懸念した。函館朝市で販売員をしている小野昭光さん(40)は「毎日仕事をしていると一日一日過ごすのに精いっぱい。選挙自体に興味を持てない」と漏らした。(福本泰範、岩崎あんり)
849
:
チバQ
:2015/03/19(木) 21:12:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150319mog00m010024000c.html
全国自治体調査:2015年統一選 民意のかたち/1 衰退する民主主義 北海道上砂川町、首長も議員も無投票
2015年03月19日
拡大写真
北海道の中央部に位置する上砂川町の「消滅可能性」の全国順位は42位。2006年の町長選から、助役や副町長が新人で無投票当選する状況が3回連続で起きている。新人無投票で当選した町長が2人続けて1期限りで退任したためだ。
14年に副町長から無投票当選した奥山光一町長(56)は無投票が続く理由を「この町は乾いたぞうきんをずっと絞り続けてきたようなものだ。町の財政を考えれば、町長あたりだと、やりたいことはなかなかできない」と分析する。やれることが限られているから、なり手がない、という見方だ。
上砂川町は炭鉱・三井砂川鉱業所を有した炭鉱城下町だ。1987年の炭鉱閉山後、町財政は徐々に悪化。2000年度は10億円あった公共事業費は06年度には6000万円まで減少し、町の貯金である財政調整基金は06年度末には3700万円まで減った。
10年に前町長が副町長から無投票当選した際、後援会長だった貝沼宏幸・元町議長(82)は「財政が厳しいから、新たな人を担ぐにもみんな二の足を踏んだ」と話す。「誰も居ないなら副町長にやらせるしかない」というムードが広がり、貝沼さんは「副町長もいやがったが、何とかお願いして出馬してもらった」。町議の一人も「わらにもすがるような思いで出馬をお願いしてきた」と語る。
町長報酬を最大3割、職員給与は2割をカットするなどの行財政改革で町の基金残高は現在、約20億円まで回復したが、人口減と高齢化はとまらない。1952年には約3万2000人が暮らした町は、昨年10月現在で3530人まで落ち込み、高齢化率は45・9%まで上がった。
政府が進める地方創生に対しては、自治体が選別され、切り捨てられるという懸念もある。奥山町長は「地方創生は選別的なところも入ってくるように聞いているから、それを考えなければいけない」と語った。
町議会(定数9)も2回連続で無投票だ。堀内哲夫議長(69)は「昔は社会党が強くて、共産が3人、公明も2人いて、喧々囂々(けんけんごうごう)で大騒ぎだった」と懐かしむ。85年の町議会(定数20)は社会党議員が9人、共産が3人、公明が2人。だが、現在の町議会は自民系無所属から公明、共産(各1人)まですべて同じ1会派だ。
財政難から議員報酬も行革の対象になり、01年の15人から09年には9人まで定数を減らした。以前は四つほどの会派があったが、09年の選挙後に解散した。
堀内議長は「何人もいないところで会派を組んでもしょうがない。弊害もない」と言う。しかし、13年の改選後に開かれた計14議会に町側から提出された93議案のうち、個々の議員の賛否が分かる起立採決ではなく、全会一致で「異議なし」とする「簡易採決」の割合は97・8%に上る。起立採決をしたのは、町立診療所などの民間委託を決めた2議案(修正無しで可決)のみだ。
国政では与野党が激しく対立する「集団的自衛権の行使容認反対」や、「限定正社員制度の推進」に関する意見書も簡易採決(全会一致)で採択。元自衛官の高橋成和町議(42)は「(意見書提出の)賛成議員に名前が入らなければ、別に採択されても良い」と話す。堀内議長は「結局、そういう、何でも通すようになってしまっている」とあきらめたように話す。
議会は機能を果たしているのか。上砂川商工会議所の岩渕健悦会頭(62)は4月にも町長に、議員定数を3減らして6にするよう直訴するつもりだ。「2人減らすだけだとたぶん、また無投票になるから」と「3減」の理由を語る。
町が衰えていくなかで、政治に関わる余裕が町から失われている。その結果、質が落ち、さらになり手がなくなるという悪循環に陥る。岩渕会頭は「生活に精いっぱいで選挙に出る余裕がない。無投票になると議員も努力しないし、質問もまともじゃなくなる。町のことなんかどうでもよくなる。国は地方創生と言っているが、そこまで考える余裕がない」と憂えた。【小田中大】
◇
統一地方選が26日の10道県知事選告示から始まる。政権は地方創生を掲げるが、地方の衰退とともに、民主主義の基盤である地域社会が崩れつつある。政治参加への無気力が忍び寄る「民意のかたち」の現状を描く。=つづく
850
:
チバQ
:2015/03/21(土) 10:17:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150320ddlk01010292000c.html
あすを選ぶ:北海道 ’15統一地方選 函館市長選 大間原発提訴に支持 工藤氏、無投票の公算大 /北海道
毎日新聞 2015年03月20日 地方版
4月19日告示、同26日投開票の函館市長選は、再選を目指す工藤寿樹市長(65)の他に立候補の動きがなく、無投票となる公算が大きい。無投票となれば、戦後、市長公選制が始まって以来、同市長選では初めて。工藤氏に対抗馬が現れないのは、市が昨年、Jパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)の建設差し止めを求めて国などを相手取り東京地裁に提訴したことを、多くの市民が支持しているためとみられる。
「この4年間で種をまいてきた施策を次の4年間で花を咲かせて、このまちが元気になるように全力投球したい」
工藤氏は2月、同市内で開かれた後援会の事務所開きで約450人の支持者を前に抱負を語った。来賓の最前列には昨年の衆院選で当選した民主の逢坂誠二(55)、自民の前田一男(48)両衆院議員をはじめ、両党の地元選出道議らが顔をそろえた。主要政党が相乗りして支援する構図を象徴する場面だった。
工藤氏は副市長を辞職して前回2011年の市長選に出馬し、現職を破って初当選した。この4年間で財政改革や経済の活性化策などに取り組み、自民支持層や経済界から信頼を得た。「自分の思想信条は保守」と工藤氏は保守派を自任している。
一方で、工藤氏は市民に大きな不安を与えている大間原発の建設を止めようと、昨年3月、市議会で全会一致の承認を取り付け、同4月、提訴に踏み切った。これにより労働組合や共産党など革新勢力の支持者の間でも、工藤氏の評価が高まった。また、自民支持者が多いとされる地元経済界でも、一部には「国を訴えて補助金が減らされないか」と懸念する声があるものの、大間原発ができると地場産業である観光や水産物加工などのブランドイメージにキズがつきかねないとして、提訴を歓迎する声が根強い。
日本共産党函館地区委員会の三国武治副委員長は「提訴していなかったら、独自候補を出して戦っていた」と話す。民主党8区総支部は16日、市長選で工藤氏を支援すると発表。代表の逢坂氏は「大間原発訴訟の取り組みは政治判断として非常に優れていた」と、工藤氏の手腕を評価した。【鈴木勝一】
851
:
チバQ
:2015/03/23(月) 19:38:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150318ddlk01010261000c.html
道議選展望:統一地方選/1 北区、4議席に8人の激戦区/西区、現新各3人で混戦模様 /北海道
毎日新聞 2015年03月18日 地方版
統一地方選前半戦の道議選(4月3日告示、12日投開票)は、47選挙区で実施される。定数は前回より3減の101議席で、これまでに前回より9人少ない140人が立候補を表明している。19選挙区は無投票となる公算が大きい。立候補予定者の顔ぶれと選挙区情勢を紹介する。
◇札幌市中央区(定数3)
千葉英守 65 自現(3)
小林郁子 67 無現(2)=[民][大]
藤川雅司 58 民新=[大]
越智美智子 45 無新
自民は千葉氏が4期目を狙う。民主の藤川氏は6期務めた現職、段坂繁美氏の後継。民主は小林氏も推薦する。越智氏は初出馬。
◇北区(定数4)
吉川隆雅 38 自現(1)
向井昭彦 50 民現(1)=[大]
道見泰憲 48 自新
山根理広 39 民新=[大]
中野渡志穂 49 公新
佐野弘美 39 共新
佐藤典子 59 ネ新
梶浦宣明 53 無新=[維]
道内有数の激戦区。自民の道見氏は引退する道見重信氏のおい。吉川氏と共に2議席確保を目指す。民主は向井氏と新人の山根氏を擁立。公明の中野渡氏は衆院議員に転身した佐藤英道氏の議席確保を狙う。佐野氏は12年ぶりに共産の議席獲得を目指す。市民ネットワーク北海道の佐藤氏は2度目の挑戦。維新は梶浦氏を推薦する。
◇東区(定数4)
大崎誠子 58 自現(3)
星野高志 63 民現(5)=[大]
阿知良寛美 59 公新
宮川潤 54 共新
谷口誠 52 無新
自民は大崎氏が4期目を狙う。民主はベテランの星野氏が出馬。民主の現職、久保雅司氏は谷口氏を後継指名。公明は市議の阿知良氏が初挑戦。宮川氏を擁立する共産は昨年の衆院選比例代表では東区で公明を約3900票上回っており、8年ぶりの議席を狙う。
◇白石区(定数3)
伊藤条一 59 自現(6)
広田まゆみ 51 民現(2)=[大]
森成之 61 公現(4)
森英士 37 共新
前回は候補擁立を見送った共産が森英士氏を擁立。自民の伊藤氏、民主の広田氏、公明の森成之氏の現職3人も立候補予定で、8年ぶりの選挙戦となる。
◇厚別区(定数2)
花崎勝 61 自現(1)
菅原和忠 56 民新=[大]
橋本美香 44 共新
民主の菅原氏は前回トップ当選の伊藤政信氏の後継。JR北海道の労組出身で組織票を固める。前回2位の自民・花崎氏はトップ当選を狙う。共産の橋本氏は自民・民主の批判票の取り込みを図る。
◇豊平区(定数3)
吉田祐樹 42 自現(1)
松山丈史 41 民現(1)=[大]
大越農子 45 自新
山崎恵 36 無新=[民]
前回約3万票を獲得した自民の高木宏寿氏が衆院議員に転出し、票の行方に注目。自民新人の大越氏は元参院議員秘書。山崎氏は障害者団体の代表。
◇清田区(定数2)
岩本剛人 50 自現(4)
梶谷大志 43 民現(2)=[大]
岩本氏、梶谷氏以外に出馬の動きがなく、2期連続で無投票となる可能性が高い。
◇南区(定数2)
丸岩浩二 45 自新
畠山みのり 49 民新
大竹智和 37 維新
5期務めた自民と民主のベテランが引退し、新人3人の争い。自民の丸岩氏は現職の丸岩公充氏の次男。民主は林大記氏の後継として畠山氏を擁立。2012年と14年の衆院選に出馬した維新の大竹氏は道議選に初挑戦。
◇西区(定数3)
和田敬友 64 自現(7)
道下大樹 39 民現(2)=[大]
八田信之 70 無現(1)
加藤貴弘 32 自新
伊藤栄一 67 維新
小倉菜穂子 57 ネ新
現職3人と新人3人が出馬し混戦模様。自民は和田氏に加え加藤氏も公認し、2議席獲得を目指す。民主の道下氏は過去2回の選挙でトップ当選。八田氏は2期目を狙う。伊藤氏は維新公認で出馬。小倉氏は市議から転身。
◇手稲区(定数2)
角谷隆司 68 自現(3)
須田靖子 63 民現(3)=[大]
角谷氏、須田氏以外に立候補の動きはなく、無投票となりそう。=つづく
==============
◇一覧の見方
立候補予定者の丸数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地▽減=減税日本。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。
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:
チバQ
:2015/03/23(月) 19:39:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150319ddlk01010183000c.html
道議選展望:統一地方選/2 函館市、定数減で8人の激戦区/帯広市、7人で3議席の大混戦 /北海道
毎日新聞 2015年03月19日 地方版
◇函館市(定数5)
川尻秀之 69 自現(6)
佐々木俊雄 64 自現(2)
平出陽子 66 民現(6)=[社]
高橋亨 61 民現(3)
志賀谷隆 61 公現(1)
見付宗弥 45 民新=[大]
本間勝美 46 共新
広田知朗 53 無新
定数減で激戦区に。自民の川尻氏と佐々木氏は経済活性化を訴え議席維持を図る。民主は現職の平出氏、高橋氏と新人の見付氏を擁立。労組票に加え無党派層の浸透が必至。公明の志賀谷氏は、政権とのパイプや実績をアピール。本間氏は共産の議席復活を目指す。広田氏は政党批判を強め無党派票を狙う。
◇小樽市(定数3)
八田盛茂 58 自現(2)
佐藤禎洋 55 自現(1)
川澄宗之介41 民新=[大]
菊地葉子 63 共新
前回無所属だった八田氏が自民公認で3期目を、同じく自民の佐藤氏が再選を目指しそれぞれの基盤を固める。共産は元市議の菊地氏が2回目の挑戦。民主は前回トップ当選だった現職の後継として、元教員の川澄氏を擁立し議席の確保を狙う。
◇旭川市(定数6)
加藤礼一 61 自現(5)
木村峰行 65 民現(4)
三井あき子 53 民現(4)=[大]
吉井透 55 公現(1)
真下紀子 58 共現(3)
東国幹 47 自元(3)
安住太伸 44 無新
自民は議長の加藤氏と東氏が保守地盤に浸透する。ただ、東氏が市長選、衆院選と半年で3回目の選挙となる影響が気がかり。民主は副議長の木村氏、三井氏が労組を中心に支援態勢を固める。公明の吉井氏は堅い基礎票からの上積みを図る。共産の真下氏は党唯一の議席を守ってきた実績を強調。台風の目は元市議で元みんなの党道支部長の安住氏。
◇室蘭市(定数2)
滝口信喜 68 民現(5)=[社][大]
川畑悟 43 無現(1)
千葉英也 46 自新
民主と保守系無所属の現職2人に自民新人が挑む三つどもえの戦い。6選に挑む滝口氏は組織票の上積みを目指し、5期連続のトップ当選をうかがう。前回自民を離れ、無所属で初当選した川畑氏は実績と知名度で再選を目指す。公募候補の千葉氏は出馬表明が2月と出遅れたが経済界にも浸透。前回に続く保守分裂の争いとなる。
◇釧路市(定数4)
笠井龍司 49 自現(1)
橋本豊行 61 民現(2)=[大]
小畑保則 66 自元(3)
田中英樹 46 公新
石川明美 63 共新
航空機内のトラブルで昨年7月に辞職した自民の小畑氏が再び党公認を得て出馬。立候補予定者全員が政党公認を得ている。
◇帯広市(定数3)
山崎泉 41 無現(1)=[民][維][大]
三津丈夫 69 民元(5)=[社]
伊賀淳貴 53 自新
清水拓也 40 自新
編田照茂 60 無新
上野庸介 41 無新
佐々木とし子 60 共新
民主、維新、新党大地の推薦を受けた現職、山崎氏、衆院選に出馬した民主の三津氏が知名度を生かして浸透を図る。自民は伊賀、清水両氏に加え、公認選考に漏れた編田、上野両氏も無所属で出馬。初の共産議席を目指す佐々木氏も加わり、大混戦の様相。
◇北見市(定数2)
鳥越良孝 58 無現(1)=[民][維][大][減]
塚本敏一 64 自新
長南幸子 57 民新=[社]
船橋賢二 51 無新
自民は、衆院選に転出した船橋利実氏の後継をめぐり分裂選挙に。船橋氏の実弟で党公認を見送られた賢二氏と、先月中旬に擁立された前副市長の塚本氏が激しいつばぜり合いを展開する。民主の長南氏は衆院選で協力した大地の推薦を得られず、革新層などへもアピール。鳥越氏は唯一の現職として実績を強調。自民の“お家騒動”に距離を置く保守票の取り込みも狙う。
◇岩見沢市(定数2)
村木中 47 自現(1)
中川浩利 46 民新=[大]
定数が1増となった。現職の村木氏、新人の中川氏以外の立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。=つづく
==============
◇一覧の見方
立候補予定者の丸数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地▽減=減税日本。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。
853
:
チバQ
:2015/03/23(月) 19:39:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150320ddlk01010306000c.html
道議選展望:統一地方選/3 千歳市、定数増で2新人が挑戦/北広島市、接戦の前回と同じ2氏 /北海道
毎日新聞 2015年03月20日 地方版
◇網走市(定数1)
佐藤伸弥 41 無現(2)=[民][維][社][大]
小沢陽平 36 自新
前回は62票差の勝利だった佐藤氏は、この4年間の実績や、地盤を引き継いだ民主元職から続く人脈などを強調。保守層の一部も含む支持層の拡大を図る。網走市議から転出の小沢氏は、20年ぶりの自民公認候補。立候補表明が遅れたが、与党とのパイプを武器に議席獲得を目指す。
◇苫小牧市(定数3)
遠藤連 61 自現(4)
沖田清志 51 民現(1)=[大]
安藤邦夫 62 公現(1)
松橋千春 32 共新
自民の遠藤氏と民主の沖田氏、公明の安藤氏の現職3人が基盤を手堅くまとめて続投を目指す。共産は8年ぶりに松橋氏を擁立して初議席獲得を狙う。
◇稚内市(定数1)
吉田正人 54 自現(3)
民主は候補擁立を目指すも難航し、無風となる可能性が大。
◇美唄市(定数1)
柿木克弘 47 自現(4)
柿木氏の他に出馬の動きがなく、無投票となる公算が大きい。
◇江別市(定数2)
布川義治 65 自現(4)
勝部賢志 55 民元(3)=[大]
勝部氏は昨年12月の衆院選出馬で議員辞職したが、道議再挑戦が決定した。5選を目指す布川氏とともに前回と同じ顔ぶれ。2人以外に出馬の動きはなく3期連続で無投票となりそうだ。
◇名寄市(定数1)
中野秀敏 58 自現(1)
民主・連合の候補者擁立が難航し、無風の可能性が高まる。
◇根室市(定数1)
松浦宗信 60 自現(2)
3選を目指す松浦氏は、8年間の実績をアピールする。民主は候補擁立が難航しているが、「必ず立てる」としている。
◇千歳市(定数2)
梅尾要一 59 自現(1)
太田憲之 34 自新
小林俊晴 64 無新=[民][大]
定数増となり、自民現職に元市議の自民新人と民主推薦の新人2人が挑む。梅尾氏は、有権者の多くを占める自衛隊員の支持拡大を目指す。太田氏は若さをアピールし、若年層や無党派層への浸透も図る。小林氏は労組や非自民系の票の受け皿となって議席を狙う。
◇滝川市(定数1)
大河昭彦 68 無現(3)
渡辺精郎 75 無新=[社]
現職の大河氏に前滝川市議の渡辺氏が挑む。大河氏は保守の地盤を固め、4選を目指す。元教員の渡辺氏は教育の充実を掲げ、無党派層や生活弱者に支持を訴える。
◇登別市(定数1)
赤根広介 34 無現(1)
前回民主の赤根氏が保守系を含む幅広い層から支持を取り付け無所属で挑む。他には立候補の動きはない。
◇恵庭市(定数1)
田中芳憲 58 自現(2)
現職の田中氏以外に立候補の動きがなく、前回選挙で候補者を立てた民主も擁立を断念したため、無投票の公算が大きくなっている。
◇伊達市(定数1)
中山智康 39 無現(2)
前回民主の中山氏が、今回は商工会議所系の団体や農協、漁協の推薦を取り付け無所属で挑む。自民は候補擁立が難航している。
◇北広島市(定数1)
野原薫 67 自現(1)
小岩均 55 無新=[民][大]
大接戦となった前回選挙と同じ顔ぶれになるとみられる。自民の野原氏は現職の知名度を生かして幅広い層に浸透を図る。民主の推薦を受けた小岩氏は、非自民系が強い市の土壌を固めて現職の壁に挑む。
◇北斗市(定数1)
長尾信秀 69 無現(3)
高村智 48 無新
前回まで民主公認だった長尾氏は、今年1月に離党。政党の推薦・支持は受けず、無所属で4選を目指す。新人の高村氏は、自民党員だが公認を受けない「保守系無所属」として現職に挑む。=つづく
==============
◇一覧の見方
立候補予定者の丸数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地▽減=減税日本。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。
854
:
チバQ
:2015/03/23(月) 20:15:13
間違えた
7148 :チバQ:2015/03/23(月) 19:39:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150321ddlk01010183000c.html
道議選展望:統一地方選/4止 空知地域、無風から一転5人争い/釧路地域、1減に現職2人が激突 /北海道
毎日新聞 2015年03月21日 地方版
◇空知地域(定数4)
釣部勲 69 自現(6)
稲村久男 59 民現(2)
荒当聖吾 48 公現(1)
木村賢治 63 共新
白川祥二 64 無新
無風だった前回から一転し5人が4議席を争う。7期目を狙う釣部氏は支持基盤固めを急ぐ。初選挙となる荒当氏は衆院選での稲津久氏の獲得票の上積みを狙う。3期目を目指す稲村氏は労組を中心に支持固め。初挑戦の白川氏は出身の由仁町を中心に支持拡大を急ぐ。衆院選に続いて出馬の共産・木村氏は同選挙区初の議席を目指す。
◇石狩地域(定数2)
内海英徳 72 自現(3)
池端英昭 55 無新=[民]
上村賢 46 無新=[大]
三つどもえの戦いで8年ぶりの選挙戦に。自民現職で4選を目指す内海氏は知名度を生かし、石狩市での浸透を図る。石狩市議会副議長の池端氏は3期務めた織田展嘉道議の後継で、基盤固めを進める。同市議で新党大地石狩支部長の上村氏も地元での支持拡大に力を入れる。
◇後志地域(定数2)
村田憲俊 65 自現(3)
市橋修治 65 民現(2)=[大]
定数1減だが、前回当選の自民の中村裕之氏が衆院議員に転身したため、無投票の公算が高い。
◇胆振地域(定数1)
神戸典臣 75 自現(7)
定数1減。立候補表明は自民現職の神戸氏だけ。民主は現職の田村龍治氏が引退するため候補選考を進める。
◇日高地域(定数2)
藤沢澄雄 58 自現(3)
金岩武吉 70 無現(3)
自民の藤沢氏、無所属で鳩山由紀夫氏の元秘書の金岩氏の現職2人が4選を目指す。民主は候補擁立を探る。
◇渡島地域(定数2)
冨原亮 42 自現(2)
笹田浩 54 民現(1)=[大]
現職2人以外に立候補の動きはなく無投票となる公算が大きい。
◇檜山地域(定数1)
福原賢孝 67 民現(3)=[大]
内田尊之 54 自新
民主現職の福原氏は元上ノ国町長。南部で浸透し、労組などの支持基盤固めを進める。自民新人の内田氏は北部のせたな町議出身。3月上旬、高橋はるみ知事を招いて江差町で集会を開くなど、南部で知名度向上を図る。
◇上川地域(定数3)
竹内英順 55 自現(5)
本間勲 70 自現(5)
北口雄幸 58 民現(2)=[大]
無投票だった前回と同じ顔ぶれで、他に立候補の動きはない。
◇留萌地域(定数1)
石塚正寛 63 自現(3)
浅野貴博 36 無新=[民][大]
855
:
チバQ
:2015/03/23(月) 21:46:53
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0114676.html
高橋氏先行、追う佐藤氏 道知事選世論調査 投票先は3割が未定
03/23 07:05
26日告示、4月12日投開票の道知事選に向け、北海道新聞社は20〜22日に行った全道世論調査の結果に独自の取材を加味し、告示直前の情勢を探った。自民党道連、公明党道本部が推薦し4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)が先行し、事実上の野党共闘で挑む新人のフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が追う展開。3割以上が投票先をまだ決めておらず、情勢は流動的な要素がある。
高橋氏は自民、公明両党支持層の8割近くを固めているほか、20〜30代の6割、40〜50代でも5割前後の支持を得ている。
性別では女性の6割近く、職業別では民間企業従事者の6割以上、主婦層の約5割がそれぞれ高橋氏を支持。地域別の支持割合は札幌市や同市以外の道央、道東で5割を超えるなど、幅広く浸透している。
これに対し佐藤氏は、民主党と共産党の支持層のそれぞれ7割近くから支持を集めている。無党派層の支持は4割で高橋氏と拮抗(きっこう)。年代別の支持は20〜30代で約3割、40〜50代でも3割台後半と伸び悩むが、60代以上では4割を超え、ほぼ高橋氏と並ぶ。
性別では女性の支持が3割強にとどまったが、男性では4割以上と、高橋氏と競り合う。職業別の支持は公務員・団体職員と自営業(個人事業主)が5割弱と、高橋氏を上回った。
856
:
チバQ
:2015/03/23(月) 21:47:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0114687-s.html
本間氏と秋元氏が互角 札幌市長選世論調査 投票先未定54%
03/23 07:00
29日告示、4月12日投開票の札幌市長選に向け、北海道新聞社は20〜22日に札幌市内で世論調査を行い、取材を加味して情勢を探った。立候補を表明している新人4氏のうち、自民党推薦で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)と、民主党、維新の党推薦で前副市長の秋元克広氏(59)が互角の戦いを展開している。ただ、投票先を「まだ決めていない」と回答した人が54%に上り、情勢は変化する可能性もある。
857
:
チバQ
:2015/03/24(火) 20:18:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150322ddlk01010038000c.html
あすを選ぶ:’15知事選・札幌市長選 告示直前リポート/上 原発を巡るスタンス /北海道
毎日新聞 2015年03月22日 地方版
◇知事選の争点に浮上 「慎重」高橋氏VS「反対」佐藤氏
「現時点ではOKするのかしないのか。どうなんですか?」。半ば興奮気味に迫るフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)に対し、高橋はるみ知事(61)は顔色を変えずに淡々と述べた。「答えは同じでございます」
18日に札幌市中央区で開かれた道知事選の立候補予定者による公開討論会での一幕。北海道電力泊原発(泊村)の再稼働への賛否について「本音を聞かせてほしい」と問いただした佐藤氏に対し、高橋氏は「それほど軽い政策課題じゃない。行政のトップは責任を持って、慎重に判断しなければならない」と明言を避けた。佐藤氏は質問を繰り返したが、答えは変わらなかった。
◇ ◇
自民党道連と公明党道本部の推薦を受けて4選を目指す高橋氏と民主党道連や共産党道委員会などから支持・支援を受ける佐藤氏による与野党一騎打ちとなる見込みの知事選。スタンスの違いが最も明確なのが、泊原発の再稼働への対応だ。
脱原発の姿勢を明確にしている佐藤氏は、公約集「新北海道デザイン」に「再稼働を容認することはできない」と明記。泊原発が原子力規制委員会の安全審査をクリアし、国から地元同意を求められた際は道議会で審議したうえ、意見が分かれた場合には道民投票を行い賛否を問うとの考えを示している。
一方、高橋氏は公約集「新・北海道ビジョン」で「将来、原発に依存しない北海道を目指す」と記した。泊原発の再稼働については「予断を持って認める、認めないと言えるほど軽い政策課題じゃない。道議会と地元自治体の意見を聞き熟慮を重ねて、知事としての判断をしていく」と述べるにとどめ、世論や国の動向を慎重に見極めていく考えだ。
また、函館市が国と事業者のJパワー(電源開発)を相手取り、建設の差し止めを求めて訴訟を起こしている大間原発(青森県大間市)について、佐藤氏は「(国や事業者に)大間原発の無期限工事凍結を要請する」と公約集に明記。佐藤氏は同市の工藤寿樹市長と面会して訴訟を支援する考えを伝え、2月末に札幌市であった佐藤氏の総決起集会には工藤市長から祝電が届いた。
一方、高橋氏の公約集には大間原発に関する記述はないが、2月25日の第1回定例道議会の一般質問で、民主会派の議員から今後の対応を尋ねられ「エネルギー政策上の必要性も明らかにされておらず、一度立ち止まって検討すべきだ。国や事業者に慎重な対応を求める」と答弁している。
原発へのスタンスが知事選の争点の一つとして浮上しつつある。
× × ×
統一地方選の天王山となる道知事選と札幌市長選の告示(26日と29日)が目前に迫った。立候補予定者らが公約に掲げる主張を比較するとともに、決戦前夜の最新情勢をリポートする。
858
:
チバQ
:2015/03/24(火) 20:18:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150323ddlk01010046000c.html
あすを選ぶ:’15知事選・札幌市長選 告示直前リポート/中 野党共闘に危機感の自民 /北海道
毎日新聞 2015年03月23日 地方版
◇高橋氏4選慎重派が応援 佐藤氏、足場固め課題
「知事の4選に慎重だった3人が、今では一番の応援団だよ」。3月上旬に札幌市内であった会合で、自民党道連選対委員長の遠藤連道議(61)が冗談めかして言うと、同席していた道の関係者は苦笑を浮かべた。
3人とは遠藤氏のほか、道連幹事長の柿木克弘道議(46)と同会長代行の吉川貴盛衆院議員(64)。3人は昨年夏ごろまでは、高橋はるみ知事(61)の道政史上初となる4選出馬に「長いのではないか」と公の場で述べるなど「4選慎重派」の最右翼だった。その後、道連内は4選容認論でまとまり、今年1月に高橋氏の推薦を決定。一方、対抗馬のフリーキャスター、佐藤のりゆき氏(65)は民主、維新、共産、社民、新党大地の道内組織から支持・支援を受け、「野党共闘」態勢を構築した。情勢の変化を受け、かつての4選慎重派たちが自民の選対幹部として奔走している。
自民党本部は、統一地方選で「与野党対決」の構図となった道知事選を最重要選挙と位置付けている。道連では当初、伊東良孝会長(66)が統一選の選対本部長を務めていたが、3月上旬に急きょ、伊達忠一参院幹事長(76)に変更。党本部の役員である伊達氏を本部長に据えることで道連と党本部の連携を強めるのが狙いだが、異例の交代の背景には、日増しに強まる危機感がある。
「特に都市部で苦戦している。深刻に受け止め、今以上に危機感を持ってやってほしい」。伊達本部長や柿木幹事長は18日、高橋氏の後援会幹部と同市で会談し、道連による知事選候補予定者に関する情勢調査の結果を伝え一層の引き締めを求めた。柿木幹事長は「知名度のある候補予定者に既存の政党が乗っかれば、こうなることは分かっていたが、共産党まで(佐藤氏に)付かれたのがボディーブローのように効いている」と頭を抱える。
◇ ◇
一方、高橋知事の4選阻止を旗印に野党共闘態勢を築いた佐藤陣営だが、共産党の支援を受け入れた佐藤氏に一時、大地の鈴木宗男代表(67)が不快感をあらわにするなど、必ずしも足並みはそろっていない。
昨年末の衆院選で道内3選挙区の議席を奪還したのに続き、今回の知事選を党勢回復への足がかりにしたい民主党道連は、鈴木氏と佐藤氏の関係修復に苦心した。
民主の支援団体幹部は「一連の騒動で佐藤陣営は疲弊した。鈴木氏は佐藤氏に対する人格批判に及ぶなど、投票行動に影響が出かねないところまで踏み込んだ」と話し、今なお不満もくすぶる。大地側の支持者にも、佐藤氏が依然として共産党から支援を受けることへの抵抗感も根強くあるといい、今後の足場固めが課題となる。
一方、共産党道委員会などでつくる「明るい革新道政をつくる会」は「知事選は悪政の限りを尽くす自民・公明勢力が推す候補との一騎打ちの選挙。勝利のために全力を尽くす」との声明を出し、与党との対決姿勢を強めている。
859
:
チバQ
:2015/03/24(火) 20:19:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk01010324000c.html
あすを選ぶ:’15知事選・札幌市長選 告示直前リポート/下 争点見えにくい札幌市長選 /北海道
毎日新聞 2015年03月24日 地方版
◇目玉施策で共通点多く 国とのパイプVS行政経験
「他の候補(予定)者との違いを出すために踏み込んだ政策にした」。4月12日投開票の札幌市長選に立候補予定の元総務省自治大学校研究部長、本間奈々氏(45)は今月9日、3回目の政策発表の記者会見を開き、除排雪に関する新たな政策について説明した。市と町内会が生活道路の除排雪費用を折半する現行の「除雪パートナーシップ制度」を廃止し、市が全額負担するというものだ。
19日に行われた同市長選の候補予定者による公開討論会では、除雪パートナーシップ制度の廃止を訴えた本間氏に対し、前副市長の秋元克広氏(59)は「住民負担をなくしても除排雪のレベルアップにはならず、やり方を工夫したい」と反論するなど、争点の一つとなった。本間陣営の幹部は「市民の関心が高い除雪政策などで、少しでも対立軸をつくりたかった」と政策を追加した狙いを明かす。
◇ ◇
同市長選は、自民推薦の本間氏と、民主、維新、社民推薦・支持の秋元氏らを軸とした与野党対決となる見通し。だが、秋元陣営の選対本部長には札幌商工会議所役員で昭和交通社長の加藤欣也氏が就任するなど、従来は政権与党を支援してきた経済界が本間、秋元両陣営に二分した状態となっている。
両氏は経済政策を公約の重点としており、2026年の冬季五輪・パラリンピックの招致や市営地下鉄の延伸、札幌都心と高速道路を結ぶアクセス道路の整備など、目玉施策では共通する点が多く、争点がわかりにくい。
本間氏は「政策は同じでも、国の認可が必要な事業で政策実現能力を見極めてほしい」と政権与党とのパイプの太さをアピール。秋元氏は35年間の市役所勤務を踏まえ「即戦力」と行政経験を強調する。
一方、五輪招致反対を掲げて出馬表明した元衆院議員秘書の飯田佳宏氏(42)の存在に本間、秋元両陣営とも警戒している。秋元陣営の幹部は「討論会では明確な争点に見える五輪招致の是非が対立軸とされる場面があった。実質的な一騎打ちとなる本間陣営との対立を明確にしたい時期に痛手だった」と明かす。
両陣営とも支持基盤の足場固めにも苦心する。公明は12日、自主投票を決めた。昨年の衆院選では札幌市内で約10万票を集めた公明の動向を両陣営とも重要視してきた。本間陣営が国政での協力の延長として支援を度々求めた一方、秋元陣営の経済人も公明党本部の幹部に支援を要請するなど働きかけを続けてきた。
共産党道委員会副委員長の春木智江氏(56)が立候補を表明したことで、秋元陣営は野党支持層の票が割れると懸念し、公明票の取り込みに躍起だ。
札幌市長選は政策面では明確な争点が示されないまま、与野党の支持基盤が交錯した混戦模様で29日の告示を迎えようとしている。
× × ×
この連載は袴田貴行と山下智恵が担当しました。
860
:
チバQ
:2015/03/25(水) 19:17:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325ddlk01010191000c.html
’15統一地方選:知事選、あす告示 与野党対決、現新一騎打ちの公算 /北海道
毎日新聞 2015年03月25日 地方版
統一地方選の幕開けとなる道知事選が26日、告示される。4選を目指す現職の高橋はるみ氏(61)とフリーキャスターの新人、佐藤のりゆき氏(65)による一騎打ちとなる見込みで、全国でも数少ない与野党対決の舞台となる。両陣営とも決戦に向け、最後の準備に余念がない。
高橋氏は自民党道連と公明党道本部が推薦し、経済界も支援。当初、自民党道連には道政史上初となる4選に慎重論もくすぶっていたが、容認論でまとまった。高橋氏は1月4日に記者会見を開き「北海道が直面している人口減少の危機突破を何としても成し遂げる」と立候補を表明。当選した場合は女性知事初の4期目となる。
一方、昨年11月4日に出馬表明した佐藤氏は民主党道連が支持、維新の党道総支部と共産党道委員会、社民党道連、新党大地が支援する。当初は政党・団体の支援はなかったが、独自候補の擁立を断念した民主党道連が2月に支持を表明したのを皮切りに、他の野党も相次いで支援を打ち出し、事実上の「野党共闘態勢」が構築された。
告示日の26日には、高橋氏は午前9時から札幌市中央区大通西10の選挙事務所前で、佐藤氏は同8時45分から中央区の北3条広場でそれぞれ第一声を行う。【袴田貴行】
861
:
チバQ
:2015/03/25(水) 19:26:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk01010349000c.html
札幌市議選展望:統一地方選 北区、前回同様14人の激戦 /北海道
毎日新聞 2015年03月24日 地方版
統一地方選前半戦の札幌市議選(4月3日告示、12日投開票)は、10選挙区で実施される。総定数は68で、これまでに前回より3人多い94人が立候補を表明している。立候補予定者の顔ぶれと選挙区情勢を紹介する。
◇中央区(定数7)
長内直也 50 自現(4)
細川正人 59 自現(3)
長谷川衛 66 民現(2)=[社]
村上裕子 59 民現(1)=[社][大]
本郷俊史 61 公現(5)
小形香織 50 共現(2)
鎌田公浩 52 無新=[維]
中川賢一 48 自新
立野憲子 59 ネ新
中田源 34 無新
豊島ゆりか 28 無新
前回より2人多い11人が出馬予定。自民は現職2人と、新人で中川義雄元参院議員の長男賢一氏が議席を狙う。民主、公明、共産はいずれも現職が出馬。立野氏は市民ネットの伊藤牧子氏の後継、元道議の鎌田氏らが議席を目指す。
◇北区(定数10)
高橋克朋 49 自現(5)
横山峰子 64 自現(2)
伊与部年男 77 民現(9)
宝本英明 45 民現(2)=[大]
林清治 52 民現(1)
国安政典 51 公現(2)
坂本恭子 54 共現(4)
石川佐和子 56 ネ現(1)
伴良隆 36 無現(1)=[自]
村松叶啓 39 自新
中山真一 42 維新
長屋いずみ 52 共新
浅野隆雄 58 社新
金沢敬 46 諸新
全10区で最多だった前回と同じ14人が出馬する激戦区。自民は2人の現職と引退する村松正海氏の長男叶啓氏を公認。民主は現職3人が議席堅持を目指す。昨年の衆院選で躍進した共産は現職と新人で2議席を狙う。
◇東区(定数9)
鈴木健雄 64 自現(5)
五十嵐徳美 57 自現(4)
山田一仁 65 自現(4)
藤原広昭 63 民現(5)=[社]
篠田江里子 65 民現(2)=[大]
金子快之 44 無現(1)
成田祐樹 36 民新=[社][大]
小口智久 48 公新
太田秀子 57 共新
平岡大介 26 共新
堀江政行 49 無新=[維]
自民は現職3人を擁立。民主は川口谷正氏の後継として前小樽市議の成田氏を公認した。公明は前回トップ当選した阿知良寛美氏が道議選に転出し、後継の小口氏が議席を目指す。
◇白石区(定数7)
佐々木美津子 52 自現(2)
阿部英明 49 自現(1)
畑瀬幸二 68 民現(6)=[社]
山口和佐 38 民現(2)
伊藤理智子 53 共現(3)
松浦忠 75 無現(7)=[大]
藤田稔人 37 自新
自民は現職2人と新人で勢力拡大を目指す。民主は現職2人で議席を堅持。公明は、前回トップ当選の谷沢俊一氏の後継として前川氏を擁立した。
◇厚別区(定数5)
川田匡桐 46 自現(2)
小嶋裕美 48 自現(2)
丸山秀樹 50 公現(1)
小川直人 57 無現(2)=[民]
村上仁 52 共元(1)
松原淳二 42 民新=[社][大]
自民は現職2人。民主は西村茂樹氏の後継に松原氏を擁立し、前回トップ当選の小川氏を推薦した。共産は前回次点だった村上氏が返り咲きを狙う。
862
:
チバQ
:2015/03/25(水) 19:27:09
◇豊平区(定数7)
三上洋右 69 自現(6)
近藤和雄 73 自現(4)
小竹知子 55 自現(1)
峯廻紀昌 54 民現(3)
表山千春 59 民新
菅野太一 41 民新=[大]
石丸武司 51 維新
好井七海 52 公新
池田由美 54 共新
奥田恭子 51 ネ新
坂元倫孝 47 諸新
自民は三上、近藤両氏と前回無所属で初当選した小竹氏を公認。民主も現職に加え、2新人を擁立し、3議席を目指す。公明は芦原進氏の引退で、好井氏を擁立。共産の池田氏は初当選を狙う。
◇清田区(定数5)
宮村素子 72 自現(5)
北村光一郎 61 自現(1)
恩村一郎 62 民現(4)=[大]
桑原透 57 民現(3)=[社][大]
佐藤正幸 27 維新=[元気]
竹内孝代 43 公新
吉岡弘子 63 共新
自民、民主はいずれも現職2人を擁立し、議席死守を図る。維新は若手の佐藤氏で議席を目指す。公明の竹内氏は引退する三浦英三氏の後継。共産の吉岡氏は3回目の挑戦。
◇南区(定数6)
小須田悟士 65 自現(2)
宗形雅俊 60 自現(2)
三宅由美 66 民現(3)=[社]
堀川素人67 無現(5)=[維]
木村彰男 60 無現(1)
岩崎道郎 42 民新=[社]
渡部泰行 47 公新
紙谷恭平 32 共新
岩野美穂 49 ネ新
脇元繁之 47 無新=[大]
自民は3選を目指す現職2人。民主は現職の三宅氏、新人の岩崎氏を公認した。公明は任期中に死去した高橋功氏の後継に渡部氏を擁立。現職の堀川氏は無所属で維新が推薦。新人の脇元氏は新党大地の推薦で議席を目指す。
◇西区(定数7)
勝木勇人 55 自現(5)
飯島弘之 48 自現(2)
大島薫 64 民現(5)
中村剛 45 民現(1)=[大]
涌井国夫 62 公現(5)
村山拓司 32 自新
田中啓介 42 共新
深町宏美 46 ネ新
島津光久 38 諸新
高橋秀典 45 無新=[自]
自民は現職2人と新人に加え無所属の高橋氏を推薦し、党勢拡大を図る。民主は現有議席の確保を目指す。市民ネットは道議選に出馬する小倉菜穂子氏の後継に深町氏を擁立し、議席の死守を図る。
◇手稲区(定数5)
武市憲一 68 自現(8)
福士勝 66 民現(7)=[維][大]
小野正美 65 民現(5)
福田浩太郎 46 公現(2)
松井隆文 39 自新
佐々木明美 54 共新
自民は現職の武市氏と新人の松井氏を公認した。民主は現職2人で勢力を維持。共産は引退する井上ひさ子氏の後継に佐々木氏を擁立した。
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◇名鑑の見方
立候補予定者の丸数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽元気=日本を元気にする会▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地。諸は諸派。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。
863
:
チバQ
:2015/03/25(水) 23:39:22
>>854
の続きはってなかった
留萌市と留萌地域が合区し、定数1減。保守系の一騎打ちに。石塚氏が現職の強みと政権与党、道政与党の立場を強調し、知事選と連携した選挙戦を狙う。元衆院議員の浅野氏は幅広い支持の獲得を目指し新党大地を離党し、同党推薦と民主支持で臨む。
◇宗谷地域(定数1)
三好雅 40 自現(1)
自民現職の三好氏以外に立候補の動きはなく、無風の見込み。
◇オホーツク東地域(定数1)
高橋文明 62 自現(7)
定数見直しに伴う新設の選挙区。民主は現職の転出に伴い候補者擁立が難航。無風の可能性が高まる。
◇オホーツク西地域(定数2)
日下太朗 68 民現(4)=[社]
久保秋雄太 37 自新
新沼透 61 無新=[大]
新設の選挙区。久保秋氏は、武部新衆院議員の秘書から1月末に立候補表明。“落下傘”批判もあるが、政権与党の看板を武器に支持拡大を急ぐ。新沼氏は99年道議選で自民から立候補。今回は党公認を得られなかったが、地盤の紋別市を中心に自民支持層の取り込みを狙う。日下氏は連合などを軸に基盤固めを図るが、従来の拠点はオホーツク東部で知名度向上がカギ。
◇十勝地域(定数4)
喜多龍一 63 自現(5)
大谷亨 67 自現(4)
池本柳次 68 民現(4)=[社][大]
佐々木恵美子 65 無現(4)=[民]
山川秀正 62 共新
3期連続の無投票とみられたが、一転して選挙戦に。自民の喜多、大谷両氏は支持基盤固めに力を入れ、民主の池本氏は新党大地支持層への浸透を図る。民主推薦の佐々木氏も引き締めに躍起。共産の山川氏は農業者。農民票への食い込みを目指す。
◇釧路地域(定数1)
小松茂 57 自現(3)
岡田篤 64 民現(4)=[大]
前回までは自民と民主が議席を分け合う「無風区」だったが、今回から定数が削減され、生き残りをかけて現職2人が激突する。
◇根室地域(定数1)
中司哲雄 67 自現(3)
自民現職の中司氏が実績を訴える。民主の候補擁立は難航しており無風の可能性も。=おわり
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◇一覧の見方
立候補予定者のカッコ内数字は当選回数。自=自民党▽民=民主党▽維=維新の党▽公=公明党▽共=共産党▽社=社民党▽ネ=市民ネットワーク北海道▽大=新党大地▽減=減税日本。無は無所属。四角囲みの文字は推薦・支持する政党。
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