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戦場スレpart1

404レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/04/25(水) 07:47:40 ID:BI8NvlBo
>>402
【「あら、どうしたのレイナ?
 鹿さんにモテモテなのね……野生の動物は人の善し悪しが分かるってホントだわ♪」】
鹿達に導かれる先でレイナと相対したのはこどもっぽい舌っ足らずな声を発する小動物の様な庇護欲をくすぐる小さめサイズの美少女だった。
大きなメガネが特徴の彼女は、レイナの数少ない貴重な友人であり、同じくウィルマース財閥の令嬢という立場を背負った少女。マーガレット・ウィリアム=ウィルマース。愛称はメグという。
こんな可愛らしい容姿ながら、現在は大学を飛び級し考古学の権威として活動しているらしい。

「あら運命的な邂逅ねメグ?……くっくっく。悪いが彼らは今や鹿などでは無い。我が纏う真祖のダークオーラに屈服し、悪の魔獣へと転生したのだよ?現に、こやつらは人語を話すわよ」
久しぶりに会った友人に対しても強烈な痛みを生ずるいつもの調子であった。あと断じて鹿と楽しく遊んでる訳では無いのだと念押しする。
【「私ね、これから超機人の調査で二上山に行くの。
 一緒に来ない?」】
どうやら目的は同じらしい。
あんななりだが、類は友を呼ぶと言うかメグもレイナとは違うベクトルでとことん危ない少女だった。そんな二人が共同で調査などしようものならどうしても何かが起こる。
レイナはそれを察知した上で、ニヤリと大胆不敵に笑う。

「我が狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズ)には見えていたけれど。メグがこの地に出向いた事で私の未来視の内容が確定的なものとなった。……くっくっくっく。そこに超機人が居るわ」
もちろん、メグにもレイナのこの予知能力の事は話して知っている。
右目を抑えるポーズとどや顔でレイナは確かに言った。超機人が見つかると。最悪、土を全部掘り返してでも見付ける気でいたのだが、その必要は無さそうだ。

再度言わせてもらうが、太子町と當麻町の皆様、御免なさい。




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