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死刑制度についてひと言お願いします
1382
:
千人斬り
:2005/12/25(日) 01:59:34
君らが、死刑に賛成か、反対かの根底にある感情は何だ?
奪われた命に対しての対価?
個人的に俺が言うなら、殺すより生かして生き地獄を味あわせたいところだが?
1383
:
人間魚雷
:2005/12/25(日) 02:55:31
法務大臣もヘタレですね〜
そんなにハンコ押すのがいやなら、死刑廃止にすればいい。
そのかわり、手足をちょんぎって無人島に島流し。
1384
:
人間魚雷
:2005/12/25(日) 03:00:52
>>1382
そうね。
出来る事なら、生かさず殺さず拷問50年、狂人になったところで死刑
といきたいところですが、それが出来ないからね。
1385
:
ろった
:2005/12/25(日) 07:58:40
どんなことをやらかしても自分は捕まるだけで無傷だ という考えを
頭のなかに置かない為に死刑制度はあるべきだと思う。死刑制度が
世界中から完全になくなった頃の世代はどうなっているやら・・
1386
:
良識派
:2005/12/25(日) 08:48:39
>殺すより生かして生き地獄を味あわせたいところだが?
問題は死刑囚を拘束して自殺や逃亡が出来ないように監視するだけでなく、週に一度医務(医者)が様子伺いをして、病気なら薬を与え、食事は減塩患者・糖尿病患者・肝炎患者等に注意深く分けられて配られ、健康な者でも中で病気にならないような管理を怠らず日に三度上げ膳据え膳で、週二回風呂に入られて衣類の洗濯など毎日してもらい生かして置く等、多額な費用負担が私には納得できないのです。
その負担は被害者家族を始め、犯罪を憎む多くの人達から徴収された税金も含まれるのです。
死刑に反対する人達だけが死刑囚にかかる経費を賄うなら納得できますがね・・・
執行の件ですが・・・衆人環視の中で死刑囚を出来る限りの方法でなぶり物にして執行し、死後も食物の飼料や医学の資料に役立たせる事しかないとの姿勢を示すのが極悪犯罪の抑止に繋がると私は考えているのです。今のように何時執行されたのか分からないし、無理には求められないが希望した遺族にも公開しないようなやり方には反対ですね。
1387
:
千人斬り
:2005/12/25(日) 10:52:35
おはよ
1388
:
千人斬り
:2005/12/25(日) 11:18:50
俺は、刑務所という施設がどういう形であれ、再犯を防ぐための機能を果たしているか?と
考えた場合、どうにかならんかとも思うんだな。
教育の類では、教え込み詰め込ませるだけでは、駄目だ。
教えられる側が、何を感じ取り、どう思い、ちゃんとイメージとして捉えられ理解出来る様な教え方が必要だ。
ある人間が、人を殺しました→それに対して同様の罰であろう死を与えました。
おわり・・
罰とは、何かね?俺が思うに罰とは、罪を犯してしまった本人は当然として、周りに対しても
○○をやったらこうなるという、抑制の意味をこめて行うことだと考えている。
俺に権限があるなら、現行の死刑相当の犯罪者に終身刑を適用し、軽犯罪者と同居させ重大な罪を起こせば
一生出られない連中と生活させ、二度と刑務所には行きたくない。重大な犯罪を起こしたら、刑務所から
死ぬまで出られない、という事を感じ取らせることが、再犯を防ぐのに役立つと思う。
1389
:
良識派
:2005/12/25(日) 22:01:26
終身刑は悪くないと思うが・・・
問題なのはそんなクズどもの生存に浪費される経費の調達をどうするのか?だな。
やくざ同士の抗争で殺人を犯し懲役20年の判決で刑を勤めて出所した者を知っているが、彼に「どうだった?」と聞いたら「シャバに未練があったのは始めの2〜3年だけだったね。その後は同じ事の繰り返しで落ち着いて暮らせたよ」と言う事だった。
彼だけでなく一般的に長期刑の連中は「どうせ直ぐには出られない」と腹が座っていて外の人達が考えるより遥かに落ち着いて平安に生活しているんだよ。そんな彼等と軽犯罪者等とを一緒に生活させてどれほどの成果が有るか疑問だね。
>二度と刑務所には行きたくない。
衆人にこの思いを植え付けさせたいとする考えは正しいのだがね・・・
だが現実は「履き違えた人権」が浸透し過ぎているんだよ。
もちろん被害者の話題なんかまるで出ないよ。彼らは事件の後悔はしていなくて捕まった事に対する失敗を冷静に検証し次回の参考にしたいと日々一生懸命に考えているんだ。
入所当初の検査で何も持ちこまい事を示す裸踊りもなくなったし、肛門検査でも自分で広げさせて看守が見るだけ以前のように棒も差し込まないで終だ、もっと言うなら今では衆人より看守の方が苛酷な勤務環境と言えるよ。
良くも悪くも人間は環境に慣れるんだよ。同じ人でもシャバで考える事と中での考えとでは考える中身が違うんだ。楽しみ方の方法も中とシャバでは違う。再犯を起こさせないとする考えは大事な事だが、多過ぎる再犯率でも気が付いていると思うがね・・・それは再犯を犯したその人の出所後の環境によるのであって中の生活環境とあまり関係ないのだ。
現行の殺人事件に対する死刑制度は発生率と死刑判決の対比で考えると甘過ぎるね。発生率に対し死刑判決は1割以下でしょ、それじゃダメだね。死刑制度があっても成果がでない程度の罰だからね。窃盗の常習犯に例えれば100件の罪でも10件と同じ罰なんて事をやっているから窃盗そのものが無くならないのと視点を変えれば同じなんだよ。
1390
:
人間魚雷
:2005/12/26(月) 03:35:18
こんな世の中じゃシャバもムショも大して変わらん。
いやむしろ、ムショの方がマシだわな〜
ってヤカラがいっぱいいたって不思議ではないもんね。
服役するってのは自由を奪われることだけど、
じゃあシャバにどんな自由があるかってえと、
そんな自由はべつにどうでもいい、ムショにいた方が楽ってことで。
1391
:
良識派
:2005/12/26(月) 08:48:27
>ムショにいた方が楽ってことで。
シャバでの自由が奪われた中の環境が本人に取って楽か否かは個人差があるでしょうから断言は出来ませんが、シャバで置かれた身心ともの不安定から中に入れば身心とも安定する事は事実ですね。
元囚人とよく話すのですが、犯罪を犯した理由で最も多いのは衣食住を賄う経済的な理由です。中に入れば無料で至れり尽せりですから犯罪を犯す原因が無くなり身心共の安定が訪れて普通です。
一般の有期囚人も死刑囚も基本的には同じ扱いですからね。あえて違う所は一般の有期囚人には雑居があるが死刑囚は独居だと言う所ぐらいでしょうかね。
この独居と言うのも一人暮らしですから他人との軋轢が無い分気楽なんですよ。その証拠に一般でも独居の希望者が多くて独居の絶対数が足りないぐらいですからね。
結局シャバで考え指示された事は囚人として中に入れられて求められる反省刑の目的を達していないのです。
考えて見ればそりゃそうですよね・・・中に入って暮らした者の意見なんて聞く耳を持たず、自らは犯罪を犯した事も無く、例え試みに一ヶ月間でも中に入った経験も無い者等が集まってどうのこうのと無駄な議論をして事を決めている状態ですから、現場に指示されるのは頓珍漢な事ばかりで結果的には囚人たちに求められる反省刑の目的なんて達成しないのが当たり前なんですね。
それは現行の裁判制度にも言えることなのです。裁判官は事件をつぶさに検証し判決を下しているのではなく、事件の経緯と過去の判例とを照らして最も近い事例を採用し判決を下しているのが現在の判決に至る経緯なのです。
実際には起きた事件1件1件違うのに判決だけは判例に照らし一括りですから・・・おかしいよね。
それと・・・懲役の中の懲役と囚人から恐れられる懲罰も後ろ手錠など人権上の理由で無くなりました。昔の監獄は厳しかったと言われていますがね・・・今は違います年々益々過ごしやすくなってまるでホスピタルのようです。
1392
:
人間魚雷
:2005/12/27(火) 02:57:09
だいたい母親をバットで殴り殺した男が3年で出てきて、
今度は見ず知らずの姉妹を殺してしっまたりしているわけで。
いったい犯罪者の人権とは何なのかと、何様なのかと・・・
1393
:
良識派
:2005/12/27(火) 08:32:48
そこですよね。
シャバの事しか分からない、しかも犯罪を起こした事も無く、参考の為に服役した事もない極めて恵まれ真面目な生活が送れる環境で暮らして来た人達の論理を振りかざし中に指示して来たから結果が矯正施設の目的である「犯罪の抑止」に繋がらないのです。
人には等しく人権を認めなければならないのは分かりますが、これも低学年に教科書の中で語られる基本的な話であって、ある日突然に身勝手に一方的に他人の人権を奪った人殺しにも等しく適用される人権論理ではないと思うのです。
人殺しには一般と比べ最低でも半分ぐらい人権を無くして服役させるのは当たり前だと思う。
その為に死刑囚には速やかな執行を又、死刑判決を受けず有期刑の判決を受けた服役者には通常の人権を奪い牛馬の扱をして、それでも犯した罪に対する反省もなく中の厳しい生活にも従順でない者の内結果的に3割や5割の獄死者が出ても仕方ないと思います。
今は本末転倒していて、本来語られて然るべきである殺された人の人権を語る人も無く、無念な犠牲者の遺族が求める権利や犯人と面と向かい恨み言を言う当然の主張も認められず、それに比べてバカバカしくも人殺しの人権は中でしっかりと守られているのです。
それほど国が人殺しに関わり合いを持ちたく無いのなら、裁判で確定後1ヶ月以内に国民に告知しその日に人殺しらを放免すれば良いと思いますね。拘置所の門前で遺族や人殺しを許せない人達からなぶり殺しにすれば一件落着で悲惨な再犯など起きなくて済む事です。
今回起きた馬鹿者の再犯で殺された姉妹とその遺族や関係者に国の誰がどのような責任を取れるのでしょうかね?誰も責任なんか取りませんし取れないのです。そもそも裁判制度から矯正施設まで何の苦労もした事が無い者達が深く考えず無茶苦茶な論理で取り決めた通りに動いているだけなんですから・・・
1394
:
鯊
:2005/12/27(火) 09:44:39
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000030-jij-soci
「おれも人をはね、捕まって楽になろうと思った」なんて見ると
刑務所ってどんなとこだよ?って言いたいよねぇ。
こいつが留置場かどこかで3食ちゃんと食べて年を越すのだと思うと腹が立つ。
1395
:
鯊
:2005/12/27(火) 09:53:17
もう1つすみません。
お互い心の病のようだが、同様に2人殺してこの差はなに?
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000212-yom-soci
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000089-mai-soci
1396
:
良識派
:2005/12/27(火) 12:59:17
>留置場かどこかで3食ちゃんと食べて年を越すのだと思うと腹が立つ。
拘置所や刑務所での正月には一人一人「おせち料理」が出ます。
笑っちゃいますよね・・・
シャバでは「おせち料理」どころか、路上や公園でブルーシートに包まり凍死寸前になり、しかもおにぎり1個も食えないホームレスの人達がたくさん居ながら死ぬまで放置されていると言うのに・・・
1397
:
人権
:2005/12/27(火) 15:44:36
>1395
御指摘の上の事件では殺害されたのが3人で、下の事件では
1人(1人負傷)のようですね。そのあたりも一つの要因かと・・・
1398
:
鯊
:2005/12/27(火) 18:18:19
>1397
ごめん。ちゃんと読んでなかった。汗
1399
:
人間魚雷
:2005/12/28(水) 03:11:49
>>良識派さん
ムショの内情にお詳しいですね。
じつは私は警察のあるキャンペーンの犠牲になって、
別件逮捕されて11日間留置された、貴重な経験があります。
さすがにムショに服役したことはありませんが。
シャバに身の置き所もないような人にとっては、
べつだん悪い所ではないと思いましたね〜
1400
:
良識派
:2005/12/28(水) 10:13:27
私にも少ないですが中の経験もありますし、周りにも経験者が多いですから・・・
経験者の私がもっと経験の多い人たちの意見を聞きながら、しかもなるべく感情論に走らず議題に熱心な皆さんの参考になればと思い書き込みをしています。
>別件逮捕されて11日間留置された、貴重な経験があります。
その留置場経験の内、取り調べ無くなり裁判結果待ちの施設が「拘置所」であり、裁判が結審し刑が確定した後に送られるのが「刑務所」ですが、各施設がそれぞれに目的も暮らし振りもルールも若干の違いは有っても・・・おおざっぱに言えば留置場の延長(仕事が増えるが・・・)だと考えれば良いと思います。
懲役刑でない死刑囚に関しては基本的に「拘置所」が執行までの住処となっているようです。
1401
:
ポーロック
:2005/12/28(水) 22:01:26
人権団体が「日本の行刑施設内の処遇は改善すべき」と言っていますが、
そんな塀の中の人権より優先させるべきものがあるとは思いますね。
1402
:
人権
:2005/12/28(水) 22:44:04
>人権団体が「日本の行刑施設内の処遇は改善すべき」と言っていますが、
そんな塀の中の人権より優先させるべきものがあるとは思いますね。
同感です。もちろん犯罪者(受刑者)にも人権はあるでしょうから、
必要以上に劣悪な処遇は避けるべきだとは思いますが。
前々から思うのですが、所謂「人権団体」の方々は犯罪者(加害者)
の人権擁護には熱心に取り組むのとは対照的に、犯罪被害者(遺族)
の人権状況には不思議なことにさほど関心がないようですね。
やはり「強大な国家権力vs無力な受刑者(死刑囚)」というような
図式で捉えているからなのでしょうか。
1403
:
ポーロック
:2005/12/29(木) 01:25:59
「刑務作業中の会話は禁止。これは問題」などと人権屋は主張していますよ。
「一般人に法を啓蒙している」菊田某も同じような事を抜かしている。
そういう連中を調べていると公安当局が関心を持つようなことを過去に
やっている連中が勢力の中心であったりしますね(苦笑
1404
:
良識派
:2005/12/29(木) 08:23:09
受刑者の心情の変化や刑務所の目的を達成させたり阻む存在として
1、人権団体の存在 2、現場に携わる刑務官の存在 3、政治家の存在 4、世論 5、受刑者の意見と有りますが・・・
巨額な予算がからむ仕組みが災いし、この中で人権団体と政治家の言わば「部外者」は変な利害が一致して、都合良く合体し世論を操り状況を目的以外の方向に進めています。
肝心な現場に携わる刑務官と受刑者の意見が無視されつづけて来た結果が現状なのです。
部外者の彼等が刑務所内の施設及び受刑者の待遇等について改善を求めるのには私利私欲を満足させる目的であり、受刑者の為や刑務所の目的である「反省」を促す方向には向っていないのです。
1405
:
法律家の卵
:2006/01/04(水) 06:24:14
死刑を人権で論じる時代は終わらせるべき時に来ていると思います。
死刑は矯正不可能を主要因にして下されるけれど、死刑以外の刑に処せられた者が矯正可能かというとそうではない。犯罪処理の終局が死刑だという認識が一般にあるのだろうけれど、そうであるから、矯正制度が甚だ未成熟になっていると思う。
つまり、刑と犯罪処理を混同してきた時代を終わらせなければならない。
死刑でなければそれに見合う矯正を整えなければならないし、それが十分でない現段階では現行の死刑運用では足りない場合も多い(1人2人なら無期・3人なら死刑など、死刑選択の合理的な理由がない)。
「現行では死刑にならない限り、出所して再犯することが可能です」。
「現行では殺さない限り、何度でも性犯罪を繰り返せます」。
死刑を採るか徹底的な矯正を採るか。どっちかです。
日本は刑事制度を輸入して以来、全くと言っていいほど刑事制度を考えてこなかった。
安直な死刑運用で刑事制度を骨抜き状態にしておくのはもう沢山だ。
1406
:
法律家の卵
:2006/01/04(水) 06:25:46
死刑を人権で論じる時代は終わらせるべき時に来ていると思います。
死刑は矯正不可能を主要因にして下されるけれど、死刑以外の刑に処せられた者が矯正可能かというとそうではない。犯罪処理の終局が死刑だという認識が一般にあるのだろうけれど、そうであるから、矯正制度が甚だ未成熟になっていると思う。
つまり、刑と犯罪処理を混同してきた時代を終わらせなければならない。
死刑でなければそれに見合う矯正を整えなければならないし、それが十分でない現段階では現行の死刑運用では足りない場合も多い(1人2人なら無期・3人なら死刑など、死刑選択の合理的な理由がない)。
「現行では死刑にならない限り、出所して再犯することが可能です」。
「現行では殺さない限り、何度でも性犯罪を繰り返せます」。
死刑を採るか徹底的な矯正を採るか。どっちかです。
日本は刑事制度を輸入して以来、全くと言っていいほど刑事制度を考えてこなかった。
安直な死刑運用で刑事制度を骨抜き状態にしておくのはもう沢山だ。
1407
:
良識派
:2006/01/04(水) 10:28:41
>1人2人なら無期・3人なら死刑など、死刑選択の合理的な理由がない。
数の問題ではないですよね・・・その通りだと思います。
>死刑を採るか徹底的な矯正を採るか。どっちかです。
徹底的に矯正を探る努力を怠らずも、死刑制度は存続した方が良いと思います。
犯罪の最終手段である人殺しに反省を求めどれほど矯正を促しても本人に反省の気が無ければ徒労であり、他に方法が無い場合に向かい打つ正義の手段が死刑だと思いますね。
1408
:
ポーロック
:2006/01/04(水) 23:49:29
再び罪を犯さないようにするためには死刑もありですよ。
もっと死刑制度を愛するべきだと思いますね。
1409
:
Ken
:2006/01/05(木) 04:07:18
死刑は野蛮だから愛するべき存在にはならないよ。(広島とか栃木の事件の
後では廃止論が一気に消沈するのはよくわかっているが...。)
過激な廃止論者がいなくなったと思ったら今度は過激な賛成論者が出てきたね。
ただ言い過ぎの部分も多いと思うよ。例えば
>>1374
「公人や公務員などの罪も
対象に出来るなど死刑の範囲をもっともっと広げるべき」そりゃ、中国だ。
あそこは共産主義といって強権的でお役人もでたらめばっかりやっとるから
そういう風になっとる。日本はもっと上品な国だよ。それから
>>1374
「一般の
国民も執行に参加可能に改正」まあ、北朝鮮では脱北者を公開処刑しとるが、
あれはやばい国の中でももっともやばい国だ。まねしちゃだめだぞ。
初めてのときポかボでずいぶん悩んで両方試し打ちして結局わからなくてコピー
して貼り付けたりしてたんだけど、そのうち思い込んじゃったみたい。よく見ると
私のモニタでも違って見えます。失礼いたしました。ポーロックさんごめんね。
lovelessさん教えてくれてありがとう。
1410
:
Ken
:2006/01/05(木) 04:07:47
死刑の廃止は終身刑の導入とセットで考えなければいけない。宅間や宮崎が
そのうち出てくるといわれたら、さすがのわしもびびるよ。わしは別に犯罪者の
人権のためにこんなことを言ってるのではなくて(悪いことしなければいいだけの
話だから)、死刑はもちろん今までは無期だった犯罪にも終身刑をどんどん
言い渡せばいいと思う。そうするとすぐに無駄飯食いだ、と批判が来るが、
それは再犯にかかる捜査や裁判の費用を考えれば悪い話ではない。栃木の事件
なんかは億の単位で費用がかかっているのではないのかな。これが再犯かどうかは
わからんが、終身刑によって仮に何人かに一人の割合で起こるはずの再犯を防ぐ
ことができればそれにかかるはずだった捜査や裁判の費用で何人かの受刑者を
一生面倒見ることができると思うし、それにもまして将来ある子どもや大人の
未来や生活というお金に換えられない価値を無駄にしないで済む。
1411
:
Ken
:2006/01/05(木) 04:08:20
>>1405
例えば一人殺せば20年、二人で40年、三人で60年という風に刑が合算
できるようにするか、再犯の場合は刑を重くして、一人でも40年勤めるという
風にするのはどうかな。そうすれば実質的に終身刑を導入できるのではないかな。
それと悪質な事件については裁判官の判断で仮出所を認めさせない、というのが
あってもいいと思うよ。この人の言う通りもうちょっと弾力的に刑が決まっても
いいのかもね。
1412
:
学生
:2006/01/05(木) 04:59:07
私は死刑制度には賛成です。自分の家族や友人が殺されたら、多くの人は犯人
にも死んで欲しいと願うはずです。凶悪な殺人事件なら尚更です。ただ、他の
方も指摘されている通り、終身刑を導入する事によりバランスを取る必要性が
あります。如何なる人間でも「贖罪の機会」が与えられるべきであり、その
機会は死刑で償う場合もあれば、終身刑により、遺族に対して一生罪の十字架
を背負う必要性がある場合もあると私は考えます。
1413
:
ども
:2006/01/05(木) 06:46:13
>>1412
あなた、実際学生さんかどうか分かりませんが
実にしっかりしてらっしゃる。
まさにバランスが取れなぁ・・・と読んでて印象を受けました。突然失礼致しました。
1414
:
良識派
:2006/01/05(木) 12:07:36
>学生さん。
>終身刑により、遺族に対して一生罪の十字架を背負う必要性がある場合もあると私は考えます。
この「遺族に対して・・・」の部分に疑問があるのです。
遺族の無念な思いが犯人に伝わり被害者と遺族を始め世の中全体に贖罪の思いで一生を厳しい環境の刑務所で過ごすのであればあなたの言う通りそれなりの意味があるのですがね。
犯人が口では何と言っても本心は蛮行を犯した事に後悔も無く、終身刑なら残りの生涯を中に居て衣食住を保証され、自然災害の雨風も我関せずで、被害者の遺族や親戚からの敵討ちなどの心配も無く守られて、十分条件で医務からの健康管理から栄養管理された食事が日に3度必ず配食され、社会の敵を被害者で有るべく国民の税金で日々を坦々とぬくぬくと暮らせる場合が実に空しいのです。
1415
:
学生
:2006/01/05(木) 15:33:00
良識派さんのご意見はもっともだと思います。恐らく、私自身も含め人は自分
の生活範囲内の中で生きているため、自分の生活範囲(社会的枠組み)以外の出
出事には関心が持ちにくいというのがあります。どんなに、残虐な殺人事件が
あっても、マスコミの報道がなくなれば、関心が薄くなります。また、加害
者も刑務所という閉鎖的な場では、贖罪という概念が薄れるケースもあると思
います。そうなると、遺族の悲しさは社会に忘れられ、加害者すら遺族の悲しさ
を忘れるかもしれません。そのケースも想定し、終身刑を受けるケースに限り、
刑務所での受刑者の扱いを通常の受刑者とは別にし、厳しい取り扱いにする必要
性があると私は考えています。
1416
:
人間魚雷
:2006/01/06(金) 02:00:36
とりあえず「無期懲役」なる、いいかげんな刑を廃止するべきですね。
平均20年たらずで出てくるこんな刑があるからいかんのだ。
懲役50、60、70年・・・・があっていいし、その上に「死刑」があるべきです。
1417
:
良識派
:2006/01/06(金) 09:59:22
我が国の刑は「反省刑」なんです。
人殺しをして終身刑と同じ扱いで無期懲役となっても中で反省著しく模範囚としての評価で15年以上暮らせば仮釈放の対象となりやがては放免が実行されるのです。
この模範囚とは何か?と言えば、単に刑務所内の規則を破らないだけなのです。
では刑務所内の規則を守り模範囚の評価を受ける行為とは生身の人間にとってどれほど厳しい状況か?と言うなら、起床から就寝までの決められた生活を時間通りに行い、看守や他の受刑者と争い事を起こさず平和にごく普通の生活をしているだけなのです。
国は罪を犯した人間を世間から強制的に隔離される事が最大の罰だと考えているのでしょうが、受刑者にしたら蛙の面に小便で一ヶ月もすれば刑務所の環境に慣れてしまいますから、シャバとの未練を絶てば世間との隔離なんて事は罰の内に入らないのです。
生きている人間が反省と後悔だけで何十年も暮らせると思いますか?そんな精神状態は何十年も持たないから全国にはそんな受刑者が何人かいてもその内耐えられなくなり中で自殺してしまいます。私の知る限り日々反省で送って居るそんな人は居ませんでした。反省しているのか?って聞けば「反省しています」と反射的に答えますが、ただそれだけで本心なんて誰にも分かりませんし、実態は再犯者が5割を超えている現実だけですね。
全ての受刑者が刑務所暮らしを楽しんでいるなんて極論は申しませんが・・・本心から反省の日々を送っている人は極まれですし、事件の反省でなくて自分の不注意で捕まった事の反省は皆がしていますね。次は絶対に捕まらないぞって自分に誓いながらね。
人間ってね・・・変な所はものすごく強いですよ。だから人殺しを含む死刑に値する罪を犯した者は放免なしの死刑が最も妥当なのです。刑務所内の決められた生活パターンを守ったからと温情をかけて放免し、その後再犯で罪を犯したら被害者が受けた責任は誰が取るのですか?そんな責任なんて誰も取れないし取りたくないですからね。
1418
:
学生
:2006/01/07(土) 05:27:07
良識派さんの指摘はその通りだと思います。刑務所が外界から閉ざされた場
だとしても、そこに、一定期間入れば、その人物にとっては、そこが日常に
なるのだと私も思います。それは終身刑、無期懲役にも言える事だと思いま
す。本質的には、罪人が罪を罪として認めるための状況が必要であり、凶悪
犯罪者には、更にその点が深い意味を持ちます。そういう意味では、終身刑
の場合にはより厳しい状況下に罪人を置かなければならないと個人的に思います。
具体的な方策としては、無期死刑執行制度が良いのではないかと思います。これ
は、終身刑を受けた罪人が、常に死刑を執行される可能性を持つというもので、
罪人の更生状況を第3者が判断して、一定期間の後、終身刑継続か死刑かを判断
し、継続なら、また死刑執行猶予期間となり、死刑なら、罪人は死ぬことになり
ます。罪人は常に生と死の狭間で日常生活を過ごさなければなりません。個人的
には有効性があるのではないかと思います。
1419
:
良識派
:2006/01/07(土) 10:25:17
中に入ってみると良く分かりますがね・・・あらゆる事にピントが大きくずれているのです。
中から見たら世間での議論は外国人や宇宙人の会話みたいなものです。
即ち、中の事を中と無縁な外の人達が議論し、外の人の尺度で決めているのですよね。
刑務所の生活や刑罰に付いても違法行為の経験も無く刑務所に入った事も無く受刑者の内面の予備知識も無い人達が日当を貰い、したり顔で嬉しそうにあーだ・こーだと議論をして結論を出し中に指示しています。
その指示が反省を促す事ではなく、的外れな事ばかりだから笑ってしまうのです。
簡単に言えば・・・受刑者の人権ってね、受刑者は自分の身勝手で他人の人権を奪ったり犯したから反省を求められ罰の執行で刑務所に居るのです。そんな連中に普通の人権なんて与えちゃダメだし、それは変でしょう・・・おかしいでしょう・・・私が中に居て余りの配慮に「これでは再犯が減らない」と実感するのですから・・・
まあ・・・厳密に言うなら中の生活が良いから再犯に繋がるだけでなく、釈放後の受け入れ態勢の無さ過ぎる社会の方にも原因があり、もっと大きな再犯原因は本人の意志ですがね。
有期刑と死刑とは別ですが・・・有期刑の延長線上に死刑があるのは事実です。
有期刑の中身が軽過ぎます。本気で犯罪を減らそうとすれば有期刑でも3割ぐらいは獄死するぐらいの厳しさが必要で、釈放された人でも1〜2ヶ月のリハビリが無くては直ぐに日常生活が出来ないぐらいの厳しさで良いのです。二度と刑務所に入りたくないと思わせなくては刑務所が求める本来の意味が無いと思いますからね。
1420
:
学生
:2006/01/07(土) 17:04:38
確かに、良識派さんの見解の通りだと思います。刑務所の生活や刑罰について
決めるのは、違法行為の経験も無く刑務所に入った事がない行政府なわけです
から、制度の矛盾は発生します。だからこそ、法務省も最近では、再犯率の低
下を目指し、良識派さんが指摘する様な問題に対して様々な施策をとっています。
それに、私は単純に罪人を厳しい環境に置くのではなく、どうすれば、罪を罪と
して認めるのか?そういう観点が重視されるべきだと考えます。
1421
:
良識派
:2006/01/11(水) 11:51:35
>どうすれば、罪を罪として認めるのか?
これは犯罪者にかせられた初歩的な認識ですよね。
でもね・・・これが分かっていない犯罪者は刑務所の中に沢山居るのです。
何でココ(刑務所)に居るのか?と聞くと・・・「分からない」と本気で答える連中が居ます。特に覚せい剤の常用者等に多いですね。
薬で完全に頭が飛んでいる者がこのように言うのなら仕方ないが、薬の常用者であったが逮捕されとっくに薬が切れて正常に物事を判断できる者が「正当に稼いだ金で覚せい剤を買い自分で使用した。その為に仕事がはかどり会社でも喜ばれていた。何処が悪い?」ってね。
窃盗の常習犯は「俺は自分の所業に深く反省しています。だが、出所しその環境になると自分の意思と無関係で手の方が自然と動き盗んでしまうのです」と言った50歳ぐらいの受刑者は窃盗の前科5犯でした。
刑務所の中にはこんな連中がほとんどです。
単に受刑者を厳しい環境に置くだけでなく、受刑者各位に内面から罪を罪として自覚させ悔い改めさせる・・・社会が犯罪を犯した者に求める理想ですよね・・・大切な事です。
しかしその事は受刑者を含めた全ての国民が理解しているハズです。でも・・・実際は理想通りになっていません。この問題は奥が深いですね。
1422
:
Jonah
:2006/03/10(金) 08:48:08
中学生の頃、ビクトル・ユーゴーの「死刑囚最後の日々」を読んで以来、年に一度は自分が死刑囚として収監され、最後の日に怯える夢を見ます。「こんな筈では無かった。こんな結末ではなかった」と汗をかき目覚めるのです。
ご存じの様に、この小説は死刑制度撤廃を意図して描かれた小説です。私自身そのユーゴーの思惑にはまった様に「死刑囚の立場」を夢の中とは言え味わされている様な気がします。
しかし、私は「死刑制度撤廃論者」ではありません。理性では死刑に反対しても、本能では死刑に賛成しているからです。
死刑に値するとされる犯罪者達が、理性的行動では無く、本能的行動に基づいて罪を犯した以上、刑も本能的(復讐的死刑)であっても良いと言うのが一般的な考え方ですね。
しかし死刑には別の極めて理性的な側面があると思います。
それは、「恐怖は理性に伴う」と言う考え方です。特に日本では死刑が確定してから、執行されるまで時間をかけ、充分な恐怖を囚人に与える事に成功しています。死刑囚が「理性に伴う恐怖」を味わい、理性に目覚めていく。のであれば、それは「刑の価値・効力」と言えるのでは無いでしょうか。
当然、中には、その恐怖プロセスの中で、理性に目覚め、理性に更正する(罪を悔い改め懺悔する)死刑囚も出てくるわけですね。
本能に生きる重犯罪者を、理性を目覚めさせる為の「死刑制度」と言うアプローチは成り立たないのでしょうか。
終身刑でさえ不充分だと思うのは「本能的行動犯罪者に理性復活を促す力」は無いからです。
故に、「死刑制度」そのものが、極めて理性的な刑であると考えてしまいます。当然、最後まで「理性の目覚め無く刑に処せられる囚人」もいるでしょう。また「死刑囚親族の感情」と言う問題も出てくるでしょう。
しかし、社会の安全性・被害者親族の感情(極めて本能的感情)・法制度の合理性等を優先するならば「理性的な死刑制度・理性を自覚させる為の死刑制度」存続は正論となるので無いでしょうか。
1423
:
紫煙狼
:2006/03/11(土) 00:46:42
上手く表現できないので、不適切な喩えだとしたらごめんなさい。
古紙回収というのがありますよね?
古新聞・古雑誌などを回収・集積して、薬品で溶かし、漂白して、
また、元のような紙として生まれ変わらせ、再利用する。
森林資源の保護を度外視したとしても、サイクルとして非常に
理にかなった事をしているな、と思うわけです。
ここに、死刑制度というものを重ね合わせると、
極刑囚を収監して、規則で縛り、死の恐怖で更正させ、
また元のような真人間に戻して再利用せずに殺す。
きれいな紙にした後、燃やしてしまうと言うことですよね?
古新聞・古雑誌のまま燃やすことだって出来るのに。
死刑が確定するような犯罪者の人権を擁護するつもりは
毛頭ありませんが、少なくとも、反省して悔い改めたところで
何ら受刑者にメリットがない。ひとつもね。
「苦しめ!怯えろ!己の罪の深さを思い知るがよい!」
そう考えると、他の刑罰が非常に論理的であるのに対し、
死刑と言うのは非常に感情的な刑罰ではないでしょうか?
いや、人間は論理だけに生きるものではないので、
感情的な刑罰が悪いとは言いませんよ。
相手は殺すに充分な罪を犯した人ですからね。
ただ、まぁ、手間かけて犯罪被害者の感情を慰撫し、
喩え、当事者たる犯罪被害者から助命嘆願が出ても、
処刑することに、殺すことには変わりないわけだ。
言い方は悪いが、悪人を社会から永久に抹殺すれば、
社会は治安と言う恩恵を得る。
では、過去に大罪を犯した真人間を殺すことで
社会が受ける恩恵って一体なんでしょうね?
いや「更正の可能性がない」から死刑にするんでしたっけ?
1424
:
紫煙狼
:2006/03/11(土) 00:54:39
仮面ライダーが悪の秘密結社の改造人間を倒すと視聴者は安心する。
なぜ?って、それは、現在進行形の悪を倒すからでしょう?
悪の改造人間が自らの罪を悔い改め、自分がどうすれば、
犯した罪を償うことが出来るか考え始めた、その瞬間に
ライダーキックが炸裂したら、非常に後味が悪いと思います。
死刑に更正効果を求めるのはあきらめて、
悪人は悪人のまま殺してスッキリしましょうよ。
1425
:
Ken
:2006/03/11(土) 03:08:23
あのなあ、前からゆうとるように日本の死刑制度は秘密主義。だから囚人に執行
予定日を教えないのは
>>1422
「日本では死刑が確定してから、執行されるまで
時間をかけ、充分な恐怖を囚人に与える」ためではなくて、単なる秘密主義の
一環だ。死刑判決が確定された瞬間に死刑囚は社会から抹殺されるのであって、
彼らが何をどう考えているのかほとんど知りようも状況で、更生がどうのこうのと
いい始めても社会には何の屁のツッパリにもならん。紫煙狼さんが言う通り、
囚人の心の内に入っていっても仕方ないと思うよ。
1426
:
Jonah
:2006/03/11(土) 12:14:15
そうなんですよね。まさに、真人間に戻った人間(少数だろうけど)、自分が犯した罪を償うことを考え始めた瞬間に、ライダーキック!じゃなかった「吊す」ところに、日本の死刑制度の凄みが有るんですよ。
悪を進行形の中で倒すのも、古紙をを再生して使い直すのも、なまぬるい。罪に目覚めさせたところを、抜き打ちで吊してしまえ!ってね。だから「日本の死刑制度ってのは、世界でも最も後味の悪い死刑制度の一つ」なんですよね。
しかし、囚人の心の内も覗こうとする試みも無しに「死刑制度の有無」を考えることこそ、私から見れば恐ろしいことです。それって、被害者の心の内を無視する、どこかの法学者の裏返しですね。
「秘密主義」の一言で、日本の諸制度の良欠点を断罪するのは、それこそ屁の突っ張りぐらいになっても、思索的前進は無いと思いますね。
死刑制度に関して秘密主義なのは百も承知。私が言いたいのは、その秘密主義がもたらしている、死刑制度の残酷さを肯定する所に、理性的な死刑制度のアトムスファー(存在理由空間)が有るって事です。
う〜ん、ちょっと難しすぎるかな???
1427
:
紫煙狼
:2006/03/11(土) 16:12:52
死刑を肯定するのであれば「死刑は残虐である」という点を肯定してはいけません。
国連加盟国が世界人権宣言第5条に反する精神で刑罰を執行してはマズイでしょう。
(いや、世界人権宣言そのものが馬鹿げていると言う論法はアリですけどね。)
ただ、国連加盟国日本の制度として死刑を肯定し、その必要性を世界的に広く
認めさせる事を念頭に置いた場合「死刑は残酷だからこそ良い」は通用しない。
次に、死刑に「罪を自覚させる」という教育効果があると前提した場合、
その教育の目的を考慮しなければなりません。
「目的=効果」として考えて、そこから社会が享受する恩恵は何でしょう?
社会は何ら恩恵を得ないことに対して、多大な費用をかける必要性がわかりません。
再利用するために一定のコストが必要であるという論理展開はわかりますが、
多大な費用をかけて一人の囚人に罪の意識を目覚めさせようと試みる。
そして、目的が達成されても達成されなくても殺ることはしっかり殺る?
これじゃぁ、ただの税金の無駄遣い。
例えば、死刑を宣告する。いつ執行されるかわからない。この恐怖の中で、
「罪を自覚させるという」目的が達成されれば、場合により釈放もありえる。
と、言うなら助かるのが1000人の死刑囚に1人の割合だとしても、
死刑を存置し莫大なコストをかける意義を高らかに謳うことが出来ます。
でも、現行の死刑制度は「とにかく、最終的には執行する」のですから、
「罪を自覚させる」事自体が「正義の味方」の満足感の足しにしかならない。
「日本の死刑制度の凄み」は確かに凄いだろうことよ、とは思うけど、
正直、凄いだけで、役にはたたない。後味もスッキリしない。
1428
:
紫煙狼
:2006/03/11(土) 16:37:41
私は以前から何度も問題提起しているのに誰も相手にしてもらえない。
(それだけ馬鹿げたことを私は言っているんだろうね(苦笑))
でも、しつこいと言われても、もう一度、提起させてもらうよ。
死刑存廃以前の問題として、死刑は確定から半年以内に執行すると言う法律に
平気な顔をして違反している現状も問題なら。その国家の違法行為を助長するような
風潮も大問題ですよね?通常、違法行為には何らかの制裁が下るはずだけど、
こと、死刑に関しては「もっと生かして苦しませるべき」なんて声のほうが大きくて
本当に半年以内に執行しようものなら、尊法しようものなら、批難ごうごう?
逆じゃない?なぜ半年以内に執行しないのだ!という声ももっとあって然るべし。
現状の「国家の犯している違法行為」を批難する声があって然るべし。
国家は何らかの制裁を受けて然るべしですよ。誰に対して賠償するかは別としてね。
(その1)
国は、現在、死刑が確定している囚人の内、確定後半年以上経過している者を即刻執行し、
確定後半年から現在に至るまでにかかった費用を国民に賠償する。冤罪の疑いアリとの
行政判断によって執行延期されていた者に関しては理由を正式発表し、再審を開始する。
(その2)
国は、死刑確定後半年以内に執行すると言う条文を削除する。
(その3)
国は、死刑制度を廃止する。
私は(その3)を推薦するけれど、尊法精神に則れば(その1)も捨てたもんじゃない。
まぁ、一番簡単で現実的なのは(その2)かな?これはスグにでも実行できるでしょう。
法務大臣の精神的負担も減る。優先順位は高くないにせよ、今のままで許されるわけはない。
1429
:
loveless
:2006/03/12(日) 02:12:30
>>1428
>(その2)
>国は、死刑確定後半年以内に執行すると言う条文を削除する。
これをやっちゃうと、行政の意のままに死刑執行時期を決めることができるので、
政権によっては、(法改正なしに)事実上死刑を凍結することができるので、
司法に比べて行政の力が強くなりすぎるのでは?
1430
:
紫煙狼
:2006/03/12(日) 03:23:07
>>1429
>司法に比べて行政の力が強くなりすぎるのでは?
でも、現状は行政の意のままに死刑執行時期を決めてますよ(笑)
半年以内なんて死文化してしまっている。だいたい、無期懲役囚を
行政判断で仮出獄させている時点で行政の権限が勝っている。
司法判断で入獄させたら司法判断で出獄させなきゃイカンでしょう。
lovelessさんの意見を重視して(その2)を廃案にすると、
(その1)と(その3)が残るけど、(その1)は国が誤りを
認めることになるし、各方面の風当たりも強いでしょう。
かといって(その3)は私が挙げた例の中では一番現実味がない。
どうだろう(その4)以降の選択肢を挙げてはいただけまいか?
ワタシャせいぜい3つくらいしか思いつかんかったが、
3人寄れば文殊の知恵。現状維持以外でいいのがあったら、
すぐにでも鞍替えしてみせますぜ(^^)
1431
:
ポーロック
:2006/03/12(日) 14:44:33
死刑を言い渡す事によって、失禁するような恐怖を味わわせて
それでもって実際に絞首によって「立ったまま退場」
してもらうという、優生学的な見地からも有効なすぐれた手法を
日本政府は採用しているということでは?
普通に暮らしている人間が「死刑になる」などと思う事態には
ならないというのが今の日本社会。
統合失調症などで「自分は迫害されている」なんて感じている
頭のおかしい連中は、この際除外しておきますが、
日本の死刑制度に関しては、もっと自信を持っていい。
麻原みたいな連中は絞首刑で、それこそ失禁しながら死んでいく事を
望む人間も少なくないと思います。
執行に関して情報公開を行うべきであるとは思いますが。
1432
:
人権
:2006/03/12(日) 22:21:43
アメリカでしたか、死刑判決を下す際に執行日を決めておくというような
やり方を採っていたような・・・
選択肢の一つになるのでは?
確かに死刑を廃止すれば一番すっきりするかも知れませんが。
でもアムネスティをはじめとする現行の死刑廃止派のやり方では
一般市民の支持・共感を得るのは困難であるように思います。
もっとも「この問題は多数決原理に馴染まない」とのことなので
世論など関係ないのでしょうけれど・・・(紫煙狼さんの御考えは
それとは異なると思いますが)
それと、紫煙狼さん御指摘の
>司法判断で入獄させたら司法判断で出獄させなきゃイカンでしょう
全く同感です。場合によっては被害者(遺族)の意見を聴取することも検討
してはどうかと思います(応報感情をそのまま仮出獄の可否に反映させる
という意味ではありません)。
1433
:
loveless
:2006/03/13(月) 01:12:29
>>1430
うーーん、私は現状肯定派なので、あまり改正案は持っていないのですが。。
>>1432
の人権さんのご提案のように、死刑判決のときに執行日を決めておき、
違反した場合は法務大臣(?)に対して罰則を設けるというのは如何でしょうか?
個人的には、死刑は教育刑とは思えないので、罪を自覚させるための時間は必要とは
考えていません。宅間死刑囚のように速やかに執行すべきと思っています。
そのため、現状のように半年以内に執行するのが望ましいと思っています。
1434
:
Ken
:2006/03/14(火) 00:48:47
紫煙狼さんが繰り返し問題にしているのは死刑に関して政府の裁量が過度に認め
られていることであって、執行は6ヶ月以内でもその後でも良く、条文を無視しても
お咎めが無く、彼らが冤罪だと思えば執行をいつまででも引き伸ばすことができ
(司法の軽視、硬直した裁判所も悪いかもしれん)、死刑囚は外部との接触が
ほとんど認められず、死刑の内実が公表されることもない。裁判所が死刑判決を
出しさえすれば、後は政府が煮るなり焼くなりどうとでも好きなようにできると
いうことだ。これは死刑制度をコントロールする上で政府には大変都合が良い。
死刑は野蛮な制度であって、犯罪に銃で対抗する、暴力と背中合わせの社会なら
ともかく、平和で上品な日本人なら目の前に厳然と突きつけられたら受け入れられないと
感じる人が多く出るはずだ。秘密主義のおかげで、死刑囚のインタビューを見て
無実や更生を確信して死刑囚のために行動する市民や執行予定日にデモする反対派を
政府は心配する必要がない。秘密主義は死刑を残したい政府にとって単に都合が
よいからそうなっているのであって、それ以上の意味はない。単純な話を複雑に
議論しても仕方ない。
1435
:
紫煙狼
:2006/03/15(水) 01:06:33
「死刑は野蛮ではない」と言い切れるひとが、ここには大勢居ます。
だいたい、身の毛もよだつような野蛮な行為を行ったから、
死刑判決が出て確定しているんです。蛮行に蛮行で応ずるのは
褒められたものでは有りませんが、法の名の下に法に定めた手続きを経て、
合法的に処罰するのであれば、悪法良法は別として認めざるを得ません。
「日本の死刑制度は法によって定められた正当な刑罰である」という
もっともらしい事を言う人が後を絶ちませんが、死刑制度というのは、
執行までの期間や、執行の方法まで、全て法によって定められた通りに
行われてはじめて「正当な刑罰」足りえるのであって、ここに反する
手続き・期間を経て処刑されるのであれば正当な刑罰ではないのです。
どうも、死刑賛成の方々には「死刑囚が処刑される」ことを重視し、
途中の手続きを軽視している方が多いように思えてなりません。
「法を犯したものが法に従って処罰される」のが秩序ではないでしょうか?
1436
:
良識派
:2006/03/15(水) 08:16:38
その途中の手続きと称した制度を悪用し、遺族や支援者更には殺人事件を含む極悪犯罪を憎む多くの国民を愚弄しあざけ笑う犯人と弁護士のコンビが出て来たのです。
いっそ死刑制度を改めて連鎖させない一度だけの敵討ち制度を復活した方が良いですね。
そもそも平時に身勝手な動機で他人の家に押し入り非情にも無実のしかも命乞いする母を殺し死姦し、尚且つ異常事態に脅え母にすがる幼子までつかみ上げて床に投げつけそれでも母にすがる子を最後に首までしめて殺した非人に例えわずかでも人間の権利など与えよとする論法がちゃんちゃらおかしく即死刑が相応しいのです。
司法と裁判制度全体を、更に判決から執行までの手続きまで悪用して善良な国民全体を愚弄し続ける事を許して置く事が変なのです。
何時までもこんな事を許しておくから“俺は選ばれた者だから人殺しもできる”と嘯く犯人やそれに輪をかけた売名目的の馬鹿弁護士が世の中を軽く見て今度のような暴挙に出るのです。
1437
:
こめつぶ
:2006/03/15(水) 08:23:14
殺された人と殺した人、もし、同じように生きる権利があるなら
殺した人も死ななければならない。
人の命って平等でしょ?
ならば死刑って当然じゃん。
1438
:
アノニウォッチャー
:2006/03/15(水) 09:18:09
執行までの期間や、執行の方法まで、全て法によって定められた通りに
行われてはじめて「正当な刑罰」足りえるのであって、
いまいちよくわからないけど、期間違反や執行方法違反が疑われた
死刑囚っているのか?絞首刑以外で殺された死刑囚っているのか?
方法とか手続きとかって普通法律に書いてあるだろ。
軽視する傾向があるとは驚きだ。
いったん死刑判決がでるとその後の手続きがないがしろになる傾向が
あるっていいたいのか?
それとも死刑判断にいたる手続き=審理がちゃんとしていないといいたいのか?
読むと前者みたいだけど、それのどこが問題なの・・・・?
刑賛成の方々には「死刑囚が処刑される」ことを重視し、
途中の手続きを軽視している方が多いように思えてなりません
????。
「死刑囚が処刑される」こと以外に死刑の目的なんてあるのか???
判決後実際の執行までの間の「手続き」とか「方法」を問題にしてるみたい
だけど、それはいわゆる死刑問題とは離れてる。
それとも「手続き」って死刑にいたる判断までの「手続き」のほうか?
手続き云々がもんだいというなら死刑にいたる判断までの手続きのほうが
重要だろ。
手続きを含めた法律って国民判断の結果でしょ。
裁判所はそれを解釈適用してるだけ。手続き軽視・方法軽視なんてどっから
出てくる? 具体例でも挙げてくれないとわからないな。
1439
:
紫煙狼
:2006/03/16(木) 01:08:32
>>1438
大教大附属池田小児童殺傷事件を例に出すと、宅間元死刑囚は上訴権回復も
再審の請求も恩赦の出願もしなかったし、検事総長は非常上告もしなかった。
にも関わらず、刑が確定したのは03年9月26日、執行されたのは04年9月14日。
約1年もかかっています。最終的に執行することで辻褄はあわせているものの、
行政は刑事訴訟法第四百七十五条の2に違反したわけです。
(それでも異例のスピード執行と言われていますよね(苦笑))
問い)1/2 + 1/2 = 1/? この時?はいくつか求めなさい。
こんな問題を小学生に出した場合、大部分の子供は?=2×2=4と答えを出します。
でも、?=2+2=4と答えを出す子供もいます。?=4だから辻褄は合っているけど、
途中経過の部分が根本的に間違っていますよね。
そして私は、?=4なら(死刑囚が処刑されさえすれば)
?=2+2=4でも(行政が刑事訴訟法第四百七十五条の2に違反しても)
辻褄が合っているから正解にしていいのかな?と言っているのです
そしてそれを「法によって認められた正当な刑罰」と言えるのかな?
と問うているのです。
1440
:
紫煙狼
:2006/03/16(木) 01:29:26
さて、コトの重大性(性格)が違うだろ!という反論が来るのは判った上で、
死刑確定から処刑までの期間を定めた条文に違反しても誰も文句を言わないということは、
死刑の方法(絞首)や執行する場所(監獄内の刑場)という条文に違反しても、
辻褄さえ合わせてくれれば、誰も文句を言わないということなのでしょうか?
また、半年以内という条文を守らない(現状)を許容するということは、行政都合により
死刑執行を無期限凍結できるということなのですが、それでもOKですか?
行政都合で死刑執行を無期限凍結できるということは、囚人が死の恐怖を味わうか
味あわないかは別として、死刑が事実上ただの終身刑になり、国民の税金からの
捻出金が増加するということなのですが、それも許容範囲内ですか?
1441
:
Ken
:2006/03/16(木) 02:22:40
>>1436
そういう極悪非道なことをする輩は、ルールは守らん、良心の呵責はない、
女を殴る、女を強姦する、すぐ喧嘩する、子どもをいたわらない、老人を敬わない、
弱いものをいじめる、物を盗む、同情しない、他人の気持ちがわからない、人殺しは
そういうどうしようもない最低最悪の人間がすることだ。一方そういう人間の
被害に遭った遺族は、ルールに則って社会生活を送り、家族を思いやり、家族を
大事にし、家族のために一生懸命働く、事件があるまでは暴力とは無縁の生活を
送ってきた普通の市民である。だから彼らに敵討ちの機会が与えられても、人を
殺すことをなんとも思わない極悪人とは違って、必ず逡巡し躊躇するはずだ。
もしも死刑が小学校の校庭のような日常の場所で衆人環視の元、一般市民である
遺族によって執行され、それに誰も慣れっこでなんとも感じないとすれば、そんなのは
暴力に溢れた狂気の社会である。死刑は人殺しであって本質的に野蛮で凶暴である。
だからこそ平和な日本では人知れない場所で人知れず執り行うことによって社会は
平静を保っている。何度も言うが暴力とは無縁で、凶悪犯罪が少ない日本人、
日本の社会には、そういう野蛮で凶暴なことは似つかわしくない。
>>1437
「人の命って平等でしょ?」
そう、その通り。大人も子どもも赤ちゃんも老人も男も女も不良少年もまじめな
会社員も聖人君子も極悪人も命の重さは同じである。だから例えば君がこの光市の
元少年を法廷で刺し殺した場合でも、お咎め無しとはならずやはり厳正に処罰される。
それから勘違いしているようなので一応言っておくとその場合は死刑にはならない。
死刑は二人以上を殺しなおかつ明確な殺す意図があったときにだけ適用される。
だから、日本の死刑制度は命には必ず命で報いるといったようなものではない。
10人交通事故で殺しても死刑にはならない。話が逸れたが、誰でも誰かを殺せば
罪に問われるのに、国家が代行すれば問題なしとなるのが、死刑が抱える本質的な
矛盾である。君らは人殺しは自分勝手な理由で被害者に逃げる隙も与えずに行われる
のであって、裁判で極悪人の言い分もちゃんと聞き厳正に手続きに則って行われる
国家による死刑とは全然違う、と反論するであろう。その場合はやはり「厳正に
手続きに則って」いるかどうかが国家による殺人の正当性にとって非常に重要になる。
1442
:
仲間みそ
:2006/03/16(木) 12:14:56
個人的な意見としては死刑には賛成です。
社会のルールである法を犯し、一時的な感情であれ計画的であれ、
人様の命を、その個人の決定で奪って良いものとは、
社会の一員である私たち誰しもが思わないはずです。
「目には目を、歯には歯を」死には死を以ってだと思います。
罪人が罪を償う事ができるのは償うべき相手の本人が存命だという事が第一だと思います。
人の命はお金では買えません。
どれほどの賠償金を払われようと残された家族にとっては報われないと思います。
そして長い年月にかかる膨大なる裁判費用の他、
国家機関である裁判所の維持、
受刑者への出所まで、または無期にかかる費用など,
私たち一般市民の税金で賄われいる事などを考えると、
被害者の家族ではないにしろ死刑は妥当だと思います。
しかし、これは確実に罪を犯した人間に対してです。
死刑反対者の理論で尤もだと思われる一つに、
冤罪者を保護するものがあります。
現に、無罪を主張し続けたにもかかわらず、
死刑判決を受け執行されたケースが何度もあります。
私は現在アメリカ在住ですが、数年前にアメリカでもありました。
真犯人が見つかりましたが後の祭りです。
どんな有能な弁護士であれ、万人から選ばれた陪審人であれ、裁判官であれ、
全員がみな人的間違いを犯してしまったのです。
そしてそれは法を守って生活している一般人の私たちが犯した殺人なのです。
このようなことを最終的に防止することができるのは、死刑撤廃しかないのです。
これがこの何年もの間に繰り返されている私の中での論争です。
未だ決着がつきません。
1443
:
アノニウォッチャー
:2006/03/16(木) 12:18:47
それも許容範囲内ですか?
許容範囲かっていわれればねえ、そりゃ許容されないでしょうよ。
だけど、「国民の血税を使ってるのに野放しにできない問題だ!!」って
憤る気は余りしないね。ほかに見過ごせない無駄はいっぱいあるし。
判決が決まったのに、長い間執行もされないのは確かに刑訴法とかにも
違反することだろうけど、なんかピントがずれてるなぁ。
法律には「解釈」と言うのがあるわけで。類推適用とか、準用とか。
何が何でも半年(だっけ?)内に殺さないとダメで、それに反するのは全部違法
だっていってたら、行政なんてそもそもいらないって話。
たぶん行政の法運用上の裁量権の逸脱っていいたのかもしれないけど、裁判所も専門家の判断っていうことで
尊重するんじゃない?もちろん私法に比べ解釈は厳格さが求められるだろうけど
死刑そのものは賛成なんですか?。仮に死刑が下ったあとの状態がまずいから
死刑はんたいと言うのは理由として貧弱だと思う。
・・・まぁ、問題なんですね。要は。勉強になりました。
1444
:
紫煙狼
:2006/03/16(木) 23:30:16
>>1443
相手してくれてありがとね(^^)
アノニさんの頭に?マークが飛び交うのは当たり前ですよね。
だって、自他共に認める死刑反対派の私が「正しく死刑を執行しよう!」
なんて言っているんだから(笑)ピントがズレて見えるのは当然でしょう。
ここに死刑制度さんという人がいて、あらゆる意味で有能な方なんですが、
この人の上司の行政さんが怠慢なせいで、能力を生かしきれていないと
思われるフシがある。この状態で死刑制度さんを無能呼ばわりするのは、
ちっともフェアではない。やっぱり、死刑制度さんが実力を出し切って、
それを正しく評価することが必要だと思うのです。
と、いうわけで、死刑制度の善悪や功罪や存廃を論じるのは死刑制度が正しく
厳密に遵法運用されるようになってからでなければならないと思っています。
>死刑が下ったあとの状態がまずいから死刑はんたい
なんてお粗末な事は思ってませんよ(^^)
1445
:
紫煙狼
:2006/03/16(木) 23:43:18
>>1442
人命はお金では買えないけれど、時間もお金では買えませんよね。
「死刑囚を処刑したら後で冤罪だとわかった。」の場合、
確かに、失われた人命は戻らないから、後の祭りです。
でも「無期懲役で服役させていたら、後で冤罪だとわかった」場合も、
失われた時は戻らないので、やっぱり後の祭りなんですよ。
従って、冤罪を防止することは死刑のみに関わる話ではなくて、
全ての犯罪に関わる話で、死刑を存置するにせよ、廃止するにせよ、
どちらにしても絶対にクリアしなければならない最重要課題なんです。
逆に言えば、冤罪の可能性を理由に死刑を廃止せよと主張するなら、
冤罪の可能性を理由に全ての刑罰を廃止させなければならない。
これじゃぁメチャメチャでしょう?
だから、死刑存廃問題と冤罪問題は切り離して考えたほうがスッキリしますよ。
1446
:
仲間みそ
:2006/03/17(金) 03:56:44
紫煙狼さん
冤罪防止のため死刑を廃止したほうがいいと言っている訳ではないのです。
それも尤もだと思う一つだという事です。
死刑を執行してしまってはどんなことをしようと後の祭りというのは、
ここ何年間でのアメリカにおける冤罪での死刑執行が多い為です。
死刑存廃問題と冤罪問題は切り離せばすっきりすると言うのは、
森を見て木を見ずと同じだと思うのですが。
死刑存廃問題が抱えているものは多過ぎて、
未だこのように理論を闘わせていても解決できないのが現状です。
ですから私の中でも賛成か反対なのか自問自答を繰り返しているわけです。
1444で述べていらしたように、
>死刑制度の善悪や功罪や存廃を論じるのは死刑制度が正しく
>厳密に遵法運用されるようになってからでなければならないと思っています。
詰まるところそれなのです。
私は個人的には死刑には賛成だと言いましたが、
まさにそれなのです。
しかし現状は...ということで冤罪問題もその一つでは?
と鼻を突っ込んでみた見た次第です。
1447
:
アノニウォッチャー
:2006/03/17(金) 21:06:27
ここに死刑制度さんという人がいて、あらゆる意味で有能な方なんですが、
この人の上司の行政さんが怠慢なせいで
あなた、なんかエキセントリックな人だな。
何をかいわんと、いろんな例出してるけど、ぜんぜんわからないよ。
上司か部下かって例えなら、逆だって。死刑制度は法律で、行政は執行
する側。つまり「上司」にあたるのは死刑制度。違う?
刑訴法とか持ち出すから法律に明るい人かと思ったら・・・・
新聞でも読んでればわかる話だとおもうけど。
あぁ、わかった。一般的な話として上司と部下を使っているわけね。
・・・・わかりにくいなぁ。例えてる意味ないよ。
死刑賛成派は論客が多いから、あなたも論破されないようにがんばらないと
って余計なお世話だけど、死刑賛成派ってやっぱ感情論者が多いのかね。
1448
:
アノニウォッチャー
:2006/03/17(金) 21:08:00
失礼。最後は「死刑反対派」です。
紫煙某さん、がんばってください。
1449
:
紫煙狼
:2006/03/17(金) 22:38:41
うふふふ、お褒めに預かって光栄です(^^)
厳密に言えば、法律のほうが行政より優位にあるべきだね。
でも、死刑制度を運用しているのは行政であり、
行政都合で死刑が本来あるべき運用をなされていない以上、
行政が上司という喩えが成立する。
まぁ、行政と言うバカな部下のせいで死刑制度が力を発揮できていないと
いう喩えのほうが、アノニさんにはわかりやすかったかな(^^)
1450
:
紫煙狼
:2006/03/17(金) 23:15:06
もう一つ付け加えると…。
>論破されないようにがんばらないと
別に論破されてもいいのですよ。
最終的に私が納得できる答えにめぐり合えるのなら、
それが死刑存置でも死刑撤廃でもかまわない。
1451
:
Ken
:2006/03/21(火) 04:26:16
上司(裁判所、法令)が「これ決裁したから6ヶ月以内に仕上げといて」って部下(政府)に
仕事出すの。部下は「わかりました」って言っといてまるっきり締め切りを守る
気がない。一年は例外、普通は10年とか20年とかかかる。そんなのまだましで
部下の考えで勝手に棚上げするのもあり。上司が間違ってるかもとか、仏教を
信じてるから拒否しますとか、それやったら自分の人気がなくなりそうだしとか、
ありなの。しかしアニノさんが「ピントがずれてる」と言ってるのも一理あって
これは大事なことだが本質的な問題というわけではない。手続き云々が是正された
ところで紫煙狼さんに廃止派を止める気などさらさらなかろう。
それと「死刑反対派に感情論者が多い」とのことだが、こんな腐れ外道は生きてる
価値なしとか、被害者の痛みを知れとか、遺族の悲しみを知れとか、恐怖におののき
死んでいけ、とか、感情をむき出しにするのは賛成論者が多いと思うよ。勘違いが
ないように一応言っておくと、そういう感情を大事にするのは犯罪を語る上では
欠かせないが、紫煙狼さんは死刑囚にも生きる権利がありますとか、殺さず更生を
信じましょうとか、そういう感情論を一度も述べたことはないということを指摘して
おきたかっただけ。
1452
:
Ken
:2006/03/21(火) 23:00:05
>>1446
例えば冤罪とされている殺人事件の中には罪を認めれば罰を軽くするぞ、
すぐ帰してやるぞ、とか警察に不当に誘導されて「白状」した人がいるでしょ。
でも別にこれは殺人事件に限ったことじゃないんだよね。痴漢の捜査でも警察は
同じこと言うじゃん。後で思い直して裁判で撤回しようとしてもできなかったり。
ミラーマンは違うと思うけどさ。無実の罪で殺されるよりはましかもしれないけど
痴漢冤罪の被害も相当深刻だとこないだ読んだよ。冤罪は別に死刑に値するような
凶悪事件に限った問題ではなく、もっと幅が広くて、その原因も他の犯罪捜査や
裁判と共通しているということはあるわけでしょ。殺人事件の容疑者として逮捕
されるよりは電車で痴漢に間違われる可能性のほうがずっと高いんだから、死刑は
冤罪が問題だあ、なんて言いっ放しにするんじゃなくて、じゃあどうすれば冤罪を
防ぐことが出来るのかを考えるのが筋じゃない。死刑がなくなったところで冤罪の
心配をしなくて済むようになるわけじゃないんだから。冤罪を死刑だけに絡めて
語る姿勢のほうが「木を見て森を見ず」という批判がぴったり来ると思うよ。
1453
:
ポーロック
:2006/03/27(月) 05:53:24
綾瀬駅前だったか、そういう場所で死刑廃止を訴えている団体がある。
その団体に「現行の死刑制度は国民の約8割が存続に賛成しており、
そもそも死刑が確定し執行される確率を算出するときわめて低い
数字が弾き出されるだろう。
死刑を求刑する場合であるが、日本の場合は強盗殺人といった
極めて悪性度の高い犯罪で、そもそも政府を批判した程度で
死刑になる事は考えなくともいい」
という意味の書簡を送ったら、極めてヒステリックで内容の薄い
返信が来た。
反対派の論拠は極めて貧弱で、それこそ感情のみで動いているといわざるを得ない。
「自分の家族が犯罪者によって殺害された場合においても死刑を望まないのか?」
と書いたのだが、そのような考えが死刑廃止の阻害要因なのだそうですよ(嘲笑)
更生できるようなケースにおいては裁判官も考えるだろ?
そうできない犯罪者に関しては死刑もやむをえないということではないだろうか。
「デッドマンウォーキング」という映画を以前に見て、関係者のインタビュー
を何かで読んだが、それこそ感情に訴えかける内容で最後まで読むのに苦労した。
犯罪被害者の遺族で死刑を望む人物は頭がおかしいと言わんばかりの主張だった。
日本の問題に他国が干渉してくるのだからタチが悪い。
1454
:
人権
:2006/03/27(月) 15:16:42
>綾瀬駅前だったか、そういう場所で死刑廃止を訴えている団体がある
これでしょうか。
↓
http://share.dip.jp/soba/
私も何度かメールしたことがあります。返信の内容にはあまり共感を
覚えませんでしたが。
先日の安田弁護士の件でも「裁判所の対応は検察べったり」だとして
非難していますね。「べったり」と言えるかどうか??
>日本の問題に他国が干渉してくるのだからタチが悪い。
そもそも「死刑はこの世に存在してはならない絶対悪」というのが
彼らの論理なのですから、「死刑廃止は普遍的な問題であって、
内政干渉には当たらない」ということになるのでしょう。
1455
:
ポーロック
:2006/03/27(月) 20:28:15
「死刑廃止」を声高に叫ぶことすらしないわけですよ、彼らは。
それでEUを持ち出して空虚な論理を振り回す。
私は名前などを書きますから、どこの誰だかわかる。
何を勘違いしているのか「法医学が1人の人間を殺すこともある」と
書いて来た。
あくまでも論理的に「なぜ死刑廃止をする必要があるのか?
犯罪被害者の人権を守る方が先ではないのか?」という内容のメール
を送ったんですよ。その返信が「法医学云々」だったw
担当者のNは頭がおかしいのではないか?
まだ、アムネスティの方が幾分マシですよ。この団体が公安調査庁の
調査対象団体というのは本当だと思う。
聞いても答えないんですよ、彼らは。
綾瀬駅前って治安は悪いし、あの地域の住民も言葉は悪いが問題ありな
方が世田谷区や目黒区と比較した場合は多いと思われるところですが、
あの電波な活動を見ていると気の毒になってくる。
「安田弁護士は裁判所べったり」と断言してしまうところがすごい。
1456
:
ポーロック
:2006/03/27(月) 20:31:20
「ニ弁の安田の行動は正当」との間違いだった・・・
とにかく人権屋そのものですよ。
1457
:
紫煙狼
:2006/03/27(月) 22:40:48
死刑反対派には「困ったサン」が多い。これは厳粛な事実です。
ひとくくりに「死刑反対派」として十把一絡げに同列扱いされると、
内心穏やかではいられないないほど怪しげな連中が非常に多い。
で、そういうのを見るたびに「逆効果だなぁ」とよく思う。
ただ、若干疑問に思うのは、死刑賛成派がどんなに感情的なことを
口走っても、批判の対象とはならないのに、死刑賛成派が感情的な
ことを口走ると批判嘲笑の対象になるのはなぜなんでしょうね?
これね、積年の疑問なんですよ。
で、私の出した結論は至ってシンプルで
応報としての殺人を認める感情は多くの人が共有しうる感情であり、
その感情に逆らわない意見は受け入れやすく批判の対象となり難い。
ってことなんだろうなぁ、と思うわけです。
つまり、死刑賛成という考え方は全ての人間が本能的に持っている感情で、
おそらく、種を残すために必用な防衛本能と言っても過言ではない。
そして、それに反して死刑反対なんて唱えるのは、どこかネジのはずれた
本来あるべき何かが欠落した人間なんだろうな、とね。
で、私はネジが外れた、何かが欠落した人間の一人な訳です(苦笑)
1458
:
紫煙狼
:2006/03/27(月) 23:29:39
そもそも、人間というのは理由さえあれば人を殺せる生き物なんですね。
犯行現場を見られたから殺すとか、お金を持っているから殺すとか、
ハードルの高さは異なれど、自身が納得いく理由さえあれば、
同種族を殺すことに違和感を感じない生き物なんですね。
国益のために敵国兵を殺すとか、とにかく必用なのは理由であって、
命を奪うという行為自体にはそれほど違和感を感じないのでしょうね。
そして、その理由の部分が多くの人に受け入れられるものであれば、
殺人も合法化してしまう。そういう生き物なんですね。
犯罪者と被害者の、どちらの人権を優先すべき?と言われれば、
被害者の人権を厚く保護するべきであるのは言うまでも無いけれど、
犯罪者を死刑に処すことで被害者の人権が守られるかというと、
全然別問題に思うのです。無論、それで被害者感情が慰撫される
という面はあるでしょうが、被害者感情の慰撫のために死刑制度が
存在するのかというと、それは一面でしかない。
いや、相手が鬼畜にも劣る獣であれ、感情のために命を奪ってよいはずは無い。
だから、死刑制度と犯罪被害者感情慰撫が同義であってはいけない。
そういう意味合いが含まれるのは構わないけれど、それが全てではいけない。
「殺人行為が合法化されるケース」として、正当防衛というのがある。
つまり、他に方法が無く、殺さなければ殺されるという状況で、
やむを得ず、自身(もしくは他人)を守るために殺してしまう場合。
これを責める事が出来る人など、ほとんどいないでしょう。
(ってか、いたら困っちゃいますよね。)
でも、死刑は拘禁された囚人に対して行われるから、この緊急避難性は
全く有りませんよね。釈放して再犯したら?なんて言うなら出さなきゃいい。
死んで罪を償うなんて言うけど、死ぬことで償えるなら話は簡単。
実際は、凶悪犯に死んでもらったところで、償いなんてものは全く期待できない。
本当は、命は取り返しようが無いから、償うことなんてできっこない。
まぁ、だからせめて長いこと苦しめ!なんて話が出てくるんだろうね。
そう考えると、死刑制度も結局は「何をどうしても許しがたい」という感情の
落としどころであって「凶悪犯なんだから殺されるべき」という感情的理由に
基づいて「野獣死すべし」を合法化しているんだよね。
で、ネジのはずれた私は、多数決が民主主義の原則であることを踏まえつつ、
多数決によって人の生き死にを左右することが合法化されていることに、
形容しがたい違和感を覚えるんですな。
1459
:
紫煙狼
:2006/03/27(月) 23:40:51
死刑になりたくなければ、そもそも犯罪なんて犯さなければいいんだから、
そのリスクを承知で、自らの欲望を抑えきれず犯罪を犯すような凶悪犯の
人権なんざ、これっぽっちも考慮する必要はないと思うよ。
でも「そんな奴だから殺されて当然」という至極明快な考え方が、
本当に論理的なのかは疑問、ってだけね。
1460
:
人権
:2006/03/28(火) 00:28:40
>で、私はネジが外れた、何かが欠落した人間の一人な訳です(苦笑)
そうは思いません。「何かが欠落した人間」は存置派、廃止派を問わず
いるでしょう。
>死刑賛成派がどんなに感情的なことを口走っても、批判の対象
とはならないのに・・・
うーん、批判的に見ている人もいるのでは?
遺族の心情に対する配慮から批判的な言辞を控えている部分もある
ように思いますが・・・
今は存置派が多数を占めているようですが、働きかけ方次第では
将来的には廃止派が多数派になる可能性も全く無いわけではない
と思います。
ただ、以前にも書き込んだように、現行の些か唯我独尊的とも
言えるような廃止運動のやり方では一般市民の支持・共感を得る
のはなかなか難しいのではないでしょうか。
1461
:
ポーロック
:2006/03/28(火) 07:17:47
そういえば、麻原の死刑が確定する公算が大きくなった。
逮捕から11年が経過するが、被害者を取り巻く環境は変わっていない。
これでよかったと思う。
1462
:
人権
:2006/03/28(火) 17:15:15
それにしても弁護団はなぜあれほどまで控訴趣意書の提出拒否に
拘ったのでしょうか。余りにもリスクが大きかったように思います。
まあ、公判を継続したとしても尊師の口から真実が語られる可能性は
小さいでしょうが。
数年後には裁判員制度が始まりますが、このような事態に適切に
対応できるのか若干危惧する部分もありますね。
弁護側が徹底的に引き延ばしを図った場合、裁判員の負担は非常に
大きなものになるわけで、どう対処するのでしょうか。
長期化が予想されるような場合は始めから職業裁判官だけで裁く
ことになるのでしょうか。
1463
:
紫煙狼
:2006/03/29(水) 00:20:11
人権さん、フォローいただいてありがとうございます(^^;
少々スレ違いになります。また、邪推と偏見に満ち溢れた投稿をします。
あらかじめご容赦ください。
1461でポーロックさんが麻原の件を出していますよね。
タイムリーといえばタイムリーだし、確かに死刑にまつわる話なのですが、
どうも、ここで麻原を出した意図に別の作為を感じます。
オウム真理教と死刑廃止活動団体を暗示させているのではないか?とね。
ポーロックさんにその意図があったか否かは私には判りませんが、
私自身の見解で言えば、いわゆる死刑廃止活動団体とオウム真理教は
非常に良く似た構造のような気がしてなりません。
麻原や幹部は、オウム真理教で唱えた教義を心から信じていたわけではない。
あんな教義なんてのはセールストークであって、もっと端的に幹部に言わせれば、
自動的にセールストークをする機械である麻原を商売道具として、
信者というカモから金を巻き上げるシステムのほうが目的だったと思うのです。
非常に悪徳なビジネスとして布教活動を行っていた、とね。
そして、いわゆる死刑廃止活動団体も、死刑廃止論者から寄付金という形で
お金を収集するためのシステムでしかなくて、死刑廃止はセールストーク。
一部の幹部が「善良にして少々思慮の浅い死刑廃止論者」たちをカモにする
ためのパフォーマンスに過ぎないのではないか?とね。
この前提に立って、自分が死刑廃止活動団体の幹部だったら、どのような活動を繰り広げるでしょう?
本当に死刑制度が廃止されたら飯の食い上げです。しかし、活動しているところを見せなければ、
誰も寄付なんかよこしません。そこでヒステリックなまでに感情的に、支離滅裂に死刑廃止を唱えてみせる。
そして「こんなに活動しているのに賛同者が増えません。もっと強固な団体にすることが必要です」
とばかりに、賛同者からお金を集め、より大きな収益を上げるシステム作りに精を出す。
活動はしても、もとよりヒステリックで感情的で支離滅裂だから世論は動かない。
世論が動かないことには死刑も廃止されないから、このシステムは半永久的に保障されている。
つまり、死刑廃止活動団体のトップは、死刑を廃止したいから活動しているのではなくて、
活動することで生活(利潤)が保障されるから死刑廃止を唱えているのではないか?
見た目に麗しい人権運動を利用したビジネスでしかないのではないか?と、そう思うのです。
うん、邪推だね。偏見だよ。本当に邪推で偏見で的外れであって欲しいね。
でも、そうとまで感じさせるほど、死刑廃止活動団体というのは目標実現可能性の低い方法で勝負している。
1464
:
紫煙狼
:2006/03/29(水) 00:34:50
時折、頭を過ぎるんですよ。死刑廃止活動団体ってのは、
死刑賛成論者によって運営されているんじゃないか?
死刑賛成論者が死刑廃止論者を貶めるためにあるんじゃないか?ってね。
たとえば、ここに菊田某を騙る、わけのわからん奴が出没するでしょう?
この掲示板では私は死刑廃止論者として名乗りを挙げて永いから、
いまさら逃げ隠れも出来ないけれど、ああいう輩と一緒にされるなら
論破されずとも鞍替えする方を前向きに検討する(苦笑)
死刑廃止論者を牽制するのに、あれほど効果的な方法もないよ。
死刑廃止活動団体もまた然りなんですよ。
イヤ、被害妄想であって欲しいな(爆)
1465
:
kei
:2006/03/29(水) 09:53:14
被害妄想であって欲しい・・
私も死刑廃止派だったのですが、、、
人権さんの書き込みの中にあった来栖さんのHPを読んでから
ずっと考え込んでしまっており、、、
『死刑廃止を訴える立場にない』って、これは重かった。
私には賛成も反対も訴える立場にはないのかも、、なんて。
ただずっと思っていたことは死刑ってものは
腐ったみかんを捨てる発想だよなってことで、
これは学校や社会や家族のなかにもあって
それが凶悪犯罪者を育てている気がしていて、この考え方がまずあっての
死刑制度なのか、死刑制度があるからこの考え方になるのか、、、
私は前者だと思っていたので、死刑がなくなれば、、と思っていたわけで。
わからなくなりました。以上。お目汚し失礼。
1466
:
学天則
:2006/03/30(木) 21:53:44
>>1464
激しく激しく、激しく同意!!!
まったく、死刑反対論者の言い分ややってることは
全てがまるで死刑賛成論者の釣りのようです!
1467
:
ポーロック
:2006/03/31(金) 14:33:14
>1465
社会の安寧を守るためには重大な犯罪に手を染めた人物には
死刑もありだと思います。
確実な再犯防止策でもありますし、被害者の人権を無視する者への
人権を守る必要はないと判断します。
内閣府の世論調査においても約8割が死刑制度の存在を認めている。
この調査を反対派は「誘導尋問」などと書いていますが、
いずれにせよ存置が主流です。
もっと死刑制度に自信を持ってもいいと思います。
アムネスティなどが行っている死刑廃止に関する活動には賛同できない。
これって純粋な内政問題であり、日本国民が決めるべき事です。
反対派の主張を聞いていると、その論拠の貧弱さに唖然としますよ。
人権屋とはその程度なのかもしれません。
1468
:
楽天家
:2006/04/01(土) 14:33:58
私はどうせ犯罪者を死刑にするために裁判するなら、いっそのこと
その場で射殺した方がいいのではと思いますが。
以前、自殺をはかった人がいましたが、治療したのち、死刑求刑、
その後執行ですからね。それなら最初から死なせてやればよかっ
たのにと考えますね。
1469
:
人権
:2006/04/01(土) 15:44:45
>アムネスティなどが行っている死刑廃止に関する活動には賛同できない
彼らは「政府による世論調査は誘導や作為があってあまり信用できない」と
批判していますよね。だったら独自に自分たちが公正だと考えるやり方で
世論調査(或いはアンケート)をしてみればいいのでは、と思うのですが。
Amnestyのweb siteに「死刑制度の廃止を求める著名人メッセージ」なる
コーナーがありますが、何と言うか仲間内にしか通用しない独特の論理
ですね。某フランス人などはエリート意識満載(笑)
他にも「人を殺せば死刑になるのであれば、戦争に協力して来た私たち
日本人はみんな死刑になって一人も残らないはず」と言うある死刑囚
の養母の方も。
私は執行時期決定の恣意性等、死刑制度に問題があることは事実だと
思いますが、上記のような主張を聞いていると紫煙狼さんの仰るように
本当に心から廃止を願っているのだろうかと思うことすらあります。
1470
:
Jackal
:2006/04/02(日) 08:24:44
>>1464
今、過去ログを拝見して参りましたが、私には菊田氏の主張の奥底にある考え方は良く理解できました
し、ある面、共感できるものでした。自分自身が気付いていなかった部分を気付かせてくれるものであ
ったように思いました。
1471
:
良識派
:2006/04/02(日) 21:45:16
>私はどうせ犯罪者を死刑にするために裁判するなら、いっそのことその場で射殺した方がいいのではと思いますが。
同意。
犯罪の中身によるであろうが、どんな角度から示唆しても死刑になると判断される場合は射殺の方が良いですね。
1472
:
ナショナル・キッド
:2006/04/02(日) 22:27:55
>私はどうせ犯罪者を死刑にするために裁判するなら、いっそのことその場で射殺した方がいいのではと思いますが。
宅間のように死刑を望んで犯行に及ぶ者にとっては逆に凶悪な犯行を促がすようなものだと思いますが、どうなんでしょう?
また、いずれ死刑執行される者であっても矯正教育によって「間違いであった」ということを教えるのが筋だという気がします。
1473
:
紫煙狼
:2006/04/03(月) 00:43:25
>>1468
>私はどうせ犯罪者を死刑にするために裁判するなら、いっそのこと
>その場で射殺した方がいいのではと思いますが。
裁判の中で、なぜ犯罪者が凶行に及んだのかを明らかにすることは、
再発防止のヒントになりえると考えます。
したがって、可能な限り生け捕りにして、背景を究明すると言う
現在の方法が、やはり望ましいのではないでしょうか?
>>1472
>宅間のように死刑を望んで犯行に及ぶ者にとっては逆に凶悪な
>犯行を促がすようなものだと思いますが、どうなんでしょう?
ちょっとした微罪でも死刑になるのであれば、凶悪な犯行を
行わずとも死刑を望む者は、望みが叶えられますね。
こうなると、死刑という制度があるにもかかわらず、その適応を
躊躇すると言う司法のあり方に問題があるのでしょうか?
>いずれ死刑執行される者であっても矯正教育によって
>「間違いであった」ということを教えるのが筋
できることなら、死刑執行されるような罪を犯す前に
「間違ったことをしてはいけない」と言う矯正教育を施したいですね。
ただ、宅間元死刑囚のように、間違っていることを知っていて、
敢えてその方法を選ぶ者にはこれもまた無意味でしょう。
犯罪者に生き延びる道があるのであれば、自らの凶行を間違いだったと教育し、
社会に出てから二度と同じような犯行を繰り返さないように矯正する意味が
あるでしょうが、どのみち死刑を執行して二度と社会に出さないツモリなら、
その死刑囚に矯正教育を施すより、同様の犯罪を犯すことがないように
他の者を教育するほうが再発防止に役立つと思います。
1474
:
紫煙狼
:2006/04/03(月) 00:57:31
これは過去から現在に至るまで何度となく繰り返された争点で、
かつ、明確明瞭な答えを出せるわけもない部分ですが…。
死刑になることを望んで犯罪を犯す奴を抑制するために死刑を廃止すれば、
死刑にならないことを良いことに凶行を行う犯罪者がでるだろう。
それを防ぐために微罪でも死刑にするのであれば、死刑になることを望んでの
犯行が増えるだろう。また、どうせ死刑になるならデッカイ花火を打ち上げよう
と考える奴も増えるだろう。
これね、どっちも正解だと思う。でも、どっちのほうがより犯罪が増えるか
なんてわからないし、それを試すために法制度を変えるなんて危険で仕方がない。
従って、死刑存廃問題と犯罪抑止効果は切り離して考えなければ
永久に平行線を辿ったまま、共通の結論に至ることは出来ない。
1475
:
ポーロック
:2006/04/03(月) 09:18:18
テロ事件等で何人も殺して、さらに犠牲者が増える事態が予測される場合、
警察はSATを使って犯人を殺すことも考えるだろう。
しかし、いかなる理由があろうとも法で定める手続きを無視することは
許されない。
1476
:
ナショナル・キッド
:2006/04/03(月) 10:22:54
>ちょっとした微罪でも死刑になるのであれば、凶悪な犯行を
行わずとも死刑を望む者は、望みが叶えられますね。
「ちょっとした微罪」で死刑にはならないですよね。それなのに
「ちょっとした微罪でも死刑になるのであれば」という仮定は
どうかなと思います。
>できることなら、死刑執行されるような罪を犯す前に「間違ったことをしてはいけない」と言う矯正教育を施したいですね。
犯行を犯す前ですからそれを「矯正教育」とは言わないとは思いますが、そういう教育は小さい頃からずっとしていることなのでは?
私がここで言っているのは「死刑確定した者」について言っているのであり、そういう者にも矯正教育は必要なので裁判の最中とか終わってすぐに執行するのはどうかと言っているのです。
1477
:
紫煙狼
:2006/04/04(火) 01:14:03
>>1476
「厳罰化が凶悪な犯行を促す結果になる」という意見に対し「より厳罰化することで回避できる」
という反論は何度となく繰り返されてきました。ここの過去ログでも諸賢がより一層の厳罰化を
提唱しています。中には微罪でも死刑を適用することで犯罪は確実に抑止できると言う旨の
書き込みも少数ながらあります。
従って、同じことの繰り返しなのか、ナショナル・キッドさんが新しい切り口を提示して
くださるのかについて、非常に興味があったので、過去の諸賢の意見を代引しました。
ところで「そういう者にも矯正教育は必要」の部分についてもう少し詳しくお聞かせください。
なぜ、死刑囚にも矯正教育は必要なのでしょう。そして、死刑囚に矯正教育を施すことで
何が得られるのでしょう。ナショナル・キッドさんは「それが筋」と仰っていますが、
もう少し噛み砕いてご説明いただけると非常にありがたいです。と、いうのも、
「それが筋」というだけでは「神の思し召し」と大差がないわけで、論理的考察の結果、
それをしないことが大きな弊害を生むという点をご説明願わなければ共通の見解に
達し得ないと思うのです。
御忙しいところまことに恐縮ですが、ぜひともよろしくお願い申し上げます(^^)
1478
:
Ken
:2006/04/04(火) 02:12:05
>>1468
迷宮入りになっていた婦女暴行殺人事件の犯人が逮捕された矢先に牢屋で
自殺するということが最近身近であった。娘が殺された理由を知りたかった遺族、
熱心に捜査を続けてきてやっと犯人に辿り着いた捜査官、息子の無実を信じている
犯人の母、関係者全員ががっかりした。余罪もあったようだし。自殺を防ぐのは
逃亡についで拘置所で一番大事な仕事でしょう。
>>1471
「どんな角度から示唆しても死刑になると判断」するのが裁判の役割だと思うよ。
1479
:
Ken
:2006/04/04(火) 03:21:02
boroさんも同じこと書いてたけど、みんな「戦争は国家による殺人だあ」とか
言って反対するのに「極悪人はぶっ殺せえ」って死刑には賛成するんだよね。
昔アフガン空爆に抗議するのにNYタイムズに全面広告を出すってのをどこかの
主婦が思いついて、あっという間に千万円単位で寄付が集まって、わしは驚いて
それは被災者支援にまわすのが筋だろって、ポーロックさんと同じように抗議の
メールを出したことがある。返事は来なかったけど。死刑廃止団体と同じで戦争
反対団体が言ってることは非現実的でわしの常識では全くついていけないところもある。
(さっき見てきたらこの人たちは9/11自体がアメリカの陰謀で国防総省に突っ込んだ
飛行機はないという奇想天外な説を本気で信じているらしい。)でも、死刑じゃなくて
戦争反対だったらこういうお花畑でらぶあんどぴーすにも賛成がいっぱい集まるのは
不公平な気がする。
1480
:
ナショナル・キッド
:2006/04/04(火) 18:05:10
>中には微罪でも死刑を適用することで犯罪は確実に抑止できると言う旨の
書き込みも少数ながらあります。
たとえば、万引き(窃盗)などの微罪でも死刑というように
法定刑で定めるとそれ以上の重罪は全て死刑ということに
なると思いますが、スーパーで万引きしてその場でそこの
警備員に捕まったとします。万引きをした本人はこのままでは
死刑になると思い、その警備員から逃げようとして
持っていたナイフで切りつけて殺害し逃走、ということも
ないわけではなく、やはり犯した罪とそれに見合うだけの罰
は考えなければいけないと思います。確かに厳罰化すれば
全体として犯罪は減るかもしれませんが、、、。
>「それが筋」
死刑囚に対する矯正教育は必ずしも必要とは思いませんが
死刑囚に対しやったことは間違いであったと認めさせる
ことは最低必要だと思います。何をもって矯正とか更生と
いうのかはそれぞれ意見があるとは思いますが
少なくともひと言でもいいから遺族に対し謝罪の言葉が
あってもいいかなと思います。それから矯正教育を
することによってそれが犯罪の抑止力に少しでも
なるならそれはそれでいいかなと思います。
うまく言えませんが、開き直られた状態で
死刑執行というのは後味が悪いですから、、、。
1481
:
Ken
:2006/04/05(水) 21:56:44
現行では外部との接触が極端に制限されていて死刑囚が遺族に謝罪の手紙を出すのも
難しいんじゃないの?何度も言ってきたが、そうやって死刑囚と遺族が交流できる
ようになれば、遺族の中には必ず、死刑囚は改悛した、殺すのは忍びないって
考える人が出てきて話がややこしくなるよ。死刑に賛成するんだったら今のままの
ほうがいいんじゃない。
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