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美少女戦士ガンダムーンスレッド

1通常の名無しさんの3倍H:2003/06/27(金) 22:38 ID:5FKYHMqk
ディアナ・ソレル、17歳は、いたって普通の美少女女子高生。
しかし実は彼女こそ、愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダムーンなのだ!!
戦え!ガンダムーン!そして今こそここに集え!!新たな美少女戦士たちよ!!
巨大な悪を倒すため!妖魔のエッチな攻撃にめげずに、今日もがんばれ!ガンダムーン!
ここはそんな美少女戦士たちに関するスレッドです。後は>>2-4を見てくれ!

〈今までのお話〉
美少女戦士ガンダムーン(記念すべき第一作、全てはここから始まった…)
http://red.sakura.ne.jp/~nankyoku/gundamoon.html
美少女戦士ガンダムーン第2話(ガンダマーズ登場!)
http://red.sakura.ne.jp/~nankyoku/gundamoon2.html
美少女戦士ガンダムーン第3話(ガンダマーキュリー覚醒!)
http://red.sakura.ne.jp/~nankyoku/gundamoon3.html

2通常の名無しさんの3倍H:2003/06/27(金) 22:38 ID:5FKYHMqk
〈登場キャラ紹介〉
◇ガンダムーン=ディアナ(∀)守護星は月。愛と正義の戦士
 前世は月のプリンセス。使用人のロランと二人暮らしの女子高生
 決め台詞は「月に代わっておしおきよ!」(マダマトモニイエテヘンケドナ〜byピンクハロ)
 必殺技「ムーンティアラアクショーン!」「ムーンティアラアクション」「ハロビット!」
◇ガンダマーズ=ハマーン(Z、ZZ)守護星は火星。炎の戦士
 赤いハイヒールの美少女戦士、亜串図神社の巫女でもある
 決め台詞は「火星に代わって折檻する!」
 必殺技「バーニング・マンダラー」「ファイヤーソウルバード」
◇ガンダマーキュリー=レイン(G)守護星は水星。知の戦士
 頭脳明晰な委員長にして参謀役。クラスの問題児、ドモンとの関係は?
 決め台詞は「水でもかぶって反省しなさい!」
 必殺技「シャボンスプレー」「シャイン・アクア・イリュージョン」
◇タキシード仮面=アムロ(1st)元地球の王子。前世名エンディミオン
 ガンダムーンの危機に現れる。彼女との関係は不明

3通常の名無しさんの3倍H:2003/06/27(金) 22:39 ID:5FKYHMqk
<未登場キャラ紹介>
◇ガンダジュピター=ルー(ZZ)守護星は木星。保護の戦士
 決めセリフ「しびれるくらいに後悔させるよ!」
 必殺技「シュープリームサンダー」「スパークリング・ワイド・プレッシャー」
◇ガンダビーナス=リリーナ(W)守護星は金星。愛と美の戦士
 決めセリフ「愛の天罰、おとさせて頂きます。」
 必殺技「クレッセントビーム」「ヴィーナス・ラヴミー・チェーン」
◇ガンダネプチューン=セシリー(F91)守護星は海王星。深海の戦士
 決めセリフ「新たな時代に誘われて、ガンダネプチューン優雅に活躍」
 必殺技「ディープ・サブマージ」
◇ガンダウラヌス=フォウ(Z)守護星は天王星。天空の戦士
 決めセリフ「新たな時代に誘われて、ガンダウラヌス華麗に活躍」
 必殺技「ワールド・シェイキング」
ガンダサターン=ティファ(X)守護星は土星。破壊と沈黙の戦士
 必殺技「サイレント・ウォール」

現在、配役選考中
ガンダちびムーン=(ミネバorキッカorシャクティorプル)
ガンダプルート=(マーベットorララァorシーマ)

4通常の名無しさんの3倍H:2003/06/27(金) 22:39 ID:5FKYHMqk
〈参考サイト〉
美少女戦士セーラームーン公式ホームページ(元ネタ)
http://sailormoon.channel.or.jp/
イラスト作成上参考になりそうなサイト
http://www.angelfire.com/id/sailorscouts/
http://studentweb.tulane.edu/~rwillia7/gallery.htm

5通常の名無しさんの3倍H:2003/06/27(金) 22:40 ID:5FKYHMqk
立てました。一部省略されちゃってる…スマソ…

6通常の名無しさんの3倍H:2003/06/27(金) 23:19 ID:9Is7d7oM
1乙

7通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 02:00 ID:X6TNS6Ok
>>1
専用スレ立て乙

続きを書いてくれる職人さんも出てきてマンセー!!
やっと五人揃うのか!?
職人の皆々様、楽しみにしているよ〜。

8通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 02:39 ID:zFMoxbpY
挿絵とかじゃなくてもいいから絵師さんにも参加して欲しいのう。
SS職人さんも書く気が上がるだろうし。

9通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 04:21 ID:4cjRjs6.
見習絵師ですが、極悪なシーマ様プルート…なら描いてみたいなあ…面白そう。
いえ、本編と全然からまなくていいので…(^△^;)
SSにするなら、マーベットorララァがいいかと(^w^)

10通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 06:06 ID:cEpCmCkE
ちびうさとプルの配役、やはり投票か何かにするべき?

11通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 08:13 ID:GHMFwOaI
ちびうさプルに一票

12通常の絵描きさんの3倍:2003/06/28(土) 09:43 ID:y0E6dp02
洩れもちびうさプルに一票。

13ジュピターよりビーナス(謎:2003/06/28(土) 10:05 ID:HL4VvdKk
とりあえずはヴィーナス書き名乗り!
ガンバって書くかえw

同じくプルに一票

14通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 21:03 ID:Ot0IKnC6
ちびうさはプルに決まりそうだne
そうすると、ルナPがプルツー?

15通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 21:25 ID:qCjQX06E
プルートがシーマさまだととても面白くなりそうじゃないか!?

16通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 22:37 ID:h0JV3LJM
でもプルってセーラーサターンと同じくらいの年齢なんだよな…
個人的にちびうさはもうちょい幼いほうがいいな。

17通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 22:59 ID:qCjQX06E
まぁ誰にするかは書く人が決めたらいいんじゃない。
横が言っても職人さんがそのキャラを書けないとしょうがないし。

18通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 23:02 ID:qCjQX06E
ところで詳しい人に質問。
セーラームーンとか妖魔って世間的に知れ渡ってるの?

19通常の名無しさんの3倍H:2003/06/28(土) 23:30 ID:CeTQ2id2
怪事件を解決するセーラー戦士の正体は謎とされているが
新聞に載ったりと、かなり認知されているらしい
シリーズのラスト付近では都市が壊滅したりもするので、
もはや怪事件の域を越えている
誰がどう見ても正体がばれそうなものだが、そうでもないようだ。
その事で敵のワナを見破った事もある

204話:2003/06/28(土) 23:59 ID:qCjQX06E
 今朝、早めに目覚めてしまったハマーンは、
「たまには余裕を持って行くの良いかもしれん」
 と1時間ばかり早く学校へ登校することにした。
 この偶然とちょっとした気まぐれが、ハマーンにとってある少年との運命的な出会いを果たすのだが、彼女がそれを気づくはずもない。
 電車に乗り込む。いつもの時間より人がずっと多い。それは次の停車駅でもそうだった。ドアが開き、人が2、3人降りる。そして代わりに5、6人が乗車し、ハマーンを向かい側のドアに押しやる。
「くっ」
 うんざりした。これならばいつも通りの時間で来れば良かった。ハマーンは綺麗に整えている眉もあらわに歪めた。
 ふと気づけば、ふんわりとした感触が背に当たっていた。乳房だった。なかなかのボリュームで、ハマーンの頭にはディアナの顔が浮かんだ。
(いや、アイツのはこんなものじゃないな)
 よほど狭いのか、さらにその巨乳がぐりぐりと背中に当たる。そしてその女の手の甲もスカート越しに感じられた。
 ガタンゴトンと電車が揺れる。その度に乳房が押し付けられ、手の甲がさわさわと尻を撫でる。
(うう)
 故意で無いといえ、恋人でもない人間に尻に触れられるのは不愉快だった。だが、これだけ混んでいればしようがないとハマーンは諦めてもいた。もし男だったら容赦なくビンタのひとつでも見舞っていただろう。
 しかし異変はすぐに訪れた。スカート越しに触れていたはずの手の甲が反転し、手のひらでヒップを撫で回し始めたのだ。しかもスカートの内で。
「なっ」
 細い指が尻肉をぐにぐにと揉む。優しく、時には荒々しく。女の身体を知り尽くしているかのような指使いだった。
「貴様……」
 ハマーンは首を回してその痴女を射抜くように睨み付けた。
 しかしその痴女は臆するどころか、涼しげに微笑んでいる。ハマーンが好みだったのか、指がさらにせわしなく動き出し、するりパンティの中に手が進入した。

214話:2003/06/29(日) 00:00 ID:./CNl7WE
(こいつ……学生か……)
 首から下を見れば、その痴女は特長の無いセーラー服を着ている。
(制服で痴漢行為とはいい度胸だ……)
 ハマーンの眼光はさらに強くなる。しかし、その二股眉毛の痴女はやはり、涼しげに女陰を弄ぶのだ。
「くふっ」
 ハマーンの唇から吐息が漏れる。
(そうか、どうやらよほど私から修正を受けたいようだな、貴様)
 胸に抱えた鞄をぎゅっと抱きしめ、怒りを燃え上がらせる。
 だが、感情を燃え上がらせているのは痴女の方も同様だった。劣情の炎が痴女の心を包んでいた。
 痴女は今まで以上に身体を密着させると、耳に息を吹きかける。臀部に悪戯をしていない方の手をハマーンの肢体に絡みつかせて、無遠慮に前からパンティの中へ差し入れた。
「あら、顔に似合わず毛深いのですね」
 手の平でハマーンの陰毛のしゃりしゃりと撫で、感触を楽しみながら痴女がそっと囁く。
 ハマーンは切れた。
(振り向きざまに肘を顔に叩き込んでやる!!)
 つめが食い込むほど拳を握り締め、腕に力を込めた。
「ここはお好き?」
 グヌヌ。
 臀部を愛撫していた痴女の手から中指が伸び、きゅっと締まったアヌスを抉った。
「んんんっぅ……!」
 怒りの炎が途端にしぼみだし、痴女と同じような劣情の炎がちょろちょろと燃え上がりはじめる。
(まずい……)
 顔が真っ赤に紅潮する。一気に秘所からは淫蜜が溢れ出し、膝に力が入らなくなる。
 その反応に二股眉毛の痴女はニンマリと笑う。ヌコヌコとアヌスから指を出し入れし、前から差し入れた手でクリトリスやラビアをこねくり回す。
「だ、や、やめ……」
 ハマーンの脳裏に特徴的なサングラスをかけた美青年の顔がフラッシュバックする。
(あいつの所為だ……あいつのつけた傷痕が……今も私を蝕んでいる)
 思い出される自ら進んで受けた調教の日々。

224話:2003/06/29(日) 00:00 ID:./CNl7WE
「可愛いですわ、あなた。リリーナ様に及びませんけど」
 痴女が膣とアヌスに深々と指を埋没させ、円を描くように二つの穴を激しく掻き回す。
「ひぃ!」
 脚がガクガクと痙攣し、電撃のように二つの穴から快楽全身に走る。足から力が抜け、座りこみそうになるハマーンを痴女が支えた。
 絶頂に達した満足感を否が応にも感じ、ハマーンは涙がこぼれそうになった。
(わたしはなんて女だ)
 ハマーンは果てたが、なおも下着の中で痴女の指がうねうねと動き続ける。
「ふふふ、泣いたってまだまだ許しません」
(まだされるのか……)
 ハマーンは覚悟を決めた。次にこちらのドアが開くまで、なすがままにされるしかないと。自分は快楽には絶対に勝てない女なのだ、と。
 が、ハマーンを救う者あった。
「おたく何してンの?」
 詰襟を着た一人のくせっ毛の少年が痴女の腕をひっぱり上げた。
 二股眉毛の痴女はたじろぎつつもその少年を鋭い視線で睨み付けるが、その少年も負けじと鋭い眼光を痴女に浴びせる。
 乗り合わせた人々が不穏な空気を感じて二人を眺めている。
 とその時、電車が一際大きく揺れた。
 その瞬間、痴女は「離しなさい!」甲高い声で命令し、少年の腕を逆に捻るようにして振り払うと、素早く人の波に乗って別の車両に移ってしまった。
 少年は痴女の後を追おうとしたが、追い詰めるのは無理とそれを断念したようだった。
(こいつ、助けてくれたのか……)
 ハマーンは少年をじっと見詰めた。視線で穴が空くというのなら、少年はガトリング砲で穿たれたように全身を蜂の巣にしていただろう。
 ハマーンの胸は、自分でも理解できない勢いで高鳴っていた。

234話:2003/06/29(日) 00:01 ID:./CNl7WE
まだまだ続くよ。

24通常の名無しさんの3倍H:2003/06/29(日) 00:03 ID:r11bbvx6
あんま大したことじゃないんだが、テンプレの

全てはここから始まった…

はどうかと思う。
始めたのはSSスレの人たちなわけだから、南極の1話にこの文章を使うのは、
正しくないし、始めた人たちに悪い気がする。

SSスレ自体もう機能してないから、大した問題ではないけど、
すこしだけ気になったので一応。

25通常の名無しさんの3倍H:2003/06/29(日) 00:20 ID:./CNl7WE
>>24
どこからツッコメばいいかな?

26通常の名無しさんの3倍H:2003/06/29(日) 07:20 ID:2bwwGcsI
第4話キタ━━━━(・∀・)━━━━!!!!書いてる職人様、乙です!!!
危うしハマーン様、危機一髪!…(・∀・)イイ!しかしドロシーって、こういう役似合いまつね。
ジュピター登場まで続きがとっても楽しみ!!がんがって下さい!!!


ふと、シーマ様はクィンベリルでも似合うなぁと思ったり…。
悪役だけど、元々は恋に破れた哀しい女性なんでつよね、クィンベリルって…。

271:2003/06/29(日) 08:24 ID:2bwwGcsI
スマソ。ウpされていたテンプレ案に、特に指摘がなかったのでそのまま
使っちゃったのですが、改めてミスをハケーン。
>>2
ガンダムーンの必殺技、同じのが二つ…(ナンテコッタ)。
一つは「ムーンヒーリングエスカレーション」に置き換えてくだチィ
>>3
(誤)ガンダビーナス→(正)ガンダヴィーナス

スンマセンでした

284話:2003/06/29(日) 11:30 ID:KI45KJJM
「さっきは助かった」
 ハマーンはブランコに腰掛、ジュドーと名乗った少年に言った。
 ハマーンとジュドーは今公園にいる。下車駅が同じだとわかり、ハマーンが誘ったのだ。
「どういたしまして。でもさ、あんたもされるがままじゃ駄目だよ」
「わかっているよ。次は顔面に肘をくれてやるさ」
 肘を素振りしてみせるハマーンにジュドーは「ハハハっ」と笑う。
「それはそうとしてな、ジュドー、お前の携帯の番号を教えろ」
「いいけど、なんで?」
「助けられっぱなしなのはプライドが許さん。後日礼をさせてもらう」
 というのは嘘だった。このままジュドーと連絡不能で別れるのがどうしてもハマーンには耐えられなかったのだ。
「お礼なんていらないよ」
「いいから教えろ」
「ご、強引だな……。わかったよ、ほら」
 学生服の内ポケから携帯電話を取り出し、ハマーンに手渡すジュドー。
 ハマーンは一字一句間違いがないように慎重に自分の携帯にジュドーの番号を入力し、ちゃっかりメールアドレスまで入力した。
 そしてジュドーに携帯電話を返すとすぐにワンコールとメールを送り
「それが私の番号とメルアドだ。ちゃんと入れろよ」
 と言い、ジュドーが自分の携帯電話の番号とメールアドレスをきちんと入力するまで監視した。
 それから時おり笑い声を交えつつ会話する二人。しかし、時間の流れは急速で、ハマーンに許されている時間も僅かだった。
「む、もうこんな時間か……。それじゃぁな。私は行く」
「ああ、んじゃな」
 名残惜しさを感じつつも顔には出さず、ハマーンは学校に向けて歩き出した。
 そして公園の敷地内から足を踏み出そうとした瞬間、ハマーンは頭に重りを押し付けられたような不快な感覚を憶えた。このような不快感を覚えるときは、必ずと言っていいほどハマーンことガンダマーズの敵が周囲で跋扈していた。
「もしや、妖魔!!?」

294話:2003/06/29(日) 11:31 ID:KI45KJJM
 そうに違いなかった。ハマーンは嫌な予感に掻き立てられ、ジュドーのもとへ走った。
 ハマーンが先ほどの場所まで辿りついた時、ジュドーはうつ伏せに倒れていた。しかもただ倒れているのではない。ジュドーの頭を踏みつける黒のボンテージを纏った女がいた。膨大な妖気はその女から発せられていた。
「貴様!その足をジュドーからどけろ!!」
「あら、あなたさっきの子猫ちゃん」
 ハマーンの登場にほんの少しばかり驚いたように、女はハマーンに身体を向ける。よく見れば女の身に着けているボンテージは乳房をいい股間といい肝心の部分が露出していた。
「貴様、さっきの痴女か!」
「良かった、この後あなたを捜しに行こうと思っていましたの。もう邪魔者もいませんから、何度でもあなたをイカせてさしあげられますわ」
「ぬかせ! その口ぶり、後悔させてやろう! マーズ・パワー・メイクアップ!」
 ハマーンは叫び、その身を跳躍させた。身体が光に包まれ、学生服から戦闘服にチェンジする。
「ああ、あなたは!」
「人が気に入った男を足蹴にするなど許せん! 愛と正義の、セーラー服美少女戦士、ガンダマーズ。火星に代わって折檻する!!」
 ハマーンはポーズを決めつつ、二股眉毛の痴女に指を突きつける。
 しかし痴女は驚いただけで少しもたじろぐ様子が無く、むしろ興味深げにハマーンを見つめた。
「まさか今さっき私の愛撫でイッた女性が、わたくし達にとって倒すべき敵だったとは思いませんでしたわ」
「ふん、女タイプの妖魔は初めてだが……」
「ひゅーほほほほ! このドロシー・カタロニアを下賤な下級妖魔と一緒くたにして欲しくはありませんわね、ガンダマーズ!」
「妖魔に下級も上級あるか。所詮俗物は俗物。俗物に上下は無い! ドロシーとやら、貴様を滅する!」
 二人が同時に地を蹴り、駆け出す。

304話:2003/06/29(日) 11:31 ID:KI45KJJM
 先手を取ったのは妖魔ドロシーだ。彼女は手の中に黒鞭を出現させるとピュンとしならせ、マーズに叩きつけた。予期せぬ攻撃に見舞われたもののマーズはそれを横っ飛びでかわす。
 ドロシーの黒鞭はそれ自体が意思を持つように、縦横無尽に乱舞し、伸縮した。
 怒涛の攻撃である。反撃する暇も隙も無かった。マーズはドロシーが鞭を取り出す前に距離を詰めるべきだったと悔いた。
 ドロシーの攻撃を紙一重で避け続ける。鞭がかすめる度にコスチュームは無惨に千切れていった。
「ああぁ……美しいですわ、ガンダマーズ。今のあなたはとても美しいですわ!」
 ドロシーの顔が紅潮し、マーズに向けられている瞳が潤みだす。はぁはぁと息を荒げ、持て余していた左手をむき出しの秘所に挿入し、膣孔をかき回し始める。溢れ出した淫液が流れ落ち、太ももやすねをびしょびしょにする。
「このままでは……」
 攻撃をしつつ自慰をする余裕のあるドロシーに比べ、マーズはピンチと言うほか無い。猛スピードで迫る変幻自在の攻撃をかわし続けるだけで体力を奪われていく。右から来るかと思えば下から、上から来ると思えば後ろから。反撃する余裕がまったく無い。
「いかん!」
 けつまずいた。ガクンと前のめりになる。ドロシーは隙を見逃さない。びゅお!と風を切り裂き、鞭の先端がマーズに迫る。
「ああ!」
 ぐるぐると黒鞭がマーズの身体に巻きつき、マーズを締め上げる。亀甲縛りである。
「おほほほほ! ここまでのようですね、ガンダマーズ! わたくしがあなたを天国に連れて行って差し上げますわ♪」
 自身のクリトリスを弄繰り回しながらドロシーは高らかに笑い。マーズににじり寄る。
「くっ不覚だ! こんな変態女に……!」
 マーズが歯噛みしたその時、雷鳴が響いた。

314話:2003/06/29(日) 11:34 ID:KI45KJJM
まだまだ続くよー。
エロシーンまでえんやーこらーっと。
ちなみに寸止めする予定は今のところ無いです。

32通常の名無しさんの3倍H:2003/06/29(日) 13:33 ID:Qb8Iwyss
続きがもうウpされとる!!ワーイ、ワーイヽ(^∀^)ノ
面白い!!続きが激しく気になりまつた!!
次はいよいよジュピター登場?

3313=割れ種(に名前変え:2003/06/29(日) 17:32 ID:B7VSAXIw
4話でスカイ。
おらも5話書かねばな…(^△^;)

34通常の名無しさんの3倍H:2003/06/29(日) 19:50 ID:TN3R.H8Q
しかしこれ、アムロことタキSEED仮面の扱いに困るな。

35通常の名無しさんの3倍H:2003/06/30(月) 07:49 ID:jd5JwKjQ
>>34
そだな。ちびうさって、未来のタキ仮面とムーンの子供って設定だったけ。
ディアナとアムロのカップルは考えらんないなぁ。こうなったら実は使用人ロランと
出来てて、その子供って事で。
しかし、そうなるとえらくタキ仮面が不憫な気も…。

36通常の名無しさんの3倍H:2003/06/30(月) 11:50 ID:EVCCD2GM
タキSEEDにはプルート(ララア)でもあてがうのはどうか?

37通常の名無しさんの3倍H:2003/06/30(月) 12:37 ID:jd5JwKjQ
アムロのタキSEED仮面を一代目って事にして、後任にロランを指名していったってのはどうか?

38通常の名無しさんの3倍H:2003/06/30(月) 12:56 ID:EVCCD2GM
後任ていうかパートナーでいいんでない?
ついでにロランがタキSEEDを着るのもあれだから
正体を隠すためにローラになってもらおう。
セーラー戦士と同じコスで完全女体化。
その名もガンダムーンオルタナティブだ!!

39割れ種:2003/06/30(月) 13:13 ID:HxW7Bw66
>>35
ディアナ様となら某赤眼鏡の大尉を合わせた方がよさげかも。

40通常の名無しさんの3倍H:2003/06/30(月) 13:23 ID:EVCCD2GM
>>39
却下。

41割れ種:2003/06/30(月) 13:30 ID:HxW7Bw66
>>40
>>17も言ってるけど、いくつか候補だけ挙げて、職人さんが自分で決めるのはどう?
 何も却下せんでも良いのでは。

424話:2003/06/30(月) 16:30 ID:BzsO9Fkk
>>30
「シュープリームサンダー!」
 雷がドロシーの手元から鞭を焼き切る。さすがのドロシーもこれには動揺したようで、声を荒げて
「誰です!失礼にもほどがありますよ!!」と目をつりあがらせて叫んだ。
「ふん! 弱いもの苛めをして何が楽しいのかしら。その娘のお返しは3倍にして返してやるから覚悟しなさいっ!」
「うっ、あなた達は!?」
 ジャングルジムのてっぺんにポーズを決める3人の美少女。
「愛と勇気のセーラー服美少女戦士、ガンダジュピター。しびれるくらい、後悔させてあげるわよ!」
 と、口上を言い放ったのはグリーンのコスチュームを身に纏った長身の少女。
「残念ですが、わたくしは電気系のプレイは嫌いですわ」
「そういわずに、味わってみなさい、癖になるわよ! さ、マーキュリー!」
「ええ!」
 二人のセーラー戦士が短いスカートをはためかせ、盛大にパンティ(TフロントTバック)を晒しながらドロシーに攻撃をしかける。
 マーズはジュピターの登場にあっけに取られている様子だ。
「ジュピター、だと……?」
「そう、ジュピターです。またの名をルー・ルカさん。わたくしたち3人の新たな仲間」
 駆け寄ってきたムーンがマーズを抱き起こす。
「マーキュリーといいジュピターといい、私が知らないうちにお前は仲間をポンポン増やすな……」
「それはあなたが、仲間捜しをあまり手伝ってくれないからでしょう」
「うぐっ!」
「マーズ、あなたは休んでいてください。一番よわっちぃあなたをこんな目に遭わせた罪を、あの女妖魔に償わせます!」
 と、ムーンは身動きの取れないマーズをそっと横たえ、戦いに参加すべく走り出した。
「おい! 誰が一番弱いだ! この鞭を解いていかないか! こらー! 牛乳女ー!」
 マーズは叫ぶが、すでに戦闘に入ったムーンの耳には届かなかった。
 上級妖魔ドロシー対セーラー戦士の戦いは熾烈を極めている。
 ジュピターに焼ききられたはずの鞭はすでに再生し、凶暴なコブラの如く暴れまわっていた。しかも、ドロシーは3対1は不利と見たのか、もう一本黒鞭を現出させ、計2本もの鞭で嵐のような攻撃をムーンたちに加えていく。
 必死で攻撃をかわす3人。だがマーズのようにみるみるコスチュームを裂かれていく。
「マーキュリー、どうにかなりませんか!?」
「待って、ムーン。いま鞭の軌道の計算を……」
「あーもう、じれったい!!!」
 作戦を練ろうとするムーンとマーキュリー。しかし、ジュピターは気の短い質である。傍らにいる二人には無謀としか映らない行動を取った。棒立ちになったのである。
「愚かしい人」
 ドロシーの嘲りとともに二本の黒鞭が風を切り、ジュピターに迫る。
「こぉぉんんのぉぉ!!」

434話:2003/06/30(月) 16:30 ID:BzsO9Fkk
 ジュピターの長い脚が大きく天に向け振り上げられ、輝かんばかりの美脚が、さながら大地に落ちるイカヅチのような速さで振り落ろされる。
 バキャァ! と鈍い、打ち砕くような音が公園内に響く。事実、ジュピターは足元に敷き詰められたタイルを叩き割っていた。
「な、なんて……」
 ドロシーは唖然とし、あんぐりと口を開けていた。上品を常とする彼女にとって自己嫌悪に値する行為だが、自分自身気づいていない。ドロシーの意識はジュピターのキックの速さとその威力、そしてその足に踏みつけられている鞭に注がれている。
「ムーン! マーキュリー! 今でしょ!!」
 ジュピターがドロシー同様、唖然としていたムーンとマーキュリーにがなりたてる。二人ははっと我に返ったように必殺技の体勢を取る。
「シャボンスプレー!」
「ムーンティアラアクショーン!!」
 シャボン玉がドロシーに殺到し、その無数の泡の間隙を縫うように眩い光を放つティアラが突進する。シャボン玉の鏡面により、数十数百ものティアラが自分に押し寄せてくるようにドロシーには見えた。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 ドロシーが甲高い悲鳴を上げて宙高くふっとぶ。そして広い額から地面につっこみ「ふぎゃっ」と尻尾を踏まれた猫のような無様な声を上げてひっくり返る。
「あいたた…やってくれましたね、みなさん!」
 よろよろと、足元がおぼつかない様子で立ち上がるドロシー。額はぱっくりと割れ、赤い液体を垂れ流している。
 驚いたのはムーンとマーキュリーだ。彼女らは今まで幾度と無く妖魔と戦ってきたが、必殺技を受けて倒れなかったのはドロシーが初めてであった。
「なんてタフなの……」
 マーキュリーが口を手で覆い、驚愕の視線を女妖魔に向ける。
「フフフ。わたくしを今までの下等な妖魔と一緒にされるのは心外ですわ。わたくしは下級妖魔を束ねる、言わばコマンダーなのですから」
「フン。たいした口を利くけど、ダメージはかなり受けているみたいじゃない。一発で倒れないなら、アンタが事切れるまで食らわせてやるわよ」
 動揺という魔物に飲まれたムーンとマーキュリーを叱咤するようにジュピターは数歩ずずいっとドロシーに近づく。
 ジュピターの行動に促されるように、ムーンとマーキュリーは肯き合い、ドロシーを囲むように展開する。
 ドロシーは地中に根を下ろす木のようにしっかりと立とうとするが、足は言う事を聞かず、ふらふらとよろけ、逆に地面に片膝をつく結果になった。
「ふふふふ、……あはははは、……おーほほほほほほほ!!!」
 突然の人を嘲るような高笑いに3人は身構える。
「今日のところはひとまずあなた方を勘弁してあげます。わたくしもこれ以上戦えない。けれどあなた方も戦えない。引き分けですわね」
「あ、あんたぶわっかじゃないの!! 脳のどこの部分を使えばそんな風に考え着くのよ!!」
 ジュピターが怒鳴り散らす。しかしドロシーは不敵な笑みを浮かべたまま、張りのある乳房の前で拳を握りこむ。
 何かをやろうとしている。それに真っ先に気づいたのは冷静沈着なマーキュリーだ。

444話:2003/06/30(月) 16:36 ID:BzsO9Fkk
さー次でやっとエロシーンだ。

45通常の名無しさんの3倍H:2003/06/30(月) 16:47 ID:BzsO9Fkk
Hなシーンだけでもいいから
しのさんと627さんの参加きぼん

46通常の名無しさんの3倍H:2003/06/30(月) 17:09 ID:KEnKMKQM
ジュピターすげーカコ(・∀・)イイ!!
姉御肌なジュピターにハァハァだよ〜。
続き、楽しみにしてるよ。

47通常の名無しさんの3倍H:2003/07/01(火) 10:01 ID:/6iHnvBI
アクションシーンが素晴らしく面白い!!
悪役のドロシーもはまってて話次第に緊迫感があるよne
続きが真剣に待ち遠しい!!!!!!!職人さん、マンセー!!!!!!

48通常の名無しさんの3倍H:2003/07/02(水) 00:59 ID:2IE5bbBk
パワーファイター、ジュピター萌え〜!!!!
エロシーン期待age!!

494話:2003/07/03(木) 01:12 ID:4tNIqRZg
>>43
「この妖魔、何かをやろうとしているわ!!」
「なんですって!?」
「おそい!」
 ドロシーが握りこんだ拳を頭上にかざし、手の平を広げる。そこから黒霧が竜巻のように巻き上がる。
 吹き飛ばされるほどではないにしても、3人はうかつに動けない。下手に体重を移動させればすぐさま転がされてしまうだろう。
 黒霧の竜巻は空高く伸び、毛細血管のように細かく分かれていき、何かを目指すかのように落ちていく。
「この、逃げさないわよ! 二股眉毛女! でこっぱち!」
 ジュピターが蹴りを見舞いしたくて仕方ないように憎憎しげに罵る。
「逃げるのではありません戦略的撤退ですわ〜♪」
 歌うように返ってくる言葉がよりいっそう3人の怒りを煽る。しかしその怒りを晴らす相手は黒霧が消えると共に、その姿を眩ませていた。
「くぅぅ〜〜! あと一息でしたのに!」
「な〜にが戦略的撤退よ! ただ怖くなって逃げ出しただけじゃない!」
「……」
 二人が地団太を踏む隣で、マーキュリーは思案にくれる。彼女にはどうしてもあの厭らしい妖魔がただ逃げたとは考えられなかった。
「あの黒い竜巻、何かあるんじゃないかしら?」
 マーキュリーの予感は的中していた。
「あ、オッサンがこっちに来るわよ」
 ジュピターが興味なさげに言う。マーキュリーがジュピターの言うに視線を向けと、なるほど、一人のサラリーマンらしき中年がこちら近づいて来ている。
「あら、あちらからも」
 自分達に好奇とイヤらしい視線を浴びせに来たのかとムーンは思ったのだろう。嫌そうに言った。
 マーキュリーはそっちも見る。さきほどのサラリーマンよりもでっぷりと肥え太り、頭が禿げ上がっている。
「ちょっとちょっとこんどは、ホームレスの団体さんよ!」
「あっちからはサラリーマンさんの団体さんですよ!」
「こっちはドカタのおっちゃんたちよ!」
 ムーンたちを囲むように続々と男たちが集まる。その数は軽く数十人はいるだろう。マーキュリーの予感はムーンとジュピターにも伝染し、それは確信に変わっていた。「ドロシーは確かに何かをした」。
 男たちの目は虚ろで、視線が定まっていない。しかしあらかじめ命令されていたかのようにムーンたちを囲む輪を狭めていく。
「な、なんだかやばくない?」
「わ、わたくしも凄くピンチだと思います……」
「な、なんとか切り抜けなくちゃ……」
 じりじりと男たちが輪を縮めるたびにムーンたちはズルズルとあとずさる。そして後退する隙間が無くなり、3つの桃尻がぽよんとぶつかった瞬間、男たちはムーンたちに飛び掛った。

50通常の名無しさんの3倍H:2003/07/03(木) 15:40 ID:/6ZodG6g
ジオング娘さんに戦闘シーンを描いてもらいたい!!

51通常の名無しさんの3倍H:2003/07/03(木) 22:28 ID:Y2STMyHg
滝沢馬鹿琴さんの参戦きぼん。

52通常の名無しさんの3倍H:2003/07/05(土) 05:51 ID:hSjwwY6M
南北さんにも素敵戦闘シーンイラを描いて欲スィ!!!

53滝沢馬鹿琴:2003/07/05(土) 19:58 ID:wJY5jM8Y
51さん、すいません。
Xも∀も見てないんです……すいません。(涙)

54通常の名無しさんの3倍H:2003/07/05(土) 20:47 ID:OcbgHPOY
>>53
知ってるキャラだけで構成された話で良いんですが・・・
駄目どすか?

55通常の名無しさんの3倍H:2003/07/06(日) 02:58 ID:b5A1y8gw
しつもーん
変身してる時に知り合いに会ったとしたら
やっぱ正体ばれるもんなの?
それとも不思議パワーでうやむや?

56通常の名無しさんの3倍H:2003/07/06(日) 19:12 ID:I10XJaaw
目から怪光線を出して記憶操作…とか。

57通常の名無しさんの3倍H:2003/07/06(日) 22:03 ID:/J6PP/LA
本編では親友ですら至近で目撃しても気付かなかったなあ。

58通常の名無しさんの3倍H:2003/07/06(日) 22:07 ID:cbe6VWpg
>>57
「似てるなぁ」
とかも無し?

59通常の名無しさんの3倍H:2003/07/06(日) 22:24 ID:/J6PP/LA
だって年がら年中素顔で顔合わせてたタキシート仮面とムーンが目の前で変身するまでお互いわからなかったんだぜ。

60通常の名無しさんの3倍H:2003/07/07(月) 05:18 ID:iCPjdlgw
自分が知り合いとか親友だったら恥ずかし過ぎて認めたくないな

61割れ種:2003/07/07(月) 16:10 ID:uyWahCag
後半では勘も鋭く(?)なっていたようだけど、
初期ではさっぱり。
(間抜け揃い(違

62通常の名無しさんの3倍H:2003/07/08(火) 20:59 ID:YHRKmFEs
原作では1部の人間に正体が知られていた模様
ゲーセンのお兄さんとかほたる

63通常の名無しさんの3倍H:2003/07/08(火) 20:59 ID:YHRKmFEs
原作では1部の人間に正体が知られていた模様
ゲーセンのお兄さんとかほたる

64通常の名無しさんの3倍H:2003/07/08(火) 22:26 ID:epVoZV4Q
コスチュームが変わっただけだっつーのに、一般人は気が付かないんだよな。
>セラムン

654話:2003/07/09(水) 22:44 ID:Jk3pdjG6
>>49


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
 ムーンは大樹に身を隠すように背を預け、荒い息をついた。
 みんなは今どうしているだろう? ムーンは息を整えながらそう思った。あの囲みを突破するためにちりぢりに逃げた。自分は公園内の森林に逃げ込むことが出来たが、みんなはどうだろうか? この公園はかなり広く、隠れる場所もふんだんにある。囲みさえ突破すれば上手く逃げ切れるだろう。だがもし逃げ切れていなかったら……。
 ここにきてムーンは重大なことにはっと気がついた。
「マーズ……!」
 逃げるのに必死でマーズを置いてきてしまった。しかも鞭で縛られたままだ。恐らくマーズは今、想像を絶する恥辱受けているだろう。あの男たちに入れ代わり立ち代わり覆いかぶさられるマーズを想像し、ムーンはふつふつと怒りがこみ上げてくるのを感じた。
「待っていて下さいマーズ! 今すぐにわたくしが助けてさしあげます!」
 ムーンの身体に気力が満ちてくる。マーズを救うと言う使命感が唇をへの字にし、敵地への第一歩を力強く足を踏み出させた。
「……と、その前に」
 ムーンは何かを探すように視線を巡らす。お目当てのものが無いのか、そのままてくてくと歩く。と、視線がぴたりと止まる。ムーンの視線の先には茂みがあった。そこに飛び込むと再びきょろきょろと周囲を見回す。
「ふう」
 一つ息を吐いてしゃがみ込み、指を股間に伸ばす。汗に濡れ、陰唇の形を浮き立たせる薄い布地のパンティに指を引っ掛けると、そのまま横にずらした。
 下腹部に力をちょっぴり込め、きゅっと下唇を噛む。自分が今しようとしてる行為のためかイヤでも頬が紅潮する。
 ジョロッと勢いよくムーンの秘所から黄金水が噴出す。土と尿がぶつかり合い、飛沫がブーツを濡らす。茶色い土に黄金水が染み込み、黒く変色していく。
「はぁ〜……」
 我慢していたものが関を切って流れ出る開放感に、ムーンは瞳を閉じて浸った。
 水溜りならぬ尿溜まりができ、ほんの少し斜面になった所から一筋の尿が枝分かれする。それが次第に太く成長し、茂みの根に流れていく。
 ここに油断が出来た。放尿の快感に、周囲を警戒する意識が鈍った。
 ムーンは鼻歌さえ唄い、背後に少年が立っていることに気づかなかった。
 放尿の勢いはまだ緩まない。

664話:2003/07/10(木) 00:33 ID:usJhSVJw
Hなシーンって難しいよな・・・
苦戦しまくり、止まりまくりだ・・・アウァ

67通常の名無しさんの3倍H:2003/07/10(木) 06:12 ID:zQHANa6c
>>66
楽しみにしてるのでガンガレ〜〜!
続きが毎回気になるyo

684話:2003/07/10(木) 14:04 ID:rVBAVABs
>>65


 妖魔ドロシーと激闘を繰り広げた歩道から少し外れた林の中に、マーズ、マーキュリー、ジュピターがいた。
 そしてあの虚ろな目をした大勢の男たちもいた。
 3人は並ぶように仰向けに寝ころがされ、四肢を押さえつけられている。
 無理矢理広げられた脚の間には男が入り込み、肉棒を女性器に出し入れしている。
 すでに幾人もの男たちが3人の美少女に注いだのだろう。ペニスが深く進入するたびに、結合部からはゴプゴプと白濁液が溢れた返った。
 そして、犯されているのは秘所だけではない。
 男たちが上半身に馬乗りになり、ジュピターとマーキュリーはコスチュームが破けてむき出しになっている乳房を、マーズは口を犯されていた。
「あーもー、どうしてくれよう!!」
 膣内に精液を注ぎ込まれる感覚を覚えながら、ジュピターは怒鳴った。
「こいつらシュープリームサンダーでやっちゃっていい、マーキュリー?」
「だ、駄目よ! この人たちは操られているだけなんだから……」
 マーキュリーはジュピターを慌てて制止する。彼女にとって今自分たちを陵辱している男たちも救うべき対象なのだ。そのマーキュリーの顔へ、パイズリを楽しんでいた中年の男が欲望の粘液をぶちまける。顔を白濁液で染め上げられながら、マーキュリーは憐れみの目で男を見上げた。
(マーキュリーはどうしようもないお人良しだな……)
 そう思ったマーズの口内に熱い粘液がほどばしる。マーズは今しがた射精した男の顔を憎憎しげに睨み付けながら、口内に放たれた粘液を飲み下した。
 男はマーズが自分の精液を飲みきるのを確認すると、口元を歪めて彼女の口中から生ッ白いペニスを引き抜き、後ろへ下がった。
「マーキュリー、私はこの屈辱に耐えられそうに無いぞ! こんな屈辱を味わうならこいつらに死んで貰った方が良い!!」
 ピンクのツインテールをペニスに巻きつけ、必死に自慰行為をしている野豚のような男を一瞥してマーズは言った。
「わたしの髪を……俗物め……!」
「わたしもマーズと同意見よ、マーキュリー。殺さないまでも多少の痛い目は……」
「みんな耐えて! ムーンが助けに来てくれるまで耐えるのよ」
「あいつも今頃どこかでまわされてるんじゃないか」
「あの娘とろいもんね……。それに、助けに来ても3人で犯されてるのが一人増えるだけじゃないの」
「だ、大丈夫よぉ……たぶん」

694話:2003/07/10(木) 14:04 ID:rVBAVABs
 と、マーキュリーは言うが少し自信が無かった。ムーンは決める所は決めてくれるのだがどこか浮世離れしていて、機転を利かすという事が不得手という印象がマーキュリーにはあった。
「きゃぁ! 何よ!」
 突然ジュピターの悲鳴が上がり、マーキュリーは慌ててジュピターの方へ顔を巡らせた。マーズは再び口を犯されていて、顔を動かせないので瞳だけを動かしてジュピターを見やる。
 ジュピターの乳房を使い、パイズリしていた白髪の老人が前のめりに倒れ、ジュピターを押しつぶしていた。
「ジュピター、お爺さんに何をしたの?」
「わたしは何もしてないわよ! このお爺ちゃんがわたしの胸でいったらイキナリ倒れてきたのっ!」
「本当に?」
「当たり前でしょ! あんたってけっこう疑り深いのね」
 その時、ふっとジュピターから重みが取り除かれた。ジュピターのパイズリの順番を待っていた男が倒れた老人をのけたのだ。
 その老人の顔が、マーキュリーの視界に入った。
「ちょっと、あんた! もっとお爺ちゃんは大切にしなさいよね!」
 ジュピターはそう説教するが、男の方は意にも介さず、たっぷりとした巨乳にペニスの先を沈めて快感に喘いでいる。
 マーキュリーは倒れた老人の顔を観察していた。老人の顔はジュピターの乳房を堪能していた時とは明らかに違う。ぽっかりと穴が空いているようだった無機質な目は見られず、今は安らかに瞼が閉じられている。しわくちゃの口元には満足しきった微笑が刻み込まれ、精液臭いこの場に全くそぐわない爽やかな雰囲気を醸し出している。
「おい、その老人からは妖気が消えているぞ…!」と、顔をザーメンで汚されながらマーズが言う。
「もしかしたら」マーキュリーの頭の中で思考の紐が絡み合い、結びつく。
「わかったわ、マーズ、ジュピター! この人たちを助ける方法を! 精液と一緒にあの妖魔が放った妖気を吐き出させちゃうのよ!」
「なんだそれは。このまま犯られてろということか……?」
 マーズはあからさまに不満そうな顔をするが、ジュピターは違う反応を示した。
「な〜るほど……。だったらねぇ」
 突如ピシャン!という音と、その場の空間が真っ白になるほどの光が周囲を支配する。ジュピターの電撃である。軽めの電撃ではあるが、男たちを怯ませるには充分な威力があった。
「こっっんのー!」
 ジュピターの雄叫びとともに、彼女の自由を奪っていた男たちが宙を飛ぶ。次いでジュピターは二人の自由を奪い、犯している男たちにビンタを見舞い、二人を助けおこした。
「ジュピター!」
「心配しないで、マーキュリー。驚かせた程度。怪我もしないわ」
「何だ、逃げるのか?」
「逃げたってこの人数よ、また捕まっちゃうわよ。それに、一応わたし達は正義の味方なんだから、この人たちをほっぽっとくワケにもいかないでしょ。今度はわたしたちが攻めるの!」
「ちっ、しかたないな……。まあ、ダラダラとやられているよりはマシか……」
「さぁ、反撃よ二人とも! こいつらが二度と射精できないくらい搾り取ってやろうじゃない!!」
 3人は見つめあい、一つだけ肯きあった。

70通常の名無しさんの3倍H:2003/07/11(金) 15:30 ID:Oriuee7c
三人ともやけに冷静だな・・慣れているのか?

でも、出来はとてもいいよ。
四話ともなると、これだけのボリュームが必要になるんだね。
続き楽しみにしてる。ガンガレ!!!

71通常の名無しさんの3倍H:2003/07/13(日) 15:26 ID:ftvFanag
>>64
きっと変身前と変身後では見た目が全然違うんじゃないか?
劇中でいろんな職業に変身とかしてたから変身時は体が成長してたりとか

72通常の名無しさんの3倍H:2003/07/16(水) 12:24 ID:YN8WKYyY
続き期待age

73通常の名無しさんの3倍H:2003/07/16(水) 19:16 ID:gVZojDBk
ルーの弟にイザークというのはどうだろうか?

74通常の名無しさんの3倍H:2003/07/16(水) 20:50 ID:815FhlGA
まこちゃんに弟いる設定だったっけ?

75通常の名無しさんの3倍H:2003/07/16(水) 21:11 ID:sPXaBma.
まこちゃんは家族いないはず
ちなみに両親が飛行機事故で亡くなっているというヘビーな設定
兄弟がいるのってうさぎだけだったな(弟がひとり)

76通常の名無しさんの3倍H:2003/07/16(水) 23:28 ID:lBC1MP1g
どこまで元ネタの設定に拘るかは微妙だね。
ディアナ様なんかは金持ちになってるし。

77通常の名無しさんの3倍H:2003/07/16(水) 23:37 ID:815FhlGA
>>76
それは当てたキャラ自体の個性を出すためなので別にかまわんと思うが、
>>73の意見は、唐突な上に根拠が不明。
ルーのキャラ立ちには返って邪魔の様な気もする。

78通常の名無しさんの3倍H:2003/07/16(水) 23:47 ID:lBC1MP1g
>>77
>>73の意見は、唐突な上に根拠が不明。
いや、イザークとルーって似てるなーと思ってさ
そんだけー

79通常の名無しさんの3倍H:2003/07/19(土) 21:21 ID:DQDQ0BwQ
4話執筆中職人さん、ガンガレage!!

804話:2003/07/19(土) 21:33 ID:BAWEoo0U
試験終わったからようやっと書けるよー。
単位落とせないからさー。

81通常の名無しさんの3倍H:2003/07/19(土) 21:38 ID:DQDQ0BwQ
>>80
乙カレー、待ってたyo〜
試験無事終了、おめでと〜

82通常の名無しさんの3倍H:2003/07/21(月) 00:09 ID:uF20OJeY
ジオング娘。様のイラスト、禿しくイイ!!
ンダ様のジュピター登場シーンも超良かった!!
この作品は、絵師さんに恵まれておるのぅ。

83通常の名無しさんの3倍H:2003/07/21(月) 18:47 ID:5qGnfXL.
続き期待age

844話:2003/07/22(火) 04:50 ID:Nxh8NdhM
あーいかんいかん。
急いでンダさん、ジオング娘。さん、ヤマトヤを萌え殺すようなもんを書かねば!

85通常の名無しさんの3倍H:2003/07/22(火) 08:26 ID:6TRJ6Gtw
>>84
その意気や良し!!!!!ガンガレ!!!!!

864話:2003/07/22(火) 11:32 ID:GUK7k6bI
ヤマトヤさんを呼び捨てにしてるし!

87通常の名無しさんの3倍H:2003/07/24(木) 04:03 ID:TdUmB7qA
誰か主題歌作ってよ。
セラムンの替え歌でw

88通常の名無しさんの3倍H:2003/07/24(木) 21:08 ID:SoBNWVPk
>>87
替え歌にしようにも、まんま使えそうな歌詞だしna

89通常の名無しさんの3倍H:2003/07/27(日) 14:18 ID:ei7iz55.
がんがれ職人様!!

90通常の名無しさんの3倍H:2003/07/28(月) 12:38 ID:2faW9t1A
本編職人を待つ間に、閑話休題って感じの話とか書いて欲スイ…

91通常の名無しさんの3倍H:2003/08/01(金) 01:41 ID:Xmd3NcF2
higeoさんやヤマトヤさんのように絵師さんにも自主的に参加して欲しいなぁ。
南極の名物にしたいよ。

92通常の名無しさんの3倍H:2003/08/01(金) 01:51 ID:Xmd3NcF2
助六さんと隠れNNTさんに描いて欲しいな。
場面でもそれ以外でもいいから。

934話:2003/08/01(金) 03:35 ID:Xmd3NcF2
>>69

 その森は音があまりしなかった。
 人のために舗装された道も、人が集まる遊戯器具や珍しい木や草花も無かったからだ。
 それだけに風が吹いたとき生じる葉と葉が擦れあうザァーという音や、時おり聞こえる鳥の鳴き声が良く響いた。
 しかし今、森の中に響いているのは葉が擦れあう音でもなく、鳥の鳴き声でもない。張りの良い何かがぶつかりあうパンパンという音と、荒い息遣い、そして女の甘い嬌声だった。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
 嬌声の主はムーンだった。彼女は木に手を突き、臀部を突き出すような格好でいる。そのムーンのくびれた腰を掴み、一心不乱に尻たぶに腰部をぶつけている少年が一人。
「もう、ロラン、い、……いかげん……になさい」
 ムーンは乱暴に叩き込まれる快感に顔を赤く染め上げ、搾り出すように、自分専用の使用人のロランに抗議する。
「……」
 けれどロランにはご主人様であるムーンの抗議が聞こえていないのか、宝石のようなエメラルドグリーンの瞳はなんの反応も示さなかった。ただ、切なそうに眉を折り曲げ、ムーンの背に乗りかかるような格好で身体を密着させて、舌を伸ばした。
「あ、や、やめ、やめ」
 飼い主にじゃれつく犬のように、ロランの舌はムーンの首筋や耳朶や頬をぺろぺろと舐め上げる。日課の奉仕でロランはムーンの弱点を知り抜いていた。ムーンは抗議しつつも、ロランの要点を掴んだ一舐め一舐めに、鼻にかかった喘ぎ声を上げた。
(こんなことをしている場合じゃないのに……)
 コスチュームからこぼれた二つの大きな、白磁を思わせる白い乳房を搾るように揉まれながら、ムーンは思った。
 ロランがこの公園にいたことは大体の察しがついた。自分にカバンを押し付けて走り出したご主人様が心配で追ってきたのだろう。
 ロランに行き先も告げていないし、彼がついてこれる速度では無かったが、こと主人である自分に対する嗅覚は鋭く、どこにいても自分を見つけられるという特技がロランにはあった。おそらく自分を捜し求めてこの公園に入ったとき、あの女妖魔の発した妖気にあてられたのだろう。
(それはわかる……、でも、なぜロランはこんなに力強いのか……?)
 ふと、ムーンは自分を抗えないほどに抱きすくめているロランの力を不思議に思った。
「んんぁ……!」
 痛みに似た強い刺激が乳房の先端に走る。ロランの細い指がムーンの張り詰めた乳首を摘んでいた。そのまま指の間で押しつぶされ、コリコリと転がされた。ムーンは熱い吐息を吐き出さざるを得ない。
 ムーンは指を噛み、目を硬く閉じた。そうやってなんとか快感に耐えつつ、再びロランの不思議な現象を考えた。
 力強くなったのはあの女妖魔の妖気の影響もあるだろう。しかしムーンは先ほど何人もの男たちの腕を振り払い、時には投げ飛ばしてここまで逃げてきた。ロランが襲ってきたときも、内心大切に思っている少年だけに傷をつけたり痛みを与えたりするのは躊躇われたが、しばらく寝る程度に当身を打とうとした。しかしロランはムーンの手刀を防ぎ、あまつさえ自分を組み伏せるパワーを見せた。ドロシーの妖気によって多少の力は得ていたとしても、あくまで普通の人間であるロランが、たった一人で戦士であるムーンを犯せることなどありえるはずが無かった。

944話:2003/08/01(金) 03:40 ID:Xmd3NcF2
長い…。
待たせてスマソ…。
もうちょっとで終わるんで…。

5話書いてくれる職人さんはまだいるんだろうか?
まだ書く気でいてくれてるのだろうか・・・?

95通常の名無しさんの3倍H:2003/08/03(日) 11:38 ID:St70RKEk
最後までガンガレyo
5話執筆希望の職人さん降臨を祈ってage

96通常の名無しさんの3倍H:2003/08/03(日) 16:42 ID:1iwbeR9U
もしかしてみんな飽きたか?

97通常の名無しさんの3倍H:2003/08/03(日) 16:58 ID:mFWMPm1Y
まあまあ・・・・
 ∧ ∧  エロビデモミテマターリ汁!
  ( ゚Д゚)
  /  つ【■】
〜(   ノ

98通常の名無しさんの3倍H:2003/08/03(日) 16:59 ID:mFWMPm1Y
まあまあ・・・・
 ∧ ∧  エロDVDミテマターリ汁!
  ( ゚Д゚)
  /  つ◎
〜(   ノ

99隠れNNT:2003/08/04(月) 14:59 ID:5ovVKEOo
>>92
自分でよければいくらでも
描かせていただきます。

100通常の名無しさんの3倍H:2003/08/04(月) 16:08 ID:0ErBDeds
>>99キターー(・∀・)ーー!!
挿絵でもそうでなくてもいいのできぼんぬー!

101割れ種:2003/08/04(月) 18:52 ID:FQ1nFtM.
まだ一応生きてます
書く気があるか…と聞かれるときわどいけど

102通常の名無しさんの3倍H:2003/08/04(月) 22:37 ID:5ylPreao
>>101
逃げるの!?

103通常の名無しさんの3倍H:2003/08/04(月) 23:15 ID:5ylPreao
男は女から「逃げるの!?」と言われると
逃げられなくなる生き物なのである。

民明書房 「島本和彦が如く」より抜粋。

104すけろく:2003/08/05(火) 16:44 ID:vTG6fbiQ
>>92たん
スマソ。名前を挙げて頂いてたのに今まで気づきませんで…
ガンダムーン、描いてみたかったのんで、是非描かせてもらいます。

職人さん達ガンガッテ…!!続き楽しみにしてます。(;´Д`)ハァハァ

105通常の名無しさんの3倍H:2003/08/07(木) 14:43 ID:KdVbuq.2
職人さんに頑張って頂きたい!!!

106通常の名無しさんの3倍H:2003/08/11(月) 14:57 ID:UuOH9F1w
ゴーガメさん、くえんたさん、あちゃさんщ(゚Д゚щ)カモォォォン

107通常の名無しさんの3倍H:2003/08/13(水) 23:33 ID:gzBQ.1r.
隠れNNTさんのディアナ様可愛かった。
助六さんのロランたんも可愛かった。
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

108通常の名無しさんの3倍H:2003/08/15(金) 15:22 ID:KM3dehcU
結構人気あって安心したよ

109通常の名無しさんの3倍H:2003/08/17(日) 17:50 ID:NOV4moys
続きまだ〜

1104話:2003/08/20(水) 03:51 ID:u4DRoLUc
明日には完結させます!
すまねー

1114話:2003/08/21(木) 23:43 ID:9n1bfMP.
(なぜ? ロラン、あなたはいったい……? で、でも、もう……)
 雲ひとつ無い青空の下、木にもたれかかり、ロランに後ろから貫かれているという状況と、心底自分を欲してるようなロランに、ムーンの理性のネジは一本一本弾け飛んでいく。
(そういえば……奉仕でないセックスなんて……初めて……)
 ムーンは胸に目を落とし、浅黒い手の中でグニグニと形を変える白い乳房に見入りながらそう思った。
 そしてムーンの半分開かれた唇から、彼女の本心が溢れ出していた。
「あはぁ……ロラン……イイ……あなたの、すごくいいの……あっ、す、好き……大好きよ、ロラン。好きなの」
 今まで一度たりともロランに明かした事の無い気持ちを吐露しながら、ムーンは豊満な尻をロランの腰にこすりつけ、内部にあるロランのペニスで自身の柔肉をかき回した。
 発情した雌犬のようになった女主人に興奮したのか、ロランはムーンから身体を離し、再び自身の肉塊を打ち込み始めた。
 ロランの動きに合わせるようにムーンの身体も動く。太陽光を反射し、キラキラと輝く金色の髪は淫らに躍動する身体に翻弄されて振り回される。
 90cmを軽く上回る二つの乳房は快感によがり狂うようにブルンブルンと舞い踊り、その激しさのため、硬くしこったピンクの乳首は残像さえ残して見えた。
 妖魔ドロシーと戦っていた時の表情はどこへいったのか。ムーンは口から濡れた舌と唾液を垂らし、セックスの事しか考えないような色情狂を思わせる顔を廻らせ、気持ちよさげに自分を蹂躙するロランに熱っぽく見つめた。
「わたくしが欲しいのね、ロラン。ずっと、わたくしをこうやって犯したかったのよね、あなたは。良いわ、犯して。わたくしをあなたのものにしなさい。わたしはあなたのモノになりたいの!」
 心の奥底にあった欲求をロランに暴露し、それによってムーンの興奮が瞬時に昂ぶった。
 一際強いスロートが打ち込まれた瞬間、ムーンは果てた。
 今まで感じたことの無い絶頂を向かえ、身体をしならせてロランの名前を叫んだ。
 そして自分の中にいるロランが膨張し、脈動し、熱い塊を吐き出しているのがムーンにはわかった。
「す、すごい……これがロランの……」
 初めての膣出しにムーンは感嘆の声を漏らし、木の幹に爪を立てた。

 どく、どく、どく、どく、どく……。

 すでに通常の男性の3倍はムーンの中に放っているロランだが、熱い粘液の注入は終わる気配をみせない。
 終いにはペニスと膣口の隙間からゴボリゴボリと白濁液が溢れ出し、ぼとぼとと地面に落ちて白濁液の水溜りを作ってしまった。
 ムーンは快楽の余韻に浸たりながら木に寄りかかったまま何度も息を吐いた。身体が異様に熱かった。身体中が汗でべとべとし、手袋の中やブーツの中が蒸しているようだった。
 ぬるりとペニスがムーンの中から抜かれた。ムーンは自分の大切な一部が自分の中から消えてしまったようで、一抹の寂しさを感じた。
 しかしその寂しさはすぐに解消された。ロランはムーンを反転させて大樹に背中を預けさせると、すかさずペニスをムーンの中へずぶずぶと挿入したのである。

1124話:2003/08/21(木) 23:43 ID:9n1bfMP.
「あぁ!」
 ムーンはわななき、ロランの首に腕を回し、強く、強くしがみついた。
 目の前にはロランの浅黒い端整な顔があった。二人の身長はほぼ同じで、抱き合えば顔を突き合わせる事になる。ムーンとロランは熱烈に舌を絡ませあった。
 吐息をかけ合い、ぬちゃぬちゃと舌を味わい合いながら、ムーンはロランに両腿を抱えられ、突き上げられた。先ほど大量に出された精子がそこいらに散らばる。
「突いて、もっと突いてください!」
 締め付けんばかりに両脚をロランの腰に絡めるムーン。つい今しがた絶頂に達したばかりだというのに、いや、それゆえにムーンは貪欲にロランから与えられる快楽を欲した。
「うううぁぁぁっぁぁ……!!」
 ロランに揺さぶられながらムーンは身体を痙攣させて気をやった。しかも1度ではない、続けて2度3度と達した。
「ああぁ! あああー!」
 ロランも甲高い喘ぎ声をあげ、ムーンに粘液を注ぎ込みながら、抉るように注送を繰り返した。
 ムーンはかつて無いほどの幸福感に包まれ、ロランの唇を吸い、彼の唾液をひたすら嚥下した。そしてロランも負けじとムーンの唇を吸い、ムーンの唾液を嚥下した。
 ロランの唾液を楽しみながら、一層手足をロランに絡みつけ、陰部にペニスを招き入れようとグリグリと股間を押し付けていた瞬間、グラリとロランがバランスを崩した。
「きゃっ!」
 ムーンは慌てて、手足をロランから離し、ロランを抱くようにして彼が倒れるのを防いだ。
「もう、どうしたのですか、ロラン。これからが良いところですのに……ってこれは!!?」
 ムーンは目を見張った。ロランのうなじに真紅の薔薇が突き刺さっていた。
「大丈夫かガンダムーン!」
 ロランを豊満な胸に抱きしめるムーンに近づく男が一人。彼は顔を仮面で隠し、タキシードで身を包んでいた。そう、タキシード仮面である。
「タキシード仮面様!」
「ガンダムーン!」
「ロランになにをするのですかっ!!」
 烈火の如く怒り、ロランのうなじから薔薇を引っこ抜くムーン。それを渾身の力でタキシード仮面に投げつける。
「はぉ!」
 タキシード仮面は礼は言われてもまさか攻撃してくるとは思わなかったのだろう、眉間に深々と薔薇の茎が突き刺さってしまった。しかし、一応反応はしめし、真剣白刃取りをしようとして顔の前で両手を合わせているのは流石と言っていいだろう。
「例えタキシード仮面様でもわたくしのロランに危害を加えるような不埒を働くなら、わたくしの法の裁きに則って処刑いたしますよ!!」
「ちょ、ちょっと待て、待つんだガンダムーン」
「何を待てと言うのですか、あなたは!」
「私はその少年を助けたんだぞ!」
「可憐な美少年の首筋に薔薇を刺しといて助けたなどと!!」
 眉間から血をだくだく流れ出させるタキシード仮面にムーンは噛みつかんばかりに怒鳴る。
 そんなムーンを見てタキシード仮面はひるみつつ必死に弁解する。自分はムーンとロランを助けに来た事、そもそもロランは妖魔の操られているという事。
「ああ、そういえば!!」
 ロランとのHに夢中ですっかり肝心なことを忘却の彼方に葬っていたムーンは、口に手をあて、上品に驚いて見せる。そしてそれを冷めた目で見つめるタキシード仮面。
「思い出してくれたか!」
「思い出しました!」
「よし、ではムーン、君はマーズたちの救援へ向かえ。この少年は私に任せるんだ」
「はい。ではロランのことはよしなに!」
「ああ」
「あ、そうそう。いくらロランが可愛くても男の子ですから、変な事はしないでくださいね」
「するか!!」
 そう断言するタキシード仮面を信用してないのか、ムーンはてきぱきとロランの服の乱れを直してから最愛の少年を彼に託した。
「では行ってきます!」
「頼むぞ、ムーン!」

1134話:2003/08/21(木) 23:43 ID:9n1bfMP.

 颯爽と去っていくムーンを見送るタキシード仮面。額から流れ出る血のためムーン勘付かれなかったが、ムーンの核爆弾級のナイスバディを目の当たりにし、その鼻からも鮮血を流してたりする。
「なんという身体だ……」
 しばしぼんやりと瞼の裏にムーンの肢体を映し出し、たたずむタキシード仮面。ズボンのチャックがテント状に押し上がり、額と鼻から止まりかけた血がまた勢い良く噴出す。
「ぐぉ! いかんいかん。……このままでは生命の危機だ……」
 頭を上向きにし、首の後ろをトントンと叩く。ムーンの肢体を頭から何とか締め出し、ロランから妖気を抜く作業に取り掛かる。
 腕の中のロランを抱え直し、ロランの額に手の平をかざす。タキシード仮面の手からは光が放射され、ロランの顔を照らす。
「しかしこの少年、ムーンが手加減したとはいえセーラー戦士である彼女を組み伏せるとは……妖魔の力が増大しているとでも言うのか?」
 妖魔の妖力に操られた人間とは幾度と無く戦ったことがある。しかし普通の人間に毛が生えた程度で、戦士であるムーンたちに抗せられるものではない。
「それともこの少年にはなにか……?」
 その時、タキシード仮面の脳裏にある推測がなりたった。
「まさか、この少年が月の影!?」
 タキシード仮面のマスクの下で、彼の瞳が驚きに見開かれた。

1144話:2003/08/21(木) 23:44 ID:9n1bfMP.

「あら?」
 ムーンが最初の激戦地から少し離れた林に入ったとき、目にしたのは多数の男たちが横たわる姿だった。
 その男たちはみな至上の喜びに包まれているのかように素晴らしい笑顔で倒れ伏している。
「あららー?」
 その男たちを踏みつけないように慎重に歩く。足場を捜すのに苦労するほどの人数である。100人以上いるのは確かだろう。
 倒れ伏している男たちの中心地に人影が3つあった。マーズ、マーキュリー、ジュピターである。3人はくたびれ果てているのか、地面に座り込んでいる。
「……」
 声がかけ辛かった。自分がサボってるうちに自分の仕事も仲間にやられていたかのような、そんな気まずさがムーンの心にもたげ始める。
『ロランとHしてて駆けつけるのが遅れましたー。なんて言ったらマーキュリーはまだしもマーズとジュピターには何されるかわかりませんね……う〜ん、どうしましょう?』
 一芝居うって仲間の元に行こうか? と思った瞬間、「あ、ムーン!!」とムーンの姿はジュピターに見つけられていた。
「ひぃい!」
 慌てて逃げ出そうとする身体をなんとか押さえ込み、その場に止まる。逃げたらやましい事があると曝け出すようなものだ。
「どこに行ってたのだ、お前」
「これからみんなであなたを探しに行こうって話してたのよ」
「そのなりじゃあんたも大分犯られたみたいね〜」
 自分の予想とは打って変わって暖かい言葉をかける仲間達。
 何がなんだか判らないのでとりあえず頷いておくムーン。
『なんだか判りませんが話しを会わせておいた方が賢明ですね……』
 そう結論づけ、そのまま口先八丁でこの急場を乗り越えたムーン。しかし、マーズとジュピターの修正を回避したことに安堵しつつも、自分の方便を疑いもせずに信じる3人にとてつもない自己嫌悪を感じるムーンだった。
「それもこれも全てはあのドロシーとかいう女妖魔の所為、許せません!」
 拳を握り締め、瞳を真っ赤に燃やすガンダムーン。その憤りの正体が八つ当たりだとは気づかず、3人は頷くのだった。


 ジュドーとハマーンはどうなるのか、月の影とは何なのか。全ての伏線を後の作者さんに投げっぱなしにしつつ、つづく!!!

1154話:2003/08/21(木) 23:45 ID:9n1bfMP.
だらだら長く続けて正直スマンカッタ……。
人知れず完了。
5話の人、いたらお願いします…。

116通常の名無しさんの3倍H:2003/08/22(金) 03:11 ID:o5aqui32
おつかれさま〜
というわけでageます〜

117通常の名無しさんの3倍H:2003/08/23(土) 09:56 ID:q4li7y8A
種割れ氏、降臨キボンヌage〜

118通常の名無しさんの3倍H:2003/08/25(月) 12:16 ID:9Lhz4w2E
えろえろでオチャメなディアナ様禿しく(;´Д`)ハァハァ
白い肌に大きいオパーイ(;´Д`)ハァハァ
完結おつかれさまですた、これはいいものだー!

119お風呂屋:2003/08/25(月) 20:27 ID:hvGZB41U
>>118
( ´Д⊂ヽアリガト・・・

120通常の名無しさんの3倍H:2003/08/26(火) 21:49 ID:etCmziOU
>>119
素晴らしい作品を本当にありがとうです。
埋もれさすには惜しいのでage!!

121通常の名無しさんの3倍H:2003/08/27(水) 09:29 ID:3mcfURGA
5話の人〜
今でも書く気ありますか〜?

122通常の名無しさんの3倍H:2003/08/27(水) 09:56 ID:O1qcQBsY
今、書いてる途中なんじゃないの?

123通常の名無しさんの3倍H:2003/08/27(水) 10:36 ID:3mcfURGA
>>122
あのね、書いてるか書いてないか、書く気があるのかないのか
それは本人に聞かなきゃワカランでしょ。

124<削除>:<削除>
<削除>

125通常の名無しさんの3倍H:2003/08/28(木) 03:01 ID:3d0eA0r2
書くのだろうか
書かないのだろうか

126通常の名無しさんの3倍H:2003/08/30(土) 06:05 ID:tM0jt83I
続きを書いて頂けるのは嬉しいことだ!!!
しかし、ワガママを承知で一つだけ要望が!!!
無印だけでイイからセーラームーンを見て、あの雰囲気を理解して欲しいのです!

127通常の名無しさんの3倍H:2003/08/30(土) 14:40 ID:.DPy9KJc
えーと、第五話はヴィーナス登場?
すごく楽しみなんですが

128通常の名無しさんの3倍H:2003/08/30(土) 23:12 ID:3TcTMeps
種割れ氏待ちage〜

129通常の名無しさんの3倍H:2003/08/31(日) 06:00 ID:p2x1NTgM
627氏おねがいしますだ

130627:2003/08/31(日) 13:38 ID:edXhPB2A
>129様

は〜い。とりあえずリアクションが無いみたいなので、重複覚悟で
書きますっ!(コラ
妹から冷ややかな目で見られつつ本借りたんで(汗 、何とか雰囲気だけは
出そうと思っとります〜…

今、考えてる事は…
ビー茄子=リリーナは確定・敵にシャアとドロシー。けど、ちょっち名前変えマフ
舞台は殆どWの中・もしかしたら月影のナイト(だったっけ?)とかいう奴出すかも

と、こんな感じですんで。いつ出来るかは分かりませんので(オイ
暫くは寝てて下さいw

131通常の名無しさんの3倍H:2003/08/31(日) 16:47 ID:UJ/JSUI.
つことは今までの流れとは違うものってことですかいのう?

132627:2003/08/31(日) 23:06 ID:edXhPB2A
>131様

えっとですね、過去のガンダムーン作品を読んだ上で、何とか繋がっている風に
努力しているつもりですが…もし、流れが変わっている様になってしまいましたら
ゴメンナサイです…・゚・(つД`)・゚・

133131:2003/08/31(日) 23:23 ID:UJ/JSUI.
>>132
漏れの勘違いですたー!
激期待してるのでガンガって下さい。

134通常の名無しさんの3倍H:2003/09/01(月) 01:10 ID:VoSC1Opw
>132
何だかビーナスがセーラーVをやってた頃なのかな?と思ったり…

135通常の名無しさんの3倍H:2003/09/01(月) 01:17 ID:HX5YjlaM
>134
それ、ちょっと書いてみようかなと少し思ってましたw
アルテミスをヒイロにして、バター(ry

136通常の名無しさんの3倍H:2003/09/01(月) 01:22 ID:VoSC1Opw
>135
それかなり読んでみたいのだが・・・
ウp熱烈キボンヌ!!!!!

137627:2003/09/02(火) 22:42 ID:zAD4fOZI
>134様

確かにVも考えてはいたんですが…もうメンドイから止m(ry
ゲフンゲフン…もとい、ややこしくなってしまいそうなので、いきなり
覚醒させますw ちなみに、現在進行率15%…いつになることやら(オイ

138通常の名無しさんの3倍H:2003/09/02(火) 23:24 ID:9/yeK48w
627さんはそんなこといいつつ早いからな〜

139通常の名無しさんの3倍H:2003/09/08(月) 18:29 ID:4g6WykRQ
627さんを応援ということで
ヴィーナスを
サンバさんや
ななし茶さんや
オダマキさんに描いて欲しいです!
セラムンの衣装を描けるなら是非お願いします〜。
エロ非エロ問いませんから〜。

140通常の名無しさんの3倍H:2003/09/08(月) 21:40 ID:VocQ8GtM
元ネタの実写版、色々と動きが活発になってきたね。
ttp://sailormoon.channel.or.jp/

141通常の名無しさんの3倍H:2003/09/09(火) 19:16 ID:KPJXFPew
俺は南北さんに全員集合を描いて欲しいと、熱烈に、思っている!!!
と無理難題を吹っかけてみるテスト。

>>140
ttp://sailormoon.channel.or.jp/jisha/cast_01.html
濃いなぁ。
黒髪ストレートということでマーズが一人マトモだ。

142通常の名無しさんの3倍H:2003/09/09(火) 22:05 ID:KlEeaPqM
>>141
ちゃんと英雄禄見なさい。
無理くり「そこを何とか!」とかで依頼してみろ、
絵師さんプレッシャーで南極離れるかもしれんのだから。

143通常の名無しさんの3倍H:2003/09/09(火) 22:25 ID:5EsNStgY
>>142
落ち着け

144141:2003/09/09(火) 23:07 ID:5EsNStgY
>>142
スマソ。
でも別に無理くり頼むつもりは無いんだぽよ…。
南北さんの描きたい力にちょっと引っかかればなぁと思っただけなんだよ。

145通常の名無しさんの3倍H:2003/09/09(火) 23:09 ID:fb0xjZ/A
依頼するにも冷静にってこった。

146通常の名無しさんの3倍H:2003/09/09(火) 23:26 ID:Mq4bttwE
確かに3話のマーキュリー・レインを見たら、ビーナス・リリーナや
サターン・ティファを南北さんのエロウマな画で見たい!!という欲求が
わいて来るよね。
でも描いてくれるんなら誰彼問わず、好きな人にたくさん描いてもらいたい・・
大変なのはしょうぼう氏だな!

147通常の名無しさんの3倍H:2003/09/10(水) 00:48 ID:g1zKRmsE
気持ちはわかるし自分も見たいがこれでは
どの絵師も描きにくい上京に見える罠

148川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.

149通常の名無しさんの3倍H:2003/09/10(水) 11:46 ID:yKvZ.kb2
自分の想像で風紀員を気取るのは止めれ。

150通常の名無しさんの3倍H:2003/09/10(水) 17:03 ID:drtjj2/2
ジオング娘。さんマンセー!
オダマキさんマンセー!
鼠小僧さんマンセー!

楽しんでくれてる絵師さんがいるのは(・∀・)イイ!

151通常の名無しさんの3倍H:2003/09/11(木) 18:18 ID:BBjuFdHE
ンダさん、ジオング娘。さん、助六さん、
隠れNNTさん、higeoさん、サンバさん
ひちゅじさん、オダマキさん、ななし茶さん、
鼠小僧さん、南北さん、ヤマトヤさん、らいがあぜろさん
はけっこう楽しんでくれてる、と。

152通常の名無しさんの3倍H:2003/09/11(木) 20:08 ID:RRL9N1VU
何が言いたい

153通常の名無しさんの3倍H:2003/09/11(木) 20:57 ID:9rfmVztU
描けなくても楽しみにしてるし応援してるよ!・゚・(ノД`)・゚・

154135:2003/09/12(金) 03:30 ID:Qu5qDFYM
627さん投下までの、おつまみということで。
ヒイロバター猫……にするつもりが。
リリーナの一人称にしたら、たんなる少女マンガになってしまったんですが、
それでもよいですかー?

155通常の名無しさんの3倍H:2003/09/12(金) 03:51 ID:PYiDqmA2
投下してくれ!

156少女マンガ風味番外・コードネームはセーラーV:2003/09/12(金) 04:17 ID:Qu5qDFYM
 みなさん、こんにちは。わたくしの名はリリーナ・ドーリアン。
 どこにでもいる、ごく普通のお嬢様なのですが、放課後には、非業のテロに倒れた義父の跡を継いで、愛と勇気の
『セーラー服仮面美少女外務次官、セーラーV』として、地球圏を飛び回っています。
「……外務次官なのに、仮面美少女なのか?」
 しかしてその実態は、金星のパワーを一身に秘めた、愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダヴィーナスなので
す。係り結びが前と後とで違うのはご愛嬌です。
 わたくしの他に、ガンダム美少女戦士の使命を持つ方たちは、ムーン・クィーンを含めてあと4人。…まぁ、わたくし
以外の全員は、少女と言い切るには微妙なラインですが…。
「そもそもなんで、セーラー服の戦闘服なのかが疑問だが」
 ……そりゃあ、わたくしだってそう思わなくも無いですが、設定としてそうなっているんですから、仕方が無いじゃ
ありませんか。
「……任務了解」
 さっきからわたくしの解説につっこみを入れている、この白猫の名前はヒイロ・ユイ。だけど、人前(?)ではコード
ネームの『アルテミス』を名乗っていて、普段はわたくしも彼をそう読んでいます。ヒイロは、前世からの、わたくしの
パートナー。前世――そう、わたくし達は月の女王を守護する近衛だったと、彼は言うのです。それだけではなく、
筆頭守護戦士たるわたくしたち4人も、それぞれの掲げ持つ守護星のプリンセスなのだと。
 その記憶は、おぼろげながらわたくしも思い出しています。そして、彼の――ヒイロの前世での姿も――。
「急に黙って、どうした」

157少女マンガ風味番外・コードネームはセーラーV:2003/09/12(金) 04:18 ID:Qu5qDFYM
「……少し前の事を思い出していただけです」
「――ああ、あの月食の日か」
 こともなげに応えられて、わたくしは少し頬が熱くなりました。
 あれは、2週間前の事でした。満月になる少し前の月齢の時に、日本では珍しく、ほぼ皆既月食が起こった夜――。
 すでに、わたくしはガンダヴィーナスとしての使命をアルテミスに告げられ、彼と共に活動を始めていました。最初
こそは半信半疑だったのですが、実際に脳裏に変身のキーワードがするすると浮かび、不可思議な光と共に自分の
衣装が変わってしまった以上、信じざるをえないという物です。その月食の夜も、彼と共にわたくしは定例のパトロー
ルに出かけていたのでした。……どこかで、ガンダム美少女戦士の仲間と出会えるのではないかとわずかに期待を
抱きながら。
 だけど、その日もそんなに事がうまくいくはずもなく。しょんぼりと、私たちは家路を急いでいたのです。
 その時でした。それまで晧々と夜の帳を切り裂いていた光が、唐突に薄れ始めました。
 わたくしは、夜空を見上げました。
 数年に一度の天文ショーとマスコミが騒いでいた、皆既月食が始まったのだと気がつき、わたくしは何の気なしに
それに見とれていました。
『……うっ……』
 月が地球の陰に隠れる様が映し出されると共に、傍らの白猫が苦しそうにうずくまりました。わたくしは、びっくりして
彼を抱き上げ、そしてその熱さに仰天しました。

158少女マンガ風味番外・コードネームはセーラーV:2003/09/12(金) 04:18 ID:Qu5qDFYM
『――アルテミス…!?いえ、ヒイロ!どうしたのです!?』
 けれど、彼はよろよろと私の腕から逃れると、プルシァンブルーの瞳をぎらつかせて、わたくしを牽制します。
『……来るな、リリーナ……大丈夫だ、これは…』
『だって、そんなに酷い熱で…!』
 セーラーVとして、そしてガンダヴィーナスとして覚醒して依頼、ずっと側に寄り添い、時には苦言と共に優しく
見守ってくれていたアルテミス。その彼が苦しんでいるというのに、何も出来ないなんて、自分の無力さがもどかしくて
仕方がありませんでした。
 ただ心配で、胸をもみくちゃに掻き抱きながら彼を見つめていると、ヒイロはふっと、やさしくわたくしに微笑みかけ
ながら言いました。
『心配ない……封印が…解けるだけだ。あのいまいましい、月の魔力によってかけられた…』
『――えっ…!?』
 彼が呟き終わるのと、閃光がその場に満ち溢れるのは、ほとんど同時でした。決して突き刺さるような光ではない
のに、まぶしくて目を開けていられない、暖かな薄明。
 思わず目を瞑り、おそるおそる両の目を開けた時。額に三日月の印を刻まれた白猫は、そこにはいませんでした。
 そこにいたのは、わたくしとほぼ同年代の、精悍な体つきをした、少年がひとり。
 わたくしに向き直るその仕草と、なにより、印象的な濃藍の瞳に重なるのは…。
『ヒイロ……?』

159少女マンガ風味番外・コードネームはセーラーV:2003/09/12(金) 04:19 ID:Qu5qDFYM
 少年はかすかに微笑みながら頷きました。そして、わたくしの腕を引くと、迷いの無い足取りでわたくしの家へと歩を
向けたのです。

 苦も無くベランダに飛びつき、わたくしの部屋へ入り込む彼の姿は、本当にあの白猫の動きそのままです。それで
も、差し出された腕につかまり、引き上げられた勢いで彼の腕の中に思わず飛び込んでしまったわたくしを支えるの
は、あの小さな猫にできようはずもなく――。
『説明していただけますね?』
『――了解した』
 まっすぐに視線を絡ませると、譲歩して事情を話し始める誠実さは、わたくしの知っているアルテミスそのままで。
わたくしは、目の前の端正な顔立ちをしたこの少年が、わたくしのアルテミス(=ヒイロ)なのだという事を、改めて実感
していました。
 彼の説明は、的確で簡潔でした。
 ヒイロは、ガンダム美少女戦士の長となるわたくしの補佐として、ムーンパレスの重鎮から任務を受けている事。
その際、額に封印を受け、その能力の大部分を封じられていること。その封印は月の魔力に依っている為、それが
弱まる時――つまり、月食の時にだけ、本来の姿に戻るのだという事。
『――そうだったのですか。わたくしは、覚醒したとはいえ、まだ前世の事はよく思い出していないのです。ヒイロは
どうして、そんな封印を受けてしまったのです?』
『俺が、志願した。ガンダム美少女戦士が転生することは、あの戦争(前世でわたくしたちが命を落とした戦争があった
そうです。リリーナ注)の時には判っていた。だが、所詮ロイヤルガードにすぎない俺に、転生の秘儀は与えられない。
永きにわたる時を越えるためには、封印を受け、眠りにつくしか道は無かった……』

160少女マンガ風味番外・コードネームはセーラーV:2003/09/12(金) 04:19 ID:Qu5qDFYM
 そうしてヒイロは、わたくしをそっと抱きしめました。
『おまえに……リリーナ、おまえに。どうしても、もう一度会いたかった』
 わたくしを包み込む、ヒイロの体温と、彼の香り。わたくしは、間違いなく、それを覚えていました。大切な――とても
とても大切な感覚を。普段わたくしが、何かを置き去りにしているような焦燥に、時々駆られていたのは、こんなにも
切なくて愛しい、彼を感じさせる感覚を忘れていたからだったに違いないと、思い至りました。
 胸にあふれてくる、懐かしい、胸を痛くするような甘いうずき。わたくしは、抱きしめてくるヒイロの背に腕を回し、彼に
ぴったりと寄り添いました。
『――リリーナ……』
『ヒイロ……』
 ごく自然に、わたくしたちの唇は重なりました。初めての口付けだというのに、確かに、わたくしの唇は彼の「それ」の
感触を覚えていました。幾度か、触れ合うだけだったわたくしたちのキスは、いつの間にか深い物に変わって
いました。ヒイロの舌がわたくしの舌に絡み、上顎や歯ぐきをなぞり、わたくしもヒイロの口の中で、彼の舌を強く
吸っていました。息が苦しくなるほどに夢中でお互いを貪っていると(本当に、こういう表現がぴったりだったのです)、
いつの間にか、わたくしは床の上に押し倒されていました。
 とうにセーラーVの変身は解いていて、普段着に戻っていたわたくしの胸元を、ヒイロの指が当然のように滑り落ちて
いきました。……あっというまに、ワンピースの胸元がはだけられ、ブラも上にたくし上げられてしまいました。
 恥ずかしいくらいに赤く尖ってしまった、胸の上の突起が晒されてしまって、わたくしは熱く火照る頬を隠すように顔
を背けました。

161少女マンガ風味番外・コードネームはセーラーV:2003/09/12(金) 04:20 ID:Qu5qDFYM
 覆い被さるヒイロは、そうやって自己主張する尖りに躊躇することなくしゃぶりついて……―――


「口元が緩んでるぞ、リリーナ」
 ――し、失礼ですね。別に、にやけているわけではっ。
「……俺はそこまで言っていないが」
 ……そうでしたね。失礼しました。さぁ、ヒイロ。そろそろいつものパトロールに……って、え、きゃぁっ!?
「…大丈夫か?」
 大丈夫…じゃ、ないです!もう!どうしてそこで、わたくしの足元をすり抜けるんです!?あいたたた……尻餅を
つくなんて、子供の時以来です……って、ヒイロ!?
 ――あ、やだっ…そ、そんなとこっ!
 あ……っ、あんっ!
「そんな風に、おおきく足を広げられたんじゃ、誘われてるんだと思って間違いないだろう?」
 そう言いながら、ヒイロはざらざらとした舌で、わたくしの内股やショーツの上を舐め始めています。肉球のついた
前足で、ぷにぷにと一番敏感なところを圧迫しながら、少しずつわたくしを高まらせていって…。
 はずかしい喘ぎ声が、こらえきれずにでてしまう。そんなわたくしに、ヒイロはにやりと笑いながら言葉によらず促し
ました。彼が何を求めているのか……わたくしが、何を欲しいのか。もうわたくしには、とうに解っていました。
 腰を浮かせ、そっと白いショーツを抜き取ると、わたくしはヒイロの目の前で開脚しました。恥ずかしくて恥ずかしく
て、出来る事ならこんな、はしたない事はしたくはないのですけど。でも、普段のヒイロは封印を受けているから、
猫の姿のままなのです。手も自由にならない彼に、脱がせてもらう事はできません。

162少女マンガ風味番外・コードネームはセーラーV:2003/09/12(金) 04:20 ID:Qu5qDFYM
 彼は目を細めながら、わたくしの中央にある芯をそっと舌先でつつき始めました。
 思わず唇をかみ締め、駆け上がってくる感覚に耐えていると、ヒイロはからかうように、さらにそこをく執拗に攻め
始めます。
 同時にヒイロは、前足を小器用に動かすと、わたくしの体の中央にある花びらを広げてしまいました。奥から落ちて
くる滴りの感覚におもわず震えると、ヒイロはわたくしをなだめるように優しく、唇を寄せてその液を舐め取ります。
 耳をふさぎたくなるような、いやらしい音がわたくしの耳に届いてきますが、ヒイロはその音に構わず、わたくしの
一番大事なところをつつきまわします。
 もう、とっくに声をこらえる事はできません。少し痛いくらいの、ざらざらとした舌がわたくしをいじめるたびに、
わたくしはぴんと背をのけぞらせながら、ヒイロがくれる切ない衝動に翻弄されていました。
 彼の舌と、前足と、唇は。わたくしを狂わせます。おもいっきりみだらに。そして、奔放に。でも、それを拒もうとは
思いません。数千年の孤独を経て、わたくしを待っていてくれたこの人が望むことなら、わたくしは――。


 ……床で放心していたのは、多分2分も無いとは思います。けれど、少し心配そうにわたくしを覗き込んで
見つめる、宇宙色の瞳をもつ白猫にとっては不安な時間だったみたいでした。
 わたくしは彼の唇に、啄ばむようなキスをしてから、勢いよく起き上がってこういいました。
「さぁ、アルテミス。今日もがんばって、月の女王様とその仲間たちをさがしましょう、ね」
 にっこりと、彼を安心させる為に微笑むと、アルテミス――ヒイロは、いつものように、こう呟きました。
「任務了解」

163135:2003/09/12(金) 04:23 ID:Qu5qDFYM
>155
ありが㌧

お粗末さまでした。あんまり萌えれない出来ですみませんでした〜

164通常の名無しさんの3倍H:2003/09/12(金) 06:55 ID:I3j22vXs
135さん、お疲れ〜!!
朝から良いモノ拝めて幸せです!!
『セーラー服仮面美少女外務次官、セーラーV』なリリーナ様に激しく萌えました!
バター(ryなヒイロもナイスでした!

165通常の名無しさんの3倍H:2003/09/12(金) 13:39 ID:G66/vpBk
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
いや充分萌え話かと!!!!
Vちゃん時代の秘話って感じでイイですyo
職人様、乙でした〜〜!!!!

166通常の名無しさんの3倍H:2003/09/15(月) 10:31 ID:Gh4xxGr.
627氏、降臨期待age

167通常の名無しさんの3倍H:2003/09/17(水) 12:50 ID:s54OLH56
627タンガンガレage!

168135:2003/09/17(水) 22:27 ID:YCSzCeV.
>164>165
レス ありが㌧ ノシ
この話は自分設定の妄想が入り杉なので、627さんがお書きになる予定の
ガンダムーンとは別物とお考えください。
本編との齟齬は、スルーしていただければ幸いでつ…

169通常の名無しさんの3倍H:2003/09/24(水) 20:49 ID:vwPD0Oik
627さんまだかなー。
と言いつつ

実写版はマーキュリーとマーズ以外きつくないか?
ブスってことじゃなくて格好が似合ってないような。

170627:2003/09/24(水) 23:52 ID:las5yLm2
うわぁああっ! 久しぶりに見に来たら色々とお声が…気づけよ俺。ってか、
しっかりしろ俺! _| ̄|○ ホンマスンマセン…

>135様
あああ、貴方様のSSのお陰で心にゆとりが持てました…ただひたすら感謝です!
あ、そして…
>この話は自分設定の妄想が入り杉なので、627さんがお書きになる予定の
>ガンダムーンとは別物とお考えください。
…フフッ。イエイエ、コレハコレデオモシ(ry

>166様、167様、169様
はいっ! 一日も早く皆様にお見せ出来る様、ひたすら頑張っております!
…けど、思うように妄想が進まない時もあるので、もう少しの間だけ
⊂⌒~⊃。Д。)⊃←こんなふうにダレて私を焦らすように待ってて下さいw

がんばれ〜、まけ〜るな〜、ち〜からのかぎ〜り、書いてやる〜〜…
いや、ちょっと挫けそう(コラ
予定は未定、先はまだまだ長そうだがや…(;´Д`)φ,ポキッ

171通常の名無しさんの3倍H:2003/09/26(金) 16:31 ID:TFlzRia.
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ゴメンねー砂男じゃなくーてー・・・

172通常の名無しさんの3倍H:2003/09/26(金) 22:26 ID:aydezLvg
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 夢の中なーら癒ーえるー・・・

173通常の名無しさんの3倍H:2003/09/26(金) 23:51 ID:0M3KIHB6
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 嗜好海路はーショート寸前・・・

174通常の名無しさんの3倍H:2003/09/27(土) 00:31 ID:8U6PBo6Q
⊂⌒~⊃。Д。)⊃エマすぐ逢いたいよー・・・

175通常の名無しさんの3倍H:2003/09/27(土) 13:22 ID:q.yyrvX6
泣きたくなるよなムーンライト

176通常の名無しさんの3倍H:2003/09/28(日) 17:57 ID:mQJD/3Qs
⊂⌒~⊃。Д。)⊃電波も出来ないミッドナイト・・・

177通常の名無しさんの3倍H:2003/09/28(日) 18:45 ID:ESa.KUzY
⊂⌒~⊃。Д。)⊃だって順序をどうしよーお…

178通常の名無しさんの3倍H:2003/09/28(日) 18:53 ID:.3ANQb8U
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ハードなマン毛狂…

179通常の名無しさんの3倍H:2003/09/28(日) 23:21 ID:rni7Kumk
⊂⌒~⊃。Д。)⊃月ーーーのてかりにー導轢かれーー・・・

180通常の名無しさんの3倍H:2003/09/29(月) 08:25 ID:MzmaYgTU
⊂⌒~⊃。Д。)⊃何度も眼えぐり合うーー…

181通常の名無しさんの3倍H:2003/09/29(月) 16:48 ID:GgiPngyo
⊂⌒~⊃。Д。)⊃正座の瞬き数え

182通常の名無しさんの3倍H:2003/09/29(月) 19:04 ID:4akSGOwk
⊂⌒~⊃。Д。)⊃裏ナウーー鯉のゆくーーえーーー・・・

183川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.

184通常の名無しさんの3倍H:2003/09/29(月) 21:33 ID:GWcL/6Rw
⊂⌒~⊃。Д。)⊃同じに〜くに埋もれた〜の・・・

185通常の名無しさんの3倍H:2003/09/30(火) 01:24 ID:.ezjv1S.
⊂⌒~⊃。Д。)⊃御羅倶瑠ー露漫酢ー・・・

186通常の名無しさんの3倍H:2003/10/01(水) 12:54 ID:YYRYjSHg
WのED見てたらリリーナさまに
「素で馬鹿力」と「動物を見るとガンクレ合戦をやらずにはいられない」
というキャラ付けをして欲しい。と思ったw

187川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.

188川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.

189通常の名無しさんの3倍H:2003/10/01(水) 23:07 ID:kt9j00vc
ディアナ様の飼い猫キエルルナたんのお話みたいがも書きたいがも・・・。
こっかラは脳内妄想でつのでスルーしてください。

ディアナの飼い猫ルナ。
その正体は前世でディアナの影武者をしていたキエルであり、
現世においてもディアナの真の危機がせまった時は影武者として
淫魔と戦うといふか調教するといふか・・・。(ただし新月時のみ)
黒いセーラー服に何故かヒール付きブーツ、両手には鞭と蝋燭、
ディアナムーンとの一番の違いは月光蝶をかたどった女王様仮面。
<更に勝手妄想>
が、それを偶然みてしまったシャア率いる敵仮面軍団の一味で
ディアナ様と同じ高校のハリーは、
思わずキエル女王に(;´Д`)ハァハァするどころか
一目ぼれしてしまふという。仮面軍団(仮)分裂か?!


・・・妄想しすぎでつた。逝ってきまつ。

190通常の名無しさんの3倍H:2003/10/07(火) 16:06 ID:npOqSwKI
ttp://members.jcom.home.ne.jp/sarasiru/
すごいな・・・

191通常の名無しさんの3倍H:2003/10/07(火) 20:33 ID:vjt2d4GI
>>190
色んな意味でキテますな。土曜日の朝は…。

192川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.

193通常の名無しさんの3倍H:2003/10/08(水) 13:20 ID:ZyCrHpn6
http://www2.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?kinkedo+1279
オダマキさん、気づいたら見てください。

194川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.

195627:2003/10/12(日) 01:50 ID:1Vly//uc
ども、627です。

え〜と、五話を書いて既に一ヶ月以上が経過しとる訳なんですが…
まだ半分くらいしか書けてません(;´Д`)ダ、ダメポ…
お待ちになって下さってる方々に非常に申し訳無いと思うので、ここで
一つ、今書き上げてる分だけでも流そうか、それとも話の流れをそれとなく
話そうか、それとも何もしないか(オイ と考えております。

この二、三日で一番多かった意見の方法をとりますので、ぜひ意見を
聞かせて貰えたらなぁと思っておりますんで宜しくお願いします。m(__)m
でも、「この二、三日でいいじゃん。ってか書き上げろやゴルァ!」とか
苛めるのだけは勘弁してください(泣

誰も見てなかったら一人で枕濡らしとこう…_| ̄|○ガンバ、オレ…

196通常の名無しさんの3倍H:2003/10/12(日) 02:46 ID:uzFQ8wVw
書き上げてる分を投下きぼん

197通常の名無しさんの3倍H:2003/10/12(日) 17:30 ID:1NjAXDn6
同じく、書き上げてる分投下キボン

627氏、がんがれ。

198通常の名無しさんの3倍H:2003/10/12(日) 23:55 ID:aaMIJb5Y
途中で話が切られると後が気になって気になって仕方ないので、自分は完成品をキボン
それまで627氏の投下をじっくりと待ちたい。

見てない人なんかいないと思うが、待ってる人は大勢いるはずだ。
だからガンガレ!!

199通常の名無しさんの3倍H:2003/10/14(火) 22:07 ID:f5.oTzBA
俺は気になるから上げて欲しい

200通常の名無しさんの3倍H:2003/10/16(木) 00:55 ID:ZEXIPi5Q
とりあえず、話の流れをそれとなく教えてください

201通常の名無しさんの3倍H:2003/10/17(金) 00:00 ID:S95pB4SU
こんな可愛い子が・・・
http://www.nukix.net/index2.html

202627:2003/10/19(日) 03:04 ID:jBViciTc
ども、627です。

二、三日どころか一週間経っちまいました…_| ̄|○ス、スイマセン…
いやもうなんかオランダに行きたくなるくらい忙し…も、もういいか(マテ

えっと、見た感じ書き上げてる分を希望する方が多いみたいなので
今日か明日、書き上げてる分までを「前編」みたく感じで島流し致します。
しかしもう何がなんだか(コラ いやぁ…セラ○ンって奥が深いですねぇ…
設定資料見ただけで訳分かんね…あと半分…やれるだけやってみます!
(;´Д`)ガ、ガンバルゾォ…

あ、遅れましたが、レス&応援文をくれた方々に感謝しますっ!
ありがとう御座いましたっ!m(__)m

203通常の名無しさんの3倍H:2003/10/19(日) 11:37 ID:84mGUVoI
えらいな、627さん。
漏れなんて必殺技と登場人物紹介くらいしか資料読まなかったよ。
(;´Д`)

204美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:15 ID:cvNs5hsM
美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜


 サンクキングダムにある聖ガブリエル学園…男子禁制のその花園は華やかな雰囲気に包まれており、
いかにもお嬢様系の女生徒達で学園中が賑わっている。そんな中、いつも通りに授業開始のベルが
鳴り、教室に綺麗な金色の長髪をした女性、リリーナ・ドーリアンが入ってきた。
「おはようございます、皆さん」
「おはようございます、リリーナ様」
 着席している女生徒達に軽く会釈をして朝の挨拶を交わすリリーナ。
「今日は、この聖ガブリエル学園に転校生がお見えになっています。皆さん、仲よくしてあげて
下さいね。」
 リリーナが転校生の事を話すと教室のドアが開き、四人の女生徒が中に入ってきた。
「ディアナ・ソレルと申します。どうぞ、よしなに…」
「ハマーン・カーンだ。よろしく頼む」
「レイン・ミカムラです。みなさん、よろしくお願いします」
「ルー・ルカよ。よろしくね♪」
 四人が四人、それぞれ異なる自己紹介に女生徒達は早くも興味を持ったらしく、キャイキャイと
少し騒ぎ始めるのだった…

――…ディアナ達が聖ガブリエル学園に入ってきた理由は、前日まで遡る…
「妖魔…ですか?」
 自室にて、リリーナはソファーに腰をかけながらディアナの話に耳を傾けている。
「はい。ハマーンは亜串図神社で巫女をやっておりまして、先日、祈祷を行っていた時にいくつもの
妙なプレッシャーを感じたと申すのです。そして、その感じた場所というのが…」
「この学園から…だと言うのですか?」
 真剣な表情を浮かべながら、リリーナはディアナに尋ねる。
「はい。まだ可能性という段階ではありますが…ですから、少しの間、この付近を調べさせて頂けたら
と思いまして伺った次第なのですが…」
 亜串図神社にてハマーンがいつもの様に祈祷をしていた時、妖魔特有のプレッシャーをいくつか
感じたらしい。しかも、いつも感じる妖魔のものよりもかなり大きめのプレッシャーで、ハマーンが
更に祈祷を続けた所、そのプレッシャーを感じた場所がリリーナの統括するサンクキングダムからだと
言う。そして、ディアナ達は妖魔退治とともにそのプレッシャーの正体も探ろうと、サンクキングダム
を訪れた様だ。
「そうなのですか…生徒達に被害がかからない為に貴方達の力が必要というのであれば、是非お力を
貸して下さい。その為に、お手伝いできる事があれば何でもおっしゃって下さい。出来る限りの事は
協力致しますので…」
 サンクキングダムの平和と安全を願うリリーナは、ディアナの説明を一通り聞いた後、生徒達の
安全が守られるのであればと考え、笑みを浮かべながディアナ達の協力を受け入れる。
「…あっ! ディアナ、私達が一定期間だけ聖ガブリエル学園の生徒になればいいんじゃないの?」
 ディアナの隣に座っていたルーが何かを閃き、自分達も聖ガブリエル学園の生徒に混ざればいいの
ではないかとディアナに持ちかけてきた。
「そうね。その方が自然だし…それに、生徒達と混じっていれば、生徒も守れるわね…」
「…ふむ、良い案だな。異論はない」
 そのルーの意見に、レインもハマーンも賛成の意を示している。が…
「問題は…ハマーンに制服が似合うかどうかという事ですね」
 ディアナがニコニコと笑いながら余計な一言をハマーンに漏らす。
「!! …なにが言いたい!」
 そのディアナの余計な発言に、ギラリと鋭い眼光を向けるハマーン。
「ワタクシとルーとレインはまだ「生徒」で見られますけど…貴方はどうなのでしょう?」
 思った事をズバズバと言い放つディアナ。別に悪意は全く無いのだが、その性格故に逆に性質が悪い。
「フッ…フフフッ…どうやら、余程灼熱の業火をその身に浴びたいようだなっ!?」
 ユラリとその場から立ち上がるハマーン。手には変身用のペンが怒りに震えながら力強く握られて
いる…

205美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:15 ID:cvNs5hsM
「お、落ち着きになって下さいお二人とも…では、我が聖ガブリエル学園への転入手続きは、全て
こちらの方で済ませておきますので…」
 ここで二人に暴れられてはたまったものではないと思ったリリーナが、二人を宥めながら四人の
転入を認めた。すると、
「ヤッタァッ! 聖ガブリエル学園の制服着れるんだぁ〜♪ 楽しみ〜〜っ♪」
 そのリリーナの言葉を今か今かと待ち続けていたのだろうか、ルーがパンッ! と両手を合わせる
と満面の笑みを浮かべながら聖ガブリエル学園の制服を着れる事を喜んでいる。
「る、ルー? 貴方もしかして、その為にさっきの案を出したんじゃ…」
 その様子を見ていたレインが、制服を着る為にさっきの案を出したのかとルーに尋ねながら、額から
汗を零している…
「固い事は抜き抜き♪ レインだって着てみたいでしょ? ココの制服!」
「そ、それは…まぁ…」
 ルーの巧みな口車に乗せられ、レインはモジョモジョと曖昧な返答を返してしまう。どうやら、
聖ガブリエル学園の制服は、真面目なレインをも虜にさせてしまうほど魅力的なデザインらしい。
「私も…楽しみだな…」
 意外にも、ハマーンもルーやレインと同じく聖ガブリエル学園の制服を着るのが楽しみなようだ。
「…ハマーンが制服を着たら、単なるコスプレになりそうな気がしますわね」
「何か言ったか、ディアナ!」
 また余計な一言を漏らしたディアナにハマーンが鋭い眼光で睨み付けてくる。
「セイフクハマーン!コスプレニアウカ? ケツデカイゾ!」
 ディアナの隣でピョンピョンと飛び跳ねているハロも、ディアナと共にハマーンをおちょくる
かの様に妙な言葉を発している。
「くっ! こ、この丸ブツも…」
「ま、まぁまぁ落ち着いて、ハマーン…」
 ギリギリと拳を握り締めて今にもハロを打っ飛ばそうとしているハマーンを、レインとルーは少し
冷や冷やながらも何とか宥めているも、このままではいつ怒りが爆発するか分かったものではない。
(…だ、大丈夫なのでしょうか、この方達で…)
 そんな四人の遣り取りを端から伺い、眉間に指を当てながらハァ…と一つ困惑気味に小さな溜め息を
ついているリリーナは頭が痛そうだ。
(…フフフッ…)
 リリーナ達が話している最中、部屋の後ろの扉が僅かながら開いており、眉毛が目立つ一人の
女生徒がリリーナ達の会話を全て盗み聞きしてニヤリと含み笑いを浮かべ、その場から立ち去って
いった…

――そんなこんなで聖ガブリエル学園の中に潜む妖魔を退治とともに、ハマーンの感じたという謎の
プレッシャーの正体を暴くべく学園に潜入したディアナ達は、妖魔に怪しまれない為にも学園の中に
溶け込み、各々別々の授業に参加しているのだった…
「くっ!」
「やぁっ!」
 ハマーンとルーの二人は体育の授業にてテニスウェアに着替え、屋外にあるテニスコートで試合を
している。
 二人がボールを打ち合う度にスカートが靡いてスラリとした美脚が覗き、何とも言えない魅力さを
醸し出している。もしその場に男がいれば、確実に(色々な意味で)二人に視線が釘付けだろう。
「ハマーン様もルー様もお上手ですわ。それに、お美しい…」
「ええ。お二人とも綺麗なフォームですし、凛々しいですわ」
 二人は声をあげながらパァンッ、パァンッ、と軽快な音を立ててボールを打ち合いラリーを続け、
他の女生徒達も見惚れる程のレベルの高い試合展開を見せていた。
「はっ!!」
「ぅわっ!?」
 ハマーンの放ったスマッシュが弧を描き、ルーは守備に間に合わず、コートに鋭くスパァンッ!
と、テニスボールを叩きつけられしまう。

206美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:16 ID:cvNs5hsM
「クッソー! まさか逆に打ち込まれるとはね〜…」
「フッ、まだまだ甘いな? ルー」
「言ったわねぇ? 今度は取らせないよ!」
 ラケットのガットに指を差し込み悔しそうにしているルーに、ハマーンは自身有り気に口元に笑みを
浮かべている。そして、ハマーンの言葉に乗せられたルーが力強くサーブを放つと、再び二人の間で
暫くはラリーが続く…
 一方、レインは…
「では、この公式はお分かりになられますかしら? レインさん」
 学園内の教室にて数学の授業を受けていた。
 なにやら小難しい公式が書かれた黒板に示し棒をさし、担任の先生がレインにその公式の回答を
求めているようだ。
「はい。まず、guに先程求めた解を代入し、その後…」
 レインはハッキリとした口調で公式の答えの内容を説明し始める。どうやら、出題されている公式は
頃煮井高校では優等生で通っていたレインには理解できるレベルなのであろう。そして、スラスラと
問題の回答を説明しながら解いていくレインに、教室中の女生徒達は尊敬の眼差しで注目している。
「…ですので、nd=12.34、am=56.78という事になります」
「素晴らしいですわ、レインさん。よくこの難解な公式をお解きになられましたわね」
 レインが示された公式の説明を終えると、先生が満面の笑みを浮かべながらレインを褒め称える
と、回答の説明を注目して聞いていた生徒達から拍手喝采が送られてきた。
「すごいですわ、レイン様」
「容姿端麗で頭脳明晰ですし…私、憧れますわ」
「えっ…い、いえ、そんな…(…な、なんかスゴイ所ね…あまり目立たず大人しくしてた方が
いいかも……)」
 拍手と共に送られてくる生徒達からの尊いの言葉に、レインは頬を染めて恥ずかしがりながら
大人しくしていようと椅子に着席する。
「では、こちらの公式もレインさんに解いてもらいましょうか?」
 しかし、先生が再びレインに公式を解いてもらおうと呼びかけると、
「あ、はい。その公式は…っ!(い、いけない…いつもの癖で…)」
 その呼びかけについ条件反射で席から立ち上がり答えてしまう。真面目なレインの性格上、一度
説明しだしたからには途中で終える訳にもいかないと思い、仕方なく公式を全て答え終える。その後、
再び女生徒達から拍手喝采を浴びる事は言うまでも無かった…
 ハマーンとルーが屋外でテニスを、レインが教室にて授業を受けている中、ディアナはと言うと…
「……スゥ…」
 校舎内の一室に設けられている茶の間にて、本来ならば東洋の和の心を学ぶ為の「茶道」を受けて
いる筈なのだが、正座をしながらコクコクと首を小刻みに動かしながら眠りこけている…普通は正座
しながら眠ってしまえば頭の重さで前にこけるか後ろに反れるかしてしまうのだろうが、前後に動く
ディアナの頭のバランス感覚は絶妙で、見事な前後運動が均衡を保っている…
「――ナさん…ディアナさん」
 眠っているディアナの様子を見かけた一人の女性が、ディアナを起こすべく呼びかける。
「起きて下さい、ディアナさん」
「…スゥ……」
 今度はユサユサと両肩を持ってディアナを揺らしながら呼びかけるも、ディアナは全く起きる
素振りを見せない。
「ディアナさん…ディアナさん」
 しかし、何度も揺さぶられた事で遂にディアナはゆっくりと目覚める。
「……クビにしますよ、ロラン…」
「え? ク、クビ?」
 目覚めたばかりでまだ寝ぼけているのか、少し低めの声で不機嫌そうに妙な事を口走るディアナ。
その台詞にディアナを呼びかけていた女性は少したじろいでしまう。
「…?? …あら、リリーナさんでしたか…」
 ディアナを起こそうと呼び掛けていた女生徒はリリーナであった。

207美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:16 ID:cvNs5hsM
 いつものロランの反応と違うと理解した所でディアナの意識がようやくハッキリと目覚め、ふと
顔を見上げるとそこには少し困った様な表情を浮かべているリリーナの姿があった。
「ディアナネスギ!タマニハオキテロ! コノノビタ!」
 ピョイピョイと隣で飛び跳ねながらディアナに茶々を入れるハロ。と、次の瞬間、
「っ!」
 パコォッ! という音と共にハロが後ろに吹っ飛んでいった。そして、ディアナの手には何時の
間にか茶を立てる際に茶釜からお湯を注ぐ為の柄杓が握られていた…
「ボウリョクハンタイ! ボウリョクハンタイ!」
 しかし、以前より耐久性が増したハロは再びその場でピョンピョンと飛び跳ね始めると、暴力反対
とディアナに訴えかける。
「まだ言いますか!」
 ハロの言葉が余程気に入らないのか、ディアナは更に追い討ちをかける様に、火にかけられて中の
お湯が沸騰してる茶釜に柄杓を入れてお湯を掬い取り、ハロめがけてそのお湯をぶつける様に浴びせ
かけた。
「ボウリョクバビガ%&Σ#$γ\*!?!?」
 お湯は見事にハロにかかり、ハロは意味不明な言葉を発しながらバシュッ! と音を立ててチリチリと
煙を吹き、そのまま動かなくなってしまった…
「フゥ…」
 ハロが動かなくなった事を確認すると、ディアナはフゥ、と一息つき柄杓をクルリと一回転させて
茶釜に戻す…
「あ、あの、動かなくなりましたけど…」
「回線がショートしただけでしょう。大丈夫です」
 内部の回線がショートしているのに何が大丈夫なのか全くもって分からないが、ディアナの表情は
やけに自身たっぷりだ…
「…そ、それと、ディアナさん…一応、授業中なので起きていて下さらなければ…」
「…よしなに…」
 リリーナから優しく注意を受け、ディアナは少し反省している。しかし、また時間が経てば眠って
しまうのは言うまでも無い。
「では、こちらの茶筅でお茶を立ててみて下さい」
「はい、わかりまし……?」
 お茶を立ててと指示され、リリーナから茶筅を受け取る際に互いの指先が触れ合い、ディアナが
ふと何かを感じる。
「…?? どうか…なさいました?」
「…いえ、何でも…(…今の感触……彼女、まさか…)」
 その感触にディアナは一つの疑念を抱くもこの後も大人しく授業を受ける、もとい、眠りにつく
のだった…

――…そして、ディアナ達が授業を受けている最中、校舎の屋上にて…
「…では、準備は出来ているのだな?」
「えぇ、仰せの通りに…これで、ガンダムーン達の素晴らしいエナジーと肉体はワタクシ達のモノと
なる事でしょう…」
 以前、リリーナ達の会話を盗み聞きしていた眉に特徴のある女生徒ドロシーと、赤いスーツを身に
纏い、サングラスをかけている一人の怪しげな男が何やら立ち話をしている…
「そうか…問題は、邪魔者が入らなければ良いのだがな」
「ご心配には及びませんわ。この領域には特殊なコーティングが施されていますの。無理に入ろうと
すれば…フフッ、身体中に電流が走る事になりますわ」
 男の問いかけに、ドロシーは自身有り気に不敵な笑みを浮かべ、眉毛をツィッ、となぞりながら、
何かの説明をしている。
「以前はワタクシの戦略ミスでやむなく撤退する事となりましたが、今回は前の様には参りません…
覚悟しておきなさい、ガンダムーンの皆さん…フフッ、フホホッ、ホォッホッホッホッホッ!!!」
 不敵な笑みを浮かべていたドロシーが、今度は表情を吊り上げ手の甲を顎の左斜め下に持っていき、
ポーズをとって甲高い笑いを上げている。その笑い声は微妙に裏声が混じっていて気持ち悪い。
「…笑ぅ○ぇるすまん張りの笑い声を上げるのは構わないが、マーズだけには手を出すな…アイツ
だけは、私自身で調教する…」
「っ!? 何故ですか!? ワタクシだってマーズにいろいろとしたい事がありますのに!」

208美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:17 ID:cvNs5hsM
 自分もマーズを調教したいと思っているドロシーは納得がいかないのか、男の方に振り向き様、
叫ぶように抗議する。
「…アイツは以前……私の……」
 釈然といかない表情をしているドロシーに男が理由を話し始めた…掛けているサングラスの位置を
手で微調整し、理由を語る男…その二人の間に強風が通り抜けた…
「っ! そういう…事でしたの……」
 吹いていた風が止み男から理由を聞き終えると、ドロシーは何やら驚いたような表情を浮かべて
いた…
「…だから、アイツだけは私自身の手に…分かるな?」
「フゥ…そういう事なら仕方ありませんわね…ですが、もし抵抗した場合、保証は出来ませんわよ?」
 少し、仕方ないといった溜め息を吐くドロシー。その後、再びにやけた表情でマーズが抵抗した時の
事を男に話す。
「いいだろう…その時は、お前がアイツを鎮めてくれ。その後、私を呼んでくれればいい…」
 抵抗すれば好きにしろと話すと、男はドロシーに背を向けてその場から去ろうとする。
「承知いたしましたわ、「クワトロ・バジーナ」様…」
 去ろうとした男に少し笑みを浮かべ、ドロシーはその男の名を呼んだ。クワトロ・バジーナ、と…
「やめろ、カタロニア……今の私はクワトロではない…」
 呼ばれた名に対し、男は怪訝そうな声でドロシーに呼びかける。
「そうでしたわね…今は妖魔四天王が一人、「シャア・アズナイト」様…でしたわね」
「……後は任せる…」
 投げる様に言葉を残し、シャアはその場から消え去ってしまう。
「…フフッ、不憫なお方ですわ…」
 シャアが消え去った場所を笑みを浮かべたまま見つめ、ドロシーは眉をピッ、と払いながらポツリと
一言、漏らすのだった…

――…そろそろ昼食時になろうとしていた時、授業終了を知らせるチャイムが学園内に響き渡り、
女生徒達が一斉に教室から出てくる。その中に、テニスをしていたハマーンとルーも混じって廊下を
歩いていた…
「あーっ、いい汗掻いたねぇっ!」
 そう話すルーは、ググッ、と手を上にあげ背伸びをしながら首をコキコキと鳴らしている。
「そうだな、やはりスポーツはいい。身体のモヤモヤを全て発散させてくれる…」
 タオルで額の汗を拭っているハマーンは、少し意味有り気な感じの言葉を漏らす。本人には自覚は
無さそうだが…
「へぇ〜? ハマーンっていつもは欲求不満なんだぁ?」
 そんなハマーンの発言をルーが見過ごす訳が無く、ニヤけた笑みを浮かべながらハマーンに
食って掛かってきた。
「っ!? ち、違うっ! そういう意味ではないっ! 私が言いたいのは……っ!」
 キャイキャイと喋りながら廊下を移動している二人だったが、ハマーンがルーに言葉の訂正を
しようと話しかけようとした時、不意に台詞が止まり、なにやら前を向いて誰かを睨みつけている。
「? どうしたの? …っ!! …男の子?」
 そのハマーンの視線にルーも振り向く。すると、そこには短髪で深緑のランニングシャツに短パンを
穿いた一人の少年が訝しげな表情を浮かべ、腕を組みながら壁にもたれて立っていた。
「………」
 ハマーンの睨みつける視線に気付いたのか、青年もハマーンに睨みを返す。二人の間にバチバチッ!
と火花が走り、互いに負けじまいと視線を外さずにいる。
「貴様! この男子禁制の校内に何ゆえ入り込んでいる! 事情によっては…」
「………」
 痺れを切らしたハマーンが先に少年に怒鳴るように質問するが、少年はその怒鳴り声にも臆する事
無くハマーン達から視線を外して目を閉じ、何事も無かったかの様にしている。
「(フゥ…ディアナさん、ずっと眠ってばっかりで…疲れているのでしょうか……? あれは…)…あ、
あの…どうかなさいましたか?」
 やはりあの後も眠りこけていたディアナの事を頭痛そうに考え込みながら歩いてきたリリーナが、
ヒイロとハマーンとルーの三人の間に流れる一触即発のヤバ気な雰囲気を一瞬で感じ取り、少々臆し
ながらもどうかしたのかとハマーン達に呼びかけてきた。

209美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:17 ID:cvNs5hsM
「(ピクッ)リリーナ…」
「あっ、リリーナ! 校内に不審な男がいたの!! もしやコイツが妖魔かも…」
 リリーナの声が耳に入ったヒイロは閉じていた目をパチッ、と開き、無表情のままリリーナの方に
振り向く。一方、ハマーンは相変わらずヒイロを警戒しながら睨み、ルーがヒイロを指差してとんでも
ない事を言い出した。
「っ!? ま、待ってください! 彼は妖魔ではありません!」
 そのルーの一言に、リリーナは血相を変えてヒイロを庇う様に二人の前に立ち塞がる。
「彼の名はアル…いえ、ヒイロ・ユイと申しまして、この学園と私のインペリアルガードを勤めて
下さっているのです」
「え゛っ、そ、そうだったの?」
「っ!? …お、お前、それならそうと何故言わない?」
 ヒイロがこの学園と自分専属の近衛兵だと言う事をリリーナが二人に話すと、ハマーンとルーは
驚いた様に目を見開いている。
「何も聞かずに吹っかけて来たのはそっちだろう…それに、さっきの勢いからみて、俺の話を聞いて
貰えるとは思えないしな」
「っ…そ、それは、その…」
「す、すまなかった…一瞬とはいえ、とんだ勘違いをしてしまったようだ…」
 少々呆れた様な声で正論を話すヒイロに、とんでもない思い違いをしていた二人は反省し、しょげた
感じでヒイロに誤りかける。
「…気にしていない…」
 そんな二人に仏頂面ながらも気にしていないとヒイロは話す。
「まぁったく、ハマーンもビックリさせてくれるわね〜。なにが妖魔よ?」
「そ、それはお前が言い出したんだろう! 私はただ怪しいとだけ…」
 どっちの言い分にも勘違いした事には変わりない感じだが、そんな事はさておきといった感じで
ハマーンとルーは責任を擦り付け合っている…
「…ごめんなさいヒイロ。話すのが遅れましたね…」
「気にしていないといっているだろう…あまり気を遣うな…」
「…ハイ」
 そんな中、リリーナがヒイロに歩み寄り少し申し訳無さそうな声でヒイロに誤りかけるが、またもや
気にしていないの一点張りで突っ返される。しかし、そのぶっきら棒な言葉の中にもヒイロらしい
優しさが入っているのだろう、リリーナはヒイロの言葉に対し少し嬉しそうに微笑んでいる。
「…ふふーん? なるほどねぇ〜。ヒイロ君はリリーナを守る為の白馬のナイト様って訳か♪」
「っ!! そ、そんな…」
 ハマーンと言い争っていた最中、リリーナとヒイロの遣り取りを一部始終見ていたルーがニヤリと
笑みを浮かべ、今度はリリーナに食って掛かってきた。
 ルーにいきなり予想だにしない事を言われ、リリーナは顔を真っ赤にしているのに対し、ヒイロは
全く動じる様子が無い。流石だ。
「お? なによぉ、まんざらでも無いみたいじゃ…っ!?」
 リリーナの反応を見て、更に囃したてようとしたルーだったが、ゴツッ! という妙な打撃音が
四人の周りにだけ鳴り響いたと思うと、ルーは地面にしゃがみこんで頭を抱えていた…
「ッツ〜! な、何すんのよハマーン!?」
 ハマーンがルーの頭をグーで小突いたのだ。そのハマーンの突っ込みが余程痛かったのだろうか、
ハマーンに抗議するルーは頭を抑えながら少々涙目になっている…
「お前はもう少し気を遣うと言う事を知らないのか…」
 子供を軽く叱りつける様な感じでルーにそう話すハマーン。困っているリリーナを見かねたのか、
相手に対し気を遣えとルーに言いたかった様だ。
「……」
 ほったらかしになっているヒイロはと言うと、「やれやれ」といった感じで再び腕を組んで目を閉じ、
壁に背をもたれかけて二人の遣り取りの台詞だけを静聴している…
 そして、リリーナ達がしばらく喋っている一方で…
「ふぅ、やっと解放されたわ……」
 何やら疲れた様な溜め息を吐きながらレインは廊下を歩いていた。

210美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:18 ID:cvNs5hsM
 数学の授業中に生徒から絶賛の拍手を浴びてしまったレインは、あの後も半ば強制的に先生から公式を
解かされてしまい、レインを見る生徒達の目は更に輝きを増した。そして、授業が終了した後も、今度は
尊敬にも似た眼差しをした生徒達から無数の質問攻めにあっていたのだ。そんな状態から今やっとこさ
抜け出してこれたのだから溜め息の一つも吐きたくなるだろう。
(本当は大人しくしときたかったのに…あぁ…頭脳明晰なこの頭が恨めしいわ…)
 少し顔をガックリと下に向けてもう一つ溜め息を吐き、自分の頭の良さを恨めしく思うレイン。しかし、
声に出して言えばディアナ辺りから非難轟々な悩みだろう。
「…(あら? あそこにいるのはハマーン達とリリーナさんと…誰かしら?)みん…」
 レインが廊下の曲がり角を通り抜けると、その少し先にリリーナ達が喋っていた。そして、呼びかけ
ようと声をあげようとしたが、その時、
「フフッ、貴方はこちらですわ♪」
「えっ…っ!!! ン……」
 突然、手前の教室のドアから女性の声が聞こえたかと思うと、口元をハンカチみたいなもので抑えられ、
レインは瞬時に気を失いそのままパタッ、と崩れ落ちる様に倒れてしまう。その時、胸ポケットに挿して
いたレインの変身用のペンがコロッ、と抜け落ちた。
「まずは一人…」
 教室から不敵な笑みを浮かべながら出てきたのはドロシーだった。手に持っているハンカチには恐らく
昏睡剤の類が塗してあったのだろう。
 ドロシーは、気絶してその場に倒れているレインを抱えて教室の中へと引きずり込む。そして、
ドロシーの後ろには黒い渦の様な空間が発生しており、レインと共にその中へ吸い込まれる様に入り
込んでいってしまった…

――…レインが連れ去られて少し経過した頃、リリーナはまだハマーンとルーの二人と喋っていた。
「ところで…ハマーンさんの仰っていたプレッシャーの正体はお分かりになられましたか?」
「いや、まだ詳しい事は見つかってはいないな…以前来た時よりか更に強いプレッシャーを感じるのは
確かなんだが…」
「そうですか…被害が出る前になんとしても止めなければ…」
「うーん、その為にこれからの事について今からミーティングをしようと思ってるんだけど…二人とも
来ないなぁ」
 どうやらハマーンとルーの二人は、これから亜串図神社で感じた謎のプレッシャーについて全員で話し
合おうと、ここで待ち合わせをしているようだ。
「そうだな、レインが遅れるというのは珍しい。まぁディアナはいつもの事だからもう諦め…」
 少々呆れ顔でハマーンはディアナの事を話そうとした時、
「ワタクシが何ですか?」
 ハマーンの肩から顔をニュッ、と出してハマーンの台詞に突っ込むディアナ。
「ぅあっ!? ディ、ディアナ! お前いつから…」
「フフフ。貴方達がこれからの事で話している時です。にしても、少し声をかけただけでその様な
声をあげるなんて…まだまだですね? ハマーン」
 いきなり耳元でディアナの声が聞こえた事に、背筋をビクッ! と震わせてビビったハマーンに、
ディアナは何やら「してやったり」といった感じのニヤケ顔を浮かべている。ディアナはハマーンを
おちょくる事が余程好きなのだろう。
「くっ…(ふ、不覚だっ、ディアナに驚かされるとは…)」
 驚かされた相手がディアナだと言う事が尚更ハマーンは悔しいのだろう。しかし、不覚を取った事
には違いないので、ニヤニヤと笑みを浮かべているディアナに何一つ言い返す事が出来ないでいる。
「ディアナが遅れずに来るなんて珍しーっ! いつもは寝てるのにねぇ?」
「し、失礼な! ワタクシも美少女戦士としての自覚というものがあります! い、いつも眠っていると
いう訳ではありませんよ!」
 ルーのその言葉に少々カチンときたのかディアナは負けじまいと言い返しているものの、自覚がある
と話す割には妙に言葉がどもっている。すると、
「ウソツケ! サッキネマクッテタダケダロ! リリーナナイテタ!」
「あら? このコ、さっき壊れてたような…」
「!? お、おまえ!」
 先程、リリーナと共に茶道の授業にてディアナに壊されたハロが、何故か元気にディアナの後ろで
ピョイピョイと飛び跳ねており、ディアナが眠っていた事を暴露する。

211美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:18 ID:cvNs5hsM
 さっきの行為でハロが壊れたとばかり思っていたディアナは、いきなりのハロの出現と秘密を暴露
された事に驚きを隠せない。
「デモナイテルリリーナモエ!」
(わ、私は泣いていませんでしたけど…それに、「モエ」というのは何でしょうか…)
 しかし、やはりどこか調子がおかしいのか、ハロは詭弁と妙な事を口走っている。どこで覚えた
かは知らないが、ハロの妄想癖は止まらない…
「チチカデカイダケノディアナトオオチガ…」
「ッ!」
 ハロが禁句に触れた次の瞬間、バゴォッ! という衝撃音の後、ハロは開いている窓から凄まじい
速さで、遥か彼方へと吹っ飛んでいった…そして、ハロが跳ねてた場所に、掌底波の構えをとっていた
ディアナが構えを解き、手をパンパンと振り払っている…
(あ、外に…あのコ、大丈夫でしょうか…)
(ほう…女にしては見事な一撃だ…)
 少々唖然としながらも、リリーナは吹っ飛ばされたハロの安否を気遣っている。一方、ヒイロは
ディアナがハロに喰らわした一撃の一部始終をバッチリ見ており、ディアナの放った掌底波を多少
ながら評価している。
「なぁんだ、結局そういう事だったの」
「…もう何もいうまい…」
 真実が明らかになると、ルーは後頭部に両手を組み「やっぱりね」といった表情を浮かべ、ハマーンは
やれやれと手の平を返し、諦めた感じの溜め息を一つ漏らすのだった…
「リリーナ様ぁ〜!」
「あら、どうかしたのですか?」
 と、そこへ女生徒達が数名、何やら心配そうな表情でリリーナ達の下へやってきた。
「リリーナ様、レイン様をお見かけになられませんでしたか?」
「? いえ、私達は見かけていませんけど…」
「そうですか…レイン様、どちらに行かれたのでしょうか。大事なペンを落とされて困っているのでは
ないかと思って探しているんですけど…」
 生徒の一人がそう話すとそのペンを取り出し、リリーナに見せる。そのペンは確かに、先程レインが
ドロシーに連れ去られる直前に手放してしまったペンだった。
「! そ、そのペン! おい! そのペン何処にあった!?」
 そのペンを見るやいなやハマーンが血相を変え、驚きと焦りが混じった様な感じで女生徒にペンの
あった場所を尋ねる。
「えっ! あ、あの…そこの教室のドアの間に落ちて挟まっていましたけど…」
「…ハマーン、もしかして…」
「あぁ…レインの身に何かあったのかも知れんな…」
 偶然に女生徒が見つけたレインの変身用ペンのお陰で、ようやくディアナ達にレインの身に危険が
迫っている事が伝わった。
 真剣な眼差しでレインのペンを見つめるハマーン。その横で心配そうな表情を浮かべるルーと
リリーナ。冷静な表情で動じないヒイロ。そして、
(…お腹が減りましたね…)
 今の置かれている状況が分かっていないのか、特に緊迫した雰囲気も見せずのんきな事を考えている
ディアナ…
「とりあえず手分けしてレインを探そう。リリーナ、一応、校内放送でレインを呼びかけてみてくれ
ないか?」
「えぇ、分かりました」
「よし、ディアナは向こうの校舎、ルーは奥の校舎を探っ…」
「待ってください! ハマーン!」
 ハマーンが的確な指示をテキパキと出している途中、何を思い立ったのか、ディアナがいきなり
ハマーンの指示を割って入るように横槍を入れてきた。
「?? な、なんだディアナ?」
 叫ぶ様に横槍を入れてきたディアナに、ハマーンはキョトンとした顔を浮かべディアナの方に
振り向くが、
「指揮はワタクシがとります!」 
「ディ、ディアナ…」
「お、お前は…」
 ただ単にその場を仕切りたいとハッキリ口語するディアナに、ハマーンもルーも脱力感を覚え、少し
カクンとよろけてしまう。主役の癖に、他人を脱力させる事だけは一人前だ。

212美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:19 ID:cvNs5hsM
「では、ハマーンはこの校舎内を、ルーは奥の校舎を探索して下さい」
 しかも、ハマーンと寸分違わぬ指示を出している。すると、
「貴様、言ってる事が同じだろうがっ! いちいちこんな事で時間を取らせるなっ! この牛チチがっ!」
 レインの身が危ないというのに何を言ってるんだ貴様は、といった感じでディアナのこの行動に
今まで耐えてきたハマーンの思考回路も流石にブチ切れた。しかし、逆に良く耐えたと言えよう。
ハマーンは吠え立てる様にディアナに詰寄り、額にビシィッ! と人差し指を突き刺す。
「うぐっ! う、牛チチですって!? 失礼ではありませんかハマーン!」
「五月蝿いっ! お前がこの緊迫している時に訳の分からない事をほざくからだろうっ!」
「この緊迫しているときだからこそ心にゆとりを持たせねばならないという事が貴方には分からない
のですっ! そもそも…」
 犬猿の仲とはよく言うが、ここまでその言葉通りの二人はそうはいないだろう。互いにギャアギャア
と喚き立てるヒステリックな声が廊下に響き渡り、ルーはまた始まったかと全く動じてはいないのだが、
リリーナはその二人の痴話喧嘩を目の当たりにし、完全に引いてしまっている…
「あ〜あ、またいつものが始まっちゃったか…リリーナ、あの二人ってああなると少しの間止まらなく
なるから、私、先に向こうの校舎に行ってレインを探してくるね」
「え…あ、ハイ。どうか、お気をつけて…」
 もはや二人のケンカは見慣れているルーは、ポリポリと頭を掻いてリリーナに一足先にレインを
探してくると伝え、早々にその場から去ろうとする。そのルーに、リリーナは心配そうな表情で気を
つけてとルーを見送る。
「うん、じゃね!」
 そしてルーは額に当てた指をピッ、と払ってリリーナに合図し、軽快な足音を立てながら走り去って
いくのだった…
「ヒイロ、先に行ってて貰えますか?」
「あぁ…」
 ルーが走り去っていった後、リリーナの指示でヒイロもその場から去っていた。指示から察するに、
放送室へと向かったのだろう。
「…だから貴方は融通が利かないと言うのです! この前もワタクシがいなければ貴方はどうなって
いた事か!」
「ほぅ!? 言ってくれる! 貴様こそいつも妖魔どもに卑猥な事をされているではないか!」
「なっ…そ、それは貴方も変わりありませんでしょう!」
「なんだとっ!?」
 ルーとヒイロがいなくなったにも拘らず、ディアナとハマーンの痴話喧嘩は続いていた…ケンカする
ほど仲がいいというコトワザも、この二人には皆無だろう。むしろ、ここまで反りが合わないのに今まで
良く仲違い無くやってこれたものだ。
「もうお止め下さい! お二人ともっ!」
 しかし、長時間続いた二人の言い争いに遂にピリオドが打たれる事になる。リリーナが二人の間に
割り込み、ガンを飛ばしたのだ。
「ひっ!? リリー…ナ…さん? …こ、恐…」
「っ!? り、リリーナ? (…こ、このプレッシャー…アイツ以上のものを感じる…)…」
 リリーナの野生動物ですら怯ます怒りのガン飛ばしに流石の二人もかなりビビッたたらしく、言葉を
止め少し後ろにたじろいでいる…この場にヒイロがいなかった事がリリーナにとって幸いな事だろう。
「今はレインさんの行方を捜す方が先でしょう!? もうルーさんもレインさんを探しに行かれました!
貴方達もレインさんの事が心配なのであれば、言い争ってばかりでなく今すべき事をなさって下さいっ!」
「…す、すいません、リリーナさん…」
「す、すまなかった…」
 正論で食ってかかるリリーナにディアナとハマーンはただただペコペコと頷き、リリーナに謝っている。
ハマーンはともかくとして、中々「良い」性格をしているディアナまでこうも素直にさせる事が出来た
のは、かつて一国を支えたクイーン・リリーナとしての威厳からだろうか。それとも、ただ単にリリーナ
から放たれたガン飛ばしが恐かったのだろうか…
「いえ、分かっていただけたならそれで結構です…私も少し、強く言い過ぎてしまって…ゴメンなさい」
 二人の素直な謝罪の言葉をリリーナは聞くと恐怖のガン飛ばしから一転、二人に優しく微笑み自らも
言い過ぎたと謝りかける。先程、ハマーンが感じた凄まじいプレッシャーも見事に消え去っていた…
リリーナの「アメとムチ作戦」はこうして二人を素直にさせる事に成功したのだ。

213美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:19 ID:cvNs5hsM
「…よし、じゃぁ私はこの校舎内を探る…」
「では、ワタクシは向かいの校舎を詮索して来ます」
「お二人とも、お気をつけて…」
「あぁ」
「よしなに」
 そして、リリーナに喝を入れられ気合が入ったディアナとハマーンは二手に別れ、一足遅れで
レインの詮索に向かっていくのだった…

――…ディアナ達がレイン詮索に向かった後、リリーナは放送室へと足を運ばせていた…
「…ヒイロ」
「遅かったな…」
 放送室へ入るや否や、椅子に座っているヒイロがいつもの仏頂面でリリーナを迎え入れる。
 しかし、放送室と言う割には放送設備はあまり見当たらず、何やらハイテクな機器が所狭しと並べ
られている。そして、中央にはいくつものモニターが設置されており、校舎全体を隈なく監視できる
様になっている…
「ゴメンなさい。それで、レインさんの居場所は分かりましたか?」
「いや…」
「えっ? 確か、ディアナさん達にお渡しした制服には居場所を知る為の機能がついているのではなかった
のですか?」
 どうやらリリーナがディアナ達に渡した制服には、有事の際にも対応出来る様、何やら探知機みたいな
ものが付属していたらしい。
「見てみろ…今、三つのシグナルがそれぞれの校舎を移動しているのが分かるか?」
「えぇ…」
 ヒイロがパネルを操作すると中央下のモニターに校舎全体の見取図が現れ、その校舎の中にピッ、ピッ、
と色の異なる小さな光の点滅が三つ、動いているのが確認できる。
「この三つがそれぞれ、ディアナ・ソレル、ハマーン・カーン、ルー・ルカの現在地を示している。だが、
レイン・ミカムラの制服の校章に装着している筈のGPSが働いていない…向こうに察知されて破壊された
か、もしくは、このGPSの認識範囲外に出たか…いずれにせよ、あまりいい状況ではないな…」
「っ! そんな…」
 ヒイロの説明からレインに危機が迫っている事を知り、リリーナは落胆の色を隠せないでいる。と、
「…? …不審者がいる…」
 ふと端のモニターを見ていたヒイロがそう口を開く。端のモニターは校門の前に仕掛けられており、
銀色の髪をしたおかっぱ頭の少年が校門から覗き込んでいるように校内を見つめている…
「! まさか、その不審者が…」
「まだ断定はできないがな…」
 結論を急ぐリリーナにヒイロは曖昧な返事を返し、椅子から立ち上がる。
「行くのですかヒイロ? でしたら私も…」
「お前はココにいろ。レインを校内放送で呼びかけなければならないし、何より、お前には重大な任務
があるという事を忘れるな…」
「!! …わかり、ました…」
 一緒についてこようとしたリリーナを諭し、一人で校門前の不審人物の正体を暴きに行こうとする
ヒイロ。しかし、リリーナは少々不安そうだ。
「…すぐ戻る…心配するな」
「ぁ…ハイ」
 不安そうに見つめるリリーナの前髪をヒイロはゆっくりと撫で、すぐに戻ると安心させる。すると、
リリーナからは不安の表情がフッ、と消え、いつもの笑顔でヒイロを見送った…
 一方、ディアナとハマーンの二人より一足早くレインの詮索の為、校舎の中を駆け回っていたルー
だったが…
「…ん〜、あてもなく探してもレインは見つかる訳無いし…誰かに聞いてみるかな?」
 結局、ただやぶからぼうに走っているだけで大した収穫は今の所無い。流石にこのままではラチが
開かないと踏んだルーは、とりあえず誰でもいいから女生徒を捕まえてレインを見かけなかったかどうか
尋ねようとしている。
「あ、ねぇねぇ…」
 そしてルーは、早速向こう側から歩いてきた一人の女生徒を捕まえる。

214美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:20 ID:cvNs5hsM
「? あら、何でしょうか?」
(うわ…なんか、変わった眉毛してるなぁ……ん? そう言えば、以前戦った妖魔の中にもこんな奴いてた
様な…気の所為かな?)
 その女生徒が振り向くと二股に分かれた眉が目の前に現れ、ルーはその特徴的な眉を見て以前の敵の
事を思い出している…
 ルーが呼び止めた女生徒は間違いなくドロシーなのだが、以前戦った時に着ていたボンデージの
服装しかルーは見た事がないので、ルーはこの女生徒がドロシーだという事に気づいていない。
 それ云々に、相手の顔を見ただけで分かるだろうと思うのはきっと気の所為だ。
「何か、御用があったのではありません事?」
「あ、ゴメンゴメン。あのさ、ちょっと聞きたい事があるんだけど…青色の髪で後ろ髪がちょっと跳ねて
背の高い女の人を見かけなかった? 今日転校してきた私の友達なんだけど…」
 レインの事を少々早口でドロシーに尋ねるルー。
「あら、その方でしたら先程見かけましたわ」
 確かに知っているだろう。先程、自分で昏睡状態に陥らせて異空間へと導いたのだから。
「!! ホント! どこにいたか知ってる?」
 そんな事とは露知らず、ルーはレインの居場所を知る事が出来たと喜び、ドロシーに居場所を尋ねる。
「ええ、ご案内致しますわ」
 ドロシーはニコリと微笑んでレインがいたと言う場所へルーを誘導する。
「助かるわ! お願い!」
「いいえ、こちらこそ…」
 だが、敵であるドロシーが素直にレインの居場所を教える訳が無い。その証拠に、レインの居場所が
分かったも同然と思って喜んでいるルーの死角でドロシーは何かを企んでおり、先程の爽やかな笑顔から
打って変わって、したたかな笑みをニヤリと浮かべていた…
「? 何か言った?」
「いえ、こちらの事ですわ、オホホ…」
 ドロシーの残した妙な台詞に疑問を抱くも大して気に止めず、ルーは大人しくドロシーの後をついて
いく。そして、ドロシーがとある教室の前でピタリと足を止めた。
「確か、この教室の中におられた筈ですわ」
「ありがと! 助かったわ!」
 レインがこの中にいるとドロシーに言われ、ルーは急いで教室のドアをガラッ! と開け、中へと
進入するが、
「レイッ…ン? ……」
 勿論、レインは中にはいない。それどころか、生徒一人いないもぬけの殻…その状況に、ルーは教室
全体をキョロキョロと見回しながら少しキョトンとしている…
「…ど、どういう事よ? レインどころか生徒が一人もいないじゃ…」
 ドロシーに詰寄り、レインがいない事でこれはどういう事なのか理由を聞く。
「フッ、フフフフッ…フォーッホッホッホッホッホッホッ!!」
 質問してきたルーに対し、ドロシーは先程とはまた違った奇妙な声を上げ笑い出した。笑う為の勉強
でもしているのだろうか、笑い方に色々なバリエーションを持っているようだ。
「!? ど、どうしたのよ? 突然、スパ○タンⅩのボス張りの声あげだして…」
「オホホホ! いえ、ここまで呑気な方だとは思いませんでしたから…」
「なんですって? (…少なくともあのコ(勿論ディアナ)よりかはマシだと思ってるわよっ!)」
「ホホホ。貴方は既に罠にはまっているのですわよ?ルー・ルカ…いえ、ガンダジュピター!」
「っ!!」
 人差し指をルーにビッ! と指し、ドロシーはルーのもう一つの姿であるジュピターの名を口に出すと
ドロシーは驚きから目を見開いた表情を見せる。
「あ、アンタまさかっ!?」
「フフッ…まぁ、今更ワタクシの事をお話するのも面倒なので、後々皆さんがお揃いになった時に説明
いたしますわ♪」
「くっ、余裕ぶってんじゃ…」
 邪悪な笑みを浮かべながら余裕綽々の様子のドロシーにルーがしびれを切らし、先手必勝でドロシーに
攻撃を仕掛けようと特攻する。しかし、ドロシーの間合いに入り手を出そうとした瞬間、
「うぐっ!?」
 ルーが妙な声をあげたと同時に、急に攻撃の手が止まった。

215美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:20 ID:cvNs5hsM
「ななっ!? 何よコレッ!?」
 教室内に配置されている机の引き出しから蔦の様なものが凄まじい速さで飛び出て、ルーの手足に一瞬で
巻きつき拘束していたのだ。おそらく、ドロシーがルーを罠に陥れる為に前もって机の中に仕掛けておいた
のだろう。
「暴れられると面倒ですので…しばらくお休みになっていなさい」
「っ!! …ゥン…」
 触手に拘束され動きを封じられたまま少し宙に浮かされたルーの顔に、ドロシーが近付いて何やら
スプレーみたいなモノをプシューッ、と吹きかける。すると、ルーは瞬く間にカクンと顔を伏せ、眠る様に
気を失ってしまう。
「フフフッ。これで二人目ですわね…」
 ルーが完全に眠った事を確認すると、ドロシーは先程レインを閉じ込めた異空間を再び出現させる。
そして、ルーも異空間の闇へと引き込んでいってしまった…

――…ルーがドロシーの手に捕らわれたほぼ同時刻、聖ガブリエル学園の校門前にて…
(確かここのハズ…けど女の人しかいない様な…)
 そこには、先程ヒイロがモニターで不審者と認識している人物、ロランがその場でウロウロと行ったり
来たりを繰り返していた。
「あら? あのお方は…どなたなのでしょうか?」
「まるで、使用人の様な格好をしていますわね…」
「それに、お顔立ちがまるで女性の様…クスクス」
 ロランを見かけた聖ガブリエルの女生徒達が、その容姿が可笑しいのかクスクスと小さく笑っている。
(うぅっ、ディアナ様ぁ…新手のイジメですか?)
 自分が女生徒達に晒し者の様に笑われているのが辛いのか、ロランが泣きそうな表情を浮かべている。
すると、
「…ここで何をしている…」
「! あ、あの…その…」
 訝しげな表情を浮かべながら、校門からロランの前に姿を現すヒイロ。尋ねられたロランは何やら
落ち着かない心境で、何を話せば良いか分からず言葉をどもらせている。
「返答によっては…お前を殺す」
 オロオロしているロランの様を見た所為か、ヒイロは怪しいと感じたのだろう。ズボンの後ろ腰に
挿している拳銃を抜き取り、ロランに向かって銃口を向けた。
「ひぃっ!? ま、ままま待って下さい! ぼ、僕はロラン・セアックと言って、ディアナ様の召使い
なんです! そ、それでディアナ様から頼まれたお弁当を持ってきたんですが、門の前で待っていると
仰っていたのにまだ来られていない様で、それで、それで…」
 ヒイロのこの行動にロランはビビりまくり、生命の危機からか急に滑舌がよくなりペラペラと自分の
事や今、自分が何をしていたかなどをヒイロに必死に説明している。
「あまり焦るな…落ち着いて話せ…」
 そうさせたのは何処の誰の所為ですか、と突っ込みたくなるロランだったが、その台詞をそのまま
言えば速攻でヒイロの構えている拳銃が火を吹く事になるだろうとロランは思い、グビッ、と出そうに
なった言葉を飲み込む。
「つ、つまり、僕はディアナ様に呼ばれてここまで来たんですけど、肝心のディアナ様が見当たらなくて
今に至る、という事なんです…」
「…それを証明するものでもあるのか?」
「しょ、証明するものって言われても…! そ、そうだ…」
 ロランは必死に自分が潔白である事を説明するもヒイロを納得させる事は出来ず、未だ拳銃は
ロランに向けられている。すると、ロランが何か閃いたのか自分のカバンをゴソゴソと何か探り始めた。
「このお弁当が証拠ですよ! えーっと…ほら、このタコさんウィンナーとかウサギさんのリンゴとか、
結構手間隙かかってるでしょ♪」
 そして、小さなお弁当箱を取り出しカパッ、と開ける。中には色々なオカズが綺麗に並べられており、
ロランはニコニコと嬉しそうに笑みを浮かべ、少し自慢げに自分の創作したウインナーとリンゴを証拠だと
言ってヒイロに見せる。が、
「…殺す」
「ひぃぃっ!?」
 当たり前だが全く証拠にならず、逆にイラついたのかヒイロは少しドスの効いた口調でロランに拳銃を
突きつけた。

216美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:21 ID:cvNs5hsM
「その辺で勘弁してあげたらどうかな?」
 ヒイロに拳銃を突きつけられ怯えているロランの後ろから声が聞こえたかと思うと、黒いタキシードを
着たアムロが現れる。バラを持っている姿は少々ナルシー入ってる様に見えるが…
「だれだ、お前は…」
 ロランに向けていた拳銃を、今度はアムロに向けるヒイロ。しかし、流石にロランよりか年季が入って
いる分、アムロは突きつけられた拳銃にも全く動揺を示さない。
「誰なんでしょう…」
「あ、あれっ? 少なくとも君には私の名前を知っておいて欲しかったな、ロラン…」
 初めて出会ったヒイロはともかくとして、この前救った(襲いかけた)ロランに自分の事を忘れられ、
アムロは少々ガックリしている。
「っ! も、もしかして、僕がこんな美しい容姿だから襲おうとして…貴方、ストーカーですかっ!?」
「その年でその格好…変質者か?」
 気を落としているアムロに更に追い討ちをかける様にヒイロとロランは好き勝手な事を言いたい放題
ぶちまける。それに、怯えていた割には自分の事を容姿端麗だと言いきるロラン…繊細な様で、中々
図太い神経を持っている様だ。
「ス、ストー…変しっ…そ、そんな言葉、アイツ(勿論ディアナ)にも言われた事無いのにっ!」
 そんな二人の好き勝手な言葉に余程傷ついたのか、アムロは少し興奮気味だ。確かに酷い言われ様では
あるが、大のオトナがこれでは少々情けない気も…
「どうでもいいが…貴様、こいつの仲間か?」
「…いや、仲間じゃないんだけど、その少年に少し興味があってね」
「っ! や、やっぱり僕の身体が目当てなんですかっ!!」
 ヒイロの質問に言葉の足りないアムロ。これではロランに勘違いされても仕方ないだろう。ロランは
少し怯えながら、開いているシャツの胸元をギュッ、と掴んで手で隠し、アムロから後ずさりながら
距離を取る。
「い、いや違うっ!! そういう意味では…(あ、でも少し…)」
 怯えるロランにアムロは必死に否定するも、心のどこかで僅かながら邪な事を考えている。
「なら貴様は何者だ…返答次第では貴様も殺す…」
 アムロの正体を暴くべく、ヒイロは銃を突きつける。しかし、この後のアムロの一言でヒイロは驚く
事になる。
「…彼が、「月の影」だと言ってもかい?」
「っ!? …コイツが…」
 アムロの「月の影」という言葉にヒイロは珍しく表情を変えて反応する。その「月の影」という言葉
は、頑ななヒイロですらも変化をもたらしてしまうほどの重要な言葉なのだろう。そして、ロランを
少し睨んだ感じで見ている…
「??」
 一方、「月の影」と称されたロランはと言うと、何がどういう事なのか全くわかっておらず、キョトン
とした表情をただただ浮かべているのだった…

――…レインとルーがドロシーに囚われの身となって、およそ一時間が経過しようとしている時、
ハマーンは別校舎にて必死にレインの詮索に当たっていた。しかし、当然の事ながらドロシーの
異空間に引き込まれたレインを見つける事は出来ず、ハマーンは少し焦りを覚えていた…
「ハッ、ハッ、ハッ…くそっ、レイン…今、何処に…」
 ずっと走りっぱなしだったのでハマーンは息切れを起こしていた…壁に手をついてレインを危惧
しながらも少しの間休むハマーン。お前は何処にいるとレインに呼びかけるもその声はレインに
届く事はなく、ただ空しく自分の頭の中に聞こえるだけだった…
(これだけ探しても見つからないとは…他の連中が見つけているという可能性も、正直低いな…)
 ついていた手を離し、今度は壁に背をもたれさせるが少し脱力し、ズルズルッ、と腰を落として
いくハマーン。遂には疲れからかストンッ、とその場で座り込んでしまった。
「…レイン…無事でいて欲しいものだが…」
 ハマーンは再び独り言をポツリと呟き、手を組み額にあてて少し苦い表情をしながらレインの
無事を願っている。と、
「あら、どうかなさいまして?」

217美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:21 ID:cvNs5hsM
 ハマーンの耳に一人の女生徒の声が聞こえ、ふと顔を見上げると、そこには平然な顔をしながら
喋りかけてくるドロシーがいた。今度はハマーンにターゲットを絞ったらしい。
「え? (…変わった眉毛をしているな…どこかで見覚えが…)…い、いや、少々疲れてな…」
「まぁ、そうですか」
 しかし、ハマーンもまた、ルーの時と同じく特徴ある眉毛には何か引っ掛かるものの、ドロシー
自身の正体には全く気づいていない。
「そ、そうだ、一つ聞きたい事があるのだが…」
「はい、何でしょう?」
「この校舎内にレインと言う青色の髪をして少々後ろ髪が癖っ毛な感じの女を見かけなかったか?」
 そして、ハマーンもルーと同じ様にドロシーにレインの居場所を尋ねる。それが、罠にはまる前兆とも
知らずに…
「あら、その方でしたら…」
 あたかも知っている様な素振りを見せるドロシー。あくまでハマーンに興味を惹かせる為の演技だが。
「知っているのか!?」
「えぇ、確か向こうの体育用具室に入っていかれたと思いますわ」
「!! そ、そうかっ! 助かったっ! 恩にきる!」
 ドロシーがウソの居場所を話すやいなやハマーンは速効で立ち上がり、ドロシーに一言礼を言うと
駆け足で走り去っていった。
「…フフフッ、いいえ…」
 走り去っていったハマーンの後姿を眺め、ドロシーは邪まな笑みをクスクスと浮かべていた…
「レインッ! 無事っ……? いない?」
 用具室に辿り着き、レインを呼びながらハマーンは勢い良くドアをバンッ! と開け放つが、勿論そこに
レインはいない。あるのは無造作に置かれている体育の授業に使用する縄跳びの縄、バスケットボール、
跳び箱などの用具のみだ…
(どういう事だ…もしや、もう別の場所に…)
 と、ハマーンが考え込んでいると、後ろからカチャッ、とドアを閉める音が響く。
「!? お、お前はさっきの…」
 ハマーンが振り向くと、そこにはドアの鍵をかけた張本人であるドロシーが立っていた。
「フフフッ、とうとう見つけましたわ…ワタクシの可愛い子猫ちゃん♪」
「なっ!? な、何者だ貴様!」
「フフフッ…オォーッホホホホ!! この笑い声にお聞き覚えはありません事?」
 手の甲を頬に添え、また別のバリエーションの甲高い笑い声をあげるドロシー。そして、自分のこの声に
聞き覚えが無いかとハマーンに尋ねると、
「!!! き、貴様…あの時の女妖魔、ドロシーかっ!!」
 何故か顔を見ても分からないのにその笑い声だけでドロシーと認識するハマーン。途端に表情が険しく
なり、ドロシーに今にも襲い掛からん様な視線でギラッ! と睨みつけている。以前、卑猥な目に遭わされた
個人的恨みもある所為だろう。
「ホホホッ、ご名答…ワタクシのお名前を覚えていてくれて光栄ですわ、ガンダマーズ…」
「貴様がここにいるとは…っ! まさかレインは!」
「お気づきになられた様ですわねぇ? そうですわ、全てはワタクシが仕向けた事…先程、ガンダジュピター
も、ワタクシの手に堕ちましたわ」
「なっ、何だとっ!?」
 ルーも既にドロシーの手に堕ちたと知り、ハマーンは少し驚愕する。しかし、驚きの色はすぐに消え、
ドロシーに対する怒りに拳をフルフルと震わせながら握り締めている…
「フフッ、さぁ…本当は貴方は最後にと思っておりましたが…見つけてしまったのでは仕方ありません。
今度は貴方の番に致しましょう!」
 そう言うと、ドロシーの身体が黒光りを放ち、制服姿から一瞬でボンデージ姿へと変化した。
ドロシーの黒いその姿は、胸元がかなり開いたブラにハイレグのTバック…スタイルがいい事もあってか、
艶かしく男ならば一撃でKOモノだろう。
「ふざけるなっ! 誰が貴様などの手に堕ちるものか! 今度こそ、この手で修正してくれる!」
 ドロシーのその姿にも臆する事無く、咆哮し、ハマーンは手を真上にバッ! と上げ、
『マーズスターパワー…メイク、アップ!!』
 キーワードの後、光輝く変身ペンが上に掲げたその手に現れる。そのペンを横に薙ぎ払うとそのペンから
炎が噴き出し、ハマーンの身体を包みこむと部分部分に炎が纏わりつく。その炎は円を描き、ゴオオオッ!
と勢い良く回りながら更に激しく燃え盛る。そして炎が消えると、ハマーンの服装が赤いセーラー服へと
変化していた…火星を主とする美少女戦士、ガンダマーズの姿に!
「愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダマーズ! 火星に代わって…折檻するっっ!!」
 ビシッ! と力強い決めポーズで、ドロシーを指差すマーズ。

218美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:22 ID:cvNs5hsM
「あああっ! …やはり美しいですわぁ…ワタクシ、貴方のその姿を見ると身体中がゾクゾクする感触が…
もぉ、もお止まりませんのよぉっ!!!」
 身体中、痙攣したかの様にブルブルと震わせているドロシーだが、次の瞬間、マーズに奇襲で先制攻撃
を仕掛ける。ムチがビシュウッ! としなり、黒い線がマーズに襲い掛かる。
「っ!! 遅い!」
 しかし、見事な身のこなしでマーズはその場から飛翔し、一閃するムチを難なくかわした。
「あらっ? 逃げてはダメですわ!」
 今度はムチを放つ速度を上げ、連続攻撃を仕掛けるドロシー。黒い線が弧を描き、ピシュウッ! と
軽く鋭い音をたてながらマーズに襲い掛かる。
「甘いっ!」
 が、これも見事にかわされる。以前、戦った時にドロシーの攻撃パターンをマーズは覚えており、完全
に見切っているのだ。
「無駄だっ! 貴様のムチは既に見切っている! 今度は…こちらの番だな!」
 ドロシーの攻撃をかわした直後、体勢を立て直したマーズは、今度はドロシーの顔面に正拳を叩き込もうと
拳を硬く握り締め、一撃を放つべくドロシーの攻撃範囲内に飛び込む。が、
「フフッ、残念…ムチだけではありませんわ」
「何っ!」
 ドロシーの間合いに入った瞬間、マーズの手足と腰を何かが一瞬で束縛した。
「ぐっ!? な、なんだっ? この縄と棒…うぐっ!!」
 手足を束縛していたのは用具室に置いてあった縄跳びの縄と棒高跳びの棒だった。棒がマーズの後ろで
Iの字を作り、それを軸として手足と腰を縛っているのだ。手足に巻きついている縄にはかなりの力が
籠められており、易々と外れそうな代物ではない。恐らくこれも、妖魔独特の能力なのだろう。
「ホォッホッホッホッホッ! ワタクシの力を甘く見たようですわね、ガンダマーズ!」
 マーズの捕獲に見事成功し、ドロシーは満足げな表情を浮かべて高笑いしている。
「く、くそっ、卑怯なっ!! 離せっ貴様っ!」
「フフフッ、あのお方は手を出すなと仰ってましたけど、まだ大人しくなる様子が無さそうですし…
味見するぐらいなら良いですわよね♪」
 いきりたっているハマーンにドロシーがヒールをコツコツと鳴らしながらゆっくりと詰寄ってくる。
そしてマーズの前に立つと、背筋の伸びた状態で束縛されている所為か胸が強調されて更に大きく見える。
その片方の胸の下乳にピッ、と指差し、ツツーッ、と滑らせる様に乳首まで持っていき、クリクリ…と
突起をいじくると、ピンッ、と指で弾いた。
「フフフ…やっぱり、貴方の胸の感触は最高ですわぁ♪ ムッチリとしていて張りも良くて…」
 今度はムギュウ…と指がマーズの胸の肉で埋もれるくらいに鷲掴みにすると、ゆっくりこね回すように
揉みはじめ、タプタプと横に擦り揺らす…手つきとやってる事が少々オヤジ趣味っぽい。
「くぅっ…や、やめろ俗物がっ!!」
「まぁ…捕まっても尚、その凛としたお顔立ち…リリーナ様に勝るとも劣りませんわ…レロッ…」
 ムニュムニュと自分の胸を揉みしだくドロシーを睨みつけて暴言を吐き叫ぶマーズ。しかし、手足の自由
が利かないのを良い事に、ドロシーは全く止める傾向を見せない。逆に、その怒りに満ちたマーズの頬を
スリスリと擦り、レロォ…と堪能する様に舌で舐め上げる。
「うぅっ…き、気持ちの悪い!! やめろと言って…」
「フフッ、相変わらずここは弱いんですの?」
 ドロシーの攻めにまだ屈しないマーズだったが、ドロシーが手を腰に持って行きスカートを捲り上げて
パンティの間に指を滑り込ませ、ピチピチとした形の良い臀部の肉をかき分ける。そして、その奥にある
キュッ、と締まったアヌスに中指をズヌゥッ…と侵入させる。
「んはあぁっ!? あ、や、やめ…ろ、そこは…んぁっ!」
 すると、一気にマーズの態度が豹変する。声が少し震え頬は赤く高揚し、身体全体を何やらフルフルと
小刻みに振るわせ始めた。
「やっぱり…ちゃーんと分かってるんですわよ? ホラホラ…」
「あああっ!!! や、止めて…そん…なぁぁあああっ!!!」
 始めのうちは慣らす為か、ヌプッ、ヌプッ、と一定のリズムで中指を出し入れしていたが、徐々に徐々に
そのリズムの速度を上げていく。そのドロシーの手馴れた愛撫にマーズはガクガクと腰を震わせ、部屋一帯
に快楽の悲鳴を響かせる…
「ほら、服の上から乳首が立っているのが分かりますわよ? ふふっ、イヤラシイ雌猫ですこと…」
「くふぁっ!(ま、マズイ…このままでは…前と同じ様に弄ばれて…)…も、ぉ…お、お願いぃぃ…
と、めて、んぅっ! こ、これ、ぃじょうぁ…ふあっ!?」

219美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:23 ID:cvNs5hsM
 アヌスを刺激され感じた所為か、マーズの乳首は白い服の上からも分かるくらいにツンと立っており、
それを見たドロシーがもう片方の手でギュウッ、と強めに摘んでこねくり回す。痛みが乳首に襲うも、
マーズの神経は段々と麻痺しているのか痛みからでも快楽を感じ、高い喘ぎ声をあげるのであった。
「フフフッ、口からヨダレを垂らしながら止めてと仰られても説得力ありませんわ。ほら…」
「あっ!? そ、そこは!」
 瞳が朦朧としてだらしなく開いた口元からは涎を垂らしているマーズにいつもの厳格なイメージは無く、
今はただ、与えられる刺激に悶え苦しむ女となってしまっている。マーズがドロシーに止めてと懇願するも
ドロシーがそんな願いを聞く訳も無く、スカートを捲くられて丸見えになっているマーズのパンティを
太腿辺りまでスルスルッ、とズリ下げ秘部を露にした。
 並々と生い茂っている陰毛に隠れているマーズの秘部はドロシーの愛撫で感じたのか、花弁をピクピクと
ヒクつかせて既に淫らな蜜を少し湧き出させていた。それを見たドロシーはニンマリと至福の笑みを浮かべ
ながら花弁に二本の指を沿わせ、クパァッ…と秘肉を開くと膣からトロォ…と淫液が垂れてくる。その一方
で、もう片方の手ではアヌスの愛撫を更に激しくしていくのを忘れない。
「あひぃっ!? いあああっ!! は、激しいのいやあぁっ!」
 ズブッ! ズブッ! と自分のアヌスを速く激しく出し入れするドロシーの中指の動きに、マーズは首を
ブンブンと振りながらも敏感に感じていた。その証拠に、指でパックリと曝け出されている秘部からは、
更に淫蜜をトクトクと噴き出させている…
「んあああっ!! …グスッ…ヒグッ…あ、ああっ!!」
 涙を流し、喘ぎながらもマーズはドロシーから与えられる快楽から必死に耐えていた。しかし、ドロシー
の手にかかってしまえばその僅かな抵抗も許される事無く、逆に更なる激しい刺激が身体の隅々に響き渡り、
淫らな甘い声を漏らしてしまう。いつしか、マーズの瞳は意識の色を失っていた…
「…(も、もう…ダメ…だ……く、口惜しいが…コイツの愛撫には…逆らえ…ない…)…ひぁっ!!
んはっ!! うんんっ!!」
 これ以上の抵抗はもう苦しむだけ…なら、いっその事堕ちる所まで堕ちよう…ハマーンはそう悟ったのか、
大人しくドロシーの愛撫を受け止め、漏らす吐息をより一層高く上げる。
「あぁ…なんていい鳴き声…さぁ、もっとしてあげますから…激しくイきなさいっ!!」
 マーズの喘ぐ声に聞き惚れたドロシーは、高揚した笑みを浮かべながらラストスパートと言わんばかりに
アヌスに入っている中指をズポッ! ズポッ! と激しく出し入れし始める。それと同時に露にしている秘部の
花弁にも添えている二本の指を一気に侵入させ、グシュッ! グシュッ! と淫靡な音と激しいしぶきを立て
ながら膣内をこねくり回した。
「きひいぃぃぃっ! あっ!? あっ!? あぁっ!! やめっ、やめっ、やめぇぁあああああっっ!!!」
 そのドロシーの激しい二穴同時攻めに途端にマーズの頭は真っ白になり、悲鳴にならない悲鳴を上げながら
身体全体をビクゥッ!! と後ろに反らせて絶頂に達してしまう。その際、花弁からプシッ、プシィィッ!!
と恥ずかしい音を立てながら二、三度潮を吹き、その汁がポタポタッ、と地面を斑点で汚していく。
「ぁ…は……」
 そして絶頂の後、マーズはブルブルッ、と小刻みに震え、絶頂の余韻と屈せられてしまった敗北感を感じ
ながらカクンと顔を伏せ、気を失ってしまった…
「フフッ、こんなにオツユを吹かせてイってしまうなんて…? あら、イった感覚で気を失っていますわ…」
 指に付着したマーズの吹いた潮を、ドロシーはペロッ、と舐めながら気絶したマーズを見つめている。
「もう少しイジめてあげたかったのですが…まぁ、手間が省けていいでしょう。これ以上は、あのお方に
可愛がって貰いなさい♪」
 じっくりとハマーンの味見をしたドロシーは満足そうに笑みを浮かべながら、ズリ下げていたパンティ
の両方のセンターラインを親指に引っ掛けてゆっくりと上にあげていく。そして、ちゃんと履かせ直した
所でセンターラインをワザと引っ張ると肌に弾いて、パチッ! と音を鳴らした。
「…ぁ…(でぃ…ぁ…な)…」
 意識が落ちていく中で、マーズはディアナの名を心で微かに呼んだ。力無く、小さく、助けを求める
様に…その最後の呼び掛けもディアナには届く事無く、マーズはドロシーの呼び出した異空間の闇へと
引きずりこまれて行くのだった…

220美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:24 ID:cvNs5hsM
――…その頃、放送室にてリリーナが四人の行方を心配しながらGPSのモニターを見ていたが…
「! …ハマーンさんのGPSも…」
 先程、ルーがドロシーに囚われた時もGPSは作動を停止し、モニターからルーの場所を示す色が消えて
しまい、今度はハマーンを示す色も消えてしまった。それが示す事は、かなり危険な状況が二人の身に降り
かかっているという事…思わずリリーナは椅子から立ち上がり、キュゥッ、と手を握り締める。
「…残っているのは…ディアナさんだけ…でも…」
 GPSが光っているのは残りのディアナのみ。しかし、そのディアナのGPSも先程から教室に留まり
続け、動く気配がない…リリーナはディアナにも危機が迫っているのではと心配そうにモニターを眺めて
いたが、
「…(ヒイロ…ゴメンなさい…)……皆さん、待ってて下さい!」
 このまま皆が危険に晒されるのを黙って見ている訳にはいかない。そう思ったリリーナは意を決し、
ヒイロに心の中で謝ると放送室から飛び出し、教室に留まっているディアナの所へと向かっていった…
 その一方で、ディアナはと言うと…
「ぐぅ…ぐぅ…」
 危機など起こっている様子は微塵も無く、レインの詮索そっちのけでディアナはその教室の机を一つ
拝借して眠りこけていただけだった。これではディアナに助けを求めたハマーンも報われない…
「っ!! でぃ、ディアナさん……」
 そこへリリーナがやってくる。教室に入るやいなや爆睡しているディアナの姿を見てガクゥッ、と
脱力するリリーナ…確かに、心配して駆けつけてきたのに眠られていては気も滅入るだろう。
「ん、ぅむー…すぅすぅ…」
 そんなリリーナの心情も知らず、ディアナは頭だけ寝返りを打ち気持ち良さそうに寝息を立てている。
ハマーンが相手なら、完全にブチ切れモードに突入しているだろう。
「ディアナさん起きて!! 起きてください!」
 眠っているディアナの下へ寄り、ユサユサと肩を揺らしながらディアナを起こそうとするリリーナだが、
「……むにゃ…」
 茶道の授業の時と同じく、当然、ディアナは起きる気配を見せない。この爆睡ぶりは筋金入りなのだろう。
「(…仕方ありません…)ゴメンなさいっ!!」
 何かを悟ったリリーナが眠っているディアナに一言謝ると、ディアナの両肩をグイッ! と起こし、頬に
ビンタをバシイッ! とかました。
「ひぶっ!? はぶっ!? ひぶっ!? はぶっ!?」
 バシ! バシ! バシ! と容赦ないリリーナの往復ビンタに、妙な声をあげながらもディアナの意識は
徐々に回復してくる。
「うぅっ…えっ? …リ、ぶはっ!? り、リリー、ぷろぉっ!? 」
 そして、リリーナのビンタの痛みで完全に目が覚めたディアナ。だが、何故かリリーナのビンタする手は
一向に止まらない。リリーナの名を呼ぼうとするも、ビンタで阻まれ声が思う様に出せない。
「起きて! 起きて! 起きて!」
 リリーナはビンタを繰り出す事に夢中でディアナが既に目覚めている事が分からない様だ。一心不乱に
ディアナに向かって叫びながらビンタし続けるリリーナ。やっと目覚めたディアナだが、今度は別の意味で
一生眠らされてしまいそうだ…
「ぶふっ! ま、待って! ぴぃっ! 待ってくださいリリーナさんっ! 起きてますからっ! ワタクシ、もう
起きてますからっ!!」
 このままでは命に係わる…そう悟ったディアナは、リリーナのビンタから逃れる為に必死に顔を両手で
覆う様に縮こませ、叫ぶ様に起きていると訴えかける。その表情は、ビンタの恐怖からか少々ひきつり、
ガクガクブルブルと震えていた…余程リリーナの繰り出すビンタは痛いのだろう。
「あっ…や、やっと、起きてくれましたか…」
 ディアナの命がけの呼び掛けで、ようやくリリーナは我に返りビンタしていた手を止めた…
「は、はい、起きましたから…ヒック…もうビンタは止めて下さい…ヒック…」
 やっとこさリリーナのビンタの手が止まると、ディアナはビンタの痛さで泣きじゃくっていた。
頬はプックラと赤く腫れ上がっており、見た目からもかなり痛そうな感じだ。傍からみれば、リリーナが
ディアナをリンチしていた様にしか見えない。
「あ…ご、ゴメンなさい。他に方法が思いつかなかったものですから…そ、それよりディアナさん! 今、
大変な事が…」

221美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:24 ID:cvNs5hsM
 泣きじゃくるディアナに謝りながら、リリーナは制服に装着してあるGPSの事、そして、ルーと
ハマーンのGPSの反応が消えてしまった事全てを手短にディアナに話す。
「……そうですか…もう三人は既に敵の手に捕らわれている可能性が高い、という事ですね?」
 眠っていた時とは打って変わり、真剣な表情を浮かべたディアナが深刻そうにリリーナに尋ねる。
「はい…先程、レインさんを校内放送で呼びかけましたが、結局、レインさんは来ませんでしたし…
私、もういてもたってもいられなくなって…」
「…わかりました。では、ワタクシは最後にハマーンがいなくなったという場所にまで行ってみます。
ですが、貴方は放送室へお帰りになって下さい」
「えっ…わ、私も手伝います! 分かれてお二人の下へ行けば…」
 ディアナに放送室へ戻れと言われたリリーナが、自分も手伝うとディアナに持ちかける。
「お気持ちは有難いのですが…もし、その場に妖魔がいたらそれこそ危険です。ですから…」
「で、ですが、皆さんが危険な目に遭われているというのに私だけ一人でのうのうと待っている訳には!
それに私も…っ!」
 妖魔がいては危険とディアナに言われても、リリーナは自分も一緒に探すと言い張り譲らない。そして、
少し興奮したリリーナが気になる言葉を残した…
「?? …私も…何ですか?」
 不意に止まったリリーナの発言。それを不思議に思ったディアナが、リリーナに聞きなおす。
「…ディアナさん…いえ、ガンダムーン…実は私、貴方に黙っていた事があるんです…」
 少し興奮していた口調から一転し、冷静な口調になるリリーナ。
「? 黙って…いたこと?」
「実は私…皆さんと同じ、セー…」
 ディアナの名をガンダムーンと改めて言い直し、リリーナは秘められた事実を語ろうとする…しかし、
「失礼致しますわ。あら? リリーナ様…」
 核心を突く言葉がでかけた瞬間、教室に入ってきたのはドロシーだった。
 先程、ハマーンをも手中に収めたドロシーは最後の標的であるディアナを捕える為に現れた様だ。
「あ、ドロシー…」
 そんな事だとは全く知る由も無いリリーナが、振り向いてドロシーの名をポツリと口から漏らす。
「どちら様でしょうか? あの二股眉毛の女の……っ!? ドロシーですって?」
「え、えぇ…彼女はドロシー・カタロニアと申しまして、この聖ガブリエル学園の…」
 ドロシーと言う名を聞いた途端、訝しげな表情を浮かべるディアナに困惑しつつも、リリーナは
ドロシーの事を紹介しようとするが、
「その者なのですよ! ワタクシ達と戦っているという妖魔は!」
「っ!?」
 名前まで出てきてしまえばいくらディアナでも正体は分かった様だ。ビシッ! と人差し指をドロシー
に示し、戦っている妖魔が彼女だとディアナが話すと、リリーナはまさか…といった感じで驚愕している。
「…フフフフッ、ホホホッ、オーッホホホホホホ!!! ばれてしまっては仕方ありませんわね。まさか、
ガンダムーンとリリーナ様が一緒に行動しているとは思いもしなかったものですから…」
「そ、そんな…ドロシー、嘘よね? 貴方が妖魔だなんて…」
 高飛車に笑い声をあげるドロシーに、リリーナは信じられないと言った感じで少し青ざめた顔でドロシー
に恐る恐る呼びかける。
「ゴメンなさいリリーナ様…けど、ご安心になって…貴方も、そしてガンダムーンもワタクシの手によって
快楽へと導いて差し上げますわ!」
 不敵な笑みを浮かべた瞬間、ハマーンの時と同じ様にドロシーの身体が黒いオーラみたいなものに
覆われる。その闇が拭い去られると、ドロシーの服装が禍々しい漆黒色のボンデージ姿へと変わっていた…
「っ!! ど、ドロシー…」
 変わり果てたドロシーの姿を見てリリーナは言葉を失った。今まで一緒に仲良く勉学を共にしてきた仲間
が目の前で妖魔に変化した姿を見れば、そのショックもかなり大きいはず…事実、混乱しているリリーナは
もうどうしていいか分からず、その場に立ち尽くし呆然としていた…
「お待ちなさい! …これ以上、貴方の好き勝手にはさせません!」
 ショックを受け呆然としているリリーナの前に、ディアナが強い面持ちで立ち塞がった。そして、
『ムーンプリズムパワー…メイク、アップ!』
 ディアナの言葉の後、胸に装着しているブローチが光沢を放つ。
 まばゆい光がディアナを包み、制服が光の中へと消えてゆく…そして、フラッシュが瞬くと同時に服装が
セーラー服へと変化した。その姿は、月の主の加護を受けし白き鮮麗なる美少女戦士、ガンダムーン!

222美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:24 ID:cvNs5hsM
「愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダムーン! 月に代わって…お、お仕置き…ょ…」
 途中までは良かったが、やはり決め台詞が恥ずかしいのか最後の方になってくると声がモゴモゴとして
聞こえ辛い。おまけにムーンの顔は耳まで真っ赤に染まってしまっていた…ハロがその場にいれば間違い
なく突っ込まれていただろう。
「あら? どうかなされたのかしら? 耳まで真っ赤になってますわよ?」
「ほ、放っておいて下さい! まだこの台詞に慣れてないだけです!」
 もう五回も変身しているのに未だ恥ずかしがっているムーン。もうそろそろ慣れてくれてもいいと
思うのだが。
「それより…レインがいなくなったのはもしや貴方の仕業ですか!?」
「ホホホッ、いかにも…いえ、彼女だけではありませんわよ? ジュピターもマーズも、既に私の手の内に
ありますの…あとは、貴方だけ…」
「くっ! 卑劣な!」
「巧妙な手口だと言ってほしいですわね。貴方達は四人揃っていれば確かに強靭な相手…けど、一人一人、
個別に相手をすれば、その戦力も分断される…フフッ、そしてその結果が今、この状況…と言う事では
ないでしょうか?」
 先の戦いではあれだけの無謀な戦い方をしていたとはとても思えない程、冷静な戦術を計画していた
ドロシーは、眉毛をピンッ、と払いながら自慢げにムーンに語っている。
「屁理屈を…今すぐ貴方を倒して、仲間を返してもらいます!」
 と、ココまでは清楚な怒りで通してきたディアナだったが、
「オホホッ、出来ますか? お乳だけに栄養が偏っている貴方に」
「(ピキッ)な、何ですってぇぇっ!!!」
 禁句に触れたドロシー。途端にムーンは額に血管の筋をピクピクと浮かべてヒステリックにドロシーに
叫ぶ。
「私の放った下僕の妖魔から貴方の胸のお話は聞いておりますわ…なんでも揉んだが最後、病みつきに
なって絶対に一度はその乳でパイズリしないと気が済まないとまで言ってましたわよ?」
 そんなムーンの叫びにも臆する事無く、ドロシーはズケズケと言いたい放題で、遂にはトンでもない事
まで言い放った。
「っ!! ぱ、パイ、って…〜〜〜っ」
「(ピキピキッ!)お、お、お、お黙りなさいっ!! それ以上の侮辱な発言、許しませんよ!?」
 ドロシーのその発言にリリーナは真っ赤になった顔を下に伏せてしまいモジモジしてしまう。その隣で
言われたい放題のムーンは怒りの頂点まで達していた…もはや、いつ切れてもおかしくない。
「フフフッ、ならおいでなさいな。妖魔をも狂わすその魔乳からミルクが出なくなるまで搾り取って
差しあげますわ!」
 そして、ドロシーが手をワキワキと胸を揉む様な仕草をして言ってはならない事を言い続けた結果…
「(ブチィッ!!)も、もう許しませんっっ!! 月の制裁、その身に受けなさいっっっ!!」
 遂にムーンの堪忍袋の緒が切れた。叫ぶと同時に額に装着しているティアラに手を持って行き、中央に
施してあるクリスタルに指を沿わせる。するとクリスタルはキラッ、と光り、ティアラはムーンの額から
カシャンッ、と外れた。
 手にしたティアラを回転しながら水平にしてドロシーに構えると、ヴンッ! と眩いばかりのオーラを
放ち、白色に光る。
「ムーン・ティアラー…アクショーンッ!!」
 ムーンはその白く光るティアラを後ろに振りかぶって、勢い良くドロシーへ投げつける。ティアラは
ギュルルッ!! と勢いよく回転しながら、ドロシーに向かって一直線に突っ込んでいった。
「ホホホッ。ワタクシ、一度見た技をもう一度喰らうなんて無粋な真似は致しませんの」
 ドロシーが余裕の笑みを浮かべながらムチを手に取ると、
「はぁっ!」
 そのムチを手の前でバゥムクーヘンの様にシュルルッ、と巻きつかせる。その巻きついたムチが鋼鉄
へと変化して黒き盾となり、ムーンの放ったティアラの前に立ち塞がる。
「なっ!?」
 ムーンが驚いた時、放ったティアラがドロシーの創り出した盾に激突する。盾にティアラがえぐり込む
様に回転しながらバチバチィッ!! と大きい音を立て、辺りに火花を散らす。
「く、ぅぅぅぅ!? な、なんという威力ですの!?」
「(あら? なんです…盾で防いでいるのかと思っていたのですが…堪えているのが精一杯という感じじゃ
ありませんか…フフッ、そうです。ワタクシは愛と正義のガンダムーンなのですから、正義が悪に負ける
訳が無いのです!)無駄です! ワタクシのムーン・ティアラ・アクションを、その様な盾などで…」

223美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:25 ID:cvNs5hsM
 少しこごもった声をあげながら必死に向かってくるティアラを盾で塞ぐドロシー。その必死な姿を見て
ムーンはいけると確信したのかニヤリと勝ち誇った笑みを浮かべて無駄だと言い張る。が、
「や、やられる…わけ御座いませんわ。フッ!」
「防げ…げ??」
 形勢逆転。ドロシーは盾を横になぎ払い、あっさりとティアラを跳ね除けてしまった。その瞬間、
ムーンの勝ち誇った笑みは一瞬で消え、決まりかけた台詞も中途半端に止まってしまう。どうやら
ドロシーは苦しいフリをしていただけで、その裏でムーンをおちょくっていた様だ。
 一方、跳ね除けられて地面にカラン…と空しく転がっているティアラを見つめているムーン。いとも
簡単に自分の技を破られた事で、ムーンは少々呆気に取られてる。
「ホォッホッホッホ♪ 残念でしたわねぇ、ガンダムーン?」
「クッ、キィィィィッ!! な、何て腹立たしい妖魔なのでしょう!」
 まんまと演技に引っかかりあっけらかんとしているムーンの様子を見て、ドロシーはかん高い声を
あげて嘲笑っている。そのドロシーの嘲笑いに、ムーンは歯軋りを立ててかなり悔しそうだ。切れたり
笑ったり悔しがったり、中々忙しい女神である。
「さて…今度はこちらの番ですわね? その身に受けなさい、ワタクシの黒き鞭の洗礼を…」
 一頻り笑い終えるとドロシーは盾の変化を解き、鞭を地面へ一回、ピシイッ! と払い唸らせた。そして、
ムーンに顔を向けると、ドロシーのプレッシャーが一気に増大していく。
「!! (こ、このプレッシャー! まともに受けてしまえば…)り、リリーナさん! 逃げ…」
「えっ…」
「逃しはしません! ベイン・スプラァァァァシュッ!!」
 増大していく負のプレッシャーを感じたムーンがリリーナに逃げろと言いかけるも、ドロシーがその
言葉を遮る。直後、ドロシーの影がギュゥンッ! と伸びてムーンとリリーナがいる場所までかぶると、
その影を這う様に幾つもの黒い鞭の残影が荒れ狂う大蛇の如くビュゴオオオッ!! と風切る音を立て
ながら、二人の間に突っ込んでくる。
「クッ!」
「あっ!? む、ムーン!!」
 リリーナの身を案じたムーンがリリーナをドンッ、とその影から突き放し遠ざける。しかし、自分の身は
全くの無防備となってしまい、ムーンはその身に黒い鞭の閃撃をまともに喰らってしまう。
「キャアアアアアアッ!!!」
 悲痛な叫び声をムーンがあげるも、唸り狂う嵐の様な鞭の閃撃はまだ止まらない。戦闘の際に変身した
セーラー服はビリビリと音を立てて破けていき、肌がどんどん露出していく。そして、ドロシーの放った
技がようやく止むとムーンはその場で力尽き、仰向けの状態でドサッ…と倒れてしまう。
 ムーンのセーラー服はボロボロになっており、ドロシーが揉みしだくと言っていたその巨乳は、無残にも
無数の痛々しい鞭の後を受けて放り出される様にブルンと露になっていた…
「ぅぐっ…(…ど、どういう事ですか…以前と戦った時と…全く…レベルが…ちが…)…う…」
 以前よりも強大なプレッシャーを身につけたドロシーに疑問を感じながらも、満身創痍のムーンは巨乳を
放り出したまま意識を失ってしまう。
「くっ…ぅう……っ! ガンダムーン!」
 その傍らで、ムーンが突き放してくれたお陰で何とかダメージは無いリリーナだったが、それでも
ドロシーの放った技の勢いが凄まじかったのか、技の反動の風のみで吹っ飛ばされて尻餅をついていた。
 気が付けばボロボロになってあられもない姿で横たわってるムーンを目の当たりにしたリリーナが、
驚いてムーンの傍へとに駆け寄ろうとするが、
「ムーン! しっかり…あっ!?」
「お待ちになって下さいな、リリーナ様♪」
「ど、ドロシー! 鞭をほどいて!」
 ニコリと微笑んだドロシーの鞭がリリーナの身体にシュルッ! と巻きつき、ドロシーの傍へと手繰り
寄せられてしまう。
「ガンダムーンは既に気を失っています…せっかく眠っていらしてるんですから、起こすのは野暮という
ものですわ」
「それは貴方が…っ!?」
 ドロシーに訴えかける様に話すリリーナだったが、言葉が途中で止まる。ドロシーがリリーナの身体に
巻きつかせていた鞭を緩め、リリーナに後ろからゆっくり抱きついてきたのだ。
「フフフッ…ガンダムーン達は全て捕らえる事が出来ました。最後にワタクシが望むモノはリリーナ様、
貴方だけ…」

224美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 捕らわれる美少女戦士編 〜:2003/10/20(月) 02:25 ID:cvNs5hsM
「ど、どういう…事なのです? ドロシー…」
「ワタクシ、貴方にずっと憧れていました…清楚な雰囲気を全身から醸し出しているリリーナ様、皆を
惹きつける魅力を持つリリーナ様、凛としたお顔立ちでお話になられるリリーナ様…そのリリーナ様が、
今、ワタクシの腕の中にいる…それだけで、ワタクシはもぅ…」
 愛しむ様な、そして、恋人を見るような瞳でリリーナを見つめるドロシー。
 ずっと憧れていた自分以上の完璧な存在であるリリーナが今、自分の傍にいる…溢れ出る想いは止まらず、
ドロシーはリリーナの顔に手を添え、ゆっくりと自分の唇へと誘おうとする。
「あっ! だ、ダメ、ドロシー…わ、私は…」
 が、リリーナが硬く目を瞑り、そのキスから拒む様に顔を背ける。
「…ヒイロ・ユイ、ですわね?」
「っ!」
 ドロシーがリリーナの耳元で一言、ヒイロの名を呼んだ。
 リリーナがキスを拒む理由はただ一つ、ヒイロ・ユイという存在がいるから…その自分の胸中をズバリ
言い当てられたリリーナは、顔をカァァッ! と赤く染め、困った様な表情を浮かべていた。
「フフッ、傍から見てスグに分かりましたわ。リリーナ様ったら、ヒイロ・ユイが近くにいる時だけは
心の底から微笑んでいらっしゃるんですもの。でも…少しだけでもいいから、その微笑みをワタクシにも
分けて欲しかった…」
「…ドロシー……」
 ヒイロの傍にいる時にだけ本当の笑顔をみせるリリーナに、ドロシーは少し淋しさと哀しさを感じて
いたのだろうか。リリーナに本心を語るドロシーの表情は優しく笑っていながらも、どこか物憂げだ…
 そんなドロシーの心境をリリーナはなんとなく感じ取ったのだろうか、自分の事をこんなにも想って
くれているドロシーに対し少し罪悪感を覚え、困っていた表情から切なそうな表情に変わっていた…
「あら、そんな悲観そうなお顔はなさらないで下さい。リリーナ様をその様なお顔にする為にワタクシは
こんな事をしているのではないのですから…」
「? それはどういう…んむっ!?」
 そこまで話しかけたリリーナに、物憂げな笑みを浮かべていたドロシーがいきなりリリーナの唇を奪う。
油断していたリリーナは全く予期出来なかったのか、そのキスを抵抗する事無く受け止めてしまう。
「ンフゥ……ンッ」
「ンッ!! ンゥッ! …」
 艶な表情を浮かべ薄目を開けながらドロシーは唇を少し深めに重ねると、リリーナは突然の出来事に
見開いた目をキュッ、と頑なに瞑る。それでも、求めてくるドロシーのキスに感じているのかリリーナは
フルフルと顔を震わせ、頬をポー…と朱色に染めていった…
「ンゥゥッ!! ……ンハッ! ハァッ、ハァッ…ど、ドロシー! 貴方、何てこ…と? …ぁ…」
 やっとの事でドロシーの唇から解き放たれるリリーナ。しかし、身体の様子が何かおかしい…リリーナが
そう感じた瞬間、カクンと膝から力が抜け、ドロシーの胸の谷間にポフッ、と顔を埋める様に倒れかけた。
「ウフフッ、今のキスは只のキスじゃないんですのよ?」
「…ぅ……(な、なんで急に…眠く…)」
 突然襲ってくる睡魔に困惑するリリーナに、ドロシーはクスクスと笑いながら自分の胸に寄りかかって
いるリリーナの頭をヨシヨシと撫でている。
「サイレンス・リップ…唇を重ねた相手を瞬時に眠らせる魅惑の甘いキス…今は安らかに眠って下さい、
ワタクシの愛しきリリーナさ・ま…」
「……(ヒィ…ロ…)…」
 リリーナにしたキスもドロシーの罠だった。愛しい人の頬に手を添え、ドロシーは軽く優しくキスを
する。そのドロシーのキスを受けた事さえも知らぬままリリーナはヒイロを想い、そのままドロシーの
仕向けた眠りへと堕ちていってしまう…
「さぁ…そろそろフィナーレと参りましょうか…あの方もさぞかし心待ちになられている事でしょうし…
ホホッ、ホホホ…ホォーッホッホッホッホッ!!!」
 ガンダムーン達の捕獲に成功し、リリーナをもその手中に収めたドロシーが勝利を確信した笑い声を
あげる。その直後、ドロシーの背後にまたもや黒い渦が出現し、ムーンとリリーナの二人を抱え、笑い声
だけを残してその黒い渦の闇へと消えていってしまった…

225美少女戦士ガンダムーン 第五話 次回予告?:2003/10/20(月) 02:26 ID:cvNs5hsM
次回予告…

 ドロシーの魔の手に囚われの身となったガンダムーン達とリリーナ…異空間で目覚めた時、妖魔四天王の
一人、シャア・アズナイトがその姿を現す!

「き…貴様あああああっ!!」
「…相変わらず私には厳しいな、君は…」
「ほざけっ! よくも私の前にその顔を見せれたものだっ!!」

――シャアとハマーンとの因縁…

「えっ!? そ、そんな…」
「な、何でそんなモン付いてるのよっ!?」
「フフッ。貴方達を喜ばす為にこの子達に特別に付けてあげたのですわ」

――繰り広げられる淫らな肉宴…

「つ、つつっ…」
「ツ・ツツー? 変わった名だな…」
「違うっ!!! お、俺の名は…「月影のウイングナイト」だっ!」

――突如現れた謎の騎士…

「…ヒイロ…」
「……俺は…お前を守ると…約束した…」
「私は…逃げていました…」

――そして、リリーナに隠されたもう一つの真実とは…

「私も戦います! 私も…貴方達と同じ、愛と正義の――」

…次回、美少女戦士ガンダムーン第五話 〜 美と愛の戦士、その名はガンダヴィーナス! 編 〜

某月吉日、うp予定…??
「読まない人は、月にかわって、おしおき…ょ…」
「チャントサイゴマデコエヲハランカイ!オコルデーッ!!」
「は、恥ずかしいのです!」


――…す、すんません、もう暫く猶予下さい(汗)

226627:2003/10/20(月) 02:41 ID:cvNs5hsM
ども、627です。

えーっと…限界です(マテ
途中まで書いて今更言うことじゃないんですが…いやマジむずかしいわコレ(コラ
第四話まで書いた神々は凄いッス! 俺なんて…_| ̄|○ キャラアツカエテネェシ…
とりあえず、四話からの設定を引っ張ってきて続かせる様な感じに仕上げては
見たのですが、そー見えるかな? 見えてたら嬉すぃなぁ…

んで、皆様の肝心のエロシーンが今回やたらと少ない…ま、まぁ今回は
触りだけという事で勘弁してください。次回こそ…次回こそは、もー
ぐちゃぐちゃのくんずほつれ(ry
頭の中では構成できてますから多分大丈夫なハズです。多分…

で、次回はと言いますと…予告も流したんでここではあまり触れないで
おこうかと。(笑)リリーナと○○との戦いなんてのもあります。
後の問題は時間とモチベーションだけだ…いや、コレが重要だなんて
野暮な突っ込みは聞きません(オイ

でわでわ。

227通常の名無しさんの3倍H:2003/10/20(月) 03:01 ID:RDHQsY..
627さん尊敬。
こりゃ超大作だ・・・。
じっくり読ませていただきます。

228通常の名無しさんの3倍H:2003/10/20(月) 08:45 ID:Kpcen.VY
627氏、乙かれ!!!
前回の伏線を上手く生かした展開で、面白かったです。
ディアナやハマーン達、セーラー戦士とリリーナの掛け合いが(・∀・)イイ!!
虐められつつ感じちゃうハマーン様のエロシーンには(´Д`*)ハァハァ
そしてリリーナとドロシーの絡みに(´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァノ\アノ\ア

続き楽しみにしてますんで、ガンガッテ下さい!!

229通常の名無しさんの3倍H:2003/10/20(月) 11:12 ID:pZSEAZ..
この時点で超大作なのにまだ半分とは!
しゅげー。

230通常の名無しさんの3倍H:2003/10/20(月) 12:53 ID:pZSEAZ..
登場人物が多いのにちゃんと個性を出してるのが上手いスネー。
何気に今までスルーされてた必殺技のモーションとかを描写してたところに感心しますた。
後編に激しく期待しまつ。

231通常の名無しさんの3倍H:2003/10/20(月) 20:33 ID:sSt.8X.k
疲れたら・・・ http://www.nukix.net/index2.html

232627:2003/10/21(火) 19:42 ID:HjAKJSQQ
>227様、228様、229様、230様

早速のレスありがとう御座いますぅぅ!!喜んで貰って良かったよぉ…それが何よりの
励みでふ…・゚・(つД`)・゚・

後編もガンガッテ鋭意製作中なので、⊂⌒~⊃。Д。)⊃←こんな風に寝て待ってて下さい(笑

2334話:2003/10/25(土) 11:31 ID:2ylVlLjY
うぉ!月影って本当に原作にいたのか……知らんかった……。
(;´Д`)

234通常の名無しさんの3倍H:2003/11/10(月) 08:38 ID:nOIUUYsU
627氏ガンガレ!続き期待age

235627:2003/11/13(木) 16:54 ID:8jmqLnvo
>234様

が、がんばりまっす! がんばってま〜す!かな?w
ってか、待たせすぎだ漏れ…_| ̄|○ マイドオサワガセシテオリマス…
せ、せめてちょっとだけ近況でも…

今の状況は…やっとこさ絡みに入って前半戦がそろそろ終わりそうって
感じです。んで、リリーナはまだ変身してません。あと、月、水星、木星
の人はまぁ普通なんですが、火星の人がすっげー弱体化してしまいますた…
やりすぎたか?(汗 で、なんたらかんたらと…(オイ

こんな感じですなぁ。
あ、最近知ったんですが…ビーナスじゃなくてヴィーナスだったんだなぁ…とか
必殺技の中に、すっげー萌えそうなのがあったりとか…それを使いたいとか…
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
実は仮面と月影って同一人物だったとか…
Σ( ̄∇ ̄;)エッ…(;・∀・)つ〃∩ ヘェー
矛盾こうむる所がいくつかあるかと思いますが…気にしないで下はい(コラ

でわ。

236通常の名無しさんの3倍H:2003/11/14(金) 00:09 ID:ftw6UFTE
原作との矛盾なんてもうすでにあるから気にしない気にしナーい!

237通常の名無しさんの3倍H:2003/11/19(水) 00:45 ID:KUaBGSBs
ロランがメリーベルト(金魚)でヒゲライダー(月影)に変身したり・・・・






しないか。
見たいな、ヒゲキック。

238通常の名無しさんの3倍H:2003/11/24(月) 19:58 ID:QPKqWtOI
いや、月影っつーことで
セーラーシャドームーンがいいな。
無論女体化ローラでw

239通常の名無しさんの3倍H:2003/11/24(月) 20:04 ID:SlQ3QIto
まずは貴婦人修行だな

240通常の名無しさんの3倍H:2003/11/26(水) 12:36 ID:YtImDIWw
仮面ライダーまで組み込みますか!?
面白ければなんでもいいけどさ(w

241通常の名無しさんの3倍H:2003/11/30(日) 19:49 ID:A8Gx1MxU
何時になったら小説増えるんだろ

242通常の名無しさんの3倍H:2003/12/01(月) 03:33 ID:sm3F96uk
配役はもう>>3のに決まっちゃってるの?
ウラヌス&ネプチューンは短髪&長髪の百合コンビってことでナタル&マリューがいいなぁとか妄想してるんだけど。
ナタルはF1チーム「ドミニオン」のレーサー(マシン名:ヴァリアント)で、アズラエルが嫌味なチームオーナー、シャニ・クロト・オルガはピットクルー、ノイマンは彼女に恋するライバルチームのレーサーとか・・・
マリューはやっぱヴァイオリニストで名器「ゴットフリート」を弾きこなす・・・とか
ダメデツカ?

243通常の名無しさんの3倍H:2003/12/01(月) 16:42 ID:WUeNfIYQ
>>242
書く人次第だよ。

ただ、ナタルとマリューを女子高生にするのは無理があるんじゃねーの。
とは思うけどw

244通常の名無しさんの3倍H:2003/12/01(月) 17:02 ID:kTTi6hZg
>243
確かにナタルとマリューが女子高生っつーのはキッツイわ。
プルートだったらOKな年齢だけど、イメージが違うしな…。

245通常の名無しさんの3倍H:2003/12/02(火) 16:28 ID:1yN74lcU
種はちょいときびしぃな。
・・・正直いらないような気もするけど。
っつーのも>>3はたぶん結構考えて配役作ってあるみたいで、合ってると思うし、
ココは富野信者多いから、アンチ種な人にとってはイヤだろうし。

(・・・ディアナ様とロラン以外は誰でもいいなんて思ってないぞ、俺は)

246通常の名無しさんの3倍H:2003/12/02(火) 23:16 ID:uWwGzfek
配役はあくまで仮決めでしょ。
なんにしろ書く人がいないとしょうがないし。

247通常の名無しさんの3倍H:2003/12/03(水) 01:25 ID:vPO97pBk
要するにアレだ

種以外なら誰でもい(ry

248通常の名無しさんの3倍H:2003/12/03(水) 01:50 ID:WjqC7yLY
書きもしない奴の好みなどどーでも良い。
配役については書く職人だけが意見を言える。

249通常の名無しさんの3倍H:2003/12/03(水) 13:28 ID:vPO97pBk
>>242
は自分で書けってこった

250通常の名無しさんの3倍H:2003/12/11(木) 01:38 ID:wGrFBAxs
女体化スキーさんのムーン
南北さんにマーズ
鼠小僧さんにマーキュリー
チップさんにジュピター
すくえあさんにウラヌス
あちゃさんにネプチューン
ひちゅじさんにサターン
vooさんにちびムーン

、と失礼ながら描いて欲しいキャラと好きな絵師さんを列挙してみますた。
誰かお一人でも描いてくれたら幸せだなぁ。(;´Д`)ハァハァ

251通常の名無しさんの3倍H:2003/12/11(木) 14:50 ID:wGrFBAxs
一人にでも描いてもらえたらめっけもんだね

252通常の名無しさんの3倍H:2003/12/14(日) 14:09 ID:5HVcAfZw
自分で書いてみたりとかは?

253通常の名無しさんの3倍H:2003/12/14(日) 18:57 ID:8Olf0Rm2
誰か ってほんとに失礼だよなw

254通常の名無しさんの3倍H:2003/12/14(日) 19:42 ID:kjiDf7SU
べっつにぃ〜

255通常の名無しさんの3倍H:2003/12/14(日) 23:54 ID:kjiDf7SU
書けるけど描けないなぁ

256通常の名無しさんの3倍H:2003/12/15(月) 00:07 ID:kZeaItcc
描きたいけど呼ばれてないから描けないなぁ(´・ω・`)

257通常の名無しさんの3倍H:2003/12/15(月) 00:47 ID:5vsG.Y.s
描きたいならば描く!それが南極

258通常の名無しさんの3倍H:2003/12/15(月) 01:10 ID:U105pgUY
ムーン:浦塩麻貴
マーキュリー:びれさん
マーズ:ねっこたんさん
ジュピター:助六さん
ビーナス:純樹さん
ウラヌス:いとぅさんさん
ネプチューン:ぽちこさん
サターン:ワンコさん
ちびムーン:パンツさん
プルート:あちゃさん

漏れ的にこの方々に描いて欲しいなぁと。
セーラームーンはあんま知らんけどガンダムーンは好きだ。

259通常の名無しさんの3倍H:2003/12/15(月) 22:40 ID:kZeaItcc
二番目で名前が上がったので
なんか気を使われてしまったような気持ちになった
いやまぁ、ありが㌧
二回とも名前が挙がる、あちゃ氏・・・
ムチプリ絵にはハズせないとゆーことですかそーですか

260通常の名無しさんの3倍H:2003/12/15(月) 23:52 ID:GFW0P1A2
>>259
どなたか知らんですが気を使ってるつもりは毛ほどにも無いですよん。

261通常の名無しさんの3倍H:2003/12/16(火) 01:13 ID:3dW/xeXE
>>250 >>258
ウホ!是非見たい人選!
オイラは
ムーン:パンツさん
マーキュリー:Fさん
マーズ:織塚碧さん
ジュピター:マソコ・カパックさん
ビーナス:鼠小僧さん
ウラヌス:ゆrさん
ネプチューン:muraさん
サターン: オダマキさん
ちびムーン(シャクティ):へっぽこ1,5さん
プルート(シーマ):しのさん
妖魔ドロシー:ジオング娘。さん
かな。

262通常の名無しさんの3倍H:2003/12/16(火) 18:08 ID:3dW/xeXE
>>250 >>258 >>261
もしかしたら名前が挙がった絵師さんが
憐れんで描いてくれるかもしれないから上げとこうぜ。


 (´Д`;)、  コノトオリデス
   ノノZ乙

263通常の名無しさんの3倍H:2003/12/17(水) 00:10 ID:W/KqtufA
(´Д`;)、  オネゲエシマスダ
   ノノZ乙

264通常の名無しさんの3倍H:2003/12/17(水) 12:41 ID:vKGh9hcI
(´Д`;)、  スクエアサンアリガトウゴザイマスダ
   ノノZ乙

265通常の名無しさんの3倍H:2003/12/17(水) 19:05 ID:Rp8YrklQ
水さすようで悪いけど、陸不可の絵師さんの名前が何人か挙がってるのって正直どうよ?
挙げてるほうはファンコールの延長くらいの軽い気持ちなのかもしれないけど、
挙げられるほうはどう思うかも、もう少し考えたほうがイインジャネーノ?

266通常の名無しさんの3倍H:2003/12/17(水) 22:22 ID:vKGh9hcI
>>265
陸じゃないなら良いんじゃねーの。
名前挙げられてるだけだしさー。
悪いけど君はちと考えすぎジャネーノ?

267通常の名無しさんの3倍H:2003/12/17(水) 22:45 ID:vKGh9hcI
まぁその人のキャラと前歴で判断するのが一番だね。
名前を挙げられるのさえ重荷に感じる人もいるかもしれんし。

268通常の名無しさんの3倍H:2003/12/17(水) 23:47 ID:hMOwgP3c
ムッフフフフ(・ω・)−3

269通常の名無しさんの3倍H:2003/12/18(木) 05:27 ID:3zKVvwr2
しのさんのしまプーと、ひちゅじさんとオダマキさんのガンダサターンしゅばらしすぎ(*´Д`)ハァハァ
しかしサターンは本編には何時ごろ出るのかねぇ?
今回で全員勢ぞろい
→ジャリムーン登場
→二人組み登場
→セーラー年増登場
→ガンダサターン登場
最低でもあと4話は待たなけりゃならんのか・・・(´・ω・`)

270通常の名無しさんの3倍H:2003/12/18(木) 07:40 ID:6IZL1uK2
このSSて、次書く人決まってるんでしょうか?
・・・自分でよければ・・・とも思い。

271通常の名無しさんの3倍H:2003/12/18(木) 12:20 ID:3zKVvwr2
>>270
頼んだよ!!!!

272通常の名無しさんの3倍H:2003/12/19(金) 01:25 ID:yFrL7NaM
>>270
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
ところで627たんはどうしてるかしら。
いつも以上に難産ですね。

273通常の名無しさんの3倍H:2003/12/20(土) 02:53 ID:65ypNnpo
ねっこたん氏にマーズを描いてもらいたいデス。
前のハニャーンにチョウ萌えしたので。
セラムン知っててダブルパロ可だったらエロいマーズをぜひ。

(´Д`;)、  オネゲエシマスダ
   ノノZ乙

274:2003/12/20(土) 23:41 ID:wR4cviso
Hotで、どこよりも見やすく!分かりやい内容ギッシリ
http://www.pp.iij4u.or.jp/~real-u03/realwalker/

275627:2003/12/21(日) 01:00 ID:JqE4yaP.
>>272

⊂⌒~⊃。Д。;)⊃……シ、シニカケテマフ…
も、申し訳ないっていうか、もう待たせ過ぎてまだ待たせるのかというか(コラ
バイト先が倒産なんてしなければこんな事には…・゚・(つД`)・゚・キュウリョウモマダデテナインデフ…

で、でも書いてる事には書いてますよ! 大丈夫! いや、大丈夫じゃないから
書き込んでるのか(マテ
……また、島流すか?(オイ でも、あとモー少しですが…とりあえず、近況を…

近況すら知りたくない方はここから先、スルーでお願いしますm(__)m


月、火星、水星、木星の方々は、もー大変な事になっております。特に火星の方はw
んで、リリーナも大変な真っ最中です。後はどこをフィニッシュにするか…
最後に残された課題は戦闘シーン…終盤にもう一回、戦闘シーンが入り…いや、多分w
でもエロの後にまた戦闘シーン出すんもどうかなぁとか考えてたり…ヴィーナスのあの
技は出したいけど…

とまぁ、こんな感じです。年内に終われるかどうかも分かりません。ってか、俺自身が
必死だ…(´-`;).。oO(新しいバイト先、人使い粗いもん…やっぱ郵便k(ry)

もし「もーガマンでけへん! 今あるだけで(・∀・) イイ!!からさっさと見せろ
このウスノロ!」とか罵ってくれる人がいれば、今ある分だけをどっかに
垂れ流してやろうかなぁとか考えてますがw 多分、流すとすればにty(ry

では、もう暫くの間、寛大な心で私の存在を脳内の中で冷凍保存しておいて
下さいぃ…⊂⌒~⊃。Д。)⊃イキルッテタイヘ〜ン…アヒャ

276通常の名無しさんの3倍H:2003/12/21(日) 02:20 ID:JkpxbxaM
     ,,- ,,
    ∧∧ミ,, ,;; 627タン
    ( ゚ー゚)ノ)"  ガンバレ
    / ,,- ,,|    ガンバレ
    `ミ   ;
     `''''"

     ,,,-,,,  , - ,,
    ミ  ミ ミ  ,ミ
     `∩∧/∩" 627タン
     ヽ( ゚ー゚) ガンバレ
       |  〈 ガンバレ
     〜/_,,, ヽ
      し レ

277通常の名無しさんの3倍H:2003/12/21(日) 17:25 ID:JkpxbxaM
はやかわ村長さんщ(゚Д゚щ)カモォォォン

278通常の名無しさんの3倍H:2003/12/22(月) 18:06 ID:TEIjvK5A
>>269
ちび登場の前にクィンベリル(個人的にはシーマキボンヌだが、アムロがタキ亀なんでベルとかかな?)
と最終決戦が控えてるんでは?

279通常の名無しさんの3倍H:2003/12/22(月) 23:28 ID:Z2eb9RqE
描いてくれた絵師さんみんなに心からの感謝します。
(´Д`;)、  アリガトウゴゼェマスダ
   ノノZ乙

>>278
どうだろ?あんまりセラムンのトレースをしてないからなぁ。
そこんところに精通しているSS職人さんがいればいいんだけど。

280通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 03:54 ID:MBXXMi/6
しつもーん!
妖魔四天王って原作だとどんな奴らだったの?
あとここのハマーンの容姿は14歳ハマーン?それとも20歳ハマーン?

281通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 10:05 ID:JcUbOYkc
>280
>妖魔四天王って原作だとどんな奴らだったの?
漫画原作とミュージカルでは、エンディミオン(タキシード仮面の前世)には近衛兵として
「四天王」と呼ばれる戦士が4人ついてて、それぞれセーラー戦士とのカップリングあり。
という裏設定があったらしい…。ちなみにマーキュリーとゾイサイト、マーズとジェダイト、
ジュピターとネフライト、ヴィーナスとクンツァイトで。

現在は四天王はクイン・ベリルによって洗脳され、ダークキングダム四天王になってる。
ジェダイトは真面目で従順。ネフライトは一応従ってはいるが、自分の好きなようにやって
るって感じ。そいでアニメだとゾイサイトはおかまちゃんで、クンツァイトと出来てました。 

ダークキングダム側の名前の元ネタは全員石。
ジェダイト=翡翠、硬玉  
ネフライト=かすみ石、緑閃石、軟玉(翡翠)
ゾイサイト=黝簾石、灰簾石
クンツァイト=黝輝石
クイン・ベリルのベリルは緑柱石(エメラルド)

282通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 10:06 ID:JcUbOYkc
>>280
ハマーンの容姿は14歳ハマーンっぽいよ。

283通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 11:17 ID:MBXXMi/6
原作みたくノーマル→R→S→SS
てな展開にすると何時ウラヌスとかサターンとか出れるか判らないね。

284通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 17:05 ID:vjDnc3Lw
クィーン・セレニティをセイラさんをやっていただいて、登場して欲スィ…

285itousan:2003/12/23(火) 18:31 ID:98RrjBts
自分の名前があった日に舞い上がって描き始めたのですが、
なんかまだ出来あがりません(´・ω・`)
ホントに筆が遅くてゴメンナサイなんですが、でもちゃんと見てるんで、忘れてないんで
もうちょっと待っててくださいませ〜。m(_)m

286通常の名無しさんの3倍H:2003/12/23(火) 22:11 ID:MBXXMi/6
>>285
ガンガッテくださいませ。
忘れずに待っておりますです。

287通常の名無しさんの3倍H:2003/12/24(水) 16:03 ID:h6OeUe8o
このスレ的神絵師さん
higeoさん コノマ弐等兵さん 雷牙亞 零さん 南北さん
ンダさん ジオング娘。さん 鼠小僧さん オダマキさん
ヤマトヤさん ななし茶さん  マリヲさん すくえあさん
しのさん ひちゅじさん 裏塩麻貴さん ワンコさん
サンバさん 隠れNNTさん 助六さん あちゃさん 
ねっこたんさん いとぅさんさん

288通常の名無しさんの3倍H:2003/12/24(水) 23:23 ID:d54KdFsw
まぎさんにガンダムーンかガンダヴィーナスを描いて頂きたいです。

289通常の名無しさんの3倍H:2003/12/24(水) 23:23 ID:d54KdFsw
まぎさんにガンダムーンかガンダヴィーナスを描いて頂きたいです。

290通常の名無しさんの3倍H:2003/12/24(水) 23:25 ID:d54KdFsw
2連続スマソ_| ̄|○

291通常の名無しさんの3倍H:2003/12/25(木) 02:16 ID:wY.ksorc
ちびとウラとネプとプーの原作での扱いと
どんな経緯で登場したのか、そしてどんな目的があって登場したのか教えてくれー。

292通常の名無しさんの3倍H:2003/12/25(木) 11:17 ID:.PVlAKnI
とりあえず行っとけ
http://yokozuna.tv/

293あちゃさんの絵から妄想:2003/12/25(木) 20:32 ID:0aoazUgY
ずらずらずらずらずら・・・・・
50体はいようかと思われる、妖魔の群れ。それと対峙しているのは美しいウェーブのかかったブロンドを持つ深海の戦士、ガンダネプチューンだった。
「キツイわね・・・」
ネプチューンは漏らした。彼女はいつも、相棒のウラヌスと二人で妖魔を倒してきた。
二人のコンビネーションは抜群で、2、30体と戦って辛うじて勝利したこともある。しかし、今は自分一人しか居なかった。
(なんでよりによってフォウが居ないときにこんな数・・・)
二人揃っていても勝てるかどうかぁゃιぃのに、一人では絶望的に思えた。しかし
「セシリーたんハァハァ」「ベラ様・・・ウッ」
などと勝手なことを言いながらじわじわと妖魔はにじりよって来る。
(やるしか・・・・無いっ!)
と覚悟を決めたその時。
「デッド…スクリーム!!」
凛とした声がネプチューンの後方から響いた。
ドガガガガガガガガ・・・・・妖魔の群の中心に漆黒のエネルギー体が放たれる。
「せ・・せめてセシリーたんの技で・・・」
などと言いつつ息絶えた妖魔の数は全体の8割程に及んだ。
「す・・・凄い・・たった一撃で・・・・」
「ふん・・・まだ全滅しなかったようだねぇ。ならもう一発っ!!」
叫ぶやいなや再び必殺技を放つ謎の声。
ズガガガガガガガガ・・・!!
二発目のデッドスクリームという技でえぐり取られてしまった地面の上に立っている妖魔は、もはや一体を残すのみとなった。
「ヒ・・・なんて強さだ・・。」
と唖然としていたが、すぐに気を取り直し
「う・・・うわぁーーーー!!」
と叫びながら一目散に逃げ出してしまった。

「ちっ・・一匹逃がしちゃったみたいだねぇ」
といいながらその人物はネプチューンの方へゆっくりと歩いて来た。
「あ・・・貴女は?」
と尋ねるネプチューン。相手はどうやら自分と同じ美少女戦士であるらしくセーラー服の戦闘服を着ている。
(きれいな人・・・)
彼女は同性のネプチューンがそう思うほど、かなり整ったスタイルと緑がかった美しいストレートの黒髪を持った、大人の女性だった。
「あたしかい?あたしはガンダプルート。冥王星の力を司るセーラー服美女戦士さね。」
「流石にその歳だと美少女とは名乗れないんですね」
「うるさいね、放っときな」
「私はガン・・」
「ガンダネプチューンだね、知ってるよ」
「え・・?」
「さっき変身する時の名乗りを聞いてただけさ」
「あ・・・・そういえばさっきは・・・ありがとうございます」
「フフッ・・・そうだったね。さっきは危なかったね・・・」
といいながらプルートはネプチューンの腰に手を回し、顔を近づける。
「あ・・あの・・?」
なんだか妖しい雰囲気に呑まれ、うろたえるネプチューン。
「ネプチューン・・・あんたのこともっと知りたいのさ。いいだろ・・・?」
「も・・・・もっとってプルート?・・・ぁん♥」
プルートの右手がセーラー服ごしにネプチューンの豊かな胸に触れる。
「あら、感度いいんだね。じゃあこれはどう?」
セーラー服の上から乳首を探し出し、人差し指と親指で軽くはさむ。
「あ・・はぅぅ・・・や、やめて・・」

294あちゃさんの絵から妄想:2003/12/25(木) 20:32 ID:0aoazUgY
そうとう感じたのか、声に力が入っていない。そしてわずかだが、色っぽく聞こえる。
「いいじゃないか。仲間同士、スキンシップでもして親愛を深めようじゃないか」
と屁理屈をこねるプルート。そして左手を下の方にずらしてある場所を探す。
(・・・・あった)「ひゃうっ・・・・・!!!」
「そ・・そこはあ・・・ん・・・♥」
「軽く触っただけなのに、こんなに可愛く鳴いてくれるとはね。あたしも感じちゃうよ・・」
事実、プルートのスカートの下は既にいやらしい液でビチョビチョになっていた。
そしてネプチューンのソコもまた、触られたことによってだんだん湿ってきている。
「好きだよ、ネプチューン・・・」
そういうとプルートはネプチューンの柔らかい唇をふさいだ。
「・・・ん・・」
特に抵抗するわけでもなく受け入れるネプチューン。
更にプルートは舌を侵入させようと試みるが、これもネプチューンは拒まず、逆に両腕でプルートを抱きしめる。
レロ・・・くちゅ・・・・プルートは口内を舌で愛撫する。
舌と舌を絡ませ、歯の裏を舐め、唾液を送り込む。
「っはぁ・・・はぁ・・」
つー・・・・・と二人の唇に透明の橋がかかる。
「プルート・・・さっきの言葉、本当ですか?」
上目遣いにプルートを見上げながら尋ねるネプチューン。
「ああ、好きだって言った事かい?当たり前じゃないか。こんな・・・」
といってネプチューンのトロトロになった割れ目に触るプルート。
「んひゃ!・・・ぁんん♥」
「こんなに可愛く鳴くコを好きにならないわけないだろ?」
「・・・・・(ぼっ)」(もともと上気していた顔が耳までシャア専用色に変色)
「フフ・・・じゃ、続きをしようかね。ネプチューン、そのまま立っててくれるかい?」
「ん・・・」
そういったプルートは、自分はしゃがみ込んだ。プルートの顔の高さがネプチューンの腰ぐらいになる。
「な・何を?」
「じっとしておいでよ」
そう言って、ネプチューンのセーラー服のスカートをまくり上げ、レオタードに手をかける。
「あっ・・・ん・・」
すでにビショビショになっているレオタードの股の辺りをつかみ、ずらして割れ目を露わにする。
そしてそこに顔を近づけたかと思うと、舌で優しく愛撫を始めた。
ピチョ・・・くちゅ・・ヌル・・・・ぐちゅ・・・・
「ん・・ぁん♥・・ぁぁああ!か・感じるぅううう♥イイぃぃいぃいい!!!」
「はぁ・・はぁ・・・次は・・・このお豆さんだよ・・・」
れろ・・・・
「んぁあひゃあああぁあう!?」
舌が軽く触れただけでイキそうになるネプチューン。
そして思わずプルートの顔を両手で自分に押しつける。
(これで、終わりだね・・・)
プルートは一度息を吐き出し・・・
ズジュずるズルじゅーッじゅるジュルズズーッ!!
唇を豆に当てて思いっきりみだらな液を吸い上げる。
「あ゛ーーーーーっ!プルゥトぉイイよぉおお!イク、イクゥゥウうゥウウうぅ!!!」
絶叫し、果てたネプチューンはへたっ、と座り込む。
「フフッ、やっぱりあんたは可愛かったよ」
と頭をなでながらプルートは優しくキスをした。


(でも・・・)
とプルートは思った。
(あたしはイってないんだよねぇ。このうずいた体、どうしようかね・・・)
しかしそんな心配は杞憂だった。先ほどのデッドスクリームの爆音でネプチューンの心配をしたフォウ(変身してない)が向こうから走ってきたからだ。
「ネプチューン?どこ?大丈夫?」
(あら、あのコも可愛いじゃ無いか。)
どうやらプルートの宴はまだまだ続きそうなのであったw

295293-294:2003/12/25(木) 20:40 ID:0aoazUgY
お目汚しすいませんです、SS書くのもエロ書くのも初めてだったので
感情とかエロとか情景とかの描写で色々と至らない部分があったと思いまつが勘弁して下さい。
あと百合好きなので野郎は絡みませんがそこも勘弁してください。

>>249
実は>>242でもあるんですが>>245さんの言うとおりでした。
いざあちゃさんの絵を見たら・・・・マリュナタより全然合ってる!
>>3考えた人すごいと思いますた。シーマ様萌え。

296通常の名無しさんの3倍H:2003/12/25(木) 22:41 ID:jyXaE6Xw
>>291
Rで“ちびうさ”と“セーラープルート”登場。
◇セーラーちびムーン=“ちびうさ”>守護星は「月」。愛と正義のセーラー服美少女戦士みならい
30世紀の未来からやってきた「うさぎ(ムーン)」と「守(タキシード仮面)」の娘。
初登場の「R」では「小悪魔的」だが、すぐに親そっくりになる。
かなり重度のファザコンで、それが原因で「R」終盤では成長した姿で現れ、
敵になった。ちなみに成長した“ちびうさ”→「ブラック・レディー」は、母親の
“ムーン”以上に妖艶。初めて美少女戦士に変身するのは、「S」。
決めセリフ「未来の月にかわっておしおきよ!」
必殺技「ピンクシュガー・ハート・アタック」

◇セーラープルート=冥王せつな>守護星は「冥王星」。時空の戦士
その存在を知ることさえ許されず、“時空の扉”をたった一人で守護する番人。
「R」の時はその場所を離れることが出来なかった。
“ちびうさ”のことを「スモール・レディー」と呼んで見守る孤独でミステリアスな
戦士。“ちびうさ”を非常にかわいがっており、“ちびうさ”にも「プー」と親しみを
込めて呼ばれ、非常に慕われている。“ちびうさ”を現代に送ったのも彼女。

297通常の名無しさんの3倍H:2003/12/25(木) 22:43 ID:jyXaE6Xw
>>296
補足
セーラープルート
必殺技「デッド・スクリーム」

298通常の名無しさんの3倍H:2003/12/25(木) 23:19 ID:RrpGszFg
脳汁垂れ流し状態だ
http://www.rolix.net/index2.html

299通常の名無しさんの3倍H:2003/12/25(木) 23:35 ID:3yI0mJYg
>>291
Sで“ウラヌス”と“ネプチューン”登場。この2人とSの後半に再登場した“セーラー
プルート”が「外部太陽系」三戦士。

「S」の簡単なあらすじ
セーラー戦士達の相対する敵が少しずつ強くなって来た頃、謎の戦士・セーラー
ウラヌスとセーラーネプチューンが現われる。
ウラヌス達の目的は、敵が奪おうとする心の結晶がより輝いているタリスマン。
それによって月のメシアを守ろうとしている。敵を倒すことは同じだが、みんなと
仲良く誰もが幸せにと願うセーラームーンとは一緒には闘えないと断言する。
「足手まとい」になる他の戦士たちとは行動を共にせず、「きれい事」を捨てて、
辛い戦いを繰り広げる。
プルートは後半、この二人と行動を共にし、二人のために犠牲となった。

◇セーラーウラヌス=天王はるか
男装の美少女で天才レーサー。
攻撃力はセーラー戦士NO.1らしい。クールでキザな使命感溢れる人。
目的の為には多少の犠牲も仕方が無いと、辛い気持ちを押さえつけている。

◇セーラーネプチューン=海王みちる
天才バイオリニストで、絵画も上手い「優美な天才」。言葉遣いも上品なお嬢様で
「はるか命」な人。

300通常の名無しさんの3倍H:2003/12/25(木) 23:40 ID:3yI0mJYg
>>291
ちなみに“セーラープルート”は、キング(タキシード仮面)への報われない愛を持ち続けている。

301通常の名無しさんの3倍H:2003/12/27(土) 04:42 ID:wMekH276
イザ子出して欲しいな。
ゲスト出演で、勿論妖魔にやられちゃう役所で。

302通常の名無しさんの3倍H:2003/12/27(土) 12:51 ID:zl1cDsKY
http://www.telmel.idv.tw/

303通常の名無しさんの3倍H:2003/12/27(土) 17:36 ID:PHC.wHTM
>>301
イザ子ってイザーク女体化か?いくらなんでもそりゃ無理だろ……

304通常の名無しさんの3倍H:2003/12/28(日) 02:13 ID:3keCYz6M
>>303
妹っつーことでw

305通常の名無しさんの3倍H:2003/12/28(日) 10:31 ID:P9CTIH4U
女体化は勘弁。

306通常の名無しさんの3倍H:2003/12/29(月) 13:16 ID:XFOzUBJo
>>305
ハゲド!!

307通常の名無しさんの3倍H:2003/12/29(月) 13:26 ID:qu1SVdeU
まぁ結局書く人しだいなわけだが。

308通常の名無しさんの3倍H:2003/12/30(火) 13:16 ID:eUlvqN7M
>>293
この配役けっこう良いね。
しかし本編で見られるのは何時の日か。

309通常の名無しさんの3倍H:2004/01/03(土) 02:30 ID:4XNAV7q2
>>270たんはもう書き始めてたりするのでそうか?

310通常の名無しさんの3倍H:2004/01/03(土) 14:21 ID:pMQfRhYY
>>309
どーだろう、とりあえずは627氏が書き終えてからの方がイイような…
627氏、続き大変楽しみにしてるんで、頑張って下さい!!!

311627:2004/01/05(月) 18:55 ID:lrWw/LtY
>>310

ご、ごめんなさい、実は昨年からあまり筆進んでないんです…_| ̄|○
で、でもやっとこさ今日でバイトの多忙から開放されたんで、これから
がんばって書く次第で…モジョモジョ…その、つ、つまりは…

(´Д`;)、  モ、モウスコシマッテクダサイ、オネガイシマス
   ノノZ乙

……と、言う事ですw
もう暫く寛大な心で猶予を頂ければ嬉しいなぁ…(;´Д`)モ、モウダメポ







(´-`;).。oO(待たせすぎだし、いっその事、また書いてる文だけ区切りのいい所まで
       放流した方がいいかな…)

312通常の名無しさんの3倍H:2004/01/05(月) 23:26 ID:8fmQtMzc
個人的に放流して欲しいっす!

313通常の名無しさんの3倍H:2004/01/06(火) 01:27 ID:6TenMUkE
放流きぼーん

314通常の名無しさんの3倍H:2004/01/07(水) 14:32 ID:4Z6N/84g
このスレ的神絵師さん
higeoさん コノマ弐等兵さん 雷牙亞 零さん 南北さん
ンダさん ジオング娘。さん 鼠小僧さん オダマキさん
ヤマトヤさん ななし茶さん  マリヲさん すくえあさん
しのさん ひちゅじさん 裏塩麻貴さん ワンコさん
サンバさん 隠れNNTさん 助六さん あちゃさん 
ねっこたんさん いとぅさんさん ゆrさん 虎王もとい萌王さん

315通常の名無しさんの3倍H:2004/01/07(水) 21:44 ID:4Z6N/84g
627たん応援age

316通常の名無しさんの3倍H:2004/01/08(木) 00:41 ID:B.BN3ZT2
クィンベリル様にカテジナさんはいかがでしょうか?
そいで四天王の一人にクロノクルをあて、是非ムーン達の前に立ちふさがって欲しい。

317通常の名無しさんの3倍H:2004/01/08(木) 00:48 ID:FqBR4cEI
なら残りの四天王は仮面つながりで
クロノクル、ゼクス、シュバルツ、カロッゾ、ラウのうちの誰かかしらん?

318通常の名無しさんの3倍H:2004/01/08(木) 11:17 ID:nb5mCIok
とりあえず、話の流れからシャアが四天王の一人というのは確定でしょう。

319美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:32 ID:vIKSStHk
美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜


――…ディアナ、ハマーン、ルー、レイン、そしてリリーナまでもがドロシーの手に堕ちてしまった
頃、学園の校門前にたむろっているヒイロ達はというと…
「…と、いう事なんだよ」
「……」
「ぼ、僕が…本当に…」
 ロランと「月の影」との関係を、アムロがようやく説明し終えた様だ。
 アムロから全てを聞いたロランは「まさか」といった驚きの表情を浮かべているが、ヒイロは
変わらず無表情、腕を組んで黙っていた。しかし、アムロの口から出た「月の影」という言葉に
ヒイロが興味を示した事は事実であり、話は真剣に聞いている。
「あぁ。君は以前、妖魔に操られていたとは言え、あのムーンに匹敵する力を身につけていた。
普通の人間には出せないような力を…」
「でも…僕、その時の事を全く覚えて無いんですけど…」
「それはそうだろう。このバラ…ローゼスビットで君の記憶を失くしておいたから」 
「記憶を……あ、あの…アムロさん」
 アムロがロランの記憶を失くしたと話した所で、ロランが不安そうな声でアムロに尋ねる。
「何かな?」
「その後、僕に何かヘンな事しませんでした?」
「(ギクッ!)な、ナなナ何の事かな?」
 いきなり妙な事を聞くロランに、アムロはベタに言葉をどもらせて何故か動揺を示す。
「記憶は曖昧なんですが、あの後…目が覚めた時、僕の服少し乱れていた様な…」
「そ、そんな事は無かった様な気がするなぁ…ハハ、ハハハハ…」
 ロランの質問を否定するアムロ。だが、その視線は不可解に空を泳いでいる…
「……グスッ」
 そのアムロのハッキリしない態度にロランは最悪の状況を頭の中で考えてしまい、目に涙を浮かばせ、
今にも泣きだしそうだ。
「(ま、マズイ! 泣かしてしまう!)いやっ! 決して何もしていない! 断言する!」
「ウグッ…ホントですね?」
「あぁ! 勿論だとも!」
 まぁ嘘では無いだろう。襲いかけたのは事実だろうが。
 滑舌良くきっぱりと何もしてないと言い切ったアムロに、ロランはぐずりながらも渋々納得した
らしく、アムロもホッと一安心の様だ。
「…コイツが本当に「月の影」だというのであれば、何故コイツは覚醒しない…」
 アムロとロランの遣り取りの後、今度はヒイロがアムロに質問してきた。
「彼自身が、まだ己の中に存在する「月の影」の存在を自覚してないからだ。いずれ…」
 淡々とヒイロに説明するアムロ。しかし、その時、
「!? 何だっ!?」
 突如、地面がゴゴゴゴゴッ…と地鳴りを起こし、三人はその震動で少しよろめく。
「じ、地震!? でぃ、ディアナ様ぁ〜〜〜!」
「…! (このイヤな感じ…まさかっ!)リリーナッ!」
「あっ! お、おい君達!!」
 突然の地震に少し動揺している三人だったが、ロランはディアナを、ヒイロはリリーナを危惧して
急いで校門をくぐり、校舎の入り口へと駆けていく。その駆け出す二人をアムロが後から追いかけて
いった。
「きゃあっ! な、何!?」
「じ、地震ですわ!」
「早く…どこか安全な場所へ…」
 三人が入り口に向かっている途中、外に出ている女生徒達もいきなりの地震に動揺しており、
オロオロと慌てふためいている者、その場にしゃがみこんでいる者、急いで逃げ出す者と様々な
パニックを起こしている…
 そして、三人が校舎内の入り口付近まで辿り着いた時、

320美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:32 ID:vIKSStHk
「ああっ!?」
「!」
「!! な、何だ!? この黒い球体は!?」
 三人が見た光景…それは、校舎全体が透き通った黒い半球体で覆われている姿だった。恐らくこれも
ドロシーが作り出したものだろう。
「と、取りあえず行くしかないか!」
「ディアナ様〜!!」
「ちっ……」
 黒い球体の正体もまだ分かってはいないが、三人は校舎内に捕らわれているであろうムーン達を
一刻も早く救出すべく、球体の中へと進入しようとする。が…
「っ!? グアアアアアアッ!?」
「うわああああああっ!」
「ぐっ! ううううぅぅぅ…」
 球体の表面に接触した瞬間、三人の身体にバリバリィッ!! とけたたましい音をあげながら電流が
流れ込む。どうやら、球体の内部へ侵入しようして領域に足を踏み入れた瞬間、電撃を流し侵入者を
排除する罠をドロシーが事前に仕掛けておいたのだろう。
 勢い良く身体に流れ込んでくる電流の凄まじさに絶叫の悲鳴をあげて苦しむ三人。そして…
「…ぐっ…ぁ…」
「うぅ…」
 遂に電流のダメージに耐え切れずアムロとロランが意識を失い、その場にドサッ…と伏してしまった。
「ぐああっ! ぐっ! くそっ…」
 しかし、ヒイロだけ意識不明にはならず、反動で後ろに吹っ飛ばされ満身創痍ながらも電撃に耐え
抜いた。流石、幼少の頃から鍛錬を受けているだけの事はある。しかし、服は焦げてボロボロになり、
腕からは電撃によって受けた火傷の痕から血が痛々しく伝っていた…
(この空間…恐らく物理的な勢いだけでは切り開く事は不可能…しかし、ここで立ち止まっている
訳にもいかない…どうする…)
 ダメージを受けた腕の痛みを手で押さえながらもヒイロはユラリと立ち上がり、冷静に目の前の黒い
球体がどの様なものなのか頭の中で分析し、どうすればいいか考えている。と、
「ハロハロ! ディアナ、マタテヌキ! オシオキヨ!」
 先程、ディアナの掌底を喰らって遥か彼方へ吹っ飛ばされた筈のハロが、ヒイロの後ろでまたも
意味不明な言葉を発しながらピョイピョイと飛び跳ねていた。
「…っ!! (コレを…)」
 何かを閃いたヒイロは後ろで飛び跳ねているハロをすぐさま片手でグワシッ! と握り込み、思いっきり
振りかぶると、一流投手並みのピッチングで黒い空間へとブン投げる。
「ハロハローッ!!!」
 奇声を発しながら黒い球体へと突貫していくハロ。そして、ハロが球体に接触した途端に再び…
「ハロハボオギャ%&Σ#$γ\*!?!?」
 バチバチィッ!! と凄まじい音を立て、今度はハロに電流が流れ込む。認識できない音をあげながら
ハロはスパークしながらビカビカッ! と目を点灯させており、その点灯の明るさと速度は通常の三倍ほど
早く眩しい。
「くっ!」
 その電撃を喰らっているハロ目掛け、今度はヒイロが一気に突っ走り特攻する。
「ぐううううううっ!!」
 そして、ヒイロが腕を顔の前に交差させてハロを突き飛ばすように黒い球体に向かってダイブするが、
またもや電流が身体に流れ込む。
「あああっ! くぅっ…」
 しかし、電撃のダメージを受けながらも必死に空間の狭間でもがくヒイロ。そして、その狭間から
球体の内部へ無理矢理身体を引きずって、何とか侵入する事に成功した。
「…成功したか…くっ…」
 ヒイロはゆっくりと立ち上がるも、その場でクラッ…とよろけてしまう。球体の内部に入る事は
出来たのだが、思った以上にその身に受けたダメージが大きいらしい。

321美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:33 ID:vIKSStHk
「ハロ、ゲンカイ、オマエモナー…」
 その近くで、全体に焦げ目の付いたハロが転がっており、妙な台詞を発した後、プシューッ、と
煙を吹き動かなくなってしまう。まぁ、また何らかのキッカケで動くようになるだろうが。
「…チッ、服が…」
 最初に受けた電流でボロボロになっていたヒイロの服が更にボロボロになってしまい、もはや布と糸が
繋ぎあっているだけのものになっていた。
(し、仕方ない…この能力はあまり使いたくないが…)
 少し躊躇い、額に手をかけるヒイロ。髪を掻き分けたその額には三日月の様な紋章が刻み込まれて
おり、その紋章に指を沿わすと三日月がキラリと光る。そして次の瞬間、ヒイロの身体も光りだした
かと思うと、ボロボロになっていた服がちゃんとした別の服装へと変わった。
「…や、やっぱり気に入らないっ!! そもそも既に『月の影』が存在するのに、何故俺がまた
コイツの影みたいな真似をっ!」
 が、服装が変化するやいなや顔を真っ赤に染めていきなりその場で叫びだすヒイロ。いつも冷静沈着な
ヒイロがここまで取り乱すほど、余程恥ずかしい服装なのだろうか…
「…っ! (そんな事を言ってる場合じゃない…)…リリーナ…」
 服装に気を取られていたヒイロだったが、捕らわれているであろうリリーナの事を思うとハッ、と
我に戻り、ヒイロは傷ついた身体に鞭を打ちながら、校舎の中へと入っていった…

――…人知れずヒイロが球体の内部への侵入に成功した頃…
「…ぅ……っ!! こ、ここは!?」
 ドロシーの技で眠らされていたリリーナが目を覚まし、キョロキョロと辺り一帯を見るやいなや
少し驚いた声をあげる。
 リリーナの目に映ったものは、ただ闇が広がる空間だった。上も下も、今、自分が寝そべっている
この場所ですら地面なのか空を漂っているかどうかも分からない…
「わ、私は一体…あっ…」
 倒れているリリーナが取りあえず身体を起こそうとした時、身体に違和感を感じた。手首と足首が
縄で縛られていたのだ。
「…(…私の逃走防止用、という訳ですか…)んしょ…んしょ…」
 痛いほどキツクは縛られていないものの、身体を自由に動かす事が出来ない程度には縛られており、
立つ事はおろか身体を起こす事も無理そうで、リリーナは仕方なく身体をコロンと横に一回転させて
視点を別の方に向けた。
「ん…少し動くだけでも大変だわ……っ!?」
 フゥッ、と一息つくリリーナ。しかし、別の視点に目を向けた瞬間、リリーナは何かを見て驚く。
「レインさんっ! ルーさんっ! それに…ガンダマーズとガンダムーン!!」
 リリーナの視線の先には捕らわれたレイン、ルー、マーズ、そしてムーンが、クリスタルの十字架に
磔を受けている姿…両手両足がクリスタルの中に水に浸かった様に閉じ込められ、身体全体が十字を
作っており、更にムーンはドロシーの攻撃によって胸を露にされたままの状態だった…
 地面に突き刺さっているクリスタルの十字架に束縛されているムーン達の姿を見て、リリーナは悲鳴
にも似た声でムーン達に必死に叫ぶ。
「どうですリリーナ様…まさに容姿端麗な戦士達にうってつけのオブジェだと思いませんか?」
 必死にムーン達に呼びかけているリリーナの後ろから、ドロシーが楽しそうに話しかけながら
ハイヒールをコツコツと響かせ、その場に倒れているリリーナの傍へと近付いてくる。
「っ! ど、ドロシー……お願い、皆さんを離して!」
「あら、それはいけませんわ。これから素晴らしいメインイベントが始まるんですから…」
 ムーン達の安否を危惧したリリーナがドロシーにムーン達をクリスタルから解放してあげてと懇願する
が、ドロシーがそんな用件を聞き入れる訳も無い。
 倒れているリリーナの傍まで寄り少ししゃがむと、辛そうに見上げているその顔の頬を両手で覆って
自分の視線に合わせ、クスリと妖しくも愛しむように見つめるドロシー。その時、
「準備は整ったようだな…」
 リリーナ達から少し離れた場所から男の声が聞こえる。その後、覆われた闇からその声の主がゆっくりと
した歩調でリリーナ達の前に現れた。赤いスーツを身に纏い、黒いサングラスをかけた妖魔四天王が一人、
シャア・アズナイトが…

322美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:33 ID:vIKSStHk
「!!」
「はい、全て仰せのままに…」
 シャアの出現に思わず目を見開いて驚いているリリーナ。
 得体の知れない、そして、底の知れないそのシャアの強大なプレッシャーを感じ、リリーナは否が応
にもこの男が只者ではないと感じているのだろう。
 その隣でドロシーがその場に跪つきシャアに会釈している。
「あ、貴方は…一体…」
 その強大なプレッシャーに押されながらもリリーナは何とか声を振り絞り、恐る恐るシャアに何者
なのかを尋ねる。
「そう言えば、キミとは初めてお目にかかるな…私は妖魔四天王の一人、シャア・アズナイト…」
 意外と紳士的に、しかし、威厳を失わないその言動は、自己紹介と同時にシャアの奥底に秘めたる力の
凄まじさを物語っている…
「シャア…アズナイト…貴方が妖魔の中での一番上に君臨する者ですか!」
「その通りだ、リリーナ嬢…上に君臨するのは私だけではないがな」
「…貴方の狙いは何ですか!? 私達の命ですか!」
 捕らわれの身分でありながらも臆する事無く、強い口調でシャアに訴えかけるリリーナ。かつて一国を
支えた小さい女王の威厳も、妖魔四天王の強大さに負けてはいない。
「少なくともキミ達の命には興味はないさ…私が用があるのは純粋なる戦士達のエナジー、それと…」
 と、そこまでシャアが話していると、
「ぅ…っ! こ、ここは…」
 一人の女性の声が会話を遮る。
「あら、目を覚ましたようですわね?」
「! マーズ! 大丈夫ですか!?」
 ドロシーの指技で気絶させられていたマーズが眠りから目覚めたのだ。マーズの目覚めに笑みを
浮かべているドロシーと、心配そうに見つめ呼びかけるリリーナ。そして、
「…久しいな、ハマーン…」
 サングラスの奥にある目を優しく開き、シャアが懐かしそうにハマーンの名を呼ぶ。
「っ!!! き…貴様あああああっ!!」
 しかし、そんなシャアの呼び掛けにマーズは今までに無い凄まじい形相で睨みつけ、恨みがかった
叫び声でシャアに吠え掛かってきた。
「…相変わらず私には厳しいな、お前は…」
「ほざけっ! よくも私の前にその顔を見せれたものだっ!!」
 シャアは「やれやれ」といった感じでハマーンの叫び声にも落ち着いた口調で喋っているが、
マーズは依然として声のトーンを落とさず、むしろ更に怒りがこみ上げている…
「あらあら、怒ってシワを寄せ過ぎるとお肌によくありませんわよ? ガンダマーズ…」
「貴様は黙っていろっ! 私はシャアと話している!!」
 ドロシーの横槍にも一声で一蹴し、怒りと憎しみに満ちたマーズの目にはシャアしか見えていない。
「ぅ…ん…っ!? えっ!? 」
「…ゥン……ハッ! こ、ココは…っ!? な、何なのよコレ!?」
「ンー、ムニャムニャ…五月蝿いですね…一体何事…? …!? キャアアッ! わ、ワタクシの手と
足がーーっっ!!」
 ハマーンとシャアの遣り取りが耳に入ったのか、クリスタルに磔られていた他の三人も目を覚まし、
クリスタルに埋もれている自分の手足を見て驚愕の声をあげている。特にムーンは、怯えたような
少々情けない声を出している。いつぞやハマーンに不意打ちを仕掛けた時には情けないと言っていた
癖にいざ自分の番になるとこれでは、ムーンも人の事は言えない気がするが…
「あら、他の方々も目を覚ましたみたいですわね」
「…カタロニア、他の者達を頼む。私はマーズを…」
「承知いたしました、アズナイト様…」
 シャアのその言葉にドロシーは軽く一礼をすると踵を返し、他の束縛されている三人の下へと
向かって行く…

323美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:34 ID:vIKSStHk
「さぁ、マーズ、いやハマーン…おとなしく私の下へ来い…」
「戯言をっ! 誰が貴様の所になぞ戻るかっ!!」
 クリスタルに束縛されているマーズの傍へと近付き、手を差し伸べて自分の下へ来いと誘うシャア。
しかし、マーズはシャアを睨みながら吐き捨てる様にそう言い放ち断固として拒否を示す。
「戻ってくるさ…お前はもう、私無くては快感を得られ…」
 拒否を示すハマーンに対し、フッと軽い笑みを浮かべているシャア。そして、意味深な台詞をこぼし
かけるが…
「ッ!! 黙れ、黙れ、黙れえっ!! 貴様は…貴様だけは絶対に許さんっ! くっ…ぅぅうううっ!」
 そのシャアの台詞を途中まで聞いた途端、シャアが何を言わんとしているのか理解したのか、顔を
真っ赤にしたマーズがブンブンッ! と首を振りながら怒りと焦りの混じった感じの声でシャアの台詞を
かき消すと、束縛されている両手両足にギリリッ!と力を込めて、クリスタルの呪縛から逃れようと
試みる。
「フフッ…無駄ですわよ。ワタクシの作ったそのクリスタルの十字架…そう易々と壊す事は…」
 マーズがクリスタルから逃れようとしている様を見て、ドロシーが他の三人の下へと行く足を一旦
止め、余裕の笑みを浮かべながら破壊はムリだと話すが、
「ぅぅうううううう……」
 目を閉じ、フルフルと全身を震わせながら両手両足に全神経を集中させて力を籠めるマーズ。すると、
その力に応えたのか、僅かながらクリスタルにピシッ、と亀裂が生じる。そして…
「ぅうううああああああああっっっ!!」
 その亀裂が始点となり、封じ込められている両手両足に今まで以上の渾身の力を籠めたと同時に、
亀裂が一気にピシピシィッ! と増大し、バギィィィンッッ! とけたたましい音を立てて、マーズを
束縛していたクリスタルが完璧に砕け散った。パラパラとクリスタルの破片が飛び散り、マーズはその
破片と共に地面にドサッ、と倒れるが一瞬で体勢を立て直し、キッ、とシャアに視線を向けて睨む。
「っ!? な、なんですって!?」
「…ほぅ…それなりに力は身に付けていたという事か…」
 自分の作った自信作のクリスタルを破壊され、目を見開いて珍しく動揺しているドロシー。しかし、
シャアはまだ依然としてサングラスの位置を中指で調整し、余裕綽々としている…
「平然とした顔をしているのも今のうちだっ! その身に受けろっ! 鳳凰の灼熱のはばたきを!」
 シャアにそう叫ぶとマーズは両手をガシィッ! と組み、人差し指だけを突き出して祈祷をする様に
震えながら、前へと差し出しシャアに構える。
「っ! アズナイト様っ…」
 シャアに攻撃を仕掛けようとしているマーズを見て、ドロシーが慌ててシャアを護ろうと鞭を取り出し
駆け寄ろうとするが、
「任せろ、と言った筈だぞ、カタロニア…」
「! は、ハイ…」
 シャアはドロシーに手を払い、「余計な手出しはするな」といった感じで制止させる。
「ファイヤァーソウルッ……」
 一方、マーズがシャアに構えていた指先から魂の様な形をした炎の玉が出現し、マーズの周りをグルグル
と漂い始める。
「バァァーーードッ!!!」
 マーズのその言葉に出現した炎の玉が反応し一気に膨れ上がると、まるで炎の鳥の様な姿へと変貌した。
そして、ファイヤーソウルバードと称するその燃え盛る炎の鳥が翼を靡かせると、勢い良くシャア目掛けて
飛び立つ。が、
「ふんっ!!」
 シャアにぶつかる直前、シャアがバードの頭の部分を掴み、向かってくる力に僅かながら後退りするも、
バードの勢いを一気に殺した。
「ぬぅぅっ……ぬんっ!!」
 直後、掴んでいる頭に一気に握力を加えバードの頭を握りつぶすと、炎が四散して跡形も無く消え去って
しまう…
「っ!? に、握りつぶしただと!? …くっ、ならばっ!」
 放った技をいとも簡単に防がれてしまった事により少々動揺しているマーズだがまだ戦意は失っておらず、
続け様にシャアに攻撃を仕掛けるべく構える。

324美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:35 ID:vIKSStHk
「バーニングー…」
 指先に炎を纏わせ、その場で自分の身体がスッポリと収まる様な一回り大き目の円をその指先で描くと、
一つの大きな炎の円がマーズの後ろに作られる。やがて、炎の円の燃え盛る火が消えると、マーズの身体を
中心に、八つの光る円盤が出現した。その一つ一つの円盤の真中には曼荼羅の文字が刻み込まれている。
「マンダラァアアーーッ!!!」
 手を中央で覆う様に組み、マーズが吼える。すると、後ろに作られた光る曼荼羅がマーズの手に集まり、
マシンガンの様にビビビビビッ!! とシャアに向かって射出される。
「ほぅ…中々面白い技だ。が…甘いな…」
 向かってくるバーニング・マンダラの光弾を避けようとせず、シャアはサングラスをゆっくりと外す。
そのサングラスが手から離れ宙に浮いたかと思うと、一瞬で丸い球体と変化し、数個に分裂した。
「! な、何っ?」
 黒く光る数個の球体がシャアの前へ出てきたかと思うと、今度は球体同士が電磁波みたいな線を放射
し合って紡ぎ、一枚の透明な板の様なものを作り出した。そして…
「守れ…エナジー・I・フィールド…」
 立ち塞がる透明な板にバーニング・マンダラの光弾が当たる。が、爆発の様な現象は起きず、まるで
水の表面に接触した時に生じる波紋が発生し、その波紋に光弾が吸い取られていってしまう。
「っ!? き、吸収してるだと!?」
 光弾が全てエナジー・I・フィールドに吸収され、驚愕しているマーズ。これで、マーズの持つ技は
全て封じられた事になってしまった…
「…もう終わりか? ハマーン…」
 その状況を読んでいるかの様に、シャアは勝ち誇った笑みを浮かべている。
「く…くそっ…」
「…少々おいたが過ぎたようだな…冥土の土産に見せてやろう…私の力の一部を!」
 シャアの台詞の後、フィールドを形成している黒い球体がシャアの中央へと集まり一気に四散する。
そして、直角に軌道を変えながらもマーズへと向かっていく。
(く、来るっ!?)
 球体の攻撃を避けるべく、マーズはその場から軽い身のこなしで空へと高く飛び立つ。が、
「回避は不可能…エナジー・ファンネル!」
 既にマーズの攻撃範囲内に入っていたエナジー・ファンネルが、急激に速度を変えてマーズよりも更に
高い位置へと先回りしたかと思うと、球体から搾り出る様に黒いエナジーのビームを数発ほど射出し、
マーズに襲い掛かる。
「っ! よ、避け…うわあああああっ!」
 完全に先を読まれていた為、マーズは放たれたビームを回避できず背中にまともに受けてしまい、
悲鳴をあげて地面へと落下してしまう。
「!! マーズッ!!」
 攻撃をまともに喰らったマーズを目の当たりにしたリリーナが、泣きそうにマーズに叫ぶ。
「うぐっ!! う、ぅぅ…っ!?」
 幸い、命には別状ない程のダメージの様だが、ビームを受けた事で背中は完全に露出し、服の焦げ目
から少し煙が昇っていた。そして、背中のダメージを押して、マーズがゆっくりと立ち上がろうとした時、
「さて…躾のなっていないお前には、またお仕置きをしなければならないな…」
 顔を地面に向けているマーズの視界に、黒いブーツの先端が見える。見上げてみると、シャアが既に
目の前にまで接近しており、マーズの両肩へとゆっくり手を置いた…
「ひっ!! い、いやっ! 離れろっ!!」
 が、シャアが触れた瞬間、マーズは怯えと恐れの混じった悲鳴を上げ、拒絶する様にシャアの身体を
精一杯の力で押し返す。
「もう抵抗も無駄だと言う事を…いい加減に悟れ!」
 まだ抵抗するマーズの胸元を少し乱暴に掴むシャア。そして、一気にビリビリィッ! とセーラー服を
破き裂かれてしまい、ムーンよりかは小さいながらも充分豊満なマーズの胸がプルンッ、と揺れて曝け
出されてしまう。
「っ!! いやあっ!! こ、このっ!」
 露出した胸を慌てて片方の腕で隠し、もう片方の腕でシャアを殴ろうとするがそれも空しく、
あっさりと手首を掴まれてしまう。

325美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:35 ID:vIKSStHk
「っ!!」
「…大人しくしていた方が身の為だぞ、ハマーン…」
 シャアは掴んでいる手を手繰り寄せると、強引にマーズの唇を奪う。
「んむぅっ! んんっ! んーっ!」
 唇を奪われたマーズは顔を真っ赤に染めながらも首をブンブンと振りキスから逃れようとするが、
それでもシャアはキスを止めない。それどころか、マーズの口を開かせて舌を口内へと侵入させて更に
深く唇を重ねる…しかし、その乱暴で濃厚なディープキスをされるがままに受け止めていたマーズ
だったが、
「…っ! ……」
 ガリッ、と鈍い音が口の中で響いたと同時に、シャアが少し眉をしかめて唇を離す。その離した口元
からは、血が薄くジワ…と滲んでいた。
「ハァッ…ハァッ…」
 されるがままになっていても、僅かに自制心があったのだろう。マーズは必死に抵抗し、口内に侵入
してきたシャアの舌先を勢いよく噛んだ様だ。
「何故…何故そこまで拒む…」
「五月蝿いっ! お前なんか嫌いだっ! このケダモノッ! 人でなしっっ!!」
 悲愴な表情を浮かべて詰寄るシャアに、マーズは目に涙を溜めながらも必死に暴言を吐いている。
 しかし、この言葉がマーズの最後の抵抗となる…
「ハマーンッ!」
 シャアがハマーンの名を叫んだ後、パシィンッ! と頬を叩く音があたりに響く。
「ぁっ…」
 トサッ、と力なく地面に倒れたマーズはシャアに叩かれた事が余程ショックだったのか、信じられない
といった感じで目を見開き、完全に脱力して倒れている…
「…ウゥ…ック…ヒック…」
 叩かれた頬は少し赤く染まり、ジワジワと痛みが頭の中へ伝わっていく。虚ろになっている瞳からは
痛みと悔しさからかポロポロと涙が流れ、嗚咽を零しながら思う様な言葉ももう出せなくなってしまって
いた…
「…お前には今一度、私の必要性をその身に感じてもらうしか無いようだな…」
「っ!! い、いやぁ…もぅ…やめて、お願い…」
 先程戦っていた時とは全く別人の様になってしまったマーズに、シャアは容赦なくゆっくりと詰寄って
いく。一歩、一歩、詰寄ってくるシャアの存在に完全に畏怖しているマーズは、何とか両腕の力を振り
しぼって身体を後ろへジリジリと後退させて行くが、捕まるのはもう時間の問題だろう…
「こらーっ! お止めなさい! そこの変態グラサン男ーっ!」
 マーズが追い詰められて今にも捕まりそうな状況を目の当たりにしているムーンが、シャアに叫び
かける。しかし、自らも巨乳を曝け出しているムーンがシャアを変態呼ばわりするのも説得力にかける
気がするが…
「くっ! 何とかしてマーズを助けないとこのままじゃ、またいつもと同じ様な展開になっちゃう
じゃない! レイン! 何とかならない!?」
「このクリスタル…そう簡単に壊せる様なものじゃないわ。マーズは力があるから壊せたかも知れない
けど、私達じゃ…それに、今、変身してるのはマーズとムーンだけ…まず、私達も変身しない事には
どうにも…」
 ルーに何とかならないかと言われるも、どうする事も出来ないと冷静に分析するレイン。確かに
変身しているムーンはともかくとして、まだ変身していないルーとレインの二人にこの状況を打破する
のは安易ではないだろう。
「オホホ、変身したいのですか?」
 と、話し合っているルーとレインにドロシーが割って入り込んできた。何かを企んだ表情を浮かべ、
その手にはルーとレインの変身する為のペンが握られている。
「っ! そ、それは私達の…」
「くっそー! 返しなさいよ! この変体女妖魔っ!」
「アラアラ、随分ご挨拶ですわねぇ。せっかく貴方達に返して差し上げようと思ってますのに…」
 ルーの暴言もサラリと流し、変身ペンをちらつかせて意味深な事を言い出すドロシー。

326美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:36 ID:vIKSStHk
「元々私たちの物よ! それに返す気なんて毛頭ないくせに!!」
「そんな事御座いませんわ。貴方達だって、本当の力を出し切れずに堕ちていくのはイヤでしょう?
そうですわ♪ 変身するのにその体勢ではムリですわね。ですからついでに…」
 ドロシーがそう言った後、パチンッ! と指を鳴らす。すると、三人を束縛していたクリスタルが
パキィンッ、と乾いた音を立てて砂みたいに細かく砕け散った。
「っ! クリスタルが…」
「勝手に…砕けた?」
 クリスタルから解放され、その場にスタッ、と着地するルーとレイン。
「ヘブッ! ウゥウゥゥッ!!」
 が、ムーンだけは顔面からグシッ! とイヤな音を立てて地面に落ち、その激痛から地面を転がり
回っている…
「それと…さぁ、これでいかがかしら?」
 三人を解放した後、さっきの宣言通り、ドロシーはレインとルーの変身ペンを二人に向かって
投げ渡した。
「っ! …ど、どういうつもりなの? …」
 自分達の変身ペンをあっさり返され、ドロシーが何か企んでいるのではないかと頭の中に過ぎった
レインは、不信そうにドロシーに尋ねるが、
「レインッ! いずれにしてもチャンスよ! 変身さえすればこっちのもの! いくよっ!!」
「え、えぇ…」
 ルーがとにかく変身しようとレインに持ちかけ、ドロシーに不信感を抱きながらもレインはルーに
コクリと首を振る。
(わ、ワタクシは無視ですか…)
 二人の遣り取りの後ろで、鼻の頭を抑えて痛みに悶えているムーン。二人に対し心の中で訴えかけるも
当然、二人に聞こえるわけも無く、ムーンは少し寂しそうだ…
『マーキュリースターパワー…』
『ジュピタースターパワー…』
 二人は並んで構え、変身ペンを上に掲げる。そして、
『メイク、アップ!』
 二人揃ってキーワードを叫ぶ。
 レインのペンからは水流が発生し、ペンをなぎ払うと発生している水流が伸びてレインはその水流を
肌に纏わり付かせるように、回転しながら一瞬でギュルギュルッ! と身体に巻きつかせた。直後、
レインの身体が波紋と共にピカッ! と淡く光り、巻きついていた水流と共に変身を遂げていた。水星を
守護に置く端麗なる水の美少女戦士…ガンダマーキュリーの姿に!
 一方、ルーのペンからは緑色の電撃の線がバチバチィッ! とけたたましい音を立てながら発生し、
ルーの身体の周りを元素記号のような形で覆う。その後、電撃の線は凄まじいショートを起こし光を放つ。
その光が止んだ後に現れたのは、緑色のセーラー服をその身に纏った木星を主とする華麗なる
雷(いかずち)の美少女戦士…ガンダジュピター!
「愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダマーキュリー! 水でもかぶって反省しなさい!」
「同じく、愛と正義のセーラー服美少女戦士、ガンダジュピター! 痺れるくらい後悔させて
あげるよっ!」
 ビシッ! とドロシーを指差し、阿吽の呼吸で決まり台詞を言い放つマーキュリーとジュピター。
その姿は美少女戦士らしい華麗さが完璧に備わっている。
(わ、ワタクシが目立ってません…)
 その後ろで、ようやく鼻の痛みが収まり立ち上がったムーンが二人の華麗な登場にイジケ気味に
なっている。主人公の癖にココまで地味な扱いだと少々情けない。
「オーッホホホ! これで、お揃いになりましたわね、美少女戦士の皆さん…」
 マーキュリーとジュピターの変身が終わるやいなや、ドロシーがまたもや恒例の高笑いをあげる。
まるで、二人の登場を待っていたかのように。
「フフフ、これで貴方達の野望は…」
 二人が変身して形勢逆転したかと思い、ムーンが勝ち誇った様な笑みを浮かべてドロシーにビシッ!
と指を差しながら、今度こそ見せ場だと言わんかのようにカッコイイ台詞を決めようとした時、
「余裕ぶってヘンな笑い声あげてられるのも今の内だよ! 今度こそ決着つけてやる!」

327美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:36 ID:vIKSStHk
(わ、ワタクシの台詞まで横取りですか、そうですか…)
 ジュピターがムーンよりも威勢の良い声で割り込んで来る。
 怪我した時に気付いて貰えず、自分よりも華麗に登場され、挙句果てに台詞まで横取りされてしまい、
まるで良いとこ無しのムーン…イジケ具合もいよいよピークに達することだろう。
「ホホホ、威勢のよろしい事…ですが、その威勢の良さが何時まで続くでしょうか?」
「フンッ! イヤラシイその薄ら笑いごと、私の雷で葬ってあげるわよ! シュープリーム…」
 ドロシーの何かを企んだ笑みと台詞にいい加減腹立たしさが極致に達したのか、ジュピターが一気に
ケリを着けようと両手を顔の前で交差させる。そして、ティアラから何やら避雷針の様なものが伸びて、
その先端からパリパリ…と緑色の電流を発している。
 しかし、ジュピターが必殺技をドロシーに放とうとした時、
「っ!! ま、待ってジュピターッ!」
「!? な、何よマーキュ…!!」
「! あ、あの子達は…」
 いきなりマーキュリーに呼び止められて少し戸惑うジュピター。が、呼び止められた理由を
ジュピターとムーンは瞬時に理解する。
「!! み、皆さん!? 何故、こんなところに!」
 ドロシーの前に、何時の間にか数人の学園の女生徒が立ちはだかっていたのだ。
 人形の様に突っ立っている無気力な女生徒達の瞳の色は生気が見えず、その姿を見たリリーナと
ムーン達は動揺を隠せない。
「ホーッホッホッホ♪ この空間に紛れ込んだのは貴方達だけではありませんのよ?」
 驚いているムーン達をよそ目に、ドロシーは手の甲を口元に寄せて「してやったり」といった感じで
笑い声をあげている。
 ムーン達をクリスタルから解放したのも、そしてマーキュリーとジュピターに変身の猶予を与えた
のも、ドロシーに切り札があったからだろう。学園の生徒達を人質に取る事で、ムーン達に手を出させ
ないという最強にして最悪の切り札が…
「この学園の生徒を人質にとるなんて…」
「ひ、卑怯なっ! 正々堂々と勝負しなさいよ!」 
「あらあら、これも巧妙な作戦の一つですのよ。強敵を倒すには、まず敵の弱点を探る…そして、
貴方達の弱点というのはその甘さ…そこを攻めるのは勝つのには当たり前の事ではなくて?」
 無関係の生徒達を人質に取るドロシーの行動に、ジュピターは卑怯だと訴えかける。だが、
ドロシーはそんな事は微塵にも考えていないようだ。
「ドロシーッ! 貴方という人は!!」
 そんなドロシーの言葉にリリーナも怒りを露にし、ドロシーに叫びかける。
「そんなにお怒りにならないで下さいな、リリーナ様…これもワタクシ達の野望の為…」
 が、リリーナの叫び声もドロシーには届かず、あっさりと流されてしまう。
「くっ…なら、直接ブン殴ってやるわよ!」
 技を放てば生徒を巻き添えにしてしまう。なら直接殴ればいいと踏んだジュピターが、拳をギリッ!
と握り締めると一気にその場から駆け出し、凄まじいスピードでドロシーに向かって特攻していく。
「あっ、待って! ジュピ……し、仕方ないわね!」
「はああっ!」
 ジュピターとは対照的なマーキュリーは慎重に行動しようとジュピターを制止しようとするも間に
合わず、やむなく自分もジュピターの後を追って駆け出していく。
 そして、先に駆け出したジュピターが一瞬でドロシーの攻撃範囲内に入り、顔面に拳を叩き込もう
とした時、
「フフッ♪」
「うっ!」
 拳を一気に振り上げたまでは良かったが、顔面を殴る手前でドロシーが女生徒を鞭で手繰り寄せ、
自分の前に立たせたのだ。
「あら、どうか致しまして? さあ、殴れるものなら殴ってみなさいな♪」
「くっ…くそ…」

328美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:37 ID:vIKSStHk
 勢いよく殴ろうとした拳を女生徒の顔面寸前でピタァッ! と止め、何とか女生徒には怪我をさせずに
済んだが、ドロシーに攻撃を仕掛ける事がままならず、ジュピターは苛立ちながらもどうすれば良いか
戸惑っている。
「やぁっ!」
「! あらっ、そちらからも来ましたか…フッ!」
「っ! 逃がさないわ!」
 ドロシーがジュピターに気を取られている合間を狙って、今度はマーキュリーがドロシーの後ろから
水平蹴りを放つ。しかし、この見事な攻撃もドロシーに一瞬で察知され、上空に逃れられてしまう。
 そして、上空に飛んだドロシーを追うべく自分も足に力を籠めて上空に飛ぶマーキュリー。
「オホホ…では、まずは貴方から!!」
 マーキュリーが追ってくると見抜いていたのかドロシーは腰からもう一本黒い鞭を取り出し、
シュパァッ! と鞭を唸らせてなぎ払う。
 なぎ払われた黒い鞭は一気に増幅し、無数の黒い線となって向かってきたマーキュリーに襲い掛かる。
「む、無数の鞭がっ!? きゃああああっ!!」
 空中では回避する事がままならず、放たれたドロシーの鞭をその身に浴びてしまうマーキュリー。
 ビシビシィッ! と肉に鞭打つ生々しい音が辺りに響き、その攻撃で衣服がはだけ、マーキュリーは
そのまま地面へドサッ! と落下してしまった…
「マーキュリーッ! このぉっ!」
「ホホホ…貴方は既に罠に乗っているのですのよ?」
 マーキュリーを倒され、いきり立ったジュピターがドロシーに向かっていくべく飛ぼうとするが、
「!! ジュピターッ! その影から離れ…」
「えっ?」
「遅いですわ! ベイン・スプラァァッシュ!」
 飛んでいるドロシーの影がジュピターと重なって地面に映り、その影を見たムーンがドロシーの技を
思い出してジュピターに呼び掛けるも時既に遅く、その影からムーンを襲った時と同じ様に、黒い鞭の
残影がグバアッ! と這い出てジュピターに降りかかってきた。
「なっ!? ウアアアアッ!!!」
 その這い出た荒れ狂う嵐の様な黒い閃撃を、ジュピターはまともに喰らってしまう。
 閃撃の勢いに悲鳴を上げて苦しむジュピター。そして、閃撃が止む頃にはジュピターの衣服も鞭の
洗礼でボロボロに刻まれてしまい、マーキュリーの後を追う様にジュピターもそのまま地面にバタッ…
と倒れこんでしまう…
「マーキュリーッ! ジュピターッ!」
「くっ、やはりワタクシが…ムーン・ティアラ…ぅあっ!?」
 マーキュリーとジュピターが倒されてしまい叫ぶリリーナ。そして、やっと出番が回ってきたムーンが
再びティアラを額から外してドロシーにムーン・ティアラ・アクションを放とうとする。
「その技は通用しないと先程分かったはずでしょう? 大人しくしてなさいな…ホラ!」
 が、ムーンがティアラをドロシーに構えた様とした瞬間、鞭で身体を亀甲縛りの様に巻き付けられて
しまう。その直後、ドロシーが鞭を握っている柄の部分の赤いボタンを押した。
「!?!? ふアヒャアぁアァあッ!!」
 すると、鞭の柄から電流が発生し、鞭を伝ってムーンに微弱な電気ショックを浴びせた。
 ビビビビッ! とムーンに電流が流れ身体全体が眩しく光る。高低のバランスが取れていない妙な
奇声を上げるムーン。そして、電流が止むと頭から少量の煙をチリチリと上げ、そのままパタリと
倒れてしまった。
「う、うぅ…や、やっとワタクシの見せ場が来ましたのにぃ……」
 折角自分の出番がやってきたのに一瞬でやられてしまいムーンは口惜しそうにするも、電気ショック
を受けたその身体は痺れから力を籠める事は出来ず、立ち上がる事すらままならないでいる…
「ムーンッ! 皆さんっ! しっかりなさって!!」
 全滅寸前のムーン達にリリーナは必死に呼びかけるも、ドロシーから受けたダメージは深刻らしく、
意識不明までとはいかないもののムーン達は身体を思う様に動かす事が出来ない…
「あらあら、この程度とは…少々他愛ない気がしますけども、まぁいいでしょう…では…」
 ムーン達が戦闘続行不可能だと判断したドロシーは、パンパン! と手を叩いて何か合図を送っている。
すると、ドロシーの人質となっていた女生徒達が倒れているムーン達の傍へワラワラと近寄ってきた。

329美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:37 ID:vIKSStHk
「うぅ……っ! あ、貴方達?」
「くっ、ま、まだ…えっ? ち、ちょっと…」
「あぅあぅぁ…ま、まだ身体が痺れて…? な、なんです?」
 女生徒達はそれぞれ二、三人のグループに分かれ、倒れているムーン達の身体を起こすが、何やら
様子がおかしい…
「ホホホ…そろそろ始めると致しましょうか…悦楽の宴を!」
 そう言って、ドロシーが鞭をピシィッ! と地面に払う。それが次の指示だったのか、ムーン達を
囲っている女生徒達が、一斉にドロシーに無惨に露にされた肉体をまさぐり始めてきた。
「レイン様ぁ…いえ、マーキュリー様ぁ…私、貴方の事が…」
「あっ…ちょ、ちょっと待っ…えっ!? そ、そんな…」
 後ろから抱きしめてきた女生徒がマーキュリーの頬をやさしく撫でながら凄い事を告白してきた。
その告白にマーキュリーは戸惑っているが、その直後、何かに気づいて下を向くと、何故か顔を
赤らめて驚いている。
「ジュピター様…私ので…気持ち良くなって下さい…」
「なななっ!?!? な、何でそんなモン付いてるのよっ!?」
 女生徒の妙な言葉の後、既にマーキュリー以上に動揺しているジュピター。その女生徒のスカートの
レース部分から、何故か「女性には付いていない筈のモノ」がニョッキリと顔を出していたのだ。しかも
結構デカイ。
「フフッ、貴方達を喜ばす為にこの娘達に特別に付けてあげたのですのよ♪」
 何からナニまでドロシーの仕業の様だ。マーキュリーとジュピターの驚いている様子を見ている
ドロシーは満足そうな笑みを浮かべている。
「さぁ、貴方達…憧れの美少女戦士達を思う存分貪り尽くして、快楽の果てへと連れて行って差し上げ
なさい!」
 ドロシーがマーキュリーとジュピターを変身させた理由はココにもあった。
 操られている女生徒達はどうやら全員美少女戦士達のファンであり、しかも結構ディープなファンの
様だ。そんな女生徒達の目の前に憧れの美少女戦士達が現れれば、操られていなくとも襲い掛かって
くるのは言うまでも無い。それを見越してドロシーは二人に変身の猶予を与えたのだ。
 先程まではまだ遠慮がちにムーン達の身体に優しく触れていただけの女生徒達だったが、ドロシーに
指示を出されると、それがきっかけで一気に吹っ切れた様にムーン達の身体を本格的に激しくまさぐり
始める…
「あああ…あの憧れのガンダムーンを抱かせて頂けるなんて…ムーン様ぁっ!」
 ムーンの傍に身を寄せていた熱狂的なファンであろう女生徒の一人が、込み上げてくる想いを抑える
事が出来ず、ガバァッ! と覆い被さる様にムーンに抱きついてきた。
「アンッ! お、お待ちなさい! ワタクシにはその様な趣味は…ンムッ!」
 ムーンの抵抗の言葉も空しく、遮るかの様に女生徒はムーンの唇にむしゃぶりつく。
「ンン…ンハァ…チュウゥ…」
「ンンッ!! ンーッ! ンゥゥ!」
 たっぷりとムーンの唇の感触を味わった後、今度は重ねているムーンの唇の隙間から舌を口内に
侵入させ、まるで蛇が絡み合う様に舌と舌とを絡ませあう…ムーンは何とかしてその女生徒の舌から
逃れようとこごもった声をあげるも、しっかりと頬に手を添えられており顔を逸らす事が出来ない…
「んぁっ…ふぅ…」
「ぁふ…(な、なんてキスを…)」
 暫く経って女生徒がムーンから唇を離す。すると、舌を絡ませていた為、チュピ…と唾が唇同士を
いやらしく紡いでいた…
 トロン…と瞳を潤ませながらムーンとキスが出来て満足気な表情を浮かべている女生徒に対し、
ムーンは同性同士とキスをした事に少しカルチャーショックを受けながらも、女生徒から受けた巧みな
キスに少し余韻を感じている様だ…
「あぁん、ズルイですわ。ムーン様、今度は私も…」
「!? ち、ちょっとお待ち…ハムッ!」
 ムーンとのキスシーンを目の当たりにした他の女生徒が自分にもとムーンの頬に手を寄せ
振り向かせたかと思うと、次の瞬間にはムーンの唇は奪い取られていた。あまりに一瞬の出来事に
ムーンは全く抵抗する事が出来ず、そのまま女生徒のキスになすがままになってしまう…

330美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:37 ID:vIKSStHk
 その一方、マーキュリーの傍にいる女生徒達も…
「マーキュリー様ぁ…お慕いしております…」
「だ、ダメよ、女性同士でこんな…アンッ!?」
 後ろから女生徒に抱きしめられ、初めて女性から好意を寄せられたマーキュリーはどうしよう
かとドギマギしていたが、いきなりピクッ、と身体をよじり少しビックリした様な声をあげる。
 抱きついてきた女生徒がドサクサに紛れて、ドロシーの技で露になったマーキュリーの胸を
弄ってきたのだ。
「可愛いですわ、マーキュリー様のお胸…それに、柔らかくて、綺麗で…」
「ンッ! ダメ…そんな…」
 他の仲間に比べてそれほど大きくは無いもののそれでも充分豊満なマーキュリーの胸を両手で
ゆっくりと覆い包むとムニュゥ…と揉んで少し上下に揺らす。その女生徒の愛撫に感じたのだろうか、
言葉では抵抗するものの、揉まれている胸の先端部分はプックリと立っており、僅かに掠れた声で
喘ぐ吐息を漏らす。
「ン、フゥ…あっ!?」
 と、その時、マーキュリーが更にビクッ、と身体を震わせて高い喘ぎ声をあげた。
「レロ…フフッ。ですが、先の方はもうこんなに尖っていますわ…感じておられるのでしょう?」
 揉まれた事で尖ってしまった乳首を、もう一人の女生徒がニヤリと妖しい笑みを浮かべながら舌を
沿わせて舐めていたのだ。
「ち、違うわ! そんな…ンアッ!」
 妖しげにクスリと微笑んで乳首を舐めてきた女生徒の質問にマーキュリーは違うと答えるも、今度は
乳首を口に含まれて吸われると、出かかった言葉が喘ぎ声で掻き消されてしまう。
「レロレロ…チュゥゥゥ♪ フフッ、何が違うのですか?」
「んんっ! そ、そんなにしないで…(や、やだ、このコ上手…)…ンフゥッ!」
 マーキュリーの腫れあがった乳首をペロペロとまるで飴玉を転がすかの様に舐めた後、口の中に
優しく含むとコロコロと舌先で弄ぶ…その女生徒の巧みな技に、マーキュリーは頬を染め身体を
フルフルと震わせながらも、徐々に徐々に翻弄されていってしまう…
 ムーンとマーキュリーが女生徒に翻弄されている時、ジュピターも…
「フフ♪ 愛しのジュピター様…私のこの想い、受け止めて下さいまし…」
「ち、ちょっと待ってって! 私そのケは無いんだってば!」
 ジュピターに好意を抱いている女生徒が抱きついて唇を寄せようとするが、ジュピターは必死に
身体を後ろに仰け反らせて首を振りその女生徒のキスを拒んでいる。
 ムーンやマーキュリーに比べると、女生徒達の求愛行為を拒む力が強いジュピター。しかし、いつも
卑猥な行為に遭う時に決まって現れる獣の様な妖魔共やスケベそうな親父共よりかは遥かにマシだとは
思うのだが。
「あら、ダメですわ。他の方々もあんなに激しく愛していらっしゃるのですから…ね?」
「あっ!? こ、コラ! そんなトコ弄らないで…」
 ジュピターがまだ拒み続けている中、後ろにいる女生徒がジュピターの緑色のスカートをたくし上げ、
TフロントTバックのパンティから露になっているヒップの部分をグッ、と掴むと、揉む様にして下から
上へと撫で始める。
「ジュピター様のお尻…手の平に吸い付いてとても良い感触ですわ…それに、形もよろしくて…」
 撫でながらジュピターのヒップを褒める女生徒。確かに、そのTバックからはみ出たジュピターの
ヒップラインは滑らかで、それでいて張りがあるので余計に美しく見えてしまう。いつものオヤジ連中
なら、絶対にそのTバックをヒップに食い込ませる事間違い無しだろう。
「うっ、わ、悪かったわね! 私のお尻はどうせ大きいわよ…」
「あら、悪い様には取らないで下さいな。だって私、ジュピター様のお尻を見て触ったら…ホラ、
こんなになってますわ♪」
「っ!! そ、そんなモノ擦り付けないでよ!」
 ジュピターのヒップを撫で回していた女生徒がその行為で興奮したのか、今度はスカートのレース
からはみ出ているドロシーに生やされた(?)たくましいモノをジュピターのTバックの部分にグリグリ
と押しつける様に擦り付けてきた。口では止めろと言うものの、ヒップの肉に挟まる女生徒のモノは予想
以上に大きく、その感触をジュピターは否が応にも感じとってしまい、全体の形を頭の中で連想させて
しまう。

331美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:38 ID:vIKSStHk
「ああ…ジュピター様のお尻…とても気持ち良いですわ…」
「あっ!ち、ちょっと! (や、やだ…こんなモノで擦られて…で、でも…)」
 女生徒が腰を上下に動かしそそり立ったモノをパンティの上から擦り付けられていく度、女生徒の
モノからビクッ、ビクッ、と脈打つ鼓動を感じ、興奮した熱がヒップから伝わる…何度も何度も擦って
いくその行為にいつしかジュピターも感じ始め、少しずつ下腹部に火照りを感じていた。そして、
「ココは…如何です?」
「ふぁっ…っ!」
 ヒップの肉の間に挟んでギンギンにいきり立ったモノをデリケートエリアの部分へと持っていき、
まるで素股の様な状態でクチュッ…と一回そのモノを行き来させる。すると、ジュピターは思わず
ピクッ、と身体を反応させて甘い吐息を漏らしてしまう。
「フフッ、ホォラ♪ ジュピター様も感じられましたでしょう?」
 そのジュピターの吐息が聞こえたのか、女生徒はクスクスと少し笑っている。ジュピターの顔を
覗き込み「してやったり」といった感じの表情で女性徒はジュピターが感じたかどうか問いかける。
「ち、違っ!! ちょっとビックリしただけよ!!」
「アラアラ…まぁそういう事にしておきますわ♪ ですが、どこまでガマン出来ますでしょうか?」
「んっ! だ、だから止めてってば…ぁ…」
 女生徒の質問にブンブンと首を大きく振って違うと言い張るも、ジュピターの口から漏れた吐息は
感じた時に出る声であるのは間違いない。堕ちていくのは時間の問題だろうと考えた女生徒は、再び
ジュピターのデリケートエリアの部分に自分のモノを擦りつけていく…
 そして、ムーン、マーキュリー、ジュピターが女生徒の快感責めに必死になって堪えている一方で
もう一人、自分に襲う刺激に耐えている戦士がいた…
「んんっ!! あ、あぁ…いやぁ…」
「…昔に比べて、随分感じ方が良くなってきた様だな、ハマーン…」
 やはりあっさりと捕まってしまっていたマーズが、シャアの愛撫に辛そうに喘いでいる…
 先程、マーズに攻撃を仕掛けていたシャアの放った黒い球体が、また形状を変えてマーズの両手首
と両足首に巻きつき、地面に一体化してマーズを大の字の状態で束縛している為に、シャアの愛撫を
拒む事が出来ないでいるのだ。
 シャアは破いた服から露になっているマーズの胸をゆっくりと掴み、ムニムニと揉みしだき
ながら、スカートを捲ってパンティ越しに秘部を擦っている。マーズの身体に触れる度に、まるで
微弱な電流をその身に受けた様に、ピクッ、ピクッ、と震える姿を見て、シャアは満足気に口元に
僅かな笑みを浮かべている。
「っ! き、貴様! どこまで私を貶めれば気が済むのだっ!?」
「まだそんな口を聞くのか?」
 ヘンな事を聞かれて腹が立ったのか、ハマーンはシャアにキッ! と鋭い視線で睨んで暴言を
吐いた。シャアがその言葉を聞いた途端、揉んでいるハマーンの胸の先端に親指と人差し指を
持っていき、少しキツくギュゥッ! と摘んで捻りあげる。
「あぅっ! ご、ゴメンなさ…っ!」
 痛みが走り、思わずシャアに謝まりかけるマーズ。しかし、一瞬で我に返ると、謝罪の言葉を
言わされた事に悔しそうにしながらも口を閉ざす。
「…そう、それでいい…大人しくしていれば、気持ち良くしてやる…」
「違う! わ、私は…あはぁっ!?」
「違わないさ。お前の弱い所は全て知っている…そう、全て私が仕込んだのだからな…」
 マーズはシャアに言い返そうとするが、身体の弱いポイントを弄られると厳しい表情から
一変して瞳を潤ませ、与えられる快感に堪えている様な表情を浮かべている。しかし、シャアの
その愛撫は、まるでマーズの身体の髪の毛から爪先まで全て知り尽くしているように、巧みに、
そして手馴れた感じで休む事無くマーズの神経に例えようの無い刺激を与え続けていく…
「ぅくっ、こ、この…俗物…が…あああっ!!」
「その『俗物』に感じているお前も…俗物では無いのか?」
「ちが…う…ぅあああっ! ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
 悪態を吐きながらも迫ってくる快楽の刺激に、マーズは束縛されている身体を精一杯仰け反らせて
耐える様に喘ぐ。ギリッ! と手を握り締め、歯軋りを噛締めながらも耐えるその姿は、残酷ながらも
光悦に艶めかしい…

332美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:38 ID:vIKSStHk
「どうやら、まだ自我を持っているようだな…ドロシーにも可愛がられたのに、その強靭な精神は
素晴らしいが…」
「っ! 貴様どうしてそんな……」
 ドロシーとの行為は誰一人として見ていなかった筈なのに、何故貴様がそんな事を知っているのか
と、マーズが不信感を抱き、シャアに問いかける。
「私はドロシーの思念を通して、その場の光景を見る事が出来る…あれほど泣きじゃくっている
お前を見たのは久方ぶりだったよ…」
「っ!! き、貴様というヤツは…俗物にも劣るっ! 恥を知れっ!」
 羞恥心と怒りから、マーズは悲痛な声でシャアに怒鳴り散らす。しかし、恥辱されていた状況を
一部始終シャアに見られていたという事を知ってしまったマーズは、かなり恥ずかしそうに顔を赤く
染めて泣きそうになっている…
「いくら虚勢を張ろうともアレがお前の本来の姿だ…それを私がゆっくりと教えてやろう…」
「ヒッ! い、いやぁっ!!」
 マーズの身体から一旦手を引き、今度はマーズの腰に手を回して抱く様な格好をしてマーズの耳に
舌を沿わす。耳にシャアの舌の感触を感じたのか、マーズは少し悲鳴を上げて首をブンブンッ! と
大きく振って何とか逃れようとしている。と、その時、
「…私だって…お前を手放したくは無かった…」
 逃がれようとするマーズの耳元でシャアが囁いてきた。さっきより低く、やさしい口調で…
「っ!」
 その言葉を聞いた途端、マーズはハッ、と目を見開き、動揺の色が見える。
「…い、今更…今更そんな事聞きたくない! お前なんか…大っ嫌いだ!」
 しかし、一瞬で我に返ると、そんなシャアの言葉もマーズは聞き入れる事無く、シャアを完全に
拒絶し続けている。唇をキュッ、と噛締め、シャアを睨みつけている瞳には今にも一筋の雫となって
流れそうになっている涙が目を赤く充血させる程に溜まっていた…
「…分かった…だが、お前は思い知るだろう…私失くしては感じられずにはいられない事を…な」
「んふあぁっ!? あひぃっ!!」
 ゆっくりと腰に手を回してマーズのパンティにシャアが手を忍ばせたかと思った瞬間、むっちりと
した臀部の肉をかき分け、先程ドロシーにも弄ばれたアヌスにいきなり人差し指と中指の二本を
ズヌウッ! と侵入させた。
 一番弱い性感帯であるアヌスを二本の指で一気に貫かれたマーズは、先程、ドロシーの指技で
達した時と同じ様な悲鳴をあげて背筋をビクゥッ! と弓上にしならせて喘いでいる…
「そう…最初にコレを教えたのも私だったな…」
「い、やああぁっ……ゆ、び…抜…いてぇ…いあああっ!!」
「いい鳴き声だ…もっと聞かせてくれ…その美しい鳴き声を…」
「んぅっ! い、いやだっ! あっ!? あっ! あああっ!! も、もう止めっ…きひぃぃっ!!」
 指を抜いてというマーズの願いも空しく、シャアはマーズのアヌスに侵入させた指を更に深く
ズブゥゥ…と侵入させていく。
 シャアは二本の指を根元まで飲み込ませるとマーズは口をパクパクと開き、悲鳴にならない嗚咽を
漏らしながらビクンッ! ビクンッ! と大きく身体を痙攣させる。しかし、まだ僅かにその刺激から
逃れようとする自我が残っているのか、開いていた口を閉じ、ギリッ、と歯を食いしばって喘ぐ声を
漏らすまいと必死になって耐え続ける。
「素直に受け止めろ…堪えていては折角の綺麗な声も掠れる…」
「うううっ!! ンハッ…フゥ…フゥ…んふぁっ!?」
 マーズが堪えていると、シャアは一旦マーズのアヌスから指を抜き、攻める手を止めた。しかし、
それにマーズが安心して溜め息を漏らしていた時、シャアが不意打ちでズンッ! と指を根元まで
一気に捻じ込む。
「んあっ! だ、だめぇ…はあああっ!!」
 これにはマーズも堪える間もなく素直に喘ぎ声をシャアに聞かせるしかなかった。
 シャアも今度はマーズに我慢させまいと差し込んだ二本の指を中でズチュッ! ズチュウッ! と
激しくかき回していく。
「いっ! ああっ! ら、らめぇっ! い、くあっ! んひぃいいいいいっ!!!!」
 シャアのその指攻めに耐える事が出来ず、マーズは腰をガクガクゥッ! と不規則に痙攣させ、
花弁から潮をピピッ、と僅かに噴かせながらあっさりとイってしまった…

333美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:39 ID:vIKSStHk
「っ…あ……はぁ…(わ、私は…なんて女だ…不意を突かれたとはいえ、好きでもない者の…
しかもよりによって…こ、こんな男の…こんな…)…ッ…ウゥッ…」
 やがて、ピクッ…ピクッ…と身体全体の痙攣が小さくなっていき、ようやくマーズは我に返ると
辛そうに拳をグッ、と握り締め、微かな声をあげて静かに泣いていた。
 好きでもない、ましてや因縁のあるこの男の愛撫で絶頂に達してしまった己の快楽への弱さが
悔しかったのだ…
「そう、それでいい…綺麗だ、ハマーン…」
「! ンムゥッ…ウゥッ…ック…チュル…」
 そんなマーズの心境を知る由も無いシャアは、倒れているマーズの頬に手を添えると優しく撫ぜ、
ゆっくりと唇を重ねる。
 嗚咽を漏らし、涙で濡れているマーズの唇にシャアは深く深く舌を入れてマーズの口内を堪能する
様に掻きまわし、舌をねっとりと絡ませてくる。そのキスを、マーズはもう拒む事無く受け止めて
いた…いや、拒む事すら今のマーズには出来ないのだろう…
「…ハマーン…まだ、許してはくれないか?」
「ハァ…ハァ…ハァ…グスッ…き、嫌いだ…お前なん…か…」
 唇を離し、マーズに再び許してくれないかと問いかけるシャア。しかしマーズは、フルフルと
小刻みに震えてぐずりながらもシャアから顔を横に背け、一言でシャアの言葉を一蹴してしまう。
「強情だな、相変わらず…そんなお前も嫌いではないが…では覚悟してもらうしかないな…」
 頑なに拒否をし続けるマーズに、少々「仕方ないな」と言った風な軽い笑みを口元に零したシャア
は、意味ありげな言葉の後マーズのパンティを掴むとビリィッ! と剥ぎ取る。
「っ!!! い、いやぁっ! それだけは止めてぇっ!!」
 秘部が露になり、ふくよかな陰毛に覆われた花弁がシャアの眼下に曝け出されると、マーズは
いきなり大声を出して首を大きく横に振り何とか逃れようとする。が、完全に両手両足が
捕らわれているこの状況では、どうする事も出来ない。
 そしてシャアは、ズボンのジッパーを下ろし凶悪に黒光りしている肉塊を露にすると、マーズの
陰毛の茂みを掻き分け、そこに咲いている朱色をした肉の花弁を指で開き、先端の亀頭をクチュ…
とあてがう。
「そんな事を言っていられるのは最初の内だけだ、じきに虜になる…二度と私の下から逃げよう
などと思わん程にな…」
「いやっ! いやあっ! そ、それだけは…っ!? ヒッ! ーーーーーーーっっ!!!」
 マーズの拒絶する声が途中で不自然に止まり、ジュブゥッ! という卑猥な音が聞こえた後、
シャアの肉塊がマーズの花弁を掻き分け、膣内の奥底にまで深々と突き刺さっていた…
 声無く口を開き、ピクッ! ピクッ! と身体中を小刻みに痙攣させるマーズ。
 抵抗した事で少し汗ばんだ胸の突起はピンピンに立ち、根元までシャアのモノを飲み込んで
いる秘肉の花弁は感じているのかヒクッ、ヒクッ、と蠢き、そこからトプトプ…と淫汁を湧き
出させていた…
「ック…やはり…お前の中は最高だ…締め付けといい、吸引力といい、柔らかさといい…全てに
おいて、お前以上の者など存在しない…」
 しかし感じているのはマーズだけではなく、シャアも同じくして身体中に駆け巡る快感から
少しだけ顔をしかめ、僅かに吐息を漏らしてマーズの肉汁によって滑りが良くなった淫壁の
締め付けに感じている。
「ひ、あっ…あぁ…抜い…て…おねが…いぃあああっ!?」
「フ…まだ始めたばかりだぞ? …さぁ、存分に…味わえ!」
 だらしなく口元を開き涎を垂らしながら涙目で抜いてとシャアに訴えかけるマーズだが、シャアが
腰を動かし、グチュッ! グチュッ! と数回出し入れをすると、途端に抗議の声は快楽に喘ぐ声へと
変わる。
「んはぁっ!? だ、ダメッ! そん…ンハッ! は、激し…突かな…クアッ! いで…」
「まだ素直には感じていないようだが…いつまでその自制心が持つのだろうな…フンッ!」
「アアッ! ふ、深いっ!! 深いのダメェッ!!」
 突く度に身体中に電流が走る様な快感が駆け巡り、マーズは口調を途切れさせながらもその快感の
波から抵抗を続けている。しかし、辛そうに堪える喘ぎ声から快楽に委ねた甘い吐息へと変わるのに、
シャアの手を持ってすれば、そう時間は掛からないだろう…

334美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:39 ID:vIKSStHk
 マーズが堕ちるまでの時間、他の三人の戦士達も洗脳されている女生徒の手によって徐々に変化が
見えはじめていた…
「ムーン様のこの豊満なお胸…どれほどこの手で揉みしだいてみたいと思っていた事でしょう…」
 倒れているムーンの白い無地のセーラー服から破けて露になっている二つの肉のゴムまりを、
ムーンの下腹部の上に乗りかかった女生徒が優しい手つきでムニュムニュと揉みしだく…手の力加減に
よって乳房はどんな形にも応えるように変形し、手に伝わる感触はハリがありながらもスベスベで
柔らかく、例えるならマシュマロのボールの様だ。
「も、もうお止めなさい! 今ならまだ許し…あんっ!」
「あぁ…この弾力、柔らかさ、そして大きさ…まさにムーン様に相応しい、魅力的なお胸ですわ…」
「んんっ! (うぅ…ほ、褒められてるのでしょうけど…素直に喜べません…)はぁ…」
 パン生地をこねる様にムーンの巨乳を女生徒が揉みしだくにつれ、ムーンもその優しい愛撫に
軽く溜め息の様な吐息を漏らし、先程まで警戒していた目つきも切なげにトロンと潤ませて次第に
感じ始めてきた。と、その時、
「ッ…も、もうガマンが…ムーン様…失礼しますね…んんっ!」
「っ!? な、ナニを…あっ、そんな!」
 女生徒が揉みしだいていた手を止め、今度はムーンの胸を横からムニュゥゥ…と寄せて谷間を
作ると、その谷間にドロシーによって生やされたモノを挟み込んでくる。
 ムーンのたっぷりの乳に女生徒がモノをズブリと挟み埋め込み腰をゆっくりと前後に動かすと、
何ともいえない肉感がモノ全体を覆い尽くし、感じた事でモノの先端からジワァッ、と先走り汁が
乳の谷間に漏れる。すると、その漏れた汁が谷間と擦りあう事で更に滑りが良くなり、女性徒の
前後に動かしている腰のスピードが自然と速くなっていく。
「んふぅっ! す、スゴイですわ、ムーン様のお胸の感触…こ、こんなの初めてで…」
「あっ、あぁっ! も、もぅお止め…んっ、ふああ…」 
 棒と谷間が何度も前後を往復すると、ズチュッ! ズチュッ! といやらしい淫汁のような音が
谷間から響き渡り、ムーンが顔を少しだけ起こしてパイズリされている状況に目をやると、その
モノを直視したのが今更ながらかなり恥ずかしかったのか、顔を赤らめてモノから視線を逸らす。
しかし、視線を逸らしたところで乳の間に挟まれているモノの感触が無くなる訳も無く、むしろ
擦られれば擦られるほど、モノの熱も、脈も、そして肉感も自分の胸を伝わって感じ、いやでも
ムーンの頭の中でそのモノの形を連想させられてしまい、ドキドキと鼓動は速まり、身体も火照って
きてしまう…
「ムーン様ったら…擦られて感じるなんて、はしたないですわよ?」
「! ぶ、無礼な! そんな事はっ…アゥッ!?」
「フフフッ、ウ・ソ♪ ココをこんなになされてるのに…」
 パイズリをしている女生徒の肩からヒョッコリと顔を出してきた別の女生徒に、ズバリ今の
心境を読まれてしまった事で、慌てて我に返り怒りで誤魔化すムーンだったが、途中でビクッ、と
痙攣するかの様に身体を振るわせ喘ぎ声をあげた。ムーンの死角からスカートを捲り手を忍ばせ、
パンティ越しに秘部を指で擦ってきたのだ。
「ホォラ…もうココは大洪水ですわよ? ムーン様♪」
 パンティの生地の上から女生徒が指をなぞると、感じた事で沸き立たせたムーンの淫汁が生地を
しっとりと湿らせ、スリスリと擦る度にその範囲は広がっていく…いつしか湿りの面積はパンティの
生地によって隠れている花弁を覆い尽くすほどにまで広がりきってしまう。
「っ…そ、それは貴方がたが…」
「クスクス♪ そうでしたわね…では、責任を取らせて頂きますわ…」
 素直に感じていることを認めず弁解しようとするムーンだったが、その理由を逆手にとった
女生徒が責任をとると言い出すと、ムーンのパンティのクロッチの部分に指を食い込ませクイッ、
とずらし秘部を露にする。
「えっ!? な、何を!?」
「あら…フフ♪ やっぱり…これならもう準備は必要ありませんわね…」
 露になったムーンの秘部の花弁を見て、女生徒はクスクスと確信を得たように微笑んでいる。
その女生徒の確信通り、ムーンは既に男を受け入れる体勢が整っていた。陰毛に隠れている花弁
からはトロトロと淫らな液を垂らし、股下を伝って地面に泉を作り出しているほど敏感に感じて
いたのだ。

335美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:39 ID:vIKSStHk
 女生徒は自分のモノをムーンの秘部にピトリとあてがい、そして…
「では…んんっ!!」
「んはあっ! な、ナカに、太いのが入って…ああああああっ!!! あっ、あ、あ…」
 中に入れた瞬間、ズブシュゥッ! という恥ずかしい音をたてて汁を噴かせながらビクンッ! と
大きく身体を仰け反らすムーン。
 根元まで一気に飲み込まされた所為で、少々「アッチ」の方に行ってしまったムーンだったが、
女生徒はムーンの肉膣の具合が余程気持ち良いのか、そのまま腰を動かすの止めない。
「どう…ですか? んっ…ムーン様ぁ…」
「ひっ、ああっ! ヒィィッ! (そ、そんな…ロランのと…お、同じくらい…ふ、ふと…いぃ…)
あっ! は、激しく…掻き回さ…ないでぇ…」
 棒が出たり入ったりを繰り返す度にたまらない刺激がムーンの脳髄にまで響き、何とか掠れた声を
振り絞って女生徒に訴えかけるも、もはや女生徒の耳には届いておらず何度も激しく腰を大きく打ち
付けてくる。
「あっ! あぁっ! ダメっ! は、激しっ…んはぁっ! 過ぎですっ! ……ぁっ? …」
 胸にモノを挟み込まれ、中にも入れられて二重の快感に喘いでいる中、もう一本、ムーンの目の前
にあの棒がヌッ、と現れる。
「ムーン様ぁ…わ、ワタクシのも…して下さい…つ、辛いんです…痛くて…」
 モノの上にムーンが目をやると、ムーン達の淫らな行為を目の当たりにした事でモノの感度が良く
なり過ぎてしまったのだろうか、立膝で座っている女生徒が生やされたモノを辛そうに握って涙目で
ムーンに訴えかける。
「(あ…か、硬くて…すごく脈を打って…)はあぁ…ハブッ…ンムッ…ンゥゥ…」
 流石にこのままにはしておけないと、ムーンはそのモノの迫力に少し気圧されながらも、おずおずと
舌を伸ばして、モノの先端にピトッ、と這わす。それだけで、女生徒のモノはビクンッ! と別の
生き物の様に反応し、ムーンはそのまま口をOの形にしてモノを一気に咥えこむ。
「アアンッ!! ムーン様ぁ…お口…暖かくて、気持ちいい…ですぅ…ヒアッ!!」
 暖かい口の「ぬめり」を感じた女生徒が口に手を当てビクッ! と身悶えながら気持ち良さそうに
喘ぐ。ムーンがズルズルと口をゆっくり前後運動させるにつれ、女生徒のモノは唾液に塗れて滑りも
一層に良くなり始める。
 一心不乱にモノを咥えこむそのムーンの表情だけでもかなり唾を飲むものだが、それに加えて全てを
弄られて犯されているムーンの今の姿は悩ましくも淫らだ…
 一方、その隣にいるマーキュリーも…
「あ…こ、こう…かしら?」
 二人の女生徒が膝を折って座り込んでいるマーキュリーの両隣に立ち、意思を持っているかの様に
ピクン、ピクン、と上下に震える奮い立ったモノを長い指先に絡ませて握らせていたのだ。
 恥ずかしそうにしながらも女生徒達の事を思い、已む無く言う事を聞いているマーキュリーは、その
握っているモノをしなやかに、それでいて素早くシュッ、シュッ、と扱きたて、いわゆる「手コキ」を
やらされているようだ。
「んっ…あっ…そ、そうですわ…」
「あぁ…さ、流石ですわ、マーキュリー様…こちらの知識も…んっ…豊富だなんて…」
 経験があるのかどうかは分からないが、マーキュリーの手コキは二人の女生徒を満足させる程の
気持ちよさらしい。
 おそらく、いやらしい妖魔共や操られたおやじ達に毎回襲われる度に、「そういう事」をさせられて
いた所為で、どうすれば相手が気持ち良くなるのか勉強せずとも自然とコツを掴みつつあるのだろう。
「っ! は、恥ずかしいから…そんな事言わないで…」
 女生徒達のその言葉に恥ずかしそうに顔をカァァッ、と赤らめながらも、マーキュリーが慣れた
手つきで女生徒達のモノをシコッ、シコッ、と扱くと、女生徒は吐息を漏らしながら喘ぎ、モノの
先端から感じた事でカウパーをピピッ、と分泌させた。それがマーキュリーの手に纏わりつき滑らかに
なると、さっきまでは扱いた時の音は乾いていたが、今度はグチュッ、グチュッ、とぬめった音に
変わり、その音と感触が更に女生徒達を興奮させていく…
 と、マーキュリーが二人の女生徒のモノを一生懸命に扱いていた時、もう一人の女生徒がモジモジと
腰を引いて自分のモノを両手で押し込むように隠しながら、マーキュリーの前へと近付いてきていた。
 その女生徒の表情は何処かしら物憂げな表情で、瞳は何故か愛しむように潤ませてマーキュリーを
見つめている…

336美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:40 ID:vIKSStHk
「マーキュリー様…ワタクシもいいですか?」
「え…で、でも両手が…」
「ですから…ワタクシ…マーキュリー様と『一つ』になりたいんです…」
「一つって……えっ!? ええ゛っ!?」
 突拍子にすごい事を言い出してきた女生徒に、マーキュリーは最初は意味が分からず不思議な表情を
浮かべていたが、その直後、理解するやいなや目を丸くし声をあげて驚いている。
 そういう事は毎回しているので今更だとは思うのだが、今回は相手が相手だけに意味合いが違う。
(ど、どうしよう…そんな事言われたって…お、女の子と…)
「お願いですマーキュリー様…いえ、お姉様…ワタクシの想い…受け取って下さい…」
 同性にここまで求愛を攻められてかなり動揺しているマーキュリーを余所目に、もはや辛抱出来ない
のか、女生徒はゆっくりと腰を下ろすとマーキュリーの事を「お姉様」と呼んで寄りかかる様に
マーキュリーの胸の谷間に飛び込み抱きしめてくる。その勢いでマーキュリーが握っていた二人のモノ
から手が離れ、身体が少し後ろに反りバランスを崩しそうになるが、抱きついてきた女生徒をしっかり
と抑えながら何とか踏み堪えた。
「あんっ…お、お姉様? って…(…そういえば、このコ達…確かあの女妖魔に操られてるのよね…
その所為よ、きっと…)…わ、わかったわ…貴方の想い…受け止めてあげる…」
 抱きついてきた女生徒の発言に少々戸惑いながらも、妖魔に洗脳されている所為でこのコ達は
おかしくなっているのだと勝手に解釈し、マーキュリーは自分の胸の谷間に顔を埋めている女生徒に
優しい言葉をかけながら髪の毛をゆっくりと撫でる。しかし、その光景は傍から見ると「そういう
関係」にしか見えない…
「! …お姉様!」
 その告白が余程嬉しかったのだろう。不安そうにしていた女生徒は、一瞬で瞳の色を変え、満面の
笑みを浮かべながらマーキュリーにすぐさま唇を寄せてくる。
「んんっ! …ンチュ…チュプ…」
「ン…ハプッ…ンムゥ…」
 小さめの薄いピンク色をした女生徒の唇から、もう一回り小さく柔らかい舌がマーキュリーの
口内でゆっくりとうねりながら踊る…そのままマーキュリーの舌先に触れると、今度はその舌先から
舌の溝に沿う様に自分の舌先をツツゥ…と這わせ、マーキュリーの口内の奥へと舌を侵入させていく…
そして、奥まで入りきるとマーキュリーの舌を一気に絡めとり、ネチャネチャと濃厚な音をたてながら
唾液を混ぜ合うディープスロートキスを交わしあう…この女生徒、こんな事をどこで覚えたかは
知らないが、中々のテクニシャンとみえる。
「ん…ふぁ…嬉しい…お姉様とキス出来たなんて…」
「ぁ……(な、なんてキス…で、でも…このコ達の為…ガマンしなきゃ…)スゥ……ふぅ…」
 一呼吸置いて、女生徒が重ねていた唇を離すと紡ぐ唾液が二人の間で光る…うっとりとした表情で
女生徒はキスした口元を大切そうに手で押さえて嬉しそうに微笑んでいるが、マーキュリーは女生徒の
巧みなキスに翻弄されかかっており、自制心を保つ為に少し息を整えている…
「お姉様…ワタクシ、もうガマンが…」
「え…ぁっ…わ、わかった…わ…」
 想いの人とキスをした所為でガマンしきれなくなった女生徒が詰め寄ってくると、マーキュリーは
少し困ったような表情を浮かべながらも女生徒の言葉の意味を理解したのか、その場で立ち上がると
自分の鮮やかな青色をしたミニスカートの中に手を入れ、パンティの横紐に指を沿わせるとゆっくり
下にスルリと下ろす。
 スカートを穿いているのに秘部に妙な開放感を感じるのか、マーキュリーは顔を赤らめて恥ずかし
そうにスカートの裾をキュッ、と握って俯いていたのだが、
「フフッ、マーキュリー様…ワタクシも愛して下さい…」
「そうですわ。全員に隔てなくマーキュリー様の愛を分けて下さいな…」
 先程、マーキュリーに手コキをしてもらっていた二人の女生徒が愛しむような目を向けながら、
横からマーキュリーの肩に手を置いたかと思うと、どさくさに紛れて一人が胸に手を伸ばし、もう
一人がスカートの中に手を忍ばせて露になったヒップを弄ってきた。
「あんっ!? (あ、愛って…そんな趣味ないのに…っ! ううん! レイン、ガマンよガマン…)」
 マーキュリーは自分にガマンガマンと言い聞かせながら耐えてはいるものの、女生徒達に全身を
隈なく弄られてしまうとやはり感じてしまうのか、無意識の内にピクッ、ピクッ、と身体を小刻みに
震わせてしまう。

337美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:41 ID:vIKSStHk
「んんっ! わ、わかったから……焦らないで、ゆっくり…ね?」
 しかし、そんな状況に追い詰められながらも、マーキュリーは迫ってくる女生徒達に微笑みながら
焦らないでと優しく促し、ゆっくりと床に寝転がる。
「あぁ、お姉様ぁ……んん…」
「嬉しいですわ、マーキュリー様…ンッ♪」
「ぅんっ! …あ、ふぁぁ…」
 女生徒達は群がる様に横たわっているマーキュリーの上と左右から密着して抱きつき、全身の
ありとあらゆる場所を口付け、愛撫し、弄りまわす。その三つの唇と六本の腕に身体中を愛される
と、潤んだ瞳は悩ましげな眼差しに変わり、口からは甘く熱い吐息を絶え間なく漏らしてしまう…
 その女生徒達の巧みな愛撫はマーキュリーという戦士をゆっくりと、しかし確実に、そのまま
快楽の奴隷へと変化させていくのだった…
 ムーンとマーキュリーが漏らす喘ぎ声と重なる様に、もう一人の戦士が二人とは異なる悩ましげ
な喘ぎ声を上げていた…
「あっ! あっ! んくっ!! お、奥まで届いて…ふぅんんっ!!」
「ああっ! んぅっ! し、締め付けてきますわぁ…ああっ!!」
 喘ぎ声の正体はジュピターだった。
 先程、女生徒の一人が自分のモノでジュピターの秘部を擦っていたのだが、最初の内から感じて
いたジュピターは、やはりあっさりと白旗を上げて、女生徒達に身体を許してしまったようだ。
 二人の女生徒に身体を前後に挟まれている「立ちファック」の状態で、秘部と菊壷の両方に
生やされたモノを入れられており、ジュピターは前から攻めてくる女生徒の肩に手を置いて少し
身体を任せ、既に感じているジュピターとの結合部からは女生徒が腰を突く度にジュブッ、ジュブッ、
とイヤラシイ音をたてながらしぶきを溢れさせ、その混じり合った愛液がポタポタと垂れて地面に
透明な斑点をいくつも付けていく…
「んっ! んっ! い、いいですわぁ、ジュピター様ぁ…ふぅっ! んっ…ほら、もっと足をお上げに
なって下さいな♪」
 後ろから攻めている女生徒が気持ち良さそうに声をあげたかと思うと、今度はジュピターの膝に
手をかけてグイッ、と片足を抱え上げる。その格好はまるで、バレリーナが上に足を掲げている
様な感じで綺麗ながらも、下半身が露になっている所為でかなり卑猥だ。
「っ! い、いやっ! こんな格好…は、恥ずかし…あんっ!」
 口では恥ずかしがっていても自らの身体の火照りを抑える事は出来ず、逆にそんな卑猥な格好を
させられてしまった事によって女生徒達は腰を動かしやすくなり、さっきよりも激しくジュピターの
花弁と菊壷を掻き分けると、ジュピターは感じているのか秘肉の花弁から更に淫蜜をトクトクと
あふれ出させてしまう…
「あらあら…ですが、口ではそうおっしゃっていても…ジュピター様の可愛い小さなお豆サンは
ピンピンに硬くなって感じてるみたいですわよ? その証拠に…ホォラ♪」
「あぁっ! だ、ダメ! い、弄らな…んぅっ! ぃでぇ…ひああっ!」
 足を開脚させられて恥ずかしがっているジュピターを更に追い詰めるかの様に前から攻めている
女生徒が言葉でジュピターを辱めながら、腰を抱きしめていた手を繋がっている部分へ滑り込ませる。
そこには、銀紫の陰毛に覆われて淫蜜を分泌している花弁から感じた事でピンピンに尖ってピクピク
動いているクリトリスが全身を曝け出していた。女生徒はその尖りを親指と人差し指でクリクリッ、
と摘む様に弄ると、ジュピターは身体をビクンッ! と大きく仰け反らし、二つのたわわな胸を上下に
プルンと震わせながら、カン高い声をあげて過敏に感じてしまう。が、
「ウンッ! じゅ、ジュピター様…す、すごく締りが…あぅっ!?」
「ふぅっ!? あ、だ、ダメ…ですわジュピター様…そ、そんなにキツ…ク…締めないで…アッ!
下さいまし…ゥアッ!」
 急な刺激が身体中を走った所為で、同時に自分の中に入っている女生徒達のモノをキュウウッ!
と少々強めに絞り上げてしまい、女生徒は感じながらも少し辛そうな表情を浮かべてジュピターに
訴えかける。
「あ、ご、ゴメン…か、感じすぎちゃって……っ! (あ、アタシってば何言ってんのよ!?)」
 辛そうに訴えかける女生徒に、少し我に返ったジュピターが呆けた顔で女生徒達に謝るまでは
良かったが、一緒に本音までポロリと漏らしてしまう。
「あらぁ? そうでしたの…フフッ♪」

338美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 堕落の戦士達編 〜:2004/01/09(金) 00:41 ID:vIKSStHk
 その自分の言葉に一瞬でハッ、と気づくも、既に女生徒達の耳にその声は届いており、女生徒達は
クスクスとイジワルっぽく微笑みながらジュピターに詰め寄ってくる。
「ち、違っ! そういう意味じゃ…」
「分かっていますわ、ジュピター様…(パチッ)」
「(コクッ)では、もっと感じさせて差し上げないといけませんわ…ねっ♪」
 慌てて首をブンブンと振り弁解しようとするジュピターだったが、二人の女生徒は聞く耳持たず、
何やら合図を送っている…前の女生徒が目配せをし、後ろの女生徒が頷いているのだ。その直後、
後ろから攻めていた女生徒がジュピターのもう一方の膝に手をかけ、グイッ、と抱えあげられ、
「あひぁっ!? だ、だめぇっ! ふ、深い…いあっ!! 深いいぃっ!!」
 両足とも抱えられた瞬間、女生徒達のモノが両方の穴の奥底まで一気にズンッ! と深く深く
突き入れられ余程感じてしまったのか軽くイってしまい、繋がっている部分からイヤラシイ潮を
ニ、三回ほどピピッ、と噴いてしまう。
 既に溢れ出ている淫蜜のおかげで滑らかに奥まで入っていくも、今まで以上に深い挿入感に
ジュピターは堪らず前の女生徒にしっかりと抱きついて腰を落とさない様に抵抗するが、女生徒達が
腰を突き上げる様にモノを激しく出し入れし、しかも、自分の足も女生徒達に抱えられているので、
力加減一つでジュピターの身体を上下し、入れやすい体勢を調整する事は安易であり、その僅かな
抵抗も全く意味を成さない。
「す、凄いですわぁ…突けば突くほど…んっ…締り具合が…あっ…良くなるなんて…」
「フフッ、本当に…流石、美少女戦士様…ですわっ…あぁっ! ん…こんな技を…あんっ! お持ち
だなんて…」
「あああっ! 違うぅ…違うのぉ…ック! ハァンッ!!」
 頬を赤くして切なげな表情を浮かべ、少し開いている口元からだらしなく涎を垂らしながらも必死に
違うと首を振るジュピター。だが、口ではそんな事を言っていながらも女生徒からモノを出し入れ
されてしまうと刺激に耐える事無く瞳を潤ませて色っぽい声を漏らしてしまう…
「フフ…そんな艶っぽいお顔をしないで下さいまし…そんなお顔を見せられたら…ワタクシ、もう
果ててしまいそうですわ…」
「まぁ、貴方だけズルイですわ? ワタクシにもお見せになって、ジュピター様の感じられている
お顔を…」
「や、ゃあ…」
 前の女生徒が言う「艶っぽい顔」というのを後ろの女生徒も見たいのか、攻めている腰の動きを
少し緩やかにしてジュピターの顎の先端に指先をゆっくり添え、後ろにクイッ、と向けさせると、
頬が染まってうっとりとしており、色の虜になりかけているジュピターの表情がそこにあった…
「あぁ…なんてお美しい…さぁ、もっともっと感じてください、ジュピター様…ンッ♪」
「ンムッ…ンゥッ! フゥゥゥッ!」
 始めの内あんなに抵抗していたのに、今ではもう女生徒のキスに抵抗を示す事無く素直に受け入れて
しまう程、ジュピターの意識は翻弄させられていた…虚ろになっているその瞳は、理性を保っている
のかどうかも疑わしく、ジュピターも他の戦士と同様、快楽の波へと飲み込まれていく…
 ドロシーの創り出された空間の中で美しい四人が乱れて喘ぐその姿は、愛と正義の使者と呼ぶには
もはや程遠く、しかし、背徳ながらも絶景であり、辺り一帯が妖しくも魅了される「禁断のエデン」と
化してしまっていた…

339通常の名無しさんの3倍H:2004/01/09(金) 00:48 ID:1rjK7PgA
す、すげー

340627:2004/01/09(金) 01:38 ID:vIKSStHk
ども、627です。

えー…以前の予告してたタイトルと違うやんけ! と、お思いの方…正解です(マテ
とりあえず、今出せる分はここまでです。_| ̄|○ゴ、ゴメンナサイ…
待って下さってる方に非常に申し訳ないので、せめて出せる分だけでも…
もうね…佐○急●なんて信用しねぇ! (コラ あああ、なんで倒産すんのかなぁ…
まぁ、愚痴りだしたらキリ無いのでこの辺で…

んで、読む前に一言…
  ま  た  百  合  か  と  か  言  わ  な  い  事 (w
百合じゃないって! フタナr(ry まぁ、それは置いときまして…
とにかく人数が多いから苦労する…しかもお嬢喋りするキャラが三人も
いるからややこしい…⊂⌒~⊃。Д。)⊃リリーナトォ、ドロシートォ、ディアナ…カブルッチューノ…

次こそはリリーナの番なんですが、ネタばれしちゃうと、ドロシーともう本番
入ってます。しかも、うしr(ry で、戦闘どうしようかと未だに考えている所です。
どうしようかなホンマ…しかも、ガンダムーンだけに集中してりゃいいのに
W書いたりX書いたり種書いたり…落ち着け俺 (;´Д`)=3ハァ

では、一日でも早く書き終えるようにガンガッテますんで、どうか生暖かい目で
⊂⌒~⊃。Д。)⊃←こうやってだれてお待ち下さいw

でわでわ。

341通常の名無しさんの3倍H:2004/01/09(金) 01:55 ID:1rjK7PgA
ガンダムーンはキャラ多いから均等に出番あたえるより
その話のメインを決めてあとは脇に回した方がいいですよねぇ・・・。

342通常の名無しさんの3倍H:2004/01/09(金) 06:28 ID:2538gQvg
>>340
いいよいいよー

>ルーの身体の周りを元素記号のような形で覆う。
どんな感じか想像できないんだが・・・教えてエロい人!

343通常の名無しさんの3倍H:2004/01/09(金) 23:43 ID:LnhSolyw
627氏さん乙です〜
禿しくエロくて(;゚∀゚)=3ハァハァな展開に萌えまスィタ!!!続きが楽しみ!
何だか大変そうでつが、ガンガッて!!!

344通常の名無しさんの3倍H:2004/01/10(土) 02:36 ID:Ka4Krzcw
ねっこたんさんのマーズエロ杉。

(;゚∀゚)=3ムッハァハァーーーーーハァハァハァハァーーーーーームハハハハァァァ

345通常の名無しさんの3倍H:2004/01/10(土) 22:49 ID:oCl7CN/A
http://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-60252-3

346通常の名無しさんの3倍H:2004/01/12(月) 15:26 ID:KGEnhAjI
     ,,- ,,
    ∧∧ミ,, ,;; 627タン
    ( ゚ー゚)ノ)"  ガンバレ
    / ,,- ,,|    ガンバレ
    `ミ   ;
     `''''"

     ,,,-,,,  , - ,,
    ミ  ミ ミ  ,ミ
     `∩∧/∩" 627タン
     ヽ( ゚ー゚) ガンバレ
       |  〈 ガンバレ
     〜/_,,, ヽ
      し レ

347七誌:2004/01/13(火) 20:17 ID:WiP1uGiQ
>>338
スメエ・・・

348627:2004/01/14(水) 15:10 ID:l/JLrWxk
だから何で俺はレスをいつもいつも見逃してる…_| ̄|○ツカレテルノカナーナンテ…

>>339様、343様、346様
いつもお声を頂き有難う御座いますぅ・゚・(つД`)・゚・
その励みで生きていけるよ俺…ガンバロウ…ガンバロウッテ…

>>341
>ガンダムーンはキャラ多いから均等に出番あたえるより
>その話のメインを決めてあとは脇に回した方がいいですよねぇ・・・。

Σ( ̄∇ ̄;)……ソ、ソウスレバヨカッタ…
いや、他のキャラもやっぱり主役みたいなもんだからなんて…イイワケデスカ、ソウデスカ…

>>342
>>ルーの身体の周りを元素記号のような形で覆う。
>どんな感じか想像できないんだが・・・教えてエロい人!

はい、エロい人ですw
あ〜…確かにここの表現一番訳わかんなかったですね(オイ
設定資料やどっかのページとかでジュピターが変身するモーションを見たことは見たんですが
微妙にわかんなくって…ま、適当に脳内補完しといて下さい(マテ
詳しくは、
「緑色の電気を帯びたリングが三つ重なり、六角の放物線の中央にジュピターがいてる」
んですが…どこぞの科学と数学の教科書足して二で割ったみたいな堅苦しい書き方は
ちょっと合わないかなと思ったんで…_| ̄|○ス、スイマセンデシタ…

え〜、完成までもう少しかかりますので、くつろいでソファーで寝といてください(?)
せめて…一月末までには完成させたいなぁ…ムリカナァ…

349341:2004/01/14(水) 23:07 ID:mKrfIs02
>>348
勘違いしてるかもしれないから言っとくが
書くのがシンドイからメインと脇を明確にした方がいいってことよ。
SSを批判してるわけじゃないよ。
むしろ均等に出番を与えることは読む側にとってはいい事だと思うですよ。

350通常の名無しさんの3倍H:2004/01/21(水) 11:27 ID:HwPiDlSw
あんな人がいいなぁ〜♪
描いてくれたらいいなぁ〜♪
あんなシチュこんなシチュいっぱいあぁるぅけど〜♪

ムーン:花粉汁さん
マーキュリー:鼠小僧さん
マーズ:織塚碧さん
ジュピター:焼き肉ZZさん
ビーナス:純樹さん
ウラヌス:ゆrさん
ネプチューン:けったさん
サターン:マリヲさん
ちびムーン:ンダさん
プルート(マーベットさん):WoWoさん
妖魔ドロシー:ねっこたんさん

オイラも妄想してみますた。
脳内でこの絵師さんたちの絵を想像するだけで(*´Д`) ハァハァハァハァハァハァハァハァ

351ねっこたん:2004/01/22(木) 17:56 ID:ahGKz6yA
>> 627氏
今更ですが絵板でのコメントありがとうございます。
これからもハァハァなSSを楽しみにしておりまふ
フタナリ百合シチュモエー ヽ(・ω・)ノ

ってこのスレに私の名前あるし、恐縮です〜。

352通常の名無しさんの3倍H:2004/01/25(日) 14:24 ID:e5QoX42.
627たんは間に合うのだろうか。

353通常の名無しさんの3倍H:2004/01/26(月) 10:38 ID:nogCMYVc
コールされている絵師の皆様へ
↓ここら辺を参考にしてみてはいかがでしょう?
>>4名前: 通常の名無しさんの3倍H 投稿日: 2003/06/27(金) 22:39

〈参考サイト〉
美少女戦士セーラームーン公式ホームページ(元ネタ)
ttp://sailormoon.channel.or.jp/
イラスト作成上参考になりそうなサイト
ttp://www.angelfire.com/id/sailorscouts/
ttp://studentweb.tulane.edu/~rwillia7/gallery.htm

354美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:30 ID:GRi8xbs2
美少女戦士ガンダムーン 第五話  〜 美と愛の戦士、その名はガンダヴィーナス! 編 〜


――…ドロシーの創り出した空間の中、淫らに悶える四人の美少女戦士達…その姿を目の当たりに
しているもう一人の女生徒も、徐々にではあるが変化の兆しが見え、創り出されたエデンへと
誘い込まれようとしていた…
「…(…み、皆さん…すごく乱れて…で、でも…)…フゥ…フゥ…」
 誘い込まれようとしている女生徒…それはリリーナだった。普段は気品を漂わせ、凛々しい
姿勢を崩さないリリーナもやはり一人の女であり、性への反応も普通の女生と寸分も違わない…
徐々に息遣いは早くなり、足元をなにやらモジモジとさせ落ち着かない様子だ。
「フフッ♪ リリーナ様、どうかなされまして?」
「っ!! ど、ドロシー!」
 そんな状態のリリーナの肩に手をかけてゆっくりと抱き起こし地面に座らせて後ろに引き寄せ、
ドロシーが耳元でどうかしたのかと意地悪く問いかける。
「リリーナ様も、お感じになられました?」
「!! そんな事…」
「フフフッ、いいんですわよ…一国を支えるクイーン・リリーナだって、普段は思春期の女の子です
もの…こんな状況であればガマン出来ないのは当たり前ですわ♪」
 リリーナは否定するもドロシーには既に分かっていた。リリーナの身体全体に性への疼きが蝕んで
いることに…
「ち、違いますっ! 私はそんな…」
「違いませんわ。その証拠にリリーナ様の頬も、こんなに赤く、そして熱く火照っていられるでは
ありませんか…」
 頑なに否定するリリーナの頬にドロシーが後ろから優しく手を添えると、ほのかにではあるが
確かに熱を帯びていた。それは、リリーナの身体が微かであれ感じ始めている証拠…
「あっ…お、お願いドロシー…もうこれ以上、皆さんに酷い事は…」 
「フフッ…ではリリーナ様、取り引きを致しましょうか?」
 ムーン達の身を案じリリーナがドロシーにムーン達を助けてくれと懇願すると、ドロシーが少し
企んだ笑みを浮かべながら一つの提案をリリーナに持ちかけてくる。
「取り…引き?」
「リリーナ様が大人しくその身を差し出し、ワタクシに抱かれて下さるのであれば、ガンダムーン達と
女生徒達を解放致しますわ♪ どうします? リリーナ様…」
「わ…私…の? …(そ、そんな……けど、このままでは…)……」
 ドロシーのその脅迫に近い要求にリリーナは戸惑っていた…ドロシーに抱かれてしまうと言う事は、
例え相手が同性であれヒイロを裏切る事に等しい。しかし、だからといってドロシーの申し出を断れば、
ガンダムーン達はこのまま延々と操られた女生徒達に弄ばれる事になってしまう…
 口を閉ざし、焦りと不安の表情を浮かべて一頻り考えるリリーナ。そして…
「わかり…ました…その代わり、約束してドロシー。私が身代わりになれば、もうこれ以上、皆さん
に酷い事をしないと…」
 自分の身一つで全員が助かるのであればそれでいい。ヒイロだって分かってくれる…リリーナなりに
考えた結果だった。
 ドロシーの要求を受け入れ、リリーナは念を押すようにムーン達や女生徒達にこれ以上酷い事を
しないでと今一度、問いかける。
「えぇ、約束いたしますわ♪ では…」
「え……あっ…」
 リリーナのその言葉にドロシーはニコリと微笑み、指をパチンッ、と鳴らすと、リリーナを束縛
していた縄がパラリと解ける。そのままドロシーはリリーナを前に向かせて両肩に手を添え、
ゆっくりと自分の方へ寄り添わせた…
「リリーナ様、そんなに強張らないで…貴方を抱くとは言いましたが、お慕いしている人に決して
酷い様には致しませんから…」
「…ドロシー…んっ…」
 少し緊張しているのか、リリーナの表情は戸惑いの色を隠せず身体はフルフルと震え強張っている。
そんな状態のリリーナにドロシーは優しく耳元で酷い事はしないと囁くと、その言葉に少し安堵感を
感じたのか、さっきまで固まっていたリリーナの身体が少し柔らかい感じになる。

355美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:31 ID:GRi8xbs2
「スベスベとして、キメ細やかな頬…一日中撫でてても飽きませんわ♪」
「っ……」
 ゆっくりとリリーナの頬に手を添わせると、サラサラで綺麗な肌の感触がドロシーの手に伝わる。
少し朱色に火照って暖かみを感じ、それでいてその顔立ちは凛々しい…
 一方、頬をスリスリと擦られているリリーナはドロシーの顔が間近に接近している事もある所為か、
瞳をキュッ、と瞑って恥ずかしそうにしている。
「ダメですわ、目をお開けになってくださらないと…今は、ワタクシだけを見つめてくださいな…」
「…はず…かしいの…」
「まぁ♪ フフッ、可愛いですわリリーナ様…では、そろそろ…」
 オズオズと答えるリリーナに更に愛おしさを感じたドロシーは、まるで少女の様に恥らうリリーナの
その姿にクスリと微笑み、顎に指先を添わせて少し上にクイッ、と向けさせる。
「っ! ま、待って! ド…」
 上を向かされたリリーナは即座にキスされると理解し、ドロシーに待ったをかけるが、
「待ちませんわ……ンッ」
「んんっ! ンゥ…(あぁ、また……ヒイロ…ゴメンなさい…私…)」
 もうここまで来てしまえば待つ事など許される訳も無く、制止空しくドロシーに唇を奪われてしまう。
深く重ねた唇から舌を侵入させる事は容易く、リリーナの口内に素早くチュルリと舌を忍ばせると、
ほのかに甘い感触が舌先に伝わってきた。ドロシーはそのままリリーナの口内をペチャペチャと味わう
と、今度は舌を絡めとる…
「ンンッ!! んあぅ…フゥゥ…ン…(こ、こんなキス、今までされた事ない…あ、あぁ…は、恥ずかし
すぎる…ひ、ヒイロ…)」
「ンチュ…チュゥゥ…チュパッ、チュパッ…」
 絡めとった小さな舌はとろけるのではないかと思うくらい柔らかく、まるでゼリーの様な感触…
その魅力的なリリーナの舌にドロシーが夢中になるのは言うまでも無く、重ねている唇を少し強めに
吸って舌を自分の口内に吸い寄せるとワザと大きな音を立て、まるで男のモノをフェラをするかの様
にチュパチュパと舌全体を咥えて前後に口を動かす…
 そのあまりにも卑猥なドロシーのディープキスに、リリーナは少しだけ開いている瞳を虚ろにさせ、
感じながらも助けを求める様に心の中でヒイロの名を囁く…
「ン、ふぅ……どうやら、ヒイロ・ユイがまだリリーナ様の中にはいますのね…」
「っ!? ……」
「いいんですのよ、リリーナ様…さっきも言いましたが、貴方を困らせる為にこんな事をしてる訳では
ないのですから…」
 まるで相手の心の中を読んでいるかの様にヒイロの事を考えていた事をズバリ言い当てるドロシー
に、リリーナは「えっ!?」と目を見開いて驚き、同時に困った様な表情を浮かべている。
 ドロシーが自分に好意を寄せていた事は知っているのに、キスをしている時ヒイロの事を想って
いた…例えどういう理由であれ、人の想いを踏み躙るような行為を嫌うリリーナは、ドロシーに対し
悪い事をしてしまったと思っているのだろう。
「ヒイロ・ユイはリリーナ様にとって特別な存在である事は、ワタクシも重々承知しております。
そのお二人を引き離すなんて残酷な事はワタクシは致しませんわ。ですが、ワタクシの想いも…
僅かでも構いませんから貴方の中に留めておいて欲しい…それだけですわ♪」
 リリーナがヒイロに想いを寄せている事は重々に知っている。だからドロシーは最初からリリーナに
だけは危害を与えないつもりでいた。それは、リリーナの事を本当に大切に想っているから…
「…ドロシー……」
 そんなドロシーの優しい言葉に少し安心していたリリーナだったが、
「ですが、だからといって何もしない訳でも御座いませんわよ? 今、この時だけは貴方はワタクシの
ものなのですから♪」
「え? あっ!?」
 ドロシーが再びニンマリとした笑みを浮かべると、不意を突いてリリーナのスカートのふちを掴み、
下からガバッ、と捲られ、リリーナは慌ててスカートを押さえるもドロシーの力の方が強く、スカート
を元の位置に戻す事を許される事無く、自分のパンティを曝け出されてしまった。
「まぁ…リリーナ様って、素敵な下着をお履きになっているんですのね?」
「っ……」
 そんなドロシーの褒め言葉もリリーナにとっては恥ずかしさに火をつけるだけでしかなく、リリーナは
頬をカァァッ、と赤く染めて目を瞑ってしまう…

356美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:32 ID:GRi8xbs2
「…ですが…それ以上に、綺麗な足…フフッ、少し見惚れてしまいましたわ♪」
「そ、そんな事…いわないで…」
 白いレースの刺繍が少し入ったパンティも、リリーナの足を美しく魅せる為のパーツに過ぎず、その
スラリとした滑らかな脚線は、いかにも清楚で触り心地も最高だろう。 
「あら? …リリーナ様、このシミはなにかしら♪」
「!! …〜〜〜っ」
 と、マジマジとリリーナの足を魅入っていたドロシーがふとパンティに視線を移し、花弁を覆って
いるクロッチの部分に目をやると、そこだけ布が水分を吸収した時の様な色になっている…
 ムーン達の淫れた姿を目の当たりにし、ドロシーから濃厚なディープキスを受けてしまえば、いくら
生真面目なリリーナでも身体の女の部分までは隠す事が出来なかったのだろう。感じた事で秘部から
淫蜜をジワァ…と漏らし、それをドロシーに指摘されるとリリーナは恥ずかしさから何も言い返す事が
出来ず、顔を横に背けるしか出来なかった…
「お答えになられませんの? …なら……ペロッ」
「ひぁっ!? だ、だめっ! ドロ…あっ、ああっ!!」
 はしたない所を見られてしまい恥辱で顔が真っ赤になり硬く口を閉ざしてしまうリリーナだったが、
ドロシーが顔をパンティに近付け、布越しから秘部を舌でペロペロとゆっくり舐めると、リリーナは
ピクンッ! と肩を竦ませて声を漏らしてしまう。
「チュゥゥ……チュッ、チュッ…」
「ん…ふぅっ! んあっ…あぁっ! や、やめっ…んぁっ!! ド、ロシー…あっ! いけ…ないわ、
こんな事…ぅんっ!」
 今度は唇を少し尖らせて秘部に直接キスする様に密着させ、そのままチュゥッ、と軽く音を立てて
吸い付く。
 パンティの上から伝わるドロシーのキスの感触に頭の中ではいけないと解っていても、身体は考え
とは裏腹にそのキスの感触に感じてしまい、喘ぎ声も徐々に徐々に切なく、そして大きくなっていく…
いつしか膝の力は何時の間にか抜け、その場にストンと腰を落とすリリーナ。それでも、ドロシーの
キスは止む事無く、リリーナの花弁に刺激を与え続けていった…
「チュゥゥ…ん…甘い蜜がどんどん溢れて…感じてますのね、リリーナ様…では、もっと気持ち良く
して差し上げますわ…レロッ、レロッ…」
「っ!! ンンゥッ!! ゃああっ…だ、ダメぇ!! あ、あぁっ!! …わ、私、もぅ…」
 刺激を与えれば与えるほど、リリーナの秘部からは甘い淫蜜がパンティ越しから滲み出てくる…
その蜜をドロシーは嬉しそうに舌先で上手に舐めて掬い取ると、その舌先の感触でリリーナは喘ぎ声を
漏らし、再び蜜を湧き出させてしまう…そして、パンティ越しに濡れた花弁がくっきりと浮かび上がる
頃には、リリーナはもう達してしまう寸前まで追い詰められていた…
「いいですわよ…イった時の可愛いお顔を見せて下さいな♪ チュッ、チュッ…チュゥゥッ!!」
 瞳を潤ませ身体を不規則に震わせているリリーナの様子を見たドロシーがニィッ…と妖しく
微笑み、パンティのクロッチ部分の上から秘部全体をハムッ、と口に含んで、少し強めにチュゥゥ、と
吸い付いた。
「っ! あっ! アアアアアァァッ!!」
 途端にリリーナは二、三度身体をビクンッ! と感度良く震わせて果ててしまい、そのまま後ろに
パタッ…と力無く倒れてしまう。
「……フゥ…フゥ…(私は…なんて…は、はしたな…)…」
 痙攣が止んでくると果てた事でくる疲労から少し息を弾ませながら、それと同時に、ドロシーに
イかされたという羞恥心に頬を染め、自分はなんてはしたないのだろうと自分自身を責めている
リリーナ…だが、苦難の道は今始まったばかりだという事を、リリーナは知る由も無かった…
「フフッ、とても素敵でしたわ、リリーナ様♪ では…今度は、ワタクシのをお願いできますか?」
「えっ……っ!?」
 リリーナの目の前に仁王立ちしているドロシーの言葉を今一つ理解できなかったリリーナが突然、
息を飲む様に絶句し驚いている。
 目の前のドロシーの露出している股間部分から、ムーンの時と同じ様に、あの黒い棒がヌッ、と
現れたのだ。しかも、女生徒達に生えているモノよりも一回り大きく、ドクンドクンと脈を打って
いる…
「あ、あぁ…(こ、こんな大きいの…それに、黒くて…)」
 グロテクスなそのドロシーのモノに圧倒されたリリーナは思う様に言葉が出てこず、ただただ
見入る事しか出来なかった。

357美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:32 ID:GRi8xbs2
「まず、その綺麗なお手てでして頂けますか?」
「え……わ、わかったわ…こぅ…かしら…」
 手で扱いてくれと言われて困惑するリリーナだったが、已む無くコクリと頷くとドロシーの
そそり立っているモノに恐る恐る手を伸ばし、五本の細く綺麗な白い指で竿の部分をキュッ、と
優しく包み込む。そして、緩やかなストロークでドロシーのモノを扱き始めた…
「んっ…いいですわぁ…そぅ、そのまま手の動きを早く…あぁ…」
 シュッ、シュッ、と前後運動を繰り返すとドロシーは感じているのか、少しフゥ…と声を漏らし
気持ち良さそうな顔でリリーナにもっと早く扱いてと促す。
「ぁ…(さ、擦るだけで喘いで…き、気持ち良いの? ドロシー…)…ん…」
 しなやかなリリーナの手の感触にうっとりと頬を染め、切なそうな表情で喘ぐドロシー。先程、
凄まじい強さでムーン達を一層したとは思えない様な感じ方をするドロシーの豹変ぶりに、リリーナ
は少し戸惑いながらも、貴方が気持ち良くなってくれるのなら…と、手の動きを更に早める。
「あっ! ふぅっ、お、お上手ですわ、リリーナ様…フフッ、ヒイロ・ユイにもこうして差し上げてる
のでしょうか?」
「!! そ、そんな事!」
 あまりに巧みなリリーナの手技は素人とは到底思えないと感じたのだろうか、ドロシーは少し
イジワルな質問を投げかけると、リリーナはボッ! と顔を赤くして、思わず扱いているモノを
ギュゥッ! と強く握ってしまう。恥ずかしがっているところからすると、恐らく図星なのだろうか…
「あぅっ!? り、リリーナ様っ、そんな強く握らないで…」
「! ご、ゴメンなさい…」
 自分のモノを強く握られた事で痛みが走り、ドロシーが表情をしかめると、咄嗟にリリーナは
ドロシーのモノから手をパッ、と離し、少し我に返ってドロシーに謝りかけている。
「フフッ、殿方のモノは優しく扱わないといけませんわ、リリーナ様♪ では次は…痛みが治まる
様に、お口でして頂きましょうか?」
「!? く、口でなんて…そんな…事…」
 事故とはいえ上手い理由をこじつけ口でして欲しいというドロシーの要望に、リリーナは困った
表情を浮かべ戸惑っている…どうやら、口で男性のモノを気持ち良くさせる事は知っている様だが、
実際にした事は無いらしい。
「いやなら構いませんけど…ガンダムーン達と女生徒の皆さんはずっとあのままですわよ?」
「っ……わ、わかり…ました…」
 中々悪知恵が働くドロシー。ガンダムーン達を人質に取っている事をいい事に、少し脅迫めいた
感じでそんな事を言えば、リリーナに選択権が無くなってしまうのは言うまでも無く、リリーナは
諦めた感じでコクリと頷くしか出来なかった…
「ウフフフ、そうそう…素直にワタクシの言う事を聞いて頂ければいいのですのよ♪ まずは、
ゆっくりと口づけて下さい…」
「…ンッ…(あぁ…な、なんて熱くて……)」
 ドロシーの脈打つそそり立ったモノに、言われた通り、リリーナは自分の唇をゆっくりと近づけ、
先端部分にピトッ、とキスをする。さっき擦った所為か、ドロシーのモノは既に熱を帯び、
リリーナの唇からその熱と共にピクピクと脈打つ振動も伝わってくる…
「そぅ…そのまま先の方を舐めて下さい…」
「…ペロ…レロ…」
「ん、ふぅ…いいですわぁ…そのぎこちなさがまた…んっ」
 ドロシーに指示されるまま、リリーナはその小さな舌先で亀頭の部分をチロチロと舐め、竿の
部分までツツゥ…と舌を這わす。けして巧みでは無いものの、一生懸命になって自分のモノを
舐めてくれているという征服感がドロシーを高みへと誘っていく…
「チュ…レロ…ピチャ…」
「ん、ふぅ…まるで…ぁっ…発情した可愛い子猫の…んっ…ようですわね、フフッ♪」
 目を閉じ、恥ずかしそうに小さな舌先でチロチロとドロシーのモノを舐めあげるリリーナの
姿はまさしく子猫の様であり、その姿を見下ろしているドロシーは可愛がる様にリリーナの頭を
ヨシヨシと撫で上げる。
「んん…ハァ、ハァ、ハァ…」
 口で気持ち良くさせる術を知ってはいるものの、やはりやり慣れていない所為か口が疲れてしまい、
リリーナは舐めている舌を止め、少し辛そうに呼吸を整えながらドロシーのモノから舌先を離すと
一筋の糸が唇とモノの間に紡ぎ、粘液の雫がツピッ…とリリーナの唇へと伝っていく…

358美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:33 ID:GRi8xbs2
「フフッ、お疲れになられましたか? では、そろそろ咥えて頂きましょうか♪」
「!! ……(こ、これを…咥えるなんて……)」
 一息ついたのも束の間、ドロシーが今度は自分のモノを咥えてと言い出してくると、リリーナは
目を見開いて思わず息を飲んでしまう。あんなにも大きく、そして熱いモノを口に入れてしまったら
どうにかなってしまうのではないかと言う不安がリリーナの中にあったからだ。
「さ、お口を大きくお開け下さいな…」
「ぁ…あぁ……んっ! んむぅっ!?」
 しかし、そんなリリーナの心境を知る由も無く、ドロシーは少し強引にリリーナの唇にプニッ、と
亀頭の部分を擦り付けてくると、そのままゆっくりと押し込むようにして自分のモノをリリーナの
口内へヌルゥ…と侵入させていく。
 更にモノを侵入させていくに連れ、先端からじわりじわりと覆っていくリリーナの口内の暖かさと
心地良い滑らかさ…その口内の感触にドロシーが酔いしれていくのは言うまでも無く、モノが口の中に
三分の二くらいまで収まる頃にはドロシーの興奮状態も最高潮になっていた…
「あっ、ハァッ…い、いいですわ…ワタクシのモノを…んっ! リリーナ様が咥えて…ァフッ!
下さるなんて…」
「ンッ! ンッ! ンフゥゥッ!!」
 あまりの心地良さにドロシーは更に快感を貪ろうと、苦しそうにしているリリーナの後頭部を
押さえ、無理矢理前後にストロークさせると先走り汁と唾液が混ざり合い、ジュプッ! ジュプッ!
と卑猥な音がリリーナの口に響き渡る…
「ッハァ…リリーナ様のお口…ンンッ! と、とても…感触…あっ! …だ、ダメ…き、気持ち、
良すぎて…な、何も…考えられ…ッヒゥ…ませんわ…ンアッ!」
「ンッ! ンンッ! ンムッ! (く、苦し…そ、それに熱くて…お口が…溶けそう…)」
 リリーナの口の感触がそれほどまでに気持ち良いのだろうか、ドロシーが発する声の高低差が
少々おかしくなり、口からは舌をだらしなく出して涎を垂らしながらも自分のモノに駆け巡る
刺激に感じ、頬を赤く染め上げ茫然とした表情になっていた…一方で、ドロシーのモノを無理矢理
口の中に含まされ、頬がパンパンに膨れ上がっているリリーナは苦しさから表情をしかめるも、
ドロシーに後頭部を掴まれている為にどうする事も出来ず、ただただ突かれるままに口内を
犯されるしかなかった…
「ック! …ワ、タクシ…も、もぅ…ッハァ…達して…しまいそう…ですわ…ンゥッ! フフッ…
リリーナ様…そのお口に…入ってるモノから…わ、ワタクシのミルクが…もうすぐ…出ます、から…
…飲んで…下さいね?」
「っ!! ンーッ! ンンッ! ンッンッ!! ンンンーッ!!」
 身体を少し震わせ絶頂の兆しを感じたドロシーが妖しい笑みを浮かべ、自分のモノから出る
ミルクを飲んでとリリーナに指示する。どうやらドロシーが創り出したそのモノはかなり精巧で、
男性器と同じ様に絶頂に達する事で白い液が放出する所も再現されている様だ。
 ドロシーのその言葉を聞いた途端、リリーナは表情を蒼白させウンウンと唸り、首をフルフルと
振って頑なに拒否を示すが…
「アァッッ! イイ! い、イきますわよ? …あ、あぁっ、あぁっ! イクッ! イクゥゥッッ!!」
 後頭部を掴まれているリリーナに選択権は無かった。ドロシーが身体をブルッ! と少し大きめに
身体を震わせた瞬間、リリーナの口内いっぱいに粘着質な液体が注ぎ込まれてしまう。
「っ!?!? ッーーー…(りょ、量が多…の、飲むしか…)ンクッ、ンクッ、ンクッ…ッグッ!
コホッ! ェアッ…ハァァ…」
 ドプドプゥッ! と口の中を侵食していく淫欲の液をリリーナは素直に飲むしかなく、コクコクと
喉を鳴らしながら食道に通していくが、初めて飲むのでやはり厳しいのかドロシーが余韻に浸って
頭を掴んでいる力が一瞬抜けた時を見計らって、リリーナはドロシーのモノから口を離し、少し
辛そうに咽込んでしまう。咽ているその口からは、ドロシーに注ぎ込まれた大量の精液がドロォ…
と溢れ、ピンクの唇を白い色で汚していた…
「んあ、あっ、あぁ……す、ステキィ…リリーナ様のお口に…出したなんて…」
「んっ、ぅう……ひ、ヒドイわ…ドロシー…」
 リリーナの口を自分のモノで汚した…その征服感に余韻を感じているドロシーは、射精の痙攣が
徐々に治まってくるも、未だウットリとした表情を浮かべ茫然と惚けて立ち尽くしていた。その
下でドロシーの吐き出した液がまだ喉元に絡んでいるのか少し咽込んでいるリリーナが、口元を
拭いながら涙ぐんでいた。

359美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:33 ID:GRi8xbs2
「フフッ、ゴメンなさい、リリーナ様。では、綺麗にして差し上げますわ…ンッ♪」
 しかしそんな訴えにもドロシーは反省の色無く、逆に妖しい笑みを浮かべてリリーナの汚れた
その唇目掛けて自分の唇を重ねて吸い上げる。
「ンムッ! …ん、はぁ…ピチャ…」
「レロ…チュッ、チュゥゥゥ……チュルッ!」
 リリーナの唾液とドロシーの唾液、そしてドロシーが生やしたモノから吐き出された白い液が
グチュグチュに混ざり合い、淫靡な味が二人の口の中で広がっていく…ドロシーがリリーナの口元
から離れる頃にはその混ざり合った淫液が太い線で二人の唇繋いで中々切れる事無く、ドロシーが
少し強めに吸って自分の口の中へと持っていき、美味しそうに飲み込んでしまう…
「んっ…ウフフッ、これで綺麗になりましたわ♪」
「ンゥ…ハァ…ハァ…ド…ロシー…こ、これで…もう気が済んだでしょう? 皆さんを解放して…」
 ドロシーのキスに翻弄されたのか、そう問いかけるリリーナの声は少々呆けた様な感じだ。
しかし、リリーナの考えとは裏腹の答えがドロシーから返ってくる…
「あら、誰もそんな事申しておりませんわよ? メインディッシュは、こ・れ・か・ら♪」
「!! (あ、あんなに出したのに、ま、まだ…)…あっ!?」
 妖しく微笑んでいるドロシーの下腹部にリリーナが恐る恐る目をやる。そこには、あれだけの
量の精液を放出したばかりの筈のモノが既に元気を取り戻し、天に向かって反り返っていたのだ。
そのたくましくそそり立っているモノにリリーナは少々たじろいでいるが、そんな事はお構い
なく、ドロシーはリリーナの傍へと寄り添うと上に軽く覆いかぶさった。
「愛しきリリーナ様…さぁ、ワタクシと一つになりましょう…」
「ひ、一つ…って!? お、お願いドロシー! それだけは…ヒイロを裏切る事だけは…」
 ドロシーのその言葉にリリーナは慌ててフルフルと首を震わせ、悲しそうな表情でドロシーに
懇願する。
「分かっていますわリリーナ様。ヒイロ・ユイとリリーナ様が愛し合っている所にはワタクシは
介入致しません…ですから…」
 意外にもその頼みを素直に聞き入れるドロシーだったが、勿論大人しく引き下がる訳でも
ない。リリーナの背中に添わせている片方の手をゆっくりと背筋をなぞりながら下へと向かわせて
いき、スカートの中へと手を入れると…
「っ! ひあっ!? そ、そんなとこ、ろに…ゆ、指…入れ…ないで…ひっ!? あんんっ!!」
 急に裏返った声をあげるリリーナ。ドロシーがハマーンの時と同じように、覆っているパンティを
指で引っ掛け横にずらし、柔らかいリリーナのヒップの肉を親指と人差し指で軽く掻き分けると、
露になったアナルにそのまま中指をゆっくりと挿入させたのだ。
「まぁ、リリーナ様も感じますのね? オ・シ・リ♪」
「ち、違…ンフゥゥッ! (い、イヤッ…か、かき回されて…)あっ、ふぅぅぅ…」
 キュッ、と締まった自分のアナルの中をクネクネとかき回すドロシーの指に、今まで感じた事の
無い刺激に戸惑っているのか、リリーナはピクッ! ピクッ! と身体をよじり背中を逸らして違うと
抵抗している。しかし、その喘ぐ姿がドロシーの悪戯心を更に沸き立たせてしまい、指癖は止まる事
無く更に中へ中へと蠢かせていく…
「フフフ、ダ〜メ♪ そんなウソをついてもスグわかりますわ…では…」
「!! ま、待ってドロ…ンアアアッ!!」
 準備よしと踏んだドロシーが指を穴から引き抜き自分のモノを握ると、充分良い具合にほぐした
リリーナのアナルにピトリとあてがう。慌てて止めようとするリリーナの制止も空しく、そのまま
中へズヌゥゥ…と挿入させていくと、その刺激にリリーナは一度、ビクンッ!! と電気ショックを
受けたかのように身体を弾ませ、自分のアナルに入ってくるドロシーのモノの挿入感に声を高く
あげた…
「ンッ! な、なんて締め付け…わ、ワタクシのモノが千切られそう…クゥッ!」
「や…い、痛っ! ドロ、シー…ぬ、抜いて…お、ねが…い…あ、あぁっ!?」
 喘ぎ声、と言うよりかは悲鳴に近い声をあげてドロシーに止めてと話しかけるも、既にドロシーは
リリーナのアナルの感触に夢中になってその声は聞こえていない…生暖かい感触ながらも、その
締め付け具合は恐らく秘部以上でこの上ない快感をドロシーは自分のモノから感じている。そして、
「あ、ふぅぅ…フフッ、全部入りましたわよ、リリーナ様♪ …」
「ぅあ、あ、あぁ……ひ、ヒドイ…ヒイロにも…そ、そんな…トコ…」

360美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:34 ID:GRi8xbs2
 モノ全体が生暖かい感触に覆われた時、リリーナのアナルは肉壁がプックリと捲りあがり、少し
赤く充血してドロシーのモノを根元まで咥え込んでいた。
「あらそうでしたの? と言う事は…リリーナ様のオシリはワタクシが初めてなんですのね?」
「…そ、それ…は…」
 言える訳が無い。同姓に後ろの処女を取られてしまった事など。ドロシーから顔を背け、悲観
そうな表情を浮かべてドロシーに貫かれているモノの感触に必死に耐えているリリーナ。すると…
「嬉しいですわリリーナ様♪ ワタクシが初めてだなんて…お礼に…貴方をアナルの虜にして
差し上げますわ♪」
「っ!? あっ! ヒゥッ! だ、駄目ドロシー! 動かな…ああぁっ!!」
 アナルでの行為は初めてだというリリーナの言葉が余程嬉しかったのだろうか、満面の笑みを
浮かべたドロシーは地面に横たわっているリリーナを抱きおこし、そのまま腰に手を回すと、
座位の体位でゆるやかに自分の腰を打ちつけ始めた。
 ヌブッ、ヌブッ、というアナル特有の未知なる感触がドロシーを襲い、その感触を貪るべく
腰のスピードは徐々に速さを増していく…
「んっ! ぅんっ! リリーナ様…な、なんという…はぁんっ! き、気持ちよさ…なのでしょう!
こ、このワタクシ…が…んぁっ! た、たまらないなんて…こんな…フゥッ! もっと…もっと
鳴いて! リリーナ様ぁ!!」
「ひぁっ!! だ、駄目ドロ…あっ! んっ! こ、こんな…いやぁっ!! あっ! ひあああっ!!」
 出し入れを繰り返す度に締りが良くなり、それでいて中は秘部のような柔らかさを損なわない
リリーナのアナルに、あの小生意気な女妖魔であるドロシーも少女のような表情で喘いでいた。
しかも、必死になって我慢し続けているリリーナの切なげな表情を見たドロシーは更に欲情を
駆り立てられ、もっともっとこの人の美しい鳴き声を聴きたいと企むと、打ち付ける腰をもっと
奥まで突き刺すように大きく強く動かす。
「ふああっ! あ! んぁ! いゃあ! いっ! んんっ!」
「あああ…もうダメ! もう、愛しすぎてっ…リリーナ様っ!」
「ンムッ!? ムゥッ!! ハムゥッ…」
 何度も重ねたリリーナの唇を再び奪うドロシー。リリーナの浮かべた表情があまりに可愛く、
そして美しく魅了されたから感極まってしまったのだろう。
「チュピッ…ンフ♪ 何度味わっても美味ですわ、リリーナ様の唇…」
「ぁん…ハァ、ハァ…んぁっ!?」
「フフッ、休む暇はありませんわよ? さぁ、もっと貴方の鳴き声を聞かせて! リリーナ様!
ホラッ!」
 キスを交わして互いの唇から唾液の橋が切れない内に、再び腰をリリーナのヒップに打ち付ける
ドロシー。
 パンッ! パンッ! と繋がっている部分から互いの肉が打ち合う音が響くほどの強い腰の
動きにリリーナはたまらず裏返った声を跳ね上げて漏らすが、その声は先程の悲痛の声から
僅かながらではあるが感じている時に発する喘ぎ声へと変わった様にも聞こえる…
「ヒゥゥッ! や、やぁっ! お、願い…ドロ…も、もう…んはっ!!」
「(ゾクゾクッ!)あ、あぁ! …そう、そのお顔なの…リリーナ様のその切なげな顔が見たいの!」
 もう止めてとドロシーに懇願するリリーナだがそんな願いも空しく、瞳を潤ませて喘ぐ
その表情は更にドロシーの性欲を増進させてしまう。
 腰を激しく動かしながらその切なげな愁いの籠もった顔のリリーナの頬に舌を這わせ、ゆっくり
ピチャァ…と舐めあげると、
「ひっ! あっ、あぁっ! (も、もうダメ…ひ、ヒイロ…助け、て…)ふあっ!」
 途端にゾクゥッ! とした何ともいえない感触がリリーナの背筋に走る。ピククッ! と指先に
まで痙攣が走り、身体中がドロシーに弄ばれているような感触に覆われ、リリーナはもう思う様に
言葉も発せられず、まともに働かない思考でただただヒイロに助けを求めるがそれも叶わないだろう。
「んっ! …フフッ、ホラ…リリーナ様も皆さんの様に感じ始めてきたでしょう?」
「あんっ! …ぇ? み、みな…さんと…同じ…って…」
「ワタクシとの行為に夢中でお気づきになられて無いのね? 後ろを御覧なさいなリリーナ様。
淫らによがり狂っているガンダムーン達の姿を…」
「ぁっ……っ!」
 意味ありげな言葉の後、ドロシーに顎の先端を手で覆われてリリーナはゆっくりと後ろを振り
向かされる。するとそこには…

361美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:35 ID:GRi8xbs2
「あっ! あぁんっ! ムーン様っ! ムーン様ぁっ!」
「ああぁっ…あ、暖かくて気持ちよくて…んっ! もっと、もっと挟んで扱きあげて下さいぃ!」
「んぁ…お、お口も気持ちい…ぃですぅ…ムーン様ぁ…あっ、あっ…ダメ…」
「ンムッ、ジュブッ! …ンフゥゥッ!! ンンッ!」
 一人の女生徒の上に馬乗りになり自ら淫らに腰を動かしながらもう二人のモノを一本を胸の
谷間でシゴき、もう一本を咥えてしゃぶっているムーン。
「あんっ! ああんっ! お姉様ぁ! もっと私を…感じてぇっ!」
「んっ、ふぅっ…マーキュリー様のお手てと舌…とても気持ち良いですわ♪」
「っく、ハァ…えぇ、ホントに…フフッ、ねぇマーキュリー様? どちらでこんなイヤラシイ
特技を覚えていらしたのでしょうか♪」
「ふぁんっ!! そ、そんなイジワルな質問しないで…んっ、ムゥッ…ハァンッ!!」
 激しい求愛をしてきた女生徒にバックから攻められつつ、前方の二人のモノを交互に手で
シゴいてはチロチロと舐めて口に含み気持ち良くさせるマーキュリー。
「んんっ! ハッ、アフッ…ふふっ、気持ちいいですか? ジュピター様♪ そんなに腰を動かしに
なられて…」
「んぁっ! あっ、あっ…ん、まぁ…はしたないですわよ? 美少女戦士様がそんなにイヤラシク
腰を振るなんて…フフッ♪」
「ああんっ! ふぁっ…だ、だって、だってぇ! き、気持ち良いんだからしょうがないのぉ…
あっ! くはあっ!!」
 二人に何度も貫かれてしまい性への虜となり、完全に二人に身体を許してされるがままになって
しまったジュピター。
「フッ! クッ! …どうだ? ハマーン…感じるているのだろう? 私自身を…」
「ひっ! だ、だめえぇっ!! そ、そんな奥まで突かな…くはっ! あひいいいっ!!!」
 そして、正常位からバックへと体勢を変え、まるで力士がシコを踏むような感じに両足を
開かされ、その卑猥な格好のまま、シャアに後ろから何度も何度も秘肉を肉棒で掻き分け貫かれて
いるハマーン。
「あ、ああぁ…」
 恥ずかしげもなく胸を曝け出して大きく揺らし、腰はイヤラシクくねらせ、モノを咥えて貪る
美少女戦士達のあられもない姿がそこにはあった…
 その四人の美少女戦士達がほぼ完全に淫らな性奴と変わり果ててしまった姿をみて、リリーナは
思わず視線を逸らして溜め息を一つ漏らしてしまう。もうどうしようもないという諦めと落胆の
入り混じった溜め息を…
「フフフ…あの美少女戦士達だって、結局はイヤラシイ雌猫なのですわよ♪ そしてリリーナ様、
貴方も…ホラッ♪」
「っ!! ひぅっ!! ち、違…わた…くしは…んっ! わ、わた…ひああっ!!」
 しかし、完全に落胆しているリリーナに更に追い討ちをかける様にドロシーが突然腰を打ち
付けてくる。再び自分の中に一気にドロシーのモノが根元まで入りきり、ガクンッ! と身体を
痙攣させるリリーナだが、まだ自我は失っておらずドロシーの誘惑めいた言葉に自分自身に
違うと言い聞かせ、襲い来る快感の刺激に喘ぎながらも必死になって耐えている…
「素直になってリリーナ様…それが、本来の人であるべき姿なのですから…んっ!」
「あっ! あっ! ふああっ!! ち、ちが…うんっ!!」
 その必死に耐えているリリーナにドロシーは尚も腰を何度も打ち付けながら言葉巧みに
淫靡な快感へと誘おうとするが、それでもリリーナの強い意志は崩れない。ブンブンと首を
横に振り、頑なにドロシーの誘いを拒み続ける。
「フフ、強情ですのね♪ では…ここはどうかしら?」
 中々折れないリリーナに今度は何を企んだのか、ドロシーがニィッ、と妖しい微笑みを
浮かべると、リリーナの腰に回している両手のうち片方の手だけ離し、クロッチの部分に指を
かけ、喰い込ませてそのまま横にずらす。
 金毛に覆われたリリーナの秘部が露になると少しだけ感じているのか、花弁の部分が微かに
ヒクヒクと過敏に反応しており、ドロシーはクロッチの部分を戻らない様に親指にかけたまま
人差し指と中指で花弁の上にある小さな突起をクリクリッ、と摘んで擦り始めた。
「あっ! ヒッ!? だ、ダメェ!! そこ、は…んあっ! 弄らな…あああっ!!」

362美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:36 ID:GRi8xbs2
「ゥクッ!? し、締め付けが更に…ンッ!! ンフッ! い、いいわぁリリーナ様! もっと…
もっと感じなさい!!」
 ドロシーのこの攻めにはリリーナもたまらず身体を仰け反らせて反応してしまう。同時に
アナルに挿入されているドロシーのモノを強く締め上げ、その扱きにドロシーもビクンッ! と
身体を震わせて喘いでいた…このままでは、ムーン達の仲間入りとなってしまうのも時間の問題
だろう…
「あんっ! ンンッ! …フフッ、ガンダムーンと、そのお仲間の皆さんは既に悦楽の虜に
なってしまわれたようですわね…んっ、さ、さぁリリーナ様…ワタクシ達もそろそろ…
フゥッ! ま、参りましょうか?」
 そして、ドロシーとリリーナの激しい二人の行為に引きずられるかの様に、捕らわれている
ムーン達も絶頂に達しようとしていた…
「アアアッ! だ、ダメェ! ムーン様ぁああああっ!!」
「い、イクッ! 胸の谷間で…イっちゃうぅぅ!!」
「あっ! アアッ! の、飲んで! ムーン様! ワタクシのミルク飲んでぇっ!!」
「ンンッ! んむうっ!? ンンーーッ!! …ンッ、ングッ…ぷは…あ、あはぁ…」
 ムーンが馬乗りになって繋がっている部分は両腿をガッシリと女生徒に掴まれると、奥の奥に
熱い白液を注がれ、胸の谷間に扱いていたモノから噴き出た液体は胸全体を汚して乳首に白い糸が
紡ぎ、口内に放たれた粘液は半分ほど飲み込んだ後にモノが飛び出ると顔全体にビシャァッ! と
ぶつける様に降り注ぐ。
「ア、ン…な、なんて量…でしょう…ふあ…」
 その三本のモノから吐き出された白い液体をムーンはその裸体に浴びつくし、自らも達して
地面に倒れたままピクッ、ピクッ、と小さな痙攣を起こし、余韻を感じている…
「お、お姉様! お姉様ぁっ! わ、私…い、イっちゃいますぅぅぅっ!!!」
「っく! …こ、コチラも…も、もうダメ…ですわっ! うぅっ!!」
「わ、ワタクシも…だ、ダメ! あ、ああっ!!!」
「ンプッ! ムゥウッ! あっ…あああっ…くふ…」
 後ろから激しくマーキュリーを突いていた女生徒が掴んでいる腰から手を離そうとせずに、
そのまま膣内へドクドクッ! と大量の精を放出し、前にある二本の女生徒のモノから勢い良く
放たれるミルクは容赦なくマーキュリーの前髪、額、目蓋、鼻、唇、そして、汚せる部分全てを
粘着質の白色で汚していく。
「あ、ふぅ…(また…汚された…のに…こ、この感覚…ダメ…何も考えられない…)んっ…」
 女生徒の欲の原液にまみれているマーキュリーは、その場にペタリと座り込み、また汚されて
しまったという屈辱感を感じるも、それ以上にゾクゾク…と駆け巡る淫らな行為の余韻の火照り
が身体の奥底からこみ上げ、フルッ…と小刻みに震えていた…
「ンッ! アッ! …じゅ、ジュピター様の中…と、とても具合が宜しくて…わ、ワタクシ…
もう…い、イキますわっ! …アッ! アアアアァッ!」
「わ、ワタクシも…アンッ! い、イキますわよ? な、中で受け止めて…ンッ! 下さいな…
ッハァッ! ハァッ! クゥゥゥッ!!」
「んあっ! ま、待って! 両方からなんてそんっ…あっ! あっ! あああああああっ!!!」
 ジュピターの膣とアナルの両方に挿入されている硬く熱い女生徒のモノから、同時に
ドクッ! ドクッ! と生々しい音を立てながら、淫液が中へと勢い良く発射される。その激しい
淫液の放出が治まるまで、抱きかかえられた肉体は解放される事は無い。
「あ、あぁ…な、ナカに…いっぱい出され…ちゃった……あ、あったかい…」
 女生徒二人のモノから出る淫液の放出がようやく終わり、抱きしめられていたジュピターは
ようやく解放される。ジュポンッ…と卑猥な音を立てて二つの穴からモノを引き抜かれると、
ジュピターはマーキュリーと同じ様にその場に力無くヘタ…と崩れ座り、肉穴に出された
淫液を垂れ流しながらその熱を感じ、お腹を微かに擦り頬を赤らめ表情を虚ろにさせて
呆けている…
「…ック…他の者達はどうやら達したようだな…では…そろそろ私も…」
 ムーン、マーキュリー、ジュピターの三人が達した様子を見たシャアが頃合かと計り、後ろ
からマーズの両胸を揉んでいた手をヒップに回すと、自分の腰を打ち付けるスピードを更に
速めていく。

363美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:36 ID:GRi8xbs2
「ッ!! んぅっ! い、いや! お願い! あっ! な、膣(なか)だけは…」
 シャアのその言葉にマーズは後ろを振り向いて喘ぎながらも中にだけは出さないでと訴えるが、
「フッ…いつからお前は…私に意見できるようになったのだ? …そんな言い訳を聞かない
者には…おしおきが必要だな!」
「い、いやぁっ!! お、お願いだからぁ!! 膣は…んああっ! 止めぇ…ひぅっ!」
 そんな願いも聞き入れられる事無く、肉と肉がぶつかる音がより一層激しくなっていった時、
「っく! そろそろ…か…さぁ、イくぞ…存分に…味わえ!」
「いっ、いやあああっ!! ひっ!! あっ! あっ! 熱いいぃぃぃぃ!」
 出す直前に大きく鳴ったパンッッ!! という肉体のぶつかる音の後、シャアはマーズの
背中に覆い被さるように抱きしめ、重力でぶら下がっている二つのたわわな巨乳を鷲掴みに
しながら、凄まじい勢いでマーズの膣の中へ精液をビュクビュクゥッ! と激しくぶつけていく。
 膣内に治まっているシャアのペニスが射精をほとばしらせて脈打つ度に、マーズは喘ぎながら
ブルッ! ブルッ! と身体を大きくよじり、流れ込んでくる精の熱をその身にイヤでも感じる
しかなかった。
 そして、射精が終わってペニスを引き抜くと同時に、マーズの両手足を拘束していた黒い
リング状の物体がフッ、と消え、マーズはその場にうな垂れるようにドサッ、と倒れてしまう…
「ッウ…ヒック…うぅ…ナカには…出さ、ないでって…言ったの…に…ヒック…」
 涙を流し、泣きじゃくっているマーズ。好きでもない者の精を膣に受け入れてしまった事が
余程ショックだったのだろう。そんなマーズの花弁からは、膣に放たれた証である白い液が
トロォ…と溢れ零れていた…
「…これでお前は…もう私から離れる事はできない……ハマーン…」
 シャアがうつ伏せになって泣いているマーズを仰向けにすると、行為によって滲み出た汗が
首筋、腕、胸、お腹、太腿に纏わりついてマーズの裸体をテラテラと煌びやかにイヤラシク
演出しており、しかし、それでいて悩ましく美しい…その裸体をシャアは腕に抱き、泣き
じゃくって瞳を真っ赤に腫らしたマーズの頬をゆっくり撫でる。先程までしていた厳しい
視線ではなく、まるで恋人を見つめる様な優しい視線で…
「ック…さわるな…グスッ…この…ケダ…モノ……お前なんか…」
 しかし、頬を撫でられている手をどける力すら失われていても、シャアの言葉には決して
靡こうとはしない。それがマーズに出来る唯一の抵抗だから…
「嫌いでも構わない…お前を再び手に入れる事が出来るのであれば…」
「ンッ! ンムッ…」
 頬を撫でている手を首の後ろに持っていき、シャアはそのままマーズに唇を重ねる。
重ねられた唇をマーズはもう逃れようとする事は無く、ただただ大人しく受け止めていた…
 身体の中も外も全て欲望のまま淫液で汚された四人の美少女戦士達は、全員が全員脱力
しきってしまい、絶頂の時に感じた快感の余韻を感じている…その呆けた表情からは、全く
生気を感じられず、まるで心を奪われたヒトの形をした人形のようだった…
 そしてもう一人、ドロシーの手ほどきを受けているリリーナも、ムーン達と同じように、
リリーナもドロシーの手により一人の性奴へと変わり果ててしまう寸前だった。
「ゥンンッ! アッ、アッ、アッ! だ、めぇ…(ヒ、イロ……ゆ、ゆる…し…て…わ、ワタクシ
…も、もぅ…)ひぁっ!」
 整えられた金色の長い髪は揺れ乱れ、蒼い瞳は涙をためて虚ろに光り、口元からは少しだけ
唾液を漏らしながらも甘い吐息を漏らし、その身体は与えられる艶の快感にもはや耐え切れなく
なって小刻みに震えている…
「ンッ! ンッ! フ、フフッ♪ 感じておられるのでしょうリリーナ様! わ、ワタクシも…
んっ! も、もう、限界…ですわ! さぁ…これから、貴方の中に…んっ! タップリと…わ、
ワタクシの…性のエキスを…ンゥッ! そ、注ぎ込んで差し上げ…ますからっ…ハァッ!
り、リリーナ様も…達して…く、下さいまし…あんっ!」
 リリーナ同様、ドロシーもそろそろ達してしまうらしく、いつも浮かべている妖しげな笑み
から物憂げな表情へと変わっていた…顔は紅葉に染まり、口からも漏れる息遣いは荒々しくなり
ラストスパートと言わんばかりに、リリーナの身体を貪りつくしていく。そして…
「い、イきますわよっ!! あっ! あっ! でるっ! でちゃぅうううっ!!!」
「あっ! いやっ、ダメッ! あっ!? あぁーーーーっ!!!」

364美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:37 ID:GRi8xbs2
 ドロシーの腰の動きが突き上げた時に制止した瞬間、二人の大きな喘ぎ声が同時に重なると、
ドクゥッ!! とドロシーの淫欲の液体がリリーナのアナルの奥深くにたっぷりと注がれる。
「あっ、あぁ…す、スゴイです…わぁ…こ、こん…な…あ、はぁ…」
 達した時に背筋に来るゾクゾクとした感触で小刻み震えながらも、ドロシーはしっかりと
リリーナのヒップの肉に指が埋もれるほど力強く鷲掴みにして、己の欲の原液を吐きだして
いる間は離そうとしない。
「ぁ……ぁぁ…(あ、熱…い…お腹が…アツくて…)ぁっ…」
 ドロシーの放つ精(?)を直腸の中にまともに注がれ、今まで感じたことのない感触に
リリーナは戸惑いながらも背中を反らせるだけ反らし、ビクゥッ! と一度だけ大きく痙攣
すると、トサッ…と地面に倒れてしまう…
「…フー…フー…フー…(…ヒイロ…ゴメンナサイ……ワタクシ…汚れて…)」
 両肩を抱え込み、小さく震えながら溜め息の様な余韻の声を漏らして呆然自失している
リリーナ…後ろの穴でされたとは言えドロシーと交わってしまった事、そして、ドロシーに
アナルの処女を捧げてしまい遂には中出しされてしまった事で、リリーナは憂鬱な表情で
心の中でヒイロに謝っていた…
「ハァッ…ハァッ…い、如何でしたか? リリーナさ…っ! (ゴクッ…)」
 呼吸を整えながらリリーナに話しかけてきたドロシーだったが、途中で言葉が止まる。それと
同時にまるで唾を飲む様な音が聞こえ、先程あれだけリリーナの中に淫液を吐き出した筈だった
ドロシーのモノがググッ、と凶悪に天に向かって盛り返り、バキバキに硬度を取り戻していた。
「…フー…フー…ぁんっ!?」
 すぐ傍でトンでもない事態が起ころうとしてるとは露知らず、リリーナはドロシーとの行為で
疲労した身体を休めるべく静かに呼吸を整えていたが、下半身に擦られた様な感触を覚えると、
素っ頓狂な声をあげる。
「ど、ドロシー!? な、何を…っ!?」
「も、もうダメですわ…リリーナ様がいけないのよ…リリーナ様がそんな…そんなイヤらしい
格好で、ワタクシを誘惑するんだから!!」
 リリーナの目の前には果てた筈のドロシーが四つん這いになって、野獣が獲物に飛び掛る
ような今にも襲い掛からんとしているギラついた目を向け、ハーッ、ハーッ、と荒々しい息を
吐きながら涎を垂らしてリリーナに詰め寄っていたのだ。そして、リリーナがふとドロシーの
下半身に目をやると、元気を取り戻したモノを直視してしまい思わず息を飲んでしまう。
 恐らくドロシーは、果てたリリーナの汚れていながらも美しい姿を直視し、自分のモノを
反り返らせるほど欲情してしまったのだろう。ここまでドロシーに想われているリリーナは
幸せなのか不幸せなのかは微妙なところだが。
「っ!? そ、そんな…ま、待ってドロシー! 約束が違…」
「もうガマンできないの! お願いリリーナ様、少しでいいの! ほんの少しだけワタクシにも
ヒイロ・ユイと同じ所で…」
 約束が違うと訴えかけるリリーナだったが、もはや暴走寸前のドロシーにそんな言葉は当然の
ごとく通用する訳無く、そのまま覆い被さられると両足首をつかまれ、左右に大きく開かされて
しまう。
「! いやっ! イヤァッ! 助けてぇ! 誰かぁっ!」
「無駄ですわ! ココの空間には誰も入れませんもの! リリーナ様、ワタクシと一つに…」
「止めてぇっ! お願いだからぁ…ヒイローーーッ!!!」
 リリーナは一瞬でドロシーに犯されてしまうと理解し、ブンブン! と大きく首を振って
イヤだと叫ぶが、ドロシーの暴走は止まる事はない。ヒイロに助けてと叫ぶリリーナに構う事
無く、リリーナの金色の陰毛に覆われた秘部に自分のモノをクチュ…とあてがう。
「さぁ…いきますわよ!」
 しかし、ドロシーが一気にリリーナの花弁を貫こうと腰に力を入れようとした時…
「っ!?」
「…グスッ……? えっ…」
 カッ! と地面に何かが鋭く突き刺さる音が響いた瞬間、ドロシーが腕を押さえてリリーナの
傍から飛び退いた。
 一方、ドロシーに襲われると思い込んでいたリリーナは異変に気づいて恐る恐る瞑っていた
目を開くと、そこには血が痛々しく流れている腕を押さえ、あさっての方向を睨んでいる
ドロシーと、地面に突き刺さっているバラ、もといローゼスビットがあった。

365美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:37 ID:GRi8xbs2
「クッ…だ、誰ですの!?」
「! あのバラ…もとい、ローゼスビット…まさか!」
 キョロキョロとあたりを見回しながらドロシーはビットを投げつけてきた謎の存在に叫び
かける。一方、マーズの相手をしていたシャアも地面に突き刺さっているビットを目にすると
少し表情を変え、その場から立ち上がると謎の存在に警戒を示し始めた。
「目標確認……直ちに抹殺する…」
 そして、闇の中から一人の男が颯爽と姿を現した。顔にはターバンを巻いておりその表情は
伺う事は出来ず、服装は砂漠を駆け巡るアラビアンナイトの様な格好をしている…ドロシーと
シャアを見た瞬間、妙に癖のある口調で男は喋りだす。その口調は、どこかで聞いた事のある
様な声だ…
「!! あ、あの人…」
(! タキシード仮面ではない……何者?)
 男の姿を見たリリーナはどうやら面識があるらしく、逆に、シャアは自分の予想と反して、
謎の男の存在に視線を向けていた。
「ワタクシの質問にお答えなさい! 貴方は一体何者なのですのっ!?」
 腕を傷つけられて怒っているのか、リリーナとの行為を邪魔されて怒っているのか定かでは
ないが、鞭をビッ! と男にさし、少しヒステリックな口調でドロシーは男に問いかける。
「…俺の名は……つ、つつっ…」
 が、男はドロシーの質問に何故か急にどもってしまう。その動揺のしかたは、巻いている
ターバンの隙間からでも顔を真赤にしているであろうと思わせるほどだ。よほど妙な名前
なのだろうか。
「(やはりアムロではないのか…)…ツ・ツツー? 変わった名だな…」
「ちっ、違うっ!!! お、俺の名は…つ、月影のウイングナイトだっ!」
 シャアの突っ込みに、遂に自分の名を告げるウイングナイト。そして予想通り、妙な
名前だ…
(…おかしな格好をしてますね…)
(ネーミングセンスがなってないわ…)
(ターバンにアラビアンナイトみたいな服…また変なヤツが出てきたわねぇ…)
(…ディアナよりかは役に立つんだろうな…)
 折角、自分達を助けに来てくれたかも知れないであろう人物が現れたというにも関らず、
ムーン達は心の中でウイングナイトに対して批評、けなし、罵詈雑言の嵐だ。あれだけの責めを
受けていたにも関らず、どうやらまだ精神的に余裕があると見える。
「リリーナ、無事か?」
 そんな事も露知らず、ウイングナイトは倒れているリリーナの傍に近付き、ゆっくりと
肩に手を添えて抱きかかえ、心配そうにリリーナに話しかける。
「あ、貴方は…ワタクシがいつも危機に陥った時に助けてくれた方…どうして…」
「…それが、俺の『任務』だからだ…」
「! …(任、務? …まさか、この人…)」
 ウイングナイトが漏らした「任務」という言葉に、リリーナはふと一つの考えが過ぎる。
それは、目の前にいるウイングナイトと、自分の信頼している男の雰囲気が似てると言う事…
「だが…すまない…もう少し早く来ることができれば…」
 ウイングナイトはそう言ってドロシーとの行為で乱れたリリーナの服装を身に着けている
マントで覆う。そのターバンの僅かな隙間から覗くその瞳は少し悲しげな感じになっていた。
もっと早くリリーナを救出する事が出来れば良かった…そんな思いがウイングナイトの中に
あるのだろう。
「ぁっ…い、いぇ……助けていただき、感謝しています…ウイングナイト様…」
「…リリーナ…」
 思いつめたように謝罪するウイングナイトに対し、ほのかに微笑んで感謝の言葉を述べる
リリーナ。確かに汚されはしたが、それでもウイングナイトが自分を助けに来てくれた事に
変わりはないから…その言葉にウイングナイトはただリリーナを見つめ、リリーナも自分を
見つめるウイングナイトを見つめ返していた。まるで、見つめあう両者のその瞳だけで
会話をしている様に…
 が、そんな少しいいムードの中、

366美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:38 ID:GRi8xbs2
「ちょ、ちょっと! 二人だけの世界に入らないで欲しいですわね!! ウイングナイトだか
何だか知りませんが、ワタクシの邪魔立てすると言うのであれば、少々痛い目を味わって
頂く事になりますわよ!?」
 近くで二人の様子を見ていたドロシーがいい加減痺れを切らし、鞭をピシィッ! と両手で
しならせながらウイングナイトに向かってヒステリックに吠え立てる。ウイングナイトが
リリーナに馴れ馴れしく、そして自分よりも親しそうにしている事に少々苛ついたのだろう。
「…リリーナ…もう少し休んでいてくれ…」
「は、ハイ…」
 吠え立てるドロシーに臆する事も無くウイングナイトは普通にリリーナに休んでいてくれと
その場にゆっくり寝かせると立ち上がり、無言でドロシーの方に向いて、キッ! と睨みつけた。
「っ…フ、フフッ…退く気は毛頭無さそうですわね…いいでしょう、その身に浴びなさい!
黒き鞭の洗礼を!」
 全く引く気を示さないウイングナイトにドロシーが軽く笑い声を漏らした後、その表情が
一瞬で険しくなり、一気に悪しき負のプレッシャーを増大させていく。
「っ!…任務…遂行する…」
 増大するドロシーのプレッシャーを感じ取り、ウイングナイトも腰に挿していた拳銃を
引き抜いて、ドロシーに向かって放つべく構える。そして、
「ベインスプラァァッシュッ!!」
 先にドロシーがウイングナイトに向かって攻撃を仕掛ける。
 自分の下にある影がギュウウウン!! とウイングナイトのところまで伸びていき、その
影から無数の黒い鞭の線撃がのたうち狂う大蛇の如く、ビュゴオオオオオッ!! と風をも
切り裂かん勢いで突進してきた。
「! 遅いっ!」
 しかし、黒い鞭の線が触れる直前でウイングナイトは上空に高くジャンプし、ドロシーの
攻撃を余裕で回避する。
「…ターゲット、ロックオン!」
 直後、ウイングナイトは妙な言葉を漏らして手にした銃を構えると、ダンッ! ダンッ!
と、空中からドロシーに向かって弾丸を連射する。
「ホホホッ! 甘いですわ!」
 ウイングナイトが放ってきた弾丸が当たる直前でドロシーが甲高い声で哂いながら手にした
鞭をシュパァッ! と薙ぎ払うと無数の鞭の線がドロシーの身体を回る様に囲い、回転の勢いで
ぶつかった弾丸を弾き返してしまう。
「その様な低俗な武器にワタクシがやられる訳がありませんわ! さぁ、大人しくワタクシの
鞭の餌食になりなさいな!」
「っ! …」
 一瞬の隙を突いてドロシーが鞭を払うと、ウイングナイトの身体にまるで生き物の様な
動きで螺旋状にギュルルッ! と巻きつき、そのままウイングナイトは動きを封じられ締め付け
られてしまう。しかし、身動きが取れなくなってしまったのに、ウイングナイトはまだ
冷静沈着でいる…
「オーッホホホッ! 捕らえましたわ! ワタクシの鞭は、もがけばもがくほど逆に締め上げて
いる者の身にきつく食い込んでいきますの…その仏頂面がいつまで続くのかしら? さぁ!
貴方の呻き声を響かせ…」
 と、ドロシーがそこまで言いかけると、
「……フン」
 スパァッ、と何かを切る音が響いた後、ウイングナイトを縛っていた鞭が解けた。いや、
切り裂かれたと言った方が正しいだろう。
「っ!? わ、ワタクシの鞭が!?」
「あいにく…俺の武器は銃だけじゃないんでな…」
 ウイングナイトの足元に散らばる切り裂かれたドロシーの鞭の残骸。そしてウイングナイトの
その手には、何処から持ってきたのかレイピアの様な細身の剣が握られていた。
「レイピア!? い、いつの間に…クッ!」
 少々動揺しながらも、ドロシーは手に持っている鞭の柄の部分に自分のプレッシャーを
注ぎ込む。すると、ウイングナイトに切断された巻きついていた残骸が浮かび上がって、切れた
部分同士がピタァッ、と繋がり合い修復した。その精度はとても細かく、切断された部分が
全く分からないほどだ。

367美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:38 ID:GRi8xbs2
「……」
「剣での勝負がお望みのようですわね…いいですわ、受けて立ちましょう!」
 自分に向かって剣を構えているウイングナイトに、ドロシーが鞭を一旦自分の下へと手繰り
寄せると、その鞭を地面へ一回ヒュンッ! と薙ぎ払う。直後、鞭の先端部分がピンッ、と
まっすぐ一直線になると、鞭の形状が黒いレイピアへと変化した。
「っ…」
「ワタクシの鞭は様々な形状を記憶していますの…ワタクシが望む形を思い浮かべるだけで、
この鞭は多種多様に変化いたしますのよ」
 変化したレイピアを見たウイングナイトは一瞬気を取られるも、直後には落ち着きを
取り戻していた。そのレイピアをウイングナイトに向け、ドロシーは少し得意げな顔で
語っている。
「では…いきますわよ! ウイングナイト!」
 叫んだ後、ドロシーは一瞬でウイングナイトの間合いに入り、素早い突きでレイピアを
心臓に向かって突き立てる。
「!」
 カシィンッ! と剣と剣が交差する音が辺りに響き、互いに剣を振るう手に力が籠もる。
「チッ!」
 直後、両者が間合いから離れ、今度はウイングナイトが剣を横に構えながらドロシーに
向かって駆け出し、間合いに入った瞬間、横に一閃、薙ぎ払う。
「甘いですわ!」
 が、ウイングナイトが薙ぎ払う斬激をドロシーは軽やかな身のこなしでかわす。空中で
一回転し、スタッ、と着地すると、自分の間合いに入っているウイングナイトにレイピアで
突きを放つ。
「っ!!」
 シュパァッ! と何かを切る音が響き、ウイングナイトのターバンに僅かに切れ目が生じる。
何とかダメージから逃れる為に回避はしたものの、ターバンまでは気が行かなかったようだ。
 そして、パラ…とターバンの上の布がはだけると、ウイングナイトの髪の毛が露になった…
(?? …あの髪型…どこかで…)
 少し特徴ある黒髪のくせっ毛…その髪型に、ドロシーは見覚えがあるらしく少々考え込んで
いたのだが、
「…まぁいいでしょう…貴方を倒し、その顔に巻いている布を剥ぎ取れば正体は嫌でも分かる
というものですわ! ハァッ!」
 言葉の後、ドロシーはその場から飛翔し、虚を突いた様にウイングナイト目掛けレイピアで
突きを放つ。
「…(コイツの行動パターンは大体わかった…後はそれを先読みするのみ…)…フッ!」
 しかし、飛び掛ってきたドロシーの動きをウイングナイトは冷静に把握し、紙一重で
レイピアの剣先を回避する。
「! かわし…」
「シッ!」
「っ!? グハッ!!」
 レイピアをかわされた事でドロシーが驚愕し声をあげた瞬間、その身体は数メートル先に
吹っ飛ばされていた。その場でドロシーはうずくまり、腹部を手で押さえている…
 紙一重でドロシーのレイピアをかわしたウイングナイトは、直後、レイピアをその場に捨て
ドロシーの肩を片方の手で掴み、もう片方の手でボディーブローを喰らわしたのだ。ほぼ零の
間合いでまともに喰らった為、その威力も凄まじかったのかドロシーの身体は吹っ飛ばされて
しまったようだ。
「ウ…クフッ…」
「悪く…おもうな……ハッ!」
 ボディーブローのダメージが余程深いのか、まだ苦しそうな表情をしているドロシーをよそに、
ウイングナイトが地面に捨てた剣を手に取ってドロシーに止めを刺すべく剣を振り上げて特攻を
仕掛ける。が、
「カタロニアだけが相手ではないぞ」
「!?」

368美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:39 ID:GRi8xbs2
 赤い物体が一瞬で横切ったかと思うと、ドロシーの前にシャアが立ち塞がった。そして
サングラスを手に取ると、マーズの時と同じ様にサングラスの形状が丸い物体に変化し、
ウイングナイトの身の回りを六辺で囲う。
(この物体…一体何を…)
 自分の回りを取り囲う黒い球状の物体に警戒しながらその場に立ち尽くすウイングナイト。
と、その時、
「!! お、おい! そこから逃げ…」 
「…ハマーンの時とは比べ物にならん威力…その身に受けろ! エナジー・ファンネル!」
 マーズがウイングナイトに逃げろと言いかけるがシャアに言葉を阻まれてしまう。そして、
エナジー・ファンネルがウイングナイトに向かって急速に角度を変えながら接近してくると
マーズの時と同じく、球体から搾り出る様に黒いエナジーのビームが雨あられの様に射出され、
ウイングナイトに降り掛かる。
「!! (回避不可能っ…) ぐぅぅぅぅっ!!!」
 不意をつかれ、かつ、動きも読めなかった為、ウイングナイトはエナジー・ファンネルの
射出するビームを全身にまともに受けてしまう。なんとか両腕で全身を覆うように防御するも、
エナジー・ファンネルから放たれるビームの威力が半端ではなく、その反動力に押されて後方に
勢い良く吹っ飛ばされてしまった。
「ぐあっ!! ぐっ、うう…」
「!!! ウイングナイト様!」
 ゴロゴロッ、と身体を横に回転させながら地面に倒れこむウイングナイト。その近くに
リリーナがおり、ウイングナイトの安否を気遣って傍に駆け寄り身体を抱き起こす。
 しかしこの直後、リリーナは驚愕の事実を知る事になる…
「…り、リリーナ…うぅっ!」
「動いてはダメ! 今、傷を…」
 ボロボロになったウイングナイトの衣服から覗く痛々しい傷跡に、リリーナが触れようと
した時…
「…えっ!?」
 リリーナが不意に驚いた声をあげる。片手を口元に寄せ、「信じられない」といった表情を
浮かべながら、その視線はウイングナイトの顔を見つめていた。
(…何を驚いて…っ!!)
 その声に不思議そうにしていたウイングナイトだったが、リリーナが自分の顔を見て驚いて
いる事に気づき、ウイングナイトは一つの考えが頭に浮かぶ。それは、自分の素顔を見られた
と言う事…
 シャアのエナジー・ファンネルをまともに喰らいウイングナイトの衣服はボロボロになり、
それはターバンも例外ではなかった。しかも、先程ドロシーに少しとはいえ切られていた為、
その強度は脆くなっているのは当たり前であり、顔の部分を覆っていた残りの布の部分も全て
剥がされてしまっていたのだ。
「ヒイ…ロ?」
 口元に寄せていた手をどけてリリーナがかろうじて漏らした名前の通り、ウイングナイト
の正体はヒイロだった…
 校舎内に潜入した時にヒイロが服装を変化させ、恥ずかしがっていた理由はコレだった
のだろう。確かに、ターバン巻いてマントを靡かしアラビアンナイトの様な格好は、今どき
学芸会でもしないだろうが…
 正体がリリーナにばれてしまい、ヒイロは何ともいえない表情を浮かべ、リリーナは
まだ事実を受け止めるのに時間が掛かっているのか、目を丸くさせてキョトンとしている。
「…そう…だったのね、ヒイロ…まさかアナタが…」
「……」
 ようやく事態を飲みこめたのか、リリーナが口を開いた。少し安堵した様な表情を浮かべて。
しかしヒイロはリリーナに正体がばれた事が少しショックなのか、まだ口を開こうとしない。
「…少し…ビックリしました…でも…嬉しい…」
「…? からかって…いるのか…」
「いいえ…ヒイロが、私の為にワザワザ正体を隠してまで…私の事をずっと守ってくれて
いた…それが…嬉しいの…」

369美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:39 ID:GRi8xbs2
 膝枕の上で、むくれているのかいないのかも分からない少年の頬に、やさしく手を添えて
自分のありのままの言葉をリリーナはほのかに微笑んで嬉しそうに伝える…それは、少年が
ナイトとしてずっと自分の事を守ってくれていたから…
「…ヒイロ…ありがとう…」
「……俺は…お前を守ると…約束した…だから、気に…する…な…」
 リリーナが心からヒイロに礼をするも、ヒイロはいつもの様に二つ返事でリリーナに
返してしまう。しかし、その表情は少しだけ笑っていた…そして、額の三日月の紋章がキラッ、
と光るとヒイロの身体は光りに包まれ、小さな猫へと変化してしまった…
(猫の姿に? …そうか、この男…あの月の呪いに…)
 シャアが少し訝しげな表情を浮かべながら意味深な事を考えていた。ヒイロが変化した姿が
月による呪いの所為だと…
(今は…眠っていてください。アルテミスという借りの姿で…あとは、私が何とかします…)
 変化したヒイロ、いやアルテミスの背中をリリーナはゆっくりと撫でて、膝から地面へと
寝かせてあげた。アルテミスは傷だらけながらも規則正しい寝息を立て、リリーナの想いに
応えるかのように安らかに眠るのだった…
「私は…逃げていました…」
 ゆっくりと立ち上がるリリーナ。その表情は、何かを決意したような凛とした感じで、
力強さを全身から醸し出していた…
「フフッ…まさかウイングナイトがヒイロ・ユイだとは思いもよりませんでしたわ。ですが、
肝心なナイト様も、アズナイト様の手に掛かれば赤子同然でしたわね…さぁリリーナ様…
コチラにいらして下さいな♪」
 しかし、そんなリリーナの表情から何も察していない様子のドロシー。先程、ヒイロから
受けたダメージも回復し、笑みを浮かべながらリリーナを呼びつける。
「ドロシー…アナタの事を想ってワタクシは力を封印していた…けど、大切な人を、仲間を
守れない事もまた無力…それなら、ワタクシは自分の中に眠る力を呼び覚まし、大切な人達を
守る為にアナタと戦います!」
「? …フ、フフッ、オーッホッホッホ! 可愛い事をおっしゃいますわねリリーナ様♪ まぁ、
ワタクシは構いませんわよ。その変わり、言う事を聞かない子猫ちゃんには少しオシオキが
必要ですわね♪」
 リリーナの意味深な言葉に興味をそそられたのか、ドロシーは高笑いをあげながら鞭を
ピシッ! と両手で引っ張ると、まるで男性器の竿を舐める様にレロォ…と蔦の部分を横から
横へ舐めあげる。
「り、リリーナさんダメ! 逃げて…逃げて下さい!」
 その向こう側で、女生徒との行為で疲弊しきったムーンがリリーナが無茶をするのでは
ないかと思い、リリーナに逃げてと注意を促す。
「心配なさらないで、ムーン。私も…私も貴方達と同じ、愛と正義の戦士なのですから!」
「えっ…」
 その言葉の意味をムーンが飲み込めないまま、リリーナは自分の胸に片手を持っていき、
その手を今度は真上にバッ、と掲げる。
『ヴィーナススターパワー…』
 直後、上に掲げたリリーナの手の中に突如オレンジ色の変身ペンが現れ、そして、
『メイク・アップ!』
 リリーナがキーワードを叫んだ後、そのペンの先から光り輝く星が一列に並んで噴き出す様に
放たれる。その星の列を組み、リリーナの身体にバレエのリボンの様に回転しながら覆い包むと、
シュルルルル! と更に回転する速度が速くなっていく。そして回転が止み、星々が光りを放って
散ると、リリーナはセーラー服に身を包まれていた…
 ガンダムーン達と同じオレンジ色のセーラー服に変身を遂げたその華麗なる姿は、金星を
主とする美と愛の戦士、ガンダヴィーナス!
「愛と正義の…セーラー服美少女戦士、ガンダヴィーナス! 愛の天罰…落とさせて頂きます!」
 変身時に付いてくる舞踏会の時につける様な赤いアイマスクを外しながら、ドロシーとシャアに
ビシッ! と指差し、決めポーズと共に決め台詞を言い放つヴィーナス。その姿は華麗で、まさに
女神(ヴィーナス)と呼ぶに相応しい。

370美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:40 ID:GRi8xbs2
「!! が、ガンダヴィーナス!?」
「ま、まさか…リリーナさんが…」
「五人目の…セーラー服美少女戦士…」
「ガンダ…ヴィーナス…だったの…」
 自分達と同じく、セーラー服美少女戦士の姿へと変身を遂げたリリーナを目の当たりにし、
ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピターの四人は、まさかリリーナがガンダヴィーナス
だったとは思いもよらなかったのか、驚きを隠せないようだ。
「…リリーナ…様が…ガンダヴィーナス? …そ、そんなことって…」
 そしてもう一人、ドロシーも驚きを隠せないでおり、その場に立ち尽くして唖然呆然とした
感じで暫しヴィーナスを見つめていたのだが…
「…す、ステキ…ステキすぎるわリリーナ様!! それでこそワタクシのリリーナ様だわ!!」
 我を取り戻したかと思うと呆然とした時とは打って変わり、今まで以上の満面の笑みを
浮かべて両手を握り合わせ、これまでとなく感動しているのかフルフルと身を震わせながら、
ありのまま出た感嘆の言葉をヴィーナスに伝えるドロシー。
「ドロシー…大人しく退いてくれませんか? …出来る事なら、アナタを傷付けたくは無いの…」
「フフッ、なにを仰っているのかしらリリーナ様。アナタのそんな姿を見て、ワタクシが
おめおめと引き下がる訳が無いじゃない…」
 変身しながらもやはり友を撃つ事に躊躇があるのか、リリーナは何とか戦わずして事を済ませ
られないかと考えドロシーに説得を試みる。が、そんな言葉にドロシーが耳を貸す訳も無く、
妖しげな笑みを浮かべており、なにやらモジモジとしている…
「んっ…あ、アナタのその姿を見てからというもの…アァッ……ワタクシの…身体の火照りが…
止まり…あっ…ません、のよ…ンンッ…ほら、もぅこんなになって…」
 女色の性癖があるドロシーにリリーナのセーラー服の姿は強烈過ぎたらしく、一目見た瞬間に
ドロシーは下腹部に刺激を走らせ、身体全体の熱は冷める事が無い…そして、鞭の柄の部分を
秘部に擦り当てると、クチュクチュゥッ、と卑猥な音が響くほどに淫液を淫らに漏らしており、
生えているモノからは先走り汁が精液の様にトクトクと溢れかえっていた…
「ドロシー…」
「チュル…さぁ、私に見せてリリーナ様。アナタのその封印していたお力とやらを…そして、
ワタクシを満足させてくださいな…」
「っ……」
 淫液の付いた柄の部分をレロォ…と舐めあげながら、本当の力を見せてとヴィーナスを
挑発するドロシー。それでもリリーナはまだ友を撃つ事に戸惑っており、動こうとしない。
「来られないのですか? なら…こちらからいきますわよ!」
「っ!!」
 攻撃する事に戸惑い甘さを見せているヴィーナスに、ドロシーが少し「やれやれ」といった
表情を見せながら、先に攻撃を仕掛けようと鞭をしならせて地面に向かって一回、ピシィッ!
と音を響かせる。
「ベイン・スプラァァァッシュ!!」
 その直後、ドロシーの影がヴィーナスに向かってギュウウウン!! と勢い良く伸び、影が
重なると、荒れ狂う大蛇のような鞭の線撃がヴィーナスに向かって突進してくる。
(…影から攻撃が来るというのであれば…)
 しかし、ヴィーナスは襲い来るベイン・スプラッシュを避けようとはせず、頭の中で冷静に
分析している。そして、右腕に左手を押さえるように添え、右手の人差し指を銃の様に立て、
向かってくるベイン・スプラッシュの地面に映っている影に構える。
「…クレッセント・ビーームッ!!」
 構えた人差し指から光りが収束され、一筋の指くらいの太さの閃光が影に向かって放たれる。
放たれたビームは横に一閃し、バシュウッ! と音を立てて影を切り裂き、迫っていた鞭の線撃は
その切り裂かれた継ぎ目で消え去ってしまった…
「っ!? わ、ワタクシのベイン・スプラッシュが…」
「伸びた影を直接消してしまえば、私のところまで鞭による攻撃は届かない…その技はもう
見切ったわ、ドロシー」
 前髪を掻きあげ、一定口調で淡々とドロシーに語るヴィーナス。ムーン達が何度もその身に
ベインスプラッシュを受けている光景を目にしていた為、ヴィーナスはドロシーの放つ技の特徴を
既に見切っていたのだ。

371美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:40 ID:GRi8xbs2
「ッ…なら、アナタを直接捕らえて差し上げますわ! シィッ!」
 もうヴィーナスにベインスプラッシュは通用しないと悟り、ドロシーは腰からもう一本鞭を
取り出すと、ヴィーナスに向かって両方の鞭を勢い良く薙ぎ払う。
「!」
 ヒュパァッ! と風切る音が響き黒い線がヴィーナスに襲い掛かるが、上体を上手く反らし
紙一重スレスレで一閃する鞭撃をかわす。
「フフッ、いい身のこなしですわ…ですが、どこまで逃げる事が出来るでしょうか!? ハァッ!」
「クッ! (なんて攻撃の嵐…このままでは…)」
 ドロシーが両手に持つ鞭を巧みに操ると、連続した黒い線がヴィーナスに襲い掛かる。黒い線は
ベインスプラッシュほどではないが、その威力の凄まじさは引けを取らないようだ。
 自分の身に襲い来る黒い線の攻撃を軽やかなステップと身の「こなし」で、何とかかわし続ける
ヴィーナス。しかし…
「遅いですわ!」
「あっ!? キャアアッ!」
 ステップを踏んでいた足を一方の鞭に絡め取られ動きを止められてしまい、もう一方の鞭の
閃激をまともにその身に受け、ビシィッ! バシィッ! と肉を裂く生々しい音が響いた後、
威力負けしたヴィーナスが地面に引きずられる様にドサァッ、と倒れこんでしまう。
「ヴィーナス!」
「ウ、クゥ……」
 ダメージを受けたヴィーナスは走る痛みに表情を歪め、その姿を見たムーン達は心配そうに
ヴィーナスに叫びかける。
 攻撃によって少し破けたセーラー服、スカート、ロンググローブからは肌が露出し、ミミズ腫れ
のような痛々しい傷を受けていた…
「ホホホ! あまり抵抗しない方がいいですわよリリーナ様。そのキレイなツルツルのお肌に、
醜く赤い線の傷が増えるだけですから…大人しく降参して、ワタクシの子猫ちゃんになった方が
身の為ですわよ?」
「…お断りします! ジュピターも、マーキュリーも、マーズも、ムーンも…そして、ヒイロも
自分の身を投げ出してまで頑張っていると言うのに…私だけ、いつまでも蚊帳の外で守られる
訳にはいきませんもの!」
 片手を口元に添え妖しい笑い声を張りながらヴィーナスに降伏しろと呼びかけるドロシー。だが、
ヴィーナスは強い口調と強い意志で断固拒否を示している。仲間が頑張っているのに自分だけ
頑張らない訳にはいかない…その懸命な想いでヴィーナスは身体中に走る痛みを堪え、ググッ、と
拳を握ると力を振り絞って再び立ち上がる。
「そう…フフッ。ですが、それでこそリリーナ様ですわ♪ では…黒き鞭の洗礼を、再びその身に
受けて頂きましょうか!」
 力強いその姿勢に刺激されたのか、ドロシーも再び鞭を地面に一度振るってヴィーナスに
構え直す。
「ヤァァッ!!」
 そして、ドロシーが声を張り上げると、二本の鞭を振り上げて再びヴィーナスに向かって
薙ぎ払う。唸りをあげた様な狂った音を立てて凄まじいスピードでヴィーナスに向かってくる二本の
黒い閃激。しかし、ヴィーナスは避けようとはせず右手を真上にバッ、と上げ、中指と薬指を折って
構えている。
「…ヴィーナス・ラヴミー…チェーンッ!!」
 ヴィーナスがそう叫ぶと、構えた右手からハート型の光る鎖が身体の回りを覆って回転しながら
出現する。そのチェーンをドロシーの放った鞭に向かって放ち、カシィンッ! という音が辺りに
響くと、二本の鞭とチェーンが絡まりあっていた。
「鞭は封じたわ! ドロシー!」
「っ! まだそんな技をお持ちで…フフッ、ですが、このワタクシと力比べするおつもりですか?」
「? えっ!? (ひ、引っ張られる…なんて力なの?) クッ、うぅっ!」
 荒れ狂う二本の鞭の動きを封じたまでは良かったが、今度は絡まった鞭とチェーンを手繰り寄せ
ようとするドロシー。ヴィーナスも何とかその場に堪えようとするもドロシーの力の方が強いのか、
ジワリジワリとドロシーの方へと手繰り寄せられてしまう。
「フフフ…こちらへいらして下さいな、ワタクシの可愛いヴィーナスさ・ま♪」
「(力ではドロシーの方が上…なら…)くぅぅぅっ!」

372美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:40 ID:GRi8xbs2
 と、ここで何かを閃いたヴィーナスは、一気にチェーンを引っ張る事に全力を注ぐ。その全力
をもってやっとドロシーの引き寄せる力を止め、なんとかその場に留まる。
「ん? …ホホホッ! 全力でその程度ですの? ですが、ワタクシはまだ半分ほどしか力を出して
いませんわよ? それを…証明して見せますわ!」
 ヴィーナスの力の底が見えたドロシーが、ここで一気に決着をつけようと手繰り寄せる手に
力をこめてグイッ、とヴィーナスごと引き寄せようとする。が、
「…フフッ♪」
 少しニコッ、とヴィーナスは含み笑うと、全力を籠めていた手の力をドロシーが手繰り寄せる
タイミングに合わせ一気に緩める。
「んなっ!? キャアアッ!」
 ヴィーナスにいいタイミングで力を緩められたために鞭を手繰り寄せていた力が空回って
カクンと後ろによろめき、ドロシーは鞭を手放してそのままドッシーン! と豪快な音を立てて
尻餅をついてしまう。
「鞭は預からせてもらうわ!」
 見事、狙い通りにドロシーに一杯食わしたヴィーナスがチェーンを一気に引っ張り、ドロシーの
手放した二本の鞭を奪取すると、あさっての方向へ遠く投げ飛ばす。
「クッ! そうはさせ…」
 鞭を奪われたドロシーがさせじまいと一瞬で体勢を立て直し、鞭を拾いに行こうとするが、
「ごめんなさい、ドロシー!」
 ヴィーナスがドロシーに向かって呼びかけた後、チェーンを放つ。
「っ!! ウアッ!」
 チェーンは見事、ドロシーの身体に巻きついて動きを封じる。しかし、どこで学んだかは
知らないが、ドロシーの身体の縛り方が亀甲縛りっぽいような感じになっているが…
「ゥンンッ! は、離してぇっ! せっかく…せっかくリリーナ様とガンダヴィーナスが同時に
手に入るチャンスですのにぃっ!!」
 完全に身体全身をチェーンによって束縛されているドロシーは、悔しそうな顔をしながら
まるで地面に打ち上げられた魚のようにジタバタとその場でもがいている。と、そこへ…
「ドロシー…」
「えっ? …り、リリーナ…さま?」
 少し申し訳なさそうな表情を浮かべたヴィーナスが、ドロシーの傍で立膝を突いていた。
「いいコだから…大人しくしていて…ンッ」
 そしてドロシーの頬に手を添えると、ゆっくりと頬に軽くキスをする。
「っ!! り、リリーナ様ぁ……♪」
 その唐突なヴィーナスのキスにドロシーはボンッ! と顔を赤くし、目はハートの形をさせて
そのままフニャア…とタコのように崩れ落ちてしまう。ヴィーナスが自分からキスをしてきて
くれた事がドロシーをそうさせてしまうほど嬉しい事だったのだろう。しかし、こうなる事まで
計算ずくだったのかどうかは、ヴィーナス本人にしか分からないが…
「あっ! ウゥッ…」 
「ファァッ!」
「あああっ…んん…」
 そしてドロシーが地面に倒れて気を失うと同時に、ムーン達に寄り添っていた女生徒達にも
異変が起こっていた。
 先程までムーン達を貫いていた女生徒達に生えていた立派なモノが消えさり、身体からは
オーラのような物がシュゥゥゥ…と抜けていく。そして、そのまま女生徒達は次々にパタパタと
倒れ、全員が気を失ってしまう。
「…あっ…ん?」
「! ち、力が戻って…」
「んっ…身体が…動くようになったわ!」
 女生徒達が倒れたのとは逆に、今度はムーン、マーキュリー、ジュピターの三人が力を取り戻し、
全身にみなぎる力を感じると、そのままゆっくりと立ち上がる。
「ど、どういうコトなのでしょう…何故、力が…」
「…おそらく、女生徒達が気が失った事に原因があるようね」
「?? 訳わかんないよ。どう言うことなの? マーキュリー…」

373美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:41 ID:GRi8xbs2
「多分だけど、ドロシーが女生徒達に私達を襲わせて生やされたモノから直接、私達のエナジー
を吸い取っていたんだと思うわ。実際、私が達してしまった時、妙な脱力感を覚えたから…」
 ドロシーの企みが分からない二人に、詳しく説明するマーキュリー。
 マーキュリーの読み通り、ドロシーは女生徒達を巧みに操ってムーン達を襲わせ、女生徒達に
生やしたモノから直接ムーン達のエナジーを奪いとろうと考えていたらしい。しかし、生やした
張本人であるドロシーがヴィーナスのあの突然のキスで気を失ってしまい、女生徒達のマインド
コントロールが解けた上、生やしたモノも消してしまった為、搾り取っていたムーン達のエナジー
が戻り回復出来た様だ。
「ムーン! マーキュリー! ジュピター! 大丈夫ですか!?」
 その喋っているムーン達の下に、ヴィーナスが心配そうな表情で三人の安否を気遣い駆け寄って
くる。
「あ、リリーナ…いえ、ヴィーナスでしたわね。えぇ、心配しなくとも大丈夫です」
「そうですか…よかった…」
(まぁそりゃねぇ…いつもの変態妖魔や操られたスケベ親父に比べれば、今回のはぬる過ぎる位
よねぇ…)
 ムーンの言葉でホッ、と胸を撫で下ろすヴィーナスを他所に、いつもコレ以上の事をさせられてる
と考えているジュピターは少し苦笑いを浮かべていた…
「残るは…アナタだけです!」
 ムーン達の無事に安堵したヴィーナスが、今度はシャアに向かってビッ! と指をさし、シャアに
話しかける。
「……」
 無言のまま、シャアはゆっくりと四人に顔を向け、サングラスの角度をクイッ、と調整する。
それだけの行為なのに、その威厳からくるプレッシャーは凄まじく底知れない…
(っ…な、なんて巨大なプレッシャーなのでしょう…!)
(少しでも気を抜けば…)
(あっさりと…やられちゃうって訳ね…!)
(それでも……負けるわけにはいきません!)
 四人が四人、シャアの放つ強大なプレッシャーを直に感じており少々気おされ気味だが、それでも
そのプレッシャーに立ち向かう意思は衰えを見せていない。
「…フッ、今日のところはココまでだな…」
 と、ここでシャアが軽く笑みを浮かべ、意外な台詞を口に出した。
「…?? なんですって?」
「ココまでだ、と言ったのだよ、ガンダムーン。流石の私でも四人では負けはせずとも少々手に
負える…だから、今回は大人しく引き下がるとしよう。ハマーンをこのまま置いていくのは少々
惜しいがな…」
「! ……」
 完全に撤退の意を示すシャア。そのシャアの意外な行動に、四人はただ戸惑っていた。ここまで
強大な力を持つ物がすんなりと退く行為を見せる事に驚きを隠せなかったから…そして、その行為が
脅威なる者の余裕である事も薄々ながら感じていたから…(ディアナはどうか分からないが)
「だが…カタロニアだけは返してもらおうか…フッ!」
 完全に四人の隙を突いて、シャアはクンッ、と二本の指を上に向ける。すると、それだけで
地面からゴオオオオオッ! と凄まじい音を立てて突風が巻き起こり、四人に襲い掛かる。
「!?!? キャアアアッ! す、スカートが!」
「っ!! ゆ、指の動きだけで!? うぅっ!!」
「ウワアッ!! な、なんて威力なのよ!? クッ、ウウウッ!!」」
「クゥゥゥゥッ!! ど、ドロシーッ!」
 巻き起こる突風にたじろぐ四人。そして捲りあがる四人のスカートから秘部が露になってしまう。
「うぅ…や、やっと治まりましたか…」
「……っ! ドロシー、何処に…」
 突風がようやく止むと、シャアの姿と共にチェーンで拘束していたドロシーの姿も跡形も無く
消え去っていた。慌ててヴィーナスはキョロキョロと辺りを見回すも、恐らくシャアに連れ去られて
しまったのか、どこにも見当たらない…

374美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:41 ID:GRi8xbs2
『…また逢おう…美少女戦士の諸君……』
 どこからともなくシャアの声が空間に響き渡り、その声を最後にシャアの強大なプレッシャー
の重圧は完全に消えた。それと共にドロシーの創りあげた空間も消え、ムーン達は校舎内のとある
教室の中に佇んでいた…
「…アイツ…完全に逃げたみたいね…クッソー! ヤラレ損じゃないのよ!」
 シャアに逃げられ、ジュピターは拳をパシイッ! と組みながら悔しそうにしている。しかし、
後の発言は美少女戦士としてどうかと思うが。
「じゅ、ジュピター……」
 直後、汗を一筋零したマーキュリーに見事突っ込まれる。と、
「う、うぅ…」
「?? ……っ!! マーズ! 大丈夫ですか!?」
 教室の端の方で微かな呻き声が聞え、ムーンがその声の下に近付くとマーズがグッタリとした
感じで倒れていた…
「あっ、そういえば! マーズ!」
「マーズ! 大丈夫!?」
 ジュピターとマーキュリーもマーズの事を思い出し、マーズの傍に駆け寄っていく。
「だ、大丈夫だ…だが…アイツに良い様にされてしまったな…クッ…」
 身体には外傷は無いものの、シャアに完全に弄ばれたマーズの心はかなり打ち負かされていた…
ググッ、と拳を握り締め、悔しそうに目をギュッ、と瞑ってしまう…
「…何です! 美少女戦士の癖に情けの無い! ワタクシなんて、三本ものモノを相手していた
のですよ!?」
 すると、落ち込んでいるマーズに喝を入れようと、ムーンが声を張り上げてマーズに説教する
様に詰め寄り始めた。しかし、説教の内容がかなりズレている…
「む、ムーン…それは…」
「ムーンはまだいいわよ! 私なんて両方同時にやられちゃったんだから!!」
 ガックリと脱力するマーキュリーの隣で、ジュピターも触発してトンでもない事を言い始めた。
「それでもジュピターは二本だけでしょう? ワタクシなんて胸もお口も使われて…特にお口なんて
アゴが外れそうでしたし…」
「私だってかなりキツかったわよ! まだオシリがジンジンしてるんだから!」
 何の自慢の試合だか全く持って分からなくなり、互いに頭のネジが外れたような言い合いを
している。と…
「…プッ、ククク…ハハハハハハッ!!!」
 落ち込んでいたはずのマーズがいきなり高らかな声で笑い始めた。二人の変な言い合いに、
笑いが堪えきれなかった様だ。
「ふ、二人ともそれぐらいで…」
「…クスッ…」
 まだ妙な事を言い合っているムーンとジュピター、その光景に笑っているマーズ、それを
止めようとしているマーキュリーを、ヴィーナスは傍らから優しい微笑みを浮かべて見つめて
いた…
「…スー…スー…」
 その時、ヴィーナスの後ろで小さな寝息が聞こえる…
「っ! ヒイロ…」
 後ろを振り返ると、教卓の上で丸くなっている猫…アルテミスのヒイロがまだ気持ち良さそうに
眠っていた…ヴィーナスは小さな声で呼びかけ、ゆっくりとヒイロを両手で持ち上げると、自分の
胸へと抱きかかえる。
「そう言えば、ヴィーナスは…」
「あれ? ヴィーナス…っと…」
「…そっとしておいてあげましょう…お取り込み中みたいだから♪」
「フフッ、そうですね…」
 今度は、後ろを向いているヴィーナスを優しく見つめる四人。時間は何時の間にか夕方になって
おり、その窓から差し込む夕日の光がヴィーナスを照らし、その伸びた影はヴィーナスと尻尾が
映し出されていた…

375美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編:2004/01/29(木) 02:42 ID:GRi8xbs2

――…シャアとドロシーの二人の激戦を終えた次の日…校舎の門の前にて、リリーナがディアナ達
と話していた…ディアナ達は用事が済んだので、サンクキングダムはもう襲われる心配はないと
考え、また別の場所から妖魔を探るというのだ。
「あ〜あ、折角憧れのお嬢様学校に入ったと思ったのになぁ〜」
 余程、聖ガブリエル学園の居心地が気に入ったのか、ルーは少し唇を尖らせて残念そうに
している。
「フフッ、お気に召したのであれば本当に転校してきて下さっても構いませんよ?」
「え? ホント?」
 魅力的なリリーナの言葉に、本気で聖ガブリエル学園の転校を考えるルーだったが、
「我が校の入学テストを受けていただいて、それ相応のラインを出していただければ入学を
認めますよ♪」
「う゛っ…い、いや、いい…」
 入学テストという大きな壁に阻まれ、あっけなくルーの夢は終わってしまう。
「リリーナさん…ワタクシ達と一緒に戦ってくれるのは嬉しいですが、やはりそれなりに危険は
付きまといますよ? それでも…」
 ディアナが少し心配そうにリリーナにそこまで話しかけると、
「大丈夫です、ディアナさん。ワタクシも皆さんと一緒に戦える力を、そして、大切な人を守れる
力を持っているのですから…ワタクシにも協力させてください」
 笑顔でそう話すリリーナ。その表情からは、もう迷いの色は見えていない。
「そうですか…では、もう何も言いません。一緒に戦いましょう、リリーナさん」
 そう言って少し微笑み、スッ、と手を差し出すディアナ。
「ハイ」
 それに受け答えるように、リリーナも手を差し出し互いに握手を交わす。 
「ヨロシクな、リリーナ」
「宜しくね、リリーナさん」
「ヨロシク! リリーナ!」
 二人の握手している手の上から、ハマーン、レイン、ルーも手を重ね、リリーナと握手を交わす。
「…ハイ♪」
 そして、握手を交わした後、ディアナ達は去っていくのだった…
「ドロシー…それに、シャア・アズナイト…再び現れた時、勝てるのでしょうか、ワタクシ達は…」
 ふと珍しく弱音の様な独り言をポツリと囁くリリーナ。ドロシーとシャアの強大さはやはり
半端ではない。次に対峙する時は自分達は本当に勝てるのだろうか…そんな思いが、リリーナの
中で葛藤していた…
「…しっかりしなさい、リリーナ…アナタはピースクラフトの…そして、ガンダヴィーナスの血を
引く者でしょう…」
 そんな自分の弱い思いにリリーナは叱咤激励する。
「…それに…ヒイロの呪縛も…クイーンも…救い出してみせます…かならず!」
 強い思いを胸に秘め、リリーナは踵を返すと校舎の中へと入っていくのだった…
そして…
「あ、アムロさん…僕達、いつまで気付かれないんでしょうか…」
「…堪えるんだロラン…いつか、花咲く日が来るさ…」
 吹っ飛ばされたロランとアムロは、あと数日は何故か人の目には触れないのだった…


 遂に五人揃ったセーラー戦士。平和の道への行く手を遮る者達との戦い、深まる月の影とロランの謎、
そして、リリーナが口にしたクイーンの存在とは…

 話を更にややこしく捻じ曲げてしまった状態で、次回に続く!!

376通常の名無しさんの3倍H:2004/01/29(木) 02:52 ID:3XA1kKYc
ワァ-でお待ち下さい(n‘∀‘\キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。.!!!!! /                   ヽ
      ∧_∧ .(ソ    )ノ.\   ∧_∧ ∧_∧    /  ノ              ノ    ヽ
ち下さい (n‘∀‘)ηそのままキタ\ (‘∀‘∩ ∩‘∀‘) /  (;;;)   |_____,/  (;;;)     |
.∧_∧ (ソ    )ノ          \つ  人   と/:::::::::::...       |     /     ..::::::::::... |*・゜゚・*
(n‘∀‘)ηそのままキタワァ-でおまち下\∧∧∧∧/               |    /           |
(ソ    )ノ           .  ∧_ <   キ > γ´~⌒ヽ.      |   /           /
そのままキタワァ-でお待ち下さい(n‘∀<.   タ >/      ヽ       |  /         /⌒ヽ
                   (ソ   <    ワ .>        |      |_/           /   ヽ
───────────────‐< の ァ >────────────────────
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ..< . 予 | >*.゚*┏┓★  ┏━━┓*   +
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ..< 感   >┏━┛┗━┓┃┏┓┃┏━━━━┓+  o
キタワァ*・゜(n‘∀‘)η(n‘∀‘)η(n‘∀‘.< !!!!.   .>┗━┓┏━┛┃┗┛┃┃┏━━┓┃  ゚  ★
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. ./∨∨∨∨\...━┛┗━┓┃┏┓┃┗┛    ┃┃┏━━┓
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*: /_∧    ∧ \ .┓┏━┛┗┛┃┃  *  +  ┃┃┗┳  ┃
キタワァ*・゜(n‘∀‘)η(n‘∀‘)η(n/( ‘∀‘)η゚・*(n‘∀.\...┃☆  +   .┃┃      ┏┛┃  ┃┏┛
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘) ../┳∪━━━━━━ U┳\.       ┗┛ 。 ゚ . +┗━┛  ┗┛ *
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘/  ┃ キタワァ−−−!!!!!┃  \ ゚   ☆    .

377627:2004/01/29(木) 03:06 ID:GRi8xbs2
ども、627です。

やっと…やっとこさ完成しました!! ってか、待たせすぎてホント御免なさい。
もう自分自身イパーイイパーイだったもんで…
まぁ、バイト先の某会社がつぶれた事が原因でして、そこから新しいバイト先
さがさなあかんわ、給料はどうなるやら何やらで一時はヤバカッタんよ! マジでw
とまぁ、恒例の愚痴はこの辺にしまして…

話の流れからしてやっぱ戦闘シーンは入れなきゃだめかなーと思って
無理して入れた結果が、エロ半分戦い半分、んでオチ最悪という感じですw
いや、笑えねえか(マテ ここで一つ、重大な事に気づいたんですが…
ヴィーナス自体は無エロになっちまったって事です。
駄目ジャン俺…_| ̄|○ア、アホカオレハ…しかもヒイロ、リリーナ守りきれてねーし…
いやもう多少の事は見逃して下…多少でもねーな(オイ

もう一つ、コピペしてる時に気がついた事ですが…ヒイロがどうやって球体の中に
入ることが出来たのかという説明と、ヒイロがなぜローゼスビットを持っているか
という説明抜かしてしまいました…つまり未完じゃねーかよ!w
説明…要ります?(コラ まぁ、脳内補完デキネーヨ! って野次ってくれれば
説明致しますんで…今は見逃して下さいw

今回のタイトルは「美少女戦士ガンダムーン 第五話」でいいんですが、
カップリングが多い…
まず、シャア×マーズ で、美少女戦士達×女生徒(フタナリ) 最後に
ドロシー×リリーナって事になります。メンドクセって思ったらもう
美少女戦士達×妖魔でも…間違ってないんでいいですw

そういや、次回の引き方がめっちゃ無責任になってしまいました。
もし今書いてる方がいて、「おいおいやってくれるやんけ」と思っていたら
申し訳ないです。ですんで、もしネタに厳しいと思っているのであれば
無視して下さって結構ですw 勢いで書いてしまった所もあるし…

さて、やっとこさガンダムーンのSSを書き終えたんで、次回はやっとこさ
半年以上要望を待たせていたXを、ダブルで一気にかましたいと思っております。
完成は…そうですね〜…あと三週間くらい温泉にでも浸かってて下さいw
少しネタ言っちゃうと、強いガロードと弱いガロードになっています。
まぁ、どうなることやら…ガンダムーンだけで半年かかってたんだから、
やっぱ俺、書く速度遅いって分かった訳で…⊂⌒~⊃。Д。)⊃ウキャッ

最後に…こんなトロイSS書きにいつも励ましてくださる方々、本当に
有難う御座いましたm(__)m 励みの声はやっぱり元気になれます。
これからも(なるべく)ご要望に応えられるよう、精進していきたいと
思っています…当分は無理かもしれませんがw(コラ

ではでは〜。

378通常の名無しさんの3倍H:2004/01/29(木) 19:43 ID:3XA1kKYc
627たん乙!
超大作楽しませてもらったですよ。
やっぱりスーパーヒロインがリョジョークされるのは萌えますな。

379通常の名無しさんの3倍H:2004/01/30(金) 00:36 ID:s0gYZx6g
ちゃんと全員にHシーンがあったのが嬉しかったです。
乱交マンセーです!
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   グッジョブ!!
     /    /

380627:2004/01/30(金) 19:28 ID:uXRmOxVE
早速、お声がかかってますよ! いい加減、すぐに気付きましょうよ俺! _| ̄|○クセカ? クセナノカ?

>351=ねっこたん様
うはぁ! 遅レスで申し訳ないです! しかもねっこたん様からのありがたいお言葉…
これからもガンガッテ萌エロSSを書いていきますんで、よかったら読んでやって下さい。
私もねっこたん様のエロ萌絵、すごく楽しみにしておりますよ〜!(;´Д`)ハァハァハァハァ!

>376様、378様、379様
喜んでいただき、有難う御座います! あぁ…やっと苦労が報われた感が…・゚・(つД`)・゚・
頑張った甲斐があったってモンです! さぁ、次もガンガルぞー!!キュピ(゚∀゚)--ン!

381通常の名無しさんの3倍H:2004/01/31(土) 00:13 ID:iQHwlmXQ
627たんマンセー!
ふたなり女学生に襲われるシーンに萌えたでつよ。
ところで>>270たんはまだ書く意思あるのかな?
出来ればお願いしたいが。

382通常の名無しさんの3倍H:2004/01/31(土) 00:36 ID:b5F3BsZ2
627さん乙でした〜!!
マジ超大作ですね。非常に読み応えがあって面白かったです。
ドロシーのリリーナ様アナール攻めが禿しくエロくて(;゚∀゚)=3ハァハァ
さらに月のプリンセスはディアナ様だがら、クィーンはもしや…などと色々妄想してみたり。
               ∩
               ( ⌒)     ∩_ _
              /,. ノ     i .,,E) グッジョブ !
グッジョブ!      / /"    / /" .
   _n         ./ /_、_   / ノ'
  ( l    _、_   / / ,_ノ` )/ /_、_   
   \ \ ( <_,` )(       /( ,_ノ` )      n
     ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ     |  ̄     \    ( E) グッジョブ !
       /    /   \   ヽフ    / ヽ ヽ_//

383627:2004/02/02(月) 21:58 ID:Y/sgTr.U
>381様、382様

あああ、お返事が遅くなって申し訳ないです!
ありがたきお褒めの言葉、ありがとうございやす! やっぱ一生懸命書いて
励まされると嬉しいなぁ…(つД`)・゚・ウレシナミダモノデツヨ…

>月のプリンセスはディアナ様だがら、クィーンはもしや…などと色々妄想してみたり
Σ( ̄∇ ̄;)……次の人任せたあああっ!!(逃







(´-`).。oO(もしかしたらですけど、ちょっとご要望があったその後談を
       書いちゃう…かも…です)

384通常の名無しさんの3倍H:2004/02/02(月) 22:34 ID:0F5b2M8Q
>383
627氏、乙かれ〜&GJ!自分はクィーンはセイラさんかなぁと思ってまスィた。


ちなみにその後談みたい人、はーい( ´ー`)ノ
後、ヒイロがなぜローゼスビットを持っているか等の説明も良ければ知りたいです。

385通常の名無しさんの3倍H:2004/02/07(土) 09:13 ID:uzcumcIg
627氏、他の職人様を待ちつつage

386通常の名無しさんの3倍H:2004/02/07(土) 14:20 ID:QxJkP34M
アムロとロランの修行話とか書きたいなぁ

387通常の名無しさんの3倍H:2004/02/07(土) 16:27 ID:uzcumcIg
>386
面白そうだ!是非ガンガッテ書いてくれ!!!

388627:2004/02/16(月) 23:53 ID:GLxQdQHM
>384様
お褒めの言葉を頂いているのに…ま、毎度の事ながら亀レスで御免なさいです!m(__)m
郵便局って結構こき使うから疲れて…んで寝ちまって遅れると(マテ

>ちなみにその後談みたい人、はーい( ´ー`)ノ
>後、ヒイロがなぜローゼスビットを持っているか等の説明も良ければ知りたいです。

…ま、まだ消費税程度しか進んでおりませぬ…_| ̄|○ゴ、ゴメンナサイ…
出来るだけ早くうpしたいとは思っているのですが、まだまだな感じですねぇ…
んで、この話の中にヒイロに関して説明不足だった事も入れようと思ってますが
自分が考えていた事は書いておこうかと…こうしとけば喰い違いが無くなると思うんでw
読みたくない人はスルーでお願いします。


まず、ヒイロがどうやって球体の中に入ったのか…
ハロをぶん投げた時、球体にぶつかって球体とハロがショートしあっている
描写があります。ショートしてるという事は、ハロの内部電流が球体の流す
電流と相反しあってる訳で、その部分だけ球体の流す電流の流れが一時的に
弱くなっているという事にしていますw。ですから、ハロを押しのけて弱い
部分から無理矢理に侵入できたという訳です…まぁ、ヒイロでなければ
出来ない芸当だという事も付け加えておけば納得して頂けるかと(オイ

次に、ヒイロが何でアムロの持っていたバラもといローゼスビットを
持っていたのか…
これは簡単です。アムロが球体に弾かれた時に手に持っていたローゼス
ビットを手放してしまい、手放して地面に落ちていたそのビットをヒイロが
念の為にとパクっていただけです(コラ

続いて、月影のウ(ry とヴィーナスは以前から知り合いだったのか…
これは元ネタに「CODENAMEはセー○ーV」という本があった事と
135様が書かれたSSを読んで勢いで思いついた事ですw しかし、月影と
タキシードとが同一人物だとは知らず、アルテミス=月影=ヒイロになり
ヒイロはアルテミスの姿でリリーナに指示を与えながらも、リリーナがピンチ
の時は月影に変身して毎回のように助けてあげていた…と脳内補完して下さいw

最後に、アムロとロランはあの後どうなったのか…

        知  り  ま  せ  ん  よ  ? (コラ

とまぁこんな感じですが…い、いいですか?w
まだ何か分からない事がありましたら荒々しい言葉で漏れをなじって下さいw
そうして頂けたら分かる範囲であれば答えさせて頂きますので。( ̄∇ ̄;)

(´-`;).。oO(よくよく考えたら…曖昧な答えだよなぁ…)

389通常の名無しさんの3倍H:2004/02/22(日) 04:00 ID:wVYl0bnU
>388
解説キタ━━━!!!
ヒイロの中の人はとんでもなく忙しそうだw
その後談も引き続きこんな感じで→⊂⌒~⊃。Д。)⊃マターリ楽しみにしとります!

390通常の名無しさんの3倍H:2004/02/27(金) 15:58 ID:DK3GeV.o
6話待望あげ

391通常の名無しさんの3倍H:2004/02/29(日) 06:54 ID:bmhm1TUk
焼肉ZZさんのジュピター萌え〜

392通常の名無しさんの3倍H:2004/03/03(水) 23:12 ID:mdhecrWs
河馬半さんにガンダムーンを描いてもらいたいです。
(*´д`*)ハァハァ
ダブルパロは無理ですかね?

393河馬半:2004/03/04(木) 19:22 ID:PB2Ba0c2
>392さん
ガンダムーン面白いですね(^ー^) 
今ちょうど読んでるところですんで資料引っ張り出したら描かせて貰います

394通常の名無しさんの3倍H:2004/04/10(土) 11:58 ID:yuOuQdho
幕の内さんに登場人物の誰かを描いてほすぃです
エロスィ〜ンで

無理ぽだったらスルーで

395幕の内:2004/04/26(月) 08:25 ID:jhWkRzXk
ガンダムーン(・∀・)イイ!!
頑張って描かせていただきます

396通常の名無しさんの3倍H:2004/04/27(火) 20:23 ID:1TKwIkwM
うひょー!
幕の内さんマンセー!!

397通常の名無しさんの3倍H:2004/04/27(火) 23:01 ID:EOiES8eg
同じく
幕の内さんマンセー!!

398幕の内:2004/05/04(火) 04:26 ID:hqb4twR.
394さんリク有難うございました(´∀`)
漢板にうpしましたのでドゾー
遅くなってすいません

399通常の名無しさんの3倍H:2004/05/04(火) 14:53 ID:Nkf1ci7Y
触手責めキタデスカー!
GJでした。

400通常の名無しさんの3倍H:2004/05/21(金) 20:43 ID:yb70HwB.
627氏は元気かなぁ〜age

401通常の名無しさんの3倍H:2004/06/05(土) 04:51 ID:ilqYyw3Q
短編でもいいから誰か続きを・・・

402通常の名無しさんの3倍H:2004/06/05(土) 13:00 ID:ordzV9pY
番外編でムーン達がゲイナー世界やバイストンウェル、ザンボット世界に
飛ばされるって話なら妄想したけどそういうのは不可?

403ガンダムーン番外編:2004/06/05(土) 23:44 ID:ordzV9pY
とある地下室の中。

一心不乱に研究に打ち込んでいる男がいた。

「パプティマス様。例の情報が手に入りました・・・。」
男の側に音もなく現れる桃色の髪の少女。その言葉を耳にすると男は誰ともなく呟く。

「妖魔とガンダムーン、その永劫の戦いの歴史は興味深いが・・な。特にガンダムーン。
その力どれほどのものか・・・」
その男、パプティマス・シロッコ。20代後半の風貌、そして明らかにマッドサイエンティスト
な服装、そして甘いマスク。近頃、外国より転居してきた人物。
「パプティマス様の世界を改革しようとする作戦に仇なすものならば、倒さねばなりません。」
先ほどのメイド服の少女・・・名をサラという。は思いつめた表情でシロッコを見つめていた。

「焦る事はない、サラよ・・・。奴等の力を知り、利用できるようならば利用する・・・フハハハハ!」
シロッコの高笑いが屋敷に響き渡っていた。

その日、阿串図神社の手伝いにいそしんでいたハマーンは境内に漂う異様な気配に神経を
尖らしていた。
(・・・妖魔か?それにしては邪気がない・・・)
その気配の根源。鋭い目つき、隙のない身のこなし・・・だがその男からは邪気は一切感じられない。
その代わりに異様な殺気じみた眼光が周囲の参拝客を威圧している。

「・・・・少し、聞きたいことがあるが、参拝もせずに貴公は待ち合わせでもしているのか?
ならばその・・・参拝客をあまり睨まないでもらいたいのだが。」
 怪しいだけで特に何もしていない男をいきなり怒鳴り飛ばすのは流石のハマーンでも抵抗があった。
だから、出来るだけ相手が気分を害さないように・・・と穏やかに話しかけたのだが。

「貴様がハマーンか。フフ、なかなかの身のこなし、さすがガンダマーズを名乗るだけの事はある。」
男は、何も動かなかっただが、その圧倒的な威圧感が只者ではないという事をハマーンいやマーズは
感じ取っていた。

「お前は・・・妖魔か?」慎重に間合いを取りながら男に問いかけるマーズ。
そんな、マーズの警戒感を嘲笑うように男は話を続けた。
「俺は、ヤザン。フフ、人間さ・・・だが。」手に提げていたアタッシュケースが開かれ
ヤザンとハマーンの周囲の空間が歪む・・・。
「ただの人間じゃない、シロッコ教授の実行部隊という奴さ・・。ガンダマーズお前の実力、
これからたっぷり見させてもらうぜ・・・ハハハハ!」

 歪んでいく空間。ハマーンの意識はそこで途切れてしまった・・・。

もし・・・もし・・・

「ううん・・・」ハマーン自身の感覚では数日の時間が流れたような気がする。
ハマーンは全身の倦怠感に抵抗しながら自分に呼びかけられる声に応えようと
重いまぶたを必死にこじ開けた。

「あ〜やっと目が醒めた。ねえ、気分はどう?痛いところはない?」
(・・・子供の声・・・でも聞いた事がない・・・)
声のする方向に顔を向けたハマーンが見たものは・・・。
「と、飛んでる!!!む、無視に人の顔が・・・妖魔退散!」 
そこには人差し指くらいの大きさの人間が翼をつけて飛んでいる・・・?!
「エル=フィノは妖魔とかいう生き物ではありません・・・。フェラリオという生き物なのですよ。
それはともあれ、貴方は何処から参られました?このバイストンウェルのものではないようですね。
かといってガロウ・ランの者たちでもない・・・そしてその秘められし力は一体?」

404通常の名無しさんの3倍H:2004/06/07(月) 03:12 ID:KsG019WQ
続きをー
この長さじゃ良いとも悪いとも言えんよ〜

405403:2004/06/08(火) 21:26 ID:5ULWNmwM
ごめんなさい、只今SSについて自信がふと喪失したので
来週いっぱいくらいで自信つけて舞い戻ってきます。

406627:2004/06/18(金) 11:58 ID:8HOA0Pdc
>400様

うはぁっ! 超亀レスすまんです…元気な事は元気なんですが、もうやばい位に
リアルが忙しいんで全くもってSSが進んでおりませぬ…(;´Д`)オレニヤスミヲ…
何とかして夏頃にはその後談を完成させたいと考えておりますので、もう暫しの
ご猶予を…_| ̄|○オレ、サイキンコウベヲタレテバッカダ…
せめてどんな話か全体的にちょっとネタバレでも…いります?w

407通常の名無しさんの3倍H:2004/06/18(金) 23:27 ID:RTpQEKUQ
>406
627さん、お久しぶりです!お忙しそうなんで、無理をしない程度に概要を
教えて頂ければ、また〜りしつつ気長に待ちマスです。
つ〜ことで、ネタバレ見たいですノシ

408通常の名無しさんの3倍H:2004/06/21(月) 22:43 ID:pp9fTJXE
403氏&627氏ガンガレ!!SS待ってますage!!

409通常の名無しさんの3倍H:2004/08/19(木) 20:03 ID:0Ofcf/Eg
6話にチャレンジしてくれるモノノフはいませんかー

410通常の名無しさんの3倍H:2004/09/19(日) 09:18 ID:KCLiXW8U
いませんかー

411川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi. :川 ´∀`)<あぼーん> |(゚ー゚*|ノ| ノi.
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413通常の名無しさんの3倍H:2007/01/09(火) 11:57:50 ID:qqhQ0vso
今ならプリキュアか

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