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応用栄養学特論

1■とはずがたり:2003/07/13(日) 00:11
一応「学問」の掲示板なのでそれっぽいタイトルにしただけです。
好きな喰いもんを食いしん坊どもが語らうスレです。

1656とはずがたり:2016/08/23(火) 08:19:38
「世界の山ちゃん」創業者 山本重雄さん死去
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160822/k10010647971000.html
8月22日 15時45分

手羽先のから揚げなど、いわゆる「名古屋めし」で知られる居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」の創業者、山本重雄さんが大動脈解離で21日、亡くなったことが分かりました。59歳でした。
店を運営する会社によりますと、山本さんは、岐阜県関市の出身で自衛隊の隊員などを経て昭和56年に名古屋市の繁華街に1号店をオープンさせました。「名古屋めし」と呼ばれる手羽先のから揚げなどを看板メニューにして売り上げを伸ばし、現在は愛知県内を中心に東京や関西など全国に71店舗を展開しているほか、海外の台湾やタイなどにも進出しています。
山本さんはチェーン店の運営会社の会長を務めていましたが、21日朝、自宅で体調を崩して名古屋市内の病院に運ばれ、大動脈解離で亡くなったということです。
名古屋市長「名古屋のシンボル作った重要な人」
亡くなった山本重雄さんと親交があったという名古屋市の河村市長は、22日の記者会見で「ゼロからたたき上げで商売を始め、名古屋のシンボルを作った地域にとって重要な人だ。商売の神髄を語るなど話もおもしろい人で、亡くなったことは大変悲しい」と述べました。

1657とはずがたり:2016/08/25(木) 18:05:12
くら寿司の新卒採用ページがヤバすぎる!「ビッくらポン!とはビッグバンである」と宇宙的発想
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1472108308336.html
Excite Bit コネタ 2016年8月25日 16時22分

1658とはずがたり:2016/08/25(木) 20:57:18
2016.08.16
企業・業界 企業・業界
マック、スイートコーン注文したら厨房から「死ね」の声…追加注文すると店側が拒否
http://biz-journal.jp/2016/08/post_16322.html
文=編集部

 マクドナルドの店舗で、店員が客の注文を意味もなく断るという暴挙をしたと話題になっている。体験者がTwitterでその時の様子を語っているので紹介していこう。
 Aさんは、マクドナルドのサイドメニュー「スイートコーン」(220円)を注文した。この商品はコーンの素朴な甘みと、噛むたびにはじける食感を温かい温度で楽しめる風味豊かなメニュー。いたって普通のメニューを普通に注文しただけだが、Aさんによると厨房裏から「誰だよコーン頼んだ害児、あれ熱いんだよ、死ね」と聞こえてきたという。
 これでAさんの闘志にメラメラと火が付き、さらに3つスイートコーンを注文した。その後、さらにAさんは追加でスイートコーンを5個注文しようとしたところ、「申し訳ございません、お客様にはこれ以上スイートコーンをお出しできません」と断られたそうだ。また、厨房ではスイートコーンをつくっている店員が謎のカウントダウンをしていたらしい。
 他店のマクドナルド店員からの情報では、スイートコーンはレンジで加熱して提供するものらしく、バーガー類を焼く作業に比べるとまったく熱くないようだ。また、単品220円とマクドナルドにしては割と高い商品で、調理の手間がほとんどないため企業としては絶好の商品でもある。
 ただ、スイートコーンは朝にその1日分の出数を予測して準備しておくため、在庫が切れると焼き直すという手間があるそうだ。あまり売れない商品のため在庫管理が難しく、Aさんのようなイレギュラーな客がくると、結構な手間がかかってしまう可能性は確かにある。

(以下略)

1659とはずがたり:2016/08/28(日) 18:17:03
一貫してデフレ企業支持の俺である。

「牛丼御三家」デフレで復活?…客数右肩上がりの理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160827-00000007-zuuonline-bus_all
ZUU online 8月27日(土)10時40分配信

アベノミクスの停滞で再びデフレ色が強くなってきて、風向きも変わりつつあるようだ。小売りのしまむら <8227> 、外食のサイゼリヤ <7581> 、マクドナルド <2702> 、そして「牛丼御三家」など、デフレ勝ち組が戻ってきているのだ。アベノミクスでインフレ政策がとられ、ここ数年は停滞傾向だったが、牛丼御三家の既存店売上が盛り返している。

■復活の「牛丼御三家」、客数も売上も各社上昇中

吉野家ホールディングス <9861> は8月5日、「吉野家」の8月の月次既存店売上が、前年同月比2.3%増であると発表した。4月以来、4カ月連続でプラスを維持している。3〜7月までの今上期累計では2.1%増。2016年2月期は、上期の既存店売上が2.4%増、下期は0.8%減と下期から明らかに減速していたので、足元の持ち直し傾向は明らかだ。

注目は吉野家に客足が戻ってきていることだ。既存店客数は、2016年2月上期が2.7%減、下期が9.8%減と大きく減少。2014年12月に牛丼並盛りを300円から380円に、値上げしたことが大きかった。すき焼き鍋などの季節商品で、客単価上昇を見込み、客数減を補なおうとしたのだ。課題となっていた客数は、今上期累計で4.4%増とプラスに転じている。

松屋フーズ <9887> の松屋の7月の既存店売上は7.3%増で、4〜7月の上期累計では5.8%増と、吉野家よりもさらに高い伸び率である。松家では客数も上期累計で4.6%増と、客単価とともに伸びている。

ゼンショーホールディングス <7550> のすき家の7月の既存店売上は8.4%増、4〜7月の上期累計では2.3%増、客数は1.6%増となっている。すき家は2015年、人手不足問題をネットでたたかれ、7〜8月の売上が特に大きく減ったが、その反動で高い伸びとなっているようだ。

■デフレ勝ち組、復活の共通点は「復刻」?

デフレ勝ち組が盛り返した取り組みのキーワードに、「復刻」があげられる。

吉野家は4月から、豚丼の復刻販売を始めた。豚丼は2003年の米BSE問題をきっかけに、04年〜11年に販売していた商品だ。牛丼の再開や新商品の投入により、豚丼は発売を停止していたが、根強いファンからの要望があったため復刻した結果、2カ月で1000万食を売るヒット商品となった。販売価格は当時と同じ330円と、牛丼よりも50円安い価格設定も歓迎されたようだ。牛丼値上げ、すき焼き鍋やベジ丼といった、単価値上げ戦略とは違ったアプローチだが、このヒットが客足の回復に寄与していることは間違いなさそうだ。

思えば、マクドナルドの既存店の復活も、チキンタツタや55年のスモーキーアメリカ、71年の炙り醤油といった復刻版が大きな役割を果たしている。牛丼やマックを食べて頑張った団塊の世代も店に戻り、新しい顧客も新鮮で魅力的な商品として足を運んでいる。

1660とはずがたり:2016/08/28(日) 18:17:19
>>1659-1660
■松屋は「定食屋」として展開する戦略

松屋はむしろ牛丼屋から定食屋へと、スタイルをシフトさせている。6月には創業50周年記念で、ワンコインキャンペーンを行っている。定番の人気メニュー「牛焼き肉定食」590円を500円で提供したのだ。ワンコインというアピールと、牛丼でなく牛焼き肉定食を選んだところに松屋のこだわりが感じられる。

松屋はカレーもスパイシーでおいしいと、一定の顧客層をすでに獲得している。 今後も、牛丼もカレーも楽しめる定食屋という、スタイルを続けていくのだろう。7月の松屋の新商品ラインアップをみても、その心意気を感じる。7月の新メニューは「茄子と豆腐と粗挽き肉の四川風麻婆定食」「山形だし牛めし」「スタミナ肉野菜炒め」だ。ほかの2社が販売している鰻を発売していないのも、同社のこだわりだろう。

■すき家は牛丼・カレーのバリエーションを充実させる戦略

すき家も昨年の人手不足ショックから、回復してきている。深夜のワンオペレーションなど、人手不足問題がネット上でやり玉にあがり、閉店を余儀なくされる店もあったほどだ。外国人の積極採用で人手不足は解消したようで、既存店の伸びが目立ち始めた。同社は牛丼やカレーのバリュエーションで勝負している。

主力の牛丼では、「とろ〜り3種のチーズ牛丼」「ねぎ玉牛丼」「わさび山かけ牛丼」など人気メニューも多く、10種類程度のバリュエーションを用意している。今年の夏は「アラビアータ牛丼」を期間限定発売。「激辛注意!すき家史上最も辛い牛丼登場!!この体験無くして夏は終われない!?」と、辛いものマニアにはたまらない広告を打っている。

カレーも、夏限定の辛い「アラビアータカレー」や、夏野菜たっぷりのカレーなどを10種類程度展開しており、専門店にも劣らない品揃えだ。

■吉野家はちょい飲み、松屋は揚げ物、すき家は…?

主力の牛丼以外でも、各社の個性が光る取り組みが続々出てきている。

吉野家はチョイと一杯の居酒屋「吉?み」。牛煮込み350円とビール350円でも軽く楽しめるほか、もちろん牛丼も味わえる。〆の牛丼は300円だ。焼酎が飲みたかったらデジタルボトルキープで、全国どこでもボトルが出てくる。気軽さ・使いやすさを売りにしている。

松屋は、揚げ物系「松のや・松乃家・チキン亭」。今トレンドのトンカツ形態、唐揚げ形態のチェーン店に力を入れ始めている。

すき家を展開するゼンショーは、M&Aを成長のドライバーとしている。たとえば2005年になか卯、07年にはジョリーパスタを買収した。規模を拡大することで、全体のオペレーションのコストを下げる戦略だ。

アベノミクスの停滞で、デフレ色がまた色濃くなってきたこともあり、牛丼御三家などの巻き返しが目立ち始めている。消費者としては、どちらにしても、おいしいものが安く食べられる店を応援していきたい。

平田和生(ひらた かずお)
慶應義塾大学卒業後、証券会社の国際部で日本株の小型株アナリスト、デリバティブトレーダーとして活躍。ロンドン駐在後、外資系証券に転籍。国内外機関投資家、ヘッジファンドなどへ、日本株トップセールストレーダーとして、市場分析、銘柄推奨などの運用アドバイスをおこなう。現在は、主に個人向けに資産運用をアドバイスしている。

1661とはずがたり:2016/08/30(火) 11:47:43
善玉が少ないといつも結果が出る俺だがリコピンが良いらしい。たまたまトマトジュース買ってきて飲んでたととこだ♪

実は間違いだらけ!?血中コレステロールの常識
http://shop.kagome.co.jp/lp2/lycopenecf_l/?adid=mh701C

1662とはずがたり:2016/09/04(日) 16:38:37

許せんな,JR東海。

「うなぎパイ」がJR名古屋駅から消えた 「赤福」まだ売っているのに何故だ?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000007-jct-bus_all
J-CASTニュース 9月2日(金)19時7分配信

 夜のお菓子「うなぎパイ」が、JR名古屋駅構内にある売店という売店からすべて消えた。

 うなぎパイは、静岡県浜松市の春華堂が1961年から製造・販売。独自の「うなぎパウダー」をパイ生地に練りこんで焼く、パイ職人の手わざから生まれる洋菓子で、「浜名湖名産」として知られている。

■東海キオスク「他のおみやげ品との兼ね合い...」

 JR名古屋駅といえば、うなぎの養殖で知られる浜名湖が近く、銘菓「うなぎパイ」は駅構内の売店「キヨスク」で、それこそ当たり前のように売られていた。そのうなぎパイが、突然のように「消えた」というのだ。

 キオスクでは2016年9月2日時点で販売されておらず、東海キオスクによると、うなぎパイの取り扱いをやめたのは2016年2月からで、現在は名古屋駅の新幹線地下街ESCA内にある「GIFT KIOSK」で販売しているという。当時、貼り紙などによる告知はしなかったが、「お客様からのお問い合わせもあって、店員には『GIFT KIOSK』に案内するよう指導しました」と話している。

 うなぎパイがJR名古屋駅から「消えている」との情報は、2016年8月30日、ツイッターへのある投稿をきっかけに、瞬く間に広がった。

 情報拡散のきっかけとなったツイッター主は、春華堂のお客様係に自ら問い合わせたようで、
  「JR名古屋駅売店からのうなぎパイ消滅の件、春華堂への問い合わせで真相判明。東海キヨスクの方針変更で名古屋駅の売店では愛知県の名産品のみ取扱うこととなり、やむなく撤収となってしまったよし」
と寄せた。

 東海キオスクは、うなぎパイの販売を取りやめた理由について、「地元の名産品を置きたいことはありますが、他のおみやげ品との兼ね合いや販売状況をみて(商品を)入れ替えました」と説明。「うなぎパイの売り上げがよくなかったわけではありません」ともいう。

 しかし、「名古屋駅から完全になくなっているわけではありません」と言い、「うなぎパイは『GIFT KIOSK』に集約して、お客様のニーズにお応えしています」と話した。

 ちなみに、東海キヨスクのホームページにある「駅別売れ筋お土産ランキング」で、JR名古屋駅の第1位は赤福餅。2位が「ゆかり」(坂角総本店)、3位が「ゆかり名古屋黄金缶」だった。「うなぎパイ」の名はなかった。

製造・販売の春華堂「販売再開に向けて協議中」
 一方、うなぎパイの製造・販売元の春華堂は、2016年9月2日のJ‐CASTニュースの取材に、「(ツイッターによる情報の拡散で)お客さまからのお問い合わせが相次いでいます」と、対応に追われた。

 春華堂によると、うなぎパイは1日20万本を生産しており、「インバウント需要もあって、15年は大きく売り上げを伸ばしました」という。それが、JR名古屋駅構内での取り扱いを休止して以降は大きく売り上げを減らし、「JR名古屋駅での取り扱いは30年以上の実績があり、(売り上げの)かなりのウエートを占めています。非常に大きな打撃を受けているのは事実です」と話す。

 同社では、今回のツイッターなどでの情報拡散が憶測を呼び、なかには誤解を招く表現があったことから、急きょコメントを発表。「休止後の反響は予想以上に大きく、多くのお客様から名古屋駅でも購入したい、とくに浜松駅に停車しない『のぞみ』をご利用のお客様に多大なご迷惑をおかけしており、お困りの声も多くお寄せ頂いております」としている。そのうえで、「弊社としてもお客様のご要望に感謝し、そのお声にお応えするためにも販売再開を望んでいる状況であります。引き続き1日でも早く再開できるよう努めてまいります」と、販売再開に向けて、東海キオスクと協議中であることを明かした。

 なお、うなぎパイは、7月からは東京‐大阪間を走る新幹線「のぞみ」と「ひかり」で車内販売(一部)しているほか、現在はJR名古屋駅・新幹線地下街ESCA内の「名古屋みやげ処」やジェイアール名古屋タカシマヤの和洋菓子銘菓百撰(地下1階)などで販売している。

1664とはずがたり:2016/09/07(水) 00:22:29
サーティワンアイス、40年ぶり赤字のピンチ
異業種ライバルのコンビニに客を食われる
http://toyokeizai.net/articles/-/92909
二階堂 遼馬 :東洋経済 記者 2015年11月18日

アイスクリーム店「バスキン・ロビンス31アイスクリーム(以下、サーティワンアイス)」を運営する、B-R サーティワンアイスクリームの2015年12月期が、1975年度以来、実に40年ぶりの最終赤字に転落する可能性が浮上してきた。夏場の天候不順、コンビニエンスストアに需要を食われたことなどにより、既存店売上高が5期連続で前年割れ。原材料の高騰、新工場稼働に伴う償却負担増も、採算を圧迫する。

B-R サーティワンアイスクリームは、「ダンキンドーナツ」や「バスキン・ロビンス」を運営する米ダンキン・ブランズ社と、ライセンスおよび技術援助契約を締結している。それによって、日本におけるアイスクリーム類の製造・販売、フランチャイズ方式によるアイスクリーム販売の組織化、運営に関するノウハウ提供を受けている。

会社が第3四半期(2015年7〜9月期)決算発表と同時に発表した下方修正値は、売上高184億円(前年同期比1.1%減)、営業利益0.9億円(同85.5%減)、経常利益1.3億円(同78.5%減)、最終利益0.1億円(同96.4%)だった。修正要因はアイスクリーム販売の最盛期である、7〜9月期の天候不順だったことがあるが、「徐々にコンビニから需要を食われていることも大きい」(管理本部経営企画室担当者)という。かろうじて最終黒字を見込む計画だが、予断を許さない状況だ。

上期40円だった配当に関しても期末は未定とする。同社は近年、上期40円、期末40円を配当してきた。仮に通期で減配となれば、1988年度以来、27期ぶりとなる。

アイス専業店では圧倒的な強さ

サーティワンアイスの店舗は、9月末時点で1181店舗。アイスクリームチェーンは他にも、オレンジフードコートが運営する「ディッパーダン」(2014年4月末時点、124店舗)や、コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンが運営する「コールド・ストーン・クリーマリー」(9月末時点、約30店)などがあるが、アイス専業店という形態では、サーティワンアイスの店舗数が群を抜く。

アイスクリームの市場規模自体は、順調に伸びている。一般社団法人日本アイスクリーム協会によると、アイスクリーム類および氷菓販売金額は2014年度に4369億円で、3年連続で拡大した。同協会資料で、最もさかのぼれる2005年度の市場規模と比べると、2割以上の伸びを示している。

ただし、アイスクリームチェーンには、かつて異業種だったコンビニという存在が立ちはだかり始めた。大手3社が加入する一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会によると、コンビニの店舗数は、9月末時点で5万3108店あり、サーティワンアイスなどのアイス専業店よりも規模は格段に大きい。これまでコンビニのアイス販売とアイス専業店の販売とは食い合わなかったが、「近年コンビニもアイス販売に力を入れており、競合になった」(前出担当者)と見られている。

アイスクリームのメーカー別シェアは、「爽(そう)」や「モナ王」を販売するロッテ、「ジャイアントコーン」や「パピコ」を販売する江崎グリコなどが、上位を占めている。これらの商品がコンビニを経由して売れていることが、サーティワンアイスのシェアを奪っているようだ。

1665とはずがたり:2016/09/07(水) 00:22:45
>>1664-1665

驚異の「セブンプレミアム」

コンビニ自身もアイスの商品開発に力を入れ始めた。8月末時点で1万8092店舗ある最大手「セブン-イレブン」の運営会社セブン-イレブン・ジャパンでは、PB(プライベート)商品「ワッフルコーン」シリーズ(税込み183円)が売れ筋へと成長。セブン&アイ・ホールディングスが手掛ける、PBの総称「セブンプレミアム」シリーズは、すでにアイテム数が3000を超えている。2016年2月末には「セブンプレミアム」全体で、年商1兆円に到達する勢いだ。

アイスメーカーとのコラボ開発も進めている。「ハーゲンダッツ」シリーズのハーゲンダッツ ジャパンと「ジャポネ <抹茶アズキ>」、赤城乳業の「ガリガリ君」と「スイーツなガリガリ君?ミルクたっぷりとろりんシュー味」などを発売したことを皮切りに、続々と新商品を投入している。

「4〜5年前から、アイスは年間を通じて買われるようになってきており、それに合わせて新しい商品の開発を進めている」(セブン&アイ・ホールディングス広報部)。こうしたアイス市場の潜在力に目覚めたコンビニの攻勢が、サーティワンアイスの足場をジリジリと崩している。

売上高が縮小する中、B-R サーティワンアイスクリームにとってさらに打撃となるのが、コストの増加だ。

まず、海外から輸入するアーモンドやフレーバーといった添加原料が、為替の円安を受けて上昇している。同社の場合、海外から輸入する原料は、全体の30%程度を占める。さらには国内の酪農家減少に伴う、構造的な供給減も影響。酪農家の戸数は、2015年の全国飼養戸数が前年比4.8%減の1万7700戸と、さかのぼれる範囲で19年連続減少中だ。1996年と比べ、その数は、実に約4割まで減少している(一般社団法人Jミルク調べ)。これによって、クリームミルクや脱脂粉乳といった、主原料の価格も上昇している。

原料価格の上昇は、アイスクリーム業界全体に与える影響だが、同社固有の誤算も見逃せない。2015年4月に稼働した第2の生産拠点、神戸三木工場の稼働率が思うように上がらず、償却負担が重くのしかかっている。同工場の稼働は、最高益を更新した4〜5年前に決定した事案だが、市場環境の変化で目算が大きく狂ってしまった。

「キューブナイン」で巻き返しなるか

巻き返しに向けて、同社も手を打っていないわけではない。目玉となりそうなのが、2015年12月に発売を予定する、アイスクリームケーキ「CUBE9(キューブナイン)」。単価は税込み4300円から(店舗によって価格は異なる)に設定しており、販売が伸びれば、業績への貢献度が大きい。

ただ、キューブナインは当初7月に発売する予定だったところ、成形に問題があり、発売時期が12月にずれ込んだ。これによって、当初、実施する予定だったキューブナイン単体でのテレビCMを取りやめることになったことは、気がかりだ。

たとえ天候不順が一巡し、一時的に業績が浮上したとしても、当面は低調な販売トレンドが予想される。主原料の仕入れ価格上昇や償却負担の発生も、継続的にダメージとなろう。子どもたちをはじめ、幅広い層に支持されてきたサーティワンアイス。コンビニというかつて異業種だった存在と、互角に戦うことができるのか。かつてない苦境を迎えていることは間違いない。

1666とはずがたり:2016/09/07(水) 12:45:38
<ミックスジュース発祥>また消える昭和…名物喫茶店が閉店
毎日新聞社 2016年9月7日 01時01分 (2016年9月7日 09時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160907/Mainichi_20160907k0000m040140000c.html

千成屋珈琲店のミックスジュース=提供写真

 関西で根強い人気を誇る「ミックスジュース」。その発祥といわれる大阪の名物喫茶店が閉店した。新世界(大阪市浪速区)にある「千成屋(せんなりや)珈琲店」。残った果物を活用しようと、店の初代が考え出したのがミックスジュースの始まりという。そんな名店が惜しまれつつ、約70年の歴史に幕を閉じた。

 ◇ドロッとおいしく70年…大阪

 3代目の店主、恒川豊子さん(73)が体調を崩し、昨年末から店を休業していた。恒川さんは「楽しみにしている人のために店を開きたかったが、体がいうことをきかない。申し訳ない」と話す。

 義父の一郎さんが1948年、新世界のジャンジャン横丁で果物店を開いた。売れ残った果物を無駄にしないように、一郎さんはリンゴ、ミカン、モモ、バナナに牛乳と砂糖を加え、ミキサーにかけて売り出したが、これが人気を呼んだ。60年には業態を喫茶店に変え、看板メニューに加えた。やがて他の喫茶店もメニューに取り入れ、雑誌などで「発祥の店」と紹介されるようになった。

 恒川さんは昨年末から体調を崩し、今年7月、廃業を決めた。店の常連で新世界町会連合会の大西幸次郎会長(65)は「他店のものと氷の使い方が違い、ドロッとした感覚がクセになるおいしさだった」と残念がった。【村田拓也】

1667とはずがたり:2016/09/10(土) 23:31:18
国産食材でも280円、「鳥貴族」が独走するワケ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160910-00135451-toyo-bus_all
東洋経済オンライン 9月10日(土)5時0分配信

国産食材でも280円、「鳥貴族」が独走するワケ
サラリーマンだけでなく、若者や女性、シニアまで取り込むことで業績を伸ばす鳥貴族(写真:記者撮影)
 若者のアルコール離れや競争激化で、ワタミや大庄といった居酒屋チェーンが軒並み苦戦する中、全品税抜280円均一の焼き鳥チェーン店、鳥貴族が快走を続けている。

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 同社が9月9日に発表した前2016年7月期決算は、売上高245億円(前期比31.3%増)、営業利益は15.9億円(同42.7%増)と過去最高を記録。今2017年7月期も売上高307億円、営業利益19.5億円と増収増益を見込む。

■低価格と店作りが革新的だった

 鳥貴族は1985年、大阪府東大阪市に1号店をオープンした。「焼き鳥屋」という業態にありがちな赤提灯にカウンター、お客や中高年男性といった典型的なイメージを払拭。若者や女性でも入りやすい、テーブル席を増やし、明るい店舗作りを打ち出した。

 さらに商品戦略でも、メニューを1品280円という低価格で統一。こうした取り組みが功を奏し、地盤の関西を中心に徐々に店舗数を増やしてきた。

 2005年に東京に進出、2008年にはグループで100店舗に達している。2016年7月末時点で関西、関東、東海の大都市圏に492店を展開と500店舗が目前に迫る。

 際立つのは既存店の好調さだ。開店から12か月以上経過した既存店売上高の前年対比は2014年3月以来、この8月まで実に29か月連続してプラスとなっている。同業他社の多くが値上げや販促を強化しても前年並みが確保できない状況を考えれば、鳥貴族の好調さは群を抜いている。

国産と店内串打ちにこだわる
 鳥貴族のメニューは全品税抜280円なので、定番メニューである『もも貴族焼き』など5品と生ビールを2杯頼んでも税込2100円台で納まるというコストパフォーマンスが売り。創業当初から鶏肉は国産のみを使用し、それも各店舗で串打ち仕込みをするという、手間暇をかけるスタイルを貫いている。

 そのこだわりについて社長の大倉忠司氏は「鶏肉は肉の中でも一番劣化が早い。そして串打ちはどうしても手が入るので、劣化スピードがさらに速まる。おいしく新鮮な焼き鳥を提供するには、お客様の口に入る少しでも手前で串打ち、仕込みすることが高品質な焼き鳥につながる」とした上で、「そこが既存のチェーン店との大きな違いだ」と断言する。

■10月には食べ物の全メニューが国産に

 国産品へのこだわりは鶏肉にとどまらない。現時点で約60品あるフードメニューのうち、国産比率は98.2%に達する。今度の10月から始まる秋冬メニューでは牛肉と枝豆を国産品に切り換え、100%を達成する計画だ。

1668とはずがたり:2016/09/10(土) 23:31:43
>>1667-1668
 「食材の国産化を進めることで価値向上、客数向上、ひいては既存店売上向上につながる」と大倉社長は強調する。

 その一方で、出店を大都市圏に集中、その店舗も商業ビルの地下階や2階以上など家賃の安いところへ出店することで、運営費用を抑えている

 同社は、焼き鳥専門店としては2012年にシェアトップになって以来、2位との差を年々広げている。2014年にジャスダックに株式を上場、2015年に東証2部へ市場変更、今年には東証1部に指定されている。大倉社長が、ジャニーズグループ「関ジャニ∞」の大倉忠義さんの父親という点も相まって、ここ数年で急速に知名度を上げた。

 大倉社長は「既存店が好調に推移している大きな要因として280円均一を守っていることが大きい」と分析する。外食業界が値上げを進める中で、価格を据え置いた鳥貴族は客数の大幅増加となった。また知名度の上昇に伴って、家族連れやシニアなどにも客層が広がったことも既存店の好調な要因となっている。

 ただ、足元では人件費の上昇が進んでいる。もともと居酒屋業態は不人気職種な上、全体的な人手不足も拍車をかけ、時給単価だけでなく採用コストの上昇も頭の痛い問題だ。

 そこで鳥貴族が取り組んでいるのが生産性の向上だ。たとえば注文状況を示すモニターを焼き台の近くに設置し、調理の作業効率を上げるというもの。また関東圏の店舗では座席注文システムを導入して、注文取りの業務そのものを減らしたり、配膳時間を短縮する取り組みを行っている。

5年後に1000店舗を目指す
 さらに繁華街にある店舗では営業開始時間を1時間早めて午後5時に開店することで、ゴールデンタイムといわれる時間帯に2回転めの客を受けられるような工夫を行っているところもあるという。

■今後も快走を続けられるのか

 こうした実証実験を踏まえ、今期中に成功事例を全店へ展開し、「1店舗当たりの人員を約1名削減することを目指す」(大倉社長)という。

 鳥貴族は既存店の堅調さを背景に今後も年間50店超の積極的な出店を続ける方針。5年後の2021年7月期までに現在の倍近い1000店舗体制を目指す目標を掲げる。しかも、他社のような複数のブランドを持つのではなく、「鳥貴族」だけでこの目標を達成させる計画だ。

 ただ、外食業界では、同じ業態のままでは、いずれ顧客に飽きられるという”業態寿命説”がある。2000年代に入ってから業界を席巻したマクドナルドやサイゼリヤもピーク時に比べれば収益の停滞は明らかだ。

 大倉社長は「単一ブランドならば、ひとつの業態に資本、人材、ノウハウを集中できるので非常に効率が良い」と強調する。はたして鳥貴族はこのまま停滞する居酒屋業界の中で、独走を続けることはできるのか。

小松 哲也

1669とはずがたり:2016/09/10(土) 23:51:10

2016年9月10日
現金よりもピザ。従業員のやる気を引き出す最も効果的報酬はピザであることが判明(米研究)
http://www.excite.co.jp/News/odd/Karapaia_52224514.html

 ピザ大好き国家、アメリカの研究である。

 月曜の朝、職場に到着すると3通のメールが届いている。いずれもその日の成果に対する報酬を約束するものだ。1通目には現金のボーナスが。2通目は上司から滅多にもらえない褒め言葉。そして、3通目にはピザの無料クーポンが提示されている。さてこれらのうち、社員のその日一日の仕事のモチベーションが最もあがるのはどれだろうか?

 アメリカ、ニューヨーク州デューク大学の心理学と行動経済学の教授であるダン・アリエリーの実験によると、1位がピザだったそうだ。そして、2位には僅差で褒め言葉がくる。

工場勤務者に3種の報酬メールを発送しその日の成果を測定

 彼の著書『Payoff: The Hidden Logic That Shapes Our Motivations(給料日:やる気を形作る隠れた論理)』では、イスラエルにあるインテルの半導体工場で働く従業員が参加したある実験について語られている。

 その実験では、まさに先ほど説明したようなことが起きたのだ。従業員は週明けに「現金(約3000円)」、「ピザ」、「ボスからの褒め言葉」のうちの1通の報酬に関するメールを受信した(ただし、4分の1は対照群としてメールを受け取っていない。ゆえに報酬もなし)。

 この工場はこの類の実験には理想的な場所だった。なぜなら、そこで作られているものは有形のもの(無数のコンピューターチップ)であり、計測可能だったからだ。もっともやる気が引きだせていたのはピザ

 実験初日が終わったとき、従業員からもっともやる気を引き出していたのピザだった。対照群との比較で、生産性が6.7パーセント上昇していたという。

 そして次が上司からの褒め言葉(上司から「よくやったぞ!」というメールが届く)で、生産性を6.6パーセント上昇させた。

 更に会社にとってかなり驚きだったことに、現金のボーナスでは4.9パーセントと最下位の結果に終わっている。


現金報酬を受け取ったグループは2日目以降生産効率が一番落ちる

 30ドル(約3,000円)はそれほど大きな額ではないが突然の報酬となればうれしいはずだ。ところがその後数日で意外すぎる結果が生まれる。2日目、現金ボーナスが提示されたグループは、ピザ・褒め言葉などの対照群と比べて、13.2パーセントも生産性が落ちたのだ。

 それから数日はこの結果が続く。そして、1週間全体としては、会社が資金を投じたにもかかわらず、生産性が6.5パーセント低下するという結果に終わった。従業員の目には、現金のボーナスはインセンティブを提示されないよりも嫌なものに映ったのだ。

 もちろんピザも、時間が経つとその生産性は徐々に低下し始め、一週間が終わる頃にはその効果がほとんど見られなくなったものの、現金に比べれば依然として高い。

1671とはずがたり:2016/09/20(火) 18:48:39
対象スレはこの辺かね?

築地市場の豊洲移転 費用2000万で40の仲卸が廃業説
http://www.news-postseven.com/archives/20160903_444812.html
2016.09.03 16:00

築地の移転で引っ越し費用が1店1000万〜2000万とも

 石原慎太郎東京都知事から計画が進んでいた築地市場移転。しかし、この度、小池百合子都知事が築地市場移転を延期することを正式に発表した。ここで改めて築地市場の歴史を振り返ってみよう。

 築地の前身は徳川家康の江戸時代、日本橋に作られた魚河岸だ。当初から日本の食の流通を担い、300年間続いた日本橋魚河岸は、1923年の関東大震災で焼失したため、築地の海軍省所有地を借り受けて、臨時の東京市設魚市場が開設された。これが築地市場の始まりである。

『築地の記憶』(旬報社)の著者で築地市場に勤めた歴史ライターの冨岡一成さんが解説する。

「魚問屋が作った私設市場だった日本橋魚河岸とは違い、築地は東京都が開設する公設市場です。卸売市場法という法律のもと、生鮮品の安定供給と公正で公平な取引を目的に開かれる市場です」

 公正で公平な取引のために行われるようになったのが、築地名物の「セリ取引」だ。

「昔の築地市場はセリが命で、ほぼすべての生産物はセリで価格が決まっていましたが、現在ではマグロやエビ、一部の生鮮品に限定されています。

 セリ取引では卸が売手となり、全国から集荷された生産物をなるべく高く売ることで生産者の利益を守る一方、仲卸は消費者の立場になってなるべく安く買いつけようとする。そのせめぎ合いで価格が決まる公平なシステムです」(冨岡さん)

 築地のブランドと評価を支えてきたのは卸業者と仲卸業者だ。卸業者は築地に7社あり、日本全国のみならず、全世界から魚を集めてくる集荷機能を担っている。

 一方の仲卸業者は、卸業者との間でセリなどにより値決めを行う評価機能、小売業者向けに小分けにして売る分荷機能を担うが、とりわけ仲卸業者の評価は「目利き」、すなわち魚の状態を見極める重要な役割を演じる。

「マグロは人気が高く、値段も高いけど、実は魚を割ってみるまで本当の品質はわかりづらい。実際に割ってみたら“何だこれは”なんてことも結構あります。中身が見えない魚に値段をつけるマグロセリはギャンブルのようなものです。仲卸は見た目、肉質、手触り、においなど五感をフルに働かせて、慎重にマグロを見極めますが、最終的にはリスクを背負った商いとなります」(冨岡さん)

1672とはずがたり:2016/09/20(火) 18:48:56
>>1671-1672
 築地の強みはこの目利きの業者がそろっていることだ。「大物」と呼ばれる、マグロの仲卸業者だけでも生や冷凍専門などに分かれ、その数は約200社にのぼる。

 マグロといえば青森県大間町が産地として有名だが、仲卸業者は産地のブランドイメージにとらわれず、自分の感覚を信じて魚の価値を判別する。このため、一般的には知名度の低い沖縄産のマグロが最高値を付けることもある。

 そんなプロ集団の仲卸業者に腕利きの料理人も厚い信頼を寄せる。築地は銀座にほど近く、銀座の鮨店や日本料理店、天ぷら店など日本を代表する店の料理人が足繁く市場に通う。

 ミシュラン2つ星も獲得している銀座にある老舗の天ぷら店「天ぷら近藤」の店主・近藤文夫さんもその1人だ。この26年間、毎朝欠かさず築地に通い続けている近藤さんは、「魚を見る目を持っているのが仲卸です」と断言する。

「ウチはキスだけで毎日90本買いますが、いつも信頼する2社の仲卸に頼んでいます。事前に注文はしないけど、仲卸は暗黙の了解で江戸前の魚を確保してくれます。たんに魚を買うのではなく、最高の魚を手に入れてお客さんに提供するのが私たちの仕事。そのために魚を見る目を持つ仲卸と信頼関係を築くことが何より大事なんです」(近藤さん)

 銀座の名店も支える仲卸業者だが、近年、その数は減少しつつある。1990年代半ばには、1000を超えていたが現在では600社ほどになっている。

 スーパーマーケットなどの小売店で仲卸を通さない卸売との相対取引が主流になったことや、消費者が産地直送で買うケースが増えたことなどで仲卸業者が衰退しているのだ。

 前出・猪瀬さんの指摘。

「仲卸の中でも規模が小さいところは苦境に陥っています。たとえて言えば、家電量販店ができたら街の小さな電気屋がつぶれるようなもの。大手スーパーは産地と直接取引するため、築地は地盤沈下しています。そのため、市場全体の取引量が増えるであろう豊洲に移ることが、彼らが生き残る道だと思います」

 しかし、当の仲卸業者からは、移転で一層経営が苦しくなると悲鳴が上がっている。移転に伴う費用は各業者の負担となるからだ。前出の仲卸業者の女将が苦渋の表情でつぶやく。

「今使っている冷蔵庫などもサイズが合わないから買い替えないといけない。引っ越し費用だけで1000万〜2000万円もかかる。特別に低利子で借りられるけど、向こうで儲かる見込みもないのに借金はできません。私からすれば、豊洲移転にいいことは1つもないけど、皆さんが行くなら一緒に行くしかない。私らだけ築地に残ることはできません」

 前出・和知さんも厳しい現実を口にする。

「移転してお客さんが増えるならいいけど、土壌汚染や不便さでフタを開けたら閑古鳥という可能性もある。豊洲では経営が成り立たないのが最大の問題。私の知っているだけで移転を機に40店の仲卸が廃業する予定です」
※女性セブン2016年9月15日号

1673とはずがたり:2016/09/21(水) 12:33:32
食べログ点数、店に募る不信感 単純平均ではない理由は
http://www.asahi.com/articles/ASJ9J3PZMJ9JPTIL00R.html?iref=com_alist_8_01
長野佑介2016年9月21日10時52分

食べログの点数の算出方法
■投稿者の採点の単純平均では無い
■「食通度合い」によって点数への影響度が異なる
■「食通度合い」の低い投稿者の採点は反映されない(不正対策)

 口コミのグルメサイト「食べログ」に掲載される店の点数の算出方法に店のオーナーが疑問を呈し、ネット上で騒動になった。なぜここまで関心が広がったのか。

 食べログは「失敗しないお店選び」をコンセプトに2005年3月に開設。店ごとに5点満点で点数がつけられている。20日時点で掲載する飲食店数は約84万店、口コミ投稿数は約1500万件。6月の月間のアクセス数は7265万人、総閲覧数は16億4124万に上る日本最大級のグルメサイトとして知られている。

 騒動の発端は、9月6日のツイッターやフェイスブックへのこんな書き込みだった。

 「全店の食べログスコアがいきなり3・0にリセット」

 書き込み主は東京と京都でワインバル「ウルトラチョップ」を4店舗運営するオーナーの高岳(たかおか)史典さん(48)。高岳さんによると3・14〜3・01程度だった3店の点数が3・00に、3・27程度だった1店が3・05に一斉に下がった。電話で担当社員に問い合わせると「食べログの予約サービスを利用してもらわないと、サイトでの検索順位が落ちます」といった趣旨の説明があったといい、そのことも書き込んだ。

 書き込みの翌日、別の社員から「店の評価と営業活動は一切関係ない」と電話があったが、ネットでは「要求に応じないと点数を操作されるのではないか」と臆測を呼び、高岳さんのつぶやきのリツイートは3500を超えた。

 運営元の「カカクコム」(本社…

1674とはずがたり:2016/09/21(水) 12:34:59
おもしろそうw
このルールだと珍しいアウェイの方が有利だよねー。

越前おろしそば、うどん県で「全麺対決」 その勝者は…
http://www.asahi.com/articles/ASJ9L41LYJ9LPLXB002.html
矢野裕一2016年9月18日20時32分

先に300食を売り切り、甲冑(かっちゅう)姿で「勝ちどき」を上げる福井県坂井市のそば打ち隊のメンバーら=香川県丸亀市一番丁

 福井県坂井市の越前おろしそばと、香川県丸亀市の釜玉うどん。それぞれの名物麺の人気を競う「全麺対決」が18日、丸亀市一番丁の丸亀城で開かれた。用意した300食を先に売り切った方が勝ちというルールで、越前おろしそばが開始45分ほどで売り切れ、勝利した。敗れた丸亀市側は11月に坂井市に出向き、リベンジをかけて再度対決する予定。

 坂井市には丸岡城、丸亀市には丸亀城がある。両市とも、江戸時代またはそれ以前に建てられた城の天守が残る全国12都市でつくる「現存12天守同盟」に加盟しており、お互いの観光振興のため企画した。

 小雨交じりのあいにくの空模様だったが、1杯300円の食券を求め、午前10時の開始前から約150人が並んだ。

 行列の先頭にいた丸亀市の臼杵…

残り:289文字/全文:602文字

1675とはずがたり:2016/09/24(土) 13:55:18

トクホ、初の取り消し…報告怠り「悪質性高い」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00050093-yom-soci
読売新聞 9月23日(金)20時57分配信

 消費者庁は23日、日本サプリメント(大阪)が販売している特定保健用食品(トクホ)のサプリメント「ペプチドエースつぶタイプ」など6点が、関与成分の含有量が必要な量を満たしていないなどとして、表示許可を取り消した。

 取り消しは1991年に制度が始まって以降、初めて。

 同庁によると、商品にはカツオ節由来の関与成分が1日摂取目安量で5ミリ・グラム含まれるとして、「血圧が高めの方に適した食品」と表示していた。しかし同社が自主検査したところ、5ミリ・グラムに満たないことが2014年3月に判明。「糖の吸収をおだやかにする」と表示した別の商品では、関与成分が含まれていないことが分かり、合わせて今月15日に同庁に報告していた。同庁は「2年以上報告を怠り、悪質性が高い」としており、異例の取り消しに踏み切った。

1676とはずがたり:2016/09/30(金) 13:35:12
はまずし,くら寿司,スシローと並ぶ4強で嘗てはトップだったこともあったけど今は4強最下位とのこと。
あきんどスシローのイメージが強かったが既にあきんどのブランドはないようだ。そういえば最近どこでも見ないなあと思ってた所。社名に残ってたから未だあるのかと思った。

かっぱ寿司がロゴを一新、業界トップへ巻き返し図る
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20160929/Tbs_news_70854.html
TBS News i 2016年9月29日 19時42分 (2016年9月29日 21時10分 更新)

 回転寿司チェーンの「かっぱ寿司」は、来月からロゴなどを一新すると発表しました。
 「かっぱ寿司」といえば、おなじみのカッパのマークでしたが、新たなロゴはたくさん食べる楽しさをイメージして皿を重ねたデザインになっています。店内も、これまではテーブル席が中心でしたが、子連れ客がくつろぎやすいように畳張りの座敷席を設けました。

 「残念ながら大手4社と言われるチェーンでは、4番目に下がってきてしまっている」(カッパ・クリエイト 四方田 豊 社長)

 かっぱ寿司は2010年まで業界でトップでしたが、商品開発などで後手に回ったことから売り上げが低迷しています。今回のブランド一新で巻き返せるかが注目されます。(29日16:56)

1677とはずがたり:2016/10/02(日) 10:58:03
中国の月餅、「本物」でも実は要注意? 34カ国以上が輸入禁止、日本も規制
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00000507-san-bus_all
産経新聞 10月1日(土)10時30分配信

 中国では、十五夜の満月を愛でながら秋の豊作を祝う「中秋節」という伝統行事がある。今年は9月15日。中秋節では、満月に月餅という菓子を供え、一家だんらんを楽しむのが習わしになっている。一方、各メーカーや店は「月餅商戦」に力を入れ、日本でいうとクリスマスのケーキやバレンタインデーのチョコレートのように盛り上がりをみせるが、今年は、中国のニュースサイトで日本人の想像を超える数々の「ゲテモノ月餅」が登場し、話題になった。

 人民日報日本語版が取り上げたのは「ザリガニ月餅」。13種類のスパイスを利かせ、油で揚げた後にとろとろ煮込んだザリガニが丸ごと「餡(あん)」になっているという代物だ。ザリガニ月餅を製造する店は、1日100箱限定、1箱180元(約2800円)で販売している。日本人には絶対になじめない食べ物であることは間違いない。しかも高価な印象がぬぐえない。しかし、新華社日本語版サイトによると「抜群のおいしさだという」と高評価。ダフ屋が横行して1箱300元以上にまで値がつり上がるほどで、1人2箱までしか買えないという。

 新華社はほかに、「甘さとしょっぱさの絶妙なコラボが口に広がる」というインスタントラーメンや、ドリアン、ニラ、キノコを「餡」にした月餅も紹介した。月餅は日本でもなじみのある中国菓子で、一説では、国内で最初に市販したのは新宿中村屋とされる。同社のホームページによると、創業者夫妻が中国に視察旅行に出かけたときに月餅を見つけ、土産として持ち帰った。しかし、日本人の口にはなかなか合わないものだったため、創業者が工夫し、「中国の月餅」を「和菓子としての月餅」に仕立てて、昭和2年に発売を始めたという。このため、中国の本場の月餅とは見た目は同じでも中身がかなり違うのだ。

 では、中秋節に合わせて製造・販売される「本物」の月餅はどういうものか…。黒い餡の中に「タンファン」と呼ばれる塩漬けにしたアヒルの卵黄が入ったものが本物だ。漆黒の空に満月が浮かぶ様子をイメージしたといわれる。ところが、34の国が数年も前から「本物」の輸入を禁止しているという。

 人民日報日本語版サイトによると、禁止しているのは次の国だ。ドイツ、フランス、デンマーク、スペイン、ベルギー、ハンガリー、スウェーデン、スイス、ロシア、チェコ、エストニア、メキシコ、ブラジル、ウルグアイ、コロンビア、韓国、タイ、シンガポール、フィリピン、カタール、インド、インドネシア、ミャンマー、サウジアラビア、コンゴ、赤道ギニア、ナイジェリア、チャド、カメルーン、ブルンジ、ガボン、エチオピア、スーダン、リビア。

 理由は、月餅の中に詰められる餡のほとんどが肉や卵の成分を含んでおり、鳥インフルエンザや口蹄(こうてい)疫など感染症散布の危険が潜んでいるためという。また、郵送に時間がかかり、中身が変質する可能性があるとして、海外から郵送されてくる月餅の制限措置を取っている国もある。このほか、オーストラリアや英国、米国、カナダ、マレーシアなどは卵黄や肉を含む月餅の輸入を禁止し、ニュージーランドは卵黄やはちみつを含む月餅の輸入を禁止している。

 日本はどうか。厚生労働省によると、一律に輸入禁止にはしていないという。ただ、業者が輸入する中国製月餅については、日本で使用が禁止されている甘味料などが含まれている可能性があるとして、輸入規制をかけている。中国のあるサイトでは、各国の月餅輸入禁止措置について「中国への制裁措置ではない」と強調、中国人に向けて「冷静になるよう」呼びかけている。

 日本の食品メーカーの関係者によると、中国製の月餅に関しては「非衛生的な工場で作られる場合もあるし、いろいろな添加物が含まれている可能性もある」という。いずれにしても要注意ということのようだ。ちなみに、横浜をはじめとする日本各地の中華街でも、中秋節に合わせて各店が、タンファンの入った「中秋月餅」を特別に販売・提供したり、店頭に巨大な月餅を展示したりして行事を盛り上げた。横浜中華街発展会協同組合は「横浜中華街に並ぶ月餅は各店が製造している」と、安全性と味をアピールしていた。(今堀守通)

1678とはずがたり:2016/10/03(月) 09:52:29

本当に外人がわさび増量を求める事が多かったのかね?

大阪のすし店、外国人客に過剰わさび ネット炎上で謝罪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000052-asahi-soci
朝日新聞デジタル 10月2日(日)21時12分配信

 大阪・ミナミのすし店「市場ずし難波店」(大阪市中央区難波3丁目)で、外国人客に対してわさびを多めに入れたすしを提供していたとして、店を経営する藤井食品(大阪府茨木市)は2日、店のホームページに謝罪文を掲載した。インターネット上で「日本語のできない客への嫌がらせ」などの批判が相次いでいたが、同社は「差別的な意図は全くない」と否定している。

 難波店によると、外国人客からわさびの増量を求められることが多く、1〜2年前から確認せずに通常の2倍程度に増量していたという。同店には1日以降、批判の電話や無言電話が数十件寄せられていた。今後は別添えにする方式に切り替える。

 ホームページでは「インターネット各所にてお騒がせ致しましたことをお詫(わ)び申し上げます」と謝罪し、「わさびなどが苦手なお客様に対して不愉快な思いをさせてしまう結果となってしまいました」と説明。さらに「従業員による民族差別的な発言の事実は確認できなかった」とも明かしている。

朝日新聞社

1679とはずがたり:2016/10/07(金) 13:38:53
昔サイゼリアのランチは不味くてとても残念だったのに最近はコスパ最強と俺に評価されるレベル迄変わったヽ(゚∀゚)ノ
>まずいものを出さない

是非(やらないと思うけど)モーニングに参戦して欲しいと常々希ってる。

サイゼリヤは、なぜ低価格を続けられるのか 堀埜一成社長が明かす「科学的アプローチ」
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-139231.html
05:00東洋経済オンライン

ミラノ風ドリア(税込み299円)などの低価格メニューが支持されるファミリーレストラン・チェーン「サイゼリヤ」。2010年8月期に78億円の最高純益を達成。その後は、出店数の急速な増加に伴うコスト拡大、原材料価格の高騰などが圧迫要因となり利益を落としたが、2014年8月期を底に業績は回復基調にある。2016年8月期は既存店売上高、客数、客単価とも前期超えで着地し、連続増益で47億円程度となる見込みだ。低価格政策を貫くことができるのはなぜか。今後の国内成長戦略をどう描くのか。堀埜一成社長に直撃した。

――消費が冷え込み、デフレ再来という声も聞こえています。

「デフレ」という言葉については、いろいろと疑問に思っている。うちの会社は「デフレの申し子」といわれるが、それは心外だ。そもそも本当にデフレという状況なのかな。

デフレというのは需給のバランスが悪化して値下げをする。その結果、付加価値が増えず、すべてがシュリンクする。そういう状態でしょう。うちは店数も投資も伸ばしているから、デフレの申し子というのは当たらない。

「低価格帯の市場規模がもともと大きい」だけ
――それでも世の中の低価格志向が追い風となっているのは確かでは。

低価格「志向」が強まっているのではなくて、低価格帯の市場規模がもともと大きいということ。一方で高単価の外食市場は規模が小さいので、あっという間に飽和状態になる。そうすると価値を下げるか、我慢して自分の首を絞めるかのどっちかしかない。価値、品質を下げている会社はお客さんから見透かされる。

人気ナンバーワン・メニュー「ミラノ風ドリア」は税込み299円

少子高齢化といわれるけど、大切なのは市場規模をどう広げていくか。今は生産年齢人口、つまりいちばん消費する人たちの数が減っている。しかもその層はあまりおカネを持っていない。高齢者はおカネを持っているけど、将来が不安で使おうとしない。だからこそ若者にも高齢者にも高い頻度で来てもらえるメニューを出していけば、市場規模は広がる。そうやって寝ている市場を掘り起こせば、「デフレ」と言われる状態だって解消できる。

――2014年の消費増税のときでもメニュー価格の大半を据え置きました。今後も価格は上げませんか。

コストを削ったり、(同じコストでも)商品の価値を上げたりする技術があるうちは値上げしない。そもそも価値=バリューというのはファンクション(F)、すなわち提供できるメリットと、コスト(C)で決まる。まずは分子のFを上げ、合わせて分母のCを下げることが大事だ。

ほりの・いっせい●1957年富山県生まれ。81年京都大学大学院農学研究科修了、味の素入社。2000年サイゼリヤ入社。同社オーストラリア社長、商品企画部長などを経て、09年4月に創業者の正垣泰彦氏(現・会長)に代わり、2代目社長に就任

そのために、われわれがまず取り組んだのは、「コストゾーン」といわれる部分の縮小。具体的にはキッチンの面積を半分にした。小型店舗は他社にもあるが、キッチンの占める面積は意外と大きい場合が多い。

4年前からキッチンの縮小に着手し、今はそのタイプの店が100店舗になった。それによって都心の狭小地など、今まで出せなかった地域にも出店できるようになった。無駄な裏方を小さくすることで、Fを上げ、Cを下げている。

――2016年8月期は情報システムに積極的に投資しました。

今、データウェアハウスを稼働させてデータを全部そろえ、どんな情報でも引き出せるところまでたどり着いた。次はそのデータを解析できるようにしていく。「おいしさ」など魅力機能と言われるものは、数値化できないとして、誰も手を出さなかった。僕はもともと生物学が専門なので、そうした実験はたくさんやってきている。

1680とはずがたり:2016/10/07(金) 13:39:08
>>1679-1680
まずいものを出さない
たとえば味をデータ化できる。この場合、「うまい」という味覚は人によって千差万別なので、「まずい」ものをきちんと定義する。味覚と脳波との関連を研究し、味を数値化するわけ。そうすれば、まずい食事の提供を避けることができる。これらは客には見えない変化だが重要だ。今後は、会長(創業者の正垣泰彦会長)の脳波を見てみようと考えている。会長はたいへん敏感なので「嫌」というときに、いったいどういう脳波になるのかを知りたい。われわれはいずれ死ぬので、脳波を遺していこうと思っている(笑)。

――国内の既存店の改装にも注力しています。

客に見える変化もやっていこうと、改装を始めた。2016年8月期は国内店舗に20億円使う予定がまったく使えなかった。データウェアハウスを使い、どうやって着座率を上げるかなど実験しながらやっていたら、時間がかかってしまったからだ。その分、おそらく、他社に比べて面積あたりの着席数はものすごく高いはず。今期(2017年8月期)は改装を頑張ろうと思っている。

――メニューではどんな工夫をしていますか。

最近で一番分かりやすいのはプロシュート(生ハム)。工場での加工法を変え、味のレベルを格段に上げた。今年4月にはランチハンバーグの品質を変えた。肉の比率を上げ、よりジューシーにしている。もちろんハンバーグの原価率は上がったが、在庫の回転率を上げたり、軽めのソースに変更したりするなどの工夫によって、全体としてはコストを下げた。

今期(2017年8月期)後半には、スパゲッティも大きく変える。クイックパスタの新業態「スパゲッティ マリアーノ」では誰でも安定して、おいしいパスタを作れるようになった。それをサイゼリヤでも提供していく。

次の成長を支える「マリアーノ」
――クイックパスタの「スパゲッティ マリアーノ」を立ち上げた理由とは。

国内のサイゼリヤは1500店(16年8月末1028店)まで増やす予定で、今やっていることがうまくいけば、2000店までは増やせると踏んでいる。ただ、どうしてもそこで成長が止まる。それ以降は、もっと客の来店頻度の高い業態にシフトしていく必要がある。それがファストフード、ファストカジュアルだ。

うちはパスタを早く出せる技術を持っているので、「マリアーノ」を7月に東京・茅場町に出した。ボイル時間や温度などを徹底的に研究し、テイクアウトしても20?30分は麺が伸びない。手応えを感じている。

――「マリアーノ」はどのくらいの規模まで育てたいですか。

クイックパスタ「スパゲッティ マリアーノ」

早期に500店にまで増やしたい。まず目標としたのが首都圏で500店だったが、「あれ、これ地方もいけるやん」と。当社は出店していない県が16ある。地方に出て行くために、既存のサイゼリヤでキッチンを小さくして必要な投資額を下げ、利益を維持する仕組みを作ってきた。ただ、新業態店でも地方に進出していけることに気づいた。テイクアウト専門店ならば最小5坪で済む。

――テイクアウト専門店も考えているのですか。

テイクアウトも可能

10月下旬に、「マリアーノ」の近くにスープパスタ店を出す。「マリアーノ」は商品提供が早いが、それでも2分くらいかかる。コーヒーのドリップマシーンを応用して、煮詰まらず、かつ待たずに提供できるスープパスタを作る。ものすごい早い。基本的には持ち帰り専用で、いちばんファストフードに近い業態かもしれない。グリッシーニなど、日本にはない欧州独自のパンも置く。新しい食文化を提案して、みなさんにいろんな選択肢や楽しみを知ってもらえればよいと思っている。

(写真:風間仁一郎)

1681とはずがたり:2016/10/10(月) 22:49:26
マクドナルドが「使っている卵は100%国産」という謎アピールを始めた理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00000020-zdn_mkt-bus_all
ITmedia ビジネスオンライン 9月13日(火)7時56分配信

1682とはずがたり@マクド中:2016/10/24(月) 14:37:23
マクドナルドが苦戦してて参入し難いだろうが,モスの同等物が増えても面白くないなあ。打倒マクド・打倒ガストの対抗勢力の登場を求むものなり。両者の低価格路線を愛する者だが選択肢がなくて飽きる(;´Д`)

打倒マクドナルド。「牛角」がフレッシュネスバーガー買収で殴り込み
http://www.mag2.com/p/news/224321
ビジネス2016.10.20

コロワイドがフレッシュネスバーガーを買収、マックやモスを追撃

こんにちは、佐藤昌司です。外食大手のコロワイドは10月14日、「フレッシュネスバーガー」の運営会社を買収すると発表しました。フレッシュネスバーガーは首都圏を中心に約160店舗展開し、国内ハンバーガーチェーンで4位の規模です。カフェスタイルで高品質のハンバーガーなどを提供しています。

コロワイド傘下で「牛角」を運営するレインズインターナショナルが全株式を取得し、「牛角」などのFCオーナーに出店を呼びかけるなどして店舗を拡大していく方針です。

コロワイドの2016年3月期の売上高は2,341億円で、ゼンショーホールディングス(HD)、すかいらーくに次ぐ業界3位です。日本マクドナルドや吉野家を上回る規模を誇ります。

コロワイドは当初、「甘太郎」などの居酒屋を主体として事業を広げていきました。その後、M&Aにより事業の多角化を進めていきます。例えば、05年にはレストラン「ステーキ宮」などを展開するアトムを連結子会社化し、14年には回転寿司店「かっぱ寿司」などを展開するカッパ・クリエイト(HD)を子会社化しています。

コロワイドの礎を築いた居酒屋業態の市場環境は厳しさを増しています。専門性のある居酒屋は躍進していますが、総合居酒屋は衰退の一途をたどっています。コロワイドは総合居酒屋からの業態転換を進めていますが、市場規模の拡大は大きくは望めない状況です。

コロワイドは事業のポートフォリオを居酒屋業態主体からレストラン業態主体へと大きく舵を切りました。13年3月期では居酒屋が約6割、レストランが約4割の構成でしたが、16年3月期には居酒屋が約3割、レストランが約7割となっています。

ハンバーガー業界ではマクドナルドとモスバーガーの2強が君臨しています。マクドナルドは14年夏以降に発覚した期限切れ鶏肉の使用問題や異物混入問題などにより業績が悪化しました。最近は業績が回復しつつありますが、依然厳しい経営状態が続いています。

一方、モスバーガーは成長を続けています。08年3月期のモスバーガー事業の売上高は571億円でしたが、16年3月期は669億円となっています。売上高は増加傾向を示しています。本業の儲けを示す営業利益は、08年3月期は11億円でしたが、16年3月期は59億円となっています。営業利益も増加傾向を示しています。マクドナルドの転落とモスバーガーの躍進から、ハンバーガー業界に儲けのチャンスが広がっていることがわかります。

フレッシュネスバーガーはモスバーガーと似ています。高品質でこだわりのハンバーガーを提供しています。50〜720円(税抜)の高級ハンバーガーを販売しています。モスバーガーのハンバーガーは220〜550円(税込)で、それよりもやや高価格帯ですが、高品質ハンバーガーというくくりで同様に見ることができます。モスバーガーの躍進から、この価格帯の需要はあるといえます。

モスバーガーは主に2等地に出店し、主に1等地に出店するマクドナルドとは直接的に競合しないようにしてきました。モスバーガーはマクドナルドの脅威が及ばない場所で成長することができました。フレッシュネスバーガーも同様に2等地を主体として出店を進めていきました。

モスバーガーもフレッシュネスバーガーも共に2等地を主体として出店を進めていますが、2等地での出店は飽和しているとはいえない状況です。出店の余地はまだまだあります。国内モスバーガーの店舗数は16年6月末時点で1,368店舗です。一方、マクドナルドは16年6月末時点で2,917店舗です。2倍以上の開きがあります。1等地と2等地の違いがあるとはいえ、2等地での出店の余地はまだまだあると考えられます。店舗数が約160しかないフレッシュネスバーガーであればなおさらです。

マクドナルドが低迷している今、コロワイドはハンバーガー業界に参入します。ただ、懸念材料がないわけではありません。

昨年の秋にニューヨーク発の高級ハンバーガー店「シェイクシャック」が日本に上陸しました。現在、外苑前、恵比寿、東京国際フォーラムの3店舗を展開しています。シェイクシャックは1等地での出店で、ハンバーガーの価格は580〜1,230円(税抜)とかなり高めです。直接的には競合しませんが、完全に影響がないとは言い切れません。マクドナルドは低迷しているとはいえ、業界首位であることには変わりません。

いずれにしても、今後が注目されます。

1683とはずがたり:2016/10/24(月) 18:06:25
今は未成年の飲酒も厳しくなったしなー。

20代の半数近くは「月に一度も酒を飲まない」若者の酒離れの理由は?
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20161024/Jijico_21608.html
ジジコ 2016年10月24日 09時00分 (2016年10月24日 17時47分 更新)

あるネットによる調査で若者の酒離れが深刻だと言う報告がされていました。
お酒を飲まない若者20代の割合は何と40%を超える結果ということです。
それでは何故そのような状況になってきたのでしょうか・・・
良く言われることに、若年世代の収入の格差や会社の上司による生産性のない強制に近い飲み会の誘いに不条理を感じている事などが挙げられています。
確かにそのような要因もあるでしょう。
しかし、若者がお酒を飲まなくなった理由は他にもあります。
日本人はもともとお酒に非常に弱い民族
これらの問題の前に、まず私たちとお酒の関係について根本的なところを知っておいてもらいたいと思います。
それは日本人の体質的要因により、そもそも日本人はお酒に非常に弱い民族であるということです。
アルコールは肝臓で分解されると「アセトアルデヒド」と言われる頭痛や吐き気に繋がる物質に変わります。
その「アセトアルデヒド」を分解する能力には大きな個人差があります。
日本人は全般的にこの分解能力が低く、低い人はいわゆるお酒に弱いということになります。
調査では、「全く飲めない」、若しくは「少ししか飲めない」を含めるとその割合はなんと約44%にも上ります。
単純に「お酒を呑み過ぎると具合が悪くなる」という比率と「お酒離れ」の比率がほぼ同じというのは、偶然ではないでしょう。
もはやお酒を強制的に飲ませる時代ではない
「お酒の飲めない奴は飲んで鍛えろ!」と昔は良く上司や先輩に言われたものです。それもあながち間違いではありません。
お酒に弱い人は体に負担を掛けつつも飲み続けることで、顔は真っ赤になりながらもアセトアルデヒドの分解力が活性化して来るという事実もあるからです。
しかし、昨今、肉体的弱点に対するパワハラはもはや通じませんし、そんなことを出来る時代ではもうありません。
お酒を飲む時の強制的な雰囲気と飲むことでの肉体的ダメージを今の若い世代は敏感に割り切っているとも言えます。
面白いことに、アルコール分解力の能力は民族的には変わってはいないはずなのですが、年代が高くなるにつれて高度経済成長を支えてきた所謂「鍛えた世代」のその能力が多いということが判ります。
ちなみにお酒が飲めない、少ししか飲めない人の割合は、30代では41.2%、40代では38.8%、50代では35%、60代では34.6%という結果も合わせて報告されています。
今、特に20代の酒離れがすごいとしていますが、民族的な視点から考えると従来の比率に戻ってきただけかもしれません。
それに加えて、若者の少ない収入で生活が苦しくなるとするなら趣向品にかかるお金は真っ先に節約の対象となります。
それは若者だけの事ではなく、子育て世代も同様です。
酒類メーカーにとっては日本の人口減少と今の20代が40代の働き盛りになった頃が「いばらの道」になる事でしょう。
適度なお酒は最高のコミュニケーションツール!
どんな時も言える事だが「お酒」が必ずしも悪者というわけではないのです。適量での飲酒はストレスの発散に貢献するのも見逃せません。
親しい仲間同士での酒の会は忘れ得ぬ良くも悪くも「思い出」にもなります。
コミュニケーションツールとして正しく機能すれば新しい出会いや愛しい運命的な人と出会えるチャンスも生まれるかもしれません。
お酒は「コミュニケーションツール」として最高と言われますが、意味のないコミュニケーションではそのツールとしての働きをなさないのです。
お酒は「誰と飲むか!」人と人とのマリアージュが大切。
個人個人お酒の適量と懐勘定のバランスを保ち、それぞれの価値観でお酒を楽しんでもらいたいものです。
(鎌田 孝/利酒師)

1684とはずがたり:2016/10/24(月) 18:29:22
子どもが体操教室で貰ってきたお菓子の中にあったけどめちゃ美味しかった。

東豊 じゃが塩バター
http://www.toho-seika.co.jp/item/item_detail.php?iid=113

1685とはずがたり:2016/10/26(水) 21:27:52
パスタのGI値が低いなんて信じられない。
小麦粉だし腹持ち悪いし直ぐ消化してるやろー。

【朗報】「パスタは太る」は誤解だった むしろ食べたほうが痩せるらしい
http://bg-mania.jp/2016/10/25172289.html
2016/10/25 12:53

まず、パスタに対する誤解の根本には、「炭水化物はダイエットの敵」という考えがあるようです。でも、過度な糖質制限を前提としたダイエットは結局リバウンドにつながってしまいます。ダイエットを一過性なものではなく、一生の習慣として考えるならば、炭水化物も適度に取っていくのが理想です。

ここで注目したいのが血糖値が上昇するスピードです。急激に血糖値が上がると、インシュリンが大量に分泌され、その結果、糖がエネルギーとして消費されないうちに脂肪細胞へと送り込まれ、蓄積されてしまいます。逆に、ゆっくり血糖値を上げればインシュリンの分泌は抑えられ、余計な糖を溜め込まずにすみます。

その、「ゆっくり血糖値を上げる炭水化物」がパスタなのです!

血糖値が上昇するスピードを測定したGI値をみてみると、食パンが95、白米が88、うどんが85、玄米が55なのに対し、パスタは41です。

1686とはずがたり:2016/10/26(水) 21:31:02
セモリナ粉が硬いらしい。。じゃあ腹持ち悪いのは量の関係?ご飯の方が腹持ちいいんだけどなぁ。。コメの方が量辺りのカロリー高いのか?

パスタのGI値はなぜ低い?理由はセモリナ粉にあった!
http://tst.japan-topics.com/archives/4055

GI値を気にして食事をされている方には、パスタをよく食べるという方もおられるのではないでしょうか。パスタが低GIであるという話は、比較的よく聞く話ではないかと思います。

実際のところ、パスタのGI値は本当に低いのでしょうか?

パスタのGI値が低い理由

糖質炭水化物

スパゲッティーのGI値は65。低GI食品の目安である60は切らないものの、炭水化物を多く含む、主食系の食品の中で
は、比較的低い方だと言えるでしょう。
GI値を気にする方が、主食としてあえてパスタを選ぶということは、間違っていないと言えるでしょう。

ところでパスタの原料は小麦粉ですが、同じく小麦粉からできているうどんのGI値は85。打って変わって高めの数値です。原料は同じはずなのに、どうしてパスタのGI値は低いのか、不思議に思われる方もおられるのではないでしょうか?

低GIの理由はデュラムセモリナ粉!

実は、パスタの原料として使われる「デュラムセモリナ」という小麦がポイントなのです。この小麦粉は、デュラム小麦という小麦粉から作られています。
デュラム小麦という品種は非常に硬く、粉にしたものも粒子が荒いために、一般的な小麦粉よりもゆっくりと消化吸収されます。そのため、パスタのGI値は低めなのです。

また、やや茶色っぽい色が特徴的な全粒粉スパゲッティーのGI値は50。普通のパスタよりもさらに低くなります。GI値を気にされる方は、こちらを選ばれた方がよりよいでしょう。
ちなみに全粒粉とは小麦粉の一種で、小麦の表皮、胚芽をすべて粉にしたものです。一般的な小麦粉と比べて、ミネラルや食物繊維などの栄養素を多く含み、健康によい食品として注目されています。

パスタのソースにも注意を

ただし、いくらGI値が低いといっても、どんな食べ方をしてもいい、ということにはなりません。

糖質の量自体は炭水化物である以上高いのです。量は少なめに、また頻度も少なめに食べましょう。

また、パスタを「どのように食べるか」ということもまた、注意すべき点です。
ダイエットをしている方にとっては、GI値だけでなく、カロリーもまた気になるもの。摂りすぎないに越したことはありません。やはりカロリーの高いクリーム系のソースなどは避けた方がいいでしょう。
おすすめなのはトマトソース。比較的カロリーが低いだけでなく、トマトソースのGI値は9と、それ自体低GI食品でもあるのです。
また、パスタは柔らかくなるまで茹でるより、アルデンテと呼ばれる、少し固めの状態に茹でた方が、よりGI値を抑えることができると言われています。細いパスタはすぐに火が通ってしまうので、柔らかくなりすぎないよう気を付けましょう。

1687とはずがたり:2016/10/28(金) 13:04:08

<外食チェーン>中東に進出…たこ焼き・焼き肉・ラーメン
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20161028k0000m020041000c.html
10月27日 20:06毎日新聞

 有名外食チェーンのたこ焼き「築地銀だこ」や焼き肉「牛角」が中東に進出する。海外で日本食といえば、すしなど高級なイメージが強いが、ファストフード感覚で気軽に食べられるメニューを展開することで、富裕層のみならず中間層などにも日本食ファンを広げる考えだ。

 アラブ首長国連邦(UAE)の投資会社「シファー」(ドバイ)傘下で中東を中心に日本食材を扱う「シファーニッポン」が、築地銀だこの運営会社「ホットランド」、コロワイド子会社で牛角を展開する「レインズインターナショナル」、豚骨ラーメン「池袋屯ちん」を運営する「フーデックスホールディングス」の3社とフランチャイズ契約を締結し出店する。シファーニッポンには日本食普及に向け、日本の官民ファンド「クールジャパン機構」も3億円を出資した。

 シファーのファハド・アルグルグ最高経営責任者(CEO)は毎日新聞の取材に対し、まずは来年1月に築地銀だこの中東1号店をオープンさせ、その後に牛角やラーメン店も順次出店する方針を明らかにした。

 いずれもドバイから始め、中東・北アフリカ全域に広げる。「うどん、てんぷら、カレーなども検討中」(ファハド氏)で、今後5年間で6ブランド50店舗まで増やす計画だ。ラーメンはイスラム教徒が食べられない豚骨でなく、鶏のスープを使うなど現地に合わせるという。

 イスラム教徒の多い中東で飲食業を展開するには、使う食材によってはイスラムの教えに基づき加工・調理した「ハラル認証」を受けるなど一定の基準を満たす必要がある。ファハド氏は2011年から日本産和牛を輸入し、ドバイのレストランやホテルに販売している。クールジャパン機構はファハド氏と連携することで、日本企業の中東進出が容易になり、和牛など日本産食材の輸出促進にもつながると判断した。

 中東ではマクドナルドなどの世界的なファストフードが人気を集めているが、日本の大手外食チェーンによる出店実績はほぼないという。ファハド氏は「ハンバーガーと同じような価格帯でたこ焼きやラーメンを提供し、中間所得層から富裕層まであらゆる層にアピールしたい」と話している。【秋本裕子】

 ◇クールジャパン機構

…………………………

 政府が成長戦略の柱の一つに位置づける「クールジャパン戦略」を推進する経済産業省所管の官民ファンド。海外需要開拓支援機構法に基づき、2013年11月に創設された。国のほか、電通やみずほ銀行、高島屋など民間23社が出資。出資金は523億円(民間分は107億円)で存続期間は約20年を想定。

 これまでに▽メディア・コンテンツ▽ライフスタイル▽訪日外国人(インバウンド)▽食・サービス??の4分野で18件、約395億円の投資を決定。今年7月に複数の長崎県企業が米カリフォルニア州にオープンした「日本茶カフェ」の運営事業(事業規模約5億2000万円)に約2億6000円を出資するなど最近は食分野への投資に力を入れている。

1688名無しさん:2016/10/30(日) 20:35:43
サイゼリヤは、なぜ低価格を続けられるのか
東洋経済オンライン 10月7日(金)5時0分配信
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1070808775/1756-1758

1689名無しさん:2016/10/30(日) 20:36:37
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161028-00010003-dime-soci
レストランの評価、「グルメ評論家」と「一般客」どっちを信用する?
@DIME 10/28(金) 12:10配信

リクルートライフスタイルの調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」によると、2014年4月〜2015年3月における国内の延べ外食回数は推計16億1835万回。これを1人あたりに換算すると年平均38.5回、週平均0.74回のペースになるという(※)。The Priceline Group (NASDAQ: PCLN)の一員である、オンラインレストラン予約サイトのリーディングカンパニー、オープンテーブルが昨年、日本、米国、英国の3か国でOpenTableユーザーを対象に実施した「外食とデジタル活用に関する調査」によると、「グルメ評論家の口コミ」より、「一般利用者による口コミ」のほうが重要だという人が多いことがわかった。

【外食前のデジタル利用について】
Q. 外食の前にインターネットなどデジタルを利用して下記を行う頻度はどれくらいですか?

■日本人は情報収集のためにインターネットを活用する頻度が米・英より比較的高い「レストラン検索(81%)」、「写真を見る(70%)」、「アクセスを調べる(82%)」

外食に行く前の行動に関する質問をしたところ、日本は「レストラン検索」が81%と高く、また「レストランの写真を見る(70%)」、「レストランへのアクセスを調べる(82%)」が米・英と比べると多いことから、日本人は外食する前の情報収集にインターネットを頻繁に活用していることがわかった。

■「特別な手配」のためにインターネットを利用するのは、日本人(39%)が最も多い

また日本は、誕生日パーティーの準備やアレルギーの連絡など、「特別な手配」をするためにインターネットを利用する人の比率が39%と、米・英に比べて一番高いことが特徴的であった。

■「グルメ評論家の口コミ(26%)」より、「一般利用者による口コミ(47%)」の方が重要
レストランの口コミについて聞いたところ、日本人は「グルメ評論家によるレストランの口コミを読む」人は26%と3ヶ国の中で最も低く、一方で「一般利用客によるレストランの口コミを読む」人の方が47%と多い結果となった。口コミに関しては3ヶ国とも、評論家より一般人の口コミの方が重要視されるという興味深い結果が出た。

これらに対しオープンテーブル 正司真美・シニア マーケティング マネージャーは次のように分析している。「日本人は予約をしてレストランで外食をする際、まずインターネットでレストランを検索、料理や、店内、外観などの写真を確認し、レストランの立地条件や周辺環境などを含めてアクセス方法を調べているというストーリーが想像できます。また、外食をともにする相手のために特別な手配をする自然な気遣いが伺えることから、日本人はお店の空間・環境や相手との時間を含め、外食をする雰囲気そのものを楽しみにしており、それを実現するためにインターネットを活用しているのではないでしょうか」

※調査対象は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏:90分圏、関西圏:80分圏、東海圏:60分圏の市区町村に住む20〜69歳の男女。
外食:夕方以降の食事について、店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内でおこなった外食を対象としており、圏域外での外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む。

1690名無しさん:2016/10/30(日) 20:36:48
>>1689

【レストラン来店中のデジタル利用について】
Q. レストラン来店中、インターネットなどデジタルを利用して下記を行う頻度はどれくらいですか?

■「何を注文するか決めるために口コミや写真をリサーチする」、日・米・英ともに4〜5人に1人

レストラン内におけるインターネット利用について聞いたところ、「何を注文するか決めるために口コミや写真をリサーチする」人は、日本21%、米国25%、英国21%と、4〜5人に1人が入店後のメニューリサーチにインターネットを活用していることがわかった。

■日本人がレストランで写真を撮る理由は「記念として残すため(31%)」が米・英より高く、「ソーシャルメディアに投稿する(12%)」人より圧倒的に多い
また、日本人は「ソーシャルメディアに写真を投稿する(12%)」人が少なく、一方「記念として残すためだけに写真を撮る(31%)」人の比率が米・英よりも多いことが特徴的だったため、日本人が店内で写真を撮る理由は思い出として残すためだとわかった。

これらの結果に対し正司シニア マーケティング マネージャーは「入店後も、注文するためには口コミや写真といった情報が日本人にとって重要であることがわかりました。また外食をした記念を残すために店内で写真撮影している人が多いことから、料理のディスプレイやお客様のために写真を撮影してあげるレストラン側のサービスもお食事を楽しむお客様にとって大切な要素であることも読み取れます」と分析している。

今回のアンケート調査の結果についてオープンテーブル 武藤友木子・代表取締役社長は、次のように述べている。「外食する前にインターネットを活用して入念なリサーチをし、特別な手配のために事前にレストラン側に依頼、さらに入店後も最高のお食事を楽しむためにメニューをリサーチして、記念を残すために写真を撮るなど、日本人にとってレストランでお食事をすることは友人や家族などと最高のひと時を楽しむための“特別な行事”であることが伺えます。さらに、日本では電話でのレストラン予約を好む人がいる中、“おもてなしの心”を実現するためにはインターネットを大いに活用していることが今回の調査で明らかになりました。OpenTableはその“おもてなしの心”をサポートするべく、引き続きこのような調査を実施し、レストラン側のサービス向上の一助となることを目指しています」

【調査概要】
●調査時期:2015年6月
●調査対象:OpenTable Japan会員
●有効回答数: 920名

文/編集部

@DIME編集部

1691とはずがたり:2016/10/31(月) 08:35:54
なぜ東京で“串カツ居酒屋”が流行っているのか
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20161027/Itmedia_business_20161027007.html
ITmedia ビジネスオンライン
2016年10月27日 06時00分 (2016年10月27日 07時01分 更新)

東京で串かつ屋が流行っている

 串かつ居酒屋が東京で急増している――。今や東京をはじめ首都圏の主要駅の駅前には、必ずと言っていいほど串かつの店がある。これは、つい4〜5年前までは見なかった光景だ。いつの間にか、串かつは東京の人たちにとって身近な食品になった。

 その串かつの流行を先導しているのは、「串かつ でんがな」「串カツ田中」これら2つのチェーンである。

 「串かつ でんがな」は宅配ピザチェーン首位「ピザーラ」のフォーシーズが経営。2008年4月、東京都・渋谷に1号店を出店し、現在は81店となっている。一方の「串カツ田中」は屋号と同じ串カツ田中という会社が経営。2008年12月、東京都・世田谷区内に1号店を出店し、現在は126店まで増えた。

 「串かつ でんがな」は81店中72店が一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)にある。「串カツ田中」も126店中106店が一都三県内にあり、両チェーン共に首都圏に店舗が集中している。両チェーンとも東京で発祥し、大阪の味を売りにしているのだ。

 なぜ、串かつが東京の消費者にこんなにも受け入れられたのだろうか。ブームの火付け役である、「串かつ でんがな」チェーンを展開する、フォーシーズに話を聞いた。

●当時の東京にはなかった、串かつ屋に目を付ける

 フォーシーズ料飲業態本部、網野由也本部長によると、「大阪の名物で、お好み焼きやたこ焼きの店は東京にたくさんあるけれど、串かつの店はなぜか見ない。串かつもやってみたら、流行るのではないか」という同社の浅野幸子社長の疑問が始まりだったという。

 同社は、「ピザーラ」のほかにも、宅配すし「柿家鮨」、グルメハンバーガーレストラン「クア・アイナ」、讃岐うどん「宮武讃岐うどん」、ピザとパスタの専門店「トゥ・ザ・ハーブズ」――など多くのブランドを持つ大手外食企業。グループ全体で50以上の業態を持ち、1000店以上を経営している。

 それほどの外食のプロ集団でもなかなか見つからないのは、全国にFC展開していける商売のタネ。食い倒れで知られる大阪は庶民的な料理の宝庫で、東京で粉もんは普及してきているが、串かつの店は、当時広まっていなかった。それならば、串かつにチャンスがあるだろうと、浅野社長は考えたのだ。今、「串かつ でんがな」はFCを推進し、店舗の3割がFC店となっている。

 東京にも顧客がストップと言うまで串刺しになった多種多様な揚げ物がエンドレスで出てくる、コース料理の高級な串揚げ専門店は人気があった。また、天ぷら、とんかつのような揚物の文化も、東京には根付いていた。デフレ時代の外食の商材として、安価な串物としては、焼鳥に続くものとして、もつのホルモン焼、豚肉の焼とんがブレイク。次は牛肉となったときに、単価の高い牛肉をメインとした串物を1本100円で提供する串かつがぴったりとはまった面もあるだろう。

1692とはずがたり:2016/10/31(月) 08:36:05
>>1691-1692
 また、フォーシーズで、路面向けの新業態が求められていた社内の事情もあった。

 「大阪の串かつは観光客の行く店で、地元の人は食べていないという説があるのですが、調べてみると、新世界でもジャンジャン横丁は違っていました。サラリーマンの常連客で賑わっているのです。そこでジャンジャン横丁にある串かつ店をベンチマークして業態開発にあたりました。さらに、東京で串かつを提供していたお店の3分の2に当たる、40店を食べ歩いて徹底的にリサーチしました」(網野氏)。

 ソースは、東京の串かつ店は中濃ソースや砂糖を混ぜているところが多いが、「串かつ でんがな」では、関西のメーカーと共同開発を行い、大阪流のウスターソース100%で製造。衣は油を吸わないように特殊加工したキメの細かいパン粉を使い、山芋をブレンドして何本でも食べられるソフトな食感を実現している。油は日本では入手困難なオランダ産の高級ラードを使って、ふんわりもちっと健康的なイメージで仕上げている。

 さらにこだわったのはジャンジャン横丁では牛串と並ぶ人気メニュー、どて焼き。どて焼きなくして大阪では串かつ専門店を名乗れないほどの重要なメニューだ。が、調理技術が未熟だと焦がして苦くなってしまう。そこでアルバイトでも安定した品質で提供できるように、自動どて焼き調理マシンをオリジナルで開発したという。

●料理は大阪流、インテリアは東京流

 料理は本場大阪流だが、インテリアは東京流でスタートした。1号店は渋谷駅東口の路面に出店。店舗面積が狭いということもあるが、立ち飲み形式とし、若者でも来やすいように、おしゃれ感あるデザインを採用している。渋谷周辺ではおしゃれ感ある立ち飲み店が人気を博しており、その時流に乗った。

 立ち飲みならば、「ソースの2度付け禁止」やキャベツ無料食べ放題、お通しなしの串かつ居酒屋のコンセプトが訴求しやすい側面もあっただろう。

 しかし、大阪の串かつ店では1時間に満たない滞留時間であるものが、東京では2時間近くを過ごす人が多いので、今では座って飲める大衆居酒屋形式に店舗が変わっている。

 サラリーマンが入りやすい、大衆居酒屋形式の串かつチェーンはこれまでになかったものだった。焼鳥はもう古いと、ホルモンや焼きとんの店に集っていた東京の安く飲みたいサラリーマンが、これらの店に飽きてきたタイミングにちょうどマッチしたと考えられる。そして、人目につきやすいターミナル駅の駅前、路面に出店する戦略が功を奏して、着実な成長軌道を描いている。

 もう一方の「串カツ田中」は9月14日の東証マザーズ上場を機に、FCを積極化して全国で1000店を目指すという。1号店を東京では珍しい路面電車の走る、東急世田谷線世田谷駅前を選んだ。下北沢文化圏で、演劇関係者、ミュージシャンも多い土地柄。流行に敏感で発信力のある顧客を、最初から常連に付けたのがヒットの要因として挙げられるだろう。店舗は、勢いのある「磯丸水産」などに特徴的な海の家風のデザインを採用。こちらも料理は大阪流、店舗は東京流となっている。

 両チェーンが首都圏の駅前に店舗を増やしていく中で、個人営業の模倣店も増えてきている。東京での串かつブームはまだまだ続きそうだ。

(長浜淳之介)

1693とはずがたり:2016/10/31(月) 08:41:01
カレーそのものはそんなに凄いわけでもないし,色んなトッピング付けたら結構(かなり)高くなるしで,俺はココイチに批判的だったけどWi-Fiやマンガで付加価値付けにきたかー。そろそろ長居可能な使える店になったかな!?

そーだったのかw名古屋の企業だとは知ってたけど元々喫茶店だったのか!
>考えてみればココイチの発祥は、創業者の宗次徳二・直美夫妻が1974年、名古屋市内に開業した喫茶「バッカス」、翌年その近所にオープンした2号店「浮野亭」で提供していたカレーライスが評判となったのをきっかけにカレーライス専門店へとシフトしたものだ。つまり、もともとは喫茶店であり、愛知県清須市内の3号店「CoCo壱番屋 西枇杷島店」から、今日のココイチの歴史が始まっている。

2016年09月14日 06時00分 更新
長浜淳之介のトレンドアンテナ:
ココイチが急速に“マンガ喫茶化”しているワケ
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1609/14/news016.html

カレー専門店の圧倒的シェアを誇り、独走を続けるCoCo壱番屋(ココイチ)。近年、そんなココイチが急速に“マンガ喫茶化”しているのをご存じだろうか……。
[長浜淳之介,ITmedia]

 通称“ココイチ”こと、「カレーハウス CoCo壱番屋」――。売上高は6期連続で増収、営業利益・経常利益・当期利益は3期連続増益となっており、ともに過去最高と相変わらずの好調ぶりである。店舗数は5月末で、国内1282店、海外162店の計1444店。カレー専門店の圧倒的シェアを握っており、2位以下は80店に満たない状況だ。

 実は、そんなココイチが近年“マンガ”に力を入れ始めている。どういうことか。

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近年“マンガ”に力を入れ始めているココイチ
 実際にココイチに行った人は、店内に本棚が設けられ数多くのマンガが並んでいるのに気付かなかっただろうか。2010年頃からココイチでは、店舗の快適性向上を目的にマンガを設置し、順次拡充している。

 既に5〜6年をかけて全店舗の半分、約700店にマンガの書棚が導入されている。直近1年で200〜300店に新規に設置されており、マンガを置く店が急速に増えた。

 都心部にある狭いスペースの店舗では、マンガを置くのは難しいが、可能な限り全店に設置していく方針である。冊数は店によりまちまちだが、1店舗につき平均して1500冊、郊外店では、なんと4000冊ものマンガを置く店もある。4000冊ともなればちょっとした図書館並みで、なかなか壮観だ。

 「設置するマンガの本のタイトルは本部が決めて、スーパーバイザー、店長がその中から手配します。一般的に人気のタイトルをそろえていますね。食事にふさわしくない乱暴なシーンが多いようなのは避けています」と、壱番屋・広報の浅井佳会氏。

 そして、なるべくシリーズ物を置くようにし、男性客が7割を占める顧客層を考慮して、タイトルを選んでいるという。例えば、『ONE PIECE』『NARUTO‐ナルト‐』のように大人でも楽しめる少年マンガだ。

 また、全店ではないが可能な限りコンセントを設置しており、モバイルワーカーやゲーマーに重宝されている。食べている間に充電でき、マンガを読んでくつろいでいるうちに、バッテリーが満タンになる。

 コンセントはテーブルに1セット、カウンターでは2席ごと、または3席ごとに1セットが設置されており、新店ではほぼ全部の店に付いている。さらに、3年前からWi-Fiの導入を進め、現在は98%の店舗で完備している。

 しかしなぜ、このようなマンガ、コンセント、Wi-Fiがそろった“マンガ喫茶化”を推進しているのか。

1694とはずがたり:2016/10/31(月) 08:41:15
>>1693-1694
アイドルタイムの集客のために“原点回帰”

 ココイチが念頭に置いたのは、ランチとディナーの間のアイドルタイムの集客である。午後の3時〜5時くらいまでの顧客が途切れる時間帯に、喫茶店ように使ってもらえないかと思案を巡らせた結果、出てきた答えなのだ。コーヒーを1杯だけ飲んで、マンガを読んでゆっくりしていってもらうのも歓迎だという。

 考えてみればココイチの発祥は、創業者の宗次徳二・直美夫妻が1974年、名古屋市内に開業した喫茶「バッカス」、翌年その近所にオープンした2号店「浮野亭」で提供していたカレーライスが評判となったのをきっかけにカレーライス専門店へとシフトしたものだ。つまり、もともとは喫茶店であり、愛知県清須市内の3号店「CoCo壱番屋 西枇杷島店」から、今日のココイチの歴史が始まっている。

 また、マンガ喫茶の発祥は1980年頃、名古屋で登場したとされており、名古屋では喫茶店が多く競争が激しいために、サービスの一環としてマンガを多く置きはじめる店が出てきたといわれている。といったことから、ココイチのマンガ喫茶化は、発祥である喫茶回帰とも見える。

 これは名古屋発祥の郊外型喫茶「コメダ珈琲店」が人気を博してきた、マーケットの変化をとらえた施策でもあるだろう。コメダ珈琲店ではマンガの棚はないものの、暇をつぶすための新聞や雑誌が数多く置いてある。

 ココイチの顧客もマンガがあることで、同様の効果を生んでいる。なぜ、コメダが新聞・雑誌で、ココイチがマンガなのかというと、コメダの顧客が高齢者中心なのに対して、ココイチの顧客層はもっと若いことに起因するだろう。ココイチの店に行くと、マンガを読みながらカレーを食べていたり、コーヒーを飲んでいる人が多いことに気付く。テイクアウトの人も、マンガを読みながら出来上がるのを待っている。

ファストフード型から喫茶型のカレー専門店に

 ココイチは10年掛けて、店舗の改装に取り組んできた。その改装が昨年5月に終了している。一番変わったのは、詰め込み型の店舗から、ゆっくりできるように隣の席との間隔を広くしたことだ。従来型よりも改装後の方が、5〜10センチ座席の間が広くなっている。また、椅子の幅、テーブルの大きさもゆったりとさせており、体格のいい人でも座りやすくなった。

 こうして、アイドルタイムでも集客できるようにファストフード型から喫茶型のカレー専門店に、シフトさせていった。ランチのような混み合う時間に、マンガを読んで長居されても困るが、顧客は待っている人を見ると自ら察して席を譲るそうだ。またピークのランチ時では基本的に長居できる暇のある人はそんなに多く来ない。

 ココイチは、豊富なトッピングで自分なりにカレーをカスタマイズできるのが、最大の魅力だ。そのシステムに加えて、「スープで食べるローストチキンと野菜のカレー」「チキンと夏野菜カレー」のような期間限定メニューによって、牛丼店よりはるかに高い890円の顧客単価を取りながら繁盛している。

 そうした独特なメニューのシステムのみならず、ここまで述べてきたマンガ喫茶化という新たな取り組みもココイチの成長を後押しているのだろう。

長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)など。

1695とはずがたり:2016/11/03(木) 21:24:01
>早期の社長就任にこだわりを見せた智仁氏に対し、窪田氏が香港赴任を内示したことなどが反発を招き、内紛に至った。久実氏への功労金の不払いや智仁氏の常務から平取への降格、久実氏が注力した事業を「負の遺産」などとして会社側が整理する方向で進めたことなども、創業家側が不信感を募らせた原因とみられる。
これでは創業家側が態度硬化させるよな(;´Д`)

「大戸屋HD」社長室で“内紛の修羅場”…創業家のトンデモ行動にあぜん「息子を社長に」
http://www.sankeibiz.jp/business/news/161021/bsd1610210650001-n1.htm
2016.10.21 06:50

大戸屋HDのお家騒動は長期化しそうだ

 定食店「大戸屋ごはん処」を中心に飲食事業を展開している大戸屋ホールディングス(HD)で創業家と会社側の対立が続いている。今月3日には5月に対立が表面化してから初めて窪田健一社長が会見し、「無用な対立はすべきではない」と表明したが、解決の糸口は見つからないまま。それだけ両者の溝は深いのだ。それもそのはずで、3日に公表された確執の経緯を記した第3者委員会の調査報告書には、まるでテレビドラマに出てくるような“内紛の修羅場”が描かれていた-。

 平成27年9月8日、東京都武蔵野市にある上場企業の社長室。創業者の遺骨を抱いた未亡人がいきなり入室し、社長に向かってこう言い放った。「あなたは社長として不適格。息子に社長をやらせます」。当の社長は、あぜんとして聞き入るだけだった-。

 まるでテレビドラマの一場面のようだが、そうではない。大戸屋HDの社内では「お骨事件」と呼ばれている、まさに実際にあった出来事なのだ。

 “ドラマ”の主人公は3人。その年に急逝した創業者の三森久実氏の妻、三枝子氏。その長男の智仁氏。そして久実氏のいとこにあたる窪田社長の3人だ。

 第3者委員会の報告書によれば、“お骨事件”の当日、三枝子氏は久実氏の遺骨を持ち、背後に位牌(いはい)と遺影を持った智仁氏を伴い社内に裏口から入った。そして、そのまま社長室に行き扉を閉めた上で、社長の机の上に遺骨と位牌、遺影を置いた。

 智仁氏が退室し二人きりになると、三枝子氏は窪田社長に向かって「あなたは会社にも残らせない」「(久実氏が)亡くなって49日の間もお線香を上げにも来ない」「9月14日の久実のお別れ会には出ないでもらいたい」などと、30分にわたり詰問したというのだ。

 双方の確執は、定食店「大戸屋ごはん処」を展開する同社の事実上の創業者で、会長だった久実氏が昨年7月に急逝したことがきっかけだ。

 三枝子氏と智仁氏は計18%超の株式を久実氏から相続。久実氏は将来的には智仁氏の社長就任を望んでいたとされ、窪田社長を含む周囲もその意向を理解していたという。

 しかし、早期の社長就任にこだわりを見せた智仁氏に対し、窪田氏が香港赴任を内示したことなどが反発を招き、内紛に至った。久実氏への功労金の不払いや智仁氏の常務から平取への降格、久実氏が注力した事業を「負の遺産」などとして会社側が整理する方向で進めたことなども、創業家側が不信感を募らせた原因とみられる。

1696とはずがたり:2016/11/03(木) 21:24:20
>>1695-1696
 対立は株主総会に会社側が提案する人事案に5月、創業家が反対の意向を示したことで表面化。実際に6月に開催された株主総会では、会社側の提案に創業家は反対した。

 対立が深まる中、会社側は「外部」に解決の糸口を求めた。

 今年8月、会社側は弁護士らによる第3者委員会を設置。対立の調査を開始した。しかし、調査は創業家側からの協力を得られなかった。会社側が設立した第3者委員会の協力を拒否するほど、創業家の不信感は高まっていた。

 もとより、本来であれば当事者同士で解決すべき案件を、会社側が第3者に委ねた時点で対立の解消は難しかったのかもしれない。

 双方が歩み寄りの努力を見せたこともあった。

 お骨事件にさかのぼること10日ほど前の昨年8月下旬、東京都杉並区のとある焼き鳥屋。そこは病気に伏せていた久実氏が行きたがっていた店だった。

 窪田社長と智仁氏は久実氏の秘書らも引き連れ4人で追悼のために、その店を訪れる。窪田社長と智仁氏にとっては、2人の関係を修復させる意味もあったとみられる。

 しかし、酒が入るにつれ2人は、「僕が正当な事業の継承者だ」(智仁氏)「そんなこと言ってたら、お前には無理だぞ」(窪田社長)などと言い合いに発展。久実氏のせっかくの追悼の場で、両者の関係は逆に悪化してしまった。

 第3者委員会で調査報告書をまとめた赤松幸夫弁護士は対立の主な原因について「窪田社長ら経営陣と創業家の双方にある」と指摘する。だが、両者は互いに代理人弁護士を立てるなど、直接対話が困難なほど関係はこじれている。

 対立が先鋭化すればするほど、大戸屋HDのブランドイメージは毀損(きそん)しかねない。9月の既存店売上高は対前年同月比で1.0%減。対立が表面化した5月以降、5カ月連続でマイナスだった。

 “ドラマ”はハッピーエンドで終わるのか、それともバッドエンドで終わるのか-。業績への悪影響がこれ以上深刻になる前に、早期の解決を願わずにはいられない。(大柳聡庸)

■大戸屋ホールディングス 定食店「大戸屋ごはん処」をチェーン展開している。平成28年3月期の連結売上高は260億円、最終利益は3億円。三森久実前会長が昭和54年に東京・池袋の「大戸屋食堂」を父親から引き継いだのが始まり。今年3月末の店舗数は436店(海外は94店)、社員数は589人。

1697とはずがたり:2016/11/04(金) 12:01:58
サンマと大根下ろしが○ならそれでいいんじゃがこれ読む限り魚とおろしは×なんやね・゚・(ノД`)・゚・。

【食べ合わせ】鰻と梅干しは○ しらすと大根おろしは×
http://news.goo.ne.jp/article/postseven/life/postseven-461722.html
11月02日 16:00NEWSポストセブン

 食品に関する俗説といえば、「食べ合わせ」に関するものが多い。例えば、うなぎと梅干しの食べ合わせは「うなぎは脂が多いから梅干しの酸が作用して消化不良を起こす」と言われてきた。

 だが元順天堂大学教授で、アンチエイジングを専門とする白澤抗加齢医学研究所所長の白澤卓二氏はこう言う。

「免疫力を高めるビタミンAが豊富なうなぎと、食欲増進や疲労回復に効くクエン酸の多い梅干しは、むしろ積極的に組み合わせてもいいくらいです」

 逆に、相性抜群と思われていたはずの組み合わせでも、栄養の観点からは問題なカップルもある。

「しらすと大根おろしの組み合わせは定番ですが、相性はよくありません。しらすなど魚類全般には必須アミノ酸のリジンが含まれ、体の成長促進や修復を担う役割を果たしています。ところが大根にはリジンインヒビターという抗体が含まれ、リジンの吸収を妨げてしまうのです」(前出・白澤氏)

 大根を加熱すればこの問題は解消されるとのことだが、「温かい大根としらす」では、どうも食指が動かない。西台クリニックの済陽高穂院長が挙げるのは、サンマと漬け物の組み合わせ。

「魚を焼くとジメチルアミンという物質が出ますが、これが漬け物に含まれる亜硝酸ナトリウムと化合してニトロソアミンという発がん性物質に変化してしまう可能性があります」

 こうなってくると、一体何を食べれば良いのか疑心暗鬼にもなってしまうが……。

「栄養学の発達や分析によって、昔から信じられている『体に良い食べ物』『体に悪い食べ物』の概念自体が変わってきています。昔からの固定観念にとらわれるのではなく、きちんとした論拠に基づく知識を知った上で、自分の判断で食べることが大切です」(同前)

 科学技術が日進月歩であるように、食の常識も研究者たちの調査や実験によって日々アップデートされている。過去に持て囃された常識が今や非常識となってしまったように、本稿に記した「最新常識」が将来、否定される日が来ることもあるのだ。毎日口にするものだからこそ、“思い込み”には注意したい。

※週刊ポスト2016年11月11日号

1698とはずがたり:2016/11/04(金) 14:58:29
此処では大根ではなく魚を加熱すれば良いとのこと。

ダメ食べ合わせ ラーメン+飯、紅茶+レモン、シラス+大根
http://www.news-postseven.com/archives/20120719_128767.html
2012.07.19 07:01

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 同じ食べるのでも、食べ合わせによっては生活習慣病の予防になったり、逆に生活習慣病を促進することにもなる。白澤卓二順天堂大学教授の著書を元に、知っておきたい4つの新常識を紹介する。以下は「悪い食べ合わせ」編。

【1】ラーメン+ライス
 いずれも炭水化物で、炭水化物をエネルギーに変換するのに必要なビタミンB1が相対的に不足する。そのため炭水化物がそのまま脂質に変換されて脂肪細胞に蓄積されるので肥満の原因に。ライスとともにラーメンのスープを飲み干すと、塩分過多なので要注意。

【2】ビール+フライドポテト
 アルコールが肝臓で分解される時に、肝臓内では脂肪の合成を促進する酵素が発生する。したがって、ビールに限らず、お酒と一緒にフライドポテトや鶏の唐揚げなど高脂肪の食品を食べてしまうと、脂肪の合成は加速することになる。

【3】紅茶+レモン
 レモンティーにも注意点が。輸入レモンには防カビ剤「OPP」が付着しているケースがあり、このOPPが紅茶に含まれるカフェインと組み合わされると、発がん性物質を生じる可能性がある。国産レモンではOPPはほとんど使われていないので心配はいらない。

【4】シラス+大根
 シラスおろしといえば居酒屋の定番メニュー。シラスなど魚類全般には必須アミノ酸のリジンが含まれ、体の成長促進や修復を担う役割を果たしている。大根にはリジンインヒビターという抗体が含まれ、リジンの吸収を妨げてしまう。ただし魚を加熱すれば問題ない。

※週刊ポスト2012年7月20・27日号

1699とはずがたり:2016/11/04(金) 15:00:18
定番のネタなんだなー。

相性悪い意外な食べ合わせ トマト×キュウリ、しらす×大根
http://www.news-postseven.com/archives/20130131_168716.html
2013.01.31 07:02

 健康志向の高まりで、食事の内容に気を配る人も増えた。だが、さらに一歩進んだ健康な体やアンチエイジングを目指すなら、知っておくべきことがある。良かれと思って食べているものでも、実は組み合わせ次第で毒にもクスリにもなることがあるのだ。

 ここでは、知らずにやっている「本当はやってはいけない食べ合わせ」について紹介する。

【トマト×キュウリ】
 サラダで普段から食べているだけに「えっ、そうなの?」という感じだが、食品問題研究家で、『毒を出す!「新・食べ合わせ法」』(朝日新聞出版刊)著者の増尾清氏は、「栄養の吸収に問題がある」と指摘する。

「キュウリに含まれるアスコルビナーゼという酵素がトマトなどのビタミンCを破壊してしまいます。ただし、キュウリを酢の物にしたり、漬け物にしたりすれば、酵素の働きを抑制してくれます」

 どうしてもサラダで食べる際には、マヨネーズや酢入りのドレッシングをかけて食べることで酵素の働きを抑制できる。

【しらす×大根】
 定番の組み合わせだが、実は相性はよくない。しらすに含まれる必須アミノ酸リジンの吸収を、大根が持つ抗体によって阻害してしまうからだ。

 リジンは体内で作ることができず、食べ物から摂取する必要があるアミノ酸で、免疫力アップや抗ストレス効果がある。「しらすおろし」は美味しい一品だが、控えた方がいいだろう。

【ひじき×牡蠣】
 男性諸氏にとって、ちょっとコワい組み合わせがこれ。

「牡蠣に多く含まれる亜鉛は、タンパク質の合成に必要なミネラルですが、ひじきが亜鉛の吸収を妨げます。亜鉛の不足は味覚障害、ひどい場合は勃起障害を引き起こすことがあるので、男性は特に気をつけるべきでしょう」(医学ジャーナリストの植田美津恵氏)

※週刊ポスト2013年2月8日号

1700とはずがたり:2016/11/06(日) 11:35:47
コンビニコーヒーは市場を拡大してコンビニ・カフェ両者にプラスだったけどドーナツは共倒れ?

クリスピー・クリーム、「大量閉店」の全真相
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161106-00143621-toyo-bus_all&amp;p=1
東洋経済オンライン 11/6(日) 6:00配信

クリスピー・クリーム、「大量閉店」の全真相

 “行列のできるドーナツ屋”として知られる、クリスピー・クリーム・ドーナツ。2006年12月に日本に進出してから10年の節目を迎える。今年3月に一挙20店弱を閉店した同社は今、転換点を迎えている。

 10周年を目前に控え、11月1日から発売しているのは『ブリュレ グレーズド カスタード』『ブリュレ グレーズド アップル』2種(各230円)。創業以来79年その味を変えていない定番商品『オリジナル・グレーズド』をベースに、日本人の好みに合わせて、日本法人が開発した商品だ。

■熱狂で迎えられた初上陸

 オリジナル・グレーズドは、1937年の創業以来レシピを変えず販売してきている商品だが、調査を行った際に日本人にとっては「甘すぎる」といった感想が多く、「ふわっ、とろい」という食感の良さがうまく伝わっていないことがわかった。

 そこで、“軽くて甘い”というオリジナル・グレーズドの魅力を引き出すために、表面のグレーズ(砂糖衣)をあぶって焦がすことで、日本人好みの「カリッ」とした食感を加えた。カスタード味は甘さ控えめなバニラ風味のカスタードクリーム、アップル味のほうには、酸味の強いグラニースミスという品種のリンゴに発酵バターを加えたフィリングが詰められている。

 なぜあえて、主力商品のテコ入れに乗り出したのか。日本法人のトップを務める岡本光太郎社長は「これまでの”行列のできるドーナツ屋”から”地元に愛されるドーナツ屋”に転換する時期がきている」と宣言する。

 クリスピー・クリームは1937年に米国南部のノースカロライナ州で創業。長く地元周辺に店舗展開をするだけのローカルなドーナツチェーンに留まっていたが、2000年代から米国本土で多店舗展開を始めた。

 同社は2006年、ロッテと、流通業界へのコンサルや経営支援を行うリヴァンプの合弁会社として設立し、現在に至っている。2006年12月、新宿のサザンテラスに1号店をオープンして以来“行列のできるドーナツ屋”として成長を続けた。

転機を迎えた"熱狂"
 当時の熱狂ぶりを覚えている人も多いだろう。当時はオープン当初は物珍しさや、流行りだから、という理由で人々が群がった。都内では1〜2時間待ちが当たり前、地方店舗に至っては、8〜9時間も並ぶ人の姿が見られたという。その後、ショッピングセンターや駅前立地を中心に店舗数を増やし、ピークだった2015年度には全国で64店舗を展開するに至った。

 だが、珍しさだけでは長続きするはずもなかった。同社は未上場で業績の詳細を公開しているわけではないが、官報によれば2012年3月期に、純利益4.9億円をたたき出したが、翌2013年3月期には同1.4億円へと大きく数字を落とした。2015年3月期にいたっては閉店費用がかさんだことで、純損失8.1億円を計上している。店舗数は、今年9月末で46店舗にまで減少した。

■顧客のニーズが変わった

 何が問題だったのか。「これまでは、並ぶのに適したレイアウト、そしてできるだけ早く商品をお渡しできるような”スピード”を重視した店舗やサービスを展開してきた。長時間並ぶ、顧客にとってそれが時代のニーズだった」(岡本社長)。

 クリスピー・クリームが市場調査会社のデータを基に試算したデータによれば、日本のドーナツ市場規模は約1200億円、今後も緩やかな下降現象が続くという。さらに日本のスイーツ市場は顧客の要求水準が高い上に、流行サイクルが早い。同社が「スイーツホッパー」と呼ぶ、”はやりもの”に飛びつきやすい層が流行を左右している。

1701とはずがたり:2016/11/06(日) 11:36:01
>>1700-1701
 その間にはドーナツ業界を震撼させた“コンビニドーナツ戦争”も起こっている。2014年11月からのセブンイレブンに始まり、2015年の夏にかけてローソン、ファミリーマートなど、3大コンビニにおいてドーナツの販売を開始したのだ。ただ、日本法人の岡本社長はクリスピーの伸び悩みと「ドーナツ戦争は直接的に関係ない」と説明する。

 スイーツブームの変化は目まぐるしく、新しい業態が次々と生まれていく。一定の熱狂的なファンは残ったが、これからの成長を考えた時にはより「居心地の良さ」や「また来たい」と思えるような店舗づくりやサービスに転換する必要があった。

 市場調査会社NPDジャパンで、外食や流通業界を担当している東さやか氏は「コンビニドーナツの購入機会は、当初は盛り上がったものの、2016年4月頃から減少。ドーナツ店はドーナツの販売にアドバンテージを持っており、今後(大きく市場が)縮小する見通しはない」と指摘する。

 もともとドーナツを食べるのは女性が57%と多く、ドーナツ店(コンビニ以外のチェーンなど)に至っては69%の高い比率で女性が利用している。コンビニドーナツは男性15〜39歳の男性が、物珍しさと話題性で利用したのでは、と東氏は言う。

 「日本では『ミスタードーナツ』が40数年展開してきて、ドーナツに対するある一定の認知はある。さらにコンビニが参戦したことで、ドーナツを食べる頻度が向上し、日常的に親しまれるきっかけになった」(岡本社長)。

 ドーナツ市場が多様化する中で、クリスピーが出した一つの答えが、今回の新作ドーナツに象徴される、大きな方針転換だ。“行列のできる店”から“日本で長く愛される店”へと転身を図るというのだ。具体的には、商品・店舗・サービスの3つの要素において大きく見直す計画だ。

商品、店舗、サービスを見直す
 クリスピー・クリームはこの10年間で日本のマーケットにあった商品を500点以上も投入している。今後も冒頭のような商品を積極的に投入していく計画だ。そして店舗改革も動き出している。代表的なモデルが9月16日にオープンした「クリスピー・クリーム・ドーナツ イオンタウン ユーカリが丘店」(千葉県佐倉市)だ。

 同店では主要顧客である20〜40代のファミリー層向けに、落ち着きのあるインテリアや、キッズスペースの配置、また自分でドーナツのデコレーションができる「キッズデコセット」の販売といった工夫を凝らしている。

■100店舗の目標は撤回しない

 また、7月には羽田空港の第2ターミナルに、メルセデス・ベンツとのコラボ店をオープンしている。定番ドーナツを始め、店舗限定ドーナツ、賞味期限が長くお土産に適した商品なども販売している。もともとは「より親しまれるブランドになりたい」との意図があるメルセデス・ベンツ側からの申し出だったそうだが、「お客との接点を多様化したい」というクリスピー・クリームの方針とも合致し、出店に至ったものだそうだ。

 「サービスについても、従来のスピード重視から、地域の特性に合わせて、『また来たい』と思ってくださるような店舗や、居心地の良さや楽しさなど、ホスピタリティのあるサービスに転換していく」(岡本社長)

 岡本社長はクリスピー・クリームのブランド価値をこう語る。「例えばケンタッキー・フライド・チキン。子どもの頃にKFCで誕生日を祝ってもらって、忘れられない思い出になっている。1000円ぐらいなのに、40年経っても色あせない思い出を残すことができる。クリスピー・クリームには数十年愛されるような、本質的なブランド価値がある。日本でもそういうブランドにしていきたい」

 店舗数については、これまで同社から発表されていた目標「100店舗」を変わらず掲げて行く。ただし、時期については明確にせず、まずはブランド強化を図って行く方針だ。

 熱狂で迎えられてから、10年が経ったクリスピー・クリーム・ドーナツ。次の10年はどうなるのか。同社は今、転換期を迎えている。

圓岡 志麻

1702とはずがたり:2016/11/08(火) 17:24:37
ミスドが35品目で値下げ 「手ごろ感」狙い8年ぶり
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161107-00000030-ann-bus_all
テレビ朝日系(ANN) 11/7(月) 17:09配信

 消費者の節約志向が強まるなか、ミスタードーナツが一部の商品の値下げを発表しました。

 ミスタードーナツは、販売するドーナツやパイ、43品目のうち35品目を8日から値下げします。税込みで10円から33円引き下げられ、主力商品の「ポン・デ・リング」は140円から108円となります。セール期間以外に値下げをするのは2008年以来8年ぶりで、今後は毎月の100円セールを行わないということです。
 ダスキン・宮島賢一専務取締役:「やはり手ごろ感のある価格帯のなかでもう一度、お客様に提供することができないだろうかというのが大きなプライス変革の柱。なかなか150円を超えると高く感じてお客様も買い控えをされる」
 ミスタードーナツを運営するダスキンは、ドーナツ事業の店舗数の減少などで業績が低迷していて、今回の価格改定で収益の改善を急ぎたい考えです。

1703とはずがたり:2016/11/09(水) 14:13:01
世耕弘成経産相がモスクワの丸亀製麺を視察 「味噌うどん」が人気
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1611050008.html
11月05日 01:19産経新聞

 【モスクワ=田辺裕晶】世耕弘成経済産業相は4日午後(日本時間同日深夜)、モスクワ市内にあるうどんチェーン「丸亀製麺」の店舗を訪れた。対露経済協力では、8項目の協力プランの一つ中小企業協力のなかに飲食業の展開支援を盛り込む見通しで、日本の食材や日本食を売り込む成功事例として視察した。

 モスクワの丸亀製麺はトリドール(本社・神戸市)が出資するロシアの関連会社が運営しており、市内に6店舗を構える。日本から製麺機などの調理機材やだしを取るかつお節などを輸入し、うどんの材料となる小麦粉はロシア産を使用している。

 世耕氏は「われわれが親しんでいるチェーン店がロシアでも展開しているのはうれしい。これからは日本からこういう店に食材を輸出してもらい、農業の振興につなげたい」と述べた。

 関連会社のイラクリ・ジャナシビリ社長(35)によると、店では甘味が好きなロシア人に合わせて開発した「照り焼きチキンうどん」や、「味噌うどん」などが人気だ。舌が肥えてきたロシア人に合わせて、食材は質の高い日本産を輸入しているという。

 ジャナシビリ氏は日本で食品商社に勤めた経験があり、「日本食はロシア人に受け入れられる。もっと日本の飲食業が進出してきてほしい」と話していた。

1704とはずがたり:2016/11/09(水) 15:15:11

牛角がフレッシュネスバーガーを買った理由 3度目の"身売り"は成功するのか
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-143601.html?page=1
11月05日 06:00東洋経済オンライン

10月14日、外食大手チェーンのコロワイドは、フレッシュネスを買収すると発表した。子会社で、焼き肉「牛角」やしゃぶしゃぶ食べ放題「温野菜」を運営するレインズインターナショナルが12月1日付で買収する予定だ。買収価格は公表されていないが、数億円程度とみられる。

ハンバーガーチェーン業界では、今年6月にウェンディーズがファーストキッチンを買収、業界首位の日本マクドナルドも米本社が一部株式の売却を検討しており、業界再編の機運が高まっている。

店舗数は伸び悩み
フレッシュネスは、弁当チェーン「ほっかほっか亭」出身の栗原幹雄氏が1992年に創業した。やや後発のハンバーガーチェーンだ。木材の家具を使用したアーリーアメリカン調の店構えと本格派のハンバーガーが特徴の店だ。注文を受けてから調理することや、国内発のオリジナルブランドであることなど、「モスバーガー」と似た特徴を持つ。

多店舗化を目指しフランチャイズ(FC)展開をはじめたのは1995年のこと。2006年には新光証券系列の投資ファンドが筆頭株主となり上場を目指した。が、急激な店舗網拡大によって業績は悪化、2007年11月には安定株主を求めてオフィス向けコーヒーサーバー大手のユニマットグループの傘下に入った。

店舗数は2007年3月の192店がピークだった。ここ10年ほど既存店売上高の減少が続いていたことに加え、不採算店の整理を進めたことが響き、収益面で苦戦。2015年度の業績は、直営店とFC店をあわせたチェーン全体の売上高が78億円、会計上の売上高は51億円、最終利益は赤字だった。現在の店舗数は9月末時点で159店にとどまり、そのうち3分の2がFC店だ。

フレッシュネスは「ハンバーガーカフェ」というコンセプトを掲げており、他社に比べて食事や飲み物の品ぞろえが豊富だ。ただ、課題は「サービス水準の低さにある」(マクドナルドOBで従業員教育に詳しい松下雅憲氏)。

ファストフードチェーンの基本はQSC (品質を意味するクオリティー、サービス、清潔を意味するクレンリネス)を徹底的に磨き、リピート客を増やすことにある。が、「フレッシュネスはQSCの中で、特にクリンネス(清潔さ)のレベルが低い。収益水準が低いため、店舗改装などへの再投資ができていない」(松下氏)と指摘する。

膨張するコロワイド

1店舗あたりの年間平均売上高は推計で約5000万円に過ぎない。マクドナルドの1.2億円、モスの7600万円、牛丼チェーンで8000万円ということを考えても、大幅に低い。

フレッシュネスもここに来てやっと施策を打ち始めている。2年ほど前から店舗改装を進めたことや新商品投入により、売上高は反転、2015年2月?2016年7月まで18ヵ月間、既存店売上高は前年超えを記録した。今年4月のメニュー改定で一部のメニューを休止し、さらなるオペレーションの改善にも取り組んでいる。

そんなフレッシュネスを買収したレインズの事情はどうなのか。親会社であるコロワイドは神奈川県を地盤に居酒屋「甘太郎」などを展開しており、1999年に株式を店頭公開(現ジャスダック)している。その後2000年代からM&Aを繰り返し、急激に業容を拡大させた。

当初は居酒屋を中心にM&Aを進めていたが、若者のアルコール離れなど業界の縮小を見越して、レストラン事業強化に乗り出している。2005年には「ステーキ宮」「カルビ大将」などを運営するアトムを、2012年にはレインズを、2014年には回転ずし「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトを買収した。今回のフレッシュネス買収でファストフード業界への足掛かりを作ったことになる。

ただ、積極的に進めている買収が必ずしも効果をあげているとはいえない。2014年に買収したカッパ・クリエイトでは客離れに歯止めがかからず、立て直せずにいる。2015年度下期に店舗の人件費を削減した結果、サービスの低下を招き、客離れが加速した。

フレッシュネスについても相乗効果は微妙だ。「コロワイドは買収した会社を、ただ”くっつけているだけ”という印象が強く、M&A戦略にストーリーが感じられない。共同調達によるシナジーも期待しにくい」(外食産業のM&Aに詳しいジェイ・キャピタル・パートナーズの田中博文社長)。

一方でフレッシュネスの期待は膨らむ。「今後の成長を考えたときに大手外食チェーンであるコロワイドグループ入りはチャンス。食材調達力、不動産やFC運営のノウハウを活用し、今後は400店程度まで増やしたい」と船曵常務は語る。

フレッシュネスにとっては、この10年間で3回目の"身売り"となる。今回は外食大手企業の傘下で、期待どおりの効果は生み出せるのか。

1705とはずがたり:2016/11/10(木) 11:32:33
札幌の老舗寿司店倒産に見るもう一つの競争激化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00002266-toushin-bus_all
投信1 11/9(水) 16:10配信

札幌の老舗寿司店「東寿司」が倒産
11月1日、北海道日本ハムファイターズの日本シリーズ制覇で沸いていた札幌市に衝撃的なニュースが流れました。それは、札幌・薄野(すすきの)にある老舗寿司店「東(あずま)寿司」が、札幌地裁から破産手続きの開始決定を受けたというものです。つまり倒産です。負債総額は約1億5,400万円だった模様です。

“何だ、今どき飲食店の倒産なんてめずらしくないよ”と感じる人も多いでしょう。しかし、東寿司は1875年(明治8年)に創業した寿司店で、札幌のみならず北海道でも草分け的な存在でした。市内観光マップにも大きく掲載されている、「北海道の寿司」「札幌の寿司」の代名詞的な位置付けです。

また、店舗(本店)もすすきの交差点という一等地に構えており、人の流れが絶えることはありません。そして、その大きな看板は、ある意味でランドマーク的なものでもあったのです。東寿司の倒産は、札幌市民には相当大きなショックだったはずです。

札幌の寿司店を取り巻く環境は、老舗中の老舗が倒産するほどに厳しいのでしょうか? 

札幌市は人口全国第5位の大都市、インバウンドにも陰りなし
ご存知の通り、札幌は人口で全国第5位の大都市です。人口減少に苦しむ他の地方都市とは完全に異なります。そして、札幌はもともと国内外からの旅行客で大いに賑わっている観光地です。

特に、アベノミクス始動以降、訪日外国人客の増加により、その賑わいに拍車がかかりました。少し大げさに言えば、“訪日外国人客バブル”です。ホテル宿泊代は高騰し、それでも週末になるとなかなか予約が取れません。世間では昨年末からインバウンド需要のピークアウトが報じられていますが、札幌は例外的な都市の1つと言っていいでしょう。

少なくとも、人口や潜在顧客数の面から見る限り、収益環境は厳しいどころか、むしろ、追い風とも考えられます。実際、東寿司の経営はどうだったのでしょうか? 

東寿司の売上高は14年間で約5分の1に激減していた
民間信用調査会社の帝国データバンクによると、東寿司は、寿司だけでなく和食や郷土料理が幅広い年齢層に評価され、2001年には約6億円の売上高を計上していました。しかし、近年は営業不振が続き、2015年の売上高は約1億3,000万円まで落ち込んだ模様です。

展開している店舗数など不明な点も多いため、単純に考えていいのかわかりませんが、14年間で売上高が約5分の1に激減すれば、商売が立ち行かなくなるのも当然です。それでも、札幌市内の賑わいを考えると、かなり意外な感じがあります。

回転寿司との競争激化が最大要因というのは本当か?
様々な報道によると、近年、回転寿司チェーン店との顧客の獲得競争が激化したのが経営不振の最大の要因と言われています。しかし、札幌に頻繁に行く人なら、札幌に回転寿司店がそんなに多くないことはご存知でしょう。また、回転寿司との競争も今に始まったわけではありません。

確かに、回転寿司との競争も一因でしょうし、東寿司の経営自体にも何らかの問題があったのかもしれません。ただ、それを考慮しても、他にも大きな理由がありそうです。

札幌の老舗寿司店倒産に見るもう一つの競争激化
スープカレー等との競合も激化している可能性
残念ながら、その確かな理由はわかりません。ただ、2000年代に入って以降は、寿司とラーメンだけが象徴的だった札幌で急速に存在感を高めてきた食べ物が数多くあります。具体的には、スープカレーがその代表例です。

現在、札幌市内には250店舗以上のスープカレー店(専門店)があると言われています。実際、最近の観光ガイド、とりわけ、外国人観光客向けのパンフレットには、スープカレー店が大きく紹介されています。東寿司も、スープカレーを始めとした寿司以外の飲食店との競合が、年々激しくなっていた可能性は高いと言えましょう。

同業他社との競争と同じように、異業種との競争にも目を向けるべき
筆者が言いたいのは、全ての業界において、同業他社との競争ばかりに目を向けるのではなく、異業種との競争にも注意しなければならないということです。実際、ふと気が付いたら、その異業種に完膚なきまでに叩きのめされた例は数多くあります。事業を展開する、商売をやっていくというのは、本当に大変なことですね。

投信1編集部

1706とはずがたり:2016/11/10(木) 11:33:07

焼き肉業界トップに君臨 「叙々苑」を支えた“女子力”とは
http://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/bizskills/nikkangendai-357613.html
11月08日 12:59日刊ゲンダイDIGITAL

 焼き肉を語る上でこの店は外せないだろう。今年40周年を迎えた叙々苑だ。創業地の東京・六本木を皮切りに北は札幌、南は那覇まで直営店60店舗を展開。店舗数こそ牛角の1割だが、“王者”は断然、叙々苑だろう。

「オリコン日本顧客満足度ランキング」の「焼肉チェーン」部門で総合トップ。評価対象の13項目中、首位を譲ったのは3項目のみ。「おいしさ」「食材へのこだわり」「提供スピード」「店員の接客」など焼き肉店として必須項目はすべて1位。ほぼ“完全制覇”といっていい。

■女性が入りやすい店づくりと接客

 人気の秘密はどこにあるのか。B級グルメ王・柳生九兵衛さんが言う。

「焼き肉界のブランドとして認知されているのが大きい。“芸能人御用達”と揶揄されることもありますが、人をもてなすための店としては最適。そんなイメージから“焼き肉といえば叙々苑”というブランドが認知された。そこに一役買ったのが、女性が入りやすい店づくりと接客のよさです」

 叙々苑が“女子力”を発揮したのは、1980年ごろだった。

「80年代に大阪で使用されていた無煙ロースターを東京の焼き肉チェーンとして初めて導入しました。『紙エプロンよりもう少し丈夫なエプロンを』との要望から布エプロンも取り入れました」(叙々苑広報部)

 かくして、ホステスが髪や衣類につく臭いやシミを気にせず食べられるように。時はバブル真っ盛り、同伴やアフターで“じょじょる”のが定番化。「出店もほとんどが繁華街で、女性を中心に客を取り込むのが巧み」(柳生氏)なのだ。

 今や定番のタン塩も、叙々苑がルーツで、1980年前後に焼き肉メニューにした。

「『タン塩用のタレがほしい』というホステスの要望からレモンダレを生み出したのも叙々苑。お客さんの要望を断らず、可能な限りこたえるから、長く愛されるのです」(柳生氏)

 ネギをびっしりのせたネギタン塩の焼き方は諸説あるが、正しくはネギがのっている面を内側にしてくるんで片面45秒ずつ焼くのが正解。「ネギが蒸し焼き状態になっておいしい」(同広報部)のだ。

 チェーン店のトップ10メニューを当てる民放番組に出演した松岡修造は“予習”で5回店に通ってコンプリート。意外にも1番人気は、肉でもチゲでもなく、「叙々苑サラダ」だった。市販されているドレッシングの販売数は累計200万本を超える。今や“国民食”だ。

1707とはずがたり:2016/11/13(日) 23:57:29
店舗の魅力の差だと思われる。

「大戸屋」はなぜ「やよい軒」に勝てないのか? お家騒動より深刻な"低収益"という問題点
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-144847.html
06:00東洋経済オンライン

「大戸屋は儲からない。投資が重たい割に回収が少ないので、既存のフランチャイズ(FC)オーナーはこれ以上店舗を出したがらない」――。こう嘆くのは定食チェーン「大戸屋」の関係者だ。

これまでに何度も報じてきたように、大戸屋HDでは2015年7月の実質創業者・三森久実会長の急逝を機にお家騒動が勃発。役員人事を巡り、会社側と創業家側が対立している。

15年間、利益はゼロ成長

お家騒動の陰に隠れて目立っていないが、大戸屋は従来からもう1つの問題を抱えている。2001年の上場以来、売上高は増えているのに、営業利益がほとんど変わらないという”収益性”の点だ。

営業利益は2001年度に6.1億円、その後ピークだった2013年度に7.5億円になったが、前2015年度は6億円にとどまった。実に15年間にわたって利益はゼロ成長にとどまった計算になる。

9月下旬には、経営陣と創業家が対立に至るまでの経緯を第3者委員会に調査させるという異例の報告書を公表。そして11月4日に会社が満を持して公表したのが、中期経営計画だった。公表した中計では、ブランドやマーケティングのテコ入れと国内外でFC中心に出店加速をさせるという方針を示した。

収益面では前2015年度に売上高260億円、営業利益6億円だったものを、2019年度までに各296億円、13.7億円まで引き上げるというものだ。店舗数も2015年度の435店(国内342店、海外94店)を564店(各414店、150店)に増やすとブチ上げる。

「この数字は最低限やらなくてはならない数字」(窪田社長)という。だが、計画を達成するためにはお家騒動以上に高いハードルがそびえ立っている。

最大の問題は、大戸屋の店舗運営のまずさにある。ほか外食チェーンと異なり、大戸屋は食材の加工を集中的におこなうセントラルキッチン(工場)を持たず、店舗で食材の仕込みや調理を行うことをウリにしてきた。この店内調理に”こだわり過ぎている”点が問題の元凶になっている。

問題は"すべて店内調理"という発想か

大戸屋は38種類の定食に加えて、期間限定メニュー、デザートなど、常時50前後のメニューをそろえている。店舗によって違いはあるが、おおよそ朝11時の開店から22時前後の閉店までを通じて提供する必要がある。

「開店前の仕込みには非常に時間がかかる。定食を調理するのにも時間かかり、デザートなどの注文が途中に入ると提供時間が余計延びる」(現役のFC社員)。

仕入れ段階での原価率は突出して高い訳ではないが、「店内で調理するのでその従業員の力量によって、ロスが増減する」(同FC社員)。注文を受けてから、商品を提供するまでに平均で12分ほどかかり、外食業界では異例ともいえる長さだ。”行き過ぎ”ともいえる店内調理によって、大量のコストがかかっているのが現状だ。

1708とはずがたり:2016/11/13(日) 23:57:48
>>1707-1708
こうした複雑な店内作業が必要な業態の場合、自社の直営で運営し、本部のスタッフが徹底的に指導したり、研修を増やしてノウハウを習得させる必要がある。にもかかわらず、大戸屋の国内店舗は現在、半分以上がFC店となっている。かつて、大戸屋HDの幹部は「直営で社員だからこそモチベーションが向上し高いサービスが維持できる。FC化後も同じ水準を維持できるのか」と不安を漏らしていた。

現在、大戸屋の1店舗あたりの平均年商は推計で1億円前後ほど。だが、FC店はロイヤリティ、販売手数料、システム利用料など含めて、売上高の約7%を本部に支払う必要がある。本部ですら儲からないのに、FCの収益性はもっと低い。「改装費用をかけたり、新たに出店しようというFCオーナーは少ないのではないか」(大戸屋関係者)

会社が公表した中計の説明会で、最大の課題であるオペレーションについて、窪田社長は「店内調理はわれわれの根幹、それを崩すわけにはいかない」と見直しは避ける方針を示した。その代わりに「フロア作業の簡素化のために、タッチパネル導入などのテストを行っている」(窪田社長)という。だが、前出のFC社員は、「まずはランチのメニューを絞り込むなど、抜本的なオペレーションの改革が必要だ」と指摘する。

大戸屋が上場後、長年にわたってぱっとしない業績で推移してきた一方で、急激な成長を続けているのが「やよい軒」だ。持ち帰り弁当「ほっともっと」で著名なプレナスが運営する定食チェーンで、1989年に「めしや丼」という名前で1号店を出店。2006年に業態名を現在のやよい軒に転換した。

中食のノウハウを生かす「やよい軒」
数年内には大戸屋の店舗数を超えると見られる「やよい軒」(記者撮影)

2016年2月期の業績は売上高284億円、営業利益は13.6億円で、全国に直営主体で297店を展開しており、収益性では大戸屋を凌駕する。業界関係者によれば、「強みは持ち帰り弁当の基盤を生かした経営にある」という。ほっともっとは全国に約2700店を展開しており、やよい軒は「中食で培ったノウハウを、外食に応用している。食材の共通化や配送費などのコストを抑えているから、成長できるのだろう」(業界関係者)。

客単価は750円程度で、大戸屋の約850円よりも安めだ。かつて大戸屋が600円台の定食が中心だったのに、健康志向や高品質をうたって800?900円台のメニューを増やし、女性客の取り込みを図ったのに対して、やよい軒は価格を抑えたままだ。「首都圏はまだしも、地方では定食に高い値段は出せない。定年した団塊の世代など、時代のニーズをうまく掴んだ点が評価されているのだろう」(業界関係者)

初期費用も抑えている。「やよい軒」の出店初期費用約4300万円なのに対して、大戸屋は本格的な調理をするため、広い厨房と高額な器具を揃える必要がある。新規に出店する場合に必要な費用は6000?7000万円、郊外ロードサイド型店舗だと8000万円ほどになる。

投資費用や収益性で上回るやよい軒は年間40?50店近くの出店を続け、2020年に500店体制を目指している。大戸屋の出店が計画通りにいかなければ、店舗数で逆転される日も遠くない。

かつて、窪田社長は「お客様が喜んでくれるのであれば、薄利でも良いものを出していくことが、大事なことだと思っている 」と語っていた。

創業家との経営権をめぐる問題に加えて、長年にわたって続く収益性の問題、そして同業他社からも追撃を受けている。大戸屋が抱える問題は深刻さを増している。

1709とはずがたり:2016/11/15(火) 11:35:39
「てんぷらちくわ」か「ちくわてんぷら」か…県内を二分 謎の佐賀県民食
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-20161114121543477.html
11月14日 12:12西日本新聞

「てんぷらちくわ」か「ちくわてんぷら」か…県内を二分 謎の佐賀県民食
(西日本新聞)
 秋の行楽シーズン。運動会や地域の集まりで食べた方もいるのではないだろうか。丸天や角天とちくわを一口大に切って甘辛く煮た定番おかず。「あ、あれね」と県民ならほとんど思い当たるようだが料理店ではまずお目にかからない。しかも呼び名は県内で二分されるという。大手検索サイトでもほとんどヒットしない、謎の県民食を追ってみた。

 自分自身は福岡市出身。前任地は長崎市。練り物が盛んな土地だが、ちくわ、丸天の単品を切って食べたり、おでんに入れたりはしても、その二つを一緒に煮るのは聞いたことがない。まずは勤務地、鳥栖市内の居酒屋で聞いてみた。

 「たまに家の食卓にのぼる」という声のほか、「地域の川掃除の後に、だいたいおむすびと一緒に出てくる」「公民館での集まりの後に酒のつまみに出る」「上棟式で親戚が集まった時に食べた」など、大勢の集まりに登場することが多いようだ。

 「運動会のお弁当では定番でした。高校時代、弁当のおかずがそれだけで、がっかりしたこともありますよ」と、鹿島市出身の本紙若手記者。簡単な料理で、がっかりはしたが嫌いなわけではないという。

簡単で冷めてもうまい
 どんな料理なのか。「うちのまかないでは週3回は食べます。まず嫌いな人がいない」と話すのは、佐賀市富士町古湯の温泉旅館「千曲荘」の岸川裕幸さん(44)。「料理と言えるのかどうか分からないが、丸天とちくわを切って醤油とみりんと砂糖で煮るだけ。好みでタカノツメを入れたり、ゴマを振ったりですね」とのこと。「簡単で冷めてもうまい。ゆずごしょうをつけると、お酒のつまみに最高です」と話す。

 若手記者が母親に聞いたところ「練り物にもう一度火を通すことで、傷みにくくなり、屋外などで大人数が集まる時には最適。丸天の油がちくわにもまわってこくが出ておいしくなる」というのが、人気の理由のようだ。

ちくわとてんぷらのどちらが先か
 この料理の呼び名。岸川さんは「絶対にてんぷらちくわです」といい、若手記者は「てんちく」と略して呼ぶ。一方、みやき町の六田竹輪(ちくわ)蒲鉾(かまぼこ)企業組合に尋ねたところ「このあたりでは、ちくわてんぷらです」ときっぱり。

 佐賀市在住で、温泉とお酒の文化研究家の平尾茂さん(65)は、数年前から県内で呼び方が違うのに気づき、県内各地を講演で回るたびに来場者に尋ねているという。

 「嘉瀬川を境に佐賀市や同市諸富町、神埼市などの東はちくわてんぷら、鹿島市、白石町など西はてんぷらちくわと呼ぶのではないかと仮説を立てています。もちろん結婚や転勤などがあるので、鹿島市の人でも母親が佐賀市出身だったりするので、家々ごとに違いはあります」

 佐賀市の野中蒲鉾に尋ねたところ「佐賀ではちくわてんぷらです。丸天とちくわを100枚ずつ買っていかれる方もいますよ」。一方、鳥栖市内の焼き鳥店で常連客に尋ねたところ、仮説とは違って「てんぷらちくわ」派が多数。ちくわとてんぷらのどちらが先か、なぜか強いこだわりを持っている人が多いようだ。

 なぜ「てんぷらちくわ」が佐賀に定着しているのか。いつごろから食べられているのか。県農政企画課に尋ねてみた。

時代とともに消えていくのだろうか。
 「てんぷらちくわ、確かに県内ではよく食べますよね。しかし他の課にも問い合わせてみましたが、書かれた資料はありません。古い郷土料理の本にも載っていません」と永野明弘係長(43)。鹿島市出身で「てんぷらちくわ」派の永野係長は「手軽なタンパク源として食べられてきたのだとは思いますが…」と話すが、確証はないようだ。

 出会う人ごとに尋ねていると、気になる声があった。「てんぷらちくわは昔の話よ。区役(地域の清掃活動)とか集まりがあった時は必ず出よったけど、このごろは高齢化で地域の集まりもなくなってきた」。佐賀市の馬郡蒲鉾でも「最近は公民館の集まりでも弁当店や仕出店に頼むことが増え、ちくわてんぷらは少なくなってきた」と話す。クリークの清掃など、地域の活動が不可欠だった佐賀で育まれてきたが、時代とともに消えていくのだろうか。

 「ちくわてんぷら」派という平尾さんは「佐賀のソウルフードであり、地域の人と食べる公民館的料理。なくなっていくのは寂しい。これからは居酒屋や料理店で出してほしいし、佐賀の地酒とともに味わう会を開きたい」と「ちくわてんぷら」にエールを送る。

1710とはずがたり:2016/11/18(金) 17:09:57
24h営業がもう2店舗だけだったとわ・・
一寸前にモーニングが実質値上がりして以来足が遠のいてるけど。

ロイヤルホスト、24時間営業廃止へ 定休日導入も検討
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/17/royal-host_n_13058342.html
朝日新聞デジタル
投稿日: 2016年11月18日 08時02分 JST 更新: 2016年11月18日 08時02分 JST

 ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルホールディングス(HD、福岡市)は、来年1月までに24時間営業をやめることを決めた。早朝や深夜の営業短縮も進めており、定休日も「考えるべき時代が来ている」(黒須康宏社長)として導入を検討していく方針。定休日は百貨店業界で復活が相次いでいるが、外食業界ではほとんど例がない。

 ロイヤルホストは全国223店舗。かつては大半が24時間営業だったが、2011年ごろから営業時間の短縮に取り組み、現在では桜川店(大阪府)と府中東店(東京都)だけ。この2店も、来年1月までに深夜営業をやめる。また、早朝や深夜の営業時間短縮も進めていて、すでに全店平均でみると前年比で30分超も短くしたという。

 外食業界は、深夜営業を減らす傾向だ。人手不足で賃金が上がり、売上高がコストに見合わなくなってきているためだ。また人が集まらない中で無理に営業すれば、従業員に長時間労働を強いることにもなる。生活習慣の変化で、深夜の利用客が減っているという事情もある。

 ロイヤルHDでは深夜、早朝をやめる分、来客が多い昼や夕食の時間帯の人数を手厚く配置する考えだ。「より充実したサービスができるようになる」(黒須社長)としている。(湯地正裕)

(朝日新聞デジタル 2016年11月17日 21時13分)

外食産業が変わる?ロイヤルホストが24時間営業を終了し定休日も復活の可能性
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20161118/Buzzap_40011.html
BUZZAP! 2016年11月18日 10時16分 (2016年11月18日 16時52分 更新)

24時間営業が常態化していたファミリーレストランに変化が始まる予感です。詳細は以下から。

ファミリーレストランといえば24時間営業。都会を中心に、気がつけばそれが当たり前のようになっていました。そんな中、スピッツに「街道沿いのロイホで夜明けまで話し込み」と歌われたロイヤルホストが24時間営業に終止符を打つことになりました。
…営業時間短縮も着々と進んでおり、全店平均で前年比30分以上短くなっているとのこと。
理由としては人手不足による賃金上昇があり、売上高がコストに見合わなくなってきているため。また人手不足の状態やコスト削減の目的で少人数で無理に営業をすれば、以前のすき家のワンオペ問題のように従業員に長時間の過酷な労働を強いることにもなりかねず、訴訟リスクなども伴います。
ファミリーレストランは居酒屋などと違い、深夜の客にはドリンクバーだけ頼んで朝までひたすらダベるだけというケースも少なくありません。

結局開けていても大して儲からないなら閉めるのは極めてまっとうなな判断と言えそうです。
また、深夜にファミリーレストランを訪れる客が減っているとのことですが、「生活習慣の変化」というよりも「『貧困女子高生』の1000円ランチが高価だと叩かれる」ような貧困の蔓延がファミリーレストランへの足を遠のかせている可能性も十分考えられるのではないでしょうか?

1711とはずがたり:2016/11/23(水) 12:26:15
男の料理シリーズ
まあが突然,とはいえ昨日から,ひやしちゅうかが食べたいと云うので挑戦。

麺を買いにまあの自転車の練習兼ねて2人で自転車でいそかわへ。序でに手袋を百均で購入。
いそかわで探すも流石に即席冷やし中華は季節外れで売ってない様だ。。麺を物色する。
念の為,サンデイにも行くと同じ麺がより安く買えた。
序でにコーンスープやソーセージなども買い込む。かにかまを入れようとまあが提案するのでお買い上げ♪わかめスープは無かった。

さて先ずは錦糸卵。すげえ簡単だ。
http://www.sirogohan.com/recipe/kinsi/
ソーセージとハムと胡瓜も切る。

次ぎにタレ。
http://cookpad.com/recipe/4068578
ウェイパー(味覇)は創味シャンタン(シャンタンは上湯か?)と同等物らしい(↓参照)

で,最後に麺を茹でて完了♪良い感じで出来たヽ(゚∀゚)ノ
反省点としては麺がやや太かった。細くなくて良いけど太いよりは普通がいいな。あとたれの量が少なくちと薄かった。次回はもっとたっぷり濃く造ろう。

【クロスレビュー】新旧『味覇(ウェイパァー)』と実は “本家” という『創味シャンタン』の味は同じなのか? 違うのか!? 4商品をガチで食べ比べてみた
沢井メグ2015年4月22日
http://rocketnews24.com/2015/04/22/573137/

たった1さじでプロの味! 中華スープの素「味覇(ウェイパァー)」があれば50円の豆苗だって、10円もモヤシだって、超絶ご飯がススムくんなご馳走になる。味覇は、王将チャーハンの再現にも一役買ってくれるニクイ奴だ。

だが、2015年3月末、味覇ファンの間に衝撃が走った。もろもろの大人の事情により4月から味覇の中身が変わるというのだ。そして従来の味覇の中身は『創味シャンタンDX』なる商品で味わえるのだとか。えっ、何なの? どうすればいいの? 気になりまくったので関連4商品をガチで食べ比べてみたぞ!

・4種類のスープの素を食べ比べ
「もろもろの事情」部分をサクっとまとめると、元々、創味食品という会社が、業務用中華スープの素として『創味シャンタンDX』を製造していたそうだ。その後、その家庭版を廣記商行から『味覇』として販売することになったが、2015年3月に両社間の契約が終了した。

契約終了に伴い『味覇』は4月から製造メーカーを変更して販売を継続。そして、創味食品は『創味シャンタンDX』の家庭版を発売した。つまり新しい『味覇』と、中身が以前の味覇と言われる『創味シャンタンDX』が存在するのである。

1712とはずがたり:2016/11/24(木) 15:22:59
期限切れの明星の評判屋シリーズの鴨南蛮蕎麦を喰う。
期限切れの明星の評判屋シリーズのソース焼きそばはなんかへ〜んな味がして一寸喰って残り全部捨てたんだけどこちらは大丈夫だった。てか寧ろ結構美味。

1713名無しさん:2016/11/26(土) 20:38:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00514724-shincho-soci
大戸屋お家騒動、“ヤメ検”弁護士対決で見えない収拾
デイリー新潮 11/24(木) 5:59配信

 創業者の遺骨を抱えた未亡人が、社長室に乗り込み、「恩知らず」「お辞めなさい」「息子を社長にします」と延々と面罵――。

 ドラマのワンシーンのような修羅場だが、これは、“創業家vs現経営陣”の対立で揺れる外食チェーン「大戸屋」で昨年9月、実際に起きたことである。

 場面の詳細は先月、本誌(「週刊新潮」)ワイド特集で報じたが、今回はその続きをお伝えする。

「一昨年7月に肺癌が見つかった創業者が昨年7月に死去すると、常務だった息子、三森智仁氏(27)と、創業者の従弟である窪田健一社長との関係がみるみる悪化していきました。そんな両者の確執の根底には、智仁氏の今後の処遇をどうするかということもありますが、それ以上に根深く面倒な問題があるのです」

 と同社幹部氏が明かす。

「それは、創業者への“功労金”。原資は、会社が創業者に掛けていた生命保険の保険金12億5000万円で、当初はそこから8億7700万円を功労金名目で創業家に拠出することが決まっていたのですが、それが宙に浮いたままなのです」

 実は両者、今年4月末に功労金問題も含めて和解が成立していた。5月7日、合意文書が交わされた後の会食の場では、創業者の妻・三枝子夫人と智仁氏を前に、窪田社長が安堵のあまり落涙――と、第三者委員会がまとめた「調査報告書」には記されている。

「ところが、その1週間後、智仁氏が社長に“ある人物に会ってくれ”と依頼した。その人物はライブドア事件などにも登場したフィクサーで、不審に思った社長は面会を拒否。それで合意は御破算になった」(同)

 そして5月19日、智仁氏から東証宛てに声明文が送達されるに至り、同社の“お家騒動”が露見した。

■ヤメ検らしい脅し
 その後、同社が設けた第三者委員会が調査を開始。2カ月を経た10月3日、報告書が発表された。

 もっとも、創業家すなわち三枝子夫人と智仁氏は調査への協力を拒んでいる。その理由を、創業家側代理人の則定衛弁護士(78)はこう説明する。

「第三者委員会は大戸屋の顧問弁護士の郷原先生がやっていたもので、中立性、独立性に問題があります。彼自身は委員会を抜け、他の弁護士が調査したという形になっていますけど、私どもの解釈としては報告書は郷原さんの影響下にあるもので、認められないのです。なにより、過去の経緯をあれこれ言っても建設的な話になりませんのでね」

 則定氏といえば、元東京高検検事長で、弁護士に転じてからは村上ファンド事件や陸山会事件などに関わった大物“ヤメ検”弁護士である。その則定氏に厄介者扱いされている郷原信郎弁護士(61)はというと、こちらもヤメ検で、多くの著書がある有名弁護士だ。

 さて、その郷原氏によると、9月上旬、かのフィクサー氏の要請で面会に出向いたところ、突如、則定氏が一緒に姿を現したという。

「知らされておらず、まさかこんなところで大先輩にお会いするとは、とびっくりしました。私がいる以上協力できない旨を告げられ、“あなたにとってリスクになるよ”“キャリアに傷が付くよ”などと言われました。ヤメ検らしい脅しですよね。普通の弁護士だったら、怖気づいて圧力に屈していたかもしれません」

 ところで、肝心の功労金はどうなるのか。

「コンプライアンス上、多額の功労金は株主への利益供与にあたり、法律上は厳しいものと考えます」

 と郷原氏。一方、創業家側の則定氏は、

「雇われ社長と創業者とでは、別の基準があって然るべきではないでしょうか。青臭い法律論だけで考えるのではなく、少し実利的に検討してはと、こう語りかけているところです」

 まさに議論は平行線。

 こりゃ“第三幕”以降もしばらく続きそうだナ。

「週刊新潮」2016年11月17日号 掲載

新潮社

1714とはずがたり:2016/11/27(日) 14:34:36
>>1498
一回食べて次は真冬になってからと思ってすっかり忘れてたけど1年以上経って思い出して食べてみる。

先ずはにら(大分産)・冷凍の鶏肉・ニンジン・お揚げ・キャベツなど冷蔵庫にあるものを総動員して作る。
一寸味が薄かったので味噌を溶いてご飯と食す。美味。

沢山過ぎて余ったのでこれを朝飯(食べたのは11時半頃だけどw)として次は入れたら美味しそうだけど冷蔵庫に無かった大根と白菜を買ってきて刻んで入れて鶏肉も少々追加して2時頃食べる。美味♪

未だ余ったけど夕飯は外食らしいので残りは明日の朝にする♪

1715とはずがたり:2016/11/28(月) 12:22:52
俺もかつやは大好き♪生駒には無いし最近は胃痛があってあんましょっちゅうは行かないけど。

>一般的に、揚げ物は調理に時間がかかり習熟も求められるなど参入障壁が高い。従来、とんかつ専門店といえば「新宿さぼてん」や「とんかつ和幸」といった中?高価格帯の店が中心だったのもそうした理由からだ。

>かつやではパートなどの従業員が誰でもカツが揚げられるよう、特注のオートフライヤーを導入している。2?3年に1度バージョンアップをしていった結果、導入初期に3分40秒かかっていた揚げ時間が、現在は2分45秒になったという。
>油の管理にも特徴がある。かつやでは、濾過を頻繁におこなうことにより、油を捨てなくて済む仕組みを確立。常にpH値(水素イオン指数)が安定した状態でとんかつを揚げられるフライヤーになっている。

快進撃「かつや」、安くて早いカツ丼の舞台裏 こうして「調理に手間がかかる」を乗り越えた
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/bizskills/toyokeizai-146742.html
11月26日 05:00東洋経済オンライン

とんかつ専門店「かつや」が、外食不況どこ吹く風の好調ぶりを発揮している。定番の「ロースカツ定食」は690円とお手頃価格で、商品を注文するとわずか5分でサクサクのとんかつが運ばれてくる。学生や忙しいビジネスマンの心強い味方だ。

「かつや」を運営するアークランドサービスホールディングスの前2015年12月期の営業利益率は14%と高水準。今2016年12月期も営業益予想は32.5億円と過去最高を見込む。店舗数は今年9月末時点で362店まで拡大、既存店の月次売上高もほぼ前年超えを維持している。

強さの秘訣は、期間限定商品である「フェアメニュー」の投入や、既存商品を値引きする「キャンペーン」にある。今年前半のフェアメニューは、「増し増しやさいのチキンカツ丼」「キャベ玉チキンカツ丼」など、量感のあるメニューを投入した。およそ月1ペースでこうした限定商品を投入することで、リピーター客を囲い込むことに成功している。

特注フライヤーで揚げ時間を短縮
一方、「キャンペーン」は新規客の獲得を目的に、年に数回、3日?1週間開催。定食など定番商品を割引価格で提供する。さらに、レジで会計をすると500円以上の商品が100円割引になる券を渡す。かつやの伊藤永社長は「従業員には、割引券は再来店の約束手形だと言っている。財布に割引券を入れてもらえば、期限が切れるころにそろそろ行っておこう、と思ってもらえる」と狙いを語る。

店舗を円滑に運営するためのオペレーションの工夫も見逃せない。一般的に、揚げ物は調理に時間がかかり習熟も求められるなど参入障壁が高い。従来、とんかつ専門店といえば「新宿さぼてん」や「とんかつ和幸」といった中?高価格帯の店が中心だったのもそうした理由からだ。

1716とはずがたり:2016/11/28(月) 12:23:12
>>1715-1716
設備投資に力を入れて品質向上を図ってきた

そこで、かつやではパートなどの従業員が誰でもカツが揚げられるよう、特注のオートフライヤーを導入している。2?3年に1度バージョンアップをしていった結果、導入初期に3分40秒かかっていた揚げ時間が、現在は2分45秒になったという。

油の管理にも特徴がある。かつやでは、濾過を頻繁におこなうことにより、油を捨てなくて済む仕組みを確立。常にpH値(水素イオン指数)が安定した状態でとんかつを揚げられるフライヤーになっている。「お客様満足度を上げようと取り組んでいった結果、生産性が向上し、コストダウンにつながった」(伊藤社長)。

これらの取り組みの結果、かつや直営店1店舗あたりの平均月商は右肩上がりで成長。上場初年度の2007年は670万円だったが、2015年に791万円に拡大。2016年は800万円超の着地となる見通しだ。「既存店の売上高が伸びるということは、まだ店が出せるということ。(現在の倍の水準である)700?800店が一つの目安だと思っている」(伊藤社長)。

近年、国内では年間30店以上の出店を継続しているが、店舗の7割弱はFC(フランチャイズ)店だ。FC店は売上高の一部をロイヤリティとして支払う必要があるが、1店舗運営の場合は5%、10店舗運営すると3.5%というように、同一オーナーが店舗数を増やすとロイヤリティを下げる仕組みになっている。資金力のある地場の有力企業が複数の店舗を持つケースが増えていることが、安定した出店につながっている。

ただこのところ、かつやのライバルになり得る低価格業態が台頭してきた。中でも急速に店舗を増やしているのが、牛丼チェーン大手の松屋フーズが展開している「松のや」だ。同社は、今2017年3月期にとんかつ店を45店出店、店舗数を期末に126店まで増やす計画だ。

市場は前年比2割増、1500億円規模に
ロースかつ丼は490円と「かつや」と同価格で、定食は600?700円台が中心だ。松屋フーズの瓦葺一利社長は「松のやは成長エンジンとして出店を進めていきたい。業界ナンバーワンを目指す」と意気込む。

さらに、まだ数店舗ではあるが、2016年に入り居酒屋チェーンのコロワイドやファミリーレストランのすかいらーくもとんかつ店を立ち上げた。外食・中食の継続調査を行っている市場調査会社、エヌピーディ・ジャパンによると、とんかつ専門店の市場規模は2015年に1492億円(外食・中食計)で前年比2割増加。同社の東さやかシニアアナリストは、「格安のとんかつ市場は未熟で、高価格の既存とんかつ店からの客を奪うことが可能。揚げ物をしない家庭が増えており、内食や小売からの顧客シフトが期待できる」と新規参入が増えている理由について分析する。

競合の台頭に、差別化戦略を推し進める伊藤永社長(写真:記者撮影)

かつやの伊藤社長は「これまでは競合がいるという認識すらなかったが、最近は気にしている。今年は肉へのパン粉や塩こしょうの付け方を時間をかけて研修し、かなりレベルが上がった。他社が真似しようにもできないと思われるくらい、面倒臭いことにどんどん投資をしていくのが差別化ににつながる」と語る。

にわかに盛り上がりを見せ始めた低価格とんかつ業界で、かつやは盟主の座を守ることができるだろうか。

1717とはずがたり:2016/11/29(火) 21:24:59
同じ事してるのに散々叩いておいて業績が恢復すると急に褒め称える,マスコミなんてのは結果からしか判断出来ない様な。。

マクドナルドはなぜ急速に業績回復できたのか?
http://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_20722.html
09:20プレジデントオンライン
PRESIDENT Online 掲載

2014年、2015年とどん底を味わった日本マクドナルドが、ビジネスリカバリープランの実施に伴い復活しつつある。同社はどう変わったのか?

2014年7月、中国メーカー製の期限切れチキンナゲットを販売したとして大きな打撃を受け、さらに2015年1月に相次いだ異物混入問題がさらに深刻な客離れを起こした日本マクドナルドホールディングス(以下、マクドナルド)。1971年の創業以来、45年にわたって日本のハンバーガー文化をリードしてきた同社だが、しばらくは業績不振から抜け出せないのではないかと見られていた。

ところが、先頃発表された2016年1月〜9月の連結業績を見ると、全店売上高は対前年比17.2%増、経常利益は前年同期比257億円改善し34億円の黒字となった。これで4四半期連続で既存店売上高が前年比プラスになるなど、マクドナルドは急速に業績回復を遂げている。

 ファウンダーの藤田田氏をはじめ、八木康行氏、原田泳幸氏、サラ・カサノバ氏という歴代社長のもとで働き、現在は代表取締役副社長兼COO(最高執行責任者)を務める“マクドナルドの大番頭”下平篤雄氏に話を伺った。

■2015年策定「ビジネスリカバリープラン」とは
――マクドナルドがどのように業績を回復してきたかについて伺います。先日、決算報告と一緒に配布された資料に、昨年(2015年)策定された「ビジネスリカバリープラン」が掲載されていました。

▼ビジネスリカバリープラン
(1)よりお客様にフォーカスしたアクション ・メニュー  ・バリュー  ・お客様とのつながり
(2)店舗投資の加速 (3)地域に特化したビジネスモデル (4)コストと資源効率の改善

まず、「よりお客様にフォーカスしたアクション」とは、具体的にどのようなことでしょうか?

【下平】はい。我々がまず着手したのは、お客様の声を聞くきちんと聞く体制や組織を作ることです。サラ・カサノバは昨年(2015年)1年間で47都道府県すべてに足を運び、お客様から直接さまざまな声を聞いています。特に、お店に来ていただけなくなったファミリーのお客様からは数時間にわたって改善点を聞きました。厳しい意見もありましたし、新たな発見もありました。こうしてお客様とコミュニケーションを行う機会を作ることが我々には重要だったのです。

――どのような声が届きましたか?
【下平】品質に関するものが一番多かったです。社内で行ってきた取り組みをお客様に説明したのですが、なかなかご理解いただけなかった。それが我々にとっては発見でした。例えば原材料の産地やアレルギーに関する情報は以前から公表していましたが、ホームページで公表してもお客様の目には止まりません。それは我々のおごりでした。そこでQRコードを包装紙につけ、携帯ですぐに情報を見られるような「Mom's Eye」という仕組みを作りました。

また、品質管理は世界基準に照らし合わせて努力していたつもりでしたが、もっとレベルを上げなければいけないと痛感しました。もともと行っていたことなので大きな変更はなかったのですが、チェックの頻度をアップするなど万全の態勢で100%の品質を目指しています。

私どもの意見だけでは自己満足になってしまうので、第三者機関「食品安全専門会議」を設置しました。また、すべてのサプライヤーさんが参加する「食の安全サミット」を2回開催しています。12万人の店舗スタッフにも再度、品質管理についてトレーニングしてもらいました。第三者機関による全店舗の抜き打ちテストも2回行っています。とにかく、やれることは全部やりました。

■マクドナルドならではのハンバーガーを提供
――メニューについては、どのような方針でしたか?
【下平】“マクドナルド・ユニーク・ハンバーガー”、つまりマクドナルドならではのハンバーガーを提供していくことを第一に考えています。おかげさまでこの2年の間に数々のヒット商品が生まれ、お客様からも高い評価をいただいております。

――ヒット商品の鍵になっているのはどんなことでしょう。
【下平】「美味しい商品をお得な価格で」が、これまで我々が成功してきた考え方です。これをレベルアップしなければいけません。美味しさとバリュー(=お得感)のバランスをとっていかないと、お客様から支持をいただけないと思っています。

1718とはずがたり:2016/11/29(火) 21:25:32
>>1717-1718
お得感という意味では、200円台のバーガーがなかったので、2015年5月に100円、150円、200円の「おてごろマック」を発売しました。この新しいラインが非常に好評で、合計1億個以上販売しています。

■“クリンリネス”の大切さ
――「ビジネスリカバリープラン」の2番目の項目は「店舗投資の加速」です。
【下平】お客様に最高の店舗体験をしていただくには、「QSC」と「バリュー」がとても重要だと考えています。QSCとは「Quality, Service, Cleanliness(クオリティ、サービス、クリンリネス)」のこと、バリューとは「お店でどのような価値を感じていただくか」ということです。特に「Cleanliness」には力を入れました。どんなに厳密な品質管理を行っても、どんなに美味しいメニューを開発しても、このQSCが不足していれば無意味だと我々は考えています。

――店舗投資とは、どのような部分に行われているのでしょう?
【下平】大きなアクションが2つあります。1つは店舗の改装。お店の古いデザインを変えたり、破損しているテーブルや椅子を変えたりします。昨年は400店舗、今年は500〜600店舗を改装しました。

実はオーナーオペレーター(筆者注:フランチャイズ法人の経営者)には、改装に二の足を踏む方もいらっしゃいました。キャッシュフローが厳しいところに、さらに改装して投資するわけですからね。そこはよく話し合って、今後の成長のために投資をお願いしました。本社からも金銭的なサポートは行っています。ただ、実際に改装すると、驚くほど店が変わるのです。オーナーさんも驚きますし、お客様が来店する機会にもなります。

もう1つはオペレーションの改善です。まず、清掃のオペレーションを大きく変えていきました。大勢のお客様に来店いただくと、すぐに散らかってしまいます。今まではスタッフがカウンター業務の合間に清掃を行っていましたが、今は客席に常駐して清掃を行っています。それに加えて、マクドナルドオリジナルの清掃道具を開発しました。

■10年ごとにマーケットは変わっている
――では、現在のマーケットをどのように捉えていますか?
【下平】マーケットは地域ごと、場所ごとに大きく違っていると思います。その違いをきめ細かく捉えないといけない時代になりました。たとえば、ドライブスルーの店、カウンターだけの店、ショッピングモールの中の店など、お店によってお客様も売れ方もスタッフの採用の仕方もまったく違います。マクドナルドという一つのブランドですが、中身はまったく違うビジネスモデルということがあるのです。

――それがビジネスリカバリープランの3番目の項目「地域に特化したビジネスモデル」ですね。
【下平】成熟したマーケットにおいては、同じ都市でも街によってまったくビジネスモデルが違う場合があります。長年その街に住んで、地域に貢献している…オーナーさんたちと一緒に店づくりを行っていくのが、我々の戦略の一つです。

現在はフランチャイジーの比率が68%になり、10年前と逆転しました。地域に特化したオーナーさんですから、組織も地域に特化しなければいけません。そこで、昨年から地区本部制度を復活させて、フランチャイジーを支える活動を行っています。

――ある時期まで、大型店を含めて閉店がとても目立っていました。今後は店舗を増やしていくのでしょうか?
【下平】戦略的閉店は今年で終了しました。これから成長の段階に移行することになりますが、まだまだ既存店への投資が十分に終わっていません。既存店を改装し、QSCを上げて、新たな人材を採用してトレーニングを行う時期だと考えています。今は店舗を増やすというより、土台の部分を強固にしていきたいですね。

振り返ってみると、10年ごとにマーケットは大きく変わっています。それまで成功していたビジネスモデルが通用しなくなるときが来る。ならば、また新しいビジネスを考える。マクドナルドの45年の歴史は、ずっとその繰り返しです。どんどん変化できることが、マクドナルドの強みだと思います。落ち込んだときこそ、成長の契機なのです。

■「変われること」がマクドナルドの強み
――変化できずに失速していく大企業が多い中、どうして変化していくことができたのでしょう?
【下平】我々は自分たちのことを大企業だなんてまったく思っていません。地域を大切にして、お客様一人一人を大切にしない限り、成功は絶対にないでしょう。こうした考えの下で、QSCの向上も、メニュー開発も、地域に特化した戦略も、一貫して通してできたことが、2年間という短い期間で復活できた要因だと思います。ただ、お客様の変化にあわせてマクドナルドも変化していかないと、すぐに置いていかれてしまうでしょうね。
(文=大山くまお)

1719とはずがたり:2016/11/29(火) 21:39:08

マクドナルドの「復活」は本物か
http://president.jp/articles/-/20514
2016.10.28 文=公認会計士 秦美佐子
PRESIDENT Online

「低迷が続いたマクドナルドが、劇的に業績回復している」……今年、こうした報道を多く見かけます。45周年記念キャンペーンやポケモンGOとのコラボなど、同社に関する楽しい話題が増えているのは事実。マクドナルドの“復活”は本物なのか? ハンバーガー業界全体のトレンドも絡めながら、公認会計士・秦美佐子さんが解説します。

見せかけの復活劇
売上高23%増はまさに快挙です。日本マクドナルドホールディングス(以下、マクドナルド)の2016年1月から6月までの連結売上高が前年同期に比べて2割以上も増加したことから、その復活があちこちで叫ばれるようになりました。

確かに前年同期比で6月末時点の直営店舗数が1036店から945店へと1割近くも減ったにも関わらず、既存店売上が23%も増えているのは並大抵のことではありません。1店舗あたりの平均売上増は、業績回復を裏付ける結果となりました。

しかし、比較の対象期間を広げてみると見方が変わります。2013年12月期から年間ベースの連結売上高を比較してみると、2015年12月期の売上高が最も低いことが分かります。

会社が発表した2016年12月期の売上予測は2200億円。この調子でいけばおそらく達成できる数値でしょう。前年の売上高1894億円に比べれば大きな増加となりますが、比較対象が悪すぎたのです。2015年12月期の売上高は2001年上場以来の最低額であり、また過去最大の当期純損失を出しました。そこと比較して今年が良くなったと言っても、手放しには喜べません。回復というよりもようやく底打ち反転といったところでしょうか。

実際に、マクドナルドのホームページで開示されている月次のセールスレポートに基づき2013年12月期と比較した場合の既存店売上高の月次動向を算出してみると、3年前と比べるといまだにマイナス成長だということが分かります。

2014年7月に発覚した鶏肉の消費期限切れ問題でマクドナルドは深刻な打撃を受け、8月になると売上は前年同期比で25%も減少してしまいました。また、2015年1月には人気商品チキンマックナゲットなどに異物が混入していたと相次いで報告されたことから、売上高が前年同期比39%減という上場以来最悪の減少幅を記録しました。そうした影響で2015年は特に不振だったのですが、実は問題発覚前から既に前年割れが続いており、2014年2月でも前年同期比9%も売上が減っているのです。

以上から、食品問題のみが業績悪化の背景にあるわけではないと考えられます。他の要因を明らかにするためにも、次にハンバーガー業界全体の動向について触れてみたいと思います。

ハンバーガー業界の浮沈はマクドナルドにかかっている
ハンバーガー業界と言えば、トップはマクドナルドで次がモスバーガー、3位がロッテリア。おそらく多くの方がこうした認識を持っていることでしょう。ただ、順位が一つしか違わなくても規模面では1位と2位には大きな隔たりがあり、また2位と3位の差も決して小さくありません。

店舗数で比較してみましょう。店舗の検索サービスを提供するロケスマによれば、日本における2016年10月20日時点でのマクドナルドの全店舗数は2899店。これに対しモスバーガーの店舗数は1349店、ロッテリアの店舗数にいたっては370店にとどまります。続く4位のフレッシュネスハンバーガーは160店、5位のファーストキッチンは134店、6位のバーガーキングは100店といずれも比較的小規模です。

同じく売上高もマクドナルドが断トツ1位であり、2位のモスフードサービス(以下、モスバーガー)は2016年3月期におけるモスバーガー事業売上が669億円であり、店舗数同様マクドナルドの半分にも及びません。そしてモスバーガーの成長スピードから考えると、マクドナルドのトップの座が揺るがされることは近い将来にはありえないでしょう。

つまり、マクドナルドの業績はハンバーガー業界全体に大きな影響を与えます。マクドナルドの売上増加はハンバーガー業界全体の規模拡大、減少はすなわち業界規模の縮小につながるのです。

1720とはずがたり:2016/11/29(火) 21:39:51
>>1719-1720
敵はハンバーガー業界外にもいる
ここで、マクドナルドの直営店及び加盟店を合わせた全店舗の売上高及び店舗数について10年間の推移で見てみましょう。グラフの左軸が売上、右軸が店舗数となります。

全店舗売上は2010年12月にピークの5427億円を記録し、国内の外食産業では初の快挙を成し遂げたもののその後は減少の一途をたどり、2015年12月期では3765億円となりました。そして店舗数は4000店舗近くあったのが3000店舗弱まで落ち込んでいます。ただし、マクドナルドは単に赤字店舗を閉店するだけでなく、選択と集中の経営方針に沿って長期的な成長が見込めない店舗についても戦略的に閉鎖しています。

マクドナルドが店舗閉鎖を続ける間、モスバーガーやロッテリアといった他のハンバーガーショップがその分店舗数を増やしたわけでも、またマクドナルドの既存店の平均売上が増えたわけでもないので、ハンバーガー業界全体の規模が小さくなったことになります。つまり、マクドナルドの売上減は同業他社にシェアを奪われたというよりも、他の外食チェーン店やコンビニに客が流れたからだと考えられます。

確かに食品問題でマクドナルドは深刻な打撃を受け、売上が激減しました。ただ推移表の通り、実はその数年前から売上及び店舗数の減少傾向が続いています。食品問題はそれに拍車をかける形となったのです。

この10年間、新規参入や買収等で外食業界では競争がこれまでにないほど激化してきました。その結果、かつては飲食業界でもトップクラスの規模を誇っていたマクドナルドも、縮小を余儀なくされるようになったのです。
優良店舗にだけお金をかけよ
2018年までに90%の店舗をモダンなものに改装する。これはマクドナルドが掲げる「ビジネスリカバリープラン」の具体案の一つです。業績回復と将来の成長の礎を築くためのそのプランは「よりお客様にフォーカスしたアクション」、「店舗投資の加速」「地域に特化したビジネスモデル」「コストと資源効率の改善」という4つの柱から成りますが、中でも「店舗投資の加速」は最もお金のかかる部分です。

実際に、会社の連結キャッシュフロー計算書によれば、改装費用といった店舗投資が含まれる「有形固定資産の取得による支出」は2014年12月期には123億円、2015年12月期には116億円が計上されています。それぞれの期において、149店舗及び401店舗の改装、7店舗のリビルトをしています。

人口が減少していくなかで、外食市場という限られたパイを数多くの競合が奪い合う形となった今、成長が見込める店舗に絞って投資することは理にかなっています。投資に見合うほどのリターンが得られない店舗よりも限られた経営資源を可能性のある店舗に集中させた方がいいのです。店舗あたりの平均売上が伸びれば、会社全体の利益率も上がります。

2014年度から行ってきた550店舗の改装や、店舗で無料Wi-Fiが使えるようにしたこと、食の安全を確保するための品質管理、店舗の清潔化、お手頃で満足感の高いメニューの提供、地域に根差した早い意思決定のための組織改革など「ビジネスリカバリープラン」に沿って改善を行ってきた結果が少しずつ直近の業績に表れるようになりました。

手頃な価格で満足感の高いメニューを提供する試みとして、2015年からは「おてごろマック」と名付けた単価200円以下のメニューを提供している。

ただ、同社が予測しているように2016年12月期の連結売上高は2200億円で経常利益は22億円、当期純利益10億円です。経常利益率1%、当期純利益率0.5%と計算できますが、実に薄利です。2200億円の売上は上場来2015年12月期に次ぐ低い水準ですし、2013年12月期と比べればいまだにマイナス成長です。また、5年前の2011年12月期には経常利益率9%、当期純利益率4%を誇っていたことを考えると、現段階の利益水準もまだまだ低いと言わざるをえません。辛うじて利益が出ている程度です。

今は既存店舗の改装や成長が見込めない店舗の閉鎖、人材や資金といった経営資源の最適な配分や抜本的なコスト構造の見直し等で会社がまさに生まれ変わっている過渡期です。本格的な回復はこれからです。

マクドナルドの創業者であるレイ・ クロックの言葉「わたしの本当のビジネスはハンバーガーを売ることではなく、不動産業だ」の通り、マクドナルドの最大の強みは立地です。会社が食の安全を保証しつつムダを省き、筋肉質の企業体制に変わったあかつきには、きっとこれまでとは違った形で、強くて揺るがないマクドナルドが誕生するでしょう。

1723wとはずがたり:2016/12/01(木) 09:00:27

学生たちを引きつける「50円朝食」に込められた価格以上の値打ち
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161130/Cobs_552964.html
マイナビニュース 2016年11月30日 12時27分 (2016年11月30日 14時40分 更新)

●50円という格安朝食を提供する法人
早稲田大学、早稲田キャンパスにある「大隈ガーデンハウス」。8時30分という朝早い時間に、続々と学生たちが集まってくる。彼らの目的は一体何か? それはズバリ「50円朝食」だ。

○腸温活プロジェクトの一環で提供された格安朝食

さて、この50円朝食のプロジェクトは、「五重マル 50円朝食」というのが正式名称だ。2016年11月14日〜11月18日の期間、前述の大隈ガーデンハウス、西早稲田キャンパスの「理工カフェテリア」で実施された。

現在、全国の大学に広がりつつある「100円朝食」だが、今回はさらにその半額の50円という価格で朝食が提供された。当然、利益を出すことはおろか、完全な原価割れだ。1日150食限定だが、5日間で750食にのぼり、はたして早稲田大学に利はあるのだろうか。

実は、50円朝食は「腸温活プロジェクト」の一環として行われた。腸温活プロジェクトは、大妻女子大学の学部長や医学博士、管理栄養士などがプロジェクトメンバーに名を連ね、複数の企業が協賛している。

その協賛企業をザッと紹介しよう。一般社団法人青森県りんご対策協議会、オムロン ヘルスケア株式会社、相模屋食料株式会社、敷島製パン株式会社、フジッコ株式会社といった企業だ。オムロン ヘルスケアをのぞき、ほとんどが食品を手がけている企業。つまり、こうした企業が自社製品を提供することで50円朝食が実現した。メニューをみれば明らかでフジッコの「朝のたべるスープ」、敷島製パン(Pasco)の「ゆめちからブランロール」、青森県りんご対策協議会の「青森県産りんご」、相模屋食料の「ナチュラルとうふ」といった食品が並ぶ。

では、この腸温活プロジェクトのねらいは何か。それは朝食を欠食しがちな若年層に対し、この傾向を改善することにある。また“腸温活”とあるように、シッカリと温かい朝食を摂ってもらうことで、冬場に向けて冷え込みが強まるなか、体を温め、その日の活動を支えることにある。

●存在感を強める“具だくさん”スープ
今回の50円朝食もそうだが、全国に広がりをみせる100円朝食は、朝食市場の広がりに期待できる。現在、4人に1人、約24.7%が朝食を欠食しているといわれ、特に若者世代でこの傾向が強い。この欠食による朝食市場の損失は約1兆6,000億円ともいわれている。
ただ、ここ数年、「グラノーラ」が大ヒットするなど、朝食に対する意識が高まっていることは確かだ。

それを裏付けるように、早稲田大学学生部学生生活課の和田憲征氏は「春と秋に100円朝食を実施して学生から好評を得ていますが、50円朝食となると反響がさらに高まります。こうした低価格朝食を機会に“朝、食べる習慣”を身につけてほしいです。フジッコさんのスープやシリアルのように、手軽に朝食として摂れる商品が増えていますので、注目していただきたいです」と語る。

もちろん、50円朝食、100円朝食は、学生の健康的な生活を考えてのことが第一義だが、「シッカリと朝食を摂っていただいたあと、きちんと9時からの1時限目に出てもらうのもねらいです」(和田氏)と笑みをこぼす。ただ、そうした目論見に反し、その日、授業がない学生が50円朝食、100円朝食を食べにくる例も多いそうだ。もちろん、そうした学生の利用も“ウェルカム”だという。

さて、グラノーラのようなシリアルの大ヒットにより、朝食が見直される傾向にある。そんなシリアルに続けとばかりに各食品メーカーが力を入れている分野がある。それが、前出のフジッコ「朝の食べるスープ」のようなレンジアップタイプのチルドスープだ。フジッコだけでなく明治乳業「Daily Rich」や永谷園「玉ねぎをたっぷり食べるスープ」と、チルドスープで先行するフジッコを追随する様子をみせている。

スープといえば、粉末にお湯を注ぎ飲むタイプがこれまでの主流だった。だが、具だくさんのチルドスープが、ここ最近、存在感を強めている。

フジッコのブランドマネージャー 入道知生(にゅうどうともいく)氏はこういう。「以前から具材入りスープを手がけた企業はあったが、軌道に乗ったのは弊社の『朝のたべるスープ』が初めてかもしれません」。さらに、今回の早稲田大学に供給した50円朝食に対しても「朝食の欠食が始まるのは、高校、大学あたりからが多いといわれています。そうした傾向を少しでも抑えるために今回の50円朝食に協力させていただきました」という。

フジッコがメインで活動している腸温活プロジェクト。現在、協賛しているのは前出の法人のみだが、今後、協賛企業が増えれば大きな流れになりそうなプロジェクトといえよう。

1724とはずがたり:2016/12/02(金) 12:55:54

米スタバ創業者がトップ退任=高級コーヒー店に専念
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/807/cf99d87532dbf41d82c415474e61afda.html
(時事通信) 09:39

 【シリコンバレー時事】米コーヒーチェーン大手スターバックスは1日、実質的な創業者であるハワード・シュルツ会長(63)が最高経営責任者(CEO)を退き、後任にケビン・ジョンソン社長兼最高執行責任者(COO)が昇格する人事を発表した。来年4月3日付。

 シュルツ会長は、高級店「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」の展開に専念する。

 シュルツ氏は1987年にスターバックスを買収し、世界的なコーヒーチェーンに育て上げた。2000年にCEOを退いたが、08年に復帰した。

1725wとはずがたり:2016/12/03(土) 18:03:25
>>1676>>1481>>1351-1352>>1336
目新しさは無い記事だが。

かつての業界1位「かっぱ寿司」が一人負けしている理由
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161203/zuuonline_130526.html
ZUU Online 2016年12月3日 10時02分 (2016年12月3日 17時13分 更新)

■カッパ・クリエイトは今期利益予想を半減に下方修正

カッパ・クリエイトは、10月28日に2017年3月期の中間決算(4?9月)発表を控えた10月27日、業績の大幅下方修正を開示した。…

下方修正の原因は、前下期に行ったコスト削減策により店舗オペレーション力の低下が響いたことや、競合他社の積極的な出店により競争が激化したことで、来店客数が大きく減少したことにある。既存店売上は2015年度は4.2%減だったが、16年度は、4月9.5%減、5月9.4%減、6月8.5%減、7月4.9%減、8月9.1%減、9月6.1%減、10月4.1%増。10月こそ回復が見られるがそれまでは落ち込みが加速していた。

■かっぱ寿司の経営不振は2012年度にさかのぼる

カッパ・クリエイトは、2013年2月期、14年2月期、15年3月期(決算期変更)と3期連続最終赤字を計上した。カッパ・クリエイトが運営するかっぱ寿司は1皿100円を中心とした低価格の寿司を提供する回転寿司店として成長してきた。2011年にスシローに抜かれるまでかっぱ寿司は回転寿司業界の売上トップだった。しかし、あきんどスシロー <未上場> が展開する「スシロー」や、くらコーポレーション <2695> が展開する「くら寿司」などとの競合激化で経営が悪化し赤字となっていた。経営悪化の最大の理由は、「安かろう悪かろう」でかっぱ寿司がおいしくなかったことにあると言われている。ライバルが安くておいしい寿司を提供している中、カッパ・クリエイトの売上に対する直近5期平均の仕入れの割合は35%程度とくら寿司の40%程度より5ポイントも低くなっている。かっぱ寿司はそれだけ食材にお金をかけていないことになる。

■回転寿司の御三家で「かっぱ」の一人負け

3期連続の赤字の真っ只中である2014年12月に、カッパ・クリエイトはコロワイド <7616> にTOBと第三者割り当てにより買収された。現在、コロワイド傘下にて経営再建中だ。コロワイドは東証1部上場で外食事業を幅広く展開する持ち株会社。居酒屋チェーン「甘太郎」、「北海道」などを運営している。系列グループで運営しているチェーン店には焼き肉の「牛角」もある。また、最近ハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」の買収で話題になった。

富山県発祥の回転ずしチェーン「かいおう」が8月末に倒産した。負債総額は6億7000万円。都内では「お台場」などに出店し、一時期はFCを含め全国36店舗を展開していた。

寿司業界は大手御三家のスシロー、カッパ、くらで市場の55%を占める寡占化が進んでいる。カッパが停滞する一方で、くら寿司のくらコーポレーションは増収増益で拡大を続けており、15年10月期は史上最高益を更新している。未上場のスシローグローバルホールディングスも未上場会社であるため詳細は発表されていないが、16年9月期の中間決算(15/9-16/2)は、売上が700億円超の8%増、営業利益は過去最高だったようだ。一方で、カッパや元気寿司 <9828> の今期は大幅減益の見込みだ。

スシローは韓国系のプライベート・エクイティの投資会社に買収されるという噂がでている。

今後の回転寿司業界は味だけでなくハイテク化によるオペレーション強化や新展開が鍵になる。元気寿司の「魚べい」はタッチパネルのフルオーダー制を導入した。スシローは「七海の幸 鮨陽」で回らないレストランタイプの店を出店しはじめた。台湾や韓国など海外にも目を向けている。 寿司業界の競争が続く、かっぱの生き残りをかけた勝負もまだまだ続くだろう。

平田和生(ひらた かずお)
慶應義塾大学卒業後、証券会社の国際部で日本株の小型株アナリスト、デリバティブトレーダーとして活躍。ロンドン駐在後、外資系証券に転籍。国内外機関投資家、ヘッジファンドなどへ、日本株トップセールストレーダーとして、市場分析、銘柄推奨などの運用アドバイスをおこなう。現在は、主に個人向けに資産運用をアドバイスしている。

1726とはずがたり:2016/12/04(日) 17:04:08
ウコンなど「飲む前に飲む」系飲料の危険な副作用…知らぬ間に肝硬変や肝臓がんに
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20161204/Bizjournal_mixi201612_post-8558.html
ビジネスジャーナル 2016年12月4日 06時05分 (2016年12月4日 16時50分 更新)

 忘年会にクリスマス、そして年が明けて新年会。いよいよ飲み会シーズン突入ですね。宴会前にコンビニエンスストアに立ち寄り、ウコン飲料やウコンサプリなどを購入し、「飲む前に飲む」姿もよく見かけます。

 二日酔いや肝臓に良いという口コミが広がって、いつの間にか「飲み会の強い味方」となったウコン。その認知度とは逆に、ウコンの副作用についてはあまり知られていません。特に肝臓に不安のある方は副作用をしっかり理解して、「飲む前に飲む」を過信しないようにしてください。

●ウコンって何?

 ウコン飲料はすっかりお馴染みですがウコンがどんな物かを知っている方は少ないのではないでしょうか。「木の実」のように思っている方も多いようです。

 ウコンは、もともと東南アジアに自生していた植物です。ショウガ科ウコン属の植物で、見た目もショウガによく似ています。利用されているのは根の部分ですが、割ってみると鮮やかな黄色をしていて、ショウガより苦味が強いのも特徴的です。代表的な産地としては、インドやミャンマーなどです。高温多湿を好み、日本では主に沖縄や九州で栽培されています。

 沖縄では、昔から「ウコンは健康に良い」とされ、お茶として飲んだり、料理に使ったり、日常的に利用されていたようです。祭りなどで、泡盛などお酒をたくさん飲み交わすときには、祭りの前にウコンを飲む習慣があったようですが、一方で「妊婦にウコンを飲ませると流産の危険がある」ともいわれていました。

●ウコンが二日酔いに効く理由

 ウコンが二日酔いに効くといわれているのは、ウコンが肝臓の機能を助けるからですが、これはウコンに含まれる「クルクミン」という成分によるものです。

 ウコンの黄色は、色素成分であるクルクミンを含むためです。このクルクミンは着色料としても使われていて、ターメリックとも呼ばれています。カレーの黄色は、このターメリックがスパイスとして入っているからです。

 クルクミンには、胆汁の分泌を促す効果があり、これが肝細胞を刺激し、肝臓の働きがより活発になります。

 飲み会の前にウコンを飲む最大の理由は、二日酔いを防ぐためですね。二日酔いは、「アセトアルデヒド」が体内に残ってしまうことで起こります。体内に入ったアルコールは、まず、アルコール脱水素酵素の働きでアセトアルデヒドに分解されます。次に、アセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に分解され、さらに水と二酸化炭素に分解されて体の外へ排出されます。

 このアセトアルデヒドが、頭痛や吐き気など二日酔いの原因です。アセトアルデヒドを分解する酵素の力は、体質によって大きく異なり、これがお酒の強い人・弱い人を決めています。その人の持つ酵素の力以上のアルコールを飲むと、分解しきれなかったアセトアルデヒドが体内に残り、吐き気や頭痛を引き起こすのです。

 ウコンに含まれるクルクミンの作用により肝機能が活性化し、アセトアルデヒドが残りにくくなるというわけです。二日酔いだけではなく、飲んでいる間の悪酔いも起こりにくくなります。

 ウコンにもいろいろな種類があり、主なものでは「春ウコン」「秋ウコン」、そしてガジュツとも呼ばれる「紫ウコン」などがあります。同じウコンの仲間でも、含まれる成分の割合も異なります。

 肝臓の機能を活性化するクルクミンが多く含まれているのは秋ウコンで、沖縄では秋ウコンを「肝臓の妙薬」と呼んでいるそうです。また、春ウコンや紫ウコンは、クルクミンの含有量は少ないですが、ミネラル分や精油成分は豊富に含まれています。

●ウコンの副作用

 ウコンの副作用についてはあまり知らされていませんが、下記に当てはまる方は注意が必要です。

1727とはずがたり:2016/12/04(日) 17:04:22
>>1726-1727
(1)肝機能が低下している方

 ウコンには鉄分が多く含まれています。「日本人は鉄分が不足している」といわれているので、鉄分が多いことは良いことのように思えますが、肝臓が弱っている人の場合には摂取した鉄分が肝臓に溜まり排出できずに鉄分が過剰状態になってしまうのです。過剰になってしまうと、肝硬変などになる危険性もあります。特に肝臓障害、たとえばC型肝炎や、非アルコール性脂肪性肝炎にかかっている方は、摂取は控えてください。

(2)抗血液凝固剤などを服用している方

 クルクミンには、血液をサラサラにする効果があります。血液をサラサラにする薬を常用されている方は、血が止まりにくくなることがありますので注意してください。また、血小板が少なく、血が止まりにくい病気(血友病など)の方も、あまり飲まないほうが良いでしょう。

(3)胆汁管障害、胆石を患っている方

 クルクミンには、肝臓の機能を促進し、胆汁の分泌量を増やす効果があります。そのため、胆汁観障害や胆石を患っている方の場合、胆のう刺激作用のあるクルクミンの摂取は控えてください。

(4)妊娠中や授乳中の方

 ウコンのなかでも紫ウコンは、香りが強く精油成分を多く含んでいます。この精油成分が、子宮を収縮させてしまうことがあります。紫ウコンの名産地、沖縄では「妊婦に紫ウコンは与えるな」と言い伝えられています。二日酔いを防ぐためのウコン飲料に含まれているのは「秋ウコン」ですから、それほど影響はないと考えられます。また、紫ウコンも大量に摂取しない限り、流産するほどの危険はないと思われますが、妊娠している方は注意してください。もちろん、カレーや料理のスパイスとして使う程度であれば問題はありません。

 また、ウコンには血圧を下げる作用もあるので、降圧剤を服用中の方も注意してください。ほかにも、急性黄疸、ヘルペス、消化性潰瘍、胃酸過多などの方も慎重に摂取してください。

●本当に怖いのは自覚症状が出にくい肝臓の異常

 ウコンに含まれるクルクミンが肝臓の機能を強化し、働きを促進します。そのため、「飲む前に飲む」を繰り返していると、肝臓にかかる負担は大きくなり、結果的に肝臓の機能低下を招いてしまうこともあります。

 ウコンを摂取し自分の酵素の力以上の働きをすることで、日常的に暴飲暴食が繰り返されると、中性脂肪が肝臓内に溜まっていきます。肝細胞の30%以上が脂肪化している状態を「脂肪肝」と呼びます。脂肪肝は肝硬変に進行してしまいます。

「肝臓は無言の臓器」ともいわれ、検査を受けてはじめて肝炎や脂肪肝と診断されることも多いのです。自覚症状が出にくく、症状が出てもだるさ程度で見落としてしまいがちです。肝炎や脂肪肝がさらに肝臓がんに移行して、気付いた時には取り返しのつかない状態になっている場合もあります。

 これが「飲む前に飲む」を繰り返して起こる本当に怖い副作用なのではないでしょうか。

 自覚症状のないまま肝臓に負担をかけ続け、自覚した時にはもうかなり症状が悪化しているというケースが少なくありません。

 これはウコンに限ったことではなく、「酔わない」「二日酔いになりにくい」と謳っているドリンク、サプリなどにもいえることです。

 これからの季節、毎日のように繰り広げられる飲み会で、疲れている胃を胃薬でだまし、「飲む前に飲む」ドリンクやサプリを飲んで自分の酵素の能力以上の負担をかけるのはほどほどにしてください。
(文=宇多川久美子/薬剤師・栄養学博士)

1728とはずがたり:2016/12/13(火) 14:36:13

引退には反対だ!
暫く不買だな。そういえば最近買ってないけど。。だから引退か・・。

ベビースターのキャラクターが引退へ 「ベイちゃん」と「ビーちゃん」30年間に感謝
http://news.goo.ne.jp/article/oricon/trend/oricon-2082947.html
01:36ORICON STYLE

 おやつカンパニーは13日、ベビースターラーメンでおなじみのマスコットキャラクター「ベイちゃん」と「ビーちゃん」が、2016年をもって引退することを発表した。

 ベビースターラーメンは、1959年の発売から約30年間、オレンジ色が特徴的なパッケージに初代キャラクターとして女の子のイラストが登場。その後、1988年に発売当初からのベビースターの意志を受け継ぎつつ、白色のパッケージへと大きく変更した際に、新しいベビースターラーメンのマスコットキャラクターとして「ベイちゃん」(その後「ビーちゃん」登場)が誕生した。

 文字が読めない子供にも「ベイちゃん」の衣装を見ることで味の想像がしやすいようにと、フレーバーに合わせて、あらゆる衣装を身にまとい、以来、約30年にわたり、さまざまなパッケージに登場し活躍してきた。

 ベイちゃんは引退に際し「僕たちがはじめてパッケージに登場したのは、1988年。初代キャラクターが約30年守ってきたベビースターの歴史や意志を受け継ぎながら、オレンジ色から白色のパッケージに大胆にリニューアルして華々しくデビューした時のことは今でも忘れられません」とこれまでを回顧。

 「時代を超えて。季節を超えて。国境を超えて。いろんな衣装に着替えながら、たくさんのパッケージに登場してきました。僕たちと出会ってくれた皆さんに、すこしでも楽しい思い出を残すことができていたら、うれしいです」と思いを明かし「初代キャラクターからベビースターを受け継いで、約30年。僕たちも、新しい時代へとバトンタッチしていくことに決めました」と決意のコメント。

 「これから生まれ来る多くの子どもたちに、新しいベビースターを知ってもらえるように。ベビースターがこの先の未来まで、もっともっと愛してもらえるように。ベビースターのことを僕たちはこれからも応援しています」と伝え「あっという間の約30年。本当に、ありがとうございました」と感謝している。

 なお、同社は「今後も従来通りベビースター製品のご提供は続けていきます」とし「詳しくは改めてHPを通じて発表させて頂きます」とコメントしている。

■ベイちゃん・ビーちゃんプロフィール
東京都在住。「ベイちゃん」10才。「ビーちゃん」8才。お父さんは作家、お母さんはデザイナー。自由な家庭の気風で育っているせいか、生まれながらの外遊びの達人。特に「ベイちゃん」は好奇心旺盛。お母さんお手製のコスチュームを身に着け、北は北海道から、南は沖縄まで一期一会を楽しみ、外国は中国からイタリアまでの麺ロードを走破したかと思えば、果ては宇宙旅行にも出かける行動派。

1729wとはずがたり:2016/12/15(木) 16:24:34
ここ数年,俺も朝型になって深夜ファミレスで粘って仕事する事が減ったし,ここ数年24時間営業を止めるファミレスが増えてる気がしてたけど,未だアイデンティティとして深夜ファミレス族の自己規定の俺としては淋しいねぇ。

すかいらーく 約310店舗で24時間営業取りやめへ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161215/k10010807811000.html
12月15日 12時21分

外食業界で深刻化する人手不足に対応し、従業員の職場環境の改善に取り組むため、ファミリーレストラン最大手の「すかいらーく」は、全国で展開する店舗の大部分で24時間営業を取りやめることを決めました。
「すかいらーく」は、全国で運営するおよそ3000店舗のうち、ファミリーレストラン「ガスト」や「ジョナサン」など428店舗で24時間営業を行っています。関係者によりますと、会社ではこのうち、およそ72%にあたる310店舗程度で24時間営業を取りやめ、営業時間を午前2時までにすることを決めました。

また、早朝の午前5時や午前6時台まで営業している559店舗についても、およそ79%で、営業時間を午前2時までに短縮するということです。こうした方針は労働組合も了解していて、来年1月中旬以降、順次、実施するということです。

今回の取り組みは、深夜営業を減らし従業員の職場環境の改善につなげることが狙いですが、人手不足の中でパート従業員の賃金が上昇するなど経費が増える一方で、深夜の利用客が減っていることも背景にあるということです。

外食業界では、「ロイヤルホスト」が2店舗で続けている24時間営業を来年1月までに取りやめることを決めたほか、「マクドナルド」も4年前には全店舗の半分以上で24時間営業していましたがことし9月末時点で全体のおよそ28%まで減らしていて、今後24時間営業や深夜営業の見直しがさらに広がっていくのかが注目されます。
深夜営業 以前ほど利用客見込めず
外食各社によりますと、ファミリーレストランやファストフードなどでの24時間営業は、深夜や早朝に働く人の増加や、若い世代を中心としたライフスタイルの変化に合わせて、昭和40年代後半から増え始めました。全国に広がった24時間営業ですが、労働環境という面で課題が浮き彫りになる事態も起きています。

牛丼チェーン「すき家」などを運営する「ゼンショーホールディングス」は「ワンオペ」と呼ばれた深夜時間帯の1人の勤務が厳しすぎると問題になり、おととし、24時間型の店舗のおよそ6割で深夜営業の中止を余儀なくされました。会社では深夜時間の勤務体制を2人以上に見直し、24時間の営業を順次、再開していますが、現在も地方を中心とした120店舗余りでは深夜営業を再開していません。

また、以前ほど深夜の利用客を見込めなくなっていることもあって、外食業界では24時間営業を見直すことで従業員の労働環境の改善を図ろうという動きも出始めています。

ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を全国で200店舗余り運営する「ロイヤルホールディングス」は段階的に24時間営業を取りやめていて、残る東京と大阪の合わせて2店舗も来年1月までに取りやめる予定です。また、ハンバーガーチェーンの「日本マクドナルドホールディングス」は、4年前には全店舗の半分以上が24時間営業でしたが、ことし9月末時点で全体のおよそ28%まで減らしました。

慢性的な人手不足のなかで労働環境の改善を図ることは外食産業のみならず、コンビニなどの小売業界でも大きな課題となっていて24時間営業をはじめとした長時間営業の見直しが今後、広がっていくのかが、注目されます。

1730とはずがたり:2016/12/16(金) 16:38:04
健康志向で「カップヌードル」、15%減塩へ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20161215-567-OYT1T50127.html
12月15日 18:47読売新聞

 日清食品は「カップヌードル」について、健康志向の高まりに対応するため、2020年までに15%の減塩を目指す方針を明らかにした。

 天然のうまみ成分などを使うことで、味は現在と変えないとしている。

 カップヌードルの食塩相当量は、麺・かやくとスープで計4・8グラム。これを4グラム程度にまで減らす。米国では今年9月から20%以上の減塩を実施している。「どん兵衛」など他の商品でも減塩に取り組む。

 厚生労働省は昨年4月、1日の食塩摂取量の目安を見直し、男性で従来より1グラム減の「8グラム未満」、女性で0・5グラム減の「7グラム未満」に改めた。

1732とはずがたり:2016/12/24(土) 16:48:33
自民党系企業はジョイフル以外は成る可く使わない様にしてるからワタミ隠しとなると個人的には腹が立つが企業的にはイメージの悪い商号使うの止めるのは寧ろ当然やろ〜。

【経済インサイド】「和民」看板外し業績改善 ワタミ新業態転換に「ブラック隠し」「当然」賛否両論
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-prm1612240022.html
14:04産経新聞

 居酒屋チェーンのワタミの業績が回復している。2008年に新入社員が過労自殺した事件をきっかけに「ブラック企業」のイメージが定着し、客離れを起こしていたが、総合居酒屋の「和民」や「わたみん家」を新業態の「ミライザカ」や「三代目鳥メロ」に転換し、復調している。ただ、一部の経済ニュース番組が「ワタミ隠し」で客足が戻っていると報じ、インターネット上では新業態の屋号について、賛否両論の意見が出ている。

 「このまま行けば、通期で黒字化できる」。11月に都内で開いた16年中間期決算の説明会で、ワタミの清水邦晃社長は業績改善に手応えをみせた。

 16年中間期の売上高は介護事業の売却などで前年同期比30.6%減の482億円で営業損益が10億円の赤字(前年同期は14億円の赤字)だったが、国内外食既存店売上高は101.8%増とプラスに転じた。「01年以降、半期で100%を超えたのは初めて」(清水社長)。企業イメージの悪化で売り上げの減少が続いていたが、ようやく歯止めがかかった。

 要因は新業態への転換が大きい。総合居酒屋の「甘太郎」や「土間土間」を展開するコロワイドなどが赤字転落する中、低価格の焼き鳥チェーン鳥貴族は好調な業績を維持している。

 低価格居酒屋が消費者に受け入れられており、ワタミも上期に和民など32店舗をみちのく清流若鶏唐揚げを提供するミライザカに、わたみん家など44店舗をタレの焼き鳥・串揚げの鳥メロに業態転換させた。

 その結果、ミライザカは転換全店累計売上高が前年同期比33.3%増、鳥メロは45.1%増を記録した。今年度は和民やわたみん家の100店舗を新業態に転換する。清水社長は「ミライザカと鳥メロの業績が好調で、そちらに注力する」と述べており、来年度以降も新業態を増やす方針だ。

 また、和民やわたみん家も、これまでの高価格路線を見直した効果で上期累計客数は前年比0.5%増とプラスで復調傾向にある。同社では12月の忘年会シーズンの客足が順調に推移すれば、17年3月期連結の営業損益は1億円の黒字に転じると予想する。

 ワタミの業績回復について、一部の経済ニュース番組が「ワタミ隠し」の影響が大きいと報じた。新業態の屋号にワタミという文字がないため、ワタミグループと知らずにお客さんが入っていると伝えた。

 この報道を受けて、ネット上では「ワタミグループと知っていたら入らなかった」、「ワタミを隠すのは良くない」という声などが相次いだ。

 一方で、この報道に対して「新業態への転換が消費者に受けたのでは」、「イメージが悪いのだから屋号にワタミを入れないのは企業として当然だ」との声もあり、消費者の受け止め方はさまざまだ。

 ワタミ広報は、ワタミ隠しで業績が回復していると指摘されている点について「さまざまな意見があることは承知している」とした上で、新業態の屋号については「ワタミという文字を意図的に隠しているわけではない」と回答した。

 過重労働による新入社員の自殺や賃金未払いなどの問題を起こしたワタミは長年にわたって、ブラック企業と批判されてきた。創業者の渡辺美樹氏は、そうした批判を否定する発言を繰り返し、逆に企業イメージが悪化して客離れを招いた。

 その渡辺氏が13年に参院選に出馬するため経営から離れ、15年に社長に就任した清水氏は「世間のブラック企業との批判を真正面から受け止める必要がある」と方針を転換。今年に入り、労働組合を発足させるなど、企業体質や労働環境の改善に取り組んできた。

 若手女性社員が過重労働で自殺した電通問題が起こり、ブラック企業が改めて問題視されている今だからこそ、ワタミも見かけだけでなく本当に生まれ変わったかが問われている。(経済本部 黄金崎元)

1733とはずがたり:2017/01/07(土) 09:54:36
<日本酒>ユダヤ教の食事戒律クリア…認証取得で販路拡大へ
毎日新聞社 2017年1月6日 12時40分 (2017年1月6日 14時24分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170106/Mainichi_20170106k0000e040226000c.html

 ユダヤ教の食事戒律「コシェル」の認証を受ける動きが日本酒メーカーに広がっている。原材料の品質などで厳しい審査をクリアする必要があり、メーカーは、輸出が好調な日本酒の強みとするほか、安心な酒としてユダヤ教徒に限らず訪日外国人全般にアピールする構えだ。

 コシェルは、ヘブライ語で「ふさわしい」「適切」を意味し、ユダヤ教の教義に合った食品や調理法を指す。豚やエビ、貝類の使用は禁じられ、肉と乳製品を一緒に使えないなどの規定がある。認証団体から派遣される宗教指導者の審査に合格すると、認証団体のマーク入りで販売できるが、定期的な審査を受けなければならない。

 英国と米国の認証団体の日本事務所「ヤマミズラ」(仙台市)によると、日本酒では原材料となる米、水、米麹(こうじ)の生産地や品質を細かくチェック。工場の設備や製造過程、清掃方法も審査される。重視されるのは「清潔さ」や「混じり気のなさ」だ。

 340年以上の歴史がある京都・伏見の玉乃光酒造は昨年5月、純米大吟醸酒や米焼酎、ユズ酒など約290種類について英国の団体から認証を受けた。2020年の東京五輪に向け、訪日外国人の需要を見込んで約2年前から動いたという。イスラエルに進出する計画があり、同社の石田浩也さん(43)は「外資系ホテルや航空会社にも売り込みたい」と意気込む。

 コシェル食品は欧米の富裕層を中心に健康食としても注目されている。11年に認証を得た菊水酒造(新潟県)の担当者は「米国では、オーガニック(有機栽培)商品を好む消費者が認証マークに信頼を寄せている。

日本酒がオーガニック市場に参入できる利点もある」と話す。「獺祭(だっさい)」で有名な旭酒造(山口県)や、東日本大震災の被災地にある南部美人(岩手県)、「梵(ぼん)」の蔵元の加藤吉平商店(福井県)も認証を受けている。

 日本酒の輸出量は6年連続で過去最高を更新し、15年は約1万8000キロリットルに上った。日本貿易振興機構(ジェトロ)の村上雄哉さん(27)は「コシェル市場は広がりつつある。認証のハードルは高いが、日本酒の販路拡大に有効だ」と指摘する。【服部陽】

1734とはずがたり:2017/01/10(火) 14:04:56
米マクドナルド、中国法人株売却
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/139/ca1d934a6bab3a09b573a4c051143308.html
(時事通信) 05:45

 【シカゴ時事】米ファストフード大手マクドナルドは9日、中国法人の株式の80%を複合企業の中国中信集団(CITIC)と米投資会社カーライル・グループに総額20億8000万ドル(約2400億円)で売却すると発表した。

 中国法人は売却完了後、CITICが52%、カーライルが28%を出資する合弁会社となる。中国本土と香港の約2600店を統括。今後5年間で新たに1500店の出店を計画する。

1735とはずがたり:2017/01/10(火) 15:57:24

「富士そば」新社長の「やり抜く力」
「日本そば」は海外ではウケない、という常識を覆す!―― ダイタンホールディングス(東京都)
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170110/Keizaikai_23759.html
経済界 2017年1月10日 11時00分 (2017年1月10日 14時55分 更新)

企業の力は規模だけで決まるものではない。むしろイノベーションを起こす力は、決断が早く小回りの利く中小企業こそ発揮しやすいものだ。本シリーズでは、そんな中小企業を分析することにより、企業がイノベーションを起こすために必要な条件、そしてどんな行動が必要なのかを提示していく。

精密時計のように精巧な「富士そば」のビジネスモデル

 「選択と集中」が、ビジネスの王道。関東圏を中心に国内に116店(2016年12月末現在)の立ち食いそば店「名代 富士そば」を展開するダイタンホールディングスは、その王道を進む教科書のような会社だ。しかし、この王座は、既存のビジネスモデルに安住することで得られるものではない。「選択と集中」を重視する戦略の陰で、経営陣には、未来を見据えて変革していくチャレンジ精神が宿っている。
 彼らは経営基盤を固めながらも、決して停滞することなく、次に踏み出すべき一歩に向けて、試行錯誤に余念がない。2012年には20年ぶりの新規事業として、新業態店に挑戦。2013年からは、アジア諸国への海外出店を開始した。
 このような果敢な挑戦が可能なのは、創業者で現会長の丹道夫氏が確立した「富士そば」のビジネスモデルが、緻密に組み立てられた精密時計のように、正確に動き続けているからだ。
 「富士そば」の運営体制は、厳格な分社経営によって成り立っている。同社の常務が分社化した店舗運営会社の社長を兼ね、それぞれに事務所を構え、物件を探して出店し、その店を管理・運営するシステムだ。

 各運営会社の陣営は、社長である常務以下、経理担当者、事務員、各々4〜5店を受け持つ係長たちからなる。店舗数が20を越えたらさらに分社化するということを繰り返して事業は拡大していき、現在、運営会社は7社を数える。
 売り上げを上げられるかどうかは、物件にかかっている。同社では、数よりも “良い物件”にこだわり、出店数の目標は掲げていない。会社ごとにエリアを割り振っているわけではないので、常務同士が優良物件を取り合うことも珍しくないそうだ。
 メニュー構成は、各店長が決めている。新メニューの開発も奨励していて、店長から申請があればその都度審査し、よほど大きな問題がなければ承認する。このように主体性を尊重する社風のため、社員のモチベーションも高い。

新社長率いる経営陣の未来への挑戦
 経営は安泰そのものに見える。しかし、二代目の社長となった道夫氏の長男、丹有樹氏は、慢心することがなかった。
 有樹氏が危機感を持ったひとつのきっかけは、2010年に東京・品川駅に開業した商業施設「エキュート」に、立ち食いそば店が1軒も入らなかったことだ。
 立ち食いそば一辺倒では、いずれ経営が危うくなるかもしれない――。

 ここから同社の新たな挑戦が始まった。
 より多くの人に、そばを食べてもらいたい。そのために同社が挑んだのが、新業態の開発と、海外への出店だった。
 2012年10月に、東京・渋谷の並木橋に、健康志向の女性をターゲットとした「つけ蕎麦 たったん」をオープン。なんと20年ぶりとなる同社の新規事業だった。だが、広告戦略から店舗オペレーションまで、「富士そば」とは何もかも勝手が違う。オープン時は好調だったが、売上が従来の業態を上回ることはなかった。新ブランド構築のための投資を継続する理由を見出せず、3年後の2015年11月に閉店することに。
 しかしこの実験店から学んだことは数多くあった。最も大きな収穫は、これまで「富士そば」しか知らなかった社員が、ほかの業態を経験したことによって、確実に売り上げ・利益を上げる「富士そば」のビジネスモデルがいかに緻密で完成されたものかを認識できたことだ。

1736とはずがたり:2017/01/10(火) 15:57:53
>>1735-1736
 海外出店に関しては、当初、香港経由での中国への進出を計画したが、香港の出店コストの高さに断念。2013年10月、1年半の準備のあと、インドネシア・ジャカルタのショッピングモールに出店したが、施設自体の集客力が弱く、7カ月で撤退を余儀なくされた。
 しかしいったんインドネシアに出店したことで評判が立ち、台湾三越から声がかかる。日本物産展でそばを販売し、好評だったことが、台湾三越との合弁事業として台湾でそば店を展開するきっかけとなった。2016年12月末現在、台湾には、4店舗がある。
 フィリピンでは、日本でも経験がなかったフランチャイズ(FC)方式で店舗を展開。パートナーは、複数の企業とFC契約を結び、飲食店160店を展開する地元の有力企業。国内事情を知り尽くしているパートナーからの提案を受けて、レストランスタイルの1号店を2015年3月にオープンしたところ反応が良く、1年早々で6店舗にまで拡大。今後も続々、出店計画があるそうだ。

 文化やニーズは国によって違う。ある地域で成功したパターンが、ほかの地域でも成功するとは限らない。日本の伝統文化である“そば”の本質はそのままに、ローカライズすべきところはする。
  業態についても、立ち食いそばから高級店まで、すべてに対応できるノウハウを蓄えてはじめて、海外市場のニーズをあまねく取り込めるものと同社は考えている。
  そば店のフルラインナップ攻略。今はそのためのトライ&エラーを積み重ねているところだ。
 同社は、デフレ経済収束後に「値上げ力」を発揮できる企業になることを目指している。「安いから売れる」という売り方を早々に卒業し、中心価格帯を400円から600円、800円とシフトさせても「安い」と思ってもらえる価値を提供する商品づくりを実現する。近い将来の目標として思い描いているのは、高級そば店を海外出店し、その業態を日本に逆輸入すること。その布石として、2016年12月1日に、シンガポールに初の店舗「富士そば二八」をオープンしたところだ。

新しい価値の創出ポイント
 「富士そば」は、「日本そばは、海外では受けない」という常識を覆し、アジアという巨大市場を開拓しつつある。新社長のリーダーシップのもと経営陣が結束し、海外での「日本そば」のファンを増やし続けている。彼らが成功しているのは、「富士そば」のブランド化だけではなく、日本の食文化のブランド化でもあるのだ。

1737とはずがたり:2017/01/13(金) 14:06:40
香川県民『秘密のケンミンSHOW』に激怒「冷奴にオリーブオイルかけない」
https://news.nifty.com/article/item/neta/12189-20161054115/
2017年01月07日 07時30分 しらべぇ

日本テレビ系列で2017年1月5日に放送された人気番組『秘密のケンミンSHOW』はヤラセだと、香川県在住の女性からしらべぇ編集部へメールが届いた。

その女性いわく、「香川県民の多くがオリーブオイルを冷奴にかけるなんて絶対にありえない! 鎌田のだし醤油をかけることのほうが多い」とのこと。

当日の放送では全国の県民たちが冷奴にかける味の決め手を紹介していたが、香川県の内容はオリーブ会社の「ステマ」なのではないかと疑われているようだ。

■香川県民に取材
実際にステルスマーケティングなのかを確認するのは難しいが、女性の言う通り香川県民は冷奴にオリーブオイルをかける人は珍しいのだろうか?

実際に香川県出身者の女性1名、香川県在住の男性1名に話を聞いたところ、以下のコメントをもらうことができた。

■コメントでも「オリーブオイルはかけない」
「実家ではやらなかったですけど、小豆島の人ならありえるかもしれませんね。うちは別の醤油でしたが、蒲田醤油は有名です」(香川県在住の男性)

「オリーブかけるとか、そんなん聞いたことないよ。まあ私は東京に出てきて20年になるのでかつては普通に醤油だったけど、今の香川県民はかけるのかなぁ...。

『鎌田醤油』って名前なのは知らなかったけど、この醤油は超ポピュラーだね! どこにでも売ってる気がする」(香川県出身の女性)

というわけで、オリーブオイルを冷奴にかける人は多くなさそうだ。

ちなみにオリーブオイルの産地である小豆島では食用のオイルは確かに売られているが、100mlで3,000円近い値段と非常に高価なため、現実的ではないと思われる。

他の例を見ると大阪府はやしきたかじんが愛した『旭ポン酢』兵庫県は『ヒガシマルうどんスープ』と安価な製品が多かったので、違和感を感じられても仕方がない。

お便りをくれた女性の言う通り、鎌田醤油のほうが圧倒的にかける人は多そうなのになぜ紹介しなかったのだろうか?

多くの人たちに愛される番組なのだから、もう少し調査してもよさそうなものだが...。

あわせて読みたい→県民が『秘密のケンミンSHOW』はヤラセと激怒!調査した結果

(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)

1738とはずがたり:2017/01/15(日) 18:45:05

激安の自販機は沖縄発 関東に1000台、ルートビアも
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/business/okinawa-64250586.html
09:51沖縄タイムス

 自動販売機の設置・販売、清涼飲料水の卸売りを手掛けるミリオン(うるま市、平川良夫社長)の格安自販機が首都圏で設置台数を増やしている。同社の自販機「ミリオンスーパーショップ」の価格帯は50?100円で、他社の自販機より安く設定。大量仕入れやオリジナル商品の開発でコストを抑えるほか、メーカーの垣根を越えた品ぞろえで差別化を図る。東京など関東圏での設置台数は千台を突破。今年は愛知でも本格展開し、県外で計2千台の設置を目指す。(政経部・長浜真吾) 同社は1992年に設立。当初は飲料メーカーの自販機を扱っていたが、コンビニや同業他社との競争激化で売り上げが低迷。安さやユニークさを求めるニーズに応えるため、2007年からオリジナル自販機の企画・開発に着手した。 大手メーカーが自社商品メインで展開するのに対し、ミリオンはネットワークやノウハウを生かし、独自の仕入れルートを確立。複数メーカーの売れ筋を大量に仕入れるほか、ルートビアやさんぴん茶などオリジナル商品も13種類開発し、国内外のメーカーに発注。コスト減とバリエーションの充実を両立させた。 県内では弁当屋の店頭中心に設置場所を開拓。500ミリリットル入りペットボトルで100円という安さが受けた。「毎日激安販売」がキャッチコピーの黄色い自販機は口コミなどで評判になり、設置を希望する顧客が増加。10年で2700台を超えた。 10年には県外進出。県内では売り上げに応じて地主に利益を支払う「歩合制」が中心だが、競争が激しい県外では他の自販機を設置しないよう地主と賃貸契約を交わし、立地によって月額数万?十数万円を支払う。 ミリオンは薄利多売で利益を確保し、地主は地代で安定収入を得るビジネスモデルを拡大。東京、神奈川、埼玉、群馬、愛知の5都県に営業所を構え、売上高はグループ全体で約54億円。15年末には大阪や九州で格安自販機を展開する7社と連携。飲料メーカーからの仕入れで価格交渉力を高めている。 平川隆行専務取締役は「非常識だと思われているところにビジネスチャンスがある。今後も消費者目線でユニークな事業を展開したい」と話している。

1739とはずがたり:2017/01/16(月) 11:51:56
100円ぐらい出していくわ。

マクドナルド、16日からホットコーヒーを無料提供 「混みそう」「現場のカオスが目に浮かぶ」と心配の声
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1701/13/news080.html
喜んでいる人も多いのですが、たぶんこれ混むんじゃないですかね……。
[マッハ・キショ松,ねとらぼ]

 日本マクドナルドは1月16日から「プレミアムローストコーヒー(ホット)」Sサイズを無料で提供するキャンペーンをスタートすると発表しました。うおおおおおおおお! と歓喜したいところですが、むっちゃ混みそうだなこれ。

 レギュラーメニューの品質を向上させる企画「おいしさ向上宣言」の第1弾として「プレミアムローストコーヒー(ホット)」の豆や抽出方法などを16日からリニューアル。これに合わせて同日から20日までの5日間、Sサイズを無料で提供するキャンペーンが実施されます。対象となる時間は7時から10時までで、同商品単品でも利用可能。ざっくりと説明するとすれば、出勤・通学の途中でホットコーヒーをタダでゲットできるという内容です。

 Twitter上には「毎朝ホットコーヒーが飲めるぞ!」「朝マック確定」といった声が見られる一方で、キャンペーン期間中の客入りの多さを心配した「混みそう」「現場のカオスが目に浮かぶ」という人も多数見られます。

 ちなみに、新しくなった「プレミアムローストコーヒー」をレビューするとマックカード1000円分が抽選でゲットできる企画がスタートしており、「アムロ・レイ」(機動戦士ガンダム)の声優・古谷徹さんを起用した同商品のテレビCMも登場する予定。一連の企画がうれしいか悲しいかは人それぞれですが、とにもかくにもマクドナルドがガチで混みそうな予感……。

1740とはずがたり:2017/01/17(火) 14:22:14

2017.01.13
クリスピードーナツ、一瞬でブーム消滅&大量閉店の惨状…甘すぎ&高すぎ&カロリー高すぎ
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17714.html
文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント

 JR新宿駅南口にあるクリスピー・クリーム・ドーナツの「新宿サザンテラス店」が1月3日、閉店した。同店は2006年12月にオープンしたため、10周年を迎えた直後での閉店となった。
 かつては、連日2時間近く待つほどの人気で、店頭では店員ができたてのドーナツ「オリジナル・グレーズド」を無料で配っていた。新宿サザンテラスを行き交う人々は、店員から渡されたドーナツを手に、長蛇の列に並んだ。そんな光景を覚えている人も多く、閉店を惜しむ声は多かった。
 開店当初は、“行列ができるドーナツ店”としてもてはやされた。その勢いを借りて、クリスピーは関東を中心に出店を推し進めた。15年11月時点では、全国に64店舗まで拡大したが、16年の春頃から閉店が相次ぎ、20店舗弱が閉店した。新宿サザンテラス店の閉店で、店舗数は46店舗にまで減った。
 新宿サザンテラス店の閉店の理由は公表されていないため真相は不明だが、利益がしっかり出ているのであれば閉店する必要はないと考えるのが自然だ。仮に店舗の賃貸借契約が切れたことによる閉店であれば、より条件の良い近隣物件への移転もあり得るが、そのような予定は発表されていない。

 同店は、世界一の乗降客数を誇る新宿駅南口から徒歩2分という抜群の好立地にある。16年、新宿駅南口には高速バスターミナルの「バスタ新宿」や、新宿駅直結の複合施設「NEWoMan」が開業したこともあり、隣接する新宿サザンテラスは今勢いに乗っている商業地域である。新宿サザンテラスで店舗を構えたいと思う企業は枚挙にいとまがない。
 その新宿サザンテラスの店舗を閉店するという意味は、決して小さくない。同店はクリスピーを代表する旗艦店で、ブランド戦略上、重要な意味を持っていた。つまり、他店舗の閉店とはわけが違う。
 閉店の理由として、まず思い浮かぶのが「業績不振」だ。
 近年、同店の風景は変わってしまっていた。行列ができていたのは昔の話で、昨今は閑散としている状況だった。単純比較はできないが、同じ新宿サザンテラスにあるスターバックスコーヒーと比べると、客数の差は歴然としていた。スタバは昼過ぎにもなるといつも長い行列ができるが、クリスピーではそういった光景を見ることはない。少なくとも、ここ数年は賑わっているのを見たことがない。いつも閑散としていた。客数はスタバの半数以下という印象だ。
 スタバと比較するのは酷かもしれないが、賃料が高額な新宿サザンテラスで営業するためには、相当数の客数がないと利益を確保することはできないだろう。クリスピーは非上場企業で業績を公表していないため詳細はわからないが、客の入りから推察して新宿サザンテラス店の業績は厳しかったと考えられる。

1741とはずがたり:2017/01/17(火) 14:22:24
>>1740-1741
甘すぎるクリスピーのドーナツ

 クリスピーは、1937年にアメリカで誕生した。創業時から続く秘伝のレシピを基にしたオリジナル・グレーズドを売りに、急成長していった。日本では、ロッテが70%を出資して06年6月に日本法人を設立、同年12月に新宿サザンテラス店を日本1号店としてオープンするに至った。

その後、すぐに大人気店となったが、日本のスイーツ市場の浮き沈みは激しい。流行っては廃れの繰り返しだ。クレープ、ティラミス、ナタ・デ・ココ、ベルギーワッフル、マカロン、パンケーキといったスイーツが大流行したが、どれもすぐに廃れていった。ドーナツもご多分に漏れない。
 加えて、クリスピーのドーナツは、日本人にとっては「甘すぎる」という意見が大勢を占めている。たとえば、オリジナル・グレーズドは砂糖がたっぷりコーティングしてある。「オールドファッション チョコレート」も、砂糖が分厚くコーティングしてある。ほかのドーナツ店でつくられている一般的なオールドファッションは、砂糖はコーティングされていない。このように、クリスピーの多くのドーナツが甘い仕様になっている。

 ドーナツは、たまに食べる分にはいいが、習慣的に食べるにはカロリーが高すぎるというのが一般的な感覚ではないだろうか。それが甘すぎるとなれば、リピートしにくいだろう。
 コンビニエンスストアが仕掛けた「ドーナツ戦争」の影響も皆無ではないだろう。セブン-イレブンやファミリーマート、ローソンといったコンビニ各社は、相次いでレジ横でドーナツの販売を開始した。それも、クリスピーより30〜50%ほど安い価格で提供している。クリスピーの商品は、税抜き180〜210円程度の価格帯で、価格の高さが浮き彫りとなった。
 客数の減少に伴い、クリスピーは大量閉店を実行した。もしかしたら、新宿サザンテラス店の閉店は、その総仕上げで、再起を図るために避けて通れない道なのかもしれない。ただ、今のままでは「業績が悪かったから閉店した」という消費者の認識を払拭することはできないだろう。大量閉店以外のトピックが何もないからだ。ポジティブな情報が発表されておらず、マイナスの印象だけが残っている。

 こうしたマイナスイメージを覆すのは、一朝一夕ではいかない。日々の営業のなかで地道にファンを増やしていくしかない。そのためには、ドーナツの味の改革に加えて、店舗の質を上げる必要がある。一時的な熱狂ではなく、末長く愛されるブランドになることが求められる。クリスピーは今、大きなターニングポイントにあるといえそうだ。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)

1742とはずがたり:2017/01/18(水) 07:07:20
ミスド、値下げだけじゃない3つの巻き返し策
今後2年間で商品の25%を健康志向に転換
http://toyokeizai.net/articles/-/152794
福井 純 :東洋経済 記者 2017年01月08日

日本最大のドーナツチェーン「ミスタードーナツ」が、ようやく反撃の糸口をつかもうとしている。

「ミスド」は清掃用具レンタル大手のダスキンが展開する。同社にとってミスドを主体とする外食事業は第2の柱。ミスドの総店舗数は1300弱あり、ピーク時は1300億円超の店舗売上高(2000年3月期)を上げていた。

競合激化より「オウンゴール」

だが既存店の不振、不採算店閉鎖や改装による休止などで今2017年3月期は900億円を割りこむ可能性があり、この5年だけで売り上げは約2割減少した(注:フランチャイズチェーンが主体のため、店舗売上高と同社の売り上げは一致しない)。昨年11月には「ポン・デ・リング」や「オールドファッション」など定番商品35種を10〜30円値下げ、税込み108円で買える商品が増えた。「ミスド、競争激化で値下げ」「コンビニドーナツに苦戦」――。多くのマスコミはこぞって書き立てた。

しかし、同社の外食事業が営業赤字に陥ったのは今から約3年前。セブンーイレブンを始めコンビニチェーンがドーナツに本格参入してきたのはその後になる。確かにコンビニでのドーナツ価格は100円が主体で、約500億円といわれる市場を作ったが、ここにきてコンビニドーナツの快進撃は急ブレーキがかかっている。また、2006年に行列のできるドーナツ店として米国から上陸したクリスピー・クリーム・ドーナツも昨年3月に一気に20店弱を閉鎖するなど、往時の勢いはない。

ミスドを展開するダスキンは、低迷の原因は「少子化や健康志向など、市場の変化に対応した店舗の改装や撤退、移転などが遅れた」と自己分析する。いわば「ミスドのオウンゴール」とでもいうべきものだ。

こうした中、ミスドは3つの反撃策で巻き返しを図ろうとしている。

一つ目は、前出の価格改定による「ブランド価値の修復」。これは戦略の大前提だ。ミスドが本格的に価格の見直しに動いたのは2008年以来のこと。だが、直近の1年間は毎月末の1週間「100円セール」を実施。以前はセールが2週間前後に及ぶこともあった。これで通常期間とセール期間に来店する顧客の間で不平等感が広がってしまったのだ。また顧客に配るクーポンもいつのまにか数十種類にのぼった。売り上げを底上げする武器のはずが、セールが半ば常態化していた。今回の価格改定で「不公平感をなくし、市場価格に近付けた」(宮島賢一専務)。

値下げ後の状況はどうか。当初会社側は、常連客や新規客などが増えることで、値下げ前より売り上げが増えると期待していた。実際には値下げの認知度が思ったより低く、常連客の戻りがもう一息という。ただそれでも「ブランド価値の修復」という目的は達成しつつある。

「テイクアウト専門店」に手ごたえ

二つ目は、テイクアウト(持ち帰り)専門店「Mister Donut to go」(ミスタードーナツ トゥゴー)の出店だ。横浜市の中心部から西に約20km、相鉄線沿線の三ツ境駅構内に昨年11月にオープンした「トゥゴー1号店」の三ツ境ライフショップはわずか約8坪。キッチンと呼ばれる調理施設は置かず、近隣店から商品を運ぶ。主に「家族などへの日常の簡単なギフト」「ママ友たちのお茶のお供に」などの目的買いを狙う。

トゥゴーでは通常店舗で販売するドーナツに加え、従来のポン・デ・リングの約3分の2の大きさにカラフルなチョコをコーティングした「カラフル・ポン・デ・Jr」の5個入りセット(税込み500円)など、同業態限定の商品を販売。新商品開発に当たっては女性が中心となりメニュー開発に当たり、何度も試食など試行錯誤を重ねた。ここまでの売れ行きは順調で、新業態を牽引しているのがこのアソートセットという。

トゥゴーは5年で200出店を目標にする。「大ターミナル駅を持つ鉄道関連企業からの引き合いも活発で、今後の多店舗展開にメドがついた」(宮島専務)。一方で課題もある。三ツ境駅のような郊外の住宅街に1号店を置いたのは、まさに「日常使い」をイメージしてのことだが、通常の店舗と比べ休日の売り上げが想定よりもやや少ない。今後、アソートセットの種類を増やすことなどを検討している。

1743とはずがたり:2017/01/18(水) 07:07:36
>>1742-1743
そして三つ目は顧客層や時代の変化にあわせた店舗再編だ。これが、ミスドの反撃が遅れた最も大きな原因だった。ミスドの既存店の課題は①全店、店で作っているドーナツを提供しているのに、その認知度が低い②ドーナツの売り上げが減少しているのに、ドーナツを作るキッチン設備が過剰のままで、小ロット生産に適応できていなかった③少子高齢化に対応した快適な店舗やメニューの開発が遅れていた、の3点にほぼ集約される。

同社はこれを一挙に解決するため、2014年から複数の店舗フォーマットを作るべく試行錯誤を重ねてきた。その答えは「ドーナツキッチンありの母店舗」と「ドーナツキッチンなし店舗」に整理し直し、複合的に出店することだった。現在多店舗展開に向け踏み出したところだが、いずれのタイプも好調だ。

「キッチンあり店」では店内調理をアピール

「ドーナツキッチンありの店」では、スタッフがキッチンでドーナツを手作りしている姿が店内からも店外からも見えるようにし、商品の陳列も一変させた。商品ではパスタやホットドックなどを拡充、一部に新型のコーヒーマシンも導入した。一連の施策で朝食から夕食、子どもからシニアまで幅広い層に対応できるようになった。近隣にある複数の「ドーナツキッチンなしの店」にドーナツを供給するため、キッチンの稼働率は格段に改善している。

一方、「ドーナツキッチンなしの店」は母店から配送距離30分以内をメドに配置される。キッチンなしなので、投資額は少なくて済む。また、ホットドックなどをつくるオーブンやパスタなどの調理施設は置いてあるため、過度にドーナツの売り上げに頼らずに済む。そのためやはり多様な顧客層を呼び込むことが可能になった。

さらに、ミスドは2月以降、油分を押さえた「新しいドーナツ」も3種類発売する予定だ。「今後2年間でスムージーなども含めた全商品の25%を、健康志向対応した商品に切り替えたい」(宮島専務)。

ミスドは1971年に大阪・箕面に1号店を出店したファストフードの老舗であり、「街の社交場を目指してつくられた」(同)。少子化で人口は減っていても、世帯数は増えている。ドーナツに一段と磨きをかけ、新しい時代の「街の社交場」になれるか。これから本領が問われる。

1744とはずがたり:2017/01/18(水) 07:10:41
クリスピー・クリーム、「大量閉店」の全真相
行列ドーナツから"愛され"ブランドへの転換
http://toyokeizai.net/articles/-/143621
圓岡 志麻 :フリーライター 2016年11月06日

“行列のできるドーナツ屋”として知られる、クリスピー・クリーム・ドーナツ。2006年12月に日本に進出してから10年の節目を迎える。今年3月に一挙20店弱を閉店した同社は今、転換点を迎えている。

10周年を目前に控え、11月1日から発売しているのは『ブリュレ グレーズド カスタード』『ブリュレ グレーズド アップル』2種(各230円)。創業以来79年その味を変えていない定番商品『オリジナル・グレーズド』をベースに、日本人の好みに合わせて、日本法人が開発した商品だ。

熱狂で迎えられた初上陸

オリジナル・グレーズドは、1937年の創業以来レシピを変えず販売してきている商品だが、調査を行った際に日本人にとっては「甘すぎる」といった感想が多く、「ふわっ、とろり」という食感の良さがうまく伝わっていないことがわかった。

そこで、“軽くて甘い”というオリジナル・グレーズドの魅力を引き出すために、表面のグレーズ(砂糖衣)をあぶって焦がすことで、日本人好みの「カリッ」とした食感を加えた。カスタード味は甘さ控えめなバニラ風味のカスタードクリーム、アップル味のほうには、酸味の強いグラニースミスという品種のリンゴに発酵バターを加えたフィリングが詰められている。

なぜあえて、主力商品のテコ入れに乗り出したのか。日本法人のトップを務める岡本光太郎社長は「これまでの”行列のできるドーナツ屋”から”地元に愛されるドーナツ屋”に転換する時期がきている」と宣言する。

クリスピー・クリームは1937年に米国南部のノースカロライナ州で創業。長く地元周辺に店舗展開をするだけのローカルなドーナツチェーンに留まっていたが、2000年代から米国本土で多店舗展開を始めた。

同社は2006年、ロッテと、流通業界へのコンサルや経営支援を行うリヴァンプの合弁会社として設立し、現在に至っている。2006年12月、新宿のサザンテラスに1号店をオープンして以来“行列のできるドーナツ屋”として成長を続けた。

当時の熱狂ぶりを覚えている人も多いだろう。当時はオープン当初は物珍しさや、流行りだから、という理由で人々が群がった。都内では1?2時間待ちが当たり前、地方店舗に至っては、8?9時間も並ぶ人の姿が見られたという。その後、ショッピングセンターや駅前立地を中心に店舗数を増やし、ピークだった2015年度には全国で64店舗を展開するに至った。

だが、珍しさだけでは長続きするはずもなかった。同社は未上場で業績の詳細を公開しているわけではないが、官報によれば2012年3月期に、純利益4.9億円をたたき出したが、翌2013年3月期には同1.4億円へと大きく数字を落とした。2015年3月期にいたっては閉店費用がかさんだことで、純損失8.1億円を計上している。店舗数は、今年9月末で46店舗にまで減少した。

顧客のニーズが変わった

何が問題だったのか。「これまでは、並ぶのに適したレイアウト、そしてできるだけ早く商品をお渡しできるような”スピード”を重視した店舗やサービスを展開してきた。長時間並ぶ、顧客にとってそれが時代のニーズだった」(岡本社長)。

クリスピー・クリームが市場調査会社のデータを基に試算したデータによれば、日本のドーナツ市場規模は約1200億円、今後も緩やかな下降現象が続くという。さらに日本のスイーツ市場は顧客の要求水準が高い上に、流行サイクルが早い。同社が「スイーツホッパー」と呼ぶ、”はやりもの”に飛びつきやすい層が流行を左右している。

その間にはドーナツ業界を震撼させた“コンビニドーナツ戦争”も起こっている。2014年11月からのセブンイレブンに始まり、2015年の夏にかけてローソン、ファミリーマートなど、3大コンビニにおいてドーナツの販売を開始したのだ。ただ、日本法人の岡本社長はクリスピーの伸び悩みと「ドーナツ戦争は直接的に関係ない」と説明する。

スイーツブームの変化は目まぐるしく、新しい業態が次々と生まれていく。一定の熱狂的なファンは残ったが、これからの成長を考えた時にはより「居心地の良さ」や「また来たい」と思えるような店舗づくりやサービスに転換する必要があった。

市場調査会社NPDジャパンで、外食や流通業界を担当している東さやか氏は「コンビニドーナツの購入機会は、当初は盛り上がったものの、2016年4月頃から減少。ドーナツ店はドーナツの販売にアドバンテージを持っており、今後(大きく市場が)縮小する見通しはない」と指摘する。

1745とはずがたり:2017/01/18(水) 07:11:01
>>1744-1745
もともとドーナツを食べるのは女性が57%と多く、ドーナツ店(コンビニ以外のチェーンなど)に至っては69%の高い比率で女性が利用している。コンビニドーナツは男性15?39歳の男性が、物珍しさと話題性で利用したのでは、と東氏は言う。

「日本では『ミスタードーナツ』が40数年展開してきて、ドーナツに対するある一定の認知はある。さらにコンビニが参戦したことで、ドーナツを食べる頻度が向上し、日常的に親しまれるきっかけになった」(岡本社長)。

ドーナツ市場が多様化する中で、クリスピーが出した一つの答えが、今回の新作ドーナツに象徴される、大きな方針転換だ。“行列のできる店”から“日本で長く愛される店”へと転身を図るというのだ。具体的には、商品・店舗・サービスの3つの要素において大きく見直す計画だ。

クリスピー・クリームはこの10年間で日本のマーケットにあった商品を500点以上も投入している。今後も冒頭のような商品を積極的に投入していく計画だ。そして店舗改革も動き出している。代表的なモデルが9月16日にオープンした「クリスピー・クリーム・ドーナツ イオンタウン ユーカリが丘店」(千葉県佐倉市)だ。

同店では主要顧客である20?40代のファミリー層向けに、落ち着きのあるインテリアや、キッズスペースの配置、また自分でドーナツのデコレーションができる「キッズデコセット」の販売といった工夫を凝らしている。

100店舗の目標は撤回しない

また、7月には羽田空港の第2ターミナルに、メルセデス・ベンツとのコラボ店をオープンしている。定番ドーナツを始め、店舗限定ドーナツ、賞味期限が長くお土産に適した商品なども販売している。もともとは「より親しまれるブランドになりたい」との意図があるメルセデス・ベンツ側からの申し出だったそうだが、「お客との接点を多様化したい」というクリスピー・クリームの方針とも合致し、出店に至ったものだそうだ。

「サービスについても、従来のスピード重視から、地域の特性に合わせて、『また来たい』と思ってくださるような店舗や、居心地の良さや楽しさなど、ホスピタリティのあるサービスに転換していく」(岡本社長)

岡本社長はクリスピー・クリームのブランド価値をこう語る。「例えばケンタッキー・フライド・チキン。子どもの頃にKFCで誕生日を祝ってもらって、忘れられない思い出になっている。1000円ぐらいなのに、40年経っても色あせない思い出を残すことができる。クリスピー・クリームには数十年愛されるような、本質的なブランド価値がある。日本でもそういうブランドにしていきたい」

店舗数については、これまで同社から発表されていた目標「100店舗」を変わらず掲げて行く。ただし、時期については明確にせず、まずはブランド強化を図って行く方針だ。

熱狂で迎えられてから、10年が経ったクリスピー・クリーム・ドーナツ。次の10年はどうなるのか。同社は今、転換期を迎えている。

1748とはずがたり:2017/01/22(日) 18:34:04
頑張って欲しいところ。

ベビースター、初の海外生産へ アジア販売を強化
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASK1M62XNK1MOIPE02T.html
14:27朝日新聞

 スナック菓子「ベビースターラーメン」を製造・販売している、おやつカンパニー(津市)は19日、台湾での生産を今夏から始めることを明らかにした。海外生産は初めて。現地のほか中国や東南アジアにも供給していく。アジアを中心とする海外での売上高を現在の2倍の年間20億円に引き上げる計画だ。

 新しい工場は台湾北部の桃園市に数十億円を投じて建設中。ベビースターラーメンを今夏から生産し、将来的にはラスクなどの商品もつくる。

 ベビースターラーメンは1959年に国内販売を始めたロングセラー商品。現在は年間約2億食を三重県にある2工場でつくり、その一部は台湾や香港、中国本土、シンガポールなどに輸出している。

 おやつカンパニーは2014年に米投資ファンド、カーライル・グループの傘下入り。外資の後押しを受け、海外展開を進める。

 ベビースターラーメンをめぐっては、30年近く使ってきたキャラクターを昨年末で「引退」させた。新しいキャラクターへの引き継ぎ式を1月31日、東京・南青山で予定している。(大隈悠)

1749とはずがたり:2017/01/22(日) 18:35:32
前の方が良かったと思うけど台湾進出>>1748に際して中国人から反撥喰らう惧れでもあったんかねえ?

ベビースターに新キャラ登場 名前公募、ベイちゃん引退
http://www.asahi.com/articles/ASJDN455SJDNONFB009.html?ref=goonews
小川尭洋2016年12月20日20時39分

 「みんなでボクの名前を考えてね!」 菓子メーカーおやつカンパニー(津市)は20日、ベビースターラーメンの3代目新キャラクターを公表し、名前の案を募集し始めた。現在のキャラ、ベイちゃんとビーちゃんは、来年1月31日の引き継ぎ式で正式にバトンタッチし、完全引退する。

 新しいキャラは、ベイちゃんに比べ豊かな表情や活発な動きが特徴の男の子。歌とダンスが得意で、耳まですっぽり隠れる星柄のニット帽に赤いパーカを身につけている。お披露目にあたって、「ベビースターを食べるとうれしくなったり、たのしくなったりできるってことを一人でも多くの人に知ってもらえたらうれしいな」とコメントした。

 新キャラの名前は、同社ホームページ(https://www.oyatsu.co.jp/別ウインドウで開きます)の特設サイトで来年1月9日まで応募できる。採用された人には抽選で、新キャラをあしらった100万円相当の純金メダル(1人)、ベビースターラーメン1年分(最大100人)が贈られる。特設サイトでは、東京と大阪で行った路上ライブの動画も公開されている。

 同社のHPには新キャラの発表があった20日午後からアクセスが集中し、つながりにくくなっている。(小川尭洋)

1750とはずがたり:2017/01/22(日) 18:51:33

格安とんかつ、勝つのは? 外食大手が続々参入
http://www.asahi.com/articles/ASK1J4S7CK1JULFA00Y.html
栗林史子2017年1月17日18時01分

 牛丼チェーンやファミリーレストランが、とんかつ店への参入や事業強化を続けている。家庭で手間がかかる揚げ物をすることが減り、ファミリー向けの外食メニューとして人気が出ている。手頃な価格をPRして客を引き寄せており、既存のとんかつ店との競争も激しくなりそうだ。

 牛丼「松屋」を展開する松屋フーズは、とんかつ店チェーン「松のや」「松乃家」を牛丼に次ぐ「第2の主力」と位置づける。最近の出店拡大で売り上げが伸びており、とんかつ専門店の2016年3月期の直営店売上高は、全店ベースで前年比37・8%増の61億円。昨年12月末までに109店を出店し、今年3月までに126店に増やす予定だ。

 売りはロースかつ丼1杯490円、おろしロースかつ定食600円(いずれも税込み)という低価格。既存のとんかつ店は1食1千円超のメニューが多いが、牛丼店で培った肉の仕入れノウハウを生かしている。広報担当者は「外食では価格が高めだったとんかつを手ごろな価格で提供している」。客層はサラリーマンらが多い牛丼店とは異なり、家族連れや女性が多く、「松屋」ともすみ分けている。

 他の外食大手の参入も最近は続いている。ファミリーレストラン「ガスト」のすかいらーくは、カツ丼が500円前後と低価格帯の「とんから亭」を始めた。同社は、ファミレスだけでは市場全体をカバーできないとみて、業態の拡大を目指している。

 一方、「丸亀製麺」のトリドー…

1751wとはずがたり:2017/01/25(水) 13:33:56
嬉し恥ずかし初めてのグラッチェガーデンズランチ決行!
一番安いチキングリルならご飯の大盛り無料で519円(別)ドリンクバーも150円(別)で計722円(込)だ。

サイゼリアのランチには勿論敵わないけどなかなかである。

12時過ぎに行った時点では先客が1組2人しか居なくて淋しかったけど12時半過ぎ位から徐々に客が這入りしかも満席には程遠くて昼時に居坐る居心地の悪さもなくなかなか快適♪

1752とはずがたり:2017/01/25(水) 15:19:24
何故かコテにwが這入ってるw(;´Д`)

1753とはずがたり:2017/01/30(月) 12:35:11
トランプに尻尾振る(孫を初めとする)クソみたいな経営者の豚どもが経営する企業なんかよりスタバ(まあスタバも反トランプを経営基盤としているからどっちがどうと云ふ訳でも本来はないんだろうけど)を徹底的に支援するぞ!
高いから殆ど行かない(行けない)けどいつか後輩の結婚式の2次会で貰ったスタバカードが手許にある筈だから行ってあげなくては。。

難民1万人、世界で雇用へ=トランプ氏を批判―米スタバ
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/164/12574b182abaf2de79533317e5df3d39.html
(時事通信) 10:40

 【シリコンバレー時事】米コーヒーチェーン大手スターバックスのハワード・シュルツ会長兼最高経営責任者(CEO)は29日、トランプ米大統領がシリア難民の受け入れ停止などを命じたことを批判した上で、世界75カ国の店舗で今後5年間に1万人の難民を雇用すると発表した。

 シュルツ会長は「アメリカンドリームへの期待が揺らいでいる」と危機感を表明。今回の大統領令の影響を受ける従業員らへの支援にも、全力を挙げる考えを示した。

1754とはずがたり:2017/01/31(火) 09:16:38
いいですな〜♪

カニかまが世界で驚くほど食べられている フランスは日本に匹敵するほどの消費量
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1485236957376.html
Excite Bit コネタ 2017年1月31日 07時40分 ライター情報:石原亜香利
Jyaire/P1010002 (from Flickr, CC BY 2.0)

カニかまといえば、ひと昔前に流行った安価かつ便利な食材というイメージがある。しかしそのカニかまは、フランスをはじめとした海外で、思いのほかブームを巻き起こしているというのだ。

そこで、海外のカニかま事情をよく知る全国かまぼこ連合会の奥野勝さんに、カニかまが海外で人気の理由や料理アレンジ法を聞いてみた。

フランスのカニかま消費量は推定年間5万トン超え

カニかまは、いま、世界の中でも欧州での消費量がかなり多いという。奥野さんに推定値を教えてもらった。

●世界中(日本を含む)のカニかま消費量は年間50万トン超(推定)
第1位:欧州全体15万トン(フランスの消費量は年間5万トン超)
第2位:米国6万トン
第3位:日本5万トン
(すべて推定値)

奥野さんによれば、世界の50万トンという量は日本の蒲鉾類(板かまぼこ、ちくわ、揚げ蒲鉾など)の生産量に匹敵する規模だという。また、フランスのカニかま消費量は、日本のそれに匹敵する、もしくはそれ以上になっているようだ。

また、「カニかま」の名称だが、フランスでは「SURIMI(スリミ)」と呼ばれる場合が多く、米国では「Crab stick」「imitation crab meat」などと呼ばれることが多いそうだ。

ちなみに、フランスのカニかまは、日本ように赤色ではなく、オレンジ色をしているものもあるのだそうだ。これは、フランス沿岸で捕れるワタリガニはゆでると赤ではなくオレンジ色になるためらしい。

カニかまは何故世界でここまで人気なのか

世界中で愛されているカニかま。何故にそこまで受けているのか、奥野さんに聞くと、いくつか理由があるようだ。

●カニの代替として好適
「世界中で、高価な天然カニの資源が減少しています。すると価格が上がるため、本物の価格に比べて安いカニかまは歓迎されています。
また、最近まで、魚介類をあまり食べていなかった国・地域、例えば米国の内陸部、東欧などでは、カニかまは『殻付きでないから食べやすい』『魚臭さがない』点が歓迎されているようです」

●寿司ブームがけん引

「世界で起こっている日本食・寿司ブームもカニかま人気の理由です。はじめは日本食レストランや寿司バーで人気となり、次第に現地のレストラン、ホテルも料理に使用するようになり、今では量販店チェーンで売られ、一般家庭で食べられています。
また、1990年代初頭の欧米における狂牛病(BSE)問題で、肉食から水産物への切り替えが始まりましたが、その時期と“日本食・寿司ブーム”が重なり、さらに日本食は低カロリー(脂肪)・低コレステロールだとする“健康食ブーム”も追風になったと考えられます」

1755とはずがたり:2017/01/31(火) 09:17:16
>>1754-1755

●環境保護の観点から
「カニかまは、資源枯渇の心配のない魚種、例えば『すけとうだら』から作られます。そのため、水産資源、地球環境にやさしい食べ物という観点からも、注目を集めているようです」

●カニアレルギー向け
「カニかまは、一部のアレルギー・フリー製品に限定されますが、カニアレルギーが心配な人も食べられる点が歓迎されています」

世界のカニかま人気は、実に多くの理由が複雑に絡み合って起こっているようだ。奥野さんはこうまとめる。

「カニはおいしく、誰もが食べたいものである一方、高価なお金持ちの食べ物です。その代用品のカニかまは値段が安い上に、味・食感・見た目が本物そっくりで、カニを食べた気分を味わえる、庶民の味方。しかも 調理に手間がかからなく、料理のアレンジがたくさんあって便利という利点も。さらに、薄味なので自分の好きなように味付けできるといったところも受けている理由だと思います」

フランスなどのカニかまアレンジ

ところで、カニかまはフランスなどで、どんなアレンジで楽しまれているのだろうか。奥野さんにいくつか挙げてもらった。

●定番のカニかまの食べ方
・野菜サラダのトッピング
・スナックまたはアペリティフ(食前酒のつまみ)
例:ちょっとした前菜、カニ肉カクテル、オードブル盛り合わせなど
・パスタ料理の具材
・フランスパン(バゲット)のサンドイッチに挟む具材
など

●一般家庭でのメインデイッシュとして
・「キャセロール」という、厚鍋容器に入れてオーブンで焼く料理の具材

●レストランで
・カジュアルなレストランで、様々な創作料理の具材に。
例:ジュレ、ファルシ、ミルフィーユなど

●ファストフードで
・イギリスやオーストラリアでは、カニかまにパン粉をつけて油揚げしたものが、ポテトフライと一緒にセットで売られている。現地のfast foodの「fish&chips」スタイルで人気。

カニかまは、ただカニに見た目も食感も似ているというだけでなく、便利でアレンジも利き、かつ地球に優しいというあまりに優秀な食べ物だった。本当に優れているものは国境を超えて愛される。日本ではもはや使い古され、多少“時代遅れ”感があるのは否めないが、今一度、カニかまを見直してみたい。
(石原亜香利)

取材協力/奥野 勝さん(全国かまぼこ連合会)
http://www.zenkama.com/


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