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美少女戦士ガンダムーンスレッド
375
:
美少女戦士ガンダムーン 第五話 後編
:2004/01/29(木) 02:42 ID:GRi8xbs2
――…シャアとドロシーの二人の激戦を終えた次の日…校舎の門の前にて、リリーナがディアナ達
と話していた…ディアナ達は用事が済んだので、サンクキングダムはもう襲われる心配はないと
考え、また別の場所から妖魔を探るというのだ。
「あ〜あ、折角憧れのお嬢様学校に入ったと思ったのになぁ〜」
余程、聖ガブリエル学園の居心地が気に入ったのか、ルーは少し唇を尖らせて残念そうに
している。
「フフッ、お気に召したのであれば本当に転校してきて下さっても構いませんよ?」
「え? ホント?」
魅力的なリリーナの言葉に、本気で聖ガブリエル学園の転校を考えるルーだったが、
「我が校の入学テストを受けていただいて、それ相応のラインを出していただければ入学を
認めますよ♪」
「う゛っ…い、いや、いい…」
入学テストという大きな壁に阻まれ、あっけなくルーの夢は終わってしまう。
「リリーナさん…ワタクシ達と一緒に戦ってくれるのは嬉しいですが、やはりそれなりに危険は
付きまといますよ? それでも…」
ディアナが少し心配そうにリリーナにそこまで話しかけると、
「大丈夫です、ディアナさん。ワタクシも皆さんと一緒に戦える力を、そして、大切な人を守れる
力を持っているのですから…ワタクシにも協力させてください」
笑顔でそう話すリリーナ。その表情からは、もう迷いの色は見えていない。
「そうですか…では、もう何も言いません。一緒に戦いましょう、リリーナさん」
そう言って少し微笑み、スッ、と手を差し出すディアナ。
「ハイ」
それに受け答えるように、リリーナも手を差し出し互いに握手を交わす。
「ヨロシクな、リリーナ」
「宜しくね、リリーナさん」
「ヨロシク! リリーナ!」
二人の握手している手の上から、ハマーン、レイン、ルーも手を重ね、リリーナと握手を交わす。
「…ハイ♪」
そして、握手を交わした後、ディアナ達は去っていくのだった…
「ドロシー…それに、シャア・アズナイト…再び現れた時、勝てるのでしょうか、ワタクシ達は…」
ふと珍しく弱音の様な独り言をポツリと囁くリリーナ。ドロシーとシャアの強大さはやはり
半端ではない。次に対峙する時は自分達は本当に勝てるのだろうか…そんな思いが、リリーナの
中で葛藤していた…
「…しっかりしなさい、リリーナ…アナタはピースクラフトの…そして、ガンダヴィーナスの血を
引く者でしょう…」
そんな自分の弱い思いにリリーナは叱咤激励する。
「…それに…ヒイロの呪縛も…クイーンも…救い出してみせます…かならず!」
強い思いを胸に秘め、リリーナは踵を返すと校舎の中へと入っていくのだった…
そして…
「あ、アムロさん…僕達、いつまで気付かれないんでしょうか…」
「…堪えるんだロラン…いつか、花咲く日が来るさ…」
吹っ飛ばされたロランとアムロは、あと数日は何故か人の目には触れないのだった…
遂に五人揃ったセーラー戦士。平和の道への行く手を遮る者達との戦い、深まる月の影とロランの謎、
そして、リリーナが口にしたクイーンの存在とは…
話を更にややこしく捻じ曲げてしまった状態で、次回に続く!!
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