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応用栄養学特論
1665
:
とはずがたり
:2016/09/07(水) 00:22:45
>>1664-1665
驚異の「セブンプレミアム」
コンビニ自身もアイスの商品開発に力を入れ始めた。8月末時点で1万8092店舗ある最大手「セブン-イレブン」の運営会社セブン-イレブン・ジャパンでは、PB(プライベート)商品「ワッフルコーン」シリーズ(税込み183円)が売れ筋へと成長。セブン&アイ・ホールディングスが手掛ける、PBの総称「セブンプレミアム」シリーズは、すでにアイテム数が3000を超えている。2016年2月末には「セブンプレミアム」全体で、年商1兆円に到達する勢いだ。
アイスメーカーとのコラボ開発も進めている。「ハーゲンダッツ」シリーズのハーゲンダッツ ジャパンと「ジャポネ <抹茶アズキ>」、赤城乳業の「ガリガリ君」と「スイーツなガリガリ君?ミルクたっぷりとろりんシュー味」などを発売したことを皮切りに、続々と新商品を投入している。
「4〜5年前から、アイスは年間を通じて買われるようになってきており、それに合わせて新しい商品の開発を進めている」(セブン&アイ・ホールディングス広報部)。こうしたアイス市場の潜在力に目覚めたコンビニの攻勢が、サーティワンアイスの足場をジリジリと崩している。
売上高が縮小する中、B-R サーティワンアイスクリームにとってさらに打撃となるのが、コストの増加だ。
まず、海外から輸入するアーモンドやフレーバーといった添加原料が、為替の円安を受けて上昇している。同社の場合、海外から輸入する原料は、全体の30%程度を占める。さらには国内の酪農家減少に伴う、構造的な供給減も影響。酪農家の戸数は、2015年の全国飼養戸数が前年比4.8%減の1万7700戸と、さかのぼれる範囲で19年連続減少中だ。1996年と比べ、その数は、実に約4割まで減少している(一般社団法人Jミルク調べ)。これによって、クリームミルクや脱脂粉乳といった、主原料の価格も上昇している。
原料価格の上昇は、アイスクリーム業界全体に与える影響だが、同社固有の誤算も見逃せない。2015年4月に稼働した第2の生産拠点、神戸三木工場の稼働率が思うように上がらず、償却負担が重くのしかかっている。同工場の稼働は、最高益を更新した4〜5年前に決定した事案だが、市場環境の変化で目算が大きく狂ってしまった。
「キューブナイン」で巻き返しなるか
巻き返しに向けて、同社も手を打っていないわけではない。目玉となりそうなのが、2015年12月に発売を予定する、アイスクリームケーキ「CUBE9(キューブナイン)」。単価は税込み4300円から(店舗によって価格は異なる)に設定しており、販売が伸びれば、業績への貢献度が大きい。
ただ、キューブナインは当初7月に発売する予定だったところ、成形に問題があり、発売時期が12月にずれ込んだ。これによって、当初、実施する予定だったキューブナイン単体でのテレビCMを取りやめることになったことは、気がかりだ。
たとえ天候不順が一巡し、一時的に業績が浮上したとしても、当面は低調な販売トレンドが予想される。主原料の仕入れ価格上昇や償却負担の発生も、継続的にダメージとなろう。子どもたちをはじめ、幅広い層に支持されてきたサーティワンアイス。コンビニというかつて異業種だった存在と、互角に戦うことができるのか。かつてない苦境を迎えていることは間違いない。
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