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【設定】評価スレ 2nd【作品】
1
:
数を持たない奇数頁
:2017/02/19(日) 19:08:43 ID:Z36LXcHk0
ここは考えた設定や作品を評価してもらうスレです
流れはこちら↓
適当な時間に晒す
↓
晒された設定見た奴が質問、もしくは評価する
↓
それを見た被評価者が回答、もしくは感謝する
・前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/study/9980/1284563917/l30
154
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/16(木) 18:30:17 ID:C/CRp1FY0
前回までのあらすじ:
正体不明のキャスターを召喚したマスター。実力を見せてもくれず、他陣営を探ったり戦ったりするでもなく、
日々なまけるばかりの彼女に業を煮やしたマスターは、つい令呪を使って「働け」と命じてしまうが……
キャスター「駅前の弁当屋でバイト始めたンゴ( ^ω^)」
マスター「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!(のたうち回る)」
155
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/18(土) 22:47:47 ID:Cg9t1Cdg0
そういえば刺し穿つ死棘の槍って心臓がない相手とか心臓潰しても死なない相手には死に技になるんかな
156
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/19(日) 12:32:48 ID:5pM3OE7Y0
>>155
即死はなくても槍の呪いは効くだろうからまあ意味なくはない気がするが…
http://m.imgur.com/SGPjgDe
見てたらうさ耳亜人で萌え袖だった劉備が召喚されるのも面白そうだと思った
身長170cmって言ってもうさ耳入れば余裕だろう120人以上の子を残したっていうのはまあ…ねえ(ゲス顔)
157
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/19(日) 12:38:35 ID:qjGtYRF20
男が子孫残すのは種付けさえすればいいからまあ簡単だけど
女性はおなかの中で育てなきゃいけない上に産後の体力の低下もあるから
毎回六つ子うんだとかでない限り時間的に無理やろ(マジレス)
158
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/19(日) 12:49:43 ID:sAhARnHw0
・彼の薫陶を受けたミーム的な意味での子供が大勢いた
・うさ耳化と同時に卵生化しており、一回の出産で大量に産む
このへんのマジックを駆使するのだ
159
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/19(日) 13:03:49 ID:TFfGEVms0
へーきへーき!フレンズによってとくいなことちがうから!(耐久EX)
160
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/19(日) 13:12:10 ID:Tka5CLMA0
モードレッドとかクローン人間なんだし劉備の体細胞から複製しまくったとかでええやん
孔明さんスゲェでいいんだ
161
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/24(金) 10:27:45 ID:Y0eoaLLU0
シナクラとライフパスのテンプレがある事で、今までの漠然とした設定に大まかなストーリーを簡単につけられる様になったのだ
改めて星杯戦争の妄想を再開しようと思う
ていうか半ばこの為にシナクラテンプレを頑張ったのだ
162
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/24(金) 13:52:33 ID:Y0eoaLLU0
ロンドアーニの星杯戦争の主人公、赤毛のアンネちゃん
シナクラとライフパスと趣味嗜好とダイスで作られた存在である
名前:アンネ・バロウズ
身長:147cm/体重:39kg
イメージカラー:赤銅
好きな物:ゲーム/苦手な物:甘くないコーヒーや紅茶
魔術系統:未来予知の魔眼。制御はできず、ごく稀に予知夢として発現する程度。
魔術回路・質:D/魔術回路・量:E
魔術回路・編成:正常。若干、変調の兆しあり。
天敵:ランサー
母・メアリと死別し、現在はロンドアーニで農業を営む父・クラウスと2人暮らしをしている女学生。現在、中学校(セカンダリスクール)2年生の15歳。学校はクライストチャーチにあり、スクールバスで1時間ほどの道のり。
子どもの頃に交通事故で母を失い、その時に自分も瀕死の重傷を負う。その時の傷痕は今も右の側頭部にある。
事故の後遺症と母を亡くしたショックのせいで何事にも無気力であり、学校と家を往復する以外に特に何もしない。父の農作業をたまに手伝ったりするものの、それ以外では自室に引きこもってゲーム三昧の日々が続く。幼なじみで同い年のレスターがいなければ、学校にすら行ってなかったかも知れない。
生まれつき少数本の魔術回路を持っていたが発言する事はなく、9歳までは魔術とは無縁で過ごしていたが、事故の治療中に生命維持の本能により起動した事がそもそもの発端だった。以後、ごく稀に予知夢を見るようになった。
予知の範囲はとても不安定で、その日の未来であれば数日後や数週間後などまちまちである。予知そのものにしても、取り立てて大きな事件や事故に限る訳でもなく、何気ない日常の映像である事が大半である。
その為、予知能力を誰かに吹聴したり、悪用したりする事もなく、たまたま正夢を見る事がある、程度の認識しか持っていなかった。
ロンドアーニで聖杯戦争が行われていると知る、その時までは──。
ちなみにライフパス等はこうなったのである
5.「遺失」
貴方は片親に育てられた子である。親と苦労を分かつ事もある。
6.「瀕死の重態」
貴方は一度死にかけたが、辛うじて一命を取り留めた。
4.「爛れた日々」
貴方は背徳的な生活を送っている。酒や煙草、ギャンブル、過剰な性交渉など。
11.「一般人」
貴方はその世界においてごく一般的な感性・道徳観の持ち主である。
好きな物:ゲーム
嫌いな物:喫茶
163
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/26(日) 12:37:24 ID:MmSPiozE0
星杯戦争、普通に小説の構成で考えてるうちに、最初に三つの選択肢が出て、3人のサーヴァントの誰かの代理マスターになるという乙女ゲー形式の妄想に発展してきた
貴女を庇うように押し倒した、傷ついた男性は──、
ニア『白銀の鎧を纏った赤毛の騎士』
>>32
『青い外套の金髪碧眼の青年』
>>34
『背中から黒翼を広げた杖を突いた少年』
>>35
──だった。
なお主人公の魔術師適性がクソすぎるので、マスターを変更する事で全ステータスと保有スキルが1ランクダウンする仕様
俺はどこを目指してるんだ
164
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/26(日) 15:07:16 ID:czsbcczQ0
セイバー、アーチャー、ランサーのマスター。ライダーのマスターは前スレで晒したからいいか
天敵に関しては、全陣営全登場人物を完成させてから考える所存
ランサー陣営から滲み出る糞さ
名前:梅幽玄(メイ・ヨウシェン)
身長:168cm/体重:59kg
イメージカラー:深紅
特技:エンバーミング、メイクやマニキュアなどの美容技術
好きな物:オシャレな人/苦手な物:ダサい人
魔術系統:殭尸術師。系統としては死霊術に近いが本質が異なる。
魔術回路・質:A/魔術回路・量:C+(18本+予備10本)
魔術回路・編成:正常だが、殭尸術に若干の偏りがある。
天敵:
『仙郷』に属し、かつては将来を有望視された父を持つ。…が、それは彼女の父が若い頃の話であり、よりによって魔術師ではない普通の女性と恋に落ちて『仙郷』を捨てた事で、咎人として追われる事になる。
幽玄が幼い頃に、両親の身元を突き止めた『仙郷』により両親が目の前で殺害される。幽玄は父の死体から魔術刻印を植え付けられ、その時の苦痛は49日も続いた。
後に、『仙郷』によって教育され、魔術師として生きる事を強制された。
父譲りの魔術の才能により、やはり彼女も将来を有望視されている。特に殭尸の製造に関しては他の追随を許さず、生前の能力値をほとんど損なわせず、100体まで同時に遠隔操作する事が可能である。
表向きは忠誠を誓った『仙郷』へ聖杯を齎す事だが、聖杯戦争へ参加した真の目的は「両親の蘇生」であり、いつか『仙郷』へ復讐する事を夢見ている。
星杯開発において『仙郷』は小聖杯の製造を担当した。
名前:ハンネス・シーグヴァルド・メシュヴィツ
身長:170cm/体重:50kg
イメージカラー:鉛色
特技:完成した物、正しい物を尽く壊す
好きな物:正常な物/苦手な物:芸術
魔術系統:基本的なルーン魔術を習得しているが、本人の素質のせいでバグってる。
魔術回路・質:C/魔術回路・量:B(30本)
魔術回路・編成:異常。「反転」の起源のせいで魔術の効果が逆転する。
天敵:
『樹』に属する魔術師であり、ルーンの名門であるメシュヴィツ家の長男。ただし、時計塔においても高名な魔術師である母を持ちながら、彼の才能そのものは凡庸であった。
時折、魔術理論のセミナーなどで賞賛される事こそあるものの、それはハンネス自身ではなく母への遠まわしな媚であり、七光りである事を自覚している。
特に、ハンネスは「あらゆる魔術が反転する」という致命的なバグを持って生まれている。魔術師の名門の長男ではあるが、彼は魔術の奥義を教えられる事はなく、家督は弟が継ぐ事が既に決定している。
また、その経歴上、メシュヴィツ家が代々受け継いだ魔術刻印は継承されなかった。
ただし魔術師としての魔術回路だけは子孫に残す必要があるため、聖杯戦争が終了した後、他の魔術家系へ婿養子になる予定である。その家系の嫡子であるサーラへは政略結婚以上の感情を抱いている。
星杯へかける願いは「魔術の反転現象をなくしたい」である。また、『樹』は大聖杯の魔法陣記述を担当している。
名前:テオドール・ヘルムフリート・ベッセル
身長:188cm/体重:90kg
イメージカラー:暗黒
特技:人の心に響く素晴らしい詩を詠む(自称)
好きな物:詩/苦手な物:白人以外の全人種
魔術系統:混沌魔術。ただしマトモに起動させる事すら叶わない。
魔術回路・質:E/魔術回路・量:D(6本)
魔術回路・編成:正常。
天敵:
本来は魔術組織ですらないオカルト啓蒙・蒐集集団(の残党である)『選民』の中で、数少ない魔術回路が発現した、魔術師の素質を持つために星杯戦争への参加が認められた者。
世界中のありとあらゆる魔術理論の基礎概念を学習し、それらを論理的に矛盾なく紡ぎ合わせた混沌魔術を開発する程の頭脳の持ち主ではあるのだが、実際に起動させられるかどうかは別の話である。
ナチス党率いる第三帝国の完全復活の為にロンドアーニの聖杯戦争へ参加した。アーリア人こそが最高峰の人類であり、白人も黒人も黄色人種も、全ての人種が平等な価値を持つ現代など屈辱以外の何物でもない。
星杯開発については、第二次世界大戦時に冬木(オリジナル)で行われた聖杯戦争の大聖杯の設計図を、『選民』の先祖がユグドミレニア家と協力して、コピーを持ち帰っていた。
なので、今回は魔術的な開発には一切携わっていないが、『選民』なくしてロンドアーニの聖杯戦争は成立しなかった。
165
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/27(月) 14:02:14 ID:fziIsl0E0
皆鯖wikiの処女王エリザベス一世の設定が面白かったから秋葉原の製杯戦争の鯖変更なう
アーサー王再誕計画でアーサー王の遺伝子からクローン作ったら女の子が出来た何でやねん状態とかなんか脳汁溢れる
まだ登場してない円卓勢(円卓じゃなくて騎士系なら何でもいいんだが)でアサシンで召喚されそうな鯖ってなんかないかな
あとライダーにデュラハン追加してみたが妖精って召喚可能なんかな
166
:
数を持たない奇数頁
:2017/03/27(月) 15:35:07 ID:fziIsl0E0
ベイリンがまだっぽいからベイリンにするか
167
:
数を持たない奇数頁
:2017/04/06(木) 05:01:44 ID:oxeozQ1Y0
http://ncode.syosetu.com/n3695dx/
すまんけどプロローグを読んでくれる人がいると助かる
出来るだけ特殊な用語が出てもわかりやすいようにはしたつもりなんだが自分じゃあまりわからない
あと都合上主人公を突っ込まさせざるをえなかったんだがバカっぽくなってるかな…
168
:
数を持たない奇数頁
:2017/04/06(木) 13:18:17 ID:Kx3E5NSY0
もうちょいこまごまとした校正は必要だと思うけど
固有名詞の理解だのは個人的には特に問題ないわよ
169
:
数を持たない奇数頁
:2017/04/06(木) 19:37:13 ID:oxeozQ1Y0
そうかサンクスそれはよかった続きを書き進めていけるわ
ミサイルポッドのセリフとかわざとらしいから考えてたんだが地の文で補完したほうがよかったかもなあと思った
170
:
数を持たない奇数頁
:2017/04/20(木) 23:09:16 ID:GYs53vAQ0
ちょっとプロローグ的なものを晒すので、見て欲しい。
R18に片足突っ込む程度の娼館モノなんだけど、導入としてその娼館がある歓楽街の雰囲気を描写しようとしてみた。
ファンタジーの歓楽街として、楽しそうだけど恐ろしい、アンダーグラウンド風味の雰囲気が出ているかどうか。
修飾語の装飾過多とかで読みづらくなってないかどうか。
この辺がちょっと気になる。
171
:
数を持たない奇数頁
:2017/04/20(木) 23:09:26 ID:GYs53vAQ0
人、人、人、人人人人人――
その街は、人で溢れかえっていた。肌の色、身長の大小、牙の有無、角の有無、耳の長短……種族を分け、国を分け、時には修復不可能とまで言われる対立を生んできたそういう差異が、この場所ではなんと小さく取るに足らない区別であろうか。
色とりどりながらもどこか毒々しい魔法灯の輝きに煌々と照らされているメインストリートはもはや、人種の坩堝という言葉では足りないほどに様々な種族で埋め尽くされている。
歩く人々の共通点を見出そうとするならば、二足歩行であり、腕が二本あること、などという部分まで大きな括りにしなければならないだろう。
世界平和、という言葉を時折どこかの王であったり、学者であったり、皇帝が口にしているが、それを最初に実現しているのはこの街なのかもしれない。
右に目を向ければ、エルフとドワーフが種族仲など端から知らぬ、と言わんばかりに酒を酌み交わし、左を見ればヒューマンとオークが戦争の歴史など過去のもの、とばかりに肩を組んで千鳥足だ。
もしかしたらこの街の路地裏では猫と鼠がラインダンスでも踊っていて、犬と猿が互いの武勇伝でも語り合っているのかもしれない。
では、と路地裏に目を向けてみればなんのことはない。
酒場の裏では衣服とは呼べないようなぼろきれだけを身に巻いた浮浪者が残飯を漁り、まだ多少身のついた魚のアラを見つけては大事そうに抱えて逃げていく。
娼館の裏では何やら粗相を働いたのだろう、顔に傷のある強面の男が、黒い服を着た数人の男に囲まれて血塗れになりながら金貨を差し出している。
ヒューマンとドワーフはこそこそと何やら金勘定について人目を避けて話しているし、エルフとオークは攫った攫ってないなどと唾を飛ばして言い争っている。
ならば、と様々な店の中へと目を向ける。
酒場ではごちゃごちゃとしたテーブルと客の間を縫うようにして店員が右から左、奥に手前にと駆け巡る。
顔を赤らめた酔っ払いがその尻を撫でようとするも、舞踊のようにその手をかわして店の奥へと消えていく。その客の会計にお触り代を足しながら。
娼館ではご立派な服を着て煙草を燻らす成金が、見目麗しい娼婦の肩を抱いて部屋へと消える。見送るスタッフの顔はあくまでにこやかに。
その横では勘違いした客がまた一人、黒服の男に路地裏に引きずり込まれた。娼婦はプロであり、商品である。奴隷かなにかと勘違いするような者は、もはや客ではないのだ。
ここは『パルース』。沼という意味を冠する、今や世界一の歓楽街である。
この街では全てが等しい。貴族であれ平民であれ、ヒューマンであれエルフであれオークであれ、誰であろうとも、等しい。
等しく、この『沼』とそこに居並ぶ店のルールのみに従わねばならない。
金貨の詰まった袋でも、勲章の並んだ軍服でも、同情を誘う涙でも、そのルールを決して曲げることはできない。
――ここは甘くて熱い底なし沼。沈めばその快楽からは、抜け出せない――
172
:
数を持たない奇数頁
:2017/04/20(木) 23:09:37 ID:GYs53vAQ0
以上。
173
:
数を持たない奇数頁
:2017/11/02(木) 23:00:02 ID:J8pG8UDI0
性格形成が妥当かどうか聞きたい
一応ふたりとも対比になるように作ってる
主人公→自分は強くなければならない、人に頼ることはつけこまれる?
○下地
・父は冒険家のような人間で、母と結婚して自分をもうけた後にロマンを求めて変な金属体と共に消えて消息不明→夫婦という最も固く結ばれるべき他人ですらこんなものだという諦観。
・母子家庭で、下の子(養子)が複数人いたため母親に迷惑をかけまいと自身の問題はすべて自分で解決するようにしてきた
・母がお人好し、人間の善性を信じる。困っている人がいれば可能な限り手を差しのべる
・下の子らには何でもできるかっこいい姉だと思われている、失望されたくない
・他人の回避
※母は金持ちの箱入り娘だった。駆け落ち同然なので親とは絶縁
ヒロイン→必要とされたい(自己肯定感の欠如)、ひとりにされるのが怖い、純真
○下地
・物心がつく前に母親が亡くなっている。身体が弱かったために父親が頼りだった(彼女の世界の中心)
・基本的に子どもなのと関わってきた人間が極端に少ないため、騙す騙されるなどという考えはほとんど浮かばない
・あるきっかけから父が自分の前から姿を消し、捨てられたのではないかと考えるようになる→信じたくない故に父を探す
・ひとりでは生きられないと考えているために、少しでも親しく(いい人そうだと)なったらすべてさらけ出そうとする(自分をあずける、弱さを見せる。無意識の行動。犬が腹をみせて服従するポーズに意味合い近い?)
・他人への依存
174
:
数を持たない奇数頁
:2017/11/03(金) 15:20:06 ID:XRTpa.3w0
あげておこう
175
:
数を持たない奇数頁
:2017/11/03(金) 16:44:57 ID:eW5Ljx9A0
気の利いた事は言えんが問題ないように思える
176
:
数を持たない奇数頁
:2017/11/03(金) 22:02:28 ID:hh3m7COM0
ヒロインの方は父親からの愛情次第とは思う
ヒロイン自身が父親から向けられる感情を愛情ではなく義務感だとかを感じ、関係に対して負い目を感じていたらそんな感じには育ちそう
逆に愛情を注がれていたと自覚出来るならそんなに依存的な気質にはならず精々「人見知りだが親しくなった相手には無防備を晒す傾向がある甘えん坊」辺りに落ち着きそうだ
177
:
数を持たない奇数頁
:2017/11/03(金) 22:30:31 ID:ZpWX/usk0
>>175
ありがとう他人の客観性が欲しかったから見てもらって印象を貰うだけでも充分なのだ
>>176
マジでありがたい…
負い目か…病弱で親族(父)に頼らざるを得なかった、迷惑ばかりかけてる、自分からはあげられるものがない(概して、親からすれば子どもが幸せで笑顔でいてくれればそれで充分なはずだが)ってのは負い目?としては弱いかね
詳しいことは近いうちにcoming soonなんだが父が消えたこと+自己を揺るがす事件でかなり揺さぶられてるのよね
うーん、難しいな。明るさ(年相応の子どもっぽさ)と危うさを同居させたいんだけどなあ
相手を試すってのも行動のひとつとしていれていこうかな
178
:
数を持たない奇数頁
:2017/12/07(木) 22:03:22 ID:pQYMMWdo0
一応序章として書いたものなんだけど、自分で読んでるばかりだとだんだんわけわからなくなってきたので、客観的な意見求む。
気になるのは
・序章として、次の章に目を向けさせる引きになってるかどうか
・頂心肘→追い打ちパンチしたけど全然効かなくて反撃の頂心肘でふっとばされました、って戦闘部分がちゃんと読み取れるかどうか
の二点。
評価よろしくお願いします
https://u11.getuploader.com/uploader/download/1369
179
:
数を持たない奇数頁
:2017/12/13(水) 01:27:24 ID:63bkZBsM0
気になってる二点は大丈夫だと思う
ただ、魔王と分名の意味についての説明ブロックがやや浮いてる感じはある
180
:
数を持たない奇数頁
:2017/12/13(水) 17:31:34 ID:Fp14DAdo0
んー、そうか、ありがとう
名前の受け渡しはここではぼかしといて、その重みについては後からエピソードひとつ入れる感じにしようかな
181
:
数を持たない奇数頁
:2017/12/13(水) 21:05:39 ID:tnHeaaSQ0
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1076
単にエターナルの海に放流するのもアレなので投げておこう。こうしておけば仮にtxtが飛んでもいつか「もう一回書こう」と思った時に回収可能だ
これが何かと言うと競作投稿時に触れた「狂人めいた高校生が喋る子猫を弄り回していたら子猫が美少女化した挙句に槍をぶん投げられた」という例の奴
ジャンル的には……なんだろう? 現代ファンタジーの皮を被った異世界ファンタジー(現代と行き来可能)……?
182
:
数を持たない奇数頁
:2017/12/13(水) 21:08:06 ID:tnHeaaSQ0
(なおファイル名はネタでも何でもなく「投げる寸前にフィーリングで行こう」というとんでもない思惑と「新しいテキスト ドキュメントのままだと間違えて消しそう」という危険予知の結果である)
183
:
数を持たない奇数頁
:2018/01/30(火) 23:02:01 ID:UyeStRM.0
>>181
亀だけど感想いっくよー(はぁと)いつも通り読んでる最中に思ったことを書き散らして箇条書きに直してるので全体としての感想評価は追って書きます
先に書いとくけど今になって感想評価を投げるのは自分のための『エンタメの観点から作品を見る』という行為の練習なので適当に読み流してくれさい
・冒頭だけど『その日は今朝から』はちょっとダブルミーニングかも
・『どういう話なのか』の概要めいたものを後回しにして濃密な情景描写と実在性を叩き込んでくるのは映画チックで個人的には非常に好み(自分の前作も今作も似たような導入を目指してた)
・蒸し暑さといい生温い飲み物の甘ったるさといい、現代(寄りの)舞台はこの手の五感を読者にシンクロさせるのがやりやすくて良いよね……って思う思った
・ただ『あれから五年か』のところで若干流れに隔絶がある感じがするので、『〜余程運が悪くなければ(妹のように)轢かれる憂き目に遭う事はないだろう』みたいな感じで『妹はこの道路で五年前に引かれた』という事実を下敷きにした上での静流らしい独り言にした方が、そのまま行開けせず話の流れでサラッと過去の経緯を描けるかも
・中盤は行動への内省?というか主人公が取った行動への主人公自身による説明がちょっと多いかもしれない。一人称視点だと文章のテンション=主人公のテンションとなりかねず、能動性低めのやれやれ系主人公とはちょっと相性が悪いかもしれない(後で追記あります)生憎なろう文体には造詣が深くないので分からないが、少なくとも説明部の半分ほどは削ることによって支障は出ないと思う。
・競作の『娼婦として売られた獣人が実は現実世界の暗殺者の転生(野菜ニンニク油マシマシ)』に比べると現状猫人の槍投げはインパクトに弱く、また転送?先とか世界観の真相についても固有名詞がちょっと出てるだけで読者を引き摺りこめるほどの『謎』としては成り立っていない。
・(上記の追記)行動への説明が必要なのは読者にとって行動原理が理解できないような突飛な行為をした時や、その例外的な逆張りとして一見普通の行為をしているのに内面での動機が異質なものであることを示さないといけない時くらいで、『喋る猫』という非日常に対して夕食の献立を使ってスルーをかますのは猫側にとっては驚かれて然るべきだが読者にとっては一定のお約束として成り立ってるギャグの一つ(お約束が悪いということではなくテンプレとして読者も把握済みの行動理由は説明せずに台詞と行動描写だけで流してしまった方が良いのではないか?という感じ)
・あと些細なことだけど静音が好んだオレンジジュースを敢えて零しているのは〜の下りから『猫が(描写されないところで)既に座っていて、30分が経とうとしている』に接続してしまった方が早いかもしれない(その間の部分は猫の見た目以外は抜かしてしまっても伏線とかない限りはそこまで問題が発生しなさそうに見えるし、若干この辺りの冗長さで序盤の勢いが失速してるように思えたので)
次から通しで見た後の感想に続きますん我が提出作品を見ての通り全然至らない書き手が適当に書いてることなので程々に読み流してね
184
:
数を持たない奇数頁
:2018/01/30(火) 23:13:41 ID:UyeStRM.0
オレンジジュースを墓前酒代わりにした映画的な描写から入って、猫が喋る直前の居座り30分の辺りからギャグ寄りになって、チェシャが人間形態になって投げ槍モードになってからまたバトル系の緊迫した雰囲気に寄せようとなってるのがちょっと接続が悪い気がする
ここから作品がどう続くか、この前書きが作品内でどういう立ち位置を示すかは分からない。ただ一つの節の中では映画系の雰囲気やギャグ的なやり取り、そして謎めいた世界の話に巻き込まれそうな主人公の緊迫、前までなら『そのどれか一つに要素を統一してシーンを構成したら良いんじゃないか』って言ってたと思うんだけど、今なら『どれか一つを焦点と決めて、それ以外は焦点のための材料として使い潰すつもりで行ったらどうだろう』と偉そうにアドバイスさせてもらうと思う
例えばギャグ寄りに持ってくなら最初の映画的なシリアスな雰囲気は『猫が喋る』時点辺りでギャグ方面にぶっ飛ばすための前フリとして使って(例としては進撃の巨人21巻くらいのエレンの回想からの流れとか)、逆にエモい雰囲気重点で行くなら猫が喋るという奇っ怪な現象についても長回しのフィルムの一幕に収まるような幻想的なものとして描写すればいい(メッセージ映画版は見てないけどフライングばかうけだってギャグ以外でも使えるわけだし)、
槍投げのとこを軸にするなら槍投げ発動以前から『崩れる直前の日常』としての墓前柑橘ジュース、『日常が壊れる切っ掛け』として喋る猫の登場、みたいな感じで槍投げのシーンのためにその前の二つの展開を使えば良いと思う(アニメ版fateUBW冒頭みたいな感じで?)
こればっかりはこのシーンだけを見て絶対的な正解があるわけじゃなくて物語全体の焦点と、前書きの物語上での役割によって変動すると思う(このシーン内で分けられた三つの出来事とシーンの関係と相似形になるものとして)
個人的な感想としては冒頭オレンジジュースの一幕が滅茶苦茶ワクワクして好きだったのであの感じの雰囲気で進んでく話だとめっっっっちゃ好き(語彙力不足)
Kどの仕事にMHWに合同企画に執筆と地獄めいたマルチタスクだけど死なないよう適度に逃げて生き延びてくれよな……
MHWガンスはパイルバンカーとかまで仕込んで究極の浪漫武器になって楽しそうだけど生憎ブボーンの狩人スタイルが染み付いてるせいで急速回避弓マン以外になれないぜ
あと今思い出したけど動物が喋るっていうと森見登美彦ギャグ方面もシリアス方面も行けていいよねってなった
185
:
数を持たない奇数頁
:2018/01/30(火) 23:53:59 ID:UyeStRM.0
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1086
『鋼の森のアリス』競作分から一万字追加(手を加えた既存分はゴリっと削ってるくらい)『不思議の国』に迷い込むシーンで、起承転結の『起』が丁度終わった辺り
二週間くらい前にはここまで書き上げてたんだけど、如何せん次シーンがかなりのポイントオブノーリターンなので進み始める前に作品としての概要が粗方示された現状での評価ってのが欲しい
世界観的な意味での不思議さインモラルさ辺りの雰囲気は恐らく今のまま行くので、流し読みしてここが駄目とかここ辺とか思うところがあれば一口感想いただけると凄いありがたい
186
:
朝日
◆iLTdnz3/jA
:2018/02/27(火) 00:43:37 ID:O/xs8AJs0
1.5万字程度の短編習作が1/3ほど書きあがったので晒してみる
ただの出落ちの悪ふざけなのでなんか色々申し訳ない。でも感想とか改善点とかあると嬉しい
【タイトル】放課後かみさま撲殺クラブ(仮題)
【ジャンル】ラブコメ?
【URL】
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1091
【補足】
◆一応は、ザ・WEB小説的なラノベコメディを書いてみようというのがコンセプト……のはず。
◆最初はVIPとかのSS並みに台詞だけで進行させるつもりだったが書いてるうちに方向転換。現在、どのくらいのバランスにするか試行錯誤中。
◆地の文少ない台詞ベースの掛け合い難しい。コメディをコメディとして書くの、くどくなりすぎてメチャクチャ難しい。シリアスにネタ挟む方が性にあってるがこれも練習のうち。
187
:
数を持たない奇数頁
:2018/02/27(火) 22:34:22 ID:rnqgRwms0
>>186
なかなか人を選びそうだけど今のところは面白かった
相変わらずかなり読みやすいので頭からっぽにして読めるのはよさげ、あとは冒頭の掴みがキャッチーなのは好印象
シュールギャグというかカオス寄りの中身で一気に読むと胃もたれ起こしそうだけど主人公のキャラのおかげで一気に読めた
問題点としては後にまったく何も残らないことと、笑いというよりは大喜利で感心する系の会話になってること、ボケにボケを重ねすぎてややくどいことくらい?
出オチにしてはいい感じだから失速しないかが心配ではあるな
188
:
数を持たない奇数頁
:2018/02/28(水) 11:52:22 ID:SJKD9NsE0
>>185
前よりはテンポ良くなって読みやすくなった
でもまだ文章の呼吸というか流れというかが悪い気がする
ストーリーについてはまだ物語が大きく動いていないので保留、
ただもう少し早い段階でわかりやすい事件起こして展開動かし、読者を引き込むのもありかと
あとやっぱり主人公も世界観もめんどくさく捻くれてる感じなので、それを展開に活かしていってほしい
>>186
ギャグのテンポや主人公の独白あたりは好み
ただこのペースのままだとそのうち飽きそうなのでどこかでテコ入れがほしいところ
良くも悪くも日常4コマ漫画的な構成な印象を受けた
189
:
数を持たない奇数頁
:2018/02/28(水) 22:57:32 ID:mpqr.Qok0
>>187-188
サンクス
しかし頭のネジ数本外れた状態でノリと勢いで書いたんで今読み直すと色々とひどいなコレ
(ただ前作の課題だった「序盤のキャッチ―さ不足」「世界観に頼りすぎ」あたりをガッツリ意識したり
苦手な一人称やコメディジャンルに挑戦したりとか、そういった開拓を試みた作品ではある)
あと別スレのほうでPDF見れないって話があったんで一応テキストも上げとく
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1092
190
:
数を持たない奇数頁
:2018/03/01(木) 05:36:22 ID:kOIME1Xw0
>>188
ありがて……
実は今冒頭というかウサギとの邂逅シーンに『ウサギの素性』を展開としてぶち込むのを考えてるところなので上手く行かせたいところ
“『街』の技術で美麗な姿に生み出され、幼い時から性産業に従事している者達。ウサギが『ワンダラー』と称した彼らは決まった住処を持たず『街』全体を徘徊[wonder]し、マタタビと呼ばれる薬物の常用者にして売人である。
稀に『街』での人生で育んだ独特の感性や美麗な姿を活かして俳優業や創作活動によって才を花咲かせる者も居るが、多くは自殺や病気などによって長く生きることはない。”
ってのが原案的な一節で、これを如何に物語を動かすための要素として使っていけるかが目下の課題である感じ(回想なので後から知った情報でもぶち込めるのが利用できそう)
191
:
ぬ
◆e2usW7RJMY
:2018/04/01(日) 21:14:59 ID:tdfJ9GMI0
ちょっとスピードに傾けて書いてみた文章をサラッシング。
いちおう競作提出作品『SINGULAR BLADES』の続きの部分なので
完成版になるまで読みたくないぜ! という方はノータッチ推奨。
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1105
会話や地の文をほとんど削り込んでいないので、たぶん無駄や冗長な表現があるのではないかと思う。
読んでてイライラしてくるレベルだとまずいので、その辺の感想をお聞かせ願いたく候( ´ω`)
192
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/01(日) 22:16:56 ID:GTv5QL6U0
読み込むので数日ほどお待ちあれ
193
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/01(日) 23:03:35 ID:OkKqxhQ.0
5年ほど待って
194
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/01(日) 23:12:05 ID:tdfJ9GMI0
( ´ω`)オーン
195
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/02(月) 01:16:26 ID:UP6ROuQ.0
読むぜイエエエイ
まあ一週間以内を目処に気長に待っててくれい(今日はバーフバリ1・2を通しで観たので疲れた)
196
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/02(月) 13:45:13 ID:wytwsC.k0
>>191
読んだ
めっちゃ面白いしAcfaみたいな政治暗闘×現場職の戦闘の感じとかめっちゃ好き……
少なくとも『文章』のレイヤー、つまり物語と世界観の理解において必要十分な情報量を、作中を通しての文体の質感を一定に持ちつつも可能な限りコンパクトな字数に落とし込む、という点においては今までと変わらず圧倒的なものだと思われる
……え?マジで?速度特化でこれなの……削文労力削ってこれなら、自分の字数太りとの差は完全に素のカラテ差ですね……精進あるのみだ
めいでんがどういう風に書いてるのか分からないのでアレだけど、もし立てたプロットを文章に落とし込む段階で(今まで)時間がかかってたらなら今くらいのスピード重点でも全く問題ないと思う
ただ万が一これで字数が太るとしたらプロット吟味の時間を削ってた場合かもしれない
自分は前作(33万字)の文章を削り込もうとして一ヶ月の苦闘の末29万字まで削り込んだところで限界だったんだけど、
それは『文章』のレイヤーだけで削り込める部分を全て終わらせてしまって、その上にある『展開』のレイヤーが不可逆的に孕んだ要求情報量的なものによる字数太りが書いた後の推敲ごときでどうにかなるものではなかったからであったのよ
文章にする前のプロットにちりばめられた情報を、その小節内における焦点を中心とした時の最外殻から削り落としていく作業が削られることで情報量が増えて、副次的に字数が増えていくことはあり得るかもしれない
(この辺については世界観の広がりや物語の多層性と、字数の削減や読みやすさがトレードオフになったりするのでバランスは個人の好みだと思うので難しいんだけど)
ただ、その場合については物語の緩急を一部分だけ読んで判断することはできないし、一話分丸々読んだりしてからだと思うので……要は続き待ってますの意だ(ぶん投げ)マジで面白かった……悔しいぜ
197
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/02(月) 21:07:01 ID:qYpLxmCE0
>>196
アリガター
お察しの通り、もっと大きな構造、プロットやシーン配置やブロック単位の文章についての
吟味をすっ飛ばしているので、まとまった文字数で膨らんでいってしまうのだな。
なので「そもそもこの説明ブロック必要か?」「このシーン入れる意味あったか?」
「このキャラ行動おかしくないか?」とかのツッコミに常に脅かされている。
自分はこれまで、文章の“表現”や“文法”を重点するあまり
根本的アウトライン設計のスキルは全然育ててこなかったのだなあ、と
今更ながら致命的なことに気づいたのだ(´_ゝ`)
まあ整合性とか無駄かどうかとかは全体読まないと判断しにくいだろうから
こんな断片だけで「どう?」ってのも無理な訊き方してるとは思うが……。
198
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/02(月) 22:58:28 ID:eu0BCCwg0
いや逆説的に『(文章は素で纏まってる上で)労力をかければ展開も纏められる』のだから十全な気はする
あとは労力(書くのにかかる時間)と字数(読むのにかかる時間)のトレードオフだろうし、その辺のバランスは個人の時間的余裕とどういう作品にするかって塩梅の問題だと思う
自分の今作は逆に思考停止レベルで字数削りまくるとどこまで行けるかって実験も兼ねてたんだけど、
一シーン終える度に一つシーン戻っての削文と一シーン書き出すまでの情報の取捨選択による展開削りの二つを並行して、フル労力のめいでんの纏まり具合にどれだけ寄せられるかだな……
進捗(書いた量)って言葉に取り付かれると『労力をかければかけるほど実際の字数が減っていく』ことにショッギョ・ムッジョを感じかねなくて自分との戦いになるねこれ
199
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/03(火) 13:31:58 ID:oYdISaNE0
俺は醤油氏や朝日氏みたいなしっかりした批評は出来ないので、あまり実のないただの感想になってしまうが、普段(というかこの前?)よりも丁寧というかなんだろう…ハービスとの通信までの前半部はたぶん競作などでお出しされるものならもっと密度的に引き締まってると思う…(※個人の感想です)
冗長というわけでは全然ないけど、普段がどれだけ精緻に組み上げられてるのかの一端を垣間見た気がする
でも、早さ重点でこれってヤバイっすね…めっちゃ面白かった
出てくる主要キャラ全員が理知的で、設定に違わぬ有能さを短いなかで示されてるのが見ていて気持ちいい
身体に気をつけて毎秒投稿しろ(無茶ぶり)
200
:
ぬ
◆e2usW7RJMY
:2018/04/03(火) 22:21:28 ID:U3/Qhbcw0
>>199
ありがひょおお( 'ω')
なんとなくでも違いは感じられるか……(安堵)
逆に「普段と違いがわからん」とか言われたら
いつもやってるヘビー推敲パートが無駄だと判明してしまうので、そこも怖いのだ
まあこの水準でも“読むに堪えない”ほどではなさそうなので
今後はもうちょっと勢いを大事に……できたらいいな……
【チラ裏】
実のところ、7000文字を一週間で書くというのは、スピードを意識してても近年稀なペースだったのだが
おそらくJ.R.R.マーティンの『サンドキングズ』にイメージの収束をだいぶ助けてもらったおかげもある。
フリウィ書く時も『ハンターズ・ラン』を手本にしてた節はあるし
もしかして俺は宇宙SFを書くならJマーの小説をいつもガイドテキストにしていればペースアップ狙えるのでは……?
それはそうと『サンドキングズ』マジおすすめ。
短編集だが、6篇中4篇までが睡眠を阻害するレベルのド傑作であった。
いや「ストーンシティ」だけは個人的な好みが大いにプラス補正かけてるかもしれんけど……。
201
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/03(火) 23:56:01 ID:brLeSnLc0
>>191
読んだ。
相変わらず読みやすいのはすげえ。普通にスラスラ読める。
「読みやすい文章」としては全編通して全く問題ないというか、このペースで書いてこれかよ……と脱帽。
ただ、やはり「読ませる文章」としての質はやや落ちてる感。
やはり他の人も言ってるようにやや冗長感があるというか、情報開示は情報開示、心情描写は心情描写だけになっていて
情報開示しながらキャラの心情を暗に示しつつユーモアもねじ込んでくる普段のめいでんの情報密度に慣れてると物足りないのかな。
特に序盤のミハイロヴィチが不審船について考察してるところとか、かなり読みやすくはあるんだが
いつもならもう少しスマートにまとめつつ、さらに世界観やキャラを自然に滲みださせてグイグイ惹きこんできそう。
でも、キャラ同士の掛け合いシーンは今回のバージョンでも読ませるパワーすごかった。
出撃時のミハイロヴィチとルイスの掛け合い、その後のジェシーとのやりとりもガンガン読ませてくる。
あと、キャラの動きや展開等で違和感あるシーンはなかったかと。
そして相変わらずストーリーおもしれえ。違う価値観持った人間がそれぞれの思惑で動いてるワクワク感がヤバイ(小並感)。
とりあえず速筆バージョンでも十分な読みやすさはあるので、普段の書き方とうまいこと組み合わせられればかなりの武器になりそう。
……こういうのを見てると普段めいでんがどれだけオバケめいた改稿をしてるのか恐ろしくなる
客観性というか読者の視点を持ちつつギュッとまとめてくる推敲力のヤバさを改めて思い知らされた
202
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 01:22:15 ID:RwOlUSDw0
>>201
唵……ありが……オリゴ糖……( ´ω`)
>情報開示は情報開示、心情描写は心情描写だけになっていて
これだ!
普段は推敲のときにシャノンの情報理論を基準として
文章の情報密度を高める方向で削っていくから
最終的に「全部載せテキスト」に収斂するのだが
今回はそこを省略したことで情報密度をだいぶ落としているのだな……(いま自覚を得た)
艦長の思考を追っかけてるだけのパートとか特にノー推敲だったし……。
普段の、と言ってくれてるアレ、情報をミルフィーユめいて重ねた精密複合構造体としての文章は
結構時間かけないと出てこないんお……。
203
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 01:46:45 ID:oQ1huQJ60
すげえ参考になる……凄いなシャノンの情報理論(前に聞いて買ったけど積ん読してた)
自分がめいでんに寄せてくにあたって必要なのは『シャノン式の全乗せテキスト』と『展開(プロット)レイヤでの必要情報量の削り込み』なわけだな
204
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 02:01:58 ID:RwOlUSDw0
【個人的な反省】
シャノン式に情報を圧縮・結合させるときの触媒として
ふだんは詩的言語をよく使うんだけど、今回はその成分が全然なかった。
人とモノの描写と状況説明に終始してしまって、その色彩や輪郭や香気や手触りといった
文学的情緒を引き出し得るアレコレにまで気が回らなかった。
たぶん密度低下の最大の原因これだわ。
おなじみのプロローグ(ルイスが開拓惑星爆撃するアレ)あたりと引き比べるとマジに一目瞭然すぎる。
205
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 02:54:21 ID:/O165hbA0
めいでんは普段どういう風に推敲しているのだろう
前回の自分は、推敲時に展開の整合性だけに注目してたからか、読者のイメージ組み上げやすさのための視線誘導までは頭が回らなかったから、今度は上手くやらないとなー
206
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 02:56:31 ID:/O165hbA0
うわ、普通に上に載ってた失敬
207
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 14:10:44 ID:nqny3pgo0
自分からも聞きたいんだけど、めいでんが普段の時間かけてる時の削文というか情報収束って、
『一度書いた上で削る』んじゃなくて、『書き始める時点で纏めてる(つまり情報収束した文になるまでは書き出さない)』んだろうか
多分『書いてから削る』と早くはあるが削れる量に限界があって、『削れるまで書き出さない』だと一番纏まるけど時間がかかりそうで、めいでんはなんとなく後者っぽい気はするんだが
あくまで今回投げた文から削ったり纏めていくような段階分けにしたら、今回のスピード特化と今までの情報収束特化の間くらいの進捗&精度になるかもしれない
208
:
ぬんぬん
◆e2usW7RJMY
:2018/04/04(水) 21:46:56 ID:RwOlUSDw0
>>205
ふだんは
>>207
で挙げられてる方式のハイブリッドみたいなところがある。
つまり「ある程度の収束率が得られるまで書き出さない」&
「書いてからさらに圧縮を掛ける」の二段構え。
こうでもしないとホイップクリームみたいなふわふわスーパーライトノベルになってしまう
(……のではないか?という恐怖が宿病めいて付きまとう。我は強迫観念に駆られて推敲するマン)
今回は二段目をほとんどやらなかった結果がこれである(´_ゝ`)
一段目はなんかオートで発動するパッシブスキルなので解除できないもよう。遅筆の病因。
あと、競作スレでも書いた圧縮過程としては
・レベル1フィルターで「無い方がいい文章」を排除する
・レベル2フィルターで「無くても困らない文章」を消去する
・レベル3フィルターで「意味・必要性を説明できない文章」を削り落とす
・これらの推敲フィルターを必要な情報密度に応じて使い分ける
みたいなのをやろうとしている(できているとは言わない)。
高レベルのフィルタリングをかけるほど時間を要するが、文章の密度も上がるのだ。
209
:
ゆか
◆Nj0qU1VnBA
:2018/04/09(月) 02:21:06 ID:b8nmWH9U0
あっ、すまん自分宛と気付いてなかったありがとう
基本的に俺は推敲する度に文章が増えていくので(展開の飛躍があるかもという強迫観念に突き動かされる)
削る修練をすべきですね…
210
:
醤油(漆黒)
◆hm3LsfVrgE
:2018/05/08(火) 09:12:50 ID:5lOu9Pbc0
とりあえず前半部終わらせて三万九千字(新規分一万四千字)、多分後編は外に出さずに書いてから賞に出すからコレが実質ラスト投稿になると思う
前作一話分に字数を抑えて読むコスト下げたのは確かな成長な気がするので是非に読んでほしい
【タイトル】鋼の森のアリス(前編)
【ジャンル】サブカル系不純文学?
【URL】
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1128
【補足】
・起承転結の『起と承』が終わったところなのでこれから加速するところではあるんだけど、転結を書くには今のままだと持ちネタが少なすぎるので少し別作品に移って時間をとりたい。
・ついでに前作みたいに全部終わってから致命的なことに気付いたりはしたくないので、とりあえず書いた部分について最後にいろんな場所で意見を貰って修正かけておきたいので評価スレに上げた次第。
どんなフワッとした感想とか思った通りの意見でも良いのでなんでも欲しいのだ。
211
:
数を持たない奇数頁
:2018/05/09(水) 23:55:28 ID:d87Tbxks0
>>210
舞台設定とか雰囲気自体は結構好きだけど文章と描写がかなり足を引っ張ってる感
なんだろう、やっぱり描写がくどいというか読んでて頭が痛くなる感じがあった
描写に焦点があってないというか、箇条書き的に描写の目線がぶれまくってる感
雰囲気は出てるけど逆に雰囲気しか出てなくて描写量の割に物語としての情報量が少ないために
起伏のない文体と合わさって読むのにごっそりエネルギーを持っていかれてるのかな
たぶんクライマックスで使うべきレベルの描写量を冒頭ですでに開放してるから描写量と情報量が不協和音起こしてるのかと
なので持ってる技術をあえて使わないことを意識すればだいぶ読みやすくなりそう
あと基本的な部分だと日本語として主語がこんがらがってる文があるのも読みにくい原因かも
例えば
>有栖が伸ばした手に少女は指を絡めて身を寄せてきて、
>その親しさを演出するような仕草が余りにも手慣れていたから、あどけない表情に反して彼女もまたいっぱしの街娼であるのだと思い知らされる。
この文だと1行目の主語は少女だけど、2行目の主語は有栖になってるとか(俺も日本語下手だから指摘あってるかわかんない)
それとキャラの心情について地の文で長々書きすぎなのかな、ってイメージ
説明しなくてもそれまでの描写でわかる部分までわざわざ言葉にしてるから
シャノンのアレ的な観点だと読者への情報量が特にない、ただくどいだけの文が生まれてる
現状ストーリーのイベントに対してモノローグが多いから、
キャラを魅せるモノローグを書くのではなくキャラを魅せるシーンを増やしたら一気に変わりそう
あとキャラの背景って一番おいしい部分だから、開示するにしてももう少し話進めてからのほうが効果ありそう
まあこの辺の感想は『嵐の季節』の前までの部分で『嵐の季節』からは多少改善されてる感じがした
212
:
数を持たない奇数頁
:2018/05/10(木) 12:44:42 ID:BaPZM3CE0
>>211
ウオオオ(ノ・ω・)ノオオオォォォ-(大気圏に突入する犬のごとき歓喜の雄叫び)
相変わらず描写量>>>物語の情報量になってるか……『要らない描写』が何処かと読み返してみれば、確かに『不思議の国』とか『街』辺りはただのデッサンを過剰に守ろうとし過ぎてる感がある
どこまで描写として克明でも『読者も知ってる(より深く洞察したり何かを再確認するわけでもない)』ことなら情報として必要ないしね
『描写の目線がぶれまくってる』ってのは、『何を描写しているのか、何のために描写しているのか』という意図が取れないっていうことで良いんだろうか?
確かに文章運びとしての焦点は少しずつ意識していたけど、描写対象の方にまで焦点を絞ることを考えられていなかった、反省
確かにクライマックスでの描写量を冒頭で使ってしまってるってのは正しいな……冒頭シーンとかも『描写』について取捨選択してもっと削り込んだら構造ごともっと短くできるな!!!ってなった。改稿時に残しときたい描写があるために文章パズルして構成がガタガタになった記憶がある
キャラの心情についても、元々のコンセプトだと間に挟む『手稿』側では自意識全開有栖ちゃんの好き勝手な独白垂れ流して良い代わりに『鋼の森の有栖(メインシナリオ)』では『(未来の白鳥有栖の書いた架空の)創作物』としてエンタメ的に割り切った構成に振り切る予定だったのを忘れていた気がする。
キャラ背景については此処から相当畳み込む(あと四万字強で全てを終わらせる)となるとこれくらい振れ幅稼いどいても良いかなって感じではある、こっから二転三転できるように仕込んであるし後々に設定を残しといて前半モタつく失敗を前回やらかしてるので取りあえずは逆向きに振り切るくらいで試していきたい。
ただ有栖の心情については前記のコンセプトを書いてるうちに結構忘れてたのが否めないし、他(キャラの心情)については……どうだろう、正直書いてる途中&書いた直後では読者側からしてどれくらい読み取れてるかが掴めてない感じがする、ので適度に時間と距離を置いてから読み返して判別したい。
『嵐の季節』については前作を別所で晒した時に『台詞回しの自信がないからって地の文に逃げると字数が太るぞ』ってご指摘を頂いてから試行錯誤して地の文のストックをシャノン的に削り込んで、ある程度の分かりやすさと引き換えに数行の会話文に変換する方法が分かったのがデカいかもしれない(本当に有り難かった)
ただ有栖とウサギがある程度同類としての共感を持ってるからできたことではあるので、それより前の部分に適用して削り込む際は話者が何処までなら相手に話すかと照らし合わせて慎重に行きたい。
多分冒頭部(『街』)はプロットごともっとスリムにできるし、『不思議の国』は文章単位で削り込んで、ただラストの『嵐の季節』についてはもうちょい書き進めないと最終的に要る情報要らない情報ってのが分からないから後編入ってから改稿かな
目につく部分が文章と描写メインだった(逆に言うとそこを直すだけで楽に改善できる)のは、めいでんが評価スレに上げてたのとかでプロットレベルで情報を削り込むことを意識できたかもしれない
マジで有り難いです取りあえず前編改稿しつつ後編のプロット出していきます
213
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/03(日) 04:16:29 ID:2NKoy/VA0
ゴジラのアニメを見て思いついた二次創作のアイデア
タイトル「機龍咆哮 〜逆襲のメカゴジラ〜」
■あらすじ
1,ゴジラ出現で、人類が宇宙に逃げ出して数十年が経った地球。
宇宙船アラトラム号の乗員に選ばれず地球に取り残された大半の人類は、ゴジラを筆頭とする怪獣に日々脅かされながら各地に残った街で細々と暮らしている。
2,主人公は、日系人で何でも屋の「ヨシト」。
ある日高額の報酬に釣られ、老人から組織Aに届けるようにと荷物を預けられるが、その途中で暴竜アンギラスの襲撃を受けて誤って荷物の中身を開封してしまう。
3,荷物の中身は、金属のようなボディを持つ少女型ロボットだった。
暴竜アンギラスを瞬殺するほどの戦闘力を持ちながら、無知で右も左もわからない少女型ロボット。
4,「いくらなんでも人間は預かれない」と依頼主の老人に返そうとするヨシトだったが、依頼主は何者かに殺されてしまい、さらに別の組織Bにまで狙われる羽目に。
ヨシトはこのロボットを「ケイ」と名付け、とりあえずケイの面倒を見ながら組織Aへ届けるまでの逃避行を始める。
5,組織Bの追跡を掻い潜りながら、届け先の組織Aの本拠地へ無事ケイを届けるヨシト。
名残を惜しみながら別れたヨシトだったが直後ヨシトは組織Bに拉致され、そこでケイの正体を知らされる。
6,ケイの正体は、かつて富士山で開発途中のまま破壊されたメカゴジラを復元したもので、その頭脳中枢として創られたのがケイだった。
組織ABの正体はかつてメカゴジラを建造した地球防衛軍の残党であり元々ひとつの組織だったが、
メカゴジラをゴジラ討伐ではなく地球征服に用いようとするAと、飽く迄ゴジラ討伐の道具として使おうとするBで内部分裂を起こしていた。
依頼主の老人マフネ博士は組織Bに属していた科学者で、当初ゴジラ討伐のためという名目でケイを作らされていたが、地球侵略にも使える可能性を危惧して組織Bから離反。
ケイを保護するという組織Aの虚言に騙されてヨシトに輸送を依頼したのだった。
7,ケイが懐いていたことと、腕っ節の強さから、組織Bはヨシトを仲間に引き入れようとする。
「ケイを兵器扱いしてる時点で結局おまえらは同じ穴のムジナじゃねえか」と当初は反発しつつも、ケイに愛着が湧き始めていたヨシトはこれを渋々承諾。
組織Bとヨシトの共同戦線によるケイ救出作戦が展開される。
8,組織Bとヨシトが組織Aの拠点を襲撃。
乱戦の最中、組織Aの首領はケイをナノメタルのボディに埋め込み、身長100m相当のメカゴジラ2号を完成させてしまう。
ケイはナノメタルと融合したことでメカゴジラとしての機能を覚醒させられてしまうが、ヨシトへの愛着を忘れておらず、組織Aの首領の命令に逆らってヨシトを守る。
組織Aの首領、慌てて逃げ出す。
9,そこに身長100mのゴジラ=アースが出現、組織Aの首領が乗った飛行機を熱線で撃ち落とす。
ゴジラへの恐怖で戦く組織ABの人々とそして愛するヨシトを守るため、ケイ=メカゴジラと、ゴジラによる死闘が繰り広げられる。
10,しかしケイは敗北。
ケイは、ナノメタルで出来たボディを拡げることでゴジラからヨシトや組織Bの人々を守ろうとするが、ケイのナノメタルは人体にとって有害そのものだった。
ケイが守りたかった人々は、ゴジラに殺されるよりも前にナノメタルに飲み込まれて死んでゆく。
11,しかもナノメタルでは結局ゴジラの本気の熱線を防ぐことは出来なかった。ケイのナノメタルに飲み込まれた地球防衛軍残党の拠点をゴジラは熱線で焼き払う。
12,かくしてメカゴジラ2号は殲滅されたが、自らに匹敵し得る存在がまだ地球上にいることを知ったゴジラはメカゴジラをライバル視。
以後二万年に渡ってメカゴジラを探し続けることになる。
214
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/03(日) 04:16:52 ID:2NKoy/VA0
■登場人物
・ヨシト
日系人の男で、何でも屋。かつて地球防衛軍の残党の特殊部隊に所属していた過去があり、腕っ節は強い。
若い頃は使命感に燃える熱血漢だったが、怪獣の襲撃で妻と娘を殺されて以来無力感に苛まれるようになり地球防衛軍から離脱。
以降はその腕っ節を生かした何でも屋として日銭を稼ぎ糊口をしのいでいた。
ひょんなことからケイと逃亡生活を送る羽目になるが、生活を共にするうち娘とケイを重ねて愛情を抱くようになる。
・ケイ
メカゴジラ2号機として作られたアンドロイド。少女の姿をしているのはマフネ博士の娘ケイの姿を模して創られているため。
ケイの名前の由来は、本人が「ケイ」と名乗ったことからで、ひいてはマフネ博士の死んだ娘の名前でもある。
全身がナノメタルで攻勢されており20m以上の体躯を持つアンギラスを殺すなど戦闘力は高いが、知能面では無知で無垢そのもの。
・マフネ博士
ヨシトにケイの輸送を依頼した老人。正体は地球防衛軍の残党である組織Bに雇われてメカゴジラ2号機を建造した科学者。
かつてゴジラに愛娘のケイを殺されて以来狂気に陥ったマッドサイエンティストであり、
メカゴジラ2号を娘の姿に似せたのは「かつてゴジラによって殺された自分の娘によってゴジラを殺す」という報復心からだった。
開発が進むうちにメカゴジラ2号として作られたケイと、過去に死んだ自分の娘ケイとの区別がつかなくなり、
そこを組織Aに付け入られて「あなたの所属する組織Bは、あなたの娘の力を悪用して地球を征服しようとしている」と誑かされて組織Bを離反、
ケイの輸送をヨシトへ依頼した後、組織Aが送り込んだ刺客によって抹殺される。
・組織A
かつてメカゴジラの建造技術をもたらした宇宙人ビルサルドを主体とする地球防衛軍残党の一派で、首領はビルサルドの大幹部だったムガール。
表面上はゴジラ討伐の為に戦っていることになっているが、実際はゴジラ討伐を諦めており、メカゴジラを建造したのもその力で人類を支配する為だった。
マフネ博士を騙してケイを手に入れたものの、ヨシトたちの活躍によってケイを奪い返され、逃げ出そうとしたところをゴジラ=アースに撃ち落されて死亡する。
・組織B
ビルサルド以外の人類を主体とする地球防衛軍残党の一派。
メカゴジラは飽く迄もゴジラ討伐の道具としており組織Aの方針に反対しているが、「ゴジラを倒した後メカゴジラはどうすんだ」というヨシトの指摘には答えられなかった。
■怪獣
・ゴジラ=アース
2030年に出現した史上最強の怪獣。その後も成長を続けており、初出現から数十年が経過した現在では体高100mにまで巨大化している。
初出現から数十年に渡って休眠と覚醒を繰り返しながら、地球に存在する怪獣を狩り続けており、本来休眠期にあたるはずの今回の出現もメカゴジラという脅威の出現を察知したため。
・暴竜アンギラス
怪獣の一種。体長は20m程度で、まだ若い個体。同族の大半はゴジラ=アースによって討伐されているが、生き残った少数がゴジラの休眠期にあわせて繁殖していた。
・メカゴジラ2号機
アラトラム号が去った後、地球で再度建造されたメカゴジラの2号機。体高は80mほど。1号機よりも若干改良されている。
215
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/03(日) 04:19:02 ID:2NKoy/VA0
■組み込みたいシチュエーション
・『決戦増殖機動都市』で描かれなかった、ゴジラとメカゴジラによる怪獣プロレス。
多分、虚淵氏が思いついてあえてやらなかっただろう「美少女型ロボット VS ゴジラ」という捻り。
・アニメ版の設定の補完。地球防衛軍やアラトラム号が置き去りにした地球人たちはどうなったのかなど。
・アンギラスの上顎をフッ飛ばして瞬殺するケイ。「ゴジラ対メカゴジラ」のパロディ。
・「SAYONARA YOSHITO」。「ゴジラXモスラXメカゴジラ東京SOS」のパロディ。
・逃げきったと思った途端目の前に現れたゴジラの熱線で焼き殺される組織Aの首領。「ゴジラVSキングギドラ」のパロディ。
・ケイが人々を助けようとして逆に殺してしまう。虚淵作品によくある「善意で動いたものの、最悪の結果を招く」という展開のオマージュ。
■懸念点
・メカゴジラ2号機を建造する資材とかエネルギーはどっから持ってきた? あと1号機と比べたところでの改良点は何にしよう。
・ケイが人間を守ろうとする動機付けが薄い。
・組織Bを代表する人物を設定したいが、設定がいまいち浮かばない。
・7あたりの展開が若干強引。
・物語としてのテーマを何にしよう。
216
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/06(水) 21:11:31 ID:I/WG1bYs0
そういや虚淵ゴジラ見ようと思って結局見れてないなあ
217
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 01:01:21 ID:OPJpIues0
>>216
218
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 01:01:49 ID:OPJpIues0
>>216
批評はないの?
219
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 11:50:11 ID:9Xbbv.dY0
あ、すまん
(パッと見面白そうではあるけれどもそもそもアニゴジまったくわからん人間なので
どこまでがアニゴジ設定でどこがオリジナル部分かもわからずトンチンカンなこと言いそう
とりあえず晒し自体は読んだので誰も見てないわけじゃないと呟きだけ残しておこう
うまくいけばここからアニゴジ見た人の会話がはじまり、それで内容を多少理解できたり
その関係でアニゴジ見た人からの晒しへのリアクションもあればいいな)
的なアレで、元ネタわからないなりのささやかな応援のつもりだったのだ
220
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 23:19:45 ID:tDY6Q8bY0
ここでアニゴジ見たマンが参上( ´ω`)
感想より便乗ネタ出し妄想の方が捗ってしまったのは勘弁してクレメンス……。
>>213-215
本編と矛盾しない範囲で作中史に挿し込む外伝としては、いいプロットだとオモフ。
懸念点に関して、趣味全開だがアイデアを出してみる。
・メカゴジラ2号機の資材、エネルギー等、および1号機からの改良点
→ケイという制御装置があるので、ある程度ナノメタルをコントロールできるものと思われる。
というわけで、基本はナノメタルの増殖&分子変成機能に頼って資材を調達する。
が、都市を複製するのに2万年かかっていたあたり、普通に自然環境を侵食するのでは
2号機をゼロから建造するにはおそらく時間が掛かりすぎる。
そこで、冒頭のアンギラスのような「地球に残存していたゴジラ以外の怪獣」を
倒して取り込むことで、怪獣たちの生物学的常識を逸脱した強靭な細胞、遺伝子情報、
さらにその巨体を駆動する膨大な生体エネルギー発生機構をも余すところなく利用するという
「怪獣を喰って自己進化する」機能がマフネ博士の手で追加される。
→作劇上の意図として、ひとつは他の怪獣を排除して孤高の絶対強者となるゴジラと、
他の怪獣を取り込んで新たな生物圏そのものとなるアンチ・ゴジラの対立構造を作ること。
もうひとつはメカゴジラに様々な怪獣の特性・必殺技などを集約することで
前史として省略された「ゴジラVS歴代怪獣」の総決算的な戦いを演出する狙いがある。
ここでゴジラに敗れたデータもシティの方にフィードバックされてて、
「怪獣の模倣」では勝てないとして「人類(文明)の模倣」を推し進めた
……みたいな裏事情も、あわよくば盛り込めるかも。
・ケイが人間を守ろうとする動機付けが薄い
→せっかく「娘の似姿として怪獣を生み出してしまうマッドサイエンティスト」がいるのだから
メカゴジラ2号機はビオランテ要素を隠し味に入れてみてはどうか。
マフネ=白神源壱郎で、ケイ=英理加。
制御ユニットであるケイにはオリジナル・ケイの因子(細胞?)が組み込まれており、
これが人間への理解・共感を可能としている(同時に、人類の脅威とならぬための安全機構の一層でもある)。
ヨシトの悲哀と愛情のなかに、ケイはオリジナルが生きていたころのマフネを見ている。
えっ人間の細胞を組み込んだくらいでメカ娘が人情を理解するのかって?
そこはエクシフの技術でも導入してなんとか……(ナノメタルの隙間から漏れ出す性癖)
221
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 23:22:18 ID:tDY6Q8bY0
■つづき
・組織Bを代表する人物
→案A:暗黒面に堕ちたハルオ(本編主人公IF)
→ゴジラへの復讐に狂ったはずのマフネ博士すらドン引きするレベルのゴジラ殺すマン。
もうゴジラ殺せれば人類とか滅びてもいいよメカゴジラが地球を呑み込んでも知ったこっちゃないよ、みたいな。
→案B:ゴジラより戦後のパワーバランスが気になっちゃう政治屋
→メカゴジラ厨。ナノメタルがあればゴジラなんか簡単に倒せるし地球環境も再生できると思っている。
一方で地球の覇権をビルサルドに渡すつもりはないため、ナノメタル制御中枢としての
ケイとメカゴジラを「ポスト・ゴジラ時代千年の覇権をもたらすレガリア」と看做している。
→案C:エクシフ残留組の誰か
→組織のリーダーではないが、思想的・宗教的支柱。
あとゲマトロン演算関連の技術を提供してケイ&2号機の開発に貢献した。
この人が女性で、ケイが母親を重ねて見ていたりすると、なんか一部の層に届く。
・7あたりの展開が若干強引
→ヨシトが最初から組織Bを信用しておらず、作戦の途中でケイを攫って逃げる算段でも
付けていればムリ感は緩和されるかも。主人公の意志力で展開の強引さを中和する作戦。
もしくは組織Bに理解者的なキャラを用意して、そいつへの義理で一回だけ手を貸すとか。
・物語としてのテーマ
→本編二作目で掘り下げられた「ゴジラを倒すには人間を辞めなければ(己も怪獣と化さねば)ならないのか?」
という問いを補強するような話にしてみてはどうか。
ヒトの似姿を魂の器としたメカゴジラ2号機に「怪獣の力の結晶体」という属性を与え、
「怪獣と化した人間ならゴジラに勝てるのか?」という問いに、おなじみの怪獣プロレスを通じて応答する。
微妙なニュアンスの違いになるが、「人間がゴジラになっても本当のゴジラには勝てない」というより
「そもそも人間はゴジラになれない」の方が、本編に寄り添う形の答えになってよいと思う。
→私見だが、フィクションにおける最善の道は往々にして、最も困難な道でもある。
「人間はゴジラに勝てない→じゃあゴジラになっちまえばいいじゃん」
などというナンセンスが、物語を通して挑む問いの最終回答であってはならない。
生命を合目的性の機械としか見ないビルサルドの妄執は、結局2万年前にも失敗していたのであって、
その語られざる歴史の記述を以て、本編でハルオが選んだ道は少なくとも「正解に通じる可能性のある道」
であるのだと示す傍証。本作の位置づけとして、そんなところを(勝手に)想定している。
222
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/08(金) 01:40:24 ID:yHQUge4w0
>>219
いや、まあ読んでくれただけでもありがたいんだけどな、すまないな
近頃の俺ときたらどうもそこらへんを実感をもって感じられない
>>220-221
アイデアありがとう、プロットのおおまかな部分は問題なさそうで何よりだ
「一号機ですら復元できない有様なのに、改良型なんて創れるのか」っていう問題点に対して、「改良されたからこそ作り出すことが出来た」っていうアイデアはコロンブスの卵だった
「Xメカゴジラ」でメカゴジラのデザインは工学的に戦闘においても有利とかいう変な設定もあったし、ゴジラを倒す為に怪獣のデータを吸収していったら最終的にゴジラっぽいロボットに収斂進化した、っていうのも面白そうだ
それに過去怪獣のデータを取り込んでいる=過去怪獣の技をある程度コピーして使えるという強敵感もいいね、デストロイアのヴァリアブルスライサーとかメガロのドリルとかアンギラスボールとかクモンガのデスクロスネットとか夢が拡がる
こうなると今度は、ゴジラと戦った際の敗因をどうしようかってところになるかな
テーマからすると「人間はゴジラになれないが故にゴジラに勝てない=人間要素ゆえに敗れる」のが自然なんだろうけど、短絡的に考えると人間への愛着ゆえに敗れるとかいう話になってしまう
追加キャラについて、案Aは扱いづらそうなのでもうちょっとマイルドにしそう(ヨシトとケイを執拗に追跡する組織Bの急先鋒で、ゴジラに家族を殺された過去があり、ゴジラへの復讐に使えるメカゴジラ=ケイに執着しているが、根は御人好しで悪に振り切れない、みたいな)だが、案BCはどっちもアニメ本編には出てこないタイプのキャラだな
特にエクシフ側の人間がいなかったので案Cがお気に入りかも
テーマ周りまで外注しようとしてて若干アレだったな、すまん
以前管理人スレに書いたけど、「実は以前に怪獣プロレスかましたけど、怪獣プロレスではゴジラに勝てなかったから本編ではやらなかった」っていうアイデアも盛り込めそう
読み返してて思ったけど、ゴジラに家族を殺された系の人が多いな
家族を失った結果として、厭世的になったヨシト、狂気に陥り怪物を作り出したマフネ博士、上記の組織Bの案A君
223
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/25(月) 02:08:37 ID:qHbOGK8g0
本スレでさらっと書いてた「報復心」の擬人化をさらっと書いてみた。
某ゲームの二次創作に使うつもりなので固有名詞っぽいものも若干出てくるけど、そこはフィーリングで読んで欲しい
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1154
私見として、もうちょっと嵩増ししたいっていうのと、ポエミー過ぎねえかってのと、わざわざ擬人化した意味があまり感じられないってのがある
ただ、擬人化といっても「わたしは〜と思った。痛かった」みたいな感情やら思ったことやらを書くのとはちょっと違うと思う
224
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/25(月) 02:08:50 ID:qHbOGK8g0
上げたほうがいいかな
225
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/26(火) 00:21:15 ID:f0tG9MX.0
ざっと読んだ分だと原作はMGSシリーズか
たしかに擬人化しての記述に必然性を感じられないな
文章量については引き延ばせそうな箇所が無さそうだしこのままでも良さそう
226
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/28(木) 00:27:35 ID:11VJBKs.0
>>225
報復心について思うところがあって、かといって設定垂れ流して説教垂れたくはないから擬人化してみたんだけど、どうにも上手くいかないな
「MGS4における愛国者達の崩壊を、愛国者達内部に寄生した報復心が実況中継する」っていう方向で考え直してる
227
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:26:08 ID:XC5K9XBM0
機龍咆哮 逆襲のメカゴジラ
■世界観
21世紀に入ってしばらく経った頃、ゴジラを筆頭とする怪獣が大量に出現し、為す術なく追い詰められた人類は地球脱出を決意。
1万人の人類を乗せた箱舟アラトラム号が、怪獣の惑星と化した地球から脱出した。
アニメ本編で描かれなかった、「主人公ハルオたちが逃げたあとの地球」が舞台。
時期は、アラトラム号が出航し、モスラの卵を輸送した地球防衛軍最後の作戦:オペレーションクレードルから10〜20年程度が経過した頃。
オペレーションクレードルにおけるモスラとの交戦で、深手を負ったゴジラは10年以上の休眠に入り、地球は束の間の平穏を手に入れた。
時折出現する怪獣達に翻弄され、いつ復活するかわからないゴジラに怯えながら、人類は滅亡までのモラトリアムを謳歌している。
■テーマ
・本編の補完
「ゴジラを倒すために人間を辞めないといけないのか?」→「人間の心を持った怪獣ならゴジラに勝てるのか?」というもの。
物語の都合上ゴジラが勝つわけだが、その回答として「そもそも人間はゴジラになれない」「ゴジラのようなものになっても、それはゴジラではないのだから、やはりゴジラには勝てない」
もっといえば、「ゴジラになって勝利しても、それは人類が勝利したことにはならない」。「ゴジラミレニアム」に通じるコンセプトでもある。
メカゴジラ2号ことヒロイン:ケイは“ヨシトへの想い”=人間性ゆえにゴジラと善戦するが、メカゴジラ2号=怪獣としての性質からゴジラを吸収合体しようとしたことが原因で、メカゴジラ2号はゴジラに敗れる。
・現実逃避的な終末論へのアンチテーゼと、それに対する回答としての「今を生きること」
今を生きることによって未来に繋がる、みたいなイメージ。
・アニメ本編で描かれなかった怪獣プロレス
アニメ版があえてやらなかったひねりをやることで、どのような結果が得られるか、という思索。
228
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:27:02 ID:XC5K9XBM0
■登場怪獣
・機龍メカゴジラ
アラトラム号が去った後、地球で再度建造されたメカゴジラの2号機。
マフネ博士の“マフネ=アルゴリズム”が組み込まれたことで、「ゴジラ以外の怪獣を取り込んで進化する」という自己進化機能を付与されている。
怪獣との戦闘データを蓄積し、また怪獣のDNAデータを搾取すること、そしてその死骸をナノメタルへ置換することによってエネルギーを吸収・急速に強化増殖してゆくという性質を持つ。
・怪獣王ゴジラ=アース
2030年に出現した史上最強の怪獣。初出現から数十年に渡って休眠と覚醒を繰り返しつつ、地球に存在する怪獣を狩り続けている。
オペレーションクレードルにおけるモスラとの決戦で深手を負い、10年以上休眠していたが、メカゴジラ2号の完成に応じてゴジラも復活。
不完全な復活のためにメカゴジラ2号との戦いでは苦戦する。
メカゴジラ2号には辛勝するものの、自身の脅威となり得る存在がまだ残っていることを理解したゴジラは、以降2万年間メカゴジラを探し続けることになる。
また2万年におよぶゴジラの破壊活動により、地球上に辛うじて存在していた人類の名残は、跡形もなく消し去られる。
・暴竜アンギラス
かつて地球に出現した怪獣アンギラスの末裔。体長は20m程度で、まだ若い個体。
同族の大半はゴジラ=アースによって討伐されているが、生き残った少数がゴジラの休眠期にあわせて繁殖していた。
ケイを運んでいたヨシトを襲撃するが、目覚めた直後のケイに上顎を吹っ飛ばされて死亡。かませその1。死骸はケイに捕食される。不憫。
備考:アンギラスは『ゴジラ対メカゴジラ』で、メカゴジラに顎を裂かれて敗退した怪獣。不憫体質といえばアンギラス。
・怪鳥ラドン亜種
アンギラスと同じく、ゴジラの休眠期にあわせて繁殖していた。かつて出現した大怪獣ラドンの亜種であり、こちらは小型で群れで行動している。
ヨシトの暮らす集落を襲撃するが、ケイに撃ち落とされて死亡。かませその2。死骸はケイに捕食される。
備考:ラドンは『ゴジラVSメカゴジラ』で、メカゴジラに撃ち落とされて敗退した怪獣。裏のモチーフとしてギャオス要素も組み込みたいところ。
・ゼロの業火
ミレニウェヌスの言及でのみ登場する怪獣。ミレニウェヌスいわく、その力はゴジラさえも軽く凌ぎ、エクシフではその真名をむやみに語ることさえ禁じられている。
真名は「ギドラ」。東宝怪獣映画の大悪役「キングギドラ」のことで、エクシフの母星エクシフィカルスのみならずミレニウェヌスの故郷を滅ぼした。
名前は『地球最大の決戦』『怪獣大戦争』におけるキングギドラの異名「金星の業火」「怪物ゼロ」からもじったもの。
・キングシーサー、メガロ、ビオランテ、メガギラス
ケイが取り込むことになる怪獣のデータとして登場。必要に応じてもっと増やす予定。
*熱線を反射→キングシーサー、スーパーX2
*ドリル→メガロ
*触手→ビオランテ
*エネルギーを吸収する毒針、飛行能力→メガギラス
・メカゴジラ初号機
かつて富士山麓で建造されていた対ゴジラ決戦兵器。ゴジラの襲撃により破壊され、開発拠点の跡地には何も残っていないと言われているが……
実はバラバラにされた状態でまだ生きており、「ゴジラを斃す」という指令を実行するため、姿を隠しながらその方策を計算し続けていた。
メカゴジラ2号の敗北を受け、その送信データから要塞化と侵食によるゴジラ討伐が最善手と判断、アニメ第二章「決戦機動増殖都市」におけるメカゴジラシティへとつながる。
229
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:28:49 ID:XC5K9XBM0
■登場人物
・ヨシト
主人公。日系人の男で、何でも屋。かつて地球防衛軍の残党の特殊部隊に所属していた過去があり、腕っ節は強い。
若い頃は使命感に燃える熱血漢だったが、ゴジラとの戦いでキリコ以外の同僚全員を喪い、また家族も喪ったことで無力感に苛まれるようになり地球防衛軍から離脱。
以降は、その腕っ節を生かした何でも屋として日銭を稼ぎ、糊口をしのいでいた。
ひょんなことからケイと逃亡生活を送る羽目になるが、生活を共にするうちケイに対して娘のような愛着を抱くようになる。
過去から逃げ、未来からも目を背け、今だけを刹那的に生きてきた男が、ケイと結んだ仮想の親子愛によって未来を夢見るようになる。
末路:メカゴジラ2号と化したケイと同化、しかしゴジラによってケイもろとも焼き殺される。
元ネタ:『ゴジラxモスラxメカゴジラ 東京SOS』の主人公の名前から。単に「さよなら、ヨシト」がやりたいだけのネーミング。
・ケイ
ヨシトがマフネ博士から預けられたアンドロイド。少女の姿をしているのはマフネ博士の娘ケイの姿を模して創られているため。
ケイの名前の由来は、本人が「ケイ」と名乗ったことからで、ひいてはマフネ博士の死んだ娘の名前でもある。
全身がナノメタルで攻勢されており20m以上の体躯を持つアンギラスやラドンを殺すなど戦闘力は高いが、知能面では無知で無垢そのもの。
敵といわれたものには容赦せず、覚醒当初は人間さえも躊躇なく殺そうとしたが、ヨシトとのふれあいにより「人間は殺さない」ようになり、ひいては「守りたい」と思うようになる。
またアンドロイドが持つはずのない“幼少期”“優しい父親の存在”をおぼろげに記憶しているが、ケイ本人にもその意味はよくわからない。
正体:
マフネ博士が建造した“メカゴジラ2号”のコアパーツ。ミレニウェヌスが提供したゲマトロン演算と、ムガールが提供したナノメタル素材を基に、マフネが開発した。
ケイの名前と容姿は、マフネ博士の死んだ娘“ケイ”がモデルであり、記憶を保持しているのはケイのDNAを基にしたDNAコンピュータが組み込まれているため。
展開:
マフネの依頼でヨシトに預けられ、しばらくの逃避行生活を送りながら人間として成長してゆく。
しかしムガールの策略で捕らわれ、発見された地球防衛軍の実戦アーカイブから怪獣との無数の実戦データと、防衛軍が用意していた怪獣の死骸を強引に吸収させられ、ヒトとしての姿を喪ってしまう。
対ゴジラ最終兵器メカゴジラ2号として覚醒したケイだったが、心までは失うことなく、ヨシトへの愛情を忘れることはなかった。
自身を紛い物でもなく怪物でもなく、ひとりの「ケイ」として扱ってくれたヨシトへの愛情を支えに、ゴジラと闘う。
末路:
ゴジラ相手に善戦。ゴジラの全身をナノメタルで覆いつくし、ナノメタルによる電磁波の乱反射で焼き殺そうとするが、ゴジラの体内放射を喰らい、ナノメタルの大半を喪う。
せめて、ヨシトをふくむ地球防衛軍の人たちだけでも守ろうと、残ったナノメタルのボディを拡げ、人々を体内に吸収。
しかしゴジラが繰り出した「バーンスパイラル熱線」により、根こそぎ焼き払われて消滅する。
ヨシトとは「海を見に行く」約束をしていたが、結局それは叶わなかった。
その戦闘データは富士山麓のメカゴジラ初号機にも送信されており、2号の敗北を受けた初号機は怪獣プロレスによるゴジラ打倒は不可と判断、アニメ本編2作目における要塞化につながる。
なお「マフネ=アルゴリズム」やケイのパーソナリティについては、ゴジラ討伐におけるノイズと判断され、メカゴジラ初号機には受け継がれなかった。
この人間性の否定は、アニメ本編2作目における敗北にも繋がってゆく。
元ネタ:名前は『メカゴジラの逆襲』のメカゴジラの頭脳アンドロイド:桂(かつら)をもじったもの。
230
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:30:32 ID:XC5K9XBM0
・マフネ=ゲンイチロウ
ヨシトにケイの輸送を依頼した老人。正体は、かつてプロジェクトメカゴジラに参加していた科学者。
プロジェクトメカゴジラ時は、怪獣の戦闘データを蓄積することでより強化するという「マフネ理論」を提唱した。
しかしそのためのマフネ=アルゴリズム構築にはゲマトロン演算による膨大な試行が必要であり、時間的制約から現実的でないとして採用されず、政局にも敗れて地球防衛軍を追放された。
ゴジラに愛娘のケイを殺されて以来、狂気に陥ったマッドサイエンティスト。
地球を脱出するアラトラム号の乗員名簿に自身の娘「桂(ケイ)」が含まれていたが、アラトラム号出航時におけるゴジラ襲撃で娘ケイを喪う。
「自分のマフネ理論、そして『マフネ=アルゴリズム』さえ確立できていれば娘を救えたのに」という無念から狂気に陥り、この世界にマフネ理論の正しさを認めさせることと、ゴジラへの復讐のために生き続けてきた。
アラトラム号出航後、同じく地球に残留した女神官ミレニウェヌスが提供したゲマトロン演算装置による10年の演算の末に、マフネ=アルゴリズムを確立。
マフネ=アルゴリズムを手土産に、ムガールが再建した地球防衛軍へ返り咲き、メカゴジラ2号を建造する。
メカゴジラ2号に娘の姿と名前を与えたのは、「かつてゴジラによって殺された自分の娘によってゴジラを殺す」という報復心からだった。
過去に囚われて、現実と今を見失った男。
末路:ムガールやミレニウェヌスの野望を察し、娘の分身であるケイを利用させない為に、ヨシトへケイの輸送を依頼。
ムガールが送り込んだ刺客によって暗殺される。
なお「マフネ=アルゴリズム」は、ゴジラとの戦いで肉薄したものの、結局ゴジラを倒すまでには至らなかった。
また皮肉にも、メカゴジラ初号機には「マフネ=アルゴリズムは、ゴジラ討伐の試行錯誤の過程で生じた副産物であり失敗作」と見なされ、マフネ理論がメカゴジラ初号機に引き継がれることはなかった。
元ネタ:『メカゴジラの逆襲』に登場した真船博士と、『ゴジラVSビオランテ』の白神源一郎博士。
231
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:31:01 ID:XC5K9XBM0
■地球防衛軍
ゴジラが休眠しているあいだに、地球防衛軍の残党が結集したもの。最高指揮官はビルサルドのムガール将軍。
かつての地球防衛軍には遠く及ばないが一個師団ほどの勢力を保持しており、並みの怪獣なら討伐できる戦力を有している。
メカゴジラ2号を建造することでゴジラに対抗しようとしたものの、メカゴジラの扱いに関してビルサルド派とエクシフ派へ分裂。
メカゴジラ2号を斃したゴジラによって本拠地を徹底的に破壊し尽くされ、今度こそ完全に壊滅する。
基本的に、ゴジラをナメくさっているひとたちの集まり。
いざゴジラと対面した際はあっさり捻じ伏せられ、再起不能なまでの完全壊滅という手痛いダメージを受ける。
・大将軍ムガール
地球防衛軍のビルサルド派を率いる高官。
ゴジラの休眠期に乗じて地球防衛軍を再建した傑物で、ゴジラ討伐の名目でメカゴジラ2号の開発を主導しているが、ゴジラ討伐とは違う別の思惑を持っている。
「プロジェクトメカゴジラ」にも参加していたが、実はゴジラと交戦したことはない。
本性:
実は「怪獣は倒すべき存在ではなく、共存すべき存在である」と考えており、ゴジラ討伐そのものはもはや目指していない。
ムガールにとってメカゴジラ2号は「ゴジラに対する抑止力」というより「地球を支配するための権力」としての意味合いが大きい。
メカゴジラ2号の戦力はゴジラを上回っているという前提の上で、ゴジラはあえて討伐せず、メカゴジラとの戦いによる膠着状態を続けることで戦時体制を維持、地球における統一国家を再建しようと目論んでいた。
ムガールにとってゴジラとメカゴジラの戦いは、もはやショーに過ぎない。
現実が見えていないがゆえに虚像の未来を夢見て、破滅する男。
アニメ本編でメトフィエスが指摘していた「ビルサルドによるメカゴジラ建造の真意」を具現化したような人物。
その日ぐらしの生活をやり過ごしているだけの今の地球人類や、怪獣を討伐することしか考えていなかった過去の人類よりも先進的ではあるが、それをテクノロジーで制御できると思っている時点で同類項。
末路:
ヨシトを騙してメカゴジラ2号を手に入れるが、ヨシトを含むエクシフ派の乱入を受けてしまい、エクシフ派を殲滅するためにムガールはメカゴジラ2号を強引に起動。
しかしヨシトへの愛着を覚えていたケイの影響で思うとおりに動作せず、進退窮まった末にメカゴジラ2号の建造データを持って遁走。
逃走した先でゴジラが地中から現れ、脱出する飛行艇を尻尾ではたき落とされて、メカゴジラ2号の建造データもろともチリと消える。
(以降、メカゴジラ2号の再建は一切不可となる)
元ネタ:『メカゴジラの逆襲』に登場するブラックホール第三惑星人の司令官の名前から。
・ミサト=キリコ
地球防衛軍のビルサルド派で、ヨシトとはかつて同じ部隊に所属していた旧友。ヨシトからは「キリコちゃん」と呼ばれているが、本人は気に入っていない。
休眠直前のゴジラと交戦し、ヨシトと二人だけ生き残ってしまった。サバイバーズギルトから軍を抜けたヨシトに対し、キリコはそのまま軍に籍を置き続けている。
「生き残ってしまった自分が、誰かのために出来る唯一のこと」「今度は逃げずに戦う」として、ゴジラ討伐に執念を燃やしている。
正義感は強く、根は優しいが、良くも悪くも直情的な性格で視野が狭くなりやすく、騙されやすい。今も無自覚なまま、ムガールの手駒にされてしまっている。
メカゴジラ2号をゴジラ討伐のカギと考えており、メカゴジラ2号を奪取するためにヨシトを追跡。
やがて旧友であることを利用してヨシトを騙し、ケイを回収することに成功する。
当初はケイ=メカゴジラ2号をゴジラ討伐の道具としか見ていなかったが、ケイの様子を見るうちに考えを改めてゆく。
またムガールが目指すものがゴジラ討伐ではなく地球支配であることを知り、ビルサルド派から離反、ヨシトの味方になる。
過去と戦い、克服しようともがいている女。
ヨシトのことを「過去から逃げている」とキリコは批難するが、キリコ自身もまた過去に囚われて「今」を生きることから逃げている。
末路:ゴジラにとどめを刺すための一撃を誘導する為に特攻するが、直前で脱出。結果、メカゴジラに喰われることもなく、ただひとりだけ生き残る。
過去と戦い抜いた果てに唯一生き残るが、その後は今まで逃げてきた「今」、そして未来と向き合ってゆくことになる。
元ネタ:名前は『ゴジラxメガギラス』のヒロイン辻森 桐子と、彼女を演じた田中美里から。キリコが名前。
232
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:31:31 ID:XC5K9XBM0
・大神官ミレニウェヌス(仮名、語感が悪い)
地球防衛軍のエクシフ派を率いるエクシフの女神官。その情け深い言動から「聖母」と呼ばれる。
過去のゴジラによる襲撃で顔に酷い怪我を負っており、クラゲを思わせる覆面を被り、常に素顔を隠している。
金髪ツインテ幼女(漫画版ゴジラミレニアムからの引用)にしようか、金髪巨乳お姉さん(単なる俺の好み)にしようか、どっちにしようか検討中。
メカゴジラ2号の開発に際しては、マフネ博士にゲマトロン演算の技術を提供し、机上の空論に過ぎなかったマフネ=アルゴリズムを現実のものとした。
メカゴジラの力をゴジラ討伐以外の目的に利用しようとするムガールと対立、「メカゴジラはあくまでも対ゴジラを討伐する為の戦力に留め、人類に対しては決して使用すべきではない」として離反した。
無私の奉仕と献身を教義とするエクシフの神官ではあるが、「我欲もまた献身の原動力となる」として「我欲の存在を認め、そればかりか受け容れさえする」など、必ずしもエクシフの教義に忠実ではない。
またミレニウェヌス自身がなにかを企んでいるフシがあり、ヨシトからは「ムガールと同類、もしくはそれ以上の腹黒」と評されている。
正体:
正体はエクシフではなく、かつて“ゼロの業火”によって故郷を滅ぼされた別種のエイリアン。ヨシトが見抜いたとおり、その本性は極めて狡猾な策略家。
“千年王国の末裔”とミレニウェヌス本人は称しており、かつて地球に出現した怪獣オルガとは同族で、覆面を剥いだ素顔はオルガに酷似している。
はるか太古の昔、“ゼロの業火”の襲来によって故郷を失い、数え切れないほど永い流浪の果てに、肉体さえも失って情報生命体と化したミレニウェヌスは、新たな故郷としてエクシフへ侵入。
情報生命体としてエクシフ大神官の家系に寄生し、死亡するたびに肉体を乗り換え、子を為すごとにその血統を広めることで生き延びてきた。
地球連合中央政府所有の人工知能「オムニエレクティオ」による選別から、宿主の血統がことごとく漏れたことでオラティオ・アラトラム号に乗ることは適わず、
地球に取り残されたミレニウェヌスは、エクシフ主流派が地球を離れたのに乗じてエクシフの教団を乗っ取り、地球にて自らの「千年王国」建設を目指して暗躍を始める。
(選別から漏れたのは偶然ではなく、オムニオエレクティオが“千年王国の末裔”の血統を“地球再建における異物”と捉え、あえて排除したため)
メカゴジラ2号の扱いについても、ゴジラ討伐の為の道具である以上に「“ゼロの業火”に対抗する為の力」としての意味合いが強い。
過去からの亡霊。エクシフ側でありながら『第三章』のネタバレにならない人物。
末路:
メカゴジラ2号の敗北で、自らの千年王国再建の野望が潰えたことを悟り、
「おまえごときけだものが、この世界の王などとおこがましい。いつか“ゼロの業火”によって虚無に還されるまで、束の間の享楽を愉しむがいい」
と呪詛を叫びながらゴジラの熱線で焼き殺される。
元ネタ:『ゴジラミレニアム』のミレニアンと、『地球最大の決戦』の金星人。名前はミレニアム+ウェヌス(ラテン語で金星)をもじったもの。
233
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:33:10 ID:XC5K9XBM0
■組み込みたいシチュエーション
オマージュ:『メカゴジラの逆襲』をメインプロットに組み込みつつ、新世紀シリーズの要素を重点的に拾う。
・上あごを吹っ飛ばされるアンギラス→「ゴジラ対メカゴジラ」
・撃ち落とされるラドン→「ゴジラVSメカゴジラ」
・「逃げるな、戦え」→「ゴジラxメガギラス」
・「さよなら、ヨシト」→「ゴジラxモスラxメカゴジラ 東京SOS」
・地中から突然現れるゴジラ→「モスラ対ゴジラ」
・ムガールを載せた脱出艇が突然現れたゴジラにニアミス、なんとか回避するが尻尾で叩き落される→「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
・ゴジラにとどめを刺すための一撃を誘導する為に飛行機で特攻、ぎりぎりで生き残るキリコ→「ゴジラxメガギラス」
・ゴジラを吸収しようとしたら体内放射で木っ端微塵にされるメカゴジラ→「ゴジラミレニアム」のオルガ
・『決戦増殖機動都市』で描かれなかった、ゴジラとメカゴジラによる怪獣プロレス。
・多分、虚淵氏が思いついてあえてやらなかっただろう「美少女型ロボット VS ゴジラ」という捻り。
・アニメ版の設定の補完。アラトラム号が置き去りにした地球人たちはどうなったのかなど。
■プロット
おおまかなプロットは
>>213
を参照。
■懸念点
a,ミレニウェヌス周り。
a-1,名前が発音しづらい。
a-2,ミレニウェヌスの野望を大プロットに組み込む余地がない。
しかしエクシフ側の人間が一人も出てこないのは不自然だし、かといって第三章がまだ公開されていない以上エクシフの設定を掘り下げるわけにもいかない。
a-3,金髪ツインテロリにしようか、金髪巨乳お姉さんにすべきか
b,メカゴジラの戦力のアイデアがあったら欲しい。とりあえず下記を考えてる。
・熱線を反射するバリアー。これをゴジラの周囲を覆うように展開して、ゴジラの熱線を封じる。
・ドリルを備えた触手。ドリルでゴジラの皮膚を穿ち、その細胞を即座に解析。エネルギーを吸収しながら侵食し、ゴジラと最終的には同化する。
・ゴジラの皮膚を貫くミサイル。
・不死身に近い再生能力。
・熱線。ゴジラの熱線とほぼ互角の威力。
c,「ミサト=キリコ」周り。ケイに対する態度を改めるきっかけが欲しいが、アイデアが欲しい。
d,モスラを出したいのだが、出す余地がない。未来の象徴として「モスラの民」ことフツアを出したいのだが、なにかアイデアはないだろうか。
234
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 01:49:40 ID:qbUJ1K1w0
読んだ
便乗妄想ネタ(
>>220-221
)けっこう拾ってくれたんやな
ちと仕事の都合で来週まで灼熱地獄デスマーチ週間になるので
こっちでまた感想&便乗妄想やる場合はその後になるが、現時点で一つ言えるのは
聖母というならやはり金髪巨乳お姉さんではないか? ということDA
235
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/03(金) 22:25:26 ID:nmSC9dXw0
>>234
やっぱり金髪巨乳お姉さんですかね
金髪ツインテロリも神秘性があっていいんだけど、やっぱりリアリティをとるなら成人してたほうがいいかも
236
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/03(金) 22:29:33 ID:v478PbOY0
いやまあ宇宙人だからリアリティでは大差ないかとも思う
>>趣味です<<
>>趣味です<<
237
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/11(土) 16:37:59 ID:Wu4s1i5w0
一段落したので便乗はじめる( ´ω`)
・大神官の名前が語呂悪い
→ミレニアン+金星人は採用するとして、もうちょっと崩して「ミレーヴィナ」とかどうか。
・大神官の野望を大プロットに組み込む余地がない
→組織間抗争の中で過去の経緯に触れつつ、ムガールと別の目的があってメカゴジラを利用したかった
という情報さえ解れば中身までは見せなくてもいいんでないかな。
それっぽい科白でもあれば、あとは本編3章をご覧くださいってことで……
ミ「ビルサルド……目先の物質に固執し、因果の流れを観ぜられぬ愚か者どもめ。
このちっぽけな星の権勢など、つかのま握ったところで何とする。
ムガールも地球人も、あの火を知らぬ。“星を喰らう者”を知らぬ。
メカゴジラは千年王国の剣。“ゼロの業火”を祓うためにこそ、使われるべきものだというのに」
・メカゴジラ2の装備・機能案
→『VSビオランテ』に登場したサンダーコントロールシステムとかどう?
たぶんムガールが「進化したメカゴジラは気象すら支配するのだ」とか言ってドヤる。
実際地球環境の改造も視野に入れた機能の一つ、でもゴジラには効かない。
→あと「充分なエネルギーがあればもっと強力な武器も使えたのですが……」みたいな感じで
運用可能だが今回は使えない武器リストに「Oxygen Destroyer」とか「Dimension Tide」とか
見覚えのあるヤバげな名前が並んでいる、という小ネタを挟んでみたり……。
・キリコがケイに対する態度を改めるきっかけ
→アプローチとしては二通り考えられて
「ピンチのところを助けられる」または「ヨシトとの関わりを通して人間性を見出す」というパターン。
手っ取り早いのは前者で、丁寧にやるなら後者といったところか。両方やってもいいかも。
後者の場合、取っ掛かりになるのはヨシトとキリコの関係。確執や好意や罪悪感といった感情。
ヨシトの心を介して、その再起を促したケイという存在に兵器以上のものを見出す。
これをやるためにはケイよりむしろヨシトの描写が必要。弱さとそれに打ち克つ勇気が共感を呼ぶ。
・モスラとフツアを出したい
→時系列的にフツアはまだ種として人類から分化してない頃だと思うので
最後に生き残ったキリコが世界を回って人類の生存者を集め、
その旅の中でモスラの卵と接触、集団の一部がフツアの祖先となった……とか。
公式設定でその辺のエピソードが出てきてしまうとバッティングするけど。
キリコ自身は最後まで残存人類の救援に力を尽くして
原始フツアのコミュニティには腰を落ち着けなかった、ぐらいの繋がりが好み。
(さすがに新種族の始祖ポジションまで取っちゃうと本編への関与が深まりすぎるので)
いじょ
238
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/18(土) 03:44:13 ID:dEfK1USI0
ネタをもらったおかげでだいぶ固まってきたぞ
・ミレニウェヌスからミュレイヴィナに変更。
・キリコの所属と役割を変更。ビルサルド派ではなくエクシフ派へ変更、ミュレイヴィナに心酔している設定。
・ビルサルド側の刺客として新キャラを設定。
・双子ちゃん(名称未定)
エピローグに登場する、ミサト=キリコの孫。10代の双子。
“モスラの民”の血が混じっており、モスラの血族同士なら言葉を使わなくてもテレパスで会話をすることが出来る。
二人とも優しい性格の持ち主であり、祖母への気遣いから本来苦手な人語(「てにをは」が各部で欠けている)をたどたどしく喋っている。
メカゴジラ2号の敗北後、各地を放浪したキリコはやがて“モスラの民”と合流。
キリコは“モスラの民”と結婚して子供をもうけ、この双子ちゃんはミサト=キリコの孫に当たる。
祖母のキリコに対してはたどたどしいながらも日本語を話しているが、これはテレパスを使えないキリコを筆頭とする旧人類たちに対する配慮であり、
本来は人語を必要としない。(曾孫の代ではもう人間の言葉を殆ど使わなくなっているだろう、とキリコは推測している)
言葉を使わなくなった孫の姿を見ながら、キリコは「言語の終焉=旧人類文明の終焉」を実感。
「言語やテクノロジーへ過度に頼らない新たな未来を歩み始めた人類像」を夢見ながら、キリコは波乱の生涯を終えることになる。
名前はエミ・ユミ、ケイコ・サヤカ、メグミ・サヤカ、アイ・アキ、チヒロ・マサミのどれかの予定。モスラの小美人を演じた女優の名前から引用しようかと。
・アラン=スミシー(仮名)
地球防衛軍のビルサルド派で、ムガールの手先として暗躍する地球人の殺し屋。アラン=スミシーの名前は暗号名であり、本名ではない。
愛煙家であり、自作した煙草を名刺代わりに配っている。
飄々とした雰囲気を保ち、物腰は丁寧だが、本性は目的の為なら殺人も厭わない冷酷な男であり、マフネ博士を殺した犯人でもある。
ムガールの理想に恭順しているわけではなく、地球防衛軍に属しているのも「自分を高く雇ってくれるのがムガールだった」というだけの理由に過ぎない。
ヨシトを騙して、ケイをムガールの下へと連れ去る。(
>>231
のキリコの役割から変更)
末路:ケイを奪還しに現れたヨシトと交戦し追い詰めるが、兵器として覚醒したケイの加勢を受けて逆転され捕縛。
最後はメカゴジラ2号に生きたまま喰われ、ゴジラの熱線で焼き殺される。
元ネタ:007によく出てくる「ボスの片腕として登場してボンドを苦戦させるが中盤で退場する殺し屋」ポジ。
『ローガン』に出てきた悪役のドナルド=ピアースや、『VSビオランテ』のSSS9あたりがモデル。
239
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/27(月) 15:00:59 ID:E6WX9ZpI0
東京新世録シリーズの二次創作の一話をとりあえず書き上げた
なんとなくで一人称に挑んだがえらく苦戦させられた
おかげで運びとかが最初と最後で結構変わっちゃってて自分自身でも困惑中
ttps://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1237
解説の各所の力の入れ具合とか描写の濃さが適当か、不適当ならどの程度が適当かが気になる
240
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/27(月) 17:40:52 ID:XZb4zFLg0
うーん、一話に色々人名詰め込みすぎな気がする
241
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/27(月) 17:48:18 ID:lQ5BWAQA0
>>239
文章はけっこうすき
人名つめこみすぎについては、言われてみるとそうかもと思う
俺の脳のキャパは1話につき新キャラ3〜4人くらいが限度じゃけえ
242
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/27(月) 18:29:58 ID:E6WX9ZpI0
その分だと一時解散のところで切ってそこから受領までを2話にしちゃっても良さそうかもしれないな
それなら和人、引田先輩、アリス、海斗、局長で済むしゴマちゃんと佑真は覚えるほど出てないから後で覚え直せばいい
243
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/28(火) 21:23:57 ID:/DDbAd3Q0
二次創作ってことだし原作ファン向けならキャラこのくらい多くてもセーフな気もするが
どういった層を対象にするか次第な気がする
244
:
数を持たない奇数頁
:2018/11/20(火) 01:50:50 ID:8q7zuFqg0
ムガールの眼球に埋め込んだナノメタルも、拡張された聴覚も、増設されたピット器官すら何も検知していない。
何一つ感知できないのに、周囲の部下だけが跡形もなく消えてゆく。現実と認知の齟齬が、ムガールの足元をぐにゃりと歪ませる。
「いかがです。魔女らしく、魔法を使ってみましたが」
動揺するムガールに、飄々と答えるミュレイヴィナ。
「馬鹿な、魔法などあるはずがない。魔女め、いったい何をした!?」
「この世界を物質でしか捉えないあなたには、決して見えない業(わざ)ですよ」
貴様、一体何を言っている。そう怒鳴り返そうとしたムガールの口元を、見えない何かがかすめた。
「……ッ! ……!! ……!!?」
叫んだつもりのムガールだが、口から言葉が何も出てこない。
物理的に抉り取られたのなら、あるはずの痛みがなかった。異常が起こった口元を両手で探ってみても、口があるはずの場所は完全な空(くう)しかない。
まるで、ムガールの「口」そのものが消し去られたような。
動転するムガールを見据えながら、ミュレイヴィナが唱える。
「“唱えよ、髑髏の聖名(みな)を。来たれ、虚空の皇帝よ。希え、壊滅の雷鳴を……伏して拝むがいい、黄金の終焉を”」
口がなくなったせいで呼吸がままならないムガールの腕と脚を、再び見えない何かが掠め取る。
切り落とされた感覚すらなかった。コンピュータへ入力した文字列を書き換えるように、ただ削除されただけだった。ビルサルドの、この宇宙の科学法則を超えた事象が起こっている。
地面に転がりながら、鼻だけで苦しげに呼吸するしかないムガールの頭上から、ミュレイヴィナの静かな声が届く。
「不条理でしょう。理不尽でしょう。このわたくしが憎いでしょう。あなたが捧げるその憎しみが、“ゼロ”を呼ぶ声となる」
ミュレイヴィナの背中から、人ならざるシルエットが伸びていることにムガールは気が付いた。
体内に埋めたナノメタルのセンサーは相変わらず何ひとつ検知していなかったが、ムガール自身の視覚が、感覚が、その存在を認識している。
これは、ミュレイヴィナが背負っているこの“金色”は、一体なんなんだ。
「ムガール。あなたはわたくしを憎むでしょうが、わたくしはあなたを憎んでいません。
あなたが雄弁に語った夢が、あなたが抱いた希望の未来が、たとえそれが物質文明の傲慢さ故の絵空事だとしても、わたくしにはとても愛おしかった。
あなたとは、分かり合いたかった……」
身じろぐことすら出来ないムガールを抱き上げながら、胸元で三つ祈りの印(いん)を結ぶミュレイヴィナ。
「ですから、どうか最後の瞬間だけでも、あなたのために祈らせてください。あなたの終焉に救済があらんことを」
ミュレイヴィナに抱かれたムガールに“金色”が食らいつき、ムガールの存在はゼロへと消えた。
金色がムガールを貪り尽くしたあと、ミュレイヴィナは独り言ちる。
「……来るがいい、ゼロ。おまえがすべてを無(ゼロ)にするなら、わたしがおまえを終わらせてやる」
245
:
数を持たない奇数頁
:2018/11/20(火) 01:53:38 ID:8q7zuFqg0
以前晒したミュレイヴィナVSムガールのシークエンス。
ムガールを待ち伏せして、ムガールの護衛たちをミュレイヴィナが一蹴する辺りまでは一緒だが、今回は黄金の終焉さんを召喚してみた。
アニメのメカゴジラと黄金の終焉さんが対決したらこうなるイメージ。
呪文については本編そのままだと面白くないので、ゴジラファイナルウォーズのモンスターXをオマージュ。
ミュレイヴィナはムガールを憎んでいなくて、むしろ愛していたんじゃないかなと思っている。
246
:
数を持たない奇数頁
:2018/11/20(火) 21:32:02 ID:/sceQjzY0
黄金=サンが現世にどのくらい出て来られるかは祈り手の性能(英雄適性?)によって変わるらしいね
3部でもハルオが滅びを受け入れて己を捧げてたら黄金=サンが全身POPして地球終了だったんだとか
ミュ氏(+改造ガルビトリウム?)はどんくらい引っ張り出せるんじゃろ
247
:
数を持たない奇数頁
:2018/11/20(火) 23:55:06 ID:8q7zuFqg0
>>246
>>244
書いた時点での構想だと、英雄がいなくて黄金さんのモチベが上がらないので、生贄の儀式までは出来るけど本体は結局出てこない
前菜(ムガール)喰うだけ喰って、前菜の不味さにキレて、金も払わずに帰ってしまったレベル
三章ラストの描写から考えると、エクシフいなくても出てくるときは出てくるっぽいので、
儀式は黄金さんのテンションを上げるために必要なだけ(あるいはSNSアプリのリマインダみたいなもの?)で、実際くるかどうかは黄金さんのテンションによる感じ。
それくらい不条理な方が超次元の神っぽい
ミュ氏が黄金さんを呼べなかったのは、「『ゴジラとメカゴジラの怪獣プロレス』っていうミュ氏のシナリオが面白くなくて、黄金さんの気分がノッてこなかった」から。
「メトロン星人櫻井のシナリオのスピンオフ書いたよー」と、ミュ氏に呼ばれたから覗きにきてみたものの、
黄金さん好みの英雄キャラが出てこず、糞まずい前菜食わされて、挙句の果てに内容は好みじゃない怪獣プロレスだから機嫌が悪くなって黙ってブラバしてしまった感じ
そんなどう考えても勝ち目がない相手を憎むミュ氏の無為によって、三章ラストで自分の憎しみを清算したハルオの決断を補完する構想だった
248
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/15(土) 09:37:17 ID:qK3P6cN20
『鋼の森のアリス』完結
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1270
だいたい七万字半、とりあえず最初に投げた賞では駄目だったので改稿して別のとこに投げるにせよ今作の公募は諦める(代わりに他の手段で発信する)にせよ、誰かから読んだ感想を貰いたい
前の失敗を踏まえた今回のアプローチも間違いだったのか、それとも単純に解決しきれてない技量面での致命的な問題が残ってるのかすら、寸評貰えるとこまで行けてないと分からないんだ
前前作が文字数多すぎ書かないといけない情報多すぎってのが最大の問題だったのでプロット時点から大分切り詰めて書いたのと、
ある程度構成は割り切って純文寄りのライブ感重視で行ったので読んでて分かりにくいみたいなのあるかもしれない(アプローチ面での問題として)
249
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/15(土) 14:41:20 ID:Vp2dXCjM0
もし不都合がなければ賞のレーベルorジャンル、あと公募につかったあらすじも貰えると嬉しい
そっちの方が賞向けの読み方しやすいので
250
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/15(土) 16:16:50 ID:qK3P6cN20
>>249
ありがたい……投げたのはカドカワの『野性時代フロンティア文学賞』ってとこで、
あらすじは一時期ネット公開してた時のネタバレなしの前半に、付け足す形で結末までザッと書いてメチャ長な後半とに分かれてる
厨二っぽくない作品なのは承知の上だが作者が厨二脳ってことで……(もし別の公募に投げるとしても純文系だと思う)
(以下バレ無し前半部分)
震災後の復興にあたって経済特区となり第二の首都となった『街』は、ただ利益不利益の集積としてのみ秩序が保たれる無法地帯であり時代とともに失われた自由が残されている。
そこには禁制扱いの技術で美麗な姿に生み出され、幼い時から性産業に従事している『ワンダラー』と呼ばれる者達が息づいていた。
居場所のない田舎から逃れるため『街』の大学へと進学した少女、白鳥有栖はアルビノの青年ウサギと衝撃的な出会いを果たす。
有栖はウサギの友人、マタタビと呼ばれる薬物の常用者である猫人の少女チェシャと出会い、個性的なバーが集まる建物『不思議の国』で幾多もの非日常的な体験を経るうちに、高層ビルが立ち並ぶ鋼の森の暗部へと迷い込んでいく。
「私が『不思議の国』へと迷い込んだ日のことを、物語として書き留めようと思う。これ以上、あの記憶が風化していく前に」
主人公である有栖がその時々に残した『手稿』と、疑似自伝的な物語『鋼の森の有栖』の二つによって織り成されるサブカル“不純”文学小説。
251
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/15(土) 16:20:08 ID:qK3P6cN20
あらすじの精度が後半やたら悪いのは、ネット公開時に別所で前半あらすじ若干添削してもらってたからです……
作品としてもネット公開してフィードバックかけてたのが前半までなので、そういう面で後半がちょっと変だなとああったら教えてもらえると非常にありがたい(初めてのフィードバックになるので)
(以下バレあり後半部分)
幼少期から周囲の人々への批評や皮肉を心の中で思い浮かべることで己の自尊心を守って生活していた有栖は、それ故に自分が今居るべき場所は此処ではないと焦ってもいた。
『街』の大学の生活にも目新しさを見出せなくなっていた矢先、衝撃的な出会いを果たしたウサギから、彼の属するワンダラーについての話を聞く代わりに彼の映像作品のための被写体となる日々を通して、彼らへの共感を深めていく。
ウサギと出会った行きつけの店である『お茶会』の閉店を切っ掛けに、『不思議の国』にも居場所を見出せなくなった有栖は、ワンダラー達の扱う薬物や性風俗施設の深みに嵌まっていく。
やがて生活を持ち崩した果てにも居場所を見出せなくなった時、自身に向けられた「何処へ行っても自分からは逃げられない」と言葉とともに、それが周囲ではなく自分自身の性質によるものであると気付いた有栖は作中作である『鋼の森の有栖』を書き始める。
執筆とウサギの死を通して、有栖は今まで目を逸らしていた、自分の性質を歪めていた過去の出来事に思い至る。
そして有栖は、『街』で生まれて他の生き方も知らぬままにワンダラーとして死んでいこうとする少女、チェシャとともに薬物による幻覚と行き詰った現実の入り混じる夜の『街』を駆け抜ける。
やがて夜が明けて、薬物による恍惚が切れたまま「ここじゃない何処かに連れて行って」と泣くチェシャに、有栖は「ここじゃない何処かに行きたくて、私は此処まで来たんだ」と答える。
252
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/25(火) 04:41:46 ID:1kim9mTE0
モチーフや固有名詞とか単語のチョイスからいくと普通に電撃の方がいいんじゃないかなぁ純文学にありがちな私小説的雰囲気は後半の最後の方からしか感じないかも知れない
レトリックで、2つの作品内作品が大きく構造に絡んでくるのだと思う(たとえば同じ物語の別視点だった、だとかそういう技巧凝らしたようなもの)ので、読み手としてはそこに期待が高まる
手稿、手記の体裁を保つのはミステリやホラーのやり方でよくあるからそういうジャンルのようにも思えるし、堕落していったりっていう退廃的な雰囲気自体はSF的でもあるなぁなんて思う
全体を通して見るとSFだし野生時代のフロンティアってかなり受け口広いと思うからカテゴリエラーで弾かれることはないけどもっと有利に戦える場所もありそうに感じる
ハヤカワSF系の賞なかったっけ?
出会いと変化、街と自身の対比なんかはマルドゥックスクランブルの空気を感じました
253
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/25(火) 21:03:58 ID:wf8IX.6A0
>>252
感謝
世界観をかなり割り切った構成にしてるのでSFの土俵で戦うのはきついんじゃないかと思ってる
賞ジャンルの間口が広ければ広いほど競争率も上がるのは確かなんだが、最初に分かりやすいジャンル(読者層)を想定できなかったのは痛手だったな
サブカル(不純)文学のつもりで書いたがサブカル文学というジャンルの賞はない……
とはいえ前回と同じ(純文学)ジャンルの賞にもう一度投げるよりはジャンルの再考もした方が良さそうだ
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