事件は、ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ(Mandalay Bay Hotel and Casino)で開かれた米国再生資源協会(Institute of Scrap Recycling Industries、ISRI)主催の会合で、2016年米大統領選の民主党候補として有力視されているクリントン氏が登壇した際に起きた。
その後、落ち着きを取り戻したクリントン氏は「(パフォーマンス集団)シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)の(演目の)一部だったの?」と、持ち前のユーモアのセンスを発揮。「なんということでしょう。廃棄物処理問題がこんなに賛否両論のあるものだとは知らなかったわ。彼女が、私みたいにソフトボールをやっていなかったことに感謝しましょう」と続け、会場の笑いを誘った。
【5月3日 AFP】2016年の米大統領選への出馬を決めるのがジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前米大統領の意向次第だとすれば、米共和党「ブッシュ王朝」の3代目となるジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事(61)は、立候補を決断することになるだろう──前大統領は1日、弟ジェブ氏の次期大統領選への出馬を希望する考えを明らかにした。
フロリダ州知事を2期務めたジェブ氏もすでに、出馬の可能性を排除してはいないことを認めている。同氏は先月、テキサス(Texas)州で行われた父ジョージ・H・W・ブッシュ(George H. W. Bush)氏の大統領在任を祝う記念式典で、「大統領選に出馬するか否かを年末までに決断する」と発言。共和党内の既成勢力に動揺を与えた。
米NBCニュース(NBC News)と同国紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が今週行った世論調査の結果では、バーバラ・ブッシュ(Barbara Bush)元大統領夫人が今年1月、「2、3家族以上の出身者が大統領を目指すべきだ」と発言したことについて、回答者の69%が「同意する」と答えた。