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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
1
:
『語り部』
:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。
関連スレ:
【ミ】『黄金町の夕闇』 その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1313768626/
【ミ】『黄金町の夕闇』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/
363
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/09/23(水) 22:01:37
>>361-362
(エイノー、青田)
「…………」
二人の行動を傍観する。
電話を止められては、命令が必要な『スクリーム・アウト・ラウド』では何もできない。
364
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/09/23(水) 23:41:57
>>349
(GM)
>全体
質問の答えは――
「む……いいえと出た、そうも都合よくはいかないか。
それにしても――」
ジロ -……
愛川を『警戒』する目で見る。
「……たいした親友だね、きみ。」
(ど、どこまでも……
イルソン君を馬鹿にしてくれるなあっ……!)
疑うとか、そーいう問題ではない。
愛川の親友を信じる道理など、ない。
(……なぜ、わたしたちがこんなことで悩まなくてはならない?
ううう……な、なぜこうも、う、上手くいかないことばかり……!)
神はヨハネスブルグに味方しているのか?
想定外の邪魔ばかり――それも予想外の方向からばかり。
・・・・まあ、ともかく。
「青田くんが行ってくれるなら、心強い。
任せるよ、き、気をつけてくれたまえ。」
待ち伏せがないとは限らない。
なんせ、敵はヨハネスブルグ。
こんなくだらないことで青田を危険に晒したくもないが――
「……では、わたしたちは調査を続けよう。
さあ……名探偵どの、質問をお願いする。」
とはいえ、今は質問を進めることが重要だ。
小角は質問済。あとの3人の質問を待つ。
365
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/09/24(木) 00:08:15
>>ALL
「……まっ、どれもこれも大変結構」
「私の仕事は『問う』ことと『暴く』ことだけです。
というわけであまり気は進まないのですが、青田さんの安全も考慮して……」
質問に移ろう。
「『ルンクスは、『カズ』氏に対し『花嫁化』の能力を行使しているか?』。
仮に一般人でも、武器なんていくらでもありますし、もし敵なら一緒に誰かが来ているかもしれない。
どうするにせよ、ここはハッキリさせておきましょう」
「それと、『ミス・マープル』。
貴女は『ルンクスは今日中に新たな花嫁を生み出し、その花嫁の家に宿泊しようとしているか?』と。
これもルンクスの『行動』についての質問には違いありません。
過去とか現在とか未来とか、時間を限定したテーマではありませんからね。『未来の行動』についても聞けるはずです」
366
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/05(月) 00:07:59
>>351-364
(全員)
強引にやってくるという愛川の親友、『カズ』に対し、
愛川以外の全員が危険を訴えるが、
それはかえって、愛川の不信を募らせたようだ。
同時に、エイノーや小角にも、愛川への疑念が浮かぶ・・・・
不穏な空気が漂う中、相談の末、
教授棟にやってくるという『カズ』を青田が迎えにいくことで、
ひとまず、結論となった。
>>362
(青田)
扉に設置した『アンテナ』を解除し、扉を開けた。
電話をしようとする愛川に釘を刺し、『カズ』を迎えるべく、
会議室を出る。
廊下は変わらず静謐さを保ち、人の気配がほとんどない。
エレベーター前まで進み、ボタンを押した。
教授棟の入口は一階についてすぐの場所だ。
>>364
(小角)
愛川の言動に不快感を覚える小角。
彼女は、本当に信用できる相手なのだろうか?
ましてや、見知らぬ『カズ』なる人物の担保はあるのか?
激しく気持ちを迷わせながら、紫の質問を待つ・・・・
>>365
(紫)
>『ルンクスは、『カズ』氏に対し『花嫁化』の能力を行使しているか?』
ルルル・・・・
──『No』。
>『ルンクスは今日中に新たな花嫁を生み出し、その花嫁の家に宿泊しようとしているか?』
ルルル・・・・
──『No』。
367
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/05(月) 00:11:43
>>366
「やっぱりカズは『花嫁』なんかじゃありませんでしたね」
イルソンの答えに安心した。
今回の『質問』には電話に出た都合上参加していないので、そのまま待機する。
368
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/05(月) 01:07:05
>>366
>>367
「使っているか、にNoね」
(……そうなるとこの場合、言わなきゃ良い事言って
巻き込んだことになるけど……大丈夫かなぁ……)
勘違いされたことといい今のこれといい今回の仕事は中々に、多難そうだ。
ただ今思ったことはここで言っても仕方ない。
自分がまず落ち着かないと、とベレーをかぶり直す。
モサッ
ギュッ
369
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/05(月) 01:09:27
>>366
(GM)
「……カズとやらは……
とりあえず、『ルンクスの手ごま』ではないようだ。」
フゥー ・・・
「……ひとまず、安心かな。
情報の漏えいはせずに済んだわけだ。」
(もうしているのかも……い、いや、何の理由もないことに疑い出せばキリがない!)
敵に塩を送る真似はせずに済んだか。
――もっとも。
「とはいえ……カズとやらに危険が及ぶ確率は、むしろ上がってしまった。」
「……ううむ。」
ルンクスの手ごまでもない一般人。
それこそ、『イルカ水槽の餌』でしかない。
・・・・いや、逆に狙われないのか?
スタンド使いでもないし。
「……ううむ……いいことばかりとはいかないな……」
彼女が怪我をせずに済めばそれは素晴らしいことだ。
だが、そう上手くもいくまい。
「青田くんたちが早く、そして無事に戻ればいいが……」
「……ううむ。
ああ、いかん、さっきからうなってばかりではないか。」
窓の外を見つつ、言う。
カズが安全だとしても、外が(ここもだが。)安全とは限らない。
「い……今はとにかく調査だ。
敵は来るのだし、それまでに少しでも……!」
小角は質問済み、名探偵コンビも質問した。
愛川は――今回の輪には参加していないならそれでいい。
「……愛川さん、『輪』に戻ってくれたまえ。」
愛川が自分をどう思っているかなどは今関係ない。
さあ、このテーマでは二周目の、質問だ。
(現在の出費額:8万円)
「しかしこうなると……本格的に、ルンクスは何をしているんだ?
拠点で寝るわけでもなければ、毎日寝場所を作っているわけでもない?
いや、そもそも拠点自体、訪れない日もあるようだ。
そうなると……ううむ、やつはどういう生活をしているのだ?」
(普通のホテルに泊まっている?
それとも、本当にどこかで野宿を……?)
『角』はともかく服装には金がかかっていそうだった。
そう考えると、野宿をするタイプ……とは、どうにも、思えない。
「……予定を調べる事に集中したほうが、いいのかなあ。」
ルンクスは一点にとどまるタイプでもなさそうだ。
以前どこにいたかより、今後どうするのかを調べるべき――か?
370
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/05(月) 01:38:13
>>366
(GM)
「ふぅむ……ひとまず、『カズ』さんは無事として」
熟考する。
一つ。相手は拠点を二つ所有し、片方は個人所有、片方は組織での共有である。
一つ。相手は拠点で寝泊まりしていない。
一つ。相手は過去三日以内に、二つの施設を両方利用している。
一つ。少なくとも相手は病院を毎日は利用していない。
「……明日、ルンクスに病院を利用する予定があるか。
これだけ聞いてYESと出れば、ひとまず張ることはできるでしょう。相手に気づかれてはなりませんが」
「時間帯も聞けばなお確実ですかね」
「NOと出れば……ふぅむ。
明日確実に利用する施設を探して当たるのが確実ですかねぇ」
身も蓋も無いが、こういう時最も有効なのは『ローラー作戦』だ。
当然、その場合出費や時間は相応にかかるのだが。
あるいは『花嫁』を尾行してターゲットにたどり着ければそれが楽と言えば楽だが、それも難しかろう。
それとも『花嫁』を捕まえて拷問するか?
論外だ。愛に狂う狂人が自白などするものか。
ともあれ、愛川が『輪』に入ってくるまで待とう。まぁ入ってくるなら、だが。
どうもこの能力、一周するまでは途中参加はできないようだし。
371
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/05(月) 11:07:36
>>366
隣室の会話の推移を伺おうと思ったが一つ思い出して
事務室に連絡する。
「失礼します、エイノーですが左右隣室の講義予定は
何が入っていますか?いえこちらの講義で少々
物音が立つのであらかじめ控える準備を確認して
おきたいと思いまして」
一応これで隣室の学生達の『いる理由』はわかるし
いざという時の配慮の算段の必要性もわかる。
372
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/05(月) 23:33:37
>>366
10mおきにアンテナフィルムを発現、何かの隙間なり、解り辛い所に設置しながら移動する。
そのままエレベーターを呼び、1階に向かう。
(脅し付けて帰ってくれるなら良し。『力』を見せて帰ってくれるならまぁよし。
元より、こちらを『誰かを騙している』と思う相手に理論だった説得は難しい。
意固地になられるようなら――確か保険医は信頼のおけるスタンド使いだったな。)
割と危険方向に踏み込んだ思考を巡らせながら一階に向かおう。
373
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/06(火) 00:39:15
>>367
(愛川)
イルソンの結果に安心し、待機する。
>>368
(高遠)
外患より内憂。
状況はすでに複雑だが、高遠の仕事は常に一つだ。
ベレー帽をかぶり直し、気合いを入れた。
>>369
(小角)
『カズ』の参加に思うところは多々あるが、
すでに青田は行ってしまった。あとは任せるほかない。
気持ちを切り替え、小角は愛川に声をかける。
テーマは一周した。次で二周目に入る。
人数を増やすなら、このタイミングしかない。
>>370
(紫)
これまでに出た情報を整理し、推理する。
すでにかなり答えは得たが、
果たして、ルンクスを追い詰めることはできるのか──?
>>371
(エイノー)
事務室に電話し、隣室の予定について聞いてみる。
返答は曖昧だったが、
男女のいる西側の隣室は、卒論についての集いとのこと。
東側の隣室は、現在、利用者がいないらしい。
「ご配慮お願いしますね」と念を押され、電話は切れた。
>>372
(青田)
(現在までに発現中の『アンテナ』のリストを)
ビッ ビッ
『フィルムアンテナ』を張り付けながら、移動していく青田。
到着したエレベーターは無人。
乗り込み、ここにも『アンテナ』を張って、一階に降りた。
ウィィィ ン
エレベーター前は上階同様のロビー。
こちらの方が広く、ベンチの数も多い。
何人かの男女が座り、静かに本を読んだりしている。
壁には何枚もの複製画が飾られ、
落ち着いた曲調のメロディが流れている。
出て右手すぐに、事務所の窓口がある。
ガラス越しに複数の職員が事務机で作業しているのが見えた。
棟の入り口は、事務所のすぐ横だ。
どちらにも、待っている様子の人物はいない。
374
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/06(火) 00:49:51
>>373
「さて、続けましょうか」
小角のスタンドの質問の輪に加わり、続きを待つ。
375
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/06(火) 01:01:20
>>373
(GM)
>>374
(愛川)
>>370
(紫)
「では、続けようか。」
元の人数に戻った質問の輪。
愛川の動向はやや不安だが――ともかく。
「明確な場所はともかく、拠点も割れているしね。
病院の予定が無くても、それらの場所の予定は……あるかもしれないぞ。」
「……きょ、共同の拠点は……
攻めるのには向いていなさそうだがね。」
こうなるとやはり予定路線がよさそうか。
繰り返すようだが、以前どこに行こうが、明日は違うところに行くかもしれない。
だが、明日行くと出たところには、必ず明日行く。それが『イル・ソン・パティ』だ。
「では、物は試しだ。まずはわたしから。
『ルンクスは今現在、明日にどこかを訪れるという予定を立てている?』」
「これがNOなら、予定作戦はできなくなる。
あらかじめ、前提は固めておこうではないか。」
これはルンクスの行動(予定を立てる)についての質問と言えるはず。
そういうわけで、回答が出るのを待つ。
YESなら? その予定地を調べればよい。
NOなら? また違った方向に切り替える必要がある。
376
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/06(火) 01:04:15
>>375
(小角)
>『ルンクスは今現在、明日にどこかを訪れるという予定を立てている?』
ルルル・・・・
──『YES』。
377
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/06(火) 01:13:30
>>376
(GM)
「……よし! これで、あとは場所を絞ればいいっ!」
(まずひとつ役に立てたぞ……わたしと、イルソン君が!)
ニ ヤリ
会心の笑みを浮かべる。
予定があるならいつかはその場所も分かる。
・・・・真実に近づいた。
「場所は……やはり拠点か?
それとも病院か……別の施設か? ううむ。」
「……『その場所はわれわれがすでに想像に挙げた場所か?』
というのもアリかもね。
一度ではぜんぜん絞り込めないが、予想外かどうかはわかる。」
「もっとも、この聞き方ではテーマ外になるけど。」
今は考えるだけだ。
質問は名探偵二人や、愛川の番。
378
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/06(火) 01:24:41
>>373-377
(GM、愛川、小角)
「おや、でしたら――――」
「『ルンクスはこれまでに我々が質問に挙げた場所以外の場所に、現時点で明日に訪れる予定を立てているか?』」
「ってのはどうでしょう」
この言い方なら、テーマ内で聞けるはず。
「『ミス・マープル』は、『ルンクスは現時点で、明日に病院に訪れる予定を立てているか?』と。
前の質問がYESにせよNOにせよ、こっちを聞く価値も十二分にありますからね」
答えには、近づいている。
私たちは後退ではなく、探索と前進を続けているのだ。
先に向かう意志。答えを見つけるという意志。
これがある限り、『名探偵』は止まらない。止まらない限り、追い詰められないなんてことは無い。
だからクールにニヒルに笑って、質問を続けよう。
「(だって私は、『名探偵』なんですからね)」
379
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/06(火) 02:51:00
>>373
隣室の事情はわかった(概ねだが)。
傍で『調査』も順調なようだ。
とりあえず安心して隣室の『傍聴』を続けよう。
あと『専用』だった青田のレコーダーより『精度』は
低下するだろうが自分のスマートフォンから『集音』『指向性』
カートリッジを抜き青田のレコーダーのものと『交換』する。
そろそろ『機能』カートリッジ化の限界の『5分』が超過する頃合だ。
380
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/06(火) 20:25:39
>>373
とりあえず、話し声のある西の部屋の事は大体わかった。
東側に人は本来いないということで、
ドア開閉の邪魔になる位置を避けて、その東の部屋に聞き耳をたてておく。
誰かいれば怪しいというこの方面を抑えておこう。
381
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/06(火) 22:59:18
>>373
自身のアンテナに触れ、愛川に視聴覚を送信しつつ、一階にいる人物を一人ずつ確認する。
「件の友人はこの中に居るか?」
と愛川に聞く。
また、自分でも一階にいる人物の中に『黒人女性』が居るかどうかはチェックしておく。
382
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/06(火) 23:37:43
>>374
(愛川)
『イル・ソン・パティ』の輪に戻った。
ここから二周目だ。
>>378
(紫)
>『ルンクスはこれまでに我々が質問に挙げた場所以外の場所に、現時点で明日に訪れる予定を立てているか?』
ルルル・・・・
──『YES』。
>『ルンクスは現時点で、明日に病院に訪れる予定を立てているか?』
ルルル・・・・
──『NO』。
>>379
(エイノー)
隣室の音声に、さしたる変化はない。
同じような内容の会話が続いているだけだ。
エイノーは『カートリッジ』を抜き取り、
スマートフォンのそれと入れ替え、傍受を継続する。
>>380
(高遠)
東の壁に耳をそばだてるが、やはり音は聞こえない。
エイノーの調べ通り、無人で間違いないように思われる。
>>381
(青田)
(現在までに発現中の『アンテナ』のリストを)
『アンテナ』越しに愛川に訪ねながら、一階の人物の顔を確認する。
見た限り、黒人女性の姿はない・・・・
>愛川
青田から『送信』された映像に、『カズ』の姿はない。
仮に高等部の校舎から来るなら、何分かはかかるはずだ。
383
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/06(火) 23:41:40
>>382
(GM)
「今のテーマは、『ルンクスの黄金町における行動について』でしたね」
「次はわたしの番ですね。
『現時点で明日に訪れる予定の場所は、『公共施設』か』?」
質問する。
誰かの個人的な家、例えば『嫁』にした愛人の家などでは特定するのが難しくなる。
>>381
(青田)
「その中にはカズはいません」
返信する。
384
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/06(火) 23:49:44
>>382
(GM)
>>383
(愛川)
「ううむ……挙げた以外の場所か。
ああ、テーマはそれで合っているぞ。」
(愛川さんの質問がYESならいいのだが……
し、しかしこの聞き方だとテーマを外れていそうだ。)
テーマを広くとると、どこまで可能かの見極めが難しい。
まあ、これだけ広いのだし、大抵の聞きたいことは聞ける。
・・・・スタンド関連は外れているし。
「よし、このテーマをもう一周させよう。
みんなも、異論はないかね?」
愛川の質問の答えがどうあれ。
このテーマの3周目に、突入しよう。
……理由あって止める者がいれば、考えるが。
385
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/07(水) 00:14:45
>>382
(GM)
>>384
(小角)
「――――――あっ、しまったな……」
「……すみません。
してから気づいたのですが、質問を間違えました」
この質問――――痛恨のミスがある。
「この質問形式だと、先ほどの『範囲指定』が範疇に入るかどうか、グレーなんです。
入る場合、ルンクスは『街の外』に出て行くということになるのですが……」
入らない場合は、ある程度絞り込むことはできるだろう。
メインストリート、ネオンストリート、病院、学園。
――――少なくとも、これ以外の場所に行く予定があるということだ。
しかし、それを判ずる術がない。確かめるためにはもう一度質問する必要がある。
つまり、この質問は、『無駄撃ち』だ。
トントン、と自分のこめかみをつつく。
不測の事態が起こって焦ったか?
『後輩』と共にあって気負ったか?
詰みが遠のいて、動揺でもしたのか?
――――クールになれよ、紫斜六。出来得る限りのベストを尽くせ。
……大きく息を吐いて、よし、OK。
反省なんか後に回してしまえ。なんならゴミ箱に叩き込んでしまえ。今はそれより、大事なことがある。
「……ええ、三週目に行きましょう。ここは詰めておきたいとこですからね」
386
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/07(水) 00:30:47
>>383
(愛川)
>『現時点で明日に訪れる予定の場所は、『公共施設』か』?
ルルル・・・・
──『NO』。
387
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/07(水) 00:38:50
>>385
(紫)
>>386
(GM)
「ああ、そういわれてみれば……!
う、ううむ、もし町の外になるなら、絞るのは相当骨だが……」
(め、名探偵どのにもミスがあるのか!
いや、それはそうだ。ミスがあるのが普通なんだ。)
「いや、しかしテーマは黄金町についてだ。
そうなると、黄金町外に及ぶ質問なら答えが出ないのでは?
……つまり、答えが出ている時点でだな……」
「あ、しかし・・・・・・ううむ。
一応確かめた方がいいか――」
・・・・と。
愛川の質問に答えが出た。
「公共施設では……ないようだ。ううむ。
だ、誰かの家か? それともお店……公園とかか?」
「と、とにかく! 急いで次の周だ!」
このテーマでの3周目に、今度こそ突入する。
(現在の出費額:10万円)
388
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/07(水) 00:39:44
>全員
追記。
二つ目のテーマになった後、
幾つかの質問では『コイン』が迷うように動いた末の回答だった。
示した回答と、『無関係』の間を──だ。
389
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/07(水) 00:58:16
>>386-388
(小角、GM)
「………………………………」
……黙考。
どう切り込むべきか。それが問題だ。
「私は…………
『ルンクスは現時点で、明日に黄金町の外に出る予定を立てているか?』で。
NOなら、まぁひとまず先ほどの質問は『範囲指定』を除外しているということになります」
まずは、失点の回復。
……YESならYESで困るのだが、事実は変えられない。それは仕方ない。
「で、『ミス・マープル』は……
『ルンクスは明日、『花嫁』の家に向かう予定を立てているか?』でお願いします。
一応筆頭候補ですからね、これは」
「……ところで、『ミス・マープル』。
先ほどから『イル・ソン・パティ』が見せているこの微妙な反応……
もしや『黄金町と関係のない質問』とみなされている……つまり、彼が黄金町からの逃亡を図っている証左なのではないかと戦いているのですが。
これについて、貴女はどう見ます?」
実のところそれはただの『最悪の想定』であり、そういうことになるとはあまり思えない。
――――なぜならそれはつまり、ルンクスが『逃げる』ということだ。
組織に身を置き、かつ仲間とは不仲である男が、女(元・男だが)一人のために逃げ出すのか?
……考えにくい。そんなに弱気な奴なのか、ルンクスという男は。
これについては、ルンクスの詳細な人柄を知らないために断言もできないのだが。
ともあれ、とすると、どういうことだろうか、この『イル・ソン・パティ』の微妙な反応は。
『ミス・マープル』は『答え』は教えてくれないが……『ヒント』ぐらいは、出してくれるはずだ。
390
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/07(水) 06:53:13
>>386
>>388
>メンバー全員
隣を注意しながらふと思いついた提言を示す。
「『ルンクス氏の行動』について『是非』と『無関係』で迷う、
これはこれから数日彼が『自己判断で積極的行動に移らない』
という可能性はないだろうか?多少逸れた話だがあの夜
『被害者』はウィル君だけだった。あんな人物なりに『限界』があって
何かしら『休息』が『充填』が必要な時期があるのかもしれない」
391
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/07(水) 23:23:18
簡単なリストアップで申し訳ないが
>>22
携帯電話のアンテナ一つ発現
>>41
携帯電話のアンテナを20程発現(?)
>>222
デジタル多重無線通信(大容量128QAM方式)用パラボラアンテナ
>>59
携帯電話のアンテナを人数*4個発現、4つずつ配る
>>131
携帯電話のアンテナをさらに4つ発現する
>>165
ttp://www.dxantenna.co.jp/product/item/artImg/UA14P1Z37678.pdf
を二つ発現
>>193
携帯電話のアンテナを4つ発現
>>251
SRH150PROを発現
>>256
携帯電話のアンテナ
>>265
扉を開けてすぐの所に携帯電話のアンテナを発現・設置
>>372
10mおきにアンテナフィルムを発現
液蜘蛛:フィルムアンテナ*2が扉側、フィルムアンテナ*1が窓側
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>382-383
さて、来ていない、あるいはまだかかるならどうしたものか。
「愛川さん。その友人を別の場所に誘導するのはどうかな。
場所を間違えたとでも言ってさ。僕の考えつく限り最も『安全』な方法だと思うけど」
一応聞いておこう。否ならまぁ、そういう事だ。そういう手を切らざるを得まい。
392
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/07(水) 23:26:02
>>391
「別に構いません。カズがそれで安全になるなら」
同意する。
393
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/08(木) 03:59:17
>>388
(GM)
>>389
>>390
(紫、エイノー)
(それにしても、気のせいだろうか?
ルンクス自身のことを調べだしてから……)
つまり二つ目のテーマになってから。
……コインの動きが、妙だった気がする。
(……敵から何かの制御を受けているのか? あの時のように。
そ、そんなことをするなら……ううむ、攻撃してきそうなものだが。)
二つめ……『ルンクスの黄金町における拠点について』
三つめ……『ルンクスの黄金町における行動について』
これらのテーマで、共通して『無関係性』を示したということ。
結局は回答が出たなら、それは決定的ではないのだろうが――
「……うーむ。全ての質問で無関係に傾いたわけではなかった。
推理の前に、まずは……整理しなくては。」
ここは一旦、記憶を整理しよう。
コインが妙な動きを見せたのはどの質問をした時だったろうか?
思い出せる範囲でいい。
このような動きは明らかなイレギュラーだし、全てではなくても、覚えているはず。
小角が質問するのは、それからだ。
幸い、紫やミス・マープルが質問しているので、1分ルールは適応されまい。
>>392
(愛川)
先ほどからの言動でも、伝わってくるが――
(彼女にとっては……よほど、カズというやつが大きいんだろう。
わたしにとっての……いや、と、ともかく、凄く大きな部分を占めているらしい。)
親友、たしかそういっていた。
妄信してしかるべき相手――らしいのは、分かった。
(だ、だが! 理由があるにしても、だぞ。
軽率に情報を漏らしそうになったのは事実だ。
それに! イルソン君や、わたしをばかにしたりもする。)
(いいやつではないのは確かだな……!)
悪人というか――『悪気はない』のは、なんとなく分かるのだが。
分かるからって承服できるほど小角は大人じゃない。
・・・・それでも、少しずつ理解することは無駄ではないはずだ。
394
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/08(木) 20:09:37
>>382
青田の視界に自分が気づくような相手が写っているかはチェック。
ほかは……どうしようか。
とりあえず室内をざっと見回してみる。天井とか床とか、
>>390
「休息以外にも、時間が経てば立つほど
有利に働くからという感じなのかもですかねぇ……」
395
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/08(木) 23:52:48
>>389
(紫)
>『ルンクスは現時点で、明日に黄金町の外に出る予定を立てているか?』
ルルル・・・・
ルル ル
──『NO』。
>『ルンクスは明日、『花嫁』の家に向かう予定を立てているか?』
ルルル・・・・
ルル ル
──『YES』。
どちらでも、『コイン』は『無関係』との間を迷うように動いた。
そして紫は、『ミス・マープル』に話を振る。
「そうねえ、ハスム。
私が貴女に一つだけ言えるとすれば・・・・
『犯人はいつだって、予想外の場所にいる』よ。
──ええ、それはもう。
誰かが予想できる場所にいるなら、とっくに捕まっていますもの」
椅子の上の小さな老婦人は、クスクスと笑いながら、そう答える。
>>390
(エイノー)
思いついた提言を、仲間に伝える。
>>391
(青田)
リストに感謝。
>>391-392
(青田、愛川)
青田は愛川に『カズ』を別の場所に誘導することを提案し、
愛川は了承する。
>>393
(小角)
『迷い』が見られたのは、以下の質問の時だった。
>『ルンクスは今日中に新たな花嫁を生み出し、その花嫁の家に宿泊しようとしているか?』
>『ルンクスは今現在、明日にどこかを訪れるという予定を立てている?』
>『ルンクスはこれまでに我々が質問に挙げた場所以外の場所に、現時点で明日に訪れる予定を立てているか?』
>『ルンクスは現時点で、明日に病院に訪れる予定を立てているか?』
>『現時点で明日に訪れる予定の場所は、『公共施設』か』?
>>394
(高遠)
高遠が大学生なら、
学生の中に、見知った顔がある可能性がある。
その覚えがなければ、誰も知らぬ者ばかりだ。
室内をざっと見回す。
扉付近には青田が残した『アンテナ』が、
雑草のように床に群生している。転んだら怪我をしそうだ。
396
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/08(木) 23:55:32
>>395
(GM)
「花嫁の家に向かう予定があるってことは、花嫁を探さないといけないですね」
「これだと質問は思いつきません。次はわたしはなんと聞くべきでしょうか?」
一同に質問する。
397
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/09(金) 00:19:16
>>395
(GM)
「ああ……そうか。予定だからだ。
迷いが見えた質問は、全部……『訪れる先の予定』だ!」
「予定だから、黄金町じゃなくなるかもしれない――
すなわちテーマ内の行動とは限らないんだ。」
違うかもしれない。
だが、可能性としてありえるだろう。
「他に、妙な動きになった質問に……
共通点があるだろうか? あるならそれかもしれないが。」
「つまりそういうことではないか?」
饒舌になる小角。
それから――
>>396
(愛川)
「そうだなあ……
ううむ、花嫁の家か……」
この黄金町には女性は山ほどいる。
その中の一人を探し当てるのか――?
「……さっき挙がった場所以外。
住宅街や繁華街、学園に病院。
それ以外で、家と言えそうな場所か……」
湖畔の方や倉庫街にも住居はある。
それらの場所から洗うべきか?
・・・・気になるのは、ミス・マープルのヒント。
「予想外の場所……
よもや、人間以外を花嫁にでもしているのか?」
「ううむ。」
(予想もしないような場所……
それはどこだろうか? ルンクスはなぜ逃げている?
……ウィルくんを花嫁にするためだ。
だれから逃げているかと言うと、ウィルくんとアウレアさん……)
「……一人だけ。
確実に花嫁にされている人物が……いや。」
「うぃ、ウィルくんはまだ『なりかけている』だけか。
意外な場所だし、もしやとは思ったけど……ううむ。」
そもそもウィルの家はネオンストリート。
先の質問で、可能性から除外された地域だ。
・・・・まあありえないのでは?
「そうだ。花嫁の家が動いている、なんてことはないかな。
今は黄金町内にあるが、明日にはどうなるか分からない……
だから、もしかしたら無関係になってしまうかもしれない。」
「車に住んでいる人もいると聞く。」
明確にどういう質問をすべきかは浮かんでこない。
とりあえず思いついたことはどんどん言ってみよう。
398
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/09(金) 00:29:02
>>397
(小角)
「では、それで」
「『向かう予定がある花嫁の家は、移動をしない建物である』?」
『イル・ソン・パティ』に質問をする。
399
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/09(金) 00:31:27
>>398
(愛川)
ルルル・・・・
──『無関係』。
400
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/09(金) 00:34:31
>>399
(GM)
「ですって」
「うーん、黄金町には女性はいくらでもいるのに、『花嫁の家』がどこかを特定できるとは思えませんけど……」
悩む。
401
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/09(金) 00:45:39
>>398-400
(愛川、GM)
「あっ……も、もう。
それではルンクスの行動についてではなくなってしまう。」
「主語をテーマにこじつけねば。
多少無理やりにでもだよ、きみ……」
この無関係は当然の帰結。
だが、この質問はしたい質問だ。
(イルソン君を上手く使えるのはわたしだ。)
地味に自尊心を高める小角。
それから。
「わたしの質問はまだ終わっていない。
オホン……『ルンクスは明日、動く住居を訪れる予定を立てている?』」
テーマにそぐうであろう形で、聞きなおしてみる。
動く住居とは先に挙げたような『車に住んでいる』とかだ。
キャンピングカーでなくても、住まうのは不可能ではない。
・・・・さて、どう出るか?
当たる目は低いか?
ドキ
ドキ ・・・
(しかし予想外だし、町の外に出るから無関係になる道理もある!
そ、それほどおかしな推理でもない……うう、当たるといいが……)
無ではないはずだ。
ダメなら、思考の方向性を変えなくては。
402
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/09(金) 01:06:18
>>395
>>397
(GM、小角)
「……そりゃ、確かにそうです。
犯人はいつだって予想外のところにいる。予想されるようでは、犯人である甲斐が無い」
前の時も、そうだった。
予想だにしなかった煙突の中。では、今回は?
顎に手をやって、考える。
現実的であり、なおかつ予想だにしない場所。
まさか空を飛んでいるなんてことはあるまいが。
考えているところに、小角の推理。
「移動する住居……なるほどッ!
本人が決めた予定のことを訪ねる限りは、答えは『YES』か『NO』の二択でしかない」
「しかし、移動する住居ならばッ!
本人の意志とは無関係に『無関係』になる確率は確かに存在し得るッ!」
黄金町から出る確率もある。
病院に入る可能性もある。
公共施設に入る可能性もある。
ルンクスがどう思っているかどうかはともかくとして、確かにその可能性は発生し得ることだ。
>>398-401
(愛川、小角)
「……いや、『ですって』じゃありませんが」
……ガクッと肩の力が抜ける。
「聴き方の工夫は、難しいところだと私も思いますがね……
絶大な力ではありますが、少々気難しい奴です」
「確かにこれは、宝梦ちゃんでなければ扱い切れないでしょう」
結局自分のスタンドを一番うまく使いこなせるのは、自分自身だ。
適性がどうとかそういう話ではなく……そいつと付き合って来た年季や、思いのたけが違う。
先ほどの推理にしてもそうだが、小角宝梦という少女が一番上手に『イル・ソン・パティ』を扱えるというのは間違いなさそうだ。
それだけに……次の『質問』には、期待が高まる。
(さぁ、どう出る……今のは筋の通った推理でした。
YESか、NOか。どちらが――――)
403
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/09(金) 04:48:44
>>395
>>397
(小角)
「成程『予定』か、『ルンクス氏』の気分で変り得る
『不確定未来』は『解答』ではなく『確率』で返答されるが
故の『ゆらぎ』かも知れない」
『イル・ソン・パティ』の迷いにそう感想を述べ隣室の会話の
推移を伺う。
『恋愛談義』が日常の範囲で収まりつつごく普通の講義が始まって
くれれば有り難いなどと願いつつ。
404
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/09(金) 23:45:45
>>395
よし、了承してくれた。後は彼女の方から連絡してもらえばここで待つ必要はない。
そう思うが、
>>400
「なぁ、どうもそんなに時間の余裕も無いし、関わらせないよう電話をするなら速めにしたほうがいいんじゃないか?
さっきとは向きの違う連絡だ、離れて貰う為の電話なら疑われる可能性は低くなると思う」
そう言って、愛川に友人に電話してほしいと伝えよう。
それと並行して、今度は監視カメラの類を探したい。
405
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/10(土) 00:04:57
>>401-402
(小角)(紫)
「うーん、難しいですね……
今後の質問は、全て小角さんに考えてもらって、わたしは一字一句たがえず繰り返すようにした方がよさそうです」
「しかし、小角さんのスタンドが『小角さんにしか扱いきれないスタンド』なら
自分のスタンドを自分自身で一切使うことのできないわたしは一体なんなんでしょうか……」
自己のアイデンティティに悩んでいる。
>>404
(青田)
「うーん、ハッキリ言ってわたしの説得で動くとは思えませんけど。
カズの性格なら、『大学棟まで呼び寄せておいて、やはり来るなとは何事だ!』とか
逆にこの建物の部屋を一軒一軒回り始めてもおかしくありませんけど……」
「でも、わかりました」
『カズ』に電話を掛けたい。
406
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/10(土) 20:58:30
>>395
卒業後ウン年も経ってるから、どうにも知らぬ者ばかりのようだ。
「気分次第、確かにありそうではありますが」
スタンドが降ろしたという探偵の『予定外な所』というのがやはり気にかかる。
気の向くままか……
407
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/10(土) 23:32:34
>>405
「ここは大学棟自体が複数ある、君は大学棟としか言ってない、
やってる部屋自体大学棟から見れば離れみたいな位置にある。
さっきの説明と矛盾しない範囲で別の棟に誘導するなら、問題ないんじゃないかな?」
と、周りに聞こえないよう送受信を介して愛川に伝えよう。
408
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/12(月) 00:07:09
>>401
(小角)
ルルル・・・・
ル ル
──『NO』。
無関係と迷った末、『コイン』は停止した。
>>402
(紫)
『ミス・マープル』は皺面に静かな微笑を浮かべ、
『イル・ソン・パティ』の行方を見守っている。
それ以上のヒントを出すつもりはないらしい──少なくとも、今は。
>>403
(エイノー)
調査の流れを横目に、西側の部屋の動向に聞き入る。
隣室の三人は、恋愛話はようやく終わり、話題がつきたようだ。
「教授遅いね」「まだかな」
ドンドン!
「ん?」
ドコドン ドコドン
「何これ」「・・・・太鼓?」
確かに・・・・『太鼓』の音色だ。
『カートリッジ』で集音している為、こちらの部屋でもはっきりと聞こえている。
>>404
(青田)
愛川に連絡し、カズに電話かけさせる。
監視カメラはロビーに二つほどある。
出入り口を映したものと、ロビー全体のものだ。
どちらも天井に設置されているが、
出入り口のそれは窓口の前で、細工しようとすれば人目に触れそうだ。
>>405
(愛川)
カズに電話してみる。
RRR・・・・ ガチャ
「もしもし、何?
急かしてンのアンタ? もうすぐ着くっての!」
大方予想通りの反応だ。
>>406
(高遠)
隣室の音は、高遠にも聞こえる。
>>407
(青田)
愛川にそう言いかけるが、
考えればここに来るよう伝えた時点で、大学内の場所にも触れている。
(行間で省いただけと考える)
言い訳をするなら、別の理由を探した方がよさそうだ。
409
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/12(月) 00:42:30
>>403
>>405
(紫、愛川)
「ふ、ふふん。当然さ、名探偵どの。
わたしの知性あってこその……『イル・ソン・パティ』!」
ニマ -
自慢げに笑む小角。
紫に認められるのは、嬉しい。
そして。
「えっ……
き、きみ、何を言いだすんだい。」
「わたしが全部だと? そんなのは……
……う、ううむ。その方が……いいのか……?」
正直迷うところだ。
愛川が無関係を出すのは初めてでもない。
・・・・自分が考えれば、無駄は減る。
「……うう……わ、わたしは。
私は……きみにどうすればいいんだ!」
愛川にかける言葉に……困る。
>>408
(GM)
「むむ……違うのか。
やはり予定は無関係の方に揺れ――」
ドンドン!
「うわっ」
ドコドン ドコドン
「な、なんだなんだ。
随分と騒がしいじゃあないか。」
(こ、ここは静かな場所じゃあないのか?
それとも大学では太鼓の研究も……)
(……?)
なんだろうか。
隣の部屋――でも、ない?
・・・・どこからだ?
「全く……しゅ、集中を乱されるな。
さて、次の質問は……どうしようか?」
(……まさかとは思うが。
い、いや、そうだとして質問の手は……)
ブル
(くそ、嫌な予感だ。)
身震いしつつ、質問を続けよう。
愛川と名探偵コンビの質問はまだだ。
愛川の分の質問は……考える必要があるなら、まだ思いつかない。
「なぜ無関係に揺らぐのか……
やはりテーマから外れる未来もあるからだ、と思うのだが……」
事実、揺らぐのは予定ばかりだ。
あるいは……そもそも確定した予定などないのか?
・・・・そうなるとまずい。
410
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/12(月) 00:46:56
>>408
(GM)
「ああ、えっと、その……」
『予想通り』の答えだったが、なのにしどろもどろになる。
いつもカズに何か言われるばかりなのだ。
こういうとき、言い訳としてはなんと言えばいいのだろう?
「(あ、青田さん! カズを追い払うためになんて言えばいいですか!?)」
心の声で青田に助けを求める。
……『アンテナ』にそこまでの機能はないので、青田がなんとなく感づいて助言してくれるのを祈るしかない。
411
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/12(月) 00:50:02
>>409
(訂正)
誤 「……うう……わ、わたしは。
私は……きみにどうすればいいんだ!」
↓
正 「……うう……わ、わたしは。
わたしは……きみにどうすればいいんだ!
412
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/12(月) 09:13:09
>>408
「高遠君、ちょっと何かあるかもしれないので皆を宜しく。
あと『太鼓の音』に注意して欲しい」
そう言いつつ嘆息して『F・O・Q』で壁の『集音』『指向性』カートリッジを
解除、エイノーが1m壁から離れた時点でパス精ABCで隣室と隔てる
壁を連打。
間に合えば崩れそうな時点で壁の崩壊点に突っ込み隣室まで
吹き飛ばされたように悲鳴を上げて隣室の学生に退去の機会を与えたい。
413
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/12(月) 18:56:09
>>408
> ドンドン!
>
> ドコドン ドコドン
「……!」
戦闘=舞踊の構えを取りながら、雑草みたいに生えた
アンテナ群から距離を取って踊り出せる場所を探し、
警戒の度合いを引き上げる。
まず、『集音性』で聞こえたこの『音』が何処から来ているのか出処を探る。
廊下の外をアンテナを使って見れる者は(スクリームの蜘蛛等)いただろうか。チェック。
>>412
(エイノー)
「隣の人が瓦礫で怪我しない位にしてくださいよ先生」
なんとなく意図は判る。
判るが、連打すると壁から飛ぶ瓦礫が偉いことになりそうなのでそれだけは言っておく。
414
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/12(月) 22:52:40
>>408
「太鼓……?」
液蜘蛛の視覚を確認すると共に教室内の面子に送信し、情報を共有したい。
太鼓の音源は見えるだろうか?
「とにかく、音にせよ他の事にせよ、目立つことは避けてください。
どこぞの部活の練習の可能性もありますし、轟音は人を集めます」
(スタンド音声ではない。何らかの授業の一環である可能性は否定できない。
派手な行動をするべきではない、が……)
(上に戻るべきだろうか?それとも……タイミングを計るか?)
奇襲をかけ得る、あるいは挟み撃てる状況を作れれば幸いだ。
しかし、エレベーターにせよ、階段にせよ、不確実だと言える。ここでするべき事は――
携帯電話のアンテナを二つ発現、ロビー全体を見れる方のカメラに一つ、
玄関が見えるカメラに一つ、投げて設置したい。
当たらないようなら設置自体を取りやめる。
そして、視覚を受信しながらエレベーターを呼ぶ。
>>410
「さっき提示した棟ではなかった、大学部には慣れていないので間違えたようだ、
それを連絡したくて電話した、これでどうだろう?
正しい棟として別の棟を提示すればいい。」
そう言って、例示としてこの棟から極力離れた大学部の授業棟の位置を提示しよう。
415
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/12(月) 23:55:09
>>405
>>409
(愛川、小角)
「……ふむ」
「私は貴女に『質問』を出して欲しいと、そう思いますけどね、愛川ちゃん。
どうしても無理だって言うのなら、止めやしませんが……」
こういうのはキャラじゃない、とも思うのだが。
苦笑しながら、口を挟む。
「貴女がここに居る事には意味がある。
世界と言うのは、どうも『群像劇』であるようでしてねぇ。
ただ『名探偵』がいるだけじゃあ、どうにもなってくれないみたいなんですよ」
「だから私は、『貴女』が考えた質問を、『貴女』の口から出して欲しいと、そう思いますよ」
「大事なのは『存在』と『意志』です。
それは『質問』にも、貴女の『力』にも言える事だと思いますが……
ま、それだけ頭の片隅にでも置いといてください」「宝梦ちゃんも、貴女を道具みたいに扱いたくはないみたいですし」
>>408
(GM)
(――――さて、『NO』ですか)
……閑話休題。
筋の通った推理だと思ったが……これでも違うとなると、さて。
まずは『予想だにしていない部分』を詰めていくべきか?
「ルンクスは……」
> ドンドン!
>
> ドコドン ドコドン
「…………………」
一瞬、言葉を切って視線を壁の方に向ける。
授業か、それとも――――
「……『ルンクスは現在、明日に地表に位置しない場所に向かう予定を立てている』。
空中や水中、地中……あとは何らかの能力で生み出された『異世界』ですか。その辺に潜んでいる可能性は、一応あります」
――――しかし思考をすぐさま『質問』へと戻し、口に出す。
周辺警戒は、エイノーさんと高遠さんに任せてある。役割分担の話だ。私が気にする事じゃない。
『ミス・マープル』の質問は……答えが返ってくるまで少し待ってもらおう。
416
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/13(火) 00:04:02
>>415
(紫)
>『ルンクスは現在、明日に地表に位置しない場所に向かう予定を立てている』
ルルル・・・・
ル ル
──『NO』。
『無関係』と迷った。
417
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/13(火) 00:31:08
>>416
(GM)
「ううむ……やはり無関係に揺れる。
予定だからなのか、それとも別の理由が……?」
「うーん……」
出た答えにうなる小角。
現在地を調べるよりは予定を調べるべきだろう。
だが……これほど『わからない』のは驚きだ。
「ルンクスのやつは一体、どこに行こうというんだ?
意外な場所……あの時点で質問に挙げていなかった場所――」
推理を続ける。
どんな異常が起ころうが……こちらの手は休めてはならない。
ソワ
ソワ
「繁華街でも商店街でも住宅街でも……
学園でも病院でもない、花嫁の家とはどこだ?」
「……それも、意外な場所とは?
その花嫁も変わった奴なのか……?」
花嫁とはいえ人間の家なのだし、常識的な場所ではあるはずなのだ。
……いや、この感覚が間違えているのか?
いったい、そいつはどこの誰なのだろう?
唯一知っている――今はまだ、ウィルは『なりかけ』だが。
(……あ、明日には……『なる』?
もしそうなら。い、いや、だがウィルくんの住まいは繁華街……
ウィルくんの家を訪ねるなら、先の質問と矛盾してしまうぞ。)
・・・・悩む。
「あるいは……次でテーマを変えるか?
ルンクスの予定――に。行動とかぶるテーマではあるまい。」
「『行動ではないから無関係に揺れる』――なら。
テーマ自体を予定に変えれば、揺れなくなるはずだぞ。」
揺れの理由が単にそこなら、解決する。
無駄なことに思考リソースを裂かなくて済む。
418
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/13(火) 01:35:30
>>408
(GM)
>>414
(青田)
「え、えーっと…… カズ……
すみません、さっき提示した棟ではありませんでした。
大学部には慣れていないので間違えたみたいです……
正しい棟は……」
青田に言われたとおりに、カズに伝えてごまかす。
419
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/13(火) 02:06:11
>>416-417
(GM、小角)
「……いや……」
「そもそも、質問は『ルンクスはこれまでに我々が質問に挙げた場所以外の場所に、現時点で明日に訪れる予定を立てているか?』でした」
「繁華街にも商店街にも住宅街にも学園にも病院にも『行かないとは言っていない』」
とすると、詰める需要はある、か。
「……『ミス・マープル』。
『ルンクスは現在、明日に『ネオンストリート』に訪れる予定があるか?』と尋ねてください。
灯台下暗し、って奴ですがね」
あまり良い質問だとは、自分でも思わないが。
……しかし、鬼手にばかり期待をかけるのもよくない。
一歩一歩、確実に、だ。
「テーマの変更は……どうなんでしょう。
結局のところ『予定は予定でしかなく、常に無関係の可能性がある』のでは?
未来というものは常に流動的なものですし……」
「とはいえ、そろそろ周回数が貯まってきたのも事実。
資金的に不安があるのであれば、テーマの変更は一向に構いませんが」
……ところで。
今更なのだが、『ルンクス』のことについて思い返してみたい。
『ルンクス』は『男』……と、私はそう認識できているだろうか?
というのも、もしかするとルンクスは自らに『花嫁化』の能力を使って身を隠しているのではないか、という可能性を思いついたからなのだが。
420
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/13(火) 02:18:36
>>419
(紫)
「……そ、そう言われれば……そうか。
う、ううむ、早とちりをしてしまっていた。」
(そ、そうなると……
ありえる、のか? まさか。)
質問には異論はない。
よりストレートに、『ウィルの元を訪れるか?』と聞く手もあるか――
「いや……『無関係』は『テーマに沿わない』場合だよ。
予定をテーマにして聞けば、『無関係』は引かないはずなんだ。」
「……もっとも、『回答不可』はありえるけどね。
でも、テーマがあっていれば無関係にはならない。
わたしが知る限り、イルソン君はそういう仕組みだよ。」
無関係を解消する、という意味での提案だ。
もっとも、資金はまあまあ余裕がある。
「お金の方はまだ、心配はいらないよ。
ううむ……とりあえず、もう一周はこのままのテーマにするか。」
無関係は『分からない』とは違う。
テーマから外れそうというだけで、答えに価値はあるはずだ。
(……一度、予定以外で質問すべきか?)
421
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/13(火) 02:47:24
>>419
(訂正)
×『ルンクスは現在、明日に『ネオンストリート』に訪れる予定があるか?』
↓
○『ルンクスは現在、明日に『ネオンストリート』に訪れる予定を立てているか?』
422
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/14(水) 01:14:06
>>414
(青田)
愛川にカズを別の大学棟に誘導するよう、指示した。
そして『アンテナ』越しに聞こえる、謎の太鼓。
ドコドン! ドコドン!
和太鼓ではない。
民族的な・・・・そう、アフリカめいた太鼓の音色に思える。
情報を共有するまでもなく、会議室で音は響いている。
エイノーのスタンドによる『盗聴』によって──だ。
『液蜘蛛』の視界に、人を認めた。
明らかに教授という風貌の初老の男性だ。
三階のロビーから廊下をまっすぐ、小角らの待つ会議室の前へと向かっている。
『液蜘蛛』に気付いた様子はない。距離は『10m』。
ズギュ!
携帯アンテナを発現し、まずは玄関が見えるカメラに投げ、設置。
窓口にいた受付の女性が、驚いた表情を浮かべるが、
すぐに青田から顔を背けた。
次は──ロビー全体を見れるカメラ。
こちらはエレベーター前に置かれていて、都合がいい。
そちらに向かおうとした時──青田は、奇妙な状況を目にした。
パシャ!パシャ!パシャ!
ロビーの一角に、複数の学生が集まっている。
何かを囲んで、写真を撮っているようだ。
スマホの軽いシャッター音が、次々と聞こえてくる。
何を囲んでいるのか・・・・人垣でここからではわからない。
距離は『15m』。エレベーターとは反対方向だが・・・・
>>409
>>411
>>417
(小角)
音は、西側(学生がいる)側の部屋から聞こえる。
エイノーのスタンドによって、ほぼ同じ音が聞こえる為、
こちらの部屋で太鼓が鳴っているようだ。
音自体は、そこまで大きくはない。放送で流れている程度だ。
太鼓の音に対してエイノーが動きを見せる中、
小角は、自身の調査に集中する。
だが、揺れる『コイン』に不安は隠せない。
テーマの変更も視野に入れ、検討するが──
>>418
(愛川)
カズ:
「・・・・ふーん。じゃあそっち行くから。
着いたら迎えにきてよね」
多少不満そうだったが、了承を得た。
>>419
>>421
(紫)
>『ルンクスは現在、明日に『ネオンストリート』に訪れる予定を立てているか?』
ルルル・・・・
──『NO』。
『コイン』は揺れない。
そして、ルンクスは当然だが、どうしようもないほどに『男』だ。
>>412
(エイノー)
ズギュ!
『カートリッジ』を解除すると、太鼓の音が消えた。
壁際に近づき、『フィストフル』が拳を浴びせる。
ドゴゴ! ゴバ アッ
数発で十分に開いた穴から飛び込み、
エイノーは『吹っ飛ばされた』かのように装った。
「きゃあああああああ───ッ!!」
幸い、瓦礫は隣人には当たらなかったが、
視線を合わせた長髪の女性が、甲高い悲鳴を上げる。
男二人も、瞠目し、硬直した状態だ。逃げるという選択肢が咄嗟に浮かんでいない。
ドコドン! ドコドコドン!
そして聞こえる、『太鼓』の音色。
エイノーの目が、その音源を追う。
扉上の天井に設置されたスピーカーからだ。
>>413
(高遠)
バッ
扉付近から、小角らの座る部屋中央まで引き下がり、軽快の度合いを上げる。
集音性で聞こえていた太鼓の音は、南方向(扉側)のように思われたが、
集音し再生されている時点で、感覚は曖昧だ。
『液蜘蛛』の視界に、人を認めた。
明らかに教授という風貌の初老の男性だ。
三階のロビーから廊下をまっすぐ、小角らの待つ会議室の前へと向かっている。
『液蜘蛛』に気付いた様子はない。距離は『10m』。
エイノーに声をかけたが、届く前に壁の穴に突っ込んでいった。
423
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/14(水) 01:40:50
>>422
(GM)
ソワ
ソワ
民族調の太鼓の響き。不安を高める小角。
(……ほ、放送なのか、これは?
いったいなんでまた、太鼓など……)
(ううう)
(まさか……
こ、この学園もすでに……)
そのとき。
集音が途切れて――
ドゴゴ! ゴバ アッ
「えっ。」
「い……いきなり何をしているんだい!?」
エイノーの行動におどろく。
意味があってだろうが、小角は戦士ではない。
・・・・ともかく。
(と、隣の部屋の人がどう思うか……
エイノー先生は一体何を考えている?)
エイノー自身は壁に飛び込んで隠ぺいを図った。
それはいい、いいのだが。
エイノーが壁を破って吹き飛ばされた――
その向こう側の部屋にいた連中。
(わ……われわれはどうなる!?
……もはやそんな場合ではないのか?)
「あ……愛川さん。
質問は……どうする……うう。」
「もはや落ち着いては……
い、いられないようだが。」
そこも……策ありなのか?
もっとも、壁を破ったというよりは、壁が崩れたとでも思われるだろうが。
424
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/14(水) 02:02:37
>>423
(追記)
> ソワ
>
> ソワ
>
>民族調の太鼓の響き。不安を高める小角。
このタイミングで辺りを見回しておく。
何かこう、変わったことはないだろうか?
425
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/14(水) 13:21:19
>>422
とにかく『異常事態』のお膳立ては整った。
3人の学生に声をかける。
「……ッ!逃げたまえ早く!ここは危ない!」
まあ『エイノーの安全』を気にしてくれる『できた学生』なら
もう少し説得の手間は必要だろうが一応『逃げる理由』は提示した。
スピーカーからの『太鼓の音』が気にはなるがそこまですぐには
手が回せない。
426
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/14(水) 20:15:35
>>422
壁をぶっ壊した時の音で『教授のような男性』がどう反応するだろうか
無関係の可能性もなくはない、
しかし……
エイノー、青田の知覚から得られてるはずの音源に関する情報と、人だかりから
南側の窓の外で何か変化が見えないか、液蜘蛛がいればソレで
無かったら肉眼で確認しに行く。(窓の外から顔が出すぎないように)
あと、『教授のような男性』についても(窓の外に変化があれば少しだけ、なければしっかりと)気を向けておく
427
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/14(水) 23:13:37
>>420-423
(小角、GM)
「なるほど。
であれば、テーマを変える意味は確かにありますね」
と――――質問の答え。
「ふむ。とすると……
……というか、今『無関係』に揺れませんでしたね?」
さて、この挙動に何の意味があるのか。
断固として、絶対にネオンストリートにはいかないという意志の表れか?
……それとも、これまでの答えと今の答えに何か違いが?
そして、『予想だにしないルンクスの居場所』は?
「……………………………」
……思案する。
「……思案する時間も、あるかどうか怪しいとこですが」
放送――――授業中に、放送で太鼓の音を流すか?
答えは、どう考えても『否』だ。
ならばそれは、敵の襲撃に他ならない。
「あの『スピーカー』……破壊したほうがよさそうですが、さて」
紫が戦うためには、『名探偵』を引っ込める必要がある。
……一度、探偵を切り替えよう。
『ミス・マープル』を送還し、たっぷり1秒+1秒かけて『明智小五郎』を『降臨』させる。
まだ『獲得』まではしない。『小五郎』にも、今は『質問』に参加してもらおう。
途中で一度抜けても、愛川の質問の後であればまた合流できるはずだ。
(探偵詳細:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%99%BA%E5%B0%8F%E4%BA%94%E9%83%8E)
「……『小五郎』。早速で済みませんが、まずはこの『質問の輪』に参加を願いたい。
今は……ですがね。その『力』、借り受けるのはそう遠くないかもしれません」
428
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/14(水) 23:21:04
>>422
(GM)
「ええ、必ず」
電話を切る。
あとはさっさと調査を終わらせて、「ごめん、もう終わって解散しちゃった」などとごまかして迎えに行くだけだ。
小角辺りについてきてもらって紹介すれば、「信頼できるか値踏みをしたい」というカズの要望もかなえられるだろう。
>>412
(エイノー)
「『太鼓の音』? 『スタンド攻撃』でしょう……か……」
「ええっ!? エイノーさん、思い切りよすぎじゃないの!?」
いきなり壁を破壊するという行為にビビッた。
「これ、質問なんて続けて大丈夫ですか〜?」
小角と紫に聞く。
429
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/14(水) 23:27:46
>>422
受け付けは何かを投げる動き自体で驚いたのか、何が飛んだか『見えた』のか。
それはそれとして感覚共有によって教授らしき男性の情報を得る。
元々隣室は教授待ち、この教授が妙な事をしなければこちらからも特になにもしない。
そちらの情報を得るのと並行して、人だかりの方に行き、
輪の外から写真を撮っている内の一人にアンテナを設置、視覚を受信したい。
430
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/14(水) 23:29:24
>>428
(愛川)
「ギリギリまでは、続けましょう」
ハッキリと、よく通る声で答える。
「エイノーさんは我々を守るために戦いを始めました。
ならば、できる限りは続けるべきです。
それが我々の『役割』であり、エイノーさんへの『礼節』であるはずですから」
431
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/14(水) 23:34:11
>>427-428
(紫、愛川)
愛川の疑問はもっとも。
この状況、質問とかそういう場合では――
「し、しかし質問をせねばルンクスの……」
「……?
待て、そうだ、今。」
コインは揺れなかった?
予定を聞いたのに――なぜだ?
「……待て、待てよ?
なぜ今回だけ……揺れないんだ?」
「ルンクスは絶対に……
ネオンストリートを訪れない?
そういう意味かい、イルソン君?」
なぜだ? 頭を働かせろ。
名探偵は『推理を続ける』概念だ。
「……ウィルくんから逃げているから?
それはそれで筋が通らなくもないか……
それとも……それとも、そうだ、ありえるぞ。」
「ネオンストリートを訪れない……
なぜなら。そうだ、やつはすでにいるのでは?」
「すでにネオンストリートに!
う、ウィルくんの近くにいるのでは!?」
早口でまくしたてる。
可能性に過ぎないが――十分あり得るのでは?
432
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/15(木) 00:30:26
>>423
>>424
(小角)
壁を突き破ったエイノーに驚きながら、
愛川に質問を問う。
太鼓の音はひとまず、部屋から消えた。
エイノーが能力を解除したからだ。
周囲を見回すが、とくに異常はない。
扉傍にいた高遠が、明らかに一段警戒レベルを上げ、
『イルソン組』に背を向け、接近したことぐらいだ。
>>425
(エイノー)
エイノーの言葉を受け、
男の学生二人は、半信半疑ながらも扉へ向かいかける。
だが、その足を止めたのは、女子大生の存在だった。
突然の異常事態に、体が竦み、動かなくなっている。
結果、二人の若者は、女性を助けるため、室内に引き返すことになった。
「おい、とりあえず逃げ──」
女性の肩を掴んで告げかけた男性が、
エイノーを見つめ、その視線を上げる。
「・・・・うそ、だろ・・・・?」
シュー シュー
スピーカーからは、変わらず太鼓の音色が流れ続ける──
>>426
(高遠)
エイノーの視聴覚から、音源は隣室のスピーカーとわかる。
高遠は窓際(扉が南。窓は北)に近づき、自身の目で窓の外を覗く──
最初に見えたのは、真っ赤に染まった通路。
複数の人が倒れている・・・・何か散らばってもいる。
赤い色が『血』、散らばったものが『手足』と認識した瞬間、
全身の血が、異なる方向に逆流する感覚を覚えた。
会議室の窓が分厚いことは、事前に確認した。
『外の音』が聞こえなくても、不思議がないほどに・・・・!
ゴ ゴ ゴ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>427
(紫)
ド ド ド ド ド ド
周囲の異変を察知し、
『ミス・マープル』を解除し、『明智小五郎』を呼び出した。
「構いませんよ。真実に興味があるのは、僕も同じです」
快く引き受けてくれたようだ。
『質問』に参加するには、周で区切るか、テーマを変更する必要がある。
>>428
(愛川)
エイノーの突然の行動に目を丸くしながら、小角に問い返した。
>>429
(青田)
教授らしい男は、もくもくと廊下を歩いている。
想像通り、小角らのいる会議室の隣の扉の前で、足を止めた。
そして青田は、人だかりの方に足を向ける。
輪の外側から、夢中でスマホを操作している一人にアンテナを設置し、
その視界を見た──
輪の中にいたのは、見知った女性だ。
いや、面識はない・・・・あるはずがないが、
この世の大半の人間は『見知った』相手だろう。
そこにいたのは──整った顔立ちの中年女性。
清楚でありながらどこか艶やかで、古風な黒のワンピースにヴェールを羽織っている。
フラッシュの雨に打たれながら、意に介した様子もなく、
女性は神秘的な微笑を浮かべている・・・・目が離せないほど、魅力的な表情を。
同時に、男の視界の端で、投稿されるツイッターの文面。
『大学にモナリザきてる』
ド ド ド
ド ド ド ド ド ド ド ド
433
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/15(木) 00:44:25
>>431
(小角)
「うーん、それでは……
小角さん、『次に何を聞けばいいか』をお願いします」
「紫さんはああ言いましたけど…… わたしが考える必要がないし
やはりスタンドの持ち主である小角さんが考えた質問の方が効率がいいと思うんですけど。
このスタンド、タダじゃないんでしょう?」
小角に言う。
>>432
(GM)
青田が見たものは、アンテナのスタンドによる『視覚送受信』で確認できるはずだ。
特に青田の視覚は、『カズ』の顔を確認するため逐一チェックしている。
「……青田さん、大丈夫ですか?
青田さんのスタンドは、わたしと同じで戦闘能力があるタイプじゃないでしょう?」
異常事態を感じて、心配になってきた。
とても二人の名探偵のように落ち着いた行動はできそうにない。
「エイノーさんと高遠さんも、何か見えました?
おかしなことがあったらすぐに教えてくださいね」
434
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/15(木) 00:50:42
>>432
「何が『うそ』なのだね?」
男子学生に問いつつ視線の方向を自分も見る。
『吹き飛ばされてきた』筈の自分がいきなり落ち着いて
質問をするのも不審を誘うだろうが何かエイノー自身で
演出していない『不審』があれば確認しなくてはならない。
435
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/15(木) 00:56:28
>>432
質問です。
・隣室のスピーカーからの太鼓の音は現在、小角にも聞こえますか?
436
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/15(木) 01:02:35
>>435
(小角、回答)
壁の穴からかすかに聞こえるが、部屋に響くほどではない。
エイノーとの『聴覚共有』を意識するなら、聞くことが出来る。
これは『アンテナ』を有する全員が可能。
437
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/15(木) 02:30:42
>>432
>>433
(GM、愛川)
>紫
「う、うう……」
「一体、何が……
起こっている……?」
「こ、こ、攻撃……されているのか?」
(エイノー先生も、高遠さんも動き出している。
もはや考えるまでもなく……戦いが起きているんだろう。)
視聴覚共有は――今は意識しない。
そうだ。今は余計な事を考えてはいられない。
「……」
(……わ、わたしは。
わたしは……調査しなくてはならない!
そうだ。そのために護衛に来てもらってるんだ。)
恐怖がないわけはない。気を抜けば足が震えそうだ。
けれど、今やるべきなのは。
「し、質問……そうだね、どうしようか……
もしコインが揺れない理由が他にあるとしても――
やつがウィルくんの近くにいる可能性はある……なら。」
「……よし。」
愛川の方を改めて向く。
「『ルンクスは、現在、ネオンストリートにいる?』
あるいは、『ルンクスは、ネオンストリートで寝泊まりしている?』
ネオンストリートを訪れないのは既に現地にいるからでは? ……ということだね。」
「……まずは、これでどうだろうか?
もし違うなら……揺れなかったのは別の理由かもしれない。
ネオンストリート、という具体的な地名を出したから……というのもありえる。」
もっとも、黄金町以外にネオンストリートがないとは限らない。
そういう意味では、今までの質問とは変わらないはずだ。
「名探偵どの、あ……明智小五郎どの、どうだろう?」
・・・・質問内容については、独断で決める気はない。
取り入れられるアイディアは取り入れたい。
438
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/15(木) 03:09:25
>432
>>437
(小角、GM)
「確かにそれは……『無回答に揺れなかった』ことへのエクスキューズとしては理に適っている!
他に可能性があるにせよ、聞く価値は十二分にある!」
で、あれば……問題はどう聞くか、か。
「……『ネオンストリートにいるか』だとテーマ外になる可能性があります。
聞くのなら、『寝泊まりしているか』の方がより適当でしょう」
「一応、潜伏はしていても寝泊りは別の場所でしている可能性がないわけじゃあないのですが……
まずは後者で聞いてみるべきかと」
「と、まぁ私からはそんなとこですね、ええ」
439
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/15(木) 23:11:05
>>438
(追加会話)
「……ああ」「いや」
「過去についても聞けるのだから……今現在の位置を聞くのなら」
「『ルンクスが最後に行った移動は、ネオンストリートへの移動、ないしネオンストリート内部での移動である』」
「……ってのはどうでしょう?」
この質問ならば『ルンクスの行動』についての質問として、現在ネオンストリートに位置しているかの確認ができる。
もちろん寝泊りを聞くのでもいいのだが、寝泊りは別の場所で行う可能性もあるのがネックなのだ。
少なくとも、これなら現在位置の確認はできる。
440
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/15(木) 23:14:05
>>432
「…………『手足』……ですって?」
『外の音』……外の音。
いやわかってる。この血肉の主が『こんな様』にさせられる『音』だ。
いつの間にか、ここは修羅場と化してしまったらしい。
「先生、それから他の人も、ちょっとだけで良いから私の視界見といて」
今の自分の視界を通して、『何か』が既に起きてる事は知っててもらいたい。
それから窓の外に、更に何か事態を把握する手がかりになるものはないか、探す。
どういう殺され方で『こう』なったのかを。
441
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/15(木) 23:32:03
>>440
(高遠)
「うっ! ひどい! 人間がばらばらにされて、廊下が血でまっかっか、手足が散らばってます!」
赤い光景が見えて、顔面が蒼白になった。
「ううっ、皆さん普通の生徒だったでしょうに。こんなことが現実にあっては
わたしたちは生存しても学校は確実に休校ですね。カズは大丈夫でしょうか……」
泣きたくなってきた。
>>437-438
(小角、紫)
「わかりました」
「『ルンクスが最後に行った移動は、ネオンストリートへの移動、ないしネオンストリート内部での移動である』?」
『イル・ソン・パティ』に質問をする。
442
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/15(木) 23:42:02
>>438-439
(紫)
>>440
(高遠)
>>441
(愛川)
「流石は名探偵どの……鋭い質問だ。
その聞き方ならば、今やつがいれば確実にわかるね。」
質問はそれでいいだろう。
いや、むしろ、それがいい。
・・・・そして。
「手……足?」
「う……あ、あまり……
き、き、気乗りはしないが……」
「ううう……」
しかし、見ておくべきなのだろう。
これから自分達を襲う『攻撃』を。
(て、手足? ……ば、ばらばら……
ほ……本気か? 本気で殺したのか? 無関係な人を……)
(わ…………わたしがここを選んだから?)
恐ろしい想像……いや、事実がよぎる。
>GM
高遠の視界を共有。
443
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/15(木) 23:49:21
>>440
高遠の呼びかけに応えとりあえず右目は
高遠の視界と共有する。
(これは……!)
444
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/16(金) 23:44:00
>>432
「……モナリザ?」
その情報に思わず言葉が漏れる。
変身だとしたら目立ちすぎる。かといってスタンドの能力以外ではないだろう。
何らかの理由で目立つ囮を出す必要があった?
そう考えた所で、高遠の視界が入ってくる。殺戮の痕。
通路が赤く染まる程ならば、返り血もすさまじい筈だ。
(こんな派手に殺す奴が囮なんざたてるか!?)
モナリザを視認している人物の視界を通し、モナリザに『血』が付着していないか見ておきたい。
尤も、返り血を処理するための『変身』なのかもしれないが。
445
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/17(土) 01:37:08
>>433
>>(愛川)
考えた末、小角に質問を考えてもらうことを提案する。
『自主性』のない愛川らしい考え方だ。
青田の『視覚』を意識する愛川。
それは脳内に並んだ無数のモニターの一つのようだ。
映像はくっきりと鮮やかで、
『人の目』を介する限り、自身の視覚と何ら違いはない。
──そこに移っているのは、『モナ・リザ』の姿だ。
比喩や仮想ではない。
世界的な名画に描かれた存在が、
明らかに現実化して、目の前に立っている。
意匠も、あのアルカイック・スマイルも全く同じだ・・・・
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
愛川の心に、突如、情熱が沸き上がった。
神の造形たるこの『微笑』を、誰かに伝えたい。
自分の創造力を使って、『再表現』したい・・・・!
驚くほど強い、そんな欲求に胸が満たされる。
>>434
(エイノー)
振り返ったエイノーの背後。
いや、見上げた頭上に、『それ』は浮かんでいた。
シュー シュー
フォークのような赤い舌を出し入れする、巨大な『蛇』。
窓際の『ホワイトボード』から伸びた胴体は、
太さにして女性のウェストほどもある。
その縦長の瞳が、開いた口が、鋭い牙が、
床に尻餅をついたエイノーに向かって──
── ジャォ オオオオオオ〜〜〜 !!
勢いよく、襲い掛かってきた!!
>>437-439
(小角、紫)
愛川の提案を受け、代わりに質問を考える小角。
状況は明らかに不穏な兆しがある。
もはや『調査』に、一刻の猶予もない。
紫とも相談し、質問の精度も考えた。
だが・・・・
肝心の愛川は、小角の言葉も知らぬげの様子だ。
聞こえていないわけではない。反応はある。
だが、『心ここにあらず』・・・・別の何かに、心を奪われてしまっている・・・・?
>>440
(高遠)
「先生、それから他の人も、ちょっとだけで良いから私の視界見といて」
周囲に聞こえるように告げると、改めて窓の下を見つめる。
倒れている死体は複数ある。その数7体。
まだ蠢いているものもあるが、ほとんどは動かない。
千切れた肉片や手足を、あえて確認し、『何をされたのか』を調べる高遠。
だが、この距離では、たいしたことはわからない。
刃物による切断ではない。切り口、特にちぎれた衣類はボロボロだ。
ありていに考えれば、『力任せに引きちぎられた』・・・・だろうか?
そして、出血はほとんどが首からだ。
こちらも、この距離では傷口が血で見えず、詳細まではわからない。
いや・・・・もう一つ。手がかりがある。
血塗られた、無数の足跡。そこかしこに散らばっている。
この距離でもわかる・・・・
それは靴底ではない。何か『動物』のものだ・・・・!
>>441
(愛川)
高遠の言葉は聞こえたが、今は『モナ・リザ』を見つめることが最優先だ。
小角の声も聞こえるが、今はどうでもいい。
最優先は──『モナ・リザ』の表現だけだ。
>>442
(小角)
高遠の情報を認識した。
>>443
(エイノー)
高遠の声は聞こえたが、視界を見る余裕はない。
>>444
(青田)
『モナ・リザ』の姿をざっと把握するが、
衣装が黒く、返り血があるかはわからない。
白い肌には、一切の汚れも染みもない。
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
青田の心に、突如、情熱が沸き上がった。
神の造形たるこの『微笑』を、誰かに伝えたい。
自分の創造力を使って、『再表現』したい・・・・!
驚くほど強い、そんな欲求に胸が満たされる。
446
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/17(土) 01:43:55
>>445
「―――――――愛川ちゃん、失礼ッ!!」
『イル・ソン・パティ』を共に囲んでいる以上、愛川はすぐそばにいるはずだ。
三人で囲んでいるのだから、淵にそって行けば隣接もできるはず。
つまり、『手が届く』。
怪我はさせない。怪我はさせない程度の力で――――愛川の頬を、ひっぱたく!パス精CCC
(何が起こったのかはわからない!
わからない、が……間違いなく、何らかの能力の影響を受けているッ!)
(この一撃で目を覚ますことができればよし!
できなければ、次の手を考えるまで! 悪化する前にどうにかするッ!)
447
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/17(土) 01:54:11
>>445
「わかりました」
「『ルンクスが……」
質問を行おうとしたところ、青田のスタンドを介して脳内に飛び込んできたのは
この世のものとは思えない『モナ・リザ』の顔であった。
「スゲぇ……」
胸のなかに情熱が湧き上がる。
高遠や紫が何か言ったが、もはや聞いている気分ではない。
>神の造形たるこの『微笑』を、誰かに伝えたい。
これを誰かに伝えたい……!
そんなとき、取る手段は一つだ。
「皆さん、大変です! 今すぐ『青田さんの視界』を見てくださ――」
大声で言う。
現在は青田の『アンテナのスタンド』のおかげで視覚を共有している。
『直接見てもらう』こと、それがこの状況で一番簡単かつ確実な「表現を伝える」手段だろう。
もっとも愛川の異変に気付いた誰かに発言を妨害されれば、この言葉を伝えることはできないだろう。
448
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/17(土) 01:56:41
>>445
咄嗟に男性からの視覚の受信を切る。
加えて、俺からの視覚発信を取りやめ、聴覚発信に回す。
「ま、ずいぞ、これは……!」
感覚の送受信によって、俺のスタンドは皆に情報を送る事が出来る。
『再表現』する必要も無く、幾らでも発信が可能だ。そして、この視覚でそれが起きたという事は――
「姿を認識する事によって発動、その姿を拡散させようとする能力、
……感覚共有でも問題なく発動するなら相性は――」
最悪ではない。アンテナを設置出来れば居場所が解る、
つまり俺は『見ずに攻撃』が可能だ。加えて、既に取り巻きの一人にアンテナを設置してある。
能力の推理があっているならば、取り巻きごと移動せざるを得ず、
その場合取り巻きに設置したアンテナからある程度居場所は解る筈だ。
しかし、あくまで最悪ではない、と言うだけだ。このスタンド使いを認識してしまえば、
それはそのまま味方が一斉に敵の術中に落ちる可能性がある。
さらに、この状況柄、戦うのに本体の動きを必要とする『トライブ・コールド・クエスト』は、
一般人の目にも奇異に映る。攻撃できても暴徒化されておかしくはない。
449
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/17(土) 02:02:50
>>445
(GM)
「ひぃっ……」
高遠の視界――凄惨を極める光景!
「あ……あ、ありえない、こんな……こんな……ああ……」
冷静に傷口を分析などできるわけがない。すぐに共有を切る。
今、この光景を直視などしたくない。
「こ、こんな…………」
・・・・さらに。
「あ…………?? あ、愛川さん?
一体……な、なにをしているんだ……! おかしいぞきみっ!!」
「し、質問をっ。
名探偵どのの質問を……」
そして、愛川の行動。
……なんだ? 一体、何が……?
青田の視界? ……いや、今はそんな場合ではない!
「あ……愛川さんは『パス』とする!!
このまま進行するぞ……い、『イル・ソン・パティ』……!」
愛川の質問権を、『パス』する。
このテーマの次週に突入しよう。
5周目。そろそろ看過できない出費か。
(現在までの消費:13万円)
「質問っ! 『ルンクスが最後に行った移動は、ネオンストリートへの移動、ないしネオンストリート内部での移動である?』」
愛川が本来するはずだった質問を、即座に行う。
パスも、質問も、迷ってはいられない!
「ううぅ……っ!! どうして、どうしてこんな……」
少なくとも今……後悔している暇は小角 宝梦には無い!
450
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/17(土) 10:02:40
>>445
「逃げたまえ!『大蛇まで出た』!」
学生達に、後段は隣室の小角達や感覚共有している
青田達他のメンバーへの呼びかけでもある。
上半身を倒して『蛇』を視界に入れ自身に迫る頭部に顎ごと
パス精ABC拳を打ち落とし。
451
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/18(日) 00:17:11
>>445
喉元を力任せに引きちぎるような……無数の動物。
「……犬、いや凶暴さを考えたら、オオカミか何かと見たほうが良さそう」
自分の視界とエイノーの発する声を頼りに、すぐさまエイノーの側へ向かいに行く。
先ほどふっ飛ばした穴のサイズから、
人二人分が通りぬけできるなら、『クレモンティーヌ』を発現したい。
ついでに、この室内に『絵』はあったか、思い出しておきたい。
ただ、液蜘蛛が視界にとらえていた『教授のような男性』も一瞬だけチェックしておく。
452
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/18(日) 01:34:22
>>446
(紫)
愛川の異常に気付き、考えるより先に行動に出る紫。
「皆さん、大変です! 今すぐ『青田さんの視界』を見てくださ――」
バッシィ !
思い切り、愛川の頬を張り飛ばした。
愛川は目を見開き、きょとんとした表情だ。
効いた・・・・のか?
>>447
(愛川)
沸き上がる情熱を伝えるにもっとも早い手段、それは言葉だ。
躊躇うことなく、愛川はその存在を皆に知らせようとした。
「皆さん、大変です! 今すぐ『青田さんの視界』を見てくださ――」
「―――――――愛川ちゃん、失礼ッ!!」
バッシィ !
謝罪と同時に、紫に頬を張り飛ばされた。
胸の中で異常に高まっていた『情熱』が霧散するのを感じる。
頬は痛むが、妙にすっきりした気分だ・・・・
言葉は、きちんと伝わったのだから。
>>448
(青田)
この能力は危険だ。だが対処はある。
頭のどこかでそう考えながらも、
青田の心はなお、『微笑』を表現する欲望で張り裂けそうになる。
視覚の受信を切るなど、とんでもない。
視覚発信を取りやめるなど、犯罪としか思われない。
と──『モナ・リザ』が、ゆっくりと歩き始めた。
その歩みさえ、優雅の一言。
スマホを手にした集団が呆けた表情で道を開ける。
だが、その中に一人。
ノートにペンを走らせながら、男子学生が『モナリザ』の前に立ちはだかる。
「ま、待ってくれ!もう少しで描き上がる!
『世紀の傑作』なんだ・・・・動かないでくれ・・・・!」
『モナ・リザ』は男の言う通り、その足を止めた。
壁際に置かれた『ガイドポール』を見つけ、手を伸ばす。
金属製のポールに結ばれたロープを取り外し、
いともたやすく片手で振り上げると──
ドチャ!
学生は頭を割られ、血溜まりに沈んだ。
血の染みが跳んだ『モナリザ』は、あくまで妖艶な笑みだ・・・・
「──私の邪魔をすることは、許しません」
ゴ ゴ ゴ
「──大切な『旦那様』のご命令です」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>449
(小角)
まさに殺人・・・・いや『虐殺』の現場だ。
怖気を振るう光景に、反射的に共有を切った。
これがすぐそこ、窓の真下で行われているなどと、
にわかには信じがたいレベルだ・・・・!
愛川の異常に気付き、小角は『パス』を宣言。
自ら、『質問』を取りに行った。
>『ルンクスが最後に行った移動は、ネオンストリートへの移動、ないしネオンストリート内部での移動である?』
ルルル・・・・
──『NO』。
『コイン』に迷いはない。
>>451
(高遠)
穴は人一人程度のサイズしかない。また部屋に絵はない。
窓の外を確認後、高遠は単身、エイノーの救出に向かう。
穴の向うでは、すでにエイノーが『大蛇』に襲われている。
バッ ズギュン!
穴を潜り抜け、『クレモンティーヌ』を発現した。
南方向の三人は、完全に言葉もない状態だ。
ガチャ
視界をチェックするまでもなく、隣室の扉が開き、教授風の男が表れた。
間違いない。これが待たれていた教授なのだ。
「!? な・・・・な・・・・な・・・・?」
年に似合わぬ大口を開ける初老の男。腰を抜かさんばかりだ。
>>450
(エイノー)
学生らに声をかけ、自身は床に背をつけ、倒れこむ。
シャァアア────ッ!
ドコ ボン!
警戒音を発しながら迫る鎌首を打ち下ろすように、
『フィストフル』の拳が叩き込まれた。
だが、咄嗟のことで狙いが甘い。
頭の半分をそぎ落とされながら、なおも蛇は動き──
グルン! グルルル〜〜〜〜ッ!
『フィストフル』の体に、その幹のような胴体を巻き付けてきた!
頭はだらりと下がり、噛みつく余力はないようだが、
体だけが別の生き物のように、『フィストフル』を締め上げてくる・・・・!(パワー:B)
453
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/18(日) 01:45:57
>>446
(紫)
>>452
(GM)
バシイ!
「…………」
「ぎょえー――――っ! 悪霊退散!」
愛川が言うと同時に、紫のビンタが頬に炸裂した!
一瞬ぼーっとしていたが、痛みが遅れてやってきて、あまりのショックに愛川は叫ぶ!
「何するんですか紫さん! カズにもぶたれたことないのに! まさか『スタンド攻撃』で操られてる!?」
もちろんスタンド攻撃を受けているのは愛川である。
「……あれ? わたし何やってたんでしたっけ? 皆さんどうしたんですか?」
妙な『情熱』がわいてきたり、いきなりエイノーが壁をぶっ壊したり、今何が起こっているのかよく分からない。
『エイノー』、『高遠』と順番に『視覚』を『受信』し、周囲の状況をチェックしたい。
454
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/18(日) 01:54:02
>>453
「いま、わたしは青田さんの視界で……
『ゲルニカ』? 『ムンクの叫び』? えっと、とにかく何か情熱のようなものが胸をよぎって……」
「よくわからないんですがこのままでは、一人で下に行ってしまった青田さんやカズが危ないと思うんです!」
視覚共有しつつ、目の前にいる紫と小角に危険を伝える。
455
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/18(日) 02:01:03
>>450
(エイノー)
>>451
(高遠)
>>452
(GM)
>>453-454
(愛川)
「だ……っ、大蛇……狼?
ど、動物を呼び出す攻撃なのか……!?」
「え、エイノー先生っ!」
エイノーが危ない――が。自分に何が出来る!?
出来るのは調査だけ、だがその調査が最強。
それが『イル・ソン・パティ』……自分の役割だ。
「い、いったい! いったいなんだこの敵は!
る……ルンクスの手下か!? あの太鼓っ!
それに愛川さん、きみは……ま、まったくもう!」
「ううう……」
混乱の極みの中、コインは『NO』を指す。
ルンクスはネオンストリートにはいない?
・・・・どこだ!
「う、ウィルくんに付きまとっているのかも!
そ、それとも……全く未知のところか……!?」
切迫する状況。
視界の共有などは一切行う暇もない。
「め……名探偵どの! とにかくなにか質問を……!」
謎と、眼の前の盤と、コイン。
今小角が集中すべきなのは、それだけ。
・・・・護衛が万全なら、だが。
「あ、青田君たちもまずいが……
今のわたしたちもまずいぞ愛川さん!
なにせ護衛が離れた! こ、こっちに部屋にも何かいないだろうな……!?」
(ゲルニカ? ムンク?
い、一体何なんだ……? 情熱?
こ、心に響くような……攻撃なのか?)
愛川を襲ったスタンドは間違いなく蛇とは別!
つまり二人の敵がここに来ている……!
キョロ
キョロ
素早く周囲を見回す。
それくらいはできる。
456
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/18(日) 02:04:19
>>452
(GM)
質問なのですが、『小五郎』は現在『質問の輪』に加われていますか?
457
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/18(日) 02:06:24
>>456
(紫)
加われている、としてよい。
458
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/18(日) 02:41:44
>>452
「……悪い知らせだ。『モナリザ』が現れ、生徒を殺害した。これから戦闘に入るつもりだが、
どうやら『主』が居るらしい、恐らく本体。何らかの能力を持たせた上で実体化させる事が出来る能力と思われる。
そして、『モナリザ』の能力は視認した者に発信する欲求を持たせる事だと思われる。
強制力は……強い。だから、俺からの発信はここまでだ。
……今回の目的は『情報を得る』事だ、生き残る事と情報を得る事、頼んだ。そして、健闘を祈る。」
そう聴覚送信で伝え、――仲間たちに設置してあるアンテナを全て設置解除する。
このままでは無意識に発信しかねないためだ。
それと同時に上の面子を縋れる戦力から除外する。
(モナリザ、という事は恐らくは絵画の実体化、戦闘力に傾いた絵画も存在する。)
先ほど高遠が視認したのはそれだろう。この後敵が追加される可能性がある訳だ。
……可能ならばとっとと叩いてしまいたいが、ガイドポールを軽く振り上げる所を見るとそれなりにパワーはあるようだ。
『メスメライズ』程かは不明だし、移動は人間同様と見える。攻撃自体は無理ではない。
>>98
で発現したアンテナを発現して袖に設置、モナリザの邪魔にならないよう脇を通って殴られた男性に駆け寄り、
傷口の状態と意識の有無を確認したい。
そして、モナリザの脇を通る時、フィルムアンテナの設置を解除、フィルムがモナリザに触れたら設置したい。
情報は視覚の送信、俺がその視覚を受信する。
459
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/18(日) 09:59:33
>>452
>高遠
立ち上がり高遠、そして3人と教授に呼びかける。
「私は大丈夫です。高遠君に教授、『皆』を頼みます」
それぞれの『責任対象』への注意を呼びかけ掌の届く範囲の
『蛇』の体を全力で掴みかつ渾身の力で『F・O・Q』体を広げる
(いずれの行動もパワーA)。
460
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/18(日) 23:06:39
>>457
回答感謝。
>>452-455
(GM、小角、愛川)
愛川の頬を叩いた方の手をひらひらと振って冷やしつつ、視線を周囲に。
「……『スタンド攻撃』で操られていたのは貴女の方ですよ、愛川ちゃん。
明らかに、精神操作系の能力でしょうね」
……隣の部屋ではエイノーが戦っているようだ。恐らく、高遠も。
そして遠くでは、きっと青田が戦っている。
唯一『アンテナ』を受け取っていない紫は、各々の状況を正確に把握することはできないが。
「…………状況を整理しましょう」
……だからこそ、思考しよう。
それが紫斜六に課せられた存在意義だ。
「まず、私は正確な説明を聞いたわけではありませんが……
青田さんのスタンドは『アンテナ』で視聴覚の共有を行える能力、で合ってますね?」
それは、これまでの状況を鑑みればわかることだ。
明らかに小角や愛川は他の部屋に行った仲間の視覚を共有している。
「そして、青田さんの視覚を共有した愛川ちゃんは、なにか奇妙な『情熱』を覚えた。
……かつ、その『情熱』を我々に共有させようとした。
つまり青田さんが対峙しているであろう相手は、『視覚された物をミームとして拡散させる能力』と仮定できそうです」
「それが能力の神髄かどうかはさておくとしても、凶悪な精神干渉能力と見て間違いないでしょう。
明らかに先ほどの愛川ちゃんは完全に無防備でした。
……それを、『見られる』だけで感染させられるのですから。
二次感染の有無は分かりませんが、情報を拡散させる能力者である青田さんがそれと対峙してしまったというのは中々マズい」
「次に、隣の部屋でエイノーさんが交戦している敵。
こちらは、私からはなんとも言えません。私には向こうで何が起こっているのかわかりませんしね。
ただ、壁を容易に破壊できるエイノーさんと『戦闘』になる相手なのは間違いないようです」
「翻って――――」
愛川と、小角の顔を順に見る。
「……宝梦ちゃんの言う通り、我々を守る者は誰もいない」
「私も多少は戦えます。愛川ちゃんも、戦力に数えることはできる。
ただし、『安定した戦力』が今ここにはいない」
……これは、少々マズい状況だ。
三人が自分の敵をさっさと倒して、護衛に戻ってきてくれれば話は別だが。
そして何よりも――――捜査が実りを見せていないというのが、マズい。
この一刻を争う事態で、明確なヴィジョンはまだ見えていない。
「……質問を、続けましょう。
ただし状況によっては、『小五郎』は引っ込ませます。戦闘に備えるためには、その必要があるのでね」
「では……私からは『ルンクスは、ウィルさんを追跡する意図の移動を昨日、あるいは本日に行っているか?』と」
「『小五郎』は……『ルンクスは、現在自らの手で小角宝梦の監視を行っているか?』と尋ねてください。
……相手の襲撃が来たということは、監視の可能性は高い。
そして自らの手によるものであれば……学園付近にいる可能性はあるわけで」
461
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/19(月) 00:40:16
>>452
「ゴメンナサイ教授さん! 今すごい大変なの。
生徒さんつれて早く逃げて!」
どうにもオオカミ(仮)やモナリザ? などからして無差別に作り出している可能性も有る
どのみちここでエイノーが倒れたら次は周りを襲うだろう。
近い敵はここで排除したほうが良さそうだ。
テンポを上げる回転をしつつ『フィストフル』に巻きつけている大蛇の胴体をめがけ下から上への蹴り上げを放つ。
アゴが外れているのに動く事から、ちぎれても動くなど、
見たままの生物とは別の動き方をするかも知れない。
破壊力は出しつつ、千切りとばすのは1箇所だけにしたい。
回る視界で後ろ、『イルソン』組も確認しておきたい。
462
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/20(火) 00:11:12
>>453-454
(愛川)
頬の痛みに思わず声をあげる愛川。
愛川の記憶は、特に薄れもせず、明確に存在する。
青田の『視覚』を経て実体化した『モナ・リザ』を見たこと。
その瞬間、『伝えるべき』『表現すべき』という情熱が燃え上がったこと。
それは、紫の平手を避ける行為よりも『最優先』であったこと。
愛川はエイノーと高遠の『視覚』を確認。
今しもエイノーが、自身を襲う『大蛇』を引き裂くのを目撃した。
高遠も同じ部屋だ。隣人が扉から逃げ出していく。
>>455
(小角)
『視覚共有』を経て、次々と飛び込んでくる『猛獣』の情報。
狼は実際に姿を見たわけではないが、校舎の外までも
謎の攻撃は広がっているようだ。
周囲を見回す──が、特に異常はない。
>>458
(青田)
『聴覚送信』で、『モナ・リザ』の情報を一気にまくしたてる。
燃え盛っていた熱情が瞬時に沈下し、落ち着くのを感じた。
同時に仲間に設置した『アンテナ』をすべて解除。
単身、『モナ・リザ』に対峙することを決意する。
『モナ・リザ』の脇を通り、殴られた男性に駆け寄る青田。
『フィルムアンテナ』を袖に設置はしておいた。
男は文字通り、血の海に沈んでいる。
完全に頭蓋が割れ、中身が零れている・・・・『即死』だ。
だが・・・・そんなことよりも、
青田は彼女の『微笑』が気になって仕方がない。
脇を通るため、ほんの少し背中を見ただけで心がざわめいた。
失われた『情熱』が、再び蘇るのを感じる・・・・
『フィルムアンテナ』など、どうでもいい。
立ち止まった青田の視界の中で、
『モナ・リザ』は優雅に手を床に伸ばし、
転がった『スマートフォン』を拾い上げた。
ス スス
滑らかに指で操作する様子は、時代がかった姿とは激しい違和感がある。
RRR・・・・
「ご機嫌いかがですか、旦那様。
はい。はい。何も問題はありません。
貴方が与えてくださったこの『力』があれば十分です」
「・・・・これから、『小角 宝梦』を迎えに参ります」
>>459
(エイノー)
メキ ミキ ・・・・
ブチィ イイ──────ンッ!!
剛腕無双、『フィストフル』の両腕が、大蛇の束縛を力づくで破った。
いつのまにか、高遠のスタンドも助力してくれている。
形容しがたい声を発してのたうち回る、千切られた蛇の頭部。
複数にちぎれたその体が、溶けるように消え、解除されていく。
「う」 「うわあああああああ〜〜〜〜〜 っ!!」
関を切ったように、三人の男女が扉に殺到した。
呆然としている教授をも巻き込み、あわただしく部屋の外へ──
エレベーターの方向へと駆けて行った。
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