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戦場スレpart1

1 ◆vzVlxBPoGo:2011/09/26(月) 01:42:40 ID:lt3Zpmxg
ロボットの戦闘シチュや、イベントの際にお使い下さい。

イベント告知テンプレ↓

【イベント名】
【予定日時】
【予定人数】
【内容】
【備考】

405エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/04/25(水) 16:01:33 ID:xK8Dggqk
>>403
「うん、でも・・・何処に居るんだろう・・・」
レオンは私にヒツギの様子を見るように頼んで、何処かに行ってしまった。
何処に居るんだろう・・・

「足はどうする?ヒツギとレオンと私の機体が入る輸送機かトラックがあればそれを盗んでこれるんだけど・・・」

406レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/04/25(水) 18:21:16 ID:y/nM1FKU
>>400
格納庫へと向かうその足を早めるも、なお追う彼女に対し

「まぁ、お宅の対応を見る限りまだ『時間』が有るように思いたいんだけどね…」

レイナの予知自体は差したる問題ではない
問題は、その予知に対して彼女自身が具体的に真摯に行動を取れるという点にある
例えばバルクレイスの開発と、その成果
少なくとも表側を取り繕ったこの世界で悪鬼の如き超兵器の開発は誰も良く捉えたりはしない筈だ
そして誰があんなモンスターの到来を予測するだろう
或いはヒツギとバルクレイスの組み合わせも狙っていたかも知れない
ヒツギであればモンスターの撃退まで漕ぎ着けると

そこに加えて彼女は例の道化については言及しなかった事が妙に引っ掛かった
まぁ聞かれたとして応えようが無いだろう…例え知っていたとしても
『俺達』は知っていた。あの日あの時に怪物が来ることを、そして『連中』もだ

…しかし、その筋の情報でもやってくるのは道化では無かった筈だが
連中の筋書き通りならば、返り討ちにあった俺達に代わり怪物を倒す英雄として
極東支部に対するイニシアチブを握る…と言うモノだった

あの怪物を撃退した事で連中は、いよいよ彼女に対する牽制を本腰で行ってもおかしくはない
レイナの使用人の中にも協力者は居るが、その目さえ、或いは偶然であれかいくぐっている
…つまりは…彼女は今、限りなく無防備
万一、奴等に狙われようならロクな抵抗も出来ないだろう

格納庫へと続く通路をレミーに構わず突き進むと
>>403>>405ヒツギとエミリーの姿が見える

「ヒツギ!エミリー!丁度良い所に居たな!レイナの詳しい座標は判るか?」

何やらエミリーは物騒な事を言っている

「エミリーはスノウローズでエクセリオンにぶら下がれば良い。回収については後でトレーラーを回して貰うさ」

格納庫の扉のカードリーダーに近づくとランプが赤から緑と変わり空気の抜ける音と共に開かれる

407ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/04/25(水) 21:40:53 ID:kJmk05Q6
>>405>>406
「えっ、奈良まで機体で向かうのか!?」
確かに2人の言うとおり機体を飛ばせば速いだろう。
とは言え機体を乗り捨てるわけにも行かない、後で回収を頼むにしたって置く場所という物が必要だ

「確かあの近くに研究所あったろ・・・あそこに機体を下ろせないか連絡とってみようぜ」
タブレットの地域検索を選び、記憶を頼りに近くの研究施設を調べ始める。
あった、京都のアスト研究所・・・奈良までちょっと距離がある

「そうだな、ここから空路でも出して貰おうぜ」

408メグ ◆E8ckRIIdug:2012/04/25(水) 21:44:32 ID:1fVwLmqU
>>404
「やっぱり!
 あなたがいるのを見て私確信したのよ。
 二上山の葛木二上神社には豊布都霊(とよふつみたま)神と大国魂神が奉られているの。
 大国魂が“大”と言うくらいだから超機人を指すのは当然としても、豊布都霊にわざわざ“豊”と付けたのは何故だと思う?
 そう!人間用ではなく超機人用の武器だからなのよ!
 でね?やはり布都御魂を奉じる鹿島神宮では、鹿が神様の使いなの。
 あなたが鹿の声を聞いてくれたなら、きっと見つかるわ!!」
 レイナの手を取り喜ぶメグ。

 そのままタクシーをつかまえ、二人して乗り込んで走り去った。

 太子町と葛城市と鹿島神宮の皆様、ごめんなさい。

>>398
 そして、ユウセイは見た。
 二人のタクシーを追う怪しい車を。
 その助手席に手配中のDC残党がいるのを。

409レミー中尉 ◆E8ckRIIdug:2012/04/25(水) 22:07:36 ID:1fVwLmqU
>>405-407
「……随分な事をしそうね……」
 レミーはまだ、レイナとメグが一緒だと知らないので反応が鈍い。
「奈良まで彼女を止めに行くの?機体を持って?
 墓を掘り返したら超機人が出るのかしら?」

 本当にそうなるのだが、この時点では口から出任せのつもりである。

「……で、伍長はどこ?報告書を書かせろって言いつけたのに……」
 ヒツギを見据えて。

410エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/04/25(水) 22:39:46 ID:29Yi86GA
>>406-407
「輸送機ぐらいちょろいよ?それとも、私の腕を信用出来ない?」
レオンは期待で奈良まで行くと言っているけど・・・
エネルギーが持つかどうか・・・

「座標までは解らないけど、ケルベロスとか言うのと戯れてるって言ってたわ。その場所を教えてくれない?」
空から探せば、見つかるかもしれない。

411レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/04/26(木) 01:02:26 ID:UcCpp.ao
>>408
【「やっぱり!
 あなたがいるのを見て私確信したのよ。
 二上山の葛木二上神社には豊布都霊(とよふつみたま)神と大国魂神が奉られているの。
 大国魂が“大”と言うくらいだから超機人を指すのは当然としても、豊布都霊にわざわざ“豊”と付けたのは何故だと思う?
 そう!人間用ではなく超機人用の武器だからなのよ!
 でね?やはり布都御魂を奉じる鹿島神宮では、鹿が神様の使いなの。
 あなたが鹿の声を聞いてくれたなら、きっと見つかるわ!!」】

「……くっくっく。いよいよ来たか。メグの固有結界が」

研究分野の考古学。とりわけ超機人の事となると、そのロリータボイスでまるでフルオートマシンガンの様に喋り出すメグ。まるで反論の隙も無い攻めの応酬
だが当のレイナはと言うと、メグの突拍子も無い説明を実はあんまり理解していなかった様だ。悪魔信仰をうたうレイナは、まずその思想から『仏がなんだ?』と言うような感じで、不真面目に捉えていたのだろう。
ただ、メグの話を要約して『そこに超機人があります。ついでに超機人の武器具もありますよ』という事は理解した。

「なんだかよくわからないけど、とにかく二上神社?そこに最短距離で全速前進よ、運転手」

運悪く捕まってしまった中年のタクシードライバーへまるで使用人相手にいつもそうしているかの様に偉そうに指示を出すレイナお嬢様。
ちなみに、今日連れていた使用人はあまり役に立たなそうなので、とりあえずその場で放置しておいた。エミリー達との伝手ぐらいは出来るだろう

412ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/04/26(木) 01:40:00 ID:GQR77D2k
>>409
>「奈良まで彼女を止めに行くの?機体を持って?
>墓を掘り返したら超機人が出るのかしら?」

「超機人? 何言ってるんですか?」
ヒツギはレイナに「皆を連れて奈良公園までこい」としか言われていない。
そこからどこへ向かうかなどここに居る誰も知るはずが無いのだ

「伍長ってラウディですよね いえ、会ってませんけれど」

>>410
>「輸送機ぐらいちょろいよ?それとも、私の腕を信用出来ない?」

「いやいや、輸送機も機体も置いていくわけには行かないだろ!」
帰りも考えればやはりアスト研究所で降りるのが1番だ
それに、この規模のラボならば先の戦闘で得たバルクレイスのデータ解析も行えるだろう。
既に外秘レポートに記述したが、クラウンに対しロックオンの優先度が何故か高かった件など
機体に乗っていて不安になる要素も多かった・・・一石二鳥だ

「多分奈良公園だろ あそこに居るのは犬じゃなくて鹿だけど、動物と戯れる場所って言ったらあれくらいだ」

413レミー中尉 ◆E8ckRIIdug:2012/04/26(木) 06:50:05 ID:kW.ubHU.
>>412
「……ああ、そう言えば」
 自分の言葉足らずに気が付く。

「まず名乗るわ。
 私は法務局査察官のエレミーラ・タイデグリー中尉。
 今回の事件の調査や報告書の作成などのために派遣されてきたの。

 今回新たな超機人が発見された事と、私の知人が以前から関西地区に超機人があると主張していた事が無意識で結合してたみたいね」
 ケラケラと笑って。で、笑った顔で、
「ヒツギ・ハヤセ君ね?伍長に報告書の書き方を教えるよう命じたのに……」

414 ◆XjQJWeKg6g:2012/04/26(木) 13:36:49 ID:.nozqG.E
京都 アスト研究所

ここではいろいろな研究がなされている総合研究所として京都大学や大阪大学や関西の多くの大学と提携している
また阪神工業地帯の企業とも技術開発を行なっている
いわゆる、町工場単位から参加しており、研究所は活気に溢れていた
大阪の中小企業「権田原工業」もそういった企業の一つでアスト研究所で機動兵器の開発に勤しんでいた
その名は「雷切」陸戦用PTとして開発されている権田原自慢の一品である
その開発日記でテレビのドキュメントが一本できそうなものだが今回は権田原工業ではなく、「雷切」のパイロット『小早川 元春』の話

研究所の一角、広大な……とは言えない兵器試験場には天にそびえ立つ大きな影
その中心部、コクピットの中では小早川元春がシートを倒して待機していた

「テストパイロットっていうから、マオかイスルギかって思ったのになぁ」

愚痴を社長権田原源三に聞かれてあらん限りの罵声が飛んでくる

「いやいや、社長さんの機体は機体は大企業にはベンチャーな精神が満載で面白いですよ」

源三は適当なおべんちゃらに気をよくして、照れ笑いを浮かべながら次の射撃試験の指示を出し通信を切った

「俺って射撃が苦手なんだけどなぁ……」

18発中8発となんともしょっぱい結果に終る
火器管制に頼らなければこの程度が元春の実力である
社長には照準が甘いとか腕との連動がイマイチとか適当なことを並び立てて、研究所のラウンジに消えていった

415ハヤミ ユウセイ ◆JryQG.Os1Y:2012/04/26(木) 16:56:32 ID:30NKoAI6
>>408 タクシーを追う車の奴を見て
<あれ?見たことあるような?>
ユウセイはipadを取り出し連邦の手配についての機密情報を調べた。
「まずい、あいつ等DC残党!」
慌ててユウセイは所持武器を調べる。
「ちっ、こんな時に限って銃がない。」
ユウセイは次会った時を狙おうと諦め、アスト研究所に向かった。

416レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/04/26(木) 22:07:04 ID:oGxZMzy2
>>409
「…?レイナは超機人を探している…?」

そう言われれば広島の予知は飽くまでも元鳳と火流羅の事を示唆していた
…利用可能な超機人を探す為の能力…?その説はあり得るのだが…
予知について更なる調査が必要か…

>>410
「ケルベロス?日本でか?土佐か秋田か…しかし…」

>>412
「多分奈良公園だろ あそこに居るのは犬じゃなくて鹿だけど、動物と戯れる場所って言ったらあれくらいだ」
中尉は確かに奈良だと言っていた
>>413
「中尉。報告書は極東支部に直接届けさせる。実は潜伏中の宇宙海賊かも知れないと言う報告があった
事態は一刻を争っている。勿論、杞憂なら良いが、もし俺の推測に間違いが無ければレイナ達が危ない。」

勿論、宇宙海賊の件はでっち上げだ
少なくとも彼女にはまだ話す訳にはいかない

417ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/04/27(金) 19:10:34 ID:31ZSHklU
>>413
>「ヒツギ・ハヤセ君ね?伍長に報告書の書き方を教えるよう命じたのに……」

「報告書ですか、秘密保持契約みたいのがあってどこまで書けるか分かんないですよ」
バルクレイスについて収集したデータは基本的に一部以外は非公開となっている。
新型機でしかもテストマシンだ、情報を秘密にするのは仕方が無いことだろう

「一応書きますけど、多分俺から手渡しじゃなくて部署のほうを通ったのが届くと思います」
故に彼が書いた報告書を他の人間が見る場合、
彼が書き出した報告書は1度本部へ送信され、そこで特秘部位を排除した物が後から届く形となる
ヒツギもレミーも、立場は一介の軍人・・・仕方が無いことなのだ。

>>416
>「中尉。報告書は極東支部に直接届けさせる。実は潜伏中の宇宙海賊かも知れないと言う報告があった
>事態は一刻を争っている。勿論、杞憂なら良いが、もし俺の推測に間違いが無ければレイナ達が危ない。」

「え、そんな話あっt・・・」

418レミー中尉 ◆E8ckRIIdug:2012/04/27(金) 20:10:01 ID:Xii/74/M
>>416
「あら、本気にしなくてもいいのよ?
 メグ……私の知り合いの言い分を全部聞いてたら、日本列島が超機人みたいに聞こえるんだから」
 この時点では、自分の発言の中に責任が発生しているとは思っていない。
「宇宙海賊、ね……なるほど、そう言う情報提供をした、となれば、彼女の立場を守りやすくなる、と」
 エミリーを指して言う。
 レミーはこの時点では、ヒツギとレオンがエミリーを守ろうとしていると解釈している。
>>417
「ああ、そうよね。あなたがたについてはワイルドカード貰ってないしね。

 でもね、私が見聞きした事と報告書に食い違いがあったらどうなるかしら?
 あなたはともかくその上官に当たるシュナイダー中尉に何らかの責任が生じるかもよ?」
 ここでヒツギに目線を合わせる。
「私は法務で、経理でも開発でもない。
 技術面のレポートや消費弾薬の明細までは要求しないわ。
 だから、二人には一つだけ答えて貰います」

 一度言葉を切り、レオンとヒツギに対して、

「彼女……自称宇宙海賊からの亡命者、ミス・エミリーは敵か味方か」

419元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/04/27(金) 20:41:42 ID:5yZIuM4Y
>>396
「あっ、こんな所にいたのですか、フォン・モウリ。」
元鳳はその方向へと視線を向ける。
ラウディ・・・共に安芸を守ってくれた豪傑達の1人で、元鳳を岩国まで案内してくれた戦士である。
「申し訳ありません、なにぶん立て込んでまして・・・。
あの機体の事等は恐らくは弁護士を通すのではないかと・・・軍の法務局から人が来ましたし。」
ラウディから一通りの言葉を聞き、フム・・・と考える。
軍として見た場合、恐らく自分と火流羅がセットで来る事が最も望ましい展開なのは間違いない。
何故なら既存の兵器ではあのカイザー・レオルードなる機体の前に手も足も出ないのだから、戦力は多くて困る事はない筈である。

だが、ここで自分が公爵家の血筋と言う問題が浮上して来る訳だ。
普通の民間人であったなら軍として強制する選択肢もあったのだろうが、公爵家となるとそうはいかない。
何より自分が何かにあった時に首を跳ねられるのは現地の下っ端ではなく、上層部である。
「・・・。」
自分としては脅威に立ち向かいたいと言う気持ちがある。でなければこんな所にいやしない。
「ラウディ殿・・・いざとなれば構わん、私と火流羅も戦線に加えてくれ。」
それは元鳳の本心・・・愛する故郷に再び襲い来るかも知れない底知れぬ悪意と戦う事。
ならば何を迷う事あろうか?と。

420ラウディ ◆E8ckRIIdug:2012/04/27(金) 21:23:48 ID:Xii/74/M
>>419
「……わかりました。
 上官に伝えておきます」

 その時、ラウディは理解した。

 ああ、この人は武人なのだ。と。

 敬礼を返し、気が付いた。
 ああ、自分はこの人を公爵家とか超機人だとかでしか見ていなかったな、と。

 そして……

「……あ、そう言えば、妙な事を聞くようですが……交際中の女性はいたりしますか?
 いや、そんな事を気にする人がいまして……」

421ハヤミ ユウセイ ◆JryQG.Os1Y:2012/04/27(金) 21:36:09 ID:kXs7fjLU
>>415の後ユウセイはアスト研究所に向かった
到着し車から降りて、目に入ったのは、人々が活気づいているとこだった。
<こんなに人が多く、にぎやかな研究所はあるだろうか?>
そう思っていると、
「すみません」
この子小学生だろうか?
「君、迷……」
「違います!私がアスト•カーマインよ!」
…………すぐにipadで調べた。
「大変失礼しました、ご無礼をお許しください。ハヤミ ユウセイ少佐です。」
「まぁ、わかってくれたら良いんだけど、それより今日はアレを取りに来たんでしょ?」
「はい、すぐに見たいので、案内してもらっても宜しいでしょうか?」
「分かったわ、こちらよ」
僕とアスト博士は研究所の内部に入る
その途中では、「雷切」といわれるPTのテストもしていた。
しばらく歩くと、ある機体を見つけた。
「これがASストライクストームよ」
「これがストライクストーム…」
黒で塗られたカラーと青い線と赤い目は、何とも言えない、カッコ良さだった。
「全く、設計図見たときビックリしたんだから、まぁ気に入ってくれて良かったけど、さぁテスト始めるわよ」
「はい!」
(これが新たなる俺の翼、これで俺は、また戦える。)
そう思いながら、ストライクストームのコックピットに向かった。

422レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/04/27(金) 23:12:28 ID:LnE1Z.hE
>>418
最初の質問に戻っているな…だが、もし連中なら、宇宙海賊の幇助だけで材料としては充分
俺達のエミリーに対する態度を気にする必要は無い。なら…

「エミリーは味方だ。時間がとれるなら、無精をしないで後で彼女とも話してみると良い」

423ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/04/27(金) 23:38:48 ID:31ZSHklU
>>418
>「ああ、そうよね。あなたがたについてはワイルドカード貰ってないしね。
>でもね、私が見聞きした事と報告書に食い違いがあったらどうなるかしら?
>あなたはともかくその上官に当たるシュナイダー中尉に何らかの責任が生じるかもよ?」

「そんなもんただの脅しじゃねぇか!」
理論が滅茶苦茶だ、報告書は文字通り「報告」であり結果や経緯を伝える物だ。
立ち位置が変われば経緯なぞバラバラに決まっている
本来ならばその場に居た人間の報告それぞれが尊重されるべきなのである。

そこから導き出される答えは「贔屓」だ
レミーは少なくともあの場には居なかった、つまり誰かから「教えられた」ことになる。
では同じ教える立場であるヒツギとその誰かに何の違いがあるというのか?
個人の裁量に他ならない。
つまるところヒツギの意見など最初から優先順位が低く、語るに落ちないということなのだ

>「彼女……自称宇宙海賊からの亡命者、ミス・エミリーは敵か味方か」

「仲間です、彼女は」
レミーの言葉が言い終わる前に、ハッキリとした声で伝える。
短い期間だが、エミリーに対して確かな信頼が存在していた。

424レミー中尉 ◆E8ckRIIdug:2012/04/28(土) 00:12:36 ID:5HbdSpk.
>>422-423
「……なら、彼女についてはそういう事で。
 後はレイナ・カーマイン嬢から話を聞ければ大丈夫かしら?」

 ヒツギは一つ勘違いをしている。
 レミーは“この場での対応”と“報告書”の差異を突くという意図だった。

 そして、ヒツギの反応……言い淀む事なく“仲間”と言い切った事は、レミーに少なからぬ好印象を与えた。

「貴方達の報告書にもその事が書かれているといいわね」
 物事を見る位置や角度が変わっても、全てが違って見えるわけではない。
 異なる視点を組み合わせる事で、立体的な視野を得られるのだから。

425元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/04/28(土) 08:38:02 ID:YdSz2qmY
>>420
「・・・わかりました。
上官に伝えておきます。」
これで良い、と元鳳は思う。
元より守られるだけの戦など窮屈極まりない上に性に合わない事この上ない。
まして戦えるだけの力を有していて立たぬなど愚の骨頂も良いところ。
さて、これで当面は更なる精進を・・・と思考を移した時。
「・・・・・あ、そう言えば妙な事を聞くようですが、交際中の女性はいたりしますか?
いや、そんな事を気にする人がいまして・・・。」
「おらんな。強敵(とも)と言う括りで言えば、居なくもないが・・・。」
そう言って思い浮かべるのは、数人のライバル達・・・公爵家だの何だの関係なく、全力をぶつけ合える好敵手。
「・・・互いに研磨しあう意味だから、これは違うか。」

根本的に武術と学問オンリーで生活して来た元鳳、そっち方面には恐ろしい程疎かったりする。

426ハヤミ ユウセイ ◆JryQG.Os1Y:2012/04/28(土) 13:58:50 ID:32oGG6oQ
>>624
「さて、始めましょうか。」
「了解です。」
アスト博士からの合図でユウセイはASストライクストームを起動させる。
「うん!ちゃんと起動したね、じゃあ、次、T-Rink行ってみよう。それと、テスラドライブ最大出力」
「了解 T-Rinkフルコンタクト、テスラドライブ オーバードライブ!」
ユウセイはフルコンタクトさせながら、テスラドライブをオーバードライブさせる。
「うん、規定道理だね。これでテスト終了、どうする?このまま、帰るの?」
「今のところは、でも少し休んでからにします。」
ユウセイはコックピットから降り、近くのソファーに座った。

427ラウディ&レミー ◆E8ckRIIdug:2012/04/28(土) 15:33:25 ID:5HbdSpk.
>>425
「おりませんか。
 すいませんね、変な事聞いて……では、自分はこれで……」
 ラウディは元鳳の前から離れ……
>>424
「……あ、中尉……お耳を……」
「遅かったわね。
 報告書の件はいいわ、伊豆基地を通さないといけないらしいし……え?」
 ラウディがやってきて、レミーになにやら耳打ちした。
「……そう、あの若君がね……じゃあ、そちらには私から話すわ。伍長はここを任せます……

……そうそう、ミス・エミリーをどう思う?」
「どうって……戦術ログを見る限り味方ですよね?政治的に不都合が?」
 何か面倒が発生するのかと嫌そうな顔をしたラウディに、
「その不都合をどうこうするなら、むしろ若君の力を借りるわね」
 そう言って元鳳のいる方へと去っていった。

>>422-423
「……で、自分に何をしろと?」
 何があったのかさっぱりなラウディであった。

428ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/04/28(土) 19:29:41 ID:VtnJ0VRg
>>427
>「……で、自分に何をしろと?」

「いや、俺は用無いんだけど・・・」
頭をぽりぽりと掻きながら、困ったように言う。

「あぁそうそう、俺達ちょっと用事が出来たから、アスト研究所まで機体出してくるよ」

429 ◆XjQJWeKg6g:2012/04/28(土) 21:54:55 ID:opDuITEE
>>426
元春がラウンジでコーラをあおっている
そこに1人の男がやってきた
特殊部隊の部隊章をつけ、首に元春より3つ上の階級章をつける
(あれがうわさに聞くハヤミ ユウセイってやつか、俺より2つ上で階級は3つも上ときてる
さすがに19で少佐さんはオーラが……俺のほうがあるな)

ふふん、と鼻息をならしてコーラを一口含む

「やあ、少佐さん。お疲れさまです。お互い新型機の慣しには苦労しますね
奈良だけに、ははっ」

ここは京都であるがきにするな
ユウセイに嫉妬しているのだ

430ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/04/28(土) 23:12:34 ID:32oGG6oQ
>>469
缶コーヒーを飲んでいると元春が、話しかけて、
嫉妬してる。用な感じがした。
「あぁ、これは元春さんどうも、あの雷切カッコいいですね。ゼンガー少尉が見たらなんと言うんでしょうね(笑) あと、少佐って呼ぶのやめてくださいよ、恥ずかしいんですから。あの人には到底及びませんし」
奈良?こいつなに言ってるんでしょうか?
まぁ良いや。
(弥生、生きているのだろうか?)
いつも、ユウセイの心には弥生がいた

431ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/04/28(土) 23:27:30 ID:32oGG6oQ
適当に元春をあしらっていると急に、頭が痛くなった。
「痛い、頭が、誰だ俺の頭をいじくり回してるのは?」
ツーか正確に言うと、頭の中がガンガンする。でも、その中から
(助けて、早く 助けて!)
「弥生!」
と叫んだときにはもう、頭痛も引いていた。
近くにいた、元春は唖然としていた。
あいつ、生きているんだな!
だが、ユウセイは喜びより動揺の方が大きく過呼吸に成っていた。

432 ◆XjQJWeKg6g:2012/04/28(土) 23:57:55 ID:opDuITEE
>>430-431
(こいつなんで俺の名前を知ってやがるんだ?)

「若干19歳ながら少佐にしょうしんあそばれっっって……・おい!大丈夫かよ!」

頭を抱え、うめき叫ぶ
元春は目の前でことを理解出来ないでいた
それはもう唖然とするしかない

呻き終わると過呼吸をおこす少佐殿をどのようにあつかっていいか
自称天才軍略家の灰色の頭脳がフル回転の大盤振る舞い
で、結論は

「医務室に運ぶしかない」

至極、真っ当な帰結にだれも異論を挟まないだろう

433ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/04/29(日) 19:22:27 ID:mioeFC6Y
【アスト研究所】

管制塔に連絡が入り、遠方から何かが光のサインを送ってくる。
事前に連絡が入っていた連邦の新型機2体と民間からの協力機だ。
新型2機の基地内では出来ない処置を行う為に、専門の機器があるこちらに飛んできたという話らしい。
しかし民間の機体が着いてきた理由にはならないのだが・・・

そうと言っている間に研究所の滑走路に3機の機体が着陸する。
パイロット達はこの研究所を経由し、京都へ用事があるということらしいが・・・

「ふいー、巡航はやっぱりあんま得意じゃねぇぜ・・・」
パイロットスーツを着込んだヒツギが機体から降りる。
基地で借りていた制服はそのまま持ってきたらしく、手には荷物を抱えていた

434レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/04/29(日) 20:20:18 ID:AoUvQ03o
>>433
>「ふいー、巡航はやっぱりあんま得意じゃねぇぜ・・・」

若干、やつれた風なヒツギを冷やかす

「おいおい。お前の機体は寧ろ超音速での突撃がメインだろ?
ちょっと亜光速になった程度でふらふらじゃ保たないぜ?」

思い出した様に呟く

「二人には話しておかなければならない事がある。あの時、海賊云々と言ったのは嘘だ。
だが下手をすれば連中より厄介な奴がレイナを狙ってくるかも知れない
急いだのはその為だ」

足を探すべく、受付に向かう途上
>>432
床に突っ伏しているパイロットスーツの男と、別のパイロットスーツを着た男がそれを助けようとしている

(…今は関わり合っている場合じゃないな)
その場を通り過ぎようとする

435ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/04/29(日) 20:40:51 ID:42ymWAG2
>>432
「はぁはぁはぁ、大丈夫だから、気にしないで。」
あの声は何だったんだろう。

436 ◆XjQJWeKg6g:2012/04/29(日) 22:27:26 ID:g6/sg/vI
>>434-435
通り過ぎようとする一団を見つける
こちらをちらりとみて通り過ぎようとするその集団に元春はその気持ちはわかると心の中で呟くと同時に
この面倒ごとに付き合ってもらうぞと

「おい、あんたらこの少佐さんが気分が悪いみたいなんだ。医務室に連れて行くのを手伝ってもらいたんだ」

437ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/04/30(月) 09:50:11 ID:6x1iL48Y
>>436
医務室につれていこうとする、元春に
「大丈夫だよ、心の中で思い詰めたら、こうなっちゃうんだ。」
「外の空気吸ってくる。」という言葉ともにユウセイは外に向かった。

438エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/04/30(月) 18:34:23 ID:jp6b4uWo
>>433-434
「レイナを・・・でも、ブラディアローよりも厄介な奴等・・・
 太陽系の人類は地球の人が月や火星に移住したりして暮らしてるって聞くわ。
 まさか、太陽系の外から来たのは私達だけじゃ無いって事?」
誰が来たかなんてどうでも良い。
でも、レイナが狙われているなら、何としても守らないといけない・・・

439ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/04/30(月) 21:50:23 ID:9vjCvSBo
>>434
>「おいおい。お前の機体は寧ろ超音速での突撃がメインだろ?
「いや、速度自体はいいんだけど地に足が付かない感覚が不安になるって言うか・・・」
茶化すようなその言葉に、照れたように困ったように歯を見せて笑う。
地上適応の高い機体ではあるが、空戦の性能はカスタム機と引けを取らないはずだ
つまりはパイロット、ヒツギの実力不足ということなのだろう

>「二人には話しておかなければならない事がある。あの時、海賊云々と言ったのは嘘だ。
>だが下手をすれば連中より厄介な奴がレイナを狙ってくるかも知れない
>急いだのはその為だ」
「厄介な連中・・・?今のところ日の目で活動してるテロ組織なんて、海賊くらいしか知らないぜ」
ヒツギはほんの少し前までは一般人、込み入った軍事事情は分かっていない。

>>438
>「レイナを・・・でも、ブラディアローよりも厄介な奴等・・・
>太陽系の人類は地球の人が月や火星に移住したりして暮らしてるって聞くわ。
>まさか、太陽系の外から来たのは私達だけじゃ無いって事?」
「ドローンはエミリーたちもどこから来たのか分からないんだもんな」
宇宙海賊もドローンに攻撃されたとエミリーは語っていた。
地球に居るものか地球外のものかは彼女達も確認できないということだろう

「確かに今も新型プラントを宇宙で建造中って聞くけど、異星人の話なんて聞いたことないぜ」

>>436
>「おい、あんたらこの少佐さんが気分が悪いみたいなんだ。医務室に連れて行くのを手伝ってもらいたんだ」
「おいおい、俺達来たばかりだから医務室の場所とかわかんねぇぞ?」
とは言いながら手伝う為に近づいてくる。
今ここに居るということはこの一団は先ほど研究所に来た新型のパイロット達ということになるだろう

「大丈夫かよ、えぇっと・・・少佐?」

>>437
>「外の空気吸ってくる。」
「・・・って行っちまった」
貸そうと腕を伸ばしたときには、ユウセイは元春の下から立ち上がり去った後だった
伸ばした手をそのまま頭に持っていき、ぽりぽりと書きながらため息をこぼす。

「そうだ、会ったばかりで悪いんだけどさ、ここの所長室ってどこか分かるか?」
残されたヒツギは同じく取り残された元春へと尋ねた。
さっき医務室の場所も分からないといっていたんだ、所長室が分からなくてもおかしくは無いだろう

440ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/04/30(月) 22:39:31 ID:6x1iL48Y
アスト研究所の屋上に、ユウセイは居た。
【はぁ、あそこはちゃんと、甘んじて医務室行けば良かったかな。話弾むと思ったんだけど、】
実はユウセイは、友達作りがそんなに上手くない。
面識があり、好意をもっており、なおかつ力を認めていないと、
友として認められないのだ。
なので、女性の友である弥生と仲良くなれたのは奇跡なのである。
故に、弥生を失ったことは彼にとって、大きな心の傷となっている。
(戻るか……)
気分も良くなったので、改めてASストライクストームを見に行こうと思い向かった。

441エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/05/01(火) 22:22:45 ID:1AcESEgI
>>439
「じゃぁ、誰なんだろう・・・ブラディアローよりも厄介な相手って・・・」
異星人の話を聞いたことが無いとなると、地球人の可能性も高い。
私の予想から行くと・・・

「地球人の盗賊とか、テロリストとか、そう言う奴等かな。ほら、レイナってお金持ちじゃん。
 でも、そんな奴等がブラディアローよりも厄介だなんて・・・ちょっと心外かな・・・」

442ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/01(火) 22:41:52 ID:8ioxA/M.
>>439 
ストライクストームを見に行く間にたまたま、さっきの奴らをみた。
「あの、さっきはすまなかった。俺はハヤミ ユウセイだ。以後お見知り置きを。」
「話はさっき立ち聞きした。所長室にいきたい。つまり、アストカーマインに会いたいんでしょ。」
「ついてきて、あの人のことだ、機体の最終チェックしてると思うよ。来て、一緒に行こう。俺も用があったんだ。」
ユウセイは、
【あの人たちと、仲良くなって新たに戦友をふやす。】
と思いを胸に抱きながら、奴らを手招きした。

443 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/01(火) 23:57:57 ID:NxdBRPYw
>>437
「お、おい……」

元春の行為を余所にラウンジからそとに消えていくユウセイを元春は怪訝な目を向ける

「なんなんだあいつ?」

>>439
>「おいおい、俺達来たばかりだから医務室の場所とかわかんねぇぞ?」

「そうなのか、ここはおっきいからな誰が誰だかわかんないぜ……・
と、いうことはあんたたちはさっき来た一団はあんたちだろ?」

どうだ正解だろといわんばかりの見事なドヤ顔である

>「大丈夫かよ、えぇっと・・・少佐?」

「ん、ああ、あいつは19歳で少佐様のハヤミ・ユウセイさ
聞いたことぐらいはあるだろ?ATXのユウセイといえばもっとわかりやすいか?」

ヒツギにテレビにうつる芸能人を紹介するように話す

>>442
「あんたの名前は知ってるさ」
元春はすこし突っかかるような言葉を遊星にむける

>「話はさっき立ち聞きした。所長室にいきたい。つまり、アストカーマインに会いたいんでしょ。」

「俺もロリ所長には興味があるぜ。とくに用はないけど一緒に行くぜ」

444レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/02(水) 20:31:35 ID:jz0X9GPo
>>441
「心外ねぇ…戦力よりも状況が、ね。外から来ると判る相手なら遠慮は要らないんだが…」

元春とヒツギが話す側でエミリーに応えていると

>>443
先ほど離れた男が唐突に近づき挨拶をした
元春が言うには何でもATXチームに所属しているとの事…おかしい

「ああ、俺はレオンハルト・シュナイダー。階級は中尉だ。レオンでいいぞハル
ここは正直、詳しくはないんだ。案内を頼みたいが…少し聞かせてくれ」
>>442
ユウセイと名乗った男に視線を送り

「ハルから聞いてるがATXで少佐だって?責任者は?
隊長は確か重要な任務に着いていて公表すら出来ないと風の噂で聞いてるが…?」

445エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/05/02(水) 20:40:35 ID:0R6MsRRs
>>444
「どんな奴等でも遠慮は要らないよ!
 やられたらやり返さないと、やられちゃうよ!」
やられたらやり返す・・・
私はそう教えられてきた。
どうしてレオンはあんなに警戒しているんだろう・・・

446ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/02(水) 20:56:30 ID:SDNYeETM
>>441
>「地球人の盗賊とか、テロリストとか、そう言う奴等かな。ほら、レイナってお金持ちじゃん。
> でも、そんな奴等がブラディアローよりも厄介だなんて・・・ちょっと心外かな・・・」

「異星人と地球人、地球人と地球人じゃ訳が違ってくるんじゃねぇかな」
一介のテロリストがあの宇宙海賊より強いとは確かに思えない。
けれど、きっと『強さ』が問題ではないのだろうと、なんとなく感じていた

「うまくいえないけど、前者なら上手くいけば途中で終わらせられるけど
 後者は逆に、同じだからこそどちらかが倒れるまでは終わらせられないって言うか」
語るヒツギ自身もあまり納得できていないのか、歯切れの悪い言葉だ

>>442
>「あの、さっきはすまなかった。俺はハヤミ ユウセイだ。以後お見知り置きを。」
「あぁ、俺はハヤセ ヒツギ」
ハヤミが苗字でユウセイが名前、この前後関係で名前を言うのは日本人独特の物だ。
だからこそヒツギも同様に日本人的な言い方、苗字から名前で名乗ったのだ

>「ついてきて、あの人のことだ、機体の最終チェックしてると思うよ。来て、一緒に行こう。俺も用があったんだ。」
「案内してくれるのか、ありがとう とりあえず向かいながら話そうぜ」
(ユウセイ、ってどこかで聞いたような・・・)

>>443
>「ん、ああ、あいつは19歳で少佐様のハヤミ・ユウセイさ
>聞いたことぐらいはあるだろ?ATXのユウセイといえばもっとわかりやすいか?」
「ATXチームのユウセイって・・・」
どこかの本で見たことがある
戦時中に急遽入隊し、そこで数多の戦場を駆け抜けた・・・

「おいマジかよ!前大戦のエースじゃないか!」
あの数多のエース級パイロット凌ぎを削った大戦を
それももっとも熾烈といわれた前線で生き残ったパイロットだ。
こういった物に対し、にわかに近いヒツギでも当然知っていた

>>444
「格納庫にいるっぽいし、結構すぐに向かえそうだな
 ・・・だたちょっと呼び出されてから時間かかりすぎてるし、レイナどうしてんだろ」
目的の人物へと進みながらも、PDAで時間を確認した。
ヘリを飛ばしてもらって・・・ちょっと厳しいか、ついたら謝る必要があるだろう

447元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/05/02(水) 21:13:50 ID:RzGvH9Fg
>>427
「おりませんか。
すいませんね、変な事聞いて・・・では自分はこれで。」
立ち去る彼を見送りつつ、元鳳は思考する。
安芸の名家たる毛利と手を組みたがる輩は多かれ少なかれ存在する。
少なくとも中国地方や隣接する地域に進出する意味合いで名家の後ろ盾があるとないのでは進出出来る幅がまるで違う。
だが、それが婚姻となるとかなり話が違って来る。
ただ単に親しいだけではなく、宗家・分家共に「付き合うに相応しい」と言う認可を得なければ話にならないし、第一本人の気持ちも絡んで来る。
「・・・もっとも、安芸にとって有益な付き合いであれば結婚するかは置いても考えるが・・・。」
何せ街の修復には膨大な手間暇と時間を要する。だが反面、復旧の為に仕事不足が少なくなるのも事実。
引いて考えれば安芸にこれから進出する企業には多少なり融通の利く情勢とも取れる。

「・・・それよりも今後、私はどう動けば良いのだろうか?」
結婚よりむしろ今はそっちが重要であった

448ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/02(水) 21:35:05 ID:Dgt2Z/Vg
>>444 レオン 「うっふん、まぁ、作戦で共に戦うのは年に一度程度ですから、珍しいです。アザルト1、それが俺のボスだ。」
「まぁ、あの人は頼れる人です。一戦、一戦が勉強になります。まぁ何かあったら宜しく頼みます、中尉。」
>>446「えっ、そんなに俺有名なんだ。照れるな。あははは 宜しくね、ヒツギ。」
【うわー、念動力だけでこんなにも、有名になれるんだ。(笑)】

449ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/02(水) 21:47:25 ID:Dgt2Z/Vg
「ああ、案内ですか?中尉 おそらく俺の機体の、最終調整をしていると思います。」
「俺も此処で機体制作を依頼してたんです。」
「まぁ、おそらく、雷切か俺の機体を整備してると思います。」
「それか、疲れはてて、所長室で寝てるかもしれません、俺も、此処の位置を知らないから、その時はipadで調べます。さっきテストが終わったので、俺の機体の所にいるのが濃厚ですけど」

450 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/02(水) 21:58:21 ID:fLIJCwy6
>>444
「レオンかよろしく、俺の階級は少尉だけど堅苦しいのなしでいいだろ?」

ほんらいならレオン側から提案されるべき話だが元春はずうずうしくも自分から言い出した

>>445
「やんちゃな姉ちゃんだな。でも、考え方は嫌いじゃないぜ」

元春はやられる前に準備を完了して徹底的にぶっ殺すタイプ
自称天才軍略家だからこそ準備することが好きなのである
エミリーの銀髪から想像していた性格とちょっと違うのに面白そうに眺める

>>446
「ほ〜ら、聞いたことあるだろ?」
元春は満足そうな笑顔を浮かべる

>>448
「ええい、まどろっこしい!とりあえず格納庫に行こうぜ
ユウセイの話だったらたぶんそこだろうさ」

元春が皆を先導してあるく

「改めて自己紹介だ。俺は小早川元春。 少尉だ
極東支部のラッキーボーイとは俺のことさ!」

自慢げに胸を張る

451レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/02(水) 22:01:53 ID:jz0X9GPo
>>445
「やられる前に理由と手段を封じるのがベストって奴だがな
お、エミリー。少佐が案内してくれるぞ」

>>446
>「おいマジかよ!前大戦のエースじゃないか!」
無邪気にはしゃぐヒツギを見て
(こういう風に知らされているのか…今は確かにレイナ達の安否が先か)

>>448
>「うっふん〜

どこかスカしたような…

>「えっ、そんなに俺有名なんだ〜

とも思ったがヒツギへの反応を見る限り天然なのかも知れない
恐らくコバヤシ氏もこういう人物の方が使い易いのだろう

「…そうだな。体には気を付けろよ少佐」

一行は格納庫へと向かう

452ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/02(水) 22:05:38 ID:Dgt2Z/Vg
じゃあ行きましょうか。皆さん。
何者かは知らないが中尉が居るから信頼できる。
ASストライクストームの機体の近くに、アストカーマインが居た。
「あれが、彼女の作った機体、ASストライクストーム、俺の機体だ。」
「そして、彼女がアストカーマインだ。博士」
「はーい、なに用かしら?」
「この人たちが用事が貴女にあるってさぁ中尉あれが、その人ですよ。」
ユウセイは、賢明に作業をしている。幼女を指した。

453エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/05/02(水) 22:20:37 ID:ClYUhAro
>>450
「エミリーよ。よろしくね、元春・・・」
私は元春と名乗る男に名前を返す。

「戦場で必要なのは運と実力。
 少尉と言う肩書きは運だけで手に入れたものじゃ無さそうね。」
当然、運だけでは戦場は生き残れない。
元春も、運を活かす為の実力を持っているのだろう・・・

>>451
「やられる前、か・・・」
やられる前にやる場合はそれなりの理由が要る。
此方側に、その大義名分があるのだろうか・・・
>>452
「貴方が少佐さん?よろしくね。」
私はアストカーマインを名乗る少女に挨拶をする。

454ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/02(水) 22:26:23 ID:Dgt2Z/Vg
>>453
たまたま、女の子とアスト博士が話してるのをストライクストームから聞いて、
「貴女が少佐ね」
「あのー!」と俺はその子に向かい叫ぶ。
「彼女は博士だ俺が少佐だ。」
という。

455ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/02(水) 22:46:22 ID:SDNYeETM
>>450
>「ほ〜ら、聞いたことあるだろ?」
「びっくりしたぜ、ここは日本王手の研究施設だもんな・・・居ても不思議じゃないか」
落ち着こうと肺に空気を貯め、それをゆっくり深く吐き出した

「俺はハヤセ ヒツギ、元春の言うとおりさっき来た機体のパイロットだ
 テストパイロットってだけで軍人じゃないんだけどな」
元春も噂で聞いたことがあるであろう、新型『デーモン』のテストパイロットについて。

偶然居合わせた一般人らしいとの話は真実だったようで、
着慣れない軍服に着させられているこの男がその渦中の人らしい。

どう見てもここに居る3人を見れば、エミリーがバルクレイスの、レオンがエクセリオンの
ヒツギはエクセリオンに釣られていた謎の機体のパイロットと言った方が説得力があるが・・・

>>451
「レオン、どうかしたか?」
DC戦争がいかなる経緯で起こったのか、そういったもの全てをヒツギは知らない。
まだ彼は足を突っ込んだ程度の一般人なのだ。
今後様々な事実を知ることになるだろう、それを受け止められるかは・・・

>>452
「・・・どこ?」
指指された方向を見るも、博士と思しき人物は居ない。
機体の足元に設置された機器がある程度で、後は白い布がそこからはみ出しているというか・・・

アスト『・・・』
眉間に皺を寄せ、可愛らしい顔には似つかわしくない不機嫌そうな表情を浮かべる

>>453
そしてエミリーの言葉に呼応するかのように大きく咳払いをした

アスト『ごほんっ!! 私がアスト・カーマイン、この研究所の所長ですが』
何か?と言いたげな表情は少しむくれっ面だ。
片手に持ったノートパソコンと見比べれば、その小ささがわかる。
小学生と見間違うほどだった

456 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/02(水) 23:11:59 ID:fLIJCwy6
>>453
「俺は天才だからな、運も実力も超一流よ!」

多分に誇張が盛り込まれた自信満々の一言

「ここでは雷切のテストパイロットをやってる
指揮の方が得意なんだけどな。あまりに天才過ぎてテストパイロットに選ばれちまったんだよ」

嫌味なく自慢出来るのは彼が虚栄をはっているからだろうか?

>>455
「軍人じゃないのか!そいつは楽でいいや!
ヒツギ、デーモンのテストパイロットもしかしておまえか?
民間人って聞いていたけど?」

噂程度は同じくテストパイロットをやっている元春の耳にも届いていた

>アスト『ごほんっ!! 私がアスト・カーマイン、この研究所の所長ですが』

「噂に違わぬロリッ子所長だな。でもまさかここまでとわな。
まるっきり小学生にしかみえないぜ」

アスト『ヒドい!小学生はヒドいんじゃないですか?少尉』

怒っている姿は完全に小学生にしかみえない

457ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/02(水) 23:34:30 ID:Dgt2Z/Vg
ASの中身をチェックした後
ユウセイはアスト博士がキレてるのをみて、
「ごめん、ごめん、アスト博士が、見た目小学生みたいだから気をつけてねっていうの忘れてた。」
「あなたまで小学生って言うな!」

458エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/05/02(水) 23:53:43 ID:ClYUhAro
>>455
「ふーん、で・・・研究所って何するの?」
私には解らなかった。
宇宙海賊として、宇宙を漂流し、機体の整備も自分で行っていたし・・・
こんな施設に来たのは初めてだ。

>>456
「テストパイロットも、戦場で戦うプロよ。
 ヒツギだって、戦場で戦っているわ。宇宙海賊ブラディアローとも戦った。
 デーモンを知ってるなら、伊豆の襲撃を知ってるでしょ?私もそこに居たわ。」
テストパイロット、私はその言葉に疑問を感じていた。
機体の動きは人によって癖が出るはず。
テストも実戦も同じ人がやるべきだと私は感じていた。

459 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/03(木) 00:16:13 ID:zI2vqPF.
>>458
「いやいや、俺は今はテストパイロットだけどな
この間までは戦場にたってたんだぜ?テロ組織壊滅させたりしたんだぜ?」

どうだとまた胸をはる

「伊豆の話は聞いてるよ。俺だって元々は伊豆基地所属だしな
あんたもパイロットなのか?いや、機体は3機きたっけな
こいつは失礼、エミリー、雰囲気があるよ
戦場に立つ人間の雰囲気がさ」

「ヒツギからはあんまり感じないけどな」

460ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/03(木) 00:51:26 ID:aG66sdMk
ヒツギ「博士・・・あの、初めまして」
まさか小さくで気づかないなんてことになると思っていなかったのだろう。
ヒツギはびくびくと冷や汗を流しながら話しかける

アスト『・・・なに?』
キッと下から睨み付けながら、今にも舌打ちをしそうな雰囲気を纏っていた
小さいとはいえレディだ、触れてはいけない部分に触れてしまったのだろうか

ヒツギ「バルクレイスのデータ抽出と関連付け、宜しくお願いします」
背筋がピンと伸び、素直に頭を下げる
その格好を見たからか、フンと鼻を鳴らした後すっと手を差し出してきた。

アスト『もう、早くわたしなさい それと頼まれていたヘリだけど
    もう準備できているらしいわよ』
それを聞いたヒツギは顔を上げ、取り出したディスクを渡し
もう一度ふかぶかと頭を下げてお礼を言っていた

>>456
>「軍人じゃないのか!そいつは楽でいいや!
>ヒツギ、デーモンのテストパイロットもしかしておまえか?
>民間人って聞いていたけど?」

「おう、一応な! ただ俺の場合は動かせたから・・・って感じだけど」
照れて顔をほころばせながら、頬をかき始める。
バルクレイスのテストパイロットといえば、色々なパイロットにお声がかかってきた。
結局新規格のシステムを起動できるパイロットが居なかったらしいが
まさか開発局も民間人がなるとは想定していなかったのだろう、民間人が混じって戦うなど普通はありえない処置だ。
それほどバルクレイスに期待しているのか、それともそれだけ緊迫した状況なのか・・・

>>458
アスト『ここはT-LINK関係の研究から、独自施設の無い機体の運用までひろーく行ってるよ
     元々はテスラ研所縁のEOT研究機関のひとつなんだけどね』


ヒツギ「テストマシンっていうのは量産体制に移る為の礎だし、
     バルクレイスはゲシュペンストMK-Ⅲのコンセプトを引き継いで
     マイルドに使いこなせるように・・・っていうプランだったしな
     テスト機は限界まで高性能で作るっていうのはこの国独特の生業だけどさ」

461ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/03(木) 08:56:23 ID:i40rtECg
>>456 元春って確かラッキーボーイって、言われたよな。でも運だけでどうになるとは、
まさか!こいつ、スフィアでももってんのか?
>>460 ヒツギに対して、
「なになに?どっか行くの?暇だから行きたいんだけど。」
【銃の弾込めをしながら】
>>458 エミリーに対して
「じゃあ、武器でも追加したらどうだ? そこに、獅子王ブレードあんぞ。」

462ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/03(木) 12:04:31 ID:i40rtECg
「おーい、博士テスラドライブ狂ってんだけど。」
「えっ?、どれどれあら、いやだ暴走しかけてんじゃん。」
「あっ、と言うわけで、皆さんは、ヘリで行ってらっしゃい。」

463エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/05/03(木) 21:16:38 ID:VHVOS7bI
>>459
「戦場に立つ人間か・・・」
中々、強気なパイロットだ。

「ヒツギもテストパイロットかも知れない。でも私は、アイツをプロのパイロットと思ってるわ。」
やっぱり、ヒツギに足りないのは兵士としてのキャリアか・・・
>>460
「T-LINK・・・EOT・・・」
専門用語が多い。頭痛がしてきた・・・

「貴方の機体、デーモンも量産体勢に移るの?金持ちな国」
>>461
「剣は私には向いてないわ。でも、少し機体を弄りたいわ。
 スノウローズはドローンの襲撃で殆ど装備をやられちゃってね。最低限の装備しかないの。」
獅子王ブレードが何なのかは解らないけど、整備が出来るなら此処で行っておきたいものだ。
研究所に何かパーツが余っていれば、スノウローズに取り付けることも出来る。
合わなくても、強引に取り付けることも出来る。

464レミー中尉 ◆E8ckRIIdug:2012/05/03(木) 22:10:22 ID:stJ072YQ
>>447
「あなたがモトトリ・モウリね?
 私は連邦軍法務局査察官、エレミーラ・タイデグリー中尉。レミーでいいわ」
 少ししてやってきた女性士官がそう名乗る。

「伍長から聞きました。あの機体で戦う事を選んだそうですね。
 法的な問題は毛利家の顧問弁護士とも話し合わねばなりませんが、あなたの意志がそこにあるなら後は現当主を説得するだけでしょう。何しろあなたは未成年ですから」

 ヒツギの事はまあそれはそれとして。

「とりあえず、京都のアスト研究所にあの機体を持ち込み、詳しく調べさせたいのだけどいいかしら?」
最終的な帰属は棚に上げて、当座の事をどうにかしようと持ちかける。

465レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/04(金) 00:03:21 ID:LXbk7t.2
>>456>>459
>「俺は天才だからな、運も実力も超一流よ!〜」

胸を張る元春に

「まぁ、そうだな。強く賢くても死んだら其処までだ」

>「ヒツギからはあんまり感じないけどな」

「確かに、人殺しの匂いはしないな。もっともそれはハルにも言えるか」

>>460
先程のやり取りでむくれ気味な博士に対し機嫌を直すよう試みる
博士の前で跪き

「手下達の無礼、どうか、このレオンに免じてお許しください
これはほんの気持ちです。お納め下さい」

ジャケットの内ポケットから取り出し博士に差し出したのはペロペロキャンディであった

アスト「…気が利くのね。とでも言っておきます」

笑顔だが、若干ひきつっているのが判るがキャンディを受け取り早速それを舐めている

>>461
何故か銃に弾を込め、暇だとのたまうユウセイに向かって

「話を聞くだけでもデリケートな機体だろ。仕上がるまで大人しくしておけ」

>「じゃあ、武器でも追加したらどうだ?〜

エミリーへの提案であるが俺の機体も決定打に欠けている
整備要請は済んでいる。博士に頼んでみようか

専用の格納庫に鞘と共に収容されているのはシシオウブレード…のレプリカだ
もっともレプリカと言えそれなりに切れ味はある

>>463
アスト「T-LINKのTはテレキネシス…念動力を機体に反映させるシステムよ
EOTはエクストラ オーバー テクノロジーの頭文字で、現代の技術力では解明しきれない、外宇宙由来の技術の事を差して使われる言葉ね
話は聞いているわ。ここにある施設は私の目の届くなら自由にしてくれて構わない。
手伝えることがあるなら何でも言ってね」

エミリーを見上げながら話す博士に近づき抱き抱える

レオン「所でアストちゃん。ブーステッドライフルを追加して欲しいんですが…」

アスト「あの…まずはその態度を改めてもらえませんか?」

すかさず降ろして跪く

レオン「申し訳ありませんでした。アスト様
何卒ブーステッドライフル追加のお計らいを…」
アスト「わかったから!わかりましたから畏まらないでください」

466ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/04(金) 00:47:35 ID:eJJzw3z.
>>463
>「貴方の機体、デーモンも量産体勢に移るの?金持ちな国」
「あー・・・あいつは無理だなぁ」
目玉のシステムも不完全、パイロットを選ぶ上に時代と逆行した真正面の特攻仕様。
フレーム自体どこから流れてきたか分からないいわく付きな上に、ゾルオリハルコニウムなんて高価なものを使用しているとか何とか
装備をマイナーチェンジしたところで確実にコストオーバーだ

「多分ゲシュペンストって言う量産機体の次機にフェードバックされるんじゃないかな、あいつもその血統だしな」
バルクレイスも一応はPTの系譜、開発計画に記載されていた正式名称は『Xゲシュペンスト』であったはずだ
マニピュレーターそのものを武装にしていたり、
ハードポイントをブレードで埋め尽くしている関係で装備の互換性はオミットされているとの話だ。
MK-Ⅲよりも制約が減ったと言っていたが、ヒツギにはどちらもどちらとしか思えていなかった。

>>465
>「手下達の無礼、どうか、このレオンに免じてお許しください
>これはほんの気持ちです。お納め下さい」
「手下ってなんだ!手下って!」
なにやらぎゃーぎゃーと騒いでいる

「ありがとうございます博士、ヘリを使わせていただきます」

アスト『帰りの連絡は研究所に直接かけてください、名前を入れて呼んでくれればわかります』

467エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/05/04(金) 01:16:57 ID:pNJN5WCs
>>465
「有難う、アスト。装備はスノウローズ用に改造させてもらうわ。」
スノウローズに合った装備はあるだろうか・・・
強い武器を搭載しても、機体に合わなければ意味が無い。
それに、パイロットとの相性もある。

>>466
「量産型を造るのは良いかも知れないけど、それを操れるパイロットは居るの?」
機体の性能を引き出せるかはパイロット次第だ。
ヒツギやレオンのように、この星には優れた才能を持ったパイロットが居るのだろう

468 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/04(金) 02:47:13 ID:bCLZc9ds
>>460
「民間人でなるなんてな社員ってわけでもないんだろ?
すっげーセンスだな。俺並みじゃねーか?
ところでよ、実戦もやったって本当か?
さすがに嘘だよな、尾ひれがついて大げさに俺に伝わってるだけだよな?」

元春にとっては女子の下らないうわさ話程度にしか聞こえていないのであろう

>>461
「スフィアってなんだよ!?
そんなわけのわかんないものじゃないぜ俺の運は!俺の俺だけのものだぜ!そこんとこ勘違いすんなよ

元春は自分の力に自身を持っているからこそ熱くなるのだ

>>463
「でも、元は民間人なんだろ? 戦う必要なんてないんじゃないか?」

ヒツギがいまどういう経緯でここにいるのか知らない故の発言

>>465
>「まぁ、そうだな。強く賢くても死んだら其処までだ」

「そうだぜ、運は大切だぜ
ま、俺は強さも賢さも両方兼ね備えてるけどな」

レオンの言葉にいい気になる元春
その姿は大人に褒められて喜ぶ子供そのものだった

「俺から人殺しの匂いがしない?
当たり前だろ、俺は軍人だ。
人を殺すのが仕事じゃない」

続けるレオンの言葉に少し怒りの覗かせる

「みんな好き勝手に機体をいじくってうらやましいぜ
俺なんてハゲ親父のきたいだぜ!」

権田原社長が鋭い視線を向ける

「素晴らしい男っぽい機体だぜ、社長!さすがだぜ〜雷切にかかればゲシュペンストなんてカスだぜ!
なあ、アストちゃん」

アスト「ちゃんってなによ!ちゃんって……・確かにコンセプトが明確な点は男らしい機体といえるわね」

それを聞いた権田原社長はニコニコだ

「そういえば、ヘリってどこに行くんだ?このへんで遊覧飛行ってわけではないだろ?」

469ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/04(金) 16:41:56 ID:eJF6.GVc
>>468
元春の言葉から
【なるほど、こいつは、悪運が強いことを知らずに、自分の力だとしているんだな。あの人ではないんだな】

>>460 アスト博士を見て
【この子、ほんとに38?小学生だと思うんだが。】
>>462 なぜ、急にテスラドライブが暴走したか? それは、ユウセイが自分で暴走させた、のである。
ヘリで、ついていこうとした手前、DC残党が少女を追っていることを思い出し、PTが必要になると、思い、わざと暴走させたのだ。
「あっ、ごめんなさい 戻りました。」
「あっ、そう良かった。気をつけなさいよ。」
気づいていない、良かった。
「あっ、そう言えば、射撃練習場有りますか?」
「有るわよ、そこ曲がってしばらく歩けば。」
そう言われ、すぐに、射撃場に行った。
ついてから、ユウセイは、おもむろに、スナイパーライフルを取り出し、的に向けた。
「ロックオン ストラトスねらい打つぜ!」
そう、某アニメのセリフを呟きながら、的に向かって、打った。
実は、ユウセイ射撃はそれほど旨くない。
前大戦でアルブレード カスタムⅡを使っていたが、ライフルは使わず、ブレードトンファーで無双していた。
故に、こうして、射撃場がある時はこうして、練習しているのだ。

470ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/04(金) 17:57:08 ID:eJJzw3z.
>>467
>「量産型を造るのは良いかも知れないけど、それを操れるパイロットは居るの?」
「パイロットが操れるように作られるのが量産型だぜ
 誰もが誰も使えるって訳には行かねぇかもしれないけど
 少なくともSCI関係なしに、使用できるパイロットは格段に増えるんじゃないか?
 ・・・いや、それでもかなり癖はある機体になると思うけどさ」
最後の最後で不安そうに呟いた。
どんなに頑張っても傑作機と呼ばれるゲシュペンストMK-Ⅱ改のように、
様々な状況に対応できる機体には間違いなくならないだろう・・・

「・・・いやそれでももうちょっと使いやすいマシンになると思うんだよなるなるきっとなる」
ごまかすように早口で言い切った

>>468
>「民間人でなるなんてな社員ってわけでもないんだろ?
>すっげーセンスだな。俺並みじゃねーか?
「そーかぁ?G耐性については担当が舌を巻いてたけど、VR訓練のスコアはいまいちだったぜ」
実際のところ、ヒツギは実戦でのデータと比べるとシミュレーションのデータが軒並み悪い。
前回の戦闘で飛行中のVFA-01のウィングを後方から追随し叩き切るという荒業を行ったが
シミュレーション上での空中戦ではこんなことは出来ていなかった。

これはバルクレイス側に搭載されているシステムの補助によって、
今の技術以上の行動をこなせてるだけなのである。
・・・とは言え、本格的な戦闘や訓練を行ってまだ月日は浅い。
センスが無いわけではないだろうが、まだ未知数と言ったところだろう。


>ところでよ、実戦もやったって本当か?
>さすがに嘘だよな、尾ひれがついて大げさに俺に伝わってるだけだよな?」
「いや、それはホントだぜ 俺たちは広島でアンノウンと戦闘してきた帰りなんだ」
首を横に振った後、この研究所までの経緯を説明する。
伊豆基地から広島までスクランブルし、エネルギー切れで石国基地まで運ばれ
そして京都にあるこの研究所へと立ち寄ったという訳だ

471マーチ@ゲシュTT ◆E8ckRIIdug:2012/05/04(金) 23:18:56 ID:bElZST/Q
 京都で一行が次なる戦いに備えている頃、奈良県と大阪府の県境にある二上山。

 一機のゲシュペンストが山裾をうろうろしていた。
 その両手にL字型の棒を持ち、それぞれの棒の先端には簀巻きにされた少女が振り子のようにぶら下げられている。

 賢明なる諸兄なら、このゲシュペンストがダウジングを行っている事はお分かりだろう。

「……反応が無いな……この二人を生け贄に捧げる祭壇くらいは見つかってもいいと思うのだが……」
 コクピット内で、仮面の女パイロットはじれてタロットをめくる。

 それは《塔》《死》《悪魔》と出た。

「ふむ……塔が出たか……神社に捧げてみようか」
 呟きつつ山頂に向かい……

『……山を荒らす不届き者め……』

 にわかに暗雲が立ちこめ、社殿に二度、落雷が……

 『妖機人が同胞どもめ。これ以上立ち入り山を汚す事は許さぬ』

 山肌を崩し、地中より立ち上がる巨体が二つ……甲冑の武人と大蛇……

472ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/04(金) 23:20:21 ID:eJJzw3z.
【奈良公園】
ヘリから降りて数分、大通りに沿いながら歩いてやっと待ち合わせの場所にたどり着く。
さすがにこの時期は人の量も少ないが有名な観光地だ、歩くのが少し面倒くさい程度の人はいた

いざ入った公園内の緑の中には確かに獣・・・
鹿が溢れているが、ヒツギ達の待ち合わせ相手であるツインテールの姿は無い。
あんな目立つ格好をした人物が見当たらないとなると
来るのが遅くて置いていかれたのではないかと『約束を破ったのでは』と、ヒツギは意味も無く焦っていた

「これはレイナにおいて行かれたか?一応電話で連絡を・・・」
ポケットからPDAを取り出し、電話をかけようと試みるが・・・

473メグ ◆E8ckRIIdug:2012/05/04(金) 23:28:45 ID:bElZST/Q
>>471
 さて、話を少し巻き戻そう。

 ゲシュペンストがぶら下げている少女二人は、言うまでもなくレイナとメグである。
 奈良公園でタクシーを捕まえ二上山まで来た二人は、Y字のトネリコの枝でダウジングしようと山中に分け入り、追ってきたDC残党たちに捕まった。
 そして、ゲシュペンストTTのパイロットである仮面の女の提案で振り子にされていたのだ。

 ちなみに、メグは現れた巨体を見て色々口走っているが、かなり取り留めない。

 たとえばこうだ。

「す、凄いわ超機人!私たちを助けに来てくれるのね!
 別に日本人じゃないけどレディのピンチを見過ごせないのよ!」

474リガシン ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/04(金) 23:44:56 ID:eJJzw3z.
>>471
その機体の後ろ側、巨大な砲塔を背負った背の低いアーマードモジュール『バレリオン』2機を引きつれる影があった。
リオン系統独特の細い胴体と、大きく張った肩に下脚部というボディライン。
だがそれ以上に目を見張るのが、4方向から囲むように取り付けられた巨大な盾だ。

黒いその機体こそ、散り散りになったDC残党を束ねた男・・・リガシン・サイドーラの搭乗機『バリオン』であった。

「こらこらレディ、あんまり滅茶苦茶なことはしないで下さいよねえ」
穏便な声とは裏腹に、その顔には笑顔とは言い難い
口元を吊り上げニタリと笑うような黄身の悪い表情が張り付いている

「一応彼らとの強力態勢なんですよねぇ、それにその2人にはもう少しやって欲しいこともありますし」
『彼ら』とは宇宙海賊達のことだ。
この遺跡のサルベージはDC残党のみで行っていることではない。
宇宙海賊の探し物(もしくはそのヒント)がここにあるかもしれないと、こちらから情報を提供したのだ

>『……山を荒らす不届き者め……』
>『妖機人が同胞どもめ。これ以上立ち入り山を汚す事は許さぬ』

落雷が大地を揺るがすと同時に、山を文字通り砕き現れる巨大な人影。

「我々の探し物は想像通り出てきました、か」
超機人、この地に封印されているという情報。
内心外れてもかまわないと考えていたが、最善の結果として目の前に現れた超機人に対して思わずにやけた。

「下がりなさいレディ」
ゲシュペンストTTよりも装甲が分厚いバリオンが前に出て、その両方をバリオンが固める
そしてリガシンはスピーカーをオンにする。

「単刀直入に言いましょう、超機人・・・我々に手を貸しなさい
 気づいているのでしょう?この世界に相応しくないモノ達の存在を。
 我々はそれと戦う為の力を求めているんですよ」

475マーチ@ゲシュTT ◆E8ckRIIdug:2012/05/05(土) 00:05:33 ID:GSPqdHAE
>>474
「そもそもバレリオンで地表を吹き飛ばす案が却下されたから、こんな手間をかけたのです。先生」
 仮面の女ことレディ・マーチがリガシンをこう呼ぶのは、彼がそう望んだからである。

 そして、現れた超機人に対し、背中のユニットを展開してT-Linkリッパーを射出しかけて操作が止まる。言われた通りバリオンの後方に下がり、様子を見守る。

 一方超機人たちは、擦り切れたテープレコーダーのように同じ言葉をバリオンに向ける。
 ひょっとすると、相手の話を聞く機能が無いのかもしれない。

「先生、ここはあれを破か……打ち負かして、乗り込めないか試しませんか?」

476 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/05(土) 00:36:25 ID:EiUAAJJ.
ヒツギたちが奈良公園へとヘリでさったあとなんとも手持ち無沙汰になった元春はふと思い立った

「少佐ちゃんでもからかいにいくか」

と思い立ったら即行動
適当にそこらへんに兵からユウセイの居場所を訊き出すとその居場所
射撃演習場へと足を向けた

「おお、いたいた。ユウセイ
射撃訓練かい?俺も一緒にやらせてもらうぜ」

元春はホルスターからハンドガンを抜くと的に狙いを定め撃つ

「ちぇ……2発しか当たらないぜ」

何発中2発なのかはあえて伏せておこう

弾倉を交換してもう一回というところでなんと嫌な予感がした

「なあ、なんとなくだけど嫌な予感がしないか?
念動力者のあんたのほうがよけいに感じると思うけどどうだ?」

嫌な予感というものはとつぜんくる
もしかしたらユウセイのほうが早く感じているかもしれない

477ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/05(土) 07:42:20 ID:nmTZOWxI
>>476
「射撃苦手なんですね。俺も射撃は得意な方じゃなくて。」
「いやな予感ですか。まぁ、しないとか、言ったら嘘ですけど。」
この時、ユウセイは、あの事を思い出していた。そうリガシンにおそわれたことを、
【いる、確実に】
男の感とでも言うべきなのか、そう思ってた。

478レイナ・カーマイン@簀巻き ◆zv577ZusFQ:2012/05/05(土) 11:05:21 ID:18FtnHx.
>>471
武装したテロリストが相手では流石に行動力のあるレイナでも、あっさりと拘束されてしまった様だ。

「ふっふっふ……、よくも私をこんな滑稽な事に付き合わせたわね??……後で覚えてなさいよ。私の狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズが見せた未来のヴィジョンでは私の眷属が必ず貴様を八つ裂きにするのだからね?」
と、負け惜しみの様な罵声を件のゲシュペンストに浴びせている。
PTの持つダウジングロッドの先にぶら下げられた赤いツインテールの少女はもう一方にぶら下げられているメガネ少女とは違い、大変ご立腹気味であった。
しかしこの状態で、PTを挑発するのはあまり良くない事だ。命を握られているのも同然なのだ、彼女達は。

そんな時、雷を伴い山頂から何かが現れた。甲冑と大蛇の機動兵器。それらこそがメグの言う超機人だと思われる。
中にミイラの亡霊でも居るのか?その甲冑と大蛇から威厳を持った野太い声が聞こえて来た。
レイナはその雄大な2機を前にニヤリと不適に笑っている。メグの方もテンションが上がっているのか、興奮気味に専門用語を伴ったよくわからない事を喋くり倒している。
「あなた達が超機人という存在ね?……くっくっく。ようこそ現世へ。ハッピー・バースデイ!!!」

そして超機人相手にもやはり、ドヤ顔で決めに行った。が、ミノムシの様に簀巻きされたシュールな状態なのだが。
これで、どうやらまたしてもレイナの未来視は現実となった訳だが

>>474
「……ああ。誰かと思えばお前、いつぞや私を狙っていたDCの“中ボス君”じゃないか?なぁんだ、完膚無きまでにやったはずなのにまだ生き残っていたのね?」

またもやテロリストを刺激する様な言葉を発してしまうレイナ。
レイナ達を捕らえた男。テロリストのリーダー格の男の声をここに来てレイナはやっと思い出した。前大戦の時、レイナはその予知の力を目的にその男に執拗にターゲットにされていた事が有った。
DCの残党狩りの時、確かに連邦の仲間達が討ち取ったはずだったのだが……。
ちなみに、リガシン言う名前を聞いていた筈だが覚える気にもならなかった。

【「単刀直入に言いましょう、超機人・・・我々に手を貸しなさい
 気づいているのでしょう?この世界に相応しくないモノ達の存在を。
 我々はそれと戦う為の力を求めているんですよ」】
「ふっふっふ。超機人がお前ごとき三下に従う筈も無いでしょう?……邪魔よ。彼らはこのレイナ・カーマインの眷属とするのだから」
止めても無駄か。どこまでもレイナは我を通すつもりの様だ。

479メグ ◆E8ckRIIdug:2012/05/05(土) 11:35:03 ID:GSPqdHAE
>>474
「ああっ!そうなのねっ!!
 か弱き乙女二人を生け贄に捧げ、山の神を宥める気だわっ!
 でもダメよ、私たち美しいもの。
 山の神は醜い女神だからもっと醜いオコゼを捧げてマタギと呼ばれる土着の猟師たちは許しを乞うの。

 つまり、山々に封じられた超機人の外見や行動様式が一般的な人のそれからかけ離れている事を意味するのよっ!」
 いや、何が言いたいのか意味が分からない。
>>478
「違うわレイナ、ずっと寝てたからグッド・モーニングよ」
 だからそうじゃない。
「そうなのよ、だって、挨拶は大事なのよ。
 そうね、私たちは初対面だから“はじめまして”と言うべきだったかしら?

 超機人のお二方、はじめまして。マーガレット・ウィリアム=ウィルマースと申します」

 一方、レディ・マーチは、
「……先生なら武人を押さえられる……いや、私と先生が大蛇を抑えてまずバレリオンが……逆か、大蛇を先に殺して……」
……コクピット内で戦闘シミュレーションを数パターン組んでいた。

480レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/05(土) 12:08:14 ID:18FtnHx.
>>479
「ああ。なるほど、確かにそっちのがしっくり来るわね。……くっくっく。やぁ、おはよう。はじめましてね超機人の諸君」
メグのダメ出しにより、ちょっと挨拶を言い直してみるレイナ。
だからそうじゃ無いといいたいのはわからなくも無いが、これでも真剣に超機人を説得しようとしている……のか?
「先に名乗ろう。私こそは闇より深き永遠の夜を統べる不死王(エターナル・ダークネスクィーン)。狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズ)のレイナ・カーマインよ。あなた達を私の眷属にするわ」
と、赤いツインテ、赤い瞳の少女は決め顔でそう言った。
やってしまった。相手が何だろうとお構い無しなのだった。……果たして超機人にこの痛々しい名乗りはどう効果を及ぼすのか?怒りに触れて裁きを受けたりしないだろうか?

481リガシン ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/05(土) 15:14:28 ID:iungg7jg
>>478
>「……ああ。誰かと思えばお前、いつぞや私を狙っていたDCの“中ボス君”じゃないか?
>なぁんだ、完膚無きまでにやったはずなのにまだ生き残っていたのね?」

「んふっふっふ・・・そうなんですよレイナ・カーマイン嬢、弱いほうがしぶといとはよく言った物でしてね
 隠居生活とも行かないんですねえ、この歳になってやりたい事を見つけちゃったんです」
鼻にかかったような笑い声を零す、かつて出会ったときはこんなに気味の悪い笑い声を上げなかったような気がするが
とは言えおちょくる様で茶化すような口調は変わっては居なかった

>「ふっふっふ。超機人がお前ごとき三下に従う筈も無いでしょう?
>……邪魔よ。彼らはこのレイナ・カーマインの眷属とするのだから」

「分からないですよ、世の中どう転ぶか分からないもんじゃないですか!
 私が三下でも私の目的がそうとは限らないと思いませんか」
丁寧語な言い回しだが、皮肉たっぷりの鼻につく言い方をわざわざ選んだのだろう

>>479
>「ああっ!そうなのねっ!!
>か弱き乙女二人を生け贄に捧げ、山の神を宥める気だわっ!
>でもダメよ、私たち美しいも(略)

「んふふふ、あなたの論文は見させて貰いました
 しかしあれですね、文面で見るとそれなりに理解できるのですが口頭だと何言ってるかてんで分かりませんね!」
貶しているわけではなく、メグの意味不明な言葉に笑いを零す。
緊張感が無いというかなんというか。

>「……先生なら武人を押さえられる……いや、私と先生が大蛇を抑えてまずバレリオンが……逆か、大蛇を先に殺して……」

「とりあえず彼女達を下げなさい、レディ」
レディにレイナたちを吊り下げたダウジングロッドをバレリオンへと渡すように指示を出す。

>>475
>「先生、ここはあれを破か……打ち負かして、乗り込めないか試しませんか?」

「再生能力もありそうで捕獲も骨が折れちゃいそうですしねぇ、グルンガストの修復が完了していれば楽だったんですけど」
元々リガシンはリアルタイプのパイロットではなかった。
DC戦争においてもリオンには乗らず、特機である『グルンガスト』をパートナーとしていた
とは言えその機体も逃走の際に大破、元々生産数が少ないグルンガストだったが
技術統合の影響によって特機タイプの開発プランが手薄になってさらにラインが減少、今ではパーツそのものも珍しいという状況だった。

「乗り込むとなると取り込まれちゃいそうなんでちょっと危険ですが、連邦が騒ぎを聞きつけても厄介ですしそれで行きましょうかね!」
といってバリオンがその手に持つのはツインバレル・レールガンではなかった。
中央に切れ込みがある鞘がパカリと割れ、中に納められた実体剣『ディバイン・アーム』が姿を現した。
峰の部分がやけに使い古されて潰れ気味のそれを明かりに透かす。

「こっちのほうがお好みでしょう?私もこういうの憧れてたんですよね!」
相手が武士となれば、銃での撃ち合いよりも剣での打ち合いの方が好むであろう
単機で少し前に出て、超機人2人に対して切っ先を向けた

「果たしてどちらの味方になるか・・・どちらの味方にもならないか、ね」
それはスピーカーが拾わないほど小さい呟きだった。

482カーマイン家使用人 ◆zv577ZusFQ:2012/05/05(土) 16:22:39 ID:18FtnHx.
>>472
【奈良公園】

奈良公園にやって来たヒツギ、レオンハルト、エミリーを待ち構えている者が居た。気配も無く背後から忍び寄ったその人影は、無防備に立ち尽くすヒツギの肩をトントンと叩く。そんな意味もなく高度なイタズラをしでかしたのはレイナなのか?

違った。三人の背後には燕尾服をスラッと着こなした中性的な金髪の麗人が居た。
見れば彼女はいつぞや病院へヒツギ達を案内したレイナ・カーマインの使用人であった。

「お疲れ様です。……私、レイナ・カーマインに支えております執事頭のイクリプスと申します。あなた方が必ずここに立ち寄ると思い、参上いたしました」

深いお辞儀をして出迎えたレイナの最も信頼する使用人イクリプス。
何故、レイナの懐刀がこんな場所に単身で居るのか?
答えは単純にして簡単である。彼女は若干、歯切れが悪そうに述べる。

「実は奈良公園にてヒツギ様達をお待ちしていたレイナお嬢様なのですが……。偶然再開したご友人と二人だけであちらの山の方にある二上神社に向かってしまい。そして運悪く……と言いますか自業自得と言いますか。その地で何者かの手により捕縛されてしまった様なのです」

簡単に言うと“レイナがさらわれた”らしい。
どうやら彼女は一度偵察に向かった(執事流隠密スキルを発揮したらしい)のだが、救出を断念せざるを得ない状況であった。
イクリプスの調べた情報によるとその誘拐犯の一派はPTとAMで充分な武装しており、山中を制圧下に置いている様だ。

そしてその一味の中に何故か、以前遭遇した三機の宇宙海賊の内の二機が存在している事も確認された。

483マーチ@ゲシュTT ◆E8ckRIIdug:2012/05/05(土) 16:57:14 ID:GSPqdHAE
>>481
「あれがああ来たらこうして……あ、はい」
 言われるままに二人をバレリオンに託し、メガビームライフルを構える。
 なお、彼女らが何を言っているかは聞かないようにしている。捕まえる時に色々大変だったし。

「では、私も……って、危ないっ!」
 武人型が亀甲型の盾に右手を添えて振り回すと一部展開して大弓になり、背中の矢筒から矢を取り出してリガシン機に放った。
『山を荒らす不届き者め……』
 明らかに、聞く耳を持っていない。メグやレイナの挨拶にも反応がなかったし。

484元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/05/05(土) 19:39:39 ID:WgpF.6Xw
>>464
「貴方が、モトトリ・モウリね?
私は連邦軍法務局査察官、エレミーラ・タイデグリー中尉。レミーでいいわ」
そう名乗った女性に元鳳も礼を返す。
「ご丁寧な挨拶、痛み入る。毛利分家当主矩常が嫡男、毛利元鳳。こちらも元鳳で結構。」
何せ外国人の発音で「モウリ」は酷く言い辛いのだ。微妙に顔を引きつらせる事態になるよりも、名前で呼んでもらった方が後々の面倒が省けるのである。
>>「伍長から聞きました。あの機体で戦う事を選んだそうですね?
法的な問題は毛利家の顧問弁護士とも話し合わねばなりませんが、貴方の意志がそこにあるなら後は現当主を説得するだけでしょう。何しろ貴方は未成年なのだから。」
この言葉を聞き、頷く元鳳。だが実際、現当主と分家の各位が反対するとは思えなかった。
理由は至極簡単、火流羅と操縦者たる自分の身を安芸で独占すれば絶対にややこしい事態になるからである。
街を復興する事を最優先にしなければならない時にわざわざ厄介事を増やすような愚もあるまい。
>>「とりあえず、京都のアスト研究所にあの機体を持ち込み詳しく調べさせたいのだけど良いかしら?」
「委細承知。すぐにでも動かそう。」
端的に答え、元鳳は瓢箪に残った茶を飲み干すとすぐに歩き始めた。
いつ敵が動くか分からぬ以上、一ヶ所に留まり続けるのは下策でもある。
「兵は最速を尊ぶ・・・孫子の兵法、まさしく正鵠を得ておるな。」
・・・移動時間にでも孫子の兵法書を読み直そう。そう思う元鳳であった。

485レミー中尉 ◆E8ckRIIdug:2012/05/05(土) 20:04:31 ID:GSPqdHAE
>>484
「では、そう呼ばせて貰うわ、元鳳君」
 なるほど、武人だ。内心でそう評価する。
 これまでに様々な戦士たちと出会ってきた彼女から見ても、彼を含め今回出会ったパイロットたちは皆逸材である。

「私は後の処理があるから一緒には行けませんが、また後ほどお会いしましょう。
 それから、当座はこの通信機を使って下さい」
 渡されたイヤホン付きの機械は軍用回線とつながっており、すでにレミー及びラウディたちを呼び出せるよう設定されていた。

 出発間際にレミーは、京都で落ち着いたら家に電話するよう勧めた。

 そして、輸送機は京都・アスト研究所へ。
 待ち受ける新たな戦いの事など知らず……

486ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/05(土) 23:02:13 ID:nmTZOWxI
しばらく、射撃練習していると、突然、サイレンが鳴った。
「どうした!」
「二上山でPTおよび熱源反応これは、ゲシュペンストです。」
「なんだか良く分からんが、おそらく狙いは、二上山の超機人だ。博士、機体いけます?」
「もちろんよ。初陣飾ってきなさい。」
「はい! 元春おまえもきてくれ、残りのみんなは待機して、連絡を待って。」
そう言い終わると、すぐに、ASストライクストームに乗り込み、カタバルトに移動する。
「カタバルトオールグリーン。発進タイミングを、搭乗者ハヤミ ユウセイに移行します。」
「了解、ASストライクストーム ハヤミ ユウセイ出ます。」
そう言いユウセイはアクセルを踏み込む。
すると、すごい勢いでストライクストームが飛び上がった。
「こいつは良い。俺の要望道理だね。」
そう呟きながら、二上山に向かった。

487レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/05(土) 23:23:51 ID:N8j0qeaI
>>472
レイナ達が居るとされる奈良公園
しかし、あれだけ派手なレイナの姿は見当たらない

(…まさか、奴らが?)

>>482
>「お疲れ様です。……私、レイナ・カーマインに支えております執事頭のイクリプスと申します。あなた方が必ずここに立ち寄ると思い、参上いたしました」

不意に気配を感じた先に銃口を向けようとした先には燕尾服の金髪の麗人が
名をイクリプスと言い彼女が言うにはレイナとその友人がさらわれたとの事

「やれやれ…宇宙海賊がやぶ蛇だったとは…それと味方相手に隠密はするもんじゃない
危うく手が滑るところだったぞ」

488 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/06(日) 00:05:46 ID:c4Z7kUwk
>>486
「ユウセイ!……わかった
言われなくて俺も行くぜ」

ユウセイが先に出撃していく、驚異的な加速で先行する

「あの……馬鹿!!さきさき行きやがって、俺の足のこと考えろよ」

元春が吐き捨てるようにつぶやく
機体を二上山に向けようとしたとき、空から輸送機が降りてきた

中から明らかに異質な機体が姿を表す

「ちょうどいい!!あんたも一緒に来てくれ。研究所所属の機体だけじゃ心許ないないんだ。いいだろ!?」

元鳳に助けを求める

489レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/06(日) 09:36:01 ID:nW6o/M7w
>>481
【「んふっふっふ・・・そうなんですよレイナ・カーマイン嬢、弱いほうがしぶといとはよく言った物でしてね
 隠居生活とも行かないんですねえ、この歳になってやりたい事を見つけちゃったんです」】
「ふふん。女の子を誘拐するのを趣味にしてる下衆なお前の事だ。どうせろくな事じゃ無いのでしょうね?……まぁ、どうせ連邦軍が邪魔に入るでしょ」

相変わらず腹立だしい喋り方をするリガシンだが、レイナの方も負けてはいない。

【「分からないですよ、世の中どう転ぶか分からないもんじゃないですか!
 私が三下でも私の目的がそうとは限らないと思いませんか」】
「愚かしいわね、三下は三下らしい目的を持っていればいいのよ。超機人なんて狙わずにせいぜいあの凡庸でつまんないレリエルシリーズの新型でも奪ってなさいよ?」

レリエルの製作者に聞かれたらきっと怒られてしまうだろうが、悪魔と天使は常に戦う運命にあるのだから仕方ない。
それにレイナの胸の傷も元はと言えばレリエルの右腕のせいであり、そこから更に評価を下げた。


>>483
超機人に飛びっきりの挨拶を完全スルーされてしまい、ちょっと寒い気分を味わったレイナ。『山を荒らす不届き者め……』の一言が返って来るのみで、武装を展開した超機人はテロリストのAMと戦闘を開始した。

「…く…くっくっく。私の声を聞いていないなんて無礼な奴ね。ますます屈服させたくなったわよ」

変な方向で対抗心を燃やしたレイナ。まだまだ超機人を仲間に引き入れるのを諦めていない様だ。不気味に笑っている。ただし、相変わらずダウジングロッドに吊るされたままであるが。

「メグ。超機人ってもっと崇高な存在だと聞いていたのだけど。私どころか、あなたの声も聞いていないじゃない?……なんか暴走でもしてるの?」

仲良く反対側のロッドに吊るされている小さな考古学者メグに超機人の状況説明を求める。

490執事頭イクリプス ◆zv577ZusFQ:2012/05/06(日) 10:21:51 ID:nW6o/M7w
>>487
【「やれやれ…宇宙海賊がやぶ蛇だったとは…それと味方相手に隠密はするもんじゃない
危うく手が滑るところだったぞ」】
「流石ですねレオンハルト様。もしやエミリー様も気付いておられましたか?これは失礼をしました」

敢えて三人を試す様な真似をした。
やはりレオンハルトが反応して来た。予想通りの良い反応が返って来て嬉しい限りである。イクリプスはにこにことしている。

「あなた方を試す様な真似をして申し訳ありませんでした。……試したついでに更にあつかましいのですが、レイナお嬢様救出をお手伝いしていただけませんか?」

連邦軍が山に攻めいったその混乱の隙を突いての救出作業を予定している。捕らえられたのは完全にレイナの自業自得なので、大っぴらに軍を動かすのも問題である為、こういった手を取らざるを得ないのである。

491ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/06(日) 11:08:52 ID:Od.jcCJU
「到着、彼奴ら遅いな。」
ユウセイは彼らより大分早く、二上山についていた。確かに、ゲシュペンシュトとグルンガストに若干にた機体がいた。
「さて、まずは観察しないとな。」
まず、ユウセイは機体を降下させ、透明化し、サーバントスラッカーを起動させた。そして、それも透明化させ、二上山に近い、ゲシュちゃんの方に向かわせる。
もちろんサーバントスラッカーにはカメラがついている。
ちなみに、サーバントスラッカーは手動運転も可能だが、AIでの操縦も可能だ。いつもはこのAIにユウセイは頼っている。
「やはりゲシュちゃんはTTか うっ?人質? まずいな下手に攻撃して、防御して人質死んだら、あかんな。」
とりあえず、しばらく観察を続けることにした。

492メグ ◆E8ckRIIdug:2012/05/06(日) 11:26:24 ID:SPNHPS1M
>>489
「ええと……」
 レイナの質問を受けて色々考えているが、答えの出せないメグ。
 もし彼女にPTの知識があれば、ダウジングをしていた機体がタイプTTである事から何らかの答えを得られたのだろうが……

「ひょっとすると、私たちのような視覚聴覚を持たない?
 或いは目覚めた条件が悪いのか……
 あの誘拐犯が悪い人だからまず彼らを何とかしよう……?

……大変よレイナ!きっと私たちが可愛いから山の神が怒って超機人を目覚めさせたんだわ!
 美しいって罪なのね……」

 えー、葛木二上神社及び関係者の皆様ごめんなさい。

 実際には、念動力者やPT及びAMの存在から導き出された警戒レベルがある水準を越えたから、と言うべきか。
 だから、一歩踏み込んだリガシンに一矢放ったのである。

493レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/06(日) 12:07:16 ID:nW6o/M7w
>>492
【「ひょっとすると、私たちのような視覚聴覚を持たない?
 或いは目覚めた条件が悪いのか……
 あの誘拐犯が悪い人だからまず彼らを何とかしよう……?

……大変よレイナ!きっと私たちが可愛いから山の神が怒って超機人を目覚めさせたんだわ!
 美しいって罪なのね……」】
「ふふん。任せなさい。すぐに我が闇の軍団が駆け付けてあの三下共を討ち取るわ。私には見えているんだから」

すごい自信満々にそんな事を言っているが、端から見ては何の根拠も無い発言。見えざる者に対してレイナはただ見えていると説明するしか無かった。

「ちなみにあの白いゲシュペンストはT-LINKシステムを搭載した念動力者専用機よ。こいつは何か関係あるかしら?」

考古学。とりわけ超機人関係にしか興味が無さそうなメグに対してレイナの方はこういった軍事関係の知識を多少持っている様だ。
何か手がかりが掴めるかもしれないと思い、メグに機体の説明をする。

494ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/06(日) 12:56:59 ID:24Pa7VDs
>>482
「うひゃぁ!?」
まったくの無警戒だったら後方からすっと肩を叩かれたからか
体が飛び跳ね、どこから出てきたのか分からないような甲高い声を漏らしてしまったようだ

>「お疲れ様です。……私、レイナ・カーマインに支えております執事頭のイクリプスと申します。あなた方が必ずここに立ち寄ると思い、参上いたしました」
「あなたはあのときの・・・あ、お疲れ様です」
頭を下げる女性に対して、反射的に頭を下げるヒツギ。

「ってそうじゃない!レイナはどこに居るか知ってますか、もしかしてトイレ・・・」
そういいかけたところで、バツが悪そうな顔をしていたイクリプスが口を開く

>「実は奈良公園にてヒツギ様達をお待ちしていたレイナお嬢様なのですが……。偶然再開したご友人と二人だけであちらの山の方にある二上神社に向かってしまい。
>そして運悪く……と言いますか自業自得と言いますか。その地で何者かの手により捕縛されてしまった様なのです」

「捕縛って・・・さらわれたのか!?」
驚きか焦りか、思わずイクリプスの肩を掴みかかってしまう。
そんな状態に関わらず、淡々と説明をこなすイクリプス・・・彼女が語るには
敵は複数の機動兵器を所持、さらに宇宙海賊まで連れているとの話だった。

>>487
PDAをポケットから取り出し、すぐさま研究所へと電話をかける。
すると受付の女性が、ヘリ出発の手はずを整えていることを伝えてきた。

どうやらユウセイや元春が先に出撃したらしい。

「レオン、エミリー!急いで戻るぞ!」

495ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/06(日) 13:31:30 ID:24Pa7VDs
>>489
>「ふふん。女の子を誘拐するのを趣味にしてる下衆なお前の事だ。どうせろくな事じゃ無いのでしょうね?
>……まぁ、どうせ連邦軍が邪魔に入るでしょ」
「そうなんです、ちょーっと世間をお騒がせせざるを得ないんですよ
 全国の奥様には悪いんですがワイドショーとか食いつぶしちゃうかも知れませんね!
 連邦の介入は最初から想定済みだがですけれども・・・ね」
ちょーっとの部分で親指と人指し指でちょっとを表現する隙間を作ったのだが伝わる訳がない
その後の連邦の介入について語る口調は、想像以上に温度差があるトーンだった。

>「愚かしいわね、三下は三下らしい目的を持っていればいいのよ。
>超機人なんて狙わずにせいぜいあの凡庸でつまんないレリエルシリーズの新型でも奪ってなさいよ?」
「あぁあれはいいですね、特に干渉ナノマシンセル抑制プロトコルは結構便利そうですしおすし
 でもねえ敵と味方が同じ機体使ってるってロマンに欠けません?それに彼らに協力して欲しいのは別のお話ですし」
レイナの暴言などなんのその、気味の悪い笑いを零しながらスルーだ。

「・・・ま、協力して欲しいのは彼らだけじゃないんですが」
モニターの左端にある謎の計測を見ながらその笑みは一層深さを増した。

>>483
>「では、私も……って、危ないっ!」

「おっと!」
目の前の超機人が放った矢は、その軌道に割り込んできた巨大な塊に止められてしまう。
黒く分厚いそれは、バリオンの肩に取り付けられた巨大な盾の1枚だった

「このバリオンは特機タイプとの戦闘を想定して作り上げたものでしてね!
 そう簡単に抜けるものじゃなかったりするんですよ」
確かにリオン系にしては装甲の分厚さが尋常ではない。
リガシンの言うとおり、特機との圧し合いやぶつけ合いを想定してこうなったのだろう
長所を殺すことにもなりかねない改造だが、見た目よりは身軽そうだ。

「んっふっふ、次はこちらからいっちゃいましょう」
シールドバインダーを広げ、内側に配備されたスラスターと機体のテスラドライブが光を放つ。
山肌を滑るように翔け、そこから空高くへと飛び上がる
太陽を背にすることで、バリオンの影は一瞬光の中に飲み込まれ消えた
だがすぐさま真っ直ぐに落ちてくる、あの高度からの落下速度を剣に乗せて叩き切るつもりだろう。

「ふっ・・・一刀両断!」
しかしこの攻撃はそれで終わりではない。
何故バリオンが使用しているディバイン・アームはここまで浪費しているのか。
何故峰の部位にのみ傷や損傷がたまり、変形してしまっているのか・・・
命中や防御を行えば、その意味もすぐに分かるだろう

>>491
リオンタイプの新型らしき機体に白いゲシュペンスト
さらにバレリオンが2機、1機は人質を持ちもう1機は周囲を警戒している。
どうやら謎の巨大兵器と対決中のようだが・・・

496名無しさん:2012/05/06(日) 13:44:28 ID:ZXy7VVso
h ttp://xvideos697.blog.fc2.com/

497ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/06(日) 13:59:19 ID:Od.jcCJU
「えっと、ストライクライフルは中距離と近距離仕様か。」
サーバントスラッカーから送られてくる映像をみながらユウセイはマニュアルを見ている

>>ふふふ、もうすぐ我が闇の軍団が〜
なに言ってんだこいつ、きちがいか?まぁ、助けに行ってやりますか。
サーバントスラッカーをあのグルンガストっぽいやつに向かわせて、ユウセイはアクセルを踏み、ゲシュちゃんの、懐まで、飛び込む。
「人質は返してもらうよ。」
透明化のままゲシュちゃんの手首をソルレザーで斬りさき、ゲシュちゃんをドロップキックでそのままけ飛ばし手首を回収し、すぐにその空域上から離脱した。
怖がるとまずいので透明化を解除した。追ってくる可能性はあったが、すぐに、サーバントスラッカーを周りに配置したので問題ない。
「大丈夫ですか。闇の僕がお向かいに上がりました。」 
そんなジョークぐらい解ってもらえると思っていた。
「外にいては危険です俺のコックピットにお乗りください」

498ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/06(日) 15:07:38 ID:Od.jcCJU
と、なったらカッコいいだろうなと思っていた。
だが、実際には現実はそう甘くない。
二体ともデータにはない機体だ。
「冷静に対応する。人質を殺しちゃったら、台無しだしな。」
そうおもいながら、冷静に元春の到着を待った

499メグ ◆E8ckRIIdug:2012/05/06(日) 21:52:08 ID:SPNHPS1M
>>493
「念動力者……なるほど、超機人を起動させるには念動力者が必要だと言うし……
……って、あの超機人をあっちの白いのが操ってるの?」

 この時、この会話を聞いていたバレリオンのパイロットが、
(なるほど、彼女は強い相手と戦うのが好きだから……)
 と、納得しかかったとする後世の資料があるが、あまり信憑性の高いものではないので論じるまでもないだろう。
 そもそも当該パイロットがいちいち人質の会話を聞いていたか疑わしい。

>>495
 矢を止められた武人型だが、焦った様子もなく(?)二の矢をつがえる。
 そして天空より襲いかかる敵に放ち……これまた無駄になった……

 それは、おおよそ彼らが作り出された頃には存在しなかったとされる戦法。
 すなわち……

500マーチ@ゲシュTT ◆E8ckRIIdug:2012/05/06(日) 21:59:12 ID:SPNHPS1M
>>498
 ユウセイの見ている前でゲシュペンストは人質をバレリオンに渡す。
 そして、武人型とリオン系カスタム機の戦いを見ているようで……

(……ざりっ……)

 マーチの脳裏に走ったノイズを、何故かユウセイも感じていた。

「だ、誰か見ている!レーダーは反応してない……ステルスかっ!?」
 念動力者同士の干渉か、どこかにいる事までは察知した。
 まだ居場所を見つけてはいないが……

501エミリー  ◆jclrQ5ykSY:2012/05/06(日) 23:32:14 ID:1T4j8Jsw
>>482
「イクリプス・・・」
あの人はレイナに仕える執事の人だ。
レイナが最も信用する人だっけ・・・

「解った。レイナは必ず助けてみせる。」
でも、機体まで持ってるなんて・・・

>>494
「うん!絶対に助けてみせる!」

502 ◆jclrQ5ykSY:2012/05/06(日) 23:38:06 ID:1T4j8Jsw
「あの煎餅、味がしねぇ・・・地球人はあんな意味わかんねぇもん食ってんのか・・・」
現場に現れた機体は黒い機体。
伊豆基地に現れたナイトウルフである。
何故か、拡声器のスイッチが入っていて外へ会話が漏れている。

「怒って鹿に食べさせるのもどうかと思うぞ・・・我は口にしなかったが・・・」
そして青い機体。
この機体も伊豆基地に現れた機体、青鬼丸である。
そして何故か拡声器のスイッチが入っている。

どうやらナイトウルフのパイロットは鹿煎餅を食ったようである。
そして当然の如く味の無い鹿煎餅は鹿に食べさせたようである。

二人の会話はともかく、宇宙海賊の三機の内、二機と言うのはこの機体だろう・・・

503レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/07(月) 02:26:42 ID:kAfGLtFE
>>495
【「そうなんです、ちょーっと世間をお騒がせせざるを得ないんですよ
 全国の奥様には悪いんですがワイドショーとか食いつぶしちゃうかも知れませんね!
 連邦の介入は最初から想定済みだがですけれども・・・ね」】
「連邦軍がもう動いたみたいね。神に愛された男。それに……空っぽの男はここに居ない様だけれど安芸から謀人の末裔も取り入れた戦力が今お前達に向かっているわ。……それに比べて我が魔の軍勢。……契約者を待たせるなんて不敬だわ」

もうすぐ毛利と守護像火流羅を加えた連邦の部隊が到着するはずだ。彼女は確かにそう言った。
しかしレイナ自慢の戦力とやらは一向にやって来る気配は無い。無理も無い。救出を頼んでもいないのだから。

【「あぁあれはいいですね、特に干渉ナノマシンセル抑制プロトコルは結構便利そうですし
 でもねえ敵と味方が同じ機体使ってるってロマンに欠けません?それに彼らに協力して欲しいのは別のお話ですし」】
「ナノマシン抑制プロトコル?……ああ。なんかよく知らないけど対異種用の兵装だったかそれは。 神大でアイツが開発に携わっていたとか 何とか。……って余計な話。
……ふん。まさか三下にロマンを説かれるなんてね。確かに良くわかっているじゃないか?」

レリエルの強化プランにその例の干渉ナノマシンセル抑制プロトコルは使われるらしい。
というか、簀巻きにされたままだと言うのに本当に良く喋る女である。

>>499
【「念動力者……なるほど、超機人を起動させるには念動力者が必要だと言うし……
……って、あの超機人をあっちの白いのが操ってるの?」】
「あわよくば操ろうとしたけれど通用せず逆に超機人の怒りを買ってしまったんじゃないかしら?……くっくっく。いいザマね」

とてもあのタイプTTが超機人を制御出来ている様には見えなかった。
攻撃を受けるAM達を見て遠慮無く笑うが、実はいつ自分達の方を射ってもおかしく無い様な雰囲気である。

504イクリプス ◆zv577ZusFQ:2012/05/07(月) 02:29:04 ID:kAfGLtFE
>>494
【「捕縛って・・・さらわれたのか!?」】
「申し訳ありませんヒツギ様。ですが、どうか気持ちを落ち着けて下さい」

ヒツギに肩を捕まれるが、彼女は決して動じなかった。
無論、彼女とてレイナの使用人をずっとやって来ている。心配で無いはずが無いのだ。
しかし、ただ熱く感情をぶつけていても仕方がない事を理解して欲しかった。

【「レオン、エミリー!急いで戻るぞ!」】
「ご協力にレイナ・カーマイン使用人一同を代表して感謝致します。私ももう一度自力で二上山に潜入して、お嬢様救出のバックアップに回ります」
再び深い一礼をして、ヒツギ、レオンハルト、エミリーの三人へ感謝の意を示し、彼らを見送る。

そして、機体を持たないイクリプスはどうやら体一つで二上山に登るそうだ。徒歩で山の方へと向かい始めた。恐らく5分もしたら現地入り出来るだろう。
流石に素手でAMを倒すという風にはいかないだろうが、武装した歩兵相手なら軽く捻ってしまう程度の使用人スキルは心得ている。
あわよくばPT戦の隙を付いてレイナとメグを拾い上げられれば良好である。

(……時々、思ってしまうのですよ。もしや拐われる事すら未来を見通すあの方の思惑通りでは無いかと)
現地に向かいながら、レイナの最も信頼する使用人はそんな事を考えていた。




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